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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

5137チバQ:2018/10/29(月) 19:03:06
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-20181029095741.html
3分の1が無効票 雫石町議補選
09:57岩手日報

 28日投開票を行った雫石町議補選(欠員1)は投票総数の約3分の1が無効票だった。ポスターに顔写真を入れないなど、2新人による異例の選挙運動が無効票の増加に影響した可能性がある。

 投票総数9325票のうち無効投票は3138票。同日行われた町長選の141票の20倍以上だった。3710票で当選した同町繋の農業細川祐弘さん(62)、2476票で次点の同町長山の自営業宮嶋浩二さん(57)とも町内を自転車で巡回。細川さんは「当選が目的ではなく、主張が伝わればいい」としていた。

 初めて白票を投じた80代の男性は「2人とも名前も顔も政策も分からなかった」と理由を語る。町選挙管理委員会の林崎正邦委員長(69)は「これほど多い無効票は聞いたことがない」と驚く。

5138チバQ:2018/10/29(月) 19:03:49
https://news.goo.ne.jp/article/iwate/region/iwate-20181029081235.html
雫石町長に猿子氏 現職・深谷氏に555票差
08:09岩手日報

雫石町長に猿子氏 現職・深谷氏に555票差

岩手日報

(岩手日報)

 任期満了に伴う雫石町長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、元町議会議長の新人猿子恵久氏(61)=無所属=が現職深谷政光氏(74)=同=を破り、初当選した。再挑戦の猿子氏が町政継続を目指した深谷氏に555票差で勝利した。投票率は64・56%で、三つどもえの選挙戦となった2014年を7・49ポイント下回った。

 猿子氏は7月、後援会(笹田憲夫会長)の設立総会で前回選に続く立候補を表明。町内4地区に支部を設け、集落ごとに担当者を配置した。農業と商工観光業の連携や定住促進などを掲げ、停滞する町政の転換と古里再生を訴えた。

 投票は28日午前7時から午後7時まで12投票所で行われ、同8時から同町上曽根田の町中央公民館で即日開票した。

5139チバQ:2018/10/30(火) 16:13:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00272230-iwatenpv-l03
「不本意だが当選した」 岩手・雫石町議補選の細川さん、務める意向
10/30(火) 12:15配信 岩手日報
 28日に投開票が行われた雫石町議補選(欠員1)で、「当選が目的ではない」などとして立候補し、初当選した無所属の新人細川祐弘さん(62)=同町繋=は29日、岩手日報社の取材に対し「不本意だが当選した。選挙ポスターに公約を書いた以上、責任がある」と町議を務める意向を示した。選挙公報などへの掲載を拒否していた顔写真や経歴などの情報も公開する姿勢を見せた。

 補選には細川さんと新人男性1人が立候補。細川さんは3710票を獲得した。投票総数9325票のうち無効投票は3138票。両候補はポスターに顔写真を掲載せず、選挙カーによる運動や街頭演説も行わなかった。町民の判断材料が少なかったことが大量の無効票につながったとみられる。

 細川さんは「ポスターに公約を書いた以上、報酬に合う、もしくはそれ以上の仕事をやる責任がある」と説明。公開を拒否していた顔写真などについても「公人として最低限の情報は出す」としている。

5140チバQ:2018/10/30(火) 16:15:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000039-san-l07
内堀・福島知事、2期目も「復興」課題 高い得票率と低投票率抱え
10/30(火) 7:55配信 産経新聞
 28日に投開票された福島県知事選で、得票率91%と圧勝した現職の内堀雅雄氏(54)。2期目に向けて信任を得た形だが、一方で投票率は過去ワースト2の45・04%と、訴えが有権者の心に届いていたとは言い難い。両極端の数字を抱えて臨む次の4年は、復興・創生期間終了後のあり方を提示し、2020年東京五輪・パラリンピックで復興の姿を世界に示すものでなければならない。(内田優作)

 開票から一夜明けた29日朝、記者団の取材に応じた内堀氏は大量得票について「これまでの4年への評価と、これからの4年への期待の2つがあった」と、淡々とした表情で答えた。

 「投票しなかった方、私を支持しなかった方、色々な方がいる。中間貯蔵施設の受け入れ問題など、複雑だが解決しなければならないテーマがある。色々な人の思いをくみながら方向性をつくりたい」。自戒ともとれる発言の背景にあるのが、知事選の低調ぶりだ。

 ここ3回の知事選は共産党を除く与野党相乗りの構図が続き、低投票率を招いている。今回も過去最低はまぬがれたが、ワースト2。次点の町田和史氏を支えた共産党関係者は「『安倍政権にノー』という訴えが理解されなかった」と漏らすが、国政選挙のような枠組みは有権者に響きにくく、結果、選挙戦の議論はかみ合わないままだった。

 内堀氏の課題は平成32年度で終える復興・創生期間後の対応。被災自治体はその後の財源確保を求める声を上げる。被災地が並ぶ双葉地方町村会が内堀氏の再選出馬表明にさきがけて5月に出馬を要請するなど、進まぬ住民帰還や風評被害に苦しむ被災地はその実績と手腕に期待をつなぐ。

 「できるだけ早い時期に関係省庁や政党を回って真正面から話をしたい」。震災から来年で8年。内堀県政2期も、「復興」が最大の課題となりそうだ。

                   ◇

 ▽福島県知事選開票結果 

当 650982 内堀雅雄 無現 

   35029 町田和史 無新 【共】

   17159 高橋翔 無新 

   10259 金山屯 無新

5141チバQ:2018/10/30(火) 16:16:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000089-asahi-pol
投票箱開けたら…無効票3割 岩手・雫石町議補選
10/29(月) 22:43配信 朝日新聞デジタル
投票箱開けたら…無効票3割 岩手・雫石町議補選
岩手県雫石町の開票作業=2018年10月28日午後8時37分、岩手県雫石町中央公民館、成田認撮影
 28日に投開票された岩手県雫石町議補選で、投票総数の3割が無効票という珍事が起きた。1議席をめぐって2人が争ったが、無効票が落選者の得票数を上回る事態に。同町の選挙管理委員会は「こんな数字は初めて」と驚いている。

 投票総数は9325。3710票を獲得した農業の男性(62)が初当選し、自営業の男性(57)が2476票で落選した。

 しかし町選管によると、開票台には、白紙や「なし」「×」といった記述の票がいくつも。数え上げると、3138票(33・65%)にのぼった。当選した男性は「希望しない」と、選挙公報に名前も出していなかった。

 同じ日程で行われた町長選の無効票は1・51%にとどまった。町内の男性は「町議補選の候補者にやる気が感じられなかった」と話した。

 補選の票の合計数が投票総数と合わないのは、町選管によると票の持ち帰りによるものという。(成田認、大西英正)

朝日新聞社

5142チバQ:2018/10/30(火) 19:28:48
https://mainichi.jp/articles/20181029/ddl/k03/010/055000c
選挙
雫石町長選/雫石町議補選 町長選、猿子氏初当選 深谷氏3選阻む /岩手
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月29日 地方版

地方選挙
岩手県
選挙・岩手
 任期満了に伴う雫石町長選は28日投開票され、無所属新人で元町議会議長の猿子恵久氏(61)が、無所属現職の深谷政光氏(74)の3選を阻み、初当選を果たした。当日有権者数は1万4479人。投票率は64・56%で、2014年の前回(72・05%)を下回った。

 前回に続く挑戦の猿子氏は元町長3人からの支援も受け、町政の停滞を指摘。「雫石をよみがえらせ、新しい世代に引き継ぎたい」と刷新を呼びかけ、幅広い…

5143チバQ:2018/10/31(水) 10:51:47
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181030_61001.html
<福島知事選>91%の衝撃(上)圧勝の余波

再選が確実となり、拍手で迎えられる内堀氏。得票率は最終的に91%に達した=28日午後8時ごろ、福島市の事務所
拡大写真
◎膨らむ人気 虚か実か

 任期満了に伴う福島県知事選は28日の投開票の結果、無所属現職の内堀雅雄氏(54)が91%の得票率で再選を果たした。圧倒的な集票の背景には何があったのか。県議会との関係に緩みは生じないのか。選挙戦を振り返り、内堀県政第2幕の行方を探る。
(福島県知事選取材班)

 内堀氏がたたき出した想像以上の数字が、福島県政界に激震を与えた。
 「8割ほどは取る可能性があると考えていたが、ここまで得票を伸ばすとは思わなかった」
 圧勝から一夜明けた29日午前、内堀氏を支援した政党関係者が県議会控室でつぶやいた。
 内堀氏の得票率91.24%は、1992年知事選の佐藤栄佐久氏の得票率91.65%に迫る高水準だ。開票前に陣営が目標に掲げた60万票に対し、獲得したのは65万票。過去2番目に低かった投票率(45.04%)も、結果として得票率を押し上げる一因になった。
 知事は再選を目指す選挙が強いといわれる。佐藤氏が過去最高の得票率を獲得した時もそうだった。1期4年の実績に加え、多選の弊害がなく清新さが残っていることも理由とみられる。
 内堀氏の場合、失点のない政治手腕や与野党相乗りの支援体制も重なった。
 「県民が復興創生施策と政治姿勢を評価した結果だ」と自民党県連の太田光秋幹事長。公明党県本部の今井久敏幹事長も「選挙期間に限らず、この4年間、地道に県政運営に取り組んだ誠実さが信頼された」と評価する。
 高まり続ける内堀氏への期待。一方で、陣営からは不安の声も漏れる。
 知事選で推薦した団体の幹部の一人は「県民にとって内堀氏は『復興の象徴』。人気の風船は膨らみ続けるだろうが、東京五輪が県内で開催される2020年以降、しぼむ可能性がある。やがて正念場を迎えるかもしれない」と危惧する。
 「10万票前後は取れると思った。あまりにもショックな結果だ」
 29日、共産党県委員長の町田和史氏(42)=無所属新人=の選対本部関係者はうなだれるようにつぶやいた。獲得した約3万5000票は有効投票数の5%程度。存在感も示せず、300万円の供託金没収の苦渋を味わった。
 手応えが全くつかめない選挙戦だった。最終日の27日、町田氏はJR福島駅近くでマイクを握り、内堀県政の批判を繰り返した。あふれかえる買い物客で足を止めたのは1人だけだった。
 候補選定段階から手詰まり感を深めていた。擁立方針を示した6月以降、共産党系団体側は数人に打診したが、「内堀人気を前に、誰も応じてくれなかった」と関係者。結局、擁立作業に携わっていた町田氏自身が立候補するしかなかった。
 今回の完敗で、来秋の県議選に向けた戦略の練り直しが必要になる。共産党県委員会幹部は言う。「対話を重視する方向性は間違っていなかった。日ごろから県民の声を聞く機会を増やすことから始めないといけない」


関連ページ:福島政治・行政
2018年10月30日火曜日

5144チバQ:2018/10/31(水) 10:52:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000004-khks-pol
<福島知事選>91%の衝撃(下)1強の行方
10/31(水) 9:28配信 河北新報
<福島知事選>91%の衝撃(下)1強の行方
再選を決め、各党県議や国会議員らと万歳する内堀氏(下段中央)と、(上段左から)福島第1原発のタンク群、福島市内の仮設住宅、放射線監視装置のコラージュ
◎等距離・総花 危険性も

【福島知事選】91%の衝撃(上)圧勝の余波

 任期満了に伴う福島県知事選は28日の投開票の結果、無所属現職の内堀雅雄氏(54)が91%の得票率で再選を果たした。圧倒的な集票の背景には何があったのか。県議会との関係に緩みは生じないのか。選挙戦を振り返り、内堀県政第2幕の行方を探る。(福島県知事選取材班)

 大勝から一夜明け、「1強」が早速動きだした。見せつけたのはこれまでと変わらない低姿勢だ。

 「県議の皆さんの全面的なサポートが、遊説(部隊)の層に厚みを増す原動力になった」

 29日午前9時、無所属現職の内堀雅雄氏(54)は福島市の自民党県連事務所を訪れ、出迎えた県議約10人に頭を下げた。

 応対したのは元県議会議長で内堀氏の選対本部長代行も務めた佐藤憲保県議。「90%を超える得票率は、4年間の内堀県政への評価と今後の期待の表れだ」と満面の笑みで激励した。

 その後、内堀氏は支援を受けた国民民主や社民など国政野党系の「県民連合」や、公明党の議員がいる県議会控室をそれぞれ訪問。一人一人と握手し、花束を受け取った。

 特定の政党からの支援を受けず、「県民党」を掲げた内堀氏。共産党を除く与野党からは側面支援という形で応援を受けた。

 大事にしているのは一党一派に偏らない姿勢だ。「オール与党」体制を築くため、各党との等距離の関係性に心を砕く。

 気遣いは再選立候補のタイミングにも見られた。6月、表明の場に選んだのは、県議会定例会の冒頭だった。特定の党との連携を疑われないよう、議案説明の最後に知事選への対応に触れ、「全身全霊で挑戦を続ける」と述べた。

 丁寧に築いたオール与党体制は、なれ合いを生む危険性もはらむ。共産党県議の一人は「与党系の県議は『言わなくても分かる』と執行部に厳しい質問で迫ることをしない。復興の正念場に向かう大事な時期に緊張感が緩んだ関係でいいのか」と批判する。

 国民民主党県連の亀岡義尚幹事長は「1強体制だからこそ、議会がチェック機能を果たせるようしっかりやる」と語る。

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質トリチウムを含む水の処理や、放射線監視装置(モニタリングポスト)の撤去問題、避難者の自立支援など積み残された課題は多い。

 「1期目で課題が飛躍的に進んだとはいえない。風評や人口減への対策、子どもの学力向上など取り組んでほしいことは多い」。中通り地方の首長からはこうした声も上がる。

 91%の民意を集めたのは内堀氏の調整力の表れだが、2期目はシフトチェンジが求められる。

 東北大大学院の河村和徳准教授(政治学)は「敵をつくらない総花的な施策展開はやがて限界を迎える。あつれきを恐れず、自身のスタンスを明示し、政治決断をする場面が出てくる。その時の対応を注視したい」と話す。

5145チバQ:2018/10/31(水) 18:44:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000006-khks-pol
<青森知事選>三村氏5選出馬へ
10/31(水) 9:29配信 河北新報
 来年6月28日の任期満了に伴う青森県知事選で、現職の三村申吾氏(62)が5選出馬の意向を固めていることが30日、分かった。自民党青森県連幹部が明らかにした。11月21日開会予定の県議会11月定例会で正式表明するとみられる。


 県連の神山久志幹事長によると、三村氏は、県連会長の江渡聡徳衆院議員(比例東北)に次期知事選に立候補する意思を伝達。県選出の同党の衆参議員5人全員が三村氏支持で今月22日までに大筋合意した。多選を懸念する意見は出なかったという。

 三村氏はこれまでの知事選で、党本部から3度推薦を受けた。「現職知事の党本部推薦は3選まで」との規定から、2015年の前回知事選は県連の推薦を受けた。

 県連は今後、県議や各市町村支部長らの意見を集約。異論が出なければ、政策一致を条件に、県連の推薦候補として三村氏を支援することを正式決定する。早ければ12月をめどに手続きを終えたい考えだという。

 三村氏は30日、取材に対し「現時点で申し上げることはない」とし、態度を明らかにしていない。

 三村氏は青森県おいらせ町出身。旧百石町長や衆院議員を経て、03年の知事選で初当選した。

5146チバQ:2018/11/01(木) 16:07:08
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181029ddlk07010184000c.html
<再生の岐路>18知事選 内堀氏、圧勝で再選 復興、再生に意欲 幅広い支持集める /福島
10月29日 00:00毎日新聞

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興政策の是非を最大の争点に28日に投開票された知事選は、現職の内堀雅雄氏(54)が圧勝で再選を果たした。内堀氏は非共産の各政党や町村長、850団体からの幅広い支援を受けて強力な態勢を固め、陣営が目標に掲げていた60万票を超える得票数で、共産党県委員会などでつくる市民団体が擁立した同党県委員長の町田和史氏(42)らを圧倒した。復興・再生や人口減少への対処など、難しい課題をどう解決するか。内堀氏の手腕に、大きな期待がかけられた。投票率は45・04%(前回45・85%)。当日有権者数は159万9818人(男77万8412人、女82万1406人)。【柿沼秀行、宮崎稔樹、高橋隆輔】

 内堀氏は6月に知事選の立候補を表明。ほぼ同時に自民、国民民主など共産以外の与野党県組織が早々と支援を決めた。また、町村会や商工団体、JAなど各種団体も早くから支援し、前回同様、「県民党」を掲げて必勝態勢を確立させた。選挙戦ではくまなく県内を回り、1期目の「福島イノベーション・コースト構想」などの実績を強調。順調に支持を広げて危なげない選挙戦を展開した。

 一方、町田氏は共産党県委員会などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」が候補者擁立に苦戦する中、告示直前に立候補を決意。タウンミーティングを繰り返し、有権者との対話を重視しながら現県政を「大型開発中心のトップダウン」と批判し、県民に寄り添う政治をアピールしたが浸透しなかった。

 自然塾主宰の金山屯氏(78)は福島市や郡山市、会津若松市など主要都市で演説を重ねた。IT会社社長の高橋翔氏(30)はインターネットの動画配信で主要な政策を訴えたが、知名度を上げられなかった。

 ◇内堀氏「全身全霊で務める」

 福島市北矢野目の内堀氏の事務所では午後8時ごろ、テレビで当選確実のテロップが流れると、集まった支持者たちから大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 間もなく事務所に姿を見せた内堀氏は、支持者とともに万歳三唱。一人一人手を握りながら「ありがとう」を繰り返し、「多くの有権者の支持を得て当選することができた。次の4年間も全身全霊をかけて、福島県が直面する課題に真正面から取り組みたい」と述べ、震災と原発事故からの復興と再生に改めて意欲を見せた。

 選挙戦を振り返り、圧勝で再選を決めた理由として、1期目の復興政策が認められているとの認識を示した。県内各地をくまなく回り、街頭に出て有権者と触れ合う時間をじっくり取り、対話できたことで充実した選挙戦が展開できたとした。

 2期目に最優先に取り組む課題として「避難地域の復興再生、県内産業の活性化、少子化・人口減少対策の三つにまず力を入れたい」と話した。また、国が多額の復興予算を投じる「復興期間」があと2年半で終わることにも触れ「復興期間後においても、県民が安心できるよう国に対して組織・制度・財源を求めていきたい」と述べた。

 県内59市町村を回っての気付きを問われると「避難指示区域や解除区域、風評に苦しむ地域など、抱える課題はそれぞれ違う。その違いを分かった上で丁寧に政策展開していきたい」と力強く語った。

 ◇町田氏「怒りの声聞けた」

 内堀氏の当選確実の一報に、福島市南矢野目の町田氏の事務所は深いため息に包まれた。それでも、町田氏が姿を見せると、支持者からは大きな拍手が起き、17日間の健闘をねぎらう声が聞かれた。

 町田氏は支持者らと握手を交わし「皆さんのご期待に添えなかったのは私の至らなさです」と頭を下げた。町田氏は「県民の立場でものが言える県政を目指し、県民の声を丁寧にくみ上げる『ボトムアップ』型の仕組みを作ろうという主張は、有権者に響いたと思う」と振り返った。

 強力な組織戦で臨んだ内堀氏に対し、ぎりぎりの立候補表明だった。市民団体「みんなで新しい県政をつくる会」の一員として候補者擁立に奔走したが実現せず、会からの要請を受けて立った。内堀県政の背後に見える安倍政権を打倒したいとの思いもあっての決意だった。「内堀氏が安倍政権を評価すると言っていることに、県内どこでも怒りの声を聞けた」と、来夏の参院選を見据えた。

5147チバQ:2018/11/01(木) 16:07:38
 ◇投票率低迷45・04% 期日前は増加、28万1175人

 知事選の投票率は45・04%で、過去最低だった2010年の42・42%を上回った。前回(14年)も45・85%で、低投票率が続いている。

 知事選としては18歳選挙権が初めて導入され、県選管は高校生を中心に若者向けのPRに努めた。期日前投票した人は有権者の17・42%に当たる28万1175人で、前回より7万9384人(39・34%)増えた。

 しかし、福島第1原発事故からの復興政策を巡り、その是非を争うような明確な争点はなかった。また、内堀氏への共産を除く与野党相乗りの構図が早々と決まり、盛り上がりに欠けたとみられる。

 過去20回の知事選では、佐藤栄佐久元知事が初当選した1988年の81・20%が最高。以降、与野党が相乗りする構図が続き、60〜50%台へと低迷した。震災と原発事故後初めて行われた前回は佐藤雄平前知事の引退で6人の争いとなったが、結果的に内堀氏への与野党相乗りとなり、低投票率を招いた。

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇きめ細かさと大胆さを

 東日本大震災から10年の節目を迎える知事に、有権者は現職の内堀氏続投を選んだ。明確な争点を欠き、強力な態勢で臨んだ内堀氏圧勝ムードの中での選挙で、投票率は前回同様40%台と低迷したが、内堀氏は得票率を伸ばし、有権者の期待の大きさが示された。それだけに2期目は多様化する県民の声をさらに丁寧にくみ取る県政運営が求められる。

 福島第1原発事故から7年7カ月が経過した今も帰還困難区域への立ち入りは制限されたままだ。そんな中、大熊、双葉両町を除く地域からの避難者への仮設住宅無償貸与について、県は2019年度末までに打ち切るとした。避難者にはきめ細かい対応をするとしているが、避難者の置かれた状況が多様化する中で住宅確保の具体策は示されていない。

 同じようなことは今回、有権者からも聞かれた。被災者同士でも被災体験の濃淡の違いでけん制し合っているという。「忘れたい」人と「忘れられない」人との差が開いているようにも見える。

 町田氏が選挙戦で指摘していたが、内堀氏には全国の原発再稼働問題など、立場を明確にしていないこともある。こうした大きな方針について国にものを言う姿勢も必要だ。内堀氏はさらにきめ細かな政策と大胆さが求められる。【柿沼秀行】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇知事略歴

内堀雅雄(うちぼり・まさお) 54 無 現(2)

 [元]副知事[歴]総務省地方債課理事官▽県企画調整部長▽東大

………………………………………………………………………………………………………

 ◇開票結果=選管最終発表

当  650,982 内堀雅雄 54 無現

    35,029 町田和史 42 無新

    17,159 高橋翔  30 無新

    10,259 金山屯  78 無新

5148 チバQ:2018/11/04(日) 10:07:50
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181029_31033.html
<滝沢市長選>選挙戦なく市長交代か 来月4日告示

2018年10月29日 月曜日

 任期満了に伴う滝沢市長選は11月4日の告示まで1週間を切った。現段階で立候補の意思を表明しているのは元参院議員の新人主浜了氏(68)しかいない。主浜氏の無投票当選の公算が大きく、論戦なき市長交代となりそうだ。
 主浜氏が立候補すると明らかになったのは4月4日のことだった。翌5日、旧滝沢村長の2期目半ばで2014年の市制移行に伴い初代市長に就いた現職現職の柳村典秀氏(63)が引退を表明。ほかに動きがないまま7カ月が経過した。
 一見すると、主浜、柳村両氏による連携プレーのようにも映る。だが、柳村氏に近い市議は禅譲説を一蹴し「(主浜氏の立候補とは関係なしに)市長は退任表明の1年以上前から、周囲に『今期が最後』と告げていた」と語る。
 主浜氏は2004年参院岩手選挙区(改選数1)に民主党から立候補し、初当選。自由党代表の小沢一郎氏(衆院岩手3区)と行動を共にして、2期12年を務めた。選挙運動の中核は柳村氏の後援組織で、支持者はほぼ一致する。
 16年参院選も3選を目指す意向を示していた主浜氏だが「家族の介護」を理由に突然引退を表明。今回の市長選立候補を受けて県政界には「まだ政治に未練があったのではないか」という見方が広がった。
 主浜氏が身を引いた16年参院選で、柳村氏は自民党新人の応援に回った。市議の一人は「あの時、2人の関係は完全に切れた」と証言する。
 本来であれば間隙(かんげき)を突いて候補を擁立したい自民党だが「元参院議員相手の選挙ではさすがに苦戦が必至だ。静観するしかないのだろう」と主浜氏を支援する市議の一人。無風で終わりそうな市長選の舞台裏を解説した。

5149とはずがたり:2018/11/05(月) 14:07:04
政治家として失格やろ。

年金暮らしジジイを舐めすぎ…投稿の新市議謝罪
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181105-OYT1T50033.html?r=1
2018年11月05日 12時49分

 10月28日投開票の青森市議選で初当選したITエンジニア山崎翔一氏(28)が5日、記者会見を開き、ツイッター上で高齢者らを差別する内容の投稿をしたことについて謝罪した。


 山崎氏によると、今年8〜10月、個人のアカウントで「年金暮らしジジイを舐なめすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺じいさん 君にそんなエネルギーあるんかい」「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜 札束めっちゃ持ってたけど」などと、高齢者や性的少数者(LGBT)をさげすむ投稿をした。

 不適切な投稿は計4件だったとし、「友人とのやり取りの中での軽率な発言だった。不快な思いにさせてしまい、申し訳ない。自分の思慮の浅さの結果」と謝罪した。

 市議の任期は11月26日から4年間。山崎氏は今後について、「任期を全うし、応援してくれた市民や不快にさせてしまった方々に報いていきたい」と述べた。

2018年11月05日 12時49分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

5150チバQ:2018/11/06(火) 16:51:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000028-mai-soci
<不適切ツイート>青森市議当選者「思慮のなさの結果」謝罪
11/5(月) 11:02配信 毎日新聞
<不適切ツイート>青森市議当選者「思慮のなさの結果」謝罪
ツイッターへの投稿について会見で謝罪する山崎翔一氏=青森市内で2018年11月5日午前9時41分、一宮俊介撮影
 10月28日投開票の青森市議選で初当選した無所属新人の山崎翔一氏(28)が5日、青森市内で記者会見し、ツイッターの匿名アカウントで高齢者や性的少数者(LGBTなど)らへの差別的な表現を含む投稿をしていたとして謝罪した。「深く考えた投稿でなく、思慮のなさの結果。公の発言には変わりなく、おわび申し上げる」と陳謝。26日から始まる議員職については「職務を全うしたい」と述べた。

 山崎氏は8月下旬から10月下旬にかけ「片腕落として障害者雇用」「年金暮らしジジイを舐(な)めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺(じい)さん」などと投稿。インドで見た光景として「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな〜」と性的少数者への差別的な表現で投稿もしていた。

 アカウントは私用で「友達との会話のやり取りの中のものだった」と釈明。「批判や失望の声が上がったが、応援しているとの声もあり、議員活動を通して誠意をもって対応したい」と述べた。

 山崎氏は市議選(定数35)で2124票を集め、28番目の得票で当選し、任期は4年。10月31日夜、選挙用に使っていた実名のアカウントで、問題の投稿をしていたことを明らかにしていた。【一宮俊介】

 ◇山崎翔一氏会見の主な発言

 記者会見での山崎翔一氏の主な発言は以下の通り。(言葉の表現は発言のまま)

 <それぞれの投稿の意図>

 「片腕落として障害者雇用」は、当時あった障害者の水増し雇用問題に関連して投稿したものだった。「年金暮らしジジイ」の投稿は、友達の「仕事で疲れて元気がない。年金暮らしジジイになりたい」という旨の投稿に対し、「爺さんは君より元気がある」という趣旨で返信した。

 「福沢諭吉『バッカも〜ん!ワシが書かれた紙を持って、特定の店に行けばそんなことにはならずに済んだのじゃ〜』」は、大学生が性的暴行をした事件に関連し、特定の店で処理すれば性暴力事件は起こらないとの趣旨だった。「おかまの物乞い」の投稿は、実体験としてトランスジェンダーの物乞いの人にインドで出会ったという趣旨だったが、単語が差別的なものと知らなかった。

 <投稿が差別的とは思わなかったのか>

 深く考えた投稿ではなく、思慮のなさの結果。軽はずみだとしても自分が投稿したものなので、傷ついた方には本当に申し訳ない。今ツイートを見返すと、市民の立場だったら侮辱的だととらえるのは自然だと思う。

 <市議になろうと思った理由>

 青森市で生まれ育ち、その後東京に出たが、青森市の街がどんどん寂れていると感じていた。市議に若者の意見を反映できる人がいないと思ったので(出馬を)決意した。青森市を、住みたいと思われるような魅力ある街にしたい。

 <議員を務める意向の理由>

 批判や失望の声が上がったが、応援しているとの声もあった。周りの声援に応えて、高齢者、年金受給者、障害者、LGBT、性的被害者の方々に、議員活動を通して誠意を持って対応したい。(傷ついた方に)全然配慮がなかったところがあるので、知識を深め、市政へ反映できればいいと思っている。

5151チバQ:2018/11/13(火) 13:20:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000008-asahi-pol
「受かる気なかった」けど町議に当選 名前すら未掲載で
11/13(火) 6:29配信 朝日新聞デジタル
「受かる気なかった」けど町議に当選 名前すら未掲載で
雫石町議補選で当選した細川祐弘氏。選挙期間中は自転車で町内をまわっていたという=2018年11月2日午前8時41分、岩手県雫石町、成田認撮影
 無効票が3割超、選挙公報に名前すら出さなかった候補者が当選――。10月28日にあった岩手県雫石町議補選は異例ずくめだった。町村議員のなり手不足や地方議会の弱体化は全国的な課題だが、ここ岩手でもひとごとではなくなっている。

 町議補選は1議席を巡って農業の細川祐弘氏(62)と自営業の宮嶋浩二氏(57)が争い、細川氏が3710票で当選した。9325の投票総数に対し、白紙などの無効票は3割超の3138。宮嶋氏は無効票より少ない2476票だった。1票足りないのは、誰かが投票用紙を持ち帰ったためとみられる。

 同じ日にあった町長選の無効票は1・51%。補選とはいえ3割超の無効票には町の選挙管理委員会も「こんな数字は初めて」と驚きを隠さない。

 細川氏は2014年の補選、15年の町議選に出馬。いずれも落選し、今回が3回目だった。だが、選挙公報には「希望しない」として名前を出さず、作成した選挙ポスターにも公約こそ書き並べたが、自身の写真は載せなかった。

 当選後、細川氏に理由を尋ねると「当選しようという気はなかった。ポスターを見て少しでも政治に関心を持ってくれる人がいればという気持ちで立候補した」という。「通ったからにはきちんと務める」とし、人口増につながる施策に取り組む意欲を示した。

朝日新聞社

5152チバQ:2018/11/19(月) 14:17:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000034-san-l03
大船渡市長選 現新一騎打ち
11/19(月) 7:55配信 産経新聞
 任期満了に伴う大船渡市長選が18日告示され、3選を目指す現職の戸田公明氏(69)=無所属=と、元参院議員で新人の藤原良信氏(67)=同=が立候補、現新の一騎打ちとなった。25日投開票される。

 最大の争点は震災復興の仕上げ。国民民主党県連が推薦する戸田氏は震災復興を着実に進めてきた2期8年の実績から市政継続を訴え、自民党大船渡市支部が支援する藤原氏は復興後の将来展望が見えないとして市政刷新を訴えている。

 ◇大船渡市長選 届け出順

戸田公明 69 市長    無現〔2〕 【国】

藤原良信 67 元参院議員 無新

5153チバQ:2018/11/19(月) 15:28:21
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181116_11027.html
自民会派に中島氏復帰 宮城県議会議長進退は保留
 宮城県議会の中島源陽議長(56)=大崎、4期=が15日、議長就任前に所属していた最大会派「自民党・県民会議」に復帰した。26日開会の11月定例会で会派の慣例となっている任期2年に達する議長職の進退については態度を保留した。
 中島氏は同日朝、自民の石川光次郎会長に会派に戻る意向を伝えた。その後の会派総会で了承され、所属会派届も提出。自民会派の議員数は32人になる。
 中島氏は取材に「議会改革を一つずつ進めてきたが、道半ばだ。議長、一議員として会派内で汗をかき、さらに前へ進めたい」と述べた。議長職を続けるかどうかに関しては「慣例は重いが、(コメントを)控えたい」と明言を避けた。
 議長・副議長の任期は地方自治法の規定で4年。自民は会派内で2年の慣例を申し合わせている。
 政務活動費の不正問題に伴う前議長の辞任を受け、中島氏は「県民の信頼を取り戻したい」として、議長選直前に自民会派を離脱し、会派に所属せずに2016年11月に就任した。只野九十九副議長(70)=登米、3期=は17年11月に選出された。


関連ページ:宮城政治・行政
2018年11月16日金曜日

5154チバQ:2018/11/20(火) 15:11:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181120ddlk06010035000c.html
<選挙>長井市長選 内谷氏、大差で4選 「魅力ある街つくる」 /山形
00:00毎日新聞

 任期満了に伴う長井市長選は18日に投開票され、無所属で現職の内谷重治氏(62)=自民、公明推薦=が共産党公認で新人の今泉義憲氏(85)を破り、4選を果たした。投票率は51・82%で、1954年の市制施行以来、過去最低となった。当日有権者数は2万2924人(男1万1064人、女1万1860人)だった。=一部地域既報

 3期12年の実績を強調し、人口減少対策として積極的な都市機能整備を掲げた内谷氏は大差で当選し、「魅力ある、市民が幸せを実感できる街をつくりたい」と4期目への抱負を語った。今泉氏は党派を超えた支援を呼び掛けたが、広がりを欠いた。

 市長選をめぐっては、現職の内谷氏は6月に出馬を表明した。当初は無投票が見込まれたが、告示約2週間前に今泉氏が出馬を表明。しかし出馬の遅れは否めず、主張も現職批判が中心で政策論争は低調で、投票率は現職と新人が争った前回市長選から16・79ポイントも下がった。【佐藤良一】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表、一部地域既報

当 9338 内谷重治 62 無現

  2283 今泉義憲 85 共新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇長井市長略歴

内谷重治(うちや・しげはる) 62 無現(4)

 西置賜行政組合管理者▽県市長会副会長▽山形鉄道取締役会長[歴]市職員▽市議▽立教大=[自][公]

5155名無しさん:2018/11/20(火) 15:47:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20181119-OYTNT50258.html
大船渡市長選、現新対決
2018年11月19日
震災復興、産業活性化で論戦
 大船渡市長選が18日、告示され、3選を目指す現職の戸田公明氏(69)(無所属=国民民主推薦)、新人で前参院議員の藤原良信氏(67)(無所属)が立候補した。投開票は25日。東日本大震災からの復興や産業の活性化、地域振興などを巡って論戦が展開される。

 大船渡市は震災で約500人が犠牲になるなど大きな被害を受けたが、復興計画に掲げた事業は8割以上が完了。政府の「復興・創生期間」の終了まで1年半を切る中、終盤を迎える復興事業や水産業を中心とした産業の活性化、人口減少対策や地域振興策などが争点となる。

 戸田氏は事務所前で上げた第一声で「2期8年の経験や実績を生かす」と市政継続の重要性を強調。復興の総仕上げや産業振興による市民の所得向上、人口減少対策などを訴えた。国民民主党県連の黄川田徹代表らが応援に駆けつけた。

 藤原氏の第一声には、支援する自民党支部の幹部らが集まった。藤原氏は現市政について「将来の展望が見えない」と批判。国政や県政で培った人脈を生かし、大船渡と内陸部を結ぶ道路の整備や地場産業の発展に取り組むと主張した。

 17日現在の選挙人名簿登録者数は3万1757人。

立候補者の第一声 (届け出順)

 《 》は当選回数。四角囲みは推薦政党。略歴は、▽現職(元)経歴(前職を含む)▽学歴▽出身地▽現住所の順

戸 と   田 だ   公 きみ   明 あき  69 無所属 現《2》
 

〈国〉→市長(元)医療法人専務理事、建設会社社員→東北大工学部→大船渡市→大船渡市猪川町
〈国〉→市長(元)医療法人専務理事、建設会社社員→東北大工学部→大船渡市→大船渡市猪川町
復興の総仕上げ確実に

 3期目に向けて二つの目標を掲げた。一つは東日本大震災からの復興の総仕上げと高齢化、人口減少に対応する地域力の向上だ。

 復興計画を成し遂げ、復興事業に幕引きをするにあたり、ふさわしい企画を立案し、実行しなくてはならない。これから人口が減っていく中で多くのことを実施しなくてはならない時代が始まっている。

 二つ目は、これまでと同様に、多様な地域課題の克服に挑戦する。地域産業を活性化し、市民所得をもっと向上させ、少子化に歯止めをかける。

 2期8年の経験と実績、民間企業での25年間の海外勤務を生かし、豊かで安心安全な大船渡をつくっていく。将来都市像「ともに創る 三陸の地に輝き躍動するまち 大船渡」を実現するため、皆さんとともに頑張る。次の時代に向けて、新しいことを一生懸命やっていかなければならない。

藤 ふじ   原 わら   良 よし   信 のぶ  67 無所属 新
(元)参院議員、全国都道府県議長会副会長、県会議長、衆院議員秘書→日大法学部→大船渡市→大船渡市日頃市町
(元)参院議員、全国都道府県議長会副会長、県会議長、衆院議員秘書→日大法学部→大船渡市→大船渡市日頃市町
市政の進め方に危機感

 若い世代だけでなく年配の人からも「将来の展望が見えない」「夢を描ける地域になるのか」と悲痛な声を聞く。事業者は「数年後には会社を閉じるようになる」と危機感を抱く。今までの市政の進め方が危機感につながっている。

 東日本大震災以来、国は復興財源で支援してくれた。他県からの応援職員や民間事業者も来て街の活性化につながった。2年後にはすべてなくなる。潤沢な財源があるうちに将来図を描かなければならない。

 約30年前、地域発展のために三陸自動車道の整備を国や県に提案した。震災では「命の道路」の役割を果たし、地場産業の振興にも貢献している。今度は内陸部と大船渡をつなぐ道路を国に提案したい。議員を26年間続け、国や県、民間と様々な人脈を得た。その財産を生かして地域に貢献したい。大船渡が夢を持てる地域になると確信している。

2018年11月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5156 チバQ:2018/11/22(木) 20:43:16
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181113_31043.html
岩手

ポスト復興誰に任せる?岩手の2市長選、同じ構図と課題

2018年11月13日 火曜日

��握手を交わす戸田氏(左)と戸羽氏=9月8日、大船渡市

��

記事写真 全2枚

 任期満了に伴う岩手県大船渡市長選は18日の告示まで5日となった。年が明けて1月27日には隣接する陸前高田市でも市長選が告示される。両市長選とも、初当選以降の全任期を東日本大震災からの復興に費やしてきた現職に、政治・行政経験の豊かな新人が挑む構図が有力だ。ともに「ポスト復興」施策が争点になる。
 9月8日、3選を目指す大船渡市長戸田公明氏(69)の後援会事務所開きに陸前高田市長戸羽太氏(53)が駆け付けた。
 「戸田さんは同志。共通課題について相談しながら今日まで来た。10年間の復興計画のうち7年半がたった。ここで変えるのはあり得ない」とエールを送る戸羽氏。3日後には、自身も3選立候補を表明した。
<就任直後に被災>
 戸田氏は2010年11月、戸羽氏は翌11年2月にそれぞれ初当選、市長に就任した。その直後に震災が発生。甚大な被害を受けた両市のトップとして、市民生活の立て直しを陣頭で指揮してきた。
 被災自治体の首長選挙で現職の落選が相次ぐ中でも、両市の有権者は市政の継続を選択した。両現職の2期目が終わろうとしている現時点で、予定していた災害公営住宅は全て完成。造成した中心部では店舗や事業所の再建が進んでいる。
 戸田氏は「復興事業が収束するこれからが正念場だ。(地域水準を)震災前より高いところに軟着陸させ、次の世代につないでいかなければならない」と意欲を語る。
 復興の完遂を訴える現職に対し、大船渡市長選が元参院議員の藤原良信氏(67)、陸前高田市長選は元岩手県企画理事の紺野由夫氏(59)が対立候補として名乗りを上げる。
 藤原氏は「内陸部とアクセスする高規格道路整備で、宮古や釜石に後れを取っている」と批判し、紺野氏は「再建した公共施設などの維持管理費がかかるのに、目立った産業がない」と懸念する。
 両新人とも過去の経歴で培ってきた国や県とのパイプを前面に、ポスト復興の財源確保や政策推進を訴える。
<財政状況いびつ>
 大船渡、陸前高田両市の被災と財政の状況は表の通り。人口流出が加速しているにもかかわらず、復興特需で市民税収入が増加するといういびつな財政状況が続く。
 大船渡市が実施した市民意識調査では「商店街に活気を感じない」との回答が69.1%に上った。陸前高田市の市民満足度調査でも「魅力ある雇用の創出と起業しやすい環境の整備」について不満足層が満足層を上回った。
 「次の市長は、いっそう難しいかじ取りを迫られる」というのが両市長選の各陣営に共通した見方だ。

5157名無しさん:2018/11/25(日) 19:47:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000017-khks-pol
<検証 村井流>就任13年の足元(上)突破と誤算/強気な姿勢 摩擦招く
11/24(土) 12:30配信 河北新報
<検証 村井流>就任13年の足元(上)突破と誤算/強気な姿勢 摩擦招く
気仙沼市内湾地区の防潮堤施工ミス問題で、住民らに謝罪する村井知事(手前)=10月1日、気仙沼市
 宮城県の村井嘉浩知事は4期目就任後、1年が経過した。東日本大震災からの復興で実績を重ね、県政のかじ取りに自信を深める一方、濃さを増す1強の色を危ぶむ声も上がる。13年を経た知事の足元を検証した。(宮城県政取材班)

【経過表】気仙沼市内湾地区の防潮堤施工ミス問題

<批判も力に>

 「これが政治家の神髄だ」。養殖業への民間企業参入を促す水産改革関連法案が閣議決定された6日、村井は県庁4階の知事室で高揚していた。

 村井が震災後に提唱し、水産業関係者の強い反発を受けながらも2013年に導入に踏み切った「水産業復興特区」。あれから5年。「宮城の事例が国に成功と評価された」と感慨に浸った。

 特区には反対の声が根強いものの、規制改革を推し進める政府が法制化の道筋を示したことで、村井が掲げた「創造的復興」の象徴とも言える事業は国策の先駆け的な存在となった。

 賛否が分かれる事業をあえて打ち出し、批判をも推進力に変える-。村井の政治信条の根底に流れる「全体の利益」に基づいた手法は、「ぶれない」(沿岸部の首長)との評価がある。他方、「強引とも取れる場面が散見される」(仙台圏の首長)と見方は割れる。

 気仙沼市役所の一室で10月1日、深々と頭を下げる村井の姿があった。同市内湾地区の防潮堤高を県が誤って施工した問題で、自身や県の住民対応のまずさを陳謝した。

 村井は5月中旬にあった住民団体との会合に出向き、住民側が決めた「造り直し」の結論に反する形で「現状のまま」建設を提案した。「(高さが増し)安全度が高まった防潮堤への税金支出を県民は理解しない」とも述べた。

 目算は狂った。県政トップの強気な姿勢は住民側の不信感を一気に増幅させた。「自分が行けば、解決できると思っていたのではないか」(県関係者)。その後の膠着(こうちゃく)した局面を打開するため現地入りを模索したが、謝罪に至る10月までかなわなかった。

<自信の陰で>

 宮城県内の首長と県議を対象にした河北新報社のアンケートで、施工ミスに関する県の対応に批判的な回答をしたのは5割に上った。野党県議は「自分の思い通りにならず、焦りがあった」と推し量る。突破は不発に終わった。

 8月下旬に名取、岩沼両市と協議を始めた仙台空港(名取市、岩沼市)の24時間化構想。夜間の離着陸による騒音悪化などへの地元住民の反応を懸念し、段階的な運用時間の延長を模索した事務方を尻目に、24時間化の大方針を打ち出したのは村井だった。

 水面下で自ら地元住民と意見を交わし、感触を探るなど、したたかさものぞかせた。国内第1号となった空港民営化の成功体験も背中を押す。「『早く進めろ』という指示が飛んでいる」と県幹部は言う。

 知事選で過去最多82万票の民意を手にし、県議会の与党会派で「生まれ変わった村井嘉浩をお願いします」と宣言してから1年。さまざまな波紋を広げつつ、謙虚さをもにじませる。為政者としての圧倒的な自信と、強気な手法の危うさが背中合わせで存在している。(敬称略)

5158名無しさん:2018/11/25(日) 19:48:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00000016-khks-pol
<検証 村井流>就任13年の足元(下)偏重と腐心/手薄の福祉 ようやく
11/25(日) 15:30配信 河北新報
<検証 村井流>就任13年の足元(下)偏重と腐心/手薄の福祉 ようやく
だて正夢の販売出発式で気勢を上げる村井知事(前列右)=10月26日、JR仙台駅
 宮城県の村井嘉浩知事は4期目就任後、1年が経過した。東日本大震災からの復興で実績を重ね、県政のかじ取りに自信を深める一方、濃さを増す1強の色を危ぶむ声も上がる。13年を経た知事の足元を検証した。(宮城県政取材班)

【経過表】気仙沼市内湾地区の防潮堤施工ミス問題

<次は農水産>

 JR仙台駅で10月26日にあった宮城県の新ブランド米「だて正夢」のPRイベント。ひとめぼれ以来となる大型銘柄を、知事村井嘉浩はこぶしを振り上げ先陣を切って売り込んだ。

 高価格帯米の成功の鍵を握る首都圏にも、頻繁に足を運ぶ。東京・六本木でデビューイベントを開き、表参道に開いた期間限定のアンテナショップにも駆け付けた。

 企業誘致の局面ではいかんなく発揮して見せたトップセールスを、「取り組みが弱い」(与党県議)とされる1次産業で繰り出す村井。成果を自負する経済政策や震災復興の陰で、手薄だった分野の手当てを探り始めた。

 県は2019年度、現行の農林水産部を分割し「農政部」と「水産林政部」を新設する。知事就任2年後の07年度に当時の産業経済部を分割して以来、12年ぶりの部局再編となる。

 産業経済部から誕生した経済商工観光部は、トヨタ自動車東日本(大衡村)をはじめとする大型企業の誘致に成功。初当選時からの村井の代名詞である「富県戦略」を支える。

 「(前回再編した)当時から、農林水産部は一つでいいのかどうかという問題意識を持っていた」と強調する村井。その狙いを県OBは「経済での成功体験を1次産業で再現しようということか」と分析した。

<下位ばかり>

 「弱い」を通り越し「冷たい」とまで評されることもある福祉・教育分野。全国44位(17年)の合計特殊出生率をはじめ保健福祉分野の指標は「ほとんどが下から数えた方が早い」(県職員)。県内小中学生の全国学力テストの結果は下位に沈み、いじめ・不登校は全国ワースト級だ。

 河北新報社が県内首長と県議に実施したアンケートで、「子育て・教育」「医療・福祉」を評価できないと回答したのは半数近くに上った。

「現状はマイナス。ゼロにする政策すら見当たらない」(県南の首長)「子育てや福祉に冷たい姿勢は就任時から一貫する」(野党県議)とやり玉に挙がる。

 15日にあった県議会予算特別委員会。東日本大震災で親を亡くした子どもに支給する「みやぎこども育英基金」を巡り、村井は支給対象を交通・海難事故による遺児にも広げる考えを表明した。「親を亡くした子どもの間に差が出ないよう配慮したい」と身ぶり手ぶりを交え、熱く語った。

 最近、野党県議の一人は村井から「福祉に目を向けてやっていきたい」と直接伝えられたという。「種をまき、育てようとする姿勢は感じる」と話し、変化の兆しをくみ取る。

 村井はかつて、富県戦略の目的を「豊かな県となって税収を増やし、福祉や教育を充実させる」と解説した。県幹部は「ようやく福祉や子育てに振り分けられる環境が整ってきたということだ」と代弁する。

 「偏り」から脱却する試みは本気か、あるいはパフォーマンスなのか。14年目の県政運営が新たな領域に踏み出そうとしている。(敬称略)

5159名無しさん:2018/11/26(月) 07:27:52
https://twitter.com/asahi_election/status/1066670718903930885

(25日の市長選) 大船渡市(岩手県)戸田公明氏(69)=無現、国民推薦=が3選。元参院議員の藤原良信氏(67)=無新=を破る。投票率73・91%。#朝日選挙報道

5160チバQ:2018/11/26(月) 10:09:29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181126_31019.html
<大船渡市長選>戸田氏3選 元参院議員藤原氏破る

拡大写真
 任期満了に伴う大船渡市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の戸田公明氏(69)=国民推薦=が、元参院議員で一般社団法人顧問の無所属新人藤原良信氏(67)を破り、3選を果たした。
 戸田氏は、東日本大震災からの復興計画を残り2年余の期間内に完遂すると主張。住宅再建や市街地整備を着実に進めた2期8年の実績などをアピールし、支持を広げた。
 藤原氏は、長年にわたる政治経験を生かして復興期間後の財源確保、内陸部への横断道の整備推進などを強調。市政の刷新を訴えて激しく追い上げたが、及ばなかった。
 当日の有権者は3万1536人。投票率は73.91%で、2014年の前回を6.57ポイント上回った。


関連ページ:岩手政治・行政
2018年11月26日月曜日

5161チバQ:2018/11/26(月) 17:20:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000036-mai-soci
<青森市議会>差別的投稿の市議に辞職勧告決議 本人は病欠
11/26(月) 14:05配信 毎日新聞
<青森市議会>差別的投稿の市議に辞職勧告決議 本人は病欠
山崎翔一氏
 10月の青森市議選で無所属新人で初当選した山崎翔一氏(28)が、匿名のツイッターアカウントで差別的な表現を含む投稿をしていた問題で、同市議会は26日の臨時会で、山崎氏への辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。山崎氏は同日から3日間の臨時会を欠席。議会事務局によると「入院加療を要する病気のため」としている。

 決議案は共産党会派の藤原浩平議員が提出。「市議会や市に対して300件を超える意見や苦情が寄せられた。差別と侮辱の発言を繰り返し発信する人物は議員にふさわしくない」と指摘した。山崎氏の任期は26日からの4年間で、決議に法的拘束力はない。

 山崎氏は、私用のツイッターアカウントで「片腕落として障害者雇用」などと投稿していたことについて、今月5日の記者会見で「不適切な発言で多数の方々に不快な思いをさせた」と謝罪。一方で「職務を全うしたい」と述べ、議員を務める意向を示していた。

 決議案を巡っては、他会派から「投稿は不適切だが、議員になる前の行為が辞職を求める理由になるのか」との意見もあったが、「市議会としての意思表示をはっきりすべきだ」「反対する大きな理由がない」とする意見が多くを占めていた。【一宮俊介】

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5162チバQ:2018/11/30(金) 10:45:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000006-khks-pol
<青森知事選>三村氏5選出馬表明 実績評価も多選懸念
11/29(木) 10:46配信 河北新報
<青森知事選>三村氏5選出馬表明 実績評価も多選懸念
来年6月の青森県知事選への立候補を表明する三村氏(中央)
 青森県政初の知事5期目を目指して、現職の三村申吾氏(62)が28日、来年6月の知事選に立候補を表明した。県政与党の自民、公明両党内では、4期にわたる実績を評価する意見が大半を占める一方で「多選」を懸念する声もくすぶる。

【青森知事選】現職・三村氏が5選出馬表明

 三村氏はこれまでの知事選で、自民党本部から3度推薦を受けた。「現職知事の党本部推薦は3選まで」との規定から、前回知事選は「県連推薦」とした。県連は三村氏との政策協定締結を前提に、今回も推薦を出す予定だ。

 県連が11月に所属県議や各市町村支部長らに行った聞き取りの結果、三村氏を推薦候補とすることに異論はなかった。財政健全化や農家の所得向上に努めたことを評価しているという。

 ただ「そろそろ後継者をつくるべきだ」との意見も一部で上がる。

 青森市で17日、県連関係者を集めた会合があった。終了後の取材で、衆院議員(比例東北)で県連の江渡聡徳会長も「多選に関する県民の反応はシビアなものがある」と指摘。「(推薦を出す場合)絶対勝てる態勢を作らなければならない」と早速引き締めを図った。

 公明党県本部の伊吹信一代表は28日、取材に「過去4回と同様に党本部推薦としたいが、5期目の推薦は例がない」と歯切れが悪い。

 全国知事会によると、28日現在で5期以上知事を務めているのは全国で2人。石川県の谷本正憲氏(73)が7期目で、兵庫県の井戸敏三氏(73)が5期目となっている。

5163チバQ:2018/12/02(日) 19:26:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00010000-dtohoku-l02
種市氏勇退、後継に小桧山氏指名/青森県三沢市長選
12/1(土) 11:46配信 デーリー東北新聞社
 任期満了に伴う来年6月の青森県三沢市長選を巡り、現職の種市一正氏(77)は30日、市内のホテルで会見し、不出馬を表明した。後継候補として同市選挙区選出の自民党県議の小桧山吉紀氏(68)を指名。小桧山氏は同日の取材に、出馬の意向を示した。元市議で同党市支部幹事長の鈴木重正氏(50)も近く出馬を表明する見通し。市長選の構図は固まりつつあり、種市氏と鈴木氏が争った前回に続き、自民の分裂選挙となる公算が高まっている。

 種市氏は「前の選挙でも一緒に戦ってきた。考えもある程度似ている」と小桧山氏を後継指名した理由を説明。「後援会にも、できれば協力してもらいたいと申し上げた」と後援会常任幹事会の席上で、支援を求めたことを明かした。

 小桧山氏は市議2期を経て県議となり、3期目。県連幹事長代理を務める。今年6月、種市氏の後継としての出馬に意欲を示していた。種市氏の勇退を受け、県議会内で報道陣の取材に応じ、「今までの政治活動の集大成として市長選に臨みたい」と強調した。

 種市氏を支援する市議会会派・市民クラブ(9人)が支援する方針。森三郎会長は「会派の分裂はない」と断言する。小桧山氏は種市氏の後援会の支援を取り付けたい考えだが、竹林秋雄後援会長は会見で「種市一正氏を支える組織。私の立場で申し上げる段階にない」と明言を避けた。

 一方、前回市長選に出馬し、敗れた鈴木氏は4月、2度目の挑戦への意欲を明らかにした。30日の取材にも「気持ちは変わっていない。近く態度を明らかにする」と重ねて意欲を示した。

 6月以降、約30回のミニ集会を重ねるなど精力的に活動を展開。今月29日にも後援会の集まりを持ち、500人以上を集めて結束を図った。年度末までミニ集会を続けていく予定で「淡々と今まで通りにやっていく。自分の考えを伝え、皆さんの声を聞いていきたい」と語った。市議会会派・拓心会(6人)の議員が支援する見込みだ。

 両氏は自民に推薦申請するとみられ、推薦争いも焦点となりそうだ。

デーリー東北新聞社

5164チバQ:2018/12/03(月) 15:22:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181201ddlk02010202000c.html
<選挙>三沢市長選 種市氏が3期で勇退 小桧山県議を後継指名 /青森
12月01日 00:00毎日新聞

 来年6月16日に任期満了を迎える三沢市長選について、去就が注目されていた種市一正市長(77)は11月30日に開かれた後援会の常任幹事会で、3期目の今期限りで勇退する意向を表明した。続投を求める声も根強かったが、「年齢と健康を考慮し、出馬しないと決めた」と述べた。

 また、自民党三沢市支部への県議選公認申請を見送り、次期市長選への出馬に意欲を示している小桧山吉紀県議(68)=三沢市区=について「考えも似ており、応援したい」と述べ、後継指名した。

 種市氏は、鈴木重令前市長の急死に伴う2007年6月の市長選で無投票当選し、現在3期目。後援会などでは続投を求める声も多かったが、足の具合が良くないという。

 次期市長選を巡っては、鈴木前市長の長男で、15年の前回選で種市氏に敗れた元市議の鈴木重正氏(50)も出馬に向けて準備を進めている。【塚本弘毅】

5165チバQ:2018/12/03(月) 18:05:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000551-san-pol
自民党が現職・三村申吾氏を「県連推薦」 次期青森県知事選
12/1(土) 14:21配信 産経新聞
自民党が現職・三村申吾氏を「県連推薦」 次期青森県知事選
自民党青森県連の推薦が決まった現職の三村申吾氏(左)。右は江渡聡徳県連会長=1日、青森市(福田徳行撮影)
 来年6月に任期満了を迎える青森県知事選で、自民党県連と現職の三村申吾氏(62)が1日、政策協定を締結し、同党の「県連推薦」が決まった。三村氏は「攻めの姿勢で古里を守り、元気にし、良くしていくために具体の姿を示していく」と、5期目に向けた意気込みを語った。

 三村氏は先月28日の県議会一般質問で次期知事選への出馬を表明。前回同様、同党県連からの推薦を得たい考えを示し、県連は政策協定の締結を求めていた。協定には経済再生・地域産業の振興、「エネルギー供給県」としての取り組み強化など7項目が盛り込まれている。

 県連は1日、役員会と総務会を開き、三村氏の推薦を決定。江渡聡徳(あきのり)県連会長は「財政、将来構想でも汗を流してきたことは評価できる。しっかりと戦い抜き、多くの県民の支援を得ることが次の県政を進める第一歩」と述べ、挙党態勢で選挙戦に臨む考えを示した。

5166チバQ:2018/12/12(水) 16:42:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000504-san-soci
山形県河北町長選、自民女性候補が立候補辞退
12/12(水) 1:17配信 産経新聞
 任期満了に伴う山形県河北町長選(平成31年1月22日告示、27日投開票)に立候補を表明していた元町議会副議長、丹野貞子氏(58)が11日、自民党河北町支部の支援が得られないとして立候補を辞退することを表明した。

 丹野氏は、町議3期目で町議会副議長を務め、11月20日、「女性参加の町政を目指す」として町長選に町議を辞して立候補を表明、後援会と自民党河北支部の応援を中心に選挙準備を進めてきた。

 丹野陣営によると、推薦願を出した自民党河北町支部の2日の役員会で、河北町長選の自民党の推薦、支持を得ることができず、丹野氏は11日、「支持基盤が崩壊し非常に残念ながら出馬を断念する」とするコメントを出した。

 河北町長選には、サッカーJ2のモンテディオ山形の前社長、森谷俊雄氏(64)が立候補を表明しており、自民党河北町支部長の鈴木正法県議は支部内に「自主投票」を主導したとみられている。

5167チバQ:2018/12/24(月) 21:15:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181222ddlk02010067000c.html
<選挙>三沢市長選 鈴木氏が出馬表明 元市議、前回に続き2回目 /青森
12月22日 00:00毎日新聞

 来年6月16日に任期満了を迎える三沢市長選について、元市議で会社役員の鈴木重正氏(50)が21日、記者会見し、無所属で立候補すると表明した。同市長選への正式な出馬表明は鈴木氏が初めて。前回(2015年)に続いて2回目の挑戦となる。

 同市長選では、勇退する種市一正市長(77)から後継指名を受けた県議の小桧山吉紀氏(68)も立候補の準備を進めており、保守系の新人同士の対決になる様相を見せている。

 鈴木氏は「未来に向かって子供や孫たちのための町づくりを進めたい」と表明。基本的な考え方として「若者や子育て世代に選ばれる町」など3本の柱を示した。

 鈴木氏は前市長の鈴木重令氏の長男で、前回の市長選で種市氏に敗れている。【塚本弘毅】

5168チバQ:2018/12/25(火) 00:40:10
https://www.sakigake.jp/news/article/20181223AK0003/
沼谷県議、来夏参院選に出馬せず 21年春の首長選視野
2018年12月23日 掲載
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 来夏の参院選秋田県選挙区で野党から出馬要請を受けている無所属の沼谷純県議(45)=秋田市選出=が、出馬を見送る方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。首長選への出馬を視野に県議を続ける考えという。23日、会見を開いて正式に表明する。

 関係者によると、沼谷氏は秋田が抱える課題の解決に力を注ぎたいとし、参院選には出馬しない考え。

5169チバQ:2018/12/25(火) 17:57:48
https://www.sakigake.jp/news/article/20181219AK0001/
異例、現職県議の公認保留し公募 自民党にかほ市支部
2018年12月19日 掲載
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 自民党にかほ市支部は18日、来春の県議選にかほ市選挙区(定数1)の候補者擁立に向け、20日から公募を始めると明らかにした。同選挙区では自民党会派に所属し、党籍のある現職の佐々木雄太氏が出馬を予定。既に同支部に公認申請している。現職候補の申請を保留し、新たな候補者の擁立を模索する異例の事態となっている。

 渋谷正敏支部長によると、15日の役員会で、佐々木氏の公認の是非について協議。自身を含む一部役員から「昨年10月の県議補選に出馬するに当たり、自民党の公認(の提案)を断り、無所属で出馬した佐々木氏に不信感がある」との意見があり、候補者の公募を決めたという。渋谷氏は「公募でやる気のある人を広く発掘したい」と狙いを説明。佐々木氏の応募も拒まないとした。期間は来年1月20日までの1カ月間。

5170チバQ:2018/12/30(日) 08:37:00
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20181229_31008.html
19年は大型選挙イヤーなのに…岩手の政党、候補擁立難航
12月29日 17:05河北新報

 岩手は2019年、参院選(7月28日任期満了)と知事選(9月10日任期満了)が連続する選挙イヤーを迎える。本来なら二つの大型選挙を連動させ、前哨戦から火花を散らすのが政党選挙の常道だ。しかし、それぞれに「お家の事情」を抱えて各党の候補擁立は難航。越年が決まった。

 年も押し迫った21日と25日、国民民主、共産、自由、社民の各党県組織幹部が日を置かずに参集した。
 議題は「参院岩手選挙区(改選数1)について」。「18年中の統一候補発表」を目標に月1回のペースで話し合いを続けてきたが、期限は目前に迫っていた。
 遅々として進まない協議にけりをつけようと、国民民主党は独自候補の名前を携えてきた。カードを切ろうとした矢先、共産党が機先を制した。「出せば4党間に亀裂が生じかねないぞ」
 2日間の協議は膠着(こうちゃく)。結局「19年1月末」を新たな期限として散会した。
 国民民主党県連の佐々木朋和幹事長は「越年は県民への背信行為」といら立ちもあらわ。1月末までに協議がまとまらない場合は、独自候補の発表に踏み込む考えを示唆した。
 自民党は既に、旧民主党政権で復興相を務めた現職の擁立を決めている。国民民主党が自前候補にこだわるのは、この参院選が敵陣に寝返った元同志との遺恨試合だからだ。
 これに対して自由党県連の関根敏伸幹事長は「一番強い候補を立てるべきだ」と主張。「わが党の擁立作業も大詰め。1月末に間に合わせたい」と意気込んでおり、調整は一筋縄ではいきそうにない。
 一方の自民党。「任期満了1年前の9月までに決める」としていた知事選の候補は、影も形も見えない。
 15年の前回知事選は、告示直前に候補擁立を断念している。「政権党が2回続けての不戦敗はあり得ない」というのが党の総意だ。
 ただ、岩手の自民党にとって「人材難」は長年の懸案で、衆院議員で選挙区を勝ち上がるのはベテランの鈴木俊一氏(岩手2区)だけ。県議会の議席も野党勢力の後じんを拝している。
 広く人材を求めようにも、岩崎友一県連幹事長は「選挙に勝てるだけでなく、県庁内のガバナンス(統治)もできる人物はなかなか見つからない」とぼやく。
 県連の千葉伝会長は2日、盛岡市であった県連主催の政経懇談会で「(候補者を)指折り数えているところだが、もう少し時間がかかる。何とか頑張りたい」と歯切れ悪く説明した。会場からは失笑が漏れた。

5171チバQ:2019/01/06(日) 13:09:12
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20190103_71043.html
<2019東北の知事選>青森は現職が立候補表明 岩手は誰も態度明らかにせず
01月03日 14:43河北新報

 東北では2019年、自治体のトップを決める首長選が青森、岩手両県知事選をはじめ、盛岡、塩釜、山形など16市で市長選、43町村では町村長選がそれぞれ実施される。知事選は青森が6月、岩手は9月に任期満了を迎え、青森は昨年中に現職が立候補を表明。岩手は現職を含め誰も態度を明らかにしていない。

◎青森/三村氏多選に懸念も

 県政史上初の5期目を期し昨年11月、現職三村申吾氏(62)が立候補を表明した。ほかに目立った立候補の動きはないが、共産党など野党が対立候補擁立を目指している。三村氏が戦った4度の知事選同様、選挙戦となる公算が大きい。
 三村氏は過去の知事選で毎回、自民党の推薦を受けた。今回も党県連から推薦され、公明党も5回目の推薦を決めた。
 両党の関係者の多くが財政健全化や農業・経済分野などで三村氏の県政運営手腕を高く評価する。ただ5期以上の知事は全国に2人しかいなく、自民の一部には多選への懸念もある。選挙戦では多選批判にどう向き合うかが問われそうだ。
 三村県政との対立姿勢を最も鮮明にしているのが共産だ。県委員会の畑中孝之委員長は「原発や核燃問題をはじめ国策追随で、国の失政のツケを県民に押し付けている」と指摘。具体名は挙げないが「無投票は絶対避ける」と、独自候補擁立に向けた準備を加速させている。
 立憲民主、国民民主両党はそれぞれ候補者擁立を模索しているが、実現できるかどうかは不透明だ。野党各党は統一候補も念頭に置いている。

◎岩手/与野党の一騎打ちか

 3期目の現職達増拓也氏(54)を含め、立候補表明がないまま改選の年を迎えた。全県1選挙区の知事選と参院選では2015年以降、自民党とオール野党がつば競り合いを続けており、今回も与野党の一騎打ちの構図が有力視される。
 達増氏は「任期満了までやるべきことをしっかりやる」と明言を避けてきた。一方で県政の最上位計画である県次期総合計画(19〜28年度)は策定を主導。県政界は「4選立候補への布石」との見方が専らだ。
 野党勢力は立候補表明を待って、前回同様に支援するとみられる。達増氏も政権批判を繰り返して野党勢力へ秋波を送る。ただ、こうした激しい政権批判を危ぶむ声もあり、波乱要素になっている。
 「1年前までに候補者を擁立する」としていた自民は候補選定が難航。全面支援を予定していた元復興相の平野達男参院議員(岩手選挙区)が、告示直前に立候補を取りやめた前回の失態が尾を引いている。
 現職に対抗する場合、立候補表明で先んじるか知名度の高い候補の擁立が有力な選択肢となる。県連幹部は「交渉はしている。諦めず、何とか擁立を目指したい」と話す。

5172チバQ:2019/01/06(日) 13:25:15
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_11041.html
<2019東北の県議選>宮城/自民「過半数」が焦点

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 定数59に対し、県政与党の自民党が単独過半数の現有32議席を維持できるかどうかが最大の焦点。前回、議席を倍増させた共産党の消長にも注目が集まる。選挙戦は10月の消費税率引き上げ直後になる見通しで、夏の参院選の結果や国政の動向が大きな影響を与えるのは必至だ。
 安全保障関連法の成立後だった前回、自民は公認候補の当選者数を前々回より1減らした。県連幹部は警戒感を示し、「まずは現有議席を確保したい」と慎重に構える。公認候補の選定作業は2月以降に本格化する見込みだ。
 9議席を有する旧民進党系会派みやぎ県民の声が第2会派の座を守れるかどうかもポイント。立憲民主党は現職の2議席維持に加え、複数選挙区で新人擁立を目指し、党勢拡大を図る。県連幹部は「自民が2議席以上の選挙区には積極的に立てたい」と意気込む。
 国民民主党の現職1人は態度を明らかにしていない。前回旧民主党から出た無所属の現職2人は立候補する意向を示している。
 前回は非自民の受け皿として支持を集めた共産県議団。現職がいる8選挙区に加え、議席のない1選挙区で新人の擁立を決定。勢力拡大を目指す。
 公明党県議団は4議席の維持を目標に掲げる。社民党県議団は現職2人に加え、新人1人の擁立を探っている。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。

5173チバQ:2019/01/06(日) 13:28:49
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_11040.html
<2019東北の市議選>仙台/市政与党 新人出馬へ

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 郡和子市長の就任後初の市議選となる。2017年の市長選で郡氏に支持候補が敗れ、市政野党に転じた自民、公明両党などが引き続き過半数を占めるかどうかが焦点。
 夏の参院選直後の実施となる見込みで、国政政党の消長が影響しそうだ。前回は安全保障関連法への反発を受け、国政野党の候補が上位当選した。
 最大会派の自民党(21人)は前回選挙後、自民系2会派が合流して結成。政権とのつながりを生かし議席増を狙う。第2会派の公明党市議団(9人)は現職1人が党規約で定年となる。新人擁立を模索し、現有議席維持を目指す。
 市政与党の共産党市議団(6人)は現職と、17年衆院選に立候補した前議員の後継ら新人2人の擁立を決めた。社民党市議団(5人)は現職と新人1人を立てる。議会運営に直接参画できる交渉会派(5人以上)を維持できるかどうかがポイント。
 旧民進系の市民フォーラム仙台は、前回市長選を巡る対立などからアメニティー仙台(5人)、市民ファースト仙台(5人)、みどりの会(1人)に分裂した。立憲民主党はアメニティーの現職2人と新人3人の擁立を決定。国民民主党はアメニティーの現職2人と新人1人を立てる。市民ファーストとみどりの会は全員が無所属で臨む。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。

5174チバQ:2019/01/06(日) 13:29:13
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_71042.html
<2019東北の市長選>16市で実施 3市は統一地方選

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 東北では2019年、自治体のトップを決める首長選が青森、岩手両県知事選をはじめ、盛岡、塩釜、山形など16市で市長選、43町村では町村長選がそれぞれ実施される。市町村長選のうち4月の統一地方選として行われるのは北上、大館、上山3市と10町村。市長選は14日、町村長選は16日に告示され、ともに21日投開票される。

◎三沢/「保守分裂」の公算大

 ともに自民党籍がある新人2人が立候補の意思を明らかにした。現職種市一正氏(77)は3期限りでの引退を表明しており、保守分裂選挙となる可能性が高まる。
 県議小桧山吉紀氏(68)は種市氏から後継指名を受けた。4月の県議選は自民に公認申請を出さず、市長選に絞って準備を進める。
 元市議鈴木重正氏(50)は前市長の長男で前回、種市氏に敗れた。昨年6月からミニ集会を重ね、12月に立候補を正式表明した。

◎陸前高田/戸羽氏に新人が挑む

 3選を目指す現職戸羽太氏(54)と、新人の元県企画理事紺野由夫氏(59)が立候補を表明している。
 戸羽氏は東日本大震災からの復興を「最後まで成し遂げたい」と訴え、域外企業と連携した産業や地域交通の課題解決を掲げる。
 紺野氏は、復興期間が終了する2021年度以降を見据えた行財政改革や産業振興を主張。再建する新市庁舎の高層化見直しを訴える。

◎北上(統一選)/高橋氏が3選へ準備

 3選を目指す現職高橋敏彦氏(63)が無所属での立候補を表明。現時点で対立候補擁立の動きは表面化していない。
 高橋氏は前々回、新人同士の激戦を制し初当選。前回は無投票だった。半導体大手東芝メモリ(東京)の進出決定など産業振興の実績を強調。後援会33支部を整え、選挙戦に備える。

◎盛岡/現新の三つどもえか

 5選を目指す現職谷藤裕明氏(68)、ともに新人の自民党県議福井誠司氏(59)、会社役員内舘茂氏(52)の3人が立候補を表明している。
 谷藤氏は行財政改革の実績を強調。県議会議長、東北市長会長など豊富な政治経験を訴える。
 福井氏は現職の多選を批判。中心市街地の活性化策を発表するなど即戦力をアピールする。
 内舘氏は地元選出衆院議員の支援を得た前回に続いての挑戦。今回は特定政党には頼らない。

◎釜石/3期野田氏の動向鍵

 3期目の現職野田武則氏(65)は態度を明らかにしていない。東日本大震災からの復興手腕が一定の評価を得る野田氏の動向とともに、16年ぶりの選挙戦となるかどうかも注目される。選挙戦となったのは、前市長時代の2003年が最後。野田氏は前市長の死去に伴う初当選時を含め、3回連続無投票で当選を重ねている。

◎富谷/若生氏が再選目指す

 現職若生裕俊氏(54)が再選を目指し無所属で立候補を表明した。対立候補擁立の動きは見られず、無投票の可能性が出ている。
 若生氏は市制施行前だった前回、現職との一騎打ちを制し初当選。「住みたくなるまち日本一」を掲げ企業誘致や起業支援、子育て環境の充実などを柱とした市総合計画遂行と行財政改革推進を訴える。

◎塩釜/佐藤氏態度表明せず

 4期目の現職佐藤昭氏(76)は5選に向けた態度を明らかにしていない。
 前回は表明前に「市長は3期まで」と語ったこともあったが、東日本大震災からの復興完遂に向けた思いが勝って立候補を表明。新人の挑戦を退けた。
 被災した市街地の再開発事業や防災の雨水対策、観光や定住を促す人口減対策に力を注ぐ。宮城県市長会長としても精力的に動く。
 他にも立候補を模索する動きがある。

◎大館(統一選)/福原氏2期目を狙う

 再選を目指す現職福原淳嗣氏(51)が無所属での立候補を表明した。他に立候補の動きはなく、無投票の可能性もある。
 福原氏は前回、7選を目指した現職を破って初当選した。地域経済活性化や秋田犬を活用したにぎわい創出の継続などを訴える。

5175チバQ:2019/01/06(日) 13:29:51
◎上山(統一選)/横戸氏4選立候補へ

 現職横戸長兵衛氏(71)が昨年9月の市議会定例会で、4選を目指し無所属で立候補する意向を表明した。
 横戸氏は、市議4期を経て新人4人の争いを制し初当選。前々回、前回はともに無投票当選だった。現時点で他に立候補の動きは出ていない。

◎酒田/現職丸山氏のみ表明

 再選を目指す現職丸山至氏(64)が昨年12月の市議会定例会で立候補の意思を明らかにした。
 丸山氏は前回、現職の急逝に伴い副市長を辞して立候補し、新人同士の争いを制して初当選。現時点で他に立候補に向けた動きは表面化していない。

◎山形/1期佐藤氏態勢固め

 現職佐藤孝弘氏(43)は昨年9月の市議会定例会で、再選を目指し無所属で立候補する考えを明らかにした。11月には事実上の決起集会となる市政報告会を開くなど、態勢を固める。
 佐藤氏は前回、新人同士の一騎打ちを制し初当選。今年4月に移行する中核市としてのまちづくりや長期目標に掲げる「健康医療先進都市」の実現、仙台市との連携事業などに引き続き取り組む意欲を示す。
 佐藤氏の他に立候補の動きは表面化していない。

◎新庄/山尾氏4選出馬表明

 現職山尾順紀氏(66)が昨年12月の市議会定例会で4選を目指し立候補すると表明した。
 山尾氏は、4期目の重点事業として市立看護専門学校(仮称)開設や明倫学区の小中一貫校建設を挙げ、市政継続を訴える。他に立候補に向けた具体的な動きは出ていない。

◎米沢/現新自民党員対決か

 再選を目指す現職中川勝氏(68)が昨年12月の市議会定例会で立候補する意向を表明。これに先立ち11月末には、新人の市議海老名悟氏(57)が立候補を表明した。2人は自民党員だが、ともに無所属で立候補する見通し。
 中川氏は市長在任期間を2期8年までとする条例案を2016年3月の市議会定例会に提出し、成立。今回が最後の立候補になるとみられる。前市議会議長の海老名氏は前回、中川氏の初当選を支えた。

◎本宮/無投票3選の可能性

 現職高松義行氏(64)は昨年9月の市議会定例会で3選を目指し立候補する考えを表明した。河北新報社の取材に「『つなぐ』をキーワードに人口減対策などに取り組みたい」と話す。
 昨年12月の立候補予定者説明会に出席したのは現職陣営だけ。無投票になる可能性もある。

◎白河/鈴木氏近く意思表明

 現職鈴木和夫氏(69)が4選を目指し立候補すると確実視される。3月の市議会定例会で意思表明するとみられる。
 元市議ら新人2人との争いとなった前回は企業誘致による産業振興、歴史・文化を生かしたまちづくりに取り組んだ実績を訴え、大差で3選を果たした。
 現時点で他に立候補に向けた具体的な動きは出ていない。

◎会津若松/室井氏3選出馬決意

 現職室井照平氏(63)が昨年12月の市議会定例会で「3期目に向けて着実に市政執行に当たる決意だ」と述べ、立候補する意向を表明した。
 室井氏は市議2期、福島県議1期を経て初当選。前回は無投票で再選された。市庁舎建設、ICT(情報通信技術)オフィス環境整備など継続事業の実現を訴える。
 他にも立候補に向けた市議の動きがある。


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2019年01月03日木曜日

5176チバQ:2019/01/06(日) 13:30:31
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_31038.html
<2019東北の県議選>岩手/改革と自民系が攻防

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 県政与党を自任する最大会派の改革岩手(16人)と、達増拓也知事の県政運営に批判的な自民党系の自由民主クラブ(12人)の競り合いが焦点だ。現職は現時点で46人中44人が立候補する見通し。
 改革岩手は前回選挙後、民主(現国民民主)と生活(現自由)の両党系列議員を中心に結成。自民党から第1会派を奪還した。
 参院選、知事選と連動した戦術を描き、国民民主は現有5議席から8議席以上、自由は7議席から10議席以上へそれぞれ上積みを目指す。
 自民は全16選挙区での候補擁立と16〜18議席の獲得を目指す。これまでに現職8人、新人3人を公認。大票田の盛岡選挙区には衆院議員(比例東北)の長男、戦前・戦中に首相や海相を務めた米内光政のひ孫と話題の新人を立てる。
 ともに無所属議員でつくるいわて県民クラブ(5人)、創成いわて(5人)は現有議席の維持が目標。立ち位置が自民党に近い県民クラブは、改選後の会派構成でキャスチングボートを握りたい考えだ。
 共産党(3人)、社民党(2人)は議席上積み、公明党(1人)は議席維持をそれぞれ目指す。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。

5177チバQ:2019/01/06(日) 13:31:01
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_21039.html
<2019東北の県議選>青森(統一選)/立民 初の議席なるか

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 定数の3分の2以上を占める自民党、公明・健政会の県政与党両会派の牙城を野党がどこまで切り崩せるかが焦点となる。与野党とも相次いで行われる知事選と参院選の前哨戦に位置付け、議席上積みを狙う。今期限りでの引退などを表明している3人を除く現職43人が立候補する見通し。
 自民は全16選挙区で、現職29人と新人3人を公認した。現有31議席の維持を最低限として、今後も複数の候補擁立を見込む。
 公明党は現職2人の公認を決定。推薦候補の擁立に向けて調整している。自民党と連携して組織戦を展開する構えだ。
 国民民主党は現職と元議員計3人を公認、新人2人を推薦した。会派としての権限が増える5議席以上の確保を視野に入れる。
 共産党も公認候補として現職2人と新人1人の擁立を決めた。大選挙区の青森、弘前、八戸の各選挙区に候補を立て、現有3議席を守る。
 昨年7月に設立した立憲民主党県連は初の議席獲得を目指し、公認候補を擁立する方針だ。
 前々回以来の議席奪還を掲げる社民党は、新人の公認候補1人の擁立を決めている。

 東北の6県議会と政令市の仙台市議会は2019年、4年に1度の改選を一斉に迎える。このうち青森、秋田、山形3県議選は3月29日告示、4月7日投開票の統一地方選の日程で実施される。東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県議選と仙台市議選は、震災があった2011年の選挙が特例で延期された経緯があり、それぞれ8〜11月に任期が満了する。


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2019年01月03日木曜日

5178チバQ:2019/01/06(日) 13:31:59
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_41037.html
<2019東北の県議選>秋田(統一選)/自民 勢力拡大を図る

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 単独過半数の24議席を占める自民党が上積みできるかが焦点になる。新人が名乗りを上げた秋田市(定数12)や鹿角市・鹿角郡(2)の両選挙区などで少数激戦が予想される。
 最大会派の自民党は、全14選挙区のうち13選挙区で現職が立候補を予定する。議員の死去に伴い空席となった大仙市・仙北郡(5)などでは新人が立候補を表明している。県連幹部は「会派議員を増やして県政の手綱をしっかり握っていく」と述べ、勢力拡大を図る。
 社民党は現有の4議席を死守する構え。夏の参院選で共闘する立憲民主、国民民主の各党と、地方選でも協力関係の構築を目指す。
 立民の議員らによる会派の次の世代につなぐ会の無所属議員が立民などから参院選への立候補を要請されていたが、県政に専念するとして昨年12月末に要請を断った。
 第2会派のみらいは現職7人全員が立候補を予定。中立的な立場として非自民勢力の維持を狙う。
 現職が引退する公明党は秋田市議を擁立。共産党は現職のいる秋田市以外で擁立を模索している。
 ともに1人会派のもりやまと鳳(おおとり)は、現職が立候補を予定している。


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2019年01月03日木曜日

5179チバQ:2019/01/06(日) 13:32:26
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_51036.html
<2019東北の県議選>山形(統一選)/自民 全選挙区に擁立

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 ともに定数2だった寒河江市、西村山郡両選挙区が合区され定数3となり、全体の定数は1減の43。
 単独過半数を占める最大会派の自民党は、17選挙区の全てに新人6人を含む公認候補を擁立し、現有28議席からの上積みを狙う。現職は4人が立候補を見合わせる。
 吉村美栄子知事の県政与党を自認し、立憲民主、国民民主、社民各党と無所属の議員で構成する第2会派の県政クラブは現職10人のうち8人が立候補の意向を固め、他に複数の新人が立候補を目指す。
 共産党は山形市(定数9)と鶴岡市(5)でそれぞれ現職を公認。公明党は山形市で現有1議席の堅持を目指す。
 県内最大の選挙区の山形市は県政クラブ現職1人が引退。自民、立民の新人各1人が立候補を決め、激しい戦いになる見通し。酒田市・飽海郡(5)は自民現職1人が引退。自民現職2人と立民から出馬予定の県政クラブ現職、自民新人の各1人に加え、無所属新人2人が立候補を表明している。
 寒河江市・西村山郡は西村山の自民現職1人が引退。寒河江の自民現職2人、西村山の県政クラブ現職1人が立候補予定で、他にも擁立を探る動きがある。


関連ページ:山形政治・行政
2019年01月03日木曜日

5180チバQ:2019/01/06(日) 13:33:02
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190103_61035.html
<2019東北の県議選>福島/野党系 上積みを狙う

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 共産党を除く全会派が内堀雅雄知事を支える県政与党という情勢の中、単独過半数の議席獲得を目指す自民党と、国政野党系の県民連合による主導権争いが中心になる。
 現有29議席で最大会派の自民は、全19選挙区での候補擁立を目指す。このうち新人は定数が1増える郡山市(定数10)や、県民連合に3議席奪われている会津若松市(4)などの選挙区に立てる方向で調整中。現職が引退する須賀川市・岩瀬郡(3)でも新人擁立を検討している。
 1次公認候補は、3月に開かれる県連大会で発表する見通しだ。
 立憲民主、国民民主、社民の3党と旧民進党系などの無所属議員による県民連合も全選挙区で候補を擁立する方針。二本松市(2)など現職空白区でも議席を得て、現有20議席からの上積みを狙う。
 「自民の議席を一つでも減らしたい」と会派幹部。連合福島を含めた5者協議会で候補者調整を進める。立民が現職2人から増やせるかどうかも注目される。
 共産は10議席獲得を目標に掲げ、これまでに現職4人と新人1人の公認を決めた。公明党は現職3人と新人1人の当選を目指す。


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2019年01月03日木曜日

5181チバQ:2019/01/11(金) 14:24:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190111-00000001-khks-soci
<女川原発>署名簿提出、焦点は宮城県議会の対応へ 自民慎重、野党は賛成
1/11(金) 9:26配信 河北新報
<女川原発>署名簿提出、焦点は宮城県議会の対応へ 自民慎重、野党は賛成
女川原発2号機再稼働の是非を問う住民投票条例を巡り、勉強会を開いた自民会派=7日、県議会棟
 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例制定に向け、市民団体が10日、署名簿を各市区町村選管に本提出し、焦点は条例議案が提出される県議会の対応に移る。議案の可否の鍵を握る最大会派の自民党・県民会議は慎重に検討する姿勢をにじませ、野党会派からは賛成の意見が相次いだ。

【女川原発】再稼働問う住民投票請求 11.4万人分の署名を本提出

 県議会は欠員1を除く58人。過半数の32人が所属する自民会派の石川光次郎会長は「署名に真摯(しんし)に向き合い、論点を整理している段階だ」と言葉を選んだ。賛否に関しては「結論に至っていない」と述べるにとどめた。

 知事への直接請求を経て、2月定例会で見込まれる議案審議を見据え、自民会派は今月7日、県の担当者を招いた勉強会を開いた。条例案に関する議会の手続きや、女川原発2号機の再稼働に向けた動向などの説明を受けた。

 「議案に対して責任を持つ会派として、しっかりと対応する」と会派幹部が強調する一方、「利害が対立するテーマは住民投票にそぐわない」(中堅議員)と否定的な声も上がる。

 旧民進党系会派「みやぎ県民の声」(9人)の藤原範典会長は政務活動費の不正問題を巡る議長辞任などを挙げ、「議会が県民の信託に応えられたか疑問だ」と指摘し、住民投票実施に前向きな見解を示した。21日にも開く会派総会で方針を決める。

 共産党県議団(8人)と社民党県議団(2人)は賛成の立場。共産の遠藤いく子団長は「県民の意思表示の機会がつくられるよう全力を尽くす」と話した。社民の岸田清実団長は「11万筆の重みを受け止めてほしい」と求め、条例案提出時に付す知事意見が前向きな表現になるよう期待した。

 公明党県議団(4人)の庄子賢一会長は「(11万人を超える署名数は)少ない数ではない。議会としてどう判断するか、会派としてよく検討したい」と話した。

5182チバQ:2019/01/12(土) 04:59:23
>>5176
>大票田の盛岡選挙区には衆院議員(比例東北)の長男、戦前・戦中に首相や海相を務めた米内光政のひ孫と話題の新人を立てる。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/9/7/22243
2018.09.07
米内氏(元衆院議員秘書)出馬へ 県議選・盛岡選挙区
 盛岡市東松園の元衆院議員秘書米内紘正氏(31)は来年の県議選盛岡選挙区(定数10)に立候補する意向を固めた。自民党県連に公認申請している。

 米内氏は6日、岩手日報社の取材に対し「自らのルーツである盛岡、そして岩手のために力を尽くしたい。県民と一緒に震災復興、地域活性化へ歩みたい」と決意を述べた。

 米内氏は東京都荒川区出身で、東京大卒。調剤薬局チェーン企業を経て鳩山邦夫、鳩山二郎の両衆院議員(福岡6区)の私設秘書を務めた。盛岡市出身の米内光政元首相のひ孫に当たる。

 月内にも後援会の構築やあいさつ回りを本格的に始める。

 同選挙区に出馬の意向を明らかにしたのは米内氏で3人目。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/9/8/22369
2018.09.08
高橋氏(衆院議員秘書)出馬へ 県議選・盛岡選挙区
 盛岡市本町通の衆院議員秘書高橋康介氏(29)は来年の県議選盛岡選挙区(定数10)に出馬する意向を固めた。自民党県連に公認申請している。

 高橋氏は7日、岩手日報社の取材に対し「育ててもらった古里のため、地域課題解決に全力で取り組みたい。若い世代の声を県政に届けたい」と語った。

 高橋比奈子衆院議員(比例東北)の長男で同市出身。日大卒業後、食品製造販売会社勤務を経て、現在は同衆院議員の公設第一秘書を務めている。

 近くあいさつ回りを始め、高校時代の同窓生らを中心とした後援会の構築に着手する。

 同選挙区に出馬の意向を明らかにしたのは高橋氏で4人目。

5183名無しさん:2019/01/17(木) 01:26:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000558-san-pol
「年金暮らしジジイ」 不適切ツイッターの青森市議が議員活動へ
1/16(水) 14:34配信 産経新聞
 昨年10月の青森市議選で初当選した後、ツイッターへの不適切な書き込みが問題視され、議会を欠席していた山崎翔一議員(28)が16日、議員活動を始めた。議会欠席の間に受け取った議員報酬約100万円は、北海道地震の被災地支援のために寄付したという。

 山崎議員は匿名で行っていたツイッターで「年金暮らしジジイ」などと高齢者、性的少数者などを差別、侮辱するような投稿をしていたことが明らかになり、市議会は同11月、辞職勧告決議案を可決した。

 山崎議員は体調を崩して11月21日ごろから約1カ月間入院した後、この日の市議会広報広聴特別委員会に出席。当選後、初めて議会に出席した山崎議員は「正直、分からないことが多かったが疑問、意見はしっかり伝えられた。自分の中では及第点」と感想を述べた。法的拘束力はないものの、辞職勧告決議案が可決されたことに関しては「可決は深く受け止めているが市民、県外の人からも議員を続けてほしいとの声もあり、責任を持ちたい」と語った。

 議員報酬に関しては「この間、議員として何もできなかったので、北海道地震の被災地の厚真町に義援金として寄付した」と語った。

5184チバQ:2019/01/24(木) 13:45:04
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190124_21046.html
<青森県議選>鹿内前青森市長が出馬表明
 統一地方選の一環で4月に実施される青森県議選で、前青森市長の鹿内博氏(70)が23日、無所属で立候補すると表明した。定数10の青森市選挙区から出馬する。
 県庁で記者会見した鹿内氏は「原発推進などを掲げる今の政治に危機感がある。これまでの経験を生かし県政の課題解決に貢献していきたい」と話した。6月の青森県知事選や今夏に予定される参院選への立候補は念頭になかったという。
 鹿内氏は青森市出身。青森県議5期などを経て2009年の市長選で初当選。16年10月、市の第三セクター運営による複合商業施設「アウガ」の経営不振に伴い、2期目の任期半ばで引責辞任した。


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2019年01月24日木曜日

5185チバQ:2019/01/25(金) 11:51:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190125_31001.html
<陸前高田市長選>復興の先、どうする財政運営 公共施設再建、将来の負担に懸念も

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 任期満了に伴う陸前高田市長選(2月3日投開票)は、27日告示される。東日本大震災で大きな被害に見舞われた市内では、国の財政支援で公共施設の再建が進む一方、市民の間では維持管理費などの将来負担に懸念が広がりつつある。復興の先を見据えた行財政運営の在り方が争点の一つになりそうだ。
 復興事業で整備された市コミュニティホールで23日夜、立候補予定者による公開討論会があった。
 元岩手県企画理事の新人紺野由夫氏(59)は「今後は歳入減、歳出増の状況となる」と強調。まだ着工していない市庁舎の規模見直しなどを訴えた。
 3選を目指す現職戸羽太氏(54)は「被災前より使える金は増えている」と反論。市役所業務の民間委託でサービス維持と経費節減の両立を図るとした。
 市内では市庁舎のほかにも消防施設、体育館、市民会館、博物館、図書館、野球場など各地で公共施設の再整備が進む。災害公営住宅も計10カ所を新設した。
 市の財産調書によると、行政財産建物の総延べ床面積は、10年度の震災前時点で約15万3000平方メートル。震災で大きく減ったが、17年度には約14万6000平方メートルまで戻した。今後完成予定の施設も複数あり、復興期間終了時の20年度には震災前の規模を上回る可能性がある。
 財政指数は、17年度の市債残高が約125億円で10年度から13%減。財政調整基金は38億円となって約11倍に増えた。国の復興予算を有効活用した結果、現時点で財政は震災前より好転した。
 ただ、市人口は15年の1万9758人から30年後には4割減少するとの試算もある。再整備した施設では利用率の低下や更新時期の集中が心配される。
 実際、市が18年に実施した市民満足度調査で、「健全な財政運営の推進」は「不満」とする回答が「満足」を上回った。
 地方財政に詳しい井上博夫岩手大名誉教授は「あくまで市民のための財政であり、復興のさなかに萎縮しすぎるのもよくない。行政は財政見通しや長期的な施設管理計画を立案し、市民に説明しながら進めていく必要がある」と指摘する。

5186とはずがたり:2019/01/25(金) 13:15:05

2019年1月25日
国民・北氏「後継」、自民入りで波紋
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/143773

 今春の青森県議選三戸郡区(定数3)を巡り、今期限りで引退する国民民主党県連副代表で五戸町の北紀一氏(77)が後継指名した同町議会議長和田寛司氏(55)が急転直下、自民党入りし同党の推薦を受けたため、戦いの構図が変化する可能性が出てきた。同区で候補者不在となった国民民主党から主戦論が出ており、擁立を模索する動きもある。一方、五戸町でも驚きが広がっているが、地元から引き続き県議を誕生させたいとして和田氏を支持する声は少なくない。

5187チバQ:2019/02/04(月) 10:41:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000061-asahi-pol
陸前高田市長、わずか5票差で3選 新顔と接戦
2/3(日) 22:24配信 朝日新聞デジタル
陸前高田市長、わずか5票差で3選 新顔と接戦
5票差で当選を決め、万歳する戸羽太氏(後列中央)=2019年2月3日、岩手県陸前高田市
 岩手県陸前高田市長選が3日、投開票され、現職で無所属の戸羽太氏(54)が、新顔で無所属の元県企画理事の紺野由夫氏(59)を5票差で破り、3選を果たした。当日有権者数は1万6682人、投票率は78・38%(前回72・19%)だった。

【写真】激戦の末、5票差で当選を決めて笑顔を見せる戸羽太氏

 東日本震災後2回目となる市長選では、国が定めた「復興・創生期間」の終了が2020年度末に迫る中、人口減少下における産業振興や行財政運営のあり方などを軸に、これまでの復興の進め方や今後の「ポスト復興」を見据えた市の青写真をどう描くかが問われた。

 2期8年の実績を強調する戸羽氏は「最後まで復興をお任せ頂きたい」と市政の継続による復興の完遂を訴えた。復興が道半ばであることを認めた上で、復興事業を通じて築いた人脈によって農業のテーマパーク建設計画や宿泊施設の誘致が進んでいると指摘。ピーカンナッツの苗木栽培や海産物の陸上養殖、産業振興策のほか、高齢者や障害者の移動手段の確保も公約に盛り込み支持を広げた。

 紺野氏は県庁に36年間務めた実務家としての経験を強調し刷新を訴えた。専門職員を雇って企業誘致を進めるほか、地元農林水産物の販路拡大を図ると主張。行財政改革の一環として建設予定の7階建て市役所新庁舎の規模の見直しを訴えたが及ばなかった。

 新顔3人の争いとなった市議補選(被選挙数1)も3日投開票され、無所属の伊藤勇一氏(62)が初当選した。投票率は78・31%だった。(渡辺洋介)


■陸前高田市長選の開票結果
当 戸羽太 6504
  紺野由夫 6499

朝日新聞社

5188チバQ:2019/02/04(月) 10:42:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000003-asahi-soci
5票差で再選の陸前高田市長 「敗戦の弁考えた」
2/4(月) 1:17配信 朝日新聞デジタル
5票差で再選の陸前高田市長 「敗戦の弁考えた」
戸羽太氏
 東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市で3日、震災後2回目の市長選が投開票され、無所属現職の戸羽太氏(54)が5票差で3選を果たした。津波で妻(当時38)を亡くした戸羽氏は震災後も陣頭指揮を執り、「奇跡の一本松」の保存や、大規模な土地区画整理事業を進めてきた。

 国の復興・創生期間の終了が2020年度末に迫る中、「復興後」の青写真をどう描くかも問われた選挙戦は現新の一騎打ちだった。戸羽氏は6504票、無所属新顔で元県企画理事の紺野由夫氏(59)は6499票。戸羽氏は「ダメだと思い、敗戦の弁も考えていた。5票差でも勝たせていただいた以上は、相手に投票した人たちのことも考えてやっていきたい」と語った。

 同市は地震と津波で市街地が壊滅し、当時の人口の1割近くにあたる約1800人が死亡・行方不明となった。(渡辺洋介、大西英正)

朝日新聞社

5189チバQ:2019/02/04(月) 11:33:35
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190204_31026.html
<陸前高田市長選>5票差で戸羽氏3選

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 任期満了に伴う陸前高田市長選は3日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の戸羽太氏(54)が、元岩手県企画理事の無所属新人紺野由夫氏(59)を破り、3選を果たした。
 東日本大震災で深刻な打撃を受けた市内では、国の財政支援で公共施設の再建が進む。維持管理費など将来負担への懸念が市民に広がっていることもあり、5票という僅差での決着となった。
 戸羽氏は2期8年の実績を強調。企業誘致や起業支援を推し進めて震災からの復興総仕上げを成し遂げると訴え、市政の継続を求める有権者に浸透した。
 紺野氏は、産業振興や再建する市庁舎の規模見直しによる行政経費節減を主張。2020年度末の復興期間終了を見据えて市政転換を訴えたが及ばなかった。
 当日の有権者は1万6682人。投票率は78.38%で、2015年の前回を6.19ポイント上回った。


関連ページ:岩手政治・行政3.11大震災
2019年02月04日月曜日

5190チバQ:2019/02/04(月) 11:36:06
>戸羽氏の第一声には、国民民主党県連の黄川田徹代表らが応援に駆けつけた。

https://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20190128-OYTNT50073/
陸前高田市長選に2氏
01/28 05:00
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復興、行財政改革が争点
 陸前高田市長選と市議補選(欠員1)が27日、告示された。投開票は2月3日。市長選には、3選を目指す現職の戸羽太氏(54)、新人で元県企画理事の紺野由夫氏(59)がいずれも無所属で立候補した。中心市街地の再生など東日本大震災の復興事業の進め方や、2020年度で終了する政府の「復興・創生期間」後を見据えた行財政改革が主な争点になる。

 同市は震災による死者・行方不明者が約1800人に上った。大規模なかさ上げ工事を行った市中心部では、大型商業施設が開業して市街地の再生が進むが、空き地の利用促進が大きな課題だ。震災で人口減少が急速に進み、復興・創生期間終了後は国の財政支援の縮小が見込まれており、行政サービス維持のための行財政改革も不可避な状況になっている。

 戸羽氏の第一声には、国民民主党県連の黄川田徹代表らが応援に駆けつけた。戸羽氏は「まず復興をやり遂げなくてはならない」と訴え、復興事業を通じて育まれたつながりを生かした街づくりなどを掲げた。

 紺野氏の第一声には支援する市議らが集まった。紺野氏は「復興・創生期間後の危機感がない」と現市政を批判し、産業振興による経済の活性化や子育て支援・福祉の充実、行政経費の抑制などを主張した。

 市議補選には新人3人が立候補した。26日現在の選挙人名簿登録者数は1万6689人。

立候補者の第一声(届け出順)
白抜き数字は当選回数。略歴は、現職(元)経歴(前職を含む)▽学歴▽出身地▽現住所の順

復興実感できる街づくり
陸前高田市長選、戸羽太氏
 8年前の東日本大震災は市民全員が絶望を感じた。悲しく、つらく、悔しかった。でも私たちは諦めなかった。国や県、企業、自治体の皆さんは今も陸前高田市に心を寄せてくれている。

 まだ仮設住宅に住んでいる方々がいる。置いてけぼりにするわけにはいかない。まず復興をしっかりやり遂げなくてはいけない。

 その後の街づくりは、いろいろな人とのつながりを大切にし、8年間の我慢や苦労をバネにして、大きく踏み出さなければならない。そのつながりの中で大きなプロジェクトが動こうとしているが、私がこの場を退いたら、なくなってしまうかもしれない。

 この8年間、力不足だと思われているかもしれないが、自分なりに一生懸命やってきた。復興を実感できるかたちを私に作らせてほしい。みんなが笑顔で、住んでいて良かったと思える街を一緒に作りたい。

戸羽とば 太ふとし54 無所属 現《2》

  市長(元)副市長、市助役、市議、鶏肉加工販売会社社員→東京都立町田高→神奈川県→陸前高田市高田町

子育て環境や福祉の充実
紺野由夫氏(27日、陸前高田市で)
 高田を良くして次の世代に引き継がなければならないという思いで、昨年9月にふるさとに戻ってきた。

 今は見せかけの経済活性化を果たしている。国から巨額の予算が投じられ、防潮堤や道路の整備などをしている。あと2年で復興期間が終わり、お金はなくなる。不況にあえぎ、リストラも出ていた震災前と同じ状況になるのではないか。

 必要な行政サービスを続けるには産業振興以外にない。経済を活性化させて税収を得るのが基本だ。行政経費を抑制する必要もある。7階建て新庁舎は見直しをしなければならない。

 安心して子どもを産み育てられる環境を作り、福祉や教育も充実したい。「高田に戻らなければ良かった」と悲痛な声を上げる障害者がいる。これが現状だ。

 県庁で36年間、ひたすら仕事をしてきた経験を市政の発展に生かしたい。変える勇気を持ってほしい。

紺こん野の 由よし夫お59 無所属 新

 (元)県企画理事、農林水産部長、会計管理者→中大法学部→陸前高田市→陸前高田市横田町

5191チバQ:2019/02/05(火) 10:55:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000006-khks-pol
<陸前高田市長選>5票差の決着 現職「復興完遂を」vs新人「次の段階を」有権者の判断真っ二つ
2/5(火) 9:51配信 河北新報
<陸前高田市長選>5票差の決着 現職「復興完遂を」vs新人「次の段階を」有権者の判断真っ二つ
僅差の戦いを制して3選を果たし、支持者に応える戸羽氏(右)=3日夜、陸前高田市の選挙事務所
 東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市の市長選は3日投開票が行われ、現職が新人を5票差で振り切り、辛うじて3選を果たした。「復興の完遂」を呼び掛ける現職と「ポスト復興」の論陣を張る新人に、有権者の判断も真っ二つ。国の復興・創生期間が終わる2021年3月が近づくにつれ、被災自治体の首長選挙は潮目が変わろうとしている。

【表】陸前高田市長選開票結果と戸田氏略歴

 (大船渡支局・坂井直人)

 自らも被災しながら復興の陣頭指揮に当たってきた現職戸羽太氏(54)は、今を起点に過去8年にわたる復興の集大成を強調した。

 「悔しくて苦しくてつらくても、みんな諦めずに頑張ってきた。その苦労を無駄にしないためにも、結果を出させてほしい」。個人演説会では情に訴える場面も目立った。

 対する新人紺野由夫氏(59)は、今を起点に将来の市政課題を先取りして行政経費の節減を公約とした。

 元岩手県企画理事のキャリアを前面に「現在は復興予算で一時的に経済が復活しているだけ。それが終わったら、どう自立していくのか」との主張だ。

 手厚い支援を受けて進められてきた復興事業は、次期任期の途中で一応の区切りとなる。有権者もまた、これまでを総括するか、これからに目を向けるかで揺れていた。

 期日前投票を行った有権者105人を対象にした河北新報社のアンケートでは、戸羽氏に投票した人の約7割が「市政の継続」を理由に挙げた。一方、紺野氏に投票した人の4割は「行財政運営」「市庁舎の規模縮小」を関心のある市政課題とした。

 被災自治体では震災直後、先行きを見通せない不安や復興の遅れへの批判が「現職落選ドミノ」となって表れた。大接戦となった陸前高田市長選は、被災自治体における新たな民意の表れなのか。

 3選を決めた戸羽氏は3日夜「初心に戻り、市民全体に認められるよう頑張りたい。市財政について、これまで以上に分かりやすく知らせなければならない」と神妙に語った。

 ◇陸前高田市長選開票結果

当 6504戸羽  太 無現

  6499紺野 由夫 無新

(投票率78.38%、選管最終)

5192チバQ:2019/02/06(水) 11:54:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20190205ddlk03010034000c.html
<選挙>陸前高田市長選/陸前高田市議補選 市長選、5票差で戸羽氏3選 新人・紺野氏の猛追かわす /岩手
2019/02/05 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う陸前高田市長選は3日夜の開票の結果、無所属現職の戸羽太氏(54)が、無所属新人で元県企画理事の紺野由夫氏(59)を5票差で破り、3選を果たした。東日本大震災から8年がたとうとする中、7階建て新市庁舎建設見直しなどを訴えた紺野氏の猛追をかわした。戸羽氏は「(応援が)誰一人欠けたら勝てない選挙だった。謙虚に相手候補の訴えも意識しながら、笑顔があふれ、若者が希望を持てるまちづくりに取り組みたい」と抱負を語った。【三瓶杜萌、小鍜冶孝志】

 3日午後10時前、同市高田町の戸羽氏の事務所に当選確実の一報が届くと、歓喜の輪が広がった。戸羽氏は支援者と抱き合うなどして喜んだ後、報道陣のインタビューに「薄氷を踏むとはこういうこと。初心に帰って市民全体に認めてもらえるようにしたい」と表情を引き締めた。

 選挙戦は、国の手厚い財政支援がある「復興・創生期間」が残り2年余りとなる中、戸羽市政の震災復興事業の進め方と復興後のまちづくりが大きな争点となった。

 戸羽氏は「復興を最後までやり遂げたい」と訴え、企業や他の自治体とのつながりも築いた2期8年の実績をアピール。超党派の後援団体の支援を受けて市内全域に浸透した。

 紺野氏は新庁舎建設見直しなどを掲げ、市の行財政運営を批判。地元の横田町を中心に現職への批判票を集めて追い上げたが、あと一歩及ばなかった。

 無所属新人3人が争った同時実施の市議補選(改選数1)は、伊藤勇一氏(62)が初当選した。

 当日有権者数は1万6682人。投票率は市長選78・38%、市議補選78・31%だった。

 ◇背景に「復興期間」後の不安

 5票差で明暗が分かれた震災後2度目の陸前高田市長選。大接戦となった背景には、国の示す「復興期間」終了後、市は独自財源だけで成り立つのかという市民の不安や危機感があったと言える。

 「人口が(減少して)1万人に近づいていく街なのに、復興後のビジョンに夢を見すぎている」。先月27日の市長選告示後、仮設商店街で飲食店を営む太田明成さん(52)は語気を強めた。現市政の産業振興や企業誘致の方針を認めつつ、太田さんは市の事業運営などには首をかしげ、不安を隠さない。「復興期間が終わると市の収入は減っていく。事業に失敗したら、そのツケを誰が払うのか」

 今回3選を果たした戸羽太氏(54)は、交流人口の拡大や、高齢者・障害者らの移動手段の創造などを公約に掲げ、「震災発生直後から復興に尽力してきた」と市政継続を訴えた。だが市民の目に映るのは、事業完了後も多くが利用未定のかさ上げ地や、人口減少などの厳しい現実だ。米崎町でリンゴを生産する安生亮太さん(23)は陸前高田の現状を「魅力的なところもあるが、この復興状況で若者がずっと住み続けたいと思うのは難しい」と話す。

 戸羽氏は当選から一夜明けた4日、記者団の取材に応じ、市の財政状況は健全だと改めて強調した。その上で「市民との情報共有ができていなかった」と反省点を挙げ、「情報開示などで見通しを示し、安心していただける工夫をしていく」と述べた。市民は3期目の戸羽市政を注視している。【三瓶杜萌】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 6504 戸羽太 54 無現

  6499 紺野由夫 59 無新

………………………………………………………………………………………………………

 ◇陸前高田市長略歴

戸羽太(とば・ふとし) 54 無現(3)

 [元]副市長[歴]食肉加工会社員▽市議▽市助役▽東京都町田高

………………………………………………………………………………………………………

 ◇陸前高田市議補選開票結果(改選数1-3)

当 6324 伊藤勇一 62 無新

  5186 橋詰清 52 無新

   848 大森俊行 68 無新

=選管最終発表

5193チバQ:2019/02/15(金) 16:03:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190215k0000m040022000c.html
南相馬小高病院に危機 市長と対立、唯一の常勤医が退職届
2019/02/15 09:17毎日新聞

南相馬小高病院に危機 市長と対立、唯一の常勤医が退職届

診療が継続できるかどうかの岐路に立たされている小高病院=福島県南相馬市小高区で2019年2月12日午後4時45分、高橋隆輔撮影

(毎日新聞)

 福島県南相馬市立小高病院が4月以降、診療できなくなる恐れが出てきた。唯一の常勤医、藤井宏二医師(64)が6日、今年度いっぱいでの退職を届け出たことで、このままでは法律上、診療が認められないためだ。藤井医師はIT機器を使った在宅医療に力を入れており、同病院の入院機能再開を目指す門馬和夫市長との意見対立が退職する理由だ。ともに地域医療の充実を目指す思いは変わらないものの、打開策は見えていない。【高橋隆輔】

 同病院は99床の入院用ベッドがあったが、東京電力福島第1原発事故後、小高区に避難指示が出されて閉鎖された。2014年、避難指示解除に備えて外来診療を再開。16年4月に藤井医師が着任し、同年7月に避難指示が解除された。

 ただ、本来の病院棟は震災の揺れで損傷し、現在はリハビリ施設を改修して診療している。小高区は人口減少が進み、病院の収支も悪化した。市は17年12月、入院機能のない診療所とする議案を市議会に提案した。

 しかし、当時市議だった門馬氏は、翌月の市長選に入院機能再開を公約して立候補を表明しており、門馬氏を支持する市議たちが議案に反対し、小差で否決された。門馬市長は初当選後、入院機能再開を目指し、18年8月に市立病院改革プラン策定委員会を設置して検討を重ねてきた。

 門馬市長が小高病院の入院機能再開を目指す理由は二つある。一つは、住民の帰還を促すため。もう一つは、原発事故で受けられる支援の違いから生じた市内の3地区(小高区、原町区、鹿島区)の間の住民のわだかまりを解消したいとの思いからだ。3地区は第1原発からの距離の違いによって、東電の賠償金額や高速道路無料化の対象となるかどうかなど、支援に違いが生じ、市政の課題になってきた。震災で小高区のみになくなった入院機能を取り戻すのは、門馬市長の重視する政策の一つだ。

 一方、藤井医師は17年5月から、通院が困難な患者がパソコンやタブレット端末を利用して自宅で診察を受けられる遠隔診療を始めた。看護師が患者宅を訪ね、モニター画面を通じて診察することで、患者の生活の様子が医師に伝わるようになったという。

 藤井医師は、入院機能の再開について「患者は誰も必要と言っていない。市長はほとんど現場に来ない」と反対してきた。小高区の住民らでつくる小高区地域協議会も先月、遠隔診療・在宅医療の充実を求める一方で「医師確保や財政上の課題がクリアできない限り、入院機能は必要ない」とする提言書を門馬市長に提出した。

 また、藤井医師は「入院機能があるかどうかで建物の規格がまったく違う。入院機能再開を目標とすれば、それが実現するまで施設の再建も進まない」とも指摘。自身が市立病院改革プラン策定委員会のメンバーに選出されていないことなど、議論の進め方にも不信感を募らせている。

 策定委が6日に門馬市長に答申した内容は、当面、小高病院は無床診療所として在宅医療を推進する▽将来的な入院機能の再開を認めるものの、周辺医療機関に影響を及ぼさずに医師や看護師を確保し、市の財政負担も縮小する――などと入院機能再開に高いハードルを課したが、藤井医師には受け入れられなかった。

 退職届の提出後、両者は直接の対話の場も持ったが、藤井医師の退職の意思は変わらない。小高病院事務課総務係の高野真至係長は「常勤医の確保は喫緊の課題だが、誰でもいいというわけにはいかない。藤井先生のような熱意のある医師をまた見つけるとなると、ハードルは相当高い」と表情を曇らせた。

5194チバQ:2019/02/18(月) 20:18:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00010002-ibciwatev-l03
5票差の市長選 新たに1500人以上が異議申し立て/岩手・陸前高田市
2/18(月) 20:04配信 IBC岩手放送

IBC岩手放送

 今月3日に投開票が行われた、岩手県陸前高田市長選挙の結果について、5票差で落選した紺野由夫氏の支持者が18日、市の選挙管理委員会に対し、新たにおよそ130件1500人分の異議申し立てを行いました。

 18日は落選した紺野由夫氏の後援会幹部ら15人が陸前高田市の選挙管理委員会を訪れ、市長選の結果に異議を申し立てる書類、合わせて131件1528人分を提出しました。申し立てでは、72票あった無効票の判断が正確かどうかを公開で再点検することや、選挙人の居住実態の確認などを求めています。また後援会幹部は選挙管理委員会に対して、申し立てに対する結果を決める会議の公開や、議事録の開示も文書で要望しました。陸前高田市長選の結果については、このほか、これまでに35件合わせて63人分の異議申し立てが行われています。

5195チバQ:2019/03/06(水) 21:16:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190302-00000028-san-l02
【ZOOM東北】青森発 戦いの構図見えない知事選 動き鈍い野党、現職は着々
3/3(日) 7:55配信 産経新聞
【ZOOM東北】青森発 戦いの構図見えない知事選 動き鈍い野党、現職は着々
昨年11月28日の県議会で、自民党議員の一般質問に答える形で出馬を表明した三村申吾知事
 任期満了に伴う青森県知事選は、5月16日の告示まで2カ月余りとなる中、未だに構図が定まらない。これまでに立候補を表明しているのは、県政史上初の5選を目指す現職の三村申吾氏(62)=自民党県連、公明党推薦=のみ。共産党県委員会が4月の県議選までに候補者を擁立する方向で調整している一方、立憲民主、国民民主、社民3党の各県連の動きは鈍い。野党4党は参院選青森選挙区(改選数1)で共闘を確認しているが、県政のリーダーを決める戦いは不透明さを増している。 (福田徳行)

                   ◇

 「初心に立ち返り、国内外から選ばれる青森県、県民が生きる喜びを感じながら暮らしていける青森県を目指し、愚直に挑戦していくことが課せられた責務」

 昨年11月28日の県議会で5選出馬を表明した三村氏は、県政与党の自民党県連、公明党県本部とそれぞれ政策協定を結び、全面的な支援を取り付けた。既に、公務の合間を縫って4月の県議選に出馬する与党県議の集会に顔を出すなど、知事選をにらんだ動きを加速させている。

 ◆自民「無投票はない」

 県議会(定数48)の約3分の2の議席を占める自民党。県議選と知事選一体で着々と準備を進める。一方で、未だに野党陣営の“顔”が見えない現状に、同党県連の神山久志幹事長は、原子力関連施設が集中立地する県内事情から「共産党は(候補者を)擁立する。無投票はない」と話し、選挙戦を想定した態勢を構築する。その上で「県議選に勝利して知事選につなげ、その勢いで参院選を総力を挙げて戦う」と意気込む。描いているのは「ホップ」(県議選)「ステップ」(知事選)「ジャンプ」(参院選)の青写真だ。

 前回、市民団体と連携した共産党県委員会の畑中孝之委員長も「自民党直結の県政の転換を目指す。(知事選は)党派選挙ではない。県民代表の選挙なので幅広く結集していきたい」と強調し、党独自の擁立を模索しながら、市民団体主導の候補者との共闘の可能性も探る方針を示す。

 ◆あえて負け戦せず?

 これに対し、前回、自主投票とした国民民主党県連の田名部定男副代表は「擁立する、しないを含め白紙の状態」とし今後、党としての対応を協議する方針だが、現状では有力な候補者のめどは立っていない。

 野党間での知事選の動きが鈍い中、野党4党は現在、参院選青森選挙区の統一候補選定に注力しており、「今のところ、知事選まで考える余裕がない」(野党関係者)のが実情。野党陣営で共産党を除いて主戦論が影を潜める現状に、県内政界に精通する一人は「三村知事の4期16年は長いという人もいるが、これといった“失点”もなく、現段階で有力な候補者も見つかっていない中で、あえて負け戦(いくさ)をせずに参院選に傾注した方が得策と考えているのではないか」と解説する。

 確かに、3年前の参院選は野党共闘が実現し、自民党の現職を破った実績があるが、地方選挙と国政選挙では事情が異なる。知事選での野党の動きの鈍さは、県の重要政策の原発、核燃、米軍基地問題など4党間に微妙な温度差がある政策課題に対する考え方の違いが背景にある。

 既に現職が精力的に走り出している中、野党間の思惑、県内政界の勢力図が複雑に絡み、共闘態勢を構築できるかどうかは極めて不透明な状況だ。とはいえ、知事選は今後4年間の県政を託すリーダーを決める重要な選挙であることに変わりはない。急速に進む人口減少克服、産業、雇用対策など、これまでの三村県政の評価を問う意味で野党は県民に対して選択肢を示す責務がある。

5196チバQ:2019/03/07(木) 22:53:35
https://www.sakigake.jp/news/article/20190307AK0001/
大関県議の急逝で自民党候補擁立へ 湯沢市・雄勝郡選挙区
2019年3月7日 6時42分 掲載
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 秋田県議選の湯沢市・雄勝郡選挙区(定数3)に出馬予定だった大関衛氏の急逝を受け、自民党湯沢市支部や後援会幹部らは6日、湯沢市字鶴館のセントラルビルで協議し、候補擁立の方針を示した。

 同支部幹部によると、会合では葬儀日程などの調整が主だったというが、大関氏の後援会15支部の組織力を生かし、選挙に臨む方向を確認。佐藤正明選対本部長(50)は「思いを継ぐ人を候補者に立てたい」と話した。

https://www.sakigake.jp/news/article/20190306AK0030/
大関衛県議が死去、50歳、湯沢市・雄勝郡選挙区
2019年3月6日 掲載 2019年3月6日 更新
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※写真クリックで拡大表示します
 秋田県議会議員の大関衛(おおぜき・まもる)氏=自民党、湯沢市・雄勝郡選挙区=が6日午前11時16分、心不全のため湯沢市の病院で死去した。50歳。自宅は湯沢市川連町字下平城162の3。葬儀は20日午前11時から湯沢市材木町1の1の1、湯沢グランドホテルで。喪主は妻潤子(じゅんこ)さん。

 支援者らによると、6日午前9時15分ごろ、同市の妻の実家で朝食後に突然嘔吐(おうと)し倒れた。救急車の到着時は心肺停止の状態で、搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認された。数日前に体調を崩したといい、今月4、5日は県議会を欠席。県議会事務局によると6日早朝、本人から同日も欠席すると連絡があったという。

5197チバQ:2019/03/10(日) 21:50:02
http://yamagata-np.jp/news/201903/02/kj_2019030200026.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(1) 米沢市区/東置賜郡区
2019年03月02日 10:21
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 29日に告示される第19回県議選(4月7日投開票)。17選挙区の定数43に対し、54人が立候補の意思を明らかにしており、既に激しい前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の情勢を探った。(文中敬称略)

【米沢市区】無投票の公算大きく
(定数3―予定3)
 立候補を表明しているのは現職の木村忠三、渋間佳寿美と新人の相田光照の3人。共産が擁立を目指しているが難しい状況で、無投票の公算が大きくなっている。

 5期目を狙う木村は2月23日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人が出席したほか、来賓として米沢市長中川勝や支援する市議6人、元衆院議員の近藤洋介も顔を出した。今後、地区ごとに集会を開いて結束を強める。

 再選を目指す渋間は支援企業、団体を回って支持固めを進めている。1月24日に後援会の拡大役員会を開いて選挙戦に向けた態勢を構築した。21日には伝国の杜(もり)で総仕上げとなる後援会の総決起集会を開いて引き締めを図る。

 初陣となる相田は1月に市議を辞職した。支援企業の朝礼などでのあいさつを重ねるほか、地区ごとに後援組織を発足させている。9日に事務所開きし、20日には伝国の杜で後援会の総決起集会を開いてムードを盛り上げる。

【立候補予定者】
◇米沢市区(定数3―3)
木村忠三  53 県   議 無現 (4)
渋間佳寿美  48 県   議 自現 (1)
相田光照  45 無   職 自新
(カッコ数字は当選回数)

【東置賜郡区】8年ぶり選挙戦に
(定数2―予定4)
 現職の舩山現人、島津良平、新人の鈴木清左衛門、山木由美の計4人が立候補を表明しており、激戦が予想される。高畠、川西両町から自民現職と無所属新人が1人ずつ出馬する構図で、現職は地元を固め、新人は全域で集票を図る構えを見せている。

 6選を狙う舩山は2日に川西町上小松で事務所開きを行い、本格的な選挙態勢に入る。8年ぶりの選挙戦に向け、道路整備や農政などの実績を訴えて支持層を固める。町内票の流出を防ぎ、「オール川西」の形に持ち込みたい考え。

 島津は3選を目指し、1月下旬に地元の高畠町高畠に事務所を構えた。同27日の衆院議員鈴木憲和の外務政務官就任祝賀会では同町内からの新人出馬に危機感を示し、結束を訴えた。4月5日に町文化ホールまほらで総決起集会を開く。

 鈴木は立候補届け出まで川西町議を続ける意向。当初見込んだ、三つどもえの戦いで現職への批判票を集める戦略は崩れたため、町内での存在感低下を危惧し、友人、知人を通じて支持拡大を訴える。当面は会合回りに力を入れる。

 1月に出馬表明した山木は、先月に高畠町で開かれた参院議員舟山康江の新春のつどいで支援を呼び掛け、同16日に同町糠野目に事務所を開設した。町内で支部結成に向けミニ集会を重ね、女性と非自民支持層への浸透を図る。

【立候補予定者】
◇東置賜郡区(定数2―4)
舩山現人  65 県   議 自現 (5)
島津良平  65 県   議 自現 (2)
鈴木清左衛門 64 農   業 無新
山木由美  55 元高畠町議 無新
(カッコ数字は当選回数)

5198チバQ:2019/03/10(日) 21:50:34
http://yamagata-np.jp/news/201903/03/kj_2019030300045.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(2) 長井市・西置賜郡区/南陽市区
2019年03月03日 10:53
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【長井市・西置賜郡区】合区3氏、支持拡大図る
(定数2―予定3)
 長井市区(定数1)と小国、白鷹、飯豊3町の西置賜郡区(同1)が統合され、定数2の新選挙区となる。長井市から元市議で自民新人の五十嵐智洋、白鷹町から現職で無所属の青木彰栄と会社役員で自民新人の竹田良則が名乗りを上げた。それぞれの地盤を軸に他市町での支持拡大も視野に動きを活発化させている。

 青木は長井、小国、飯豊の各市町に後援会連絡所を構えた。会合や行事に顔を出し現職の存在感をアピール。知事吉村美栄子や参院議員舟山康江の後援会と連動し、長井市でも新たな支持獲得を狙う。8日に同市で県政報告会を開く。

 昨年12月に出馬表明した五十嵐は、出遅れ挽回へ市内を中心にあいさつ回りを重ねる。2月17日の事務所開きで衆院議員鈴木憲和や市長内谷重治らが「長井唯一の候補者」を強調し、結束を訴えた。17日には市内で決起集会を予定。

 竹田は2月15日、白鷹町で後援会事務所開きを行った。事務所がある小国、飯豊両町のほか長井市にも足を運び、商工関係やPTAの人脈を軸に知名度向上を図る。白鷹町では2月からつじ立ちを開始。10日に同町で決起集会を開く。

 ◇長井市・西置賜郡区(定数2―3)
青木彰栄 65 県議 無現 (1)
五十嵐智洋 64 無職 自新 
竹田良則 37 会社役員 自新 

【南陽市区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を表明しているのは自民現職で再選を目指す柴田正人のみで、無投票の公算が大きい。陣営は最後まで対立候補の浮上を警戒し、引き締めを図る。

 柴田は2月8日、事実上の決起集会となる県政報告会を開催。約450人を集め、来賓として衆院議員鈴木憲和も出席した。10日に地元宮内地区に事務所を開設。告示直前の25日から4日間は、市内目抜き通りで朝のつじ立ちを行う。

 ◇南陽市区(定数1―1)
柴田正人 39 県議 自現 (1)

5199チバQ:2019/03/10(日) 21:51:10
http://yamagata-np.jp/news/201903/05/kj_2019030500065.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(3) 上山市区/寒河江市・西村山郡区/天童市区
2019年03月05日 08:23
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【上山市区】8年ぶり選挙戦、一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)
 3選を目指す無所属現職の佐藤昇と、新人で衆院議員遠藤利明(県1区)の長男遠藤寛明が名乗りを上げており、8年ぶりの選挙戦となりそうだ。ほかに動きはなく一騎打ちが濃厚で、2人は激しい前哨戦を繰り広げている。

 佐藤は知事吉村美栄子を迎えて2月11日に県政報告会を開き、県政と市のパイプ役を強調した。つじ立ちとあいさつ回りを続け、2期8年の実績をアピール。3日に金生東2丁目で事務所開きを行い、24日には決起集会を予定している。

 自民公認の遠藤は1月23日に栄町2丁目に事務所を開設し、後援会も発足させた。あいさつ回りは市内をほぼ一巡。つじ立ちのほか街頭演説も始め、幅広く支持を呼び掛けている。4日には衆院議員小渕優子を招き総決起集会を開いた。

◆立候補予定者
佐藤昇 60 県議 無現 (2)
遠藤寛明 32 国会議員秘書 自新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【寒河江市・西村山郡区】現職のみ、無風ムード
(定数3―予定3)
 寒河江市区(定数2)と河北、西川、朝日、大江4町の西村山郡区(同)が合区され、定数は1減の計3となる。立候補を予定しているのはいずれも現職で自民の小野幸作と楳津博士、無所属の松田敏男の3人。他に具体的な動きはなく、無風ムードが漂っている。

 旧寒河江市区選出の小野は5期目を目指し、周辺4町を集落単位で小まめに回り地盤拡大に努めている。副議長としての知名度を生かすほか、同市中心の企業後援会も足掛かりにする。2月24日に同市西根で事務所開きを行った。

 4期目を狙う楳津は拠点の寒河江市に加え河北、西川、大江の各町に後援会をつくり、今月半ばには朝日町に発足予定。地区単位の県政報告会は約30回を数える。事務所は2月24日に同市仲谷地に設けた。青年会議所当時の人脈も生かす。

 2017年の旧西村山郡区補選で初当選した松田は大江町が本拠地。4町で県政報告会を開き、精力的に支持固めを図る。寒河江市には1月末に後援会を立ち上げた。2日に同市で知事吉村美栄子を招いて県政報告会を開催した。

◆立候補予定者
小野幸作 77 県議 自現 (4)
楳津博士 57 県議 自現 (3)
松田敏男 76 県議 無現 (1)
(かっこ内の数字は当選回数)

【天童市区】2現職のみ、無投票か
(定数2―予定2)
 自民現職でそれぞれ4期目、3期目を目指す森谷仙一郎、矢吹栄修の他に動きは見られず、前回に続いて無投票となる可能性が高い。

 森谷は2月28日、老野森2丁目に事務所を構えた。県連政調会長を務め、党や議会での行動力をアピール。県政報告紙を積極的に発行する。2日に市民文化会館で総決起大会を開き、衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂が駆け付けた。

 矢吹は公約をまとめたリーフレットを手に世帯回りを重ね、市南部を中心に支持基盤の強化に余念がない。5日に東本町1丁目に事務所を開設する。15日には市民文化会館で総決起大会を開き、決意を伝えて支援者の結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
森谷仙一郎 60 県議 自現 (3)
矢吹栄修 44 県議 自現 (2)
(かっこ内の数字は当選回数)

5200チバQ:2019/03/10(日) 21:51:48
http://yamagata-np.jp/news/201903/06/kj_2019030600082.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(4) 山形市区/東村山郡区
2019年03月06日 07:45
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【山形市区】10氏、少数激戦の様相
(定数9―予定10)
 現職2人が勇退を決め、新人3人が参戦。定数わずかに1オーバーだが、現職勢は手堅い戦いを進め、新人はいずれも政党公認を受けて出馬する予定で、今回も少数激戦となりそうだ。市中心部に多い浮動票の行方も注目される。

 6選を目指す自民現職の金沢忠一は1月に約700人を集めて新春を祝う会を開催した。地元南沼原をはじめ西山形など南西部であいさつ回りを重ねる。後援会の若返りを狙い、30〜40代を集めた会合も検討中だ。女性の集いも開く。

 市中心部などで集票を狙う自民現職の奥山誠治は、企業や団体の支援者回りに力を入れている。2月上旬の県政報告会から臨戦態勢に入り、地元で週1回のつじ立ちも継続してきた。やよい2丁目の後援会事務所を拠点に支持固めを図る。

 前回トップ当選した自民現職大内理加は地元北部を中心に座談会を重ねてきた。2月中旬の事務所開きでは北部からの新人出馬に警戒感を示し、結束を訴えた。今月下旬に女性の集いを計画。支援者回りを続け他地区への浸透も狙う。

 共産現職の渡辺ゆり子は2月初めに美畑町に事務所を開設し、同下旬の党所属国会議員を招いた演説会を機に本格的な選挙態勢に入った。市議選立候補予定者と街頭演説を重ねるとともに、市内全域でミニ集会を開き、支持拡大を図る。

 社民現職の高橋啓介は2月に県政報告会と事務所開きを行った。地元南沼原を中心に各種会合に顔を出し、同党の勇退県議の支持労組とも連携を進める。今月中旬に出身の県職労や後援会による会合を開き、選挙戦への対応を確認する。

 4選を目指す吉村和武は今回、無所属で出馬する。地区単位や各種団体の会合にきめ細かく出席するなどし、選挙戦の準備を進めてきた。近く小白川町3丁目に事務所を開設し、14日には後援会大会を開いて臨戦ムードを盛り上げる。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、地元鈴川を皮切りに市内全域であいさつ回りを重ねている。小規模の座談会も1日2回ペースで開催。印役町1丁目に近く事務所を構え、22日に党副代表井上義久を招いた時局講演会を開く。

 元山形市議で自民新人の後藤誠一は、2月上旬に立候補の意思を表明した。出遅れを挽回するため、市議有志の応援を受け蔵王、滝山など南部で浸透を狙う。8日に南原町1丁目で事務所開きを行い、21日の決起大会で結束を強める。

 自民新人で山形市議の遠藤和典は昨年12月に出馬の意思を表明して以降、地元千歳を中心に足場固めを進める。1月下旬に市政報告会を開催。市議有志の支援を受ける一方、4日に企業後援会を発足させるなど態勢づくりを進めている。

 立憲新人で党県連副代表の原田和広は2月に県連と同じ場所に事務所を構えた。地元鈴川を中心に浸透を図り、経営する職業訓練会社の取引先などを回って支持拡大に努めている。今月下旬に立憲公認の市議らと共に総決起集会を開く。

◆立候補予定者
金沢忠一 68 県  議 自現 (5)
奥山誠治 59 県  議 自現 (3)
大内理加 55 県  議 自現 (3)
渡辺ゆり子 66 県  議 共現 (3)
高橋啓介 66 県  議 社現 (3)
吉村和武 46 県  議 無現 (3)
菊池文昭 55 県  議 公現 (2)
後藤誠一 66 無  職 自新 
遠藤和典 49 無  職 自新 
原田和広 45 会社役員 立新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【東村山郡区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を予定しているのは自民現職で補選を含めて4選を目指す鈴木孝のみ。3回連続の無投票となる公算が大きい。

 鈴木は対立候補の浮上を警戒しながら山辺、中山両町の後援会を軸に動きを活発化させている。山辺で3日、支持者約100人を集め、両町合同の事務所開きを行った。10日に山辺、17日に中山で総決起大会を開き、結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
鈴木孝 73 県  議 自現 (3)
(かっこ内の数字は当選回数)

【特集】人事異動、モバイルで検索

5201チバQ:2019/03/10(日) 21:52:14
http://yamagata-np.jp/news/201903/07/kj_2019030700096.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(5) 村山市区/尾花沢市・北村山郡区/東根市区
2019年03月07日 07:16
【村山市区】現新一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)

 2期目を目指す自民現職の能登淳一と無所属新人で元市議の菊池大二郎が名乗りを上げている。他に動きはなく一騎打ちとなる公算が大きい。

 能登は県政報告会を重ね、有権者の声を聞きながら政策や実績をアピールしている。2月24日には総決起大会を開催。農業基盤整備推進などを訴え、士気を高めた。農村部の票固めと新たな支持者獲得を狙う。16日に女性の集いを開く。

 菊池は2月9日に駅西で事務所開きを行い、同級生らによる後援組織「同志会」や支援市議らが結束を確認。国民民主党から推薦を得て臨戦態勢に入り、支持者回りを加速させている。17日に女性向け集会、21日には総決起大会を開く。

◇立候補予定者
能登 淳一 64 県議 自現 (1)
菊池大二郎 36 行政書士 無新 

【尾花沢市・北村山郡区】20年ぶりの選挙戦へ
(定数1―予定2)

 立候補は自民現職の加賀正和のみとみられていたが、2月下旬に尾花沢市議だった共産党尾花沢支部長の鈴木清が名乗りを上げた。20年ぶりの選挙戦となる。

 初出馬から3回連続で無投票当選の加賀は、県政報告会や地域の会合で実績を訴えている。2日に上町4丁目で事務所開きを行い、衆院議員鈴木憲和、大石田町長庄司喜與太らが結束を呼び掛けた。22日に総決起大会を開く。

 鈴木は2月21日に市議を辞職し、翌日に立候補を表明した。急ピッチで準備を進めている。出遅れを取り戻そうと、つじ立ちを行い、子育てや福祉の充実などを訴えている。10日に上町5丁目で事務所開きを予定している。

◇立候補予定者
加賀正和 51 県議 自現 (3)
鈴木清 61 無職 共新 

【東根市区】2現職のみ無投票か
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに現職で自民の野川政文と、国民民主の青柳安展の2人。他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 7期目を目指す野川は地域の各種会合に積極的に顔を出し、議長や全国都道府県議会議長会長の要職を務めた経験をアピール。選対会議を小まめに開いて組織の引き締めを図っている。17日に事務所開きを行い、臨戦態勢に入る。

 3選を狙う青柳は2日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人に加え、来賓として参院議員舟山康江、東根市長土田正剛、元衆院議員近藤洋介らが出席。さくらんぼタントクルセンターで18日に県政報告会を開きムードを高める。

◇立候補予定者
野川政文 64 県議 自現 (6)
青柳安展 72 県議 国現 (2)

5202チバQ:2019/03/10(日) 21:53:00
http://yamagata-np.jp/news/201903/08/kj_2019030800113.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(6) 新庄市区/最上郡区
2019年03月08日 08:40
【新庄市区】前回同様、無投票か
(定数2―予定2)

 6選を目指す坂本貴美雄と、3選を期す山科朝則の現職2人が出馬する。他に立候補の動きはなく、前回同様、無投票となる公算が大きくなっている。

 坂本は自民党県連幹事長の要職にあり、地元での活動が十分ではないとの危機感を抱く。各地を細かく回る本来の戦術に近く本腰を入れる。昨年末に県政報告会を開催しており、1日に支援企業の総会を開き、態勢を固めた。

 無所属の山科は3日に女性向けの県政報告会を開いた。約400人を前に県立新庄病院改築に向けた課題などを説明。知事吉村美栄子を招き、県と市のパイプ役を印象づけた。各地区で座談会を重ね、地域の声を吸い上げる。

◇立候補予定者
坂本貴美雄 71 県議 自現 (5)
山科朝則 52 県議 無現 (2)
(丸数字は当選回数)

【最上郡区】出馬表明は現職のみ
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに自民現職の伊藤重成と小松伸也のみ。他に出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 6期目を狙う伊藤は2日に地元舟形町のJR舟形駅前に事務所を構えた。各地であいさつ回りや企業・団体訪問、行事出席などを重ね、支持固めを進めている。選対会議を小まめに開き、組織の引き締めと地盤強化に努める。

 3選を目指す小松は年明けにつじ立ちを始めた。選挙区全域を回り、浸透を図っている。10日に地元真室川町の遊楽館で事務所開きを行い、17日には町中央公民館で県政報告会を兼ねた総決起大会を開き、臨戦態勢を整える。

◇立候補予定者
伊藤重成 62 県議 自現 (5)
小松伸也 56 県議 自現 (2)
(丸数字は当選回数)

5203チバQ:2019/03/10(日) 21:53:33
http://yamagata-np.jp/news/201903/09/kj_2019030900135.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2019年03月09日 07:46
【鶴岡市区】現新6人の激戦へ
(定数5―予定6)

 立候補を表明しているのは現職で自民の志田英紀と佐藤聡、共産の関徹、新人で自民の佐藤久樹、無所属の今野美奈子と高橋淳の6人で、少数激戦の構図がほぼ固まった。勇退を表明した、議長経験者の阿部信矢、県政クラブ代表の阿部昇司は後継者を立てておらず、それぞれの票の行方が焦点となりそうだ。特に高橋のみの出馬が予想される旧東田川地域での激しい票の争奪戦が予想される。

 7期目を目指す志田は2日に家中新町で事務所開きを行い、高速交通網整備促進などに取り組む決意を示した。8日には県政報告会を開催。議長の職にあり、地元活動が十分にできない可能性があるとして、後援会に協力と結束を求めた。

 前回トップ当選で初陣を飾った佐藤聡は2月2日に県政報告会、同11日には錦町で事務所開きを相次いで行った。恵まれた地域資源を生かした、地方創生策の必要性を繰り返し訴えている。23日の総決起集会により一層の盛り上げを期す。

 関は共産市議と連携し、再選に向け支持拡大を図っている。2月3日には党鶴岡地区演説会で協力を呼び掛けた。既に青柳町に事務所を構えており、22日に事務所開きを行う。市内各地でつじ立ちやミニ集会などを展開し、浸透を目指す。

 1月に自民公認で出馬が決まった佐藤久は各種団体の会合に出席。市職員、市議の経験を前面に農林水産業振興を訴える。地元の旧市南部を足掛かりに浸透を目指しており、10日に東新斎町に事務所を構え、今月下旬に総決起集会を開く。

 唯一の女性候補予定者である今野は2月17日に文園町で事務所開きを行った。草の根の活動を展開する一方、連合山形の推薦を受けた。市議時代の支持者回りに加え、つじ立ち、ミニ集会などを重ねている。10日に総決起集会を開催する。

 2月に出馬表明した元JA庄内たがわの高橋は出遅れを挽回すべく、地元の旧東田川地域や農業層を軸に支持を広げる構え。同18日に藤島に事務所を開設。連合山形などから推薦を得て企業・団体回りを続ける。26日に総決起集会を開く。

【立候補予定者】
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 68 県  議 自現 (6)
佐藤聡 50 県  議 自現 (1)
関徹 58 県  議 共現 (1)
佐藤久樹 47 無  職 自新 
今野美奈子 59 無  職 無新 
高橋淳 51 無  職 無新

5204チバQ:2019/03/10(日) 21:54:01
http://yamagata-np.jp/news/201903/10/kj_2019031000163.php?keyword=%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8
迫る県議選・17選挙区の情勢(8) 酒田市・飽海郡区/東田川郡区 
2019年03月10日 11:49
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【酒田市・飽海郡区】(定数5―予定8)
 現職3人、新人5人が名乗りを上げ、定数3オーバーという県内最大の激戦区の様相を呈している。現職と新人の地盤、支持層が重なる所もあり、予定者がいない遊佐町(有権者約1万2千人)の票の取り込みが鍵になりそうだ。前回無投票だった影響もあり有権者の関心は高まっておらず、8人は手探りの中、激しい前哨戦を繰り広げている。

 6選を目指す自民現職の星川純一は地盤の酒田南部から新人が出馬するため足元を固める一方、八幡や遊佐方面でも票の掘り起こしを進める。2月24日に同市こがね町2丁目に事務所を構え、17日には市公益ホールで総決起集会を開く。

 同じく6選を狙う自民現職の森田広は昨年12月の後援会総会に続き、2月15日にも後援会の集会を開いて士気を高めた。新人が多数出馬することに危機感を強め、陣営を引き締める。支援企業や地域を回り、遊佐での活動を強化する。

 立憲民主党県連代表を務める石黒覚は従来の支援者に加え、立民支持者の取り込みを進める。2月16日に同市富士見町1丁目に事務所を開設し、10日には立民代表枝野幸男を迎えて総決起集会を酒田勤労者福祉センターで開く。

 自民新人の元酒田市議梶原宗明は地元東平田から酒田東部を固めつつ、市内中心部や遊佐の票の掘り起こしを狙って企業・支援者回りを重ねる。1月29日に同市下安町に事務所を開き、19日にはガーデンパレスみずほで総決起集会を開く。

 共産新人の吉田武は連日、街頭演説で支持を訴えている。2月下旬に党酒田地区委員会の建物内に事務所を設置。2日には約90人を集めて躍進のつどいを開催した。後援会や共産市議とともに地区単位の集会を開催して浸透を図る。

 無所属新人で社会福祉法人役員の伊藤利明は参院議員舟山康江の後援組織を軸に支持拡大を図る。10日に遊佐町で開かれる舟山の後援組織設立総会で支援を呼び掛ける。総決起大会は21日には酒田勤労者福祉センターで予定する。

 無所属新人で元酒田市議の市村浩一は中心商店街や酒田青年会議所のつながりで草の根活動を展開し、若い世代への働き掛けを強める。1月27日に同市亀ケ崎6丁目に事務所を設け、19日に酒田勤労者福祉センターで総決起集会を開く。

 無所属新人の元酒田市議阿部ひとみは星川と同じ酒田南部が足場。勇退する県議佐藤藤弥の支持者の一部や支援市議の応援を受け市内を回る。2月2日に同市富士見町1丁目に事務所を設け、17日にはベルナール酒田で総決起集会を開く。

【東田川郡区】3回連続無投票か(定数5―予定8)
立候補を表明しているのは自民現職の田沢伸一のみ。他に候補者擁立の具体的な動きはなく、3回連続の無投票の可能性が高まっている。 6期目を目指す田沢は2日に庄内町狩川に事務所を設置し運動を本格化。これまでの実績や政府・与党とのパイプをアピールし、地元庄内町、三川町をきめ細かく回って支持を固めている。22日には庄内町の響ホールで総決起集会を開く。

5205チバQ:2019/03/17(日) 15:03:10
https://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20190316_11018.html
<女川再稼働>住民投票条例案否決 与党議員苦渋の棄権も 石巻・牡鹿選出5人与野党で賛否鮮明
2019/03/16 09:41河北新報

<女川再稼働>住民投票条例案否決 与党議員苦渋の棄権も 石巻・牡鹿選出5人与野党で賛否鮮明

住民投票条例案を賛成少数で否決した本会議=15日午後4時45分ごろ

(河北新報)

 15日の宮城県議会2月定例会本会議で否決された東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例案を巡り、反対に回った最大与党会派の自民党・県民会議で、1人が採決を棄権した。議員は「採決が仕事だが、自分の意思を貫きたい」と苦渋の選択をにじませた。
 棄権したのは7期のベテラン藤倉知格氏。採決前に退席した。2月28日の一般質問では、将来的な脱原発の可能性に言及。住民投票条例案についても「賛成、反対の2択以外の選択肢を入れるなど工夫の余地がある」と述べていた。
 「持論との整合性を取るため筋を通したい」と本会議前の会派総会で話した藤倉氏。「共同歩調を取りたかったが、断腸の思いだ」と心境を吐露した。
 同会派の石川光次郎会長は「会派で採決の拘束はしておらず、それぞれの選挙区で背負うものがある。判断は個人に委ねた」と述べ、一定の理解を示した。
 原発立地地域となる石巻・牡鹿選挙区の5人は与野党で賛否が鮮明になった。自民の3人は反対、野党会派の旧民進党系「みやぎ県民の声」と共産党県議団の各1人は賛成した。
 自民の佐々木喜蔵氏は「直接投票にはなじまない」と反対を貫いた。「地元には原発で生活してきた人もいる。2択で割り切れる問題ではない」と強調した。
 「地元でも実施すべきだとの声は多かった。11万人の思いが届かず残念」と悔しがるのは県民の声の坂下賢氏。「立地と他の自治体の思いに乖離(かいり)があるとの意見もあったが、福島の原発事故を見れば県全体で考えるべき問題だ」と訴えた。
 賛否の表明に慎重だった与党の公明党県議団は本会議で、4人が足並みをそろえ反対に回った。庄子賢一会長は「地域の声を聞き、多種多様な意見があると実感した」と説明。「多くの署名が集まったことは受け止めざるを得ず、非常に逡巡(しゅんじゅん)するところがあった」とも語った。

5206チバQ:2019/03/19(火) 15:35:55
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/166756
2019年3月19日
青森市議の山崎氏、議員控室で無断録音
拡大する
議員控室での録音行為について報道陣に質問される山崎議員
 青森市議会の山崎翔一議員(28)が、橋本尚美議員と2人で利用している無所属議員の控室で、スマートフォンを隠して無断で録音していたことが18日、明らかになった。山崎氏は取材に「盗聴行為はやっていない。殺人予告があった」と主張した。録音行為を受け、共産党会派は山崎氏に対し、2度目の辞職勧告決議案を提案する方針だ。

5207チバQ:2019/03/19(火) 15:37:40
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190316_21003.html
<青森県知事選>告示まで2ヵ月、構図いまだ定まらず 野党各党動き鈍く

自民党青森県連の総務会で、江渡県連会長から推薦状を手渡される三村氏(左)
拡大写真
 任期満了に伴う青森県知事選(5月16日告示、6月2日投開票)は、告示まで2カ月となった。立候補を表明しているのは、県政史上初の5選を目指す現職の三村申吾氏(62)のみ。三村氏が着々と支持を固める一方、野党各党の対立候補擁立に向けた動きは鈍く、いまだ戦いの構図が定まらない。

<三村氏 準備着々> 
 県議会で正式に立候補を表明した3日後の昨年12月1日、三村氏は青森市内であった自民党県連の総務会に出席した。江渡聡徳県連会長から推薦状を手渡されると「身の引き締まる思い。自民党の皆さまとは15年余り仕事をともにし、公私のさまざまな場面で応援してもらった」と蜜月関係を強調した。
 三村氏は、もう一つの県政与党の公明党とも同月に政策協定を結び、5度目の推薦を取り付けた。県議選(3月29日告示、4月7日投開票)に立候補を予定する与党県議の事務所開きや集会にも積極的に顔を出すなど、知事選に向けた動きを活発化させている。
 自民党県連は「県議選で勢いをつけて知事選に弾みをつける」(神山久志幹事長)と、二つの選挙を連動させて戦う方針を示す。
 これに対し、野党各党の表立った動きは見えない。
 7月に予定されている次期参院選に候補を出す立憲民主党県連の山内崇代表は「参院選と県議選で手いっぱい。知事選に単独で擁立することはできない」と苦しい胸中を吐露する。
 「全くの白紙。(県連の)常任幹事会で議題にすら上っていない」と話すのは、国民民主党県連副代表の田名部定男県議。「主戦論を捨てたわけではない」と説明するが、眼前の県議選に力を注いでいる。知事選にまで手が回らないのが実情のようだ。

<県議選後進展か> 
 「必ず対抗馬を出して無投票を避ける」と明言してきた共産党県委員会の畑中孝之委員長は「統一選前には確定させて、なるべく早く運動を始めたい」と話す。ただ「党独自の候補を含め市民団体と検討しているが、まだ発表できる段階ではない」と具体的な候補者に関する発言は避けた。
 前回立候補し、市民団体「市民連合あおもり」の共同代表を務める大竹進氏(68)は自身の出馬について「1000パーセントない」と否定。その上で「候補を立てることについては、野党とわれわれは同じ方向を向いている。これまで参院選を優先させてきたが、県議選が終わってから話が進むだろう」との見方を示した。


関連ページ:青森政治・行政
2019年03月16日土曜日

5208チバQ:2019/03/19(火) 15:38:21
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190314_71032.html
<2019統一選>東北の3市長選 告示まで1ヵ月

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 統一地方選の後半戦で行われる、政令市を除く市長選・市議選は14日、告示まで1カ月となる。東北では北上、大館、上山の3市長選とともに、秋田、山形、弘前、八戸、米沢、喜多方など12市議選が実施される。市長選は大館、上山両市で現職と新人の一騎打ちが予想されるが、北上市は無投票の可能性が高い。4月16日告示の10町村長選・35町村議選と合わせ、同21日に投開票される。

大館・上山 現新の一騎打ちか

 大館市長選は、再選を目指す現職福原淳嗣氏(51)が昨年12月に出馬を表明。日経BP社の元執行役員で同市出身の新人麓幸子氏(57)が近く正式に立候補を表明する。現職と新人の一騎打ちになる見通し。
 前回(2015年)、現職を破って初当選した福原氏は観光客誘致の実績などを掲げ、支持固めを図る。麓氏は子育てや介護の支援策を充実させ、女性が輝く市政を実現すると訴える。


 上山市長選は、現職で4選を目指す横戸長兵衛氏(72)に、新人の会社役員柴田悦夫氏(67)が挑む。横戸氏が初当選した07年以来、12年ぶりの選挙戦となる。
 横戸氏は行財政改革に取り組んだ3期の実績や東北中央自動車道開通などによる産業振興を訴える。柴田氏は温泉熱を活用した果樹農業の振興や映像を使った市のPR強化を公約に掲げる。

北上、無投票公算大

 北上市長選は、3選を目指す現職高橋敏彦氏(63)が昨年12月に立候補を表明。ほかに動きはなく、前回(15年)に続いて無投票の公算が大きい。
 高橋氏は、半導体大手「東芝メモリ」(東京)の進出決定を追い風に、市民協働による地域づくり推進や公共交通ネットワークの充実を重点施策に掲げる。
 市議の支持も厚く、後援会30支部を拠点として着実に態勢を固めつつある。


関連ページ:広域政治・行政
2019年03月14日木曜日

5209チバQ:2019/03/19(火) 15:40:57
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190316_43023.html
同僚に傷害容疑 市議を書類送検 能代署
 能代市議会の議場で同僚議員の頭をつかんでけがをさせたとして、能代署が傷害の疑いで藤田克美議員(69)を書類送検したことが15日、分かった。送検容疑は2018年6月19日、市議会定例会の一般質問の休憩中、席を立った原田悦子議員(73)の頭をつかんで左右に振り、首などにけがをさせた疑い。
 原田議員は全治約2カ月の診断を受け、6月27日の閉会まで定例会を欠席。同署に被害届を提出していた。


関連ページ:秋田社会
2019年03月16日土曜日

5210チバQ:2019/04/02(火) 00:18:04
https://www.sakigake.jp/news/article/20190331AK0022/?nv=spe
【県議選】注目の選挙区[南秋田郡]保守分裂、一騎打ち
2019年3月31日 掲載
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南秋田郡選挙区で激しい戦いを繰り広げている平山候補(右)と鈴木候補
 29日告示された県議選(定数43)は秋田市や南秋田郡など6選挙区で選挙戦となり、34人が26議席を争っている。各候補者の訴えが熱を帯びる中、現職と新人が激しい戦いを展開している注目の選挙区を追った。

 ◇  ◇

 「厳しい戦いだ。一票一票を積み重ねたい」「皆さんと絶対に勝ち抜く」―。県議選が告示された29日の南秋田郡選挙区。2人の候補がいずれも「激戦」を意識し、力強く第一声を響かせた。

 同選挙区は1議席を巡って現職の平山晴彦(64)、新人の鈴木真実(59)両候補がそれぞれ無所属で出馬し、8年ぶりの選挙戦に突入した。いずれも自民党に公認を申請したものの、党県連は「一方に絞ることはできなかった」とし、どちらの公認も見送った経緯がある。

5211チバQ:2019/04/02(火) 19:28:36
http://yamagata-np.jp/news/201903/02/kj_2019030200026.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(1) 米沢市区/東置賜郡区
2019年03月02日 10:21
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 29日に告示される第19回県議選(4月7日投開票)。17選挙区の定数43に対し、54人が立候補の意思を明らかにしており、既に激しい前哨戦が繰り広げられている。各選挙区の情勢を探った。(文中敬称略)

【米沢市区】無投票の公算大きく
(定数3―予定3)
 立候補を表明しているのは現職の木村忠三、渋間佳寿美と新人の相田光照の3人。共産が擁立を目指しているが難しい状況で、無投票の公算が大きくなっている。

 5期目を狙う木村は2月23日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人が出席したほか、来賓として米沢市長中川勝や支援する市議6人、元衆院議員の近藤洋介も顔を出した。今後、地区ごとに集会を開いて結束を強める。

 再選を目指す渋間は支援企業、団体を回って支持固めを進めている。1月24日に後援会の拡大役員会を開いて選挙戦に向けた態勢を構築した。21日には伝国の杜(もり)で総仕上げとなる後援会の総決起集会を開いて引き締めを図る。

 初陣となる相田は1月に市議を辞職した。支援企業の朝礼などでのあいさつを重ねるほか、地区ごとに後援組織を発足させている。9日に事務所開きし、20日には伝国の杜で後援会の総決起集会を開いてムードを盛り上げる。

【立候補予定者】
◇米沢市区(定数3―3)
木村忠三  53 県   議 無現 (4)
渋間佳寿美  48 県   議 自現 (1)
相田光照  45 無   職 自新
(カッコ数字は当選回数)

【東置賜郡区】8年ぶり選挙戦に
(定数2―予定4)
 現職の舩山現人、島津良平、新人の鈴木清左衛門、山木由美の計4人が立候補を表明しており、激戦が予想される。高畠、川西両町から自民現職と無所属新人が1人ずつ出馬する構図で、現職は地元を固め、新人は全域で集票を図る構えを見せている。

 6選を狙う舩山は2日に川西町上小松で事務所開きを行い、本格的な選挙態勢に入る。8年ぶりの選挙戦に向け、道路整備や農政などの実績を訴えて支持層を固める。町内票の流出を防ぎ、「オール川西」の形に持ち込みたい考え。

 島津は3選を目指し、1月下旬に地元の高畠町高畠に事務所を構えた。同27日の衆院議員鈴木憲和の外務政務官就任祝賀会では同町内からの新人出馬に危機感を示し、結束を訴えた。4月5日に町文化ホールまほらで総決起集会を開く。

 鈴木は立候補届け出まで川西町議を続ける意向。当初見込んだ、三つどもえの戦いで現職への批判票を集める戦略は崩れたため、町内での存在感低下を危惧し、友人、知人を通じて支持拡大を訴える。当面は会合回りに力を入れる。

 1月に出馬表明した山木は、先月に高畠町で開かれた参院議員舟山康江の新春のつどいで支援を呼び掛け、同16日に同町糠野目に事務所を開設した。町内で支部結成に向けミニ集会を重ね、女性と非自民支持層への浸透を図る。

【立候補予定者】
◇東置賜郡区(定数2―4)
舩山現人  65 県   議 自現 (5)
島津良平  65 県   議 自現 (2)
鈴木清左衛門 64 農   業 無新
山木由美  55 元高畠町議 無新
(カッコ数字は当選回数)

5212チバQ:2019/04/02(火) 19:29:12
http://yamagata-np.jp/news/201903/03/kj_2019030300045.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(2) 長井市・西置賜郡区/南陽市区
2019年03月03日 10:53
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【長井市・西置賜郡区】合区3氏、支持拡大図る
(定数2―予定3)
 長井市区(定数1)と小国、白鷹、飯豊3町の西置賜郡区(同1)が統合され、定数2の新選挙区となる。長井市から元市議で自民新人の五十嵐智洋、白鷹町から現職で無所属の青木彰栄と会社役員で自民新人の竹田良則が名乗りを上げた。それぞれの地盤を軸に他市町での支持拡大も視野に動きを活発化させている。

 青木は長井、小国、飯豊の各市町に後援会連絡所を構えた。会合や行事に顔を出し現職の存在感をアピール。知事吉村美栄子や参院議員舟山康江の後援会と連動し、長井市でも新たな支持獲得を狙う。8日に同市で県政報告会を開く。

 昨年12月に出馬表明した五十嵐は、出遅れ挽回へ市内を中心にあいさつ回りを重ねる。2月17日の事務所開きで衆院議員鈴木憲和や市長内谷重治らが「長井唯一の候補者」を強調し、結束を訴えた。17日には市内で決起集会を予定。

 竹田は2月15日、白鷹町で後援会事務所開きを行った。事務所がある小国、飯豊両町のほか長井市にも足を運び、商工関係やPTAの人脈を軸に知名度向上を図る。白鷹町では2月からつじ立ちを開始。10日に同町で決起集会を開く。

 ◇長井市・西置賜郡区(定数2―3)
青木彰栄 65 県議 無現 (1)
五十嵐智洋 64 無職 自新 
竹田良則 37 会社役員 自新 

【南陽市区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を表明しているのは自民現職で再選を目指す柴田正人のみで、無投票の公算が大きい。陣営は最後まで対立候補の浮上を警戒し、引き締めを図る。

 柴田は2月8日、事実上の決起集会となる県政報告会を開催。約450人を集め、来賓として衆院議員鈴木憲和も出席した。10日に地元宮内地区に事務所を開設。告示直前の25日から4日間は、市内目抜き通りで朝のつじ立ちを行う。

 ◇南陽市区(定数1―1)
柴田正人 39 県議 自現 (1)

5213チバQ:2019/04/02(火) 19:29:42
http://yamagata-np.jp/news/201903/05/kj_2019030500065.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(3) 上山市区/寒河江市・西村山郡区/天童市区
2019年03月05日 08:23
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【上山市区】8年ぶり選挙戦、一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)
 3選を目指す無所属現職の佐藤昇と、新人で衆院議員遠藤利明(県1区)の長男遠藤寛明が名乗りを上げており、8年ぶりの選挙戦となりそうだ。ほかに動きはなく一騎打ちが濃厚で、2人は激しい前哨戦を繰り広げている。

 佐藤は知事吉村美栄子を迎えて2月11日に県政報告会を開き、県政と市のパイプ役を強調した。つじ立ちとあいさつ回りを続け、2期8年の実績をアピール。3日に金生東2丁目で事務所開きを行い、24日には決起集会を予定している。

 自民公認の遠藤は1月23日に栄町2丁目に事務所を開設し、後援会も発足させた。あいさつ回りは市内をほぼ一巡。つじ立ちのほか街頭演説も始め、幅広く支持を呼び掛けている。4日には衆院議員小渕優子を招き総決起集会を開いた。

◆立候補予定者
佐藤  昇 60 県議 無現 (2)
遠藤 寛明 32 国会議員秘書 自新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【寒河江市・西村山郡区】現職のみ、無風ムード
(定数3―予定3)
 寒河江市区(定数2)と河北、西川、朝日、大江4町の西村山郡区(同)が合区され、定数は1減の計3となる。立候補を予定しているのはいずれも現職で自民の小野幸作と楳津博士、無所属の松田敏男の3人。他に具体的な動きはなく、無風ムードが漂っている。

 旧寒河江市区選出の小野は5期目を目指し、周辺4町を集落単位で小まめに回り地盤拡大に努めている。副議長としての知名度を生かすほか、同市中心の企業後援会も足掛かりにする。2月24日に同市西根で事務所開きを行った。

 4期目を狙う楳津は拠点の寒河江市に加え河北、西川、大江の各町に後援会をつくり、今月半ばには朝日町に発足予定。地区単位の県政報告会は約30回を数える。事務所は2月24日に同市仲谷地に設けた。青年会議所当時の人脈も生かす。

 2017年の旧西村山郡区補選で初当選した松田は大江町が本拠地。4町で県政報告会を開き、精力的に支持固めを図る。寒河江市には1月末に後援会を立ち上げた。2日に同市で知事吉村美栄子を招いて県政報告会を開催した。

◆立候補予定者
小野幸作 77 県議 自現 (4)
楳津博士 57 県議 自現 (3)
松田敏男 76 県議 無現 (1)
(かっこ内の数字は当選回数)

【天童市区】2現職のみ、無投票か
(定数2―予定2)
 自民現職でそれぞれ4期目、3期目を目指す森谷仙一郎、矢吹栄修の他に動きは見られず、前回に続いて無投票となる可能性が高い。

 森谷は2月28日、老野森2丁目に事務所を構えた。県連政調会長を務め、党や議会での行動力をアピール。県政報告紙を積極的に発行する。2日に市民文化会館で総決起大会を開き、衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂が駆け付けた。

 矢吹は公約をまとめたリーフレットを手に世帯回りを重ね、市南部を中心に支持基盤の強化に余念がない。5日に東本町1丁目に事務所を開設する。15日には市民文化会館で総決起大会を開き、決意を伝えて支援者の結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
森谷仙一郎 60 県議 自現 (3)
矢吹栄修 44 県議 自現 (2)
(かっこ内の数字は当選回数)

5214チバQ:2019/04/02(火) 19:30:24
http://yamagata-np.jp/news/201903/06/kj_2019030600082.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(4) 山形市区/東村山郡区
2019年03月06日 07:45
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【山形市区】10氏、少数激戦の様相
(定数9―予定10)
 現職2人が勇退を決め、新人3人が参戦。定数わずかに1オーバーだが、現職勢は手堅い戦いを進め、新人はいずれも政党公認を受けて出馬する予定で、今回も少数激戦となりそうだ。市中心部に多い浮動票の行方も注目される。

 6選を目指す自民現職の金沢忠一は1月に約700人を集めて新春を祝う会を開催した。地元南沼原をはじめ西山形など南西部であいさつ回りを重ねる。後援会の若返りを狙い、30〜40代を集めた会合も検討中だ。女性の集いも開く。

 市中心部などで集票を狙う自民現職の奥山誠治は、企業や団体の支援者回りに力を入れている。2月上旬の県政報告会から臨戦態勢に入り、地元で週1回のつじ立ちも継続してきた。やよい2丁目の後援会事務所を拠点に支持固めを図る。

 前回トップ当選した自民現職大内理加は地元北部を中心に座談会を重ねてきた。2月中旬の事務所開きでは北部からの新人出馬に警戒感を示し、結束を訴えた。今月下旬に女性の集いを計画。支援者回りを続け他地区への浸透も狙う。

 共産現職の渡辺ゆり子は2月初めに美畑町に事務所を開設し、同下旬の党所属国会議員を招いた演説会を機に本格的な選挙態勢に入った。市議選立候補予定者と街頭演説を重ねるとともに、市内全域でミニ集会を開き、支持拡大を図る。

 社民現職の高橋啓介は2月に県政報告会と事務所開きを行った。地元南沼原を中心に各種会合に顔を出し、同党の勇退県議の支持労組とも連携を進める。今月中旬に出身の県職労や後援会による会合を開き、選挙戦への対応を確認する。

 4選を目指す吉村和武は今回、無所属で出馬する。地区単位や各種団体の会合にきめ細かく出席するなどし、選挙戦の準備を進めてきた。近く小白川町3丁目に事務所を開設し、14日には後援会大会を開いて臨戦ムードを盛り上げる。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、地元鈴川を皮切りに市内全域であいさつ回りを重ねている。小規模の座談会も1日2回ペースで開催。印役町1丁目に近く事務所を構え、22日に党副代表井上義久を招いた時局講演会を開く。

 元山形市議で自民新人の後藤誠一は、2月上旬に立候補の意思を表明した。出遅れを挽回するため、市議有志の応援を受け蔵王、滝山など南部で浸透を狙う。8日に南原町1丁目で事務所開きを行い、21日の決起大会で結束を強める。

 自民新人で山形市議の遠藤和典は昨年12月に出馬の意思を表明して以降、地元千歳を中心に足場固めを進める。1月下旬に市政報告会を開催。市議有志の支援を受ける一方、4日に企業後援会を発足させるなど態勢づくりを進めている。

 立憲新人で党県連副代表の原田和広は2月に県連と同じ場所に事務所を構えた。地元鈴川を中心に浸透を図り、経営する職業訓練会社の取引先などを回って支持拡大に努めている。今月下旬に立憲公認の市議らと共に総決起集会を開く。

◆立候補予定者
金沢忠一 68 県  議 自現 (5)
奥山誠治 59 県  議 自現 (3)
大内理加 55 県  議 自現 (3)
渡辺ゆり子 66 県  議 共現 (3)
高橋啓介 66 県  議 社現 (3)
吉村和武 46 県  議 無現 (3)
菊池文昭 55 県  議 公現 (2)
後藤誠一 66 無  職 自新 
遠藤和典 49 無  職 自新 
原田和広 45 会社役員 立新 
(かっこ内の数字は当選回数)

【東村山郡区】現職のみ、無投票か
(定数1―予定1)
 立候補を予定しているのは自民現職で補選を含めて4選を目指す鈴木孝のみ。3回連続の無投票となる公算が大きい。

 鈴木は対立候補の浮上を警戒しながら山辺、中山両町の後援会を軸に動きを活発化させている。山辺で3日、支持者約100人を集め、両町合同の事務所開きを行った。10日に山辺、17日に中山で総決起大会を開き、結束を呼び掛ける。

◆立候補予定者
鈴木孝 73 県  議 自現 (3)
(かっこ内の数字は当選回数)

5215チバQ:2019/04/02(火) 19:31:06
http://yamagata-np.jp/news/201903/07/kj_2019030700096.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(5) 村山市区/尾花沢市・北村山郡区/東根市区
2019年03月07日 07:16
【村山市区】現新一騎打ちの公算大
(定数1―予定2)

 2期目を目指す自民現職の能登淳一と無所属新人で元市議の菊池大二郎が名乗りを上げている。他に動きはなく一騎打ちとなる公算が大きい。

 能登は県政報告会を重ね、有権者の声を聞きながら政策や実績をアピールしている。2月24日には総決起大会を開催。農業基盤整備推進などを訴え、士気を高めた。農村部の票固めと新たな支持者獲得を狙う。16日に女性の集いを開く。

 菊池は2月9日に駅西で事務所開きを行い、同級生らによる後援組織「同志会」や支援市議らが結束を確認。国民民主党から推薦を得て臨戦態勢に入り、支持者回りを加速させている。17日に女性向け集会、21日には総決起大会を開く。

◇立候補予定者
能登淳一 64 県議 自現 (1)
菊池大二郎 36 行政書士 無新 

【尾花沢市・北村山郡区】20年ぶりの選挙戦へ
(定数1―予定2)

 立候補は自民現職の加賀正和のみとみられていたが、2月下旬に尾花沢市議だった共産党尾花沢支部長の鈴木清が名乗りを上げた。20年ぶりの選挙戦となる。

 初出馬から3回連続で無投票当選の加賀は、県政報告会や地域の会合で実績を訴えている。2日に上町4丁目で事務所開きを行い、衆院議員鈴木憲和、大石田町長庄司喜與太らが結束を呼び掛けた。22日に総決起大会を開く。

 鈴木は2月21日に市議を辞職し、翌日に立候補を表明した。急ピッチで準備を進めている。出遅れを取り戻そうと、つじ立ちを行い、子育てや福祉の充実などを訴えている。10日に上町5丁目で事務所開きを予定している。

◇立候補予定者
加賀正和 51 県議 自現 (3)
鈴木清 61 無職 共新 

【東根市区】2現職のみ無投票か
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに現職で自民の野川政文と、国民民主の青柳安展の2人。他に出馬の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 7期目を目指す野川は地域の各種会合に積極的に顔を出し、議長や全国都道府県議会議長会長の要職を務めた経験をアピール。選対会議を小まめに開いて組織の引き締めを図っている。17日に事務所開きを行い、臨戦態勢に入る。

 3選を狙う青柳は2日に事務所開きをした。後援会幹部ら約80人に加え、来賓として参院議員舟山康江、東根市長土田正剛、元衆院議員近藤洋介らが出席。さくらんぼタントクルセンターで18日に県政報告会を開きムードを高める。

◇立候補予定者
野川政文 64 県議 自現 (6)
青柳安展 72 県議 国現 (2)

5216チバQ:2019/04/02(火) 19:31:35
http://yamagata-np.jp/news/201903/08/kj_2019030800113.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(6) 新庄市区/最上郡区
2019年03月08日 08:40
【新庄市区】前回同様、無投票か
(定数2―予定2)

 6選を目指す坂本貴美雄と、3選を期す山科朝則の現職2人が出馬する。他に立候補の動きはなく、前回同様、無投票となる公算が大きくなっている。

 坂本は自民党県連幹事長の要職にあり、地元での活動が十分ではないとの危機感を抱く。各地を細かく回る本来の戦術に近く本腰を入れる。昨年末に県政報告会を開催しており、1日に支援企業の総会を開き、態勢を固めた。

 無所属の山科は3日に女性向けの県政報告会を開いた。約400人を前に県立新庄病院改築に向けた課題などを説明。知事吉村美栄子を招き、県と市のパイプ役を印象づけた。各地区で座談会を重ね、地域の声を吸い上げる。

◇立候補予定者
坂本貴美雄 71 県議 自現 (5)
山科朝則 52 県議 無現 (2)
(丸数字は当選回数)

【最上郡区】出馬表明は現職のみ
(定数2―予定2)

 立候補を表明しているのはともに自民現職の伊藤重成と小松伸也のみ。他に出馬の動きはなく、無投票となる可能性が高い。

 6期目を狙う伊藤は2日に地元舟形町のJR舟形駅前に事務所を構えた。各地であいさつ回りや企業・団体訪問、行事出席などを重ね、支持固めを進めている。選対会議を小まめに開き、組織の引き締めと地盤強化に努める。

 3選を目指す小松は年明けにつじ立ちを始めた。選挙区全域を回り、浸透を図っている。10日に地元真室川町の遊楽館で事務所開きを行い、17日には町中央公民館で県政報告会を兼ねた総決起大会を開き、臨戦態勢を整える。

◇立候補予定者
伊藤重成 62 県議 自現 (5)
小松伸也 56 県議 自現 (2)
(丸数字は当選回数)

5217チバQ:2019/04/02(火) 19:32:00
http://yamagata-np.jp/news/201903/09/kj_2019030900135.php
迫る県議選・17選挙区の情勢(7) 鶴岡市区
2019年03月09日 07:46
【鶴岡市区】現新6人の激戦へ
(定数5―予定6)

 立候補を表明しているのは現職で自民の志田英紀と佐藤聡、共産の関徹、新人で自民の佐藤久樹、無所属の今野美奈子と高橋淳の6人で、少数激戦の構図がほぼ固まった。勇退を表明した、議長経験者の阿部信矢、県政クラブ代表の阿部昇司は後継者を立てておらず、それぞれの票の行方が焦点となりそうだ。特に高橋のみの出馬が予想される旧東田川地域での激しい票の争奪戦が予想される。

 7期目を目指す志田は2日に家中新町で事務所開きを行い、高速交通網整備促進などに取り組む決意を示した。8日には県政報告会を開催。議長の職にあり、地元活動が十分にできない可能性があるとして、後援会に協力と結束を求めた。

 前回トップ当選で初陣を飾った佐藤聡は2月2日に県政報告会、同11日には錦町で事務所開きを相次いで行った。恵まれた地域資源を生かした、地方創生策の必要性を繰り返し訴えている。23日の総決起集会により一層の盛り上げを期す。

 関は共産市議と連携し、再選に向け支持拡大を図っている。2月3日には党鶴岡地区演説会で協力を呼び掛けた。既に青柳町に事務所を構えており、22日に事務所開きを行う。市内各地でつじ立ちやミニ集会などを展開し、浸透を目指す。

 1月に自民公認で出馬が決まった佐藤久は各種団体の会合に出席。市職員、市議の経験を前面に農林水産業振興を訴える。地元の旧市南部を足掛かりに浸透を目指しており、10日に東新斎町に事務所を構え、今月下旬に総決起集会を開く。

 唯一の女性候補予定者である今野は2月17日に文園町で事務所開きを行った。草の根の活動を展開する一方、連合山形の推薦を受けた。市議時代の支持者回りに加え、つじ立ち、ミニ集会などを重ねている。10日に総決起集会を開催する。

 2月に出馬表明した元JA庄内たがわの高橋は出遅れを挽回すべく、地元の旧東田川地域や農業層を軸に支持を広げる構え。同18日に藤島に事務所を開設。連合山形などから推薦を得て企業・団体回りを続ける。26日に総決起集会を開く。

【立候補予定者】
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 68 県  議 自現 (6)
佐藤聡 50 県  議 自現 (1)
関徹 58 県  議 共現 (1)
佐藤久樹 47 無  職 自新 
今野美奈子 59 無  職 無新 
高橋淳 51 無  職 無新

5218チバQ:2019/04/02(火) 19:32:31
http://yamagata-np.jp/news/201903/28/kj_2019032800504.php
【2019統一選】県議選、17選挙区迫る戦い 告示直前の情勢、43議席めぐり攻防
2019年03月28日 09:34

 29日に告示される県議選(4月7日投開票)は、43議席を54人が争う少数激戦が予想される。無投票となる公算が大きいのは米沢市、新庄市、寒河江市・西村山郡、天童市、東根市、南陽市、東村山郡、最上郡、東田川郡の9選挙区。残る8選挙区は熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられそうだ。17選挙区の告示直前の動きを探った。(敬称略)

【山形市区(定数9―予定10)】現新10氏が激突か
 現職7人と新人3人が立候補を予定。現職は地盤固めや新たな支持者獲得に奔走し、新人は勇退表明した現職や政党の支援を得て戦いを進める。当初の無投票ムードから一転して少数激戦の様相で、統一地方選後半戦の山形市議選(4月14日告示、21日投開票)も絡み、前哨戦は激しさを増している。

 自民は現職3人、新人2人が出馬する。現有勢力を上回るため支持層が重なり、保守系票を巡って各地で激しいつばぜり合いを演じている。

 現職の金沢忠一は24日に地元公民館で若者の集い、女性の集いを相次いで開催。南沼原をはじめ市内各地の支援者と6選に向けた結束を誓った。保守系市議と連動した動きや企業回りも積極的に行っている。

 現職の奥山誠治は、山形駅周辺や西部などで支持固めに奔走。浮動票が多い地盤を意識し、前回以上に企業や団体の支援者回りに努めている。出身校山形商高の同窓生への働き掛けにも力を入れる。

 前回トップ当選の現職大内理加は24日に女性の集いを開催。女性が活躍できる環境づくりなどに取り組む決意を示した。支持基盤の北部を中心に集会を重ね、支援企業回りを続けながら、臨戦態勢を整える。

 元山形市議で新人の後藤誠一は21日に決起集会を開き、組織の引き締めを図った。2月の出馬表明となり出遅れたが、市議時代の支援者や市議有志らの応援を受けながら、中心部や南部での浸透を目指す。

 新人の遠藤和典は2日に事務所開きを行い、4日には企業後援会を発足させるなど動きを活発化させている。地元千歳を固めつつ、市議時代の人脈を生かして市内各地の支援者を回り、攻勢を強めている。

 公明現職の菊池文昭は市議選と連動し、活動を本格化させた。党副代表井上義久を招いた企業・団体後援会の集会に続き、後援会全体の時局講演会と大規模集会を相次いで開催。組織の盛り上げを図っている。

 一方、非自民系の予定者は、現職の勇退や新人の出馬で支持層の一部が流動化し、票の行方が見えにくくなっている。

 共産現職の渡辺ゆり子はつじ立ちや街頭活動などで地元滝山の足場固めを進めるとともに、西部への浸透を図る。党所属の市議選立候補予定者の事務所開きにも積極的に出席し、連動して党勢拡大を狙う。

 社民現職の高橋啓介は先月中旬、南館に事務所を開設した。地元南沼原を中心にあいさつ回りを続け、議会報を配布するなど3期の実績をアピール。出身の県職労や後援会などの組織を軸に浸透を図っている。

 無所属現職の吉村和武は今月中旬に大規模集会を開き、盛り上げを図った。知事吉村美栄子らの来援を受け、4期目に挑む決意を披露。あいさつ回りを本格化させ、鈴川地区など後援会の動きも加速している。

 立憲民主新人の原田和広は街頭演説を軸とした活動を展開し、市内全域をくまなく回る。25日には決起集会を開催。経営する職業訓練会社で培った経験を生かし、社会福祉充実の必要性を訴える。

【上山市区(定数1―予定2)】現職に新人挑む
 出馬を表明しているのは、3選を目指す無所属現職の佐藤昇と、自民新人で衆院議員遠藤利明(県1区)の長男遠藤寛明。一騎打ちが濃厚で、両陣営とも集会を開くなど激しい前哨戦を繰り広げている。

 2011年以来となる選挙戦は、知事吉村美栄子とのつながりや2期8年の経験と実績を強調する現職に、父の支援者や自民党上山支部といった重厚な布陣をバックに、若さと行動力をアピールする新人が挑む構図となっている。

 佐藤は24日に参院議員舟山康江や参院選県選挙区に出馬予定の芳賀道也を迎えて決起集会を開催、気勢を上げた。「オール上山」を合言葉に、つじ立ちなどを続け、幅広い層からの支持獲得を目指す。

 遠藤は20日に山形市長佐藤孝弘と参院議員朝日健太郎を招いて集会を開き、結束を呼び掛けた。保守票を着実に固めながら、「ひたすら、ひたむき」をキャッチフレーズに掲げ、浮動票の獲得も狙う。

5219名無しさん:2019/04/02(火) 19:32:47
【長井市・西置賜郡区(定数2―予定3)】新選挙区、長井・白鷹の動向カギ
 長井市区と小国、白鷹、飯豊3町の西置賜郡区が統合され、定数2の新選挙区となる。長井市から元市議で自民新人の五十嵐智洋、白鷹町から無所属の現職青木彰栄と会社役員で自民新人の竹田良則が立候補を表明している。

 県議選では20年ぶりの選挙戦となる長井市と、現新2人が出る白鷹町の有権者の動向がポイントとなりそう。各陣営とも告示前に決起集会を開くなど、従来の支持基盤に加えて他市町で激しい前哨戦を繰り広げている。

 青木は3町で企業関係などの地盤を固める一方、8日には長井市でも初となる県政報告会を開催。知事吉村美栄子の激励を受け、県政与党を強調して結束を確認した。白鷹町中心部を重点的に回り告示を迎える。

 五十嵐は17日に長井市で総決起集会を開き衆院議員鈴木憲和、市長内谷重治らを弁士に迎えた。選対の体制が整った2月以降、動きを活発化させ、市内でつじ立ちやあいさつ回りを重ねて地元固めに注力する。

 竹田は同世代の商工、PTA関係の人脈を軸に4市町で浸透を図る。企業朝礼に顔を出し、2月以降は白鷹町を細かく回る。10日に同町で決起集会を開き、私設秘書を務めた衆院議員遠藤利明も来援した。

【東置賜郡区(定数2―予定4)】8年ぶり選挙、激しい前哨戦
 自民現職の舩山現人と島津良平に、無所属新人の鈴木清左衛門、山木由美が挑む構図で、8年ぶりの選挙戦が確定的だ。川西、高畠両町から現職と新人が1人ずつの出馬で、激しい前哨戦が繰り広げられている。若者や女性票の取り込みが当落の鍵を握りそうだ。

 舩山は2日に川西町上小松で事務所開きをし、町長原田俊二をはじめ町内各団体の代表や町議5人など約60人を集めた。経験と実績を強調し、「川西から県議の灯を消すな」と支援者を回って町内票を固める。

 島津は高畠町全域を精力的に回り、国と県のパイプ役として2期8年の実績を訴える。町長寒河江信を招いて地区座談会を重ね、企業、団体の朝礼に小まめに顔を出す。告示後は女性との対話集会を予定する。

 川西町議を続ける鈴木は自宅に事務所を構え、22日の議会最終日以降に活動を本格化。組織に頼らず、同町内を中心に友人や農業仲間などへのあいさつ回りを続ける。「郷土愛」を掲げて地域活性化を訴えている。

 山木は高畠町内5カ所でつじ立ちを続け、川西町にも攻勢をかける。24日は参院議員舟山康江を招き女性の集いを開催した。吉村県政を支える姿勢を強調し、31日に両町で総決起集会を開き、支持拡大を図る。

現職以外動き見えず、無投票の見通しに
【天童市区(定数2―予定2)】
 ともに自民現職の森谷仙一郎、矢吹栄修が立候補の準備を整えた。他に動きは見られず、2回続けて無投票となる見通し。両陣営とも市長山本信治の支援を受け態勢を固める。

 4選を期す森谷は2日に総決起大会を開催。衆院議員鈴木憲和、参院議員大沼瑞穂らから党県連政調会長としての活躍ぶりをたたえられ、存在感を示した。

 矢吹は15日の総決起大会で支持者千人超を動員した。公約をまとめたリーフレットを基に政策立案力の高さをアピールし、3期目への結束を呼び掛けた。

【寒河江市・西村山郡区(定数3―予定3)】
 ともに定数2だった寒河江市区と西村山郡区が合区された。いずれも現職で、自民の小野幸作と楳津博士、無所属の松田敏男以外の動きは見えず、無投票の公算が大きい。

 旧寒河江市区の小野は4町でもミニ座談会を重ねる。各集落で課題の聞き取りに力を入れ、後援会の厚みが増した。告示を目前に市内で支持固めを進める。

 楳津は17日に朝日町後援会を設立し、本拠の寒河江を含め1市4町に組織が整った。地区単位の県政報告会は30回を超え、知名度向上と引き締めを図る。

 大江町が拠点の松田は、知事吉村美栄子を招いて2日に寒河江市で県政報告会を開催。全域への浸透を期した。告示が近づき地元中心に結束を訴える。

【米沢市区(定数3―予定3)】無投票の公算大
 出馬表明をしているのは無所属現職の木村忠三、自民現職の渋間佳寿美、自民新人の相田光照の3人。ほかに具体的な動きはなく無投票となる可能性が高くなっている。

 5選を狙う木村は市内3カ所のコミュニティセンターで県政報告会を開いて実績をアピールしている。支援を得ている市議と連動して支持固めを図る。

 再選を目指す渋間は21日に伝国の杜(もり)で総決起集会を開き、市長中川勝らが応援に駆け付けた。無投票風が吹く中、陣営の引き締めに力を入れている。

 相田は20日に伝国の杜で市長中川、勇退する県議後藤源を招いて政談演説会を開催し結束を確認した。企業も細かく回り、知名度アップに努めている。

5220名無しさん:2019/04/02(火) 19:33:08
 現職3人、新人5人が立候補を表明し、3人オーバーという県内最大の激戦区となる。現職と新人の地盤、支持層が重なる所があり、互いに切り崩す前哨戦を展開。各陣営は地盤を守りながら、支持拡大を狙って立候補予定者がいない遊佐町(有権者約1万2千人)などに攻勢をかける。

 自民現職の星川純一は地盤の酒田南部からの新人出馬に危機感を強める。足元を守りつつ出身である自衛隊のOB、保護者組織などと連携し、八幡や遊佐方面でも小まめに地域に入って支持拡大を進める。

 同じく自民現職の森田広も新人が多数出馬することを警戒し、陣営を引き締める。重点的に回ってきた周辺地域から地元で有権者の多い市中心部へと入り、支援企業などの支持層を固めながら集票を図る。

 立憲民主県連代表の石黒覚は10日に党代表枝野幸男を迎えた総決起集会を開き、弾みをつけた。知事とのパイプや旧飽海郡から唯一の候補者となることをアピールし、国政野党への期待票の受け皿を目指す。

 自民新人の元酒田市議梶原宗明は農林水産業振興を起点にした地域活性化を訴え、地元東平田など酒田東部から他地域に浸透を進める。支援企業、市議らとの連携も強め、市中心部への攻勢をかける。

 共産新人の吉田武は連日のつじ立ちを今月中旬から1日15カ所ほどに増やし、知名度向上に努める。23日には地元の市内光ケ丘で集会を開催。党支持者や地元自治会関係者らに政策を訴え、票の取り込みを狙う。

 最後に名乗りを上げた新人伊藤利明は参院議員舟山康江や元衆院議員阿部寿一らの支援を受け、遊佐では元県議金子敏明らと連携。遅れを取り戻そうと動きを活発化し福祉、子育て分野の現場経験を前面に出す。

 無所属新人で元酒田市議の市村浩一は酒田青年会議所などのつながりと市議時代の後援会で草の根の活動を展開。会員制交流サイト(SNS)を活用し、政治・投票参加を呼び掛けながら若い世代に訴える。

 無所属新人の元酒田市議阿部ひとみは酒田南部の地元新堀を固めつつ、支援市議、勇退する県議佐藤藤弥の支持者の一部などの応援を受け、浸透を狙う。女性票、若者、子育て世代にも目を向ける。

【村山市区(定数1―予定2)】現新一騎打ち濃厚
 2期目を目指す自民現職の能登淳一と無所属新人で元市議の菊池大二郎による一騎打ちが濃厚だ。26日には公開討論会が開かれ、政策を掲げて舌戦を繰り広げた。両陣営とも前哨戦から熱を帯びており、楯岡地域での集票が勝敗の鍵を握りそうだ。

 能登は集会やあいさつ回りを重ね、16日には女性の集いを開催した。衆院議員鈴木憲和や参院議員大沼瑞穂、党市支部の市議、公明などの支援を受け、地盤の農村部に加えて楯岡でも攻勢をかける。

 菊池は女性の集いで後援組織「女志会」を結成。21日には総決起大会を開いて結束を確認。参院議員舟山康江、元衆院議員近藤洋介らのエールを受けた。地盤の楯岡を足掛かりに全域で浸透を図る。

【鶴岡市区(定数5―予定6)】5議席に現新6氏、少数激戦の様相
 自民の志田英紀と佐藤聡、共産の関徹の現職3人に、ともに元市議で自民の佐藤久樹と無所属の今野美奈子、元JA職員の高橋淳の3新人が挑む少数激戦の構図が濃厚となっている。

 勇退を表明した現職2人はいずれも後継者を立てておらず、それぞれの票の獲得を目指す動きが激化。特に大票田の市中心部と、新人1人のみが立候補を予定している東部地域での集票に向け、各候補予定者が活発に動いている。一方で先月まで予定者数が定員に達せず、無投票の見方もあっただけに有権者の関心は低調だ。

 7期目を目指す志田は合併前の旧市町村ごとの後援組織を核に議長の公務と並行して活動を展開。地盤の温海、鶴岡市街地で支持者の結束に努めながら各地で県政報告会を重ね、実績をアピールしている。

 佐藤聡は23日に後援会総決起大会を開き、臨戦ムードを高めた。前回選は初陣ながらトップ当選しており、票の流出を警戒。西郷や親戚がいる櫛引など前回、支援を受けた企業・団体を中心に回っている。

 関は22日に事務所開きを行い、党や後援組織、朝日の支持者らに結束を呼び掛けた。一部支持層が重なる新人候補を警戒して引き締めを図る一方、旧町村部への街宣などを重ね、支持拡大を目指している。

 佐藤久は10日の事務所開きに続き、24日に後援会総決起集会を開いて気勢を上げた。地元の大泉、湯田川を基盤に市議、市職員の経歴を生かしながら農業、スポーツ団体の関係者らへの浸透を図っている。

 高橋は地元藤島をはじめ市東部地域や農業層を中心に支持固めを進めている。都市部への浸透が鍵とみて市街地での街宣を重ね、知名度向上を狙う。26日に市中心部で大規模な後援会総決起大会を開いた。

 今野は10日に総決起集会を開き、鶴岡から女性の声を県政にと結束を呼び掛けた。旧町村部を含む全域でミニ集会を開催。市街地でのつじ立ちなど草の根の活動を展開し、無党派層への浸透を図っている。

5221名無しさん:2019/04/02(火) 19:33:25
【尾花沢市・北村山郡区(定数1―予定2)】現新が態勢づくり
 自民現職で4選を目指す加賀正和と、元尾花沢市議で共産新人の鈴木清が立候補を表明している。3期の実績と組織力を持つ現職に、急ピッチで党勢拡大を訴える新人が挑む一騎打ちの公算が大きい。

 20年ぶりの選挙戦となる見込みだが、2月下旬まで無投票の流れだったため、地域の選挙ムードはまだ低調。両陣営は告示に向けて態勢づくりを急いでいる。

 加賀は会合に小まめに顔を出し、22日の総決起大会では約500人を前に農政や雪対策、道路網整備などの実績を訴えた。衆院議員鈴木憲和らも出席して連携を強調。支援市議、町議らが支持固めを進めている。

 鈴木は10日に市内に事務所を構えた。出遅れを取り戻すため連日つじ立ちを行い、すでに70カ所の街頭で政策を訴えた。国保税引き下げや消費増税阻止などを呼び掛け、反自民票の取り込みを狙う。

現職のみ動き、無投票の見通し
【新庄市区(定数2―予定2)】
 自民の坂本貴美雄、無所属の山科朝則の現職2人が立候補を表明している。他に動きはなく前回同様、無投票となる情勢だ。

 6期目に挑む坂本は支援企業を中心にあいさつ回りを重ねている。並行して県連幹事長として県内各地の自民候補陣営の会合に顔を出し、激励している。

 3選を目指す山科は年末以降、市内各地で約15回の報告会を開いた。30人程度を前に車座で話す機会や、数人と対話する場面を設け浸透を図っている。

【東根市区(定数2―予定2)】
 立候補を表明しているのはともに現職で自民の野川政文と、国民民主の青柳安展の2人。他に動きはなく、8年ぶりに無投票となる可能性が高まっている。

 野川は17日に事務所開きを行った。出馬予定者で最長となる6期24年の実績や、全国都道府県議会議長会長などを歴任した経験を強調し、結束を確認した。

 青柳は18日に県政報告会を開いた。県政与党、党県連代表の働きをアピールし、引き締めを図った。党代表玉木雄一郎も来援し、臨戦態勢を固めた。

【南陽市区(定数1―予定1)】
 再選を目指す自民現職の柴田正人以外に出馬の動きはなく、無投票が濃厚となっている。

 柴田は10日、地元宮内に事務所を開設。参院議員大沼瑞穂、市長白岩孝夫などが応援に駆け付けた。朝のつじ立ちなどを行い、告示に備える。

【東村山郡区(定数1―予定1)】
 出馬を予定しているのは4選を目指す自民現職の鈴木孝のみで、他に候補者擁立の動きはない。

 鈴木は山辺、中山両町の農業や商業関係者を中心に支持固めを進め、子育て世代への浸透も図る。総決起大会を今月、両町で開き、陣営を引き締めた。

【最上郡区(定数2―予定2)】
 立候補を表明しているのはともに自民現職で6期目を目指す伊藤重成と、3選を狙う小松伸也のみ。4人が出馬し激戦となった前回から一転、無投票の公算が大きくなっている。

 伊藤は事業所や町村議員の後援会を小まめに回り、若者定住などを訴えて支持固めを図る。27日には地元舟形町支部の選対会議を開き、態勢を引き締めた。

 小松は17日に真室川町で総決起大会を開き、衆院議員加藤鮎子や参院議員大沼瑞穂が激励。つじ立ちやあいさつ回りをし、地域間格差解消などを訴えている。

【東田川郡区(定数1―予定1)】
 立候補を表明しているのは6選を期す自民現職の田沢伸一のみで、3回連続の無投票の公算が大きい。

 田沢は実績と政府・与党とのパイプをアピールし、地元庄内町と三川町を丹念に回り支持を固めている。22日に庄内町で総決起集会を開き結束を確認した。

5222名無しさん:2019/04/02(火) 19:34:55
>>5212-5221
【立候補予定者(丸数字は当選回数)】
◇山形市区(定数9―10)
金沢忠一 68 県  議 自現 (5)
奥山誠治 59 県  議 自現 (3)
大内理加 56 県  議 自現 (3)
渡辺ゆり子 66 県  議 共現 (3)
高橋啓介 66 県  議 社現 (3)
吉村和武 46 県  議 無現 (3)
菊池文昭 55 県  議 公現 (2)
後藤誠一 66 無  職 自新 
遠藤和典 49 無  職 自新 
原田和広 45 会社役員 立新 
◇米沢市区(定数3―3)
木村忠三 53 県  議 無現 (4)
渋間佳寿美 48 県  議 自現 (1)
相田光照 45 無  職 自新 
◇寒河江市・西村山郡区(定数3―3)
小野幸作 77 県  議 自現 (4)
楳津博士 57 県  議 自現 (3)
松田敏男 76 県  議 無現 (1)
◇上山市区(定数1―2)
佐藤昇 60 県  議 無現 (2)
遠藤寛明 32 政党役員 自新 
◇長井市・西置賜郡区(定数2―3)
青木彰栄 65 県  議 無現 (1)
五十嵐智洋 64 無  職 自新 
竹田良則 37 会社役員 自新 
◇天童市区(定数2―2)
森谷仙一郎 60 県  議 自現 (3)
矢吹栄修 44 県  議 自現 (2)
◇東置賜郡区(定数2―4)
舩山現人 65 県  議 自現 (5)
島津良平 65 県  議 自現 (2)
鈴木清左衛門64 農  業 無新 
山木由美 55 無  職 無新 
◇鶴岡市区(定数5―6)
志田英紀 68 県  議 自現 (6)
佐藤聡 50 県  議 自現 (1)
関徹 58 県  議 共現 (1)
佐藤久樹 47 無  職 自新 
今野美奈子 59 無  職 無新 
高橋淳 52 無  職 無新 
◇酒田市・飽海郡区(定数5―8)
星川純一 71 県  議 自現 (5)
森田広 69 県  議 自現 (5)
石黒覚 62 県  議 立現 (2)
梶原宗明 61 農  業 自新 
吉田武 69 政党役員 共新 
伊藤利明 59 法人役員 無新 
市村浩一 58 無  職 無新 
阿部ひとみ 58 無  職 無新 
◇新庄市区(定数2―2)
坂本貴美雄 71 県  議 自現 (5)
山科朝則 52 県  議 無現 (2)
◇村山市区(定数1―2)
能登淳一 64 県  議 自現 (1)
菊池大二郎 36 行政書士 無新 
◇東根市区(定数2―2)
野川政文 64 県  議 自現 (6)
青柳安展 72 県  議 国現 (2)
◇尾花沢市・北村山郡区(定数1―2)
加賀正和 51 県  議 自現 (3)
鈴木清 61 政党役員 共新 
◇南陽市区(定数1―1)
柴田正人 39 県  議 自現 (1)
◇東村山郡区(定数1―1)
鈴木孝 73 県  議 自現 (3)
◇最上郡区(定数2―2)
伊藤重成 62 県  議 自現 (5)
小松伸也 56 県  議 自現 (2)
◇東田川郡区(定数1―1)
田沢伸一 69 県  議 自現 (5)

5223チバQ:2019/04/04(木) 13:22:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190404_51044.html
<東北3県議選 注目区見聞録>上山市、8年ぶり選挙戦熱く

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 「『裏切り者』のレッテルを貼られているかもしれない。それは甘んじて受け入れる」
 上山市の市体育文化センターで3月24日に開かれた決起集会。3選を目指し初めて無所属で立候補した佐藤昇氏は、離党した自民側の視線に、あえて開き直った発言を重ねた。
 離党のきっかけは2017年1月の知事選。佐藤氏は旧民進党などが支援し、無投票で3選を果たした吉村美栄子氏(67)を応援した。「上山の発展には党に尽くすよりも県との連携が不可欠」と考えた。
 上山市は遠藤利明元五輪担当相(69)=衆院山形1区=の地元。統一地方選後半戦の市長選(4月21日投開票)に4選を狙って立候補する横戸長兵衛市長(72)も長く自民の支援を受ける。
 地元の自民支持者にとっては、恩をあだで返されたような離党劇だった。市選挙区では自民新人が07年に旧民主などが推薦する現職を破ったものの、当選6日後に死去。現職が繰り上げ当選し、県内唯一の自民空白区となっていた。
 佐藤氏が初挑戦した前々回(11年)は、弔い合戦の様相を呈する激戦。自民公認の佐藤氏は社民推薦の新人をわずか282票差で破り、政党対決に勝利した形だった。
 自民党市支部は今回、「勝てる候補」(横戸氏)として利明氏の長男寛明(ひろあき)氏を擁立。佐藤氏の3選阻止に向け、最強の切り札を出した。3月4日の決起集会では、横戸氏が佐藤氏の離党経緯について「政治をさまざま教えられ体験してきたが、あんなことは初めて」と痛烈な皮肉を浴びせた。
 地元では、いずれ寛明氏が利明氏の後継として国政に挑むだろうというのが一致した見方だ。
 寛明氏自身は国政や佐藤氏への言及は封印。県議選候補者54人中最年少となる32歳の若さと地域資源を生かした観光振興などを訴えているが、陣営からは「こっちへ来たりあっちへ行ったりで腰が定まらない」と佐藤氏攻撃の声が上がる。
 一方、佐藤氏は個人演説会で「おやじが国政を引退するまでの腰掛けで県議を目指すようでは困る」と寛明氏を公然と批判。「党のための議員ではなく、地域の課題に向き合える議員でないといけない」と繰り返し訴えている。
 若さか、2期8年の実績か。知事選を境に構図が一変した8年ぶりの選挙戦も残り3日となり、両陣営の舌戦が過熱している。


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2019年04月04日木曜日

5224チバQ:2019/04/04(木) 13:22:56
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190403_41042.html
<東北3県議選 注目区見聞録>南秋田郡、保守分裂で現新激突/能代市・山本郡、大票田を巡り横一線

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 「南秋田郡を愛する気持ち、活性化の情熱では誰にも負ける気はない」。5期目を目指す無所属現職の平山晴彦氏が1日、八郎潟町で地域への思いを訴えた。
 県内14選挙区で唯一自民党公認候補が不在の南秋田郡選挙区は、保守層が分裂して現新2候補が真っ向からぶつかる。
 平山氏は、落選した初回を除きこれまで自民公認で4回当選を重ねた。現在も党南秋田郡第2支部長だが、今回は県議会自民会派を離脱した影響で、保守系新人の鈴木真実氏とともに公認は得られなかった。
 陣営は「女性候補への票の流れが読めない」と警戒を強める。「どちらが地域のために必要な人かを選択する選挙だ」と訴え、火花を散らす。
 「南秋田郡は今のままでいいのか。新しい風を生み出そう」。3月24日、鈴木氏は地盤の井川町であった後援会集会で呼び掛けた。県職員時代に培った経験を打ち出し、新人ながらも「即戦力」を印象付けた。
 出馬表明が1月末と出遅れたが、井川町では平山氏の後援会関係者の大半が鈴木氏の支援に回った。平山氏が本拠を構える五城目町にも浸食し、陣営は「相手の背中が見えてきた」と激しく追い上げる。
 能代市・山本郡選挙区は2017年に自民重鎮の能登祐一氏(当時6期)が死去し、前回とは構図が様変わりした。再選を目指す現職4人に、自民3議席目を狙って能代市から元市議後藤健氏が名乗りを上げた。
 能登氏死去に伴う補選では無所属の吉方清彦氏が元県議の支援を得て、合併前の旧市部から立った自民候補との一騎打ちを制した。
 60年近い歴史のある自民党能代支部にとって旧市部での議席喪失は初。「保守層が固まれば負けるはずがなかった」と幹部は悔しがる。議席奪還に執念を燃やし、市議7期で市議会議長も務めた後藤氏を擁立した。
 「戦後、脈々と受け継いだ自民の議席を失った責任の重さを痛感している」。後藤氏は、国政与党とのパイプ役の必要性を強く訴えながら浸透を図る。
 一方、ともに自民現職の高橋武浩氏は旧二ツ井町(現能代市)を、佐藤信喜氏は山本郡の三種町をそれぞれ地盤とし、大票田の能代市中心部に手を伸ばす。
 前回最下位で初当選を果たした無所属現職の薄井司氏(社民推薦)は、連合秋田の支援を受けて支持を広げる。「抜け出た候補がいない横一線の状態。前回より候補者が1人減った分、当選ラインが上がる」と陣営は票の上積みに懸命だ。


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2019年04月03日水曜日

5225チバQ:2019/04/04(木) 13:23:31
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190402_21046.html
<東北3県議選 注目区見聞録>青森市、前市長出馬で混戦に/三戸郡、後継者巡り構図変化

有権者らの前で演説する青森県議選立候補者
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 統一地方選として実施される青森、秋田、山形の3県議選は7日の投開票に向け、選挙戦が熱を帯びてきた。無投票となった3県の23選挙区を除き、計24選挙区の立候補者123人が92議席を争う。激しい攻防を繰り広げる選挙区の現場を追った。

 県議選告示の3月29日、前青森市長で無所属の元議員鹿内博氏が市内でマイクを握った。支持者らを前に「(原発などの)負の遺産を次世代に残さない」と、反原発の立場から力強く訴えた。
 定数10の青森市選挙区は当初、11人の争いと思われた。だが、鹿内氏が1月下旬に突如立候補を表明し、一気に混戦の様相となった。
 鹿内氏は県議選で5回当選し、上位での当選も多い。2009年と13年の市長選では自民・公明などが推薦、支持した候補を退けた。16年に任期半ばで辞職したが、市内での支持は根強く残る。
 非自民勢力には警戒感が広がる。ある候補者は「どの陣営も多かれ少なかれ影響を受ける」との見方を示す。特に、県連幹事長を擁し、支持層が重なる社民は気をもむ。県連幹部は「鹿内さんの影響をどれだけ避けられるかが勝負」と戦略を練る。
 前回、最下位当選だった自民の山谷清文氏も危機感を募らせる。第一声で「市長に当選した方も出馬している。負けないように頑張る」と力を込めた。
 一方、新人の吉俣洋氏を立てる共産は冷静だ。鹿内氏が市長辞職後、目立った政治活動がないことから、陣営関係者は「昔ほどの影響力はないだろう」と話す。
 三戸郡選挙区は、自民と、国民民主の前身、旧民主が議席を争ってきた。しかし今回は、引退する国民の県議北紀一氏(77)の後継を巡って駆け引きが顕在化。北氏は後継者擁立にこぎ着けたものの、地域事情も絡んで構図は複雑だ。
 当初、五戸町を地盤とする北氏の後継指名を受けたのは、同町の和田寛司氏。だが和田氏は1月、自民に入党し推薦を受けての出馬が決定した。慌てた国民は後継者の選び直しを迫られ、南部町の夏堀嘉一郎氏を推すことになった。
 3月29日、夏堀嘉氏は、同席した北氏の後継者をアピールした上で「(国民の)田名部匡代参院議員(青森選挙区)の応援も頂いている」と強調した。
 北氏の引退で五戸町の県議候補者は和田氏だけ。「五戸から県議の火を消してはいけない」。江渡聡徳衆院議員(比例東北)の呼び掛けに賛同するように、過去に北氏を応援してきた町議らも和田氏支援に回る。
 和田氏は、個人演説会に自民県連幹部らが応援に訪れたことを「心強い」としながらも「政党など関係なく、政策を誠意を持って訴えていくだけ」と話している。


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2019年04月02日火曜日

5226チバQ:2019/04/04(木) 22:36:05
https://www.sakigake.jp/news/article/20190404AK0022/
【県議選】終盤情勢[能代市・山本郡]現新4人混戦の様相  【補足 定数4】
2019年4月4日 12時2分 掲載

 高橋武浩(57)=自民現=が郡部の票をまとめ、やや先行している。後藤健(62)=自民新、佐藤信喜(44)=自民現、吉方清彦(48)=無所属現、薄井司(58)=無所属現=の4人は混戦の様相を呈している。約3万9千票を抱え、有権者全体の半数を占める旧能代市内の票をいかに取り込めるかが勝敗を分けそうだ。

(敬称略)

https://www.sakigake.jp/news/article/20190404AK0021/
【県議選】終盤情勢[鹿角市・郡]新人に勢い、やや先行 【補足 定数2】
2019年4月4日 12時1分 掲載
 県議選の投開票日が3日後に迫った。県内6選挙区では立候補者34人が激しい選挙戦を繰り広げている。各選挙区の終盤情勢を探った。(敬称略)

 ◇  ◇

 児玉政明(47)=自民新=が有権者全体の4割近くを占める最大票田の花輪地区で支持を広げ、やや先行している。川口一(68)=自民現=と石川徹(54)=無所属現=はそれぞれの地盤を固めつつ、他地区への浸透も図りながら競り合っている。

5227チバQ:2019/04/07(日) 09:34:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00010006-khbv-l04
宮城・涌谷町長が死亡 自殺の可能性も
4/5(金) 22:01配信 KHB東日本放送
宮城・涌谷町長が死亡 自殺の可能性も
緊急の会議様子
4日夕方涌谷町の大橋信夫町長が山林で死亡しているのが見つかりました。
警察は自殺の可能性があると見ています。
涌谷町の会見「まさかこのような状況になるとは思いもしませんでした」。
涌谷町によりますと大橋町長は4日朝に車で自宅を出た後行方が分からなくなり、午後5時ごろ自宅からおよそ500メートルの山林で死亡しているのを住民が見つけたということです。
警察は現場の状況などから自殺の可能性があるとみています。
携帯電話は自宅に置いたままで遺書などは見つかっていないということです。
涌谷町の会見「特段普段と変わった様子っていうのは伺えなかったのかなと思ってます」。
新元号が発表された際は、涌谷町が万葉集の歌に詠まれた北限の地であることから、東日本放送の取材に対し観光振興への期待を述べていました。
大橋信夫涌谷町長「万葉から引用した令和と金のイメージがまさしく重なるなと思ってます。それを今後大きな町の発展の起爆剤観光の材料にしていきたいと思ってます」。
大橋町長は、2015年の町長選挙で初当選し、今年8月に予定されている町長選挙にも再選を目指し立候補を表明していました。
涌谷町では、2018年12月に公金およそ30万円が紛失した責任をとって副町長が辞職し不在となっているほか、1月には財政が2年後に赤字になる可能性があるとして非常事態宣言を出すなど問題を抱えていました。
涌谷町の会見「公金だったり非常事態宣言だったりというのはそれが心労というか、重荷になってた部分ていうのはなかったとは言い切れないと思います」。
涌谷町では午後4時から課長を集めた緊急の会議が開かれ、今後の対応などを話し合いました。
新しい町長が決まるまでは渡辺信明総務課長が町長の代理を務め町の選挙管理委員会は8日に町長選挙の日程を決める予定です。

東日本放送

5228チバQ:2019/04/07(日) 09:37:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190406-00000004-khks-pol
<涌谷町長死去>自殺か、突然の悲報に驚きと困惑 職員ら対応に追われる
4/6(土) 9:53配信 河北新報
<涌谷町長死去>自殺か、突然の悲報に驚きと困惑 職員ら対応に追われる
記者会見する渡辺総務課長(中央)ら=5日午前11時30分ごろ、涌谷町役場
 宮城県涌谷町の大橋信夫町長(69)が4日に急逝した理由が自殺とみられることから、町は5日、町長の職務代理者となった渡辺信明総務課長が記者会見を開くなど対応に追われた。大橋氏は任期満了に伴う町長選(8月11日投開票)で再選を目指して立候補を表明していただけに、町内に驚きと困惑が広がった。

 5日午前、渡辺課長ら3人が町役場で記者会見し、経緯を説明した。大橋氏は3日まで通常通りに勤務し、変わった様子は見られなかったという。渡辺課長は「町長は腰の状態を気にしていたが、病気らしい病気もなかった」と戸惑いの表情を浮かべた。

 同町では昨年10月、公金紛失問題が発覚。昨年末には副町長だった佐々木忠弘氏(64)が責任を取って辞職し、副町長不在の状態だった。町は今年1月に「財政非常事態」を宣言するなど、大橋氏はその対応に追われていた。

 公金紛失では職員の懲戒処分を済ませ、再発防止策をまとめた。5日には財政再建対策の基本方針を町議会全員協議会に諮る予定だった。

 前向きに善後策を進めていただけに、町内では急死の理由をいぶかしむ声が強い。

 大橋氏は3月下旬に選挙事務所の準備を整え、近く後援会の集会を予定していたという。町議会の遠藤釈雄(とくお)議長は「責任感が強い人なので心労があったのだろう。でも、明確な理由は本人にしか分からない」と険しい表情で話した。

 町内のある農業男性は「町議から町長になるまで大きなミスがなかったように思う。公金紛失などが初めてのつまずきとなり、責任を強く感じたのかもしれない」と推し量った。

5229 チバQ:2019/04/07(日) 11:46:13
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181006_13030.html
<涌谷町>町税31万円超紛失 盗難の可能性

2018年10月06日 土曜日

 宮城県涌谷町が2017年度の固定資産税として納められた現金計31万1000円を紛失し、盗難の可能性があるとして遠田署に被害届を出していたことが、5日までに分かった。
 町によると、紛失したのは昨年7月3日納付の14万円と今年3月6日の17万1000円。いずれも担当部署の窓口で納税者から現金を受け取り、閉庁後の確認作業で不足が発覚した。
 町は今年3月分について3月7日付で遠田署に被害届を提出したが、捜査への影響を考慮し、町議会9月会議の決算審査特別委員会で議員の指摘を受けるまで公表しなかった。昨年7月分の被害届は今年9月27日付で提出した。
 町などによると、昨年7月分は当初、窓口で受け取り忘れた可能性があると認識。会計課職員が約3万円を穴埋めするなどして処理していた。当時、確認作業は職員1人で行っていた。
 収納業務を担当する税務課と会計課の職員の賠償責任については、近く町監査委員に監査請求する。大橋信夫町長は「責任を感じている。再発防止に全力で努めたい」と話した。

5230とはずがたり:2019/04/07(日) 22:25:26
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/06/13704/skh43861.html
山形県議選長井市・西置賜郡

定員2
有権者数46,740
開票率98%
投票率65.29%

4月7日 22:15 更新

青木 彰栄
あおき しょうえい
青木 彰栄



65歳
当選:1回
支持:共産

11,239(37.7%)

五十嵐 智洋
いがらし ともひろ
五十嵐 智洋

自民

64歳

9,721(32.6%)
竹田 良則
たけた よしのり
竹田 良則

自民

37歳

8,835(29.7%)

5231とはずがたり:2019/04/07(日) 22:42:27
痺れるw

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/06/13704/skh43860.html
山形県議選村山市

定員1
有権者数20,699
開票率99%
投票率65.67%

4月7日 22:01 更新

菊池 大二郎
きくち だいじろう
菊池 大二郎



36歳
推薦:国民・共産
支持:立民県連・社民

6,746(50.0%)
能登 淳一
のと じゅんいち
能登 淳一

自民

64歳
当選:1回

6,733(50.0%)

5232チバQ:2019/04/08(月) 18:46:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190408-00010001-dtohoku-l02
青森県議選・東郡】波乱、神山氏落選 自民県連に痛手
4/8(月) 10:31配信 デーリー東北新聞社
【青森県議選・東郡】波乱、神山氏落選 自民県連に痛手
敗戦の報を受け、支援者らにあいさつする神山久志氏=7日午後10時10分ごろ、外ケ浜町内の事務所
 今回の青森県議選は、津軽郡部の3選挙区で保守分裂の構図となった。このうち、東郡区は9選を目指した自民党県連幹事長の神山久志氏(71)が、同党を除名となった新人に敗れる波乱の結果に。県連にとって痛手で、今後神山氏の進退判断が注目される。
 16年ぶりの選挙戦となった同区は、重鎮の神山氏に対し、元今別町議会副議長の福士直治氏(48)が無所属で挑んだ。県連は昨年12月、党籍を持っていた福士氏を、出馬表明に至る経緯を巡って「党の規律を乱す行為」をしたとして除名処分に。異例の措置に、県連内部から疑問の声も上がっていた。
 神山氏は県議8期の実績と、国や県との太いパイプを強調したが、地元に密着した活動の必要性を訴える福士氏に屈した。
 7日夜、外ケ浜町の選挙事務所で取材に応じた神山氏は「議席を失ったことで、いろいろな面で迷惑を掛けるかもしれず、責任の大きさを感じている」と肩を落とした。幹事長職の進退も含め、今後の政治活動については明言を避けた。
 同じく保守分裂となった北郡区、西郡区はいずれも現職が当選した。

デーリー東北新聞社

5233チバQ:2019/04/08(月) 19:02:04
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_51031.html
<東北3県議選>山形・上山 遠藤さん 自民の議席奪還

初当選が確実となり、万歳する遠藤さん(中央)=7日午後10時ごろ、山形県上山市栄町2丁目の事務所
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 山形県議選の上山市選挙区(定数1)は、遠藤利明元五輪相(衆院山形1区)の長男で自民新人の寛明さん(32)が、無所属現職の佐藤昇さん(60)との一騎打ちを制し、初当選した。
 寛明さんは事務所で関係者と喜びを分かち合い、「幅広い支援に感謝し、若さと行動力で市、県の発展に貢献したい」と笑顔で語った。
 3選を目指した佐藤さんは、2017年1月の知事選で旧民進党などの支援を受け、無投票当選した吉村美栄子知事を応援したのをきっかけに自民を離党。県内市部の選挙区で唯一の自民空白区となっていた。
 議席奪還を目指す党の切り札として、横戸長兵衛市長らの応援と厚い支持組織に支えられ、佐藤さんの追い上げを振り切った。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_41032.html
<東北3県議選>秋田・南秋田 保守対決 鈴木さんが圧勝

大勝で初当選を決め、花束を手に支持者と喜びを分かち合う鈴木さん(左から3人目)=7日午後9時45分ごろ、秋田県井川町の事務所
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 秋田県議選で唯一、自民党公認候補が不在となった南秋田郡選挙区(定数1)は、無所属新人の鈴木真実さん(60)が無所属現職平山晴彦さん(64)との保守対決を圧勝で制した。
 井川町の事務所に当選の一報が入ると、支持者は沸き上がった。地元井川町から県議選に挑んだのは約40年ぶりといい、鈴木さんは「県職員として培った経験を生かし、地域に恩返ししたい」と強調した。
 平山さんの後援会関係者の一部が鈴木さん支援に回る保守分裂選挙となり、県内有数の激戦区になった。
 4期の実績を掲げた平山さんに対し、鈴木さんは「新しい風を生み出そう」と刷新を訴えた。新人女性候補への有権者の期待感は高く、平山さんの本拠地の五城目町にも浸透した。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_21033.html
<東北3県議選>青森・東津軽 自民幹事長 神山さん苦杯

落選の報告を受けて肩を落とす神山さん(右)=7日午後10時10分ごろ、青森県外ケ浜町の事務所
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 16年ぶりの選挙戦となった青森県議選の東津軽郡選挙区(定数1)は、自民現職で党県連幹事長の神山久志さん(71)が保守分裂の一騎打ちで敗れる大波乱となった。
 落選の一報が入った事務所で、神山さんは支援者らを前に「これが東津軽郡の民意。皆さんには申し訳なく思う」と頭を下げた。
 選挙全体の陣頭指揮を執る負けられない立場で、三村申吾知事も応援に入ったが一歩及ばなかった。
 対立候補で無所属新人の福士直治さん(48)は昨年、立候補を表明。自民県連から除名されたものの、選挙区内の町村議の半数近くが支援に回るなど、神山さんへの批判が露呈した。
 神山さんは「選挙の手応えは感じたが、責任を痛感している」と語った。


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2019年04月08日月曜日

5234チバQ:2019/04/08(月) 19:02:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190408_71040.html
<東北3県議選>青森、立民初の議席獲得/秋田、自民改選前を確保/山形、村山野党系が制す
 青森県議選は10選挙区で投開票が行われ、無投票の6選挙区を含む全48議席が決まった。32人を公認した自民は、過半数を維持し28人が当選。国民は3、公明2、共産3の議席がそれぞれ確定した。立民は擁立した1人が当選し、初めての議席を得た。
 16年ぶりの選挙戦で保守分裂となった東津軽郡(定数1)は、自民現職で県連幹事長の神山久志氏(71)が無所属新人の福士直治氏(48)に敗れた。
 五所川原市(3)でも自民県連筆頭副幹事長で8期務めた成田一憲氏(80)が涙をのんだ。

 秋田県議選は6選挙区で投開票が行われ、無投票だった8選挙区17議席を含めて新議員43人が確定した。自民は改選前の24議席を確保した。
 自民公認候補が唯一不在で保守分裂となった南秋田郡(定数1)は、無所属新人の鈴木真実氏(60)が無所属現職の平山晴彦氏(64)の5選を阻み圧勝した。
 能代市・山本郡(4)は自民新人の後藤健さん(62)が旧能代市で失っていた自民の議席を奪還できなかった。由利本荘市(3)は自民現職で6期を目指した元県議会副議長の小田美恵子さん(72)が敗れた。

 山形県議選は8選挙区で投開票が行われ、26議席が決まった。無投票の9選挙区を含め、新県議43人の顔触れが決まった。
 村山市(定数1)は立民など4党の推薦、支持を得た無所属新人の菊池大二郎氏(36)が自民現職の能登淳一氏(64)に競り勝った。
 上山市(1)は遠藤利明元五輪相(衆院山形1区)の長男で自民新人の遠藤寛明氏(32)が、無所属現職の佐藤昇さん(60)を破って初当選。20年ぶりの選挙戦となった尾花沢・北村山郡(1)は自民現職の加賀正和氏(51)が共産新人の鈴木清氏(61)を退けた。


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2019年04月08日月曜日

5235チバQ:2019/04/10(水) 11:20:15
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20190410105719.html
当落の影響参院選に 自民・滝沢氏の地元八戸に波紋/'19県議選
2019/04/10 10:56東奥日報

当落の影響参院選に 自民・滝沢氏の地元八戸に波紋/'19県議選

東奥日報

(東奥日報)

 「この勝利は皆さまお一人お一人のお力のたまものです」。青森県議選開票日の7日夜、八戸市の自民党新人・大崎光明の事務所に駆け付けた参院議員・滝沢求(60)は、自らの秘書でもある大崎の当選を見届けてお礼を述べ、急ぎ退席した。

 同じ頃、同党現職・藤川友信は落選が決まり、同市の事務所に集まった支援者らの前で何度も深々と頭を下げていた。藤川のあいさつ後に到着した滝沢は、沈痛な表情を見せた。

 今夏の参院選青森県選挙区で再選を目指す滝沢の地元八戸市区で、自民党は候補全員の4議席獲得を目指したが、大崎が当選する一方、藤川が落選した。

 「厳しい結果も受け止めながら、しっかりと挙党態勢を構築したい」と強調する滝沢。しかし、お膝元で藤川が前回よりも2千票以上減らして、最終8議席目を巡って共産党に敗れたダメージは少なくない。滝沢は、秘書である大崎に肩入れしているとの見方を警戒して、八戸市区の党公認4候補の事務所開きには代理を立て、街頭で応援マイクを握ることはなかった。議席上積みへ水面下でてこ入れした。それでもある他陣営関係者は「滝沢は大崎当選に力を入れた」。

 開票から一夜明けた8日、自民党県連幹部の一人は「八戸は大変だ。せめて藤川が当選していればよかったが…」と、滝沢の地元での現職落選が参院選に影響を及ぼすことを懸念した。

 一方、参院選で滝沢の対抗馬となる小田切達(61)を擁立する立憲民主党。同党公認・鶴賀谷貴は弘前市区の要所要所で小田切とともに街頭に立ち、県政で初議席を獲得した。

 「党を前面に出した選挙で、後半だんだん手応えが良くなってきた。立民に対する期待が増してきていると感じる」。7日夜、鶴賀谷は参院選へ向けて立民に対する支持が高まることを期待した。

 参院選で新人の齋藤美緒(39)を擁立する共産党は、県議選で議席増にはならなかったが、現有3議席は確保した。党県委員会委員長の畑中孝之は参院選を「安倍政権を退場させられるかどうかが問われている。県民と力を合わせる流れをつくる」と意気込む。

 県議選で、自民党は推薦も含め30議席、立民党は1議席。それでも自民党県連幹部は参院選に時折吹く「風」を警戒し「野党は国政選挙をにらんだ戦い方をしている。参院選に少なからず影響があるだろう」との見方を示す。

 県議選終盤の4月5日、自民党県連幹事長・神山久志は地元の外ケ浜町蟹田地区で土砂降りの中、「三村知事が6月、5期目の選挙に挑戦する。7月には滝沢さんの選挙がある。幹事長の私が仕切らなければならない。ここで負ける訳にいかない」と訴えていた。

 知事選や参院選に関する党県連の事務局職員との打ち合わせや会議の段取り、役員会などの会議、そして東京を行き来しての党所属国会議員との打ち合わせと調整…。選挙の調整役、とりまとめ役として、必ず神山の姿があった。神山と、ともに調整役に当たってきた党県連筆頭副会長の成田一憲が県議選で落選したことで、これまでの調整や選挙手法に変化が生じてくるとみられる。

 県議選の結果を受け、青森県の自民党国会議員は9日午後、硬い表情で大島理森がいる都内の衆院議長公邸に入っていった。県連の役員人事が話し合われたという。同党は近く開く役員会で、新たな体制を構築する。

5236チバQ:2019/04/10(水) 11:32:38
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_41040.html
<東北3県議選>秋田/小田氏6選かなわず 東北初の女性副議長
 秋田県議選の由利本荘市選挙区(定数3)で、6選を目指した自民現職の元県議会副議長小田美恵子氏(72)が落選した。小田氏は1999年に当時の本荘市選挙区(2)で初当選し、当時40年間女性県議が不在だった県議会に風穴を開けた。同僚議員からは「女性議員の道をつくってこられただけに残念だ」との声が上がった。
 着実に政治経験を重ね、2009年に東北初となる女性副議長に就いた。後を追うように次々に女性県議が誕生。今回も改選前と同数の5人が議席を得た。
 地域振興に情熱を傾けた小田氏は「是が非でももう一度県政に関わらせてほしい」と訴えたが、6回目の当選はかなわなかった。
 秋田県議会女性議員の会の初代会長を務めた小田氏。現会長で4選を果たした社民現職の石川ひとみ氏(68)は「女性議員の先輩としていろいろ相談させていただいた」と惜しんだ。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年04月09日火曜日

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201904/20190409_41043.html
<東北3県議選>秋田、各党勢力図変化なし

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 7日投開票された青森、秋田、山形の3県議選は、無投票を含めた47選挙区で134議席の顔触れが決まった。自民党は前回(2015年)より7人少ない79人が当選し、3県議会で過半数を確保した。女性は1人増の12人。無投票当選は42人で10人多かった。

 秋田(定数43)は、各党ともに現状維持で勢力図に変化はなかった。
 公認26人を擁立した自民は24人が当選し、過半数を維持した。告示3週間前の3月上旬に現職で急逝した1人を含めると改選直前と同数で、勢力は伸ばせなかった。立民、公明、共産は1議席、社民は2議席と現状のままだった。
 新旧別では現職35人、新人8人。鹿角市・鹿角郡(2)と由利本荘市(3)で新人がトップ当選する一方、能代市・山本郡(4)、横手市(4)などで新人が落選。全体の顔触れは大きく変わらなかった。


関連ページ:秋田政治・行政
2019年04月09日火曜日


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