したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ

5212名無しさん:2020/10/01(木) 15:45:53
>>5211

 菅流ガバナンスが軌道に乗るか、二つのポイントを指摘したい。官僚統制の強化と、日本維新の会との関係である。

 安倍官邸で、菅氏はあえて官界のルールを崩す人事を断行し、統制を強めてきた。「菅さん系の官僚は『菅僚』」とある省庁幹部は揶揄(やゆ)する。出馬表明にあたり「官僚の縦割りをぶち破る」と強調した。厚生労働省再編や「デジタル庁」新設に加え、「菅人事」の徹底宣言と霞が関には受け取られた。

 官房長官時代の「菅人事」と見られているのが、国土交通事務次官人事だ。同省は旧建設省技官、同省事務官と旧運輸省のたらい回し人事を続けていたが2016年、本命視された旧建設事務系、西脇隆俊氏(現京都府知事)が復興庁次官に回り、旧運輸官僚が起用される異変があった。今年も「エース」由木文彦氏が復興次官となり、「穴馬」の栗田卓也氏が次官に昇格した。一連の人事には菅氏と近い国交省OB、和泉洋人首相補佐官の影響も官界では指摘されている。

 菅氏が閣僚を務めた総務省でも旧自治系の黒田武一郎事務次官など着々と「菅系」統制が進む。菅氏は総務相時代、旧自治省行政系の幹部をあえて自治財政局長に起用する慣例破りの人事をしたこともある。

 だが、場合によっては更迭も辞さない人事はともすれば「えこひいき人事」と映る。

 官僚人事ではないが、自身に近い菅原一秀前経済産業相、河井克行前法相らの不祥事による辞任で「菅人事」には疑念符がついた。とりわけ、安倍内閣時代に不倫疑惑などが報じられた和泉氏の動向を官界は注目している。

 また、菅新政権の誕生で与党と日本維新の会の距離はいっそう接近し、事実上の「自公維」体制を現出しそうだ。

◇路線は新自由主義

「たたき上げ」の菅氏は、競争重視の構造改革論者だ。総裁選でモットーに「自助・共助・公助」を掲げたが、基本はあくまで自助。政策路線で維新勢力とは共通点が多く、大阪を拠点に進む「大阪都構想」やカジノを含む「統合型リゾート」(IR)構想を支援し続けてきた。とりわけ松井一郎大阪市長との関係は良好で、頻繁に連絡を取りあっている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板