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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1とはずがたり:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

2010とはずがたり:2016/03/25(金) 19:17:19
>>1283
>発電出力は2500キロ・ワット。このうち300キロ・ワットを工場で使い、残りを売電しています。発電量は一般家庭約5000戸分に相当

木材利用 5000戸分発電
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO004124/20150121-OYTAT50000.html
2015年01月21日 05時00分
■東泉 清寿社長62 トーセン

発電所で木質バイオマスの利点について語る東泉社長

 矢板市の国産材メーカー「トーセン」は昨年秋、製材工程で出る端材などだけでなく、地域から集荷した間伐材を利用した木質バイオマス発電所を本格稼働させた。余熱利用による果樹栽培やウナギ養殖にも乗り出している。独自の木材供給システムで安定供給とコスト削減も図り、国産材の競争力強化に取り組んでいる東泉清寿社長(62)に戦略を聞いた。(聞き手・佐藤範明)

◆年5億 売電目標

 ――昨年10月、那珂川町で木質バイオマス発電所を本格稼働させた。

 「廃校となった中学校校舎と校庭を町から借り、製材と乾燥加工の工場、バイオマス発電所を建設しました。発電所では、製材で出る端材やおがくずだけでなく、切っただけで利用していなかった間伐材を年間約5万トン集めて燃やし、熱エネルギーとして活用しています。製材工場などを含めた総投資額は約20億5000万円でしたが、発電所建設費の半額は国からの補助です。発電出力は2500キロ・ワット。このうち300キロ・ワットを工場で使い、残りを売電しています。発電量は一般家庭約5000戸分に相当し、年5億円の売電を目標にしています」

 ――発電所を地域経済の活性化にもつなげている。

 「那珂川町とタイアップして、町内の商店でしか使えない地域振興券を発行しています。登録した山林所有者が間伐材などを工場に運んでくると、1トンにつき、5500円相当の券を渡す仕組みにしました。工場を運営しているグループ企業が3000円分を負担、わが社が1000円分を寄付し、残りは町からの補助です。山林所有者は80人、登録店は50店ほどが参加しています。山林所有者は放置していた間伐材が収入源になり、我々は熱源として活用でき、地元の商店は潤う。みんなが得をするプロジェクトなのです」

◆余熱でマンゴー、ウナギも

◆山形でも建設中

 ――発電所だけでなく、工場の熱を利用した事業を行っている。

 「木材を乾燥させるためのボイラーの余熱を利用した木製ハウスでマンゴーを栽培し、旧校舎でウナギ養殖もしています。さらに、山形県鶴岡市でバイオマス発電所を建設中で、ほか2か所でも計画しています」

 ――日本の林業や製材業は厳しい経営を強いられている。

 「4年前、ヨーロッパの林業、製材業を視察して驚きました。日本の林業や製材業はブランド材や無節材などの建築材として売ることにこだわり、成長や製材の過程で出る間伐材や樹皮、端材、おがくずを捨てていました。結果として製材品の価格も上がります。しかし、ヨーロッパではこれらをエネルギー資源として販売しています。だから製材品を安く供給でき、はるばる海を渡って来ても、日本の製材品と十分に競争ができるのです」

2011とはずがたり:2016/03/25(金) 19:17:43
>>2010-2011

 ――製材でもコストを抑える工夫をしている。

 「山林に近い工場で木材を1次加工した後、拠点工場に集めて乾燥・加工・保管する独自の木材供給システム『母船式木流システム』で、質の高い木材の供給と輸送コストの削減に取り組んできました。これに加えて各地で木質バイオマス発電所を稼働すれば、国産材メーカーとして輸入材にも十分対抗できるようになるとみています」

◆30人新規雇用

 ――国内では間伐が進まず、荒れた山が目立っている。

 「那珂川町の木質バイオマス発電所と製材工場などの本格稼働で、新たに30人の雇用を生みました。ほかにも、町内では、耐火性外装材メーカーと契約して、工場脇に木質チップによるボイラー施設を建設中です。製造工程で蒸気が必要なのですが、石油燃料を木質チップに替えてコストダウンを図ります。さらに、この熱を利用してハウスで野菜や花を栽培してウナギ養殖も手がけます」

 「木質エネルギーの活用が進めば、森林所有者が伐採、植林に取り組み、過疎地に新たな雇用と産業を生み、国土の再生だけでなく地方の活性化、自立にもつながると確信しています」

■買い取り制度開始参入・計画後押し

 2012年に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まり、木質バイオマス発電所を稼働させたり、計画したりする企業などが増えている。

 民間のバイオマス調査研究機関「森のエネルギー研究所」(東京都羽村市)によると、制度発足後、昨年末までに本格稼働した発電所は、トーセンと那須塩原市内の製材所の県内2社を含め12社(総出力規模は約8万4800キロ・ワット)。

 15年度までに稼働予定は三十数社を数え、計画中は60社を超える。木質チップなどを輸入しやすい、港湾近くでの建設計画も多い。

 稼働・建設中の設置事業者を業種別に大別すると、製材業や木材流通業者、製紙会社など木材を扱う業者と、大手商社や石油会社、廃棄物処理業者などに分かれるという。

■会社概要

 1964年、矢板市山田に東泉清寿氏の父清吾氏が東泉製材所を創業。74年、株式会社化。89年、チップ工場新設、同年10月、社名を「トーセン」に変更。99年、塩谷工場に大型乾燥機を導入した。県北木材協同組合などのグループ企業や提携工場も合わせ、年間約30万立方メートルの原木を扱う。2014年3月期の製材等の総売上高は80億円、従業員280人。県内や群馬、埼玉県などに約270ヘクタールの社有林がある。

■とうせん・せいじゅ

 1952年、矢板市生まれ。71年、県立矢板東高卒業後、東泉製材所に入社。74年専務、2002年10月社長就任。10年には木材産業功労者として林野庁長官から感謝状を授与された。国産材製材協会副会長、県木材業協同組合連合会副理事長、矢板市商工会副会長などを務めている。

2015年01月21日 05時00分


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