[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
5701-
5801-
5901-
6001-
6101-
6201-
6301-
6401-
6501-
6601-
6701-
6801-
6901-
7001-
7101-
7201-
7301-
7401-
7501-
7601-
7701-
7801-
7901-
8001-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
第22回参議院議員選挙(2010年)
7292
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:03:22
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100707t61033.htm
参院選・福島 キヨシ人気、選対恐々? 地元は党超え支援
参院選(11日投票)比例代表に、たちあがれ日本から立候補した元プロ野球選手中畑清氏(56)の出身地・福島県で、他党が中畑氏の集票力を気にかけている。古里の矢吹町がある県南部では党派を超えて「地元のヒーロー」を支援する動きも。高い知名度の一方で、政治経験はないだけに、集票でも「絶好調」となるかどうかは未知数との声もある。
中畑氏は4日、公示後初めて福島県入り。JR郡山駅前で平沼赳夫代表らと並んでマイクを握り、「(平沼氏のように)難しいことはまだ言えないが、自分はやればできる男。青少年育成に力を入れたい」と訴えた。
地元選挙スタッフの須賀川市の会社員男性(38)は自民党員だが、「何と言っても子どもの時のスター選手。選挙区は自民だが、比例は違う」ときっぱり話す。
矢吹町では5月末、野崎吉郎町長を会長とする後援会組織が発足。農協や商工会など各種団体が参加した。
自民党県連の幹部は「公示前、県南の党員から『比例は大目に見てほしい』という電話が何本もかかってきた」と打ち明ける。
民主党でも傾向は同じ。党矢吹支部長で、玄葉光一郎政調会長(衆院福島3区)の矢吹町後援会長も務める十文字重康さん(68)は「地元では比例は中畑というムード。玄葉さんも分かってくれるはず」と力を込める。
中畑氏が現役を引退したのは1989年。20年以上がたち、県内ではたちあがれ日本のしっかりした組織もないだけに、年代や地域を超えて幅広い支持を集められるかとなると、疑問視する見方も。
4日の街頭演説を聞いた郡山市の会社員男性(39)は「現役時代は応援していたが、投票するとなると…。まだ決めていない」と話す。
自民党県連の役員も「当初の予想より、自民党支持者の間に応援する動きは広がっていないようだ」と冷静に分析している。
2010年07月07日水曜日
7293
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:04:57
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100707ddlk05010044000c.html
参院選’10秋田:業界団体に異変 進む自民離れ、自主投票 /秋田
自民党中心の長期政権の中で、これまで同党の“集票マシン”と呼ばれた業界団体。政権交代前後から、全国で自主投票や民主党支持にくら替えするなどの地殻変動が起きた。今回の参院選秋田選挙区でも農協の政治団体・県農協政治連盟が同選としては89年以来の自主投票を決定。新たに民主党候補を推薦する動きの一方で、組織中央とは異なる方針を打ち出すところもある。【岡田悟】
◇県医師連盟、中央と異なる方針
これまで自民党を強力に支援してきた県土地改良事業団体連合会(県土改連)の政治団体・県土地改良政治連盟(三沢敏行委員長)。県土改連の高貝久遠会長は、自民党の故・御法川英文元衆院議員、息子の信英前衆院議員の後援会長を務めてきた。だが今回は、自民党に加え民主党候補も推薦した。
きっかけは民主党を中心とする政権による農業政策の転換。戸別所得補償制度導入の一方で、09年末に今年度の土地改良事業予算(概算要求額4889億円)が半減された。
また自民党が参院選比例で全国土地改良政治連盟が推す候補を擁立(後に候補者が辞退)したことに対し、民主党側は「自民離れ」を迫った。高貝会長は今春、御法川氏の後援会長を辞任した。
「整備が途中で終われば営農計画が狂う。予算減に現場は大きなショックを受けた」と県土改連のある幹部。県連盟のあり方について「これまで100%与党依存だった。国の財源も少なく、今後は党派を問わず政策提言できる集団に生まれ変わるべきだと思う」と受け止めている。
◆ ◆
県トラック協会(県ト協、嶋田康子会長)の政治団体・県トラック事業経営研究会も自民・民主の両候補を推薦。実質的な自主投票となった。
同会は5、6年前から要望について両党に陳情し、会合にも両党国会議員を招いてきた。09年の衆院選では、1、3区の両党候補と3区の無所属候補を推薦している。
県ト協のある幹部は「非自民系の寺田典城氏が3期知事を務め、次男である民主党の学氏が1区で議席を得た。その影響力を考慮したのも理由の一つ」と明かす。別の幹部は「全日本トラック協会(全ト協)に対し『民主党の高速道路無料化方針に賛成したうえで、混雑の影響を説明すべきだ』と主張したが、各地では賛成と反対に意見が分かれ、全ト協内はバタバタしていた」と明かした。
◆ ◆
一方、県医師会の政治団体・県医師連盟(小山田雍委員長)は選挙区、比例の双方で自民公認候補の推薦を決めた。
日本医師会(日医)では民主支持を打ち出した原中勝征氏が会長に就任。政治団体の日本医師連盟(日医連)は5月、組織内候補だった自民現職の西島英利氏(62)を推薦から「支援」に格下げし、民主新人の安藤高夫氏(51)を推薦。みんなの党新人の清水鴻一郎氏(64)も支援と決めた。ただ日医内部には自民支持の意見も根強い。
県連盟は日医連と異なる比例方針について、西島氏が日医常任理事を務めたことに加え「精神科医であることから、障害者自立支援法改正を巡る議論での活動を期待した」としている。
小山田委員長は、民主党政権が診療報酬を引き上げたことは評価。ただ同党が医療の規制緩和方針を打ち出していることに懸念を示したうえで「与党についた方が意見が通りやすい、というようなことは我々はしない」と語った。さらに連盟の別の幹部は「日医連の方針はおかしい。我々の決定は、日医連への“当てつけ”だ」と語気を強めた。
7294
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:06:11
>>7251
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871007070001
自・公の「蜜月」再び
2010年07月07日
自民党候補の集会では、公明党道本部代表が応援演説をした=6月30日、釧路町
■バーター協力、統一選も視野
参院選が終盤を迎える中、昨年の政権交代で下野した自民、公明の両党が、道内で協力関係を深めている。道選挙区(改選数2)の自民党候補を公明党の議員らが表立って支援する一方、自民党側は公明党の比例区候補への投票を呼びかけるバーターの構図だ。与党時代さながらの「蜜月関係」再現の背景には、選挙情勢と来春の統一地方選をめぐる思惑もある。
◇
■応援演説・ポスター・政見放送…
「長谷川さんを後押ししたい」。先月30日、釧路市と釧路町で開かれた自民党の長谷川岳氏(39)の集会で、公明党道本部代表の稲津久衆院議員=比例道ブロック=はこう訴えた。同党の荒島仁道議も4日、地元・旭川市での集会で、長谷川氏を前に同じような呼びかけを支援者にした。
昨年の総選挙後、初の大型国政選挙となった参院選。公明党は「連立野党は存在しない」として、自民党候補への推薦を見送った。道本部幹部も5月ごろまで「野党の自民党にはバーターできる票がない」と語っていた。
ところが参院選の公示前後から、同党の比例区候補で元道議の横山信一氏(50)の伸び悩みが伝えられるようになった。危機感を抱いた道本部幹部や支持母体の創価学会幹部らは「少しでも票を積まないといけない」と、自民党道議らに支援を求めた。
これに対し、改選議席を維持したい自民党側も歓迎の意を示した。横山氏への支援と引き換えに、30万票以上あるとされる公明党・創価学会の票が期待できるからだ。
そもそも長谷川氏や自民党道連は、公明・学会票に期待を寄せ、与党時代以上の配慮を見せてきた。野党に転落し、従来の支持層や業界団体が距離を置いていることも拍車をかけている。
長谷川氏の後援会は、長谷川・横山両氏のツーショットポスターを作製。集会では来場者に横山氏のパンフレットも配り、長谷川氏も演説で横山氏の名前をあげて支援を呼びかける。
極めつきは政見放送。長谷川氏は「比例区では、友党である公明党にもご支援をお願い申し上げます」と訴えており、創価学会幹部も「聞いたことがないケース」と驚く。
この時期の「蜜月関係」再現には、来春の統一地方選も影響している。象徴的なのが道議選。公明党の擁立候補が6〜7人なのに対し、自民党はほとんどの選挙区に候補者を立てる。自民党道議の一人は「自分の選挙が一番大事。ここで恩を売っておきたい」と本音を語る。
創価学会幹部も「結局、どこから票をもらえるかというと、自民党なんだ」と話している。
7295
:
名無しさん
:2010/07/07(水) 22:06:40
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000871007070002
民主・藤川氏を社民道連合支援
2010年07月07日
■政策協定合意
社民党道連合(道林実代表)は6日、参院選道選挙区(改選数2)に立候補している民主党公認の藤川雅司氏(53)と政策協定を結び、藤川氏を支援すると発表した。組織内候補である藤川氏の得票の上積みをしたい連合北海道と、来年春の統一地方選で選挙協力を得たい社民党道連合との考えが一致した。
政策協定は6項目。「逆進性の強い消費税引き上げに反対する」「普天間基地問題では、日米合意を見直し、県外、国外移転を目指す」の2項目が主な柱となっている。
社民党道連合は6月13日に、道選挙区での候補者擁立を断念。その後、藤川氏を推す連合北海道と本格的に交渉を始めた。今月4日に道林代表と藤川氏が高柳薫・連合北海道会長の立ち会いのもと、政策協定に合意した。
社民党道連合は5日、道内の地方支部に支援を要請する文書を送付したという。
社民党は前回2007年の参院選道選挙区で約7万9千票、比例区は道内で約10万票を獲得している。
7296
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:13:38
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100706ddlk08010166000c.html
揺れる組織票:政変後の参院選 弱まる自民協力 選挙区で公明漂流 /茨城
◇一部民主候補へ
参院選の茨城選挙区で自公協力をせず、比例票上積みに重点を置く公明党県本部の方針を受け、県内の20万票前後とみられる公明票が漂流している。毎日新聞が2〜4日に行った電話による特別世論調査(県内回答者983人)と支局取材を加えた情勢分析によると、公明支持層の5割弱が岡田氏に投票すると回答。しかし比例の投票先を公明党と答えた人のうち岡田氏に投票すると答えた人は3割強にとどまり、民主の長塚氏に2割強、郡司氏に1割弱流れており、協力関係は弱まりつつあるようだ。
今回選挙で県本部は、比例候補の長沢広明氏(51)支援に全力を傾けており、県内比例票23万票の獲得を目指している。選挙区では岡田氏に対し「地域レベルで非公式な協力」を容認する程度で、本部としての指示は出していない。路線的には「非民主、非自民の色」の第三極を打ち出したものの、みんなの党など各新党に対しては「地方組織を持たない政党に市民の声を吸い上げる力があるのか」(同県本部幹部)と冷ややかで、選挙区で具体的な連携先がいない状況だ。
先月1日の会見で石井啓一代表は「党推薦がなくても、各地域での選挙協力はいろいろなバリエーションがある」と地域レベルで岡田氏への支援を示唆したが、同党県議は「具体的な動きは見えてこない」と明かす。一部が長塚氏に流れたことに、ある県本部幹部は「野党の自民でなく、政権与党を支持する人がいるのも事実。組合のカラーの付いた郡司さんでなく、若くて清新な長塚さんということだろう」と解説する。
公明党の比例得票数は、04年には20万3000票余と20万票の大台に乗ったが、07年参院選、09年衆院選は18万票台で推移。特別世論調査の公明支持率は3%で、前回(07年)に比べ3ポイント減と半減しており、選挙区で選挙活動しない状況が停滞ムードを招いている可能性もある。【参院選取材班】
毎日新聞 2010年7月6日 地方版
7297
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:17:01
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100707-OHT1T00034.htm
“参院のドン”の地元で激突!世襲・青木氏VS知名度・岩田氏…島根選挙区
父・幹雄氏に代わり、島根の1議席を守り抜く覚悟の青木一彦氏 世襲か、知名度か―。島根選挙区(改選数1)では、5選を目指していた“参院のドン”こと、自民党の青木幹雄・前参院議員会長(76)が脳梗塞(こうそく)のため、5月に出馬を断念。同党は急きょ、長男で公設第1秘書の一彦氏(49)を擁立した。一方、民主党からは地元局の名物アナウンサー・岩田浩岳(ひろたか)氏(34)が立候補。自民党の強い地盤ながらも、大票田・松江市などでほぼ互角の戦いを繰り広げている。
自民王国での父の議席は守り抜く。ここ数年、世襲の首相が短期で終わり、世間の目は厳しいが、青木ジュニアは「いろんなご意見があるのは重々承知。私がそれを払拭(ふっしょく)するしかない」とキッパリ。父・幹雄氏は現在、都内でリハビリ中。島根から東京の病院に移動する際、「頑張れ」「頑張る」と短いやり取りがあっただけで、戦い方や心構えは何も伝授されていない。
地元・出雲市などで、ややリードとの報道もあるが「初陣なので正直、分かりません」と青木氏。固い地盤は強みだが、県連幹事長の洲浜繁達県議(69)は「知名度で劣る点に、不安がないと言えばウソになる」。世襲批判について同県議は「父が引退し、息子に譲るのが本来の世襲。今回は病気で倒れたケース。一彦氏は秘書経験、人格、若さなど、信頼を得た上で出馬している」と例外を強調。とにかく自力。青木氏はすでに県内を二巡りして精力的に汗を流している。
局アナ時代の知名度も生かし、自民王国での政権交代を訴える岩田氏 一方の岩田氏の武器は知名度だ。山陰中央テレビ(TSK、フジ系)のアナウンサーを11年務め、ニュース番組やスポーツ実況などで「ほとんどの県民が知っている」(60歳代主婦)。記者職もこなし、昨年の衆院選までは取材する側だった。
白羽の矢が立ったのは今年2月。「民主党の候補者は誰なのか、特ダネを狙って取材していたら、私でした」と苦笑い。「伝えることは大きな使命だが、伝えることしかできない悔しさも感じていた」とオファーされ、心に火が付いた。
2週間考えて出馬を決断し、同月で退社。「自民党政治で田舎は守られてこなかった」。竹下登元首相以来の自民王国で“政権交代”を訴える。大阪生まれの鳥取育ちで高知大卒。「地盤もないですが、よそ者と言われても、誰よりも島根を愛しています」。妻で同局の女子アナだった美知さん(33)もほぼ同時期に退社。夫が市街地で演説する間、離島・隠岐であいさつ回りをするなど全面支援している。
選対委員長・小室寿明衆院議員(49)は「世襲? もうそんな時代じゃない。相手の組織力は手ごわいが、背中は見えた。岩田君が当選したら、東京ではなく島根に住んで、地元の声を国に届けてくれる」と青木氏の地盤崩しに期待する。
くしくも、青木氏も99年に父・幹雄氏の秘書となるまでは、TSK社員として報道、営業などを担当、会長秘書も務めた。岩田氏と約2年間、同局での在籍が重なり、元同僚対決でもある。青木氏は「同じ部署で仕事をしたことはない。(岩田氏が)父の取材で来られたことはある」と振り返る。
11日に“勝者”として報じられるのは誰か。みんなの党の新人・桜内氏は、叔父で元衆院議長の故桜内義雄氏の支持者が集中する県東部でも苦戦中。地盤や知名度だけでは勝てないのは、どの陣営も承知している。
◆島根選挙区立候補者(改選数1)
青木 一彦(49)自民新
岩田 浩岳(34)民主新
石飛 育久(32)共産新
桜内 朋雄(41)みん新
(2010年7月7日06時01分 スポーツ報知)
7298
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:31:56
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201007060006.html
叫ぶ党首・語る動物・大物若手…各党、動画を積極活用
2010年7月7日9時28分
主要政党が党のホームページ(HP)で積極的に動画を使って理念や政策をアピールしている。参院選で若い世代や無党派層の支持獲得を狙う。今回、投票依頼ができるネット選挙の解禁は見送られたが、政党は着々と準備を進めており、予行演習の意味合いもありそうだ。
◇
動画の中でも、注目度が高いのが政党コマーシャル(CM)。自民党は小泉進次郎衆院議員が出演しているCMが一番人気だ。谷垣禎一総裁のCMを再生回数で大幅に上回る。「小泉版」は5日夕の段階で再生回数は約8万回。「谷垣版」の3倍近い。
小泉、谷垣両氏ともに「日本の政党、自民党」のセリフで締め、右手の人さし指を立てると、最後に党のキャッチコピー「いちばん。」が画面に流れる構成になっている。
このうち「谷垣版」はテレビで全国的に放映されているが、「小泉版」のほうは今のところ複数の地方局のみ。
自民党広報戦略局によると、民放のキー局は「小泉版」の放映に慎重姿勢を示しているという。日本民間放送連盟の基準では「党派を代表しての出演は例外」とされており、党首クラスのCMは放映している。だが、小泉氏は昨年8月の衆院選で当選した若手議員。小泉氏を「党派を代表」すると認定するのは難しいようだ。
みんなの党のCMは、渡辺喜美代表が「増税の前にやることがあるだろう」と叫び、「官僚支配」「中央集権」などと書かれた壁に体当たりするという構成。党のHPでは「あなたのブログにみんなの党のコマーシャルをはり付けて応援しよう」とも呼びかける念の入れようだ。
国民新党のCMは、野球のユニホーム姿の亀井静香代表がボールを投げるしぐさをしながら「国民新党は直球勝負」と強調。たちあがれ日本は、全編音楽が流れる中で党役員や「応援団長」の石原慎太郎・東京都知事を映像で紹介。共産党は「ウェブCM」としてハムスターや文鳥に政策を語らせている。社民党は「約束したら守る」と訴え、新党改革は舛添要一代表が「国会議員定数を半分に」と主張する。
一方、民主、公明両党はそれぞれ党代表らが出演するテレビCMが党HPでも見られるようになっている。
◇
公職選挙法では、選挙期間中の不特定多数への「文書図画の頒布」は禁止されている。HPの更新は純粋な政治活動であれば構わないが、投票依頼などの選挙運動は禁止事項にあたるとの解釈だ。
通常国会で公選法が改正され、ネット選挙が解禁されていれば、参院選から制限が取り払われるはずだった。
民主党は解禁を見越して、投票依頼も含むネット用の候補者の動画を録画したが、「お蔵入り」に。今回の参院選では候補者が自らの政治理念を訴える動画をHP上にアップしている。
自民党も「ネット解禁になればトップページに『あなたの一票を自民党に』と掲げて、重点区の候補を順番に掲載するとか、戦略的に使えた」(世耕弘成広報本部長代理)と残念がる。解禁に備え、参院選の各候補者のHPをチェックし、各陣営に改善点を指示していたという。
もっとも、すでに多くの政党がHP上に選挙期間中の党役員の遊説日程や街頭演説の発言要旨を更新しながら掲載している。これについて総務省は純粋な政治活動と解釈し、容認する立場だ。民主党の広報担当者は「ネットの普及でHPの充実は欠かせない。ネット選挙が解禁されたら、各党のネットを使ったアピール競争はさらに激化する」と話す。
◇
逢坂巌・立教大助教(政治コミュニケーション)の話 政党がHPで動画を使う取り組みは、ネットを使う若い人たちにアピールできる利点がある。ただ、まだまだ再生回数が少なく、動画の直接的な効果はかなり低いのが実情だ。ネット選挙が解禁されても、候補者の宣伝ツールの増加だけに終わらせるのはもったいない。長時間の政治討論会や、演説・政策の徹底比較といった工夫にも期待したい。
7299
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:33:53
http://www2.asahi.com/senkyo2010/localnews/SEB201007040011.html
「岸家」の本丸、攻める原田・木佐木氏 田布施で舌戦
2010年7月4日
参院選山口選挙区(改選数1)に立候補している3氏が選挙戦中盤、岸信介、佐藤栄作両元首相を輩出した田布施町に相次いで入った。自民現職の岸信夫氏(51)は信介氏の孫で、今も「岸家」を守る。民主新顔の原田大二郎氏(66)も幼少期を過ごした同町を「ふるさと」と位置づける。共産新顔の木佐木大助氏(55)は、両元首相が進めた安保政策を批判した。「宰相の郷」で3人の舌戦を追った。
■地元有力者、応援次々
「今日はほんとに地元に帰ってきたなあ、という気分になってます」。6月28日夜、町商工会館で開かれた岸氏の個人演説会。豪雨の中、会場をぎっしり埋めた約200人の聴衆を前に、岸氏は「郷土を誇りに思っている」と力を込めた。
応援に訪れた兄の安倍晋三元首相(55)も「田布施町あっての岸信夫」と強調し、6年前に岸氏が初めて立候補を決意した当時を「岸家の源流、田布施から山口県、地域のために何かしたい、という思いが強かったようだ」と振り返った。
長信正治町長(63)は「国道188号の整備など、岸先生にご相談し、国との連携を取っていただいている。田布施をよくするために、国会で再び活躍してもらいたい」と応援演説。選対副本部長の吉井利行県議(62)も「地元の中の地元、田布施で圧倒的な勝利を」と檄(げき)を飛ばした。
町長、県議といった地元の有力者が自民の岸氏を支援する姿は、岸信介、佐藤栄作両元首相の時代から続く自民党の支持基盤の強固さをうかがわせる。一方、町内には、過去のしがらみや地縁に縛られない新住民も増えてきた。昨夏の衆院選比例区では、町内の得票で初めて民主が自民を逆転するなど、政治風土に変化の兆しもみられる。
■「熊毛っこ」アピール
1日午後、田布施町の大型スーパー前。原田氏に、一人の女性(68)が1枚の古びたモノクロ写真を見せた。写真には高校時代の原田氏と女性らの姿。同じクラブだったという女性が「覚えていますか」と声をかけると、原田氏は「懐かしいな」とギュッと手を握った。
田布施と平生の境にある熊毛南高を卒業後、長く地元を離れていた原田氏にとって、幼少時代を過ごした田布施や平生などは、数少ないゆかりのある地域。特に、田布施町の城南地区では4歳から小学校1年までを過ごし、父親は城南小の校長も務めたという。この日、応援演説に駆けつけた長島昭久・防衛政務官が「敵地のど真ん中」と表現したのに対し、原田氏は「私は熊毛っこでーす」とアピール。聴衆の「がんばって」の声援には、手を振りながら「ふるさとの声が聞こえてきました」とこたえた。
■元首相主導の安保批判
「密約があった、あの安保条約の改定から、もう50年であります」――2日午後。公示後初めて田布施入りして、街頭でマイクを握った木佐木大助氏が切り出したのは、普天間飛行場の移設問題と絡む日米関係。同町が輩出した岸、佐藤両元首相とかかわりが深い問題を正面切って取り上げた。
木佐木氏は普天間問題を巡って、「ご当地の参院選の自民党現職の方も安保絶対論者で、いまだにもって日米合意推進」と指摘。昨夏の衆院選山口4区で争った安倍元首相の名も挙げて、「いつのまにか安保条約を日米同盟という言葉にすり替えてきた。アメリカとは従属したような関係だ」などと自民党を批判。
返す刀で民主党の消費増税議論にも触れ、「暮らしも地域の経済も壊滅的な打撃に追い込まれる」などと訴えた。(福家司、小暮純治)
7300
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:34:55
http://www2.asahi.com/senkyo2010/special/TKY201007040177.html
《組織票異変:上》農家票は消えた 選対本部立ち上がらず 農協に代わる勢力不在
2010年7月4日
参院選の勝敗を左右する1人区の一つ、福井で2日、民主・自民両党首が演説した。互いに農業県を意識し、農家向けの言葉に力を込めた。
菅直人首相「強い農業を作り出すことが必要だ」
谷垣禎一自民党総裁「農業は民主のバラマキではだめ」
福井市内にある農協グループの政治団体・県農政連事務所は、これまで必ず自民候補の選挙事務所の隣に選対本部を構えた。だが今回、それはない。遊説の付き添いや準備に追われているはずだった北島友嗣参与(59)がため息をついた。「何もすることがないなんて初めてだ」。3日は仲間とゴルフに出かけた。
福井県農政連は農協組合員の農家の7割、3万6千人が年800円の会費を払う「盟友」だ。家族も含めれば有権者の5人に1人が関係し、8支部が計123分会を持つ。分会の下に集落ごとの「農家組合長」がいて、演説会への動員や投票依頼をする。
その集票組織が、参院選公示の3日前、「対応は各支部の判断で」と決めた。「これまでお世話になったことを考えて自民」「政権与党とのつながりが必要だ」と意見が対立。結成半世紀で初めて総会にかけても決まらず、もめにもめた末の結論だった。
組織は集票への不安も抱えていた。3年前の参院選、全県をあげて全国農業協同組合中央会(全中)元専務理事の比例区候補・山田俊男氏(63)を支援。山田氏は当選したが、福井での得票は7573票。北島さんは「がっくりきた。農協職員と家族だけが入れたみたい」。そもそも昭和30年代の米価運動の中でできた組織だが、「会費を払ってまで取り組む課題があるのか、見えにくくなった」。
大半の地区が選挙活動をしない中、自民の現職、山崎正昭・元官房副長官(68)の地盤をカバーする大野支部は、従来通り支援を決めた。6月上旬から17人の分会長が農家組合長に山崎氏支援を通達、農家組合長は各農家にそれを伝えたはずだった。
だが末端の農家は、口々に「聞いてない」。農家組合長の一人は「今は農業で生計をたてていない家がほとんど。自民支持で団結する理由が薄れ、特に若い層には声をかけられない」と明かす。
農家の関心は農業の将来から離れつつある。全国で農業従事者の高齢化や兼業化が進み、福井でも農業を主な仕事とする人の9割近くは60歳以上。兼業農家は9割を超す。
両党首が福井入りした2日、約50戸が点在する大野市の柿ケ嶋地区で、兼業農家の男性(68)が田に除草剤をまいていた。男性は戸別補償を周知させる役をしているが、「みな小規模なので大して気にしてない。農政にも無関心な人が多い」。自分が関心を持つのは「景気。年金制度を改善して安定が見通せないとみなお金を使わない」。
妻と息子2人で40ヘクタールの田で米作りをする専業農家(52)は、「この辺には農家票というのはない。いってみれば高齢者の票」と説明した。
(鈴木暁子、上地兼太郎)
7301
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:35:07
●農協に代わる勢力不在
農協グループの政治団体、全国農政連の川井田幸一会長(71)は、参院選となれば比例候補の応援で各地を飛び回っていた。しかし比例区に組織内候補を出さない今回は、出身地の鹿児島を動かない。唯一の目標は、同県選挙区から立つ県農協中央会出身の自民現職・野村哲郎氏(66)を当選させることだ。
「民主党は農協外しを訴えている」。6月28日、鹿児島市の農協会館で臨時の朝礼を開かせ、直立した職員千人に向かって叫んだ。全中や全農(全国農業協同組合連合会)の会長までが駆けつけ、組織内比例候補の応援のような熱の入れようだ。
3年前の比例区は、自民党の業界候補としてはトップの45万票で全中元専務理事の山田俊男氏が当選した。だが川井田氏は「全国500万人の組合員を考えると、その倍でもおかしくない」と、支持が農協職員内から広がらないことを自覚している。
「組織がまとまらない限り、比例区は自主投票だろう。今は野村氏のような農業の現場を知る議員を一人でも増やすことだ」
農家への影響力が落ちた農協組織に代わり、新勢力の結集を探る動きもあるが、大きな流れは見えていない。
農協グループの組織内候補になれなかった自民比例の門伝英慈氏(47)は、若手農業者7万人が参加する全国農協青年組織協議会(全青協)の元会長。作業服姿で「農業者の代表」を強調するが、農協職員にすがらざるを得ない。
公示日第一声は東京・大手町のJAビルが見える路地で、昼休みの職員を集めて行った。その後は地元・宮城と推薦・支持してくれた福岡を起点に、全青協時代のつてを頼って選挙カーを走らせる。「民主党ににらまれるから来てもらいたくない」と言ってきた県農政連もある。
民主党が呼びかけて昨年の総選挙前に設立、農事組合法人や生活協同組合などの団体・個人が参加する「食と農の再生会議」も、同党としては党支持者を集めて選挙に生かしたい思惑があった。山形、宮城、愛知に支部ができ、5月には議連もできたが、期待通りには進まない。
「農家の声を政策に反映していくには、民主党の単独過半数がいる。家族全員でぜひ投票をお願いします」。岩瀬義人代表(72)はトマト収穫の傍ら愛知県豊川市の自宅から知人に電話をかけ続けるが、農村部に多い自民党地方議員とメンバーの付き合いを考えると組織だった活動にはできない。「今は無理せず、組織を育てる方を優先したい」(前田伸也、川見能人)
◇
かつて自民党の2大支持基盤だった農政と郵政。政権交代を経た今回の参院選で、組織は対照的な変化を見せる。2回に分けてリポートする。
◆高齢化、年金・医療に関心
1980年、参院全国区の最後の選挙で元農水事務次官が113万票で当選した頃と比べ、農業を主な仕事にしている人は半分以下の191万人に減った。一方で60歳以上が7割を超え、50歳未満は11%の21万人しかいない。30年前は米価闘争などで農業と政治が直結していたが、今や大半の農家の関心は、年金や医療、介護だ。農を軸にして集まる「農業票」はやせ細り続けている。
半面、各地の農協は金融や共済、葬祭、介護などを幅広く事業展開し、職員数(中央や都道府県組織は除く)は、大合併を経ても約2割減の22万人を維持している。04年の参院選で12万票まで減った票は、07年、全中の元専務理事を擁立し45万票に盛り返した。しかし「身内候補だから票を競って出した」(農協関係者)という声もあり、「農協職員票」の色彩が強い。
今回、全国農政連が組織内候補擁立を断念したことも重なり、「農業票」は雲散霧消している。
農政は戸別所得補償をはじめ課題が多い。国の礎である食料自給や食の安全、環境といった問題にもつながる。担い手が共鳴する候補が現れるか、選挙以外の政治的手法で影響力を強めるか。農の代弁者は必要だ。(岩崎賢一)
7302
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:35:58
http://www2.asahi.com/senkyo2010/special/TKY201007060253.html
《組織票異変:下》郵政団体、民主に恩売る 法案目当て激戦区支援 「みんな」は敵 躍進警戒
2010年7月6日
かつて自民党の集票マシンだった業界団体の動きが参院選で鈍るなか、全国郵便局長会(全特)は強い組織をフル稼働させ、内閣支持率の急落に苦しむ民主候補を支援している。選挙で恩を売ることでもともと肌合いのちがう菅政権への影響力を足元から確保し、郵政改革法案など郵政民営化見直しを優位に運ぼうとする算段だ。
6月30日、千葉県・房総半島の九十九里町。還暦を過ぎた郵便局長OBが、民主の1年生衆院議員・金子健一氏(52)を連れ歩いていた。食堂に入ると、店を営むおばあさんが話しかけてきた。「わかってるよ。小西さんと長谷川さんでしょ。任せておきなよ」
千葉選挙区(改選数3)の民主新顔・小西洋之氏(38)と、全特の組織内候補として比例区で戦う国民新現職の長谷川憲正氏(67)のことだ。局長OBは「おばあちゃんは顔が広くて頼りになるよ」と言うと、器を片付けていた従業員にも「お母さんのところは5人家族だったね」と声をかけた。「そうそう、うちは5人分。よく言っておきますよ」と彼女は笑った。
町では2人の看板が至る所に並び立つ。全特が小西氏支援を内定した3月以降、郵便局長らは2人のチラシをセットで県全域30万戸に配った。これを含め公示前に配った小西氏のチラシは110万枚。連合千葉が支援するもう1人の候補を40万枚上回った。
郵便局長とOBたちは長らく、自民の集票マシンとして稼働してきた。街角のこぢんまりとした局は特定局と呼ばれ、世襲が多い局長は地域社会の名士だった。局長の権益を守るうえでも政治力は重んじられ、「選挙を仕切らないなら局長になるな」と言われてきた。
その局長たちの集まり、全特が「小泉自民」から抵抗勢力扱いされ、2005年の郵政解散を機に自民支援と決別。ほかの業界団体は求心力が低下して弱っていくなか、彼らはむしろ連帯を強めた。
昨年の衆院選で、全特は民主を支援して政権交代の原動力となった。ポスター張りやチラシ配り、さらに「局長夫人会」が民主陣営に支援者名簿を持ち込んで電話作戦を展開。自前の組織を持たない新人議員らは「民主最大の支持団体である労組よりも頼りになった」と、全特を応援する「族議員」化していった。
小西氏を3月に全特幹部に紹介した千葉9区の奥野総一郎衆院議員(45)は象徴的な存在だ。対立候補が郵政民営化を推進した自民議員だったことから、衆院選で全特が徹底支援。逆に奥野氏は5月の本会議で、郵政改革法案の賛成討論に立った。1年生としては異例の起用だった。
「政治情勢は今後も変化が予想される。全特と一致する政治家を選択していく」。5月の全特総会で、専務理事はこう語った。組織力を保って国民新党を支えつつ、激戦選挙区のキャスチングボートを握って政権への影響力を強めていく――。強固な組織を持つ公明党に足元から侵食されていった自民政権の歩みをほうふつさせる手法だ。
そして参院選。全特は郵政改革法案を廃案にした菅政権への不満を抑え、「法成立のため与党で過半数を」と選挙区で民主支援に動く。
7303
:
チバQ
:2010/07/07(水) 22:36:16
千葉と同じように民主が新顔2人を擁立した北海道。地元全特の幹部は4月、支援要請に訪れたTVリポーターの徳永エリ氏(48)に「郵政改革法案に賛成するなら応援する」と告げ、「賛成します」と約束を取りつけた。もう1人の男性候補を支援する連合北海道を横目に、全特は徳永氏の支援に全力をあげる。
全特が全国各地で地区会長を務める郵便局長238人を集めた6月19日の会議でのことだった。壇上であいさつしている民主の山岡賢次副代表の携帯電話が鳴った。「すみません、いま菅さんから。もしもし……」
小沢一郎前幹事長の腹心である山岡氏が、首相からの電話で舞台裏に消えてゆく姿に会場はざわめいた。脱小沢を進める民主執行部の「全特軽視」の表れと受け止めたからだ。それでも、その後登壇した国民新の長谷川氏は「民主を応援してほしい。私の当選より、民主が過半数を取ることが大事です」と訴えた。
枝野幸男幹事長を柱とする民主執行部では、小沢氏が重宝した全特を「抵抗勢力」に見立てて突き放し、無党派を取り込む戦術も探られた。参院で過半数割れした場合の連立組み替えも検討され、枝野氏は6月27日に「みんなの党とは政策的判断としては一緒にやっていける」と公言。全特の危機感は一層強まった。
各地の郵便局長には郵政改革法案を廃案にした菅政権への不満は強い。民主幹部から「昨年の総選挙ほど今回は全特の世話になっていない」との声も漏れる。しかし、郵政改革法案に猛反対しているみんなの党が与党に入れば、法案は葬られかねない。全特幹部はみんなの党への敵対心をてこに、郵便局長たちの奮起を促すことにした。
7月3日、名古屋市。全特の柘植(つげ)芳文会長(64)は長谷川氏の演説会に集まった郵便局長らに発破をかけた。「愛知は最後の1議席をみんなの党と競っている安井さんをお願いします。みんなの党は小泉改革路線のミニ政党です」
民主は愛知選挙区(同3)で連合愛知が推す元県教組委員長に加え、新顔の安井美沙子氏(44)を擁立。全特は、愛知の郵便局約800局のうち約700局を安井氏支援に割り振っている。柘植会長は選挙情勢を踏まえ、安井氏支援の念を押したのだ。
静岡選挙区(同2)ではみんなの党の候補が健闘し、民主現職の藤本祐司氏(53)と新顔の中本奈緒子氏(31)が共倒れする可能性が指摘されている。6月28日、柘植会長は東海地方の地区会長会議で「接戦の2人区で民主候補を落とさぬように」と指示。藤本氏支援で動いていた静岡の全特に支援強化を促した。
全特は藤本氏本人からは一度も支援要請されたことはなかった。一方の中本氏は2日後に静岡市であった国民新の演説会に駆けつけ、「今すぐ郵政法案成立を」と改めて支援を求めたが、全特が対応を変えることはなかった。
全特を遠ざけるのか、組織力を当て込み連携を深めるのか、民主内には今なお意見が混在する。7月初旬、内閣支持率が下落してくると、民主の選対幹部から柘植会長のもとへ「枝野はいろいろ言っているが、法案はしっかりやります。選挙を助けて下さい」と電話があった。柘植会長は応じた。「当然です。衆参がねじれれば法案は通らない。私たちはぶれていません」(大和田武士、明楽麻子、下司佳代子)
7304
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:27:51
張り間違えた
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20100706-OYT8T01152.htm
比例選もヒートアップ
集会の会場で有権者に握手を求め、支持を呼びかける候補者(右) 11日投開票の参院選では、激戦の徳島選挙区(改選定数1)と並んで、比例選でも県内で熱い戦いが繰り広げられている。選挙区の候補者のように県内をこまめに走り回る候補者や、比例候補の当選に全力を注ぐ政党。県内に拠点を置く候補者や、比例選に絞って活動する主な政党の選挙戦を紹介する。
■中村候補
再選を目指す自民党現職の中村博彦候補(67)は、県内各地で決起集会を開いている。3日の阿南市での集会では、支持者約2000人(陣営発表)を前に「弱者のために頑張らせてほしい」と訴えた。
今回は県内の旧町村単位となる計73か所に後援会支部を設立。県漁連の推薦も得た。県内での得票目標は、前回(2004年)の約4万1000票を大幅に上回る10万票。ただ、比例選では同じ名字の候補者が他に2人おり、「名前を間違えないよう、投票所まで持って行って」と、スタッフたちが集会会場などで中村候補の名刺を配り、徹底を図っている。
■岡候補
昨年の衆院選徳島1区で平沼グループの一員として無所属で立候補した新人の岡佑樹候補(33)はたちあがれ日本から出馬。6日は平沼代表が来県。北島町のショッピングセンター前で街頭演説を行って、支持を呼びかけた。
公示後は東京都や岡山県、熊本県などで街宣活動を続けてきたが、4日から県内での活動を開始。徳島市内に事務所を置き、日曜市を訪れたり、街頭演説をしたりして支持拡大を急いでいる。県内で10万票の目標を掲げており、岡候補は「年齢層の近い人を中心に、今の政権に不満を持っている人に対して訴えを広げていきたい」と戦略を話した。
■政 党
徳島選挙区に党の候補者がいない公明党県本部は比例選で現職の谷合正明候補(37)を重点候補として議席確保に懸命だ。6日は谷合候補が美馬市脇町で、選挙協力を結んだ徳島選挙区の自民党候補と並んで街頭演説。1983年と並ぶ過去最高の約7万票を目標に掲げている。
社民党県連は党公認の新人吉田忠智候補(54)を重点候補として活動している。9、10日には党の選挙カーが県内入りする。昨年の衆院選比例代表で得た票(1万1759票)の1・5倍が目標だ。普天間基地問題と憲法9条、消費税の三つを中心に訴え、支持拡大を図っている。
(2010年7月7日 読売新聞)
7305
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:29:16
難波奨二
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100708/plc1007080002000-n1.htm
【断面 2010参院選】JP労組、遅配気にせず選挙運動続行中
2010.7.7 23:59
郵便事業会社(日本郵便)の宅配便「ゆうパック」に30万個超の遅配が発生したことが問題となったが、参院選で民主党比例代表候補を擁立している日本郵政グループ労組(JP労組、約23万人)は、あまり気にせず選挙活動を続けている。労組側は今後の遅配対応について「組合として現状を把握していないので、コメントできない」としている。
今回の遅配は、中元商戦で配達量が増える今月1日に、ゆうパックと「ペリカン便」を統合したことが要因。初日から混乱が起きていたにもかかわらず、客への情報提供が4日になるなど日本郵便のずさんな対応が明らかになっている。
一方、こうした事態にJP労組側は「客に迷惑をかけないように解決しなければならない」と会社側に要請したが、組合員に具体的な遅配対応や、集票活動の自粛は求めなかった。JP労組はその理由について、「組合員イコール社員だ。社員として適切な対応をしているからだ」と説明している。
7306
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:32:03
>>7123
あいうえお効果と呼んだのは自分
>>6316
が最初だ。
中国新聞め。。。
民主家西と自民秋元の得票は要注目
7307
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:36:53
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=21175&mod=3000
松山千春さん来熊 自民党候補を応援
今月11日投票の参議院議員選挙を前に歌手の松山千春さんが自民党候補の応援のため熊本市を訪れました。きょう午後6時から熊本市の辛島公園で行われた演説会には自民党支持者や松山さんのファンが集まりました。そして松山さんは今度の参院選で自民党候補への支持を訴えました。【松山千春さん】「民主党が行っている愚かな点を1つ、2つ、3つとあなたの(自民党の)手でなおしていってもらいたい。それが人吉や熊本、九州、日本の豊かさにつながっていくんだと思います」松山さんはヒットソングを披露しながら自民党候補者への支持を訴えました。なお、参議院議員選挙、熊本選挙区にはご覧の5人が立候補しています。
2010-07-07 20:59:49
7308
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2010/07/08(木) 00:36:53
国民新党は1議席あるのかね・・・・
国民新・下地氏「1議席だと、郵政法案の発信力に問題」
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201007060687.html
国民新党の下地幹郎幹事長は6日の記者会見で、同党の参院選獲得議席について「今回も(3年前と同じ)1議席ということになれば、国民から郵政の問題に対する発信力に問題があると言われても仕方ない」と語った。獲得議席によっては、同党肝いりの郵政改革法案の成立が難しくなるとの認識を示した。
下地氏は「違う考えを言う人が民主党内にもいる。そういう方々にも毅然(きぜん)とした態度で発言するためには、できるだけ3議席に近い数字を取らないとならない」と語り、改選3議席維持の目標にこだわる考えを強調。また、「地方の1人区で(与党が)苦しんでいる最大の要因は消費税であり、選挙の争点にすべきではなかった」と述べ、菅直人首相の問題提起を批判した。
7309
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:37:47
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100707ddlk03010008000c.html
10参院選いわて:民主は自前で乗り切る戦略 野党、幹部・著名議員を呼ぶ /岩手
◇野党、幹部・著名議員を相次ぎ呼ぶ
11日投開票の参院選岩手選挙区(改選数1)で候補を擁立している自民、共産、社民の野党は6月以降、党幹部や知名度の高い議員を相次いで県内に呼び、支持の拡大に努めている。一方、与党の民主党県連は党幹部や閣僚の応援を求めず、自前の戦力で乗り切る戦略だ。【狩野智彦】
◇知名度頼る「台所事情」も−−自民
自民党は6月以降、谷垣禎一総裁や大島理森幹事長ら7人が来県し、他党と比べ倍の議員が熱弁を振るった。千葉伝県連幹事長は「投開票日に向けて弾みをつけたい」と応援弁士の効果を期待する。背景には苦しい「台所事情」がある。ある県議は「昨夏の衆院選で前職が議席を失い、支持組織も自民離れが進んでいる。知名度に頼らず戦うのは厳しい」と明かす。
共産党は、過去の国政選挙と同様のペースで、志位和夫委員長ら2人が来県した。6日の志位委員長の演説は「終盤の決起集会の位置づけ」(菅原則勝県委員長)で、約1500人の支持者らが街頭に集まった。菅原県委員長は「幹部の来県は報道もされ、県民にインパクトがある。ピリっと利くスパイスのように緊張感を持って投開票に臨む契機になる」と話す。
社民党は、公示日に又市征治副党首が選挙区候補と演説した。福島瑞穂党首は5月を含めると来県は2回。連立離脱後に選挙区公認候補を擁立した県が神奈川と岩手のみだったため、小原宣良代表は「党も意識して幹部を投入したのだろう。頑張れという意味が強い」と推察し、「選挙カーを回すより、有権者への発信力とインパクトがある」と大物議員の効果を語る。
一方、民主党はこれまで党幹部や閣僚を投入しておらず、今後の予定もない。代わりに県関係の国会議員6人や党員の達増拓也知事らが応援する。元後援会幹部の弔問などで4日に来県した小沢一郎前幹事長は奥州市の選挙区候補事務所に立ち寄ったが、応援演説はなかった。佐々木順一県連幹事長は「岩手は民主の政治基盤が厚い。自前の戦力で勝利を収める」と語る。
==============
◇選挙応援で来県した各党幹部や知名度の高い議員◇
【民主】
特になし
【自民】
谷垣禎一総裁 6/19
大島理森幹事長 6/26、7/6
田野瀬良太郎総務会長 7/2
石原伸晃衆院議員 7/1
山本一太参院議員 6/6
丸川珠代参院議員 6/19
藤川優里八戸市議 7/4、7
【共産】
志位和夫委員長 7/6
穀田恵二国対委員長 6/6、7
【社民】
福島瑞穂党首 7/5
又市征治副党首 6/24
重野安正幹事長 6/25
阿部知子政審会長 7/9
※6月以降で、予定を含む。
7310
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2010/07/08(木) 00:38:27
こういうことをやるとトータルで票が減るというのに・・・
頼みは郵政票…民主が全国郵便局長会へ文書送付
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100707-OYT1T00990.htm
民主党は7日、全国郵便局長会(全特)に対し、郵政改革法案について「9月の臨時国会において最重要法案として速やかに成立させる」とする枝野幹事長名の文書を送付した。
参院選で自民党と競り合う改選定数1の選挙区を中心に、集票力のある郵政関係者に改めて協力を要請する狙いがあるとみられる。
文書では、民主党内で同法案の先送り論が浮上しているとした一部報道を「そのような事実は一切ない」と否定。「確実にこの選挙に勝利して郵政改革法案を成立させることで、皆様との信頼関係をさらに深めたい」と支援を求めた。
全特の支援を受ける国民新党が原案を作成し、枝野氏が了承する手続きをとったという。国民新党は民主党公認候補48人を推薦しており、全特幹部から7日、「郵政改革法案を成立させないなら民主党候補は応援しない」との声が上がったことを受けたものだ。
政府・与党は参院選後の国会運営について、7月下旬にも開く臨時国会は参院正副議長などを決めるだけの短期にとどめ、郵政改革法案は秋に改めて開く臨時国会で審議する方向で検討している。
(2010年7月7日21時41分 読売新聞)
7311
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:45:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100707-00000278-mailo-l31
2010参院選:比例代表 候補者ら東奔西走 各政党、支持訴える /鳥取
7月7日17時35分配信 毎日新聞
参院選(11日投開票)は終盤に入った。有権者は選挙区と比例代表(改選48)のそれぞれに一票を投じる。比例代表は政党か、名簿に記載された候補者のどちらかに投票する非拘束名簿式。比例代表に候補を立てた政党は12。うち県内に党組織がある5党はそれぞれ懸命に党や比例候補者への支持を訴えている。比例代表の戦い方を追った。【宇多川はるか、田中将隆、加藤結花】
■民主
自民を離党した現職、田村耕太郎氏(46)が比例代表で出馬。JR九州労組から推薦を受け、九州を中心に遊説してきた。1日に米子と鳥取でアントニオ猪木氏を招いて総決起集会。田村氏は「今回くらいしか直接皆様に支持を訴えることができない」と必死に支持を求めた。県内の党組織が整っておらず、選挙区候補の坂野真理氏(32)陣営が比例の運動を兼ねる。「比例候補が全員当選できるよう民主党候補に入れて」と呼び掛けている。党の支持母体の連合などが組織出身の比例候補を抱え、田村氏との連携は「やりづらい」(県連幹部)面も。
■自民
今回は「比例も自民党」を掲げる。鳥取選挙区の浜田和幸氏(57)のちらしにも「比例代表は自民党比例候補者か自民党を」とアピール。党県連前など県内3カ所に比例候補者35人全員のポスターを並べた巨大看板を設置した。一方、地域によっては公明との共闘を維持。智頭では石破茂政調会長が公明の比例代表候補への支援を公然と呼びかけた。“連立野党”はないにしても下野まで協力してきた経緯がある。接戦の選挙区で公明の支援がもらえればという打算ものぞく。県連幹部は「比例も抱える中で組織的な協力は難しいが、水面下での共闘はある」と話す。
■社民
比例代表候補者の個人名は挙げず、「比例は社民党に」と“党名戦”を展開している。党全体で比例得票を前回選より3割増という目標を掲げており、県内では1万7000票を目指す。6月28〜30日に県東部、中部、西部と1日ずつ選挙カーを走らせて党名と政策の浸透を図ったが、選挙カーが県内に入ったのはこの3日間だけ。中山間地域までは回れず仕舞いだった。新聞の折り込みちらしでも浸透を図ってきたが、県連幹部からは「選挙区候補がいないと選挙にならない。3割増の目標値は本当に厳しい……」とのため息も。終盤は電話やビラ配布などで支持を訴える。
■公明
比例候補の現職、谷合正明氏(37)への投票を呼び掛けてきた。1日には谷合氏が鳥取入りし、県内各地で「政治とカネの問題や普天間の問題は前進したのか」と民主党政権批判を展開。比例代表で改選8議席の維持を目指しているが、谷合氏は「厳しい選挙。比例は6議席ではないかと言われており、このままだと弾き飛ばされてしまう」と危機感をあらわにした。党本部は「公党間の選挙協力はしない」としているが、九州など地域レベルで協力体制が続いている地方もある。県単位の自公協力について銀杏泰利県本部代表は「未定」と述べるにとどまっている。
■共産
県内比例で3万2000票を目指している。政党名はもちろん、中国、四国、九州、沖縄では現職の仁比聡平氏(46)への支持を呼び掛けている。県内では選挙区候補の岩永尚之氏(53)と連携。6月28日には仁比氏が鳥取入りし、米子の街頭で岩永氏と消費税の税率引き上げに対する反対論を展開した。岩永氏は街頭演説や集会でも精力的に「比例は共産党へ」と党への支持を訴え、比例代表に重点を置いて運動を展開している。仁比氏が弁護士であることから、党県委員会は県内法曹関係者にも支持を呼び掛けている。
7312
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:52:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100707/plt1007071608005-n2.htm
超激戦区、個性派候補たちの独自の戦い 参院選・東京選挙区2010.07.07
印刷する.
1日38リットル消費の巨大バイクで駆け回る佐野氏【拡大】
. 11日の投票に向け、ラストスパートに入った参院選。中でも東京選挙区は改選5に24人がひしめく超激戦区だ。大政党の候補者が組織力を駆使するなか、個人レベルで選挙活動を展開する、個性豊かな候補者たちの独自の戦いを追った。
【マック赤坂氏】
今年6月、関連会社などの所得約2億3000万円を隠し、所得税など約7000万円を脱税したとして、東京国税局から東京地検に告発されたスマイル党のマック赤坂氏(61)。「脱税報道で、マスコミにはかなりピリピリしている」(関係者)というが、今回も白いロールスロイスにスピーカーを載せて「スマイル!」と叫びながら、渋谷や赤坂の繁華街を中心に回っている。
税金のトラブルを逆手にとって、大幅減税と源泉徴収制度の撤廃、自己申告制を訴える。「本人は選挙が好きなので、区議選なども視野に入れている」(同)という。
【沢田哲夫氏】
「生きるか死ぬかの覚悟」と並々ならぬ決意で選挙戦に臨んでいるのは、「人類愛」を信条にする「行動思索家」の沢田哲夫氏(79)。
宮城県で印刷会社を経営するかたわら、首都直下型地震にともなう大火災の危険性を説いた著書などを出版。「世界国家の実現」や「地震火災から東京を守る」などのマニフェストを掲げて選挙戦を戦う。
「家内には離婚状を突きつけられました。落選すれば会社は倒産です。でも、私には何千万人の人命を助ける使命がある。見過ごすわけにはいかない」と脇目もふらず選挙区内を駆け回っている。
【佐野秀光氏】
新党本質の佐野秀光氏(39)は幼少時に原因不明の小児性糖尿病を発症し、現在も闘病中。一方で、安価な登記情報を提供できるサービスなどの事業を成功させてきた。選挙では、宝くじ当せん金の引き上げや積極的な尊厳死といった大胆な政策を打ち出している。
世界で1台、2700万円もする巨大三輪バイク「トライク」で選挙カーを先導してアピール。「いまの政治は『見せかけ』ばかり。だから『本質』と言っている。なるならば総理大臣」。ド派手な遊説では、38リットルの燃料タンクが1日で空になるほど走り回るという。
【小川昇志氏】
無所属の小川昇志氏(44)は「選挙カー、ビラ、のぼりは一切使わない。エコ選挙で、資本力がなくても戦えることを証明したい」と電車で移動し、繁華街を歩いて「再起の日本人」と訴える。
フードビジネスのコンサルタント業を起業するも30歳で心筋梗塞に襲われ、現在も「私の心臓は8%の機能しかありません」。一時は余命5年を医師に宣告されるが、ICD(植込み型除細動器)を心臓に入れて奇跡的に回復した。シアトルマリナーズのイチロー選手のフードコンサルティング業にも携わる実力だったが、仕事を断ち切っての出馬。「3つの政党から公認要請があったが、意見が違うので断った。弱者でも夢を持てる日本にしたい。当選したら新党を作り、総理大臣になるのが夢」とラストスパートにかけている。
7313
:
チバQ
:2010/07/08(木) 00:56:21
http://gendai.net/articles/view/syakai/124977
参院選 比例有名人の当落予想
【政治・経済】
2010年7月3日 掲載
谷は子連れ狙い、庄野は熱唱
民主20前後、自民10〜12、公明6〜7、みんな5〜7、共産3、社民1〜2、その他0〜2――これが最新の各種情勢調査による比例の獲得議席予想だ。有名人候補たちは、街頭パフォーマンスで浮動票を取り込むのに必死。当選には10万〜15万票が必要だとも。誰が滑り込めるのか?
民主党には、労働組合の組織内候補が11人もいるため、タレント候補が比例上位になるのはかなり難しい。そんな中で、当選が堅いのは谷亮子(34)。苦手な演説は、3、4分で切り上げ、子連れの母親を見つけては、握手&写真戦術を徹底している。
庄野真代(55)は公示後も「飛んでイスタンブール」を熱唱するスタイル。寄って来るのはオッサンばかりだ。岡崎友紀(56)は亀戸天神や巣鴨とげぬき地蔵で中高年狙い。
池谷幸雄(39)は選挙カーの上でまだ倒立をやっている。吉本芸人がバックアップする桂きん枝(59)の応援には、元参院議員・西川きよしも顔を出した。
苦戦といわれるタレント候補なのに、自民党では三原じゅん子(45)の評判がいい。選挙カーで、自分も患ったがんや父親の介護の話を始めると聴衆が60〜70人集まる。写メを撮る女子高生もいた。
それに対して、衆院落選組の熟女2人は、相変わらずの勘違いぶり全開だ。片山さつき(51)は、頼んでもいないのに、取材カメラマンに向かって「ピース」サイン。バラエティー番組出演でサービス精神が旺盛になったのか。
佐藤ゆかり(48)は、いかに自分が経済のスペシャリストかという話を延々演説した後、「経済や世界情勢のことしか取材は受けません」と高ビーだった。
たちあがれ日本が議席を獲得すれば、中畑清(56)は当選の1番手だ。巨人の長嶋茂雄終身名誉監督頼みの“チョーさん”選挙だが強い。
新党改革の鳩山太郎(36)は有権者と握手もせずボケッとしてヤル気ゼロ。見かねた父・邦夫元総務相が、汗をぬぐいながら必死のビラ配りだった。元グラドルが一緒に付いてるというが、太郎の当選は厳しそうだ。
7314
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 12:17:46
【とちぎ参院選】みんなが民主に肉薄 自民が3位 比例・県内世論調査
(7月8日 05:00)
11日投開票の参院選を前に、下野新聞社が県内有権者を対象に行った世論調査(4〜6日)に取材を加味し、比例代表の県内終盤情勢を探ったところ、民主党に投票するとした人が、党候補者名を挙げた人を含め、22・5%と最も多かった。参院選では今回から候補を擁立したみんなの党は22・3%に上り、民主とほぼ肩を並べた。自民党は16・4%で3位と伸び悩んだ。
前回2007年の参院選の世論調査と比較すると、民主は17・7ポイント、自民は21・7ポイント落とし、両党ともほぼ半減した。みんなの党が渡辺喜美代表の地元で地の利を生かし、民主にも自民にも飽き足らない有権者の受け皿となっている様子が浮き彫りとなっている。
公明党は6・9%、共産党は2・6%でほぼ前回と同じ。しかし連立政権から離脱した社民党は0・6%で、前回の1・4%から落ち込んだ。
「分からない・無回答」の人が前回は7・9%だったのに比べ、今回は26・9%と3倍以上に増えており、投票日が近づいてもなお、投票先を決めきれない有権者が多いことがうかがえる。
6月24〜26日の前回世論調査と比べると、民主は3・4ポイント減、みんなは0・2ポイント増、自民は0・5ポイント減となっている。
今回の結果を年代別にみると、民主党は50代以上の世代でトップを占めた。60代で31・8%と特に強いが、20代で5・5%と弱い。みんなの党は20〜40代で首位を占めた。特に20、40代で強く30%を超えた。自民党は70代以上で23・5%とみんなの党を上回ったが、その他の世代ではみんなの党を下回った。
職業別にみると、民主は自由業、商工自営業、管理職でトップ。事務・技術職、現業、専業主婦ではみんなの党がトップになった。自民は農林漁業でトップだった。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20100707/347741
7315
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 12:18:26
民主24%、自民21%、みんな18% 県内政党支持率
(7月8日 05:00)栃木
参院選を前に下野新聞社が実施した世論調査(4〜6日)で、主要政党の県内支持率は民主党が24・8%、自民党が21・3%、みんなの党が18・5%の順だった。
昨年8月の衆院選直前の世論調査で「支持政党なし」の無党派層は27・9%だったが、今回は11・1%に減った。自民は昨年の衆院選前から比べて支持率が半減。みんなの党は昨年8月の支持率が2・2%で、無党派層と自民支持層が減った分をみんなの党が吸収した格好だ。
過去の2回の国政選挙直前の世論調査と比べると、民主は政党支持率を順調に伸ばしている。公明党も今回が5・9%で、上昇している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20100708/348024
7316
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 12:21:48
終盤情勢 福岡氏が堅調、甲木氏追う 佐賀選挙区
新人3人が争う参院選佐賀選挙区(改選数1)について佐賀新聞社は、共同通信社が4〜6日に行った世論調査に、独自の取材と分析を加味して終盤情勢を探った。自民党の福岡資麿(たかまろ)候補(37)が堅調で、民主党の甲木(かつき)美知子候補(39)が追う状況。共産党の山口勝弘候補(54)は伸び悩んでいる。
福岡候補は衆院議員1期経験の知名度を生かして優位な展開。全世代で支持が厚く、自公の支持層を固める。自主投票だった農業団体は支部レベルで多くが支援に回っている。陣営は「上滑り」を警戒、引き締めを強化している。
弁護士の甲木候補は知名度不足で出遅れたが、県選出の原口一博総務相や大串博志財務政務官らがてこ入れし、懸命の追い上げを図っている。無党派層への支持拡大や、県連から推薦を得ている社民支持層への浸透がいまひとつ。
山口候補は消費税の増税反対をアピールするが、支持が広がっていない。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1678870.article.html
7317
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 12:34:35
もう佐賀は捨てて、長崎にリソースを突っ込むべきだな
7318
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 19:41:03
与党過半数割れで2年後はねじれつつやり過ごして
解散、一旦自民に微妙なねじれ付き(共産や社民がいるから自民と組める勢力だけじゃどうやっても足りない)
で政権渡して一年間叩きまくって、翌年の参院選でまたねじれだヒャッホウ
ってのが政局的には一番面白いルートか?
7319
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 19:51:42
他に、小沢が盛り返して日米共同声明も消費税も
撤回して社民を連立に戻すという禁じ手もあるか
7320
:
疑問?
:2010/07/08(木) 21:02:48
新聞各紙で参院選の終盤調査が出ましたが、何で埼玉で民主現職の女性候補が苦戦を強いられているのか理解に苦しむ。
6年前の選挙(2004年)で確かこの候補、トップの得票で初当選したはず。前年の補選にチャレンジしたこともあり、徐々に知名度も重ね、
初当選以来、何の失点もないのに、今回選挙では苦しい戦いを強いられているのは、やはり首相の発言が原因?
他にも群馬、長崎、秋田の各選挙区が危ないといわれる選挙区。いずれも民主現職が2004年の選挙で初当選したところ。
本当にどーなるんだろう?今後の国会運営。もはや衆院3分の2は社民の連立離脱で期待できないし!!これで本当にねじれたら
国会同意人事だけじゃなく、本当に法案成立も(社民が賛成しているもの以外)危うくなる状況もあるんじゃない?
7321
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 21:07:20
埼玉は2人立ててるからでしょ
7322
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 21:26:48
>>7320
群馬→保守王国,前回までは2人区
長崎→自民の候補者が今年の3月まで知事なので知名度が大
秋田→民主県連と社民県連の不協和音
だからじゃない。
7323
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 22:27:39
共同の情勢調査は信用しない方がよい。
地元紙と系列のテレビ局の経営者と自民党はしがらみが強く、接戦なら自民優勢のように
記事を書かざるを得ない。
三年前の参院選、最後まで四国香川県では接戦とされて一度も民主女性候補がリードしていると書かれなかった
しかし、結果は 数万票差の大差で民主候補の圧勝だった。
こんな大差が事前の調査で現れていないはずはなかったはず。
複数区で予想が混乱しているのはやはりみんなの党の得票によって削られる自民と民主の票が読み切れていないことが大きな理由。
民主党は3人区以上の6選挙区では最終的に組織票の調整で二人当選を狙うだろう。
7324
:
名無しさん
:2010/07/08(木) 23:28:40
民主失速、50議席割れも 朝日新聞終盤情勢調査
2010年7月8日22時2分
11日投開票される参院選について朝日新聞社は6、7の両日、電話による終盤情勢調査を実施、取材による情報と合わせて分析した。それによると(1)民主党は序盤と比べて勢いを失いつつあり、選挙区、比例区合わせても40議席台にとどまる可能性がある(2)自民党は比例区で伸び悩むものの、選挙区では民主と互角で40台半ばの議席をうかがう(3)みんなの党は10議席を上回る獲得が有力になり、さらに上積みをはかろうとしている――などがわかった。
◇
〈調査と推計の方法〉 6、7の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国47選挙区と比例区の情勢を調査した。対象者の選び方は、無作為3段抽出法。有効回答の目標数は、改選数1の選挙区800〜1000人、改選数2の選挙区1000〜1200人、改選数3と5の選挙区は1500人。
番号サンプルのうち、世帯用と判明した番号は全国で計7万6981件、有効回答は4万9653人。回答率は65%。
選挙区では過去3回(01年、04年、07年)の調査結果と選挙結果から作成した予測式を用いて得票率を推計。各候補者の推計得票率の差から当選確率を算出した。各政党別の推計議席は、この当選確率を積み上げたもの。
比例区でも過去3回分のデータから予測式を作成。誤差幅を見込んでドント式のシミュレーションを行い、獲得議席を求めた。
選挙区、比例区とも調査データに本社取材による情報を加え、総合的に分析した。
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201007080575.html
7325
:
疑問?
:2010/07/09(金) 00:27:55
6年前の参院選でも埼玉選挙区は民主は2人候補を立ててましたが、ちゃんと嶋田さん勝ってますよ。
今回も2人立って、今度は苦戦ってその理由が2人擁立は理由にならないでしょう。
埼玉だけでなく、都市部の千葉、神奈川でも2議席確保は厳しそうな情勢。とてもじゃないけど信じられない。
7326
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 00:34:14
6年前は島田が通ったけどもう片方の候補通ってない。
もし6年前と比べるなら、むしろ都市部での民主の情勢はいい方だよ。
7327
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 00:47:53
ミンスもうオワータwww
管の自爆威力ありすぎwww
7328
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 01:06:54
今日も快調!!本日の管直入自爆発言集www
菅直人首相は8日、熊本市内での街頭演説で、みんなの党などの少数政党について
「目立ってみても、国会では法案が通らない。ほかの党とどこかで手を握って仲良くしなければいけない」
と述べた。政策実現のためには民主党との連携を模索すべきだとの考えを示したものだが、協力を強いるかのような発言には反発も出そうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100708-00000183-jij-pol
首相は、これに先立ち鹿児島、熊本両市内で街頭演説した際、消費税には触れなかった。
記者団から「方針転換があったのか」との質問に首相は、
「1ミリたりともぶれていないし、1ミリたりとも後退はしていない」
と指摘。
「次の衆院選までは上げないと鳩山由紀夫前首相が言ったことと、わたしの考えは全く変わらない」
とも語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100708-00000094-jij-pol
7329
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 01:21:08
>>7325
6年前って、もう一人の候補って公示3日前に立候補表明したんじゃなかったか?
7330
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 01:22:02
>>7328
頼むから君はコテ表示してくれ。
なあ、らい君w
7331
:
とはずがたり
:2010/07/09(金) 01:30:16
>>7330
実生活で相手にされてなくて淋しいのかNGワードされて見て貰えないのを怖れてるみたいです。
おい,らいおんちゃん,迷惑だから書き込むときはコテつけないとアク禁ねw
俺はNGワード指定してないし,全部君のカキコ読んでるから安心し給え。
7332
:
山口新聞男
:2010/07/09(金) 02:13:44
記憶が正しければ、6年前の公示直前、埼玉選挙区に弓削を突っ込んだのは玄葉
(いや、安住だったかな)
弓削は、参院選だけ戦う、負けたら即サヨナラということだったはず
今はどうしてるのか知らない
7333
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 03:44:47
こんなでたらめ許していいのかね。
しかし、群馬の民度だと平気なんだろうな。
びっくりするのは
1.このみんなの党候補は義父(元自民党参院議員)の姓にわざわざ改姓している
2.自民党公認で当選した知事や自民党系知事が公然と応援している
3.群馬の地元建設業界がすかさず推薦している
4.ダム建設業者は自民党議員に多額の献金をしている
5.ダム建設の談合疑惑がある(落札率96%)
↓
仰天!群馬では「みんな」と「自民」が選挙協力:税金のムダと天下りの温床なのに…八ツ場ダム建設推進で二人三脚(日刊ゲンダイ
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/198.html
投稿者 行雲流水 日時 2010 年 7 月 08 日 19:04:51: CcbUdNyBAG7Z2
2010年(平成22)年7月9日掲載
税金のムダと天下りの温床なのに…
公務員改革や天下り批判、税金のムダ根絶を売りに、支持を訴えているみんなの党。最近は民主、自民に次ぐ第3極」とか「参院選後のキャスチングボート」なんて言われ、渡辺喜美代表もまんざらじゃなさそうだ。
しかし、一方では「まるで第2の自民党じゃないか」の声も上がっている。発端は八ツ場ダムだ。
「みんなの党が八ツ場ダム建設推進の立場だったのは意外でした。報道関係者でも驚いている人は少なくありません」
こう話すのは、八ツ場ダム間題に取り組む住民団体「八ツ場ダム明日の会」。
参院選の参考になるよう各党にアンケート調査を実施、回答をHPに公開しているが、その結果、みんなの党の化けの皮がポロポロはがれてきたのだという。
「みんなの党は群馬を拠点とする比例代表候補として、上野宏史氏を擁立しました。実は彼の義父は八ツ場ダム推進の急先鋒として知られる建設官僚OBの上野公成・元参院議員。娘婿の宏史氏も八ツ場ダム推進の立場で、地元建設業者がボスター張りをするなど応援に回っています。八ツ場ダムの水没予定地区ではやたらと上野氏のポスターが目につきますが、ダム推進を票に結び付けようとする狙いかもしれません」(地元関係者)
県建設業協会も選挙区の自民侯補・中曽根弘文に次いで、上野を推薦している。与党・民主党候補の富岡由紀夫は上野よりも下の扱いだ。富岡がダム反対の立場だからである。実際、選挙戦でも「選挙区は中曽根、比例区は上野」と呼びかける自民党福田派がいるなど、みんなの党と自民党は一部で二人三脚を組んでいるから驚かされるのだ。
社民党比例候補で公共事業チェック議連前事務局長の保坂展人・前衆院議員が呆れて言う。
「みんなの党といえば、いわゆる改革が旗印で、『無駄な公共事業の横綱格』である八ツ場ダムには当然ノーだろうと多くの有権者が推測しているのではないか。役人の天下りや税金のムタを批判している『みんなの党』が八ツ場ダムを推進するのは不可解としか言いようがありません」
八ツ場ダムをめぐっては、国交官僚OBが工事受注業者に天下りし、受注業者が地元選出の自民党国会議員に違法献金をするなど、政官業の癒着も明らかになっている。
そんなドス黒い工事を、自民党と選挙協力までしてゴリ押ししようとするなんて、みんなの党らしくない。(取材協力=ジャーナリスト・横田一)
7334
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 08:44:37
>>7332
選対委員長は玄葉だったが、自由党系の弓削勇人をねじ込んだのは藤井幹事長主導で、そもそも埼玉への二人擁立は岡田代表の方針だったような。
代表幹事長の意向が前提で、玄葉がねじ込んというとちょっとニュアンスが違う気が。
7335
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 08:49:24
>>7332
確かに、当時の選対委員長は玄葉
しかし、弓削は小沢塾出身なので、擁立自体は小沢の肝煎でしょう
県連が「落選後の面倒は一切見ない」みたいな条件でしぶしぶ擁立を受け入れたと言うのが実態
政権へあえて2人擁立 本部と県連、残るしこり<民主党>
弓削が公認を得たのは公示二日前の二十二日。岡田は「大変なことではありますが、そうしないと政権は取れない」と二人擁立に理解を求める。党本部選対委員長の玄葉光一郎は「弓削さんは島田さんとは違う層を獲得できる」と民主票の上積みを期待する。
(略)
「私はただの床屋で政治は素人。民主党はそんな私を公認してチャンスをくれた。この国も捨てたもんじゃない」。公示二日前の慌ただしい出馬をそう表現する。
民主党の二人擁立が実現するか分からない先月下旬から、ポスターを準備し、部屋でひとり街頭演説の練習を重ねてきた。
大学に入ったものの、バンド活動などに忙しく一年で自主退学。理容師免許を取り、家業の美容院に入った。だが「中途半端で胸にしこりが残った」と、三年後に再び同じ大学に入り、今度は卒業した。
現在は理容美容院三店の経営を任され、スタッフ二十五人を束ねている。
新聞広告で「小沢一郎政治塾」を知り、「運命的なものを感じて」入塾。国会議員らから政策を学ぶうちに「傍観者でいては日本の政治は変えられない」と志を抱くようになった。公約には美容院で身に付けた「スピード経営」などを挙げた。
座右の銘は「鶏口となるも牛後となるなかれ」。尊敬する政治家は「小沢一郎さん。筋が通っているから」。
http://www.saitama-np.co.jp/main/rensai/kensei/04sanin/seitouwo/02.html
7336
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 10:51:11
民主党のことを考えるとこの選挙で小沢派と反小沢派の勢力図がどうなるか
も焦点の一つだよな。9月に代表選挙があるし、それによって連立の相手も変わってくるだろう。
7337
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 12:02:10
静岡情報
自民選挙区候補者が公明比例候補者と名簿交換。電話に使用を開始。
7338
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 12:10:58
選挙後は小沢しか難局を乗り越えられる奴はいないだろうね
小沢のネゴシエーションは上手いしブレない。
菅みたいな選挙音痴はいらないよ。反小沢もこの程度。
やってることが自民の物まね
7339
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 12:41:19
意外にも石川で西原が追い上げ、接戦に。ちなみに、昨日、小沢は石川入り。
◆岡田氏・西原氏競り合う◆
=近松氏は伸び悩む=
11日に投開票される参院選石川選挙区(改選数1)について朝日新聞社は6、7の両日、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施し、取材データと総合して終盤の情勢を探った。自民現職の岡田直樹氏(48)を民主新顔の西原啓氏(51)が追い上げて競り合いとなり、共産新顔の近松美喜子氏(56)は引き離されている。ただし調査時点で3割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変化する可能性がある。
投票態度を明らかにした人の回答を分析すると、岡田氏は自民支持層の9割以上を固め、選挙協力する公明支持層もほぼまとめた。無党派層の支持も5割程度得ている。30代以外のすべての世代から厚い支持を集め、職業別では製造・サービス従事者層の支持が比較的高い。
岡田氏を支える自民党県議団は、集会への動員や支持者への呼びかけなどにこまめに取り組む。昨年の総選挙では組織の緩みで民主候補に後れをとった地域もあるだけに、反省を生かして引き締めに余念がない。
西原氏は、民主支持層の8割以上をまとめ、公示直前に正式に選挙協力を決めた社民支持層にも浸透する。無党派層からの支持は3割程度。年代別では30代、職業別では事務・技術職層の支持が高い。
菅直人首相や蓮舫行政刷新相ら閣僚・党幹部が公示後、相次いで応援に入り、知名度アップと追い上げムードの盛り上げを図る。金沢市が地盤の民主系県議会会派「新進石川」や連合石川、郵便局関係者らでつくる「郵政政策研究会」の動きも活発だ。
近松氏は共産支持層の大半をまとめているが、無党派層からの支持は1割強にとどまる。年代別では20代から一定の支持を得ている。消費税増税反対を訴えの中心に据えて民主・自民との違いを強調しており、幅広い層への浸透を図っている。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001007090004
民主・小沢氏が来援 安倍氏・穀田氏も
小沢氏は午後、遊説先の福井県から、加賀市山中温泉加美谷台の住宅地にある小さな公園に到着。西原氏は合流しなかったが、小沢氏の要請で昨年入党した金原博・新進石川会長や“小沢ガールズ”の田中美絵子衆院議員らの出迎えを受け、近隣から集まった約400人(陣営発表)の支持者に約20分間演説した。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001007090003
7340
:
とはずがたり
:2010/07/09(金) 14:01:24
青森の東奥と八戸のデーリー東北に微妙な差。
2010年7月7日(水) 東奥日報 ニュース
■山崎、波多野氏激しく競る/参院選・本社世論調査
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100707092051.asp
参院選の投開票日(11日)まで4日。東奥日報社は4〜6日の3日間、本県選挙区(改選1)について共同通信社と実施した世論調査に取材を加味して情勢を分析した。自民党元職の山崎力候補(63)と、民主党新人の波多野里奈候補(37)が激しく競り合い、最終盤の決戦に突入している。たちあがれ日本新人の升田世喜男候補(53)、共産党新人の吉俣洋候補(36)、社民党新人の山田清彦候補(53)は伸び悩んでいる。ただ、約4割の有権者が投票する候補を依然決めておらず、情勢はなお流動的だ。
二大政党譲らず最終盤/参院選・青森(2010/07/08)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/07/08/new1007080801.htm
11日に投開票される参院選青森選挙区(改選数1)は、民主党新人の波多野里奈(37)=国民新推薦、自民党元職の山崎力(63)の両候補が激しく競り合ったまま終盤戦に突入、全国でも有数の激戦区となっている。民主は最終盤にかけて菅直人首相ら大物を投入し、てこ入れを図る。対する自民は大島理森党幹事長が陣頭に立って組織を引き締める。同選挙区の争いは、両党の意地を懸けた総力戦の様相を呈してきた。
菅首相は9日、八戸第二魚市場で街頭演説する。6月30日に続き、公示後2度目の青森県入り。8日は前原誠司国土交通相が弘前市で支持を訴える。公示からこれまでに首相含め5閣僚が応援入り。ほかにも大物弁士の来青を調整中だ。
引退する田名部匡省参院議員(75)も中盤以降に動きを活発化させており、7日は前日に続き五所川原市内で候補者と並び、「国会にも女性の力が必要だ。何とか当選させてほしい」などと訴えた。
一方、党幹事長として全国的な選挙指揮を執る大島氏だが、7日から選挙戦が終わるまでは県内にとどまり、引き締めと支持拡大に努める。7日は八戸市内で決起集会を急きょ開き、約千人の聴衆と「青森で勝つことが全国で勝つことにつながる」と気勢を上げた。
同日は、若者中心に人気を集める小泉進次郎遊説局長代理も青森市に入り、約2500人(主催者発表)の聴衆を沸かせた。8日は2度目の2区決起集会を十和田市で開く。
7341
:
とはずがたり
:2010/07/09(金) 14:24:23
つくばセンター付近はいずれも自民比例の日置と角田のポスターあり。
7342
:
チバQ
:2010/07/09(金) 18:38:07
谷垣のラストはなぜか埼玉。しかも越谷。異例だよね?(菅はまだ)
7月10日(土)■谷垣 禎一 総裁
(山梨県・東京都・埼玉県)
9:25〜 9:35 甲斐市・美術館通り ※徒歩遊説
9:35〜 9:55 後援会事務所(山梨県甲斐市富竹新田245−2・昭和土地建設内)
10:10〜10:30 中央市・甲府リバーサイドタウン ※徒歩遊説
10:35〜10:55 流通会館前(山梨県中央市山之神1122−2−6−1)
11:30〜12:00 石和温泉駅前(山梨県笛吹市)
14:00〜14:45 立川駅北口(東京都立川市)
15:00〜15:30 ヨドバシカメラ・マルチメディア吉祥寺前(東京都武蔵野市)
15:50〜16:40 本川越駅前(埼玉県川越市)
17:45〜18:30 三郷駅前(埼玉県三郷市)
19:10〜19:43 南越谷駅前(埼玉県越谷市)
7343
:
チバQ
:2010/07/09(金) 18:40:12
金曜日(今日)のラストがともに千葉。
民自みんで決まりじゃないのか?
▼菅直人代表
12:00メド〜 青森 第二魚市場(八戸市江陽4-17-5)
15:35メド〜 山形 さくらんぼ農園(天童市大字荒谷421付近)
18:55メド〜 千葉 JR稲毛海岸駅前
《谷垣》
16:00〜16:30 京成ユーカリが丘駅前(千葉県佐倉市)
18:10〜18:30 千葉駅前 旧田原屋交差点(千葉駅前)※表記変更
19:00〜19:30 船橋駅前
7344
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 19:00:28
越谷はともかく、最後3つ埼玉ってのは、一応民主幹事長の地元なので、ここで民主2議席獲得だけは阻止&自公で2議席狙いって感じでは?
7345
:
北海道3区民
:2010/07/09(金) 19:31:10
お久しぶりです。
既出だと思いますが読売系列のローカルでの比例投票先
民主33 自民14 公明4.5 みんな3 共産2.7
いくら北海道とは言えみんなは低かったですね。
埼玉で島田が当落上とは衝撃的です。
7346
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 21:42:43
よし、ここにも貼っとくかw
詳しくは予想すれで
最終議席予想
オレ
民 48
自 48
み 12
公 9
共 3
国 1
社 1
改 0
た 0
幸 0
参考資料
民 63
自 34
み 9
公 8
共 4
国 1
社 1
改 0
た 1
幸 0
7347
:
名無しさん
:2010/07/09(金) 22:36:39
参院選後の政局予想
選挙結果、与党過半数割れ連立組み換え
みんなと連立でなんとか23年度予算成立
消費税論議で民主党内分裂
小沢グループ旧社会党グループ離脱
小沢が原口ー橋下ラインで橋下担いで新党結成
衆院選解散総選挙で第一党に
7348
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:23:02
7月10日(土)
石破 茂 政調会長 − 鳥取県 −
終日 鳥取県八頭郡、鳥取市遊説
河野 太郎 幹事長代理 − 香川県・高知県 −
14:00〜 高松市兵庫町広場 ※パレード遊説スタート
14:05〜 兵庫町商店街三井住友銀行前(香川県高松市)
14:35〜 片原町フェリー交差点(香川県高松市)
14:50〜 高松三越前(香川県高松市)
15:10〜 丸亀中国銀行前(香川県高松市)
15:15〜 南新町交差点(香川県高松市)
15:20〜 田町交番前(香川県高松市)
19:30〜 高知市中央公園(高知県高知市)
石原 伸晃 組織運動本部長 − 東京都 −
14:00〜 立川駅北口
18:30〜 浅草雷門前(台東区浅草1丁目)
19:00〜 浅草雷門前(台東区浅草1丁目)
小池 百合子 広報本部長 − 長崎県 −
11:00〜11:22 チトセピア(長崎市千歳町)
11:35〜11:57 長崎駅前(長崎市尾上町)
13:20〜13:42 旧ステラ前(長崎市銅座町)
13:45〜14:15 鉄橋(長崎市築町付近)
14:15〜14:30 築町商店街(長崎市築町)
15:15〜15:30 西海市大串バス停(西海市西彼町大串郷)
16:30〜16:45 島瀬公園交番前(佐世保市島瀬町)
17:00〜17:15 佐賀銀行佐世保支店前(佐世保市上京町)
17:30〜17:45 四ヶ町アーケード入口(佐世保市下京町)
18:00〜18:15 エレナ広田店前(佐世保市広田4−4−6)
18:50〜18:55 金子原二郎佐世保事務所前(佐世保市栄町7−3)
丸川 珠代 女性局長 − 東京都 −
11:30〜11:45 清瀬駅北口(清瀬市元町)
12:15〜12:30 東村山駅東口(東村山市本町2丁目)
13:00〜13:15 立川グランドホテル(立川市曙町2−14−16)
14:00〜14:35 立川駅北口(立川市曙町2丁目)
16:00〜17:00 自由が丘駅(目黒区自由が丘1丁目)
18:20〜19:00 浅草寺(徒歩遊説)(台東区浅草2丁目)
19:00〜20:00 浅草雷門前(台東区浅草1丁目)
7349
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:25:33
7月10日(土)
▼菅直人代表
10:35メド〜 福井 霞ヶ城公園(坂井市丸岡町4霞交番南となり)
11:30メド〜 福井 荒土公園(勝山市荒土町神保12字401)
16:00メド〜 東京 吉祥寺駅北口
17:30メド〜 神奈川 溝の口駅ペデストリアンデッキ上
19:30メド〜 千葉 新浦安駅南口
19:30メド〜 TV NHK「党首を追って」
▼枝野幸男幹事長
10:30メド〜 愛知 名古屋駅東口ロータリー
11:10メド〜 愛知 栄交差点ティファニー前
12:10メド〜 愛知 星ヶ丘三越前
14:50メド〜 大阪 梅田ヨドバシカメラ前
15:20メド〜 大阪 大丸心斎橋店北館前
19:30メド〜 東京 池袋駅西口
▼玄葉光一郎政策調査会長
10:30メド〜 山形 ジャスコ山形南店前
11:30メド〜 山形 ヨークベニマル南館店前
12:00メド〜 山形 山形駅東口山交ビル前
13:00メド〜 山形 スーパーおーばん山形東店前
13:30メド〜 山形 ヨークベニマル大野目店前
14:00メド〜 山形 ジャスコ山形北店前
18:00メド〜 埼玉 上尾駅西口
18:45メド〜 埼玉 大宮駅東口
19:35メド〜 埼玉 蕨駅西口
▼安住淳選挙対策委員長
11:40メド〜 山梨 オギノ伊勢店駐車場前
15:20メド〜 栃木 宇都宮市内遊説
16:45メド〜 埼玉 浦和駅東口
17:10メド〜 埼玉 浦和駅西口
19:00メド〜 千葉 新浦安駅前
▼細野豪志幹事長代理
午後 埼玉 調整中
19:00メド〜 神奈川 桜木町駅前
19:30メド〜 神奈川 横浜駅西口
▼小宮山洋子財務委員長
9:30メド〜 島根 斐川町JAグリーンセンター前
13:00メド〜 島根 ナフコ松江店前
13:30メド〜 島根 東出雲町アイパルテ前
16:30メド〜 鳥取 日吉津村JAグリーンせいぶ前
17:30メド〜 鳥取 ジャスコ日吉津店前
18:30メド〜 鳥取 米子駅前サティ前
7350
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:26:04
▼山岡賢次副代表・広報委員長
午後 宮城 仙台市内遊説
▼鳩山由紀夫前代表
10:25メド〜 神奈川 練り歩き(城島事務所→川崎駅)
10:30メド〜 神奈川 川崎駅東口
11:00メド〜 神奈川 練り歩き(川崎駅東口→西口)
11:10メド〜 神奈川 川崎駅西口
14:10メド〜 愛知 名古屋市内 練り歩き(大須観音→コメ兵)
14:30メド〜 愛知 中区コメ兵前
14:45メド〜 愛知 練り歩き(コメ兵→OSU301)
17:30メド〜 大阪 大阪市内 練り歩き(なんばマルイ前→心斎橋)
18:35メド〜 大阪 難波交差点
19:20メド〜 大阪 梅田ヨドバシカメラ前
▼藤井裕久元財務大臣
16:30メド〜 静岡 細野豪志富士事務所(富士市津田町109-2)
19:30メド〜 静岡 沼津駅南口
▼菅伸子代表夫人
11:00メド〜 秋田 JR東能代駅前
12:50メド〜 秋田 秋田駅正面イトーヨーカドー横
15:50メド〜 神奈川 横浜駅西口
17:00メド〜 東京 西荻窪駅北口
7351
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:27:10
7月10日(土)
▼原口一博総務大臣
12:00メド〜 熊本 熊本市上通り商店街練り歩き
12:35メド〜 熊本 下通りパルコ前
12:50メド〜 熊本 練り歩き(パルコ前→マクドナルド前)
13:20メド〜 熊本 下通りマクドナルド前
16:00メド〜 鹿児島 Aコープ桜ヶ丘前
17:00メド〜 鹿児島 フレスポよじろう店前
17:50メド〜 鹿児島 天文館電停前
▼岡田克也外務大臣
10:00メド〜 秋田 横手市グランマート婦気店前
12:40メド〜 青森 イトーヨーカドー青森店前
18:45メド〜 愛知 名古屋パルコ前
19:30メド〜 愛知 金山駅南口
▼野田佳彦財務大臣
7:50メド〜 長崎 ニュー長崎前
9:00メド〜 長崎 館内街
9:55メド〜 長崎 あぜくら市場前
17:00メド〜 千葉 船橋駅北口
▼長妻昭厚生労働大臣
12:30メド〜 鳥取 旧河金組事務所前
15:00メド〜 鳥取 米子高島屋前
16:30メド〜 島根 安来ショッパーズ前
18:30メド〜 島根 松江市駅前
▼山田正彦農林水産大臣
15:20メド〜 茨城 水戸京成デパート前
17:00メド〜 茨城 水戸市下市ハミングロード
19:00メド〜 茨城 水海道駅前
▼前原誠司国土交通大臣
13:00メド〜 愛媛 松山市駅ぼっちゃん広場
17:00メド〜 徳島 しらさぎ台ドーム前
18:00メド〜 徳島 徳島市四国三郎橋南詰交差点
18:30メド〜 徳島 徳島駅前
19:00メド〜 徳島 県立総合福祉センター前
19:30メド〜 徳島 吉田ます子選挙事務所(徳島市大松町榎原外84-1-1)
▼中井洽国家公安委員長
12:30メド〜 福岡 天神イムズ前
14:00メド〜 福岡 ザ・モール春日前
15:30メド〜 福岡 イオンモールルクル前
16:30メド〜 福岡 香椎浜イオンモール前
▼玄葉光一郎内閣府特命担当大臣
10:30メド〜 山形 ジャスコ山形南店前
11:30メド〜 山形 ヨークベニマル南館店前
12:00メド〜 山形 山形駅東口山交ビル前
13:00メド〜 山形 スーパーおーばん山形東店前
13:30メド〜 山形 ヨークベニマル大野目店前
14:00メド〜 山形 ジャスコ山形北店前
18:00メド〜 埼玉 上尾駅西口
18:45メド〜 埼玉 大宮駅東口
19:35メド〜 埼玉 蕨駅西口
▼蓮舫内閣府特命担当大臣
11:38メド〜 香川 高松三越前
▼馬淵澄夫国土交通副大臣
8:45メド〜 北海道 札幌駅北口
11:30メド〜 北海道 ルーシー白石店前
12:45メド〜 北海道 札幌駅紀伊國屋前
18:30メド〜 奈良 近鉄新大宮駅前
19:30メド〜 奈良 大和西大寺駅北口
▼山井和則厚生労働大臣政務官
13:10メド〜 宮崎 渡辺創後援会事務所前(宮崎市江平西1-1-32-101)
13:30メド〜 宮崎 練り歩き(JR宮崎駅西口〜中心商店街)
7352
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:30:55
7月10日(土) 9:00〜 志位和夫委員長 千葉・船橋駅南口
7月10日(土) 11:00〜 志位和夫委員長 東京・東久留米駅前
7月10日(土) 11:50〜 志位和夫委員長 東京・国分寺駅南口
7月10日(土) 12:30〜 志位和夫委員長 東京・小金井駅北口
7月10日(土) 13:30〜 志位和夫委員長 東京・吉祥寺駅北口
7月10日(土) 16:00〜 志位和夫委員長 東京・池袋駅東口
7月10日(土) 17:00〜 志位和夫委員長 東京・戸山ハイツ
7月10日(土) 17:35〜 志位和夫委員長 東京・新宿駅東口→西口→南口
7月10日(土) 19:10〜 志位和夫委員長 東京・原宿ラフォーレ
7月10日(土) 19:30〜 志位和夫委員長 東京・渋谷駅ハチ公→南口→東急
7月10日(土) 10:00〜 市田忠義書記局長 京都・近鉄伏見駅前
7月10日(土) 10:40〜 市田忠義書記局長 京都・宇治・六地蔵
7月10日(土) 11:30〜 市田忠義書記局長 京都・山科・ヒカリヤ
7月10日(土) 12:20〜 市田忠義書記局長 京都・東山・祇園石段下
7月10日(土) 12:50〜 市田忠義書記局長 京都・京都駅タワーホテル前
7月10日(土) 14:40〜 市田忠義書記局長 兵庫・神戸・三ノ宮センター街入口
7月10日(土) 16:00〜 市田忠義書記局長 大阪・梅田ヘップ前
7月10日(土) 16:30〜 市田忠義書記局長 大阪・大阪駅前第3ビル
7月10日(土) 17:30〜 市田忠義書記局長 大阪・道頓堀交差点
7月10日(土) 18:00〜 市田忠義書記局長 大阪・ナンバマルイ前
7月10日(土) 18:30〜 市田忠義書記局長 大阪・日本橋2丁目交差点(黒門市場前)
7月10日(土) 19:15〜 市田忠義書記局長 大阪・大阪駅桜橋口交差点
7月10日(土) 19:43〜 市田忠義書記局長 大阪・大阪駅前東口阪急百貨店
7353
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:33:07
7月10日(土)
【福島みずほ党首】 終日沖縄
7:30〜 (沖縄) 街頭演説 宜野湾市・長田交差点
9:10〜 (沖縄) 街頭演説 浦添市・大平交差点
10:00〜 (沖縄) 街頭演説 那覇市・古島団地
11:20〜 (沖縄) 街頭演説 首里リウボウ
12:00〜 (沖縄) 街頭演説 繁多川十字路
13:45〜 (沖縄) 街頭演説 三越前
14:00〜 (沖縄) 街頭行動 平和通り〜市場本通り
14:30〜 (沖縄) 街頭演説 市場内 公設市場前
15:15〜 (沖縄) 街頭演説 むつみ橋
15:30〜 (沖縄) 街頭行動 国際通り〜県庁前
16:00〜 (沖縄) 街頭演説 パレット前ひろば
17:00〜 (沖縄) 街頭演説 楽市前
17:15〜 (沖縄) 街頭行動 博物館・美術館前〜メインプレス
17:35〜 (沖縄) 街頭演説 メインプレス横
18:00〜 (沖縄) 街頭演説 新都心県立博物館前・美術館前
【重野安正幹事長】
9:50〜 (東京) 街頭演説 小田急線祖師谷大蔵駅
10:40〜 (東京) 街頭演説 JR渋谷駅
11:50〜 (東京) 街頭演説 JR中野駅北口
12:30〜 (東京) 街頭演説 JR阿佐ヶ谷駅南口
15:30〜 (神奈川) 街頭演説 小田急線相模大野駅
17:30〜 (埼玉) 街頭演説 東武線新越谷駅
19:20〜 (東京) 街頭演説 新宿駅東口
7354
:
山口新聞男
:2010/07/09(金) 23:46:22
青森は、なかなか波多野が山崎に追いつけなかったんだよな
7355
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:50:31
■民主
菅と安住が千葉
玄葉が埼玉(しかもラストは埼玉)
細野が神奈川
ってなんなんだ?2議席取れるめどあるのか?
■みんな・公明
まだ発表されず
□長崎
自民は小池が終日入るのに対し、
民主は野田が午前中に入るだけ
□山陰
自民は石破が終日はいる。(まあ地元だからわかる)
民主は長妻が前半に鳥取。夜に島根。小宮山が前半島根。夜鳥取(島根なんて取れるのか?)
自民は最終日の移動を最小限にして遊説に時間を取ってるのに対し
菅の福井〜関東
枝野の愛知〜大阪〜東京
とか無駄な移動が多すぎる。
7356
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:54:04
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/nagasaki/20100709/20100709_0001.shtml
どちらに行けば… 論戦終盤に“大村の陣” 犬塚氏金子氏 同時刻に演説会
2010年07月09日 14:20 参院選も終盤戦。7日夜には大村市で、長崎選挙区(改選数1)でしのぎを削る民主現職の犬塚直史氏(55)と自民新人の金子原二郎氏(66)が市内最後の個人演説会を開いた。同じ日時の開催だっただけに、両陣営とも相手の動きや来場者数に気をもんだ。
同市杭出津1丁目のJAながさき県央大村中央支店には、地元農協や医師会関係者ら金子氏の支援者約450人(主催者発表)が詰め掛けた。
演説会を取り仕切った自民党市議は「犬塚さんと同じ日にぶつけたわけではない」と話した。しかし、「大村は民主の山田正彦農水大臣のおひざ元。相手は農協や漁協の切り崩しに躍起だ」とも語り、犬塚氏側の来場者数を気にかけた。
一方の犬塚氏陣営。金子氏の会場から約1キロ離れた同市幸町のさくらホールは、支援者約600人(主催者発表)で埋まり山田大臣が応援演説に立った。
こちらも「同じ日を狙ったわけではない」(陣営幹部)というが、来場者数については「知事時代の金子さんならもっと動員でき、大きい会場を使ったはず。大村では昔ほどの力はない」と自信をみせた。
同市は秋に市長選を控え、現職の松本崇市長や里脇清隆市議が立候補を表明している。両氏とも昨夏の衆院選では自民候補を積極的に支援したが、今回は中立の姿勢を取っている。
どちらの演説会にも参加しなかったある漁業者は「自民はかつての与党で、民主は現在の与党。どっちにも目を付けられたくないのに、同じ日にしなくてもいいのにね」と話していた。
=2010/07/09付 西日本新聞朝刊=
7357
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:55:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/main/20100709/20100709_0004.shtml
【選択―2010参院選】民、自 党の切り札火花 激戦の熊本、鹿児島入り
2010年07月09日 12:42 参院選終盤の8日、菅直人首相(民主党代表)と自民党の小泉進次郎衆院議員が、接戦とされる1人区の鹿児島、熊本に応援で入った。民主の支持率回復を担った首相と、自民のホープとして引っ張りだこの「党の顔」同士。議席奪取の鍵を握る無党派層を取り込もうと、両党が送り込んだ“切り札”は、九州の地で激しく火花を散らした。
●地方で異例 2度目の来援
▼菅直人首相
「小泉さんかっこ良かったでしょ。『おれは言ったら必ずやるんだ』って靖国(神社)に毎年参られた。そのことでアジアの国々と政治レベルの交流が非常に停滞した」
熊本市中心部から南に3キロの公園。菅首相は小泉純一郎元首相を引き合いに出し、自民政権時代の外交政策を批判した。
「首都圏近県以外ではない」(民主党幹部)という選挙期間中2度目の来援。かつて国会論戦で激しくやり合った小泉元首相に触れたのは、この日、首相の遊説ルートをなぞるように熊本入りした次男、進次郎氏を意識してのことだったか。
菅氏は約1200人(陣営発表)を前に、自身が掲げる「強い経済、強い財政、強い社会保障」の取り組みを「前に進めるため熊本の1議席を(民主候補に)預けていただきたい」と訴えた。
これに先立ち、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前では2千人(同)を前に「政権交代はこれからが再スタート。自民の牙城、鹿児島で平成維新を起こしてほしい」とアピール。駅構内は人垣ができ、首相を携帯電話で撮影する人などで騒然となった。
●父譲りの語り 聴衆を魅了
▼小泉進次郎議員
鹿児島中央駅から約1キロ離れた繁華街・天文館で演説した小泉氏。子ども手当などをやり玉に挙げ「ばらまくから必要な人に金が回らない。こんな民主党をチェックする強い野党になる」。父親譲りの“ワンフレーズ”で聴衆を引きつけた。
周辺は7千人(陣営発表)で埋まり、身動きができないほど。小泉氏が視線を向けると「進ちゃん、頑張って」。応援を受けた自民現職候補は思わず「主役は私。決して(投票用紙に)『小泉』と書かないで」と呼び掛けた。
「こぎゃん来てもろうて、ほんなごつうれしか」。熊本市中心部の商店街では冒頭、“熊本弁”で約2500人(同)を沸かせた。到着を待ちわびる女性も多く、小泉氏の登場に盛んにカメラが向けられた。
自民陣営が「最大の無党派対策」(熊本県連幹部)として招き、県内4カ所で遊説。演説を聞いた熊本市の主婦(60)は「白黒はっきりつける演説は好感が持てる」。大津町の主婦(34)は「自民は小泉さん頼みの印象。投票する人は候補の政策を見比べて選びたい」と冷静に話した。
7358
:
チバQ
:2010/07/09(金) 23:56:50
亀井代表は虎雄氏と旧知の仲で、虎雄氏の次男で衆院鹿児島2区選出の徳田毅・自民党議員の仲人も務めた
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2010sanin/kiji/main/20100709/20100709_0003.shtml
徳洲会、比例で国民新支持 鹿児島選挙区は自民支援 “ねじれ”に戸惑いも
2010年07月09日 12:37 鹿児島県・奄美群島で特に影響力を持つ医療法人徳洲会の徳田虎雄理事長(元衆院議員)が、亀井静香・国民新党代表との個人的関係から、徳洲会グループ職員に「参院選比例代表は国民新党支持を」と通達したことが8日、分かった。参院選鹿児島選挙区では国民新は民主新人を推薦、徳洲会は自民現職を支援するが、比例で生じる“ねじれ”に、自民サイドは「間違えて選挙区票も与党の民主に流れては」とやきもきしている。
徳洲会は7日、鹿児島県内で1面に「国民新党を支持」と大きく記載した機関紙「徳洲新聞」5万部の配布を始めた。
亀井代表は虎雄氏と旧知の仲で、虎雄氏の次男で衆院鹿児島2区選出の徳田毅・自民党議員の仲人も務めた。関係者によると、虎雄氏は「奄美や鹿児島がお世話になった亀井代表が苦戦している」と支持を決めたという。機関紙には「息子が自民党で、現場では混乱があるかもしれないが理解を」とする虎雄氏のコメントも掲載している。
徳洲会グループ職員は全国約2万2千人、鹿児島県内約3千人。亀井代表は8日、同県奄美市で集会を開き、徳洲会側に支援を要請。出席した名瀬徳洲会病院代表は「理事長の指示。奄美群島の職員1800人は全力で応援する」と応じた。
=2010/07/09付 西日本新聞朝刊=
7359
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:02:52
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/election/2010sanin/news/20100709/348327
【とちぎ参院選】 「寅年現象」で投票率上昇か 統一選控え県議らの動き活発
(7月9日 05:00)
3年ごとに行われる参院選では、干支にちなんだ「寅年現象」と「亥年現象」と呼ばれるジンクスが、それぞれ12年ごとに繰り返される。4年ごとの統一地方選を翌春に控える寅年の参院選は地方議員の動きが活発になって投票率が上がり、逆に統一選の直後に行われる亥年の参院選は地方議員の選挙疲れで投票率が下がるとされている。今回の参院選は寅年。栃木選挙区は4氏で1議席を争う激戦区で、県議たちの動きも活発だ。
「自分の選挙の前哨戦のつもり。統一選はもうすぐ。支持者回りにも熱が入る」。ある中堅県議は意気込みを示した。「みんなの党の参戦が民主、自民の気を引き締めた」などと、栃木選挙区の慌ただしさを分析する県議もいる。
寅年の投票率が亥年を上回っているのは、過去のデータで明らかだ。県選管によると、戦後5回あった寅年の栃木選挙区(1980年以前は地方区)の投票率は、その3年前の亥年の投票率をすべて大きく上回っている。
例えば戦後6回あった亥年の参院選で、95年(5回目)は改選数2をめぐって事実上の無風となり、投票率は過去最低の35・94%。全国平均も44・52%と低調だった。
3年後、寅年の98年(5回目)は自民2人と民主1人の有力3氏が2議席を争ったこともあり、投票率が56・76%にまで上昇した。全国平均は58・84%。ただ、80年代以前の寅年は本県も全国も70%前後だった。
亥年の2007年(6回目)から、栃木選挙区は改選数2から1になった。自民党、民主党の2氏による事実上の一騎打ちとなり、民主が圧勝。投票率は56・66%と、98年の寅年にほぼ並んだ。
寅年の今回はどうなるか。ジンクス、激戦、政権交代後初の本格的国政選挙と、投票率が上がる要素はそろっているが…。
7360
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:08:55
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100703_06.htm
流転政治―参院選・東北6選挙区(1)宮城/党か個人か 8氏激闘
8人の激闘が続く宮城選挙区。混戦は街頭で候補者の訴えを聞く有権者をくぎ付けにする=6月29日午後、仙台市青葉区一番町
参院選は11日の投開票まで8日となり、終盤戦に突入する。東北でも各政党の競り合いが激しさを増す。「2人区」では民主党が議席独占を狙い、「1人区」では民主、自民両党が真っ向から激突している。6選挙区の攻防を追った。(敬称略)
<身内にも照準>
8人の乱戦となった宮城選挙区(改選数2)で、先行する民主党現職の桜井充(54)は6月30日、県北の栗原市内を駆け回った。
「商店街活性化の議連会長になった。元気を取り戻せるよう取り組む」。商店街で経済政策を訴えると、30分後には水田地帯で「戸別所得補償で農業を守り再生する」と語った。
政策通で党参院政審会長。マニフェスト(政権公約)策定にもかかわった。専門の医療、福祉政策の弁舌によどみはないが、首相菅直人が発言した「消費税10%」には口を閉ざす。
党は新人の伊藤弘実(36)も立て2議席独占を狙う。3選を狙う桜井にとっては初の公認2人によるサバイバル戦。「安泰」の2文字は消えた。
「自分をいかに売るかだ」と桜井。政策立案の過程でかかわった各分野の業界ネットワークを引き締める。党を当てにしない「桜井ブランド」の浸透を狙う個人戦だ。
「介護現場の声を形にして国政に届けたい」。伊藤は30日、蔵王町の田園地帯で「介護の専門家」を売り込んだ。
無党派層を引き付けようと街頭活動に力を入れるほか、郵便局長OB団体などの組織力を借りた支持拡大も続ける。
「手応え十分。向こう(桜井)は当選圏内だから安心して戦える」。伊藤を支える参院議員岡崎トミ子は29日、石巻市の演説会の盛況ぶりを素直に喜んだ。
前党幹事長の小沢一郎が30日、七ケ宿町の山あいに入った。「おれの考えを証明する選挙区になるかもしれない」。支持者との懇談後、小沢は周囲にこう語ったという。
小沢は2人区以上に複数候補の擁立を主導した。その戦術眼の「予言」。選対幹部は「こうなれば、桜井さんからも票をいただく」と身内にも照準を定める。
<「公認」鮮明に>
攻勢を受けながらも、自民党新人の熊谷大(35)は保守の底力で桜井の背中を追う。1日、利府町の新興住宅地で「われわれ若い世代が先輩方を支える」と主張した。
連呼するのは「公募で選ばれた公認候補」。若さを前面に自民党の負のイメージを消し去る作戦だ。選挙カーには党国会議員や地方議員が乗り、従来の支持層への浸透も忘れない。
その自民党も「内紛」を抱える。無所属現職の市川一朗(73)を党本部が推薦し、一部の党県議は市川支援に回った。
「若手とベテランで自民党の基礎拡大と思ったが、大変苦しい選挙をさせている」。党総裁谷垣禎一は29日、登米、仙台両市での演説で戦略ミスを謝罪し「公認の熊谷優先」を鮮明にした。
翌30日夜、市川は出身地の栗原市で、個人演説会を開いた。普段は冷静なベテラン論客が珍しく、涙をためて感情をあらわにした。
「農林漁業者が孫子の代まで生活できるようにする。この地で生まれ育った市川一朗を除いて、誰が先頭に立つのか」
38万票を獲得した2004年は党に支えられた。今回は後援会と有志の地方議員が頼り。陣営は、熱心な後援者が多い郡部から仙台へ攻め上がる作戦に突破口を探る。
<すき間を突く>
二大政党のすき間を突いて浮上を狙うのは、みんなの党新人の菊地文博(50)。30日夜、気仙沼市で開いた演説会では、消費税10%の一点に絞って菅政権を批判した。
党代表の渡辺喜美は「8人が争う構図は混迷する政情を象徴する。ここで勝つことに価値がある」と強調する。菊地は終盤、3度目の応援に入る渡辺とともに、乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負をかける。
◎宮城選挙区立候補者(2−8)
菊地 文博 50 元県議 み新
熊谷 大 35 元中学校講師 自新
村上 善昭 37 幸福実現党員 諸新
桜井 充 54 医師 民現(2)(国推)
加藤 幹夫 46 党県副委員長 共新
伊藤 弘実 36 会社社長 民新(国推)
菅野 哲雄 61 元衆院議員 社新
市川 一朗 73 元農水副大臣 無現(3)(自推)
2010年07月03日土曜日
7361
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:09:32
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100704_01.htm
流転政治―参院選・東北6選挙区(2)秋田/横一線 自・民が総力戦
候補者と応援弁士が差し出した手を握り返す有権者。激しい競り合いに熱気が高まる=1日午後1時ごろ、能代市柳町
選挙事務所の雰囲気がピリッと引き締まった。
「情勢は横一線。負けてはいないが、勝ってもいない。全力を尽くせば必ず勝ち抜ける」
自民党幹事長の大島理森が6月27日、秋田市に入った。参院選秋田選挙区(改選数1)でしのぎを削る党新人の石井浩郎(46)を激励するためだ。居並ぶスタッフに、大島は勝利に懸ける意気込みを強調した。
<重点区に指定>
2004、07年の参院選で、自民党は現職が連敗した。起死回生の切り札に選んだのが、元プロ野球選手で知名度の高い石井だ。大島は「全国でもナンバーワンの素晴らしい候補者だ」と持ち上げた。
「政治経験はないが、秋田を思う気持ちは誰にも負けない。恩返しがしたい」。石井は30日、由利本荘市であった個人演説会で、郷土愛を強烈にアピールした。
民主党の支持率は回復したが、人物選択を訴え、石井個人の魅力を売り込む陣営の戦略は揺るがない。県議ら地方議員を総動員した得意の組織戦で援護する。
「こんなに反応がいい選挙は初めて」と陣営幹部は手応えを口にする。党本部は情勢分析を基に、秋田を全国16の「重点区」の一つに位置付けた。
<閣僚を次々と>
「抜きつ抜かれつの大激戦だ。わたしも瀬戸際に立っている」
挑戦を受ける側に回った民主党現職の鈴木陽悦(61)は30日夜、秋田市で連合秋田傘下労組の組合員を前に危機感をあらわにした。
その5時間前、市内のホテルで首相菅直人の応援演説を受けたが、鈴木の日焼けした顔は険しい表情のまま。演説会が終わると、すぐさま選挙カーに飛び乗った。
初当選した04年の参院選で勝敗を左右した無党派層は、石井に侵食され始めている。民主党を大勝に導いた昨年の衆院選の熱気は影を潜めた。
巻き返しを図る党本部は幹部や閣僚を次々と投入。党政調会長(公務員制度改革担当相)の玄葉光一郎を皮切りに国土交通相前原誠司、総務相原口一博が続き、首相もつぎ込む「物量作戦」を展開する。
アナウンサー出身で滑らかな語り口が売りの鈴木。党本部の迫力に触発されたように演説のトーンは日増しに上がり、口調も熱を帯びる。
「争点は『国民の生活が第一』の政治を継続するかどうかだ。どうか鈴木陽悦を生かしてください」。1日、外相岡田克也とともに大潟村に立った鈴木は絶叫し、有権者と握手を繰り返した。
激しさを増す1人区の「防衛戦」。陣営の総合選対事務総長を務める衆院議員高松和夫(比例東北)は「厳しい戦いだが、絶対に盛り返して勝つ」と闘志をむき出しにする。
共産党新人の藤田和久(61)は1日、秋田市の住宅街を駆け足で回った。「消費税増税に明確に反対できるのは共産党だけ」。民主、自民両党への批判を一層強めている。(敬称略)
◇秋田選挙区立候補者(1―3)
石井 浩郎 46 元野球選手 自新(た推)
鈴木 陽悦 61 党県副幹事長民現(1)(国推)
藤田 和久 61 党地区委員長 共新
2010年07月04日日曜日
7362
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:10:15
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100705_01.htm
流転政治―参院選・東北6選挙区(3)福島/民主の現新、不協和音
「議席独占」を狙って民主党が2人を擁立した福島選挙区。候補者はいや応なく、新たな支持層の獲得を迫られている=3日夜、伊達市
須賀川市にある民主党新人岡部光規(41)の事務所から今月初め、大量のはがきが郵送された。表には「比例区は社民党」、裏には岡部の写真が印刷されていた。
あて先は県内の社民支持層。社民側が名前と住所をプリントし、それを受け取って岡部陣営が送った。
社民党は今回、独自候補を擁立せず「自主投票」。連合福島の強い要請に応じて事実上、民主党候補の支援を受け入れた。
<無風区が一変>
民主党からは現職の増子輝彦(62)も立候補している。だが、経済産業副大臣の増子は原子力政策を推進する立場。「脱原発」の党としては推せないと、結果的に岡部のみの支援になった。
はがきに加えて、社民党の比例候補と岡部の写真があるカード12万枚も作られた。組織を持たない岡部にとって、社民支持層は願ってもない頼れる応援団。連合福島の全面的支援を受ける増子を横目に、ラストスパートをかける。
福島選挙区(改選数2)は2001年以来、民主と自民が議席を分け合ってきた。その無風区で、民主は今回初めて2人擁立に踏み切った。2人区以上の選挙区での複数擁立は、民主党本部の全国的な戦略。増子への気遣いもあって県連は抵抗したが、結局は押し切られ、党本部の公募に応じた岡部も擁立した。
県選出の国会議員や県議のほとんどは増子支援に回った。岡部が立候補表明した際、「責任は持つ」と話した党政調会長で県連代表の玄葉光一郎(衆院福島3区)にもまだ、積極的な支援の動きは見えない。戸惑いと相互不信は今も尾を引く。孤立感を味わう岡部陣営からは不満の声が広がる。
<独占は夢物語>
2人擁立に、増子は公示前からあからさまに警戒感を示していた。
「民主と自民で1議席ずつ分け合うのが、県民のバランス感覚だ」
2議席独占は夢物語、と言わんばかりの現実論。選挙戦でも「増子は大丈夫だから、もう一人(岡部)を支援しようなんて決して考えないでほしい」と繰り返し訴える。
増子選対の幹部は「軒を貸したら母屋も取られる、ということだ」とたとえる。
<焦り募る自民>
民主党と同様に党本部側が複数擁立を求めながらも、結局は現職の岩城光英(60)1人に絞った自民党。トップ当選を至上命令に掲げるが、民主2人の競り合いの陰に隠れがちだ。
「余波でこちらの陣営に攻め込まれるのが怖い」。総合選対本部長で自民県議の遠藤忠一は打ち明ける。
守りの選挙になった自民党。もつれ合いながら新たな支持層獲得に向かう民主党の戦いぶりに、焦りすら抱く。(敬称略)
◇福島選挙区立候補者(2―5)
岡部 光規 41 医師 民新
岩渕 友 33 党県常任委員 共新
菅本 和雅 42 会社役員 み新
増子 輝彦 62 経産副大臣 民現(1)(国推)
岩城 光英 60 元官房副長官 自現(2)
2010年07月05日月曜日
7363
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:11:01
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100706_10.htm
流転政治―参院選・東北6選挙区(4)青森/代理戦争、民・自が接戦
候補者と握手を交わす有権者。集票合戦は日に日に激しさを増している=3日午後、八戸市河原木
「父に長年貸した力を、ぜひ波多野さんに託してください」
3日夜、八戸市のホテルで開かれた演説会。民主党副幹事長田名部匡代は、隣に立つ同党新人の波多野里奈(37)への支援を訴えた。匡代の父で、引退する党参院議員の匡省が傍らで笑顔を浮かべた。自民党候補と激しく競り合い、田名部親子の地盤に前日、満を持して入った波多野。「匡省先生の議席を死守する」と勝利への執念を前面に出した。
八戸市は、自民党幹事長大島理森の牙城でもある。匡省の代から国政選挙で激戦を繰り返し、「八戸戦争」と呼ばれた。昨年8月の衆院選青森3区では、全国最少の367票差で匡代が大島に屈した。今回の選挙戦は田名部と大島の「代理戦争」の様相も見せる。
<大臣級を投入>
八戸の演説会では、行政刷新担当相蓮舫も応援マイクを握った。党は首相菅直人をはじめ主要閣僚を街頭に加え、農村部にも送り込む「空中戦」を展開する。政治経験のない波多野の知名度不足をカバーし、無党派層を取り込むのが狙いだ。
前日の2日、人口3000人ほどの新郷村の民家前で、党幹事長枝野幸男は村民と握手を重ねた。農村部にも支持を広げる戦術だ。
昨夏の衆院選で匡代は、都市部の八戸市で大島を約2300票上回りながら町村部で敗れた。枝野は「青森は大接戦と聞いている。党本部も可能な限りバックアップする」と政権与党の総力戦を強調した。
3日午後、八戸市郊外の食品市場。「国政の場で再び頑張らせてください」。自民党元議員の山崎力(63)は買い物客に声を掛け、何度も頭を下げた。
応援に駆け付けた知事三村申吾や大島らと場内を練り歩き、売り込みに懸命の山崎。陣営幹部は「情勢はほぼ横一線。この1週間でどれだけ汗をかいたかで勝敗が決まる」とみる。
<引き締め着々>
参院選で2004年に続き、山崎を立てた07年も敗れた自民党。昨年の衆院選は逆風を受けながら、大島を含む党候補が4小選挙区のうち三つを制し、東北で唯一、民主党に勝ち越した。
陣営は山崎に「地上戦」を徹底させる。足を運んだ事業所や団体は1000近く、「組織の引き締めは着々」(幹部)。系列議員もフル回転する。
大島の県内入りは公示後、既に4度。「総裁であれ幹事長であれ、足元を固めるのは当然だ」と力を入れる。
「自民王国」の威信を懸けた戦い。党県議は「幹事長のおひざ元で、負けは絶対に許されない」と陣営を引き締める。
たちあがれ日本新人の升田世喜男(53)は4日、八戸市周辺を駆け抜けた。「国の在り方を根本から考えるため第三極の結集が必要だ」と二大政党への批判を強めている。(敬称略)
◇青森選挙区立候補者(1―5)
吉俣 洋 36 党県書記長 共新
升田世喜男 53 元県議 た新
山崎 力 63 元総務副大臣 自元(2)
山田 清彦 53 党県常任幹事 社新
波多野里奈 37 アナウンサー 民新(国推)
2010年07月06日火曜日
7364
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:11:48
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100708_10.htm
流転政治―参院選・東北6選挙区(5)山形/知事の涙、波及効果は
候補者らの演説に拍手を送る有権者。最終盤に入り、舌戦は過熱の一途をたどる=7日午前、山形市のJR山形駅西口
知事が泣いた。山形県西川町で1日開かれた自民党現職岸宏一(70)の個人演説会。壇上で「吉村です」と切り出したまま、山形県知事吉村美栄子の言葉が続かない。
数秒の沈黙。吉村は絞り出すように「岸先生の顔を見たら胸がいっぱいになって涙が出そうで…今、岸先生に恩返しをしなければ、一生後悔すると思った」と語った。目に光るものがあった。
県政界の頂点に立つ吉村の去就は、初当選した昨年1月の知事選以来、注目の的だった。知事選で民主、共産、社民の各党に加え、岸の支援を受けたからだ。自民党県連の大半が推した現職は落選。「吉村県政の生みの親」とさえ言われる岸の公認をめぐり、県連は揺れた。
<しこりに配慮>
3日、長井市の演説会で登壇したのは、政治経験がない31歳の女性、シンクタンク研究員の大沼瑞穂。「大沼と書いた人も、今回は岸宏一と書いてほしい」と絶叫した。
大沼は3月、県連の党員投票で岸と決選投票を争った。県連会長加藤紘一が主導した公募に応じ、小差で敗れた。
大沼の登場は、党員投票で顕在化した「反岸」の県連内世論を引き締めるのが狙いだ。加えて、岸への「恩と義理」が理由とはいえ、県政野党の自民支援を「イメージが良い吉村」(今井栄喜県連幹事長)が打ち出したことで、その波及効果に期待が高まる。
岸は「岸個人の選挙ではなく、日本を守る戦いだ」と声をからす。
知事の岸支援表明から一夜明けた2日。民主党県連会長の和嶋未希は山形市で報道陣に対して「大変残念に思う」と述べ、この後、電話で遺憾の意を伝えた。
<共闘引き締め>
民主党は07年参院選、09年知事選、09年衆院選で3連勝。社民党と連合山形を合わせた2党1団体の強固なスクラムが勝利の原動力となった。
4連勝を目指すみこしに乗る民主党新人の梅津庸成(43)は「政権交代で始まった改革を止めない」と訴える。推薦・支持を見送った社民党にも実質支援を受ける。
3日、米沢市。「世界地図と同じで、黒海(国会)と死海(市会)はあるが、県会がない」と語ったのは民主党県連総務会長木村政信。社民党比例候補の街頭演説に駆け付け、所属県議ゼロの自党の窮状を自嘲(じちょう)気味に紹介しつつ、社民の支援に謝意を述べた。
その前夜。連合山形会長大泉敏男は庄内町の社民党演説会で、首相菅直人の消費税増税論に「慎重かつ丁寧な議論なしに政治的アドバルーンを掲げる旧来の政治手法はいかがか」と疑問を呈した。政権交代を目指してきた3者共闘に、微妙なすきま風が吹き始めている。
民主党県連幹事長武田聡は「温かい選挙協力を社民には頂いている」と繰り返し、引き締めに懸命だ。和嶋は「やれることをやり抜く」と口元を固く結んだ。(敬称略)
◇山形選挙区立候補者(1―4)
川野 裕章 51 党支部長 み新
太田 俊男 56 党県副委員長 共新
岸 宏一 70 元厚労副大臣 自現(2)
梅津 庸成 43 元防衛省職員 民新(国推)
2010年07月08日木曜日
7365
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:12:29
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100709_04.htm
流転政治―参院選・東北6選挙区(6完)岩手/小沢氏功罪、論戦熱く
岩手選挙区では「小沢政治」の是非をめぐり、民主、自民などが攻防を続ける=5日午後7時20分ごろ、奥州市水沢区
「いかなる逆風が吹こうとも、小沢先生を先頭に道を切り開く」
5日夜、民主党前幹事長小沢一郎の地元奥州市水沢区であった個人演説会。民主党現職の主浜了(60)はいつになく気合の入った声で訴えた。
序盤戦、岩手の民主党にはさざ波が立った。首相鳩山由紀夫の退陣とともに小沢が幹事長を辞めた直後、菅直人率いる内閣支持率が急上昇。「民主が勝ちすぎては先生の立場が低下しかねない」という複雑な感情がわき起こった。
支持率は菅の消費税言及で下降に転じたものの、主浜のいう「逆風」は小沢への批判を指す。
<急きょ地元に>
その雰囲気が4日、一変した。小沢が急きょ水沢区の「小沢会館」を訪れ「この選挙で勝たないと、衆院選で勝った意味がなくなる」と後援会幹部らを激励、健在ぶりをアピールした。
マイクこそ握らなかったが、集まった約30人の後援会幹部らにとっては、それで十分だった。
「先生は『身内』である県内候補者のために特別なてこ入れはしない。地元に入るだけで引き締まる」と陣営幹部。「中だるみが心配されたが、後半戦に向け集中できる」と背筋を伸ばした。
党県連幹事長の佐々木順一は翌5日、水沢区の個人演説会場で吹っ切れた表情で声を張り上げた。「小沢先生の気持ちを推し量り、全力で戦ってほしい。野党時代を下回る結果は残せない」。前回参院選で民主候補の平野達男が集めた44万票を超える得票を狙う。
<自民に危機感>
対する自民党の新人高橋雪文(40)は5日、公示後初めて奥州市に切り込んだ。
「全国民が小沢さんの政治手法に疑問を抱いている。政治とカネの問題は岩手が表舞台だからこそ、県民の力で決着を付けたい」
街頭演説で力を込めるとともに、赤信号で選挙カーが止まるたびに「政治とカネ」の問題を歩行者らに訴え掛けた。
高橋は4月、「独裁的で理念のない小沢政治はおかしい」と立候補を表明した。当時は党県連会長の鈴木俊一が「歩けば歩くほど票を伸ばしていく選挙」と語るほど手応えがあった。
だが、小沢の幹事長辞任で情勢は変わった。
高橋陣営の課題は知名度不足だ。県議時代の地盤盛岡市を除く地域では、元環境相などとして県北・沿岸部を地盤としてきた鈴木と連携。沿岸南部は地元県議だった比例候補と二人三脚で歩く。
党本部も総裁の谷垣禎一や幹事長大島理森、組織運動本部長の石原伸晃ら幹部を次々投入し、てこ入れを図る。ただ県内に党所属国会議員が1人もいない現状は厳しく、民主党との組織力の差は否めない。
「ここで民主党を食い止めなければ、岩手の自民党が崩壊する」と危機感をあらわにする陣営幹部。最終盤に向け高橋は言う。「全力を尽くすのみだ」(敬称略)
◇岩手選挙区立候補者(1―4)
高橋 雪文 40 元県議 自新
主浜 了 60 党県副代表 民現(1)(国推)
伊沢 昌弘 63 党県幹事長 社新
瀬川 貞清 60 党県書記長 共新
2010年07月09日金曜日
7366
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:13:17
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1052/20100708_07.htm
存在感発揮に躍起 消費税・普天間阻む 社民、命運懸けた戦い
参院選(11日投票)の東北の選挙区で、野党になった社民党が存在感の発揮に躍起となっている。菅直人首相の「消費税10%」に反対する立場を鮮明に打ち出し、米軍普天間飛行場移設問題との「2点セット」を軸に、民主党政権を攻撃する。ただ鳩山政権下では連立与党の一角を担っただけに、ほかの政策課題については是々非々の姿勢が目立つ。
5日夕、福島瑞穂党首は仙台市青葉区の繁華街で演説し、「自民党は消費税10%アップ。民主党も消費税を上げると言い始めた。社民党は消費税の引き上げに断固反対する」と声を張り上げた。
福島氏自身も比例代表で3選を目指す候補者。隣には宮城選挙区(改選数2)の新人菅野哲雄氏(61)が立ち、汗をぬぐいながら「家計が苦しい状況での引き上げは許せない。消費税増税ノーの声を託してほしい」と強調した。
党は宮城に加え青森、岩手で新人を立てた。岩手選挙区(改選数1)は当初、候補擁立に慎重な意見があったが、連立政権からの離脱で県連内に主戦論が拡大。新人伊沢昌弘氏(63)が6月上旬に急きょ参戦した。
伊沢氏は普天間問題を前面に掲げ、「鳩山由紀夫前首相は『最低でも県外』と言って沖縄県民を裏切った。社民党はうそのない政治を目指す」と主張する。
県議ら党の地方議員のほか、自治労や岩教組などの支持労組も積極的に支援に回る。県連幹部は「与党でなくなり、従来の社民党らしい戦いができるようになった。普天間と消費税の2点で民主党を攻めていきたい」と言い切る。
青森選挙区(改選数1)の新人山田清彦氏(53)は公示直前、演説内容の中心軸を核燃料サイクル反対から消費税増税反対に変えた。
民主、自民両党の批判票の受け皿を狙う作戦で、「消費税を増税すれば県民所得が低い青森では生活に影響が出る。高額所得者への所得税減税を見直すことの方が先決だ」と訴える。
消費税と普天間問題を除けば、菅政権への批判のトーンは抑え気味だ。昨年9月に民主党、国民新党との間で交わした連立政権合意について、党青森県連の幹部は「反対する側ではなく、政権と協力して実現させる」とも語る。
3党の合意事項には、非正規労働者の待遇改善を目指した労働者派遣法改正案が含まれる。社民党が成立に意欲を見せる法案で、「純粋野党」として民主党に対峙(たいじ)できない背景もある。
1998年、社民党は自民党、さきがけとの連立政権を解消して臨んだ参院選で、改選議席12の半分にも満たない5議席にとどまった。
「党勢衰退のきっかけになった。あの時の二の舞いにはなりたくない」と党宮城県連の幹部。党の命運を懸けて、選挙区と比例代表の支持拡大へ追い込みをかけている。
2010年07月08日木曜日
7367
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:14:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100709t11018.htm
2010参院選みやぎ・最終盤 集票の追い込み過熱
参院選は11日の投票日が迫り、宮城選挙区(改選数2)の8陣営は、集票のラストスパートに入った。民主党は2議席独占へ加速し、自民党は1議席死守へ結束を強める。みんなの党と無所属候補が巻き返しを狙う。最終盤のデッドヒートを追った。(敬称略)
8人の混戦から一歩抜け出した民主党現職の桜井充(54)に、余裕はみじんもなかった。
「ほかの候補とではなく、前評判の良さと戦っているのが現状。今回の選挙は本当に厳しい」
8日夜、仙台市青葉区の錦町公園。桜井は総決起集会で声を詰まらせ、焦燥感をあらわにした。
矛先は党新人の伊藤弘実(36)にも向く。党は2議席独占を狙うが、「消費税10%」が影響して菅内閣の支持率は続落。最終盤は票を奪い合う「党内抗争」の様相だ。
桜井は遊説の合間、県医師会など推薦団体や支持労組を訪ねて引き締める。「これ以上の目減りは許されない。意地でもトップ当選だ」。党関係者をも敵とみなす選対幹部のげきが飛ぶ。
「桜井は当選圏がほぼ確実だ。無党派層に呼び掛け、伊藤の票を上積みする」。8日朝、党選対委員長の衆院議員安住淳(宮城5区)は報道陣の取材に、議席独占への追い込みを宣言した。
<強力な援軍投入>
伊藤の援軍は強力だ。7日朝、JR名取駅前でマイクを握ったのは民主党出身の名古屋市長河村たかし。伊藤は河村が元祖と自負する「自転車街宣」で走り、「介護と仕事が両立できる社会を築く」と力を込めた。
午後は前首相鳩山由紀夫が仙台市に6時間も滞在。3カ所で演説した鳩山は退陣を陳謝しながら「命を大切にする思いを最も強く掲げる候補者」と伊藤を持ち上げた。
党幹事長枝野幸男は「2議席取れる数少ない2人区」と重視。安住は9日に東北に入る首相菅直人の投入も検討し始めた。
桜井とともにリードを保つ自民党新人の熊谷大(35)は8日午前、JR仙台駅前で声をからした。「ばらまきで後世にツケを残すか、経済成長で財産を残すかの選択だ」。元女優の党比例代表候補が並び、沿道は聴衆で埋まった。
伊藤らの追い上げを封じようと、陣営は仙台市に勢力を集中。人気がある衆院議員小泉進次郎の写真を使い「投票へ行こう」と呼び掛けるプラカードを作った。
党本部が無所属現職の市川一朗(73)を推薦し分裂選挙となったが、終盤に入り「(民主党前幹事長の)小沢一郎が立てた伊藤に負けるわけにはいかない」(党支持団体幹部)という危機感が急速に広がった。
農協、建設、運輸など各業界に通じた議員や党本部職員が続々と宮城に入る「自民党の組織戦」が加速する。
「選挙区は市川一朗、比例は横山信一。心を一つに頑張っていこう」
市川が5日、登米市で行った演説会。選対本部長が連携相手に挙げたのは、公明党比例代表候補の名前だった。
市川は終盤、「政策で連携できるなら党派は関係ない」と強調する。それは公明党や支持母体の創価学会へのサイン。自民党政権時代の「連立のきずな」をにじませる。
「栗原復興のため、市川さんを国政へ」。8日正午、仙台駅前で演説した市川の隣で、岩手・宮城内陸地震で被災した出身地の栗原市議6人が叫んだ。3期15年の実績を武器に巻き返しを狙う。
<増税阻止に活路>
「二大政党が持ち出した消費税増税を認めるか、認めないか。争点はこの一点だ」。8日午後、みんなの党新人の菊地文博(50)は仙台市中心部で演説し、このフレーズを何度も繰り返した。
応援に入った党衆院議員柿沢未途は「ぐんぐん支持を伸ばし、大きな台風の目となりつつある」と手応えを強調した。
2番手グループの競り合いを制し、急上昇を狙う菊地。県議時代に築いた人脈をフルに生かし、各種団体への働き掛けを強める。
日中は仙台市内で無党派層の票を掘り起こし、夜は郡部で地道に演説会を重ねる。持ち前の猛烈なフットワークで一点突破を狙う。
<宮城選挙区立候補者(2―8)>
菊地文博 50 元県議 み新
熊谷大 35 元中学校講師 自新
村上善昭 37 幸福実現党員 諸新
桜井充 54 医師 民現(2)(国推)
加藤幹夫 46 党県副委員長 共新
伊藤弘実 36 会社社長 民新 (国推)
菅野哲雄 61 元衆院議員 社新
市川一朗 73 元農水副大臣 無現(3)(自推)
2010年07月09日金曜日
7368
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:16:39
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20100708ddlk38010629000c.html
10参院選えひめ:焦点地域/上 松山 大票田「最終盤の主戦場」 /愛媛
◇各陣営、浮動票獲得狙い
「国会議員に地方の現場の行政をわかっている人はほとんどいない。生の経験をしている貴重な人だ」
先月27日、松山市内であった、愛媛選挙区(改選数1)に立候補している自民現職の山本順三候氏(55)の個人演説会。会を主催した中村時広・松山市長はこう持ち上げた。参院選で支持政党は明言しなかった中村市長だが、山本氏については「個人的な付き合い」として支持を鮮明に。会場には中村市長の後援会関係者ら約300人が参加し、立ち見が出るほどの盛況だった。田坂信一・松山市議会議長ら松山維新の会所属の市議も姿を見せ、壇上でこぶしを突き上げた。
松山市は04年参院選では1万1000票差、07年は2万4000票差と連続で民主候補を下回り、昨夏の衆院選でも大苦戦。「自民王国」と言われる県内では比較的支持の弱い地域だった。しかし、今回は塩崎恭久元官房長官の後援会がフル回転し、山本氏のポスターが早くから街中に張られるなど万全の体制だ。「今回は松山市で勝つ」。同市選出の自民県議は断言した。
「松山のみなさんにご支援をいただきたい。その一心です」
6日昼、松山市中心部の一番町交差点。民主党の樽床伸二国対委員長が、民主新人の岡平知子氏(52)の応援演説に声をからした。
浮動票が多いとされる大票田・松山市は、無党派層を取り込む“空中戦”重視の民主には最重点地域。出馬表明の遅れによる浸透不足を取り戻そうと、公示後に菅直人首相や枝野幸男党幹事長、蓮舫行政刷新担当相ら党の顔が、「過去に例がない」(県連関係者)ほど頻繁に訪れている。
だが消費税論議で菅内閣の支持率は発足直後と比べて低下が続き、大物遊説の効果がどこまで広がるかは不透明だ。県連幹部は「争点が消費税に入り、他の政策がかすんだ」と表情は厳しい。
出馬表明が遅れたことで、業界団体への推薦依頼でも「既に決めたから」と断られる理由にされ、支持団体を固める“地上戦”にも影を落とす中、過去2連勝した松山市域でも陣営に楽観ムードはない。「最終盤の主戦場は松山。活動を集中したい」。陣営幹部は表情を引き締める。
先月30日、松山市の伊予鉄松山市駅前で開かれた共産党の市田忠義書記局長を迎えた街頭演説会。共産新人の田中克彦氏(43)は「消費税増税ストップにかける思いを託してほしい」と訴え、公示後、大票田である松山市に重点を置いた街宣活動を続けている。
◇ ◇
投開票日(11日)が目前に迫った参院選。愛媛選挙区の勝敗を左右するとみられる県内の焦点地区の情勢を、2回に分けて探る。
毎日新聞 2010年7月8日 地方版
7369
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:17:33
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20100709ddlk38010419000c.html
10参院選えひめ:焦点地域/下 西条・新居浜 “労組の街”に分裂の影 /愛媛
◇民主「危機感」、自民も「苦手」
「社民党には岡平候補を育てていただき、感謝しなければならない」
5日に新居浜市内であった民主新人の岡平知子氏(52)の個人演説会で、衆院3区選出の白石洋一衆院議員(民主)はこうあいさつし、今回の参院選では共闘が崩れた社民への配慮を見せた。
西条市以東の衆院3区の地域には、家電大手のパナソニックなど、国際的な大企業関連の工場が多く立地している。そのため、連合を中心とした労組勢力が強く、07年の参院選でも無所属新人(現民主)の友近聡朗氏が民主、社民、国民新党の推薦を受けて、新居浜、西条両市で自民候補に約2万2000票差を付けるなど、安定した強さを見せてきた。
白石氏が当選した昨夏の衆院選でも社民関係者が選挙事務所に詰めるなど、蜜月関係だったが、今回は民主が岡平氏を事実上引き抜いて擁立したことで関係は悪化。「比例中心に活動」(社民県議)と事実上、自主投票となった。岡平陣営幹部は「東予には社民系の労組も多い。わだかまりが残り、支援にいつものような広がりがないかもしれない」と、社民との関係悪化が労組の動きに及ぼす影響を懸念する。
また、新居浜市選出の菅秀二郎県議が今年4月に民主を離党。「非民主、非自民」の姿勢を打ち出しており、菅氏の支持者も民主を支持しない可能性が強い。別の岡平陣営幹部は「危機感を持って活動している」と気を引き締める。
「今回の選挙は、自民が与党になるための選挙ではない。健全な強い野党になるための選挙だ」
5日午後、新居浜市中心部の市中央公園で小泉純一郎元首相の次男で、父親譲りの弁舌で人気の小泉進次郎衆院議員が自民現職の山本順三氏(55)の応援演説で声を張り上げた。公園に集まった聴衆は約500人。陣営が張った規制線を越えようとする人が出るほどの人気ぶりだったが、訪れた人たちの中には、携帯電話で小泉氏を撮影するだけにみえる自民支持者と言い難い姿も目立ち、山本氏への支持拡大への効果は測りがたい。
実際、民主支持傾向の強い新居浜、西条両市には公示後、自民党本部の大物幹部は一度も入っていない。今月7日に2度目の来県をした谷垣禎一総裁も両市を素通りし、四国中央市に向かった。
社民の離反など“敵失”が続いたことや、昨年の衆院3区に自民公認で出馬して敗れた白石徹元県議が活発な動きを見せるなど、近年にない好条件での戦い。しかし、東予地域選出の自民県議は「社民支持者は『山本』とは書かない。新居浜・西条は連敗している地域で、一進一退の厳しい選挙。どれだけ負けを少なくするかだ」と厳しい見方を崩してはいない。
共産新人の田中克彦氏(43)は、消費増税反対や米軍普天間飛行場移設問題などでスタンスの近い社民の公認候補がいないことから、社民支持層への浸透を図る。また、比例候補と共に街宣活動するなどして、比例票との相乗効果を狙う。(この企画は栗田亨、中村敦茂、高谷均が担当しました)
7370
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:20:10
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100706ddlk20010050000c.html
参院選’10信州:主な候補者同行ルポ/上 若林健太氏/中野早苗氏 /長野
◇11日投開票、2議席争う
参院選は11日の投開票まで1週間を切り、長野選挙区の2議席を争う各陣営の遊説にもいっそう力が入ってきた。南北に広い初夏の県内を駆け回り、政策の訴えに汗を流す主な候補者に同行した。
◇「さわやかさ」前面に−−若林健太氏(46)自新
えりの開いた、明るい黄色のシャツに薄茶色のズボン、靴はスニーカー。若林氏は2日に開いた集会で、カジュアルな格好で支援者の懐に飛び込み、支持を呼びかけた。選挙期間中、すっかり定着した光景だ。
民主の政策を「バラマキ」とみて政権運営への批判を強める若林氏。昨夏の衆院選での惨敗を受けて「生まれ変わった自民」を印象づけるため、服装でも「さわやかさ、清新さ」を前面に出す。
基幹産業の創出▽子育て・教育▽安心して暮らせる社会保障−−の三つの柱を打ち出し、聴衆に語りかける。陣営幹部も「運動を始めたころは理屈っぽい演説になりがちだったが、最近は分かりやすくなった」。無党派層への浸透にも一定の手応えを感じている。
だが戦略の基本は、支援団体・職域支部といった同党が持つ組織力を生かすこと。県内全域で連日、企業・支援者回りに汗を流す。陣営が「草刈り場」とみる松本地域でも、恵子夫人とともに精力的に支援者を回る。
4日には党本部から大島理森幹事長が駆けつけ、組織の引き締めを求めた。5日の集会で、若林氏は1000人を超す企業関係者らに訴えた。「激戦だが、何としても勝ち抜きたい」【光田宗義】
◇力強く消費増税反対−−中野早苗氏(62)共新
「消費税を上げるなんてひどい。大企業減税の穴埋め目的だ。商店街の皆さんには負担が大きいはずです」
中山道の宿場町として栄えた観光地・木曽町福島。降り続く雨に負けまいと、たすきに一番好きな花のひまわりを付け、選挙カーの上でマイクを握った。
消費税増税や低所得者への還付など菅直人首相の一連の発言を強く批判する。「はじめから税率を上げなければいい。きっぱりと反対します」。医療や教育の充実、普天間飛行場の沖縄県内移設反対なども訴えて、演説は約20分で終了。車から降りると住民のもとへ全力で走る。「頑張って」。支持者の声に笑顔で両手を握った。
この日は午前8時に南木曽町からスタートし、大桑村など木曽方面を北上した。トレードマークの赤を取り入れたシャツやジャケット姿で「元気いっぱいで頑張っています」。商店街に続いて演説に立った郵便局前でも、周辺の飲食店などを回り、一人一人と握手を交わした。
国政選挙に挑戦して10年。「今まで皆さんの切実な声を聞いてきました。県区2議席とも消費税を上げる政党でいいのでしょうか。今度こそ国会へ行かせてください」。力強い声が山々に響いた。【大島英吾】
毎日新聞 2010年7月6日 地方版
7371
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:21:14
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100707ddlk20010004000c.html
参院選’10信州:主な候補者同行ルポ/中 高島陽子氏/北沢俊美氏 /長野
◇11日投開票、2議席争う
◇主婦層浸透になお力−−高島陽子氏(42)民新
松本市内の百貨店で先月末、「ママっぽく、軽快」に衣装をイメージチェンジした。主婦層への浸透になお一層力を入れるなど、激しい終盤戦に持ち前の体力で挑んでいる。
「おはようございまーす」。塩尻市の文化会館「レザンホール」前で2日、張りのある声が響いた。中学校の非常勤講師だったこともあり、よく通る声に振り向く人は多い。この日は小学生の音楽会のために集まった子育て世代の有権者らに熱っぽく訴えた。
「子供たちが大人になるころの日本を確かな形でつないでいきたい。4人の子持ちの母として、もっと世の中を良くしたい」
演説が終わると握手に回り、目と目を合わせることを重視する。「(選挙戦で)トレーニングしたようにシェイプアップした。軽快に動けます」と笑いながら、選挙カーに乗り込んだ。この日は塩尻から木曽方面へ向かうなど、陣営は中南信の票の掘り起こしに重点を置いている。
3日夕には伊那市内の公会堂で、激しい雨にもかかわらず集まった約60人を前に、「人口が減少する中、子供を産み育てる環境を整えたい」と強調。参加者の拍手に応えながら会場を後にし、足早に次の日程へ向かった。【渡辺諒、武田博仁】
◇危機感出し引き締め−−北沢俊美氏(72)民現
2日夜。木島平村内で開かれた個人演説会。「小沢(一郎)さんもよせばいいのに。2人公認してね。とんでもないことをする」。約50人を前に冗談めかして笑いを誘うと一転、真剣な表情になった。「そういうことをすべて乗り越え、積極的に政策を申し上げる」
唯一の現職として、党内外から二つの問題で批判を受ける身だ。消費税増税については「次の衆院選で問う。その間は消費税は上げない」と繰り返し強調。防衛相としてかかわる普天間問題には「基地は危険。除去しないといけない」。県内移設を現実的な対応として理解を求めている。
これまでの「左うちわでも当選」(党国会議員)から一変して混戦。知名度は高いが、閣議などの公務で地元を離れることも。県内外の国会議員らが応援に駆けつけ、県連幹部は集会などで「期日前投票のトップは別の候補」と、あえて危機感を前面に出して引き締める。守勢になりながらも、自民が強い町村部なども回り、政権与党の実績をアピールして切り崩しを図る。
初めて閣僚として県民の評価を一身に受ける「政権への審判」。4期目への挑戦は「名誉のためではない。政権が信任を得たと菅(直人)首相に伝えたい」。【福田智沙】
7372
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:22:32
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100708ddlk20010011000c.html
参院選’10信州:主な候補者同行ルポ/下 井出庸生氏 /長野
◇11日投開票、2議席争う
◇無党派票掘り起こし−−井出庸生氏(32)み新
ラストサンデーの4日、佐久市のショッピングタウンで街頭演説に立った。「争点は消費税。10%の数字に根拠はない。今は税金のムダを洗い出し、国会議員の定数削減、給与カットなど行財政改革が先決だ。民主の過半数を必ず阻止する」と熱く訴えた。
井出氏の伯父の井出正一・元厚相らと新党さきがけを結成した田中秀征・元代表代行、正一氏の秘書を務めた柳田清二・佐久市長も駆け付けた。田中氏は「政治を変えるため、いま一番必要な小さな政党を選び、あえて困難な道を歩き出した」と、14年ぶりの国政選挙の応援演説に熱弁を振るった。柳田市長も「改革に挑戦する井出さんに声援を送りたい」とエール。遊説隊は田中氏も同行し、土日をかけて県内を縦断した。
生まれも育ちも東京で「知名度、組織もなく、同級生もいない」というゼロからの手探りを強いられた井出氏だが、陣営は「終盤に入って反応が良くなってきた」。事務所にも若いスタッフの姿が目立つようになった。東信でかつての伯父の組織が動き出し、北信地域でも手応えを実感している。その地盤から、地元候補がいない中南信に打って出る作戦。無党派票の掘り起こしに駆け回っている。【藤澤正和】
7373
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:24:49
http://www.saitama-np.co.jp/news07/08/07.html
2010年7月8日(木)
応援も統一選視野に 参院選でつばぜりあい さいたま市議
参院選候補の演説会で選挙カーに乗り司会を務めるさいたま市議=大宮駅西口(写真は加工してあります)
11日の投開票を前に参院選候補者の熱い戦いが続いているが、選挙戦を支える地方議員もヒートアップしている。来年4月に統一地方選を控えているためだ。さいたま市議会(定数64)でも来年の市議選をにらみ、最大会派の地位を守りたい自民(議員数20)と、議席の逆転を狙う民主(同10)とのつばぜりあいが参院選を舞台に繰り広げられている。
6月24日の参院選公示日、さいたま市議会の自民党市議団控室では、市議らが党参院選候補への応援活動を細かく確認。当落線上を争っているという県連からの報告に、ある市議は「昨年の衆院選で大敗し国とのパイプが少なくなった。何としてもこの参議院の1議席を確保しなければ」と危機感をあらわにする。3年前の市議選で8議席減らし、国政選挙でのこれ以上の後退は自らの選挙に大きく響くとみている。
逆に、民主党市議団は前回市議選で全10区から候補を擁立し10人全員が当選、改選前の5議席から倍増した。現会派「民主党・無所属の会」は13人で、民主党県連が支持し昨年当選した清水勇人市長の"少数与党"。市議会で共同歩調を取ることが多い「みどりの風」(同6)、「さいたま未来の会」(同4)と合計しても23議席で過半数に満たない。
自民は6月市議会で、清水市長が提案した敬老祝い金の条例改正案を公明(同11)、共産(同8)などとともに反対多数で否決するなど、議会での主導権を維持。市政と市議会は"ねじれ"現象が起きている。
このため民主党県連は3月、来春の市議選に全区で複数候補(定数7以上は3人)を擁立し、計24議席の獲得を目指す方針を決めた。既に2人の新人候補を公認、今回の参院選でフル回転させている。市議団の神崎功団長は「参院選は新人にとって、支持者との顔つなぎの絶好の機会。本当は参院選前にもっと新人候補を決めたかった」と意欲を示す。参院選直後の17日には、前回選挙で示したローカルマニフェストの検証会を外部委員も交えて開き、有権者にアピールしていく構えだ。
一方、「地方選挙は国政と違い、風があまり影響しない。個々の議員が日ごろからしっかりと地域活動をしているかどうかが問われる」として、参院選と地方選は直結しないという冷静な見方をする議員も民主・自民を問わず少なくない。
さらに、「市独自の課題解決や地域主権実現のために、中央の政権交代に左右されない、党派を横断した政策集団が『ローカルパーティー』として必要になっている」と話す自民党市議団幹部も。清水市長も参院選で特定政党の応援はせず、中央政界とは一線を画し、地域主権を目指す「首長連合」に名を連ねている。参院選の結果にもよるが、中央政界再編にも対応できる地方議会会派の新たな枠組みを模索する動きがありそうだ。
このほか、市議選へ向け公明は第3会派としての現有議席確保が目標、共産は全10区での議席獲得を狙い既に新人を公認。両党とも市議や市議候補予定者が、参院選の党公認候補の支持や党勢拡大のため、選挙戦の先頭に立って活動している。
7374
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:27:20
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1677731.article.html
参院選佐賀特集 「激突」<上> 県都攻防
「原口(一博)大臣が日曜日(4日)に佐賀市内の19公民館をおさえている」。参院選中盤の1日。自民党の福岡資麿(37)陣営が緊迫した。陣営幹部は「原口後援会が本格的に動き出した」と警戒を強めた。
2日後の市町支部との合同選対会議。自民県連幹事長の木原奉文は「相手は福岡対甲木(美知子候補)ではなく、福岡対原口の図式で戦いを挑んでいる」と強調した。野党として初の国政選挙。推薦団体が3分の2に減る逆風下、昨夏の衆院選佐賀1区で原口に敗れたものの、知名度の高い福岡に〝失地回復〟を託す強い思いを組織に伝えた。
●有権者の3割
佐賀市の有権者は19万人。県内69万人の3割近くを占める。直近5回の国政選挙の佐賀市の戦績は民主4勝、自民1勝。自民の1勝は福岡が初当選した03年衆院選(旧市)。昨年の衆院選と過去2回の参院選では民主が約1万2千票の大差をつけている。
「原口さんが、福岡さんが参院議員にいってくれて良かったと、そう心から思うような参院議員にして下さい」。6月7日、佐賀市文化会館で小泉進次郎衆院議員が応援演説した。「しのぎを削ってきた福岡が参院議員になれば、原口は衆院で安泰」とも取れる内容で、原口支持者からの集票も狙う。自民は必死だ。
自民が警戒感を強めた原口の地元入り。原口は小学校区19カ所で開いた演説会で「地元はどうなっているんだと、安住党選対委員長に怒られた」と頭を下げた。応援依頼に応えて全国を飛び回る日々だったが、党本部が「大臣がいる選挙区で先行を許しているのは佐賀だけ」と指摘。厳しい日程の中で急きょ、佐賀入りを組み込んだ。
●勝利の必須条件
前回参院選で自民の21連勝を阻止し、昨年の衆院選でも3選挙区のうち1、2区を奪った民主。今回は鳥栖市出身の甲木美知子(39)を擁立して連勝を狙う。県都を制すことは勝利への必須条件だ。
原口は県連代表で選対本部長。19小学校区を1日で回る演説会は「自分の選挙でもやらない」(秘書)という荒技。分刻みのスケジュールで原口が次の会場へ向かうと、大臣秘書官がすかさず参加者に補足した。「6月の党代表選では手を挙げないかという話も出た。この選挙で負ければ、今まで築いたものが崩れる。原口にとっても正念場」。支持者は強くうなづいた。
原口の陣頭指揮で加速した陣営。「これで後援会にもムチが入り、大臣の選挙並みに動き始める」「やっと相手の後ろ姿が見えた。これから一気に追い込む」。議員の一人は力を込めた。
●反増税アピール
共産の山口勝弘(54)は「消費税増税に唯一反対している」とアピール。地元県議や市議とともに集合住宅を重点的に回って増税反対に声を枯らしている。陣営幹部は「女性層に反応が出てきた」と手応えを感じている。
11日の投票日へ向け、県都の攻防は日増しに激しさを増している。(敬称略)
◇参院選は終盤に突入し、佐賀選挙区に立候補した3候補は激しく争っている。主要市での情勢を探る。
【写真】大票田の浮動票獲得を目指し、雨の中自転車で街演する参院選佐賀選挙区の候補者ら=佐賀市、7月4日
7375
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:28:24
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1678875.article.html
参院選「激突・中」 新幹線沈静化で鹿島市攻防に変化?
「桑原前市長がお見えです」。6日夜、民主の甲木(かつき)美知子候補(39)の鹿島市総決起大会。駆けつけた民主党政調会長の玄葉光一郎が、ステージに並ぶ連合佐賀会長、国民新党郵便局長会理事らとともに、客席にいた前鹿島市長桑原允彦の来場を紹介。「一緒に共同作業をする大勢の方に来ていただいた」と強調すると、立ち見であふれる会場は大きな拍手で包まれた。
鹿島市を中心とする県南西部ではここ数回の国政選挙では、九州新幹線長崎ルートの建設の是非が争点の一つに浮上した。桑原は新幹線反対を唱え続けてきた。昨夏の衆院選では、反対を主張する民主の大串博志を水面下で支援。2005年の衆院選で比例復活に甘んじた大串は、そうした支援を受けて自民の今村雅弘に勝利した。
「南西部を含む衆院2区は大串頼り」という県連幹部の言葉通り、民主の基盤は全市町に張り巡らされている大串の後援会だけだ。実働部隊といえる世話人は千人以上に膨れ、地盤固めが進む。
自民今村の牙城鹿島市でも着実に浸透。05年衆院選は今村に2倍近い票差をつけられたものの、昨夏はわずか261票差ながら逆転した。今回も大串後援会が軸だが、「さらに桑原前市長の支援があれば心強い」と甲木陣営。
ただ、これまで「追い風」になっていた新幹線は2008年に着工して沈静化。今回も自民は推進、民主は慎重の立場に変わりないが、両候補とも演説会では特に踏み込まず、争点にはなっていない。
前回参院選。自民は選挙直前に候補を現職から副知事に差し替えて臨み、民主に参院選21連勝を阻まれた。副知事は新幹線反対派にとっては「敵役の大将」で、自民陣営は「逆風でどうしようもなかった」(自民幹部)という。
だが今回は、既に着工し、不要論が根強い鹿島市でも「決着済みの問題。こだわっていても鹿島にいいことはない」という空気が広がっているという。自民陣営は「前回とは雰囲気が全然違う。戦える」と強気だ。
自民には、地元経済界トップも後押しする。5日夜、福岡資麿(たかまろ)候補の総決起大会では、鹿島市後援会会長代行の愛野克明祐徳自動車会長が登壇。「福岡家は鹿島に大きな工場を持ち、鹿島発展に大きな役割を果たした。何とかして鹿島から立派な票を出したい」と訴えた。
昨年の衆院選で辛酸をなめた今村も選挙カーに同乗するなど精力的に動き、地元での巻き返しに余念がない。
共産の山口勝弘候補(54)は3候補の中で唯一、無駄な公共事業として新幹線問題を取り上げ、「2800億円の事業費を特別養護老人ホームに振り替えれば350カ所も作れる」と批判。反対票取り込みを図る。(敬称略)
【写真】総決起集会でこぶしを突き上げて気勢を上げる参院選佐賀選挙区の候補者と参加者=鹿島市
7376
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:29:19
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1679454.article.html
参院選「激突・下」 3候補、唐津市の攻防
「保利(耕輔)先生が今からいらっしゃる」。5日朝、唐津市の県玄海漁連が急に慌ただしくなった。政権与党への配慮から自主投票に切り替えた支持母体に、保利自ら頭を下げて支援要請に訪れた。
「保利王国」ともいわれる衆院佐賀3区。だが、前日の佐賀新聞社の世論調査では、そのおひざ元の唐津市で民主の攻勢が伝えられていた。保利はこの日昼過ぎ、再び漁連の組合長会議にも顔を出した。「自分の選挙でもないのに、よほど危機感があるのだろう」。漁連幹部は感じた。
■厳しすぎる数字
唐津市の自民関係者は、前回2007年参院選の衝撃が今も尾を引く。自民候補の得票は約2万9千票。民主候補を800票余り下回った。保利が無所属で戦った05年の郵政選挙でも4万票をたたき出した堅い保守地盤にとって、厳しすぎる数字だった。
「唐津で負ければ自民は勝てん」。3区で陣頭指揮を執る唐津市議の熊本大成は総力戦を呼び掛ける。候補の福岡資麿(たかまろ)(37)は、衆院議員だったとはいえ唐津では「ほとんど無名」。春先から市議が福岡を連れ回り「母親が唐津出身」ともアピールする。初の野党選挙で、有力支持者の企業が「応援はするが、ポスター掲示までは…」と断るケースも。政権交代で変動する「保利王国」の地盤維持がかかる戦いでもある。
知名度に課題を抱えるのは鳥栖市出身の民主党候補甲木(かつき)美知子(39)も同じだ。
5日の唐津市総決起大会。前回参院選で初当選した川崎稔は「唐津で大きな勇気をもらった」と、同市で6千票上積みの3万票を得たことが勝利につながったことを強調。同様の支援を呼び掛けた。
衆院3区で民主は、2000年と03年に女性候補を擁立して落選。05、09年は社民との共闘で独自候補擁立を見送った。候補がいなければ支援組織は育たない。唐津市に政党支部はなく、選挙戦は労組頼みだ。
■真価を問われる
今回初めて自治労や全水道などでつくる社民支持労組・団体会議から推薦を得た。「県内最大の自治労(約1万人)が推薦を決めた意味は大きい」(連合佐賀)と期待は高まる。一方で、玄海原発のプルサーマルについて「さらなる情報公開」を求める甲木に対して九電労組が一枚岩になりきれない複雑な事情もある。それでも労組を通じて支持拡大を図り、組合員を動員して市内約1万7千世帯にポスティングを行った。
「3年前や去年のような〝風〟は吹いていない。労組の確実な票を積み上げていく」。3区選対を仕切る九電労組出身の唐津市議正田孝吉は強調する。「保利王国」にくさびを打てるか。民主も真価を問われる選挙戦だ。
合併前の北波多村議として5期20年の実績がある共産の山口勝弘。「地元の利を生かしたい」と最終日を含め3日間、地元街演に力を入れる。消費税増税反対に加えて、プルサーマル問題の争点化を仕掛ける。使用済み核燃料の処理施設がない現状に触れ「原発はトイレのないマンションと同じだ。今こそ自然エネルギー転換を」と訴える。(敬称略)
【写真】唐津市内に掲示されている参院選佐賀選挙区立候補者のポスター。知名度不足の自民と民主は支援団体や労組を動かし、地元から候補を立てた共産は躍進を狙う
7377
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:30:24
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1678882.article.html
参院選終盤 比例代表の攻防にも熱 佐賀選挙区
自民、共産、民主の3候補による激しい選挙戦が繰り広げられている佐賀選挙区では、選挙区と同様に比例代表の攻防も熱を帯びている。選挙区に候補がいない公明、社民は比例代表に絞った選挙戦。武雄市出身の候補を擁立したみんなの党は佐賀で浸透を狙う。新党乱立の中で、各党とも政策の違いを訴えて存在感をアピール、消長をかけて票獲得に奔走する。
民主は、前回参院選の得票約15万票を上回る16万票を目標に掲げる。昨夏の衆院選は20万票を超えたが、陣営幹部は「昨夏は政権交代への期待感が強かった。今回はそうはいかない」とみる。ただ政権安定には一つでも多い議席確保が命題。5日に来佐した玄葉光一郎政調会長も「選挙区だけでなく比例でも」とアピールした。
野党となった自民、公明。自公政権時代と違って、政党同士ではなく、自民の選挙区候補と公明の比例区候補が政策協定を結んで後援会レベルの協力を進める。これまで同様の共闘態勢で、公明は自民候補の演説会などへの動員に協力。自民も会場に公明比例候補のポスターを張り出し、演説でも紹介している。
前回(約14万6千票)以上の得票を目指す自民県連幹部は「野党になっても支援をいただいている職域団体の候補に力を入れるし、連携を取っている公明もきちんと支援していく」と気を配る。公明は「消費税増税でも二大政党の対立軸があいまい。独自性を訴えやすくなった」と、前回より9千票多い6万5千票を目指す。
共産は、争点に急浮上した消費税論議を「追い風」に3万票を目指す。衆参過去2回の比例票は2万票に届かないが、県内の市町議選で公認候補が獲得した票を合計すれば3万票を超える計算。県委員会幹部は「まだ固めきれていない。消費税への怒りをしっかりつかみたい」と引き締める。
連立政権を離脱した社民党は、選挙区で推薦した民主候補を支援する一方、比例集票に力を入れる。公示直後に開いた比例候補の決起集会では「民主党の暴走を止めるためにも議席獲得を」と、野党色を鮮明に打ち出し、民主へ票流出を警戒した。県連幹部は「新党の伸長も聞こえるが3万票は確保したい」と、過去の実績から5千票程度の上積みを目指す。
みんなの党は武雄市出身の田中茂候補(52)を立て、佐賀を拠点に支持拡大を図る。目標は3万票。「全国各地で手応えはいい。民主党の天下だったという感じはしない」(渡辺喜美代表)という情勢で、佐賀に重点を置きながら、人口が多い関東や福岡にも出向き、当選ラインに滑り込もうと必死の訴えを続ける。
【写真】比例候補の総決起大会で気勢を上げる候補と参加者。投票日がせまり、集票活動も熱を帯びている
2010年07月08日更新
7378
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:33:25
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100708/02.shtml
7月8日のながさきニュース
長崎新聞
参院選長崎、県都首長は蚊帳の外 引っ張り出さない各陣営
定例会見で「特定候補の応援は考えていない」と述べる田上市長。市長選を来年に控え、対応が注目される=6月29日、長崎市役所
終盤を迎えた参院選。来春の統一地方選を占う選挙ともいえるが、再選出馬に注目が集まる長崎市の田上富久市長はノータッチの姿勢。票を取り込みたいはずの各候補者陣営も積極的な働き掛けはせず、県都の首長が蚊帳の外にいる。
「特定候補の応援は考えていません」。6月29日の定例会見で、田上市長は参院選での対応を聞かれ、こう答えた。菅直人首相が本県入りした今月1日も、講演のため熊本県に出張していた。
4選を目指した伊藤一長氏が選挙期間中に凶弾に倒れる異常事態に陥った3年前の長崎市長選。田上氏は投票3日前に急きょ立候補し、伊藤氏の娘婿をわずか約950票差で抑えて当選。市役所の課長から一気にトップに上り詰めた。
「あれは『選挙』じゃなかった。次があなたにとって事実上初めての選挙。もう1年を切ったし、そろそろ準備に入らないと」。市長選で支援に回った経済関係者がそう告げると、田上市長は「はい。分かっています」と答えたという。
田上市長は今のところ出馬の明言を避けている。しかし5月末に開いた市政報告会では「市長は心の中で『俺はやるよ』と考えていると思う」と司会者が“代弁”。約900人の参加者からは拍手がわき起こり、出馬の意思を強く印象づけた。
民主現職の犬塚直史候補(55)の陣営幹部は、田上市長に協力を要請しない理由について「誰も応援しないと言っている人を無理に引っ張り出そうとしても、労力ばかりかかって成果がほとんどない」と話す。
一方、新人の金子原二郎候補(66)を擁立した自民は、昨年夏の衆院選で田上市長に党公認候補への支援を要請したが空振り。党関係者は「協力してもらおうとプレッシャーをかけても、ぬかにくぎ」と今回は働き掛けを見合わせている。
ある陣営関係者は田上市長の姿勢の背景に、現段階で市長選の有力候補者がいないことを指摘し「既存の政党に頼らず、市民党という形でやっていけると踏んでいるのでは」と推測。ただ、田上氏の後援会は個人有志の集まりで強固な支持母体がなく、目立った実績もないとして「もしちゃんとした候補が現れたら危ないんじゃないか」とけん制し、対応に注目している。
7379
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:35:38
>>7208
>>7285
諫干開門問題、論戦盛り上がらず 民主“沈黙作戦”時にほころび
参院選の争点の一つに挙がっていたはずの国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査問題は、選挙戦終盤になっても論戦が盛り上がらない。地元の諫早市では党県連の方針に反して条件付き開門に賛成する民主候補に“沈黙作戦”が厳命され、「開門是か非かの戦い」と強調する自民候補との間で擦れ違いが続いている。民主党選対幹部は「諫干は自民の独り相撲になっている」と語るが、裏腹に当の候補者は同市以外で演説の真っ先に諫干に触れるなど、ちぐはぐさも目立っている。
「(排水門を)開けてしまったら全部水浸しになるというのはデマですからね。諫干は政治の失敗だ」
6月27日、大村市のJR大村駅前。民主現職の犬塚直史候補は街頭演説でこうまくしたてた。だが同日夜の諫早市での個人演説会では一転、諫干発言を封印。ところが、翌28日夜の雲仙市瑞穂町の演説会では諫干から切り出し、条件付きの管理開門賛成を強調した。
諫早市とそれ以外で異なる対応−。諫干をオブラートに包む背景には、諫早の市議や労組関係者と犬塚候補の間にできた溝がある。
開門反対の民主市議3人は「公務」を理由に事務所開きに姿を見せず、公示後も「地元で裏切り者になる」と動きを見せなかった。犬塚候補は28日夜、市議3人と会合を持ち、「条件付き開門は環境アセスメント終了後に判断する」など3項目の合意を交わして、ようやく支援を取り付けた。
諫早地区選対長の山口初實県議は「これで一丸になれる」と語るが、ある労組関係者は「候補の発言がなればもっと早く、組織的に動けた」とぼやく。
開門をめぐっては、野党時代に「無駄な公共事業」と切り捨ててきた菅直人氏が首相に就任し、開門賛否双方に期待や緊張が高まったが、菅首相は「まずは農相の考えを聞く」と慎重姿勢。首相は1日に長崎市入りしたが、諫干には触れずじまい。中央と地方のねじれの深さを印象付けた。
一方、自民新人、金子原二郎候補にも同党佐賀県連とのねじれが横たわる。同県連は公約に長期開門調査の実施を明記。長崎と佐賀の板挟みで、党本部は方針を打ち出せないでいる。
1日、長崎市を訪れた大島理森党幹事長は記者団に党本部の対応を問われ「重要な案件として取り組むことが大事だ」と答えるのがやっと。4日夜、諫早市の個人演説会に駆けつけた同党最古参で佐賀3区選出の保利耕輔衆院議員も「私は最後の裁きをする立場。簡単に言えない」と繰り返し、こちらも県連間の隔たりの大きさをにじませた。
外患があれば内憂も。陣営内では地元選出の県議3人の動きに温度差がある−と指摘されている上「市議の動きも鈍い」。加えて諫早市の選挙事務所には開門反対の営農者団体や背後地の自治会から届いた推薦状がずらりと並ぶが、人口密度の高い西部地区からはまばら。党諫早支部の馬場時廣事務局長は「諫早湾はいいけど、大村湾がね」とつぶやく。
2010年7月7日長崎新聞掲載
7380
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:38:59
>>6983
>>7153
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100709ddlk05010032000c.html
参院選’10秋田:比例3候補、地元で個人得票狙う /秋田
◇知名度生かし、党内順位上げ目指す
11日投開票の参院選で、県内在住の3人が比例代表に立候補。“全国区”だが、うち2人は選挙区候補並みに県内、残る1人も北東北を重点的に回っている。全国組織の業界・団体推薦候補や広く名前が知られているタレント候補とは違い、知名度の高い地元で集中的に個人への得票を集め、党全体の票数底上げを図るとともに党内順位を上げて当選を目指す。そんな「作戦」が見えてくる。【岡田悟、坂本太郎】
みんなの党新人の前知事、寺田典城氏(70)は05年の知事選以来の選挙。すでに県内をほぼ一巡した。7日は古巣の県庁前で演説し、県庁に向かって「12年間大変お世話になりました」と呼びかける場面も。バス待ちの人などに軽快に駆け寄り、握手をして回った。
「簡素で効率的な行政を」と知事時代から一貫した訴えとともに、財政規律の点で「次の世代に責任を持つ政治は国政でしかなしえない」と主張。渡辺喜美・党代表と異なり、民主党との連携にも前向きの姿勢を見せる。
たちあがれ日本新人の村岡敏英氏(49)は05年、09年と衆院選秋田3区に立候補。今回は県内一円を回る。6日は秋田市役所前で演説し、同党応援団長の石原慎太郎東京都知事も応援に駆け付けた。村岡氏は「県内の問題をしっかり国に説明し、政策や予算に反映させる議員になりたい」と話す。
同党は選挙区で自民公認候補を推薦し、村岡氏も支持を表明。過去2回の衆院選で戦った自民党の御法川信英・前衆院議員の支援を得て、本荘由利地区や県南部を中心に個人と党の支持拡大を図る。
共産新人で農民運動全国連合会常任委員の佐藤長右衛門氏(66)は横手市在住。秋田市で第一声を上げ、これまで北東北3県を中心に東北全県に足を運んだ。
各地の農村部を中心に選挙カーを走らせ、演説をしたり農家などを対象にした小集会を開催。40年以上農業に携わってきた経験から農業政策を中心に訴えているほか、消費税増税反対も掲げる。
8日午後に秋田市入り。9日は河辺、雄和地区などの農村地帯や郊外大型店などを回って支持を訴える。
◇投票は政党名、または個人名で−−比例代表
参院選比例代表は「非拘束名簿式」で、政党名でも各政党の名簿にある候補者個人名でも投票できる。98年までは政党名に投票し、政党が決めた名簿順位に当選者が決まる「拘束名簿式」だった。
個人への投票は各政党票に加算され、政党ごとの得票に応じて議席数が決まる。さらに各政党の中で個人名の得票が多い順に当選者が決まる。07年参院選での県内分は、政党名での投票が約7割を占めた。
7381
:
名無しさん
:2010/07/10(土) 00:43:13
佐.々木
01.1-743-1955
北海.道札.幌市東区北8条東18丁目1-48
7382
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:43:14
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news2/20100709-OYT1T00230.htm
選管委員長の自宅にデカデカ、「民主」ポスター
札幌市選挙管理委員会の富田新一委員長(70)(札幌市南区)の自宅敷地に、参院選で民主党への投票を呼びかけるポスターが張られ、市民から市選管事務局に苦情が寄せられたことが8日、わかった。
公職選挙法に抵触しないが、富田委員長は同日、「妻がやったことだが、誤解を招く行為だった」として妻に事情を説明。妻がポスターを撤去した。
富田委員長は元民主党市議で、自宅敷地には参院選の公示前から「民主党広報板」が設置され、「選挙の公平性を疑う」との苦情が数件あったという。公示後には菅首相の写真と「投票は民主党」と書かれた2枚のポスターが張られ、どちらにも「比例区は民主党」と記載されていた。
政治や選挙に関して公正さが求められる選管委員は、公職選挙法で選挙運動が禁止されている。市選管事務局によると、今回のポスターは民主党が政治活動用として総務省に届け出たもので、自宅に張っただけでは選挙運動にはあたらないという。
とはいえ、市選管事務局では「法的に問題がなくても、市民に誤解を与える行為は慎んでほしい」と、複数回にわたって富田委員長に見直しを申し入れていた。
富田委員長は8日、読売新聞の取材に、「民主党にポスターの掲示を承諾したのは妻で、自分は中立な立場で関係ない」と述べた。
富田委員長は1999年5月まで市議を連続5期20年務め、副議長も歴任。同市選管委員は委員長を含め、代々、市議OBから選ばれている。
(2010年7月9日12時59分 読売新聞)
7383
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:44:58
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001007090002
付き合いか政権与党か 板挟み悩む業界団体
2010年07月09日
∞「自主投票」「両党推薦」…
長く与党だった自民党の選挙を支えてきた業界団体が、政権交代後初の国政選挙になった参院選に臨む立ち位置に頭を悩ませている。山形選挙区(改選数1)では、従来の自民党との付き合いと、与党となった民主党との関係づくりの板挟みになり、「自主投票」「両党を推薦」と決めた団体もある。集票マシンと呼ばれてきた組織力に陰りも目立ってきた。
●「集票マシン」結束に陰りも
「脅すわけではないが、農協の存続がかかる選挙だ」
山形市の県JAビルで6月28日、自民党参院議員の山田俊男氏(63)が県農協政治連盟(農政連)の幹部約30人にねじを巻いた。山田氏は全農の元専務理事。2007年参院選比例区で初当選した。
「民主党は、農政連に『政治的中立』を課そうと議論し始めている」と強調し、山形選挙区に立候補している自民党現職の岸宏一氏(70)への支持を訴えた。だが聴いていた幹部の心中は複雑だ。「岸さんが農業に明るく、これまで世話になったこともよくわかる。けれど、与党とのパイプは何事にも代え難い」
県農政連は4月、同選挙区への対応を15年ぶりに「自主投票」と決めた。岸氏と民主党新顔の梅津庸成氏(43)から推薦願が来た。両者とも「政権与党の現職」という推薦の原則から外れていた。
ただ、戸別所得補償制度の導入で米価の下落が心配されるなど農政を巡る不安材料は少なくない。口蹄疫(こう・てい・えき)などの被害が県内で発生しないとも限らない。「不測の事態のためにも、政権党とのつながりは重要。組織として表立った動きは見せたくないのが本音」と別の幹部は打ち明ける。
そんな中、判断を委ねられた県内17の地域JAは、JA新庄市、新庄もがみ、金山、みちのく村山、さがえ西村山などが「長年の信頼関係がある」として岸氏を推薦した。
6月末に始まった高速道路無料化実験。県内の高速は9割が対象になったが、県トラック協会(会員約400社)の奥山公吉専務理事は「実験を否定はしないが、大きなメリットはない」と言う。県内の運送業者の配送先は、関東など県外が主流のためだ。
協会の政治組織は「政権与党」を理由に、梅津氏を推薦する。だが関係者は「昨夏と今は状況が全然違う。業界の締め付けもしていない」と明かす。昨夏の総選挙の民主党マニフェストに期待した高速道路無料化は限定され、ガソリン税の暫定税率廃止は反古(ほご)にされるなど、相次ぐ政策転換への不信感が背景にある。
県歯科医師連盟は、比例区では中央組織の要請で民主党候補を支援するが、選挙区では民主、自民両党を推薦し、「中立」の姿勢を示す。
一方で、県医師連盟、県薬剤師連盟、県看護連盟、県建設業協会など、自民党支持を続ける団体もある。ただ、組織の結束力にはばらつきがある。ある団体の幹部は「組織の中にも色々な立場や考え方の人がいる。以前のように一丸となった活動はできなくなっている」と冷めた顔だ。
7384
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:45:57
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/all/CK2010070902000143.html
自民は1人区、民主は都市部に重点 幹部の遊説先
2010年7月9日
最終盤を迎えた参院選。民主、自民両党はこれまで九州や四国など地方の1人区を中心に幹部を投入してきたが、民主党はここにきて千葉や神奈川、愛知など都市部の選挙区に徐々に重点をシフト。自民党は「金城湯池」の復活を目指し、1人区での勝負にこだわり続ける。
民主党の菅直人首相は8日までに22都府県で遊説。5日は四国、7日は山陰、8日は九州の1人区を回った。ほとんどの選挙区にこれまで1回だけ応援に入っているが、この日は熊本に続いて、神奈川で2度目の街頭演説をした。
党幹部や閣僚も、8日は枝野幸男幹事長が埼玉、玄葉光一郎政調会長が愛知、樽床伸二国対委員長が千葉、埼玉で遊説。9日は岡田克也外相が千葉、埼玉入りするなど、都市部の選挙区への応援が目立ち始めてきた。
埼玉、神奈川、千葉、愛知は3人区で、民主党は2人の候補を擁立。自民、公明、みんなの党などと激戦を演じている。大票田で比例代表への影響も大きく、力を入れ始めたとみられる。もともと、民主党は都市型政党の性格が強く“地盤”で巻き返しを狙っているともいえる。
一方、30都道府県を回ってきた自民党の谷垣禎一総裁は、6日は福井の4カ所で、7日は愛媛の7カ所でマイクを握った。両方とも2度目の選挙区入り。他の選挙区では1、2カ所でしか演説しないことを考えると、異例の手厚さだ。8日は徳島、高知を回った。
いずれも自民党がかつては「常勝」を誇ってきた1人区。29ある1人区で勝ち越すことが自民党の復調につながり、与党を過半数割れに追い込む近道と考え、激戦区を中心に攻めの姿勢を強めている。最も人気のある小泉進次郎衆院議員も、9日は1人区の鳥取、栃木、山梨に応援に入る予定だ。
公明党の山口那津男代表は候補を立てている埼玉、東京、大阪だけでなく、比例代表票を狙って全国を遊説。共産党の志位和夫委員長、国民新党の亀井静香代表、社民党の福島瑞穂党首、たちあがれ日本の平沼赳夫代表も同様に各地を回る。新党改革の舛添要一代表とみんなの党の渡辺喜美代表は、候補を立てた選挙区をてこ入れしている。
(荘加卓嗣)
7385
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:46:39
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/chu/CK2010070802000208.html
最終盤、大物てこ入れ 各地で新人候補応援
2010年7月8日
応援に駆け付け、気勢を上げる蓮舫行政刷新担当相=7日午後、名古屋市中区で
参院選は11日の投開票に向け、最終盤の戦いに入った。中部地方には7日、各党の大物議員が新人候補らの応援に入り、支持を訴えた。
「改革を進めていくために、もう一度、昨年の夏以上の期待を」
3議席目をめぐる争いが激しさを増す愛知選挙区(改選数3)。事業仕分けで名を上げた蓮舫行政刷新担当相が、民主新人のてこ入れに駆け付けた。
各地で引っ張りだこの蓮舫さんだけに、JR名古屋駅前の街頭演説でも歩道に人があふれるほどの人気ぶり。声はかすれ気味ながら、「行政刷新の仕事を新人候補と進めていけるよう支援を」と右手を振り上げた。
一方、自民は長野選挙区(改選数2)に安倍晋三元首相が。「ばらまきありきでは強い経済、強い財政になるわけがなく、菅直人首相の経済政策はからっぽの『空き缶』だ」とJR長野駅前で拳を振り上げた。隣では自民新人が手を振り、安倍さんは「この若武者を、どうか皆さんの力で国会に送って」とアピールした。
共産は志位和夫委員長が長野入り。JR長野駅前では冒頭、選挙カーの上に並んだ共産新人を指し「弱い立場の方たちの気持ちが分かる強い政治家だ。どうか国会に押し上げ、私と一緒に働かせてほしい」。消費税増税を批判し、米軍普天間飛行場移設問題でも「引っ越し先は米国が自分で探すのが当たり前だ」。最後は候補者とともに両手を上げて支持を呼び掛けた。
7386
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:47:17
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/chu/CK2010070702000220.html
心は来春の統一選 地方議員、応援の裏に思惑
2010年7月7日
終盤戦を迎えた参院選。来春の統一地方選を控えた県議や市議らには、自らの選挙をにらんでさまざまな思惑が交錯する。「次は自分の番」と必死で応援に走る議員、「党の公認など必要ない」と無関心を決め込む議員と、地域ごとに温度差が激しい。ただ、共通する思いは一つ。「参院選より自分の選挙が大事」−。
民主が2議席独占を狙い、自民は議席死守が絶対目標の岐阜選挙区。だが岐阜市の自民市議24人は、公示後も事務所詰めの当番日に義理で顔を出すくらいで、当事者意識は希薄だ。
低調なムードを見かねて、長年の自民支援者でつくる地元有志の会が、参院選への貢献を求める決議を出す事態に。努力しない場合は統一地方選で公認しないよう党支部に働き掛ける考えを示したが、一部の市議からは「理念も戦略もない自民に魅力はない。公認なんていらない」と反発する声も上がる。
みんなと民主が3議席目を激しく争う愛知選挙区。民主の名古屋市議は「みんなの党が通れば、党勢拡大を目指して市議選にも候補者を立ててくる」と警戒する。
ただでさえ同市議選は、河村たかし市長の議会解散請求(リコール)で2月に早まる可能性がある。それだけに、みんなの党参戦という波乱の芽は摘んでおきたいのが本音。「民主が2議席を取れば勢いが出る。その流れを市議選につなげるのがベスト」。通常なら衆院選より熱がこもらない参院選だが、今回ばかりは「力を入れざるを得ない」。
一方、愛知県春日井市の選挙対策委員長を務める自民市議は「『国政は国政、地方は地方』と割り切っている議員が多く、積極的に動いてくれない」とこぼす。多くの市議は「国の選挙で汗を流してもうまみは少ない」と消極的で、ビラ配りなど最低限の協力にとどまっている。
三重選挙区の民主陣営は、労組票を握る連合幹部が、県議会の最大会派で民主系の「新政みえ」の県議らに「半年後はあなたたちの番」とハッパを掛ける。ある県議は「自分の選挙を戦っているようなもの」と必死に支持者固めに走る。
7387
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:48:24
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/aichi/CK2010070902000197.html
時を駆ける候補 2新人密着
2010年7月9日
11日投開票の参院選はいよいよ最終盤。最後の追い込みに気合を入れる陣営もあれば、終盤情勢報道で優位を伝えられ、引き締めに余念がない陣営も。候補たちは猛暑の中、残り少ない運動期間を全力で駆ける。7人が激戦を繰り広げる愛知選挙区(改選数3)の自民新人と民主新人の男性2候補に密着取材した。
◆自民候補 5分で食事、地域くまなく
おかずをご飯の上にかけ、かき込む。平らげるまで5分強。自民新人はすっかり早食いになった。
8日は名古屋市内で街宣。自民市議の事務所を借りての昼食は、中華弁当。時にファストフードのハンバーガー、時にコンビニ弁当だが、今はとにかく時間が惜しい。
終盤を迎え、組織や団体回りから街頭演説中心に切り替えた。都心に限らず、奥三河の山村から知多半島の離島まで。地元市議の案内でくまなく回る。
7日の岡崎市。一昨年の豪雨被害を引き合いに、民主批判が熱を帯びた。「川のはんらんでご婦人が亡くなられた。川も道も整備が必要。『コンクリートから人へ』で皆さんの生活が守れますか」
聴衆はまばら。老夫婦を見つけ、駆け寄る。老婦人は逆にその手を握り返し「わしら年寄りを助けてください」。あまりに真剣なまなざしに、候補はしばし言葉を失う。
「もっと人がいる所を回れと助言してくれる人もいる。でも、地域の人の声を聞いてなんぼだから。これが伝統的な自民の良さ」
本紙調査では上位を維持するが「まだまだ3位のつもりでやってます」。シャツとともにブルーでそろえた必勝のねじり鉢巻き同様、気は緩めない。
◆民主 着替え惜しむ、路地を網羅
「着替える時間もなくてごめんなさい」
7日昼、名古屋市中区の大須商店街で催された「七夕ゆかた大作戦」に参加した民主新人。女性議員らに囲まれてのあいさつで、自分だけ浴衣姿でないことを律義にわびた。
商店の奥まで入って握手を求める。「民主でなければ改革は進みません」。続いて「消費税を上げるなんて言っていません。論議をしましょうと言っているんです」。菅直人首相の「10%発言」で一転、民主に逆風になった争点で反論する。
汗だくになりながら、町工場や商店が並ぶ細い路地に入り込み、高層の市営住宅やショッピングセンター前でのつじ立ちを繰り返した。蒸し暑い平日の午前。人の姿はほとんどない。ベランダに向かって手を振り、すし店やたばこ屋から出てきたお年寄りを見つけては、車から降りて握手を交わす。
労組などの組織票をバックに有利との声も。だが、応援議員から「もう大丈夫という雰囲気が危ない」と油断を戒める声。本人も「この数日で決まる」と表情を引き締める。
候補は「小泉さんの政治で多くの人たちの生活が疲弊した。利権にまみれた自民政治に時計の針を戻すわけにはいかない」と声を張り上げた。
7388
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:49:07
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/mie/CK2010070902000231.html
公明票の行方に注目
2010年7月9日
参院選三重選挙区で特定候補に縛りを掛けない自主投票の方針を決めた公明党の11万〜13万と言われる支持票の行方が注目される。自民党との組織を挙げた協力関係は政権交代で影を潜め、自民議員らは自分たちの選挙に影響するため公明票のつなぎ留めに躍起だが、実際は自民以外の候補にも流れそうだ。
津市内で3日あった公明の比例候補の応援集会で350人の後援会員が集まる中、ある自民県議は同級生ら10人を誘って参加。演説はしなかったが、「選挙区は自民、比例は公明に投票するよう頼んだ」と明かした。
3年前の前回参院選で公明の推薦を受けた自民新人・小野崎耕平さん(40)は、今回は推薦などの協力を依頼しなかった。だが、来春の統一地方選を控える複数の自民県議は「関係を維持しなければ自分の選挙に響く」と、水面下で公明との協力に動く。自民党県連の水谷隆幹事長は「公明は民主政権を批判しており、民主には流れない。6〜7割は固めたい」と話す。
公明党県本部は「自公政権の流れを尊重する」として、議員や支持者が自民に協力することは妨げない立場。公示前に小野崎さんの決起大会であいさつした公明県議がいる一方で、北勢地域の公明市議は「支持者に任せている。比例が厳しく、選挙区の話をする余裕はない」。協力度合いには地域差もある。
中日新聞社が4、5日に実施した電話世論調査で、公明支持層のうち選挙区で小野崎さんに投票すると回答した人は5割ほど。一部は民主やみんなの党の候補に入れると答えており、自民陣営の思惑通りに事が運ばない様子もうかがえる。
(参院選三重取材班)
7389
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:50:14
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/fukui/CK2010070902000241.html
比例集票目指し熱い戦い
2010年7月9日
11日投開票の参院選は終盤戦に入り、福井選挙区(改選数1)の3候補の舌戦は激しさを増している。民主、自民の大接戦に注目が集まる中、他の主な政党も比例代表の集票を目指して、県内で熱い戦いを展開中だ。
■公明党
公明党県本部は関西を地盤とする現職の浮島智子さんを支援。県内では過去最高だった2004年参院選の4万5070票を上回る得票が目標だ。
ただ、選挙カーは近隣の5府県と持ち回りのため、公示後に県内入りしたのは2日間だけ。連立与党を組んでいた自民との選挙協力も白紙となり、街頭や集会でアピールできる機会は少ない。県本部の石橋壮一郎代表は「党員らの個人的なつながりで地道に支持を訴えていく」と話す。
■共産党
「消費増税が争点となった今、反対の流れをつくった政党として最後のてこ入れを図る」。共産党県委員会の南秀一委員長は消費増税反対の機運に期待をかける。
昨年の衆院選の比例得票数は約1万9500票。07年の前回参院選より2000票以上増えた。今回の目標は3万2000票だ。「増税反対の意思が共産への投票に結びつけば」と南委員長。8日に福井市で演説した穀田恵二党国対委員長も増税反対を前面に出した。
■社民党
昨年の衆院選を上回る1万2000票を目標に据える。沖縄普天間飛行場移設問題で連立離脱したが、社民党県連合の若山樹義代表は「『筋を通した』と党の姿勢を支持する声が多く聞かれる」と集票に期待をかける。
ただ、野党になってアピールできる機会は減った。公示後、選挙カーで街宣活動したのも2日間だけ。若山代表は「2大政党だけの選挙ではない」と強調し、「党員一人一人の頑張りで最後まで戦い抜く」と意気込む。
■国民新党
民主と連立政権を組む国民新党。選挙区で推薦する民主候補の演説や集会で自党のチラシなども配っている。菅直人首相や閣僚らが続々と応援に入り、国民新党県支部の小森吉晴支部長は「多くの人が集まるからPR効果は大きい」と党勢拡大への期待を語る。
郵政関係団体の支援も受け、昨年の衆院選で得た1万5000票の上積みを目指す。小森支部長は「郵政改革を実現するために、与党の過半数が何としても必要」と力を込める。
(参院選取材班)
7390
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:52:29
>>3768
>>6674
>>6950
ほか
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen10/fukui/CK2010070702000196.html
予算か義理か悩む首長
2010年7月7日
民主候補の出陣式に出席した町長ら。政権交代で難しい選択を迫られている=大野市で
予算、義理、保身−。民主党への政権交代で各自治体の長は、参院選でどう立ち振る舞うか、悩んでいる。マイクを握るか、顔見せにとどめるか…。結果次第では、自身の立場も危うくなりかねない。
越前市の奈良俊幸市長は公示翌日、民主候補の集会でマイクを握ると、旧知の枝野幸男民主幹事長から声を掛けられた。「ようやく、堂々と思いを国政選挙で出せるようになってうれしい」。市長は県議時代に民主県連で要職を務めていた。
市長は6月30日の集会で、民主候補について「国民のために活躍するのを期待する」と踏み込んだ。ただ、取材には「個人的にお世話になった方のためなら、マイクを持つ。自民党でも同じ。応援ではない」と言葉を濁した。
県内の政治状況は変わった。「18年間、力いっぱい仕事した。なぜ、誰も首長さんは来てくれない」。党や政府の要職も務めた自民候補は、出陣式でいら立ちを隠さなかった。従来ならずらりと並ぶ市町長の姿は一人しかなかった。
出席した大野市の岡田高大市長は選挙戦を通じ、自民候補が地域の予算獲得で果たした実績を強調。逆に民主支援を決めた越前町の関敬信町長は、現在の政権与党とつながり、予算を確保する意義を重視する。2人のように態度鮮明な例は少ない。
民主候補の出陣式には町長4人が駆け付け、関町長以外の3人は自民比例候補の式にも顔を出した。県内全域で行われる候補者や応援弁士の街頭演説で、マイクは握らずに顔見せだけはしておく姿も複数見られる。
来年4月の3選出馬がうわさされる西川一誠知事も、立ち位置が注目される一人だ。2日に菅直人首相、谷垣禎一自民党総裁が来県した際には、旭信昭副知事がいずれの会場にも姿を見せた。
西川知事は前回参院選で、当時の安倍晋三首相とともに街宣車に上がってマイクを握り、民主側から反発を受けた経緯もある。ある陣営幹部は「知事の後援会関係者と接触したが、慎重だ。動きそうにない」と漏らした。
(参院選取材班)
7391
:
チバQ
:2010/07/10(土) 00:55:09
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100708/szk1007080239001-n1.htm
【2010参院選】終盤情勢(上)ちらつく「小沢氏の影」 静岡
2010.7.8 02:38
参院選まであと4日。静岡選挙区は届け出順に、みんなの党新人の河合純一(35)▽共産党新人の渡辺浩美(49)▽幸福実現党新人の中野雄太(36)▽自民党新人の岩井茂樹(42)▽民主党新人の中本奈緒子(31)▽民主党現職の藤本祐司(53)−の6氏が立候補し、激戦区として全国的にも注目を集める。新内閣誕生の熱気が冷め、消費税問題が争点として急浮上する中、各候補の主張を聞き、終盤の情勢を探った。
「つかみどころのない方たちですからねえ…」。藤本祐司の選対関係者は河合純一、中本奈緒子の2人をこう表現し、警戒心をあらわにした。「民主対自民」という従来の構図なら、岩井茂樹の動向さえ気にすればよかったのだろうが、今回、藤本はみんなの党の河合や同じ民主党の中本をにらみながらの戦いを強いられている。
民主党からは「候補を絞って1議席維持」を至上命令とする民主県連や連合静岡が推す藤本に加え、「2人区には2人擁立」という民主党前幹事長、小沢一郎の方針を体現する中本が出馬。このため、自民党と民主党が議席を分けてきた静岡選挙区で、今回は“民主共倒れ”の可能性がささやかれた。しかし、菅直人政権誕生と小沢の幹事長辞職によって“小沢人事”で擁立された中本への支援が途絶え、中本は失速した。
もっとも、世論調査などで優勢が伝えられる藤本にしても、「政治家としての実務能力は高いが、地味で華がない。有権者へのアピールがうまくない」との評価がつきまとう。民主県連幹部も「唯一の現職とはいえ、前回もぎりぎりの当選。強固な地盤を持つわけではないし楽観できない」と引き締めに躍起だ。
そんな中、藤本陣営では河合について「藤本と競合するよりも、岩井さんの票を奪ってくれるのではないか」と期待する。一方で、「個人的な人気が高いし党に勢いがある。どのくらい票を伸ばすのか全く読めない」と強く警戒している。その上、中本に対しても「同情票が集まるだろうし、態度を決めかねている若者にアピールする」と注意を怠らない。そこにちらつくのは、小沢の影だ。
5日、小沢は中本の事務所を突然訪問した。だが、藤本の事務所には姿を見せなかった。中本のスタッフは「オーラのある人でした。モチベーションが上がりますよね」と感激した様子。かたや、藤本の選対幹部は「小沢さんの影響といわれても…スタッフを激励しただけでしょう」と静観を装いつつ、「小沢さんの関係者が中本を頼むと言って地元の県議や市議を回っているらしい」と影響力を感じている。
藤本の選対本部長でもある牧野聖修・民主党県連会長は「そりゃあ、岩井の組織力が一番の驚異だよ」と「民主と自民」の対立軸を強調するが、それがかえって「みんなの党の河合」や「小沢人事の中本」への警戒心を際だたせている。
中本は「頑張るだけです」と、車1台と数人のスタッフという陣容でこまめに街頭演説を繰り返す毎日。女性票や無党派層の取り込みを図り、「女性が輝ける社会、未来を担う子供を育てる社会をつくります」と訴えるものの、自身の体験以外の提言はほとんどなく、政策の広がりは乏しい。争点の一つとなった消費税についても沈黙したまま。有権者から「消費税はどうなっているの。日用品の税金が上がると困るのよね」と厳しい声をかけられるなど、苦しい戦いが続いている。(敬称略)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板