したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5780名無しさん:2020/11/21(土) 21:58:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d5ddebdcd0e0e1b02fb6e8e5b4bb2989dabb95b
「自分が終わったと思わない限り終わらない」自民・石破氏
11/20(金) 21:13配信

 自民党石破派(水月会、19人)の石破茂元幹事長が派の会長辞任を表明してから約1カ月が過ぎた。後任や派の方向性は依然決まっていない。当初、一部の派の幹部らは竹下派(平成研究会、54人)への集団移籍を検討したが、若手は石破氏を慕い、派の存続を求める。派全体の足並みはそろっていない。(奥原慎平)

 「私は一回ケジメをつけることが必要だと思っている。同志に心配と迷惑をかけて申し訳ない」

 石破氏は20日夜、都内のホテルで開いた政治資金パーティーで、派に混乱を招いたことをこう謝った。

 石破氏は10月22日、9月の総裁選に敗れた責任をとり派の会長を辞任する意向を示した。その際、鴨下一郎元環境相を後継指名し派の存続を訴えたが、鴨下氏は固辞している。

 会長を退任したのは、ベテランらから相次ぐ求めがあったという背景もある。総裁選の敗北から派を再建するには「ショック療法」が必要という考えだ。

 10月中旬、鴨下氏は山本有二元農林水産相ら派の幹部や中堅が立ち会う中で、石破氏に「皆が言っている。会長を退いてもいいじゃないか」と辞任を求めたという。この時は、石破氏はぶぜんとした表情を浮かべたまま、結論が出なかった。

 会合後、あるベテランは石破氏に「総裁選で無理な戦いを仲間に強いた責任は取らないといけない。会長退任も一つの手だ」と諭した。石破氏は2晩寝ずに悩み抜いた末に辞任を決断したという。

 派内には、鴨下氏ら竹下派に在籍していた議員が多い。一部は竹下派への集団移籍を模索したが、若手らが石破派の存続を強く求め、今は膠着(こうちゃく)状態に陥っている。ある若手は「先輩方が石破氏をほうり出したが今も石破氏に命を預けている」と不満を隠さない。

 石破派は例会の開催を見送っているが、若手らは「石破降ろし」に距離を置く平将明元内閣府副大臣らと週に1度の「昼食会」を始めた。18日夜には東京・赤坂のそば店で、石破氏を囲んで結束を深めた。

 石破氏は20日夜のパーティーで、自らを鼓舞するように、こうも語った。

 「石破茂は終わったという報道もあるが、大きなお世話だ。自分が終わったと思わない限り終わらない」

5781名無しさん:2020/11/21(土) 22:22:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/83e63036f6e1b06967544bcd74cc70824ae098a8
「露骨な岸田つぶし」公明広島の乱、菅首相ら静観 衆院3区
11/21(土) 10:27配信

 公明党が次期衆院選の広島3区に斉藤鉄夫副代表の擁立を決め、自民党内に波紋を呼んでいる。同区の現職は、河井案里参院議員の選挙違反事件で自民を離党した夫の克行元法相。自民県連は「後任」となる候補の公募を始めたが、公明は「事件で地元支持者に自民への不信感がある」と反発し、斉藤氏擁立を強行する構えだからだ。これに乗じて、広島県内で影響力が強く、来秋の自民総裁選を目指す岸田文雄前政調会長の求心力を弱めようとする自民内の動きも加わり、両党の調整は難航が予想される。

 「斉藤衆院議員を候補として公認します」。19日昼。公明の山口那津男代表は擁立を正式決定した党会合を終えるとすぐに官邸に向かい、菅義偉首相(自民総裁)に報告。首相は黙ってうなずいた。

 公明は2017年の衆院選広島3区で克行氏、19年の参院選広島選挙区で案里氏を推薦した。公明関係者によると、斉藤氏を擁立したのは夫妻の逮捕後、特に支持母体である創価学会の地元支援者から「裏切られた。今後、自民候補は応援しない」などの厳しい声が寄せられたからだ。

 斉藤氏は比例中国選出の当選9回で、環境相や党幹事長を歴任した重鎮。公明は比例中国で現状の2議席維持に危機感があり、与党の空白区となった広島3区を「逃せないチャンス」(党関係者)とみて擁立に打って出た。事前に岸田氏らに打診したが「ぞんざいな返答」(同)をされたこともあり、「広島3区で協力しなければ全国の岸田派議員を支援しない」と態度を硬化させている。

 臆測を呼んでいるのが、首相や二階俊博自民幹事長の動きだ。両氏は岸田氏と距離がある一方、斉藤氏と気脈を通じ、首相は創価学会とも太いパイプがある。岸田氏は19日、二階氏の元に駆け込んだが、二階氏は「(県連独自候補の)公募を進めてくれ」と突き放した。官邸筋は「岸田氏が自分で何とかしろという意味だ」と二階氏の言葉を解説する。

 与党関係者によると、公明の擁立方針は今月上旬には、首相や二階氏に伝わっていたという。「黙認」を決め込む両氏に「総裁選を見据えた露骨な『岸田つぶし』」との見方が与党内で広がる。

 苦しい立場に追い込まれたのが、自民県連の公募を主導している岸田氏だ。19日には記者団の前で「党が選挙にどう臨むのかが問われている」と首相や二階氏を強くけん制。岸田派幹部は「やり方があまりに理不尽だ」と猛反発する。ただ、岸田派には公明の支援なしには当選が厳しい議員も多く、動揺も広がる。

 派内からは岸田氏に対し「これくらい調整できなければ、総理になんかなれない」(中堅)と冷ややかな声も出始めている。 (森井徹、河合仁志)

西日本新聞社

5782名無しさん:2020/11/21(土) 22:23:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/655723e3ad624ec3ffeb1416bc02fdd35f647b6d
「加藤の乱」から20年 自民名門派閥、続く苦境
11/20(金) 18:34配信

 自民党の故加藤紘一元幹事長が2000年に当時の森喜朗首相に退陣を迫った「加藤の乱」から20日で20年となった。名門派閥「宏池会」(現岸田派)を率い、首相候補と目された加藤氏だったが、倒閣運動の失敗を境に影響力が低下。宏池会はその後も首相を輩出していない。加藤の乱の際は共に宏池会の一員だった菅義偉氏が首相に就く一方、派閥を引き継いだ岸田文雄前政調会長は苦境が続いている。

 加藤の乱は、加藤氏と、盟友の山崎拓元政調会長が仕掛けた「森降ろし」政局。両氏らは野党提出の森内閣不信任決議案に同調して政権転覆を狙ったが、当時の野中広務幹事長ら執行部に切り崩された。

5783名無しさん:2020/11/21(土) 22:25:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/12d11147dbd3bf360a56b48166686963e2130a1d
「こんな話はやらない」沖縄と政府の元パイプ役、菅首相と懇談
11/21(土) 10:56配信

 【東京】菅義偉首相は20日、都内で安慶田光男元沖縄県副知事や平良朝敬県ホテル協会会長らと昼食懇談を開いた。安慶田氏らによると、懇談は、菅氏の首相就任を祝う場を持とうと安慶田氏が代表理事を務める「沖縄経済懇談会」として首相に打診し、実現したという。

 面談後、取材に応じた安慶田氏は首相とはコロナ禍での沖縄経済について意見を交わしたとし、「経済は大変だ。GoToキャンペーンも続けてほしいし、空港の水際対策を政府も直接やってほしい、とかそういう話をした」と説明した。

 下地幹郎衆院議員(無所属)の自民党の復党問題を注目される衆院沖縄1区については「こんな話はやらない」としつつも、「大変だよ、仲間割れしちゃいかんよ」と述べた。

 安慶田氏は翁長雄志前県政時、名護市辺野古の新基地建設を巡り、当時官房長官だった菅氏や杉田和博副長官ら安倍政権と「本音で語れる」(政府関係者)パイプ役を務めた。

5784名無しさん:2020/11/22(日) 10:36:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/78f543d98e3d4cd6028bdd60423e66046ecf5642
公明、菅首相後押しを期待 山口代表現地入り、対応後手の岸田氏窮地 広島3区
11/22(日) 7:07配信

 次期衆院選の広島3区をめぐり、公明党が斉藤鉄夫副代表に候補者一本化を図ろうと、自民党への働き掛けを強めている。

 かねて関係の近い菅義偉首相や二階俊博幹事長の後押しを期待した動きだ。一方、広島を地盤とする自民党岸田派会長の岸田文雄前政調会長は、公募手続きを進める地元県連とともに独自候補の擁立を主張。ただ、対応が後手に回り、窮地に追い込まれつつある。

 「うちは斉藤を出します」。公明党の山口那津男代表は16日、首相に電話し、斉藤氏の擁立方針を伝えた。19日の党中央幹事会で公認を決定すると、直後に山口氏が首相と会って報告。首相はうなずきながら聞いていたという。山口氏は22日、3区内にある広島市安佐南区を訪問し、斉藤氏とともに党所属の地方議員や支持者らと懇談する。

 公明党が斉藤氏の擁立に動いたのは、広島3区を地盤とする元法相の河井克行被告と妻の案里被告(ともに自民党離党)による公職選挙法違反事件がきっかけだ。支持母体の創価学会から「もう自民党は支援できない」と突き上げられ、自公関係の亀裂を覚悟で決断した。

 広島は、岸田派にとって岸田氏ら所属議員6人を抱える「牙城」。公明党はこの状況を逆手に取り、岸田氏と疎遠な首相らを味方に付け、「公明VS岸田派」の構図に持ち込む戦略を描く。

 既に、党幹部が岸田氏に「斉藤氏を支援しないなら、全国の岸田派議員を支援しない」と通告。さらに、派閥議員と個別に接触し、「調整の行方次第では対抗馬を立てる」と揺さぶっている。

 これに対し、岸田派は「派閥つぶしだ」(幹部)と猛反発。岸田氏は19日夕、二階氏と党本部で会談し、「斉藤氏の擁立を認めれば、悪い先例ができる」と徹底抗戦を訴えた。

 もっとも、岸田氏の対応には、党内に「遅過ぎる」との不満もくすぶる。二階氏への直談判は、山口氏が首相に公認決定を伝えた数時間後。そもそも、10月初めに公明党から擁立の打診を受けたにもかかわらず、「難しい」と回答したのは11月初めで、同党幹部は「1カ月も音沙汰がなかった」と不信感をあらわにした。

 衆院議員の任期満了まで残り1年弱。公明党の選挙協力を当てにする同派の中堅・若手からは「もう譲るしかない」との弱音も漏れる。一方、地元県連は「公明は絶対に許さない」と態度を硬化させており、岸田氏は板挟みの状態だ。

 岸田氏は来年の党総裁選への出馬を目指している。閣僚経験者の一人は「広島3区の問題をうまく収拾しなければ岸田氏は終わる」と指摘した。

5785名無しさん:2020/11/22(日) 11:30:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea30ff2bdc789b2309d1019b950e07a0455102ad
「スーツを着て寝ている」菅さんの危機管理能力 迅速に対応は〝政権の猛威〟だけ? 「GoTo」での真価
11/22(日) 7:00配信

新型コロナウイルスの感染拡大が進むなか、菅義偉首相の肝いりで進められてきた「GoToトラベル」が問題になっています。「スーツを着て寝ているのではないか、とささやかれるほど、危機対応はいつも迅速だった」。そのように自民党幹部が持ち上げてきた「危機管理の菅」の実相とは――。朝日新聞政治部の南彰記者が国会周辺で感じたことをつづります。

消えるライバル
新型コロナの感染者数が過去最多を更新し続けた今週。永田町で持ちきりになっていた話題は「岸田潰し」でした。

「岸田」とは、9月の自民党総裁選で、菅さんに敗れた岸田文雄さんのことです。安倍政権では外相や自民党政調会長を歴任。池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一と4人の首相を輩出した自民党の名門派閥「宏知会」(岸田派)を率いており、来年9月の自民党総裁選での再挑戦にも意欲を示していました。

しかし、岸田さんのお膝元である広島の選挙区(衆院広島3区)で、岸田さんが同志となる候補者の擁立を目指すなか、公明党が11月19日、副代表の斉藤鉄夫さんを擁立すると宣言。公明党に近い菅さんにも伝えました。

岸田さんたちが自民の候補者を広島3区で擁立すれば、全国の岸田派の議員を次の選挙で応援しないというプレッシャーが公明党側からかけられており、岸田派内が混乱状態に陥っています。

「岸田潰し」と言われる前には、安倍政権に批判的だった石破茂・元自民党幹事長に対する「石破潰し」という言葉が自民党内で飛び交いました。

国民的な支持はありましたが、総裁選では国会議員票が26票(自民党国会議員の7%)と低迷。石破さんはその責任を取る形で自らが立ち上げた派閥の会長を辞任するなど、来秋の総裁選で菅さんに対抗する道筋を描けずにいます。

一方、菅さんは今週、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と会談し、来年の東京五輪・パラリンピック実施をアピール。9月の総裁選で争ったライバルが崩れるなか、菅さんには来年9月の自民党総裁選での再選に向けて、追い風が吹いているように見えます。

5786名無しさん:2020/11/22(日) 11:31:30
>>5785

記者会見で異例の批判
安倍政権は、自らの権力基盤を脅かす野党を分断することで政権の危機をコントロールし、国政選挙で連勝を重ね、集団的自衛権の行使に道を開く安全保障関連法なども異論を押し切って成立させてきました。菅さんは政権の中枢において、野党を一枚岩にさせないカギを握る日本維新の会との連携を担ってきました。

2017年衆院選で、東京都知事の小池百合子さんが「希望の党」を結党して民進党と連携し、安倍政権が窮地に立たされたときには、「一夜にして政策の協議も全くないまま、いつの間にか政党が一つになってしまった。選挙目当ての数合わせが進んでいるのではないか」「信念のない政治は停滞と混迷をもたらす」など、政府のスポークスマンの記者会見としては異例の批判を繰り返しました。

そして、小池さん側の自壊もあって、安倍政権は森友・加計学園問題という疑惑を抱えながらも、選挙に勝利し、政権の骨格を変えることなく、長期政権を維持することができたのです。

これは、政権を脅かす危機の芽を摘む、一種の「危機管理」と言えるかもしれません。

「いつも迅速」という評価
ただ、本来求められている「危機管理」は国民・市民の命や生活にかかわるものです。このことを考えさせられる場面が、いま開かれている臨時国会でありました。11月5日の参院予算委員会でのやりとりです。

「総理は『官房長官として7年8カ月、何よりも危機管理に重きを置いてやってきた』とおっしゃっていますが、その中で何が記憶に残っていらっしゃいますか」

立憲民主党副代表の森ゆう子さんから質問された菅さんは次のように答えました。

「まず、最初にあったのが、アルジェリアの人質事件でありました。それから、北朝鮮のミサイル、あるいは熊本地震、昨年の台風19号、台風による大雨だとか、いろんな危機管理に対応してきたわけでありますけれども、私自身、内閣官房長官というのは危機管理の責任者でありまして、夜も時間を問わずに、地震とか発生もあるわけでありますので、まあ緊張しながら、この7年8カ月はすぐ行くことができたというふうに思っています」

安倍政権の官房副長官を務めた世耕弘成さんも「菅長官はスーツを着て寝ているのではないか、と官邸の中でささやかれるほど、危機対応はいつも迅速だった」と10月29日の参院本会議で評価しています。「(官邸に)すぐ行くことができた」というのは自他共に認めるところなのでしょう。

5787名無しさん:2020/11/22(日) 11:31:56
>>5786

人質事件対応より選挙応援
そこで、森さんは2016年7月にバングラデシュの首都・ダッカで起きた人質立てこもり事件の対応を尋ねました。

この事件は、日本時間の未明に発生。官房長官だった菅さんは朝に緊急記者会見を開いて、「日本人が含まれている可能性もある」と明らかにしましたが、当時の安倍晋三首相らに対応を任せて、新潟の選挙応援に出発。国家安全保障会議(NSC)も欠席したからです。

この事件では、日本人7人が殺害されています。「危機管理の要がまさか選挙に来ないと思っていたが、(新潟に)おいでになった。あのときの判断は正しかったと思われますか」

菅さんは「しっかり体制を整え、最高責任者である総理大臣が(選挙の)遊説を中止して陣頭指揮を執るということになりましたので、私は応援に出かけた」と説明。森さんから「だから適切だったかどうか、最後まで答えてください」と問われましたが、「そこは適切であったというふうに思います」と述べるだけで、非を認めることはありませんでした。

菅さんが触れなかったこと
菅さんが答弁であげた「危機管理」の例からは、安倍政権時代に問われた重要な項目が抜け落ちています。

2014年に過激派組織「イスラム国」(IslamicState=IS)による邦人人質事件が起きたときは、当初家族に解放交渉が委ねられました。そして、首相が「ISIL(ISの別称)と闘う周辺各国に、総額で2億ドル(約236億円)程度、支援を約束する」と演説。その後、フリージャーナリストの後藤健二さん、湯川遥菜さんが殺害されました。

2018年には、気象庁が記録的な大雨になることを警告しているなか、東京・赤坂の衆院議員宿舎で首相や自民党国会議員が懇親会「赤坂自民亭」を開き、対応が遅れるなか、多くの被害を出しました。

そして、今年に入ってからの新型コロナ対策をめぐっても、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染拡大で国際的に批判を浴び、安倍さん周辺との溝が開き、危機において官邸の意思疎通が乱れるという状況になりました。

その後のコロナ危機をめぐる政権対応への評価は、「アベノマスク」を主導した安倍さんが一身に背負うことになりましたが、「危機管理の菅」の実相はさまざまです。

とりわけ、コロナ対策は世界の指導者にとって鬼門です。アメリカのトランプ大統領も、コロナ対策の失敗で追い詰められました。

20日の参院本会議でも、野党からGoToキャンペーンを見直し、まずは感染拡大防止と生活補償をしっかり行うよう求める意見が相次ぎましたが、菅さんは「約900万人の方が観光関連に幅広く従事している」と意義を強調し、「適切に運用する」と繰り返すばかりでした。

政府の分科会の「見直し」提言に押されるように、3連休が始まった21日になって、菅さんは「感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止するなどの措置を導入します」と表明しました。

しかし、「タイミングは遅くなかったですか」「Gotoの一時停止はいつから、どこで始まるんですか」という記者団からの問いかけには応じませんでした。

持論に固執しないで、危機に対応できるのか。そして、その方針をわかりやすく国民に説明し、安心感を与えることができるのか。11月25日には衆参両院の予算委員会で集中審議が行われます。「危機管理の菅」と言われてきた菅さんの真価が問われています。

     ◇

《来週の永田町》
11月24日(火) 中国の王毅外相が来日
11月25日(水) 衆参両院の予算委員会で菅首相が出席した集中審議。新型コロナ対策や日本学術会議の任命拒否問題、「トランプ後」の日本外交などを議論する予定
11月26日(木) 衆院憲法審査会で自由討議

     ◇

南彰(みなみ・あきら)1979年生まれ。2002年、朝日新聞社に入社。仙台、千葉総局などを経て、08年から東京政治部・大阪社会部で政治取材を担当している。18年9月から20年9月まで全国の新聞・通信社の労働組合でつくる新聞労連に出向し、委員長を務めた。現在、政治部に復帰し、国会担当キャップを務める。著書に『報道事変 なぜこの国では自由に質問できなくなったのか』『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)、共著に『安倍政治100のファクトチェック』『ルポ橋下徹』『権力の「背信」「森友・加計学園問題」スクープの現場』など。

5788名無しさん:2020/11/22(日) 18:29:50
https://mainichi.jp/articles/20201121/k00/00m/010/115000c
「私のこと嫌ってるの?」 現役最強・安倍世代の同期会が緊迫する瞬間とは
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月22日 10時00分(最終更新 11月22日 10時00分)

 菅義偉首相らを輩出した1996年衆院選初当選同期の絆に焦点があたり、国会議員の「同期」が注目されている。ただし、「現役最強世代」は安倍晋三前首相、岸田文雄前政調会長、野田聖子幹事長代行らがいる93年衆院選初当選組だろう。彼らの同期会は、やり取りが時に緊迫することで知られる。どんな会話が交わされているのだろうか?【政治部・飼手勇介】

「マフィア映画を見なさいよ」
 「アメリカのマフィア映画を見なさいよ。もっと親分の所作を学ぶべきじゃない?」

 11月11日、東京・六本木の高級すし店。野田氏は、9月の総裁選で菅氏に敗れた岸田氏に語りかけ、岸田氏は苦笑いを浮かべた。野田氏は岸田氏に対して「総裁選は良かった。一皮むけた」と予想を上回る議員票を積み上げた戦いぶりをほめる一方で、厳しい言葉もかけたという。出席者の一人は「野田はいつも岸田をいじるんだ」と笑う。

 安倍氏と初当選同期の議員による同期会での一幕だ。新党ブームで自民党に大逆風が吹いた93年初当選組。同期会はこれまでも年1〜2回程度のペースで開かれてきた。今回は退陣した安倍氏の慰労会との位置づけで、安倍氏を中心にコの字形のカウンターを囲み、会食は約3時間に及んだ。

 安倍、岸田、野田の3氏に加え、林幹雄幹事長代理、小此木八郎国家公安委員長、浜田靖一元防衛相、根本匠元厚生労働相、塩崎恭久元厚労相、荒井広幸元参院議員の計9人が参加し、思い出話に花を咲かせたという。野田氏は終了後、記者団に「岸田さんもいたし、私も候補の端くれとして、それぞれの良い点・悪い点を指摘しあった」と語った。

「私のこと嫌ってるの?」
 今回は和やかな雰囲気だったが、同期といえども「なれ合いではなくて切磋琢磨(せっさたくま)する」(野田氏)間柄とあって、過去の会合では「総裁ポスト」を巡ってさや当てが繰り広げられたこともあった。

 「私のこと嫌ってるの? 総裁選出ようとしたから怒ってるの?」

 「そんなことないよ」

 2016年2月の同期会では、…

5789名無しさん:2020/11/22(日) 19:03:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44827cd212112e3d5115cf8a5328d96053175c2
通常国会「年初の召集困難」 自民国対委員長 中旬にずれ込み示唆
11/22(日) 17:28配信

 自民党の森山裕国対委員長は22日、来年の通常国会について、年明け早々の召集は困難との見方を示した。そのうえで「下旬になると(2021年度当初予算案の)自然成立に向けて日程が厳しくなる」とも述べ、1月中旬ごろの召集になる可能性を示唆した。

 森山氏は地元の鹿児島市で、記者団に国会召集時期を聞かれ「(1月)4日とか、冒頭はちょっと無理かもしれない」と語った。1月上旬に召集した場合、菅義偉首相がまず今年度第3次補正予算案を成立させた後、速やかに衆院解散・総選挙に踏み切るのではとの見方が党内にあるが、森山氏は「(首相は)支持率が高いからとの理由で解散を決めるような性格ではない」と述べ、否定的な見方を示した。【足立旬子、東久保逸夫】

5790名無しさん:2020/11/22(日) 19:20:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cea51956e09b221aeb118eb7c8b3da62ee9bb61
【点描・永田町】大阪都構想否決で首相も落胆
11/22(日) 19:04配信

 いわゆる大阪都構想が11月1日の住民投票で否決されたことが、菅義偉首相の政権運営にも痛手となりつつある。都構想実現に政治生命を懸けてきた松井一郎市長が、市長任期満了での政界引退を表明したからだ。都構想実現を党是とする地域政党・大阪維新の会代表の松井氏は、国政政党・日本維新の会の代表でもあり、次期衆院選での勢力拡大を狙う維新の失速にもつながる。自民党が反対する中、首相は都構想実現に向けて親密な関係の松井氏の背中を押してきたとされるだけに、“菅別動隊”とも呼ばれる維新の挫折には落胆を隠せない。

 維新創業者の橋下徹元大阪市長と松井氏は、安倍晋三前首相や菅首相との親密な関係を軸に維新の国政政党として存在感を誇示し、菅政権発足後も首相との連携強化に腐心してきた。これに対し、首相も憲法改正を目指す立場から、改憲派の維新を“補完勢力”とすることで政権基盤の安定化を狙っていたとみられる。さらに、来年9月の自民党総裁再選で4年の本格政権を狙う首相は、次期衆院選後の「自公維連立」も視野に入れていたとされるだけに、松井氏の引退表明で「政局運営の重要なカードを失った」(自民長老)格好だ。併せて、今回、大阪都構想への賛成に転じて「敗者」となった公明党も、大阪での自民党との関係が悪化しており、公明党との太いパイプを持つ首相の衆院選戦略にも影響必至だ。

 松井氏にとって、大阪市を廃止して四つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票は、橋下氏と共に主導した2015年に続く2度目の挑戦。しかし、前回と同様に土壇場での「大阪市をなくしていいのか」という市民感情の盛り上がりで僅差での否決となり、政令市としての大阪市存続が決まった。今回松井氏と共に都構想実現にまい進してきた“維新の新星”と呼ばれる吉村洋文大阪府知事(維新代表代行)も再挑戦を否定せざるを得なかった。

“菅1強”弱まり、二階氏の影響力拡大も
 そもそも、橋下氏が提唱し、同氏が松井氏と共に立ち上げた維新の看板政策が大阪都構想。過去の大阪市では、行政をめぐる府知事と市長の対立が際立っていたことから、橋下、松井両氏は「大阪の不幸せ(府市合わせ)解消」との言い回しで、大阪府と大阪市の二重行政の弊害をなくすことが大阪全体の発展につながると主張して都構想実現を訴えてきた。住民投票否決を受けて記者会見した松井氏は「政治家としてのけじめをつけなければならない」と、市長任期満了時の政界引退を表明。吉村氏も「僕が都構想に挑戦することはない」と悔し涙をにじませた。維新は、党運営の指揮官と看板政策を同時に失うことになり、国政政党としての存在感低下は避けられそうもない。

 その一方で「首相が視野に入れる、自公維連立実現のキーパーソンは松井氏」(自民幹部)とみられていただけに、「首相にとっても大きな痛手」(同)だ。しかも、自民党を仕切る二階俊博幹事長は都構想に反対してきたため、今回の事態を踏まえ、「政権内での二階氏の影響力が一段と増す」(自民長老)との見方も広がる。首相は「国政への影響はない」と平静を装うが、自民党内では「学術会議問題で支持率が低下している中、新たな痛手になるのは間違いない」(若手)との指摘が相次ぐ。臨時国会での与野党対決の主舞台となった衆参予算委論戦では、野党側が日本学術会議会員の任命拒否問題で首相の強権的姿勢を厳しく追及し、首相は防戦一方の状態となった。それだけに与党内では「今回の維新の挫折が、政権発足時からの“菅1強”の弱体化につながる可能性は少なくない」(公明幹部)との見方が広がっている。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」11月16日号より】

5791名無しさん:2020/11/23(月) 12:36:57
>>5743

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a51694ddc5f38ad43c28f6f0e213c0452c65abd
国場衆院議員の和解に「暴力団介入」と文春報道 代理人は否定
11/19(木) 13:44配信

 週刊文春は18日、外務政務官を務める国場幸之助衆院議員を被告にした損害賠償請求訴訟を前に、国場氏の親戚男性が、指定暴力団幹部を同席の上、原告男性に示談を求めたなどとオンライン版で報じた。報道を受け、国場氏は代理人弁護士を介し「(記事内容を)断固否定する。名誉毀損(きそん)などで訴訟を検討する」などと事実関係を否定している。

 関係者によると、国場氏は2018年4月に観光客の男性と那覇市内でトラブルになり傷害事件を起こした。その際、一緒にいた飲食店経営の女性を巡り、原告男性から提訴され、既に和解が成立している。記事によると、和解前に、国場氏の親戚男性が暴力団幹部を伴い原告男性と面会、示談を求めたという。

 国場氏側の代理人弁護士は記事内容を全面的に否定した上で、「記事の件で親戚男性から聞き取りしたが、暴力団の関与や仲介は否定した。国場氏の政治活動や個人的な相談などにはこの親戚男性が関与することはほとんどない。記事はでっち上げだ」と主張した。国場氏側は19日にも週刊文春に対し抗議文を送付し、名誉毀損で損害賠償や謝罪広告の掲載などを求めることを検討するとしている。

琉球新報社

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce3aeb79f3edbf75114bfac61b756a17426ae96
「不倫の示談、暴力団が仲介」と文春報道 国場議員は否定
11/19(木) 6:26配信

 自民党の国場幸之助衆院議員の不貞行為があったとして、那覇市内の男性が2019年に損害賠償を求めた訴訟に関連し、国場氏の義父の西田健次郎元県議が訴訟の前年、暴力団関係者に示談に向けた仲介を依頼していたと18日の「文春オンライン」が報じた。国場氏は同日、本紙の取材に「そんなことはない」と報道内容を否定した。国場氏から西田氏に仲介を依頼した事実もないとしている。

 「文春オンライン」は、西田氏は18年、沖縄市内で男性に加え、指定暴力団旭琉會の関係者も交えて面談。西田氏が示談を申し入れたとし、「弁明書」を入手したと報じた。

 同訴訟について当時の本紙取材に、国場氏側は「当初から不貞行為に関して否定している。全面的に争う」とコメントしていた。同訴訟は19年12月に和解が成立している。

5792名無しさん:2020/11/23(月) 12:37:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1739d361f72bc2b10d73a63c1c3813658b529613
自民・下村氏、広島3区で公明擁立に「寝耳に水」
11/18(水) 17:49配信

 自民党の下村博文政調会長は18日の記者会見で、公明党が次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表=衆院比例中国=を擁立する方向で最終調整していることについて「寝耳に水の話で、事前に公明党から話があったとは承知していない」と述べた。自民党広島県連も公明とは別に候補者選定の公募手続きを進めている。下村氏は「丁寧に調整する必要がある」と語った。

5793名無しさん:2020/11/23(月) 17:51:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b732edd24c2e632d1f86b92bac49969666d77c81
河野氏「首相になって政策実現」 郵政改革倣い
11/23(月) 17:11配信

 河野太郎行政改革担当相は23日、オンライン講演で、将来の首相就任に改めて意欲を示した。郵政民営化を実現した小泉純一郎元首相に触れ「自民党内の圧倒的多数と正反対のことを主張しながらも実行した。私もいつか首相になって、自分の政策を国民の後押しで実現したい」と述べた。

 持論の脱原発を念頭に「エネルギー政策を何とかしたいと思って活動してきたが、党と逆だったり、時の政権と意見が違ったりすることがあった」とも振り返った。

 これに先立つ東京都内の講演では、マイナンバーカードを活用した行政手続きのワンストップ化について2021年度中の実現に意欲を示した。

5794とはずがたり:2020/11/23(月) 20:24:46
菅義偉、岸田文雄…20年前は“造反組”だった有力議員たち いま、あの「加藤の乱」を振り返る
11/20(金) 11:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da94f79348e39eb28b3045f9852acfaa16b70b2?page=3
文春オンライン

 その後、加藤は2002年に秘書の脱税事件などの責任をとって議員を辞職、翌年の総選挙で返り咲いたものの、自民党が民主党から政権を奪還した2012年の総選挙で落選。そのまま政界に復帰することなく、2016年に77歳で亡くなった。

 野中も、小泉政権の姿勢に疑問を抱いて2003年に政界を引退、自民党内でのリベラル派の凋落を嘆きながら2018年、92歳で死去した。

「加藤の乱」が失敗に終わった背景には、1994年に導入された小選挙区制の影響も大きい。かつての中選挙区制の時代には、自民党は常に単独過半数の確保を目標としたため、各選挙区で必ず複数の当選を目指して多くの公認候補を擁立した。そのなかで党内の各派閥はしのぎを削った。

 しかし、小選挙区制が導入されると、1つの選挙区につき各党が公認する候補は1人だけとなる。そのため派閥の選挙応援よりも、党の公認の重みが増した。「加藤の乱」は、自民党の中枢が選挙での公認権を切り札に議員を従わせた最初のケースであり、派閥秩序の衰微があきらかになった。

派閥衰微時代の“申し子”ともいえる菅総理
 そんな派閥衰微の時代の申し子こそ菅義偉だった。じつは彼は「加藤の乱」の2年前の1998年にも、造反側に回っていた。

 それは橋本龍太郎の後任を決める自民党総裁選に、菅が慕っていた梶山静六が小渕恵三、小泉純一郎とともに立ったときのこと。梶山は所属する派閥の領袖である小渕に反旗を翻し、小渕派(平成研究会)を離脱したうえでの立候補であった。

 このとき菅は梶山と行動をともにし、1年生議員ながら梶山選対の事務局次長を担った。結果は小渕の完勝で、梶山は敗北を喫する。菅はのちに《このときが自分の政治家としての原点ですよね。最後は自分で決める。党に守ってもらうことはもう考えなくなった》と振り返っている(※2)。

 菅はそれからしばらく無派閥だったが、梶山の計らいで加藤派(宏池会)に移り、そこで「加藤の乱」を経験することになった。乱の後、加藤派は親加藤の小里貞利派(のちの谷垣派)と反加藤の堀内光雄派(のちの古賀派)に分裂、菅は堀内派に合流する。だが、彼はその後も派閥のしがらみにとらわれることなく、自らの信念に従って行動する。

 2006年、小泉純一郎の後任を決める総裁選では、派閥の違う安倍晋三の支援に回った。このとき安倍の属する森派(清和会)の会長の森喜朗は当初、同派の福田康夫の擁立を先行させ、安倍に立候補を思いとどまるように求めたという(※2)。安倍はこれに反発、菅に自分の事実上の支援団体になる「再チャレンジ支援議員連盟」を立ち上げさせた。

 同連盟には派閥横断的に多くの議員が参加し、福田は出馬断念に追い込まれる。これに勢いづいた安倍は総裁選に勝利し、第1次内閣を発足させた。菅は「加藤の乱」以来の因縁の相手である森に、ここでやっと一矢報いたともいえる。

5795チバQ:2020/11/24(火) 19:46:46
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20201123-00209130/
【果てしなき近親憎悪】 自民党を揺るがす二階派対宏池会の戦い
安積明子 | 政治ジャーナリスト
11/23(月) 0:19
山口3区を巡る代理戦争
 山口県宇部市長選が11月22日に行われ、県議の篠崎圭二氏が当選した。林芳正元文科大臣の秘書だった篠崎氏には林氏の応援が入り、自民党県連の推薦が付いた。宇部市を含む衆議院山口県第3区を巡って林氏と対立している河村建夫志帥会会長代行は、篠崎氏の対抗馬の望月知子元市政策広報課長を応援した。

 まさに血肉の争いだ。志帥会の領袖の二階俊博幹事長は10月4日、同市で開かれた河村氏のパーティーに同会派の国会議員19名を引き連れて参加し、「売られた喧嘩という言葉があるでしょ」「河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、政治行動の全てをなげうって、我々はその挑戦に受けてたちます」と林氏を挑発した。そんな因縁のある宇部市長選は、河村対林の戦いであると同時に、二階派対宏池会の戦いでもある。林氏が岸田派(宏池会)に所属しているからだ。

16年の福岡6区補選でも……
 実はこの戦い、山口県内に止まらず非常に根が深い。鳩山邦夫元総務相の死去に伴って2016年10月に行われた衆議院福岡県第6区補選も、邦夫氏の次男の二郎氏の対抗馬として自民党福岡県連は蔵内勇夫県連会長(当時)の長男・謙氏擁立した。謙氏は林氏の秘書で、この時ばかりは犬猿の関係の県連最高顧問の麻生太郎財務相と宏池会名誉会長だった古賀誠氏が手を結んでいる。

宏池会の牙城で公明党が代理戦争?
 そして11月19日に公明党の斉藤鉄夫副代表が衆議院広島県第3区から出馬を表明したことも、この系譜に繋がるといっていいだろう。もともと3区は河井克行氏の地盤だったが、河井氏は妻・案里氏が出馬した昨年の参議院選での公職選挙法違反で逮捕された。河井氏自身は安倍普三前首相や菅義偉首相に近いが、宏池会の本拠地である広島県としては、岸田文雄会長は宏池会系の候補を擁立したい。にもかかわらず、いきなり斉藤氏が出馬表明したから、たまらない。

 斉藤氏は1993年に現在の第3区を含む旧広島県1区から初めて出馬して当選。岸田氏に2万票及ばなかったが、10万票以上も獲得。1996年の衆議院選から比例区に転じている。

 以来、広島県には公明党の候補が立っていないため、実際のところ3区で斉藤氏がどのくらい票を得るのはわからない。

 だが公明党は勝てない選挙は行わない。すでに自民党幹事長の二階氏と折り合っているのは明らかだ。いやもしかしたら、二階氏から持ちかけた話かもしれない。逮捕された案里氏が参議院選に出馬したのも、夫の克行氏から依頼を受けた二階幹事長のお墨付きがあったからだ。実際に当選後、案里氏は二階派に所属した。

5796チバQ:2020/11/24(火) 19:46:57
すでに血しぶきが飛び交う福岡県
 週刊文春が数度にわたって報じた中央自動車道にかかる橋梁の耐震補強工事を巡る手抜き報道も、この関連から考えればよくわかる。問題の建設会社との癒着が取り沙汰された宮内秀樹農水副大臣の福岡県第4区内の県議や市議は、21日に宮内氏を呼び出し、ヒアリングを行おうとした。宮内氏は二階派の所属で武田良太総務大臣に近いが、そのヒアリングの発起人は吉松源昭福岡県議会議長で、麻生派の大家敏志参議院議員と近い。

 そして二階派の武田氏と大家氏は、昨年4月の福岡県知事選を巡って対立した。現職の小川洋知事と対立した麻生太郎財務相は、元厚労省官僚の武内和久氏を擁立。その選対委員長を務めたのが大家氏だった。

 麻生派は宏池会が加藤派になることに反発して結成された河野派が源流。そして今、麻生氏は岸田派と再結成して大宏池会構想を抱いている。今年9月の自民党総裁選で、麻生氏は岸田氏を応援する代償として(麻生氏と肌合いの合わない)名誉会長の古賀氏を切るように申し出たのはその布石だろう。

 福岡4区についても、次期衆議院選で自民党内から宮内氏の対抗馬を出すとの話も出ているようだが、その主導権を握るのは麻生派だろう。まさに血で血を洗う争いになるが、武田氏など県内の二階派がどのように反撃してくるのか―。すでに「令和戦国時代」は始まっている。

5797名無しさん:2020/11/24(火) 22:30:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a88eb0aa4aa084bb3786cde7431db5e773336c
「次期衆院選、過半数獲得目指す」自民党選挙対策委員長山口泰明衆議院議員
11/23(月) 23:00配信

【まとめ】
・女性候補者の増加に向けて、各選挙区との連携を強化。

・連続2回以上の比例復活当選で重複立候補を禁止する規定を厳格適用。

・衆議院選、最低過半数の獲得と現状の議席確保が目標。

今回のラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」は、衆議院議員で自民党選挙対策委員長の山口泰明氏をゲストに招いた。女性候補者の擁立を中心に、自民党の選挙戦略について、政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。

■女性候補者擁立に向けて

細川氏はアメリカ大統領選で民主党のバイデン候補の当選確実が報じられたことに鑑み、副大統領に女性として初めて、カマラ・ハリス氏が就任する可能性が高まったことに触れ、日本でも女性候補者を増やす必要があるとして、どのような戦略を考えているのか聞いた。

山口氏は各都道府県に設置された支部連合会の存在を挙げ、「地方との連携を密にして、こちらがチャレンジャーになったつもりでやっていけば良いのではないか」と述べた。

さらに今年9月から自民党女性局が開講した「女性未来塾特別講座女性候補者育成コース」などを通して、女性候補者の育成のための投資を積極的に進めていると述べた。

山口氏の前任である下村博文前選対委員長は、「2030年までに国政・地方選挙の女性候補を3割に引き上げる」目標を掲げた。細川氏は「目標達成にはまさに発掘が勝負」だとしたうえで、具体的にどのような形で「発掘」が行われているのか聞いた。

山口氏は「後援会活動などの中で常にこちらから『良い人はいませんか』と声を掛け、議員に(女性候補者になり得る人を探す)意識を持たせることが一番大事だ」と述べた。

細川氏は「(自民党からの)女性に対するリクルート活動が活発になっていることは肌で感じる」と述べつつ、目標達成の期限を「2030年まで」と設定した意味を聞いた。

山口氏は「(意味は)それほどない」としつつも、「近くで切って、制約されてはいけない。『十年一昔』というように、ロングスパンで見て大局的にやっていこうということだ」と述べ、現在は1割弱に留まっている女性議員の割合を長期的な視野を持って増加させたいとした。

自民党は、地方で定員割れしている議会に女性候補を積極的に擁立する方針を掲げている。細川氏は「地方の議会の方が、より女性が入って行きにくい風土が伝統的に日本社会の中ににあると思う」として、これを変えるための方策について聞いた。

山口氏は「昔はそのような傾向があったが、今は大分なくなっていると思う」と述べ、「今は女性の方が活発で積極的なところもある」との見方を示した。

5798名無しさん:2020/11/24(火) 22:30:50
>>5797

■比例復活の規定強化

山口氏は今月、「比例代表制で連続2回以上復活当選した立候補に対して重複立候補を認めない」とする自民党の規定をより厳格に適用する方針を定め、菅首相と合意した。

「もちろん特殊事情は加味する」としたうえで、「本来比例代表で復活当選した議員は『次は小選挙区制で勝とう』と頑張らなければならないが、意外とガッツが見られない」と決断に至った背景を明かした。

■自民党の選挙戦略

次に細川氏は、来たるべき衆議院選挙で、自民党の勝敗ラインはどこに設定しているのか聞いた。

山口氏は「公明党と最低過半数を獲得したうえで、なんとか現状を死守したい」として、「いくらまだ野党がバラバラだと言っても、一つ一つ(の選挙区で)見ていけばかなり厳しい部分はある」と危機感を示した。

そのうえで、「選挙というものは、王道がない。『常日頃から、自分の長所は小さく見て、相手の長所を大きく見る。自分の欠点は大きく見て、相手の欠点は小さく見るように』、また『自分が選挙活動を一生懸命やっているつもりでも、選挙区の皆さんが感じ取れない部分もある』と候補者本人や政策グループに伝えている」と述べた。

細川氏はアメリカ大統領選で特に若者の投票率が上昇したことが、バイデン氏勝利の一因となったことに触れ、「皆が選挙に行くとどういう結果になるのかは読めないということに日本もなる。常にどういう人たちがどういうことを政治に求めているのか、候補者がしっかりと理解をして選挙に臨んでほしい」と述べた。

これに対して山口氏は「おっしゃる通りだ。相手のことを自分で勝手に解釈しないで、素直に解釈することが大事だ。若い議員は特に立派にやっている人とそうでない人の差がある。どのような組織でも中間層が上を見ている組織は伸びると思う」と、自民党全体でレベルアップを図る必要性を強調した。

細川氏は「政党がどこであろうと、良い女性候補者が見つかって、国会で多様な意見が反映されることを願っている」と締めくくった。

(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2020年11月14日放送の要約です)

「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分〜7時20分
ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php
細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/
細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

細川珠生(政治ジャーナリスト)/Japan In-depth編集部(坪井恵莉)

5799名無しさん:2020/11/25(水) 01:26:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/42d3be0edbe98785ebb9ac646e10b4a29e32a6f4
自民党と公明党が繰り広げる「仁義なき戦い 広島死闘編」の全真相
11/24(火) 18:16配信

■自民党の議席がある広島3区に、公明党副代表が鞍替え出馬へ

 広島で自民党と公明党が抜き差しならない関係となっている。衆院広島3区の候補者をめぐり、両党が独自候補を擁立する構えで譲らないのだ。

 20年もの間、一貫して選挙協力を続け、成熟した連携を続けて来た両党のせめぎ合いは、すでにヤクザ映画『仁義なき戦い』の域に近づいてきた。そして、この問題は、ポスト菅を目指す岸田文雄前自民党政調会長の命運も左右する――。

 11月19日、山口那津男代表は首相官邸で昼食をともにしながら菅義偉首相と会談した。主なテーマは、感染が急拡大する新型コロナウイルス対策だったが、山口氏は、その日の中央幹事会で広島3区に斉藤鉄夫副代表の公認を決めたことを報告。菅氏は無言でうなずいていたという。

 斉藤氏は当選9回。党幹事長や環境相などの要職を歴任した重鎮だ。比例中国で当選を重ねてきたが、齢68歳での「鞍替え」出馬となる。当選回数を重ねてベテランとなった時に、選挙区から比例代表に転向することは、しばしばあるが、斉藤氏のような「逆の例」は非常に珍しい。

■しかし自民党広島県連は11月18日から候補者公募を開始

 広島3区の現職は河井克行元法相(自民党を離党)。妻・案里氏が出馬した昨年の参院選をめぐり、公職選挙法違反の罪に問われている。河井氏は自身の進退を明言していないが、自民党が次の衆院選で公認することはあり得ないので、事実上の「空白区」となっている。そこに、公明党が割って入った。

 公明党側には斉藤氏を擁立する理屈がある。夫婦による買収事件で選挙区内は自民党に対する不信感が充満している。1年以内に行われる衆院選では自民党の新人を擁立しても苦戦するのは確実だ。ならば、与党で公明党候補を担いだ方が得策という判断だ。広島県で長く知名度もある斉藤氏は格好の人物でもある。

 「平和の党」を標榜する公明党は、広島の選挙区で議席を得るのは悲願でもある。

 西田実仁・党選対委員長は19日の記者会見で「政治の信頼を回復し、与党として議席を得るには斉藤氏の擁立が最善と判断した」と語っている。

 公明党は10月に、独自候補擁立の意思を自民党側に伝えていた。しかし自民党広島県連は了解せず、11月18日から候補者の公募を始めてしまった。公明党側は、話し合い決着は難しいと判断し、見切り発車したのだ。両党間の相互不信は、過去20年間、最大のものとなっている。

5800名無しさん:2020/11/25(水) 01:26:48
>>5799

■岸田派幹部は「けんかを売られた」と公明党側に不快感

 公明党の怒りの矛先は、岸田文雄前政調会長に向けられている。広島は岸田氏の地元。県連会長の宮沢洋一参院議員も岸田派の長老だ。それにもかかわらず、今回の問題で岸田氏は積極的に調整に加わらなかった。それに対する不満は大きい。

 公明党側は広島3区で譲らなければ次期衆院選では岸田派を応援しないと非公式に伝えているという。岸田派所属議員たちの間にも動揺が広がる。

 岸田派幹部は「けんかを売られた」と公明党側に不快感を隠さない。しかし、それと同時に自分たちが担ぐ岸田氏に対しても不安がくすぶる。

 岸田派は、池田勇人元首相がつくった党内きっての名門派閥だが、「政策には明るいが政局に弱い」という意味で「お公家さん集団」と揶揄(やゆ)されてきた。岸田氏は「お公家さん」の象徴のような存在だ。閣僚や党の要職を長く務め、無難にこなすのだが、存在感がない。迫力もない。人気も出ない。

 10月の党総裁選では菅氏に水をあけられた。その後、無役となり「次」への準備を再開させたが、菅氏を全面的に支えるのか、独自色を見せようとするのかがわかりにくく、埋没気味だ。

■むしろ、放置して、話をこじらせてしまっている

 そこで起きた、お膝元・広島での難題。岸田氏は、公募により独自候補を擁立する方針を追認する姿勢だが、積極的に動いているわけではない。むしろ、放置して、話をこじらせてしまっている。「ニュー岸田」を見せられていない。

 総じて良好な関係を続けてきた自公両党だが、次期衆院選をめぐっては、各地で火種を抱える。公明党は大阪府内で4つの選挙区で公認候補を擁立する方針。だが11月に行われた大阪都構想をめぐって自民党と公明党は対応が割れた。そのしこりが残るため、従来のような協力ができるかどうか、不安視される。

 他にも、公明党が候補者を世代交代させる選挙区では、地元の自民党との関係がぎくしゃくしているところもある。

 そして広島の難題。万一、ここで決裂して、他の都道府県にも不協和音が波及すれば、次の衆院選で、思わぬ苦杯をなめることになりかねない。選挙協力にとどまらず、連立政権にもひびが入る事態に発展するかもしれない。

 そうなったら岸田氏は「A級戦犯」にされる。とてもではないがポスト菅を目指す状況にはならない。

5801名無しさん:2020/11/25(水) 01:27:49
>>5800

■「広島3区」問題は、「岸田包囲網」の様相を呈し始めた

 山口氏と菅氏が会談した11月19日。岸田氏は二階俊博幹事長、山口泰明選対委員長と会談した。二階氏は「自民党の公募を続けてほしい」と語ったという。一応、党県連の方針が認められた形で、岸田氏も一息ついた。

 が、機を見るに敏の二階氏のこと。いつ方針を豹変させるか分からない。そもそも二階派と岸田派は、静岡5区、山口3区で次の衆院選公認候補をめぐって、つば競り合いを繰り広げている。二階氏は岸田氏の味方ではないのだ。広島で岸田氏にダメージを負わせ、広島、山口の調整も優位に進めようと考えても不思議ではない。

 そして党総裁である菅氏の決断も岸田氏にとっては心配材料だ。公明党の支持母体である創価学会との独自のパイプを持つ菅氏は、公明党との関係を重視する。総裁の判断に委ねられれば「広島3区は譲る」となるのではないか。そもそも、広島県以外の自民党議員は「独自候補を出しても苦戦する。与党の議席を維持できるなら公明党に譲ればいいではないか」という声が多いのも事実だ。

 「広島3区」問題は、自公両党の問題ではあるとともに、「岸田包囲網」の様相を呈し始めた。

永田町コンフィデンシャル

5802名無しさん:2020/11/27(金) 14:28:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce0177d3005cd1dcca33051031cee7f22fe1947
「石破茂は飲んでも楽しくない」は本当? 飲みに誘って検証してみた「今回の記事、すごいタイトルですね」
11/27(金) 7:00配信

9月の自民党総裁選で敗れた自民党の元幹事長、石破茂(いしば・しげる)さん。ワイドショーなどでは石破さんが自民党内で人気がない理由として「飲みに行っても政治の話ばかりで全然面白くない」「上から目線でつまらない」などと評されました。石破さんは本当に飲んでも楽しくないのか。笑下村塾たかまつなながその真偽を検証すべく、石破さんを飲み会にお誘いしました。

飲んでもつまらない噂は印象操作?
――石破茂は飲んだら本当に楽しくないのか。ということで石破茂さんにお越しいただきました。きょうは石破さんがよく利用されるという「赤坂三平」というお店に来ています。

石破:今回の記事、すごいタイトルですね。ここは最近よく使う有名な和食屋さんです。赤坂のど真ん中、駅から2、3分なのにお昼の定食が1000円なんですよ。特にアジフライやとんかつなどの揚げ物系がおいしい。きょうは生ビールと日本酒の立山をいただきます。


――さっそくですが、飲んでも楽しくないという噂について実際はどうなんですか?

石破:私は楽しいですよ。でもご一緒された方がつまらないって言われるんだったらそうかもしれませんね。飲んだら政治の話ばっかりして説教するとかいう噂があるそうですが、そんなことを言われたことは一度もないです。


――いろいろなメディアですごく言われていましたよ。

石破:それは、意図するところがあるからでしょう。「あいつは飲むと説教ばかりする」と言えば「そんなつまらない人に自民党の総裁、日本の総理を任せられない」ってみんな思いますよね。そういうふうにネガティブなイメージに印象操作したいという勢力がいるんじゃないかと思ってしまいますね。

70年代アイドルが好きという素顔
――プライベートについてお聞きしたいです。石破さんは休みの日は何をしているんですか?

石破:休みがあれば映画や美術館に行きたいですね。それからアイドルのコンサート。去年、学生時代に大ファンだった歌手・岩崎宏美さんのコンサートに行って感動しました。ファンは50代から70代。「宏美ちゃーん」って声をかけるタイミングやペンライトの振り方がピタッと合うんです。


――議員どうしで飲みにいくこともあるんですか?

石破:自民党衆議院議員の中谷元(なかたに・げん)さんと飲みに行くときなんて心底楽しいですね。彼は私と同じ昭和32年生まれで本当に信頼できる友人です。私の特技は70年代のアイドル歌謡を全曲歌えることなんですが、中谷さんも全部歌える。彼のすごいところは振り付けも完璧にやれるところです。この前一緒に行ったときは欅坂46の『不協和音』を踊っていました。私には絶対にできないと思いました。

5803名無しさん:2020/11/27(金) 14:29:03
>>5802

熱愛を経ての恋愛結婚 
――そんな最近の曲まですごいですね。石破さんは奥さんとは恋愛結婚されたそうですね。国会議員の人ってお金持ちの人とお見合い結婚して、選挙のときにお金を出してもらうようなイメージがありました。

石破:妻は大学の同級生で大学1年の4月に図書館から彼女が本を小脇に抱えてトントントンと降りてきたんです。こんなきれいな女性が世の中にいたのかって呆然としました。


――すごく綺麗だったんですね。

石破:そうそう。でも大学を卒業して三井銀行に就職するときに、彼女に「結婚を前提としてこれからもお付き合いいただけませんか」と頼んだけれど断られました。弁護士になりたいから法律学科に入ったのに、私と結婚したいから安定した仕事がいいと言って三井銀行にしたんですよねと。そういうふうに人生の目標がコロコロ変わる人は私は嫌いですって言われましたね。

派閥の会長を辞めた理由
――石破さんは最近、9月の総裁選で大敗した責任を取って自身が率いる派閥の会長を辞任されました。あれはなぜですか?

石破:総裁選に出たけれど大敗しました。国民の期待に応えられなかったし、同志の皆さんや選挙区の皆さんにもすごい負担をかけました。その責任を取りたいということです。


――石破さんは総裁選に何回も挑戦されて、議員票が課題だと言われてきました。

石破:石破は飲んでもつまらないと言われる。でも私はそれは本質じゃないと思うんですよ。議員は、これから誰についたら自分の展望が開けるか、という理由で選んでいる部分があるんじゃないかと。今回私は勝ち目はないと思っていたけれど、選択肢を示すことは大事だと考えていました。それでも自分としては、政策スピーチも討論も、今回が一番納得がいきました。


――なぜ石破さんについていけば展望が開けると思ってもらえなかったんですか?

石破:それは私が権力の中心にいないからです。小選挙区というのは党が絶大な力を持ちます。小選挙区にするべきかどうかという議論があったときに、まだ総理になっておられなかった小泉純一郎先生が「お前ら何が小選挙区制だ。そんなものにしたら党の言うことしか聞かないつまらない議員ばかりになるぞ」と言われたんです。つまらないかどうかは別として、党の意向に逆らえない人が増えたことは事実だと思います。

5804名無しさん:2020/11/27(金) 14:29:21
>>5803

総理を目指さないとは言っていない
――石破さんも権力の中心にいようと思えばできたと思うんですが。

石破:そこはトレードオフ(何かを達成したければ何かを犠牲にしなければならないこと)みたいなところがあります。言うべきことを抑えて権力のトップの歓心を買うやり方もあると思いますが、おかしいことをおかしいと言わないなら、なんのために政治家になったか分からない。その葛藤がいつもあります。


――石破さんは党員票をすごく獲得されていて、自民党の支持層には人気があるじゃないですか。

石破:日刊紙では「石破いよいよ離党か」なんて記事がけっこうありますが、そんな気は全くありません。野党には行かないです。自民党を支持してくれる人からこんなに期待があるのにそんなことはやれないです。議員の中には、石破と一緒にやりたいと言ってくれた同志もいっぱいいます。次の選挙で彼らが一人残らず当選するためにも、今まで以上に一生懸命やります。


――総理を目指してほしいと思っている自民党員も多かったと思いますが。

石破:誰が目指さないって言いました? ただ、新しい政権がスタートしたばかりで俺は来年やるんだなんて、そんなことは今は言えません。私は今まで自分からなりたいと言ったことは一度もない。毎回毎回「お前やれよ」というありがたい声があって出ています。

正しいことを言うと人を傷つける
――石破さんは自民党の中でいじめられているように見えてしまいます。正論を述べている人が、なぜいじめられなきゃいけないのかと…。

石破:正論を言うことが一番反感を買うんじゃないでしょうか。元総理の竹下登先生がおっしゃってました。「お前は自分が正しいと思ったことを言っているだろう。正しいことを言うときは人を傷つけることを忘れるな」と。


――でも自分に原因があると認めたらいじめはいつになってもなくならないです。

石破:人間社会では必ずいじめはあるものです。学校でもずっとクラスのメンバーが同じだったらいじめは固定してしまう。だから構成員を常に入れ替えなければならないと思います。自民党も新陳代謝が進むことが大事です。私たちが小選挙区制にこだわったのは、二世じゃなくても官僚じゃなくても大金持ちじゃなくても、国のために一生懸命働きたい人を当選させることができる、それが小選挙区というシステムだと思ってきたからです。


――自民党を離党して新しい党を作ってほしいという意見もありますが。

石破:私は野党自民党のときに、政調会長や予算委員会の筆頭理事をやりましたが、野党の自民党は強いですよ。つまり、権力もポストも金もないピュアな自民党は強い。 だから、自民党を相手として私が今の野党の皆さんと一緒に国会を運営して乗り切る自信はありません。

5805名無しさん:2020/11/27(金) 14:30:30
>>5804

局面を変えるためにリスクをとる
――石破さんが国会議員であることにこだわる理由は何でしょうか?

石破:国会議員じゃなきゃできないことがあります。憲法、外交、防衛、通貨政策、教育の基本がそうですよね。経済が成長して人口が増えているときは誰が政治家をやったっていいんです。でも今はそんな時代ではない。日本のあらゆる法律が憲法を基本に成り立っているのに、その憲法でいい加減な議論をするのは私は嫌なんです。例えば日本は核をなくすべきだと言いながらアメリカの核の傘に依存している。こうした二律背反はいっぱいあります。こうした局面を変えるためには、誰かが一回けじめをつけないと次の展開にならない。
リスクのあることやらないといけないんです。


――最後に政治に関心を持てない若者に対してメッセージをお願いします。

石破:主権者って甘くないということです。若い皆さんが政治を決めるんです。自分が政治家だったらどうするか。それを考えられるのが主権者だと思っています。あれをやって、これをやってというのは主権者じゃない。私は有権者にこびるつもりはないし、過度にきついことを言うつもりもありません。一緒に考えようねということなんです。こんなことを言うから飲んでいて楽しくないと言われてしまうわけで、ある程度は反省しておりますが(笑)

     ◇

検証結果は、『石破さんは飲んだら楽しかった』です。お会いする前は「ねっとりと話す、話が長い、堅物な人」だと思っていましたが、「奥様に一目惚れした恋話」の話が飛び出すなど、終始、和やかな雰囲気でした。たしかに、放っておくと政治の話をはじめてしまいますが、それも分かりやすくお話ししてくださり、面白かったです。最初の1杯だけお酌をしたら、自分でやるよといい、手酌で日本酒をぐいぐいのまれていたのが印象的でした。

5806名無しさん:2020/11/27(金) 20:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/acc86b6af3b65b49c48bb79e750df077f904a458
次期衆院選・広島3区で自公ともに擁立〜その背景にあるそれぞれの事情
11/26(木) 17:45配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月26日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。次の衆議院選挙に向け、自民党が広島3区で行った公募に10人が応募したというニュースについて解説した。

河井元法務大臣の地元・広島3区〜自民党公募に10人
自民党広島県連は、2019年の参院選をめぐる買収事件で公判中の河井克行被告が離党したため、事実上空席となっている広島3区について公募を行っており、11月25日までに10人が必要書類を提出したことがわかった。

その広島3区に公明党も候補を立てる
飯田)25日が締め切りということだったのですが、10人。そのなかには、県議、弁護士、元衆議院議員の男性ほか、女性が2人含まれているそうです。ここは公明党が候補を立てると言っています。

鈴木)公明党のベテラン議員や幹部に取材をしてみると、とにかく「我が党で最大の話題が広島3区だ」とみんな言います。それくらい、公明党としてはここに賭けています。ここは岸田さんの牙城と言われていますが。

飯田)広島県はね、池田勇人さんの地元でもあったというところから。

絶対であった「700万票」を切り始めた公明党の焦り〜世代交代などの問題
鈴木)岸田さんの対抗馬とか、岸田さんと対決するとか、自民党と、ということではなく、公明党自身の事情があるのです。どういうことかと言うと、7年8ヵ月と安倍政権が長く続いて、当然、自公政権になって来ましたよね。安定していたと言われています。実は、公明党はその間、ずっと選挙で比例票が減り続けていました。2016年くらいから顕著に見え始めた。去年(2019年)の参議院選挙では、全国の比例票が700万票を切ってしまいました。公明党にとって、これは、とんでもなく大変なことなのです。「700万票ライン」と昔は言われていて、公明党の最大の支持団体である創価学会の選挙運動で、何としても700万票ラインは確保する。「雨が降ろうが、槍が降ろうが、絶対に獲得する票が700万である」と。そこに、さらに運動して票を上乗せする。そこから800万、900万、1000万票を目指すということもありました。それが基本路線だったのだけれども、700万すら切っているわけです。その理由としては、世代交代が組織内でうまく行っていないなど、いろいろな理由があります。

飯田)世代交代の問題ですね。

鈴木)それから特に婦人部の人たちにしてみると、安倍政権の時代に、政策的にずいぶん自民党に譲って来たところがある。公明党は平和と福祉の党ですよ。それなのに、安保法制に賛成しなければいけなかったり、社会保障費の問題などがあり、「自民党に追随しているだけではないか」という、内部の不満もある。そういうことが、選挙運動にも影響して来ています。自民党との分裂選挙もありました。

飯田)顕著なのは東京ですよね。

鈴木)2つに割れたり。

飯田)都民ファーストに公明党がつき、自民は対立という形で完全に割れていました。

5807名無しさん:2020/11/27(金) 20:08:14
>>5806

政権が変わったタイミングで公明党の勢いを挽回するため〜斉藤副代表を擁立
鈴木)それから、沖縄や新潟の知事選挙など。そうなると、どうしても選挙運動そのものも、弱くなって行くわけです。そういうなかで、政権が変わったこのタイミングで、「党の勢いを挽回しなければいけない。このままでは大変なことになる」という事情があるわけです。だから、これがチャンスなら、小選挙区に立てるということになります。

飯田)しかも、立てたのが斉藤鉄夫さんという党の副代表です。重鎮中の重鎮で、落とすわけにはいかないというところですよね。

鈴木)この人は政策通で知られていますが、この人を立てたというのは、それだけ覚悟の裏返しでもあります。この人は落とせないのだから。

飯田)公明党は重複で比例でも立候補を認めない党ですよね。だから、小選挙区で落としてしまったらこれっきりです。

鈴木)これ1本です。絶対に通さなければいけない人を立てるという、決意の表れと言っていいと思います。

飯田)その辺り、厳しいと思ったのが、神奈川の選挙区で、党で要職についた上田勇さんであっても、小選挙区で落ちてしまったらそれっきりになった。

世代交代を目指す公明党
鈴木)世代交代です。これは、運動員もそうだけれども、公明党議員の世代交代ということがずっと課題なのです。3年ほど前に、代表もやっていた大ベテランの太田昭宏さんが、「鈴木さん、公明党の議員の顔ぶれを見てください。自分を含めて、幹部もずっと変わっていない。どうやって世代交代をするのかが課題なのです」と言っていました。次の選挙では、神奈川では遠山さんという若手が上田さんの代わりに出るのだけれども、東京では太田さんも退いて、今度は岡本さんという若手になった。だから、世代交代も次の選挙での、公明党の非常に大きな目標なのです。そして、比例票も含めて議席を増やす。党の勢いをもう1度取り戻すという思いで、この広島に来ています。スキャンダルで、自民党議員がやめたら、次また自民党からというのは出しにくいではないですか。しかも、今回の場合、河井夫妻は、菅さんなども関わっている人です、その菅さんにもある種の責任があるわけだから、そのあとに知らん顔して自民党の後任を立てにくいでしょう。

飯田)「突然公明党が」というように我々も見てしまいますけれども。

鈴木)実際は違うのです。公明党の事情。相手がたまたま岸田さんで揉めているけれども。

飯田)岸田さんの牙城である広島だから、岸田派潰しというところで、公明党とのパイプがある総理や二階さんが動いているのではないかという憶測まであります。

鈴木)それは違います。もう少し純粋に、公明党が「何とかしなければいけない」という長い流れのなかでのことです。こうなると、公募もやってしまって、10人応募が来てしまい、どうするのと。両方出てしまえば、潰し合いになります。

5808名無しさん:2020/11/27(金) 20:08:36
>>5807

このままだと自民・公明の潰し合いに〜試される菅総理と二階幹事長の調整能力
飯田)河井さんも無所属で出るという話もあります。

鈴木)そうなると、野党が行くようなことになる。公明党は単独で行ってもなかなか票が足りないし、自民党が公募の人を勝手に出しても、票が足りない。最悪の状態になります。「菅さん、二階さん、調整してくださいよ」と突きつけている状況にいまなっています。

飯田)自民党本部の雰囲気は、「岸田さんのところだから岸田さんが何とかしてくださいよ」みたいになっているような気がするのですが、それはどうですか?

鈴木)それは、岸田さんが自分で「ここは大所高所から考えたら退きましょう」という流れがいちばん収まりやすいのですが、岸田さんは来年(2021年)の総裁選に向けて戦闘モードに変わりつつあります。だから、そう簡単には退かないかも知れない。ここは次の選挙について、菅、二階、この調整力がものすごく問われると思います。他の選挙区で自民党は公明党の協力を得ないと勝てません。そのバーターという意味で、自民党にしてみれば、広島の1地区である3区を譲ることで、他のどれだけの選挙区が助かりますかと。本当はそうしたいけれども、岸田さんとの事情がある。だからその2人の調整能力がものすごく試されている場面に移りつつあります。

飯田)そこに解散がいつかということが絡んで来るわけですね。

5809名無しさん:2020/11/27(金) 20:22:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd4afc0b7a62d358a81bd16061df77db020a37b7
憲法論議進まぬ原因は立憲 自民・伊吹氏
11/26(木) 16:44配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は26日の二階派会合で、国会で憲法論議が進まない原因は立憲民主党にあると批判した。

 伊吹氏は「立憲という名前を党名に付けている政党は立憲主義をよく理解すべきだ。考え方は違うが、一緒のテーブルで議論する状況すらつくらないのは立憲主義の本旨から非常に問題だ」と述べた。 

最終更新:11/26(木) 16:44
時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c140a01a1d69caab9eeff4f2dfe6f296f4a9ef25
自民竹下氏、安倍氏に注文 「改め、はばかるなかれ」
11/26(木) 19:27配信

 自民党の竹下亘元総務会長は26日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会の疑惑を巡り、安倍氏側が適切な対応を取るよう注文を付けた。派閥会合後、記者団に見解を問われ「政治資金の問題なので、細心の上にも細心の注意をして対応しなければならない。間違いがあれば改むるにはばかることなかれ、という思いを持って見ている」と述べた。

 岸田文雄前政調会長は記者団の質問に対し「引き続き注視していきたい。早くすっきりして、議員連盟をはじめさまざまな活動を続け、活躍いただければと思っている」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/93581232ff6105c42fcdfa86409defb8fa69f093
石破派、存続の方向 若手ら結束求める 自民
11/26(木) 16:44配信

 自民党石破派は26日、衆院議員会館で有志による懇談会を開いた。

 石破茂元幹事長の会長辞任で派閥解消論も出ていたが、会合では派の存続を求める意見が相次いだ。派幹部も「派閥は残る」との見方を示しており、存続の方向で調整が進むとみられる。

 会合にはメンバー19人のうち約10人が出席。平将明衆院議員は終了後、記者団に「固まっていることが大事というのがみんなの意見だ。雲散霧消することはない」と語った。

 石破氏は先月22日、先の総裁選大敗の責任を取って会長を辞任。派内には当初、「派閥を解消すべきだ」との意見も浮上していた。石破氏が後継指名した事務総長の鴨下一郎元環境相が固辞したことから、集団指導体制が望ましいとの意見も出ている。

5810名無しさん:2020/11/28(土) 00:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9398a9defaa445dc99b3a12c55f69819b62f6ac9
二階派、収入首位に浮上 自民、7派総額は減少 政治資金報告
11/27(金) 20:32配信

 2019年の政治資金収支報告書で自民党7派閥の収入を比較したところ、二階派が前年の3位から首位に浮上した。

 7派の収入総額は、前年比4.6%減の14億1900万円。統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年」を見据え、各派が資金集めに注力した18年と比べ、4派が収入を減らした。

 各派とも収入の柱は政治資金パーティーで、所属議員が納める会費や、派閥領袖(りょうしゅう)らベテラン議員からの寄付も収入源になっている。

 二階派は現在、党内勢力で第4派閥だが、前年比13.4%増の3億300万円を集金。7派の中でパーティー収入額が最も多く、前年より3200万円多い2億4900万円だった。

 17年に山東派などと合併したことで18年は1位だった麻生派は、パーティー収入が3300万円減り2位に転落。岸田派は、会長の岸田文雄前政調会長の資金管理団体が計4300万円を拠出した影響で、前年の4位から3位に上昇した。

 4位以下は、細田派(2億3900万円)、竹下派(2億300万円)、石破派(7400万円)、石原派(4400万円)の順。このうち増収だったのは竹下派のみだった。

 支出を見ると、派閥所属議員らの支援のために配る「寄付・交付金」の費目で、二階派の1億9400万円、麻生派の1億9100万円が目立った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc5423b65e5fdda7c6f2a42551f72e8da1080d1
自民への企業・団体献金、8年ぶり減 鉄鋼など減少
11/27(金) 20:34配信

 総務省が27日公表した政治資金収支報告書によると、企業・団体が2019年に自民党に行った献金は前年比1.6%減の24億1700万円だった。

 第2次安倍政権が発足した12年以降増加が続いてきたが、8年ぶりに減少した。米中貿易摩擦の影響による需要低迷で業績不振だった鉄鋼業界などの献金が減少した。

 鉄鋼業のうち、日本製鉄が2700万円(前年3500万円)に、JFEスチールが750万円(同2250万円)にそれぞれ減少。業界団体の日本鉄鋼連盟も6000万円(同8000万円)に減った。鉄鋼以外では住友化学も減少した。一方、日本航空は12年の再上場以来初めて献金(1000万円)した。

 この他の大口献金企業・団体の多くは献金額を据え置いた。金額トップは、企業がトヨタ自動車の6440万円、業界団体が日本自動車工業会の8040万円で、いずれも前年と同じだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f2c89456319a3b17c87c63755900163de866a5
菅首相の開催パーティー収支が「不記載」 週刊誌報道
11/27(金) 21:55配信

 菅義偉首相が官房長官時代の2014年4月、横浜市内のホテルでパーティーを開催したのに、菅氏が代表を務める政治団体の収支報告書に収支の記載がないと、27日発売の週刊ポストが報じた。同誌は、菅氏の秘書だった横浜市議のブログなどをもとに「会費1500円で2500人が参加すれば収入は375万円になる」としている。

 政治資金規正法は政治団体の収支について、収支報告書への記載を義務づけている。朝日新聞が菅氏の事務所に質問すると、「全ての収支は、法令に則り、適切に記載しています」と回答があった。市議のブログには、問い合わせ先として菅氏の政党支部の電話番号が記されていたが、事務所は「連絡先の提供など事務作業をお手伝いすることはあります」と答えた。

朝日新聞社

5811名無しさん:2020/11/28(土) 00:51:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/9709e4917667af7ddb2a7a63fdb53bdb3894a31e
3次補正に「党高政低」の兆し 自民党幹部の発言力増す 
11/27(金) 19:55配信

 自民党が27日に令和2年度第3次補正予算案に関する政府への提言を取りまとめたことで、政府は3次補正の詰めの調整に入る。党幹部は早くから「30〜40兆円」などと公然と求め、新型コロナウイルスの感染拡大もあって歳出圧力を強めている。次期衆院選を見据えた動きでもあるが、菅義偉政権が発足して以降、党側の発言力が増し「党高政低」の兆しもみえる。(広池慶一、千田恒弥)

 「首相に、大幅な予算を組むべきではないかと提案したい」

 下村博文政調会長は27日、党本部で記者団にこう意気込んでみせた。予算規模について、今月上旬の時点では「10兆〜15兆円くらい」としていたが、新型コロナの感染拡大を受けて積み増す方向に傾き、27日は「20兆円では足りない。34兆円近くに上乗せする必要がある」と踏み込んだ。

 下村氏だけではない。世耕弘成参院幹事長は17日の記者会見で「30兆〜40兆円ぐらいは必要だろう」と強調していた。現職閣僚は「党が打ち上げてくれたほうが対策を打ちやすい」と歓迎する。大規模な予算編成は、来秋までに行われる次期衆院選へのアピールという面もあり、財務省幹部は「党の歳出圧力が強い」と困惑の表情をみせる。

 安倍晋三政権では、首相官邸側の鶴の一声で物事が決まりがちで、党より政府の力が強い「政高党低」などといわれた。しかし菅政権の誕生後は、この力関係に微妙な変化がみられる。

 象徴的だったのが、官邸で開かれた16日の政府与党連絡会議だ。これまでは首相と公明党代表のあいさつのみが報道陣に公開されてきたが、同日は自民党の二階俊博幹事長の発言も明らかにされた。

 「自民党軽視だ」と不満を持っていた二階氏が見直しを求め、政府側が受け入れたという。首相の専権事項とされる衆院解散についても、党幹部による発言が相次いだ。

 「党高政低」の背景には、派閥に属していない首相の党内基盤が必ずしも盤石とはいえない事情もある。安倍氏は国政選挙で連勝したことで「1強」を確立した。首相がどう影響力を高め、党重鎮らの圧力に向き合っていくか。今後のかじ取りが注目される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de2d8802d7c17d59b4445b291f6fd3ed6c5b001d
ひとり親世帯支援、景気回復まで継続的給付を=自民安藤氏ら提言
11/27(金) 14:33配信

[東京 27日 ロイター] - 消費税減税など積極的な財政出動で知られる自民党の安藤裕衆院議員ら若手による「日本の未来を考える勉強会」議連は27日、新型コロナウイルスの感染第3波を踏まえ、ひとり親世帯支援金の継続的な給付などを盛り込んだ提言をまとめ、西村康稔経済再生相に手渡した。26日には二階俊博幹事長にも提出している。

提言は、コロナ危機拡大により懸念される今後の失業・自殺者増加を食い止めるためにも、持続化給付金の複数回給付や、企業に対する粗利補償 の実現、医療機関福祉施設に対する支援、地方自治体への臨時交付金等、予備費も含めた迅速な対応を求めている。

ひとり親世帯向け給付金は政府の2020年度2次補正予算に盛り込まれ、現在与党が再給付を求めているが、安藤氏らは「一定の経済再生、景気回復が見込まれるまで継続的な給付が必要」としている。

(竹本能文)

5812名無しさん:2020/11/28(土) 00:52:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b211639794752069f25c27b47708b3f4e20f165d
首相、多国間外交デビュー 対中で存在感も不完全燃焼
11/26(木) 21:00配信

 【外交安保取材】

 菅義偉(すが・よしひで)首相は12〜15日の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議や、21、22日の20カ国・地域(G20)首脳会議など就任後初の国際会議に出席した。首相は覇権主義を強める中国を念頭に、ASEANとの協力強化や、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた途上国支援などをアピールした。ただ、いずれもテレビ会議方式ということもあって、会議の合間の2国間会談などはなく、物足りなさも残る多国間外交デビューとなった。

 ■ASEANは「歓迎」

 首相にとって最初の国際会議となった12日の日本とASEANの首脳会議。議長国であるベトナムのフック首相はじめ首脳ら全員が菅首相の就任と会議への初参加を歓迎した。

 政府関係者は「各首脳とも持ち時間がある中、全員が首相の参加を歓迎する言葉を述べた。期待の大きさを感じた」と振り返る。

 首相は会議で、域内の物流や人の移動など「連結性」を強化するため、すでに実施中の2兆円規模のインフラ整備の推進と3年間で1千人の人材育成を表明した。また、地域の感染症対策を担う「ASEAN感染症対策センター」の継続的な支援も約束した。

 こうした日本の姿勢は、ASEAN側から「信頼のできるパートナー」(フック氏)として、好意的に受け入れられた。

 背景には、コロナ禍でも軍事や経済面で覇権主義的行動を強める中国の存在がある。

 ASEAN関連首脳会議の成果文書をめぐっても、中国は「インド太平洋」の文言を使用しないよう強く働きかけた。日本や米国が掲げる法の支配など「自由で開かれたインド太平洋」を“中国包囲網”として反発しているためだ。

 ただ、ASEANが昨年採択した「インド太平洋に関するASEAN・アウトルック」まで否定する形になり、逆に「ASEANに寄り添う日本に期待が高まった」(外交筋)。

 首相が10月に議長国のベトナムとインドネシアを訪問していたことも大きい。ASEANにはカンボジアやラオスなどのように中国の影響力の強い国もあるが、日本はベトナムなどと協力して議論を主導できたという。

 結果として、日ASEAN首脳会議だけでなく、中国も参加するASEANと日中韓(プラス3)の首脳会議や、米露も含む東アジア首脳会議(EAS)の議長声明にも「インド太平洋」の文言が入った。一方で、中国が政策テーマごとの声明に盛り込もうとしていた「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」は採用されなかった。

 首相は中国の「裏庭」とも言われるメコン川流域5カ国との首脳会議でも再生可能エネルギーや教育、医療分野への融資などを表明。中国が巨大経済圏構想「一帯一路」で大型インフラ開発などを進めるのに対し、日本の“草の根”支援をアピールした。

5813名無しさん:2020/11/28(土) 00:52:51
>>5812

 ■「平和で繁栄した」

 ただ、首相の発言が波紋を広げる場面もあった。

 首相は14日、ASEANプラス3の首脳会議に出席後、記者団の取材に応じたが、「ASEANと日本で『平和で繁栄したインド太平洋』を共につくり上げていきたい」と発言した。

 「自由で開かれた」を使わなかったことで、中国に対する配慮や、米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領の対中国政策を意識したのではないかとの批判が広がった。首相がASEANプラス3の首脳会議で「自由で開かれたインド太平洋」に言及しなかったこともそうした見方を後押しした。

 ただ、外務省幹部は「『自由で開かれたインド太平洋』が実現すれば『平和で繁栄したインド太平洋』になる」として、政策変更を否定する。確かに首相はインドネシア訪問の際も「平和で繁栄した」と発言していた。

 首相は、中国も参加する14日のEASでは「自由で開かれたインド太平洋」に言及しており、外務省の担当者は「時間の制約がある中で、会議の目的やテーマ、参加者に応じて発言を変えている」と説明する。

 首相は「親中派」とされる自民党の二階俊博幹事長と近いことなどもあり、むしろ「中国寄りとみられることを警戒している」(政府関係者)との声もある。批判を打ち消すように、首相はその後、20日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などでも「自由で開かれたインド太平洋」に言及した。

 一方、首相はAPEC首脳会議や21日のG20首脳会議を途中退席した。テレビ会議方式で日本時間で深夜まで行われたことや、自身の発言の機会は終わっていたためで、政府高官は「他の首脳も中座や代理出席があった」という。

 従来のように対面の国際会議であれば、合間に2国間会談も行われ、安倍晋三前首相はロシアのプーチン大統領と北方領土問題をめぐって話し合ったり、中国の習近平国家主席と日中間の懸案を議論したりしていた。ただ、コロナ禍もあり、首相の外交手腕が試されるのはもう少し先になりそうだ。(政治部 田村龍彦)

5814名無しさん:2020/11/28(土) 01:03:42
https://www.asagei.com/excerpt/163001
Posted on 2020年11月24日 05:55
宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「菅総理に『自分で気づきなさい』」

 元衆院議員の宮崎謙介氏が足掛け5年の議員生活の経験をもとに、政治家ウオッチングやオフレコ話、政治にまつわる話を適度な塩梅で、わかりやすく「濃口政治評論家」として直言!

 永田町を歩いていると、界隈からは、菅総理の答弁が不安定だと耳にします。力のある総理だと思いますが、野党の追及は激化。加藤勝信官房長官が「助け船」を出す場面はありますが、菅総理を生み出した二階幹事長からの「助け船」はいまだないようです。

 そんな二階さんの派閥に、僕は所属しておりました。議員時代のある日、二階さんからお声がけをされ、派閥の若手10名ほどで中国大使館へ行ったことがあります。僕が当選を果たしたばかりの頃です。二階さんは中国大使館で大使の方々とよくランチを共にしていましたが、僕を含めた若手が初めて連れられた時のことは忘れられません。

 というのは、ランチで出されたあの中華料理が、これまでに食べた中でもダントツ、めちゃくちゃウマかったんです。二階さんいわく「なんせ中国では3本の指に入る料理人を、大使の特権で日本へ連れてきているんだから」。どうやら大使館には、大使が選んだシェフを自国から連行できるというルールがあるようで、当時の中国大使館の料理は相当なお味でした。調味料を一切使わない、素材のうまみのみで味付けをするのが特徴らしく。中でも「フカヒレの姿煮」‥‥いまだにあの感動を超えるお店はありません。

 それと、二階さんは日本にある外国大使館の多くに顔が利き、若手たちに指示して、若手が各国の大使館へ親書を届ける、というのがお決まりでした。国連で採択された11月5日の「世界津波の日」は、二階派の若手が大使館へ伝書鳩をした功績です。二階さんは地元和歌山県の安政南海地震の教訓を生かして、津波のことを世界へ知ってもらいたい。そんな思いから、国連で採択するまで動いたのが二階さんです。

 そのことに連動している人物がいます。野中広務さんです。野中さんといえば、京都府の副知事から国会議員となり、「影の総理」とまで呼ばれた政界の怪物。すでにお亡くなりになりましたが、そんな伝説の人物の自宅にまで僕は行ったことがあるんです。それこそ二階さんに大使館へ連れられていった直後くらいだったでしょうか。ある先輩議員が「これからは中国との外交が大切です。どうやら日中の太いパイプを持っているのは野中広務先生だから、一度聞いておくといい」と教えてくれて、僕はさっそく野中さんに会いに行きました。「今後、議員外交をしていこうと考えているのですが、どうしたらよいでしょう」と聞くと、だんまり。気まずい空気がしばらく流れるとおもむろに立ち上がり、資料の束を持ってきたんです。表紙には「1989年〜」という年代が書いてあり、見ると色あせたアルバム。それを開きながら「これはみんなで中国へ行った時の写真だよ。ここに野田聖子君がいるだろう。まだ若いねぇ。こっちは二階君」。パラパラッとめくりながら、「あっ、これは麻生君かな」と、次から次へとメンバーを説明。質問には答えず、アルバムを閉じるとお茶をすする。結局、大事なことは教えてくれませんでしたね。そう、「自分で気づきなさい」ということのようでした。

 つまり、今の二階さんの沈黙は「菅君、自分で気づきなさい」ということなのかもしれません。あー、あの中華料理、また食べたいなぁ。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。

5815名無しさん:2020/11/28(土) 01:03:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/fda379bb26bca8729ac8d58dc8a9d3ac707ecf9c
宮崎謙介元議員が証言する 菅官房長官の人柄「若手議員にファン多い」
9/11(金) 21:00配信

ニッポン放送
元・衆議院議員の宮崎謙介氏が自民党総裁選に出馬した菅義偉官房長官の人柄について語った。

菅氏、石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長が出馬した自民党総裁選。元・衆議院議員の宮崎謙介氏が8月31日(月)のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に電話出演し、解説を行った。

8月30日に二階俊博幹事長が率いる二階派(47人)が菅氏の支持を打ち出したことで“固まった”とされるが、宮崎氏は「二階幹事長は総裁選の時に、いの一番に声を挙げられるんですよ」とし、「前の安倍支持の時も一番最初に挙げて、そこから一気に流れができたので。今回も先制パンチが効いて、『手を挙げようかな』って思ってた人も『菅長官が挙げるならいけないな……』という風になるんですよね」と解説した。

また宮崎氏は、菅氏について「最も尊敬している議員の一人なんですよ」と明かした。宮崎氏が2012年に初当選した頃、菅官房長官に挨拶に行ったとのことだが、宮崎氏によると、通常は多忙のため新人議員は簡単には会えないという。ところが菅氏の反応は意外なものだったという。「菅長官は『5分しかないけど会いますよ』って言ってくださって。そういう事は後輩議員は感謝をするんですよ。だからファンは結構多いですよ」と、その人柄から若手議員から人望を集めていることを明かした。

5816名無しさん:2020/11/28(土) 01:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/8565eebf3f955c790e995168294f0f7639dfbe6e
安倍氏、影響力維持に痛手 「再々登板」の期待後退も 桜を見る会
11/27(金) 7:04配信

 「桜を見る会」疑惑の再燃は、退陣後も影響力維持を狙う安倍晋三前首相にとって痛手だ。

 体調が回復したとして活動を活発化させているが、自民党内では「今後の障害となるのは避けられない」との声が上がる。党内でささやかれる3度目の首相登板への期待も後退しそうだ。

 安倍氏は持病の再発を理由に9月16日に首相を退いたが、同28日には出身派閥の細田派パーティーに出席。その後も、ドイツのメルケル首相と電話で会談し、靖国神社に参拝するなど精力的だ。

 健在をアピールする安倍氏に、冷や水を浴びせたのが桜を見る会の前夜祭をめぐる問題だ。首相在任時、自身の事務所の直接的な関与や会費の補填(ほてん)を否定。だが、東京地検特捜部の捜査では安倍氏周辺が一部補填を認めた。野党は安倍氏の国会招致を求めている。

 自民党では26日、厳しい見方が相次いだ。伊吹文明元衆院議長は二階派総会で「首相の肩書を外して憲法改正の旗を振れる立場になったが、しばらくは無理だろう」と指摘。岸田派中堅は「答弁と全然違う。悪質だ」と批判し、竹下派の竹下亘会長は記者団に「政治資金の問題だから細心の注意をして対応しなければならない」と語った。

 安倍氏は党総裁として国政選6連勝を達成。「ポスト安倍」の有力候補だった岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長の失速もあり、党内では「菅義偉首相の次は安倍氏」との声が少なくない。しかし、今回の疑惑は「森友・加計」問題など安倍政権の負の側面を再び想起させかねない。

 細田派では安倍氏の早期復帰と会長就任への期待が強いが、閣僚経験者は「派閥に戻っても求心力がそがれるのではないか」と懸念を示す。同派幹部は「すぐには戻ってこられないかもしれない」と肩を落とした。

5817名無しさん:2020/11/28(土) 01:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/09a65eb38d48283b1a562887e91a546af374bd0b
「桜を見る会」で虚偽答弁…安倍晋三前首相ピンチにも永田町が盛り上がらない理由
11/25(水) 22:00配信

 安倍晋三首相(66)が、「桜を見る会」の前日に都内のホテルで開いていた「前夜祭」をめぐり、東京地検特捜部が関係先を捜査していることを、読売新聞が11月23日付の朝刊でスクープした。

 同日夜には、前首相の資金管理団体「晋和会」が、会場となったホテル側に対して、会費800万円以上を補填していたことを示す領収書の存在をNHKがスクープするなど、各社の報道合戦が過熱している。

 安倍氏は11月24日に国会内で記者団の取材に応じ、「私はもう国会で答弁している。告発を受けて、事務所として全面的に協力している。まだ途中の経過であり、今の段階で話をすることは控えたい」と、言葉少なに語った。

 だが、これまで安倍氏は国会で「事務所が補填した事実はまったくない」と明言してきた。つまり安倍氏は、首相在任時に虚偽答弁を繰り返していたことになる。

 となれば、野党も色めき立って勢いづきそうなものだが……。意外にも永田町では、ほとんど盛り上がりを見せていないという。東京地検特捜部は、何を狙っているのか。全国紙司法担当記者は、その “本気度” について、こう話す。

「黒川弘務元検事長の “賭け麻雀” 騒動があってからというもの、東京地検の検事たちのあいだには、安倍前首相に “遺恨” めいた感情が広がっていました。

 現在、安倍事務所の公設第一秘書などへの事情聴取が進んでいますが、地検特捜部は『確実に秘書を立件しよう』と、捜査に本腰を入れています」

 だが、こうした特捜部の盛り上がり方とは対照的に、自民党内では楽観的な見方が強いのだという。

「今回のケースは、安倍前首相の資金管理団体『晋和会』の収支報告書の訂正か、悪くても略式起訴で済むんじゃないかという見立てが、自民党内では支配的なんです。

 ただ、検察も秘書への事情聴取までやって、何もしないというわけにもいかない。検察審議会から横やりが入るかもしれませんから、予断を許さない状況だとは思うのですが……」(与党担当記者)

 一方で、ある自民党幹部は、こう続ける。
 
「永田町では、読売とNHKがスクープを打てたのは、『じつは菅総理が直接、両社の記者にリークしたのではないか』という憶測が、すぐさま流れている。『安倍さんの影響力を削ぎたい』と菅さんが考えても、無理がない政治状況になっているんだ。

 派閥を持たない菅さんや、総裁選以来一貫してタッグを組んできた二階(俊博)幹事長にとって、安倍さんが最大派閥である清和会(細田派)のオーナーになることは面倒でしかない。“キングメーカー” として、政権運営や “ポスト菅” に口を出されたくないからだ。

 しかも、安倍さんの “再々登板” 待望論まで党内で浮上している。このところ安倍さんは、持病の潰瘍性大腸炎の治療がうまくいっていて、元気を取り戻した。

 それで、なにかと菅政権に対しても意見を出すようになってきたから、気運を削ぐという意味で、菅さんが動いたんじゃないかという勘繰りなわけだ。菅さんが安倍さんをけん制しておきたいと考えれば、あながち無理筋な見立てではないと思う。

 もしそうだったとすれば、秘書など安倍事務所関係者が略式起訴されることで、“捜査終了” になるだろうと、みんな『この件は大ごとにならない』と、タカをくくってしまっているわけだ」

 安倍氏本人は、事情聴取はおろか国会での説明すら、逃げおおせそうだという。

「安倍前首相を国会に参考人招致することは、なかなか実現しないでしょう。予算委員会は、年内にはもう開催されません。国会も、12月5日で会期末を迎えます。次に呼べるとしたら、年明けになってしまう。

 しかも、第3次補正予算を成立させた直後に、菅首相が解散総選挙に打って出るという可能性まで浮上しています。このまま、安倍前首相に国会で説明させずに、自民党は幕引きを図っています」(前出・与党担当記者)

 これでは与党も野党も盛り上がらないはずだ。結局、“モリカケ桜” の真相は、深い霧に包まれたままなのか――。

5818名無しさん:2020/11/28(土) 10:53:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a3eebec415a788efc2a0a03a1df67831a2c74f
小泉進次郎が「ハゲの会」に入会 評判ガタ落ちで焦燥し美人広報を採用
11/28(土) 5:56配信

 大臣に就任して1年余り。この間、小泉進次郎環境相(39)は“ポエマー”として評価が上がっただけ、という声がもっぱらだ。メディア露出もすっかり減った焦燥からか、今度は「ハゲの会」に入会、そして環境省に美人広報まで雇っていた。

 ***

 永田町には知る人ぞ知る「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)が存在する。要は薄毛の議員が集まる懇親会なのだが、今月12日夜、東京・赤坂の中華料理店で開かれた同会の会合に駆け付けたのが進次郎氏だった。まさか、40歳を前に頭髪が薄くなったのだろうか。

「いやいや、小泉さんに資格はないはずなんだけど、なんでも曾祖父が薄毛だったそうでね」

 とは同会幹部。曾祖父とは小泉純一郎元総理の祖父で「入れ墨の又さん」とも呼ばれた小泉又次郎元逓信大臣のことだ。

「小泉さんはこの会の存在を以前から知っていて、彼から入りたいと言ってきたんです。妻のクリステルさんのお父さんも髪が薄いとかで。ま、ともかく入会ということになりました」(同)

 2013年発足の同会の名誉総裁は菅義偉総理。50名近い議員が所属している。

 政治部デスクによれば、

「年に数回、懇親会を行っています。小泉大臣は特定の派閥に属していませんので、“仲間作り”の一環でもあるのでしょう。大臣の取り巻きだった自民党議員の中には離れた人もいるようですし」

 最近の進次郎氏の評判は議員間のみならず、メディアでもガタ落ちである。

「大臣を取り上げても視聴率がとれなくて、キー局でも彼のニュースを流せなくなっています」(同)

 記者との関係も上手くいっていないそうだ。

広報のスペシャリスト
「大臣会見が不評ですね」

 と、社会部記者。会見は週に2回、まずは大臣からの「冒頭発言」があり、質疑応答に移るのが通常だ。

「冒頭発言が長すぎるんです。大臣はこの発言を前日深夜まで練っているらしく、自身がアピールしたいことだけを話す。その割にニュースにならない的外れな話題ばかりなので、いい加減にしてくれ、と記者クラブが環境省に申し入れたんです」(同)

 そのことが報じられ、会見は改善されたものの、

「大臣はイベント時などで省の広報室に対する注文が多い。自分の“見せ方”にとてもこだわりを持っている人なんですよ」(同)

 そこへ抜擢されたのが美人敏腕広報である。

 環境省関係者が言う。

「10月27日付で非常勤の環境省参与として就任したのが、アラフィフの女性。かつて、マイクロソフトやグーグル、電気自動車のテスラなど、名だたる企業で広報を務めてきたスペシャリストです」

 記者との関係改善も含め、アドバイスをするのか。参与となった当人に聞くと、

「環境省にお問い合わせ下さい」

 その環境省は、

「広報室がより効果的、効率的に対応できるようアドバイスを受けるため環境省としてオファーしました」

 これに前出の関係者は、

「小泉大臣とは共通の知人がいるようで、大臣の希望もあって参与に就くことになったと聞いています」

「週刊新潮」2020年11月26日号 掲載

新潮社

5819名無しさん:2020/11/28(土) 23:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/14aabcc7811fd302a56fcfcbdd2674ecb6205cbd
安倍前首相がSNS投稿で”事実誤認” 慰安婦報道の最高裁判決で削除要求
11/28(土) 10:02配信

 従軍慰安婦報道に関する名誉毀損訴訟を巡り、安倍晋三前首相が会員制交流サイト(SNS)に事実と異なる投稿をしたとして、削除要求の内容証明を送りつけられる騒動が起きている。訴訟は、従軍慰安婦に関する記事を「捏造(ねつぞう)」と決めつけられたとして、朝日新聞元記者の植村隆氏(62)がジャーナリストの桜井よしこ氏(75)らに損害賠償を求め、札幌地裁に2015年に提訴。一、二審は請求を棄却し、最高裁が今月18日に上告を退けて原告敗訴が確定した。(共同通信=新崎盛吾)

 ▽産経新聞の記事とともに

 安倍前首相は自身のフェイスブックに20日、植村氏の敗訴確定を報じた産経新聞の記事を添えて「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と投稿した。しかし、確定判決は植村氏に対する名誉毀損を認めた上で「植村氏が事実と異なる記事を執筆したと(桜井氏が)信じたのには相当な理由がある」とした内容。植村氏も「法廷では桜井氏自身が事実誤認を認め、捏造でなかったことも裁判で明らかになった」と話している。

 植村氏は1991年8月、韓国で元慰安婦として名乗り出た女性の記事を朝日新聞に掲載した。桜井氏らはこの記事について「『女子挺身隊の名で戦場に連行』という本人が述べていない経歴を加えた」「親に人身売買された経緯を書かなかった」ことなどを根拠に、新聞や雑誌で「捏造」と指摘していた。

 ▽「娘を殺す」と脅迫状

 事態はその後、2014年1月30日発売の「週刊文春」が掲載した「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」との見出しの記事をきっかけに、大きく動き出す。朝日新聞を退職予定だった植村氏の再就職をやゆした記事だったが、内定先の大学に抗議や嫌がらせの電話とメールが殺到し、再就職は破談に。非常勤講師を務める札幌の大学には、爆破予告などの脅迫状が相次いで届いた。

 さらに文春が同年8月6日発売の号に「慰安婦火付け役 朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」との続報を掲載したことで、バッシングはさらにエスカレートした。

 植村氏の娘の実名や高校名、顔写真などがネット上にさらされ「(娘を)必ず殺す」と書かれた脅迫状が届き、警察が身辺警護に動いた時期もあった。植村氏は、家族や勤務先の大学を巻き込んだバッシングを止めるため、桜井氏らを札幌地裁に、同様の主張をしていた西岡力・東京基督教大教授(当時)と文芸春秋を東京地裁に、それぞれ提訴した。

 ▽辞任後、初めての感想投稿

 安倍前首相のフェイスブックのフォロワーは60万人余り。9月16日の首相辞任後、靖国神社参拝など自身の行動を計5回発信していたが、記事の感想を投稿したのは初めて。19日にツイッターで産経新聞の電子版記事をリツイート(転載)した後、同じ記事をフェイスブックで引用紹介。翌日に自らの投稿にコメントする形で「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と書き込んだ。

 植村氏の弁護団によると、削除要求の内容証明は24日に送付し、1週間以内に投稿を削除するよう求めている。

 意図的に事実をゆがめる「捏造」という表現は、単なる間違いを意味する「誤報」とは異なり、記者にとって死刑判決に相当する重い意味を持つ。東京の訴訟も、一、二審は請求を棄却したが「論文や記事は、植村氏の社会的評価を低下させる名誉毀損に該当する」と認定。その上で「(捏造との指摘は)意見や論評の域を脱したものではない」として、西岡氏らを免責する判断を示している。

 東京訴訟に対する最高裁の判断も近く示されるとみられるが、安倍前首相が削除要求にどのように対応するのかにも、注目が集まっている。

5820名無しさん:2020/11/29(日) 00:01:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/07b44906f738b9fa2f21544f99409058a1a99055
安倍前首相、「桜」疑惑はなぜいま再燃したのか
11/28(土) 4:51配信

 11月下旬の3連休のさなか、安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑について、降ってわいたかのように新たな報道が飛び出した。疑惑の核心とされてきた前夜祭での安倍氏側の経費補填について、「東京地検特捜部が捜査中」というのだ。

 2019年11月に共産党が国会で問題を追及して表面化して以来、安倍氏は、①事務所が会費を参加者から集金してそのままホテル側に渡した②後援会への収支は一切なく、政治資金収支報告書への記載は必要ない③明細書の発行はなかった、などと答弁し、公職選挙法と政治資金規正法にはともに違反していないと主張し続けてきた。

 当時官房長官だった菅義偉首相も、安倍氏と同様の答弁で野党側の追及をかわしてきた。

■長きにわたる虚偽答弁か

 これに対し、全国の弁護士らは安倍氏と後援会幹部3人について、2020年5月に東京地検に公選法と政治資金規正法違反であるとの告発状を提出。同地検はこれまで動きがなかったが、読売新聞が23日、安倍事務所の担当者らから同地検特捜部が任意の事情聴取を始め、「安倍事務所が5年間で800万円以上の経費補填」などと報じたことで政界が大揺れとなった。

 報道が事実なら、安倍氏は在任中、国会で長期間にわたり虚偽答弁を繰り返してきたことになる。政治的・道義的責任は免れず、刑事事件として立件されれば安倍氏の政治生命にも大きな影響を及ぼす。疑惑を否定する答弁や記者会見を続けてきた菅首相の政治責任も厳しく問われかねない。

 まさに、年明けの衆院解散も含めた年末以降の政局運営にも影響必至だが、検察しか知りえないさまざまな捜査情報が次々と報道されており、政界では「官邸陰謀説」もささやかれている。安倍氏はここにきて政治の表舞台に復帰し、安倍氏支持グループからは2021年9月の自民総裁選に出馬するという「再々登板説」も出始めた。「これに危機感を持った官邸が密かに動いた」(自民幹部)との見方からだ。

 読売新聞によると、2015年から2019年までの間、首相夫妻が主催する「桜を見る会」前日の前夜祭で、参加者が払った1人5000円の会費合計と、ホテル側が実際に請求した宴会経費の差額計800万円超を、安倍事務所側が補填していたという。その際、ホテル側は安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てに領収書も発行していたと指摘した。

 これが事実なら、安倍氏の国会答弁はすべて虚偽となるのは明白だ。選挙支援を目当てに資金提供したと認定されれば公選法違反になり、事務所が補填したのに政治資金収支報告書に記載していなければ政治資金規正法違反(不記載)となる。

 その後、NHKなどが「補填総額は916万円」「ホテル側が出した領収書を安倍事務所が廃棄した」など、この問題を大々的に報じている。さらに、「東京地検が近く、安倍氏自身からも事情を聴く」と踏み込んだ報道も飛び出している。

 疑惑が再燃する形になった安倍氏は24日、「今回、告発を受けて捜査が行われていると承知している。私は国会で答弁させていただいているが、事務所としては、告発を受けて全面的に(捜査に)協力していくということだ」と述べる一方、詳しい説明については「途中経過の段階なので、お答えは差し控えたい」と述べるにとどめ、記者団の質問も受け付けずに立ち去った。

 その一方で、菅首相は25日の衆参両院での予算委集中審議で「捜査中の問題で答弁は控える」とガードを固め、安倍氏の参考人招致や証人喚問も「国会が決めること」と否定的見解を繰り返した。ただ、自らの国会答弁が結果的に虚偽だった場合の責任を問われると、「そうなれば答弁した私にも責任がある。それは対応する」と苦渋の表情で答えた。

5821名無しさん:2020/11/29(日) 00:01:43
>>5820

■官邸の情報リーク説も

 今回の疑惑再燃で政界関係者が注目したのは、メディアの報道ぶりだ。疑惑が表面化して以来、追及してきたのは朝日、毎日、東京各紙などいわゆる「安倍政権批判」グループだった。ところが、今回口火を切ったのは、「安倍政権擁護派」とみられていた読売で、すぐさま追随したのも政権寄りの姿勢が目立つとされたNHKだった。

 このため、政界では「読売が先行したのは菅政権がリークしたからではないか」との声が広がった。菅政権発足後は、政界でも「安倍前政権以上に官邸が司法をコントロールしている」(立憲民主幹部)との声も多く聞かれた。今回の地検の動きについても、「菅首相と上川陽子法相、さらに加藤勝信官房長官や杉田和博官房副長官(事務)に検察側から事前報告がなかったはずはない」(閣僚経験者)との見方が支配的だ。菅首相ら官邸側は「地検の動きを知りながら後押しもしくは黙認していた」(同)という読みだ。

 安倍氏や菅首相は「報道で知った」と口をそろえるが、「安倍前政権発足以来の官邸と検察の関係からみて、それはありえない」(自民長老)との声が相次ぐ。「少なくとも官邸サイドは検察から報告を受けていたはず」(同)というわけだ。

 8月末に持病悪化を理由に突然退陣表明した安倍氏は、菅政権が本格始動した9月までは表舞台での活動を控えてきた。しかし、10月に入ると大好きなゴルフを再開。各種の会合のほか、メディアのインタビューにも積極的に応じることで存在感をアピールした。

 当面の政局についても「私なら1月に解散する」と発言し、「キングメーカー気取り」(自民長老)との評も広がっていた。そして、党内保守派の安倍氏支持グループからは、「2021年9月の総裁選出馬による再々登板を期待する」との声が相次ぐほどだった。

 菅首相の政権運営は、自民党の二階俊博幹事長との緊密な連携による「菅・二階連合」が中軸となっている。このため、安倍前政権の中核だった麻生太郎副総理兼財務相の存在感が薄れ、総裁派閥で権勢をほしいままにしてきた党内最大勢力の細田派も、菅・二階連合の後塵を拝する形だ。

 二階氏は党内を完全に掌握することで菅首相を支える一方、人事や資金を独占していることへの党内の不満も高まっており、そうした状況が安倍氏の再々登板を後押しする動きの背景にあるとされる。安倍氏側は「菅政権が安倍政治の継承を旗印に高い支持率を得られたのは、安倍氏の協力があったから」(周辺)と強調し、「安倍氏が体調を回復すれば1年間だけ菅氏でつないで、また安倍政権に戻せばいい」(同)と主張する。

■疑惑再燃も安倍氏封じ込めが狙いか

 11月に入り、菅首相は安倍氏が退任直前の9月に「首相の談話」という遺言のような形で提起したミサイル防衛政策の見直しについて、安倍氏が目標とした年末までの結論を先送りした。さらに、憲法改正についても、「菅首相はやってるふりをしているだけで、安倍氏のように(改憲で)リーダーシップを発揮する気はない」(自民幹部)とみる向きが多い。

 そこで、安倍氏側は「話が違う」(側近)との不満から安倍氏復活に動き、それを官邸サイドが牽制するという「菅vs安倍」という構図が浮かび上がるわけだ。今回の桜疑惑再燃も「菅首相が安倍氏の封じ込めを狙ったもの」とのうがった見方が出る所以だ。

 地検が刑事事件として立件するような事態になれば、細田派と麻生派、さらには竹下派など、菅首相の政権運営に不満を持つ勢力が一斉に「反菅」に転じる可能性もありうる。

 ひと昔前、ロッキード事件で田中角栄元首相を逮捕させた三木武夫首相(当時)に対し、最大勢力だった田中派を先頭に多数の派閥が挙党体制確立協議会(挙党協)を結成して「三木おろし」に動いた前例もある。多勢に無勢で手足を縛られた三木首相が解散もできずに任期満了選挙に追い込まれ、自民敗北で退陣した歴史は「今回の動きと二重写しになる」(自民長老)との見方もある。

 そもそも、地検特捜部が国会開会中に本格捜査を進めることもあまり例がない。これまでは、「選挙前3カ月から半年は政治がらみの捜査をしないのが慣例」(司法関係者)だった。年明け解散も取りざたされている時期に、超大物である前首相の疑惑を捜査するのは「極めて異例の事態」(同)ともみえる。

 そういうこともあって関係者の間では今回の疑惑について、「公選法違反の立件は困難で、本命は政治資金規正法違反(不記載)」との見方が広がる。「動かぬ証拠」(閣僚経験者)となるホテル側の領収書が存在すれば、安倍事務所の「収支報告書不記載」での立件は容易だ。検察は年度が替わる前に捜査を終結することが多く、今回の捜査も2021年3月までに結論を出す方向だとされる。

5822名無しさん:2020/11/29(日) 00:01:53
>>5821

■「秘書に責任押し付け」で言い逃れ

 そこで問題となるのが安倍氏の今後のふるまいだ。安倍氏周辺はすでに不記載を認めているとされ、「安倍氏が国会で虚偽答弁を続けたことは明白」(閣僚経験者)だ。そうなれば当然、安倍氏自身による記者会見での説明や国民への謝罪が求められることになる。 

 安倍氏支持派とされる産経新聞も、26日の社説で「自ら説明すべき」と主張した。ただ、安倍氏が虚偽答弁を認めて謝罪すれば、国民の信頼とキングメーカーとしての政治的地位を一気に失うことになる。

 ただ、「不記載は一定以上の金額でないと関係者を逮捕することなどはしないのがこれまでの例」(司法委関係者)とされる。今回の疑惑は「年単位でみると最大250万円程度の不記載なので、せいぜい書類送検での罰金刑。場合によっては収支報告書の訂正で済ませるケースもいくらでもある」(同)との指摘も多い。

 その一方で、安倍氏がもし、違法を認識していて虚偽答弁を続けていたことが立証されれば、「議員辞職にもつながる政治家としての致命傷」(自民長老)となる。これまで、安倍氏周辺から出たとされる情報は、「会計責任者でもある公設第一秘書が安倍氏に黙ってやったこと」で統一されている。安倍氏は過去の政治スキャンダルと同様、「秘書がやったことで、まったく知らなかった」と言い逃れしようとしているともみえる。

 つまり「政治的落としどころは、秘書だけが処分されて安倍氏は立件対象にならないまま、虚偽答弁を記者会見などで謝罪して、証人喚問などは回避する」(自民幹部)というシナリオが現実味を帯びてくる。

 ただ、その場合も「結果的に安倍氏の再々登板説も自然消滅し、院政への道も遠のく」(同)のは明らかだ。その結果、「菅首相の求心力は強化され、次期衆院選で負けない限り、総裁再選による4年の本格政権が確実になる」(自民長老)。ここ当分は「桜疑惑をめぐる虚々実々の駆け引き」(同)が政局の焦点となりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5823名無しさん:2020/11/29(日) 00:35:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb3f728c35dbaf817c4d357bf1645c8737c6353b
自民・石破氏「今更なんだかなあ…」 「桜」めぐる安倍氏批判に
11/28(土) 11:32配信

 自民党の石破茂元幹事長は27日付のブログで、安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会で、安倍氏側が参加費用の一部を補填(ほてん)していた問題について「党内からも批判があがっているとの報道に接したり、安倍氏を礼賛・擁護していた政治評論家が厳しい姿勢に転じて発言をしたりするのを見ていると、今更なんだかなあ…という気がしないではない」と投稿した。

 「第三者の掌を返したような姿勢を見ると、そんなに自分の立場が大事なのかと情けない」とも書き込んだ。石破氏は安倍氏の首相在任中、「桜を見る会」をめぐる説明が不十分だとして批判していた。

 また、安倍氏側に対しても「『現在捜査中なので何も言えない』と常套(じょうとう)句のようにいわれるが、真実を積極的に明らかにすることと捜査の支障になることは同じではない。当事者のみならず党や政治全体の信頼回復にも資する」と適切な対応を促した。

5824名無しさん:2020/11/29(日) 00:40:56
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020112700002.html
菅総理と検察が安倍氏に迫る「政界引退」
「安倍前首相秘書ら聴取」の舞台裏と今後の行方を読み解く
佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長
2020年11月28日

 シェイクスピアの惨劇が現代日本の政治状況の中で甦りつつある。創作前期の史劇群から後期の悲劇群への橋渡し作品となった『リチャード3世』の主人公は、権力への野心だけを頼りに実兄をはじめとする親族や臣下を冷酷に粛清し尽くし、王座に上り詰めていく。

 権力のために、自らが殺した皇太子の未亡人を口説き落として妻とし、薔薇戦争の最後に殺されるまで、ただ権力だけにしか関心のなかった男。

 現代の「リチャード3世」は誰なのか。私は今、あえて名指しすることはしないが、11月23日、勤労感謝の日の読売新聞朝刊1面を見た読者は意外な驚きを味わい、政界関係者はある種の戦慄を味わったのではないだろうか。

 1面左肩にあるその見出し「安倍前首相秘書ら聴取」という記事の書き出しはこうなっている。

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第一秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった。

 これに続く文章を読んでみると、さらにこうある。

 特捜部は、会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填していた可能性があるとみており、立件の可否を検討している。

 この日の朝日新聞1面は、新型コロナウイルスの日本の死者総数が2000人を超えたというニュース。安倍氏の公設第一秘書が地検特捜部から事情聴取を受けたという記事はどこにも見当たらない。朝日だけでなく、毎日や東京などどの新聞にもない。つまり、読売のスクープである。

 私に入ってきた情報によると、この読売やNHKに対して、首相官邸からリークがあったのだという。首相官邸の主は言うまでもなく菅義偉首相。9月にあった自民党総裁選の前に繰り広げられた党内暗闘を制して権力の座を手中にし、自ら官房長官として仕えた安倍前首相の政治を全面的に引き継ぐと公言した首相である。

 その首相を主にした官邸が、前首相を一気に落とし込むブラックニュースを、それまで安倍政治にほとんど忠実に従っていた新聞界と放送界の両雄に「嬉々として」流した――。

 いま、「嬉々として」とあえてカギカッコをつけたのは、この様態は私が推測した部分であり、実際には「嬉々として」だったのか「冷静に」だったのかはわからないからだ。むしろ、菅政権の性格から推してみると「冷静に」とか「冷酷に」とかと形容する方が正確かもしれない。

5825名無しさん:2020/11/29(日) 00:41:14
>>5824

菅首相は何を考えているのか
 振り返ると7年8か月の第2次安倍政権の間、日本の政治状況は「安倍一強」体制と言われ続けてきた。その体制が崩れ、体制を支えてきた官房長官の菅氏が後継首相となってほぼ2か月後にこのニュースが流れた。しかも、ニュースの流れ方が尋常ではない。官邸が検察の動きを止めるどころか自らささやくことまでやっている。

 読売新聞とNHKのニュースが流れた朝、自民党内にこのような見方が広がり、官邸や検察の思惑をめぐって様々な憶測が飛び交った。情報が混乱する中で、議員たちの最大関心事は次の2点に絞られた。

 まず、検察はどこまで捜査を進めるつもりなのか、という点。

 そして、二つ目に菅官邸がニュースを流した狙いはどこにあるのか。さらに端的に言えば、菅首相は何を考えているのか、という点である。

 二つ目の点から先に考えてみよう。最初に思い描いていただきたいのは、菅義偉氏が首相になった経緯、暗闘の構造である。

 私は日本人ジャーナリストとして初めて、安倍前首相が辞任表明する1週間前の8月21日の論座(『ポスト安倍は「麻生」か「菅」か/安倍vs二階の攻防激化〜安倍内閣総辞職の可能性強まる。「佐藤栄作」越えの24日以降か』)で内閣総辞職の予測ニュースを報じ、その後同29日の論座(『「安倍・麻生」vs「二階・菅」 国家権力を私物化する総裁選の行方』)と併せて、「菅・二階」VS「安倍・麻生」という暗闘の構造をレポートした。

 つまり、安倍後継を決めるにあたって、当時の菅官房長官を立てる二階俊博自民党幹事長と、麻生太郎財務相を後継としたい安倍首相との暗闘の構造のことである。

 この構造を思い描いた時、誰しもが疑問に思う点がひとつだけある。内閣官房長官は首相のパートナーとして内閣を支え続けてきた「縁の下の力持ち」。首相とは誰にも増して同志的なつながりを持っているはずなのに、なぜ対立構造の中に位置することになってしまったのか、ということだ。

 同じような疑問は官房長官時代の菅首相の頭にも去来したにちがいない。菅氏にとってみれば、安倍内閣や安倍個人の醜い不祥事、疑惑をかばい続け、毎日午前、午後の記者会見でも弾除けの役を担ってきた。

 しかし、それにもかかわらず、後継首相を考える際に安倍氏が推したのはまず岸田文雄自民党政調会長、そして菅氏とは折り合いの悪い麻生氏だった。あくまで菅氏自身は外され続けた。

 この疑問の果てに「菅・二階」VS「安倍・麻生」という暗闘の構造が出来上がった。そして、この構造の特徴は8月29日の論座レポートでも詳述したが、4者のうち誰一人として安閑としていられる人間は存在しないという点である。

5826名無しさん:2020/11/29(日) 00:42:03
>>5825

「安倍再登板」への警戒感
 二階幹事長と菅首相とは、それぞれの地元、和歌山と横浜にIRを誘致しているという点で共通している。

 そのIRをめぐる汚職事件で秋元司衆院議員が逮捕、起訴され、さらに保釈中に事件の証人を買収しようとした疑いで再逮捕、追起訴されるという前代未聞の事件を起こした。その秋元氏をIR担当の内閣府副大臣に据えた背景には二階、菅両氏の力があったとされている。

 一方、麻生氏には二つほど大きい疑惑がある。ひとつは「忖度道路」として有名になった下関北九州道路の建設問題。この道路建設は財政難のために2008年に完全凍結されたが、下関を地元とする安倍氏、北九州を地元とする麻生氏の下で2019年度に調査が再開された。総工費数1000億円とされるこの道路が本格着工されれば、麻生氏の実家であり自ら社長も務めた麻生セメントを中核とする麻生グループは大きく潤う。

 もうひとつの問題は、北九州沖の響灘で進められている洋上風力発電事業だ。この企業は独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から補助金を受けているが、社長が代表を務める政治団体は、麻生氏の資金管理団体「素准会」に対して2017年と18年に計3000万円の寄付をしている。

 そして、安倍氏については言うまでもないが枚挙にいとまがない。森友学園、加計学園、河井元法相夫妻の公職選挙法違反事件と1億5000万円という破格の運動資金の問題、そして今回、公設第一秘書が東京地検特捜部から事情聴取を受けた「桜を見る会」の疑惑。

 安倍氏を筆頭として4人のうち誰一人として安閑としていられる人間はいないはずだ。

 ところが驚くべきことに、菅首相就任後、安閑としている人間がただ一人だけ存在した。安倍前首相である。

 安倍氏は首相職を辞任する直前、慶應大学病院への検査に何台もの車列をなして押しかけ「体調不良」をアピール、首相辞任の第一の理由として「潰瘍性大腸炎」という持病を挙げた。

 ところが、首相辞任後2か月も経たないうちに体調は戻り、現在活発な活動を続けている。さらに出身母体の自民党内最大派閥である清和政策研究会(清和会=細田派)への復帰にも意欲を示しているとされる。安倍氏が清和会に復帰するということは、まさに最大派閥の会長に収まることを意味する。

 そのことと併せて、安倍氏の周辺からは、来秋の総裁選に安倍氏自身が三度目の登場をするのではないかという期待の声さえ漏れてくる。この事態を前にした時、菅氏は、血色の戻った安倍氏の顔を決して喜びを持っては見られなかっただろう。

 東京地検特捜部が安倍氏の公設第一秘書らを事情聴取した案件は、毎年開催している「桜を見る会」の前夜祭に安倍事務所が5年間で計約900万円を補填していたという問題。

 読売新聞を追いかけた11月25日朝日新聞1面の詳細な記事によると、正確な補填額は916万円。各年の参加者は450-750人規模。安倍氏の地元支援者一人当たりでざっと計算すると2000円から3000円の補填額だ。

 補填は何と言っても補填であることには違いはなく、有権者に同額の供応をしていたことは間違いない。このために公職選挙法や政治資金規正法違反であることは事実だとする見解がある。

 その一方で、「前首相を公選法に問うには金額が小さすぎる」という見解も根強く、最終的には検察は、政治資金規正法に基づく罰金刑を秘書に課して処理を終了させるのではないか、と見る見方が一般的のようだ。

 しかし、最初に提起した問題に戻るが、ここでさらに考えなければならないことは、権力の座に就いた菅義偉氏という個人が一体何を考えているのだろうかという、まさに歴史の不確定要素だ。

 7年8か月の間、不祥事に揺れ続ける政権を盾となって守ってきたにもかかわらず、最後になって最も劣後した地位に追いやられ屈辱をなめさせられた記憶。議員秘書や横浜市議から始めた自分のキャリアに比べ、輝く日本政界のスターたちを親や親族に持つ安倍氏の恵まれた偶然の境遇。

 脳内で働き続ける不確定要素は、今後、刻々と上がってくる検察の捜査情報を前に、アクセルとブレーキのペダルのどちらを踏むべきか決定的な要因となる可能性がある。

5827名無しさん:2020/11/29(日) 00:42:34
>>5826

安倍政権に伝統や誇りを引き裂かれた検察
 ここで、政界関係者らが強い関心を持つもう一つの問題の方を考えてみよう。つまり、検察はどこまで捜査を進めるつもりなのか、という点である。

 まず、各マスコミの報道によれば、今回任意の事情聴取を受けたのは、安倍事務所の公設第一秘書ら。合計で「20人近く」(週刊朝日)という報道もあるが、私が得た情報では「最低でも10人以上」だった。

 この事情聴取は今年5月21日に全国の弁護士や法学者662人が東京地検に安倍氏らを告発したことを受けたものだが、もし東京地検にやる気がなければ、恐らくは公設第一秘書に形式だけのヒヤリングをして終わりである。

 しかし、現実には任意とはいえ10人から20人の間の秘書らを事情聴取。相当力を入れた捜査であることを推量させる。

 私に入ってきた情報でも東京・霞が関の検察庁舎の地検特捜部のフロアは連日夜遅くまで煌々と明かりがともっているらしい。さらに言えば、事件に強い読売社会部が増員体制に入ったという情報も伝わってきた。

 これらの間接情報を総合すると、地検はかなり真剣に疑惑に向き合っていることを想像させる。

 地検の姿勢を検討する際にも、先ほど指摘した歴史の不確定要素を勘案する必要がある。つまり、簡単に言えば、安倍政権のために検察の伝統や誇りといったものがズタズタに引き裂かれてきたという経緯だ。

 振り返ってみると、まず2014年に、政治資金収支報告書への未記載費用が1憶円を超えるという疑いを持たれた自民党議員、小渕優子氏の疑惑があった。地検特捜部は関係先を家宅捜索したが、データを保存していたとされるハードディスクが電動ドリルで破壊されていたという事態が起きた。

 2016年には、甘利明氏による都市再生機構(UR)に対する口利き疑惑事件が明らかになった。口利きの見返りに甘利氏側が計1200万円もの現金や接待を受けていたという疑惑で、甘利氏自身、計100万円の現金を受け取っていた事実を認めた。

 これらは明確な事件だったが、東京地検は議員への捜査、立件を見送った。そして、その裏には、安倍官邸の意を受けた黒川弘務・東京高検前検事長の働きがあったとされている。

5828名無しさん:2020/11/29(日) 00:43:26
>>5827

安倍氏に突きつけられる「政界引退」、そしてその先は…
 黒川氏は「安倍官邸の守護神」とも俗称され、安倍氏や菅氏の政治力をバックに検察捜査に圧力を加え続けた。

 安倍氏は今年1月31日、この黒川氏の定年延長を閣議決定。違法の疑いが強い定年延長の狙いは、検察の最高権力者である検事総長に黒川氏を就任させることだったが、その後5月になって、黒川氏がコロナ禍の緊急事態宣言下で新聞記者らと賭けマージャンに興じていたことが報じられ、「守護神」はあっけなく退場となった。

 安倍氏を背後に背負った黒川氏の度重なる圧力や定年延長問題などによって特捜検事をはじめとする検察職員たちはかつてない屈辱を味わってきたと見られる。

 そこに黒川氏という重しが取れ、安倍氏に対してそれほど庇い立てする気がない菅政権が誕生した。しかも、「桜を見る会」前夜祭という比較的立証が簡単な事件。処理は罰金刑かもしれないが、立件はまちがいないだろう。

 しかも、ここでもう一つ付け加えなければならない情報がある。検察は単に安倍事務所による補填の裏付けを取るだけではなく、補填した資金の出所まで強い関心を持って捜査しているという情報だ。

 安倍氏の周辺には、河井元法相夫妻への1憶5000万円供与の問題や加計学園、森友学園問題などカネにまつわる疑惑が多い。重しが取れた検察は、「桜を見る会」前夜祭を入り口にどこまで駆け上がっていくのか。

 この疑問に対して、菅氏と検察がそれぞれに内包する「歴史的不確定要素」がどういう解決策を与えるのか。

 積極捜査を進める検察を前に、安倍氏は現代の「リチャード3世」の軍門に降ると見られる。白旗を掲げた「前王」に対して、菅氏と検察が下す処断の内容は、政界引退だろう。

 しかし、検察はそれから先にまだ捜査の手を伸ばすのか、まだ見通すことができない。

5829とはずがたり:2020/11/29(日) 08:38:37
小泉進次郎が「ハゲの会」に入会 評判ガタ落ちで焦燥し美人広報を採用
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a3eebec415a788efc2a0a03a1df67831a2c74f
11/28(土) 5:56配信
デイリー新潮

 大臣に就任して1年余り。この間、小泉進次郎環境相(39)は“ポエマー”として評価が上がっただけ、という声がもっぱらだ。メディア露出もすっかり減った焦燥からか、今度は「ハゲの会」に入会、そして環境省に美人広報まで雇っていた。

小泉進次郎環境相の薬指に光る「セクシー」な指輪

 ***

菅総理

 永田町には知る人ぞ知る「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)が存在する。要は薄毛の議員が集まる懇親会なのだが、今月12日夜、東京・赤坂の中華料理店で開かれた同会の会合に駆け付けたのが進次郎氏だった。まさか、40歳を前に頭髪が薄くなったのだろうか。

「いやいや、小泉さんに資格はないはずなんだけど、なんでも曾祖父が薄毛だったそうでね」

 とは同会幹部。曾祖父とは小泉純一郎元総理の祖父で「入れ墨の又さん」とも呼ばれた小泉又次郎元逓信大臣のことだ。

「小泉さんはこの会の存在を以前から知っていて、彼から入りたいと言ってきたんです。妻のクリステルさんのお父さんも髪が薄いとかで。ま、ともかく入会ということになりました」(同)

 2013年発足の同会の名誉総裁は菅義偉総理。50名近い議員が所属している。

 政治部デスクによれば、

「年に数回、懇親会を行っています。小泉大臣は特定の派閥に属していませんので、“仲間作り”の一環でもあるのでしょう。大臣の取り巻きだった自民党議員の中には離れた人もいるようですし」

 最近の進次郎氏の評判は議員間のみならず、メディアでもガタ落ちである。

5830名無しさん:2020/11/29(日) 12:27:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/2146704c76c2823a735bf16d400f401503cefdbe
静岡5区 二階・岸田両派、骨肉の代理戦争
11/29(日) 8:45配信

 「1月の衆院解散・総選挙の可能性は依然、残っている。ご協力願いたい」

 20日夕、静岡県三島市の商工会議所の一室。旧民主党出身で、現在は自民党入りを目指している無所属の細野豪志(49)は後援会幹部との選対会議に臨み、こう呼びかけた。

 源頼朝が源氏再興を祈願した「三嶋大社」で有名な三島は、静岡5区を地盤とする細野にとって最重点地区だ。早々と選対本部を立ち上げた唯一の地で「これまでの選挙は全て三島の貯金で勝っている。三島でどれくらい票を取れるかが勝敗の分かれ目になる」とも訴えた。

 静岡5区は、細野が自民現職の吉川赳(たける)=38=と熾烈(しれつ)な公認争いを繰り広げる注目の選挙区だ。両者の争いの脇では、立憲民主党が新人を送り込んで漁夫の利を狙っており、三つどもえの戦いとなる見通しだ。

 旧民主で幹事長まで上り詰め、「非自民」のスターとして脚光を浴びた細野。しかし、昨年1月に無所属のまま自民幹事長の二階俊博率いる二階派(志帥会)に入会し、旧民主時代の同僚や自民内から大ブーイングを浴びた。表舞台に立つ機会は激減したが、その間、自民入りに向け地元に約70の支援団体を組織するなど準備を進めてきた。

 細野は静岡5区で6連勝しており、選挙にはめっぽう強い。しかし今回、選対幹部の表情は険しい。「無所属で戦うのは初めての経験だ。二階さんの後押しがあるとはいえ、組織力なしに戦うのは相当厳しい」と語る。

 自民入りには、吉川に比例復活を許さず完勝することが条件となる。二階派幹部は「次も細野が圧倒的に勝てば文句なしで自民党員になれる」と期待を寄せる。二階は、静岡5区などを含む地域が地盤だった遠藤三郎元建設相に秘書として仕えた経験があり、「静岡5区には縁があるので、十分関心を持ってみていきたい」と注目している。

 一方、「自民現職」の看板で臨むのが吉川だ。1日には大票田の同県富士市で国政報告会を行い、菅義偉(すが・よしひで)内閣の一員であることをこうアピールした。

 「内閣府政務官、復興政務官という要職をいただいた。担務は多いが、一つ一つ全力で取り組みたい」

 地元の後援会長も駆け付け、「私たちの意見を国政に反映する活動をしているのが吉川さんだ」と強調。細野については「二階幹事長のところに雲隠れして、かっこいいことばっかり言っている。税金の無駄遣いだ」とこき下ろした。

 しかし、現職とはいえ厳しい現実にも直面している。最近、党本部は次期衆院選に関し、選挙区で連続2回以上敗れ、比例代表で復活当選を果たした議員について、比例の重複立候補を原則として認めない方針を確認した。「2回連続」ではないものの、細野に3連敗で一度も勝ったことがない吉川には、重くのしかかりかねない。

 静岡は、法相の上川陽子や吉川ら岸田派(宏池会)の議員が3人おり、一定の影響力を持つ。細野には幹事長派閥の後ろ盾があるが、岸田派幹部は「正規軍はこちらだ。強いところを見せてほしい」と吉川にハッパをかける。

 だが、岸田派会長の岸田文雄は先の総裁選で敗れて以来、求心力と影響力を失いつつある。最近では公明党が衆院広島3区に候補者擁立を発表した。岸田の地元で頭越しに選挙区を奪われかねない状況を目の当たりにし、吉川側は「対岸の火事ではない」と危機感を募らせる。

 「地道に活動するしかない」。こう語る吉川は政務官として東京に滞在せざるを得ない日以外は地元で選挙区をくまなく回り、地図を塗り潰すのが日課だ。来秋までに確実に行われる次の衆院選で、強力なライバルを打ち倒せるのかが注目される。

(広池慶一)

5831名無しさん:2020/11/29(日) 12:27:18
https://www.asahi.com/articles/ASNCW5W3LNCWUTFK00X.html
「真面目」岸田氏、問われる手腕 埋没回避で発信強化
会員記事
笹井継夫
2020年11月27日 18時01分

 今年9月の自民党総裁選で敗れ、一転無役になった岸田文雄前政調会長が埋没を避けようと発信を強めている。来秋の次期総裁選に向け、さっそく地方行脚を開始。新たな議員連盟も立ち上げて存在感をアピールする。衆院広島3区をめぐる公明党との対立など難題が降りかかるなか、党内で良くも悪くも「真面目」と評される岸田氏の手腕も問われている。

 岸田氏がいま、力を入れるのが地方視察だ。安倍政権では外相や政調会長だったことから地方を回る時間が少なく、浸透不足が指摘されているためだ。

 「多くの地域に足を運んで経験を積み重ねていくことによって、政策について磨きをかけるべく努力をしていきたい」。8日、長崎県小値賀町での視察後、記者団に語った。

 菅義偉首相や石破茂元幹事長と争った9月の総裁選で、岸田氏は国会議員票と地方票を合わせた全体では2位だったが、地方票は141票のうちわずか10票。石破氏の42票にも及ばず、地方票という「弱点」が浮き彫りになった。

 これを受け、先月15日には自身が率いる岸田派内に、総裁選での地方対策を担う委員会を新設。第1弾となった今月2日の山梨県内の視察で、岸田氏は「地方票(獲得)の前提として、地方をよく知り、地方のみなさんとしっかり意思疎通を図らなければならない」と強調し、地元議員や住民らと対話を繰り返した。

 一方で、国会議員票の上積みにも着手している。27日には、野田聖子幹事長代行とともに共同代表に就いた出産時の費用負担軽減をめざす議員連盟で、出産育児一時金の引き上げを求める提言をとりまとめた。また、麻生派の薗浦健太郎副幹事長らとともに各国の新型コロナウイルス対策を学ぶ議連も始動させている。さらに、被爆地・広島選出の議員として、核兵器の廃絶を訴える自著も先月出版。「岸田カラー」のアピールに努めている。

 だが、岸田氏が置かれている状…

5832名無しさん:2020/11/29(日) 21:12:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f43d7847291a11cf244de25cb9a87e06f78feca6
「安倍前総理が賢明な判断を」桜問題めぐり石破氏
11/29(日) 18:16配信

■石破茂・自民党元幹事長(発言録)

 (「桜を見る会」の前日の夕食会の問題で、野党が安倍晋三前首相の国会招致を求めていることを問われ)国会がどう決めるかであり、同時に安倍前総理自身がどのようにお答えになるかいうことだと思う。

 私たちが野党でいた頃、鳩山(由紀夫)さんが前総理になられた時、そういう方々の国会招致を求めたが、応じられることはなかったと記憶している。

 やっぱりそこは与野党の立場は関係なく、衆院の(政治)倫理綱領で、そういう時には自ら進んで事実を明らかにしなければならないと決めた。

 そういうことを踏まえて、安倍前総理ご自身が賢明な判断をなさるし、それが長い間総理を務められた方の誇りでもあり、見識でもあるかなと思うが、どういう判断をされるかについて私があれこれ申し上げるべきことではない。(29日、高知市で記者団に対して)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/39c5dbd7b39e4ab4dbed87b1363d855da3139ca8
安倍氏は「桜」説明を 自民・石破氏
11/29(日) 17:17配信

 自民党の石破茂元幹事長は29日、安倍晋三前首相は後援会主催「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題に関し、自ら国民に説明すべきだと主張した。

 議員は疑惑を持たれれば自ら解明するよう衆参両院の政治倫理綱領に記されていると指摘し、「自身が賢明な判断をする。それが長い間、首相を務めた方の誇り、見識だ」と述べた。

 菅義偉首相が官房長官時代に事実誤認の答弁をした可能性が出ていることについても「間違った答弁をしたとすれば、なぜかということ(を説明する姿勢)が国民の信頼を高めることにつながる」と指摘した。高知市内で記者団に語った。

5833名無しさん:2020/11/30(月) 17:17:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3f183211b9235a55bf0d6b4e9064e649005438a
橋下徹氏が安倍前首相にフジ番組で“辞職勧告”の衝撃! 次々とシンパが離れていく
11/30(月) 12:40配信

 安倍前首相と親しい橋下徹元大阪府知事が、安倍前首相に対して“辞職勧告”を行い、安倍前首相周辺に衝撃が走っている。

 辞職勧告が飛び出したのは、29日朝、放送されたフジテレビ系の情報番組「日曜報道 THE PRIME」。番組は、安倍前首相の「桜疑惑」を取り上げ、桜を見る会「前夜祭」の経費について、安倍サイドが910万円以上の費用を補填していた問題を報じた。番組の最後に橋下元知事は、こうコメントしてみせた。

<秘書がやっていることを政治家が全部見切れてるわけじゃないんですが、今回の問題はホテルに確認すればすぐに分かることなんです><これ事実だったら本当に残念なんだけど議員辞職もやむなしだと僕は思っています>

■岸田文雄氏、野田聖子氏も…

 安倍前首相周辺が焦っているのは、安倍応援団が次々に離れはじめていることだという。産経新聞まで、26日の社説で「自ら説明すべき」と主張している。

 29日は、自民党の野田聖子氏が「前首相が自らの言葉で説明責任を果たすべきだ」とNHKで明言し、岸田文雄氏も記者団に聞かれ「しっかりと説明努力を続けることが大事」と突き放している。もともと、野田氏、岸田氏の2人は、安倍前首相とは同期の“仲良し”だ。

 さらに、検察が「桜疑惑」を捜査することについて菅官邸は黙認している、という解説も流れている。そもそも、国会会期中に特捜部が本格捜査を進めることは珍しい。立憲民主党の福山幹事長は、「状況によっては連座制も適用される可能性も出てくる」と指摘している。地検が想定しているのは「政治資金規正法違反」と「公職選挙法違反」だ。捜査はどう進むのか。元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏はこう言う。

「捜査は年内に決着すると思います。来年になると、解散総選挙の可能性があることと、4月以降にずれ込むと時効にひっかかるからです。安倍さん本人の立件はないでしょう。あるとしたら、秘書の罰金刑だと思います。連座制の適用はありません」

 秘書が立件されたら、一気に“安倍離れ”“安倍包囲網”が加速する可能性がある。

5834名無しさん:2020/11/30(月) 22:29:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9486105e3e8dd5790ceebc00910fe79361c01014
自民・二階幹事長 都議選に意気込み「必ず勝利を」
11/30(月) 22:19配信

 2021年夏に行われる予定の東京都議会議員選挙について、11月30日に開かれた自民党東京都連の定期大会で二階幹事長は「必ず勝利を収めるため、努力していく」と意気込みを語りました。

 定期大会では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、経済活動との両立に全力を挙げて活動することや、2021年に延期された東京五輪を成功させる運動方針を決めました。そして、来賓として二階幹事長が登壇し、次の都議選について「党本部にとっては国政選挙同様の重みを持っている」と、勝利への意気込みを語りました。定期大会では現職の22人の議員を含め、都連の公認候補者49人の発表も行われました。

最終更新:11/30(月) 22:19
TOKYO MX

https://news.yahoo.co.jp/articles/63d2fc77b2459193736f096f2d7cb8d6c3c0127c
下地氏復党、党本部で判断 二階自民幹事長
11/30(月) 19:22配信

 自民党の二階俊博幹事長は30日の記者会見で、同党沖縄県連が反対している無所属の下地幹郎衆院議員の復党について、「県連の意向を尊重するが、そればかりではない。党は党として判断をすることもあり得る」と述べた。

5835名無しさん:2020/11/30(月) 22:49:54
衆議院の同期会が昨夜開催 | 河井克行オフィシャルブログ「あらいぐまのつぶやき」Powered by Ameba
https://ameblo.jp/katsuyuki-kawai/entry-12483328701.html

衆議院の同期会が昨夜開催
2019-06-19 20:27:10

テーマ:ブログ
平成八年10月20日投開票の総選挙で初当選した仲間たちでつくる「末広会」が昨夜、約二年ぶりに開催されました。

安倍総理大臣をゲストに迎えて、菅官房長官、河野外務大臣、吉川農林水産大臣、それに下地幹郎・日本維新の会選対委員長ら二十数名の同期生が出席。初当選から23年。いまでは皆が、政府、国会、党、政策集団を枢要な役割で支える立場になりました。派閥の事務総長のうち6人もが平成八年初当選組です。思い出話に花が咲きました。安倍政権をみんなで支えること、参院選の必勝を誓い合いました。

山口泰明「末広会」会長の音頭で、派閥・グループを超えて、「末広会」が妻・河井あんりを応援することも心合わせしていただきました。二十数年間に及ぶ同期のつながり、本当にありがたいものです。

#河井克行#安倍首相#同期生#菅官房長官#農林水産大臣#河野太郎#政府#自民党#国会#衆議院議員総選挙

5836とはずがたり:2020/12/01(火) 22:52:45

“ボス”なき石破派、展望なき存続  本人は総裁選になお意欲
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/669063/
2020/12/1 6:00
西日本新聞 総合面 湯之前 八州

 石破茂元幹事長が自民党石破派(19人)の会長を退いて、1カ月余―。派閥自体は何とか存続する見通しが強まっているが、後継会長などは白紙のままで、他派閥への移籍を模索する議員の動きも依然くすぶっている。石破氏は来秋の次期総裁選への出馬意欲を捨てていないが、自身も派閥も混迷の淵から抜け出せていない。

 「みんなで固まっていこうという意見が強かった。雲散霧消することはない」。11月26日、石破派の有志の昼食会を終えた中堅議員は、派の現在の雰囲気をこう表現した。

 9月の総裁選で最下位に沈んだ石破氏。10月22日の石破派臨時総会では、最側近で派閥事務総長の鴨下一郎元環境相らに迫られる形で会長の座を降りた。関係者によると、鴨下氏はかつて所属した竹下派にメンバーを集団移籍させた上で、石破氏を「竹下派の総裁候補」として再生し、次期総裁選に出馬させるシナリオを描いていたという。

 ただ、鴨下氏がこうした狙いを石破氏や派内に知らせなかったことから、ボスが空位となった石破派の混乱は深まった。脱退や、竹下派とは別の派閥への移籍を検討する議員が出たり、「石破氏は首相挑戦を諦めた」との臆測が飛び交ったりした。

 その後、石破氏が幹事長時代に初当選した若手メンバーを中心に、派の存続を望む声が強まった。若手は11月18日に石破氏と会食し、結束を確認。木曜日定例の派閥会合は中止が続くが、代わりの昼食会を毎週催している。出席者は増加傾向にあり、同26日には中堅や、重鎮の田村憲久厚生労働相を含む12人が顔をそろえた。「一部がクーデターを企てただけ。大半はこれからも石破さんについて行く」と若手の一人は話す。

 「自分が終わったと思わない限りは、終わらない。決めるのは自分だ」

 当の石破氏は11月20日、自身のパーティーでこう主張。来場者は首相への意欲を捨てていないと受け取った。だが、総裁選惨敗の原因である党内支持基盤の薄さを克服する妙策は見えない。石破派は存続するにしても、特定の総裁候補を推さない「グループ」にすべきだと主張するメンバーも複数いる。

 石破氏を宰相にするため、5年前に発足した石破派。「集まってはいるが、未来も方向性も定まらない。今はそんな状態だ」。長老の一人は息を吐いた。

 (湯之前八州)

5837名無しさん:2020/12/02(水) 09:43:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce3e4c0e02bea594055a7680b9e790572b418a6a
二階幹事長と菅総理が一日二回も飯食って話し合った「重要案件」
12/1(火) 7:32配信

11月12日、永田町の政界関係者は飛び交う噂に耳を疑ったはずだ。



「菅義偉総理と二階俊博幹事長が食事をするらしい。しかも昼夜2回続けて――」

実際、二人は首相官邸で昼飯を食べ、夜は虎ノ門の高級ホテル『The Okura Tokyo』で小池百合子東京都知事を交えて会食した。多忙を極める総理が一日に2度も幹事長と会って話すことと言えば、一つしかない。



解散総選挙のタイミングだ。



その前夜には、安倍晋三前総理が野田聖子幹事長代行らと会食し、「私だったら来年1月に解散する」と話したとも報じられていた。にわかに年明け早々の解散総選挙が現実味を帯び始めた。



「その直前まで、菅総理と二階幹事長の間に隙間風が吹き始めているのでは、と勘ぐる向きがありました。外務省の振り付け通りに対中強硬姿勢を見せる菅総理と、筋金入りの親中派である二階幹事長の間に溝が生じたのではないか、というものです。会食はその噂をかき消す意味もありました。

そのうえ、二人が一日に2度も会えば、野党にも解散があるとの疑念を抱かせるには十分です。1月中旬までに第3次補正予算を成立させ、国民に10兆円規模のバラマキを行って下旬に解散。2月7日投開票が一つのスケジュールでしょう」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)



永田町関係者の間では『〈想定〉解散総選挙日程』という題名で詳細なスケジュールが出回っており、年明け解散に説得力を持たせている。最近になって自民党本部の中庭で政策宣伝車『あさかぜ号』のマイクテストが頻繁に行われているのも、選挙の到来を予感させる一因だ。



菅総理は国会で「私も『全集中の呼吸』で答弁させていただく」などと『鬼滅の刃』のセリフを引用。二階幹事長も主人公が身につける羽織の市松模様を意識したマスクをつけて記者の前に登場した。二人とも『鬼滅の刃』ブームに便乗しているように見えなくもない。



「二階幹事長の行動は変幻自在なので、つい深読みしたくなりますが、その行動原理は至ってシンプル。自民党が政権与党であり続けることと、自身が幹事長職に留まることの2点です。来年9月に訪れる総裁選では菅総理2選の流れを作って、幹事長に留まりたい。そのためには、総裁選の前に総選挙を行い、それに勝たなければならないのです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)



現状、一月解散はないとの見方が強くなっているが、はたして――。

『FRIDAY』2020年12月4日号より

FRIDAYデジタル

5838名無しさん:2020/12/02(水) 09:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6ff26eeaa8a6897a57227a766dce69ede16cf8b
安倍前首相の「桜」前夜祭“Go Toイート”を読売が連続スクープ! 紙面でわかる真の「権力」の在処
12/1(火) 6:12配信

 いやー、先週の読売新聞はすごかった。歴史に残る。

 紙面でおさらいしてみよう(後ほど書きますが「紙面で読む」のがキーポイントなのです)。

「安倍氏スクープ」で連勝の読売新聞
安倍晋三前首相 c?文藝春秋

 まず月曜日。11月23日の1面に『安倍前首相秘書ら聴取 「桜」前夜祭 会費補填巡り 東京地検』。

「桜を見る会」の前夜祭について東京地検特捜部が「会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填していた可能性がある」として秘書らを聴取した。

 読売のスクープである。まず1勝。

 それにしても高級ホテルで飲み食いして5000円。残りは安倍事務所が補填してくれるってまさにお得な「 Go Toイート」だ。菅&二階が考案する前に Go Toキャンペーンをしていた安倍さん。さすが役者が違う。

 読売のスクープに他紙も続く。翌日の火曜日、11月24日。

 毎日新聞『安倍前首相側 補填か』

 朝日新聞『安倍氏側 数百万円負担か』

 必死でくらいつく毎日&朝日。しかし読売は、

『安倍氏側800万円超補填か』

 具体的な数字をはっきり。朝日の「数百万」をあっさり上回る。読売2勝目。

 3日目の水曜日、11月25日。

 朝日は1面で『安倍氏側 5年で916万円補填』。

 朝日の意地だ。読売の「800万円超」に対してさらに具体的に出してきた。しかし読売1面を見ると……。

『安倍氏側 領収書廃棄か』

 出たー、食らいつく朝日をあざ笑うかのようなスクープをまたも放つ。読売3勝目。

 トドメは翌日の木曜日。11月26日。

 読売1面『安倍氏側、記載方法照会』。

 なんと安倍氏側が2013年に「前夜祭」開催費用について、政治資金収支報告書への記載方法を総務省に問い合わせていたというのだ。そして政治団体に支出が生じれば記載する必要があると回答を受けていた。安倍氏側が政治資金規正法に抵触する可能性を認識していた根拠だという。

 読売4勝目! 圧倒的な強さである。例えて言うならプロ野球の日本シリーズで「4勝0敗」で圧勝したようなもの。

 あ……例えがマズかったか。

 いや、先週の同じ頃に読売ジャイアンツは日本シリーズで4連敗したが、しかし読売本体は4連勝していたのである。

5839名無しさん:2020/12/02(水) 09:48:55
>>5838

「我が世の春」を謳歌する二階幹事長に…
 さて今回の本題はここからです。

 ひと通り先週の読売の紙面を振り返ったが、新聞を「紙面」で読む醍醐味をこれから発表したいのです。「スクープ」の近くにはどんな記事が報じられていたのか。

 まず、最初のスクープ『安倍前首相秘書ら聴取』(11月23日)だが、私は下の記事に目を奪われたのである。これだ。

『首相の厚遇 二階派の春』

 二階俊博自民党幹事長がいかに我が世の春を謳歌しているかを書いているのだが、こういう政治内幕モノの「読み物」を1面の真ん中に配置するのは目立つ。

 つまりこれは読者というより「二階幹事長に見せている」のではないか。そんなメッセージすら感じてしまった。

説明を求められる中での首相への“高評価”
 次の火曜日の紙面を見てみよう。『安倍氏側800万円超補填か』というスクープの下には、

『菅首相「誠実さ」評価74%』

 菅さんは誠実。

 読売と早大の共同世論調査で8項目で尋ねたら「誠実さ」74%、「改革意欲」73%、「親しみやすさ」71%という数字が出た。

 「説明力」43%、「国際感覚」46%と低い数字も書いてあるが、2面では『首相、イメージ戦略奏功』として「庶民派」「令和おじさん」と見出しに書いている。

 これはすごい。学術会議問題やコロナ対策で説明を求められている中での「誠実さ」「親しみやすさ」である。

 安倍スキャンダルの独走スクープに菅&二階への好意的な記事。私は先週の読売の紙面を見て「潮目の変化」を感じたのだ。

「読売新聞を熟読して頂いて」
 思い出していただきたい。2017年5月3日の憲法記念日。

 読売は1面に『憲法改正20年施行目標 9条に自衛隊明記 首相インタビュー』と当時の安倍首相のインタビューを載せた。国会で問われた安倍首相は「読売新聞を熟読して頂いて」と言った。

 このとき、読売のインタビュー掲載までの流れを朝日は翌日に書いている。

《今回の憲法改正の方針表明に向け、首相は事前にメディアにも対策を打った。4月24日夜、都内の料理店で、憲法改正試案を紙上で発表している読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社主筆と食事。その2日後に東日本大震災をめぐる問題発言をした今村雅弘・前復興相を更迭した直後、同紙のインタビューを受けている。》(2017年5月4日)

 出ましたナベツネ! 憲法記念日に改憲インタビューを載せるという仕掛けにはこんな流れがあったのだ。

 渡辺恒雄氏の悲願でもある憲法改正。それを訴える安倍首相を読売は「推して」きた。しかし今回、安倍氏の求心力が下がるであろう記事を次々と載せ、その近くには菅&二階の企画モノの記事をちりばめる。

「乗り換えた」というのが下世話な表現だとすれば、渡辺恒雄氏の影響力が確実に下がっていそうなことが新聞マニアには「読める」のである。

5840チバQ:2020/12/02(水) 09:49:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/adeecec84879d4357e5f390f7017c3834af10811
吉川元農水相に現金提供か 鶏卵大手、便宜狙い 東京地検捜査
12/2(水) 0:42配信

1226
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(春名中撮影)

 鶏卵生産大手「アキタフーズグループ」(広島県福山市)の元代表(87)が鶏卵業界に便宜を図ってもらう目的で、元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民、北海道2区=に対し、現金を提供した疑いのあることが1日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部も把握しており、アキタ社の関係者を任意聴取するなどして、捜査を進めているもようだ。

 吉川氏は11月、議員会館での産経新聞の取材に応じなかった。一方、アキタ社幹部は取材に「元代表らが任意聴取を受けているのは事実。詳しいことはわからない」と話している。

 元代表は業界団体「日本養鶏協会」で副会長や特別顧問を務めるなど、長年に渡り業界のリーダーとして、政治家や農水省の官僚に多く接触していた。元代表は吉川氏の他にも、農水族議員らに現金を配布した疑いがあるという。

 関係者によると、元代表は、家畜にとってストレスの少ない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア」(AW)や、鶏卵の取引価格が基準を下回った場合に9割以内が補填(ほてん)される「鶏卵生産者経営安定対策事業」をめぐり、政治家や農水省の官僚に実情を訴えるなどしていた。

 アキタ社をめぐっては、前法相で衆院議員、河井克行被告(57)=広島3区、公選法違反罪で公判中=夫妻の陣営による昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、事件の関係先として、今年7月に検察当局が家宅捜索していた。同社は河井夫妻陣営に献金をするなどしていた。捜索を受け、元代表は経営から退いていた。

 また同月に元代表は所有するクルーザーで、農水省の元幹部や、元農水相経験者らを接待していたことも判明している。

 吉川氏は北海道議を経て平成8年の衆院選で初当選し、現在6期目。北海道開発政務次官や農水副大臣などを歴任し、30年10月〜令和元年9月にかけて農水相を務めた。

5841名無しさん:2020/12/02(水) 09:49:34
>>5839

ポスト菅を目指す岸田文雄氏にも影響が
 たとえばこの記事も見てみよう。

『「桜」再燃 政権に痛手 安倍氏側 補填認める』(読売11月26日)

 見出しは菅政権だが、読んでいくと安倍氏に関する解説のほうが面白いのだ。

《安倍氏は9月の退任後、表舞台での活動を徐々に再開させていたが、求心力の低下は必至だ。》

 安倍氏の失墜はポスト菅を目指す岸田文雄氏にも影響が出ているらしい。

《岸田氏にとっては、来年の党総裁選を見据え、安倍氏との連携を強化する狙いがあった。岸田氏周辺からは「安倍氏を後ろ盾にする戦略は練り直す必要がある」との声も漏れ始めた。》

 見出しでは菅政権に「痛手」とあるが、長い目で見ると菅首相には思わぬプラスになってしまいました、という状況でもあることがわかる。

 各所で権力のうつりかわりを改めて実感。そんなことを感じた先週1週間の新聞読み比べでした。

プチ鹿島

5842名無しさん:2020/12/02(水) 10:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/40584e9e8909f4f015f37625f26d3d617d2febd8
「桜を見る会」問題で安倍前首相の影響力は失墜、菅政権は自由になった?
12/1(火) 6:01配信

 「桜を見る会」問題が突如、国民の目の前に再浮上してきた。菅政権になってからというものの、安倍政権時代は見えにくかった「裏の工作」のようなものが国民に見えるようになってきたといっていい。一体なぜか。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)

● 「桜を見る会」補填問題、菅首相は突き放した

 安倍晋三前首相の後援会が、地元支持者らを招待して「桜を見る会」の前夜祭を開催した際に、参加者がホテルに支払う費用の一部を、安倍前首相側が補填していたことが明らかになった。

 安倍前首相の公設第1秘書が東京地検特捜部の事情聴取に対し、費用の一部を補填したことを認めた上で、「補填した分は政治資金収支報告書に記載しなければならないとわかっていた」と供述したという報道もある。特捜部は、公職選挙法と政治資金規正法に違反する疑いがあるとして、今後立件の可否を判断するとみられている。

 これまで、安倍前首相は、2019〜20年の国会で、「安倍事務所側が補填した事実は全くない」などとした答弁を33回していた(本連載第226回)。野党は「虚偽答弁を続けた」と批判し、攻勢を強めている。

 菅義偉首相は、国会で問われると「前首相の関連団体のこと」と突き放した。真相解明のための安倍氏の参考人招致については「国会が決めること」と他人事のような態度だ。自身が官房長官だった時の対応についても「前首相に確認したことを話しただけ」とし、自分には責任がないとした。首相は、安倍前首相を冷たく突き放したように見える。

● 「裏の工作」のようなものが国民に見えるようになった

 この連載では、菅政権の発足時に、これまで官房長官として、安倍政権を支えるために自らに集中させた権力を、今度は自分が首相に就任した後に、誰かに譲るのか、握り続けるのかが焦点だと指摘した(第253回)。

 そして、政権発足後に次第に明らかになったことは、菅政権では、政権が「目的」とすることと、その実現のための「手段」が、安倍前政権時代と入れ替わったことだ(第256回)。これを言い換えれば、安倍政権時には表面に出てこなかった、権力を支えるための「裏の工作」のようなものが表に出てきて、国民に見えるようになったということだ。

 例えば、「日本学術会議の任免拒否問題」である(第255回)。安倍政権時から、首相官邸の強い要望で、新会員の推薦名簿を学術会議が正式に政府に提出する前に、官邸と学術会議で「事前協議」が行われるようになったことが明らかになってきた。16年と18年の欠員補充の人事では、学術候補が推薦した候補に官邸が難色を示し、欠員を補充できなかったという。だが当時、それが表面化することはなかった。安倍政権が学術会議との対立構図を国民にわざわざ見せることをしなかったのだ。

 安倍政権にとっては、安全保障政策の推進という「目的」を達成できればいいのであり、その大きな障害にならなければ、国民の目の前でわざわざ派手に戦う必要はなかったからだ。その水面下の「事前協議」を主導していたのが、当時の菅官房長官だったことはいうまでもない。

 ところが、菅政権が発足した途端に、学術会議の「任免拒否問題」が国民の面前で起こった。学術会議が、菅政権が目指す政策の障害になったわけではない。それなのに、菅首相は学術会議のみならず、野党やメディアから厳しい批判を浴びながらも、「任免拒否」の理由の説明を一切拒否し、学術会議の改革を「行政改革」の課題の一つと位置付けた。学術会議を抑えること自体が、政権の「目的」となったように見える。

5843名無しさん:2020/12/02(水) 10:00:37
>>5842

● 「桜を見る会」は安倍政権の目的達成のための手段

 そして、「桜を見る会」の問題である。これは、安倍政権時には、政権の「目的」を推進する障害となりかねないスキャンダルであり、速やかに沈静化することが重要だった。ゆえに、菅官房長官は「桜を見る会」の「招待者選定責任者」として、徹底的に安倍首相を擁護していた。

 前夜祭については国会で、通常1万円以上かかるホテルの宴会で、安倍事務所が支援者から5000円しか徴収していなかったことの妥当性を野党から追及された時、「ホテルと話せば柔軟に対応してくれる」「いろんなところで過去に経験がある」「5000円でできないと言っていますけど、決め打ちはやめてもらいたい」などと反論した。また、野党から関連書類をホテルから取り寄せることを求められると、「明細書の発行はなかったということです」と突っぱねていたのだ。

 さらに当時、「桜を見る会」の「招待者名簿」が破棄されていたことが国会で問題視された。当時の菅官房長官は、「桜を見る会」文書を所管する立場にあった。だが、野党議員の文書公開の要求に、「個人情報を含んだ膨大な文書を適切に管理する必要が生じるため、内閣府は遅滞なく廃棄している」と答弁していた。

 「招待者名簿」が重要だった理由は、招待者の中に安倍前首相ら政権幹部の「招待枠」が存在しており、事実上税金を使って支援者を接待する場になっているという疑惑があったからだ。

 つまり、「桜を見る会」とは、安倍政権が、長期政権を維持し、政策を実現するという「目的」達成のために支持基盤を拡大していく「手段」となっていたのだ。そして、それが「違法」だと疑われる「手段」だったので、官僚も使って徹底的に隠そうとしたということだ。

5844名無しさん:2020/12/02(水) 10:01:12
>>5843

● 安倍前首相の今後にとって著しい痛手

 ところが、菅政権になってから、「桜を見る会」が突如、国民の目の前に再浮上してきた。しかも、検察の安倍事務所への事情聴取という、明らかに安倍政権時代とは真逆の形である。さすがに、これを菅政権で「手段」が「目的」になったというのは言い過ぎだろう。だが、いろいろと考えさせられることがある。

 安倍政権時代は、菅官房長官と黒川弘務前東京高検検事長が検察を抑え込んでいたという話がある。黒川氏が検察を去り、菅官房長官は首相となった。その結果、政権が検察を抑えられなくなったということかもしれない。

 一方、逆の考え方もある。この連載で指摘したように、首相となったことで、自分に集めてきた権力を「真逆」の方向に使い始めたということだ。菅首相は官房長官時代に、毎年約10億〜15億円計上される官房機密費や報償費を扱い、内閣人事局を通じて審議官級以上の幹部約500人の人事権を使い、官邸記者クラブを抑えてメディアをコントロールし、官邸に集まるありとあらゆる情報を管理した。官邸に集まるヒト、カネ、情報を一手に握ることで、菅氏は絶大な権力を掌握してきた。

 そして、菅官房長官が集めた権力は、「森友学園問題」、「加計学園問題」、「桜を見る会」、「南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の“日報隠し”問題」、「裁量労働制に関する厚労省の不適切な調査データの問題」など、安倍前首相とその周辺が「権力の私的乱用」をして、うまい汁をすすることを守るために使われてきた。一連の隠蔽、改ざん、虚偽答弁とそれらに対するメディアの甘い対応は、菅官房長官の指揮によって行われてきたのだ。

 ところが、今回検察が「桜を見る会」に関して安倍事務所の事情聴取に入ったことに対して、菅首相が「黙認」した。あるいはより積極的に関与したという話がある。それは前述の、菅首相の安倍氏に対する冷淡なコメントを読めば、あり得ない話ではないように思える。要は、菅首相は「正義」のために権力を行使し、安倍氏を切り捨てた可能性があるのだ。

 これは、菅首相が言う「当たり前のことが当たり前になる日本社会」の実現に向けた権力行使なのかもしれない。しかし、権力の私的乱用を守るために集めた権力が、「正義」を実現するために使えるのかどうかは、今の時点ではなんともいえない(第253回・p5)。

 菅首相が権力を行使した結果なのかは別としても、「桜を見る会」の再浮上で少なくとも一ついえることがある。それは安倍氏の政界における影響力維持に、著しい痛手となったということだ。

 振り返れば、国政選挙6連勝を達成し、史上最長の長期政権を維持した安倍氏対する自民党内の評価は高かった。また、「ポスト安倍」だった岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長が失速し、自民党内では「ポスト安倍は菅」との声が大きくなりつつあった。菅政権の最初の組閣・党役員人事でも、今後も安倍氏が裏で操り続けるのではないかと思われるほど、安倍氏に気を使ったといえる人事が目立った。

 さらに安倍前首相が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」が再始動した。「保守団結の会」(代表世話人・高鳥修一衆院議員)や「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)など他の保守系のグループも、安倍氏との連携も模索し始めていた。

 だが、「桜を見る会」の疑惑再燃で、安倍再登板を望む声は急速にしぼみ始めている。その結果、「国民の人権の制限」と「国民の義務の強化」という保守系議員が進めようとした憲法改正や、家族の重視など「道徳の推進」など、保守的な政策を進める動きは大きくならないだろう(第144回)。

 一方、安倍政権時から進めてきた、「一億総活躍」(第138回)、「働き方改革」「女性の社会進出」(第177回)、「教育無償化」(第169回・p3)などの社会民主主義的な政策に加えて、「不妊治療の保険適用拡大」「選択的夫婦別姓」などが進められていくことになる。

5845名無しさん:2020/12/02(水) 10:01:22
>>5844

● 菅首相はアベノミクスを公然と批判できるようになる

 そして、安倍前首相の名前を付けた経済政策であるため、批判がしづらく、政府自身がその間違いを認められなくなっていた「アベノミクス」の政策転換がやりやすくなることは重要だろう。

 アベノミクスとは、異次元のバラマキで、斜陽産業を延命させただけで、成長産業を生まず、カネが切れたらまたカネがいる経済政策だった(第163回)。日銀総裁や経済閣僚が、都合のいい数字だけを出して、アベノミクスの成功を強弁し続けた状況が変わるのはいいことだ(第190回・p3)。

 なによりも、菅政権が進める行政改革・規制緩和と「アベノミクス」は根本的に相いれないものだ。菅首相は、「アベノミクスの継続」を強調してきたが、本心ではないだろう。安倍氏の影響力低下によって、菅首相はアベノミクスを公然と批判できるようになる。構造改革路線への転換を堂々と主張するようになるだろう。

 最後に、外交政策の変化である。「ドナルド・シンゾー」と呼ばれたドナルド・トランプ米大統領との親密な関係を核とする日米関係をベースとした外交方針は、表舞台から退場していくことになる。次期米大統領に決まる可能性が高まっているジョー・バイデン氏は、トランプ大統領よりも原理原則に厳しいという見方がある。中国に対して、トランプ政権以上に強硬路線を取る可能性があるが、バイデン氏が公約している「地球温暖化問題」の推進などでは、協調的な関係を築こうともするだろう。

 また、「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」が締結された。世界の人口の3割、世界のGDPの3割を占めている巨大経済圏の誕生である。特筆すべきことは、日本、中国、韓国が史上初めて自由貿易協定を結んだことだ。「二国間交渉」ではさまざまな問題を抱えているためにうまくいかなかったこの3国が、「多国間」という枠組みの中で合意に至ったことは、今後の国際関係の変化を象徴している。

 今後は、「二国間」よりも「多国間」の関係が、「対立」よりも「協調」が重要視される国際社会になっていくだろう。「バイデン次期大統領の登場」「RCEPの締結」と「安倍前首相の影響力低下」は、単なる偶然ではあるものの、新しい時代が到来する象徴的な出来事となる可能性がある。

上久保誠人

5846名無しさん:2020/12/02(水) 10:13:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5348af68dfc145be6b614012df9dc74e1c5c175a
菅首相 国土強じん化の5年延長指示、15兆円 二階幹事長らに配慮
12/1(火) 12:37配信

 菅総理は、防災・減災のための公共事業=国土強じん化対策を来年度から5年間延長するよう指示しました。事業規模は総額で15兆円が見込まれています。

 「防災減災、国土強じん化のための5か年加速化対策。仮称でありますが、取りまとめるよう指示があったところであります」(加藤勝信 官房長官)

 1日の閣僚懇談会で菅総理は、“自然災害等の状況に即した機動的、弾力的な対応を行うため”、今年度までの予定だった国土強じん化対策を5年間延長する考えを表明し、閣僚らに指示しました。事業規模は5年間で総額15兆円が見込まれ、初年度の対策は現在編成中の今年度第3次補正予算案に盛り込まれる見通しです。

 国土強じん化対策をめぐっては、自民党の二階幹事長らから延長を求める声が上がっていました。(01日11:18)

最終更新:12/1(火) 13:33
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/80a30282f5507038f36e17faef3b44a260e5008c
菅首相 国土強靱化「5か年計画」策定指示
12/1(火) 14:03配信

防災・減災や国土強靱(きょうじん)化を推進するため、菅首相は1日、15兆円規模となる来年度からの5か年計画を策定するよう関係閣僚に指示しました。

菅首相は1日朝の閣僚懇談会で「自然災害の状況に即した機動的、弾力的な対応を行う」として、激甚化する災害や巨大地震への対策、老朽化対策の加速、デジタル化などの推進を柱に5年間で15兆円規模の対策を策定するよう指示しました。

来年度の事業費については、今年度の第3次補正予算案に盛り込むとしています。

国土強靱化は自民党・二階幹事長の肝いりの政策で、現在の計画は3年で総事業費7兆円でした。今年度で期限が切れることから、与党からは5年間で15兆円の計画策定を求める声が出ていました。

二階幹事長は会見で「時宜を得たことであり、我々としては当然のことだ」と述べました。

5847名無しさん:2020/12/02(水) 10:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8111ca9c58e538f5f0e920314b2becfb713cc5b
公明に揺さぶられる岸田派 進むも退くも窮地 衆院広島3区
12/1(火) 21:02配信

 自民党岸田派(宏池会)の岸田文雄会長が衆院広島3区の候補者調整で苦境に立っている。岸田氏ら多くの議員を輩出する広島で次期衆院選の公認候補を立てる算段だったが、公明党が斉藤鉄夫副代表の公認を決めたためだ。公明党側は岸田派議員への「選挙支援打ち切り」をちらつかせており、岸田氏はメンツと現実のはざまで頭を抱えている。

 「地元は公明に怒っている」。岸田氏は1日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会してこう訴え、公明党への不信感をにじませた。二階氏は「しっかり連携していこう」と応じたという。岸田氏は山口泰明選対委員長とも面会。山口氏は記者団に「県連として(広島3区の候補となる)支部長を選ぶのは当然だ」と述べた。

 公明党は昨夏の参院選広島選挙区で当選した河井案里被告=公職選挙法違反の罪で公判中=と、広島3区選出の元法相で夫の克行被告=同=が関与したとされる買収事件を問題視。衆院選に向け「自民党不信が払拭されていない」などと斉藤氏擁立を正当化する。

 これに対し、岸田派には、公明党が太いパイプを持つ菅義偉首相の強い後押しで案里被告が擁立されたとの見方が強く、広島3区の候補者は自民党県連主導で決めるとの立場だ。ただ、公明党の意志は固く、支持母体の創価学会が岸田派議員らに「広島3区から手を引かないと次の衆院選では応援できない」などと個別に牽制しているとされる。

 岸田氏は公明党との調整に意欲を示すが、岸田派若手は「何も得られずに引き下がれば、将来の首相就任の目はなくなる」と危機感をあらわにした。(永原慎吾)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c3d6d581aae42a0267446f6cbcbf5fa0e337e5
門衆院議員の公設秘書、飲酒運転の疑いで逮捕 和歌山
12/1(火) 20:58配信

 元国交政務官の門博文・自民党衆院議員(55)=比例近畿、二階派=の公設秘書が和歌山市内で飲酒運転し、道交法違反容疑で和歌山県警に現行犯逮捕されていたことが分かった。当初は職業を無職と偽り、逮捕後には事務所を解雇されたという。

 関係者によると、現行犯逮捕されたのは、中野泰寛元秘書(54)。逮捕容疑は11月23日午前0時半ごろ、和歌山市内の自宅近くの県道で、車を飲酒運転したとしている。

 車が速度を上げて走るのをパトロール中の警察官が不審に思い、職務質問したところ、呼気から基準を超えるアルコール分が検出された。車には妻と知人が同乗。門議員は乗っていなかったという。すでに釈放されている。

 門議員の事務所は「休日中の私的なこととは言え、公設秘書としてあるまじき行為に深くお詫び申し上げます」とコメントしている。

5848チバQ:2020/12/02(水) 20:54:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASND255HGND2UTFK00J.html
吉川元農水相が党役職を辞任 「しばらく治療に専念」
2020/12/02 16:05朝日新聞

吉川元農水相が党役職を辞任 「しばらく治療に専念」

衆院本会議に出席する自民党の吉川貴盛氏=2020年11月20日、恵原弘太郎撮影

(朝日新聞)

 自民党の吉川貴盛・元農林水産相が大臣在任中に鶏卵生産・販売大手側から500万円を受け取ったとされる疑惑をめぐり、吉川氏は2日、事務所を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り。

   ◇

 本日の朝刊各紙に私の政治資金に関する記事が掲載されました。地元のみなさま、党関係者にはご心配をおかけしておりますことをお詫(わ)び申し上げます。

 昨日までに報道機関からお問い合わせが事務所にありましたが、2年前心筋梗塞(こうそく)を起こし大学病院で手術し、現在も定期的に通院治療していたところ、先週不整脈となり急遽(きゅうきょ)その病院に入院したことから対応することができませんでした。

 しばらく検査の上、治療に専念しなければならない状況となっております。国会審議と党務の運営にご迷惑をおかけしたくない思いから、本日、党国会対策委員長に診断書を提出するとともに、党幹事長宛に選挙対策委員長代行をはじめとするすべての党役職を辞することをお伝えしました。

 本日の件で当局から説明を求められることがあれば、現在入院治療中ではありますが誠実に対応させていただきます。

5849名無しさん:2020/12/02(水) 21:09:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/660af52eb005641b8b1a6e434f1b5cad9438b25f
自民・下村氏「首相にまで行くことか」「トラベル」対応で小池氏に苦言
12/2(水) 16:44配信

 自民党の下村博文政調会長は2日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要喚起策「Go To トラベル」をめぐり菅義偉首相と東京都の小池百合子知事が1日に首相官邸で会談したことについて「本来は西村康稔経済再生担当相マターだと思う。首相(のところ)まで行くことかと思う」と述べ、小池氏の対応に苦言を呈した。

 高齢者や基礎疾患を持つ人の利用自粛を求めるとの結論になったことについては「国も都も連携して国民の信頼に応えるようにすることだ。首相は応えている」と語った。

5850名無しさん:2020/12/02(水) 23:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c55ebe09756df6e1e5853e5e0acd4b9a5b2eb11
細田派と麻生派 菅政権下で逆風に直面 「後継者不足」「桜」懸念
12/2(水) 22:44配信

 自民党最大勢力の細田派(清和政策研究会、98人)と第2派閥の麻生派(志公会、54人)が、菅義偉政権下で「逆風」に直面している。両派には首相が断行した人事に不満がくすぶるが、反転攻勢を託せる後継者は見いだせていない。安倍晋三前首相の早期復帰待望論が根強い細田派には「桜を見る会」問題の再燃も影を落としている。

 両派に所属する衆院当選3回の議員30人超は2日夜、東京都内のホテルで会合を開催した。安倍氏を慰労する目的で、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相も顔を出した。新型コロナウイルスを「国難」と位置付け、結束して菅首相を支えることを確認した。

 出席者によると、安倍氏は「将来の日本のために頑張ってほしい」とエールを送り、麻生氏は次期衆院選について「逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をしておくように」と述べた。約1時間半の会合は大いに盛り上がったという。

 ただ、安倍、麻生両氏の盟友関係を基盤に前政権の中枢を担ってきた両派の現政権に対する思いは複雑だ。9月の総裁選で支持した菅政権の発足以降、徐々に影響力を失いつつある兆しがあるからだ。

 細田派は党幹事長や官房長官など希望していたポストを得られなかった。次期総裁選をめぐっては衆目の一致する候補がおらず、次期衆院選に向けても選挙基盤が弱い3回生を多く抱えている。「総裁派閥でなくなり、他派の草刈り場になるのでは」(中堅議員)との危機感は強い。

 そうした事情を背景に、派内では安倍氏の早期派閥復帰を期待する声が強まった。「再々登板」の可能性を残しつつキングメーカーとして影響力を持てば、派の存在感や求心力が高まるとの計算があったためだ。

 しかし、最近になって安倍氏の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会で安倍氏側が会費の一部を補填(ほてん)していたことが発覚。政治資金規正法違反の可能性も指摘される中、中堅は「安倍氏は知らなかったとはいえ、すぐには戻れないのでは」と不安視する。

 一方、麻生派は派内の総裁候補である河野太郎行政改革担当相の出馬意欲を抑えて総裁選では首相支持に踏み切った。ただ、新たな入閣は、待機組だった井上信治科学技術担当相のみ。若手は「麻生氏ら幹部は怒っている」と語っており、両派が政権とどう間合いをとっていくのかが注目される。(沢田大典、今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/43893256f1724cfc6151537728cb27d462cac5c6
解散時期など意見交換 自民党の二階、加藤氏ら
12/2(水) 23:44配信

 自民党の二階俊博幹事長、加藤勝信官房長官らは2日夜、東京都内の中国料理店で会合を開き、衆院解散・総選挙について意見を交わした。

 政府・与党内には来年1月の解散は困難との見方が広がっているが、出席者によると、時期について認識を共有したという。

 会合には森山裕国対委員長、林幹雄幹事長代理も同席。2020年度第3次補正予算案の審議日程についても協議し、1月中に成立させる方針で一致した。 

最終更新:12/2(水) 23:44
時事通信

5851チバQ:2020/12/03(木) 18:53:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f99ecf0871822979ef5845a78424ead6026b2cd
石破派、当面は会長不在で存続へ 「派閥として一致結束」と意思確認
12/3(木) 16:51配信
13




派閥会長の辞任を表明する自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2020年10月22日午後1時7分、竹内幹撮影
 自民党の石破派(19人)は3日、国会内で昼食懇談会を開き、派閥を存続させることで一致した。10月に石破茂元幹事長が会長を辞任したことを受け、対応を協議していた。

 この日の出席者は、山本有二元農相ら8人で、石破氏は含まれていない。①派閥として存続②有志による緩やかなグループ化③派閥解散――の3案が検討されたが、「派閥として一致結束していく」と意思確認された。当面、会長は不在とし、他派閥との交渉を担う役職を置く見通し。来週にも欠席者を含めて会合を開き、正式に決定する。【立野将弘】

5852とはずがたり:2020/12/03(木) 22:14:57
自民各派、疑惑続出に動揺 安倍氏説明要求の声
2020年12月03日20時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120300953&g=pol

 自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が浮上したのに続き、「桜を見る会」前夜祭問題で東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請したと報道され、党内で3日、動揺が一段と広がった。各派幹部からは両氏に説明を求める声が上がった。
桜解明に後ろ向き 菅首相、にじむ「負の遺産」にふた

 竹下派の竹下亘会長は派閥例会後、安倍、吉川両氏について記者団に「説明責任があるのは当たり前だ。どこかの時点で話すと強く期待している」と強調。岸田派の岸田文雄会長は吉川氏に関し、「政治の信頼という点で重大、深刻な問題だ。どう説明するか注視しなければならない」と語った。
 吉川氏が事務総長を務めていた二階派も定例の総会を開いたが、金銭疑惑は話題に上らなかったという。公職選挙法違反事件の河井案里被告(参院議員)とカジノ汚職事件の秋元司被告(衆院議員)は自民離党後も特別会員として同派に所属。ベテランは「衆院選でかなりの逆風になる」と語った。石破派中堅は「問題は二階派ばかり。反省がない」と厳しく批判した。
 加藤勝信官房長官は記者会見で、安倍氏について「国会でできる限りの説明をした。捜査には全面的に協力していく旨を述べた」と語るにとどめた。
 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、改めて安倍氏の国会招致を主張した上で「次から次へと問題が出てくるのは菅政権に引き継がれた体質だ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で、吉川氏の農水相在任中に菅義偉首相は官房長官だったとして「菅政権、自民党執行部に重大な責任がある」と断じた。

5853名無しさん:2020/12/04(金) 00:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a972d61cf48789c0820a6abc2a49787da8327760
安倍前首相が後援組織の強化呼びかけ、麻生氏は「逆風吹いても勝てるように」
12/3(木) 5:10配信

 安倍前総理は2日夜、麻生副総理や自民党の若手議員と会合を開き、来年予定される衆議院選挙に向け後援組織を強化するよう呼びかけました。

 東京都内のホテルで開かれた会合は、安倍前総理の慰労を目的としたもので、安倍氏の出身派閥・細田派と麻生副総理が率いる麻生派の当選3回の衆院議員ら、およそ40人が参加しました。

 「安倍(前)総理がおっしゃっていたのは、とにかく新しい後援組織を作っていく。常に新しい後援してくれる人を増やしていく。このことをやらなければダメだよと」(自民党 細田派 福田達夫衆院議員)

 来年の衆院選に向け、安倍氏がこのように述べたほか、麻生副総理は“当選3回の議員はこれまで順風の選挙を戦ってきた”としたうえで、逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をするよう呼びかけたということです。会合では、菅政権を支える方針も確認しています。(03日00:54)

最終更新:12/3(木) 5:10
TBS系(JNN)

5854名無しさん:2020/12/04(金) 00:23:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a972d61cf48789c0820a6abc2a49787da8327760
安倍前首相が後援組織の強化呼びかけ、麻生氏は「逆風吹いても勝てるように」
12/3(木) 5:10配信

 安倍前総理は2日夜、麻生副総理や自民党の若手議員と会合を開き、来年予定される衆議院選挙に向け後援組織を強化するよう呼びかけました。

 東京都内のホテルで開かれた会合は、安倍前総理の慰労を目的としたもので、安倍氏の出身派閥・細田派と麻生副総理が率いる麻生派の当選3回の衆院議員ら、およそ40人が参加しました。

 「安倍(前)総理がおっしゃっていたのは、とにかく新しい後援組織を作っていく。常に新しい後援してくれる人を増やしていく。このことをやらなければダメだよと」(自民党 細田派 福田達夫衆院議員)

 来年の衆院選に向け、安倍氏がこのように述べたほか、麻生副総理は“当選3回の議員はこれまで順風の選挙を戦ってきた”としたうえで、逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をするよう呼びかけたということです。会合では、菅政権を支える方針も確認しています。(03日00:54)

最終更新:12/3(木) 5:10
TBS系(JNN)

5855名無しさん:2020/12/04(金) 01:18:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/629841f6fd2aefbc0c9913f6762258488dfc6944
自民・竹下元総務会長、吉川元農水相らの疑惑に「説明責任があるのは当たり前」
12/3(木) 13:30配信

 自民党の竹下亘元総務会長は3日、吉川貴盛元農林水産相が業者から現金供与を受けたとされる疑惑や安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる問題に関し、「(政治家に)説明責任があるのは当たり前だ。何らかの形で、どこかの時点でお話しされると強く期待している」と述べた。

 また、「政治家は自らに降りかかったさまざまな疑惑や問題について自ら説明する以外に方法がない」と指摘。「政治資金やお金の問題では、『改むるにはばかることなかれ』というのが大原則だ」と強調した。竹下派(平成研究会)の例会後、記者団に語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a52e19fdf064cfb87d9a8a0145db633f5e67c97
石破派若手ら、派閥存続で一致
12/3(木) 13:34配信

 自民党石破派(水月会、19人)の若手有志らは3日、国会内で会合を開き、石破茂元幹事長が会長辞任を表明した派閥の在り方について意見交換し、石破派は存続させるべきだとの考えで一致した。会合後、平将明衆院議員が記者団に明らかにした。平氏は、月内にも派閥存続の方針を確認したいとの考えも示した。今後、派内で合意が得られるように調整する。会合には約10人が出席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d7daf9d8f0078b77478b3c9248e23246fea24d0
自民・岸田氏、日中関係「尖閣など言うべきことは言うべき」
11/26(木) 17:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は26日の岸田派(宏池会)会合で、中国の王毅国務委員兼外相の訪日を受けた今後の日中関係について「世界第2の経済大国との関係を安定させる努力は必要だが、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐるやり取りなど、言うべきことはしっかり言うバランスが大事だ」と述べた。

 香港の西九竜裁判所がデモ扇動罪に問われた民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏らの公判で保釈継続を認めず、即日収監したことに関しては「自由や民主主義を考えたときに、懸念すべきだ」と強調した。

5856名無しさん:2020/12/04(金) 01:20:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/884e94b8a7544e165d03e8bbdae2ca42f8904518
伊吹元衆院議長が小室圭さんに異例の苦言「国民にしっかり説明を」
12/3(木) 15:24配信

自民党の伊吹元衆議院議長が秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期されてきた小室圭さんに対し、国民への説明責任を果たすよう異例の苦言を呈した。

伊吹氏は最高顧問を務める自民党二階派の会合で、秋篠宮さまが誕生日に際しての会見で、眞子さまと小室さんの結婚を認める発言をされたことについて、「父親としての娘に対する愛情と、皇嗣という者のお子様である者にかかってくるノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)としての行動と両方の間の、相剋のようなつらい立場に皇嗣殿下はあられるんだなと思った」と感想を述べた。

そのうえで伊吹氏は「小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に、やはり皇嗣殿下がおっしゃってるようなご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福の上に、ご結婚にならないといけないんじゃないか」として、母親の元婚約者との金銭トラブルをめぐる小室圭さんの姿勢に異例の苦言を呈した。

また、伊吹氏は「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明し、「眞子さまと小室圭さんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69b8d5383d5c389f77efb52f9cf4ee262b645df0
「小室圭さんはしっかりご説明を」 伊吹元衆院議長
12/3(木) 17:30配信

■伊吹文明・元衆院議長(発言録)

 (秋篠宮家の長女の)眞子さまと小室圭さんの結婚について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかマスコミがいろいろ書いている。ノブレス・オブリージュ(高い地位にある者の責務)というか、そういうお立場であるがゆえに課されている制限というつらいお立場のもとにおられる。それだけに小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前にご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福のうえにご結婚にならないといけないんじゃないか。(3日、二階派の総会で)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfe57f3f56d00d43f3e27a1c20a5353e6914b2e
自民・伊吹氏「小室氏は国民にしっかり説明を」 眞子さまのご結婚
12/3(木) 16:02配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は3日の二階派(志帥会)会合で、秋篠宮さまが長女の眞子さまのご結婚を「認める」と述べられたことに関し、「父親としての娘に対する愛情と、ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)としての行動の間で、相剋のような辛いお立場に皇嗣殿下はあられると思った」と述べた。

 その上で、「(婚約内定相手の)小室圭さんは、週刊誌にいろいろ書かれる前に説明を国民にしっかりとされて、国民の祝福の上にご結婚にならないといけないのではないか」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74f58ca56c9556a2c748a6030e189cfb028d0dbb
伊吹元衆院議長、小室圭さんへ「国民にしっかり説明を」
12/3(木) 19:18配信

 自民党の伊吹文明・元衆院議長は3日の二階派の会合で、秋篠宮さまが長女眞子さまと小室圭さんの結婚を認める発言をされたことに関し、「秋篠宮さまは結婚までに(金銭問題について)十分な説明をしなければいけないとも言われた。小室さんは週刊誌に書かれる前に、ご説明を国民にしっかりとされ、国民の祝福の上にご結婚にならないといけない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/268428edcef38098119d0ce03128c1ca5788525d
小室さんは説明を 自民・伊吹氏
12/3(木) 15:56配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は3日の二階派会合で、秋篠宮さまが長女眞子さまと小室圭さんの結婚を認める発言をされたことに関し、「秋篠宮さまは(金銭問題に関して)結婚までに十分な説明をしなければいけないとも言われた。小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に説明をしなければいけない」と指摘した。

5857名無しさん:2020/12/04(金) 01:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9537cbe1ba53a8b45d6f5feed3314eaf896dda
ワタベよりアベ! 永田町では安倍前首相の〝桜疑惑〟が風雲急「菅さんは怖い」
12/3(木) 22:37配信

「アンジャッシュ」渡部建(48)の記者会見が盛り上がるなか、永田町では安倍晋三前首相(66)の〝桜を見る会疑惑〟で大騒ぎになっている。

 これは「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題。昨年までの5年間の費用の総額が2000万円を超え、このうち少なくとも800万円以上を安倍氏側が負担したとみられる。

 だが、懇親会を主催した「安倍晋三後援会」の収支報告書に懇親会に関する収支の記載はなし。東京地検特捜部は後援会の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めたとされる。さらに3日には、特捜部が安倍前首相に任意の事情聴取を要請したと報じられた。安倍氏は「聞いていない」と否定している。

 安倍首相の在任中は黙殺されてきた一連の疑惑が、菅義偉首相(71)に〝代替わり〟した途端、一気に動き出した印象を受ける。一部報道では安倍氏が首相辞任後も「外交の最前線に立つ」と息巻いていたのを菅氏側が快く思わず、クギを刺しにいったとも報じられているが…。

 元衆院議員でタレントの上西小百合氏(37)は本紙取材に「さすがに菅さん主導でここまで露骨にやるとは思えない」と否定的な見方をしつつも「特捜部が『桜(の疑惑)をやりたい』といって、菅さんが止めるのもおかしな話。そこは我関せずのように見せるのでは? 菅さんが表立って関与するとしたら、安倍さんの国会招致を止める時くらいでしょう」と推察した。

 上西氏いわく、約5年間の議員生活でわかったのは、実力者になればなるほど「腹の内は絶対に見せない」ことだという。

「今の政治家で言ったら、菅さん、二階(俊博)さん、あと間近で見てきた小沢一郎さん。この3人は怖いですよ。小沢さんなんか、言ってることとやってることが違い過ぎて『この人、二重人格なんかな』と思ったほどです(笑い)」

 そこへ行くと、安倍前首相は「ある意味、純粋でわかりやすかった」。上西氏は一気に動き出した〝桜疑惑〟について「さすがに安倍さん本人の立件はないとは思いますが、気付けば身動きが取れなくなっている。これが政治。菅さんも最初は〝安倍政治〟を踏襲すると言っていたけど、結局は自分のやりたいようにやりたい。今回の件に乗じて一気に自分の色を出していくのでは」と指摘した。

東京スポーツ

5858名無しさん:2020/12/04(金) 21:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8b04e04a6b316d1dcc3fa76f34e5891c9826b3
二階氏が会長だからGoTo優遇?首相「特別じゃない」
12/4(金) 19:49配信

 4日にあった菅義偉首相の記者会見では、最後の質問が「Go toトラベル」についての質問だった。記者が自民党の二階俊博幹事長の名前を挙げて「全国旅行業協会の会長を務め、強く推進している。結果的にほかの業界に比べて優遇してないか」とただした。

 菅義偉首相は「そもそも観光関連の方が約900万人いて、全国にホテルや旅館、従業員、お土産の製造、販売される方などが観光を支えている。観光に従事している方が地域を支えているのも事実」と指摘。「5、6月は稼働率が1割とか2割だった。そうした人たちがこのままいったら事業を継続できないという状況の中でGo toをさせていただいた。二階幹事長が特別ということじゃなくて」と答えた。

 また会見の最後、首相官邸側は「現在挙手している記者で希望があれば、各1問をメールなどで送れば首相の答えを書面で返させていただく」と伝えた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e78226f4ca9f07d046c1617b3f7730f5ae2dae8
「二階幹事長が特別ということではない」菅総理、GoToトラベルにおける自民党の観光業界優遇を指摘され「地域経済に何が一番役立つかで判断」
12/4(金) 19:17配信

 菅総理大臣がさきほど、臨時国会が明日閉幕することを受けて会見を開き、GoToトラベルについて「強く推進する二階幹事長は、全国旅行業協会の会長として務めている。結果的に他の業界に比べ、自民党はトラベル業界を優遇するのではないかと思う国民はいるのではないか」などと問われ、「二階幹事長が特別ということではなく、何が地域の経済を支えるのに一番役立つのかなというところで判断をさせていただいた」などと述べた。

 菅総理はこの問いに対して「そもそも日本には観光関連の方が約900万人いる。全国にホテルや旅館、さらには従業員の方、そしてお土産を製造する、あるいは販売をする方。農林水産品を納入する方など、地域で活躍する方が観光を支えているということも、観光に従事している方が地域をしっかり支えて頂いているのも事実。その中でGoToトラベルを政府としては実行に移してきているところ。地域の中でそうした生活をしている人が、このGoToトラベルによって5月、6月は稼働率が1割とか2割だったんです。そうした人たちは、このまま行ったらまさに事業を継続することができないという状況の中で、私どもはGoToトラベルをさせていただいて今に至っている。二階幹事長が特別ということではなく、何が地域の経済を支えるのに一番役立つのかなというところで判断をさせていただいた」などと説明をした。(ABEMA NEWS)

5859名無しさん:2020/12/04(金) 21:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6703d5cdf9bea8ccb3c4b0b05f7c5cb4c4dded2
首相動静(12月4日)
12/4(金) 7:05配信

 午前6時54分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同56分、官邸着。
 午前9時19分から同29分まで、太田充財務事務次官。
 午前9時44分から同54分まで、総務省の黒田武一郎事務次官、稲岡伸哉自治税務局長。
 午前10時1分から同16分まで、閣議。
 午前10時18分から同27分まで、武田良太総務相。同28分から同33分まで、西村康稔経済再生担当相。
 午前10時36分から同49分まで、自民党の「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」会長の甘利明同党税調会長ら。同50分から同11時9分まで、甘利同党税調会長、住沢整財務省主税局長。同34分から同42分まで、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、秋葉剛男外務事務次官。
 午後0時7分、官邸発。
 午後0時15分、東京・赤坂の竹下ビル着。同ビル内のそば店「赤坂 観世水」で渡辺美喜男リベラルタイム出版社代表取締役編集長、和里田聡松井証券社長と会食。
 午後0時38分、同所発。同42分、官邸着。
 午後2時14分から同24分まで、自民党の「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」本部長の二階俊博同党幹事長ら。同25分から同36分まで、同党の二階幹事長、林幹雄幹事長代理、下村博文政調会長。同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、衆院本会議場へ。同57分から同58分まで、新藤義孝自民党政調会長代理。同3時2分、衆院本会議開会。同10分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同11分から同25分まで、衆院の大島理森、赤松広隆正副議長、高木毅議運委員長、与野党各会派にあいさつ回り。自民党の森山裕、公明党の高木陽介両国対委員長同行。同29分から同46分まで、参院の山東昭子、小川敏夫正副議長、水落敏栄議運委員長、与野党各会派にあいさつ回り。自民党の末松信介、公明党の秋野公造両参院国対委員長同行。
 午後3時48分、国会発。同50分、官邸着。(了)

5860名無しさん:2020/12/04(金) 21:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c6aeb9f3fb4edd8c9fb41b1d88db82d6d743c5c
安倍氏「桜」問題への対応、「ポスト菅」に温度差
12/4(金) 7:25配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会をめぐり、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書を立件する方針を固めたことを受け、自民党内で安倍氏の存在感の低下は避けられない情勢だ。菅義偉首相の後継を狙う岸田文雄前政調会長や野田聖子幹事長代行らは、安倍氏との距離の取り方をめぐり、対応が分かれている。

 「報道は承知しているが、正式に司法からの発表があったわけではない。コメントは差し控えたい」

 自民党の森山裕国対委員長は3日、特捜部が公設秘書を立件する方針を固めたとの報道について、こう述べるにとどめた。

 ただ、憲政史上最長政権を築き上げ、長らく党の顔だった安倍氏に絡む問題の広がりに、政界は浮足立っているのが現実だ。立憲民主党の安住淳国対委員長は同日、森山氏に「きちっと説明責任を果たしてもらわないと(来年1月の)通常国会はすんなりスタートできない」などと迫った。国民民主党の玉木雄一郎代表も記者会見で「(今回の疑惑に関する)安倍氏の答弁は嘘だった。政治責任は免れない」と非難した。

 「ポスト菅」を目指す自民党の面々の受け止めはさまざまだ。

 岸田氏は最近、安倍氏が会長を務める経済政策に関する議員連盟の会長代行に就任するなど距離を詰めている。記者団には「安倍氏の活躍に期待する声もたくさんある。私も引き続き連携や協力をすることができればと思う」と気遣いを見せた。

 ただ、領袖を務める岸田派(宏池会)内には、疑惑について「悪質だ」(中堅)と眉をひそめる向きもある。それでも、党内最大派閥の細田派(清和政策研究会)を地盤とし、衆院初当選同期でもある安倍氏は、次期首相を目指すうえで頼みの綱でもある。岸田氏は捜査の行方を冷静に見守る考えだ。

 一方、岸田氏と同じく、安倍氏と当選同期の野田氏は11月29日のNHK番組で「安倍氏が自らの言葉で説明責任を果たしていくべきだ」ときっぱりと語った。安倍氏と対峙してきた石破茂元幹事長も先月27日付のブログで「真実を積極的に明らかにすることと捜査の支障になることは同じではない」と書き込み、詳細な説明を求めた。

 安倍氏の影響力はいまだ衰えていないだけに、関係者の目は捜査の行方にくぎ付けとなっている。(永原慎吾)

https://news.yahoo.co.jp/articles/663a4529a28ede32554bc18f59561b4cc2f0174b
石破氏「大臣室で現金、ありえない」
12/4(金) 6:00配信

■自民党・石破茂元幹事長(発言録)

(吉川貴盛・元農林水産相の金銭授受疑惑をめぐり)私も農林水産相をやっていたが、「ニワトリの飼い方を厳しくしないでくれ」とか「価格の下落を抑えてくれ」という話は私の時代からあった。(報道が)事実だとすれば、大臣室で現金がやりとりされるというのは常識から言ってありえない。大胆を通り越しているとしか言いようがない。

 (安倍晋三前首相側が「桜を見る会」前日に開かれた夕食会の費用を一部負担した問題をめぐり)政治倫理綱領には疑惑をもたれた時は、自ら進んでそれを解明しなきゃいけないとある。与党野党は関係ない。「自分は潔白ですよ、間違いないですよ」と説明することが、何で捜査の支障になるのか私にはよく分からない。

 言っていることが「なるほど、そうだね」と明らかになれば、本来やるべき社会保障やコロナ、外交、安全保障、そういうことにもっと議論が集中できる。それが国のためではないか。(3日夜、BS―TBSの報道番組で)

朝日新聞社

5861名無しさん:2020/12/04(金) 21:34:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c1f2464891a1e6aee8acac54cf04166128b41b
「憲法改正」へ問われる菅首相の姿勢 安倍前政権では憲法論議が行われず
12/1(火) 16:56配信

 【ここがヘンだよ 日本国憲法】

 安倍晋三前政権では、国会の憲法審査会が開催されず、憲法論議が行われなかった。

 菅義偉首相誕生に伴って、憲法についての自民党・公明党連立政権合意は、「衆議院・参議院の憲法審査会の審議を促進することにより、憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成に努める」となった。

 自民党の佐藤勉総務会長は「菅首相は、安倍政権を踏襲するのが基本だ。憲法改正に邁進(まいしん)するという意思表示と受け取っていただいて結構だ」と述べている。

 日本維新の会の片山虎之助共同代表は10月30日の代表質問で、「現憲法は今日まで、国民投票も行われていない。当面行うべきことは、国民投票法改正案を早急に成立させ、各会派の憲法改正案を国民の前に開陳することだ」と述べた。

 注目すべきは、国民民主党の玉木雄一郎代表が9月15日、新党結党の記者会見で、「私たちは憲法審査会の審議を拒否することはない。国会での議論を牽引(けんいん)していく」と強調したことだ。

 同党の山尾志桜里憲法調査会長も9月24日の記者会見で、「新しい時代の新憲法草案」のたたき台を年内めどに出すと述べたうえで、「みんなでベストのものに作り上げていく。改正が必要なものを世論に喚起して国民対話のスタートラインとしたい」といい、憲法調査会の議論は完全フルオープンにすることを約束した。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は9月30日の記者会見で、記者から「菅政権のもとでの憲法改正に反対していくのか」と聞かれ、「自民党がどういう対応されるのか見えない状況なので、答えようがありません」と語った。

 ただ、同党を支持する「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が9月19日に公表した要望書には、「自民党が進めようとしてきた憲法『改定』とりわけ第9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くす」との相変わらずの内容だった。

 自民党では、新たに衛藤征士郎元衆院副議長を党憲法改正推進本部長に、細田博之元幹事長を衆院憲法審査会長が就任した。

 安倍前首相は9月28日、都内で開かれた出身派閥である細田派のパーティーに出席し、「自民党の悲願である憲法改正に向け、大きな力を発揮してほしい」と期待を述べた。

 菅首相は9月26日、国会での所信表明演説で、「国の礎である憲法について、そのあるべき姿を最終的に決めるのは、主権者である国民の皆さまです。憲法審査会において、各政党がそれぞれの考え方を示した上で、与野党の枠を超えて建設的な議論を行い、国民的な議論につなげていくことを期待いたします」と述べている。

 憲法改正の行方は、今後の国会での憲法論議にかかっている。=おわり

 ■田村重信(たむら・しげのぶ) 政治評論家。1953年、新潟県生まれ。拓殖大学卒業後、宏池会(大平正芳事務所)を経て、自由民主党本部勤務。外交・国防・憲法・インテリジェンスのスペシャリストで、政調会長室長、総裁担当などを歴任する。7月末で退職。現在、日本国際問題研究所客員研究員、拓殖大学桂太郎塾名誉フェロー、国家基本問題研究所客員研究員などを務める。著書に『ここが変だよ 日本国憲法!』(内外出版)、『秘録・自民党政務調査会16人の総理に仕えた男の真実の告白』(講談社)、『気配りが9割』(飛鳥新社)など多数。

5862名無しさん:2020/12/04(金) 23:08:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/57c31031cecdb8d6049311043249400d0af605bf
田崎史郎氏 安倍前首相の事情聴取に「三たび首相に挑戦しても…という声も出てきた。そういう中で」
12/4(金) 14:37配信

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が4日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会を巡る疑惑に関してコメントした。

 安倍晋三前首相側が夕食会の参加費で賄えなかった費用計900万円余りを補てんしたとされる問題で、東京地検特捜部は臨時国会が5日の会期末で閉会した後、安倍氏本人から事情聴取する方向で調整している。 

 MCの恵俊彰(55)に「事情を聴かれるってことは珍しいんですか?」と聞かれた田崎氏は「非常に珍しいことです。過去に例はありますが」と言い、「やはり安倍前総理に対して、三たび首相に挑戦しても…という声も出てきた。そういう中で安倍さんが現職総理大臣の時代の問題で、やめた後もこういうことに問われるってことになると、あれでよかったのかなってことも出てくるわけですね。そういう意味できついですよ」と述べた。そして「2つの問題があって今問われているのは法律上の責任がどうなのかって問題。もう1つは国会で虚偽答弁を重ねていたこと。こちらの方は別途、国会で与野党の間できちんとしなければいけない問題としても残っている」とし、国会が閉会になることから「来年の通常国会でしょうね」とした。

5863名無しさん:2020/12/04(金) 23:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/706f86ce464e0e2d90071a4ed5eb36ee877a9174
二階、麻生氏が会談 自民
12/4(金) 22:39配信

 自民党の二階俊博幹事長と麻生太郎副総理兼財務相は4日夜、東京都内の日本料理店で会談した。

 今後の政権運営をめぐり意見交換したとみられる。会談には、二階派の林幹雄幹事長代理、麻生派の松本純国対委員長代理が同席した。

5864名無しさん:2020/12/06(日) 14:58:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c355268ee8a9436728a6f0fed5ae4218a8d9fafc
河村元官房長官が虫垂炎で入院 地元山口県の会合にビデオレターで「ご安心いただきたい」
12/5(土) 23:05配信

 自民党の河村建夫元官房長官(78)=衆院山口3区=が、5日に宇部市で開いた衆院議員在職30周年を記念した政経セミナーを欠席した。急性虫垂炎の緊急手術を受けたためで、現在は入院中という。ビデオレターを寄せ「元気なのでご安心ください」と支援者たちに早期復帰を強調した。

 冒頭で参加者約300人に秘書が容体を説明。2日の夜半から3日の未明にかけて腹の調子が悪くなり、都内の病院で急性虫垂炎の手術を受けたという。会場では4日に病室で撮影した河村氏の映像が流れ「一日も早く復帰したいと思って、治療に専念している。ご安心いただきたい」と笑顔を見せた。早ければ来週末にも退院できるという。

 会には、同じ二階派の武田良太総務相が講師で出席し、河村氏の実績や存在感をたたえた。「一説によれば、こんないい人をいじめている人もいるようです。しっかりとお支えしたい」と、山口3区に転身が取り沙汰されている自民党で岸田派の林芳正元文部科学相(59)=参院山口=を意識した発言もあった。

 この日は、林氏の元秘書の宇部市長たち3区内の首長は議会の会期中を理由に欠席した。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad212f0f4dc81153718d990acd7286edf5a18d9
安倍昭恵氏がいま「山口出身議員の妻たち」から恐れられている、驚きの理由
12/6(日) 8:01配信

夫人の姿が見当たらない
 11月22日投開票の山口県宇部市長選で、林芳正参院議員の元秘書・篠崎圭二氏が当選した。

 次の総選挙で衆院鞍替えを狙う林氏は、山口3区が地盤の河村建夫衆院議員と反目しており、河村氏の支持者はこの市長選で対立候補を支援。両氏の事実上の代理戦争を、林氏が制した形だ。

 だが、林氏に順風が吹く中で、地元関係者にこんな話が広がっている。林氏の妻・裕子夫人の評判がいまいちなのだ。

 「裕子さんは東大からマサチューセッツ工科大を出て、いまは山口大学の教授。すごく頭のいい方だけど付き合いがあまり良くなくて、地元の『芳正を総理にする女将会』にも来ないんです。今回も芳正さんは応援に入っていたけど、裕子さんの姿は見えなかった」(自民党山口県連関係者)

 一方、同じ山口で圧倒的な人気を誇るのが安倍前総理の妻、昭恵夫人だ。

 「昭恵さんは私たちの前でも酔っぱらって『主人に怒られる〜』とワンワン泣くんです。かと思ったら、晋三さんが総理で帰れない間はずっと地元回りをしていた。裕子さんも昭恵さんを見習って、もっと心を開いて支持者と接したらいいのに」(前出の自民党山口県連関係者)

 地盤が重なる安倍家と林家は長年、市議選や市長選で鎬を削ってきた。

 「次の衆院選では安倍家が河村さんにつくかもしれない。前総理の当選は盤石ですから、もし山口3区に昭恵さんが応援に来れば河村陣営に票が流れる」(自民党山口県議)

 林氏の前に、意外な女性が立ちはだかる。

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5865名無しさん:2020/12/06(日) 14:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0656251c47f82f89b97f39c954e5421bc3e5034
大ピンチの岸田文雄、地盤固めの「苦肉の策」に広島の現場はザワついている…!
12/5(土) 8:01配信

公明党が「広島3区」に本腰を入れた
 自民党の岸田文雄前政調会長が窮地に陥っている。原因は自身のお膝元である「広島3区」問題だ。元は公職選挙法違反事件で逮捕された河井克行被告の選挙区である。

 「公明党が広島3区に斉藤鉄夫副代表を擁立しようとしているのです。公明党は前回の衆院選で比例区の得票が初めて700万票を割りました。比例区での議席獲得は限界にきており、少しでも小選挙区で議席を取りたいという背景がある。

 さらに『平和の党』を標榜する公明党にとって、広島の選挙区で議席を獲得するのは悲願でもある。11月22日に山口那津男代表が広島3区入りするなど、本腰を入れています」(全国紙記者)

 対して自民党の広島県連も、広島3区の後任候補の公募を行っており、衝突は避けられない。しかし、この公明党の動きを菅義偉総理、二階俊博幹事長はあえて黙認しているようだ。

 「広島は岸田派の所属議員が多い『お膝元』であり、岸田氏の求心力を削ぐ狙いがある。派閥内では『露骨な岸田派つぶしだ』と怒りの声があがっている。そこで、岸田派内では、対抗手段として岸田氏の長男の翔太郎氏を広島3区に擁立するという案が浮上しているのです」(自民党議員)

 岸田翔太郎氏は、現在29歳。広島の名門・修道高校を経て、慶應大学法学部を卒業。現在は父の秘書を務めている。地元の名門校出身で、長身のイケメン。選挙向きかと思いきや、そう簡単にはいかないようだ。

 「現在、岸田氏が広島1区を選挙区としています。そこに、自身が政界引退するわけでもないのに息子を擁立するなど、党内からの大反発は避けられません。特に二階さんが黙っているわけがないでしょう。

 結局、岸田氏が候補者調整に奔走し、実力で公明党に勝つしかない。選挙区を失えば面目は丸つぶれで、派閥は空中分解することになる」(前出・議員)

 負ければ岸田氏は、今度こそ一巻の終わりだ。

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5866名無しさん:2020/12/06(日) 20:02:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d8f3a5e9ff9da48ecea2506ba9e12e6371f644
麻生、二階両氏が会食
12/4(金) 23:11配信

 麻生太郎副総理兼財務相と自民党の二階俊博幹事長は4日夜、東京・赤坂の日本料理店で会食した。党内情勢などについて意見を交わしたとみられる。会食には、麻生派(志公会)の松本純国対委員長代理と二階派(志帥会)の林幹雄幹事長代理も同席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19c7588fe069328c854059a47c19e722c0f7fea2
首相「ちょっと仕事に慣れた」 国会答弁も「落ち着いて対応できるように」 自民党参院議員と懇談
12/5(土) 17:20配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は5日、都内のホテルで自民党参院議員と懇談した。出席議員によると、首相は初の本格的な国会論戦となった臨時国会での答弁について「徐々に落ち着いて対応できるようになった」と語ったという。国会答弁以外に関しても「ちょっと仕事に慣れた」と話した。首相と面会したのは柘植芳文参院議員ら3人で、首相と同じ無派閥。6日に誕生日を迎える首相に祝意を伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f8731eafbaf109837d0dbe237ca24829b55e2c
自民石破派の存続固まる 結束に期待、会長空席で集団指導
12/6(日) 17:52配信

 自民党石破派(水月会、19人)は、会長空席のまま派閥を存続させる方向性を固めた。石破茂元幹事長が10月22日に派閥会長を辞任して1カ月半。派閥を維持するか解散するかで揺れたが、来年の衆院選や党総裁選に備え、結束を求める声が広がった。後任会長は置かず集団指導体制を取る。

 3日、山本有二元農相、平将明元内閣府副大臣ら8人が今後について話し合い(1)派閥存続(2)メンバーの結束―を求めていく考えで大筋一致した。派の正式な意思決定ではないが、他のメンバーにも同調を呼び掛ける。

5867チバQ:2020/12/07(月) 17:27:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/950a172a05ef11f6218b039a1f6b2323ef1ca8ff
元農水相に現金疑惑 贈収賄適用、焦点は? 業界に利益/大臣の権限
12/7(月) 1:12配信
220




元農林水産相の吉川貴盛衆院議員=2018年12月(春名中撮影)
 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表(87)が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に現金500万円を提供した疑惑で、元代表は吉川氏を含む政治家らに鶏卵業界の実情を訴えるなどしていたことが判明。大臣の職務権限は広いとされ、元代表も現金提供に違法性を認識していたとされる。疑惑に贈収賄罪が適用されるには、現金提供が、吉川氏による元代表側への便宜供与の「対価」となっているかどうかがポイントとなる。

 元代表は家畜にとってストレスの少ない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア」(AW)をめぐり、国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)が策定を進める国際基準案について「積極的なロビー活動」(業界関係者)を行っていた。

 OIEが2018年9月、具体的な国際基準の2次案を作成。鶏の習性に配慮して止まり木や巣箱の設置が義務付けられ、日本で約9割を占めるとされるケージ飼育の見直しが迫られる内容となった。

 設備投資に大きな資金負担が生まれることもあり日本の養鶏業界は猛反発。農水省もOIEに反論し、2019年9月の3次案では、止まり木と巣箱の義務化は見送られた。結果として元代表側の思い通りとなったが、見直しはアキタ社のみならず業界全体の利益につながったと言える。

 元代表側は大規模生産者に対する鶏卵価格下落時の「価格差補填(ほてん)事業」の拡充も要望し、吉川氏の農水相在任中に概算要求が提出され、実現の方針が決まっていた。対象となる大規模生産者は、同省によると、2000戸以上の生産者のうちの3〜4割を占めるという。AWの件と同様、アキタ社だけではなく業界の多くの業者の利益につながった。

 ある検察OBの弁護士は「仮に吉川氏が業界全体に便宜を図っていたとしても、元代表の現金の見返りと認定できるのか」と指摘する。

 一方で、ある検察幹部は「業界の利益は、その中にいる以上、元代表の利益にもなるのではないか」と話す。

 AWについてのOIEの国際基準案に対する農水省の反論も、価格差補填事業の大規模生産者に対する支援拡充も、「既定路線で、政治家の働きかけは必要なかったのではないか」とする声も聞かれる。

 国際基準案に農水省が反発したことに、業界関係者は「欧州では過度にAWの考え方が広まっているだけで、日本のみならず米国やアジア・アフリカ諸国は2次案に反対していた」とし、「農水省が反対するのは当たり前で、誰かの口添えなどは必要ないのではないか」と説明する。

 農水省の担当者も「巣箱の設置などは日本の湿度の高い環境では菌の増殖などの問題があり、業界の意向と関係なく、国として認めるわけにはいかない」と話す。価格差補填事業の大規模生産者に対する支援拡充についても、農水省は「格差を無くしただけで、特定の業者だけを対象にしたものではない」とする。

 ただ、たとえ国の既定路線で政策に大きな影響を及ぼしていなくても、職務権限があれば立件される可能性はある。東京地検特捜部が昨年末以降に手がけたIR汚職事件では、中国企業側から総額760万円相当の賄賂を受け取ったとして、収賄罪などでIR事業を担当する内閣府副大臣だった衆院議員、秋元司被告(49)が起訴された。秋元被告は日本のIR事業への参入を目指していた贈賄側に担当者の紹介などをしたとされるが、「便宜は図っていない」と無罪を主張している。

 検察OBの弁護士は「近年の特捜部は具体的な影響力を及ぼしていなくても、大臣などの立場の人間であれば職務権限があると認定している」と指摘。「吉川氏は農水相だったため、広い権限があり、少しでも元代表側に有利な取り計らいをしていれば見過ごさないのではないか」と話している。

5868とはずがたり:2020/12/07(月) 20:03:52
自民各派、疑惑続出に動揺=安倍氏説明要求の声
時事通信 / 2020年12月3日 22時7分
https://news.infoseek.co.jp/article/201203jijiX712/

 自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が浮上したのに続き、「桜を見る会」前夜祭問題で東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請したと報道され、党内で3日、動揺が一段と広がった。各派幹部からは両氏に説明を求める声が上がった。

 竹下派の竹下亘会長は派閥例会後、安倍、吉川両氏について記者団に「説明責任があるのは当たり前だ。どこかの時点で話すと強く期待している」と強調。岸田派の岸田文雄会長は吉川氏に関し、「政治の信頼という点で重大、深刻な問題だ。どう説明するか注視しなければならない」と語った。

 吉川氏が事務総長を務めていた二階派も定例の総会を開いたが、金銭疑惑は話題に上らなかったという。公職選挙法違反事件の河井案里被告(参院議員)とカジノ汚職事件の秋元司被告(衆院議員)は自民離党後も特別会員として同派に所属。ベテランは「衆院選でかなりの逆風になる」と語った。石破派中堅は「問題は二階派ばかり。反省がない」と厳しく批判した。

 石破茂元幹事長はBS―TBS番組で「事実とすれば、大臣室で現金のやりとりなど常識からいってあり得ない」と指摘した。

 加藤勝信官房長官は記者会見で、安倍氏について「国会でできる限りの説明をした。捜査には全面的に協力していく旨を述べた」と語るにとどめた。

 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、改めて安倍氏の国会招致を主張した上で「次から次へと問題が出てくるのは菅政権に引き継がれた体質だ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で、吉川氏の農水相在任中に菅義偉首相は官房長官だったとして「菅政権、自民党執行部に重大な責任がある」と断じた。 

[時事通信社]

5869名無しさん:2020/12/07(月) 21:15:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/415e92b6c65082110719b37e5992aabec297614d
自民、改憲原案の作成見送り 「強硬派」衛藤氏を抑え込み
12/7(月) 7:09配信

 自民党は、党独自の憲法改正原案の策定を見送る方針を固めた。

 衛藤征士郎憲法改正推進本部長の目標だったが、自民党が独走すれば野党を刺激し、かえって国会での改憲論議が停滞しかねないと懸念する周囲がひとまず抑え込んだ形。ただ、衛藤氏の改憲への熱意は冷めておらず、今後の方針をめぐる党内の綱引きは続きそうだ。

 衛藤氏は就任から間もない10月、記者団に「年末までに改憲原案を策定して憲法審査会に届けたい」と表明。党に起草委員会を設置し、自衛隊の9条明記など改憲案4項目の条文化を打ち出した。

 これに驚いたのが足元の自民党。それまで4項目を土台に与野党で改憲項目の絞り込みなどを進め、合意事項の条文化を図る段取りを想定していたからだ。衛藤氏の方針は従来路線からの転換を意味するため、党内では「条文づくりは野党との協議で進めること」(幹部)との声が相次ぎ、党独自の原案策定作業は進んでいなかった。

 改憲国民投票法改正案をめぐる議論に進展の兆しが出てきたことも大きい。自民、立憲民主両党は改正案に関し、来年1月の通常国会で「何らかの結論を得る」ことで合意。自民党としては改正案成立を優先し、条文化は行わないことにした。

 自らを取り巻く状況の変化などを受け、衛藤氏は周囲に「(改正案を優先する党の方針に)けちをつけるのは控えないといけない」と語り、党としての原案策定を見送る考えを明かす。ただ、「年内に個人的私案を用意する」とも語るなど、なお諦めていないのも事実だ。

 2日の民間団体の改憲派集会でも「一部にちゅうちょする政党があっても国民に改憲を提案し、その意思を問うことは当然だ」と主張。今後、慎重に進めようとする党方針と衛藤氏がぶつかれば、党の改憲戦略が迷走する可能性もある。 

最終更新:12/7(月) 7:09
時事通信

5870名無しさん:2020/12/07(月) 22:55:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ab678e65dddad016ac61feb53b0882e598f98c2
吉川元農相巡る疑惑 野党が農水省を合同ヒアリング
12/7(月) 19:05配信

立憲民主党など野党は7日、鶏卵生産王手「アキタフーズ」グループ元代表からの現金受領疑惑が浮上したる吉川貴盛元農相に関する農水省への合同ヒアリングを国会内で開いた。

座長を務めた立民の奥野総一郎議員らの質問に対し、出席した農水省担当者は、吉川氏に関わる内容について「捜査中活動の範囲でもあるためコメントを差し控えさせていただきます」の一点張り。事前に求められていた接見記録提出などにも応じなかった。

野党側は(1)吉川元大臣が関与したかどうか(2)決算文書(3)政策決定過程の分かる文書など、農水省側に宿題を課した。

一方、自民党の二階俊博幹事長は会見で、自身が率いる二階派所属の吉川氏について「まだ本人から事情を十分聴いていない。聴いた上で判断したい」と言及。吉川氏の説明責任に関しては「本人が今後対処する」と述べるにとどめた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d275167cd143d55bed6786f07b63a9f6bad7d9e0
自民二階幹事長、通常国会1月18日召集を明言
12/7(月) 17:30配信

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で、来年の通常国会が1月18日に召集されることを明らかにした。政府・与党は新型コロナウイルス対策を盛り込んだ今年度第3次補正予算案を1月中に成立させたい考えだ。

 二階氏は「1月18日召集で進めたい。国民生活を守ることが最重要課題だ。コロナも当然その一環として対応したい」と述べた。

 通常国会の会期は150日のため、18日に召集されると、会期末は6月16日となる。【野間口陽】

5871チバQ:2020/12/08(火) 10:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a530c8b677ce81f2b972b57d7cbd2de9b795816
内閣支持急落に政府が危機感 GoTo批判、与党にも
12/8(火) 7:05配信
5804



 報道各社の12月の世論調査で菅内閣の支持率が急落し、政府・与党が危機感を強めている。

 新型コロナウイルス感染者の急増に的確に対処できておらず、相次ぐ「政治とカネ」の問題も影響しているとの見方が出ている。与党内からは、需要喚起策「Go To」キャンペーンが感染を広げているとみて問題視する声も出始めた。

 読売新聞の4〜6日の調査によると、支持率は前月から8ポイント減の61%。JNNが5、6両日に実施した調査では同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。公明党の山口那津男代表は記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。政治資金規正法などの違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

 一方、首相官邸で首相を補佐する岡田直樹官房副長官は7日の会見で、Go Toについて「感染拡大に留意しながら弾力的、臨機応変な運用を図る」と理解を求めた。

 先の臨時国会で首相を攻めあぐねた野党はほくそ笑んでいる。立憲民主党幹部は「Go Toを含むコロナ対策と疑惑で政府・与党への不信が広がった」と断じ、共産党の小池晃書記局長は会見で「首相がコロナ対応で迷走する姿に国民が失望している」と語った。

5872チバQ:2020/12/08(火) 11:03:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/732cbe4caf31208ee48a3997509b2bac7ddbf479
上野通子参院議員、約2年にわたり事務所費不記載 政治資金収支報告書
12/8(火) 5:32配信




上野通子参院議員
 自民党の上野通子参院議員(栃木県選出、2期)が代表を務める「自民党栃木県参院選挙区第1支部」が、宇都宮市内にある事務所を親族から無償提供されていたのに、2年間にわたり政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明した。毎日新聞の取材に上野氏は不記載を認め、近く報告書を訂正するとしている。

【写真】安倍首相主催の「桜を見る会」(2019年4月)

 上野氏によると、事務所は同市泉町の4階建てのビルの一室で、2020年8月にこのビルが取り壊されるまで使われていた。登記簿では事務所の土地と建物の大部分を上野氏の母親と子どもが所有しており、4%分だけが上野氏の持ち分となっている。

 16、17年の同報告書では、いずれも12月に事務所賃料として母親に30万円を支出していたが、18、19年の報告書には記載がなく、無償で使用してきたという。

 総務省は無償提供の場合にも報告する必要があるとしており、上野氏は毎日新聞の取材に「実母と実子に家賃を支払えば、親族に政治資金が還流しているなどという者もいるので、家賃は支払わずに使用していた。近隣相場を確認し、適切に修正する予定」と文書で回答した。

 上野氏は栃木県議を経て、10年の参院選で初当選し、文部科学政務官や副文科相などを務めた。母親は文星芸大などを運営する学校法人・宇都宮学園の元理事長。【李舜】

5873チバQ:2020/12/08(火) 17:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d47c507425456cbfb5c3d0a0de1c21d638c8861
西川内閣官房参与 参与辞任の意向固める
12/8(火) 15:17配信
1226




Nippon News Network(NNN)
菅内閣の内閣官房参与を務める西川公也元農林水産大臣が、参与を辞任する意向を固めたことが分かりました。

西川内閣官房参与は8日、自民党幹部に対し「一連の報道で迷惑をかけた責任をとりたい」として、内閣官房参与を辞任する意向を伝えたということです。

吉川元農水大臣が鶏卵生産会社「アキタフーズ」の前会長から現金を受け取った疑惑に関連して、西川氏はアキタフーズとの親密な関係を指摘されていました。

西川内閣官房参与は2014年の第2次安倍改造内閣で農水大臣を務めたのち、2017年の衆議院選挙で落選。その後、安倍内閣で内閣官房参与に起用され、菅内閣発足後も農林水産業の振興担当として再任されていました。

5874名無しさん:2020/12/09(水) 00:37:47
九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7319

7319 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/12/09(水) 00:37:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/353fa1eca5d34ab7a83c92f03ebe4bc39c4b2de3
「こんな首長いなかった」菅氏の懐に…福岡市長のしたたかさ
12/8(火) 11:06配信

 福岡市の高島宗一郎市長が7日、就任10年を迎えた。「独創的」とも「独善的」とも言われる政治手法や、他の首長にはない人脈を探り、今後を展望する。

   ◇    ◇ 

 9月28日昼、東京・虎ノ門のホテルにあるレストラン。高島はハンバーグを食べながら熱弁を振るった。

 テーブルを挟み、向かい合ったのは首相・菅義偉。12日前に、官房長官から政権トップの座に就いたばかり。菅は時折パスタを口に入れ、メモを取りながら聞き役に徹した。

「おこがましいことも話した」
 誘ったのは菅。秘書さえ入れず「サシ」で会食すること約1時間。福岡市がいち早く導入した、行政手続きから押印を省く「はんこレス」の取り組みや、住民投票を約1カ月後に控えていた大阪都構想など話題は多岐に及んだ。

 会食後、高島は周囲に「おこがましいことも話した」と語った。関係者によると、「おこがましいこと」とは副総理兼財務相・麻生太郎との距離感。前首相・安倍晋三を共に政権中枢で支え続けた菅と麻生だが、「不仲」も指摘される。高島は「そこが崩れたら組織が崩れる」と菅に緊密な連携を求め、菅も「そうだね」と応じたという。

菅には「市長の人たらしの『神通力』は通用しない」
 麻生や安倍と近い高島のことを、麻生系列の福岡県議は「2人の申し子」と評す。高島は第2次安倍政権との強力なパイプを追い風に、起業や国際イベント誘致に関する規制緩和を推し進めてきた。

 今年3月には官邸で安倍と面会。新型コロナウイルス感染拡大による景気減退を踏まえ、大胆な旅行割引や高速道路無料化、キャッシュレス決済のポイント還元率拡大などを提言した。一部はその後、政府事業として実現している。

 華やかさを好む安倍や麻生と異なり、実務型の菅には「市長の人たらしの『神通力』は通用しない」(高島周辺)と見る向きは少なくなかったが、高島はやすやすと菅の懐に飛び込んだ。

 菅政権発足後、高島が官邸に足を運んだのは既に3度。「たとえ大した用がなかったとしても、顔を出すのを官僚に見せるのが大事なんだ」。高島は、足しげく官邸詣でする理由を周辺にこう語っている。

 10月12日には、官房長官・加藤勝信ら4閣僚と相次ぎ会談。「政権が代わっても、国としっかり関係を築ける。こんな首長はいなかった」。市幹部は高島のしたたかさに舌を巻く。

市長就任以来の信条
 11月18日、東京都内。高島は福岡県知事・小川洋らとともに県関係の与党国会議員との懇談会に臨んだ。

 その席上、市が力を入れる国際金融センター誘致について高島が話したところ、自民党金融調査会長の衆院議員・山本幸三(福岡10区)が「私のところには誰も説明に来ない」と皮肉交じりに不満を述べた。

 高島は徹底した中央志向だが、「全方位外交」ではない。「ウイング(翼)を広げ過ぎると、『尖(とが)り』のある政策を打ち出せない」というのが、市長就任以来の信条だ。「尖り」とは、高島に言わせれば「独自性」や「しがらみのなさ」を意味する。

 高島は「尖る」ことで、自分の理念や政策に共鳴する政権幹部らと親交を深めてきた。一方で、意見の合わない相手とは中央、地方を問わず距離を置くスタイルを変えない。

 昨年3月、高島は市議会最大会派である自民党市議団などの反対を受け、「夢」とまで語ったJR博多駅と博多港を結ぶロープウエー構想を断念した。ある自民中堅市議は「相手にしてくれる政権にばかり市長が目を向けているようだと、第2の『ロープウエー』が起こる」と警告する。

 政権との蜜月関係とは裏腹に、高島の「足元」にはヒリヒリとした空気が漂っている。 (敬称略)

5875名無しさん:2020/12/09(水) 00:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a530c8b677ce81f2b972b57d7cbd2de9b795816
内閣支持急落に政府が危機感 GoTo批判、与党にも
12/8(火) 7:05配信

 報道各社の12月の世論調査で菅内閣の支持率が急落し、政府・与党が危機感を強めている。

 新型コロナウイルス感染者の急増に的確に対処できておらず、相次ぐ「政治とカネ」の問題も影響しているとの見方が出ている。与党内からは、需要喚起策「Go To」キャンペーンが感染を広げているとみて問題視する声も出始めた。

 読売新聞の4〜6日の調査によると、支持率は前月から8ポイント減の61%。JNNが5、6両日に実施した調査では同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。公明党の山口那津男代表は記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。政治資金規正法などの違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

 一方、首相官邸で首相を補佐する岡田直樹官房副長官は7日の会見で、Go Toについて「感染拡大に留意しながら弾力的、臨機応変な運用を図る」と理解を求めた。

 先の臨時国会で首相を攻めあぐねた野党はほくそ笑んでいる。立憲民主党幹部は「Go Toを含むコロナ対策と疑惑で政府・与党への不信が広がった」と断じ、共産党の小池晃書記局長は会見で「首相がコロナ対応で迷走する姿に国民が失望している」と語った。

5876名無しさん:2020/12/09(水) 00:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf0bf0e03b527a0c930828dbb3414c9ee5b3861f
安倍氏招致、捜査終結後に協議 自民幹部
12/8(火) 12:12配信

 自民党の森山裕国対委員長は8日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる疑惑で、東京地検特捜部の捜査終結後の国会対応について「いろいろ党内でも協議しなければいけないと思っている」と述べた。

 国会内で記者団に語った。

 森山氏はこれに先立ち、立憲民主党の安住淳国対委員長と会談。安住氏は「安倍氏にわれわれの質問に答えてもらう機会をつくってほしい」と述べ、来年1月召集の通常国会前の参考人招致を求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5eb43333df8a72576c08b3623fc6b9d31c21a0c
安倍氏実弟の岸防衛相、桜前夜祭「有権者の皆さんに説明する責任ある」
12/7(月) 23:51配信

 岸信夫防衛相は7日夜のBS11の番組で、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用を安倍氏側が補?(ほてん)していた問題について、「政治家であれば当然、自分の行動には責任を持たないといけない。そのことを有権者の皆さんに説明する責任はもちろんある」と述べ、安倍氏がこの問題について説明すべきだとの認識を示した。

 岸氏は安倍氏の実弟。【畠山嵩】

5877名無しさん:2020/12/09(水) 01:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9933a02854b678ceaefc4d4138b64b2316d1415b
高齢者負担めぐる自公協議、まもなく決着=二階自民幹事長
12/8(火) 11:05配信

[東京 8日 ロイター] - 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、後期高齢者の医療費窓口負担を巡る自公協議について「一生懸命やっているので、間もなく決着がつくはず」と述べた。

窓口負担を巡っては、現行の1割から2割に引き上げる対象を年収170万円以上とする政府・自民党と240万円以上を主張する公明党の協議が先週来、難航していた。二階氏は「財源的な問題もあるし、今後の国民生活にとっての大きな課題でもあるので慎重に議論しているが、程なく決着がつくと思う」と語った。

自民党内で議論が分かれている夫婦別姓に関連して「女性の職業・社会的な活躍によっておのずから夫婦別姓になる」と指摘。議論は「成り行きに任せる」と述べた。二階氏自身の家庭を振り返り、「母親が医者で、夫婦別姓に何の違和感も感じない」と語った。

(竹本能文)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe024625f61c96b7e70b108080e85d945f5e0ae0
自民・二階幹事長、75歳以上の窓口負担協議「ほどなく決着」
12/8(火) 12:58配信

 自民党の二階俊博幹事長は8日午前の記者会見で、75歳以上の医療費窓口負担を2割へ引き上げる所得基準をめぐる政府、与党の調整について「国民生活にとって大きな課題であり、慎重に議論しているところだ。ほどなく決着がつくと思うので見守っていきたい」と述べた。

 公明党の山口那津男代表が同日、政府と与党の協議が難航している原因が政府側にあるとの認識を示したことについては「それは山口さんのご判断でしょうが、われわれは必ずしもそう思っているわけではない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db928f6a2dfe4dbc52d5a71026ba9fce41dc43c4
二階氏「選択的夫婦別姓はなりゆきに任せる」自身の家庭にも言及
12/8(火) 13:51配信

自民党の二階幹事長は8日の記者会見で、選択的夫婦別姓の導入の是非について、自らの家庭環境を振り返り「違和感を覚えなかった」と指摘し、「なりゆきに任せて対応する」と述べた。

二階幹事長は会見で選択的夫婦別姓の議論について問われ、「ある程度時間をかけて慎重に決めたらいい」と述べたうえで、「女性の職業や社会的な活躍・活動の模様等について、おのずから夫婦別姓になっていく」と指摘した。

二階幹事長はさらに、自らの家庭環境を引き合いに出し「母親が医者だったが、そうするとおのずから夫婦別姓という形の場面もしばしあった。別に違和感も何も感じていなかった」
と振り返り、「夫婦別姓はなりゆきに任せて対応したい」と説明した。

5878名無しさん:2020/12/09(水) 01:52:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc129bdb7a5a93d46f495adc42e4d5728109098b
首相が麻生氏と会食
12/8(火) 22:15配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は8日夜、東京港区のホテルで、麻生太郎副総理兼財務相と会食した。9月の菅政権発足以降、首相が麻生氏と2人きりで会食するのは2度目。8日に閣議決定した経済対策や、今後の政権運営について意見を交わしたとみられる。

5879チバQ:2020/12/09(水) 08:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/a786ac8d2beca352d5ab8fb50d81271eb5a3415b
西川元農水相も数百万円受領か 鶏卵大手元代表から 内閣官房参与辞任
12/8(火) 23:41配信
77



 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表(87)が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に現金500万円を提供した疑惑で、元代表が元農水相で内閣官房参与の西川公也氏(77)にも現金数百万円を提供した疑いのあることが8日、関係者への取材で分かった。疑惑を捜査している東京地検特捜部も把握しているとみられ、現金の趣旨や参与の権限などを慎重に捜査しているもようだ。

 内閣官房は同日付で西川氏が退職したと発表。加藤勝信官房長官は同日の記者会見で、西川氏から参与辞任の申し出があったと明らかにし、理由は「一身上の都合」と説明した。

 関係者によると、元代表は西川氏に対して平成30年以降、複数回にわたり現金計数百万円を手渡していた疑いがある。西川氏は10月末、産経新聞の取材に「(アキタ社との関係は)一点の疑念もないと思っている」と話していた。

 西川氏は今年7月3日、元代表からクルーザーで元農水官僚らとともに接待されていたことが判明している。関係者によると、アキタ社の顧問も務め、元代表を別の政治家に紹介するなどしていたという。

 西川氏は8年の衆院選で初当選し6期務めた。26年に農水相に就任したが、国から補助金交付決定の通知を受けて1年以内の企業から不正に献金を受けていたことなどが発覚し、わずか5カ月で辞任。29年10月の衆院選で落選後、農水族の重鎮としての経験などを買われ、安倍晋三前首相から翌11月に非常勤の国家公務員である内閣官房参与に任命された。

 関係者によると、元代表は吉川氏が農水相在任中の30年10月〜昨年9月、大臣室などで3回にわたり現金計500万円を渡したほか、複数の政治家らに現金を渡していた疑いがあるという。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板