したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

1613OS5:2023/11/06(月) 23:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931828/
<知事近影 2期目半年>下 鈴木道政 働く遠心力
会員限定記事
2023年10月27日 00:10
あとで読む
あとで読む
Xで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する


■医療大移転「報道で承知」
 13日に道庁2階で開かれた鈴木直道知事の定例記者会見。北海道医療大(石狩管内当別町)の北広島市への移転について、道が把握した経緯に質問が及ぶと、こう答えた。「概要は報道を通じて承知しました」
 同大のプロ野球北海道日本ハム「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)への移転検討が報じられたのは9月22日。大学側から当別町に事前協議は一切なかったが、知事も「寝耳に水」だった。副知事経験者の一人は「道の調査能力が落ちている。各部署にまたがることなのに、考えられない」と嘆く。
 人口約1万5千人の当別町にとって、約4400人の学生と教職員を抱える同大の存在は大きく、JR学園都市線の利用客数にも影響する。広域自治体の道は、移転構想を事前に察知した上で影響を分析し、対策を考えるのが本来の姿だ。
 道幹部は「みんなに隠していたんだから。ウチだけでなく、当別にすら、ずっとですよ」というが、関係者によると、JR側は事前に認識していたという。道庁内は移転判明後も関心を払う空気感に乏しい。同町関係者は「知事は元夕張市長で、小さいマチにいたのだから『当別は大変だろう』という思いに至ってほしかった」と打ち明ける。
■宿泊税 市町村と調整難航
 知事の公約で、道が導入を目指す法定外目的税「観光振興税」(宿泊税)では、市町村との調整が後手に回っている。
 道は9月、宿泊料金に応じて100〜500円とする「段階的定額制」を導入し、年60億円を徴収する案を有識者懇談会に提示。オブザーバー参加した札幌など7市は難色を示した。市町村にとって、道の課税額が多ければ宿泊者の負担感が強まり、上乗せしづらくなるからだ。
 税収の使途も理解を得られていない。観光ガイド育成などに充てる考えを示すものの、導入を検討する自治体幹部は、ガイドの必要性は認めた上で「人手不足の観光業界が望むのは旅館の従業員だ」と指摘する。
 宿泊税を巡る議論は、知事と自民党との微妙な関係も浮き彫りにする。
 「はっきりしないので再度伺います」。自民党・道民会議の太田憲之氏は4日の道議会予算特別委員会で、道が「段階的定額制」に決定したのかどうかを6回にわたり、再質問。知事が答弁に窮し、審議は度々中断した。
 自民は道と事前に質疑応答をすりあわせる「答弁調整」を行い、通常の委員会審議はよどみなく進む。この日は開会直前になっても道が曖昧な回答を続けていた。道政与党が表舞台で知事を追い込む展開に、有力道議は「知事と自民会派の距離を示す象徴的な場面だ」と解説する。これまでに知事自ら、自民が設置する宿泊税検討会の幹部らに根回しした形跡もないという。

1614OS5:2023/11/06(月) 23:30:15
■「国政転出」くすぶる臆測
 宿泊税に限らず、自民道議には知事への冷ややかな見方が広がる。2019年の知事選での自民内の対立がきっかけで生まれた知事との溝に加え、道議との関係構築に消極的なことに不満があるためだ。
 再選した今年4月の知事選の演説で、知事は道議選に立候補している自民候補の名前に触れることが少なかった。人気の高い知事が支援を口にすれば、追い風になる―。連携を期待した道議たちからは「せっかく支持者を集めてあげたのに」と恨み節が漏れた。
 知事が個別に関係を深める場面はまれで、道政課題に関する相談や根回しなどで腹を割って話した道議は少ない。複数の道議は「本音が分からない」「パフォーマンス重視だ」と口をそろえる。知事周辺はこう分析する。「関係が近くなって、しがらみができることを嫌がっている」
 市町村や道議会と距離がある中、道民からの高い支持という「一点突破」で道政に臨む知事。42歳という若さに加え、周囲との遠心力も相まって、周辺には「国政転出論」がくすぶる。菅義偉元首相という後ろ盾の存在もある。
 「知事、まだ間に合いますよ」。定例道議会が閉会した今月6日、知事と年齢が近い加藤貴弘道議(40)が、自民会派を訪れた知事に冗談で語りかけた。加藤氏は次期衆院選の公認候補予定者となる道1区の支部長に決まって間もない。知事は「何がですか」と苦笑いでかわした。
 道1区は無党派層が多く、14年以降、自民候補が連敗中。人気が高く、浮動票の取り込みが期待できる知事の出馬説がささやかれてきた。自民道連幹部も、道1区の公募があった6月、出馬の意向を直接確認。知事は否定したという。
 道内小選挙区の自民公認候補予定者は全て決定済み。同党では、小選挙区で落選し比例代表で復活当選できなかった場合でも再挑戦できるケースが多く、すぐに選挙区が空くとは限らない。
 知事職にとどまるか、国政転出か―。2期目始動直後でも、去就に注目が集まる知事。国政転出の意思を問う周囲にこう漏らした。「ないですよ、そんなの」。全国で2番目に若い知事として、今後どんなキャリアを歩むのかは見通せない。(金子俊介、小宮実秋)
賛否割れる課題、決断を 北海学園大・山本健太郎教授
 2期目就任から半年を迎えた鈴木直道知事の政治姿勢や課題について、北海学園大の山本健太郎教授(政治学)に聞いた。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。

1615OS5:2023/11/06(月) 23:30:30
知事は二つの政治家像を意識し、演出しているとみています。一つは新型コロナウイルス禍のような危機に強いリーダー、もう一つは個人の交流サイト(SNS)などで見せる親しみやすいリーダーです。こうした像は1期目前半である程度完成し、人気獲得に成功したと言えます。その力を使って、賛否の分かれる大きな決断や改革に踏み込むべきなのに、イメージ維持にきゅうきゅうとしているように映ります。
 2期目も、その傾向は変わりません。分かりやすく世論の支持を得られるような新たな発信材料を、常に必要としているのではないでしょうか。その例が、知事選でラピダス(東京)の次世代半導体工場誘致を訴えたことや、中国の禁輸の影響を受けている道内水産物の支援なのでしょう。
 ただ、そうした姿勢だけでは近視眼的になりがちです。ラピダスで言えば進出は入り口でしかありません。懸念を含め、北海道がどうなっていくか、長い時間軸で示さなければならない。膨大な電力需要が想定されており、全道の供給体制が問われています。単に再生可能エネルギーの推進を掲げるのでなく、北海道電力泊原発再稼働の是非を含めて語る責任があります。
 本来、広域自治体のトップには市町村や関係団体などの間で錯綜(さくそう)する利害関係の調整が求められますが、目立たない仕事だからか、対立を避けたいからなのか、知事はあまり重視していないように見えます。
 特に宿泊税での市町村との調整難航は、日常的な信頼関係を築けていないためでしょう。市町村が道を通さず国と直接やりとりをする「道庁スルー」の結果と言えます。北海道医療大の北広島移転を事前に把握できなかったのも、情報収集力の衰えが透けます。いずれも、道が財政難でも存在感を発揮できる分野です。
 今のままでは、明確な実績は乏しいと言わざるを得ません。いつか国政に転出するとしても、大勢の議員の中の1人になるわけですから、移り気な世論に寄り添う戦略のみでは先細りが懸念されます。
 脱炭素など国の方針をそのまま取り入れたような政策にとどまるのでなく、人口減など厳しさを増す北海道の課題に真摯(しんし)に向き合い、批判を受けても、政治家として自分が何をなしたいのかを示すべきです。(聞き手・金子俊介)

1616OS5:2023/11/06(月) 23:32:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931085/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊤ 脱工藤流 問われる統率力と自治
会員限定記事
2023年10月25日 21:42
 9月後半、函館市内の異業種交流会に招かれた大泉潤市長(57)は力説した。「古びた公共施設は、ほったらかし。除雪の状況や道路はボロボロ。10年前にふるさと納税を100億円集められていたら、そういう所に使えた。でも前市長は『何を返礼品にするんだ』と言っていた」
 工藤寿樹前市長との師弟対決を大差で制し、市長に就いてから10月27日で半年。138項目の公約のうち、補正予算で31項目に着手している大泉氏は「あんなに日程を入れなくてもいいのに」(市幹部)との声が上がるほど、さまざまな行事に顔を出す。講演依頼にも頻繁に応じ、いまだに前市政に言及する。
 工藤氏が大泉氏について「決断力がない」と周囲に語っていたのは有名な話だ。大泉氏はその工藤氏の市政運営を「政策が直感、その場限りのエピソードに端を発して発案されることがしばしばあった」と出馬会見で批判した経緯がある。
■政策を見直し
 市長就任から2カ月後、市は人口減少対策本部の初会合を開いた。8月には市長公約推進会議を設置。共に工藤市政にはなかった組織だ。選挙戦であえて掲げた「合理的根拠に基づく政策立案」の一環という。
 工藤氏の肝いりだった東雲広路(しののめひろじ)の再整備も当面見送ると決めた。棒二森屋跡地の新ビルに五つの公共施設を集約する方針も白紙にした。そもそも大泉氏が目玉政策とする新幹線の函館駅乗り入れは、工藤氏が実現性を完全否定していたものだ。
 「工藤さんのやり方を全部変えたいのだろう」(有力経済人)。今月上旬に函館商工会議所の久保俊幸会頭らと台湾を訪れた大泉氏は当初、通例だった大人数の訪問団方式にこだわらないと伝えてきたという。
 国を相手取って大間原発訴訟を起こした工藤氏は豪腕と呼ばれる一方、ワンマンとの評価も付きまとい、市民と距離が生まれたとされる。大泉氏は最近、学生や子育て中の女性との意見交換会を企画。全ての町会を回る考えも示す。フェローという新たな役職も設け、デジタルの専門家を委嘱した。「聞く耳を持つ」姿勢を強調するのは工藤氏へのアンチテーゼに見える。
■「人ごと」批判
 「徐々に自信をつけている」。半年間の市政運営についてこうみる道議もいれば「他を気にせず、もっと色を出せばいい」と語る支援者もいる。「大泉洋の兄」のネームバリューはなお絶大で、物腰の柔らかさも手伝い「つつがなく市政運営に努めている」というのが市民の平均的な感覚かもしれない。
 大泉氏周辺が「あれは危なかった」と振り返る出来事がある。市教委は今夏、バスの運転手不足で全小学校のプール学習を中止した。プールがある学校だけでも行うべきだとの意見が市議会で相次いだが、大泉氏の答弁は「市長部局のトップが介入するのはふさわしくない」。大きな批判にはつながらなかったが、自民党市議は「まるで人ごとだった」と疑問を呈す。
 自治の進め方にも注文がつく。道南の政党幹部は「市民を巻き込んだ議論の場で公約の進捗(しんちょく)を報告すべきだと助言した」というが、聞き入れられた形跡はない。
 市の元特別職も市民会議の設置を唱える。「部下に公約を検証させても査定は甘くなる。市民との意見交換はシナリオ通りに進みがちだ。見せかけだけの『脱工藤』では駄目だ」。大泉氏が目指す新たな市長像が、停滞するマチを変えられるのか問われている。


 大泉流とは何か、点検する。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当し、3回連載します)

1617OS5:2023/11/06(月) 23:33:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931733/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く
会員限定記事
2023年10月26日 21:30(10月27日 12:52更新) 「誰も置き去りにしない函館をつくる」。大泉潤市長の話は、時に立憲民主党の政治家の演説のようにも聞こえる。自民党のある道議は「大泉氏はもともと保守だ。選挙で野党を応援することはない」と願望交じりに語る。
 政策を見ると、新小学1年生への10万円給付といった再分配や、多様性を強調する姿勢はリベラル勢力の訴えと通底する。湯川団地唯一の銭湯を買い取り、市営で存続させたのも経済合理性にとらわれない判断だ。生活保護世帯の割合が高く、困窮者が多いとされる函館では理解を得られるスタンスだろう。
 一方、目玉に掲げる新幹線の函館駅乗り入れは、大型の公共事業そのものだ。市長就任当日、市のホームページのトップ画面から「大間原発建設の凍結を求める」とのバナーが消えたことにも、市民団体から懸念の声が上がった。最近はしきりに、ふるさと納税を創設した自民の菅義偉前首相を持ち上げ、森山裕総務会長ら有力者と面会する。
■公約は幅広く
 確かにリベラルや保守といった従来の尺度での軸は見えにくい。138項目に上る公約はもともと各界の要望を積み上げたといい、幅が広くて当然とも言える。市長選では立憲から支持を受けたが、工藤寿樹前市長を推薦した自民、公明を含む3党に、横並びで推薦を要請した経緯もある。
 大泉氏は7月、逢坂誠二衆院議員が代表を務める立憲道8区総支部の大会に来賓で出席し、こう訴えた。「立憲の主張がずっと前から実践されていれば、人口減少は緩やかで市民福祉も向上していた」
 今月18日の東京六大学出身者の会合では「函館にどんどん女性政治家が誕生することを期待する」とあいさつ。参加者の多くは、その場にいた向山淳・自民道8区支部長を意識した発言と受け止めた。このあと「衆院で働けるよう頑張る」と話した向山氏とは9月にも市役所で面会している。
■案外したたか
 立憲と自民の双方に配慮してみせ、記者会見での「衆院選で立憲を応援するか」との問いにも「私は市民党」と答えた大泉氏。「案外したたかだ」というのが道南の政界関係者の一致した見方になりつつある。「新幹線乗り入れでも補助金獲得でも国とのパイプが不可欠だ。立憲には最低限の義理を立て、政権与党と関係を築くということだ」。大泉氏周辺はこう解説する。
 意外なのは、市長選の見返りを求めていいはずの立憲の一部から「次の衆院選では自民さえ応援しなければいい」(市議)との声が上がることだ。抜群の人気を背景に大泉氏が主導権を握る構図になっている。
 今月2日、大泉氏は名産の柿のPRで市役所を訪れた奈良県五條市長に「女優の尾野真千子さんって名誉市民なんですか」と切り出した。五條市長が「そうなんです」と答えると「うちの弟と共演していて…」。その場は笑いに包まれた。
 「大泉の賞味期限は短いから」と周囲に語る大泉氏は土日も地域の小さなイベントに参加し、9月中旬には森町の「さわらふるさとまつり」でもマイクを握った。「大きな支持を得ただけに、失うのが不安なんじゃないか」(市幹部)。政治バランスと、求心力の源泉である人気の維持という二つの命題を抱える大泉氏は「市民の幸福度を上げる」との約束を果たせるだろうか。
<大泉市長が掲げる政策>
 第2子以降の保育料無償化/新小学1年に10万円支給/学童保育料の助成拡大/ヤングケアラー調査/公立はこだて未来大の授業料無償化/看護系大学・看護学部設置検討/がん検診無料受診の対象拡大/介護人材に奨励金/4年後にふるさと納税100億円/新幹線函館駅乗り入れの検討調査/企業誘致の強化/観光地域づくり推進法人(DMO)設立/総合ミュージアム開設/アーバンスポーツ普及・振興/放課後の無料学習支援/高齢者交通助成拡大/手話言語条例・障害者コミュニケーション条例制定(10月6日の道新函館政経文化懇話会での講演から)

1618OS5:2023/11/06(月) 23:34:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/932594/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊦こだわり 「新幹線」成否、命運握る
会員限定記事
2023年10月28日 09:24(10月28日 10:22更新)
 「新幹線って、どうなの?」。菅義偉前首相は9月、旧知の関係者に尋ねた。
 「新幹線」とは大泉潤函館市長が目指す新幹線の函館駅乗り入れのことだ。大泉氏は就任後、菅氏と少なくとも3回は面会。新幹線乗り入れについても理解を求めた。市長選で助言を受けた道外の元市長の紹介がきっかけだったが、菅氏周辺は「ここまで短期間で接近した政治家はいない。菅氏は大泉氏のことを気に入っているようだ」。
 菅氏は、運輸族だった小此木彦三郎元通産相の秘書出身。官房長官時代にJR北海道の再生に注力した。道南に親類もいる。官僚的な縦割り行政の打破を身上としており、菅氏が乗り入れに関心を抱いていると伝え聞いた霞が関関係者は「前首相はどういう意向なのか」と気をもむ。
 だが現時点では「できるわけがない」(道内選出国会議員)との見方が多い。大物とのパイプで一点突破を図ろうとするのは困難性が高い裏返しでもある。
 例えば、大泉氏が有望とみるフル規格の新幹線乗り入れは、新函館北斗―函館間のような在来線区間では異例だ。線路の拡幅だけではなく、車両の左右の間隔確保や電化対応の課題もある。新たなシステム導入が必要だと説明する関係者もいる。札幌―函館間が新幹線で直通となれば採算が取れるのでJRも運行を引き受ける―。大泉氏はこう期待するが、JR幹部は「利益など出ない」と話す。
■「調査は総意」
 市議会では自民党市議が乗り入れの調査費について「捨てるようなもの」と批判。5月の大泉氏との会談で乗り入れは困難と主張した久保俊幸・函館商工会議所会頭は、なお周囲に「新幹線は譲らない」と語る。
 ところが大泉氏は9月の経営者向けの講演で「地域活性化の目玉は新幹線一択」とむしろ踏み込んだ。別の会合では「議会でも『終わった話』という人がいるが、そういう人が一番危険。忘れさせようとしている」と語気を強め、10月の講演では「調査費を含む予算が全会一致で可決された。調査は市と市議会の総意だ」と強調した。
 温厚なイメージがある大泉氏だが、新幹線のことになるとトーンが上がる。「市長が言うのだからできるのだろう」と信じる市民も多く、支援者の一人は「大きく打ち上げただけに、断念となれば打撃は大きい。落とし所を柔軟に探ることも大事なのだが」と漏らす。
■見積もり焦点
 今後の焦点は市が実施している調査の結果だ。線路工事などを含む整備費について大泉氏は「2千億円なら大変だが75億や100億なら捻出する」と言及。鉄道関係者は「400億円程度はかかるだろうが、市の調査では低い見積もりになるのでは」と推測する。
 今月10日、函館港に係留されている青函連絡船「摩周丸」の関連行事。大泉氏は同席した島田修JR北海道会長に「この場で伝えることではないかもしれませんが、新幹線乗り入れの調査を始めることとなりました」と声をかけた。笑顔で話をそらした島田氏は2014年、菅氏主導の人事で社長に起用され、経営再建に苦心してきたその人だ。
 新幹線乗り入れに賭ける判断は正しいのか、実を結ぶのか。今後の大泉市政を左右することになる。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当しました)
<ことば>新幹線函館駅乗り入れの検討調査 大泉潤函館市長の公約で、補正予算に3700万円を計上。整備費や乗客数を試算し、収支を予測する。フル規格とミニ新幹線の両方を対象に課題も探る。第三セクターが線路などを維持管理し、JR北海道が運行を担う上下分離方式を軸に検討。在来線の存続も目指す。9月に千代田コンサルタント(東京)と調査の委託契約を締結。12月ごろ中間報告を行い、年度内に調査結果を示す。
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く

1619OS5:2023/11/08(水) 07:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d84c614b47ea9b6c03b61e0e292a520849ac6646
北海道苫小牧・岩倉市長倒れ意識不明 出張先の韓国・仁川空港
11/7(火) 23:53配信

北海道新聞
岩倉博文市長

 苫小牧市の岩倉博文市長(73)は7日夕、出張先の韓国・仁川国際空港で意識不明となり倒れた。苫小牧市によると、同日午後5時半ごろ同空港に到着し、入国審査前だった。空港外の病院に搬送され、同日午後10時現在、集中治療室(ICU)で手当てを受けている。脈と呼吸はある。

1620OS5:2023/11/09(木) 12:43:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aef5253285c77a935072028075d66276495c879
北海道苫小牧市の岩倉市長、出張先の韓国で救急搬送
11/8(水) 10:28配信
産経新聞
北海道苫小牧市の岩倉博文市長=2021年9月(坂本隆浩撮影)

北海道苫小牧市の岩倉博文市長(73)が7日、出張先の韓国・仁川(インチョン)国際空港で意識を失って倒れ、同国内の医療機関に救急搬送されていたことが分かった。詳しい容体はわかっていないが、現在は集中治療室で治療を受けており、午後にも検査が行われる。

苫小牧市によると、岩倉市長は7日午後5時半ごろ、空路で到着したインチョン国際空港内で入国審査前の待機中に意識がなくなり倒れた。空港内のメディカルセンターに搬送され、呼吸と脈が戻ったことが確認された後、空港外の大学病院に救急搬送された。

岩倉市長は苫小牧港管理組合の管理者で、苫小牧港をPRするため7日から10日の日程で韓国の釜山などを訪れる予定だった。

岩倉市長は平成12年に衆院議員を務めた後、18年に市長選挙で初当選。現在5期目。

1621OS5:2023/11/09(木) 21:24:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/938353/
札幌市議会「維新・大地」 会派名「日本維新の会」に
2023年11月8日 23:18(11月8日 23:20更新) 市議会事務局は8日、市議会会派「維新・大地」が同日付で会派名を「日本維新の会」に変更したと発表した。会長には坂元倫孝氏が就任。同会派を離脱すると表明していた前会長の脇元繁之氏は、同日付で1人会派「大地さっぽろ」として活動すると同事務局に届け出た。(蒲生美緒)

1622OS5:2023/11/12(日) 10:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/827983d38c768b39b42811d84b55f1150a61dd7b
速報)出張先の韓国で倒れた苫小牧市岩倉博文市長 意思疎通できるまでに回復 帰国に向けて調整も
11/11(土) 15:32配信
STVニュース北海道

苫小牧市によりますと、出張先の韓国の空港で倒れ集中治療室で処置を受けていた苫小牧市の岩倉博文市長は、11日午後0時半現在、意思疎通ができるまでに回復したということです。

現在、ICUで治療を続けていますが、徐々に状態が安定してきており、帰国にむけて調整を始めているということです。

苫小牧市は、治療内容の詳細についてはご家族の心情を考慮し公表を差し控えるとしています。

岩倉市長は今月7日、出張先の韓国・仁川国際空港に到着後、入国審査を待っていた際に倒れ、意識不明の状態が続いていました。

苫小牧市は、心臓がけいれんして全身に血液を送れなくなる「心室細動」を起こした可能性が高いと現地の担当医師から説明があったと説明していました。

1623OS5:2023/12/11(月) 22:22:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/951815/
<室蘭・年末回顧2023>三つどもえ市長選 青山氏4選 街を熟知、見せた執着心
会員限定記事
2023年12月11日 21:45
 室蘭市長選まで残り2カ月と迫った2月中旬。室蘭プリンスホテル(中央町)の大広間で、現職青山剛氏(46)の非公開の後援会が開かれ、市内の弁護士、芝垣美男さん(78)は約40人を前にこう話した。「市長の評判は良くない。タクシーに乗ればどの運転手も市長のことを悪く言う。今回は厳しい戦いになるだろう」。廊下から壁越しに芝垣さんが語るのを聞きながら、私はこれから始まる激しい選挙をどう取材したら良いか考えを巡らせていた。
■36年ぶり激戦
 市長選は青山氏と元市議小田中稔氏(60)、元道議川畑悟氏(52)が出馬し、36年ぶりの三つどもえとなった。4選を目指す選挙は、青山氏にとって最も大変な戦いになったと言える。
 2011年の初出馬から3期連続で青山氏を推薦してきた連合室蘭が推薦を見送った。傘下の市職員労働組合が、「現職にはリーダーシップがない」として組織内市議だった小田中氏を擁立したことが大きい。前回まで青山氏支持だった滝口信喜道議(76)=室蘭市=も「西胆振の中心を担う室蘭の市長として仕事を果たせていない」として小田中氏支援を打ち出した。
 一方、連合室蘭傘下最大の日本製鋼所室蘭と日本製鉄室蘭の両労働組合は青山氏を支持。企業城下町で2大民間労組が青山氏を推した影響は大きく、結果は青山氏1万5622票、小田中氏1万2733票、川畑氏6303票となった。
■「どぶ板」展開
 選挙戦を通じ、青山氏の選挙への並々ならぬこだわり、良い意味での執着心を感じた。選挙カーを追っていると、青山氏は窓から手を振る人がいれば車を降りて一軒一軒、ほぼ全て回った。選対メンバーが「足が筋肉痛でついて行けない」とこぼすほどだった。青山氏は、どこに誰が住み、地域の有力者は誰で、どんな話をしたら受けるか熟知していた。25歳で市議に初当選し、3度の市長選で培ったどぶ板選挙を垣間見た。
 青山氏の公約は財政安定化を中心に目玉政策は少なかった。市政運営では対立を避け、遺恨を残さないことを重視。勝因について確かなことは分からないが、選挙後の記者会見では、敗れた2氏の合計得票数が青山氏を上回ったことについて問われ、「他候補に入った票がすべて批判票だとは思わない」と述べた。
 「これからは、もっと強い市長でなければならない」。当選後、支援者がそう叱咤(しった)激励するのを見た。常日頃「リーダーシップがない」「決断力がない」などとの批判がつきまとう青山氏。市内の3総合病院の統合・再編や、給油所でのガソリン漏えい問題の収拾など課題は山積している。4期目の今こそ、独自色や指導力を発揮することを、市民は強く望んでいるに違いない。(古田裕之)


 今年も残すところ3週間。西胆振で起きた印象深いニュースや話題を、担当記者が思いを交え振り返る。(随時掲載します)

1624OS5:2024/01/18(木) 20:11:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/0127bb05dbd35acbdb3d63dc3f26cc1699f1deef
8人中3人欠員の崖っぷち議会 補欠選挙どうなる? 地方議会の縮図がここに 町の政治の行く末は?
1/18(木) 19:26配信

HTB北海道ニュース

去年82歳の新人議員が誕生し、話題となった北海道の北竜町議会。その後、議員の定員8人のうち3人が欠けてしまい、崖っぷちに。急きょ行われた補欠選挙は、どうなったのか取材しました。

年の瀬の北竜町役場。この日、町議会議員補欠選挙の説明会が開かれました。それぞれ事情を抱えながら出馬を決めた、3陣営が集まりました。

選挙管理委員長:「今回、選挙すべき議員の数は、現在3人となっています」。

1人は、この2カ月前に亡くなった寺の住職の妻。檀家に後押しされて、立候補することに。

新人・林佳子さん(61):「以前からもう少し女性の方もなればいいのに、という外からの思いだった。自分でなるとは思っていなかったが、やってみようと決意した」。

こちらは、4期16年町議会議員を務め、副議長にもなったことがある農家の男性。

元職・沢田正人さん(68):「もう一度、以前のように町づくりに取り組んでみたいと思ったので出ることにした」。
記者:「もしも他に出る人がいれば自身は出なかった?」
沢田さん:「まあ、そうですね。いればね」。

どこか落ち着きのない、こちらの男性は…。

選挙管理委員長:「ネクタイしていると違和感がある。かっぽう着の方が…」。
男性:「割と似合っていると思っている」。

沖野学さん、50歳。町内で居酒屋を経営しています。

新人・沖野学さん(50):「意気込み?そうですね…。産業を盛り上げていきたいという意気込みですね。意気込みね…、はい」。

「ひまわりのまち」として知られる北竜町。その議会は去年、波乱の1年となりました。

佐野豊町長:「担い手がいなくなれば、自治は衰退し空洞化する。民主主義が機能しなくなるという恐れがある」。

去年2月の町議会議員選挙に出馬したのは定員8人に対し7人で、全員が無投票当選。町の歴史で初めて、議会に欠員が出ました。2人以上欠員が出ていたら補欠選挙になるところでしたが、82歳で初当選した議員が現れ、ギリギリ議会が成り立ってきました。ところが…。

故・松永毅議員(9期目・当時80歳):「年も年だからさ。いま辞めごろかなと元々考えがあった。(周りからの)要請で『出たら』と。ただそれだけ」。

後継者が見つからずに議員を続けていたベテランが、去年11月に他界。急きょ補欠選挙が行われることになったのです。さらに…。

前議長・佐々木康宏さん(67):「新たな北竜の将来に向かっての姿を、自分なりに描きたい」。

議員歴30年以上の議長が、来月行われる町長選挙への出馬を決め辞職。JA元幹部の男性もすでに立候補を表明していて、実に12年ぶりの町長選挙が見込まれています。

JAきたそらち北竜地区前代表理事・北清裕邦さん(62):「農業を一歩前進させたいという熱い思いを持って、立起を表明した」。

問題は、議員が3人欠けた状態の町議会です。議員の補欠選挙に出馬を決めた沖野さんは、高校を卒業してから料理人一筋で、政治経験はゼロ。それでも、地元商工会の副会長としての手腕を買われ、前の議長におよそ1年前から誘われていました。

新人・沖野学さん(50):「葛藤はあった。客商売をやっているので、議会が入った時には休むか、ちょっと遅れてしまうから『出来ない』と注文を断ることがあると思う。今まで通りの生活ができないんじゃないか、というのがあったので」。

議員のなり手不足は、北竜町だけの問題ではありません。去年4月の統一地方選挙で改選された道内100町村のうち、無投票だったのは48町村。このうち定員割れは、11町村に上りました。

出馬を阻む要因の一つには、地方議員の報酬の低さがあります。北竜町の議員報酬は月額17万7000円。税金などが引かれた手取りは、12万円前後です。

専門家は、選挙が無投票に終わることの問題点を、こう指摘します。

東北大学大学院・河村和徳准教授:「選挙の時に出てくる公約は、ある意味アイデア集。無投票ということは選挙戦が実質やられていないので、地域の課題は可視化する機会を失っている」。

1625OS5:2024/01/18(木) 20:11:38
補欠選挙の告示日。朝の段階で立候補の届け出をしたのは、説明会にも出席した3人。沖野さんの出陣式には、2人の子どもも駆けつけました。

新人・沖野学さん(50):「誰かがやってくれるであろうという思いを持っていた。後援会の皆さんがやってみろと言ってくれたおかげで、やっとまず一歩踏み出すことができた」。

支援者の前で、意気込みを語った沖野さん。出陣式を終えると…。

沖野さん:「これからちょっと仕事。仕出し(の予約)が入っていて、オードブルを作る。(当選したら)これもやりつつ議会もやりつつなので、うまく調節してやっていくしかない。やはり(報酬が)安いので、子ども2人育てるには議員専任というのはあり得ない話なので」。

他2人の候補者は…。

元職・沢田正人さん(68):「自分の政策を実現するには町長になるか議員になって一般質問するしかない。行政に関わっていた方が、いろいろな形で町づくりができる」。

新人・林佳子さん(61):「幸せと思えるまちづくり、充実した教育と福祉を目指して取り組んでいきたい」。

届け出が締め切られた午後5時。

支援者:「3人で決まりました」。
新人・沖野学さん(50):「連絡来た?」
支援者:「おめでとうございます」。
沖野さん:「ありがとうございます」。

3人全員が無投票で当選しました。

支援者:「先生、学くんって呼べなくなる」。
沖野さん:「言ってよ」。

1期目・寺垣伸晃議員:「ようやく欠員議会から定員議会になって本当に良かった」。

見えない民意に応えることができるのか。議員としての真価が問われます。

新人・沖野学さん(50)「あの人ができるんだったら、自分もできると思ってくれる人が出てきたらいい。僕より若い世代も出てきたらいい」。

HTB北海道ニュース

1626名無しさん:2024/03/10(日) 19:28:37
石川元衆院議員 大腸がん公表
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/985532/

>東京都内の病院に入院し手術を受ける。「しばらく政治活動は休止する」としている。
>帯広市での会合で後援会関係者が報告を代読し「ステージ4で肝臓とリンパに転移していると診断された」と述べた。入院は11日から約3週間の予定。

1627OS5:2024/04/22(月) 11:12:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1002051/
パワハラ疑う行為、会派幹部対処せず 旭川市議会 議員4人離脱の民主・市民連合
渡辺愛梨 会員限定記事
2024年4月18日 23:22
 旭川市議会(定数34)で、「民主・市民連合」に所属する議員4人が会派を離れ、新たに「旭川市民連合」を結成したのは、先輩議員から新人議員へのパワーハラスメントが疑われる行為に対し、会派幹部が適切に対処しなかったことが背景にある。市議会事務局によると、民主・市民連合の分裂は1997年の結成以来初めて。

 旭川市民連合を結成したのは、高木啓尊氏、塩尻英明氏、植木大輔氏、小林祐季氏の4人。関係者によると、昨年9月の第3回定例会の分科会で質問に立った新人議員の質問資料を、先輩議員が本人に無断で内容を書き換えたなどの行為があった。新人議員が会派幹部に相談したところ「当事者同士で解決してほしい」などと問題と向き合わなかったことに対して反発した格好だ。
 民主・市民連合は8人から4人に減ったが、市政野党と与党の構成は17人ずつで変わらない。旭川市民連合の高木会長は「会派を分けることで、民主会派として代表質問に立つ回数が増えるなどの利点が考えられる」と説明する。
 共闘を模索する共産党の能登谷繁団長は「野党会派として、自公政治の影響に対峙(たいじ)する姿勢は持ち続けてほしい」と要望。次期衆院選ついては「野党共闘も予想される。政策的な連携は引き続き注視したい」とする。


https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/council/6100/6120/d066336.html
最終更新日 2023年12月15日
自民党・市民会議(12人)
(顧問 杉山 允孝、会長 松田 卓也、副会長 佐藤 さだお、幹事長 菅原 範明、副幹事長 えびな 安信、会計 石川 まさゆき)
杉山允孝、福居秀雄、松田卓也、佐藤さだお、菅原 範明、高ひでとし、えびな安信、沼﨑雅之、石川まさゆき、たけいしよういち、 あべなお、笠井まなみ

民主・市民連合(8人)
(会長 高見 一典、副会長 品田 ときえ 、幹事長 高木 ひろたか、副幹事長 塩尻 英明、会計 江川 あや)
高見一典、品田ときえ、高木ひろたか、髙橋紀博、塩尻英明、江川あや、植木だいすけ、小林ゆうき

公明党(5人)
(会長 高花 えいこ、幹事長 中野 ひろゆき、会計 皆川 ゆきたけ)
中村のりゆき、高花えいこ、中野ひろゆき、皆川ゆきたけ、駒木おさみ

日本共産党(4人)
(団長 能登谷 繁、幹事長 石川 厚子、会計 中村 みなこ、政策調整 まじま 隆英)
能登谷繁、石川厚子、まじま隆英、中村みなこ

無党派G(3人)
(会長 金谷 美奈子、副会長 上野 和幸、幹事長・会計 のむらパターソン 和孝)
金谷美奈子、上野 幸、のむらパターソン 和孝

無所属(2人)
安田佳正、横山啓一


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板