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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:15:14

統一地方選スレから東北地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
宮城スレもあったけど政治ネタは引き続き此処へ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/l40
北海道はこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/l40

4071チバQ:2015/10/14(水) 21:24:21
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151008-OYTAT50022.html
空港民営化 飛躍なるか
2015年10月08日 05時00分


 1964年に国管理空港(第2種空港)として開設された仙台空港が民営化に向けて大きく動き出した。9月11日、東京急行電鉄を核とする企業グループが運営権売却の優先交渉権者に決まり、村井知事は「(2016年6月の)民営化から30年後に年間旅客数600万人、貨物量5万トン」の数値目標の必達を改めて求めた。これは、過去最大実績の2倍にあたる数字だ。 国が成長戦略の一環で進める空港運営権売却の第1号となる仙台空港では、企業グループが空港ビルや貨物ターミナルなどの経営全般を担う。業務効率化に加え路線誘致も焦点となる。

 仙台空港の14年度の旅客数は前年度比2・3%増の323万人。国内線は8年ぶりに最高記録を更新して307万人となったが、国際線は震災前の10年度比で約4割減の16万人にとどまる。

 原発事故の風評被害などもあって、県内の外国人観光客は震災前の約7割までしか回復していない。首都圏では、中国人観光客が商品を大量に買い込む「爆買い」が話題だが、東北百貨店協会では「影響はほとんどない」と断言する。

 観光客を増やす鍵となるのが格安航空会社(LCC)の誘致だ。LCCは東南アジアなどで利用が多く、路線誘致へのハードルも従来より低いとされる。県は、既存路線の維持を前提に「人口減が進む中で、『安い』という新たな選択肢で需要を開拓する必要がある」と、狙いを話す。

 空港で取り扱う貨物量も課題だ。14年度の貨物量は震災前の半分程度の5855トン。陸路で成田や関西国際など「大空港」に商品を集め、大量空輸する物流網の整備が進み、全国の地方空港が苦境にあえぐ。仙台空港では震災後、その傾向が一層強まっている。県の担当者は「旅客数より貨物の方がより回復は難しい」と嘆く。

 観光客増加や物流の拡大による産業活性化など、空港民営化にかかる期待は大きい。多額の補助金投入で一時的に旅客数や貨物量を増やした地方空港もあるが、中には、企業側から新規路線の就航と引き換えに行政に補助金を要求するケースもある。県は補助金について、「費用対効果を見極めながら慎重に投入したい」とする。

 空港活性化に向け、民間企業による大胆な活性化策が期待される一方、効果を持続させる慎重なかじ取りも求められている。

【立候補予定者】
■若林(定数3)
     =仙台市若林区
千葉阿佐子 53 民新
福島一恵 54 共新
細川雄一 47 自現〈2〉
渡辺勝幸 40 自新

■石巻・牡鹿(定数5)
    =石巻市、女川町
池田憲彦 62 自現〈4〉
加賀剛 63 民元〈3〉
斎藤正美 60 無現〈5〉
坂下賢 53 民現〈4〉
佐々木喜蔵 66 自元〈4〉
三浦一敏 65 共現〈1〉
本木忠一 58 無現〈3〉

■名取(定数2)
        =名取市
石川利一 67 自現〈1〉
太田稔郎 64 無現〈1〉

■黒川(定数2)
=大和町・大郷町・富谷町・大衡村 
中山耕一 58 自現〈3〉
藤倉知格 60 自現〈6〉

■加美(定数1)
    =色麻町・加美町
高橋啓 61 無新
皆川章太郎 62 自現〈4〉

(敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数)

2015年10月08日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4072チバQ:2015/10/14(水) 21:26:42
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151010-OYTAT50015.html
介護施設 働き手戻らず
2015年10月09日 05時00分
 廊下の両脇に真新しい個室が並ぶ。電動ベッドにマットは敷かれていない。岩沼市の特別養護老人ホーム「赤井江マリンホーム」では、100人を超える入居待機者がいるが、89床のうち15床は空いたままだ。小助川進園長は「あと7人職員がいたら、すべて稼働できるのに」とつぶやく。


 同施設は東日本大震災の津波で全壊、別の施設を間借りして運営を続け、2014年春に元の場所から3キロほど内陸で再建した。ただ、新規採用の募集をかけても、震災前のように人が集まらない。街が再興する間に、働き手となる若い世代が仙台市などへ移ってしまったのでは――。小助川園長は考えている。

 マリンホームでは女性スタッフを確保するために保育所設置を検討し、業務軽減につながるロボットの開発にも協力する。小助川園長は「可能性があることは、何でもやらないと」と話す。

 「介護の人材不足は沿岸部で顕著だが、県全体の問題だ」。県老人福祉施設協議会は指摘する。団塊の世代が75歳以上になる25年には、「要介護」「要支援」と認定される県民は約14万8000人、15年度末より3割以上増えると予想されている。県は17年度末までに、介護職員を7000人増やし、約3万4900人とする目標を掲げる。

 だが、県内では介護福祉士の養成校で定員割れが続く。県の担当者は「介護の担い手として、主婦や元気な高齢者をターゲットにするなど、今までにない対策が必要だ」と話す。

 地域医療を支える医師の偏在も課題だ。人口10万人あたりの医師数(全国平均238人)は、仙台市の333人に対し、登米市は110人、気仙沼市・南三陸町は120人と少ない。

 県は、来年4月開設の東北薬科大の医学部に奨学金原資として80億円程度を拠出し、奨学金を受けた年30人の卒業生が、県指定の医療機関で10〜12年働けば返済を免除する制度をつくった。郡部の医師不足解消が狙いだ。

 同大の堀田徹事務局長は「往診から介護まで実習に力を入れ、地域を知ることで、地域を愛する医師を育てたい」と力を込める。だが、自治体病院からは「専門性を身に付けるには指導医のいる都市部が有利。絵に描いた餅で終わらないか」という声も出ている。

 高齢化社会を支える医師や介護士をどのように地域に定着させるか。知恵が問われている。

【立候補予定者】

■太白(定数5)
     =仙台市太白区
角野達也 56 共新
菊地伸志 46 自新
岸田清実 60 社現〈4〉
佐々木幸士 43 自現〈2〉
藤原範典 68 民現〈5〉
横山昇 48 公新

■白石・刈田(定数2)
=白石市、蔵王町、七ヶ宿町    
安藤俊威 57 自現〈5〉
横山隆光 42 無新

■岩沼(定数1)
       =岩沼市
大友健 66 無新
村上智行 46 自現〈2〉

■登米(定数2)
        =登米市
熊谷盛広 64 自元〈1〉
佐々木奈津江 51 無新
白鳥昭浩 54 無新
只野九十九 67 自現〈2〉
渡辺忠悦 65 無現〈2〉

■亘理(定数1)
    =亘理町・山元町
渡辺和喜 73 自現〈7〉
渡辺庄寿 62 無新

(敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数)

2015年10月09日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4073チバQ:2015/10/14(水) 21:28:21
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/feature/CO019373/20151010-OYTAT50001.html
水産加工 人材確保に壁
2015年10月10日 05時00分
サンマの出荷作業を行う阿部長商店の従業員(7日、気仙沼市で)
サンマの出荷作業を行う阿部長商店の従業員(7日、気仙沼市で)

 東日本大震災から3年半近くたった昨年8月に約40億円かけて最新鋭の工場を再建した、気仙沼市の水産加工会社「阿部長商店」。機械をフル稼働させるには100人の従業員が必要だが、約30人が足りない。今年夏、本格的なサンマの水揚げに向けて、通常よりも高い時給1000円で、期間限定の従業員を募集したが、十分に集めることはできなかった。

 県や宮城労働局は「震災後、働き手が内陸部に移住してしまったことが一因」とみる。かつて、水産業はキツい、汚い、危険の「3K職場」とみられることもあったが、再建された工場内は明るく、段ボールの組み立てや出荷品の移動は全て自動化されている。阿部泰浩社長(51)は「昔とは違うのだが……」と話す。

 水産庁が今年2月に発表した、被災地の水産加工業者を対象にしたアンケートによると、県内では「生産が8割以上回復した」のは5割だったが、「売り上げが8割以上回復した」のは4割。同庁加工流通課は「施設を復旧しても、売り上げを回復できていない業者が多い」と指摘する。3割は「人材の確保」を問題点としてあげた。

 8月の県全体の有効求人倍率(常用)は1・23倍だったのに対し、水産加工業を含む「製品製造・加工処理」は2・11倍。沿岸では、気仙沼地区が2・73倍、石巻地区が3・40倍と高い状態だ。募集をかけても人が集まらない雇用情勢が常態化している。

 県は今年度当初予算に「人材確保支援事業」として2億2200万円を計上、従業員用の宿舎建設に対する補助を始め、今年7月に15社への支援を決めた。「応募する社は多い」(水産業振興課)として、補正予算で2億円を追加した。

 ただ課題もある。この事業は、バスで従業員を工場まで送迎する交通費補助も予定していたが、申し込みはゼロ。補助対象を水産加工組合に絞ったためだ。このため、県は今月8日から対象を企業グループにも拡大して、再公募を始めた。

 震災で失われた販路の回復、建設業など他業種との賃金格差、円安による原材料費の高騰……。水産業復興に向けた課題は多い。被災地のニーズや変化に対応した息の長い支援が必要だ。

(この連載は、石川剛、米沢知史、影本菜穂子、鈴木絵里奈、安田龍郎が担当しました)

【立候補予定者】

■泉(定数5)
      =仙台市泉区
伊藤和博 56 公現〈2〉
遠藤隼人 36 自新
大久保三代 39 無新
大庭雅寛 43 無新
鎌田さゆり 50 無新
熊谷敏彦 36 元新
庄田圭佑 31 自新
菅原実 66 民現〈3〉
外崎浩子 55 自現〈3〉
中嶋廉 62 共新

■気仙沼・本吉(定数3)
  =気仙沼市、南三陸町
斉藤巳寿也 50 無新
境恒春 36 維現〈1〉
畠山和純 69 自現〈5〉
守屋守武 56 無新
山崎哲 47 無新

■東松島(定数1)
       =東松島市
渥美巌 68 自現〈5〉

■宮城(定数1)
    =松島町・利府町
安部孝 59 自現〈4〉

 敬称略。氏名は五十音順。自=自民、民=民主、公=公明、維=維新、共=共産、元=元気、社=社民、無=無所属。丸数字は当選回数

2015年10月10日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4074チバQ:2015/10/14(水) 21:35:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151008ddlk04010093000c.html
<’15県議選みやぎ>選挙区の構図/上 複数区で現職引退 青葉、泉区など混戦模様 /宮城

10月08日 12:10毎日新聞

 東日本大震災から2回目となる県議選が16日告示され、25日に投開票される。立候補予定者の顔ぶれを選挙区ごとに紹介する。(敬称略)

 ■青葉区

 定数7に現職6人、新人3人が立候補の準備を進めている。自民は中沢と相沢のベテラン現職2人が議席維持を狙う。民主は現職遊佐と新人石田を擁立し、2007年以来の2議席を目指す。公明は党県代表の石橋が引退し、遠藤伸が初挑戦。共産は遠藤いが3選を狙う。市議選で青葉区で1議席を得た維新は早坂が出馬。前回2位当選の無所属菅間は7選、東北電力労組の支援を受ける無所属吉川は3選を目指す。

 ■宮城野区

 定数4を現職4人と新人1人が争う構図。自民県連幹事長の石川は4期目、民主の坂下は7期目を目指す。前回トップ当選の公明県本部幹事長の庄子も4期目を目指す。共産は03年以来の宮城野区での擁立となった大内が議席獲得を狙う。前回は旧みんな公認で初当選した堀内は地域政党「輝くまち」の推薦で無所属で戦う。

 ■若林区

 自民、社民のベテラン県議が引退し、少数激戦となる見通し。自民は前回トップ当選した細川と、前回無所属で出馬し落選した渡辺が公認を得て挑む。支持拡大を目指す民主新人の千葉は、労組票の獲得が結果を左右する。元仙台市議の共産新人の福島は、前回31票差で落選したため、雪辱を期す。

 ■太白区

 定数5に現職と新人が3人ずつ立候補する。自民は3選を目指す佐々木と、前回落選した父の後継で初当選を目指す菊地で07年以来の2議席奪還を狙う。民主は今年の仙台市議選で公認候補が太白区でトップ当選、その勢いで藤原が6選を狙う。社民は現状で市内唯一の公認候補、県連合幹事長の岸田が5選を目指す。公明、共産はともに5期務めた現職が引退し、横山、角野が議席維持を狙う。

 ■泉区

 定数5に10人が挑み、混戦模様となる見込みで、新興住宅地の浮動票の行方がカギとなる。自民は、会派所属の現職2人が引退。4選を目指す現職の外崎に加え、遠藤、庄田の新人2人を公認する。民主は現職で4期目を目指す菅原を公認し、元衆院議員の鎌田を推薦。公明現職の伊藤は、強固な組織票を背景に、3選をうかがう。共産新人の中嶋は市議選でトップ当選した市議の支援を受け、初議席を狙う。日本を元気にする会の熊谷は前回青葉区での出馬に続く挑戦。無所属大庭は、研究者からの転身を目指す。元衆院議員で新人の大久保は市議選に続き挑む。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

 【青葉区】(定数7)
中沢幸男 75 元衆議員秘書 自現(7)
相沢光哉 76 会社役員 自現(6)
遊佐美由紀 52 党県政調会長 民現(5)
石田一也 47 元衆議員秘書 民新
遠藤伸幸 38 元新聞記者 公新
遠藤いく子 66 党中央委員 共現(2)
早坂敦 44 元市議 維新
菅間進 64 元会社員 無現(6)
吉川寛康 46 保護司 無現(2)

 【宮城野区】(定数4)
石川光次郎 48 党県幹事長 自現(3)
坂下康子 56 行政書士 民現(6)
庄子賢一 52 党県幹事長 公現(3)
大内真理 37 党県常任委員 共新
堀内周光 39 設備会社社長 無現(1)

 【若林区】(定数3)
細川雄一 47 学校法人理事 自現(2)
渡辺勝幸 40 元政策秘書 自新
千葉阿佐子 53 党総支部幹事 民新
福島一恵 54 元市議 共新

 【太白区】(定数5)
佐々木幸士 43 党県青年局長 自現(2)
菊地伸志 46 会社社長 自新
藤原範典 68 党県常任幹事 民現(5)
横山昇 48 党県役員 公新
角野達也 56 党県委員 共新
岸田清実 60 党県幹事長 社現(4)

 【泉区】(定数5)
外崎浩子 55 党県女性局長 自現(3)
遠藤隼人 36 元参議員秘書 自新
庄田圭佑 31 元衆議員秘書 自新
菅原実 66 元高校教諭  民現(3)
伊藤和博 56 党県副幹事長 公現(2)
中嶋廉 62 党県役員 共新
熊谷敏彦 36 元社保庁職員 元新
大久保三代 39 社会福祉士 無新
大庭雅寛 43 元大学院助教 無新
鎌田さゆり 50 元衆院議員 無新

4075チバQ:2015/10/14(水) 21:38:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151010ddlk04010012000c.html
<’15県議選みやぎ>選挙区の構図/下 大崎、現新6氏争う 処分場問題で揺れる加美 /宮城

10月10日 11:11毎日新聞

 ■栗原=栗原市

 3回連続で同じ3人が2議席を争う。2期連続当選の自民長谷川は同党衆院議員で法相などを務めた祖父以来の支援者らが一体となり戦う。自民からの出馬経験もある現職の川嶋は前回に続き無所属で立候補。旧若柳町を拠点に市北部から支持固めを進める。教職員組合出身の無所属元職の熊谷は前回落選後、選挙区内を細かく歩いてきた。

 ■東松島=東松島市

 副議長の自民渥美が6選を目指し準備を進め、他に目立った立候補の動きはない。旧選挙区時代も含めて4期連続の無投票が現実味を帯びてきている。

 ■大崎=大崎市

 自民、社民の現職2人が引退を決め、定数4を現職2人と新人4人が争う。自民現職の中島は旧玉造選挙区(旧鳴子、岩出山町)時代からの議席死守を図る。同じく自民現職の菊地は旧古川市を地盤に3選を目指す。

 新人では、自民佐々木が出身の旧三本木町に加え、引退議員の地盤への浸透を図る。共産内藤は前回に続く挑戦で、党への追い風を得て浮上を目指す。宮城交通労組出身の社民菅原は、労組票に加え引退議員の個人票継承を狙う。無所属高橋は旧古川、大崎市議を計約20年務めた経験などを訴える。

 ■柴田=大河原町、村田町、柴田町、川崎町

 蔵王山の噴火警報を受けた火山防災対策や風評被害対策が地域の課題。ともに現職で3選を目指す自民の高橋と、民主の須藤以外に立候補の動きがなく、前回に続き無投票の可能性が高い。

 ■亘理=亘理町、山元町

 自民現職で8選を目指す渡辺和の2003年以来の無投票当選との見方も出る中、無所属新人で漁業会社役員の渡辺庄が立候補を表明、一騎打ちとなる見通し。

 ■宮城=松島町、利府町

 出馬表明は今のところ、5選を目指す自民現職の安部だけ。一騎打ちの激戦となった前回から一転、無投票の公算が大きい。

 ■黒川=大和町、大郷町、富谷町、大衡村

 定数2に対して出馬表明は今のところ、7選を目指す藤倉、4選を狙う中山の自民現職2人だけ。前回候補者を立てた民主が擁立せず、無投票の公算が大きい。

 ■加美=加美町、色麻町

 過去2回無投票が続いたが、指定廃棄物処分場問題を抱え、12年ぶりの選挙戦が見込まれる。5選を目指す自民現職の皆川、無所属新人の高橋ともに処分場に反対の立場を取るが、皆川は知事や県選出国会議員を通じての解決を訴え、高橋は加美町長と歩調を合わせる。

 ■遠田=涌谷町、美里町

 現職が引退し、美里町を地盤とする2新人が1議席を争う。農業法人経営者の赤坂は、美里町議選で2回連続トップ当選。佐々木は旧小牛田町時代から合併後の美里町まで20年余、町長を務めた。(敬称略)

………………………………………………………………………………………………………

 ◇県議選立候補予定者

 【栗原】(定数2)
長谷川敦 42 元衆議員秘書 自現(2)
川嶋保美 71 会社会長 無現(3)
熊谷義彦 64 社民党県役員 無元(3)

 【東松島】(定数1)
渥美巌 68 行政書士 自現(5)

 【大崎】(定数4)
中島源陽 53 農業 自現(3)
菊地恵一 57 保険代理業 自現(2)
佐々木賢司 45 会社社長 自新
内藤隆司 57 党県委員 共新
菅原厚 58 党支部副代表 社新
高橋憲夫 68 会社役員 無新

 【柴田】(定数2)
高橋伸二 49 元衆議員秘書 自現(2)
須藤哲 71 元大河原町議 民現(2)

 【亘理】(定数1)
渡辺和喜 73 党県顧問 自現(7)
渡辺庄寿 62 漁業会社役員 無新

 【宮城】(定数1)
安部孝 59 元松島町議 自現(4)

 【黒川】(定数2)
藤倉知格 60 元衆議員秘書 自現(6)
中山耕一 58 元富谷町職員 自現(3)

 【加美】(定数1)
皆川章太郎 62 元衆議員秘書 自現(4)
高橋啓 61 元加美町職員 無新

 【遠田】(定数1)
赤坂芳則 65 農業法人社長 無新
佐々木功悦 67 元美里町長 無新

4076チバQ:2015/10/15(木) 22:29:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151014_11008.html
<宮城県議選>安保の余波 与党警戒感


県議選候補者の応援演説をする小野寺元防衛相。安保法には一切触れなかった=7日夜、気仙沼市
拡大写真
◎気流混迷 16日告示(上)

 東日本大震災の発生後、2回目となる宮城県議選(25日投開票)が16日告示される。自公政権は安全保障関連法を成立させ、安保政策を大転換。反対世論を背に野党は攻勢を仕掛けるが、来夏の参院選を見据えた共闘の行方は不透明だ。復興が道半ばの被災地で迎える決戦は安保法成立後初の大型選挙でもある。刻々と変わる風向きに目を凝らし、各党の動きを追った。(宮城県政取材班)

<「冷静な議論を」>
 首相安倍晋三が第3次改造内閣を発足させた7日、自民党公認候補が宮城県気仙沼市で開いた総決起集会に、元防衛相小野寺五典(衆院宮城6区)の姿があった。
 政権奪還直後の2012年12月〜14年9月、第2次安倍内閣で国防を預かったスペシャリスト。先の法案審議では、日米安保の重要性に熱弁を振るう様子が度々テレビ中継された。
 小野寺はしかし、地盤の気仙沼・本吉選挙区(定数3)で6選を目指す現職畠山和純(69)の実績を強調するだけで、安保法には触れず5分で演台を下りた。
 「理解を求めていく。だが説明には時間がかかる」。小野寺は取材にそう答え、帰りの車に乗り込んだ。
 その約半月前、安保法は9月19日未明の参院本会議で成立した。興奮が冷めやらない同日午前、仙台・青葉選挙区(定数7)で8選を狙う現職中沢幸男(75)の事務所開きがあった。
 「『県議選の争点』などと言うあおりに乗らず、冷静な議論を」。朝一番で仙台に戻った衆院議員土井亨(宮城1区)は、苦い記憶を振り払うように言った。
 土井の念頭にあったのは、法案審議のさなかに実施された8月の仙台市議選だ。5選挙区全てで民主、共産両党が上位当選し、強硬姿勢が目立った自民に逆風が吹いたとされる。
 県議選の公認は会派の現有33議席を上回る34人。前哨戦では「嫌な風」(県連幹部)が吹き残るのを実感する場面が多い。県連会長の伊藤信太郎(衆院宮城4区)は「大変厳しい選挙になる」と覚悟する。
 有権者の視線を安保法からそらすかのように、安倍はアベノミクスの新たな「三本の矢」として社会保障の充実などを掲げた。しかし最新の世論調査でも、政府の説明不足を指摘する有権者が8割に上る。

<距離感アピール>
 告示直前になっても宮城入りする党幹部は一人もいない。対照的に、自民出身の宮城県知事村井嘉浩が影響力を着々と高める。
 「安保は峠を越えた。争点は『村井県政の是非』に尽きる」。投開票日まで1カ月に迫った9月末の定例記者会見で、村井は迷う様子もなく言い切った。
 東日本大震災の発生から4年と7カ月。自ら掲げた創造的復興を完遂させるには応援団の自民の勢力維持が欠かせない。「応援」とも「介入」とも取れる発言は、官邸主導で党所属議員の支配を強める「首相1強」の安倍と重なる。
 公明党代表山口那津男は安保法成立2日後の9月21日、いち早く仙台市内で街頭に立ち、「日本の将来に必要だ」と強調した。
 違憲の指摘が相次ぐ安保法には、最大の支持団体、創価学会からも批判が渦巻く。公明は9月末、消費税再増税の負担軽減策をめぐって財務省案に対し軽減税率導入を突き付け、与党間の距離感をアピールした。
 「宮城県政でも知事のブレーキ役になる」と県本部代表の石橋信勝は言う。現有4議席の堅持が目標の県議選は、党の存在意義を懸けた戦いでもある。(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政
2015年10月14日水曜日

4077チバQ:2015/10/15(木) 22:29:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151015_11007.html
<宮城県議選>共闘の構図 描けぬ野党


県議選の必勝を誓った岡田民主党代表。野党結集の方向が定まらず、支持者に不安が募る=1日午後、仙台市青葉区
拡大写真
◎気流混迷 16日告示(下)

<参院選の一里塚>
 「立憲主義を無視する首相に抗議の意志を示そう」
 宮城県議選の告示まで5日に迫った11日、仙台・太白選挙区(定数5)の民主党現職が仙台市内で行った事務所開き。県連幹事長で衆院議員の郡和子(比例東北)は力を込めた。
 8月、安全保障関連法の審議のさなかに行われた仙台市議選。民主は公認した9人が全員当選し、歓喜に浸った。県議選も9人を擁立し、反安保の世論のうねりを結集する戦略を描く。
 1日、市中心部の街頭でマイクを握った代表岡田克也は「今回も間違いのない選択を。来夏の参院選が大事だからだ」と述べ、安保法成立後初の大型選挙の県議選を政権奪回の一里塚とする姿勢を鮮明にした。自身を含め、告示後も党幹部を続々と送り込む。
 党が鼻息を荒くするのをよそに、足元の支持者は不安を募らせる。「自民党に選挙で勝つためにどうするのか。代表が先頭に立って引っ張らないと」。街頭演説を前に県連が開いた講演会で、男性党員が党最高幹部にいらだちをぶつけた。
 維新の党と合流か、共産党まで巻き込んだ再編劇か。岡田は「野党間の話し合いは進める。安倍政権を倒すということで(選挙協力は)不可能ではない」と述べたが、具体策には踏み込まなかった。
 野党第1党が共闘の未来図を示せない現状に、地方の支持者が離れかねない危機感が覆う。
 「心配させているが、われわれはぶれなく復興をやっていく」。気仙沼市で11日、維新の党広報局長真山勇一(参院比例)は党分裂騒動の釈明に追われた。
 大阪系議員らの離反は県議選の勢いをそぐ。党の代名詞だった大阪市長橋下徹を失い、安倍政権との対抗軸や政策が漂流する。
 気仙沼・本吉選挙区(定数3)の現職ら3人で臨む県総支部長林宙紀は「分からないことばかり。党本部は地方選挙のことなど考えていない」と頭を抱える。

<「国民連合」訴え>
 昨年末の衆院選で共産党躍進の象徴となった池内沙織(比例東京)が11日、仙台市泉区で開かれた集会に顔を出した。泉選挙区(定数5)の新人と「県議選で議席を伸ばし、国民連合政府の実現を」と訴えた。
 委員長志位和夫が提唱した連合政府構想は、安保法廃止を名目に参院選で野党統一候補を立て、自公を追い詰める戦略を描く。
 「原発再稼働ノー、TPP(環太平洋連携協定)撤退」。県議選では現職と新人9人が声を合わせ、野党間で隔たりのある政策を繰り返し叫ぶ。が、独自色を発揮するほど「一緒の政権運営は難しい」(岡田)と警戒感が広がる。バランスに腐心する戦いが続く。
 「平和と雇用で頑張る人が県議会に必要だ」。大崎市で8日、社民党副党首福島瑞穂が大崎選挙区(定数4)の新人と握手した。
 社民は推薦を含め、会派の現有4議席に届かない3人の擁立にとどまった。来夏の参院選で自身も改選を迎える福島は「憲法を守るために県議選は何としても勝つ」と声を張った。
(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月15日木曜日

4078名無しさん:2015/10/15(木) 22:48:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000012-khks-l04
<宮城県議選>24人中20人が「安保法廃止」
河北新報 10月15日(木)12時13分配信

 弁護士の有志団体「自由法曹団県支部」は14日、県議選の立候補予定者を対象に実施した安全保障関連法に関するアンケート結果を公表した。回答した24人のうち20人が「廃止するべきだ」と回答した。

 アンケートは86人に送付し、11日までに24人から回答を得た。党派別では自民1人、民主3人、維新2人、公明1人、共産6人、社民2人、無所属9人。

 安保法が「違憲」としたのは20人で、「違憲の疑い」と「違憲ではない」がそれぞれ2人だった。自由意見には「(戦争が起きる)心配は杞憂(きゆう)に終わる」(自民)、「数にものを言わせて押し通すやり方は問題」(社民)などがあった。

 宇部雄介弁護士は、与党の回答が少なかった点について「県議選で触れたくない話題だと考えているのではないか」と分析した。

4079チバQ:2015/10/16(金) 18:57:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201510/CK2015101602000190.html
<所沢市長選ルポ>エアコン、育休退園制度 3新人は強調、現職触れず

2015年10月16日


街頭演説に耳を傾ける有権者ら=所沢市で
写真
 所沢市長選は元衆院議員の並木正芳氏(66)、元市議の石井弘氏(63)、元中学校教諭の市川治彦氏(62)=共産推薦=の無所属新人三人と、再選を目指す無所属現職の藤本正人氏(53)=自民、公明推薦=が舌戦を繰り広げている。市政の継続を訴える現職に、新人三人が刷新を求めて挑む市長選の現場を歩いた。 (服部展和)
 「小中学校へのエアコン設置を突然やめようとし、子どもを退園させる制度も始めた。子育てしづらい街のイメージがついてしまった」
 並木氏は十五日、西武線所沢駅前でマイクを握り「全小中学校にエアコンを設置し、『育休退園』制度は廃止する」と力を込めた。無党派を掲げながらも、維新の党や民主の地元総支部の「友情支援」を受け、支持拡大を図る。
 新人三人が街頭演説でそろって取り上げるのは、市立小中学校へのエアコン設置と、親が育児休業を取ると二歳児以下の保育園児を原則退園させる「育休退園」制度の二つだ。
 前回市長選で初当選した藤本氏は、航空自衛隊入間基地(狭山市など)に近い小中学校へのエアコン設置計画の中止を発表。計画実施を求める保護者らが署名活動を行い、二月の住民投票の結果を受けて、藤本氏は中止を撤回した。また市が四月に始めた育休退園制度では、一部の親が市に制度の運用差し止めなどを求め、さいたま地裁に訴えている。
 新人三人はこの二点について、自らの考えを述べることで現職との違いを打ち出そうと、十八日の投票日に向けて連日、市内を駆け回っている。
 「学校の空き教室など既存の施設を活用し、待機児童の解消を図るべきだ」
 石井氏は十五日、西武新宿線新所沢駅前でこう主張した。市内の待機児童は四月一日現在で十九人。育休退園制度については「待機児童をゼロにできれば、制度そのものが不要になる」との立場。全小中学校へのエアコン設置を掲げる一方で、保護者が維持費の一部を負担することも求めている。
 市川氏は十三日に所沢駅前で行った街頭演説で、エアコン設置などをめぐる市の対応を批判し「私は市民への押し付けは絶対にしない」と訴えた。エアコン設置問題では、住民投票実施を直接請求した保護者らとは別に、有志でつくる「住民投票を成功させる会」代表として活動。「リース方式にすれば全小中学校にエアコンを設置できる」「育休退園制度はただちにやめる」と力を込めた。
 「私はカーブは投げられない。全部直球」。藤本氏は十二日に所沢駅前で行った街頭演説で、自身を野球の投手に例えて「ぶれない姿勢」をアピールした。エアコン設置や育休退園制度についての言及はなく「東日本大震災を経験した今、人の絆を強め、自然との共生を図るべきだ」と主張。自民、公明の国会議員、近隣の首長らも藤本氏のリーダーシップの必要性を呼び掛けた。
 市長選の投票率は二〇〇三年以降、30%台と低迷を続けている。ある陣営幹部は「子育て世代を中心に、エアコン設置と育休退園制度の行方に関心が高い層がどう反応するかがカギ」とみている。

4080名無しさん:2015/10/18(日) 16:25:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151018-00000004-khks-pol
仮設のアイドルが町議に 女川移住の伊藤さん
河北新報 10月18日(日)10時58分配信

 東日本大震災の被災者らに「仮設住宅のアイドル」と慕われる男性が政治の世界に入った。16日告示の宮城県女川町議選で、無投票当選した無所属新人伊藤恵悟さん(42)。縁もゆかりもない町に震災を機にボランティアで入り、お年寄りらをサポートしてきた。「民間活動の延長線上が町政。町民一人一人が生きがいを感じ、支え合う環境をつくりたい」と誓う。

 16日朝、JR女川駅前での第一声で決意を訴えた。「政治については素人。住民目線で頑張り、年齢を問わず元気な人を増やしたい」。顔見知りの女性ら約20人から拍手が送られた。

 東京都出身。都内の病院で看護師をしていた2011年3月、震災が発生した。津波で壊滅的な被害を受けた町の様子をテレビで見た。

 「力になりたい」。パートタイマーの看護師として1カ月のうち1週間は都内で働き、残りは町内で在宅被災者の体調確認やがれきの片付けに奔走した。

 同年9月、町社会福祉協議会の職員となった。仮設住宅や災害公営住宅で被災者の悩み事を聞き、必要な物があれば買い物を代行した。80代女性は「いつも親身に相談に乗ってくれた。仮設住宅に伊藤さんのファンは多い」と感謝する。

 伊藤さんが「住民の意識が変わった」と手応えを感じた出来事がある。

 仮設住宅の自治会に、町の音楽イベントで屋台を出すことを打診すると、当初は「料理が余ったらどうする」と反発された。それでも「手軽に作れる玉こんにゃくはどうですか」などと説得。賛同した住民たちが屋台を出すと、用意した品は完売し、充実感を共有したという。

 自治会はその後、七夕やクリスマスの行事を主体的に楽しむようになった。

 「ある程度やるべきことはやった」。町を離れることも考えていたことし夏ごろ、町内の知人らに町議選への立候補を勧められた。

 町議選の定数は12。現職12人のうち2人が引退を決め、なり手不足から「定員割れ」も取り沙汰されていた。「若い人の中には仕事や家族の都合があり、町議をできない人がいる」。9月末で町社協を辞め、町議選に挑んだ。

 町議の任期は11月13日から4年間。視線の先には4年後がある。「多くの町民が居場所を見つけ、自分の意思で行動できていたらうれしい。『伊藤はよそ者だから立候補しなくていい』と言われる状況になっていたら、最高です」

4081チバQ:2015/10/18(日) 21:28:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151018_31023.html
<釜石市長選>復興後期へ論戦なく


釜石市内に14ある仮設店舗の団地。事業者の本格再建はこれからだ
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◎告示まで1週間/出馬表明現職のみ 無投票か

 任期満了に伴う釜石市長選(25日告示、11月1日投開票)は告示まで1週間となった。立候補を表明したのは3選を目指す現職の野田武則氏(62)だけ。2007年以降、4回連続の無投票となる公算が大きい。市の政策課題は20年度までの東日本大震災復興計画に集約される。16年度に折り返して後期に入るが、被災事業者の再建、公共施設整備に伴う市財政の圧迫など難関は多い。

 事業者再建の焦点は、市が18年度末までの解体を基本方針とする仮設店舗だ。市の調査には約200事業者のうち77が自力再建、58がテナントでの再開を目指すと回答。課題には売り上げや顧客の減少、再建資金の確保を挙げた。
 事業者には地価や家賃の上昇、資材高騰が重くのしかかる。人口減や復興需要の収束、自身の高齢化も二の足を踏む要因だ。
 市中心部では、情報交流センターなど大型公共施設や災害公営住宅の建設が進む。市は飲食を含む商業拠点の形成も図るが、41店でつくる釜石はまゆり飲食店会の山崎健会長(46)は「中心部は家賃が高く津波のリスクもある。将来の人の流れは読めず、まだ様子見の店が多い」と指摘する。
 市は20年度までに大型建設事業11件を計画。総事業費約106億円のうち約45億円を市債で賄う。10年度11.9%だった実質公債費比率(収入に対する借金返済額の割合)は20年度18.3%に悪化する見通しだ。市議会は6月、「未来を背負う若者の負担になる」と市に事業の選択と集中などを求める意見書を可決し、警鐘を鳴らした。
 市民からは、4年に1度の選択機会が無投票となりそうな状況を問題視する声も聞かれる。
 最後の選挙戦は前市長時代の03年4月。前市長が再選された07年4月、前市長の死去に伴い野田氏が初当選した07年11月、野田氏が再選された11年11月と無投票が3回続いた。次も無投票なら野田氏は一度も選挙戦の洗礼を受けないまま3期目に入る。
 前市議の擁立を目指す動きはあったが、具体化しなかった。出馬を働き掛けた男性(32)は「復興の遅れなど市政に不満を抱く市民はいる。選択肢を示せなかったのは残念だ」と嘆く。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年10月18日日曜日

4082チバQ:2015/10/18(日) 21:33:10
http://yamagata-np.jp/news/201510/17/kj_2015101700365.php
山形市の副市長人事、同意至らず 市議会各派代表者会協議、野党「総務部長兼務」説明求める
2015年10月17日 11:47
 山形市議会は16日、各派代表者会を開き、執行部側が現在開会中の定例会に提出を目指している副市長人事案について協議した。副市長に総務部長を当面兼務させる方針などに関し、佐藤孝弘市長の再度の説明を求める声が野党会派から上がり、同意に至らなかった。

 佐藤市長は8日の代表者会で、現総務部長の斎藤順治氏を副市長に起用する人事案提出の方針を示し、就任が決まれば来年3月まで総務部長兼任とすることを説明。各会派で対応を協議し、この日報告した。

 代表者会は非公開。出席議員によると、ともに与党会派の翔政会、公明党市議団は人事案に同意。市民連合市議団、緑政会、日本共産党市議団は斎藤氏を副市長とすることに異議を示さなかったが、「予算編成の重要な時期に、副市長が総務部長を兼務することは疑問」「副市長2人制導入の可能性があるか、詳しい考えを聞きたい」などと発言。佐藤市長から再度説明を受けた上で対応を決めるとしたため、全会一致の同意に至らなかった。

 来週中に佐藤市長が代表者会で説明し、会派ごとの話し合いの後に代表者会を再度開く見通し。市は同意を得た場合、定例会最終日の29日に人事案を提出する。

 この日の代表者会では、「先の山形市長選の個人演説会で相手候補や党を害虫扱いする発言があった」として、共産党市議団が丸子善弘市議の議会運営委員長辞任を求めたことについても話し合った。代表者会として辞任は求めず、今後は同会派と丸子氏の間での対応とすることとした。

4083チバQ:2015/10/19(月) 22:35:17
http://www.minpo.jp/news/detail/2015101826057
候補者最多激戦必至のいわき市 県議選最新情勢
 「復興・創生期間」の県土づくりを託す県議選は11月5日の告示まで2週間余に迫った。17日現在、現職51人、元職2人、新人23人が立候補を予定している。19選挙区のうち10選挙区で実戦入りが濃厚だ。各選挙区の最新情勢を紹介する。(文中敬称略)

■いわき市 定数10
 現職9人、元職1人、新人5人の合わせて15人と、県内最多の候補者が争う激戦区となる見通しだ。現有5議席の必獲を目指す自民に対し、1議席の民主が2議席獲得を狙う。共産は2議席、公明は1議席の維持を期す一方、社民と無所属の4人が議席確保を目指す。前回(平成23年11月)に比べて新人が1人増え、無所属は3人多い。このため、各陣営とも無党派層の票の動きが読み切れない状況にあり、情勢は混沌(こんとん)としている。
 県議会副議長の青木稔は平地区、阿部広は勿来地区、矢吹貢一は市北部、鈴木智は小名浜地区、木田孝司は市北西部を拠点に支持拡大を目指す。
 古市三久は市北部、鳥居作弥は市南部が地盤。支持団体である連合福島の加盟労組の組織力を生かして支援を呼び掛ける。
 宮川絵美子は地元の市南部で支持を訴える。病気療養のため立候補を断念した現職の後を受けた吉田英策は内郷地区を中心に態勢づくりを進める。
 安部泰男は組織を点検しながら準備を進める。西丸武進は地盤の常磐地区を核に経験と実績をアピールする。鈴木利之は社民系労組を軸に動く。
 佐藤健一は内郷地区を拠点に元職の実績などを訴える。脱原発活動を続ける元市議の佐藤和良は支持者中心に浸透を図る。坂本竜太郎は若い世代中心の後援会を足掛かりに勿来地区を地盤に戦う。

■双葉郡 定数2
 東京電力福島第一原発事故により双葉地方の住民約6万7千人が今も避難生活を続ける。立候補を表明したのは現職1人、新人1人で、5人が争った前回(平成23年11月)から一転、無投票の可能性が高い。
 吉田栄光はいわき、福島、郡山の各市に拠点を設け、後援会組織をフル稼働させる。県内外の避難先に積極的に足を運ぶ。
 橋本徹は今期で県議を引退する坂本栄司の支持者を引き継ぐ。いわき市に事務所を構え、地元・楢葉町を軸に浸透を図る。

■相馬市・相馬郡新地町 定数1
 県議会議長の斎藤勝利に、新妻香織が挑む構図。平成19年以来の選挙戦となる見通しだ。
 斎藤は地盤の相馬市を中心に長年の実績を訴える。相馬、新地両市町の後援会の組織固めも進める。
 元相馬市議の新妻は地元・相馬市に事務所を構える。市民党の立場を強調して浸透を図る。

■南相馬市・相馬郡飯舘村 定数2
 太田光秋と高野光二が立候補を表明している。
 太田は地盤の南相馬市原町区を拠点に選挙区内全域をくまなく回り、豊富な経験と実績をアピールする。
 高野は避難区域となった同市小高区が地盤。市内外に避難する小高区住民を中心に支持拡大を目指す。

■白河市・西白河郡 定数3
 現職3人が立候補を予定している。
 満山喜一、渡辺義信は地元の白河市、三村博昭は地盤となる矢吹町に後援会事務所を設け、票固めに力を入れる。3人以外に立候補に向けた具体的な動きはない。

■東白川郡 定数1
 民主現職と自民新人の一騎打ちとなる公算が大きい。
 立原龍一は2期8年の経験をアピール。地盤の棚倉町を中心に郡内各地で支持を訴える。
 元棚倉町議の宮川政夫は地元棚倉町を拠点に郡内を勢力的に回り、支援を呼び掛ける。

4084チバQ:2015/10/19(月) 22:36:07
>>4083
【立候補が予想される顔触れ】
◆いわき市(定数10―15)
青木稔 69 自 民現(7)
阿部広 68 自 民現(2)
矢吹貢一 60 自 民現(1)
鈴木智 42 自 民現(1)
木田孝司 54 自 民現(1)
古市三久 66 民 主現(2)
宮川絵美子 69 共 産現(2)
安部泰男 58 公 明現(1)
西丸武進 70 無所属現(5)
佐藤健一 66 無所属元(2)
鳥居作弥 41 民 主新
吉田英策 56 共 産新
鈴木利之 65 社 民新
佐藤和良 61 無所属新
坂本竜太郎 35 無所属新

◆白河市・西白河郡
(定数3―3)
満山喜一 64 自 民現(3)
渡辺義信 52 自 民現(3)
三村博昭 73 民 主現(3)

◆相馬市・相馬郡新地町
(定数1―2)
斎藤勝利 71 自 民現(4)
新妻香織 55 無所属新

◆南相馬市・相馬郡飯舘村
(定数2―2)
太田光秋 47 自 民現(4)
高野光二 63 無所属現(1)

◆東白川郡(定数1―2)
立原龍一 63 民 主現(2)
宮川政夫 56 自 民新

◆双葉郡(定数2―2)
吉田栄光 51 自 民現(3)
橋本徹 39 民 主新

※掲載順は、県議会の議席の多い政党順・期数順。現職、元職、新人の順。期数が同じ場合は年齢順。カッコ数字は当選回数。

( 2015/10/18 08:37 カテゴリー:主要 )

4085チバQ:2015/10/19(月) 22:36:49
http://www.minpo.jp/news/detail/2015101926083
郡山市は無党派層の動向が焦点 福島県議選
■郡山市 定数9
 自民、民主、共産、公明の現職9人全員が議席の必獲を目指す一方、無所属の新人が切り崩しを狙う。12人が立候補した前回(平成23年)に比べ、現職が2人多く、新人が4人少ない。各立候補予定者の政策は復興関連が中心で大きく異なっておらず、それぞれが今後どのような主張を打ち出し、無党派層を取り込むかが焦点になるとみられる。
 佐藤憲保は北部地区を足掛かりに支持拡大を目指している。柳沼純子は南部地区を中心に会合を回り、支持を訴える。長尾トモ子は北部地区で活動を活発化させる。勅使河原正之は地元の市中心部から勢力を広げる考え。山田平四郎は地盤の東部地区を軸に支援を呼び掛ける。
 佐久間俊男は支持母体である労組などへの浸透に努めている。椎根健雄は若年層を中心に売り込みを図る。
 神山悦子は党の支持層を中心に呼び掛けを強める。今井久敏は党組織を総点検しながら告示に向け準備を進める。根本潤は無党派層への訴えに力を入れていく。
 このほか、新人1人が維新公認での立候補を模索している。

■須賀川市・岩瀬郡 定数3
 須賀川市と岩瀬郡の選挙区が統合され、2回目の選挙となる。斎藤健治、宗方保、川田昌成の現職3人が立候補を表明している。斎藤と宗方は4期、川田は5期のベテランで、いずれもこれまでの実績をアピールする。

■会津若松市 定数4
 現職2人、新人4人が4つの議席を争う。元県議会議長が任期途中で県議を辞職し、党所属議員がいない「空白区」となった自民は新人2人を立て議席獲得を狙う。元県議会副議長の現職が引退する民主は2議席維持を目指す。両党とも辞職、引退の議員支持層や無党派の動向が当落の鍵を握るとみている。共産は議席奪取、維新は議席維持へ組織を挙げて取り組む。
 佐藤義憲は街頭で政策を訴え、旧市内を中心に浸透を図る。大竹俊哉は各地でミニ集会を重ね、市議2期の経験を訴える。
 宮下雅志は後援会を引き締め、党県連役員の実績を強調する。渡部優生は連合福島加盟労組を軸に支持拡大を狙う。
 古川芳憲は共産系の団体から支援を受け、精力的に市内を回る。
 水野さち子は支持者への呼び掛けに力を入れている。

■喜多方市・耶麻郡 定数3
 小桧山善継と遠藤忠一、瓜生信一郎の現職3人が立候補を予定している。ほかに目立った動きはない。

■南会津郡 定数1
 現職の星公正以外に立候補の動きはなく、12年ぶりに無投票となる公算が大きい。
 星は票田の南会津町田島地区を拠点に全域に足を運んでいる。

■河沼郡 定数1
 現職の小林昭一のみが立候補を表明しており、無投票となる見通し。
 小林は郡内の会合に顔を出し、支持固めを図っている。

■大沼郡 定数1
 現職の杉山純一以外、立候補の動きはなく、3回連続で無投票となる見込みだ。杉山は地元の会津美里町など郡全域で支援を訴えている。(文中敬称略)

( 2015/10/19 08:52 カテゴリー:主要 )

4086チバQ:2015/10/21(水) 01:25:35
https://www.minpo.jp/news/detail/2015102026137
県議選 福島市6党議席競う 田村市・田村郡、自民現職に民主新人挑む

■福島市 定数8
 現職6人と元職1人、新人3人が立候補を表明している。前回(平成23年)に比べ、現職が2人多く、元職は同数、新人は3人少ない。6党が議席を競う。自民、共産、公明、社民は議席維持を目指す。現有議席ゼロの民主は2議席、維新は1議席を狙う。各党はかつて民主に所属し今期で引退する無所属現職の支持者の行方を注目している。
 桜田葉子は市北部の地盤を固め、市内全域に動きを広げる。西山尚利は市西部から南部、中心部へと支持拡大を進める。佐藤雅裕は商工関係者への働き掛けを強める。丹治智幸はミニ集会で若い世代の票の上積みを目指す。
 高橋秀樹は連合福島の加盟労組などに呼び掛けを強化。大場秀樹はNPO活動の人脈を生かし、支持を広げる考えだ。
 宮本しづえは街頭演説で党の支持層を広げる。伊藤達也は党組織を点検しながら、知名度を高める戦術。
 紺野長人は自治労系労組の関係者に支援を訴える。大内雄太は若い世代を軸に無党派層の取り込みを図る。

■二本松市 定数2
 現職1人、新人3人が立候補を表明している。各立候補予定者は今期で引退する維新現職の支持層や無党派層の動向を注視しながら、告示に向けて準備を進めている。
 遊佐久男は地元・旧安達町を軸に現職の実績を訴える。自民推薦の高宮光敏はミニ集会を重ね支持拡大を図る。
 民主推薦の中田凉介は連合福島の支援を受け浸透を目指す。鈴木雅之は集会や街頭演説に力を注いでいる。

■田村市・田村郡 定数2
 前回は現職1人と新人4人の計5人が争う激戦となった。今回は自民の現職2人に、民主の新人が挑む。
 本田仁一は地元の旧常葉町や旧船引町などに勢力を広げる。
 先崎温容は東部地区を地盤に他地域でも支持者を掘り起こす。
 三瓶正栄は衆院議員の後援会組織を足場に支援を訴える。

■伊達市・伊達郡 定数3
 現職3人、新人1人が立候補を予定している。自民が2議席獲得を狙い、民主、共産が議席維持へ動きを活発化させている。
 佐藤金正は地元川俣町から伊達市・伊達郡北部へ浸透を図る。佐藤直毅は名前の売り込みに全力を挙げている。
 亀岡義尚は全域に張り巡らせた後援会を通じ支持拡大を進める。阿部裕美子は街頭演説などに力を入れ浸透を図る。

■本宮市・安達郡 定数1
 現職の矢島義謙以外、立候補の動きはない。地元・本宮市と大玉村の地盤固めに力を入れる。

■石川郡 定数1
 民主の現職に、自民の新人と無所属の新人が挑む構図。自民が公認候補を立てるのは8年ぶり。
 永山美穂は本県選出参院議員秘書経験を強調し、浸透を目指す。円谷健市は地元衆院議員の後援会を軸に、組織を固める。野崎正夫は市民党の立場を打ち出し、支持拡大を訴える。(文中敬称略)

( 2015/10/20 09:41 カテゴリー:主要 , ふくしま統一地方選挙 )

4087チバQ:2015/10/21(水) 22:53:11
https://www.minpo.jp/news/detail/2015102126149
県議選の公認候補2人発表 維新県総支部
 11月5日告示、同15日投票の県議選で、維新の党県総支部は20日、公認候補2人を発表した。郡山市選挙区(定数9)に無職の新人有川りえ子氏(57)、いわき市選挙区(同10)に無職の新人山崎和子氏(38)を擁立する。
 有川氏は名古屋市出身、青山学院女子短大英文科中退。客室乗務員、衆院議員秘書を経て、世田谷区議(東京都)と田上町議(新潟県)を一期ずつ務めた。記者会見した有川氏は「現場の意見を聞いて復興に反映させたい」と語った。
 山崎氏はいわき市出身、東北大大学院農学研究科博士課程修了。宮崎大フロンティア科学実験総合センター研究員を経て市内のNPO法人で復興支援に携わった。福島民報社の取材に対し「農業の再生と医師不足解消に取り組む」と述べた。

■自らの方向性は決めかねている 党分裂で小熊氏

 同日、県総支部代表の小熊慎司衆院議員(本県4区)が県庁で記者会見し、発表した。維新の党の分裂状態について小熊衆院議員は、「自らの方向性は現時点で決めかねている。地方主権改革に向け最良な判断をしたい」と話した。

( 2015/10/21 09:39 カテゴリー:主要 )

4088チバQ:2015/10/21(水) 22:58:39
https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20151021_10
釜石市長選「無風」に賛否 25日告示迫る

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 任期満了に伴う釜石市長選は、25日告示される。これまでに3選を目指す現職野田武則氏(62)=無所属=以外に立候補の動きは具体化していない。仮に野田氏以外の出馬がなければ同市長選は4回連続の無投票となる。市民には「選択の機会が必要」として無風を憂う意見と、「まだ復興途上。争っている余裕はない」との声が交錯している。

 野田氏は6月に出馬の意向を固め、翌月正式表明した。後援会(川畑辰会長)組織の強化を進め、秋を前に臨戦態勢を整えた。

 野田氏は民主党所属の県議を経て2007年11月、小沢和夫前市長の死去に伴う市長選に無所属で出馬、無投票で初当選した。震災直後の11年11月も無投票で再選。今回も無風ならば、小沢前市長時代から4回連続の無投票となる。

(2015/10/21)

4089チバQ:2015/10/21(水) 23:44:50
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151018_05.html
<宮城県議選>泉/保守票の争奪戦過熱


立候補者に拍手やエールを送る有権者=17日午前、仙台市泉区泉中央
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 16日告示された宮城県議選は25日の投開票に向け、選挙戦になった16選挙区で集票合戦が熱を帯びる。各選挙区は政党や団体、地縁といった支持基盤が複雑にもつれ合う。各陣営がしのぎを削る激戦区を歩いた。

◎泉(定数5)=仙台市泉区

 「党が自信を持って送り出す」。16日午後、仙台市泉区泉中央に入った自民党選対委員長茂木敏充が公認の3候補と共に政党カーに立ち、結束を誇示した。その水面下で、今期限りで引退したベテラン2人の保守票争奪戦が過熱する。
 新人の遠藤隼人は市名坂の事務所前で同日、4期務めた小野隆と並んで第一声を上げた。「この地域に根差して戦う。皆さんに絶対損はさせない」と議席継承を強力にアピールした。
 もう1人の新人、庄田圭佑が八乙女で同日行った出陣式には、7選した地盤を譲った今野隆吉が入院先から外出許可を得て登場。「何としても勝たせてほしい」と涙ながらに叫んだ。
 現職外崎浩子は若手2人の切り崩しに躍起だ。告示前日の15日夕には小野の地盤の市名坂であいさつ回り。17日午前は庄田の出身の南中山で「日頃から世話になっている」と訴えた。
 民主党の公認と推薦の2候補も、独自色を打ち出して張り合う。
 「『教育立県宮城』の実現を目指す」。公認の現職菅原実は16日に南光台で行った第一声で、元高校教師の経歴を強調した。応援弁士は「楽観できない」とあおった。
 推薦を得た新人の鎌田さゆりは17日午後、人出が多い週末の泉中央でマイクを握った。衆院議員時代を振り返り「政治経験20年の集大成の戦いにする」と力説した。
 公明現職の伊藤和博は17日午前、南中山の小売店前で支持者約30人に「もう一押しを」と握手攻勢。「頑張れ」と声援を浴びた。
 泉で初議席を目指す共産新人の中嶋廉は17日午後、自宅のある館で街頭演説。「必ず地域に役立つ議員になる」と地元色を強めた。
 いずれも新人で無所属大庭雅寛は「教育環境の整備」、無所属大久保三代は「高齢化対策の強化」、元気にする会熊谷敏彦は「冷たい県政の転換」を訴える。

◇県議選立候補者
 【 泉 】(5―10)
伊藤和博56党県副幹事長 公現(2)
大庭雅寛43元東北大助教 無新 
大久保三代39元衆院議員  無新 
中嶋廉62党県常任委員 共新 
菅原実66元高校教諭  民現(3)
鎌田さゆり50元衆院議員  無新 (民推)
遠藤隼人36元参議員秘書 自新 
外崎浩子55元団体職員  自現(3)
熊谷敏彦36元厚労省職員 気新 
庄田圭佑31元衆議員秘書 自新

4090チバQ:2015/10/21(水) 23:45:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151020_04.html
<宮城県議選>青葉/政党対決地域戦絡む


集まった支持者らと握手を交わす候補者=18日午後、仙台市青葉区
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 政権政党と野党第1党が、それぞれ2議席奪取を懸け、しのぎを削る。
 「経験があるからこそ村井嘉浩知事に厳しく進言できる」。7選を狙う自民現職の相沢光哉は17日夜、仙台市青葉区八幡町の演説会で存在感をアピールした。
 自民現職の中沢幸男は8選を期す。18日夜、桜ケ丘の演説会で「今後も県政とのパイプ役を担う」と強調。高齢多選批判をはねのけようと健在ぶりを訴えた。
 対する民主。一番町地区で17日、合同演説会を開き、政権批判を強めた。
 「平和こそ暮らしの基礎。地方から安倍政権の暴走を止める」。マイクを握った現職の遊佐美由紀は、与党による安全保障関連法の強行採決に反発した。
 党県連代表安住淳の義弟で新人の石田一也は「政治は庶民のためにある。県政で働かせてほしい」。若さをアピールし、自民の両ベテランをけん制する。
 政党対決の一方で、地域戦も熱を帯びる。舞台は人口増加傾向にある区西部。
 旧宮城町が地盤の無所属現職菅間進は毎日夕、愛子のスーパー前で演説を重ねる。主婦らに「学校と地域の連携でいじめをなくす」と身近な課題を訴える。
 「ため込んだ基金を被災者の生活支援に使うべきだ」と村井県政批判を強めるのは共産現職の遠藤いく子。自宅のある愛子を重点地区に位置付ける。
 錦ケ丘在住の公明新人遠藤伸幸は街頭演説に力を入れ、「命を守る政策を実行する」と主張。県本部幹部は「共産には負けられない」と対抗心を隠さない。
 東北電力労組が支援する無所属現職の吉川寛康は地盤の中山、川平などの支持固めを重視。演説では「県人口の減少と流出を食い止めたい」と強調する。
 維新新人の早坂敦は市中心部で支持拡大を図る。自転車を使った遊説を展開し、「市民目線を忘れず、なれ合いの県政をただす」と改革姿勢を打ち出す。

◇県議選立候補者

 【青 葉】(7―9)
中沢幸男75元衆議員秘書 自現(7)
吉川寛康46会社員    無現(2)
遠藤伸幸38元新聞記者  公新 
早坂敦44元仙台市議  維新 
菅間進64元会社員   無現(6)
石田一也47元衆議員秘書 民新 
遠藤いく子66党県副委員長 共現(2)
相沢光哉76会社会長   自現(6)
遊佐美由紀52党県政調会長 民現(5)

4091チバQ:2015/10/21(水) 23:46:36
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_12.html
<宮城県議選>青葉/東へ西へ9人走る


県庁に向かって支持を呼び掛ける陣営=16日午前9時40分ごろ
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 宮城県議選は16日に告示され、25日の投開票に向けた秋決戦が幕を開けた。無投票の7選挙区を除く16選挙区では、計75人の候補者が舌戦を全開。東日本大震災からの復興や安全保障関連法などの国政課題、人口減対策、雇用確保といった地域課題などの訴えが都市部に、郡部に響き渡った。

◎復興、雇用、声高に

 県庁所在地で、県内最多の約24万人の有権者がいる青葉(定数7)には9人が名乗りを上げた。各陣営は初日から住宅地や商店街を精力的に駆け巡った。
 自民現職の中沢幸男氏(75)は地盤とする宮町地区を遊説。「社会の宝である子どもを育てやすく、『豊齢者』(高齢者)を大事にする政策で人口減少に立ち向かう」と力を込めた。
 無所属現職の吉川寛康氏(46)は中山地区のスーパー駐車場で第一声。「復興には光と影があるが、進め方は間違っていない。若者が地元に残れるよう雇用を充実させる」と話した。
 「幼児の救急救命医療とまちの防災充実に取り組む」。地元の錦ケ丘地区で演説したのは公明新人の遠藤伸幸氏(38)。6期で引退する石橋信勝氏の地盤を継ぐ意欲をアピールした。
 維新新人の早坂敦氏(44)は、自転車にのぼりを立てて中心部を行脚。「議員報酬を削減し、身を切る改革を実行に移す」と力強く語った。小野次郎党総務会長の応援を受けた。
 無所属現職の菅間進氏(64)は愛子地区などを重点的に歩いた。「東京発ではなく、県民による県民のための政策を実現する。市民党を掲げる私には負けられない戦い」と強調した。
 民主新人の石田一也氏(47)は出身の八幡町周辺でマイクを握った。「知事の施策が全て通る政治状況を変え、全国最低水準の少人数教育と子ども医療費助成を改善する」と述べた。
 共産現職の遠藤いく子氏(66)は中心部で小刻みに演説を重ねた。「中学卒業までの医療費無料化や返済不要の奨学金制度をつくる。正規雇用を増やす中小企業を支える」と訴えた。
 「気力、体力、知力にはまだまだ自信がある」と声を張り上げたのは自民現職の相沢光哉氏(76)。宮町地区の個人演説会場で「郷土愛を大切に志を持つ教育を充実させる」と語った。
 民主現職の遊佐美由紀氏(52)は、街頭や茶話会で精力的に支持を訴えた。「政治の流れを変える。ハード整備が先行する村井県政を人間の復興に転換する」と呼び掛けた。

4092チバQ:2015/10/21(水) 23:47:06
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_11.html
<宮城県議選>太白/5党の6人総力戦


第一声に駆け付けた支持者と握手をする候補者=16日午前10時30分ごろ、仙台市太白区
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 5政党から現職3人、新人3人の計6人が立候補した太白(定数5)。新人はいずれも引退議員や元議員の後継。迎え撃つ現職の各陣営も「少数精鋭の厳しい戦い」と口をそろえ、気を引き締めた。
 民主現職の藤原範典氏(68)は鈎取、西多賀両地区を中心に選挙カーを走らせ、地盤固めに徹した。鈎取の事務所であった第一声では「生活重視の県政を実現させる」と力を込めた。
 公明新人の横山昇氏(48)は、5期務めた小野寺初正氏の後継。大型商業施設前の演説では「災害に強いまちづくりを推進する」とアピールした。井上義久党幹事長も駆け付けた。
 自民新人の菊地伸志氏(46)は地盤の中田地区などで遊説。JR南仙台駅前の第一声には元県議の父浩氏ら約110人が集まった。「若い世代が働きやすい環境を整える」と説いた。
 共産新人の角野達也氏(56)は5期で引退する横田有史氏と一緒に歩き、9月に成立した安全保障関連法を批判。「立憲主義を破壊する自公政権の暴挙を絶対許さない」と強調した。
 自民現職の佐々木幸士氏(43)は大型商業施設前で第一声。「被災者の生活再建を加速させる」と力を込めた。衆院議員の土井亨氏(宮城1区)や仙台市議の実弟心氏も駆け付けた。
 社民現職の岸田清実氏(60)は午前、応援の吉田忠智党首と共に長町地区の商店街を練り歩いた。約130人が集まった第一声では「ハード中心の震災復興を転換させる」と述べた。

4093チバQ:2015/10/21(水) 23:49:19
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151019_04.html
<宮城県議選>石巻市、女川町/復興論戦激しさ増す


立候補者の第一声に集まり、気勢を上げる支持者ら=16日午前、石巻市
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◎石巻・牡鹿(定数5)

 前回2011年と同じ顔触れのベテラン7人が、東日本大震災からの復興の進め方を軸に論陣を張る。巻き返しを期す元議員、迎え撃つ現職。混戦模様の中、復興論戦が激しさを増す。
 「候補者で大きく被災したのは私だけ。被災者の気持ちは一番分かる」。自民元議員の佐々木喜蔵は16日の第一声で訴えた。前回は地盤の市中心部が被災し苦杯をなめた。決起大会は8月に開催。攻勢を強める。
 4年前、当時の民主党政権への逆風を浴び落選した元議員の加賀剛。街頭では「大事なのは被災者が安心して暮らせる住宅整備だ」と主張する。党県連幹部は「徳俵に足が掛かった戦いだ」と表情を引き締める。
 激戦にもまれる現職の危機感も強い。
 自民の池田憲彦は政権与党と県連総務会長の肩書を押し出す。16日、震災後に人口が急増する蛇田地区では「復旧・復興予算を党本部や内閣にお願いできるのは私だけだ」と強調した。
 「第一に被災者の生活再建を進める」。民主の坂下賢は18日、地盤の石巻市旧河北町の街頭で声を張り上げた。旧雄勝町、支援者らが移転した旧市内などへの浸透を急ぐ。
 前回、選挙区初の共産の議席を得た三浦一敏。「災害公営住宅建設の遅れは県が市町村任せにしたことが根本にある」と県政批判を強める。東北電力女川原発再稼働反対も訴える。
 5候補の戦いを尻目に前回1、2位の無所属現職2人は着々と支持を固める。
 斎藤正美は16日の第一声で「復興は道半ば。元の形以上に輝く古里にしたい」と郷土再生を訴えた。強固な後援会組織がフル稼働し、陣営幹部は「現職は仕事が実績」と自信を見せる。
 本木忠一は、震災犠牲者の鎮魂の拠点となる復興祈念公園の整備推進を公約に掲げる。「何よりも経済復興を進める」として、旧市内に加え、女川町などへも支持拡大を図る。

◇県議選立候補者
 【石巻・牡鹿】(5―7)
本木忠一 58 会社役員   無現(3)
池田憲彦 62 会社社長   自現(4)(公推)
佐々木喜蔵 66 食堂経営   自元(4)(公推)
坂下賢 53 元会社員   民現(4)
加賀剛 63 団体役員   民元(3)
三浦一敏 65 党地区委員長 共現(1)
斎藤正美 60 会社員    無現(5)

4094チバQ:2015/10/21(水) 23:50:39
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151021_02.html
<宮城県議選>気仙沼・本吉/引退議員票奪い合う


仮設住宅を巡る立候補者に手を振る有権者=17日、一関市千厩町
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 議席が確実視された民主党のベテラン内海太が引退し、前回2011年に獲得した約9200票が宙に浮いた。立候補者数は前回比1増。各陣営は東日本大震災からの復興加速や少子化対策を訴え、集票にしのぎを削る。
 維新現職の境恒春は17日、気仙沼市で民主岩手県連代表の黄川田徹と並び街頭に立った。「私は野党の統一候補」と強調する境。来夏の参院選を見据えた野党結集を先取りする形で、民主票の取り込みを狙う。
 自民は公認と推薦の候補を擁立して2議席をうかがう。
 現職の畠山和純は、5期の実績を武器に多くの企業団体から推薦を受け、支持固めに余念がない。17日は被災者が暮らす登米市と一関市の仮設住宅などを巡り「一日も早く復興を完遂させる」と訴えた。
 元気仙沼市議会議長の新人守屋守武は、自民に加え公明党の推薦も得て、市南部や南三陸町歌津で支持拡大を図る。告示前からあいさつ回りを徹底するどぶ板戦を展開、「現場主義」を前面に出す。
 無所属新人2人もそれぞれの特長を売り込む。斉藤巳寿也は25年間務めた県職員を辞めて立候補した。16日の第一声は「生まれも育ちも松岩(地区)」と市出身を強調し、行政経験を復興に生かすと訴える。
 市内での復興支援活動を機に移住した山崎哲は、同市唐桑町で「防潮堤を造れば海を生かす観光戦略が失われる」と主張。しがらみのなさを打ち出す。

◇県議選立候補者

 【気仙沼・本吉】(3―5)
山崎哲 47 元団体職員  無新 
境恒春 36 党県副代表  維現(1)
斉藤巳寿也 50 行政書士   無新 
畠山和純 69 元県議会議長 自現(5)
守屋守武 56 会社役員   無新 (自・公推)

4095チバQ:2015/10/21(水) 23:51:33
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151019_03.html
<宮城県議選>登米市/地盤めぐる攻防し烈

◎登米(定数2)

 2011年の前回、激烈な三つどもえ戦を演じた現職2人と元議員1人に、新人2人が割り込んだ。
 「地域を変える新しい風になる」。無所属新人の佐々木奈津江は18日、登米市役所前で宣言した。選挙区初の女性候補。推薦する民主党は岡田克也代表を送り込み、陣営を勢いづけた。
 無所属新人の白鳥昭浩のは「チェンジ登米!」を掲げ、清新さをアピールする。知名度不足を補おうと陣営は告示前、選挙区内をつぶさに歩いた。元国交省職員の経験を売り込む。
 現職と元議員は新人の影に警戒しつつ、地盤固めに奔走する。
 自民党衆院議員の小野寺五典(宮城6区)は17日、党公認の2陣営の応援に駆け付け、「気を抜いた人の負けだ」と鼓舞した。
 自民現職の只野九十九は12日の決起集会に約600人を集めた。元豊里町長と県議2期の実績が強みだが、陣営は「安心感がまん延し、組織が緩むのが怖い」と緊張感を高める。
 前回180票差に泣いた元津山町長で自民元議員の熊谷盛広は4年間、市全域を歩いた。手応えを深めつつ、支持者の一人は「もっと浸透を深めないと」と熊谷を駆り立てる。
 前回返り咲いた無所属現職の渡辺忠悦は集落単位の集会と朝のつじ立ちを重ね、浸透を図ってきた。前回浮上の鍵となった非自民票の新人への流出を懸念し、組織を引き締める。
(敬称略)

◇県議選立候補者
 【登 米】(2―5)
佐々木奈津江 51 元参議員秘書 無新  (民推)
白鳥昭浩 54 元国交省職員 無新 
只野九十九 67 会社社長   自現(2)(公推)
熊谷盛広 64 農林業    自元(1)(公推)
渡辺忠悦 65 医療法人理事 無現(2)

4096チバQ:2015/10/21(水) 23:52:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151021_01.html
<宮城県議選>大崎/現職2人を新人追う

 組織力を誇る現職2人を追って新人4人が激しい競り合いを展開。政党や地域を足掛かりに浮上を狙う。
 共産新人の内藤隆司の陣営には元鹿島台町長、元県農協中央会長、元市議会議長が支援に付く。告示前の10日は大崎市古川で3人が並び、安全保障関連法反対などを訴えた。
 社民新人の菅原厚は5期で引退する岩渕義教の後継として個人票継承を狙う。17日には同市鹿島台の街頭に立ち「パート、派遣労働者が多数を占める格差社会を解消したい」と訴えた。
 自民新人の佐々木賢司は16日の第一声で「ずっと暮らせる地域社会の構築」などの政策を訴えた。地盤は旧志田郡の三本木。鹿島台地区への浸透も狙い、旧郡内での集票を目指す。
 新人の動きを警戒しつつ、現職は地盤を固める。
 自民現職の菊地恵一は、村井嘉浩知事との連携を強調。県政与党を押し出し「県政の光を大崎に」とアピールする。地盤の古川を中心に、連日5カ所で個人演説会を開く。
 自民現職の中島源陽は市内数カ所で個人演説会を毎日開き、票固めに余念がない。「若者が大崎に定着できるよう環境を整えたい」と地域の視点を訴えの軸に据える。
 無所属新人の高橋憲夫は「起業による地域の自力更生」を掲げ、選挙区内を精力的に動き回る。(敬称略)

◇県議選立候補者

 【大 崎】(4―6)
菊地恵一 57 贈答品販売業 自現(2)(公推)
高橋憲夫 68 会社役員   無新 
内藤隆司 57 党地区委員長 共新 
菅原厚 58 連合宮城役員 社新 
中島源陽 53 農業     自現(3) (公推)
佐々木賢司 45 会社社長   自新 (公推)

4097チバQ:2015/10/21(水) 23:53:33
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_13.html
<宮城県議選>栗原/3候補の争い再び


候補者と拳を振り上げ奮闘を誓い合う支持者ら=16日午前9時ごろ、栗原市内
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 栗原(定数2)は、大接戦を演じた前回2011年と同じ顔触れの三つどもえ戦となった。初日から党幹部級や地域の有力者が各陣営の応援に駆け付け、ヒートアップした。
 無所属元議員の熊谷義彦氏(64)は、推薦を受けた社民の吉田忠智党首と栗原市若柳のスーパー前で街頭に立ち、「4年前、落選して悔しい思いをした。一人一人の声を届けるために勝ち抜く」と力を込めた。朝は地盤の同市築館で第一声を上げ、集まった約100人に支持を訴えた。
 無所属現職の川嶋保美氏(71)は、地元の同市若柳の事務所で第一声。約150人の支持者らを前に「農業で暮らせる社会づくりなどに取り組む」と強調。応援のマイクを握った菅原郁夫元若柳町長は9月の宮城豪雨に触れ「災害復旧で働けるのは、川嶋氏しかいない」と呼び掛けた。
 自民現職の長谷川敦氏(42)は、地盤の同市築館で出陣式を開いた。「全身全霊を懸けて勝利を勝ち取る」と懸命に訴え、集まった支持者約150人と奮闘を誓い合った。午後は党政務調査会長の稲田朋美氏が応援に入り、「宮城、栗原になくてはならない人材」と議席死守を訴えた。

4098チバQ:2015/10/21(水) 23:54:45
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151018_04.html
<宮城県議選>遠田/候補不在涌谷に狙い

◎遠田(定数1)=涌谷町、美里町

 選挙区の一部が東北電力女川原発の半径30キロ圏に食い込む。「再稼働には反対だ」。告示日の16日、選挙区内には原発批判が飛び交った。国政課題が焦点となる一方で、集票合戦を駆り立たせるのは地域特有の選挙区事情だ。
 立候補した2人は共に美里町出身。戦後一貫して県議を擁した涌谷町は初めて地元候補が不在となった。
 「農業を振興しないと『食材王国みやぎ』は元気にならない」。無所属新人の赤坂芳則は告示前、涌谷町の農村部を精力的に回った。半世紀近く農業に携わり、農家を取り巻く現状を肌身で知るのが強みだ。
 対する無所属新人の佐々木功悦は旧小牛田町長を4期、合併して誕生した美里町長を2期務めた行政通。告示日前日の15日夜、涌谷町中心部で開いた集会では「狭い県道がある。県の管理する河川の排水の問題もある」と地域課題を一つ一つ挙げてみせた。
 赤坂は2010年、14年の美里町議選でトップ当選したが、涌谷での知名度は高くない。赤坂は「小牛田との合併を拒否した涌谷町民は(合併を推進した佐々木に)不信感がある」と反佐々木票の糾合に狙いを定める。
 佐々木は「遠田は一つ」をスローガンに掲げ、選挙期間中、涌谷で個人演説会を重ねる構えだ。
 有権者の約4割を抱える涌谷町。草刈り場の集票戦略をどう描くか。共に原発批判を繰りだす陰で、激しいつばぜり合いが続く。
(敬称略)

◇県議選立候補者
 【遠 田】(1―2)
赤坂芳則65農業法人社長 無新 
佐々木功悦67前美里町長  無新

4099チバQ:2015/10/21(水) 23:55:32
>>4093
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151021_05.html
<宮城県議選>震災後人口増の蛇田 草刈り場


商業施設が集積する蛇田地区で、立候補者の演説に耳を傾ける市民ら
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 25日投開票の宮城県議選で、現職、元議員の計7人がしのぎを削る石巻・牡鹿(定数5)では、石巻市蛇田地区が草刈り場の様相を呈している。東日本大震災後、人口が急増した新興住宅地。候補者たちは連日、同地区に入るなどして票の掘り起こしに躍起だ。

 地区内で17日にあった現職陣営の街頭演説会。大型商業施設の沿道から、候補者が政策を訴えた。所属する党本部から幹部も加わり、支持者や買い物客ら約200人が集まった。
 震災後に同市の雄勝、牡鹿、北上各地区で1000人以上の住民が減少した一方、蛇田地区は流入が続く。9月末現在の人口は約2万1000で、震災前の2011年2月比で約3000も増えた。
 蛇田地区に選挙地盤を持つ候補者は現職1人のみ。他の6人はそれぞれの地盤を固めつつ、蛇田地区で上積みを狙う。告示日の16日は、6人が入れ代わり立ち代わり選挙カーを巡らせた。
 蛇田地区を地盤とする現職の陣営は「従来の住民が他の候補者に流れる心配は少ない」と、後援会組織の結束に自信を見せる。
 一方で、被災者向けの災害公営住宅や一戸建て用宅地の整備が進み、移り住んだ住民も多い。そうした有権者の票の獲得を目指すある現職陣営は「仮設住宅などから転居した支持者もいる。他の誰よりも早く、全戸を訪問した」と明かす。
 震災で沿岸部の選挙地盤が被災した別の現職陣営は、選挙戦序盤に地区内で会合を開催。「蛇田に移った支持者の票を一票ずつしっかり押さえたい」と語る。
 新興住宅地ゆえの難しさもある。蛇田が地盤の陣営は「若い住民には無党派層もいる」と浮動票を測りかね、ある元議員の陣営は「県議選に関心を持ち、投票してくれるかどうかは未知数」と手探りの戦いが続く。

4100チバQ:2015/10/21(水) 23:56:15
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151020_03.html
<宮城県議選>加美/応酬の根底に指定廃

 実績と経験を前面に「個人戦」で臨む現職。重厚な布陣が支える「組織戦」の新人。攻防の根っこに、加美町が建設候補地の一つとなる東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場問題がある。
 「処分場問題が解決すれば全てバラ色になるわけではない」
 自民現職の皆川章太郎は16日夜、地盤の加美町旧中新田町で開いた個人演説会で争点化の動きをけん制した。4期16年で築いた知事村井嘉浩とのパイプを強調。「県の中枢と話もできないのでは地域にとってマイナスだ」と続けた。
 無投票だった過去2回から一転、処分場問題の余波で12年ぶりの選挙戦に入った。陣営は「処分場建設には皆川も断固反対している」と争点化の回避を狙う。
 同日、元加美町総務課長で無所属新人の高橋啓の第一声には、処分場問題で国と対峙(たいじ)する町長猪股洋文をはじめ、色麻町長早坂利悦、元知事本間俊太郎らが集結した。
 自民を含む過半数の加美町議、8月の町長選で早坂を初当選させた色麻町議も高橋を支える。
 19日にあった色麻町の個人演説会で、早坂は「地域のために本気で取り組む人が必要だ」と現職批判を強めた。知名度に勝る現職に色麻で競り、加美で逃げ切るシナリオを描く。(敬称略)

◇県議選立候補者
 【加 美】(1―2)
皆川章太郎62元衆議員秘書 自現(4)(公推)
高橋啓61元加美町職員 無新

4101チバQ:2015/10/21(水) 23:57:33
>>4095
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_14.html
<宮城県議選>登米/現元新 緊迫の激突


事務所前で候補者の第一声を聞く支持者=16日午前9時45分ごろ、登米市内
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 登米(定数2)は現元新の5人による緊迫の戦いに突入した。いずれも登米市迫町に事務所を構え、各地で第一声を上げた。
 無所属新人の佐々木奈津江氏(51)は事務所前で、約100人の支持者に「女性は手をつなぐ政治をする。登米市の隅から隅まで走り抜いて、市民と心を通わせていく」と訴えた。
 無所属新人の白鳥昭浩氏(54)の事務所には約100人が集まった。「産業を呼び込み、若者の定住につなげる。仙台へ1時間未満で行けるアクセス道整備に取り組む」と述べた。
 自民現職の只野九十九氏(67)は事務所で必勝祈願をした後、地盤の同市豊里町に移動。500人近くの支持者を前に「地域の諸問題を一つ一つ解決していきたい」と力を込めた。
 自民元議員の熊谷盛広氏(64)は事務所で出陣式に臨み、約250人に「登米市、宮城のために頑張ることが恩返しになる。登米を素晴らしいまちに変えていく」と復帰を誓った。
 無所属現職の渡辺忠悦氏(65)は事務所前でマイクを握り、300人を超す支持者に「介護や子育てなど身の回りには課題が山積している。市民のため精いっぱい働く」と訴えた。

4102チバQ:2015/10/21(水) 23:59:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_11.html
<宮城県議選>太白/5党の6人総力戦


第一声に駆け付けた支持者と握手をする候補者=16日午前10時30分ごろ、仙台市太白区
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 5政党から現職3人、新人3人の計6人が立候補した太白(定数5)。新人はいずれも引退議員や元議員の後継。迎え撃つ現職の各陣営も「少数精鋭の厳しい戦い」と口をそろえ、気を引き締めた。
 民主現職の藤原範典氏(68)は鈎取、西多賀両地区を中心に選挙カーを走らせ、地盤固めに徹した。鈎取の事務所であった第一声では「生活重視の県政を実現させる」と力を込めた。
 公明新人の横山昇氏(48)は、5期務めた小野寺初正氏の後継。大型商業施設前の演説では「災害に強いまちづくりを推進する」とアピールした。井上義久党幹事長も駆け付けた。
 自民新人の菊地伸志氏(46)は地盤の中田地区などで遊説。JR南仙台駅前の第一声には元県議の父浩氏ら約110人が集まった。「若い世代が働きやすい環境を整える」と説いた。
 共産新人の角野達也氏(56)は5期で引退する横田有史氏と一緒に歩き、9月に成立した安全保障関連法を批判。「立憲主義を破壊する自公政権の暴挙を絶対許さない」と強調した。
 自民現職の佐々木幸士氏(43)は大型商業施設前で第一声。「被災者の生活再建を加速させる」と力を込めた。衆院議員の土井亨氏(宮城1区)や仙台市議の実弟心氏も駆け付けた。
 社民現職の岸田清実氏(60)は午前、応援の吉田忠智党首と共に長町地区の商店街を練り歩いた。約130人が集まった第一声では「ハード中心の震災復興を転換させる」と述べた。

4103チバQ:2015/10/22(木) 00:12:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_16.html
<宮城県議選>7区11人無投票

 16日告示された宮城県議選は、23選挙区のうち7選挙区で定数を上回る立候補がなく、現職計10人と新人1人の無投票当選が決まった。無投票は2011年の前回に比べて1選挙区増え、当選者は2人増えた。
 黒川(定数2)は初の無投票になり、自民の2現職がそれぞれ7選、4選を決めた。
 角田・伊具(1)は合区で現在の枠組みになった前々回の07年以降では初の無投票で、自民現職が4選された。
 名取(2)、宮城(1)の無投票はいずれも前々回以来。名取は自民現職と無所属現職がともに再選を決めた。宮城は自民現職が5選を果たした。
 白石・刈田(2)、東松島(1)はともに前回、前々回に続き3回連続の無投票。白石・刈田は無所属新人が初当選、自民現職が6選。東松島は自民現職が6選を果たした。
 柴田(2)は前回に続き2回連続。自民現職と民主現職がともに3選を決めた。


http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151017_01.html
順番並び替えしてます
【無投票】
 【黒川】(2-2)
藤倉知格   60 元衆議員秘書 自現(6)(公推)
中山耕一   58 元富谷町職員 自現(3)(公推)
 【角田・伊具】(1-1)
長谷川洋一  61 農業     自現(3)(公推)
 【名取】(2-2)
石川利一   67 元仙台市職員 自現(1)(公推)
太田稔郞   64 農業     無現(1)(民推)
 【白石・刈田】(2-2)
 【宮城】(1-1)
安部孝    59 党県会長代理 自現(4)(公推)
横山隆光   42 会社社長   無新   (自・公推)
安藤俊威   57 県議会議長  自現(5)(公推)
 【東松島】(1-1)
渥美巌    68 行政書士   自現(5)
 【柴田】(2-2)
高橋伸二   49 元衆議員秘書 自現(2)(公推)
須藤哲    71 元大河原町議 民現(2)

4104チバQ:2015/10/22(木) 00:12:57
構図がアップされたとこ
 【青葉】(7-9)>>4090-4091
中沢幸男   75 元衆議員秘書 自現(7)
吉川寛康   46 会社員    無現(2)
遠藤伸幸   38 元新聞記者  公新
早坂敦    44 元仙台市議  維新
菅間進    64 元会社員   無現(6)
石田一也   47 元衆議員秘書 民新
遠藤いく子  66 党県副委員長 共現(2)
相沢光哉   76 会社会長   自現(6)
遊佐美由紀  52 党県政調会長 民現(5)
 【太白】(5-6)>>4092>>4102
藤原範典   68 県民社協会長 民現(5)
横山昇    48 元国交省職員 公新
菊地伸志   46 会社社長   自新
角野達也   56 党県委員   共新
佐々木幸士  43 党県青年局長 自現(2)
岸田清実   60 党県幹事長  社現(4)
 【泉】(5-10)>>4089
伊藤和博   56 党県副幹事長 公現(2)
大庭雅寛   43 元東北大助教 無新
大久保三代  39 元衆院議員  無新
中嶋廉    62 党県常任委員 共新
菅原実    66 元高校教諭  民現(3)
鎌田さゆり  50 元衆院議員  無新   (民推)
遠藤隼人   36 元参議員秘書 自新
外崎浩子   55 元団体職員  自現(3)
熊谷敏彦   36 元厚労省職員 気新
庄田圭佑   31 元衆議員秘書 自新
 【石巻・牡鹿】(5-7)>>4093>>4099
本木忠一   58 会社役員   無現(3)
池田憲彦   62 会社社長   自現(4)(公推)
佐々木喜蔵  66 食堂経営   自元(4)(公推)
坂下賢    53 元会社員   民現(4)
加賀剛    63 団体役員   民元(3)
三浦一敏   65 党地区委員長 共現(1)
斎藤正美   60 会社員    無現(5)
 【気仙沼・本吉】(3-5)>>4094
山崎哲    47 元団体職員  無新
境恒春    36 党県副代表  維現(1)
斉藤巳寿也  50 行政書士   無新
畠山和純   69 元県議会議長 自現(5)
守屋守武   56 会社役員   無新   (自・公推)
 【登米】(2-5)>>4095>>4101
佐々木奈津江 51 元参議員秘書 無新   (民推)
白鳥昭浩   54 元国交省職員 無新
只野九十九  67 会社社長   自現(2)(公推)
熊谷盛広   64 農林業    自元(1)(公推)
渡辺忠悦   65 医療法人理事 無現(2)
 【栗原】(2-3)>>4097
熊谷義彦   64 社民党県役員 無元(3)(社推)
川嶋保美   71 会社会長   無現(3)
長谷川敦   42 元衆議員秘書 自現(2)(公推)
 【大崎】(4-6)>>4096
菊地恵一   57 贈答品販売業 自現(2)(公推)
高橋憲夫   68 会社役員   無新
内藤隆司   57 党地区委員長 共新
菅原厚    58 連合宮城役員 社新
中島源陽   53 農業     自現(3)(公推)
佐々木賢司  45 会社社長   自新   (公推)
 【加美】(1-2)>>4100
皆川章太郎  62 元衆議員秘書 自現(4)(公推)
高橋啓    61 元加美町職員 無新
 【遠田】(1-2)>>4098
赤坂芳則   65 農業法人社長 無新
佐々木功悦  67 前美里町長  無新

4105チバQ:2015/10/22(木) 00:13:29
構図がアップされていないとこ
 【宮城野】(4-5)
坂下康子   56 行政書士   民現(6)
堀内周光   39 会社社長   維現(1)
大内真理   37 党県常任委員 共新
庄子賢一   52 党県幹事長  公現(3)
石川光次郎  48 党県幹事長  自現(3)
 【若林】(3-4)
渡辺勝幸   40 元参議員秘書 自新   (公推)
細川雄一   48 元衆議員秘書 自現(2)(公推)
千葉阿佐子  53 政党役員   民新
福島一恵   54 元仙台市議  共新
 【塩釜】(2-3)
柏佑整    68 党市支部長  自元(4)(公推)
佐藤光樹   47 党県政調会長 自現(3)(公推)
天下みゆき  59 党県委員   共現(1)
 【多賀城・七ケ浜】(2-4)
戸津川永   33 党地区委員  共新
寺沢正志   65 会社社長   自現(2)(公推)
深谷晃祐   35 楽器販売業  無新
仁田和広   65 会社社長   自現(6)(公推)
 【岩沼】(1-2)
大友健    66 元新聞記者  無新
村上智行   47 元岩沼市議  自現(2)(公推)
 【亘理】(1-2)
渡辺和喜   74 元衆議員秘書 自現(7)(公推)
渡辺庄寿   62 会社社長   無新
〔注〕16日午後1時現在。党派の略称は自=自民、民=民主、維=維新、公=公明、共=共産、社=社民、気=元気会、無=無所属

4106チバQ:2015/10/22(木) 00:23:27
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151020_11015.html
<宮城県議選>村井県政の是非も争点?


「同じ会派の中でも(村井県政に)協力的かどうか分かれている場合もある」と語る村井知事=19日、県庁
拡大写真
 中盤戦に入った宮城県議選(25日投開票)で、村井嘉浩知事の県政運営に対する評価を各候補がこぞって訴えている。発端は9月28日の記者会見。自ら「争点は村井県政の是非」と言い切った。与党が肯定によって知事の人気にあやかろうとすれば、野党側は対決色を鮮明に距離感を演出する。
 「村井県政を支えながら復興を加速させたい」。19日夜の個人演説会で、3選を目指す仙台市の自民現職は「村井与党」をアピールした。
 村井知事は、東日本大震災からの「創造的復興」の中核事業に広域防災拠点整備を位置付ける。別の市内の自民現職は16日の第一声で「震災を経験した宮城だからこそ整備を進めなければならない」と訴えた。
 創造的復興の応援団は与党に多い。
 県南沿岸部の自民現職は16日の演説会で「10年先も通用する事業に取り組むのが創造的復興。象徴が仙台空港民営化だ」と強調。仙台市の公明現職は「知事が掲げる空港民営化、防災拠点整備、新設医学部を軌道に乗せたい」と力説した。
 野党は大型プロジェクト重視の県政批判を強め、教育福祉分野の施策の遅れを指摘する。
 仙台市の民主現職は18日に街頭で「心の復興をおろそかにした」と述べ、小中学校の少人数学級実現を訴えた。同日、仙台市の共産現職は「福祉や教育水準は東北でも最低レベルだ」と非難した。
 村井知事は告示前、定数59に近い約50人を与野党を問わず総決起大会などで応援。改選後の県政運営を盤石にしたい狙いだが、「物言えぬ議会」となることへの反発が野党だけでなく与党からも広がる。
 仙台市の自民現職は18日の街頭演説で「知事に厳しいことも言わないと。是々非々で物を申すことが大切だ」と議会のチェック機能の重要性を説いた。
 県北内陸部の無所属現職も「知事の提案を全て通してしまうような県議会ではいけない」と指摘。仙台市の民主現職は「知事にノーと言えない県議会になっている」と批判した。
 19日の記者会見で村井知事は「(改選後の)会派構成を注目している。協力的な会派と、そうでない会派がある」と言及。「少なくとも、あと2年は知事をやっている。2年間の議会対応は考えなければならないだろう」と語った。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月20日火曜日

4107名無しさん:2015/10/24(土) 15:15:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151022-00000013-khks-pol
<福島県議選>維新分裂余波 公認申請できず
河北新報 10月22日(木)12時19分配信

 任期満了に伴う福島県議選(11月5日告示、15日投開票)で、維新の党福島県総支部が党本部分裂の余波に苦慮している。擁立する4人のうち、党本部の混乱で2人が公認申請できず、無所属での立候補を余儀なくされた。告示直前の分裂騒動によるイメージ低下を払拭(ふっしょく)しようと、陣営は躍起になっている。

<無所属で立候補>

 「党本部の混乱で党公認は見込めない。県総支部としての公認だ」。20日、県庁であった新人の立候補会見。同席した県総支部代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)は公認申請を断念せざるを得ない状況を説明した。

 維新関係では現職1人、新人3人の計4人が立候補を予定する。このうち党本部の公認を得たのは2人。残り2人は擁立時期が遅れ、分裂騒動に巻き込まれて無所属で立候補する。

 橋下徹大阪市長は24日に「おおさか維新の会」を結成する予定。維新は非大阪系など三つに分裂する見通しだ。小熊氏は22日にも離党表明し、無所属になるとみられる。関係者によると、小熊氏に従い、県議選で党公認が決まっている候補が告示直前に所属を変える可能性もあるという。

<支持者も危機感>

 強固な後援会組織を持つ候補は少なく、告示直前の異例の事態に困惑が広がる。会津若松市で9日夜に開かれた現職の集会。登壇した支持者は「大きなマイナスだ」「票が減るのでは」と危機感をあらわにした。

 この現職は2011年の前回、みんなの党公認で初当選。その後、所属政党が2度変わった。今回は分裂を見越して選挙用ポスターなどに党名を入れない対策を講じた。「政党が変わることの影響は少なからずあるが、覚悟を決めて戦うしかない」と強調する。

 名刺やポスターから党名を外して印刷した新人は「党本部の動きを見守りつつ、今はとにかく政策を訴えていくしかない」と話す。

4108名無しさん:2015/10/24(土) 15:15:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000074-san-pol
宮城県議選に与党幹部を大量投入 TPP・共産伸長に危機感
産経新聞 10月24日(土)7時55分配信

 任期満了に伴う宮城県議選(25日投開票)に、与党が閣僚や党幹部を大量投入している。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意直後でもあり、農業県での影響を懸念しているからだ。共産党が議席倍増の勢いとの事前情報も飛び交い、「与党が割を食う」と危機感を募らせる。

 「共産党をはじめ(とする野党が)、安全保障関連法の廃止が県議選の大きなテーマだと言っているが、そんなことあるわけがない」。石破茂地方創生担当相は23日、仙台市での演説で安保関連法を争点化しようとする野党を牽制(けんせい)した。

 石破氏はこの日、県内10カ所以上で演説。自民党の谷垣禎一幹事長も24日に仙台市で街頭演説に立つ。公明党も16日の告示日に井上義久幹事長と斉藤鉄夫選対委員長、18日には山口那津男代表が応援に駆け付けた。井上氏は24日も宮城県入りする。

 自民党は県議選で34人を擁立し、改選前の33議席に上積みを目指す。公明党は仙台市で改選前と同じ4人を擁立して勢力を維持したい考え。ただ懸念材料は、TPPと共産党の動向だ。

 政府は、自民党が一連の国政選挙でTPPに関し公約に掲げた農産物重要5分野の「聖域」はなんとか死守したが、日本の農産品全体の81%を最終的に関税撤廃する方針で合意。宮城県のような農業県では「公約違反」との批判も出かねない。11月は福島県議選、来夏には参院選も控え、今回の宮城県議選でTPPの悪影響が出れば、以降の選挙に尾を引く可能性もある。

 与党のもう1つの悩みは共産党の伸長だ。共産党は前回より2人多い9人を擁立。17日には小池晃副委員長が仙台市で応援演説し、安保関連法廃止や原発再稼働反対を訴える力の入れよう。宮城県選出の与党議員は「共産は改選前から倍増の8議席を確保する可能性がある」と指摘する。

 8月の仙台市議選で公明党は全体で得票率を上げ、候補者9人全員が当選して1議席増としたが、共産党は3選挙区でトップ当選という勢いを見せつけた。公明党の支持母体の創価学会関係者は「共産党の勝利が続くようなら、参院選のみならず日本の危機だ」と警戒感をあらわにする。

 共産党の影におびえるのは民主党も同じ。前回は8議席を確保したが、今回は共産党に県政第2会派の座を奪われかねないと懸念。岡田克也代表ら党幹部が続々と宮城県入りしている。(豊田真由美、清宮真一)

4109チバQ:2015/10/24(土) 17:37:35
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151022_01.html
<宮城県議選>16選挙区の終盤情勢を追う(上)

 宮城県議選は25日の投開票まであと3日となった。東日本大震災からの復興の針路、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意などへの賛否をめぐり、無投票の7選挙区(計11人)を除く16選挙区で75候補が舌戦を展開する。最終盤に突入した各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

◎青葉/共産現職に広がり

 支持基盤の強固な2人が先行する。3選を目指す共産の遠藤いは安全保障関連法廃止を訴え、党支持層に加え安倍政権批判の無党派層を取り込み、トップをうかがう勢い。公明新人の遠藤伸は6期で引退する石橋信勝の後継として、支持団体の創価学会や企業団体を中心に浸透する。
 中位争いは混戦模様。7選を期す無所属現職の菅間は政党対決に埋没するのを回避しようと、地盤の中山吉成を基点に西部地区を固める。6選を狙う民主現職の遊佐は高い知名度を武器に、地元の東勝山、北仙台から全域へ浸透を図る。3選が懸かる無所属現職の吉川は東北電力労組がフル回転し、地元の中山、川平などで確実に票を積む。
 自民の現職2人は守戦を強いられている。7選をうかがう相沢は安保法への理解を正面から訴え、保守層の離反を防ぐ。中沢は宮町などの後援会組織と党国会議員の支援を得て、8選を目指す。高齢多選が指摘される2人を、民主新人の石田が党国会議員団と仙台市議団のバックアップを受け懸命に追い上げる。
 維新新人の早坂は中心部の無党派層などにアピール、出馬表明の出遅れを取り戻そうと躍起だ。

 【青 葉】(7―9)
中沢幸男75元衆議員秘書 自現(7)
吉川寛康46会社員    無現(2)
遠藤伸幸38元新聞記者  公新 
早坂敦44元仙台市議  維新 
菅間進64元会社員   無現(6)
石田一也47元衆議員秘書 民新 
遠藤いく子66党県副委員長 共現(2)
相沢光哉76会社会長   自現(6)
遊佐美由紀52党県政調会長 民現(5)


◎宮城野/自・公現職安定共産新人に勢い

 トップを争う自民現職の石川と公明現職の庄子が安定した戦い。共産新人の大内が割って入り、民主現職の坂下が追う。
 4選を目指し、党県連幹事長として臨む石川は全域に浸透。村井嘉浩知事の県政与党を掲げながら保守票を手堅くまとめる。ベテラン2人が引退し、党最多の4選が懸かる庄子は創価学会を軸に、与党として築いた企業や団体とのネットワークも頼る。
 共産新人の大内は無党派層や同年代、主婦層に支持を広げ、勢いに乗る。坂下は労組票を固め、女性議員として6期務めた実績を強調する。
 告示直前に維新の公認を得た現職の堀内は地元の新田、田子を中心に回り、票上積みを図る。

 【宮城野】(4―5)
坂下康子56行政書士   民現(6)
堀内周光39会社社長   維現(1)
大内真理37党県常任委員 共新 
庄子賢一52党県幹事長  公現(3)
石川光次郎48党県幹事長  自現(3)


◎若林/上位3人が横一戦

 自民新人の渡辺、共産新人の福島、自民現職の細川が横一線で競り合い、民主新人の千葉が懸命に追い上げる。
 前回落選の渡辺は地元の六郷を固める。5期で退いた自民の千葉達の後継としても、支持拡大を図る。前回31票差で次点だった福島は反自民を前面に、6期で引退した社民の本多祐一朗の支持層取り込みも狙う。前回トップ当選の細川は党への逆風に危機感を強めながら、地元の七郷の引き締めを図る。
 千葉は労組の支援を受けながら、非自民票や女性票の獲得に力を入れる。

 【若 林】(3―4)
渡辺勝幸40元参議員秘書 自新   (公推)
細川雄一48元衆議員秘書 自現(2)(公推)
千葉阿佐子53政党役員   民新 
福島一恵54元仙台市議  共新

4110チバQ:2015/10/24(土) 17:38:29
◎太白/民主現職が優位自共公3氏猛追

 民主現職の藤原が優位に戦いを進め、自民現職の佐々木、共産新人の角野、公明新人の横山が猛追する。最後の1議席をめぐり、社民現職の岸田と自民新人の菊地が競る。
 藤原は地元の鈎取、西多賀などに浸透する。支持労組の動きも活発。安定した戦いぶりを見せ、6選を視野に入れる。
 3選に挑む佐々木は元仙台市議の父故両道の支持者を固めつつ、安保法批判の世論から保守層を囲い込む。同法廃止を訴える角野は無党派層に支持を広げ、保守層の一部を切り崩す勢い。横山は支持団体である創価学会の手厚い支援を基盤に、地域票の掘り起こしを図る。
 5選を狙う岸田は個人後援会がフル回転し、地盤の八本松などで票固めを徹底する。菊地は元県議の父浩の地盤だった中田で支持を拡大し、知名度の向上に躍起だ。

 【太 白】(5―6)
藤原範典68県民社協会長 民現(5)
横山昇48元国交省職員 公新 
菊地伸志46会社社長   自新 
角野達也56党県委員   共新 
佐々木幸士43党県青年局長 自現(2)
岸田清実60党県幹事長  社現(4)


◎泉/中位争い混戦模様

 最多の10人による大混戦は公明現職の伊藤と、無所属新人で民主推薦の鎌田が首位争いを演じる。
 3選を目指す伊藤は、支持団体の創価学会がフル回転。党幹部の選挙区入りも奏功し、党支持層以外の票獲得に全力を挙げる。鎌田は元仙台市議、元衆院議員の知名度で無党派層に急浸透。党市議の地盤の松陵を押さえ、新興住宅地で支持を広げる。
 中位レースは混沌(こんとん)としてきた。
 自民現職の外崎は、商工業者の支持を軸に保守層に強みを発揮。「党唯一の女性」をアピールし、4選をうかがう。共産新人の中嶋は党支持層に加え、安保法に批判的な無党派層を取り込み、選挙区初の議席を射程に入れる。
 自民新人の遠藤は出身の長命ケ丘で票を固める。4期で引退する小野隆の地盤を継ぎ、七北田で支持を広げる。4選を期す民主現職の菅原は地盤の南光台で支持固めに躍起。教員時代の教え子を頼りに電力、流通関連労組も引き締める。自民新人の庄田は出身の南中山で浸透。7期で退く今野隆吉の後援会を取り込み、票上積みを目指す。
 無所属新人の大庭は自転車で選挙区を駆け回り、浸透を急ぐ。無所属新人の大久保は子育て世代の支持を狙う。元気にする会新人の熊谷は「県政の無駄排除」を訴える。

 【 泉 】(5―10)
伊藤和博56党県副幹事長 公現(2)
大庭雅寛43元東北大助教 無新 
大久保三代39元衆院議員  無新 
中嶋廉62党県常任委員 共新 
菅原実66元高校教諭  民現(3)
鎌田さゆり50元衆院議員  無新 (民推)
遠藤隼人36元参議員秘書 自新 
外崎浩子55元団体職員  自現(3)
熊谷敏彦36元厚労省職員 気新 
庄田圭佑31元衆議員秘書 自新 


◎岩沼/現職優位に展開新人懸命に追う

 自民現職の村上が優位に戦いを進め、無所属新人の大友が懸命に追う。
 村上は地盤とする市東部を中心に浸透。後援会の組織力を生かして票の上積みを目指す。大友は草の根の運動で小まめに支持を訴え、無党派層などの取り込みを期す。

 【岩 沼】(1―2)
大友健66元新聞記者  無新 
村上智行47元岩沼市議  自現(2)(公推)


◎亘理/自民現職が先行新人は浸透図る

 自民現職の渡辺和が先行し、無所属新人の渡辺庄が追う展開。無党派層や若年層の投票動向が鍵を握る。
 渡辺和は7期の実績と復興施策を掲げ、各種団体の推薦を得て支持を固める。出馬表明が9月下旬と出遅れた渡辺庄は選挙区内をくまなく歩き、浸透を図る。

 【亘 理】(1―2)
渡辺和喜74元衆議員秘書 自現(7)(公推)
渡辺庄寿62会社社長   無新 


2015年10月22日木曜日

4111チバQ:2015/10/24(土) 17:39:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1162/20151024_05.html
<宮城県議選>16選挙区の終盤情勢を追う(下)

 宮城県議選は25日の投開票まで間近となった。東日本大震災からの復興の針路、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意などへの賛否をめぐり、無投票の7選挙区(計11人)を除く16選挙区で75候補が舌戦を展開する。最終盤に突入した各選挙区の情勢を追った。(敬称略)

◎塩釜/自民2氏と共産三つどもえ続く

 自民現職の佐藤、共産現職の天下、自民元議員の柏による三つどもえ戦は横一線のまま最終盤に入った。
 4選に挑む佐藤は、地道な政治活動を原動力に市内全域で浸透する。22日は200人規模の集会を開き、票の上積みを図った。
 再選を期す天下は議席死守に向け、応援の党国会議員と街頭に立つ。党派を超えた支持を訴え、女性への働き掛けを強める。
 5期目を狙う柏は、背水の陣で臨む後援会の動きが活発化。地域に細かく分け入り、新たな支持者獲得に全力を挙げる。

 【塩 釜】(2―3)
柏佑整68党市支部長  自元(4)(公推)
佐藤光樹47党県政調会長 自現(3)(公推)
天下みゆき59党県委員   共現(1)


◎石巻・牡鹿/2氏堅調 中位混戦

 ともに組織力のある無所属現職2人が首位を争う。
 斎藤は地盤の蛇田を軸に票固めに余念がない。石巻市の旧町部や女川町にも浸透し、6選を見据える。4選を目指す本木は後援会組織がフル回転。建設業団体などの支持をまとめ、堅調に戦いを進める。
 中位以下は混戦模様。共産現職の三浦は党支持層に加え、安全保障関連法や原発再稼働への批判票を集め再選をうかがう。5選を狙う自民現職の池田は農業・運輸団体の支援を得る。地元の旧河南町や旧桃生町で支持固めに躍起だ。
 民主現職の坂下は県議を10期務めた父故清賢から続く支援者らが奮起。党県連のてこ入れで5選を狙う。
 自民元議員の佐々木は市中心部の商工業関係者に強みを見せる。党幹部が応援に入り、返り咲きの5選を期す。民主元議員の加賀は旧市内で集中的に個人演説会を開催。4選に向け女性票や無党派層の取り込みを急ぐ。

 【石巻・牡鹿】(5―7)
本木忠一58会社役員   無現(3)
池田憲彦62会社社長   自現(4)(公推)
佐々木喜蔵66食堂経営   自元(4)(公推)
坂下賢53元会社員   民現(4)
加賀剛63団体役員   民元(3)
三浦一敏65党地区委員長 共現(1)
斎藤正美60会社員    無現(5)


◎気仙沼・本吉/自民系首位争う維新と新人競る

 自民、公明の推薦を得た無所属新人の守屋と、自民現職の畠山がトップ争いを展開。最後の1議席をめぐり、維新現職の境と無所属新人2人が競る。
 守屋は地元の気仙沼市階上を手堅くまとめ、街頭演説を小まめにこなして全域に支持を広げる。6選に挑む畠山は保守票の流出を警戒しながら、長年培った水産業界の支援を受け安定した戦い。
 再選を狙う境は候補擁立を断念した民主の自主的な応援を取り付け、票上積みを狙う。無所属新人2人のうち、斉藤は元県職員としての経験を打ち出して浸透に懸命。山崎は防潮堤建設見直しなどを訴え、元東京都江戸川区議の経験も強調する。

 【気仙沼・本吉】(3―5)
山崎哲47元団体職員  無新 
境恒春36党県副代表  維現(1)
斉藤巳寿也50行政書士   無新 
畠山和純69元県議会議長 自現(5)
守屋守武56会社役員   無新   (自・公推)


◎多賀城・七ヶ浜/保守系3氏先行共産新人が猛追

 自民現職の仁田と寺沢、無所属新人の深谷の3人が保守票を奪い合いながら先行。共産新人の戸津川が激しく追い上げる。2議席をめぐる争いは最終盤までもつれそうだ。
 7選を狙う仁田は地元の七ケ浜町と多賀城市西部をまとめ上げた。個人演説会も精力的に展開する。
 寺沢は各種団体や党国会議員の支援を受け、経験と実績を強調し3選に向け組織を引き締める。
 深谷は選挙区内の一部保守系議員と若手経済人が支援。若さを押し出し、無党派層への浸透を図る。
 戸津川は党支持層を固めた。安保法批判や子育て支援を訴え、同世代にアピールする。

 【多賀城・七ケ浜】(2―4)
戸津川永33党地区委員  共新 
寺沢正志65会社社長   自現(2)(公推)
深谷晃祐35楽器販売業  無新 
仁田和広65会社社長   自現(6)(公推)

4112チバQ:2015/10/24(土) 17:40:11
◎登米/現元3氏横一線に

 現職と元議員の3人が前回に続き大接戦を展開して先行。新人の佐々木が激しく追い上げる。
 雪辱を期す自民元議員の熊谷は支持者が危機感を強める。旧迫町などの集票を鍵に2期目を狙う。3選を目指す自民現職の只野は当選圏に食い込もうと必死。全域で票の掘り起こしに取り組む。3選が懸かる無所属現職の渡辺は後援会の動きが活発化。地盤の旧南方町の足場固めも進める。
 無所属新人の佐々木は民主の支援を受けつつ、同級生らを核に支持拡大を図る。女性票の受け皿も狙う。無所属新人の白鳥は旧南方町、旧米山町を軸に知名度アップに懸命。

 【登 米】(2―5)
佐々木奈津江51元参議員秘書 無新 (民推)
白鳥昭浩54元国交省職員 無新 
只野九十九67会社社長   自現(2)(公推)
熊谷盛広64農林業    自元(1)(公推)
渡辺忠悦65医療法人理事 無現(2)


◎栗原/3氏が競り合う前回に続き激戦

 無所属現職の川嶋、自民現職の長谷川、無所属元議員の熊谷が横一線に並び、前回に続き激戦となっている。
 4選を期す川嶋は地盤の若柳や金成で浸透するが南部で苦戦。県とのパイプを強調し、女性組織などが支える。3選を狙う長谷川は党組織がフル回転。「祖父で元法相の故峻から続く長谷川の火を消すな」と躍起だ。
 熊谷は農業問題、指定廃棄物最終処分場反対を訴える。「政治生命を懸ける」と前回の雪辱を期す。

 【栗 原】(2―3)
熊谷義彦64社民党県役員 無元(3)(社推)
川嶋保美71会社会長   無現(3)
長谷川敦42元衆議員秘書 自現(2)(公推)


◎大崎/自民現職2氏を新人4人が追う

 先行する自民現職の菊地と中島を新人4人が追う。
 3選を目指す菊地がトップをうかがう。地元の旧古川市などで個人演説会を連日開き、組織を引き締める。中島は票の上滑りを警戒。4選を視野に地盤の旧岩出山町、旧鳴子町を固め、古川などにも浸透する。
 新人のうち自民の佐々木は拠点の旧三本木町を足掛かりに旧鹿島台町、旧松山町への浸透を図る。共産の内藤は元鹿島台町長らの支援を受け、安保法廃止などを訴える。古川でも票の上積みを狙う。
 社民の菅原は党の議席を守ろうと懸命。支持労組を引き締め、個人票の掘り起こしを急ぐ。無所属の高橋は、個人演説会を積極的に開き、支持拡大を図る。

 【大 崎】(4―6)
菊地恵一57贈答品販売業 自現(2)(公推)
高橋憲夫68会社役員   無新 
内藤隆司57党地区委員長 共新 
菅原厚58連合宮城役員 社新 
中島源陽53農業     自現(3)(公推)
佐々木賢司45会社社長   自新   (公推)


◎加美/新人先行現職追う

 無所属新人の高橋が先行し、自民現職の皆川が激しく追い上げる。
 高橋は票田の旧中新田町、指定廃棄物最終処分場建設候補地がある旧宮崎町で優位に立つ。知名度に勝る皆川は4期務めた経験と実績を前面に出し、全域で票の上積みを目指す。

 【加 美】(1―2)
皆川章太郎62元衆議員秘書 自現(4)(公推)
高橋啓61元加美町職員 無新 


◎遠田/新人の一騎打ち前美里町長優位

 無所属新人の一騎打ちは前美里町長の佐々木がリードし、赤坂が追う展開。
 佐々木は連日3カ所で個人演説会を開き、美里、涌谷両町で手堅く支持を固める。赤坂は地盤の旧南郷町に加え、涌谷町でも重点的に街頭活動を行い、支持を呼び掛ける。

 【遠 田】(1―2)
赤坂芳則65農業法人社長 無新 
佐々木功悦67前美里町長  無新 


2015年10月23日金曜日

4113チバQ:2015/10/24(土) 17:45:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151023ddlk02040239000c.html
<あおもりEYE>平川市長選違反事件、1人除き有罪確定 買収原資、解明ならず /青森

10月23日 12:28毎日新聞

 昨年1月の平川市長選を巡り、前市長に加え当時の20市議中15人が現金買収などで公職選挙法違反の罪に問われた前代未聞の選挙違反事件は、2審でも有罪が維持されたいずれも元市議の佐々木利正(51)、成田敏昭(72)両被告が上告期限の22日、上告を断念した。これで上告中の元市議の古川敏夫被告(70)以外の全員の有罪が確定することになり、事件は「終幕」に近づいている。だが依然として未解明部分も残り、その一つが「買収の中心人物」とされた前市長派の元社会福祉法人理事長(67)=有罪確定=による買収資金の「原資」だ。元理事長は「市の発注工事に絡んで業者から金をもらい、買収資金にした」などと供述していたことが関係者への取材で判明したが、公判ではこうした「カネの流れ」の詳細な解明には至らなかった。【松山彦蔵】

 ■15人中6人控訴

 1審・青森地裁弘前支部で有罪とされた前市長や元市議15人のうち、元市議6人が仙台高裁秋田支部に控訴した。6人が不服としたのは「元理事長から2013年8月10日、6人がそれぞれ20万円を受け取った」という1審判決の認定だ。6人は「元理事長には会っていないし、金ももらっていない」などと全面否認したり、金額や趣旨で反論したりするなどした。

 ■「業者から現金」

 元理事長の証言の信用性が争われる中、注目されたのが買収資金の「元手」だ。元理事長は昨年2月に逮捕された後の取り調べで、2010年の市長選で前市長と一騎打ちで争った元市議だけには「他の議員と区別し、100万円渡した。この金は青森市の設計事務所社長が13年の盆過ぎ、私の事務所に持ってきた」と供述。さらに「以前から市が発注した公共工事を受注させる見返りに業者から現金をもらっていた」と述べ、「(このことは)前市長も知っていた。業者からの金で市議の買収金や前市長の事務所家賃などの選挙資金を捻出していた」などと生々しく語っていた。

 ■「津軽選挙」再び?

 こうした供述が事実なら、公共工事を利用して業者から巻き上げたカネで私腹を肥やし、さらに選挙資金に回して利権構造を維持するという「津軽版金権選挙」の一端がまた繰り返されたことになる。

 1審判決によれば、元理事長は約400万円の買収金を準備。自身も法廷で「選挙資金700万〜800万円を出した」「出所は自宅にため置いた『たんす預金』」などと証言している。だがこうした資金が「どこから」工面されたかについて詳細な解明はされなかった。

 控訴した元市議側は「元理事長は買収金の原資についての追及を免れるため、捜査当局に協力し迎合した」などと主張したが、控訴審は元市議側の主張を退け、「元理事長が(当時の)15市議らに現金を渡したという供述の核心部分は揺らいでいない」と判断。1審同様に有罪を維持し、元理事長の証言通りの構図を認めた。

4114チバQ:2015/10/24(土) 17:48:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151021ddlk04010023000c.html
<’15県議選みやぎ>選択の現場から/上 復興道半ばの南三陸町 議員の姿どこに /宮城

10月21日 10:47毎日新聞

 東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた南三陸町歌津地区・伊里前(いさとまえ)の市街地。仮設商店の店主(65)は、積み上げられたかさ上げ用の土の山を見上げ、「町に要望を繰り返して、やっとここまでこぎ着けた」と感慨深げに語る。

 町役場がある志津川地区はかさ上げが進み地形が変わるほどだが、伊里前の着工は来年。利用できる復興事業のメニューがすぐには見つからなかったためで、町が住民の要望を受けて復興庁と折衝を重ね、「高台移転の元地の有効利用」としてようやく復興交付金の対象事業となった。店主はそんな苦労を振り返る中で、「県議さんはあまり来たことないね。むしろ国会議員の顔をよく見かけたぐらいで」と付け加えた。

 ■いなくてもいい?

 前回の県議選から合区で気仙沼・本吉選挙区となり、南三陸町を地盤とする県議はいなくなった。今回も5人の候補者はすべて気仙沼からの出馬となる。

 9月の記者会見でそうした状況について問われた佐藤仁町長は「復興の課題は、復興庁と直接やり合ってきた。県の位置づけが中2階的状態になり、県議も難しい立ち位置だ」と述べ、地元県議の不在が復興の支障にはならないとの認識を示した。

 疑問の声も上がる被災地における県議の役割について、旧本吉選挙区で5回当選し議長経験もある元県議の高橋長偉さん(74)は「これからが県議の働き時だ」と異なる見方を示す。「基盤整備は国主導でもよかったかもしれない。だが、市街地復興などより住民に密接な事業になれば、地域の実情を踏まえて政策提言ができる県議の重要性は増してくる」と指摘する。

 ■仮設住民に疎外感

 市街地が丸ごと流された南三陸町からは約300世帯700人が町外の仮設住宅で避難を続ける。うち200世帯が入居する登米市の南方仮設住宅は志津川地区から車で40分の距離。敷地内には気仙沼・本吉選挙区の候補者ポスター掲示板が設けられ、期日前投票所も23、24日に巡回してくる予定だ。

 開設から4年過ぎたが、最大時の半数強が残る。住民の男性(75)は、経済力がなく、年金暮らしの高齢者が目立ち、会話はいつも暮らしの不安に行き着くと漏らす。そんな中での選挙に「県がどんな復興事業をしていて、進んでいるのか、遅れているのかという情報は届かない。被災者の介護や後期高齢者医療の保険料軽減など、訴えたいこともあるのに」と、県政との距離を嘆く。県の取り組みを伝え、被災者の声を聞く県議がいれば心強いが、告示前に候補者1人がパンフレットをポストに入れていっただけ。他は見かけた記憶はないという。【井田純、山田研】

    ◇

 震災復興の加速、人口減対策、安全保障関連法への賛否--。それぞれの課題を抱える県内各地の有権者は25日投開票される県議選に何を託そうとしているのか、選挙区を歩いて報告する。

4115チバQ:2015/10/24(土) 17:48:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151022ddlk04010240000c.html
<’15県議選みやぎ>選択の現場から/中 選挙に関心薄い仙台市 市民、参加お膳立て /宮城

10月22日 11:33毎日新聞

 県議選告示2日前の14日午後、宮城野選挙区(仙台市宮城野区)の立候補予定者が入れ替わりで地元の市民センター会議室を訪れ、「まちづくり」への考えを語った。題して「お話カフェ」。企画したのは泉区で2人の子どもを育てる砂子啓子さん(42)だ。

 立候補者5人のうち4人が参加して持ち時間は15分ずつ。「子どもの医療費無料化や少人数学級を実現する」「女性のキャリアが出産で止まるのは日本の衰退に直結する」「大学医学部の新設で地域医療の偏在是正が期待される」「災害に強いまちづくりをしたい。地域のつながりが大切」--などと訴えた。

 ■6割棄権に危機感

 有権者約20人も熱心に耳を傾けた。被災した沿岸部の主婦(40)は小学1年の娘と一緒にバスで来た。「選挙カーも来ないような地域に住んでいるので、全員の話を聞いて、学校の環境改善を考えてくれる人を選びたい」と語った。フェイスブックには「よく勉強している方もいたが、そうでない方も多いようだ」「医療や福祉を話さない政党は県民に目が向いていない」など参加者の声も公開されており、それぞれ候補者の人柄や主張の違いを感じ取ったようだ。

 砂子さんは9月末から立候補予定者を訪ねて依頼、宮城野、泉の仙台市内2選挙区でお話カフェを開いた。いずれも予定者の過半数が参加した。砂子さんが動いた理由は、8月の仙台市議選で投票率が35・83%と過去最低だったのに驚いたからだ。同時に、自身も政策を把握せずイメージなどで投票していたことに気づいたという。

 今後も市民と議会の橋渡しを続けるという砂子さん。「有権者が学んで変わらないと政治も変わらない。こういう会が各地で開かれるようになってほしい」と訴えた。

 ■デモから投票へ

 「多くの国民が政治に無関心でいた。その結果が安全保障関連法だ」。国会での成立から1カ月となった19日夜、学生グループ「SEALDs TOHOKU(シールズ東北)」のメンバー5人が青葉区の繁華街で訴えた。東北大2年の斎藤雅史さん(20)も「GO VOTE(投票に行こう) 宮城県議会選挙」とボードを掲げ、投票を呼びかけた。

 シールズ東北は今年7月に活動を始め、仙台や山形などで安保関連法への抗議活動を展開したが、国会の多数派を動かすことはできなかった。反省を踏まえて話し合った結果、「政治の流れを変えるにはデモと選挙の両方が必要」と、日ごろの選挙での意思表示の重要性を再確認し、街頭宣伝やツイッターなどで投票を呼びかけることにしたという。

 県議選は、斎藤さんにとって初めての選挙になる。「身近にも生活のためにアルバイトを掛け持ちする学生がいる。安保が一番大事だけど、労働や貧困など身の回りの多くの問題に自治体が関わっているとの意識も持って臨みたい」。候補者の考えを吟味し、投票先を決めるつもりだ。【山内真弓、川口裕之】

4116チバQ:2015/10/24(土) 17:49:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151023ddlk04010046000c.html
<’15県議選みやぎ>選択の現場から/下 投票率落ち込む石巻市 被災者、冷めた視線 /宮城

10月23日 10:54毎日新聞

 東日本大震災で最も被害が大きかった石巻市では震災後の選挙で投票率の落ち込みが続く。新たなまちづくりや、人口減、地域衰退の打開策など議論すべき課題は山積する中、いかに有権者を投票所に呼び戻すかが課題になっている。

 震災直後の2011年の県議選石巻・牡鹿選挙区(石巻市、女川町)では、石巻市が過去最低の投票率48・13%(前回比5・06ポイント減)だったのに対し、町議選もあった女川町は70・14%と対照的な結果になった。13年の市長選も44・16%(14・66ポイント減)、14年の市議選も52・82%(8・72ポイント減)と落ち込み、直近の国政選挙も40%台と低投票率が続く。特に半島部の雄勝地区では市長選当日の投票率が市内最低の25・63%となるなど落ち込みが激しい。

 ■投票所は来ても

 同市選管は13年7月の参院選から仮設住宅に期日前投票所への送迎バスを走らせてきたが利用はわずかで、今回は初めて投票所を仮設住宅団地5カ所に1日ずつ巡回もさせて利便を図る。住民票を移さないままの仮設住民も多く、投票日に住所地の投票所に出向く不便さを解消するための措置だ。

 三陸道に近い内陸部の仮設旭化成団地では住民の女性(82)が19日朝に巡回してきた期日前投票所を訪れた。名簿を確認し、1票を投じるまで5分で済み、「近くで投票できて、ほんと助かる」と笑顔を見せた。約8キロ離れた沿岸部の南浜地区で被災したが、住民票は移していない。前回の県議選は巡回バスに30分乗って市役所で期日前投票した。息子夫婦と孫2人の5人で仮住まいを続けて4年。「一冬越えると、新居に移れる」と笑顔で話す。

 だが、県議会に望むことを尋ねると、険しい表情に。「巡回バスの本数は減らされ、街灯も少ない。仮設暮らしの不自由さを市議や県議に訴えたけど何も変わらなかった。悔しくて、本当は投票したくなかった」。1票は遠戚の候補に入れた。

 同じく内陸部の仮設南境団地で3人の子を育てる女性(23)は「子育てで忙しいこともあるが、投票しても何も変わらないと思ってしまう」。被災後に選挙権を得たが、一度も投票したことがない。

 ■選挙どころでない

 投票の利便性は確保されても、議員の働きに不満を募らせる被災者は多い。最前線で有権者と向き合う陣営幹部は「復興が遅れ『選挙どころでないべ』という空気はまだある。前回と同じ顔ぶれで新鮮味もない」と冷めた視線を感じている。

 特に05年の自治体合併で石巻市に組み込まれた半島部など旧町を地盤とする候補者は少なく、距離感が広がっている。旧雄勝町住民のとりまとめ役となっている男性(75)は「避難で地域やそこでの仕事を離れた住民が多数で、議員とのつながりもなくなり、選挙に興味を失っているのではないか」と現状を語る。同町で被災し約20キロ離れた南境団地に入る住民の女性(84)は「足が悪いから雄勝の投票所まで行けなくて」と、前回は棄権した。今回は、21日に投票所が巡回してきたが、介護施設のデイサービスに行くため利用しなかった。「関心がないわけじゃないけど、候補者の違いも分からない」。25日の本番も投票に足を運ぶか決めかねている。【百武信幸】

4117チバQ:2015/10/25(日) 14:40:16
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151024_11050.html
<宮城県議選>自・公 激戦区てこ入れ

 宮城県議選投開票まで2日に迫った23日、自民、公明両党の現閣僚と前閣僚が相次いで県内入りし、激戦区をてこ入れした。野党も中堅を投入し政権批判を展開、与野党で火花を散らした。
 自民の石破茂地方創生担当相は午後、多賀城市役所前を皮切りに沿岸部や県北を回って夜に仙台入り。計11カ所でマイクを握った。
 仙台市青葉区の個人演説会場で石破氏は「集団的自衛権の行使を認めない民主の主張は国際社会で通用しない」と安全保障関連法の正当性を強調。「子どもを生み育てられる地方が国をつくる。将来を見通せる候補が県政を担う」とエールを送った。
 公明の太田昭宏前国土交通相は宮城野、太白区などの街頭で応援演説。「大臣として仙台空港民営化の大きな流れをつくった。訪日外国人は増加し続けており、地方創生の要となる観光立国の取り組みでも、公明を先頭に立たせてほしい」と実績をアピールした。
 野党は民主の山井和則元厚労大臣政務官(衆院京都6区)が午前、青葉区でマイクを握った。「全国が注目している選挙。安保法を強行採決し、TPP(環太平洋連携協定)を審議する臨時国会の開会に応じない自民に地方から怒りをぶつけてほしい」と訴えた。


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2015年10月24日土曜日

4118チバQ:2015/10/26(月) 01:08:54
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260001-n1.html
2015.10.26 00:44
【宮城県議選】
共産党、県議会最多タイ議席を獲得、第2会派に

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 任期満了に伴う宮城県議選(定数59)は25日、投開票が行われ、共産党が8議席を獲得した。同党によると、現在、全43県下で最多の長野県議会の同党議席数と並び、宮城県政史上初めて第2会派に躍進する。

 今回は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意後初の大型地方選挙で、各政党幹部が選挙応援のため宮城県入りしていた。

 共産党は前回より2人多い9人を擁立。17日には小池晃副委員長が仙台市で応援演説し、安全保障関連法廃止や原発再稼働反対を訴えて支持を広げた。同党は8月の仙台市議選でも3選挙区でトップ当選を果たしていた。

4119チバQ:2015/10/26(月) 20:37:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015102602000224.html
宮城県議選 共産8議席で第2党 自民、単独過半数に届かず
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2015年10月26日 夕刊


 任期満了に伴う宮城県議選(定数五九)は二十五日投開票され、自民党が前回より一議席減の二十七議席で、目標とした単独過半数に届かない一方、安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)、原発再稼働への反対を主張した共産党が前回の四議席から倍増となる八議席を獲得し、県議会第二党となった。
 安保法の成立と、TPP大筋合意後初の都道府県議選。議席を大きく伸ばした共産党は、来年の参院選に向け攻勢を強める考えだ。
 県選挙管理委員会によると、投票率は40・03%で、前回より1・66ポイント下がり過去最低。民主党は二減の五議席、維新の党は一議席、公明党は前回と同数の四議席、社民党は二減の一議席。無所属は十三議席だった。
 選挙戦は二十三選挙区に八十六人が立候補、うち七選挙区の十一人が無投票当選。東日本大震災からの復興加速や、少子高齢化が進む中での地域振興策が主な争点となった。
 自民の稲田朋美政調会長や民主の岡田克也代表ら与野党幹部が応援のため宮城入り。与党側は経済政策や復興事業の成果を強調、野党側は安保関連法やTPPをめぐり批判を強めていた。県議選は震災があった二〇一一年から統一地方選と別日程で行われている。

4120チバQ:2015/10/26(月) 20:43:21
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260018-n1.html
2015.10.26 12:44
【宮城県議選】
菅官房長官「社民、民主の激減が印象的」 自民議席減は「一喜一憂しない」

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 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、25日に投開票された宮城県議選の結果について「社民党、民主党が大幅に議席を減らしたのが非常に印象的だった」と述べた。自民党の議席減については「いつも無所属で出た人が後で自民党に入党する。一喜一憂することはない」と語った。

 宮城県議選では共産党が8議席を獲得し、前回の4議席から倍増。自民党は27議席(前回28)、民主党は5議席(同7)、社民党は1議席(同3)だった。

http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260010-n1.html
2015.10.26 08:00
【宮城県議選】
共産が8議席に倍増し第2会派に 自民27議席 民主はわずか5議席 





 任期満了に伴う宮城県議選(定数59)が25日、投開票された。東日本大震災からの復興加速や、少子高齢化が進む中での地域振興策が主な争点。安全保障関連法の成立後初の都道府県議選で、共産党は8議席を獲得し、改選前の4議席から倍増させた。

 仙台市の太白選挙区で、投票者数と実際の票数を確認し直すトラブルがあり、一部開票作業が続いた。

 県選挙管理委員会によると、投票率は40・03%で、前回より1・66ポイント下がり過去最低。無投票当選も含め、会派別議席は自民27、共産8、民主5、公明4、維新1、無所属13だった。

 選挙戦は23選挙区に86人が立候補。自民の稲田朋美政調会長や民主の岡田克也代表ら与野党幹部が応援のため宮城入りした。与党側が安倍政権の経済政策や復興事業の成果を強調したのに対し、野党側は安保関連法や環太平洋連携協定(TPP)への批判を強め、支持拡大を図った。

 宮城県議選は震災があった2011年から統一地方選と別日程で行われている。

4121チバQ:2015/10/26(月) 21:05:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_13014.html
<宮城県議選>被災地の新人トップ当選


初当選が決まり、支援者から笑顔で花束を受け取る守屋さん=25日午後9時50分ごろ、気仙沼市松崎高谷の事務所
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 被災地の新人がトップで議席を勝ち取った。気仙沼・本吉(定数3)で初当選を果たした無所属新人の守屋守武さん(56)は、気仙沼市の事務所で「皆さんの応援のおかげ。復興を加速させ、しっかりと地域づくりをしたい」と語った。
 気仙沼市議会議長を辞して立候補。「先行きが心配だった」というのが、新たな正念場を迎える2016年度以降の復興事業だ。
 国は今後5年間の復興予算を示したが、実際の事業で国、県、市の連携不足を何度も感じた。「被災地は1年1年が勝負。取りこぼしは許されず、事業を知る自分が調整役になるしかない」と腹を固めた。
 選挙中は精力的に被災地を回り、津波の爪痕が残ったままの漁港や広がる更地に胸を痛めた。「少子高齢化や核家族化が進み、被災者の多くが復興まちづくりの未来図をつかめていない」と課題に向き合う。
 地元の階上地区は震災で208人が死亡・行方不明になった。震災直後の避難所運営から関わってきた守屋さんへの信頼は厚く、自民や公明の推薦も得て支持を拡大。自民現職の畠山和純さん(69)、維新現職の境恒春さん(36)と議席を分け合った。
 告示日は妻よし江さんの一周忌だった。喜びに沸く事務所で守屋さんは「これからも全力を尽くす」と亡き妻にも誓った。
          ◇         ◇         ◇
 宮城県議選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の11人を含む新県議59人が決まった。自民は27人で、前回(2011年)から1減らしたものの、最大勢力を維持する。村井嘉浩知事の県政与党を掲げる公明と合わせて過半数を確保した。共産は議席を倍増させた。
 自民以外の政党別内訳は民主が5人。維新1人、公明4人、共産8人、社民1人が決まった。無所属は13人。
 投票率は40.03%で、過去最低だった前回の41.69%を下回った。


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2015年10月26日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_11044.html
<宮城県議選>反原発鮮明 前町長制す


初当選を果たして喜びを表現する佐々木さん=25日午後10時15分ごろ、宮城県美里町北浦
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 選挙区の一部が東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の30キロ圏に含まれる遠田(定数1)では、「反原発」を鮮明に打ち出した無所属新人の佐々木功悦さん(67)が初当選した。
 無所属新人の赤坂芳則さん(65)との一騎打ちを制した。宮城県美里町の事務所で「地域に身近な県政を目指して頑張りたい」と力を込めた。
 旧小牛田町長を4期、合併後の美里町長を2期務め、県町村会長も経験。美里町長時代の2012年には町として「核廃絶・脱原発」を宣言した。
 「原発に依存しない地域社会づくり」を旗印に党派を超えた支持を得た。「原発再稼働ありきの県政を変えないと」と力を込めた。
 東北電は17年4月以降の女川原発の再稼働を目指している。是非をめぐる議論は今後本格化する見通しで、佐々木さんの県議会での動きが注目されそうだ。
          ◇         ◇         ◇
 宮城県議選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の11人を含む新県議59人が決まった。自民は27人で、前回(2011年)から1減らしたものの、最大勢力を維持する。村井嘉浩知事の県政与党を掲げる公明と合わせて過半数を確保した。共産は議席を倍増させた。
 自民以外の政党別内訳は民主が5人。維新1人、公明4人、共産8人、社民1人が決まった。無所属は13人。
 投票率は40.03%で、過去最低だった前回の41.69%を下回った。

4122チバQ:2015/10/26(月) 21:05:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_11030.html
<宮城県議選>ベテラン底力


返り咲きを決め、支持者と握手する佐々木さん=26日午前0時20分ごろ、石巻市旭町の選挙事務所
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3回目の当選を決め、支持者から花束を受け取る渡辺さん=25日午後11時ごろ、登米市迫町の選挙事務所
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接戦を制し、万歳をする長谷川さん(左から2人目)=25日午後10時40分ごろ、栗原市築館の選挙事務所
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◎石巻・牡鹿/佐々木さん雪辱5選

 石巻・牡鹿(定数5)では自民元議員の佐々木喜蔵さん(66)が返り咲き、5選を果たした。前回は、地盤の石巻市中心部が東日本大震災の津波で被災した上、自民系候補が4人立って保守票が分散。落選の憂き目に遭った。
 雪辱を期す陣営は他候補に先駆けて8月に総決起集会を開くなど、序盤からフル回転。選挙戦では初めて女川町や市河北地区で個人演説会を開くなど、旧町部へも支持を広げた。
 石巻地方は震災後、人口減少に拍車がかかる。石巻市旭町の事務所で支持者と喜びを分かち合い、佐々木さんは「若者が安心して子どもを産み、育てられる地域にする。議員活動ができなかった4年間の悔しさをバネに頑張る」と誓った。

◎登米/渡辺さん激戦制す

 激戦を極めた登米選挙区(定数2)では、無所属現職の渡辺忠悦さん(65)が3選を果たした。
 登米市迫町佐沼の事務所は、当選の報が入ると歓喜の声が沸いた。渡辺さんは「大変な選挙だった。勝てたのは皆さんのおかげ」と感謝した。
 定数2人に現元新の計5人が立った。選挙期間中、渡辺氏は毎晩個人演説会を開催。登米地域の活性化に向けた政策を語り、じわじわと支持を広めた。
 政党の支援を受ける他陣営には党幹部らが続々応援に入った。渡辺さんは「地方議員が政党の考え方に縛られるのはマイナスだ」と無所属の意義を強調した。
 祝福の言葉を浴び、「登米市民のために精いっぱい働く」と笑顔で語った。

◎栗原/熊谷さん返り咲き長谷川さん3選

 前回と同じ顔触れで三つどもえの激戦となった栗原選挙区(定数2)では、無所属の元議員と自民現職が議席をつかんだ。
 無所属元議員の熊谷義彦さん(64)はトップで返り咲き、4選を果たした。選挙戦ではTPPや指定廃棄物最終処分場の問題を訴えた。同市築館の事務所で「支えてくれた皆さんに感謝したい」と涙を浮かべた。
 自民現職の長谷川敦さん(42)は党の支援と祖父で元法相の故峻さんから続く支持基盤を固め、辛くも3選。同市築館の事務所で「期待に応えたい。地方創生を実現させる」と語った。
 無所属現職の川嶋保美さん(71)は107票差で次点に沈んだ。同市若柳の事務所で支持者は「よく頑張った」と労をねぎらった。

◎塩釜/「謙虚に働く」佐藤さん4選

 塩釜(定数2)は、自民現職の佐藤光樹さん(47)が4選を飾った。「古里塩釜のため、謙虚に働いていきたい」。塩釜市の事務所でそう決意を述べると、支持者から歓声と拍手が湧いた。
 共産現職の天下みゆきさん(59)、自民元議員の柏佑整さん(68)と前回に続いて議席を争った。激しい追い上げを受け、陣営は「これまで経験したことのない厳しい選挙」と危機感をあらわにした。
 支持者や陣営幹部からねぎらいと激励の言葉を受けた佐藤さんは、ホッとした表情を見せた。

◎亘理/多選の批判退け渡辺和さん8選

 亘理選挙区(定数1)では、自民現職の渡辺和喜さん(74)が8選を飾った。
 前回に続く新人との一騎打ち。選挙前は高齢多選への厳しい批判が予想されたが「引き続き県政の場に立つことが亘理郡のためになる」と迷いを振り切った。
 選挙戦では、県議会議長や党県連幹事長を務めた実績をアピール。出遅れた新人を尻目に、着実に支持を固めていった。
 亘理町中町東の事務所で支持者と喜びを分かち合った渡辺さんは「復興を成し遂げるため、やるべきことは心得ている」と気を引き締めた。

◎岩沼/8年ぶり選挙戦村上さんが3選

 岩沼選挙区(定数1)では自民現職の村上智行さん(47)が3選された。
 当選が確実になると、岩沼市内の事務所では詰め掛けた約200人の支持者から拍手と歓声が上がった。
 無投票だった前回から一転して8年ぶりの選挙戦となっただけに、後援会組織を引き締めながら運動を展開した。復興の推進・加速や産業振興に全力で取り組むことを訴え、支持を広げた。
 村上さんは応援に感謝し、「復旧・復興を一日も早く成し遂げ、皆さんの思いを未来へつないでいきたい」と抱負を述べた。


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2015年10月26日月曜

4123チバQ:2015/10/26(月) 21:06:01
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151026_11027.html
<宮城県議選>復興担う新顔


初当選を確実にし、支持者の祝福に応える鎌田さん=25日午後11時すぎ、仙台市泉区市名坂の事務所
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当選を確実にし、支持者と乾杯する渡辺さん(中央)=25日午後11時30分ごろ、仙台市若林区上飯田1丁目の事務所
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初当選を決め、支持者と万歳をして喜ぶ遠藤さん(中央)=25日午後11時55分ごろ、仙台市青葉区花京院の事務所
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◎泉/鎌田さん万感再出発

 自民が公認3人を擁立した泉選挙区(定数5)。民主推薦の無所属新人鎌田さゆりさん(50)が上位で初当選した。「やったね、さゆりさん」。早々に当確の報が伝わった市名坂の事務所は大歓声に包まれた。
 「県政から再出発」を胸に8月末に立候補を表明。仙台市議、衆院議員時代以来の支持者回りに奔走、党市議や労組も支えた。
 告示後は抜群の知名度を生かし、選挙カーでくまなく回った。安全保障関連法廃止を掲げ、自公政権に批判的な泉区の無党派層を引き付けた。民主は枝野幸男幹事長ら幹部が選挙区入りし、公認並みの支援態勢で支えた。
 鎌田さんは「これまでの自分の全ての経験を生かし、みなさんにご恩返ししたい」と抱負を述べた。

◎多賀城・七ヶ浜/「保守票争い」深谷さん制す

 保守票の激しい奪い合いとなった多賀城・七ケ浜選挙区(定数2)では、無所属新人の深谷晃祐さん(35)が初当選を果たした。
 「やったぞ」。当選の報に、多賀城市下馬の事務所は喜びが爆発した。支持者に迎えられた深谷さんは「子育ては家庭、地域から。熊本県に続く家庭教育支援条例の制定を目指す」と力強く語った。
 市議を2期務め、自民の2現職に挑んだ。個人演説会では村井嘉浩知事が応援に駆けつけたほか、若手経済人や一部自民系議員の支持を取り付け、現職の一角を崩した。

◎若林/渡辺さん苦節4年

 若林選挙区(定数3)では、前回(2011年)は落選に泣いた自民新人渡辺勝幸さん(40)が初当選を果たし、上飯田の事務所は喜びに沸いた。渡辺さんは「皆さんの力が自分を押し上げてくれた」と感極まった様子で語った。
 落選直後から朝の街頭活動を重ねてきた。「つらい時もあったが、参院議員秘書時代は知らなかった街の人々の生活に触れ、暮らしに根差した政治を目指すようになった。4年間は決して無駄ではなかった」と振り返る。支持者に「この地域の発展のために力を尽くす」と誓った。

◎青葉/遠藤伸さんがっちり

 青葉選挙区(定数7)では最年少の公明新人遠藤伸幸さん(38)が初陣を制し喜びを爆発させた。「無名の新人だったが、皆さんの真心で当選できた」と支持者と固い握手を交わした。
 公明新聞記者の大先輩に当たる党県本部代表石橋信勝氏が6期で引退し、後継指名された。選挙戦では救急医療の課題を指摘し、来年導入されるドクターヘリ活用策を提案。石橋氏譲りの演説術も身に付け、知名度不足をはね返し党支持層の心をつかんだ。
 遠藤さんは「命を守る政治を実現させる。死に物狂いで頑張る」と誓った。

◎太白/岸田さん滑り込み

 太白選挙区(定数5)では、社民現職の岸田清実さん(60)が滑り込み、自らの5選を果たすとともに党唯一の議席を死守した。
 仙台市太白区長町の事務所で、岸田さんは「最後まで厳しかった。皆さんの支えで何とか踏ん張ることができた」と涙ぐんだ。
 最終盤まで当落線上の争いが続いた。23ある個人後援会が活発に動き、地盤の八本松や郡山で強みを発揮。党県連幹事長としての面目を保った。
 岸田さんは「県が進める震災復興はハード中心。住民に寄り添った復興に転換させる」と意気込んだ。

◎大崎/佐々木さんが乱戦抜け出す

 大崎(定数4)では自民新人の佐々木賢司さん(45)が初陣を飾った。大崎市三本木の事務所で「みなさんと一緒に勝ち取った勝利だ」と目を潤ませた。
 4期務め引退する自民・佐々木征治氏の地盤を引き継いだ。「旧志田郡の代表」を掲げて選挙戦に臨んだが、国政野党の他陣営が仕掛ける安全保障関連法や大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)への批判で苦戦を強いられた。
 現職2人に新人4人がひしめく選挙区を制した佐々木さんは「旧志田郡に住む人たちの幸せを第一に考えていく」と決意を語った。

4124チバQ:2015/10/26(月) 21:07:09

◎宮城野/石川さん頂点

 宮城野選挙区(定数4)では、自民党県連幹事長として臨んだ現職の石川光次郎さん(48)が初のトップ当選をつかんだ。災害公営住宅を望む燕沢東の事務所で、支持者らと喜びを分かち合った。
 「復興の加速が第一」と一貫して訴え続けた。沿岸被災地などを中心に小まめに個人演説会を重ね、被災者の声にじっくりと耳を傾けてきた。
 「村井嘉浩知事が掲げる『創造的復興』を推進する。県民が笑顔で、豊かさを実感できる古里宮城をつくりたい」と4期目の抱負を力強く語った。

◎太白/藤原さん盤石6度目の笑顔

 太白選挙区(定数5)では、民主現職の藤原範典さん(68)が安定した戦いぶりで6選を果たした。「地域の皆さんのおかげで再び県政の場で仕事ができる」と満面の笑みを浮かべた。
 地盤の鈎取や西の平を丁寧に歩き、票を固めた。選挙戦終盤の個人演説会には地盤が重なる保守系仙台市議も応援に駆け付け、顔の広さをアピール。支持労組もフル回転した。
 告示前の地域のあいさつ回りで痛めたという脚を引きずりながら、9日間を乗り切った。「村井県政を厳しくチェックしていく」と抱負を語った。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月26日月曜日

4125チバQ:2015/10/26(月) 22:15:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000009-khks-l04
<宮城県議選>最終処分場反対で一丸に
河北新報 10月26日(月)10時58分配信

<宮城県議選>最終処分場反対で一丸に
初当選を確実にし、支持者らと万歳をする高橋さん(中央)=25日午後9時15分ごろ、宮城県加美町矢越
 東京電力福島第1原発事故に伴う指定廃棄物の最終処分場建設問題で、宮城県内3候補地のうち加美町を抱える加美選挙区(定数1)では、建設反対を強く訴えた無所属新人の高橋啓さん(61)が初当選を飾った。「皆さんの声を県政に届ける」。同町矢越の事務所で支持者と喜びを分かち合った。


 高橋さんは町が候補地となった昨年1月以降、町総務課長として対応業務に奔走。建設計画の問題点を指摘し、計画を進める国、県と激しく対峙(たいじ)する猪股洋文町長を支えた。

 立候補表明は9月。7月に無投票再選を果たした猪股氏の後援会組織の全面支援を受けた。8月に初当選した早坂利悦色麻町長、本間俊太郎元知事も応援に入り、陣立ては分厚くなっていった。

 「3候補地の白紙撤回」を訴えた高橋さん。「必ず白紙撤回を実現してみせる」と約束した。

 敗れた自民現職の皆川章太郎さん(62)は、加美町南町の事務所で「指定廃棄物の問題が大きかった」と唇をかんだ。4期16年の実績や村井嘉浩知事との「パイプ」を強調し、処分場建設反対も訴えたが、これまでの取り組みに対する有権者の評価は厳しかった。

 過去2回は無投票で今回も当初は無投票とみられていた。出遅れが響き自民系町議の一部も切り崩された。

          ◇         ◇         ◇

 宮城県議選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無投票当選の11人を含む新県議59人が決まった。自民は27人で、前回(2011年)から1減らしたものの、最大勢力を維持する。村井嘉浩知事の県政与党を掲げる公明と合わせて過半数を確保した。共産は議席を倍増させた。

 自民以外の政党別内訳は民主が5人。維新1人、公明4人、共産8人、社民1人が決まった。無所属は13人。

 投票率は40.03%で、過去最低だった前回の41.69%を下回った。

4126チバQ:2015/10/26(月) 22:16:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000012-khks-l04
<宮城県議選>知事に評価とくさび
河北新報 10月26日(月)11時2分配信

 【解説】4年と7カ月を経た東日本大震災からの復興加速策が問われた宮城県議選は、県政与党を名乗る自民、公明が過半数を維持した。「創造的復興」を掲げ、11月に3期目を折り返す村井嘉浩知事が有権者から一定の評価を受けたことを意味する。

 しかし、安全保障関連法成立後初の大型地方選挙となった今回、安保法廃止や村井県政批判を訴えた共産が大躍進した。5議席以上の会派に与えられる議案提出権と代表質問権を獲得。2005年の就任以来、盤石だった村井知事の県政基盤にくさびを打つ結果となった。

 自民は前回11年並みの勢力を確保した。選挙戦終盤には安保法批判に対抗すべく党幹部を続々と投入し、必勝態勢を敷いた。引退したベテラン4人が後継指名した新人の中には苦戦を強いられた候補もいた。

 5期の重鎮が引退した遠田選挙区では後継擁立に失敗。選挙戦略の在り方に大きな課題を残した。

 民主は議席を2減らした。代表クラスが次々応援に入ったが、安保法をめぐる党内意見の不一致もあり、政権批判の受け皿になり切れなかった。定数2が1減される来夏の参院選への影響が懸念される。維新、社民は、共産との野党間競争で完全に後れを取った。

 選挙戦では復興加速化が叫ばれる一方、全国最低水準の子ども医療費助成や学力低下の問題も多数取り上げられた。防潮堤や広域防災拠点の必要性を問い直す声も依然根強く、村井知事の思い描く復興像が必ずしも万能ではないことが浮き彫りになった。

 来年3月には国の集中復興期間が終了し、事業費の地元負担が発生する。広がりつつある復興格差を埋める議論こそ、新しい県議会に求められる。(報道部・浅井哲朗)

4127チバQ:2015/10/26(月) 22:16:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00050040-yom-soci
仙台市選管また開票ミス、昨年からトラブル続き
読売新聞 10月26日(月)12時19分配信

仙台市選管また開票ミス、昨年からトラブル続き
票を数え直す職員ら(26日午前2時9分、仙台市太白区で)=鈴木絵里奈撮影
 25日に投開票された宮城県議選(定数59)で、仙台市選挙管理委員会が県選管に対し、太白選挙区(仙台市太白区)の投票者数を実際より50人少なく報告するミスがあった。

 同市では、昨年12月の衆院選で職員が白票を水増しする事件が起き、今年8月の仙台市議選でも、一度確定した投票率を修正するなどのミスがあった。約1年の間に行われた3度の選挙全てでトラブルやミスが生じる異常事態で、市選管の木村純一事務局長は「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝している。

 太白区選管によると、投票者数と、実際の票数が一致しないことが開票作業中に判明。区内の投票所1か所で職員が「入場券」を数え間違えたため、投票者数が少なく報告されていたことが分かった。開票所で票を数え直すなどの確認作業を行い、県選管は一度発表した県全体の投票者数を26日午前4時14分に訂正。同区の候補者の得票数が確定したのは午前4時25分だった。

4128名無しさん:2015/10/26(月) 22:42:18
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/6005614571.html
自民過半数届かず 共産倍増
任期満了に伴う宮城県議会議員選挙は25日投票が行われ、自民党は27議席にとどまり、無所属の推薦候補2人を加えても過半数に届きませんでした。
一方、共産党は選挙前の4議席を倍増させてこれまでで最も多い8議席を獲得しました。
宮城県議会議員選挙は、59人の定員に86人が立候補し、25日投票が行われました。
開票の結果、自民党は27議席にとどまり無所属の推薦候補2人を加えても過半数に届きませんでした。
一方、共産党は選挙前の4議席を倍増させてこれまでで最も多い8議席を獲得しました。
このほか、民主党が選挙前から2議席減らして5議席、公明党が選挙前と同じ4議席、維新の党は選挙前から1議席減らして1議席、社民党が選挙前から3議席減らして1議席、無所属が13議席でした。
女性は11人が立候補し、7人が当選しました。
投票率は40.03%で、これまでで最も低かった前回・4年前より1.66ポイント低くなり、過去最低を更新しました。
10月26日 03時13分

4129とはずがたり:2015/10/27(火) 16:14:50
>菅義偉官房長官も記者会見で、「社民党、民主党が大幅に議席を減らしたのが非常に印象的だった」と述べた。
民主に来てた左派票の逃げ出しが継続しとるなぁ。。
この辺考えると維新スタンスでは駄目でみんなスタンスの方が良かったんだけど。。

2015.10.27 00:26
宮城県議選で“共産ショック” 過半数逃した自民「共産バカにできなくなってきた」
http://www.sankei.com/politics/news/151027/plt1510270001-n1.html

 25日投開票の宮城県議選での共産党の躍進は国政にも衝撃を与えた。安全保障関連法や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)大筋合意への批判が後押ししたとみられるが、与野党は来夏の参院選に向けて戦略の練り直しを迫られそうだ。

 自民党は過半数に届かず27議席にとどまった。茂木敏充選対委員長は26日、産経新聞の取材に「共産党が与党の議席を食ったというより、野党の中で議席の移動があったというのが実態だろう」と分析。菅義偉官房長官も記者会見で、「社民党、民主党が大幅に議席を減らしたのが非常に印象的だった」と述べた。

 ただ、別の自民党幹部は「共産党をバカにできなくなっている。TPPは『農業は守った』と言っても、ワンフレーズで批判が続けば公約違反と思われる可能性もある」と語り、参院選への影響を警戒する。

 一方、民主党は2議席減の5議席。枝野幸男幹事長は26日、記者団に「発信力のある民主党候補は票をとり過ぎだというくらいの結果を出した」と強弁したが、「非自民の受け皿」の座を共産党に奪われた形となり、焦りもうかがえる。

 民主党は参院選に向け、維新の党などと候補者調整を本格化させる考え。共闘が成功しなければ、衰退が避けられない状況になる。選挙協力の前段として両党は国会での統一会派結成も模索する。

 岡田克也代表ら党執行部は、共産党との選挙協力にも含みを持たせているが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では政策面で違いのある野党間の選挙協力には「望ましいとは思わない」が58・8%に達した。

 勢いに乗る共産党の票に目がくらみ、憲法改正など基本政策の隔たりをないがしろにするようだと、有権者の目には「野合」と映る危険性もはらんでいる。

 民主党は参院選に向け、維新の党などと候補者調整を本格化させる考え。共闘が成功しなければ、衰退が避けられない状況になる。選挙協力の前段として両党は国会での統一会派結成も模索する。

 岡田克也代表ら党執行部は、共産党との選挙協力にも含みを持たせているが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では政策面で違いのある野党間の選挙協力には「望ましいとは思わない」が58・8%に達した。

 勢いに乗る共産党の票に目がくらみ、憲法改正など基本政策の隔たりをないがしろにするようだと、有権者の目には「野合」と映る危険性もはらんでいる。

4130チバQ:2015/10/27(火) 20:05:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_11022.html
<宮城県議選>自民が単独過半数にめど


 宮城県議選の投開票から一夜明けた26日、自民、民主両党は会派構成をめぐる動きを本格化させた。自民は公認の27人に推薦した無所属新人らを加え、単独過半数となる30人以上の確保にめどが立った。公認・推薦計7人の民主は、8人に倍増した共産党に第2会派の座を明け渡さないよう戦略を練る。
 改選前の最大会派「自民党・県民会議」には無所属現職の本木忠一氏(石巻・牡鹿選挙区)、いずれも自民が推薦した無所属新人の守屋守武氏(気仙沼・本吉)、横山隆光氏(白石・刈田)の合流が確実だ。
 県連幹部は25日夜、会派入りを見込める当選者を精査。今後、さらに新人1人を含む無所属3人に働き掛け、改選前の33人に届かせたい考え。中山耕一会長は「30人は固い。さらに拡大できるよう慎重に話を進めたい」と語る。
 民主系会派の「改革みやぎ」は県連が支持した無所属新人の佐々木功悦氏(遠田)、党員らの自主応援を認めた維新の党現職の境恒春氏(気仙沼・本吉)の2人の参加を見込み、無所属新人の高橋啓氏(加美)にも打診する方針。郡和子県連幹事長は「何としても第2会派は守る」と話した。


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月27日火曜日

4131チバQ:2015/10/27(火) 20:06:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_31005.html
<釜石市長選>後援会強固 対抗馬許さず


無投票での3選が決まり、支持者に万歳で祝福される野田氏=25日、釜石市
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 東日本大震災以降、2度目の岩手県釜石市長選は25日、現職の野田武則氏(62)が初当選から連続の無投票で3選された。復興手腕が評価を得た形だが、強固な後援会組織をバックに対立候補を立てにくい状況をつくり出したのも「勝因」の一つだ。隣接する大槌町では8月、再選を目指した前町長が激戦の末に落選。被災地首長選の対照的な結果は、被災規模や復興状況の違いと無縁ではない。
 「選挙で争うより、一丸となって復興を進めるべきだ」。仮設住宅団地の男性自治会長(73)は、前市長時代の2007年から4回連続無投票となった結果をこう受け止める。
 野田氏の後援会は、県議4期、市長3期を務めた父の故武義氏から受け継いだ。自身は市長選で1度も選挙戦の洗礼は受けていないものの、13の支部が張り巡らす結束は強力だ。
 告示直前にあった対立候補擁立の動きは準備不足で具体化しなかった。野田氏を応援した市議は「後援会は高齢化したが、新人には脅威。相当な覚悟で時間をかけて準備しなければ挑めない」と強調する。
 市内では災害公営住宅が次々と着工し、計画1300戸の大半は16年度末までに完成する予定。市民ホールなども建設が進む。橋野鉄鉱山の世界遺産登録なども追い風になり、被災者の間でも「市長交代というエネルギーは表面化しにくかった」との声が聞かれた。
 隣の大槌町は状況が違う。津波で壊滅した中心部で大規模な盛り土工事が続き、街の姿は依然として見えない。町は先週、災害公営住宅の整備完了が一部で18年度までずれ込むとの見通しを示した。
 仮設住宅に入る被災者は約3160人。人口の25%で釜石の11%を大きく上回る。町長選では復興施策への強い不満が町長交代劇に現れた。町議の一人は「釜石とは復興のスピード感が全然違う」と指摘する。

4132チバQ:2015/10/28(水) 21:56:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151028_61017.html
<福島県議選>知事動かず「不文律」踏襲

 任期満了に伴う福島県議選(11月5日告示、15日投開票)で、内堀雅雄知事が一定の距離を保っている。昨年10月の知事選で共産を除く主要各会派の支援を受けて当選したが、かつて仕えた佐藤栄佐久、雄平両知事と同様、国政も含め選挙には関わらない「不文律」を踏襲。宮城県の村井嘉浩知事や岩手県の達増拓也知事らの流儀とは一線を画している。
 「1年前の知事選でオール福島で立候補した。県議選で(特定の候補の)マイクを握る予定はない」。26日の定例会見で、内堀氏は県議選に関与しないスタンスをあらためて強調した。関係者によると、告示前後の集会などにも参加せず、選挙事務所に為書きなどを送ることもしないという。
 昨年の知事選で、県議会(定数58)のうち自民、民主、公明、社民系の52人が、内堀氏を支援する「有志の会」に参加。独自候補の擁立を断念し、直前に相乗りした自民も含め、政策立案や遊説などを全面的に支援した。
 副知事だった内堀氏擁立を主導したと自負する民主県連幹部は「オール福島で戦ったことを考えれば、知事が特定候補を肩入れしないのは自然だ」と受け止めつつ、「知事は自民の力を借りなければ円滑な県政運営ができないと思っているのでは」ともみている。
 一方、自民県連の現職の一人は安全保障関連法に対する批判が根強く残っていることに触れ、「知事が応援に入ってくれたら心強い」としながらも「物理的に全員のマイクを握るのは難しい。特定の政党や候補に肩入れするくらいなら何もしない方がいい」と強調する。
 9月6日投開票の岩手県議選で、達増知事は県政与党候補の応援のためほぼ連日、マイクを握った。今月25日投開票の宮城県議選でも村井知事は告示前、自民を中心に支援に動いた。
 通算5期を務め今期で引退する福島県議は「栄佐久、雄平両氏もマイクを握らなかった。国政選挙も含め、知事が選挙戦に絡まないのが普通だ」と福島の「慣例」を指摘する。
 福島大の中川伸二教授(現代政治論)は「内堀氏は議会との対立姿勢を表に出していない。官僚出身のため『選挙の借りは選挙で返す』という考えにはとらわれていないのではないか」と話す。


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2015年10月28日水曜日

4133チバQ:2015/10/28(水) 21:58:10
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_11021.html
<宮城県議選>安保「1強」揺るがす


安保法批判の逆風の中で7選を果たし支持者に祝福される相沢(右)=26日午前0時30分ごろ、仙台市青葉区
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 宮城県内政党の浮沈を懸けた秋攻防が決着した。25日投開票の宮城県議選で県政与党を名乗る自民、公明両党は過半数を維持しつつ、安全保障関連法に批判的な世論を前に苦戦を強いられた。後退する民主党を尻目に共産党は躍進した。東日本大震災からの復興という県政課題に、政党対決が複雑に絡んだ戦いの軌跡をたどる。

◎決着秋攻防(上)誤算と逆風

 「力不足に尽きる。申し訳ありません」。仙台市泉区の事務所で26日未明、泉選挙区(定数5)で4選を断たれた自民現職外崎浩子(55)がうなだれた。

<支持率が急落>
 泉は自民系の重鎮2人が引退。県連は春先、外崎に加え30代の新人2人の追加公認を党本部に申請した。
 「3人は多くないか」。外崎の不安をよそに、安倍政権の支持率安定を背景に強気な県連内には「4人までいける」との見方すらあった。
 7月半ば、安保法案の衆院強行採決で内閣支持率は30%台に急落する。8月の仙台市議選で自民は議席は増やしたものの、前線で戦った陣営は「逆風が吹いた」と口をそろえた。
 約1カ月後、無所属新人の元民主党衆院議員鎌田さゆり(50)が参戦。外崎は反安保の風に乗る共産の攻勢を受け、鎌田には女性票や保守票を浸食された。得票は自民新人の2人に届かず、次点に終わった。
 公認を絞り込んでいたらどうだったか。「ライバルの伸びは予想以上。『たられば』は言いたくない」。外崎は潔く敗戦を認めた。

<保守層に絞る>
 自民現職の相沢光哉(76)は青葉(7)で最後の議席に滑り込み、7選を決めた。保守本流を自認する長老は自民への「嫌な風」(県連幹部)が吹く中、訴えの多くを安保法への理解に割く戦術を続けた。
 読みはこうだ。「安保法に違和感を覚える自民支持層は棄権はしても、野党には回らない。投票所に向かわせることが最大のポイントだ」。街頭で批判を浴びても意に介さず、保守層を固め切ることに集中した。
 「自民の中では最も極端な戦い方をしただろう」と相沢。「党全体としては厳しい結果となった」と慎重に総括した。
 保守系同士の争いに現職が吹き飛ぶ誤算もあった。
 現職、新人2人ずつの計4人が争った多賀城・七ケ浜(2)。3選に失敗した自民現職寺沢正志(65)は25日夜、「不徳の致すところ」と敗戦の弁を語った。
 選挙区には有力経済人が支援する無所属新人の深谷晃祐(35)が立候補した。告示前、知事村井嘉浩が複数回にわたり応援。陣営内に衝撃が広がった。
 現職として支持離れを食い止められなかった「不徳」。寺沢はトップ当選した深谷に4000票余の差をつけられた。
 自民は今回、34人を公認し、当選は前回より1人少ない27人だった。「現職が4人も落選した。重く受け止めなければならない」。県連幹事長の石川光次郎(48)は厳しい表情で話す。
 公明は4人全員が当選し勢力を維持した。が、議席を4から8へと倍増させた共産に関係者の心中は穏やかでない。
 25日夜、青葉で初当選した新人遠藤伸幸(38)の陣営で、歓喜に沸く支持者をよそに最大の支持団体、創価学会の関係者はつぶやいた。「共産がこれほど強いとは。これからの県政はどうなってしまうのか」(敬称略)


関連ページ:宮城政治・行政宮城県議選
2015年10月27日火曜日

4134チバQ:2015/10/28(水) 21:58:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151028_11027.html
<宮城県議選>反自民の受け皿 失敗


支持者に落選を報告する石田(右)=25日午後11時55分ごろ、仙台市青葉区
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 「残票を考えると厳しい結果になる」
 宮城県議選投開票日の25日深夜。青葉選挙区(定数7)の民主新人石田一也(47)は仙台市青葉区の事務所で、当落判明を前に早々と支持者ら40人に頭を下げた。最後の議席に滑り込んだ自民現職に1000票以上引き離される完敗だった。

◎決着秋攻防(下)慢心と窮地

<知名度が不足>
 県連は2007年以来となる青葉での2議席獲得を目指し、初陣の石田に県選出国会議員や仙台市議を張り付かせた。告示後、党本部の情勢調査で当選圏外にいることが判明。知名度が決定的に不足していた。
 「街頭に出て国会議員が人を集め、隣に石田を立たせて名前を売り込め」。石田の義兄に当たる県連代表の安住淳(53)が授けた作戦は、民主のお家芸とされる「空中戦」だった。
 中盤戦の21日午後。党幹事長の枝野幸男(51)が選挙カーに乗り込み、石田の名前を連呼した。24日には党代表代行の長妻昭(55)が2カ所で街頭に立った。他陣営が「国政選挙のようだ」と目を見張る分厚い支援だった。
 石田の落選について、安住は27日の県連常任幹事会で「取りこぼした。戦略次第では、勝てたかもしれない」と自らの非を認めた。
 民主は泉(5)でも推薦候補を含む2議席を狙ったが、4選を懸けた現職菅原実(66)が苦杯をなめた。
 「あなたが危機感を持たないと駄目だ」。菅原が告示2週間前の10月上旬に開いた総決起大会のあいさつで、県連副代表の参院議員桜井充(59)=宮城選挙区=がすごんだ。
 菅原は過去3回の選挙を公認1人で戦っている。事情が異なる今回、それでも党の看板と支持労組に頼る菅原の姿勢は慢心に映り、桜井をいら立たせた。

<共産と対照的>
 安全保障関連法に批判的な世論の風に乗り、議席を4から8に倍増させた共産とは対照的に、民主は世論の受け皿になり得ず公認9人のうち4人が落選した。
 来夏の参院選が改選期となる桜井は「党内の半分が与党ぼけしている。いまだに『政権を取れれば…』などと言っている」と危機感を募らせる。
 「男性も女性も、若者も共産を身近に感じてくれている」。25日深夜、青葉で3選を決めた共産現職の遠藤いく子(66)は県内最大の選挙区でトップ当選した喜びに浸った。
 同じ頃、大崎(4)の社民新人菅原厚(58)の事務所は静まり返っていた。共産同様、安保法反対を訴えたが、最下位に沈んだ。
 「すみません」。支持者に頭を下げて歩く菅原を見ながら、5期限りで地盤を譲った県連代表岩渕義教(66)がつぶやいた。
 「敗因は党の基礎体力の低下に尽きる。党と生活者の接点が少なくなってきている。先輩の財産を食いつぶしてしまった。私が出ても同じだった」(敬称略)


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2015年10月28日水曜日

4135名無しさん:2015/10/28(水) 22:01:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000006-khks-pol
<宮城県議選>自民に逆風 共産追い風
河北新報 10月27日(火)10時57分配信

 25日投開票が行われた宮城県議選(定数59)は、8月の仙台市議選に続き自民党に逆風が吹いた。第1党の座は保ったが、立候補者1人当たりの平均得票数は1000票以上減らした。来夏に迫った参院選に向け、安全関連保障法成立の影響を懸念する声が広がる。対する野党は、共産党が躍進する陰で民主党は議席が減少。野党共闘の行方を左右しそうだ。

<罵声も浴びる>

 「逆風を肌で感じた」

 仙台市泉区市名坂の事務所で26日未明、泉選挙区で初当選した自民新人は疲れ切った表情を見せ、「数人に一人の割合で『自民支持を辞める』と言われた。『恥を知れ』と罵声も浴びた」と話した。

 今回、公認34人を擁立した自民は無投票を含め27人が当選し、4年前より議席を1減らした。最大勢力を維持できたが、支持の陰りも浮き彫りとなった。

 無投票を除く自民公認26人の1人当たりの平均得票数は8459。前回は9469で、その差は1000票以上に上る。公明党も議席は4で変わらないが、1人当たりの得票数は1万1397から約630少ない1万762に減った。

 投票日前日の24日、仙台市で遊説した谷垣禎一幹事長は「日本が今後も平和国家として歩む事実は変わらない」と安保法批判への反論を繰り返し、逆風を押さえ込もうと必死だった。

 「共産がここまで伸ばすとは正直分からなかった。想定外」。共産候補に100票近くまで詰め寄られた自民現職の県連幹部は世論の底流の変化を警戒する。

<「市議選以上」>

 「新しい政治の扉をたたくことができた」

 26日正午、当選した共産公認の8人が仙台市中心部で街頭演説会を開き、安倍政権打倒を強調した。

 共産は議席が4から8に倍増。1人当たりの得票数は8601に達し、前回から約1700伸ばした。中島康博県委員長は「仙台市議選を越える反応の良さだった。国民連合政府への期待の表れだ」と言い切る。

 共産は来夏の参院選で安保法廃止の1点で野党が結集、共闘する戦略を描く。

4136名無しさん:2015/10/28(水) 22:02:18
>>4135

 改選数2で争われた13年参院選宮城選挙区。野党候補の4人を合わせた総得票数は52万に達し、自民候補の42万票を上回った。定数減で1人区となる来夏は野党共闘が勝利の鍵を握る。中島委員長は「もはや民主も私たちの力を無視できないだろう」と県議選の結果に自信を深める。

<共闘に不安も>

 民主は世論の風に大きく帆を張れず、獲得議席を前回の7から5に減らした。

 県連幹部は「安保法は党内に意見の相違があり、共産ほど分かりやすく訴えられなかった」と反省した。参院選に向けては「安倍政権打倒を旗印に野党は共闘するべきだ」と強調する。

 共産躍進は野党共闘の行方にどう影響するか。「共産と一緒にやりすぎると元からの支持者が引く」。仙台市内の民主現職は共産主導の共闘に不安を漏らす。

4137チバQ:2015/10/29(木) 22:19:00
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151029_61007.html
<浪江町長選>進まぬ復興 住民いら立ち


新人が開いた集会。町民から町の将来を危惧する声が相次いだ=25日、福島市
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◎前回無投票…一転、現新三つどもえ濃厚

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の町長選(11月5日告示、15日投開票)は告示まで29日で1週間になる。いずれも無所属で、3選を目指す現職の馬場有氏(66)、新人で元副町長の渡辺文星氏(65)と元町議会議長の小黒敬三氏(59)が立候補を予定する。前回の無投票から現新3人の対決が濃厚になった背景には、復興が実感できないことに対する町民のいら立ちが見え隠れする。

 「浪江は他の避難市町村に比べ復興が遅れている。一時帰宅するたび、帰りたいという気持ちが薄れてしまう」。25日に福島市であった新人の集会で、市内の借り上げ住宅に避難する高齢男性が声を張り上げた。

 <17年の帰還困難>
 町は全域が避難区域に指定され、2017年3月ごろの帰還を目指している。しかし除染やインフラ復旧が遅れ、町の担当職員の間でも「目標時期の避難指示解除は難しいのでは」との見方が広まっている。
 11年の前回選挙は一時、馬場氏のほかに候補者擁立の動きがあった。しかし、原発事故直後の混乱期に選挙戦は好ましくないとの理由で出馬には至らず、無投票となった。
 元副町長と元町議会議長という有力な対抗馬の立候補について、ある陣営幹部は「単に現職批判が強まっているだけでなく、町民が抱える悩みが多様化していることの裏返しではないか」と分析する。立候補予定者の主張と最優先課題はそれぞれ異なる。

 <主張、3者3様>
 馬場氏は「課題が山積する中、途中で投げ出すわけにはいかない」と町政の継続に強い意欲を示し、帰還に向けた町中心部の整備や医療機関の設置を訴える。
 渡辺氏は「現場主義を徹底し、スピード感を持って復興を進める」と強調。避難区域に対する賠償を一律とし、不公平感の解消を前面に押し出す。
 小黒氏は「避難の長期化に伴う町民間の分断を食い止める」とし、町の出張所の増設や町外コミュニティーの整備を力説する。
 東日本大震災発生から4年8カ月を経て、町民は原発事故後初めて町長選で1票を投じる。福島市に避難する無職桑原正敏さん(72)は「いつまでも町の復興を待っていられない。国と太いパイプを築き、町政を前進させることができる候補を選びたい」と話す。


関連ページ:福島政治・行政
2015年10月29日木曜日

4138とはずがたり:2015/10/30(金) 12:32:35

2015.10.26 08:00
【宮城県議選】
共産が8議席に倍増し第2会派に 自民27議席 民主はわずか5議席 
http://www.sankei.com/politics/news/151026/plt1510260010-n1.html

 任期満了に伴う宮城県議選(定数59)が25日、投開票された。東日本大震災からの復興加速や、少子高齢化が進む中での地域振興策が主な争点。安全保障関連法の成立後初の都道府県議選で、共産党は8議席を獲得し、改選前の4議席から倍増させた。

 仙台市の太白選挙区で、投票者数と実際の票数を確認し直すトラブルがあり、一部開票作業が続いた。

 県選挙管理委員会によると、投票率は40・03%で、前回より1・66ポイント下がり過去最低。無投票当選も含め、会派別議席は自民27、共産8、民主5、公明4、維新1、無所属13だった。

 選挙戦は23選挙区に86人が立候補。自民の稲田朋美政調会長や民主の岡田克也代表ら与野党幹部が応援のため宮城入りした。与党側が安倍政権の経済政策や復興事業の成果を強調したのに対し、野党側は安保関連法や環太平洋連携協定(TPP)への批判を強め、支持拡大を図った。

 宮城県議選は震災があった2011年から統一地方選と別日程で行われている。

4139チバQ:2015/10/30(金) 19:48:28
1.2の記事見つからず
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151029ddlk07010018000c.html
<2015県議選>情勢分析/3 /福島

10月29日 12:23毎日新聞

 【会津若松市(定数4-6)】

宮下雅志 60 民現(2)

水野さち子 53 維現(1)

大竹俊哉 46 自新

佐藤義憲 40 自新

渡部優生 54 民新

古川芳憲 64 共新

 ◆会津若松

 ◇2氏引退、世代交代に

 自民、民主ともに現職が各1人引退し、世代交代の選挙区となる。自民は前回選でトップ当選だった前県議会議長が辞職し、現職が不在の状態。元衆院議員の秘書と元会津若松市議の新人計2人を公認し、8年ぶりの2議席獲得を目指す。民主は6期務めた現職が引退を決めた。3選を狙う現職と会社員の新人で議席数の維持を狙う。前回みんなの党から出馬した水野氏は、今回維新の公認候補として再選を目指す。ただ、維新は大阪系国会議員を除籍にするなどもめており、このまま維新公認として出馬するかどうかは流動的だ。共産は元教諭の新人が票の掘り起こしに努める。

 【喜多方市・耶麻郡(定数3-3)】

小桧山善継68 自現(6)

遠藤忠一 67 自現(5)

瓜生信一郎66 民現(7)

 ◆喜多方

 ◇現職以外に動きなく

 前回選に続き、今回も自民、民主のベテラン勢以外に出馬の動きはなく、無投票の見通し。

 【南会津郡(定数1-1)】

星公正 62 無現(1)

 立候補予定者は、前回選で民主現職を破った無所属現職のみ。無投票になりそう。

 【河沼郡(定数1-1)】

小林昭一 63 自現(1)

 立候補を表明しているのは自民現職のみで、無投票の公算が大きい。

 【大沼郡(定数1-1)】

杉山純一 58 自現(3)

 立候補予定者は自民党県連幹事長の現職のみ。3期連続の無投票となる可能性がある。

 【相馬市・新地町(定数1-2)】

斎藤勝利 71 自現(4)

新妻香織 55 無新

 ◆相馬

 ◇自民現職に新人挑む

 前回は無投票だったが、今回は県議会議長の自民現職に、相馬市議の無所属新人が挑む。=つづく

4140チバQ:2015/10/30(金) 19:48:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151030ddlk07010308000c.html
<2015県議選>情勢分析/4止 /福島

11:28毎日新聞

 【いわき市(定数10-16)】

青木稔 69 自現(7)

阿部広 68 自現(2)

木田孝司 54 自現(1)

鈴木智 42 自現(1)

矢吹貢一 60 自現(1)

古市三久 67 民現(2)

宮川絵美子 69 共現(2)

安部泰男 58 公現(1)

西丸武進 71 無現(5)

佐藤健一 66 無元(2)

鳥居作弥 41 民新

吉田英策 56 共新

鈴木利之 65 社新

坂本竜太郎 35 無新

佐藤和良 61 無新

山崎和子 38 無新

 ◆いわき

 ◇16人出馬で大激戦に

 現職9人、元職1人、新人6人による大激戦区となり、しのぎを削る戦いを迫られる。

 自民は現職5人が議席の保持を目指す。民主は3選を狙う現職と、前回選も立候補した新人の計2人を擁立し、8年ぶりの2議席獲得を狙う。共産は現職1人が病気で10月に立候補を断念。代わりに昨年の県議補選に立候補した新人を擁立し、3選を目指す現職とともに2議席の保持を目指す。公明は前回トップ当選だった現職が組織固めを進める。維新は地方組織が無所属の山崎氏を支援する方針だ。社民は党県連幹事長の新人1人を公認し、勢力拡大を狙う。

 無所属では、会派「民主・県民連合」に所属する現職の西丸氏と、前回選で民主公認で出馬した元職の佐藤氏が現職に挑むほか、元自民党いわき総支部青年部長の坂本氏と福島原発告訴団の副団長を務める佐藤氏の両新人が初当選を目指す。

 【白河市・西白河郡(定数3-4)】

満山喜一 64 自現(3)

渡辺義信 52 自現(3)

三村博昭 73 民現(3)

金山屯 75 無新

 ◆白河

 ◇現職3人に新人挑む

 自民の現職2人と民主の現職1人が立候補を表明している。これに加え、無所属で新人の金山氏が立候補する意向を固め準備を進めており、選挙戦になる可能性がある。

 【南相馬市・飯舘村(定数2-2】

太田光秋 47 自現(4)

高野光二 63 無現(1)

 ◆南相馬・飯舘

 ◇2現職以外動きなく

 原発事故による避難指示区域を抱える選挙区。立候補予定者は自民の現職と、民主の推薦を受けた無所属の現職のみ。前回は3人による選挙戦だったが、今回は無投票となる見通し。

 【東白川郡(定数1-2)】

宮川政夫56 自新

立原龍一63 民現(2)

 ◆東白川

 ◇8年ぶりの選挙戦へ

 8年ぶりの選挙戦となる見通し。自民は2012年の棚倉町長選で小差で敗れた元棚倉町議を擁立。民主は元棚倉町議の現職が3選を目指す。=おわり

4141チバQ:2015/11/01(日) 10:48:04
http://mainichi.jp/shimen/news/20151101ddm041010111000c.html
選挙:福島県議選 維新混乱、波及 2新人、公認めどなく
毎日新聞 2015年11月01日 東京朝刊

 維新の党の分裂が、5日に告示される福島県議選(15日投開票)に影響を与えている。党本部の混乱で党県総支部が擁立する現職1人、新人3人の計4人のうち新人2人の公認申請ができないままだ。公認された現職も党の行く末が分からない中でポスターから「維新」の文字を外すなど県民にとって分かりづらい選挙になりそうだ。

 現職の水野さち子氏(53)は前回の県議選で党県総支部代表の小熊慎司衆院議員(福島4区)の支援を受けて当選したが、党の混乱を嫌った中間派の小熊氏が22日に離党届を提出。水野氏も「このまま党公認で立候補するか分からない」と、自らのポスターに「維新」の文字を入れないことを決めた。

 いまだ公認を受けられていない新人2人について、党県総支部は「分裂状態で党本部が機能せず、公認が告示に間に合わない」としており、無所属での立候補となりそうだ。

 東日本大震災から2回目となる県議選では、原発事故避難者の帰還準備が本格化する中で、帰還後のまちづくりなどが争点となる。立候補予定者らは「党執行部も大阪系の議員も被災地をまったく見ていない」と批判の声を上げている。【土江洋範、小林洋子】

4142チバQ:2015/11/03(火) 15:27:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20151103ddlk07010156000c.html
水野さち子県議:維新離党方針 県議選は無所属で /福島
毎日新聞 2015年11月03日 地方版

 県議選(5日告示、15日投開票)に維新公認での立候補を表明していた現職の水野さち子氏(会津若松市選挙区)が党本部に離党届を出す方針を固めたことが2日、分かった。毎日新聞の取材に水野氏が明らかにした。県議選には無所属で立候補する考え。これで維新公認で立候補するのは福島市選挙区の新人1人の見込みとなった。

 水野氏が前回選で支援を受けた小熊慎司衆院議員(福島4区)が党の混乱を嫌い先月22日に離党届を提出。水野氏は3日にも離党届を出す方針で、「これまで小熊党の一員との気持ちで活動してきた。福島の復興を進めるため小熊氏と行動を共にしたい」と話した。【小林洋子】

4143チバQ:2015/11/03(火) 16:58:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151103_13051.html
自民、勢力維持へ 民主第2会派死守に全力


会派間で次の任期への手続きを確認した合同会議=2日、県議会
拡大写真
 宮城県議会(定数59)は2日、新たな会派構成の骨格が固まった。自民党が県議選(10月25日投開票)で議席を得た公認・推薦らの30人から上積みし、改選前とほぼ同等の勢力維持に見通しが立った。一方、公認の議席数で共産党に後れを取った民主党は第2会派の死守に向け、非自民系議員の取り込みに全力を挙げる。
 改選前は33人で最大会派の自民党・県民会議は32人でほぼ確定した。2日の会派総会で、改選前は1人会派だった現職斎藤正美氏(石巻・牡鹿)と新人深谷晃祐氏(多賀城・七ケ浜)の会派入りを了承した。
 公明党県議団(4人)と21世紀クラブ(1人)の両会派と連携し、6常任委員会で委員長ポストと過半数を占める算段だ。会派総会では中山耕一会長(58)=黒川、4期=の後任に中島源陽氏(53)=大崎、4期=を選出した。
 改選前は8人だった民主系の改革みやぎは公認・推薦の当選が前回の8人から7人に後退したが、会派では10人を最終目標に調整が大詰めを迎えた。
 2日あった会派の意見交換会には県連が支持した無所属新人佐々木功悦氏(遠田)、応援した維新の党現職境恒春氏(気仙沼・本吉)、無所属新人高橋啓氏(加美)の3人も出席した。
 6日の意見交換会で藤原範典会長(68)=太白、6期=の続投を決めるとともに、3人が合流するかどうか正式に態度表明する。
 改選前の4人から8人に増えた共産党県議団は引退する横田有史団長(71)=太白、5期=の後任に遠藤いく子氏(66)=青葉、3期=を充てる方向で最終調整。6常任委員会全てに所属議員を配置する第3勢力となる公算が大きい。
 社民党県議団は4人から2人、無所属の会は3人から2人に勢力を減らすと見込まれる。
 会派結成届の提出締め切りは、新議員の任期が始まる13日。11月定例会は27日に開会する。


関連ページ:宮城社会
2015年11月03日火曜日

4144チバQ:2015/11/03(火) 16:59:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151103_31008.html
達増県政安定化?参院選まで冷戦状態

 達増拓也岩手県知事が無投票3選されて初の論戦となった県議会9月定例会が2日、閉会した。焦点だった2014年度一般会計決算は、3年連続不認定から一転して全会一致で認定された。県政基盤がやや持ち直し、3期目最初のハードルは突破したが、自民党などは引き続き達増政治を論点に攻勢を強める構えだ。来年度予算案審議、来夏の参院選と関門は続く。

 「問題がなかったと言えないが、不認定とするほどのレベルではなかったということだ」
 本会議終了後、記者会見した自民党県連の嵯峨壱朗総務会長は、認定と判断した理由を説明した。
 自民クラブは昨年度の決算審議で、緊急雇用創出事業をめぐる県の対応の不備を次々と指摘した。今回は攻撃材料が少なく、付帯意見を付けることで反達増の姿勢を示した格好だ。
 自民と歩調を合わせる無所属系いわて県民クラブの飯沢匡代表は「決算認定だけで(達増氏の)基盤安定はあり得ない」と断言する。「過去3年のような問題がなかっただけ。来年度予算案の編成は注視する」とけん制する。
 9月の県議選後、民主、生活両党系が合流して最大会派・改革岩手を結成。無所属会派と合わせ、親達増派は過半数に達した。
 自民クラブが最大会派で、少数与党だった改選前と比べ県政基盤は回復したが、改革岩手の高橋元・代表は「簡単に安定したとは言い切れない。是々非々の会派もある。来年度予算案の審議は大きな関門だ」と分析する。
 来夏は参院選が控える。達増知事は県議選後「野党5党と特別な関係ができた」「一つの政党に県民的な期待が集まるのなら、そこと連携する可能性はある」などと発言し、随所に「反自民」をにじませる。
 国政、県政の重要日程の到来とともに、達増政治をめぐる攻防は再び熱を帯びそうだ。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年11月03日火曜日

4145チバQ:2015/11/05(木) 22:32:01
http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000m040056000c.html
福島統一選:大熊町長、笑顔なき3選…「復興へ全力」
毎日新聞 2015年11月05日 20時13分(最終更新 11月05日 20時22分)
 福島県で5日、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く大熊、浪江両町長選と県議選、4町村議選が告示された。居住地域の大半が帰還困難区域に指定された大熊町は、比較的放射線量の低い地域に「復興拠点」として新しい町をつくり、高齢者ら3000人程度が暮らす構想を打ち出す。復興施策の是非を問うはずの町長選だが、現職以外に立候補の届け出はなく、無投票当選となった。その現職も「本当は引退して若い人に譲りたかった」と本音を漏らす。
 「粉骨砕身、復興のため全力を傾注する」。3選を果たした現職の渡辺利綱氏(68)は午後5時すぎ、町から西に約100キロ離れた同県会津若松市の事務所で支持者を前に決意を語ったが、笑顔はほとんどなかった。同市には町の仮設庁舎があり、仮設住宅などに約1500人が暮らす。町民約1万人の4分の1は関東地方を中心に県外で避難生活を送る。帰還のめどが立たない帰還困難区域は町面積の62%、居住地域に限ると96%を占め、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設予定地も広がる。
 それでも高齢者を中心に「戻りたい」との声は根強く、町は今年3月、居住制限区域に「小さい町」を造成する計画を公表した。約40ヘクタールの農地に原発の廃炉作業の事務所や町民用の災害公営住宅を建設。3年後には廃炉作業の従事者2000人、帰還する高齢者ら1000人に暮らしてもらう想定だ。
 町は介護施設の新設も検討したが「働く人が集まらないだろう」と見送った。小中学校の再開も「放射線の影響を懸念して子連れで帰還する保護者は少ない」と計画に盛り込まれていない。町幹部は「帰還するのは1人でも生活できる高齢者になるだろう」と話す。
 渡辺氏は昨秋ごろから「腰痛で動くのもつらい」と引退の意向を周りに伝えた。だが、後継を打診された町議らは「課題が大きすぎる。自信がない」と拒否し、逆に引退を翻意するよう説得した。渡辺氏は出馬表明の記者会見で「思うようにはいきませんな」とこぼした。
 会津若松市内の仮設住宅に住む60代男性は「帰りたい人が帰れるような計画は必要。だけど、子どももいない高齢者の町なんて本当に成り立つのか」と不安そうに話した。
 県議選(定数58)には全19選挙区に79人が届け出た。福島第1原発が立地する双葉、大熊両町を含む双葉郡選挙区など8選挙区の14議席は無投票当選となった。浪江町長選は現職と新人2人が立候補。大熊町、広野町、川内村、葛尾(かつらお)村の計4町村議選も告示され、葛尾村議選は無投票となった。投開票日はいずれも15日。【喜浦遊、小林洋子】

4146チバQ:2015/11/08(日) 16:49:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151107_11050.html
<宮城県議会>改革みやぎ、新会派結成へ

◎非自民・非共産結集狙う

 宮城県議会の民主党系会派「改革みやぎ」は6日、会派総会を開き、非自民・非共産の枠組みで新会派を結成することを決めた。引き続き政党色を排した名称とし、無所属議員や社民党議員の取り込みを狙う。藤原範典会長は「改選前からのメンバーも新しいメンバーも同じ立場で、ゼロから会派をつくる」と話した。

 10月25日投開票の県議選後に会派入りを呼び掛けた無所属議員の間に民主色が強いことへ警戒感があったことから、新会派として新メンバーを迎え入れる。
 会派総会後、合流を呼び掛けている無所属新人佐々木功悦氏(遠田選挙区)、維新の党現職境恒春氏(気仙沼・本吉)、無所属新人高橋啓氏(加美)の3人を交えて意見交換をした。
 改選前は8人だった改革みやぎは、公認・推薦の当選が前回の8人から7人に後退。共産党は公認8人が議席を得たため、第2会派維持に向け3人を加えた10人を目指す。
 佐々木氏は「知事に対し是々非々で向き合う会派方針に共感できる」、境氏は「(非自民、非共産で)方向性は一致している」と前向きな姿勢を示した。高橋氏は「まだ白紙状態」と述べるにとどめた。
 次回10日の意見交換会で会派名と構成を決定する。
 藤原会長は「原発など意見が異なる政策課題には会派の拘束を外して対応する。党派を超えた多士済々のメンバーが集まることができる」と期待した。
 第3会派となる見通しの共産党県議団は6日、団長に遠藤いく子氏(66)=青葉、3期=を選出。幹事長は三浦一敏氏(65)=石巻・牡鹿、2期=、政調会長には天下みゆき氏(59)=塩釜、2期=を充てた。


関連ページ:宮城政治・行政
2015年11月07日土曜日

4147チバQ:2015/11/09(月) 20:34:54
http://www.asahi.com/articles/ASHC96470HC9UTIL04S.html
浪江町長選候補者、渋谷で演説 原発事故で町民3割県外
川原千夏子2015年11月9日19時33分

スクランブル交差点の一角で、演説を終え頭を下げる福島県・浪江町長選の候補者=9日午後2時43分、東京・渋谷、関田航撮影(候補者のたすきなどにぼかしをいれています)

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 5日告示された福島県浪江町長選の候補者の1人が9日、東京・渋谷駅前で街頭演説した。町は原発事故で全住民が避難し、3割は45都道府県に散らばる。「事故は放射能をまき散らしただけでなく、民主主義の基本の選挙まで壊した」と訴えた。

 避難先の福島県二本松市をこの日早朝たち、選挙カーでやってきた。人気アイドルの歌が大音量で流れるなか、約40分間マイクを握った。集まった町民は20人ほど。さいたま市に避難してきた80代の両親の代わりに来た、町出身のパート女性(49)は「町をどうするのか聞けてうれしいが、誰も立ち止まらないのが悲しい」と話した。

 15日投開票の町長選には、元町議長の小黒敬三氏(59)、元町副町長の渡辺文星氏(65)の新顔2人と3選を目指す現職の馬場有氏(66)=いずれも無所属=が立候補している。残る2人も県外で選挙活動をする予定。県外の有権者は投票用紙を郵送で取り寄せ、避難先の市区町村選管で投票する。(川原千夏子)

4148チバQ:2015/11/09(月) 20:47:49
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20151108-OYT1T50044.html
民主党、福島県議選に全力…党幹部を相次ぎ投入
2015年11月08日 21時04分
 民主党が福島県議選(15日投開票)に党幹部を相次いで投入するなど、全力を傾けている。


 同じ東北地方の岩手、宮城両県議選では議席を伸ばせず、執行部批判を招いたからだ。

 「福島県議選は参院選への前哨戦だ。民主党が政権批判票の受け皿になっていかないといけない」

 民主党の玄葉光一郎選挙対策委員長(衆院福島3区)は7日、候補者の応援のため駆けつけた同県矢吹町で記者団にそう強調した。

 民主党は県議選の候補者を前回の23人から16人に絞り込み、全員当選を目指している。民主党政権で外相を務め、義父に元福島県知事を持つ玄葉氏は、投開票日まで県内で街頭演説などを繰り返す予定だ。岡田代表や枝野幹事長も選挙期間中に福島入りする予定だ。

4149チバQ:2015/11/10(火) 22:20:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000024-khks-l06
<米沢市長選>財政暗雲どう解消
河北新報 11月9日(月)10時27分配信

<米沢市長選>財政暗雲どう解消
2000年に分譲を始めた米沢オフィス・アルカディア。利用率は5割にとどまる
 任期満了に伴う山形県米沢市長選(15日告示、22日投開票)は告示まで1週間となった。4選を目指す現職と新人による一騎打ちの公算が大きい。市財政の立て直しを迫られる山形県南の中心市の課題を探った。(米沢支局・芳賀紀行)

 米沢市の実質単年度収支は2012年度から3年連続で赤字が続く。策定を急ぐ16年度から5カ年の財政健全化計画案では、各種事業の見直しが示され、市民に暗い影を落とす。

 市西部の小野川町にある老人福祉センター寿山荘は16年度末での廃止方針が決まった。温泉付きで年間約1万人が利用する高齢者の憩いの場は、築後約50年で老朽化が進んで経費がかさみ、改修では維持が困難とみなされた。

 市老人クラブ連合会の須貝光雄会長(83)は「何とか慣れ親しんだ施設を存続させてほしい。高齢者が楽しく長生きする施策は削らないで」と切望する。

 市財政は税収減少と除排雪費の増加で、11年度末に29億6000万円あった財政調整基金と公共施設等整備基金の残高は14年度末に12億7000万円にまで減った。対策を講じないと17年度末に基金は底をつくと予測される。

 健全化計画案では、税徴収率向上による歳入確保と人件費削減の歳出抑制などで、累積効果額を約51億円と試算し、20年度末の基金残高は約24億円を見込む。雪捨て場の開設時期短縮などによる除排雪費の圧縮のほか、下水道使用料の引き上げも盛り込んだ。

 市議会は今月2日「施策への市民理解が必要」として意見交換の仕組みづくりと、除排雪費の平準化を図る基金創設などを求める提言を出した。市は議会や市民の意見を踏まえ、下旬までに計画をまとめる。

 東北有数の工業都市、観光地の活力も停滞気味で閉塞(へいそく)感が漂う。

 リーマン・ショック前の08年度の工業製造品出荷額は8370億円で東北3位だったが、13年度は5224億円で6位。企業誘致も苦戦し、工業団地の一つで区画面積約26ヘクタールの米沢オフィス・アルカディアの利用率は5割にとどまる。

 個人・法人市民税収入も伸び悩む。約55億円を計上した08年に対し、09〜13年度の平均減少率は約25%で41億円前後で推移する。他の県内12市の平均減少率9.2%と比べても落ち込みは大きい。

 観光客数も東日本大震災前の320万人から260万人台に減った。

 中心市街地活性化の起爆剤に期待される新文化複合施設の完成の遅れも懸案だ。建設現場地下で見つかったコンクリート残存物の撤去や大雪などによる工事の遅れで、開館は1年延び、来年7月となった。

 現在約8万5000の人口は15年後に1万が減ると見られる一方、東北中央自動車道開通に伴う道の駅建設、市立病院建て替えなど大型事業が控える。

 行財政改革や地方創生に関して協議する市行政経営市民会議副委員長の柴田正孝米沢商工会議所専務理事は「人口減少が進む今後のまちづくりには近隣自治体との連携、中長期的展望が求められる」と強調する。

4150チバQ:2015/11/10(火) 22:21:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151108-00000144-yamagata-l06
米沢市長選、現新の一騎打ちか 告示まで1週間
山形新聞 11月8日(日)9時10分配信

 任期満了に伴う米沢市長選は15日の告示(22日投開票)まで1週間に迫った。現段階で立候補を予定しているのは、現職で4選を目指す安部三十郎氏(62)=川井=と、新人で元県議の中川勝氏(65)=本町3丁目=の2人。ほかに出馬の動きはなく、一騎打ちとなる可能性が高い。

 安部氏は市議会3月定例会で出馬を表明した。政党の支持は受けず、後援組織「夢のある米沢をみんなでつくる会」を軸に草の根活動を展開。6月から続けているつじ立ちや地区ごとの市政報告会で、3期12年の実績をアピールする。告示後の20日に決起集会を開く予定。

 昨年11月に出馬表明した中川氏は8月に自民党米沢市支部、先月に同県連の推薦を得た。鈴木憲和衆院議員を選対本部長に態勢を固め、市民有志の勝手連も活動。支援市議らとともに企業回りやつじ立ちを行い、市政刷新を訴える。2日に開いた決起集会では約1200人を集めた。

 9月2日現在の有権者数は6万9032人(男3万3097人、女3万5935人)。

立候補予定者(敬称略)
安部三十郎 62 市長 無現
中川勝 65 元県議 無新

山形新聞社

4151チバQ:2015/11/11(水) 07:20:04
http://www.sankei.com/politics/news/151110/plt1511100060-n1.html
2015.11.10 22:25
【福島ミニ統一選】
被災自治体、描けぬ街の未来像 論戦は低調、住民にあきらめ

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浪江町民が入居する災害公営住宅に向かって政策を訴える町長選の候補者。演説に耳を傾ける人はほとんどおらず住民の反応は薄かった=10日午前、福島市(野田佑介撮影)
 福島県内で県議選(定数58)や町長選など8選挙が15日、投開票される。「ミニ統一選」の様相も論戦は低調だ。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から11日で4年8カ月を迎える中、いまだに有権者である住民の避難が続き、町の未来像が明確に描けないからだ。自治体が示した復興計画と現実とが乖離(かいり)し、住民のもどかしい思いは消えない。(野田佑介)

渋谷駅前で演説

 「支持者や知人づてに住所を教えてもらい、チラシを送っているが半分は戻ってくる。支持を広げるのがこれほど難しいとは…」

 8年ぶりの選挙戦に突入した浪江町長選のある陣営関係者はこう漏らす。町民約1万9千人のうち、約3割が県内を含め和歌山、宮崎両県を除く45都道府県に避難しているからだ。

 「支持を広げるため(避難者が暮らす)東京にも出向く」。9日にはある陣営が東京・渋谷駅前で街頭演説を行った。だが、集まった20人ほどの町民のほかに足を止める有権者はいなかった。

 町選挙管理委員会はこうした状況を勘案して県内8カ所に投票所を設けるが、「関心が低いためか、不在者投票の問い合わせが少ない」(担当者)という。

 浪江町長選を含む15日投開票の8選挙では、県議選が19選挙区のうち、避難区域を抱える南相馬市・飯舘村や双葉郡などを含む8選挙区で無投票当選が決定。これ以外に、5日告示の大熊町長選など2選挙も無投票になっている。

帰還意向2割弱

 「町の復興計画はどんどん進むと思ったけど、進んでいない。中身は立派だけど本当にそうなるのかね」

 浪江町から南相馬市内に移住した紺野鞠子(まりこ)さん(80)はため息をつく。避難指示解除準備区域にある自宅は人が住まなくなり、ネズミに荒らされた。町復興推進課も「除染や賠償が先になり、まちづくりの議論が遅れた」と認める。昨年の調査で町への帰還意向を示した世帯は全体の17.6%にとどまった。

 町域の96%が放射線量の高い帰還困難区域となっており、県議選で無投票となった双葉町の担当者も「住民からのさまざまな意見を、バランスよく復興計画に反映させるのは難しい」と明かす。

 福島大の今井照(あきら)教授(自治体政策)は「住民の理想は震災前の環境に戻ること。戻りたいという人が増えるためには、国や自治体がもっと丁寧に避難住民の意見を聞かなければ」と指摘する。

 本来ならその絶好の機会である選挙戦は、間もなく終わりを告げる。

4152チバQ:2015/11/11(水) 22:43:42
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151111_11029.html
<宮城県議会>民主会派名「みやぎ県民の声」

 宮城県議会の民主党系会派「改革みやぎ」は10日、新会派の名称を「みやぎ県民の声」とすることを決めた。新会派には党公認・推薦の7人に加え、維新の党現職と無所属新人の計9人の合流が確定。共産党県議団の8人を上回り、32人を確保した自民党・県民会議に次ぐ第2会派となる。

 新会派の名称には「政党色を排し、非自民・非共産の枠組みで県民の声に耳を傾ける」との狙いを込めたという。将来的には、無所属議員や社民党議員も取り込みたい考え。
 改革みやぎが会派入りを呼び掛けた3人のうち、維新の党現職の境恒春氏(気仙沼・本吉選挙区)、無所属新人の佐々木功悦氏(遠田)は10日、合流する意思を正式表明した。
 無所属新人の高橋啓氏(加美)は先送りした。高橋氏は11日にも結論を出す見通しで、会派入りが決まれば計10人となる。
 境、佐々木、高橋の3氏を交えた意見交換会では新会派の3役も選んだ。会長に藤原範典氏(68)=太白、6期=、幹事長に坂下賢氏(53)=石巻・牡鹿、5期=、政調会長に坂下康子氏(56)=宮城野、7期=を選出。藤原会長は「責任ある第2会派として県政運営に是々非々で対応していく」と話した。
 新会派の結成に、他会派の幹部らは期待や疑問の声を寄せた。
 自民党・県民会議の新会長に就く中島源陽氏は「会派間交渉で極めて重要な相手。議案や政策をめぐり活発に意見を交わしたい」と述べた。公明党県議団(4人)の幹事長を務める庄子賢一氏は「震災からの本格的復興に向け、第2会派の役割を果たしてほしい」と注文した。
 「単なる数合わせならば疑問を感じる」と批判したのは、共産党県議団の新団長に就任が決まった遠藤いく子氏。「女川原発再稼働問題で会派として一つにまとまることができるかどうか注目したい」と述べた。
 社民党県議団(2人)は改革みやぎから新会派入りを打診され、断った。団長の岸田清実氏は「各議員が会派結成に応じた経緯を詳しく知りたい」と静観する姿勢を示した。


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2015年11月11日水曜日

4153チバQ:2015/11/12(木) 07:58:36
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/169141
福島県議選にも焦り 民主党惨敗なら「野党連合」待ったなし

2015年11月12日



 5日告示の福島県議選(15日投開票)に民主党が大物国会議員をガンガン送り込んでいる。注目区でない地方選では異例の対応だ。

 民主党は8月の仙台市議選に続き、先月25日の宮城県議選でも「共産党躍進」のカゲで議席を減らした。今回も敗れれば、野党第1党としての存在感は完全に吹き飛ぶ。そうなったらまずいとの焦りからだろうが、この地方選も芳しくなく、このままだと、共産党が呼び掛ける「国民連合政府構想にくみするのも時間の問題」なんて声がある。

 福島県議選は定数58に対し79人が立候補。19選挙区のうち、8選挙区で14人の無投票当選が決まった。内訳は自民7人で、民主が3人、無所属が4人だ。

 現有12議席の上積みを狙う民主党は、岡田克也代表が8日に福島市で街頭演説。野田佳彦元首相や長妻昭代表代行、枝野幸男幹事長などの幹部が続々と福島入りするが、仮に民主党が議席を減らし、現有5議席の共産党が上積みすれば、政権批判の「受け皿」がどちらなのかがハッキリする。民主党内で「共産党とは理念が違う」なんてカッコつけている議員も現実を突き付けられてダンマリだろう。

「10日の閉会中審査でも、民主党は何ら存在感を示せなかった。1時間の質問時間があった岡田代表はグダグダ。これじゃあ来夏の参院選で自公政権を追い込むのはムリです。それが有権者に見透かされています」(政治評論家・山口朝雄氏)

 福島県議選は民主党が「国民連合政府構想」に加わるかどうかの試金石になる。

4154チバQ:2015/11/13(金) 21:16:33
http://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-33719654.html
終盤戦、情勢混とん 11選挙区各陣営しのぎ削る 県議選

10:17福島民報

 第18回県議選は15日の投票まで2日と迫った。11選挙区で舌戦が繰り広げられているが、「復興」の公約に大きな差がなく争点が見えにくい中、混戦となっている選挙区が多い。
 4市のうち、いわき市は定数10に対し、16人が立候補している最大の激戦区。地区ごとの住み分けの構図が崩れ、各陣営は手探りの戦いを強いられている。
 会津若松市は定数4に対し6人が名乗りを上げている。元議長が任期途中で辞職したほか、ベテラン現職の引退などで支持動向が大きく動き、票を読むのが難しい選挙になっている。
 福島市は8つの議席を10人で争っている。候補者全員が公認を受け、県内最多の6党がしのぎを削っている。郡山市は9人の現職全員に新人2人が挑んでいる。
 残る7選挙区も立候補者数が定数を1〜2人上回る少数激戦で、各陣営が懸命に支持を訴えている。

4155チバQ:2015/11/13(金) 21:19:49
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151113-027724.php
浪江町長選"終盤の情勢" 各候補、手探りで訴え浸透へ
2015年11月13日 (数字はいいね)  
 任期満了に伴う浪江町長選は終盤に入り、新人で前町議会議長の小黒敬三候補(59)、新人で前副町長の渡辺文星候補(65)、現職の馬場有候補(66)が支持獲得にしのぎを削る。原発事故による全町避難で町民が全国各地に分散し声を届けにくい中、各候補は手探りで訴えの浸透を図る。



 小黒候補は、町の復興が他町村より遅れていると指摘し、除染の徹底やインフラ復旧、第2次復興計画の策定などを掲げる。県内の仮設住宅や復興公営住宅など町民が集中する場所を中心に遊説、個人演説会も重ね、都内でも遊説した。

 渡辺候補は、現場主義を基本姿勢に町内での執務や会議を行い、復興を加速させると訴える。町内一律賠償の実現や復興計画の見直しのほか、自らの給料月額50%削減も掲げる。県内の仮設住宅などの遊説に加え、県外にも出向いた。

 馬場候補は、震災の初期対応に当たった経験と2期の実績を強調、復興政策の継続を訴える。町議の多くが支援に回り、町民生活の再建や復興加速を地道に訴える。帰町を見据えた企業誘致や医療・福祉の充実なども掲げ、支持を広げる。

 各候補は帰町への道筋などに明確な違いを打ち出せていない。各陣営は投票率は伸び悩むとみる。町長選は前回無投票だったため、参考となる一昨年4月の町議選の53.81%を下回ると予想している。

4156チバQ:2015/11/13(金) 21:20:05
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151107-026236.php
【福島県議選・前線ルポ】「復興」テーマから変化 "国政争点"どう影響-いわき市
2015年11月07日 (数字はいいね)  
 多くの双葉郡住民が避難生活を送るいわき市。避難住民と市民との共生が大きな課題となる中、医師不足や観光振興など震災・原発事故前からの問題も浮かび上がり、「早期復旧」が焦点だった前回とは状況がやや異なる。県内最多16人の各候補者は東奔西走する。
 現職5人が再選を目指す自民は復興施策の実績を訴える。副議長の青木稔は6日、運送会社での個人演説会で復興財源の確保をアピール。阿部広は市南部での候補者乱立に危機感を抱き、医療や教育環境の充実を強調。再選を期す矢吹貢一は防災対策として県道や河川改修などを訴える。



 小名浜が地盤の鈴木智は沿岸部の早期復旧や小名浜港の機能向上を訴え、市北西部を拠点とする木田孝司は医療・福祉の充実を強調、票の上積みを目指す。しかし各陣営は9月に成立した安全保障関連法や環太平洋連携協定(TPP)について「影響をひしひしと感じる。以前のように支持を固められない」(陣営幹部)と嘆く。有権者にどう映っているのか手探りが続く。

 自民と政権与党を組む公明の現職安部泰男は地方創生、生活支援などの施策で党支持層を固める戦略だ。

 一方、野党陣営は原発政策や格差社会是正など安倍政権への批判を強める。民主は宮城県議選で共産が躍進した結果を踏まえ、独自色をいかに打ち出すか危機感を強める。現職で3選を目指す古市三久は、政策が近い社民や新人の動向を注視、連合票を基盤に支持拡大に走る。同じく民主新人の鳥居作弥は被災地支援に取り組んだ実績を訴える。

 共産は現職宮川絵美子と新人吉田英策で2議席維持と票の上乗せを狙う。市委員会の役員は「安保法への強い反発を感じる。これまで他党の支持基盤だった団体からも支援の流れが来ている」と鼻息が荒い。社民新人の鈴木利之も安保法制廃止や原発再稼働反対などで支持拡大を狙う構えだ。

 無所属5陣営の動きも活発だ。特定の支持団体を持たない新人の佐藤和良は草の根運動で脱原発や地域医療の充実を訴える。6選を目指す現職の西丸武進は後援会の体制を強化、当選ラインを8000票に設定した。

 4年前は民主党県議だった元職佐藤健一は内郷を中心に実績を訴え、丁寧に票を掘り起こす。新人山崎和子は女性や若年層を的に選挙カーを走らせ浮動票獲得に奔走。自民党員の坂本竜太郎は元衆院議員の父の支持組織に若い世代の行動力も取り入れる。(敬称略)

              ◇              ◇

 第18回県議選は、11選挙区で44議席をめぐり激しい舌戦が繰り広げられている。15日の投開票まで8日間。各陣営はどう政策の浸透を図り、関心を高めるのか。激戦区の最前線を追った。

4157チバQ:2015/11/13(金) 21:20:34
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151108-026376.php
【福島県議選・前線ルポ】西部で票"奪い合い" 引退議員の支持層、流動化-福島市
2015年11月08日 (数字はいいね)  
 全19選挙区で唯一、主要6政党の公認候補がそろった。焦点は、今期で引退する無所属と公明の現職2人が前回獲得した2万1000を超える票の行方だ。「同じ党内でもあの手この手で票の奪い合いが加速している」と自民陣営幹部。地盤や支持層が重なる陣営の駆け引きも激化、県都の戦いの構図は流動化している。



 市西部が地盤の自民現職西山尚利は前回1万3000票余りでトップ当選した。同じ自民現職で2期目を目指す佐藤雅裕も西部が拠点。注目は県議2期で引退する無所属現職(48)の支持層地元の支持拡大を狙う。

 民主もこの8000票の取り込みに注力する。元職高橋秀樹は労組票を基盤に票を固める一方、新人大場秀樹は地元を中心に草の根運動を展開。両「秀樹」陣営は支持層の掘り起こしに加え西部の切り崩しを進める。

 北部が地盤の桜田葉子、南部の丹治智幸の自民現職2人も地元を固めながら全域へ浸透を図る。公明の新人伊藤達也は引退議員から継承した組織票を固める。

 共産現職の宮本しづえは安全保障関連法の廃止など訴えを鮮明にする。最年少で維新新人の大内雄太は議会改革などを訴え、若者層の取り込みを図る。社民現職の紺野長人は自治労や地盤の北西部の浸透を図り、医療充実を強調する。

 各陣営は浮動票の動向にも注目する。前回は300票余りで当落が分かれたため、今回も「僅差の勝負」との見方が強い。

 伊達市の票、"勝敗の鍵"

 【伊達】2議席奪取を狙う自民と、議席維持を目指す民主、共産。各陣営は「票田の伊達市の得票が勝敗の鍵」との認識で共通する。自民現職の佐藤金正は前回、地元・川俣町を基盤に1万4000票を獲得した。今回も伊達市での得票に懸命だ。

 民主現職の亀岡義尚は桑折町が地盤。県連幹事長として、伊達市を拠点とする地元衆院議員の支援も得ながら党支持層を固める。

 一方、旧保原町在住の共産現職の阿部裕美子と、自民新人の佐藤直毅は地元の票固めに力を注ぐ。阿部は無党派層の取り込みも意識した選挙戦を展開、佐藤は保原や郡部の党支持層の支援拡大を急ぐ。(敬称略)

4158チバQ:2015/11/13(金) 21:20:55
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151110-026835.php
【福島県議選・前線ルポ】組織票上積み目指す 無党派層への浸透に力-郡山市
2015年11月10日 (数字はいいね)  
 4党が公認する現職9人に対し、無所属新人2人が挑む。8月の市議選は、定数38に62人が乱立する異例の混戦となったが、県議選は1カ月前まで無風。新人出馬により無投票は避けられたが、有権者の関心は低調だ。一部の陣営からは「投票率が下がれば組織票のある候補者が有利」との声も漏れる。各陣営は投票率低下を懸念しつつ後援会や支持団体の票固めと、無党派層への浸透に努める。



 市中心部を地盤とするのは、前回トップ当選の公明現職・今井久敏と自民現職の勅使河原正之。両陣営とも支持団体の票を固め、市全域への浸透を進める。

 民主現職の佐久間俊男は連合票を基盤に党組織の掘り起こしに躍起。同じ民主現職の椎根健雄は地元の北部を固めつつ、全域への浸透を目指す。前回次点だった社民党公認候補が約5800票を獲得しており、両陣営は社民系支持層の取り込みを意識した戦いだ。

 喜久田、富田両町などを拠点とする自民現職の佐藤憲保、長尾トモ子は北部を中心に支持拡大を進める。佐藤は企業や団体からの推薦を増やし、長尾は私立幼稚園などの支持組織を基盤に票を上積みする戦略。

 自民現職の柳沼純子は3期の実績を訴えながら地元の安積町から市全域へ打って出る。田村、西田、中田の「三田地区」を地盤とする自民現職の山田平四郎も地元を固めて拡大を期す。

 5期目を目指す共産現職の神山悦子は党支持者に加え、無党派層の取り込みで上昇を目指す。無所属新人の根本潤は農村部に若者を呼び込む施策を主張、同じく無所属新人の有川りえ子は世田谷区議など地方議員としての経験を強調、無党派層への訴えを強める。

 各陣営は前回落選した3陣営が得票した1万6000票の行方を注視する。投票率は3カ月前の市議選が43.85%にとどまっており、県議選では「前回の39.60%を下回る」との見方が強い。

 旧市の得票が焦点

 【二本松市】自民現職の遊佐久男は地盤の旧安達町と、東和、岩代の旧2町の後援会組織を強化し旧市に攻め込む。自民推薦で初挑戦の高宮光敏は旧市西部が地盤。自民系元県議の父の支持層や無党派層を取り込む狙いだ。

 前市議会議長で民主推薦の中田凉介も旧市が地元。後援会組織や労組支持層を頼りに支持拡大を進める。一方、無所属新人の鈴木雅之は若さを強調、街頭演説を重ねて知名度向上に懸命だ。投票率は50%台後半、当選ラインは8000票台が大勢の見方だ。(敬称略)

4159チバQ:2015/11/13(金) 21:21:19
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151111-027135.php
【福島県議選・前線ルポ】自民、民主の少数激戦-田村市・田村郡
2015年11月11日 (数字はいいね)  
 立候補者が前回より2人減り、2議席確保を目指す自民と、議席奪還に燃える民主による少数激戦。前回落選した三春町を地盤とする自民候補、田村市船引が地元の民主候補が得た1万2千票余りがどう動くのかが焦点だが、各陣営は特に船引の集票に懸命だ。選挙区は国会議員2人の地元でもあり、ある陣営は「国政と県政で支持政党が異なる有権者も多く、票をどうまとめるかが鍵」とみる。



 自民現職の先崎温容は地盤の田村市滝根と小野町の票固めを急ぐ一方、船引での支持拡大に全力を挙げる。4年前は無所属で出馬した現職本田仁一は今回、自民公認で立候補。地元の田村市常葉と隣接する船引を固め、三春、小野両町の党支持層への浸透を図る。

 元三春町議の新人三瓶正栄は3度目の県政挑戦で初めて民主公認を受けた。元外相の後援組織も総動員し、地元や船引の党支持層を固めながら上積みを図る。

 票田石川町に注力

 【石川郡】前回、民主が初めて議席を獲得した選挙区。民主現職、無所属新人の前回と同じ顔ぶれに、自民が女性新人を擁立し、議席奪還を狙う。各陣営は当選ラインを1万票と見据え、票田の石川町での得票に注力する。

 民主現職の円谷健市は衆院議員の後援組織を基盤に支持拡大を目指す。前回獲得した1万票を目標に地元での票固めを急ぐ。

 自民新人の永山美穂は出馬表明が2カ月前と遅れたが、郡内全5町村に後援会を設立。元少子化相秘書として党支持層の組織がフル回転、議席奪取へ燃える。

 前回、自民党推薦で8千票を獲得した野崎正夫は今回は無所属での出馬。地元の古殿町を中心に草の根の活動で支持拡大を訴える。

 新地町の票に注目

 【相馬市・新地町】前回は無投票で、新地町を加えた新選挙区として初の選挙戦となった。議長の自民現職に、無所属新人が挑む。ともに相馬市を地盤としており、新地町の票の動きに注目する。同じ15日投開票の相馬市議選、新地町議選も絡み、両陣営は投票率の動向を注視しながら票の掘り起こしに懸命だ。

 自民現職の斎藤勝利は地元首長や公明などの支援を受け、実績をアピール。後援会組織を駆使し、票の上積みを目指す。

 無所属新人の新妻香織は政党に頼らず、ミニ集会などで浸透を図る。新地町の票が鍵を握るとみて重点的に草の根活動を展開する。(敬称略)

4160チバQ:2015/11/13(金) 21:21:38
http://www.minyu-net.com/news/senkyo/FM20151112-027421.php
【福島県議選・前線ルポ】世代交代で「力拮抗」-会津若松市
2015年11月12日 (数字はいいね)  
 前回トップ当選した自民の前議長が7月の市長選前に辞職、民主もベテラン現職の引退で世代交代が進む中、各陣営は「力は拮抗(きっこう)している」との見方だ。



 自民は佐藤義憲、大竹俊哉の40代新人2人を擁立、8年ぶりの2議席を目指す。佐藤は父(元市議)の支援者や、自身が秘書を務めた地元衆院議員の支持層を中心に支持拡大を図る。市議2期の大竹は地元企業で勤務した際のつながりや市議会での実績を強調、草の根運動を展開する。両陣営は、前回の自民2候補が獲得した約1万7000票の確保に努めるが「(前議長の)市長選出馬取りやめで(党組織の)求心力が低下した。前回の票がどれだけ他に流れるか」(陣営幹部)と警戒する。

 民主は現職、新人で現有2議席の維持に全力を挙げる。城北地区を地盤とする現職の宮下雅志は、元衆院副議長の支援を受け、震災時からの唯一の現職として実績や安定性を訴える。新人で前市議会副議長の渡部優生は選対本部長に今期で引退するベテラン現職(65)を迎えた。支持層を引き継ぎ、地元の河東地区や労組票で上積みを狙う。両陣営とも、社民が前回得た約5000票の取り込みに注力する。

 共産は新人の古川芳憲が街頭演説を重ねて無党派層への浸透を意識。主要4市唯一の空白区で16年ぶりの議席獲得を目指す。

 告示直前に維新を離党した現職水野さち子は衆院議員(福島4区)が全面支援。市東部や湊地区など若年層を中心に支持を集める。

 民主と自民"一騎打ち"

 【東白川郡】3期目を狙う民主現職と自民新人による一騎打ち。両陣営は当選ラインを1万〜1万1000票と分析、ともに党組織を基盤に地元棚倉町で激しく票を奪い合う。

 民主現職の立原龍一は元外相の支持層を頼りに労組票を固める。塙町での集票にも注力、他党や無党派層の切り込みにも懸命だ。

 自民新人の宮川政夫は表明が遅れたが、3年前の棚倉町長選での得票に加え党支持者の多い塙、鮫川、矢祭で票の上積みを図る。

 現職・3人に新人が挑む

 【白河市・西白河郡】4選を目指す自民、民主の現職3人に対し、無所属新人が挑む。自民現職の満山喜一は地元の旧白河市を中心に党支持層を固める。旧東村が地盤の自民現職の渡辺義信は重点地域を設けず全域での集票に走る。

 民主現職の三村博昭は地盤の矢吹町を中心に党組織の集票に力を入れる。

 白河市長選などに出馬した新人の金山屯は街頭演説で無党派層に訴える戦術。(敬称略、おわり)

4161チバQ:2015/11/15(日) 11:08:04
http://www.minpo.jp/news/detail/2015111126610
県議選11選挙区ルポ 投票まで4日
■「前職票」獲得に躍起 会津若松市(4)-6 (有権者9万9418人)
 投票日まであと5日に迫った10日。ある陣営事務所では、支援者たちがどれだけ期日前投票を済ませたか、組織の点検作業が急ピッチで進められた。立候補者が激しくしのぎを削り、情勢は日々刻々と変わる。見落としはないか、疑心暗鬼になる。選挙経験が豊富な運動員も「五里霧中だ」とつぶやいた。
 前回選挙(平成23年)でトップ当選した自民の元議長が任期途中で辞職した。副議長経験のある民主のベテラン議員も今期限りで引退する。さらに昨年末の衆院選本県4区で民主の元衆院副議長の支援を受けて当選した維新の国会議員が先月、離党届を出すなど城下町の政治情勢は大きく動いている。
 今回は定数4に対し現職2人、新人4人が立候補している。各陣営は辞職、引退した議員の票の行方が選挙結果を左右するとみて集票に躍起だ。
 前回一議席にとどまった自民は佐藤義憲、大竹俊哉の新人2人を擁立し2期ぶりの2議席奪還を目標とする。
 佐藤は地元の神指地区などを固めるとともに、衆院議員の後援会組織を足掛かりに浸透を図っている。元北会津村長を選対本部長に据え、市内全域へ支持を広げる。
 大竹は門田地区に選挙事務所を構え、市議時代からの後援会組織などを引き締める。衆院議員の後援会の支援を受け、地元の中心市街地南部などで票の開拓に力を入れる。
 民主は現職の宮下雅志、新人の渡部優生が立候補し、現有二議席の維持を目指している。
 宮下は地元の城北地区を拠点に、市中心部などでの支持固めを急いでいる。元衆院副議長の支援を追い風にしながら市内全域での票の上積みを狙っている。
 河東地区を地盤とする渡部は今期で引退する県議を選対本部長に迎えた。元河東町長の支持者や連合福島加盟の労組票なども足掛かりにして組織を固める。
 共産の新人の古川芳憲は4期ぶりの議席獲得を大命題とする。選挙事務所のある南花畑を拠点に党組織を動かし、支持の広がりを目指している。街頭演説なども市内くまなく展開し、無党派層を取り込みたい考えだ。
 現職の水野さち子は維新から無所属に立場を変えての戦い。地元の湊地区を固め、一箕地区に選挙事務所を置いて新たな支持層を狙う。衆院議員の後援会組織が全面的に支援し、市内全域で票を掘り起こす。
 各陣営とも投票率は前回(46.26%)並みか、低いとみている。

■旧船引票が勝敗左右 田村市・田村郡(2)-3 (有権者5万6484人)
 自民現職の本田仁一と先崎温容の2人に、民主新人の三瓶正栄が議席奪取を懸けて挑んでいる。前回選挙は5人による混戦だった。3陣営は今回、地元候補のいない大票田・旧船引町の票の行方が勝敗を決すると分析している。
 本田は地盤の旧常葉町などを固める一方、市議有志の支援を受け市内全域と三春、小野両町への浸透を目指している。
 先崎は地元・旧滝根町と小野町を軸に組織の引き締めに力を入れ、旧船引町や三春町などでも票の上積みを狙う。
 三春町が地元の三瓶は町長の後援会組織と連携し足場を固めながら、市内全域で支持の掘り起こしを進めている。
 前回より立候補者が2人減ったため、各陣営は投票率は前回の61.67%を下回るとみている。

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
三瓶正栄54民新
本田仁一53自現
先崎温容41自現

( 2015/11/11 09:03 カテゴリー:主要 , ふくしま統一地方選挙 )

4162チバQ:2015/11/15(日) 11:08:49
http://www.minpo.jp/news/detail/2015111226660
県議選 選挙区ルポ
■現職3人に新人挑む 白河市・西白河郡 (3)-4 (有権者9万595人)

 告示2週間前まで立候補を表明していたのは自民の満山喜一、渡辺義信、民主の三村博昭の現職3人だけだったが、無所属新人の金山屯が立ち、実戦となった。現職に新人が挑む構図で、各陣営は地元候補者がおらず、有権者が白河市に次いで多い西郷村での集票に力を入れる。
 満山は後援会を固めながら商工団体などへ働き掛けを強め、旧白河市を足場に西白河郡で票の上積みを狙う。
 渡辺は地元・旧東村の後援会を軸に、旧表郷村、中島村などで浸透を図る。農業団体などにも食い込む。
 三村は地元・矢吹町など各市町村に設けた後援会が動く。支援を受ける労組の票固めを進める。
 金山は白河市が拠点で、後援会組織などを設けず、各市町村で草の根的な運動を展開している。
 各陣営は投票率を前回の47.01%程度か、前回よりも低下すると予想している。

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
満山喜一64自現
渡辺義信52自現
三村博昭73民現
金山屯75無新


■民主、自民一騎打ち 東白川郡 (1)-2 (有権者2万7825人)

 民主現職と自民新人が一騎打ちを繰り広げている。平成19年以来の選挙戦で、両陣営とも有権者が最も多い地元・棚倉町での集票に力を入れる。
 民主の立原龍一は棚倉など郡内4町村にそれぞれ設けた後援会組織の引き締めに全力を挙げている。労組などの支援も受け、票の上積みを図っている。
 自民の宮川政夫は後援会組織と党組織を連動させ、棚倉をはじめ郡内各町村で支持拡大を進めている。浮動票の取り込みも目指している。
 両陣営は投票率について76.33%だった19年並みか、2〜5ポイント下回るとみている。(文中敬称略)

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
宮川政夫56自新
立原龍一63民現

■構図変わり票読めず 石川郡 (1)-3 (有権者3万4891人)

 民主現職の円谷健市、自民新人の永山美穂、無所属新人の野崎正夫が争う。平成23年の前回選挙は円谷と、自民の推薦を受けた野崎の一騎打ちだった。今回は自民公認の永山が加わり、票の動きが読みにくくなっている。各陣営とも大票田の石川町を重視し、支持を訴えている。
 石川町が地元の円谷は自身の後援会と衆院議員の後援会組織を連動させながら、郡内5町村での支持拡大を目指している。
 永山は拠点とする石川など郡内各町村に後援会組織を設けた。党支部が全面支援し、党支持者への浸透を図っている。
 古殿町が地盤の野崎は組織を設けず草の根的活動を展開。石川町で重点的に遊説するなど無党派層の取り込みを狙う。
 各陣営とも投票率は前回の53.65%を上回るとみている。

◇立候補者
(敬称略、届け出順)
円谷健市61民現
野崎正夫65無新
永山美穂35自新

( 2015/11/12 09:49 カテゴリー:主要 , ふくしま統一地方選挙 )

4163チバQ:2015/11/15(日) 13:51:08
http://www.sankei.com/region/news/151115/rgn1511150007-n1.html
2015.11.15 07:01
【ZOOM東北】
福島発 投票率右肩下がりの福島県議選




 ■選管と学生団結、効果は?

 任期満了に伴う福島県議選(定数58)は10日間の選挙戦を終え、15日に投開票される。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後初となる4年前の前回選では震災後の混乱もあり、初めて投票率が50%を割り込んだ。また、福島と同様に被災地を抱える岩手、宮城では県議選の投票率が軒並み過去最低を更新している。県選挙管理委員会は学生と協力してCMやポスターを制作するなど、投票率アップへ知恵を絞る。果たして、その効果のほどは-。(黒沢通、野田佑介)

                   ◇

 「おれが行かなきゃならないんだ!」

 強い口調で男性が女性に告げる。

 「他の誰かが行ってくれるよ」

 そう言う女性に男性はさらに強い口調で返す。

 「みんながそう思ってるから何も変わらないんだ。おれたちがなんとかしないと!」

 戦隊シリーズの映画やドラマの一場面ではない。有権者に県議選の投票を呼び掛けるラジオコマーシャル(CM)の一部だ。

 「行かなきゃならない場所がある」と題したCMを制作したのは郡山市の「国際アート&デザイン専門学校」の学生たち。45の応募作品のうち、校内での選考を経て10作品まで絞り込み、最終的にAM局用とFM局用の2つを選んだ。

 県選管は今回初めてラジオCMを採用した。昨年10月の知事選でも15秒のテレビCMを放映したが、今回は60秒に延ばし、有権者の印象に残るよう物語風に仕立てた。7日から県内の大型店舗や商業施設の店内で放送している。

 県選管は「学生たちの発想で、今まで(の選挙啓発広報)にはない内容になっている。多くの人に関心を持ってもらえると思う」と期待する。CM制作に携わった熊谷大輝さん(20)は県議選が初めての選挙だ。必ず投票に行くといい、「このCMを聴いた人が一票を投じて、福島を良くしたいと思ってほしい」と願いを込める。

 震災と原発事故後初めてとなった平成23年11月の前回は被災による混乱が大きかったため、当初の4月から7カ月ずれこんだ形で実施。投票率は初めて50%を割り込み、過去最低の47・51%を記録した。

 投票率は昭和50年4月(84・20%)以降、10回連続で下がり続ける。

 特に次代を担う若者の投票率の落ち込みが顕著だ。年代別では、20代は15年が31・48%、19年が29・73%、23年が23・17%まで落ち込んだ。8割近くが棄権している計算だ。30代前半も前回は29・87%にとどまり、3割に届かなかった。

 来年の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることが決まっており、県選管は今回の県議選を、若い世代に選挙への関心を高めてもらう絶好の機会ととらえる。担当者は「教育機関と連携して主権者教育を進め、選挙離れに歯止めをかけたい。投票率向上へのきっかけになれば」と意気込む。

 震災と原発事故後に適用されている変則的な投票時間も、有権者の投票行動を阻む要因となっているとみられる。前回は避難した住民に配慮し、自治体が県内各地に投票所を設けた。だが、投票箱を開票所に運ぶ時間を考慮し、最も早いところで投票終了が午後5時と大幅に繰り上げられたところもあった。

 今回は通常の午前7時〜午後8時に戻す自治体が増えたものの、全ての投票所1298カ所のうち、4分の3以上の993カ所で繰り上げが予定されていた。「当日の天候や気温も投票率に影響する。なんとか投票に行ってもらえるといいが…」。県選管担当者は漏らす。

 「これからの復興・再生をどう進めるか」(内堀雅雄知事)が問われる今回の県議選。自分自身のこととして、貴重な一票を棄権せず投じてほしい。

4164チバQ:2015/11/16(月) 21:06:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015111600675
自民2減、参院選へ引き締め=民主は3増で安堵-福島県議選


 15日投開票された福島県議選(定数58)は、自民党が選挙前から2減の26議席となる一方、民主党は3増の15議席だった。自民党は目標の過半数に届かず、来年夏の参院選に向けて引き締めを迫られる。解党論に揺れる民主党は議席増に安堵(あんど)している。共産党は5議席を維持した。
 福島県議選は、東日本大震災後2回目。自民党幹部は16日、今回議席を減らしたことについて「現職が落ちた選挙区もある。原因は詳しく見ないと分からない」と述べ、結果を分析する考えを示した。菅義偉官房長官は記者会見で無所属の自民党推薦候補が1人当選したことに触れ、「そんなに敗れたということでもない」と語った。
 自民党は10月の宮城県議選でも議席を4減らして過半数を割り込んだ。環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意や安全保障関連法が逆風となっているとの見方もあり、地方で特に目立つ景気停滞も気がかり。2015年度補正予算編成などで経済をてこ入れし、参院選に臨みたい考えだ。
 宮城県議選で2議席減らした民主党は危機感を強め、岡田克也代表自らも応援に入った。一定の成果に、岡田氏は党の会合で「胸をなで下ろしている」と語った。「社民党が候補を立てずに民主党を応援していた。参院選もそういうやり方をしてくるだろう」。自民党からは、野党共闘を警戒する声も上がった。
 選挙前勢力を維持した共産党の山下芳生書記局長は記者会見で「大健闘だった」と述べた。公明党は3議席、社民党は1議席をそれぞれ維持。維新の党は唯一の議席を失った。(2015/11/16-17:53)

4165チバQ:2015/11/16(月) 22:07:36
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151116_61034.html
<浪江町長選>馬場氏3選


 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の町長選は15日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の馬場有氏(66)が、ともに無所属新人の元副町長の渡辺文星氏(65)、元町議会議長の小黒敬三氏(59)を破り、3選を果たした。

◎有権者、復興へ継続選択

 町は2017年3月以降の避難指示解除を目指しており、復興施策や町民の生活再建策が問われた。有権者は町政の刷新よりも、原発事故対応で陣頭指揮を執ってきた馬場氏の実績を重視し、継続を選んだ。
 馬場氏は中心市街地の整備や診療所の設置など、避難指示解除後の復興施策を中心に訴えた。3選を決め、避難先の二本松市の事務所で「今後4年間が町の正念場だ。除染やインフラ復旧を進め、復興を加速させる」と抱負を語った。
 渡辺氏は賠償の格差是正や、避難指示解除を見据えて町役場に戻って陣頭指揮を執ることを訴えた。小黒氏は町外コミュニティーの整備や新たな復興計画策定の必要性を力説した。住民約1万8800人が県内外に避難する中、両氏は有権者の所在を把握しきれず、支持を広げられなかった。
 当日の有権者は1万5761人。投票率は56.05%で、選挙戦となった前々回(2007年)を17.46ポイント下回った。

 ◇福島県浪江町長選開票結果(選管最終)
当5786 馬場有 無現
 1841 渡辺文星 無新
 1109 小黒敬三 無新


関連ページ:福島政治・行政
2015年11月16日月曜日

4166チバQ:2015/11/16(月) 22:09:02
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151116_51042.html
<米沢市長選>現新2氏の争い


 任期満了に伴う米沢市長選は15日告示され、ともに無所属で、新人の元山形県議中川勝氏(65)=自民推薦=と、4選を目指す現職安部三十郎氏(62)の2人が立候補を届け出た。投票は22日で即日開票される。
 中川氏は第一声で人口減少対策として産業振興会社の設立を掲げ「国や県と組んで市政の流れを変えていく」と刷新を強調した。
 安部氏は歴史観光や新文化複合施設を生かした活性化策を挙げ「市民が主役のまちづくりにまい進する」と支持を求めた。
 14日現在の有権者は6万8959人。

 ◇米沢市長選立候補者 
 
中川勝(なかがわ・まさる) 65 無新 
身障者福祉協顧問(県議(3)、市議(5))米沢市、米沢商高=(自) 
 
 安部三十郎(あべ・さんじゅうろう) 62 無現(3)
行政書士(看護専門学校講師)米沢市、福島大院 


関連ページ:山形政治・行政
2015年11月16日月曜日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151116-00000323-yamagata-l06
米沢市長選告示、2候補が第一声 
山形新聞 11月16日(月)8時24分配信

 15日に告示された任期満了に伴う米沢市長選で、立候補を届け出た2人はそれぞれ訴えをスタートさせた。以下は第一声の要旨。(上から届け出順)

【中川勝氏】地域活性化 国、県と一体
 市政の流れを変える。それができなかったら米沢の発展はない。まずやらなければならないのは人口減少に歯止めをかけること。停滞する地域経済を活性化させ、赤字財政を改革する。国、県と一体となり、置賜のリーダーとして米沢らしいまちづくりに取り組む。

 人口流出を食い止めるには産業力の強化が必要。地場企業の経営基盤づくりと米沢織、米沢牛の生産拡大を支援する。付加価値の高い新製品開発支援は山大工学部、県立米沢栄養大、県の研究機関と連携して進める考えだ。

 子育て支援では第3子以降の保育園・幼稚園無料化、学童保育の公設民営化を実現し、お母さん方が安心して働き、もう一人、子どもが欲しいという願いに応える。その財源は自身の給与カットで確保する。

 国の重点道の駅建設、市立病院の改築もしっかり行う。財政再建の中で廃止予定の老人福祉センター「寿山荘」の問題は民間施設を活用して対応する。そして、市民の夢をかなえるため役所を変える。若者の考えを反映できるセクションや窓口を設け、職員の資質向上のため県、国との人事交流を行う。共に議論を重ねてまちづくりを進める。

【安部三十郎氏】まちづくり、市民が主役 
 米沢市政を預かり3期12年がたった。しかし手掛けている最中のものがまだまだ山積している。まず若者の雇用の場を確保する企業誘致。ようやくここにきて日の目を見始めた。生産拠点の一部国内回帰、工業製品における地産地消といった流れと進めてきた地道な活動、高速道路の建設がマッチしてきた結果だ。米沢にとって時代が大きく開けてきた。

 観光では米沢が持つ歴史、食べ物、温泉、四季鮮やかに変化する景色を組み合わせれば、間違いなく日本有数の観光地になる。道の駅の建設も進む。米沢だけでなく置賜、県全体の役に立つ道の駅にする。新文化複合施設が難産の末生まれる。これを拠点に中心市街地活性化、教育・文化による人材育成に力を入れ、米沢の将来を明るいものにしていく。新市立病院の建設にも早急に取り組む。

 待ち構えている課題に対応するためには財政が何より大事。今のうちに健全化計画を実行し安定化を図る。私がやらなければならない。一貫して述べてきた「市民が主役のまちづくり」を今後も皆さんとともに取り組む。本気で真剣勝負で人生を懸けて米沢の発展のために尽くす。

4167チバQ:2015/11/16(月) 22:09:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151114_11029.html
<宮城県議会>構成、2減の7会派に


 宮城県議会(定数59)の所属会派届の提出が13日締め切られ、新たな会派構成が決まった。自民、公明両党の系列会派が全6常任委員会で過半数を占める絶対安定多数を確保し、議会運営の主導権を握る。民主党系に維新の党が合流するなどし、会派数は改選前の9から2減って7となった。
 会派構成の内訳はグラフの通り。
 最大会派「自民党・県民会議」は32人で改選前に比べ1人減ったが、引き続き単独過半数を維持した。改選前、1人会派「最速復興県民の会」だった斎藤正美氏(60)が合流した。公明党県議団は4人のまま。
 民主党系新会派「みやぎ県民の声」は10人となり第2会派に。母体の「改革みやぎ」より2人増えた。1人会派だった維新の党の境恒春氏(36)が加わった。
 共産党県議団は改選前の4人から8人に倍増した。5人以上の会派に与えられる議案提出権と代表質問権を獲得し、全常任委員会に委員を配置できる。
 社民党県議団は改選前比2人減の2人、「無所属の会」は1人減の2人となった。吉川寛康氏(46)が1人会派「21世紀クラブ」を維持した。

 新議員の所属会派は次の通り(五十音順、丸数字は当選回数)。

 【自民党・県民会議】
 中沢幸男、渡辺和喜=(8)▽相沢光哉、仁田和広、藤倉知格=(7)▽渥美巌、安藤俊威、斎藤正美、畠山和純=(6)▽安部孝、佐々木喜蔵=(5)▽石川光次郎、佐藤光樹、中島源陽、中山耕一、長谷川洋一、本木忠一=(4)▽菊地恵一、佐々木幸士、高橋伸二、只野九十九、長谷川敦、細川雄一、村上智行=(3)▽石川利一(2)▽遠藤隼人、佐々木賢司、庄田圭佑、深谷晃祐、守屋守武、横山隆光、渡辺勝幸=(1)
 【みやぎ県民の声】
 坂下康子(7)▽藤原範典、遊佐美由紀=(6)▽坂下賢(5)▽須藤哲(3)▽太田稔郎、境恒春=(2)▽鎌田さゆり、佐々木功悦、高橋啓=(1)
 【共産党県議団】
 遠藤いく子(3)▽天下みゆき、三浦一敏=(2)▽大内真理、角野達也、内藤隆司、中嶋廉、福島一恵=(1)
 【公明党県議団】
 庄子賢一(4)▽伊藤和博(3)▽遠藤伸幸、横山昇=(1)
 【社民党県議団】
 岸田清実(5)▽熊谷義彦(4)
 【無所属の会】
 菅間進(7)▽渡辺忠悦(3)
 【21世紀クラブ】
 吉川寛康(3)

4168チバQ:2015/11/16(月) 22:11:42
https://www.minpo.jp/news/detail/2015111626740
自民2減 過半数届かず 県議選 民主は3増 共産、公明社民は維持
 第18回県議選(定数58)は15日、無投票の8選挙区(14人当選)を除く11選挙区で投開票が行われた。44議席を65人で争い、自民は19人が当選。無投票と合わせ改選前を2議席下回る26議席となった。民主は12人が当選、無投票と合わせて15議席で、改選前と比べ3議席増やした。共産は5議席、公明は3議席、社民は1議席をそれぞれ維持。維新は議席を失った。同時選で浪江町長選と相馬、川俣、広野、川内、大熊、新地の6市町村議選も投開票された。

 自民は党所属議員がいなかった「空白区」の会津若松市、東白川郡で計2議席を獲得した。一方、福島、いわき市、田村市・田村郡の現職計4人が落選した。
 民主は「空白区」の福島市で元職が返り咲くなど2議席を回復。いわき市、田村市・田村郡でも新たに計2議席を得た。しかし、東白川郡の現職1人が敗れた。
 共産は、福島市、郡山市、いわき市、伊達市・伊達郡で現職4人と新人1人が現有議席を守ったが、会津若松市の新人は当選を逃した。
 公明は郡山市といわき市で現職、福島市で新人がいずれも当選した。社民は福島市で現職が当選したが、いわき市の新人は及ばなかった。維新は唯一の新人が福島市で浸透できなかった。
 無所属は会津若松市、いわき市、二本松市で計4人が当選した。

■投票率過去最低46.67%
 投票率は46.67%で、過去最低だった前回の47.51%をさらに0・84ポイント下回った。男女別では、男46.41%、女46.90%で、女が0・49ポイント高かった。市部と町村部では市部が44.94%、町村部が58.12%だった。
 当選証書付与式は17日午後3時から県内各地の県合同庁舎などで行われる。任期は20日から4年。
 県議選は4月に行われてきたが、平成23年3月に発生した東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で前回から11月の告示となった。

( 2015/11/16 08:56 カテゴリー:主要 )

4169チバQ:2015/11/16(月) 22:12:15
https://www.minpo.jp/news/detail/2015111626749
正副議長ポスト焦点 自民、民主県連役員人事も 県議選
 県内各党の県議選の結果を踏まえ、当面は自民、民主両党の県連役員人事と正副議長ポストの調整が焦点となる。県連人事を固めることで、改選1議席に減り、激戦が予想される参院選に備える。

 26人が当選した自民は今後、無所属の当選者の取り込みを図る。数的優位を背景に正副議長ポストの独占を狙う方針だ。6つの常任委員会の正副委員長ポストについても強気の交渉を進めるとみられる。
 一方、議席減となったが、追加公認で現有議席を確保できる見通しで、杉山純一幹事長らの現執行部主導で県連役員人事の調整が進むとみられる。ただ、昨年の知事選で県連の独自候補が立候補を断念したため支持者の一部が党と距離を置いた。県連内には執行部以外からの人材登用を求める声もあり、先行きは不透明だ。
 15人が当選した民主は副議長ポストの配分を求めていくとみられる。議席数は自民に及ばないが、昨年の知事選では共産党を除く「オール与党体制」の下地をつくり、内堀雅雄知事の誕生を主導した。こうした経緯から県連は「県政与党」を標榜(ひょうぼう)しており、自民のポスト独占に強く反発するとみられる。ともに県議会会派「民主・県民連合」を組む社民党や無所属議員と連携し、いかに存在感を示せるかがポイントとなる。
 企画環境委員会で保持している委員長ポストについても引き続き割り当てるよう主張していくとみられる。県連の役員人事は現時点では4期目と3期目の議員を軸に進むもようだ。
   ◇  ◇
 共産は10月の宮城県議選で安全保障関連法などへの反対を訴え躍進し、党県委員会は今回、1議席増の6議席獲得を目指したが、5議席維持の結果だった。
 公明党は公認候補3人が各選挙区で安定した戦いを見せた。国政で連立する自民とともに党本部が進めた安全保障関連法への反発も予想されたが、組織力の強さを見せつけた格好だ。
 改選後初の議会となる12月定例県議会は12月9日開会予定で、初日に正副議長選を行う見通し。自民と民主の主導権争いに共産や公明がどう対応するかが注目される。

( 2015/11/16 09:35 カテゴリー:主要 )

4170チバQ:2015/11/16(月) 22:21:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20151116ddlk07010201000c.html
<選挙>県議選 自民、過半数届かず 安倍政権批判重く 民主は3増の15議席獲得 /福島

12:10毎日新聞

 震災後2回目となる県議選と浪江町長選、6市町村議選が15日、投開票された。県議選(定数58)は無投票当選が既に決まっている8選挙区(定数14)を除く11選挙区で新議員が続々と決まった。県議会最大会派の自民は無投票当選を含め26議席と現有より2議席減らし、8年ぶりの過半数獲得はかなわなかった。第2党の民主は15議席と現有より3議席増やし、安倍政権への批判票の取り込みに成功した形となった。県議選の投票率は46・67%(前回47・51%)で過去最低となった。当日有権者数は123万9897人(男60万1350人、女63万8547人)。

 県議選11選挙区には65人が立候補し、44議席を争った。立候補者の党派別は自民26人▽民主13人▽共産6人▽公明3人▽維新1人▽社民2人▽無所属14人。

 前回選は震災の影響で春の統一地方選から外れ、他の市町村議選とともに日程がずれた。震災と原発事故から約4年8カ月たった今回の選挙戦では、これまでの復興に対する実績や、今後の避難者支援や復興策のあり方などが問われた。

 自民は政権与党との連携により復興をさらに進めていくとの主張を展開したが、民主との復興政策の違いが分かりにくく、支持を広げることができなかった。11選挙区で現職17人、新人2人の当選にとどまった。

 民主は9月に強行採決で成立した安全保障関連法に対する批判票を取り込もうと自民への批判を強めたことが奏功。11選挙区で現職7人、新人4人、元職1人が当選した。

 共産も安倍政権を強く批判し、現職4人、新人1人が当選。公明は現職2人、新人1人が当選を果たした。維新は党本部の分裂騒ぎもあって公認候補は新人1人となったが、落選した。社民は現職1人が当選した。【小林洋子】

 ◇浪江町長選 継続訴え馬場氏 幅広く浸透3選

 8年ぶりの選挙戦となった任期満了に伴う浪江町長選は、現職の馬場有(たもつ)氏(66)がいずれも新人の元町議会議長の小黒敬三氏(59)と元副町長の渡辺文星氏(65)を破り、3選を果たした。当日有権者数は1万5761人。投票率は56・05%(2007年の前々回73・51%)で過去最低となった。

 馬場氏は「復興の加速化にはこれまで培った人脈と経験が必要だ」と2期8年の実績を強調し、幅広い層から支持を得た。小黒氏と渡辺氏は復興の遅れを指摘して馬場氏に対する批判票の受け皿になることを狙ったが、浸透できなかった。

 馬場氏は笑顔で支持者を前に、「町民が自立、安心できる生活と、古里再生のために取り組む」と語った。

 相馬市議選など6市町村議選も新議員が相次いで誕生した。【土江洋範】


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