したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

利水・治水スレ

301 ◆ESPAyRnbN2:2009/10/06(火) 17:21:31
>>159>>230

泡瀬干潟投資「ペイできるの」
2009年10月06日

 前原誠司沖縄担当相は4日、沖縄県沖縄市の東門美津子市長と会談し、同市で国と県、市が進めて
いる泡瀬干潟の埋め立て事業について「巨額の投資をしてペイできるのか。市民から市長が預かって
いる税金の使い道としてどうなのか。トータルの判断をお願いしたい」などと述べ、事業の採算性や公金
の支出としての的確性を考慮したうえで、事業継続の是非を判断するよう求めた。

 同事業は、泡瀬干潟の一部を含む沖縄市沖の約187ヘクタールを埋め立てて、リゾート開発する計画。
前原氏はこの日、埋め立て工事の現場を視察し、東門氏と会談した。東門氏が、嘉手納基地などの米軍
基地が市の面積の3割以上を占める現状を説明し、「(市が)発展していく場は、海(の埋め立て)しかない
という思いが市民にある」と理解を求めたのに対し、前原氏は「夢は分かるが、(埋め立て地に)本当に
ホテルが誘致でき、観光客が来るのか。過大な投資をして大きな負担がのしかかるのであれば、社会
保障費や教育費を削らなくては、ということになる」と指摘。投資に見合う経済効果を上げるのは難しい
との認識をにじませた。

 八ツ場ダムなど大型公共工事の中止を相次いで表明している前原誠司沖縄担当相が4日、就任後
初めて、埋め立て事業が進む泡瀬干潟(沖縄県沖縄市)を視察した。事業の採算性などに疑問を投げ
かけ、「中断」を明言する前原氏に対し、反対派の住民らは期待を寄せるが、推進派も「地元の声を
聞けば、必要性は分かってもらえる」と一歩も引かない。民主党県連内の意見も賛否が分かれており、
対立は深まる一方だ。

 南西諸島で最大といわれる泡瀬干潟を望む沖縄市の東海岸。前原氏が訪れた4日朝、工事現場の
入り口前では、道をはさんで推進派の約90人、反対派の約40人がそれぞれ集会を開いた。

 「事業は市民の願い」「新しい雇用を」。そんな横断幕やのぼりを掲げた推進派の参加者は「基地経済
に翻弄されてきた生活からの脱却を」「工事なくして沖縄の未来はない」と訴えた。

 干潟ではすでに1期工事の埋め立てが始まっている。仲井真弘多知事も、元社民党衆院議員の東門
美津子市長も推進の立場だ。前原氏が就任翌日の9月17日に「中断」を表明すると、推進派が多数を
占める市議会は翌18日に「地元の意向を全く無視するもの」と事業継続を求める抗議決議を可決した。

 市議の新里八十秀さんは「地域の声を聞き、事業の中身を見てもらえれば、沖縄市の未来に必要な
事業だと理解してもらえる」と強気だ。

 一方の反対派。「泡瀬干潟を守る連絡会」のメンバーらが「歓迎」「一期中断・二期中止を」と横断幕で
アピールした。干潟近くに住む桑江直哉さん(35)は「干潟に生息する生き物の多様性を知ってもらえれば、
いかに無駄な公共事業か分かるはずだ」という。

 会のメンバーらが起こした訴訟では、那覇地裁が昨年11月、「経済的合理性がない」として県と市に
公金の支出差し止めを命じた。県と市の控訴で裁判は続いたが、15日には二審の判決が出る。前原氏
はその結果を踏まえて判断する意向だ。桑江さんは「司法の後押しがあれば、中止以外に選択肢はない。
無駄な公共工事中止の全国第1号に」と期待を寄せる。

 地元の住民が割れるなか、民主党も足元が定まらない。

 今回の総選挙で沖縄4区で初当選した瑞慶覧長敏衆院議員はこの日、県連代表の喜納昌吉参院議員
とともに反対派を激励。事業中止を求める要請書を前原氏に取り次いだ。

 これに対し、沖縄市を抱える沖縄3区で初当選した玉城デニー衆院議員は推進の立場。前原氏が3日
に「(1期工事の)中断というのは中止ではない」と説明したことや、4日に採算性などを考慮するよう
求めたことなどについて「しっかりやりなさいという意味」と前向きにとらえている。

http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000910060002


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板