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商業・流通

3692荷主研究者:2018/04/08(日) 11:55:46

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/176229?rct=n_economy
2018年03/30 09:20 北海道新聞
新幹線札幌駅ホーム決定 新玄関 再開発加速へ 東に拡大 商業地図変化も

http://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20180330hokkaido01.JPG

 北海道新幹線札幌駅のホーム位置が29日、現駅から東に200〜300メートル離れた「大東(おおひがし)案」に正式決定したことで、札幌駅周辺の再開発構想は一段と熱を帯びそうだ。2030年度末の開業まであと13年。駅前のにぎわいが東に広がり、札幌都心の商業地図を大きく塗り替える可能性もある。

 「将来の札幌の発展や経済活性化の起爆剤になるよう札幌延伸に向けた準備を全力で進めたい」。大東案を主張してきたJR北海道の島田修社長は、この日の5者協議でこう強調した。札幌市の秋元克広市長も「新たな道都の顔として、まちづくりの展開やその効果が波及するよう検討を進めていく」と述べた。

 札幌駅の16年度の1日平均乗降者数は、訪日外国人客の急増などで10年度比10%増の17万1481人。新幹線開業により、1割に当たる1万7千人は増える見込みだ。大東案の採用で東側の開発が進めば、商業施設やオフィスが集積している駅南、駅西に向かっていた人の流れも大きく変わることになる。

 新幹線開業を見据え、すでに複数の再開発計画が動きだしている。北口付近では、道内最高層となる50階建てマンションやホテルなどの建設計画が進む。南口では家電量販店ヨドバシカメラ(東京)が所有する旧札幌西武跡地の活用策に注目が集まる。新しい新幹線専用駅舎向かいの市有地「北5西1街区」では、札幌市が民間事業者と高層ビルを整備する青写真を描く。

 札樽自動車道と市中心部を結ぶ国道5号(創成川通)沿いでは「都心アクセス道路」の整備構想が具体化。バスターミナルを併設するJRグループの商業施設「札幌エスタ」がある北5西2の街区では、エスタの建て替えが浮上。内部にあるバスターミナルの再整備と新幹線駅舎建設との連動を探る動きがある。都心再開発と交通の結節点機能の一体強化が進むことで、駅周辺はかつての想定を超えて発展する可能性を秘めている。

 札幌市は、ホーム位置決定の遅れで滞っていた駅周辺再開発の方向性を示す「まちづくり計画」の策定作業を4月にも再開する方針。「再開発を延伸に間に合わせるにはぎりぎりのタイミング」(市幹部)とし、作業を急ぐ考えだ。

 一方、商業関係者には、期待と不安が渦巻いている。2003年3月に「JRタワー」が開業して以来、札幌都心のにぎわいの中心は大通地区から札幌駅周辺に移った。大東案決定について、駅周辺の大手小売業幹部は「札幌駅前のにぎわいを増すことにつながることは間違いない」と歓迎。大通地区の流通業幹部は「どんどん東側に商圏が広がって、大通はますますしぼみかねない」と危機感をあらわにする。

 不動産関係者は「発展が遅れる札幌駅東側に新幹線駅ができることで、サッポロファクトリーや苗穂駅周辺も含め東側一帯の再開発にも波及効果が生まれる。札幌駅―苗穂駅間が札幌の新たな発展軸になっていく」と展望する。(報道センター 鈴木雄二、経済部 徳永仁)


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