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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

647OS5:2025/05/21(水) 14:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8aeb856c7ca2ff790f6c33dca5c3343d22e25f9
商船三井、存在感増すシンガポールに準本社を設置。従業員数は総勢800人超え
5/21(水) 11:31配信

日本海事新聞
商船三井グループのシンガポール現法は14社・800人超に

 商船三井は4月1日付で、本社組織の一部と見なす組織として「シンガポール準本社」を設置した。シンガポール準本社は同国にある主要子会社6社で構成。個別最適の集積を見直して、全体最適を実現することにより、事業ポートフォリオ変革を支える事業基盤の強化を図る。

 ◆

 シンガポールには商船三井グループの現地法人が14社ある。従業員数は総勢800人を超える。シンガポール拠点は東京本社に次ぐ人員規模を誇り、拠点としての重要性は増している。

 「組織がこれだけ大きくなったにもかかわらず、これまでは組織を束ねる意識が弱かった。これほど大きな組織を運営するには、全体最適の考え方を導入していく必要があると判断した」

 シンガポール準本社を統括する田村城太郎専務執行役員は、準本社を設置した狙いについてそう語る。

 シンガポールは世界一の海事都市として、関連する人材や情報などの集積が進む。「当社が集積してきた組織をより良くマネージするために準本社の概念を導入した」(田村氏)

 シンガポールにある14社の業種は、海運、金融、物流、商社、旅行代理店、船舶管理など多岐にわたる。まずは「当社グループのコアとなる海運部門の会社を準本社としてくくり、その中で全体最適の具体化を目指す」(同)考えだ。

 シンガポール準本社を構成するのは、MOLトレジャリーマネジメント、MOLオーシャンバルク、MOLエナージア、MOLエンシャン、MOLケミカルタンカーズ、MOL(アジアオセアニア)の6社。

 各社の経営の独立性は今後も維持する。金融業を手掛けるMOLトレジャリーマネジメントを除くと、ドライバルク船、各種タンカー、LNG(液化天然ガス)船、自動車船などのビジネスを展開している。「それぞれの事業機会を追求していくこともこれまでと変わらない」(同)

 一方で、「グループ会社同士が同じオフィスで一緒に仕事をしている。共通のトピックはいろいろあると思う。コーポレート機能に関しては共通する部分も多い。一緒にやった方が効率的になる部分があれば、積極的に考えていきたい」(同)。

 シンガポール準本社は、商船三井グループのBCP(事業継続計画)でも重要な役割を担う予定だ。

 田村氏は「本社で何らかの事情により業務の遂行が困難になった場合に備え、業務を継続するための受け皿を整備する必要がある。各事業の拠点があるシンガポールが受け皿となることは自然な流れだ。準本社という概念を導入したことを機に、BCP機能も拡充する」と語る。

 商船三井グループにおけるシンガポール拠点の存在感が増しているのは、同国のビジネス上の優位性が際立っていることが主因だ。エネルギー関連の荷主や金融機関などさまざまな関係者が集積している。

 最近では東南アジア・大洋州地域とシンガポール拠点を統括するMOL(アジアオセアニア)の人員が顕著に増加している。東京本社からLNG船に関わる業務の一部を移管したためで、ここ数年でスタッフ数は115人へ倍増した。

 ケミカル船事業を手掛けるMOLケミカルタンカーズは、同業のフェアフィールドケミカルキャリアーズを買収したことで業容が大幅に拡大。ドライバルク船事業会社MOLケープは4月からMOLオーシャンバルクに社名変更した。

 今後のシンガポール拠点の在り方について田村氏は「ビジネスありき」と語る。「コンテナ船とケミカル船は事業を全て移管し、ドライバルク船やタンカーは事業の一部を移管した。今後も非海運事業を含めシンガポールでビジネスをすることが合理的と判断すれば、おのずと機能は拡充していく」見通しだ。

日本海事新聞社

648OS5:2025/05/28(水) 12:42:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfcb49bd466bf1828688bdae23961cb256ebaacc
「三池島原ライン」7月から運休 島原と福岡県を結ぶ唯一の航路 やまさ海運、累積赤字4億円超
5/28(水) 11:20配信


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長崎新聞
7月から運休する三池島原ラインの「しまばら丸」(手前)=島原港

 やまさ海運(長崎市)は27日、福岡県大牟田市の三池港と島原港を結ぶ高速船「三池島原ライン」を7月1日から運休すると発表した。同社によると、新型コロナウイルス禍で低迷した乗客数が回復せず、累積赤字が4億円超に上り、運航継続を断念した。
 同ラインは現在、島原半島と福岡県を結ぶ唯一の航路。同社は今年4月から島原市などを通じ、高速船2隻(各定員60人)の無償提供を前提とした航路譲渡を模索したが、引受先が見つからなかった。5月12日に九州運輸局へ1年間の運休を届け出て、翌日付で受理されたという。伊達昌宏社長は「このまま譲渡先が決まらなければ航路廃止となる可能性もある」としている。
 大牟田-島原航路は2015年に同社が島原鉄道(島原市)から航路譲渡を受け運航。片道50分で1日4往復していた。乗客数は年間2万人を超えていたが、コロナ禍の21年度には約5千人に落ち込み、24年度も約1万6500人にとどまっていた。
 やまさ海運は三池島原ラインの船員3人に、長崎市で運航している軍艦島クルーズへの転籍を打診しているという。
 島原市などによると、大牟田-島原航路は1950年に同市の島原観光汽船(解散済み)が開設。79年には13万6千人が利用した。雲仙・普賢岳噴火災害などの影響で91年には4万5千人に減少。97年8月から島原鉄道が引き継ぎ、2015年3月末まで運航していた。

649OS5:2025/06/08(日) 19:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d74ce5f79b76fed5f412fc519e27fc94578e48d
陸路80kmを4kmに短縮! 日本最強(?)の「短絡フェリー」はなぜ存続の危機にあるのか? 勝手ランキングを通して考える
6/8(日) 17:51配信

Merkmal
地図上の短絡フェリー
桜島フェリー(画像:写真AC)

 日本地図を眺めていると、「わざわざ遠回りをしなくていいのでは?」と思える部分には、短絡フェリー(長距離輸送経路を海上で短絡(ショートカット)するために運航されるフェリー)がある。

 道路が整備されていても、やはり近道したくなるのが人の性(さが)だろうか。フェリーは、ゆったり、まったりしているので、せっかちな人にはちょっと苦手かもしれない。しかしながら、距離が短い分、所要時間が短くかつ値段も手頃で、さらには海上でしか味わえない景色もある。

 そこで今回は、「短絡フェリー勝手ランキング」と称して、北から南までの短絡フェリーを紹介したい。

1日2往復のレアさが魅力の「むつ湾フェリー」
むつ湾フェリーのウェブサイト(画像:むつ湾フェリー)

 むつ湾フェリーは、青森県の津軽半島の蟹田港と下北半島の脇野沢港を結ぶフェリーだ。橋があれば便利なのにと思える、両半島がせまった部分あたりを運航している。

 陸路だと約180kmだが、フェリーだと約20kmとなり160kmも節約できる。とはいえ、便数は多くはなく、1日2往復のレアさがかえって魅力といっていい。

 また、運航期間も4月21日から11月5日と限られている。暖かい時期に、陸奥湾1周ドライブがてらに乗ってみたい航路だ。

アクアライン開業後も健在の「東京湾フェリー」
東京湾フェリーのウェブサイト(画像:東京湾フェリー)

 東京湾フェリーは、東京湾の入り口の両端にある久里浜港と金谷港を結んでいる。今では、東京湾の両端を結ぶといえば東京アクアラインだが、アクアライン開業後も健在だ。

 東京アクアライン経由の陸路約110kmに対し、東京湾フェリーだと11.5kmと十分の一に短縮される。所要時間も40分と短いのも、渋滞知らずで使いやすい航路といえよう。国土交通省の船舶乗降人員ランキング(2022年)では、千葉県側の金谷港は約66万人と27位にランクインしている。港湾統計年報(2022年)の車種別台数によると、

・バス:775台
・トラック:1596台
・乗用車:14万2982台
・その他(軽トラック・トレーラー):927台

と、圧倒的に乗用車が多く、レジャーに欠かせない航路といっていいだろう(出典:国土交通省 港湾統計年報(2022年))


 海上からの眺めも素晴らしく、東京湾も太平洋も堪能するなら東京湾フェリー一択だ


意外な映えスポット「駿河湾フェリー」
駿河湾フェリーのウェブサイト(画像:駿河湾フェリー)

 駿河湾フェリーは、静岡県の清水港と伊豆半島西部の土肥港を90分で結ぶ短絡フェリーであるが、つい見落としがちな航路かもしれない。もちろん、陸路で約100kmのルートが、フェリーでは約30kmとなる立派な短絡航路だ。

 ふじさん駿河湾フェリーのウェブサイト上で「日本一深い駿河湾から日本一高い世界遺産富士山を楽しむ船旅へ」とうたわれているように、自然のロケーションに恵まれている。しかしながら、港湾統計年報(2022年)の土肥港の乗降人員は、9.4万人と決して多くはない。それもそのはずで、1日3往復しか運航されていないのだ。車種別台数は、

・バス:511台
・トラック:89台
・乗用車:2万6977台
・その他(軽トラック・トレーラー):66台

となっており、便数が少ないにもかかわらずバスの台数が東京湾フェリーに迫るいきおいである(出典:国土交通省 港湾統計年報(2022年))。

 伊豆半島への観光旅行のコースに、組み込まれているということだろう。実際、太平洋と富士山の絶景を味わえる航路のポテンシャルは高い。コンビニ富士山が一時期話題となったが、「駿河湾フェリーからの富士山の方がもっと映えるのでは」と思っているのは筆者だけだろうか。

650OS5:2025/06/08(日) 19:01:23
初日の出なら「伊勢湾フェリー」
伊勢湾フェリーのウェブサイト(画像:伊勢湾フェリー)

 東京湾入り口の東京湾フェリーが東の横綱ならば、伊勢湾入り口の伊勢湾フェリーは、西の横綱だろう。

 伊勢湾フェリーは、渥美半島の先端部に位置する伊良子岬と三重の鳥羽を結んでおり、陸路で約220kmの距離が海路で約20kmまでに短縮される。船舶乗降人員ランキング(2022年)では、三重県側の鳥羽港は約110万人と第9位にランクインしている。

 伊勢神宮や鳥羽といった世界的な観光地へのアクセス港であり、かつ島々を結ぶ重要なインフラということだろう。対岸の伊良子港は、乗降人員約28万人であり、単純計算では鳥羽港乗降客の約四分の一が伊勢湾フェリーの利用者となる。

 元旦には、鳥羽港と伊良子港を6時30分に出港する臨時便があり、太平洋を昇ってくる初日の出を拝むことができる。伊勢湾フェリーの初日の出は、伊勢神宮への初詣とセットの定番コースだ。

乗降客数上位にランクイン「桜島フェリー」
桜島フェリーのウェブサイト(画像:桜島フェリー)

 船舶乗降人員ランキング(2022年)では、桜島フェリーが発着する鹿児島港が約381万人の第2位、桜島港が約225万人の3位である。ちなみに1位は、広島県の厳島(宮島)の約572万人だ。陸路で約80kmの道のりが、桜島フェリーだとわずか4kmとなる。桜島という観光地を抱えているだけでなく、生活インフラとしても重要な航路といっていい。港湾統計年報(2022年)の車種別台数は、次のとおり(出典:国土交通省 港湾統計年報(2022年))。

●厳島
・トラック:6万530台
・乗用車:7万6861台
・その他(軽トラック・トレーラー):3036台

●厳島
・桜島(鹿児島県管理)
・バス:3773台
・トラック:44万5908台
・乗用車:53万5510台

このように、厳島より桜島の方がトラック、乗用車の台数が圧倒的に多い。また、桜島は全国的にみても航送台数が突出している。厳島が参拝客メインの路線に対し、桜島フェリーは、観光航路として、あるいは地域住民の足として利用されているのだ。

 桜島フェリーに、短絡フェリー第1位の称号をぜひ贈りたい。また、桜島フェリーは、24時間運航しているフェリーとしてもひそかに有名だ。ただ、24時間運航は、2025年10月から終了するという。背景には、利用客の減少による経営の圧迫があるそうだ。

 これだけ利用者が多い桜島フェリーですら経営が厳しいのであれば、他の短絡フェリーはもっと厳しいだろう。短絡フェリーが少しでも多く取り上げられて、活性化できる方策はないものだろうか。

ネルソン三浦(フリーライター)

651OS5:2025/08/09(土) 21:47:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce00cfa321c641a3674683961497f264490bc35
新潟の離島と本土結ぶ唯一の公共交通機関が経営危機…粟島汽船、高速船売却し今夏フェリー1隻のみ
8/9(土) 17:05配信

読売新聞オンライン

離島の粟島浦村と本土をつなぐフェリー「ニューあわしま」(今年6月、村上市の岩船港で)

 離島の新潟県粟島浦村と村上市を結ぶ「粟島汽船」が経営危機に陥っている。高速船1隻を売却した結果、今夏はフェリー1隻のみでの運用となり、本土の医療機関で受診する村民からは利便性の低下を懸念する声も上がっている。(岩瀬詩由)

 粟島汽船は村の第3セクター。人口約310人の村にとって本土と結ぶ唯一の公共交通機関だ。だが、コロナ禍や高齢化による村内の宿泊施設の減少もあり、利用客数が減少。2024年9月期決算では約3億5000万円の赤字を計上した。

 経営圧迫の要因の一つとなったのが、19年に就航したフェリーの「ニューあわしま」(定員400人)だ。高速船より大型で安定性が高いものの、燃料や点検などの維持費などが売り上げに見合わず、年間約2億6000万円の減益要因となっている。

 同社は当初、高速船「awalineきらら」を貸し出すことで経営改善を図ろうとした。その間は小型船を借り入れ、収支を年間3600万円ほど改善できると見込んだ。

 しかし、昨年7月の島民説明会で、小型船は荒波に弱く、安全面が懸念されるとの反対意見が出た。結果的に同社は小型船の借り入れを断念した。

 粟島汽船は今年2月、同社の安井和弥社長が経営する別会社「和幸船舶」に高速船を約7000万円で売却した。安井社長は、一般的な売却額は1000万円に満たないとし、売却しなければ4月にも事業継続が困難になっていたと強調する。

 村は、6月に村上市で開かれた「粟島浦村地域公共交通協議会」で「売却はやむを得ないという理解は得られたと考えている」との見解を示した。


【地図】新潟県村上市

 ただ、フェリー1隻のみの運用となる点については、ダイヤが不便になり、村から本土の医療機関に通う村民の負担になるとの不安の声があると明らかにした。

 実際、村上市の病院に通院している粟島浦村の男性(77)は今夏から、担当医の出勤日と日帰り可能なダイヤの日が合わなくなり、通院が泊まりがけになったという。男性は「島民あっての船だ」と不満をこぼす。
 また、村で夜間に救急患者が出た場合、村内の粟島港を拠点とする高速船がない現状では、船による緊急搬送が難しくなるとの懸念も出ている。

 高速船は現在、人材サービス大手のパソナグループに貸し出され、大阪・関西万博の会場がある人工島・夢洲(ゆめしま)と淡路島を結ぶ手段として利用されている。

 粟島汽船は10月に万博が閉幕した後、和幸船舶から高速船をリースし、2隻体制に戻す計画。経営改善策として、フェリーによる車両搬送の導入も検討しているが、島民の間には、車の乗り入れに伴う交通事故の増加や、車で海産物を持ち出す密漁などへの懸念があり、実現は不透明とみられている。

 粟島汽船の野崎直行・取締役は「経営改善と島民の生活のバランスを取りながら、今後も島民への丁寧な説明をしていきたい」と話している。


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