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303名無しさん:2015/05/10(日) 17:55:33
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150430-00000015-sasahi-sci
電王戦の未来はどうなるのか? 〜ニコニコ超会議2015でのシンポジウムから考える〈ASAhIパソコン〉
dot. 4月30日(木)16時10分配信

 1990年代半ば、将棋ソフトがプロ棋士にまったく歯が立たない時代。「将棋ソフトがプロを負かす日はいつ来るか?」という当時のアンケートに、羽生善治氏は「2015年」、森内俊之氏は「2010年」、谷川 浩司氏は「自分が引退してから」とそれぞれ答えている。

 現実にプロ棋士が敗北したのは、2013年の第2回電王戦だった。1勝3敗1分けという成績。これが、長い持ち時間(各4時間)・公開対局・相手が現役の女流棋士を除いたプロ棋士という条件で、初めてコンピューターが人間に勝利した日だった。

 翌年の「第3回電王戦」でプロが全敗するという事態が発生したが、さらに翌2015年3〜4月にかけて行われた「電王戦FAINAL」では、プロ棋士の3勝2敗となり、人間が意地をみせた形となった。

 しかし、ここで物議をかもす事態が発生する。第2局の指し手と第5局の指し手だ。第2局ではソフトの欠陥を付いた手での勝利、第5局でもソフトのクセを見抜いてハメ手に持ちこむというものだったのだ。

 「ニコニコ超会議2015」の2日目、4月26日15時から超言論エリアで行われたシンポジウム「電王戦から考える、コンピュータと人類の未来」でも、前述の指し手の話から電王戦のルール問題に及んだ。

 出演者である、森内俊之9段(将棋棋士)、平岡拓也氏(将棋ソフト「Apery」開発者)、瀬名秀明氏(SF作家)、山川宏氏(ドワンゴ・人工知能研究所所長)、川上量生氏(KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長)はそれぞれの立場から、ルール問題について意見を交わした。

 ??名氏が「いまは人とコンピューターの立ち位置が変わってきている。かつては、コンピューターは人とは異なる知能だと考えられていたが、今の電王戦はプロVS開発者になっている」と発言した。これに対して、プロ棋士である森内氏も「電王戦が始まったときには、コンピューターが何をしてくるのかまったく予想ができなかった。しかし、いまはある程度読める」と同調した。

 つまり、コンピューター対プロ棋士の戦いにおいて、最初はプロ棋士も手探りだったものが、いまでは変化しているのだ。確かにプロ棋士に勝利することも珍しくはないコンピューター側だが、その限界にも話は及んだ。コンピューターは、1秒の間に数百万もの局面を検索することができる。その中で、「過去の棋譜から、勝率が最も高い手」を選び出すという。つまり、あくまでも過去の棋譜がベースになっているのだ。山川氏は「人工知能は手を読むのは得意だが、新しい手を考え出すことはできない」と述べる一方、「人間は、さまざまな指し手をグループ分けして効率良く考えている。その仕組みはよくわかっていなくて、“直感”と呼ばれることもある」と指摘した。


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