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民主党政権綜合スレ

1とはずがたり:2009/09/02(水) 13:18:36
綜合スレだから何でも歓迎けど今の時点ではこのスレでは政策を中心にして政党間協議などは政権交替検討スレ等を引き続いて活用出来ればと考えてます。
連立の組み替えや中途参加があるかもしれないので民主以外の名前は省略w

4282名無しさん:2010/11/11(木) 10:43:59
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101111ddm003040040000c4.html

クローズアップ2010:海上保安官「映像流出」 割れる「秘密」の評価(4/4ページ)

 しかも、EEZ内で事前通報の取り決めを無視して海洋調査を行う中国公船を航空機から撮影した映像や、転覆した漁船から乗員を救助する様子など公開しやすいケースばかりではない。01年12月に鹿児島県奄美大島沖の東シナ海で発生した北朝鮮工作船事件では、事件から2日後に巡視船が工作船からロケット弾などで銃撃されて被弾する模様も公開した。

 海保関係者は「どんなことがあったのかを国民は知りたいはずだし、こちらも国民の目に触れないところで活動しているので自分たちの仕事を知ってほしいという思いもある」と話す。別の関係者は「覚せい剤の密輸や違法操業を企てる相手に対しては、ある程度の公開は抑止効果を生む側面もある」と説明している。

 今回の映像流出の背景には何があるのか。「台湾や中国の漁船は我が物顔で操業し、退去警告を出しても挑発的な態度をとることが多い。巡視船にぶつけてきたのに釈放なんて、法治国家としてあるべき姿なのか」「相手が武器を持っているか分からないのに、海上保安官は丸腰で立ち入り検査をする。殉職者が出るまで領海警備の問題に国は向き合わないのか」。海保OBや関係者からは、現場にあきらめとも怒りともつかない感情がたまっていると指摘する声が出ている。

毎日新聞 2010年11月11日 東京朝刊

4283名無しさん:2010/11/11(木) 11:07:05

海保映像流出 政権の責任も問われる
11月11日(木)
http://www.shinmai.co.jp/news/20101111/KT101110ETI090012000022.htm

 中国漁船の衝突を撮影したビデオ映像をめぐり、神戸海上保安部の海上保安官が流出させたことを認めた。警視庁が国家公務員法違反の疑いなどで取り調べを続けている。

 治安に携わる側の人間が重要な内部資料を外に流した。事実とすれば、見過ごせない問題だ。捜査当局は動機や手段などを詳しく解明する必要がある。

 映像流出によって、日本と中国政府ならびに両国民の感情の溝はさらに深まったようにも見える。政府はネット時代の情報管理や情報発信のあり方を徹底的に検証しなければならない。

 流出した映像は、石垣海上保安部が那覇地検に提出したうちの一本だったことが判明していた。10日になって、神戸海保所属の海上保安官が「自分が流した」と認めたという。

 どのような経路で手に入れたのか、なぜネットに流したのか。社会的な関心も高い。背景を含めた真相究明が求められる。

 事件は海保が中国漁船の船長を逮捕した後、那覇地検が釈放するという展開をたどった。菅直人内閣は「釈放は検察の判断」の一点張りのうえ、証拠のビデオ映像の一般公開を拒んできた。

 そこに職員による流出疑惑である。海保には支持の声が多く寄せられているというが、これは政府の一連の言動への反発から出たものだろう。法律違反に当たるかどうかは疑問との指摘もある。

 だが、海上保安官が内部資料を、このような形で流出させたとすれば責任問題は避けられない。海保は日ごろから情報管理の甘さが指摘されていた。組織を挙げて見直しを図るべきである。

 菅政権のダメージは大きい。不特定多数がアクセスできるインターネットへの内部情報流出は、内外に統治能力の弱さを印象付けた。日本は情報管理ができないとみられても仕方がないだろう。

 仙谷由人官房長官が海保トップの責任に言及したが、問題の根は深い。一連の事件で問われているのは、菅内閣の説明責任と情報発信力の乏しさである。自らの失点で、ネット社会に足をすくわれたとみることができる。

 ネット社会では情報が地球規模で瞬時に共有される。今回の映像を見た人々は何を共有したのか、日中の国民感情の溝はどうなったのか。流出で何が変わり、何が変わらなかったのか。

 その点を見極めなければ、飛び交う情報に振り回されるだけに終わる心配がある。

4284名無しさん:2010/11/11(木) 11:11:19
 政府・民主党としては海保を所管する馬淵澄夫国土交通相の進退問題に発展することをおそれ、鈴木氏の辞任で事態を収拾すべきだとの声が広がっている。ただ、野党側は馬淵氏だけではなく、漁船衝突事件やその後のビデオ公開対応を扱った仙谷氏の責任も追及する構えを強めており、鈴木氏が辞任しても、収まらない可能性もある。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111102000038.html

仙谷氏『海保長官に責任』
2010年11月11日 朝刊

 神戸海上保安部の保安官が中国漁船衝突事件の映像を流出させたと告白した問題で、政府・与党内に十日、事実であれば、鈴木久泰海上保安庁長官の辞任は避けられないとの見方が強まった。

 仙谷由人官房長官は同日の記者会見で「独自の領域の責任者がまず責任を持ってもらわないといけない」と、鈴木氏の責任に言及。民主党内にも「鈴木氏の責任は免れない」との意見が出ている。

 政府・民主党としては海保を所管する馬淵澄夫国土交通相の進退問題に発展することをおそれ、鈴木氏の辞任で事態を収拾すべきだとの声が広がっている。ただ、野党側は馬淵氏だけではなく、漁船衝突事件やその後のビデオ公開対応を扱った仙谷氏の責任も追及する構えを強めており、鈴木氏が辞任しても、収まらない可能性もある。

 これに関連して菅直人首相は十日の衆院予算委員会で、事件の責任について「管理責任が不十分だった。最終的責任は自分にも当然ある」と首相自身の責任を認めた。

 一方、政府は保安官の告白が事実であれば、国家公務員という政府内部の人間による情報漏えいに当たることを深刻に受け止めており、再発防止に全力を挙げる方針。

 首相は十日夜、鈴木氏を含め、各府省の事務次官や幹部を首相官邸に急きょ集め、「何がこういうことを生み出したのかを把握し、二度と起きないよう徹底してもらいたい」と異例の指示を出した。

 また、政府は情報管理体制の強化に向け、情報保全法制の在り方についての検討に入った。

4285名無しさん:2010/11/11(木) 11:27:58

【海保職員「流出」】防戦一方の政府、回避したい「閣僚責任論」と「日中への影響」 (1/2ページ)
2010.11.10 21:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101110/plc1011102116017-n1.htm

 「徹底した調査をしていただかなければならない」。中国漁船衝突事件のビデオ流出事件で、神戸海上保安部の海上保安官が犯行を「告白」したことを受け、仙谷由人官房長官は10日の記者会見でこう語気を強め、海上保安庁の鈴木久泰長官の責任論に言及した。閣僚の責任論だけは回避し、日中関係への影響も抑えたい−。問題が政権に及ぼす影響を食い止めたいという思いがあるようだ。

 10日夕、国会内で開かれた民主党の国土交通部門会議は、腫れ物に触るような空気に包まれた。海上保安庁の説明に約30人の議員は耳を傾けるだけ。わずかに1人が「保安官に厳しく対処すべきだ」と語った。

 海上保安官の犯行となれば、野党が馬淵澄夫国土交通相の監督責任を追及してくるのは確実だ。部門会議の田村謙治座長は「閣僚辞任は短絡的」と反発。仙谷氏も「(閣僚という)政治職と(海保長官という)執行職では責任のあり方は違う」と予防線を張った。

 だが与党議員も「ビデオ公開に踏み切らなかったのは彼(馬淵氏)より高度な判断だったはず」と述べ、仙谷氏ら政権中枢部の責任こそ問題と語る。

 菅政権が不安なのは、13日から横浜で始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際の日中首脳会談への影響だ。

 「胡錦濤国家主席との首脳会談を期待している」。前原誠司外相は10日、記者団にこう述べたが、外務省幹部は「だいぶ前に提案したのに中国から回答がない」と話す。中国側も様子見だ。首相と距離を置く民主党若手は「中途半端なタイミングで船長を釈放するからこうなる。そんなに温家宝(首相)が怖かったのか」と批判する。

 活気付いてきたのが党内の非主流派だ。原口一博前総務相は「内閣に総括を求める話だ。責任をあいまいにしたまま進むことが新たな事態を起こす」と政権批判を展開した。小沢一郎元代表に近い中堅議員は語った。「小沢さんのいない民主党で政権運営はできないということだ」

4286名無しさん:2010/11/11(木) 12:07:53
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20101111ddlk22010237000c.html

民主県連:政権批判かわせなければ「統一選、大惨敗も」 会長が危機感 /静岡

 民主党県連は10日、常任幹事会を静岡市内で開き、来年4月の統一地方選への対応を協議した。

 会長の牧野聖修衆院議員(静岡1区)は会合後、記者団に「外交政策などの失敗で党の支持率が下がっている。批判を克服できなければ、統一地方選は大惨敗する」と危機感をあらわにした。

 会合は非公開だったため牧野会長らが終了後、記者団に内容を説明した。牧野氏は「中央の政局に引きずられず、県連として必死に戦おうという雰囲気を共有した」と述べた。

 牧野氏らによると、会合では「過半数の議席獲得」を目標にしている県議選(定数69)について来年1月中に計33選挙区への公認候補の擁立作業を終える方針を確認した。

 また、会長代行に藤本祐司参院議員を起用することを承認した。前任の津川祥吾衆院議員(静岡2区)は7月の参院選後、選対本部長を務めた比例代表候補が落選した責任を取る形で辞任していた。【平林由梨】

毎日新聞 2010年11月11日 地方版

4287名無しさん:2010/11/11(木) 12:23:51

激励の声続々! 流出海上保安官の素顔…出馬情報も
2010.11.11
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101111/dms1011111155001-n1.htm

 「誰にも相談せず1人でやった」。中国漁船衝突の映像流出事件で、流出を告白し、警視庁の取り調べを受けている神戸海上保安部所属の海上保安官(43)には各方面から擁護や英雄視する声が上がり、一躍“時の人”となった感すらある。一体どんな人物なのか−。

 海保関係者によると、保安官は関西の大学を卒業後、海上保安学校に入り、中途採用の形で海保職員になった。

 2003年度から小松島海上保安部の予備員、2004年度からは姫路海上保安部で巡視艇の航海士として勤務。韓国語ができ、国際捜査などにも携わり、今年、神戸海上保安部の巡視艇「うらなみ」の主任航海士となった。いわゆる“現場畑”を歩んできた人物だ。

 「まじめで気さく」「仕事は優秀だった」。保安官を知る同僚や上司は異口同音にこう話す。

 「非常に優秀な部下だった。自分の任務に誇りを持ち、どんな状況でも決して弱音を吐かなかった」

 かつて上司だった元海上保安庁特殊警備隊長の坂本新一さん(46)はこう語っている。

 保安官は2000年までの約3年間、第5管区海上保安本部で坂本さんの部下として勤務。密輸や密漁など海上犯罪の取り締まりや人命救助などにあたったという。

 「誰にも相談せず1人でやった」。中国漁船衝突の映像流出事件で、流出を告白し、警視庁の取り調べを受けている神戸海上保安部所属の海上保安官(43)には各方面から擁護や英雄視する声が上がり、一躍“時の人”となった感すらある。一体どんな人物なのか−。

 海保関係者によると、保安官は関西の大学を卒業後、海上保安学校に入り、中途採用の形で海保職員になった。

 2003年度から小松島海上保安部の予備員、2004年度からは姫路海上保安部で巡視艇の航海士として勤務。韓国語ができ、国際捜査などにも携わり、今年、神戸海上保安部の巡視艇「うらなみ」の主任航海士となった。いわゆる“現場畑”を歩んできた人物だ。

 「まじめで気さく」「仕事は優秀だった」。保安官を知る同僚や上司は異口同音にこう話す。

 「非常に優秀な部下だった。自分の任務に誇りを持ち、どんな状況でも決して弱音を吐かなかった」

 かつて上司だった元海上保安庁特殊警備隊長の坂本新一さん(46)はこう語っている。

 保安官は2000年までの約3年間、第5管区海上保安本部で坂本さんの部下として勤務。密輸や密漁など海上犯罪の取り締まりや人命救助などにあたったという。

 「誰にも相談せず1人でやった」。中国漁船衝突の映像流出事件で、流出を告白し、警視庁の取り調べを受けている神戸海上保安部所属の海上保安官(43)には各方面から擁護や英雄視する声が上がり、一躍“時の人”となった感すらある。一体どんな人物なのか−。

 海保関係者によると、保安官は関西の大学を卒業後、海上保安学校に入り、中途採用の形で海保職員になった。

 2003年度から小松島海上保安部の予備員、2004年度からは姫路海上保安部で巡視艇の航海士として勤務。韓国語ができ、国際捜査などにも携わり、今年、神戸海上保安部の巡視艇「うらなみ」の主任航海士となった。いわゆる“現場畑”を歩んできた人物だ。

 「まじめで気さく」「仕事は優秀だった」。保安官を知る同僚や上司は異口同音にこう話す。

 「非常に優秀な部下だった。自分の任務に誇りを持ち、どんな状況でも決して弱音を吐かなかった」

 かつて上司だった元海上保安庁特殊警備隊長の坂本新一さん(46)はこう語っている。

 保安官は2000年までの約3年間、第5管区海上保安本部で坂本さんの部下として勤務。密輸や密漁など海上犯罪の取り締まりや人命救助などにあたったという。

 「とても正義感が強い人だったから、映像の非公開を決めた政府の対応が許せなかったんでしょう」。

 坂本さんは映像を流出させた行動をこう推し量る。

 保安官が聴取されたとの報道を受けて、5管本部のある神戸市中央区の合同庁舎には電話やメールが殺到。10日午後10時半までに500件以上が寄せられた。抗議は少なく、ほとんどは「逮捕しないで」などと擁護する内容。保安官を乗せた車が庁舎を離れる際も、「お前は何も悪くないぞ」と激励の声が飛んでいた。

 こうした“人気”ぶりに、早くも「次期選挙をにらんで野党が触手を伸ばしている」といったうわさも駆け巡っている。

 永田町有力筋の1人はは「一連の報道で、正義感が強く、男気のある人物というイメージが広まった。(元航空自衛官の)田母神俊雄氏に続く“保守の要”として、出馬も十分考えられる」と話している。

4288名無しさん:2010/11/11(木) 12:25:48

【海保職員「流出」】自民・石破氏「海保長官に責任負わせるのは一番卑怯だ」と馬淵氏の辞任要求
2010.11.11 11:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101111/stt1011111153002-n1.htm

 自民党の小池百合子総務会長と石破茂政調会長は11日午前の党外交・防衛・国土交通の合同部会で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐるビデオ映像流出事件の監督責任は免れないとして馬淵澄夫国土交通相の辞任を求めた。

 小池氏は「取るべき責任は政治が取らなければならない。海上保安庁の責任者である馬淵氏が自ら手を挙げて辞めるべきだ」と発言。石破氏は、政府・民主党が馬淵氏の責任を問わない姿勢を示していることに「海保の鈴木久泰長官が辞めて終わりなんておかしい。卑(ひ)怯(きょう)だ。組織の長は部下に責任を負わせてはいけない。この内閣は政治が責任を負わない」と述べた。

 小池氏はまた「迅速に政治がけじめをつけないと、情報管理に日本は甘いというメッセージを送る」と指摘。10日に菅直人首相が首相官邸に各府省の事務次官らを集めて情報管理の徹底を指示したことにも「あほだと思う。事務次官会議はやめたのではないか。ちぐはぐで滑(こっ)稽(けい)な出来事だった」と痛烈に批判した。

4290名無しさん:2010/11/11(木) 12:30:59
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00187711.html
中国漁船衝突事件映像流出問題 野党から馬淵国交相の責任を問う声強まる

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の映像を自ら流出させたと神戸海上保安部の海上保安官が告白したことを受け、海上保安庁長官の辞任は不可避との見方が広がる中、野党からは、馬淵国土交通相の責任を問う声が強まっている。
11日朝の衆議院の委員会で、北沢防衛相は、内部から「映像流出」との発言が出たことで、世界的に政府の情報管理の信頼性が揺らいでいるとの認識を示した。
北沢防衛相は「わが国の危機管理の低下が、世界的に懸念されるようなことになったら、国益に反する」と述べた。
一方、参議院の国土交通委員会では、海上保安庁の鈴木長官が、10日午前9時ごろ、明石海峡付近を航行中だった巡視艇「うらなみ」の船上で、「映像を流出させた」と名乗り出た海上保安菅から船長に対して申し出があり、午前9時半ごろ、携帯電話で鈴木長官連絡を受け、馬淵国交相には、午前9時40分に第1報を伝えたと述べた。
一方、野党幹部からは、海上保安庁の鈴木長官が辞任するだけではすまないとの指摘が相次いでいる。
新党改革の舛添代表は「海保長官の処分だけで終わるようなことがあってはならない。当然それは、(馬淵国交相が)辞任しないなら問責をすべきであると」と述べた。
11日朝の自民党の部会では、「仙谷官房長官と馬淵大臣に対する不信任決議案や問責決議案の提出を視野に責任を追及するべきだ。これは政治の失敗だ」といった意見が出されたほか、公明党の山口代表も、「仙谷長官の政治職と執行職の責任の切断を図る言動はおかしい」と、閣僚の責任を追及する姿勢を示している。
今後の捜査で情報管理のずさんさが露呈すれば、馬淵国交相の去就が最大の焦点に浮上するとみられる。(11/11 11:51)

4291名無しさん:2010/11/11(木) 12:35:58
http://www.j-cast.com/tv/2010/11/11080523.html
街の声「35対15」で「海保職員訴追するな」
2010/11/11 12:14

尖閣ビデオを流出させたのは神戸海上保安部所属の巡視船「うらなみ」主任航海士(43)だった。きのう(2010年11月10日)名乗り出て、事情聴取に「映像は神戸で見た」「だれでも見られる状態だった」と話しているという。

急展開は東京地検が「YouTube 」を管理している「Google」のデータを押収したことから。画像をアップした場所が神戸のネットカフェとわかり、これがニュースで流れた。これを船内で聞いた航海士が船長に「わたしがやった」と話したという。これが伝わると、さっそく国会では野党が情報の管理責任を追及。「ビデオを公開しないメリットはなにか」(小泉進次郎議員)などと菅首相らを責め立てた。

第5管区本部や神戸海保には、「彼を訴追しないで」といった電話・メールが殺到して、航海士を英雄視する声が高まっているが、組織の指示に背いた責任は責任という声もある。「とくダネ!」がきのう都内で50人に聞いた結果は、15対35でビデオ流出支持が多かった。

仙谷官房長官は「明らかな犯罪だ」といい、「責任を問うべきでない」という人を 「不健全な国民」と言っているが、このビデオの公開をめぐっては、「守秘義務に触れるほどの機密情報か」「国民に見せるべき情報ではないか」という意見も多い。専門家も国民の知る権利と守秘義務の兼ね合いが微妙だという。

国家機密でなくコピー

判例では、国家公務員の守秘義務を(1)一般に知られていない(2)秘密として保護に価するの2つがポイントとしている。 これに照らすと、立件は難しいという見方もある。

弁護士の安冨潔・慶大教授はこう言う。

「むずかしいです。見解が分かれるところです。本当に守らなければいけない秘密なのかどうか」
司会の小倉智昭「裁判の証拠だから、国家機密を封印されたもの」

安冨「証拠は封印されているが、これはコピーしたものですから」

福田和也(文芸評論家)「政権運営にも関わる。強行すると、仙谷さんの地位にもかかわるかもかもしれない」

真鍋かをりが「中国への影響は?」と聞くと、安冨は「そこが保護すべき情報かどうかの微妙な分かれ目になる」と答えた。

小倉「慎重になったのも、途中からだった」

このビデオは大臣の「取り扱い注意」の指示が出るまでの1か月余の間、保安庁関係なら誰でもアクセスできる状態にあった。取り締まりの現場情報を共有する必要があるからだ。今回流れたのも研修用ビデオだった。裁判になったら、ここも争点になりそうだ。

4292名無しさん:2010/11/11(木) 12:40:22


尖閣沖衝突ビデオは秘密? その投稿は公益通報?
2010年11月10日
http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2010111000010.html?iref=chumoku

4293名無しさん:2010/11/11(木) 12:42:22
http://news24.jp/articles/2010/11/11/07170381.html
海上保安官、直筆メモ残す 衝突映像流出
< 2010年11月11日 12:22 >

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出問題で、流出への関与を申し出た神戸海上保安部所属の海上保安官(43)が、10日に任意同行を求められる前に直筆のメモを残していたことがわかった。

 A4サイズの用紙の表と裏に書かれたメモには、映像の投稿が誰かの名誉を害することにならないか、尖閣事件の捜査の妨げにならないかなど、自分の行為を自問自答するような記述がある。また、国の尖閣諸島への管理の現状に疑問を述べているほか、今回の映像流出が犯罪行為であるならば、映像が機密であるという証明が必要ではないかと記している。

 これまでのNNNの取材に対し、この海上保安官は、映像は「国民が知るべきもの」と話していて、「海上保安庁の中でも機密という扱いではなかった」と主張している。

 一方、警視庁は10日に引き続き、11日午前10時ごろから事情聴取を再開している。ポイントは、映像の流出が国家公務員法の守秘義務に違反するかという点にあるが、メモの内容からこの海上保安官が今後の捜査の焦点を認識していたことがうかがえる。

4294名無しさん:2010/11/11(木) 12:45:53

自民、馬淵国交相の辞任要求へ 尖閣ビデオ流出で
2010年11月11日11時37分
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY201011110163.html

 尖閣諸島沖の漁船衝突事件のビデオ映像がネット上に流出した問題で、自民党は11日、海上保安庁を所管する馬淵澄夫国土交通相の辞任を要求する方針を決めた。

 同日朝、石原伸晃幹事長ら衆参幹部が会談し、「海上保安庁長官だけでなく、馬淵大臣は辞める必要がある」との認識で一致した。政府側が辞任・更迭に応じない場合には、野党が過半数を占める参院に問責決議案を提出することも検討している。

4296名無しさん:2010/11/11(木) 13:08:11

「盗撮」発言で釈明=仙谷官房長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111100414

 仙谷由人官房長官は11日午前の記者会見で、自身が衆院予算委員会の審議中に、中国漁船衝突の映像に関する「厳秘」資料を広げているところを報道機関に撮影され、「盗撮された」と発言したことについて、同委理事会で議事録が「盗撮」から「撮影」に修正されたと説明、「既に対応を行った」と釈明した。
 仙谷長官の発言に対しては、日本新聞協会の在京8社写真部長会が10日、「国会で正当に取材撮影したものに対する冒涜(ぼうとく)で、不適切な発言と言わざるを得ない」とする抗議書を提出している。(2010/11/11-12:40)


仙谷氏「盗撮」発言 撤回も謝罪もせず
2010.11.11 12:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101111/plc1011111232010-n1.htm

 仙谷由人官房長官は11日午前の記者会見で、産経新聞社など日本新聞協会の在京8社写真部長会が仙谷氏に対し「盗撮」発言の撤回と謝罪を求めたことについて「昨日(10日)の予算委の理事会で各派了承のもと、議事録が修正されている」と述べるにとどめ、撤回も謝罪もしなかった。

 仙谷氏は9日の衆院予算委員会で、自らが手にした資料の写真を読売新聞が報じたことを「盗撮」と答弁した。これに対し、写真部長会は10日、「公に認められた席から通常取材の範囲内で撮影した。正当な取材活動に対する冒(ぼう)涜(とく)で不適切。到底容認できない」と批判していた。

 写真撮影は事前に国会の許可を得た上で、決められた座席から行われていた。撮影された写真には、中国漁船衝突事件のビデオ映像を一般公開することのメリット、デメリットが列記されていた。

4297名無しさん:2010/11/11(木) 13:15:01
尖閣問題でデモ 週末の銀座を行進「中国政府に不安」2010年11月6日23時9分
http://www.asahi.com/national/update/1106/TKY201011060378.html

 尖閣諸島での漁船衝突事件を巡り中国政府に抗議する民間団体主催のデモが6日、東京都内であり、約4500人(主催者発表)が、東京・銀座や大手町を行進した。

 集合場所の日比谷野外音楽堂(千代田区)では「自由と人権・アジア連帯集会」と題した演説会があり、元航空幕僚長の田母神俊雄氏や自民党の小池百合子衆院議員らが「中国の動きにもっと警戒を」などと演説。漁船衝突のビデオ映像が流出した翌々日とあって、日本政府の対応を非難する声も目立った。

 デモ行進の参加者は日の丸やプラカードを掲げ、「中国による主権侵害を許さない」「中国政府はノーベル平和賞の劉暁波(リウ・シアオポー)氏を釈放しろ」とシュプレヒコールを上げ、週末でにぎわう銀座など約2キロの道を約1時間かけて歩いた。主催団体の水島総さんは「みんな中国政府のやり方に不安を感じている。右翼色のないデモだから、これだけの人が集まったと思っている」と話した。(小山謙太郎)

4298名無しさん:2010/11/11(木) 13:25:20
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101111/dms1011111245007-n1.htm
「許される」8割 sengoku38身柄拘束で政府批判殺到
2010.11.11

 中国漁船衝突の映像流出を“自供”した海上保安官(43)に対し、インターネット上ではその行動を英雄視する声があふれている。世論調査では「(保安官の行為は)許される」との意見が8割以上に。返す刀で政府の弱腰外交への批判も沸騰しており、議論は白熱する一方だ。

 ネット上では、保安官の行為について「国家公務員としてあるまじき行為」との批判も一部にはあるが、擁護派が圧倒的に多い。中には「義士を守れ」と英雄視する声さえある。世間が保安官に同情的な一方で、批判の矛先は政府に向かっている。「世論調査.net」の「尖閣ビデオ流出について」との質問でも、「許される」が70・87%、「やや許される」が10・81%で圧倒的なのだ。

 全国の首長からも政府への不満は出ている。沖縄県の仲井真弘多知事は「情報管理がずさん」と批判。神奈川県の松沢成文知事は「勇気を持って初期段階で公表していけば今回のような問題は起きなかった」と指摘し、「醜い」「世界の笑いもの」などと断じた。

 だが、菅首相は馬耳東風。8日までに受けた米CNNのインタビューで、「5年、10年後に振り返ったときに、自分の内閣が冷静に対応したことはきちんと評価されると確信している」と自信満々に答え、KYぶりが際立っている。

4299名無しさん:2010/11/11(木) 13:38:40
>>4295
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;rel=j7&amp;k=2010111100063

補正反対を正式決定=山口代表、是々非々強調−公明

 公明党は11日午前、党本部で中央幹事会を開き、円高・デフレに対応するための2010年度補正予算案に反対することを正式に決めた。予算関連の地方交付税法改正案の賛否については、執行部一任扱いとし結論を先送りした。執行部としては、来春の統一地方選に向け地方重視の姿勢をアピールする狙いから、賛成の方向で最終調整する。
 山口那津男代表は中央幹事会後の記者会見で、補正予算案反対の理由について「公明党が提案した中身が十分に反映されていない。政策的に不十分だ」と説明した。地方交付税法改正案に関しては「今後の議論や他党の動きなどを見て判断したい」と述べた。
 山口氏は「補正の対応が今後の対応をすべて決定するわけではない」とも述べ、今後も政策ごとに是々非々で臨む姿勢を強調した。 
 同党は当初、統一地方選に向けた「実績」づくりのため、補正予算案に賛成する方針を固めていた。しかし、小沢一郎民主党元代表の国会招致問題や、中国漁船衝突事件をめぐる菅政権の対応に反発が強まり、方針を転換した。
 補正予算案は15日に衆院予算委員会と本会議で採決され、与党の賛成多数で可決、参院に送付される見通し。(2010/11/11-12:48)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101111/stt1011111223003-n1.htm
公明、補正反対を正式決定
2010.11.11 12:19

 公明党は11日午前の中央幹事会で、平成22年度補正予算案に反対することを正式に決めた。民主党が小沢一郎元代表の国会招致で積極的な姿勢を示さない上に、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件などの外交問題で菅直人政権が失策を重ねており、補正予算案に賛成して政権に協力するのは得策ではないと判断した。

 関連法案の地方交付税法改正案に関しては、他の野党の動きを見てから考えるとして結論を出さず、執行部に一任した。週明けの常任役員会で対応を決める。

 山口那津男代表は中央幹事会後の記者会見で、補正予算案は中小企業や農業対策などが不十分だと指摘した。その上で「補正予算案の提出があまりに遅すぎ、危機感に乏しい。政治とカネの問題もいまだに積極姿勢がないし、外交面も拙劣だ」と反対の理由を挙げた。

4300名無しさん:2010/11/11(木) 13:40:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101111/stt1011111327004-n1.htm
公明・山口代表「予想以上に政権は厳しい」と倒閣の動き示唆
2010.11.11 13:25

 公明党の山口那津男代表は11日昼の記者会見で、党の今後の対応について「ただちに倒閣を目指すという判断を持っているわけではないが、予想以上に菅直人政権の対応は厳しい様相をみせている。政権が国民の期待に応えることがなければ、その後の展開に変化が起きてくることはないとはいない」と述べ、倒閣に動き出す可能性を示唆した。

 午前の党中央幹事会では、中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、政府・民主党が馬淵澄夫国土交通相の責任を問わない姿勢を示していることに対して「仙谷由人官房長官は『政治職と執行職の責任のあり方は違う』とあたかも責任の切断を図るような言動をしているが、おかしい」と批判した。

 同時に「今回の一連の事件は那覇地検の刑事事件処理も海上保安庁の対応も政治判断に基づいて行われてきた。とすれば、最終的に政治職の側がきちんと責任を担う必要がある。執行職の現場に責任を押しつけるやり方は許してはならない」と述べ、馬淵氏らの責任は免れないとの考えを示した。

4301名無しさん:2010/11/11(木) 14:20:48

ビデオ「証拠品ではなく訴訟書類」…法務省局長
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101111-OYT1T00578.htm

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突の映像流出事件で、法務省の西川克行刑事局長は11日午前の参院法務委員会で、流出映像について、「証拠品という扱いはしていないが、捜査の資料として提供を受けたものだから、当然のことながら(刑事訴訟法)47条の訴訟に関する書類には該当してくるだろう」と答弁した。

 刑事訴訟法47条は、「公益上の必要その他の事由」がある場合を除き、「訴訟に関する書類は、公判の開廷前には公にしてはならない」と定めており、流出は国家公務員法(守秘義務)違反にあたる疑いが強いとの見解を示したものだ。

(2010年11月11日13時56分 読売新聞)

4302名無しさん:2010/11/11(木) 14:24:29

馬淵国交相は自発的辞任を=仙谷氏発言に批判相次ぐ−ビデオ流出で野党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2010111100390

 中国漁船衝突のビデオ映像流出事件をめぐり、仙谷由人官房長官が記者会見で「政治職と執行職のトップで責任の在り方は違う」として、鈴木久泰海上保安庁長官の責任がより重く、馬淵澄夫国土交通相の辞任は不要との考えを示唆したことについて、野党各党から11日午前、批判が相次ぎ、国交相の自発的辞任を求める声も出た。
 自民党の石原伸晃幹事長、小坂憲次参院幹事長ら衆参両院の幹部は都内のホテルで会合を開き、「政治職と執行職は違うから、自分たち(政治職)は責任を取らないと言っているのと同じだ」などと仙谷氏の発言に反発。小池百合子総務会長は別の会合で「国交相は自ら辞めるべきだ」との見解を示した。
 公明党の山口那津男代表も会合で、「最終的に政治職の側がきちんと責任を担う必要がある。執行職の現場に責任を押し付けるようなやり方は許してはならない」と述べ、政治家の責任を追及していく考えを強調した。 
 新党改革の舛添要一代表は記者会見で「都合の良いときだけ、政治家だから知りません(では困る)。国交相が最高責任者として責任を取るのは当たり前だ」と辞任を要求。さらに、「辞任しないなら問責決議案を出すべきだ」と述べた。(2010/11/11-12:53)

4303名無しさん:2010/11/11(木) 15:11:37
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201011110046.html
保安官「罪を犯したとは思っていない」 聴取前、周囲に
2010年11月11日

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐるビデオ映像が流出した事件で、国家公務員法の守秘義務違反の疑いで事情聴取されている神戸海上保安部の男性海上保安官(43)が第5管区海上保安本部(神戸市)で「罪を犯したとは思っていない」と話していたことが同本部関係者への取材でわかった。

 5管の関係者によると、保安官は10日午前9時すぎ、パトロール勤務に就いていた巡視艇「うらなみ」内で、上司に自分がビデオ映像を流出させたと告げ、下船後、正午過ぎから神戸市中央区にある5管の庁舎内で警視庁の捜査員の事情聴取に応じた。保安官はこの聴取前に、周囲に対し、ビデオ映像を流出させた行為について「罪を犯したとは思っていない」と話していた。保安官は警視庁の取り調べに応じることについても「罪を認めて出頭するのではなく、任意の聴取に応じたい」と主張していたという。

 関係者によると、保安官は韓国語が堪能で、密輸事件などの捜査では通訳を務めることもあったという。

 国土交通省や元同僚らによると、保安官は徳島県や兵庫県姫路市など5管の管轄エリア内などで勤務した後、今年4月に神戸海上保安部に配属されたという。保安官を知る5管関係者は「勤務態度はまじめだった。流出への関与を聞いて非常に驚いた」と話した。

4304名無しさん:2010/11/11(木) 15:15:35
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201011110047.html
「行動支持」「称賛は疑問」 保安官、ネットで賛否
2010年11月11日

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐるビデオ映像が流出し、神戸海上保安部の海上保安官(43)が国家公務員法の守秘義務違反の疑いで事情聴取されている事件で、インターネット上のブログや掲示板には、この保安官や海上保安庁、政府の対応などへの意見が相次いでいる。

 保安官の行動を「支持する」。11日のブログにそう書き込んだ人物は、自らの仕事にも秘密保持や公益確保の責務などが法律で定められているといい、これらが相反する状況になったときは公益確保が「最も優先される」と共感する。映像が公になったことで「知る権利」が満たされたとし、「国際的にもどちらに非があったのか明確になった」と主張する。

 インターネットの巨大掲示板には、保安官の事情聴取を受けて10日夕に作られたスレッド(書き込み群)に、11日朝まで書き込みが続いた。「あのビデオは国家機密ではなく国民が知るべき情報です。彼の行為は情報漏洩(ろうえい)ではなく内部告発です」として、刑事責任を問わないよう求める嘆願運動を呼びかける文章が複数のスレッドに書き込まれている。

 一方、ある男性は11日早朝、自身のブログで保安官を称賛する風潮を疑問視した。「日本人であれば気持ちは分からないではない」としながら、「国の機密情報を漏らして、『知る権利』もへったくれもない」と書き込んだ。別の人のブログには、保安官に罪がないとするのは「ちょっと違う」との記載があった。

 流出映像で、海保職員の危険な任務の様子を知ったという人は、尖閣諸島沖だけではなく、竹島などでも同様の危険な任務をしているのではないかと危惧(きぐ)し、海上自衛隊を派遣するべきだと感じたという。今回の事件で問うべきことは「政府与党の対応の甘さ」とした上で、必要な情報を国民に今後どう公開するかという議論や、中国やロシアなどに対する対応の立て直しが必要だとしている。

 菅直人首相らの責任についての意見も出ている。

 「(保安官を)犯人と呼ぶにしのびないという感じだ。罰せられるのは仕方ないが、公開しなかった菅内閣の判断ミスの方がはるかに国益を損ねている」

 10日に首相が「管理責任が不十分だったことについて最終的責任は私自身にもある」と述べたことについて、「(流出が)公開をしぶった結果であることは認めないのか」「どういう意味の責任だか分からない」「何を守り、何を切り捨てようとしているのか分からない」と不信感を表現したものもあった。

 インターネットのポータルサイトを運営する「ライブドア」(東京都新宿区)のアンケートでは、「名乗り出た保安官を処罰すべきか」という問いに対し、11日午前11時現在で約8700人が投票し、「すべきでない」が85%と、「すべき」の15%を大きく上回った。また、保安官に対するイメージを4択で聞いたところ約250人が回答。「好感を持っている」が約7割だった。

4305名無しさん:2010/11/11(木) 15:31:34
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101111/dms1011111154000-n1.htm
sengoku38、涙ながら激白! 名前の由来は…
2010.11.11

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像をインターネット上に流出させたと名乗り出た海上保安官について、日本テレビは10日夕のニュース番組で系列局の読売テレビ(大阪)の男性記者が事前に直接会って取材をしていたと報じた。

 保安官は、先週末にビデオ映像がユーチューブに流出した直後、「sengoku38」と名乗って読売テレビに連絡。神戸市内で記者と面会し、流出の経緯などについて約2時間語ったという。

 放送によると保安官は身分証明書を提示。かなり緊張した様子だったという。投稿の動機については「あれを隠していいのか。おそらく私が公開しなければ闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか。国民には見る権利がある」と説明。「本当に私がやったことが国民の倫理に反することなら甘んじて刑に服する」と言い切った。

 映像にアクセスした状況については、10月18日に国交省が厳重管理を指示するまでは「パソコンにパスワードを入力すればほぼすべての海上保安官が見られる状態にあった。機密であるべきものが国家機密的な扱いにはなっていなかった」と述べ、映像入手の詳細やネット上に公開した具体的な方法については、「お互い知らない方がいい」と詳しい言及を避けた。

 また、「sengoku38」の投稿者名については、「仙谷官房長官でもあるし、戦国時代でもある。今の日本を取り囲む状況が戦国時代さながら。そういう意味にも取れるのではないか。あえてその辺は私の胸の中」と言葉を濁した。

 一方、自身の行為については「内部告発のようなことをして覚悟はしている。逮捕となれば多くの同僚や上司に迷惑をかける。職を失うことにもなり家族にも迷惑をかける」と涙ぐむ場面もあったという。

 読売テレビ総合広報部によると「『インタビューの放映は逮捕後』が取材条件だったので、今回は記者が概略を説明した」という。保安官からはその後も何回か連絡があり、記者は出頭を促した。10日朝には「上司に話します」との連絡があったという。

4306名無しさん:2010/11/11(木) 16:04:16
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101111k0000e040064000c.html
尖閣映像流出:「罪の意識ない」…保安官、船長に告白時

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡るビデオ映像が流出した事件で、警視庁などの聴取を受けている神戸海上保安部の海上保安官(43)=主任航海士=が動画サイトへの映像投稿を上司に申し出た際、「罪の意識はまったくない」と話していたことが、海上保安庁関係者への取材で分かった。固い決意に基づく行動だったことを示唆する発言といえ、警視庁などは具体的な動機を追及する。

 海保関係者によると、主任航海士は10日午前9時10分ごろ、巡視艇「うらなみ」(10人乗り組み、116トン)に乗務中、船長に映像投稿を打ち明けた。船長は洋上から神戸海保に報告し、海保から第5管区海上保安本部に伝わった。海保側は船長らを通じて主任航海士に捜査当局に自首する意向があるか尋ねたところ、「自首はしない。罪の意識がまったくないからです」と答えたという。

 ただ、海上保安庁が刑事告発していることを踏まえ、「任意の聴取があれば応じるつもり」と述べたという。

 巡視艇は午前11時ごろに神戸港に帰港。乗組員らが主任航海士を車で海保庁舎に連れていき、午後0時5分ごろ、捜査員に引き渡した。主任航海士は警視庁の2人と東京地検の2人からそれぞれ事情聴取され、同日夜は庁舎内に宿泊。11日午前に聴取が再開された。

 神戸海保によると、主任航海士は当時、淡路島沖をパトロールしていた。その際、映像が神戸の漫画喫茶(ネットカフェ)から投稿されたと報道されていることが話題になると、急にふさぎ込み、船長が理由をただしたところ、自分が投稿したと打ち明けたという。

 ◇重い雰囲気…神戸海保
 主任航海士が11日も引き続き警視庁などの事情聴取を受けている神戸市の神戸海上保安部。職員らは一様に言葉少なで、重苦しい雰囲気に包まれた。

 「もう、こちらの手を離れているので……」。同保安部の幹部は出勤前の自宅前で言葉を濁した。職員の士気について尋ねると「うーん」と考え込み、今後の対応については、「出勤してみないと分からない」と述べた。出勤する職員らは一様に無言を貫いた。

 同保安部を管轄し、同じ合同庁舎に入っている第5管区海上保安本部。ビデオの映像が、尖閣諸島を管轄する11管以外の複数の管区でも閲覧できた可能性が浮上したことについて、「本当に見られたのか分からない」と繰り返した。

 5管は10日午前の段階で、毎日新聞の取材に「映像は保管していないし、ノータッチだ」とし、流出問題に関係がないことを強調。11日午前も、「5管で(主任航海士以外に投稿前の映像を)見たという話を聞いたことがない」と説明した。

毎日新聞 2010年11月11日 15時01分

4307名無しさん:2010/11/11(木) 16:19:29
>>4302
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111101000266.html
自民、馬淵氏らの辞任要求 映像流出で石破氏

 自民党の石破茂政調会長は11日午前の党会合で、衝突映像流出事件で海上保安官が関与を認めたことを受け、馬淵澄夫国土交通相や仙谷由人官房長官の引責辞任を求めていく考えを表明した。「鈴木久泰海上保安庁長官を辞めさせておしまいという考え方は絶対に間違っている。政治家が責任を負うべきだ」と述べた。

 小池百合子総務会長も「まず馬淵国交相が自ら手を挙げて辞めるべきだ」と強調した。

 石破氏は「現場に責任を負わせるのは一番ひきょうなやり方だ。情報は出さず『自分たちは知らない』という政府がどこにあるのか」と菅政権の姿勢を厳しく批判した。

2010/11/11 11:03 【共同通信】

4308名無しさん:2010/11/11(木) 16:24:57
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201111032.html
公明党 政権運営批判し補正予算案の反対を決定(11/11 15:21)

 公明党は11日、尖閣問題への対応など菅総理大臣のずさんな政権運営などを理由に、今年度の補正予算案に反対することを正式に決定しました。

 山口代表:「政策的に補正を評価した結果、不十分ということで反対する結論になった」「菅総理の政権運営のあり方そのものが問われている背景もある」
 公明党は、補正予算案をめぐって、提案した政策が十分に盛り込まれていないことや、尖閣諸島問題での菅政権のずさんな対応や「政治とカネ」の問題などを理由に反対を決めました。また、これまで「必ずしも倒閣を目指すものではない」と発言していた山口代表が、「展開に変化が起きてくることはないとは言えない」と述べ、菅政権の対応次第で、さらに野党色を強める可能性を示唆しました。

4309名無しさん:2010/11/11(木) 17:04:29
航海士が創価学会会員だったりしないかな〜そうすると色々面白くなるんだけど。

4310名無しさん:2010/11/11(木) 17:10:57
>保安官「罪を犯したとは思っていない」

ガチガチの保守系だと思う。

4311名無しさん:2010/11/11(木) 17:13:31

「sengoku 38です」自ら連絡  「国民は見る権利ある」…読売テレビと数日前面会
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20101111-OYT8T00644.htm

 読売テレビ(大阪市)は10日夕のニュース番組で、国家公務員法違反容疑で警視庁の取り調べを受けた神戸海上保安部の主任航海士(43)に、数日前、同テレビの報道局記者が取材していたと報じた。

 番組には主任航海士本人は登場せず、記者が取材時の様子ややり取りを説明する形式で放送された。

 番組での記者の説明によると、先週末にビデオ映像流出が発覚した後、「sengoku38」と名乗って連絡があり、指定された神戸市内で面会し、約2時間取材したという。

 主任航海士は海上保安官の身分証明書を示したうえで、中国漁船衝突の映像をインターネット上に公開したことを明かし、「あれを隠していいのか。私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか。国民は映像を見る権利がある」「誰にも相談せず一人でやった」などと語ったという。

 映像については、「海上保安官なら誰でも見られる状態にあった。機密的な扱いではなかったのは間違いない」と説明。しかし、映像入手の詳しい経緯やネット上に公開した具体的方法については、「お互い知らないほうがいい」などと言及を避けたという。

 一方で主任航海士は自身の行為を振り返り、「内部告発のようなことをして覚悟はしている。だが、逮捕となれば、職場の同僚や上司だけでなく、家族にも迷惑をかけ、仕事を失うことにもなる」などと涙を見せながら語る場面もあったという。取材した記者は当初、信ぴょう性に疑いを持っていたが、このやり取りから「本当に流出させたのではないか」と感じたという。

 主任航海士の取材時の印象について、記者は「言葉を選びながら落ち着いた様子で話していた」と語っていた。

(2010年11月11日 読売新聞)

4312名無しさん:2010/11/11(木) 17:24:43
>>4261
>民主党内からは「尖閣、小沢、支持率」のイニシャルをもじって「政権はSOS(遭難)状態」との声も漏れてきた。

4313名無しさん:2010/11/11(木) 17:27:26
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/461571/
自民党幹部「正確に報告させなければ」 海保職員「流出」
2010/11/10 13:15

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、海上保安庁の職員が「映像流出に関与した」と自ら名乗り出たことについて、自民党幹部は10日、「事実関係を正確に報告させなければならない」と強調した。海上保安庁を所管する馬淵澄夫国土交通相の政治責任については「当然だ」と述べ、追及を強める考えを示した。

4314名無しさん:2010/11/11(木) 17:32:55
>>4287
>田母神俊雄氏に続く“保守の要”として、出馬も十分考えられる」と話している。

4315名無しさん:2010/11/11(木) 17:38:34
海上保安官の自宅捜索、逮捕可否判断へ 尖閣映像流出
2010/11/11 14:00
情報元 日本経済新聞 電子版

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突を撮影したビデオ映像が流出した事件で、警視庁などが11日、流出させたことを認めた第5管区海上保安本部(神戸市)の男性海上保安官(43)の自宅を国家公務員法(守秘義務)違反容疑で家宅捜索した。第5管区海上保安本部や映像を撮影した石垣海上保安部(沖縄県石垣市)なども捜索する方針だ。

4316名無しさん:2010/11/11(木) 17:42:07
民主党関係者は「馬淵氏は辞めざるを得ないだろう。仙谷由人官房長官や、警視庁の資料流出問題を抱える岡崎トミ子国家公安委員長まで辞任ドミノが広がる可能性がある」と話した。


馬淵、尖閣ビデオ流出問題でウソ答弁!?
2010.11.11
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101111/plt1011111700006-n1.htm

 海上保安庁の鈴木久泰長官は11日の参院国土交通委員会で、海上保安官(43)が流出の関与を認めたという情報について「馬淵澄夫国土交通相に(10日)午前9時40分ごろにとりあえずの第一報を伝えた。詳細は後ほどということだった」と経緯を述べた。

 10日の衆院予算委員会で馬淵氏は、自民党の中谷元・元防衛庁長官の質問に「昼休み中に報告を受けた」と答弁。鈴木氏が正しければ、馬淵氏は虚偽答弁をしたことになり、中谷氏は11日午後、「まさに虚偽答弁で、責任を感じず他人ごとのように思っている証拠だ。これだけでも辞任に値する」と語気を強めた。

 馬淵氏については11日、野党から監督責任の観点から辞任を求める声が相次いだ。新党改革の舛添要一代表は記者会見で「国交相が最高責任者として責任を取るのは当たり前。辞任しないなら問責決議案を出すべきだ」と述べた。

 民主党関係者は「馬淵氏は辞めざるを得ないだろう。仙谷由人官房長官や、警視庁の資料流出問題を抱える岡崎トミ子国家公安委員長まで辞任ドミノが広がる可能性がある」と話した。

4317名無しさん:2010/11/11(木) 17:44:03

こんなにある無責任内閣ぶり 誰か辞めたら「辞任ドミノ」に
2010.11.11
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101111/plt1011111650003-n1.htm

 尖閣ビデオ流出事件で、仙谷由人官房長官は海上保安庁の鈴木久泰長官の更迭は示唆したが、馬淵澄夫国土交通相や自身の責任は回避する姿勢を明確にしている。絵に描いたような「トカゲのしっぽ切り」だが、サラリーマンの世界なら、手柄があれば自分のもの、失敗すれば部下に責任を押しつける無責任上司は最も忌み嫌われる。民主党政権は、無責任体質が染みついているのか。

 仙谷氏は10日午後の記者会見で鈴木長官の責任について「強制力を執行させる部局なので強い権限の代わりに重い責任がある」と述べ、辞任は不可避との考えを表明。一方で馬淵氏や自身については「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」と述べ、引責辞任は必要ないと示唆した。

 民主党若手議員は「ここで辞任したらあしき前例ができる。馬淵氏が辞任なら、警視庁のものとみられる資料が流出したので、岡崎トミ子国家公安委員長も自動的に辞任だ。当然、菅直人首相の任命責任も問われる。辞任ドミノにつながりかねない」と政権側の都合を解説する。

 ただ、民主党は野党時代、政権側にスキャンダル、省庁に不祥事があれば、すぐに閣僚の辞任を求めてきた。例えば、「政治とカネ」や「バンソウコウ」で赤城徳彦氏、汚染米流出問題などで太田誠一氏が農水相を引責辞任した。

 しかし、「政治主導」を掲げた民主党は政権交代後、政治家が役職を辞さない「身内に甘い」(自民党中堅議員)姿勢が目立つ。

 表のように、引責辞任したのは鳩山由紀夫首相(当時、以下同)のみで、参院選で大敗したにもかかわらず枝野幸男幹事長は辞任せず、千葉景子法相は参院選で落選し民意に「ノー」をつきつけられたのに続投した。

 それだけに、野党が矛を収める気配はない。

 「本来、公開すべきものを出さなかったから、こういう結果を招いた。結果責任は大きく、担当閣僚や官房長官の罪は非常に重い」(渡辺喜美・みんなの党代表)などとして、参院への馬淵氏や仙谷氏に対する問責決議案提出も含め検討している。

 民主党内でも非主流派から「内閣に総括を求める問題だ。責任をあいまいにしたまま進むことが新たな事態を起こす」(原口一博前総務相)などと厳しい意見が出ている。

4318名無しさん:2010/11/11(木) 18:01:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101111/plc1011111748018-n1.htm
以前からずさん? 仙谷官房長官、機密公文書も公然と
2010.11.11 07:23

 中国漁船衝突事件映像の一般公開の可否を検討する機密資料を、衆院予算委員会で広げたため写真撮影され、情報管理が甘いと指摘された仙谷由人官房長官。当人は「私的な資料で機密ではない」と言い張ったが、仙谷氏がこれまでにカメラの前にさらしてきた資料に、省庁作成の機密の公文書も含まれていることが10日、分かった。

 見つかったのは8日の衆院予算委の1シーン。仙谷氏の手元にあるのは、撮影ビデオの保管状況や流通経路を詳細に記した機密文書で、左上には機密を示す赤いマークがあるが、右上には、文書を作成した法務省と海上保安庁の名称が書かれており、私的文書でないことは明白だ。

 ビデオ流出では情報管理の重要性を語った仙谷氏だが、自身の情報管理は、以前からずさんだったといえそうだ。

4319名無しさん:2010/11/11(木) 18:02:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111100731
尖閣ビデオ「公開前提に」=民主・輿石氏

 民主党の輿石東参院議員会長は11日の記者会見で、中国漁船衝突事件のビデオ映像を公開するかどうかについて「捜査の進行状況とともに政府の対応も変わってくる。仙谷由人官房長官が『絶対に国民に公開しないぞ』と言ったわけではない。公開を前提に考えていけばいい」と述べ、公開が望ましいとの考えを示した。 (2010/11/11-17:45)

4320名無しさん:2010/11/11(木) 18:03:49
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00187735.html
中国漁船衝突事件映像流出問題 野党から相次いで政府の責任を問う声

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の映像がネット上に流出した問題で、政府の責任を問う声がさらに高まりをみせていて、告白の衝撃による波紋は、さらに広がっている。
今回の捜査にあたる警視庁を所管する東京都の石原知事は11日、「なんで愛国者を逮捕する必要があるんだ。隠すのが間違ってるよ。隠す政府が売国的だよ。出す方人間が愛国的だよ。そんなこと日本人全部わかっているよ」と、強い口調で逮捕すべきでないと話した。
さらに石原知事は、「大事な情報なんだから、なんで日本人が知らずに済むんだ。あきれ果てるよ」と述べた。
一方、大阪府の橋下知事は「石原都知事はすごい発言されたみたいですね。僕はまあ、どういう理由があっても、基本的には、公務員がそこは決定しちゃいかんと思ってますけど。政治家が決めたことには従ってもらわないと困る」と、石原都知事とは対称的な発言をした。
一方、野党からは、相次いで政府の責任を問う声が上がった。
新党改革の舛添代表は「海上保安庁長官、さらにその上の国土交通大臣は職を辞す責任がある。(国土交通大臣は)問責に値すると思っている」と述べた。
また、自民党の小野寺元外務副大臣はは「今回の最高責任者である仙谷官房長官が、本来、最も重い責任をとる必要がある」と述べた。
10日、仙谷官房長官は「おのずから政治職とですね、執行職のトップというのは、責任のあり方は違うと思いますけど」と述べた。
つまり、執行職である海上保安庁の鈴木長官の辞任はやむを得ないものの、政治職の馬淵国交相や自らは責任を取る必要はないとの考えを示したとみられる。
これに対し、11日、公明党の山口代表は「あたかも責任の切断を図るかのような言動を致しておりますが、これはおかしいと。執行職の現場に責任を押しつけるようなやり方は許してはならない」と批判した。
さらに、自民党の石原幹事長も「武力を伴う警察、あるいは海上保安庁、自衛隊といった組織は、上に立つ政治家が責任を取らなければ、行政組織として成り立たないんです」と述べた。
野党側から辞任を要求されている馬淵国交相。
11日、映像管理の徹底を指示したのが遅かったのではないかとただされると、馬淵国交相は「私が大臣を拝命したのが9月17日でございます。早い段階で(管理徹底)ということに関しましては、前大臣が当然ながら承知をされているものと思っております」と述べ、
事件発生当時の国交相、前原外務相の責任を示唆した。
さらに11日、身内である参院民主党からは、輿石参議院議員会長が「すでに秘密にするという話ではないでしょ。世界中駆けめぐっているじゃないかと、そのレベルで、政府がなんで国民に公開しないのかと、こういうことでしょ」と述べ、流出した44分の映像を公開するよう政府に求めることを、参院予算委員会の理事懇談会が決定した。
(11/11 17:50)

4321名無しさん:2010/11/11(木) 18:44:48
http://news24.jp/articles/2010/11/11/04170403.html

映像流出、野党が馬淵国交相の引責辞任要求
< 2010年11月11日 18:26 >

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出問題をめぐり、11日、野党各党からは馬淵国交相の引責辞任を求める声が相次いでいる。

 自民党・石原幹事長「武力を伴う警察、海上保安庁、また自衛隊といった組織は、上に立つ政治家が責任を取らなければ行政組織として成り立たない。そういう肝心要のところがわかっていない」

 公明党・山口代表「最終的に政治職の側がきちんと責任を担う必要があると思う。これを執行職の現場に責任を押しつけるようなやり方は、許してはならない」

 新党改革・舛添代表「海上保安庁の長官、さらにその上にいる国交相は職を辞する責任があると思っている。国交相の責任は免れない。明確に辞任を要求したい。辞任しないなら、問責をすべきであると思います」

 また、自民党など野党側は、10日に馬淵国交相の責任について否定的な考えを示した仙谷官房長官についても責任を追及する考えで、参議院での問責決議案の提出も検討する構え。

 こうした中、民主党・前田参議院予算委員長が政府に対し、流出した映像を委員会に提出し、直ちに国民に公開するよう申し入れた。前田委員長は「映像はもはや秘匿する意義が薄れている」と述べ、海上保安庁が保管している映像リストの提出も求めた。これに対し、古川官房副長官は「政府として重く受け止めて対応を検討する」と応えた。

4322名無しさん:2010/11/11(木) 18:46:36
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4574388.html

映像公開取りやめ、首相官邸が「働きかけ」

 衝突事件当日、海上保安庁が映像を公開する準備を進めていたところ、直後に総理官邸から公開をやめるよう働きかけがあったことが関係者の話でわかりました。

 流出した44分の映像。

 「ナレーションを入れながら撮影するとあとで分かりやすくなります」(海上保安庁職員)

 海上保安庁の職員が撮影する様子も収められています。映像は編集されたもので実際はもっと長いものです。そもそも海上保安庁は、なぜこうした撮影を行うのでしょうか。一義的には証拠の採取がその理由ですが、もう1つ、大きな目的があります。

 「北朝鮮の不審船に対して銃撃したビデオは国民に公開して、全世界に公開して、いま海上保安庁の公式ホームページからアクセスして誰でも今でも見られる」(独立総合研究所社長〔海上保安庁政策アドバイザー〕・青山繁晴氏)

 海上保安庁が扱う事件や事故は遠く離れた海の上で起こることもあり、これまで報道機関の要請があれば基本的に映像を提供してきました。今回の中国漁船衝突事件も同様に、事件が発生した9月7日午前の時点では海上保安庁は映像を公開する準備を進めていました。

 しかし・・・

 「官邸からストップが入ったと聞いている」(政府関係者)

 関係者によりますと、官邸から映像の公開をやめるよう働きかけがあったといいます。その結果、半日もしないうちに映像提供は取りやめとなりました。当初、公開するはずだった映像。さらにこの映像は、尖閣諸島を抱える第11管区海上保安本部以外の管区でもパスワードなどがあれば閲覧できる状態にあった可能性もあるといいます。

 「まじめで熱心な海上保安官なら必ず見ようとした。興味本位ではなくて。(全国的に映像は見られた?)全国的と言ってもそう語弊はないと思う。CD−Rに焼いて渡したりというのも実際にはありました」(独立総合研究所社長〔海上保安庁政策アドバイザー〕・青山繁晴氏)

 映像流出を告白した海上保安官に対する事情聴取が続く中、現場ではこんな声がささやかれています。

 「体を張っている現場としてはたまらない」(海上保安庁関係者) (11日17:58)

4323名無しさん:2010/11/11(木) 22:35:00

尖閣映像流出:保安官、思い複雑 「組織に従え」 同情も
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101112k0000m040094000c.html

 神戸海上保安部に所属する現職の海上保安官(43)が関与を認めた中国漁船衝突の映像流出事件。全国で海のパトロールにあたる海上保安官たちは“同僚”の告白に対し「組織の決定に従うべきだ」と突き放す声が大半だったが、中には「気持ちは分かる」と同情の声も聞かれた。

 北方領土を抱え、今年1月にはロシア国境警備隊による日本漁船銃撃事件も起きた第1管区海上保安本部(北海道小樽市)。

 ある保安署に所属する海上保安官は「われわれ海保は流出を刑事告発した側。公僕であることは忘れてはいけない」と指摘。別の保安署に所属する保安官も「どういう方針であれ、国の決定を守るのが公務員だ」と強調した。

 西日本で勤務するベテランは「組織の人間なんだから、公にしないと決まったものを軽々と出しちゃいけない」としつつも、「気持ちは分かる」と同情を示す。

 「船体の横に穴が開けば、浸水して3分で沈む」。海のプロから見れば、中国漁船による衝突は、即座に沈没しかねない非常に危険な行為だ。

 国民に映像を非公開とした政府決定についても「現場は危険な思いをしている。その状況を伏せられるのは、やっぱりつらいし、やるせない。中国人船長は釈放されてね……」と語った。

 北陸地方の海上保安官は「今回は、国の政策と国民の気持ちとのギャップを感じた。国の外交カードということを抜きにして考えると、個人的には映像を公開すべきだったと思う」と正直に明かす。

 流出の経緯をめぐり、首をひねる人たちも。関与を認めた海上保安官は「いつでも見られる状況にあった」などと話しているとされるが、東北地方のある海上保安本部の幹部は「情報管理については、厳しく徹底しているはずなのに……」。

 第8管区(京都府舞鶴市)に所属する保安官は「私は見たことがない。どうやってアクセスしたのか分からない」。別の保安本部に所属する保安官も「まさかの展開でショック。職場が疑心暗鬼だ」と不安を明かした。

毎日新聞 2010年11月11日 21時20分

4324名無しさん:2010/11/12(金) 00:17:08

公明の補正反対で勢いづく自民 馬淵国交相辞任に照準 倒閣も視野に
2010.11.11 23:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101111/plc1011112346026-n1.htm

 野党は11日、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、政府が政治責任を回避していると批判を続けた。とくに自民党は、公明党が平成22年度補正予算案への反対を決めたことに勢いづき、野党共闘による馬淵澄夫国土交通相の辞任要求、さらには菅直人政権の倒閣を目指していく構えだ。

 11日午後、谷垣禎一総裁ら自民党執行部は国会内で今後の国会対応について協議した。

 石破茂政調会長らは馬淵氏の責任を追及し、菅政権を追い込むべきだと主張した。また、公明党が11日の中央幹事会で補正予算案の反対を正式決定したことから「補正予算案を15日にすんなり衆院通過させなくてもいいだろう」と語る幹部もいた。

 谷垣氏はその後の記者会見で、馬淵氏や仙谷由人官房長官に加え、柳田稔法相の責任も免れないと指摘。その上で「まず問題点を審議の中で明らかにしたい」と、3氏の問責決議案提出の環境整備に向けて国会で3氏らを追及していく考えを示した。さらに「一日も早い退陣を迫っていかなければならない」とも改めて表明した。

 自民党は、補正予算案のみならず、予算関連の地方交付税法改正案や、11日に審議入りした国家公務員の給与法改正案など、今国会で審議される法案について「ことごとく反対の空気」(幹部)になりつつある。

 公明党の山口那津男代表は記者会見で、補正予算案に反対する理由の一つに「菅政権の姿勢に対する意味もある」と言明した。また「ただちに倒閣を目指すとの判断を持っているわけではない。しかし、政権が国民の期待に応えないと、その後の展開に変化が起きてくることはないとはいえない」とも述べ、今後倒閣運動に向かう可能性があることを示唆した。

4325名無しさん:2010/11/12(金) 00:19:55

【海保職員「流出」】まるで他人事の民主議員 出るのは大臣擁護論のみ
2010.11.11 23:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101111/stt1011112359013-n1.htm

 民主党の国会議員の多くが、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像流出事件に対して、人ごとのような態度をとっている。各議員グループが11日、定例会合を開いたが、流出事件には触れず、一部で馬淵澄夫国土交通相の擁護論が出た程度。政権を揺るがす大きな事態に直面すると貝のように口を閉ざす、民主党議員の体質は変わっていないようだ。(榊原智)

 

 定例会を開いたのは前原誠司外相、野田佳彦財務相、鳩山由紀夫前首相、樽床伸二前国対委員長の4グループだが、流出事件は野田グループ以外では出なかったも同然だった。

 なぜ話題にしないのか−。前原グループの議員は「前原さんも仙谷(由人官房長官)さんも欠席した。質問する相手がいないので、誰も触れなかった」。樽床グループ幹部はいう。「マスコミの餌食になるような、もめ事を増幅する話はしない」

 自民党政権時代に、同党の派閥総会が、議員の声を発信する場として機能してきたのとは対照的だ。

 唯一、流出事件に触れた野田グループ会合でも、出てきたのは馬淵氏の擁護論だけだった。

 「馬淵さんはどうなるんだろう」

 「野党がいきなり馬淵さんの責任を言うのはおかしい。鈴木久泰海上保安庁長官(の引責)はわかる。仙谷さんの理屈はもっともだよね」

 11日昼、国会議事堂隣の衆院第1議員会館会議室で始まった野田グループの会合には、野田氏や蓮舫行政刷新担当相は欠席。約20人のメンバーがタコライスをほおばりながら意見交換をしたが、政治家の意見交換どころか雑談レベルだ。

 岡田克也幹事長ら執行部は当然口が重い。記者会見では「責任論はまだ早い」。さらに「(民主党政権が唱える)政治主導と、具体的に責任を取ることはイコールではない」と述べ、記者団を唖然とさせた。輿石東参院議員会長も「真相解明中。軽々にコメントすべきでない」とした。

 ただ、民主党議員も世論の菅政権への厳しい反応を知らないわけではない。

 山口壮政調筆頭副会長は11日夜、記者団に「最初からビデオを全部明らかにしておけばよかった。海上保安官には不満があるだろうが、馬淵氏まで責任を取るのは酷だ」とこぼした。

 輿石氏も今後の対応について聞かれると「捜査の進行状況とともに政府の対応も変わってくる。公開を前提に考えていけばいい」と述べた。

4326名無しさん:2010/11/12(金) 00:21:54

「同僚に迷惑かけ申し訳ない」と保安官 弁護士に話す
2010年11月12日0時5分
http://www.asahi.com/national/update/1111/OSK201011110152.html

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出への関与を告白した海上保安官(43)に第5管区海上保安本部(神戸市)で面会した弁護士が11日、報道各社の取材に応じた。弁護士によると、保安官は「同僚のみなに迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。弁護士は「特に変わった様子はなかったが、疲れたようだった」と語った。

 5管関係者によると、弁護士は11日夜、保安官の妻の依頼を受け、5管の庁舎で警視庁の聴取が続く保安官に面会した。

 弁護士は面会後に取材に応じ、「元気な姿を家族に伝える役割を果たすために来た」と説明。保安官について「非常にまじめな方という印象」と述べた。流出経緯や捜査などについても保安官と話したとした上で、「コメントを控える」と話した。

 弁護士によると、面会は約1時間で、弁護士2人と保安官の計3人で話したという。保安官は10日以降、5管の庁舎内で聴取を受け、外出できない状態が続いている。弁護士は「保安官は『いまは仕方がないと思っている』と話していた」と語った。

4327名無しさん:2010/11/12(金) 01:12:20

13年度の後期医療廃止に反対=保険制度改革で提言−日医
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2010111100902

 日本医師会(日医)の中川俊男副会長は11日の記者会見で、後期高齢者医療制度について「廃止期限に迫られて不自由な議論のまま不自由な制度に移行することは避けた方がいい」と述べ、政府が目指す2013年度の廃止・新制度移行に反対する考えを示した。
 日医は同日、医療保険制度を段階的に全国一本化する提言を発表した。この中で、一本化の実施時期決定まで「現行の後期高齢者医療制度を弾力的に運用して対応する」と明記。中川副会長は「(新制度の)しっかりした道筋が見えてから、改めて廃止の手続きを踏むべきだ」と強調した。
 日医幹部も加わる厚生労働省の有識者会議がまとめた新制度案に対しても「医療保険全体をどうするといったことが欠けている。議論も足りない」と批判した。(2010/11/11-19:56)

4328名無しさん:2010/11/12(金) 01:14:28

日医:新医療制度案発表 段階的に公的保険を全国一本化
http://mainichi.jp/select/science/news/20101112k0000m040090000c.html

 日本医師会(日医、原中勝征会長)は11日、公的医療保険を段階的に全国一本化する制度案を発表した。厚生労働省が検討している新たな高齢者医療制度案については、「拙速だ」などの批判があることから、当面は現行の後期高齢者医療制度を存続させて対応すべきだとした。

 民主党は09年衆院選マニフェストに後期高齢者医療制度の廃止を目玉政策として掲げた。これを受け、厚労省は新たな制度として、75歳以上を原則として市町村国民健康保険(国保)に加入させ、将来的に国保を全年齢で都道府県単位に広域化する方針を示している。同省は13年度スタートに向け、来年の通常国会に関連法案を提出する考えだ。

 日医案は、現行の後期高齢者医療制度と国保を「地域保険」に統合し、大企業のサラリーマンらが加入する健康保険組合と公務員の共済組合を、中小企業向けの「全国健康保険協会」(協会けんぽ)に統合し「職域保険」に再編する。そのうえで、25年以降に地域保険と職域保険を一体化するとしている。「75歳以上は別建て」としたこれまでの主張は撤回した。

 日医案と厚労省案に関し、民主党に近い原中会長は11日の記者会見で「若い人から高齢者まで同じ医療にする意味では基本線は同じ」と主張。これに対し、民主党と距離を置く中川俊男副会長は「拙速だ。メンツにこだわって無理やり廃止すべきではない」と批判したうえで、「我々の制度と基本的に違う」と語った。【鈴木直】

毎日新聞 2010年11月11日 21時12分

4329海洋安全従事者協会:2010/11/12(金) 01:17:40
海洋安全従事者協会

ビデオ非公開は政府の保身

なぜ政府は尖閣ビデオを公開しないか。それは裁判員裁判になると事実を
国民の目に晒すことになるからである。なぜなら中国人船員の犯行は公務
執行妨害などではなく、殺人(未遂?)だからだ。ビデオには銛で、海中
に落下した海保職員を刺し殺そうとする場面が明らかだからである。その
海保職員の生死についても明らかにしていない。ビデオが明らかになれば
政府自身が犯人隠避や証拠隠滅を問われかねない。政府はビデオを包み隠
さずにすべて国民に公開せよ。

4330名無しさん:2010/11/12(金) 09:51:02
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
民主党左藤章って、汚いね。

4331名無しさん:2010/11/12(金) 14:23:37

丸山参院議員、仙谷官房長官を今月中にも告訴へ(11/12 11:50)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201112019.html

 漁船衝突事件が場外バトルに発展する可能性が出てきました。事件に関連する国会での発言をめぐって、自民党の丸山和也参議院議員が仙谷官房長官を告訴する準備を進めていることが分かりました。

 自民党・丸山和也参院議員:「人物攻撃を私のいない場で、記者会見で、官房長官という立場でされるというのは、やっぱり法の執行にあたられる、中枢にあられる人がちょっと逸脱されているんじゃないか」
 丸山氏は先月18日の委員会で、漁船衝突事件での船長の釈放をめぐり、仙谷長官が「APECが吹っ飛んでしまう」などと発言したと暴露しました。これに対して、仙谷長官が「いい加減な人のいい加減な発言」などと反論していました。丸山氏は、早ければ今月中に告訴する考えです。また、映像を流出させた海上保安官(43)について、丸山氏は「義憤というか、身を挺(てい)した行為だと思う」としたうえで、「チャンスがあれば弁護したい」と述べています。

4332名無しさん:2010/11/12(金) 14:26:43

丸山“激怒”仙谷を侮辱罪で告訴、同時に損害賠償も
2010.11.12
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101112/plt1011121230000-n1.htm

 「影の宰相」を法廷に引っ張り出すぞ−。中国漁船衝突事件をめぐり、仙谷由人官房長官(64)から記者会見で「いい加減な人」呼ばわりされた自民党の丸山和也参院議員(64)が、月内にも仙谷氏を侮辱罪で東京地検に告訴し、損害賠償訴訟も起こすことを決めた。丸山氏は夕刊フジの直撃取材に「私が反論できない国会外で、バッサリと全人格を否定された。卑怯だ!」と憤慨した。

 丸山氏は10月18日の参院決算委員会で、中国人船長を起訴した場合、仙谷氏が「アジア太平洋経済協力会議(APEC)が吹っ飛んでしまう」と電話で話したと暴露。仙谷氏は「最近、健忘症にかかっているのか分からない」と否定したが、翌19日、首相官邸の記者会見で「いい加減な人のいい加減な発言については、私は全く関与するつもりはない」と強弁していた。

 これに丸山氏は「全国に向けた会見で、会話の事実には言及せずに『いい加減な奴』だと。これでは信用できない弁護士、国会議員、いかさまタレントとレッテルを貼られたようなもので、相当なことをやられた」と激怒。

 どんな発言でも法的な責任は問えない国会内と違い、首相官邸での記者会見だったことから「事実を摘示(指摘)しなくても、公然と人を侮辱」という刑法231条(侮辱罪)に「100%該当すると思っている」と指摘したうえで、こう宣言する。

 「ある意味大胆な発言で、こっちもやるぞと決意がついた。法廷で白黒はっきりつけようじゃないか」

 そもそも、丸山氏と仙谷氏は同じ弁護士資格を持つだけに、「『優等生ばかりの民主党政権でロクな大臣はいないんだから』と、これまでポツポツ激励の電話をしてきた」と告白。

 しかし、「今の仙谷氏には法廷で敵対するような弁護士的な発想、対決型のケンカばかり目立つ。辛口に言えば脅しすかし、口八丁手八丁の示談屋のようだ。本来は敵味方のない、日本国の官房長官なのにがっかりした」と、国会答弁でも目立つ仙谷氏の恫喝姿勢を切って捨てた。

 こうした中、丸山氏は衝突ビデオを流出させたと名乗り出た海上保安官(43)について「悪政に対する一揆のようなものだ」として、弁護人になることを真剣に考えている。

 「やみくもに英雄視するつもりはないが、愉快犯でないとすれば、杓子(しゃくし)定規に不正への抗議を弾圧するなんて許せず、応援したい。日本には赤穂浪士もあるからね」

 さらに、「義憤に駆られた正義を弾圧する行為は批判されるべきだ」として、中国にこびてビデオ公開を渋りながら、保安官の逮捕や処分を検討する政府を批判する。

 「結局、『APECが吹っ飛ぶ』というのは、『菅政権が吹っ飛ぶ』『官房長官のおれが吹っ飛ぶ』と思ったのだろう。とにかく政権にしがみつきたいと」とせせら笑う丸山氏。「政府で一番実権を持っている相手だからやりがいがある。仙谷氏も逃げずに、正面から向き合ってほしい」と意気込んだ。

4333名無しさん:2010/11/12(金) 14:29:09

自民・丸山議員が仙谷長官告訴へ 「社会的評価下げた」
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111101000602.html

 自民党の丸山和也参院議員は11日、中国漁船衝突事件をめぐり、仙谷由人官房長官が丸山氏の社会的評価を下げるような発言をして侮辱されたとして今月中にも告訴する意向を明らかにした。

 丸山氏は民事でも訴える意向で、参院法務委員会で「法的に粛々と手続きを進めたい」と強調した。法務省の西川克行刑事局長は委員会で、一般論とした上で、告訴がなされた場合「要件を満たしているかを確認し、適切に対処する」と答弁した。

 丸山氏は10月18日の決算委員会で、中国漁船の船長を起訴すれば「アジア太平洋経済協力会議(APEC)が吹っ飛んでしまう」と仙谷氏が丸山氏との電話で述べたと暴露。これに対し仙谷氏は「丸山氏が暴露したような会話をした記憶はない」と否定。その後の記者会見でも「こういういいかげんな人のいいかげんな発言については、私はまったく関与するつもりはない」と強い不快感を示した。

 丸山氏は共同通信の取材に「私の社会的評価を下げるような発言をマスコミの前でしたことは許されない」と話している。

2010/11/11 16:52 【共同通信】

4334名無しさん:2010/11/12(金) 17:03:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111200500

菅内閣支持、急落27%=自民が民主逆転−時事世論調査

 時事通信社が5〜8日に実施した11月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比11.4ポイント減の27.8%に急落、6月の菅内閣発足後最低となった。不支持率は同12.6ポイント増の51.8%だった。政党支持率も、民主党16.2%、自民党16.5%となり、2009年9月の政権交代後、民主党は初めて自民党に逆転された。
 内閣や民主党の支持率下落の背景には、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や、メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問をめぐる政府の対応への不満があるとみられる。小沢一郎民主党元代表の国会招致問題で菅直人首相らが指導力を発揮していないことも影響したようだ。
 調査は、全国の成年男女2000人を対象に個別面接方式で行った。回収率は65.3%。
 内閣を支持する理由は、「他に適当な人がいない」12.2%、「首相を信頼する」6.2%、「だれでも同じ」5.1%などの順。不支持の理由では、「期待が持てない」30.1%が最も多く、「リーダーシップがない」28.7%、「政策が駄目」19.3%が続いた。 
 望ましい政権の枠組みは、「政界再編を経た後の既存の枠組みによらない政権」が20.8%でトップ。次いで「民主党中心の連立政権」17.2%、「自民党中心の連立政権」16.2%、「民主、自民の大連立政権」10.1%となった。
 政党支持率は、民主党が前月比3.8ポイント減、自民党が同1.8ポイント増。公明党が同0.2ポイント減の3.1%、みんなの党が同0.6ポイント増の2.6%で、共産党1.0%、社民党0.6%。「支持政党なし」は57.4%だった。(2010/11/12-15:18)

4335名無しさん:2010/11/12(金) 17:11:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2010111200524

首相激減、2位に後退=トップは前原氏−次期首相候補・時事世論調査

 時事通信社が5〜8日に実施した世論調査で「次の首相にふさわしい人物」を聞いたところ、菅直人首相と答えた人は8.0%で、前回9月調査の26.9%から激減し、順位も1位から2位に後退した。トップは前原誠司外相の10.3%で、前回の5.8%から倍近く支持を増やした。
 民主党では岡田克也幹事長が7.0%で、前回の3.3%から倍増。一方、小沢一郎元代表は4.2%と、前回2位の7.8%から大きく減らした。 
 野党側は、自民党の石破茂政調会長が7.8%で3位に食い込んだものの、谷垣禎一総裁は1.8%にとどまり、前回からほぼ半減した。みんなの党の渡辺喜美代表は6.7%だった。
 調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は65.3%だった。

(2010/11/12-15:40)

4336チバQ:2010/11/12(金) 19:11:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101112/stt1011120100000-n1.htm
こんなにある無責任内閣ぶり 誰か辞めたら「辞任ドミノ」に (1/2ページ)
2010.11.12 00:40

「石にかじりついてでも」という菅首相の答弁どおり 尖閣ビデオ流出事件で、仙谷由人官房長官は海上保安庁の鈴木久泰長官の更迭は示唆したが、馬淵澄夫国土交通相や自身の責任は回避する姿勢を明確にしている。絵に描いたような「トカゲのしっぽ切り」だが、サラリーマンの世界なら、手柄があれば自分のもの、失敗すれば部下に責任を押しつける無責任上司は最も忌み嫌われる。民主党政権は、無責任体質が染みついているのか。(夕刊フジ)

 仙谷氏は10日午後の記者会見で鈴木長官の責任について「強制力を執行させる部局なので強い権限の代わりに重い責任がある」と述べ、辞任は不可避との考えを表明。一方で馬淵氏や自身については「政治職と執行職のトップの責任のあり方は違う」と述べ、引責辞任は必要ないと示唆した。

 民主党若手議員は「ここで辞任したらあしき前例ができる。馬淵氏が辞任なら、警視庁のものとみられる資料が流出したので、岡崎トミ子国家公安委員長も自動的に辞任だ。当然、菅直人首相の任命責任も問われる。辞任ドミノにつながりかねない」と政権側の都合を解説する。

 ただ、民主党は野党時代、政権側にスキャンダル、省庁に不祥事があれば、すぐに閣僚の辞任を求めてきた。例えば、「政治とカネ」や「バンソウコウ」で赤城徳彦氏、汚染米流出問題などで太田誠一氏が農水相を引責辞任した。

 しかし、「政治主導」を掲げた民主党は政権交代後、政治家が役職を辞さない「身内に甘い」(自民党中堅議員)姿勢が目立つ。

 表のように、引責辞任したのは鳩山由紀夫首相(当時、以下同)のみで、参院選で大敗したにもかかわらず枝野幸男幹事長は辞任せず、千葉景子法相は参院選で落選し民意に「ノー」をつきつけられたのに続投した。

 それだけに、野党が矛を収める気配はない。

 「本来、公開すべきものを出さなかったから、こういう結果を招いた。結果責任は大きく、担当閣僚や官房長官の罪は非常に重い」(渡辺喜美・みんなの党代表)などとして、参院への馬淵氏や仙谷氏に対する問責決議案提出も含め検討している。

 民主党内でも非主流派から「内閣に総括を求める問題だ。責任をあいまいにしたまま進むことが新たな事態を起こす」(原口一博前総務相)などと厳しい意見が出ている

4337小説吉田学校読者:2010/11/13(土) 10:49:30
流出露見後のマスコミの報道、私も含めた国民の反響に対するこの保安官の気持ちは分かるような気がします。
国会答弁や政府の発表を覆すような新事実はあの映像からは出ていないわけで、だからあんまり騒がないでくれということなんでしょう。

「世間を騒がせた」と海上保安官 週末も5管にとどまる意向
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/259841.html

 尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、関与を認めている神戸海上保安部の海上保安官(43)が13日未明、第5管区海上保安本部を通じ、「世間をお騒がせしたこと、多くの人びとに多大なるご迷惑をおかけしたことを最初に心からおわび申し上げます」との直筆のコメントを公開した。
 5管本部によると、海上保安官は、13日、14日の両日も5管本部の入る神戸市の合同庁舎内にとどまる意向。理由について「私がここに宿泊いたしますのはあなたたちマスコミのおかげです」とした上で、「この建物を出るならばさらに多大な迷惑を多くの人びとにかけてしまう。本日ここに泊まるのは私の意思に基づくものです。過熱した報道を少しは控えて下さい」とした。
 5管本部の梶谷勝弘総務部長によると、保安官は取り調べ開始以降、新聞を読んでおらず、12日夕になって事件を伝える記事を読んで驚いた。帰宅して報道陣が殺到することや、家族に危険が及ぶことを心配し、庁舎にとどまる意思を示した。
 一方、保安官と面会していた高木甫弁護士は13日未明「(保安官によって)解任されました」と明らかにした。

4338小説吉田学校読者:2010/11/13(土) 10:54:21
流出が明らかになって、海保は嘘は言っていないが、本当のことも言っていなかったということなんだろうか。だとしたら、とんでもないことだと思う。
あと一般論ですが、捜査当局リークというのは夜にされるのが一般ですが、この朝日の海上保安大学校の写真は資料写真でもないのに昼間の写真。スクープに違いないんですが、どこから情報を得たんだか。

尖閣流出映像は海保大保存データ 保安官、聴取に認める
http://www.asahi.com/national/update/1112/TKY201011120548.html

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突の様子を撮影し、流出したビデオ映像が、海上保安庁の幹部候補養成機関・海上保安大学校(広島県呉市)のコンピューターの共有フォルダーに保存され、多くの海保職員が一時期見られる状態だったことが、警視庁と東京地検の調べで分かった。「自分が流出させた」と名乗り出た神戸海上保安部の男性海上保安官(43)は事情聴取に対し、流出映像は元々、海保大のフォルダーにあったデータだと認めているという。
 9月7日に衝突した際の様子を石垣海上保安部(沖縄県石垣市)が撮影・編集した映像は、第11管区海保本部、海保本庁に流れていた。捜査関係者によると、その映像が9月中旬ごろには海保大の共有フォルダーに入れられ、全国の海保庁舎から入手できた可能性がある。10月18日に馬淵澄夫国土交通相が情報管理の徹底を指示した後、映像は見られなくなったという。
 保安官は、3日間続いた捜査当局による事情聴取で、乗り組んでいた巡視艇「うらなみ」の共用パソコンから海保大の映像データを引き出したと明かした。入手の時期については「9月下旬から10月中旬ごろの間」と説明。捜査当局がこのパソコンを調べたところ、データが引き出された形跡を確認したという。
 捜査当局は、海保大のデータが巡視艇のパソコンに移された詳しい経緯を捜査。また、どの程度の海保職員が閲覧できたのかなどの「機密性」の解明が、流出させた行為の悪質さの程度を判断するために重要とみて調べている。
 捜査関係者によると、保安官の説明では、映像データを「うらなみ」のパソコンから外付けの記憶媒体である公用のUSBメモリーに移したうえ、職場のパソコンに入れ直して私物のメモリーに記録。今月4日夜、神戸市中央区のインターネットカフェのパソコンを使って動画サイト「ユーチューブ」に投稿した。「動画投稿に向けて、事前に自宅のパソコンを使って映像を分割する練習をした」という。投稿した後、「私物のメモリーは、ネットカフェから自宅に帰る途中に壊して捨てた」といい、翌5日朝にネットで騒ぎになっているのを確かめたうえで、自宅のパソコンから投稿映像を削除した、と語っているという。

4339名無しさん:2010/11/13(土) 20:08:53
 菅政権は馬淵氏を擁護する方針を変えていないが、政府・与党内からも責任論が出始めており、馬淵氏は窮地に追い込まれつつあるとの見方も出ている。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101113-OYT1T00406.htm?from=navr

馬淵国交相、窮地に…映像流出で身内も責任論

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡る映像流出問題で、自民党など野党は12日、海上保安庁を所管する馬淵国土交通相に対する不信任決議案や問責決議案の提出について、本格的な検討に入った。

 菅政権は馬淵氏を擁護する方針を変えていないが、政府・与党内からも責任論が出始めており、馬淵氏は窮地に追い込まれつつあるとの見方も出ている。

 自民党は馬淵氏を辞任に追い込もうとしている。

 石原幹事長、逢沢一郎国会対策委員長らは12日、都内のホテルで今後の国会運営について対応を協議した。石原氏はその後、記者団に「不信任に値する人がいる。衆参連携して、事に当たる」と強調した。逢沢氏は公明党の漆原良夫国対委員長に会い、それとなく問責決議案への公明党の対応を探るなどしている。

 公明党は態度を決めていないが、馬淵氏らの対応には批判を強めている。

 井上幹事長は12日の記者会見で「不信任、あるいは問責決議案は当然ありうる」と明言した。

 公明党も含めた野党は12日の国会審議などでも、神戸海上保安部の主任航海士が映像を流出させたという一報が、馬淵氏から首相官邸に伝わったのが遅かった点を厳しく追及した。

 公明党の竹内譲氏は衆院国土交通委員会で、2008年に起きた海上自衛隊イージス艦と漁船の衝突事件で、海自から当時の石破防衛相への報告が発生から90分後だったことを取り上げた。

 当時野党だった民主党は「口裏合わせの時間稼ぎを政府内でしていたのではないか」などと追及した経緯があり、竹内氏は「(民主党が)言っていた口裏合わせの時間稼ぎをしていたのではないか」と追及。馬淵氏は「あいまいな捜査情報が伝えられるべきか、という議論はなされるべきだ」などと苦しい答弁に終始した。

 与党内では、1998年の防衛庁背任事件の際、当時の額賀福志郎防衛長官の問責決議が参院で初めて可決され、額賀氏が辞任に追い込まれたケースに似てきたとの懸念も出ている。

 自民党政権は当時、防衛庁の官僚に責任を取らせることで事態の収拾を図ろうとしたが、世論の批判の高まりもあり、民主党などの攻勢をかわしきれなかった。自民党内には「民主党に一貫性があるなら、馬淵氏を擁護できないはずだ」との声が上がっている。

 閣内にも厳しい認識が出ている。

 大畠経済産業相は12日の閣議後の記者会見で、馬淵氏の責任問題について「情報管理という意味では、政治的な責任がある」と述べた。海江田経済財政相も「政治家は自分で出処進退を決める。馬淵氏が考え、決めることだ」と語った。

 仙谷官房長官も「組織の長たる人の責任は想定されるが、事実が確定しないと何とも言えない」と述べ、歯切れの悪さが目立った。

(2010年11月13日12時54分 読売新聞)

4340名無しさん:2010/11/13(土) 20:18:07

仙谷氏は秘密漏洩・行政処分の対象か / 秘密保全の訓令違反
2010年11月13日
http://rocketnews24.com/?p=56454

自由民主党参議院政策審議会副会長の佐藤正久氏が、コミュニケーションサービスTwitterで「仙谷氏は秘密保全の訓令違反であり、秘密漏洩、行政処分の対象」という内容のコメントを書き込みし、大きな注目を集めている。

仙谷氏は11月8日の衆院予算委員会で行政文書(秘密文書)を広げ、周囲の人たちの目に触れる状況にさらし、マスコミがそれを画像としてカメラでキャッチ。秘密であるべき文書がずさんな管理をされている事がわかった。佐藤氏は、そんな仙谷氏の行為が秘密保全の訓令違反だと言いたいようだ。佐藤氏がTwitterに書いた全文は以下のとおりである。

「公務員、特に自衛隊、警察関係の方々ならわかると思いますが、仙谷氏が海保と法務省作成の行政文書たる秘密文書を予算委員会で広げることは秘密保全の訓令違反。秘密文書は閲覧場所も携行要領もきまっている。しかも秘密文書を新聞記者に撮影されている。秘密漏洩、行政処分の対象では?」(佐藤正久氏のTwitterより引用)

産経ニュースはこの仙谷氏の甘すぎる行動に対して、「以前からずさん? 仙谷官房長官、機密公文書も公然と」と報じている。続けて11月9日にも、仙谷氏が手にする秘密であるべき文書がマスコミにカメラでキャッチされ、大きな問題となっている。

海保職員sengoku38氏による尖閣諸島・中国漁船衝突事件のビデオ流出が話題になっているだけに、仙谷氏が国民から集中砲火を浴びるのは避けられないだろう。

4341名無しさん:2010/11/13(土) 20:27:01
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111301000476.html
国会、映像流出の問責決議が焦点 論戦は参院へ

 国会は、2010年度補正予算案が15日に衆院を通過する見通しで、論戦は「ねじれ国会」の主舞台である参院に移る。補正予算案は月内成立が確実なため、焦点は中国漁船衝突の映像流出を受けた与野党攻防だ。野党は馬淵澄夫国土交通相や仙谷由人官房長官に対する問責決議案の提出も視野に追及を強める構えで、事件の展開によっては、過半数を占める野党が問責決議を可決する可能性もある。

 衆院予算委員会は15日午前に菅直人首相と全閣僚が出席して締めくくり総括質疑を行う。その後、補正予算案を同委員会と衆院本会議で可決し、参院に送付する。 参院予算委では、17日に衝突映像流出事件などをテーマに集中審議を開催。18、19両日には補正予算案の基本的質疑を行う。野党が映像流出事件に関する政府の「政治責任」を問うのは確実だ。

 自民党の大島理森副総裁は馬淵氏らが辞任を否定していることを「政治主導と言いながら政治が責任を取らない姿に国民は怒っている」と批判。ねじれ国会の鍵を握る公明党の井上義久幹事長も馬淵氏らへの不信任決議案や問責決議案提出について「当然あり得る」と述べている。

2010/11/13 16:53 【共同通信】

4342チバQ:2010/11/13(土) 21:07:54
>>4193
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY201011130173.html
幼保一体化、幼稚園存続案も 内閣府、こども園反発受け2010年11月13日15時1分
  
 幼稚園と保育所を統合する幼保一体化構想で、内閣府が検討している素案が明らかになった。当初は幼稚園と保育所の制度廃止を前提に、すべて「こども園」(仮称)に統合する案を打ち出したが、反発が強いため幼稚園などを存続させる案も浮上。16日の子ども・子育て新システム検討会議ワーキングチームで示す。

 幼保一体化は2013年度の実施を目指し、10年間の移行期間を設ける。ただ、幼稚園と保育所の制度を廃止する案には、「一体化で優れた幼児教育が途絶える」(全国国公立幼稚園長会)などの懸念が出た。さらに、地域の実情や保護者のニーズに対応する必要性から、こども園以外の形態を設ける検討に入った。

 ワーキングチームでは、五つの案を例示。いずれの場合でも、幼保一体化を促す方向で財政支援をする方針だ。

 素案は、(1)すべてこども園に統合する「完全移行案」(2)すべてこども園に移行し、幼児教育や保育のみを担う施設を設ける「看板かけかえ案」(3)幼稚園、保育所そのものを残す「存続案」がある。

 看板かけかえ案では、すべての施設は制度上、こども園になるが、幼稚園や保育所と名乗ることもできる。存続案では、名称をこども園に統一したうえで幼稚園・保育所を残す案と、こども園、幼稚園、保育所の3者を併存させる案がある。このほか、保育所をこども園に移行し、幼稚園だけ存続させる案も示される。いずれも、幼保一体化の理念は薄れることになる。

4343名無しさん:2010/11/13(土) 21:09:13
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY201011130004.html
改革よりもわが身大事? 民主、歳費1割減に異論続出(1/2ページ)2010年11月13日17時6分

 民主党が、おかしい。国会議員歳費の1割削減案が12日、身内議員の猛反対で宙に浮いた。国家公務員の総人件費2割減を掲げながら、自らには甘い姿勢が浮き彫りに。ほかにも党の約束がことごとく頓挫しかかっている。「改革」を叫んだ政権交代前夜の熱気はどこへ行ったのか。

 「政治改革は民主党の最も重要な政策の柱だ」。12日、国会内で開いた民主党政治改革推進本部の総会。国会議員歳費の1割削減への理解を求めた岡田克也幹事長の訴えは、その直後の議員たちの声で瞬く間に色あせた。

 「新人は今も持ち出しだ。対立候補は有権者に香典や弔電を送っている。カネがかかる政治を変えず、入りだけ絞るのは無理だ」「企業団体献金もない。金集めで苦しい」。非公開の室内で思い思いに口を開いた議員の反論は外まで聞こえてきた。

 岡田氏が「来年、国家公務員の総人件費2割削減を主張する。その時、国会議員が何も身を切らないでは国民の理解が得られない」と諭しても議員たちはおさまらない。

 「1割削減して『あっぱれ』と国民に言ってもらえるのか。小手先の話だ」

 最後に当選1回の柴橋正直衆院議員(岐阜1区)が発言を求め、「前向きに議論すべきだ」と発言した。だがこれ以外に賛成論は出ず、1割削減は決まらなかった。

 若手だけではない。党の重鎮である輿石東参院議員会長は12日の参院議員総会で「議員歳費1割削減という記事が各紙に躍っている。本当にそうか。皆さんもいろいろな思いがあろうから述べて頂きたい」と反対論をあおった。執行部の一員なのに、今回の「1割削減」では岡田氏を支える様子はない。

 民主党は野党時代、衆院に歳費の1割削減法案を提出しており、岡田氏ら執行部は党内の反発はさほど強くないと踏んでいた。9日の同推進本部役員会で議員定数の削減より先行して実施する方針を固め、この日の総会に臨んだが、十分な根回しもなく唐突に持ち出した面は否めない。執行部の予想を超えるスピードで、政権与党になった民主党内の「改革への覚悟」は失われているようだ。

 くしくもこの日、みんなの党は歳費3割削減を盛り込んだ議員立法を参院に提出。渡辺喜美代表は記者会見で「そんな覚悟のないことでは、改革は先に進まない」と民主党を酷評した。

 菅直人首相が掲げた「議員定数の削減」でも、「年内」と期限を切った党内の意見集約のめどが立たない。「政治とカネ」をめぐっても、野党に「努力する」とした小沢一郎元代表の国会招致も暗礁に乗り上げたまま。政権交代を目指して改革を叫んだかつての民主党の面影は、すっかり消えてなくなった。(蔭西晴子)

■「有権者の前でも反対できるのか」 歳費削減賛成の柴橋衆院議員

 今日は反対意見が多かったが、有権者を前にしても同じことが言えるのだろうか。党内には政治改革を進めるべきだと思っている仲間は大勢いる。国会審議の関係で出席できなかった同僚たちから「ぜひ主張してきて」と託されて発言した。

 私もお金はないが、ないなりの活動をしている。街頭演説で一生懸命訴えて自分の足で稼げばいいし、日ごろの政治姿勢を見てもらって有権者に判断してもらえばいい。国会議員が何も身を切らないようでは、国民の理解は得られず、国家公務員からも信用されないだろう。(談)

4344チバQ:2010/11/13(土) 23:31:02
馬淵より仙谷だろ やめるのは
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101113-OYT1T00406.htm
馬淵国交相、窮地に…映像流出で身内も責任論
尖閣

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を巡る映像流出問題で、自民党など野党は12日、海上保安庁を所管する馬淵国土交通相に対する不信任決議案や問責決議案の提出について、本格的な検討に入った。

 菅政権は馬淵氏を擁護する方針を変えていないが、政府・与党内からも責任論が出始めており、馬淵氏は窮地に追い込まれつつあるとの見方も出ている。

 自民党は馬淵氏を辞任に追い込もうとしている。

 石原幹事長、逢沢一郎国会対策委員長らは12日、都内のホテルで今後の国会運営について対応を協議した。石原氏はその後、記者団に「不信任に値する人がいる。衆参連携して、事に当たる」と強調した。逢沢氏は公明党の漆原良夫国対委員長に会い、それとなく問責決議案への公明党の対応を探るなどしている。

 公明党は態度を決めていないが、馬淵氏らの対応には批判を強めている。

 井上幹事長は12日の記者会見で「不信任、あるいは問責決議案は当然ありうる」と明言した。

 公明党も含めた野党は12日の国会審議などでも、神戸海上保安部の主任航海士が映像を流出させたという一報が、馬淵氏から首相官邸に伝わったのが遅かった点を厳しく追及した。

 公明党の竹内譲氏は衆院国土交通委員会で、2008年に起きた海上自衛隊イージス艦と漁船の衝突事件で、海自から当時の石破防衛相への報告が発生から90分後だったことを取り上げた。

 当時野党だった民主党は「口裏合わせの時間稼ぎを政府内でしていたのではないか」などと追及した経緯があり、竹内氏は「(民主党が)言っていた口裏合わせの時間稼ぎをしていたのではないか」と追及。馬淵氏は「あいまいな捜査情報が伝えられるべきか、という議論はなされるべきだ」などと苦しい答弁に終始した。

 与党内では、1998年の防衛庁背任事件の際、当時の額賀福志郎防衛長官の問責決議が参院で初めて可決され、額賀氏が辞任に追い込まれたケースに似てきたとの懸念も出ている。

 自民党政権は当時、防衛庁の官僚に責任を取らせることで事態の収拾を図ろうとしたが、世論の批判の高まりもあり、民主党などの攻勢をかわしきれなかった。自民党内には「民主党に一貫性があるなら、馬淵氏を擁護できないはずだ」との声が上がっている。

 閣内にも厳しい認識が出ている。

 大畠経済産業相は12日の閣議後の記者会見で、馬淵氏の責任問題について「情報管理という意味では、政治的な責任がある」と述べた。海江田経済財政相も「政治家は自分で出処進退を決める。馬淵氏が考え、決めることだ」と語った。

 仙谷官房長官も「組織の長たる人の責任は想定されるが、事実が確定しないと何とも言えない」と述べ、歯切れの悪さが目立った。

(2010年11月13日12時54分 読売新聞)

4345チバQ:2010/11/13(土) 23:43:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101113-00000553-san-soci
保育ママ事業「面積要件緩和を」 40都道府県が特区申請へ
11月13日(土)19時9分配信

 保育士の資格保有者などが自宅などで子供を預かる「保育ママ」事業について、大阪府など約40の都道府県が15日、国の定める面積基準などの要件緩和を求め、一斉に特区申請に踏み切る。大阪府は現行の基準を「不合理な規制の象徴」と位置づけており、今回の一斉申請で、地方行政を拘束している国の規制撤廃につなげたい考えだ。

 保育ママ事業は、子育て支援策として国が平成12年度に開始。保育士の資格保持者や子育て経験者が、自宅などで0歳〜小学校入学前の子供を預かる。

 国は保育スペースについて原則、9.9平方メートル(畳6畳分)以上と規定。現状では3人まで預かれるため、1人あたり3.3平方メートル(畳2畳分)となる。

 大阪府は「都心の住宅事情で6畳分を確保するのは難しい」と主張。今年7月、内閣府に対し、独自に要件を緩和できるよう特区を申請したが、却下されていた。

 このため全国知事会に問題提起したところ、約40の都道府県が賛同。要件緩和の要望を取りまとめて、国に対し、一斉に特区申請することを決めた。申請内容は、保育ママ事業の面積要件の緩和など23項目。

 厚生労働省は「面積要件以下のスペースで子供を育てるのは安全面で問題がある」と難色を示しているが、大阪府の橋下徹知事は「要件の根拠が明確でない。安全面の判断の必要は、地域の事情をよく知る地方側が決めるべきだ」と主張している。

4346チバQ:2010/11/13(土) 23:45:53
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101113/dms1011131437004-n1.htm
並が200円以下? TPPで牛丼が安くなる!?2010.11.13
最近、ニュースなどでよく取り上げられるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)。日本が協定に加わった場合、暮らしにはどんな影響があるのか。家電メーカーに勤める父と看護師志望の娘の会話から探ってみた。

 娘 牛丼が安くなるって本当? クラスの男の子たちが「TPPで値下がりする」って言っていたの。

 父 太平洋を取り囲む国々が、関税をなくしたりして貿易を増やそうと相談しているからね。牛丼チェーンは牛肉を米国やオーストラリアからたくさん輸入しているし、コメも輸入米を使うようになれば、ぐっと安くなるかもしれない。牛丼並盛りは200円以下になるのではないかともいわれているよ。

 娘 値下げはいつ?

 父 日本はまだ仲間に入ると決めたわけじゃないんだ。入ったとしても、コメは例外扱いになるかもね。

 娘 なぜ?

 父 今のままで安い輸入米がたくさん入ってきたら、日本のコメ農家が困るからだよ。話し合い次第では10年後に関税をなくすことになるかもしれないんだって。農家はそれまでに大改革を迫られるわけだ。

 娘 そうなんだ。ほかには何が安くなるの?

 父 今、TPPの相談をしている国からは小麦やバター、チーズ、果物…農産物の輸入が多いみたいだ。父さんがほしかったアメリカ製パターも安くなるかもな。

 娘 お母さんがこぼしてたわ。「お給料が減ってるのに、ゴルフの回数は減らない」って。

 父 TPPに入れば父さんの会社のテレビが外国でたくさん売れ、給料が上がるかも。

 娘 私のお小遣いも上がるかな?

 父 どうかな(笑)。浮かれてる場合じゃないぞ。TPPに入ると、看護師を目指して日本に来る外国人が増えるらしい。しっかり勉強しなきゃ。

 娘 人ごとじゃない。

 父 そうだよ。父さんも簡易保険の保険金額を増やそうと思っていたんだけど、できなくなりそうだ。かんぽ生命保険が計画していた上限引き上げに米国が反対しているんだって。いろんな影響があるものだね。

4347小説吉田学校読者:2010/11/14(日) 10:40:51
>>4344
一部週刊誌報道によりますと馬淵の下の国交副大臣三井辮雄、池口修次と連携がうまく取れていないとのこと。馬淵辞任なら後任は辻元清美というウルトラCがあり得ますな。仙谷辞任なら古川・福山のどちらかが昇格か・・

さて、こういう報道を目にしますと、私が持っていた海上保安庁への崇敬の念がだんだん薄れていくのです。海保は海洋汚染防止の立場もありまして、環境方面で「左サイドバックからの情報流出」の可能性だってないわけじゃないんです。本当に情報管理とかどうなってんの?

尖閣映像、同僚「試験勉強中に偶然発見」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4575610.html

 中国漁船衝突の映像流出事件で、関与を告白している海上保安官の同僚が、問題の映像を巡視艇のパソコンに取り込んでいたことが新たにわかりました。同僚は内部の試験勉強中で、「海上保安大学校にアクセスしたら映像を偶然発見した」と話しているということです。
 「自分が映像を流出させた」と名乗り出た主任航海士について、警視庁は10日から3日間、任意の事情聴取を続けましたが、4日間、事実上の拘束状態になっていることを理由に13日予定されていた聴取は取りやめました。
 問題の映像は、教養素材として保存されていた、広島県の海上保安大学校の共有フォルダから流出したことがわかっていますが、その後の警視庁への取材で、映像は9月下旬ごろ、主任航海士の同僚が内部の試験勉強のため資料を探していた際に偶然発見し、巡視艇の共用パソコンに保存していたことが新たにわかりました。
 主任航海士は警視庁に対して「船内で同僚とともにこの映像をみた。先月中旬にひとりでUSBメモリーに取り込んで流出させた」などと話しているということです。
 警視庁は巡視艇のパソコンなどをさらに詳しく解析し、裏付けを急いでいます。

4348名無しさん:2010/11/14(日) 17:49:44
http://getnews.jp/archives/84995
sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな
2010.11.14 13:05:59

4349名無しさん:2010/11/14(日) 17:54:22

国交相と官房長官の不信任案浮上 自民15日提出を検討
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111401000312.html

 自民党で14日、中国漁船衝突の映像流出をめぐる対応が不適切だとして、馬淵澄夫国土交通相と仙谷由人官房長官への不信任決議案を15日に衆院に提出する案が浮上した。政権に対する世論の批判が強いとみて、2010年度補正予算案が15日に衆院を通過する前に対決姿勢を示すべきだとの判断だ。

 ただ仮に提出しても民主党が過半数を占める衆院では否決されるのが確実。野党が過半数を占める参院では問責決議案を可決できる可能性があるため、衆院での提出には慎重論もある。公明党などと調整した上で最終判断する。

 大島理森副総裁は14日、秋田市で記者団に、馬淵、仙谷両氏の対応について「うそをついたとの疑念もある」と指摘し、不信任案提出を「オプションの一つだ」とした。谷垣禎一総裁もさいたま市での記者会見で「いろいろなことを懐に入れている。菅内閣は政治が判断すべきことから逃げており、その責任を問う」と強調した。

2010/11/14 17:16 【共同通信】

4350名無しさん:2010/11/14(日) 17:58:09
岡崎国家公安委員長についても、かつて韓国の反日デモに参加したことを問題視し、不信任決議案の提出を検討している。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101113-OYT1T00958.htm

自民、官房長官・国交相らの不信任案提出へ

 自民党は13日、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や映像流出を巡る対応に問題があったとして、仙谷官房長官と馬淵国土交通相の不信任決議案を15日にも衆院に提出する方針を固めた。

 公明党にも同調を呼びかけ、その対応を見極めて最終判断する。

 政府・与党は2010年度補正予算案を15日の衆院予算委員会と本会議で可決する考えだが、自民党は予算委の採決前の集中審議開催に与党が応じない場合、不信任決議案を提出する段取りを想定している。

 このほか、前原外相、柳田法相に対しても同様の理由で、岡崎国家公安委員長についても、かつて韓国の反日デモに参加したことを問題視し、不信任決議案の提出を検討している。

(2010年11月14日03時04分 読売新聞)

4351名無しさん:2010/11/14(日) 18:59:46

今さら反省? 「政治主導とうかつなこと言った」民主・枝野氏
2010.11.14 17:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101114/plc1011141745022-n1.htm

 民主党の枝野幸男幹事長代理は14日午後、さいたま市内の講演で、菅政権の支持率が低迷している状況について、「与党になって、こんなに忙しいとは思わなかった。『政治主導』とうかつなことを言い大変なことになった。今、何よりも欲しいのは、ゆっくり考える時間と相談する時間だ。ゆっくり考え相談して、皆さんの声に応えないといけない」と釈明した。

 枝野氏は「(菅)政権は拍手喝采(かっさい)してもらえる状況ではない。今の状況は、本当におわび申し上げたい」と陳謝。

 その上で、「この政権がどこに向かっているのか分からない。漠然とした不安が不信につながっている。政権が国民意識とずれていると受け止められているのは、かなり深刻だ」と危機感をあらわにした。

 政権浮揚の打開策については「何かをすればよくなるということではない」と指摘した上で、「国民の意識と違う部分は丁寧に説明して、理解してもらうことを地道に積み重ねてるしかない」と述べた。

4352名無しさん:2010/11/14(日) 19:08:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101112/stt1011122331012-n1.htm

ビデオ流出 民主、責任論に戦々恐々 なりふり構わぬ国交相擁護  (1/2ページ)
2010.11.12 23:29

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突時のビデオ映像流出事件を受け、閣僚や民主党幹部は12日、海上保安庁を所管する馬淵澄夫国土交通相の擁護論を繰り広げた。馬淵氏が引責辞任すれば、警視庁の公安関係資料流出問題を抱える岡崎トミ子国家公安委員長に飛び火する。さらに菅直人首相や仙谷由人官房長官らにドミノ倒しで責任論が広がりかねない。そう考えたようだが、何があっても誰も辞めない「無責任」政権への世間の視線はもはや凍てつくほど冷たい。(榊原智)

 「徹底した事実の究明が第一だ。再発防止策を講じることが最大の責務だという思いは変わらない」

 馬淵氏は12日の記者会見で流出事件での引責辞任を神妙な面持ちで否定した。

 ただ、どれほど責任を自覚しているか、疑問が残る。海上保安官が映像流出を名乗り出た10日、ある民主党議員が馬淵氏に励ましメールを送った。

 《がんばれー》

 《がんばりまーす》

 異様に明るい文面から自責の念はうかがえない。

 だが、参院は野党が過半数を制する。馬淵氏に対する問責決議案が参院に提出されれば可決する可能性もある。

 それだけに閣僚らは馬淵氏の擁護に必死だ。仙谷氏は記者会見で、馬淵氏に対する批判について「政略的、政治的な発言もある。捜査は始まったばかりだ」と断じた。民主党は野党時代に、事件処理の不手際で新潟県警本部長が辞任した際、国家公安委員長の辞任を求めたが、整合性を問われても「今回の場合と同じかどうか」と開き直った。

 他の閣僚も、海上保安庁の規律の乱れを批判し、鈴木久泰同庁長官の責任を指弾したが、馬淵氏の責任問題には「答える立場にない」(玄葉光一郎国家戦略担当相)と口を閉ざした。

 昨年9月の政権交代後、民主党政権では閣僚らのさまざまな問題やスキャンダルが噴き出した。仙谷氏は政治資金流用疑惑、荒井聡前国家戦略相は事務所費疑惑が浮上。中井洽(ひろし)前国家公安委員長も女性スキャンダルが発覚したが、いずれも強弁して乗り切った。

 「政治とカネ」問題を抱える鳩山由紀夫前首相と前幹事長の小沢一郎元代表は職を辞したが、説明責任はなお果たしていない。そもそも菅首相が参院選大敗の責任をなおあいまいにしたままだ。誰も責任を取らないナアナア体質こそが政治主導の「正体」なのか−。

4353名無しさん:2010/11/14(日) 20:18:48

岡崎公安委員長「反日デモは国益にかなう」 民主は質問取り下げ求める
2010.10.22 20:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101022/plc1010222036022-n1.htm

 岡崎トミ子国家公安委員長は22日の衆院法務委員会で、自身が通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの在韓日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加したことについて、「私は国益にかなうという思いを持っている」と強調した。菅直人首相はこれまで「本人は過去の言動に配慮に欠けた面があり、誤解を招いたことを深く反省している」(6日の衆院代表質問)と答弁しており、閣内不一致の様相を呈している。

 岡崎氏はデモで韓国人参加者と大使館に向かってこぶしを振り上げた。現場には日の丸に「×印」をつけた看板も並べられていた。

 岡崎氏は「私の活動が『反日』だといわれたことが誤解だ」と主張。「×印」付きの日の丸については「後方にあったので気付かなかった。日本の国旗国歌を尊重することは大事だと考えている」と弁明。デモで訴えた内容については「人間の尊厳回復を訴えた」と述べた。

 質問した自民党の稲田朋美氏は「日本の国会議員として適切ではない。(岡崎氏が)日本の治安のトップにいることは不適切だ」と厳しく批判した。

 これに先立つ法務委理事会では、民主党側が稲田氏の岡崎氏への質問通告の内容が「法務委になじまない」として質問取り下げを求めた。自民党側は「国政にかかわる重要な話だ」と反論。稲田氏に質問させないなら委員会を流会にすべきだと主張し、最終的には民主党側が折れた。

4354名無しさん:2010/11/15(月) 01:08:35

民主の退潮続く=野党、攻勢強化へ−福岡市長選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111400367

 14日の福岡市長選で民主党が推薦した現職が敗れたことで、菅直人首相の求心力は一段と低下しそうだ。尖閣諸島沖での中国漁船衝突の映像流出事件などが影響し、内閣支持率が低下する中、党勢の退潮も浮き彫りとなり、党内からは政権の先行きを憂慮する声も漏れる。一方、支援する候補が勝利した自民党は、菅政権への攻勢をさらに強める構えだ。
 民主党の渡辺周選対委員長は「力が及ばなかったことをおわびする」との談話を発表した。民主党内には、「一地方選挙だ。政権への打撃にはならない」(中堅)との見方もある。しかし、6月の菅政権発足以降、7月の参院選、先月の衆院北海道5区補選、今回の福岡市長選と敗北の連続。幹部の一人は「このままでいいのか、という話も出てくる」と首相への不満を隠さなかった。
 政府・民主党は2010年度補正予算案の成立を急ぎ、反転への足掛かりとしたい意向だが、野党は勢いづいている。終盤国会での重要法案処理の展望は立っておらず、支持率好転の材料が見当たらないのが実情だ。
 一方、支援した候補の勝利を受け、自民党の石原伸晃幹事長は「国民は菅内閣の無責任な政権運営に嫌気がさしている。国会の場で菅内閣を追及していく」とのコメントを発表した。
 同党は、映像流出事件の責任を問い、馬淵澄夫国土交通相と仙谷由人官房長官への不信任決議案を提出する方向。野党が多数を占める参院での問責決議案提出も視野に入れる。
 ただ、問責案可決には公明党の賛同が不可欠。参院自民党幹部は、公明党も同市長選で勝利した新人を支援したことを踏まえ「野党の連携強化につながることを期待する」と、公明党などと共闘して菅政権を退陣に追い込む決意を示した。(2010/11/14-22:38)

4355名無しさん:2010/11/15(月) 01:10:57
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20101114165.html

主要選挙3連敗…菅政権崖っ縁 自民は押せ押せ

 与野党対決型の構図となった福岡市長選で民主党推薦候補が敗れ、民主党は菅改造内閣発足後、10月の衆院補欠選挙に続き主要選挙で2連敗を喫した。支持率低迷にあえぐ菅直人首相の政権運営は一層厳しさを増すのは確実だ。

 自民党は「菅政権への批判が勝因」(幹部)として、中国漁船衝突の映像流出事件に絡めて馬淵澄夫国土交通相らの不信任決議案や問責決議案の提出も視野に攻勢を強める構え。12月3日の臨時国会会期末に向け、緊迫した局面も予想される。

 民主党の渡辺周選対委員長は「大変厳しい戦いとなり残念ながら力及ばなかった」との談話を発表。別の党幹部は「映像流出などがあり、一番悪い時期の選挙になってしまった」と振り返った。

 菅首相にとっては7月の参院選大敗を含めると3連敗とも言える。与党党首に期待される「選挙の顔」の役割を果たせず、求心力の低下は必至だ。年末の予算編成などで実績を重ね、反転攻勢を期す構えだが、日中、日ロなど外交上の懸案も山積しており、政権浮揚のきっかけをつかめるかは見通せない。参院で過半数を占める野党が結束して問責決議案を可決すれば政権へのダメージは計り知れない。

 一方、支援候補が勝利した自民党は押せ押せムード。石原伸晃幹事長は「国民は漁船事件に象徴される無責任な政権運営に嫌気が差している。国会で菅内閣の責任を厳しく追及する」とコメント。選対幹部は「直近の民意と受け止め、不信任案や問責決議案も含め対応したい」と強調した。

 公明党の山口那津男代表は「政治とカネの問題に外交も加わり、政権への批判や不満が示された。連敗は政権にダメージを与える。来年の統一地方選にも影響するだろう」と指摘した。自民党は「一気に菅政権を追い込みたい」(幹部)としているが、公明党などとの野党共闘が構築できるかが課題となる。
[ 2010年11月14日 23:51 ]

4357名無しさん:2010/11/15(月) 17:01:10

海上保安官、逮捕見送り=検察側が方針−在宅捜査を継続・捜査当局
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2010111500576

 沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、検察当局は15日、神戸海上保安部の海上保安官(43)を逮捕せず、在宅のまま任意捜査を続ける方針を決めた。(2010/11/15-16:44)

4358名無しさん:2010/11/15(月) 17:44:19
http://www.hokkaido-365.com/news/2010/11/post-1434.html
365アンケート「尖閣ビデオ流出、あなたの意見は?」集計結果
10年11月15日(月) 16時00分

8割超が「投稿されて良かった」を選択

(1)あなたは、尖閣諸島での中国漁船衝突ビデオが投稿されたことについて、どのように考えますか。次の中から妥当なものを選んでください。

 ・投稿されて良かった 1917票

 ・投稿はやむを得ない 310票

 ・投稿は問題 58票

 ・判断できない 8票

 ・無回答 12票

 
 (2)「投稿されて良かった」「投稿はやむを得ない」を選択した方にお聞きします。その理由を以下から選んでください。

 ・事件の概要がわかった 259票

 ・全面公開しないのは政府の判断が誤っていた 1291票

 ・中国の非を他国に伝えることができる 406票

 ・その他(自由記述) 271票

4359名無しさん:2010/11/15(月) 18:16:43
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4576737.html

首相官邸に金属弾、仙谷官房長官あて

 15日午後、総理官邸に金属弾が送りつけられていたことがわかりました。金属弾は仙谷官房長官あてになっていて、警視庁で脅迫事件として捜査しています。

 警視庁によりますと、15日午前11時半ごろ、東京・千代田区の総理官邸に不審な郵便物があるのを官邸職員が見つけました。

 警視庁が調べたところ、中にはライフル弾のような金属弾1発が入っていて、「首相官邸・仙谷由人殿」とあて名が手書きで書かれていたということです。

 さらに、官房長官を中傷するような紙も同封されていたということです。警視庁で、脅迫事件として捜査しています。(15日15:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2010111500547

仙谷官房長官あてに金属弾=脅迫文も、首相官邸に届く−警視庁

 首相官邸(東京都千代田区)にライフル銃の弾のような金属製の弾が郵送されていたことが15日、警視庁麹町署への取材で分かった。仙谷由人官房長官あてで、脅迫文が同封されており、同署は脅迫事件として調べている。
 同署によると、同日午前11時40分ごろ、男性職員が官邸に届いた茶封筒を開封したところ、中から金属弾1発と手書きのメモが見つかった。あて名は「首相官邸 仙谷由人殿」と記載され、消印は11日付だった。(2010/11/15-17:31)

4360名無しさん:2010/11/15(月) 18:37:44

民主3連敗に衝撃…地方は不満爆発「菅では戦えない!」
2010.11.15
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101115/plt1011151646004-n1.htm

 任期満了に伴う福岡市長選は14日投開票され、自民、公明両党が支援した元民放アナウンサーの高島宗一郎氏(36)が、再選を目指した現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=や新人6人を大差で破り、初当選を果たした。菅直人首相率いる民主党は7月の参院選を含め、主要選挙で3連敗となっただけに大ショック。党内からは政権の先行きを憂慮する声も漏れ始めた。

 民主党の渡辺周選対委員長は大敗を受け、「大変厳しい戦いとなり残念ながら力及ばなかった」との談話を発表。別の党幹部は「中国漁船衝突事件の映像流出などがあり、一番悪い時期の選挙になってしまった」と振り返った。

 民主党内には「一地方選挙だ。政権への打撃にはならない」(中堅)とうそぶく声もある。

 しかし、6月の菅政権誕生以降、7月の参院選、先月の衆院北海道5区補選、今回の福岡市長選と敗北の連続。与党党首に期待される「選挙の顔」の役割を果たせておらず、求心力の低下は必至だ。

 実際、ある党幹部は「このままでいいのか、という話も出てくる」と述べ、首相への不満を隠さない。ベテラン秘書の1人も「そもそも、福岡市長選は民主が推薦した現職が優位のはずだった。それをひっくり返されただけに、衝撃は大きい。来春には統一地方選挙を控えるだけに、このままでは、地方から『菅首相では選挙を戦えない』という声が出てきかねない」と危惧する。

 一方、支援候補が勝利した自民党は押せ押せムード。

 石原伸晃幹事長は「国民は漁船事件に象徴される無責任な政権運営に嫌気が差している。国会で菅内閣の責任を厳しく追及する」とコメント。選対幹部は「直近の民意と受け止め、不信任案や問責決議案も含め対応したい」と強調した。

 公明党の山口那津男代表も「政治とカネの問題に外交も加わり、政権への批判や不満が示された。連敗は政権にダメージを与える。来年の統一地方選にも影響するだろう」と指摘した。

 政府・民主党としては年末の予算編成などで実績を重ね、反転攻勢を期す構えだが、日中、日露など外交上の懸案も山積しており、政権浮揚のきっかけをつかめるかは見通せない。参院で過半数を占める野党が結束して問責決議案を可決すれば政権へのダメージは計り知れず、12月3日の臨時国会会期末に向け、緊迫した局面も予想される。

4361名無しさん:2010/11/15(月) 22:44:12
内閣支持率 28.5%

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/201115011.html
菅内閣支持率が急落 外交政策に厳しい評価(11/15 09:48)

 ANNの世論調査で、菅内閣の支持率が3割を切り、危険水域に入りました。尖閣問題のどたばたなど外交面が厳しい評価となった形です。

 調査は13日、14日の2日間行いました。菅内閣の支持率は2カ月前の前回調査より17.3ポイントと大幅に下がり、28.5%と危険水域に入りました。急落の原因としては、「菅内閣の外交政策を評価しますか」という問いに「評価しない」が7割を超え、「評価する」は1割に届きませんでした。菅内閣の外交手腕に「ノー」を突きつけた形です。具体的には、「菅内閣が尖閣ビデオを公開すべきか」という質問に7割以上の人が「公開すべき」と答えています。政党支持率は、民主党が8.4ポイント下がり32.6%、自民党が1.5ポイント上がり29.6%、公明党が0.3ポイント下がり2.8%、みんなの党が0.5ポイント上がり5.5%、共産党が0.6ポイント上がり2.3%、社民党が0.7%、国民新党が0.2ポイント上がり0.4%、たちあがれ日本が0.0%、新党改革が0.0%です。

4362チバQ:2010/11/16(火) 01:07:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111502000054.html
再仕分けスタート 看板かけ替え事業などメス
2010年11月15日 夕刊

 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は十五日、東京・五反田のTOCビルで、事業仕分け第三弾後半戦の「再仕分け」に着手した。過去の仕分けや各省庁による行政事業レビューの判定結果を追跡検証するもので、国土交通省所管の「スポーツ観光支援事業」など、廃止判定が相次いだ。

 投票率向上に向けた啓発活動「明るい選挙推進費」(総務省所管)は、昨年十一月の仕分けで「廃止」と判定されながら、二〇一一年度予算概算要求に計上されており、再仕分けでは、廃止の「確実な実施」を求めた。

 一〇年度予算への計上見送りと判定されながら計上されていた「地域ICT(情報コミュニケーション技術)利活用広域連携事業」と、学校でパソコン普及を図る「フューチャースクール推進事業」の二事業(同)も廃止と判定された。

 一方、「看板掛け替え」が疑われた国交省所管の「観光地域づくりプラットフォーム支援事業」など二事業は予算要求を半減し、抜本的見直しと判定。同省が一一年度予算で新規要求したスポーツ観光支援事業を含む三事業は、効果不明として廃止と結論づけた。「訪日旅行促進(ビジット・ジャパン)事業」は予算縮減とし、「国際会議誘致推進」は予算計上見送りと判定した。

 再仕分けは十八日までで、百十二事業をあらためて判定する。

4363チバQ:2010/11/16(火) 01:26:25
>民主、国民新の与党2党と社民党の反対多数で否決された

記事になってないということは、国益の何とかと鳩山(蝶)は不信任に賛成か?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2010111500972
補正通過、16日にずれ込み=仙谷、馬淵氏不信任案は否決
 国会は、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件への菅政権の対応をめぐる与野党の攻防が15日深夜まで続き、円高・デフレ対策を盛り込んだ2010年度補正予算案の衆院通過は16日にずれ込んだ。自民党は15日、漁船衝突の映像流出事件などの対応が不適切だったとして、仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相に対する不信任決議案を衆院に提出。両決議案は同日深夜の衆院本会議で、民主、国民新の与党2党と社民党の反対多数で否決された。仙谷、馬淵両氏への不信任案の採決では、自民党に加え、公明、共産、みんな、たちあがれ日本の各党が賛成した。自民党は仙谷氏への不信任案の提出理由の中で、「自らへの批判を避けるために真実を隠そうとするのは姑息(こそく)」などと批判。馬淵氏に対しては「海上保安官が(流出行為を)告白した時点で自ら職を辞すべきであるにもかかわらず、職にとどまり続けていることは言語道断」などとした。
 一方、衆院予算委員会は15日午後、補正予算案の締めくくり質疑を行ったが、不信任案提出に伴い中断した。深夜に再開し、自民、みんな両党がそれぞれ提出した組み替え動議を否決した上で、補正の採決を行い、与党と社民党の賛成多数で可決した。補正予算案は16日の衆院本会議で採決され、参院に送付される。 
 野党が多数を占める参院では、補正予算案は否決されるが、憲法の規定により衆院の議決が優越し、成立する。与党は24日ごろに成立させたい意向だ。
 補正審議をめぐっては、映像の全面公開に応じない政府・与党に野党が反発し、予算委への出席を拒否していたが、15日午後に民主党の鉢呂吉雄国対委員長が自民党の逢沢一郎国対委員長と会談。参院予算委が11日、流出した44分間の映像の公開を政府に求めたことを踏まえ、鉢呂氏が「参院予算委の申し入れを尊重し、直ちに(政府に)対応させる」と提案したため、野党側も受け入れた。(2010/11/16-00:54)

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4364名無しさん:2010/11/16(火) 12:26:57

内閣支持27%に急落 外交評価低く 朝日新聞世論調査
2010年11月16日0時3分
http://www.asahi.com/politics/update/1115/TKY201011150328.html

 朝日新聞社が13、14の両日実施した全国世論調査(電話)によると、菅直人内閣の支持率は27%で、前回調査(10月5、6日)の45%から急落した。不支持率は52%(前回36%)。外交への取り組みや北方領土問題への対応を「評価しない」とする人がいずれも7割を超え、主に外交面での低い評価が支持率低下につながったようだ。

 菅内閣の支持率が3割を切るのは、6月の内閣発足後初めて。不支持率もこれまでで最も高くなったが、衆院の解散総選挙については「できるだけ早く実施すべきだ」31%を「急ぐ必要はない」60%が大きく上回っている。

 内閣を支持しない人にその理由を四つの選択肢から選んでもらうと、64%が「実行力の面」を挙げた。菅首相は9月の内閣改造時に「『有言実行内閣』を目指す」と語ったが、そうは受け止められていない現状がうかがえる。

 外交への取り組みについては「評価する」11%、「評価しない」77%で、北方領土問題への対応も「評価する」10%を「評価しない」73%が大きく上回った。沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、衝突の場面を撮影したビデオを政府が一般公開していない判断を聞くと、「適切だ」が12%、「適切ではない」が79%。こうした外交面では、内閣支持層でも「評価しない」などとする見方が多数を占めた。

 一方、事業仕分けによる行政のムダの削減について期待するか尋ねたところ、「期待する」が52%、「期待しない」が39%だった。

 首相の仕事ぶりへの評価と、首相に今後どの程度期待するかについても聞いた。仕事ぶりでは「大いに」と「ある程度」を合わせた「評価する」が29%、「あまり」と「全く」を合わせた「評価しない」が69%。今後の期待では「大いに」と「ある程度」を合わせた「期待する」が41%、「あまり」と「全く」を合わせた「期待しない」が58%だった。

4365名無しさん:2010/11/16(火) 17:43:10

仙谷敗北“国策捜査”空回り「秘密主義がすべての始まり」
★「刑罰」より「懲戒処分」のレベル

2010.11.16
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101116/plt1011161647002-n1.htm

 中国漁船衝突の映像流出事件で警視庁は15日、流出を告白した海上保安官(43)の国家公務員法(守秘義務)違反での逮捕を見送った。この事件では、弁護士でもある仙谷由人官房長官が流出発覚当初から一貫して「由々しき事件」と断言。世論は保安官の行為を支持する声が圧倒的だったが、首相官邸はその声を無視するかのように立件を目指したとされる。“国策捜査”は結果的に空ぶりに終わった。

 「故意に流出させたなら、明らかに国家公務員法違反。罰則付きの違反だ」

 政府が一般公開を拒み続けてきた漁船衝突の映像が突然、動画投稿サイト「YouTube」上に公開された翌日の今月5日、仙谷氏は会見で「大阪地検特捜部の証拠捏造事件にも匹敵する」と語り、投稿者の刑事責任を強調した。関係者によると、官邸サイドは7日に警察幹部に直接捜査を要請、まだ海保が内部調査を進めている最中にもかかわらず、事態は「逮捕」に向けて一気に前進した。

 “影の宰相”といわれる仙谷氏の意向をくむ形で、8日には海上保安庁が国家公務員法(守秘義務)違反などの容疑で、警視庁と東京地検に刑事告発。最高検も同日、異例の「捜査開始宣言」を行うなど、海保、警察、検察の3機関が一斉に捜査に乗り出す前代未聞の「国策捜査」の火ぶたが切って落とされた。

 一方、こうした強硬姿勢とは裏腹に、世論は大きく反発。海保に激励の電話が相次いだことについて、仙谷氏は同日、「犯罪行為を称揚することで、そういう気分は日本国中に少々あるかも分からないが同意はしない」と強弁。保安官の“自首”で、事態が急変した10日も「しかるべき処分をしてもらいたいという国民が圧倒的多数」「(保安官の擁護論を言っている)学者とおぼしき方がいるが、ちゃんとした論文に書けといったら書かない」と、あくまで逮捕にこだわった。

 夕刻には、菅直人首相が鈴木久泰・海上保安庁長官を含む各省庁の事務次官に緊急招集をかけ、「二度とこういうことが起きないよう、私から指示するためにお集まりいただいた」と綱紀粛正をアピールした。

 しかし、すでにこの時点で、捜査関係者の間でも映像自体の「機密性」を疑問視する声が噴出。流出の経緯が明らかになるに連れ、仙谷氏を中心とする官邸サイドの意向とは裏腹に、逮捕は難しいとの見方が大勢を占めていった。

 保安官の任意の取り調べが続く15日午前、捜査に当たる最高検、東京高検、東京地検の幹部は断続的に協議を実施。「国家の秩序を守るためにも逮捕すべし」とする最高検に対し、地検、高検は「中国人船長釈放との整合性からも、国民は逮捕に納得しない」と抵抗した。

 当初は逮捕に積極的だった警視庁も、海保の映像管理のずさんさが明るみになるに連れ、「刑罰の話ではなく、懲戒処分の軽重をどうするかというレベル」と一気にトーンダウンし、最終的には検察に判断を一任。保安官が自らの意志で海保庁舎内にとどまるなど逃亡の意志もないことから、「強制ではなく任意で捜査継続」と結論づけ、官邸主導の「国策捜査」は事実上終結した。

 今後も任意の捜査は続くが、起訴の見通しは限りなく低い。迷走を続けた捜査展開について、警察幹部の1人は「官邸が映像を秘密にしようとしたことがすべての始まり」と吐き捨てた。

 一連の騒動について、板倉宏・日大名誉教授(刑法)は「流れの中で国策捜査の色調を帯びていくことになったが、もともとこれが国家機密であるかどうかという点をみると、秘密性は低く疑問符が付いた。海上保安庁が刑事告発した以上、捜査はしなくてはならない。だが、検察も警察も逮捕しないことにした。これは当然の判断」と話している。

4366名無しさん:2010/11/16(火) 18:45:27
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111600732
支持率急落「一喜一憂せず」=菅首相
 菅直人首相は16日午後の衆院本会議で、各種世論調査で内閣支持率が急落していることについて「世論調査は一つの世論の指標だから真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。一方、「非常に短期に(支持率が)上下する傾向もあり、一喜一憂し過ぎることも大変問題だ。そうした立場でしっかりと政治に取り組んでいく」と強調した。甘利明氏(自民)への答弁。(2010/11/16-17:49)

4367小説吉田学校読者:2010/11/16(火) 18:54:21
>>4366
菅の気持ちも分かりますし、ワンイシューで急落する世論もどうかと思いますが、ワンイシューで急落した例としては国連平和協力法でドタバタした頃の海部内閣に似てるんでしょうかねえ。

まあ、それはそれ。この国はいつから被疑者の自白だけで有罪判決をもらえるようになったんでしょうか。そして、この自民党の、何をやっても酷評する「八つ当たり」作戦、これで政党支持率が伸びるんだから、不思議なもんである。

仙谷氏関与の見方強める=不逮捕、ポピュリズムと酷評も−自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2010111500906
 
 中国漁船衝突をめぐるビデオ映像流出事件で、捜査当局が神戸海上保安部の海上保安官を逮捕しない方針を決めたことについて、自民党内は「仙谷由人官房長官の影がちらついている」(幹部)との見方がもっぱらだ。保安官が逮捕されなくても、馬淵澄夫国土交通相の政治責任は免れないとして、徹底追及する方針だ。
 自民党の参院幹部は15日、「役人の説明を聞いて公判を維持できないと悟った官房長官が判断したのではないか」と指摘。党三役の1人は「ここまでやっておいて逮捕しないなんて、ポピュリズムもここに極まれりだ」と酷評。石原伸晃幹事長は国会内で記者団に「中国人船長を釈放しておいて保安官を逮捕したらまた人気が下がると思っているのか」と皮肉った。
 ただ、海上保安官が当初想定された国家公務員法(守秘義務)違反容疑で問われない場合でも、自民党は一定期間、海保内で映像が閲覧できる状況にあったとして厳しく追及する方針。石原氏は「国交相は厳重に管理しろと指示を出していると思っていたが、(共有フォルダーへの)アクセス制限とか一切なく不十分な対応だ」と批判した。
 一方、社民党の重野安正幹事長は国会内で記者団に「証拠隠滅、逃亡の恐れというのは百パーセントなかったんだろうという判断をしたと思う」と述べた。

4368小説吉田学校読者:2010/11/16(火) 19:01:27
(続き)
党幹部となると先鋭的ですが、「党首脳」になると抑制が効いて論理的。ビデオ流出で与党を批判する論法としては、この谷垣発言の論理がか妥当だと思う。
非常に冷静にかつ論理的に与党を指弾する野党代表がいることに、この国も捨てたもんじゃないなと思いますね、私は。

「二・二六も命令無視」映像流出保安官を自民・谷垣氏が批判
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101114/stt1011141824004-n1.htm

 自民党の谷垣禎一総裁は14日午後、さいたま市で講演し、中国漁船衝突の映像流出事件で神戸海上保安部の海上保安官(43)が関与を認めたことについて、青年将校らがクーデターを企てた二・二六事件を引き合いに出し「映像流出を擁護する人もいるが、国家の規律を守れないのは間違っている」と批判した。
 同時に「二・二六事件でも『将校の若い純粋な気持ちを大事にしないと』という声があり、最後はコントロールできなくなった」と指摘した。
 一方で「政治の責任で解決する姿勢がなかったことが一番の問題だ」と菅内閣の対応を非難。「政権担当能力を失っており、一日も早く退陣させないといけない」と強調した。

4369名無しさん:2010/11/16(火) 20:56:58
菅政権はまずもって官庁組織を統制できていないからね。
谷垣の批判はもっともだよ。

今更言っても始まらないが、9月に小沢を総理に選んでおけばねえ・・・。
外交にしろ内政にしろもっと筋の通った形になったろうに。

4370名無しさん:2010/11/16(火) 22:56:15
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)
支持率急落(笑)「一喜一憂せず」(笑)=菅首相(笑)

4371名無しさん:2010/11/17(水) 19:13:27
中国漁船衝突事件の映像を「全面公開すべき」との答えは80.7%に達している。

http://news24.jp/articles/2010/11/14/04170566.html
内閣支持率29.4%、18ポイント急落
< 2010年11月14日 21:42 >

 NNNが12〜14日に行った世論調査によると、菅内閣の支持率は先月より18ポイント下がって29.4%となった。一方、「支持しない」と答えた人は55.6%(先月は37.1%)となった。

 政党支持率では、民主党が先月より6.3ポイント下落して29.0%となり、自民党の28.9%(先月より2.6ポイント上昇)と拮抗(きっこう)している。

 民主党の外交・安全保障政策については、「あまり評価しない」の50.7%と「まったく評価しない」の23.9%を合わせると74.6%となった。中国漁船衝突事件の映像を「全面公開すべき」との答えは80.7%に達している。

 TPP(=環太平洋経済連携協定)の協議に参加することについては、55.9%の人が「支持する」としている。

 また、「政治とカネ」の問題をめぐり、76.4%の人が「菅首相自身が民主党・小沢元代表に国会での説明を求める必要がある」と答えている。

 NNN電話世論調査
 【12〜14日に調査】
 【全国有権者】2084人
 【回答率】53.7%

4372名無しさん:2010/11/17(水) 22:21:34
>>4369
何でそこで小沢を総理にしておけばとなるのか全く理解できない。
菅の評判が悪くなったところで、小沢の方が良かっただなんて
人は信者さんくらいだろう。

4373チバQ:2010/11/17(水) 22:34:48
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101117ddm008010089000c.html
霞が関ウオッチャー:仕分け、攻守に奮闘
 「パーツパーツを取り上げて、合っているとか合っていないとか、木を見て森を見ないような議論をしても空疎だ」。10月29日に行われた交付税特別会計の事業仕分け。逢坂誠二総務政務官(51)は仕分け人の指摘に強く反論し、「現場の人がここの議論を聞くと、縁遠い感じがする」と地方自治の現場を知る自負をみせた。

 北海道ニセコ町職員から、94年に当時全国最年少の35歳で町長に就任。全国初の自治基本条例を制定するなど、改革派町長を自任するだけに、「仕分け会場ではいつも守旧派のように思われているようだ」と気にしながらも、仕分け人への厳しい注文が続いた。

 そんな逢坂氏が逆に仕分ける側に回るのが、各府省の権限・財源を地方に移譲する「地域主権改革」。6月の地域主権戦略大綱策定では、首相補佐官として休日返上で各府省の政務官らと電話折衝した。特にひも付き補助金を自治体の裁量で使えるようにする一括交付金化の文言調整は難航。「各府省の枠にとらわれず使えるように」との表現で、閣議決定にこぎ着けた。

 しかし、逢坂氏の苦労を知ってか知らでか、菅直人首相は10月の所信表明演説でこの文言を使わず、地域主権改革の遅れをやり玉にあげた。上司となる総務相は改革派知事として知られた片山善博前鳥取県知事。来年度から段階的に導入する一括交付金化をにらみ、逢坂氏は片山総務相とのコンビで各府省の抵抗をはね返そうと懸命だ。【笈田直樹】

4374チバQ:2010/11/18(木) 00:43:33
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101118k0000m010113000c.html
事業仕分け:蓮舫担当相と民間仕分け人 漁業めぐりバトル
 17日の事業仕分けで、蓮舫行政刷新担当相と民間仕分け人が激論を交わす場面があった。

 漁業現場での長期研修などを行う「漁業担い手確保・育成対策事業」に対し、仕分け人の石渡進介弁護士が「需要がないところに無理やり国のお金で(漁業者を)作るのでなく、効率よく稼げる水産業を作るべきだ」と批判。蓮舫氏は「生産性が高いところだけ国が支援すれば格差が生まれる」と反論した。

 これに、別の仕分け人の飛松純一弁護士も「弁護士も仕事があるか分からないのに、毎年3000人(司法試験の)合格者を出す、と国が罪作りなことを行っている」と参戦した。だが、蓮舫氏は「漁業従事者を増やすのは、民主党政権が明確に掲げた政策目標。事業仕分けで問うのは(目標の是非でなく)、手段としてどうなのかということ」と述べ、議論を打ち切った。【三沢耕平】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101118k0000m010086000c.html
事業仕分け:男女ワークライフ支援など3事業を「廃止」
 政府の行政刷新会議は17日の「事業仕分け第3弾」後半日程3日目の作業で、セミナー開催などを行う「男女ワークライフ支援事業」(厚生労働省)など3事業を「廃止」と判定し、ワークライフ事業の核となる就労支援施設「女性と仕事の未来館」の閉鎖を求めた。また、特定の自治体で規制緩和や財政支援を一括して実施する「総合特区」構想の「推進調整費」(内閣府)や農林水産省の4事業など計7事業を「予算計上見送り」とした。

 ワークライフ事業は、財団法人女性労働協会の運営する未来館を拠点に啓発事業を展開する。今春の仕分けで廃止判定された「女性と仕事総合支援事業」に男性向け行事も加え、衣替えした。厚労省側は「ゼロベースで見直した」「未来館は女性支援のシンボル」と訴えたが、仕分け人側は「存在意義が不明確。ハコモノ型の啓蒙(けいもう)事業は過去のもの」と切り捨てた。

 「総合特区」は、政府の新成長戦略の目玉事業だが、仕分け人から「予算要求の積算根拠が不明」などの批判が集中。内閣府側は「特区指定はこれからなので、予算積み上げはできない」「菅直人首相が『政府一丸となって取り組む』と指示している」と反論したものの、枝野幸男民主党幹事長代理は「この説明では予算計上は認められない」と結論付けた。

 防衛省の自衛官募集経費では、募集担当者が約2500人にのぼることなどが問題視された。防衛省側は「何も働きかけずに志願する人は3割程度」と意義を強調したが、訪問件数や採用人数を具体的に説明できず、「見直し」判定に。幹部自衛官を養成する防衛大学校の仕分けでは、授業料免除や手当受給の恩恵を受けながら、自衛官にならない卒業生に対し「経費返還を求めるべきだ」との声が続出。返還義務付けのほか、受験料徴収を検討するなどの見直しを求めた。【青木純】

4375チバQ:2010/11/18(木) 00:44:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101116k0000e010038000c.html
事業再仕分け:「エコクラブ」廃止 医師確保補助も一部
 政府の行政刷新会議は16日午前、過去の事業仕分けの判定が予算要求に反映されているか精査する「再仕分け」の2日目の作業を東京・西五反田のTOCビルで始めた。環境省の環境教育関連事業「みんなエコクラブ推進事業」など5事業を「廃止」と判定。厚生労働省の「医師確保、救急・周産期対策の補助金」では一部事業の廃止を求めた。

 エコクラブは環境省が設けるホームページを通じ、幅広い世代の環境活動の連携を促す事業。省内仕分けで抜本的改善を求められた2事業を統合した新事業で、要求額は1億5000万円に上り、前年度の2事業合計より1700万円多い。仕分けでは「改善を求められて金額が増えたのでは、単なる『焼け太り』だ」と批判が相次ぎ、廃止となった。

 家庭での生活排水対策や環境を意識した街づくりを後押しする環境省の「環境関係普及啓発」4事業も「国が行う必要性が乏しい」と「廃止」となった。

 救急勤務医支援などの医師確保補助金は昨年の仕分け第1弾で、診療報酬改定での対応が望ましいとして「予算半減」と判定された。今回も改定での対応を求められ、留学や表彰関係経費も「表彰状をあげたら医師を確保できる、という考えは間違い」と指摘された。

 財政基盤が安定している医師らの国民健康保険組合を念頭に置いた「所得水準の高い国保組合への補助金の見直し」では、仕分け人から「本当に困っているところに補助すべきだ」と指摘が続出。判定は高所得者が多い組合への補助廃止も含めた「見直し」となった。

 午後は、10年度補正予算案などを審議する衆院本会議のため午後5時から再開予定。【倉田陶子、青木純】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101115k0000e010047000c.html
事業仕分け:「明るい選挙」廃止徹底を 第3弾後半始まる

事業仕分け第3弾の後半戦を前にあいさつする枝野幸男民主党幹事長代理。右は長妻昭前厚労相=東京都品川区で2010年11月15日、佐々木順一撮影 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)の事業仕分け第3弾の後半日程が15日午前、東京・西五反田のTOCビル(東京卸売りセンター)で始まった。今回は、過去に仕分け対象となった事業や補助金への判定結果が来年度の予算要求に反映されているかをチェックする「再仕分け」を実施。18日までの4日間、11府省の計112事業を取り上げる。午前の作業では、仕分け第1弾で「廃止」とされた総務省の「明るい選挙推進費」に対し、判定の「確実な実施」を求めた。

 「明るい選挙推進費」は国民に投票を促す事業。第1弾では、財団法人「明るい選挙推進協会」に委託してパンフレット配布、ポスターコンクールなどをする手法は「歴史的役割は終えた」と「廃止」とされた。判定を受け、総務省は委託せずに入札を行うとしてパンフレット配布などの予算を概算要求に盛り込んだ。この日の仕分けでは「効果が明確でない」などの指摘が相次ぎ、啓発の必要性は認めつつ「見直しが不十分」とした。

 開会式では、仕分け人の枝野幸男民主党幹事長代理が「大臣、副大臣が万能ならすべての予算をチェックしきれるかもしれないが、万能ではない。だからこそ、なれあいという批判を招かないよう、内部チェックを公開の場で行う再仕分けの意義は大きい」と重要性を強調した。【青木純】

4376チバQ:2010/11/18(木) 00:44:40
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101110ddm001010052000c.html
事業仕分け:再仕分け対象112事業 「仕分け無視」にメス 15日から第3弾後半
 <分析>

 ◇名称変え継続/事業統合し増額要求/廃止時期示さず
 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)は9日、首相官邸で会合を開き、15日からの事業仕分け第3弾後半日程で実施する「再仕分け」の対象事業を正式に決めた。対象となるのは112事業。これまでの仕分けや各省の「行政事業レビュー」(省内仕分け)で「廃止」「見直し」などの判定を受けたにもかかわらず、各省庁が11年度予算の概算要求で名前を変えるなどして予算要求して「復活」を図るなど、仕分けの判定が反映されていないものが取り上げられた。一方、仕分け対象にはしないものの「判定の反映が不十分で仕分けの意義を損なう」として「改善通告」を行う約90事業も決めた。【青木純、桐山友一】

 「再仕分けは事業仕分けの実効性を担保し、信頼性を確保するもの。各省庁の意識を『要求官庁』から『査定官庁』に変えさせていく重要なステップだ」

 菅首相は会議の冒頭で、再仕分けの意義を強調した。

 今回再仕分けの対象となった112事業を分析すると、次の三つのパターンが目立つ。「看板付け替え型」「焼け太り型」そして「対応保留型」だ。

 まず、事業の名称を変更して同種の事業の継続を目指す「看板付け替え型」。例えば、情報通信技術を使った民間企業のビジネスモデルづくりを支援する総務省の「ユビキタス特区事業の推進」だ。6月の省内仕分けで「廃止を前提とした全面的見直し」と判定されたが、11年度予算への要求には、モデルづくりの拠点を海外に移しただけの「アジアユビキタスシティ構想の推進」(10億円)が盛り込まれていた。

 「焼け太り型」の例は、環境省の「みんなエコクラブ推進事業」。効率化など「抜本的な改善」と判定された環境教育関連の2事業を統合し、新たな事業として概算要求に盛り込まれた。要求額は前年度の2事業の合計額より1700万円も多い1億5000万円に上っていた。

 5月の仕分けで「備蓄廃止と過大な財産の国庫返納」を求められた財務省所管の財団法人「塩事業センター」は、まだ時期を示していない。「対応保留型」の例と言える。

 もっとも「再仕分け」される側にも、言い分はあるようだ。例えば、競輪事業を所管する経済産業省。競輪事業の収益の一部を機械工業の振興費などに還元する財団法人「JKA」の補助事業は、仕分け第2弾で「廃止」と判定され、同省とJKAは抜本的な見直しに着手した。「天下り法人に固定的に配分されている」などの批判を受け、今月4日に補助方針を改定したが、再仕分けでは競馬、競艇も合わせた「公営ギャンブル」が俎上(そじょう)に。省内からは「改めたのになぜ」との戸惑いも漏れる。

 この日の会議では、再仕分けの対象にしないが各省庁に改善を求める「通告」事業も決めた。外務省の「日本国際問題研究所補助金」は、昨年11月の仕分けで「廃止」と判定されたにもかかわらず、別名・同趣旨の補助金を新設。文部科学省の、舞台芸術を支援する事業に至っては、仕分けで「圧倒的な予算要求の縮減」を求められながら、11年度予算要求では増額されていた。典型的な「焼け太り」。これらは「再仕分け以前の問題」で「即見直し」が求められた事例と言えそうだ。

 ただ、自民党政権が作った予算の無駄を対象としたこれまでの仕分けと異なり、今回の再仕分けは民主党政権の政務三役が予算要求を認めた事業が対象となっている。自らが認めた事業の無駄に、どこまで切り込めるか。無駄遣い根絶に向けた菅政権の「本気度」が問われる。

 第3弾の後半戦では、経済評論家の勝間和代氏ら25人の「民間仕分け人」も仕分けにあたる。15〜18日の4日間、東京・西五反田のTOCビル(東京卸売りセンター)で行われる。

4377チバQ:2010/11/18(木) 00:46:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010111702000037.html
<スコープ>無駄典型 環境省『みんなエコクラブ』 再仕分け
2010年11月17日 紙面から

 十六日の事業再仕分けでは、税金の無駄遣いの典型ともいえる事業がやり玉に挙がった。仕分けが始まって一年たち、明らかに無駄と断罪できる事業は減り、不要不急かどうかを論じることが多くなっているが「みんなエコクラブ」(環境省所管)は、ほとんどの人が無駄と断言できそうな事業だった。 (大杉はるか)

 この事業は、環境省が二〇一一年度予算で新規に一億五千万円を要求している。同省は、もともと「こどもエコクラブ」という子ども対象の事業を行ってきた。ウェブサイトを通じて会員になるとグッズやニュースレターをもらえる内容で、環境啓発が目的。これとは別に「我が家の環境大臣」という事業も行っており、こちらはエコに配慮した家庭生活を支援する情報をウェブで提供している。

 「我が家」は、ことし六月、省内版の仕分けである「行政事業レビュー」の対象となり(1)二つの事業を統合すべきだ(2)単身の大人も対象にすべきだ−などとして「抜本的改善」を求められた。

 それを受けて同省が見直した結果、対象を子どもや家族だけでなく、これまでなかった「ユース(若者)」「社会人」「シルバー(高齢者)」まで広げて「みんな」として一つの事業にまとめられることに。そして総予算規模は本年度の一億三千三百万円より膨らんだ。その結果「看板掛け替え」「焼け太り」という再仕分けの問題点をいくつも内包する事業が生まれた。

 この日の仕分けでは、事業の効果そのものも問題になった。「みんな」の成果目標は登録人数を増やすことだが、仕分け人からは「肝心の温室効果ガスの削減量は書いていない」「この事業はガス削減の0・001%も役立っていない」と痛烈な意見が浴びせられた。環境省側も「数字的効果が、測りにくい。啓発とはそういうものだという甘えがあった」と白旗を揚げる場面があった。

 判定結果は仕分け人十二人中、十一人が「廃止」。会議としての結論も「廃止」となった。仕分け人の藤田憲彦衆院議員は「屋上屋での予算立てはおかしい。これまでの効果検証を、まずやってほしい」と注文を付けた。

4378チバQ:2010/11/18(木) 00:46:53
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101117ddm008010086000c.html
事業仕分け:政府方針の予算要望まで仕分け 政務三役、反発 政府・与党内に確執
 政府の事業仕分け第3弾の判定結果に対し、各府省の政務三役が菅政権の新成長戦略や閣議決定に沿った予算要求だと反論するケースが相次いでいる。民主党政権が作った予算要求を民主党が仕分けるというのが今回の特徴だが、政府・与党内の足並みの乱れを際立たせる皮肉な結果になっている。

 「観光は新成長戦略の大きな分野。それをいけないと言うのは事業仕分けの権限を超えている」

 16日夜、総務省の「地域コンテンツの海外展開に関する実証実験」を巡り、平岡秀夫副総務相が声を張り上げた。日本の地域を紹介するテレビ番組を制作し、海外の観光客誘致を図る同事業に「目的は観光PR。総務省が手を伸ばす必要はない」と疑問が相次ぎ、平岡氏の反論もむなしく廃止判定となった。不満顔の平岡氏は記者団に「仕分けは小さい議論。もっと大きな議論で財政当局と協議したい」と今後も予算化を目指すと話した。

 今回の仕分けは、政権交代後の民主党などの政務三役が予算要求を認めた事業が対象で、自民党政権の予算が対象の過去の仕分けと異なる。公開の場で廃止とされればメンツの問題もあり、会場で記者団に不満をぶちまける政務三役は後を絶たない。

 「最終的には高度な政治決定になる」(小泉俊明国土交通政務官)、「新成長戦略に不可欠な事業。単に廃止ではとても納得できない」(平野達男副内閣相)などの声に、蓮舫行政刷新担当相は16日、記者団に「(判定を)のみ込むのに時間がかかるのは当然だ。国民の声と省益がイコールにならない手段に仕分けが有効」と指摘。枝野幸男民主党幹事長代理も「なれあいに陥らず内部チェックを公開で行う意義は大きい」と強調する。

 しかし、各省庁に入った与党の国会議員にその意識は共有されていない。「この会議が正当かどうか、国民に判断してもらわないといけない」(森田高総務政務官)、「建設的ではない。役割は今回で終えてしかるべきだ」(篠原孝副農相)と、仕分け自体への異議も出始めた。【三沢耕平、赤間清広】

4379名無しさん:2010/11/18(木) 09:01:03
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101118-OHT1T00085.htm
民主も「柳田法相辞めろ」トンデモ発言に仲間からも非難集中

 「国会答弁は2つ覚えておけばいい」などと、国会答弁を軽視するような発言で波紋を呼んでいる柳田稔法相(56)は17日、辞任のピンチに立たされた。参院予算委員会で「思慮が足りなかった」と陳謝した柳田氏に対し、参院での問責決議案提出を検討する野党だけでなく、民主党内からも「柳田切りしかない」などと大臣辞任を求める声が相次いだ。ねじれ国会で苦戦を強いられる菅政権は、柳田氏の失言で新たな火種を抱え込んでしまった。

 法相の“トンデモ発言”に批判が集中した。

 柳田氏は14日、広島市での国政報告会で、大阪地検特捜部の証拠改ざん隠ぺい事件などに言及。「個別の事案については答えを差し控える」「法と証拠に基づいて適切にやっている」とのフレーズを挙げた上で「2つ覚えておけばいい。何回使ったことか」と満面の笑みで発言していた。

 論戦の舞台が衆院から参院予算委員会へ移ったこの日、自民党の衛藤晟一氏は「国会軽視も甚だしい。問責決議に値する」と憤慨。同党の浜田和幸氏は「実際に柳田法相はこの2つの言葉を各委員会で39回も連発している」と暴露した。

 柳田氏は「いかに仲間うちであれども思慮が足りなかった。心からおわび申し上げる」と陳謝したが、発言のたびに野党から「2パターンのどっちだ? 答弁、楽でいいな〜」「(法相を)辞めろ!」のヤジの大合唱が沸き起こった。この日も「個別の案件は…」と発言し苦笑いすると「キタ。キター」と冷やかされた。

 仙谷由人官房長官(64)は同日昼、柳田氏を首相官邸に呼び、事情を聞いた上で厳重注意した。「謹んでお受けする」と話した柳田氏に対し、仙谷氏は会見で「資質に問題があるとは全く考えていない」と辞任の必要性を否定。菅直人首相(64)は「今後、十分に注意して真摯(しんし)かつ誠実に対応するように」と仙谷氏に指示した。

 厳重注意で幕引きを図りたい菅内閣だが、身内の民主党からも辞任を求める声が挙がった。国対筋は「政権中枢に問題が波及する前に対処しないと手遅れになる。柳田切りしかない」と党内の冷ややかな雰囲気を代弁。党幹部からは「政権が安全運転したいなら、法相を交代させた方がいい」と厳しく述べた。

 不適切発言で“問責リスト入り”した柳田氏。自民党は中国漁船衝突の映像流出事件をめぐり、野党が多数を占める参院でも仙谷氏と馬淵澄夫国交相(50)の問責決議案提出を検討中。石破茂政調会長(53)は「一日も早く職を辞すのが国家のためだ」。佐藤勉国対筆頭副委員長(58)は「法相が(問責決議案の)1番目にノミネートされることもある」と、柳田氏への責任追及を優先させる構えだ。

 ねじれ国会での今年度補正予算案成立へ向け苦戦するなか、次々に閣僚が責任を追及される菅内閣の「負の連鎖」が止まらなくなってきた。

(2010年11月18日06時02分 スポーツ報知)

4380とはずがたり:2010/11/18(木) 10:44:55
法相最軽量閣僚伝説が此処でも┐('〜`;)┌

4381とはずがたり:2010/11/18(木) 10:52:41
>>4369,4372
俺もその理論には与しませんがもし小沢だったらどう対処してたかは興味ありますね。
フジタの社員の帰国や稀土類輸入を遅らせて迄突っぱねたのか,それともそもそも穏便に済ませたのか。


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