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首都圏 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2662チバQ:2010/11/14(日) 00:07:04
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011050004
常陸大宮市(定数1)
2010年11月05日

黒部博英 36 党県総務副会長 自現(3)
鈴木定幸 43 石油販売社長  無新 


   *


 2008年の市長選で対立候補を推した黒部に対し、市長は今回、鈴木の支援を明言。現新の激しい一騎打ちの様相だ。


 当選3回の黒部は前回、旧那珂郡区でトップ当選。父の時代から30年近く続く後援会が活発に動き、大票田の旧大宮町地区での票固めを図る。


 鈴木は出身の旧御前山村とその周辺地域で支持を固め、旧大宮町でも票の掘り起こしを目指す。旧那珂郡区の元県議の後援会も取り込む。


http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011060001
日立市(定数5)
2010年11月06日

 長谷川修平 54 党県副会長   民現(5)
 斎藤英彰  50 日立製作所社員 民新
 菊池敏行  64 乳製品会社長  自現(3)
 福地源一郎 62 薬剤師     自現(2)
 井手義弘  54 党県幹事長   公現(4)


   *


 5議席に、現職4人、新顔1人が立候補を表明した後は動きがなく、戦後初の無投票の可能性も出たが、5日に共産党が立候補予定者を発表する方針を決定。選挙戦に突入する。


 長谷川は日立製作所労組日立支部が全面的に支援。地域や職場などで県政報告を実施。組合員以外に支援を広げる。


 同労組大みか支部を母体とする元日立市議の斎藤は、引退する今一男氏の後継。新顔だけに知名度アップに全力をあげる。


 菊池は市南部が地盤。豊かで活力ある地域づくりを訴え、支持者固めを徹底する。


 10月に事務所開きをした福地は中小企業をこまめに回る。


 井手は公明の組織票に加え、朝の駅頭演説で無党派層への浸透を図る。

2663チバQ:2010/11/14(日) 00:09:00
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011070001
土浦市(定数3)
2010年11月07日

青山大人 31 党県副幹事長    民現(1)
奥田夏樹 41 特別研究員     民新 
伊沢勝徳 40 〈元〉参院議員秘書 自現(2)
八島功男 54 〈元〉銀行支店長  公新 





土浦市となった旧新治村が選挙区に加わった。当初は無投票と見られていたが、民主が現職に加えて新顔を立てたことで、自民現職と公明新顔の計4人が争う激戦模様に一変した。


奥田は、「民主2議席は困難」との見方もある中、地元衆院6区の大泉博子衆院議員と医師連盟が担ぎ出した。医師連盟の推薦を受け、駅頭などで環境や医療分野での貢献を訴える。「2議席取る好機」「2人を均等に応援する」と大泉。だが、ある医師連盟役員は「(青山を支援する)連合票を奪う」とし、「すみ分け」の難しさを明かす。


再選を狙う青山は前回、県議としては全国最年少で初当選した。奥田の擁立について、「決まったこと。何も言うつもりはない」と口が重い。ただ、大泉や医師連盟から打診はなかった、という。労組UIゼンセン同盟が推薦。夏の参院選後は毎日、駅頭に立ち、県議会の定数削減などを訴える。



自民は、伊沢が3選を目指す。奥田とともに医師連盟からの推薦を受ける。前回に続く推薦。民主の2人擁立が有利に働くとの見方について、「全くわからない。激戦だ」とみる。女性参院議員の秘書を務めた経験から女性団体との橋渡し役を自認。産業祭などにこまめに顔を出し、売り込みに余念がない。


公明の八島は、8回連続トップ当選し9期目の今期で引退する足立寛作県議の後継者。足立の後援会は、創価学会だけでなく個人の支援団体という色彩が強い。それだけに、「足立氏の組織すべてを引き継ぐことは困難」とみて、ミニ集会を精力的にこなし、中小企業対策などを訴える。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011070003
稲敷市(定数1)=稲敷市、河内町
2010年11月07日

細谷典幸 54 土砂販売会社長 自現(4)
坂本允  67 〈元〉東町長  無新 


    *


 これまでの稲敷郡区が、稲敷市区(稲敷市、河内町)と稲敷郡北部区(阿見町、美浦村)に分離。当初、河内町出身の細谷以外に動きがなかったが、稲敷市に合併前の旧東町長の坂本が10月下旬、「旧4町村の関係者から推された」と無所属で名乗りを上げて一騎打ちに。

2664チバQ:2010/11/14(日) 00:10:21
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011080001
つくば市(定数4)
2010年11月08日

塚本一也  45 タクシー会社長   民新 
飯岡英之  50 建設会社員     自現(3)
田村けい子 56 〈元〉市社教指導員 公現(1)
山中たい子 59 党県委員      共現(2)
鈴木将   38 〈元〉市長秘書   無新〈自〉
星田弘司  36 建設会社員     無新〈自〉


    *


 現職3、新顔3の6人が準備を進める。つくばエクスプレス沿線開発の人口増で、有権者は前回に比べ、約9千人増えた。候補者は前回の8人から減るため、各陣営とも
「当選ラインは上がり、厳しい争いになる」とみる。


 前回無所属で立候補した塚本は、民主の公認を得て再挑戦。複数擁立を模索した県連も塚本1人に絞り、議席獲得を目指す。県議を9期務めた父育造氏の地盤の大穂地区などで、保守にも浸透を図る。


 前回に返り咲きを果たした飯岡は、地盤の桜地区や北部を中心に支持を広げる。地区ごとに実績と課題をまとめたチラシを全6地区で配るなど、最大会派の現職として実績をアピールしている。


 田村は、前回、同市区で初めて公明の議席をトップ当選で獲得した。支援組織を固めるほか、「子どもやお年寄りに優しいまちづくり」を訴え、女性や高齢者など無党派への浸透を目指す。


 山中は、水戸市区とつくば市区しかない共産の現有議席の死守に懸命。党県委員会も「最重点区」と位置づけている。「くらし目線の県政」を訴え、新住民が多い学園都市地区などで支持拡大を図る。


 鈴木は、市原健一市長の秘書を今年7月まで約7年務めた。元筑波町議で市助役も務めた父宏氏の人脈を生かし、保守系市議らの支援を受け、筑波地区を中心に支持を広げる。


 市議2期目の星田は、引退する自民の飯泉淳から後継指名を受けた。自身の後援会と飯泉の後援会を融合させ、2人の出身の谷田部地区を中心に、支持を訴えている。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011080003
常総市(定数2)=常総市、八千代町
2010年11月08日

 神達岳志 41 営業相談会社長   自現(1)
 飯田智男 51 〈元〉衆院議員秘書 無新 
 遠藤章江 47 薬剤師       無新〈民〉


    *


 旧水海道市区に旧結城郡区の旧石下町、八千代町が加わり定数2に。今のところ、自民現職1人と無所属新顔2人の争い。


 神達は、2月の県議補選では無所属で立候補、小差で遠藤を退けた。「協働のまちづくり」などを掲げ、辻立ちや支援者へのあいさつ回りを進める。


 飯田は、約25年間、中村喜四郎衆院議員の秘書を務め、この地域に詳しい。中村議員の支持者や、知人などに連日あいさつ回りをしている。


 遠藤は、民主公認を「返上」して推薦にとどめたが、公認だった2月の補選と支援の構図は同じ。「命を守る」を前面に、元常総市長の父親の支持層など保守系への拡大を
目指し丹念に回る。


 このほか、八千代町から無所属で立候補の動きもあるが流動的だ。

2665チバQ:2010/11/14(日) 00:11:51
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011090001
取手市(定数3)=取手市、利根町
2010年11月09日

竹原大蔵 33 衆院議員秘書  民新 
鶴岡正彦 63 市体育協会長  自現(5)
高木晶  66 党市委員長   共新 
細谷典男 59 市議      み新 
川口政弥 53 車整備販売業  無新 


   *


 取手市区と旧北相馬郡区(利根町、旧藤代町)が合体し、定数が1増えた。


 民主は昨夏、現職だった川口浩が衆院議員に転出したため、後釜に、地元茨城3区小泉俊明衆院議員の公設秘書、竹原を擁立した。著名人の講演会やライブ活動などを繰り広げてアピールする。


 市議の細谷は民主を離れ、みんなの党から名乗りを上げた。朝の辻立ちや資料配布に取り組み、知名度アップに力を注ぐ。


 自民現職の鶴岡は、今期限りで引退する旧藤代町出身の小林靖男の支援を仰ぐ構えで、利根町でも支持拡大を目指す。


 川口は、小林と前回争って接戦を制した後、亡くなった旧藤代町出身の元県議会議長、川口三郎の娘婿。故人の後援会組織を継承し、組織を固める。


 高木は、県議会で共産が代表質問権を得ることができる「4議席以上当選」へ議席倍増の目標達成を狙い、7期23年の市議を辞して立つ。計7千票余りの区内の市議、町議の得票数の上積みを目指す。


http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011090002
龍ケ崎市(定数1)
2010年11月09日

真鍋涼介 32 弁護士     民新 
萩原勇  35 〈元〉市議   無現(1)
桜井直之 50 介護施設長   無新 


     *


 昨年12月の龍ケ崎市長選に県議を辞して立候補した中山一生が初当選。同時に行われた県議補選を制した現職の萩原に、市長選で中山を支援した市議の桜井と、民主新顔の真鍋が挑む。


 市議選でトップ当選しながら辞して県議補選に立候補した萩原は、今回も同級生や親族を軸に、比較的若い世代から支持層の広がりを目指す。


 真鍋は、高校を中退して競馬騎手を目指したが断念。大検に合格して進学し、弁護士に就いた異色の経歴と人脈を生かし、知名度アップに力を入れる。


 桜井は市議会最大会派の全面的支援を受け、市長支持者の囲い込みも図って組織戦を繰り広げる。

2666チバQ:2010/11/14(日) 00:14:14
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011100001
筑西市(定数3)
2010年11月10日

設楽詠美子 34 歯科医   民新 
 仁平正巳  57 呉服店専務 民新 
 田所嘉徳  56 行政書士  自現(3)
 鈴木聡   65 〈元〉市議 共新 
 宮崎勇   45 警備業   無新 


   *


 旧下館市区と旧真壁郡区の関城、明野、協和町が統合した。自民現職2人が引退し、1人だけとなった自民現職に民主2人と共産、無所属の新顔計4人が挑む激戦模様となりそうだ。


 子育て支援活動などをしてきた設楽はミニ集会などで知名度アップを図る。支援を受ける医師、歯科医らと地域医療を巡る集会も計画している。


 前市議の仁平は地盤の明野を始め支持者らをこまめに回り「県政に光を」と訴える。連合茨城の推薦を得て組合回りなどで支持拡大を狙う。


 4選を目指す田所は「安心な医療と豊かな福祉」などを掲げて支持者回りに力を入れる。自民では唯一の候補となったため「大丈夫と言われるのが怖い」と引き締めている。


 鈴木は下館、筑西市議として9回当選を重ね地域の問題に取り組んできた。市北部を中心に保守層にも食い込み「地域医療の再生」を訴えて支持拡大を図る。


 前市議の宮崎は出身地の関城を中心にこまめに歩き、「県西地方の農業の振興」を訴えている。自民現職にあきたらない保守票や青年層の取り込みに期待する。


http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011100002
笠間市(定数2)
2010年11月10日

 常井洋治 57 幼稚園理事長    自現(3)
 小池忠  72 〈元〉旧笠間市議長 自現(1)
 村上典男 51 県花き協副会長   無現(1)


   *


 現職1人が必ず落選することになる激戦区だ。旧笠間市区と、旧西茨城郡区のうち旧友部町、旧岩間町の地域が合区。二つの旧選挙区の3現職が2議席を争う。全員が自民系だが、党公認は定数と同じ2人。3人はそれぞれ、合併した旧3市町の別々の市町の出身で、他地区への浸透が鍵を握る。


 常井は無投票当選2回を経て12年ぶりの選挙戦になる。過去3回は民主推薦だったが、前回当選後に「政策実現のため」自民会派入り。友部病院改築や開発を巡る情報を県に公開させてきた実績を掲げ、財政再建を訴える。岩間出身だが、友部では親族企業やJT労組を足場に呼びかける。旧笠間も含め、市内3万世帯の6割強を歩いた。


 小池は、市議を8期務めた知名度で、地盤の旧笠間を徹底して固める。前回、笠間市区で自民現職との一騎打ちを制し初当選。今回は「地元で唯一」の立場を強調し、旧笠間の約1万世帯のほとんどを回り終えた。友部、岩間両地区へも市商工会長を務めた人脈を基に支持拡大を目指す。焼き物などの地場産業の振興を訴える。


 村上は、旧3市町で最多の有権者を抱える友部が地盤。父は元町長。町議長や市議を経て昨夏の西茨城郡区の補選で当選し、42年ぶりに友部地区出身の県議となった。園芸会社を経営する立場から農政を重視し、農業生産団体に支持を広げる。青年会議所などの人脈を生かして他地区へ食い込み、「地域を元気にする先頭に立つ」と訴える。

2667チバQ:2010/11/14(日) 00:15:22
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011100003
桜川市(定数1)
2010年11月10日

 白田信夫 58 県副議長  自現(4)
 風野和視 41 〈元〉市議 無新 


   *


 真壁郡区だった旧真壁町と旧大和村、西茨城郡区だった旧岩瀬町の3町村が合併。1議席をめぐり現新が一騎打ちの様相だ。


 昨年10月の市長選で、白田が推した対立候補が333票差で落選、市長は風野支援に回る。白田はこれまで選挙区外だった旧岩瀬町で支持拡大を図る。


 世代交代を掲げる風野は県議会定数削減や県議のボーナス廃止を訴える。旧真壁町を中心に支持者を回り、白田の地盤切り崩しを狙う。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011110001
坂東市(定数1)
2010年11月11日

石塚仁太郎 60 〈元〉坂東市長   無新 〈自〉
古谷英明  55 〈元〉衆院議員秘書 無新 


   *


 旧岩井市と旧猿島町の地域が合区。旧岩井市区選出の自民党県連前会長の山口武平が今季限りで引退を表明し、定数1を新顔2人で争う一騎打ちになりそうだ。


 前坂東市長の石塚は、山口の後継。旧岩井市長を3期、坂東市長を1期務め、抜群の知名度を誇る。昨年4月の市長選で、吉原英一市長に敗れたが、後援会組織の引き締めを図る。立候補表明した9月以降、推薦を受ける自民党支部の協力も得て、支援者回りを続けている。


 古谷は、中村喜四郎衆院議員の元秘書。地域間競争に勝ち抜くためのまちの基盤整備の必要性を指摘し、圏央道早期開通などを目指す。2002年の県議選岩井市区では、山口に敗れたが、約8300票を獲得した。自転車で支援者を回り、連日10〜30人規模のミニ集会を開いている。

2668チバQ:2010/11/14(日) 00:16:28
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011110002
古河市(定数3)
2010年11月11日

菅谷憲一郎 58 〈元〉総和町長 民新
森田悦男  60 珠算塾経営   自現(3)
江田隆記  67 幼稚園長    無現(5)
稲葉貴大  27 運送会社役員  無新 〈自〉


  *


 旧古河市と旧総和町、旧三和町を合わせた現市域が選挙区になった。現職2人と新顔2人が3議席を争う。


 元総和町長の菅谷は、昨年10月の古河市長選で現職白戸仲久市長に敗れた。定数削減や、議員報酬の額の見直しなど県議会の体質改善を訴え、地盤の旧総和町を中心に支持拡大を図る。


 森田は、旧三和町が地元。日野自動車誘致や地域医療の充実などの政策を掲げる。猿島郡区から立候補した前回は無投票当選。合併前の旧市町の枠にとらわれず、幅広い支持を目指す。


 江田は、中村喜四郎衆院議員系列の県議会会派に所属。旧古河市区で争った前回選挙では、自民公認の新顔との一騎打ちに競り勝った。福祉や教育環境の充実などを政策課題に挙げる。


 稲葉は、旧総和町を地盤とする自民現職の粕田良一の引退に伴い、自民推薦の無所属で立候補する。作新学院大大学院博士課程で流通などを研究中。交通の便を生かした古河市の活性化などを訴える。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000871011110003
守谷市(定数1)
2010年11月11日

石塚聡  52 NPO誌編集長 民新
梶岡博樹 33 スポーツ指導員 み現(1)
川又昭宏 55 中小企業診断士 無新


  *


 梶岡は、2年前の守谷市長選に県議を辞して立候補した小川一成の後継として、同時に行われた県議補選に立候補し初当選した。9月県議会で自民会派を代表して一般質問する予定だったが、みんなの党の公認内定が発覚。自民を離れ、精力的に各地のイベントや駅前に足を運んでアピールしている。


 その県議補選で惜敗した川又は今回、「従来の政治目線にはとらわれない」として民主を離れて立つ。自民党守谷支部が応援している。民主は、元都議の石塚を擁立。東京生まれで渋谷区議も務め、父は笠間市出身。週末を中心に街頭に立ち、知名度アップに努めている。

2669チバQ:2010/11/14(日) 00:25:40
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/11/13/5.html
2010年11月13日(土)
富士吉田市長選 渡辺正志氏が立候補へ
現職・堀内氏と一騎打ちか

 任期満了に伴い来年4月の統一地方選で行われる富士吉田市長選に、元県議で前回落選した渡辺正志氏(61)=竜ケ丘2の7の28=が12日までに立候補する意思を固めた。今月中に正式に表明する。同市長選は、現職の堀内茂市長(62)の再選立候補が有力視されており、両氏の一騎打ちとなった前回と同じ構図になる公算が大きくなった。
 渡辺氏は同日、地元の自治会連合会から市長選候補者として推薦を受け「ありがたいこと。期待に応えられるよう立候補したい」と述べた。すでに市議、県議時代からの有力な支持者は市長選に向けた態勢づくりを進めている。
 渡辺氏は2期務めた県議を辞職して、2007年の前回市長選に立候補。堀内氏に522票差で敗れたが、その後も政界復帰に強い意欲を見せていた。一方、堀内市長は12月定例市議会で再選出馬を表明するとみられている。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6080
6080 :片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:24:02
堀内派・蓬莱派を向こうに回して勝つとは、私にとってはかなり意外な結果でした。
どうなってるんだろう。

富士吉田市長堀内さん「脱派閥」訴え競り勝つ 讀賣山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news002.htm

 新人同士の争いとなった富士吉田市長選は、脱派閥を訴える堀内茂さんが組織力に勝る渡辺正志さんを振り切った。

 支持者が集まる会場に顔を出した堀内さんは、花束を手渡されると「長くて厳しい戦いだった。相手陣営は派閥がくっついて、こっちは竹やり軍団だった」と選挙戦を振り返り、「みなさんの心と良識を重く受け止め、よい市政を作りたい。子供たちが誇れる富士吉田を作りたい」と語り、喜びを爆発させた。

 昨年12月に出馬表明した堀内さんは派閥に頼らない選挙を掲げ、長年続いてきた市内2大派閥による政治打破の姿勢を強調。「改革派」のイメージを強く打ち出し、市政転換を望む無党派層の支持を集めた。

 渡辺さんは支持基盤である政治派閥「堀内派(躍進会)」のほか、萱沼俊夫市長の後援会など「蓬莱派」の多くからも支援を取り付けた。マニフェストを使って行政と市民との共生や行政サービスの向上など政策を打ち出したが、及ばなかった。

 渡辺さんは事務所で集まった支持者に「私の不徳の致すところ」と敗戦の弁を述べ、敗因について記者団に対し「市民が(自分より堀内さんを)派閥を解消できると選んだのだろう」と話した。

(2007年4月23日 読売新聞)

2670チバQ:2010/11/14(日) 17:29:06
>>2188>>2613
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20101114ddlk19010070000c.html
選挙:甲府市長選 宮島氏、民主と協定 後藤県連代表から推薦証 /山梨
 来年1月の甲府市長選に向け、宮島雅展市長は13日、民主党県連と政策協定を結び同県連の後藤斎代表から推薦証を受け取った。同市相生1の同県連事務所で調印式に臨み「財政的に厳しい状況が続くなかで、市民参加は不可欠。行政と市民のコラボレーションで問題を解決していきたい」と述べた。

 協定書は宮島市政2期8年の検証結果から「市民対話・地域対話を重視し、市民との協働路線の強化を掲げて取り組んだことは、民主党が求める『公正・公平』などに合致し、評価できる」との基本認識を示した。

 そのうえで、基本政策として(1)一党一派に偏しない公正・公平で清潔な政治姿勢を堅持し、透明性の高い市政運営に努める(2)財政の健全化に努めるとともに、市民が主役の政策遂行を図る−−など4項目を掲げた。【山口香織】

2671チバQ:2010/11/14(日) 19:07:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101114/CK2010111402000071.html
<12・12 県議選>民主、自民の複数候補擁立区 票食い合い 『すみ分け』は…
2010年11月14日

 十二月十二日の投開票まで一カ月を切った県議選。「政権交代」に加え、長老議員の引退で「世代交代」も鍵となり、各選挙区で激しい前哨戦が繰り広げられている。推薦を含め民主、自民両党から複数が立候補表明している選挙区では全員当選の目標を掲げながらも、必ずしも「すみ分け」がうまくいっていないところが目立つ。 (塙幸雄、原田拓哉、小沢伸介)

 七日夜、土浦市内のホテルで開かれた民主党の大泉博子衆院議員(茨城6区)の国政報告会。岡田克也党幹事長も駆け付けたが、実質的な目的は県議選公認候補予定者のお披露目。顔をそろえた現職の青山大人氏(31)と新人の奥田夏樹氏(41)はあいさつ程度に言葉を交わすと、その後は目を合わせることはなかった。

 民主、自民、公明の三党は一議席ずつで、ほぼ無風とされた土浦市区(定数三)。ところが、民主は九月になって沖縄大特別研究員の奥田氏を擁立、一転して選挙戦に突入した。

 一人に絞った自民、引退する有力現職の後継者に新人を立てた公明は安定した戦いとみられている。大泉氏は「二人擁立は党勢拡大のチャンス」と強調するが、実際は民主の二議席獲得は限りなく高いハードルだ。

 青山氏は連合茨城、奥田氏は県医師連盟の推薦を受ける。奥田氏の擁立の背景には、同連盟土浦支部と青山氏との「距離感」があると指摘されている。

 票の食い合いが懸念されるが、地元支部の幹部の一人は「二人の戦略をどうするかは、まだ詰めていない」と打ち明ける。

 やはり民主公認の新人二人がしのぎを削る筑西市区(定数三)。当初は前市議の仁平正巳氏(57)だけとみられたが、福島伸享衆院議員(茨城1区)の強い意向で、民主は急きょ、八月に歯科医師の設楽詠美子氏(34)を送り込むことになった。

 地元支部では「仁平氏は連合茨城が支援する組織戦。一方、医療ボランティア活動に携わる設楽氏は、唯一の女性をアピールして浮動票を抱き込む」との票割り戦術を描く。

 しかし、「一人当選どころか共倒れだってあり得る」(仁平氏の選対)。「領土問題などで党への逆風もあり、今考えれば、無謀な複数擁立かもしれない」(設楽氏の選対)など、両陣営からは不安の声が漏れてくる。

 とりわけ危機感を強めているのは仁平氏の陣営だ。設楽氏の地盤が大票田の旧下館市なのに対し、仁平氏は農村部の旧明野町。福島氏はそんな陣営側に気遣って、選挙本部長に就任する予定。設楽氏の陣営も明野地区での運動は控えている。

 すみ分けに苦労しているのは自民も同じ。党県連はつくば市区(定数四)で、現有の二議席を上回る現職一人の公認と、新人二人の推薦を決めた。自民の市議は「三人全員の当選に全力を挙げる」と強気だが、こちらもその実現には悲観的な見方が支配的だ。

 つくばエクスプレス(TX)の開業から五年が経過し、沿線開発の進展に伴い有権者数が前回に比べて約九千人増えた。政権交代で野党になっても「地方はまだ自民で固まっている」との声もあるが、党勢の陰りは否定できない。

 ある陣営関係者は「保守地盤といえども三人が当選できるだけの票はない」と話す。別の陣営も「民主党に逆風が吹いているが、だからといって民主支持層が自民に戻ることはない」とみている。

 立候補予定者の危機感は強い。市長の元私設秘書で、陣営の組織力が最も強いとされる新人の鈴木将氏(38)でも「二人に比べれば知名度が乏しく、出馬表明の遅れも不安材料」と漏らす。

 前回の地盤を一部、鈴木氏に奪われる形となった現職の飯岡英之氏(50)は「筑波地区を削られるのは痛い。実績を基に実行力を訴えていく」と強調。新人だが、市議で上位当選の星田弘司氏(36)は「ライバル視するつもりはないが、決定的な違いは政治経験」と語り、鈴木氏への対抗心をのぞかせた。

2672チバQ:2010/11/15(月) 22:39:13
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011150035/
財政再建を前面に、社会福祉法人理事長の一柳氏が出馬表明/逗子市長選
2010年11月15日
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 12月12日投開票の逗子市長選に、無所属の新人で社会福祉法人百鴎理事長の一柳康男氏(59)が15日、立候補を表明した。市長給与や職員定数の削減などを掲げ、「次の4年間は持続可能なまちになるための基盤づくり。財政再建への道筋を付けなければいけない」としている。

 一柳氏は同市出身。国学院大卒業後、市役所入りし、企画部長や福祉部長などを務めた。焦点となっている米軍池子住宅地区(逗子市、横浜市金沢区)の追加建設問題については、国との交渉を重視する”現実路線”を主張するが、「市政の課題はそれだけではない。市民の選択肢をもう一つ作るべきと考えた」と出馬の動機を説明した。

 同市長選には、現職の平井竜一氏(44)と、新人の松本治子氏(68)が無所属での立候補を表明している。

2673チバQ:2010/11/16(火) 01:03:20
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101115-OYT1T00040.htm
国会議員多いのに…民主、県議選の候補擁立難航
 茨城県議選で全36選挙区に候補者の擁立を目指している民主党に暗雲が垂れ込めている。

 13日現在、20選挙区で公認23人と推薦1人にとどまり、全員が当選しても県議会(定数65)の過半数に満たない状況だ。「国政だけでなく県政でも第1党を」ともくろむが、政権交代時の勢いはすでに衰えているうえ、菅内閣の支持率が急落していることも影響し人選作業が進まず、目標達成は困難な情勢だ。

 県議会の会派構成は、最大会派の自民党が45人と圧倒的な勢力を誇る。次いで民主党6人、公明党4人、自民県政クラブ3人、共産党2人、みんなの党1人、無所属3人。一方、民主党の国会議員は、昨年の衆院選で県内7小選挙区のうち5選挙区を制するなど9人が当選。参院議員も含めると県内に11人おり、自民党の4人を大幅に上回る。

 政権交代直後の昨年10月、当時、民主党県連会長だった大畠章宏経済産業相は連合茨城の定期大会で「全選挙区での候補者擁立を目指す」と表明。県連は今年2月、9人の第1次公認を発表したのを手始めに次々と公認を決め、前回の10人から2倍以上に増やした。定数が2人以上の水戸市、日立市、土浦市、筑西市の4選挙区では複数の公認候補を擁立し、保守地盤の切り崩しを狙う。

 県連の藤田幸久臨時幹事長は「最後まで全選挙区で候補者擁立を目指したい」と意欲を見せるが、県連関係者の1人は「個人戦の色彩が強い県議選で、地域に強固なネットワークを築いている現職に勝てる候補者を探すのは難しい」と実情を打ち明ける。

 また、別の県連関係者は、県内7支部の総支部長を務めている衆院議員の動きの鈍さを挙げる。党は各総支部長が県議選の公認候補の人選作業を進め、県連常任幹事会で最終決定するシステムを採用している。ある新人の候補予定者は「1人でも多くの県議を誕生させ、地盤を固めることが総支部長自身の衆院選に直結する。自分の選挙区から何人の県議を誕生させるかは総支部長の通信簿のようなものだ」と不満を漏らしている。

(2010年11月15日06時25分 読売新聞)

2674チバQ:2010/11/16(火) 20:22:02
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101116-OHT1T00051.htm
プリティ長嶋氏、千葉県議選に出馬!市川市議から転身


市川市議から千葉県議への転身を固めたプリティ長嶋氏 長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(74)のものまねで知られる、千葉・市川市議のプリティ長嶋氏(56)が、来年4月の千葉県議選に無所属で出馬することが15日、分かった。2007年の市議選で公約にした「AED普及」に加え、掲げるのは千葉県の海岸整備。ふるさとの九十九里海岸で、ミスターのものまねを鍛錬し、ミスターに向かって叫んだ、若き日への原点回帰でチャレンジする。

 プリティ氏が今度は県議選に挑戦だ。「17歳の時の人生の選択。長嶋さん的に言うと、ん〜、ランドリー(洗濯)ですか」とミスターそっくりに切り出したが、決断の裏側には少年時代の思い出と夢があるという。

 生まれ育ったのは九十九里浜の目の前。「長嶋さんがデビューして大人気になった頃、九十九里は全盛期だった。砂浜いっぱいに地引き網の船が並んでいたんですよ」。しかし「灯台を守るためのコンクリートブロックや地盤沈下」で、年々、砂浜が狭くなるのを目撃したという。

 茂原工(現・茂原樟陽)高時代、新聞で千葉県が護岸整備を始めることを知った。「これにかけよう」と決意して1973年、県職員に。しかし、配属されたのは水道局。「それでも私は九十九里を何とかしたくて、毎日実家に帰って海を見ていたんです」

 ミスターは74年に現役引退。プリティ氏は浜辺で「長嶋さんのバカヤロー! 何でやめちゃったんだー」と叫び、ランニングフォームやピッチングをものまね。「わが巨人軍は永久に不滅です」と繰り返し、環境の変化を嘆いた。

 「あの気持ちが、まだ完結していないんです」。県職員時代の仲間は定年退職の時期を迎えた。そして昨年、ミスターの誕生日と同じ2月20日に漁業出身の母・すてさんが逝った。「やりたかった仕事をラストチャンスでやりたい」と決断した。

 プリティ氏は市川市選挙区で出馬するため、九十九里は“選挙区外”だが「九十九里だけではない。県全体の海の砂浜を取り戻したい。市川市にも三番瀬という問題があります」。昨年からは拓大大学院の地方政治行政研究科で勉強している。

 07年4月の市川市議選は、1万782票でトップ当選。ミスターからは「人づてに、市議当選を喜んでくださったと聞きました」。市川駅近くに事務所を構え、看板などを手作りして決戦の準備中だ。

 ◆プリティ長嶋(ぷりてぃながしま)本名・片岡馨。1954年10月2日、千葉・長生郡生まれ。56歳。茂原工高卒業後、千葉県水道局に勤務。その間に長嶋茂雄氏のものまねで注目され、80年にテレビ各局のものまね番組でデビュー。俳優としても活躍する。長嶋氏からは「プリ長(ぷりなが)」とも呼ばれる。2007年4月、市川市議選に出馬し、当選。血液型O。家族は「ワイフが1人と息子が2人」。

2675チバQ:2010/11/16(火) 20:24:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20101115-OYT8T01055.htm
館山市長に金丸氏再選
実績を強調、2新人破る


支援者から贈られた花束を掲げる金丸氏(14日午後11時15分、館山市長須賀で)  館山市長選は14日に投票が行われ、開票の結果、現職の金丸謙一氏(61)(無所属=自民推薦)が、いずれも新人で前東京都中野区副区長の石神正義氏(62)(無所属)、元市職員の五十嵐正氏(65)(同)を破り、再選を果たした。当日有権者数は4万1778人、投票率は60・22%(前回59・65%)だった。

 金丸氏は当選の知らせを受け、同市長須賀の事務所で支持者らを前に「厳しい選挙だった。市政の継続の重要さを訴えた」と振り返り、2期目について「マニフェスト(選挙公約)に掲げたように、観光、雇用を重視して経済を活性化させ、しっかりと市政を運営していきたい」と改めて決意を語った。

 金丸氏は1期目の実績を踏まえて「種をまいて芽が出てきたところ。これを大きく育てなければならない」とし、元気な市民、経済、財政という「3つの元気」を掲げ、子育て支援の充実、観光客誘致による経済活性化などを訴えた。地元の自民党県議や、半数以上の市議の支援を受け、後援会を中心に組織選挙を展開し、支持を広げた。

 石神氏は今年6月に出馬表明。市民有志でつくる「立て直そう館山!全市民の会」を核に、現市政に批判的な市議やグループの応援を受け、「市民党」を掲げて無党派層や現職の批判票の受け皿を狙ったが、及ばなかった。落選が伝えられ、「私の考え方が十分に伝わっていなかった。もう少し早く出馬表明すべきだったかもしれない。中野区の行財政改革はある程度できたが、ふるさと館山を離れていたのが大きかった」と敗因を分析した。

 五十嵐氏は組織を持たず、手作りの選挙を展開、「館山を第二の夕張にしてはいけない」と訴えたが、支持を広げられなかった。

金丸 謙一(かなまるけんいち)氏《2》

〈自〉▽市長、安房郡市広域市町村圏事務組合理事長、三芳水道企業団企業長(元)市議、学習塾経営、市中央公民館サークル連絡会長▽安房高▽館山市▽館山市那古

当 13,570 金丸謙一61無所属現

  10,336 石神正義62無所属新

   1,105 五十嵐正65無所属新

(2010年11月16日 読売新聞)

2676チバQ:2010/11/16(火) 20:32:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20101116-OYT8T00023.htm
引退13人万感
「皆さんのおかげ」「今後の発展期待」
 12月12日投票の県議選に立候補せず、今期限りで引退を決めた県議13人が15日、最後の定例県議会を迎えた。本会議終了後、議事堂大会議室では議長主催の「退任功労議員を囲む集い」が開かれ、全65人の県議や橋本知事ら県幹部が出席して引退する議員をねぎらった。

 引退するのは、14期の山口武平氏(89)(岩井市区)をはじめとする自民党10人、公明党の足立寛作氏(66)(土浦市区)、民主党の今一男氏(63)(日立市区)のほか、来春の水戸市長選に立候補を表明している無所属の高橋靖氏(45)(水戸市区)。

 山口氏は「いつもの議会がある日と同じ気持ち」と笑顔で登庁。1970年と2006年に県議会議長に就任したことなどを振り返り、「県庁舎の移動を含めて3回、議長のいすに座れたことが印象に残っている。議会の権威向上、選ばれた責任を果たすことを目的に続けてこられた」と語った。

 13期務めた自民党の関宗長氏(83)(那珂郡区)は「半世紀以上、県議をできたのは皆さんのおかげ」と感慨深げ。6期の同党会派議員会長の飯野重男氏(67)(結城郡区)は、ベテラン議員の引退で会派内に結束を危ぶむ声があることから「色々な意見があると思うが、会派としてまとまってもらいたい」と注文をつけた。

 決算特別委員長を務めた3期の同党の鈴木徳穂氏(63)(北茨城市区)は「地元住民の話をしっかり聞くことを心がけてきた12年だった」と振り返った。2期の同党の大高伸一氏(43)(東茨城郡南部区)は「中小企業の経営難や少子高齢化など県政の課題は多い。今後も地域のために尽力したい」と話していた。

 民主党で唯一引退する3期の今氏は「まだまだ発展する可能性がある県なので、今後に期待したい」とし、県議選に立候補予定の同党の新人18人に「党への風が厳しくなっている今こそ、当選できたら本物だ」とエールを送った。

(2010年11月16日 読売新聞)

2677チバQ:2010/11/17(水) 00:10:42
>>2675
06年の館山市長選はすごいですね◇館山市長選挙(千葉県)開票結果 投票率59.65%
当9593 金丸謙一(無新、57歳、初当選)
 7956 鈴木陽一(無新、自推薦、55歳) →県議選(保守分裂)落選
 7366 辻田 実(無現、73歳)


http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=chiiki06112110102701
館山市長に金丸氏 草の根運動で現職ら破る
“市民優先”の声届く 「桟橋計画は費用対効果で」
2006年11月21日10時10分


 十九日投開票の館山市長選は、金丸謙一氏(57)が経済重点の政策の継続を訴えた現職の辻田実氏(73)、経営者の感覚を取り入れた「株式会社館山市」の実現を訴えた鈴木陽一氏(55)を引き離して三つどもえ戦を制した。一夜明けた二十日、金丸氏は「自分の主張より、市民の思いを聞くことを優先したことが勝因につながった」などと語った。
(館山支局・穐田政宏)

 六月議会で出馬表明した辻田氏、七月に立候補表明した鈴木氏に対し、金丸氏は八月になっての表明と、出遅れ感が否めなかった。

 しかし「閉塞(へいそく)感漂う館山を元気にしたい」というアピールと、文化団体やボランティアらによる草の根活動で、現職の辻田氏の票を切り崩した。

 また辻田氏の公約の柱でもあった同市館山に建設計画が進んでいる多目的観光桟橋について「生活基盤整備を優先し再検証する」と公約した。

 館山には一九七〇年まで東京・竹芝桟橋から客船が定期運行していた。現在客船「にっぽん丸」などが寄港するが、沖に停泊、ジェットフォイル船の定期航路化のためにも、大型桟橋建設をやめては市民の希望が失われる、との声も聞くが―の問いには、「そういう声もあると思うし、やめる―というのは誤解だ。計画規模が縮小されたことをまず市民に提示すべきだ。その上で費用対効果を検討し、理解が得られれば造る。再検証とはそういう意味で言っている」と答えた。

 これからの市政運営については「市民の声を聞き、市民の目線で、決断し実行する。また出来ないことは出来ないとはっきり説明すべき」として「今は市民に市長として育てていただく、というのが心情」と語った。

 一方、同市北条の選挙事務所で辻田氏は「大型店出店や、マンション建設など活力はついてきている。港湾、海洋深層水、観光立市の三大事業のレールは敷いた。完成は新市長にゆだねる」と述べた。

 ◇金丸謙一氏の略歴

 学習塾経営、中央公民館サークル連絡会会長、市体育指導委員連絡協議会副会長、元市議、元館山国際交流協会事務局長。安房高校卒。那古。

2678チバQ:2010/11/17(水) 00:12:28
3113 :とはずがたり:2007/01/14(日) 23:42:27
<首都圏>千葉県

合併推進派の現職が負けちゃったか・・。

選挙:館山市長選 現新3人の三つどもえ戦か−−あす告示 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000134-mailo-l12

 任期満了に伴う館山市長選は12日告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の辻田実氏(73)と、新人で元市議の金丸謙一氏(57)、社会福祉法人理事長の鈴木陽一氏(55)。現職に新人2人の三つどもえ戦になりそうだ。
 「衰退する市」の立て直しを訴える新人2人と、「旧安房郡市の合併」などの実現を目指す現職の対立構図に有権者の関心も高まりそうだ。
 投票は19日で即日開票される。有権者数は4万2555人(9月2日現在)。[桜井憲司]
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日14時1分更新

館山市長選挙  2006年11月12日告示  2006年11月19日投票
有権者数 : 42180人  投票者数 : 25161人  投票率 : 59.65% 
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/12/00003595.html
当9593 金丸 謙一 57 男 無所属 新 学習塾経営
次7956 鈴木 陽一 55 男 無所属 新 会社役員
落7366 辻田 実  73 男 無所属 現 市長

金丸・館山市長:「住民サービスに全力」 初登庁し訓示 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/photojournal/archive/news/2006/12/12/20061212ddlk12010242000c.html
 館山市長選で初当選した金丸謙一市長(57)は11日、初登庁した。金丸市長は就任後初の部課長会議で「選挙で公約した日本一、住みやすいまちを築きたい。外部(市議当時)から見ていた市の現状と内部から見た状況の違いに驚いている」と語った。また「当面は『生活基盤整備の充実』など、住民サービスに全力を尽くしたい。職員の協力をお願いしたい」と述べた。

 記者会見では「市長の責任は重大だが、厳しさを楽しさに置き換え、明るい市政を運営したい。前市長の政策の良いところ(観光立市など)は生かしながら、金丸カラーを出したい」と語った。旧安房郡市の合併では「合併は望ましいが、当面は自立を目指し、合併はその後に考えたい」と述べるにとどまった。特別職人事では収入役、教育長の辞職願を受理したが、国土交通省から派遣の助役は「桟橋建設など重要な港湾事業を抱えているため、国交省と話し合いながら、しばらくとどまってもらうつもりだ」と語った。【桜井憲司】

毎日新聞 2006年12月12日

2679名無しさん:2010/11/17(水) 01:50:19
>>2673
いやさ、現有6のところに23公認+1推薦なら十分すぎると思うんだけど、どうなのよ

2680名無しさん:2010/11/17(水) 16:29:46
>>2679
単に擁立するだけでなく、議会で自分らの政策を反映させるだけの数(=議会定数の過半数)を出せなければ意味無いってことでは?
あと立候補者の総計は多くても、実際には民主空白の選挙区が多いのも問題だと思います。

2681チバQ:2010/11/17(水) 21:10:45
>>1796>>2421>>2441>>2445
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101117ddlk08040165000c.html
竜ケ崎市議盗撮:中山元市議を起訴猶予 千葉地検「示談成立」 /茨城
 電車内で女子高校生の脚などを盗撮したとして、千葉県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で逮捕された竜ケ崎市の中山英明元市議(33)について、千葉地検松戸支部は16日までに起訴猶予処分とした。「被害者側との示談成立」などを理由としている。

 中山元市議は9月14日午前、千葉県我孫子市のJR成田線新木−湖北駅間の電車内で、ドア付近に立っていた女子高生の前にしゃがみこんで下半身を撮影したとして我孫子署に逮捕され、同17日に釈放された。市議会に辞職勧告され、民主党県連から除名処分を受けた。同30日には市議を辞職した。【中川聡子】

2682チバQ:2010/11/17(水) 21:17:52
http://www.saitama-np.co.jp/news11/17/02.html
1次公認に47人 来春県議選で自民県連
 
 自民党県連の滝瀬副次幹事長は16日記者会見し、2011年4月の統一地方選で行われる県議選(定数94)の1次公認候補予定者47人を発表した。県連は13日の役員会で新藤義孝会長(衆院北関東比例)を本部長とする統一地方選・選対本部を発足。滝瀬幹事長は「最低でも現有勢力(50議席)の確保が目標。まだ公認候補のいない空白区が16ある。これから新人の方々に出てきてもらい、最終的には55〜60人ぐらいの候補者を擁立したい」と抱負を述べた。年内にも2次公認を発表し、選挙態勢を整えたい考えだ。

 1次公認を得たのは現職44人と新人3人。59選挙区のうち43選挙区に公認候補を立て、定数6の南2区(川口市)には現新3人、同3の北5区(深谷市ほか)と北6区(熊谷市)には現職を2人ずつ擁立する。

 現職で引退の意向は深井明氏(南3区=さいたま市西区)と吉田弘氏(南7区=同中央区)、滝瀬副次氏(南15区=北本市)、丸木清浩氏(西10区=毛呂山町ほか)、逢沢義朗(東11区=三郷市)の計5人。神山佐市氏(西6区=富士見市)は現段階で公認を申請していない。

 前回の07年県議選で自民は63人を公認候補として擁立したが、現職19人が落選する惨敗を喫した。選対本部の事務本部長を務める滝瀬幹事長は「前回の苦い経験を生かし、手堅く当選できるよう頑張っていきたい」と話し、59の全選挙区で公認または推薦候補を立てられるよう新人の発掘に努める意向を示した。

 菅内閣の支持率が急落しているが、滝瀬幹事長は「民主が駄目だから自民でいいという受け皿がまだできていない」との認識を示し、「党が国民に信頼される政策をつくり、地方は地元に根付いた政策で統一地方選に臨む。それで戦って支持を広げたい」と決意を述べた。



 そのほか、統一地方選で行われる川口市議選に出馬を予定する候補予定者16人の公認を決めた。新人2人のうちの永瀬秀樹氏は新藤会長の弟で永瀬洋治元市長の養子。

 さいたま市議選については、現職18人から公認申請があったものの、引退を検討している市議が複数いることから「公認して辞退では困るので調整が必要」(同幹事長)とし、今回は公認決定を見送った。

2683チバQ:2010/11/17(水) 21:21:50
>>2339-2340
>自民党の橋爪洋介県議(43)は「自分の場合はうわさ先行。市長選について何も考えていない」とし、
高崎市長選橋爪県議、出馬の意向
保守分裂で混戦も
 来年5月1日の任期満了に伴う高崎市長選に、自民党県議の橋爪洋介氏(43)(高崎市区、2期)が出馬の意思を固めたことが15日、わかった。同市長選を巡っては、前県立女子大学学長の富岡賢治氏(64)が真っ先に名乗りを上げた一方、現職の松浦幸雄市長(80)は7選出馬に含みを持たせたまま、態度を保留。ほかにも県議や市議らの立候補が取りざたされており、橋爪氏の参戦が確定すれば、保守分裂による混戦が必至となりそうだ。

 橋爪氏に近い関係者によると、出馬表明の時期は、松浦市長の動向に配慮しながら検討する。松浦市長に対しては、12月定例市議会の一般質問で、対応を問う質問が予想されている。来年4月の中核市移行を控え、松浦市長は出馬に意欲を示しており、年内に最終判断を出すと見られる。

 橋爪氏は同日、読売新聞の取材に対し、「色々なところからお誘いを受けている。現職のこともあるのでまだはっきりと言えない」と話している。

 橋爪氏は、高崎市出身で成城大学卒。不動産販売会社勤務や、父で元県議会議長の和夫氏の秘書を経て、2003年の県議選で初当選した。

(2010年11月16日 読売新聞)


>松本基志高崎市議(51)は「全くの白紙。立場はどうあれ、高崎のために頑張りたい」と言う
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001011170002
松本市議が出馬表明 高崎市長選
2010年11月17日

 来春の高崎市長選に、松本基志(もと・し)・同市議(51)が16日、立候補を表明した。同市長選に立候補する意思を明らかにしたのは富岡賢治・前県立女子大学長(64)に次いで2人目。ほかにも立候補をうかがう動きがあり、今後、現在6期目の松浦幸雄市長(80)の動向が焦点になりそうだ。(乳井泰彦)


 松本氏は高崎信用金庫勤務を経て市議3期目。「信金時代から地元のために頑張りたいと思ってきた。12年近くになる市議の経験を生かし、新しい高崎のまちづくりの先頭に立ちたい」と記者会見で意欲を語った。


 政策としては、中核市として新たなまちづくりのスタートを迎える来年を改革元年と位置づけ、これまでの市政を総点検し、市民参加の行政を進めるという。また、「高崎の街のにぎわいを取り戻し、北関東を代表する都市にしたい」と語った。


 市議会では最大会派の新風会に所属し、松浦市長に対しては与党の立場を取っている。松浦市長については、「これまで、都市整備などしっかりやってきた」と評価する一方、「リーダーが長くやっていると、組織の硬直化など弊害もある」と多選への批判をにじませた。


 市議の職については、「任期を全うしたい」とし、当面は辞職せず、市議活動を継続する方針。立候補にあたって、政党の公認、推薦を求めるかどうかは白紙の状態という。現在は無所属。


 また、橋爪洋介県議(43)=高崎市区選出、自民党=は16日、朝日新聞の取材に対し、「(立候補を)熟慮している」と話し、市長選への意欲をのぞかせた。ただ、「いろいろな声があるので、これまでお世話になった方に話を聞いたうえで最終的に判断したい」と話した。


 橋爪県議は不動産会社員を経て県議2期目。


 松浦市長は、現職市長としては国内では最高齢。6回の当選回数も最多となることから、次期市長選への対応に関心が集まっている。松浦市長は今月30日開会の12月市議会で、態度表明する考えを示している。

2684チバQ:2010/11/18(木) 21:13:11
>>1964>>2152>>2506-2507
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001011180001
県議の中込氏 立候補固める・南ア市長選
2010年11月18日

 来年4月の統一地方選で実施される南アルプス市長選に、県議の中込博文氏(62)=同市選挙区=が立候補する意向を固めたことが分かった。同市長選には現職の今沢忠文氏(73)が再選を目指して立つ見込みで、選挙戦になる可能性が高い。


 中込氏は、2007年に県議に初当選し、現在1期目。取材に対し「合併から8年目を迎えたが、現市政に具体的な将来のビジョンが見えない。豊かな自然を生かした調和のある発展を目指し、新しい感覚で市民とともに力を尽くしたい」と述べた。

2685名無しさん:2010/11/19(金) 02:48:55
>>2680
そりゃ高望みが過ぎるというものだろ、都道府県議選の選挙区割りを考えれば仕方のないこと
無理して擁立してバタバタ落としたら、それこそ政党の信頼を失う
「100点満点じゃなければ0点」という思想は早く捨てるべきだね

2686チバQ:2010/11/19(金) 20:46:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20101118-OYT8T01209.htm
連合栃木は推薦 県連が公認・推薦見送り
 連合栃木(青木義明会長)は18日、日光市内で執行委員会を開き、来年4月の県議選で民主党が公認を見送った県議の渡辺直治氏を推薦する方針を固めた。連合では同じく県連の推薦が見送られた県議の菅谷文利氏への推薦も決めており、党と支持母体で対応が分かれる結果となった。

 県議会会派「無所属県民クラブ」に所属する渡辺、菅谷両氏は、前回の県議選で民主党の公認、推薦を受けていた。しかし、県連は、両氏が昨年2月の予算審議などを巡り、意見が対立したことを理由に、来年の県議選での公認や推薦を行わないとしていた。両氏は無所属で出馬する。

 連合の青木会長は、「本来なら県連と歩調が合うことが理想だが、これまで推薦してきた経緯を重視した」と説明した。

(2010年11月19日 読売新聞)

2687チバQ:2010/11/20(土) 00:06:18
>>2630-2638>>2660-2668
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101107ddlk08010065000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/1 /茨城
 県議選(12月3日告示、12日投開票)まで1カ月を切った。区割り変更で前回(06年)から1区増の36選挙区となり、65議席を巡り100人以上が立候補を予定している。現有45議席の第1党・自民党に対し、国政で与党の民主党(現有6議席)が過半数の19選挙区で公認を擁立。みんなの党も新たに参戦し、これまで以上の激戦が予想される。各選挙区の情勢と立候補予定者の顔ぶれを紹介する。

 ◆水戸市区=水戸市、城里町(定数7)

 ◇保守乱立の激戦に
佐藤光雄  52 民現(1)

星野幸子  46 民新

石川多聞  67 自現(6)

舘静馬   43 自現(1)

川津隆   59 自元(3)

高崎進   49 公現(1)

大内久美子 61 共現(4)

加藤明良  42 無新[自]

木本信太郎 33 無新

    ◇ ◆

 今回から旧内原町と城里町が加わり、定数が5から7に増えた。現職5人、元職1人、新人3人の9人が立候補を予定している。自民基盤5人がしのぎを削る。高橋靖県議(45)=2期=が自民を離党し、来年4月の市長選へのくら替えを表明したことで、高橋氏が前回獲得した約1万4000票の行方が注目される。また、前回、初議席を得た民主が複数擁立に挑む。

 前回、1万6000票余りでトップ当選を果たした東京電力労組出身の佐藤氏は、連合茨城の全面的支援を受け、2万票を目標に、組織固めを図る。民主の新人、星野氏は県医師連盟などの推薦を受ける。仕事と育児を両立させた経験から「ママ力」をキーワードに掲げ、交通量の多い交差点でのつじ立ちなどで知名度拡大を狙う。

 城里町が地盤の石川氏は、水戸市に足場がないことから、6月に市内に後援会事務所を開設するなど、危機感を持って臨む。県信グループなどの支援を受ける。前回、無所属で出馬した舘氏は、自民公認で2期目を目指す。父親としての立場から教育や子育て政策などを掲げる。

 自民県議を3期務めた川津氏は539票差で次点に泣いた。各地区の後援会を丁寧に回り、旧内原町へも支持を広げる。高崎氏は、朝の駅立ちやミニ集会を増やし、福祉・医療分野などでの実績を強調。大内氏は水戸市議5期、県議4期を務め、暮らし優先の県政への転換を訴える。17日には市田忠義党書記局長を招いて演説会を開く。

 加藤氏は、今期限りで引退する加藤浩一市長の長男。国会議員秘書を18年間務めた。先行する名前だけでなく、人柄や政策の浸透を図る。木本氏は、木本信男元県議の長男で07年4月の市議選でトップ当選。唯一30代の若さをアピールし、世代交代を訴える。

 ◆高萩市区=高萩市(定数1)

 ◇無投票の可能性が大
小田木真代 47 自現(3)

    ◇ ◆

 草間吉夫市長を支援してきた現職の小田木氏以外に立候補の動きはなく、無投票の可能性が出てきた。3期12年の実績を訴え、各種イベントなどにもこまめに顔を出して支持拡大を図る。

 ◆北茨城市区=北茨城市(定数1)

 ◇民主・自民新人対決
今井路江 44 民新

    ◇ ◆

 民主の市議2期目、今井氏が先月13日に正式に出馬を表明。産業の振興や景気対策を訴える。自民は、現職の鈴木徳穂氏(63)=3期=が今期限りで引退を表明しており、新人擁立へ選定作業が続いている。=つづく

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 注:衆院勢力、現元新、当選回数、五十音の順。年齢は投票日現在。()数字は当選回数。[]政党は推薦・支援

2688チバQ:2010/11/20(土) 00:06:51
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101108ddlk08010031000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/2 /茨城
 ◆日立市区=日立市(定数5)

 ◇共産擁立で選挙戦に
長谷川修平 54 民現(5)

斎藤英彰  50 民新

菊池敏行  64 自現(3)

福地源一郎 62 自現(2)

井手義弘  54 公現(4)

小林真美子 46 共新

    ◇ ◆

 5日に小林氏が立候補を表明し、無投票の可能性がささやかれた情勢から一転、選挙戦となった。現職4人に新人2人が挑む構図で、少数激戦の様相だ。

 長谷川氏は、日立労組日立支部を中心に関連企業労組の組織固めと個人票の掘り起こしを図る。今期限りで引退する今一男氏(63)=3期=の後継となる斎藤氏は日立市議から転じる。活動の中心となる日立労組大みか支部や国分、多賀支部などから支援を受ける。

 4期目を目指す菊池氏、3期目をねらう福地氏の自民2人は、現職の実績を訴えるとともに、それぞれの支持基盤を固めている。

 井手氏は、ホームページを使った情報発信などで党勢拡大を図る。3日には山口那津男代表を迎えて時局講演会を開いた。小林氏は同市議を2期8年務め、「36年ぶりの共産議席確保」を訴える。

 ◆常陸太田市区=常陸太田市、大子町(定数2)

 ◇現職2人に新人挑む
石崎拓也 53 民新

石井邦一 45 自現(1)

西野一  57 自現(1)

    ◇ ◆

 今回から常陸太田市と久慈郡が一緒になり、定数が1増された。現職2人に新人1人が挑む構図で、36年ぶりの選挙戦となる。

 旧金砂郷町議2期などの経験がある石崎氏は、雇用対策や地域の活性化などを掲げる。前回、久慈郡区に立候補し、落選した雪辱を期す。08年の補選で初当選した西野氏は、同市を中心に組織を固め、ミニ集会などで支持拡大を図る。大子町が地盤の石井氏は、若さと行動力を前面に出して地盤を固め、常陸太田市への浸透を図る。21日には時局講演会を予定している。

 ◆常陸大宮市区=常陸大宮市(定数1)

 ◇自民基盤を2分
黒部博英 36 自現(3)

鈴木定幸 43 無新

    ◇ ◆

 前回の那珂郡区が3選挙区に分かれ、定数1の常陸大宮市区に。自民基盤を2分する現職と新人の激しい一騎打ちとなりそうだ。

 前回と前々回とトップ当選の黒部氏は4期目を目指す。「若さと行動力」を掲げ、県北地域振興などを重点的に訴える。ミニ集会を精力的に開いている。

 新人の鈴木氏は、石油販売業に20年かかわっている。三次真一郎市長や今期で引退する関宗長氏(83)=13期=の後援会などの支援を受ける。「県とのパイプ役」を掲げ、市内全域をくまなく歩く。=つづく

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2689チバQ:2010/11/20(土) 00:07:14
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101109ddlk08010057000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/3 /茨城
 ◆古河市区=古河市(定数3)

 ◇旧古河市票を争奪
菅谷憲一郎 58 民新

森田悦男  60 自現(3)

江田隆記  67 無現(5)

稲葉貴大  27 無新[自]

    ◇ ◆

 旧古河市に、猿島郡区だった旧総和、三和両町が加わり、定数は1から3に増えた。猿島郡区選出の自民、粕田良一県議(69)=8期=が今期限りで引退し、地元票は森田、稲葉両氏に流れるとみられる。大票田の旧古河市を、保守系の両氏に加え非自民保守系の江田氏、民主新人が奪い合う激戦が予想される。

 菅谷氏は、旧総和町長を2期務めた。民主公認で初の県議選を目指す。昨年10月の古河市長選では現職の白戸仲久市長に惜敗したが、約2万票を獲得。知名度は市内に浸透しており、現職を脅かす存在となっている。

 森田氏は前回(06年)、猿島郡区で無投票当選した。旧三和町の組織固めを進める一方、大票田の旧古河市の各種団体を回り、支持拡大を進めている。

 旧古河市が地盤の江田氏は、無所属保守系の中村喜四郎衆院議員(茨城7区)の側近で、県議会では非自民会派「自民県政クラブ」所属。中村氏の後援会組織「喜友会」の組織票を取りまとめ、前回獲得した1万2600票余の上積みを図る。

 菅谷氏と同じ旧総和町出身の稲葉氏は、自民推薦を受けた。若さを前面に打ち出し、若者を中心に組織作りを進める。ミニ集会を精力的にこなし、知名度アップに努めている。

 ◆結城市区=結城市(定数1)

 ◇24年ぶりの無投票か
臼井平八郎 62 無現(4)

    ◇ ◆

 前回は現職の臼井氏と自民新人が激しい選挙戦を展開し、393票差で臼井氏が4選を果たした。現在のところ、自民は擁立を見送り、24年ぶりの無投票となる見通しだ。

 臼井氏は、古河市区の江田氏らとともに「自民県政クラブ」に所属。同選挙区は中村衆院議員を“政敵”とする山口武平前自民県連会長(89)の影響を受け、中村、山口両氏の代理戦争の色合いが濃かったが、山口氏の引退に伴い、風向きが変わりつつある。

 ◆猿島郡=五霞町、境町(定数1)

 ◇中村派の拠点無風
半村登 61 無現(4)

    ◇ ◆

 旧猿島、旧総和、旧三和の3町が他選挙区に移り、五霞、境両町の2町に縮小。定数も2減され1になった。

 今のところ、境町が地盤で5期目を目指す半村氏以外に立候補の表明はない。半村氏は「自民県政クラブ」所属。境町は中村衆院議員の拠点であり、無風のまま無投票となる可能性が高い。=つづく

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注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。()数字は当選回数。[]政党は推薦・支援

2690チバQ:2010/11/20(土) 00:07:38
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101110ddlk08010101000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/4 /茨城
 ◆ひたちなか市区=ひたちなか市(定数3)

 ◇固定席に新人が挑む
佐々木忠男 54 民現(1)

海野透   67 自現(6)

磯崎久喜雄 65 自現(4)

大谷明   37 無新

    ◇ ◆

 自民2、民主1が固定化しつつある同区。前回(06年)は投票率が最下位の33・15%と低迷しており、現職3人に若手の新人がどこまで食い込めるかが注目される。

 佐々木氏は県議1期生だが、過去に市議3期を務める中堅。連合茨城の推薦を受け、日立製作所労組を中心に支持基盤を固める。党は逆風だが、県連幹事長代理として「与党とのパイプ」の強みを訴えている。

 人口の約8割を占める旧勝田市が地盤の海野氏は、議長を歴任した経験と6期の任期中に培った人脈を生かし、支持固めに入っている。磯崎氏は旧那珂湊市に強固な地盤を持ち、海野氏との「住み分け」が成立している。

 松下政経塾出身の新人、大谷氏は民主の公認を申請したが得られず、インターネットのつぶやき「ツイッター」を活用し、若者層への浸透を図る。

 ◆那珂市区=那珂市(定数1)

 ◇民主に保守系が挑戦
遠藤実 44 民現(1)

関正美 59 無新[自]

先崎光 52 無新

    ◇ ◆

 那珂郡区(定数3)が常陸大宮市と那珂市、那珂郡の3選挙区に分かれた。民主現職に保守系新人2人が挑む。

 遠藤氏は旧那珂町議・市議を計4期経験し、昨年8月の県議補選で初当選。連合茨城や県医師連盟などの推薦を受ける。県政報告会などを通じて、「若さと行動力」をアピールする。

 関氏は、今期限りで引退する関宗長氏(83)=13期=の次男で、自民推薦。父の後援会「常山会」を中心に、支持拡大をねらう。先崎氏は、旧瓜連町議2期を経て、合併後の08年那珂市議選ではトップ当選。旧瓜連町での支持固めを行う一方、駅立ちやミニ集会で、産業の振興や人材育成の充実を訴える。

 ◆那珂郡区=東海村(定数1)

 ◇民、自の一騎打ちに
坂下英雄  49 民新

下路健次郎 38 無新[自]

    ◇ ◆

 区割り変更で選挙区が東海村のみになった。民主公認と自民推薦の新人2氏による一騎打ちとなりそうだ。

 坂下氏はスポーツ店を経営し、青年会議所理事長などの経歴をもつ。連合茨城、県医師連盟が推薦。知人らとの草の根運動で、バランスの取れた農商工業の活性化や医療・教育の充実を訴える。

 下路氏は、故梶山静六元官房長官、梶山弘志衆院議員(茨城4区)の秘書を約15年務めた。秘書時代に培った人脈を生かし、地域ごとの後援会組織づくりを進めている。=つづく

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 注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。()数字は当選回数。[]政党は推薦・支援

2691チバQ:2010/11/20(土) 00:08:02
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101111ddlk08010138000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/5 /茨城
 ◆取手市区=取手市、利根町(定数3)

 ◇み参戦で民主揺さぶり
竹原大蔵 33 民新

鶴岡正彦 63 自現(5)

高木晶  66 共新

細谷典男 59 み新

川口政弥 53 無新

    ◇ ◆

 旧藤代町と利根町が加わり、定数が1増した。みんなの党が県議選に最初に候補者擁立を決めた選挙区で、民主地盤を揺さぶる。4党公認と無所属新人の計5人が3議席を争い激戦が予想される。

 竹原氏は小泉俊明衆院議員(茨城3区)の公設秘書。同区から国政に転出した川口浩衆院議員(比例北関東ブロック)の議席を守ろうと、小泉氏との連携で知名度アップを図る。

 自民現職の鶴岡氏は、今期で引退する旧藤代町出身の小林靖男県議(74)=1期=の支援を受ける。5期の実績を前面に打ち出し、藤代地区と利根町で支持拡大を目指す。

 高木氏は、公認差し替えで、7期23年務めた市議を辞して出馬。約7000票とみられる区内の市議、町議の基礎票をベースに、組織戦を展開している。

 市議を2期務めた細谷氏は民主党を離党しての出馬。駅前で「民主では何も変わらない」と訴える。

 川口氏は、義父の故川口三郎元県議の後援会組織と選挙参謀を受け継ぎ、地盤の藤代地区を着実に固める。

 ◆牛久市区=牛久市(定数1)

 ◇自民現職に民み挑む
児玉貴子 35 民新

山岡恒夫 60 自現(3)

田中道治 66 み新

    ◇ ◆

 田中氏がみんなの党からの出馬を表明し、民自一騎打ちから三つどもえの戦いになった。

 指揮者の児玉氏は、公募で選ばれ、文化と教育の充実などを訴える。4期目を目指す山岡氏は前回、無投票当選。周囲からの優位との見方に、後援会組織の引き締めを図る。田中氏は民主党を離党しての出馬。後援会をつくらず、党公約を前面に押し出して戦う。

 ◆守谷市区=守谷市(定数1)

 ◇み現職に新人2人
石塚聡  52 民新[国]

梶岡博樹 33 み現

川又昭宏 55 無新

    ◇ ◆

 自民からみんなの党にくら替えした現職に民主と無所属の新人2氏が挑む。

 月刊「マスコミ市民」編集長の石塚氏は都議の経験を買われ「落下傘」で公認。駅立ちや街宣活動で民主支持層への浸透を図る。

 梶岡氏は、9月県議会で自民会派を代表して一般質問する直前、みんなの党公認の動きが発覚し、除名された。「第三極の受け皿になる」と各地の行事にきめ細かく顔を出す。

 川又氏は08年の県議補選で民主公認で出馬し落選し、再挑戦。自民党守谷支部の一部からも支援を取り込み、党派を超えた支持拡大を目指す。

 ◆竜ケ崎市区=竜ケ崎市(定数1)

 ◇保守系2人と民戦い
真鍋涼介 32 民新

萩原勇  35 無現(1)

桜井直之 50 無新

    ◇ ◆

 自民基盤の現職に新人2人が挑む構図。無所属新人には中山一生市長が支援に動いており、保守系地盤を二分する争いとなる。

 真鍋氏は小泉衆院議員秘書で弁護士。法律相談などで培った人脈を活用し、つじ立ちなどで知名度拡大を狙う。

 萩原氏は自民の狩野安元参院議員の元秘書。09年県議補選で民主公認の小泉氏の元秘書を破って初当選した。市議、県議1期の知名度を生かし、若者層などへの浸透を図る。

 市議を4期務める桜井氏は、中山市長を支える市議会最大会派「政新会」の支援を受け組織戦を展開する。=つづく

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 注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。()数字は当選回数。[]政党は推薦・支援

2692チバQ:2010/11/20(土) 00:08:32
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101112ddlk08010072000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/6 /茨城
 ◆土浦市区=土浦市(定数3)

 ◇民主2人擁立、激戦に
青山大人 31 民現(1)

奥田夏樹 41 民新

伊沢勝徳 40 自現(2)

八島功男 54 公新

   ◇ ◆

 旧新治村が選挙区に加わった。現職2人に新人2人が挑む。民自公の「指定席」に民主が候補2人を擁立したことで、少数激戦となった。昨年夏の衆院選で「医師の乱」を起こした県医師連盟は今回、奥田、伊沢両氏を推薦し両党両にらみの布陣。民主基盤で、土浦市医師会や大泉博子衆院議員(茨城6区)が擁立した奥田氏と、組合組織票を固める現職の青山氏がすみ分けできるか注目される。

 青山氏は前回(06年)、最年少の27歳で初当選。連合茨城の推薦を受け、UIゼンセン同盟などから支援を受ける。医師票離れを警戒し、歯科医師を後援会長にあてて組織引き締めを図る。

 奥田氏は、環境分野の研究者として「エコフロンティア土浦」の実現を掲げる。「落下傘」で足場が弱いが、大泉議員と二人三脚で知名度アップを図る。

 伊沢氏は、県医師連盟のほか県建築士会などの支援を受け、3選を目指す。真鍋地区を中心に地盤を固める。

 元銀行員の八島氏は、今期で引退する足立寛作県議(66)=9期=の後継者。固い党組織票に加え、中小企業対策を具体的に提言し支持拡大を狙う。

 ◆石岡市区=石岡市(定数2)

 ◇元自民県議、出馬検討
桜井富夫  71 自現(5)

鈴木せつ子 66 自現(1)

   ◇ ◆

 旧八郷町が加わり、定数が1増した。現職2人が無投票当選となる公算が大きいが、旧石岡市を地盤とする元自民県議が出馬を検討している。

 桜井氏は、旧八郷町の地盤を固め、旧石岡市の企業や各種団体にも食い込んでいる。

 鈴木氏は前回、自民現職との一騎打ちを660票差で辛勝。環境保護団体などの支援を受け2期目を目指す。

 ◆かすみがうら市区=かすみがうら市(定数1)

 ◇現職の無投票公算大
狩野岳也 46 自現(1)

   ◇ ◆

 区割り変更で新たに誕生した。現職の無投票の公算が大きい。

 狩野氏は新治郡区に立候補した前回も無投票だった。元衆参両院議員を務めた故明男氏を父、元参院議員の安氏を母にもつ。

 ◆稲敷郡北部区=美浦村、阿見町(定数1)

 ◇自現職に民新人挑む
井田真一 32 民新

葉梨衛  67 自現(5)

   ◇ ◆

 これまでの稲敷郡区(定数2)が、稲敷郡北部区と稲敷市区に分かれた。自民現職に民主新人が挑む。

 井田氏は連合茨城推薦で、美浦トレーニングセンターなどの労組に加え、地元の阿見町では天田富司男町長の後援会からも全面的支援を受ける。

 自民党県連幹事長を務める葉梨氏は美浦村が地盤。県議5期の実績を訴え、組織の引き締めを図る。=つづく

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2693チバQ:2010/11/20(土) 00:08:58
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101114ddlk08010083000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/7 /茨城
 ◆笠間市区=笠間市(定数2)

 ◇現職3人、2議席争う
常井洋治 57 自現(3)

小池忠  72 自現(1)

村上典男 51 無現(1)

    ◇ ◆

 笠間市に合併した旧西茨城郡区(定数2)の旧岩間町と旧友部町が加わったが、定数は2のまま。保守系現職3人が2議席を争う。

 旧岩間町出身の常井氏は、無所属で2回無投票当選。県議会では民主系会派に属していたが、自民公認に。橋本昌知事との「良好な緊張関係」を強調し、財政健全化を訴える。

 小池氏も前回(06年)無所属で初当選後、自民公認で出馬。旧笠間市議8期を通じて培った地盤を足がかりに、商工関係者や石材業者の支援を受け、産業振興策を提言する。

 村上氏は、旧友部町議、笠間市議を経て昨年の県議補選で初当選。農業関係者の支援を受け、農業振興や実学教育に力を入れる。

 ◆東茨城郡南部区=茨城町、大洗町(定数2)

 ◇自民2人に民主挑む
田口一彦 58 民新

田山東湖 66 自現(5)

荻津和良 60 自現(2)

    ◇ ◆

 旧内原町(現・水戸市)と旧小川、美野里町(現・小美玉市)が分離し、定数が1減した。自民現職2人に民主新人が挑む。

 田口氏は、公設秘書として仕える石津政雄衆院議員(茨城2区)と二人三脚で活動。農政充実を力説する。

 自民党県連政調会長を務める田山氏は5期の実績をアピールし、地元・大洗町を固める。荻津氏も地元・茨城町の後援会をフル稼働し、支持拡大を図る。

 ◆小美玉市区=小美玉市(定数1)

 ◇激戦区4新人が乱立
磯辺隆  64 無新

佐口謙一 57 無新

島田幸三 49 無新

鈴木俊一 37 無新

    ◇ ◆

 旧東茨城郡南部区から分離した旧小川、美野里町と新治郡区の旧玉里村が合併した。現職はいずれも他の選挙区からの出馬となり、新人4人が乱立する激戦区になった。

 磯辺氏と島田氏は、ともに旧美野里町議、同市議出身。磯辺氏は、県の借金削減のため行財政改革の推進を訴え、自民県議らの支援を受ける。島田氏は前回、東茨城郡南部区で自民3氏に255票の小差で惜敗。県議会の定年制導入などを提言し、雪辱を期す。

 元航空自衛官の佐口氏は、百里基地で約16年勤務し、県空港対策課顧問などを歴任。航空宇宙ビジネス関連企業の誘致による雇用促進を訴える。

 鈴木氏は、高校講師や児童福祉施設職員などの経験から福祉・教育分野の拡充や市の大型サッカー場建設計画の見直しを主張する。

 ◆鉾田市区=鉾田市(定数1)

 ◇対立収束、無投票か
本沢徹 59 自現(2)

    ◇ ◆

 旧鹿島郡区(定数3)が同市区と神栖市区(定数2)に分かれた。本沢氏以外に動きはなく、無投票の公算が大きい。

 同地域では、鬼沢保平鉾田市長の父、故鬼沢忠治元県議と、本沢氏の義父、故本沢昭治元県議が旧鹿島郡全域を巻き込んだ激しい選挙戦を展開していた。05年に鬼沢保平氏が市長に、補選で本沢徹氏が県議にそれぞれ初当選し、表面上はすみ分けが成立している。

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 注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。( )数字は当選回数。[ ]政党は推薦・支援

2694チバQ:2010/11/20(土) 00:09:27
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101117ddlk08010147000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/8 /茨城
 ◆神栖市区=神栖市(定数2)

 ◇市長選しこり3氏対決
西條昌良 56 自現(5)

石田進  52 自現(1)

須田光一 54 無新

   ◇ ◆

 旧鹿島郡区(定数3)が同市区と鉾田市区に分離され、定数2になった。合併後も旧2町の対立が残り、旧波崎町を地盤とする自民現職2人に、旧神栖町出身の無所属新人が挑む。昨年11月の市長選のしこりから保守票が二分する中、30年以上にわたり県議不在だった大票田・旧神栖町の票が勝敗の鍵を握る。

 県会議長の西條氏は、警察署の誘致や医師不足解消、東関東道の整備促進などを訴える。昨年の市長選で再選した保立一男市長を支持した市議らの支援を受ける。

 昨年の市長選で敗れた村田康博・旧波崎町長を後援会長に据えた石田氏は、鹿島コンビナートの展望などを政策に掲げ、波崎地区の支持基盤を固める。

 「神栖から県政に」を合言葉に旧神栖町唯一の候補を強調する須田氏は、連合茨城の推薦を受け、非自民票の取り込みを図る。旧神栖町長3期を経て合併後の初代市長になった岡野敬四郎氏が須田氏の応援にまわる。

 ◆行方市区=行方市(定数1)

 ◇現職に旧3町の新人
阪本佳子 69 民新

横山忠市 67 自現(1)

山口律理 60 無新

横田太一 53 無新

   ◇ ◆

 旧潮来市区(定数2)から分かれ、定数1の単独区に変更された。自民現職に旧麻生、玉造、北浦町の3地区を地盤とする新人3人が挑み、激戦となる。

 阪本氏は、連合茨城や東部地区郵政政策研究会が推薦。「女性の声を県政に」をキャッチフレーズに、地元活性化を訴える。

 旧麻生町長の横山氏は、県土地改良事業団体連合会副会長として、JAなめがたや土地改良区などから推薦を受け、基幹産業の農業振興を訴える。

 旧玉造町議を2期務めた山口氏は「玉造地区から県議を」と訴え、町議時代の支持母体をフル稼働させ同地区票を固める。

 元市議の横田氏は、横田修平元県会議長の長男で、07年の市議選でトップ当選。父の基盤を受け継ぐ一方、地元・北浦地区で草の根運動を展開、若者層への浸透を図る。

 ◆鹿嶋市区=鹿嶋市(定数1)

 ◇市議らが候補擁立か
錦織孝一 64 自現(2)

   ◇ ◆

 現職以外に立候補表明はないが、無投票を避けるため、市議らが候補者擁立を検討している。

 錦織氏は、地元商工会や歯科医師会などの推薦を受ける。先月末には、額賀福志郎衆院議員(比例北関東ブロック)を招いた集会を開き、基盤を固める。

 ◆潮来市区=潮来市(定数1)

 ◇現職が無投票当選か
藤島正孝 65 自現(3)

   ◇ ◆

 旧潮来市区から行方市が分離、定数が1減した。現職以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。藤島氏は前回、5人が立候補する激戦となった同市区でトップ当選した。

 ◆稲敷市区=稲敷市、河内町(定数1)

 ◇2市町の現新対決
細谷典幸 54 自現(4)

坂本允  67 無新

   ◇ ◆

 旧稲敷郡区(定数2)が同市区と稲敷郡北部区に分離、1減となった。自民現職と無所属新人による一騎打ちの構図となりそうだ。

 河内町が基盤の細谷氏は、人口約1万人の全町内をくまなく回り、稲敷市でも支持拡大を図る。稲敷市に合併された旧東町長を務めた坂本氏は、今回の選挙区割り変更に反発して出馬表明。同市に合併された旧4町村長の支援を受け、「県議は市から」と訴える。=つづく

==============

 注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。()数字は当選回数。[]政党は推薦・支援

2695チバQ:2010/11/20(土) 00:09:48
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101118ddlk08010239000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/9 /茨城
 ◆坂東市区=坂東市(定数1)

 ◇山口氏対中村氏の代理戦争
石塚仁太郎 60 無新[自]

古谷英明  55 無新

   ◇ ◆

 旧岩井市区(定数1)に猿島郡区の一部(旧猿島町)が加わった。県議を14期55年務めた山口武平県議(89)の引退に伴い、山口氏が支援する前市長と、山口氏の“政敵”とされる中村喜四郎衆院議員(茨城7区)の元秘書との一騎打ちとなり、山口、中村両氏の代理戦争の様相だ。

 石塚氏は旧岩井市議を経て、94年から旧岩井市長を3期務めた。合併後の05年4月の坂東市長選では無投票当選したが、再選を目指した09年4月の市長選で、吉原英一氏との一騎打ちに敗れた。山口氏の「全面支援」と自民推薦を得て、岩井地区を中心に支持基盤を固める。市長選で戦った吉原氏は今回選挙では静観の構えを見せており、同氏支持層の動向がカギを握る。

 古谷氏は、02年の県議選で山口氏に約5500票差で敗れ、2度目の挑戦。圏央道の早期実現などを公約に掲げる。自転車で選挙区をこまめに回り、ミニ集会を重ね、知名度アップに力を注ぐ。

 ◆下妻市区=下妻市(定数1)

 ◇現職が5選か
飯塚秋男 58 自現(4)

   ◇ ◆

 新たに旧千代川村が選挙区に加わった。自民現職以外に立候補の動きがなく、前回(06年)に続き無投票の可能性が高い。

 飯塚氏は自民党県連総務会長の実績を訴え、業界団体から幅広く支援を集める。

 ◆常総市区=常総市、八千代町(定数2)

 ◇自民現職に新人2人
神達岳志 41 自現(1)

飯田智男 51 無新

遠藤章江 47 無新[民]

   ◇ ◆

 旧水海道市区(定数1)と結城郡区の一部(八千代町、旧石下町)が合併し、定数2となった。現職と新人2人が立候補を予定している。今期で結城郡区選出の自民、飯野重男県議(67)=6期=が引退を表明しており、前回選挙で得票した約1万4220票の行方が注目される。

 神達氏は、今年2月の県議補選で無所属で立候補し、遠藤氏に356票の小差で辛勝。自民会派入りした。青年会議所理事長を務めた人脈を生かし、再選を目指す。

 飯田氏は旧水海道市出身で、中村衆院議員の秘書を約25年間務めた。旧水海道市に加え、旧結城郡区に厚い支持基盤のある中村氏支持層の票取り込みに懸命だ。

 遠藤氏は遠藤利・元常総市長の長女で、08年8月、今年2月の県議補選に続き、3回目の県議挑戦。民主党公認を返上し、推薦に切り替え、保守層への浸透を図っている。

 ◆桜川市区=桜川市(定数1)

 ◇現新一騎打ちへ
白田信夫 58 自現(4)

風野和視 41 無新

   ◇ ◆

 旧西茨城郡区の一部(旧岩瀬町)と旧真壁郡区の一部(旧真壁町、旧大和村)が合併し、単独選挙区になった。自民現職に無所属新人が挑む。

 県会副議長を務める白田氏は、前回、真壁郡区で無投票当選。農業や石材業の振興を掲げる。市議1期目の風野氏は、県財政の健全化を目指し、議員定数の削減などを訴える。=つづく

==============

 注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。( )数字は当選回数。[ ]政党は推薦・支援

2696チバQ:2010/11/20(土) 00:10:10
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101119ddlk08010094000c.html
転換期の’10県議選:36選挙区顔ぶれ/10止 /茨城
 ◆つくば市区=つくば市(定数4)

 ◇自民3人が保守票争奪
塚本一也 45 民新

飯岡英之 50 自現(3)

田村佳子 56 公現(1)

山中泰子 59 共現(2)

鈴木将  38 無新[自]

星田弘司 36 無新[自]

    ◇ ◆

 出馬表明した現職3人、新人3人に加え、みんなの党が候補者擁立作業を進めており、計7人による激戦が予想される。つくばエクスプレス(TX)沿線開発による人口増で、有権者も前回(06年)より9000人近く増える。自民の飯泉淳県議(52)=3期=が今期で引退し、公認・推薦合わせ自民3人が保守票を奪い合う展開。

 塚本氏は元県会議長の塚本育造氏の長男。前回の県議選は保守系無所属で落選したが、今回は民主から再挑戦。ミニ集会を重ね、旧住民と新住民双方への浸透を図る。

 飯岡氏は、故飯岡章元県議の長男。02年県議選では旧新治郡区で次点に泣いたが、前回は同市区で返り咲いた。基盤とする市北部に加え、引退する飯泉氏の地盤・市南部でも支持拡大を狙う。

 田村氏は、公明が初の独自候補を擁立した前回、新人ながらトップ当選を果たした。行財政改革推進や教育の充実などを訴える。

 山中氏は、旧桜村議、つくば市議を計5期務めた実績を訴え、同市区と水戸市区にしかない共産の現有議席の維持に懸命だ。

 鈴木氏は市原健一市長の私設秘書を約7年間務めた。父は旧筑波町議で、市助役も務めた鈴木宏氏。農業振興などによる地域活性化を訴える。

 市議2期を務めた星田氏は飯泉氏の後継。市議時代は都内の大学院で公共政策を学び、若さと行動力を前面にアピールしている。

 ◆筑西市区=筑西市(定数3)

 ◇自民2氏引退し混戦
設楽詠美子 34 民新

仁平正巳  57 民新

田所嘉徳  56 自現(3)

鈴木聡   65 共新

宮崎勇   45 無新

    ◇ ◆

 旧下館市区(定数2)に旧真壁郡区のうち旧関城、協和、明野町と旧下館市区が統合した。今期で下館市区選出の自民、新井昇県議(68)=4期=と真壁郡選出の自民、加倉井昭喜県議(68)=3期=が引退し、5人が乱立する混戦模様となった。民主も2人擁立し攻勢をかける。

 民主は、仁平氏が連合茨城、設楽氏が県医師連盟の推薦を受け「すみ分け」を図る。歯科医師の設楽氏は「地域医療の再生」を掲げ、ミニ集会を重ね知名度アップに努める。仁平氏は旧明野町議、市議を計3期務めた。つくば市との人的交流環境整備などを訴える。

 田所氏は前回、下館市区で無投票当選。各地区の行事にこまめに顔を出すなど、支持基盤を固める。

 鈴木氏は旧下館市議、筑西市議を合わせ35年務めたベテラン。市民病院の再生などを公約に掲げる。

 旧関城町出身の宮崎氏も市議からの転身。自民党県連市町村議員連盟幹事など要職を歴任した経験から、保守票取り込みを図る。

 ◆つくばみらい市区=つくばみらい市(定数1)

 ◇民、自の一騎打ちか
水上ゆう子 49 民新

鈴木亮寛  65 自現(1)

    ◇ ◆

 旧伊奈町と旧谷和原村の合併により、旧筑波郡区から名称変更した。自民現職と民主新人の一騎打ちの構図。

 元日航客室乗務員の水上氏は、民主党県連の政治スクール出身で、連合茨城推薦。旧谷和原村議を6期、同村長を2期務めた鈴木氏は、知名度を生かし地盤を固める。=おわり

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 注:衆院勢力、現元新、当選回数、50音の順。年齢は投票日現在。()数字は当選回数。[]政党は推薦・支援

2697チバQ:2010/11/20(土) 15:33:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20101120/CK2010112002000058.html
知事選立候補表明 以降の寄付金なし
2010年11月20日

 昨年の知事選に無所属で立候補した森田健作知事の資金管理団体に、自分が代表を務める東京都内の自民党支部から資金が流れていた問題で、森田知事が無所属での立候補を表明して以降、同支部からの資金移動はないことが、東京都選挙管理委員会が公表した昨年の政治資金収支報告書で分かった。

 報告書によると、立候補表明直前の昨年一月九日と十六日に、同支部から資金管理団体に計約二十八万円の寄付があったが、立候補表明後の寄付はなかった。同支部は昨年六月に解散している。森田知事は「同支部からの金は知事選で使っていない」などと釈明していた。

2698チバQ:2010/11/20(土) 20:55:10
下野新聞早いなあ
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kengisen-tenbo2011/20101113/414414
県議選の展望 11とちぎ統一選
<1>投開票まで5カ月 10選挙区超で選挙戦 64人表明 前回以上へ 4選挙区で自・民・み激突
(11月12日 05:00)
 統一地方選前半戦の県議選は、来年4月10日の投開票まで5カ月を切り、選挙準備が本格化してきた。下野新聞社の調べでは11日現在で、定数50に対して現職44人、新人18人、元職2人の計64人が立候補を表明している。既に前回(2007年)の立候補者数に並び、16選挙区中8選挙区で定数をオーバーした。各党の候補者擁立作業は続いており、最終的な立候補者数が前回を超えるのは確実で、10選挙区以上での選挙戦が濃厚な情勢だ。(県議選取材班)

 ■□ ■

 これまでに立候補を表明しているのは自民党32人(公認30、推薦2)、民主党12人(公認11、推薦1)、みんなの党公認7人、公明党公認3人、共産党公認1人、政党の公認・推薦を受けない無所属が9人となっている。

 ■因縁の戦い

 県議会での過半数維持を目指す自民党は10月30日、前回選挙より約1カ月早く第1次の公認・推薦を発表した。内訳は現職26人、新人5人、元職1人。県連は全選挙区への候補者擁立を掲げており、唯一の空白区・大田原市の対応について、検討を続けている。

 自民党は今夏の参院選栃木選挙区での勝利を追い風に各選挙区で戦う。かつて自民党の金城湯池だった衆院3区は、渡辺喜美衆院議員が代表のみんなの党が勢力を拡大させており、自民党の戦いぶりも注目される。

 政権交代後初の県議選に臨む民主党は、自民党より約1週間遅れの11月5日に1次公認・推薦を発表した。現職6人、新人5人、元職1人。候補者発掘などのために開講した「民主塾」からは新人1人が出馬する。

 ただ、目標の「14議席以上」を狙うには候補者数が足りない。民主党県連幹事長の福田昭夫衆院議員は地元衆院2区内の日光市、さくら市・塩谷郡の両選挙区で、「年内擁立を目指す」と明言している。

 同県連は現職で党籍のある渡辺直治氏(小山市・野木町)と菅谷文利氏(さくら市・塩谷郡)の公認・推薦を見送った。両氏は無所属で出馬を予定しており、民主候補と激突する「因縁の戦い」となりそうだ。

 ■大激戦の県都

 結党後、初の県議選で党勢拡大を目指すみんなの党は、現職5人、新人2人を公認した。現職は前回、全員が自民公認だった。渡辺代表の地元衆院3区内では、自民現職のいる選挙区に必ず候補者を立てる方針だ。

 みんなの党は宇都宮市・上三川町や日光市、さくら市・塩谷郡、足利市などの選挙区で引き続き新人擁立に動いており、候補者が10人以上になる見込み。

 自民、民主、みんなの3党が激突するのは現時点で宇都宮市・上三川町、鹿沼市・西方町、小山市・野木町、那須塩原市・那須町の4選挙区だが、さらに増える見通しだ。

 大激戦が予想される選挙区は、新人5人を含む17人が名乗りを上げている宇都宮市・上三川町(定数13)。自民、民主、みんな、公明、共産の5党などがしのぎを削る。

 8人が立候補を予定している小山市・野木町(定数5)も共産を除く4党が候補者を擁立。同選挙区で初の議席獲得を目指す公明の参戦がどう影響するか。民主党県連の福田幹事長の娘婿がみんなの党から立候補し、自民党現職に挑む矢板市なども注目区だ。

 (次回から総合面で各選挙区の情勢を掲載します)

2699チバQ:2010/11/20(土) 20:55:34
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kengisen-tenbo2011/20101114/415089
<2>上野氏票の行方に関心 定数13に17人、激戦は必至
(11月13日 05:00)
 ●宇都宮市・上三川町●(定数13)

 宇都宮市への合併で、旧河内、上河内町で構成した河内郡北部選挙区が吸収され、定数は1増の13となる。現時点で現職11人、新人5人、元職1人の計17人が名乗りを上げており、1人オーバーで事実上無風だった前回から一転、激戦の様相だ。

 2期途中で参院議員に転身した自民党の上野通子氏の票が、どのように分散するかが大きな関心事だ。県議選で台風の目となりつつあるみんなの党が、独自候補を何人追加するかも注目を集めている。

 自民は上野氏の転身と、離党してみんなの党に移った中川幹雄氏の抜けたところに新人で宇都宮市議の中島宏、横松盛人の両氏を公認した。自民公認候補が宇都宮市議会から2人同時に県議会に挑むのは初のケースという。現職の増渕賢一、梶克之、高橋文吉、螺良昭人、五月女裕久彦の5氏と共に、次期衆院選で政権奪還を目指すためにも改選直後の勢力7を死守する構え。

 2回連続2位当選だった上野氏は後継者を指名していない。参院議員の立場もあり7人全員を公平に応援するとされる。上野氏が前回得た約1万4千票は、草刈り場となる可能性が高い。参院選で汗を流した現職に有利になるとの見方もある。

 党勢拡大を狙う民主党は5人を擁立。このうち佐藤栄、山田美也子、斎藤孝明の現職3氏が連合栃木の推薦を受ける。新人の金井亨氏は、石森久嗣衆院議員の全面支援を受ける。元職の石井万吉氏は、社民党との選挙協力を模索するなどしており、宇都宮市議から返り咲きを狙う。

 自民に女性候補がいないこともあり、上野氏に投じられた女性票が党派を超え、山田氏に流れ込むのではとの見方もある。民主党候補は政権交代後の民主党の支持率が乱高下しているため、「風頼みせずに足元を固める」(現職の1人)ことが重要課題になる。

 みんなの党は現在、現職の中川氏だけの公認だが、同党関係者からは「50万人都市で1人では他の選挙区とバランスがとれない」との指摘もある。直近の参院選栃木選挙区では、同党候補が宇都宮市で約4万8千票、比例代表では同党が約7万3千票獲得していることもあり、候補者を増やすのは確実な情勢。

 公明党は3期務めた小高猛男氏が党の内規で定年となり引退。新人の野沢和一氏が後継候補となった。現職の山口恒夫氏と共に必勝を期す。

 共産党は現職の野村節子氏の再選に全力を挙げる。

 前回は391票差の次点で涙をのんだ無所属の西弘次氏は、6度目の県議選挑戦となる。

 ◇宇都宮市・上三川町選挙区立候補予定者(定数13−17)
 石井万吉 68 民元
 梶克之 65 自現
 金井亨 46 民新
 斎藤孝明 38 民現
 佐藤栄 64 民現
 五月女裕久彦 57 自現
 高橋文吉 68 自現
 螺良昭人 51 自現
 中川幹雄 60 み現
 中島宏 41 自新
 西弘次 41 無新
 野沢和一 50 公新
 野村節子 57 共現
 増渕賢一 64 自現
 山口恒夫 47 公現
 山田美也子 55 民現
 横松盛人 52 自新
 (五十音順、敬称略)

2700チバQ:2010/11/20(土) 20:55:58
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kengisen-tenbo2011/20101116/415856
<3>自・民・み 激突 鹿沼・西方
(11月14日 05:00)
 ●鹿沼市・西方町●(定数3)

 自民党の神谷幸伸氏と小林幹夫氏、民主党の松井正一氏の現職3人に、自民を離党した鹿沼市議の小松英夫氏がみんなの党公認で挑む。4年前の無投票から一転、3党の激突に。

 県議会副議長で3期の神谷氏と2期の小林氏は、支持基盤固めに力を入れる。小松氏は市議会議長時代、暴力団組長との同席問題を契機に自民、民主など議会多数派と対立した経緯がある。みんなの党鹿沼支部は、かつての自民支持層の一部を吸収しており、激しい攻防が予想される。

 鹿沼市職労出身の松井氏は2008年、佐藤信氏の鹿沼市長への転身に伴う県議補選で無投票で初当選した。「今回が事実上の初陣」と臨む。

 ●日光市●(定数2)

 自民現職の渡辺渡氏、自民の推薦を得た日光市議阿部博美氏の2人の立候補が確定。民主とみんなも候補者擁立を明言しており、3党による激戦となりそうだ。

 7選を目指す元県議会議長の渡辺氏の陣営は、今月から動きが本格化。阿部氏は大島稔元県議の次女で、地元の今市地域だけでなく、市内全域への浸透に力を注ぐ。

 民主は地元の福田昭夫県連幹事長主導で擁立作業を進めている。民主推薦で4月の市長選で敗れた前県議の星一男氏が有力視されていたが、星氏は下野新聞社の取材に対し、出馬しない意向を示している。

 みんなは今夏の参院選比例代表で日光市での得票はトップ。候補者調整を急いでいる。

 ●さくら市・塩谷郡●(定数2)

 自民現職の花塚隆志氏、無所属現職の菅谷文利氏が名乗りを上げる中、民主とみんなの出方が注目される。

 2期の花塚氏は、かつて渡辺喜美氏を支援した県議グループの1人だったが、渡辺氏がみんなの党代表として勢力を拡大する中で自民に残った。支持者固めに全力を挙げる。みんなはさくら市議選終了後に擁立作業を本格化させる方針だ。

 民主は党籍を持つ菅谷氏を前回推薦したが、09年度予算案をめぐり民主系会派と同調しなかったことなどを理由に、今回の推薦を見送った。

 しかし民主の支持団体である連合栃木は4期の実績を持つ菅谷氏の推薦を決定し、民主が独自候補を擁立すれば対立は避けられない。民主県連幹事長の福田氏は「候補者の年内擁立を目指したい」としていたが、調整は難航しており、関係者の一部からは菅谷氏との連携を模索すべきだとの声も出始めている。

【各選挙区の立候補予定者】

 ◇鹿沼市・西方町(定数3−4)

神谷 幸伸 56 自現

小林 幹夫 56 自現

小松 英夫 55 み新

松井 正一 45 民現

 ◇日光市(定数2−2)

阿部 博美 49 無新

    (自民推薦)

渡辺  渡 68 自現

 ◇さくら市・塩谷郡(定数2−2)

菅谷 文利 57 無現

花塚 隆志 51 自現

(五十音順、敬称略)

2701チバQ:2010/11/20(土) 20:56:20
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kengisen-tenbo2011/20101116/415859
<4>自民に挑むみんな 矢板
(11月16日 05:00)
 ●大田原市●(定数2)

 衆院栃木3区の渡辺喜美氏がみんなの党を結成したのを受け、自民党を離党してみんなの党に移った現職の相馬憲一氏が、みんな公認で3選を目指す。また大田原市議9期の本沢節子氏と、津久井富雄大田原市長の義弟の池田忠氏の2人がいずれも無所属での立候補を表明、それぞれ初当選を狙う。

 自民党は全選挙区での候補者擁立を目指しているが、大田原市は唯一の空白区となっている。ただ自民の動きによっては、みんなも追加候補擁立など新たな動きを見せる可能性があり、両党とも互いをけん制しつつ、水面下での駆け引きが続いている。

 ●矢板市●(定数1)

 4選を目指す自民現職の青木克明氏に、みんな新人の斎藤淳一郎氏が挑む構図だ。

 前県議会議長で現在は県議会自民党議員会長を務める青木氏は、地元栃木3区の渡辺氏を支援してきたが、みんなには入らずに自民にとどまった。一方、県北地区での党勢拡大を目指すみんなは、矢板市を重点選挙区に位置付ける。斎藤氏は民主党県連幹事長の福田昭夫衆院議員の娘婿で元県職員という経歴。民主支持層の動きも注目されている。

 ●那須塩原市・那須町●(定数4)

 前回の選挙は自民が3議席を確保したが、そのうち阿久津憲二氏と増渕三津男氏の2人がみんなに移り、今回はみんな公認で出馬する。同党はさらに公認候補擁立に動いており、自民に残った現職の小瀧信光氏が自民議席の死守に全力を挙げる。再選を目指す無所属の阿部寿一氏は今回、自民復党に向け、後援会との調整を進める見通し。

 県北地区での党勢拡大を目指す民主は、前参院議員簗瀬進氏の秘書を務めた新人の中塚英範氏を擁立し、議席獲得を狙う。

 ●那須烏山市・那珂川町●(定数1)

 現在のところ、立候補予定者は自民現職で4選を目指す三森文徳氏だけ。ただ、みんなの党が公認候補擁立に向け調整を続けており、両党候補による選挙戦となる可能性が高い。

 三森氏もこれまで、渡辺氏を支援してきたが、みんなの党には参加せず自民に残った。自民党県連の政調会長という要職にあり、政策面をリードする立場で、自民としては矢板市や那須塩原市・那須町の両選挙区とともに、議席死守に向けて支援態勢を強化していくとみられる。

 一方、みんなの党は那須烏山市・那珂川町も重点選挙区に位置付けている。

 【各選挙区の立候補予定者】

 ◇大田原市(定数2−3)

池田  忠 55 無新

相馬 憲一 53 み現

本沢 節子 66 無新

 ◇矢板市(定数1−2)

青木 克明 58 自現

斎藤淳一郎 38 み新

 ◇那須塩原市・那須町(定数4−5)

阿久津憲二 67 み現

阿部 寿一 56 無現

小瀧 信光 69 自現

中塚 英範 36 民新

増渕三津男 65 み現

 ◇那須烏山市・那珂川町(定数1−1)

三森 文徳 54 自現

(五十音順、敬称略)

2702チバQ:2010/11/20(土) 20:56:45
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kengisen-tenbo2011/20101117/416184
<5>定数5に8人名乗り 小山・野木
(11月17日 05:00)
 ●小山市・野木町●

     (定数5)

 現職5人と新人3人が立候補を予定している。無投票だった前回から一転、自民、民主、公明、みんなの4党の公認候補と無所属候補が入り交じって争う激戦区となりそうだ。

 前回4人当選の自民は歴代最多の11期目を目指す板橋一好氏と、現在3期の栗田城氏、同2期の五十嵐清氏の3人が必勝を期す。

 昨年3月に自民を離党し、無所属の立場で県議会会派の民主党・無所属クラブに所属していた高橋修司氏は今年10月、同会派を退会し、みんなの党に入党。今回は同党公認で立候補する。

 民主が公認見送りを決めた渡辺直治氏は、支持労組や同党系市議らに支援継続の動きがあり、無所属での4選出馬に向け準備している。

 民主は新人で野木町議の舘野崇泰氏を擁立。野木町から大票田の小山市にどこまで支持を伸ばせるかや、同党支持労組の支援を受けられるかなどが注目される。

 公明党は小山市・野木町選挙区で初の公認候補として、新人の西村真治氏を擁立する。公明の支持者票が西村氏に向かうことで、選挙に影響が出そうだ。

 新人で小山市議の白石資隆氏は、2009年の衆院選で民主の山岡賢次氏を支援。県議選は政党推薦を得ずに無所属で出馬し、無党派層の取り込みに力を注ぐ。

 ●真岡市●

     (定数2)

 自民県連幹事長の石坂真一氏が5期目、県議会の民主党・無所属クラブ代表の一木弘司氏が3期目をそれぞれ目指す。無投票阻止も念頭に、みんなの党が候補者擁立を模索している。

 ●下野市●

     (定数1)

 自民現職の若林和雄氏が再選を目指す。みんなの党の渡辺喜美代表が、対抗馬擁立の方針を明言している。

 ●芳賀郡●

     (定数2)

 自民現職2人に民主新人が挑み、三つどもえの構図となる公算が大きい。自民は益子町が主な地盤の岩崎信氏、茂木町が地盤の山形修治氏が支持固めを進める。

 民主新人の山口幸照氏は入野正明市貝町長が後援会総連合会長に就任している。

 ●下都賀郡北部●

     (定数1)

 合併で新栃木市が発足したことで、壬生町単独の選挙区となった。自民党の佐藤勉衆院議員の長男で、同党現職の佐藤良氏が再選を目指す。民主やみんなが候補者擁立の可能性を探っている。

 【各選挙区の立候補予定者】

 ◇小山市・野木町(定数5−8)
五十嵐清 40 自現
板橋一好 70 自現
栗田城 70 自現
白石資隆 35 無新
高橋修司 38 み現
舘野崇泰 35 民新
西村真治 48 公新
渡辺直治 67 無現

 ◇真岡市(定数2−2)
石坂真一 55 自現
一木弘司 68 民現

 ◇下野市(定数1−1)
若林 和雄 62 自現

 ◇芳賀郡(定数2−3)
岩崎信 58 自現
山形修治 46 自現
山口幸照 58 民新

 ◇下都賀郡北部(定数1−1)
佐藤良 31 自現

(五十音順、敬称略)

2703チバQ:2010/11/20(土) 20:57:27
http://www.shimotsuke.co.jp/special/kengisen-tenbo2011/20101118/416683
<6> 現、新6人の激戦必至‐足利 区再編の影響に注目‐栃木、岩舟
(11月18日 05:00)
 ●足利市●(定数4)

 現職・新人計6人が立候補を予定しており、激しい選挙戦となるのは確実な情勢だ。

 自民党は前回トップで再選を果たした早川尚秀氏、議長経験者で6期目を狙う木村好文氏、5期目を目指す斉藤具秀氏の現職3人に加え、足利市議選トップ当選の経験を持つ新人の杉田勉氏も初当選に向け、活動を活発化させている。

 早川、斉藤、杉田の3氏はいずれも市南部地区が地盤で、自民支持層の争奪戦となる可能性も指摘される。

 6期目を目指す野村寿彦氏は政党の支援を受けず、無所属として幅広く支持を獲得したい考えだ。

 民主党推薦の新人で足利市議の加藤正一氏は、支持基盤の市職労などのほか、中小企業主などへの浸透も目指す。

 みんなの党の候補擁立に関しては、大豆生田実市長らが調整を進めている。

 ●栃木市・岩舟町●(定数4)

 合併による新栃木市の誕生に伴い、旧栃木市と旧下都賀郡南部の両選挙区を統合、下都賀郡北部選挙区から旧都賀町を加えて選挙区が再編された。この影響がどう出るかも、注目点だ。

 これまでに現職3人、元職1人が立候補を表明した。県議会議長の野田尚吾氏は自民党の第1次公認申請を見送った。

 自民は現職の櫛淵忠男氏が市議時代からの支持層をバックに3選を目指す。県議会議長経験者の平池秀光氏は返り咲きを狙う。

 民主は現職の保母欽一郎氏が山岡賢次同党県連代表の応援を得て再選を目指す。3月に公明党との県議会会派を解消した無所属の琴寄昌男氏は再選に向け、政党との協力関係などを探っている。

 ●佐野市●(定数3)

 自民公認で3期の青木務氏と1期の金子裕氏に加え、同党推薦で新人の亀田清氏が立候補を予定。前回は無投票だったが、みんなが候補者擁立を模索しており、選挙戦になる可能性もある。

 県議会の元副議長で、自民の島田文男氏は今期での引退を表明。旧田沼町を中心とした同氏の地盤を佐野市議の亀田氏が引き継ぎ、初当選を目指す。

 民主は富岡芳忠衆院議員が中心になって候補者選定作業を進めているが、決定には至っていない。

 (終わり)

 (この企画は県議選取材班が担当しました)

 【各選挙区の立候補予定者】

 ◇足利市(定数4−6)
加藤正一 49 無新(民主推薦)
木村好文 67 自現
斉藤具秀 75 自現
杉田勉 61 自新
野村寿彦 56 無現
早川尚秀 38 自現

 ◇栃木市・岩舟町(定数4−4)
櫛淵忠男 68 自現
琴寄昌男 49 無現
平池秀光 69 自元
保母欽一郎 50 民現

 ◇佐野市(定数3−3)
青木務 65 自現
金子裕 48 自現
亀田清 62 無新(自民推薦)

2704チバQ:2010/11/20(土) 20:58:43
>>2478
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1290217634
小田千葉市議も民主離党へ
当選わずか1年、逆風苦慮
2010年11月20日10時47分[千葉エリア]

 昨秋の千葉市議補選で当選した民主党の小田求氏(38)が19日、同党1区総支部に離党届を出した。市議会会派「民主党市議団」も同日、脱会した。党市議団からは富田和男氏(47)が離党したばかり。尖閣問題などで支持率低下が続く中での相次ぐ離脱は、来春に迫った統一選に大きな影響を与えそうだ。

 小田氏は同日、千葉日報社の取材に対し「尖閣問題への政府、党の対応の甘さに大きな疑問を感じた」などと述べ、離党届を出したことを明らかにした。

 また、柳田法相や仙谷官房長官の発言も挙げ「有権者に必ず質問されるが、きちんと説明できない」とも述べ、逆風に苦慮する現場の実態も吐露。

 小田氏は、熊谷俊人市長の市議辞職などに伴い昨年10月に行われた稲毛区市議補選(欠員2)に民主党公認で立候補。8898票を得て2位当選した。


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2705チバQ:2010/11/21(日) 19:44:50
茨城県議選の票読み的なもの
■公明党
現有4 →4〜4:水戸・日立・土浦・つくばで手堅く議席確保
■共産党
現有2 →2〜2:水戸と土浦で議席維持:混沌の取手で奇跡が起これば3議席目
■みんなの党
現有1 →0〜2:混沌の取手と守谷で議席獲得が考えられる
■自民県政クラブ(中村派)
現有3 →3〜4:現有の猿島、結城、古賀は手堅い。混沌の取手で可能性ありか?
         坂東・常総も可能性はあるが厳しめ
■民主党
現有6 →7〜13:水戸、日立×2、土浦、ひたちなか、つくば、筑西の7議席は固い
         ほかに獲得可能性あるところでは水戸2人目・筑西2人目 混沌の取手・守谷
         保守系に割って入れそうな、神栖・常総。現実的には10議席台に乗れるかどうか。

2706チバQ:2010/11/21(日) 19:45:17
◆水戸市区=水戸市、城里町(定数7)
公明・共産1ずつは固く、民主1〜2、自民3〜4
07年県議選
◇水戸市(定数5)
当 16210 佐藤光雄(民新、48歳、初当選)      →民主2人擁立
当 14933 高崎進 (公新、45歳、初当選)      →出馬
当 14023 高橋靖 (自現、41歳、再選)       →市長選へ
当 12267 大内久美子(共現、57歳、四選)      →出馬
当 11568 舘静馬 (無新、39歳、初当選)      →自民公認出馬
  11029 川津隆 (自現、55歳)          →出馬
  10896 木本信男(自現、62歳)          →息子が出馬

◇東茨城郡北部(定数1)
当 7221 石川多聞(自現、63歳、六選)        →水戸市と合区
  4576 多田政士(無新、47歳)           



◆常陸大宮市区=常陸大宮市(定数1)
2008年市長選
◇常陸大宮市長選挙(茨城県)開票結果 投票率71.40%
当16155 三次真一郎(無新、59歳、初当選)      →鈴木が支援
 11535 金田 薫(無新、58歳)           →黒部が支援

2707チバQ:2010/11/21(日) 19:45:36
◆古河市区=古河市(定数3)
菅谷は公認辞退したほうが票集められそうだが。
旧古賀市部地盤は江田のみ。ほか3人は猿島郡区が地盤
2009年市長選
古河市長選 確定得票
当 25,838 白戸仲久 無=公 現<2>
  20,913 菅谷憲一郎 無 新            →民主公認で県議選へ
  20,137 小久保忠男 無 新

◆取手市区=取手市、利根町(定数3)
実は結構混沌としている選挙区か。自民鶴岡は固いが
他4人が2議席を争う構図か
◇取手市(定数2)
当  9529 鶴岡正彦(自現、59歳、五選)       →出馬
当  8807 川口浩 (民現、51歳、再選)       →衆院比例下位当選
   6654 野口利枝子(共新、55歳)         

◇北相馬郡(定数1)

当 12814 川口三郎(無現、74歳、九選)       →当選後すぐ死去(中村派)
  11365 小林靖男(自新、70歳)          →繰り上げ当選するも死去


◆守谷市区=守谷市(定数1)
>>43
自民党は不戦敗か

2708チバQ:2010/11/21(日) 19:45:56
◆石岡市区=石岡市(定数2)
◇石岡市(定数1)
当 11912 鈴木せつ子(無新、62歳、初当選)     →自民入り
  11252 戸井田和之(自現、42歳)         →出馬を検討
◇新治郡(定数2) 無投票
[当] 桜井富夫(自現、67歳、五選)           →出馬
[当] 狩野岳也(自新、42歳、初当選)          →かすみがうら市区から出馬


◆神栖市区=神栖市(定数2)
自民候補2名が旧波崎出身、民主須田が神栖
09年市長選
 当28290 保立一男=無現<2>            →西條を支援
  17810 村田康博=無新(旧波崎町長)        →石田を支援
   2246 野口敦=無新

◆常総市区=常総市、八千代町(定数2)
10年補選水海道市選挙区
7031 神達 岳志
6675 遠藤 章江
393 西村 和修

2709チバQ:2010/11/21(日) 19:50:53
◆桜川市区=桜川市(定数1)
>>1526
桜川市長選
当 14,327 中田 裕 無 現<2>          →風野和視支援   
  13,994 勝田道雄 無 新             →白田信夫支援
  1,479 中島市郎 無 新

2710名無しさん:2010/11/21(日) 22:15:57
>>2705
共産党に議席があるのは土浦ではなくてつくばですよ
土浦は全然届かない日立もだけど
取手は2回前は取ったけど3議席に増えるのか
乱戦なら望みはあるかも

2711名無しさん:2010/11/21(日) 23:20:09
松戸市議選開票中
みんなの党2議席か?

2712神奈川一区民:2010/11/21(日) 23:28:06
>>2711
その可能性がとても高いですね。

2713名無しさん:2010/11/22(月) 00:18:49
松戸市議選は民主党の大惨敗ということになったな
公認11人中9人も落選

2714名無しさん:2010/11/22(月) 00:23:21
23:30 96.34%
1 山中 けいじ 無所属 現 8,200
2 杉浦 誠一 無所属 元 6,100
3 原 ゆうじ 無所属 新 4,000
4 末松 ひろと 無所属 元 3,900
5 深山 よしかず 無所属 現 3,700
6 木村 みね子 自由民主党 現 3,600
7 小沢 あけみ 自由民主党 現 3,500
8 石井 いさむ 無所属 新 3,400
9 渡辺 みきこ 公明党 現 3,300
10 高橋 のぶゆき 公明党 新 3,200
11 こひら 由紀 みんなの党 新 3,000
12 いとう 英一 公明党 新 3,000
13 川井 清晶 みんなの党 新 3,000
14 いいはし 公明 公明党 現 2,900
15 中田 京 無所属 現 2,900
16 もろずみ 由美 公明党 現 2,900
17 山沢 まこと 公明党 現 2,900
18 はりかえ 勝雄 無所属 現 2,800
19 石川 たつゆき 公明党 現 2,800
20 うつの 史行 日本共産党 現 2,700
21 谷口 薫 無所属 現 2,700
22 おりはら 正幸 公明党 現 2,600
23 渋谷 つよし 無所属 現 2,600
24 やべ 愛子 公明党 現 2,600
25 杉山 よしひろ 無所属 現 2,500
26 きどころ 正美 公明党 現 2,500
27 平林 としひこ 無所属 現 2,300
28 安藤 じゅん子 民主党 新 2,300
29 桜井 秀三 無所属 現 2,300
30 高橋 たえ子 日本共産党 現 2,200
31 大井 ちとし 無所属 現 2,200
32 高木 健 日本共産党 現 2,200
33 鈴木 だいすけ 無所属 新 2,100
34 山口 正子 日本共産党 新 2,100
35 岩堀 けんし 無所属 元 2,100
36 たい 照康 無所属 現 2,100
37 山口 栄作 無所属 現 2,100
38 伊藤 よいちろう 日本共産党 元 2,000
39 市川 恵一 無所属 現 2,000
40 二階堂 剛 社会民主党 現 2,000

2715名無しさん:2010/11/22(月) 00:24:07
23:30 96.34%
41 大橋 ひろし 無所属 新 1,900
42 海老原 ひろし 無所属 新 1,900
43 中川 ひでたか 無所属 現 1,800
44 大川 一利 無所属 現 1,700
45 山田 まさる 無所属 新 1,700
46 むかさ 紀子 無所属 元 1,700
47 関根 ジロー 民主党 新 1,700
48 みのわ 信矢 無所属 元 1,700
49 長谷川 満 民主党 現 1,600
50 百田 きよみ 民主党 新 1,500
51 工藤 すず子 社会民主党 現 1,500
52 森下 しょうじ 民主党 現 1,500
53 佐藤 みのる 無所属 新 1,500
54 岩田 ひろみち 無所属 新 1,500
55 大谷 しげのり 無所属 新 1,500
56 高橋 ゴー 無所属 新 1,300
57 小林 克久 無所属 新 1,200
58 名木 ひろかず 民主党 現 1,100
59 たかむろ 陽 民主党 新 1,100
60 ほそだ 伸一 民主党 新 1,000
61 矢板 ゆずる 無所属 新 900
62 高橋 よしお 無所属 現 900
63 田中 むつお 無所属 新 900
64 いそざき 吉弘 民主党 現 800
65 おおつた 恵美 無所属 新 800
66 そみや 祐三 民主党 新 800
67 河下 こうじ 民主党 新 700
68 森下 圭太 無所属 新 700

2716名無しさん:2010/11/22(月) 00:26:38
松戸市議会議員一般選挙(平成22年11月21日 執行)
http://www.senkyo-sokuho.net/kpc1/kpc1.html

2717名無しさん:2010/11/22(月) 00:42:34
1 当 山中 けいじ 無所属 現 8,287
2 当 杉浦 誠一 無所属 元 6,179
3 当 原 ゆうじ 無所属 新 4,007
4 当 末松 ひろと 無所属 元 3,900
5 当 深山 よしかず 無所属 現 3,761
6 当 木村 みね子 自由民主党 現 3,676
7 当 小沢 あけみ 自由民主党 現 3,568
8 当 石井 いさむ 無所属 新 3,485
9 当 渡辺 みきこ 公明党 現 3,324
10 当 高橋 のぶゆき 公明党 新 3,243.76
11 当 いとう 英一 公明党 新 3,094.57
12 当 こひら 由紀 みんなの党 新 3,070.63
13 当 川井 清晶 みんなの党 新 3,026
14 当 山沢 まこと 公明党 現 2,988
15 当 中田 京 無所属 現 2,975
16 当 いいはし 公明 公明党 現 2,953
17 当 もろずみ 由美 公明党 現 2,909
18 当 はりかえ 勝雄 無所属 現 2,859
19 当 石川 たつゆき 公明党 現 2,847
20 当 谷口 薫 無所属 現 2,767
21 当 うつの 史行 日本共産党 現 2,761
22 当 渋谷 つよし 無所属 現 2,683
23 当 やべ 愛子 公明党 現 2,681
24 当 おりはら 正幸 公明党 現 2,673
25 当 きどころ 正美 公明党 現 2,603
26 当 杉山 よしひろ 無所属 現 2,566.37
27 当 平林 としひこ 無所属 現 2,375
28 当 桜井 秀三 無所属 現 2,347
29 当 安藤 じゅん子 民主党 新 2,319
30 当 高木 健 日本共産党 現 2,273
31 当 高橋 たえ子 日本共産党 現 2,233.59
32 当 大井 ちとし 無所属 現 2,204
33 当 山口 正子 日本共産党 新 2,190.04
34 当 鈴木 だいすけ 無所属 新 2,186
35 当 岩堀 けんし 無所属 元 2,184
36 当 たい 照康 無所属 現 2,158
37 当 山口 栄作 無所属 現 2,126.96
38 当 伊藤 よいちろう 日本共産党 元 2,107.43
39 当 市川 恵一 無所属 現 2,092
40 当 二階堂 剛 社会民主党 現 2,018
41 当 海老原 ひろし 無所属 新 1,986
42 当 大橋 ひろし 無所属 新 1,908
43 当 中川 ひでたか 無所属 現 1,850
44 当 関根 ジロー 民主党 新 1,783


45 むかさ 紀子 無所属 元 1,739
46 山田 まさる 無所属 新 1,717
47 みのわ 信矢 無所属 元 1,711
48 大川 一利 無所属 現 1,704
49 長谷川 満 民主党 現 1,646
50 大谷 しげのり 無所属 新 1,590
51 工藤 すず子 社会民主党 現 1,589
52 百田 きよみ 民主党 新 1,530
53 森下 しょうじ 民主党 現 1,527.72
54 岩田 ひろみち 無所属 新 1,527
55 佐藤 みのる 無所属 新 1,523
56 高橋 ゴー 無所属 新 1,359.58
57 小林 克久 無所属 新 1,300
58 名木 ひろかず 民主党 現 1,126
59 たかむろ 陽 民主党 新 1,126
60 ほそだ 伸一 民主党 新 1,025
61 矢板 ゆずる 無所属 新 970
62 田中 むつお 無所属 新 933
63 高橋 よしお 無所属 現 932.079
64 おおつた 恵美 無所属 新 899
65 そみや 祐三 民主党 新 890
66 いそざき 吉弘 民主党 現 880
67 河下 こうじ 民主党 新 763
68 森下 圭太 無所属 新 746.281

2718チバQ:2010/11/22(月) 12:15:45
http://www.asahi.com/politics/update/1122/TKY201011220137.html
千葉・松戸市議選で民主惨敗 国政の余波、現職4人全滅
2010年11月22日11時54分

 21日に投開票された千葉県松戸市議選(定数44)で、民主は惨敗を喫した。候補者68人中11人の公認候補を立てたが、20代と30代の新顔2人が当選しただけ。現職は党県総支部幹事長を含む4人全員が落選。「個人の力を超えた逆風が吹いた」と嘆いた。

 菅政権誕生直後の6月の松戸市長選で、民主が推薦した本郷谷健次市長が、5選を目指した現職を破り初当選。余勢を駆り、民主は前回5人の倍以上の候補をたてて臨んだ。だが、再選を目指した磯崎吉弘氏(63)は「選挙中に国会中継があり、法相の失言など、いろいろな問題が出て、『何だ。きょうの民主党は』と怒られた」。

 松戸市は県連代表の生方幸夫衆院議員の選挙区を含む。生方氏は「新顔が落ちたのは普天間問題や法相の問題発言など国政の影響だ」と語った。

2719チバQ:2010/11/22(月) 12:19:03
>民主党総支部の支持を受けている北村新司氏
>引退する長谷川健一市長や、国会議員、県議、近隣市町の首長と議員、各種団体代表がずらり

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001011220001
新顔4氏の争い 八街市長選
2010年11月22日

 八街市長選が21日告示され、いずれも無所属で新顔の太陽光発電設備販売の川村卓哉氏(42)と、古場正春氏(70)、林政男氏(57)、民主党総支部の支持を受けている北村新司氏(62)の前市議3人の計4人が立候補を届けた。投開票は28日。20日現在の有権者数は6万620人。


 川村氏は、JR八街駅南口で第一声。大病を患ったが健康を取り戻した過去から「人のために働きたい。特攻隊に感動、私も皆さんのためなら死ねます。八街の発展に命をかけます。混迷する八街を救ってゆきたい」と強調。「同期の桜」を歌って締めくくった。


 これが3度目の市長選挑戦となる古場氏は、市内の事務所前で第一声。「八街を変える特効薬は政権を変えること。50年前の古い体質を根本的に変えないと、八街はますます住みづらい町になる。なれ合いを断ち切るしかない」と持論を語り、原動機付き自転車で遊説に出た。


 事務所で出陣式をした林氏は、バイパス道路建設などの遅れや、元々の住民と宅地開発後に来た新住民の距離感を指摘。「多くの課題を解決するには、市民が力を合わせ、自分たちで変えていく気持ちが欠かせない。そのためにも開かれた行政をしていく」と述べた。


 事務所前で行われた北村氏の出陣式には、引退する長谷川健一市長や、国会議員、県議、近隣市町の首長と議員、各種団体代表がずらり。第一声で「健全財政を堅持し、子育て支援、道路事情改善に右折ラインの設置、地元企業の育成、農産物のトップセールスに挑む」と約束した。


                    ◆


 同時に告示された市議補選(被選挙数1)は、無所属新顔で農業石井孝昭氏(40)のほかに届け出がなく、無投票で当選した。

2720名無しさん:2010/11/22(月) 12:59:41
松戸の負け方は衝撃的だな。


ただ、いつ新人候補擁立を決めたのか知らんが、ちょっと擁立しすぎだな。
幾らなんでも11人は無いわ。
それと、現職でボーダーの半分も取れなかった奴は問題ありすぎだな

2721チバQ:2010/11/22(月) 20:32:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20101122-OYT8T00012.htm
新区割り 人口比でゆがみ
1票の格差 依然3倍近く

 12月12日投票の県議選は「平成の大合併」で進んだ市町村再編後、変更された新たな選挙区割りで初めて行われる。人口、面積、公職選挙法、現職議員……。定数65を巡って割り振られた県議のイスの数は、様々な事情でゆがみが生じた。

 「なんで市とくっつかなきゃいけないんだ」。県議会最大会派の自民党執行部が、区割りの見直し案を固めたのは2年前の2008年12月。1票の格差を3倍以内、県議1人当たり人口約4万5700人を基準としてまとまった区割りに不満を漏らす県議もいた。

 市と郡(町・村)を基本区域として選挙区を定めるとした公職選挙法は、人口が議員1人当たりの人口(約4万5700人)の半数に達しない場合、隣接する市や郡を統合する「強制合区」を認めている。県内の32市10町2村のうち、単独で選挙区となったのは27市。水戸、常総、常陸太田、取手、稲敷の5市は隣接町村との合区となった。

 大票田の一部に組み込まれるのは、町村を地盤とする現職議員にとっては死活問題だ。旧内原町と合併した水戸市は26万2000人を擁する一方、その水戸市と合区となった城里町は10分の1にも満たない2万3000人。不利な状況は稲敷市(4万9000人)に組み込まれた河内町(1万1000人)も同じだ。

 ただ、現職県議を救う配慮もされた。水戸市区(28万5000人)に割り当てられる県議は、単純計算で6・23人だが、決まった定数は現職と同じ7人。日立市区(19万9200人)も4・35人に対し、現職同数の5人となった。東茨城郡南部区(茨城町、大洗町、5万4000人)も、計算上は1・18人にもかかわらず現職と同じ2人があてがわれた。

 これにより、同区より人口が多い龍ヶ崎市(7万8900人)、牛久市(7万7200人)、鹿嶋市(6万4400人)など定数1人の選挙区と人口比でゆがみが生じた。

 新しい区割り案をまとめた経緯に詳しい自民党の関係者は、「1票の価値の格差をできるだけ抑えつつ、1増1減の調整はあった。だれだって自分の不利になるようにはしたくはないし、生活圏や面積を考えて苦心した結果」と振り返る。

 この結果、県議1人当たりの人口が最も多い龍ヶ崎市区と最も少ない東茨城郡南部区で、1票の格差は2・91倍となり、前回の2・89倍よりも広がった。

(2010年11月22日 読売新聞)

2722チバQ:2010/11/22(月) 21:52:22
>>2710
指摘さんくす
間違えました。
取手がどうなるかが最大の楽しみです。

2723チバQ:2010/11/22(月) 22:42:29
>落選した新人2人と現職1人は、法定得票数に満たない大敗を喫した
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/101122/chb1011222144008-n1.htm
党勢拡大狙った大量擁立裏目? 松戸市議選、民主議席半減 (1/2ページ)
2010.11.22 21:42
 任期満了に伴う千葉県松戸市議選(定数44)は21日投開票が行われ、新議員が決まった。11人の公認候補を立てた民主は、現職4人全員を含む9人が落選し、前回の4議席から、30代女性新人と20代男性新人の2議席に半減させた。民主党政権への厳しい評価ともみられるが、得票数は前回よりも大幅増となっていて、民主党への「風」を期待して公認候補者を大量に擁立させた結果、票が分散化したのではないか、との見方もある。

 市選管によると、当日有権者数は38万9369人。投票率は41・11%で、過去最低だった前回(37・84%)を上回ったものの、前々回(40・14%)並みにとどまった。

 市議選の得票数を民主に絞ってみると、5人が立候補して4人が当選した前回の得票総数は1万1467票。今回は1万4615票で、3148票の大幅積み上げとなった。ところが、立候補者を倍増の11人も擁立したことで票の分散とみられる共倒れが相次いだ。勢力拡大を一気に図ろうとした積極策が完全に裏目に出た形となった。

 民主新人の多くは公募候補で準備期間が2、3カ月と短く、有権者への浸透がないまま選挙戦に臨んだケースもあった。落選した新人2人と現職1人は、法定得票数に満たない大敗を喫した。

 一方、公明は新人2人を含む10人全員の上位当選を果たし、周到な準備が明暗を分けた。

 民主党候補の大敗について、同党推薦で6月の市長選で初当選した本郷谷健次市長は、「(混乱する)国政の影響を受けたと考えられる。投票率の低さも影響した。(11人立候補は)現在の民主党の力を上回っていたのでないか」と分析した。

 また、松戸市の選挙区事情も背景にあるとする見方もある。関係者の一人は「衆院千葉6区と7区に市域が2分されている松戸市には民主党組織が2つある。市議選では調整が必ずしも進まず、それぞれの陣営が勢力拡大を急いだ結果、候補者乱立になったのではないか」としている。

2724チバQ:2010/11/22(月) 22:48:06
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/101122/stm1011221903009-n1.htm
出直し草加市長選、反前市長派候補に民自公共が異例の相乗り
2010.11.22 19:02
 市長の失職に伴う12月12日投開票の埼玉県草加市長選で、立候補を表明している前市議会事務局長の田中和明氏(61)が、民主、自民両党の県連と公明党県本部から推薦を、共産党東部南地区委員会から支持を受けることが決まった。田中氏は22日、市内の事務所で記者会見し、「市民のための市政を取り戻す」と決意を述べた。民自公共4党による選挙協力は異例。

 出直し市長選は、木下博信前市長(45)が収賄事件に絡み有罪判決が確定した元助役を擁護する発言をしたなどとして、市議会が反発。市議会が不信任決議を2度可決し、前市長が10月27日に失職したことを受けて実施される。

 田中氏は、各党の県議や市議らとともに会見に臨み、4党からの支援について、「大変ありがたい。市政を変えないといけないという一念で推薦、支持をいただけたと思う」と話した。また、市議23人が結成した政治団体「23人の議員の会」との間で、暴力団排除や子育て、高齢者環境の整備などを柱とする基本政策で合意したことを明らかにした。

 一方、木下前市長も市議定数の大幅削減や、条例案をはじめとした市政について町内会などと事前協議する「地域市政会議」の創設などを公約に掲げ、すでに出馬の意向を表明。また、元全国紙記者でフリーライターの男性(74)も立候補を検討している。

2725チバQ:2010/11/22(月) 23:08:24
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/11/22/2.html
2010年11月22日(月)
民自公、横内氏「相乗り」 知事選
各党対応固まる 共産、月内にも新人擁立


 来年1月の山梨県知事選に向け、県内政党の対応が固まった。自民、公明両党は再選立候補を表明している横内正明知事の支持を決め、民主党も横内知事の再選支持に回る見通し。横内知事は政党からの推薦を受けない意向を示しているが、実質的には「3党相乗り」の構図となることがほぼ確実。一方、共産党は「横内県政の転換が必要」とし、月内にも新人候補の擁立を決める方針。社民党は自主投票の方向で、みんなの党は知事選対応は決めず事実上の自主投票とする。
 知事選対応をめぐっては、過去2回の知事選で分裂した自民党県連が9月にいち早く横内知事の推薦を決定。ただ、その後、横内知事が政党の推薦は受けない意向を示したため、県連として支持することで落ち着いた。公明党県本部も10月に横内知事の支援を決め、県本部内に知事選対策室を設置している。
 一方、民主党は、党本部が知事選で他党との相乗りを禁止する方針を掲げているものの、県連内では「強い拘束力はない」との見方が大勢。最大の支援組織である連合山梨は既に横内知事の推薦を決めており、民主県連は近く横内知事に政策提言し、回答を見極めた上で12月4日の常任幹事会で支持を決める見通しだ。
 一方、共産党県委員会は「横内県政は土木偏重で、福祉や県民の暮らしに冷たい」として、県政転換を目指す方針。市民団体とともに新人候補の擁立を模索しており、11月中にもめどをつける方針。
 社民党県連は22日に常任幹事会を開き、知事選対応を協議。「明野処分場など県政課題は解消されておらず、積極的に支持する要素はない」(山田厚代表)として、自主投票とする見通し。7月の参院選で存在感を増したみんなの党も「支援要請を受けておらず、対応を決める必要がない」(小野次郎参院議員)としており、事実上、自主投票となる方向だ。
 前回知事選は、民主県連と自民党県議団、公明党県本部が山本栄彦前知事の推薦や支持を決めたのに対し、自民県議の一部が横内知事の支持に回った。今回は前回と対照的に民主、自民、公明の3党が事実上相乗りで横内知事の支援に回る見通し。横内知事後援会は各党関係者に総決起大会への出席を呼び掛けるほか、各党県議を中心に選対本部入りを要請し、「オール山梨」体制の構築を目指す。

2726チバQ:2010/11/22(月) 23:22:26
>千葉市選出の自民党男性県議=当選2回
さあどっちだ!?
中央区:佐野彰
若葉区:山中操
http://www.sanspo.com/shakai/news/101121/shc1011211001000-n1.htm
飲食店で「セックス!」自民県議が大ひんしゅく (1/2ページ)
2010.11.21 10:00
 【トホホ取材記】柳田稔法相(56)や仙谷由人官房長官(64)らの不見識な発言に対し、攻勢をかける自民党だが、永田町の騒ぎをよそに千葉市内では、ベロンベロンに酔っぱらった男性県議が飲食店内で卑猥(ひわい)な言葉を連発、大ひんしゅくをかっていたのだった。

 「セックス!」ー。10月20日夜、正確には21日午前0時過ぎ、千葉市中央区の歓楽街、栄町の中華料理店で焼きそばをつついていた私の耳に、品のない言葉が飛び込んできた。それとなく目をやると、ベロンベロンに酔っぱらった千葉市選出の自民党男性県議=当選2回=とクラブママ風の女性、それに県議の知人と思われる男性の3人が隣のテーブルに陣取っている。議員のスーツ襟には議員バッジが燦然(さんぜん)と輝いていた。

 卑猥な言葉を発し続ける県議の醜態に、店内はシラ〜〜とした空気に包まれていたのだが、泥酔状態のこの男は気づく様子もなく、今度はクラブママ風の和服姿の女性に「あんたの店は高いんだよ。ったくこの女は、金のことばかり考えているんだよなっ」と口汚く絡んでみせた。商売で酒を飲ませていれば、金(売上げ)のことを考えるのは当然と思うが、まるでボッタくられたかのような物言いだ。

 中華料理店には私以外にも数人の男性客がいたが、皆聞こえないフリをしている。「値段が高いとクレームをつける位なら、その店に行かなければいいだろうに」などと考えていたのは、私だけではなかったろう。

 トホホな県議会議員がクラブに飲みに行こうが、ママにからもうが違法ではないが、議員報酬や歳費を税金で賄ってもらっている身でありながら、飲み屋のママをはべらかせ、ベロンベロンに酔っぱらって「セックス!」はないだろう。有権者がその体たらくを見たら、どう感じるか想像できないのだろうか。 国会議員だけでなく、県議、市議、区議に至るまで、議員と名の付く人たちは、市民から常に注視される「公人」であることを再認識すべきではないだろうか。(佐藤修)

2727神奈川一区民:2010/11/23(火) 00:20:30
>>2658 更新
みんなの党統一地方選公認候補予定者

 【県議会】
 〈横浜市〉▽金沢区 田中肇(現)▽栄区 楠梨恵子(新)▽青葉区 赤野孝之(新)▽緑区 城田学(新)▽保土ケ谷区 芳賀洋治(新)▽鶴見区 加藤正法(新)

 〈川崎市〉▽高津区 斉藤尊巳(新)

 〈相模原市〉▽中央区 高田耕助(新)

 〈一般市〉▽茅ケ崎市 岩本一夫(現)▽藤沢市 塩坂源一郎(現)▽鎌倉市 河村琢磨(新)

 【横浜市会】
 ▽緑区 伊藤大貴(現)▽青葉区 藤崎浩太郎(新)▽旭区 大岩真善和(新)▽泉区 横山勇太朗(新)▽港北区 豊田有希(新)▽保土ケ谷区 磯部圭太(新)▽鶴見区 有村俊彦(新)▽中区 串田久子(現)▽都筑区 望月高徳(新)▽神奈川区 平野和之(新)▽港南区 野崎孝男(新)▽戸塚区 足立秀樹(新)

 【川崎市議会】
 ▽宮前区 竹田宣廣(新)▽麻生区 月本琢也(新)▽中原区 松川正二郎(新)

 【相模原市議会】
 ▽南区 財津秀明(新)、大槻研(新)

 【一般市会】
 ▽藤沢市 白田明秀(新)

2728チバQ:2010/11/23(火) 10:07:46
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001011230004
落胆の民主 松戸市議選で惨敗
2010年11月23日

 21日投開票の松戸市議選(定数44)で、民主党は11人の候補者をたてたが、当選は新顔2人だけ。現職4人全員が落選という事態に幹部は「開票を見ていて、背筋が寒くなった」と色を失った。公認候補で法定得票にも満たない候補もいた。落選市議らからは「民主への逆風だけでなく、実力以上に候補者を乱立させた」として、県連執行部の責任を問う声も上がった。


 民主は前回5人の倍以上の候補者を立てたが、得票数は1万4615票で前回より3千票ほど増えただけ。「前回と比べて、候補者があまりに多すぎた」と、執行部の候補者選考を批判する落選市議も少なくなかった。


 衆院7区総支部幹事長で6期目を目指した長谷川満氏(63)は、前回得票の半分以下の1646票しかとれず落選。「自信はあったが、行くところ、行くところで、『民主は何をやっているんだ』といわれた。力がないのに、民主同士が食い合ってしまった」と述べた。


 こうした声に、松戸市を自らの選挙区に含む県連代表の生方幸夫衆院議員は、いずれの候補も見込みより千票近く少なかったとした上で「国政選挙での民主の得票から擁立数は決めており、多いとは考えていない。現職が落ちたのは市立病院移転などで地元に反感を持たれた可能性があるが、新顔が落ちたのは国政の影響。このままでは統一地方選は全国的に厳しい結果になるだろう」と話す。


 民主県連の田中信行幹事長は「多擁立だったかどうかも含めてきちっとした総括は第6区、第7区総支部ですると思う」と話し、来春の統一地方選に向けては「選対委員長とも相談し、今回の反省をして適切な擁立をしていきたい」とした。


 6月の市長選で民主推薦で初当選した本郷谷健次市長は「地方の民主は足腰が弱く、本当の意味の実力がなかったのでは」と淡々と話した。
    ◇
 当選者の内訳は、現職28、新顔12、前職4。党派別では、民主2、自民2、公明10、共産5、社民1、みんな2、無所属22。トップ当選の山中啓之氏の8287票は過去最多の得票数。

2729チバQ:2010/11/23(火) 10:08:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20101123-OYT8T00057.htm
民主「松戸ショック」
県連、統一選に危機感
 21日投開票の松戸市議選(定数44)で、民主党は公認候補11人のうち、当選は新人2人だけで、現職4人を含む9人が落選する惨敗となった。22日朝には、柳田法相が自らの失言の責任を取って辞任し、同党への逆風が強まっている。来春に統一地方選を控え、同党県連内には、「有権者の反発は想像以上。このままでは大変なことになる」と、危機感が広がっている。

■当選わずか2人 4年前の松戸市議選での同党公認候補は5人で、このうち4人が当選した。今回は同市をエリアにする衆院小選挙区の6区から7人、7区から4人を擁立。11人の得票総数は前回選の民主候補の得票総数を上回ったが、当選した2新人のうち1人は29位、もう1人は44位でぎりぎりの当選だった。

 ある県連幹部は「政権与党としての市議選だったため、議席増を見込んで、6、7区の調整も十分に行われないまま11人も擁立してしまった」と話す。さらに、尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出や柳田法相の「国会軽視」と取れる発言などで、民主党への逆風が強まった。

 落選した現職市議の一人は「有権者に電話しても国のだらしなさを言われて切られるケースが多く、途中からは民主候補を名乗らずに支持を呼びかけた」と振り返る。別の市議は「民主党というだけで批判を受けた。逆風の中で公認同士のつぶし合いになってしまった」と悔しがった。

■「氷河期に突入」 県連の岡島一正選対委員長は「候補者の活動不足に加え、党支持率低迷が影響したことは否定できない」と語った。同市議選の結果を受け、統一地方選を控えた同党の地方議員は「民主党は氷河期に突入した」(民主県議)と危機感を強めている。

 ある千葉市議は「衝撃的な結果だ。自分の選挙区の民主現職は私1人だが、新人も公認で立候補する。国政の悪影響を受ければ、当選者はゼロだ」と焦りを隠さない。船橋市議の一人も、「自分にも民主党への厳しい声が寄せられている。柳田法相の辞任は当然で、党として早くうみを出し切ったほうがいい」と話した。

(2010年11月23日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20101123-OYT8T00058.htm
民主推薦の市長「壊滅的だ」
 今年6月の松戸市長選で民主党の推薦を受け初当選した本郷谷健次市長は22日の定例記者会見で、松戸市議選で民主党公認候補が2人しか当選しなかったことについて、「政権与党が地方の市議選で2人しか当選しなかったのは壊滅的」と述べた。同党が前回の市議選を大幅に上回る11人もの候補者を擁立したことについては、「(民主党批判が高まる)国政の環境を見れば、実力オーバーだったように思う」と語った。

 また懸案となっている市立病院(同市上本郷)の現地建て替えを訴え、本郷谷市長の選挙でも応援に回った新人が当選したことについては「市長への信任が一部ではあった選挙で、それが信任された。市議会に一定の核ができた」と話した。

(2010年11月23日 読売新聞)

2730チバQ:2010/11/23(火) 10:09:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20101123/CK2010112302000059.html
民主県連、統一選の擁立作業難航 強まる“逆風”に危機感
2010年11月23日

 来春の統一地方選に向け、民主党の立候補予定者の擁立作業が難航している。同党県連は「地方でも政権交代を」と、県議選の全五十九選挙区に擁立する方針だが、これまでに公認・推薦を決めたのは二十七選挙区(計二十八人)のみだ。二十二日には国会軽視発言で柳田稔法相が事実上更迭され、県連関係者は「統一選の勝利どころか、民主の看板で戦う新人を見つけられなくなる」と、強まる“逆風”に悲鳴を上げた。 (杉本慶一、前田朋子)

 民主県連は統一選で、県議会とさいたま市議会で「第一会派」結成を目標に掲げる。

 県議会(定数九四)の民主系会派は十九人で、自民党会派(五十人)に次ぐ第二会派。民主は少なくとも六十人前後を擁立する方針だが、県連幹部は「都市部以外の『一人区』(定数一の選挙区)が厳しい」と漏らす。

 さいたま市内を除く一人区は計三十四選挙区ある。このうち自民は二十三議席を占めるが、民主はわずか四議席。民主県連が公認・推薦を決めているのは、この三十四の一人区では計四選挙区にとどまっている。

 特に町村部で民主の地盤が弱く、県連幹部は「民主の衆院議員には、一人区の自民県議らと後援会員がダブる人もいる。対抗馬を立てるのは難しいようだ」と明かす。

 さいたま市議選以外の市町議選でも、擁立作業は遅れている。公認・推薦が決まっていない空白区は現在、市議選では羽生市など六市、町議選では長瀞町など四町に上る。

 一方、さいたま市議選(定数六〇)の公認・推薦は現在十九人で、「擁立作業は順調」(民主市議)。ただ、尖閣諸島をめぐる外交問題や柳田法相の失言で党支持率が急落し、統一選に向けて危機感が強まっている。

 民主は、二十一日投開票の千葉県松戸市議選で惨敗。民主の公認候補十一人のうち当選したのは新人二人だけで、現職四人は全員敗れた。民主のさいたま市議の一人は「けさに街頭演説をした時も『柳田を辞めさせろ』とやじられた。本当に逆風を感じる」。別の市議は「国会議員にしっかりしてほしいが、絶望感がある。自分の議会活動を評価してもらうしかない」と話した。

 民主県連の統一選擁立方針 県議選は全五十九選挙区(定数四以上の四選挙区は二人)▽さいたま市議選は全十選挙区(定数四〜六は二人、同七〜八は三人)▽さいたま以外の十九市議選では必ず複数▽十二町議選は必ず一人(現職がいる場合、複数擁立を目指す)−となっている。

2731チバQ:2010/11/23(火) 12:23:49
茨城新聞
主なところを抜粋
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12887940691053
2010年11月4日(木)
迫る県議選 水戸市区 激戦、有力新人名乗り

水戸市選挙区は旧内原町と東茨城郡北部選挙区(城里町・定数1)が加わり、前回の定数5から7になった。

立候補を予定しているのは現職5人と元職1人、新人3人の計9人。定数2オーバーの激戦となりそうだ。

顔ぶれは自民の石川多聞氏(67)=6期、舘静馬氏(43)=1期、民主の佐藤光雄氏(52)=1期、公明の高崎進氏(49)=1期、共産の大内久美子氏=4期=の現職5人と自民元職の川津隆氏(58)=3期。新人は元国会議員秘書の加藤明良氏(42)、水戸市議の木本信太郎氏(33)=いずれも無所属=と民主の星野幸子氏(46)の3人。

有力新人として注目されるのが加藤氏。今期で水戸市長を引退する加藤浩一氏の長男で、加藤市長の後援会組織を引き継ぐ形になるが、若さをアピールして旧常澄村や旧内原町にも浸透を図る。

前回2006年に3位当選した高橋靖県議が来春の水戸市長選に出馬を表明したことから、前回獲得した約1万4千票の票の行方が焦点の一つ。

城里町を地盤にする石川氏は、自民県連の要職を歴任しながらも水戸に足場がないことから危機感を持って臨んでいる。県信グループなど水戸の有力者の支援を受け、支持拡大を図る。

舘氏は元国会議員秘書で、同市上中妻地区が地盤。前回初当選時は無所属だったが、今回は自民からの出馬。地元後援会を固め、支援の輪を広げる。

前回約1万6千票の得票でトップ当選を果たし、県都初の民主議席を獲得した佐藤氏は東電労組の出身で水戸市議を3期務めた後、県議に転出。連合茨城や東電労組を中心に支持固めに歩く。社民水戸総支部は佐藤氏の推薦を決めている。

水戸市区で民主2人目の星野氏は研修事業会社社長で、市医師会などの推薦を取り付けた。女性票の取り込みも視野に入れる。

前回2位当選の高崎氏は元水戸市議。創価学会を中心に固い支持層を持つ。ミニ集会に足を運び、票の上積みを狙う。

大内氏は水戸市議5期、県議4期の実績。無駄な大型開発の中止・凍結を求めるとともに公共事業を福祉や教育など生活密着型に転換することを訴える。

前回次点の川津氏は返り咲きを狙う。不出馬を決めた旧内原町の大高伸一県議を同地区後援会長に招き、草刈り場とされる同地区への切り込みに懸命、他陣営としのぎを削る。

木本氏は木本信男元県議の長男で、2007年4月の市議選でトップ当選。若さを前面に出し、世代交代を訴える。  

任期満了に伴う県議選(定数65)は12月3日告示、同12日投開票で行われる。「平成の大合併」に伴う区割り改編後初の選挙で、告示まで1カ月を切った36選挙区の情勢を探った。


http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12890588221848
2010年11月7日(日)
迫る県議選 土浦市区 民主2人目擁立で激戦

旧新治郡区の分割により今回から旧新治村が加わる。

前回民主が初めて議席を獲得。今回は自民、民主、公明1議席ずつの「指定席」として無投票すらささやかれていたが、民主が急きょ2人目の公認候補を擁立し、一転選挙戦に突入することとなった。民主の2人目擁立の背景には市医師会への対応をめぐる“内紛”も指摘される。2候補の住み分けを含め課題は多く、2議席獲得は容易ではなさそうだ。自民、公明は比較的安定している。

立候補を予定しているのは自民の伊沢勝徳氏(39)=2期、民主の青山大人氏(31)=1期=の現職2人と、民主の私立大特別研究員、奥田夏樹氏(41)、公明の元銀行員、八島功男氏(53)の新人2人。

伊沢氏は拠点とする真鍋地区を中心に市内全域の行事、会合に小まめに足を運び、2期8年の実績を訴えながら足場を固める。唯一の自民候補となったことも優位に作用しそうだが、「有権者の反応は低調」と、組織の引き締めを図り、幅広い世代への浸透を図る。

青山氏は党の2人目擁立に対し「平常心」を強調。連合茨城の推薦を受け、UIゼンセン同盟県支部の組織内候補として労組票固めに取り組む。父親は元自民県議で、自身もかつて丹羽雄哉氏(自民)の秘書を務めた。若さを武器に党派を超えた支持を呼び掛ける。

奥田氏は自然・環境分野の研究者としてのキャリアを基に、霞ケ浦の水質浄化など土浦からの環境再生「エコフロンティア土浦」を訴える。県医師連盟土浦支部の推薦と大泉博子衆院議員の支援を得て、知名度アップ、無党派層への浸透に全力を挙げる。

八島氏は9期務めた足立寛作氏の後継。銀行員だった経歴から中小企業への金融政策などを提唱する。創価学会の堅固な組織票が後ろ盾となる。足立氏が前回獲得した約1万5000票からの目減りを最小限にとどめ、1万3千票を確保したいとしている。

2732チバQ:2010/11/23(火) 12:26:03
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12893194652048
2010年11月10日(水)
迫る県議選 古河市区 定数3 現新4人、3議席争う

猿島郡区から総和、三和の旧2町が加わり、定数が2増となった。立候補を表明しているのは現職が自民の森田悦男氏(60)、無所属の江田隆記氏(67)。新人は民主の菅谷憲一郎氏(58)と、無所属で運送会社役員の稲葉貴大氏(27)=自民推薦。旧総和町出身の自民現職、粕田良一氏(69)は引退する。

4選を目指す森田氏は後援会組織を地元の旧三和町から市内全域へ拡大。大票田の旧古河市でも永岡桂子衆院議員(自民)の協力で後援会女性部や青年部を立ち上げた。引退する粕田氏の票も吸収し、支持拡大を図る。

江田氏は会派の自民県政クラブ所属。旧古河市が地盤で6選を狙う。前回は1議席を争い自民新人の挑戦を受けたが、中村喜四郎衆院議員(無所属)の後押しで勝利した。県政報告会を小まめに行い、医療や福祉、行財政改革を訴える。

菅谷氏は新人ながら総和町長2期の実績などから知名度はある。反自民の立場から今回は民主公認で立候補。県議会定数削減や報酬見直しを訴え、街頭演説で支持を取り付ける。

旧総和町が地盤の稲葉氏は粕田氏の引退を受けて立候補。一部古河市議の支援も受けている。宣伝カーを使った活動やちらし配布などで無党派層への浸透も狙う。

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12892318869363
2010年11月9日(火)
迫る県議選 取手市区 定数3 現新5人しのぎ削る

前回までの北相馬郡区(利根町、旧藤代町)が統合し、定数1増となる。無所属の1人と自民、民主、みんな、共産の4政党4人がしのぎを削る。

立候補を予定しているのは、自民現職の鶴岡正彦氏(63)と、いずれも新人で、民主の衆院議員秘書、竹原大蔵氏(33)、共産の前取手市議、高木晶氏(66)、みんなの前取手市議、細谷典男氏(59)、無所属の自動車整備販売業、川口政弥氏(53)。

6期目を狙う鶴岡氏は、引退する旧北相馬郡区選出の自民現職、小林靖男氏(74)の支援を受けながら、藤代地区、利根町での支持拡大を目指す。運動のマンネリ化を打破しようと、きめ細かな取り組みに力を入れる。

竹原氏は昨年、衆院議員に転出した川口浩氏の議席を守ろうと躍起。ジャズライブや著名人を招いての懇親会などで知名度アップも図る。秘書を務めている小泉俊明衆院議員との連携で、地域内を細かく回っている。

「4議席以上」という党の目標を受けて立候補する高木氏は、市議団長の要職も務めていた。取手で県議の議席を持っていた当時の勢いを取り戻そうと、前回の得票数6600票の大幅な上積みを目指す。

民主から転身した細谷氏は副議長も経験し、市議当時からの精力的な地域回りで得た「知名度」が最大の武器。自転車にノボリを立てての有権者へのアピールや駅頭での活動にも力を入れる。

川口氏は元県議会議長、故川口三郎氏の娘婿。「古い政治からの脱却」を掲げ、「清新な力で地域に活力を」と訴える。三郎氏の地盤だった北相馬郡区に加え、取手市での支持拡大に全力を挙げている。

2733チバQ:2010/11/23(火) 12:27:14
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12888800929204
2010年11月5日(金)
迫る県議選 つくば市区 現新6氏の競り合い

つくば市選挙区に立候補を予定しているのは現職3人、新人3人の計6人。つくばエクスプレス沿線開発で人口増が続き、県内2位の人口規模を誇る同市。各党とも議席維持や獲得を目指して激しいつばぜり合いを展開しそうで、新たな有権者の票の行方など注目選挙区の一つだ。

顔触れは自民の飯岡英之氏(50)=3期、公明の田村佳子氏(56)=1期、共産の山中泰子氏(59)=2期=の現職3人と民主の会社社長、塚本一也氏(45)、前つくば市議で会社員、星田弘司氏(36)=無所属、市原健一つくば市長元秘書、鈴木将氏(38)=同=の新人3人。

自民は、健康上の理由から飯泉淳氏が引退。公認候補は飯岡氏のみで、党県連に公認申請をしていた飯泉氏後継の星田氏と鈴木氏が推薦扱いとなった。3人とも市内の党組織の支援を受け、自民系同士の争いも激しい。

民主は、前回無所属で立候補した塚本氏が単独候補として議席獲得を目指す。さらに、前回初めて議席を確保し再選を狙う公明、議席を死守したい共産が存在感を示し、県内有数の激戦区となりそうだ。有権者数も前回から9千人近く増加している。

飯岡氏は父親で県議の故・章氏の地盤だった旧桜村など市北部に強い。前回は飯泉氏と「区割り」をしていた市南部にも積極的に入る構え。現職として地域振興などの実績を強調する。

田村氏は前回、党代表が訪れるなど党と創価学会が全面支援したことで1万2千票超でトップ当選を果たした。組織の引き締めを図り、さらなる票の獲得を図る。行財政改革や教育充実などを訴える。

山中氏は上下水道料金の値下げなど暮らしの問題を積極的に取り上げ、支持拡大を目指す。経済の閉塞(へいそく)感を訴え、無党派層の取り込みを図りたい意向。前回の約9500票から上積みを図る。

塚本氏は前回無所属で出馬し、約6900票で涙をのんだ。今回は民主公認として再挑戦する。父親の塚本育造元県議会議長の地盤のほか、新住民が多く住む市中心部の無党派層をどう掘り起こすか。

星田氏は9月下旬に立候補を決め、出遅れた分、巻き返しを図る。2004年から市議を2期務めており、従来の後援会組織に加え、飯泉氏地盤の市南部で支持を固めたい考え。

鈴木氏は、つくば市誕生直後に市助役を務めた財団法人つくば都市振興財団の鈴木宏理事長の次男。市北部を地盤とするほか、有力市議らが応援に回るなど支持拡大を進めていく。


http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12892319301828
2010年11月9日(火)
迫る県議選 守谷市区 定数1 現新3人の争い

立候補を予定しているのは、みんなの現職、梶岡博樹氏(33)といずれも新人で民主の月刊誌編集長、石塚聡氏(52)、無所属の中小企業診断士、川又昭宏氏(55)。

梶岡氏は、2008年の県議補選で初当選。今回、自民からくら替えした。9月に、みんなの党公認候補内定が発覚し、県議会での質問が取りやめになるハプニングがあったが、各種集会にも積極的に顔を出して支持拡大に努めている。

都議経験がある石塚氏は、7月の参院選比例代表の守谷市での民主得票数9600票、3人が立候補した08年の県議補選での民主候補の得票約1万票を参考に、議席奪取を目指す。「市民が主役の政治」を掲げている。

川又氏は民主から出馬した前回の県議補選に続いての挑戦。梶岡氏の騒動を背景に、地元の自民党組織から公認、推薦の強力な働き掛けもあったが、無所属での立候補になる。「地域の発展を」と精力的な動きを見せる。

2734チバQ:2010/11/23(火) 12:29:51
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12891419487334
2010年11月8日(月)
迫る県議選 筑西市区 定数3激戦の公算

筑西市区は、旧下館市区(定数2)と旧真壁郡区(定数2)の協和、明野、関城の旧3町が統合して行われる。前回は両選挙区ともに無投票だったが、一転して現新5人が出馬する激戦の公算が大きい。

自民の現職3人のうち田所嘉徳氏(56)=旧下館市区=が4選を目指し、旧下館市区の新井昇氏(68)=4期=と旧真壁郡区(旧明野町)の加倉井昭喜氏(68)=3期=がともに引退の意向。民主は市議の仁平正巳氏(57)と歯科医の設楽詠美子氏(34)の新人2人を公認。共産は旧下館市、筑西市を通じ市議35年のベテランで新人の鈴木聡氏(65)を擁立、県西地区での初議席獲得を狙う。無所属では、旧関城町から元市議の宮崎勇氏(45)が挑む。

田所氏は、県政報告会を開くなど、後援会の強化を図る。引退する自民現職の票の取り込みにも懸命だ。

仁平氏は「県政にも二大政党制が必要」と出馬表明。連合茨城の推薦を受け、労組票などの取り込みを図る。

設楽氏は「女性の声を県政に届けたい」と真壁医師会などから推薦を受け、女性や若者票を狙う。

鈴木氏は市議として培った経験と人脈を駆使。地元自治会の推薦を得るなど、党派を超えた支持を得ている。

宮崎氏は今回引退する自民2氏の票の取り込みを狙い、浮動票の掘り起こしに懸命だ。

旧下館市区、真壁郡区ともに自民が圧倒的な地域だったが、2009年の衆院選を境に様相が一変。政党の宣伝カーが市内を駆け巡るなど、実質的に選挙戦の様相だ。


http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12893998390294
2010年11月11日(木)
迫る県議選 小美玉市区 定数1 新人4人、激戦の公算

東茨城郡南部区の旧小川町、旧美野里町、旧新治郡区の玉里村の旧3町村が合併により同区から切り離され行われる初の選挙戦。現職空白区であり、無所属の新人4人が1議席を争う激戦の様相を呈している。

立候補を予定しているのは、元市議の磯辺隆氏(64)、島田幸三氏(49)、元航空自衛官の佐口謙一氏(57)、元児童福祉施設職員の鈴木俊一氏(37)。

磯辺氏は市議としての実績や経験から、商工会や農業団体など各団体の支持を取り付け、市内全域で態勢固めを進めている。茨城空港推進協議会委員長などを務め、茨城空港の環境整備、県の行財政改革推進などを公約に掲げる。

島田氏は前回、東茨城郡南部区から出馬し、約200票差で苦杯をなめたが、市議としての実績と知名度を生かし、市内くまなく回り支持拡大を狙う。県財政再建へ、国からの権限と財源の移譲や自治体の事業仕分け導入などを訴える。

佐口氏は、地元の旧小川町地域を中心に知名度浸透を図る。百里基地監理部長や県空港対策課顧問などを務めたキャリアを基に、茨城空港を活用した雇用創出と地域活性化などを公約に掲げ、空港テクノパークへの企業誘致を訴える。

福祉施設職員や高校講師などの経歴を持つ鈴木氏は、福祉や教育に重点を置くとともに、市内に建設予定の大型スポーツ公園について計画見直しを主張。「市民目線」を前面に打ち出し、無党派層への浸透や知名度アップを図る。

2735チバQ:2010/11/23(火) 15:14:47
>>2698-2703
栃木県議選:どう考えても(いくらみんなの党が擁立しても)自民過半数は固い

メモ
■現職の無所属議員
無所属県民クラブ
阿部寿一:那須塩原 自民系
渡辺直治:小山市  民主系
菅谷文利:さくら市塩谷郡 民主系
野村壽彦:独立系 みんなの党に近そうだが・・・

新政クラブ議員会
琴寄昌男: 公明と統一会派→解消

2736チバQ:2010/11/23(火) 15:22:21
>>2702
小山市(定数5)
自現2、自新1、み現1、
公新1、
民新1、民主系現1、民主系新人1

結構な確率で民主全滅ですね(自3、み1、公1)

定数4で民主が少なくとも1議席は取らなきゃならない
那須塩原>>2701足利>>2703が厳しい状況。(栃木>>2703は大丈夫か)

2737チバQ:2010/11/23(火) 18:31:01
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20101123ddlk12010172000c.html
’11統一選ちば:松戸市議選、民主党が大敗 公認11人中9人が落選 /千葉
 ◇今後の選挙懸念も
 任期満了に伴う21日の松戸市議選=選管最終確定票は別表=で、民主党が大敗した。公認11人のうち現職4人を含む9人が落選し、現職の1人は供託金没収ラインの法定得票数にも届かなかった。「民主はどうなってるんだ」「菅首相に裏切られた」。候補たちは選挙戦で、支持者からなじられ、突き放される場面も。尖閣諸島問題や柳田稔法相辞任で政権の求心力は失われ、県内民主陣営から「来春の統一地方選を戦えるのか」と懸念の声が上がっている。【森有正、早川健人、荻野公一】

 「有権者に連日電話で支持や投票を呼びかけたが、『民主党』と言うとガチャンと切られた」

 落選した民主現職の磯崎吉弘氏(63)は、サバサバした調子で打ち明けた。「中央政界の影響がこんなに大きいとは」。現職4人がそろって敗北するなど予想だにしなかった。自身の票は900票足らず。法定得票数にも届かなかった。駅前で演説していても「こんなんじゃ民主に国政は任せられない」となじられたという。

 落選したもう一人の民主現職、長谷川満氏(63)は党県7区総支部幹事長だ。「党内のゴタゴタに、毎日のミニ集会で『一体何やってるんだ』と言われ続けた」と振り返る。

 「閣僚の失言だけではない。尖閣諸島や沖縄の基地の問題もだ。『国と地方は違う。僕らもしっかりしてほしいと思っている』と言っても党の看板を背負っているもんだから」とまくしたて、批判の矛先を県6区総支部長の生方幸夫衆院議員にも向けた。「11人擁立は多すぎる。共倒れになると言い続けたが聞き入れられなかった」。そして、切って捨てるように言った。「民主への国民の期待はなくなった。次の衆院選は厳しい」

 民主の新人候補たちにも、逆風は容赦なく吹きつけた。これを県内の民主陣営は深刻に受け止めている。

 落選した細田伸一氏(45)は街頭でチラシを配っている時、「どうなってんだ。お前、しっかりしろよ」としっ責されたという。また、河下孝司氏(63)も、これまで党を積極的に支持してくれた人から「帰れ。民主党に入れねーよ」と突き放された。曽宮祐三氏(63)も街頭活動で同年配の有権者から「菅さんを信頼して支持していたのに裏切られた」との批判をたくさん浴びたという。

 松戸市は代々暮らす住民がいる一方、戦後の都市化で大量の無党派層を抱え込む。その無党派層が、今回は明らかに民主以外へ流れたとみられる。投票率(41・11%)は前回4年前より3ポイント以上もアップ。みんなの党公認の新人2人(ともに当選)の得票は合わせて6096票で、落選した民主現職4人の得票の合計を1000票近く上回っている。

 党県連の田中信行幹事長は、松戸での惨敗について「非常に重く受け止めている」とし、上位当選者に民主候補がいない点を踏まえ、「国政の外交政策や柳田前法相発言など、党への批判もあったと思う」と分析した。

 一方、国政野党の自民党の田久保尚俊県連幹事長も、「菅直人内閣の政策運営のまずさや法相不適切発言の影響があったのではないか」と国政の影響を指摘。自民現職候補が上位で再選を果たしている点については「市民に自民党が理解されつつあるのかなと思う」と話した。

2738チバQ:2010/11/23(火) 18:31:37
 ◇生方・民主県連会長「わびるしかない」 メールマガジン配信、政府や党の対応に疑問
 松戸市を二分する小選挙区の6、7区のうち6区選出の民主党県連会長、生方幸夫衆院議員は22日、「市議選に立候補してくれた民主党候補にわびるしかない」と題するメールマガジンを配信した。

 生方氏はこの中で、敗因を「民主党に対する不満が候補者にぶつけられたとしか考えられません」と分析。「柳田法相の辞任が週末だったら、結果は違ったものになったのでは」とし、政府や党の対応に疑問を呈した。

 来春の統一選については「このまま選挙に突入すれば、松戸と同じような結果が全国で出てしまうのでは」と危機感を表明。「まず一つ一つの問題にきちんとケリをつけていくことが大事」などと結んでいる。

 ◇県内の地方議員の間で離党者も
 菅政権が尖閣諸島問題への対応や法相発言で批判を浴び、支持率を落とす中、県内の民主党地方議員の間で離党者も出始めている。

 昨年10月の千葉市議補選で、民主党公認で当選した小田求氏は今月19日、党県1区総支部に離党届を出した。10月には、同党の千葉市議、富田和男氏も離党届を出した。

 小田氏は党を離れる理由について「国民の生活が第一という党の志が、果たされていると感じられない」と話す。昨夏の政権交代時に小田氏は民主の理念に共鳴、党公認で立候補したという。が、今は「愛想が尽きて憤りに変わった」という。

 こうした動きに対し「公約や理念の実現のために働かず、安易に離党すれば、かえって政治不信は増す」という声も聞かれる。

2739チバQ:2010/11/23(火) 21:43:37
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20101123ddlk12010179000c.html
秋山・柏市長:3年後の市長選、早くも出馬表明? /千葉
 柏市の秋山浩保市長(42)は22日の定例記者会見で、3年後に迎える次期市長選について「もちろん出る」と明言した。任期を3年残した市長の出馬表明は異例だ。

 民主党推薦で昨年初当選した秋山市長は、21日に就任2年目に入ったばかり。会見では「役所文化を変えるには時間がかかる。2〜3年では根付かない。継続が必要だ」と述べ再選出馬に意欲を見せた。さらに取材に対し「市職員の研修に出るたびに『2期8年やる』と言っている。8年間同じ上司だという覚悟を求めている」と話した。

 昨年11月の市長選で掲げたマニフェストのうち「保育園の待機児童ゼロ」について、秋山市長は「来春に4園増えるが、ニーズが追いつかない」と述べ、達成は困難との見通しを示した。【早川健人】

2740チバQ:2010/11/23(火) 23:45:23
>>2691とか≪守谷市≫
>月刊「マスコミ市民」編集長の石塚氏は都議の経験を買われ「落下傘」で公認。駅立ちや街宣活動で民主支持層への浸透を図る。

96年に埼玉4区民主党から出馬、03年に静岡1区から社民党から出馬
96年時点の経歴で「元都議」の記載あり。
胡散臭いやっちゃなあ。
補選で落選した:川又昭宏を素直に公認しておけばよかったような。


>>2707
で自民不戦敗と書いたけど、実際は川俣を自民が支援するみたい
■2003年選挙得票 (静岡1区)
1 牧野聖修 民主党 前 74,745 当選
2 上川陽子 自由民主党 前 67,437 比例区当選
3 田辺信宏 無所属 新 59,937
4 河瀬幸代 日本共産党 新 15,032
5 石塚聡 社会民主党 新 6,093

http://www.47news.jp/CN/200310/CN2003101501000355.html
社民、静岡1区に擁立 元政策秘書石塚氏
 元政策秘書の石塚聡氏(45)は15日、記者会見し、衆院選静岡1区に社民党公認で出馬する意向を表明した。  静岡1区には、自民前職の上川陽子氏(50)、民主前職の牧野聖修氏(58)、共産新人の河瀬幸代氏(52)、無所属新人の田辺信宏氏(42)が出馬する予定。
2003/10/15 08:38 【共同通信】

■1996年選挙得票 (埼玉4区)

  1  上田清司     新進党    前       72420  当選
  2  早川忠孝     自由民主党  新       46869  
  3  綾部澄子     日本共産党  新       33670  
  4  石塚聡      民主党    新       28401  
  5  早川竜介     自由連合   新        3140

2741栃木都民:2010/11/24(水) 11:54:41
>>2740
なんで石塚???
最初はたしか30年くらい前、大阪で自主管理研究会の事務局みたいなことしとったのでは。
それがいつのまにか、東京に出てきて社会党の周りをうろついていたと思ったら、衆議院候補や、都議になったりと華麗なる転進。
都議を辞めた理由も、間接的にしか聞いてないけど、芳しいモノではなかった。
いまさら、なんでだね。

2742チバQ:2010/11/24(水) 12:14:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20101123-OYT8T00804.htm
自民、定数減に依然慎重
他党は数字示し争点に
 12月12日投票の県議選では、議員定数の削減が持ち越しとなった。定数の65を巡って、マニフェスト(選挙公約)に削減数を明示し争点の一つとする政党がある一方、県議会最大会派の自民党は依然として慎重な姿勢だ。

 「県財政の危機的な状況にもかかわらず、定数削減などの見直しの動きが見えない」。県市長会や県町村会など県内の首長、議長らでつくる4団体は2009年10月、葉梨衛県議会議長(当時)を訪ね、同年3月に続き2回目となる定数削減を求めた。水戸や日立など5市町の議員有志らも09年12月に、現行の65人から44人以内に見直すよう求める意見書を橋本知事に提出した。

 こうした動きに対し、自民党は今年9月、定数削減など議会制度の問題を考える検討委員会を党内に設けたが、「とくに目立った議論はしていない」(自民県議)と足踏みしたままだ。

 都道府県議の定数は、地方自治法で上限が定められており、県議の法定上限は74人。県条例で定めた定数はこれを9人下回る65人で、県民4万5700人に県議1人の計算となる。削減を求めている県市議会議長会は「人口7万人に1人、44人位がちょうどいい」(袴塚孝雄・水戸市会議長)と数を示した。

 今回の県議選では、各党がマニフェストに新たな県議定数案を盛り込み、争点の一つとなる。数字を示したのは、民主党が60人以内、公明党が50人台、みんなの党は最も少ない42人を提案している。一方、自民党は具体的な数字を示さず「検討課題」とするにとどめた。共産党は現行維持の65人のまま、区割りの見直しを訴えた。

 県議報酬は年間1人当たり約1000万円。加えて政務調査費同360万円。定数削減はそのまま、県費の支出抑制につながるが、「県民の要望を吸い上げるには、県議を減らせばいいということではない」(自民党幹部)と反論する。県議の1人は「最大会派の自民が削減案を示せば、それを実行せざるを得なくなる。だから具体的な数字を示せないジレンマもある」と指摘する。

 一方、実現不可能ゆえに具体的な削減案をマニフェストに盛り込めるとしたら、県民にとってはこちらも空虚な公約に過ぎなくなる。議員定数に実際にメスを入れられかどうかが、新たな県議会の試金石となる。

(2010年11月24日 読売新聞)

2743名無しさん:2010/11/25(木) 02:22:52

千葉・松戸市議選で民主惨敗 国政の余波、現職4人全滅
2010年11月22日11時54分
http://www.asahi.com/politics/update/1122/TKY201011220137.html

 21日に投開票された千葉県松戸市議選(定数44)で、民主は惨敗を喫した。候補者68人中11人の公認候補を立てたが、20代と30代の新顔2人が当選しただけ。現職は党県総支部幹事長を含む4人全員が落選。「個人の力を超えた逆風が吹いた」と嘆いた。

 菅政権誕生直後の6月の松戸市長選で、民主が推薦した本郷谷健次市長が、5選を目指した現職を破り初当選。余勢を駆り、民主は前回5人の倍以上の候補をたてて臨んだ。だが、再選を目指した磯崎吉弘氏(63)は「選挙中に国会中継があり、法相の失言など、いろいろな問題が出て、『何だ。きょうの民主党は』と怒られた」。

 松戸市は県連代表の生方幸夫衆院議員の選挙区を含む。生方氏は「新顔が落ちたのは普天間問題や法相の問題発言など国政の影響だ」と語った。

2744名無しさん:2010/11/25(木) 02:23:41
http://gendai.net/articles/view/syakai/127598
松戸市議選 現職全員落選で大騒ぎ
【政治・経済】
2010年11月24日 掲載
民主党 統一地方選に暗雲

 21日に投開票が行われた千葉・松戸市議選の結果に民主党がマッ青だ。定数44に対し、民主党は11人の公認候補を立てたが、当選したのは新人の2人だけ。現職4人全員がまさかの落選で、議席も半減してしまったのだ。鳩山政権から菅政権に代わったばかりの今年6月の松戸市長選では、民主党への追い風を受け、民主推薦の新人が現職を破る快挙だったのに、わずか5カ月で状況は一変した。
 この選挙結果に、来春、統一地方選を迎える民主党の地方議員たちが浮足立ち、大騒ぎだという。
「政権党になった民主党ですが、地方は脆弱(ぜいじゃく)。依然として自民や保守系が強いので、岡田克也幹事長は『政権基盤を揺るぎないものにするためには、地方議会での勢力拡大が急務』とハッパをかけていた。それで、多くの地方県連が『現有議席の倍の候補者を立てる』という目標を立て、候補者擁立を進めています。しかし、松戸市議選を見る限り、候補者倍増が裏目に出る可能性が出てきました」(民主党関係者)
 例えば東京では、現職8人の世田谷区で公認16人、6人の大田区で15人、3人の港区で8人など、既に今年10月段階で「公認」を大盤振る舞いしている。「このままでは票の食い合いで共倒れする」(現職区議)と、あちこちで悲鳴が上がり始めた。
 松戸市議選では「民主党」の看板が嫌われたのは間違いない。市議会で落選した民主党議員たちと統一会派を組んでいた無所属候補4人は、シッカリ当選しているからだ。
「松戸市は、衆院選では2つの選挙区に分かれていて、千葉6区は、反小沢の生方幸夫さん、7区は親小沢の内山晃さんです。両者の連携が取れていなかったことも惨敗の一因ではあります。しかし、最大の敗因は、尖閣問題や柳田法相問題などでフラフラする菅政権への失望。落選した民主党候補は、選挙期間中、『菅首相には裏切られた』と罵声(ばせい)を浴びせられたといいます。今後は、どの地方選挙でも『無所属』を選ぶ候補が増えるでしょうね」(地元関係者)
 岡田執行部は戦略練り直しが必至だ。

2745名無しさん:2010/11/25(木) 02:24:34

「氷河期突入だ」民主衝撃、松戸市議選2勝9敗
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101124-OYT1T00471.htm

 21日投開票の千葉県松戸市議選(定数44)で、民主党は公認候補11人のうち、当選は新人2人だけで、現職4人を含む9人が落選する惨敗となった。22日朝には、柳田法相が自らの失言の責任を取って辞任し、同党への逆風が強まっている。

 来春に統一地方選を控え、同党県連内には、「有権者の反発は想像以上。このままでは大変なことになる」と、危機感が広がっている。

 ◆当選わずか2人◆

 4年前の松戸市議選での同党公認候補は5人で、このうち4人が当選した。今回は同市をエリアにする衆院小選挙区の6区から7人、7区から4人を擁立。11人の得票総数は前回選の民主候補の得票総数を上回ったが、当選した2新人のうち1人は29位、もう1人は44位でぎりぎりの当選だった。

 ある県連幹部は「政権与党としての市議選だったため、議席増を見込んで、6、7区の調整も十分に行われないまま11人も擁立してしまった」と話す。さらに、尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出や柳田法相の「国会軽視」と取れる発言などで、民主党への逆風が強まった。

 落選した現職市議の一人は「有権者に電話しても国のだらしなさを言われて切られるケースが多く、途中からは民主候補を名乗らずに支持を呼びかけた」と振り返る。別の市議は「民主党というだけで批判を受けた。逆風の中で公認同士のつぶし合いになってしまった」と悔しがった。

 ◆「氷河期に突入」◆

 県連の岡島一正選対委員長は「候補者の活動不足に加え、党支持率低迷が影響したことは否定できない」と語った。同市議選の結果を受け、統一地方選を控えた同党の地方議員は「民主党は氷河期に突入した」(民主県議)と危機感を強めている。

 ある千葉市議は「衝撃的な結果だ。自分の選挙区の民主現職は私1人だが、新人も公認で立候補する。国政の悪影響を受ければ、当選者はゼロだ」と焦りを隠さない。船橋市議の一人も、「自分にも民主党への厳しい声が寄せられている。柳田法相の辞任は当然で、党として早くうみを出し切ったほうがいい」と話した。

(2010年11月24日15時37分 読売新聞)

2746名無しさん:2010/11/25(木) 18:25:27

転換期の政党展望:’10県議選/5 次期衆院選にらむ「みんなの党」 /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20101125ddlk08010105000c.html

 ◇3、6区擁立に焦り

 「あと1人は何としても立てたい」。みんなの党の県議選候補者擁立状況について県庁で記者会見した県支部長の大川成典氏(46)は15日、厳しい表情で最後まで擁立に努力する考えを示した。党公認は目標の5人を下回る3人にとどまる。7月の参院選直後は14%だった党支持率は今や10%で低迷。「民主、自民の両党に嫌気が差した有権者の受け皿」という期待感はピークを過ぎ、擁立は予想以上に難航している。

 7月の参院選で大川氏自身は落選したものの、党の支持は県南の都市部で広がり、比例代表得票率は14・6%と健闘した。毎日新聞が参院選直後に行った県議選議席獲得数の潜在力を測るシミュレーションによると、同党は水戸▽日立▽土浦▽つくば▽筑西の5市区で当選の可能性が示されたが、候補を擁立したのは5市とは別の取手、守谷、牛久の県南3市。潜在力のある都市部に攻勢をかけるというより、次期衆院選を視野に、県議選を地盤固めに利用しようという思惑がにじむ。

   × ×

 大川氏は10月8日、渡辺喜美代表と都内で会見し、次期衆院選茨城6区からくら替え出馬する意向を明らかにした。6区は、昨年8月の衆院選で県医師連盟が自民に反旗を翻し、民主新人の大泉博子氏(60)を当選させた「医師の乱」の本拠地。保守分裂で保守票が漂流していることから、渡辺代表が「勝算は十分にある」とターゲットにしたという。

 大川氏は、最後まで擁立にこだわる県議選選挙区について明らかにしていないが、6区管内の土浦やつくば市区とみられている。「党本部は、出馬する人がいない場合、大川氏の秘書に出てもらう意向」との情報まで流れ、6区の自民、民主両党支部は警戒を強める。結果として、県議選目前の大川氏出馬表明は保守基盤切り崩しを難しくし、県議選の候補擁立作業にはマイナスに働いた模様だ。つくば市では自民系が3人、土浦市では民主が2人しのぎを削る。県医師連盟も両市区で推薦候補を決めており、みんなの支部関係者は「入り込む余地がない」と弱音を吐く。

 一方、県議選の擁立が決まった3市区はいずれも衆院3区管内のため、同区選出の民主党衆院議員、小泉俊明氏(53)の周辺では「政権与党の役割を強く訴えるしかない」とみんなとの差別化に力を入れる。

 守谷市区での候補擁立を巡っては、自民からくら替え出馬する現職の了承なく9月上旬に公認リストを公表。大川氏が立候補予定者への謝罪と釈明に追われる事態も発生。ある政界関係者は「渡辺代表の地元の隣県だから早く候補を擁立しなければという焦りがあるのだろう」とみる。

   × ×

 「県連のようなピラミッド型組織ではなく、県内各地に設置された支部同士のネットワーク化を目指す」

 大川氏は15日の会見で、4月の統一地方選に向けた第1号候補として、水戸市議選で現職の藤田精治氏(64)の擁立を発表。弱点とされる地方組織のイメージについて新たな概念を熱く語った。

 県都・水戸から候補を擁立したことで、同党の統一地方選の草刈り場は、県議選で浸透を図った衆院3、6区に1区と7区が加わるとの見方が強まる。

 ただ、県議選で3人しか擁立できない現状で、市議選、首長選まで含む大きな戦略が描けるのか。「支部組織のない政党が住民の声を吸い上げられるのか」(公明幹部)と懐疑的な見方もある。「非ピラミッド型組織」が点と点で終わるのか、根っこがつながるのか、ビジョンはまだ見えない。

毎日新聞 2010年11月25日 地方版

2747チバQ:2010/11/25(木) 22:20:47
>>2593とか
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001011250002
鳩ケ谷市長選 落選2氏/住民投票へ連携
2010年11月25日

◇合併是非で請願準備


 10月の鳩ケ谷市長選で、川口市への編入(吸収)合併に反対し、現職の木下達則市長(63)に敗れた2氏と双方の支持者が連携して、合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願を12月定例議会に出すことになった。2人の合計得票は木下氏の得票をわずかに上回っており、改めて民意を測る手段にしたいという。


 請願を準備しているのは、市長選で敗れた元県議の舩津徳英さん(58)が選挙後に立ち上げた「鳩ケ谷市の自立を求める会」と、同じく敗れた森克彦さん(65)が役員を務める「川口市への吸収合併に反対する鳩ケ谷市民の会」(菊地原武昭会長)。「市民の会」が「求める会」に持ちかけたという。


 互いに「(市長選のライバル同士で)異例だが、合併をためらう市民の声を吸い上げる道を模索した結論」としている。市長選での舩津さんと森さんの合計得票は1万2441票で、木下市長を33票上回っていた。投票率は51・67%だった。


 舩津さんは「行政主導といわれる合併で、反対の熱は棄権票にも含まれている」と言い、森さんは「合併の是非に関し、市民の総意を得るのは当然だ」と話す。両会とも、「できるだけ多くの賛同を得たい」と、署名活動などに取り組んでいる。

2748チバQ:2010/11/27(土) 17:48:44
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12907851195888
2010年11月27日(土)
県議選 公明、一部自民候補推薦へ

12月12日投票の県議選で公明党県本部は26日までに、公認候補がいない選挙区の一部の自民公認候補らに対し、推薦を出す方針を固めた。これまでに国政レベルでの選挙協力はあったが、県議選での推薦は初めて。

同党は今回、前回と同じ水戸、日立、土浦、つくばの4市区に公認候補を擁立。足立寛作県本部代表代行によると、候補を立てていない選挙区の支持者を中心に、「党として支援する人を決めてほしい」との声が強いことや、地域によってこれまでに選挙協力関係が築かれている実績があるなど理由に推薦を出す機運が高まったという。

推薦を出す人数・選挙区はまだ流動的だが、自民が公認する現・元職36人と、推薦の新人8人のうち、10人前後になる見込み。正式に決まり次第、告示の3日までに公表していく方針だ。

関係者らによると、最大会派いばらき自民との協力関係を強化することで、選挙後の県議会での影響力を強めたい狙いがあるとみられる。

2749チバQ:2010/11/27(土) 17:54:22
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011260045/
争点に「オリンピック町政」!?1期4年の交替続き/大磯町長選
2010年11月27日
 現職に3新人が挑む大磯町長選で、「オリンピック町政」という耳慣れない言葉が飛び交っている。町のトップが1期4年ごとに交代するめまぐるしい町政をやゆした表現。再選を目指す現職が「脱五輪」を掲げれば、町政刷新を訴える新人側も「続投に値しないトップなら4年での退場もやむを得ない」と応戦。その是非が、ちょっとした「争点」に浮上している。

 同町長選では前回、前々回といずれも1期目の現職が新人に敗れ、町政のかじ取り役が4年ごとに入れ替わってきた。

 町長選告示日の23日。この問題で口火を切ったのは現職陣営。ごみ処理などで広域行政をともに進める近隣市町の首長が応援演説に駆け付け、「ちょくちょく町長が代わってはよい政治はできない」(間宮恒行大井町長)などと現職支援を表明。三好氏本人も、「オリンピックに例えられる状況はよくない」と再選への支持を呼び掛けた。

 ただ、三好氏自身も前回選挙で1期目の現職を倒して町長の座を得ただけに、「町政の変革」を求める新人候補側はこうした主張にくみする考えはみじんもない。

 「ガラス張りの町政」を掲げ、初の女性町長誕生を目指す渡辺氏の陣営は「1期目の三好町政に合格点が与えられないからこそ、やむにやまれぬ思いで立ち上がった」と反論。

 「開かれた町政」の実現を訴える中崎氏の陣営も「閉鎖的な現町政の流れを断ち切り、新しい大磯をつくる必要がある」と手厳しい。

 町議として町政のチェック役を果たしてきた柴崎氏は「選挙で町長が代わるのは民意だから致し方ない」と冷ややか。「歴代の町長がよい政治をしてこなかった結果。不幸なのは町民だ」とも付け加える。

 町民の審判は、28日に下される。

2750チバQ:2010/11/27(土) 17:55:08
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20101124ddlk14010106000c.html
選挙:大磯町長選/大磯町議補選 町長選、4氏の激戦に /神奈川
 ◇町議補選、新人3氏が立候補
 任期満了に伴う大磯町長選は23日、告示された。立候補したのはいずれも無所属で、新人で元町議の渡辺順子氏(64)▽新人で元東海大学医学部付属大磯病院長の中崎久雄氏(68)▽現職の三好正則氏(65)▽新人で元町議の柴崎茂氏(53)。

 渡辺氏は「生活重視の政治」、中崎氏は「開かれた町政」、三好氏は「町政の継続」、柴崎氏は「職員給料の改革」などとそれぞれ訴え、激しい選挙戦に突入した。

 また、渡辺氏の辞職に伴う町議補選(改選数1)も告示され、新人3人が立候補した。投票は28日で、町立大磯小学校で即日開票される。22日現在の有権者数は2万8101人(男1万3645人、女1万4456人)。【渡辺明博】

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 ◇大磯町長選立候補者(届け出順)
渡辺順子(わたなべ・じゅんこ) 64 無新

 [元]町議、歯科衛生士▽東京歯科大歯科衛生士専門学校

中崎久雄(なかざき・ひさお) 68 無新

 医師[歴]東海大医学部付属大磯病院長▽神戸大

三好正則(みよし・まさのり) 65 無現(1)

 町長、県河川協会副会長[歴]町町民福祉部長▽中大

柴崎茂(しばざき・しげる) 53 無新

 [元]町議[歴]証券会社員▽町監査委員▽学習院大

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 ◇大磯町議補選立候補者(改選数1−3、届け出順)
佐藤邦康  65 [元]会社員 無新

鈴木修   64 派遣会社員  無新

岡田豊太郎 72 NPO代表  無新

2751チバQ:2010/11/27(土) 22:40:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20101127-OYT8T00001.htm
《ニュース断面》7選出馬か去就焦点
松浦・高崎市長


 来年5月の任期満了に伴う高崎市長選で、現職で6期目の松浦幸雄市長(80)は、12月1日の市議会一般質問で進退を明らかにするとみられている。7選となれば市長として全国最多。高齢多選批判の声も根強く、市長の決断に注目が集まっている。(諏訪泉、塚原早織)

 「まだまだ市政の課題はたくさんある。市長として精いっぱい取り組み、未来への道筋をつくってゆきたい」。16日、高崎市内のホテルで開かれた後援会会合で、松浦市長のスピーチは意欲満々に聞こえた。しかし、会合後、報道陣に「事実上の出馬宣言か」と問われると、笑顔で「いや、まだまだ」と煙に巻いた。

 4年前の前回は、11月の後援会会合で「出馬宣言」。その時点でほかに候補者はいなかった。しかし、今回はすでに前県立女子大学学長の富岡賢治氏(64)、元市議会議長の松本基志氏(51)が立候補を表明している。

 現職の動向に各陣営がやきもきする中、松浦市長は明言を避け続ける。余裕なのかしゅん巡なのか。市長の周囲も判断がつきかねている。出馬に意欲を見せていた地元県議の橋爪洋介氏(43)が23日に突然、不出馬に転じたことも混迷に拍車をかけている。

 高崎市は来年4月に中核市に移行する。権限移譲とともに首長に対する期待は高まる一方だ。

 市幹部の1人は「郡部では圧倒的な知名度を誇るのが現職の強み。中核市後の4年間のレールを敷いてほしいとの市民の声も多く聞かれる」と語る。長年、松浦市長を支援してきた連合高崎の伊能耕司議長も「『高齢多選』どうこうより、政治姿勢、実績をどう判断するかだ。次も出るなら基本的には支援していきたい」と話す。健康面について、本人は今月5日の定例記者会見で、「健康診断を受けたが問題はない」とアピールしている。

 一方で、ある保守系市議は「80歳といえば、もうとっくに隠居している。若い人に譲っても良いのでは」と苦言を呈す。前回、党として推薦した公明党市議も「県本部で決めるので未定だが、多選批判も一理ある。個人的には、今回は自主投票になるのではないかと思っている」と距離を置く。

 市議会最大会派で市長与党の「新風会」(31人)の幹部は「現職が出れば、これまで通り支持せざるを得ない」と語るが、今回は会派副会長の松本氏が出馬を表明。「松本さんには世話になっている」と語る市議もおり、前回のような現職一本の流れにはならない。

 後援会にも賛否両論がある。沼賀勝平後援会連合会長は「出るか出ないかは五分五分。(引退して)男の花道を飾ってほしいと思うこともあるが、後は本人の判断次第」と話した。

 28日投開票の金沢市長選では、山出(やまで)保市長(79)が6選を目指す。高崎と金沢は友好交流都市を結んでおり、山出市長と松浦市長は全国市長会で正副会長のコンビを組んだこともある友人だ。市議会筋からは「松浦市長は、同じ高齢多選批判を浴びている山出市長の結果を見てから判断するのでは」との憶測も聞こえる。

 仮に松浦市長が不出馬ならば、元副市長の座間愛知氏(55)や、県議の中島篤氏(56)らの出馬も取りざたされており、一気に乱戦模様となる。

(2010年11月27日 読売新聞)

2752チバQ:2010/11/27(土) 22:45:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1287672396432_02/news/20101021-OYT8T01180.htm
大沢イズム
【1】脱・小寺を徹底
理事制廃止、議会と協調
 出馬表明の舞台は、前任者の末期と好対照をなした。

 「引き続き県政を担っていきたい」。9月27日、県議会本会議場。知事の大沢正明は、自身を支える最大会派・自民党県議団の須藤昭男に来夏の知事選への態度をただされ、淡々と答えた。2007年7月の前回選挙に際し、同党県議団との間に溝が深まった前任の小寺弘之は、5選出馬表明の場を記者会見に求めた。「議会人・大沢」の面目躍如たる場面だった。

 旧尾島町議2期、県議4期。共に議長まで務めた大沢には、地方の現場を熟知しているという自負がある。知名度で劣るとはいえ、旧自治省のキャリア官僚から群馬県政に転じ、議員をないがしろにする小寺に敗れることはできない。

 須藤とのやり取りで「進捗(しんちょく)は75%以上」と自賛した大沢のマニフェスト(公約)は、小寺批判で彩られている。「4期16年もトップが変わらない……官僚主義やマンネリズムがはびこっている」「独善的な知事」「子育て支援は口先だけ」――。このマニフェストを仕立てたのは、自民党県連幹事長だった金子泰造(故人)を中心とする同僚県議たちだ。

 今月18日の県議会決算特別委員会。自民党の南波和憲は、大沢が公約通りに完全実施した子ども医療費無料化の評価を尋ね、こう付け加えた。「子どもを育てるなら群馬県。どこかで聞いたような話だが、着実に出来ているのは現県政になってからだ」。南波のリップサービスに大沢はかすかにほおを緩め、「評価されていると思う」と応じた。

 マニフェストを練った5〜6人の県議は、「財政改革を進めた小寺さんを意識した選挙対策」(メンバーの1人)として、道路網整備や農林業振興などをちりばめた。中学生まで医療費は無料という、東京23区など財政が豊かな自治体が導入してきた施策も大胆に掲げた。

 県議のフル稼働の結果、1万2800票差で競り勝った大沢は、小寺色の一掃に着手。部局に覆いかぶさる形で政策を決定していた理事制を廃止し、返す刀で小寺が立案させたイベントを次々に取りやめる。国政転出がささやかれ、県政界で影響力を保ち続ける小寺を意識しつつ、県民の目に触れやすい改革とマニフェストに沿った歳出増で足場を固めていく。

 議席の6割を占める最大会派との協調は、大沢の原動力だ。「議会あっての県政。小寺さんは頑固だったが、俺は聞く耳を持っている」。大沢は口癖のように繰り返す。

 そんな自民党との蜜月ぶりを、小寺の側近だった県庁OBは「例えば、前橋赤十字病院は移転が望ましいと分かっていたはずだが、現地建て替えを主張する地元の自民党県議に配慮するあまり、結論が先延ばしになった」と冷ややかに見る。

 しかし、県政界の重心は大沢に移った。県医師会や商工会議所は、早々に次期知事選での大沢支援を表明。大沢の再選を支える態勢は着々と整う。当選直後、しばしば古巣の自民党県議団の控室に立ち寄り、息を抜いていた大沢の姿は最近、見られなくなった。

 自民党県連の関係者は言う。「大沢さんは『任期は2期8年』と繰り返していた。そういえば、近頃は口にしなくなったな」。権勢を振るった小寺は今夏の参院選で敗れ、政界を去った。大沢の眼中に、もはや政敵の影はない。(敬称略)

     

 

(2010年10月22日 読売新聞)

2753チバQ:2010/11/27(土) 22:45:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1287672396432_02/news/20101023-OYT8T00127.htm
【2】民間人強調、企業詣で
流出食い止めに限界も

 民間出身者――。大沢正明が県政運営に臨む姿勢を示すとき、決まって強調する自らのプロフィルだ。家業の建設会社の経営に長らく携わった経験を踏まえ、「民間の手法を県政に採り入れたい」と続ける。

 その自負心は、公約の「企業誘致のトップセールス」に端的に表れる。18日の県議会決算特別委員会。大沢は、昨年の企業立地実績が全国4位の47件だったことをアピールし、「熱い思いを企業のトップに伝え、一定の成果を上げられた」と胸を張った。

 だが、企業誘致の成否は件数だけでは測れない。雇用を生むには、大規模な工場が必要だ。そのことを大沢自身が強く認識している。

 「栃木に(差を)開けられている。首都圏に近い強みをもっと発揮させないと」。5日、来夏の知事選に向け、推薦書を携えて大沢を訪ねた県中小企業政策懇話会会長の金子正元は、大沢の並々ならぬ隣県へのライバル意識に驚かされた。

 地理や人口が似通う栃木。昨年の製造品出荷額は7兆6500億円で、群馬を1兆2000億円も上回った。1970年代初めの東北自動車道開通に合わせ、大規模工業団地を造成。大企業が続々と進出し、2002年に群馬の出荷額を追い抜いた。

 巻き返しを図ろうと、大沢は大企業詣でにいそしむ。今夏、東京・芝の日野自動車に足を運び、自身で地図を指して「圏央道と関越道を利用すれば、東京と群馬はかなり近い」と、社長の白井芳夫らに説いた。営業マンさながらの姿だ。

 売り込みに汗をかく大沢を、自民党県議の多くは好意的に受け止める。しかし、企業を動かす決め手が伴うわけではない。ある野党県議は「税制優遇など知事だから出来る売り込み方があるはずだ。本気でやっているのか」と、県政トップの姿勢に疑問符をつける。

 大沢の民間人感覚とは、いかほどなのか。前橋市の自動車販売会社社長は「トップが出向くときは、相応の条件を示すもの。ただ行くだけなのは、むしろ官僚的ではないか。宮崎県の東国原英夫知事らに倣い、時流に乗っているようにしか見えない」と手厳しい。

 景気悪化を見据えた企業の行動は非情だ。中でも、県内経済の屋台骨を担う三洋電機グループのリストラは、大沢が最重視する「活力」をそぎかねない。

 実は昨年、大沢は2度面談した三洋電機社長の佐野精一郎から、大泉町に新たな拠点工場を建てる計画を打ち明けられていた。ところが、親会社のパナソニックが今年5月に発表した事業計画のリストに「大泉」の文字は見当たらない。それどころか、三洋半導体は8月初旬、大泉の工場閉鎖を内々に伝えてきた。報告を受けた大沢は「参ったな。半導体もなくなってしまうのか」とうなだれた。

 事態打開を図るべく、東京・芝公園のパナソニックを訪ねた大沢を迎えたのは、常務役員の竹花豊だった。元警察官僚で東京都副知事も務めた治安のプロだが、再就職先の事業戦略に精通しているとは言い難い。いわば企業経営の素人に応対され、大沢は顔色を失う。

 約45分の会談を終えた大沢は、硬い表情のまま「(先方は)理解は十分していると。後は企業の……」と記者に言いかけ、言葉をのみ込んだ。大沢が発言を切り上げることは、あまりない。

 煮え湯を幾度も飲まされた大沢は、「民間」の厚い壁を感じたのだろうか。(敬称略)

(2010年10月23日 読売新聞)

2754チバQ:2010/11/27(土) 22:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1287672396432_02/news/20101023-OYT8T00948.htm
【3】林業公社処理先送り
「議会と蜜月」に暗雲


県林業公社が手がけたヒノキの分収林。市場価格は大幅に下落した(21日、中之条町で)  議会との良好な関係を保ってきた大沢正明。ここに来て、その関係に亀裂が入りかねない事態が進展している。経営が行き詰まった県林業公社の処理を巡り、県と議会の意見が対立しているのだ。

 県議会は5月、林業公社対策特別委員会を設置。12月末までに存廃の結論を出すべく、議論を進めている。おおむね公社を解散させる方向で意見は一致しているが、県の担当部局は存続を主張。大沢は、苦しい立場に追い込まれている。

 林業公社は、森林の所有者に代わって造林を進め、販売した収益を所有者に分配する「分収林事業」を担う。木材を安定供給するため、政府が全国規模で推進してきた。

 「今の山は、それぐらいにしかならないのか」

 今秋、大沢は担当者の説明に愕然(がくぜん)とした。公社が抱える森林資産の市場価格は、わずか10億円。造林に要したコストは164億円もかかったのに、94%も回収不能になる。差額の154億円が「含み損」で、いわゆる県民負担となる。県民1人あたりだと7700円になる計算だ。

 群馬は1966年から分収林事業に乗り出したが、80年代以降、安い輸入木材が市場を席巻。公社が販売する木の価格は今、ピーク時の7分の1程度にしかならない。

 木材価格が下落基調に入ってから30年もたつのに、なぜ林業公社は放置されてきたのか。公社を所管する県環境森林部は「国が推進してきた事業だから、まずは国が対策を講じていくべきだ」と待ちの構えだ。

 こうした「先送り」の姿勢に反応したのは、県政与党の自民党だ。2008年6月の県議会で、同党県議団の狩野浩志が公社問題を追及。大沢は終始渋面で、農林漁業金融公庫(現・日本政策金融公庫)からの借入金の処理や、契約をどう見直すかなど、担当部局から説明を受けた課題の数々を狩野に答弁した。

 その年の秋、改めて担当者に説明させた大沢は「何でもっと早く抜本的な対策ができなかったんかな」と漏らす。だが、91年から県議を4期務め、県政をチェックする立場にいた大沢にも、責任の一端があることは否定できない。

 大沢はその後も、自ら判断して公社に鈴をつけることはなかった。公社などの整理・再生の費用に充てられる第3セクター等改革推進債を総務省が09年度に創設するのを待ち、ようやく議会に存廃の意見を聞くことになる。狩野の質問から、2年近くが過ぎていた。

 改革派で知られる神奈川県知事の松沢成文は4月、300億円に上る負債を抱える「かながわ森林づくり公社」を解散させた。解散派の急先鋒(せんぽう)を自任する特別委委員の山本龍(自民)は、「最終決断を下す知事が『存続』なら、改革の後退感は否めない」とクギを刺す。

 これに対し、副知事として8月まで公社問題を担当した総務省の稲山博司は「これは知事の『英断』を必要とする類の問題ではない。実務的に処理すべき話だ」と大沢をかばう。

 森林行政を担当した県庁OBは振り返る。「大沢知事が公社問題で何を指示したか、あまり記憶にない」。大沢の資質にも起因するのだろう。複数の県幹部は、大沢が就任当初に繰り返してきた言葉を忘れない。「俺は、山とダムのことはよく分からないんだ」(敬称略)

(2010年10月24日 読売新聞)

2755チバQ:2010/11/27(土) 22:46:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1287672396432_02/news/20101026-OYT8T00189.htm
【4】八ッ場立ち位置模索
国、6都県、地元絡む思惑


川原湯温泉街を視察する大沢知事(左端)。生活再建案の提示を願う住民の声が、重くのしかかる(13日)  「ご迷惑をおかけしている」

 「『中止の方向の中で予断なく』というのは、言葉としてあいまいだ。中止ありきで検証するなら、検証の意味がない」

 13日、八ッ場ダムの地元・長野原町。辞を低くする国土交通副大臣の三井辨雄(わきお)と政務官の津川祥吾に対し、大沢正明は、国交相・馬淵澄夫の姿勢を激しく難じた。

 「国民の安全・安心が守れずして国といえるのか。問題がこじれたのは、民主党のマニフェストに根拠がなかったからではないか」

 終始、会談をリードした大沢。就任当初、「ダムのことは分からない」とぼやいた「東毛の県議」の面影はなかった。同席した県幹部は「昨秋以降、ダム関係の書物もよく読んで猛勉強した。就任1か月程度の副大臣ではかなわないだろう」と、大沢の成長ぶりを解説してみせる。

 大沢がダム問題で力量を発揮し始めたのは、党派を異にする前国交相・前原誠司とのパイプに支えられた面が大きい。敵対関係だった前原とは約1年のつきあいで、肝胆相照らす仲とまで感じるようになった。代替地間を結ぶ「湖面1号橋」の着工について、前原が最後に折れたからだ。

 前原が1号橋の事業継続を発表する前日の3月17日。内々に連絡を受けた大沢は、前原を東京都内の料亭に招き、杯を酌み交わした。1号橋建設反対を訴える県選出国会議員がトイレに立ったすきに、「1号橋はやりますから」と耳打ちされ、大沢は前原に大きな信頼を寄せるようになる。

 「中止の方向」と「予断なく検証」という相矛盾する言葉を前原が使い分けても、大沢は「大臣は『予断なく』と言っている。(中止は)白紙と同じものと受け止めている」と擁護した。馬淵とは「ほとんど話をしたことがない」という大沢。似た言葉遣いでも、まだ信頼はできない。

 三井らを見送った大沢は、「(副大臣は)見れば見るほど現実が分かったと再三言っていた。真摯(しんし)に聞いてもらった」と手応えを感じた。その後、水没予定地の川原湯温泉の旅館街を歩いて回り、代替地造成など生活再建事業の遅れを心配する旅館経営者らに会談の成果を伝えた。

 地元知事の大沢に課せられた使命は、長野原、東吾妻両町の生活再建事業を完遂することだ。だが、その道筋には暗雲が漂う。流域6都県は東京、埼玉の主導で、7月下旬から、ダム建設の可否を判断する国の再検証作業の日程が明確になるまで今年度分の負担金支払いを留保している。地元では、その影響を心配する声が根強い。

 6都県が25日、視察後に開いた記者会見の場で、東京都知事の石原慎太郎は「利水、治水にメリットがあるからダムという買い物をした。買い物で品物をもらわずに金を払うバカがいるか」と発言。そのビジネスライクな態度に、大沢は表情をこわばらせた。

 本体着工という大目標を達成するには、6都県の団結が最優先となる。大沢は会見後、記者団に「地元としては、早く(負担金を)払いたいという気持ちはあるが、下流の治水、利水を考えれば、東京の言うことも当然」と苦しい胸中をのぞかせた。

 八ッ場ダム問題は「国VS地元」の対立構図に収まらない。国、6都県、地元の3者の思惑が複雑に絡み合う。そのせめぎ合いの中、大沢の立ち位置の模索は続く。(敬称略)

(2010年10月26日 読売新聞)

2756チバQ:2010/11/27(土) 22:47:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1287672396432_02/news/20101027-OYT8T00103.htm
【5】無所属の成算 未知数
民主と関係構築に苦慮


医療関係団体が発足させた、大沢知事の支援組織の会合。次期知事選では「自民」の看板を外し、幅広い票の取り込みを狙う(7月24日、前橋市内で) 全国の現職知事で唯一、自民党公認で当選した大沢正明は、来夏の選挙を無所属で戦う。「自民」の看板を掲げず選挙に挑むのは、旧尾島町議のとき以来だ。

 幅広い県民から支持を得たい――。大沢は前回選挙の直後、「2期目は無所属で」と決めた。県政では自民が圧倒的な勢力を誇るが、目を国政に転じれば、民主党の天下だ。「自民王国・群馬」も、小選挙区で初めて議席を奪われ、民主が過半を占めた。まずは、民主との関係構築が欠かせない。

 だが、大沢と民主党は、ギクシャクした関係が続く。参院選を約1か月後に控えた6月17日。東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた県選出国会議員との懇談会で、大沢は、民主党衆院議員の宮崎岳志と激しい応酬を展開した。

 大沢「介護労働者の月額賃金引き上げというマニフェスト(政権公約)は、本当に実現できるのか」

 宮崎「議論は進めているが、私も政府の代弁者ではないので……」

 大沢「(あなたは)群馬の代弁者だよ」

 自公連立政権の時には見られなかった光景に、場は凍りつく。宮崎は「党派を超えた中で言っていただきたい」と、「自民党知事」に当てつけた。

 地元の利益と相反する民主党に対し、大沢は疑念をぬぐえない。昨年暮れ、県選出の民主党国会議員に県が「八ッ場ダムの建設推進」を陳情すると、この議員は「八ッ場は要らない」と突き返す姿勢をとったのだ。宮崎とのやり取りの後、大沢は周囲に「地元の意見を政府に伝えるのが国会議員の役目じゃないか。地元のためにやってくれるような考えが彼らにあるのか。疑問だな」と吐き捨てた。

  そんな大沢は、議員を飛び越して民主党支持層にアプローチしていく。9月4日、前橋市の群馬ロイヤルホテル。民主党を支える最大勢力の連合群馬が開いた設立20周年式典に招かれた大沢は、「今後とも、県行政に理解とご協力をいただきたい」と呼びかけた。9月下旬には、電力総連などが主催するイベントに顔を出し、「知事が(産別の)労組の催しに来たことはなかったのに」と連合群馬幹部を驚かせる。そして9月末、大沢は自民党籍を抜いた。

 次期知事選の構図が固まるのは、これからだ。

 無所属で出馬する大沢に対し、知事与党は「これまでと変わらず支援を続ける」(自民党県連幹事長の真下誠治)、「良好な関係を維持していきたい」(公明党県議の福重隆浩)と態度を変えていない。

 一方で、前知事・小寺弘之の下で知事室長を務め、民主系議員も加わる県会会派・リベラル群馬に属する後藤新は、出馬に含みを持たせている。共産党も独自候補の擁立を模索する。

 そして民主党。県連会長代行の衆院議員・中島政希は「現時点で全くの白紙」とかわすが、大沢を支える自民党関係者は「油断は禁物だ」と警戒心を隠さない。大沢とやり合った宮崎は言う。「知事のスタンスが分からない。自民党の人として振る舞っている。それではオール県民党とは言えない」

 大沢は、周囲に「民主党と早く相談できるようになりたいな」と漏らす。だが、今のところ溝が埋まる気配はない。自らの羽をどこまで広げられるのか。大沢は、未体験の領域に踏み込んだばかりだ。(敬称略)

     ◎

 この連載は、岩下亮が担当しました。

(2010年10月27日 読売新聞)

2757チバQ:2010/11/27(土) 22:49:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101121/CK2010112102000071.html
12・12県議選 足元を見つめて<1>過疎進む県北地域  集落から子どもが消えた
2010年11月21日

お年寄りから話を聞く集落支援員たち=常陸大宮市北富田で


 集落を囲む八溝山塊は、赤や黄色に色づいた木々の葉が、山肌を染めていた。十キロ以上離れた旧山方町市街の小学校に子どもを送り迎えするスクールバスが、つづら折りの山道を戻ってきた。「今、バスを利用するのは十人。この五年間で半分になった。でもやっぱり、子どもは元気をくれる」。運転手木村信男さん(69)は、家へ急ぐ子どもたちの背中に目を細めた。

 常陸大宮市北部にある旧山方町の諸沢、北富田地区。六十五歳以上の高齢者の割合が50%を超え、集落の維持が困難とされるいわゆる「限界集落」だ。高齢化率は昨年十二月現在、諸沢51・7%、北富田61・4%。北富田では今春、子どもの中学入学に合わせて家族四人が学校近くに引っ越し、小中学生がいなくなった。

 「二週間に一度、血圧の薬をもらいに街の病院に通うのが一番の楽しみ。患者も看護師もみんな顔見知りだし」。北富田で独り暮らしの木村トメさん(87)は、自宅前の畑で白菜を収穫する手を休めた。食料や雑貨などは、埼玉県に嫁いだ長女(57)が月に一度届けてくれるという。病院に通うには、集落を週三回巡る「市民バス」が頼りだ。「こんな小さな集落に、政治も目を向けないし、期待することもない」と話す。

 県内で国の過疎地域指定を受けるのは、同市を含む県北の四市町(九地域)。県は県北振興を重要課題の一つに位置付ける。今月、策定された過疎地域自立促進計画によると、観光や都市との交流事業などに、本年度から六カ年計画で七百五十億円を投入する。

 同市は県内で初めて、国の「集落支援員」制度も導入した。住民の声を直接聞いて、行政に反映させようと、今春から市職員OBなどで構成する支援員が集落を回っている。

 この取り組みの一つの成果として、この夏、諸沢地区にアヤメ園が整備された。地元の日帰り温泉施設「三太の湯」を訪れる入浴客をもてなそうという、お年寄りたちの思いが実現した。予算はほとんどかかっていない。代わりに住民が総出で汗を流した。

 地元の小中学校で長く教員を務めた堀江文男さん(82)は言う。「住民は援助を求めているわけではない。大切な山林や田畑が荒れ、生きる意欲を半分、失っている。あえて政治に求めるとすれば、若い人にこの現状を知ってもらいたい」 (原田拓哉)

   ◇  ◇

 県政を担う議員六十五人を選ぶ四年に一度の選挙が間近に迫る。県が抱える六つの重要な問題について、現場を歩き、有権者の声に耳を傾けた。

2758チバQ:2010/11/27(土) 22:49:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101124/CK2010112402000070.html
12・12県議選 足元を見つめて<2>増え続ける耕作放棄地 「後継者なく、体力も限界」
2010年11月24日

再生した耕作放棄地で行われた菜の花の種まき=牛久市で(同市提供)


 冬の到来を告げる落花生の「豆ぼっち」が点在する牛久市女化町の畑のそばを通り、通称カントリーラインを進んで同市井ノ岡町にさしかかると、かっぱのイラストが描かれた「耕作放棄地対策・実証モデル圃場(ほじょう)」の看板が見えてくる。

 バイオマスタウン構想を掲げる市が二〇〇九年四月、市民から借りた放棄地を農業者団体の協力で再生した。NPO法人の協力も得てここで栽培した菜の花から菜種油を取り、学校給食に利用。廃油のバイオディーゼル燃料(BDF)化にも取り組んでいる。

 年々、増える耕作放棄地。農林水産省の「〇八年度耕作放棄地全体調査」によると、全国で約二十三万ヘクタール。県内は約九千ヘクタールで、県北や県南で多いとされる。このうち原野化し、再生が難しいとされる放棄地は約10%。全国平均の約45%を大幅に下回っているが、再生への取り組みは遅々として進んでいない。

 約四百三十ヘクタール(同省〇五年農林業センサス)の放棄地を抱える同市も、再生農地は再生中の三ヘクタールを含め、これら実証モデル圃場や市が借りて企業に貸している農地、NPO法人が企業の協力で整備した農地の計約十七ヘクタールにとどまっている。

 放棄地が生まれる背景には、農家の高齢化と、採算性が低いことによる後継者不足がある。本年の農林業センサス暫定値によると、〇五年の前回調査で六三・二歳だった平均年齢は六五・八歳に上がり、就農人口は約七十五万人も減った。

 市内には何も作付けせずに、耕しているだけの畑が何カ所もある。同市小坂町の兼業農家の男性(54)は「荒れた状態では雑草の種が飛んで、隣の畑に迷惑がかかる。トラクターを借りるなど経費もかかるが、やれるうちはやりたい」と農地を保持する苦労を明かす。

 こうした現状に、池辺勝幸市長は「農業を産業と位置付けなかった国の失策。このままでは、十年後に農家はなくなる」と指摘。織機の買い上げで繊維業界再編を進めた先例を挙げ、「農地を買い上げて集約化し、農業施設、農具などの大規模設備投資による農業改善事業を進めるべきだ」と提言する。市は年内にも、自治体直営としては県内初の農業法人を発足させ、本格的な農業経営に乗り出す。

 市に放棄地を提供した同市井ノ岡町、農業男性(72)は言う。「好んで耕作放棄したわけではない。後継者もなく、自分の体力も限界だった。(再生事業で)畑がきれいになり、先祖代々の土地を守ることができた」 (坂入基之)

2759チバQ:2010/11/27(土) 22:50:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101125/CK2010112502000024.html
12・12県議選 足元を見つめて<3>遠のく客足 空きテナントも 県都の中心市街地衰退
2010年11月25日

「テナント募集」の文字が並ぶJR水戸駅北口のビル=水戸市三の丸で


 JR水戸駅から北西に延びる国道50号周辺に形成された水戸市の中心市街地。イチョウの葉が舞い散る坂道を歩くと、「テナント募集」の文字が目につく。

 市によると、一九九七年に千店以上あった中心市街地(約三・三平方キロ)の店舗数は二〇〇七年には約六百店に減少。年間の商品販売額は約二千百七億円と半分以下に落ち込んだ。

 一階は店舗だが、上階は空きテナントというビルも多い。市内の不動産会社の男性社員は「五〜六年前から物件が郊外に流れるようになった。中心地のテナントは苦戦している」と打ち明ける。

 「県庁移転が大きかった」と話すのは、南町二丁目商店街振興組合の中村真一理事長(54)。中心市街地にあった県の本庁舎は一九九九年、約五キロ離れた笠原町に移った。

 市の調査では、同年のある一日の市街地の歩行者通行量は約十七万七千人だったが、二〇〇三年には約十三万人に減った。

 国道沿いのスーパーで買い物をしていた同市宮町の無職、矢島信子さん(77)は「十年前は通りに人が並んで歩いていた」と、にぎやかだった当時を懐かしむ。

 県庁だけではない。ダイエーやリヴィンなどの大型店が中心市街地から撤退。一方で郊外への大型店の進出が相次いだ。

 通行人が減り、くしの歯が欠けるように店がなくなり、さらに客足が遠のく悪循環。

 何も手を打たなかったわけではない。ここ数年、県の補助金を使い、空き地でのスポーツイベントなどを実施してきた。

 だが、必ずしも補助金が有効に使われないケースもあった。

 泉町二丁目商店街で約十年前から、県や市の補助金で玄関や看板を改装する事業に約十五店が参加した。だが、このうち約十店はすでに店を畳んだ。

 同商店街振興組合の住谷強生(つとむ)副理事長(64)は「補助金の使い方は正しかったのか」と疑問を抱く。「その街に何が必要かを知らないと、適切な手段を講じることはできない。だが、市議はよく足を運ぶが、県議はあまり来ない。若くて柔軟な議員が多くなれば、お互いに話し合っていい街がつくれるだろうに」

 南町商店街の中村さんも同じ思いだ。「選挙前にやって来る候補者はみんな『水戸の中心街を活性化させる』と訴えるが、具体的な政策は聞いたことがない」。当選回数を重ねた有力議員が引退する今回の選挙。「一部の地域に偏っていた補助金が水戸に回ってくるチャンス。水戸のことを一生懸命に考えてくれる候補者に期待したい」 (掘尾法道)

2760チバQ:2010/11/27(土) 22:50:37
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101126/CK2010112602000057.html
12・12県議選 足元を見つめて<4>医師不足の県西部 高い死亡率「救急病院がない」
2010年11月26日

24日夜に開かれた中核病院の候補地などを話し合う検討会=筑西市で


 「救急病院がないのが一番心配。これから先、何があるか分からないし…」

 筑西市玉戸の筑西市民病院。健康講座に参加していた主婦の高浦いち子さん(60)と永田和子さん(60)は不安そうに話した。

 二人が住む同市は下妻、結城、桜川の三市と八千代町とともに「筑西・下妻保健医療圏」に位置付けられる。圏内では地域医療の中核を担う市民病院や県西総合病院(桜川市)を含め、急性心筋梗塞(こうそく)などの重篤な患者の受け入れに必要な脳神経外科、循環器科の医師が極端に少ない。

 人口十万人あたりの医師数が一六二・一人で全国ワースト2の本県の中でも、同圏内はわずか九八・九人で、全国平均(二二四・五人)の半分にも満たない。

 このため、重篤な患者の受け入れは、筑西市の中心部から約二十キロ離れた自治医科大付属病院(栃木県下野市)や、つくば市内の病院に依存しているのが現状だ。高浦さんは「救急車に乗ったまま、たらい回しにされないか」と話す。

 気掛かりなのは、同圏内のがん、心疾患、脳血管疾患の三大死因による死亡率の異常な高さだ。人口十万人あたりの死者数は全国平均が五○六・八人なのに対し、本県は五二四・一人。さらに筑西・下妻保健医療圏では六一三・四人に跳ね上がる。

 こうした問題への対策として、県は二〇一三年末までに国の基金二十五億円を活用した「地域医療再生計画」を策定。新中核病院の建設を柱に、筑西市民病院と県西総合病院の機能分担によるサテライト化を打ち出した。

 だが、中核病院の候補地などを話し合う県や市などの検討会は二十四日にようやく初会合が開かれたばかり。候補地をめぐっては調整困難も予想され、県は「中核病院の建設が無理な場合は、別な方法も検討し、本年度内に一定の方向性を出したい」としている。

 再生計画が進まない現状に、筑西市の市民団体「地域医療を守り育てる会」の代表、神山和(まさ)子さん(83)は「近くに自治医科大病院があるからといって、そこに駆け込めばいいというものではない。駆け込んだ病院がパンクしてしまう」と指摘。その上で「議員さんたちに、県西地区の医療の充実を県に訴えてほしい。地域医療を守るためには、市民も意識を高めなければいけない」と話した。 (中津芳子、原田拓哉)

2761チバQ:2010/11/27(土) 22:51:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20101127/CK2010112702000062.html
12・12県議選 足元を見つめて<5>県の保有土地問題 空き地広がるニュータウン
2010年11月27日

水戸ニュータウンの一画。空き地にセイタカアワダチソウが生い茂る=水戸市藤が原で


 国道123号からそれて約二キロ。木々を切り開いて整備された一本道を緩やかに上ると視界が開け、水戸ニュータウンが広がる。

 「みんなが集まった時に話が出るのは、残っている土地がどうなるのかということ」。犬を連れて散歩していた男性(39)が、広がる空き地に目をやりながら話す。「団地への入り口の道沿いは草が生い茂るし、不法投棄でもされたら困る」

 水戸市藤が原と城里町増井にまたがる水戸ニュータウンは、全体開発面積約一三五・五ヘクタール。このうち約九十七ヘクタールが未分譲のまま、事業を手掛けた県住宅供給公社は今年九月、約五百二十三億円の負債を抱えて破産に追い込まれた。現在、資産の管理や土地処分などは破産管財人に委ねられている。

 県が抱える塩漬け用地はこれだけではない。つくばエクスプレス沿線開発や公共工業団地、土地開発公社などの計約千五百九十四ヘクタールは計画通りに売却が進まない上、地価下落もあって、県民の実質的な将来負担見込み額は千八百九十億円(昨年度末現在)にのぼる。

 これに対して県は、住宅供給公社の破産処理を含め、二〇二九年度末までの二十年間をかけて県債償還などを進める方針を打ち出した。本年度は百四十四億円、二四年度までは毎年百億〜百二十億円、二九年度までは同三十億〜百億円の一般財源を充て、借入金の償還や利子の支払いなどをする。ただしこの間、土地処分が工程表通りに進むかは不透明だ。

 四年前、水戸ニュータウンに引っ越してきたという男性(74)は、県の保有土地問題に関心があるが、「あまりに額が大きすぎてどうしていいか分からない」とため息をつく。

 念願のマイホームには「空気はきれいだし、上下水道は完備している。環境はいい」と満足している。ただ、気掛かりなのはこれからだ。近くにスーパーや病院の進出を期待していたが、住民が増えなければ実現は難しい。「今は車を運転できるから不便はないが、十年先はどうなっているのか」

 近づく県議選。男性は「誰に投票しても同じ、という気持ちもあれば、実行力のある人にどんどん改革してほしいとも思う」と複雑な心境をのぞかせた。 (北爪三記)

 =おわり


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