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Game全般
304
:
名無しさん
:2015/05/10(日) 17:55:43
>>303
ソフトのある種の“バグ”を付くような手については、開発者とプロ棋士で意見が分かれた。コンピューター側の平岡氏が「正直なところ、もっと面白い勝負が見たかった。勝つために最善の手を尽くしたにすぎないけれど、そこは残念だった」と発言すると、これに対して、プロ棋士の森内氏は「プロ棋士の心理として、勝ちたいという気持ちが強い。そこに“こうすれば勝てる”という指し手があれば、それを選ぶことはなにも問題はない」と反論した。
また、今回の電王戦FAINALが人間に有利ではないかという意見も出た。事前にプロ棋士にソフトを貸出し、事前研究ができる状態であったからだ。
この点について、??名氏が「1970年代からロボカップと言ってロボットのサッカーも行われているが、毎年のようにルールが変わる。それはロボットが進化するから。電王戦も同じで人はルールと戦う。人工知能にはまだルールは作れない」と、現状のルールに改善点があると指摘した。
これに対して、川上氏は「公平というなら、消費エネルギーも同じにしないといけない。人間の脳が消費するエネルギーと同じ量なら、コンピューターはまともに動かない」と、公平なルールについて一石を投じた。
ルールについて、「制限なし、将棋のルールのみ」がベストではないかという意見も出た。2013年の電王戦で勝利した「GPS将棋」は、100台以上のコンピューターを並列処理しており、ハードウエアには制約がかかっていたのだが、それも人間という知性VS人工知能という対決では必要ないという意見も出た。
山川氏は「人間の脳のように深いプログラムを作る研究は進んでいる」、平岡氏は「ponanza(ポナンザ)は自分で棋譜を作るということもできるようになってきている」とコンピューター側の将来性を強調した。
自分で新しい指し手を生み出す将棋ソフトは、現状ではまだまだ想像しがたい。しかし、わずか10年前には「ソフトがプロ棋士に勝つのはまだまだ先」と思われていたのだ。人工知能は加速度的に進歩している。山川氏は「電王戦は人工知能の進化のトライアルの一つ。その先には“人と人工知能の共進化”が必要になってくるはずだ」と今後のプロ棋士VSコンピューターの戦いに期待を寄せた。
これから10年後、どんな人と人工知能の共進化が起こっているのか、非常に興味深い。
(ライター・里田実彦)
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