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第22回参議院議員選挙(2010年)

7192チバQ:2010/07/05(月) 23:06:33
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100705-649704.html
岡部氏?尾立氏?お笑い100万票の行方は記事を印刷する
.<参院選・激戦区ルポ>

 全国屈指の激戦区といわれる大阪選挙区(改選数3)には「お笑い100万票」があるといわれ、無党派層を狙って9党10人が立候補している。混戦の選挙区に民主党は初めて2人を擁立。台風の目はタレント候補、岡部まり氏(50)だ。関西地区では高視聴率をマークする「探偵!ナイトスクープ」の秘書役を21年間務めた。ラストサンデーとなった4日、岡部氏は大阪の街頭を練り歩き、支持を訴える一方、尾立源幸氏(46)のもとには、蓮舫行政刷新担当相が応援に駆けつけた。お笑いの「風」はどこに吹く?

 岡部氏が大阪の街を練り歩くと、人だかりができる。4日は大阪の繁華街・ミナミで支持を訴えた。「まりちゃん」と握手攻めにあった。大阪では抜群の知名度を誇り、街頭では「消費税増税反対、夫婦別姓反対。大阪の人の生の声を国政に届ける役をしたい」と、民主執行部の消費税増税論には反対意見を訴える。各陣営が最も警戒するのは岡部氏の知名度だ。

 「08年大阪府知事選でタレント弁護士の橋下徹氏が新人で183万票。大阪は本当に怖いところです」。民主党大阪府連幹部は大阪の選挙をこう表現する。恐怖の正体、それは「お笑い100万票」と言われる無党派層の存在だ。

 西川きよし元参院議員が大阪選挙区で100万票前後を獲得し3回連続当選。故横山ノック氏は99年知事選で、歴代最高の235万票を集めた。

 岡部氏は関西地区で高視聴率を記録するABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」の秘書役を21年間務めた。知名度を生かして「お笑い100万票」をどう取り込むかが勝敗の分かれ目だ。岡部氏は「志をどう伝えるかが選挙戦」と言うものの同府連幹部は「全国的にタレント候補には期待しないという調査もあるようだが『大阪だけは少し違うから』と岡部氏には言っている」と打ち明ける。

 民主党は現職の尾立源幸氏(46)も擁立。04年の参院選で、尾立氏はタレント島田紳助の強力な援軍で「お笑い票」も取り込み、91万票を獲得してトップ当選。しかし今回は応援は期待できない。勝利には組織固めで臨むが、浮動票の上積みを狙えば岡部氏とつぶし合う。同府連は「尾立氏=組織」、「岡部氏=無党派層」のすみ分けで2人当選を目指すが、お笑い票の力を知る陣営の胸中は複雑だ。この日は“仕分け仲間”の蓮舫氏が応援に駆けつけた。

 共同通信の序盤の情勢調査では尾立氏、自民党北川イッセイ氏の現職2人が安定、公明党新人の石川博崇氏も健闘と出た。しかし一方では、岡部氏優位を伝えるメディアの調査もある。お笑い100万票の行方が注目される。【加藤仁】

7193チバQ:2010/07/05(月) 23:13:08
>>6984
http://www.saitama-np.co.jp/news07/05/02.html
埼玉との縁アピール 競う比例候補者
 
 参院選は都道府県の選挙区だけでなく、全国を単位にした比例代表(改選数48)でも行われる。比例に民主党は45人、自民党は35人を擁立。公明は17人、共産18人、みんなの党は23人を立てた。広範囲の選挙活動になるとはいえ、拠点となるのは故郷や仕事などでかかわりのある地域のようだ。選挙戦も終盤に差しかかり、埼玉との「縁」をアピールする候補者の声にも力がこもる。 

 再選を目指す民主党の家西悟候補は熊本県出身。薬害エイズ訴訟被害者原告団の代表を経て衆院議員(比例近畿ブロック)を2期務めた。2004年の参院選で同党の比例北関東ブロックの重点候補になり、さいたま市に移り住んだ。演説には「枝野(幸男)幹事長と同じ大宮が地元です」と盛り込んでいる。

 同党埼玉県連の推薦を受けている家西候補。街頭では埼玉選挙区の島田智哉子、大野元裕両候補とともにマイクを握ることも多い。

 民主新人のNPO法人理事の松岡力雄候補は北海道出身。仕事の関係で8年前から志木市に住んでいる。同党県連の支援は受けられないも のの、選挙事務所を朝霞市
内に構え、県内の東武東上 線の駅などで街頭演説して いる。

 「生まれたのは大宮赤十字病院(日本赤十字病院)。結婚するまで浦和で生活していました」と強調するのは、自民新人の片山さつき候補。チラシには「埼玉出身」の大きな文字。05年の衆院選静岡7区で当選。昨夏の衆院選で 落選し、参院にくら替えし た。

 県庁前に選挙事務所も開設。さいたま市内の演説では「浦和レッズと大宮アルディージャはJ1で頑張っている。日本をJ2にしてはいけない」と、サッカーと絡めて政策を語ることも多い。

 共産党は、新人で県青年学生部副部長の片山和子候補を擁立した。徳島県出身だが、現在は上尾市内に住む。埼玉選挙区の伊藤岳候補と一緒に街頭活動をするなど、知名度アップを図っている。

 新党改革の新人の中村幸嗣候補は、5月31日まで所沢市の防衛医大病院で医師をしていた。同市やさいたま市内で白衣を着て街頭に立ち、「埼玉の医師不足は深刻。埼玉の病院に勤めていたからよく分かる」と訴える。

 舛添要一代表も「(中村候補は)埼玉の医療事情に詳しい」とアピールしている。

7194チバQ:2010/07/05(月) 23:14:08
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100705ddlk03010016000c.html
10参院選いわて:比例代表も過熱 各陣営、候補者名浸透に懸命 /岩手
 11日の参院選投開票日まで残り1週間を切り、比例代表の選挙戦も熱を帯びてきた。県内に党組織を有する5政党も重点候補を定め、論戦を展開している。政策の違いや候補者名を有権者に浸透させようと、各陣営は懸命だ。【山口圭一】

 公示直後の6月26日午後7時すぎ、民主党県連代表で現職の比例候補、工藤堅太郎氏(67)の選挙カーは一関市の住宅街を縫うように走った。候補者名の連呼に時間を割いた。

 県連が個人票の上積みを重視する背景には、支持層が重なるみんなの党の存在がある。工藤氏は毎回の街頭演説で「官僚政治を打破し、無駄遣いを一掃する」と強調する。さらに9月の代表選を控え、小沢一郎前幹事長の地元として党内に集票力を示す狙いもある。県連幹部は「大将(小沢前幹事長)に恥はかかせられない」と語る。

 自民党県連が比例に擁立した元県議、小野寺有一氏(43)は同じ日、陸前高田市に入った。選挙カーから「小沢チルドレン以外の議員を国会に」と訴え、批判票の取り込みを図る。自民の支持者には「下の名前も顔も覚えなくて結構。名字だけ覚えてください」と呼びかけていた。

 小野寺氏の擁立決定は公示2カ月前。現在も知名度不足のばん回に懸命だ。陣営は当初、中川秀直衆院議員の秘書だった経歴を生かし、他県からも広く票を集める青写真を描いていたが、岩手重視に方針を切り替えた。

 公明、共産、社民の県組織はブロックや支援団体の重点候補の知名度アップに力を入れている。

 公明党県本部は、自民との選挙協力がなくなり、元北海道議の新人、横山信一氏(50)の浸透に注力する態勢を取る。これまでは、自民候補の演説会などに支持者を動員してきたが、県本部の幹部は「動員する労力に比べると割にあわなかった」と打ち明ける。

 共産党県委員会は、菅直人首相が打ち出した消費税増税への批判に的を絞る。現職の大門実紀史氏(54)は6月27日、盛岡市で街頭演説した際、10分間の演説時間をすべて増税批判に充てた。終盤戦では、増税に反対する社民党などとの違いを強調していく。

 社民党県連は自治労の組織内候補で元大分県議の新人、吉田忠智氏(54)を重点支援する。吉田氏は5月24〜28日に県内入りし、平和環境県労組センターの地区組織を中心に延べ約140カ所を回った。県連は公示後も選挙区候補と連動し労組票固めを図っている。

7195チバQ:2010/07/05(月) 23:16:01
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100705011.html
ゴタゴタの末に…人集まらず 党名連呼できず 民主党はニンマリ
 候補者選定をめぐるゴタゴタの末、保守陣営が自民党と新党改革の真っ二つに割れた徳島選挙区(改選数1)。「組織がない」「党名が連呼できない」。支持をどう集めるか保守両陣営は悩み、有権者にも“ねじれ”が広がる。そんな混乱を横目に、民主党陣営は手堅い戦術で対抗している。

 発端は世代交代を狙った自民党の公募だった。県連は2月、競泳五輪銅メダリストの女性を選んだが、現職小池正勝氏(58)が猛反発。公認調整に手間取る間にメダリストは辞退し、再選考の結果、中西祐介氏(31)が候補に。小池氏は新党改革へ移り、分裂の構図となってしまった。

 「私には組織はない。みなさんにおすがりしてはい上がりたい」。6月中旬、小池氏は徳島市での集会で声を振り絞った。新党改革の舛添要一代表も駆けつけたが、800席は半分ほどしか埋まらず、前回選ではずらりと並んでいた自民党地方議員の姿もなかった。

 小池氏は徳島市長も務め知名度は高い。それでも後援会幹部は「自民党だから支持してくれていた人は多い。これまでの人脈も同じようには動いてくれない」とこぼす。

 一方の中西陣営。「自民党候補は小池氏とのイメージがぬぐえない」。中西氏が力を入れる街宣活動でも「自民党の…」とは言わず「中西、中西」と連呼する。「自民党と言うと小池氏の宣伝になりかねない」(陣営)ためだ。町中でも、小池氏と自民党の比例代表候補のポスターを並べて張っている商店もある。

 悩み続ける保守両陣営と対照的なのが民主党の吉田益子氏(50)。連立離脱後も社民党県連から支援を受け、支持層固めを着々と進める。陣営幹部は「政権交代で自民党の組織が弱くなった上に、分裂してくれた」と笑みをこらえた。

 共産党古田元則氏(62)、幸福実現党竹尾あけみ氏(56)、無所属豊川卓氏(79)も立候補した。

7196チバQ:2010/07/05(月) 23:17:20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201006290001.html
広島選挙区(上)民主対決 票争奪、すみ分け探る '10/6/29

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 参院選は7月11日の投開票に向け、中盤戦へ差し掛かる。与党が4議席、野党が2議席を持つ中国地方5選挙区の改選6議席は、どう塗り替わるのか。与野党第1党の攻防を軸にした決戦の構図に迫る。

 「私には支持基盤も知名度もない。地域を大切にする皆さんと一緒に頑張りたい」。26日、福山市であった国民新党の比例代表現職の演説会。集まった郵便局長たちに、広島選挙区(改選数2)の民主党新人の中川圭氏は頭を下げた。

 数分前、同じ壇上には、民主党現職の柳田稔氏がいた。「郵政改革法案は必ず臨時国会で成立させる。もう一回、私を信じてもらいたい」。紅潮した顔でまくし立てた。国民新党から推薦を得た2人。公示後、最も接近した場面だ。決して並び立つことはない。

 ▽「支持が頭打ち」

 首相交代と小沢一郎前幹事長の辞任で、民主党の支持率は「V字回復」した。だが、菅直人首相の「消費税率10%」言及などで「支持が頭打ちになりつつある」と党県連の三谷光男代表(衆院広島5区)。同じ見立ての両陣営は、党の支持者や支援団体の「争奪戦」へと向かう。

 昨年夏の衆院選で大勝し、政権交代を果たした民主党。県内は7小選挙区で5勝した。小沢氏は党勢拡大に向け、改選数2の選挙区に2人の候補者を擁立する戦略を主導した。

 広島選挙区では、国民新党の現職亀井郁夫氏が立候補を見送った。これを受け小沢氏の指示で党県連が、5月中旬、乳がん患者団体世話人代表の中川氏を擁立した。

 3選を目指す現職の柳田氏は連合広島を中心にした従来の支援組織を固め、新人の中川氏は市民活動の経験を生かし無党派層を取り込む―。党県連は「すみ分け」を掲げた。

 党県連は、三谷代表を除く所属国会議員6人のうち、4人を中川氏の陣営に送り込んだ。自民党新人の宮沢洋一氏と柳田氏を追う情勢に、中川氏は街頭演説を繰り返し、陣営は国会議員4人の後援会名簿を基に電話作戦を展開する。ただ、「これまで選挙は連合に頼っていた。スタッフが足りない」との声も漏れる。

 ▽「運動量増えた」

 一方で柳田陣営は、中川陣営の国会議員に、演説会で応援演説するよう求める。中川氏の選対副本部長を務める空本誠喜氏(衆院広島4区)は26日、東広島市の商業施設前で柳田氏と並んでマイクを握った。

 昨年夏の衆院選で初当選した空本氏。「自分の選挙で連合の支援をいただいた」と説明する。「どちらを応援しているのか」―。支援者からはそんな疑問が寄せられるという。

 選挙カーの先導や演説会の人集めなど柳田氏を全面支援している連合広島の伊丹幸男会長は、支持固めの難しさを打ち明ける。「これまでは民主党と言うだけで済んだ。今回は柳田の名前を覚えてもらわないと。組合員やその周辺への浸透は十分とはいえない」

 与党として初めて迎えた参院選で、自民党もなし得なかった「2議席独占」に挑む民主党。「自民党と議席を分け合ってきた『無風選挙』に比べて運動量は大幅に増えた」と三谷代表。ただ、2人擁立の「相乗効果」を生む風はまだ、巻き起こせていない。(永山啓一、加納亜弥)

【写真説明】党国会議員がそばで手を振る中、街頭演説する候補者=手前右から2人目(28日、広島市中区)

7197チバQ:2010/07/05(月) 23:17:54
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201007010001.html
広島選挙区(下) 至上命令自民 議席奪還へ総力 '10/7/1

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 元広島市議会議長の柳坪進市議の声が、雨空に響く。「絶対負けられない。全国に誇る『宮沢』だからだ。ぜひ議席の奪還を」。6月26日、広島市西区の商業施設近くに、自民党新人の宮沢洋一氏の選対幹部として立った。宮沢氏も雨にぬれながら握手を重ねた。

 改選2議席を与党で占める広島選挙区。国民新党の現職は引退を決め、民主党は現職の柳田稔氏と新人の中川圭氏を擁立した。自民党県連にとって、郵政民営化に反対して国民新党に移った現職の「議席奪還」は至上命令である。

 託されたのは、県連初の公募と党員投票で選ばれた元衆院議員(広島7区)の宮沢氏。故宮沢喜一元首相を伯父に持つ。「党員が『宮沢ブランド』の力に期待した結果だ」。公募を導入した前県連会長の溝手顕正氏(参院広島)は言う。

 ▽100人で選対構成

 「県連再生」が問われる戦いでもある。昨年夏の衆院選。自民党は、県内7小選挙区のうち広島1区以外を失う惨敗だった。地域への「おわび行脚」で溝手氏に浴びせられた不満は、党のおごりと対立を繰り返す県議会、広島市議会の自民党系会派に向けられた。

 県連は役員も刷新した。新会長の岸田文雄氏(衆院広島1区)は世代交代を進めるとともに、県議会、広島市議会で分裂する会派のバランスに配慮し、役員の人選を進めた。

 そして、「宮沢選対」は従来の国会議員や県議たちに、県内市町の約7割の議長を加えた約100人で構成した。福山市を地盤にしてきた宮沢氏の知名度を県西部で浸透させるため、広島市議の役割を高めた。「総力の結集」は野党転落の危機感の裏返しでもある。

 ▽業界団体に変化

 ただ、政権交代は、自民党の支持基盤だった業界団体に変化をもたらす。宮沢氏を推薦した県医師連盟、県薬剤師連盟は、初めて民主党現職の柳田氏も推薦。「等距離」を保とうとする団体は多い。

 「推薦依頼を出しても返事が来ない団体がたくさんあった。これまでは黙っていても推薦状が来たのに」と宮沢氏の選対幹部は危機感を抱く。推薦を寄せた約140団体に「お願い」に回る日々だ。

 一方で、公示後に県内を1巡した宮沢氏は「自民党は地域に根を張り、声を聞くことができる強みがある。政党で一番大事な部分は民主党に負けていない」と手応えも語る。

 与野党第1党の攻防が激しさを増す中、共産党新人の大西理氏は、消費税の増税反対を軸に1日20回ほどの街頭演説を繰り返し、「国民の暮らしは我慢の限界を超えている」と党の支持層以外への浸透を目指す。

 党県委員会は、自民党とのつながりが強い業界団体への働き掛けも進めてきた。6月29日、広島市入りした志位和夫委員長は「自民党支持の壁が壊れると、政策で一番近くに立っていたのが共産党だった、という交流が広がっている」と強調した。

 政治団体「幸福実現党」新人の植松満雄氏は、教育など党の政策を訴えている。(城戸収、和田木健史)

【写真説明】降りしきる雨の中、街頭で手を振る候補者=手前右から2人目(6月26日、広島市西区)

7198チバQ:2010/07/05(月) 23:18:28
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201007020001.html
山口選挙区 新旧宰相、誇りかけ民・自激突 '10/7/2

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 6月28日夜、山口選挙区(改選数1)で再選に挑む自民党現職の岸信夫氏が、山口県田布施町で演説会を開いた。地元選出の県議や、実兄の安倍晋三元首相(衆院山口4区)に続き、岸氏が最後に声を振り絞る。

 「菅直人首相で民主党の支持率はV字回復というが、山口ではありえない」

 田布施町。安倍、岸両氏の祖父である岸信介、その弟の佐藤栄作の「兄弟宰相」を生んだ地だ。自民党が「盤石」であるはずの田布施町でもしかし、昨年夏の衆院選では、比例代表の得票で民主党が自民党を上回った。

 ▽増えた無党派層

 田布施町の支援者の一人は「若い人を中心に無党派層が増えた」とみる。参院選では民主党新人の原田大二郎氏が幼少期を田布施町で過ごしていることもあり、懸念を強める。

 衆院の県内4小選挙区のうち、3選挙区で議席を持つ自民党県連。旧市町村単位の56地域支部が実動部隊だ。参院選でも組織力をフル回転させ、業界への支援要請も進める。岸氏は、田布施町の演説会に先立ち柳井市の建設業者を前に熱弁を振るった。主な団体の推薦は得たが、陣営は「会員レベルまで浸透させる」と意気込む。

 ▽のぼりに奇兵隊

 同じ28日夕、原田氏は、長門市の街頭に立っていた。

 「山口のみなさんも変化を望んでいる。私の声はかれたが、情熱はかれない」

 安倍、岸両氏の父である安倍晋太郎元外相が眠る地で、「山口の政権交代」を呼び掛けた。のぼりには、宇部市出身の菅首相が自身の内閣に命名した「奇兵隊」の文字が躍る。「私の生まれ故郷山口県から、同じ志を持つ原田さんが立ち上がってくれた」。選挙カーから録音された首相のメッセージも流れた。

 原田氏が立候補を表明したのは5月中旬。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の迷走で党支持率は下落し、県連幹部は「最悪の時期の船出だった」と振り返る。

 だが、菅首相の誕生でムードは一変する。6月13日、宇部市のホテルに菅首相を迎え、県連や連合山口の幹部は「首相の古里で負けるわけにはいかない。勝って菅政権を支えよう」と結束を固めた。陣営は、原田氏の俳優としての知名度を得票に結びつける方針を確認。選挙戦では街頭アピールを重視し、県内各地を巡る。

 24日の公示日。共産党新人の木佐木大助氏は、山口市での第一声で米海兵隊岩国基地(岩国市)への空母艦載機移転に言及した。「とんでもない。日米合意を撤回させよう」。昼すぎには岩国市に入り、党の比例代表候補と演説を組んだ。

 上関原発(山口県上関町)建設計画への反対姿勢も鮮明にする。消費税の増税反対を正面から有権者に訴え、「第三極の存在感」を示して支持を広げる構えをみせる。(金刺大五、石井雄一)

【写真説明】支持者とともに気勢を上げる候補者=手前中央(6月28日、山口県田布施町)

7199チバQ:2010/07/05(月) 23:19:03
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201007030001.html
岡山選挙区 連敗阻止 民・自の勢力図変化 '10/7/3

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 「こんな財政状況に誰がした。自民党がやった。だから(自民党出身の)私や小沢一郎は大きな顔をして言えない。『新しい政治が始まる』と堂々と言えるのは、江田君と菅直人君なんだ」

 6月30日夜、岡山選挙区(改選数1)の民主党現職江田五月氏が、笠岡市で開いた演説会。応援に駆け付けた党最高顧問の渡部恒三元衆院副議長はこう持ち上げた。

 ▽首相と盟友関係

 江田氏が、必ず演説で話すのが菅直人首相との盟友関係である。「社民連時代から苦楽を共にしてきた」。政権トップとの近さをアピールし、「首相の兄貴分」と称す。

 岡山選挙区の改選数が2から1になった2001年の参院選。民主党は、「現職対決」で自民党に敗れた。その時点で、民主党県連所属の国会議員は江田氏1人だけになった。

 以降、江田氏が中心になって公募で人材を募り、自らの後援会などで選挙を支えて国と地方の議員数を増やした。あれから9年。参院議長の江田氏は30、40代が中心の党県連所属の国会議員5人の応援を受け、4選を目指す。

 党県連、江田氏の後援会とともに選対をつくる連合岡山の二宮卓志会長は、引き締めに躍起だ。「組織力はまだ盤石じゃない。もっと国会議員が汗をかいてくれないと」。陣営は、過去最多得票となる50万票台を狙う。

 ▽候補の擁立難航

 対する自民党。1日には谷垣禎一総裁が岡山市入りした。そばで自民党新人の山田美香氏が声を張り上げ、消費税増税をめぐる菅首相の対応を批判した。「首相は既にブレている。このままでは日本は沈んでしまう」

 自民党県連所属の国会議員は今、衆院議員4人。参院選は連敗し、議員はいない。党県連は「3連敗阻止」を前面に候補者を公募したが、擁立が難航。パリ在住を理由に書類選考で断っていた会社員の山田氏を急きょ面接し、2月末に公認を決めた経緯がある。

 地域への浸透を担うのは、党の衆院議員や県議たちだ。山田氏の後援会長には、党県連の村田吉隆会長(衆院比例中国)が就いた。選挙カーに乗り込み、地盤である県西部を回る。

 野党連携にも動く。平沼赳夫代表(衆院岡山3区)が率いる、たちあがれ日本との選挙協力である。公示前日の23日に推薦を得た。

 たちあがれ日本からは、3年前に民主党新人に敗れた元自民党参院幹事長が、比例代表から立候補している。「選挙区は山田さん、比例代表は私の名前を書いてもらいたい」。元自民党参院幹事長は街頭でそう連呼する。

 反民主、反自民―。共産党新人垣内雄一氏は、与野党第1党の批判票の「受け皿」を目指す。6月30日、応援に訪れた市田忠義書記局長の横で力を込めた。「岡山選挙区で消費税反対を訴えているのは私だけだ」。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の無条件撤去を訴え、違いを際立たせている。(中島大)

【写真説明】演説会場で支持者と握手する候補者=中央(6月30日、笠岡市)

7200チバQ:2010/07/05(月) 23:19:43
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201007040001.html
島根選挙区 世襲攻防 「王国」に挑む「小沢流」 '10/7/4

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 雲南市で6月29日にあった島根選挙区(改選数1)の自民党のミニ集会。故竹下登元首相の弟で地盤を引き継いだ竹下亘氏(衆院島根2区)が、その場にはいない自民党新人青木一彦氏の支持を訴えた。「一彦氏は懸命に懸命に走り回っている。圧倒的な力を」

 県議がスクラム

 竹下氏が参加した党のミニ集会は公示後50カ所近くに達した。竹下系県議がスクラムを組み、組織型選挙で青木氏を全面支援する。

 本来、「竹下・青木王国」を束ねてきた青木幹雄前参院議員会長が立候補するはずだった。だが、公示の約40日前、病に倒れる。党県連が後継指名したのが、秘書で長男の一彦氏。「勝利のため」と世襲を決断した。

 「党の貴重な1議席を必ず守る」。一彦氏は街頭で繰り返す。前回参院選では幹雄氏の側近が国民新党新人に敗れ、「地方の乱」の象徴とされた島根選挙区。3年の歳月を経て王国の存亡を懸ける。

 古い自民党の象徴を打ち破る―。「最重点区」と位置付ける民主党は、新人の岩田浩岳氏を全面支援する。地元民放のアナウンサーという知名度との「相乗効果」を生もうと、党本部は、党幹部や閣僚、人気が高い議員を次々に送り込む。

 1日、青木氏の地盤である出雲市のスーパー前で、野田佳彦財務相が切り込む。「政治家は歌舞伎役者じゃない。必要なのは地盤、看板、かばんでなく、志とバイタリティーだ」。続けて岩田氏が「大切なのは市民感覚」と熱く語った。

 全力疾走で握手

 公示日から岩田氏にずっと寄り添うスタッフがいる。小沢一郎前幹事長の秘書である。全力疾走での飛び込み握手など「小沢流」を指南し続けている。

 いま、攻防の行方は他党との連携が鍵を握る様相も強める。

 青木氏の陣営は、自公政権のパートナーだった公明党に選挙協力を要請。出陣式には参加しなかった同党の市議が、陣営の集会に姿を見せ始めた。

 ただ、十分な支援を受けるまでには「詰め切れていない」と青木氏の選対幹部。野党転落後の自民党への失望感が公明党支持者の一部にあるという。

 対する岩田氏の陣営は、3年前の再現を狙い国民新党と社民党との3党共闘に懸ける。29日に出雲市であった演説会には、国民新党の亀井亜紀子氏(参院島根)が初めて壇上に立った。

 ただ、消費税が影を落とす。「菅直人首相はなぜ増税を言い出したのか」。国民新党を支持する政治団体「郵政政策研究会」の県幹部は不満を口にする。

 2日、みんなの党の渡辺喜美代表が松江市と出雲市に入った。計4カ所で新人桜内朋雄氏の応援演説に立ち「増税なくして財政再建はできる」と主張。民主、自民両党と一線を画す「第三極」の必要性を説いた。

 桜内氏もまた、街頭演説では増税反対に時間を割き「消費税を増税すれば経済が疲弊する」と力説している。

 共産党新人の石飛育久氏は「米国と財界にも堂々とものが言える党を伸ばしてほしい」と呼び掛ける。県内全域を巡り、消費税増税反対を前面に出す。(河野揚)

【写真説明】決起大会でこぶしを突き上げる候補者=左から2人目(1日、雲南市)

7201チバQ:2010/07/05(月) 23:20:23
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/special/Se201007050001.html
鳥取選挙区 総力結集 過半数攻防の最前線 '10/7/5

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 過半数をめぐる与野党攻防の鍵を握る全国の1人区。民主、自民両党は、新人が競り合う鳥取選挙区(改選数1)をその最前線と位置付ける。

 エース級が来援

 3日、鳥取県中部の琴浦、北栄の両町であった民主党新人の坂野真理氏の演説会。前原誠司国土交通相は「政治の転換を進めるか、歴史の歯車を逆に回すのか。争点は一つだ」と支持を求めた。

 前原氏は先月に続く鳥取入り。枝野幸男幹事長や原口一博総務相たち「党のエース級」が相次ぎ来援している。鳥取は、民主党が大勝した昨年夏の衆院選で、自民党が小選挙区の議席を独占した全国4県の一つ。民主党は「政権交代後の『改革の歩み』の象徴区」と重視する。

 坂野氏は、自民党参院の重鎮だった故坂野重信元自治相の孫で、医師だ。3日の演説会では、郵政民営化が争点となった5年前の衆院選で自民党から立候補を打診された話を披露し、「最も弱い人のための政治をしたい。その逆が小泉改革だった」と訴えた。

 組織を挙げて支援する連合鳥取の五十嵐美知義会長は「医師であり、働く子育て世代も代弁できる候補者。支持層を広げられる」と期待を込める。

 過去の国政選挙で自民党を推してきた業界団体では、医師会の政治団体が民主、自民両党の新人を支援。JAグループの政治団体は自主投票を決めた。

 自民党新人の浜田和幸氏は4日、鳥取市での街頭演説で「民主党への厳しい風が首相交代で変わったが、バラマキ体質の民主党の政策では国も地方も救えない。過半数の阻止に直結する議席を守りたい」と訴えた。

 全面支援する石破茂政調会長(衆院鳥取1区)は公示後、2日に1日以上の割合で浜田氏の選挙カーに同乗する。「毎日順位が入れ替わる横一線の厳しい戦いだ。党が苦しいときに立ち上がってくれた友人を全力で支えたい」。自ら繰り返しマイクを握る。

 「即戦力」の期待

 鳥取選挙区には自民党の現職がいた。だが昨年12月に離党し、その後に民主党入り。参院選は比例代表に立候補した。自民党県連は公募で国際政治経済学者の浜田氏を擁立し、2月の公認にこぎつけた。現職離党のダメージをはね返す「即戦力」の期待を背負う。

 政調会長の石破氏は本来、全国遊説する立場だが、県連が「三役の足元が危ない」と党本部に要請。石破氏が地元に張り付く日数を大幅に増やした。

 自民党県連の山根英明幹事長は「自民党系列の地方議員数や党員数は多い。地域に張り巡らせた毛細血管のような支持組織を再活性化させれば戦える」と意気込む。

 過半数をめぐる与野党の攻防―。その結末に大きな影響を及ぼす「鳥取の戦い」は、民主、自民両党の新人が併走したまま終盤を迎えた。

 共産党新人の岩永尚之氏は「消費税増税は大企業の法人税減税を穴埋め。弱い者いじめで許せない」と力説。消費税増税反対を二大政党との「対立軸」に掲げ、街頭活動を活発に展開している。(円山文雄)=おわり

【写真説明】閣僚と並んで気勢を上げる候補者=手前右(3日、鳥取県北栄町)

7202チバQ:2010/07/05(月) 23:21:28
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/10/News/hiroshima/Sh201007050002.html
福山の攻防、複雑な構図 民主現職と自民新人の地元 '10/7/5

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 ▽民主新人らが切り込む

 参院選広島選挙区(改選数2)の戦いが、福山市で熱を帯びてきた。民主党現職の柳田稔氏(55)と自民党新人の宮沢洋一氏(60)はともに福山市が地元だ。そこに広島市を拠点にする民主党新人の中川圭氏(52)たちが切り込む。初めて2人を擁立した民主党の戦略が、攻防の構図を複雑にしている。

 JR福山駅前に1日夕、民主党比例代表候補の谷亮子氏が姿を見せた。柔道の五輪金メダリスト。横で頭を下げる中川氏を励ましながら谷氏は「ともに国会へ送り出してください」と支持を訴え、笑顔をふりまいた。

 谷氏を招いたのは、中川氏の選対本部長代行で、小沢一郎前幹事長側近の佐藤公治氏(参院広島)である。「福山は柳田氏と宮沢氏の地盤。だが、県内2番目の都市はこっちにとっても大切だ」。衆院旧広島3区選出で、福山市も地盤にしていた父の故佐藤守良元農相の人脈を軸に、地域への浸透も図っている。

 一方の柳田氏には、同じ福山市を地盤とする和田隆志氏(衆院広島7区)が寄り添う。JFEスチール福山労組などでつくる連合広島福山地域協議会もバックアップする。小沢氏の「政治とカネ」の問題ではいち早く幹事長辞任を求めた柳田氏。佐藤氏たちとの動きとは一線を画す。

 柳田氏は6月30日に福山市神辺町であった個人演説会後「(2人擁立は)問題ない」と話したが、党が議席独占に挑むのは初。支持者には「票が割れるのではないか」との懸念もある。陣営は後半戦に入り、福山市北部を選挙カーで回り「地元票」固めに懸命だ。

 昨夏の衆院選広島7区で敗れ、国政復帰に挑む宮沢氏。6月28日、福山市神辺町で声を張り上げた。「県西部では私の名前は知られていない。私の財産は皆さん。福山の後押しで勝ち抜きたい」

 ただ、選挙運動は「名前」を浸透させたい広島市など県西部が中心となる。「30時間しかない」(選対幹部)という福山市では、衆院選で開いていた小学校区ごとの個人演説会を封印。1カ所10分余りの街頭演説を市内各地で繰り返している。「宮沢系」とは距離を置いてきた宇田伸県議も党県連幹事長として「団結」を打ち出し、支援に動く。

 共産党新人の大西理氏(44)の陣営は「柳田、宮沢両氏の地盤だという意識はない」と強調。消費税増税反対などの政策を懸命に訴える。

 政治団体「幸福実現党」新人の植松満雄氏(51)も福山市在住。党の政策を主張している。(武内宏介、門脇正樹)

7203チバQ:2010/07/05(月) 23:47:20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100705/plt1007051630002-n2.htm
小泉チルドレン「バツイチ」3人娘“鞍替え”できる?2010.07.05

 今回の参院選には、衆院から鞍替えした新人が多数出馬している。民主党の八代英太元郵政相(50)や自民党の小泉チルドレン、片山さつき(51)、佐藤ゆかり(48)両氏らだ。政治家として持つ基礎票を期待された面もあるが、先の衆院選で民意を得られなかった落選組も。それだけに、永田町では「バツイチ」と称する向きもあるが、果たして復活を遂げることができるのか。政治評論家の浅川博忠氏による情勢分析では“転生”は困難を極めているようだ。

 「暴走、迷走、強行。自民党もあそこまでひどくなかった。権力の前でみんな黙っちゃう。単独過半数を与えたら大変なことになる」

 小泉純一郎元首相(68)は先月末、千葉選挙区(改選3)から出馬した猪口邦子氏(58)の集会で、民主党をこう酷評した。猪口氏は2005年の衆院選で小泉氏が初当選させた小泉チルドレン。昨年の衆院選では自民党の公認を得られず出馬を見送った。一方、衆院千葉9区を地盤として自民党衆院議員を4期務めたものの、先の衆院選で落選した水野賢一氏(43)もみんなの党から出馬し、鞍替え組による仁義なき戦いとなっている。

 選挙区情勢は後述するとして、参院選には昨年の衆院選で落選もしくは出馬を見送ったり、当選したのに転出した元衆院議員計23人が立候補。全立候補者438人の5%を超えた。民主党の3人に比べ、多くの落選者を抱える自民党は10人だ。

 浅川氏は「小選挙区や後援会を中心に基礎票を持っているので、党への比例票を含めて貢献する可能性は高い」と話したが、ご当人の当選見込みとなると「参院は衆院の下請けや救済機関なのか、という批判は強い。参院不要論にもつながりかねない」といい、「優勢」はゼロ、「やや優勢」が5人だけだった(表)。

7204チバQ:2010/07/05(月) 23:48:05
【四散するチルドレン】

 注目は8人もいる小泉チルドレン。猪口氏のほか、比例で自民党3、たちあがれ日本1、みんなの党2、新党改革1と4党に分かれ、票を奪い合っている。

 例えば、自民党の片山、佐藤両氏。それぞれ地元の静岡や東京を中心に支持を訴えている。

 しかし、自民党関係者は「期日前投票に対する出口調査をみると、片山、佐藤両氏共に健闘しており、先週行った党の選対会議では、当落線付近をさまよっている状態と分析している。佐藤氏の広報担当者は『佐藤がタレント候補に苦言を呈したい。インタビューしてほしい』とスポーツ紙や雑誌に売り込んでいるようで、だいぶ焦って差別化しようとしている」と打ち明ける。

 浅川氏は「小泉改革の影が大きく言われているため、苦戦している。タレント候補に文化人が少ないので、タレント以外で名前を知っているという理由で投票する人はいるかもしれないが…」として「やや劣勢」とした。

 一方、たちあがれ日本の杉村太蔵氏(30)には印がつかなかった。「料亭行きたい」といった過去のトンデモ発言などからの改心をアピールし、丸刈り姿で地道に街頭演説を続けているものの、「途中で行方不明になったし、過去の人。同党の比例は1議席前後の見込みだが、自民党の公認を得られなかった片山虎之助元総務相(74)らが出馬しており、杉村氏は下から数えたほうが早い得票数だろう」と浅川氏はみる。

 今年1月にいち早く自民党を離党したみんなの党の小野次郎氏(56)が先行の利を生かして「やや優勢」となった以外は、苦しい戦いが続きそうだ。

 落選中の小泉チルドレンの1人は「小泉首相秘書官を務めながら、さっさと離党した人が優勢なのか」と複雑な心境を吐露した。

 選挙区組の猪口氏も「やや劣勢」だ。鳩山政権下では、県議の一部の支持を取り付け、大臣経験者ながらドブ板をいとわないことが奏功し水野氏とともに当選圏内だった。

 しかし、菅内閣の誕生で雰囲気が一変。空き巣被害にもあった。浅川氏は「水野氏を含めて自民党系が3人立って保守分裂。民主党の女性新人と浮動票を食い合う。民主、自民の男性候補が上位で、地盤がある水野氏が3番手」として評価を落とした。

【小沢系も苦戦】

 民主党は小沢一郎前幹事長(68)主導で擁立した候補だ。

 京都選挙区(改選2)で現職に続く2人目として鞍替え立候補したのは、昨年の衆院選で比例近畿ブロックで初当選した“小沢ガールズ”の河上満栄氏(39)。

 しかし、浅川氏によれば無印で、現職が反小沢系の福山哲郎官房副長官(48)のため票の割り振りを期待できず、4、5月にかけて14回開かれた本会議に1回しか出席しなかったことも痛手となっているようだ。

 比例では、小沢氏を支える若手グループ「一新会」の元事務局長ながら、マルチ疑惑で衆院選出馬を辞退した前田雄吉氏(50)や、新党大地から衆院選に出馬して落選した八代氏は「やや劣勢」だ。浅川氏は「前田氏はスキャンダルがらみ、八代氏は高齢がネック」と話した。

【再落選したら…】

 結局、「やや優勢」となったのは、4代の政治一家で、比較的地盤が強い自民党の小坂憲次氏(64)と、“ちょんまげ”で知られる松浪健四郎氏(63)らとなった。

 衆院議員時代に小選挙区組だった候補は、地盤を手放しただけに今回も落選すれば暗い未来が待っている。

 浅川氏は「衆院選、参院選で落選し、また衆院選に出馬することはありえない。選挙区が空くわけで、党にとっては体の良いやっかい払いになる人もいる」というだけに、“政界転生”に向けたバトルがさらにヒートアップするのは間違いないようだ。

7205チバQ:2010/07/05(月) 23:51:15
【三木谷】
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/100703/stm1007032224005-n1.htm
【2010参院選】選挙サタデー 菅首相や三木谷社長が来県
2010.7.3 22:19

 11日投開票の参院選の“選挙サタデー”となった3日、県内には菅直人首相や楽天の三木谷浩史社長らが訪れ、舌戦を繰り広げた。

 菅首相は西武鉄道所沢駅前で、自身の消費税引き上げ発言への批判に、「消費税を上げるのが好きで言っているわけではない。しかし、財政破綻で困るのは金持ちではなく普通の生活をする皆さん」と反論。860兆円の国の借金については「長く政権にあった自民党や公明党に責任はある」と野党批判を展開した。

 一方、三木谷社長はJR大宮駅前で同社を休職して出馬したみんなの党の新人候補を応援。「渡辺喜美代表の右腕となれる候補者を断腸の思いで送り出した。国政の場で将来の日本を支える成長戦略の担い手になってほしい」と訴えた。

7206チバQ:2010/07/05(月) 23:54:08
【堀江】
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100705/elc1007050847006-n1.htm
【参院選】ホリエモン「政府に経営感覚を」 応援演説握手攻め
2010.7.5 08:46
 参院選投開票日前に最後の日曜日となる4日、福岡市中央区天神では、インターネット関連会社ライブドアの元社長、堀江貴文氏(37)が、民主党の比例代表候補の応援演説に立った。あいにくの雨の中だったが、多くの買い物客らが立ち止まり、人垣ができた。

 堀江氏は「経営感覚を持った人が政府にいないことが一番の問題だと思う」と持論を展開しつつ、「投票用紙には僕の名前を書いてはダメです」と笑いを誘っていた。

 「もしも道州制が導入され、堀江さんが九州の知事になったら何がしたいか」と問われると、「街がコンパクトにまとまっていて、空港も近いので、アジアの中心地として発展させたい」とビジョンを語っていた。

 終了後は握手攻めにあい、堀江氏が立ち去ると聴衆が激減するなど、地元福岡での“ホリエモン人気”健在ぶりをうかがわせた。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100701-647954.html
ホリエモン街頭応援で渋谷駅前ぎっしり
. ライブドア元社長堀江貴文氏(37)が6月30日夕、東京・渋谷駅ハチ公口前で、東京選挙区にみんなの党から出馬したタリーズコーヒージャパン創業者松田公太氏(41)の応援に立ち「政治家になるからには首相になってくださいよ!」とゲキを飛ばした。堀江氏が国政選挙において、街頭で候補者の応援演説をするのは初。マイクを握るのも、05年9月の衆院選以来となった。

 2人は長年の経営者仲間。堀江氏は「一番言いたいことは、この国の政治に一番欠けているものはリーダーシップだということ」と民主政権をチクリ。「イケメンでさわやかだけど、シンがある。経済も分かって、リーダーシップがある松田さんにぜひ清き1票を投じてください」などと叫んだ。

 堀江氏の知名度は抜群で、ハチ公口前広場は立ち止まる若者らでぎっしり埋まった。同氏は「僕は4年前の選挙で『討ち死に』したけど、その屍を乗り越え、松田さんは絶対当選してくれると思う」と必死にテコ入れしていた。

 [2010年7月1日9時2分 紙面から

7207チバQ:2010/07/06(火) 00:05:32
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2010/sannin/kiji/072.shtml
自民の“牙城”・島原半島 知事選の熱気どこへ

 2月の知事選で中村法道知事を誕生させる原動力となった島原半島。ところが参院選ではいまひとつ活気がない。前知事の自民新人、金子原二郎候補(66)は、知事選圧勝の勢いに乗ろうとの思いをにじませるが、公認争いのしこりで組織の足並みが乱れている。一方、民主現職、犬塚直史候補(55)の陣営は「“中村一色”だった知事選より動きやすい」と雪辱を期す。

 「知事が仕事しやすいように私がバックアップする」。公示日の6月24日、金子候補は中村知事の出身地、南島原市の街頭でこう訴えた。初日に島原半島一周を組み込んだのは、中村知事の選挙と同じ。雲仙市国見町では「雲仙市は県議2人が頑張っているので安心。間違いなく知事選並みの得票が期待できる」と信頼のほどをのぞかせた。

 3年前の参院選、昨年夏の衆院選長崎2区と自民候補は続けて民主候補に敗れた。だが半島3市(島原、雲仙、南島原)の得票は、前回参院選で約1万1千票、衆院選でも約7千票上回った。知事選では、自民の支援を受けた中村氏がこの地域だけで民主推薦候補を4万票近く突き放した。

 しかし、その自民の“牙城”が、今回は不安要素を抱えている。長崎選挙区の候補者選考に名乗りを挙げた島原市選出の県議、加藤寛治氏は金子氏への公認決定過程に強く反発。自ら組合長を務めるJA島原雲仙の政治団体は自主投票となった。同JA理事の一人は「選挙中だと忘れるほど(知事選と比べ)動きがない」と明かす。

 島原市役所前を訪れた金子候補は、「地元の加藤県議、自民党島原支部の皆さんに大変ご迷惑をかけ、心からおわび申し上げる」と神妙な顔つきで述べた。だが、加藤氏の姿はそこになかった。

 中村知事の態度も微妙だ。公示直前、有家町で開いた金子氏の総決起大会で、知事の地元後援会長は「金子さんがいなかったら中村知事の誕生はなかった。恩返しをしたい」と強調。しかし、当の中村知事は「特定の党派に偏らない」と中立の立場を崩そうとしない。1日には、党本部から大島理森幹事長が県庁に出向き、金子候補への支援を直接要請したほどだ。

 一方、犬塚陣営は「門前払いだった事業所が今度は面会に応じてくれるようになった」と知事選との空気の違いに手応えを感じている。4日には山田正彦農相が半島入りを計画。陣営は農漁業者への働き掛けに期待を寄せる。

 みんなの党新人、中嶋徳彦候補(35)と共産新人、渕瀬栄子候補(54)も島原半島を巡り、支持を呼び掛けている。

 島原半島には「選挙好き」「政治好き」で知られる地域も少なくない。だが、そうした土地柄や、自民、民主双方の交錯する思惑をよそに、静かな選挙戦が続いている。南島原市の60代の農業男性はこう話す。「金子さんは県北の人だし、犬塚さんにも親しみがわかない。加藤さんが出ていれば燃え上がったのに」




2010年7月4日長崎新聞掲載

7208チバQ:2010/07/06(火) 00:09:18
>>5298
諫干問題 長崎民主ねじれ表面化 犬塚氏が「開門賛成」 県連「選挙戦えない」 自民は足並みの乱れ追及
2010年5月1日

>>6665
長崎 「諫干」が争点に浮上
2010年05月31

>>7096
長崎 諫干論戦「隠せ」「あおれ」
2010年6月29日

>>7111
諫早迷走、地元に不信感 「選挙の材料にするな」
2010年7月3日

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2010/sannin/kiji/053.shtml
諫干開門調査争点化で好対照 犬塚、金子陣営

 参院選公示の24日、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査の争点化をめぐり、民主現職の犬塚直史候補(55)と自民新人の金子原二郎候補(66)の陣営が、諫早市の出陣式で好対照な動きを見せた。赤松広隆前農相が仕掛けた“諫干争点化”だったが判断は先送りされ、党内のねじれも絡み合う中で「沈黙」を余儀なくされる犬塚陣営。一方、当初は争点化に怒りながらも「戦いやすくなった」とほくそ笑む金子陣営。そんな「逆転の構図」が選挙戦初日からぶつかった。

 諫早市内での出陣式で、犬塚候補は「諫干」に一切触れなかった。演説の間、そばにいた西岡武夫民主党参院議員は、硬い表情を崩さなかった。

 前日の夕方、犬塚氏は渡辺敏勝党県連幹事長に付き添われ、長崎市内の西岡邸を訪ねた。「私は条件付き開門賛成です」と説明する犬塚氏に、西岡氏はこう告げた。「県連の方針(開門反対)に従わない限り、応援演説はできない」

 開門反対派からは電話で「出陣式に出てもらっては困る」とくぎを刺された西岡氏。「小異を捨てて大同につく。自民に議席を与えるわけにはいかない」と姿を見せたが、マイクは握らなかった。

 報道陣に囲まれると「この問題は県民にとって小異ではなく“大異”。(ねじれによる)参院選への影響はある」と指摘した。

 その2時間前、長崎市中心部の鉄橋にいた原口一博総務相は、報道陣に対し、地元・佐賀県の立場をあらためて強調した。「宝の海を取り戻すためにも開門に賛成」。党内のねじれについては「長崎の皆さんにも、宝の海を取り戻したいという思いがある。しっかりと調整したい」と述べた。

 一方の金子陣営。諫早市での選挙戦術は明快だ。事務所の壁には「国営諫干開門 絶対反対」の大看板。23日夜にあった同市での総決起集会も弁士が次々と開門反対を語り、さながら“開門阻止集会”の様相となった。陣営幹部は「開門反対。諫早ではこれ一本」と鼻息も荒い。

 これに呼応するように、金子候補は同市での出陣式で、約7分間の演説の大半を開門反対に割いた。「ここ諫早では開門するか、しないか。それがこの選挙で問われている。私が圧倒的に勝てば国もそう簡単には開けられない」。激励あいさつをした諫早湾干拓推進住民協議会の高橋徳男会長も「相手は開門賛成。戦いやすくなった」と語気を強めた。

 だが支援者の一人はつぶやく。「本当に諫干だけが市民の投票基準になるだろうか。景気も悪い。雇用も厳しい。ほかにも言うことがいっぱいあるんじゃないのか」



2010年6月25日長崎新聞掲載

7209チバQ:2010/07/06(火) 00:10:02
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2010/sannin/kiji/066.shtml
離島を駆ける中盤戦 農相カードに組織で対抗



候補者の訴えに聞き入る有権者=対馬市内
 参院選は中盤に入り、長崎選挙区の各陣営は、離島での選挙戦を本格化させている。民主現職の犬塚直史候補(55)は、地元選出の山田正彦衆院議員の農相就任を追い風に支持拡大を狙い、自民新人の金子原二郎候補(66)は農協や漁協などによる従来の組織型選挙で対抗。各陣営は天候や日程をにらみながら候補者を投入しており、票の行方は梅雨空と同様、見通しがつかない。

 「一部の大型まき網ばかりを応援せず、中立公平な漁業政策を山田さんが大臣でいる間にやらなければならない」−。対馬市上対馬町の漁港で29日、犬塚候補は拳を振り上げ、聴衆にこう訴えた。対馬周辺海域では、大中型まき網漁業と一本釣りなどの零細漁業との間に深刻な対立がある。犬塚候補は「大臣の印籠(いんろう)」を持ち出し、この問題に切り込んだ。

 その2日前、同市厳原町であった金子候補の個人演説会。応援弁士の谷川弥一衆院議員(比例九州)は「この人は衆院議員と知事を合わせて“7期”した。今度当選し、自民党が政権をとったら真っ先に大臣になる」と持ち上げた。

 対馬など離島の多くが含まれる衆院長崎3区では、山田、谷川両氏が激しくしのぎを削ってきた。この中で犬塚陣営は、山田氏の農相就任をカードに政権与党の強みを生かし、一気に攻勢を掛けようとしている。

 五島市の民主党市議は、口蹄(こうてい)疫対応や戸別所得補償制度導入などを山田農相の“実績”に挙げ、「農家は以前より民主に動く」と期待を込めて語る。

 だが、県農政連五島支部や五島漁協は「知事時代の実績を重視」などの理由で金子候補を推薦。犬塚陣営のある幹部は「“農相効果”は実感できない。組織ではなく、個々に訴えるしかない」。新上五島町の民主党関係者も「地方では、住民の考えはなかなか変わらない」とため息をつく。

     ◇

 全県1区の参院選。県内の有権者の約1割は離島地区に住むが、日程の制約から、どの陣営も駆け足の訴えを余儀なくされている。

 犬塚、金子両候補は主要離島に絞って1日以内で回る。みんなの党新人の中嶋徳彦候補(35)の陣営は「荒天で本土に戻れないとスケジュールが狂う」と天気予報を見ながら渡航日を検討中。共産新人の渕瀬栄子候補(54)は29日に五島市入り。「ほかの離島は公示前に回った」という。

 平戸港から船で約50分の平戸市大島村で農業を営む岡村幸夫さん(61)は「候補者の姿が見えない」と嘆く。かつての国政選挙では候補者が来島し、住民との懇談会もあったという。「小さな島は国の支えがなければ、やっていけない。だからこそ候補者の顔を見て、声を聞いて投票したいが…」




2010年7月1日長崎新聞掲載

7210チバQ:2010/07/06(火) 00:12:55
大野と庄野でタックを組んで・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/saninsen10/saitama/CK2010070502100014.html
イメージ戦略 熱い集票合戦
2010年7月5日

ターバンを頭にまいて街頭演説を行う候補者=さいたま市で


 十一日の投開票まで、四日であと一週間となった参院選。埼玉選挙区(改選数三)では、各候補が、街頭で有権者のイメージアップを図ろうと、あの手この手の戦略を打ち出す。国際経験をアピールするため民族衣装を着る新人、街宣前に理容師に髪形をチェックしてもらう現職、梅雨空に名前入りの傘を広げる陣営も。終盤戦に向け、集票合戦は熱を帯びている。 (水越直哉)

 民主党新人の大野元裕氏(46)は、駅前や自転車遊説で、頭にアラブの民族衣装「ターバン」を着用する。書記官としてシリアなど中東に約十年間滞在した経歴があり、「外交に強い」(陣営幹部)と一目で知ってもらうのが狙いだ。

 国際派を強調するのは、新党改革の新人中川幸司氏(30)も同じ。街宣では、「謝謝大家(みなさんありがとう)」と、中国語で締める。留学経験がある中国の事情通としてのアピールだ。

 民主現職の島田智哉子氏(47)は駅前などで行う街宣の前に、洋画のテーマ曲を流す。勇ましい曲調で、通行人の好奇心を引き、足を止めてもらうのが目的。曲は島田氏が「私のイメージ」と選んだ「パイレーツ・オブ・カリビアン」。

 公明党の現職西田実仁氏(47)はテレビや写真映りにも気を配る。討論会があったり、山口那津男党代表が来県してカメラが並ぶ際には、理容師が髪をセットする“盤石の態勢”で臨んでいる。

 梅雨を意識した戦略を練るのは、社民党新人の日森文尋氏(61)。街宣で雨が降り始めると、運動員が「日」「森」の文字をテープで張った透明のビニール傘をさっと開き、名前の浸透を図る。

 自民党現職の関口昌一氏(57)は、街頭で配布する法定ビラの半分にあたる十五万枚を初めて名刺サイズにした。「ビラなら捨ててしまうが、名刺サイズならポケットに入り、持ち帰ってくれる」と陣営幹部。

 みんなの党新人の小林司氏(39)は、渡辺喜美代表を前面に出し、「第三極」としての存在感を売り込む。選挙カーや立て看板、ビラなどにすべて、代表の顔写真を入れる徹底ぶりだ。

 一方、共産党新人の伊藤岳氏(50)は「オーソドックスな運動をするのが、逆にアピール材料だ」と陣営幹部。街宣で政策を訴えることに、力を注いでいる。

7211チバQ:2010/07/06(火) 00:14:32
http://www.ibaraki-np.co.jp/series/san2010/page56.htm
公明、社民票どこへ 岡田、郡司氏に流れるか (2010/07/02)
2010/07/02 (金) 本紙朝刊 総合1 A版 1頁

■協力、連立解消で注目
候補者7人が2議席を争う参院選茨城選挙区で、独自候補を立てていない公明、社民票の行方に注目が集まっている。昨夏の衆院選で公明は約19万票、社民は5万票余の比例票を県内で獲得。混戦に拍車が掛かった場合、特に公明票がキャスチングボートを握る可能性がある。過去の経緯から公明票は自民現職の岡田広氏(63)、社民票は民主現職の郡司彰氏(60)に流れるとの観測があるが、連立時代の「自公協力」は公式上解消し、社民は政権離脱や普天間、消費増税などで民主との溝が生まれ、ともに固まって動くかは微妙だ。
「基本スタンスは非民主、非自民。ぐいっと舵(かじ)は切りにくい」。公明の支持母体の創価学会幹部は選挙区の対応についてこう述べ、「ただ10年の自公連立で培った協力関係は地域で生きている。少しずつ舵を切る」と語った。自民県連サイドから非公式に協力要請の打診を受けたという。
1月の公明県本部主催の集会に、自民の岡田氏ら全国会議員と12月に県議選を控えた県議17人が出席、良好関係を印象付けた。ただ別の学会関係者は「選挙協力と言っても公明が一方的に票を出すだけの地域があり、快く思っていない会員もいる」と話す。公明票はすそ野が広く、世代間ギャップもある。学会幹部は「みんな、共産は比例票のライバル。民主の政権担当能力は不安。必然と投票先は限られる」と、消極的選択で岡田氏に流れるとの見方を示した。
社民県連は選挙区対応について自主投票の方針だが、1998年参院選で初陣の郡司氏を「支持」した経緯があり、地方議員や労組など「コアな支持者は郡司氏支援に動いている」(県連関係者)。
しかし、普天間問題で福島瑞穂党首が閣僚を罷免され、反発した社民は政権を離脱。菅直人首相がアレルギーの強い消費増税を打ち出し、両党の溝は深まっている。
社民支持層の動向について県連関係者の見立ては「半分超が郡司氏、残りはまちまち」「消費増税反対の支持者は民主に入れない」などと分かれた。共同通信社の序盤世論調査でも社民支持層の約6割が選挙区の投票態度を留保した。
県連幹部は「選挙区で支持する候補がいないと、投票自体を棄権し、社民の比例票が目減りしないか心配」と悩ましげに話した。

7212チバQ:2010/07/06(火) 00:18:20
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/gifu/CK2010070302000229.html
民主回復、公明票重み 協力10年、自民期待
2010年7月3日

 公明党岐阜県本部は公示直前、参院選岐阜選挙区(改選数2)で自主投票を決めた。自公政権で培った信頼関係から、公明票は「9割が自民候補に流れる」(同県本部幹部)とみられ、自民には力強い助っ人。公明サイドには見返りの比例票を確実に出すよう、自民に厳しく注文する声も出ている。

 「基礎票のうち民主に流れるのを35%とした場合…」。自民県連がまとめたシミュレーション。A4十数枚にびっしり数字が並ぶ。自民の基礎票から民主に流れる割合を5%刻みで想定し、公明票をどれだけ獲得したら、自民候補が当選できるかを計算してある。

 作成時期は3月上旬で、松田岩夫参院議員が離党し、元秘書の民主候補を支援すると発表した直後。関係者に衝撃が走る中、県連は真っ先に公明との選挙協力を検討した。

 岐阜選挙区は民主2人、自民と共産、諸派の各1人で100万票前後を奪い合う。12万はあるとみられる公明票は勝敗に大きく影響する。民主の支持率が回復した今、自民にとって、その重みは増している。

 自民県連は確実な協力を求め、公明や支援団体の創価学会に何度もアプローチ。猫田孝幹事長は「自主投票でも信頼関係はできている」と自信を見せる。公明党県本部の岩花正樹代表も「自公協力は10年の歴史がある。野党になったから終わり、ではない」と語る。

 ただ、公明関係者には昨年衆院選の悪夢がよぎる。「比例は公明、選挙区は自民」というバーター協力のはずが、劣勢の自民は終盤に「比例も自民」と連呼。公明は見返りに2万票を期待したのに、実際に自民から流れたのは千数百票だったという。

 公明党県本部は今回の参院選でも自民県議らにバーター協力を要請。「しっかり票を出してくれた人は、来年の統一地方選で応援する」(幹部)。民主の攻勢が予想される統一選を持ち出し、したたかに協力を迫る。

 一方、民主は少しでも公明票を自民から引きはがしたいところ。「自主投票なら、自民との付き合いが末端まで徹底されるかどうかは疑問。付け込む余地はある」(民主党県連幹部)と、公明支持者にアピールを続けている。

7213チバQ:2010/07/06(火) 00:18:58
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/mie/CK2010070202000206.html
与党支援ももどかしさ 郵政研県本部
2010年7月2日

 先の通常国会で廃案になった郵政民営化の一部を見直す郵政改革法案。連立与党の民主党と国民新党は参院選後の臨時国会で速やかに成立させることで合意したが、県内370局の郵便局長やOBらでつくる政治団体・郵政政策研究会(郵政研)県本部は郵政改革が参院選の争点に浮上しないことにもどかしさを感じている。

 「昔ながらの便利な郵便局に戻るはず」。郵政研県本部の海野克本部長(津市・安濃郵便局長)は法案成立に期待する。参院選後の成立を確かなものにしようと、三重選挙区(改選数1)では民主候補を推薦し、与党支援に全力を挙げる。

 首相交代で支持率が回復した民主党が、早めに選挙を戦おうと郵政法案を先送りしたことに「国民新党との約束をほごにした」とのわだかまりはある。だが法案を通すには、参議院での与党の過半数獲得が不可欠だ。

 郵政法案は、民営化で分社化された持ち株会社と郵便局会社、郵便事業会社を統合するのが柱。現状では、同じ郵便局内でも窓口は郵便局会社、配達は郵便事業会社と経営する会社が異なる。例えば配達不在通知を持参した客が窓口に来たら、局の裏の集配施設に案内することになる。

 中勢地区のある郵便局長も、郵政研が支援する国民新党の比例候補への投票をお願いする際、「便利な郵便局に戻りますよ」と説明。「農村部に行くほど反応はよく、手応えを感じる」と話す。

 ただ、自民党の有力な支持母体だった郵政研の前身「大樹(だいじゅ)」がかつて持っていたような集票力は薄れている。民営化以降に交代した局長は政治に熱心でない人も多い。昨夏の衆院選で県内の国民新党の比例得票数は1万6000票余で、見込みの3万票を大きく下回った。

 支持を広げるには世論の後押しが必要だが、海野本部長は「郵政改革は参院選の争点にならないだろう」と残念がる。消費税などの話題に押され、郵政議論が置き去りにされることを案じている。

 (参院選三重取材班)

7214チバQ:2010/07/06(火) 00:20:57
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100705_04.htm
参院選・東北 公明票にやきもき 創価学会、存在感見せ場探る
 参院選(11日投票)の東北6選挙区で、候補を立てていない公明党の支持票が焦点となっている。前回(2007年)の比例代表で公明党は6県合わせて46万5000票を獲得。投票所に行った有権者10人に1人が「公明党」と書いた計算になる。この固い組織票が選挙区でどう動くのか。自民党を中心に各陣営が神経をとがらせている。

 「菅政権にレッドカードを突き付けよう」。6月28日夕、JR仙台駅近くでマイクを握った公明党の山口那津男代表は約1000人を前に声を張り上げた。20分間の演説は、民主党批判と比例代表候補への支持呼び掛けが中心だった。
 党宮城県本部の石橋信勝代表は「今回は比例代表一本。選挙区候補を応援する余裕はない」と率直に言う。

■党立て直し先決
 東北での得票目標は、前回を8万5000票上回る55万票。全国では1000万票を目指し、比例代表の改選8議席を死守する構えだ。
 岩手県本部の小野寺好代表は「野党に転落した以上、自民党のことより自分の党の立て直しが先決」と強調する。
 東北6選挙区への対応は青森、岩手、宮城、秋田、福島5県が現時点で「自主投票」か「態度保留」。山形が「自民支援」となる見込みだ。
 公明党は昨年9月まで10年間、自民党と連立政権を組み選挙協力を行ってきた。このため「自主投票とはいえ、自民党支援が自然な流れ」(公明党秋田県本部)との見方が強い。
 民主党と激しく競り合う自民党陣営は公明票の上積みに期待する。青森県連は「10年間の信頼関係がある。公明票の半分でも来てくれたらありがたい」と話し、福島県連も「自主投票でもあうんの呼吸がある」と言う。
 ただ自民党も多くの比例候補がいて、「比例は公明」と表立って言えない。公明党青森県本部は「比例票とのバーターなしに支援はできない」とし、福島県本部も「そもそも選挙協力が成り立たない」と言い切る。

■水面下で接触も
 唯一、自公協力が進む山形選挙区では自民党県連会長の加藤紘一元党幹事長が5月、協力を要請。自民党現職の個人演説会では公明党関係者が、比例候補への支援を呼び掛けている。
 ほかの選挙区では、党や陣営レベルで水面下の接触はあるとされるが、具体的な動きは顕在化していない。
 公明党の支持母体・創価学会の幹部は「自民党候補全員に深い思い入れがあるわけではない。公明票はいつでも、短期間で支援の対象を変えられる」と話す。
 後半戦に入った各選挙区の情勢を分析しながら、公明票の存在感が最も効果的に示せるタイミングを計っている側面もあるようだ。


2010年07月05日月曜日

7215チバQ:2010/07/06(火) 00:22:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/oita/20100705/20100705_0001.shtml
民・社「あうんの協力」 連合大分が仲介役 反自民の意識は共通
2010年07月05日 12:11  11日投開票の参院選大分選挙区(改選数1)で、民主と社民が、連合大分を仲介役にして微妙な距離を保ちながら協力関係を続けている。両党には、3年前の参院選で別々の候補を支援したしこりが残る。今回、社民は民主現職の足立信也氏を推薦していないが、社民支持の労組も加盟する連合大分が推薦。両党幹部は「言葉や文書ではない『あうんの呼吸』で協力している」と強調する。

 昨年の政権交代後、ともに与党となった両党だが、5月に普天間飛行場(沖縄県)の移設問題をめぐり、社民が連立離脱。連合大分に与党と野党を支援する労組が混在する状況になった。

 参院選で、連合大分が橋渡し役になる「大分方式」が機能したのは2004年、足立氏が自民候補に10万票差をつけて初当選した選挙だ。だが、07年は候補者を一本化できず、自民に議席を許した。

 民主陣営は今回、連合に過度に依存しない「より主体的な選挙」を目指し、大分市などでは衆院議員の後援会が活発に活動する。ただ、県内には地方議員がいない自治体もあり、連合大分の嶋崎龍生会長は「民主が頑張った上で、弱いところは連合が下支えする」と理解を示す。

 元県議の比例選挙に全力を傾ける社民党県連合。内田淳一代表は「候補者を立てないことが最大の協力」と繰り返す。民主県連の小嶋秀行幹事長が6月30日に社民党の会議で支援を要請した後も、内田氏は「推薦などの文書を出さない方がうまくいくこともある」と、党内の感情に配慮する。

 足立氏のほか、自民新人の小田原潔氏と共産新人の山下魁氏が立候補する大分選挙区。社民県連合幹部は「自民政権に戻してはならないという意識は共通。投票先は限られる」との見通しを示している。

=2010/07/04付 西日本新聞朝刊=

7216チバQ:2010/07/06(火) 00:23:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/oita/20100703/20100703_0001.shtml
自公 再接近 与党過半数割れ目指し選挙協力
2010年07月03日 14:48  11日投開票の参院選で、野党転落後に一定の距離を置いていた自民党と公明党が再び接近している。公示直前、与党を過半数割れに追い込む「大義」の下で選挙協力を進めることで一致。大分選挙区(改選数1)で自民新人の小田原潔氏、比例代表で公明新人への支援を呼び掛けている。

 1日夜、中津市で開かれた小田原氏の個人演説会では、自民党県連の岩屋毅会長が「迷走政治をストップする一点で公明党とタイアップした」とアピール。公明党県本部の竹中万寿夫代表も「ルビコンを渡っていただいた。(自民の)県連会長の心に感動した」と応じた。

 自民、公明両党は、連立与党時代には選挙協力を続けてきたが、公明が選挙区の候補を推薦しない方針を決めたため、参院選の対応では微妙な距離を保った。

 政党レベルでの協力関係が築けず、公明支援者が来年の県議選で自民県議を支持する代わりに、自民県議支援者が参院選比例代表で公明新人を推す連携を模索。ただ、自民、公明が県議選で競合する見通しの大分、別府市で協力が難しく、自民関係者に「小田原氏にメリットがあるのか」との不満もくすぶっていた。

 このため、自民党県連と公明党県本部の幹部が公示日前日の6月23日に会談。小田原氏と比例の公明新人の後援会同士が政策協定を結ぶ形での選挙協力がまとまった。自民は、大分選挙区で民主現職の足立信也氏、共産新人の山下魁氏と争う。県内で比例代表10万票の獲得を目指す公明との協力で、自公がそれぞれ票の上積みを狙う。大分、別府市でも、自民と公明の議員たちが協力して支援を求める動きが出ているという。


=2010/07/03付 西日本新聞朝刊=

7217チバQ:2010/07/06(火) 00:24:28
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/oita/20100702/20100702_0001.shtml
社民県連合、比例に全力 元県議立候補 辻元氏、無党派へ訴え
2010年07月02日 14:40  11日投開票の参院選で、社民党県連合が、同党比例代表の“地元候補”として立候補している元県議の当選に全力を挙げている。1日には同党の辻元清美・前国土交通副大臣が応援に訪れ、「大分の比例候補者を国会に」とアピールした。

 社民党が前回参院選比例代表で獲得した議席は2。当選には、党首も立候補している党内で、上位の得票が必要だ。そのため、同県連合は前回参院選での県内比例得票数約6万8千票を上回る「県内で候補者票10万票」を目標に掲げる。

 この数値をクリアするため、組織内候補と位置付ける自治労県本部がフル回転。自治労に加え、平和運動センター加盟の一部民間労組や党支部役員も参加する地区選対を県内16カ所に設置し、選挙区並みの態勢を組む。連合大分も、連合本部推薦の11人に加え、元県議を推薦候補にした。

 1日に来援した辻元氏は別府市で街頭演説。「地方切り捨ての政治を変えるため、挑戦している候補者を大分から国政に送ってほしい」と呼び掛けた。買い物客らも足を止める人気で、内田淳一・党県連合代表は「大分に社民の比例候補がいることを無党派層にも印象づけられた」と手応えを語る。

 候補者は昨秋の出馬表明後、県本部単位で社民党を支持する自治労の15本部を中心に、33都道府県を回ってきたが、公示後は3日間を除き、県内で活動する。元県議は「大分がよくなれば、全国がよくなるという思いで活動している」と力を込めている。


=2010/07/02付 西日本新聞朝刊=

7218神奈川一区民:2010/07/06(火) 17:31:41
支援貼り

959:作者読者。。。11◆E8S.pt7HnA :2010/07/06(火) 14:46:33 ID:7hBcs5kO [sage]
 期日前投票に行ってきました。前回の参議院補選のときとまたシステムが変わっていたのですね。
 ちょっと思ったのが、名前を記入する所に貼ってある候補者と政党名の一覧表。順番が、届け出順ではないのです。

金 中 松 木 千 小 甲 加 畑 山 (原文はひらがな記載の候補もあります、便宜上全部漢字にしました)
子 西 田 村 葉 泉 斐 藤 野 本

五 四 九 八 六 十 二 一 七 三 (届け出順)

7219山口新聞男:2010/07/06(火) 21:33:18
山陰は盛り上がってるな
山口は、毎日中盤情勢から計算すると15ポイントぐらい岸がリードしてるようだ・・・

7220地元のジイ:2010/07/06(火) 21:33:50
週刊文春最新号の宮川隆義氏の山口選挙区の予想では
△原田大二郎
▲岸信夫
http://www.zassi.net/mag_index.php?id=135
になってしまっていました。
おボッチャマは地元巡りをしているが効果は今一です。
挽回にはここはやはり夫婦そろっての土下座しかありません。
信夫おボッチャマ、智香子夫人お二人でぜひ土下座してくだされ。
ジイの頼みです。

7221チバQ:2010/07/06(火) 21:53:27
>>7153
>みんなの党新人の寺田典城候補(70)の陣営。公選法上はポスター7万枚の掲示が可能だが、「立て看板を設置するにも費用がかかり、スタッフ確保の問題もある」とし、印刷は2千枚にとどめた。
>たちあがれ日本新人の村岡敏英候補(49)の陣営は、ポスターなどを制限枚数いっぱい使用。

いくら知名度に差があるとはいえ、ポスターの枚数35倍って凄いな・・・

7222チバQ:2010/07/06(火) 22:38:15
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871007040001
候補者ルポ(上) 終盤へ 訴えスパート
2010年07月04日





昼食をとる民主党の徳永エリ氏=3日午後、札幌市西区、吉本美奈子撮影


有権者と政策を議論する幸福実現党の大林誠氏=先月30日、JR苫小牧駅前

■組織への浸透も図る
●徳永エリ氏


 「野菜やコメはどうできるのか。子どもたちが農家に行って勉強し、食べることを大事にする食農育を進めたい」


 先月30日夕。民主党の徳永エリ氏(48)は、伊達市の農協の駐車場で訴えていた。道路に立ち、聴衆と同じ目線。演説した約30分のほとんどを、食料自給率の低下や子どもたちの食の乱れといった「食」「農政」に費やした。


 テレビリポーターとして、そして母親として間近に見聞きしてきた経験があり、ぜひとも訴えたいテーマではある。一方で、「農協を強く意識した」(陣営幹部)という意味もあった。


 組織がない――。今年1月の立候補表明以来、「弱点」を抱えてきた。連合北海道が全面支援するもう1人の民主党の公認候補・藤川雅司氏(53)とは対照的だ。


 党北海道(道連)や陣営幹部はこの克服に向け、様々な団体の支持取り付けに奔走。連立パートナーの国民新党や新党大地から推薦を受け、これまで自民党候補を推薦してきたいくつかの業界団体の「支持」も得た。


 その一つが道内の農協の政治団体である北海道農政連。徳永氏は17日間の選挙期間中、多くの農協や農業地域を訪れる。自民票の取り込みを図るとともに、支持への御礼の意味もある。


 伊達市も野菜農家が多く、ブロッコリーなどの生産が盛んだ。徳永氏は「農政連の皆さんからご支持をいただき、大きな力になった。これで私は、農家の皆さんとご縁ができたんだなと受け止めた」と強調した。


 陣営は今なお、業界団体からの支持取り付けに走る。2日夕、幹部が札幌市医師連盟からの推薦状を事務所に持ち帰ってきた。


 「弱点」克服に向けた別の方策は、無党派層への浸透だ。中でも道都・札幌や周辺での運動を重視し、17日間の中で計5日間ある土日のすべてをあてる。


 3日も朝から市内各地の団地やスーパー前で演説した。前面に出したのは、主婦層や子育て世代を意識し、シングルマザーとして長男を育てた経験だ。


 「職場でも小さな子どもを抱えていると偏見がある。職場の理解、支援を政策として進めないといけない」


 社会保障問題も忘れず、後期高齢者医療制度や介護保険制度の見直しを掲げた。


 演説を聞いていた札幌市の主婦(63)は「子育てでも苦労しているようだし、庶民の声を国政に届けてほしい」。一方、同市の行政書士の女性(58)は「民主党もいろいろと言われている。しばらく様子を見たい」と冷静だった。


    ◇


■交通題材に「夢」訴え
●大林誠氏


 幸福実現党の大林誠氏(37)は、徳永氏が伊達市を訪れた先月30日、札幌・大通公園でマイクを握っていた。


 「北海道にフロンティアを。夢の未来をつくります」


 この日の主要テーマは「交通革命」。北海道新幹線や高速道路網の整備を中心に、「帯広―釧路間は特急列車が走るが、釧路から根室は各駅停車だ。ビジネスチャンスが失われている」と訴えた。


 参院選で同党は、消費税の税率引き上げ問題にも力点を置く。この日は石川悦男党首も訪れ、「景気が悪く、ものが売れないから失業者が出る。なのに消費税の税率を上げたら長期構造不況に陥る」と、引き上げ反対の姿勢をアピールした。


 大林氏の国政選挙への挑戦は2回目。昨年の衆院選・道10区(岩見沢、留萌など)では及ばなかった。


 「昨年の衆院選では『民主党にまず、やらせてみよう』となり、民主党が支持を集めた。だが、やらせたらだめだった。参院選は第3極(の政党)が浮上している」。札幌だけでなく、道北・道東も回り、有権者の反応は衆院選よりも良いと感じている。


   ◇


 参院選の投開票日まであと1週間。道選挙区(改選数2)で戦う新顔6候補の運動を追うとともに、終盤に差し掛かった選挙戦での訴えの内容や選挙戦術を見る(掲載は届け出順の組み合わせです)。

7223チバQ:2010/07/06(火) 22:39:00
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871007050001
候補者ルポ(中)「アピール力」で勝負
2010年07月05日





演説の前後に握手を交わす自民党の長谷川岳氏=和寒町


支持を訴えるみんなの党の中川賢一氏=札幌市

■農林漁業の振興 柱に
●長谷川岳氏


 日焼けで赤くやけどのようになった腕を振るいながら、自民党の長谷川岳氏(39)は4日午後、道北の和寒町で街頭演説した。


 「農業などの1次産業を強くすることが、北海道を強くすることにつながります」


 力を込めるテーマは「北海道の発展」だ。実現へのキーワードは「食料」「水資源」「エネルギー」。北海道の基幹産業と言える農林漁業の振興を目指すと訴えている。
 演説を聞いていた自営業の男性(74)は「若くて勢いがある」と期待感を示し、50代の主婦は「共感できる。若い世代でそうした訴えをする人が出てきたことは頼もしい」と感想を話した。


 参院選道選挙区の候補者について、自民党道連は2月、当選2回の現職中川義雄氏(72)=現・たちあがれ日本=の続投ではなく、長谷川氏の擁立を決めた。「新生自民党」をアピールでき、地盤とする札幌での得票が見込めるという判断からだった。


 だが、中川氏の支持者には1次産業の従事者が多い。その離反を食い止めるためにも、農林漁業振興は欠かせないテーマとなった。


 公示前の6月上旬までの約4カ月間、179ある道内の全市町村を回った。17日間の選挙期間中は、150市町村を再訪する日程を組んだ。


 「現場に出向く政治」を掲げ、「地域の人たちと一緒に、その地域の可能性を考えたい」という思いがある、と長谷川氏は語る。


 一方で、ほとんどの候補者が多くの時間を費やす札幌での選挙運動は3日間だけ。意味するところは、この日程そのものが選挙戦術だということだ。


 自民党道連の竹内英順幹事長は、YOSAKOIソーラン祭りの創始者として、長谷川氏の札幌での知名度は高いと見ている。同時に「自民党の政治で地方が疲弊したことが、惨敗につながった」と昨年の総選挙結果を分析した。


 そのうえで、民主党の小沢一郎前幹事長が得意とする「川上作戦」を実践していると説明する。上流の山間部で人心をつかめば、親類縁者などに口コミで評判が広がり、下流の都市部でも票を取れる、という戦術だ。


 また、長谷川氏は昨年まで国政選挙のたびに協力関係を結んできた公明党や支持母体・創価学会も頼みとする。同党の推薦は受けていないが、演説の最後では必ず、同党の比例区候補で元道議の横山信一氏(50)の名前をあげ、「2人で北海道の1次産業を支えます」とアピールする。


 政見放送でも公明党への支援を呼びかけており、配慮の姿勢は徹底している。


■「増税」批判で差別化
●中川賢一氏


 みんなの党の中川賢一氏(43)は4日、持てる時間のすべてを札幌市内での選挙運動にあてた。午前10時ごろは中央区の中島公園で街頭演説。ビールケースに乗り、渡辺喜美代表の「人形」を横に置いて、約15分間訴えた。


 「バラマキのつけで消費税増税。これでは経済が萎縮(いしゅく)する。まずは政治家や公務員が身を削るべきだ」。演説時間の半分程度は消費税問題。民主、自民両党の「増税路線」を強く批判した。


 先月24日の公示日の第一声では、消費税に触れた時間は1分もなかった。内容を変えた理由は、両党との相違点を明確に強調することと、無党派層への浸透を図ることだ。


 特定の組織からの支援はないうえ、党の支部も札幌にはなく、一部地域にとどまる。選挙運動は事実上、札幌や旭川、函館、帯広といった都市部に限定。車を止め、積み込んだビールケースを出し、その場で演説して支持を訴えるのが基本戦術だ。


 演説を聞いた70代の男性は「財政が悪化しても公務員は守られたまま。そこを変えると言っているのはみんなの党だ」と話していた。

7224チバQ:2010/07/06(火) 22:39:41
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871007060003
候補者ルポ(下)懸命に支持呼びかけ
2010年07月06日





選挙カーから手を振る民主党の藤川雅司氏=札幌市中央区


演説後、支持者らに手を振る共産党の畠山和也氏=札幌市豊平区

■「行政のプロ」を強調
●藤川雅司氏


 参院選の投開票日まであと1週間となった「ラストサンデー」の4日昼過ぎ。札幌・大通公園は、民主党の藤川雅司氏(53)を中心に、さながら労働組合の総決起集会の雰囲気に包まれていた。


 「大物」が次々にマイクを握る。連合の古賀伸明会長は「負けることは許されない。戦況は非常に厳しい」と引き締めた。道選挙区の現職参院議員でもある峰崎直樹財務副大臣は「労働界の推薦をもらった候補者は、必ず1議席確保している」と強調。上田文雄・札幌市長も「市民を代表する実力のある藤川さんに1票を」と呼びかけた。


 藤川氏は札幌市職員時代に自治労に入り、市議会議員も務めた。今回は連合北海道の「組織内候補」という位置づけで立候補した。


 だが北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件などの影響で、労働組合の動きが鈍化。改選2議席の独占を目指す民主党北海道(道連)は、投票先を決めていない支持者に対し、もう一人の候補徳永エリ氏(48)より、藤川氏への投票を促す「藤川シフト」を敷いた。


 それでも藤川氏の「生命線」が労組票にあることは否めない。1月の立候補表明後は、労働組合の支部を回り続けた。選挙期間中も、街頭演説の主舞台は組合員が多くいる各地の役場前。1日に10カ所以上の役場前で支持を訴える日もあった。


 「地域医療が崩壊している」「地方が切り捨てられてきた」と、地域を見てきた実感として小泉構造改革の「負の遺産」を批判してきた。4日の集会では「21年間札幌市職員として働き、7年間札幌市議を務め、市民が主役の街づくりのために活動してきた」と強調した。この経歴のアピールは、有権者が圧倒的に多い札幌市で、無党派層からの支持を多く集めようという狙いも込められている。


 例えば5日の札幌市内のスーパー前での演説。子育て支援の必要性を訴えるとともに、性風俗店への客引きなどを禁止する「ススキノ条例」制定に取り組んだ実績に触れた。買い物客に身近なテーマを取り上げつつ、「行政のプロ」としての実績や経験を強調している。


 聴いていた主婦(65)は「実績を生かし、即戦力として頑張ってほしい」とエールを送った。ただ、同市の警備員の男性(62)のように「訴えがピンとこない」と率直に語る有権者もいる。


 それでも残りの選挙期間、札幌を重点に置いた活動に取り組む予定だ。


   ◇


■消費増税反対を前面
●畠山和也氏


 「弱者いじめの消費税増税は絶対に認められません」


 札幌市豊平区の街頭で3日昼、共産党の畠山和也氏(38)はそう切り出した。


 10分弱の演説のほとんどは、消費税率引き上げへの反対論だ。「(税率10%で)4人世帯で年間16万円も負担が増える。ちょっとやそっとの痛みではありません」


 聞いていた同区の無職中村章一さん(71)は「削れる無駄が残っている。増税する政党には投票できないよ」と、訴えにうなずいた。


 畠山氏は前回2007年に続く立候補。今回は公示日から「消費税増税反対」を前面に打ち出す選挙戦を貫く。


 昨年の衆院選で党が掲げた「建設的野党」とは一線を画した。陣営幹部は「チラシを配っても反応はいい」と手応えを感じている。


 6候補の中で最も早く、昨年10月に立候補を表明、道内全域を回ってきた。「消費税を上げようという候補に議席を独占されたら、北海道のみんなが増税に賛成となってしまう。私を押し込んで下さい」と呼びかけている。


     ◇


 参院選の投開票日はあと5日後の11日。4、5日とあわせて3回、道選挙区で戦う新顔6候補の訴えの内容や選挙戦術を追ってきました。

7225チバQ:2010/07/06(火) 22:44:02
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100706007.html
地元ではお呼びでない“減税”市長 他地域では応援要請殺到
 独特の名古屋弁で人気を集める元民主党衆院議員の河村たかし名古屋市長。参院選でも応援要請が殺到しているが、市民税減税などをめぐり党市議団と対立しているため、地元の党愛知県連からは一切お呼びがない。

 各地の街頭では「消費税10%」に言及した菅直人首相に反発して「民主党内に減税勢力をつくらにゃいかん」と訴え、奇妙な「ねじれ」応援を展開している。

 「関係が良ければ、のどから手が出るほど応援がほしい…」。愛知選挙区(改選数3)は民主党が2人当選を目指す激戦区。党県連幹部は市民人気の高い河村市長を呼べないことに複雑な思いをのぞかせる。

 持論の市民税減税の恒久化を押し通そうとする河村市長と、難色を示す民主党など各党市議団との対立はもはや決定的。市長は民主党市議に対しても、次期市議選では自らの政治団体「減税日本」の対抗馬をぶつけると公言。県連幹部は「こんな仕打ちを受けては、口が裂けても応援は頼めない」と憤る。

 河村市長は5日、大阪府東大阪市で民主党新人の応援に立ち「民主党は減税政党になるべきだ」と断言。「増税するなら首相は誰でもできる。良いサービスをより安く提供するのが政治だ」と炎天下で熱弁をふるうと、聴衆の女性が握手を求め「頑張って」と激励した。

 河村市長は13道府県の民主党候補の応援に駆け付ける予定。

[ 2010年07月06日 07:43 ]

7226チバQ:2010/07/06(火) 22:51:21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201007060353.html
【速報】用紙誤配で投票箱解錠 下関選管、職員の告発検討 '10/7/6

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 下関市選管は6日、参院選の期日前投票所で、山口選挙区の投票をする有権者に、誤って比例代表の投票用紙を渡し、やり直してもらうため投票箱の鍵を開ける不適切行為があった、と発表した。公選法は投票箱を開票時まで開けることを禁じている。同市選管は「考えられない行為」とし、関係職員の告発も検討するという。

 市選管によると、ミスは市長府支所で、同支所での期日前投票の初日の5日に発生した。午前8時35分ごろ訪れた最初の有権者が選挙区の投票を終えた直後、比例代表の投票用紙を渡していたことに担当者が気付いた。投票管理者である同支所長補佐の判断で投票箱を開けて回収。正しい投票用紙でやり直してもらったという。

7227チバQ:2010/07/06(火) 22:52:43
http://www.sanyo.oni.co.jp/senkyo/10_sanin/news/2010/07/06/20100706101845.html
岡山県関係3候補 比例票争い激化
 11日の投票に向けて舌戦が続く参院選で、比例代表に立つ岡山県関係候補3人が、他党も巻き込んで激しい戦いを演じている。それぞれの立場から自民支持層へのアプローチを強めており、岡山選挙区(改選数1)の自民陣営では「呉越同舟」の場面も。参院比例は個人得票を積み上げなければ議席に届かない非拘束名簿式のため、党内での身内同士の得票争いもし烈だ。

 3日夜、岡山県美咲町で開かれた岡山選挙区の自民新人候補の個人演説会。同候補を推薦しているたちあがれ日本の平沼赳夫代表(衆院岡山3区)の後援会幹事長に加え、公明の地元町議が駆けつけた。

 壇上であいさつした後援会幹事長は「それぞれの人間関係があるが、お許しいただけるなら片山氏に特段の配慮をいただきたい」。

 一方、公明町議は「与党として(自民と)10年間一緒に頑張ってきた。選挙区は自民新人、比例は谷合氏を」。それぞれの比例候補を売り込んだ。

 相次ぐ新党結成で激戦となっている比例票争い。たちあがれ日本元職の片山虎之助氏(74)、公明現職の谷合正明氏(37)、新党改革新人の萩原誠司氏(54)はいずれも岡山市在住。岡山県での“地元票”は党全体のすう勢にも影響するとみて、支持拡大に懸命だ。

反応は複雑

 片山、萩原両氏は元自民党国会議員、谷合氏も与党時代は自民の連立パートナー。それぞれが築いてきた関係を頼りに、選挙区で自民候補の支援をちらつかせながら、自民支持層の比例票に狙いを定める。

 対する自民の反応は複雑だ。選挙区での支援は願ってもないものの、民主に対抗するには自らの比例票上積みも欠かせないからだ。党内には、かつての公明との「バーター」が支持基盤を弱体化させたとの指摘もある。

 今回も県看護連盟をはじめ自民の比例に組織内候補を抱える支持団体は、他党との協力に強く反発。片山氏の遊説に同行して支援を求める県議もいるが、県連幹部は「なかなか対応は難しい」という。

党内にライバル

 「党内には知名度の高い比例候補が多い。他党との戦いもさることながら、党内のライバルを上回らなければ…」

 先月28日、岡山市内の街頭演説会場。舛添要一代表とマイクを握る萩原氏をわき目に、運動員が話した。

 非拘束名簿式の参院比例では、党が議席を確保できても個人名の得票が少なければ当選できない。逆に個人票を稼いでも、党の総得票が足りなければ議席には届かない。

 当選の仕組みが分かりにくい上、衆院の比例とも異なる。このため導入から3回の選挙を経ても各陣営は有権者への制度周知に躍起。「2枚目の投票用紙には○○○○(個人名)とお書きください」などと記した政策ビラやポスター、選挙はがきで呼び掛ける。

 党への支持に加え、候補者個人の集票力も問われる比例の戦い。選挙区に劣らず、得票争いは激しさを増している。

ズーム

 非拘束名簿式 各党の比例名簿には順位をつけない。参院選で2001年から導入された。有権者は政党名、候補者名のどちらでも投票でき、党名票と候補者名票の合計が政党の総得票となる。総得票をもとにしたドント方式の配分で各党の議席数が決まり、各党ごとの当選者は候補者名票が多い順となる。

(2010年7月6日掲載)

7228チバQ:2010/07/06(火) 22:53:32
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001007060004
「友党」へ気遣い色濃く
2010年07月06日

 11日投開票の参院選石川選挙区(改選数1)で、民主・自民両候補の陣営が選挙協力をする「友党」に配慮する場面が目立っている。昨年夏の衆院選時のような「蜜月関係」とはいえない状況も見え隠れするが、両党とも演説会の弁士に招いたり、比例区での友党への投票を呼びかけたりと、気遣いの選挙戦が展開されている。


◆民主◆「比例区は国民新・社民も」◆


 「かほく市の集会で、どの弁士からも『国民新党』という言葉がひと言も出なかった。3区で勝つには国民新党、社民党と力を合わせなければならないのに」


 七尾市で先月26日に開かれた民主新顔、西原啓氏(51)の3区選対会議で、出席者の1人は残念がった。同日開かれた街頭集会で、樽床伸二国会対策委員長や近藤和也衆院議員らの演説に配慮が足らなかったという批判だった。


 近藤氏はその場で頭を下げ、翌27日の内灘町の街頭集会では「比例区は、郵便局を大切だと思われる方は(国民新党の)長谷川憲正さん、平和が大事だと思われる方は社民党に」と呼びかけた。


 前回2007年の参院選石川選挙区を制した民主党は、3区では自民党候補に約4万2千票の大差をつけられた。その2年後の衆院選で近藤氏が初議席を得られたのは、組織力のある社民党と、約100の郵便局を基盤とする国民新党の強い支援と結束があったからだ。両党の動きは今回も大きなかぎを握る。


 ただ、連立離脱の影響で社民党県連と西原氏が「選挙協力」の確認書を交わしたのは公示の2日前。「出遅れ」を指摘する声は社民党内にもあるが、羽咋市議の浅野俊二・県連副代表は「勝負はこれからだ」と話す。


 労組票が多い羽咋市は、07年参院選でも自民・民主の票差は509票と接戦だった。地元の稲村建男県議(自民)は「ここの社民党は昔から強い。彼らが動き出したら……残り1週間(が勝負)だろう」と警戒感を見せた。


         ◇          ◇



◆自民◆「公明と一緒に戦い抜く」◆


 「『別れても好きな人』という言葉がある。何としても共に勝利をしたい」。3日に白山市で開かれた自民現職、岡田直樹氏(48)の決起集会で、来賓として招かれた庄源一・公明党県本部代表が連帯のあいさつをした。


 公明党は政権交代後、党本部レベルでは自民党への推薦、支持を見送る方針にかじを切った。福村章・自民党県連幹事長は6月初め、岡田氏の推薦を公明県本部に要請。庄源代表は回答は保留したものの、「これまでの信頼関係がある。前向きに受け止めたい」と応じた。


 結局、推薦は出なかったが、福村幹事長は「実質的な応援があればそれでいい。自公連携はお互いにメリットがあるはず」と期待を示す。


 自民党は公明党に手厚い配慮を見せる。3日の決起集会で、森喜朗元首相は「本部は自主投票。厳しい公明党の立場もある」と対応に理解を示し、「公明党のみなさんと合い結びあえるよう、しっかりやることが選挙の目的」と述べた。


 岡田氏の個人演説会や決起集会では、公明党比例区候補、荒木清寛氏のポスターが並ぶ。岡田氏はほとんどの会場で「荒木候補と一緒に戦い抜く」と連携を強調する。


         ◇          ◇


◆共産◆「政治への信念ない」◆


 一方、共産新顔、近松美喜子氏(56)は党単独での戦いを続ける。秋元邦宏・共産党県委員長は民主、自民それぞれの選挙協力を「政策の一致もないまま、票のためだけの選挙協力だ。政治への信念がない」と冷ややかに見る。

7229チバQ:2010/07/06(火) 22:54:46
http://www.kyoto-np.co.jp/country/article/20100706000021
個人名売り込み懸命
京滋地盤の比例候補印刷用画面を開く

街頭で支持を訴える比例代表候補者。選挙区の候補者なみに名前の売り込みに全力を挙げる(京都市内) 11日投開票の参院選で、京都、滋賀を地盤とする比例代表候補者が地元での支持拡大に躍起になっている。参院選比例代表は本人の得票が当落を左右する「非拘束名簿式」のため、候補者らは個人名の売り込みに懸命だ。一方、比例票の上積みを最大の目的とする候補者もいて、各陣営がそれぞれに戦略を描いて火花を散らしている。

 元衆院議員で京都に事務所を構えるみんなの党の新人候補は、自身の選挙区だった衆院京都3区と6区を中心に名前の売り込みに全力を挙げる。4日には出身地・伏見区の伏見大手筋商店街を練り歩き、「比例区」「個人名」と書いたプラカードを掲げて「比例投票用紙に政党名は要りません。個人名を書いて」と訴えた。すでに個人後援会や全国の医師仲間を通じて約15万枚の選挙はがきを送付。選挙終盤には決起集会も開く予定だ。

 滋賀県議だった同党の新人候補も滋賀県内での選挙運動がほとんどで、期間中に県外で街頭活動をするのは京都と大阪で1日だけ。大票田の県南部を重点的に回り、特に地元の大津市で票の掘り起こしを図りたい考えだ。ただ「比例代表の仕組みを説明しなければならず、どこまで票につなげられるか」(候補者)と不安も漏らす。

 一方、共産党は昨夏の衆院選京都6区の候補者を今回の比例代表に擁立したが、個人名ではなく政党名での投票を呼び掛けている。「比例では1次公認の5候補の当選が最優先」(選対事務局)のためで、2次公認の同候補は政党票の上積みを目指し、府内全域を走り回って党名をアピールする。京都選挙区の新人候補を援護する狙いもあり、夜は合同で演説会を開くなど二人三脚で支持拡大に力を注ぐ。

 公明党は、府内では前回参院選で京都に選挙事務所を開設した現職候補の再選に全力を挙げる。目標は府内18万票だが、近年は15万前後で横ばい状態が続く。保守支持層の協力を得るのが課題で、先月下旬には保守系地方議員との協力が進んでいる亀岡市内で政談演説会を開いた。首長や保守系府議らも顔を見せ、府本幹部は「信頼関係がある地域で票を積み上げたい」と連携に期待をかける。

 民主、自民、社民、幸福実現などの各党も京都、滋賀で比例票の上積みに力を入れている。

【 2010年07月06日 09時19分 】

7230チバQ:2010/07/06(火) 22:55:36
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/news/20100706000000000011.htm
比例議席獲得へ 県内票奪い合い
2010/07/06
 参院選は11日の投開票まで1週間を切り、各党は静岡選挙区(改選数2)でし烈な争いを繰り広げる一方、比例代表の議席獲得を目指してラストスパートをかけている。民主党は静岡選挙区からのくら替え、自民党は昨夏の衆院選で落選し再起を期す候補者を抱える。他党からも県内出身者や本県ゆかりの候補が立ち、県内票の獲得にしのぎを削る。
 昨秋の参院静岡選挙区補選で初当選した現職で医師の土田博和氏(60)が比例代表に回った民主党。もう1人の民主現職とすみ分けただけに党県連幹部は「現職を落とすわけにはいかない」と必死。日本医師会の支援は得られていないが、医師の人脈を生かし親交の深い医療・社会福祉法人などを足がかりに全国集票を目指す。地元県東部で中学・高校時代の同級生を中心に支援を受け、地元企業の協力会も結成した。
 ただ、産業別組織の比例候補を抱える連合静岡の支援はなし。著名人がひしめく党比例候補の中で埋没することや選挙区激戦のあおりで存在感が薄らぐのも懸念材料だ。
 自民党は衆院選静岡7区で敗れた片山さつき候補(51)が国政復帰を目指す。県内の選挙戦は県議らの「支援する議員の会」が中心。経済、財政通の経歴と実績を生かし中小企業や経済団体への食い込みに注力する。「県内で1人でも多くの人に名前を書いてもらうよう活動している」と同会会長の前沢侑県議。
 ただ、自民党の比例代表では日本医師会や日本看護協会、JA関係などの現職や新人も相次いで本県入りし、業界団体票を固めているため、県内だけで大量得票が獲得できるかどうかは未知数。別の県議は「手応えはよく分からないというのが本音」と漏らす。
 公明党は比例現職の当選を目指す。大口善徳党県本部代表は「県内27万票を目指し突き進む」と支援組織をフル回転。共産党県委員会は東海地区に重点も置く新人候補の支援に注力し、「消費税増税断固反対」の大合唱で支持拡大を狙う。社民党県連合は普天間飛行場移設問題で国外移設を目指す社民党の姿勢に共感する他党の支持層にも投票を訴える戦略だ。
 みんなの党は静岡選挙区の新人と抱き合わせた活動を展開。県内入りする比例候補者が選挙区候補者と街頭を回る。たちあがれ日本からは元県総務部長で元総務相の片山虎之助氏(74)が立候補。石川嘉延前知事らの支援を受け県内でも遊説した。政治団体日本創新党からは焼津市の経営コンサルタント杉井保之氏(51)が初の議席獲得を狙う。

7231チバQ:2010/07/06(火) 22:57:14
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/100706/myg1007060217000-n1.htm
【参院選】東北6県の知事、対応に温度差
2010.7.6 02:15
 参院選は投開票(11日)まで1週間を切った。東北6県では選挙区に29人が立候補、比例区には15人の各県出身の候補が立ち激戦を展開している。この時期、とかく取りざたされるのが“県の顔”ともいえる知事の対応だ。与党、野党との距離をどうとるか−。知事の政治的立場やそれぞれの「出自」にもかかわっているだけに、一挙一動に注目が集まる。(参院選取材班)

 【鮮明】

 ≪岩手≫

 民主党籍を持つ達増拓也知事は、公示日の6月24日、民主現職の第一声でマイクを握り、「岩手から日本を変えるために圧倒的票数で大勝利を」と訴えるなど、民主党への支援を鮮明に打ち出している。

 公示前の記者会見では、特定政党を応援する根拠として「行政で不平等はいけないが、政務、政治活動は自由であるべき」と“正当性”を強調した。

 達増県政は「民主王国」といわれる県連と表裏一体の関係。選挙区候補と比例代表に立候補している現職の県連会長の再選は、知事にとっても至上命題だ。

 このため、達増知事は先月4日、盛岡市で県連が行った総決起大会でも、本会議のため到着が遅れた国会議員の代わりに、入り口で参加者たちを出迎えるなど“民主党の顔”の役割を演じている。

 ≪青森≫

 三村申吾知事は、公示日の先月24日に自民候補の事務所を訪れ、陣営関係者を激励したのに続き、同27日には街頭で応援演説に立つなど、同党支持を鮮明にしている。

 3年前の参院選でも今回と同じ同党候補を支持した三村知事。「個人的に長い付き合いがある。義を持って、友情を持って街頭に立った」と説明している。

 自身は来年、知事選を控え、現段階で態度は明確にしていないものの、3選出馬は既定路線。県政与党でしかも国政選挙で自民支持を鮮明にしたことについて、対抗馬擁立を模索する民主党関係者は「政権与党とどのように向き合うのかが問われる。当然、知事選にかかわってくる」と対抗心をあらわにしている。

 ≪山形≫

 吉村美栄子知事は、初当選した昨年1月の知事選で民主党や連合山形、社民党などの支援を受けたが、今回の参院選では自民党現職の岸宏一氏(70)を応援している。

 知事選で岸氏は、自民党県連が前知事陣営に加勢する中、前知事と市町村長との関係悪化などを理由に吉村支援に回り、当選に一役買った。

 今回、板挟みになった形の吉村知事はぎりぎりまで「熟慮中」としていたが、7月に入って「今感謝の気持ちを伝えなければ一生後悔する」として、岸氏支援を表明。出身地である西村山郡で開かれた岸氏の個人演説会で応援弁士を務めるなどして、支持を訴えた。

 吉村知事は昨年の衆院選の際、同じ理由から山形1区で民主党の鹿野道彦衆院議員を応援した経緯があり、岸氏と激しく争っている民主党新人の梅津庸成氏(43)の陣営からは、知事の岸氏支援に反発も出ている。

 【中立】

 ≪宮城≫

 村井嘉浩知事は自民党県議出身だが、現在は党籍はない。昨年の衆院選では自民党候補を全面的に支援したが、政権交代以降は中立的な立場を貫いてきた。

 今回の参院選でも自民が公募で選んだ新人候補擁立を決めた直後、「特定政党を応援しない」と明言。だが、ここにきてある候補がビラに村井知事とのツーショット写真を載せていることが話題になった。

 これについて、村井知事は5日の定例会見で「昔撮った写真については、どなたが、どのような形で使っても、異を唱えないことにしている。やむを得ないことだろうと思う」と語ったが、選挙関係者の中には「村井知事には意中の候補がいるはず」との見方もある。

 改選数2に8人が出馬し、大混戦となっている宮城選挙区。知事の“本心”にも関心が集まっている。

 ≪秋田≫

 佐竹敬久知事は、5月22日に秋田市内で開かれた自民党の「政経文化セミナー」に出席したり、同30日に開かれた鈴木陽悦候補(民主)の事務所開きに代理出席している。

 しかし、同24日の定例会見で参院選へのスタンスを問われると、「政党や連合などの会合には出席するが、言わば内輪の会。不特定多数の人に支持を訴えたり、自分の後援会に特定の候補者を支持するようにお願いすることはない。ましてこれまで、公示(告示)になってから、候補者の集会に出たことはない」と、特定の政党や候補者を支持する考えのないことを強調した。

 ≪福島≫

 佐藤雄平知事は民主現職の参院議員から転身したが、知事就任以来、「県民党」を標榜(ひょうぼう)しており、各政党と比較的等距離の姿勢を貫いている。今回の参院選でも、特定の候補者を応援するような行動、発言はしていない。

7232チバQ:2010/07/06(火) 22:58:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100706/elc1007060001000-n1.htm
【参院選2010】民主、最強の集票マシン、連合がフル稼働 業界団体の民主への寝返りで発奮!
2010.7.6 00:00

 参院選比例代表の終盤情勢で、民主党が堅調を保っているもう一つの背景に、日本労働組合総連合会(連合)の存在がある。下野した自民党から各業界団体が離れつつあるのと対照的に、連合は集票マシンとしてますます力を蓄えつつある。「集票力」は「発言力」となる。民主党の連合依存は今後もさらに強まる公算が大きい。

 連合傘下の産業別労働組合(産別)はそれぞれの組織内候補として11人の候補を比例代表に擁立した。関係者は「取りこぼしがあるとすれば1人。10人は堅い」と自信を見せる。

 古賀伸明会長ら連合幹部は4日夜、民主党の枝野幸男幹事長や仙谷由人官房長官と都内で極秘に会談し、参院選の情勢分析を行った。終盤戦で民主党が盛り返すには連合の協力が不可欠だからだ。

 連合は平成19年の前回参院選では、比例代表に7人の組織内候補を立て約183万票をたたき出した。16年の参院選は約173万票、13年は約170万票でジワジワと集票力を増している。衆院も連合の支援なしでは選挙を戦えない議員が少なくない。

 だが、今回は、政権与党の支持団体として初めての選挙となる。政権批判で集票してきたこれまでの手法は通用しなくなった。

 加えてライバルも出現した。かつて自民党を支持してきた日本歯科医師会や全日本トラック協会などが民主支持に転向。しかも小沢一郎前幹事長は、選挙協力の度合いで予算配分に差をつける「業績連動型」の協力関係を構築した。業界団体と労組が集票力を競い合う時代が到来したのだ。

 故田中角栄元首相が編み出した集票マシンによる「票田開拓術」は民主党が受け継いだ。だが、集票マシンへの過度な依存により自民党は凋落した。民主党が同じ道を歩む可能性は否定できない。(比護義則)

7233チバQ:2010/07/06(火) 22:59:11
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100706/stt1007060000000-n1.htm
【参院選2010】 民主、なお「比例堅調」。その理由は? 小沢戦略に効果 無党派になお淡い期待 (1/2ページ)
2010.7.6 00:00
 産経新聞の参院選終盤情勢調査で、民主党は一時の勢いが衰え、選挙区で自民党と接戦を演じながらも、比例代表はなお堅調で自民党を大きく突き放していることが分かった。民主党への期待がなお大きい証拠なのか。それとも小沢一郎前幹事長が推し進めた選挙戦術が奏功したのか。

 「よく頑張っているのは見ている。一生懸命やれば可能性はある」

 小沢氏は5日、静岡県浜松市入りし、参院静岡選挙区(改選数2)に立候補した新人候補の事務所を突然訪問した。候補は不在だったが、小沢氏は事務所スタッフや支援者をにこやかに激励した。

 この候補は小沢氏が幹事長当時、静岡県連の反対を押し切って2人目の候補として擁立し、同県連は冷戦状態となった。小沢氏が無役となってもこの候補に肩入れするのは「自分の選挙方針は間違っていない」という意地なのだろう。

 小沢氏が2〜5人の複数区に2人の候補者擁立を進めたのは理由がある。共倒れの懸念もあるが、うまくいけば自民党を壊滅状態に追い込むことができる。2候補で選挙戦を競い合うことで比例代表の票の掘り起こしにつながるとの読みもあった。

 鳩山由紀夫前首相の退陣に伴い、小沢氏の選挙戦術も党内から批判を浴びた。ただ、今回の情勢分析では民主党は選挙区で苦戦しているとはいえ、懸念された複数区の共倒れはさほど見られず、比例代表もなお優勢を保つ。小沢戦術は一定の効果があったといえる。

 一方、産経新聞とフジニュースネットワーク(FNN)の世論調査では、「支持する政党はない」と答えた無党派層のうち、参院選比例代表の投票先で民主党を選んだ人が最も多く19・2%を占めた。「投票するつもりがない」は12・2%。自民党11・2%▽みんなの党8%▽公明党3・2%▽共産党、新党改革各2・6%。無党派層の民主党への期待がいまも強いことがうかがえる。

 だが、「民主党への支持は『ほかに選択肢がない』という消極的な支持になりつつある」との指摘もある。菅直人首相は終盤に入り、「参院選の争点は『安定か混乱か』だ」と安定政権の必要性を訴える作戦をとり始めた。かつての自民党を彷彿(ほうふつ)させるような言い分で、無党派層の支持をつなぎ留めることができるのだろうか。(榊原智)

7234チバQ:2010/07/06(火) 23:04:54
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003172037.shtml
1番人気は神戸大丸前 場所取りも熱帯びる参院選 

大勢の買い物客らが行き交う大丸神戸店前。選挙期間中は“街頭演説銀座”に=神戸市中央区(撮影・吉田敦史)

 参院選の投開票日まであと5日。改選2議席を7人が争う兵庫選挙区の戦いもラストスパートに入った。中でも繁華街や主要駅などでの街頭演説は有権者に政策を直接語りかけ、名前や顔を覚えてもらえるまたとない機会。大勢にアピールするため、場所選びは重要だ。人気スポットでは最終盤まで候補者や党幹部らが支持を訴え、場所取りも一段と激しさを増しそうだ。(岡西篤志)

 各陣営が報道機関に提供している候補者の予定表によると、5日までで最も人気があった場所は神戸・元町の大丸神戸店前。党首クラスの応援も含め、計17回の演説があった。投開票日前最後の日曜日となった4日も、4人の候補者が相次いで党首らと演説した。

 大丸神戸店前は駅や商店街入り口に近く人通りが絶えず、スクランブル交差点は買い物客らが足を止める最適な場所だ。2001年7月の参院選では、当時の小泉純一郎首相が1万5千人(自民党県連発表)の聴衆を集め、車道までぎっしり埋め尽くされた。

 同店前を選ぶ理由について、ある候補者の秘書は「若者が多い三宮に比べ、元町を訪れる人は年齢層が比較的高く、訴えを聞いてもらいやすい」。近くの店で働く60代女性は「一日中、大声が響くのは困るが、その時々の政党や候補者の人気がよく分かる」と話す。

 少し前まで、“1番人気”は三宮センター街の東側だった。しかし、入り口付近は往来が激しく通行を妨げる懸念や、交通規制もあり、その座を譲った格好だ。

 ほかに、通勤時間帯に演説が集中するのが県西部のターミナル・姫路駅前。参院選ではJR神戸線と山陽電鉄が乗り入れる垂水駅前も神戸市内の人気スポットの一つに挙がる。西日本最大級の商業施設「阪急西宮ガーデンズ」がある阪急西宮北口駅周辺も、家族連れらを意識した新スポットとして注目を集めている。

 これらの場所では争奪戦が繰り広げられ、ニアミスも起こりがちだ。「最後のお願い」を一人でも多くの有権者に届けようと、各陣営は最適のスポットを求め、連日夜遅くまで作戦を練る。

(2010/07/06 16:45)

7235チバQ:2010/07/06(火) 23:07:08
珍しい切り口の記事
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/news/20100706000000000068.htm
県内候補者 食事対策に四苦八苦
2010/07/06
 「食べるものではなく、食べることが大切」―。遊説に乗り込んだ車内で、市販の総菜パンを慌ただしく口に放りこんだ。11日投票の参院選静岡選挙区のある候補者の昼食風景。夏場の長期戦を戦い抜く“活力源”として食事の重要性は言うまでもないが、内容まで気が回らないのが各陣営の実情のようだ。
 この候補者のある日の昼食は移動中のおにぎりと総菜パンが一つずつ。栄養バランスが取れているとは言い難い。朝から晩まで駆け回る候補者の体調管理を意識しつつも、「食事に時間とお金はかけない。資金の限られた陣営にとって経費節約は重要」と陣営幹部は割り切る。
 県内全域が選挙区となる参院選では、各候補者は分刻みのスケジュールを強いられる。別の陣営関係者は「せめて温かい食事をさせてやりたいが…」と配慮を見せるが、「弁当で十分」「のどだけはやられないようにあめを常備し、栄養ドリンクで(食事を)補完」など日程をこなすことを優先する声が強い。
 一方で、決められた予算と日程の範囲内でスタッフが入念に計画した陣営も。「“安く、ボリュームがある”店をリストアップした。東部・伊豆を回るときは新鮮な刺身を食べさせてやりたい」と、ある陣営の県東部に常駐する男性スタッフ。「候補者が気さくに店員や客に話しかけ、交流を深めることもある」と食事時間も選挙運動の場ととらえる陣営もある。
 選挙戦も終盤に入り、疲労の蓄積は隠せないが、ある候補者は「最後まで声を出し切れるかどうかは体調よりも気力次第」と語気を強めた。

7236チバQ:2010/07/06(火) 23:09:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/182741
【攻防―2010参院選】郵政関係者“菅のまたくぐり” 耐え忍び民主支援 改革法成立を最重視 連立組み替え論には不快感
2010年7月6日 15:42 カテゴリー:政治
 今回の参院選では、国民新党を支持する郵政関係団体が「我慢」の選挙戦を強いられている。郵政民営化を見直す郵政改革法案を先の国会で廃案にした民主党には不信感があり、菅直人首相ら民主党幹部が言及する参院選後の連立政権組み替え論も不快でならない。それでも、同法案の成立は民主党との連立維持が大前提。郵政関係者は各地で悩みながらも民主候補を支援している。

 「われわれは『韓信のまたくぐり』ならぬ、菅(首相)のまたくぐりをやっているんです。改革は道半ば。恥を忍んで連立を組んでいるんだ」

 福岡市で6月28日にあった国民新党の演説会。亀井静香代表は、中国・漢の名将韓信が争いを避けるため、屈辱に耐えて他人のまたをくぐったという故事に例え、連立与党であり続ける意義を強調した。会場には大勢の特定郵便局長がいた。

 菅内閣になり支持率が急回復した民主党は、通常国会を延長せず参院選へ突入。それに伴い郵政改革法案は廃案となり、反発した亀井氏が大臣(郵政改革・金融担当)を辞任した経緯がある。

 亀井氏の演説を聴いた福岡市内の特定郵便局長は言う。「私も亀井さんと一緒。廃案には絶望感すらあった。民主党に不満を抱く仲間は多い」

 投票日まで1週間を切った参院選。特定郵便局長などでつくる政治団体「郵政政策研究会」の九州地方本部は、国民新党の現職が立候補している福岡を除く選挙区で民主党候補を推薦した。

 「約束をほごにされたのは悔しいが、文句を言うよりも目的を果たすことが最優先」と青木征(ゆく)雄(お)専務理事。九州地方本部の会員は特定郵便局長だけで約2300人。局長OBや家族も含めると約5千人。国民新党の自見庄三郎郵政改革・金融担当相の地元でもあり、九州全体で10万票を出して「郵政票」の存在感を発揮したいところだ。

 ただ「また裏切られるかもしれない」(九州北部の特定郵便局長)との不安は残る。選挙戦では首相に加え民主党の枝野幸男幹事長からも、他党との連携をほのめかす発言があった。参院で与党が過半数割れした場合、新たな連立が検討される可能性は否定できない。

 この九州北部の局長は連日、民主候補へ投票を呼び掛ける電話をかけ続けている。「民主党が負けては困る。今は信じるよりほかない」。多くの郵政関係者の胸中を代弁するようにつぶやいた。


=2010/07/06付 西日本新聞朝刊=

7237チバQ:2010/07/06(火) 23:11:11
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20100706ddlk01010189000c.html
参院選’10北海道:候補の遊説、「全域踏破」や「都市集中」 /北海道
 ◇広い選挙区、分かれる戦略
 参院選道選挙区(改選数2)は、179市町村を抱え、日本の総面積の約2割を占める広大な選挙区。各候補者は、道内を12地域に分ける衆院選小選挙区より格段にきつい遊説日程を強いられる。運動期間中に約9割の市町村を回る「道内全域踏破型」の一方で、大票田の札幌市や旭川市など主要都市に絞る「都市部集中型」も。各陣営の遊説戦略を紹介する。【和田浩幸、岸川弘明、水戸健一、今井美津子】

 ◇一秒も無駄にしない
 選挙サンデーの4日、ある候補は午前5時40分に士別市のホテルを出発し、国道239号を西に約90キロ進んだ日本海沿岸の羽幌町を目指した。峠を通る国道は小雨や霧で視界が悪かったが、遊説スタッフ約15人を乗せた選挙カーなど6台は速度を緩めることはなかった。「一分一秒たりとも無駄にするのはもったいない」とスタッフ。同町のスーパーマーケット前での街頭演説は、拡声機の使用が許される午前8時ちょうどに始まった。

 この候補は毎日午前4時半に起床。遊説に入る各市町村の人口や職業別の就業率などを把握する。選挙カーの助手席に乗るため、日焼けした左腕は皮がむけて赤く腫れ上がっていた。「非常にハードだが、ぎりぎりまで最悪の状態を考えて戦う」と力を込めた。

 ◇3候補は全道遊説
 道内ほぼ全域を回るのは民主党新人の徳永エリ氏(48)と藤川雅司氏(53)、自民党新人の長谷川岳氏(39)。

 最も強行日程を組んだのが長谷川氏。17日間の選挙戦のうち3日半は札幌だが、残りの13日半で道内市町村の9割の162市町村を遊説。選対関係者は「経験で効率よく回れるルートがあるが、分刻みのスケジュール。選挙戦終盤には遊説隊員はへとへと」と話す。

 徳永氏は135市町村を回る予定。平日は地方の主要市町で遊説し、週末は札幌市内に戻る。「地域の事情は、地域の人が一番よく知っている」(陣営)ため、街頭演説の回数や場所、時間割などは党の各総支部に任せている。

 藤川氏も134市町村を回るハードな日程をこなす。衆院小選挙区ごとに国会議員や道議が同行する。午後8時以降は翌日に備え、藤川氏は選挙カーとは別の車に乗って移動。スピーカーなどの装備が積まれた選挙カーは速度が出ないためだ。

 ◇都市部で支持拡大
 対照的に地域を絞るのが、みんなの党新人の中川賢一氏(43)。遊説は札幌、旭川、函館など都市部中心だ。インターネット活用で民主、自民への批判票を取り込む戦略が、法改正先送りで不発に終わった。党の渡辺喜美代表や江田憲司幹事長ら著名政治家を呼び、大票田で効率的な支持拡大を図る戦略だ。

 中間的な回り方が、共産党新人の畠山和也氏(38)。公示前に全道を回っており、公示後は名寄市より北には行かず、札幌を中心に道東、道南などを遊説。消費税増税批判に力を入れ、買い物客の多い商店街や訴えを聞いてもらいやすい団地を重視している。

7238チバQ:2010/07/06(火) 23:13:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2010sanin/240210.html
最終盤 道内に「大物」来ず 陣営がっかり 各党1人区重視(07/06 08:52)
 11日投開票の参院選道選挙区(改選数2)で、最終盤に各党とも党首クラスの道内入りの予定がなく、各陣営は盛り上げに苦心している。民主、自民両党が接戦の道外の「1人区」などに力を入れているためで、大物の応援に期待していた陣営は落胆している。

 民主党は公示日に玄葉光一郎政調会長が道内入りして以来、幹部の応援はゼロ。同党北海道は大物の応援を要請しているが、道内選出の荒井聡国家戦略担当相以外に「応援予定はない」(幹部)。

 昨年の衆院選では、鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前幹事長らの応援が相次いだだけに、同党新人の藤川雅司氏(53)の陣営は「2議席独占を目指す大事な選挙なのに」と不満げ。もう1人の新人、徳永エリ氏(48)の陣営は「大物に頼らず必死にやるだけです」。

 自民党新人の長谷川岳氏(39)の応援には、既に谷垣禎一総裁や大島理森幹事長らが入ったが、「野党だから昔のように閣僚もいない」(陣営幹部)。人気の高い小泉進次郎衆院議員にも打診しているが、難しそうで、陣営は「応援がない分、地方議員が緊張感をもって戦う」と話す。

 みんなの党新人の中川賢一氏(43)の陣営は、公示後に1度来道した渡辺喜美代表に応援を再要請しているが、未定。幹部は「代表が来れば、聴衆の反応も全然違うのに」。

 共産党新人の畠山和也氏(38)の応援には、志位和夫委員長が公示前後に1回ずつ道内入りしたが、今後は幹部の来道予定はなく、陣営は「党と候補の主張を地道に訴えていく」と話している。

7239チバQ:2010/07/06(火) 23:14:13
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2010sanin_gekitotsu/

2010参院選 激突 道選挙区

民主「2人戦略」 党と連合 票奪い合い<上>(2010/06/22)
 かつてない光景だった。

 「2人当選に向け、党がもっと動いてほしい」。20日夜、札幌市内のホテル。連合北海道会長の高柳薫は、民主党北海道代表の三井辨雄に迫った。

 民主党は、24日公示の参院選道選挙区で改選2議席の独占を狙って藤川雅司(53)と徳永エリ(48)の両新人を擁立する。札幌市労連出身で組織内候補の藤川を連合が受け持ち、テレビリポーターで無党派層の票が見込める徳永を事実上、党が担当する組織割りだ。高柳は三井との会談で、暗に運動の比重を徳永陣営から藤川陣営に移すよう求めた。

■強い危機感

 民主党の各級選挙の候補は従来「連合におんぶにだっこ」といわれ、党側が連合に票などを求めることはあっても、逆はなかった。高柳発言は、連合の危機感がいかに強いかを示すものだった。

 菅直人内閣誕生で民主党は支持率を「V字回復」させた。徳永は、その追い風を背に受けるが、藤川の陣営は、辞職した衆院道5区の前衆院議員、小林千代美陣営の労組幹部が相次ぎ逮捕された事件の後遺症で、動きは芳しくない。17〜19日の北海道新聞の世論調査でも、徳永が同党支持層の4割超を固めたのに対し、藤川は3割弱だ。

 とはいえ、無党派層票頼みの徳永は、推薦を受ける新党大地や道農民連盟以外に有力な支持組織を持たず、「固まって動かせる票はほとんどない」(陣営幹部)。風もいつ一変するか分からない。約1時間にわたった高柳との会談で三井は「できることはやるが、連合も組織をしっかりまとめてほしい」とくぎを刺した。

 「連合が推薦している地方議員は道内に350人。今働いてもらわないと、来年は応援できないという気合で、(議員に)指導を」。連合北海道事務局長の村田仁は17日、札幌市内で全道の労組幹部を前に語気を強めた。

 民主党の道議や市議の多くは、藤川の出身の自治労系議員以外、組織のない徳永を支援してきた。だが、ここにきて連合は、来春の統一地方選での選挙応援をちらつかせて藤川を支援するよう促す。

 2004年、07年の参院選道選挙区でも、候補2人を擁立しながら1議席に終わった民主党。3度目となる「2人戦略」に影を落とすのは、道選挙区の現職、峰崎直樹(65)の処遇問題だった。

 党側が昨年秋、峰崎に引退を迫ったのに対し、連合は4選出馬を支持。3カ月近くも対立が続き、そのあおりで峰崎後継に藤川が決まったのは1月下旬と、徳永よりも出遅れた。

■埋まらぬ溝

 党と連合がしこりを引きずったまま両陣営が始動し、その後もぎくしゃくした関係が続く。合同の選対会議もほとんど開かれない。藤川陣営幹部が「いつも労組に世話になっていながら、なぜ党は徳永ばかり肩入れするのか」と言えば、徳永陣営幹部も「大きな組織があるのに、連合は文句ばかりだ」と反論する。

 党と連合の亀裂が広がれば、10月の衆院道5区補選、来春の知事選をはじめとする統一地方選への影響も避けられない。三度目の正直で2人当選はなるのか−。「2人戦略」は海図なきまま走り続ける。(敬称略)




 主要政党の5氏が改選2議席を争う見通しとなった参院選道選挙区。公示を目前に、激しい攻防を続ける各陣営を追った。

7240チバQ:2010/07/06(火) 23:14:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2010sanin_gekitotsu/94912.html

2010参院選 激突 道選挙区

「自公協力」再び 野党同士 依存と打算<中>(2010/06/23)
 24日公示の参院選道選挙区(改選数2)に出馬する自民党の新人、長谷川岳(39)の陣営は20日、刷り上がったばかりの「期待のポスター」(幹部)1万枚を全道に発送した。

 ポスターで長谷川の隣に並ぶのは、公明党から比例代表の北海道・東北ブロック重点候補として出馬する横山信一(50)だ。表向きは長谷川の市民後援会の制作だが、実際は自民党道連幹部が公明党の支持母体である創価学会の幹部を訪ね、了解を取り付けて「ゴーサイン」が出た。

 「自公政権」時代、日常的に行われてきた両党の選挙協力。公明党は参院選では、党本部レベルでの他党との協力は行わない方針を表明。長谷川にも「推薦」や「支持」は出していない。しかし、このポスターは長谷川と公明党が協力関係にあることを両党支持者に公然化する意味合いを持つ。

 長谷川は、さらに踏み込む。公示後に放送される政見放送の収録で「比例では友党である公明党にも支援を」と明言した。道内で30万ともいわれる公明票。道連幹部は「今の長谷川には必要な票なんだ」と言い切る。

■崩れた岩盤

 農協、経済界、医師会…。政権交代で自民党は、かつて「岩盤」といわれた道内の支持団体を民主党に次々と切り崩された。主要団体のうち今回の参院選で、従来通り自民党単独支援を打ち出したのは道看護連盟だけだ。

 組織票の大幅な目減りを少しでも補おうと、自民党は今まで以上に公明党にすり寄る。

 道央の自民党道議は、地元の公明党市議と自らの支援者宅を回り、長谷川への支援とともに「公明党の比例には横山氏が出ます」と呼びかけている。

 この道議は、これまで公明党からの支援を受けたことがない。連携を決断したのは、自民党の野党転落で来春の道議選への不安が日増しに高まっているからだ。

 前回道議選で支援してくれた建設業者でさえ、頼み込まなければ長谷川のポスターを張ってくれない。数十万円だった党道連からの参院選活動費は、わずか5万円。「党はもう頼りにならない。なりふり構ってはいられない」

 一方で秋波を送られる公明党も、民主党の支持率の急回復で、横山の議席獲得に危機感が強い。集票への不安が、再び両党を選挙協力に走らせる。

■変わる内実

 だが、ともに野に下った「自公協力」の内実は変質しつつある。

 5月下旬、札幌市内の横山の事務所開き。駆けつけた元官房長官の町村信孝は、あいさつの機会を与えられなかった。道議会が11日、民主党衆院議員だった小林千代美の辞職勧告を決議した際も、公明党は賛成はしたが、自民党が求めた共同提案には乗らなかった。

 「もはや連立を組んでいるわけでもない」。公明党関係者はこう言い放つ。

 参院選後も続く保証のない「当座しのぎ」の自公協力。創価学会には連合北海道も水面下で接触を続けている。学会関係者は「応援は、のどから手が出るほどほしいが、いま民主と手を組めば、組織内で『節操がない』と言われる」と話す。そこには「ほとぼりが冷めれば…」とのニュアンスも漂う。(敬称略)

7241チバQ:2010/07/06(火) 23:15:37
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2010sanin_gekitotsu/94913.html

2010参院選 激突 道選挙区

二大政党の間で 民主V字回復が痛手<下>(2010/06/24)
 24日の参院選公示まで1週間を切った18日、道選挙区(改選数2)に出馬する、みんなの党新人の中川賢一(43)は、ひそかに江別市内にいた。

 足を運んだのは、これまで地元の自民党衆院議員、町村信孝(比例代表道ブロック)を支援してきた企業だった。

 「町村さんのように大きな力はありませんが、よろしくお願いします」と頭を下げる中川。応対した社長は「今や自民党も野党。ここは『町村王国』だけど、しがらみで選挙をやる時代じゃないしね」と、支援を約束した。

 「政治とカネ」や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設の問題で、支持率が急落した鳩山由紀夫政権時代。みんなの党は「反民主」の受け皿となり、4月末には全国世論調査の政党支持率は10%を超えた。

 ところが、菅直人政権発足で内閣支持率は「V字回復」し、そのあおりで、みんなの党の支持率は急減。今月中旬の北海道新聞の全道世論調査では1・3%に落ち込んだ。

■外れた戦略

 「第三極」を掲げる中川は全道的な組織がないため、インターネットによる有権者との対話や演説のライブ配信で、民主、自民両党の批判票取り込みを狙う戦略だった。

 だが、まだ「ネット選挙」が浸透していない道内で、こうした「空中戦」だけでは党勢拡大には限界があった。そこへ首相交代が追い打ちをかけた。党幹事長の江田憲司を招いて札幌市内で13日に開いた演説会に集まったのは、目標を大きく下回る200人だった。

 結局、ネット選挙に加えて行き着いたのが、支援企業を一軒一軒回るという旧来型の手法。党関係者は「組織も金もない中で、世論をつかもうというのは本当にきつい」と本音を明かす。

■増税標的に

 道選挙区に新人畠山和也(38)を擁立する共産党も、苦悩が続いていた。

 5月には自民党を支援してきた全国森林組合連合会の会長が出席したシンポジウムを旭川市で開くなど、従来接点のなかった団体への接触を図ってきたが、支持拡大は容易ではない。菅政権誕生は、さらなる痛手だった。

 そんな中で浮上したのが、消費税「10%」問題だ。自民党がマニフェスト(政権公約)に社会保障の財源などとして「当面10%」を明記、菅首相も10%を「参考としたい」と言及した。

 民主、自民両党からの増税論に、党道委員会は首相発言直後、選挙闘争本部を開き、「増税反対」を参院選の重点項目とすることを確認。急きょ街宣車の看板にうたい、畠山の演説でも前面に出すようになった。

 陣営幹部は「商店主や主婦など増税反対への反応はいい」と手応えを語り、今後に期待をかける。

 だれもが、ここまでとは予想しなかった民主党の党勢回復。みんなの党と共産党は、二大政党の間で埋没感にさいなまれ、風に翻弄(ほんろう)されながら必死に立ち位置を探す。

 中川陣営の幹部は言う。「選挙期間は17日間もある。何が起こるか分からない。別の風が起きれば、内閣支持率の逆V字だってあるかもしれない」(敬称略)

7242チバQ:2010/07/06(火) 23:18:14
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100706-OHT1T00042.htm
候補動けぬ「雪化粧」宮崎選挙区、口蹄疫で制約だらけ
 4月に口蹄疫(こうていえき)が発生した宮崎選挙区(改選数1)では、選挙の風景が一変している。各陣営は選挙活動とともに感染拡大防止に気を使う。自民党陣営は消毒液を積んだ自動車を選挙カーに帯同させる。自民、民主がしのぎを削るなか、選挙活動は大幅に制約され一段落と思った口蹄疫も、再び1頭が陽性と判明、先行きは不透明だ。東国原英夫知事(52)も戸惑いを隠せない。

 選挙事務所の玄関先は「白い雪」に染まっていた。各陣営は選挙活動が始まると、まず玄関に石灰をまき、消毒マットを敷いた。スタッフは支援者の靴に向けて消毒液をスプレーするなど感染拡大防止に余念がない。

 県道では消毒場所で徐行をするため、選挙カーが渋滞に巻き込まれ、その後の日程がズレることも多い。県の選挙管理委員会は、街頭演説などを可能な限り自粛するよう求めている。かつてない異常な選挙戦だ。

 民主、自民両陣営は1議席を争い、しのぎを削る。松下氏のもとには江藤拓衆院議員(50)が応援に駆けつけ、政府の口蹄疫対策の遅れを批判する。「だから、殺せって言ったんだよ」―。赤松広隆前農相が報道陣の取材に答えたこの場面は、動画投稿サイトにアップされ、瞬く間に広がった。畜産農家からの反発は強まったが「表だって政府を批判をするとその後が心配だ」との声も聞かれる。

 自民党は昨年の衆院選宮崎1区で元国交相の中山成彬氏と元自治相の上杉光弘氏が出馬し、共倒れ。07年の知事選でも分裂し、東国原英夫知事が当選した。しかし今回は候補者の一本化に成功。松下氏は、選挙カーとともに消毒液を積んだ「消毒カー」も帯同させ、支持を訴える。

 民主党は参院選で初めて独自候補を擁立。新聞社出身の渡辺氏はミニ集会などを行い、2月からの演説は1000回を超えた。小沢一郎前幹事長の教えは「辻(つじ)立ち1日50回」。連日「どぶ板」選挙に徹したいところだが、口蹄疫発生地域での街頭活動を控え、大規模な集会も開けずにいる。浸透を図れず、頭を抱える。

 2日に都城市での家畜の移動制限が解除され、繁華街は盛り上がりを見せた。だが4日、新たに牛1頭が陽性と判明。まさかの事態に各陣営は困惑を隠せない。

 東国原知事は感染拡大を懸念する一方、国会で見送りが決まった「(インターネットを利用した選挙運動を解禁する)公職選挙法改正案が通っていれば」と悔やむ。ネットでの選挙活動が解禁されていれば、たとえ候補者が動けなくてもネットで主張を訴えることで今よりはるかに効率的な活動ができたと指摘する。

 残り5日。「白い雪」のなか、不安と緊張が交錯する夏の選挙戦は続く。

7243チバQ:2010/07/06(火) 23:19:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20100705-OYT8T01249.htm
徹底した組織固め 無党派対策に活路  「老舗」「新党」対照的戦い

 参院選も終盤にさしかかり、日増しに陣営の動きが活発化してきた。企業回りに支持者集会、街頭演説、繁華街の練り歩きと戦術は様々。特に、組織力を誇る“老舗”の政党と、無党派層の取り込みを生命線とする“第3極新党”の選挙戦は実に対照的だ。それでも、自陣の弱点や戦術の一長一短を強く意識している点は共通しているようだ。

 川越市の電子機器メーカー。約100人の従業員を社員食堂に集めて行われる月曜日恒例の朝礼に、老舗政党の現職候補が顔を出した。「家族や友人にも支援の輪を」。候補が頭を深々と下げた朝礼後、陣営幹部が経営者にはがきの束を差し出した。「政策紹介のはがきの送り先を紹介して頂けませんか」

 この候補の1日は、こうした企業の朝礼回りから始まり、その後も、企業や業界団体へのあいさつ回りが続く。多い日には1日20社を超える。票をさらに固めるため、ネットワークもフル活用。有力取引先から陣営への協力依頼を受けたというある企業の県内支社長は「関心はないが、重要先の依頼を断れるわけがない。部下もそれは分かっている」と語る。支社長は従業員を陣営に紹介したという。

 朝から企業・団体回りを続けた陣営が5日、唯一日程に入れた夕方の街頭演説。JR三郷駅前に到着すると、すでに500人近い支持者が集まっていた。候補名を繰り返すコールが一帯に響く。実態は組織固めの支持者集会だ。

 候補が街頭演説にかける時間は、前回参院選より大幅に減った。「浮動票は欲しい。だが、うちは伝統的にそれが弱い」と陣営幹部。徹底的な組織戦は、ほかに決定打が見つからないためでもある。

     ◇

 浦和駅前に3日夕、人だかりができた。大手IT企業の“カリスマ経営者”が街宣車の上に立ち、隣で元幹部の新党新人候補が手を振る。テレビや雑誌でおなじみの顔が「会社に残ってほしいが、断腸の思いで国政に送り出します」と紹介。候補は街宣車から降り、聴衆に握手して回った。

 駅頭でのビラ配りからスタートし、ショッピングモールや住宅街を回るのがこの候補の行動パターンだ。夕方には駅で「お疲れさまです」とサラリーマンを迎え、最後には繁華街も練り歩く。リストアップした乗換駅や主要駅回りは出馬表明後、3周目に入ったという。

 「無党派層が多いからこそ埼玉から出馬した。名前と政策を頭の片隅にでもとどめてもらえれば」と候補は話す。ただ、人が集まるのは著名な応援弁士が来たときだけ。普段は素通りされ、ビラを受け取ってもらえないことも多い。

 「一生懸命やっている。悪くないんじゃないか」。新人候補と活動エリアが重なったライバル陣営の中堅県議がつぶやいた。「無視されても駅に立ち続けることは、決して無駄ではない。聞いていないようでも、名前は結構記憶に残る」。投票用紙に向かう瞬間まで決めていない人が多いのも無党派層だ、と県議は言い添えた。

(2010年7月6日 読売新聞)

7244チバQ:2010/07/06(火) 23:20:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100706/plc1007060001000-n1.htm
【参院選2010】 激戦16区決戦へ首相がテコ入れ行脚 「吉」か「凶」か 焦りが呼ぶ連日の戦術変更 (1/2ページ)
2010.7.6 00:00

このニュースのトピックス:参院選2010

JR甲府駅前の街頭演説で有権者らに手を振る菅首相=3日午前 菅直人首相の登場で「V字回復」したはずの民主党に参院選終盤で急ブレーキがかかった。内閣支持率は2週間で10ポイントも急落、参院候補は苦戦を強いられる。その原因は首相が唐突に公約に掲げた消費税増税問題であり、思いつきで二転三転させたことで傷を広げた。首相は民主党が重点区に選ぶ全国16の激戦区を中心に行脚し、理解を訴える構えだが、これが吉と出るか、それとも凶と出るか−。(船津寛)

 首相は5日、四国3県の県庁所在地を一気に駆け回った。いずれも参院選で激戦・苦戦が伝えられる選挙区だが、首相にとって浅からぬ因縁の地でもある。

 「徳島は、私の政治家としての第二のスタートを切らせていただいた地だ」

 全国でも有数の激戦区・徳島選挙区(改選数1)。徳島市のJR徳島駅前に立った首相は演説にこんな言葉を盛り込んだ。

 平成16年に年金未納問題で党代表辞任を余儀なくされた首相は、頭を丸め、四国88カ所の札所を廻る「お遍路」に赴いた。徳島市にある霊山(りようぜん)寺は一番札所。「この一番札所に戻ってくるのと政権交代するとの、どちらが先か考えながら歩いた時期もあった…」。首相はこう感慨を込めた。

 それから6年。民主党は政権交代を果たし、首相は最高指揮官として国政選挙の最前線に立つ。

 その選挙戦で最大の争点になったのが、自らが切り出した消費税問題だ。鳩山由紀夫前政権の「負のイメージ」の払拭には効果があったが、「増税」への世間の風当たりはジワジワと強まっている。

 産経新聞とFNNの合同世論調査では、菅政権の「消費税率見直し問題への対応」を「評価しない」が53・3%。前回より約10ポイントも上昇した。無党派層に限ると64・4%が「評価しない」。首相の賭けは完全に裏目に出てしまった。

 選挙情勢の悪化に伴い、首相に焦りの色がにじむ。5日の四国遊説では、財政再建の必要性を必死に訴えてきたが、控えめなトーンに変えた。徳島では「私が消費税に触れたことでいろいろな議論を呼んでいる。何も一方的に物事を進めようとしているわけではありません」と釈明した。

 だが、焦れば焦るほど、首相の戦法は日々変わり、ますます追い込まれる悪循環に陥っている。

 公示直後の首相の基本戦術は「守り」。記者団のぶら下がり取材も1度応じたきり。各政党の党首とのテレビ討論も拒み続けた。

 それを「逃げ」と批判されると一転して党首とのテレビ討論を受けて立ち、「攻め」に転じた。討論では「自公政権の11年間に220兆円も債務残高が増えた」と野党批判を続けた。

 ところが、それも「責任転嫁」と受け止められただけ。すると首相は5日の街頭演説では他党批判を完全に封印し、「私も長い間野党をやってきたので、いろいろ言い分を言ってきた」と包容力をアピールした。860兆円の国の巨額債務についても「私たちに民主党にもなにがしかの責任はある」と反省してみせた。

 首相は参院選の目標議席を現有議席54の「プラスアルファー」と明言した。与党の過半数維持も難しい甘めの目標だったが、現状ではこれさえ到達困難となりつつある。

 旧自民党政権では「与党過半数割れ」は敗北ラインだとされ、何人もの首相が退陣に追い込まれた。30年の政治歴を誇る首相がこれを知らないはずはない。首相は5日の演説でしっかりと予防線を張った。

 「4年間で4人の首相が代わった後の私の政権。責任を持って安定政権をやらせていただきたい」

7245チバQ:2010/07/06(火) 23:22:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100706_04.htm
農政激変、揺れる田園 東北コメ農家の声 参院選

田園地帯に並ぶ参院選宮城選挙区の選挙ポスター。農家はどんな思いを1票に託すのか=登米市


 参院選(11日投票)は、政権交代で激変した農政への評価が焦点の一つとなっている。生産調整(減反)に協力することを条件に、面積に応じた補助金を農家に支給する戸別所得補償制度が4月にスタート。農家への直接支援に踏みだした。変化の激流の真っただ中、コメどころ東北の農家は参院選の論戦をどう見ているのか。

 宮城県北部の登米市で農業生産法人を経営し8ヘクタールでコメを作付けする男性(58)は、戸別所得補償を申請した。
 民主党農政に新味を感じ、昨年夏の衆院選比例代表は民主党に1票を投じたが、疑問を感じている。本年度政府予算の所得補償の関連経費は5618億円。土地改良事業費の6割削減を引き換えに満額が認められた。
 男性は「農業予算以外から財源を確保すると思ったが、農業予算の中で組み替えをしただけだ」と不満顔だ。
 民主党の小沢一郎前幹事長が、自民党の支持基盤の一つだった土地改良区の弱体化を狙ったとされる。男性は「そんなことは一般農家に関係ない。農地の基盤整備は今後も必要だ」と批判する。
 繁殖用牛を約120頭飼っている。宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題は人ごとではない。「対応は後手に回りひどかった。民主党は農業現場を分からない素人集団。今回は選挙区も比例も自民党に投票する」と言い切る。
 20ヘクタールの水田を持つ秋田県大潟村の男性専業農家(56)は「なぜ農家の所得を補償しなければならないかが国民に伝わっていないため、ばらまき批判が出る」と政治家の説明不足を指摘する。
 心配なのは、これからの財源だ。米価が下がれば下がるほど国の支出は膨らむことになり「制度の存続に不安がある」と将来を見据える。参院選の投票先は「未定」だ。
 「所得補償が導入されたばかりなのに争点化していないのが残念」と話すのは、宮城県南部の角田市の男性専業農家(50)。昨年の衆院選は民主党を支持した。
 参院選のマニフェストを見ると「民主、自民ともに食料自給率向上を目指しており、それほど違いはない」と指摘。投票先は「おそらく民主。ただ慢心が見えれば変える」と民主党候補の振る舞いを見極める。


2010年07月06日火曜日

7246チバQ:2010/07/06(火) 23:23:19
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100705_05.htm
熱帯びる比例の戦い・東北(上)二大政党/民主、自民
◎民主・消費税論議、回避も/自民・「政治とカネ」追及

 参院選(11日投票)の比例代表で、東北を地盤とする候補者の戦いが熱を帯びている。個人名の得票順に当選が決まる非拘束名簿方式のため、所属政党が同じ候補もライバル。全国で187人が48の改選議席をめぐってしのぎを削る。東北ゆかりの主な候補者も名前の売り込みに躍起になっている。

<民主>
 小沢一郎前幹事長の側近で現職の工藤堅太郎氏(67)は「消費税なんか議論する必要はない。まだまだ無駄はたくさんある」と強調する。
 地元岩手で選挙区の現職候補と二人三脚で県内を回りながら、菅直人首相の「消費税10%」発言をけん制する。
 福島県議だった新人中村秀樹氏(47)も福島選挙区の現職候補、新人候補と連動。旧市町村単位の県内90カ所で街頭演説をする日程をこなし、選挙区候補顔負けの「どぶ板」を実践している。
 青森県議出身の現職下田敦子氏(69)は、支持母体の日本栄養士連盟の支部を小まめに回る「地上戦」に徹する。「衆院選の比例代表と違い、名前を書いて」と念押しすることも。
 宮城県を中心に選挙運動を展開する現職大石正光氏(65)は、祖父から3代続く政治家一家。父親の故武一氏は元環境庁長官。集会ではライフワークの環境問題を強調し「次は大臣になれる」と語っている。

<自民>
 「私にとって後がない戦い。私の政治生命が終わってしまう」。新人の中野正志氏(62)は危機感を隠さない。演説では昨年の衆院選宮城2区で落選したことを振り返り、声を詰まらせる場面も。地盤の仙台市を拠点に、選挙区の新人候補と歩き、保守層への浸透に全力を挙げている。
 栗原市出身の新人門伝英慈氏(47)は青い上下の農作業着に身を包み「ただ1人の現役農家候補」と農村部で票の掘り起こしを図る。政権交代後、業界団体の自民離れが進み全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)の推薦を得られなかったが、農協青年部OBの組織が全国規模で支援する。
 新人の高階恵美子氏(46)も宮城県出身。政権交代後も自民党支持を鮮明にした日本看護連盟の組織内候補だ。自民党の比例候補35人のうち3人が宮城県を地盤としており、各陣営は「票が分散する」と心配する。
 岩手県議だった新人小野寺有一氏(43)は「小沢政治にNO!」と書いたポスターを全県に張り、「政治とカネ」の問題を追及する。党岩手県連はこれまで、比例代表で公明党を応援してきたが、野党転落後に選挙協力を解消した。


2010年07月05日月曜日

7247チバQ:2010/07/06(火) 23:24:08
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100706_08.htm
熱帯びる比例の戦い・東北(下)第三極/共産、みんな
◎共産・農業問題アピール/みんな・隣県党候補と連携

<共産>
 秋田県出身の新人佐藤長右衛門氏(66)は秋田の農民運動を先導してきた立場から、演説では農業問題に力を入れる。消費税論争にも敏感に反応し、「10%になったら農業資材が買えなくなる」。農産物価格の低迷にあえぐ農家の家計に直接、訴えている。

<新党改革>
 福島県出身で6年前、自民党の比例代表で初当選した現職荒井広幸氏(52)は、党幹事長として公認候補の応援に全国を飛び回る。「ストップ民主」を合言葉に政権批判を展開。与党を過半数割れに追い込み、政界再編の一翼を担う考えだ。

<たちあがれ日本>
 村岡兼造元官房長官の次男で新人の村岡敏英氏(49)は、地盤の秋田県を一巡した。秋田選挙区では自民党新人を全面支援。過去2回、衆院秋田3区で戦った自民党元衆院議員に比例での協力を要請し、保守連携を築こうとしている。
 新人中畑清氏(56)は福島県矢吹町出身。抜群の知名度を武器に全国を飛び回り、6月29日には仙台市で「日本を元気にしたい」と絶好調ぶりをアピール。

<みんなの党>
 2009年まで3期12年、秋田県知事を務めた新人寺田典城氏(70)は、首相補佐官の寺田学民主党衆院議員(秋田1区)の父親。「息子は民主党の中から、わたしは政権の外から改革する」と強調する。4日には盛岡市や青森市にも足を運んだ。
 元福島県議の新人小熊慎司氏(42)は、福島県内を中心に遊説日程を組むほか、仙台市にも出向いて宮城選挙区の党候補者と連携する。「増税して景気が回復した国はない」と民主党を批判し、無党派層を中心に票の掘り起こしを進めている。

<日本創新>
 「日本丸が沈もうとしているのに、民主も自民も船のレストランのメニューを争っている」。前山形県知事の新人斎藤弘氏(52)は二大政党の政策を「ばらまき」と決めつけ、第三極の支持拡大を図る。公示後は山形県に張り付き、支持拡大に奔走している。


2010年07月06日火曜日

7248名無しさん:2010/07/06(火) 23:24:44
5年間で5人変わった後に誰かさんに安定政権やってもらった方がまだ良いよな。

7249チバQ:2010/07/06(火) 23:24:54
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100706_02.htm
新旧住所、投票はどっち 3カ月ルール、転居シーズン直撃
 参院選(11日投票)で、この春に転勤や就職で転居した有権者が、現在居住する市町村で投票できないケースが続出している。新住所で投票するためには、選挙戦の公示前日までに3カ月以上住み続けることが必要。今回、3月24日以降に転入届を出した人はこの「3カ月ルール」に当てはまらず旧住所扱いに。企業や官公庁は4月異動が多く「選挙難民」は相当な規模とみられる。

 公選法によると、現在の住所で投票するためには選挙人名簿への登録日が鍵となる。参院選の登録日は公示前日の6月23日。3カ月ルールに照らすと、3月24日以降に転入届を出した有権者は新住所で投票できない。
 こうしたケースでは(1)旧住所の選管に投票用紙を請求して不在者投票を行う(2)旧住所の自治体に出向いて期日前投票をするか、投票日に投票する―必要がある。
 県の推計人口によると、ことし3、4月の転入、転出はそれぞれ約4万人。「難民」はかなりの数に上るとみられる。
 4月上旬、山形市から仙台市若林区に転居した会社員男性(34)は「仕事が忙しく、子どもが生まれたばかり。今回は投票しないつもり。選挙に関心はあるので、新住所で投票できるのが一番いい」と指摘する。
 4月の異動で埼玉県から青葉区に引っ越した公務員男性(39)は「特定候補への投票を目的にした集団移住を防ぐため、一定の制限は必要」と理解を示すが、「いまさら埼玉選挙区の候補に投票しても…」と率直な心境を明かした。
 市町村選管は転出者への対応に追われる。仙台市選管が市外への転出者に送付した不在者投票の案内状は約1万2000枚で、昨年8月の衆院選の実に15倍。担当者は「転居シーズンの影響が直撃した。1票を無駄にしないよう地道に呼び掛けていくほかない」ともどかしそうに話す。
 参院選の選挙区は都道府県単位。大河原町から仙台市に転居した会社員(36)は「県内での転入、転出なら、どの市町村で投票しても問題ないのではないか」と言う。
 県選管は公選法の3カ月ルールについて「有権者の二重登録防止を図るためにも仕方ない。不在者投票の利用を促進したい」と理解を求めている。


2010年07月06日火曜日

7250島根1区←鳥取←横浜:2010/07/06(火) 23:54:11
>>7249
僕は思いっきりこのケースっすね。郵便で不在者投票用紙取り寄せました。
めんどくさい!けど、このハードルが無いとまずいわなぁ。

7251チバQ:2010/07/07(水) 00:17:57
【自公協力】
>>6606熊本
来春の県議選をにらみ、参院選比例は公明、県議選は自民候補にそれぞれ投票するバーターで、自民県議の一部は「月曜会」を作り活動する。
しかし、昨夏の衆院選では両党とも獲得票を大きく減らしており「自民は票を持っているのか」「公明は動かなければ票に出る。また裏切られないか」と、互いの不信感はぬぐえないままだ。
>>7078香川
自民党は、昨年の衆院選で落選した香川選出の元衆院議員を比例代表にくら替え出馬させ、比例票の上乗せを狙っていた。にもかかわらず、公明党とバーター協力を結んだところに、なりふり構わぬ戦いぶりが見える。
>>7105長崎
初めて自公連携で臨んだ2000年の衆院選で、公明は比例代表で初めて県内10万票を突破。その後の国政選挙でも約10万―12万票を維持してきた。今回も目標を15万票としており、自民の協力は不可欠だ。自民県連幹部は「どちらにとっても生き残るための効果的な連携で今さら手放せない」と語る。
>>7168福岡
公明は、県議選の競合地域でも自民県議に協力を求めてきた。かつてない動きといえる。
「連立政権10年の選挙協力で、自民党国会議員の名簿は公明・創価学会に分析しつくされた。向こうの狙いは県議の後援会名簿だ」
>>7187
33選挙区で自公協力 統一選にらみバーターも
>>7200島根
青木氏の陣営は、自公政権のパートナーだった公明党に選挙協力を要請。出陣式には参加しなかった同党の市議が、陣営の集会に姿を見せ始めた。
>>7211岐阜
自公政権で培った信頼関係から、公明票は「9割が自民候補に流れる」(同県本部幹部)とみられ、自民には力強い助っ人。公明サイドには見返りの比例票を確実に出すよう、自民に厳しく注文する声も出ている。
>>7212千葉
ただ、公明関係者には昨年衆院選の悪夢がよぎる。「比例は公明、選挙区は自民」というバーター協力のはずが、劣勢の自民は終盤に「比例も自民」と連呼。公明は見返りに2万票を期待したのに、実際に自民から流れたのは千数百票だったという。
公明党県本部は今回の参院選でも自民県議らにバーター協力を要請。「しっかり票を出してくれた人は、来年の統一地方選で応援する」(幹部)。
>>7214東北
東北6選挙区への対応は青森、岩手、宮城、秋田、福島5県が現時点で「自主投票」か「態度保留」。山形が「自民支援」となる見込みだ。
ただ自民党も多くの比例候補がいて、「比例は公明」と表立って言えない。公明党青森県本部は「比例票とのバーターなしに支援はできない」とし、福島県本部も「そもそも選挙協力が成り立たない」と言い切る。
唯一、自公協力が進む山形選挙区では自民党県連会長の加藤紘一元党幹事長が5月、協力を要請。自民党現職の個人演説会では公明党関係者が、比例候補への支援を呼び掛けている
>>7240北海道
ポスターで長谷川の隣に並ぶのは、公明党から比例代表の北海道・東北ブロック重点候補として出馬する横山信一(50)だ。表向きは長谷川の市民後援会の制作だが、実際は自民党道連幹部が公明党の支持母体である創価学会の幹部を訪ね、了解を取り付けて「ゴーサイン」が出た。

7252チバQ:2010/07/07(水) 00:23:41
【郵政】
>>7108新潟
郵政研は新潟選挙区で、国民新党とのつながりで近藤氏を推薦。ただ、県内のある局長OBは「民主党の力が弱くなれば、郵政改革法案が成立するかどうか」と悩む。同党の田中直紀氏(70)を推す声もある。
>>7188佐賀
「原口(一博)大臣の顔が立つように支援の強化を」。公示翌日の6月25日、旧特定郵便局長らでつくる郵政政策研究会(郵政研)本部から出た指示を受け、県内の郵便局長の携帯電話にメールが届いた。
2、3区は05年の「郵政選挙」で民営化に反対して離党を強いられ、その後復党した自民候補2人を支援した。自民党職域支部の「大樹会」メンバーで、自民支持を続ける特定郵便局長OBは「自民県連は私たちの気持ちをくんで行動してくれている。その恩義は忘れることはない」と言い切る。
>>7213三重
県内370局の郵便局長やOBらでつくる政治団体・郵政政策研究会(郵政研)県本部は郵政改革が参院選の争点に浮上しないことにもどかしさを感じている
>>7236
郵政関係者“菅のまたくぐり” 耐え忍び民主支援 改革法成立を最重視 連立組み替え論には不快感

7253チバQ:2010/07/07(水) 00:29:16
熊本県天草市の御所浦島で街頭演説
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010070600760
公約違反なら下野も=小沢氏が決意
 民主党の小沢一郎前幹事長は6日午後、熊本県天草市の御所浦島で街頭演説し、「官僚支配をぶち壊して国民の生活第一という政治を実現したい」と強調、「民主党政権でしばらくやらせてもらうけど、『(言っていることと)違うじゃないか』ということなら、次の選挙で(政権を)代えてください。それが民主主義だ」と語った。 
 消費増税などをめぐり、菅直人首相らの対応に疑問を呈したことについては、「批判しているのではない。本来、政権与党はこうあらねばならない、と当たり前のことを言っているのだ」と述べた。(2010/07/06-19:12

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100706ddlk22010150000c.html
参院選’10静岡:民主・小沢氏が浜松・静岡市に 事務所で激励 /静岡
 民主党の小沢一郎前幹事長は5日、浜松、静岡両市を訪れた。参院選静岡選挙区(改選数2)に立候補した同党の新人候補の選挙事務所で関係者を激励した。

 浜松市中区の事務所関係者によると、小沢氏は事務所スタッフら約30人に、「よく頑張っているな。ありがとう」などと声をかけながら一人一人と握手。終始、にこやかな表情だったという。

 両市の事務所に集まった記者団の呼びかけに、小沢氏は一切応じなかった。【仲田力行、平林由梨】

7254名無しさん:2010/07/07(水) 12:40:05
参院選鹿児島 野村、柿内氏が大接戦 電話世論調査
(2010 07/07 11:21)
 4〜6日の3日間、南日本新聞社が行った電話世論調査によると、鹿児島選挙区(改選数1)は、自民現職・野村哲郎氏(66)=1期目=と、民主新人・柿内弘一郎氏(56)が激しくしのぎを削り、大接戦の様相となっている。共産新人・山口陽規氏(57)は伸び悩んでいる。
 ただ、参院選に「関心がある」は、「大いに」と「ある程度」をあわせ計76.7%に上るが、「投票する人をまだ決めていない」も39.0%いる。このため、最終盤の戦いや投票率次第では情勢の変化もあり得る。
 年代別の支持を見ると、元農水政務官の野村氏は60代と70歳以上、弁護士の柿内氏は20、30代への浸透が目立つ。元町議の山口氏は20、40代で支持を集める。男女別では、野村、山口両氏は男性より女性の支持が上回り、柿内氏は逆に男性からの支持が多い。
 支持政党別では、野村氏が自民の80%強、出身母体・農政連が比例代表候補後援会との間で政策協定を結ぶ公明の約80%を固めた。柿内氏は民主の約74%に浸透しているが、協力関係にあるものの連立離脱の影響が懸念される社民からの支持は約55%にとどまっている。「推薦」を得た国民新からの支持も伸び悩んでいる。山口氏は共産の約73%を固めた。
 地域別では、野村氏が鹿児島市や大隅などで優位に立ち、柿内氏は北薩などで浸透。南薩では両者拮抗(きっこう)する。山口氏は阿久根、霧島市などで健闘する。
 職業別では、野村氏が農林漁業者から多くの支持を集めた。柿内氏は自由業者や管理職などに浸透し、山口氏は商工自営業者から支持を得ている。
 比例代表で、投票する政党や候補者を「決めている」のは計53.8%、「まだ決めていない」人は46.0%。投票予定の政党は、民主が23.8%で、21.4%の自民を上回った。公明とみんなが並び、社民、共産が続く。
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=25040

7255名無しさん:2010/07/07(水) 13:20:32
与党、過半数厳しく 本紙調査
2010年7月7日 中日新聞


 第22回参院選の投開票を11日に控え、本紙は6日、電話世論調査と独自の取材結果をもとに選挙区と比例代表の情勢を探った。民主党は比例代表で自民党を上回るが、選挙区で伸び悩み、国民新党と合わせて参院過半数(122議席)の維持に必要な56議席は獲得できない情勢だ。自民党は40台後半の議席が見込まれる。最終的な選挙結果は、両党が接戦を演じる1人区の行方によって左右される。

 改選されるのは選挙区73、比例代表48の計121議席。勝敗のカギを握る29ある1人区は、自民党がやや優勢。民主党は2007年の前回選挙で推薦を含めて23勝したが、今回、議席を固めつつあるのは岩手や栃木、三重、滋賀など10選挙区。青森や鳥取、社民党との共同推薦で候補を擁立した香川など各地で自民党と競り合っている。

 改選数が2以上の選挙区では東京や神奈川で2人当選の可能性があるが、12ある2人区はすべて自民党と議席を分け合いそうだ。

 比例代表も18議席前後にとどまり、前回の20議席に届かない情勢。最終的に菅直人首相が目標に掲げる改選54議席を割り込む可能性がある。

 国民新党も改選3議席は維持できそうになく、与党全体で非改選を含めて過半数に必要な56議席の確保は難しくなっている。

 一方、野党の自民党は、1人区の群馬や石川、富山など10選挙区で優位に立ち、さらに上積みする勢いだ。3人区の千葉で2人当選の可能性もある。ただ、比例代表は12議席前後にとどまり、民主党に後れを取っている。

 みんなの党は2けたの議席をうかがい、躍進の勢い。共産党は改選議席数を維持できるかどうか微妙で、公明、社民両党は下回りそうだ。新党改革、たちあがれ日本は苦戦を強いられているが、比例代表で1議席獲得の可能性は残している。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/all/CK2010070702000144.html

千葉で自民党2人当選の可能性

7256名無しさん:2010/07/07(水) 13:24:36
小泉氏優勢、民主「2」微妙、金子・中西・千葉氏が混戦/参院神奈川、世論調査
2010年7月7日
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 改選3議席に10人が出馬した第22回参院選の神奈川選挙区の終盤情勢について、神奈川新聞社は4日から6日までの3日間、県内有権者への電話による世論調査を実施。調査データに取材を加味して総合的に分析した。その結果、自民党・小泉氏が優勢で、それに続く民主党・金子、みんなの党・中西、民主党・千葉の3氏が混戦となっている。共産党・畑野氏も追い上げを進めている。

 参院選の投開票日は11日。調査段階で約4割の有権者が態度を決めていない。政党支持なし層(無党派層)では6割強に及ぶ。未決定者の動向などで、情勢が変化する可能性もある。

 小泉氏は自民党支持層の6割強を固めた。序盤では約1割だった公明党からの支持を約4割まで伸ばした。支持は男女ともにトップ。年代別では60代で約2割など、満遍なく浸透した。地域別では横須賀市など三浦半島地区で4人に1人の支持を得る。

 金子氏は民主党の3割強から支持を得る。みんなの党の1割弱にも食い込む。年代別では20代、30代に支持を広げた。男性からは2位。川崎市と、平塚市など湘南方面でトップに立っている。

 中西氏はみんなの党の約5割を固めた。公明党から約1割の支持を得る。無党派からの支持は約1割ながら1位。50代の支持は最も多く、地域別では三浦半島で約2割、横浜市で1割強の支持を得ている。

 千葉氏は民主党の3割弱の支持を得たが、序盤(3割強)からやや減らしている。トップだった女性からの支持は2位。年代別では40代(2位)が堅調。地域別では湘南地方で3位となっている。

 畑野氏は共産党の約9割を固めた。地域別では川崎市で3位の支持を得る。

 たちあがれ日本・松田氏は党支持層の約8割を固めた。新党改革・甲斐氏は党支持層の約9割を固めており、ともに支持拡大に努める。

 社民党・木村氏も党支持層の約6割を固め、追い上げに懸命だ。幸福実現党・加藤氏は比例票上積みもにらみ、全県で活動している。山本氏も浸透を目指す。 

 【調査の方法】4日から6日までの3日間、県内の有権者を対象にコンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をするRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。電話帳に番号を載せていない人への調査が可能で性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1455件で、このうち1010人から回答を得た。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007070016/

7257名無しさん:2010/07/07(水) 13:29:09
北沢さん一歩リード 終盤情勢世論調査
2010年7月7日


 11日に投開票を迎える参院選を前に中日新聞社が実施した世論調査で、長野選挙区(改選数2)は民主現職の北沢さんが一歩抜け出し、優位に進めている。自民新人の若林さん、民主新人の高島さんが追い上げを図り、共産新人の中野さん、みんな新人の井出さんらが続く展開だ。ただ、有権者の3割強はまだ意中の候補を決めておらず、今後の情勢は変わる可能性もある。参院選への関心は「大いにある」「ある程度ある」を合わせると約8割に上り、政権交代の評価や消費税増税の是非などが争点になっている今選挙への関心の高さがうかがえる。

 民主の北沢さんは、現職の強みを生かして民主支持層の約6割のほか、社民支持層の約3割、無党派層の2割弱にも手堅く支持を広げる。各年代や職種にも幅広く浸透する。

 自民の若林さんは、自民支持層の8割を固め、公明支持層の6割強からも支持を受けるほか、無党派層の3割弱に浸透。地盤の北信地方を中心に支持を集める。

 民主の高島さんは、民主支持層からの支持は3割弱にとどまるが、社民支持層の約3割と無党派層の約2割に食い込む。地域別では中信地方で支持を広げている。

 共産の中野さんは、共産支持層をほぼ固めた。社民支持層の一部や年代別では40代以上に一定程度浸透するが、無党派層への広がりや東信地方での支持拡大が課題。

 みんなの井出さんは、みんな支持層の約8割をまとめ、年代別では20代からの支持が見られる。地盤の東信地方で支持が厚いものの、全県的な支持拡大が鍵だ。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/nagano/CK2010070702000193.html

7258名無しさん:2010/07/07(水) 13:30:07
薬師寺さん、安井さん接戦 終盤情勢世論調査
2010年7月7日

 3議席目はみんなの党か民主党か−。参院選の終盤情勢を探るため、中日新聞が4〜6日に実施した電話世論調査と独自の取材から、愛知選挙区(改選数3)でみんな、民主の女性候補が激しい3位争いを繰り広げていることが分かった。自民、民主両党の男性候補は、し烈なトップ争いを展開する。ただ誰に投票するか決めていない人は5割近くに上り、情勢は変わる可能性がある。

■藤川政人さん 
 自民支持層の8割近くを固めた。与党時代の連立パートナーだった公明支持層の4割、無党派層の2割も取り込んでいる。40代の支持がやや低いが、60代以上では他候補を引き離している。地域別では、名古屋市や東三河地方での支持が厚い。農林漁業者と管理職、専業主婦から支持を集める。

■斎藤嘉隆さん 
 民主支持層の5割強をまとめた。公明支持層の2割以上を取り込み、無党派層にも食い込んでいる。連合愛知の組織力を背景に20〜50代の働き盛りで、技術職や現業職から多くの支持を得ている。豊田市など西三河地方で堅実に伸ばす一方、農山村地帯の東三河は低調にとどまる。

■薬師寺道代さん
 強固な支援組織はないが、みんな支持層の9割を固め、無党派層の2割が支持する。民主支持層の一部も取り込んでいる。学生など20代の支持が厚く、30〜40代にも食い込みつつある。地域別では名古屋市中心部で伸び悩んでいるが、尾張西部で強さを発揮している。

■安井美沙子さん
 党所属国会議員らの支援を受け民主支持層の2割を固めるが、無党派層に食い込み切れていない。30代と60代からの支持が高い。地域別では、支持母体の労組が多い名古屋市中心部、尾張東部が堅調。ただ女性の支持に広がりが見られず、主婦層などの掘り起こしがポイントになる。

■本村伸子さん 
 共産支持層の7割以上をまとめるが、それ以外の党から取り込めていない。同世代の30代からの支持がやや高い。

■青山光子さん 
 社民支持層の6割が支持するが、一部は民主候補に流れている。男女、年代、地域別でも苦しい戦い。


◆比例代表「民主に投票」39.9%
 比例代表の投票先を決めている人のうち、民主は39・9%で自民の19%を引き離している。第三極を狙うみんなは9・7%で、公明の10・2%に迫る勢いだ。

 年代別では、民主が30〜40代の働き盛りの支持を集め、自民は60代以上の支持が厚い。みんなは20代と60代で支持が1割を超えた。

 地域別では、名古屋市中心部と西三河で民主支持が4割を超え、他党を圧倒。自民は東三河で民主を上回る支持を得ている。みんなは尾張西部で厚い支持を集めている。

 政党支持率は、高い順に、民主30・1%▽自民16・3%▽公明5・3%▽みんな3・4%▽共産2・2%▽社民0・9%−だった。「支持政党なし」は34・2%。民主、自民ともに男性からの支持が女性を上回ったが、みんなは女性の支持する割合が高かった。


◆消費税引き上げ、賛成が半数超
 消費税増税について「賛成」と答えたのは54・7%と半数を超え、「反対」は37・9%にとどまった。

 賛成者の内訳では、税率の引き上げ幅を「1〜3%未満」としたのが22・8%で最多。「3〜5%未満」が14・9%、「5%」が11・8%で続いた。5%を超える税率アップと答えた人も5・2%いた。

 男女別では女性の方が「反対」の割合が多く、家計への影響に敏感な主婦らの反発がうかがえる。年代別では、20代と40代で「反対」が4割を超えたが、全世代にわたり、消費税10%までの引き上げであれば容認する意見が多数を占めた。

 (参院選取材班)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/aichi/CK2010070702000185.html

7259名無しさん:2010/07/07(水) 13:31:09
渡辺さん、自民票手堅く 終盤情勢世論調査
2010年7月7日

 中日新聞社が4、5両日に実施した参院選世論調査に、取材も加えて終盤情勢を探ると、岐阜選挙区(改選数2)では、自民新人の渡辺猛之さん(42)に民主現職の山下八洲夫さん(67)が続き、民主新人の小見山幸治さん(47)が追う展開。比例代表では、民主が自民を上回っている。ただ、まだ投票先を決めていない人が4割前後おり、今後、情勢が変わる可能性はある。今調査で県内では807人から回答を得た。

 渡辺さんは自民支持層の8割以上を手堅くまとめ、みんな支持層や無党派層の3割強も獲得。年代別では30代以外で他候補をリードする。中濃や飛騨、西濃で強さを発揮し、職業別では農林漁業の約6割を固めた。

 自主投票の公明は、支持層の約6割が渡辺さんに流れている。

 山下さんは民主支持層の5割以上を固め、社民支持層や無党派層にも食い込む。30代ではトップの人気。東濃で約4割、岐阜市で3割強の支持を集め、安定した戦いぶりを見せている。職業別では自由業や現業職の支持が多い。

 小見山さんは民主支持層の約3割を固め、みんな、新党改革の支持層からも一定の評価を得ている。票の上積みに欠かせない無党派層の支持は1割強にとどまり、終盤の課題。岐阜市や西濃で健闘するが、中濃、東濃で後れを取っている。

 鈴木さんは共産支持層の約8割を押さえ、社民支持層の6割を獲得しているが、全体では伸び悩んでいる。

◆比例は民主リード
 比例代表で投票する政党、候補者を「決めている」と答えたのは全体の38・8%で、「だいたい決めている」と合わせて61・8%に上った。

 うち民主は40・4%と自民の27・4%を13ポイント上回った。みんなが8・0%で続き、公明7・7%、共産2・7%、社民1・0%の順。分からない・無回答が10・4%だった。

 支持政党は3年前の参院選や昨年の衆院選の調査で自民がトップだったが、民主が33%でトップに躍り出た。

 昨年の衆院選で民主に3選挙区で敗れた自民は、24%で民主を9ポイント下回り、保守王国の地殻変動をうかがわせる結果となった。年代別では、20代を除く各世代で民主が自民を上回っている。

 民主、自民ともに支持層の9割強を固めている。全体の16%を占める無党派層のうち投票先を決めているのは36・4%で、投票先は民主32・1%、自民30・1%と2大政党が競り合っている。公明が6・9%、みんなが5・6%と続いている。

 (参院選取材班)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/gifu/CK2010070702000190.html

7260名無しさん:2010/07/07(水) 13:31:59
芝さんリード 終盤情勢世論調査
2010年7月7日


 11日投開票の参院選の終盤情勢を探るため中日新聞社が4、5日に実施した電話世論調査で、三重選挙区(改選数1)では民主現職の芝博一さん(60)=国民新推薦=がリード。自民新人の小野崎耕平さん(40)、みんな新人の矢原由佳子さん(35)が続き、共産新人の中野武史さん(36)は伸び悩む展開となっている。誰に投票するかをまだ決めていない有権者も4割近くいる。

■選挙区
 芝さんは強固な地盤を誇る地元・鈴鹿市を中心に、北勢地域で他候補を大きく引き離す。昨年の衆院選で自民が唯一、小選挙区の議席を守った県南部の5区でも優位に立った。小野崎さんは松阪市などで芝さんを上回るが自民の国会議員がいない北勢で苦戦。矢原さんは全体的に一定の支持があるが、芝さんに及ばない。中野さんは党の支持者以外に広がらず苦しい戦い。

 芝さんは30代から60代の幅広い支持を受け、小野崎さんは20代と70歳以上で優位。矢原さんは20代の支持が目立つ。

 芝さんは商工自営業、事務・技術職などの職種で支持が厚い。小野崎さんは農林漁業者の半分近くから支持を集めるほか、学生の人気も高い。

 投票する候補者を決めていない人は38・5%で、無党派層では55・6%に上る。

■比例代表
 民主や同党の候補者に投票すると答えた人は37・8%で、自民の24・5%を大きく上回った。「第三極」の位置をうかがうみんなの党は9・3%で、3番目に多い。民主、自民いずれの支持層でも一部がみんなの党へ流れている。

 公明、共産が続くが、社民やその他の政党は低迷している。

 特定の支持政党がない無党派層は34・6%が民主に投票すると答えた。自民は13・9%で、みんなの党の14・5%を下回った。

 年代別では、30代から70歳以上の各層で民主に投票する人がトップ。20代は6割強が自民に投票すると答えた。

 投票する政党などをまだ決めていない人は38・9%。20代の7割強、女性は4割以上が決めていない。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/mie/CK2010070702000191.html

7261名無しさん:2010/07/07(水) 13:32:42
本社県内世論調査〈1〉 岩井、藤本両氏が先行
2010年7月7日

『参院選に関心』79%

 11日投開票の参院選を前に、中日新聞東海本社は6日、県内の有権者を対象に実施した世論調査の結果をまとめた。取材結果を加味した情勢は、静岡選挙区(改選数2)で、自民党新人の岩井茂樹氏と再選を狙う民主党現職の藤本祐司氏=国民新推薦=の二大政党の候補者がほぼ並んで先行し、みんなの党新人の河合純一氏が追う展開。ただ、全体の4割弱が投票先をまだ決めておらず、終盤で情勢が変わる可能性もある。

 選挙区では、昨年10月の参院補選で落選した岩井氏が自民党支持層の8割をまとめた。また、自主投票となった公明党支持層の6割強から支持を取り付けた。年代別では同世代の30〜40代から支持を集めている。

 藤本氏は、民主党支持層の6割を固めた。民主党県連、連合静岡の全面的な支援を受ける組織力を背景に、30代を除いた各年代から幅広い支持を得ている。地域的には静岡市では浸透しているが、浜松市で岩井氏にやや後れを取る。

 河合氏は、みんなの党が最重点区に位置づけ、渡辺喜美代表が公示後に3度も選挙区入りしててこ入れし、同党支持層の8割弱を固めたほか、支持政党なし層から6候補者中トップの4割強の支持を集める。出馬の遅れもあり、県東部のほか、地元の県西部でも岩井、藤本両氏に迫るまでには至っていない。

 民主党新人の中本奈緒子氏=国民新推薦=は県連などの支援がなく、同党支持層からの支持も2割にとどまり、期待の支持政党なし層への浸透もいまひとつ。また唯一の女性候補ながら、女性の支持も伸び悩んでいる。

 共産党新人の渡辺浩美氏は、同党支持層の7割強を固めたが、二大政党批判の受け皿的役割は河合氏に奪われている形。20代からの支持は比較的多く、消費税増税反対を旗印に支持拡大を図る。

 比例代表の投票先は、民主党が4割で、菅直人首相の消費税増税構想の影響はあまり見られない。自民党は2割強で低迷。みんなの党が1割強で「第3極」の存在感を発揮し、公明党、共産党が続いている。

 参院選への関心は、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」を合わせた割合は79・3%で、昨年8月の衆院選の87・1%、07年参院選の83%に及ばないものの、昨年7月の知事選を8・2ポイント上回り、依然として有権者の政治意識の高さを示している。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/shizuoka/CK2010070702000186.html

7262名無しさん:2010/07/07(水) 13:33:14
本社県内世論調査〈2〉 『意中の候補』6割決定
2010年7月7日

 11日投開票の参院選を前に中日新聞東海本社が行った世論調査によると、県内有権者の各年代とも一定の関心を示した。これを裏付けるように、6割を超える有権者が投票する「意中の候補者」を決めており、昨今の選挙の行方を占ってきたとされる「支持政党なし」の人は少数に。年代ごとに支持政党は細分化された様子が見て取れる。

関心度『若年層低さ目立つ』

 関心を持っている割合を年代別に見ると、若年層の低さが目立つ。20代は61・2%で、全体平均から18・1ポイント下回り、3年前の参院選の同時期調査からも2・8ポイント落ちた。特に「大いに関心がある」と答えたのは3・2%で3年前から12・8ポイント低かった。おおむね年代が上がるにつれ関心が高まり、最高は60代で85・3%だった。

 職業別では商工自営業が87・1%に上り、平均より7・8ポイント高かった。景気や消費税の議論が影響したとみられる。専業主婦は平均を3・7ポイント下回る75・6%にとどまった。

 地域別では東部(伊豆)が83・6%で最も高く、中東遠が71・3%と最も低かった。

 性別では男性が80・8%、女性は77・9%だった。

投票先『決めていない4割』

 静岡選挙区で既に投票する候補者を「決めている」のは35・9%で、「だいたい決めている」の25・8%と合わせた“決定派”は61・7%に上った。「まだ決めていない人」も38・2%と4割に迫っており、票の行方はまだ流動的だ。

 支持政党別では、候補者が激しく競り合っている民主、自民両党の支持層で決定派が6割強になったのに対し、みんなの党の支持層では5割強だった。

 静岡選挙区に候補者を擁立していないものの事実上、自民党新人の支援で動いている公明党の支持層は87・8%。民主党現職の支援を表明した社民党の支持層では51・1%で、格差が目立った。

 一方、まだ決めていない人は、無党派層で69%に上り、20代で78・6%に達した。地域別では県東部(富士)、静岡市、志太・榛原で4割を超えた。

支持政党『“第3極”伸び顕著』

 普段の支持政党を年代別でみると、民主は全年代で3〜4割の支持を集める一方、30代だけが25・0%にとどまった。自民も民主に30代(19・1%)と70歳以上(30・7%)で追随している。

 みんなは50代で15・0%となり、ほかの世代で次点となった自民を2・0ポイント上回って次点に入った。70歳以上は、公明がみんなに3・1ポイントの差をつけ、3番目に食い込んだ。民主と自民の差は50、60代が顕著。このほか公明と共産は50代で、みんなは30代で比較的支持を得ている。

 地域別では東部(富士)で自民とみんな、静岡で公明、浜松・湖西で民主と共産が支持を集めた。支持政党なしは志太・榛原が22・5%と突出している。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/shizuoka/CK2010070702000184.html

7263名無しさん:2010/07/07(水) 13:34:05
本社県内世論調査〈3〉 『比例で民主』自民の2倍
2010年7月7日

無党派層は大幅減

 参院選の終盤情勢を探る本紙世論調査で、静岡県内の有権者が選択した比例代表の投票先は、民主党が自民党を2倍近く引き離し、みんなの党が“第3党”に割って入った。一方で、国政選挙の行方を左右してきた支持政党なし層が大きく減り、みんなをはじめ二大政党以外に普段の支持が分散している。静岡選挙区(改選数2)では自民と民主の2候補が堅調だけに、民意のねじれが浮かび上がる。

 比例代表の投票先を決めた有権者のうち、民主を選んだ人は約40%で、自民の約21%に大差をつけた。みんなは約11%と公明の約9%をやや上回る。


 民主は支持層の90%強を固め、年代別では40〜60代で自民に2倍以上の水をあけた。自民は支持層の約85%を確保したが、一部がみんなを含む新党に流れている。みんなは支持層の90%弱を固め、50代では自民と肩を並べている。支持政党なし層では、約30%が民主、約27%がみんな−と人気を二分している。

 知事選以降の過去1年間の世論調査からは、二大政党以外の政党支持率に変化が見て取れる。昨年の政権交代後、民主は35%前後の支持を集めており、ことし6月の鳩山政権から菅政権への移行も奏功している形だ。これに対し、自民は20%前後と浮上に苦しんでおり、消費税など政策面の違いが伝わり切れていない。みんなは今回調査で10%近くまで上昇し、公明を約4ポイント上回った。

 ただ、昨年秋の参院補選時点と比べると、公明、共産などもわずかながら支持を伸ばしている。こうした状況から、支持政党なし層は20ポイント近く減って10%弱にとどまった。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/shizuoka/CK2010070702000183.html

7264名無しさん:2010/07/07(水) 13:34:40
最終盤へ行方混沌 参院選県内情勢 本社調査
2010/07/07
 11日投開票の参院選を前に、静岡新聞社は4〜6日の3日間、静岡選挙区(改選数2)の有権者を対象に電話世論調査を行い、取材を加味して終盤の情勢を探った。自民党新人の岩井茂樹候補(42)、民主党現職の藤本祐司候補(53)=国民新推薦=が横一線で並び、みんなの党新人の河合純一候補(35)が肉薄、3氏が激しく競りながら当選圏入りを狙う状況となっている。民主党新人の中本奈緒子候補(31)=国民新推薦=は課題とする無党派層の取り込みが進んでいない。共産党新人の渡辺浩美候補(49)は支持が広がらない。幸福実現党新人の中野雄太候補(36)は独自の戦い。
 投票先を決めていない人は42・4%に上り、序盤での世論調査(6月26日集計)より約8ポイント増えた。民主、自民両党の支持層でも投票先の未決定者は3割弱を占め、最終盤に向け選挙情勢が変化する可能性がある。
 岩井氏は自民支持層の4割強に浸透するが、序盤の調査から大きく下げた。自民支持層の1割強はみんなへ、1割弱が民主の2候補に流れる。無党派層の支持は1割。公明支持層から4割強の支持を得る。産業別で農林漁業者の支持が強い。地域別では三島、沼津、伊豆地区で優位な戦い。
 藤本氏は民主支持層を中本氏と食い合い、浸透度は4割ほどで、序盤の調査から微減した。40〜60代の支持が厚い。志太榛原から中東遠地区にかけての地域で2割を超す支持を得る。職業別では管理職の支持が厚い。政策面では、地域主権や行政改革を投票で重視する人から支持を得る。
 河合氏はみんなの党支持層の7割に浸透し、民主、自民支持層の1割、公明支持層の2割を取り込む。無党派の支持は1割強で、浸透はこれから。政策面では、政治とカネを重視する人の3割強から支持を得る。浜松市と周辺で支持を広げている。60代と70歳以上の支持がやや薄い。
 中本氏は民主支持層の支持は1割強。自民支持層の一部も取り込むが、無党派の支持は1割に届かない。女性の支持拡大が課題。6候補者中、30代の支持が最も厚い。
 渡辺氏は共産支持層の5割を固めたが、4割弱はみんなに流れる。無党派層と若年層の支持はわずか。

 調査の方法 
 4〜6日の3日間、静岡県内をはじめ全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。
 電話帳に番号を載せていない人も調査が可能で、性別、年代別など有権者の縮図に合わせた精度の高い調査ができる。
 今回、実際に有権者がいる世帯にかかったのは5万6839件(県内1400件)で、このうち4万3894人(同1052人)から回答を得た。

 議席の予測 
 ▼選挙区
 過去の参院選挙区に立候補した候補者の世論調査支持率と、実際に獲得した得票率の相関関係を分析し、選挙区や候補者の特性に応じた予測式を用意した。今回の世論調査で得た各候補者の支持率をこれらの予測式に当てはめ、選挙区ごとにシミュレーション(模擬投票)を行い、候補者ごとの推定得票率と当選確率を算出した。
 ▼比例代表
 過去の参院比例代表選挙での各党派の世論調査支持率と、実際の得票率との相関から予測式を作成した。この予測式に今回調査での各党の支持率を当てはめ、シミュレーションで都道府県ごとの党派別推定得票数を算出、これを全国に積み上げてドント計算した。
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/news/20100707000000000006.htm

7265名無しさん:2010/07/07(水) 13:35:22
自民優勢、民主が猛追 本紙世論調査
2010年7月7日

 11日の参院選投開票を前に、中日新聞社が6日まとめた世論調査結果で、福井選挙区(改選数1)は自民現職の山崎正昭さん(68)が優勢に支持を固め、民主新人の井ノ部航太さん(36)が猛追している。共産新人の山田和雄さん(42)は苦戦。ただ、有権者の3割以上はまだ投票する候補者を決めておらず、情勢は流動的だ。

■選挙区
 投票する候補者を決めた有権者の性別で、男性の5割近くが山崎さんを支持。女性は山崎さんと井ノ部さんがほぼ互角だ。年代別では、山崎さんが20代、70代以上の支持が高く、30、50代は井ノ部さんが上回った。山田さんは20代の支持が目立つ。

 職業別では、山崎さんが商工自営業者や管理職、学生などで支持を拡大。事務・技術職、主婦は井ノ部さんを多く支持している。山田さんは現業職で善戦している。

 地域別では、山崎さんが福井市や嶺南地域を中心に着実に足場を固めている。井ノ部さんはあわら、坂井市でややリードし、大野、勝山市や越前町などでも山崎さんに迫る。

■比例代表
 比例代表で投票する政党を決めた有権者は、民主が35・7%、自民が35・3%とほぼ横一線。みんなが7・0%で続き、公明6・6%、共産3・1%の順だった。

 普段の支持政党では、民主が32・0%と、自民の28・8%をやや上回っているが、民主支持者の5・7%が自民に投票すると回答。無党派層の2割はみんなを支持し、共産支持層の1割近くが社民に投票すると答えた。

 年代別では、30代の5割余りが民主を支持。自民は70代以上で優位に立っている。地域別では、福井市は民主、自民が接戦。あわら、坂井市は民主、嶺南地域は自民が支持を集めている。

■北陸新幹線と原発
 県内で争点の一つとなっている北陸新幹線の県内延伸については、全体の計53・7%が延伸を「大いに望む」「ある程度望む」と回答。特に20、30代は6割前後が「望む」と答えた。

 また、県内に多く集まる原子力発電所が立地地域の振興につながるかについては「大いにつながる」「ある程度つながる」と答えた人が計65・5%に達した。

 (平井一敏)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/fukui/CK2010070702000195.html

7266名無しさん:2010/07/07(水) 13:36:13
林さんが優位に 本紙世論調査
2010年7月7日


 中日新聞社が実施した参院選の世論調査と終盤情勢の分析によると、滋賀選挙区(改選数1)では、民主現職の林久美子さん(37)=国民推薦、社民県連支持=が全県で優位に立ち、自民新人の武村展英さん(38)が猛追する様相になっている。無所属新人の小西理さん(51)も元衆院議員の知名度から一定の支持を集め、共産新人の川内卓さん(54)も党支持者を固めた。全体の4割が投票先を決めておらず、各候補とも終盤に向け追い込みを図る。

 民主支持層の8割から支持を固めて走る林さんを、自民支持層の8割を固めた武村さんが猛追する。

 林さんはびわ湖放送の元記者としての知名度に加えた現職の実績を訴え、全県的に有利に戦いを進める。大津市では特に約半数の支持を得る。

 全国公募で選ばれ、知名度が課題だった武村さんは自民支持層には浸透、公明支持層の半数も押さえた。出身の湖南地域や、自民地盤の強い湖北地域で4割の支持を受ける。

 小西さんは選挙期間中、国内を離れて選挙活動をほとんどしていないが、元衆院議員の知名度から大津市や甲賀市、東近江市などで1割近い支持を得ている。

 川内さんは共産支持者をまとめ、社民の一部からも支持を得るなど他党支持層への食い込みを図る。

◆支持政党に投票9割
 支持政党別に投票先を見ると、民主、自民、公明、共産とも支持者層の9割がそれぞれの政党に投票すると答えている。無党派層の中では、みんなの党に投票すると答えた人が3割と最も多かった。

 比例代表の投票先を決めている人は「だいたい」も含めて57%。投票先を決めている人のうち民主に投票すると答えた人が最も多く、全体の4割だった。

 民主は大津市や草津市などの湖南地域で5〜6割の高い支持を得て広がりを見せている。自民は米原市などの湖北地域で4割近くの支持を得て民主を上回っている。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/shiga/CK2010070702000197.html

7267名無しさん:2010/07/07(水) 13:37:58
本紙県内世論調査詳報 『景気・雇用』重視トップ
2010年7月7日


 北陸中日新聞が実施した参院選世論調査では、投票先を決める上で最も重視する政策は「景気・雇用対策」が24・1%でトップとなり、有権者の切実ないまを浮き彫りにした。同じくマニフェストの重視度を聞くと「五割程度」が最多だったが、「全く重視しない」も一割強いた。

最も重視する政策
60代以上は『年金・福祉』
20代『子育て』30代は『消費税』
 投票先を決める上で最も重視する政策で最多の「景気・雇用対策」は働き盛りの四十、五十代では三割超が挙げた。二十代と六十代、七十歳以上でも二番目に高く、幅広い世代で経済政策を重視していることをうかがわせている。

 「年金・医療・福祉」は高齢世代が最も関心を寄せ、六十代で21・5%、七十歳以上で35・5%を占めた。今参院選で争点に急浮上した「消費税を含む税制改革」は三十代で24・8%とトップになったほか、各年代で関心は相対的に高い。

 「子育て支援や教育」は二十代が最も重視し、三十代でも二番目に高かった。生活に密着した政策が上位を占める中、「政治とカネの問題」は全体で四番目に入り、特に六十代、七十歳以上で関心が高かった。


意中の候補・政党
選挙区、比例とも6割強
無党派過半数は『未定』
 意中の候補や政党を「決めている」「だいたい決めている」と答えたのは、石川選挙区で計62・6%、比例代表で計60・1%だった。無党派層では「決めていない」が選挙区で51・6%、比例代表で57・5%に上り、過半数が態度を決めかねている。

 支持政党別にみると、選挙区で投票先を固めているのは、候補を出している民主が68・7%、自民70・8%、共産73・6%。自民候補を実質支援する公明は97・4%だった一方、民主候補を実質支援する社民は「決めていない」が70・3%に上り、選挙協力の成否で明暗が分かれた。

 比例代表では、民主支持層の74・9%、自民支持増の70・1%が投票先を固めている。


関心度
男性が高い傾向
昨年衆院選やや下回る
 参院選への関心度は「大いにある」32・2%、「ある程度ある」45・9%を合わせ78・1。「関心あり」は男性が83・9%、女性が72・8%で、男性の関心が高い傾向が出た。

 政権交代が懸かった昨年衆院選の公示後調査では86・3%が「関心あり」と回答しており、それに比べればやや低下しているが、二〇〇七年の前回参院選公示後調査の72・7%を上回っている。

 年代別では五十代、六十代、七十歳以上で「関心あり」が八割を超えた。

 二十代と四十代は七割台で、三十代は六割台と相対的に低かった。


マニフェスト
『全く重視しない』 11.6%
 投票先を決める上でマニフェストをどの程度重視するかを聞いたところ、「五割程度」とした回答が44・0%と最も多かった。重視する度合いが高い「100%」「七、八割」は合わせて27・5%。逆に「二、三割」と「全く重視しない」は計24・9%と分かれた。

 「全く重視しない」と回答した11・6%の層を分析すると、民主支持層では8・9%にとどまるのに対し、自民支持層で10・1%、共産支持層で18・2%だった。

 今参院選で最も重視する政策に「普天間飛行場移設問題を含む外交・安保」を挙げた層では、マニフェストを「まったく重視しない」が22・5%と突出した。


支持政党
自民29.8%首位 民主肉薄27.4%
みんな第3党に
 昨年衆院選の公示後調査と比べ、自民は9・2ポイント下げたものの29・8%で首位を守った。与党の民主は11・0ポイント増の27・4%まで伸ばし、20ポイント以上あった自民との差を2・4ポイントまで縮めた。

 無党派層は8・3ポイント減の21・7%。みんなの党は0・1%から3・3%まで躍進し、公明と共産、社民などを抜いて“第三党”に躍り出た。新党改革、立ち上がれ日本などは支持が広がっていない。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/ishikawa/CK2010070702000176.html

7268名無しさん:2010/07/07(水) 13:38:43
本紙県内世論調査 『景気・雇用対策』最も重視
2010年7月7日


 北陸中日新聞の参院選世論調査で、県内有権者の八割余りが参院選に関心を示し、重視する政策では「景気・雇用対策」と「年金・医療・福祉」が「消費税率引き上げ」を上回った。支持政党は自民がトップだったが、民主が前回衆院選のときと比べて肉薄。一方で無党派層のうち六割近くが態度を決めあぐねている。マニフェスト(政権公約)には、七割以上が重きを置いた。

重視する政策 
消費税にも関心
『年金・福祉』世代間で差
 投票する際に最も重視する政策では、最多の「景気・雇用対策」が、四十、五十代で30%前後を占めるとともに、二十、三十代でも20%以上と幅広く関心を集めた。

 二番目の「年金・医療・福祉」には六十代以上が30%程度の関心を寄せ、二十代でも20%を上回った。一方で、三十、四十代では関心が相対的に低く、世代間の違いが浮き彫りになった。

 争点として浮上した三番目の「消費税を含む税制改革」は四十代で26・8%のほか、各世代で高い関心を示した。

 生活に根ざした問題への関心が高く「政治とカネ」の問題は四番目。二十、三十代と六十代以上では10%以上だったが、四十、五十代では関心が低かった。

 五番目の「子育て支援や教育」は三十代が25・2%と最も重視したほか、二十、四十代も15%前後と高めだった。

 「公務員制度の改革」は5・8%、「普天間飛行場移設問題を含む外交・安保」は4・5%だった。


支持政党の推移
自民32.2%首位守る
民主が肉薄27・1%
『みんな』は第3位
 昨年の衆院選の公示後調査と比べ、自民が6ポイント下げたものの32・2%でトップを守った。与党の民主は15・8ポイント増の27・1%と伸ばし、25ポイント以上あった自民との差を5・1ポイントまで縮めた。

 無党派層は20・8ポイント減の15・9%。みんなの党は5・6%で、“第三党”に躍り出た。

 一方で共産は0・2ポイント増の2・1%、公明は0・2ポイント減の1・6%、社民は0・6ポイント減の1・5%、国民新党は1・1ポイント減の0・8%と伸び悩んだ。新党改革や、たちあがれ日本の支持は広がっていない。


意中の候補・政党
選挙区、比例とも6割以上
 意中の候補や政党を「決めている」「だいたい決めている」と答えたのは、富山選挙区で計67・9%、比例代表で計65・8%だった。無党派層では「決めていない」が選挙区、比例代表ともに58・6%に上り、過半数が態度を決めかねている。

 支持政党別にみると、選挙区で投票先を固めているのは、候補を出している民主が69・3%、自民81・3%、共産57・4%。与党時代に自民と連立を組んでいた公明は83・9%、民主候補を県連支持とした社民は100%が投票先を固めていた。

 比例代表では、民主支持層の68・6%、自民支持層の79・6%が、投票先を固めている。


関心度
8割以上が『ある』前回選上回る
 参院選への関心度は「大いにある」32%、「ある程度ある」49・6%を合わせ81・6%。男女別で見ると、関心があるとしたのは、男性は82・2%、女性は81%とほぼ同じ割合だった。

 政権交代がかかった昨年衆院選の公示後調査では、86・5%が「関心あり」と回答しており、それに比べればやや低下しているが、二〇〇七年の前回選公示後調査の73・8%を上回っている。

 年代別では、五十代、六十代、七十歳以上で「関心あり」が八割を超えた。一方で、二十代、三十代、四十代の二割台が「あまりない」「全くない」と答えた。


マニフェスト 
重視度『5割程度』43・4%
 政権公約として定着したマニフェストの重視度は「五割程度」と回答したのが43・4%と最も多かった。重視する度合いが「100%」、「七、八割」を合わせると73・6%となった。

 逆に重視の度合いが「二、三割」は11・6%、「全く重視しない」が10・8%。二割以上がマニフェストに重きを置いていなかった。

 「全く重視しない」と回答したうち、二十代と三十代は10%を切ったが、四十代以上では10%を超え、世代間で差が出た。支持政党別では、民主が4%、自民が8%だったのに対し、社民が14・9%、みんなの党が25・1%と高い比率となった。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/toyama/CK2010070702000157.html

7269名無しさん:2010/07/07(水) 13:42:43
【埼玉】
2010参院選埼玉 本紙世論調査
2010年7月7日

 東京新聞が行った今回の参院選(十一日投開票)の世論調査。この結果に取材を加味した終盤情勢では、埼玉選挙区(改選数三)に立候補している十人のうち、民主党現職の島田智哉子氏と、自民党現職の関口昌一氏がトップを競り合う。続いて、公明党現職の西田実仁氏、民主新人の大野元裕氏、みんなの党新人の小林司氏が追う大激戦となっている。共産党新人の伊藤岳氏、社民党新人の日森文尋氏、新党改革新人の中川幸司氏は水をあけられている。しかし有権者の三割強は投票先を決めておらず、情勢はまだ流動的だ。

 島田氏は、民主支持層の四割近くを固め、推薦を受ける国民新党支持層からも一定の支持を得る。男女ともに浸透し、特に子育て世代の三十代、四十代からそれぞれ二割弱の支持を集める。

 関口氏は、自民支持層の約七割に浸透。みんなや新党改革、県内で候補擁立を見送ったたちあがれ日本の保守層の一部にも食い込む。年代的には二十代、三十代、七十歳以上の支持が厚い。

 西田氏は、公明支持層の九割強を固め、二十代〜七十歳以上でほぼ均等に支持を集める。支持政党がない「無党派層」にも浸透するが、公明支持層以外をどこまで伸ばせるかがカギ。

 大野氏は、同じ民主の島田氏と重点活動地域を分ける「区割り戦術」を取るが、民主支持層への浸透は二割半ばにとどまる。民主支持層は、四分の一が投票先を決めておらず、民主支持層に支持を広げられるかが課題だ。

 小林氏は、みんな支持層の八割弱の支持を集める。民主、自民支持層や無党派層の一部にも食い込みを図り、当選圏入りをうかがっている。

 伊藤氏は共産支持層の八割近く、日森氏は社民支持層の七割強を固めたが、全体には支持が広がっていない。中川氏は新党改革の支持層にも浸透しておらず、広がりに欠けている。

 一方、比例代表の投票先は、民主が約三割で、一割強の自民を抑えてトップ。次いでみんな、公明、共産、社民、たちあがれ日本、新党改革、国民新党などとなっている。

 支持政党では、民主が32・0%で最も多く、自民15・0%、みんな7・6%、公明7・0%、共産3・9%、社民1・6%、新党改革1・2%で、国民新党、たちあがれ日本などが続いた。一方、支持政党なしは16・9%だった。

<調査の方法> 四、五の両日、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるRDD方式で実施、千十三人から回答を得た。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20100707/CK2010070702000088.html?ref=rank

7270名無しさん:2010/07/07(水) 13:45:04
【神奈川】
かながわ参院選’10<票流> 本紙世論調査
2010年7月7日


 東京新聞が六日まとめた参院選の中盤電話世論調査。取材結果を加味して神奈川選挙区(改選数三)の情勢を分析したところ、民主、自民の候補がややリードし、みんなと、もう一人の民主の候補が追い上げる激戦となっている。有権者の四割近くが投票先を回答しておらず、情勢が変動する可能性もある。一方、参院選に対する有権者の関心度は前回に比べやや低く、本紙実施の有権者アンケートで浮き彫りとなった政治不信の根強さもうかがえた。 (参院選取材班)

◆選挙区情勢
 民主現職の千葉景子候補(62)は党支持層の約四割を固めた。年代別では三十、四十、七十代で支持が高く、女性の支持率でも優勢。横浜市南部や県西部、県央部で堅実な戦いを展開する。

 自民現職の小泉昭男候補(64)は、党支持層の五割強と公明支持層の四割弱を押さえた。無党派層の支持も民主二候補に比べ高い。出身地の川崎市に加え、県央地域でも順調に支持を伸ばしている。

 みんな新人の中西健治候補(46)は、党支持層の八割を獲得し、自民支持層の一割にも浸透。無党派層の支持率でも他陣営を上回った。地域別では、党国会議員の地盤がある県南東部で支持率が高い。

 民主現職の金子洋一候補(48)は党支持層の三割を固めた。男性支持率で他候補を上回っている。年代別では五十代以上の支持割合が高い。地域別では川崎市、県央部で比較的優位に立つ。

 共産元職の畑野君枝候補(53)は党支持層の六割を固めた。しかし他党支持層への広がりに欠け、無党派層でも有力四候補の先行を許している。

 社民新人の木村栄子候補(62)、たちあがれ日本新人の松田学候補(52)、新党改革新人の甲斐敬浩候補(46)は、いずれも苦しい戦い。

◆関心度と投票行動
 参院選への関心は「大いにある」が34・8%、「ある程度ある」が47・1%で、合計は81・9%だった。同様の回答率の合計が85・8%だった二〇〇七年の参院選に比べると、関心は低下した。前回の選挙区での投票率は56・32%だった。

 本紙が六月中旬に県内有権者百人に行った街頭アンケートでは、六十二人が「政治に期待できない」と回答。関心低下の背景には、有権者の政治不信もうかがえる。

 年代別では、「大いに関心がある」が六十代以上では五割に上ったが、二十〜四十代は15〜26%程度に低迷した。二十代では「あまり関心がない」が二割を超えた。

 選挙区で投票する候補者を「決めている」「大体決めている」の合計は50・9%。「まだ決めていない」は48・3%で、二十〜四十代の六割以上が投票先を決めていない。

◆政党支持率と比例代表情勢
 比例代表での投票先を聞くと、民主が29・5%で最も多く、続く自民の17・2%を大きく引き離している。二〇〇七年参院選の調査では、民主31・8%、自民15・0%で、自民がじわりと復調している様相だ。

 三番手は、みんなの党の10・8%で、「第三極」として、一定の存在感を示している。ただ、三割弱が投票先を決めておらず、今後の動向が注目される。

 三党とも、各党支持者の八割前後を固める堅調な情勢。「支持政党なし」と答えた人のうち、大半は投票先を決めていないが、投票先を決めている人は、支持率にほぼ比例する形で、この三党に分散している。

7271名無しさん:2010/07/07(水) 13:45:28
>>7270-7271
◆民主公約 評価しない政策 『普天間』が最多
 民主党のマニフェストの修正や、前首相の公約違反の中で、最も評価しないとしたのが「普天間飛行場を県外移設できなかったこと」(31・9%)で、「子ども手当の満額支給を断念」(19・5%)が続いた。

 民主党支持層でも「普天間」「子ども手当」の順だった。二十代は「高速道路の無料化の後退」(27・7%)が最多だった。

◆消費税 引き上げ6割容認
 消費税率の引き上げについては53・1%が「やむを得ない」、8・3%が「賛成」と答え、容認したのは六割を超えた。「反対」は36・5%だった。

 二十代で「反対」(49・2%)が「やむを得ない」(43・3%)を上回ったほかは、三十代以上では、「やむを得ない」が最多だった。

 民主党、自民党、みんなの党の支持層の過半数が増税を容認し、公明党、共産党、社民党の支持層は「反対」が多数を占めた。

 本紙が実施した有権者百人のアンケートでも、引き上げ「賛成」(52%)が、「反対」(26%)を上回り、世論調査とほぼ同様な結果が得られた。


◆重視する政策 20〜50代最多『景気・雇用』
 投票で注目する政策は、「景気・雇用」が22.1%でトップ。「年金・介護」(21.6%)、「財政再建」(18.1%)と続く。

 「景気・雇用」は、20〜50代では最多で、景気や雇用情勢の改善を求める声を反映した。

 30代では、「子育て支援」も23.3%の同率で最多だった。60代以上は「年金・介護」が3割以上を占めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100707/CK2010070702000069.html?ref=rank

7272名無しさん:2010/07/07(水) 13:45:52
【千葉】
2010参院選ちば 世論調査
2010年7月7日


 参院選千葉選挙区(改選数三)は、九人の候補者が十一日の投開票に向け熱戦を繰り広げている。本紙は四、五の両日、千葉選挙区で世論調査を実施、取材も加味して選挙戦の終盤情勢を探った。小西氏が一歩リード、椎名、水野、猪口の三氏が横一線で続き、道氏が激しく追い上げる。回答者の半数は投票態度を決めかねており、情勢は流動的だ。 (小川直人)

◆道氏が追い上げ
 小西氏は民主支持層の約半数を固める。無党派層も一割強が支持。千葉市などの京葉地域を中心に、東葛でも支持を広げる。

 椎名氏は自民支持層の三割強を固め、公明支持層の一部も支持。地盤の東総を中心に東葛でも支持を得る。水野氏はみんな支持層の九割を固め、全県的な広がりを見せる。猪口氏は自民支持層の三割強を固め、公明支持層からも支持を得て、県南部や京葉で支持を広げる。

 道氏は民主支持層の二割近くを固め、社民支持層からも支持を得て追い上げを図る。斉藤氏は共産支持層の九割強を固めている。

◆8割が関心
 参院選の関心について「大いにある」は35・4%、「ある程度ある」も48・3%に上る。逆に「あまりない」と「全くない」は計16・3%。

◆比例も民主
 比例代表で投票する政党、候補者を決めている人の中で、投票先を民主としたのは三割強、自民は約二割。みんなが一割強、公明が約一割と続く。

◆景気・雇用
 重視する政策課題としては、景気・雇用が最も多く二割強。続いて社会保障、財政再建、税のムダの排除が関心を集めている。

 調査は4、5の両日、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるRDD方式で実施、1010人から回答を得た。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100707/CK2010070702000082.html

7273名無しさん:2010/07/07(水) 13:46:51
参院選終盤情勢 4氏先行、激しい争い 大阪選挙区
2010.7.7 02:04

このニュースのトピックス:選挙・大阪
 11日投開票の参院選に向けて実施した産経新聞社の終盤情勢調査で、大阪選挙区(改選数3)は、北川イッセイ氏(67)と、尾立源幸氏(46)、岡部まり氏(50)、石川博崇氏(36)らによる激戦となっている。しかし、投票する候補者を決めていない人も3割以上おり、流動的な状況だ。

 4人を、川平泰三氏(53)と、清水忠史氏(42)が追う。大川朗子氏(52)や、山分ネルソン祥興氏(36)浜野夕希子氏(34)、深田敏子氏(39)が続く情勢となっている。

 北川氏は反民主票の取り込みを目指して政権を批判。自民府議らを中心に選挙運動を展開し、無党派層も含め支持拡大を図る。

 再選を目指す尾立氏は政府の事業仕分けでの成果をアピール。民主の地方議員や労働組合などの組織票固めを急いでいる。

 知名度が高い岡部氏は、街頭演説を繰り返し、浮動票の獲得を狙う。党が打ち出した消費税増税については「反対」を訴えている。

 若さと外交官としての実績をアピールする石川氏は、党支持組織を固める一方、クリーンな政治を訴え支持拡大を目指す。

 川平氏は立候補表明が公示直前となったが、第三極としての存在感を示している。元漫才師の清水氏は巧みな弁舌で注目を集め、党支持層以外への浸透も目指している。

 大川、山分、浜野、深田の各氏は積極的な運動を展開しているが、有権者への浸透が課題だ。
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/100707/osk1007070204000-n1.htm

7274名無しさん:2010/07/07(水) 13:47:48
競り合う磯崎、岡内両氏/本社世論調査
2010/07/07 09:29


 四国新聞社と共同通信社は、終盤戦を迎えた第22回参院選に対する有権者の動向をつかむため、4〜6日の3日間、世論調査を実施。集計データにこれまでの取材で得た情報を加え、選挙戦の情勢を分析した。新人3氏が1議席を争う香川選挙区は、自民新人の磯崎仁彦氏(52)と無所属新人の岡内須美子氏(57)=民主、社民、国民新推薦=が激しく競り合う展開。共産新人の藤田均氏(50)は大きく水をあけられている。ただ、現時点では3分の1の有権者が態度を決めておらず、各陣営の今後の戦いぶりや投票率によって情勢の変化も予想される。

 初の公募で選ばれた民間出身の磯崎氏は、自民支持層の約8割を固めるほか、選挙協力する公明支持層の約7割に浸透。みんなの党支持層からも4割近くの支持を得ている。

 年代別では、20代と70歳以上から4割を超える高い支持を受け、男女別では男性がやや上回っている。衆院小選挙区のエリア別では、3区の支持割合が特に高い。

 民主、社民両党と連合香川などから推薦を受ける岡内氏は、民主支持層の6割強、社民支持層の7割近くをまとめる。みんなの党支持層の3割余にも浸透している。

 30代、60代の支持が比較的高く、男女別では男性の支持が高い傾向が出ている。エリア別では、3選挙区ともほぼ満遍なく支持を集めている。

 「消費税増税反対」を掲げる藤田氏は、共産支持層の8割を固めるものの、他の支持層への広がりがみられず苦戦している。

 「支持政党なし」の無党派層は、半分以上が態度未定。残りは岡内氏と磯崎氏が20%前後で拮抗(きっこう)しており、ともに上積みを狙う。

 選挙への関心度は、「大いにある」「ある程度ある」を合わせて78・8%。3年前の前回調査(84・9%)は下回ったものの、小泉ブームにわいた01年(78・2%)と同水準で、有権者の関心度がどこまで投票行動に反映されるか注目される。

 ▽調査の方法 4〜6日の3日間、有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける電話調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1130件、うち897人から回答を得た。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20100707000086&ref=rss

7275名無しさん:2010/07/07(水) 13:48:33
本田浩、松村氏が競り合う 参院選熊本選挙区 2010年07月07日

 熊本日日新聞社は4〜6日、現職1、新人4の計5人が争う参院選熊本選挙区(改選数1)で電話世論調査を実施し、取材を加味して終盤情勢を探った。民主党新人の本田浩一氏(43)と自民党現職の松村祥史氏(46)が依然、横一線で激しく競り合い、みんなの党新人の本田顕子氏(38)、共産党新人の安達安人氏(54)、政治団体の日本創新党新人の前田武男氏(53)が追う。ただ、全体の4割強、無党派層の7割強が態度を決めておらず、11日の投票日まで情勢は予断を許さない。

 本田浩一氏は「政権交代による改革を止めないでほしい」と主張。松野頼久前官房副長官の後援会や連合熊本をバックにした戦い。党の重点区に位置付け、菅直人首相ら幹部が連日てこ入れ。民主支持層の7割弱を固め、選挙協力する社民党支持層の5割弱の支持も得る。ただ、推薦する国民新党は3割強、無党派層は2割強の支持にとどまっている。鹿本、菊池、荒尾・玉名の県北地域、大票田の熊本市で優位に戦いを進める。

 松村氏は「与党を過半数割れに追い込む」と訴え、党所属の国会議員や県議、出身母体の商工団体などの組織に乗る。自民支持層の7割、共闘する公明党支持層の7割以上を固めたほか、推薦するたちあがれ日本支持層の9割以上の支持も得る。無党派層からの支持は2割強にとどまる。阿蘇のほか、八代、天草、宇城、芦北・水俣など県南地域で健闘するが、地元球磨・人吉で、本田浩一氏の先行を許す。

 本田顕子氏は、消費税増税反対を掲げ、増税容認の民主、自民との違いを強調。「第三極」として、みんなの党支持層の8割をまとめる。民主支持層の一部にも食い込むが、無党派層への浸透はいまひとつ。

 安達氏は比例代表候補と連動。共産支持者層9割以上を固めるが、民主、自民の二大政党の争いに埋没し、みんなの党にも引き離されている。

 前田氏は、熊本市を中心に支持を訴えるが、浸透しきれていない。(参院選取材班)
http://kumanichi.com/news/local/main/20100707002.shtml

7276名無しさん:2010/07/07(水) 13:49:17
参院選選挙区、山崎、井ノ部氏競る 山田氏勢力拡大図る・本社世論調査
(2010年7月7日午前8時26分)
 第22回参院選は、11日の投開票日まであと4日と迫った。福井選挙区(改選数1)の終盤情勢を探るため福井新聞社が4〜6日の3日間、電話世論調査を行った結果、4選を目指す自民党現職で元内閣官房副長官の山崎正昭候補(68)と、民主党新人で党県連副代表の井ノ部航太候補(36)が激しく競り合っている。共産党新人で党県常任委員の山田和雄候補(42)は勢力拡大を図っている。比例代表は自民が民主をリードしている。

 今回の調査時点でも、選挙区で投票態度を決めていない人がなお3割弱いる。情勢は最終盤にかけてなお流動的な要素があり、予断を許さない状況となっている。

 山崎氏は自民支持層の8割強を固めた上で、公明支持層の7割強を取り込んでいる。男女別では女性からの支持が高い。年齢別では30、40代を除き優位に立っている。

 井ノ部氏は民主支持層の8割近くをまとめ、国民新やみんなの党の支持者にも浸透している。男性の支持が高く、同世代の30、40代は4割を固め、強さをみせている。

 鍵を握る無党派層は6割が態度を決めておらず、投票先を明らかにした人では山崎、井ノ部両氏が拮抗(きっこう)している。

 地域別では、山崎氏が坂井、あわら両市や鯖江市で強く、井ノ部氏は奥越で浸透している。大票田の福井市はほぼ互角の争いを繰り広げている。

 山田氏は山崎、井ノ部両氏に大きく引き離されているが、共産支持層をほぼ固めた。社民支持者からも一定の支持を得ているが、そのほかへの広がりが少ない。

 一方、比例代表は自民と同党候補に投票する意向の人が31・5%。前回2007年参院選の調査時(46・5%)に比べると15ポイント減少したものの、民主の25・1%を上回った。自民、民主に次いで、みんなの党が5・5%と健闘している。選挙区と同様、3割弱が投票先を決めかねている。

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=22351&storytopic=2

7277名無しさん:2010/07/07(水) 14:13:47
石井氏やや先行、鈴木氏激しく追う 参院選・本社世論調査
 11日投開票の参院選で、秋田魁新報社は4〜6日、県内有権者を対象に世論調査を実施し、取材を加味した上で本県選挙区(改選数1)の情勢を探った。自民党新人の石井浩郎候補(46)=たちあがれ日本推薦=が自民支持層と無党派層の一部を取り込み、やや先行する展開。民主党現職の鈴木陽悦候補(61)=国民新党推薦=は民主、社民の支持層に浸透し、激しく追い上げている。共産党新人の藤田和久候補(61)は伸び悩み、支持拡大に懸命だ。ただ、3割が投票行動を決めておらず、最終盤に向けて情勢が変化する可能性もある。

 石井候補は産業、スポーツ振興を訴えの軸に据え、元プロ野球選手の知名度を生かした運動を展開。陣営は「候補者個人」を前面に打ち出す戦術に加え、民主党への対決姿勢も強めている。

 自民県議らがフル稼働し、自民支持層の8割を固めた。石井候補への推薦を見送り、事実上の自主投票となっている公明支持層の6割を取り込み、無党派層は3割超が支持。推薦するたちあがれ日本支持層の4割のほか、みんなの党支持層の3割超に浸透している。

 秋田市を除く各地域で鈴木候補をリード。能代・男鹿・潟上地域、鹿角・大館・北秋田地域、由利本荘・にかほ地域で引き離している。性別では男女とも石井氏が優位。年代別でもすべての年代で優勢となっており、20代と30代、50代の支持が厚い。

 鈴木候補は、昨年の政権交代で誕生した民主党政権の継続を強く訴えるとともに、自身の6年間の活動実績なども強調し、支持拡大を図っている。無党派層を中心に民主支持のうねりを生み出そうと、党幹部や閣僚が公示後、続々と本県入りし、応援演説に立っている。

 党所属国会議員らが中心となり、民主支持層の7割超をまとめた。2004年参院選とは異なり、推薦を見送って自主投票とした社民支持層の7割、推薦する国民新支持層の5割近くに加え、みんなの党支持層の3割に浸透。ただ、無党派層の支持は2割弱にとどまっている。

 地域別では大票田の秋田市でやや優位。大仙・仙北地域で石井候補に迫り、年代別では60代、70歳以上で肉薄している。

 藤田候補は、公示直前に菅直人首相が言及した消費税増税への反対に重点を置き、民主政権批判を強めている。党組織や所属県議、市町村議らで基盤を固め、共産支持層の8割弱をまとめた。しかし、目標とする無党派層の取り込みが弱く、支持に広がりが見られない。

 年代別では30代、地域別では秋田市での支持が、他の年代や地域より高くなっている。

(2010/07/07 09:51 更新)
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100707e

7278名無しさん:2010/07/07(水) 14:15:10
参院選終盤情勢 岡田氏優位な戦い 大川氏、郡司氏を急追

 11日投開票の第22回参院選で茨城新聞社は4〜6日、県内の有権者約1千人を対象に世論調査を実施し、独自取材を加味して茨城選挙区(改選数2)の終盤情勢を探った。自民党現職の岡田広氏(63)=当選2回=は全域で着々と支持を広げ優位な戦い。民主党現職の郡司彰氏(60)=同=が追走するが、やや伸びを欠き、みんなの党新人の大川成典氏(46)が急激に追い上げ2議席目をうかがう勢いだ。民主2人目の新人、長塚智広氏(31)は頼みの無党派層に浸透し切れず、大川氏と競り合っている。たちあがれ日本新人の吉田里江氏(44)、共産党新人の稲葉修敏氏(48)、幸福実現党新人の中村幸樹氏(46)は厳しい。しかし、無党派層を中心にまだ有権者の半数近くが誰に投票するかを決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

 岡田氏は自民県連と県議団らが総力戦を展開。自民支持層の8割弱を固め、国民新、たち日などの保守層も取り込みつつある。公明支持層への浸透はまだ約4割。全県を小まめに回る長年の日常活動が奏功し県内全域、全年代層で先行する。職業別では農林漁業の約6割を固め、管理職や現業職、学生の3割以上に支持を広げた。
 郡司氏は民主県連、連合茨城、県医師連盟などの全面支援を受け組織戦を展開。鹿行を除く全域で岡田氏を追走し、60代以上で支持を伸ばしている。伸びを欠く大きな要因は民主2人擁立が響き民主支持層の4割強しか固め切れていない点。農水副大臣として「食と地域の再生」を訴えるが農林漁業への浸透はいま一歩。一方で自由業の約半数を固め、専業主婦の人気もある。
 大川氏は序盤出足が鈍かったが、選挙戦を通じて支持率が倍増。みんな支持層の7割弱を固め、国民新支持層も切り崩している。鹿行、県北、県西、つくば・土浦などの県南で健闘。30代や50代の支持を獲得し、管理職や学生、事務・技術職の人気を呼んでいる。
 長塚氏は民主支持層の2割強に浸透。選挙戦を通じ鹿行で支持を大きく伸ばし、県央、県北でも奮闘するが、取手・守谷などの県南で上積みを図れずにいる。20代〜30代、事務・技術職などで一定の支持を獲得している。
 終盤に入っても〝最大勢力〟の無党派層が6割以上も態度を決めかねている。現時点で岡田氏に1割強の支持が集まるが、郡司、大川、長塚氏らにもほぼ満遍なく分散し、選挙戦の鍵を握りそうだ。
 吉田氏はたち日、共産などの一定票を獲得し、稲葉氏も共産支持層の約7割、社民支持層の5割以上を固めたが、広がりが弱い。

http://www.ibaraki-np.co.jp/47news/20100707_01.htm

7279名無しさん:2010/07/07(水) 14:15:41
島尻氏先行、山城氏猛追 本紙・共同通信世論調査
2010年7月7日

沖縄選挙区で投票する人を決めているか
 11日投開票の第22回参院選に向けて、琉球新報社は4日から3日間、共同通信社と合同で県内有権者を対象に電話世論調査を実施した。その結果に本紙の取材を加味して情勢を探ると、沖縄選挙区(改選1議席)は現職の島尻安伊子氏(45)=自民公認、公明県本支持=が先行し、新人の山城博治氏(57)=無所属、社民、社大推薦=が追い上げ、新人の伊集唯行氏(59)=無所属、共産推薦=が続く。金城竜郎氏(46)=幸福実現公認=は独自の戦い。ただ4割以上が投票する人をまだ決めていないと回答しており、最終盤に向けこれら浮動層の動向が当落を左右しそうだ。
 参院選への関心は「大いにある」(38・0%)、「少しはある」(37・8%)を合わせると75・8%が関心を示しているが、07年に行った前回参院選の世論調査の83・5%に比べると関心度は7・7ポイント下回った。逆に関心が「あまりない」(23・0%)、「全くない」(1・1%)は合わせて24・1%だった。
 沖縄選挙区で「投票する人を決めているか」の問いには「決めている」(39・4%)、「だいたい決めている」(15・9%)を合わせて55・3%と過半数が既に投票行動を決めているが、前回調査より18・5ポイント低下している。一方で「まだ決めていない」は44・7%と高い割合を示した。
 島尻氏は大票田の那覇市や南部で優位に戦いを進め、山城氏は中部で善戦。伊集氏は共産支持者を固めるが無党派層への浸透が伸び悩む。
 比例代表では「どの候補あるいは政党に投票するか決めているか」との問いには「決めている」(36・1%)、「だいたい決めている」(16・5%)が52・6%で、5割以上がほぼ投票行動を決めている。「まだ決めていない」は46%、「分からない・無回答」1・4%だった。

 【調査方法】4〜6日の3日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為につくった番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは5万6839件で、4万3894人から回答を得た。県内では、有権者がいる世帯にかかったのは964件で、804人が回答した。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-164642-storytopic-126.html

7280名無しさん:2010/07/07(水) 14:17:01
投票先未定45%/参院選終盤情勢調査(2010/07/07)
 11日投開票の第22回参院選で、デーリー東北新聞社は3〜5日、青森県内の有権者を対象に電話による世論調査を実施し、本社の取材を加味して選挙戦終盤の情勢を分析した。青森選挙区(改選数1)は、民主党新人の波多野里奈(37)=国民新推薦=、自民党元職の山崎力(63)の両候補が抜け出し、激しく競っている。たちあがれ日本新人の升田世喜男(53)、共産党新人の吉俣洋(36)、社民党新人の山田清彦(53)の3候補は支持を広げられずにいる。一方、終盤になっても投票先を決めていない有権者が45%に上り、選挙結果を大きく左右しそうだ。
 
 昨年9月に政権交代を果たした民主に対する評価が最大の争点となった参院選。青森選挙区は、勢力を伸ばしてきた民主と組織力で上回る自民が互角の戦いを繰り広げている。
 「投票先を決めた」「だいたい決めた」という有権者のうち、波多野候補は、衆院小選挙区別で見ると、県都青森市がある1区と三八地方の3区で優勢。
 年代別では20代、40代で5割を超える支持があり、ほかの年代でも3割以上の支持を集める。特に40代女性の支持は6割に上る。民主支持層の約8割を固めた。
 山崎候補は、上十三、下北地方の2区で波多野候補と接戦。弘前市が中心の4区では優位に立っている。50代以上に支持が広がる一方、40代以下の女性には浸透していない。
 自民支持者の約8割と、今回は選挙協力をしないとした公明党支持者の約8割が、山崎候補に投票するとしている。
 支持政党なしのいわゆる無党派層の支持は、両候補に約2割ずつで分かれる。
 初の全県選挙への挑戦となった升田候補は、全県的な組織を持たない新党からの出馬となったが、地盤の1区を中心に健闘。
 吉俣候補は共産支持層を固めつつあるが、無党派層の取り込みには苦戦。国政初挑戦となる山田候補は、社民支持層を固め切れていない。
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/07/07/new1007070801.htm

7281名無しさん:2010/07/07(水) 14:17:51
【とちぎ参院選】簗瀬氏やや優位 激しく迫る上野氏 追い上げる荒木氏 小池氏は苦しい戦い 終盤情勢・本社世論調査
(7月7日 05:00)
 下野新聞社は4日から6日までの3日間にわたって世論調査を行い、取材も加味して参院選栃木選挙区(改選数1)の終盤情勢を探った。民主党現職の簗瀬進氏(60)がやや優位に立ち、自民党新人の上野通子氏(52)がこれに激しく迫り、みんなの党新人の荒木大樹氏(39)が必死に追い上げている。共産党新人の小池一徳氏(49)は苦しい戦い。ただ調査時点で3割弱が態度を決めておらず、情勢はなお予断を許さない。

 3選を目指す簗瀬氏は知名度の高さを生かして各年代から安定した支持を獲得。連合栃木の全面支援も受けており、民主党支持層の7割強を固めた。ただ無党派層の支持は1割強と伸び悩んでいる。

 地域別では芳賀郡市での支持獲得が4割強と目立っている。苦戦していた県北部でも2割台に乗せた。一方序盤で強さをみせた地元宇都宮市など県央部では、支持率が3割強とやや下がっている。

 上野氏は自民党県議を中心に選対がフル稼働し、簗瀬氏を猛追している。自民党支持層の8割強を固め、公明党支持層にも着々と支持を広げている。

 「唯一の女性候補」などのアピールが奏功し、女性の支持は他候補をリード。簗瀬氏と地盤が競合する県央部で支持率が上昇しており、3割弱に達している。足利・佐野、日光・鹿沼地区でも支持を伸ばし、それらの地区では簗瀬氏を上回っている。県北部や小山・栃木地区では伸びていない。

 荒木氏は街頭演説中心の活動で消費税増税反対を強くアピール。みんなの党支持層の7割弱に浸透し、20〜40代で高い支持を得ている。ただターゲットの無党派層は支持が2割に届いていない。

 渡辺喜美党代表の地元県北部では3割強と最も高い支持を得ているが、それ以外の地区では2割未満となっている。

 国政選挙3度目の挑戦の小池氏は、消費税増税反対を訴えているが、共産党支持層以外に広がりを欠き、苦しい戦いが続いている。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20100706/347359

7282名無しさん:2010/07/07(水) 17:59:24
薬師寺さんの学歴に誤り 大学院は中退
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/aichi/CK2010070702000221.html

参院選愛知選挙区(改選数3)に立候補しているみんなの党の薬師寺道代さん(46)は
7日、愛知県庁で記者会見し、公表した学歴に誤りがあったことを明らかにした。

薬師寺さんによると、誤りは
1991年3月に「東京女子医大大学院(耳鼻咽喉(いんこう)科)修了」と記載した部分。
実際は89年に大学院に進学したが、同月で中退していた。

6日に外部から指摘があり、ホームページ(HP)と報道機関に出した経歴書の誤りが分かった。
薬師寺さんは事務所員のミスだと説明し「ご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と謝罪。
HPは公選法の規定で公示後の更新ができないため、選挙後に訂正する。
選挙公報や法定ビラの経歴に記載ミスはなかった。

    ◇

訂正を受け、本紙は薬師寺さんの最終経歴を「東京女子医大卒」とします。

7283チバQ:2010/07/07(水) 21:50:18
>>7252
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100707-OYT1T00990.htm
頼みは郵政票…民主が全国郵便局長会へ文書送付
 民主党は7日、全国郵便局長会(全特)に対し、郵政改革法案について「9月の臨時国会において最重要法案として速やかに成立させる」とする枝野幹事長名の文書を送付した。

 参院選で自民党と競り合う改選定数1の選挙区を中心に、集票力のある郵政関係者に改めて協力を要請する狙いがあるとみられる。

 文書では、民主党内で同法案の先送り論が浮上しているとした一部報道を「そのような事実は一切ない」と否定。「確実にこの選挙に勝利して郵政改革法案を成立させることで、皆様との信頼関係をさらに深めたい」と支援を求めた。

 全特の支援を受ける国民新党が原案を作成し、枝野氏が了承する手続きをとったという。国民新党は民主党公認候補48人を推薦しており、全特幹部から7日、「郵政改革法案を成立させないなら民主党候補は応援しない」との声が上がったことを受けたものだ。

 政府・与党は参院選後の国会運営について、7月下旬にも開く臨時国会は参院正副議長などを決めるだけの短期にとどめ、郵政改革法案は秋に改めて開く臨時国会で審議する方向で検討している。

(2010年7月7日21時41分 読売新聞)

7284チバQ:2010/07/07(水) 21:52:42
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100707ddlk18010537000c.html
2010参院選:大物続々 「重点区」指定、応援に熱 /福井
 ◇谷垣総裁、菅首相ら県内遊説
 参院選福井選挙区(改選数1)に公認候補を立てた各党が、支持拡大を狙って応援弁士を県内に次々と投入している。特に民主、自民の両党は県内を「重点区」に指定し、知名度の高い“大物”が続々と応援に入っている。【酒造唯、安藤大介】

 6日には自民党の谷垣禎一総裁が遊説で来県。選挙期間中では2日に続き2回目で、南越前町、敦賀市、美浜町、小浜市を回った。

 敦賀市では本町商店街で約500人(陣営発表)を前に演説。争点の消費税について「福祉、医療、介護に使うのが自民党。民主党は何に使うか明らかにせず、菅さんの発言も迷走している。必ずマニフェストのばらまきの尻ぬぐいとして使われる」と、両党の違いを強調した。

 自民は、森喜朗元首相や小池百合子元防衛相らも遊説した。7日には茂木敏充党幹事長代理が来県する。

 民主は2日に菅直人首相がJR福井駅前で街頭演説し、支持を呼びかけたほか、前原誠司国土交通相、野田佳彦財務相、枝野幸男幹事長、蓮舫行政刷新相、鳩山由紀夫前首相らが来県した。今後は7日に岡田克也外相、8日に川端達夫文科相と長妻昭厚労相らが来県する。

 共産は7日に井上哲士党参院国対委員長、8日に穀田恵二党国対委員長が来県する。

毎日新聞 2010年7月7日 地方版

7285チバQ:2010/07/07(水) 21:53:31
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20100707ddlk42010342000c.html
争点:参院選・長崎選挙区 諫干 /長崎
 ◇地元対立の溝どう埋める
 舌戦が続く参院長崎選挙区。争点の一つが、国営諫早湾干拓事業(諫干)の長期開門調査だ。立候補者4人の間で開門の賛否を巡って意見は割れており、「開門調査するかは、参院長崎選挙区の結果次第」という見方もある。地元にとって、参院選は非常に大きな意味を持ち始めている。

 「質問になぜ答えない」「やめろ!」。6月20日に諫早市で開かれた国営諫早湾干拓事業(諫干)についての県主催地域説明会。多くの市民が詰めかけ、会場は騒然となった。

 この日、講師の江刺洋司・東北大名誉教授(環境生物学)は「有明海の漁業被害はノリ養殖の酸処理が原因。諫干に責任はない」とする持論を展開。質疑応答で島原市の漁師が手を挙げ、「潮流の変化が起きていますが?」と質問すると、教授は「ささいなこと」と退けた。それが会場内でのやじの応酬に発展した。諫干の開門調査を巡っての口論は“恒例”で、それだけ、開門を巡る賛否両派の溝は深いことを示す。

 開門調査は政府・与党の検討委が「開門妥当」とする報告書を農相に提出。当時の赤松広隆農相の後任に、県選出の山田正彦衆院議員が就任すると「開門判断は参院選後」と先送りした。

 参院選では、開門賛否両派が、それぞれの候補者を支援。開門賛成に転換した瑞穂漁協は、開門を訴えている民主現職候補を推薦決定している。

 一方、県と共に、干拓地の営農者たちは反対姿勢を継続。干拓背後地で農業を営む、諫早市森山町の男性は「田畑が冠水した昔の苦労がある」と反対を貫くつもりだ。

 選挙後、開門調査は実施されるのか。その是非だけでなく、いずれの結果となっても、地元の対立構造を緩和する施策が参院選後に求められる。【柳瀬成一郎】

〔長崎版〕

7286チバQ:2010/07/07(水) 21:54:50
>>7149
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100707ddlk08010105000c.html
選挙:参院選 激戦地ルポ 3氏激突、西部地区 草刈り場「無党派狙う」 /茨城
 参院選(11日投開票)の終盤戦に差し掛かった6日、茨城選挙区(改選数2)に立候補した自民の岡田氏と、民主の郡司、長塚両氏が、接戦を繰り広げている西部地区に遊説入り、現地で激突した。もとは保守地盤だが、自民県連への反発から保守層が複雑に分裂し、民主や新党の支持率が高い同地区は格好の“草刈り場”。各陣営は無党派層の取り込みに必死だ。【参院選取材班】

 ◇世代交代論に反論展開−−郡司氏/若さ強調、イメージ戦略−−長塚氏/市長、県議らと結束強調−−岡田氏
 ◆郡司氏陣営◆

 郡司氏は午前8時、JR古河駅前で柳田和己衆院議員と行った朝立ちを皮切りに、午前中は坂東市、境町など県西地区を集中的に遊説した。

 午前11時からは、坂東市のJA岩井前で、県農協政治連盟関係者ら約50人を前に街頭演説した。郡司氏は、長塚氏の名前こそ出さなかったが、民主2氏が議席争いを続ける現状を念頭に世代交代論への反論を展開。「若い人の方がいいのではないか。民主党こそ政権交代すべきではないかとの声もある」と述べたうえで、「やっと副農相という立場を与えられた。ここで落選するような形は取りたくない」と若さより実績の重要性を強調した。

 応援に立った藤田幸久参院議員も、民主2氏対決で長塚氏がリードとの見方もあると紹介。「何としても追い抜いて、政府の中で仕事をしている郡司氏を国会に送り返してほしい」と訴え、党内闘争の様相を帯びた。

 陣営関係者は「県西地区に入るのはおそらくこれが最後。死にもの狂いで訴えたつもりだ」と力を込めた。

 ◆長塚氏陣営◆

 「あと一歩、もう一歩」「新しい政治は新しい世代に」

 6日午後2時すぎ、交通量の多い国道294号と同50号が交わる筑西市の西谷貝交差点。長塚氏は幹線道路わきに選挙カーをとめ、支援スタッフがマイクを握り、行き交う車に向かって叫び続けた。赤白の自転車スーツ姿の民主新人、長塚氏は傍らで1時間にわたり両手を振り続けた。

 組織に頼らない選挙運動を続ける長塚氏の選挙戦略は、「若さ」「清新さ」を強調するイメージ戦略が中心。「できるだけ多くの人の前に姿を現し、自分を知ってもらう」(支援スタッフ)と極めて単純だ。マイクを握らない理由について長塚氏は「政策より熱い姿勢を見せたほうがいい」と割り切る。

 支援スタッフは車社会である県内状況に着目し、「波及効果のある」幹線道路の交差点を厳選。日中は交差点での活動に重点を置く。長塚氏は、クラクションを鳴らすなど反応を示す車があると、「ありがとうございます」と大きく頭を下げ、支持を訴えた。

 ◆岡田氏陣営◆

 岡田氏は午前8時ごろ、朝の交通渋滞を狙って筑西市船玉の県道沿い駐車場に選挙カーを止めて遊説。岡田氏は、行き交う車や通行人に、「民主党の子ども手当は、支援額が公約から抜け落ちている」などと批判した。

 午前10時半、同市の文化施設「アルテリオ」前で行われた演説会には、支持者がマイクロバスに乗って駆け付け、約350人が集結。緑のシンボルカラーを身につけた選挙運動員がチラシを配った。

 応援演説に立った地元・筑西市の吉沢範夫市長の周辺には、昨年夏の知事選では自民党推薦候補と対立した橋本昌知事を支援した人が多い。しかしこの日は「岡田さんを応援したい」と支持を呼びかけ、結束を強調した。会場には県議2人や市議らも参加し、党県連を挙げての組織的支援を見せつけた。

 ◆その他の陣営◆

 稲葉氏は4日に県西地区を遊説。9日にも結城市議らと街頭演説する。吉田氏は4日に古河市をまわった他、9日に県西入りする。大川氏は7〜9日に県西で集中遊説。8日朝は古河駅、同日夜は結城駅で演説する。

7287チバQ:2010/07/07(水) 21:56:28
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100707-OYO1T00453.htm?from=top
<参院選>「タレント100万票」、どこへ…大阪


無党派層を狙い、朝の駅前に立つ候補者(5日、大阪・難波で)=森田昌孝撮影 1日午後、大阪市内にある民主党新人、岡部まり(50)の事務所前で同党前幹事長・小沢一郎が車から降り立った。突然の訪問だった。あっけにとられるスタッフを尻目に、事務所奥で陣営幹部と10分ほど話し込み、立ち去った。

 過去の参院選で漫才師の西川きよしが3期連続トップ当選した大阪には、「100万のお笑い票、タレント票がある」とされる。

 複数区に2人の候補を立てる「小沢戦略」で、白羽の矢が立った岡部。狙いは、その大阪の土壌だ。人気テレビ番組で得た抜群の知名度に、「小沢がぞっこん、ほれ込んだ」(党幹部)という。事務所来訪には、何とか押し上げたい、という決意がにじむ。


 「2人も出して、むちゃくちゃな選挙だ。ぜひもう一押しを」。民主党現職の尾立源幸(46)は大阪市内の個人演説会で声高に叫んだ。タレント不在の過去3度の参院選は、民主、自民、公明各党で議席を分けた。民主2人が票を分ければ、共倒れもある。危機感は強い。

 現職最優先の民主党府連は支援を尾立に集中。3日の選対会議でも、府連幹部が衆院議員らに「岡部に色目を使うのは許さない」とクギを刺したほどだ。

 一方、かつて西川に票を奪われ、議席を失ったこともある自民党にとっても、「タレント票」は脅威だ。現職の北川イッセイ(67)は「民主の暴走に歯止めを」と強調。選対本部長の党参院幹事長、谷川秀善も「知名度では岡部に勝てない。組織を固めて逃げ切る」。

 昨夏の衆院選で、大阪府内4小選挙区で全敗した公明党にも焦りが募る。「関心を集めるには、やはり有名人」と、新人の石川博崇(36)の応援に相次ぎタレントを投入。元漫才師の共産党新人、清水忠史(42)は漫談を交えて消費税反対などを訴え、みんなの党新人、川平泰三(53)も無党派層を照準に繁華街を巡る。


 高い人気で激戦区の「台風の目」になった岡部は連日、人が集まる街頭に立つ。すぐカメラ付き携帯電話のシャッター音が響き、握手の手が差し出される。だが陣営幹部には「本当に1票に結びついているのか」と、不安がつきまとう。

 首相交代で党の支持率が回復すると、陣営は「民主党の岡部」を強調するようになった。尾立への気遣いもあって、当初は「封印」していたが、「党というもう一枚の看板で、何とか票を上積みしたい」という。

 民主党代表の首相・菅直人が第一声を上げた大阪。2人擁立は奏功するのか。「風」の行方はまだ見えない。
(敬称略、社会部 西山幸太郎)

7288チバQ:2010/07/07(水) 21:58:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20100707-OYT8T00493.htm
喜納候補のポスター200枚に×印・・・民主沖縄県連告訴
 民主党沖縄県連の新垣安弘幹事長は6日、参院比例選候補で党県連代表の喜納昌吉参院議員の顔写真入り法定ポスター約200枚に、黒いスプレーで×印の落書きがされる被害が出たとして、被疑者不詳のまま器物損壊容疑で、県警捜査2課に告訴状を提出した。

 新垣幹事長によると、被害は1日夜から2日未明にかけ、沖縄本島のほぼ全域で発生したという。「短時間に広域で被害が出ており、組織的な犯行の可能性もある。選挙妨害と言える卑劣な行為で許されない」と訴えている。

(2010年7月7日 読売新聞)

7289チバQ:2010/07/07(水) 22:00:15
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001007070004
公明、民主と対立強める
2010年07月07日

 今夏の参院選は、公明党にとって久々に「野党」として迎えた国政選挙だ。約10年続いた自民との連立政権が昨夏に崩れ、下野してもうすぐ1年。「与党」の看板を失った今、自民、民主の2大政党に埋没しないため、どうやって存在感を示すのか。県内では、連立政権以来の自公協力がよりどころだ。(有田憲一)


   ◇


 1日、新潟市東区の河渡マーケットシティでの街頭演説会。県出身の漆原良夫・党国会対策委員長は「民主党の単独過半数を許すのか。消費税10%を許すのか。いずれも『NO』だ」と訴えた。


 公明は比例区で全国を7ブロックに分け、重点候補者を割り当てる。県本部は元衆院議員の長沢広明氏(51)を応援。1日は新潟市内など県内6カ所での街頭演説会に漆原氏がついて回った。


 党県本部代表の志田邦男県議は、参院選を「党の立て直しをかけた選挙」と位置づける。


 党の立ち位置をめぐっては、民主党がマニフェストに掲げた子ども手当法案に賛成に回り、「与党復帰」への色気と取られたこともある。ただ、鳩山由紀夫前首相や小沢一郎・前民主党幹事長らの「政治とカネ」への対応に、支援する創価学会婦人部の嫌悪感が根強い。今はむしろ、民主党との対決姿勢を強調し、存在感を強める方向になっている。


 県内のある支持者の主婦は「『子ども手当』は、与党時代に公明が言ってきた『児童手当の拡充』を実行しただけ」と周囲に呼びかける。


 公明党の県内の比例区の得票は2004年参院選、05年衆院選で11万7千超だが、「政権交代」の風が吹き始めた07年参院選と09年衆院選では9万1千票ほど。減った約2万5千票は、支持母体の創価学会員らが知人に依頼する票、いわゆる「F(フレンド)票」で、党県本部は多くが民主党に流れたとみている。党勢を回復し、来年の統一地方選につなげられるかが課題だ。


 今回の参院選の戦い方について、県本部の幹部は「選挙区は自民、比例は公明という『バーター関係』は支持者の間でもかなり浸透している」と話す。


 志田代表は「各地域の議員や支持者はそれぞれ(の動き方)でやっている」と話す。自身は公示日の6月24日、自民党公認候補の中原八一氏(51)の出陣式に出席した。


 比例で民主へ流れた票を取り戻しつつ、バーターで得た自民票も上積みし、「みんなの党」らほかの「第3極」に差をつける戦略だ。先の県本部幹部は比例票の目標を「10万票を最低ラインとしたい」と口にする。


 ただ、ここにきて懸念材料がある。期日前投票などで自民支持者の比例区での公明への選挙協力の動きが鈍いのではないか、と党はみる。ある創価学会関係者は「今後、どれだけ自民が協力的になってくれるか。最悪の場合、選挙区では白紙投票に転換する手段もある」と話す。

7290チバQ:2010/07/07(水) 22:00:45
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010070701000126.html
北海道選挙区で保守“分裂” 揺れる「中川王国」
2010年7月7日 10時44分

 自民党の故中川一郎元農相以来、半世紀にわたり中川家が北海道十勝地方で築き上げてきた強固な保守地盤が揺れている。今回の参院選、一郎氏の弟で現職の義雄氏(72)が自民党の公認から漏れ、比例代表でたちあがれ日本から出馬した一方、義雄氏の長男賢一氏(43)がみんなの党公認で北海道選挙区に参戦したためだ。

 さらに昨年の衆院選北海道11区で民主党の石川知裕衆院議員(離党)に敗れ、その後急死した昭一元財務相の妻郁子さん(51)は、選挙区出馬の自民党新人候補の遊説に同行しており、中川家は事実上3分裂の様相を見せている。

 「十勝に来て、絶対に行けるぞという気持ちになった」。知名度不足で厳しい戦いが続く賢一氏は2日、帯広市内の演説会で他地域とは違う手応えに顔をほころばせた。

 しかし、状況は単純ではない。義雄氏陣営は当初、選挙区票を自民党候補に回す代わりに、比例区での支援を取り付けていたが、賢一氏の出馬で“破談”となった。 4月の帯広市長選では、自民党の推薦候補がわずか138票差で民主党推薦候補に敗れ、混迷ぶりが浮き彫りに。地元では「もう中川も終わりだ」との声も聞かれる。

(共同)

7291チバQ:2010/07/07(水) 22:02:39
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20100707-650400.html
自民対自民 東京は“線引き戦略”記事を印刷する

<参院選・激戦区ルポ>

 改選5議席に24人が立候補している東京選挙区。2候補を擁立した民主、自民ともに、党内で議席を争う選挙戦だ。特に自民党は前回07年選挙で、新人が滑り込み、ベテランが議席を失う想定外の事態に直面。再び同じ構図となった今回、現職中川雅治氏(63)が組織、新人東海由紀子氏(42)が無党派を狙う、票のすみ分けという名の“線引き戦略”を徹底してきた。2人が顔をそろえることもない。同じ党でも、身内は敵の1人だった。

 中川、東海両氏の微妙な関係が3日、東京・原宿で見られた。中川氏は小泉進次郎衆院議員の応援を受けた後、党演説カーから別の車に乗り換え、次の会場に向かった。進次郎氏を乗せた演説カーは、少し離れた場所まで走って停車。そこに東海氏が乗り込み、東京ドームに向かった。翌4日、都内を回った谷垣禎一総裁も、銀座では「東京で中川さんを」、渋谷では「東京で東海さんを」と呼び掛けた。2人の選挙戦は徹底して線引きされている。

 両候補は、訴えや経歴も対照的。中川氏は旧大蔵省出身だが、77年の全日空機ハイジャック事件では犯人を取り押さえた武勇伝を持つ。2期目を目指し「引き続き国のため仕事をさせてほしい」と継続性を強調する。キャスター出身で、米GE(ゼネラル・エレクトリック)日本法人渉外部長だった新人東海氏は「若い世代の政治家として頑張ってほしいと声を受けている」と、若さを打ち出す。

 線引き戦略の理由は、3年前の「悪夢」だ。自民党は、ベテラン保坂三蔵氏と、無党派対策で新人丸川珠代氏を擁立。「組織を固めてまず保坂氏が勝ち、丸川氏が滑り込む」(関係者)はずが、出遅れた丸川氏に組織票の一部を回そうとして逆に両氏の組織票争いが発生。ふたをあければ丸川氏が当選、保坂氏は涙をのむ想定外の結果になった。

 党東京都連は当初、中川氏一本化を求め、東海氏擁立には反発もあった。混乱を避けようと、東海氏の選挙とは一線を画す。丸川氏に敗れ今回比例代表に立候補した保坂氏も、街頭では中川氏支援を呼び掛ける。

 東海氏陣営は「知名度もなく厳しいが、都連は1年前から現体制でやってきた。緩めることはできないだろう」。6月19日、やっと活動を始めた東海氏は「ようやく街頭で声をかけてもらえるようになった。なかなかできないが、東京、自民党の1番を目指すつもりで頑張る」と話す。

 党調査で、東海氏は「最重点候補の1人になった」(陣営)。繁華街に張り付き、無党派へのアピールに必死だ。中川氏は「自分の考えをしっかり訴え、1人でも多くの人に支持をいただく努力をするのみ」。すみ分けリベンジは成功するのか。【中山知子】


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