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民主党政権綜合スレ

1とはずがたり:2009/09/02(水) 13:18:36
綜合スレだから何でも歓迎けど今の時点ではこのスレでは政策を中心にして政党間協議などは政権交替検討スレ等を引き続いて活用出来ればと考えてます。
連立の組み替えや中途参加があるかもしれないので民主以外の名前は省略w

6106ありません:2011/12/17(土) 23:55:58
レスありがとう。詳細はこれです+.(・∀・).+♪ http://www.l7i7.com/

6107チバQ:2011/12/18(日) 18:26:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111217-00000075-mai-bus_all
<診療報酬改定>決着見えず 厚労・財務相が会談へ
毎日新聞 12月17日(土)20時28分配信

 12年度の診療報酬改定をめぐり、物価・賃金情勢に合わせて引き下げを求める財務省と、引き上げを求める厚生労働省のバトルが激化している。与党や業界団体も巻き込んだ論争に発展。安住淳財務相と小宮山洋子厚労相は週明けにも会談する方向だが、なお着地点は見いだせない。政府予算案が決まる今週末にかけて、神経戦が続きそうだ。

 「経済界、労働組合、市町村、中小企業、いずれも診療報酬を引き下げるべきだと言っている」。16日の閣議後記者会見で、安住淳財務相は強い姿勢で厚労省をけん制した。診療報酬のうち既に薬価引き下げは決定的。診察や検査、手術費、医師らの人件費である本体部分についても同省は1%の引き下げを求めており、厚労省は反発、12年度予算の大きな焦点となっている。

 公的医療保険制度では、医療費の14%を患者の自己負担、49%を個人や企業の保険料、37%を公費で賄う。医薬品や医療サービスへの対価である診療報酬の引き上げは医療費膨張につながり、国や患者、企業の負担増に直結。経団連や連合、健保組合連合会なども引き上げに反対している。

 厚労省は引き上げで、医師不足が深刻な勤務医や小児、救急などに手厚く配分すると主張。一時は「全体での据え置き」を落としどころと見ていた小宮山厚労相も、財務省の大幅引き下げ要求に態度を硬化させ、「医療崩壊を止める財源を確保する」と訴える。日本医師会など医療関係団体も働きかけを強めており、16日の民主党厚労部門会議は引き上げを求める意見書を発表、「引き下げなら予算案に賛成できない」との声まで出た。

 診療報酬は前回10年度改定で本体が1.55%引き上げられた結果、全体が10年ぶりのプラス改定(改定率0.19%)となった。しかし、デフレで賃金が低迷する中での医療関係者優遇には疑問の声もあり、11月の行政刷新会議の提言型政策仕分けでは、所得の多い開業医などから、医師不足の診療科に配分をシフトすべきだとの提言が出された。有力支持団体の賛否も割れる中で、24日予定される予算案決定までぎりぎりの調整が続きそうだ。【坂井隆之】

6108チバQ:2011/12/18(日) 18:26:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111217-00000014-mai-bus_all
<一体改革>政府「歳入庁」新設を検討 財務省など反発も
毎日新聞 12月17日(土)2時32分配信

 政府・民主党は、税と社会保険料を一体的に徴収する「歳入庁」の新設を検討する方針を固めた。週明けに決定する「税と社会保障の一体改革」素案骨子に「直ちに本格的な作業に着手」と明記する。歳入庁創設を政権公約(マニフェスト)に掲げた民主党の意向を反映した形だが、国税庁を抱える財務省などの反発も予想され、議論は曲折も予想される。

 歳入庁構想は、旧社会保険庁などが担ってきた社会保険料の徴収機能と、国税庁の機能を統合させるなどし、現在は別々に管理する税と社会保障給付を一体運営して、効率化を図る。一体運営の前提として、国民に個別の番号を割り振り、税・社会保障分野の情報を一元化する「共通番号制度」関連法案を年明けの通常国会に提出することが固まっている。【赤間清広】

6109チバQ:2011/12/20(火) 17:34:44
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111220k0000e010173000c.html
山岡氏:「事務方が出席すべきだった」安保会議遅刻に釈明

安全保障会議が始まった後、遅れて首相官邸に入る山岡賢次・国家公安委員長=2011年12月19日午後1時10分、手塚耕一郎撮影 山岡賢次・国家公安委員長は20日の閣議後の記者会見で、19日の安全保障会議に遅刻したことについて、「こういう場合は事務方が出るべきだったと思う」と述べた。安全保障会議設置法は会議の「議員」として外相や国家公安委員長などを明記しており、事務官は議員に含まれていない。また山岡氏は遅刻の理由について「あらかじめ届けをして栃木県警などを訪問していた」と釈明した。

 これに関連し、藤村修官房長官は20日午前の記者会見で、「警察庁の事務方の連絡不備があったと反省している。注意したい」と説明した。

 山岡氏は19日午前、地元・栃木県におり、同日午後1時から開かれた安全保障会議の終了とほぼ同時刻に首相官邸に到着した。藤村長官は記者会見で、19日午前10時半ごろに「正午から北朝鮮の特別放送がある」との情報があったと指摘。その上で「特別放送という言葉にもっと敏感になり、早急に連絡すべきだった」と警察庁の対応を批判した。

【池田知広、小山由宇】

毎日新聞 2011年12月20日 13時44分(最終更新 12月20日 13時50分)

6110名無しさん:2011/12/25(日) 13:13:10
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111220-OYT1T00218.htm?from=navr
菅氏の原発視察どなり声ばかり…池田・前副大臣
特集 福島原発

 東京電力福島第一原子力発電所事故で現地対策本部長を務めた池田元久前経済産業副大臣が、3月11日の事故発生から5日間の様子を手記としてまとめた。

 菅前首相は事故翌日の12日に原発を視察した際、待機していたバスの中で東電の武藤栄副社長(当時)と対面したが、「(菅氏は)初めから詰問調で、どなり声ばかり聞こえ、内容はよく分からなかった」という。

 さらに、菅氏が大勢の作業員を前に「何のために俺がここに来たと思っているのか」とどなり散らしたとし、池田氏は「首相がこの時期に現地視察したことを含め、指導者の資質を考えざるを得なかった」と述懐。手記では経済産業省原子力安全・保安院などの対応も取り上げ、「原子力安全神話に包まれていたのではないか」と総括した。
(2011年12月20日09時53分 読売新聞)

6111名無しさん:2011/12/25(日) 13:14:43
http://www.j-cast.com/2011/12/19116904.html?p=all
原発視察で怒鳴りまくる菅氏 前副大臣の手記で浮き彫り
2011/12/19 18:51

事故直後の福島第1原発の視察で、菅直人首相(当時)のあまりにきつい怒鳴り方に、政府の現地対策本部長は、首相周辺に「総理を落ち着かせてくれ」と頼んだ――そんな生々しい証言が出てきた。

当時の現地対策本部長だった池田元久前経済産業副大臣がまとめた手記に登場する内容だ。朝日新聞が2011年12月19日付朝刊で紹介している。

「怒鳴り声ばかり聞こえ…」
菅直人前首相の功罪とは。

「イラ菅」の名で知られる菅氏が、原発事故に関しても様々な状況で怒鳴っていたことは新聞や週刊誌などで報じられているが、内閣の中枢部にいた池田氏が「指導者の資質を考えざるを得なかった」と吐露するまでの菅氏の対応には、改めて注目が集まりそうだ。

池田氏は衆院6期目。2010年の菅内閣発足で財務副大臣となり、福島第1原発事故の発生時は経産副大臣だった。政府の現地対策本部長を務めたが、5月に病気で入院し、ほどなく交代した。11年8月の代表選を機に発足した鹿野道彦氏グループの設立に参加している。以前は菅グループで活動していた。ちなみに元NHK政治部記者でもある。

手記は事故発生の3月11日から5日間の出来事を当時の資料やメモをもとにまとめたものだ。池田氏の事務所に聞いてみると、雑誌や書籍で発表する予定は現時点ではなく、記録として残す目的で作成したという。

池田氏手記を引用する朝日記事によると、事故翌日の3月12日、菅氏が原発に到着し、待機用バスに乗り込むと、東京電力の武藤栄副社長(当時)相手に「ベント(排気)」をめぐり話し出したが、「怒鳴り声ばかり聞こえ、話の内容はそばにいてもよく分からなかった」という。

菅氏は、原発敷地内の建物の廊下でも、吉田昌郎所長(同)らの前で怒鳴った。池田氏は、菅氏の口調がきついため、同行していた寺田学首相補佐官(同)に「総理を落ち着かせてくれ」と頼んだそうだ。池田氏は「指導者の資質を考えざるを得なかった」と振り返っている。

池田氏手記を報じる朝日記事がインターネット上に流れると、様々な反応が現れた。
ネットでは菅氏擁護論も

ツイッターをみると、「こういう人間を上司に持つと部下はたまらんね」などと、現地の士気をそいだとして菅氏に批判的な意見や、「(イラ菅の菅氏だけに)やっぱり」と冷めた見方が並んでいる。

一方で菅氏擁護論も少なくない。

「怒鳴ったお陰でってこともあるだろう」「少なくともあの現状で怒鳴ってくれる総理の方が好感持てる」「怒鳴ることも大事」

といった具合だ。

擁護論の背景には、3月15日に菅氏が東電本店に乗り込み怒鳴ったとされる件が関係しているようだ。菅氏の行動が現場の士気を下げた、と批判の声が出る一方、「東電が全面撤退を申し出」たため、菅氏が「撤退はあり得ない」と怒鳴って必死に抵抗した、と評価する声もあるためだ。

「全面撤退申し出」については、東電は一貫して「誤解だ」と否定している。一方、菅氏や枝野幸男前官房長官は、辞任直後の報道各社のインタビューで「全面撤退の申し出が東電からあった」との受け止め方を披露した。

いずれにせよ、原発事故当時の「政府現地対策本部長」が怒鳴り散らす首相に対して「指導者の資質を考えざるを得なかった」と感じた意味は、小さくはなさそうだ。

政府の事故調査・検証委員会は12月26日、中間報告をまとめる予定で、最終報告は12年夏ごろとみられている。「菅首相が怒鳴った」功罪についても、検証されるのだろうか。

6113名無しさん:2011/12/27(火) 10:04:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000085-san-pol
マルチ疑惑追及 山岡氏ケジメ? 政務秘書官を交代
産経新聞 12月27日(火)7時55分配信

 先の臨時国会で参院から問責決議を受けた山岡賢次国家公安委員長が政務秘書官を交代していたことが26日、分かった。

 前任の根岸庸夫氏は山岡氏の第1秘書から起用された。しかし、実母がマルチ商法(連鎖販売取引)関連企業の「会員」、叔母が同企業から多額の報酬が得られる「トップリーダー」(幹部会員)だったと自民党から追及され、問責決議の一因になった。このため「秘書官交代で山岡氏なりにケジメをつけたのではないか」(民主党関係者)とみられている。

 根岸氏は19日付で退任。後任には、前原誠司外相政務秘書官だった元民主党職員の内田優香氏が20日付で就任した。

 政務秘書官交代の理由について、山岡氏が担当する省庁はこぞって「山岡事務所に問い合わせてほしい」と回答、同事務所は「担当者がいないので分からない」としている

6114栃木都民:2011/12/27(火) 11:38:29
>>6113
内田さんがなぜクズ議員の山岡の秘書官に?人材の浪費だ。

6115チバQ:2011/12/31(土) 14:47:10
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111231-OYT1T00022.htm
首相、内閣改造を検討…一川・山岡氏交代へ

 野田首相は、問責決議が参院で可決された一川防衛相、山岡消費者相の交代を含む内閣改造・民主党役員人事の検討に入った。


 複数の民主党幹部が30日、明らかにした。人事の時期は、復興庁発足で閣僚を1人増員する2月上旬に断行する案が有力だ。通常国会召集に先立って1月中旬に行う案もある。首相は年明け以降、輿石幹事長ら党執行部と協議し、最終判断する。

 輿石氏に近い民主党参院議員は「内閣改造はするだろう。復興庁発足にあわせて、一川、山岡両氏をすぱっと代えればいい」と語った。

 自民、公明両党は一川、山岡両氏が続投した場合、通常国会で2人が関連する国会審議に応じないとしており、与党内では、消費税の増税を巡る与野党協議を進めるためにも、国会審議が本格化する時期までに2閣僚の交代はやむを得ないとの声が強まっている。

(2011年12月31日03時05分 読売新聞)

6116チバQ:2011/12/31(土) 14:48:16
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111230-OYT1T00031.htm
「集大成の気持ちで」…紛糾9時間、深夜の決着

 100人を超える民主党議員が出席した合同総会は29日午後3時過ぎに始まった。

 休憩を挟んで約9時間後の30日午前0時前にようやく合意にこぎつけた。

 首相が加わったのは午後6時半。冒頭、欧州の経済財政危機に触れ「危機管理という意味でも一体改革はやり抜かなければいけない。政権与党というのはつらいテーマ、苦しいテーマから逃げないことだ。力を貸してほしい。政治家の集大成の気持ちで訴えている」と語り、増税が実現すれば、政治家を辞めてもいいとの思いをにじませ、理解を求めた。「離党者が出たのは残念だ」としながらも、「この国の将来のために避けて通れないテーマに結論を出そう」と強調した。

 国民の理解を得るため、議員定数削減や国家公務員給与削減などについて、来年の通常国会で関連法案の成立を図る方針も示した。

 野党との向き合い方にも触れた。

 「通常国会は日本にとって大きな正念場だ。野党には協力を呼び掛けるが、少しスタンスは攻めにいかないといけない。『君子豹変(ひょうへん)す』という決意だ」

 低姿勢で協力を呼びかけるだけでなく、政府・与党として明確な方針を示し、むしろ野党が判断を迫られる構図としたいとの主張だ。

 気迫あふれる熱弁に、大きな拍手が起きた。しかし、反対派はおさまらず、「法案提出ありきはおかしい」「こんな景気状況では増税に国民の理解は得られない」などと声を上げた。

(2011年12月30日09時01分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20111230-OYT1T00190.htm
ひるまぬ首相「民主党は政治改革家の集団だ」

 野田首相は29日夜の民主党税制調査会の合同総会で自ら消費税増税反対派の説得にあたった。

 首相は持論の財政健全化にかける執念を前面に打ち出すことで、辛うじて目標とする年内決着にこぎつけた。

 「民主党は政治家の集団ではない。政治改革家の集団だと示そう」

 午後3時過ぎからの合同総会が始まって約3時間半。休憩を経て再開された総会に姿を見せた首相は、15分間にわたって熱弁をふるった。

 首相は増税の前提として、国会議員の定数削減、公務員給与の削減など行政改革、日本経済の成長のための日本銀行との連携強化などに取り組む考えを強調。

 増税反対派が増税の是非だけでなく、「(消費増税を理由に)離党した議員たちの思いもくみ取ってほしい」「仲間を大切にしない組織はダメだ。冷たい」などと追及しても、首相は「仲間は大切にしている。(消費税率引き上げ関連法案提出の)お尻は3月と決まっている」と切り返した。

 政府内には総会への首相出席に慎重論もあった。「反対派の突き上げで火だるまになるのではないか」(首相周辺)との懸念からだ。執行部には年内の意見集約は見送るべきだとの声も強かったが、首相はひるまなかった。

(2011年12月30日11時10分 読売新聞)

6118チバQ:2012/01/05(木) 22:50:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120105/plc12010517370009-n1.htm
「ユーロは破綻する」「金融・経済の大津波」山岡氏、失言連発
2012.1.5 17:35 [野田内閣]

閣議後に記者会見する山岡拉致問題相=12月20日午前、警察庁
 山岡賢次国家公安委員長・消費者問題担当相は5日、内閣府職員への年頭の訓示式で「ユーロは破綻するんじゃないかと内心思っている。そうなると中国のバブルも破裂する可能性がある」と述べた。欧州債務危機の拡大で単一通貨ユーロ圏が崩壊する可能性を指摘したとみられるが、日本を含む関係諸国が危機回避に取り組む中、不適切な発言との批判は免れない。野田佳彦首相は参院で問責を受けた山岡氏をなお擁護しているが、適格性に改めて疑問符がつき、1月下旬召集の通常国会を前に更迭は避けられそうにない。

 山岡氏はさらに「金融・経済の大津波がやってくる」などと金融・経済危機を3度も「津波」にたとえた。それらの危機に備える際、「政治の混乱が一番良くない」と問責を受けたことを人ごとのように表現した上で、「(危機に)対処できる政治体制を与野党問わず整えていかなければいけない。危機感を強く持っている」と続投に意欲を表明した。

 「今年も良い年でありますよう改めてお願い申し上げる」と締めくくったが、「今年も良い年」との認識も東日本大震災の被災者への配慮に欠けていると受け取られかねない。

 訓示式には山岡氏のほか、藤村修官房長官ら6閣僚が参加した。

6119名無しさん:2012/01/06(金) 15:29:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000537-san-pol
国会召集は24日 政府・民主決定
産経新聞 1月6日(金)14時42分配信

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官邸に入った野田佳彦首相=5日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)

 政府・民主党は6日、首相官邸で野田佳彦首相を交えて政府・民主三役会議を開き、第180通常国会を24日に召集することを決めた。与党関係者が明らかにした。

 会期は6月21日までの150日間。首相は平成23年度第4次補正予算案を国会冒頭に提出して成立させた後、24年度予算案や国会議員定数削減、郵政改革、公務員給与削減などの関連法案の早期成立を目指す。

 当初23日召集で調整していたが、公明党の故冬柴鉄三元幹事長の葬儀日程が重なることなどに配慮した。

6120とはずがたり:2012/01/06(金) 18:46:43
>>6118
山岡ぁ。。┐('〜`;)┌

6121チバQ:2012/01/07(土) 08:11:33
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201201060127.html
内閣改造、国会召集前で調整=13日にも、混乱回避狙い―野田首相2012年1月6日23時6分
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 野田佳彦首相は6日、政権浮揚のため検討している内閣改造について、1月24日となる見通しの通常国会召集前に行う方向で調整に入った。参院で問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次消費者担当相を続投させた場合、自民党などが審議を拒否し、国会が冒頭から混乱する可能性があることから、召集前に両閣僚を交代させる必要があるとの判断に傾いた。

 当面の政治日程に関し、藤村修官房長官は、13日の閣議には全閣僚が出席するよう指示。これを受け、一川防衛相は11〜13日の日程で予定していた海外出張を9〜12日に前倒しし、古川元久経済財政担当相も11〜15日の米国訪問を取りやめた。

 13日には衆参両院の議院運営委員会が開かれ、政府側が国会召集日を正式に伝達する予定。首相周辺は6日夜、「この段階で改造があるかどうかはっきりさせておく必要がある」と述べた。このため政府・民主党内では、早ければ13日中か、民主党大会(16日)直後の17日に首相が改造を断行するとの見方が浮上している。 


[時事通信社]

6122バハムート:2012/01/07(土) 22:02:28
いよいよ一川・山岡大臣を更迭させ、小幅な内閣改造が現実味を帯びてきました。
交代させねば、通常国会の召集は困難を極めるだけですからね…。
だけど、去年のうちに交代させておけば野党(自民・公明・共産・たち日・みんななど)からの反発は和らいだはずです。

6123名無しさん:2012/01/08(日) 08:25:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120108-00000068-san-pol
内閣改造 国家公安、平野博氏浮上 防衛相に羽田氏らの名
産経新聞 1月8日(日)7時55分配信

 野田佳彦首相は7日、13日に断行する方針を固めた内閣改造人事の調整を進めた。事実上更迭する山岡賢次国家公安委員長の後任に民主党の平野博文国会対策委員長が浮上し、一川保夫防衛相の後任には羽田雄一郎参院国対委員長らを充てることを検討している。一方、野党側は、山岡、一川両氏が昨年12月に参院で問責決議を受けていた経緯などから「改造は遅きに失した」などと一斉に批判を始めた。24日召集予定の通常国会で、首相の任命責任を引き続き追及する方針だ。

 平野氏は昨年秋の臨時国会で、郵政改革法案など重要法案の成立に軒並み失敗し、与党内からも国対委員長の交代を求める声が出ていた。閣僚に横滑りする見通しの平野氏の後任には、野党幹部と太いパイプを持つ城島光力(こうりき)幹事長代理の名が挙がっている。

 防衛相には北沢俊美前防衛相と関係の深い羽田氏のほか、小沢一郎元代表に近い三井辨雄(わきお)政調会長代理を起用する案も出ている。

 内閣改造について、自民党の山本一太参院議員は7日のTBS番組で「更迭の遅れは首相の判断ミス。任命責任を厳しく追及していく」と強調。公明党の高木陽介幹事長代理も同番組で「問責決議が出た段階で決着をつけるべきだった。タイミングが遅い」と語った。

 みんなの党の渡辺喜美代表は同日、「危機管理を本気でやるなら更迭が先決だ」と指摘した。栃木県大田原市で記者団に語った。

最終更新:1月8日(日)7時55分

6124名無しさん:2012/01/08(日) 13:40:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120108-00000277-yom-pol
民主に広がる国会召集前改造…輿石氏は後ろ向き
読売新聞 1月8日(日)12時12分配信

 野田首相が検討している一川防衛相と山岡消費者相の交代を含む内閣改造・民主党役員人事の時期について、民主党内で「通常国会召集前」にするよう促す声が広がっている。

 参院で問責決議が可決された一川、山岡両氏の交代を強く求めている野党の態度を軟化させ、国会運営を円滑に進めるためだ。これに対し、輿石幹事長は早期改造に後ろ向きとされ、調整が続いている。

 国会召集前に内閣改造する場合、16日の党大会後とする案もあった。だが、改造に合わせて民主党の平野博文国会対策委員長らを交代させ、執行部体制を強化するには、より早い「13日」に改造や役員人事を行うべきだとの声が強まっている。平野氏の後任には城島光力幹事長代理を充てる案が浮上している。

 藤村官房長官は6日、閣僚に対して外国出張の日程を変更し、13日の閣議に出来る限り出席するよう指示した。藤村氏は周囲に「閣僚に緊張感を求めるため」と説明しているが、民主党内では「改造を前に、全閣僚の辞表を取りまとめる閣議ではないか」との見方が一気に広がった。

 これを受け、一川防衛相がモンゴル訪問の日程を変更し、古川国家戦略相も11〜15日の訪米予定を取りやめる方向で検討している。ただ、枝野経済産業相は9〜15日にインド、タイ、ミャンマーを予定通り訪問するとみられている。全閣僚に辞表を提出させず、「閣僚の補充・交代」の形にするのではないかとの見方もある。

6125名無しさん:2012/01/09(月) 12:37:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120109-00000512-san-pol
「国民と思ってるか」福島・双葉町長、首相につめ寄る
産経新聞 1月9日(月)12時23分配信

拡大写真
中間貯蔵施設で福島県の佐藤雄平知事(左)に協力を要請する野田佳彦首相(右)=8日午後、福島県庁(矢島康弘撮影)(写真:産経新聞)
 
 野田佳彦首相は8日、福島県を訪問し、佐藤雄平知事と会談し、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染された土壌などを保管する中間貯蔵施設を同県双葉郡内に建設する政府方針に理解を求めた。佐藤知事は昨年12月に首相が行った事故収束宣言について「あくまでも避難者の帰還が収束だ」と不快感を示した。税制優遇措置など福島の再生に向けた“手土産”を前面に押し出した首相だが、原発事故に対する県側との認識の違いが改めて浮き彫りになった。

 首相は復興関係の閣僚や地元自治体の首長らでつくる「原子力災害からの福島復興再生協議会」に初めて出席。復興に向けた税制優遇措置や規制の緩和、原発事故への賠償などについて積極的な姿勢を示した。 

 だが、第1原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は終了後、「私たち双葉郡民を日本国民と思っていますか。法の下に平等ですか。憲法で守られていますか」と首相に問いただしたことを明らかにした。首相は「大事な国民である」と答えたという。

 井戸川町長は首相が協力を要請した双葉郡内への中間貯蔵施設について「いろんな問題が解決されないのに一方的に話が進むのは納得できない」と改めて設置反対の意思を示した

 首相は佐藤知事との会談で、収束宣言について、「原発事故との戦いが終わったわけではない。課題から逃げることなく、国が最後の最後まで責任を持って取り組む覚悟だ」と釈明した。

 佐藤知事は、18歳以下の県民の医療費無料化を要請した。首相は記者団に「政府内でしっかり検討したい」と前向きな姿勢を示した。首相の福島入りは就任以来3回目。

6126チバQ:2012/01/09(月) 13:06:33
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20120109-OYT1T00139.htm
パイプ細い・根回し下手…平野国対委員長に不満
 野田首相が8日、通常国会召集前に内閣改造・民主党役員人事を行う意向を表明したのは、問責決議を参院で受けた一川防衛相と山岡消費者相だけでなく、対野党の交渉窓口である党の国会対策委員会の陣容も立て直す必要があると判断したからだ。

 通常国会では、首相が「不退転の決意」を強調している消費税率引き上げ関連法案の成立の可否が焦点となる。国会対策がカギを握るのは確実だ。首相はこの点について、「国対が機能しないと、関連法案の審議の足かせになる」(政府筋)として、平野博文国対委員長らを交代させる必要があるとみている。

 平野氏と、国対「ナンバー2」の松本剛明、加藤公一両国対委員長代理はいずれも昨年の野田政権発足時に就任し、2回の臨時国会を切り盛りした。このうち、昨年10月20日から開かれた臨時国会(会期51日間)では、政府提出法案の成立率は34%と、過去20年間で最低。首相自身は衆参予算委員会以外にも様々な審議に出席したが、結果的に実績があがらず、首相周辺からは「党の国対が機能していない」と不満が出ていた。

 特に平野氏は鳩山政権時代に官房長官を務めた経験から「調整役」の手腕を期待されたが、「野党とのパイプは細かった」とされ、野党から「根回しが下手」(自民党)、「交渉ごとに向いていない」(公明党)など冷ややかな指摘が出ていた。

(2012年1月9日08時58分 読売新聞)

6128チバQ:2012/01/09(月) 13:16:51
■国対委員長に交代案

 内閣改造と合わせ、党人事も実施する公算が大きい。平野博文国会対策委員長の交代案が浮かぶ。昨秋の臨時国会で国会審議が難航した経緯や、平野氏が消費増税に慎重な考えを示していることが背景。与野党協議をにらんで野党とのパイプがある人材で党執行部を固めるべきだとの意見もある。

 党内には消費増税に反対論が残り、3月末までに予定する消費増税関連法案の閣議決定に閣僚から異論が出る懸念がくすぶる。内閣改造・党役員人事で、政権の中枢から消費増税の慎重派を外す思惑も指摘される。

 ただ、改造規模が大きくなれば、党内の各議員グループへの配慮も欠かせない。一川、山岡両氏は小沢一郎元代表を支持する議員グループに属し、両氏を入閣させた人事は党内融和の証しとなった。小沢グループ内には「問責を受けたため交代は仕方ない。後任にも適任の候補が乏しい」との声が多いが、野田政権と元代表の間合いが変わる可能性はある。

6129チバQ:2012/01/10(火) 12:28:04
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/09/20120109ddm001040047000c.html
リスクと向き合う:3・11を経て 内閣官房、脆弱な危機管理 震災後、幹部7割交代 経験継承に懸念
 内閣官房の自然災害に対応する危機管理担当部門で、政治家を除く参事官以上の幹部16人のうち、11人が東日本大震災後に交代していることが分かった。大規模災害の際、首相、官房長官らを直接補佐する役職の7割が、震災の教訓を直接体験していないことになる。経験が生かされない組織・人事の在り方は、政府の危機管理体制の脆弱(ぜいじゃく)さを浮かび上がらせた。今後、大災害が発生した際に十分に対応できない可能性が指摘されている。

 政府関係者によると、昨年12月27日に内閣危機管理監が伊藤哲朗氏から米村敏朗氏に交代したほか、5人いる審議官以上のうちの4人、10人の参事官のうち6人が出身省庁などに戻った。参事官より下の職員約100人も多くが各省庁からの出向者。2年程度で入れ替わる人事が繰り返されている。

 内閣官房は大規模災害時、首相官邸危機管理センターを中心に被害の集約や情報収集、広域救助の調整など初動に当たる。95年の阪神大震災の際は官邸に危機管理を担う職員が配置されておらず、被害の把握などが遅れた。この教訓を基に安全保障・危機管理担当が設置されたが、人事面では専門性が十分に確保されない状態が続いていることになる。

 震災2日前の昨年3月9日、これまでも繰り返されてきたこのような人事を含む政府の体制に警告が与えられていた。「米国にも日本にも時々ひどい災害が起こる。危機管理の効率的なシステムが必要だ」。横浜市の神奈川大で、米連邦緊急事態管理局(FEMA)の元危機管理官、レオ・ボスナー氏がゆっくりと日本語で呼びかけた。

 ボスナー氏は職員教育の重要性を指摘。「日本版FEMA」の必要性にも言及しながら「適切な職員数、十分な予算、強いリーダーシップが必要だ」と訴えた。講演内容は政府も把握しており、3月11日朝には官邸で講演する予定だったが、体調不良で実現せず、震災で立ち消えになった。

 幹部の7割が交代したことに、ボスナー氏は「アンビリーバブル(信じられない)。大災害は頻度が少ないからこそ、経験を継承すべきだ。日本政府はなぜその機会をみすみす手放すようなことをするのか」と話している。

 ◇消えた「日本版FEMA」
 政府の危機管理体制の脆弱さを打開するため、民主党は野党当時から「日本版FEMA」の必要性を訴えてきた。03年に有事関連3法が成立する際にも主張、民主党の要求に沿って「緊急事態へのより迅速かつ的確な対処に資する組織の在り方について検討」という付則が盛り込まれた。

 政権交代を果たした09年衆院選のマニフェストでは「危機管理庁」(仮称)の創設を掲げた。ところが、政権交代後、議論は深まっておらず、10年参院選のマニフェストからは消え、東日本大震災を経ても政策課題として浮上する気配もない。

 民主党中堅議員は「首都直下地震は必ず起きるのだから、絶対にやらなければならない話だ」と語る。しかし、党内からは「もともと優先順位は低い」といった声が漏れており、政府関係者も「議院内閣制の中で知恵を出し合った結果が今の体制で、官僚サイドとしては変える必要性を感じていない。民主党も政権を取ってようやく分かったのだろう」と指摘している。

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 ■ことば

 ◇FEMA(米連邦緊急事態管理局)
 スリーマイル島原発事故を受け、79年に各省庁の災害対策部門を統合した連邦政府内の独立機関として発足。地震や洪水、テロなど有事の救援・復旧に対応する。初動時に強力な権限を持って対応に当たり、かつては世界の自然災害の危機管理組織の手本とされた。03年に国土安全保障省の一部になり、権限と規模が縮小。05年の米史上最悪の自然災害ハリケーン「カトリーナ」では、初動が遅れたとして国内で批判にさらされた。

毎日新聞 2012年1月9日 東京朝刊

6130チバQ:2012/01/10(火) 12:28:59
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/09/20120109ddm003040151000c.html
リスクと向き合う:3・11を経て 政府の危機管理体制 83・95年、官邸は「機能不全」 災害のたび組織改編
 自然災害で大きな犠牲が出るたび、見直されてきた政府の危機管理体制。その中に身を置いた人々は、現在の仕組みを「完成形」とみる。しかし、想定をはるかに超える被害の東日本大震災を経た今、不十分さを指摘する有識者は多い。

 83年5月26日午後1時前の首相官邸小食堂。中曽根康弘首相と後藤田正晴官房長官(いずれも当時)はテレビを見ながら、いらだっていた。60年のチリ地震以来の大津波が、東北の日本海沿岸を襲ったニュースが流れていた。

 中曽根氏「情報が来ない。何やってるんだ」

 事務スタッフ「具体的な被害報告は来ていません」

 中曽根氏「この状況で、なぜ情報が上がってこないんだ」

 後藤田氏「全くなってない」

 約1時間前の午前11時59分、秋田県沖でマグニチュード7・7の日本海中部地震が発生した。午後0時7分には津波の第1波が青森県深浦町で観測された。事態が把握できないまま、中曽根氏の口調は怒鳴り声に変わり、後藤田氏の表情には危機感が浮かんだ。

 地震と津波で104人が死亡した。「もっと内閣に情報が入るようにしないと」。両氏はこの後、繰り返す。首相官邸が自然災害に対応する組織強化の必要性を初めて意識した瞬間だった。翌84年、国土庁(現国土交通省)に防災局を新設し、災害に関する情報を収集して官邸に報告する体制を整備した。

 だが、その体制も95年の阪神大震災では機能不全だった。地震発生から4時間以上たった午前10時ごろ、ようやく村山富市首相(当時)は死者22人の報告を受けた。

 これらの教訓を踏まえて98年、内閣危機管理監が新設された。防衛を除く政府の危機管理の中心になるポストで、就任した5人はすべて警察庁OBだ。

 ハード面の整備も進み、02年に完成した現在の官邸には、非常時に集まるための危機管理センターが設けられた。「エレベーター表記は地下3、4階だが、もっと深い」。小泉政権で首相秘書官を務めたみんなの党の小野次郎参院議員は明かす。

6131名無しさん:2012/01/10(火) 12:29:10
 ◇有識者「プロ集団必要」
 地震の場合、東京23区は震度5強、そのほかの地域は震度6弱以上で、内閣危機管理監が「官邸対策室」を設置する。30分以内に内閣官房の安全保障・危機管理の担当者と、ゼッケンをつけた各省庁の緊急参集チームメンバーが、危機管理センターに集まり初動対応する仕組み。対策室メンバーは、官邸近くの宿舎に住む。災害で設置されたのは、東日本大震災までで19回だ。

 01〜04年に内閣危機管理監を務めた杉田和博氏は、この体制を「世界的に見ても水準は高い」と評価する。米連邦緊急事態管理局(FEMA)の研究もしたが、日本にはなじまないと明言。「いざという時に自衛隊、警察、消防を統括して動かすことこそ重要だ」と話す。後任の野田健氏も「FEMAは強い権限を持つ米大統領の下では機能するが、日本でうまくいくとは思えない」と同調する。

 これに対し、「災害分野の組織をまとめ、プロ集団を育てる必要がある」と主張するのは、元総務省消防庁防災課長の務台俊介・神奈川大教授。総務相や岩手県知事を務めた増田寛也・野村総合研究所顧問も「今回の複合災害を考えれば、FEMAのような組織の必要性を検証すべきだ」と指摘する。

 東京海上日動リスクコンサルティングの指田朝久・主席研究員は、日本がFEMAに見習うべき点として、災害に対応する体系の標準化を挙げる。「州や郡、市が同じ体系を持っているので、自治体間の応援がうまくいく。データベースを準備して使わせていることもいい」

 毎日新聞が昨年暮れに実施した世論調査では、92%が「政府の自然災害に対する危機管理は十分だと思わない」と回答している。

 ◇「情報不十分」81% 市民、行政に不満
 災害発生時に適切な行動をし、次の災害に備えていくには、政府や自治体の情報公開が不可欠だ。行政と住民が情報を共有することも、危機管理体制の一要素だ。

 毎日新聞の世論調査で、災害が起きた後の政府や自治体の情報提供について、81%が「十分だと思わない」と答え、「思う」の16%を大きく上回った。ここでも国民が政府などに厳しい見方を示していることが分かった。

 岩手県は東日本大震災後、防潮堤の高さを決める参考に、潮位や津波高などさまざまなパターンを想定し、沿岸部の津波浸水域をシミュレーションした。その結果は当初、全面非公開とした。公表を望まない市町村が存在し、「誤解や臆測による住民の混乱や投機助長の恐れ」が理由だった。その後、全市町村の同意が得られ、ホームページで公開した。

 一方、富士山麓(さんろく)にある山梨県富士吉田市の堀内茂市長は「富士山の火山情報をオープンにしてきている」と話す。観光への影響も気になったが、「3・11」を受け、どんな小さな情報でも住民や観光客と共有することが必要と考えたという。「『来ないでください』というのも一つのサービスだ」

 昨年1月の霧島山系・新燃岳の噴火では、宮崎県高原町が出した避難勧告に気象庁が疑問を投げかけるなど、当事者間の温度差が表面化した。田中淳・東京大教授(災害情報論)は「災害対応には、専門家、行政、住民のイメージをそろえておく必要がある。事前のコミュニケーション、情報共有が大事だ」と話している。

毎日新聞 2012年1月9日 東京朝刊

6132とはずがたり:2012/01/10(火) 15:18:45
>6130
>翌84年、国土庁(現国土交通省)に防災局を新設し、災害に関する情報を収集して官邸に報告する体制を整備した。
1984年なんて最近のイメージ(歳がばれるねw)なのに,こんな最近までそういう官庁なかったってこと?!

6134名無しさん:2012/01/10(火) 20:04:05
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120110/plt1201101135000-n1.htm
内閣改造“候補者リスト”!舛添入閣のサプライズ情報
2012.01.10

羽田雄一郎氏【拡大】

 野田佳彦首相は、24日召集予定の通常国会に向けて、13日に内閣改造を断行する考えを固めた。「不退転の決意」とした消費税増税を実現するため、参院で問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長を交代させ、野党に協議を促すのが狙い。すでに、後任の閣僚や党役員として、さまざまな名前が浮上している。

 「なるべく早く心を合わせて、しっかりと態勢をつくっていくという意味で、(13日に)閣僚全部に集まってもらう」

 野田首相は8日、視察先の福島県内で記者団にこう語った。これまで、「問責決議には法的根拠がない」として一川氏らの交代を拒否していたが、支持率急落で尻に火がついたようだ。

 10日時点で、防衛相には、羽田雄一郎参院国対委員長や小川勝也参院農水委員長の起用をはじめ、「防衛は素人」といった失言を連発した前任者の反省から、渡辺周防衛副大臣の昇格や、北澤俊美前防衛相の返り咲きなども指摘されている。

 山岡氏の後任には、平野博文国対委員長の名前が浮上している。昨年秋の臨時国会での法案成立率が最低水準にとどまったため、野田首相は国会運営の司令塔である国対委員長の交代を検討してきた。「平野氏は鳩山由紀夫元首相の側近でもあるため、閣内で処遇するのでは」(首相周辺)

 平野氏の後任の国対委員長には「派手さはないが、野党にも人脈がある実務派」(同)という城島光力幹事長代理や三井辨雄政調会長代理の名前が取り沙汰されている。

 事実上の更迭となる一川、山岡両氏は、野田首相とは消費税増税をめぐって敵対する小沢一郎元代表の側近。小沢グループは新人・中堅議員が多く、大臣適齢期の議員が少ない。このため、党内には「小沢グループに配慮する必要はない」という意見と、「同グループから起用すべき」という声がある。

 このほか、小沢氏に近く、舌鋒鋭い田中真紀子元外相が「反野田」路線になるのを防ぐため、夫の田中直紀参院議員を起用する案や、読売新聞は10日朝刊で、増税に理解を示す、たちあがれ日本の園田博之幹事長や新党改革の舛添要一代表のサプライズ入閣の可能性に触れている。

6135チバQ:2012/01/10(火) 22:20:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120110/plc12011017260010-n1.htm
内閣参与2人が退職 「更迭」は否定
2012.1.10 17:26
 政府は10日、内閣官房参与の伊藤哲朗、植松信一両氏が同日付で退職したと発表した。両氏は先月27日にそれぞれ内閣危機管理監と内閣情報官を退任し、参与に就任していた。

 藤村修官房長官は記者会見で「(参与就任は)年末年始の北朝鮮情勢に適切に対応するためだった」と述べ、当初から短期間を想定していたと説明。金正日総書記死去の際の官邸対応をめぐる更迭との見方をあらためて否定した。

6136チバQ:2012/01/10(火) 23:10:05
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201201100090.html
防衛相に北沢氏浮上=野田首相「万全の態勢」強調―内閣改造2012年1月10日18時6分
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. 参院で問責決議が可決された一川保夫防衛相、山岡賢次消費者担当相を交代させるために野田佳彦首相が検討している内閣改造で、一川氏の後任に北沢俊美前防衛相を推す意見が10日、政府・与党内で浮上した。北沢氏は鳩山、菅両政権で防衛相を務め、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題など安全保障政策に精通しているためだ。また、消費者担当相には民主党の平野博文国対委員長の起用が有力となった。

 首相は同日、視察先の岩手県大船渡市で記者団の質問に答え、「震災復興、原発(事故)との闘い、経済再生、一体改革、さまざまな課題があるが、万全の態勢で一つ一つを解決していきたい」と強調した。首相は13日にも改造に踏み切る意向。防衛相には民主党の羽田雄一郎参院国対委員長を推す声もある。 


[時事通信社]


http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011001002209.html
首相、後任防衛相は経験重視 東、渡辺氏ら浮上
 野田佳彦首相は10日、問責決議を受けた一川保夫防衛相、山岡賢次消費者行政担当相の交代を柱とした13日の内閣改造に向け、一川氏の後任については経験重視の観点から、防衛政策に精通した人材を起用する意向を固めた。米軍普天間飛行場移設問題への対応が求められるため。民主党内では東祥三衆院安全保障委員長の起用や、渡辺周防衛副大臣の昇格、北沢俊美前防衛相の再登板案が浮上した。

 山岡氏の後任には、民主党役員人事で交代させる方向の平野博文国対委員長を充てるとの見方が出ている。

2012/01/10 21:53 【共同通信

6137チバQ:2012/01/10(火) 23:11:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120110/plt1201101135000-n1.htm
内閣改造“候補者リスト”!舛添入閣のサプライズ情報2012.01.10
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 野田佳彦首相は、24日召集予定の通常国会に向けて、13日に内閣改造を断行する考えを固めた。「不退転の決意」とした消費税増税を実現するため、参院で問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長を交代させ、野党に協議を促すのが狙い。すでに、後任の閣僚や党役員として、さまざまな名前が浮上している。

 「なるべく早く心を合わせて、しっかりと態勢をつくっていくという意味で、(13日に)閣僚全部に集まってもらう」

 野田首相は8日、視察先の福島県内で記者団にこう語った。これまで、「問責決議には法的根拠がない」として一川氏らの交代を拒否していたが、支持率急落で尻に火がついたようだ。

 10日時点で、防衛相には、羽田雄一郎参院国対委員長や小川勝也参院農水委員長の起用をはじめ、「防衛は素人」といった失言を連発した前任者の反省から、渡辺周防衛副大臣の昇格や、北澤俊美前防衛相の返り咲きなども指摘されている。

 山岡氏の後任には、平野博文国対委員長の名前が浮上している。昨年秋の臨時国会での法案成立率が最低水準にとどまったため、野田首相は国会運営の司令塔である国対委員長の交代を検討してきた。「平野氏は鳩山由紀夫元首相の側近でもあるため、閣内で処遇するのでは」(首相周辺)

 平野氏の後任の国対委員長には「派手さはないが、野党にも人脈がある実務派」(同)という城島光力幹事長代理や三井辨雄政調会長代理の名前が取り沙汰されている。

 事実上の更迭となる一川、山岡両氏は、野田首相とは消費税増税をめぐって敵対する小沢一郎元代表の側近。小沢グループは新人・中堅議員が多く、大臣適齢期の議員が少ない。このため、党内には「小沢グループに配慮する必要はない」という意見と、「同グループから起用すべき」という声がある。

 このほか、小沢氏に近く、舌鋒鋭い田中真紀子元外相が「反野田」路線になるのを防ぐため、夫の田中直紀参院議員を起用する案や、読売新聞は10日朝刊で、増税に理解を示す、たちあがれ日本の園田博之幹事長や新党改革の舛添要一代表のサプライズ入閣の可能性に触れている。

6138名無しさん:2012/01/11(水) 09:55:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000086-san-pol
内閣改造 「岡田副総理」有力に 蓮舫・平岡両氏の交代確実
産経新聞 1月11日(水)7時55分配信

拡大写真
中国から帰国し、報道陣を振り切って空港を去る民主党の中井洽元拉致問題担当相=10日午後、成田空港(緑川真実撮影)(写真:産経新聞)

 13日に予定される内閣改造で蓮舫行政刷新担当相と平岡秀夫法相の交代が確実な情勢となった。蓮舫氏は脱税事件で逮捕歴のある男性との交際問題、平岡氏は詐欺罪で有罪判決を受けた男性を秘書官に起用した問題をそれぞれ抱えており、野田佳彦首相は、両氏を交代させなければ24日召集予定の通常国会を乗り切れないと判断した。

 一方、岡田克也民主党前幹事長の入閣が有力となった。岡田氏は党行革調査会会長として特別会計見直しなどに取り組んできたことから、副総理として行政刷新相と、社会保障と税の一体改革担当相を兼務するとみられている。

 岡田氏は昨年8月の党代表選で首相を全面支援し、首相から官房長官への就任を要請されたが、菅直人政権で幹事長を務めたことなどを理由に固辞した。一体改革に「不退転の決意」を固める首相は、改革実現に岡田氏の手腕が不可欠だと判断した。

 首相は、一体改革への野党の協力を取り付けるため、あらゆる障害を取り除く構え。このため、参院で問責決議を受けた一川保夫防衛相、山岡賢次国家公安委員長だけでなく複数の閣僚と党役員の交代は避けられないと考えているという。

 防衛相は米軍普天間飛行場移設問題など懸案を抱えることから、経験を重視して渡辺周防衛副大臣の昇格が有力。北沢俊美元防衛相の再登板も取り沙汰されている。

 参院枠の入閣候補としては羽田雄一郎参院国対委員長や小川勝也元防衛副大臣の名が挙がっている。

6139名無しさん:2012/01/11(水) 10:00:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000098-san-pol
内閣改造 起用も排除も、いばらの道 小沢系の処遇、また足かせ
産経新聞 1月11日(水)7時55分配信

 ■防衛相候補に東前副大臣

 野田佳彦首相が13日に内閣改造を断行する決意を固めたのは、小沢一郎元代表との対立を避けるために起用した山岡賢次国家公安委員長と一川保夫防衛相がそろって参院で問責決議を受けたことが直接の動機だといえる。それだけに内閣改造では、小沢グループの処遇が焦点の一つとなるが、小沢氏に近い議員を起用すれば消費税増税に絡み閣内不一致を起こしかねない。かといって起用しなければ「党内融和」の看板を自ら下ろすことになる。(酒井充、山本雄史)

 「軽々に問責を打ち、交代させる。そして政局は混乱し、国会は動かない。こんなことを繰り返しやっていたら…」

 民主党の輿石東幹事長は10日、金沢市内で講演し、山岡、一川両氏の交代に否定的な考えを重ねて強調した。とはいえ、この言葉を額面通り受け止める人はもはや誰もいない。

 輿石氏はかねて内閣改造に反対してきたが、もはや首相の決意は揺るがないと観念したようだ。周囲には「2人の交代だけでは自民党は消費税の協議に応じない。別のやり方もある」と漏らし、ある程度規模の大きな内閣改造をした方がよいとの考えを示した。10日の講演では「一川氏の問題も含めてきちんと対処していかなければいけない」と内閣改造の主眼が一川氏らの更迭にあることをうっかり認めてしまった。

 ただ、復興庁と原子力安全庁がそれぞれ2月上旬、4月中の発足を控えていることから平野達男震災復興担当相と細野豪志環境相兼原発事故担当相の続投は既定路線。原子力行政を担当する枝野幸男経済産業相も13日は外遊を優先して閣議欠席が認められたことにより続投が内定した。

 安住淳財務相や玄葉光一郎外相、川端達夫総務相、鹿野道彦農林水産相、前田武志国土交通相、国民新党出身の自見庄三郎金融・郵政改革担当相も続投の見通し。そうなると大規模な改造は望めそうもない。

 そもそも首相は党代表就任直後、党内抗争への「ノーサイド」を宣言し、山岡、一川両氏を閣僚に起用した経緯がある。山岡、一川両氏を交代させると小沢系の閣僚はいなくなり、菅直人内閣と同じく党内対立は激化しかねない。

 とはいえ、若手が多い小沢系の中で閣僚適齢期の議員を探し出すのは難しい。しかも「消費税増税反対」を公然と唱えてきた議員を起用すれば、野党に格好の攻撃材料を与えかねない。

 防衛相候補としては安全保障に詳しい東祥三前内閣府副大臣(衆院5回)の名が挙がるが、東氏は昨年12月に発足した小沢系勉強会「新しい政策研究会」の事務総長に就任したばかり。消費税増税法案の閣議決定で署名を拒否する可能性は否定できない。

 逆に小沢系の起用を見送れば「消費税増税への首相の決意は揺るぎない」と受け止められる効果は大きいが、小沢氏との全面対決は避けられない。

 いずれにせよ、消費税増税を「政治家の集大成」とする首相は、小沢系を起用するかどうかにより、今後の政権運営の手法の大転換を迫られることになる。

6140チバQ:2012/01/11(水) 12:15:54
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/11/20120111ddm001010009000c.html
内閣改造:「岡田副総理」が浮上 首相、13日にも
 野田佳彦首相は10日、参院で問責決議が可決された一川保夫防衛相と山岡賢次国家公安委員長を交代させるのに合わせて13日にも内閣改造を行い、民主党の岡田克也前幹事長を副総理として入閣させる調整に入った。複数の政府関係者が明らかにした。岡田氏は菅政権当時の昨年6月、税と社会保障の一体改革案のとりまとめに幹事長として尽力した経緯があり、消費増税法案の3月提出へ向け政府・与党内や与野党調整の司令塔の役割を期待しているとみられる。

 岡田氏は幹事長時代、小沢一郎元代表の党員資格停止処分を主導したことから、小沢グループの反発も予想される。首相は野田政権発足時に官房長官への起用を打診したが、岡田氏が固辞した経緯もある。岡田氏は野田政権の重要ポストに就かなかったものの、年末には数回にわたって首相公邸に入って政権運営について意見交換するなど、「相談役」として岡田氏に対する首相の信頼は厚い。

 ただ、内閣法で閣僚は最大17人と規定されており、岡田氏を起用した場合、他の閣僚を退任させる必要がある。このため、岡田氏起用は閣僚を1人増やすことができる2月の復興庁発足時になる可能性もある。

 首相は内閣改造に合わせて平野博文国対委員長らを交代させる民主党役員人事も行う方針で、山岡氏の後任に平野氏の起用が取りざたされている。一川氏の後任には北沢俊美前防衛相、小川勝也前副防衛相らの名前が浮上している。【小山由宇】

毎日新聞 2012年1月11日 東京朝刊

6141チバQ:2012/01/11(水) 12:24:07
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20120111rky00m010006000c.html
政策統括官:防衛省から異例人事で井上氏
 【東京】政府は10日までに、内閣府の沖縄政策を担当する政策統括官に防衛省の井上源三(もとみ)施設整備本部長(57)を充てる方針を固めた。発令は17日付の予定。自治省出身の井上氏は2008年7月に防衛省に出向し、普天間飛行場の移設問題などを担う地方協力局長を11年8月まで務めた。防衛省で沖縄問題を担った幹部経験者が内閣府の沖縄振興部局幹部に就くのは極めて異例。

 内閣府の沖縄振興部局の幹部は従来、総務省(旧自治省)、財務省、経済産業省の出身者が基本的に輪番で務めるのが慣例。

 自治省出身の井上氏の異動は慣例通りとの見方もある一方、普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け沖縄側の理解を得たい政府が、沖縄振興と移設問題を関連付けて難局打開を図る思惑を指摘する声も出そうだ。

 井上氏は1954年7月生まれ、京都府出身。東大法学部卒。77年自治省入省。総務省自治行政局市町村課長、内閣官房イラク復興支援推進室長などを歴任し、2008年7月に防衛省に出向し地方協力局長に就任、11年8月からは施設整備本部長を務めている。

(琉球新報)

6142名無しさん:2012/01/13(金) 20:08:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000114-jij-pol
東電1200億円供託を承認=中川文科相
時事通信 1月13日(金)18時5分配信

 中川正春文部科学相は13日、東京電力が福島第1原発の将来の事故に備え、原子力損害賠償法に基づき1200億円を国に供託することについて承認した。

6143名無しさん:2012/01/13(金) 20:09:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000546-san-pol
田中氏、支援者からの電話に追われ「呼び込みが…」 内閣改造
産経新聞 1月13日(金)17時6分配信

 防衛相で初入閣した民主党の田中直紀参院議員は13日午前11時35分ごろに報道陣を国会内の事務所に招き入れ、10分後に自らの携帯電話に入るであろう首相官邸からの連絡を待った。しかし、地元・新潟県の支援者らから祝福の電話が殺到、「官邸からの電話がつながらなくなるのでは」と田中氏を慌てさせた。

 田中氏の携帯電話が鳴ったのは報道陣が事務所入りした直後。緊張した面持ちで応対すると、相手は地元の支援者だった。田中氏は「今、大事な電話がありますので…」と早々に電話を切ったが、その後も支援者からの電話ばかりが4件続いた。

 11時45分になると、その場にいた防衛省職員に「防衛省に(呼び込みが来ているか)確認して」と要請。6回目の電話でようやく官邸からの電話が入り、「身が引き締まる思いです」と胸をなで下ろした。

6144名無しさん:2012/01/13(金) 20:10:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000082-jij-pol
内閣支持、28%に下落=消費増税反対は53%―時事世論調査
時事通信 1月13日(金)15時8分配信

 時事通信社が6〜9日実施した1月の世論調査によると、野田内閣の支持率は28.4%で、前月比4.0ポイント減少した。不支持率は同6.5ポイント増の48.3%。支持率は政権発足から4カ月余りで「危険水域」とされる3割を初めて割った。消費増税に反対する民主党の一部議員が離党したことや、政府が昨年末に同党の衆院選マニフェスト(政権公約)に反して八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設継続を決めたことなどが影響したとみられる。
 一方、社会保障財源を賄うための消費税率引き上げについて、賛成は40.7%、反対は52.8%で、前月からほぼ横ばい。衆院選の実施時期は「来年夏の任期満了まで行う必要はない」が38.1%。「今年の前半」は30.7%、「今年の後半以降」は20.9%だった。
 調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施。有効回収率は65.4%。

6145名無しさん:2012/01/13(金) 20:14:38
野田総理は中川文部科学相には、大きな借りができたのでは。そういう意識があるかどうかわからないですが。竹下登元総理なら必ず負債を返したでしょうが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000726-yom-pol
文科省、大臣交代に「大きな失敗ないのになぜ」
読売新聞 1月13日(金)14時33分配信

 問責決議を受けた一川、山岡両氏とともに4か月で退任することになった中川文部科学相は記者会見で、「私としては全く満足していない。これからという時に非常に残念」と悔しさをにじませた。

 中川氏は年初の会見では大学改革などに意欲を見せていただけに、文科省からは「大きな失敗があったわけでもないのになぜ」(幹部)との声もあがった。

 同じく退任が決まった平岡法相は死刑執行に慎重な姿勢を見せていたが、この日の会見でも「取り調べの可視化、死刑制度に関する国民的議論をどう行っていくかなど数多くの問題がある」と語った。

 昨年12月には一連のオウム真理教の事件で起訴された189人全員の判決が確定。死刑執行の可能性も浮上したが、平岡氏は「慎重に判断していかなければならない」と述べるにとどめ、昨年は19年ぶりに死刑執行が1件もなかった。

6146名無しさん:2012/01/13(金) 20:15:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000097-jij-pol
平均年齢58歳、変わらず=野田改造内閣
時事通信 1月13日(金)16時52分配信

 野田改造内閣の平均年齢は野田佳彦首相を含めて58.3歳で、昨年9月の野田内閣発足時と変わらない。最高齢と最年少は、それぞれ前田武志国土交通相(74)と細野豪志環境・原発事故担当相(40)で、これも発足時と同じだった。
 当選回数を見ると、衆院議員で最多は鹿野道彦農林水産相の11回で、次いで川端達夫総務相の8回。最少は松原仁国家公安委員長らの4回だ。参院議員で最多は小川敏夫法相と田中直紀防衛相の3回。田中防衛相は衆院議員も3期務めている。

6147名無しさん:2012/01/13(金) 20:16:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000110-jij-pol
首相臨時代理、岡田氏が1位
時事通信 1月13日(金)17時52分配信

 政府は13日午後の初閣議で、野田佳彦首相に事故があった場合などに臨時代理を務める順位について、(1)岡田克也副総理(2)藤村修官房長官(3)鹿野道彦農林水産相(4)川端達夫総務相(5)田中直紀防衛相―とすることを決めた。

6148とはずがたり:2012/01/13(金) 21:49:17

一川氏、最後の会見でポロッ…発言内容即訂正
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000711-yom-pol
読売新聞 1月13日(金)14時41分配信

退任の記者会見をする一川防衛相(13日午前)
 「安全保障は素人」という発言で物議を醸した一川防衛相、マルチ商法(連鎖販売取引)業者との関係を国会で追及された山岡消費者相ら5人が13日、内閣改造に伴い閣外へ去ることになった。

 野田首相が「適材適所」と胸を張った組閣からわずか約4か月。「素人発言は間違っていない」「政局と割り切っている」。一川氏らは記者会見で、開き直りとも受け取れる言葉を続けながら、早々の降板に口調は弱々しかった。

 「間違っているとは思わない」。防衛省内で記者会見した一川氏は、自身の安全保障を巡る「素人」発言をこう振り返った。

 一川氏が「安全保障に関しては素人」と発言したのは、就任初日の昨年9月2日。沖縄県の米軍基地問題が迷走を続け、中国と摩擦が絶えないさなかだっただけに、国会でも「素人に務まるのか」と追及された。

 元農水省職員の一川氏は、1995年の沖縄県米兵女児暴行事件を「正確な中身を詳細には知らない」と語り、ブータン国王夫妻を歓迎する宮中晩さん会を欠席して出席した民主党議員のパーティーでは「こちらの方が大事」とあいさつし、批判された。

 この日の会見では、宮中晩さん会欠席を「軽率だった」と語り、昨年、山岡氏と共に参院で問責決議を受けたことに、「不徳のいたすところ」と反省も口にした一川氏。

 最後となった会見では、11日に北朝鮮がミサイルを発射したとされる問題に関する質問に、「事実関係は承知している」と述べたが、後から事務方が「そういう報道があったことは承知している」と訂正する一幕もあった。防衛省幹部は「情報収集能力をさらしかねず、通常は公開しない」と説明した。

最終更新:1月13日(金)14時41分

読売新聞

6149チバQ:2012/01/13(金) 23:12:56
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120113-OYT1T01196.htm
内閣改造、小沢系は冷ややか…結束維持に苦慮か
 野田首相は13日の内閣改造で、田中防衛相はじめ、民主党の小沢一郎元代表や鳩山元首相に近い議員も起用した。


 党内融和に一定の配慮を示したとみられるが、消費税率引き上げに反対する小沢グループの議員の多くは冷ややかに受け止めており、首相は党内の結束維持に苦慮しそうだ。

 首相は13日夜の記者会見で、記者団から「岡田副総理の起用に対し、小沢元代表を支持する議員から反発の声がある」と質問されると、「本当に多いですか。多いですか?」と逆質問し、「誰かが何かのポジションに就いたら(協力せずに)引くよなんていうような、了見の狭い政治はやめた方がいい」と語った。

 樽床伸二幹事長代行も同日の記者会見で「党内的には何ら乱れることなく、ベストな人選ではないかと考えている」と強調した。

 しかし、小沢元代表の党員資格停止処分を主導した岡田副総理への反発は消えていない。若手議員の一人は13日、「消費増税の進め方次第ではさらなる離党者が続出するかもしれない」と語った。

 小沢グループ唯一の閣僚となる田中防衛相の起用に対しても、「小沢系への配慮とはいえない」との声が上がっている。

(2012年1月13日22時23分 読売新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000118-mai-pol
<野田改造内閣>沖縄、田中新防衛相に戸惑いと不安
毎日新聞 1月13日(金)22時19分配信


新閣僚会見で記者の質問を聞く田中直紀防衛相=首相官邸で2012年1月13日午後7時27分、三浦博之撮影

 米軍普天間飛行場移設問題で政府と対立する沖縄では、なじみの薄い田中直紀氏の防衛相就任に、戸惑いと不安の声が上がった。

 防衛省の環境アセス評価書提出に抗議する活動に参加した沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は「政治家としての経歴をよく知らない人物だけに、逆に、今後の行動が読めない面がある。県内移設を推進する官僚任せの政治をやるのならば、沖縄の民意をぶつけ返すだけだ」と語り、警戒感を強めた。

 普天間移設を拒否する同県名護市の稲嶺進市長を支える与党会派の仲村善幸市議は「沖縄の現実を直視し、頭越しの手法はもはや通用しないことを自覚した上で、大臣になってもらいたい」と注文を付けた。

 一方、馬毛島(鹿児島県西之表市)への米空母艦載機陸上離着陸訓練移転問題を抱える長野力・西之表市長は「防衛相が誰になろうと、地元の断固反対は変わることはない。引き続き、日米共同文書からの(馬毛島の)削除を求めていく」とコメントした。

 また、同市の移転推進派「自衛隊訓練施設設置の推進を求める会」の中原勇代表は「(新防衛相の)実力は分からないが、一刻も早く移転計画を前進させるべく一生懸命やってもらうしかない」と話した。【井本義親、村尾哲】

6150チバQ:2012/01/13(金) 23:14:40
http://www.asahi.com/politics/update/0113/TKY201201130548.html
野田改造内閣「消費税シフト」鮮明 党内融和にも配慮関連トピックス参議院選挙野田佳彦岡田克也小沢一郎

内閣改造を受け、記者会見に臨む野田佳彦首相。左は岡田克也副総理=13日午後6時1分、首相官邸、仙波理撮影


 野田佳彦首相は13日、改造内閣を発足させた。閣僚5人を交代させ、岡田克也前民主党幹事長を副総理兼税と社会保障一体改革・行政改革担当で起用し、「消費増税シフト」を鮮明に打ち出した。一方、小沢一郎元代表に近い議員も登用し、党内融和に一定の配慮をした。首相は同日夕、首相官邸で記者会見し、「課題を着実に推進するための最善かつ最強の布陣」と位置づけた。

 首相は岡田氏を自らに次ぐ政権の「顔」とし、「不退転の覚悟」と語った消費増税と社会保障の一体改革担当に充てた。3月末までの国会提出をめざす消費増税法案の審議を見すえ、今後は岡田氏と二人三脚で政権運営にあたる考えだ。

 参院で問責を受けた一川保夫防衛相の後任に田中直紀民主党総務委員長を起用。中川正春文部科学相を退任させ、平野博文党国会対策委員長を充てた。平野氏は当初、消費者相兼国家公安委員長への起用が固まっていたが、岡田氏入閣で岡田氏側近の中川氏が退任し、文教行政に詳しい平野氏を後任とした。問責を受けた山岡賢次消費者相兼国家公安委員長の後任に松原仁国土交通副大臣、平岡秀夫法相の後任に小川敏夫参院幹事長を起用した。

6151チバQ:2012/01/13(金) 23:16:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000116-mai-pol
<野田改造内閣>またも特命担当相交代、批判は必至
毎日新聞 1月13日(金)22時4分配信

 今回の内閣改造でも「内閣府特命担当相」の交代が繰り返された。09年9月の民主党政権発足後、2年4カ月間に、消費者・食品安全担当相は事務代理も含め8人目、少子化・男女共同参画担当相は7人目、拉致問題担当相は6人目になった。2月上旬の復興庁設置で閣僚の1人増員が可能になる際に、さらに担当が変更される可能性もある。平均4〜6カ月での交代劇に「頻繁すぎる」との批判が起きるのは必至だ。

 問題の背景には、外務、財務などの主要閣僚から決めていき、特命担当相の割り振りが最後になる閣僚人事の進め方がある。いったん決まった担当が急きょ別の閣僚に変更されることも多く、内閣府の担当者は「毎回振り回される」とこぼす。

 また、歴代の拉致担当相では、柳田稔氏が失言で更迭され、仙谷由人氏と山岡賢次氏がそれぞれ参院で問責決議を受けて交代に追い込まれたことが、頻繁な交代につながった。拉致被害者家族会が「問題軽視だ」と不信感を強めていることから、後任には超党派の拉致議連事務局長を務め、家族会から一定の信頼感を得ている松原仁氏が起用された。

 松原氏は13日の記者会見で「(こうした不信感を)払拭(ふっしょく)できるよう頑張りたい」と強調。記者団に「ぜがひでも進展させたい」と意気込んだ。

 ただ、その松原氏も兼務する消費者担当としての経験は薄い。今後も短期間での閣僚交代が続く可能性は残る。【田中成之】

6153チバQ:2012/01/13(金) 23:24:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012011300989
限界露呈、かすむ野田カラー=内閣改造
 野田佳彦首相は内閣改造で、政府や民主党の要職を歴任してきた実力者の岡田克也氏を副総理兼社会保障・税一体改革担当相に起用し、消費増税に「不退転の決意」で取り組む姿勢を改めて鮮明にした。一方で、わずか5人の閣僚交代の中、党内配慮を優先したと思える人事も目に付く。政権基盤が脆弱(ぜいじゃく)な首相の限界を露呈したとも言え、一体改革の布陣強化という「野田カラー」がかすんだ感は否めない。
 岡田氏は野党時代から一貫して消費増税を唱えてきた。また、菅政権下の幹事長時代には、衆院選マニフェスト(政権公約)の主要政策見直しに関する自民、公明両党との3党協議をまとめ上げ、両党とのパイプを築いた。首相が自らその岡田氏に入閣を説得したことは、「ダブルエンジン」で一体改革を成し遂げようとの意思の表れだ。
 もっとも、消費増税を公約違反と批判し、野田政権を衆院解散に追い込むことを目指す自公両党は、与野党協議を拒否する構えを崩していない。岡田氏の入閣だけで、両党の柔軟対応を期待できる状況にはない。
 そもそも、「最善・最強の布陣をつくるための改造」(首相)と言いながら、目玉は「岡田副総理」一人。農政に明るいとされる参院ベテランの田中直紀氏の防衛相起用は、参院議員会長を兼ねる興石東幹事長の意向が反映した「順送り人事」(民主党中堅)との見方がもっぱらだ。国対委員長として臨んだ先の臨時国会は法案成立率が低調で成果を挙げられず、消費増税にも慎重な平野博文氏を文部科学相に充てたのは、同氏を傷つけないという配慮からだろう。
 通常国会は24日に召集され、首相は消費税法案の3月提出を明言している。ねじれ国会の下、閣内不一致や閣僚の失言といった「失策」で、政権が一層弱体化すれば、一体改革の実現がさらに遠のくのは必至だ。首相の指導力、覚悟が問われる場面が今後も続くのは間違いない。(2012/01/13-20:19)

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6154チバQ:2012/01/13(金) 23:25:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012011300985
「虫の目、鳥の目で」=復興と消費増税で使い分け−首相
 東日本大震災からの復旧・復興は「虫の目」で、消費増税を含む社会保障と税の一体改革は「鳥の目」で−。野田佳彦首相は13日夜の記者会見で、近くで注意深く観察するミクロの視点と、高い場所から広い範囲を見渡すマクロの視点を使い分けて重要課題に臨む考えを示した。
 首相は24日召集の通常国会を前に「民主党政権にとっての正念場というより、日本にとっての正念場だ」と強調。「復旧・復興は被災者の皆さんに寄り添いながら課題を丁寧に着実にこなしていく虫の目、地に足の着いた対応が必要だ」と指摘し、「大きな課題は一体改革も含めて時代を俯瞰(ふかん)する鳥の目が必要だ」と語った。(2012/01/13-20:15

6155名無しさん:2012/01/14(土) 07:15:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120113-00000170-jij-pol
記者会見は官邸で=オープン化も検討―岡田副総理
時事通信 1月13日(金)23時24分配信

 岡田克也副総理兼一体改革・行政改革担当相は13日夜の記者会見で、定例閣議が行われる毎週火曜日と金曜日の夕に首相官邸で記者会見を行う意向を示した。会見の形式に関しては「オープン化したい」と語り、記者クラブに所属していないフリーの記者の参加を認める方向で検討していることを明らかにした。岡田氏は外相当時も、フリー記者に会見を開放していた。

6156チバQ:2012/01/14(土) 10:02:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012011402000046.html
行政刷新 影薄く 新閣僚 専門性は一定配慮
2012年1月14日 朝刊

 野田改造内閣の新閣僚の顔触れをみると、野田佳彦首相が専門性に一定の配慮をした跡がうかがえる。ただ、民主党政権の看板だった仕分けを中心とする行政刷新は、影が薄くなった。 (岩田仲弘)

 国家公安委員長兼拉致問題担当相の松原仁氏は長年、超党派の拉致救出議員連盟の事務局長を務めている。野田政権に批判的な平沼赳夫同議連会長(たちあがれ日本代表)は「松原さんは拉致問題に造詣が深い。担当相就任を歓迎しなければならない」と語った。

 法相の小川敏夫氏は裁判官、検事、弁護士の経験がある。菅政権で法務副大臣を務め、柳田稔法相(当時)が失言問題で辞任した時には、後任に名前が挙がった。

 文部科学相の平野博文氏は衆院文部科学委員会筆頭理事の経験が長い。野党時代に小学校三十人学級に向けた法案を提出(廃案)したこともある。周辺は「文教行政は得意分野だ」と語る。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設という難題を抱える防衛相には、田中直紀氏が起用された。首相は前任の一川保夫氏が「安全保障には素人」などの発言で批判を浴びた反省から、田中氏の外務政務次官や参院外交防衛委員長の経歴に期待したようだ。

 しかし、防衛省幹部は「防衛通の印象はない。沖縄とのパイプもないだろう。沖縄との信頼関係を一から築かないといけない」と懸念を示す。

 一方、社会保障と税の一体改革に力を入れるあまり、専門性を犠牲にした人事も。

 首相は昨年夏の党代表選で行政刷新の専任閣僚を置くと公約。実際、蓮舫氏を行政刷新兼公務員改革、男女共同参画、少子化、「新しい公共」の担当閣僚に任命。実質的な専任として、仕分けを中心に行政の無駄削減に当たらせてきた。

 しかし、改造で岡田克也氏が副総理兼一体改革相で入閣したあおりで蓮舫氏は閣外へ。行政刷新は行政改革と合わせて岡田氏が兼務した。政権交代後に国民の注目を集めた仕分けは、すっかり存在感が希薄になった。藤村修官房長官は会見で、首相が目指す行革は仕分けと異なり、消費増税の前提になる国会議員定数削減や独立行政法人改革など「行財政の抜本見直し」が対象との考えを示した。

6157名無しさん:2012/01/14(土) 17:24:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120114-00000215-yom-pol
宿願の副総理、藤村官房長官がジムで説得
読売新聞 1月14日(土)9時57分配信

 今回の内閣改造の柱である岡田克也前幹事長の副総理起用は、野田首相の政権発足以来の宿願だった。

 一方で、首相はこれまで二人三脚で政権運営をしてきた民主党の輿石幹事長にも最大限、配慮しながら人事を進めた。(敬称略)

 「副総理を置こうと考えている。どう思う?」

 今月3日、東京・永田町の首相公邸。野田首相は腹心の長浜博行官房副長官をひそかに呼び入れ、人事構想の一端を打ち明けた。野田は副総理候補として岡田克也前幹事長、鹿野農相ら3人の名を挙げ、こう付け加えた。

 「まず、岡田さんと相談してから決めたい」

 野田の「本命」は、昨年9月の野田内閣発足時に官房長官への就任を打診した岡田だった。野田は首相就任時も岡田を副総理で処遇しようとしたが、岡田に固辞され、断念した。

 野田が内閣改造・党役員人事を決意したのは昨年末だ。

 12月30日、野田は藤村官房長官ら側近と個別に会い、今後の政権運営について意見を求めた。側近の一人は「年明けの通常国会は、消費税率引き上げ関連法案の成立が最重要課題で、国会対策こそ重要だ」と語り、内閣改造に伴い、平野博文国会対策委員長を交代させる必要性を指摘した。

 政権発足以来、野党との関係構築は進まず、秋の臨時国会での政府提出法案の成立率は、過去20年で最低の「34%」と散々な結果だった。

 国対委員長を交代させるなら、法案審議が始まる通常国会の召集後は難しい。野田は当初、「問責決議を受けた一川防衛相と山岡消費者相の更迭」のイメージを薄めるため、復興庁発足で閣僚1増が可能となる2月に人事を行う案を検討したが、平野の交代を優先し、前倒しを選んだ。

 野田は12月31日、輿石幹事長と電話し、理解を求めた。「問責を受けるたびに交代させていたらキリがない」と改造に否定的だった輿石だが、野田の意をくみ、容認した。ただ、注文を付けることも忘れなかった。

 「改造するなら大義が大事だ。どうせやるなら、態勢強化ということで、大きく代えないと。2人だけの交代は絶対に許さない」

 人事断行の方針を決めた野田は宿願である「岡田副総理」の実現に動き出す。社会保障・税一体改革の素案策定に取り組んだ野田は、官邸機能の強化が必要との思いを強くしていた。一体改革を担当する古川元久国家戦略相は当選5回と党内では中堅に位置し、増税に慎重なベテラン議員らににらみが利かないという事情もあった。

 1月6日、野田は岡田と首相公邸で直接会い、岡田の副総理起用を念頭に人事構想を話し合った。岡田の感触を探る狙いもあった。野田の胸中には、一体改革に意欲的な岡田の起用に成功すれば、輿石が強調した「大義」を掲げることもできるとの考えがあった。

 ただ、岡田は、当選回数が野田や藤村より多い自分が「政権ナンバー2」として官邸入りすれば、政府内の指揮命令機能が混乱すると見ていた。関係が良くない小沢一郎元代表のグループから反発が予想されることも、入閣に慎重な姿勢につながっていた。

 こうした岡田の意向を伝え聞いた野田は、岡田を再度説得する必要があると判断。野田の意を受けた藤村は、11日に都内のスポーツジムで岡田と会った。

6158名無しさん:2012/01/14(土) 17:31:12
直紀、議長に名前があがっていたのか!?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120114-00000201-yom-pol
「輿石流の順送り人事そのもの」…田中氏入閣
読売新聞 1月14日(土)9時50分配信

 今回の内閣人事について、参院の民主党内では「輿石流の順送り人事そのものだ」との指摘が出ている。

 民主党関係者は、「田中直紀参院議員の防衛相起用は、輿石が強くこだわった結果だ」と証言する。

 田中は昨年11月、死去した西岡参院議長の後任の参院議長候補に名前が挙がったが、選ばれず、輿石周辺は「輿石氏には議長選で苦い思いをさせたという負い目があった」と語る。

 法相に起用された小川敏夫参院幹事長も、輿石が実質的に人選を決める「参院枠」との見方が強い。国民新党の自見郵政改革相を除けば、参院からの閣僚起用は、改造前も後も4人。だが、改造前に行政刷新相を務めた蓮舫参院議員は「首相枠」とされ、改造後は参院枠が1増した形となった。参院議員の一人は「輿石氏が参院枠増を勝ち取った」と語る。

6160チバQ:2012/01/14(土) 18:38:14
◇「融和」輿石氏が主導 田中防衛相ら、野党の攻撃材料に
 野田首相は岡田副総理の起用で消費増税への決意を示す一方、ほかの4閣僚の人事では党内融和にも配慮した。24日召集の通常国会へ向け、問責閣僚2人を交代させることで審議の障害を取り除いたが、「安全保障は素人」発言が問題となった一川保夫前防衛相の後任に、安全保障分野に精通したとは言い難い田中直紀・民主党総務委員長を同じ小沢グループから起用。党内配慮が再び野党に攻め手を与える悪循環につながりかねない。

 「『親小沢』が2人抜けて岡田さんが入ったけど、田中直紀さんも入っている」

 13日の改造名簿発表後、民主党の輿石東幹事長は周辺にこう漏らした。問責閣僚は2人とも小沢グループで、交代させるに当たり党内バランスに配慮したのは輿石氏の意向。併せて、岡田副総理の起用を目玉とする内閣改造を首相に進言したのも輿石氏だ。

 問責閣僚のほか、詐欺罪で有罪判決を受けた男性を秘書官にしていた平岡秀夫前法相、脱税で有罪判決をうけた会社の元社長から献金を受けていた蓮舫前行政刷新担当相と、問題を抱える閣僚を一掃したのも通常国会を円滑に進めるためだ。ただ、参院議員会長も兼務する輿石氏は参院議員の蓮舫氏を退任させる一方で法相に小川敏夫参院幹事長を入閣させ、参院民主党の閣僚ポスト4を維持した。

 民主党の平野博文前国対委員長を文部科学相に起用したのは、昨秋の臨時国会で野党との調整に苦しんだ平野氏の更迭色を消すためだが、平野氏は消費増税批判で小沢元代表とタッグを組む鳩山由紀夫元首相の側近。この人事にも党内配慮が働いているが、鳩山内閣の官房長官として米軍普天間飛行場移設問題の対応を誤り、国対委員長としても成果を残せなかった平野氏の優遇は党内外に奇異な印象を与えた。

 配慮を受けた小沢グループ側は「岡田副総理(の起用)は明確な小沢切りだ」(小沢元代表周辺)と消費増税路線への対決姿勢を強める。野田首相は岡田副総理に対する小沢グループの反発について記者会見で質問が出ると「そんな空気が充満しているとは思わない」と気色ばんだ。岡田氏自身も就任の記者会見で「具体的にあるのか。(小沢)グループとしてどうこうということはまったく承知をしていない」と否定した。

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 ■今後の主な政治日程

1月16日  民主党大会

  22日  自民党大会

  24日  通常国会召集

2月初旬   復興庁発足、専任の復興担当相任命

3月11日  東日本大震災発生から1年

3月中    消費増税法案の閣議決定、国会提出

3月末?   12年度予算成立

4月?    民主党の小沢一郎元代表の政治資金規正法違反事件の判決

5月     米シカゴで主要国(G8)首脳会議

6月     メキシコで20カ国・地域(G20)首脳会議

  21日  通常国会会期末

9月     民主党代表選、自民党総裁選

13年8月末 衆院議員の任期満了

14年4月  消費税を現行の5%から8%へ(税と社会保障の一体改革素案)

15年10月 消費税を10%へ(同)

毎日新聞 2012年1月14日 東京朝刊

6161チバQ:2012/01/14(土) 18:54:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120114-00000215-yom-pol
宿願の副総理、藤村官房長官がジムで説得
読売新聞 1月14日(土)9時57分配信

 今回の内閣改造の柱である岡田克也前幹事長の副総理起用は、野田首相の政権発足以来の宿願だった。

 一方で、首相はこれまで二人三脚で政権運営をしてきた民主党の輿石幹事長にも最大限、配慮しながら人事を進めた。(敬称略)

 「副総理を置こうと考えている。どう思う?」

 今月3日、東京・永田町の首相公邸。野田首相は腹心の長浜博行官房副長官をひそかに呼び入れ、人事構想の一端を打ち明けた。野田は副総理候補として岡田克也前幹事長、鹿野農相ら3人の名を挙げ、こう付け加えた。

 「まず、岡田さんと相談してから決めたい」

 野田の「本命」は、昨年9月の野田内閣発足時に官房長官への就任を打診した岡田だった。野田は首相就任時も岡田を副総理で処遇しようとしたが、岡田に固辞され、断念した。

 野田が内閣改造・党役員人事を決意したのは昨年末だ。

 12月30日、野田は藤村官房長官ら側近と個別に会い、今後の政権運営について意見を求めた。側近の一人は「年明けの通常国会は、消費税率引き上げ関連法案の成立が最重要課題で、国会対策こそ重要だ」と語り、内閣改造に伴い、平野博文国会対策委員長を交代させる必要性を指摘した。

 政権発足以来、野党との関係構築は進まず、秋の臨時国会での政府提出法案の成立率は、過去20年で最低の「34%」と散々な結果だった。

 国対委員長を交代させるなら、法案審議が始まる通常国会の召集後は難しい。野田は当初、「問責決議を受けた一川防衛相と山岡消費者相の更迭」のイメージを薄めるため、復興庁発足で閣僚1増が可能となる2月に人事を行う案を検討したが、平野の交代を優先し、前倒しを選んだ。

 野田は12月31日、輿石幹事長と電話し、理解を求めた。「問責を受けるたびに交代させていたらキリがない」と改造に否定的だった輿石だが、野田の意をくみ、容認した。ただ、注文を付けることも忘れなかった。

 「改造するなら大義が大事だ。どうせやるなら、態勢強化ということで、大きく代えないと。2人だけの交代は絶対に許さない」

 人事断行の方針を決めた野田は宿願である「岡田副総理」の実現に動き出す。社会保障・税一体改革の素案策定に取り組んだ野田は、官邸機能の強化が必要との思いを強くしていた。一体改革を担当する古川元久国家戦略相は当選5回と党内では中堅に位置し、増税に慎重なベテラン議員らににらみが利かないという事情もあった。

 1月6日、野田は岡田と首相公邸で直接会い、岡田の副総理起用を念頭に人事構想を話し合った。岡田の感触を探る狙いもあった。野田の胸中には、一体改革に意欲的な岡田の起用に成功すれば、輿石が強調した「大義」を掲げることもできるとの考えがあった。

 ただ、岡田は、当選回数が野田や藤村より多い自分が「政権ナンバー2」として官邸入りすれば、政府内の指揮命令機能が混乱すると見ていた。関係が良くない小沢一郎元代表のグループから反発が予想されることも、入閣に慎重な姿勢につながっていた。

 こうした岡田の意向を伝え聞いた野田は、岡田を再度説得する必要があると判断。野田の意を受けた藤村は、11日に都内のスポーツジムで岡田と会った。

6162とはずがたり:2012/01/14(土) 18:59:29
小沢派から2人減った分,輿石が参院1増勝ち取ったという構図なんだな。。

6163名無しさん:2012/01/14(土) 22:31:13
>>6162
田中直紀は小沢グループ所属なので、グループとしては1減ですね。
一川や山岡と違って外様ではありますが。

6164名無しさん:2012/01/14(土) 23:42:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120114-00000766-yom-pol
内閣支持率37%に下落…岡田氏「評価」52%
読売新聞 1月14日(土)23時11分配信

 野田改造内閣の発足を受け、読売新聞社は13日から14日にかけて全国世論調査(電話方式)を実施した。

 内閣支持率は37%で、前回調査(昨年12月10〜11日実施)の42%から5ポイント下がった。不支持率は51%(前回44%)に上昇して初めて5割を超え、2か月連続で支持率を上回り、支持率下落に歯止めがかからなかった。今回の内閣改造を「評価しない」は49%で、「評価する」35%より多かった。

 改造内閣の顔ぶれについては、岡田副総理兼一体改革相の起用を「評価する」は52%で、「評価しない」35%を上回った。田中防衛相の起用を「評価する」は19%にとどまった。

 年金など社会保障制度の財源として消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%まで引き上げるとする政府・与党案に「賛成」は39%で、「反対」55%を下回った。

6165名無しさん:2012/01/15(日) 18:05:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120115-00000361-yom-pol
行革相と刷新相、政府内からも「違い分からず」
読売新聞 1月15日(日)14時12分配信

 野田改造内閣では、岡田副総理が、「行政改革相」と「行政刷新相」を兼務することになった。

 二つのポストが併存するのは初めてだ。いずれも行政の見直しを担当するため、政府内からも「違いが分からない」との指摘が出ている。

 藤村官房長官は13日の記者会見で、「行政刷新相は内閣府の行政刷新会議の運営を通じて行政刷新を行う。行政改革相は内閣官房で行政の抜本的な見直しを行う」と述べ、二つのポストの違いは所管する組織の違いだと説明した。

 野田首相は消費税増税に向けた行革の徹底を最重要課題に位置付けており、「金看板の行政刷新をおろすわけにもいかず、併存させたのではないか」と見る向きもある。

6166林家四平:2012/01/15(日) 23:42:04
>>6165
ややこしいので、行政刷新相に一本化すべきです。
官房長官の説明でもいまひとつ理解できないので、呼称の統一を求めます。

6167チバQ:2012/01/16(月) 21:35:14
国交相は外務大臣と紛らわしいので一本化するべき!

6168チバQ:2012/01/16(月) 23:19:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012011600728&m=rss&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
「年内着工」発言を撤回=普天間移設、沖縄の理解得る−田中防衛相
 田中直紀防衛相は16日夕、防衛省で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、移設先の同県名護市辺野古沿岸部の埋め立て工事の年内着工に言及したことについて、「沖縄県の理解を得ていく必要があるものなので、具体的な時期、目標を設定するとか、期限を設ける話ではない」と述べ、発言を事実上撤回した。
 南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊部隊の派遣をめぐり、PKO五原則の一つの武器使用基準と、武器輸出三原則を混同して発言したことについては、「南スーダンPKOは、PKOの条件と武器輸出の問題と両方絡んでいたので、両方の話を申し上げた」と述べるにとどめた。 
 防衛相は15日のNHK番組で、普天間問題に関し、「着工が年内にできるかどうか、当面の手順になっている」と述べ、民主党政権の関係閣僚として初めて移設先埋め立ての着工時期に言及。また、PKOの武器使用基準緩和について再三問われたが、「PKOで使った空港や橋、道路などを建設する道具は、(その)国に置いてこれるように検討している」などと述べ、政府が昨年末に決めた武器輸出三原則の緩和内容を繰り返した。
 一方、防衛相は16日の会見で、野党側が通常国会で防衛相を徹底追及する姿勢を示していることに関し、「全力を挙げて質疑に集中していければと思っている。間違いなき政策を推進する自信はある」と強調した。(2012/01/16-20:30

6169チバQ:2012/01/16(月) 23:20:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120116-00000083-mai-pol
<田中防衛相>「素人」露呈に野党攻勢
毎日新聞 1月16日(月)20時57分配信

会見する田中直紀防衛相=東京都新宿区の防衛省で2012年1月16日、鈴木泰広撮影

 田中直紀防衛相は16日、防衛省で就任記者会見を行い、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で「年内着工」に言及した15日のテレビ発言について「沖縄県の理解を得ていく必要がある。具体的な期限を設ける話ではない」と修正した。13日の就任当初から懸念された経験不足が早くも露呈し、野党は24日召集の通常国会で閣僚としての資質問題や野田佳彦首相の任命責任を追及しようと手ぐすねをひく。

【田中防衛相の発言は】武器使用基準と輸出三原則混同 TV番組発言

 「今朝、知事に電話し、就任のごあいさつを申し上げた。それ以上のことはない」

 田中氏は会見で、16日午前に沖縄県の仲井真弘多知事に電話したことを明かし、「そのうちお目にかかりましょう」と言われたやり取りだけを紹介した。「年内着工」発言については「たいへん大きな問題であり、我が国、世界、日米の問題であるという信念のもとに、間違いのない仕事をしていかなければいけないという認識を深めた」と釈明した。

 一川保夫前防衛相も就任当初、「安全保障は素人」発言で批判を浴びた経緯があり、野党側は昨秋の臨時国会での一川氏と同様、参院で問責決議案を突きつける「問題閣僚」の候補として田中氏に照準を合わせる。自民党の石原伸晃幹事長は「ちょっととんちんかんだ。国会が始まるまでには素人を脱していただきたい」と皮肉を込めて批判した。

 田中氏は15日のNHKの番組で、国連平和維持活動(PKO)の武器使用基準と武器輸出三原則を混同し、公明党の山口那津男代表は「誠に心もとない。真意、理解のほどをただす」と通常国会で追及する考えを示した。田中氏は16日の会見で「(南スーダンへの陸上自衛隊派遣には)PKOの(参加)条件と武器輸出の問題の両方が絡んでいたので、両方の話をした」と苦しい釈明に追われた。

 記者団は中国の海洋進出などに関する認識を問い、通常国会の対応もただした。田中氏は「全力を挙げて質疑に集中していければと思っている。外交・防衛問題については日々、接触を深めてきている」と勉強中であることを認めたうえで「間違いなき政策を推進する自信はある」とかわした。【朝日弘行】

6170とはずがたり:2012/01/17(火) 12:00:30
小沢Gにとっても小沢の意を汲む輿石氏にも野田政権は死に体でないと困るからなぁ。。一川・山岡・田中と問題有るのばかり内閣に送り込むわぃ(;´Д`)

6171チバQ:2012/01/17(火) 12:07:41
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/17/20120117ddm005010180000c.html
岡田副総理:「パイプ役」暗雲 積極発信に野党つれなく
 野田改造内閣の目玉として入閣した岡田克也副総理兼一体改革・行政改革担当相が積極的に発信している。国会議員の歳費や政党交付金の削減を打ち上げ、野田佳彦首相が「政治生命をかける」消費増税を推進するための「身を切る覚悟」を示した。ただ、野党側は政府に入った岡田氏とは協議に応じない姿勢で、現時点では改革推進の「象徴的な存在」にとどまっている。【野口武則、念佛明奈】

 「公務員、政治家に対する厳しい声は叱咤(しった)激励だ。結果を出さなければいけない」。岡田氏は16日、内閣府職員へのあいさつで、行革への意欲を強調した。

 だが、この日の野党へのあいさつ回りで早速壁に当たった。「政党間協議の話を副総理の立場で発言するなら、あなたが全部(政府・与党の方針を)決めるのかとなる」。自民党の大島理森副総裁は16日午前、国会内の自民党役員室を訪れた岡田氏にクギを刺した。

 前日のNHKの番組で、国会議員の歳費削減に意欲を示した岡田氏は「個人的な考えだ」と弁明したが、石原伸晃・自民党幹事長は「世間は『岡田内閣』だと見ているから慎重にした方がいい」と大島氏に同調。会談は重苦しい雰囲気のまま約5分で終わった。

 公明党の山口那津男代表も16日、岡田氏が消費増税の前提として国会議員歳費を8%以上削減する考えを示したことについて、記者団に「立法府の課題であり、行政府の方から数字まで言及するのは行き過ぎではないか」と不快感を表明した。

 岡田氏は菅直人政権での幹事長時代、「菅氏抜き大連立」を模索する大島、石原両氏とひそかに会談を重ね、菅氏の退陣と引き換えに特例公債法の成立や子ども手当見直しなどで合意した経緯がある。首相は岡田氏に野党とのパイプ役を期待するが、石原氏は「幹事長同士なら話がしやすいが、政府だからなかなかお会いすることもできない」と発言。岡田氏を協議の相方とはみなさない考えを示した。

 藤村修官房長官との役割分担もはっきりしない。岡田氏は国政全般について首相に助言するが、重要政策を取り仕切るのは官房長官の仕事。藤村氏は同日の記者会見で「調整が必要だ」と語った。

 岡田氏はまた党行政改革調査会長として、特別会計見直しや国有財産売却を盛り込んだ行政構造改革実行法案を議員立法で国会に提出する準備を進めてきた。調査会長退任で、党側の取り組みが減速する恐れもある。

毎日新聞 2012年1月17日 東京朝刊

6172名無しさん:2012/01/18(水) 07:21:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120118-00000011-jij-pol
復興特会、20年度末まで=関連法案に明記―政府
時事通信 1月18日(水)2時32分配信

 政府は17日、東日本大震災の復興関連予算を一般会計と区別して管理するために2012年度に新設する特別会計(復興特会)について、設置期限を20年度末までとする方針を固めた。復興特会は2月上旬に発足する復興庁が管理するが、同庁は20年度末までに廃止されることになっており、これに合わせる。24日召集の通常国会に提出する特会新設を定める法案に盛り込む。
 政府は特会の設置期限が切れる前に、被災地の復旧・復興の進捗(しんちょく)状況を踏まえ、廃止の是非などを改めて検討する規定も法案に盛り込む方針だ。

6173チバQ:2012/01/18(水) 22:15:52
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011801001999.html
復興庁、2月10日発足へ 被災3県に計6支所も
 政府は18日、東日本大震災の復興施策を担う復興庁を2月10日に発足させる方針を固めた。併せて、出先機関の支所を岩手県の宮古市と釜石市、宮城県の気仙沼市と石巻市、福島県の南相馬市といわき市の計6カ所に設けるほか、青森県八戸市と水戸市には事務所を置く。

 復興庁発足に合わせ、野田佳彦首相は平野達男復興対策担当相を新設の「復興相」に任命する。ただ、新たに1人を入閣させる方針で、閣僚人事が難航すれば発足時期がずれる可能性もある。

 昨年12月に成立した復興庁設置法などで、復興庁の本庁は東京に、支所を統括する復興局は盛岡、仙台、福島の3市に設けることが決まっている。

2012/01/18 20:47 【共同通信】

6175名無しさん:2012/01/24(火) 23:38:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000094-mai-pol
<民主>原子力「規制庁」に 「安全庁」から方針転換 
毎日新聞 1月24日(火)23時22分配信

 4月発足予定の新たな原子力規制機関の名称について、民主党の環境、内閣両部門と原発事故収束対策プロジェクトチームの合同会議は24日、「原子力規制庁」とする方針を決めた。政府は当初「原子力安全庁」とする考えだったが、党内から「原発に対する(国民からの)批判が高まっており、『規制』を入れるべきだ」との要望があり、方針転換する。25日に開かれる同会議で了承を得て、27日の閣議決定を目指す。

 規制庁は原発の規制強化を目的に、環境省の外局として新設される。原発推進の立場に立つ経済産業省から原子力安全・保安院を分離し、内閣府の原子力安全委員会と統合。文部科学省が担っている放射線モニタリングの司令塔機能も移す。

 名称をめぐっては、細野豪志原発事故担当相の強い意向で「安全」を入れていたが、昨年12月、プロジェクトチームから「原子力規制庁」とするよう提言が出されていた。

 また、24日の合同会議では、原発を運転開始から40年で原則廃炉とし、20年を超えない期間で延長を可能とする例外規定を盛り込んだ「原子炉等規制法」改正案についても議論。文面について多くの委員から「60年間の運転が可能と解釈できる」との異論が相次ぎ、40年を超える運転継続はあくまでも例外であることを明確化するよう修正することで意見統一された。文面は25日の同会議で最終決定する。【藤野基文、笈田直樹】

6176名無しさん:2012/01/25(水) 18:54:08
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/25/20120125ddm008010047000c.html
一体改革:税・社会保障 「追加負担」試算 財源不足、火種に 増税へ逆風も
 今通常国会で最大の焦点となる「税と社会保障の一体改革」に関し、安住淳財務相は24日の財政演説で「全身全霊をささげる」と実現に向けた強い意志を示した。ただ、政府・与党が決定した一体改革素案の内容では、年金制度改革や財政健全化目標は達成できないとの試算が早くも浮上している。それらの財源について追及する声が強まれば、一体改革そのものの妥当性が揺らぎかねず、議論が紛糾する懸念もある。

 岡田克也副総理兼一体改革担当相は24日の記者会見で「まず目の前の一体改革をやりきる」と強調、財政健全化や年金制度改革の財源論が前面に出る事態をけん制した。国民にさらなる負担を求める議論が過熱すれば、負担そのものへの反対論が強まり、消費増税への逆風になりかねないからだ。

 一体改革素案は、消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げ、社会保障の財源とする内容だ。しかし素案が示す社会保障制度の見直し案には、民主党が公約した最低保障年金の財源などは含まれていない。これを実現するには、消費税換算で約3・5%分の財源が必要との試算もある。

 さらに、税率10%のままでは、財政赤字の解消にもつながらない。政府は、財政健全化の指標となる「基礎的財政収支」の赤字を15年度に半減し、20年度に解消する目標を掲げる。赤字のままだと、社会保障などの行政サービスの一部を借金でまかなう状態が続き、財政悪化が進むためだ。しかし、内閣府が24日公表した「経済財政の中長期試算」では、消費税率を10%に上げても、基礎的財政収支は20年度に16・6兆円の赤字が残る。政府が約束する赤字解消には、消費税で7%分程度の財源がいる。

 10%の増税についてすら、自民、公明両党は協議入りに応じていない。年金改革の制度設計が具体化すれば、与野党から増税で賄うのか社会保障の効率化で賄うのかなど、財源をただす声が強まるのは必至だ。古川元久・経済財政担当相は24日の閣議後記者会見で「財政健全化は一足飛びにはできない。まずは15年度の半減目標達成に全力をあげる」と述べたが、長期的な財源論の議論が一体改革の新たな火種となりかねない。【小倉祥徳】

毎日新聞 2012年1月25日 東京朝刊

6177名無しさん:2012/01/25(水) 18:56:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00000006-mai-pol
<首相演説>「政局より大局」困難 福田氏ら引用に野党反発
毎日新聞 1月25日(水)0時57分配信


衆院本会議で施政方針演説をする野田佳彦首相=国会内で2012年1月24日午後1時41分、藤井太郎撮影
 野田佳彦首相は24日の施政方針演説で、消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革に関する協議入りを野党に強く求め、「消費税国会」の与野党攻防が幕を開けた。自民党政権時代の福田康夫、麻生太郎両元首相の施政方針演説を引用して自身の正当性を主張する野田首相の論法はかえって野党側の反発を招き、消費増税に政治生命をかける首相の決意は空回り気味。「今こそ政局ではなく、大局を見据えよう」との呼びかけも衆院解散・総選挙を迫る野党側には響かず、解散含みの対決ムードが「大局」の共有を一層難しくしている。

【図説で確認】民主党の党内人脈図

 「これは私の言葉ではありません」

 首相がこう言って引用したのは「与野党が信頼関係の上に立って話し合い、国政を動かすことこそ、国民に対する政治の責任だ」(08年、福田元首相)▽「消費税を含む税制抜本改革を行うため、11年度までに必要な法制上の措置を講じる」(09年、麻生元首相)−−などのくだり。首相と同様、参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」に苦しんだ両元首相に自身を重ねることで「与野党という立場を超えて次世代のために一緒にやろうと訴えたかった」(藤村修官房長官)という。

 しかし、演説を引用された福田氏は「なかなか良いことを言っている。だけど、あのころを思い出すと(民主党に)ひどいことを言われてえらい目に遭った」と不快感を隠さず、麻生氏も「いいとこ取りされた。民主党は限りなく自民党化し、抱きつかれてきている感じ」と皮肉った。

 自民党の谷垣禎一総裁は野田首相の演説について「消費税で何をするか、ほとんど言及がない。(消費増税に触れなかった09年衆院選)マニフェストへの真摯(しんし)な反省があってしかるべきだ」と酷評し、「事前協議に応じる考えはない」と明言。公明党の山口那津男代表も「自らを省みる姿勢が足りない。協議するなら環境を整えてほしい」と批判した。

 自公両党が協議に応じる「環境」として突きつけた条件が、年金制度抜本改革の全体像提示と一体改革案の閣議決定。いずれも政府・与党内の調整難航は必至で、それを見越して協議拒否戦術への批判をかわす狙いもある。山口氏は「消費税がどれくらい必要で、制度設計はどうか。疑問点をすべて明快にして議論を進めるべきだ」とハードルを上げた。

 今国会の大きなヤマ場は、首相が消費増税法案の国会提出を目指す3月。消費増税に反対する小沢一郎元代表のグループ幹部は「首相が法案提出を強行すれば、民主党は分裂だ。提出はできない」とけん制するが、首相は選挙基盤の弱い若手の多い小沢グループに解散・総選挙をちらつかせて抑え込む構え。法案の閣議決定・国会提出にこぎつければ、12年度予算案成立後の4月以降、野党側も協議を拒否できなくなると政権側は期待する。

 条件がクリアされれば「協議に応じてもいい」と語る公明党幹部も「協議と消費増税に賛成することとは別だ。野田政権を今国会中に衆院解散に追い込む方針に変わりはない」。与野党の歯車は全くかみ合っていない。【小山由宇、岡崎大輔、念佛明奈】

6178チバQ:2012/01/26(木) 12:27:58
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/26/20120126ddm001010042000c.html
国家公務員給与:人勧実施受け入れ 民主、増税向け大幅譲歩 選挙制度でも軟化
 国家公務員の給与を引き下げる臨時特例法案の修正協議で民主党が25日、自公両党の求めていた人事院勧告(人勧)の実施を受け入れた。同日の選挙制度に関する与野党協議でも民主党は、これまでの「1票の格差是正」を優先させる方針を転換。中小政党の求める選挙制度の抜本改革を含めて検討し、来月中の決着を目指すことを提案した。消費増税の前提となる行政改革と政治改革で、大胆に野党に譲る姿勢を鮮明にしている。

 <分析>

 「(消費増税法案を出す)3月までに(給与削減合意が)できていないと困る」。民主党幹部は大筋合意の背景をこう説明した。

 政府は昨年6月、国家公務員給与を13年度末まで7・8%削減する特例法案を提出した。削減で浮く約6000億円は震災復興に充てる。法案提出にあたり民主党は、最大の支持団体である連合に対し、労働条件や待遇についての取り決め(協約)を労使交渉で締結する権利の付与と人勧の廃止を約束した。

 これに対し、自民党は締結権の付与に反対し、人勧の実施を求めてきた。締結権付与の盛り込まれていない今回の合意は事実上、民主党が一方的に譲った形で、連合が反発するのは必至。それでも民主党が人勧実施を受け入れたのは、消費増税法案を提出する前に「身を切る覚悟」を示す必要があると判断したためだ。

 25日に国会内で開かれた衆院選挙制度改革に関する各党協議会でも民主党は譲歩した。座長の樽床伸二・民主党幹事長代行は、1票の格差是正を優先させ、選挙制度の抜本改革は今後の検討課題とする昨年11月の「座長提案」を取り下げた。その上で、格差是正と選挙制度の抜本改革、定数削減を、小選挙区の区割りの見直し期限である2月25日までに同時決着させることを新たに提案した。

 座長提案を巡っては、公明党など中小政党が「小選挙区制が固定化される」と猛反発して協議が中断した経緯がある。樽床氏は新提案で、協議再開を目指す。民主党内には公明党の主張する比例拡充案を検討する動きもあり、公明党の東順治副代表は「決意が伝わってきた」と評価した。

 一方、野田佳彦首相は消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革については一歩も引かない構え。野党側も歩み寄りの気配を見せない。行革と政治改革で徹底的に譲る「野田戦術」だが、消費増税を巡る協議に野党を引っ張り込む決め手にはなっていない。【田中成之、小山由宇】

毎日新聞 2012年1月26日 東京朝刊

6179チバQ:2012/01/26(木) 12:28:38
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/26/20120126ddm005010111000c.html
国家公務員給与:人勧実施合意 連合側「寝耳に水」 公務員制度改革、棚上げに反発
 民主、自民、公明党が人事院勧告の実施で大筋合意したことにより、復興財源に充てるための国家公務員の給与削減がようやく実現する見通しになった。ただ、公務員の労働基本権拡充については話がまとまらず、給与削減を受け入れる条件としていた連合側は「寝耳に水」(幹部)と猛反発。肝心の民主党側の足元が揺らぐ可能性もある。【大場伸也】

 「あくまで(給与削減と権利拡充の)法案の一体的な成立に向け、きちんとやってもらえると信じている」。連合の古賀伸明会長は25日午後、首相官邸で野田佳彦首相と会談後、記者団にこう述べ、給与削減の先行実施をけん制した。

 公務員には、労働基本権のうち、労働条件や待遇についての取り決め(協約)を団体交渉で締結する権利が認められていない。その代わり、第三者機関の人事院が給与水準を勧告し、その内容に基づき、法律で給与を定めることになっている。

 連合は昨年、人事院を廃止して公務員に協約締結権を認める「公務員制度改革関連法案」の成立を条件に、給与を7・8%削減する特例法案に同意していた。だが、自公は今回の大筋合意にあたって「(公務員は)労働協約権が手に入り、好き放題できる」(自民党の茂木敏充政調会長)と、改革法案の審議入りに応じない構えだ。

 1948年の人事院発足後、人勧を超える公務員給与の削減は初めて。消費増税法案成立を優先する野田政権は、連合の抵抗を押し切って、「身を切る」改革に踏み出す姿勢は示した。とはいえ、昨年6月に国会に提出した特例法案は与野党協議の難航で、復興財源は7月〜今年1月までの間の単純合計で1000億円以上も目減り。今年度の公務員給与は7・8%削減どころか人勧実施による0・23%削減のみで、100億円程度にとどまる。民主党政権は、国家公務員総人件費2割削減をマニフェストに掲げたが、実現の難しさがかえって露呈している。

毎日新聞 2012年1月26日 東京朝刊

6180チバQ:2012/01/27(金) 12:42:30
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120127ddm003010082000c.html
クローズアップ2012:代表質問 名ばかり「一体」改革 社会保障、具体像なし
 ◇ご都合主義、身内も指摘
 野田佳彦首相の施政方針演説に対する各党代表質問で、民主、自民両党はともに新しい年金制度を中心とする社会保障制度の全体像を明示するよう求めた。首相は「さらに検討を深める」と答えたものの、具体像は示せなかった。消費増税を社会保障制度維持のためとアピールしてきたにもかかわらず、肝心の内容はあいまいなままで「税と社会保障の一体改革」が名ばかりだったことを露呈した。一方、消費増税の与野党協議に巻き込まれることを警戒する自民、公明両党は野田政権の社会保障制度での弱みにつけ込み、徹底的な引き延ばし戦術に出る構えだ。


 代表質問が終わった26日午後、民主党の輿石東幹事長、前原誠司政調会長、長妻昭元厚労相、大塚耕平前副厚労相らが急きょ国会内に集まった。輿石氏は「5年ぐらいしたら、消費税が10%からさらに6%、7%と上がっていくとマスコミが書いている」と述べ、早期に社会保障の全体像を示す必要があるとの考えを改めて示した。

 野田政権が突然、社会保障の全体像の提示を急ぎ始めたのは、自民、公明両党が消費増税をめぐる与野党協議に応じないなか、公明党が全体像の提示を求めたことに、これ幸いと飛びついたためだ。

 政府・与党が昨年末まとめた一体改革素案では新年金制度について13年に法案提出するとなっており、全体像は今年中に取りまとめる想定だった。ところが、19日の与野党幹事長・書記局長会談で公明党が全体像提示を求めると、輿石氏は23日、通常国会の会期中に提示すると明言した。

 これを受け、26日の代表質問では自民党の谷垣禎一総裁が「輿石氏の発言も踏まえ、新年金制度の詳細設計、費用、財源の政府・与党案を消費増税法案の国会提出前に明らかにしてほしい」と質問。輿石氏と歩調を合わせる民主党の樽床伸二幹事長代行も「特に年金制度について全体像を示さなければならない」と表明する展開になった。だが、首相は「一体改革の意義や具体像をわかりやすく伝えたい」などと述べるにとどまり、具体的な答えは示せなかった。

 そもそも、新年金制度をめぐっては、民主党は昨春、政権公約(マニフェスト)にある最低保障年金7万円を前提に、消費税率を10%への引き上げとは別に最大で7・1%引き上げる必要があるという試算をしている。だが、影響を恐れて試算は公表されず、「全体像」の検討は事実上放置されたままだった。党幹部は「野党が示せと言うから示すことに、ここ数日でなった」。首相が前向きな考えを示しても内実は「泥縄」だ。

 政権側のご都合主義には樽床氏も代表質問で「野党の皆様からは『都合のいいことを言うな!』との声が聞こえてまいります」と認めざるを得なかった。年金問題は民主党が政権交代を果たす原動力になったが、いまは首相の足もとを揺るがしかねない懸念材料になっている。【高橋恵子】

 ◇自民、硬軟両構え
 「民主党の年金制度改革は、幽霊のように実体がない。消費増税だけ決めて、その使途の社会保障制度の根幹について将来の姿がいいかげんでは、国民の理解は得られない」

 谷垣氏は代表質問で、一体改革の素案をめぐり、消費増税の使い道となる民主党の社会保障改革案を「絵空事」と断じた。民主党が掲げる最低保障年金の創設に14兆円かかると指摘し、民主党が年金創設にさらに最大で7%の消費増税が必要と試算していたことを「隠蔽(いんぺい)した疑惑がある」と追及。新年金制度の給付対象の所得制限など、具体的な制度設計も示すよう求めた。

 自民党は、与野党協議に応じる条件として、社会保障の全体像提示と一体改革の閣議決定を挙げている。しかし、同党の石原伸晃幹事長は25日、BSフジの番組で「最低保障年金制度を導入するための協議は、(自民党は)反対だからやっても無駄だ」と述べ、同制度の創設を取り下げない限り、協議に応じない考えを示し、ハードルを上げた。同党幹部は「民主党が全体像を示してきても、さらに消費税がかかることが国民に知れわたり、自民党にとって損にならない」と説明する。

 自民党は、消費増税の与野党協議を先送りしながら、民主党の社会保障制度改革案の欠点などを追及して野田政権を揺さぶり、衆院解散・総選挙の実現を狙う。しかし、党内には「対決型だけで首相が解散するのか」との不安もある。谷垣氏は代表質問の最後に、首相に解散を迫った上で「その先になお改革をなし遂げようと言うのであれば、力を合わせ努力したい」と述べ、衆院選後の協力姿勢も見せる硬軟両様の構えで解散を誘った。【犬飼直幸、佐藤丈一】

6181名無しさん:2012/01/27(金) 12:42:48
◇全体像提示へ、政府・民主協議
 民主党の前原誠司政調会長は26日の記者会見で、年金制度の抜本改革を含む社会保障制度の「全体像」を野党に提示する問題をめぐり、輿石東幹事長や岡田克也副総理を交えて27日に協議する考えを示した。

 前原氏は会見で、最低保障年金7万円の実現のためには消費税率を最大17・1%に引き上げる必要がある、との民主党内での試算に批判が強いことに関し「数字は変わってくる。消費税だけでやる、とも決めていない。試算の独り歩きに危惧を持っている」と語った上で、「党内で議論していないものについて、党の考え方として出すことに違和感がある」と述べ、野党に試算を示すことには慎重な考えを示した。【光田宗義】

毎日新聞 2012年1月27日 東京朝刊

6183チバQ:2012/01/31(火) 12:35:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120131k0000m010131000c.html
中川前文科相:2月に再入閣へ 復興庁設置で閣僚1増

中川正春前文科相=国会内で2011年9月27日、藤井太郎撮影 野田佳彦首相は30日、2月10日の復興庁設置による閣僚の1人増員に伴い、1月の内閣改造で閣外に出たばかりの中川正春前文部科学相を再入閣させる方向で調整に入った。複数の政府関係者が明らかにした。閣僚が内閣改造などで閣外に出た後、1カ月足らずで復帰するのは異例だ。

 復興庁設置に伴い、初代復興相に平野達男復興担当相が横滑りする予定。首相は、中川氏には岡田克也副総理兼一体改革・行政改革担当相の担務を軽減するため、男女共同参画や少子化対策などを担当させる考えだ。また、首相は今国会に、「宇宙戦略室」を内閣府に設置する法案を提出する予定で、専任に近い閣僚を置きたい考えを持っており、現在、古川元久国家戦略担当相が兼務している宇宙開発や科学技術政策などを担当する案も出ている。

 中川氏は内閣改造で、民主党の平野博文前国対委員長の文科相起用に伴い閣外に出た。【松尾良】

毎日新聞 2012年1月31日 2時35分(最終更新 1月31日 9時30分)

6184とはずがたり:2012/01/31(火) 15:40:12
中川氏は閣僚交代に不満漏らしていたけど配慮せざる得なかったんでしょうかね。

6185チバQ:2012/01/31(火) 20:08:42
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120131-OYT1T00987.htm
田中防衛相、一時行方不明…事実誤認の答弁も

 31日の参院予算委員会集中審議は、初入閣の田中防衛相に質問が集中し、田中氏は言い間違いや事実誤認の答弁を連発した。


 田中氏は陳謝を繰り返す一方、委員会室から一時行方不明になるなどし、審議はたびたび中断した。

 この日の集中審議は、外交・防衛問題が主要テーマの一つだった。田中氏は、陸上自衛隊の南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に関連し、陸自を警護するのはどこの国の部隊かを問われ、「決まっていない」と答弁。直後に渡辺周防衛副大臣が「バングラデシュだ」と答弁すると、「理解してなかったことは大変申し訳ない」と陳謝した。この他にも、在日米軍の抑止力に関する答弁などを野党が問題視して審議が中断した。

 また、田中氏は審議中、与党理事にも無断で途中退席。田中氏がいないことに気づいた野党理事らが委員長席に詰め寄り、審議が中断した。約15分後に戻った田中氏は「風邪気味で鼻水が止まらず、薬を持ってこさせた。大変申し訳ございません」と平謝りした。

(2012年1月31日19時38分 読売新聞)

6186チバQ:2012/01/31(火) 20:10:31
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120131-OYT1T00409.htm
少し乱暴なことをやる…行革実行本部で岡田氏

 政府は31日午前の閣議で、野田首相を本部長とし、全閣僚をメンバーとする「行政改革実行本部」の設置を決めた。


 その後、国会内で初会合では、〈1〉国家公務員総人件費の削減〈2〉公益法人など政府関係法人の改革〈3〉行政組織の効率化――に取り組む方針を決めた。

 本部設置は、行革の徹底により、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革に国民の理解を得る狙いがある。

 首相は初会合で、「国民の声を受けて行政改革に不退転の覚悟で臨む。政府一丸となり改革を強力に進めるため、積極的に取り組んでほしい」と指示した。岡田行政改革相も、「できないことを言うつもりはないが、前に進めなければいけないので少し乱暴なことをやる」と述べ、各閣僚の協力を求めた。

(2012年1月31日11時21分 読売新聞)

6187名無しさん:2012/02/01(水) 15:49:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000088-jij-pol
自社さ政権でも議事録なし=95年の阪神大震災以降
時事通信 2月1日(水)13時31分配信

 平野達男防災担当相は1日午後の衆院予算委員会で、自社さ政権当時の1995年1月の阪神・淡路大震災以降の非常災害対策本部の会議でも、議事録や議事概要が作成されていなかったことを明らかにした。
 平野防災相は「内閣府の防災担当部局が阪神・淡路大震災以降の議事録あるいは議事概要の状況について調べたところ、作成されていないとの報告を受けている」と述べた。自民党の斎藤健氏への答弁。

6188名無しさん:2012/02/01(水) 15:51:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000033-mai-pol
<沖縄防衛局>藤村官房長官、局長講話を擁護する姿勢も
毎日新聞 2月1日(水)13時50分配信

 藤村修官房長官は1日午前の記者会見で、沖縄防衛局の「有権者リスト」作成について「公職選挙法に抵触する事実は把握されていないが、引き続き防衛省に厳正な調査を求めている」と述べた。真部朗局長ら関係者の処分については「調査で判明した事実に即して判断する」と述べるにとどめた。

 一方、真部局長が行った講話については「いけないとか、いいとかの判断はしていない」と指摘。「逆に『いいことだ』という評価も出るかもしれない。国家公務員が選挙にどう臨むか。公選法違反にならないようにというための活動はあってもいい」と、擁護する姿勢も示した。

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)沖の公有水面埋め立て申請については「切り離して考えるべき案件だ」と述べた。【小山由宇】

6189名無しさん:2012/02/01(水) 15:51:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000543-san-pol
藤村官房長官「講話がいけないとは限らない」沖縄防衛局長問題
産経新聞 2月1日(水)14時32分配信

 藤村修官房長官は1日午前の記者会見で、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市長選をめぐり、真部(まなべ)朗(ろう)沖縄防衛局長が「講話」を行った問題について「講話をしたことがすべて『いけない』という判断はまだ全くない。逆に『良いことだ』という評価が出るかもしれない」と述べ、真部氏の責任追及には慎重な判断が必要だとの見解を示した。

 藤村氏は「選挙にどう臨むかを自覚してもらったり、公職選挙法違反にあたる国家公務員の地位を利用したりしないための活動は、あってもいい」と述べた。

6190名無しさん:2012/02/01(水) 15:52:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000045-jij-pol
沖縄防衛局長の更迭不可避=名護市の選挙でも「講話」―自公、防衛相の責任追及
時事通信 2月1日(水)12時48分配信

 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市長選(12日投開票)をめぐり、防衛省沖縄防衛局の真部朗局長が同市在住の職員らに「講話」を行った問題で、真部氏が普天間移設先の同県名護市での2010年の選挙でも職員に投票を呼び掛ける講話を行っていたことが1日、同省の調査で明らかになった。同省は関係者の処分を検討。政府・与党は事態を深刻に受け止めており、真部氏の更迭は避けられないとの見方が強まった。防衛省幹部は「更迭を含め考えている」と言明した。
 名護市に関する講話については、同年1月の名護市長選、同年9月の同市議選のいずれの際に行ったかは不明だ。同省の調査によると、真部氏は「はっきりしないが、名護の選挙でも行った」と説明。防衛省幹部の聴取に対し「名護市議選の前に真部局長から同様の講話があったことを覚えている」と述べた職員もいたという。
 田中直紀防衛相は1日午前、国会内で記者団に真部氏の講話に関し「誤解や批判を受けかねない行為だ。引き続き調査し、近日中に政務三役会議を開いて判断したい。しっかり指導監督し、防衛省の改善を図っていく」と表明した。民主党幹部は真部氏について「謝って辞めるしかない」と明言。公明党の漆原良夫国対委員長は真部氏の進退について「更迭やむなしだろう」と辞任を求めた。
 宜野湾市長選の講話に関し、防衛省は、沖縄防衛局が市在住の職員や同市に親族が居る職員80人のリストを作り、真部氏が職員に普天間飛行場を抱える同市長選の「民意が重要」として投票を呼び掛けたことを確認する調査結果をまとめた。講話では「特定の立候補予定者を支持する内容は確認されなかった」としている。だが、自民、公明、共産各党は田中防衛相と真部氏の責任を追及する方針で、真部氏の国会招致も要求。共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で、証人喚問を求めていく考えを明らかにした。

6191名無しさん:2012/02/01(水) 23:38:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000158-jij-pol
真部局長招致へ=衆院予算委
時事通信 2月1日(水)20時23分配信

 衆院予算委員会は1日午後の理事会で、防衛省の真部朗沖縄防衛局長を参考人招致することで合意した。民主党は真部氏を招致の上、2日にも「講話」問題で集中審議を実施する意向を示したが、野党側が2011年度4次補正予算案の締めくくり質疑に優先して集中審議を行うよう主張したため、結論が出なかった。同日再協議する。
 理事会ではまた、同日午前に一般質疑、午後に先の内閣改造で入閣した5閣僚に対する質疑を行うことでも合意した。

6192名無しさん:2012/02/01(水) 23:40:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120201-00000074-mai-pol
<沖縄防衛局長>「違法の可能性自覚」 更迭含め調整
毎日新聞 2月1日(水)20時19分配信

 田中直紀防衛相は1日、沖縄防衛局が沖縄県宜野湾市長選(12日投開票)の「有権者リスト」を作成した問題で、同局職員を庁舎内に集めて市長選への投票を呼びかける講話をした真部朗(まなべ・ろう)局長について、公務員の中立性・公正性に疑いを招いたとして、更迭も含めて厳正に処分する方向で調整に入った。一方、真部氏は1日、国家公務員法などに抵触する可能性を「自覚している」と語った。

 田中氏は1日夜、防衛省で政務三役会議を開き、対応を協議した。しかし、真部氏が職員に投票を呼びかける講話を「名護の選挙でもやった」と、10年1月の名護市長選か、同9月の名護市議選でも行っていたことを明らかにしたことや、同省が講話の内容を把握するため1日に職員2人を現地に追加派遣したことなどを考慮して、引き続き事実関係を調査する方針で一致した。沖縄防衛局で、過去の他の選挙でも投票への呼びかけが行われていた可能性もあることから、調査チームを発足させることも確認し、この日の処分決定は見送った。

 田中氏は同日、防衛省で記者団に「もう少し慎重に、公務員の中立性・公平性という観点から業務に当たってもらいたい」と述べ、真部氏ら沖縄防衛局の対応を問題視する姿勢を強調。防衛省幹部は野党が批判を強めていることを重視しており、「違法性はないかもしれないが、大きな問題になった以上、更迭や内規による処分をする可能性はある」と語った。野党からは「防衛局長は更迭やむなしだ」(漆原良夫公明党国対委員長)と更迭を求める声が高まっている。

 防衛省によると、講話は真部氏が発案した。沖縄防衛局総務部が宜野湾市在住の職員と同市に親族が在住する職員80人をリストアップ。リストには職員名のほか、親族がいる職員については職員との関係と人数が付記されていた。真部氏は先月23、24両日の業務時間内に計2回、防衛局庁舎内で約10分ずつ、職員計68人に「講話」した。

 一方、真部氏は1日、沖縄防衛局に抗議に訪れた社民党の山内徳信参院議員ら約20人に対し、講話を実施した時点では「政治的行為にあたるとの認識はなかった」とした上で、法に抵触する可能性について現在は「自覚している。だからこそ防衛省の調査が行われている」との認識を語った。講話の中で、普天間飛行場を同県名護市辺野古へ移設する政府方針について有権者である親族に説明できるように備えるよう求める趣旨の発言をしていたことも明らかにした。

 また、過去の選挙での対応を問われた真部氏は「業務にかかわる場合、常にではないが、また、やり方も同一でないが、そういうことをしてきたことはあろうかと思う」と述べ、過去の別の選挙でも講話などを開いてきたことを明らかにした。しかし、具体的な選挙名については「本省が調査中」「詳細な記録が残っていない」などの理由で説明しなかった。【朝日弘行、井本義親】

6193とはずがたり:2012/02/03(金) 22:58:36
問われる民主の「体質」=議事録問題、改善は不透明
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012020301020

 東日本大震災関連の政府の会議で議事録が作成されていなかった問題を受け、野田政権は公文書管理法の厳格運用による再発防止に乗り出した。ただ、今回の問題は「政治主導」を掲げて政権交代を果たした民主党政権の行き過ぎた官僚排除が主因との見方は少なくない。同党の「体質」に根ざした問題と言え、改善されるかは不透明だ。
 3日開かれた内閣府公文書管理委員会。冒頭、岡田克也副総理は「政府の信用、信頼に関わる根幹の問題だ」として再発防止策の検討を要請した。しかし、委員の一人が会議の録音を提案すると、岡田氏は発言者を萎縮させかねないことに懸念を示し、「形式だけの会議になってしまう」と首を縦に振らなかった。
 震災や東京電力福島第1原発事故への政府対応の検証に支障を来しかねない議事録未作成問題に対し、野党は国会で「記録を残すことへの責任感が欠落している」などと追及を強めている。「事務方が出席しており、作られているという思い込みをしていた」。当時、官房長官だった枝野幸男経済産業相は2日の衆院予算委員会で釈明に追われた。
 議事録は、自社さ政権当時の1995年1月の阪神大震災以降の非常災害対策本部会議でも作成されていなかったことが判明しているが、当時は作成を義務付ける法律はなかった。公文書管理法制定の機運が高まったのは、年金記録のずさんな管理が明らかになってからで、成立は政権交代直前の2009年6月だった。
 当時、与党との修正協議に当たっていたのが枝野氏で、行政の意思決定過程を明確に記録に残すための修正を自民党にのませた。民主党はかねて積極的な情報公開を主張しており、同年の衆院選マニフェスト(政権公約)では「政治家と官僚の接触にかかわる情報公開などで透明性を確保する」とうたっていた。
 ところが、政権交代後は政務三役会議などに官僚の出席を認めず、議事録を作成しない会議が横行。野田政権の実権を握る輿石東民主党幹事長は、最高意思決定機関である政府・民主三役会議の議事録について「取ってもいないし、(作成したとしても)公表する考えはない」と言ってはばからない。首相周辺も議事録問題を「ささいな事」と軽視しており、記録を残すことへの意識は高いとは言えない。
 1日の衆院予算委で問題を追及した公明党の石井啓一政調会長は記者会見で「真摯(しんし)な反省が感じられない。政治決定過程をどう後世に残すのかという認識が極めて薄い」と厳しく批判した。民主党の「体質改善」の行方には懐疑的な見方が強い。(2012/02/03-20:34)

6194チバQ:2012/02/04(土) 09:17:27
>>6183
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000011-mai-pol
<副復興相>国民新の松下氏を起用方針
毎日新聞 2月4日(土)2時34分配信

 野田佳彦首相は3日、10日の復興庁設置に伴い、国民新党の松下忠洋副経済産業相を新設の副復興相にあてる方針を固めた。与党幹部が明らかにした。

 復興庁は21年3月まで時限的に設置され、専任の復興相と副大臣2人が増員される。初代復興相には平野達男復興担当相が横滑りする予定。松下氏は鹿児島3区選出の当選5回。政権交代後発足の鳩山内閣で副経産相に就任後、菅、野田両内閣でも務めている。【木下訓明】

6195名無しさん:2012/02/06(月) 10:43:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120206-00000070-yom-pol
田中防衛相が秘書官交代、かつて真紀子氏も…
読売新聞 2月6日(月)3時4分配信

 田中防衛相の事務秘書官を務める萬浪(まんなみ)学氏について、田中氏が「体調不良」を理由に異動させ、北沢俊美元防衛相時代に秘書官を務めた吉田孝弘企画官を充てる人事を6日付で発令することが5日、わかった。

 秘書官が国会開会中に交代し、前任者が任命されるのは極めて異例だ。

 田中氏には、国会答弁が批判されていることを踏まえ、補佐態勢を一新する狙いがあるようだが、省内からは「本人の資質の問題で、秘書官が誰でも一緒だ」(幹部)と冷ややかな声が出ている。

 田中氏の妻の真紀子氏も外相時代、複数の秘書官が「(性格が)暗いとの理由」(外務省幹部)や、過労で体調を崩したとして交代させられた。

6196名無しさん:2012/02/06(月) 10:46:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120206-00000035-jij-pol
防衛相秘書官が異例の交代=「体調」理由に、経験者再起用
時事通信 2月6日(月)10時42分配信

 田中直紀防衛相は、事務担当の萬浪学秘書官を「体調不良」を理由に6日付で交代させ、後任に吉田孝弘官房企画官を起用した。吉田氏は北沢俊美防衛相時代の秘書官。閣僚の秘書官について、国会開会中の交代も経験者の再登用も異例だ。
 これに関し、田中氏は同日午前、「(萬浪氏が)体調不良ということもあり、経験のある方に秘書官に就いてもらうということで了解した」と記者団に説明。ただ、防衛省内では、交代は田中氏の強い意向との見方が出ており、一部には「相性が良くなかった」との指摘もある。

6197とはずがたり:2012/02/07(火) 01:35:42

gdgdだなぁ。。

年金試算10日公表へ 政府民主が方針転換
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020601002478.html

 政府、民主党は6日、マニフェスト(政権公約)に掲げた新年金制度設計に向け昨年策定した「財政試算」を10日の党会合を経て公表する方向で最終調整に入った。消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革との整合性を問われることを懸念し、1月末、当面非公表とすることを決めたが、野党から「隠蔽だ」と批判され、方針転換した。一体改革協議に野党の参加を促す狙いがある。

 ただ自民、公明両党は試算が公表されても年金抜本改革の全体像が明確にならない限り協議拒否の姿勢は変えない構え。消費税増税の実現に向けた環境整備が進むかは見通せない。
2012/02/07 00:05 【共同通信】

6198名無しさん:2012/02/07(火) 12:27:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20120207ddm003010099000c.html
クローズアップ2012:普天間移設切り離し 米主導の再編協議 「岩国」浮上で一層不透明に
 日米両政府は在沖縄米海兵隊のグアム移転を米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設と切り離して先行実施する方針で大筋合意し、13日の米予算教書発表に先立って週内にも発表する調整に入った。普天間移設の停滞と財政事情を背景に、米側が主導した在日米軍再編のロードマップ(行程表)見直し協議。日本側が「普天間固定化」の懸念払拭(ふっしょく)に躍起となる中、「筋が悪い」(防衛省幹部)とされる岩国基地(山口県岩国市)への分散移転案も浮上し、不透明感を増す先行きに防衛省の混乱が影を落とす。

 「普天間の固定化につながるのではという懸念は承知しているので、そういうことがないように政府として全力で協議を進めたい」。野田佳彦首相は6日の参院予算委員会で、在沖縄米海兵隊のグアム移転と切り離しても、普天間飛行場は固定化させず同県名護市辺野古への移設を進める方針を強調した。

 複数の政府関係者によると、米側から見直し協議の打診があったのは、オバマ大統領が豪州北部のダーウィンに米海兵隊を駐留させるなど、アジア太平洋重視の安全保障戦略を打ち出した昨年11月ごろ。ロードマップに縛られたままでは、普天間移設が進まない限り、海兵隊をグアムへ移転できず、米議会からの予算削減圧力にも耐えられないという「米側の事情」によるものだった。

 米側の打診は、普天間移設で行き詰まる日本政府にも「渡りに船」(官邸筋)だった。「普天間の県外移設を模索して失敗した『鳩山ショック』があり、首相も日本側から見直しを切り出すのは無理と判断していた」(政府関係者)という。

 ただ、日本側には海兵隊の先行移転で沖縄の負担軽減が実感されれば普天間移設の足がかりになるとの期待があるのに対し、米側は日本の事情にとらわれずグアム移転を優先できる利点を感じているとみられる。普天間問題は「日本の国内問題」として切り離され、グアム移転による負担軽減という普天間移設のテコも失う。これが「普天間固定化」懸念につながっている。

 米国主導で始まった協議だけに、日本側の言い分がどこまで通用するかも未知数だ。

 日本側は、普天間移設と海兵隊のグアム移転を前提に進めるとしていた米軍嘉手納基地(嘉手納町など)以南の6施設・区域のうち普天間を除く5施設・区域の返還について、グアム移転が先行実現することを踏まえて、前倒し返還を求める構え。ただ、グアムに移転する海兵隊がロードマップの約8000人から約4700人に減ることで、逆に施設の必要性が残る可能性もはらむ。

 海兵隊と家族のグアム移転を前提に、日米両政府の費用の負担配分を定めた協定も見直される見通しだ。グアム移転の規模縮小で日本の財政負担も減るとの見方もあるが、政府関係者は「米国が『日本の負担は変えるな』と言ってくるのは確実」と危機感を強める。

 協議に臨む日本政府の足並みの乱れも深刻だ。田中直紀防衛相は参院予算委で、パネッタ米国防長官との協議の有無を問われ「着任して以降はない。(一川保夫)前防衛相も直接(の交渉)はないと聞いているが、事務方から報告している」と説明。玄葉光一郎外相が昨年12月19日にクリントン米国務長官との会談で見直しを議論したと明言し、「それ以前から一定程度、非公式な意見交換はあった」と説明しただけに、「首相官邸・外務省主導」を印象づけた。

 防衛省は沖縄防衛局長や防衛相の言動を巡る混乱で、交渉の前面に立てない状況が続いたこともあり、再編見直しは、玄葉氏と野田首相、ひと握りの官僚だけで話を進めてきたという。【西田進一郎、横田愛】

6199名無しさん:2012/02/07(火) 12:28:11
◇名護市長「基地閉鎖を」 深まる沖縄との溝
 「世界で最も危険な普天間飛行場を据え置いたまま、海兵隊の移転だけで負担軽減というのは話が違う。私が名護市長になってからの沖縄の変化、オール沖縄で県内移設に反対する状況を伝えたい」。稲嶺進名護市長は6日、那覇空港で記者団に語った。11日までの日程でワシントンを訪れ、米政府関係者や米議会議員らと意見交換する。

 米軍再編の見直しが報じられた4日には、那覇市内で記者団に「海兵隊が移転するのに、新しい基地が必要になるのが理解できない。普天間は閉鎖し、辺野古への移設は必要なくなるのではないか」と述べた。稲嶺氏はこれまで辺野古への移設反対に力点を置いてきたが、海兵隊のグアム移転先行の流れを受けて、「移設なき普天間の閉鎖・撤去」要求に踏み込んだ。

 しかし、政府は「沖縄から海兵隊がいなくなるわけじゃない。沖縄に残る海兵隊の定員約1万人はロードマップと変わらない」(外務省幹部)と強調。政府と沖縄の溝は深まるばかりだ。

 沖縄では「もはや辺野古移設は不可能」として、「県外移設」や「普天間の閉鎖・返還」要求が高まるが、一方で「普天間固定化」への懸念も強まっている。普天間飛行場を抱える宜野湾市。5日に告示された市長選では、新人で前県議の佐喜真(さきま)淳(あつし)氏(47)が「普天間固定化の絶対阻止」を最重視。元市長の伊波(いは)洋一(よういち)氏(60)も「沖縄県民をないがしろにする政府にノーを突きつけよう。固定化は許さない」と強調する。

 ロードマップで普天間移設に伴いパッケージで返還するとしていた米軍嘉手納基地(嘉手納町など)以南の牧港補給地区など6施設・区域の行方にも、沖縄の関心が高まっている。「日米両政府が自らグアム移転のパッケージを崩した以上、嘉手納以南のパッケージを外せないとの理屈はもはやない。パッケージ解除のチャンスだ」(県幹部)と6施設・区域から普天間飛行場を切り離して先行返還するよう求める声が上がる。民主党沖縄県連内でも同様の議論が始まった。【井本義親、吉永康朗】

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 ◆このほか協議対象になりそうなもの◆

・嘉手納基地以南の6施設・区域の返還の見直し

・グアム移転経費102・7億ドルを日本が60・9億ドル、米国が41・8億ドル負担する枠組みの見直し

・海兵隊の家族約9000人の移転を縮小

・海外移転する海兵隊の構成を司令部要員中心から戦闘要員を増やす方向に変更

毎日新聞 2012年2月7日 東京朝刊

6200チバQ:2012/02/07(火) 21:08:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012020700958
「岩国案」に足並み乱れ=外務省主導、防衛省は反発−海兵隊移転
 在日米軍再編の見直し協議で、米側が在沖縄海兵隊の一部を米軍岩国基地(山口県岩国市)に分散移転する案を打診してきたことをめぐり、外務省と防衛省の足並みの乱れが表面化した。外務省主導で水面下の交渉が進み、この間「蚊帳の外」に置かれた防衛省は反発。「寝耳に水」の地元・山口県は政府への不信感を強め、野田佳彦首相は国会で「岩国移転の協議はない」と沈静化に躍起となった。
 山口県の二井関成知事は7日、記者団に「海兵隊の岩国移転はないと国は言っていた。これ以上の負担は容認できない」と語気を強めた。岩国基地については、日米が2006年に合意した在日米軍再編計画で、米軍厚木基地(神奈川県)から空母艦載機59機の移駐と、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)から空中給油機12機のローテーション移駐が明記されている。
 米国は、グアム移転計画の見直しで、在沖縄海兵隊8000人を4700人に削減、残り3300人をアジア太平洋地域に分散移転することを日本政府に打診。3300人のうち約1500人は岩国基地に移転する方針だ。ただ、首相は同日の参院予算委で「在沖縄海兵隊を岩国基地に移転させるとの協議は日米間では行っていない」と否定。これは、今のところ米側の打診を交渉のテーブルには乗せていないとの立場を示したものだ。
 岩国移転案が突然浮上したのは、対米交渉が地元との調整に当たる防衛省抜きで進められたためだ。玄葉光一郎外相は7日の記者会見で「負担軽減の意味で、国外という面と、全国で負担を分かち合う意味と両面ある」と述べ、沖縄の海兵隊の岩国への移転もあり得ることを示唆した。
 一方、防衛省幹部の間には「外務省は米側だけを見ていればいいが、地元を説得するのはこっち」「岩国移転の話は米側の言い値。岩国は受け入れられない」と不満が渦巻く。防衛省は昨年末以来、不適切発言をした沖縄防衛局長の交代や、田中直紀防衛相の答弁問題などが重なり、対米交渉に関与できなかった。省内には「北沢俊美元防衛相の時代とは大違いだ」(幹部)と、この半年足らずでの防衛省の地位低下を嘆く声も出ている。(2012/02/07-20:56)

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6201チバQ:2012/02/09(木) 12:15:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120209k0000e010161000c.html
復興庁発足:首相、末松補佐官を副復興相に起用
 野田佳彦首相は9日、復興庁が10日発足するのに伴い、末松義規首相補佐官(東日本大震災復興対策担当)を副復興相に起用する方針を固めた。復興庁設置法に基づいて専任の復興相と副復興相2人が増員され、初代復興相に平野達男復興担当相が就任する予定。もう一人の副復興相には国民新党の松下忠洋副経済産業相が内定している。藤村修官房長官が9日午後に発表する。

 末松氏は衆院東京19区選出で当選5回。菅改造内閣で副内閣相に就任し、震災発生後は、政府の復興対策本部で宮城県の現地対策本部長も務めた。【中井正裕】

毎日新聞 2012年2月9日 11時35分(最終更新 2月9日 11時49分)

6202チバQ:2012/02/09(木) 21:50:38
すげー玉突き人事

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120209/plc12020920330020-n1.htm
「中川防災相」を発表、復興庁発足に伴い閣僚人事
2012.2.9 20:29

防災担当相として再入閣が決まり、記者団の質問に答える中川正春前文科相=9日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 東日本大震災の復興政策の司令塔となる復興庁が10日に発足することに伴う閣僚人事で、藤村修官房長官9日、新設される復興相に平野達男震災復興担当相(57)、平野氏が兼務していた防災担当相に中川正春前文部科学相(61)を起用することを正式に発表した。中川氏は岡田克也副総理が兼務していた少子化対策、男女共同参画、新しい公共も担当する。

 復興庁発足で閣僚数の上限が1増の18人となることを受けた人事。中川氏は1月の内閣改造で文科相を退任し、民主党の行政改革調査会の会長に就任したばかりだった。わずか1カ月での閣内復帰は極めて異例の人事。中川氏の後任の党行革調査会長には中野寛成元国家公安委員長(71)が就任する。

 復興相の下に置く復興副大臣には、国民新党の松下忠洋経済産業副大臣(73)と末松義規首相補佐官(55)を起用。松下氏の後任の経産副大臣に柳沢光美経産政務官(63)を昇格させ、末松氏の後任の首相補佐官には菅直人内閣でも補佐官を務めた寺田学衆院議員(35)を充てる。柳沢氏の後任の経産政務官には中根康浩衆院議員(49)が就く。

 復興庁にはこのほか、復興副大臣と復興政務官として計5人を他省庁の政務3役との兼務で充てる。

 中川氏らの認証式は10日夜に宮中で行われる。首相は同日、記者会見し、復興への決意や人事の狙いを説明する方針だ。

6203チバQ:2012/02/10(金) 12:45:16
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120210ddm005010161000c.html
ファイル:中川前文科相再入閣は首相の温情?
 中川正春前文部科学相=似顔絵=が10日、防災担当相として再入閣する。1月の内閣改造で、岡田克也副総理入閣のあおりで閣外に去った中川氏。「雷に打たれたよう」とショックを受けた中川氏への、野田佳彦首相の「温情人事」との声が出ている。

 中川氏は文科行政のほか、安全保障、財政にも通じた政策マンだが、首相周辺は「首相もはじめは再入閣は考えていなかった。あまりに中川さんがささくれ立っていたから……」と解説する。とはいえ、中川氏は退任後、民主党の行政改革調査会長として、首相が消費増税の前提として重視する行革の旗振り役になっていた。藤村修官房長官は9日の記者会見で「勝手にいろんな見方をされても困る。何でもできる人なので適材だ」と強調したが、短期間での交代に「行革軽視」との批判も出そうだ。

 中川氏の後任の同調査会長には中野寛成・元国家公安委員長が内定した。

毎日新聞 2012年2月10日 東京朝刊


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