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国道・県道スレッド

689とはずがたり:2009/12/12(土) 17:32:06
>>688-689
 予測ははずれた。各都道府県とも、その基準通りに金額がついていたのだ。烏取は基準が悪い方に作用した。
 烏取自動車道は今年度末で県内分が完成する。「これまでは大型事業が終わっても予算が激滅しないように調整されていた」(小倉課長)。今回は前年実績は考慮されず、烏取自動車道についた54億円分はただ消えてしまった。

一方、山陰自動車道は約20年前から、渋滞緩和名目でバイパス国道として10㌔程度に区切って整備を進めてきた。
高速道路として順番を待つより、切り分けて整備して完成後に高速に格上けすることを狙っていた。しかし新基準では,現在整備中の区間が開通すれば、その先は事業が止まってしまう。
この基準が続けば、鳥取の削減は加速していく。負のスパイラルにはまることを恐れた平井伸治知事は11月19日、高速道路整備が遅れている山形や和歌山県などの知事と馬淵澄夫国交副大臣に会い、熱弁をふるった。 「少しずつ進めてきた道路整備がストップすれば、地域間格差はさらに広がる」(井石栄司)

◆ 宮 崎

継続狙い,駆け込み発注

 道路予算の大幅減を免れた宮崎県では、政権交代を見越しで自民党の衆院議員が手を打っていた。
 「末着工路線は凍結される可能性があねので、速攻で発注させた。唾をつければ、新政権も止められないのではないか」。11月5日、宮崎県高千穂町であっだ九州横断道延岡線の建設促進大会。地元選出の衆院議員で、道路族の実力者だった故江藤隆美氏の長男・拓氏は自信をみせた。
 江藤氏が説明したのほ、延岡市西部の4・6㌔区間。06年度に事業開始したものの、開通年度は未定で、10年度以降の工事予定部分は昨秋の持点では用地買収も始まっていなかった。
「民主政権になれは公共工事は滅らされる。今のうちに進めるしかない」。江藤氏は県議や首長、商工会などとともに地権者を説得。イハー・国は吐年足らず
という異例の早さで63%の用地の買収契約をすませた。新政権発足を控えた9月上旬にほ、09年度予算でついていた橋脚工事などを駆け込み発注した。
 江藤氏のもくろみ通りとなった。九州地方整備局が用地取得の早さなどを評価し、この区間は「凍結」とせず、「工費92億円」をつけた。
 とはいえ、地方整備局に裁量の余地があったのはこのぐらいの規模で、これで宮崎県の道路建設がどんどん進むというわけではない。
県に提示された総額は195億〜246億円。うち約18O億円ほ、すでに発注したトンネルや橋の建設など、工事が複数年にわたる事業の10年度分。止めれは業者に違約金を支払わなくてはならず、「義務費」としで優先的に予算化されるものだ。宮崎はトンネル工事が多く、義務費の額がふくらんだ。
 11月24日、東国原英夫知事を訪ねた岡木博・九州地方整備局長は、県内の道路予算について「配分のメリハリについて何か要望はありませんか」と問いかけた。
 宮崎の総額は変えずに、配分は検討してもいいと示唆したものだが、義務費を除くと最大でも66億円しか残らない。知事は10秒ほどロごもった後、こう応じた。
「国全体の予算枠を増やした上で、(国で)メリハリをつけてもらいたい」
(今村優莉)



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