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国道・県道スレッド

685とはずがたり:2009/12/11(金) 20:11:23
>>681-685

おがみ山バイパス本体工事先送りへ 県が方針転換
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20091203-OYT8T01316.htm

本体の着工が先送りとなったおがみ山トンネルの入り口予定地。周辺は用地買収された空き地が目立つ

 県は奄美市で進めている国道58号おがみ山バイパス事業(1809メートル)の本体トンネル工事について、2011年度以降に先送りする方針を固めた。政権与党となった民主党県連が事業凍結、見直しを主張していることを受けての方向転換で、県は7日の県議会一般質問で明らかにする予定。

 同事業は交通渋滞の解消などを目的にバイパスを整備する計画で、02年度に着手した。事業費は140億円で、負担割合は国8割、県2割となっている。工事の進捗(しんちょく)率は事業費ベースで約55%(08年度末)。

 当初の計画では市民に親しまれている丘を切り崩す予定になっていたため、事業の中止を求める住民運動が起きた。このため県は官民でつくる検討委員会の提言を受け入れるなどして自然環境に配慮し、対象区間のうち1225メートルのトンネル化を決め、09年度中にも着工できる状態だった。

 一方、民主党県連は同事業について、地元の合意形成がまだなされていないなどとし、国や県に事業の凍結、見直しを要望していた。

 関係者によると、県は「政権与党と意見が分かれる事業をこのまま進めることは困難」と判断したという。事業先送りに伴い、県は奄美市と瀬戸内町を結ぶ、国道58号・網野子バイパス事業を優先するという。

     ◇

 トンネル入り口の予定地付近にあたる奄美市名瀬・永田地区では、すでに用地買収が進み、更地が目立っている。

 現地で青果店を営む元治雅宏さん(60)、富子さん(58)の夫婦は、立ち退きを求められていたが、補償が不十分で生活再建が難しいため、拒んでいた。

 夫婦は「もともと住民の声が無視されていた計画」としながらも、「用地買収で商店街は虫食い状態。今後も商売を続けられるか心配で、先送りについてはもろ手を挙げては喜べない」と話した。

 おがみ山の上やふもとを含む久里地区では、トンネル工事の影響による土砂災害などを懸念する声が上がっていた。同地区に約36年間暮らしている越間エツ子さん(64)は「万が一の時の補償を県や市に求めてきたけど拒否された。早く工事を中止にしてほしい」と願っていた。

 大型公共工事である同事業の是非は、11月22日に投開票された奄美市長選でも争点の一つになっていた。事業推進を掲げて初当選した朝山毅市長(62)は、「詳細を聞いていないので、現段階ではコメントを差し控えたい」と言葉少なだった。
(2009年12月4日 読売新聞)


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