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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

2628チバQ:2012/03/10(土) 12:10:55
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-03-09_30822/
かりゆしウエア12%急伸 県外で人気


経済 2012年3月9日 09時30分

(26時間43分前に更新)

 東日本大震災の節電対策「スーパークールビズ」の影響で、かりゆしウエアの生産が増えている。県外百貨店での取り扱いやインターネット注文が増えたのが要因で、ウエアに付ける製品タグの発行枚数は過去3番目に高い、前年比12%増の約35万3000枚。夏場の正装として定着した県内で売り上げが伸び悩む中、県外市場の販路拡大に追い風となっている。ただ、ウエアの「発注最盛期」に縫製人員の確保が難しい、県内縫製業の特殊事情もあり、県外市場の販路拡大には課題も少なくない。(仲田佳史)

 県衣類縫製品工業組合によると、環境省が「スーパークールビズ」を提唱した5月から、会員企業の商品を取り扱う組合の販売サイトのアクセス数が急伸。1日400〜500件が、県外で普及イベントが開かれると7000件に膨れ上がるなど、アクセス数が好調に推移した。

 パイプニット(うるま市、大坪愼治代表)は主力の県外向けが好調で、売り上げが15%増。アパレルメーカーとタイアップした量販店向けの商品販売が伸びたほか、百貨店での新規取り扱いが増えた。大坪代表は「前年から準備を進めていたところに、スーパークールビズが重なり、大きな実需に結びついた」と振り返る。

 一方、フジタカクリエイション(沖縄市、高里豊吉社長)は百貨店からウエアの取り扱い要請と、ネット注文も増えたものの、工場での生産が追いつかなかった。1日70〜80着の縫製ラインがパンクの状態で前年の1・5倍を見込んでいた売り上げは前年並み。高里英美専務は「売れ筋はあらかじめストックするなど工夫が必要。売り上げを逃さない体制を構築したい」とラインの最適化を検討する。

 県内の縫製業界は夏場のかりゆしウエアの生産をピークに落ち込み、年間を通じた生産量の確保が課題。縫製人員は冬場の生産体制も前提に織り込んで確保するため、一時の急激な生産の伸びに対応が難しくなっている。

 同組合の伊良波勲事務局長は県外出荷の拡大には「女性や若い男性を取り込める製品をどうつくるかが課題」だと指摘。また、スーツにワイシャツが一般的な県外でかりゆしウエアを一時の流行で終わらせないためにも「製品のターゲット層を決めて、季節や場面に合わせたウエアを提案することが必要だ」と訴えた。

2629チバQ:2012/03/11(日) 11:38:17
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-188466-storytopic-25.html
識名トンネル補助金返還 野党との溝深まる 民主「与党入り」鮮明2012年3月10日  9日の県議会で再可決された識名トンネルの国庫補助金返還をめぐる一般会計補正予算修正案の採決をめぐる与野党の攻防は、互いに一歩も譲らず、異例の議長裁決となった。少数与党の勢力図の中、与党と歩調を合わせて反対した民主は、仲井真県政に最接近した格好で「与党入り」(自民)の姿勢は鮮明となった。一部野党の翻意を試みるも、地方自治法に基づく「拒否権発動」を担保に持つ県当局は、理解を求める姿勢を示すことなく「筋書き通り」(自民県議)に強引に事を進め、野党との溝を深めた。野党内には今後の選挙戦も見据えて「自公民が成立した」(社大・結)と警戒心が募る。

 与党会派、2月の宜野湾市長選出馬で議席が1減、与党数は21人となった。過半数確保を目指し「民主の2人は絶対に手放せない」(自民)状況だが、それでもなお、過半数には1議席不足した。県当局と与党は一部野党議員に照準を絞り、「仲井真弘多知事自ら、説得のため(野党議員の)自宅を訪ねた」(自民幹部)。不発に終わったが、状況打開のため野党の切り崩し、多数派工作に躍起となった。

■蚊帳の外
 野党会派にとって今回の民主の対応は、県立浦添看護学校の民間移譲に続く「裏切り行為」(社民・護憲)。野党会派内における民主への不信感は決定的なものとなった。
 民主を含む野党6会派は、修正案採決における過半数獲得の可決を目指して、共同歩調を取るために7日の本会議直前まで調整していたが、民主は反対に回った。野党からは「今後は、野党代表者会議に参加させるわけにはいかない」(社大・結)とする強硬意見も噴出している。
 7日の本会議後は「県政与党の一員だ」(改革)と警戒され、野党会派の調整にも呼ばれず、完全に蚊帳の外にあった。

■与党会派入り
 9日の本会議後、民主党の新垣安弘代表は「国政与党の立場から、与党を批判する政党とは連携できない」として、野党と一定の距離を置く意思を明確に示した。
 仲井真県政に対して「是々非々の立場で臨む」としつつも、「与党として、時の県政とは連携を密に協力しなければならない」と述べ、仲井真県政との連携を強調する。
 自民党幹部は「6月の県議選後、民主は与党会派に入る」と断言。別の幹部は「相手がその気なら丁重に迎え入れる」と手ぐすね引く。今後の選挙戦を見据え、各党の思惑が透けて見えてきた。(宮城征彦)

2630チバQ:2012/03/11(日) 13:04:41
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000461203020002
【くらしの足もと】


経済 1
2012年03月02日


銀行の利用明細を見つめる男性。貯金の残高ももうすぐ10万円を切りそうだ=熊本市

  収入・雇用 生活に不安


  夜9時半。2月の冷え込む熊本市の街中を、男性(29)は白い息を吐きながら自転車をこぎ、職場へ向かった。コンビニエンスストアの深夜勤務のバイト。もう8年ほどになる。


  以前は市内の写真館に正社員で勤めていたが、零細で月給は安く、有給休暇も使えなかった。「ボーナスも1万円でした」。退職し、次の仕事が見つかるまではと始めたバイトはコンビニともう一つを掛け持っているが、月収は計12万〜16万円程度。男性は「一つのバイトだけでは暮らしていけない」と漏らす。


   □■□


  昨年10月に改定された熊本の最低賃金は647円で、全国の都道府県で32位。最下位の県より2円高いだけで、全国平均737円とは大きな開きがある。2009年度の1人あたり県民所得も前年度の全国41位からさらに下がり、43位と低迷。豊かさを実感するにはほど遠い数字だ。


  蒲島郁夫知事は「稼げる県」を目指し、1期目のマニフェストで経済上昇計画を掲げた。知事のトップセールスによる農林水産物の全国売り込み、企業誘致、経営面のサポート強化による中小企業対策、九州新幹線を活用した観光振興……。県はこの公約に基づき、県政運営の基本方針「くまもとの夢4カ年戦略」を策定。経済分野では農林水産業の生産額、企業誘致件数、製造品出荷額、新規雇用者数など10項目について目標値を設けた。


  しかし、県が2月28日の県議会で示した同戦略の4年間の総括(暫定)によると、この10項目のうち七つは未達成。県企画課は「リーマン・ショックからの世界同時不況や歴史的円高など厳しい環境の中、目標達成は十分ではなかった」と認める。


  「4年間で100件」とした企業誘致は88件。目標値に近いが、「くまもと経済」を発行している地域情報センター(熊本市)の松岡泰輔会長は「誘致された企業が有力かどうかによる。この4年で誘致した企業は規模が小さく、雇用の増大に十分につながっているとは言えない」と手厳しい。


   □■□


  実際、県民の間でも効果の実感は薄い。昨年12月に実施した県民アンケートでは、708人中約4割が、経済活性化や就労支援などの県の施策は「進んでいない」と回答。県企画課は「特に就労環境に不安を感じている県民が多いことも認識しており、経済上昇に向けた取り組みをさらに充実させる」という。


  2月20日の県議会一般質問。県民所得の低さを指摘された蒲島知事は「熊本は他県に比べ人口減少が小幅にとどまっているので(分母となる人口が多く)、1人あたり県民所得の順位は下がる傾向にある」と答弁。「熊本は出生率、平均寿命ともに全国トップクラスだ」と付け加えた。


  楽観的な見方に、「低所得者が多い現実を直視していない」と男性。「今の生活から抜け出さないと、結婚も子育てもできない。熊本は大好きな所だが、出たいと思うことすらある」とこぼした。(土井恵里奈)


      ◇


  8日に告示される県知事選。4年前から県民の暮らしはどう変わったのだろうか。



  1人あたり県民所得 企業所得、財産所得、雇用者報酬の合計である県民所得を、各都道府県の人口で割ったもの。内閣府が毎年公表しているが、2月29日発表の09年度の数字では、熊本県は218万3千円(平均は279万1千円)。最高は東京都の390万7千円、最低は高知県の201万7千円だった。

2631チバQ:2012/03/11(日) 13:05:06
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000461203030001
【くらしの足もと】


農業 2
2012年03月03日


「甘い」と評判のイチゴをパック詰めする上山さん。質の高い農産物を作っても稼げない現状に、「このままだと専業農家が減っていく」=玉名市天水町

  稼げぬ現実 専業苦悩


  山沿いはミカンの段々畑、ふもとには銀色に輝くビニールハウスがずらりと並ぶ。玉名市の天水地域。地元の認定農業者のまとめ役である上山隆幸さん(48)が取れたてのイチゴをパック詰めしながら、ため息をついた。「薄々気づいていたが、こんなにひどいとは……」


  昨年、仲間の認定農業者約360人に聞いたアンケート(回収率約7割)。「10年後は3割、20年後は半分が離農しているかもしれない」という結果だった。


  熊本は農業産出額が3071億円(2010年)で全国5位の農業県。だが農産物の価格低迷などで90年の4016億円をピークに低下傾向にある。農業が主な収入源の農家は1万6300戸(同)で、過去20年で6割近く減った。


  担い手不足が懸念される中、期待を背負うのが認定農業者だ。ミカンやトマトの栽培が盛んな天水地域は認定率が高く、全国から視察も。主力が高齢者という農村も多い中、上山さんと同世代の長男の多くが後を継いでいる。それだけにアンケートは衝撃だった。
    □ ■


  対策がないわけではない。


  「大豆の変色の理由は」「緑豆の保存法は?」
 2月中旬、県立農業大学校(合志市)であったセミナーで、次々と質問する新人農家の姿があった。


  同校では05年度、新たに農業を始める人に基礎を学んでもらう8カ月間の研修制度を始め、今年度までに285人が履修。昨年4月に組織改編で機能強化した就農支援センターでは相談や情報提供を行い、不況の影響もあるが、10年度の新規就農者は22年ぶりに300人台に。農協出身の蒲島郁夫知事は「稼げる農業」を掲げ、リーダーを作る「農業経営塾」や専門家による経営の助言、ブランド力のある農産物の栽培支援なども進めてきた。


  だが、「稼げない」のが現実だ。販売農家の農業所得は95〜09年度で219万円から141万円に減少した一方、経費は資材や肥料の値上がりなどで331万円から455万円になった。


  イチゴ30アール、デコポン45アール、米3ヘクタールを営む上山さんも過去15年で収入は約600万円減り、経費は約200万円増えた。両親と妻とで早朝から真っ暗になるまで働くが、生活に余裕はない。「農業が好きだから続けているが、経済面では魅力はない」と断言する。
    □ ■


  「努力しているんだがね」。八代市の認定農業者の河合良夫さん(64)もそう話す。10年前、価格低下が著しいイグサに見切りをつけ、レタス中心に切り替えた。長野県の業者との取引を確立したが、売値は徐々に15%ほど下落。この間、ビニールハウスなどの経費は倍近くに膨らんだ。農地を4・5ヘクタールに広げ、10年に販売用の会社も立ち上げて効率化を図ったが、「どこまで踏ん張れるか」と将来への不安は消えない。


  5年ほど前に新規就農し、アスパラガスを栽培する山鹿市の50代男性も「子どもが独立したから、何とかやれる」。周囲には年金を糧に農業を続ける世帯も少なくないという。


  環太平洋経済連携協定(TPP)の影響も懸念される中、3人とも県の施策だけで状況が好転するとは思わない。だが、「専業の経営が成り立つ施策が必要」との考えは同じだ。上山さんは言う。「この4年、本質的な問題は何も変わっていない。知事はもっと現場を見てほしい」(外尾誠)


  認定農業者 田畑の拡大や機械化など5年間の経営改善計画を市町村に提出し、認められた個人や法人。地域農業を担う意欲的な農家を育てるのが目的で、低利融資などの対象になる。2009年度末の熊本の認定数は1万1412経営体で、北海道、新潟県に次ぐ第3位。増加傾向にあったが、10年度末は「高齢で続けられない」などの理由で1万1057経営体に減った。

2632チバQ:2012/03/11(日) 13:05:38
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000461203050001
2012知事選


【くらしの足もと】


地域格差 3
2012年03月05日


いつまでも元気でいてほしいと、村独自で取り組む「ふれあいサロン事業」=球磨村神瀬

  所得 2倍以上の開き


  「北高南低、一極集中がますます進む中、政令指定都市誕生をチャンスと捉え、県政への働きかけを強めたい」。県内第二の都市、八代市の福島和敏市長が繰り返し使う言葉だ。


  県統計協会が公表した2009年度の1人あたり住民所得のトップは、菊陽町の277万1千円。以下、大津町、嘉島町、熊本市と続く。給料や企業の所得などを市町村別に総人口で割るため、単純な比較はできないが、これら熊本都市圏の自治体が上位にいることは事実だ。


  福島市長の発言は、少子高齢化や働く場の喪失が深刻な地域から、人、モノ、カネが中心部に流出することへの懸念ともとれる。


   □ ■


  蒲島郁夫知事はマニフェストに、こうした周辺の過疎地域などの振興に重点を置き、各市町村をサポートしていくと掲げた。昨年12月に示された「県の将来像」では、熊本都市圏を県全体の牽引(けん・いん)役とし、中山間地域などでは地域資源を活用した住民や市町村の取り組みを支援し、広域的に産業活性化、交流人口の拡大につなげるとした。


  しかし、掛け声とは裏腹に格差は広がる一方だ。


  県統計で、所得の最下位は129万6千円の球磨村。人口はピークだった1955年の約1万3千人から3分の1ほどに減り、11年10月1日現在の人口は4159人。65歳以上が全体に占める高齢化率は38・3%で、県平均(25・7%)を大きく上回る。


  村商工会の舟戸治生会長(60)によると、07年からの4年間で会員企業が92社から76社に減るなど見た目にも疲弊は著しい。


  村の9割を森林が占めるが、主力の林業は安価な外国産に押されて木材価格は低迷。人が入らなくなった山は荒れて森の衰退につながる。村森林組合の犬童義一組合長(63)は「山村振興に大切なのは、1人でも2人でも多く地域に人を残すことだ。雇用を守るために賃下げしたこともあった」。そうした努力が、製材工場や同組合が75年に開業した鍾乳洞「球泉洞」などで働く約150人の生活を支えている。


  いま村では、球磨川でのラフティングやグリーンツーリズムなど体験型観光に活路を見いだす。


  □ ■


  一方、菊陽町の人口は10年の国勢調査で3万7734人。05年からの人口増加率16・3%は全国4位だ。11年度からは中学3年までの子どもの医療費が無料になり、県内で児童・生徒数の減少で学校の統廃合が相次ぐ中、ここでは12年度から菊陽西小学校で校舎の増築が始まる。


  そんな成長を後押ししたのが、豊富な地下水と交通の利便性を求めて進出したソニーセミコンダクタ熊本テクノロジーセンターなどハイテク製造業の存在だ。


  雇用が生まれ、人が住み、県住宅供給公社が開発した「光の森」周辺は約1万5千人が暮らす県内屈指の住宅団地となった。結果、町の財政は潤い、住民に還元されていく。


  だが、県土の大半を占めるのは中山間地だ。犬童さんは「山が廃れれば、川下の環境にも影響が出るようになり、やがて都市部へも何らかの作用をもたらす。県にはもっと山村のことを真剣に考えてほしい」と話す。(菊地洋行)


  中山間地域 都市部や平地以外の主として傾斜地や山林の多い地域のこと。平野の外縁部から山間地を指し、水源涵養(かん・よう)など国土保全に重要な役割を担っているが、高齢化や過疎化で集落の維持が難しいなど課題も多い。2010年の国勢調査のデータによると、県面積7405平方キロの約74%を占めているが、人口で見ると約2割の居住にとどまる。

2633チバQ:2012/03/11(日) 13:06:09
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000461203060002
【くらしの足もと】


医療 4
2012年03月06日


県境に近い蘇陽病院には、宮崎県からの患者も多い=山都町滝上

  医師不足 今なお偏り


  熊本市から車で約2時間。宮崎県境に近い山間地の一角にある山都町の町立蘇陽病院で昨年10月、7年間務めた男性医師が今年3月末での辞表を出した。「単身赴任だったが、子供の進学もあり戻りたい」という申し出に、医師の苦労を知る水本誠一院長(56)は返す言葉がなかった。


  県から救急告示の認定を受けている蘇陽病院は、24時間態勢で患者を受け入れる。救急搬送は年間250〜300件、土日を含める時間外の受け付けは2200〜2500件。続けていくには医師の確保が欠かせないが、2年前に5人いた常勤医は4月から3人になる。他の病院などに掛け合い、週1回ずつ交代で応援医師が来てくれるが、当直などは3人で回さなければならない。


  「いつこうなるかとハラハラしていた」と水本院長。この病院の法定医師数は6〜7人。ここ数年ずっと医師の募集をかけているが、応募はまだない。水本院長は「態勢としては限界だが、うちが診なければ患者は緊急時に遠くの病院に行くしかない。公立病院としての責任感と医師の良心でやっている」。


    □ ■


  地方の医師不足は、研修医制度が変わって研修先を自由に選べるようになったことなどから全国的に深刻化した。高度な医療設備があって専門的な指導が受けられる都市圏に研修医が集まるようになり、大学病院側も地方の公立病院に医師を派遣する余力を失い、引き揚げが進んだ。


  県内でも医師の偏りは激しい。医療機関が集積する熊本市は、幸山政史市長が「医療環境は全国トップレベル」と胸を張るほどの充実ぶりだが、他の自治体は人口当たりの医師数が全国平均を下回っているところが多い。


  県も手をこまぬいているわけではない。2009年度から国の基金を活用し、50億円をかけて地域医療再生計画を実施。阿蘇中央病院の整備やドクターヘリの導入のほか、熊本大学に寄付講座を設け、地域医療の課題把握などのために19人の専門医を地域の病院に派遣した。


  だが、医師偏在の根本的な解決には至っていない。


   □ ■


  医師が不足している公立医療機関への就業をあっせんする県ドクターバンクは、08年の開始から就業が成立したのはわずか4人にとどまる。「県内での勤務希望は少なく、問い合わせもない」と県医療政策課。医学生に学資などを貸す代わりに、卒業後は派遣医師として地域医療の現場での活躍を約束する修学資金貸与制度は徐々に認知されてきたが、3年間で25人の定員枠に利用者は18人にとどまっている。


  熊本大学付属病院の黒田豊・特任教授(地域医療システム学)は「お金で縛るのではなく、きちんとした将来ビジョンを示してあげないと医師は地域に根づかない」と指摘。資金的援助で若い医師を呼んでも、さらに最新の医療を学びたいという要望に応えられる仕組みや組織作りが求められるという。


  水本院長は「過疎地域でも、公平に医療を受けられる環境を整えるべきだ。様々な疾患に対応できる総合医を育成するとともに、県が主導して医師の配分システムを構築してほしい」と話す。(塩入彩)


  人口10万人あたりの医師数 厚生労働省のまとめによると、2010年末時点で県全体では257・5人で、全国平均の219人を上回る。熊本市を中心とした熊本圏域が378・5人と圧倒的に多いものの、芦北圏域の262・9人を除く他の9圏域は全国平均を下回る。特に阿蘇圏域は119・4人、上益城圏域は130・4人と熊本圏域の3分の1程度。

2634チバQ:2012/03/11(日) 13:06:55
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000461203070001
【くらしの足もと】


教育 5
2012年03月07日


県教組が実施した臨時教員へのアンケートに寄せられた声は、教育上の懸念から生活面の不安まで様々だ=熊本市九品寺1丁目

  増える臨時教員 憂う


  先生でも非正規労働者――。県内の学校で臨時採用の教員が増えている。人件費に大なたを振るって財政を立て直そうという県方針の陰で、現場にひずみが出ている。


  熊本市の小学校に臨時的任用教員として勤める女性(40)。授業のためのプリントなどを作っていて、ふと心が折れそうになる。「子どものためにと思って教材研究の資料をたくさん用意するが、臨時の身分ではいつまで今の仕事を続けられるかわからないのにと考えてしまう」


  臨時教員が置かれている立場は不安定だ。任用は半年単位で、職場は頻繁に変わる。この女性は約18年間で13校。それぞれの子どもに応じた指導をしようとしても、短期間では限界を感じる毎日だ。


  県教職員組合が昨年6〜9月に実施した臨時教員へのアンケートでも、同様の声が多く寄せられた。「やっと学校にも子どもたちにも慣れ、この子にこういう指導をしていきたいと思っても継続してできない」。他に、正規教員になるための採用試験の勉強をしながら学級担任や部活動の指導をしているケースが目立ち、「教材研究や子どもとじっくり向き合う余裕がない」という状況も浮かび上がった。


   □ ■


  蒲島郁夫知事は県財政の立て直しを「緊急課題」と位置づけ、「教職員、警察官も含めた全職員が一丸となって人件費削減に取り組まなければならない」と陣頭に立ってきた。結果、借金にあたる県債残高が1兆円(2012年度末見込み)を切るなど一定の効果は出た。


  その影響は学校現場にも表れ、公立小中学校の正規教員は08年度の1万734人が、11年度は1万442人に減少。逆に臨時教員は1233人から1462人に増えた。「財政再建戦略で正規教員の採用が抑えられ、臨時教員で補っている」と県教委は説明する。


  また県内の正規教員(校長や教頭などを除く)の月給は上限約41万円だが、臨時教員は何年勤めても短大卒は約23万円、大卒は約24万円までしか上がらない。給料が低めの臨時教員を増やせば、財政再建にかなうというわけだ。


   □ ■


  「高い専門性を持った教員が長期に学級を受け持ち、子どもや保護者との信頼関係を築くことが必要」。2月の県議会一般質問で自民の上田泰弘県議が取り上げたのは、障害がある子らが通う特別支援学級についてだった。


  この10年ほどで3倍近くになり、現在980学級。こまやかな配慮が必要な児童らを、急な異動も余儀なくされる臨時教員が長期的に見守ることは難しく、保護者からも不安の声が上がっているとただした。


  山本隆生教育長も答弁で、「質の高い教育を確保する上で大きな課題」との認識を示した。


  4年前、蒲島知事のマニフェストで「子どもたちに夢を持つ大切さを伝える」「子どもたちを受け持つ教員の資質を徹底的に伸ばし、教育県として再興する」と掲げられた熊本の教育現場はいま、自らの生活設計すら立てにくい臨時教員の踏ん張りで支えられている。


  先の女性は言う。「私たちの不安定な働き方が、子どもたちの将来に影響しないかと。それが心配です」(土井恵里奈)=おわり

2635チバQ:2012/03/12(月) 21:43:44
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120312/06.shtml
自民県連が県議6人除名処分へ



県議の処分について協議した党紀委員会=長崎市江戸町、自民党県連
 自民党県連(金子原二郎会長)は11日、党紀委員会を開き、県議会での“反党行為”などを理由に、小林克敏前政調会長や宮内雪夫県議会議長ら所属県議6人を処分することを決めた。関係者によると除名とみられ、17日にも常任総務会を開き正式決定する方針。

 処分されるのは県議会の自民系3会派のうち「自民党」の小林氏、馬込彰氏、中山功氏、野本三雄氏、小森明人氏と一人会派「自民党県民の会」の宮内氏。

 会見した党紀委員長の北村誠吾衆院議員によると、6人が民主・社民系会派などと“連立会派”を組んで議会運営の主導権を握り、県議会一般質問で連立を批判した加藤寛治県連幹事長を9日間の議会出席停止処分としたことについて「自民党所属議員の議会活動とはいえない」といった批判が出たという。

 一方、小林氏は取材に対し「会派を超えて議会改革に取り組んでいるのになぜ処分されるのか。われわれに相談もなく分派した議員たちの責任を問うべきではないか」と不快感を示した。

 同党所属の県議は24人。昨年4月の改選後、県連運営に不満を持つ中堅・若手ら14人が「自民党清風会」を結成し、「自民党」(当時は宮内氏を含む6人)と激しく対立。今年2月、加藤氏の主導で中間派「自民党維新の会」(4人)と清風会が合流し、新たに「自民党県民会議」(18人)が発足した。宮内氏はいったん「自民党」を離れたが、小林氏らの説得で一人会派として連立に残留した。

2636チバQ:2012/03/13(火) 21:24:34
「絆」と恥ずかしげも言ってるやつに限って・・・
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001203130002
がれき決議可決 傍聴者怒号 北九州
2012年03月13日

 北九州市議会が東日本大震災のがれき受け入れを市に求める決議案は、主要4会派が共同提案した結果、12日の本会議で全会一致で可決された。傍聴席から賛成、反対の怒号が飛び交う中での採決だった。


 市に受け入れ反対を申し入れている「北九州コドモのミライ」の白水弘美代表ら約10人はこの日朝、市議会に来た議員に決議に反対するよう呼びかけた。


 だが、本会議では議長をのぞく全議員が賛成して起立。その直後、傍聴席から「絶対、反対」の叫び声が上がると、他の傍聴者も守衛の制止を振り切って次々に立ち上がり、「子どもを(放射能から)守れるのか」と怒号を飛ばした。


 一部の議員も傍聴席に反論するなど、議場は騒然とした。その後、議長が傍聴者の一部に退場を命じた。


 反対派が騒ぎ始めると、八幡西区の自営業男性(39)も「賛成」と怒鳴り返して拍手を送り、反対派と口論になった。男性は「自分もがれき処理のボランティアで岩手県に行った。あの現場を見れば、助け合わないといけないと思うはず」と話した。


 白水代表は「議員さんたちは『安全だから、安心して』と言うが、何をもって安全というのか、市民に何の説明もない」と話した。


 決議は、受け入れ対象を「通常の廃棄物相当」と限定した。ただ、具体的な放射性セシウムの濃度は議員の中でも割れる。100ベクレル前後(1キロあたり、焼却前)との意見から、環境省が広域処理の対象とする240〜480ベクレル以下(同)とする考えまで幅広い。

2637チバQ:2012/03/13(火) 21:25:59
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120313/02.shtml
都道府県で初「通年議会」を導入

 県議会の県議会・県政改革特別委員会は12日、現行年4回開いている定例会を「5月開会、翌年3月閉会」の年1回とする「通年議会」を導入することを決めた。議会活動の拡充などが目的で、完全通年化が実現すれば、都道府県議会では2012年度中に導入予定の栃木県とともに全国初の試みとなる見通し。

 同特別委はこの日、通年議会の導入に伴う関係条例・規則の改正案を可決した。16日の最終本会議に提案する方針。

 実施要綱などによると、本会議は開会後すぐに休会し、これまで定例会があった6月、9月、11月、翌年2月を「定例月」として再開、緊急時はその都度開く。招集権は知事にあるが、議長が必要に応じて再開するため裁量権が増す。一般質問は定例月に行う。

 委員長試算では、会期日数が10年度の約1・5倍になる見込み。このため宿泊費を定額支給から実費支給に改めるなど経費の圧縮を図るほか、12日の特別委では、議員報酬を年間100万円程度減額する案も検討することを新たに申し合わせた。

 導入をめぐっては、改革21と自民党、新生ながさきでつくる“連立会派”と共産党が賛成し、「会議に拘束され地域活動が制約される」などと懸念する自民党県民会議、公明党、無所属愛郷の会が反対。採決は可否同数となり、連立に所属する高比良元・委員長が「可決」と判断した。

 全国都道府県議会議長会によると、全国ではほかに三重、秋田両県が定例会を年2回、大阪府と神奈川県が年3回としている。市町村議会の完全通年化は複数例があり、県内では壱岐市議会が今年1月から移行した。

2638チバQ:2012/03/13(火) 21:45:40
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120310/03.shtml
期五島市長選に現職が不出馬表明



中尾 郁子氏
 五島市長の中尾郁子氏(76)は9日、任期満了(9月4日)に伴う市長選に立候補せず、2期目の今期限りで退任する考えを表明した。

 定例市議会一般質問で中村康弘(五島市民の会)、神之浦伊佐男(政風会)両議員に答えた。

 中尾氏は「合併直後の深刻な財政危機を乗り越え、明日への展望を開くことができた。初代市長としての責務を果たすことができたのではないか。今期限りをもって市長の職を辞することとした」と述べた。

 中尾氏は1990年から旧福江市議を4期務め、1市5町の合併による五島市誕生に伴う2004年の市長選を制し、初代市長に就任。県過疎地域自立促進協議会会長を務める。故久保勘一元知事の長女。

 市長選には今のところ誰も出馬表明していないが、県幹部や地元の社会福祉法人理事長ら複数の名前が取りざたされている。

2639チバQ:2012/03/14(水) 22:05:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000204-mailo-l45
訃報:岩井一さん 46歳=宮崎市議 /宮崎
毎日新聞 3月14日(水)13時31分配信

 岩井一さん 46歳(いわい・はじめ=宮崎市議)13日、急性心不全のため死去。葬儀は15日正午、宮崎市柳丸町62のみやそう会館。自宅は同市船塚1の110。喪主は妻陽子(ようこ)さん。
 昨年4月に初当選。市民クラブに所属。環境・エネルギー問題対策特別委員会副委員長を務めていた。市選管によると、公職選挙法に基づき、14年の市長選に合わせて欠員の補欠選挙を実施する予定。

3月14日朝刊

2640チバQ:2012/03/14(水) 22:06:33
>>4-5
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000200-mailo-l45
選挙:日向市長選 黒木紹光氏が出馬表明 /宮崎
毎日新聞 3月14日(水)13時31分配信

 任期満了に伴う日向市長選(18日告示、25日投開票)に、日向市浜町の会社経営、黒木紹光氏(55)が13日、無所属で立候補すると表明した。市長選には、現職で3選を目指す黒木健二氏(69)が出馬表明している。
 黒木紹光氏は日向市江良町出身。学習院大卒業後、会社員を経て、市内で学習塾などを経営。現在は生命保険代理店を経営する。
 紹光氏はこの日、日向市役所で記者会見を開き「現市長以外に(選挙の)選択肢がないことは市民にとって不幸なことだと思い、立候補を決意した。クリーンな市政を回復させたい」と述べた。【荒木勲】

2641チバQ:2012/03/15(木) 21:59:58
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001203150001
届け出前の出陣式、やり得?
2012年03月15日

現職の奥園拓夫町長(73)が3選を果たした2月の東串良町長選。奥園氏は告示日の立候補届け出前に出陣式を始めた。町選管事務局は事実を確認し「公職選挙法に抵触する恐れがある」と話したが、奥園氏は「違法とは認識していない」と言う。届け出前の出陣式は適法なのだろうか。


 届け出は2月21日午前8時半から町役場で始まった。必要書類を提出して受理されれば街頭演説用の標旗や腕章、拡声機用表示板など選挙の「七つ道具」が渡され、選挙運動がスタートできる。


 奥園氏の出陣式は届け出受け付け開始の約20分前、8時10分ごろに選挙事務所前で始まった。司会は梶ケ野正弘副町長。多くの支持者を前に「町長候補、奥園拓夫の出陣式を行います」とマイクを使って開式を宣言。上和田司後援会長が登壇し「奥園候補を三たび町政の場に送りましょう」とマイクで訴えた。隣接町長や町議の激励が続いた。


 8時半すぎ、奥園氏が登壇し「どうか最後までよろしくお願いします」と支持を訴え、9時ごろ、選挙カーに乗り込んで遊説に出発した。
     □
 公選法129条は選挙運動は立候補の届け出が済んでから、と規定している。それ以前の事前運動は禁止されている。街頭演説は届け出後、選管から受け取った街頭演説用の標旗がなければできない。拡声機も表示板がなければ選挙には使えない。


 届け出をする前に出陣式をした理由として、上和田後援会長は「(選挙運動に必要な)七つ道具が届いたら、すぐ街頭に出たかった。逆算して届け出前に始めた」という。


 町選管は当時「公選法に抵触する疑いがある」との見解を示した。その後、陣営幹部から聞き取り調査をし、届け出前に出陣式をした事実も確認した。3月2日の会議では今回の事例を反省点にあげ、今後は立候補予定者説明会の際に注意喚起することを決めた。だが今回は警告や注意などの指導はしていないという。


 奥園氏は当選翌日の2月27日、取材に対し「選挙違反とは認識していない」との見解を示した。


 県選管の担当者は「届け出前の出陣式が事実であれば公選法違反だ。やり得という指摘もわかるが、地域特有の事情もあるので対応は当該選管の判断が優先する。悪質な違反は捜査機関に告発する」と話した。


 総務省選挙課の担当者は「届け出前の選挙運動はできない。ただ出陣式にもいろいろあり、届け出前の出陣式が選挙運動かどうかの事実認定は難しい」と、内容次第との立場だ。


 16日の定例町議会の一般質問で、この問題が取り上げられることになっている。(大久保忠夫)

2642チバQ:2012/03/15(木) 22:03:11
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001203150004
自民系2会派またも分裂/県議会委員長選
2012年03月15日

 県議会予算特別委員会の委員長選を巡って14日、分裂している自民党系2会派がそれぞれ委員長候補を出した。選挙の結果、少数派の「自由民主党」(4人)の元吉俊博氏(3期目、宇佐市選挙区)が選ばれた。多数派は「自民党・無所属の会」(17人)だが、最大会派の「県民クラブ」(民主・社民系、18人)が元吉氏の支援に回り、23対19で制した。


 自民系会派は昨年5月、人事などを巡って対立が起き、分裂。今月8日に県連会長に決まった衛藤晟一参院議員が「今会期中の一本化を目指す」と表明し、事態収拾をはかろうとしている矢先だった。


 「自由民主党」の佐々木敏夫代表は「数の力だけではなく、(委員長になる)機会均等も少しは必要だ」と話した。「自民党・無所属の会」所属で県連幹事長の渕健児県議は「事前に『こちらから候補を立てるので』とお願いのあいさつに行っており、青天のへきれきだ。(両会派の関係が)今後もギスギスしてくるだろう」と語った。


 副委員長には県民クラブの首藤隆憲県議(2期目、大分市区)が選ばれた。
 議会人事をめぐっては昨年5月、土木建築委員長の選出で自民系2会派がそれぞれ候補を出し、「自由民主党」の議員が多数決で選ばれている。(城真弓)

2643名無しさん:2012/03/17(土) 00:12:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120316-OYT8T00060.htm
がれき問題関心高く県庁に電話やメール受け入れ反対75%

 東日本大震災で大量に発生したがれきの処理を巡り、県議会の4会派が河野知事に受け入れを申し入れた12日以降、県に寄せられる賛否の声が急増している。15日までに計64件の意見が届き、内訳は賛成15件、反対が49件。22日の県議会本会議では、県にがれきの受け入れ表明を求める決議案が可決される見通しで、知事は「両方から殴られてサンドバッグ状態」と頭を悩ませている。

 県秘書広報課によると、県民の意見を電話やメールで受け付ける「県民の声」には、がれき処理に関する意見が12日と13日はともに22件、14日が8件、15日は12件寄せられた。

 それまでは数日に1、2件のペースだったが、11日に野田首相ががれきの受け入れを都道府県に求める方針を表明。翌日には県議会の4会派が知事に受け入れを要望したことから、県民の関心が一気に高まったという。

 全体の約75%を占める反対意見では「絶対に反対」とする声が多く、放射性物質への不安から「国の安全基準は信用できない」「安全な宮崎で、なぜ受け入れなければならないのか」「農畜産業への風評被害が心配」などの理由が目立った。

 賛成する意見では「新燃岳の噴火災害や口蹄疫の際は他県から支えてもらった。積極的に声を上げるべきだ」「基準がクリアされていれば良いのではないか」などの内容が多いという。

 宮崎市の環境保護団体「宮崎の自然と未来を守る会」は16日、河野知事に反対を申し入れる。共同代表の青木幸雄さん(63)は「国の安全基準は震災の前後で大きく変わり、信頼性に欠ける。避難者の受け入れ態勢の充実など、別の支援のあり方を探るべきだ」と主張する。

 一方、県議会の4会派(自民、新みやざき、社民、公明)は22日の県議会本会議で、県が市町村にがれきの受け入れを働きかけるよう求める決議案を提出する。可決される見込みで、自民の中野一則会長は「口蹄疫などで全国から支援を頂いた。助け合いの気持ちで、九州ではまず宮崎が手を挙げるべきだ」と話す。

 河野知事は15日、高原町で開いたフォーラムで「両方から殴られてサンドバッグ状態だが、それを議論し、互いの考えをぶつけ合って、解決策を見い出すことが大事」と強調した。

(2012年3月16日 読売新聞)

2644名無しさん:2012/03/17(土) 00:15:09
>>2642
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133168843339.html
県議会の主導権狙い 分裂会派統合を模索
[2012年03月14日 10:23]

メールで記事を紹介する印刷する
 自民党・無所属の会←合流働き掛け
 自由民主党←「まだ白紙」沈黙続ける

 人事や会派運営をめぐって分裂した県議会の自民党系2会派の統合を模索する動きが出ている。開会中の第1回定例会の会期末(29日)に副議長人事などを控えており、主導権を握るためには民主・社民両党系が中心の第1会派・県民クラブを上回る勢力の確保が必要なため。第2会派の自民党・無所属の会(自民・無、17人)や党県連執行部は離脱した自由民主党(自民、4人)に対し、水面下で合流を働き掛けているが、自民は“古巣”への不満が根強いため応じておらず、成否は見通せていない。

 “古巣”に根強い不満

 8日に新会長への就任が決まった衛藤晟一会長代行(参院議員)は、新しい役員人事について「会期中に(会派を)一本にした上で皆さんの意見を聞く」と合流を前提に白紙で検討する考えを表明。自民側への配慮をにじませた。
 12日の常任総務会(党県議で構成)には自民の議員も出席。衛藤氏はあらためて合流を呼び掛けた。自民・無は所属県議で決める議員会長(現在は阿部英仁氏)を「白紙に戻して選び直していい」との融和策も打診している。
 だが、自民は今後の対応を「まだ白紙」(佐々木敏夫代表)と沈黙を続ける。内部では自民・無幹部への反発が根強く残っている。
 自民党が議会人事で主要ポストを確実に取るには、2会派を一本化し、公明党(3人)と連携して過半数を確保する必要がある。
 14日にある予算特別委員会(議長以外の全議員が参加)の委員長選任が、統合への“試金石”になりそうだ。自民・無は自民の協力を得て委員長を出す構えだが、県民クラブも「第1会派として委員長を出すのは自然」(小野弘利代表)と対抗する姿勢。自民は対応を明らかにしておらず、3会派が駆け引きを繰り広げているもようだ。
 結果によっては、自民系2会派の亀裂がさらに広がる可能性もある。


<ポイント> 県議会の自民党系会派の分裂 
 自民党は2011年4月の改選後、無所属1人を加えた自民党・無所属の会を結成、いったんは過半数の23人を確保した。だが5人が離脱して、自由民主党を結成した。その後、両会派とも1人が辞職した。

2645チバQ:2012/03/18(日) 22:48:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120318-00000163-mailo-l42
選挙:五島市長選 野口氏が出馬意向 /長崎
毎日新聞 3月18日(日)12時48分配信

 任期満了(9月4日)に伴う五島市長選に、県水産部長の野口市太郎氏(56)が出馬する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。今月末に退職し、準備を進める見通し。野口氏は毎日新聞の取材に「31日まではノーコメント」と語ったが、民主、自民、公明各党の県連・本部には出馬意向を伝えた。
 現職の中尾郁子市長は既に今期限りの退任を表明している。
 野口氏は旧福江市出身。長崎大経済学部卒、78年に県庁入り。人事課長、五島地方局長、長崎振興局長を歴任、10年から現職。
〔長崎版〕

3月18日朝刊

2646名無しさん:2012/03/18(日) 22:48:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120306-00000222-mailo-l42
五島市議会:開会 図書館新築が焦点 /長崎
毎日新聞 3月6日(火)15時33分配信

 五島市の3月定例市議会が5日開会した。議案は12年度当初予算案など51件。会期は26日まで。
 一般会計当初予算案は前年度比1・8%増の総額282億4500万円。野球場整備3億1881万円▽消防庁舎建設費1億8631万円など。
 市民団体が規模縮小を求める請願を提出した図書館の移転新築費の一部として2億4957万円を計上した。8、9、12日の一般質問で約10人が同問題について質問を予定。市側はこの問題について「柔軟に対応する」としており、議論の行方が注目される。
〔長崎版〕

3月6日朝刊

2647名無しさん:2012/03/20(火) 09:31:38
>>2642,>>2644
保守系の強い別府市でも同様なことが……
そもそも、発端となった牧野前県議も別府市選出だったし、市長選から見ても、もとから党内対立があった。
ちなみに加藤副議長は社民系で、市民クラブと自民党市議団(主流派、浜田市長派)が投票し、自民党反市長派の創政会は棄権した。

新旧副議長が交代
松川章三市議会副議長より、副議長職の辞職願いが提出され、副議長選挙を行った。
投票の結果、議員定数25票のうち出席議員23票で、有効17票、無効6票。有効17票中、加藤信康議員(市民クラブ)が13票、猿渡久子議員(日本共産党)が2票、松川章三議員(自民党市議団)が1票、手束貴裕議員(創政会)1票。投票の結果、加藤議員が次期副議長に選任された。
離任にあたり松川(章)副議長は「昨年5月から10カ月間、この大任をはたして来た。在任中の貴重な経験を生かし、これからは1議員として努力していきたい」。新任なった加藤議員は「さらに進化を続ける議会運営をめざし、市民の信頼を得られるよう頑張っていきたい」とそれぞれあいさつ。
浜田市長も発言を求め、新旧副議長に対し慰労と期待のことばをのべた。このあと常任委員会構成を改選して新委員会組織が承認された。(詳細は明日掲載)また24年度上程議案等の提案理由についても明日掲載。
 (今日新聞3月8日)

2648チバQ:2012/03/20(火) 09:38:11
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001203190004
3県議除名、3人猶予 自民県連
2012年03月18日

 ◎離党受理せず


 自民党県連(会長・金子原二郎参院議員)は17日、長崎市で常任総務会を開き、離党届を出した6県議のうち宮内雪夫議長ら3人を除名し、他の3人は4月まで除名を猶予する処分を決めた。党の規律を乱したのが理由で、離党届は受理しなかった。


 除名は宮内議長のほか、小林克敏、馬込彰の両氏。県議会の自民系会派分裂後、民主・社民系会派と連立を組み、自民県連幹事長の加藤寛治氏の懲罰に主導的な役割を果たしたと認定した。


 野本三雄、中山功、小森明人の3氏は従属的な立場だったとし、4月初めまでに県議会の「自民党・県民会議」(18人)に入会すれば、除名しないとした。


 金子会長は「国政で相反する党会派と(宮内議長らは)連立を組み、除名はやむを得ない決定だった。残念だ」と述べた。

2649チバQ:2012/03/20(火) 18:23:48
離党・除名まで行くとは…
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20120317-OYS1T00249.htm
長崎県議6人が自民離党届、県連は除名検討
 県議会会派の「自民党」と「自民党・県民の会」に所属する6人は16日、党県連(会長・金子原二郎参院議員)に離党届を提出した。党県議団の分裂に端を発した争いは、離党する事態にまで発展した。県連は17日、常任総務会を開き、6人の除名処分を前提に対応を協議する。

 「自民党」の小林克敏、馬込彰、野本三雄、中山功、小森明人各氏と、「自民党・県民の会」の宮内雪夫氏(議長)。今後、無所属会派「長崎改革県民党」を結成する。

 小林氏は県庁で記者会見を開き、金子会長ら執行部について「県連を私物化している」と批判。その後、別会派の「自民党・県民会議」の控室に出向き、県連の溝口芙美雄総務会長に離党届を手渡した。溝口氏は「こうした事態になり残念」と語った。

 自民党の県議団は昨年4月の改選後、県連や議会の人事を巡って対立が表面化し、3会派に分裂。小林氏ら6人は民主、社民系会派「改革21」や無所属系会派「新生ながさき」と連携し、2月に県連の加藤寛治幹事長が合流を呼びかけたが、応じなかった。

 さらに、今議会での加藤氏の発言を巡り、6人が加藤氏に出席停止の懲罰を科すことに賛成したことを受け、県連は処分する方針を固めていた。

(2012年3月17日 読売新聞)



>>2354-2356
>>2359>>2361>>2363>>2365
14人が新会派「自民党・清風会」の結成を届け出た ・・・谷川弥一衆院議員に近いグループ
議長経験者の加藤寛治氏(島原市区)ら4人が別会派をつくる意向 「自民維新の会」 ・・・非主流派
県連政調会長の小林克敏氏(大村市区)ら残った6人がこの日、結成届を出した「自民党」・・・非主流派:▽改革21(14人)▽自民(6人)▽新生ながさき(3人)で連立会派

>>2393「自民党」から宮内雪夫氏(77)を議長選出
>>2411県議「自民党」会派5人が党県連に役職辞職願

>>2607三つに分裂していた県議会の自民系会派のうち、「自民党清風会」(14人)と「自民党維新の会」(4人)が15日合流、新会派「自民党県民会議」(18人)の結成を届け出た。残る「自民党」(6人)からは現議長の宮内雪夫氏が離脱、一人会派「自民党県民の会」をつくった。

>>2625加藤寛治議員(自民・県民会議)に対する懲罰議案(9日間の出席停止)を賛成多数で可決
連立会派(改革21、自民、新生ながさき)22人が賛成。一方、加藤氏を除く自民・県民会議17人と公明3人、共産1人は反対し、無所属愛郷の会1人は退席した。

>>2648
自民県連が県議6人除名処分へ
「自民党」の小林氏、馬込彰氏、中山功氏、野本三雄氏、小森明人氏と一人会派「自民党県民の会」の宮内氏。

2650チバQ:2012/03/20(火) 18:25:57
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120320-OYT1T00413.htm
借金未払いの福岡県議、除籍処分検討…民主県連


 民主党福岡県連の前幹事長で、借金未払いを理由に半年間の党員資格停止処分を受けた助信良平県議(58)(遠賀郡選挙区)について、吉村敏男・県連幹事長(63)(県議)は19日、最終返済期限を守らなかったとして、23日に倫理委員会を開き、離党勧告や除籍処分を検討する考えを明らかにした。


 助信氏は1月、福岡地裁などでの判決で同県糸島市、福岡市の飲食店経営者らに計約585万円の借金を返すよう命じられた。しかし、県連に申し立てた返済期限を再三先延ばしし、最終期限とした19日にも返済のめどが立たなかったという。助信氏は報道陣の取材に対し、「債権者には申し訳ない。資産処理に予想以上の時間がかかっている。今月末までに何とかしたい」と釈明した。

(2012年3月20日14時49分 読売新聞)

2651チバQ:2012/03/23(金) 22:57:14
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001203210003
日向市の課題/公債費増、財政厳しく
2012年03月17日


44億円をかける新たな国際物流ターミナルの着工式で、くわ入れをする関係者=今月4日、日向市竹島町の細島港

 任期満了に伴う日向市長選は18日、告示される。3選を目指す現職の黒木健二氏(69)=無所属=と、新顔で保険代理店経営の黒木紹光(あきみつ)氏(55)=諸派=の一騎打ちとなる見通しだ。選挙戦を前に、市の課題を探った。


 ●県内ワースト4位


 日向市財光寺南地区で、大規模な区画整理事業が進められている。総額220億円、道路拡張などにともなう移転戸数1053にのぼる事業は19年前に始まった。だが、現在の進み具合は6割に満たない。財政状況の厳しさから予算が十分につかないからだ。2010年度の完成予定は10年間延長された。


 「50歳だった人が完成時には80歳になる。『これ以上延長しない』ということで承諾しました」。手つかずの予定地を眺めながら蝶野毅区長(70)は言う。


 日向市が抱える借金(臨時財政対策債を除く市債残高)は10年度末で約480億円、市民1人あたりで約75万円になる。財政の硬直化の指標「経常収支比率」は同年度で90・8%。数字が高いほど市が自由に使えるお金が少ないことになり、県内市町村で4番目に悪い数字だ。


 市は07〜09年度、「5年間で29億円の財源不足が生じる」として公共事業予算を10%削減するなどの改革を実施。新年度からも、新たな緊縮策を始めることにしている。06年の旧東郷町との合併から10年経過すれば地方交付税が減らされることもあり、市財政課は「財政状況の改善は急務」と危機感をもつ。


 一方、建設後49年が経つ4階建ての本庁舎は、震度6強の地震が起これば耐えられないと言われており、市長選後には「市庁舎の建て替えという懸案が待っている」(市幹部)。国が約7割を負担する合併特例債を使ったとしても、数十億円という建設費は大きな負担となる。厳しい市の財政を圧迫しそうだ。


 財政を好転させる方策について、神崎康徳財政課長は「企業誘致を進めて税収を増やすしかない」という。


 ●細島港活用に期待


 市が力を入れるのが、細島(ほそしま)港を活用した企業誘致だ。国が集中的に投資する「重点港湾」の同港は、県内で唯一、4万トン級の外国船が停泊できる水深13メートルの岸壁を持つ。


 国や県、市がこの6年間で164億円を投じた効果もあり、同港の10年の貿易額は旭化成の製品輸出や原料輸入を中心に約778億円と、10年前に比べ1・6倍に増えた。近くの細島工業団地にはこの7年間で22社が進出、273人の雇用も生まれた。


 ただ、県内全体の貨物のうち細島港を利用しているのは12%にとどまり、60%は博多港に流出している。荷主の獲得が大きな課題だ。


 13年度中に東九州自動車道が宮崎市までつながり、県央、県南地域からの農産物や工業製品が集まる環境が整う。次の市長には、この好機を生かす手腕と行動力が求められている。(大畠正吾)

2652チバQ:2012/03/24(土) 10:15:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000173-mailo-l45

明日を選ぶ:’12日向市長選/上 市の課題問う 財政 /宮崎
毎日新聞 3月21日(水)16時26分配信

 (政策は届け出順)
 日向市長選(25日投開票)は、新人の黒木紹光氏(55)=諸派=と3期目を目指す現職の黒木健二氏(69)=無所属=が激しい選挙戦を展開している。日向市の課題と両候補の政策や主張を聞いた。【荒木勲】
 市の借金である市債残高は12年度末見込みで約485億円に上る。地方自治体財政の弾力性を示す指標「経常収支比率」は10年度で90・8%。総務省は「市町村は75%を上回らないことが望ましい」と指導しており、厳しい状況だ。
 07〜09年度の3年間の「市中期財政見通し」は「今後5年間の累計で約29億円の財源不足が生じる」としていた。市は07年度から3カ年で健全化する指針「市財政改革プラン」で「市債の圧縮」「公共事業予算の1割削減」などを実施。財源不足は免れたものの、道路整備やまちづくりへの影響が指摘されている。
 東郷町との合併10年になる2年後からは、地方交付税が約6億円削減される。神崎康徳財政課長は「緊縮財政の推進はもちろん、重点港湾に指定された細島港整備を核に企業誘致を進め、雇用を増大させて税収を増やすことが一番」と話す。
 ◇1年ごとに評価も−−黒木紹光氏
 黒木紹光氏は、補助金や公共工事などの発注制度の見直しを公約に掲げる。「税金をばらまき、特定企業を潤す現市政は市民に経済効果を与えると思えない。政治姿勢に不透明な部分が多すぎる」と主張。「市は最低限の情報公開しかしておらず、詳しい状況をつかめない。財政や政策の透明化を部署ごとに進め、1年ごとに市民と識者が評価するなど、市政を再構築したい」としている。
 雇用では「企業誘致によらず、資金や人材育成などの援助を企画する『日向市ベンチャー育成機構』を設置し、5〜10年後に成功企業をつくり雇用を確保したい」と説明する。
 ◇細島港整備を核に−−黒木健二氏
 黒木健二氏は、07年3月に打ち出した「市財政改革プラン」による実績を強調。歳出の抑制と重点化、自主財源の確保を進め、起債借り入れの圧縮や人件費抑制(09年度までに41人の人員減)などの実施で「財源不足29億円という予想を覆すことができた」と説明する。新年度から第2次プランを進める方針。
 細島港での国際物流ターミナル整備事業開始を契機に「港湾整備や東九州自動車道整備などで企業誘致を促進し、それに伴う税収増や雇用確保を図る」と主張。また、市職員の20人削減や窓口サービス統合などを16年度までに達成する、としている。

3月21日朝刊

2653名無しさん:2012/03/24(土) 10:15:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000172-mailo-l45

明日を選ぶ:’12日向市長選/下 市の課題問う 市街地活性化 /宮崎
毎日新聞 3月22日(木)15時22分配信

 (政策は届け出順)
 25日投開票の日向市長選は、新人の保険代理店経営、黒木紹光氏(55)=諸派=と現職で3選を目指す黒木健二氏(69)=無所属=が立候補し、しのぎを削っている。市政の刷新か継続か。市が抱える課題の一つ、市街地活性化についての両候補の主張を聞いた。【荒木勲】
 日向市の中心部に位置するJR日向市駅。06年12月に新駅舎が完成し、市は駅前交流広場や野外ステージの整備を通じて活性化対策を進めている。
 駅周辺の商店街は、バブルが崩壊した90年代前半から空洞化が目立つようになった。市は中心市街地活性化対策事業(08〜12年度)として約1227万円(人件費含む)を投入。11年度は、市を代表する「ひょっとこ夏祭り」などの市民イベントが53件あり、延べ約17万人を集客したほか、市の空き店舗対策委員会が採択した新店舗も8軒オープンした。市は「居住人口増加につながるマンションの建設や大型店舗の参入などが進めば」と期待する。
 ◇観光イベント公募−−黒木紹光氏
 黒木紹光氏は、市街地活性化には息の長いイベントが必要と語る。「観光の目玉になるイベントを市民から公募する。ジャンルを限定せず、音楽やスポーツなど総合イベントをつくり、景気浮揚、商店街活性化につなげたい」とし、そのためのプロジェクト委員会設置を提案する。
 中心市街地だけでなく、南部の美々津、細島、日知屋地域のにぎわいづくりにも言及。「市民と行政が一体となって取り組む環境づくりを主導したい」と訴える。
 ◇拠点づくりの強化−−黒木健二氏
 黒木健二氏は、マニフェストに、日向市駅を核として人、物、情報が動く拠点づくりの強化を掲げる。
 「財政状況の厳しい中、区画整理や新店舗誘導支援事業など中心市街地のにぎわい空間形成に努力してきた」と実績を強調。事業継続に加え「これまで以上に商工会議所や各店舗、その他の民間事業者との連携を強めたい」と話す。
 一方、「全市公園化構想」と銘打ち、細島港を中心に調和の取れたまちづくり、街路樹整備の構想を掲げる。

3月22日朝刊

2654チバQ:2012/03/25(日) 18:55:49
>>2636
極端に北九州は受け入れ反対派が多いような気がするがなぜ?
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120325/plc12032516560009-n1.htm
細野環境相が反対派に囲まれ混乱 北九州でがれき処理PR活動
2012.3.25 16:55 [放射能漏れ]

がれき処理の安全をPRするチラシ配布を中断し、反対派市民(右)と話し合う細野環境相=25日午後、JR小倉駅前
 「九州を汚さないで」「北九州で説明会を開いてないぞ」−。

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れを北橋健治北九州市長に要請するため、同市を25日訪問した細野豪志環境相。市長との会談後、細野氏自らが街頭で行ったがれき処理の安全PR活動は、受け入れに反対する市民らの抗議で混乱した。

 細野氏は正午ごろからJR小倉駅前でチラシ配布を開始。ところが、約15分後、プラカードを掲げて怒号を飛ばす反対派の市民ら数人に取り囲まれて中断。細野氏は予定していた1時間のうち約30分を反対派市民との話し合いに費やした。

 市民側が「千葉県から汚染を恐れて避難した人もいる」「がれき全てを検査するのは不可能」などと訴えると、細野氏は「被災者は元の土地で暮らしたいが、がれきが障害になっている。不安にさせたことは申し訳ないが、千葉県は安全。冷静に考えて」などと応じた。

2655チバQ:2012/03/25(日) 18:57:13
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120222/waf12022220570035-n1.htm
がれき慎重派に「情けない」 屈辱の日本に失望感
2012.2.22 20:55 (1/2ページ)[west政治]

大阪市教育委員との意見交換会を終えた橋下徹市長=22日午後、大阪市役所(沢野貴信撮影)
 東日本大震災で発生したがれきの処理をめぐり、大阪市の橋下徹市長は22日、市議会民生保健委員会で、がれきの受け入れに慎重な意見が委員から相次いだことを受け、「湾岸戦争のときに金だけ出して世界からばかにされたときの屈辱を思い出す。こんな情けない日本は子孫に残したくない」と痛烈に批判した。

 委員会では 大阪府内の市町村長で唯一、受け入れに前向きな橋下市長に対し、市民の間に不安の声が上がっているとして、委員から「放射能のリスクが回避されないかぎり受け入れることはできない」などと否定的な意見が続出した。

 これに対し、橋下市長は「普通に考えれば府の(放射線量の)受け入れ基準は許容範囲」とした上で、「憲法論議するつもりはないが、世界では人命を救うために自らの命を落としてでも困難に立ち向かっている。日本だけがそれをやらない。震災直後に絆とか支え合いと言っていたのは何だったのか」と訴えた。

2656名無しさん:2012/03/26(月) 21:20:15
>>2589
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001203260002
球磨村長選 柳詰氏が初当選
2012年03月26日

  現職の死去に伴う球磨村長選は25日投開票され、前村議会議長の柳詰正治氏(58)が前村教育長の大瀬敏克氏(78)=いずれも無所属新顔=を破り、初当選した。当日有権者数は3729人、投票率は85・14%(直近で選挙戦となった2002年は93・24%)だった。


  2月26日の現職の村葬後、両氏は相次いで立候補を表明。県内最低の村民所得をどう向上させるかが問われた選挙で、柳詰氏は村議として3期10年の政治経験をアピールし、基幹産業である農林業の振興などに意欲を示した。村政の継承と「共助の村づくり」を掲げ、幅広く支持を得た。大瀬氏は中学3年までの医療費無料化などを訴えたが、高齢を懸念する見方もあり、及ばなかった。

2657チバQ:2012/03/28(水) 22:36:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/294274
県議選選挙区はくじ引き決定 熊本市の政令市移行で
2012年3月28日 20:26 カテゴリー:政治 九州 > 熊本
 熊本市が4月に政令指定都市となり、熊本県議選の選挙区が市全体1区から行政区単位の5区に分かれることを受け、県選管は28日、現職県議16人の新選挙区を決めた。公選法に基づき、議員の住所地で割り振られ、現職議員数が定数を上回った選挙区ではくじ引きで決めた。

 熊本市は4月1日、中央、東、西、南、北の5行政区に分かれ、県議選の選挙区も分割される。中央と東は定数と現職数がともに4だが、西(定数2)は現職が4人で2人多く、南(同3)と北(同3)に1人ずつ割り振ることになった。

 この日は、住所地が西区にあたる現職3人と代理1人の計4人がくじを引いた。結果、西区から南区へ「強制国替え」となった荒木章博議員(無所属)は「やっぱり西区にと思ったが残念ながら…。これも運命かな」と苦笑いを浮かべた。

 2015年春の次回県議選までの暫定措置。今後立候補する選挙区や政治活動に縛りはない。政令市移行に伴う、くじ引きでの選挙区変更は相模原市と堺市でもあった。

=2012/03/28 西日本新聞=

2658チバQ:2012/03/29(木) 12:44:15
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133298470592.html
きょう県議会副議長選 自民系2会派分裂か
[2012年03月29日 10:25]

 第1回定例県議会は最終日の29日、副議長の改選が行われる見通しだ。第2会派の自民党・無所属の会(自民・無、17人)は候補を立てる方針だが、第1会派の県民クラブ(県民ク、18人)と自由民主党(自民、4人)は対応を明らかにしていない。自民系2会派の統合問題や、同時に構成替えをする常任委員会の委員長選任もからんで、直前まで水面下の駆け引きが続きそうだ。

 前任期まで過半数を占めていた自民党会派では、副議長は1年交代で3期以上の未経験者が順番に就くのが慣例になっていた。昨年5月に就任した井上伸史副議長(自民)は29日に辞任する意向。
 自民・無は慣例に沿って田中利明氏(4期)を候補にする予定で、自民の協力を期待する。
 だが、14日の予算特別委員会の委員長選任では、自民の候補が自民・無の候補を破り、副委員長は県民クが取った。投票結果から自民と県民クが“連携”したとみられる。自民・無の阿部英仁議員会長は「副議長は議長とともに議会の核になる重いポスト。(予特委員長選と違い)同じ自民党として行動してもらえると信じているし、そうしてもらわないと困る」とする。
 自民党県連の衛藤晟一会長代行(4月に会長に就任)は最終日までに自民系2会派を一本化しようと会派代表による協議を呼び掛けてきたが、実現の見通しは立っていない状態。自民の佐々木敏夫代表は副議長選について「私たちを支えてくれる人がいれば、私たちも支える」として、県民クとの連携の可能性をほのめかしている。
 一方、県民クの小野弘利代表は「副議長ポストに執着する行動は取らない」とするものの、対応を明確にしていない。会派内には第1会派として議会運営委員長ポストを求める意見も強い。

2659チバQ:2012/03/30(金) 00:14:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120328-OYT8T00954.htm
由布市、市役所機能を庄内に一本化へ


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本庁舎となる庄内庁舎  由布市の首藤奉文市長は28日、合併前の庄内、挾間、湯布院の旧3町に分散している庁舎について、市役所機能を庄内に一本化する「本庁舎方式」を導入すると発表した。2005年10月の市誕生時、合併協定書に「将来的に本庁舎方式を目指す」と明記して以来、6年余り。首藤市長は記者会見で「やっと決断できた。市の新しいスタートにしたい」と決意を語った。

 由布市の合併を巡っては、旧湯布院町で合併の是非を巡って出直し町長選が行われるなどして難航した。このため、合併時に暫定措置として「分庁舎方式」を採用。旧庄内町役場は主に総務機能、旧挾間町役場は市議会、旧湯布院町役場は観光や教育委員会とした。

 ところが、車で庁舎を移動した場合、湯布院―挾間間で40分以上かかることが問題化。災害などでの職員の緊急召集の遅延や市民サービスの非効率さなどから、市職員らから「本庁舎方式」を望む声が多かった。

 市によると、旧3町の中間に位置することや、挾間、湯布院に比べて地価が低く用地取得がしやすいことから、庄内を本庁舎とした。100人規模の職員が庄内に移ることから、庁舎は増築。12年度に新庁舎の基本設計を行い、15年4月から本庁舎方式に移行する。費用については、15年度で期限を迎える合併特例債を充てる。また、旧3町にある振興局は残し、窓口業務などに支障がないようにする。

 首藤市長は「やっと旧3町に住む市民の間で一体感が生まれてきた。市民サービスを迅速、効率化する第一歩としたい」としている。

(2012年3月29日 読売新聞)

2660チバQ:2012/03/30(金) 22:35:24
>>2644>>2658
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120330ddlk44010560000c.html
県議会:夕に開会 自民内紛、県幹部もうんざり /大分
 県議会最終日の29日は異例の午後4時半開会となった。午前9時半開始の議会運営委員会(近藤和義委員長)で来年度の常任委員の会派割り当て調整が難航したため。通常は本会議開会予定の10時前に終わるが、この日は数回の中断を含めて6時間半以上。待ちくたびれた県幹部らもうんざりした表情だった。【佐野優】

 難航は、人事ポストを巡って昨年、自民党系が第2会派の自民・無所属の会(自無、17人)と第3会派の自民(4人)に分裂したことが尾を引いている。

 自無は「今まで何十年と会派で割り当ててきたが、昨年壊れた。(割り当てせず)委員会は議員の希望を」と訴えた。これに対し、自民や第1会派の県民クラブ(18人)は従来方式を主張。県民クラブが割り当て案を出したが、首を縦に振らない自無側の求めで最長の3時間の中断。一部委員から「何時間待たせるのか」「これ以上何を話し合うのか」と怒号も飛び交う中で採決。自無は反対したが、県民ク、自民、公明の賛成多数でようやく決まった。不毛な争いで、議会閉会は午後8時52分にずれこんだ。

 ◇副議長に元吉氏
 一方、この日、自民の井上伸史副議長(65)が議会の申し合わせによる任期1年を全うし、自民の元吉俊博議員(55)=宇佐市選挙区、3期=が後任に就くことが決まった。自無は副議長選でも会派内の田中利明議員(60)に投票。ここでも自民との亀裂をうかがわせた。

2661名無しさん:2012/03/31(土) 08:16:17
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120327ddlk42010560000c.html
五島市議会:図書館問題、次期市長へ 51件を可決閉会 /長崎
 五島市の3月定例市議会は26日、12年度一般会計当初予算案(総額279億9621万円)など51件を原案可決して閉会した。

 論議を集めたのが、市民団体「図書館建設を考える会」が図書館建設計画(総事業費約13億円)に対し「豪華すぎる」として提出した「規模縮小を求める請願」。議会開会中も署名活動が続き、市民の約42%、1万7081人が署名した。

 中尾郁子市長は9日の一般質問で、8月予定の任期満了(9月4日)に伴う市長選への3選不出馬を表明。更に22日、「市民生活を守る当初予算を最優先したい」として、論議を呼びそうな図書館建設関係予算2億4878万円を予算案から減額訂正し、対応を次期市長に白紙委任する形で決着した。また、請願も採択され、住民の要望を全面的に認める結果となった。

 市長選には県幹部2人が立候補の準備を進めており、図書館問題が争点の一つに浮上しそうだ。【椿山公】

〔長崎版〕

2662名無しさん:2012/03/31(土) 22:25:45
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20120331ddlk46010685000c.html
東串良町議会:町長の給料カットは「1年間」 再議で修正案否決 /鹿児島
 奥園拓夫町長の給料削減の条例改正を巡り、東串良町議会は30日、臨時会を開き、いったん可決した3割カットの削減期間を4年とする議員発議の修正案を再議し否決、町側が出していた1年とする原案を可決した。町長の給料カットを巡っては、2月に3選した奥園町長の公約について「3割カットを4年間」と主張する議員らと町長が対立していた。

 同問題では、奥園町長が提案した「1年間だけ」とする改正案に対し、3月21日の最終本会議で「4年間」に改める修正案が、議長を除く9人の町議のうち、賛成5▽反対4でいったん可決された。これを不服とした奥園町長は「議会側の修正は、本人の意思を無視した個人の財産権の侵害」として再議を求めていた。

 再議では、議長を含む6人が修正案に賛成したが、再議の議決に必要な出席議員の3分の2以上(7人以上)に達しなかった。その後、賛成議員4人を含む5人が「審議に応じられない」と退席したため、議長を除く4人で採決した結果、3対1で、原案が可決された。

 奥園町長は「カットの期間は公約していない。4年間は勝手に思っていることだ」と話し、修正案に賛成した上園ミキ議員(64)は「町長は公約ではなく決意表明にすぎないと言っているが、町民は4年間の公約と受け止めている」と話した。【新開良一】


http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001203300001
「公約でなく決意表明」 東串良町長
2012年03月31日


「公約宣言書」を手に「給与30%カットは4年間の公約ではない」と話す奥園町長=東串良町役場

 東串良町の奥園拓夫町長(73)の給与削減問題は30日、再議の結果、議会が修正・可決した4年間の案は否決され、町長提案通り1年間に決まった。臨時議会で奥園町長は「公約ではなく決意表明だった」と主張。議員らは「公約宣言書に書いている」「議会でも30%は公約と言った」と反発した。退場者が出るなか、1年に限った原案が3人の賛成で可決された。
 臨時議会は午前10時から始まった。奥園町長が、4年間案の再議を求めた理由として、「特別職給与の均衡が保たれなくなる」と説明。議員からの「公約は町民との4年間の約束だ。給与30%削減を見て投票した人もいる。どう考えるか」などの質問には「選挙公約でもマニフェストでも示していない。決意表明を示した。公約で30%と掲げたわけではない」と答え、「自ら減額を申し出た」と強調した。
 採決では、議長を含め6人が起立したが、3分の2に届かず否決された。
 1年間限定案の採決に入ろうとすると、退席者が続々と出た。議場に残ったのは議長を除いて4人。3人が賛成し、1年に限って、町長給与75万9千円を3割カット、副町長59万4千円と教育長55万3千円もそれぞれ2割カットすることが決まった。
 退席した上園ミキ議員(64)、前田隆議員(64)、宮原順議員(61)は「1年限定案に賛成することはできない。残って賛否に加わり、反対が多くなると減額されないことになる。退席するしかなかった」と口をそろえた。


●「4年間と皆考える」批判の町民も
 「安全で安心な町づくりをめざす 町民の皆様への公約宣言書です」と書かれた奥園町長の選挙用のビラがある。そこには「本町を住みたい町にするために、私自身の給与を30%カットしてでも行います」と明記されている。
 奥園町長は、「これは決意表明」とし、ビラの裏面に「公約」はまとめて書いていると主張し、「4年間とは書いていない。4年と考えて投票した人もいないだろう」とも強調した。
 この主張が成り立つだろうか。宣言書の表面に書かれたことは、だれもが公約と考えるに違いない。
 ある町民は「公約宣言書に書いていれば、4年間の公約とみんな考える。最初の1年だけというのは納得できない」と批判した。
 奥園町長は、対立候補と同様の主張をして得票を伸ばしたかったのか。説明責任を果たそうという姿勢は感じられない。4年間の公約と考えて投票した町民は、裏切られた思いに違いない。(祝迫勝之)

2663名無しさん:2012/03/31(土) 22:26:31
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-189304-storytopic-26.html
「再議」連発に高まる批判 県立病院定数可決2012年3月30日  県立病院職員の定数条例改正案をめぐり、県当局は「再議」を提案し、29日の最終本会議で県原案を可決させた。県政史上2例目で、同一会期中の2度の再議という「全国でも例を見ない」(議会事務局)極めて異例な対応で急場をしのいだ。地方自治法に基づく正当な権限だが、識名トンネル国庫補助金返還問題に続く連発に、野党から「執行権の乱発」「議会軽視」と批判の声が上がる。
 「知事の執行権(再議)を拡大解釈すれば、知事の意向に反するものはみんな認めないことになる。再議の乱発はあってはならない」。同日、質疑した前田政明県議(共産)は再議を連発する県の姿勢を厳しく追及した。
 地方自治法176条に基づく再議は、議会議決により「執行上承服し難い」(逐条地方自治法)と判断した時に提案できる。
 だが、今回の修正案は、議会の権能として、職員の上限枠を定める条例上の定数増を求めているだけで、知事の専権事項で予算措置が必要な配置定数(実数)の増は求めていない。野党は「(県の)執行に影響はない」(山内末子県議・新政クラブ)と指摘する。
 野党の追及に兼島規総務部長は「(修正案は原案の)111人の執行権は侵していない」と答弁し、修正案は原案を侵害しないと認めたが、修正案を、採用増を求める議会意思と拡大解釈して「知事の執行権を侵すので従えない」と、苦しい再議理由とした。
 沖縄国際大学の照屋寛之教授(政治学)は、再議の乱発は「執行部の独走を許す」と警鐘を鳴らす。「議会の後ろには、その意思を支持する有権者が存在する。野党多数ならその意思を尊重し、説明責任を果たして理解を得ることが再議提案の前提条件だ」と指摘した。(宮城征彦)

2664チバQ:2012/03/31(土) 22:32:08
>>2314>>2320

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20120331-OYS1T00244.htm
みんなの党福岡市議団、5人中3人が退会
 福岡市議会のみんなの党市議団は30日、所属議員5人のうち3人の退会を森英鷹議長に届け出て受理された。退会した3議員は同日、新会派「無所属の会」の結成届を森議長に提出、受理された。

 関係者によると、党の基本方針を巡って、見解の相違が生じたという。同党市議団は、吉武輝実、寺島浩幸両議員、無所属の会は、富永周行議員を代表に高山博光、藤本顕憲両議員で構成する。

(2012年3月31日 読売新聞)

2665チバQ:2012/04/04(水) 23:30:37
>>2418>>2445
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120403/lcl12040313110001-n1.htm
一代限り許可撤廃、条例も 福岡市、屋台存続へ提言
2012.4.3 13:10
 福岡市の繁華街・中洲などで営業する屋台の将来像を検討する「屋台との共生のあり方研究会」は3日、提言を取りまとめた。屋台の営業許可について「原則一代限り」としている現行規制を見直し、公募による新規参入制度の構築や、営業ルールなどを明確にするため「屋台条例」の制定などを市に求めることが柱。

 ジャーナリストの鳥越俊太郎会長は会合で「屋台は、福岡のまちを活性化させる重要な観光資源。時代に即応した屋台文化の継承をしてほしい。営業者、市民、行政が連携し、屋台と共生していくことを期待したい」とまとめた。

 同日午後、鳥越会長が高島宗一郎市長に提言書を手渡す予定。

2666名無しさん:2012/04/07(土) 12:44:38
http://n-seikei.jp/2012/04/post-7804.html

4月6日(金)午前9時30分、100条委員会、正式名称は「諫早湾干拓事業における入植者選定に関する調査特別委員会(第15回)」が開かれる。議会事務局は今日の100条委員会に金子原二郎、谷川弥一の二人の国会議員も参考人として出席を要請している。国会中を理由に出席はしないだろうが、これで地ならしは済んだわけである。あとは証人喚問のタイミングだけである。
過去14回の100条委員会(高比良(元)委員長)で金子・谷川県政12年間の不条理が、見事にあぶりだされている。4月5日(木)長崎県庁で前回の100条委員会を詳細に報道している九州ジャーナル(号外)が配られていた。

「県幹部2名百条委・喚問」(金子知事卑劣極まりなない天の声、天の声を黙って聞いた)
是は是、非は非、今日の九州ジャーナル(号外)は良い九州ジャーナル(号外)拡散OKである。

以下は九州ジャーナル(号外)を拡散し、多くの長崎県民に金子・谷川親戚コンビの真実の実態を知って貰いたいために引用する。

渡辺教育長(当事農林部長)濱本農林部長(当事農政課長)平成19年度、県が進める「食と農」の推進で、(有)シュシュ(大村市)に補助金交付が決定していたにも関わらず突然、JA五島へ変更、交付になった。
シュシュ山口社長に対して、諫早湾干拓地入植に関する協力依頼が谷川建設グループ「㈱TGF」からあったが、それを断ったしっぺ返しから補助金交付が断ち 切られた。これに深く、当事の責任者で農林部長(現・渡辺教育長)と濱本現農林部長とが関与していた。それにしても諫早湾干拓地農地不正入植問題に絡ん で、「食と農」の補助金が不正にJA五島に交付されていたと、当事は知る由がなかった。まさしく金子原二郎の「天の声」で一瞬にして補助金交付先が変更さ れていた。

長崎県議会の百条委員会も佳境に入っています。
金子、谷川両国会議員の招致も間近のようです。

2667チバQ:2012/04/10(火) 22:07:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20120410-OYT8T00124.htm
鹿児島市議選60人立つ 争点なく盛り上がり欠く


 鹿児島市議選は8日告示され、定数50に対し60人が立候補した。前回(2008年)を2人上回る激戦となり、街頭で舌戦が展開されている。市政を巡る明確な争点がない中、各候補者は子育て支援の充実や経済の活性化などを訴え、支持を求めている。

 内訳は現職44人、新人15人、元議員1人。党派別では民主5人(現有議席5)、自民25人(同23)、公明6人(同6)、共産3人(同2)、社民5人(同5)で、各党とも現議席数か、それ以上の候補者を擁立。諸派は新人1人。無所属は現職7人を含む15人が立候補した。

 買い物客らでにぎわう天文館では、各候補者の選挙カーが行き来し、ある現職候補は「経済、農村振興に励んできた」と実績を強調。新人候補は「新しい力で鹿児島を元気にしたい」と改革を訴えた。

 一方で、演説に耳を傾ける市民はまばらで、投票率低下を懸念する声も。鹿児島市内の無職男性(63)は「継続的な情報発信がなく、議会での活動が分からない。候補者も多く、誰を選んでいいのか……」と戸惑っていた。

 投票は15日午前7時〜午後8時(一部地域は午後7時まで)。同9時30分から同市鴨池公園多目的屋内運動場(鴨池ドーム)で開票され、16日未明にも大勢が判明する見通し。7日現在の有権者数は48万8750人。過去の投票率は、前回(08年)が49・97%、前々回(04年)が52・34%だった。

(2012年4月10日 読売新聞)

2668チバQ:2012/04/10(火) 22:08:08
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001204090001
県都の担い手 60人立つ/鹿児島市議選
2012年04月10日


選挙カーから手を振り、支持を訴える候補者=鹿児島市

 鹿児島市議選(定数50)は8日告示され、現職44人、前職1人、新顔15人の計60人が立候補を届け出た。次期衆院選へ向けた前哨戦と位置づけた動きもある中で、県都のあり方を問う激しい選挙戦が始まった。
 午前8時半すぎ、届け出を済ませた各候補は出陣式を開いたり、街頭を選挙カーで回ったりして支持を訴えていた。候補者は党派別に民主5人、自民25人、公明6人、共産3人、社民5人、諸派1人、無所属15人。
 期日前投票は9〜14日の午前8時半〜午後8時に市役所など10カ所(東桜島支所は午後5時まで)であるほか、桜峰校区公民館新島分館は10日午後2〜3時に受け付ける。
 投票は15日午前7時〜午後8時(一部地域は午後7時まで)に市内158カ所であり、午後9時半から鹿児島市鴨池2丁目の鴨池ドームで開票される。7日現在の有権者数は48万8750人。


■各党 こう戦う
 各党の責任者に選挙戦への意気込みを聞いた。
 民主党の青木寛県連幹事長は「国政での『決められなさ』『動かなさ』が、与党の責任として逆風の選挙になるだろう。地域主権の推進など、これまでの実績を訴えていきたい」。
 自民党は5政党で唯一現有より2人多く立てた。柴立鉄彦県連市支部長は「さらなる市の発展のために、一人ひとりが政策を訴えて票を掘り起こし、公認候補全員の当選を期したい」。
 公明党の成尾信春県本部代表は「災害への取り組みを積極的に提言したい。地震や桜島の爆発への対策など、市民が求めていることを市、県、国のネットワークで形にしていきたい」。
 共産党の野元徳英県委員長は「市議会で、介護保険料や国民保険料を値上げすべきでないと言えるのは私たちだけ。有権者は政治を変えたいという思いがある。勝ちたい」。
 社民党の南徹郎県連合代表は「公認、支持した候補者全員の完全勝利が第一の目標だ。市民に開かれた議会をつくり、市民と一緒に歩む市政を目指して頑張りたい」と話した。(柏原愛、金山純子)

2669名無しさん:2012/04/10(火) 22:12:42
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120410ddlk42010492000c.html
選挙:壱岐市長選 現新の2人が立候補 経済振興、病院改革争点に−−告示 /長崎
毎日新聞 2012年04月10日 地方版

 任期満了に伴う壱岐市長選が8日、告示され、再選を目指す現職の白川博一氏(62)と新人で前市農協組合長の吉野誠治氏(63)の無所属2人が立候補を届け出た。投開票は15日。経済振興策、市民病院改革などが争点となる。

 2人は出陣式などで支持を訴えた。

 白川氏は、芦辺町で出陣式を開き、漁業関係者ら約320人(陣営発表)が参加した。光ファイバー網の全島整備などの1期4年の実績を強調。「市の発展には継続が必要。前進あるのみ」と訴え、再選に意欲を見せた。

 吉野氏は、郷ノ浦町で出陣式を開き、農協関係者ら約300人(同)が参加した。農協組合長を務めた経験など1次産業を中心とする街の活性化を主張。「壱岐を変えたい。人あふれる島のために戦う」と気勢を上げた。

 投票は午前7時〜午後6時(一部午後4時)、市内30カ所で。午後7時、壱岐文化ホールで即日開票される。7日現在の有権者は2万4218人。【下原知広】

2670名無しさん:2012/04/10(火) 22:14:02
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2012/04/02093203.shtml
壱岐市長選 告示直前情勢

壱岐市長選は現職の白川氏(左)と新人の吉野氏(右)の一騎打ちとなる公算が大きい=壱岐市内(コラージュ)


前市長ら新人支援 現職は実績強調 争点乏しく地縁軸に前哨戦

 任期満了に伴う壱岐市長選の告示(4月8日)まで1週間を切った。市制施行後、3度目の選挙となる今回は、現職で再選を目指す白川博一氏(61)、新人で前JA壱岐市組合長の吉野誠治氏(63)の無所属同士の一騎打ちとなる公算が大きい。市民病院改革以外に政策的な争点に乏しく、地縁血縁などを軸にした従来型の前哨戦を繰り広げている。

 壱岐市は2004年に4町が合併し誕生したが、旧町を基盤にした地域性は今なお根強い。

 最初の市長選では、旧郷ノ浦町長の長嶋立身氏、同町議の長田徹氏、そして旧芦辺町長の白川氏による三つどもえの戦いの末、長田氏が初代市長に就任。続く08年の前回も同じ顔触れで争い、白川氏が約8500票を獲得、6300票前後にとどまった郷ノ浦を地盤とする2人を下し雪辱を果たした。

 今回は長嶋、長田両氏がそろって吉野氏支持に回り、最大票田の郷ノ浦が「まとまった」(吉野陣営幹部)。3月に入り、両陣営は4町ごとに総決起大会を随時開催。郷ノ浦町では吉野陣営が、芦辺町や石田町では白川陣営が相手陣営を上回る動員力を見せた。残る勝本町はほぼ互角で、その動向が勝敗の鍵を握るとの見方が広がっている。

 吉野氏は昨年7月の出馬表明以降、農業関係以外での知名度不足を解消しようと地域をくまなく回っている。「行政手腕は未知数」との指摘に対し、壱岐牛のブランド確立など農協運営の成果を強調する。

 一方の白川氏は公務で活動が制約され出遅れたが、「巻き返した」と陣営幹部。市の総人件費1割削減など前回マニフェストに掲げ達成した政策や光ケーブル網整備などを1期目の実績としてアピール。「継続は力」と訴える。

 ただ白川氏が前回に引き続き「最大の課題」に挙げる市民病院改革をめぐっては、赤字経営や医師不足が解消されないままだ。

 現行の経営形態は地方公営企業法の一部適用による市直営。長田市長時代は全部適用に移行する計画だったが、白川氏は有識者委員会の提言を受け入れ、より民間経営に近い地方独立行政法人化を目指すことにした。しかし要となる理事長を招聘(しょうへい)できず断念し、昨年12月になって、県病院企業団への加入を求める方針に転換した。

 これに対し吉野氏は「企業団に加入できたとしても医師を確保できるか分からない」として、企業団加入に否定的。ただ対案は明言せず、市長就任1年以内に再検証した上で方向性を打ち出すという。

 ある後援会幹部はこうつぶやく。「島の選挙は候補者だけでなく、支援者の出身地や血のつながりがものをいう。本当は政策で選んでほしいのだが...」。人間関係や思惑が複雑に絡み合う選挙戦は、もうすぐ本番に突入する。

2671チバQ:2012/04/10(火) 22:47:43
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001204100003
壱岐市長選 現新2氏 市立病院改革が争点
2012年04月10日


 壱岐市長選は8日告示され、現職の白川博一氏(62)と新顔で前壱岐市農協組合長の吉野誠治氏(63)=いずれも無所属=が立候補した。15日に投票、即日開票される。二つの市立病院を統合し、医師確保と経営の効率化を目指す計画の進め方が大きな争点となっている。7日現在の有権者数は2万4218人。


《現職・白川氏》
■財政再建を強調


 白川博一氏は芦辺町の住吉神社で、支持者約320人を前に第一声を上げた。前回選で財政健全化をマニフェストに掲げたことを挙げ、「(経常収支比率を)県下12位から3位に上げた」と実績を強調した。


 争点の市立病院改革については「県病院企業団に加入し、医師確保と精神科の入院病床の早期再開をめざす」と説明。光ケーブルを使った高齢者の見守りシステムや遠隔地医療のほか、航路運賃の値下げを求め「継続は力だ」と訴えた。


《新顔・吉野氏》
■変化必要と主張


 吉野誠治氏は郷ノ浦町の事務所で出陣式を開いた。集まった支持者約300人を前に「今、壱岐の島を変えなければならない」と繰り返し訴えた。「今変えなければ4年後に悲惨な状態になる。継続は力だと思うが、下手な継続ではいけない」と話し、現職を批判した。前市長で選挙対策本部長の長田徹氏は、吉野氏が農漁業と観光を結びつける振興策を重視していることをふまえ「吉野氏が市長になることこそ、壱岐のため市民のためだ」と訴えた。

2672チバQ:2012/04/12(木) 00:03:36
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120404-OYS1T00238.htm
地域の未来のために<1>合併悔やみ「独立運動」
自治再生


看板を掲げ、「独立」に向けた活動を行う「泗水をよくする会」(3月21日、熊本県菊池市泗水町で)=貞末ヒトミ撮影

 田園風景が広がる熊本県菊池市の泗水(しすい)町。中心部を走る国道387号沿いに、壁に大きく「今、合併を見直すときです」と書かれたプレハブ小屋が立つ。合併した市から離脱し、町に戻ろうという全国でも異例の「独立運動」の拠点だ。


 「『なぜ合併したのか』『だまされた』と住民からおしかりを受ける。合併を進めた一人としておわびしている」。最後の町長だった松岡一俊さん(71)は小屋のいすに座り、複雑な表情を見せた。

 泗水町は2005年3月、菊池市、七城(しちじょう)町、旭志(きょくし)村と合併し、新菊池市となった。それを見直す動きは、合併協定書の最初のページに記された新庁舎建設の白紙撤回が引き金だった。

 新庁舎は現庁舎(旧菊池市役所)より町寄りに建つ計画だった。だが、福村三男市長(71)は昨年11月、用地取得の遅れなどを理由に、現庁舎の増改築で対応すると表明。市議会も関連議案を可決した。

 商店街の歩道改修、市民広場の整備――。それまでも、市が予算を投じるのは旧市中心部ばかりとの思いがあった。松岡さんらが行動を起こすと、歴代町長や町出身の元市議、元市部長ら公職にいた人たちが次々加わった。「泗水をよくする会」を結成し、1月末に開いた集会には約600人が参加。くすぶっていた不満が一気に表面化した。

 「独立」は合併同様、地方自治法に基づき、市議会と県議会の議決が必要になる。会は市と市議会に提出するため、町の有権者(約1万2000人)の3分の2超を目標に署名運動を始める。

 福村市長は「庁舎問題は議会の議決を経て決めた。なぜ運動が起きるのか困惑している。合併効果が出るまでに時間がかかる事業もある」と語る。

 「平成の大合併」で誕生した自治体から、旧市町村が離脱した例はない。しかし、松岡さんは考える。

 「泗水だけの問題ではない。合併を悔やんでいる地域はほかにもある」

 「合併の影響 検証すべきだ」


菊池市からの「独立」について住民たちに説明する松岡一俊さん(中央)(3月21日、熊本県菊池市泗水町で)=貞末ヒトミ撮影

2673名無しさん:2012/04/12(木) 00:04:08
 熊本県菊池市泗水町は農業で栄えてきた。熊本市から北東に約15キロ。通勤通学圏内にあり、新興住宅地の開発も進む。人口は今年2月には1万4947人を数え、合併前より500人以上増えた。

 しかし、市全体では、合併時の5万2788人から約1500人減った。中心部の隈府(わいふ)地区の商店街(約200店舗)は、2004年に31店だった空き店舗が5年間で53店に増えるなど、衰退に歯止めがかからない。

 合併で財政規模が大きくなれば、社会資本が整備され、総人口も増えて地域の底上げにつながる。市役所だと部署も多くなり、行政サービスは向上する。泗水町の住民たちはそんな青写真を描いていた。

 「7年たったが、合併の効果が見えにくい」。泗水地区地域審議会長の佐美三(さみそう)信雄さん(67)はため息をつく。元泗水町長の松岡一俊さん(71)はこまめに公民館などを回り、住民に「小回りのきく自治体を取り戻したい」と訴え続けている。

     ◇


 国は10年以上にわたり、「平成の大合併」を推進した。1999年3月に3232あった市町村は、1727とほぼ半減。行財政の効率化は進んだが、ひずみが生じたケースも少なくない。

 東日本大震災で、自治体として最も多い4000人弱の死者・行方不明者を出した宮城県石巻市。05年4月に6町と合併し、面積は4倍になった。日本一のすずり産地、旧雄勝(おがつ)町もその一つに含まれる。

 「合併しない方が早く復興できた」。名振地区の自治会長を務める漁師の大和久男さん(57)は、津波で全壊した自宅跡を見ながら、悔しそうな顔になった。

 震災後、市職員は旧石巻市内を中心に避難者が多い学校などに張りついた。一方、189人が身を寄せた同地区の公民館には現れず、住民だけで運営した。大和さんは市雄勝総合支所に毎日通い、「仮設住宅を早く整備して」「岸壁を直してもらえないか」と頭を下げた。答えはいつも「(市の)本庁に伺いを立ててみます」だった。

 車で50分かけて本庁にも行ったが、収穫はなく、亀山紘市長(69)とも面会できなかった。結局、自分たちで民有の山林を造成し、仮設住宅の敷地を確保した。

 町長とすぐに面会できた町役場は市支所に姿を変えた。職員数も合併前の半分の約35人になった。昨年4月から市に高台への集団移転を求めているが、見通しは立たない。「国に直接ものを言える町の方が良かった」。大和さんはそう思う。

 市にも事情はある。職員数は合併から5年で20%減った。亀山市長は「合併によりマンパワーが不足していることは明らか。初動が遅れ、混乱した」と認める。

     ◇

 ただ、マイナス面ばかりではない。

 菊池市は小学6年生以下が対象だった医療費の助成を、昨年度から中学3年生にまで拡大した。市は「合併で予算規模が拡大したから実現できた」と説明する。

 旧雄勝町は、約4300人いた人口が大震災後に約1000人に減った。住民の多くは合併相手の旧市町にある仮設住宅や借家で暮らす。最後の町長だった山下壽郎(じゅろう)さん(78)もその一人。「合併したおかげで、小さな雄勝を石巻市全体が支えてくれている」と実感する。

 「住民は『合併する前とした後』を比べがちだ。だが、厳しい財政などを抱え、合併しなかったらどうなっていたか、も考えてほしい」。合併の旗を振ってきた総務省幹部はそう強調する。

 昇秀樹・名城大教授(地方自治論)は「自治体は第三者による評価委員会を設置し、合併の影響を検証すべきだ。そのうえで、住民の不満がくすぶっている課題の解決策を考えていかねばならない。自治体の中心部と周辺部が互いの立場に配慮し、一体感をつくろうとする姿勢も大事になる」と指摘する。

     ◇

 合併、都市制度、地方分権、自治体財政――。地域に共通する課題を見つめ、市町村のあり方、住民にできることを考える。


 平成の大合併 自治体行政の効率化と財政基盤の強化を目指し、国が推進。1自治体あたりの人口は3万6387人から6万9067人に、面積も114・8平方キロから215・4平方キロに倍増した。合併について尋ねた読売新聞の世論調査(2008年2月)では、「住民サービスが良くなったと思う」が25%だったのに対し、「思わない」が63%。「行政の無駄が減ったと思う」も42%にとどまり、「思わない」の49%を下回った。

(2012年4月4日 読売新聞)

2674名無しさん:2012/04/12(木) 00:04:51
 熊本県菊池市泗水町は農業で栄えてきた。熊本市から北東に約15キロ。通勤通学圏内にあり、新興住宅地の開発も進む。人口は今年2月には1万4947人を数え、合併前より500人以上増えた。

 しかし、市全体では、合併時の5万2788人から約1500人減った。中心部の隈府(わいふ)地区の商店街(約200店舗)は、2004年に31店だった空き店舗が5年間で53店に増えるなど、衰退に歯止めがかからない。

 合併で財政規模が大きくなれば、社会資本が整備され、総人口も増えて地域の底上げにつながる。市役所だと部署も多くなり、行政サービスは向上する。泗水町の住民たちはそんな青写真を描いていた。

 「7年たったが、合併の効果が見えにくい」。泗水地区地域審議会長の佐美三(さみそう)信雄さん(67)はため息をつく。元泗水町長の松岡一俊さん(71)はこまめに公民館などを回り、住民に「小回りのきく自治体を取り戻したい」と訴え続けている。

     ◇


 国は10年以上にわたり、「平成の大合併」を推進した。1999年3月に3232あった市町村は、1727とほぼ半減。行財政の効率化は進んだが、ひずみが生じたケースも少なくない。

 東日本大震災で、自治体として最も多い4000人弱の死者・行方不明者を出した宮城県石巻市。05年4月に6町と合併し、面積は4倍になった。日本一のすずり産地、旧雄勝(おがつ)町もその一つに含まれる。

 「合併しない方が早く復興できた」。名振地区の自治会長を務める漁師の大和久男さん(57)は、津波で全壊した自宅跡を見ながら、悔しそうな顔になった。

 震災後、市職員は旧石巻市内を中心に避難者が多い学校などに張りついた。一方、189人が身を寄せた同地区の公民館には現れず、住民だけで運営した。大和さんは市雄勝総合支所に毎日通い、「仮設住宅を早く整備して」「岸壁を直してもらえないか」と頭を下げた。答えはいつも「(市の)本庁に伺いを立ててみます」だった。

 車で50分かけて本庁にも行ったが、収穫はなく、亀山紘市長(69)とも面会できなかった。結局、自分たちで民有の山林を造成し、仮設住宅の敷地を確保した。

 町長とすぐに面会できた町役場は市支所に姿を変えた。職員数も合併前の半分の約35人になった。昨年4月から市に高台への集団移転を求めているが、見通しは立たない。「国に直接ものを言える町の方が良かった」。大和さんはそう思う。

 市にも事情はある。職員数は合併から5年で20%減った。亀山市長は「合併によりマンパワーが不足していることは明らか。初動が遅れ、混乱した」と認める。

     ◇

 ただ、マイナス面ばかりではない。

 菊池市は小学6年生以下が対象だった医療費の助成を、昨年度から中学3年生にまで拡大した。市は「合併で予算規模が拡大したから実現できた」と説明する。

 旧雄勝町は、約4300人いた人口が大震災後に約1000人に減った。住民の多くは合併相手の旧市町にある仮設住宅や借家で暮らす。最後の町長だった山下壽郎(じゅろう)さん(78)もその一人。「合併したおかげで、小さな雄勝を石巻市全体が支えてくれている」と実感する。

 「住民は『合併する前とした後』を比べがちだ。だが、厳しい財政などを抱え、合併しなかったらどうなっていたか、も考えてほしい」。合併の旗を振ってきた総務省幹部はそう強調する。

 昇秀樹・名城大教授(地方自治論)は「自治体は第三者による評価委員会を設置し、合併の影響を検証すべきだ。そのうえで、住民の不満がくすぶっている課題の解決策を考えていかねばならない。自治体の中心部と周辺部が互いの立場に配慮し、一体感をつくろうとする姿勢も大事になる」と指摘する。

     ◇

 合併、都市制度、地方分権、自治体財政――。地域に共通する課題を見つめ、市町村のあり方、住民にできることを考える。


 平成の大合併 自治体行政の効率化と財政基盤の強化を目指し、国が推進。1自治体あたりの人口は3万6387人から6万9067人に、面積も114・8平方キロから215・4平方キロに倍増した。合併について尋ねた読売新聞の世論調査(2008年2月)では、「住民サービスが良くなったと思う」が25%だったのに対し、「思わない」が63%。「行政の無駄が減ったと思う」も42%にとどまり、「思わない」の49%を下回った。

(2012年4月4日 読売新聞)

2675チバQ:2012/04/13(金) 21:36:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120412-OYT8T01295.htm
津波「15.8メートル」揺れる串間市


「避難所より裏山」 原発は白紙


原発立地の候補地とされた串間市崎田地区の海岸 「ここら辺りが原発の候補地。もう終わった話だけどね」

 野生馬が生息する串間市南端の都井岬から西に約8キロの崎田地区。志布志湾に面する岩場を歩いていた魚釣りの男性(50)が海岸を指さしながら教えてくれた。目の前に広がる日向灘は穏やかで、遠くには水平線がくっきりと見えた。

 内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は3月31日、東海・東南海・南海地震などが同時発生した際の津波の規模を公表し、串間市は九州・山口・沖縄で最大となる15・8メートルと想定した。2003年に中央防災会議が発表した3・7メートルの4・2倍。同市の野辺修光市長は「異様な高さ」と戸惑いを隠さなかった。

 九州電力は1992年、同市に原子力発電所の立地を打診したが住民の激しい反対運動で断念した。野辺市長は2010年7月、「原発には賛否両論あるが、今なら市民が冷静に判断できる」として立地の是非を問う住民投票の実施を公約に掲げて当選。昨年4月10日の統一地方選・県議選を投開票日とし、投票用紙の印刷費など120万円の予算も計上していた。

 しかし、3月11日の東日本大震災による原発事故で投票は見送られた。震災前、市内の推進派7団体で作った串間原電推進協議会の会長だった串間商工会議所の矢野貞次会頭は「結果的に原発計画は立ち消えになって良かった。ただ、津波の高さがどうであれ、原発の安全神話を信じていた自分たちは愚かだった」と苦々しく振り返った。

 一方、反原発の市民グループ「串間反原発住民投票対策本部」の山下芳数さん(51)は「福島の原発を襲った大津波が来る可能性がある。原発の話は完全に消えた」と言い切る。

     ◇

 串間市は震災後、海抜3・53メートル以上としていた26か所の避難所を海抜10メートル以上に見直し、今年3月2日には民間マンション3棟を緊急避難ビルとして利用する協定を所有者と結んだ。しかし、想定をさらに上回る規模の津波予測に防災対策は揺らいでいる。

 海岸から約500メートルの海抜10メートルにある同市都井支所は鉄筋2階建てで市の避難所に指定されている。近くでガソリンスタンドを営む井手武文さん(75)は「津波が来ても支所には逃げない。避難するなら裏山」と語気を強める。

 ただ、今回公表された津波高で、隣接する鹿児島県志布志市は6・5メートルだった。串間市総務課の防災担当者は「日向灘に面した東側と志布志湾では波の向きが異なる。市の沿岸全域に15メートル超の津波が来るとは考えにくい。津波対策を見直すにしても詳しいデータが必要だ」と焦る心境を吐露した。(木崎俊勝)

     ◇

 南海トラフの巨大地震について、内閣府の検討会は科学的に考え得る最大の津波の高さ(満潮時)と震度を公表し、県内の想定は03年の予測を大きく上回った。自治体や住民の反応、防災対策への影響を探った。

(2012年4月13日 読売新聞)

2676チバQ:2012/04/14(土) 17:19:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120402-00000087-mailo-l40
福岡市:政令市昇格40年 人口増加、90万人→148万人 市民の足、路面電車から地下鉄に /福岡
毎日新聞 4月2日(月)11時40分配信

 福岡市は1日、72年4月の政令指定都市昇格から40周年を迎えた。当時90万余りだった市の人口は現在148万を超え、郡部の編入などで市域も拡大した。この間、長年市民の足として親しまれた路面電車に代わって地下鉄が建設されるなど、都市の規模も風景も大きく変わった。40年の変化を数字でたどる。【井上俊樹】
 ◇5区でスタート
 「名実とも九州の“核”」「こんにちは ビッグ・フクオカ」。72年4月1日付の毎日新聞夕刊(西部本社版)は、政令市昇格に沸く市の様子を大きく報じている。記事によると、記念イベントには当時の阿部源蔵市長や亀井光知事ら約3500人が集まり、黒田藩伝来の5発の大砲で門出を祝福。市中心部であった祝賀パレードには市民1000人が参加し、その長さは1キロに達した。
 同じ日には札幌市と川崎市も昇格した。56年に政令市になった横浜▽名古屋▽京都▽大阪▽神戸の5大都市と、福岡市より9年早い63年に5市合併で誕生した北九州市を含め、政令市は9市になった。
 市は当初、東、博多、中央、南、西の5区でスタートした。当時の人口は91万2059人(72年10月1日現在)で、100万人を突破したのは3年後の75年。その後も人口は増え続け、88年に120万人、97年に130万人、05年に140万人に達した。
 一方、面積は政令市昇格前まで約254平方キロだったが、75年に早良郡早良町(現在の早良区南部)の約76平方キロを編入して現在の市域がほぼ確定。1889年の福岡市発足時(5・09平方キロ)に比べると実に65倍に拡大した。
 82年には大きくなりすぎた旧西区を城南、早良、西区の3区に分け、現在の7区制になった。
 ◇新幹線乗り入れ
 政令市昇格3年後の75年3月には山陽新幹線が博多まで開通し、福岡と東京が6時間56分で結ばれた。同時に市内の交通網も急速に整備されていった。戦前戦後の市民の足は、市内を縦横に走る西日本鉄道の路面電車(福岡市内線)だった。西鉄によると、渡辺通と明治通が交差する市内中心部の天神交差点では75年ごろで、1日に延べ1300本の路面電車が行き交っていたという。
 しかし、人口増に伴い、市は旅客輸送力の強化に迫られた。そこで73年に「高速鉄道」(地下鉄)の建設を決定し、路面電車は同年の吉塚線を皮切りに、79年までに全廃された。75年には地下鉄建設が始まり、81年に室見−天神間が開業。2年後に姪浜−博多間まで延伸されると、地下鉄よりも南側を走る筑肥線の同区間は廃止された。
 93年には福岡空港に乗り入れるなど地下鉄はその後も路線を拡大し続けた。05年には七隈線(天神南−橋本)が開業し、総延長29・8キロ、計35駅といずれも当初の5倍になり、年間2億5000万人以上が乗降するまでになった。
 ◇都市高の整備進む
 鉄道と並行して市は高速道路網の整備も急ぎ、71年に県、北九州市と福岡北九州高速道路公社を設立。80年に東区の香椎−東浜間で供用が始まった福岡都市高速道路は今秋には56・8キロの全線が開通し、全国4番目の環状高速道路となる。この間、1日平均2万台に満たなかった通行台数は16万台を超えるようになったが、他方で料金(普通車)は200円から600円に値上がりした。
 市の予算もこの40年で大きく伸びた。政令市になった72年度に643億円だった一般会計当初予算は、今年度約12倍の7662億円にまで膨らんだ。一方、合併時に既に人口100万人を突破していた北九州市の72年度予算は914億円あり、当時、同市は予算規模でも県内ナンバーワンだった。しかし、今年度予算は5522億円と福岡市の7割強どまり。04年には人口も100万人を割り込むなど、立場は逆転している。
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2677チバQ:2012/04/14(土) 17:19:35
 ◆福岡市の40年の歩み
72年 4月 政令指定都市に昇格し、5区が誕生
       福岡空港が米軍から返還される
75年 3月 山陽新幹線が博多駅まで開通
   10月 市の人口が100万人を突破
76年 9月 天神に長さ360メートルの地下街完成
79年 2月 西鉄福岡市内線(路面電車)全廃
80年10月 福岡高速道路香椎−東浜間開通
81年 7月 地下鉄1号線室見−天神間開業
82年 5月 西区から城南、早良区が分かれ7区に
83年 3月 地下鉄姪浜−博多間開通。旧国鉄筑肥線の同区間は廃止
86年11月 地下鉄2号線(中洲川端−貝塚)開
88年11月 福岡ダイエーホークス誕生
89年 3月 アジア太平洋博覧会開催
93年 3月 地下鉄1号線、福岡空港まで延伸
    4月 福岡ドーム誕生
95年 8月 ユニバーシアード福岡大会開催
97年11月 平和台球場閉鎖
01年 7月 世界水泳選手権大会開催
04年12月 福岡ソフトバンクホークス誕生
05年 2月 地下鉄七隈線(天神南−橋本)開業
    9月 アイランドシティまちびらき
   10月 九州大伊都キャンパス開校
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 福岡市の変貌を見つめてきた人たちの物語を各区ごとに紡ぐ連載「政令市昇格40年 福岡今昔物語」が3日から始まります。
〔福岡都市圏版〕

4月2日朝刊

2678名無しさん:2012/04/14(土) 17:19:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000174-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/1 東区・西戸崎 戦後、米軍が駐留 炭鉱でも栄え、現在は住宅地に /福岡
毎日新聞 4月3日(火)15時19分配信

 博多ふ頭から渡船で15分。香椎浜の人工島を抜ければ車で30分−−。海の中道の西端・東区の西戸崎は、海の中道海浜公園などがあり、身近な憩いの場として愛され、人口も徐々に増えている。公園敷地は戦後、米軍基地が駐留した場所で、福岡市が政令指定都市となった40年前の夏、日本に返還された。基地職員として20年ほど働いた西戸崎在住の金丸正昭さん(80)は「あっという間に変わったね」と振り返る。
 金丸さんが西戸崎に来たのは、1951年ごろ。基地内の従業員寮に入れば生活費が浮くと聞き、福岡県内の別の仕事から移った。当時20歳の青年は、殺風景な渡船の待合室に「田舎だ」と悔やみもした。
 現在のマリンワールドやホテルなどがある地域に基地中枢があり、金丸さんは、米軍兵が泊まるホテルや食堂などで働いた。基地に入る時は、弁当のふたも開けてチェックを受け「屈辱感もあった」。だが、食品や日用雑貨を販売する基地内店舗の事務を担当した時には、約2200種の商品の管理を任された。「本国から荷物が届くのに3カ月かかるから、先を読んで発注しないといけなくて」。ある米兵は、自宅に金丸さんを招き、仕事に必要な英語を教えてくれた。「上下関係でなく、共に働く仲間として接してくれて、うれしかった」
 基地は、静かな街に緊迫した世界情勢も知らしめた。「落下傘部隊の訓練中、降下地点を見失った米兵が、住宅付近の松林に落ちてきた」。朝鮮戦争(50〜53年に休戦)では地勢上、米軍の前線となり、傷病兵士を受け入れていたという。
 基地整理が始まったのは、71年の年末。「とにかく急で。発注業務から、フィリピンやハワイの米軍施設へ荷物を送り出す役になってね」。当時の毎日新聞には、ニクソン米大統領が70年に打ち出した海外軍事費大幅削減政策で基地縮小が具現化、「米軍側の一方的な通告で返還が決まった」とある。基地職員の失業は社会問題となった。「返還は良い。でも仕事はなくなる。今の沖縄と一緒だろう」。金丸さんも定職を得るまで2年かかった。
 西戸崎は、戦前〜戦後に炭鉱でも栄え、全国から約2000人が来た。閉山(64年)と基地返還で寂しい時代が続き、昔を知る人も減った。だが、この十年来、貯炭場のあった場所などに住宅やマンションが建ち、現在約6000人が暮らす。妻と2人暮らしの金丸さんには「天神へも出やすい上、空気も景色も良い」と自慢の街だ。資料によれば、明治初期の住民は10世帯ほど。「いろんな人が来てできた街だから、これから住む人も溶け込みやすいはず」。金丸さんは未来に期待を寄せた。【青木絵美】
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 ■メモ
 人口29万6576人、13万6133世帯(12年3月1日現在)。市内7区で人口・世帯数とも最多。年々増加傾向で、東区だけで久留米市(人口約30万人)並みの人口を抱える。金印発見で有名な志賀島など歴史・文化の史跡が多く、九州大をはじめ、福岡女子大、福岡工業大、九州産業大など教育機関も集積。旧国鉄操車場のあった千早地区は、副都心土地区画整理事業で新たに高層マンションが建ち、区内の表情は今も変化を続ける。
〔福岡都市圏版〕

4月3日朝刊

2679名無しさん:2012/04/14(土) 17:20:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120404-00000287-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/2 博多区 承天寺、一帯を観光名所に 地域のシンボル再生へ /福岡
毎日新聞 4月4日(水)17時31分配信

 古くから大陸に開かれた商都として栄えた「博多」。その中心が博多祇園山笠に代表される歴史と文化が息づく博多区だ。同区では新博多駅ビル「JR博多シティ」など次々と新しいものが生まれる一方で、政令市移行前後から急激に進んだ開発の下で傷ついた地域のシンボルを再生する動きも始まっている。
 博多駅からほど近い御供所(ごくしょ)地区。かつては「御供所市場」と呼ばれる小さな商店が入った長屋が並びにぎわった。「地域の3分の1がお寺で、都会なのに緑が多く静か。『こっち来んしゃい』という母子の会話も聞こえてくるような、人情味のある地域です」。ここで生まれ育ち、花屋を営む御供所まちづくり協議会会長の冨田勝久さん(59)は目を細める。
 バブル期は、単身者用マンションなどが増え人口も減少したが、山笠発祥の地・承天寺(1242年創建)など、名刹(めいさつ)や町屋が数多く残り、98年に市の都市景観形成地区の指定を受けた。この古い博多の面影の残る同地区を訪れる観光客が一様に驚きの声を上げるのが、四季折々の木々が美しい承天寺の境内を南北に分断する市道だ。
 市道は70年完了の博多駅地区土地区画整理事業で整備され、駅方面から都市高速ランプへつなぐ計画だった。が、ルート上にある日本初の禅寺・聖福寺(1195年創建)が国の史跡に指定されたため市は計画を変更。中途半端な道だけが残された。
 「当時は市の発展のためやむなく受け入れたのでしょうが、人で言えば切腹させられたようなものです」と承天寺の神保至雲住職(48)は憤る。
 冨田さんらは10年秋、地域と行政、学識経験者らを交え景観検討委員会を結成。承天寺を「博多部への入り口」ととらえ、石畳化や楼門の建設で市道を周辺の景観になじませ、一帯を観光名所として再生するプランを1年かけてまとめた。報告書を受け取った高島宗一郎市長は、新年度に関連予算2億1000万円を計上するなど前向きだ。
 一方、「まちづくりは50年、100年先を見据えるべきだ」と語る神保住職は、寺の枯山水の庭などを仕上げた世界的な庭師、北山安夫氏に、より境内の一体感を復元する形での市道再整備案作りを任せる腹案を示すなど、議論はさらに熱を帯び始めた。
 冨田さんは、この機会を地区全体に弾みをつける好機ととらえている。「景観によるムードづくりも必要だが、大事なのは人がそこに生き、活気があること。先が見えない時代だからこそ、果敢にまちづくりをしたい」【門田陽介】
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 ■メモ
 人口21万3822人(11年4月現在)は7区中3位。戦国時代、九州を平定した豊臣秀吉による「太閤町割」で町が七つの「流」(地区)に再編され、現在の区の基礎ができた。31・47平方キロメートルの区域には、2000年前から大陸との交流の玄関口として発展してきた博多港や、鉄道の大動脈・JR博多駅、都心に近く全国一利便性が高いと言われる福岡空港がある。
〔福岡都市圏版〕

4月4日朝刊

2680チバQ:2012/04/14(土) 17:20:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000154-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/3 南区 長住団地、地域の発展と歩む 「老いても安心」目指す /福岡
毎日新聞 4月5日(木)15時14分配信

 3月初旬、平日の昼下がり。団地が建ち並ぶ通りは人影もまばらで、買い物カートを押す高齢の女性を時折見かける程度だった。
 南区の長住団地。東京五輪開催目前の64年春、水田が広がる一帯に旧日本住宅公団は賃貸・分譲用団地の建設を始める。敷地面積約10万平方メートルに5階建て46棟、計1312戸。入居者の大半は30〜40代のサラリーマン家族だった。だが、右肩上がりの時代を象徴したニュータウンは今、その多くが年老い、敷地内では「介護用品」「手すり設置工事相談」の掲示が目に付く。
 「この地区の発展は長住団地の誕生とともに始まるんですよ」。66年に入居した小金昇さん(80)が目を細め懐かしむ。
 入居申し込みが殺到し、「補欠だったけどキャンセルが出てね。幸運でした」。当時は30代の広告マンで妻と長男との3人家族。8畳の間借り暮らしから3DKへ移り「そりゃもう、御殿かと思いましたよ」と笑う。新品の応接セットをそろえ、中古だがマイカーも買った。
 思い出をたどる柔らかな表情が曇ったのは、95年から務める団地自治会の会長職について尋ねた時だ。若いころに柔道で鍛えた体も、近年は無理が利かない。「1300世帯以上のまとめ役は大変だし、ほとんどの入居者はお年寄りだから、後任が見つからない」と嘆く。17年間の会長在任中、団地内では高齢者の自殺が3件、孤独死は4件。そのたび「皆のあこがれだった長住団地も、社会のひずみと無縁じゃない」と痛感してきた。
 しかし「厳しい現実に直面したことで、私の老いて粘りかけた脳が刺激されましてね。逆に何とかしなければと奮起させられました」と語る。
 昨年9月、自ら呼びかけて自治会と民生委員、地元の介護施設、団地内の生活支援センターでつくる「サポート連絡会議」を設立。団地内で一人暮らしや助けを必要としている高齢者はいないか。2カ月に1度の会合で4者が情報を共有し、ともに支援に乗り出すことで「孤独死や自殺に至る前の、『孤立に陥る事態』を食い止めたい」と小金さんは言う。
 夜ごと、小金さんは懐中電灯片手に敷地内を巡回する。大晦日(みそか)の除夜の鐘も毎年、見回り中に聞く。「住民のための泥よけになればと思って。『土』の泥じゃなくて『泥棒』の泥ね」
 年老いても安心して長く住める街−−。「長住」という地名の由来は、小金さんら住民一人一人の願いでもある。【夫彰子】
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 ■メモ
 福岡市南部に位置し、区役所のある西鉄天神大牟田線大橋駅周辺を中心に、集合住宅や戸建て住宅が広がる。「油山市民の森」「花畑園芸公園」など憩いの空間も多く、区も独自の公園整備事業を実施している。3月1日現在、人口24万8843人、11万4096世帯。区出身者には元プロ野球選手の新庄剛志さんや演歌歌手の氷川きよしさんらがいる。
〔福岡都市圏版〕

4月5日朝刊

2681チバQ:2012/04/14(土) 17:21:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120406-00000124-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/4 城南区 別府地区、急速に進む都市化 /福岡
毎日新聞 4月6日(金)12時5分配信

 ◇70年・大橋開通、05年・七隈線開業
 「都市の発展とともに会社も成長したので、地元の変遷を記録として残したかった」。城南区別府3に本社を置く測量用材総合メーカー「カクマル」社長、曽根田馨さん(56)は10年5月、創業50周年を記念して発行した自社カタログの冒頭部分で、別府地区の歴史を紹介した。
 昭和20〜40年代の同地区の様子を写した写真を地元新聞社などから借り、自ら撮影した現在の写真を並べ、街の変容が一目で分かるようにした。かつて地区を通っていた旧国鉄筑肥線や県道(現在の国道202号)の拡幅工事前後の様子−−。当時の写真と構図にこだわり、マンションの住人に頼み込んでベランダから撮影させてもらったこともあった。
 「いま中村学園大があるところには少年院があって、その敷地内を通って別府小学校に行っていました」「4車線のこの通りも、昔はもっと狭かった」。別府地区の当時を振り返る曽根田さん。同地区に大きな変化をもたらしたのは、別府大橋の開通(70年7月)と福岡市地下鉄七隈線の開業(05年2月)だったという。
 現在は姪浜から地下鉄空港線に直通運転している筑肥線もかつては博多から小笹(中央区)、別府地区と隣接する鳥飼(城南区)を経由し、曽根田さんも高校の通学に利用していた。周辺の宅地化が進み通勤の車やバスで県道の交通量は急増し、踏切近くで大渋滞を引き起こしていた。
 そこで県は筑肥線と県道の立体交差事業に着手。70年7月30日、長さ420メートル、幅20メートルのコンクリート橋が完成した。当時の毎日新聞朝刊福岡版では、「『別府大橋』が完成/交通渋滞緩和に一役」という見出しで報じている。幅員が6メートルしかなかった県道も4車線に拡張され、交通の要衝となった同地区の都市化はさらに進んだ。
 83年3月に筑肥線の姪浜−博多間は廃止されたが、路線バス網が充実しており、生活への影響はほとんどなかった。そして05年2月に地下鉄七隈線が開業すると、同地区周辺では再びマンション建設ラッシュが到来。さらに地区の風景を大きく変え、住人はさらに増えた。
 父俊郎さん(05年に死去)が創業した当初、電柱用の木材などを販売していた同社は、やがて測量用の木杭(くい)の製造販売を開始。その後も事業を拡大し続け、親子2代で測量用材の製造販売で全国トップクラスに成長させた。だが「土地にかかわる企業として地域を大事にしてきたから、50年以上も続けてこられた。ここで踏ん張りたい」と、亡き父から受け継いだ現在の場所から離れるつもりはない。【斎藤良太】
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 ■メモ
 世帯数6万2226世帯、人口12万8759人(2011年4月1日現在)。福岡市のほぼ中央部に位置し、大規模な団地が区内全域に点在する一方、福岡大、中村学園大の2大学がある住宅文教地区だ。南に緑豊かな油山を有する。急速に市街化が進み交通体系の整備が急務とされてきたが、地下鉄七隈線の開通により通勤・通学の利便性が大きく向上。06年3月に堤地区で福岡都市高速5号線と国道202号福岡外環状道路が連結するなど、道路の整備も進みつつある。
〔福岡都市圏版〕

4月6日朝刊

2682チバQ:2012/04/14(土) 17:21:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000132-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/5 早良区 飯場地区で神楽、27年ぶり復活 /福岡
毎日新聞 4月7日(土)12時15分配信

 ◇都市部住民移住し活気 地域再生の輪徐々に
 あでやかな衣装をまとった男女が、笛や太鼓に合わせ、時に優雅に、時に激しく舞う。佐賀県境の三瀬峠へと続く国道263号から脇道を入った早良区飯場(いいば)地区。1日、地区内の飯場大山祇神社で氏子たちによる「飯場神楽」の奉納があった。五穀豊穣(ほうじょう)と安全を願い、1892(明治25)年から伝承されてきた伝統の踊りだ。後継者不足で77年の奉納を最後に途絶えていたが、8年前に復活した。
 復活の先頭に立ったのが、都市部から移住してきた住民たちだった。その一人、元会社員の吉田時康さん(71)は53歳の時、「きれいな空気とおいしい水」を求めて、博多湾に近い区北部の百道から飯場に移り住んだ。「毎年秋になると氏子さんたちが神楽の衣装を干すんです。せっかく道具も残っているのに伝統行事が途絶えているのはもったいないなと思って」
 他の移住者や古くからの住民に声を掛け、04年に「飯場神楽保存会」を結成。立ち上げメンバー4人のうち唯一の地元住民で、小学生から20代まで神楽で笛を吹いていた筒井護さん(59)の記憶を頼りに、27年ぶりに活動が再開した。
 現在、メンバーは小中学生6人を含む18人。区のイベントなどにも呼ばれるようになり、今年は「博多どんたく」に初参加する。「地域行事の良さは人とのつながり。地元にいると逆に気付かないこともある。吉田さんたちに感謝しています」。筒井さんが言う。
 89年のアジア太平洋博覧会(よかトピア)を機に誕生した百道浜など区北部の近代都市とは対照的に、75年に編入された旧早良町が大半を占める南部には、今ものどかな農村風景が広がる。だが、都市住民には懐かしく見える景色の陰で、確実に変化の波は押し寄せている。兼業農家が増え、林業は廃れた。高齢化と後継者不足で耕作放棄地も増えた。
 一方でいま、神楽復活のように地域の再生を目指す取り組みが始まっている。昭和天皇即位の礼で献上される新米に選ばれるなど、昔から米どころとして知られた脇山地区もその一つだ。
 脇山では6年前から毎年、市内の親子を対象に田植えや稲刈りなどの農業体験を続けてきた。今年度からは、後継者がいない農地を活用して新規就農者を育てる、本格的な体験農園もスタートする。長く途絶えていたお茶栽培も復活した。地域の農家同士が協力する集落営農を目指す動きもある。これらの取り組みの中心になるのが、農家の跡継ぎらでつくる「脇山あぐり倶楽部」だ。
 代表の馬場雄治さん(59)が力を込める。「先祖代々の農地を守ることは、自然環境を守ることでもあるのです」。新たな古里となる農村再生の輪は徐々に広がっている。【井上俊樹】
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 ■メモ
 旧西区が82年、3区に分かれ、城南区と同時に誕生した。人口21万3277人、9万1740世帯(3月1日現在)。区域は7区中最大の約96平方キロあり、全市の28%を占める。75年に市に編入された区南部は弥生時代の遺跡が数多く発掘されるなど、市内でも有数の農耕地帯として長い歴史がある。市内最高峰の脊振山(1055メートル)を背後に豊かな自然と水に恵まれ、1923年完工の曲渕ダムは福岡市民の水がめとして最も古い。
〔福岡都市圏版〕

4月7日朝刊

2683チバQ:2012/04/14(土) 17:21:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000077-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/6 西区 九大移転 開発進む「学園都市」 /福岡
毎日新聞 4月11日(水)11時42分配信

 ◇新旧住民「和」構築の動き−−元岡地区
 糸島市との境にあるJR筑肥線周船寺駅。ワンルームマンションが建ち並ぶ駅周辺に、この春も大勢の若者が引っ越してきた。
 主に教養課程の1、2年生計約5000人が通った九州大六本松キャンパス(中央区)が09年3月に閉鎖され、10年度から同駅の北西約4キロに位置する西区元岡の伊都キャンパスへ移転した。05年以降、箱崎キャンパス(東区)からの学部移転も徐々に進み、界隈(かいわい)は学生向けのアパートや店が増えた。
 「水田に牛や馬が放たれ、北部の丘陵地はミカン畑ばかりでした。それが私の原風景」。元岡公民館長を約30年間務める中村勝利さん(74)は地元農家の長男として生まれた。旧元岡村が福岡市と合併後、変貌する様子を見届けてきた。
 九大の新キャンパスが誘致された経緯は、元岡校区自治協議会が昨年10月にまとめた「市合併50周年記念誌」に詳しい。
 きっかけは荒廃したミカン畑に浮上した産業廃棄物処分場計画だった。私有地に次々と搬入される産廃に憤った住民グループは反対運動を展開。代わりに、ゴルフ場を誘致しようとしたこともある。
 一方、九大は県内に移転先を探していた。市内か、宗像か、久留米か−−。「国立大が来てくれるなら」。誘致合戦に乗り出した元岡の住民たちの元を、ある日、一人の男性がお忍びで訪ねてきた。当時の高橋良平・九大学長だった。学長は「退官の置き土産に」と元岡移転を約束。中村さんは「住民はみんなもろ手を上げて歓迎した」と振り返る。
 キャンパス建設が始まると、片側2車線のアクセス道路が整備され、「学園都市」を売りにした宅地開発も進んだ。40年前、約4000人だった校区人口は現在1万1000人余り。若い世帯も増え、市立元岡小学校は今年度、新4年生を4学級から5学級に増やした。
 課題もある。学生をはじめとする新住民と旧住民との「和」だ。旧住民からは「バイクや自転車の通学マナーが悪い」「隣に誰が住んでいるか分からない」といった不満が漏れる。解決の一助にと、九大は毎年5月、地元の歴史ガイドのボランティア団体「西区歴史よかとこ案内人」を招き、1、2年生を対象に区内の名勝旧跡を案内するバスツアーを実施している。案内人の田中英敏さん(71)は「歴史と自然に恵まれたこの地に愛着を持ってくれれば」と語る。
 のどかな農村から学園都市へ。さまざまな課題、問題を乗り越えながら、新たな「古里作り」が動き出している。【阿部周一】
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 ■メモ
 8万1935世帯、19万2549人(2月末現在)。玄海国定公園内の生の松原から、糸島半島の西浦地区にいたる美しい海岸線を有し、臨海部はヨットハーバーや海浜公園が整備されている。玄界灘に浮かぶ能古島、玄界島、小呂島も区内。市内で最も農地が広く、農水産業が盛ん。05年の九大伊都キャンパス開校に伴い、JR筑肥線九大学研都市駅が開業するなど大型の開発プロジェクトが進んでいる。元寇防塁などの史跡も数多い。
〔福岡都市圏版〕

4月11日朝刊

2684チバQ:2012/04/14(土) 17:22:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120412-00000153-mailo-l40
政令市昇格40年・福岡今昔物語:/7止 中央区 唐人町商店街 歩み、野球と共に /福岡
毎日新聞 4月12日(木)13時1分配信

 ◇99年ホークスV、PVで一体感
 ヤフードームのお膝元として商店街をあげて“鷹党”を掲げる唐人町商店街。クライマックスシリーズや日本シリーズではパブリックビューイング(PV)を実施し、昨秋は多くのホークスファンがドームと変わらない盛り上がりを見せた。PVを切り盛りした同商店街振興組合の岡本州弘(くにひろ)理事長(51)は「でも小さいころはライオンズファンだったんですよ」と笑う。
 平和台球場を本拠地に、野武士軍団として黄金期を築き上げた西鉄ライオンズ。「毎日のように練習から見に行ってました」。しかし八百長疑惑の「黒い霧事件」などの影響で成績が低迷。福岡市が政令市となった72年、球団は太平洋クラブに売却され、クラウンライターを経て78年、西武の買収で埼玉県に移転してしまう。岡本さんは「すごく寂しくて、家でもお店でも共通の話題がなくなったことは予想以上の打撃だった」と振り返る。
 11年後、大阪からホークスが来たが、まだライオンズ人気が強く残っていた。球場ではライオンズへの声援の方が大きいこともあった。93年にはドームが完成するも、Bクラスが指定席。選手寮が近かった唐人町商店街では、選手たちが頻繁に行き来したり買い物したりしていたといい「今だったら大騒ぎでしょうけど、当時は選手たちがこんなに人気になるなんて思ってもなかった」と茶目っ気たっぷりに話す。
 99年、リーグ制覇と日本一を果たし、福岡でのホークス人気は不動のものになる。商店街のPVもこの年に初めて実施。訪れた人で商店街が埋め尽くされ「ものすごい盛り上がりでした。あの優勝から市民の一体感が生まれた」。今では、唐人町商店街のPVは秋の福岡の風物詩だ。
 だが、衰え知らずのホークス人気とは裏腹に、唐人町商店街は「昔に比べると人通りは少なくなった」(岡本さん)。市外、県外からの転入者が増えなじみが薄れていることに加え、郊外型大型店への客の流出による商店街の衰退は、唐人町でも無縁ではない。
 岡本さんは「調理法をお店の人に聞いたり、買い置きしなくてもすぐに買える距離感が商店街の魅力。その便利さを知ってもらい、アーケードを使ったイベントなど、新しい商店街の形を模索していきたい」と話す。
 今秋には、商店街の新しいモニュメントとなる木彫りの「唐人さん」もお披露目予定だ。「唐人」には「闘神」の意味もかけてあり「みんなが通れば勝ち試合になるという願いを込め、商店街が縁起のいい通りにしたい。大阪のビリケンさんのように、愛されるキャラクターを作りたい」と夢を描く。【徳野仁子】=おわり
………………………………………………………………………………………………………
 ■メモ
 人口は18万2482人(3月1日現在)。面積は約15平方キロメートルと7区中最小ながら、九州最大の繁華街・天神を抱え、昼間人口は約30万人に上る。平安時代には迎賓館「鴻臚館(こうろかん)」が置かれ、江戸時代には福岡城が築かれるなど、古代から西日本における行政・経済の主要拠点として栄えてきた。都心部ながら、桜の名所として知られる西公園のほか、大濠公園、舞鶴公園、市動植物園など緑も多い。
〔福岡都市圏版〕

4月12日朝刊

2685チバQ:2012/04/15(日) 21:24:34
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120415ddlk44010299000c.html
自民県連:分裂の4人を除名へ 総務会で正式決定 /大分
毎日新聞 2012年04月15日 地方版

 自民県連は14日、党紀委員会(阿部英仁委員長)を開き、主流派の自民・無所属の会から分裂した県議会会派・自民の佐々木敏夫代表(豊後高田市)ら4人を党から除名することを全会一致で決めた。議会人事をめぐって民主、社民系会派の県民クラブ(18人)と手を組むなどの行動を「反党的な行為」と判断した。県連総務会で正式決定される。

 除名されるのは佐々木代表のほか元吉俊博(宇佐市)、井上伸史(日田市)、荒金信生(別府市)の各氏。

 自民県議は昨年、県議会人事を巡って自民・無所属の会(17人)と自民に分裂し対立。この結果、自民・無所属の会は最大会派から転落。一本化も模索したが、今年の3月の副議長選でも自民が県民クラブと手を組むなどの状況が続いた。

 阿部委員長は「党員規律の保持を阻害し、党勢を著しく低下させた。党員、支援者の信頼も損ねた」。県連会長代行の衛藤晟一参院議員は「一本化の努力が無に帰し残念」と話した。

 佐々木代表は「正式に除名が決まった段階で対応を考える」と話している。【佐野優】

2686チバQ:2012/04/16(月) 00:17:04
>>2669-2671

http://mainichi.jp/select/news/20120416k0000m010113000c.html
壱岐市長選:白川氏が再選 玄海再稼働「慎重を期して」
毎日新聞 2012年04月15日 23時25分(最終更新 04月16日 00時02分)


再選を決め万歳する白川博一氏(左から3人目)=壱岐市の選挙事務所で2012年4月15日午後8時52分、下原知広撮影
拡大写真 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から30キロ圏に位置する長崎県壱岐市の市長選は15日投開票され、現職の白川博一氏(62)=無所属=が新人の前市農協組合長の吉野誠治氏(63)=同=を破り、再選を果たした。投票率は81.85%。両候補とも原発への厳しい姿勢を示す極めて異例の選挙だった。

 白川氏は玄海原発の再稼働について「慎重を期してほしい。国が安全を担保できるよう責任を持ってやってほしい」と述べた。

 確定得票数は次の通り。

当10301 白川 博一=無現<2>

  9019 吉野 誠治=無新

2687チバQ:2012/04/17(火) 21:06:40
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120417ddlk40010505000c.html
選挙:行橋市議選 共産3→1議席に 投票率最低、浮動票得られず /福岡
毎日新聞 2012年04月17日 地方版

 15日投開票された行橋市議選(定数21)では、ここ10年間3議席を得ていた共産党が2議席を失い、わずか1議席に後退した。3人の得票合計は4年前の76%にとどまり、当選した1人も最下位で滑り込んだ。党関係者は「争点のない選挙で、今まで得ていた浮動票が他に流れた。支持者の高齢化も影響している可能性がある」と分析している。【山本紀子】

 共産党は、ごみの有料指定袋制が争点となった02年春の補選で、それまでの2議席から3議席に躍進して以降、3議席を維持してきた。3人以上なら会派を組め、代表者会議や議会運営委員会にも出席できるため、野党として一定の発言力を保ってきた。

 消費税増税への反対や社会保障制度「改悪」を訴えた今回。各候補の地域割りを変えたこともあって精力的に活動したが、3人の得票合計は3062票とふるわず、前回の4029票から1000票近く減らした。

2688チバQ:2012/04/17(火) 21:19:18
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20120417-OYS1T00269.htm
鹿児島市議選で民主2議席減、国政への不信感波及

 鹿児島市議選(定数50)は15日に投開票され、16日未明に新議員50人が決定した。政権与党として初めて同市議選に挑んだ民主は、党県副代表を含む現職2人が落選し、改選前の5議席から3議席に後退した。消費増税問題で党内の足並みの乱れなどが表面化する中、国政に対する有権者の不信感が地方選挙まで波及した形となった。

 16日未明、落選が決まった民主党県連副代表の泉広明氏(60)は選挙事務所で、「不徳の致すところ」と駆けつけた支援者に深々と頭を下げた。

 消費増税などを巡って混乱が続く政権与党に対し、世論の批判が高まる中での厳しい戦い。泉氏は自身の力不足を強調しながらも、「逆風を感じた」と語った。支援者の男性(69)は「今の民主党は地方議員泣かせだ」と不満を募らせていた。

 当選者の内訳は、現職41人、新人9人。党派別では、最大勢力の自民が改選前より1議席伸ばし24人、共産も1議席増の3人となった。公明は6人、社民は5人で、いずれも議席数を維持。無所属は9人が当選した。

 一方、投票率は47・83%で、過去最低だった1996年の49・88%をさらに2・05ポイント下回った。人工島建設の是非が問われた2000年は62・20%といったんは上昇したが、その後は再び下がり、04年は52・34%、08年には49・97%と5割を割り込んでいた。

 市選管は「市民の半数以上が投票していないことは残念。選管としても原因を分析し、投票率上昇につなげたい」としている。

(2012年4月17日 読売新聞)

2689チバQ:2012/04/17(火) 21:22:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120416-OYT8T01095.htm
自民県連大会 新執行部波乱の船出


4県議「除名」に落胆や注文
 自民党県連は16日、大分市で年次大会を開き、県連の方針に従わなかったとして、4県議を「除名相当」とした先の県連党紀委員会の結論が報告された。参加者からは「総選挙に向けて結束すべき時期だ。執行部はしっかりしてほしい」「ベテランを除名するなんて情けない」などといった意見が続出。この日衛藤晟一参院議員が新会長に選ばれたが、新執行部にとって波乱含みの船出となった。

 大会は、県選出の国会議員をはじめ、地方議員、各支部長や支持者ら約610人が出席。党勢報告の中で、県連党紀委員会の委員を務める渕健児県議が、県議会の会派「自民党・無所属の会」から分かれた「自民党」の4県議の処分について報告した。

 渕県議は、昨年4月の県議選後、県連所属22人と無所属1人で過半数を確保したが、翌月に4県議が新会派を設立した経緯を説明。県議会副議長選などで県連の方針に反したことなどを踏まえ、「4人は(会派の)一本化を拒絶するなど党規約に反する行動をとった。6回にわたる会議の末、結論を出した」と処分理由を説明した。

 出席者からは、「与党への逆風は、自民党にとってはチャンス。この時期に内輪もめをしている場合ではない。言葉だけでなく態度で党勢拡大を図ってほしい」、「県内の党員は減っている。除名は国政選挙に影響する。長年の党員だが、こんなにつまらない自民党になったのは初めてで、情けない」といった意見が噴出した。

 衛藤会長は4人の処分について、「党紀委の結論は重く受けとめている。総務会に諮って決めたい」と述べた。さらに、会場から出た意見について「ご指摘はもっともで悲しい。このことを肝に銘じ、再スタートしたい」と答弁した。

 途中、除名処分の方針が示された自民党会派代表の佐々木敏夫県議が「名誉のためにひと言言いたい」と発言を求めたが、出席者から、「ゴタゴタはやめてほしい」といさめられた。

    ◇

 大会では、衛藤会長のほか、幹事長に御手洗吉生、政調会長に麻生栄作の各県議が新たに選出された。総務会長の末宗秀雄県議は留任した。

(2012年4月17日 読売新聞)

2690チバQ:2012/04/19(木) 23:02:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/297889
「都市州」検討を表明 高島・福岡市長
2012年4月18日 20:50 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 福岡市の高島宗一郎市長は18日、道州制導入を見据えた新たな都市制度として、周辺自治体も加えた「都市州」を検討していることを明らかにした。都市の規模を拡大し、九州の成長戦略を主導する狙い。都市州の枠組みは、福岡都市圏の17市町(人口計約243万人)を想定している。道州との関係や権限、財源などについて、庁内のプロジェクトチームで構想をまとめる方針。

 高島市長は「道州制の下、成長戦略を実行していく上で、どういった都市の単位が妥当かを考えていかねばならない。これまでのように制度に乗っかるのではなく、制度が動いている時期なので、主体的に研究をスタートさせた」と述べた。

 都市州は、行政権限や税財源を道州並みに拡充した都市制度。地域の実情に応じた重点投資が可能になり、柔軟な経済政策の実施や行政のスリム化などの利点もある。横浜、名古屋、大阪の3政令指定都市の研究会が2009年、政令市に代わる大都市制度として打ち出した。

 同研究会は道州から独立した都市州を想定しているが、高島市長は「(道州との関係は)検討を始める段階」と明言を避けた。また、都市州の枠組みとして、福岡、筑紫野、春日、大野城、太宰府、宗像、古賀、福津、糸島の9市と、筑紫郡、粕屋郡の8町を想定しているが、関係市町との調整は曲折も予想される。

=2012/04/18 西日本新聞=

2691チバQ:2012/04/20(金) 22:01:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120419-00000688-yom-pol
福岡・北九州・熊本…九州をリードする都市は
読売新聞 4月19日(木)14時22分配信


拡大写真
読売新聞

 福岡市が「福岡都市州」構想の検討を始めたことを受け、九州でも大都市制度や道州制の議論が一気に活発化してきた。

 高島宗一郎・同市長は18日、同構想を正式に表明。熊本県の蒲島郁夫知事は道州制移行後に熊本市が「州都」となるための有識者会議を設置する意向を示した。27日には福岡、北九州、熊本の3政令市による大都市制度に関する会議も開かれる予定で、首長らの思惑が交錯する中、九州の将来像を巡る議論が本格化する。

 高島市長は18日、福岡市役所で記者団の取材に応じ、「福岡市として主体的に、都市州の研究を始めた。福岡都市圏が九州をどう牽引(けんいん)していけるかということが一番大事だ」と強調した。

 構想の最大のポイントは、道州から独立し、強大な権限・財源を持つ大都市を目指すこと。高島氏は「福岡都市州と九州府になっても、『九州は一つ』という形は実現できる」と語り、九州市長会が九州版の道州制として掲げている「九州府」構想にも配慮した。

 また、北九州市の北橋健治市長は18日の定例記者会見で、「基礎自治体(市町村)がより力を付けるべきだ」と述べ、都市州構想に理解を示した。政令市の市長会が提唱している「特別自治市」構想にも触れ、市を道府県から完全に独立させる同構想について「目指すべき方向」とし、独立志向の強さもうかがわせた。

 これに対し、熊本市の幸山政史市長は18日、熊本県水俣市で取材に応じ、「(都市州構想の)詳細がよく分からない。(27日の3政令市の会議で)現実的な大都市制度は何かを議論したい。一気に特別自治市に行くのは難しい」と語り、「独立派」との温度差を見せた。

 同じ熊本の蒲島知事も「九州が一つになり、熊本市を州都にしたいという願いがある」と強調し、独立を牽制。福岡県の小川洋知事は「周辺市町と合併するのかどうかもわからない。検討状況を見ていきたい」と述べるにとどめた。

 一方、福岡都市州に含まれる福岡県糸島市の松本嶺男市長は「広域大型合併なのか、ゆるやかな連携なのかよく分からない」としながらも、「地方分権の流れの中で、研究、検討には値する」と話した。

 ◆「福岡都市州」構想 

 福岡市(約148万人)と周辺16市町(太宰府、宗像など8市と那珂川、篠栗など8町)の「福岡広域大都市圏」(約243万人)で構成。道州制の導入を念頭に、東京、大阪、名古屋の3大都市圏に匹敵する「第4の大都市圏」を構築し、アジアの都市間競争に打ち勝てる都市を目指す。

2692チバQ:2012/04/23(月) 21:48:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20120423-OYT8T00103.htm
長与町長選吉田さん初当選


情報インフラ整備、訴え実る
 長与町長選が22日、投開票され、新人の元長崎放送社員・吉田慎一氏(61)(無所属)が、現職の葉山友昭氏(72)(同)=民主、社民推薦=を破って初当選した。

 吉田氏は選挙戦で、「幸福度日本一のまちにする」と主張。情報インフラ(社会基盤)の整備や地元商店街の活性化などを公約に掲げ、支持を広げた。

 同町吉無田郷の事務所では、当選が決まると支持者から歓声が上がり、吉田氏は「住民のアイデアを生かし、経済振興などに取り組みたい」と抱負を語った。

 投票率は56・42%で、1969年の町制施行以降では最も高かった。

 ▽当日有権者数 3万2535人▽投票者数 1万8355人▽投票率 56・42%(前回42・70%)

(2012年4月23日 読売新聞)

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120423/01.shtml
長与町長に新人の吉田氏



当選を決め、万歳で喜びをかみしめる吉田慎一さん(中央)=22日午後10時2分、西彼長与町吉無田郷の選挙事務所
 任期満了に伴う西彼長与町長選は22日、町内9カ所で投票が行われ、即日開票の結果、新人で元会社員の吉田慎一氏(61)=無所属=が、現職の葉山友昭氏(72)=同=を2651票差で破り初当選を果たした。 旧長与村時代の1964年以来、48年ぶりとなった町出身者同士による本格的な選挙戦は、現職と新人が激しい一騎打ちを展開。吉田氏は情報インフラの整備やコンパクトシティー実現などを主張。地縁、血縁や前町長だった父安親氏の人脈などを頼りに支持を広げた。

 葉山氏は健全な財政運営など3期12年の実績を強調。民主、社民両党や連合長崎など幅広い団体から推薦を受け組織選挙を繰り広げたが及ばなかった。

 当日有権者数は3万2535人(男1万5134、女1万7401)、投票率は56・42%(男55・31、女57・38)で前回の42・70%を13・72ポイント上回った=町選管調べ=。

◆活性化へ対話重視/吉田慎一氏の話

 草の根運動の結果で、皆さんの勝利。「幸福度日本一」の町を目指して町民との対話を重視し、経済活性化などの課題を解決していきたい。

2693チバQ:2012/04/23(月) 21:49:03
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/senkyo/2012/04/20091635.shtml
長与町長選終盤情勢 しのぎ削る"主流派"同士

長与町長選のポスター掲示板。一騎打ちの選挙は終盤戦に入った=長与町嬉里郷


 任期満了に伴う西彼長与町長選は、新人で元会社員の吉田慎一候補(61)と現職で4期目を目指す葉山友昭候補(72)=いずれも無所属=が一騎打ちの戦いを展開している。町出身者同士による48年ぶりの本格的な選挙戦は、終盤に突入した。

 吉田候補は前町長、吉田安親氏(86)の長男。地縁、血縁や安親氏を知る町職員OBらを頼りに昨秋から活動を開始。組織に頼らない草の根選挙を繰り広げ、「町内をくまなく回った」という。安親氏も選挙事務所や個人演説会に姿を見せ、現職時代を知る町民の支持獲得に余念がない。

 1972年から7期も町長を務めた安親氏だが、すべて無投票。支援者たちに町長選の経験はなく、長崎から選挙経験が豊富な人物を招き、組織のてこ入れを図っている。

 対する葉山候補は民主、社民両党の推薦を受け、労働者が多い同町で大きな影響力を持つとされる連合長崎の推薦もとりつけた。だが、陣営幹部は「町内は革新系が強いといわれるが、それは国政選挙での話。地方の選挙では一概にそうとはいえない」と上滑りを警戒する。

 健全な財政運営など失政が少ないとされる葉山町政。しかし、中央商店街の衰退は顕著で、商店街の男性は「議会で『活性化を』との話も上がったようだが、実際に何かをしてくれたという実感はない」と話す。

 長与町では長年、首長選で無投票が続いてきた。12年前も吉田候補の父安親氏が町政のバトンを葉山候補に渡し無投票で新町長が誕生した。今回も「選挙戦は避けられるのでは」との見通しもあった。複数の町議は「吉田陣営は当初、葉山町長が引退すると見て動き始めた」と説明する。一方、葉山陣営は「町長が出馬表明すれば(吉田氏は)出ないだろう」とみていたという。しかし、両陣営の思惑は外れた。

 想定外の展開は両陣営の支持者にも影響を与えた。吉田候補の後援会長は、前回の町長選(2008年)では葉山陣営の選対長を務めた川口美人元町議会議長。葉山候補の後援会長は、吉田候補が地盤とする吉無田地区出身の池原泉元県議会議長。「立場が入れ替わっていてもおかしくなかった」と関係者は話す。

 新興住宅地が多い同町。"主流派"同士の激突にもかかわらず「盛り上がりがみられない」としていた両陣営だが、終盤に入り「徐々にだが関心は高まっている」と見ている。投票日まで2日。両陣営とも投票率は60%前後と予測、1万票が一つの目安とみて最後の票の積み上げに全力を挙げる。

 有権者数は3万3357人(男1万5555、女1万7802)=16日現在、町選管調べ=。

2694チバQ:2012/04/23(月) 21:52:56
>>2688
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000206-mailo-l46
選挙:鹿児島市議選 民主現職2人落選 自民1増、投票率は過去最低 /鹿児島
毎日新聞 4月17日(火)15時31分配信

 任期満了に伴う鹿児島市議選(定数50)は15日投開票され、16日未明までに新議員50人が決まった。自民が1議席増やす一方、民主は現職2人が落選し、国政の混乱による逆風をまともに受けた厳しい結果となった。投票率は47・83%。96年の49・88%を2・05ポイント下回り、過去最低だった。【村尾哲】
 当選者の内訳は現職41、新人9。政党別では、民主3▽自民24▽公明6▽共産3▽社民5▽無所属9。
 現有5議席の維持を目指したが、議席を二つ減らした民主の得票数(1万6544票)は、前回に比べ7463票も減少。弱点である地方の支持基盤のもろさに加え、政権運営の混乱などで広がった失望感が市議選にも影響したと言える。
 3選した民主県連副幹事長の伊地知紘徳市議は「国政全般の影響があったと受け止めざるを得ない」と悔しさをにじませた。
 一方、衆院選の前哨戦と位置づけた自民は得票数を00年選以来の10万票台に乗せ、現有23から1議席伸ばした。同党市支部長の柴立鉄彦県議は「得票を伸ばし、国政選挙への弾みになる」と喜んだ。
 公明、社民は現有維持だが、社民は得票数を減らし苦戦した。任期中に現職1人が無所属に転じた共産は、1増で3議席を回復した。
 また今回は、福島原発事故や議員定数削減問題を背景に、反原発や議会改革を訴えてきた無所属現職の小川美沙子市議が女性候補として初のトップ当選。変革を求める無党派層の支持を集めたとみられ「しがらみにとらわれずにやっていく」と意気込んだ。
 新市議の任期は29日〜16年4月28日。
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 ■解説
 ◇政治不信、背景に
 過去最低の投票率を更新した鹿児島市議選。明確な争点がなかったことに加え、政治不信の広まりや、候補者が60人にとどまったことなどが要因とみられる。
 同市議選の投票率は92年まで60%半ば以上で推移したが、候補者が52人で「信任投票」と言われた96年に急落。74人が出馬した00年は60%台に回復したが、その後は下がり続けている。
 今回も「争点なき選挙」と言われ、各陣営は有権者の意識喚起に苦心。特に投票率が低い市中心部の候補は危機感を強めた。
 ただ、区画整理事業や住環境整備、少子高齢化など、地域が抱える課題は多く、候補者が日ごろからどれだけ地域に貢献しているかが当落を左右したと言えそうだ。【村尾哲】
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 ◇党派別当選者数
     現 元 新  計 改選前
民主   3 0 0  3   5
自民  20 0 4 24  23
公明   5 0 1  6   6
共産   1 0 2  3   2
社民   5 0 0  5   5
幸福   0 0 0  0   0
無所属  7 0 2  9   8
計   41 0 9 50  49
 ※改選前は欠員1
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2695名無しさん:2012/04/23(月) 21:53:12
◆市議選確定得票
 ◇鹿児島市(定数50−60)
当 7,196 小川美沙子 59 無現
当 6,846 仮屋秀一  59 自現
当 5,515 白賀郁代  54 公新
当 5,444 三反園輝男 54 無現
当 5,314 井上剛   42 無現
当 5,225 上門秀彦  57 自現
当 5,073 片平孝市  61 民現
当 5,066 上田裕一  58 公現
当 5,057 森山清美  59 社現
当 4,895 霜出佳寿  32 自新
当 4,796 小森信隆  51 公現
当 4,795 崎元博典  53 公現
当 4,794 長田徳太郎 63 自現
当 4,765 松尾誠   46 公現
当 4,757 小森孝文  62 自現
当 4,618 中島蔵人  61 自現
当 4,561 上田勇作  68 無現
当 4,532 古江尚子  55 自現
当 4,522 長浜昌三  49 公現
当 4,373 堀純則   64 自現
当 4,264 志摩れい子 68 自現
当 4,233 柿元一雄  63 自現
当 4,113 山口健   44 自現
当 4,072 大園盛仁  59 無現
当 4,018 薗田裕之  55 自新
当 3,986 佐藤高広  40 自新
当 3,958 平山孝   68 無現
当 3,845 秋広正健  68 社現
当 3,777 谷川修一  49 自現
当 3,772 大森忍   54 社現
当 3,762 入船攻一  66 自現
当 3,731 奥山嘉次郎 43 自現
当 3,724 米山太助  34 無新
当 3,723 大園竜也  34 共現
当 3,638 竪山清隆  56 共新
当 3,539 北森孝男  70 社現
当 3,406 川越桂路  40 自現
当 3,356 伊地知紘徳 52 民現
当 3,277 幾村清徳  64 自現
当 3,261 藤田太一  57 民現
当 3,240 田中良一  64 自現
当 3,208 鶴薗勝利  61 自現
当 3,145 脇田高徳  67 自現
当 3,126 平山哲   62 自現
当 3,107 政田敬次  70 自現
当 3,063 瀬戸山強  58 自新
当 3,062 野口英一郎 40 無現
当 3,060 桂田美智子 58 共新
当 3,033 中原力   38 無新
当 3,003 藤久保博文 54 社現
  2,808 杉尾巨樹  36 自現
  2,664 森山博行  47 民現
  2,344 上柿勉   67 無元
  2,190 泉広明   60 民現
  1,866 島田龍太郎 34 無新
  1,580 勝矢政和  46 無新
  1,356 松沢茂   59 諸新
  1,154 大川富洋  29 無新
  1,029 吉福浩介  36 無新
    675 山下純一  57 無新

4月17日朝刊

2696チバQ:2012/04/24(火) 22:02:20
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2195447.article.html
「萬坊」社長、太田会頭が出馬表明 唐津市長選
 唐津商工会議所会頭の太田善久氏(68)が24日、記者会見し、来年2月に任期満了になる唐津市長選に出馬することを正式に表明した。商議所会頭や「萬坊」社長の経営実績などを強調し、「これまで、田舎でどうしたら商売できるかという発想でやってきた。市政も民間のようなスピード感が出せるよう改善したい」と述べた。

 太田氏は出馬理由に「唐津経済の深刻な落ち込み」を挙げ、「観光で人を呼び込めるよう、福岡に近い地の利や美しい自然環境を生かす政策を進めたい」と述べた。西九州自動車道など高速道の無料化、JR筑肥線複線化実現へリーダーシップをとることを強調した。

 商議所会頭を近く辞任するほか、萬坊(本社・呼子)は10月の株主総会までに、社長を娘で副社長の順子氏(32)に譲る意向を明らかにした。

 現職の坂井俊之市長(50)は同日、「現職として多くの仕事が残っている。けじめがつかない段階で次については言えない」と、4選出馬についての考えは明らかにしなかった。

2012年04月24日更新

2697チバQ:2012/04/26(木) 21:50:10
>>2581-2584
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120426/plc12042620240013-n1.htm
沖縄防衛局長を訓戒処分 宜野湾市長選めぐる「講話」問題
2012.4.26 20:22
 防衛省は26日、米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾(ぎのわん)市長選(2月)をめぐり、真部朗(まなべろう)沖縄防衛局長が同市在住の職員や親族がいる職員を対象に「講話」で投票を呼びかけた問題で、同日付で真部氏を訓戒処分にしたと発表。政治的行為を制限する自衛隊法や公務員の地位利用を禁じた公職選挙法に違反する事実は「確認できない」と結論付け、懲戒処分は見送った。真部氏は当面職務にとどまる見通し。また、聴講者のリスト作成に関わった同局の職員3人を「注意」、2人を「口頭注意」とした。

2698チバQ:2012/04/28(土) 01:09:10
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001204260002
大飯再稼働反対 県議会、異例の全会一致
2012年04月27日


 県議会は26日、関西電力大飯原発(福井県)の早期再稼働に反対する意見書を全会一致で可決した。原発立地道県の議会で初めての反対表明は、1人会派の提案に、最大会派の自民と政権与党の民主党の県議が賛同するという、異例の道筋をたどった。


 「否決されて当然だと思っていた。まさか全会一致とは」。午前の議会運営委員会で、意見書を緊急提案した宮崎泰茂県議(市民リベラルの会)は、驚いていた。


 意見書では、東京電力福島第一原発事故の検証や安全対策が不十分で、原子力規制庁が未設置であることなどを理由に早期の再稼働に反対した。「大飯原発の再稼働をベースに、他の原発も『右へならえ』にしたいはずの政府に、それではダメだと釘を刺した」と、可決の意義を強調した。


 2009年に九電玄海原発3号機で始まったプルサーマルなどの原子力政策を推進してきた自民党内には当初、来るべき玄海原発の再稼働の議論を控え、「立地県として、とやかく言うべきではない」と、意見書可決に慎重な幹部もいた。


 しかし、意見書の内容が「大飯原発」に限定した点に注目。ある議員は「『すべての原発』というなら反対に回っただろう」という。議員団の石丸博会長ら複数の幹部は、玄海原発の再稼働議論とは「まったく別物だ」と口をそろえる。


 大飯原発の再稼働を進めている、政権与党・民主党の4人も賛成に回った。


 党県連幹事長の内川修治県議は「国民生活を確保することも考えないといけないが、政府がエネルギー政策や電力需給の説明責任を果たすことが絶対必要。それがないなかで、再稼働を推進するのは誰が見ても疑問だと思う」と指摘。「いくら与党でも、原発立地県として慎重な対応を訴えないといけない。忸怩(じくじ)たる思いはある」と、もらした。(岩田正洋)

2699チバQ:2012/05/06(日) 15:41:59
>>2448>>2577
http://www.asahi.com/business/update/0504/SEB201205040048.html
2012年5月6日9時59分
「TSUTAYA」、市立図書館運営へ 佐賀・武雄で[PR]

 佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長は4日、音楽・映像ソフトのレンタル・販売を手がける「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、市立図書館の運営について提携に合意したと発表した。年間34日ある休館日が年中無休になり、開館時間も8時間から12時間(午前9時〜午後9時)に延びる、としている。

 市によると、CCCが公立図書館の運営に乗り出すのは全国初。市民が現在持っている図書カードはTSUTAYAなどの提携店で使える「Tカード」に置き換わる。図書館の本を借りれば、ポイントサービスが付く。

 館内にカフェを設け、雑誌が自由に読めるほか、収蔵物以外のDVD・CDを有料でレンタル出来るスペースを設ける。雑誌や文具も販売する。

2700チバQ:2012/05/06(日) 15:50:02
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-04_33318/
糸満市長選告示まで1カ月 運動本格化


政治 2012年5月4日 09時29分



 【糸満】任期満了に伴う6月10日の糸満市長選の告示まで、残り1カ月を切った。これまでに、2期目を目指す現職の上原裕常(63)、返り咲きを狙う前職の西平賀雄(64)、新人で同市議の大田守(53)の3氏が立候補を表明した。いずれも無所属で、三つどもえの公算が大きい。各氏とも3月中に事務所開きを終え、運動を本格化。街宣活動や懇談会などを重ねて支持拡大に連日奔走している。

 上原氏は自民、公明の両党から推薦を受け、与党会派16市議や経済団体が支援する。市西川町に本部を設置。大票田の糸満、西崎両地域や、市米須など三和地域を重点地区とする。市議らの地盤を中心に12の連絡事務所も設け、票固めと支持拡大を強化。4年間の実績を訴え、出馬表明などの遅れを運動量で巻き返す。

 西平氏は地縁・血縁関係者らをはじめ「市民有志」が支える。市西崎に事務所を設置し、重点地区とする字糸満で全戸訪問を終えるなど運動を加速化。農村部の三和地域でも街宣カーやポイント演説などに力を入れる。1期4年間務めた過去の実績や知名度などを強調し、他陣営への切り崩しを図る。

 大田氏は現市政に対抗する6市議らが支援。市西崎のほか、出身の字米須など三和地域に拠点を構え、高嶺、兼城の両地域でいち早く運動を展開。4月中に2回のローラー作戦と市内全域での会合をこなした。大票田の字糸満や西崎地区も重視。唯一の民間企業出身として「市民目線」を強調、浮動票取り込みを狙う。

2701チバQ:2012/05/06(日) 16:03:35
>>2694-2695
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120502-OYT1T00495.htm
市会に「自民党維新の会」、最大会派に…鹿児島

4月15日に改選された鹿児島市議会(定数50)の新議員が1日、議会事務局に会派結成届を提出した。


 新たに11人で構成する「自民党維新の会」が設立され、最大会派となった。

 11人は改選前に最大会派だった「自民党新政会」などに所属していた現職8人と新人3人で、いずれも自民党公認で当選。橋下徹・大阪市長が代表の大阪維新の会と直接のつながりはないが、団長の鶴薗勝利議員は「市政の改革を目指して『維新の会』と名付けた。大阪維新の会との連携についても前向きに検討したい」と語った。

 新しい会派構成は次の通り。

 自民党維新の会(11人)▽自民党新政会(7人)▽公明党(6人)▽社民・市民フォーラム(6人)▽自民みらい(5人)▽民主市民クラブ(4人)▽自民党市議団(3人)▽共産党(3人)▽維新さつまの会(2人)▽無所属(3人)

(2012年5月2日12時33分 読売新聞)

2702名無しさん:2012/05/08(火) 22:34:56
(´・ω・`)沖縄県議選挙まで約一ヵ月となりました。情報よろすくです
琉球新報や沖縄タイムスには
与党系28・野党系35だそうです。無所属候補がどっち系なのかよくわからない候補もいますがな。
沖縄無党派さんは詳しいかな?

2703チバQ:2012/05/08(火) 22:51:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000289-mailo-l46
鹿児島市議会:自民会派分裂 「政策より政局優先」背景巡り厳しい声も 方針に反発や不満募る? /鹿児島
毎日新聞 5月8日(火)16時37分配信

 先月の改選で新議員50人が選ばれた鹿児島市議会で、これまで最大会派だった自民党新政会が分裂。新政会離脱組7人が中心となり新たに自民党維新の会(11人)を結成し、最大会派となった。背景には、会派運営や議長選を巡る思惑の違いも浮かび「政策よりも政局優先」との厳しい受け止めが広がっている。【村尾哲】
 「風通しをよくし、少数意見を大事にしていく」。自民維新の会団長の鶴薗勝利議員らは1日に会見し、会派結成の意義をこう強調した。
 関係者によると、新政会離脱を決めたのは、届け出期限(5月1日)直前の4月28日前後。期限当日に新政会幹部に離脱を告げる急ごしらえだった。
 分裂の伏線となったのは、4月の市議選。報道機関からのアンケートに回答しないとする会派方針に一部議員や後援会が反発するなど、不満がくすぶっていた。
 一方、次の議長のイスを巡る駆け引きという指摘もある。ある議員は「議長になりたいが、新政会にいては芽がない人が離脱したという印象。政策よりは感情だ」と解説する。政策面を問われた1日の会見でも「これというのを決めているわけではない」と、歯切れの悪さが目立った。
 自民系会派はもともと一つだったが、00年ごろから分裂を繰り返し、現在は4会派に。今回は高い人気を誇る「大阪維新の会」にあやかった格好だ。ある自民党関係者は「ブームに乗っているだけ。昔は指導力のあるベテランがいて『重し』になっていたんだが……」と、ため息まじりだ。
 4月の市議選は投票率47・83%で過去最低を記録。市議会は、有権者の理解や関心をいかに高めるかが求められている。鹿児島大の平井一臣教授(政治学)は「会派の意義は認めるが、議会全体としての取り組みが問われている。会派単位のあいまいな動きを繰り返すなら有権者の不信はますます強くなるだろう」と話している。

5月8日朝刊

2704チバQ:2012/05/10(木) 22:46:28
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-10_33526/
多くの選挙区で激戦 県議選まで1カ月

政治 2012年5月10日 09時46分

(13時間3分前に更新)

 県議選は6月10日の投開票(6月1日告示)まで1カ月に迫った。9日現在、14選挙区(定数48人)に63人が立候補予定で、2008年の前回選挙で立候補を届け出た74人に比べると11人少ない。

 内訳は現職43人、前職1人、元職3人、新人16人。多くの選挙区で、少数の候補者が定数をめぐって争う「少数激戦」となる見込みだ。

 仲井真県政に対する立場は、与党系28人、野党・中立系35人。前回の選挙で過半数を割り込み21議席(欠員1)となった県政与党が安定多数を奪回するのか、26議席を取った野党・中立系が過半数を維持するかが焦点となる。

 沖縄タイムス社が実施した立候補予定者のアンケートでは、米軍普天間飛行場の県外・国外移設を目指す基本姿勢はほぼ一致しており、「経済振興」や「県民のくらし向上」が最重要視政策に挙がった。

 糸満市区と南城市区は、現時点での立候補予定者と定数が同一のため、無投票となる可能性が高い。

2705チバQ:2012/05/10(木) 22:48:49
>2588>>2599
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120509-OYT1T00544.htm
「公選法は分かりにくい」と連座制有罪で県議


「選挙」の記事をお探しですか?最新関連記事が 20+ 件 あります。 昨年4月の長崎県議選の選挙違反事件で、選挙運動の総括主宰者らの有罪が確定した民主党の陣内八郎県議(62)(長崎市区)が連座制不適用の確認を求めた訴訟の第2回口頭弁論が8日、福岡高裁(木村元昭裁判長)であった。


 陣内氏の尋問が行われ、「連座制が適用されて票が無効になれば、民主主義の根幹に関わる」などと訴えた。

 原告側の尋問で、総括主宰者と出納責任者が県選管に運動員として届け出ていなかった延べ49人に報酬を支払ったとして公職選挙法違反(買収)に問われ、有罪となったことについて、陣内氏は「金を払ったのは判断ミスがあったと思う。公選法は分かりにくく、一般の人も犯罪者にしてしまう」と述べた。

 一方、検察側は反対尋問で、陣内氏が選挙前の2010年10月、公選法の勉強会に出席していたことを指摘し、「(法律について)きちんと理解していたのではないか」と主張した。

 閉廷後、陣内氏は報道陣に対し、「公選法は理解していたが、2人が報酬を支払っていたことは全く知らなかった」と釈明した。

(2012年5月10日07時48分 読売新聞)

2706名無しさん:2012/05/12(土) 16:29:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/301823
海外視察報告書に盗用 福岡4市議、ネットや本写す
2012年5月12日 13:31 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡市議会の民主党会派「民主・市民クラブ」の議員4人が欧州を行政視察した際の報告書に、書籍やインターネット上の百科事典「ウィキペディア」からの盗用があったことが12日、分かった。執筆を担当した田中慎介議員は「注釈に参考文献を記すことを失念していた。結果的に盗用ととられても仕方ない」として、近く報告書を修正する考えを示した。

 視察したのは、ほかに太田英二、調崇史、田中丈太郎の3議員。1月29日から8日間の日程で、英国のリバプールとロンドン、スペイン・バルセロナを訪ねた。費用は航空機代や宿泊費などで1人約70万円という。

 報告書はA4判35ページ。バルセロナに関する記述の多くやリバプールの都市概要などで、ウィキペディアや書籍「バルセロナ旧市街の再生戦略」(阿部大輔氏著)からの盗用があり、車で通過しただけの地域についても「都市問題や治安悪化が深刻化していた」などと視察したような表現になっていた。田中慎介議員は「締め切りが迫り、注釈漏れを見落とした」と釈明している。

 福岡市議は、任期中に80万円を上限に海外視察ができ、帰国後2カ月以内に議長への報告書提出が義務付けられている。


=2012/05/12付 西日本新聞夕刊=

2707沖縄無党派:2012/05/14(月) 18:58:12
現時点の沖縄県議会の勢力分布
http://www2.pref.okinawa.jp/oki/meibo.nsf/Web_Kaiha?OpenView&count=999

(与党)
自民党 15
公明県民会議 5(公明党所属は4人、前島氏は公明推薦の無所属)
無所属 1(吉田氏は元金武町長)

(野党)
社民・護憲 8(うち社民党所属は5人)
共産党 5
社大・結 5(うち社大党所属は2人)
新政クラブ 2(うち山内氏は元民主)

(中立)
改革の会 4(うち赤嶺氏は元民主、當間氏は政党そうぞう代表)
民主党 2(前は4人)

2708チバQ:2012/05/20(日) 16:22:08
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001205180001
佐賀市長、ごみ処理場統合提案 地元猛反発
2012年05月18日

 佐賀市は17日、旧佐賀市と旧久保田町のゴミを処理している市清掃工場(同市高木瀬町長瀬)で、2013年度から14年度にかけて、ほぼ全市のゴミを受け入れる案を周辺自治会との合同会議に提案した。地元とは工場建設後に合併した町村のゴミは受け入れないとする協定を交わしており、激しい反発があった。


 佐賀市では現在、市清掃工場の他に、旧大和町、旧富士町、旧川副・東与賀町の三つの施設が、合併後もそのまま稼働している。
 会議で秀島敏行市長は、これらを統廃合することによって約3億円のコストが削減できると説明。来年4月1日から大和町と富士町、再来年4月1日からは川副・東与賀町に加え、現在、脊振広域クリーンセンター(神埼市脊振町)で処理している旧諸富町分を清掃工場で受け入れ、代わりに大和町の一部と富士町分を脊振へ回す案を、9月市議会に出したいとした。


 これに対し、地元からは「絶対に他の町村からのゴミを入れないという条件で、やむなく引き受けた。いまさら広域合併したからという理由は通らない」などと異論が噴出。秀島市長は「過去の経緯は分かっているつもり。無理な注文だと言われても、お願いするのが責務だ」と返した。
 受け入れ量を増やした場合の周辺への影響の資料が示されていないなど、情報不足への不満も多く、改めて会議を開くことにした。
 秀島市長は2期目の重点公約に、ごみ処理施設の統廃合を掲げており、10年から旧久保田町分の受け入れを始めている。(大野宏)

2709チバQ:2012/05/20(日) 16:56:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303232
「維新の会」九州で乱立 橋下人気便乗?看板替えも
2012年5月20日 00:11 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」人気を背景に、同じ「維新」の名を使った政治団体・会派が、九州で乱立していることが19日、西日本新聞の取材で分かった。同会が連携を正式に認めた団体はなく、中には次期衆院選をにらんで既存政党が「看板替え」したとみられるケースも。同会は警戒しつつも、第三極の結集には地方の同志との連携が欠かせないだけに、対応に戸惑っている。

 この日、熊本県合志市であった「熊本維新の会」発会式。「橋下市長の決断力を評価している。熊本にも新しい風を吹かせたい」。約70人の前でそうあいさつした代表の元町議会議長(80)は実は、今年3月に民主党を離党したばかりだ。

 九州の各県選管などによると同日現在、「維新」の名前を使って届け出があった政治団体・会派は福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島県内で計18団体。このうち、当時大阪府知事だった橋下氏を代表とする大阪維新の会が発足した2010年4月以降は、計15団体に上る。

 地方分権を訴える同会に純粋に賛同する団体もある半面、首長選の立候補者が選挙直前に代表者として届け出たり、自民党系の市議会会派が分裂後、「維新」を名乗る例もあった。

 大阪維新の会は既存政党による「決められない政治」からの脱却を訴え、その公認・推薦候補は、大阪府内の議員選挙や11年の統一地方選で「連戦連勝」。次期衆院選で国政に進出する方針を掲げる。「維新命名ブーム」の背景には、こうした大阪の流れに便乗したい思惑もありそうだ。

 地域政党が類似名を名乗ることを止める法的手段はなく、橋下氏は17日の記者会見で「勝手に名乗るところなどろくでもない」と批判。

 一方で「党の方針に賛同し、一緒に戦おうと言ってくれたら、ろくでもない発言は撤回しないといけなくなる」とも述べ、微妙な心情をのぞかせた。

=2012/05/20付 西日本新聞朝刊=

2710チバQ:2012/05/20(日) 19:09:21
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120520/trd12052018410017-n1.htm
不祥事続きの福岡市で職員に異例の1カ月間“禁酒”要請
2012.5.20 18:40
 酒に酔った福岡市職員2人が18日夜に暴行と傷害容疑で福岡県警にそれぞれ逮捕された事件をめぐり、同市は職員に対し、21日から1カ月間、外出先での飲酒を控えるよう求める方向で調整していることが20日、分かった。

 友人や同僚宅、飲食店などの外出先で飲酒を控えるよう求める方向。自宅での飲酒は認める見通しだ。市は飲酒が発覚しても法的な規定はなく処分はできないとしているが、指導などを検討するという。

 福岡市では、18日夜、港湾局職員(52)がタクシー運転手を殴ったなどとして暴行容疑で、保育課係長(48)が同僚の顔を殴りけがをさせたとして傷害容疑で、それぞれ逮捕された。2月には消防局職員が飲酒後に車を盗んだとして窃盗容疑で逮捕された。

 高島宗一郎市長は19日に開かれた緊急幹部会議で「1カ月間、公私ともに酒を飲むなというぐらいの気持ちだ。それを酌んでもらい、対策を考えてほしい」と述べていた。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303251
前代未聞 職員に賛否 福岡市の禁酒令
2012年5月20日 02:00 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

緊急幹部会議で不祥事の報告を聞く高島宗一郎市長(中央)=19日午前、福岡市役所 福岡市で酒に酔った同市職員が相次いで逮捕された事件は、全職員約1万8千人に対し、自宅外の飲酒を1カ月禁止するという前代未聞の“禁酒令”にまで発展した。研修や幹部の訓示など対策をいくら講じても、繰り返される職員の飲酒絡みの不祥事に、高島宗一郎市長が業を煮やした格好。職員や市民の反応はさまざまで、専門家からは憲法に触れるとの指摘やパフォーマンスにすぎないとの声が上がる。

 「ものすごく激しいし、回数が多い。これは率直な感想」。19日、高島市長は報道陣を前に、市役所内の飲み会の印象を語った。その表情には、相次ぐ不祥事へのいら立ちが浮かんだ。

 禁酒令に、総務系の40代幹部職員は「ある程度ショック療法も必要だと思う」と話した。男性部長(57)も「目に見える形で対策を立てないと市民の信頼回復は難しいから、禁酒はいいと思う。前日飲まなかったか職場でチェックさせるなど工夫が必要」とした。

 一方、男性職員(33)は「酒がやめられない人は、禁止しても飲むのでは。解決につながるのかは分からない」と疑問視した。

   ■   ■

 約1万8千人の一斉禁酒は、市内の飲食業界にも波紋を広げる。天神の居酒屋は「正直、困る。市職員さんは大口のお得意さま。不景気で外で飲む人も減っているのに」。屋台経営の男性は「飲食店にとっては打撃。個人のモラルの問題なのに」とあきれ顔を見せたが「まあ、不祥事が多すぎるから、連帯責任もいいと思う」と加えた。

 大分県でも2006年、県立高校教員が飲酒運転事故で逮捕された事態を受け、2カ月間の職場の懇親会自粛が行われたことがある。ただ今回は職場とは関係ない職員のプライベートに踏み込む禁止令。専門家からは疑問の声が上がる。

 久留米大の西嶋法友教授(憲法)は「乱暴なやり方。個人の尊重を認めた憲法13条に反する」と指摘。九州大の斎藤文男名誉教授(行政法)も「市長の気持ちは分かるが、やりすぎ。市民の目にはパフォーマンスにしか映らない。職員のコンプライアンス(法令順守)意識の問題。職員研修の徹底や採用の厳格化など抜本的な対策こそ求められる」と述べた。

=2012/05/20付 西日本新聞朝刊=

2711チバQ:2012/05/20(日) 19:10:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303251
福岡市公社汚職:収賄容疑で職員逮捕 「申し訳ない」高島市長謝罪 土地開発公社、存廃を検討へ /福岡
毎日新聞 2012年05月19日 地方版

 福岡市の高島宗一郎市長は18日、市土地開発公社職員が収賄容疑で逮捕された事件を受け「市民に大変申し訳ない」と謝罪した。今後は副市長をトップに内部調査と再発防止に取り組む一方、行政改革の一環として市土地開発公社の存廃を検討する考えを示した。【関東晋慈】

 同市では2月に盗んだ車を飲酒運転した消防局職員が逮捕された他、4月に市立室見小教頭が酒気帯び運転容疑で検挙されるなど今年に入って不祥事が相次いでいる。こうした事態を受け、市は今月8日、飲酒運転等不祥事再発防止アクションプランを発表したばかり。それから間もない贈収賄事件での逮捕の知らせに庁舎内は重苦しい空気に包まれた。

 高島市長は「組織の代表としては申し訳ないが、市民の代表としては『何なんだ、ふざけるな』という話。ウミがあるなら出し切りたい」と述べた。その上で「時代的に土地開発公社は必要なのかという思いがある。時代に合わせて行政のあり方を考え、不必要なものはなくしたい」と話した。

〔福岡都市圏版

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20120519-OYS1T00295.htm
福岡市土地公社解散も検討、汚職事件を受け


 福岡市土地開発公社の職員による汚職事件を受け、高島宗一郎市長は18日、市役所で報道陣の取材に応じ、「市役所という組織の代表として市民に申し訳ない。事件について、市も内部調査を進め、再発防止に努めたい」と話した。公社については解散も視野に検討を進めることを明らかにした。

 同市では今年に入って、消防局職員や市立小教頭が飲酒運転などで相次いで懲戒免職となった。こうした事態を受け、市は、不祥事再発防止策をまとめ、8日に発表したばかりだった。

 高島市長は「飲酒運転に続いて贈収賄。ふざけるなという話だ」と憤りを見せた。公社については「時代的に必要性がどうなのかなと思う」と述べ、市が進める行財政改革の中で公社の存廃を議題にする方針を示した。

 公社を巡っては、地価下落により土地を先行取得する役割が薄れており、全国的に解散の動きが進んでいる。事件を受け、市幹部や市議からも「役割を終えている。事件も起きた以上、解散に向けた議論を進めるべきだ」との声が上がった。

 県警はこの日、市役所や公社など約10か所を捜索。事件の舞台となった西鉄天神大牟田線高架化事業で用地交渉を担当した市道路下水道局の捜索は6時間近くに及んだ。

(2012年5月19日 読売新聞)

2712チバQ:2012/05/20(日) 19:11:32
http://www.asahi.com/national/update/0519/SEB201205190002.html
福岡市職員2人、相次ぎ逮捕 酒に酔い傷害などの疑い
 飲酒運転や贈収賄事件など不祥事が続く福岡市で、市職員2人が18日夜、酒に酔って人を殴ったとして、相次いで福岡県警に逮捕された。

 福岡市城南区友丘3丁目、市港湾局職員寺田副(そえむ)容疑者(52)は早良署に暴行の疑いで現行犯逮捕された。発表によると、寺田容疑者は18日午後10時25分ごろ、乗車していたタクシーの運転手(66)と口論になり、城南区松山2丁目の路上で運転手を数回殴った疑いがある。寺田容疑者は当時酒に酔っていたが、「何で殴る必要がありますか」と容疑を否認しているという。

 また、糸島市二丈福井、市こども未来局係長浜地正明容疑者(48)は、中央署に傷害の疑いで現行犯逮捕された。発表によると、浜地容疑者は18日午後10時45分ごろ、中央区大名1丁目のビルの踊り場で、一緒に酒を飲んでいた福岡市の男性職員(40)を殴り、歯を折るなどのけがを負わせた疑いがある。浜地容疑者は「横着な態度に腹が立った」と話しているという。

2713チバQ:2012/05/20(日) 19:11:57
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303086
がれき問題、議会と市側で埋まらぬ溝 福岡市議会が決議案可決
2012年5月19日 02:02 カテゴリー:九州 > 福岡
 東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、福岡市議会が18日、市に検討を求める決議案を可決したことで、市議会と受け入れに慎重な市側との意見の隔たりが鮮明になった。「被災地の復興に貢献するべきだ」と主張する市議会の多数派に対し、「安全面で懸念が消えない」と否定的な市当局。県内では、同じ政令市の北九州市が受け入れに向けた動きを加速させているが、福岡市では着地点が見えないままだ。

 決議案が可決された18日の臨時会。高島宗一郎市長は採決の様子を神妙な表情で見守った。閉会後、記者団に囲まれると「まず国ががれきの安全性について説明することが(受け入れを検討する)前提。一番の目的は(政府が求める)広域処理ではなく復興で、まずは復興支援に積極的に取り組みたい」と従来の姿勢を強調。当面は、力を入れてきた復興支援に当たる市職員の被災地派遣を優先する考えを示した。

 市の主張には、福岡市特有の「事情」がある。市の2カ所の埋め立て場は、約40年前に福岡大と共同開発した「福岡方式」という構造。国が示す埋め立て方法は、焼却灰と雨水がなるべく接触しない方式なのに対し、福岡方式は焼却灰に雨水と空気に接触させて分解を促す仕組み=イラスト参照=だ。このため、地中に染み出る浸出水にがれきに含まれる放射性セシウムが溶け出し、汚水処理場を経て閉鎖性の高い博多湾に流れ込む可能性があるという。

 これに対し、北九州市の埋め立て予定地は外海に面し、「仮にセシウムが処分場内の水に溶け出しても海に流出する恐れはない」(環境局)とされ、福岡市の担当者は「うちは北九州市とは事情が違う」と説明する。

   ■   ■

 被災地のがれき処理は、震災から1年となる今年3月の段階でも対応が進まず、前後して各地の地方議会で受け入れに向けた決議の動きが拡大。政府も自治体への働きかけを強めた。

 福岡市議会でも、北九州市議会や県議会で決議案可決の動きが表面化した3月上旬以降、最大会派の自民党や第2会派の公明党などから市に受け入れを検討するよう求める動きが活発化。「福岡市だけ何もしなくていいのか。最初から『受け入れない』という姿勢ではなく、東北の復興のために何ができるかを考えるべきだ」(ベテラン市議)との認識が議会内で多数派を占めていった。

 ただ、がれきの受け入れには市民に反対の声も根強い。18日の臨時会の質疑では、無所属市議が「本当に安全といえるのか」と質問。決議案の提出会派を代表して答弁した自民党市議が「安全性の基準や根拠は国が示すべきだ」と繰り返すと、反対派など50人以上が詰め掛けた傍聴席から「無責任だ」などと激しいヤジが飛ぶ場面もあった。

 決議案は自民、公明、民主などの賛成多数で可決。共産党などは反対だった。決議を主導した市議の1人は「ボールは執行部に投げた。市が議会の意思を尊重して何か(対応を)考えてくれるはずだ」と期待を込めるが、被災地のために福岡市として何ができるのか、今後も丁寧な議論が求められる。

=2012/05/19付 西日本新聞朝刊=

2714チバQ:2012/05/21(月) 23:56:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012052102000207.html
福岡市全職員 自宅外飲酒 1カ月禁止
2012年5月21日 夕刊

 酒に酔った福岡市職員の不祥事が相次いでいることを受け、福岡市の高島宗一郎市長は二十一日、全職員に対する一カ月間の自宅外禁酒を通知した。法的に禁じることはできないため要請にとどめるが、外出先などでの飲酒が発覚すれば「厳しい対応で臨む」(高島市長)という。全国的にも異例の措置で、対象は市教委も含め約一万八千人に上る。

 高島市長は、臨時幹部会議で「禁酒が(不祥事防止の)根本的な対策でないことは承知している。ただ、意識改革にはショック療法も必要。多くの飲食店にご迷惑をかけるが、市が生まれ変わる期間と思い、協力いただきたい」と述べた。

 市によると、自宅外での飲酒を禁じ、同僚宅などで飲むことも認めない。例外的に結婚式の当事者は認める。宴席への出席自体はよく、ウーロン茶などで対応する。

 飲酒が発覚した場合、処分はできないが、市長や局長などからの直接指導を実施。繰り返せば、別の対応を検討する。高島市長は報道陣に「職員の私生活に踏み込む点で批判があるかもしれないが、この非常事態に手を打たない方が責任放棄だ」と説明した。

 福岡市では、二月に酔った消防士が盗んだ車を運転したとして逮捕。四月にも市立小学校教頭が酒気帯び運転で摘発された。今月十七日には、市土地開発公社職員が収賄容疑で逮捕。十八日夜には、酔った市職員二人がそれぞれ暴行と傷害容疑で逮捕された。

2715チバQ:2012/05/21(月) 23:59:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000032-mai-soci
<禁酒令>福岡市職員に1カ月 不祥事対策「自宅以外ダメ」
毎日新聞 5月21日(月)13時2分配信


拡大写真
福岡市職員による不祥事を受け、臨時幹部会議で訓示する高島宗一郎市長(中央)=福岡市中央区の福岡市役所で2012年5月21日午前9時8分、津村豊和撮影

 福岡市の高島宗一郎市長は21日、市役所で臨時幹部会を開き、全職員を対象に外出先での禁酒を要請した。市職員2人が酒に酔った末に暴行や傷害容疑で相次ぎ逮捕されたのを受けた措置で、期間は同日から来月20日までの1カ月間。市教委も同様の対応を取る方針で、高島市長は「意識改革のためのショック療法。飲酒に関する長年のあしき風土を変え、生まれ変わった市役所になって市民の信頼を取り戻したい」と話した。

 市によると、正規職員9600人を対象に、公私を問わず飲食店や知人宅など外出先での飲酒を控えるよう求めた。

 仕事などでやむを得ず参加する酒席でもノンアルコールでの対応となる。自宅での飲酒は認める。

 この他、懲戒基準についても6月末までに厳罰化。不祥事防止策として、市民への奉仕などを誓う「服務の宣誓」を朝礼などで唱和するほか、市職員の共通理念を示す「市職員憲章」は8月末までに策定する。市長や副市長による直接指導の場も設定する。

 市では2月に市消防局職員が酒に酔って車を盗んだとして逮捕され、4月には市立小学校教頭が酒気帯び運転容疑で検挙されるなど酒が絡んだ事件が続発している。【木下武】

2716チバQ:2012/05/22(火) 00:15:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120521-00000022-mai-soci
<禁酒令>「やりすぎ」「実効性あるか」…強権発動に戸惑い
毎日新聞 5月21日(月)12時0分配信

福岡市職員による不祥事を受け、臨時幹部会議で訓示する高島宗一郎市長=福岡市中央区の福岡市役所で

 飲酒が絡んだ市職員の不祥事が相次ぐ福岡市で、職員に外出先での飲酒を1カ月間禁じる「禁酒令」が“発令”された。前代未聞の強権発動に、市民からは理解を示す一方で、「ストレスがたまりそう」「やりすぎだ」との批判の声も聞かれた。

 「1カ月ぐらい外で飲まなくても、家で飲めれば十分だ」。続発する不祥事に、同市のタクシー運転手、馬場定一郎さん(54)は当然といった様子。ただ「悪いことをしていない周りの職員が大変」と一部職員の不祥事に巻き込まれた形の職員に同情した。

 これに対し、反発するのが同市博多区の無職、北野正さん(41)。「市長といえども、そこまで制限をかけて良いものか。飲まないとストレスがたまるだろう。家で飲むのと外で飲むのは全然違う。やりすぎだと思う」と話した。

 一方、禁酒対象は約1万8000人となる見通しで、市役所周辺の飲食店は売り上げ減にもつながるだけに、疑問の声が上がった。同市中央区にある居酒屋「ゆめ屋」の渡辺えり子さん(60)は、2〜3カ月前から市職員の来店減を肌で感じる。2月に消防局職員が酒を飲んで車を盗み逮捕された事件が起きた時期に重なり、3〜4月は歓送迎会も激減。来店する市職員も、飲酒の自粛ムードを口にしていたという。

 渡辺さんは「これだけ言われて飲酒で同じ過ちを繰り返すとは」とあきれながらも「禁酒令に実効性があるのだろうか」と困惑した表情を浮かべた。

 今回の措置に、斎藤文男・九州大名誉教授(行政法)は「市長が怒り心頭なのは分かる。だが、世間的に分かりやすいかもしれないが、やりすぎだ。市長のパフォーマンスで、芝居を打っているようにしか見えない。今問われているのは職員のコンプライアンス(法令順守)意識の問題。職員研修の徹底など、抜本的な対策を取らないと解決にはつながらない」としている。【野呂賢治、青木絵美】

2717杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/05/22(火) 16:35:32
>>2714-2716
「迷惑をかけるが、長い目で見守って」職員禁酒令で市長、役所周辺の飲食店に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120522-OYT1T00721.htm

 相次ぐ飲酒絡みの不祥事を受け、21日から全職員の1か月飲酒禁止を始めた福岡市の高島宗一郎市長は22日の定例記者会見で、「賛否はあるだろうが、『飲酒について考えるいい期間』と前向きに受け止め、自主的に集まって話し合った職員もいると聞く。気持ちを一つにして取り組んでいきたい」と、初日を終えた感想を語った。
 職員の利用が多い市役所周辺の飲食店に対しては、「誇れる市役所にするための1か月。迷惑をかけるが、長い目で見守ってほしい」と理解を求めた。
 福岡県の小川洋知事も同日の記者会見で、「人ごとではなく、県としても職員一人ひとりの意識に働きかけたい」と述べた。

(2012年5月22日14時26分 読売新聞)

2718チバQ:2012/05/22(火) 21:08:49
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-22_34064/
県議選:「泡瀬」対応 沖縄市区で割れる見解

泡瀬沖合埋め立て事業の賛否など、各政策を訴えた県議選沖縄市区の立候補予定者=沖縄市上地のコザ・ミュージックタウン音楽広場

[画像を拡大]
地域 2012年5月22日 09時48分

(11時間24分前に更新)

 【沖縄】6月1日告示、10日投開票の県議会議員選挙を前に、沖縄市区の立候補予定者6氏の公開討論会(主催・沖縄青年会議所)が20日、市上地のコザ・ミュージックタウン音楽広場で開かれた。市が計画を策定し、国、県が進める沖縄市の泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発事業)について、経済振興を理由に県政与党、中立の4氏が賛成、野党2氏は自然環境の保護や経済的合理性がないとして反対し、見解が分かれた。

 討論会には、与党的立場を表明している桑江朝千夫氏(56)=自民現1、金城勉氏(60)=公明現3、小渡亨氏(59)=無所属前3と、野党的立場を表明している仲村未央氏(39)=社民現1、嘉陽宗儀氏(69)=共産現5、中立的立場を表明している玉城満氏(53)=無所属現1、国民新推薦=の6氏が出席した。

 泡瀬沖合埋め立て事業について、桑江、金城、小渡、玉城の4氏が推進の立場で賛成を表明。仲村、嘉陽の2氏が反対の立場を明確にした。

 賛成の理由について、桑江氏は「企業誘致、雇用を生み出す事業。リゾート地として、観光立県の推進に貢献できる。(嘉手納)基地を抱える沖縄市が将来発展し続けるためにも、絶対に推進するべきだ」と述べた。

 金城氏も「市議会で推進決議が過去に3度も全会一致で行われた。巨大ビーチに国際大会を誘致し、スポーツのメッカにする。雇用を創出し、沖縄市、中部地域の活性化にもつながる事業だ」とした。

 小渡氏も「一貫して推進してきた。泡瀬で生まれ育ち、生活している。反対派が反対するような自然破壊があれば、私が反対する。東部海浜事業と中城湾港の開発で中部を元気にする」と訴えた。

 玉城氏も「工事が6〜7割進む中で、事業を中止すると復旧のための予算もかかりリスクも大きい。自然破壊にもつながる。コザ市時代からの市民の念願の事業であり、推進するべきだ」と述べた。

 反対の立場を掲げた理由として仲村氏は「市議時代から反対している。自然を守ってほしいと多くの県民が願っている。東部地域は下水道の接続率が低く、海の汚染が懸念される。文化施設建設などに切り替えるべきだ」と述べた。

 嘉陽氏は「ラムサール条約登録候補地の環境を破壊する事業だ。裁判では経済的合理性を否定する判決が下っており、ずさんな計画。将来的には市民が負担を強いられることになる」と主張した。

 東日本大震災の被災地のがれき受け入れの賛否や、教育、福祉、経済振興などの質問でも各候補者が、持論を展開した。

2719チバQ:2012/05/22(火) 21:13:09
>>2636>>2654
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000460-yom-soci
震災がれきトラック、反対派が阻止…押し問答
読売新聞 5月22日(火)11時25分配信

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れ問題で、北九州市は22日午前、試験焼却する宮城県石巻市のがれき約80トンを北九州市小倉北区の市の倉庫に搬入しようとした。

 しかし、反対派の人々がトラックの前に立ちはだかり、搬入を阻止する状況が続いている。

 午前9時頃、トラック6台が到着したが、反対派約30人が取り囲み、市の担当者と押し問答になった。その後、倉庫の門前に立ち、進入を阻んでいる。

 福岡県警は現場に警察官約40人を配置。反対派の行為が道交法違反(危険行為)に当たるとして、何度も警告を繰り返した。

 同日はトラック28台が到着し、倉庫にがれきの搬入を予定。市は23〜25日に2か所の焼却施設で試験焼却を実施し、焼却灰の放射線濃度や専門家による検討会の結果を踏まえ、北橋健治市長が6月に受け入れの可否を判断する。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120520-00000003-khks-l04
石巻がれき、北九州市へ搬出 西日本初の試験焼却へ
河北新報 5月20日(日)6時10分配信

 東日本大震災で発生した宮城県石巻市のがれき受け入れを検討している北九州市に向け、同市で試験焼却されるがれきの搬出作業が19日、石巻市雲雀野町の中間処理施設で行われた。石巻市の可燃性がれきが県外で焼却されるのは初めて。トラックで搬送し、22日に約1400キロ離れた北九州市に到着する予定。
 搬出されたのは、30センチ以下に砕いた木くずなどの可燃性がれき約80トン。作業は午前9時すぎに始まり、がれきの入った袋約140個がクレーン車で28台の10トントラックに一つずつ積み込まれた。
 がれきは23日から3日間、北九州市のごみ焼却施設の新門司工場(門司区)で約48トン、日明工場(小倉北区)で約32トンを試験焼却される。市は焼却炉や焼却灰の放射性物質などの濃度を測定し、公表する。西日本でがれきが試験焼却されるのは初めて。北九州市の渡部誠司環境広報担当課長は「さまざまなデータを集め、放射能などの安全性を確認したい」と話した。受け入れの可否は6月中にも決める見通し。

2720チバQ:2012/05/22(火) 21:14:09
同じセリフをぜひ東北3県にて発言していただきたい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120522-00000183-mailo-l40
東日本大震災:北九州市がれき試験焼却目前 「未来に責任持って」母親ら心配募らせ /福岡
毎日新聞 5月22日(火)15時2分配信

 「子供たちの未来に責任持てるのか」−−。宮城県石巻市のがれきの試験焼却を目前に控えた21日、北九州市役所に中止を求めて集まった大勢の市民ら。幼い子供を持つ母親たちは、焼却で大気中に出る放射性物質への不安を訴えた。一方、住民代表らは環境省が広域処理のがれき量を大幅に見直したことを受けて「北九州市が先走る必要はない」と市に訴えた。【内田久光、宍戸護】
 「がれきを燃やすことでどんな影響が出るのかは誰にも分からない。市が想定する環境で100年生活した人が大丈夫と言うなら納得できる」。小倉南区の主婦、岡村莉沙さん(23)は1歳4カ月の長女を連れて市役所を訪れ「これから私たちが人体実験されるようなもの」と焼却に不安をぶつけた。
 市外から駆けつけた人も。2歳の長男と市役所に足を運んだ行橋市の柳澤さとりさん(31)は「これまで運動のようなものには参加したことがなく、恐る恐る来た。周りに試験焼却があるのを知らない人が多く、知らないうちに事が進められるのが一番いけない」と心配そうな表情。群馬県みどり市から4歳と1歳の子供とみやこ町に避難している主婦、振旗美苗さん(39)は「北九州市役所は市民が納得いく説明をしていない。安全ばかり吹聴し信用できない」と話した。
 この日、住民代表ら10人は市環境局の課長らと約1時半面談。広域処理が必要ながれき量(可燃物)を、従来の132万トンから約4分の1の31万トンに見直した環境省の発表を受け「処理量が劇的に減っているのに北九州市がなぜ先走るのか」との指摘が出た。市は「仮設焼却施設が宮城県内で稼働しても処理し切れないものが広域処理になる」と理解を求めた。
〔北九州版〕

5月22日朝刊

2721チバQ:2012/05/23(水) 22:36:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000055-san-l40
福岡市職員、昼酒し暴言…市長「公務員への信頼 地の底に」
産経新聞 5月23日(水)7時55分配信

 福岡市から市住宅供給公社に派遣されている男性係長(58)が、平日昼間に仕事を休んだ上で、発注先関係の業者を誘って飲酒し、発注先建設会社の会長に電話をかけさせ、暴言ともとれる発言をしていたことが22日、公社への取材でわかった。

 高島宗一郎市長は同日、報道陣に「事実なら最悪極まりない。公務員への信頼を地の底に沈めてしまう。厳しく処分する」と怒りをあらわにした。

 公社によると、係長は4月26日朝に公社(福岡市博多区)に出勤後、業者を見つけ、食事に誘った。係長は体調不良を理由に休みを申請し、認められた。

 2人は同市早良区の飲食店に行き、午前11時ごろから午後5時ごろまで、2人で生ビール10杯、瓶ビール数本、焼酎などを飲んだ。飲食代金は係長が支払ったという。また、その間、公社が塗装の仕事を発注している建設会社の会長へ電話をかけさせ、「あんたはなぜ俺にあいさつに来ない」などと言ったという。

 公社は係長から事情を聴いた上で、「発注先関係者と飲食をともにし、酒を飲んでこうした発言をしたことは不適切だった。申し訳ない」としている。

 高島市長は「酒に飲まれてしまっている職員が多い。他にも(飲酒絡みの)問題がないか調査し、この1カ月で膿を出し切る」と話した。

2722チバQ:2012/05/24(木) 00:19:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120523-OYT1T00589.htm
百条委招致拒否、長崎県議会が金子議員告発可決
長崎県議会(定数46)は23日、調査特別委員会(百条委)の参考人招致を正当な理由なく拒否したとして、前知事の金子原二郎参院議員(68)(長崎選挙区)を地方自治法違反容疑で告発する議案を賛成多数で可決した。

 近く長崎地検に告発状を提出する。

 県議会は昨年9月、金子氏と谷川弥一衆院議員(70)(比例九州)の親族が経営する企業が国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)の干拓農地に入植した経緯について、「手続きの公正さに疑問がある」として百条委を設置。百条委は今月19日に金子氏の参考人招致を予定していたが、金子氏は「百条委は公正に運営されていない」として、拒否する書面を提出した。

 23日の本会議では、百条委委員長の高比良元(はじめ)議員が「挑戦的な行為だ」と提案理由を説明。「疑惑がないのは明白だ」との反対意見も出たが、賛成23、反対21、欠席1で可決された。

(2012年5月23日14時28分 読売新聞)

2723チバQ:2012/05/24(木) 00:19:53
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001205210004
金子前知事を告発へ
2012年05月20日

 ■県議会百条委、出頭拒まれ

 国営諫早湾干拓事業で造成された農地が、谷川弥一衆院議員と前知事の金子原二郎参院議員の親族が関係する会社に貸し付けられた問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は19日、正当な理由がなく証人尋問への出頭を断ったとして、金子氏を地方自治法違反の疑いで長崎地検に告発する方針を賛成8、反対6の賛成多数で決めた。


 百条委は23日の県議会本会議で動議を出し、可決されれば、県議会として告発することになる。


 百条委の会合では、告発に賛成の理由として「病気や親族の慶弔など出頭できない特別な事情がない」とする意見が多かった。


 一方、金子氏は事前に「百条委は公正に運営されていない」と出頭を拒否する文書を県議会に提出。19日には報道機関への文書で「関与を疑わせるような関係者からの証言は得られていない」「出頭しても人権が著しく侵害されることは必至」と出頭しない理由を説明した。


 地方自治法によると、正当な理由がなく百条委に出頭しなかった場合、6カ月以下の禁錮、または10万円以下の罰金が適用される。


 谷川氏は26日に出頭を求められているが、県議会への回答はまだない。回答の期限は24日となっている。

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120520/02.shtml
諫干百条委が金子氏を告発へ

 国営諫早湾干拓事業の営農地に金子原二郎前知事(現参院議員)らの親族企業が入植した手続きを調べる県議会の調査特別委員会(百条委)は19日開き、証人尋問への出頭請求に応じなかった金子氏を地方自治法違反容疑で告発することを賛成多数で決めた。

 23日の本会議で可決されれば、現役国会議員を地方議会が刑事告発する異例の事態となる。親族企業に便宜を図るよう関係者に圧力をかけたとの疑惑に対し、金子氏はこれまで複数の証人への尋問で「疑惑は事実無根と明らかになった」として不出頭を伝えていた。

 堀江ひとみ委員は「尋問の必要性を判断するのは本人ではなく百条委だ」、小林克敏委員は「疑惑を明らかにする責任が前知事にはある」と、出頭拒否の正当な理由に当たらないとそれぞれ主張。これに対し瀬川光之委員は「多くの証人が一貫して金子氏の関与を否定した」と反論。採決の結果、賛成8人、反対6人だった。

 金子氏は19日、「証人の人権を侵害する状態が続く百条委は正当性を喪失している。出頭請求は真実発見の美名のもとに個人の名誉毀損(きそん)を企図したもの」との談話を発表した。

 一方、告発に賛成した委員ら県議9人は長崎市中心部で、金子氏を批判し再度出頭を求める街頭演説と署名活動を行った。

2724チバQ:2012/05/26(土) 00:49:10
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120525-OYS1T00602.htm
怡土康男うきは市長が死去


 福岡県うきは市長の怡土康男(いどやすお)さんが25日午前6時52分、福岡市内の病院で死去した。67歳。告別式などの日程は未定。

 1969年に旧吉井町役場に入り、同町助役などを歴任。2005年4月、同町と旧浮羽町の合併に伴う市長選で初当選し、現在、2期目。

 05、06年に上顎などにできた腫瘍の摘出手術を受け、11年春には約2か月間、放射線治療などのため入院。今年4月28日から検査入院し、今月14日付で鎌田康秀副市長が市長職務代理者に就任していた。

(2012年5月25日 読売新聞)

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120515ddlk40010415000c.html
怡土・うきは市長:上あごの腫瘍再発、入院 副市長が職務代理 /福岡
毎日新聞 2012年05月15日 地方版

 うきは市は14日、怡土(いど)康男市長(67)が先月下旬から上あごの腫瘍などで福岡市の病院に入院していると発表した。手術はせず維持療法のため2カ月程度入院する。鎌田康秀副市長(61)が同日から当分の間、職務を代理する。

 怡土市長は05年に同じ上あごの腫瘍の手術を受けている。昨年2月の定期検査で再発が見つかり、放射線治療のため約2カ月入院。その際、職務代理者は置かなかった。小河誠嗣・市長公室長は「市長の判断で代理者を置いた。治療に専念して早く職務に復帰してほしい」と話した。

 怡土市長は05年4月のうきは市長選で初当選し現在2期目。1期目以降4回目の入院という。【土田暁彦】

〔筑後版〕

2725チバQ:2012/05/26(土) 01:03:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120525-00000000-ryu-oki
県議選 告示まで1週間
琉球新報 5月25日(金)9時45分配信

 6月10日投開票の第11回県議会議員選挙は、同1日の告示まで1週間に迫った。14選挙区で48議席を争う今回の県議選には、25日までに63人が出馬の意思を表明している。前回の県議選で与野党逆転を許した県政与党が過半数を奪還できるか。それとも野党・中立が多数を維持するのか。2期目中盤の仲井真県政に対する評価と絡み、今選挙の最大の焦点となる。告示を前に与野党は激しい前哨戦を展開している。(2、33面に関連)
 立候補予定者の構成は現職43人、前職3人、元職1人、新人16人となる。2008年の前回選挙の候補者より11人少なく、少数激戦となる模様だ。過半数ラインは25人で、立候補予定者のうち与党系は28人、野党・中立系は35人。
 米軍普天間飛行場の返還・移設問題のほか、新たな沖縄振興計画「沖縄21世紀ビジョン基本計画」を活用した経済振興や雇用対策、医療・福祉政策が争点となる。選挙結果は、11月の那覇市長選をはじめとする各地の首長選挙や次期衆院選などの県内政局に影響を与える。
 政党別は、自民が15人、公明3人、社民7人、共産6人、社大3人、民主3人、そうぞう1人、国民新1人、無所属24人となる。

2726チバQ:2012/05/26(土) 02:23:57
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120525ddlk42010513000c.html
県議会:結成や名称変更、会派構成新たに /長崎
毎日新聞 2012年05月25日 地方版

 県議会事務局は24日までに、会派構成などの変更を発表した。自民(5人)と自民・県民の会(1人)が解散し、県政改革県民の会(6人)を結成。自民・県民会議(18人)が自民に名称変更した。

 新たな会派構成は次の通り。

 自民=18人▽改革21=14人▽県政改革県民の会=6人▽公明=3人▽新生ながさき=3人▽共産=1人▽無所属愛郷の会=1人

〔長崎版〕

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2727チバQ:2012/05/26(土) 11:53:23
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120523-OYT1T00285.htm
知事が政権批判したら、民主は長崎県の陳情拒否

 長崎県の中村法道知事は22日、記者会見を開き、民主党政権を批判したため、同党本部から来年度予算などに関する政府への陳情活動を拒否された、と述べた。


 党側は「謝罪などをすれば受け入れる用意はある」と説明。県側は「政権与党が地方の陳情を拒否したケースは聞いたことがない」と困惑している。

 県などによると、中村知事は13日に長崎市で開かれた自民党県連の定期大会に出席。原子力発電所の再稼働問題などについて「民主党政権に対応できる能力が本当にあるのか、疑問を禁じ得ない」と発言した。

 この発言を問題視した党本部は長崎県連を通じて21日、県に「陳情は受け付けない」と伝えた。陳情は24、25日の予定だった。

 県庁で会見した中村知事は、「地方の立場から国政について意見を述べただけ」と釈明。県連代表の山田正彦・前農相は読売新聞の取材に「謝罪や訂正などをすれば、党本部に陳情を受けるよう求める用意はある」と語った。

(2012年5月23日10時44分 読売新聞)


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