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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5351名無しさん:2020/10/08(木) 23:45:35
https://twitter.com/andouhiroshi/status/1300356274391928832
あんどう裕(ひろし)衆議院議員(自民党 京都6区 )
@andouhiroshi
石破氏、消費税減税に言及!!マーク
総裁候補が消費税減税に言及するのは非常に大きな意義がある。デフレ脱却とコロナ禍からの経済立て直しのためにも消費税減税は必須。できれば #消費税ゼロ まで踏み込んで欲しい。代替財源が必要なら下げすぎた大企業の法人税を元に戻せばいい。
インタビュー:自民・石破氏、出馬明言せず 本格的な総裁選を
自民党の石破茂・元幹事長は31日、ロイターのインタビューに応じ、焦点となっている自民党総裁選への出馬には明言を避け、簡素化された選挙のやり方は「党員に対する侮辱」だと批判した。安倍晋三政権の財政・金融政策「アベノミクス」は大きな変更は必要ないとしつつ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策として消費減税を提言した。
jp.reuters.com
午後5:54 ・ 2020年8月31日・Twitter for Android

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202009/0013695084.shtml
2020/9/14 20:15神戸新聞NEXT
自民党総裁選 兵庫県関係議員も菅氏が大多数

 菅義偉官房長官の圧勝となった自民党総裁選で、兵庫県関係の国会議員の投票先も菅氏が大多数を占めた。神戸新聞が12人に取材した結果、9人が菅氏と回答。岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長に投票したと答えたのは、各1人だった。

 菅氏を慕う無派閥若手有志グループの藤井比早之衆院議員(兵庫4区)は「世襲ではなく、派閥にも属さない普通の方がトップに立てるというのは日本の民主主義を体現している。国民の痛みや苦しみを理解し、規制改革や省庁の縦割りを打破していただきたい」。これまで態度を明らかにしていなかった麻生派の松本剛明衆院議員(同11区)も、菅氏に投票したとした。

 自民の県関係議員で唯一、岸田派の盛山正仁衆院議員(同1区)は「2位で良かった。(来年の総裁選も含めて)次につながる。地方票で石破さんと差がついてひやひやしたが、多くの国会議員が岸田だと評価してくれた」と前向きに受け止めた。

 石破氏の推薦人となった無派閥の渡海紀三朗衆院議員(同10区)は、3位という結果に「もう少し議員票を取れると思っていたが、派閥の引き締めが厳しかったのか」とがっくり。「派閥の数合わせで決まるのは本来おかしい」と疑問を呈しつつも「ルールにのっとった結果なので厳粛に受け止め、支えていかなければ」と話した。

 二階派の谷公一衆院議員(同5区)は投票先を明らかにしなかった。(永見将人、今福寛子、西井由比子)

   ■   ■

 兵庫県連は県内の党員約2万2千人を対象に予備選を行い、菅氏が最多の7847票を獲得。兵庫と隣接する鳥取県が地盤で、日頃から交流のある石破氏は5406票、兵庫にも後援会がある岸田氏は1121票だった。投票率は66・59%。「ドント方式」により得票数に応じて県連の持ち分3票を割り振り、菅氏が2票、石破氏が1票を得た。

5352名無しさん:2020/10/09(金) 00:05:21
https://mainichi.jp/articles/20201006/ddm/005/010/082000c
自民党 古賀氏、名誉会長退く意向 岸田派、分裂の懸念
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月6日 東京朝刊

 自民党・岸田派(宏池会・47人)は5日夜、東京・芝公園のホテルで政治資金パーティーを開いた。同派に強い影響力を持ち、岸田文雄会長(63)の「政治の師」でもあった古賀誠名誉会長(80)は欠席したが、周囲に名誉会長を辞任する意向を伝えた。2021年の党総裁選での再起を見据え、岸田氏が距離を置いたことも要因だが、派内には古賀氏に近い議員もおり、分裂の懸念もくすぶる。

 岸田氏はパーティーで「宏池会も新たな時代に向けて進化していくことが求められている」とあいさつし「『分断から協調へ』の重要性を訴える以上、宏池会が身をもって実践する」と語った。会場には1000人以上が詰めかけ、二階俊博幹事長や最大派閥・細田派の細田博之会長らも参加したが、菅義偉首相は出席しなかった。関係者によると、首相は当初は出席する意向を示したが「公務」を理由に欠席したという。首相は岸田氏と距離…

https://mainichi.jp/articles/20200915/ddl/k29/010/270000c
自民総裁選 菅氏、得票6割 党員・党友投票 国会議員は全員 /奈良
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月15日 地方版

 14日に投開票された自民党総裁選は、菅義偉官房長官が石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長を大差で破り、新総裁に選出された。県内でも、地方の声を反映させるために党県連が実施した党員・党友投票の結果、約6割を菅氏が獲得し、石破氏、岸田氏を上回った。県選出(比例近畿含む)の国会議員(自民)は、6人全員が菅氏に投票したことを明らかにした。【久保聡】

 今回の総裁選は安倍晋三首相(自民党総裁)の任期途中での辞任表明を受けて実施、国会議員票394票(衆参両院議長除く)と47都道府県連に3票ずつ配分された地方票141票の計535票で争われた。急な総裁選だとして、党本部は党員投票の省略を決めたが、県連は郵便投票による「予備選挙」の形で独自の党員・党友投票を実施。県連がある自由民主会館(奈良市)では14日午前に開票作業があった。

 県連によると、党員・党友7588人のうち5032人が投票。投票率は66・32%で、前回(2018年9月)の64・62%を上回った。

 開票の結果、菅氏3145票、石破氏1544票、岸田氏335票、無効票8票。

 県連は割り当てられた3票について、最多得票者の菅氏に2票、次点の石破氏に1票を配分した。

 県連の荻田義雄幹事長は総裁選後、「菅新総裁には7年8カ月にわたる内閣官房長官としての経験を生かし、新型コロナウイルス感染症対策に傾注するとともに経済対策、外交問題、社会保障など、国民の安全安心に全力で取り組まれ、成果をあげていただくことを期待する」との談話を発表した。

5353名無しさん:2020/10/09(金) 00:21:16
かど博文 OFFICIAL SITE
http://www.warau-kado.jp/report-index.php?y=2020&m=9

菅官房長官に総裁選に向けての和歌山県選出国会議員団による「推薦状」をお届け
2020年09月01日

菅官房長官に総裁選に向けての和歌山県選出国会議員団による「推薦状」をお届け菅官房長官に総裁選に向けての和歌山県選出国会議員団による「推薦状」をお届け
菅官房長官が自民党総裁選へ出馬表明する前日の夕方、和歌山県選出国会議員団が菅官房長官を総裁選に推薦する「推薦状」を石田真敏先生と共にお届けさせていただいました。「都道府県選出の国会議員団から、このような推薦状をいただくのは初めてです。ありがとうございます」とおっしゃっていただきました。今月14日(月)に行われる総裁選に向けて支持してまいります。

https://www.nnn.co.jp/news/200912/20200912060.html
2020年9月12日
青木国交副大臣、石破氏支持を示唆 配慮にじます
 自民党竹下派所属の青木一彦国土交通副大臣(参院鳥取・島根選挙区)は11日、本紙の取材に対し、党総裁選で誰を支持するかについて、自身が鳥取・島根の合区選出であることを強調し「そこは“あうん”でやらせてもらう」と石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)への投票を示唆した。

https://www.kochinews.co.jp/article/395857/
2020.09.09 08:34
県関係国会議員 支持割れる 自民党総裁選
中谷、山本、中西哲氏は石破氏 福井、中西祐、高野氏は菅氏

 8日告示された自民党総裁選。県関係の自民国会議員6氏のスタンスは、中谷元(衆院高知1区)、山本有二(衆院比例四国)、中西哲(参院比例)の3氏が石破茂元幹事長を、福井照(衆院比例四国)、中西祐介(参院徳島・高知選挙区)、高野光二郎(同)の3氏が菅義偉官房長官をそれぞれ支持する構図となっている。...

https://www.kochinews.co.jp/article/397439/
2020.09.15 08:40
自民新総裁に菅氏 高知県関係議員は 山本氏「昔の派閥政治に」高野氏「党員冷静に判断」

 14日行われた自民党総裁選で、菅義偉官房長官(71)が岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破って圧勝し、第26代総裁に選出された。県関係の自民国会議員は、福井照氏(衆院比例四国)、中西祐介氏(参院徳島高知選挙区)、高野光二郎氏(同)が菅義偉官房長官に投票。中谷元氏(衆院高知1区)、山本有二氏(衆院比例四国)、中西哲氏(参院比例)が石破茂氏にそれぞれ投じた。

 石破氏の推薦人となった中谷氏は「新型コロナウイルス対策と経済対策の継続が強調され、すぐに仕事ができる菅さんの支持が広がった」と総括した上で、「石破氏は堂々と政策を論じ、高知をはじめ地方で健闘した。政治姿勢が党員の気持ちをつかんでいた成果だ」とねぎらった。...

5354名無しさん:2020/10/09(金) 00:31:33
https://www.topics.or.jp/articles/-/418982
自民総裁選 県連票は菅氏2、石破氏1 県国会議員は菅氏4石破氏2
9/15 5:00

 14日行われた自民党総裁選で、徳島県関係の国会議員は、4氏が菅義偉官房長官に、2氏が石破茂元幹事長にそれぞれ投票した。党県連は独自に実施した予備選挙に基づき、菅氏に2票、石破氏に1票を投じた。岸田文雄政調会長は0票だった。

 国会議員で菅氏に投票したのは、麻生派の山口俊一衆院議員(徳島2区)と中西祐介、高野光二郎両参院議員(いずれも徳島・高知選挙区)、二階派の三木亨参院議員(比例)の4人。石破氏に投票したのは、石破派の後藤田正純衆院議員(徳島1区)と福山守衆院議員(比例四国)。

 県連によると、予備選は県内の党員・党友1万35人が対象で、投票総数6913票、投票率は68・89%だった。菅氏は50・72%に当たる3506票を獲得し、石破氏3226票(46・67%)、岸田氏177票(2・56%)と続いた。無効票は4票だった。

 総裁選で割り当てられた3票の投票先について、県連は候補3人の得票数に応じて比例配分する「ドント方式」で決めた。

 2018年の前回総裁選は投票率69・41%。石破氏が投票総数の57・44%に当たる3963票を獲得、安倍晋三首相は2925票(42・40%)だった。

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020091403713
総裁選 菅氏が選出 県予備選挙では石破氏が菅氏に迫る得票数【佐賀県】
2020/09/14 (月) 18:45

全国のニュースでもお伝えしましたように14日自民党の総裁選挙が行われ、菅官房長官が選出されました。

一方で、佐賀県の自民党員による予備選挙では石破元幹事長が菅氏に迫る得票数だったことが分かりました。
今回の自民党総裁選では、地方票として各都道府県連に3票ずつが割り振られました。
自民党県連は予備選挙として県内の党員約9700人から投票を受け付けて集計し、それを元に3票の投票先を決めました。県内の党員の予備選では菅氏に2442票、石破氏に2312票岸田氏に909票の得票があり、これをドント式で配分し、総裁選の県連票としては、菅氏に2票、石破氏に1票を入れたということです。
県連の留守会長は県内の党員票で石破氏が菅氏に迫る票を得た結果について「石破氏は地方で根強い人気があることの表れだ」と話す一方、菅氏については「地方議員出身であり地方組織としては頼もしい」と期待を込めました。

また、佐賀県を地盤とする自民党国会議員では、古川康衆議院議員、福岡資麿参議院議員、山下雄平参議院議員が菅氏に投票し、岩田和親衆議院議員は岸田氏に投票したということです。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/571938
<自民党総裁選>菅氏優勢、岸田氏支持1人、石破氏ゼロ 佐賀県関係国会議員
9/9 8:02

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が告示された8日、県関係国会議員からは「新型コロナウイルスへの対応が続く中、政治体制を大きく変えるべきでない」などとして、菅義偉官房長官を支持する声が相次いだ。岸田派の1人は岸田文雄政調会長を支持し、石破茂元幹事長の支持を明言する議員はいなかった。菅氏優位の見方が広がる中、議員たちは「2位争い」にも関心を寄せている。

 竹下派の古川康衆院議員(比例九州・唐津市)と福岡資麿、山下雄平両参院議員は、派閥方針と一致して菅氏を支持する。

 古川氏は「派閥ではなく、自分がいいと思ったから菅さんに投票する。継承だけでなく独自色もある」。コロナ禍の社会情勢を踏まえ「政治体制を大きく変えるべきでない」(福岡氏)、「迅速な災害対応ができる菅さんが陣頭指揮をとった方がいい」(山下氏)などの意見がある。「ふるさと納税」を導入した地方の視点を評価し「省庁の縦割りを超えて政策を進める力量がある」と手腕に期待を寄せる。

 「岸田会長を全力で支援する」と話すのは岸田派の岩田和親衆院議員(比例九州・佐賀市)。安倍政権の成果を継承しつつ「新しい資本主義」や「デジタル田園都市」など地方目線の岸田カラーを強調し、「新しい日本の力、『ポストコロナ』の姿を示せる人だ」と訴える。議員会館の各事務所を「戸別訪問」したり、地元党員に電話をしたりして票の掘り起こしを狙う。

 今村雅弘衆院議員(比例九州・鹿島市)は「総裁選の選挙管理委員を務めているためコメントは控えたい」とした。所属する二階派は、菅氏支持を表明している。自民5派閥の支持と党員投票省略で、菅氏優位の見方が広がる。ある議員は「地方票が大きく影響するため、誰が2位になるかも大きな関心事だ」と話した。(山口貴由)

5355名無しさん:2020/10/09(金) 00:40:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/75c287a18ed7bb6e9233acd04f0eda3785b1621d
自民総裁選告示 長崎県国会議員の支持状況 菅氏3人 岸田氏3人
9/9(水) 12:00配信

 8日告示された自民党総裁選について、長崎新聞社が本県選出の同党国会議員6人に支持する候補者を尋ねたところ、菅義偉官房長官が3人、岸田文雄政調会長が3人、石破茂元幹事長がゼロとなった。いずれも所属派閥の方針に沿う投票行動となりそうだ。
 菅官房長官を支持すると答えたのは細田派の加藤寛治氏(衆院長崎2区)、谷川弥一氏(同3区)、石原派の冨岡勉氏(同比例九州)。
 谷川氏は「国境離島新法の制定で世話になった」と話し、冨岡氏は「実績があり、政策も大きく外さない手堅さがある。芯も強そうだ」と理由を挙げる。
 岸田政調会長を推すのはいずれも岸田派の北村誠吾氏(同4区)、金子原二郎氏(参院長崎選挙区)、古賀友一郎氏(同)。北村氏は「外交安全保障に強く、責任感がある。武士道精神を持った人だ」と持ち上げる。
 古賀氏は「これからの日本は国論を二分するようなテーマに果敢に挑まなくてはならない。政治への信頼を得て、まとめていくには『聞く力』が必要で、岸田さんが最も適任だ」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e551fe00c8dfcd48db85b2b426a930acf4668c3e
「菅」3氏「岸田」2氏、熊本県選出国会議員の支持 自民総裁選告示
9/9(水) 8:07配信

 8日告示された自民党総裁選は、菅義偉官房長官が国会議員票で優位に立つ中、地方票の争いも激化している。熊本県選出の同党国会議員6人は、半数の3人が菅氏を支持。一方、岸田文雄政調会長が率いる岸田派には2人が所属しており、巻き返しを狙い、地元での支持拡大に躍起だ。

 8日午前、都内のホテルであった岸田氏の出陣式。派閥領袖[りょうしゅう]の“初陣”を飾る場に、同派所属の金子恭之衆院議員(熊本4区)と馬場成志参院議員(熊本選挙区)の姿はなかった。地方票の掘り起こしで、県内にとどまっていたためだ。

 今回の総裁選は、国会議員394票、地方141票の計535票で争う。各都道府県連には3票の割り当てがあり、熊本県連は党員投票の予備選を実施し、3票の行方を決める。

 両氏は、次期総裁選を見越して8月に発足した県内の後援会「熊本岸田会」の準備に奔走した。この週末も熊本豪雨の被災地を訪ねる傍ら、党員投票での支持を呼びかけた。金子氏は「岸田さんには、熊本地震や豪雨の被災地をきめ細かく視察してもらった。地方を重視する人で、次の総理、総裁にふさわしい」と話す。

 主要派閥の支持を取り付けた菅氏と比べ、劣勢とされる岸田氏。馬場氏は「厳しい情勢だが、今回の苦労は必ず“次”につながる」と強調。菅氏らを上回る県内得票を目標に掲げる。

 一方、坂本哲志衆院議員(熊本3区)が事務総長を務める石原派と、木原稔衆院議員(熊本1区)、松村祥史参院議員(熊本選挙区)が所属する竹下派は、菅氏支持でまとまる。

 坂本氏は菅氏の推薦人に名を連ね、陣営の選挙対策本部で九州の地方票獲得を担う。岸田派の追い上げを警戒しつつ、「地方議会出身のたたき上げで、2世議員でもない。仕事も緻密だ」と共感を寄せる。同じく石原派に所属する野田毅衆院議員(熊本2区)は今回、総裁選の選挙管理委員長を務めることから「公平公正を旨とする立場であり、差し控えたい」と、現時点では支持候補を明かしていない。

 竹下派は、2018年の前回総裁選で衆参で支持候補が割れた。その経緯から、松村氏は「一つにまとまったことはよかった」と派閥の結束に安堵[あんど]の様子。首相補佐官の木原氏は「政権が倒れた後の総裁選ではない。安倍路線の継続が求められており、菅氏が適任だ」と訴える。(並松昭光、嶋田昇平)

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2020/09/09/JD0059546298
自民総裁選、大分県関係3氏は菅氏支持へ 政権の継続性求める
2020/09/09 03:01.

 8日に告示された自民党総裁選で、県関係の党国会議員4人はいずれも菅義偉官房長官を支持する派閥に所属。選挙管理委員を務める1人を除き、3人が菅氏を推す考えを明言している。安倍政権を支えた手腕への評価や政策の継続性を理由にしており、新型コロナ・・・

※この記事は、9月9日 大分合同新聞 26ページに掲載されています。

5356名無しさん:2020/10/09(金) 00:51:02
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1189640.html
自民総裁選の県出身議員対応 岸田氏支持の国場幸之助氏「沖縄振興に実績」 菅氏支持の西銘恒三郎氏「基地軽減に成果」 菅氏支持の宮崎政久氏「実行力で適任だ」
2020年9月11日 15:04

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は14日の投開票に向け、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の3候補による論戦が本格化している。沖縄の国会議員は竹下派の西銘恒三郎、宮崎政久の両衆院議員が菅氏を、岸田派の国場幸之助衆院議員が岸田氏を支持している。3氏に支持の理由や沖縄政策で望むことなどを聞いた。 ...

5357名無しさん:2020/10/10(土) 02:29:35
https://mainichi.jp/articles/20200919/ddm/005/010/134000c
菅内閣 目立つ「大阪」登用 政務三役人事、維新対策か
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月19日 東京朝刊

 菅義偉内閣は18日、副大臣・政務官人事を閣議決定した。自民党大阪府連所属の衆院議員14人の中から副大臣1人、政務官6人の計7人を起用。大阪選挙区の参院議員も1人登用された。一つの地域から集中的に政務三役に充てるのは異例だ。衆院議員の任期満了が2021年10月に迫り、早期の衆院解散・総選挙も取り沙汰される中、大阪で勢力を伸ばす日本維新の会への対策として、府連議員に「はく付け」する狙いがあるとみられる。

 大阪からの起用が目立ったのが、政務官人事だ。内閣府政務官に大阪17区が地盤で比例復活当選した岡下昌平氏(二階派・2回)、厚生労働政務官には大阪10区が地盤で比例復活の大隈和英氏(麻生派・2回)を充てるなどした。

5358名無しさん:2020/10/10(土) 02:58:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc8d17e545d0cfd9677b7d8a65fac99fd1e4524
最小派閥の石原派「じわり存在感」 他派閥と合流の危機感も
10/9(金) 9:55配信

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。近年閣僚を出していなかった最小派閥だが、9月の総裁選では二階派とともに菅義偉首相支持をいち早く固め、その後の人事で複数の主要ポストを射止めた。一方、小所帯だけに他派閥との合流による解消を危ぶむ声も根強くある。

 パーティーには、菅氏も公務の合間を縫って出席し「総裁選では大変お世話になりました」とあいさつ。二階俊博幹事長は「党内で一層の光を放っており、大いに期待している」と石原派を持ち上げた。

 総裁選時、派閥の屋台骨である森山裕国対委員長が二階氏とともに菅氏に接触し、その出馬表明前から大勝へのレールを敷いた。論功行賞から、新政権では森山氏の留任に加え、入閣待機組だった坂本哲志氏が地方創生担当相に初入閣。2018年の総裁選で安倍晋三前首相の支持表明が最も遅れ、「冷や飯」を食うこととなった過去からすると、今回は副大臣や政務官人事も含め「これまでにない厚遇ぶり」(中堅議員)に沸いている。

 存在感を増したとはいえ、所属議員数はピーク時の4分の1ほどまで減少。なりふり構わぬ拡大路線を取る二階派との合流の可能性もささやかれる。この日、最高顧問の山崎拓元副総裁は「石原伸晃会長には日本国を背負ってもらいたい」と強調。石原氏も「一致団結し菅内閣を支えて頑張る」と結束を呼び掛けた。 (森井徹)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fb7d9d9d4e17392e4b8cfa57368f567cd0e8cf0
安倍氏に配慮?挙党態勢「演出」するも温度差 自民党改憲本部
10/9(金) 10:39配信

 自民党の憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)は8日、菅義偉首相となって初の役員会を開催。衛藤氏は、安倍晋三前首相の主導で2018年にまとまった自衛隊明記を含む党改憲案の4項目に関し「『党の改憲原案』を策定するため、起草委員会を立ち上げたい」と表明した。挙党態勢も演出したが、役員間では温度差もあらわになった。

 この日は、二階俊博幹事長をはじめとする党幹部に加え、細田博之前本部長や竹下亘元総務会長、岸田文雄前政調会長、石破茂元幹事長ら6派閥のトップを顧問に迎えることを決定。

 改憲論議の中核を担ってきた高村正彦前副総裁を引き続き最高顧問とし、副本部長には安倍氏と親密な古屋圭司元国家公安委員長。本部長の衛藤氏も安倍氏の出身派閥・細田派で、「改憲に執念を燃やし続けた安倍氏への配慮」(自民関係者)を、右派支持層など党内外にアピールするような面々となった。

 ただ、安倍氏と異なり菅氏にとって「改憲の優先順位は高くない」(政府関係者)のが実情だ。

 衛藤氏がぶち上げた「党の改憲原案」についても、役員の新藤義孝事務総長は終了後、記者団に「新たな案が出るわけではなく一切、これまでと変わらない。誤解されては困る」と色をなして軌道修正することに。この認識のずれの要因を、衆院12期目のベテランで久しぶりの大役に意気軒高な衛藤氏が「ちょっと肩に力が入りすぎている」(閣僚経験者)ことに求める向きもある。

 歴代最長政権を実現した安倍氏の威光も背にした細田派が、改憲論議の手綱を握ることで菅氏や他派閥をけん制しようとしている-。党内には、こんな解説も聞かれる。ある役員は「ようやく野党の中にも議論に応じていいという雰囲気が出ているのに、こちらが独走するような形になれば、また何年も国会で進まなくなる」と憂えた。 (河合仁志、郷達也)

5359名無しさん:2020/10/10(土) 04:17:42
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/26738.html
2019年11月29日
注目の発言集
中曽根康弘元首相が死去 101歳

「戦後政治の総決算」を掲げ、国鉄の民営化や日米安全保障体制の強化などに取り組んだ、中曽根康弘元総理大臣が29日、東京都内の病院で亡くなりました。101歳でした。

中曽根元総理大臣は、大正7年に、群馬県高崎市で生まれ、昭和16年に旧東京帝国大学を卒業し、当時の内務省に入ったあと、太平洋戦争中は海軍の士官を務めました。

そして、昭和22年の衆議院選挙で、旧群馬3区に、当時の民主党から立候補して初当選し、その後、自民党の結成に参加して、20回連続で当選しました。

この間、昭和34年に第2次岸改造内閣の科学技術庁長官として初入閣し、防衛庁長官、運輸大臣、通産大臣のほか、自民党の幹事長や総務会長などを務めました。

また、改進党に所属していた当時、被爆国の日本でも、原子力発電に向けた研究開発が不可欠だとして、原子力関係の予算案の提出を主導したことでも知られました。

中曽根氏は、当時の佐藤栄作総理大臣の長期政権のもと、三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫と並んで、いわゆる「三角大福中」の一角をなし、「ポスト佐藤」の候補として、党内の実力者のひとりに数えられるようになりました。

昭和57年11月、自民党の総裁予備選挙で、河本敏夫氏、安倍晋太郎氏、中川一郎氏を抑えて、第71代の内閣総理大臣に就任し、「戦後政治の総決算」を掲げて、懸案の解決を目指しました。昭和60年8月15日には、戦後の総理大臣として初めて、靖国神社に公式参拝しましたが、中国などから強い批判を受け、それ以降は参拝を見送りました。

中曽根氏は、行政改革などに尽力し、第2次臨時行政調査会、いわゆる「土光臨調」の土光敏夫氏と二人三脚で、「増税なき財政再建」に取り組み、当時の「国鉄」、「電電公社」、「専売公社」の民営化に取り組みました。

一方、外交面では、総理大臣就任からまもない昭和58年1月に、当時、関係がぎくしゃくしていた韓国を訪れて関係改善に道筋をつけて、そのままアメリカを訪問し、レーガン大統領との間で強固な信頼関係を築きました。互いを「ロン」「ヤス」と呼び合うレーガン大統領との関係は、中曽根外交の基盤となり、昭和58年11月にレーガン大統領が日本を訪れた際には、東京 日の出町のみずからの別荘「日の出山荘」でもてなし、中曽根氏がほら貝を吹く姿も話題になりました。

昭和60年3月には、旧ソビエトのチェルネンコ書記長の葬儀を利用して、ゴルバチョフ新書記長との首脳会談も実現させました。

一方、中曽根氏は、私的な諮問機関を設けることで、大統領型のトップダウン政治を目指したほか、日米貿易摩擦をめぐる記者会見では、みずからグラフを指し示したり、水泳や座禅をする様子を公開したりするなど、パフォーマンスのうまさでも知られました。

昭和61年には、「死んだふり解散」、「ねたふり解散」とも呼ばれる、衆参同日選挙を行い勝利を収め、党総裁としての任期が1年延長されました。しかし、昭和62年4月の統一地方選挙で敗北し、みずからが目指していた売上税の導入を断念し、その年の10月には、当時、「ニューリーダー」と呼ばれた、安倍晋太郎、竹下登、宮沢喜一の3氏の中から、竹下氏を後継総裁に指名し、11月に退陣しました。

中曽根氏の総理大臣としての在任期間は1806日と、当時としては異例の5年におよび安倍、佐藤、吉田、小泉の4氏に次ぐ、戦後5番目の長期政権となりました。

総理大臣退任後、リクルート問題で、平成元年5月に衆議院予算委員会で証人喚問を受け、党を離れましたが、2年後に復党しました。

そして、平成8年の衆議院選挙では、小選挙区制度の導入に伴い、当時の党執行部から、比例代表の終身1位で処遇することを確約され、小選挙区での立候補を見送りました。翌年には、大勲位菊花大綬章を受章したほか、国会議員在職50年の表彰も受けました。

しかし、平成15年の衆議院選挙の際、当時の小泉総理大臣が、比例代表の73歳定年制の例外を認めず、中曽根氏は立候補を断念して、56年に及ぶ国会議員としての活動に幕を閉じました。

中曽根氏は、政界引退後も、安全保障や国際交流のシンクタンクの会長を務め、内政や外交をめぐって積極的な発言を続け、みずからの心境を、「くれてなお命の限り蝉しぐれ」と詠んでいます。

とりわけ、憲法改正には強い意欲を示し、新しい憲法の制定を目指す、超党派の国会議員らでつくる団体の会長を務めてきたほか、おととし5月に出版した著書では、戦力の不保持などを定めた9条2項を改正し、自衛隊の存在を憲法に位置づけるべきだなどと提案しました。

5360名無しさん:2020/10/10(土) 04:19:08
>>5359

葬儀は近親者のみ 後日 お別れの会開催
中曽根氏の長男で自民党の中曽根弘文元外務大臣は、自民党の関係者などに対して訃報を出し「父は、本日、永眠致しました。葬儀につきましては近親者のみによる家族葬にて執り行い、後日お別れの会を開催する予定でございます。永年に亘りますご厚誼に対しまして、故人に代わり衷心からの感謝を申し上げます」としています。

またNHKの取材に対して、中曽根弘文元外務大臣は「多くの皆さんに支えてもらい、国のことを思いながら人生を全うした。悔いのない人生をおくることができたのではないか。家族として皆さんに感謝している」と述べました。

そのうえで「父は戦争から引きあげて、昭和22年に国会議員に出た。焦土と化した国土を見て、どういうふうに復興していくかというのが、父の政治家としての出発点だったと思う」と述べました。

また「家族に対しては、あまりあれこれ言う人ではなかった。本当に一生懸命勉強する人で、息子が言うのもおかしいが、あんなにも勉強する人は知らない。飛行機の中でも、汽車の中でも、船の中でも、いつも努力をする人だった。スポーツしたり、水泳したり俳句をつくったり、趣味の広い人でもあり、自分の時間を有効に使い、健康にも自分で気をつけて、101歳まで元気でいられたんだと思う」と述べました。

孫の康隆議員「最後まで日本の未来考えていた」
中曽根元総理大臣の孫で、自民党の中曽根康隆衆議院議員は記者団に対し「おかげさまで101年という人生をやりきった。ずっと元気で、即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)のニュースを見て喜んでいたし、新聞も読んでいた。われわれも驚くくらい生命力が強いというのは感じていた。ずっと『国家が体に宿っている』と本人は言っていたが、最後の最後まで日本の未来のことを考えていた」と述べました。

また、中曽根元総理大臣との思い出について「初当選の直後、事務所に報告に行った際に、開口一番『しっかり歴史を勉強しなさい。政治家は先見性を持つために過去を知らなければいけない』とするどい目つきで言われた。私も思いを引き継ぎ、しっかり国会議員として頑張りたい」と述べました。

安倍首相「わが国の国際的地位 大きく向上させた」

安倍総理大臣は、弔意を表す談話を発表しました。

この中で「中曽根氏は、東西の軍事対立や日米貿易摩擦の高まりなど、わが国が厳しい内外情勢におかれた時期に、5年間にわたり総理大臣の重責を担われ、戦後史の大きな転換点に当たってかじ取り役を果たされた」としています。

そのうえで「戦後日本政治の総決算を掲げ、アメリカのレーガン元大統領との強い信頼関係のもとで強固な日米同盟を確立し、近接するアジア諸国との関係を強化するとともに、国際社会の一員として、世界の平和、経済秩序の維持に重要な役割を果たし、わが国の国際的地位を大きく向上させた」としています。

さらに「中曽根氏は、行政改革の断行を最重要課題と位置づけ、強いリーダーシップを発揮して21世紀に向けた諸制度の改革に取り組み、国鉄の民営化をはじめとして、大きな実績を上げられた」としています。

そして「私は、この訃報に接し、深い悲しみを禁じえません。国民の皆様とともに、心から哀悼の意を表します」としています。

森元首相「とにかく偉大な政治家」

第2次中曽根内閣で文部大臣を務めた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森元総理大臣は、NHKの取材に対し「とにかく偉大な政治家で、自民党や国政全般の大変大きなおもしになり、象徴的な方だった。その方が亡くなられて大きな時代の流れだという印象だ。私個人としては中曽根内閣で教育改革が大きな柱に取り上げられる中、私に文部大臣をやってほしい、がんばってくれと言われ、大きな命題を任されて光栄でもあったし、責任の重さを感じていた」と話しました。

福田元首相「政治の先達としての実績 高く評価」

福田元総理大臣は「政治の先達として果たされたご実績を高く評価します。日米関係の安定化や国営企業の民営化などで示された政治のリーダーシップの在り方や、政界引退後の平和研究所での終生のご活躍など、多いに勉強させて頂きました。長い間ご苦労さまでした」とするコメントを出しました。

亀井静香氏「『巨星墜つ』だ」

自民党の政務調査会長などを務めた亀井静香氏は、東京都内でNHKの取材に対し「『巨星墜つ』だ。戦後の政治史の1ページがめくられた。歴史観や国家観を大事にしようとした政治家だった。中曽根氏は、戦中と戦後を生き抜かれ、国家に対する愛情や国民の在り方をいつも考えていた方だ」と述べました。

一方で「憲法改正は、中曽根氏のレゾンデートルだったが、それに手をつけられずに引退したということは、1つの汚点だと思う」と述べました。

5361名無しさん:2020/10/10(土) 04:19:25
>>5360

島村元農相「私にとって親と同じ 大変驚いている」

中曽根氏の秘書を務めたあと、衆議院議員となり、農林水産大臣や文部大臣などを務めた島村宜伸さんは、NHKの取材に対し、「なんとも言えない。私にとって、中曽根元総理は親と同じですから、大変驚いているが、いまは落ち着いている。いろいろな思いは、頭の中によみがえっている。お世話になった皆様には、私からも大変お世話になりましたと言いたい」と話していました。

自民 山崎元副総裁「惜別の情を誰よりも強く感じる」

自民党の山崎元副総裁はNHKの取材に対し「年齢から、この日がいつか来ると覚悟はしていたが、惜別の情を誰よりも強く感じる。私は中曽根氏に見いだされて国会議員になった一人で、大恩人だ。思い出は数限りない」と述べました。

また、官房副長官として中曽根氏の首脳会談に同席した思い出に触れ「アメリカのレーガン大統領との会談では、冷戦構造の解消をアメリカに強く迫ったうえで6者協議を提案し、今の対北朝鮮外交が始まった。迫力を身にしみて感じた」と振り返りました。

自民 甘利税制調査会長「追いつけない存在」

かつて中曽根派に所属していた自民党の甘利税制調査会長は、「『巨星墜つ』という感じだ。本当に残念だ。ご冥福をお祈り申し上げる。偉大な政治家で、常に世界観とか大局観とか、物事をふかんして戦略的に見られる人だったと思う。どんなに頑張っても追いつけない存在だった」と述べました。

自民 河村元官房長官「われわれの手本のような方だった」

自民党の河村元官房長官は記者団に対し「寂しい思いだ。日本の厳しい時代に総理大臣として貢献され、われわれの手本のような方だったので非常に残念だ。残った者がしっかり頑張っていかなければならない。また、総理大臣になって最初に行った外国が韓国だったことを考えると、中曽根元総理大臣は日本と韓国の関係を大事にされていたと思う」と述べました。

自民 額賀元財務相「こんにちの日本の土台を作った方」

自民党の額賀元財務大臣はNHKの取材に対し「自分が初当選したのは中曽根内閣の時だったが、『戦後政治の総決算』だと言ってさまざまな改革に取り組んでいたことが印象的だ。こんにちの日本の土台を作った方であり、信念を貫き、未来に向けた哲学を持った政治家だった」と述べました。

自民 細田元幹事長「筋の通った大政治家」

自民党の細田元幹事長は記者団に対し「行政改革の問題や日本の発展、それにアメリカをはじめとする外国との外交に力を入れていた。生涯の課題として憲法改正も長く主張しておられた。筋の通った大政治家だったと思う。憲法改正も中曽根先生のお気持ちに沿って自民党は進んでいる。心からご冥福を申し上げる」と述べました。

自民 古賀元幹事長「戦後政治の大功労者」

自民党の古賀元幹事長は、NHKの取材に対し「日本の戦後政治をリードした大功労者であり、敬愛し尊敬していた。私が自民党の幹事長に就任した際、『総理を支えることも大事だが、国があり国民があるということを忘れるな』と言われ、そのことばを肝に銘じて仕事をしてきた。これからも頑張ってもらいたいと思っていたので、寂しいし残念だ」と述べました。

小泉環境相「懐の深さ 学ばなければならない」

小泉環境大臣は経団連との懇談会のあと、記者団に対し「私の父と中曽根元総理は、ぶつかり合うこともあったのは皆さんご承知のとおりだが、中曽根元総理がお元気だった時に私がごあいさつした際、笑顔で明るくご対応いただき、その懐の深さを学ばなければならないと思った。『日本のためにありがとうございました』と、心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。

元秘書 田中茂氏「あれだけ勉強する総理はほかにはいない」
中曽根元総理大臣の秘書をおよそ30年務めた田中茂元参議院議員はNHKの取材に対し「とにかく本を読み、勉強をした人だった。総理大臣になるために20冊ものノートを記して用意していて、あれだけ勉強する総理大臣はほかにいない。『いつかは』と思っていたが、思い出がありすぎて、今は何とも言えない」と話していました。

元秘書 柳本卓治氏「憲法改正がライフワーク」
中曽根氏の元秘書で参議院憲法審査会長などを務めた柳本卓治氏は、NHKの取材に対し、「父同然の恩師だった。憲法改正は中曽根元総理大臣のライフワークだったし、『政治家は、国家観、歴史観の上に立って日本の在り方を考えなければいけない』ということを教わった。ひと月ほど前にお目にかかったときは、逆に励まされるほどお元気だったが、それが最後の別れになってしまった。今はことばが出てこない」と話していました。

5362名無しさん:2020/10/10(土) 04:19:46
>>5361

立民 枝野代表「学ぶべきことがたくさんあった」

立憲民主党の枝野代表は記者会見で「大変学識にあふれた方であり、姿、形だけでなくきぜんとした姿勢の方だった。立場や意見は違うが、学ぶべきことがたくさんあった。日本の歴史に大きな足跡を残され、その中には大きな功績と言っていい部分があったのは間違いない。重ねて心から哀悼の意を表したい」と述べました。

立民 菅元首相「異なる意見の人の言うこと聞く」

立憲民主党の菅直人 元総理大臣はNHKの取材に対し、「非常に存在感のある方で、私が総理大臣としてサミットに出席する際に意見をいただいたこともあった。印象深いのは、後藤田正晴さんを官房長官に起用したことで、異なる意見の人の言うことも聞くということだったのだろう。私も総理大臣になった時に、自分にとって耳の痛いことを言ってくれる人を起用する手法をモデルにした。心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。

国民 玉木代表「単なるタカ派ではなかった」

国民民主党の玉木代表は記者団に対し、「尊敬する偉大な政治家で、まさに『巨星墜つ』だ。『日本』という背骨がまっすぐ入った気骨ある方で、国鉄民営化をはじめ戦後政治に大きな足跡をしるした。1983年に韓国を訪問した際には韓国語であいさつし、日韓関係の改善につなげるなど、単なる『タカ派』ではなく、国益を考え、アジアの平和と繁栄に貢献をされた。心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。

国民 平野幹事長「日本の政治を主導 極めて残念」

国民民主党の平野幹事長はNHKの取材に対し「101歳という長寿で、これまで日本の政治を主導してこられた方であり、極めて残念だ。われわれは、思いをしっかりと受け止めて頑張りたい」と述べました。

国民 原口国対委員長「濃厚でありがたい時間だった」

国民民主党の原口国会対策委員長はNHKの取材に対し「心から哀悼の誠をささげたい。何度もご指導をいただいたが、安全保障に関する勉強会では『部分だけを見ず、広く世界の流れを見ながら、日々、研さんするように』というお話をされた。限られた時間だったが、非常に濃厚で、ありがたい時間だった」と述べました。

国民 小沢元自治相「戦後政治を総決算した指導者」

中曽根内閣で自治大臣などを務めた国民民主党の小沢一郎衆議院議員は「選挙を担当する自民党総務局長としてお仕えし、衆議院京都2区の補欠選挙で、谷垣前総裁と、野中元幹事長の両方を当選させることができた際『名医の手術を見ているようだ』とえらく褒めていただいたことをよく覚えている。文字どおり、戦後政治を総決算されたすばらしい指導者だった。心からご冥福をお祈り申し上げたい」というコメントを発表しました。

公明 山口代表「引退後も提言 深く敬意表する」

公明党の山口代表は、党の参議院議員総会で、「大きくはない派閥を率いて総理大臣になられたのは、自民党の中では並大抵のことではなかったと思う。総理大臣になってからは『戦後政治の総決算』を掲げて、3つの大きな国営企業を『中曽根行革』で民営化に導いたのは力が必要で、大きな業績のひとつだった。引退されてからも100歳を超えるまで外交安全保障に対する、さまざまな提言をなされ、つい最近まで姿勢よく行動していたことに深く敬意を表するところだ。逝去を心から悼み、ご冥福をお祈りしたい」と述べました。

維新 馬場幹事長「国鉄民営化は歴史に残る功績」

日本維新の会の馬場幹事長は記者団に対し「当時、国鉄の民営化は絶対に無理だと言われていたが、民間の知恵を借りて民営化にこぎ着けたのは日本の歴史に輝かしく残る功績だと思う。国会議員を引退後も憲法改正に力を入れておられ、叱咤(しった)激励をいただいた。行財政改革や規制緩和に取り組むことが中曽根元総理大臣の心を引き継ぎ、弔意をあらわすことになる」と述べました。

維新 鈴木宗男参院議員「最後の大物政治家」

日本維新の会の鈴木宗男参議院議員は「衆議院議員に無所属で初当選し、のちに自民党に入ったのが中曽根総理大臣のときだったので、いろいろな思い出がある。昭和、平成を通じて、最後のステーツマンと言える大物政治家で、非常に残念だ」と述べました。

共産 不破前議長「立場違うが礼節ある人」

共産党の不破哲三前議長は、NHKの取材に対し、「国会で私の質問に政府がまともに答弁しないときに、審議が終わった後に追いかけてきて、感想を言われたこともあった。自民党議員に追いかけられたのは最初にして最後だった。また、中曽根氏が大臣を務めていて、国会の質疑で席を外す際には、『外して大丈夫か』と声をかけてくるような人だった。自民党と共産党で立場は違ったが、おもしろく、礼節のある人だった」と述べました。

5363名無しさん:2020/10/10(土) 04:20:58
>>5362

東大 御厨名誉教授「国鉄解体しJR作ったことが功績」

生前、中曽根氏と新聞や民放のテレビ番組で対談やインタビューを重ねた東京大学の御厨貴名誉教授は中曽根氏の功績について「いちばんはやはり、戦後、労働組合と対じして結果的につぶしたこと。国鉄を解体して、JRを作ったことが彼の功績でしょう」と話しています。

また、アメリカのレーガン元大統領とお互いを「ロン」「ヤス」と呼び合う仲だったことに触れ「レーガンとの日本での会談で『彼は土のにおいがする』と言って、自分の別荘に招いて、ホラ貝なんかも吹いてもてなした。戦後日本の安保が重要視されていたなかで、強い関係性を作った」と評価していました。

そのほか、「それまでの政治家と違って視覚に訴えることを重視した政治家だった。サミットでは自分が真ん中になるようにしたり、ぬれた髪のまま人前に出てきて、『水泳やっていたんだ』と言って、自分の体自慢のようなことをした。見せることに関心のある政治家だった」と中曽根氏の一面を話しました。そして「中曽根さんが今の政治を見ると、大きい政治、この国を変えていくような政治がなくなったと、残念に思っていただろう」と話していました。

JR東日本「輝かしい功績 敬意と感謝」

中曽根氏は巨額な債務を抱えて経営が行き詰まった旧国鉄の分割・民営化に取り組み、昭和62年に今のJR各社が発足しました。

中曽根氏が死去したことについて、JR東日本は「中曽根康弘元首相の突然の訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。国鉄の分割・民営化を主導し、今日の鉄道の発展につながる大きな功績を残された、偉大な政治家を失ったことは誠に残念に思います。ご生前の輝かしいご功績に敬意と感謝の意をささげ、ご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしています。

JR西日本「国鉄改革推進で主導的役割」

またJR西日本は「中曽根元総理のご訃報に接し、心からお悔やみを申し上げる。故人は、総理ご就任直後から、国鉄再建対策推進本部の本部長をみずからお務めになり、国鉄改革推進の主導的役割を果たされた。すでに国鉄改革から30余年が経過したが、『鉄道の再生』を目指した故人のご遺志を忘れることなく安全で持続可能な鉄道の実現に取り組んで参りたい」とコメントしています。

JR東海 葛西名誉会長「大きな功績残した」
中曽根氏とともに国鉄の民営化にあたったJR東海の葛西敬之名誉会長は「国鉄の分割民営化は、中曽根元総理のリーダーシップがあったからこそ実現できた。その結果が鉄道の今日の発展につながっており、大変大きな功績を残された。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしました。

NTT「電気通信市場の発展にも尽力」
NTTは「電電公社の民営化をはじめ、電気通信市場の発展にもご尽力された中曽根元首相のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」とする談話を出しました。

拓殖大学「大学改革に寄与」
中曽根氏が12代総長を務めていた拓殖大学は「大学改革に大きく寄与いただきました。産業界や社会と結び付いた教育を実現したいという思いから、財界人を講師とする講座を開講。退任後も創立100周年の記念式典にご臨席いただくなど、暖かく心を寄せていただきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしています。

経団連 中西会長「世界的にも卓越した指導者」
中曽根氏が亡くなったことを受けて、経済界からは行財政改革や外交政策の実績を評価する声が相次いでいます。

このうち経団連の中西会長は「中曽根元総理は、時代の先を読む洞察力と改革を実行に移す政治的リーダーシップを兼ね備えた、わが国のみならず、世界的にも卓越した政治指導者の1人だった」としたうえで、「とりわけ、中曽根元総理が実行に移された、いわゆる『土光臨調』や三公社の民営化をはじめとする行財政改革、エネルギー問題への対応、米国との同盟関係の強化などの功績は特筆すべきものであり、これらの重要性はますます高まっているといえる」とするコメントを発表しました。

また、経済同友会の櫻田代表幹事は「中曽根元総理は『戦後政治の総決算』を掲げ、さまざまな改革に道筋をつけてきた。2005年に経済同友会で行われた講演では『今われわれがどこに位置しているのかを、歴史の座標軸の中で見極める必要がある』と発言され、国家の基本政策を構築する重要性を強調していた。課題先進国である日本は、元総理による本質的な問いに真摯(しんし)に向き合い、将来への展望を開いていかなければならない」とコメントしています。

5364名無しさん:2020/10/10(土) 04:21:33
>>5363

日本商工会議所の三村会頭「国益のため頑張られた」
日本商工会議所の三村会頭は記者団に対し「亡くなられたと聞いて本当に驚いている。私は中曽根さんを囲む経済に関する研究会に参加していて、その中で非常に印象に残っているのが『政治家は歴史という法廷の被告人である。評価は後世に任せて、自分の信じることを力強く実行することが政治家の役割だ』ということだった。私心なく国益のために頑張られた政治家だった」と述べました。

また、経済政策については「JRの民営化は、いいことだったと思う。NTTもそうだが、民営化以前とは格段に業績もサービスもよくなっている。民営化をめぐっては、いろいろな抵抗が世の中全般からあったが、見事に政治家として乗り越えられたことも立派な功績だ」と述べました。

さらに、三村会頭は「中曽根さんが総理大臣に就任して最初に訪問した国は韓国だった。そのとき、カラオケを韓国語で歌ったと聞いている。そうした姿勢が反日感情が厳しかった中でも、関係改善に結び付くという感覚をお持ちだったと思う。今の日韓の情勢を見て、中曽根さんなら、おそらく『対話をしろ』と言ったと思う」と述べました。

渡辺恒雄氏「彼以上に敬愛した人物はいない」

中曽根氏と親交の深かったことで知られる読売新聞グループ本社主筆の渡辺恒雄氏(93)は「中曽根さんの逝去は、私にとっては親の死と同様のショックです。私が平記者、中曽根さんがまだ陣笠代議士の頃から、毎週土曜日には決まって読書会をして、良書を読みあさった。夜二人で酒を飲むときも、話題は読書の話、政治の話ばかりだった。あのような勉強家、読書家は他に知らない。小泉首相の時、勝手に国会議員定年制を作られ、国会議員を八十五歳で無理矢理引退させられた時は、本当に憤慨していた。質素な生活にも感銘していた。私にとって彼以上に敬愛した人物はいない」というコメントを出しました。

ウシオ電機 牛尾会長「先端の世界知り政治で実行」
中曽根政権で政府税制調査会の特別委員などを務め、その後、経済同友会の代表幹事を務めたウシオ電機の牛尾治朗会長は、中曽根元総理大臣の死去について「行動力をもって常に自分の感性で最も先端の世界を知り、それを政治として実行する珍しい人でした。ああいった人は当分は出ないのではないか」と述べました。

牛尾氏はアメリカの大学に留学経験があり、事業を通じて豊富な人脈を持っていたことから、当時のアメリカの情報化社会に向けた動きや軍事関連の最新の情報を頻繁に中曽根氏に伝えていたと言います。

牛尾氏は「僕がアメリカから帰って近代軍事について話をすると、その翌日には当時の防衛庁の幹部に確認するなどしていた。そして『非常に参考になった』と電話をもらうこともあり、反応の速い人だった」と述べました。

また、「新しい考えを持った日本の学者やジャーナリストの助言を聞くだけでなく、そういった人が持ち帰ってきたアメリカの考え方を、よいものはダイレクトに自分のポリシーとして採択する。そういう意味で非常に近代化された人だった。いろいろな形で協力したが、中曽根さんの内閣は変革を実行した内閣だったと思う」と述べました。

地元の資料館に献花台

亡くなった中曽根元総理大臣の政治活動に関する資料などを展示している高崎市の施設では、献花台の設置が進められ、手を合わせる人の姿も見られました。

中曽根元総理大臣の出身地の高崎市には、中曽根氏がかつて自宅と政治活動に使っていた建物や、政治活動に関する資料を展示している施設があります。

施設では、30日から献花を受け付けることになり、29日は献花台と記帳台を設置する作業が進められていました。死去の知らせを聞いて早速、施設を訪れ、献花台に手を合わせる人の姿も見られました。

訪れた91歳の男性は「中曽根先生はとにかく日本再建のために頑張ろうと、きょうまでそれだけを考えていた立派な方でした」と話していました。

中曽根元総理大臣の元秘書で、施設を運営する公益財団法人「青雲塾」の新井敏則事務局長は「とても優しい人でわかりやすく話をしてくれた記憶があります。最後に会ったのは2年前にこちらに来たときで、その時は、はつらつとしたあいさつをいただきました。知らせを聞いたときにはつらく、いよいよ来てしまったかと、がく然としました」と話していました。

5365名無しさん:2020/10/10(土) 04:21:43
>>5364

母校の高崎高校には直筆の書も

亡くなった中曽根元総理大臣の母校、群馬県立高崎高校には直筆の書が掲げられています。

縦およそ80センチ、横およそ2メートルの大きさで、「人生開拓」と書かれ、高崎高校の校長室に飾られています。高校によりますとこの書は、昭和58年に当時、総理大臣だった中曽根氏が母校の高崎高校を訪れ、生徒たちに講演を行った際に贈ったものだということです。「志を持って人生を歩んでほしい」という高校生へのエールが込められているということです。

加藤聡校長は「中曽根元総理大臣は高崎高校のシンボル的な存在で生徒たちには志を持って羽ばたくことの大切さを残してくれたと思います。自分たちの高校の大先輩に偉大な方がいたことを生徒たちに改めて感じてほしいです」と話していました。

日の出山荘の管理人は
東京・日の出町にある「日の出山荘」は、中曽根康弘元総理大臣のかつての別荘で平成18年、町に寄付されました。

記念館として整備され、昭和58年にアメリカのレーガン大統領との日米首脳会談が行われた茶室「天心亭」や、中曽根氏の書や俳句などが一般に公開されています。

管理人の原清さんとヨネ子さん夫妻は、中曽根氏が別荘として使っていた当時から50年近く管理にあたっています。

中曽根氏は記念館となってからも、たびたびこの山荘を訪れて来館者と交流したり、原さん夫妻と飲食をともにしたりしたということです。

原ヨネ子さんは「中曽根さんは、ここがあったから総理の5年間を務められたと話していました。来館者との記念撮影にも気軽に応じるなど気さくで優しい人柄でした。中曽根さんが亡くなったと知ってことばになりません」と話していました。

町では、30日から来月6日までの1週間、入館料を無料にして献花台と記帳台を設けることにしています。

東京 新橋では
中曽根氏が亡くなったことについて、東京・新橋駅前で話を聞きました。

76歳の男性は「戦後が終わったという印象です。戦後復興してきたのは中曽根さんの力が大きく、復興を成し遂げて国のためによくやってくれたと思います」と話していました。

また、81歳の男性は「政治というと少し汚い部分もあるのでしょうけど、あまりそういうのを感じない人のように見えました。昭和が本当に終わったなと感じました」と話していました。

一方、沖縄県の64歳の男性は、「日米軍事同盟を大事にしていた人だったので沖縄には犠牲を強いているような印象を持っていました。私としては憤りを感じていた政治家でした」と話していました。

5366名無しさん:2020/10/10(土) 18:35:31
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/6791.html
2018年7月25日特集記事
総理になるなら本を書け

総理大臣になる条件とは何か。

「政策」「カネ」「手腕」「人気」…どれもこれも、必要に思える。でも、何か足りなかった人でも総理になったことがある気もするし…
そんなことを考えているうち、私たちは、総理大臣の座をつかみ取った人たちに、ある共通点があることに気づいた。
それは…本を出していることだ。
(政治部自民党担当 加藤雄一郎、立町千明)

本を出すことが「立候補表明」!?
…というわけで、「総理大臣と本の関係を探ってみよう。そうすれば、9月の自民党総裁選挙も、ちょっと変わった視点で見られるんじゃないか」などと、記者と編集担当で話していたのだが、そんな折も折の7月14日、ある本が出版された。タイトルは「政策至上主義」。

著者は、石破茂 元幹事長(61)だ。
著書では、アベノミクスの問題点をあげるとともに、森友学園や加計学園をめぐる問題の政権の説明は丁寧さを欠いていたと指摘するなど、安倍総理大臣との対立軸を鮮明に打ち出している。そして、みずからの政治理念として、『自立』と『持続可能性』のキーワードを掲げる。初代地方創生担当大臣の経験も生かし、地方で農林水産業や建設業の生産性を向上させ、所得を底上げしたいと訴える。

そう、この本の出版、永田町では事実上の「立候補表明」だと受け止められた。石破氏が、自民党総裁選挙への立候補の準備を進めていたことも背景にある。

この本の編集作業に携わったのは、赤澤亮正 衆議院議員。石破氏の側近だ。

話を聞いてみると、もちろん、総裁選挙を見据えたものだとはっきり語った。
「総裁選挙に向けたステップの1つだ。
石破茂はどういう人間で、どういう政治家なのか、国民や党員に知ってもらうために出した」

「ちまたでは彼のことを軍事オタクという人もいるが、政策は安全保障に特化しているわけではなく、経済や憲法、社会保障と幅広いことが分かってもらえる」

なんと7割以上が!
総理大臣と本に、どんな関係があるのか。

なんと言っても有名なのが、田中角栄の「日本列島改造論」だ。91万部を売り上げるベストセラーとなり、出版直後に総理大臣に就任した。著書の内容がそのまま、田中内閣の施策となった。それ以降、総理大臣となった政治家の多くが、政権を取る前後に本を出版していることがわかる。調べてみると、確認できただけで田中角栄総理大臣以降、民主党政権も含め、23人中、17人にのぼっていた。なんと7割超えということになる。

ターゲットは変わった
どうして総理大臣を目指す人が本を書くのか。日本政治史に詳しい東京大学先端科学技術センターの牧原出教授は、政治を取り巻く環境の変化が、政治家に本を書かせるようになったと話す。

「実は戦後の総理大臣で、本を効果的に活用したのは池田勇人でした。1952年の抜き打ち解散の時に『均衡財政』を出版します。総裁選挙とは直接には関係ありませんが、この本の執筆に関わったブレーンがその後の池田の看板政策『所得倍増計画』にも携わります」

「総裁選挙に打って出た田中角栄も、同様に官僚や番記者などと相談し、選挙の直前に自らの宿願だった『日本列島改造論』を出版しました。
それが変わってくるのは1990年代です。小選挙区比例代表制の導入に代表される政治改革が行われました。それまでは挑戦者は自民党の中、それも旧田中派という派閥を見ているだけで良かったのですが、そうはいかなくなりました。そして自民党が与党であり続ける55年体制が崩れ、総裁選挙に勝つだけではなく、その後の国政選挙にも勝たなければならない。政治家の意識が大きく国民に向いたと言えると思います」

5367名無しさん:2020/10/10(土) 18:35:51
>>5366

書く政治家のタイプは2つ
牧原教授によれば、総理大臣を目指して本を書く政治家は、2つのタイプに分類できるという。

1つは「執筆派」。
政権構想を磨き、政権を自分で取りに行くタイプ。牧原教授が例に挙げたのは、橋本龍太郎。

そして、小泉純一郎氏だ。

もう1つが「総裁選対応派」。
総裁選挙に出るから、そのために本を出すタイプで、田中角栄や竹下登が典型だという。

本で長期政権!?
では、現在の安倍晋三総理大臣(63)は、どちらのタイプなのか。
2006年7月、第1次安倍政権発足前に出版した「美しい国へ」。

政治家になった経緯や政治信念から始まり、拉致問題や靖国参拝、集団的自衛権の行使容認などといった外交安全保障のほか、教育改革や年金改革、憲法改正などについて考えを記している。

そして政権に返り咲き、第2次安倍政権を発足させた翌月の2013年1月に出した「新しい国へ 美しい国へ完全版」。

東日本大震災からの復興やデフレ脱却、それに集団的自衛権に関する憲法解釈の変更などを打ち出した。
牧原教授は、二冊の本からこう分析する。

「当初の安倍総理大臣は『総裁選対応派』の典型だったと思います。やっぱり準備がなかったし、本は書いたけど、ほとんど政権運営にはいかされなかった。でも安倍総理大臣は、下野したあとノートを毎日のようにつけた。そのプロセス、思索を重ねたことで、本に書いたことを消化し、何をするか考えた。それが今の長期政権につながっているのではないかと思います」

「中曽根、小泉、安倍。自民党で長期政権を担っている人たちは、みな『執筆派』だと言えるのだと思います。そして『執筆派』じゃない政治家は、やっぱりつまづく。それなりに識見があっても、総理大臣になって何をするかというものが、しっかりしていないといけません」

政権論を競う時代
また、近年の傾向として“政策論”だけで無く、どのように政権を運営していくかという“政権論”への言及が増えてきたという。

「第1次安倍政権以後、政権交代ということを、徐々に政治家たちが意識するようなった。菅直人、野田佳彦、安倍総理大臣の本は“政権論”つまり政権をどう組織するかという国造り、国家ビジョンに重きが置かれている。お互いの“政権論”を出し合う時代になった」

5368名無しさん:2020/10/10(土) 18:36:13
>>5367

編集長に聞いてみた「売れるのは?」
では、政治家の本って、売れるのか?
最近では安倍晋三氏の「美しい国へ」が51万部、麻生太郎氏の「とてつもない日本」が22万部を売り上げた。しかしそのほかの多くは、数万部にとどまっているという。

ちなみに最初に取り上げた石破氏の「政策至上主義」は、初版が2万部。発売3日で5000冊の増刷。ここ数年の新書市場の冷え込みを考えると、かなり速い増刷だという。

どういう本なら売れるのか。今回、石破氏の本を手がけた新潮社新書編集部の後藤裕二編集長に聞いてみた。

「本を作る上では本人の知名度に加え、本1冊分を語るに足るロジックがあるかというのは欠かせない要素です。その政治家が10時間語った内容を凝縮したものが本1冊なんです。自民党総裁だろうが総理大臣だろうが、それくらい語るべき内容がないと本はつくれません」

まずは本の中身、と語る後藤編集長。さらに政治家の本では、もう1つ重要な要素があると指摘する。

「政治家は一定のキャリアがないと、いくらプランが素晴らしくても、それだけでは説得力に欠けてしまう。いくら勉強しても『キャリアまだ2年だろ』となったら説得力も無いわけですからね」

「ポスト安倍」は書くのか
総裁選挙に立候補が取りざたされている「ポスト安倍」、本を書くつもりはあるのか。

立候補したいと表明している野田聖子総務大臣(57)は、8月上旬にも出版の予定だ。前回、3年前の総裁選挙に立候補しようとした時、「ライフワークの女性政策以外に、政策が見えない」と指摘された反省から一念発起。この3年間、練ってきた外交や経済などの政策を発表するという。

一方、24日に立候補を見送ったばかりの岸田文雄 政務調査会長、実は直前に取材をしたのだが、いまのところ出版の予定はないとの回答だった。毎週末のように地方に出向き、1時間近い講演を行っている岸田氏。当選9回、5年近く外務大臣を務め、現在は政権の政策決定の要である政務調査会長だ。本が売れる条件は整っているようにも思えるが…。

暑いし…じゃあ、読んでみるか
9月に迫る自民党総裁選挙。政権与党のリーダーを決める選挙は、日本のリーダーを決める選挙にもなります。「命に関わる暑さ」が続くこの夏、とても外に出られないと思ったら、かつての総理や候補が書いた本を読んで、これからの社会や暮らしのことを、考えてみてもいいかも知れません。さてさて、読後に「涼しく」なるか、「熱く」なるか…

5369名無しさん:2020/10/10(土) 18:39:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa93a30fa592de18a9afddeb5e0cf9b7cd8c459f
政権交代でお払い箱…安倍ガールズ・高市早苗氏の「逆ギレ」と今後のゆくえ
10/10(土) 15:01配信

 菅義偉内閣で、総務相が高市早苗氏から元国家公安委員長の武田良太氏に交代した。

 丸川珠代参院議員、稲田朋美元防衛相などと並び「安倍ガールズ」の一角を自任してきた高市氏は、第2次安倍政権下で総務省の歴代最長となる計4年も大臣を務めた。

 しかし、菅総理が誕生した時点で、もはや高市氏の「お役御免」は決定的だった。全国紙政治部記者が言う。

 「昨年夏に発覚したかんぽ生命の不適切販売問題で、行政処分の中身を日本郵政側に漏らした鈴木茂樹前総務事務次官の処分をめぐり、高市氏は菅氏の恨みを買った。

 旧郵政省出身の鈴木氏は、郵政に強い影響力をもつ菅氏の子飼いとして有名な人物。高市氏が彼に懲戒処分を下して事実上更迭したことを、菅氏は根に持っていたのです」

 案の定、菅政権では何のポストも与えられず、あからさまな冷遇を受けた高市氏。その怒りに周囲が戦慄したのが、9月17日に行われた武田氏との引き継ぎ式だ。

 「普通なら後任を激励するところ、のっけから『NHK受信料と携帯電話料金の改革を最後までできなかったのが、残念で残念で』と言い出した。明らかに、仕事を横取りされて不服だと言いたげでした」(総務省キャリア)

 さらには、引き継ぎ書に毛筆で署名する際、武田氏に向かって「麻生(太郎財務相・副総理)さんは本当に達筆ですよね」といきなり口走った。一見すると脈絡のない、この発言の真意は―。

 「武田氏と麻生氏が口もきかない犬猿の仲で、地元の福岡では党公認候補の選出をめぐって対立を繰り広げていることは、自民党議員なら誰でも知っている。それなのにあえて名前を出したのは『武田さん、あなたを認めない』という当て付けです」(自民党中堅議員)

 とはいえ、安倍前総理という後ろ盾を失った今、いくら皮肉を言っても空しいばかり。当分は忍耐の日々が続きそうだ。

 『週刊現代』2020年10月3・10日号より

週刊現代(講談社)

5370名無しさん:2020/10/10(土) 18:51:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc1d851c8f5b97ab723d84466c0a1e16dee53cf1
菅首相、「学術会議」任命拒否に込めた権謀術数
10/10(土) 5:51配信

 菅義偉首相が日本学術会議の新会員候補6人の任命を拒否したことが、政局を揺るがす政治問題に発展しつつある。

 立憲民主など主要野党は「学問の自由への侵害」と批判し、多くのメディアも「学者の萎縮と政権への忖度につながる」として、拒否理由の説明を拒む菅首相ら政府側の対応を追及している。

 その一方で、保守系有識者などからは学術会議の閉鎖性などへの批判も相次ぎ、自民党は学術会議の在り方を検討するプロジェクトチームを立ち上げて組織見直しの議論を進める構えだ。

■任命拒否の理由は「悪しき前例の打破」

 「悪しき前例主義の打破」を掲げる菅首相が投じた一石だが、国民も巻き込んで世論を分断し、与党内には「政権への打撃になりかねない」(公明幹部)との不安も広がる。主要野党は10月26日召集の次期臨時国会で菅首相を厳しく追及する考えで、衆院解散を軸とする今後の政局へ影響しそうだ。

 日本学術会議は理系から文系まで全分野の日本の科学者を代表する機関として1949年に発足した。1948年制定の日本学術会議法が根拠で、内閣総理大臣が所轄し、経費は国庫負担、会員は非常勤の特別国家公務員となっている。誕生の経緯などから「学者の国会」とも呼ばれ、現在は人文・社会科学、生命科学、理学・工学の3分野から各70人ずつ、合計210人の会員で構成され、3年ごとに半数が交代する。 

 今年は会員の改選期に当たり、学術会議は8月末に会員の半数の105人の新会員候補を推薦した。しかし、政府は9月末に6人の候補について、理由も示さずに任命しないことを決めた。

 これを10月1日に共産党の機関紙「赤旗」が報じたことで一気に政治問題化した。学術会議は2日の総会で、菅首相に対し任命拒否についての理由説明と撤回を求める方針を決め、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章会長が菅首相充ての要望書を提出した。

 菅首相は10月5日、内閣記者会とのインタビューで「同会議は政府機関で、会員は公務員。年間10億円の予算を使っており、人選は事実上、現在の会員が後任を指名することも可能で、そうした前例を踏襲していいのかを考えた」と述べ、悪しき前例の打破が任命拒否の理由との姿勢をにじませた。

 ただ、6人の任命拒否の具体的理由は「コメントを控える」とし、「同会議の総合的、俯瞰的活動を確保する観点から判断した」とあいまいな説明に終始した。併せて「学問の自由への侵害では」との記者団の問いには、「まったく関係がない。どう考えてもそうではない」と気色ばみ、6人が安保法制などに反対していたことについても「まったく関係ない」と否定した。

5371名無しさん:2020/10/10(土) 18:52:24
>>5370

 野党側は7、8日の衆参両院での内閣委員会の閉会中審査で「選に漏れた方たちの名誉にかかわる」などと追及。三ッ林裕巳内閣府副大臣は「業績にとらわれない広い視野に立って活動を進めていただく必要があるということ」と答弁したが、理由については「総合的、俯瞰的に判断」というセリフを繰り返すだけで、論議はまったくかみ合わなかった。

■何も説明しない、何も答えない

 野党側は、1983年の国会で政府が「(学術会議から)会員が推薦され、それをその通り内閣総理大臣が形式的な発令行為を行うと解釈している」と答弁していることとの整合性を質したが、政府側は「必ず推薦の通りに任命しなければならないとまでは言及されていない。この解釈は一貫している」とかわした。

 野党側は首相の任命権に関する法的根拠も違法だと主張したが、政府側は2018年11月に内閣府日本学術会議事務局が作成した内部文書を引き合いに出し、公務員の選定罷免権を規定する憲法15条を根拠にして「違法ではない」と反論した。

 政府側の対応について、立憲民主の枝野幸男代表は「まったくのゼロ回答。何も説明しない、何も答えない、言い訳すらしないという姿勢には強い憤りを持つ」と猛反発。次期臨時国会での各党代表質問やそれに続く衆参両院での予算委員会などで菅首相を厳しく追及する方針を示した。

 また、任命拒否された6人の学者もそれぞれの立場から、「とうとうここまで手を出してきたか」などと菅首相の対応を批判。これと並行して、ネット上では任命拒否撤回を求める署名活動に賛同する書き込みが殺到し、国会周辺では連日、抗議デモが続いている。

 これに対し、自民党の下村博文政調会長は7日、「学術会議は2007年以来、政府へのきちんとした答申や提言を出していない」と指摘。組織、運営を抜本的に見直すため、党内で検討機関を立ち上げて批判に対抗する構えだ。

 しかし、与党内には「藪をつついて蛇を出した」(閣僚経験者)などの不安も広がり、公明も「丁寧な説明が必要で、それができなければ政権の大きな失点となる」(幹部)と強い懸念を示す。

■”官邸官僚”が人事に横やり

 任命拒否された6人はいずれも社会科学分野の著名な学者で、しかも、安倍前政権が強引な手法で成立させた新安保法制や特定秘密保護法・共謀罪法に国会での参考人として反対を表明したり、沖縄のアメリカ軍普天間基地の辺野古移設に反対していた。それだけに、いくら「無関係」と力説しても「国民は報復措置だと受け取ることは間違いない」(自民幹部)。

5372名無しさん:2020/10/10(土) 18:52:43
>>5371

 そうした中、学術会議元会長らの指摘で、安倍前政権下の2016年から同会議の会員人選に横やりが入り、欠員補充の候補を政府が受け入れなかったことで欠員が生じた事実も明らかになった。その際、学術会議会長にクレームをつけた政府高官は、菅政権でも内閣の中枢で活動する“官邸官僚”で、「安保法制など政府の対応に反対した人物は会員になじまない」などと指摘したとされている。

 9日夕に内閣記者会の2回目のインタビューに応じた菅首相は、改めて任命拒否の理由について、「広い視野に立ってバランスの取れた行動を行い、国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と述べ、6人の学者の言動が理由となったことを事実上認めた。

 加藤勝信官房長官は「政府として判断させていただいており、判断を変えるということはない」と明言するが、任命拒否の理由は「人事の経過は明らかにできない」と繰り返すだけだ。これは「いわゆる『モリカケ』や『桜』などで説明責任から逃げまくった」(自民長老)とされる安倍前政権と同じで、「国民のために働く内閣」を掲げる菅政権の前途に暗い影を投げかける。

 今回の問題を政治的に見ると、「出だし順調な菅政権が、なぜ大した影響もない学術会議の会員任命拒否を強行する必要があったのか」(閣僚経験者)という疑問に突き当たる。問題発覚当初は「菅首相は悪しき前例と思い込み、よく考えずに踏み切った」(自民幹部)との見方もあった。しかし、菅首相がすぐさま内閣記者会のインタビューに応じたことなどから「まさに確信犯」(政府筋)との見方が広がった。

 もちろん、菅首相周辺にも「余計な波風を立てただけで、メリットなどまったくない」との声もある。さらに、「菅首相が『問題ない』『指摘は当たらない』などと、官房長官時代からの常套句で説明拒否を続ければ、苦労人で庶民の気持ちがわかるなどとされた好印象が消え、支持率低落につながる」(自民幹部)との声も少なくない。

 菅首相は2021年9月の自民党総裁選で再選を果たし、4年間の本格政権を目指す構えだが、「今回の問題は、再選へ最大のカギとなる次期衆院選への悪影響が避けられない」(同)との指摘も相次ぐ。その一方で、政界では「首相があえて支持率低下を狙った”焦土作戦”では」(首相経験者)とのうがった見方も浮上する。

5373名無しさん:2020/10/10(土) 18:53:03
>>5372

 世論も賛否が分かれ、いわゆる「ネット右翼」と呼ばれるグループからは学術会議批判も噴き出している。同会議は2017年、軍事的研究には関与しないという発足以来の立場を改めて表明したことについて、「日本を取り巻く安全保障環境の変化を無視している」(防衛相経験者)という声もあがり、首相批判一辺倒ではない。

■解散ムードの高まりに懸念

 こうした状況から「支持率が多少下がっても、保守層の支持固めを優先した」(自民若手)と指摘もある。さらに「政権発足時の予想を超える高支持率に一番プレッシャーを受けているのは菅首相で、いたずらに自民党内で解散ムードが高まることへの懸念から、あえて支持率低下につなげる戦略に出た」(閣僚経験者)と解説する向きもある。

 たしかに、歴代3位とされる内閣支持率に伴い、自民党の支持率は上昇した。「今、選挙をやれば大勝確実」(自民若手)との声も広がる。しかし、選挙情勢を分析する専門家は「いくら支持率が高くても、それに危機感を強めた主要野党が全国での統一候補擁立に踏み切れば、自民の議席減は確実」と指摘する。

 だからこそ、「菅首相は年明け解散も含めて早期解散は見送り、事実上の任期満了選挙を見据えていったん支持率を低下させ、携帯料金値下げなどの実績を積み上げることで、改めて国民の支持を得て、選挙勝利で再選につなげるのが狙い」(自民長老)との見方も出る。

 ただ、ここにきて自民党内では菅首相と蜜月関係の二階俊博幹事長の強引な党運営への批判も渦巻く。岸田文雄前政調会長が麻生派などとの「大宏池会構想」を打ち出したのも、「反菅・二階勢力総結集による菅降ろしの動き」(細田派幹部)との声が広がる。

 党・内閣の運営や衆院選での公認や資金をこのまま「菅・二階連合」に支配されれば、細田、麻生、竹下の3大派閥の不満爆発は必至だ。今回の事態が焦土作戦だったとしても、菅首相自らが政権動揺を招く導火線に火をつける結果となる可能性は否定できず、今後も自民党内の実力者による神経戦が続くことになりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5374名無しさん:2020/10/11(日) 09:26:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae6c2d48215c6a8b26a4c4f6c7f956a5c64a1b
林氏VS河村氏、過熱 衆院山口3区くら替え巡り お膝元の市長選で相次ぎ火花
10/11(日) 9:01配信

 衆院の任期満了まで1年余りとなり、次期衆院選山口3区で自民党の林芳正元文部科学相(59)が参院からくら替えするのではないかとの臆測が地元で飛び交っている。3区の現職は同党の河村建夫元官房長官(77)だが、林氏は過去にも衆院転出に動いただけに、河村氏側は派閥を挙げて警戒感をあらわにする。両者はお膝元の地方選でも代理戦争を繰り広げ、対立はヒートアップする。

■反党行為で除名処分辞さず

 「『売られたけんか』という言葉がある。河村先生に何かあれば政治行動の全てをなげうち(林氏の)挑戦を受けて立つ」。4日、河村氏が次期衆院選に向け宇部市で開いた総決起大会。所属する二階派トップの二階俊博幹事長は会場の約400人を前に語気を強めた。

 壇上には二階派の国会議員の半数近い20人がそろい、3区の党公認は河村氏だと念押しせんばかりに気勢を上げた。「きょうは党幹事長としても来た」と二階氏。林氏が打って出た場合は反党行為で除名処分も辞さない考えを示した。

 発端は林氏が3区へくら替えする意向を固めたと報じた9月16日深夜のテレビニュース。これを受け二階氏は河村氏に「やれよ」と総決起大会の開催を促し、派閥議員に宇部行きを号令。終了後、二階派議員の一人は「あれだけ言えば林氏はもう出られないだろう」と笑みを浮かべた。

 河村陣営をこれほど神経質にさせるのは、県内で将来の首相候補と期待される林氏が過去に2度、衆院くら替えを模索したことがあるからだ。

 党山口県連によると、1度目は旧民主党から政権を奪還した2012年。林氏の意向をくんだ県連幹部が3区の公認候補とするよう党本部に推薦したが、はじかれた。17年には林氏の支援者が県連経由で公認申請を上げたが、党本部は現職の河村氏を優先した。

■「次のステージを目指す」
 林氏はその後も「首相として解散権を行使するには同じ衆院の立場であるべきだ」との持論を展開。今回の報道については「意向を固めた事実はない」と涼しげに否定する一方、9月21日に宇部市で報道陣の取材に応じた際は「支援者の期待に応えられるよう精進を重ねる」とくら替えへの意欲を隠さなかった。

 両者の対立は地元の地方選にも波及。4月の美祢市長選では河村氏が応援する現職が林氏の推す新人に敗れた。林氏は告示前から秘書を送り込む力の入れよう。河村氏も電話作戦で巻き返しを図ったが、及ばなかった。来年3月の萩市長選には河村氏の実弟田中文夫県議が立候補を表明。林氏の地元後援会の後押しで初当選した現職の藤道健二市長への批判を強める。

 林氏はことしに入り、萩市中心部に近い場所へ事務所を移転。山陽小野田市の2カ所に後援会事務所を新たに設けた。新調したリーフレットには「参院5期25年の実績を生かし、次のステージを目指す」と意味深なメッセージを記す。美祢市で敗れた河村氏も9月、同市中心部に事務所を構え臨戦態勢を強めている。

 二階幹事長のけん制に対し林派のベテラン県議は「古くさい威圧政治。こちらはネクスト安倍の大義名分で世代交代を進める」と息巻く。一方、河村派で山陽小野田市議会の小野泰議長は「参院でも首相になれる。地方がもめないよう党本部は調整を」と求める。

 3区ではほかに野党共闘で立憲民主党の坂本史子氏(65)が立候補を予定する。

中国新聞社

5375名無しさん:2020/10/11(日) 13:08:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9a58a44672ceede8eb33d4c564a059642ef5c39
「大宏池会」構想が波紋 自民・岸田派、分裂の懸念
10/11(日) 8:02配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、宏池会(岸田派)の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループ(旧谷垣G)と合流する「大宏池会」構想を打ち出したことが波紋を広げている。

 岸田氏は来年の党総裁選に向けた布石のつもりのようだが、唐突な表明に岸田派内では反発も出ており、派の分裂を懸念する声も上がっている。

 「今は何も言えないが、宏池会は間違いなく変わる」。岸田氏は8日夜、自らが呼び掛けた旧谷垣Gなどとの会食でこう熱っぽく語った。今後は麻生派も含めた水面下の調整に入りたい考えだ。

 「大宏池会」構想の表明があったのは5日の岸田派パーティー。関係者によると、岸田氏はこれに先立つ9月24日、同派に強い影響力を保つ名誉会長の古賀誠元幹事長に「距離を取りたい」と伝えた。古賀氏はその場で名誉会長を退任する考えを示したとされ、パーティーも欠席した。

 岸田氏が古賀氏との「決別」に踏み出したのは、大宏池会実現に向けて麻生派との連携に軸足を置くためだ。麻生派会長は古賀氏と犬猿の仲の麻生太郎副総理兼財務相。岸田氏には先の総裁選で古賀氏の地元・福岡で自身の地方票がゼロだったことに不満もあり、麻生氏との関係を優先することにしたようだ。

 ただ、岸田派内には古賀氏に近いメンバーもいる。古賀氏が派閥と距離を置けば数人が派を出て行動を共にするとの情報も飛び交っている。大宏池会構想に関しても「いまさら遅い。麻生派には河野太郎行政改革担当相がいる」との冷めた声もあり、盛り上がっていないのが実情だ。

 麻生派の反応も鈍い。同派中堅議員は「うちの派は菅義偉首相を支えるのが基本路線。しばらくは動かない」と語る。先の総裁選で自主投票とした旧谷垣G幹部も「まとめたい気持ちはあるが、首相を支援する議員がついてこない。無理に進めればこちらも割れる」と様子見の構えだ。

 党内には「首相が好調な状態を保てば、来年の総裁選は無投票になる可能性がある」(閣僚経験者)との見方も出ている。岸田氏の構想が前進するかは見通せない。

5376名無しさん:2020/10/11(日) 13:13:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0efcb0c43cc4361bdb2e7a38a34a1683c3f1faa6
菅新首相 「政治の師」梶山静六氏と強い絆 「今も思い出深く」
9/17(木) 6:00配信

菅義偉新首相が誕生し、新内閣が発足した。菅氏は、常陸太田市出身の梶山静六元官房長官を「政治の師」と仰ぐ。菅氏は、梶山氏の墓参りにたびたび訪問し「人生の節目には必ず来ている」と語る。自民党総裁選告示後の今月10日には、全国の地方議員との「リモート対話集会」で梶山氏の教えを語り、「非常に今も思い出深く思っている」と強い絆をにじませた。

■教え
「政治家は国民の食いぶちをつくるのが仕事。どのような産業が育つのか先手を打って、国民が仕事に就くことができるものをつくれ」「官僚の説明だけを聞くな。学者やマスコミ、経済人の話も聞いて自分で判断して仕事をしろ」

1996年、菅氏が衆院選で初当選した後に、梶山氏にあいさつした際に言われた教えだ。菅氏は心に刻み込まれた師の言葉を、総裁選の活動の中で若手議員や党員に伝えた。

菅氏は秋田県出身。高卒で上京し、法大卒後に横浜市が地盤の小此木彦三郎元建設相に秘書として仕えた。政治の道を志したきっかけだ。横浜市議を2期務め、96年に神奈川2区から衆院初当選した。

一方、梶山氏は「竹下派七奉行」の一人として、自民党幹事長や官房長官、通産相、自治相などの要職を歴任した。

98年の総裁選で菅氏は、小渕恵三氏を担ぐ小渕派の方針に背き、新人ながら梶山氏擁立に奔走。梶山氏の同派離脱に従った。梶山氏は予想を上回る100票以上を獲得し、小渕氏に次ぐ2位と善戦した。

■背中
梶山氏の秘書を務めた下路健次郎県議は「小此木彦三郎先生と先代(梶山氏)は盟友だった」と振り返る。「先代は3選を狙った衆院選で落選して『ただの人』となり、そこから苦労して当選を重ねた。直接の師弟関係ではないが、菅さんは秘書時代からずっと先代の背中を見てきた」と話す。

梶山氏は2000年に74歳で死去。菅氏は節目節目で常陸太田市に墓参する。

第1次安倍政権が誕生した06年、総務相として初入閣した際は「あの(1998年の)総裁選で学んだ経験が実った」と語り掛けた。官房長官に就任した2013年は「梶山先生のような官房長官になる。政治で物事を変えられると教えてくれた人。同じ官房長官としてそれを実現させたい」と誓った。17年は、第3次安倍改造内閣の安定運営を墓前で決意した。

■後押し
墓参に毎回付き添うのは梶山氏の長男で衆院議員の弘志氏。17年、地方創生担当相として初入閣し、19年10月からは経済産業相を務める。

菅氏は、弘志氏との関係も深い。自民県連会長の弘志氏は、17年8月の知事選に新人の大井川和彦氏を擁立。菅氏も官房長官として後押しし、大井川知事誕生の立役者の一人になった。知事選を控えた同年4月、菅氏は水戸市内で県連の講演会に出席。「茨城を変える大井川和彦に全力で支援をお願いします」と述べ、深々と頭を下げた。

また、元衆院議員(茨城5区)の岡部英男・元県建設業協会長とは衆院当選同期だった。岡部氏の叙勲祝賀会や胸像建立式で来県。今年2月、岡部氏の告別式では、梶山氏を共に応援した思い出を振り返りながら「故郷茨城のために生涯尽くされた」と弔辞でしのんだ。

茨城新聞社

5377名無しさん:2020/10/11(日) 13:14:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad86089025e6f54055fe04dbb7a3e5aeb7482604
自民党・新総裁に菅義偉氏選出 福島県選出議員6人は菅氏投票
9/15(火) 11:38配信

 自民党は14日、党大会に代わる両院議員総会を東京都内のホテルで開き、菅義偉官房長官(71)が岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破って圧勝し、第26代総裁に選出された。菅氏377票、岸田氏89票、石破氏68票で菅氏が過半数を得た。菅氏は二階俊博幹事長を続投させる方針を固めた。16日に臨時国会で安倍晋三首相(65)の後継となる第99代首相に指名され、新内閣を発足させる。首相交代は7年8カ月ぶり。
 本県関係では、細田派の菅家一郎復興副大臣(衆院福島4区)、吉野正芳元復興相(衆院福島5区)、亀岡偉民文部科学副大臣(衆院比例東北)、上杉謙太郎衆院議員(比例東北)、森雅子法相(参院福島選挙区)と竹下派の佐藤正久参院議員(比例、福島市出身)の6人が菅氏に投票。岸田派で県連会長の根本匠前厚生労働相(衆院福島2区)は岸田氏に投票した。福島民友新聞社の取材に答えた。

5378名無しさん:2020/10/11(日) 13:44:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/435931d143b17012ef36d465ffef5920bd1b97a1
野中広務氏との不思議な縁、稀代の政治家に学んだ「仕事への向き合い方」
9/23(水) 6:01配信

 文芸春秋に入社して2018年に退社するまで40年間。『週刊文春』『文芸春秋』編集長を務め、週刊誌報道の一線に身を置いてきた筆者が語る「あの事件の舞台裏」。自民党元幹事長の野中広務先生との親子2代にわたる不思議な縁をお話しします。(元週刊文春編集長、岐阜女子大学副学長 木俣正剛)

● 自民党・公明党の同盟秘話 始まりは京都の野中広務氏だった

 自民党元幹事長・野中広務先生とは、昔からの縁があります。

 私の父親は京都市議でした。当時の京都は蜷川虎三というカリスマ知事が人民戦線政府(社会党と共産党が与党の革新派政権)で、その反対派・自民党の市議が父の木俣秋水、そして府議会の反蜷川の急先鋒が野中先生でした。

 私の父は明治45年生まれ。野中先生は大正14年生まれですから、かなり年齢の差はありましたが、革新であろうと保守であろうと、権力を持つ側は反対派を弾圧するものです。父親はポスターのサイズまで、決められたものより1センチ小さくするほど気を遣っていました。

 その木俣父・野中コンビが仕掛けた「打倒蜷川政権」の秘策が、自民党・公明党の同盟。

 学生の町・京都では、革新派の政治運動は民青をはじめ、若者が担うのに対して、自民党には若手の支持者が圧倒的に少なく、公明党の参加による若手の選挙運動投入は大きな成果をあげました。

 後に中央で自民党と公明党の同盟を結んだのは野中広務先生でしたから、京都での体験を生かしたものだと思います。

 ただし、そのころの私はすでに京都を出て文芸春秋に勤めており、野中先生の話は父親から聞く程度で、お目にかかるのは随分後のことになります。政治家に会うのは、雑誌ジャーナリストとしては極めて危険です。どうしても筆が緩んでしまいかねませんし、政治家は政治家で「あの編集長とは親しい」という宣伝をしかねません。父親との関係があるだけに、なおさら近づかないようにしていました。

 私が週刊文春の編集長時代は、小泉純一郎政権。野中氏は「抵抗勢力」というレッテルを貼られ、悪役として報道される存在でした。

 そして、週刊誌の当然の役目である小泉政権批判をする週刊文春。そんな時期に『噂の真相』という雑誌に一行情報が掲載されます。「週刊文春の木俣編集長の父親は、野中広務元自民党幹事長の後援会の会長である」というものでした。

 まったくの事実無根です。前述のように、父親は野中先生よりかなり年上、京都市は政令指定都市でしたから、府議会との関係は同列なので、年齢が上の市議が府議の後援会長になるはずがありません。

 しかも野中氏は田中派から竹下派、父は京都では数少ない中曽根派に属し、後に衆院議長になる伊吹文明氏を財務省から京都一区の衆議院に呼び、後ろ楯となっていたのですから。素人でしか考えつかないような間違いですが、父親が京都の自民党市議というところから、こういう面白おかしい、いかにも謀略の臭いのする記事ができ上がります。

 ネットを検索すると、まだこの記事があります。ネットは怖いです。

● 著者チェックしない政治家は 野中氏ただ1人だった

 さて、現実には野中先生とは、先生が議員を引退されるときから本格的にお付き合いをするようになりました。父のこともあり、可愛がってくださったのだと思います。

 どのメディアも欲しがっていた「議員引退の手記」を『週刊文春』でいただきました。

 そのころから、時折人を招いての会合をしたり、野村克也監督と野中先生の対談本『憎まれ役』を出版したりするようになりました。

5379名無しさん:2020/10/11(日) 13:45:08
>>5378

 立派だと思ったのは、インタビューをまとめても、まったく著者校正をしないことです。大抵の政治家はインタビューでいろいろサービス発言をしても、後で秘書や担当の官僚が削ってきて、原型を留めないものになることがままあります。

 しかし野中先生は、「政治家の発言は一度出たら覆せない。だから、著者校正はしません。覚悟をもって日々しゃべっているのだから、一切見ない」の一辺倒。こういう政治家に出会ったのは、長い編集者生活でもたった1人でした。

 町会議員から府議会議員を経て58歳で初めて国会に登場、国政を仕切るまでに至った人は、政治家としての使命を徹頭徹尾理解していた人だと思います。

 たとえば言論の自由。

 当時、文芸春秋から発行されていた『諸君!』という雑誌が、野中氏の北朝鮮寄りの姿勢を徹底的に批判していました。その『諸君!』が廃刊になりました。すると、野中先生はこう言ったのです。

 「残念なことです。私は京都府議時代、当時の京都府知事・蜷川虎三さんの、社会党・共産党と組んだ独裁政権と闘ってきました。そのころ、メディアで蜷川批判をしていたのは『諸君!』くらいです。だから、ずっと定期講読しています。自分が政権側に立って『諸君!』から批判を受けると辛いのですが、政権の座にある者として謙虚になることは大事です。ですから、どんなに批判されても『諸君!』は愛読していました」

 今どきの政治家は、自分の批判をされるといきり立ち、メディアへ批判を繰り広げます。しかし、権力の座に立つものは、民の声に耳を澄まさねばなりません。コワモテの政治家のイメージがありますが、野中先生は気配りも天下一でした。

● 記者に食事に招かれたら 必ず手土産を持ってきた理由

 政治家の後輩たちの心配もしていました。

 雑誌記者に食事に招かれたら、野中先生は必ず手土産を人数分持ってこられます。京都人らしい、センスのある手土産でした。

 「雑誌記者にごちそうになっていたら、必ずその後困ることになる。同席してもお互いに立場が違うことを認識しない政治家はダメだ」

5380名無しさん:2020/10/11(日) 13:46:04
>>5379

 可愛がっていた後輩の政治家の方たちとお目にかかったという話をすると、「手土産は持ってきたか?ハイヤーの運転手に食事代を出していたか?」と必ず聞き、本人に注意していたようです。

● 「君たちには人間の心があるのか」 忘れられない野中氏の叱責

 一方、地下鉄サリン事件では国家公安委員長として、事態の収拾にあたっています。

 地下鉄サリン事件やオウム真理教被害者への給付金制度が決まったとき、何らかの理由で、全額保障できない人がいるという報告があったそうです。そのとき野中氏は爆発。「君たちには人間の心があるのか」と叱責し、全額保障を実現させました。

 翻って、コロナ騒動の際、安倍政権は営業自粛で損をする人、休業で職を失った人をはじめ、とにかくおカネを出すことを渋りました。「国民の心がわかるという政治家がいなくなった」と、心から思います。

 彼が引退してからのこんな話が好きです。

 京都のマンションの近くを毎日散歩するのですが、いつもホームレスと会話していたのだそうです。ある日、あるホームレスに、「いつまでもホームレスをやっているな」と説教して、故郷に帰るための資金をあげた。「その日から公園にきていない。やっと故郷に帰ったんだろう」と、自分のことのように喜んでおられました。

 喉元まで「先生、たぶんその5万円で美味しいものでも食べて、他の公園に移っているだけですよ」と言いたくなるのですが、あの笑顔の前では言えません。

 選挙民との一対一の本当の交流の上に政治がある。これが民主主義の原点ですが、1人区に慣れ、選挙区がなく東京で育った世襲政治家には、このあたりが全然わかっていないのだと思います。

木俣正剛

5381名無しさん:2020/10/11(日) 21:44:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/127be477f14386b1ca85cdf555f83420b389271d
衆院福岡5区、自民分裂で党員投票実施へ 前環境相vs前県議会議長
10/11(日) 19:35配信

 現職と新人による自民分裂選挙の様相となっている次期衆院選福岡5区を巡り、自民党福岡県連は11日、執行部会を開き、5区内で党員投票を実施して党本部に推薦する公認候補予定者を選考する方針を決めた。

 福岡5区の自民では、現職の原田義昭前環境相(76)と前県議会議長の栗原渉県議(55)が立候補に意欲を示している。このため、県連は5区内にある七つの地域支部にそれぞれ意見集約を要請。各支部からは、公認申請の候補者選考について「党員一人一人の声を聞いてほしい」などの意見が出されたという。

 13日には県連の松尾統章幹事長が上京し、党本部の山口泰明選挙対策委員長や林幹雄幹事長代理らと面会。県連として党員投票を実施する方針や各地域支部の意見を伝えるという。 (黒石規之、御厨尚陽)

西日本新聞社

5382名無しさん:2020/10/11(日) 21:45:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/aec5299cc452d6bacb6d9eafc6f48924edb19b2b
【点描・永田町】「早期解散」には多くのハードル
10/11(日) 19:06配信

 菅義偉新政権発足から半月余。首相はデジタル庁新設や携帯電話料金値下げの実現に向けて矢継ぎ早に指示を繰り出すなど、実績作りにまい進している。その一方で、就任時としては歴代3位とされる内閣高支持率を背景に、自民党内では早期衆院解散論が台頭し、多くの衆院議員は事務所確保などの選挙準備を進めている。このため、首相がいつ解散権を行使するかが今後の政局の最大の焦点だが、早期解散には多くのハードルがあり、解散風の行方もなかなか定まらない。

 首相は9月16日の新政権発足以来、解散については「時間の制約も視野に入れながら考えていきたい」(就任会見)と、慎重な物言いに終始している。首相が伝家の宝刀を抜くにはコロナの感染収束が大前提となる上、11月に日程が集中する首脳外交や、年内成立が必要な協定・法案処理のための国会審議が控えているからだ。解散に踏み切れば約1カ月間の政治空白は避けられず、就任時の「コロナ対策と経済立て直しが最優先」との公約も“空文化”しかねない。

 下村博文政調会長は「私が選対委員長だったら、自民党議員のほぼ総意で即解散」と首相の背中を押すが、野田聖子幹事長代行は「解散強行で、国民に説明責任を果たせるのか」とけん制する。各種世論調査でも早期解散に期待する声は少なく、首相周辺も「国民の新内閣への期待を裏切るような強引な解散は、支持を失うだけ」と声を潜める。

 菅政権発足前後に永田町で飛び交った秋口解散説は、自民党が次期臨時国会召集を10月下旬とする方針を固めたことで消滅。このため、自民党内では、年明けも含めた早期解散説と、来年9月の自民党総裁選後の事実上の任期満了選挙説が交錯している。

首相は「攻めの任期満了選挙」も視野
 政治・外交日程も考慮した解散時期について、与党幹部は(1)年内(2)年明けから来春(3)来秋──の三つの選択肢を想定する。最短は10月下旬召集の国会での所信表明・代表質問直後の解散だが、選挙期間の11月中下旬が同時期に集中する首相の首脳外交と重なり、「外交儀礼上はあり得ない」(外務省幹部)との指摘が多い。しかも、次期国会では日英経済連携協定(EPA)や、来年夏の五輪開催に伴い祝日を移動させる特別措置法などの承認・成立が必要。

 このため、案件処理後の解散なら11月中下旬解散──12月6日か13日衆院選投開票──という日程が浮上する。ただ、初冬を迎える時期だけに「コロナの感染再拡大で選挙どころではない」との声も多く、首相にとってもリスクが大きい。

 さらに、年明けの通常国会での冒頭か、補正予算成立直後の解散も取り沙汰されるが、いずれの場合でも来年度予算案の審議入りが大幅に遅れて、年度内成立も困難となる。来年度予算成立後の3月末か4月初めの解散説もあるが、7月上旬に想定される東京都議選に全力投球したい公明党が強く反対しており、同党と太いパイプを持つ首相が「公明の離反を招くような解散はするはずがない」(自民選対)との見方が支配的だ。

 ここにきて東京五輪・パラリンピックが、予定通り来年7月23日から9月5日に開催される方向となっており、その間の解散・衆院選も政治的には不可能だ。となれば、結果的に9月中下旬に実施予定の自民総裁選を受けての任期満了選挙が現実味を帯びる。このため、与党内では「首相が実績作りを優先するのも、総裁再選後の“攻めの任期満了選挙”を視野に入れているからだ」(自民長老)との声が広がるが、この先も「全てはコロナ次第」(同)という状況が続くのは間違いない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」10月5日号より】

5383名無しさん:2020/10/11(日) 21:45:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/abdc3e9980fdec9deb3e638c198912df4e46cb9f
解散は「来年初めか五輪後」、菅首相と会食の選挙プランナーが分析
10/8(木) 12:20配信

(ブルームバーグ): 就任から1カ月近くとなる菅義偉政権を巡る関心事の一つは、任期満了が来年10月に迫る衆院の解散時期だ。官房長官時代から定期的に面会し、首相就任翌日の朝食を共にした選挙プランナーの三浦博史氏は、「来年1、2月か東京五輪後の8月以降のどちらか」との見方を示す。

三浦氏はブルームバーグとのインタビューで、来年初めを逃せば五輪が近づき「解散はできない」と分析した。新型コロナウイルスへの対策などを優先するため、年内も解散しないとみている。朝食を食べた際の菅首相の発言内容については回答しなかった。

勝敗については、どちらの時期だとしても自民党が勝利するとの認識を示した。衆参150人となった立憲民主党は党代表も名前も変わらず、「有権者に期待感はない」ためだ。

菅首相は9月14日の自民党総裁就任会見で「新型コロナが収束したらすぐ解散するということでもない。全体を見ながら判断したい」と早期解散に慎重な姿勢をみせた。2日付の共同通信によれば、公明党にも考えを伝えた。ただ衆院の任期満了まで1年となっており、政権運営は解散時期をにらみながらのものとなる。

JNNが5日に公表した世論調査では、菅内閣の支持率は70.7%に達した。携帯電話料金引き下げや不妊治療の保険適用といった政策への期待感が高い。

三浦氏は支持率が報道各社の世論調査でいずれも高水準であることは、期待感を反映した就任直後のご祝儀的な面があると指摘。「これから一段落してどうなるかということに注目している」と述べた。

菅首相は、9月16日の就任以降も企業経営者や学者らと会食を重ね意見交換する官房長官時代と同じスタイルを維持している。報道各社の首相の面会記録によると、小西美術工芸社のデービッド・アトキンソン社長、北尾吉孝SBIホールディングス社長、竹中平蔵慶応大名誉教授らと意見を交わした。

面会相手の専門分野は、医療や外交、マスコミ関係者も含め多岐に渡る。菅政権が重要施策と位置付ける観光政策やデジタル、規制改革や地銀再編などに関わる人が目立つ。

5384名無しさん:2020/10/11(日) 21:46:17
>>5383

三浦氏は、一緒に朝食を食べた際の菅首相の様子について、やりたい政策を実現していくという「覚悟をひしひしと感じた」と印象を語った。安倍晋三前首相を支えた菅氏は、自身が首相になったら「こうしよう、ああしようという思いがたくさんあったと思う」とも話した。

(c)2020 Bloomberg L.P.

Emi Nobuhiro, Isabel Reynolds

5385名無しさん:2020/10/11(日) 21:47:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/df92b505881ab6e411d3e5e0fdf58f3e9a4cb083
任命拒否、説明できぬなら撤回を〜菅首相に「リーダーとしての懐の深さ」はあるか【コメントライナー】
10/11(日) 10:04配信

 時事通信社解説委員・水島 信
 「わたし、365日、休みませんから」

 「大変ですね」

 「大変じゃないよ。当たり前と思ってるから」

 自民党総裁選で圧勝し、新内閣を発足させた菅義偉首相は20年以上前、こう話していた。

 菅氏の「政治の師」である元官房長官・梶山静六氏の担当記者だった筆者は当時、衆院当選1回の菅氏を頻繁に取材していた。

 ◆頭の中は仕事一色
 「わたし、車の運転、好きなんですよね。運転してる時は何も考えなくていいから、気が落ち着くんだよね。運転してる時が、休んでる時かな」

 1999年の取材メモには、上記のような言葉も記されている。「運転」とは、レジャーとしてのドライブではなく、地元・横浜での会合回りや、国会のある永田町と地元との往来の際の移動手段を意味する。菅氏の頭の中は、仕事一色なのである。

 国会議員が忙しいのは、周知のことだが、菅氏は別格だ。毎朝5時に起床して新聞全紙に目を通し、日中は公務。朝晩は、政官財学の各界関係者と会食日程を入れ、情報収集に力を入れる。

 こんな菅氏の毎日に、ある自民党三役経験者は「誰も菅さんのまねはできない。でも、あんな生活していて何が楽しいのかね」とあきれている。

 ◆時に強引
 そんな菅氏が、首相の座を射止めた。これは、安倍晋三前首相の病気退陣をはじめ、さまざまな巡り合わせによるものだが、一時も手抜きをせず、日々の仕事に取り組んできた菅氏の努力がなければ、あり得ない結果だった。

 ただ、「できる人間」は、時に強引になる。前政権の官房長官時代、ふるさと納税の拡大に異を唱えた総務省局長を出世コースから外したとされるエピソードなどは有名だ。

 来日外国人客増など、官房長官として実績を残してきた菅氏だが、トップに立った以上は「官僚への厳しい姿勢」だけでは務まらない。

 新型コロナウイルス感染症の収束、経済再生などの難題は、部下の尻をたたくだけでは達成できない。官民の埋もれた才能を発掘し、国の総力を発揮する必要があり、そのためにはトップリーダーの懐の深さが重要になる。

5386名無しさん:2020/10/11(日) 21:47:59
>>5385

 ◆非常に素っ気ない
 気になることがある。「日本学術会議」の新会員について、会議側が推薦した候補者のうち、6人の任命を菅氏が首相として拒否した件だ。

 「学問の自由の侵害」などと学会や野党からは強い批判が出ている。内閣発足後、高支持率を得た菅内閣だが、早くも影響が出てくるのではないか。

 任命拒否について菅氏は、事務方からの説明を聞いた上で主体的に判断し、了承したというが、理由も明示しないままの決定は、乱暴とのそしりを免れない。

 「大丈夫っしょ」「駄目っしょ」。過去の菅氏の取材メモに目を転じると、発言が非常に素っ気ない。結論ははっきりしているのだが、そこに至るプロセスについての説明が乏しいから、聞いている方としては釈然としないのだ。

 首相になっても同じ調子ということなら、いただけない。まずは人事に介入した理由を菅氏自らが明らかにすべきだ。

 それができないなら、非を認めて決定を撤回し、6人の任命に応じるべきではないか。

 (時事通信社「コメントライナー」2020年10月5日号より)

 水島 信(みずしま・まこと)
 1991年早大一文卒、時事通信社入社。内政部、静岡総局、政治部、高知支局長を経て2018年7月政治部長。20年10月より現職。政治部では首相官邸、自民党、民主党、外務省などを担当。2回目の小泉訪朝(04年)や北海道洞爺湖サミット(08年)、伊勢志摩サミット(16年)などを取材。福田政権、麻生政権、野田政権で官邸キャップを務めた。

5387チバQ:2020/10/12(月) 13:32:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f61e971ae8d5a54ca8fe60869ccbd3be7422b1f
党内は冷ややか…ポスト菅狙い?下村政調会長、独自色に躍起
10/12(月) 11:08配信




東京・平河町の自民党本部(資料)
 9月の菅義偉政権発足に伴う自民党役員人事で政調会長に就いた下村博文氏が、独自色を出そうとアクセルを吹かせている。日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を政府が拒否した問題で、党内に学術会議のあり方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置すると表明。批判が高まる首相の側面支援に向け、党の議論を自ら主導する姿勢をアピールした。ただ、背後に「ポスト菅」に名乗りを上げたい思惑やライバルへの対抗心が見え隠れし、冷ややかな目も向けられている。

【画像】新内閣を命名するなら?870人に聞いた

 26日召集予定の臨時国会を前に、与野党攻防の最大焦点に浮上した学術会議の問題に、下村氏は素早く反応した。6日の政調審議会で「政策決定におけるアカデミアの役割を議論していく必要がある」と述べると、7日の就任後初の定例会見では、学術会議から2010年以降、政府への答申や勧告、要望がないと指摘。「活動が見えていない」と断言し、PT設置を発表した。行政改革の一環として組織の体質論に切り込み、政府の任命拒否を正当化する狙いだ。

 下村氏は8日にも、自民支持層に慎重論が根強い「選択的夫婦別姓」を党内議論のテーマにする考えを披露。前任の政調会長を3年超務め、菅氏と首相の座を争った岸田文雄氏との違いや、自らの存在感を印象づけたい意向をにじませた。

 下村氏は当選8回のベテラン。安倍晋三前首相の側近とされ、9月の総裁選でも立候補を模索した。実現しなかったのは、功名心から出る軽はずみな発言がたびたび物議を醸し、支持に広がりを欠いたからだ。

 党憲法改正推進本部長だった18年には、議論に消極的な野党を「職場放棄」と挑発。野党の猛反発で改憲論議が停滞した。昨年9月には、改憲論議のテーマに同性婚を挙げ、伝統的家族観を重視する党内保守派から批判を浴びた。

 学術会議を巡る下村氏の前のめりの姿勢に、所属する細田派の関係者は「『自分が、自分が』の地金が出始めた」と手厳しい。政調会長経験者も「PTの議論は学術会議批判一色になる懸念がある。逆に政府の足を引っ張ることにならなければいいが…」と気をもんでいる。

 (河合仁志)

5388チバQ:2020/10/12(月) 13:51:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9d307ab10b9a51548e7e7af33086cf339ef1d4
2度目の都構想住民投票 コストや区の数などに違い
10/12(月) 10:28配信
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前回と今回の大阪都構想協定書の比較
 2度目の住民投票で是非が問われる大阪都構想の協定書(設計図)は、5年前の前回とどう違うのか。大阪府に広域行政を一元化し、特別区が身近な行政を担うという制度設計は変わらないが、特別区の数や区割り、初期コストなどは大きく変わった。推進派は「バージョンアップした」と強調するが、反対派は「住民サービスが低下する恐れは変わらない」としている。

【グラフ】新型コロナの府内感染者の推移と都構想の経過

 最大の違いは、特別区の数と区割りだ。5つの特別区を置くとした前回案に対し、今回は淀川▽北▽中央▽天王寺の4特別区とされている。

 制度設計を議論する大阪府市の法定協議会では6区案も検討されたが、財政基盤の安定や人口の格差を抑えることを重視したほか、各特別区に核となるターミナルや中心部を置くことができる区割り方法として、最終的には4区案が採用された。

 淀川区には新大阪、北区には大阪・梅田、中央区には難波、天王寺区には天王寺・大阪阿部野橋の主要駅があり、人口1人当たりの自主財源の最大格差は前回案の1・54倍から1・19倍に、将来推計人口の最大格差も2・05倍から1・33倍にとそれぞれ縮小している。

 市民にとって関心が高い区名は、推進派の大阪維新の会が主導する形で決められた。前回案では「湾岸」や「南」など、地域になじみのない名称に難色を示す有権者も少なくなかった。今回は府市事務局が公表した4区の名称案のうち、「東西区」と「南区」について維新は独自にアンケートを実施。「淀川区」と「天王寺区」にそれぞれ変更することを提案し、法定協で了承された。

 コスト面では、前回は3特別区で新庁舎建設を予定したため庁舎整備費などの初期費用が約600億円に膨らんだが、今回は既存庁舎を活用するとしたため、約241億円に圧縮。現在、市が独自に実施している住民サービスについては公明党の要望などを反映し、「特別区設置後も内容や水準を維持するよう努める」と協定書に明記された。

 移行後の10年間は特別区に財源を追加配分する財政支援策も設定。推進派は「特別区に手厚い財政支援を行う制度設計となった」としている。一方、反対派は「新型コロナウイルスの影響で、特別区の財政運営は厳しくなる」と指摘している。

5389チバQ:2020/10/12(月) 18:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a50291777cc7d495447eb2f6bb9f9590ce51ce72

岸田派 ささやかれる分裂の危機 古賀氏退任に動揺 ちらつく大宏池会構想




10/12(月) 18:36配信



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産経新聞


 自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)が分裂の危機にあるとささやかれている。名誉会長を務める古賀誠元幹事長の退任表明を機に、古賀系メンバーが派閥を割るとの憶測が広がっているためだ。宏池会勢力がたもとを分かった「加藤の乱」から来月で20年。歴史は繰り返されるのだろうか。

 「岸田さんが私と麻生(太郎副総理兼財務相)さんとの板挟みで苦しんでいるだろうから」。古賀氏は6日、国会近くの事務所を訪れた若手議員を前に、名誉会長を退く理由を淡々と説明した。古賀氏が欠席し、派内に激震が走った5日の岸田派パーティーの翌日のことだ。

 古賀氏が、麻生派(志公会、54人)を率いる麻生氏に言及したのには理由がある。岸田氏が次期総裁選で麻生派の支援を期待する中、麻生氏側は地元の福岡県で対立する古賀氏との関係の清算を求めているとされるためだ。岸田氏の側近は「岸田氏が古賀氏に『さようなら』をした」と述べ、岸田氏側が欠席を促したと語る。

 もっとも、古賀氏に近い議員は「(古賀氏と距離を置く)麻生氏や安倍晋三前首相を宏池会側に取り込むための方便だ」と強調する。岸田氏と古賀氏とで示し合わせた“芝居”との見方を示しており、臆測が臆測を呼んでいる状態だ。

 いずれにせよ、岸田氏の頭に「大宏池会構想」がちらついていることは間違いない。池田勇人元首相が創設した宏池会を源流とする麻生派や谷垣グループなどの結集を成し遂げ、次期総裁選に臨むという戦略だ。現に岸田派パーティーでは「宏池会の大きな塊が実現できるように私自身が先頭に立つ」と明言している。

 とはいえ麻生派は、高い発信力で人気がある河野太郎行政改革担当相という将来の総裁候補を抱えており、岸田氏の思惑通りに連携が進むのかは不透明だ。一部のメンバーが麻生派に流れた経緯がある谷垣グループにも「麻生氏とは組みたくない」(ベテラン)との声がくすぶる。

 平成12年11月の加藤の乱では、宏池会領袖(りょうしゅう)の加藤紘一元幹事長が森喜朗内閣を打倒できず、派閥は空中分解した。20年後の今、再び分裂の悪夢が頭をもたげる。岸田氏は周囲に「良くも悪くも今回の騒動がどう影響するかだ」と語る。それが吉と出るのか、凶と出るのか。岸田氏のみならず伝統ある名門派閥の浮沈がかかっている。(永原慎吾)

5390名無しさん:2020/10/13(火) 01:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/6acb5881cc329710a85521d199f73def1d7f7766
ミス日本受賞の「松野頼久」次女が政界入りか 小泉純一郎と自民党本部を見学
10/12(月) 10:56配信

 公党の代表まで務めても落選すればタダの人。これが政治家の宿命ならば、娘のために尽くしても疎外されるのは、父親の宿命といったところか。

 2017年の衆院選で落選した松野頼久・元維新の党代表(60)。その次女・未佳氏(25)が政界進出を目論んでいるという。

「未佳さんは、16年のミス日本でグランプリに輝き、『ハズキルーペ』のCMで俳優の舘ひろしと共演するなど、活発なタレント活動をしてきました。一方で政治家になる夢もかねて公言してきた」(芸能記者)

 だが、9月24日に彼女が姿を現したのは父の宿敵である自民党の本部。しかも、

「同伴したのは小泉純一郎元総理。小泉氏は頼久氏の父で防衛庁長官などを歴任した頼三氏を政治の師と仰ぎ、彼の葬儀で弔辞を読むなど、松野家とは交流があった」(自民党関係者)

 コトの顛末を松野家の知人はこう解説する。

「未佳さんは、これまでも政治セミナーに参加するなど、政治家になるという夢は本気。ただ、それ以上に前向きなのが母親の素子さんなんです」

 素子氏と言えば、昨年、格闘家の小川直也氏(52)との密会が報じられたお騒がせ人物。

「小川氏との関係はしばらく続き、頼久氏とは離婚協議をしていた。ところが、娘のために松野家のパイプを手放すつもりはなく、出馬に反対する頼久氏を尻目に人脈を手繰り寄せては、相談しているんです」(同)

 彼女がご執心なのは、娘の選挙区だという。

「選対委員長だった下村博文氏から“三重の岡田克也(元民主党代表)のところはどうか”などと言われたこともあったそう。素子さんはこれを真に受け、そんな大物の選挙区で大丈夫かと心配になった。それで、小泉氏に相談し、善は急げと党本部へ。たまたまいた二階俊博幹事長と面会することになったんです。実際は、せいぜいが比例区での出馬でしょう」(同)

 頼久氏に、ご令嬢の出馬について尋ねると、

「(地元の)熊本も、三重も、比例も、あり得ません!」

 とご立腹の様子。ここは政治家に返り咲き、父の威厳を見せるしか……。

「週刊新潮」2020年10月8日号 掲載

新潮社

5391名無しさん:2020/10/13(火) 01:17:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/89a1058717ba6d31e32042fc868cd2cd34b4fee0
安倍晋三がかばう“炎上の女王”  杉田水脈はそもそもどこからやって来たのか?
10/12(月) 6:01配信

 自らの発言をめぐり、10月1日にブログで謝罪した自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(53)。9月25日の党の会議で女性への性犯罪が議題となる中「女性はいくらでも嘘をつける」と被害者を愚弄する発言をしたのだ。複数の出席者の証言として報じられたが、本人は発言を一旦否定。同30日、下村博文政調会長から口頭注意を受けると記者団に「ブログでしっかりと書きたい」と言って去り、翌日、一転してブログで発言を認めたのだ。

 同性カップルを念頭に「生産性がない」と月刊誌に寄稿し休刊に至らしめるなど、右派的言動で“炎上商法”を展開してきた杉田氏とはどんな人物なのか。

 鳥取大を卒業後、住宅メーカーや兵庫県西宮市役所勤務を経て2010年、みんなの党の兵庫六区支部長に就任。当時の関係者は「女性候補を探していた渡辺喜美代表が、白羽の矢を立てた。まだ右翼っぽい言動はなく、『渡辺代表に了解もらってますから〜』と突然やってきた」と語る。日本維新の会に鞍替えし、12年衆院選で初当選(比例復活)を果たすも、14年は落選。「落選中に右派界隈と付き合いを深め、雑誌への寄稿などで注目を集めるように」(政治部記者)。

 転機は17年。安倍晋三前首相に近いジャーナリストの櫻井よしこ氏が当時ネット番組で、「安倍さんが『杉田氏は素晴らしい』と言って」一本釣りしたと明かしている。事実、自民党の比例中国ブロックの名簿順位で優遇され当選。これまで杉田氏が問題を起こしても批判が少なかったのは“安倍一強”だったからだ。

「早く派閥から出ていけ」収まらない党内の怒り
 ただ、安倍退陣後の今では党内の怒りが収まらない。某ベテラン議員は「なんだ、あのすいみゃくってバカは」と呆れ、杉田氏と同じ細田派の党幹部は「注目されて喜んでいるんだろうが、迷惑千万。早く派閥から出ていけ」と怒り心頭。「それでも安倍氏は杉田氏が派に残れるよう庇っている」(前出・記者)という。

 今年1月、国民民主党の玉木雄一郎代表が衆院の代表質問で、名字が変わることを理由に結婚しないカップルの事例を挙げ、選択的夫婦別姓導入を求めた際のこと。杉田氏は「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばした。だが、説明を求める記者団からは逃げまくり、「囲まれた際には電話がかかってきたふりをしていた」(政治部デスク)。

 だがその後、出くわした玉木氏が「あんなことを言ったら駄目だよ」と諭すと「玉木さんがひどいことを言うからですよ。仕方ない」とヤジをあっさり認めた。「女性はいくらでも嘘をつける」と言ったのは、「私がいくらでも嘘をつける」からだったようだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月15日号

5392名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/32f4839db12ec5c558035bf7f8ca81c26271dc1e
「政教分離攻撃」から無節操な大豹変「菅首相」と「創価学会」太い絆
10/12(月) 6:07配信

 自民・公明両党の圧倒的支持によって国会で第99代総理大臣の指名を受け、9月16日に自公連立政権を発足した菅義偉首相は早々に27日、公明党の第13回全国大会に駆けつけた。

 公明党は1964年の結党以来、一度も選挙を行うことなく委員長・代表を選出しており、今回の全国大会でも、山口那津男代表が無投票で7選を果たしたが、その山口代表と菅首相は壇上でガッチリと握手してみせた。

 その上で菅首相は挨拶の中で、

「安倍政権7年8カ月、公明党には、安定的な政権運営に尽力をいただいた。日本経済の再生、外交安全保障の再構築、全世代型社会保障の実現といった大きな課題に成果を上げることができた」(『公明新聞』9月28日付)

 と謝意を述べた後、自らの政治の原点と公明党の政治姿勢は通底するとして、次のように公明党を礼賛、やんやの喝采を浴びた。

「私の政治の原点は、横浜市議選に出馬した時、一人でも多くの人に会って市政に対するアンケートを行い、そこから私の考え方を申し上げたことだ。まさに、公明党の皆さんは『大衆とともに』という大きな政治理念の下、全国的なアンケート調査を行っている。重要な問題については、しっかり(国民の声を)吸い上げて、私ども政府に何回となく要請をいただいた。私は、友党・公明党の皆さんの政治に心から拍手を送る者の一人だ」(同)

 自公連立政権の首班として、公明党の全国大会で喝采を浴びた菅首相は、自民党国会議員の中で、もっとも太いパイプを公明党の母体である創価学会と結んでいる政治家として知られている。

 しかし、実はかつては創価学会を、自民党議員の中でもっとも激しく批判・攻撃した政治家の1人であることは、案外知られていない。

5393名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:20
>>5392

「人間の仮面をかぶった狼」
 先の挨拶にもあるとおり、菅首相は横浜市議から1996年の第41回衆議院総選挙で国政に進出した。

 この衆院選は小選挙区での初めての総選挙であり、神奈川2区から出馬した菅氏の直接の相手は、新進党現職(当時)の上田晃弘候補だった。周知のように新進党は当時、細川護熙・羽田孜両政権を誕生させた小沢一郎氏と、創価学会・公明党を中心とする非自民勢力が、政権奪還を目指して組織した自民党と拮抗する最大の政敵だった。

 それだけに、同年初頭の党大会で自民党は、

「いま、わが国の政治にとって最も憂うべきは、宗教団体・創価学会が新進党という政党の皮をかぶって国民を欺き、政治の権力を握ろうと画策していることである」

 との運動方針を採択。その上で、菅氏が初挑戦したこの衆院選を、「これと戦うのが今度の総選挙」と位置付け、「創価学会に日本を支配させるな」との熾烈な反創価学会キャンペーンを展開するなど、政権奪取を賭けての自民党と創価学会・新進党の、まさに血で血を洗う決選が「96年衆院選」だったのである。

 しかも菅氏の相手である上田氏は、創価学会の青年部幹部などを歴任した創価学会プロパーで、前回衆院選で中選挙区の旧神奈川4区で当選した公明党の現職代議士だった。それだけに、神奈川2区での選挙戦は激しいものとなった。

 当時、自民党は機関紙『自由新報』(改称して現『自由民主』)に、「新進党=創価学会ウォッチング」と題する連載を続けていたが、1996年11月5日付『自由新報』掲載の同連載第41回に、元毎日新聞記者で創価学会ウォッチャーとして知られた内藤国夫氏が、

「創価学会、恐るるに足らず 『政教一致』裏付けた異常な選挙妨害と戦う」

 と題して神奈川2区での熾烈な選挙戦の様子を書いている。

 それによると菅氏は、「自民党公認ながら、当選が至難視された新人候補」だったが、「選挙期間中、党本部がハラハラするほど激しい創価学会批判演説をやってのけた」結果、上田陣営から「政教一致の激しい選挙妨害」を受けたが、見事、当選を勝ち得たというのである。

 当時を知る地元の自民党関係者によると、菅陣営は創価学会批判のみならず、池田大作創価学会名誉会長を「人間の仮面をかぶった狼」と非難するビラまで配布するなど、創価学会における最大のタブーである池田批判にまで踏み込んで、徹底的に政教一致批判を展開したのだという。

 その結果、「当選が至難視されていた」菅氏は、4554票差という僅差で辛勝するのだが、前出の連載で内藤氏は、当選候補らしからぬ憔悴した菅氏の姿をこう描いている。

〈予定より大幅に遅れて到着した菅氏は、盛大な拍手に迎えられ、両手を高く挙げて、勝利のポーズをとりはした。しかし、どんでん返しの勝利(なにしろ相手は創価学会が連日一万人前後の全国動員をかけ全面支援した学会出身で新進党現職の上田晃弘氏である。菅氏の勝ち目は、ほとんどゼロからのスタートだった)の感激で、笑いがこぼれて当然なのに、菅“新代議士”の表情に何故か緊張し、悲壮感さえ漂わせているように感じられた〉

 そして内藤氏は、その場での菅氏の当選御礼の挨拶をこう紹介。

〈『私は選挙期間中、政教分離の大切さをずっと訴え続け、創価学会という巨大組織と真っ向から戦った。私の学会批判選挙に対する妨害があまりにも激しく、政党同士の戦いとは思えなかった。戦った相手は宗教団体だと私は思っている。こういう(筆者注・異常で神経の疲れる)選挙はもう二度としたくない』〉

 これを受けて内藤氏は、こう評した。

〈こういうすさまじい体験をしたのは、菅氏一人にとどまらない。創価学会員を中心とする新進党公認候補と自民党とが鎬を削って戦った全国三十四の小選挙区では、どこでも「もう二度としたくない」不快事例をたっぷり味わわせられたのである〉

 このように、血で血を洗う熾烈な選挙戦を争った自民党は、これ以後、創価学会のスキャンダルを利用しての懐柔と恫喝を駆使して創価学会の抱き込みに動いた。

 そして創価学会もまた、1990年から92年にかけて実施された国税庁の税務調査の対応にあたった矢野絢也元公明党委員長が著書『乱脈経理』で、

〈国税調査が一段落したとき、池田名誉会長は『やはり政権に入らないと駄目だ』と述懐した。(中略)そもそも連立政権誕生の動機が、税務調査逃れと国税交渉のトラウマであったことを確認しておく必要がある〉

 と指摘しているように、組織防衛の思惑から自民党との連携に動き、ついに1999年10月、小渕恵三首相を首班とする自民党、自由党(当時)、公明党による「自自公連立政権」を成立させたのである。

5394名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:40
>>5393

誰よりも知る「創価学会票の有難味」
 激しい創価学会・池田批判を展開した菅氏も、その後、自民党本部と軌を一にするように変節して創価学会に接近していった。

 実際、自身2度目の選挙となる2000年6月の衆院選では、創価学会に選挙協力を依頼している。その当時の菅氏の模様を、菅氏の元公設第一秘書の渋谷健・現横浜市議は、ノンフィクション作家森功氏の著作『総理の影 菅義偉の正体』において次のように語っている。

〈いまほどじゃないですけど、二回目の選挙のときには、手のひらを返したように、自民党本部が創価学会と手をくんだわけです。で、学会から一度挨拶に来いって言われ、菅さんと二人で、山下公園のところにある創価学会の(神奈川県)本部へ行きました。会ったのは地域のトップの方ですけど、「菅さん、あなたこないだの選挙で、池田大作先生のことを何て言った? あんなに批判しておいて気持ちは変わったのか」と一時間ほど、ねちねちと延々とやられました。いやあ、すごかったです〉

〈さすがの菅さんも一生懸命言い訳をしていました。それから選挙のたびに毎回向こうへ挨拶に行くようになりました。逆に菅さんが県連会長のときなどは、神奈川県で唯一、公明党が公認を出している六区の上田勇さんを、自民党の神奈川県連として徹底的に支援しました。大変感謝され、そのあとからとくにいいムードになった。三回目、四回目、五回目ぐらいになると、雰囲気ががらりと変わりました。『おい渋谷、最初はほんとに怖かったな』と菅さんも笑っていました。初当選のときといまとは隔世の感があります。菅さん自身、いまや学会に相当なパイプを持っていますからね〉

 ここで渋谷氏が語っているように、菅氏は、選挙協力を通じて創価学会とのパイプを繋ぎ、それを太いものとしていった。

 その背景には、現在までに小選挙区で8連勝中ではあるものの、4554票差だった初挑戦の1996年選挙はさておき、創価学会に“詫び”を入れて選挙協力を頼んだ2000年選挙では次点の民主党候補に2526票差、そして2009年選挙では同じく548票差と、2回も薄氷を踏む選挙を経験したことがある。つまり、創価学会の支援がなければ落選していた可能性が高く、創価学会票の有難味を誰よりも身に染みて感じているのだ。

 同時に、創価学会とのパイプを太くし、創価学会票を差配する立場になれば、自民党内での存在感と影響力は嫌でも増す。

 自民党神奈川県連会長になってから、さらには官房長官になって以後、菅氏が、創価学会にあって次期会長候補といわれる谷川佳樹主任副会長の腹心で、創価学会の選挙実務を仕切っている佐藤浩副会長との関係を強化し、いまや昵懇の間柄となったのは、マキャベリストとされる菅氏の政治的野心の発露だったといって過言ではなかろう。

5395名無しさん:2020/10/13(火) 01:28:58
>>5394

日本国政府と創価学会のダイレクトな関係
 菅首相と佐藤副会長の濃密な関係は、各種の選挙や政策決定などの重要な政治的局面でさまざまな影響力を発揮している。

 その実例を2つ挙げておこう。

 1つは、政策決定の場面で、2019年の消費税増税に際し、与党税制調査会で合意していた財務省主導の還付案を「菅―佐藤ライン」でちゃぶ台返しして、創価学会が望む軽減税率を導入した事実である。

 そしてもう1つ、選挙では、いまや一大金権選挙として司直の手が入っている昨年の参院選広島選挙区で、新人の河井案里候補が、自民党岸田派の重鎮である溝手顕正候補を追い落として当選できたのも、創価学会の全面支援によるものであったことを指摘すれば十分だろう。

 当初、広島県の創価学会と公明党は、河井夫妻の評判が悪いことから、河井候補支援を渋っていた。ところが、苦戦する河井候補への支援を官房長官だった菅氏に依頼された佐藤副会長自らが広島入りし、河井候補支援は苦戦している兵庫選挙区とのバーターだと地元組織を説得。公示2日後には、原田稔創価学会会長も広島入りし、河井候補支持で組織を引き締めたことから、安倍晋三首相(当時)と犬猿の仲といわれていた溝手候補の落選と、菅氏の側近である河井克行代議士の妻である案里候補の当選が実現した。

 その間、菅官房長官は自民党候補への支援を差し置いて、公明党候補支援のために3度も兵庫を訪問し、それまで自民党を支持していた港湾関係団体を公明党支援に差し替えるなど、公明党候補の当選に尽力したのである。

「美しい日本を取り戻す」「戦後レジームからの脱却」を掲げ、改憲に突き進むなど、イデオロギー型政治家の安倍前首相と、平和と福祉を掲げる公明党・創価学会は、本来的には水と油の関係だった。また、安倍氏と山口代表は肌合いが合わず、安倍政権下の自民党と創価学会・公明党の関係は実は終始ギクシャクしており、その調整を図っていたのが菅―佐藤ラインだった。

 その結果、安倍政権での首相官邸と創価学会・公明党の関係は、公明党という緩衝材を抜きにしてのダイレクトな関係、すなわち日本国政府と、創価学会という宗教団体がダイレクトに握り合う異常な関係へと変質してしまい、それが今日の菅政権に至っているのである。

5396名無しさん:2020/10/13(火) 01:29:23
>>5395

巨額相続税の問題
 1996年衆院選に際して、「創価学会による日本支配を許すな」として「政教分離」を声高に訴えていたにもかかわらず、創価学会と濃密どころかダイレクトに握り合う関係を構築して総理大臣の座へ駆け上った菅氏。

 そのあまりに無節操な豹変ぶりには驚くしかないが、ダイレクトに握り合える菅氏が自公連立政権の首班に就任したことは、今年11月18日に創立90周年の節目を迎える創価学会にとっては、極めて好都合である。

 というのも、齢92の池田名誉会長は、満10年にわたって大衆の前に姿を見せず、体調悪化が懸念されている。仮に池田名誉会長が鬼籍に入れば、巨額にのぼるとみられる相続税の問題が発生し、1990年から3年間にわたった国税調査で積み残された諸問題が再燃する可能性が高い。しかし、気心の知れた菅氏が首相である限り、税務調査の心配はない。

 一方、菅首相にすれば、遅くとも来年秋までには実施することになる解散総選挙を勝ち抜くために、創価学会票は欠かせない。多くの自民党議員の当落を左右する“生命維持装置”ともいわれる創価学会票を自家薬籠中のものとしておくことは、自らの権力基盤を固める上でも必要不可欠である。

 政治的野心と組織防衛の思惑で繋がり、握り合った菅首相と創価学会の基盤の上に成り立つ自公連立政権。それが、偽らざる日本の政権の一断面なのだ。

フォーサイト編集部

5397名無しさん:2020/10/13(火) 09:02:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/2149fcddce2b953d9632055294f7af861e61c7b2
菅首相と自民府連にずれ 立憲は維新の伸長警戒 大阪都構想
10/13(火) 7:07配信

 「大阪都構想」の是非を問う住民投票が12日告示され、静観を決め込む菅義偉首相と、同構想に反対する自民党大阪府連のずれが際立ってきた。

 府連は否決に追い込んで構想を推進する日本維新の会に打撃を加えたい考えだが、首相や自民党本部には国会運営などで維新と引き続き連携したい思惑がある。一方、立憲民主党や共産党は、維新の勢力伸長を強く警戒している。

 「都構想に反対の立場で行動させていただく」。大阪府連会長の大塚高司衆院議員は8日、官邸に首相を訪ね、府連の方針を伝達。首相は賛否に言及せず、「頑張ってください」と述べただけだった。

 首相は安倍政権時代から維新の「改革姿勢」を高く評価し、同党を旗揚げした橋下徹氏や党代表の松井一郎大阪市長と気脈を通じてきた。官房長官として旗を振ったカジノを中核とする統合型リゾート(IR)実施法成立の際、維新が賛成。安倍政権は憲法改正への協力に期待もあり、2025年国際博覧会の大阪誘致を後押しした。

 一方、府連は維新と激しく争う次期衆院選をにらみ、同党の勢力拡大の芽を摘んでおきたいところ。17年衆院選の大阪府内全19選挙区の勝敗は自民10勝、維新3勝。だが、自民は議席を得た7選挙区で次点の維新に1万票差以内に迫られており、党関係者は「全敗もあり得る」とみる。府連関係者も、都構想が可決されれば「衆院選への影響は避けられない」と危機感をあらわにした。

 府連は都構想への反対運動を展開しようと経費の支援を党本部に求めたが拒否された。党幹部は「党本部はノータッチだ」と宣言。ある閣僚は「首相は維新との関係を大事にしたいから可決を願っている」と明かした。政権にとって野党の一枚岩を阻む維新は都合の良い存在と言え、今後も首相の態度は変わりそうにない。

 ◇維新に屈した公明
 公明党は15年の住民投票では反対したが、衆院選でのすみ分け解消をちらつかせた維新の圧力に屈する形で賛成に転じた。公明関係者は「民意は維新にある。衆院選を考えれば協力するしかない」と諦め顔だ。

 維新は衆院選での全国進出をにらみ、住民投票での勝利を起爆剤にしたい考えだ。12日は松井氏と吉村洋文大阪府知事がそろって街頭に立ち、府選出の国会議員も総出で支持を訴えた。党幹部は「勝てば大きく勢いがつく」と鼻息が荒い。

 立憲と共産は、都構想を断念に追い込む構え。立憲の辻元清美副代表は12日、大阪市内で「『絵に描いた餅を食べたら毒まんじゅうだった』というのが都構想だ」と訴え、共産の小池晃書記局長も同日の記者会見で「政権補完勢力の維新に痛打を与える」と敵意をむき出しにした。

 国民民主党は賛否を明確にしていない。前原誠司代表代行は維新との勉強会で賛成決議をまとめたが、関係者は「立憲といさかいを生む必要はない」と都構想への協力には否定的だ。

5398チバQ:2020/10/13(火) 10:50:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d489f2684bfc15cc8198cb9083e36e83889c526
大阪都構想めぐり「ねじれ」際立つ自民 背景に首相と維新の“蜜月”
10/13(火) 10:05配信




菅義偉首相
 住民投票が12日に告示された「大阪都構想」を巡り、国政の場では各党が複雑な動きを見せている。都構想を推進する日本維新の会との距離感が、政権運営や次期衆院選の行方に影響するとみているからだ。

「大阪都構想」の住民投票の告示文書を大阪市役所前に掲示する市職員

 維新の国会の議席数は現在、衆院10、参院16。大きな勢力とは言えないが、立憲民主など他の野党とは一線を画し、これまでも法案審議で成立の鍵を握る場面があった。新型コロナウイルス対策では、副代表を務める吉村洋文大阪府知事の独自策が全国的に注目され、支持率が上昇。住民投票で都構想が可決されれば、さらなる党勢拡大が見込まれる。1年以内に行われる衆院選では、小選挙区で候補者の積極的な擁立を目指す構えを見せている。

 こうした中、中央と地元で「ねじれ」が際立つのが自民党だ。大阪府連は都構想に反対するが、菅義偉首相は9日の内閣記者会のインタビューで「地域の関係者の間で真摯(しんし)な議論が行われることを期待したい」と述べるにとどめ、賛否を明確にしなかった。官邸も「大阪の話だから」(政府高官)とそっけなく、党本部も「見守るしかない」(幹部)との姿勢だ。

 背景にあるのが、菅氏と維新の「蜜月」だ。両者は行政改革や二重行政の解消といった考え方が近く、菅氏は2008年の府知事選に維新を創設した橋下徹氏を担ぎ出し、12年には都構想の根拠法制定を自民の座長として推進した。25年大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)推進でも、維新代表の松井一郎大阪市長らと連携。菅内閣には万博の担当相を新設した。

 「菅氏は維新を政権の補完勢力として取り込みたいはずだ」。政府、与党の間では、こうした見方がもっぱらだ。憲法改正に執念を燃やした安倍晋三前首相は、改憲に前向きな維新との接近をちらつかせ、連立を組む公明党をたびたびけん制した。改憲への意欲が安倍氏ほどではない菅氏だが、政権が危機に陥った場合に維新とのパイプは強みになる。自民関係者は「『維新カード』を持っておきたいはずだ」と分析する。

 公明府本部は前回の反対から一転して賛成する。維新と近づき、現職のいる府内の衆院4選挙区で対抗馬を立てられないようにするためだ。協力関係にある自民の地元議員には不信感が募っており、「公明が候補者を出す選挙区に自民系を立てることもあり得る」(自民関係者)。公明の党本部は静観している。

 立憲民主は都構想に反対だが、枝野幸男代表は深入りを避ける。維新と支援候補が激突した7月の東京都知事選のように、正面衝突して票が流出するのを避ける狙いだ。維新と近い国民民主党は態度を明確にせず。共産、社民両党は中央、地元とも反対だ。 (郷達也、森井徹、川口安子)

5399名無しさん:2020/10/13(火) 18:14:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/57bb5638252cecca537170ff07d5485f3d5203e3
都構想「大阪の判断見守る」 自民・二階幹事長
10/13(火) 11:34配信

記者会見する自民党の二階俊博幹事長(右)。左は野田聖子幹事長代行=13日午前、東京・永田町の同党本部

 自民党の二階俊博幹事長は13日の記者会見で、大阪都構想の是非を問う住民投票(11月1日投開票)について、「大阪の皆さんがどういう判断をするのか慎重に見守りたい」と述べた。

 同党大阪府連は都構想に反対している。

 一方、公明党は2015年の住民投票では反対だったが、今回は賛成に転じた。同党の山口那津男代表は記者会見で「国政レベルの幅広い自公の協力関係、連立には直接の影響はない」と語った。

5400名無しさん:2020/10/13(火) 18:44:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec1cbcf03ecea1efba10c018fc4700c3294a2e37
林元文科相、衆院くら替え否定せず
10/8(木) 22:32配信

 自民党の林芳正元文部科学相(参院山口選挙区)は8日夜のBSフジ番組で、衆院山口3区へのくら替えについて「私自身は何かを言ったことはない」としつつ、「そういう声をいただいてきたのは事実だ。期待に応えられるよう精進を重ねていかないといけない」と含みを残した。 

最終更新:10/8(木) 22:37
時事通信

5401名無しさん:2020/10/13(火) 18:45:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b0a2e8d24fc3334cd10d0df172edcfd829b8bd9
「けんか師」菅首相が向き合う「誘惑」 解散という両刃の剣 最高権力者たちが残した「当たり前の教訓」
10/13(火) 7:00配信

9月に発足した菅義偉内閣が報道機関各社の世論調査で高い支持率を記録したことで、衆院の解散・総選挙の時期が政界の焦点の一つになっています。衆院議員の任期満了が来年10月に迫るなか、菅首相は「伝家の宝刀」をいつ抜くのでしょうか。歴代首相の決断をひもといてみました。(朝日新聞記者・磯部佳孝)

いまの選挙制度で「早期解散」は3回
解散権はすべての衆院議員の地位を一瞬にして失わせることができるだけに、人事権とともに、首相の権力の源です。「伝家の宝刀」である一方、選挙の結果次第では首相の退陣につながったり、与党の座から転落したりする「両刃の剣」でもあります。

いまの憲法下では、第1次吉田茂内閣から第4次安倍晋三内閣(第2次安倍政権)まで、24回の解散がありました。このうち、いまの選挙制度である小選挙区制となった1996年以降の8回の解散をみてみます。

     ◇

【内閣=発足日/発足直後の支持率/解散日】
・第1次橋本龍太郎内閣=1996年1月11日/61%/1996年9月27日 
・第1次森喜朗内閣=2000年4月5日/41%/2000年6月2日
・第1次小泉純一郎内閣=2001年4月26日/78%/2003年10月10日
・第2次小泉内閣=2003年11月19日/41%/2005年8月8日
・麻生太郎内閣=2008年9月24日/48%/2009年7月21日
・野田佳彦内閣=2011年9月2日/53%/2012年11月16日
・第2次安倍晋三内閣=2012年12月26日/59%/2014年11月21日
・第3次安倍内閣=2014年12月24日/42%/2017年9月28日

     ◇

内閣発足から1年以内に解散したのは橋本龍太郎、森喜朗、麻生太郎の3氏でした。その決断の結果は、三者三様です。

小渕恵三首相(当時)の急死にともなって緊急登板した森氏は、2000年4月の内閣発足から2カ月もたたないうちに解散を断行しました。この解散は、森氏を後継に決めた自民党実力者5人の会合に加わった旧小渕派の野中広務幹事長と青木幹雄官房長官が「小渕さんへの同情票が見込めるうちに」と考え、あらかじめ敷いていたレールでした。「日本は天皇を中心とする神の国」との森氏の発言への批判もあり、森内閣の支持率は発足直後の41%(不支持率26%)から、衆院選公示直前に19%(同59%)に急落。衆院選では38議席を失いました。その後も内閣支持率は低迷し、森内閣は短命に終わりました。

福田康夫氏の突然の退陣を受けて発足したのが麻生内閣です。「オタクの聖地」東京・秋葉原で人気だった麻生氏は約1年後に迫った衆院議員の任期満了を見据えて、「選挙の顔」として首相に担がれました。しかし麻生氏は「リーマン・ショック」への対応を優先して解散判断を先延ばしにした結果、解散は内閣発足から約10カ月後でした。麻生内閣の支持率は麻生氏の失言などの影響で発足直後の48%(不支持率36%)から、衆院選公示直前に19%(同65%)に下落。衆院選では181議席減という大敗を喫し、民主党政権の誕生を許しました。

森、麻生両氏と対照的だったのが、橋本氏でした。

5402名無しさん:2020/10/13(火) 18:45:39
>>5401

「実績」掲げて解散した橋本内閣
橋本内閣は、社民党の村山富市氏の辞任を受けて1996年1月にスタートしました。村山政権と同様、自民、社民(旧社会)、さきがけの三党連立による政権で、自民党にとっては1993年総選挙で下野して以来、2年半ぶりに手にした首相の座でした。発足直後の内閣支持率は61%(不支持率20%)と高い数字を記録しました。

橋本氏には、前内閣から引き継いだ「宿題」がありました。住宅金融専門会社(住専)の不良債権処理と、沖縄の米軍用地強制使用問題の2つです。内閣発足後の初めての通常国会は「住専国会」と呼ばれ、与野党が対立しましたが何とか切り抜けます。沖縄問題では、普天間飛行場の返還を引き出したり、橋本氏と大田昌秀沖縄県知事(当時)の対話によって県の協力をとりつけたりするなどして、解決の道筋をつけることにこぎつけました。

内閣が発足してから約8カ月後、橋本氏は臨時国会の初日に解散。「宿題」をやり遂げたことを「実績」に掲げて総選挙に打って出ます。解散直前の内閣支持率は48%(不支持率30%)。単独過半数には届かなかったものの、選挙前より28議席増やすことに成功しました。

実は、梶山静六官房長官(当時)は96年1月に官房長官に就任した直後、橋本氏に「今すぐ解散をやりたい」と進言していたそうです。実際は「宿題」の対応にあたったために解散に踏み切れず、梶山氏は解散直後の講演で「沖縄の方々の心を開くことができて初めて、橋本首相は(解散についての)フリーハンドを持つことができた」と明かしています。梶山氏の発言からは、高い内閣支持率の誘惑と解散判断の難しさがうかがえます。

「国民のために働く」菅首相の決断は
「党利党略」や首相の失言ばかりが目立ってしまい、掲げられるような内閣の「実績」がないと、解散をしても衆院選で勝てない――。橋本、森、麻生3氏の決断からは、当たり前とも言える、こんな教訓が得られそうです。

菅首相の自民党総裁としての任期は来年9月、さらに、いまの衆院議員の任期は同年10月までです。このため、菅首相が来秋までに解散を決断するのかが政界の注目の一つになっています。

菅内閣発足直後に行った朝日新聞の全国電話世論調査(9月16日〜17日調査)では、菅内閣の支持率は65%(不支持率13%)でした。調査方法が異なるので、単純な比較はできませんが、橋本内閣以降のスタート時の支持率としては、小泉純一郎内閣の78%(同8%)、鳩山由紀夫内閣の71%(同14%)に次いで3番目に高い水準です。

こうした高支持率とともに自民党内でにわかに高まったのが「早期解散」論です。自民党の下村博文政調会長は9月21日のBS番組で、高い内閣支持率を挙げ「自民党の若手はほぼ全員が早く選挙をやってもらいたい」と指摘。「(解散は)年内にあってもおかしくない」とも述べました。

一方、菅首相は「早期解散」に慎重な姿勢を強調しています。自らの内閣を「国民のために働く内閣」と称し、就任会見で「コロナの収束と経済の立て直し。まずこのことに全力を挙げて取り組む」などと述べています。菅首相にとって、安倍晋三前政権からの「宿題」は新型コロナ対応と言えそうです。

菅首相として初めての論戦の場となる臨時国会が10月26日に召集される予定です。会期は12月上旬までの見通し。臨時国会で菅首相は所信表明演説のほか、代表質問や予算委員会で各党との質疑に臨みます。こうした国会日程を踏まえて、解散時期について政府・与党内でささやかれるのは、(1)臨時国会終盤(2)1月召集の通常国会(3)総裁任期の満了間近――といった選択肢です。

はたして、菅首相は何を「実績」に掲げ、いつ「伝家の宝刀」を抜くのか。「けんか師」の異名もある菅首相の決断は――。まずは、臨時国会での菅首相に注目です。

5403チバQ:2020/10/13(火) 21:43:59
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNBF5T4CNBFUTFK00T.html
「成長戦略会議」議員にアトキンソン氏 首相のブレーン
2020/10/13 21:30朝日新聞

「成長戦略会議」議員にアトキンソン氏 首相のブレーン

デービッド・アトキンソンさん

(朝日新聞)

 政府は新たに設置する「成長戦略会議」の議員に、小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長(55)を起用する方針を固めた。観光や経済政策を中心に菅義偉首相に助言をしてきたブレーンの一人。首相の路線を会議での議論に反映させる狙いがある。

 アトキンソン氏は英国出身で、元外資系証券アナリスト。小西美術工藝社は文化財の修復などを手がけており、同氏には「新・観光立国論」「新・生産性立国論」などの著書がある。

 起用は首相の意向によるもので、政権幹部は「インバウンド(訪日外国人客)の増加政策など、アトキンソン氏の主張は当たっている。首相も信頼している」と解説する。

 例えば、首相が昨年末、官房長官時代に打ち出した「日本各地に世界レベルのホテルを約50カ所新設」とのアイデアは、アトキンソン氏の進言によるものだった。首相の持論である最低賃金の引き上げや、中小企業の合併による国際競争力の強化なども同氏の提言と一致する。首相は周囲に「彼の考えは私の考えにとても似ている」と話す。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201013k0000m010239000c.html
内閣官房参与に高橋洋一氏ら6人任命
2020/10/13 19:58毎日新聞

内閣官房参与に高橋洋一氏ら6人任命

高橋洋一・嘉悦大教授=東京都小平市で、武市公孝撮影

(毎日新聞)

 政府は13日、元財務官僚で嘉悦大教授の高橋洋一氏ら6人を、同日付で内閣官房参与に任命したと発表した。高橋氏は菅義偉首相やその経済ブレーンの竹中平蔵パソナグループ会長と近く、財務省に批判的な立場でも知られる。大規模な財政出動の必要性とともに増税不要論を一貫して主張しており、財政規律を重んじる財務省にとっては「逆風」となりそうだ。

 高橋氏は1980年、旧大蔵省(現財務省)入省。小泉純一郎内閣で総務相だった竹中氏の補佐官として郵政民営化などを推進した。2006年に内閣参事官に就き、当時総務相だった菅氏が創設を表明したふるさと納税の制度作りに携わった後、08年に退官した。リーマン・ショック後の09年には、自民党選挙対策副委員長だった菅氏が設立した「政府紙幣・無利子国債の発行を検討する議員連盟」の初会合で講演するなど、菅首相とは浅からぬ縁がある。

 財政再建には増税よりもムダな歳出カットが優先との考えから、古巣の財務省を「埋蔵金を隠している」などと徹底的に糾弾する姿勢でも有名だ。第2次安倍政権が進めた大規模な金融緩和や機動的な財政出動の理論的支柱となった「リフレ派」の学者の一人にも数えられている。古巣を顧みるどころか、対決姿勢を鮮明にするOBが政権中枢で首相の助言役を務めることに、財務省内では「困ったものだ……」(幹部)とため息も漏れる。

 内閣官房参与は首相に政策的助言を行う非常勤の国家公務員。高橋氏のほか、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーの岡部信彦・川崎市健康安全研究所長▽IT総合戦略本部員の村井純・慶応大教授▽大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミスト▽経団連の中村芳夫顧問▽キヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦研究主幹の各氏が任命された。【和田憲二】

5404名無しさん:2020/10/13(火) 22:53:35
https://mainichi.jp/articles/20200915/ddl/k38/010/351000c
自民総裁選 県連、菅氏に2票 得票トップ、期待の声 /愛媛
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月15日 地方版

 14日投開票された自民党総裁選は、菅義偉官房長官が石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長を大差で破って選出された。県内でも予備投票で菅氏がトップを獲得。安定した政権運営や経済対策へ期待の声があがる一方、加計学園問題など安倍政権が残した「負の遺産」への説明を改めて求める声も聞かれた。【中川祐一、木島諒子、遠藤龍、松倉展人】

 県連が実施した党員らによる予備投票は13日に県民文化会館で開票され、菅氏がトップで6522票を獲得。石破氏が4883票、岸田氏が870票と続き、県連に割り当てられた3票はドント方式で菅氏に2票、石破氏に1票が配分された。有権者数は1万9868人、投票率は61・89%だった。

 県内選出の国会議員事務所などによると、塩崎恭久衆院議員(愛媛1区)、山本順三参院議員(愛媛選挙区)は菅氏に投票したという。村上誠一郎衆院議員(愛媛2区)は石破氏の推薦人に名を連ねたが、投票先は明らかにしなかった。病気療養中の山本公一衆院議員(同4区)は岸田氏に投票する方針だったが棄権した。新型コロナウイルスへの感染防止のため不在者投票も断念したという。

5405名無しさん:2020/10/14(水) 01:00:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfbb67e66053371b89684c1f7c122e3a37ee315
自民・岸田氏「大きな固まり結集したい」 大宏池会以外の枠組みにも言及
10/14(水) 0:36配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は13日夜、BS日テレ番組に出演し、池田勇人元首相が創設した宏池会(現岸田派)の流れをくむ勢力による「大宏池会構想」について「政治の大きな固まりの結集をやっていきたいということは強く思っている」と語った。

 岸田氏は「派閥を大きくしようと捉えられているのかもしれないが、同じ派閥でなくても協力することはできる」と派閥の合流などにはこだわらない意向も表明。また、「宏池会の枠組みのみならず、他の枠組みもある」と語り、細田派(清和政策研究会)や竹下派(平成研究会)などとの連携への期待感も示した。

 岸田派の林芳正参院議員の衆院山口3区へのくら替えが取り沙汰され、同区が地盤の河村健夫元官房長官が所属する二階派(志帥会)が反発を強めていることには「(二階俊博幹事長と話し合うのは)当然だ。派閥単位はもちろんだが、地元や党本部でも議論していかなければならない」と話した。

5406名無しさん:2020/10/14(水) 09:20:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d5f1217826e1d8fa1ef2f418ecffa408a64cc6c
岸田氏の大宏池会構想、支持広がらぬ深刻事情
10/14(水) 5:31配信

 自民党総裁選で菅義偉首相に惨敗し、7年8カ月ぶりの無役に追いやられた岸田文雄前政調会長が突然、「大宏池会」構想を打ち上げた。

 岸田氏が率いる宏池会(岸田派)と、その流れをくむ麻生派や谷垣グループが合流し、2021年秋の総裁選再挑戦に向けて党内基盤を拡大するのが狙いだ。

 ただ、総裁選からわずか3週間での構想表明に、麻生派や谷垣グループは当惑を隠さず、岸田派内でも不満が表面化している。岸田派前会長の古賀誠元幹事長の名誉会長退任問題への反発から、古賀氏の側近グループは派閥離脱の動きを見せている。

 麻生派からは「自分の派閥もまとめられないのに、他派の力を借りようとするのは虫が良すぎる」(幹部)との声が噴出。総裁選で対応が割れた谷垣グループでも「グループの分裂が加速するだけ」(同)と懐疑的な声が多い。自民党内では岸田氏が目指す次期総裁選前の合流実現は「極めて困難」(自民長老)との見方が広がっている。

■麻生派、谷垣グループとの合流を提案

 岸田派(宏池会、47人)は5日、都内のホテルで政治資金パーティーを開催した。主催者としてあいさつした岸田氏は「宏池会の大きな塊を実現できるように先頭に立って汗をかく」と発言。次期総裁選に向けて宏池会から分派した麻生派(志公会、56人)と谷垣グループ(有隣会、他派掛け持ちも含め20人余)と合流する「大宏池会構想」の実現をめざす考えを表明した。

 パーティーには、麻生派や谷垣グループの幹部らも出席。岸田氏は「宏池会は過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた。しかし、『分断から協調へ』の重要性を訴えている以上、宏池会こそが身をもってそれを実践していかなければならない」と合流の必要性を訴えた。

 このあと岸田氏は8日、自らが呼び掛けた谷垣グループ幹部らとの会食で、「宏池会は間違いなく変わる」と吹っ切れた表情で熱弁をふるった。岸田氏は今後、麻生派も含めた合流工作を積極的に進める構えだ。

 今回の動きで他派閥幹部を驚かせたのは、「岸田氏が古賀氏を排除する動きに出た」(麻生派幹部)ことだ。2012年の衆院選不出馬を機に宏池会会長の座を岸田氏に禅譲した古賀氏だが、その後も、資金面で派閥運営を支援するなど、「宏池会のドン」(岸田派幹部)としての存在感を誇示してきた。

 古賀氏は毎年開催される岸田派パーティーでも必ずあいさつに立ち、乾杯の音頭を取るのがしきたりだった。しかし、5日のパーティーには出席せず、事前に名誉会長を退任する意向を岸田氏に伝えていたとされる。

■4年前にも浮上した「大宏池会」構想

 古賀氏は同じ福岡県を選挙区とする麻生氏とは「犬猿の仲」として知られ、「岸田氏の将来を考えてあえて身を引いた」(古賀氏側近)とされる。もちろん、岸田派内には古賀氏に近いメンバーが一定数存在するため、「派分裂の可能性」もあるが、「派閥を抜ける議員はせいぜい2〜3人」(岸田派幹部)との読みもある。だからこそ、岸田氏は「古賀氏と決別しても致命傷にはならない」(同)と判断したとみられている。

 ただ、肝心の麻生派の反応は冷たい。同派幹部は「当面、菅首相を支えることで主流派の一角を占めるのが基本戦略」と語り、大宏池会構想についても「麻生派には総裁候補として河野太郎行政改革担当相がいる」と突き放す。

 また、今回の総裁選で自主投票となった谷垣グループの幹部も「合流は選択肢の一つだが、麻生派と対立する議員も多く、無理に進めればこちらも分裂する」と首をかしげる。

 そもそも、この大宏池会構想は4年前に浮上したが、立ち消えになった経緯がある。2017年の自民総裁選に先立つ2016年秋、麻生太郎副総理・財務相が側近を通じて密かに岸田氏に派閥の合流を持ち掛け、岸田氏も前向きに検討したとされる。両派が合流すれば、現在の最大派閥の細田派(清和会、98人)と肩を並べる巨大派閥となるからだ。

 その際、合流後は麻生・岸田派(宏池会)として麻生氏が会長、岸田氏が総裁候補となり2頭立てで派の運営に当たるとの具体案も示されたとされる。ただ、麻生氏は「合流するためには古賀氏と手を切るのが条件」と迫り、岸田氏の周辺に「それは難しい」との声が多かったことから、合流構想は幻に終わったとみられている。

 相次いで中央政界にデビューして宏池会に所属した麻生、古賀両氏は長年のライバル関係にあり、「互いに口も利かない険悪な関係」(麻生氏側近)だったことが背景にある。

 2019年4月の福岡県知事選でも、麻生氏が現職の小川洋知事の追い落としを狙って自らの側近を強引に自民党推薦候補として擁立。しかし、古賀氏は二階俊博幹事長や菅義偉官房長官(当時)らと手を組み、麻生氏の擁立候補を惨敗させた経緯もある。

5407名無しさん:2020/10/14(水) 09:20:34
>>5406

■共通の敵は石破氏

 今回の総裁選でも、最終段階で麻生氏に協力要請した岸田氏に対し、麻生氏は「古賀氏が(岸田派に)いる限り、協力できない」とはねつけたという。結果的に総裁選で惨敗した岸田氏は、「このままでは総裁選で勝てる見込みもない」と判断し、5日の派閥パーティーに先立って密かに古賀氏と会い、名誉会長退任を懇請して古賀氏も受け入れたとされる。

 安倍晋三前首相は今春までは岸田氏を後継者に考えていた。麻生氏も「岸田後継」に理解を示していたが、岸田氏の後見人を自任する古賀氏の存在が大きな障害となっていた。

 強固な盟友関係を維持してきた安倍、麻生両氏にとって今回の総裁選での共通の敵は、両氏と敵対し続けてきた石破茂元幹事長だった。安倍、麻生両氏の最大の目標は「石破つぶし」となり、そのためには「アピール力が弱く、国民的人気もなかった岸田氏では石破氏に負けかねない」(細田派幹部)との判断から、二階氏の後押しを受けて急浮上した菅氏に相乗りしたのが実態とされる。

 ただ、安倍前政権でも麻生氏と菅氏は折り合いが悪く、政局運営などで対立することも多かった。このため、麻生氏は「とりあえず2021年秋までのショートリリーフ」と考えて菅氏を推したとされる。しかし、予想以上に高い内閣支持率と、二階氏と組んでのしたたかな菅流人事で、内閣での麻生氏の存在感が低下し、「(麻生氏の)不満がたまっている」(麻生氏側近)とされる。

 岸田氏はそこに着目。古賀氏と決別して麻生氏に再接近することで、菅・二階連合に不満を持つ細田派も巻き込んでの「反菅・二階連合」を形成すれば、「次期総裁選での菅降ろしも可能」(岸田派幹部)と踏んだとみられている。

 ただ、副総理にとどまることで政権への影響力を維持する麻生氏にとって、国民の高い支持を得ている菅氏の追い落としに失敗すれば、自らの政治生命にも関わる。9月に80歳となり、「次の選挙が最後」(周辺)とみられる麻生氏にとって、「菅政権で一定の影響力が行使できれば、冒険する必要はない」(同)のが本音だろう。

■「二階派ファースト」に反発

 おりしも、岸田派幹部で2012年の総裁選に立候補した経験もある林芳正参院議員(元文科相)が衆院山口3区に出馬する構えを見せている。同区で当選してきた河村建夫元官房長官は二階派最高幹部であり、二階氏も激怒。岸田派パーティー前日の4日に多数の二階派幹部を引き連れて現地入りし、「売られたケンカは買う」と物騒な表現で林氏を牽制した。

 ただ、二階氏は他の選挙区で現職に二階派の議員をぶつけるケースも多く、党内には「言っていることとやっていることが矛盾する。すべて二階派ファーストだ」(細田派幹部)との不満も渦巻く。このため、「次期衆院選前に大宏池会が実現すれば、林氏の出馬をめぐって麻生、二階両氏の全面戦争」(自民長老)にもなりかねない。

 ただ、麻生氏の盟友の安倍氏は「祖父の代から選挙区で対立してきた林家の後継者の鞍替えは絶対認めない立場」(側近)とされ、この点でも「麻生氏が林氏を支援する可能性はない」(麻生派幹部)とみられている。岸田氏にとって、側近の林氏への対応も大宏池会実現への難題となるのは必至だ。

 岸田氏は、その温和で誠実な人柄から「党内に敵がいない」とされる一方、「頼りがいのない、ただのいい人」と揶揄されてきた。その岸田氏が「初めて政治決断したのが今回の大宏池会構想」(岸田派幹部)だ。今後の展開は「岸田氏のリーダーとしての力量が問われる」(自民幹部)のは間違いなく、「腰砕けになれば、自滅の道に迷い込む可能性」(自民長老)も少なくない。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5408チバQ:2020/10/14(水) 14:14:47

河野大臣「冗談のようなクレーム」を試して驚く 「歴代の外務大臣は何をしてた」
10/14(水) 11:39配信
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河野太郎氏
 河野太郎行革大臣が14日、ツイッターを更新。「冗談のようなクレームがあったから試してみたら本当だった」として、在インドネシア日本大使館のメールシステムの返信をアップ。「歴代の外務大臣は何してたんだ。あっ、すみません」と思わず本音をツイートした。

 河野大臣は「冗談のようなクレームがあったから試してみたら本当だった」と切り出し、在インドネシア日本大使館領事部のメール返答のスクリーンショットをアップ。

 そこには「只今の時間、領事窓口の受付は行っておりません。大変恐れ入りますが、受付時間内に改めてメールを送信いただきますようお願いいたします」と記され、領事受付窓口時間は平日は午前8時30分から12時、午後1時30分から3時までとされている。ちなみに査証関連の問い合わせには対応できないとし、別の電話番号が記されている。

 河野大臣は「なんでだろう。歴代の外務大臣は何してたんだ。あっ、すみません」と思わず本音をつぶやき、電話ではなくメールに受付時間があることに驚きを示した。

 この投稿に「時間外にメール送れないなんて初めてみたw」「時間外だからもっぺんメールしろってすげえな」「電話なら分かるけど、メールの受付時間て…」の声や、「河野大臣のように、実際に試される大臣は素晴らしいと思います」との声も上がっていた。

 河野大臣は、大臣就任直後に行政改革の目安箱として自身のHPに「縦割り110番」を開設。さまざまなクレームや訴えを受け付けていた(14日現在は、意見の整理のため新規受付は一時停止)。

5409チバQ:2020/10/14(水) 20:40:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201014k0000m010123000c.html
菅カラー反映? 「成長戦略会議」議員に首相のブレーン、アトキンソン氏起用へ
2020/10/14 16:21毎日新聞

菅カラー反映? 「成長戦略会議」議員に首相のブレーン、アトキンソン氏起用へ

デービッド・アトキンソン氏=東京都千代田区で2019年11月26日、武市公孝撮影

(毎日新聞)

 政府は、新設する「成長戦略会議」の議員に小西美術工芸社社長のデービッド・アトキンソン氏(55)を起用する方針を固めた。菅義偉首相のブレーンの一人で、外国人観光客の誘致や中小企業施策などについて助言してきた。成長戦略に「菅カラー」を反映させる狙いがあるとみられる。

 アトキンソン氏は英国生まれ。米金融大手ゴールドマン・サックスの元証券アナリストで、2009年に国宝・重要文化財の補修を手がける小西美術工芸社に入り、11年に会長兼社長、14年から社長。

 アトキンソン氏は菅首相が官房長官時代に推進してきた最低賃金の引き上げが持論。中小企業の再編による競争力強化も主張しており、昨年、毎日新聞のインタビューで「後継ぎがおらず、廃業の危機にある中小企業も後継者を探すよりどこかの企業に吸収合併してもらったほうがいい」と述べていた。

 菅政権は、安倍前政権で成長戦略策定を担った未来投資会議を廃止し、新設する成長戦略会議に衣替えする方針。新たな成長戦略にアトキンソン氏が主張する中小企業施策などが反映される可能性がある。【山下貴史】

5410名無しさん:2020/10/15(木) 02:27:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b414918f77c52255c01a33cd1b11d863830494c
自民党役員の紅一点は「女性政策」嫌い?安倍氏とタッグで岸田氏いじりも…野田聖子氏の素顔と総理の夢
10/14(水) 17:31配信

当選同期会に見る野田聖子氏の素顔
菅政権の発足から約1ヵ月。各派閥のバランス型となった自民党の主要役員の中で、紅一点、存在感を発揮しているのが無派閥ながら要職に就いた野田聖子幹事長代行だ。

37歳で郵政大臣に抜擢されたほか、女性議員で初めて衆議院本会議の議事進行係を務めるなど、華々しい経歴を歩んできた一方、郵政民営化法案に反対し一時自民党からの離党を余儀なくされるなど、山あり谷ありの政治家人生を送ってきた野田氏。

初当選は1993年で、同期には安倍前首相や岸田前政調会長など、そうそうたるメンバーが名を連ねている。

そしてこのメンバーは定期的に「同期会」を催していて、全員が毎月お金を積み立てて開催している。明るい性格の野田氏は会場の店を決める「幹事」を任される中心的存在で、安倍前首相と共に物静かな岸田元外務大臣にツッコミを入れたりいじったりするなどして、会を盛り上げているという。

そして野田氏と言えば大の「酒豪」で知られる。かつては二軒目、三軒目は当たり前の「豪快さ」が持ち味だった。ただ、2011年に出産してからは、子どもとの時間を作るために夜会合も極力「一軒」にし、セーブしている。

「子どもの未来」を前面に掲げる一方「女性政策」の言葉は嫌い
野田氏はかなりの「子煩悩」で、議員会館の事務所に息子さんを連れているところをよく目撃するが、その時の表情はまさに「母親」そのものだ。ただ、連日仕事の日程がびっしり入っているため家事全般は旦那さんが行っていて、野田氏は政治活動に全力を注げるのは「家族やスタッフのおかげ」と感謝を口にしている。

そして、野田氏は自身のスローガンに「子供たちの未来を重視した政治」を掲げている。そこには「母親」として将来世代への責任を重く感じていることがうかがえる。こうした姿勢から「女性政策」に積極的だというイメージがもたれているが、ただし野田氏はこの「女性政策」という言葉自体は嫌いなのだ。

9月に行った外国特派員協会での記者会見でも「女性政策という言葉をなくさないといけない」と語っていた。自民党という男性議員9割の「超・男社会」の中で、男性から「女性はこうでしょ」と押しつけられてきた政策に疑問を感じるからだ。野田氏は、「女性活躍」も、男女が一緒に力を合わせる社会の実現であるべきだと考えている。

女性初の総理大臣へ「20人の壁」を乗り越えるチャンス活かせるか
その野田氏の最終目標は「総理大臣」だ。ただ総理になるための自民党総裁選出馬には、「推薦人20人」を集めるというハードルをクリアする必要がある。ところが野田氏は派閥に属さない「無派閥議員」であるため20人の推薦人を集めるのは容易ではない。頼みの女性議員も自民党ではおよそ1割しかいないため、これまでもたびたび出馬断念を余儀なくされてきた。

そうした中で今回、菅首相から「幹事長代行」という重要ポストに起用されたのは、支持してくれる仲間を増やすチャンスとも言える。野田氏は今、幹事長代行として積極的に情報発信に取り組んでいますが、「女性初の総理大臣」という夢に近づけるのかどうか、今後の動向に注目が集まる。

(フジテレビ政治部 門脇功樹)

門脇 功樹

5411名無しさん:2020/10/15(木) 02:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/3279f3cd58b3e545817fb1c81070863602f6241a
菅首相はせっかち 河野担当相
10/14(水) 17:04配信

 「首相はせっかち」。

 河野太郎規制改革担当相は14日のオンライン講演で、菅義偉首相をこう評した。首相肝煎りの規制改革をめぐり、短期間での報告を求められたことを指したものだ。

 河野氏は「(首相から)『あれ、どうなっている』と(聞かれるが)『いやいや、まだ1週間しかたっていません』みたいな。結構せっかちな首相だ」と説明。ただ、「大きな旗を振ってくれているので私の仕事はしやすい」とも語った。

5412名無しさん:2020/10/15(木) 02:30:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/35ca0e0f1b63a877c79b5e7319be1f2cabc9247e
二階俊博幹事長の後援企業が“和歌山カジノ”隣接地3000坪を買っていた
10/14(水) 16:01配信

 和歌山県が名乗りを上げているカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を巡って、同県選出の二階俊博自民党幹事長の40年来の後援企業が、周辺の山林約3000坪を買っていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 IRが誘致された場合の予定地となっているのが、和歌山市南部に位置する人工島、和歌山マリーナシティ。ここから橋を渡ってすぐの山林が当該土地で、車で約3分の距離にある。

 地元の不動産業者が解説する。

「この山林は、マリーナシティ開発のときに地元のディベロッパーも目をつけていたところです。夕焼けが美しく景観が綺麗なため業者としては手を付けたい場所ではあるのですが、開発許可が下りていないと聞いている。維持管理費や固定資産税のことを考えれば、坪単価1万円の約3000万円で買っても赤字になるので、なかなか買い手はつかないと思う。ただ、行政の開発許可が出るようなウルトラCがあれば、その価値は10倍にも跳ね上がるのではないか」

 目下、IR誘致を巡っては、横浜市、大阪府・市、長崎県らが名乗りを上げているが、二階幹事長の地元・和歌山県がここにきて有力とされている。和歌山県がIR誘致に成功すれば、当該土地の地価は跳ね上がる可能性がある。

 土地を取得しているのは、株式会社「和通」。社会福祉事業などを手掛ける和通グループの中核企業だ。3年前に亡くなった先代社長は、二階氏が和歌山県議時代から40年来の後援者であり、葬儀の際は二階氏自らが葬儀委員長を務めた。また、二階氏の政策秘書を務める長男は、和通グループ内の社会福祉法人の評議員を兼任しており、衆議院に兼業届けを提出している。

 和通グループとの関係や、土地取得の経緯について二階氏に尋ねると、書面で概ね以下のような回答があった。

「(和通所有の)土地については全く承知していない。(先代社長には)選挙の時に報道対応を長年にわたりご担当いただいた。長男は(和通グループの社会福祉法人の)当初は理事、その後、評議員(いずれも無報酬)です」

 先代の息子である和通の現社長に尋ねると、「先代が老人ホームを計画し、知人の不動産屋より(当該土地を)購入しました。市街化調整区域であるため、老人ホーム以外の用途の建物は建てられないと聞いています」と書面で回答した。

 IRを巡っては、二階派の秋元司衆院議員が逮捕されるなど、激しい誘致合戦が繰り広げられている。和歌山県IR事業者募集要項には、<来訪者をIR区域外に誘導するための仕組みを構築すること>とあり、和歌山県が誘致に成功した際には、周辺地域のためにどのような対応をとるのか、注目される。

 10月15日(木)発売の「週刊文春」では、カジノ予定地のもう一つの隣接地域を所有する関西電力と二階氏の関係、9月に田中角栄氏を抜いて幹事長在任最長記録を更新した二階氏の最近の言動や、IR誘致を巡る動きなどを、6ページにわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月22日号

5413名無しさん:2020/10/15(木) 03:06:52
https://www.asahi.com/articles/ASM5Y5G3LM5YUTFK00Z.html
自民石原派の資金パーティー 求心力低下、くすぶる不満
有料会員記事
永田大
2019年5月30日 2時28分

政治資金パーティーで、あいさつのため登壇する自民党の二階俊博幹事長(左)。右は石原伸晃氏=2019年5月29日午後、東京都港区、林敏行撮影


 自民党の石原伸晃・前経済再生相率いる石原派(近未来政治研究会、12人)の政治資金パーティーが29日、東京都内のホテルで開かれた。党内最小派閥で、最近は閣僚も出していないことから、石原氏の求心力低下がささやかれており、夏の参院選に向けて正念場を迎えている。

 石原派は、旧渡辺派から離脱して旗揚げした山崎拓・元副総裁の山崎派が前身。昨秋の党総裁選では安倍晋三首相を支持したが、表明が他派に出遅れ、存在感を発揮できなかった。

 パーティーに首相は外交日程のため欠席。あいさつに立った二階俊博幹事長は「行き着くところは、将来は石原さんをてっぺんまで押し上げようという気持ちでしょ? そこをはっきりしなきゃダメですね」と注文をつけた。

 石原派は、直近2回の内閣改造…

5414名無しさん:2020/10/15(木) 03:31:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/d008e4c7e3f6c58ac41aa96454f0c849f6c48844
首相動静(10月7日)
10/7(水) 7:25配信

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時事通信
 午前6時41分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同44分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時27分、官邸発。
 午前7時33分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内のレストラン「オーキッド」で秘書官と食事。
 午前8時13分、同ホテル発。
 午前8時19分、衆院第2議員会館着。
 午前8時23分から同33分まで、横浜商工会議所の上野孝会頭、川本守彦副会頭。同41分、同所発。
 午前8時43分、官邸着。
 午前9時から同34分まで、規制改革推進会議。
 午前10時18分から同26分まで、米国研究製薬工業協会のジョバンニ・カフォリオ会長のテレビ電話による表敬。同40分から同11時2分まで、坂井学官房副長官、北村滋国家安全保障局長、山田真貴子内閣広報官、和泉洋人首相補佐官、外務省の秋葉剛男事務次官、森健良外務審議官、小林賢一南部アジア部長、植野篤志国際協力局長。同3分から同8分まで、和泉首相補佐官。同9分から同21分まで、秋葉外務事務次官。
 午前11時22分から同30分まで、玉城デニー沖縄県知事。同33分から同39分まで、一宮なほみ人事院総裁から人事院勧告。同50分、官邸発。
 午前11時55分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の中国料理店「大観苑」で斉藤鉄夫公明党副代表と会食。
 午後0時54分、同ホテル発。同1時2分、官邸着。
 午後2時34分から同59分まで、棚橋泰文自民党行政改革推進本部長。同3時1分から同9分まで、松川正則沖縄県宜野湾市長。同4時11分から同31分まで、大久保好男日本民間放送連盟会長。
 午後4時36分、官邸発。
 午後4時42分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ着。同ホテル内の宴会場「鶴の間」で自民党二階派のパーティーに出席し、あいさつ。
 午後4時53分、同ホテル発。
 午後5時、官邸着。
 午後5時24分から同34分まで、室伏広治、鈴木大地新旧スポーツ庁長官。同35分から同47分まで、木原稔首相補佐官。
 午後6時2分から同18分まで、イタリアのコンテ首相と電話会談。
 午後6時38分、官邸発。同40分、衆院第2議員会館着。
 午後6時58分、同所発。
 午後7時10分、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモント着。同ホテル内の宴会場「悠久」でJR東日本グループの職域団体「東日本ときわ会」の会合に出席し、あいさつ。
 午後7時29分、同ホテル発。同45分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の中国料理店「桃花林」で柿崎明二首相補佐官と食事。
 午後8時57分、同ホテル発。
 午後9時4分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

https://news.yahoo.co.jp/articles/406218e0f8d00b6e25e59f6c23858abbb2383c3d
首相動静(10月5日)
10/5(月) 7:25配信

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時事通信
 午前6時44分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同47分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時25分、官邸発。
 午前7時33分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内のレストラン「オーキッド」で北尾吉孝SBIホールディングス社長と会食。
 午前8時39分、同ホテル発。
 午前8時46分、衆院第2議員会館着。
 午前8時57分、同所発。同59分、官邸着。
 午前9時43分から同58分まで、前田晃伸NHK会長。同59分から同10時28分まで、和泉洋人首相補佐官、経済産業省の安藤久佳事務次官、荒井勝喜総括審議官、資源エネルギー庁の保坂伸長官、飯田祐二次長。
 午前11時32分から同37分まで、高橋誠一全国賃貸管理ビジネス協会会長。同53分、官邸発。同56分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の中国料理店『星ケ岡』で秘書官と食事。
 午後0時45分、同ホテル発。同47分、衆院第2議員会館着。
 午後1時2分、同所発。同3分、官邸着。同51分から同2時4分まで、中曽根弘文自民党参院議員。
 午後2時53分から同3時8分まで、野田毅自民党衆院議員。
 午後3時12分から同18分まで、経産省主催の「TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)サミット2020」向けのビデオメッセージ収録。同4時8分から同10分まで、北村滋国家安全保障局長。同32分から同54分まで、フランスのマクロン大統領と電話会談。
 午後5時30分から同59分まで、内閣記者会加盟報道各社のグループインタビュー。
 午後6時30分、官邸発。
 午後6時32分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内の中国料理店『星ケ岡』で官邸職員と食事。
 午後7時56分、同ホテル発。同58分、衆院第2議員会館着。
 午後8時39分、同所発。
 午後8時46分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

5415名無しさん:2020/10/15(木) 03:34:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091700266&g=pol
首相動静(9月17日)
2020年09月17日22時07分

 午前6時38分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同42分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時22分、官邸発。同25分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」で選挙プランナーの三浦博史氏と会食。
 午前8時37分、同ホテル発。
 午前8時39分、官邸着。同40分、報道各社のインタビュー。
 午前10時4分、官邸発。
 午前10時13分、東京・三番町の宮内庁分庁舎着。就任の記帳。同19分、同所発。同26分、東京・元赤坂の赤坂御用地着。秋篠宮邸、三笠宮東邸、三笠宮邸、高円宮邸で就任の記帳。
 午前10時45分、同所発。同58分、東京・東の常陸宮邸着。就任の記帳。同11時2分、同所発。同11分、衆院第2議員会館着。同25分から同29分まで、自民党沖縄県議らから要請書受け取り。同30分、同所発。同31分、官邸着。
 午後0時37分、官邸発。同39分、国会着。同41分、院内大臣室へ。同51分、同室を出て、同52分、参院本会議場へ。
 午後1時1分から同6分まで、第202臨時国会開会式。同7分、参院本会議場を出て、同10分、国会発。同12分、官邸着。同42分から同48分まで、北村滋国家安全保障局長。同2時から同11分まで、木原稔首相補佐官。
 午後2時28分から同48分まで、森田健作千葉県知事。
 午後2時52分から同3時21分まで、河野太郎行政改革担当相。同22分から同43分まで、平井卓也デジタル改革担当相。
 午後3時44分から同4時4分まで、田村憲久厚生労働相。
 午後6時30分、官邸発。同32分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」で秘書官と食事。
 午後7時56分、同ホテル発。同57分、衆院第2議員会館着。同8時24分、同所発。同29分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。来客なし。

5416名無しさん:2020/10/15(木) 10:14:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/e76575f3ed74ae3399f76d11e7f15a2cf588cd15
「お前は何アゲだ? 何で俺だけ“たたき上げ”なんだ!」“最後の怪物幹事長”二階俊博がキレた瞬間
10/15(木) 6:01配信

 自民党幹事長の通算在職記録を更新中の二階俊博は寝業師、すなわち「政治技術の巧者」という報道のされ方をすることが多い。政策というと親中派であること、運輸や土地改良事業の族議員であることぐらいは知られるが、政治思想は意外と知られていない。メディアで多くを語る姿を見ない二階が今回、インタビューで「政治の原点」を語った。

二階俊博のスイッチが入った“ある質問”
 与えられた時間は30分間、限られた時間の中で、私は二階にいくつもの質問を矢継ぎ早にぶつけた。

 13年前の「ある場面」について私が訊ねた瞬間、二階のスイッチが入った。

――2007年12月25日、東京ホテルオークラの広間で開催された高速道路建設を決める「国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)」の最終盤でのことだ。テーマに地方の道路はなく、主題は東京外環自動車道だった。会議の2週間前、道路特定財源の一般財源化で政府・与党が合意し、2年前に道路公団が民営化して以来の高速道路の建設にブレーキをかけ、限られた財源を投資するなら東京などの大都市へ――という風潮が強まっていた。

 この時、二階は立ち上がって「今後の道路予算をどうするんだ。国土の均衡ある発展は死語になっているのか、生きているのか」と食ってかかり、議長の著名な学者が「貴重な意見として承らせていただく」と割り込もうとしても「そんな簡単なもんじゃない」と吠えた。

 普段、メディアもいる場で見せることのない意外な姿が、私の印象に残っていた。

 私がその13年前の発言の真意を問うと、二階は堰を切ったように語り始めた。

「我々は開発発展の遅れている地域の出身ですからね。それが政界へ進出する原点です。いかにも国土の均衡ある発展がなされてないではないかという、激しい怒りにも似た気持ちがありましたから」

これが本当に同じ国か?
 1939年(昭和14年)に和歌山県の御坊で木造船会社を起こした父と保健師の母の間に生まれた二階は、中央大学を卒業後、静岡県選出の衆院議員、遠藤三郎の秘書を11年にわたって務めた。1975年(昭和50年)から県議2期の後、1983年(昭和58年)に国政に進出する。

「怒りにも似た気持ち」は、二階が遠藤三郎の地元から、県議選に初出馬するため故郷の御坊市に戻る途中で目にした光景のことだ。

「国会議員の秘書という門前の小僧ではあるが、東京から名古屋まで、東名高速道路の建設の姿を見て、それから故郷に帰ったわけです。発展の息吹が感じられる地域があるのに、和歌山にはそのことを語る声さえなかった。これが本当に同じ国かというほどの思いがありました」

5417名無しさん:2020/10/15(木) 10:14:56
>>5416

「紀州一周高速道の実現」を掲げて
 東京と名古屋を結ぶ東名高速道路が全線開通したのが1969年。そのルートの先にある大阪で万博が開催される1年前のことだ。開通によって、東京、名古屋、大阪という三大都市の富の恩恵が、沿道の寒村の風景を変えていく。インターからの周辺には工場が張りつき、そこから市街地に向かう道路脇には土産物店やレストランができた。

「『東名高速道路が引かれている地域とそうでない地域と、国が違うのか』と、議会で県の部長に質問したよ。いささか厳しすぎることは承知の上で、認識を皆が持たなければいけないという気持ちがあったから。このままでは国土の均衡ある発展なんてしないではないか、と」

 その憤りが、二階の原点だという。県議、国政を通じて「紀州一周高速道の実現」を掲げて政治キャリアを歩むことになる。

 二階は今年、菅義偉内閣発足の立役者となった。インタビューで「門前の小僧」とは言ったが、自身のキャリアについて強烈な自負ものぞかせた。

「政治学の本筋をずっとやってきたんだ」
 独自の政局勘をどこで培ったか、と尋ねた時、ひときわ語気を強めて、こう言い放った。

「私は、大学を出た翌日から国会議員の秘書ですよ。11年間代議士の秘書をやって県議を8年やって、国政へチャレンジしてきた。その政治訓練の実績です。これは聞かれたから初めて言うが、そんなこと自分で誇るべきことでもなんでもない。でも、同じようなコースを歩んできた人を“秘書上がり”だとか、“たたき上げ”とか生意気なことを言うやつがいる。お前は何アゲだ。唐揚げとは言わんが、何で俺だけ“たたき上げ”なんだ。俺は、政治学の本筋をずっとやってきたんだ」

 こうしたことをふいに語ったのも、「国土の均衡ある発展」という死語として語られた政治の原点のことを質問したからだ。

二項対立ではつかめない政治家
 なぜそう問うたか。8月末の安倍晋三首相の退陣表明から2日で後継をめぐる政局を片付けた二階俊博という人物を描きたいと考えた私は、慌てて資料を集め、知人、地元有権者、仕えた官僚など次々と人に会って話を聞いた。

 取材を重ねても、なかなかその全体像をつかむことが難しく、そのために取材メモだけが山積みになった。

 調整型の政治家だが、05年の郵政選挙では当時の小泉純一郎首相の下、総務局長として切り回した二階は、反対し離党した者に刺客を送った。国幹会議での咆哮はその2年後。改革か反改革か――そうした二項対立で整理しようとすると、つかめない。どうしても聞きたかったのが「国土の均衡ある発展」というキイワードだった。

 最後に本人にインタビューをした上で、「 二階俊博『最後のキングメーカー』の研究 」として「文藝春秋」11月号に寄稿した(全文は「文藝春秋digital」にも掲載中)。取材した材料の9割は捨てざるをえなかったが、その資料を見直すうちにまた疑問が湧いてくる。それが二階俊博の面妖な特質とも言える。(文中敬称略)

広野 真嗣/文藝春秋 2020年11月号

5418名無しさん:2020/10/15(木) 12:47:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/18ad7661432ee93c3e96440090a1473a8d353fbf
元地下アイドルが自民党本部に就職し…「幹事長室」に抜擢!
10/15(木) 6:37配信

「あのコ、アイドルだったんだね。どうりでかわいいと思ったよ〜」
 頬を緩ませて、そう話すのは、ある自民党関係者だ。

“あのコ” とは、2019年1月に活動を終了したアイドルグループ「虹色fanふぁーれ」のメンバーだった、草なぎ真帆さん(24)だ。担当カラーはオランジュ(橙)、“まほたそ” の愛称で人気を集めていた。

 アイドル活動を終えた “まほたそ” が就職したのが、なんと自民党本部だったのだ。

「都内の私大を卒業した草なぎさんは、2019年4月に、新卒で自民党職員に。うちに “入社” して以来、総裁・幹事長室付の事務職員として働いています」(自民党若手職員)

 幹事長室といえば、二階俊博幹事長(81)が君臨する自民党の “センター” である。10月9日、自民党本部4階で、草なぎさんを見つけると、アイドル時代のロングヘアは、肩上のボブに。笑顔で役員付のSPと話していた(冒頭の写真)。

 ある自民党幹部は、「真面目でそつなく働くコ」と、草なぎさんの仕事ぶりを評価し、こう続ける。

「二階さんは、ふだんから職員に優しくて、気配りも細やか。でも、厳しいときは、ものすごく厳しい。草なぎさんは明るくて仕事もできるから、他部署から『うちに欲しい』と引きがあるくらいなんだよ。二階さんなら、手放さないだろう」

 だが、なぜ自民党職員に……。

「彼女の地元は、茂木(敏充)外相の栃木5区(足利市、佐野市など)で、すぐ上の代に、同じ栃木5区出身の職員がいる。でも、推薦があったかは、わからないね」(同前)

 10月9日、党本部に取材の電話を入れると、本人が応対した。

--誰かの推薦があった?

「いや〜、そういうわけではないです……」

--政治に興味があった?

「というわけでもないですね」

--就活で試験を受けて、職員になった?

「はい、そうです」

 かくして、魑魅魍魎が渦巻く永田町に、元アイドルが飛び込んだわけだ。アイドル時代はいじられキャラだったというが……負けるな、“まほたそ”!

(週刊FLASH 2020年10月27日号)

5419名無しさん:2020/10/15(木) 16:37:15
https://www.asahi.com/articles/ASNB96X27NB7UTFK01P.html
「裏かかれた」巡らぬ天命 暗中模索の石破氏に映るもの
有料会員記事 自民党総裁選2020
松山尚幹
2020年10月10日 19時00分

 天命はまためぐってこなかった。

 「石破茂 68票」。9月14日の自民党総裁選。石破茂元幹事長は、スクリーンに映し出された一番少ない自分の票数を、小さくうなずきながら見つめていた。

 会場から人がはけ始め、石破氏もホテルのエレベーターの方に向かった。

 1人の男が近づいてきた。石破派会長代行を務める山本有二元農林水産相だった。山本氏は、石破氏がよく講演でとりあげる猪瀬直樹氏の著作「昭和16年夏の敗戦」をあげて語気を強めた。

 「日本は負けると分かっていたのに戦いに突っ込んだ。それと同じではないか。この責任をどうとるんだ」

 山本氏は、傷口に塩を塗るようなものだと思ったが、あえて突きつけた。

 石破氏は、ただ黙って聞くしか…

https://www.asahi.com/articles/ASNBF34NNNBBUTFK010.html
石破氏本人が話す「石破外し」 半年前から党内で研究?
有料会員記事
聞き手・神田大介、松山尚幹
2020年10月14日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 石破茂氏に聞く、総裁選「敗戦の弁」
 7年8カ月ぶりの首相交代という割には、しらけたムードが流れていました。9月の自民党総裁選は、早々に主要派閥が菅義偉氏への支持で足並みをそろえ、結果もそのまま波乱なし。開始の笛が鳴る前に、試合は決まっていたと言えます。

 挑んだ石破茂、岸田文雄両氏の目算はどこで崩れたのか。舞台裏で何が起きていたのか。敗戦の弁を直接2人の口から語ってもらいました。

 今回は安倍晋三前首相のライバルと目されていた石破茂元幹事長。日ごろからそばで取材をしている番記者の政治部、松山尚幹記者にも同席してもらい、忖度(そんたく)なしで聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・負けるとわかってなぜ出馬?

・二階俊博幹事長は、怖い?

・石破氏を支持すると、党の公認がもらえない?

・天変地異でもなければ総裁にはなれないと認めてる?

・結局、次の総裁選も出るんですか?

     ◇

Q:敗色濃厚なのに、なぜ立候補したんですか。

A:ちゃんとしたルールの時に出ればいい、今回はやめときなと私のためを思って言ってくれる人もいっぱいいたんですよ。悩まないではなかったですね。

 だけど、自民党は国民政党なので色々な考え方がある。そこで議論がないのは自民党じゃないよねというのと、これだけ党員を増やそうと言っているのに、選挙もやらないよというのは。多様な意見を戦わせることは、自民党のある意味生命線みたいなところがあってね。そこに違う意見を持っている私が議論しないのは、自分らしくないよねということです。

「裏かかれた」巡らぬ天命 暗中模索の石破氏に映るもの
Q:安倍前首相が辞任を表明した翌日、機嫌が悪かったですね。

A:それはね、かなり前から、少…

5420名無しさん:2020/10/15(木) 16:38:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/30c5f50d1940f1c677bca8a1d0e5fa415a77f25a
石井亮次アナ 5万円の定額給付案に「セレモニー、パフォーマンスのようにも見える」
10/15(木) 16:11配信

 フリーの石井亮次アナウンサー(43)が15日、MCを務めるTBS系情報番組「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜」(月〜金曜後1・55)に出演。自民党の長島昭久衆院議員らが菅義偉首相に国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策を要望したことについて言及した。

 長島氏らの要望について、加藤勝信官房長官は15日の記者会見で「経済情勢や感染症の状況をしっかり見ながら、必要があれば臨機応変に対応していきたい」と述べた。

 石井アナは「これは、いわゆる決まっているっぽいことを俺たちが要望書を出して通りましたよ、まさにセレモニー、パフォーマンスのようにも見える。今回(要望書を)出した議員は二階派が中心だったりするっていうのは何か意味があるんですかね」と話した。これに元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫(63)は「分かりやすいですよね。二階さんがそういう政策を出して飲んでくれたよと、あるいは飲まないとどうなるか分かってるよね、来年の総裁選どうなるか分かってるよねって。そんなの私が解説しなくても分かるでしょ」と自らの見解を述べた。さらに石井アナが「二階さんは、俺が言って長島に行かしたんだぞ、ぐらいの感じですか?」と聞くと、東国原は「そうでしょうね」とうなずいていた。

5421チバQ:2020/10/15(木) 19:42:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-201015X512.html
自民・岸田派が新体制発表
2020/10/15 19:04時事通信

 自民党岸田派は15日、派閥の新体制を決めた。根本匠事務総長の下に事務総長代行ポストを新設し、三ツ矢憲生政調会長代理を起用。事務局長には木原誠二前政調副会長が就いた。岸田文雄前政調会長は来年の党総裁選への出馬を目指しており、派閥の体制を強化するのが狙いだ。

 また既存の政策委員会のほかに、広報、地方、議員、組織・団体の各対策に取り組む四つの委員会を新たに設置した。

5422名無しさん:2020/10/15(木) 21:46:32
https://www.asahi.com/articles/ASNBF34QCNBCUEHF007.html
岸田氏本人が話す「戦略ミス」 総裁選、はしご外されて
有料会員記事
聞き手・神田大介、西村圭史
2020年10月15日 9時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 岸田文雄氏に聞く、総裁選「敗戦の弁」
 開始の笛が鳴る前に、試合は決まっていたと言えます。9月の自民党総裁選は、早々に主要派閥が菅義偉氏への支持で足並みをそろえ、結果もそのまま波乱なし。7年8カ月ぶりの政権交代という割には、しらけたムードが流れていました。

 挑んだ石破茂、岸田文雄両氏の目算はどこで崩れたのか。舞台裏で何が起きていたのか。敗戦の弁を直接2人の口から語ってもらいました。

 今回は安倍晋三前首相の後継と思いきや、はしごを外された形で敗れた岸田文雄前政調会長。日ごろからそばで取材をしていた番記者の政治部、西村圭史記者にも同席してもらい、忖度(そんたく)なしで聞きました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・「禅譲」のはしご、なぜ外された?

・国会議員票、派閥の人数より30人ほど上乗せできたのはなぜ?

・菅さんが相手では、次の総裁選も厳しいのでは?

・麻生派との連携のため、古賀誠元幹事長には泣いてもらう?

     ◇

Q:自民党総裁選では発信を強めました。それまでは一歩引いた姿勢でしたが、「岸田マークⅡ(ツー)」ととらえていいですか。

A:過去の外務大臣のときなどと…

5423名無しさん:2020/10/15(木) 22:36:58
https://biz-journal.jp/2020/07/post_168935.html
麻生財務相、1000人“超密”の政治資金パーティー開催…東京コロナ感染者過去最多の当日

文=編集部
東京都を中心とする新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されはじめ、国民の不安が高まっていた16日、東京都千代田区紀尾井町のホテルオータニには夕刻からスーツの襟元にバッジをつけた中高年が続々と集まっていた。ホテルの案内表示板には「志公会と語る夕べ」の文字。志公会とは麻生太郎副総理兼財務相が率いる自民党麻生派のことだ。自民党7大派閥の先陣を切るかたちで、志公会は政治資金パーティーを開催したのだ。ちなみに同日、東京都は都内で新たに286人が新型コロナウイルスに感染していると発表した。今月10日の243人を上回り、1日の感染者数ではこれまで最多となっていた。

「会場に敷き詰められた椅子」
 会場にはぎっちりと椅子が並べられていた。椅子と椅子の間は20〜30cm程度あけられていたが、いわゆる「ソーシャルディスタンス」が適切に取られていたのかは疑わしい。

 やがて二階俊博党幹事長や岸田文雄政務調査会長、それに石破茂元幹事長らの姿も見られ、来場者1000人以上が着席して見守る中、麻生氏が登壇。飛沫感染の防止のためのアクリル板を隔てて、「政権をど真ん中でしっかり支えていきたい」「今の憲法で緊急事態に対応できるのか。憲法改正は最も急を要するテーマだ」などとぶち上げた。


 一方、最近、メディアなどへの露出の減っている安倍晋三首相はビデオメッセージでの参加になった。

「総選挙の資金集め」「これがイベント解禁の理由では」の声も
 出席した自民党関係者は語る。

「本来は5月に開催されるはずだったが、今月に延期になっていました。新型コロナウイルス感染対策を徹底するため、毎回恒例の食事提供も記念撮影もない異例の形式でした。定員も3000人以下にしたと聞いている。会場も広いですし、マスコミが騒ぐような『密』ではないですよ。例年はおいしい中華料理などが供され、立食パーティー形式で懇親が行われるのもそれもなかった。寂しいものです」

 志公会以外の派閥も同様に今春開催予定だった派閥パーティーを延期中で、クラスター発生を危惧して9〜10月に開催する予定だ。

 他派閥の自民党議員秘書は「麻生さんは最近、しきりに衆議院解散を口にしているし、10月解散総選挙に備えてさっさと実弾(資金)を補充したいのかも」といぶかしむ。

 パーティーに出席した別の自民党秘書は次のように推測する。

「官邸は今月10日に、イベント開催制限を緩和し、5000人の観客入場を認めました。名目は国内旅行促進事業『Go To キャンペーン』の開始が理由でしたが、このパーティーを開きたかったのでは……。どんなにZoom会議が世の中に広まっても、政治資金パーティーだけは政治資金収支法の規制もあって、こうやって人を集めないわけにはいきませんからね。

 正直、コロナに感染しないか不安ですよ。それでも、この時代にバカバカしいことですが、各派ともにパーティーの開催が続くのではないですか?」

 演劇や音楽、映画など各業界関係者の多くがイベントの開催に二の足を踏み、資金繰りの厳しさとコロナ感染クラスターの不安で悩みを深めている中、政治家はお気楽なことだ。

(文=編集部)

5424名無しさん:2020/10/16(金) 11:04:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c6accab12e07ac3ec4e2634cc5ac989810d038d
新閣僚に聞く 「ですから」口癖直す? 拉致解決、機会逃さぬ環境作る 加藤勝信官房長官
10/9(金) 17:45配信

 --新型コロナウイルスの追加対策は

 「感染拡大防止と経済社会活動の両立を図る。秋冬のインフルエンザの流行を見据えた検査態勢、来年前半までの全国民分のワクチン確保に取り組む。観光業支援策『Go To トラベル』などで需要喚起を図る。民間を含め、国のシステム自体のデジタル化を進める。医療物資を過度に海外に依存し過ぎた結果国民に十分供給できなかった。サプライチェーンの再構築へ集中的な投資も行う」

 --沖縄の基地負担軽減にどう取り組むか

 「菅義偉内閣でも最重要課題の一つだ。できることはすべて行い、目に見える形で実現する。嘉手納以南の米軍基地の返還計画を進める。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設を着実に進め、一日も早い全面返還を実現したい。沖縄には何度も行った。大蔵省職員のころ、沖縄電力の民営化に伴う株式売却を担当した。財界の方らに聞いた話は今も鮮明に覚えている」

 --北朝鮮による拉致事件の解決にどう取り組むか

 「菅首相が条件を付けず、金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長と向き合う考えを示した。ここぞというチャンスを逃すことなく、全力で当たっていける環境を日ごろから作っておく。(亡くなった)横田滋さんとも生前、何度も話をした。めぐみさんの帰国を実現できなかった。すべての拉致被害者の方々が帰って来られるよう全力を尽くしたい」

--大阪都構想の住民投票(11月1日投開票)に政権としてどう向き合うか

 「住民投票だから、まさに地域の判断に委ねられるべきものだ」 

 --官房長官は首相の座に向けた重要ポストだが、意気込みは。政治の師は

 「職責を果たすことに全力を傾注したい。それが自分を磨くことにつながる。安倍晋三前首相や官房長官だった菅首相は、身近で見ていて大変勉強になった。しっかり吸収して自分の姿を作り上げたい」

 --「ですから」が口癖だと指摘されている

 「うーん、口癖、ですから(笑)。どういう口癖をしているか認識していないが、聞きづらいということであれば、しっかり受け止めたい」(千田恒弥)

5425名無しさん:2020/10/16(金) 11:12:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/154a46f15138975085dac87ac9b996014a065cda
平井デジタル相 ほろ酔いで「ガースー、マジ厳しい」発言
10/16(金) 7:05配信

「菅さんにドンドコドンドコ言われてさー」。酔った勢いで上司への愚痴をこぼすなどありふれた光景だが、この発言の主は現職大臣。つまり、話に出てくる「菅さん」とは、首相の菅義偉氏に他ならない。

 東京・恵比寿にある瀟洒なフレンチレストランでウイスキーのロックを呷っていたのは平井卓也・デジタル改革担当相(62)。菅首相肝煎りのデジタル庁新設を託された目玉大臣だが、この日は同僚議員を相手に少々口がなめらかになっていたようだ。

「事務所に菅さんから電話が入って『大臣頼む』って一言。冗談かと思ってすぐに電話かけ直したよ」

 と就任時のことを誇らしげに語り出したのもつかの間、冒頭の愚痴が飛び出した。

「菅さんマジ厳しいぜー……世間を味方に付けて立ち上げたもののさ……政務官が使えないんだよね……」

 半個室の外にまで漏れ聞こえるほどの声量だった。

 ちょうどその日(9月29日)の昼、平井氏はデジタル庁のスローガンを「ガバメント・アズ・ア・スタートアップ」に決定。会見で「略称は(頭文字をとると)ガースーとなる」と首相の愛称でゴマをすったが、夜になると「俺の遊びだけど。ガースー、ハハハハハ」といじっていた。

 もっとも、赤ワインのグラス片手に聞き役に徹していた同僚議員のほうが、ストレスは上のはず。林芳正・参院議員(59)である。

 林氏といえば、二階派幹部の河村建夫・元官房長官の選挙区(山口3区)への鞍替えが報じられたことが二階俊博・幹事長の逆鱗に触れ、「売られた喧嘩は受けて立つ」と啖呵を切られたばかり。

 平井氏の話に頷くばかりで愚痴ひとつ言わない林氏だが、あえて言わないのか、それとも言えないほどの苦境なのだろうか……。

 同じ岸田派に所属する2人には、音楽好きという共通点もある。平井氏はギター、林氏はピアノを得意としており、2人でのセッションを動画配信したこともある。

 両氏の事務所にこの日の会合について聞いたところ、「日程に関しては公表しているものを除き、外部からのお問い合わせには回答しておりません」とお揃いの回答。党内に“不協和音”が起きないことを祈る。

※週刊ポスト2020年10月30日号

5426チバQ:2020/10/16(金) 15:56:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1087e3a215f9ab3f88e2358568b1c38e72ba367
「菅流」スピード重視の1カ月 主流派以外とも面会、アイデア吸収
10/16(金) 11:34配信




菅義偉首相
 菅義偉首相が就任して、16日で1カ月を迎えた。この間、土日も含め早朝からさまざまな分野の人々と精力的に面会し、不妊治療支援や行政のデジタル化といった看板政策に関わる意見を聴取。アイデアを固めるとすぐに担当閣僚を官邸に呼び、指示を与えている。世論は「菅流」を注視するが、日の目を見た政策はまだ少ない。遂行力を問われるのはこれからだ。

【画像】「主流派とだけ会っても…」首相が就任後、面会した人

 首相は午前7時半ごろから官邸周辺のホテルで、面会しながら朝食を取るのが日課となっている。昼食、夕食も同様で、15日までに民間人だけで少なくとも約80人と会食、会談を持った。第2次政権の発足後1カ月間の安倍晋三前首相と比べると、3倍のペース。前首相の相手は著名人が多かったが、首相の場合はその分野で必ずしも主流ではない人も含まれる。周囲にはこう真意を話す。「主流派とだけ会っても発見がないんだ」
 9月21日に面会した金丸恭文氏、新浪剛史氏は政府の未来投資会議のメンバーを務め、首相は以前から規制改革や経済政策の進言に耳を傾けてきた。デービッド・アトキンソン氏とはその著書を読んで感動し、親交を深めたという。首相が注力してきたインバウンド(訪日外国人客)の拡大や中小企業再編に詳しい。さらに、「日本のインターネットの父」と言われる村井純氏、産婦人科医の杉山力一氏、福岡市長の高島宗一郎氏…。それぞれ、自身がこだわる政策に直結する面会相手と言える。

 くみ上げた意見を生かすスピードも速い。

 杉山氏と面会した2日後、首相は坂本哲志少子化対策担当相に対し直接、不妊治療の保険適用の支援を指示した。9月28日には高島氏から福岡市の「はんこレス」の取り組みをヒアリングし、翌29日に河野太郎行革担当相と会談すると、河野氏は1週間後、自治体向けの脱はんこマニュアルを作る方針を打ち出した。

 1カ月間に会った岡部信彦氏らがその後、政権の助言役である内閣官房参与に就任。アトキンソン氏は、新設する成長戦略会議のメンバーへの登用が検討されている。官邸幹部によると、面会者の多くは官房長官時代からの人脈。首相になると、誰と会ったかが詳細に報道されることから「『菅人脈』が可視化された」(幹部)格好となっている。

     ■      

 「『あれ、どうなっている?』と問われ、(こちらとしては)『いやいや、まだ1週間しかたっていない』という感じだ」―。

 これは、河野氏が今月14日の講演で明かした首相とのやりとりの一端。具体的な政策を矢継ぎ早に出し、何はさておき成果を求める。官邸官僚の一人は「(首相は)官房長官時代と変わらず、細かい進捗(しんちょく)状況まで把握しようとする」と明かし、「政治主導は分かるが、宰相らしい大きな国家観は感じない」と続ける。

 日本学術会議の任命拒否問題では、政治主導の行きすぎの疑念を寄せられており、発足直後の高い内閣支持率は下落傾向も示し始めた。26日召集予定の臨時国会で、野党側から集中砲火を浴びるのは必至。政権運営の行方は、首相自身の説明姿勢に懸かっている。

(前田倫之、湯之前八州)

5427チバQ:2020/10/16(金) 18:35:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a81cf6336875f9b3687ff7dbf45643be1c6c2e84
早朝から執務、「菅流」貫く 和泉補佐官が面会最多 首相就任1カ月
10/16(金) 17:37配信
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内閣発足から1カ月を迎え、記者団の質問に答える菅義偉首相=16日午前、首相官邸
 菅義偉首相は16日、就任から1カ月を迎えた。

 早朝から仕事モードを全開させ、土日も休まない「菅流」を継続。「首相動静」によれば、首相との面会回数が最も多いのは和泉洋人首相補佐官の19回で、2位は北村滋国家安全保障局長の18回。旧内務省系省庁出身の2人が内政・外交のキーマンとして首相を支えていることをうかがわせた。

 朝型・休日返上の働き方は官房長官時代から。午前6時40分ごろに東京・赤坂の衆院議員宿舎から出勤。首相官邸の敷地内を散歩した後、秘書官や民間人と朝食をともにしながら打ち合わせや意見交換をこなし、衆院議員会館の事務所に入るのが朝の流れだ。

 就任以来、70人以上の民間人と面会を重ねた。このうち、高橋洋一嘉悦大教授らを内閣官房参与に起用。小西美術工藝社のデービッド・アトキンソン社長を新設した「成長戦略会議」民間議員に充て、名実ともに首相のブレーンとした。

 一方、面会最多の和泉氏は首相の「懐刀」。首相の選挙区、横浜市出身の元建設官僚で、国土強靱(きょうじん)化、地方創生、健康・医療や科学技術など幅広い政策を受け持つ。厚生労働省の女性官僚との不倫疑惑も報じられたが、首相は一貫して擁護していた。

 北村氏は元警察官僚。安倍政権で内閣情報官を経て外交・安全保障政策を担当する現ポストに就任した。外務省の秋葉剛男事務次官とは13回面会。前政権では経済産業省出身の「官邸官僚」が外交で影響力を強めていたが、首相は外務省との関係を重視しているようだ。

5428名無しさん:2020/10/16(金) 23:22:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a932148468a221c77954893db5ced2abad537128
菅政権1カ月 自民、首相の「スピード感」支える 党内には不満も
10/16(金) 19:22配信

 菅義偉(すが・よしひで)政権が発足して16日で1カ月。自民党は首相が重視する「スピード感」を持ってデジタル化などの看板政策を実現できるようサポート態勢を整えた。一方で、党内では菅政権誕生を主導し存在感が高まる二階俊博幹事長への不満や、首相にとって初の国会論戦となる臨時国会への不安がくすぶる。

 「具体的にテーマを決め、仕事を動かしていくのが“菅流”の仕事のやり方だ。首相らしい1カ月間だったのではないか」

 自民党の世耕弘成参院幹事長は16日の記者会見で、こう語った。政権発足後、党はテーマごとに動き始めている。

 首相が掲げる「縦割り行政の打破」をめぐっては、行政改革推進本部が12月初旬までに中間報告をまとめる。本部長の棚橋泰文元科学技術担当相は16日、「脱はんこ」などデジタル化社会に向けた私案を公表した。

 デジタル庁設置に向けては、党内に複数あったデジタル化に関する組織を一本化し「デジタル社会推進本部」を新設。下村博文政調会長が本部長、甘利明税制調査会長が座長を務める。19日に初会合を開き、マイナンバーカードの利便性向上など5つのテーマで議論を急ぐ。

 不妊治療への支援強化については、議員連盟が年内に政府へ提言する方針だ。

 野党が反発するテーマでは首相の援護射撃にも乗り出した。政府が新会員候補6人の任命を見送ったことを批判する日本学術会議については、在り方を検証するプロジェクトチーム(PT)を政調の内閣第2部会に設置。10億円の国費投入の妥当性や学術会議の活動の質などを議論し、世論の理解を得たい考えだ。

 ただ、火種もある。党人事では、二階氏が率いる二階派議員が重要ポストに起用された。「金庫番」といわれる経理局長のほか、選挙対策委員会にも委員長代行と委員長代理を送り、他派閥幹部は「カネと選挙を握られた」と不満げだ。

 衆院議員の任期が来年10月に迫る中、衆院選挙区の候補者調整も課題の一つとなっている。二階派と他派閥の現職同士が対立している選挙区も目立ち、党内基盤の不安定化の要因になりかねない。

 党内には26日に召集予定の臨時国会への不安もある。野党は学術会議に関して首相を追及する構えで、答弁次第では高水準でスタートした内閣支持率が急落する恐れもある。

5429名無しさん:2020/10/17(土) 19:31:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b4198c92069c2fdc0f6ed0023c83af06c8872f4
野田聖子議員に聞く、安倍元総理の素顔と辞任の裏側「持病を抱えながらもリーダーを続けて欲しかった」
10/17(土) 12:00配信

『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は自由民主党幹事長代行を務め、郵政大臣や総務大臣などを歴任してきた野田聖子議員が登場。同期だから知る安倍元総理の素顔と辞任の裏側とは。
※取材は9月8日に行いました

井上 先ほどまで自民党本部で取材していたんですよ(取材日は、自民党総裁選挙に向けた立会演説会が行われ、石破茂氏、菅義偉氏、岸田文雄氏が立候補の決意などを述べた)。

野田 私もテレビで観ていましたよ。

井上 どうでした? 印象は?

野田 それぞれの個性が出ていたよね。菅さんは無難で、石破節は少しくどい感じがしたし、岸田さんは気負いが見えた。ものすごく温厚で、穏やかな人だから、そのぶん一生懸命、自分を奮い立たせているんでしょうね。中でも驚いたのは菅さんが「不妊治療の保険適用」を明言したこと。びっくりして、そこしか覚えていないくらい。

井上 そんなにですか!

野田 一般的には「ふーん」と思うかもしれないけど、これは途轍もないことなんです。私たち女性議員が20年かけて不妊治療の保険適用について取り組んでいるけど、厚生労働省にはけんもほろろに断られてしまったの。

井上 それを菅さんが発言したと。

野田 そう。ここで言っちゃったからには、総理になったらやらざる得ないでしょう。咲楽ちゃんは? 印象に残った話はあった?

井上 菅さんが「携帯料金引き下げ」や「ふるさと納税」に触れたところです。生活に密着した話題なので、私たちの世代が政治に興味を持つきっかけになるかも、と。あと、岸田さんは宏池会の会長として義務感から総裁選に出ているのかな、本心はどうなのかなとも考えちゃいました。

野田 いや、そこは違うと思います。だって国会議員だったらみんな出たい。総理大臣になりたいもの。

井上 じゃあ、菅さんも?

野田 絶対に思っていたはず。国会議員になったら、みんな総理になることを考える。総理の持つパワーで世の中をよくするのが、究極のゴールでしょう。むしろ私は「目指していない」と言う人は嘘つきだと思っている。だって、総理になれば困っている人をいっぱい助けられるのに。

井上 確かに、できることは格段に増えそうです。

野田 そう。だから、人をハッピーにしたいと考えるなら、一番に目指すところは総理だと思う。

5430名無しさん:2020/10/17(土) 19:32:56
>>5429

総裁選は想定外だった
井上 私は、野田さんが今回の総裁選に出馬すると思っていました。

野田 今回は想定外だったんです。というのも、7月に安倍さんと1対1で会う機会があってね。任期を全うする気持ちを感じたし、こちらもそのつもりで「次は私が出るから」と伝えると、安倍さんから「頑張ってね」と励まされたの。

井上 1対1で会う上に、そういうラフな関係なことにも驚きです。

野田 当選同期だからね。照れくさくもあるけど、仲良し。基本的には彼がヘコんだときに話をするの。

井上 ヘコんだときに?

野田 そう。調子のいいときは近くに来てくれる取り巻きがいっぱいいるでしょう。

井上 なるほど(笑)。安倍さんのことは普段何と呼んでいるんですか?

野田 普段は総理ですね。昔は同期会で「晋ちゃん」「聖子ちゃん」と呼び合っていました。最初に出会ったときは、私たちも30代で若かったから。「30歳で若い」と言ったら、咲楽ちゃんには違和感あるかな?

井上 うーん(笑)。

野田 国会議員の世界は平均年齢が60歳を過ぎているから、30代はフレッシュなのよ。それに、みんなまだ仲間を「先生」と呼び合うのに抵抗があったのね。それで、私は同期会のメンバーから「聖子」と。ただ、安倍さんは育ちがいいから呼び捨てにせず、「聖子ちゃん」と呼んでくれていました。

持病があっても総理を続けてほしかった
井上 ちなみに7月に会ったとき、辞任の気配は感じましたか?

野田 確かに元気がないなとは思った。ただ、状況的に頑張っても頑張っても報われないところがあったから、そこまで深く受け止めなかった。

井上 というと?

野田 印象に残っているのは、コロナ対策の話。日本の対策は客観的に見ればうまくいっていて、重症化した人も、亡くなった人も他の国に比べたらダントツに少ない。でも、それはニュースのトップにはならない。

井上 それよりも、新規の感染者数が毎日大きく扱われていましたね。

野田 そう。まるで何も改善されてないような刷り込みが続けられ、対策への客観的な評価がきちんとされていないことを安倍さんは非常に寂しく思っていました。また、何かと言えば、布マスクと犬を抱いた動画のことで批判される、と。でも、最後は笑顔を見せていたし、世間が言うほどへこたれていないとも感じたんです。だから任期いっぱいまで頑張るだろうし、私も「これからだ!」と準備をしていたら、突然の辞任表明。私と会ったあとの約ひと月の間に、誰かが、何かが安倍さんの心を折っちゃったんだな、と。

井上 それは世間ですか? 党内の誰かですか?

野田 そこは分からない。でも、私としては持病を抱えながらも、リーダーをやっていって欲しかった。

井上 どうしてですか?

野田 病気が再発したことはもちろんつらいけど、強くない人でも国民のために総理の仕事ができるところを見たかった。閣議も週1回でいいじゃない。本会議に出られないことがあっても、副総理がいるわけだし。難病や障害を持っていてもオーバーワークにならず、いい仕事ができる。そういうリーダー像を見せてくれたらよかったのにな、と。そうしたら社会も変わるし、もっと労り合える優しい国になっていくと思うから。病気を告白されたからこそ、頑張ってほしかった気持ちがあります。

井上 確かに励まされる人もたくさんいると思います。

野田 総理は私たちの究極のアイコンだからね。アイコンが常に強くて元気だったら、そうじゃない人は排除されてしまう。弱さのある人、それを認められる人がトップにいてくれたら、もっと多様性のある社会になっていくと思う。

>>関連記事「井上咲楽が自民党幹事長代行・野田聖子議員に聞く『将来総理大臣になったら、何がしたいですか?』」に続く

(取材・文/佐口賢作)

▽井上咲楽(いのうえ・さくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。A型。『アッコにおまかせ!』(TBS)、『おはスタ』(テレビ東京)、『サイエンスZERO』(NHK Eテレ)などに出演中。Twitter:@bling2sakura

▽野田聖子(のだ・せいこ)
1960年9月3日生まれ、福岡県出身。自由民主党幹事長代行。衆議院議員。上智大学卒業後、26歳で岐阜県議会議員に。93年、衆議院初当選。以後、当選9回。総務大臣、衆院予算委員長などを歴任。

月刊エンタメ編集部

5431チバQ:2020/10/17(土) 23:31:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/471265?rct=n_politics
済ブレーンは頻繁 「確執」ある人は短め 日々の面会 濃淡際立つ 菅首相就任1カ月
10/16 05:00
経済ブレーンは頻繁 「確執」ある人は短め 日々の面会 濃淡際立つ 菅首相就任1カ月
 菅義偉首相の約1カ月の面会者を分析すると、旧知の人やブレーンとして頼ってきた経済分野の識者らと頻繁に会っている。一方、確執のある東京都知事や、沖縄県知事の面会は短時間で済ますなどの傾向が浮かび上がる。

 共同通信が配信した首相動静によると、15日までの面会回数は、外交安全保障政策を取り仕切る北村滋国家安全保障局長が13回で最多。安倍晋三前首相に引き続き、国内外の情勢について報告を受けている。

 閣僚では梶山弘志経済産業相が8回、武田良太総務相が7回で続く。梶山氏とは来年改定期を迎える「エネルギー基本計画」、武田氏とは首相が改革の目玉に据えた「携帯電話料金の引き下げ」に向けた協議を重ねているとみられる。

 「菅カラー」が際立つのが経済関係者との会合だ。就任後すぐに新自由主義的な構造改革を訴える竹中平蔵慶応大名誉教授や、外国人誘致拡大や中小企業再編を訴えるデービッド・アトキンソン氏らと会食。官房長官時代から政策に影響を与えてきたブレーンたちで50人以上と面会した。永田町周辺のホテルなどで朝食や夕食をともにしながら話を聞くのがスタイルだ。

 一方、官房長官時代から不仲がささやかれる小池百合子都知事や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り対立する玉城デニー沖縄知事との面会は短めだ。

 約5分で終わった7日の玉城氏との会談後には、政府と足並みをそろえる松川正則宜野湾市長と約60分にわたり面談するなど立場の違いで濃淡が際立っている。(古田夏也)

5432名無しさん:2020/10/18(日) 00:44:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c24bd328182601621dd872e957af4163cfa91c16
菅首相「肝煎り」3閣僚、グイグイ動いた1カ月
10/17(土) 22:09配信

 菅義偉(すが・よしひで)内閣は16日で発足から1カ月がたった。首相から矢継ぎ早に課題を指示され、各閣僚はどのように反応したのか。首相肝いりの政策を担当する注目の3閣僚の動きを追った。(大島悠亮、市岡雄大)

 ■河野氏 改革にスピード感、首相評価

 菅内閣の目玉政策となる規制改革や縦割り打破を託されたのが河野太郎行政・規制改革担当相だ。首相は「俺がやりたいことは全部河野にやらせる」と語る。

 スタートダッシュは早かった。新閣僚の就任会見が深夜に及ぶことに「こんなものさっさとやめたらいい」とかみついたかと思えば、間髪入れずに自身のホームページに役所の規制などに関する苦情や提案を募る「縦割り110番」を開設した。行政手続きの押印廃止や霞が関の働き方改革でも注目を浴びる。

 河野氏の働きぶりには、首相も「彼はああいうのが得意だ」と高評価を与えるが、急激な変化には不満も生じている。「行き過ぎた脱はんこ」に対し、自民党の二階俊博幹事長は関係議員に「署名を集めて反抗しろ」と発破をかけた。

 過激な言動が売りの河野氏だが、二階氏は首相の自民党総裁選勝利を主導した政権の後見役。相手が悪いと見たか「(はんこと反抗をかけた二階氏に)『座布団1枚』という感じだ。私としては、やるべきことを淡々とやるのみだ」とかわす器用さも見せた。ただ、首相が求めるスピード感は、十分な説明と理解を得る努力を伴ってこそ効果を発揮する。

 「ずいぶんスピードを出したが、マラソンを走り切るスピードになってきた」

 就任1カ月の感想を問われ、河野氏はこう答えた。ゴールまでの間にどれだけの成果を挙げられるのか。河野氏の評価は内閣全体の評価にも直結する。

 ■武田氏 携帯値下げ、3社に直接要請

 安倍晋三前内閣からの再任が大勢を占める菅内閣にあって、数少ないサプライズ人事となったのが武田良太総務相の起用だった。初入閣は昨年9月の内閣改造時で、菅内閣では閣外に去るとの見方もあったが、重要閣僚に抜擢された。

 武田氏は自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派所属で、首相が二階氏に配慮した側面も否めないが、安倍内閣時代から安定した答弁能力や政策調整能力は評価されていた。首相も周囲に「期待している閣僚の一人だ」と語る。

 武田氏が最初に課された課題は、携帯電話利用料の引き下げだ。首相が官房長官時代に「4割引き下げる」として取り組んだ肝いりの政策でもある。

 武田氏自身が直接、大手携帯電話会社3社の幹部と面会し、「諸外国に対して遜色のない水準を」と要請。複数の市民団体と携帯電話のサービス内容や料金について話し合う意見交換会を開催するなど精力的に動いている。

 3社から料金プランの引き下げに前向きな回答も引き出し、首相の評価も上々だ。ただ、「4割値下げ」へのハードルは高い。公定価格ではない携帯料金を政府が指示することはできず、政策面で取り得る手段は限られている。

 首相が総務相時代に打ち出した「ふるさと納税」のような独自カラーを出せるかも焦点となる。独自政策で存在感を増せば、総裁候補不在の二階派で次世代のリーダーとして視界が開ける可能性もある。

 ■平井氏 デジタル庁へ、相次ぎ新組織

 平井卓也デジタル改革担当相は行政のデジタル化を進める一方、来年秋までの「デジタル庁」設置に向け、改革関連法案準備室やワーキンググループなど新組織を相次いで設置した。

 デジタル化では平井氏と河野太郎行政改革担当相の2人を中心に、テーマごとに担当閣僚と協議する「2+1」閣僚会合を開き、オンライン診療の恒久化やマイナンバーカードと免許証の統合など具体策を協議。民間から広く意見を募集するアイデアボックスには開設1週間で1688件のアイデアが寄せられ、2千人超がユーザー登録した。

 対話を通じた政策実現は平井氏にとっては定石だ。平成30年10月に安倍晋三内閣のIT政策担当相に就任後、平井氏は楽天やソフトバンクなど有力企業幹部らと意見交換する懇談会「平井ピッチ」を繰り返し開催。首相はこうした平井氏の行動力と専門知識に期待して内閣の重要課題を委ねたとみられる。

 ただ、平井ピッチが目立った成果につながったとは言い切れない。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、官民のデジタル化の遅れもあらわになった。自他ともに認める「旗振り役」だった平井氏は結果責任を負っている。

 再チャレンジとなる平井氏にとって、最も心強い味方は菅首相に他ならない。デジタル化では関係省庁の抵抗も予想されるため、首相は平井氏に「役所が抵抗してきたら俺がガツンと言ってやる」と伝えているという。

5433名無しさん:2020/10/18(日) 00:45:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a95d3ad36e9b9c726dd9bde4f2d6654c1b8ac357
菅首相、麻生氏と会食 就任後初、二人きり
10/17(土) 20:25配信

 菅義偉首相は17日夜、麻生太郎副総理兼財務相と東京都内のホテルで二人きりで会食した。

 首相就任後、麻生氏との会食は初めて。26日召集の臨時国会への対応など当面の政権運営をめぐり意見を交わしたとみられる。

 衆院解散・総選挙の時期や追加経済対策が話題に上った可能性もある。安倍政権時代、麻生氏は安倍晋三首相とたびたび「差し」の会談をしていたが、菅氏とは解散判断や重要政策をめぐり意見の食い違いが見られた。

5434名無しさん:2020/10/18(日) 00:45:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/493e0857fa8b45a5ca6bdb6dc8f1d8b42168eae6
菅首相「改革の精神を受け継ぐ」 中曽根元首相の合同葬始まる
10/17(土) 15:39配信

 昨年11月に死去した中曽根康弘元首相の内閣と自民党による合同葬が17日、東京都内のホテルでしめやかに営まれた。

 菅義偉(すが・よしひで)首相は追悼の辞で「中曽根先生は次世代のわが国の姿を見据え、必要な改革を実行され、国際社会の平和と繁栄に貢献された。先生が推し進められた改革の精神を受け継ぎ、国政に全力を傾けることをお誓いする」と述べた。

5435名無しさん:2020/10/18(日) 11:17:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b82e8a166d43d324fa7f0bb17186b4759ff7823
石破氏、政権批判を「封印」 議員支持獲得へ路線転換 自民
10/18(日) 7:22配信

 自民党の石破茂元幹事長が、菅政権への批判を「封印」している。

 安倍政権に対する厳しい姿勢が、先の党総裁選で国会議員の支持低迷につながったとみて、路線転換を図った格好だ。

 「日本学術会議については、日本学術会議法がある。原典に当たることが大事だ」。菅義偉首相が学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題をめぐり、石破氏は15日の石破派会合でこう言及したものの、明確な政権批判は避けたという。

 石破氏が総裁選で獲得した国会議員票は26票。出馬した3候補の中で最下位に沈んだ。主要派閥の支持を得られなかっただけでなく、退陣する安倍晋三前首相を批判するかのような発言を討論会などで繰り返し、党内の不興を買ったとの見方がもっぱらだ。

 石破氏は総裁選後、同派の所属議員と個別に面会し、今後の対応を協議。「後ろから文句を言うようなことはやめた方がいい」との意見が寄せられたことから、「イメージチェンジ」に踏み切ったとみられる。

 実際、10日のインターネット番組では、菅政権を支える姿勢を強調した上で、「『何でも反対』ならみんながっかりするし、同志の皆さんに申し訳ない」と明言。一方、学術会議問題を問われても、「何でこの人が駄目なのかが分からないと、次の人を任命しようがない」と、説明責任の重要性を指摘するにとどめた。

 ただ、石破氏はこれまで、安倍氏への対抗軸を示すことで存在感を発揮してきただけに、埋没を懸念する声も根強い。同派関係者は「首相官邸に具体的な提言を持っていくなどしてほしい」と発信力の維持に努めるよう求めた。

5436名無しさん:2020/10/18(日) 13:06:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb92fa7f8249436a53396938720b8284177e9942
自民・八木哲也氏が引退検討 石破派所属
10/16(金) 19:09配信

 自民党の八木哲也衆院議員(73)=比例東海=が次期衆院選への出馬見送りを検討していることが16日、分かった。八木氏が地盤とする衆院愛知11区の党支部は17日にも新しい候補者の選考委員会を設立するか協議するという。

 八木氏は石破茂元幹事長が会長を務める石破派(19人、水月会)の所属。平成24年に初当選し、当選3回。環境政務官などを歴任した。

5437名無しさん:2020/10/18(日) 13:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/a07bc1a8caf54532bde98e2463fa0725aad5f3db
山口公明党代表も大阪都構想支援で自公維連立政権も?維新びいきの菅首相に自民党から不満〈週刊朝日〉
10/18(日) 8:00配信

 大阪市を存続させるか、特別区を設置するか「大阪都構想」の住民投票が10月12日に告示された。11月1日に投開票が行われる。

 大阪維新の会が提唱し、2015年に続いて2度目となる住民投票。前回は大阪市長だった橋下徹氏を中核として大接戦となったが、反対が賛成を1万票ほど上回り、否決された。

 今回は大阪維新の会に加えて、公明党が賛成にまわった。告示当日には、大阪・ミナミの街頭で大阪維新の会代表・大阪市長の松井一郎氏、代表代行で大阪府知事の吉村洋文氏とともに、公明党大阪府本部の代表である衆院議員の佐藤茂樹氏らが檀上で「賛成」を訴えた。10月18日には、公明党の山口那津男代表が大阪入りして、松井氏や吉村氏らとともに演説することが予定されている。

 一方で、反対する自民党の大阪市議や国会議員は告示当日、共産党や立憲民主党の議員らとともに別の場所で「反対」をアピールした。

 前回の住民投票では、反対にまわった公明党。投票日の票数では、賛成がわずかに上回っていたとされる。だが、期日前投票の組織票が加わり、反対が逆転した。
 
 つまり、強固な組織票を持つ公明党の力が結果に反映したのではないかとみられているのだ。今回は公明党が賛成にまわったことの影響もあるのか、これまでの世論調査でも賛成がやや有利という数字が出ている。

「公明党の組織票があれば、今回は勝てる」(大阪維新の会の府議)

 と強気な発言が多く聞かれる。

 国政で連立を組む自民党と公明党という枠組みが、大阪では大阪維新の会と公明党に当てはまるようにも見えるこの構図。だが、公明党の土岐恭生大阪市議は記者に囲まれ、

「国政と大阪とは違う」

 と強調。大阪維新の会との連携は大阪都構想だけに限ったものだと説明し、松井氏も横でうなずいていた。
 
 維新はこれまで、安倍晋三前首相、菅義偉首相と親しい関係を築いてきた。今回の大阪都構想について、自民党の大阪選出の衆院議員からはこんな不満が漏れる。

「菅首相には明確に反対と言ってもらいたいとお願いしている。しかし、ゼロ回答です」

5438名無しさん:2020/10/18(日) 13:08:44
>>5437

 一見、ねじれた関係ともとれるが、これが自民党と公明党に維新を加えた、新しい連立の枠組みのきっかけになるのではという声も聞かれる。ある自民党幹部はこのような見方を示す。
 
「大阪都構想の住民投票の結果は、どちらになろうが構わない。要は、維新が近い将来、連立に入るかどうか、そこがポイント。前回の衆院選はあまりに自民党が圧勝しすぎた。次はあそこまで勝てない。現在の維新の勢いから衆院選となれば、大阪や関西では一定の議席をとるはず。そこで、菅首相がこれまでのつながりで連立に維新を組み込むのか。人気者の橋下氏や吉村氏が入閣となれば、政権は一気に勢いづくからね」(自民党幹部)
 
 一方、野党、立憲民主党の幹部はこう語った。

「自公に維新まで加われば、安倍一強以上の政権になる。大阪都構想の住民投票を否決して、維新の勢いをとめなければならない」

(本誌・今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

5439名無しさん:2020/10/18(日) 21:08:24
https://facta.co.jp/article/202009037.html
参院自民党3派連合の鼻つまみ「石井準一」
元首相の森喜朗までもが「石井は全然ダメだ」と公言。参院自民党内に深刻な亀裂を生んでいる。
2020年9月号 POLITICS

7月30日朝、都内に参院自民党細田派の幹部がひそかに顔をそろえた。参院幹事長の世耕弘成、参院国対委員長の末松信介、参院出身で官房副長官を務める岡田直樹らの面々である。最大の議題は参院竹下派の参院幹事長代理、石井準一への対応だった。「参院細田派は舐められている」「大人のフリをして放置するのはよい結果を招かない」。1時間半を超す会合でひとつの結論に行き着いた。石井の重用は認めない――。首相、安倍晋三を擁す最大派閥の幹部がそろいもそろって他派閥の政治家を糾弾する。傍目には異様な光景だが、彼らの不満は限界に達している。先の通常国会で末松ら表のラインとは別に、国会運営を仕切ったのが石井だった。青山学院大の「ご学友」である立憲民主党の蓮舫と手を握り、別シナリオを描き続けた。今年度第2次補正予算の成立が一日ずれ込んだのはその象徴例である。石井のあからさまな ………

5440名無しさん:2020/10/18(日) 21:31:10
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/626894/
予算委巡り、参院自民に不協和音
2020/7/16 22:41 (2020/7/16 22:43 更新)
共同通信

 16日の参院予算委員会を巡り、自民党参院幹部間の不協和音が顕在化した。世耕弘成参院幹事長と石井準一参院幹事長代理が対立。石井氏が与野党協議で内幕を暴露した。

 石井氏は15日の衆院に倣い、西村康稔経済再生担当相と感染症の専門家らのみが出席する一般質疑を開く方向で検討していた。

 一方、世耕氏は時間が短くなる集中審議に変更するよう指示。集中審議は首相の出席が慣例で野党側は首相出席を求めたが、与党側は応じず、野党側が反発した。

 石井氏は散会後の理事会で、「大きな反省材料だ」と釈明しつつ「執行部から集中審議でまとめろと言われた」と世耕氏を当てこすった。

5441名無しさん:2020/10/19(月) 00:18:30
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/191225/plt19122509030001-n1.html
報ステ謝罪の世耕氏問題 繰り返されるメディアの「印象操作」
2019.12.25 09:03

 【政界徒然草】

 自民党の世耕弘成参院幹事長の記者会見をめぐり、テレビ朝日番組「報道ステーション」が「印象操作」ともとれる報道をしたとして、同社の幹部が謝罪した。安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に関するニュースに、関係ない場面での世耕氏の発言をつなぎ合わせた悪質なケースだったが、メディアでは類似のパターンが後を絶たない。識者はメディア倫理に警鐘を鳴らしている。

 「もうよいお年をというか…来週はある?」

 10日に国会内で開かれた参院自民党の記者会見。質問が一通り終わり、会見終了を告げた石井準一参院幹事長代理が「(記者会見を)いつまでやるのですか」と話を向けると、世耕氏は冗談交じりにこう答えた。

 会見では、世耕氏と末松信介参院国対委員長が冒頭に発言した後、質疑に移り、2問目に「桜」に関する質問が出た。世耕氏は野党が先の国会で内閣不信任決議案を提出しなかったことについて「不信任に相当する事案を指摘できなかったから、出すに至らなかったと受け止めざるを得ない」と強調した。

 その後、話題は桜を見る会から離れ、憲法改正などをテーマにした7問を挟み、会見は終わった。

 しかし、同日の報道ステーションでは、桜を見る会の問題を取り上げた際に「与党内は早くも年越しムード」というナレーションの後、世耕氏の「もう良いお年をというか…」という場面を切り取り、つなぎ合わせて放送した。スタジオでは徳永有美キャスターが「これだけ納得できないという声が上がっているのに、良いお年を迎えられませんよという気持ちになってしまうんですけど」と続け、あたかも世耕氏の発言が桜を見る会と関連したものだと印象付けた。

 世耕氏は放送直後からツイッターで反論した。

 「今日の会見が今年最後になるかもしれないという意味で『良いお年を』と言っただけなのに、それを桜を見る会と絡めて、問題を年越しさせようとしているかのように編集している。印象操作とはこのことだ」

 世耕氏はその後、放送後にテレ朝の報道局長が謝罪に訪れたこともツイートし、報道ステーションは翌日の番組で「誤解を招く表現」があったとして謝罪した。

 番組の謝罪以降、世耕氏は特段の発信をせず、騒動は落ち着いたように見える。しかし振り返れば、メディアによる「印象操作」は繰り返されている。

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐる問題では、平成29年7月に加戸守行前愛媛県知事が国会で「ゆがめられた行政が正された」などと文部科学省の過去の対応を批判。これを朝日新聞などは無視し、「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平元文科事務次官の証言ばかりを取り上げた。

 また、今年2月には桜田義孝元五輪相が競泳女子の池江璃花子選手の白血病公表後に「がっかりしている」と発言して批判を浴びたが、同時に語った「早く治療に専念して頑張ってもらいたい。元気な姿が見たい」「日本が誇るべきスポーツ選手。われわれが誇りとする方」などの内容は無視する報道も多かった。当時は意図的な「切り取り」と問題視された。

 メディアの印象操作は、インターネットなどで問題視されるとしばらくは収まるが、定期的に再燃するような印象がある。

 日大法学部の岩井奉信教授(政治学)は「(会見などで)どこをどう使うかは、その社の編集権の問題」と原則論を指摘しつつ、「文脈の中ならまだしも、そうではないものをつなぎ合わせるのは問題だ。今回の世耕氏の件はやりすぎだ」と批判した。

 岩井氏は、記者会見の全容をインターネット上に公開すべきだと指摘。「どこが公平な報道をしているかは視聴者が判断する。実際に正しいか、正しくないかを(会見の全容を把握した)見る人が判断できる」と提案した。

 新聞やテレビの記者は、記者会見などを「編集」してわかりやすく伝えることが仕事といえる。だが、自分たちの主張に沿うような報道に偏りがちだったことが、今のメディア不信につながっているのではないか。

 岩井氏が提案する会見の全容公開はわかりやすく合理的な手段だが、逆にいえば、読者や視聴者から「編集者はいらない」とレッドカードを突きつけられる可能性もあるだろう。悪質な印象操作は、情報を出す側の自殺行為ともなりかねない。(政治部 今仲信博)

5442名無しさん:2020/10/19(月) 00:22:04
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200918/plt20091813310010-n1.html
参院自民、政審会長に二之湯氏 
2020.9.18 13:31

 参院自民党は18日の議員総会で、松山政司政審会長の後任に二之湯智元総務副大臣を充てることを決めた。末松信介国対委員長は続投し、野上浩太郎農林水産相が務めていた参院幹事長代行には中川雅治元環境相が就いた。石井準一参院幹事長代理も続投した。任期は1年。

5443チバQ:2020/10/19(月) 09:54:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d015a22ef6f8ad84573a160a507ed29d3f34455f
【点描・永田町】杉田水脈議員は政権の“お荷物”
10/18(日) 19:06配信
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下村博文政調会長との面会を終え、記者団の取材に応じる自民党の杉田水脈衆院議員=9月30日、東京・永田町の同党本部
 自民党の会合で「女はいつでもうそをつく」との“トンデモ発言”で集中砲火を浴びているのが、杉田水脈衆院議員(当選2回・53歳)だ。ネット上では同氏の議員辞職を求める活動への賛同署名が殺到、野党側も「政権追及の絶好の材料」と勢いづく。2012年の初当選以来、数々の問題発言で物議を醸してきた杉田氏だが、今回の発言には党執行部も「言語道断で、(重大処分見送りは)今回が最後」(世耕弘成参院幹事長)と苦り切る。ただ、杉田氏は反省の素振りを見せながら発言撤回は拒み、いわゆる「ネット右翼」の声援を拠り所に、今後も議員として発言を続ける構えだ。このため、今後も杉田氏の「ハチャメチャな言動」(自民幹部)が菅義偉首相の政権運営の“お荷物”になりそうだ。
 杉田氏の件の発言は9月25日の自民党の合同会議で飛び出した。女性に対する性暴力に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」などと発言、一部メディアが報道して大問題となった。杉田氏は当初、発言自体を否定していたが、同30日の下村博文政調会長からの口頭注意を踏まえ、10月1日に自身のブログで「精査したら発言が確認された」とし、「不快な思いをさせてしまった方におわびする」と謝罪した。ただ、「女性を蔑視する意図は全くない」と強調して発言は撤回せず、野党やネットでの議員辞職要求にも無視を決め込んでいる。

【図解】安倍内閣の支持率推移

 杉田氏は12年12月衆院選で、兵庫6区から日本維新の会公認で出馬して比例復活で初当選。その後、14年12月衆院選では落選したが、17年10月の前回衆院選では、中国ブロックで自民比例単独候補の最上位として当選した。当時の安倍晋三首相(自民総裁)が杉田氏の保守色の強い主張などを高く評価し、保守派ジャーナリストの桜井よしこ氏らの後押しで自民入りしたため、党内では「特別扱い」(閣僚経験者)への強い反発もあった。
前政権の「負の遺産」の一つ

自民党本部を訪れ、同党の杉田水脈衆院議員への抗議署名を渡そうとする市民団体「フラワーデモ」のメンバー=10月13日、東京都千代田区
 もともと、杉田氏は初当選後からさまざまな「問題発言」を繰り返してきた。特に、2018年には雑誌「新潮45」8月号に「(性的マイノリティーである)LGBTの彼ら彼女らは子どもをつくらない、つまり生産性がない」などと寄稿し、国内外から批判が殺到。安倍首相(当時)は「まだ若いですから」と擁護したが、新潮社は謝罪し、同誌は事実上の廃刊となった。そうした経緯もあるだけに、今回の発言は政治的にも大炎上し、ネットなどで「自民党は、身を(水脈)切る改革を」と揶揄されている。暴言連発とも見える杉田氏の一連の言動は「万葉集からとった」という文化の薫りもする珍しい名前にも「およそそぐわない」(有識者)。ただ、ブログでの長文の釈明には「批判に負けるな」「頑張れ」などの書き込みも目立つ。

 次期衆院選への悪影響を懸念する与党議員からは、「早く議員辞職させてほしい」(若手)との悲鳴も漏れる。しかも、首相は安倍前政権時代の政治スキャンダルを官房長官として素早く処理してきた「危機管理のプロ」でもある。ただ、「刑事事件で逮捕、起訴されながら、自民離党後も議員に居座り続ける河井克行元法相と妻の案里参院議員や秋元司衆院議員とのバランスもあり、さすがの首相も決断しにくい」(自民幹部)との指摘もある。そうした中、杉田氏自身は「これからも自らの信念に基づき、発言を続ける」となお強気だ。このため、党内には「次期衆院選での中国ブロック比例名簿からさっさと削除するしかない」(閣僚経験者)との声も広がるが、入党の経緯から安倍前政権の「負の遺産」とも見えるだけに、杉田氏の存在自体が首相の“頭痛の種”となりそうだ。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」10月12日号より】

5444名無しさん:2020/10/19(月) 11:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b560ae7ecd0fd492f822711396e7131d1d76b98
自民・岸田氏が積極露出 埋没回避に躍起
10/19(月) 7:09配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、来年秋と想定される党総裁選に向け、メディアなどに登場する機会を増やそうと懸命だ。

 もともと発信力不足が課題な上、菅政権で政府・党の要職からも外れて露出が激減。このままでは埋没しかねないと危機感を強めている。

 岸田氏は18日、地元の広島市を訪れ、平和記念資料館を視察した。15日に出版した自著「核兵器のない世界へ」のPRの一環だ。市内の書店では東京に続く2回目のサイン会を開催。トークショーにも参加し、約100人の聴衆を前に熱弁を振るった。

 この日は報道各社の取材に計2回応じ、「引き続き首相、党総裁を目指して努力を続けていきたい。毎日の積み重ねが大事だ」と決意を語った。

 岸田氏は安倍政権で外相、政調会長を歴任したが、先の総裁選では地方票141票のうち、わずか10票の獲得にとどまった。党員の「不人気」という現実を突き付けられ、会長を務める岸田派の幹部は「岸田氏自身が変わらなければ、来年の戦いも厳しい」と焦りを募らせる。

 こうした状況を打破しようと、岸田氏は派内に広報対策などを担うチームの設置を決定。毎週木曜日の派閥会合後に記者対応の機会を設けることも検討している。講演依頼にも積極的に応じる方針だ。

 もっとも、無役となった岸田氏がこれまでと同様に、存在感を示し続けるのは容易ではない。党内からは「『アピール下手』のままでは駄目だ」(中堅)と厳しい声も漏れる。

5445名無しさん:2020/10/19(月) 11:59:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1af80f700629f1449de3c4fc7c59a2bdaa58c17a
「稲田朋美」と「野田聖子」が衝突 自民党の一室の使用を巡って
10/19(月) 5:56配信

権謀術数が渦巻く永田町では、こんなものまで“政争の具”になるらしい。

 目下、自民党内で火花を散らしているのは、野田聖子幹事長代行(60)と、稲田朋美前幹事長代行(61)。テーマはズバリ“会議室の使用権”である。

 稲田氏といえば、近年、“極右”のイメージを脱却しようと、しきりに“女性”を強調するようになったことが知られる。

「今年の3月には、稲田氏が共同代表を務める議員連盟『女性議員飛躍の会』を結成。選択的夫婦別姓にも理解を示すなど“変節”し、政策転換をアピールしている。それもこれも、総理になりたい一心では、などと揶揄する声もあるくらいです」(政治部記者)

 そして、稲田氏の支持母体ともいえる、この「飛躍の会」が妙な軋轢を生むことになる。

 自民党関係者によれば、

「会結成の当時、稲田さんは幹事長代行。直属の上司だった二階俊博幹事長に、議連のため自民党本部7階の会議室、709号室をあてがってもらったのです」

 面白くないのは「飛躍の会」に所属していない女性議員たち。野田氏も同様で、

「幹事長代行に就任するや、一議連が特別扱いで会議室を占拠するのはおかしいと、口撃を強めているんです。野田氏は女性初の宰相を狙う筆頭格。女性進出を稲田氏の専売特許にしておくのは許せないのでしょう。過去には女性局長だった三原じゅん子参院議員が、同じくこの特別扱いにかみついたこともありました」(同)

 目の敵にされた稲田氏の事務所に見解を訊くと、

「党本部709号室は、二階幹事長のご提案で『自民党女性政策推進室』として設置され、稲田が初代室長に任命されました。女性政策を推進するための自民党女性議員の部屋であり、議連の部屋ではありません」

 議連のためでなく、広く「党の女性」のための部屋という主張だが、何だか空気はギスギスしていそうだ。

「週刊新潮」2020年10月15日号 掲載

新潮社

5446チバQ:2020/10/19(月) 12:12:36
>>5443
近畿ブロック比例下位でよいのでは?もともと兵庫で選挙でてたし!

5447名無しさん:2020/10/19(月) 12:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca27437cb1043ffad64518802266969ed6e7982e
菅首相側近の河村建夫氏、韓国主要要人と連続会談…韓日関係改善に向けた「菅メッセージ」を手に来韓か
10/19(月) 7:17配信

今月17日に訪韓した日韓議員連盟の河村建夫幹事長が18日、韓国与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表と野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長、国家情報院の朴智元(パク・ジウォン)院長らと相次いで会談し、韓日関係改善に向けた意見交換を行ったことが確認された。

河村氏は日本政界の代表的な知韓派の一人で、日本メディアによると、訪韓直前の16日午後、首相官邸で菅義偉首相と会い、訪韓の計画を報告した。したがって河村氏の訪韓期間中、韓日関係に対する菅首相のメッセージが韓国側に伝えられる可能性が提起される。

19日まで2泊3日の日程で組まれた河村氏の訪韓目的は、今月6日に韓日議員連盟会長に選出された金振杓(キム・ジンピョ)議員に就任の祝賀メッセージを伝えることだった。だが、金氏との面談・晩餐日程の他に与野党代表、日本国内に幅広いネットワークを持つ情報機関トップとの会談事実まで確認され、「菅内閣発足後、両国の葛藤解消の可能性を模索するための日本側の動きが本格化した」(韓日議員連盟幹部)とみる声もある。

河村氏は18日午前に金鍾仁氏と会った後、午後には朴智元氏、金振杓氏、李洛淵氏らとの会談に相次いで臨んだ。

関係者によると、これら要人との会談で、河村氏は前回の第20代国会で文喜相(ムン・ヒサン)前国会議長が徴用問題解決法として提示したいわゆる「文喜相案」に言及し、韓日関係改善の必要性を強調した。「文喜相案」は韓日両国企業と国民の寄付金で強制徴用被害者に慰謝料を提供しようというアイデアで、文喜相氏が関連法案まで発議した。

河村氏と30分余りにわたって会談を行った金鍾仁氏は、中央日報の電話取材に対して「河村幹事長が強制徴用問題を中心に言及し、いわゆる『文喜相案』を取り上げて韓日関係が早期回復し、徴用問題が解決されるべきではないかと話した」とし「私は主に河村幹事長の話を聞く立場だった」と話した。

5448名無しさん:2020/10/19(月) 12:21:08
>>5447

河村氏は16日に菅首相と面談した後、日本の記者団に対して「日本政府としては、徴用工問題等々韓国側からの対案を待っている状況」とし「そういうことが進んでいるのかどうか、今の現状をどう考えているのか。そういうことを話し合っておきたい」と話した。

そのような河村氏が韓国側の主要要人との会談で「文喜相案」を再度強調したことをめぐり、韓日関係消息筋は「徴用裁判と関連し、韓国裁判所によって押収された日本企業の資産が現金化される前に、韓国政府がどんな形であれ問題解決の糸口を作ってほしいという日本政府のメッセージを伝えた」と分析した。最近、日本メディアで「韓国が徴用問題解決法を出さなければ菅首相が日中韓3国首脳会談に出席するために訪韓しない」という報道が続く中で、河村氏が韓国側の雰囲気を探るために動いたという見方もある。

記者時期に東京特派員の経験がある民主党の李洛淵氏は代表的な知日派だ。河村氏の昨年9月の訪韓時も当時首相だった李氏が別途昼食を共にした。18日に国会で40分間の会談に臨んだ2人がどのような話を交わしたのか、具体的な内容は公開されていない。ただし、李氏は会談後、記者団に対して「韓日懸案に対して、当局間が積極的に協議し、互いに知恵を出し合おうということでは意見が一致した」と話した。この他に、菅首相が17日、太平洋戦争A級戦犯が合祀された軍国主義の象徴である靖国神社の秋季例大祭に供物を奉納したことに対し、河村氏に遺憾を表明したと李氏は紹介した。これについて河村氏は「韓国と中国の批判はよく知っているが、安倍晋三前首相から続いてきた慣例だ。菅首相も官房長官時期には行かなかったが、首相になったので前任の首相がしていたことを継承している」としつつも「両国の批判は受け入れる」と話したと李氏が伝えた。李氏によると、世界貿易機関(WTO)事務局長の決選投票を控えた兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長に対する日本政府の支持を要請したところ、河村氏は「まだ日本政府はどうするか決めていない」とし「李代表からそのような要請があったということを受け取った」と話したという。

河村氏の日程の中では、情報機関トップである朴智元氏の会談が特に異例だ。朴氏は菅首相誕生に決定的な役割を果たした二階俊博自民党幹事長とは特に親しい関係にある。朴氏は昨年8月、行き詰まった韓日関係を突破するために大阪で二階氏と会い、5時間30分間にわたって非公開会談を行った。河村氏はそのような二階氏が率いる自民党二階派に所属している。18日の会談では2人の間に深いやり取りがあり、朴氏も李氏と同じように、WTO事務局長決選投票に関連した協力を要請したと韓日関係消息筋が伝えた。

5449名無しさん:2020/10/19(月) 14:38:52
https://www.asahi.com/articles/ASNBF34QPNBCUEHF004.html
コンビニめしと本の山 番記者が見た「石破首相」への壁
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聞き手・神田大介
2020年10月17日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、石破茂氏「敗戦の弁」
 始まる前から勝ち目の乏しかった自民党総裁選に飛び込み、結果は3候補中最下位、強みだったはずの地方票でも菅義偉首相を下回る惨敗を喫した石破茂元幹事長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。

 さすがに落ち込んだのか、結果判明の直後から次の総裁選への意欲を示した岸田文雄氏とは対照的に、記者団の問いかけに「来年のことはまだ終わったばっかりで言えない」と言葉を濁していた石破氏。ところが、収録では次もやる気十分という様子でした。ただ、勝つための具体策が見えない。とりわけ課題の国会議員票集めは道筋が見えず、5回目となる挑戦でもなお他力本願という印象は拭えません。

 安倍晋三前首相と長くライバル関係にあった石破氏には、何が足りないのか。収録に同席した政治部の石破番、松山尚幹記者が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・岸田文雄氏よりも下位だったショック

・びっしりの本棚とコンビニ弁当

・最大の誤算は菅氏の出馬

・党は最初から勝たせるつもりがなかった?

     ◇

Q:石破さん、率直に語ってくれましたね。

A:テレビでも言わないところまで話してくれたと思います。「自分に役職がつくのは乱世の時」という言葉に、私は次の総裁選への覚悟を受け取りました。

Q:後進に道を譲る気は全くないようでした。

A:そうですね。ただ、石破派の…

https://www.asahi.com/articles/ASNBF34R1NBCUEHF005.html
上滑りした岸田氏の熱意 はしご外し、番記者は見ていた
有料会員記事

聞き手・神田大介

2020年10月18日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、岸田文雄氏「敗戦の弁」
 安倍晋三前首相からの「禅譲」戦略を描いていたが、その安倍氏と麻生太郎副総理にはしごを外され、もろくも崩れ去った岸田文雄前政調会長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。

 「面白みには欠けるが、きまじめで優しい」(岸田派議員)というイメージからの脱却を狙い、独自カラーの発信に力を入れているのは伝わりましたが、際どい質問になると受け答えが丁寧語になり、「官僚型答弁」になってしまう場面も。

 他方、旧宏池会という源流を同じくする麻生派、谷垣グループとの合流に向けた発言をするなど、積極的な動きも見せています。次の首相になれるのか。収録の直前まで岸田番を務めていた、政治部の西村圭史が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・「はしご外し」の真相は

・総裁選中に反省の弁

・古賀誠氏を切ってでも勢力拡大?

・「ポスト安倍」という呪縛

     ◇

Q:収録中の岸田さんは表情豊かで、気むずかしいインテリというイメージが変わりました。

A:この1年、近くで見てきた岸田さんとは違う印象でした。もっとピリピリした表情でインタビューに答えていたのが、総裁選が終わったからでしょうか、つきものがとれたような感じで、すごく自然体で話してくれたと思います。

Q:政治家は人を包み込むような人柄が求められるという点で、岸田さんは損をしているように感じます。

A:外相や自民党政調会長だったころは、その範囲を超えて発言をしてはいけないと思っていた。肩書を持っている以上は、自分の思いを好き勝手にしゃべれない。そう思って今までやってきたので、発信力不足と言われながらも目立てなかった――総裁選中、そんな反省の弁を本人の口から聞きました。既に遅すぎたわけですが、それに気付いた岸田さんがこれからどう変わるのか。期待はできると感じました。

Q:総裁選の期間中、どんどん変わっていったのでしょうか。

A:変わらざるを得なかった、と…

5450名無しさん:2020/10/19(月) 17:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7eee66dacb9288d661a8772f760302c549ef2e4
自民石崎徹議員を略式起訴 暴行罪で 新潟区検
10/19(月) 17:32配信

 自動車の中で被害者の後頭部などを殴ったとして、新潟区検は19日、暴行罪で、自民党の石崎徹衆院議員(36)を略式起訴した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4d462fb0571fa2f0a64d4168563159b735ce318
【速報】石崎徹衆議院議員を暴行罪で略式起訴 新潟区検
10/19(月) 17:05配信

【速報】石崎徹衆議院議員を暴行罪で略式起訴 新潟区検

新潟区検は19日、石崎徹衆議院議員(36歳)を、当時の秘書への暴行罪で新潟簡易裁判所に略式起訴しました。
起訴状によりますと石崎議員は被害者に対し2019年4月と5月にそれぞれ、新潟市内で自動車内において右手で1回殴る暴行を加えた、というものです。

BSN新潟放送


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