したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Tohazugatali Tourist Bureau

1とはずがたり:2005/04/29(金) 21:06:28
観光・旅行・リゾート・レジャー・ホテル業界等

温泉スレはこちらhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1075222919/l10

1286チバQ:2011/10/19(水) 22:52:05
 観光客の増加に支えられ、74億ドル規模のバリ島の経済は06年から年率平均6.5%の成長を続けている。英不動産大手のナイト・フランクによれば、バリ島の星付きのホテルの10軒に9軒は南部のビーチ沿いに集中し、旅行客の大部分がデンパサールの空港から10キロメートル圏内のホテルを利用するという。

 スカワティ県長は「バリ島の抱える最大の問題は道路だ。道路の整備はほとんど進展していない。バリ島を訪れる観光客は02年時点では1日に1500人ほどだったが、今では7000人に迫っている」と述べた。

 同島南部のスミニャック・ビーチでは、オーストラリアから来たピーター・アンヤライ氏(56)がパラソルの下に座り、海岸沿いでサーフィンを習う人々を眺めていた。彼らの周りには食べ物の包み紙やカップ、コンドームなどのごみが散乱し、道路から海へと悪臭のする汚水が流れ込んでいる。1977年からこの地でサーフィンをしているというアンヤライ氏は「汚水、ごみ、悪臭が大きな問題になっている」と指摘した。

 ◆ホテル建設を禁止

 環境悪化に対する抗議の声に応え、バリ州のマデ・マンクー・パスティカ知事は10年12月、最も開発の進んだ南部地域でのホテルの新規建設を禁止した。しかしナイト・フランクのリポートによれば、12年末までにホテルのキャパシティーは3242室、率にして16%増加し、2万3500室に達する見通しだ。

 現在進行中のプロジェクトには、南部の半島部に建設中の新空港も含まれる。これが完成すれば空港キャパシティーは倍増し、13年には年間2400万人の旅客に対応できる見込みである。同年には、米ホテルチェーン最大手のマリオット・インターナショナルのリッツ・カールトン・ホテルがヌサ・ドゥア近郊にオープンする予定だ。さらに同年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催に向けて、新空港に近いジンバランに新しいコンベンションセンターも建設される予定である。

 ニッコー・バリ・リゾートのゼネラル・マネジャーで、バリ島ホテル協会の会長を務めるジャン・シャルル・ル・コズ氏は「バリ島がキャパシティーの限界に達しているのは誰もが分かっている。南部ではすべてが過剰だ」と述べた。(ブルームバーグ Daniel Ten Kate)

1287チバQ:2011/10/19(水) 23:03:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111018-00000015-fsi-bus_all
タイ洪水でツアー中止相次ぐ 旅行大手に危機感広がる
フジサンケイ ビジネスアイ 10月19日(水)8時15分配信

 タイの洪水被害で、日本国内からのツアー中止などの動きが広がっている。被害の大きいアユタヤが旅程に入っているツアーが中心。タイ観光のメーンとなるバンコクは影響が少ないものの、被害が長引けば影響も無視できず、旅行各社の間に危機感が広がり始めている。

 旅行最大手のJTBはアユタヤ滞在を含むツアーについて、21日出発分まで中止。日本旅行とエイチ・アイ・エスは、アユタヤ観光が組み込まれたツアーを、それぞれ31日出発分、24日出発分まで中止する。

 またANAセールスは25日出発分まで、阪急交通社は31日出発分までのツアーで、それぞれ旅程に含まれていたアユタヤ訪問を外す。両社や日本旅行では、顧客の要望があればキャンセル料はとらないという。

 バンコクへの警戒も強めるのは近畿日本ツーリストだ。バンコクかアユタヤに滞在するツアーを21日出発分まで中止する。

 各社からは「バンコクまで被害が及べば影響が広がる」(ANAセールス)、「長引けば影響も継続する」(近畿日本ツーリスト)と懸念する声も上がり始めており、今後の状況に目を光らせている。

1288チバQ:2011/10/19(水) 23:05:34
>>1163
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20111019/CK2011101902000130.html
金沢−高山−名古屋 観光を ソウルで初 売り込み
2011年10月19日

金沢−高山−名古屋の3市を通る観光を説明する山田局長(中央)ら=韓国・ソウル市で(辻渕智之撮影)


 【ソウル=辻渕智之】外国人観光客に人気の東京−富士山−京都−大阪と日本を横断するいわゆるゴールデンルートに対抗し、金沢−高山−名古屋の中部縦断ルートを旅行商品として売り込むため、三市は十八日、韓国ソウルで観光説明会と商談会を開いた。

 三市が一緒に海外で観光PRするのは初めて。金沢市からは山田克俊・産業局長らが赴いた。具体的な商品提案や値段交渉ができるよう旅行関連の約三十社も同行した。

 名古屋市の入倉憲二副市長は代表あいさつで「観光都市の金沢、アルプスの小京都の高山、産業観光と買い物が楽しめる名古屋。古き良き日本と最先端の日本を同時に満喫できます」と各市の魅力を宣伝。小松、中部国際の両空港と東海北陸自動車道、高山線などを連携させた交通の利便性もアピールした。

1289チバQ:2011/10/19(水) 23:16:15
http://www.asahi.com/travel/aviation/TKY201110190236.html
2011年10月19日14時34分
海から空港見るツアーも 羽田空港で週末「空の日フェス」
 新しい国際線ターミナルが開業し、羽田空港が「再国際化」してから間もなく1年。ことしで開港80年を迎えた羽田空港一帯では21日から23日まで「空の日フェスティバル2011」が開かれ、さまざまなイベントが予定されている。(アサヒ・コム編集部)

 昨年10月に華々しく開業した新国際線ターミナル。実際に旅行で利用する人のほかターミナルのショッピングや見学で訪れる人も多く順調な滑り出しだったが、3月の東日本大震災で旅行客が大幅に減少したほか燃油も高騰。アメリカン航空のニューヨーク便とデルタ航空のデトロイト便が休便し、10月現在、14都市に15路線が運航している。

 国際線ターミナルでは21日に開業1周年セレモニーが開かれ、週末の22、23の両日には羽田からいける海外各地のみどころなどが3階のコンコースで紹介される。

 このほか国内線の第1、第2ターミナルや新旧の整備場地区で飛行機の機体展示やスタンプラリー、写真展などが開かれる。

 東京モノレールの天空橋駅に近い「旧整備場地区」では、空港内にある施設のなかでは現在最も古く、米軍が建設したとされる格納庫「T101」が初めて公開されるほか、国交省の飛行検査機やYS11の展示なども予定されている。

 空港や整備場周辺でのイベントに加え、ことしはJTBが地元の大田観光協会の監修で、空港北側の海から飛行機を撮影できるチャータークルーズを準備した。

 ツアーは22日の午前10時、午後12時半、午後3時からの3回。国際線ターミナルから約300m西側の多摩川に面した「羽田空港船着場」から出航し、多摩川分流の海老取川と京浜運河を経由して京浜島沖合の空港北側に停泊。約30分程度、離着陸する航空機の様子を見学・撮影してもらって船着き場に戻るコースとなっている。

 ツアーに使われる船着き場はもともと石油会社がタンカー用桟橋として使っていた。大きな地震などの災害発生時に空港で出るけが人を搬送したり、陸上の交通機関が使えなくなった時の水上輸送に対応できたりするよう、日本空港ビルデングがことし5月から整備を開始し、7月中旬には桟橋部分の整備が終了した。桟橋の長さは168mあり、10m以下の船なら2隻、30mまでの船なら1隻が停泊可能だ。来月末には待合室も完成する予定という。

 クルーズには協会のボランティアガイドが同乗、東京オリンピックに向けて本格的な空港開発が進む以前はノリ養殖で栄えた羽田の歴史について紹介する。同協会は「ツアーに参加する方の目的は航空機の撮影ですが、船の旅気分を味わってもらい、楽しみながら羽田の歴史を少し知ってもらえれば」と話している。

 クルーズの参加料金は3900円で、申し込みは「JTB観光情報ナビ」から。

1290チバQ:2011/10/20(木) 23:00:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269326
韓国人巡礼に照準 長崎・新上五島の教会群
2011年10月20日 13:26 カテゴリー:社会 九州 > 長崎
世界遺産候補の青砂ケ浦天主堂を視察するモニターツアーの参加者=9月27日、新上五島町 長崎県新上五島町のカトリック教会群を巡る韓国人観光客が、増加の兆しを見せている。チャンスを逃すまいと、町は誘致専従の韓国人職員を採用、18日からソウルで開かれた観光商談会にも官民一体で参加し、その魅力を売り込んだ。韓国は国民の3割がキリスト教徒という国柄だけに、関係者は「新たな観光の柱に」と意気込んでいる。

 同町には、世界遺産候補の青砂(あおさ)ケ浦天主堂や、西日本唯一の石造り教会堂の頭(かしら)ケ島天主堂など29の教会が点在。海からしか見られない岩場に立つ十字架とキリスト像がシンボルの「キリシタン洞窟」など、禁教時代の史跡も数多く残る。

 韓国人観光客が増え始めたのは、2007年に同町以外の県内施設を含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が世界遺産候補になったのがきっかけ。町担当者は「それ以前はほとんど見られなかったが、今は年々増加している。正確な数字は把握できていないが、宿泊施設からの聞き取りでは、昨年は100人ほどが訪れた」と話す。

 大半が個人旅行で、釜山から福岡、長崎市経由で新上五島町に渡る。巡礼需要を見込んで韓国の航空会社が福江空港(五島市)へのチャーター便運航も検討中だ。

 韓国人観光客誘致専従職員として町は5月、町観光物産課に林根昊(イムグンホ)さん(26)を採用した。普段はハングルでの観光パンフレット作りなどを担当しているが、7月に釜山であった観光商談会には井上俊昭町長と一緒に乗り込み、旅行会社約15社に教会群の魅力をPRした。以来、町などにはツアーの問い合わせが相次いでいるという。

 林さんが講師を務める、宿泊施設関係者を対象にした韓国語講座も9月にスタートした。あるホテル経営者は「島の魅力を直接伝えられるようになりたい」と張り切る。

 9月下旬には、町が韓国の教会関係者や旅行会社の担当者ら11人を招いたモニターツアーを実施し、町内の四つの教会やキリシタン洞窟などを巡ってもらった。参加したNTPツアー(釜山)の盧貞三(ノチョンサム)代表理事は「美しい自然や信徒が守ってきた教会群は、商品として魅力十分」と言う。モニターツアーは年度内にあと2回実施の予定だ。

 同町観光物産課の中島紀昌課長は「先祖が伝えた信仰の遺産が残る上五島を、『祈りの島』として韓国に紹介していきたい」と話している。


=2011/10/20付 西日本新聞夕刊=

1291チバQ:2011/10/20(木) 23:21:37
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111020-OYT1T00703.htm
野口英世記念館、入館6割減…東電に補償請求へ

福島原発


秋の行楽シーズンに入っても、閑散としている野口英世記念館(20日)=小池和樹撮影 福島県会津地方の観光名所「野口英世記念館」(猪苗代町)の入館者数が激減し、過去最少ペースとなっている。

 東京電力福島第一原発事故の影響とみられ、同館は、風評被害への補償を東京電力に請求することを検討している。

 同館は、野口英世が幼少時に大やけどを負った囲炉裏が残る生家や、研究に使った器具などの遺品を展示し、最盛期には年間100万3548人(1976年度)が訪れた人気の観光スポット。福島第一原発から西に約90キロ・メートル離れているものの、原発事故が起きた今年の4〜9月の半年間の入館者数は6万7739人と落ち込み、記録が残っている1956年度以降3番目に少なかった昨年度同期と比べ、約6割減少した。このままでは、過去最少の16万3020人(1956年度)を下回るペースだ。

 春から夏にかけては修学旅行の児童生徒、秋の行楽シーズンは職場のグループなど団体客が多く訪れていた。震災以降は団体客が減って、個人客が大半だという。

(2011年10月20日14時30分 読売新聞)

1292チバQ:2011/10/20(木) 23:25:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000079-san-l15
JR東、新潟駅南口に200室建設へ 県都のホテル戦争激化
産経新聞 10月20日(木)7時55分配信

 JR東日本新潟支社は19日、新潟の“玄関口”であるJR新潟駅南口(新潟市中央区)にホテルを建設すると発表した。平成24年2月に着工し、25年春の完成を目指す。投資額は明らかにしていない。JR東グループは、これまで県内では長岡市と佐渡市でホテルを運営してきたが、県都・新潟市に進出するのは初めて。新潟駅に隣接する好立地条件を生かせば、一定数の宿泊客が見込めると判断した。また、低層階を駅直結の商業施設にして他ホテルとの差別化を図り、ビジネス客や観光客を広く取り込む。

 建設予定地は、新潟駅南口のタクシー乗り場と同駅西側連絡通路の間にあるJR東所有の空き地約1900平方メートル。建物は地上9階建て、延べ床面積約7600平方メートルとし、3階部分を駅への連絡通路に直結させて「駅から0分」をアピールする計画だ。

 フロア構成は1〜3階の低層階を商業施設が入居するスペースとし、飲食店や物販店を誘致するほか、貸会議室なども設けて集客力を高める。客室は4〜9階に配置し、4〜7階はビジネスホテルの位置づけで主にシングルタイプ(約16平方メートル)で約150室を設ける。8〜9階についてはやや広めのタイプ(約20平方メートル)約50室をそろえる方針だ。

 ホテルの名称、宿泊価格などの詳細については、宿泊予約の受け付けを始める24年秋までに決めるという。

 JR新潟支社の高木言芳(ことふさ)支社長は19日の定例記者会見で「(新潟市は)学術会議の開催も多い。通常のビジネス客、観光客以外に学者、学識者の利用も取り込み、70%の客室稼働率を目指したい」と意欲を示した。

 新潟駅周辺には、表玄関にあたる北側の万代口を中心にビジネスホテルなどが林立。新たにJR東が参入することで、こうしたホテル間の競争が一段と激化することが予想される。

1293チバQ:2011/10/21(金) 22:26:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000032-mailo-l15
鎌倉の人力車:佐渡に登場、あすから2日間 観光実験、出店も検討 /新潟
毎日新聞 10月21日(金)11時10分配信

 観光地・鎌倉(神奈川県)を人力車で案内している「鎌倉力車」の2人乗り人力車2台と引き手の車夫3人が22、23の両日、佐渡市相川で観光実験を兼ねたデモンストレーションを行う。
 07年から鎌倉で車夫として人力車をひく内田拓志さん(24)は同市相川左門町出身で今年5年目の中堅。今回は兄の結婚式出席のため帰島する。かねて同じ観光地でもある佐渡で、人力車を走らせてみたいとの思いを関係者の協力で実現することになった。
 コースは相川2町目〜3町目。江戸時代・文政年間の住宅地図に基づいた説明ポイントを元に15分前後案内する。江戸時代に北前船で栄えた同地区には回船問屋の屋敷や金刀比羅神社、佐渡で最初に釉薬(ゆうやく)を用いた陶工・黒沢金太郎の元屋敷など佐渡の幕末から明治を感じさせる情緒あふれる町並みをめぐる。
 内田さんは「人力車に対する熱い思いを佐渡に伝えたい」と話す。鎌倉力車の統括責任者の小水内芳彦さんも「地域の理解と、お客様のニーズがあれば十分調整した上で佐渡への出店を検討したい」と期待を寄せる。
 金婚、銀婚または新婚記念のカップルは8組まで無料。一般は約20組まで。予定を超えた場合は抽選。2人で1000円。申し込みは鈴木恵美さん(090・6021・7613)。【磯野保】

10月21日朝刊

1294チバQ:2011/10/21(金) 22:27:58
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001110210001
「道普請」ツアー人気
2011年10月21日


「道普請」をする人たち=今年1月、田辺市本宮町伏拝


◎台風被害の熊野古道/田辺で29日 270人申し込み


 台風12号の豪雨による土砂崩れや橋の流失で寸断された世界遺産の熊野古道。復旧に向けて調査や仮の歩道の工事が進むなか、ボランティアに古道の維持や修復に参加してもらう県主催のイベント「環境保全ウオーク」が29日に田辺市である。このツアーの申し込みが20日で締め切られ、全国各地から当初の見込みより多い約270人の申し込みがあった。


 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣(さんけい)道」は、登録された道の延長が約308キロ。このうち人気コースの「中辺路」で高さ・幅約50メートルの大崩落が起きるなど各地で被害が確認されている。すでに復旧した区間もあるが、台風12号で土砂が流出して道が荒れたり、崩れてきた石に覆われたりしている所もあるという。


 今回のイベントでは、田辺市本宮町伏拝の式水を起点に、発心門王子から赤木越えをして湯の峰温泉に至る約10キロを歩く。参加者は古道歩きを楽しむとともに、傷んだ古道に土を入れ、木の棒で打ち固める「道普請」という作業をする。


 県によると、世界遺産の修復は通常、専門家が行うが、熊野古道は「道」の世界遺産であることから、県職員の指導を受ければ一般客が保全活動に携わることができる。


 2004年の世界遺産登録で古道を歩く人が急増したため、県は道を維持する方法の一つとして07年、企業や労働組合、個人のボランティアなどに「道普請」をしてもらう制度を始めた。これまでに延べ1万2千人以上が参加している。


 09年からは大手旅行会社と協力して「環境保全ウオーク」と題したツアーを開催してきた。今回はその9回目になる。


 県は今回の台風被害を受けて、改めて古道保全の機運を高める方針で、ツアーの頻度を上げることも検討している。また、全国の大手企業に道普請への参加を呼び掛ける。


 県観光振興課の山西毅治課長は「台風被害が出たこの機会に、全国の人々に古道を保全する重要性を知ってもらい、何度も訪れる固定客を増やしたい」と話す。(北川慧一)

1295チバQ:2011/10/21(金) 22:29:22
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001110210002
公害訴訟原告招く 夜景クルーズ
2011年10月21日


野田之一さん

 四日市市で来月10日に開かれる「全国工場夜景サミット」で、市は、四日市公害訴訟の原告患者だった元漁師、野田之一(ゆきかず)さん(79)を、石油化学コンビナートの夜景観賞クルーズに招待した。野田さんは「体調が良ければ」との条件付きでクルーズ船に乗る考えを示した。


 2008年に田中俊行市長が就任して以来、市は公害資料館の計画づくりや公害犠牲者慰霊祭への参列など、被害者側との距離を縮めている。


 サミットは、今年2月の川崎市に次いで2回目。四日市市などが主催し、パネルディスカッションなども予定されている。


 市観光推進室は14日、野田さんに「クルーズ船にぜひ乗ってほしい」と招待した。野田さんは、公害の町から脱却して魅力あるまちづくりを進めていく必要があるとの考えを示しつつ、「体調が良ければ乗ってもよい」と応じた。


 コンビナートはかつて、野田さんを始め、ぜんそく患者を多発させた公害の発生源。市観光推進室は「クルーズの利用者は、市外の人が7割。ガイドは公害にも触れ、環境先進都市づくりに努力する誓いの言葉も述べる。野田さんにも見てもらい、意見を言ってもらいたかった」という。


 野田さんは現在、市の「公害に関する資料館(仮称)あり方検討会」のメンバーとなり、意見を述べている。
(嶋田圭一郎)


◆四日市・室蘭・川崎・北九州 工場夜景宣言の4都市集合◆


 来月10日に四日市市で開かれる「第2回全国工場夜景サミット」では、今年「日本四大工場夜景」を共同宣言した同市と北海道室蘭市、川崎市、北九州市の関係者が集まり、各地の取り組みを紹介する。兵庫県姫路市と山口県周南市もオブザーバーで参加する。


 また、JR東海相談役で日本観光振興協会中部支部長の須田寛氏が「産業観光のこれから〜東日本大震災以降の観光振興のあり方」と題して特別講演する。


 工場見学と工場夜景の観賞クルーズを組みあわせた「産業観光クルーズツアー」(定員30人、参加費4300円)もある。


 問い合わせは市観光推進室(059・354・8176)へ。

1296チバQ:2011/10/21(金) 22:34:49
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001110210002
「紅葉渋滞」激減 日光 原発事故が影響
(10月21日 朝刊)

 【日光】紅葉が見ごろを迎えた日光地区。中禅寺湖畔からいろは坂、瀬戸合峡付近がピークを迎え、二社一寺周辺や鬼怒川・川治温泉付近の名所も下旬から色づきを増す。しかし原発事故による風評被害は収まらず、例年の書き入れ時に及ばない客足に、ため息を漏らす観光関係者も少なくない。

 〈交通渋滞〉

 観光地のイメージ悪化にもつながりかねない交通渋滞。「いろは坂」は通常、上り口の「馬返し」から中禅寺湖畔まで約30分だが、紅葉シーズンには、3、4時間を要することもあった。

 しかし、ことしは例年と様相が違う。湖畔で紅葉のピークを迎えた19日の場合、正午の時点で上り口はスムーズに流れており、ほぼ中間地点の「黒髪平展望台」まで渋滞なし。

 上り切るまでの所要時間は約1時間。地元の宿泊施設経営者は「平日とはいえ、これほど渋滞が少ないのは記憶にない」と話す。

 〈奥日光・湯元〉

 10月から11月上旬が最大の稼ぎ時となる奥日光・湯元の奥日光高原ホテルでは、宿泊客が例年より15〜20%減少しているという。

 例年、利用の半数以上は生徒や学生の団体だが、ことしはキャンセルが少なくなく「栃木県産の食材は使用しないでほしい」と要望する学校もあるという。山本民雄社長は「秋には風評被害が収まると思ったが…」と肩を落とす。

 〈鬼怒川・川治温泉〉

 川治温泉で毎年最も宿泊人員が多いのが、紅葉が見ごろの10、11月。鬼怒川温泉も家族連れの多い夏場に次ぐ集客時期をこれから迎えることになる。

 鬼怒川・川治温泉旅館組合によると、東日本大震災後、宿泊人員が前年同期比80%減、70%減の苦しい時期が続いた。夏休みごろから徐々に回復の兆しを見せ始め「紅葉シーズンを迎え、大手の中には10月、11月の予約が前年の9割以上まで回復しているホテルもある。全体的に回復基調にある」と分析している。しかし関西方面や外国人観光客は「皆無に近い」という。

1297チバQ:2011/10/23(日) 13:42:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269787
九州観光、外国人足踏み 震災後復調も円高で一転
2011年10月23日 10:04 カテゴリー:経済 九州 > 福岡
博多港国際ターミナルに到着した韓国人観光客たち。震災直後より客足は戻ったが、円高で財布のひもは固いようだ=21日午前、福岡市博多区沖浜町 歴史的な円高が九州観光に影を落としている。東日本大震災や福島第1原発事故直後に韓国人客が激減した福岡−韓国・釜山の高速船や航空会社は夏場以降は持ち直し、中国人などを乗せたクルーズ船の寄港も平常に戻った。ただ、超円高が客足の回復にブレーキをかけ、訪れた観光客の財布のひもも固くしている。

 21日午前、福岡市の博多港国際ターミナルは、にぎやかなハングルが飛び交っていた。「九州は福島から離れているから放射能は心配していないが、今は物価が高すぎる」。これから同市・天神へ買い物に繰り出すという韓国人の女性(26)は苦笑した。

 欧米経済の減速懸念などを背景に、7月中旬以降は円が1ドル=70円台後半で推移。10月21日までに3回にわたって戦後最高値を更新した。

 博多−釜山で高速船「ビートル」を運航するJR九州高速船(福岡市)によると、韓国人客は4月に前年同月の3割以下に激減したが、8月は7割強まで改善。ところが、9月は約6割と再び下落幅が広がった。担当者は「今は原発事故より円高の影響が大きい」と分析する。

 福岡−釜山を1日1往復する航空会社エアプサン(釜山)は6割以上を占めた韓国人客の割合が、震災で一時2割まで落ちたが、9月には5割程度まで戻った。

 買い物目当ての中国人が乗客の大半を占める外国クルーズ船は震災直後はキャンセルが相次いだが、8月後半にはほぼ正常化。福岡市の百貨店・岩田屋では9月、外国人の買い物件数が前年並みに回復。ブランド品などの高級品が人気で、購入額は前年の1・7倍に上った。「放射能を心配してか、首都圏を避けて福岡に買い物に来る外国人が増えている」と同店。

 ただ、各地の観光施設は震災や原発事故の影響がなお尾を引き、円高がさらに重くのしかかる。

 韓国人ゴルフ客を誘致しているグリーンランドリゾート(熊本県荒尾市)は10月に入っても韓国人客が前年の1割以下。別府温泉(大分県別府市)の杉乃井ホテルも「東日本への旅行を避ける傾向で国内客は増えたが、外国人は前年の3割程度」という。

 大型リゾート施設・ハウステンボス(長崎県佐世保市)は9月になっても外国人客が前年の4割程度と低迷したまま。特に韓国人が戻っておらず、担当者は「円高で旅費が減り、福岡の外に足を延ばさなくなっているようだ」とこぼす。

 九州観光の安全性や魅力の情報発信に力を入れる九州観光推進機構(福岡市)は「メディア招待ツアーなどPR事業の効果もあって状況は好転している」と強調。外国人観光客数を本年度中に前年度並みに回復させる目標を掲げるが、円高が収まらない限り本格回復は見通せそうにない。

=2011/10/23付 西日本新聞朝刊=

1298チバQ:2011/10/23(日) 19:13:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20111022/CK2011102202000065.html
久慈川の観光客半減 原発問題、天然アユの名所も直撃
2011年10月22日

来場者数が半減した久慈川の奥久慈大子観光やな=大子町で


 日本有数のアユ生息地で渓流釣りや観光やなが楽しめる久慈川で、釣り客や観光客が昨シーズンと比べ半減している。東日本大震災や福島第一原発事故が大きく影響しているとみられる。県の検査でアユの安全性は確認されており、地元漁協や観光やな経営者は「明らかに風評被害だ」と訴える。 (小沢慧一)

 久慈川は天然アユが多く生息し、「天然アユがのぼる百名川」に選ばれる。中流の大子町周辺では解禁の六月から十二月にかけアユの渓流釣りに毎年約三千人が訪れている。

 漁協関係者によると、原発事故後の今年五月、福島県いわき市でアユから規制値を超える放射性セシウムが検出されたことが大きく影響したという。

 茨城県が解禁前の五月末に久慈川のアユの放射性物質を調べ、セシウムが一キログラムあたり八三ベクレルと暫定規制値(同五〇〇ベクレル)を大きく下回ったにもかかわらず、今シーズンはこれまで来場者が例年の半数にとどまっている。

 大子町企画観光課は減少の理由を「風評被害でアユを直接触ったり食べたりするのに抵抗を感じているのでは」と話す。

 有料で渓流釣りを開放している久慈川漁業協同組合事務局の須賀川昭二さんは「今年は放射性物質のことを気にする客からの問い合わせが数百件あった。地元の観光資源なので今後どうなるかが心配」と話す。

 久慈川唯一の観光やな「奥久慈大子観光やな」(大子町)は毎年アユのつかみ捕りの観光客でにぎわう。今年七月から九月の来場者数は一万四千人と昨年の二万九千人から半数以上減少した。特にスポーツクラブの合宿や子ども会での利用がなくなったという。

 支配人の樫村広美さん(72)は「原発の問題が収束しないことにはどうにも客は戻ってこない。当面先が見えない」と不安な表情を見せた。

1299チバQ:2011/10/23(日) 19:16:46
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001110230004
よみがえる浜松城 「本物」へ復元
2011年10月23日


昭和33年建設の鉄筋コンクリートの天守閣。天守門は手前の石垣をまたいで復元される=浜松市中区


江戸末期の「遠州浜松城絵図」(浜松市博物館所属)に描かれた天守門(中央)。右上が富士見櫓。天守閣はすでにない

 徳川家康が築城し、城主たちが次々と出世したことで「出世城」ともいわれる浜松城。もとの天守閣は江戸初期に消滅したとされ、現在あるのは1958(昭和33)年建設の鉄筋コンクリート製だ。ただ設計図や絵図が存在せず、その姿は「想像の産物」というのが実態。そんな浜松城を「本物」により近づけようと、本格的な復元が始まっている。


 今月初めの土曜日。晴天に誘われて、浜松城は来訪者の姿が絶えなかった。
 「家康は29歳から45歳まで、この城にいました。その17年間で城は完成せず、次の堀尾吉春の時に完成したといわれます」
 観光ボランティアガイドの杉本忠久さん(70)が、軽妙な語り口で説明してくれる。会社を定年退職後、歴史を独学してガイド4年目という杉本さんから、意外な言葉が返ってきた。現在の浜松城で自慢できるのは、「(完成当時の)野面積(の・づら・づ)みの石垣と、歴代城主の家紋が残る瓦だけ」。
 「この城はいつ建てられたのかとよく聞かれます。城に詳しい人以外には、江戸時代のものだと思われているんですよ」と笑う。


 今の天守閣は「復興天守閣」として、市民の寄付で建てられた。設計図や絵図、文献などがないため、安土桃山時代の建築様式などを参考に外観を決めたとされる。土台にあたる野面積みの天守台の3分の2しか使っておらず、実際はもっと大きかったようだ。
 江戸期の絵図には天守台だけ描かれていることから、天守閣は既になかったとみられる。なぜ消滅したかは不明で、太平の世に軍事的な価値が薄れ、歴代城主も、建て直す必要性がなかったと考えられている。
 「復興天守閣はそれなりの時代考証をしたと思う。文化的価値がないという人もいますが、戦後復興の産物、浜松の顔として、市民に定着しています」(市文化財課)という。


 そんな浜松城の歴史的価値を再認識し、市民の心のよりどころとなることを目指そうと、市は2009年度から天守閣近くの「天守門」跡と「富士見櫓(やぐら)」跡の調査をスタート。これまでに、それぞれの建物があった証拠となる礎石や瓦を確認し、規模も判明した。


 天守門は野面積みの石垣の間にあり、2階建ての櫓門だったことが判明。門の高さは約4メートルで、倉庫などに使われた2階部分の櫓は幅約12メートル。富士見櫓は御殿風の構造で、富士山を眺めながら茶の湯などが催されたと考えられるという。


 市はこうした結果をもとに、明治維新後の廃城令(明治6年)当時の復元を目指す「浜松城公園歴史ゾーン整備基本計画」を策定。近世城郭建築の専門家に監修してもらい、天守門は13年までに復元することにした。また、天守門に続いて、10年後を目標に富士見櫓の復元にも取り組む。


 浜松市は今年、市制100年を迎えた。浜松城の復元も記念事業の一つ。05年の大合併で市域が格段に広がり、今川、武田、徳川の激しい攻防の舞台となった多くの山城を抱えるようにもなった。全国有数の城のまちとして、11月19、20日には「全国山城サミット浜松大会」が開催される。


 いにしえの「城」が売り物の一つになった浜松市。「新しい『ものづくり』には熱心だが、古いものや文化を大切にしてこなかった。天守門などができれば、城として何とか格好がつく」と、ボランティアガイドの杉本さんは話す。(羽場正浩)


 ◆浜松城  前身は、15世紀ごろ築かれた引馬(曳馬)城。1570年、岡崎から移った徳川家康が浜松城と改称し、武田信玄に対する前線基地として整備した。家康が関東に移った後、豊臣家臣の堀尾吉晴に代わり、高い石垣と天守のある城郭に生まれ変わったとされる。水野忠邦ら、歴代城主が幕府の要職についた。2010年度の来場者は12万7725人。02年に比べ、ほぼ倍増している。

1300チバQ:2011/10/23(日) 19:24:11
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20111022/201110220823_15246.shtml
震災からV字回復、下呂温泉宿泊客増 4〜9月期
2011年10月22日08:23

宿泊客数が回復傾向の下呂温泉の旅館街=下呂市
 下呂温泉(下呂市)の今年4月から9月までの半年間の宿泊客数が対前年比で1万人以上増え、東日本大震災の影響で激減した春先からV字回復したことが21日、分かった。同市はキャンセル客の回帰や県の誘客キャンペーンが奏功したとみている。

 同温泉の宿泊客数は、震災の影響で3月が激減、4月も前年比約9900人減となり、影響の長期化が懸念されたが、5月には持ち直し、6、7月は前年比約8000、7000人増と急回復した。8、9月は大雨の影響でペースが落ちたが、半年間の累計では春先の減少分を埋め合わせる前年比1万828人、2.27%増となった。

 昨年度の年間宿泊者数は、長年守ってきた100万人を切る約96万5400人で関係者にショックを与えたが、本年度は半年間の累計で約48万7700人と100万人復帰も視野に入る人数となった。

 地域別では県内と愛知県内の客で全体の半数近くを占める。特に県内は半年間累計で前年比約12%増。同市は「岐阜地域での県の観光キャンペーンでPRした成果では」とみている。ただ、外国人客は依然低調となっている。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20111022/201110220814_15245.shtml
飛騨美濃せせらぎ街道、紅葉が見ごろ
2011年10月22日08:14

紅葉が見ごろを迎えた飛騨美濃せせらぎ街道=高山市清見町
 高山市清見町と郡上市八幡町を結ぶ飛騨美濃せせらぎ街道(全長約72キロ)で紅葉が見ごろを迎え、観光客らが錦色に染まった山々を眺めながらドライブを楽しんでいる。

 同街道は県の「じまんの原石」に選ばれ、四季折々の自然の景観美を求めて多くのドライバーたちが訪れる。

 高山市清見支所によると、今年の紅葉は例年より1週間ほど早く、標高の最も高い西ウレ峠(1113メートル)では今週初めごろからカエデやカツラなどが色づき始め、錦秋の装いとなっている。街道沿いには、森林公園おおくら滝遊歩道(高山市清見町)や西ウレ峠遊歩道(同)があり、家族連れらが散策を楽しんでいる。紅葉は今月末ごろまでという。

1301チバQ:2011/10/25(火) 22:38:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00000063-san-l22
濁る「美しきダム湖」 寸又峡「夢の吊り橋」 静岡
産経新聞 10月25日(火)7時55分配信

神秘的なエメラルドグリーンのダム湖と夢の吊り橋(今年5月撮影)(写真:産経新聞)

 ■紅葉シーズン目前、募る不安

 紅葉の燃える赤をより引き立てるエメラルドグリーンのダム湖に異変が起きている。秘境の吊り橋として知られる観光名所、川根本町寸又峡の「夢の吊(つ)り橋」周辺で、ダム湖の水が土砂で濁ったまま戻らない日々が続いている。最も行楽客が訪れる紅葉のシーズンを前に、地元観光の関係者らは「今シーズンは大丈夫か」と不安が広がりつつある。

【フォト】赤い「毛糸玉」 コキアの紅葉が見ごろ

 寸又峡温泉の旅館関係者によれば、吊り橋直下の大間ダム湖の水が濁り始めたのは、台風12号が日本列島を襲った9月上旬から。これまでにも豪雨後には一時的にダム湖が濁ったことはあったが、1カ月半以上たっても濁りが引かない状態が続いているという。

 「これほど濁りが長引くことは初めて。紅葉シーズンが近いだけに心配だ」と打ち明けるのは、川根本町まちづくり観光協会の担当者。ダムの上流域で、峡谷の土砂が寸又川に崩落し続けているものとみられ、「対策を立てようがない」と頭を抱える。

 ダムを管理する中部電力によれば、大間ダムは台風などの豪雨で満水となったため、一時、ダムの水をためるゲートを開放。濁った水を大量に排出したものの、湖面の色は改善しなかった。土砂の川への流入は続いているようで、今月17日から再び水をためて発電を再開している。

 寸又峡の「夢の吊り橋」は高さ8メートル、長さ90メートルというスリルとともに、眼下のエメラルドグリーンに染まった湖面の美しさが有名。周辺の散策コースも整備されており、特に紅葉シーズンの色のコントラストが人気を集める。

 同協会によれば、吊り橋への行楽客は年間9万人ほどに上るが、紅葉シーズンの11月だけで約4万人が訪れる。10月中旬からは、夕闇の温泉街を和紙の明かりが柔らかく照らす「和紙のあかり展」が行われており、観光客も徐々に増えつつある。

 「美女づくりの湯」として泉質には絶対の自信を持つ地元温泉関係者だが、同協会には、湖面の色の変化を残念がる観光客の声も寄せられており、書き入れ時を前に不安が広がっているようだ

1302チバQ:2011/10/25(火) 23:17:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20111024-OYT8T01309.htm
県4案 新味なし 鞆の埋め立て・架橋事業

推進派「生活者の視点欠落」 反対派「分かりやすい」




 福山市鞆町の港湾埋め立て・架橋事業を巡り、23日夜に開かれた鞆地区地域振興住民協議会で、県が工法などを説明した、道幅の狭い県道を迂回(うかい)するバイパス4案は、埋め立て・架橋を含め、いずれも県などが過去に検討した計画とほとんど差がなかった。県の示した各案の整備効果では、景観への影響などで山側トンネルが優位のようにも読み取れる。推進派は「バイパスの機能に絞られ、生活者の視点が抜け落ちている」と疑問を示したのに対し、反対派は「分かりやすく、結論はすぐに出る」と評価した。(石原敦之)

 4案は「埋め立て・架橋」、「埋め立て・海中トンネル」、2ルートの「山側トンネル」。埋め立て・架橋、埋め立て・海中トンネルの両案は県や市、専門家による検討委が1992〜93年に整備効果などを比較検討した際に示されたものと同じ。山側トンネルの2案は、南北の出入り口を当時の案より鞆町中心部に近付けている。

 県はいずれの案でも、鞆町中心部を素通りする車を減らすなどの課題を「解決できる」とし、鞆町南部の平地区から福山市中心部への所要時間の短縮効果は2・3〜2・9分で大差はないとした。事業費については示さなかった。

 一方で、鞆港の景観への影響は、架橋と海中トンネルが「影響あり」、山側トンネルが「影響なし」とした。工期は、埋め立て2案が約10〜12年なのに対し、山側トンネルは2案とも半分以下の約5年とした。

 県は「あくまで技術的な観点から議論を深めるための説明」とするが、推進派からは「この説明だけでは、同じ効果なら影響がない方を取るのが当たり前」との意見が相次いだ。

 推進派の鞆町内会連絡協議会の大浜憲司会長は「今まで議論してきたことは何だったのか。過去に十分に説明を受けてきた案ばかりで、(今さら)検討するに値するかは疑問だ」と指摘。「県の説明では鞆全体の安心安全が守られるのか、見えてこない」と不満を見せる。

 一方、反対派で事業差し止めを求めた住民訴訟原告団の松居秀子事務局長は「比較検討ができる材料がやっと出てきた。お互いが話し合い、合意できたことをまとめた成果」と歓迎、「全ての条件を満たすのは山側トンネル。その結論に自然に達する」と述べた。

 18日の記者会見で「(推進、反対両派の)住民がお互いに寄り添える新たな案が県から出されるのか注視したい」と語っていた羽田皓市長は、過去に検討済みの案しか出てこなかったことに、「住民協議会が大詰めを迎えた現段階で、過去の議論に立ち戻ったことに、疑問を感じざるを得ない。知事が適切に判断できるのか懸念もされる」とコメントした。

(2011年10月25日 読売新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110250027.html
'11/10/25
鞆計画4案提示に期待や不満
 「やっと前進」「堂々巡り」―。福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画で、広島県が町中心部の混雑解消を目指すバイパスの工法4案を鞆地区地域振興住民協議会で示して一夜明けた24日、住民や観光客から議論の進展への期待の一方、戸惑いや不満の声も漏れた。

 「架橋ありきから議論が変わった。バイパスは必要だが、景観や自然も考えて作るべきだ」。同町の60代無職男性は、潮目の変化を歓迎する。

 4案は、現行の埋め立て・架橋計画、海底トンネル、町中心部をう回する2種類の山側トンネル。県は4案を併記した資料で、景観への影響や市中心部への時間短縮などを比較した。

 海底トンネルと山側トンネルは、県と市が過去に検討した経緯がある。同町の鉄鋼業男性(74)は「同じ問題をぐるぐる巡って、全然進んでいない。県は一度決めた架橋を明日からでも進めて」といらだちを募らせる。

 県は時間短縮に配慮し、山側トンネル2案の出入り口をいずれも過去の案に比べて町中心部に近づけた。しかし、2案とも同町の20〜10戸の家屋移転が必要だ。移転対象の可能性がある同町平地区の自営業男性(65)は「過去の道路港湾整備で立ち退いた住民もいる。これ以上の移転は、町に混乱を引き起こす」と不信感を募らせる。

 2009年10月の埋め立て免許差し止め訴訟判決は鞆町の全国的知名度を上げ、観光客の関心も高い。千葉県柏市から訪れた音楽家男性(28)は「住民が守ってきた鞆港の景色を失わないよう、埋め立てしない方法を考えてほしい」と望む。

【写真説明】車で混雑する県道の端を注意しながら歩く観光客(福山市鞆町)

1303とはずがたり:2011/10/27(木) 12:08:26
>>1302-1303

周辺地図
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/TOMO/20111024-986130-1-L.jpg

県の示した4案の概要
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/TOMO/20111024-986182-1-L.jpg

1304チバQ:2011/10/27(木) 21:43:13
>>1167>>1169
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111027/szk11102702330001-n1.htm
天浜鉄道 川下り継続、困難 「人材難、経費3倍に」 静岡
2011.10.27 02:33

検討会終了後、記者団の取材に応じる出野勉・県文化・観光部長(右)と天浜鉄道の名倉健三社長=26日午後4時25分ごろ、県庁
 浜松市天竜区の天竜川で川下り船が転覆し5人が死亡した事故で、運航会社の天竜浜名湖鉄道(同区)や出資者の県、市町が26日、3回目となる検討会を開いた。同社の名倉健三社長は、川下り事業の受託継続について「経費面からも困難」と報告した。

 県などによると、この日の検討会では、川下り事業の受託を継続する場合の検討結果や、鉄道事業の安全管理に対する同社の取り組みが報告されたという。現在、臨時で1人増員している常勤役員の継続についてなど、来年度以降の態勢について話し合われた。

 天竜観光協会から事業を受託している川下り事業について、同社が受託を継続するためには、中部運輸局から15日に出された安全確保命令に基づく組織改編が必要となる。

 名倉社長は「安全統括管理者として3年以上の運航経験がある取締役を置くなど人材確保に問題があり、経費も約3倍になる」などと説明。

 その上で「私どもとしては継続は非常に厳しい」と報告した。検討会に出席した県や市町の担当者から反論は出なかったという。

 川下り事業は、同協会が地元企業などに委託する形態で運営してきており、同協会は同社に事業の継続を求め協議を続けている。

 しかし、名倉社長は「困難」との意向を伝えており、同協会の担当者は「(天浜鉄道の)事情はよく分かるので仕方ない」と話している。

 同社が正式に手を引く事態になれば、別の運航主体を探さなければならなくなるが、同協会の同じ担当者は「引き受け手を探すのは難しい。浜松市と話し合って考えていくしかない」と指摘しており、浜松市の観光の目玉の天竜川下りは廃止に追い込まれる可能性もある。

 川下りの事業の受託継続については今後検討が続けられ、最終的には取締役会で決定される。

1305チバQ:2011/10/27(木) 22:02:11
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001110270004
片道ワンコイン 観光周遊バス
2011年10月27日

 豊後高田市や宇佐市など県北の8市町村などでつくる県北部地域観光圏協議会は11月3日から、各地の観光スポットに立ち寄りながら北九州市小倉と別府市を結ぶ周遊バス「豊の国千年ロマン号」を片道500円で走らせる。


 立ち寄り先はコースによって異なるが、725年建立の全国八幡社の総本宮、宇佐神宮(宇佐市)や中世の国東半島に花開いた「六郷満山の仏教文化」を代表する両子寺(国東市)、昭和30年代の町並みを再現した昭和の町(豊後高田市)など計11カ所。


 運行は原則としてJR小倉駅前発が金、土曜日の午前11時の各1コース。いずれも途中、観光地を巡りながら夕方に別府に到着する。別府発が土曜が午前7時45分、日曜は午前9時発の計3コースで、観光をしながら夕方に小倉に到着する。姫島を巡るコースはフェリーを利用するため運賃は3千円、観光地の入場料などは自己負担となる。


 協議会は、観光庁から昨年4月に「豊の国千年ロマン観光圏」として認定されたのを受けて発足。各観光スポットを訪れるための公共交通機関は利便性が悪いことから、集客力アップのため周遊バスの運行となった。来年3月中旬までの計100回。1回につき30人の利用を目標にしている。経費は約1800万円。


 小倉―別府間は、JR日豊線の特急を最も安い2枚切符で利用した場合、往復で5800円。このバスを利用すれば、観光ができるうえ4800円お得となる計算だ。


 協議会事務局がある別府市観光協会の大塚直登総務部長は「ワンコインバスを利用すれば千円で往復できる。交通費が浮いた分で別府の温泉につかっていただき、日ごろの疲れを癒やして欲しい」と話している。問い合わせ、申し込みはJTB九州大分支店「千年ロマン号」デスク(097・537・5200)。営業は月〜金曜午前10時〜午後5時半。(尾立史仁)

1306チバQ:2011/10/27(木) 23:41:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111026-OYT8T01065.htm
有料貸し自転車 低迷




ネット登録難しい/料金高い


レンタサイクルの説明を受ける利用者(JR岡山駅前で) 岡山市が9月15日に市中心部で始めた、有料のレンタサイクルによる都市交通の社会実験が、市民や観光客らに敬遠されている。「利用登録が難しい」「料金が高い」といった声も聞かれ、開始から1か月間の利用者は、一日平均14・1人と、無料で実験した昨年秋の68・7人を大幅に下回った。市は「多くの人に乗ってもらわなければ、実験する意味がない」として、11月から料金を値下げしたり、一日限定のパスを導入したり、てこ入れを図る。(末善悠太)

 実験は、環境に優しく、渋滞緩和や中心市街地活性化にも役立つ都市交通「コミュニティサイクル」の可能性を探る内容。市は2010年3〜5月と同10〜11月の2回、無料で実施した。3回目の今回は、本格導入をにらみ、初めて有料化に踏み切った。期間は来年3月15日までで、市内7か所に貸し出し・返却拠点を設け、自転車計100台を用意。30分間100〜150円といった料金で市民や観光客に利用を促してきた。

 しかし、蓋を開けると、一日当たりの利用者(14・1人)は、1回目の39・6人、2回目の68・7人を下回り、過去最低。あまりの少なさに市職員にも利用を呼び掛けている状況という。

 利用者らからは様々な不満の声が聞こえてくる。

 岡山駅東口交番前拠点で利用した岡山市南区妹尾、会社員隈河紀郎さん(48)は「ドイツ製の自転車は乗りやすくてかっこいい」としながらも、「料金をもっと下げてほしい」と注文を付ける。出張で同市を訪れた倉敷市真備町岡田、会社員諏訪里美さん(46)は「1回だけ乗ろうと思ったけれど、事前にインターネットで行う利用登録が難しくて断念した」という。

 ほかにも観光客から「支払いがクレジットカードだけだが、現金払いにしてほしい」「長期間乗るなら中古自転車の方が安くつく」などの声が目立つという。このため、市は料金体系などを見直すことにした。

 主な変更点は▽一日300円のパス(午前9時30分〜午後5時)を新設し、現金払いにする▽時間貸しの料金は最初の60分を100円にし、その後30分ごとに100円加算とする(現在は最初の30分が100円で、30分ごとに150円加算)▽1か月の利用料金1000円を払った人は、最初の60分は無料で、その後30分ごとに100円加算とする(現在は最初の30分は無料で、30分ごとに150円加算)――の3点。

 市街路交通課は「今後も利用者らの声を聞きながら、使い勝手がいいように料金体系や仕組みを改善していきたい」としている。

 問い合わせは同課(086・803・1374)。

(2011年10月27日 読売新聞)

1307チバQ:2011/10/28(金) 21:53:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20111027-OYT8T01162.htm
高梁観光レトロバスで 来月の土日祝日運行


吹屋ふるさと村」巡回 市長、県庁でPR


運行開始を前にお披露目された高梁市のボンネットバス(県庁で)  銅とベンガラのまちをレトロなバスが走る――。高梁市は11月の土日祝日に、昔懐かしいボンネットバスを同市成羽町吹屋にある国の重要伝統的建造物群保存地区「吹屋ふるさと村」で運行させる。近藤隆則市長らが27日、バスで県庁を訪れ、県職員や来庁者に異例の観光誘致を行った。(辻田秀樹)

 バスは1967年式のトヨタ製で乗車定員は49人。市は古い街並みを走らせて観光客に楽しんでもらおうと、今年8月に約700万円で購入した。かつて同市を走っていたバスと同じようになるよう、外観をベージュとエンジに塗り替えた。

 県庁前で開かれた式典で、近藤市長は「バスを活用して、(市を訪れる)交流人口を増やしたい。ぜひ一度乗ってください」とアピール。県職員や来庁者らが興味深そうにバス内部の写真を撮るなどしていた。県観光課によると、県内の市町村が観光PRのために県庁を訪れることは、ほとんどないという。

 市によると、運行は備北バス(高梁市)に業務委託し、吹屋下町駐車場(成羽町吹屋)から広兼邸(同町中野)前などを、1日5往復巡回させる。

 行路には、赤色顔料・ベンガラの原料、硫酸鉄製造などで栄えた「広兼邸」、銅山を復元した「笹畝坑道」などがある。途中下車して、街並みを散策することもできる。料金は1日乗り放題で500円など。料金、運行の問い合わせは備北バス(0866・48・9111)。

 市は来年度もボンネットバスを4〜6月と9〜11月の土日祝日に走らせる予定という。

(2011年10月28日 読売新聞)

1308チバQ:2011/10/29(土) 00:10:35
http://www.asahi.com/travel/news/NGY201110270020.html
2011年10月27日16時17分
日本初の「レゴランド」名古屋に 15年開業めざす金城ふ頭の位置


 ブロック玩具の「レゴ社」が設立したテーマパーク「レゴランド」が、名古屋市港区の金城ふ頭に進出する方向となった。早ければ2015年の開業を目指す。28日にも、英国の運営会社が名古屋市で記者会見を開いて発表する。

 レゴランドはデンマークや英国、米カリフォルニアなど世界5カ所にある。レゴの製品をテーマにした乗り物やブロックでつくった世界の名所のミニチュアなどが中心。日本国内への進出は初となる。

 名古屋市が誘致を進めてきた。運営会社「マーリン・エンターテインメント」から、市側に名古屋を日本国内の最終候補地にすると連絡があった。

 市の関係者などによると、建設予定地は金城ふ頭にある「モノづくり文化交流拠点」内で、十数ヘクタールの用地取得をめざしている。民間人が所有する土地もあることから、今後、価格面などでの交渉を進める。

 関東には「東京ディズニーランド」、関西には「ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)」があるが、名古屋は「テーマパークの空白地」と言われている。このため、開業すれば一定のニーズが見込めると判断したとみられる。

1309チバQ:2011/10/29(土) 22:28:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111029/amr11102918050006-n1.htm
米旅行業界がキューバに熱視線 渡航緩和で路線拡大
2011.10.29 18:02 (1/2ページ)
 【ワシントン=柿内公輔】米国の旅行業界がキューバに熱い視線を注いでいる。オバマ政権が渡航制限を今年緩和したのに伴い、航空会社がチャーター便を急拡大。世界的な景気減速の逆風が吹く中、「未開拓の市場」(米メディア)を取り込もうと力が入るが、政治リスクなどハードルを指摘する声もある。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、デルタ航空、コンチネンタル航空、アメリカン航空、ジェットブルー航空の米航空大手4社は今年末までに、キューバへのチャーター便のサービスを拡大し、週25便運航する。

 発着空港も従来はマイアミ、ニューヨーク、ロサンゼルスの3空港だけだったが、ヒューストンなど15空港に広がる見通し。米チャーター業界によると、昨年25万人だったキューバへの渡航客も、6割増の40万人に膨らむとみられる。

 2009年にキューバ系米国人への渡航制限が緩和された際も、米国からキューバへの渡航は急増したが、米旅行業界は「米キューバ間の観光ビジネス拡大には、キューバ系米国人以外への渡航制限の緩和が必要」と訴えていた。航空会社の路線拡大も、将来の渡航全面解禁に備えた先行投資の狙いがある。世界的な不況による旅行客の伸び悩みや原油高など、経営環境が厳しい中、「米国にとって潜在的な巨大市場」(ウォールストリート・ジャーナル紙)を開拓したいとの思惑がうかがえる

 ただ、渡航制限が緩和されたとはいえ、芸術・スポーツ関係者や人権団体などは、財務省の許可がケース・バイ・ケースであるなど、依然規制は継続。米旅行代理店関係者は「米国の政権交代など政治状況の変化によっては、再び規制が強まるリスクへの懸念もぬぐえない」としている。

                ◇ 

キューバへの米渡航制限の緩和 オバマ政権は2009年4月にキューバ系米国人によるキューバへの渡航制限を緩和したのに続き、今年1月、文化・教育・宗教交流を目的とした一般米国人の渡航制限も緩和すると発表した。人的交流の推進とともに、キューバの民主化を促す狙いがあるとされる。

1310荷主研究者:2011/10/30(日) 23:12:54

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004521758.shtml
2011/10/03 15:28 神戸新聞
神戸・旧ニューオータニ後継ホテル 来春開業へ

HMIグループによるホテル運営が決まった旧ニューオータニ神戸ハーバーランドのビル(右)=3日午前、神戸市中央区東川崎町1(撮影・田中靖浩)

 2009年末の「ニューオータニ神戸ハーバーランド」撤退後、使用されていなかった神戸ハーバーランドのホテル施設を、「ホテルクラウンパレス」「ホテルパールシティ」などを全国展開する「ホテルマネージメントインターナショナル」(HMIホテルグループ、神戸市中央区)が取得したことが3日、分かった。隣接する商業棟やオフィス棟を合わせて約50億円で買収、ホテルと一体運用を図る方針。今後、約23億円を投じてリニューアル工事を実施、来年3月の開業を目指す。(石沢菜々子)

 ニューオータニ神戸ハーバーランドは1992年に開業。JR神戸駅から徒歩数分という立地などでビジネス客を中心に人気を集めた。しかし、95年の阪神・淡路大震災以降、経営の低迷が続き、09年、17年間にわたる営業を終えた。

 同年、建物の所有会社がリーマン・ショック後の不況の影響で倒産。東京の米不動産投資運用会社が運営会社として、複数の企業と買収交渉を進めていた。

 HMIは、神戸・ポートアイランドの「ホテルパールシティ神戸」に本社を置くホテルグループ。近年、不振宿泊施設の再生事業に力を入れており、多彩なブランドで48ホテルの運営を手掛ける。

 旧ニューオータニのビル取得と併せて、隣接する商業棟「ファミリオ」とオフィス棟を合わせた複合商業ビル「神戸ハーバーランドセンタービル」を買収し一体的に運営。ホテル名は「グレードの高いブランドで検討している」という。

 ハーバーランドは来年で街開きから20周年。神戸阪急の撤退決定やファミリオの一部閉鎖などで、まちづくりの見直しを迫られている。今回の後継ホテルの決定は、こうした動きにも影響を与えそうだ。

 ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ) 1998年創業、資本金5千万円。社長は比良竜虎氏。「ホテルパールシティ神戸」を含め全国で48ホテルの運営や再建を手掛ける。ホテルだけで6ブランドを持つ。グループの最高級ブランドは「ホテルクラウンパレス」。スポーツジムやカルチャーセンターの運営事業なども展開する。

1311荷主研究者:2011/10/30(日) 23:15:09

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004531064.shtml
2011/10/07 15:50 神戸新聞
神戸ベイシェラトン売却へ 米外資からニューアワジに

 神戸・六甲アイランドの大型ホテル「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」(神戸市東灘区、276室)が、淡路島でホテルや旅館を運営する「ホテルニューアワジ」(洲本市)に売却されることが7日、分かった。12月1日付で全株式を有償譲渡する。ホテル名は変更せず、営業を続ける。(石沢菜々子)

 ベイシェラトンは1992年6月開業。2005年までJTB(東京)の子会社だったが、阪神・淡路大震災の影響や長引く不況で経営不振に陥り、米大手投資会社のローンスターグループに売却された。以降、同グループのホテル運営会社「ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ」(東京)が100%出資する子会社「SHR神戸」が運営している。ホテルニューアワジはSHR社を買収、傘下に入れる。

 ベイシェラトンは、ホテル業界の激しい価格競争や不況で収益が伸び悩んでいたといい、今回の売却で経営の体質改善を図る。

 ホテルニューアワジは1968年設立。98年以降、経営難に陥った島内外のホテルや旅館の積極買収に乗り出し、現在、淡路島で七つ、香川県で一つの計8ホテルを運営する。ほかに有料老人ホーム事業も手掛けている。今年3月現在で資本金2千万円、従業員465人。2010年度の売上高は約48億円。社長の木下紘一氏は洲本商工会議所会頭を務める。

1312チバQ:2011/11/01(火) 00:30:53
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111030-OYT1T00837.htm
東京開催のIMF・世銀総会、観光再生に活用へ
 政府は、来年10月に東京で開かれる国際通貨基金(IMF)・世界銀行の総会に合わせ、東日本大震災からの復興ぶりなどを紹介するさまざまなイベントを展開する。


 金融機関関係者などを含め、期間中に約2万人の訪日が見込まれ、震災で急減した外国人観光客を呼び戻す起爆剤にしたい考えだ。

 10月9日から都内のホテルなどで開かれる総会の前後には、民間金融機関のセミナーなど数百の会合が予定されており、国連総会に匹敵する大イベントになる。日本での開催は、1964年以来、48年ぶり。財務省は、2012年度予算の概算要求で関連費用として87億円を求めており、日本銀行と準備チームを編成した。

 東京都心の料理店や家電量販店を案内するイベントや、仙台市で防災国際会議を開くことなどを検討している。会場周辺には、外国語に対応した案内板を設けて散策しやすくする。震災を乗り越えた東北の人々の気質を会場で紹介するほか、途上国向けに工場見学会を開き、商談にもつなげたい考えだ。

(2011年10月31日09時08分 読売新聞)

1313チバQ:2011/11/01(火) 00:46:26
http://www.asahi.com/national/update/1031/SEB201110310062.html
長崎の夜景、ムードも加速 稲佐山のロープウエー改装
 日本三大夜景の一つとされる長崎市の稲佐山(333メートル)のロープウエーに前後左右すべてがガラス張りのゴンドラが登場した。デザインしたのはイタリアの高級スポーツカー・フェラーリを手がけた工業デザイナー奥山清行氏。シャープな外観のゴンドラ内部は、夜になると足元に長崎の夜景が広がる。1日から運行する。

 稲佐山のロープウエーはピークの1990年度は21万人余が利用したが、昨年度は9万人まで減った。夜の観光に力を入れようと、出資者の市が約6千万円かけて改装した。「夜景の空中散歩を楽しんで」と市の担当者は話している。

1314チバQ:2011/11/01(火) 21:57:02
>>1305
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111101-00000247-mailo-l44
豊の国千年ロマン号:500円観光バス 別府〜小倉、名所巡礼 /大分
毎日新聞 11月1日(火)15時39分配信

 別府と小倉を結ぶ片道500円の名所巡礼バス「豊の国千年ロマン号」が3日〜12年3月18日に運行される。
 宇佐で「神代」▽田染荘の豊後高田で「中世」▽城を持つ杵築で「近世」−−と時空を超える旅。小倉発は金土曜発の2コース。別府北浜発は3コースで土曜午前7時45分発が姫島に立ち寄る(船代込み3000円)。日曜同9時発は杵築、国東を巡るコースと、日出、豊後高田を巡るコースがある(各500円)。いずれも名所でガイドが無料案内する。鉄輪口からの乗車も可。施設入館料や食費は実費。
 ミス別府の近藤祐可(ゆか)さん(18)は「各ルートに特色がある。ぜひ体験を」とPR。JTB九州大分支店097・537・5200。

11月1日朝刊

1315チバQ:2011/11/01(火) 21:58:23
>>1306
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011110111441623/
レンタサイクル利用低迷で値下げ 300円の1日パスは現金払い 岡山市

写真拡大
貸出場所を出発する1日パスの利用者=JR岡山駅東口交番横

 岡山市は1日、市中心部で行っているレンタサイクル社会実験の料金を値下げした。利用が大きく低迷しているためで、観光客らが利用しやすいように300円の一日パスも新たに導入した。

 新料金は、最初の30分100円を同60分100円に改定。追加料金も30分ごと150円から同100円に値下げした。利用時間は原則24時間、支払いはインターネット登録によるクレジット決済で従来と同じ。一方で、新設の一日パスは現金払い、利用時間は午前9時半〜午後5時とした。

 この日午前、JR岡山駅東口交番横の貸出場所で一日パスを申し込んだ京都府の39歳の男性会社員は「岡山への出張はめったにないので、現金で払える方が簡単でいい」と話していた。

1316チバQ:2011/11/01(火) 21:59:23
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20111101/201111010931_15341.shtml
夜長を彩る幻想の光 「飛騨の里」ライトアップ
2011年11月01日09:31

幻想的な秋の夜を演出している「紅葉ライトアップ」=高山市上岡本町、飛騨の里
 高山市上岡本町の観光施設「飛騨の里」で、恒例の「紅葉ライトアップ」が始まり、幻想的な世界を演出している。13日まで。

 同施設では飛騨地域の合掌造りなどの古民家を移築、復元している。ライトアップは青、赤、黄、白、緑の5色のライトが民家の屋根などを照らしている。

 訪れた人たちは、色づき始めた紅葉と池の水面に映る色とりどりの民家を眺め、幻想的な雰囲気を満喫。同市花里町の女性(26)は「色鮮やかで神秘的。すごくきれい」と喜んでいた。

 ライトアップは期間中の金、土、日曜と祝日の午後5時30分から同9時まで。入場料は大人300円、子ども100円。市民は無料。期間中は温かいしいたけ茶の無料サービスもある。

1317チバQ:2011/11/03(木) 20:27:36
http://www.asahi.com/food/news/TKY201110160181.html
2011年10月20日16時11分
札幌・大通公園のとうきびワゴン危機 売り上げ低迷で

 札幌・大通公園の名物、トウモロコシ売りの「とうきびワゴン」が存続の危機になっている。売り上げが最盛期の7分の1に減ったためだ。今年の営業は16日で終了。来年の営業についてはワゴンを運営する札幌観光協会が検討する。

 ワゴンの人気は300円の焼きとうきび。しょうゆ味ベースのタレが焦げる香りに誘われ、観光客や買い物客が買い求める。

 しんとして幅廣(ひろ)き街の 秋の夜の 玉蜀黍(トウモロコシ)の焼くるにほひよ

 1907(明治40)年、歌人の石川啄木はこう詠んだ。

 大通公園のとうきび売りは明治時代後半に始まったとされる。勝手に屋台で売る人が出たため、札幌市は65(昭和40)年に屋台を排除した。だが、惜しむ声が出て2年後に協会が委託される形で、とうきびワゴンとして復活。毎年春から秋に営業している。

 札幌五輪の翌73年には93万7千本売れたが、2010年度は13万7千本余り。170万円の赤字を出した。売り上げ減について観光協会は「客の中心の市民がファストフード店やコンビニエンスストアに流れるようになったほか、観光客も嗜好(しこう)が多様化したため」とみる。

 今年は、とうきびを買うと道内の特産品が当たるキャンペーンをした効果もあり、売り上げは昨年を上回りそうだが、担当者は「名物でも経営が成り立たないとダメ。今年の売り上げを検討し、来年春までに存廃を含めて経営をどうするか計画を練りたい」と話す。(古賀大己)

1318チバQ:2011/11/03(木) 20:29:08
>>988
http://www.asahi.com/travel/news/SEB201111030010.html
2011年11月3日19時47分
長崎−上海航路が復活 いす席は1万円以下上海航路が復活し、長崎港を出航するオーシャンローズ=3日午前10時28分、朝日新聞社ヘリから、溝脇正撮影


 長崎と中国・上海を結ぶ航路が3日、14年ぶりに復活した。長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)が観光航路として運航する。来年春から本格的な運航を始め、格安運賃と様々な船内の娯楽で中国人観光客の取り込みをめざす。

 就航した客船オーシャンローズ(3万412トン)は午前10時、約200人を乗せて長崎港を出発した。上海には4日午後1時(現地時間)ごろ到着する予定だ。

 第1便は航路復活をアピールするため長崎県がチャーターし、日中の旅行業界の関係者や一般客が乗った。6日午後に長崎へ戻った後、客室を改装したり娯楽施設を設けたりする大がかりな改装を始める。大部屋のいす席は1万円を下回る運賃にして集客を図る。

1319チバQ:2011/11/04(金) 22:44:48
>>1138>>1174
http://www.asahi.com/business/update/1104/TKY201111040401.html
オリエンタルランドV字回復 12年3月期最高益見通し 2011年11月4日19時21分
 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは4日、2012年3月期の連結営業利益が558億円で過去最高になるとの見通しを発表した。震災で客足が落ち込んだ4〜6月期から、7〜9月期は入場客数が過去最高を記録して急回復しており、入場料値上げの効果も見込めるため、としている。

 同日発表した9月中間連結決算は売上高が前年同期比17.6%減の1481億円、営業利益は同26.4%減の204億円だったが、夏以降の客足は例年以上の水準で推移している。東京ディズニーシー10周年の記念グッズ販売や、新アトラクションが人気を集めており、来客1人当たりが使う金額も伸びが見込めるという。

1320チバQ:2011/11/04(金) 22:51:10
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001111040003
外国人客、戻れ新潟へ
2011年11月03日


新発田市であった台湾の企業グループの大宴会=10月26日、新発田市月岡温泉

 県内の景気は東日本大震災の影響から脱しつつあるが、いぜん回復が遅れているのが観光業界だ。特に外国人観光客の数は原発事故の影響と円高のダブルパンチで落ち込んでいる。冬のスキーシーズンは間近。外国人観光客を呼び戻すことができるだろうか。


   ◇


 県内を訪れる外国人は韓国、台湾、中国からで半数以上を占める。観光庁の統計では震災後の4〜6月、県内の外国人延べ宿泊者数は6670人。昨年同時期の半分以下に減った。


 観光業界全体としては回復へ向かいつつあるが、県観光局は聞き取り調査などから外国人観光客は戻っていないと分析している。


 ホテルオークラ新潟(新潟市中央区)は「海外からの観光客は、がた落ち。4月と9月は団体の滞在がなかった」と言う。


 10月上旬、韓国で旅行説明会に参加した湯沢町観光協会の担当者は「東京でも福島第一原発に近い。旅行商品は大阪まで」「本州は全部ダメかと思っていた」と言われ、いぜん残る原発事故の影響を実感した。


 また、県が10月中旬に台湾で開いた旅行会社との意見交換会では「円高を何とかしてほしい」との声が出たという。


 昨年度の県内の外国人延べ宿泊者数は、県の調べで7万7260人。来年度は13万2千人に増やす目標だが、伸び悩んでいる。


   ◇


 外国への観光PRの中心は県観光局だ。震災後、「安全・安心」を叫ぶより、情報公開を進めて信頼を得る戦略をたてた。


 海外に職員を派遣し、放射線量のデータを英訳してホームページに載せていることや、変わらぬ日常生活を送っていることを旅行会社に強調。スキーシーズンに合わせ、県産米を使い、すべての食材の産地を知らせるキャンペーン「黄金菜譜(ゴールデンメニュー)」も始め、25の旅館・ホテルが参加する。


 地道な努力が実った明るい材料もある。


 観光地を回って日本語を学ぶNHK国際放送のテレビ番組「Meet and Speak」第1部全10話のほとんどは新潟が舞台。制作会社の打診に県観光局が真っ先に協力を申し出たためだ。繰り返し放送され、PR効果は大きい。


 10月26日には新発田市月岡温泉の旅館「華鳳」で、台湾・台中の企業グループ「鉅衆集団」の約450人が盛大な宴会を催した。訪日旅行が落ち込む中で異例の大型ツアー。県が数年来、同グループの葉信村総裁との関係維持に力を注いできた成果で、葉総裁は「震災に見舞われた日本を応援したい気持ち」と話した。(吉武祐)

1321チバQ:2011/11/06(日) 21:20:23
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111106_01.htm
焦点/沿岸観光の再開着々/宮城

石巻市の観光再開を宣言した会合で「金華寿司」を試食する関係者。地元の食材も味わえるようになりつつある=1日、石巻市の飲食施設「竹の浦・飛翔閣」



ボランティアの体験観光メニューに加えようと、「浮き玉」作りの練習をする気仙沼大島観光協会のスタッフたち=10月31日、気仙沼市大島の亀山レストハウス



 東日本大震災の津波で大きな打撃を受けた被災地で、観光客らの受け入れ態勢づくりが進んでいる。石巻市では官民でつくる推進組織が1日、観光再開を宣言し、来訪者を歓迎する姿勢を鮮明にした。住民が震災体験を語る活動も広がる。心の傷が癒えない被災者に配慮しつつ、視察、研修などの人の流れを復興につなげようとの取り組みが本格化してきた。
(佐藤崇、田村賢心、田柳暁)

◎「語り部」活動、被災地の情報発信

<厳しい雇用>
 「石巻市の観光の再開を宣言したい。生かされた者としての使命を全うし、再興に一歩ずつ力を尽くしていく」。石巻観光協会の後藤宗徳会長(53)が力強く述べると、集まった観光関係者から拍手が起こった。
 宣言の背景には、金華山沖の旬の素材を使うすし店共同メニュー「金華寿司」などが提供され始め、「食のまち」をアピールできるようになったことがある。地元魚市場でも一定の水揚げが確保されつつある。
 市は震災後、「十分なもてなしができない」と積極的な観光PRを自粛してきた。西村洋一産業部長は「主要産業は回復もままならず、雇用も厳しい。観光再開には議論もあるが、踏ん切りをつけなければならないと判断した」と説明する。
 石巻市は、死者・行方不明者が3966人(2日現在)と被災自治体で最も多い。関係者が観光推進で特に注意を払ったのは住民感情だった。
 「人の不幸を見せ物にするのか」。市中心部を一望できる日和山で、来訪者にガイドをする石巻観光ボランティア協会会長の斎藤敏子さん(70)は、活動を始めた7月初め、市民から厳しい言葉を掛けられた。
 「ただ眺めるだけでなく、被災状況を十分に理解してもらうことが重要。防災に役立つし、石巻への支援の輪が広がる」と斎藤さんは活動の意義を強調する。趣旨を説明すると、ほとんどの市民は理解を示すという。
 9月には、石巻を訪れる団体などに同行し、被災実態を説明したり体験を話したりする活動も開始。約20団体、400人以上を受け入れた。

<受け皿整備へ>
 震災体験の語り伝えは、宮城県南三陸町の住民グループが先駆け。「語り部」として5月から、毎月1回開かれる復興イベント「福興市」に集まる人たち向けに始めた。これをモデルに各地で同様の動きが出ている。
 被災地支援のボランティアツアーを展開してきた旅行各社も、現地の受け皿が整うのに伴い、「何らかの形で役立ちたい」「現地で学びたい」という企業・団体や教育機関に対し、旅行プランの提案を強化している。

<ニーズ橋渡し>
 宮城県は10月、学習プログラムやボランティアの被災地情報を旅行会社などに発信する「みやぎ観光復興支援センター」を仙台市に開設した。緊急雇用創出事業で採用した15人のスタッフが、市町村を回って情報を収集し、ニーズの橋渡し役を目指す。
 津波被害が深刻な地域では、復旧関連の需要で満室状態の宿泊施設も多い一方、再開できない観光施設も目立つ。
 観光ボランティアが10月から始動した気仙沼市は「復興の過程を見てもらうことにも意義がある。観光産業が本格復活する将来をにらみ、多くの人が訪れるよう情報発信に努めたい」と話す。

1322チバQ:2011/11/06(日) 21:20:58
◎支援・防災で人招く 多彩なツアー、被災講話や漁具作り

 東日本大震災の被災地で観光と復興支援のボランティアや防災教育を結び付け、人を呼び込む取り組みが広がっている。「復興を待っていては他の観光地に後れを取る」(被災地の観光協会)との危機感があり、防災などの視点も組み込む「新たな観光」を探りながら、観光再生へ一歩踏み出した。
 津波の爪痕が生々しく残る気仙沼市の離島・大島。気仙沼大島観光協会は観光と被災地支援の両方を体験できるメニューを用意し、ボランティアを受け入れている。
 メニューにはがれきの片付けや泥かきなどのボランティアのほか、島民の被災体験の講話や島の景勝地見学などが用意されている。
 ボランティアや体験の指導役は、同協会が宮城県の緊急雇用創出基金事業で雇った作業スタッフの島民14人。10月31日には、体験メニューに追加する「浮き玉作り」講習会があった。島で暮らす元マグロ漁船員を招き、スタッフは漁具の浮き玉に巻き付けるロープの結び方を学んだ。結び方を習得したスタッフが観光客に教え、漁師の仕事の一端を体験してもらう。
 スタッフの一人、村上大輔さん(32)は「交流人口が増えれば、復旧にとどまらず活性化にもつながる」と期待する。
 同協会の白幡昇一会長(59)は「観光はまだ早いとの声もあるが、将来を見据えて受け入れ態勢を築かないといけない。復興を待っていては他の地域に立ち遅れてしまう」と危機感を募らせる。
 気仙沼市中心部では市民団体「観光ボランティアガイド気仙沼」も10月に始動。魚市場などを巡るコースではこれまで、関東、関西地方から訪れた約50人を案内した。
 被災者が「語り部」として、震災体験を語り伝える活動の先駆けとなった宮城県南三陸町。担い手は観光ボランティアを務めていた町民のサークル「地域ガイド汐風(しおかぜ)」だ。
 メンバーは、視察などで訪れるツアーバスのガイドを務める。月1回開かれる「福興市」に5月から設けられている語り部コーナーでも、それぞれの体験や津波の恐ろしさを来場者に語る。
 汐風の鴻巣修治代表(66)は「町外から多くの人に足を運んでもらい、現状を知ってほしい。町の復興にも各地の防災にもつながる」と語る。
 人の流れは消費や雇用といった効果だけでなく、町の元気も生む。佐藤仁町長は「防災教育に視点を据えた新しい観光を探っていきたい」と話している。


◎内陸部の温泉など、客足本格回復へ懸命

 東日本大震災で深刻な打撃を受けた東北の観光。津波被害がなかったり、被害が比較的小さかったりした地域では、早くから観光復活への取り組みが進み、観光客数も回復傾向が見られる。ただ福島第1原発事故による風評被害もあり、客足が完全に戻った観光施設はまだわずか。関係者は「東北に来てもらうことが復興につながる」と懸命のPRを続ける。
 「宿泊客は戻りつつあるが、にぎわいは例年と比べるとまだまだ」。周辺の山々の紅葉が見頃となり、書き入れ時を迎えた大崎市の鳴子温泉。鳴子温泉郷観光協会の菊地武信会長は現状を冷静に分析する。
 入湯税の状況で見ると、データがある8月までに宿泊者数は前年を上回る水準に回復した。「平泉の文化遺産」の世界遺産登録で増えた岩手県平泉町への観光客が、宿泊拠点の一つにしているとみられる。宿泊客の内訳まで見ると復旧関連で沿岸部を訪れる人も多く、先行きがどうなるかは不透明だ。
 宮城県の松島も宿泊者数は底を脱しているが、「観光施設の入り込みだけを見ると、9月で例年の5割程度。本格回復には時間がかかる」(松島観光協会)と言う。
 宮城県などは15日、首都圏で食と観光をPRする600人規模のキャラバンを出す予定で、各県とも観光再生は復興に不可欠として取り組みを強めている。
 官民でつくる東北観光推進機構の三浦丈志推進本部副本部長は「自粛ムードは解消しつつあるが、課題は原発事故の影響。正確な情報を発信しながら、東北に行くことが支援になると呼び掛けていきたい」と話す。


2011年11月06日日曜日

1323チバQ:2011/11/06(日) 21:24:50
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111106t15021.htm
松島観光名物のカキ小屋再開 入荷先確保

営業を再開した焼きガキの食べ放題


 東日本大震災で被災した宮城県松島町の観光物産施設「松島さかな市場」で5日、県産カキの出荷が始まったのを受け、カキ食べ放題の「焼きがきハウス」が営業を再開した。関係者は「名物のカキ小屋再開で復興を後押ししたい」と意気込んでいる。
 松島さかな市場のカキ小屋は、津波で約1メートル浸水。松島のカキ養殖も壊滅的被害を受けた。カキ生産者から「水揚げは期待できない」と聞き、店長の阿部儀次さん(64)も「一時は営業再開も諦めていた」という。
 そんな中、県漁協塩釜市浦戸支所が殻付きカキの提供を申し出た。松島湾の浦戸諸島では、4月にカキの養殖作業を再開したものの、カキむき場が倒壊し、殺菌消毒が必要な生食用カキの出荷が困難になっていた。
 入荷ルートを確保した阿部さんは「生産者と店舗が、お互いのダメージを補い合って今日を迎えることができた。復興への一歩にしたい」と語る。
 松島さかな市場の焼きガキ食べ放題は1人45分2000円で、来年3月ごろまで続く。営業開始は平日午前11時、土、日午前10時、終了はいずれも午後3時。


2011年11月06日日曜日

1324チバQ:2011/11/09(水) 23:11:06
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001111090006
第1便、課題が土産
2011年11月09日


九州各県の特産品を試食する中国人客=5日、復路の船内

 長崎―上海航路の復活第1便が往復の航海を終えた。来年1月の営業運航を前に、県がチャーターして航路復活をアピールしたが、乗客の満足度は決して高くはなかった。来年に向けて「すべてが課題」となった今回の第1便。肝心の中国人客は何を感じたか。


【興味】文化より娯楽 広い九州遠く


 長崎へ向けて航行中の5日午後、辛亥革命を指導した孫文と盟友の実業家・梅屋庄吉について、ひ孫の小坂文乃さん(43)が講演した。長崎に親しみを感じてもらう目的だった。だが、耳を傾ける中国人客は10人未満。多くは2階下のバーで盛り上がっていた。


 和太鼓や日本舞踊も披露されたが、「よほど興味のある客じゃないと理解できない」と上海揚子国際旅行社の程素華さん(55)。「やっぱりトランプ、マージャン、スロットゲームでしょ。みんな大好きで、有料でもやりたい人が多い」と話した。


 一方、九州各県の観光案内の会場は中国人客で大にぎわいだった。


 「来年1月から上海便が飛びます」(佐賀)、「九州の真ん中で各観光地へのアクセスが便利です」(熊本)、「日本人もあこがれる温泉があります」(大分)。PR合戦となった。


 上海東和旅行社の張佩瑾さん(50)は「それぞれの地方に特徴があった」とツアーの企画に前向きだった。だが「九州を回るには6、7泊が必要。往復船に乗ると4日間はとられる。定年退職者ならいいけど、働く人は高い運賃でも移動時間は短い方がいい」。


【日程】霧で入出港遅れ 観光タイム減る


 上海港では、霧のため入港も出港も約2時間、予定より遅れた。営業運航で定時性が確保できるか、課題になる。


 復路の長崎帰着は予定より3時間遅れの6日午後4時半。タラップを降りる中国人客たちは「やっと着いた」「港がきれい」と喜んだ。だが、到着後、歓迎セレモニーが1時間近く続いた。うち半分以上は関係者のあいさつ。「みんな早く観光地に行きたいのに」。通訳の中国人女性(32)は顔をしかめた。


 約3時間コースの「長崎さるく」は中止され、一行は長崎歴史文化博物館を1時間ほど見学しただけでホテルに入った。受け入れ態勢を整えてきた浜町商店街にも行かなかった。


【接遇】改装前の「訓練」教育界は好反応


 「マンションを『リフォーム前ですが』と言って売る人がどこにいますか。できればやりたくなかった」


 運航会社・HTBクルーズの山本宰司社長は「設備や広さを確認するための訓練にはなった」と表現した。


 往路に乗った長崎市に住む池角令子さん(72)は「一般客の受け入れは、改装の完成後がよかったのでは」と話した。復路に乗った中国人客からも「セルフサービスで行列をつくる食事はつらい」「中国語の案内表示や中国語を話せるスタッフが少ない」と不満の声があがった。


 一方、「この航路を使うツアーを考えたい」という反応もあった。


 上海第一師範付属小学校長の魯慧茄さん(55)は「修学旅行向き」とみる。「イベントホールで長崎について勉強してから上陸すれば、頭に入りやすい。茶色い海しか知らない子どもには青い海が新鮮だ。日本の接客水準の高さも体験させたい」という。毎年、短期・長期の留学生を長崎へ送り出している上海市静安区教育学会の徐承博会長(62)も「日中の学生が一緒にステージに上がるイベントができたらいい」。


 営業運航は来年1月の中国の旧正月(春節)から。HTBクルーズは船内の大がかりな改装を進める。県は「観光客誘致に向けた情報発信に努める」としている。(花房吾早子)

1325チバQ:2011/11/13(日) 12:46:57
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20111113/CK2011111302000029.html
水上観光都が支援 船運航、イベント助言
2011年11月13日

 河川や運河での水上観光の振興を目指す都は来年度、船を使った民間の観光事業を支援する。今年四月に河川敷の規制が緩和され幅広い用途で活用できるようになったため、具体的な事業への支援を始める。台東区の隅田川や江東区の旧中川では、水上バスや水陸両用バスを運航する構想が浮上している。

 隅田川や日本橋川、神田川下流、運河、臨海部で、観光用の船を運航する事業が対象となる。例えば、スカイツリーがきれいに見える運航ルート開発や、停泊地として適切な船着き場の選択、イベント開催などを助言できる専門家を派遣、試験的な運航やイベント開催の費用を助成する。

 四月に河川敷地占用許可準則が改正され、これまで地方公共団体にのみ認められていた河川敷の利用が民間団体にも広げられた。用途も公共性の高い公園などに限られていたが、カフェやイベント広場、観光船の船着き場などに拡大された。

 都は二〇〇六年に水上観光に関する構想を打ち出し、セミナーなどを開催してきた。二十一日には水辺活用の先進事例に学ぶシンポジウムを品川区で開き、民間団体の事業化を促す。来年度も引き続きセミナーを開催する。 (松村裕子)

1326チバQ:2011/11/13(日) 12:47:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111113-OYT8T00007.htm
「富山湾鮨」観光の目玉にネタ

すべて地物40店舗で提供へ


富山湾で水揚げされたネタと県産米のシャリで作った「富山湾鮨」の試作品(10日、富山市の寿司正で)  県外の観光客などに富山の海の幸を味わってもらおうと、県鮨(すし)商生活衛生同業組合(富山市)は今月、富山湾で水揚げされたすしネタだけを使ったご当地グルメ「富山湾鮨」の提供を始める。2014年度に北陸新幹線が開業することもあり、観光の目玉の一つにしたい考え。約40店舗のすし店が参加予定だ。

 同組合の副理事長で、富山市一番町のすし店「寿司(すし)正」店主の山下信夫さん(66)は、試作品開発に余念がない。10日にはブリやシロエビ、ベニズワイガニなどを並べ、出来具合を確認していた。同日朝に水揚げされた魚だけを使用。山下さんは「富山で魚を食べたいビジネス客や観光客は、すし店に来ることが多い。天然のいけすと呼ばれる富山湾の魚のうまさを味わってほしい」と話す。

 同組合や県観光課で作る富山湾鮨誘客キャンペーン事務局によると、富山湾鮨は1セット10貫で、すべて富山湾でとれた旬のネタと県産米のシャリを使用し、汁物もつけるのが条件だ。価格は2000〜3500円。

 隣県では新潟で地魚やウニなどを使ったすし「極み」、石川で地元の旬の食材にこだわった「能登丼」など、ご当地グルメが開発されており、県内でも新たな食の魅力を発信する必要性を指摘する声が高まっていた。また、新幹線開業で東京まで約2時間で結ばれ、富山への訪問者が増える可能性がある反面、滞在時間の短縮などが懸念される。関係者は、ご当地グルメが訪問者引き留めにつながることに期待。「富山が通過点にならないよう、食の魅力をPR」(県観光課)する考えだ。

 今後、参加店はポスターを掲示するほか、事務局がパンフレットを作成して季節ごとの旬のネタや参加店舗を紹介していくという。

(2011年11月13日 読売新聞)

1327チバQ:2011/11/16(水) 01:05:09
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/111115/wec11111522530009-n1.htm

大阪市内のホテル稼働率、V字回復の兆し 震災による振り替え需要も 
2011.11.15 22:46

 東日本大震災で大きく落ち込んだ大阪市内の主要20ホテルの客室稼働率が、7〜9月で、V字回復の兆しを見せていることが15日、分かった。震災直後の4〜6月の平均客室稼働率は前年同期比5・1ポイント減の76%超だったが、7〜9月は2・4ポイント増の86%へと約10ポイント改善した。JR大阪駅の新駅ビルの誕生や、震災以降、旅行先を関西に変更する“振り替え需要”が増加していることなどが牽(けん)引(いん)した。

 7〜9月に稼働率が改善しているのは大阪・梅田地区が中心で、JR大阪駅改修に伴う大阪ステーションシティの開業効果が寄与した形。また、震災の影響で旅行先を首都圏などから関西へ変更するなど、関西が旅行需要の“受け皿”になっている傾向があるといい、「国内レジャー客を中心に、夏休みの利用客が増えた」(大阪市内のホテル関係者)。

 ただ、4〜9月の上半期の稼働率でみると、前年同期比1・4ポイント減の約82%で、4〜6月の落ち込み分を取り戻すには至っていない。

 比較的好調な梅田地区でも「欧米の外国人客は前年と比べ約3割減の水準」というホテルもあり、外国人客をどう呼び戻すかが今後の課題だ。

1328チバQ:2011/11/17(木) 23:07:09
関西圏からの宿泊客が増加
[2011年11月17日 10:15]

県とJR九州が企画した観光列車を利用し、日田市豆田町を散策する観光客=10月1日
 大分県内を訪れる宿泊客数は5月以降、関西圏からを中心に前年度を上回る増加傾向が続いている。県は3月の九州新幹線開通の効果や、東日本大震災を受けて旅行先を西日本に振り向ける傾向が背景にあるとみている。今年は大阪での観光物産展の開催(7月)や九州の「横軸観光」を推進する実験的な事業を展開。“好機”を逃さないためには関西圏でのPR強化や広域観光ルートの開拓、定着が課題になりそうだ。

 震災で「西」へ 新幹線効果も

 県の観光統計調査によると、中国・四国、近畿、中部からの宿泊客は、震災のあった3月に前年同月比84〜98%に低迷。だが5月以降は毎月、全地域で前年同月を上回っている。特に近畿の増加率は毎月15%以上で、9月(3万2342人)は28%増だった。
 県は新幹線を縦軸とみた横軸観光のてこ入れ策で、2月から長崎、熊本両県とレンタカー会社で連携して「3県内どこでも乗り捨て無料」の企画を実施した。貸出数は9月までに計234件。各県とも月当たりの貸出数は10件前後にとどまったが、累積件数は大分が最多の88件だった。
 県観光・地域振興局は「旅の起点となっている点で観光客の増加に期待ができる」と分析。今後は大分と四国・関西を結ぶフェリーや飛行機の利用者へのPRに力を入れる考えだ。
 10月からJR九州と共同で新幹線が停車する久留米駅(福岡県)と大分駅の間をガイド付きで途中停車しながら走る「大分まちあるき観光列車」を運行。平均利用客数は約60人(定員は100人)で、「単発企画ではない観光列車としてはよく利用されている」(JR九州大分支社)という。
 ただ県外での観光PRは昨年度までほとんど福岡都市圏対象で、関東、関西向けの取り組みが遅れている。県は関西中心のPR強化に加え、県内の観光地を交通機関で結ぶ独自の観光ルート開拓を進める方針。

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_13214926282.html

1329チバQ:2011/11/17(木) 23:08:20
丹波の観光客2割増 日帰り客が大半
2011年11月16日

 丹波県民局は15日、2010年度に丹波地域を訪れた観光客は441万7千人と発表した。従来の県観光客動態調査を同年度は観光庁の新基準に基づいて調べた。
 新基準では1万人以上の施設・イベント計67を対象にし、観光施設を併設する道の駅なども調査対象に加えた。従来は1千人以上の施設・イベントを対象にしていたため、09年度の対象が220あった。入り込み客数は逆に増えて対前年度比は21・7%増となった。
 市別でみると、篠山市が240万3千人、丹波市が201万4千人。総入り込み客数のうち日帰り客が94・3%を占め、宿泊客はわずか5・7%。阪神都市圏から50キロ圏という近さが影響しているようだ。
 季節別では秋150万3千人(34%)が一番多く、夏の116万4千人(26・4%)、春の108万4千人(24・5%)、冬の66万6千円(15・1%)と続く。
 社寺参拝、イベントを除いて観光客の多かった施設は、20万人以上は丹波の森公苑、道の駅丹波おばあちゃんの里、味土里館、こんだ薬師温泉ぬくもりの郷。15万人以上は丹波年輪の里、お菓子の里丹波だった。
 イベントは(1)丹波焼陶器まつり(15万人)(2)デカンショ祭(8万8千人)(3)丹波篠山味まつり(4万5千人)(4)愛宕祭(4万人)(5)厄除(やく・よけ)大祭(3万5千人)の順だった。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001111160002

1330チバQ:2011/11/19(土) 13:26:07
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2011111802000190.html?ref=related
新幹線開業にらみ進出、改装 金沢ホテル投資加速
2011年11月18日

マンテンホテルが改装で増やすダブルのモデルルーム(同社提供)


供給過剰 懸念も高まる
 2014年度内の北陸新幹線金沢開業をにらみ、金沢市中心部でホテルに投資する動きが相次いでいる。マンテンホテル(富山市)は金沢駅近くの館で客室の4分の1を改装し、「トラスティ」を展開するリゾートトラスト(名古屋市)は北陸に初進出する。ほかの既存ホテルも投資計画の検討を進めている。(大島康介)

 マンテンホテルが改装するのは五百五十一室の「金沢マンテンホテル駅前」。十〜十二階にある百二十八室のシングルルームの部屋を広げ、ベッドを大きくしてツインルーム四十二室、ダブルルーム四十二室に変える。投資額は一億二千万円で着手しており、十二月末に完成する予定。

 これまではビジネス客のシングル利用を見込んだ客室構成にしていたが、新幹線によってビジネス客は日帰りが多くなり、家族やグループの観光客が増えると予想する。担当者は「観光客向けの宿泊プランも充実させていく」と観光にシフトする考えを示す。

 リゾートトラストの新ホテルは一三年夏に開業予定。金沢市香林坊の農林中金金沢支店跡地で、来年一月に着工する。「トラスティ」はハイクラスのビジネスホテルで全国七カ所目。金沢では十三階建て、客室数二百室の規模で計画している。シングルやダブルなど客室構成は公表していないが「新幹線開業でビジネスと観光の両面で需要が増えるだろう」(広報担当)とみている。

 既存ホテルも設備投資の機会をうかがっている。ANAクラウンプラザホテル金沢と金沢スカイホテルは「新幹線開業に向け、ハード面の取り組みを検討中」とした。

 一方、金沢市中心部はホテルの供給過剰も指摘されている。市観光交流課によると、一〇年末のホテル数は五十四軒、客室数は七千六百四十一室。東日本大震災後は外国人中心に低迷し、値下げ競争が激しくなっている。あるホテルの担当者は「新幹線開業までは需要の回復はあまり見込めない。好ましくない価格競争がしばらく続く」とみている。

1331チバQ:2011/11/19(土) 14:10:12
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111119-OYT1T00148.htm
トイレ不足困った…観光客増のスカイツリー周辺
 トイレ不足を解消せよ――。


 来年5月の開業が近づくに連れ、観光客が増えている東京スカイツリー周辺で、トイレの確保に向けた取り組みが加速してきた。東京都墨田区は、既存の3か所の公衆トイレで建て替え工事を行うほか、周辺の店舗にトイレを貸してくれるよう協力を呼びかけているところだ。また、NPO法人も、トイレを利用できる店舗や施設の入り口に共通の目印を掲げる計画を提案している。

 ツリー近くの業平橋と東武橋近くにある2か所の公衆トイレでは、個室を増やす建て替え工事が進められている。京成橋脇でも仮設トイレを撤去し、公衆トイレを建設する。いずれも来年3月末に完成予定。車いすで入れる「だれでもトイレ」も併設される。

 ツリー周辺では、特定の店にトイレ目的の観光客が列を作ったり、付近で立ち小便したりする人が出て、トイレ不足が問題になっている。このため区は昨年のゴールデンウイーク前に北十間川沿い2か所に仮設トイレを設置した。

 ツリーの開業で観光客はさらに増えると予想され、仮設トイレの設置や公衆トイレの建て替えで対応できるかは不透明だ。予算上の問題もあり、トイレの新設は簡単ではない。そこで、全国のトイレマップを作製しているNPO法人「Check(チェック)」(世田谷区)は近く墨田区に、「オープン・トイレ・プロジェクト」を提案する。

 プロジェクトは、周辺の店舗や施設にトイレの貸し出しを呼びかけ、協力してくれる店に共通のステッカーを掲示してもらう取り組み。14日から横浜市の中華街周辺で導入され、10店舗が加盟している。店はステッカー料金の800円を負担し、トイレを提供する。店の協力が得られるかが鍵だが、NPOは〈1〉トイレに立ち寄ったついでに、商品を買ってもらえる〈2〉インターネット上の地図にトイレの場所とともに店名も掲載される――など、店にもメリットがあるとしている。

 区道路公園課の担当者は、「公衆トイレで対応できない部分を、店の協力で補ってもらう関係が作れたら理想的」と期待している。(前田遼太郎)

(2011年11月19日08時09分 読売新聞)

1332チバQ:2011/11/19(土) 17:57:10
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111190155.html
鞆バイパスに第5の案
 福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画をめぐり、広島県が町中心部の交通混雑解消を目指すバイパス道路の新たな工法案を検討していることが18日、分かった。10月の鞆地区地域振興住民協議会で明らかにした4案とは別ルートの山側トンネルで、住民の意見を踏まえた家屋移転を伴わない案となる。27日にある次回協議会で推進、反対両派住民に提示する。

 県が新たに示すのは、町中心部を迂回(うかい)する山側のトンネル。前回協議会で示した4案のうちの山側トンネル2案に比べ、出入り口を町中心部から遠い場所に移すとみられる。

 これまでの山側トンネル2案では、県は出入り口を取り付けるため約10戸か約20戸の家屋移転が必要としていた。前回の協議会で住民が家屋移転への懸念を表明。このため、県は家屋移転を伴わない山側トンネル案として検討している。

 バイパス案をめぐっては、県は山側トンネル2案のほか、鞆港の一部を埋め立てて橋を架ける現行計画案▽一部を埋め立て海底トンネルを設ける案―の計4案を「技術的に比較する材料」として示した。鞆港内の景観に与える影響の有無が最大の違いとなっている。

 湯崎英彦知事は10月25日の記者会見で、バイパスについて「架橋か海にトンネルを通すか、町の後ろを通す(山側トンネル)かに収束する」と強調。県の工法案が計画の是非を最終判断する際の軸になるとの認識を示している。

1333チバQ:2011/11/21(月) 23:27:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20111120-OYT8T00821.htm
「越中料理」PR 観光客に照準

来年1月からキャンペーン コース提供


ブリの刺し身や富山牛など特産食材で作った道場氏の創作越中料理(県地域振興課提供)  ブリやホタルイカなど県内の特産食材を使った料理や、ますずしなどの郷土料理を「越中料理」としてブランド化し、観光客にPRしようと、県は来年1月中旬から、創作越中料理キャンペーンを展開する。ブリなどの食材は全国的に知られているが、料理の知名度は低いことから、実際に料理を食べてもらい、約3年後に迫った北陸新幹線開業に備え、観光客誘致につなげたい考えだ。

 富山市内で今月16日、県調理師会や県観光連盟などで作る「おもてなし『越中料理』魅力発信実行委員会」が開かれ、キャンペーンの実施を決めた。

 県地域振興課によると、前菜やメーン料理などの各皿に、富山湾の魚や県産野菜など旬の食材を一つ以上使用したコースの創作越中料理を、来年1月から2月末頃まで、県内のホテルや飲食店で提供してもらう。

 キャンペーン終了後も越中料理を食べてもらえるよう、ホームページを開設し、越中料理を提供する県内の飲食店を検索できるようにするほか、ブリ大根やますずしなどの郷土料理の歴史やレシピを掲載する。

 県は2006年から越中料理コンテストを開催するほか、今年2月には、テレビの料理番組で「和の鉄人」と呼ばれた道場六三郎氏に、越中料理を創作してもらい、東京都内の旅行会社や飲食店の関係者にPRしてきた。

 同課は「越中料理の魅力を県外の人たちに広く知ってもらうきっかけにしたい」としている。創作越中料理を出すホテルや飲食店も来月から募集する。問い合わせは同課(076・444・9605)へ。

(2011年11月21日 読売新聞)

1334チバQ:2011/11/26(土) 11:57:39
>>1308
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20111126/CK2011112602000105.html
水上交通網整備へ調整 市側「レゴランド」観光客増に
2011年11月26日


 名古屋市議会の11月定例会は25日、本会議を再開した。個人質問で、市側は名古屋港の金城ふ頭と名古屋城などの観光地を水路でつなぐ水上交通網を2016年度をめどに整備する方針を明らかにし、民間業者などとの調整に入る考えを示した。民主の加藤一登議員(港区)の質問に答えた。

 水上交通網は、名古屋港を拠点に、名古屋城から熱田神宮付近を経由して伊勢湾に注ぐ堀川と、並行して西側を流れる中川運河を船で往来できるようにする構想。回遊性を高め、市は金城ふ頭に誘致する子ども向けテーマパーク「レゴランド」やJR東海の「リニア・鉄道館」の集客力を市全体の観光客増につなげる考えだ。

 現在は堀川の一部で民間業者が遊覧船を運航。入倉憲二副市長は「運営には採算性の確保などの課題があるが、水上交通網形成に取り組みたい」と表明。河村たかし市長は「プロジェクトチームを立ち上げる」と述べた。

 レゴランドの建設に合わせ、金城ふ頭にホテルや飲食店、ショッピングセンターなどの施設誘致も検討されている。市は一帯の集客数を国際展示場やリニア・鉄道館と合わせて年550万人と想定。経済効果は640億円が見込まれ、2000人以上の雇用が期待できるという。

 自民の成田隆行議員(天白区)は名古屋市が12年度中の治療開始を目指す陽子線がん治療施設を取り上げた。

 米ヒューストン市のMDアンダーソンがんセンターが昼夜の2交代制を採用して年1000人を治療している例を紹介し、市の治療方針をただした。

 長谷川弘之健康福祉局長は「早朝や夜間に治療を行うため、2交代制の導入に積極的に取り組む」と答弁。小児がんの治療にも活用する方針を示した。

 (北島忠輔)

1335チバQ:2011/11/26(土) 12:02:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20111124-OYT8T01123.htm

美肌実践 倉吉へ「女子旅」

 女性同士で集まる「女子会」がブームとなる中、倉吉市観光協会が、美容やグルメ、恋愛にまつわる場所を2日間かけて巡る「女子旅」を企画した。市内には江戸時代からの町並みが多く、同協会も歴史や文化財を売りにしてきたことなどから、年配の観光客が目立つ一方、若い女性は少なかった。今月から同協会のホームページ(HP)にモデルコースを掲載しており、「きれいをチャージ」を合言葉に、県内外から女子たちの目を引きつけたい考えだ。(上田貴夫)

 企画したのは同協会と県観光連盟の20〜30歳代の女性スタッフ4人。協会が昨年度、市内の白壁土蔵群周辺で観光客622人に行ったアンケートで、50歳以上が56%(351人)を占め、20、30歳代はそれぞれ14%(84人)にとどまるなど、同協会は「年配者が好むまちというイメージとなりつつある」と分析。20〜30歳代の女性を中心に、新たなファン層の開拓が必要と考えた。

 4人は、8月下旬から2か月間、倉吉市など県内の女性向けの観光地を巡り、試食を重ねてスポットを厳選。視察にあたっては「普通の女子としての目線」を大切に、地元で行きつけの場所や好きなスイーツなどを案として出し合い、その中から絞り込んだという。

 その結果、モデルとして提案したのは1日目に智頭町を出発してマイカーで三朝温泉に向かい、2日目に倉吉市内を巡るコース。立ち寄るのは計10か所で、ランチや土産用の店も盛り込んだ。

 最も力を入れたのは美容の分野で、三朝温泉の「熱気浴」を取り上げ、免疫力を高める効能を「吸うだけでアンチエイジング」と老化防止をPR。ランチは倉吉市の喫茶店「赤瓦五号館久楽」で食べられるコラーゲンたっぷりのスープを使った麺料理、お土産は三朝温泉の源泉を使った化粧水「三朝みすと」と、健康や美容にこだわった内容となっている。また、恋愛スポットとして、直径8メートルの巨大な星占盤で相性を占える満正寺(倉吉市)を挙げた。

 個人旅行を想定しているが、今後は旅行会社にもツアーを提案する予定。市観光協会の川上千尋さん(34)は「同世代の感覚で行きたい、食べたいと思う所にこだわった。若者グループを呼び込めると思う」と期待を込めていた。

 県中部ではこのほか▽恋谷橋(三朝町)▽波波伎(ははき)神社(倉吉市)▽白壁土蔵群(同)▽カフェ「白壁倶楽部」(同)▽総菜店「Kitchen彩」(同)などを紹介している。市観光協会(0858・23・2008)のHPはhttp://www.apionet.or.jp/kankou/

(2011年11月25日 読売新聞)

1336チバQ:2011/11/27(日) 14:49:21
http://www.asahi.com/national/update/1126/OSK201111260044.html
2011年11月27日10時53分
アクセス殺到「レディー・カガ」 石川の加賀温泉PR

 「レディー・カガ」って誰? ユーチューブに11月に投稿されたある動画が、評判を呼んでいる。アクセス数は10日間でなんと12万件以上も。

 その正体は、石川県の加賀温泉郷の旅館や飲食店で働く女性ら。駅でお出迎えする姿を動画で投稿したほか、ポスターでも観光をPRしている。

 3年半後の北陸新幹線開業に向け、若手旅館経営者らが知恵を絞った。仕掛け人の一人は「どこかの人気歌手と勘違いした人もいるでしょう」とにんまり。

1337チバQ:2011/11/27(日) 14:50:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20111126-OYT8T00865.htm

私たちレディー・カガ
加賀温泉郷の看板娘 動画が人気


温泉街の看板娘がPR役を務める「レディー・カガ」のポスター 山代、山中、片山津(加賀市)、粟津(小松市)の加賀温泉郷で働く女性たちが、米人気歌手の名前をもじった「レディー・カガ」を名乗り、温泉街をPRする動画がインターネットで話題を呼んでいる。別々に誘客する時代が長かった4温泉が、約3年後の北陸新幹線金沢開業をにらみ、一体となって取り組んだ企画。反響の大きさに、温泉郷関係者は「首都圏からの誘客の起爆剤になれば」と盛り上がりを見せている。(多可政史)

 レディー・ガガは2008年のデビュー後、発売したシングルが各国でセールス1位を次々と記録している世界的歌手。奇抜なファッションとステージ演出で注目を集める一方、東日本大震災後にチャリティー活動を行ったことでも有名となった。

 「ガガ」と「加賀」をかけた「レディー・カガ」は、県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部加賀支部のメンバーのアイデア。20〜45歳の旅館の仲居や芸妓(げいこ)ら60人が、駅のホームで笑顔でおじぎをしたり、はにかみながら手を振ったりする動画を制作し、今月、動画サイト「ユーチューブ」で公開した。

 本家のような派手な衣装やパフォーマンスはないが、“看板娘”たちの素朴な笑顔を強調し、丁寧なもてなしをアピール。視聴者からは「センスがある」「ガガのようにもっとはじけて」など様々なコメントが寄せられ、視聴回数も26日現在で13万回を超えた。

 「関西の奥座敷」とも呼ばれ、「接客にうるさい関西の人に愛された丁寧なもてなし」が自慢の同温泉郷だが、北陸新幹線開通に向けて、特に首都圏での知名度向上が課題だった。支部長で旅館経営者の萬谷(よろづや)浩幸さん(36)は「新幹線が金沢までだからこそ、加賀温泉郷は、4温泉が一体となり、各地の良いところを取り入れながら積極的に客を呼び込む必要がある」と力を込める。

 大きな反響に支部のメンバーも「つかみはOK」と手応えを感じた様子。今月30日には登場した女性が一堂に会する初の全体会議を行い、今後の方針を話し合うといい、萬谷さんは「東京のイベント参加や『レディー・カガお薦めスイーツ』の開発など、構想は広がります」と意欲を見せる。

 「レディー・カガ」の一人で、山代温泉のすし店女将(おかみ)の市川勝美さん(42)は「動画を通じて心のこもったおもてなしが伝わればうれしい。こんな女性たちに会いたいと思って加賀温泉郷を訪れる人が増えてくれれば」と話している。

(2011年11月27日 読売新聞)

1338チバQ:2011/11/27(日) 15:01:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20111126-OYT8T00978.htm

議論1年半 知事判断は 推進、反対派 対立明確に

鞆の浦事業 県きょう新提案


港湾の埋め立て架橋事業の是非を巡り、長年揺れてきた鞆の浦。湯崎知事の判断が注目される  福山市の景勝地「鞆(とも)の浦」の埋め立て架橋事業をめぐり、県と住民が続けている協議会が27日、地元で開かれる。湯崎知事の提案で1年半にわたり、同じテーブルで17回の議論を重ねた推進、反対両派だが、決着まで紆余(うよ)曲折が予想される。任期折り返しを迎える湯崎知事の事業判断が最大の焦点となる。(矢沢寛茂、石原敦之)

 「県民起点、現場主義、予算から成果主義への転換に尽きる」――。湯崎知事は22日の定例記者会見で、29日の就任2年を前に、県政トップが重視する事項は当初と変わらないと強調した。

 県主導の投資ファンドは地元のマツダや中国電力などの出資を取り付け、目標を上回る約105億円となる見通しだ。4月に松井一実市長が就任したのを機に、広島市とは11年ぶりに10月から人事交流を再開。県と政令市の二重行政解消をテーマに研究会も設置した。

 県議会の林正夫議長は「着実さ、スピード感という新しい風を吹き込んだ」と評価する。知事がマニフェスト(公約)として提唱した新規事業は順風満帆に見えるが、それとは対照的に、鞆の浦の事業では慎重さが際立つ。

 「禍根を残さないように、解決につなげたい」。湯崎知事は昨年5月、訴訟とは別に推進・反対派による協議会の設置を提案。観光客の車による渋滞緩和や生活環境の改善などの解決に向け、月1回のペースで話し合いを重ねた。県道に離合場所を設けたり、港湾整備など周辺環境を改善したりする点では意見が一致した。

 ところが、景観や事業の是非に及んだ10月23日の協議会では、双方の住民の対立が明確化。県側から埋め立て架橋のほか、▽埋め立て海中トンネル▽埋め立てをせずに、山側にトンネルを掘ってバイパスを2ルート通す――計4案が提示された。県は27日の協議会でさらに山側に移した別ルートのトンネルも想定し、家屋移転のない案を示す。

 県の提案を受けて、「今までの議論は何だったのか」と不満をあらわにするのは、推進派の鞆町内会連絡協議会の大浜憲司会長。「1年半もかけて過去の議論に逆戻りしただけだ」と、埋め立て架橋の実行を強く求める。住民訴訟原告団の松居秀子事務局長は「景観への配慮で優れる山側トンネルが最適なのは明らか」とし、意見は平行線だ。

 福山市の羽田皓市長は「信じて見守ってきたが、あまりにも県の判断が遅い」とし、こう指摘した。「控訴審で高裁の判断を仰ぐのが、地元にとって最も禍根を残さない」

 知事の「決断」が待たれる。

■鞆の浦埋め立て架橋事業

 県が1983年に事業計画を策定。沿岸1.9ヘクタールを埋め立て、駐車場やフェリー桟橋を整備し、海上に長さ179メートルの橋を架ける。工期は約10年で、事業費は約55億円。

 事業に反対する住民らは2007年4月、「世界遺産級の景観を損なう」などと県の埋め立て免許の差し止めを求めて提訴。地裁は09年10月、原告の主張を認め、県に事業を差し止める判決を出したが、県が控訴して係争中。

 ご意見、ご感想を広島総局にファクス(082・243・0103)や電子メール(hiroshima@yomiuri.com)でお寄せ下さい。

(2011年11月27日 読売新聞)

1339チバQ:2011/11/28(月) 22:29:16

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20111127-OYT8T00709.htm
客足減、今月末で休業
与島「フィッシャーマンズ・ワーフ」


休業する瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ(坂出市で)  瀬戸大橋につながる与島(坂出市)にある観光レジャー施設「瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ」が、30日限りで休業する。1988年に瀬戸大橋が開通して数年は大勢の観光客でにぎわったが、ブーム終了後は減少に歯止めがかからず、経営難が続いていたという。運営会社側は「今後のことは(再開も含めて)未定」としている。

 運営会社によると、レストランを27日で閉じ、土産物コーナーの営業も28日で終えて、30日まで片づけを行ったうえで全館休業する。坂出市は施設の一角を借りて与島港の管理業務を行っており、プレハブの管理棟を建てて対応する。

 フィッシャーマンズ・ワーフは、京阪電鉄(大阪市)が瀬戸大橋開通の88年にオープンさせた。レストランのほか鮮魚販売や遊覧船クルーズなども人気を呼び、初年度の入場数は約500万人に上った。その後は客足が鈍り、2003年に京阪電鉄が撤退。鳥取市の建設会社・八幡コーポレーションの子会社が運営を引き継いだが、ここ数年は約50万人に減り、同社は「回復の見込みがない」として休業を決めたという。

 坂出市内や岡山県から通う従業員十数人のうち、唯一、与島に住むという女性(60)は「開通当時は朝から晩までお客さんが来て忙しかった。休業は本当に寂しい」と話していた。

(2011年11月28日 読売新聞)

1340チバQ:2011/11/28(月) 23:44:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20111124-OYT8T01340.htm

さぬき市 2温泉施設 年度末休止

さぬき市は24日、市施設管理公社が運営する4か所の温泉施設のうち「グリーンヒル大串」(鴨庄=旧志度町)と「ツインパルながお」(長尾名=旧長尾町)の営業を今年度末で休止すると発表した。いずれも2002年の合併前に旧町が建設した施設で、赤字が続いていた。市は公社に対し、累積赤字4730万円を全額補填(ほてん)した上で、民間の委託先を探し、再開と従業員(計12人)の雇用確保を目指す。

 公社はほかに「ゆ〜とぴあみろく温泉」(大川町富田中)、「春日温泉」(寒川町神前)を運営。1989〜98年に旧町が競うように建設したが、合併以降は春日温泉を除いて赤字が続き、市は04〜10年度、公社に計2億3000万円を投入、赤字を一部補填していた。

 10年度には経営改善計画を策定し、営業日を短縮するなどして3000万円の収支改善を目指したが、効果は1000万円にとどまり、赤字幅の大きい2施設の運営を断念した。補填費用は12月補正予算案に盛り込む。

 宿泊施設を兼ねたグリーンヒルは、昨年度の利用客が約5000人と5年前の5分の1に。プールやアリーナを備えたツインパルは13万4000人で逆に1万3000人増えたが、燃料費がかさんでいたという。

 同市は合併時、旧5町が運営していた計6か所もの温泉施設を抱え込んだ。旧寒川町の「カメリア温泉」は08年3月で休業したが、地元住民の出資法人が同年5月に引き継いで再開。旧津田町の「クアタラソさぬき津田」は、別の公社が運営している。

 記者会見した大山茂樹市長は「施設の重複にスピード感を持って対応できなかったことは反省点」としたうえで「存続の最後のチャンスと考え、委託先探しと、残る2施設の経営改善に取り組む」と述べた。

(2011年11月25日 読売新聞)

1341チバQ:2011/11/29(火) 23:54:44
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001111280004

山側トンネル案追加/鞆の浦問題
2011年11月28日

 鞆(とも)の浦の埋め立て・架橋問題について推進、反対両派が話し合う県主催の住民協議会が27日夜、福山市鞆町鞆であった。県は、県道の混雑を解消するバイパスをめぐり、前回示した4案に加え、家屋移転のない山側トンネル案を示した。仲介役の弁護士は、「議論が一定の到達点に達した」とし、今後、幅広い住民に協議会の議論に関する説明会を開き、最終的な意見をまとめる考えを示した。


 協議会は非公開。両派の住民各6人と仲介役の弁護士、県側から城納一昭副知事らが出席した。


 終了後の県の会見などによると、新たな山側トンネル案は、前回県が示した二つの山側トンネル案のルートより、山奥側を通る。鞆の浦の町中から遠くなるが、工事の際に移転させる家屋がないのが特徴。前回の二つの山側トンネル案では、10〜20戸程度の家屋移転が必要だとしている。


 また県は、フェリー乗り場や駐車場の整備について、鞆の浦の湾内に設ける案と、湾外となる鞆の浦北部の海岸に設ける案を説明。埋め立てとセットの架橋案や海底トンネル案なら一緒に整備できるが、山側トンネル案の場合は別に整備する必要があるとした。


 仲介役の弁護士は、両派のこれまでの議論で「意見が完全に一致したとは考えていない」としつつも、道路事情の悪さやバイパス整備の効果、景観の大切さなどについて一定の共通認識ができたと説明。協議会に参加していない住民にも説明会で議論の内容を報告し、意見を聞くとした。その後、改めて協議会を開くが、その時期や、湯崎英彦知事が出席するかは未定という。


 終了後の会見で、推進派で鞆町内会連絡協議会の大浜憲司会長は「景観をベースにした(反対派の)考え方と、『生活道路としての機能を優先させてほしい』という我々の主張は平行線だ」と話した。


 反対派で埋め立て差し止め訴訟原告団の松居秀子事務局長は「もっと早く検討案を示してもらいたかった。歴史的景観の価値を認識すれば、埋め立て・架橋はあり得ない」と訴えた。(吉田博行、水田道雄)

1342チバQ:2011/11/29(火) 23:55:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20111128-OYT8T00022.htm

鞆の浦事業 住民協 次回で最終取りまとめ 推進派不満、反対派は歓迎

県第5案提示


仲介者の弁護士2人(手前)を前に、分かれて座った推進派(左側)と反対派の住民たち(福山市鞆支所で)


 福山市鞆町の港湾埋め立て・架橋事業を巡り、県の主催で推進、反対両派の住民が話し合う、18回目の鞆地区地域振興住民協議会が27日夜、同町の市鞆支所で開かれた。仲介者の弁護士は、「(話し合いは)一定の到達点に来た」とし、議論の内容を広く町民に説明する会合を近く開き、次回の協議会で最終的な取りまとめを行う方針を示した。湯崎知事はその後、事業について判断するものとみられる。(石原敦之)

 県は、10月の前回会合で、幅の狭い県道のバイパスに必要な機能を議論するため、従来の埋め立て・架橋案と、埋め立て・海中トンネル案、2ルートの山側トンネル案の計4案を提示。埋め立て・架橋以外の案では家屋移転が必要とされ、住民から懸念の声が上がったことから、この日、家屋移転が不要な山側トンネルの新ルートを第5案として示し、両派の意見を聞いた。

 会合は非公開で、県によると、仲介者が、18回の会合を重ねた今も「(両派の)意見が完全に一致したとは考えていない」としながらも、「何らかのバイパスで地域の課題に対応できることが、共通に理解できた」と説明。協議会で両派の認識が一致した項目について、住民に直接、話す機会を設けることを提案。両派とも受け入れたという。

 協議会が大詰めを迎えたことについて、終了後に会見をした、推進、反対両派には温度差があった。

 推進派の住民団体「鞆町内会連絡協議会」の大浜憲司会長は「到達点の意味がよく分からない。反対派は景観、私たちは(交通環境を改善して)『命を守ってくれ』というのが主張のベース。平行線であることを改めて感じた」と不満をにじませた。

 反対派で、住民訴訟原告団の松居秀子事務局長は、「もっと前に到達点に来ていた」と最終的なとりまとめを歓迎。「生活環境、景観を破壊しない(いずれかの)山側トンネルという結論に達するはず」と期待した。

(2011年11月28日 読売新聞)

1343とはずがたり:2011/11/30(水) 08:42:02
>>1341
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/TOMO/35000001111280004.jpeg

>>1342
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/TOMO/20111128-634034-1-L.jpg

1344チバQ:2011/11/30(水) 19:52:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20111129-OYT8T01302.htm

瀬戸内観光 海空一体で 空港起点に沿岸、島クルーズ
県、旅行業者に魅力売り込み


船から阿伏兎観音を撮影する参加者(福山市で)  瀬戸内海に点在する観光資源をつないで広域的な観光振興に結び付けようと、広島空港(三原市本郷町)を起点に、主に客船で沿岸、島しょ部の観光スポットを巡る「空と海をつなぐ瀬戸内クルーズ」を県が企画した。三原市から尾道市を経て福山市の景勝地・鞆の浦までを船で巡るルートで29日、旅行業者を案内し、魅力を売り込んだ。(石原敦之)

 湯崎知事が瀬戸内地域のブランド力向上を目指して推進する「瀬戸内 海の道構想」の一環で、旅行業者3社の計8人が参加した。一行は午前9時30分に広島空港をバスで出発し、三原市の筆影山展望台から瀬戸内の多島美を眺めた後、三原内港から30人乗りのチャーター船に乗り込んだ。尾道市の生口島や市中心部の桟橋「おのみち海の駅」に立ち寄り、沼隈半島に向かった。

 福山市沼隈町の造船所では、係留されている船を間近に見て、参加者らはその大きさに驚いた様子。海にせり出した岩肌に立つ、磐台寺の朱塗りの観音堂「阿伏兎(あぶと)観音」が近付くと、船室の外に出て写真に収めていた。

 日本旅行広島仕入販売センター(広島市)の金満修二所長は「海から眺める陸の姿は新鮮だった。クルーズは旅情もあり、旅行商品として可能性は高い。船をチャーターすると費用がかかるため、満足度と価格のバランスをどう取るかが、今後の課題になる」と話していた。

 県港湾企画整備課の友道康仁・港湾計画担当監は、「瀬戸内の魅力を、潮風の香るクルーズという新しい観点でブランド化することで、各地域の港のにぎわいにも結び付けていきたい」と力を込めた。

 県は30日にも竹原、呉両市を経て広島市内に向かうコースを案内。参加業者にアンケートをして、コースや桟橋の改善点を検討、商品化を提案していく。

(2011年11月30日 読売新聞)

1345チバQ:2011/11/30(水) 19:54:32
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111130/biz11113019310027-n1.htm

ファーストクラスの機内食が大人気に 大阪市内のホテルで
2011.11.30 19:29
 スイスホテル南海大阪(大阪市中央区)とルフトハンザドイツ航空が共同企画したファーストクラスの機内食が、同ホテルの日本料理店「花暦」で人気メニューとなっている。

 関西国際空港発フランクフルト行きのファーストクラス席で11月から提供されている「牛頬肉と丸大根の煮物」や「ずわい蟹の握り寿司」などのコースで、料金は9240円。往復で150万円のファーストクラス席の料理が手軽に楽しめるとあって、約1カ月で200食を販売し、「カップルや家族連れに人気」(広報)だという。

 ホテルでは来年2月29日までの期間限定で提供する予定だ。予約・問い合わせは、同ホテル花暦((電)06・6646・5127)。

1346チバQ:2011/11/30(水) 20:33:47
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001111300002

ボンネットバスツアー盛況/美作市
2011年11月30日


美作市の大原地区を走るボンネットバス

■レトロバスに女性殺到


 鉄道好き「鉄子」、航空ファン「空美ちゃん」に続くのは「バス女」? 美作市が今年から始めたボンネットバスの無料ツアーに、女性客が殺到している。全20回が「満員御礼」。すでに来年の予約受け付けも始まり、美作路を快走中だ。


 市が所有するバスは赤と黄色がトレードカラー。「みまさか市観光ボランティアガイドの会」(中川正彦会長)の会員が、観光地や名勝などを案内してくれる。レトロなバスに乗ってゆったり楽しめるせいか、客の9割以上が女性だ。


 来年は26回に増便。「花と祭り」をテーマに、林野神社など「新春三社巡り」(1月21、22日)から始まり、「観音寺 天石門別神社紅葉狩り」(11月3、4日)まで、8月を除いて毎月企画する。


 「雪の幻想 かまくらファンタジー」(1月28日)、「河会ホタル祭りと岡山国際サーキット」(6月2日)など、夜間の催行も加えた。


 湯郷温泉観光案内所を発着点とする約6時間のコース。定員は14人。オーバーしたら、「ボンネットバスでなくてもいい」という客に限って8人まで、公用車を使って同じコースを案内することにした。


 昼食休憩は各コースの食事どころで約1時間とる。これは自己負担だが、乗車料金やガイド代は無料。


 予約は年間を通して受け付けていたのを、来年は催行日の2カ月前から。一度に複数の予約を入れられなくなることで、「一人でも多くの人に楽しんでもらいたい」との配慮からだ。現在、1月分の予約を受け付けている。


 運行経費などは市の持ち出しだが、市商工観光課は「美作の観光知名度がアップしてくれれば」。中川さんも「研修でガイドのレベルアップをめざしたい」と張り切っている。


 問い合わせは商工観光課(0868・72・6693)、予約は中川さん(090・6836・1425)へ。(中村二郎)

1347チバQ:2011/12/02(金) 22:51:27
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011120290113220.html
快適な旅後押し 千葉県のサイクリングコース
2011年12月2日 11時32分


 千葉県が中房総と南房総両地域に設定したサイクリングを楽しめるモデルコースや、休憩地点「サイクルステーション」の利用が、一日から可能になった。高低差が少ない地形や温暖な気候を生かし、自転車を使う観光・サイクルツーリズムを推進する一環で、快適な自転車旅行を後押しする。 (堀場達)

 モデルコースは初級、中級、上級が二コースずつあり、走行距離は四三・九〜一〇四・九キロ。例えば中房総地域の初級(五五キロ)は、小湊鉄道のサイクルトレインを利用し、山間部の上総中野駅をスタート。養老渓谷や高滝ダムを経て、緩やかに下りながら同鉄道の五井駅にゴールする。

 最長となる南房総満喫ロングライドコース=地図=は、南房総市を起点に半島を一周する上級者向けだ。

 各コースに三〜六カ所のステーション(計二十一カ所)が組み込まれ、トイレを使ったり、食事や水分補給に役立ててもらうほか、自転車の修理用工具や空気入れを無料で貸し出す。目印にのぼり旗を立て、自転車の盗難防止などに配慮した収納器などを備えた所もある。

 県は昨年から中房総地域の十市町と、南房総地域の四市町で「サイクルツーリズムモデル事業」に取り組んでいる。

 同事業は、(1)快適・便利にサイクリングを楽しめる環境づくり(2)サイクリストを千葉にひきつけるイメージづくり(3)サイクルツーリズムを推進する体制づくり−を目指すもの。今回はサイクリング環境やイメージづくりのため、モデルコースを設定した。

 ガイドマップも三万部作成し、モデルコースや各ステーションの営業時間、危険箇所などの情報を掲載した。マップは近く、県のサイクリングポータルサイトでも紹介される予定だ。問い合わせは県観光課=電043(223)2419=へ。

(東京新聞)

1348チバQ:2011/12/02(金) 22:59:02
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/65685

再生機構が支援決定 鴨川シーワールド運営会社
2011年12月02日 10:33
--------------------------------------------------------------------------------

 企業再生支援機構は1日、鴨川シーワールド(鴨川市)などを運営するグランビスタホテル&リゾート(東京都中央区)の事業再生を支援すると発表した。同社は不況による観光客減少で業績が悪化。約16億円の債務超過に陥り、三井住友銀行と連名で支援を申し込んでいた。

 同社は鴨川シーワールドのほかに、札幌グランドホテル(札幌市)などのホテル、ゴルフ場、ハイウェーレストランなど全国でレジャー施設を運営。バブル崩壊後の観光需要減少で業績が低迷。東日本大震災も追い打ちとなり、自力での経営再建が困難となった。

 同機構は同社の発行済み株式を取得するほか、16億円を出資。経営人材を派遣するなどして再建を目指す。金融機関に対しては、返済計画の見直しを要請する計画。生産性の向上を図り、今後3年をめどに不採算事業からの撤退を含め判断する。


--------------------------------------------------------------------------------

1349チバQ:2011/12/02(金) 23:48:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20111202-OYT8T00014.htm

神戸ベイシェラトン買収




.ホテルニューアワジ スパ設備充実
 ホテルニューアワジ(洲本市)は1日、神戸・六甲アイランドにある神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ(神戸市東灘区)の運営会社を買収した、と発表した。今後はホテルニューアワジの子会社「HNA神戸」が運営にあたる。同社の木下学社長は同日、ベイシェラトンで記者会見し、「スパ(温浴)設備を充実させ、これまで培ってきた和のおもてなしで差別化を図りたい」と述べた。

 ベイシェラトンはJTBが建設し、1992年に開業。阪神大震災の影響などから経営不振となり、2005年に米投資ファンド「ローンスターグループ」に売却され、09年からは系列会社「SHR神戸」が運営していた。買収額は公表していない。

 木下社長は、夜景の見える風呂などを整備し、リゾート性を高める方針を表明。六甲アイランドに住む外国人住民など主に県内の客を取り込む考えで、「地域の方に愛されるホテルを目指したい」と話した。

(2011年12月2日 読売新聞)

1350チバQ:2011/12/02(金) 23:52:36
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001112020003

県東周遊バス、再出発
2011年12月02日


県東部の観光名所を巡るボンネットバス=芸西村西分甲

 県東部の観光名所を巡る「高知東海岸観光周遊バス」が1日からコースを一部変更し、料金も安くして再スタートを切った。


 バスは昨年1月、「土佐・龍馬であい博」の開幕に合わせて高知東部交通が運行を始めた。レトロな14人乗りボンネットバスで、毎日1便(午前9時〜午後5時)。安芸市の岩崎弥太郎生家や北川村の中岡慎太郎館などを巡り、昨年度は1250人が利用した。


 ところが、同博が終わった今年度は利用者が激減し、4〜9月はわずか172人に落ち込んだ。


 そこで今回、平日は国の近代化産業遺産に認定されている奈半利町の藤村製糸工場などをコースに加え、土日祝日は同町の登録有形文化財の高田屋(蔵資料館)を加えた。各施設の入館料を含む料金も、大人は2200円から1900円に、中高生は1500円から1300円に安くした。小学生は500円のまま。


 同交通は「安芸市内の観光にはガイドも付き、手軽に県東部の魅力を知ってもらえる」と利用を呼びかけている。バスは午前9時に芸西村の土佐ロイヤルホテルを出発し、安芸市内の3カ所でも乗車できる。問い合わせは同交通安芸営業所(0887・35・3148)へ。(伊藤雅哉)

.

1351チバQ:2011/12/03(土) 22:34:53
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001112030003
HTB 来期は190万人 業績予想
2011年12月03日

 ◎国内中心に10万人増


 佐世保市のハウステンボスは、2012年9月期(11年10月〜12年9月)の単体業績予想をまとめた。来春の開業20周年記念イベントで集客増を図るとし、入場者数は前期(10年10月〜11年9月)から5.5%増の190万人、売上高は同15%増の152億円と見込んでいる。


 ◎上海・釜山に出張所


 11年9月期の単体決算と合わせて1日に発表した。東日本大震災で落ち込んだ海外客の回復はすぐには見込めないとみて、当面は国内客に力を入れる。


 ハウステンボスは来年3月25日、開業20年を迎える。これに合わせて春の看板イベント「チューリップ祭」を例年より盛大にし、冒険型の新アトラクションも設けて集客をテコ入れすることで入場者数は前期に10万人上乗せの190万人が確保できると見込む。


 本業のもうけ示す営業利益は前年同期比23%増の13億円、経常利益は同10%増の22億円(市の再生支援交付金約8億円を含む)をそれぞれ予想する。


 大震災に見舞われた11年9月期の海外客は14万3千人と、その前の期の3分の2まで落ち込んだ。歴史的な水準の円高の影響もあり、海外からの客足の回復にはなお時間がかかるとみられている。


 その一方、来春は長崎―上海航路の定期運航開始が予定されることから、中期的な海外客の回復・増加策に手を打つ。中国・上海と韓国・釜山にそれぞれ出張所を設け、両都市圏に集中して営業をかける方針だ。


 沢田秀雄社長は1日にあった記者会見で「来年3月から、円高と震災で落ちた海外客の取り込みに再び力を入れる。1年かけて30万人にまで増やしたい」と話した。(市川雄輝)

1352チバQ:2011/12/04(日) 13:30:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20111203-OYT8T00814.htm
内陸線「観光に特化」

次期社長酒井氏 角館来訪者に「売り込む」


経営再建への構想を語る酒井新社長(県庁で) 第3セクター「秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)」の次期社長に決まった元大手百貨店店長の酒井一郎氏(63)=写真=が、県庁で記者会見し、経営再建に向けた構想を語った。

 酒井氏は豊田そごう常務取締役店長、広島そごう総務部長などを歴任。豊田スタジアム(愛知県豊田市)の運営会社に転じた後、2009年6月に退職。内陸線の社長公募をインターネットで知り、応募した。

 酒井氏は会見で、「内陸線沿線には様々な観光資源があるが、そこに行くには駅からのアシが必要。交通手段としての存続は厳しい」との認識を示し、「それ自体で乗って楽しい、観光路線に特化した鉄道を目指す」と抱負を述べた。

 観光路線化のポイントには、内陸線の始発駅がある仙北市角館町への売り込みを挙げ、「年間250万人といわれる角館の観光客に、内陸線にも乗ってもらえるようツアープランを売り込む」と構想を語った。

 内陸線は12年度までに赤字を2億円以下とする目標を掲げているが、今年度は約2億6300万円の赤字を見込んでいる。酒井氏は「半端な数字ではない。県や旅行会社にもアプローチし、いかに観光路線化できるかが重要だ」との認識を強調。路線存続にかける思いを問われると、豊田そごうの経営再建に向けて大規模なリストラに取り組んだ経験に触れ、「豊田そごうの存続はかなわなかったが、リベンジとして、内陸線に持てる力のすべてを出して頑張りたい」と力を込めた。

 酒井氏は神戸市の自宅に妻と娘2人を残して単身赴任し、北秋田市内に住む予定。任期は今月5日から13年6月まで。報酬は年700万円。

(2011年12月4日 読売新聞)

1353チバQ:2011/12/04(日) 13:31:20
http://www.asahi.com/car/news/OSK201112020149.html
ボンネットバス復活 広島・呉で観光向けに再活用[PR]

 来春、市営バス路線をそっくり広島電鉄に譲り移す呉市交通局は、所有する1968年登録のボンネットバスを、観光向けに再活用する方針を決めた。古くなったため、2年前から車庫で保管されてきたが、現役のボンネットバスは県内に2台だけ。広電には渡さず、市の貴重な財産として、もうひと頑張りしてもらう。

 いすゞ自動車製のBXD30型。どことなく愛敬がある丸4灯式ヘッドライトの最終モデルだ。全長約8.3メートル、定員48人でナンバープレートの表示は「広島2」。広島運輸支局によると、71年3月末までの営業バスに使われた。いまでは珍しいプレートだという。

 車両は85年11月まで呉駅前発着の路線バスで活躍し、その後は2009年春まで貸し切りバスなどに使われた。現在は営業所の車庫に保管され、「バスまつり」といった特別なイベントで時々、走る姿を見せるだけになっている。

 バス路線の民間移譲を背景に、「廃車になるのか」と心配するファンの声が市交通局に寄せられていた。復活を願う市民らの期待にこたえ、市は「貴重な財産。根気よく整備を続け、元気に走る姿をみてほしい」と、来年度からボンネットバスの所属を産業部に移し、観光振興に役立てることにした。冷房設備がないため、期間限定で呉市内の史跡などを探訪するループ(循環)バスに利用するアイデアなどが出ている。

 市交通局の話では、中型のボンネットバスは1950年代に全盛期を迎えた。その後、主流が箱形バスに移り、60年代には生産が中止されていった。現在も一線で活躍中のボンネットバスは、全国でもわずかに23台。県内では、呉市営のほか福山市の鞆(とも)鉄道の車両(58年登録)だけになっているという。

 ボンネットバスの映像は、呉市営バスのホームページ(http://www.kurecitybus.jp/)の「映写館」で見ることができる。(中川正美)

1354チバQ:2011/12/05(月) 21:49:45
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111205_3
本県観光は「南高北低」 平泉効果は限定的

--------------------------------------------------------------------------------
 
 本県観光の「南北格差」が広がっている。平泉町など県南部は世界遺産登録を追い風に入り込みが増加しているが、県北部などは東日本大震災の影響で低調に推移。4日に1年を迎えた東北新幹線青森延伸も起爆剤にはなっておらず、明暗が分かれる。来年はJRのいわてデスティネーションキャンペーン(DC)が予定され、観光復興は正念場を迎える。平泉効果が本県全域の復興の力となるよう、新幹線のさらなる活用などが求められる。

 県によると、震災による観光業被害(推定額)は11月2日現在で326億円に上り、風評や自粛ムードが追い打ちを掛ける。平泉町も4月の観光客入り込みが前年同期比8割減と苦境に立ったが、6月の世界遺産登録で挽回した。6月には同1割増、7月の3連休には同約2倍となる4万人を記録。8月は同5割増、秋の観光シーズンも好調に推移した。

 世界遺産効果は県南部に波及。6月まで前年同期の7割と低迷した花巻市の温泉宿泊施設の観光客数は、8月には前年を上回った。

 一方、県北は震災の影響が深刻だ。八幡平市のアンケート調査によると、3〜10月の入り込みは前年同期から約2割減少。平泉効果は届いていない。


 達増知事は「平泉とほかの観光資源を組み合わせ、『岩手まるごと平泉』のような形をつくりたい」とする。

 県観光協会の佐藤義正理事長も「新幹線延伸で北東北に注目が集まっている」と、本格的な観光復興を期す。

【写真=全線開業から1年を迎えた東北新幹線。本県観光の「南北格差」解消の起爆剤として、さらなる活用が求められる=4日午後0時35分、盛岡市・JR盛岡駅】



(2011/12/05)



--------------------------------------------------------------------------------

1355チバQ:2011/12/06(火) 21:31:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/276532
「運行再開は困難」 仙酔峡ロープウエーで阿蘇市長
2011年12月6日 01:33 カテゴリー:九州 > 熊本
 佐藤義興阿蘇市長は5日の市議会本会議で、同市の第三セクター「東阿蘇観光開発」が運営する仙酔峡ロープウエーについて、営業を休止することを明らかにした。

 同ロープウエーは仙酔峡−中岳東駅(約1・5キロ)を9分で結び、ミヤマキリシマが美しい初夏を中心に年間約8万5千人が利用してきた。しかし、モーターの故障で昨年5月から運休。復旧に多額の資金が必要なため、運営を引き継ぐ事業体を募っていた。

 佐藤市長は、関心を示していた企業との交渉がまとまらず、運行再開は困難になったとし、営業休止を判断した。

=2011/12/06付 西日本新聞朝刊=

1356チバQ:2011/12/07(水) 23:28:19
>>1344
http://news24.jp/nnn/news8781419.html
鉄道と船を使った観光キャンペーン展開へ
(愛媛県) JR四国と松山市などは来年4月から、広島地域と松山市を結ぶ海上観光ルートにスポットをあてた新しい観光キャンペーンを展開することになりました。
 7日は、JR四国の泉雅文社長らが松山市を訪れ、野志市長に「瀬戸内・松山キャンペーン」の決定通知書を手渡しました。このキャンペーンは松山市が新たな観光戦略として掲げる「瀬戸内・松山構想」を具体的な観光商品として売り出そうというものです。来年4月から6月末までの3ヶ月間で、JR四国とJR西日本、松山市の三者が連携して新たな旅行商品の開発や観光地の整備などを行います。日本初の国立公園である瀬戸内海の海上観光ルートにスポットをあて、観光需要を掘り起こそうというもので、松山と広島、さらに鉄道業者の官民が連携して地域の新たな魅力の発見や活性化に取り組むということです。
[ 12/7 16:16 南海放送]

1357チバQ:2011/12/07(水) 23:31:50
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-12-07_27017/
首里城からの眺望保全 那覇市景観条例改正へ


地域 社会 2011年12月7日 10時22分

(13時間10分前に更新)

 那覇市は景観保護を進めるための市都市景観条例を開会中の同市議会12月定例会に提案した。議会各会派はおおむね賛成しており、可決の見通し。同条例は1985年に制定済みだったが、沖縄都市モノレールの開通や新都心地区の発展など、社会状況の変化に合わせて26年ぶりに全面改正される。

 同市は5月、首里城からの眺望を保全する趣旨で、首里城を中心にして南北約2・3キロ(首里崎山町―首里末吉町)東西約3キロ(首里鳥堀町―松川)の約300ヘクタールで、建築物の高さを5階建て相当の15メートル以下と定めるなどした景観計画を策定した。

 同市の新都市景観条例は、2004年制定の景観法を根拠に、法的拘束力を強めた点が特徴となる。旧条例は建築物の高さや色彩などのルールを定める一方で、根拠法がなかったことから是正勧告に拘束力がなかった。

 市は「沖縄らしさを守る景観行政を進めることができる」と新条例の意義を説明している。市によると、景観法を受けた県内の景観条例は石垣市や浦添市などで制定例がある。

1358チバQ:2011/12/08(木) 00:09:44
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001112070003
「3山」散策 貸し自転車で
2011年12月07日




【覚王山―東山―本山】
●古書店など3店が試み


 名古屋の地下鉄・東山線沿いにある古書店など3店が、店と店の間を動き回るのに使ってもらう自転車の貸し出しを始める。街を楽しむ手だてを増やそうという試みだ。


 覚王山駅近くの東欧絵本と喫茶の店「ツェスタ」、本山駅近くの古書店「シマウマ書房」、東山公園駅近くのアート系書籍とギャラリーの店「オンリーディング」。3店は本のイベント「ブックマークナゴヤ」を通した旧知の間柄。
 手始めに2台の自転車を共同購入した。自転車があるいずれかの店で手続きをすれば1日300円で乗り放題。使用後は3店のいずれかに返す。
 覚王山から東山公園までの広小路通には古書やギャラリー、喫茶、アクセサリーなどの店があちこちにある。超宗派寺院の日泰寺、名古屋大仏で有名な桃巌寺など、ちょっとした観光スポットにも恵まれている。
 覚王山、本山、東山の地名にあやかった「スリーマウントマップ」を用意する。「併せて活用できるようにして年内にスタートしたい」とシマウマ書房の鈴木創さん(38)。賛同する店が増えれば自転車も増やすことができそうだ。(佐藤雄二)

.

1359チバQ:2011/12/08(木) 07:09:43
2台!?
3ヶ所で2台なら、常に1ヶ所には自転車がないことになるじゃん
20台は必要じゃあ

1360とはずがたり:2011/12/08(木) 10:00:42
折角の良い試みだし市から撤去された放置自転車の払い下げでもしてもらうべきですね(;´Д`)

1361チバQ:2011/12/08(木) 18:12:39
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111208k0000e040179000c.html
工場萌え:名古屋港の海上ツアーが人気

ライトアップされた大型クレーンがコンテナを下ろす光景が見られる名古屋港の飛島ふ頭=名古屋港管理組合提供 名古屋港の海上から工場の夜景を楽しむ名古屋版「工場萌(も)えツアー」に申し込みが殺到し、定員80人が受け付け開始から1週間でいっぱいになった。企画した財団法人名古屋観光コンベンションビューローは「夜の名古屋は楽しめないといわれるが、夜景観光が新たな目玉になるのでは」と期待している。

 名古屋市が10年8月に市民400人を対象に行ったネットアンケートでは、名古屋の観光の欠点として「夜に楽しめる場所が少ない」を挙げた人が複数回答で25%に上り、12項目中5番目に多かった。

 そこでビューローが着目したのが三重県四日市市や川崎市で人気を集めていた工場の夜景を見るツアー。夜間照明でくっきりと浮かび上がる工場の美しさが人気を集め、「非日常的感覚を味わえる」と好評だ。名古屋港にも、夜間に操業する新日本製鉄名古屋製鉄所や中部電力西名古屋発電所、大型クレーンが稼働する飛島コンテナふ頭などの夜景スポットがあった。

 愛知県は今年度、県が事業費を全額負担する観光客誘致企画を募集。ビューローは夜景クルーズを提案し、認められた。12月と来年1月に各1回計画。それぞれ定員40人とし、参加費1人1000円で11月7日から募集したところ、1週間で売り切れたという。

 ビューローの北折真人・国内観光グループ長は「クルーズには旅行会社各社も招待している。人気ぶりを見て、旅行商品にしてもらいたい」と話す。【丸山進】

毎日新聞 2011年12月8日 14時16分(最終更新 12月8日 14時32分)

1365チバQ:2011/12/12(月) 18:54:06
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20111211/01.shtml
HTBに医療観光施設がオープン アジアの高所得者を照準

式典後、内覧会で報道陣に全身温熱浴機の説明をする白石社長(右)=佐世保市、ハウステンボス「THE SOARA」
 佐世保市のハウステンボス(HTB、澤田秀雄社長)無料ゾーン内に10日、先進技術と東洋医学などを組み合わせ病気を予防する「統合医療」をテーマとした滞在型健康施設「ホリスティックセンターTHE SOARA」がオープン。経営戦略の目玉である医療観光事業の一環で、来月に営業便開始予定の上海航路で中国など海外からの集客を図る。

 HTBとソアラメディカル(東京、白石章二社長)などが共同出資するTBソアラメディカル(白石社長)が運営。全身温熱浴療法の施術を中心に▽完全菜食による食事療法▽カウンセラーによる体質診断▽ヨガ−などを提供。アジアや欧米など国内外の高所得者層などをターゲットに、年間集客500人、売上高1億5千万円を見込む。

 施設前であった記念式典で白石社長は「生活習慣を見直し病気予防を手伝う『未来の病院』になれれば」、澤田社長が「同施設を皮切りに、健康医療の再考が国内外に広がってほしい。アジアの見本となるまちを目指す」とあいさつ。関係者がテープカットしオープンを祝った。

 宿泊、施術、食費込み(税別)で3泊4日(26万5千円)と6泊7日(48万円)の2コース。日帰り客に個別のサービスも提供。来月31日までオープン記念で半額以下。問い合わせは同施設(電0956・27・0585)。

1367チバQ:2011/12/12(月) 18:56:25
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111210/mcb1112100502013-n1.htm
日本観光、中国人戻り回復の芽 (1/4ページ)2011.12.10 05:00
 国内最悪の原子力発電所事故から9カ月。当時臨時の避難所の役割を果たした福島県のスキーリゾートにもようやく活気が戻り始め、この冬の予約が、震災前の7割程度まで回復すると見込むところも出てきた。

 東日本大震災直後には日本を脱出した外国人も多かったが、ホテルや航空会社は今、海外から観光客を呼び寄せる取り組みを展開している。中でも回復を牽引(けんいん)するのは中国人と期待を寄せる。日本政府の統計によると、震災直後の4月の訪日外国人は前年同月比63%減った。10月でもなお同15%減なのに対し、中国人はほぼ前年水準に戻っている。

 記録的な円高や経済危機で、欧米人にとって日本観光は割高になっているが、関連業界の企業は、今後のレジャー需要の伸びを見込んで投資を進めている。過去20年間にわたり日本経済の成長率が年率平均1%程度にとどまっている中で、政府が観光や医療・保健も今後の成長分野として位置付けていることも背景にある。

 ◆ドルより割安感

 「地震や津波があってもスピードは緩めない」と話すのは、シンガポールの不動産会社、パシフィック・スター・グループの日本代表取締役、ダン・シーモア氏だ。同社は3月11日の東日本大震災の6日後に、フォーシーズンホテルを2013年秋までに京都で開業する計画を発表した。「マーケットは中国人客を中心に必ず伸びていく」と語る。

 日本政府観光局によると、10月の香港からの旅行者は前年同月比17%増、台湾からも2.6%増えた。また中国の観光客は4月には5割減ったが、10月はほぼ前年並みとなった。

 海外からの観光客はこうしたアジア人が約7割を占め、米国からは9.5%程度。為替相場をみると、円の対ドル相場は年初来7.9%上昇、10月31日に75円35銭を付けたのに対し、人民元に対する上昇率は3.4%にとどまっており、割高感はドルほどではない。

 フォーシーズンズのアジア・パシフィック地域ホテルオペレーション担当社長のクリストファー・ハート氏は「今は円が非常に強いので、短期的には東京は割高になっている」と指摘しながらも、「日本を含めたアジア地域では、旅行者が大幅に増えると誰もがみている」と話す。

 原発事故現場に近いリゾートでも回復が見えてきた。長野県軽井沢町に本社を置く星野リゾートは、福島県内で運営するアルツ磐梯スキーリゾートで今シーズン(2011〜12年)は、09〜10年の6〜8割の宿泊客を見込んでいる。同施設は3月20日から避難所として約220人の福島県住民を受け入れた。スキーリゾート3施設を運営する会津高原リゾートは、昨年比で7割の予約が見込めるという。

 JTBの子会社、ツーリズム・マーケティング研究所の田中靖主任研究員によると、海外からの訪日旅行客は全体で年末までに震災前の水準に戻る公算で、15年までにはさらに16%増えて1000万人に達する可能性があるという。

 北海道大学観光学高等研究センターの臼井冬彦教授によると、今後の訪日客数は、震災や原発事故からあまり影響を受けなかった地域を中心に来年3月ごろから一層の回復に向かう可能性があるという。東京や京都、北海道、沖縄などが回復を引っ張るとみる。

1368チバQ:2011/12/12(月) 18:56:53
 北京の中国旅遊研究院によると、今年は前年比15%増の約6500万人の中国人が海外旅行にでかける見込み。

 上海の映像プロダクションでブランディング・マネジャーを務めるダニー・ハオさん(33)は、来年の中国の正月休みに日本を10日間旅行する計画を立てている。大阪や神戸、奈良など関西地域を訪ねるという。原発事故の影響についてハオさんは電話取材に「関西は被災地からは遠いし、日本の友達は状況は人が思うほど悪くないと言っている」という。

 パシフィック・スターのシーモア氏によると、同社は今後5年間で日本に7つの新しいホテルを建設する計画。リッツカールトンホテルや星野リゾートは、京都や沖縄、富士山周辺で新たな豪華リゾートを建設しており、14年までにすべて開業する予定だ。

 日本航空は豪カンタス航空などと8月に格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンを設立。全日本空輸とマレーシアのエアアジアもLCCを合弁で設立、来年の就航を目指している。

 ◆6月以降着実に増加

 中国最大のインターネット企業、百度が過半数を出資するオンライン旅行サービスQunarによると、訪日中国人数の前年比増加率は10月には1.1%に回復した。同社は電子メールによる取材で「日本を訪れる中国人観光客は6月以降、着実に増加する傾向がみられる」とコメント。「中国人にとって旅行先としての日本の人気はかなり高い」という。

 もっとも、すべてのホテルが急速な回復を見込んでいるわけではない。福島第1原発から80キロ圏内で東急リゾートサービスが運営するスキーリゾート、グランデコによると、予約はまだ昨年の半分程度だという。


 野村総合研究所のシニアコンサルタント、北村倫夫氏は「なぜ楽観的になれるのかその理由が分からない」と指摘する。放射能汚染の懸念や円高の進行などを背景に挙げ「この時期に日本を訪問したいと考える外国人は多くないのではないか。さらに、欧州債務危機と世界経済への波及の懸念によって、人々は観光を含めた消費に対して悲観的になっていると思う」と話す。

 外務省は8月、中国人観光ビザの発給要件の緩和を発表、申請者の職業制限を撤廃したほか、滞在期間も15日から30日に延長した。

 観光庁は海外の外国人1万人に無料航空券を配る費用を2012年度予算に盛り込むよう要求した。

 昨年7月に北京にオフィスを開設し、国内にも中国語で対応できるスタッフを採用している星野リゾートの星野社長は、観光業界の意識が変わると期待する。「かつては何もやらなくても海外からの客は勝手に増えてきた」が「これからは新しい魅力を出していく機運が高まっていくと思う」と話している。(ブルームバーグ Makiko Kitamura、Kathleen Chu)

1369チバQ:2011/12/12(月) 18:57:52
http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onsen/kumamoto/20111212-OYS8T00139.htm
湯の児温泉再生期待、老舗旅館跡に現代風ホテル


人影がほとんどない湯の児温泉街


11月にオープンしたホテル「湯の児 海と夕やけ」 低迷する水俣市の湯の児温泉街に11月、現代風のホテル「湯の児 海と夕やけ」がオープンし、地元観光業界の期待を集めている。1月に破綻した創業約70年の老舗旅館「三笠屋旅館」の建物を引き継いだ施設。市も5000万円を資金援助した。ただ、取り巻く環境は厳しく、温泉街再生への道のりは平坦ではない。

 「昔は芸妓(げいこ)さんが何十人もいてにぎやかだった。週末は宿泊を断るくらい忙しかったのに……」。ある旅館の女将はそう語り、人影のまばらな通りをさみしげに見つめた。

 湯の児温泉は、古代の景行天皇が発見したとされる名湯。新水俣市史によると、昭和40〜50年代には12〜18軒の旅館が軒を連ね、年間40万人を超える観光客でにぎわった。

 だが、水俣病問題によるイメージの悪化をきっかけに下降線をたどる。旅行スタイルが団体型から個人型へと移行したことも拍車をかけ、2009年の観光客はピーク時の3分の1、約13万5000人(宿泊客は3万5000人)まで下落。皇族や文豪・徳富蘇峰が宿泊したことでも知られる三笠屋旅館の破綻で、温泉旅館は7軒になった。

   ◇

 市は三笠屋旅館の破綻後、廃虚になれば温泉街のイメージが下がるとして、施設を引き継ぐ会社の誘致に乗りだした。これに応えたのが、三笠屋旅館の債権者「ロンツ債権回収株式会社」(熊本市)の友好企業で、南阿蘇村のリゾート管理会社「A+Bリゾート」だ。

 同社が4月に設立した運営会社は3億5000万円かけて旅館を改装した。創業時の社長津島政治さん(57)は「外観は白、茶を基調とした現代風で、女性をターゲットにした洋室も新設した」と説明する。

 出足は好調で11月は約900人が宿泊予約し、宴会予約は来年3月までの目標を1か月で達成した。日帰り客も含めて初年度で2万1000人の集客を目指している。

 バス1日数本、不便さ課題
 ただ、「海と夕やけ」がオープンしただけで、周辺の旅館や市街地への波及効果を生み出すほど甘くはない。

 一つの課題は、交通手段。九州新幹線鹿児島ルートの全線開業は絶好のチャンスだが、新幹線・新水俣駅から温泉街への直通バスはない。同駅に遠い市街地から結ばれる路線バスも1日3〜6本だけ。「海と夕やけ」が、オープン記念に無料で温泉を開放した日があったが、「バスが少ないから」とタクシーで来た市民もいた。

 交通費が負担になっては常連客ができにくい。市は昨年12月から、新水俣駅で観光客に温泉街まで500円でタクシーに乗れる券を販売する事業を試行中だが、月平均の購入者は50人程度。「タクシー運転手が教えてくれず、通常料金を払った」という客もおり、受け入れ体制の不十分さを指摘する声もある。

 さらに、周辺の魅力を高めることも重要な課題となっている。

 市競り舟協会は8月、湯の児に面した不知火海で約25年ぶりに「競り舟大会」を開催。カヌーやスキューバダイビングの名所にする動きもある。一方、市は来年度、公園や駐車場の整備、不知火海の名物「太刀魚釣り」の船の発着場となる桟橋の設置を検討中だ。

   ◇

 にぎわいをどう取り戻すか。「海と夕やけ」のオープンは方策を探る転機であることは間違いない。官民一体となった一過性でない取り組みを期待したい。

(2011年12月11日 読売新聞)

1370チバQ:2011/12/12(月) 22:11:49
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111212/wlf11121221190010-n1.htm
日本三景の宮島 年間来島者で新記録
2011.12.12 21:19

350万人目の来島者として2尺のしゃもじを贈られた吾浦さんの家族=12日、広島県廿日市市宮島町
 日本三景の一つで、世界遺産の厳島神社がある宮島(広島県廿日市市)の年間来島者が初めて350万人を突破し、12日に記念式典が開かれた。

 昨年の来島者数は約346万人。今年は宮島水族館のリニューアルオープンが手伝い、8月の月間来島者数で過去最多を記録していた。

 350万人目となり、特産のしゃもじを贈られた岡山県の会社員、吾浦充明さん(27)は「子供に水族館を見せたい」と喜んだ。

1371チバQ:2011/12/12(月) 22:16:43
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-12-08_27042/
宿泊特化ホテル 那覇市内で新規開業相次ぐ


経済 2011年12月8日 11時34分



 那覇市内で宿泊特化型ホテルの新規開業が相次ぎ、ホテル間の低価格競争に拍車が掛かっている。観光情報サイトを運営するパムによると、昨年度から4施設が開業し、客室数は約1000室増加した。来年の新規開業もあり、客室数はさらに増える見込み。新規ホテルは、値ごろ感を前面に打ち出すこれまでの宿泊特化型ホテルとは異なり高級感も兼ね備えているため、低価格競争は中小ホテルだけでなくシティーホテルにも波及しているようだ。(榮門琴音)

 新規ホテルの開業計画が持ち上がったのは、観光の先行きに期待感のあった2009年のリーマン・ショック以前。りゅうぎん総合研究所によると、リーマン・ショック以後にリゾートホテルの開業計画が取りやめになるケースはあったが、初期投資が比較的安い宿泊特化型ホテルの開業計画は続行した背景があるという。

 新規開業したのは、ダイワロイネットホテル県庁前・那覇国際通り・那覇おもろまちと西鉄リゾートイン那覇(久米)の計4施設。来春にはリーガロイヤルグラン沖縄(旭町)が加わる。共通するのは、ビジネス客をターゲットにしたこれまでの宿泊特化型とは異なり、レジャー客を意識して高級感を打ち出している点だ。沖縄振興開発金融公庫調査・政策評価課の玉那覇通男課長は「ハイエンドの施設も出てきているので、価格帯が重なる既存のシティーホテルにも影響が出てきている」と話す。

 一方、県外から進出してきた新規ホテルは、モノレール駅に近い立地と全国ネットワークを生かして集客し、電話やインターネットで予約を受ける直販体制を確立してコストを抑制。ある施設では客単価8000円と客室稼働率65%を損益分岐の目安とし、高収益をあげる強気のモデルになっているのも特徴の一つに挙げられる。

 県統計の10月入域観光客数は前年同月比4・5%増で11カ月ぶりに上回った。日本銀行那覇支店調査の那覇市内主要ホテルの10月客室稼働率は6・4ポイント上昇の71・4%だったが、シティーホテルの経営者は「地元のホテルに実感はない。むしろ輪をかけて厳しくなっている」と話す。

 りゅうぎん総合研究所調査部の久高豊部長は「1年余りで1000室増加は多い。観光が回復に向かう段階で供給が増え、客は新しい施設に流れている。観光客数が順調に増えなければ全体がもうかる状況にはならない」と分析。玉那覇課長は「団体客から個人客にシフトしてきているので、差別化に取り組めば既存ホテルにも需要を取り込める可能性はある」としている。

1372チバQ:2011/12/13(火) 21:56:54
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001112130003
メンバー構成 委員「待った」 県民会議
2011年12月13日

 原発事故で打撃を受けた県内観光の立て直しにオール栃木で臨もうと、県が設立を目指している「県観光振興・復興県民会議」をめぐる議論が9日の県議会災害対策特別委員会であり、各団体のトップばかりを集めたメンバー構成案に委員から「待った」がかかった。


 県が示した案は、福田富一知事や佐藤栄一宇都宮市長、高久勝那須町長など首長のほか、県観光物産協会、県旅行業協会など観光業界、県商工会議所連合会、県経済同友会など経済団体、県農業協同組合中央会など農業団体、JR東日本大宮支社、東武鉄道など鉄道事業者、地元金融機関、地元報道機関など32団体の代表者ら計39人。


 県は「県民一丸となり、広く国民に県内の観光への影響を伝える」とし、19日に設立総会を開くと説明した。


 これに対し、委員の石坂真一氏(とちぎ自民党議員会)は、「なぜこのメンバーなのか理解に苦しむ」と疑問を示し、変更を求めた。メンバー案は経営者がほとんどで、女性は県市町村消費者団体連絡協議会(山岡美和子会長)から1人だけ。石坂氏は「観光は女性の立場に立って誘客するべきで、実際に現場で仕事をしているおかみさんに入ってもらうなど、もっと工夫するべきだ」とも提案。県側は「持ち帰って検討する」と回答した。


 他の委員からも疑問を示す意見が出たほか、渡辺渡委員長も「組織のトップを集める姿はやむを得ないが、実務のあがる県民会議にしてほしい」とした。

1373チバQ:2011/12/14(水) 12:23:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20111214-OYT8T00049.htm
上海航路 日本人不満も


荷物を抱えてタラップを下りる上海航路の乗船者(11月6日、長崎港で)  県は、11月に就航した上海航路第1便の乗船者のアンケート結果をまとめた。日本人は、片道30時間に及んだ船内の滞在時間や下船時の待ち時間の長さなどに対する不満が目立ち、来年1月の営業運航開始に向けて課題が浮き彫りになった。その一方で、中国人は8割が満足したと回答し、高い評価を受けた。(寺垣はるか)

 第1便には往復で計393人が乗船。アンケートはこのうち、日本人305人、中国人68人を対象に実施した。船内設備やサービスなどの満足度、船内プログラムの感想などを尋ねる内容で、日本人153人(50・2%)、中国人34人(50%)が回答した。

 日本人で「やや不満」や「不満」との答えが多かったのは、下船時に1時間程度かかる船内での待機時間(71・7%)、階段状の長崎港のタラップ(61・6%)、船内の滞在時間(40・9%)など。記述欄には「状況説明や待ち時間の見込みなどの船内放送が必要」「荷物を抱えた高齢者や女性にはタラップは歩きづらい」などの意見があった。

 船内プログラムは中国芸能が人気で、「電化製品の展示、販促ブースがあれば中国人客に便利では」「日中の乗客がチームで楽しめるクイズ」といった提案も寄せられた。

 中国人で、クルーズ全体について「満足」「やや満足」と回答したのは計80・7%。特に船内サービスが好評で、九州、山口の特産品を展示した物産・観光ブースは97・1%、プログラムも94・2%に達した。改善点については、「他のクルーズ船にはない独自のセールスポイントを持つべきだ」「入国審査の手続きが遅い」などの指摘があった。

 県政策企画課は「乗船、下船の時間を短縮し、入管手続きの流れをスムーズにしなければ。運航会社のHTBクルーズや税関などとも連携して改善したい」としている。

(2011年12月14日 読売新聞)

1374チバQ:2011/12/14(水) 23:57:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201112150029.html
'11/12/15
県北神楽に高い観光ニーズ

 広島県が、広島、島根両県をまたいで中山間地域などの観光地を訪ねるモニターツアーを実施した。参加者アンケートからは、安芸高田市での神楽公演など県北3市の集客面での潜在力もうかがえた。県は年度内にモデルコースを作成する。

 ツアーは「食の道」「ほろ酔いの道」など6コースで、11月28日から12月10日の間に実施。いずれもJR広島駅(広島市南区)発着で、ジャンボタクシーを使って巡った。中四国や関西、九州から計40人が参加した。

 宮島(廿日市市)と石見銀山遺跡(大田市)を結ぶ「世界遺産の道」(3、4日)に参加した6人は、安芸高田市美土里町の神楽門前湯治村で宿泊。夕食後、地元神楽団による舞台を施設内で鑑賞し、神楽衣装を着て記念写真も撮った。

 アンケートでは、全員が「また行きたい」と記述。ツアー全体の各観光地と比べても高い評価を得ており、県観光課は「神楽のニーズは高い」と注目する。

 県は年明けにも、立ち寄る場所や時間の適切さなどを島根県や関係の6市7町などと協議し、コースを設定、観光PRに活用する。

【写真説明】神楽門前湯治村で神楽の衣装をまとって記念撮影するツアー参加者(3日)

1375チバQ:2011/12/15(木) 22:19:28
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111215-OYS1T00139.htm
観光庁分室を福岡市誘致へ、アジア誘客拠点に
福岡市の高島宗一郎市長は14日の市議会一般質問で、観光施策を拡充するため、観光庁の拠点となる「分室」を市に誘致する考えを明らかにした。高島市長は「アジアに近い地域的な強みを生かし、アジアの観光客の誘致を図ることで、観光立国の推進に寄与していきたい」と述べた。

 市などによると、観光庁は1月、分室にあたる「観光立国・京都 拠点」を京都市役所に設置。同庁職員は常駐していないが、市職員とともに、世界の富裕層をターゲットにした観光事業に取り組んでおり、福岡市も同様の拠点化を目指す。来年度に新設する経済観光文化局内に設ける予定。

(2011年12月15日 読売新聞)

1376チバQ:2011/12/17(土) 20:46:36
http://www.asahi.com/international/update/1217/TKY201112170140.html
2011年12月17日15時0分
中国に日本式温泉街を計画 露天ぶろ・土産物店…遼寧省本渓満族自治県の「日本式温泉街」の建設予定地周辺=在瀋陽日本国総領事館提供


 中国遼寧省政府と瀋陽の日本総領事館が協力し、中国初の「日本式温泉街」をつくる計画を進めている。中国企業が投資し、日本の温泉旅館やホテルが運営にかかわる。日本の温泉の人気は中国でも高く、同省はこの事業を起爆剤にして「中国一の温泉観光地」を目指す。

 中国の温泉は浴場やリゾート施設に利用されるケースはあるが、温泉街を形作り、観光地として発展することはまれだ。

 関係者によると、温泉街は瀋陽から車で1時間半ほどの同省本渓満族自治県の山間部にある約7ヘクタールの敷地につくる。一帯は省有数の温泉地帯で、大浴場や露天ぶろを備えた木造の和風旅館や近代的なホテルのほか、日本各地の物産を売る土産物店街も建設する。

 投資額は2億〜3億元(1元=約12円)を見込む。中国の投資会社が出資する一方、温泉や宿泊施設などの設計、管理、運営などは日本側に委ね、日本的なきめ細かいサービスを売りにする。中国の富裕層がターゲットで、2013年春の開業を目指す。

1378チバQ:2011/12/17(土) 20:51:25
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111217/waf11121718000015-n1.htm
【関西の議論】
パラマウント落選 悲劇の地に観光客は戻るか エキスポ跡地に「教育エンタメ施設」
2011.12.17 18:00 (1/3ページ)

 平成19年5月のジェットコースター事故の影響で閉園していた「エキスポランド」跡地(大阪府吹田市)は、28年9月までに教育と娯楽の融合をテーマにした複合施設に生まれ変わる見通しになった。職業体験のほか、英語を活用しながら楽しむなど「教育エンターテインメント」を中心に、ショッピングゾーンも併設。日本が誇る「マンガ文化」の発信など、「大阪再生」のシンボルとしての期待も高まる。ただ、立地条件などで不安材料がないとはいえず、期待通りに集客できる施設となるかどうかが、注目される。(津田大資)

 

「エデュテイメント」


 跡地の活性化事業について第三者委員会で審査していた大阪府は12月12日、アイデアを提案していた2事業者のうち、教育エンターテインメント施設をメーンとする「The Museum City of Expo21」のコンセプトを提案した三井不動産(東京)を最優秀提案者に選んだ。

 第三者委員会は、「教育」(エデュケーション)と「エンターテインメント」を融合させた「エデュテイメント」を前面に打ち出した点や、三井不動産の財務力や管理運営能力などを評価。「にぎわいの想像と安定した事業運営が期待できる」とした。

 同社が企画しているのは、職業体験やものづくり、スポーツ、料理などを英語で楽しみながら学ぶ体験型エンターテインメント施設▽世界的な文化となった日本の「マンガ」や「アニメ」を発信するテーマ館▽子供たちの想像力をおもちゃで育てる施設▽世界各国の大自然映像などを使ったシアターやブースのある自然体験型施設▽ワークショップや教育体験機能を持つ水族館−など、いずれも「学び」と「遊び」を一体化させているのが特徴だ。

 三井不動産は「少子高齢化や嗜好(しこう)の多様化など、消費者トレンドの変化を考慮し、多様なコンテンツを集める」としている。

 

目標は年2千万人


 跡地利用のアイデアを公募していた大阪府は、年間の集客目標を500万人(うち1割は海外から)と設定。

 これに対し、三井不動産は、教育エンターテインメント施設だけで年600万人、ショッピングゾーンなども加えた全体では年2千万人を目標としている。

 海外からの観光客も呼び込むため、集客力があり、話題性のあるショッピングゾーンも設ける方針。

 さらに、多数のスクリーンを備えた映画館(シネマコンプレックス)や、スポーツ・レクリエーション施設、エンターテインメント性の高いレストランなどの設置も予定。流行の変遷に対応できるよう、開業後も積極的に施設を入れ替える方針だ。

 三井不動産は「将来にわたって時代のニーズを捉え続ける施設になる」と自信をみせる。

1379チバQ:2011/12/17(土) 20:51:47
 

財務力がカギ


 事業選定にあたっては、早い時期から米映画大手「パラマウント・ピクチャーズ」がテーマパークとして名乗りを上げ、大阪府知事時代に次期大阪市長の橋下徹氏も誘致に前向きな姿勢をみせていたことから、一時は最有力と目されていた。

 映画のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)が年間約800万人の集客力を持つため、「映画のテーマパークなら、国内外から安定した集客が望める」と期待する関係者もいたが、審査では三井不動産に軍配が上がった。

 橋下氏は「(残念な気持ちは)正直あるが、いくらぼくが誘致したいといっても、いろんな事情を検証しないといけない。部局には、ぼくにいっさい情報を伝えなくていいから、新知事の判断を求めるようにと言っておきました」とコメント。

 「パラマウントは自己資金がなかったということを聞いている。ファイナンスの専門家にも入ってもらったうえでの選定なので、それはそれで粛々と行政的に進めないといけない」とも述べ、財務力の違いが、審査のポイントになったことを示唆した。

 

不安材料も


 橋下氏から知事の後継指名を受けて11月に当選した松井一郎知事は、「選考結果を尊重したい。500万と言わず、持てる力を発揮して、どんどん人を呼び込んでください」と、期待を込める。

 ただ、不安材料がないわけではない。

 エキスポランド跡地からわずか約20キロの兵庫県西宮市には、子供たちの職業体験で人気がある「キッザニア」とショッピングゾーンが併設された複合商業施設「ららぽーと甲子園」が、すでに開業している。

 この施設も三井不動産が手がけており、「エデュテイメント」がテーマ。同様の施設が近くで並立することに、関係者は「キッザニアは人気が高いが、客が分散する可能性もある」と指摘する。

 また、施設建設予定地は、独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」が所有しており、府が年約10億円で借りた上で、同額で貸し出す予定。約10億円の賃料に見合った収益を得るのは容易ではなく、予想通りの集客を実現したうえで収益を上げられる施設にできるかどうかがカギになる。

 ジェットコースター事故の影響で閉園を余儀なくされた悲劇の地に、大勢の観光客らが戻ってくるのか。経営手腕が問われそうだ。

1380チバQ:2011/12/17(土) 21:37:35
http://www.asahi.com/business/update/1216/NGY201112160042.html
2011年12月16日23時30分
名門「蒲プリ」売却へ 静岡の呉竹荘グループに売却と名称変更が決まった「蒲郡プリンスホテル」=愛知県蒲郡市、山本精作撮影

 西武グループのプリンスホテルは16日、国内有数の歴史を持つ「蒲郡プリンスホテル」(愛知県蒲郡市、客室数27)を、東海地方で19のホテルを展開する呉竹荘(くれたけそう)グループ(浜松市)に売ると発表した。

 来年3月30日付。同社は買収や改装に約10億円を投じ、名前を「蒲郡クラシックホテル」に変える。従業員約60人は引き継ぐ。

 蒲郡プリンスは名古屋の繊維商社「タキヒヨー」の5代目当主・滝信四郎や国の資金で1934年に「蒲郡ホテル」として開業。近鉄宇治山田駅(三重県伊勢市)や南海難波駅(大阪市)も手がけた建築家の久野節(くの・みさお)が設計した。

1381チバQ:2011/12/17(土) 21:40:23
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20111217301.htm
クリスマス連休、早々と満員御礼 北陸のホテル
 北陸のホテルで、23〜25日の「クリスマス3連休」の宿泊、レストランの予約が好調だ。今年はイブの24日を挟んだ3日間がともに休日となり、特に24日は「満員御礼」の状態。カップルに加え、「絆」意識の高まりからか、家族で利用するケースも目立つ。近年、クリスマス時期のホテルの客室稼働率は総じて5〜6割にとどまっていたが、今年は「バブル時代以来」の活況に沸いている。
 「クリスマスがこんなに混むなんて、開業以来初めて」。ホテル日航金沢(金沢市)の担当者は、驚きを隠せない。

 クリスマスの宿泊プランを特集したホームページのコーナーでは、あちらこちらに「予約期間終了いたしました」の文字。担当者によると、県外客を中心に9月以降から予約が入り始め、高級フロアの約50室は23、24日ともに、ほぼ満室に。特にシャンパンとケーキが付いた1室約5万円のプランが人気で、「あっという間に完売した」という。

 さらに、同ホテルはこの3連休に3日連続でチャペル見学会を実施する。最上階のレストランラウンジでは、21日から5夜連続でディナーライブを企画。担当者は「例年なら25日は通常営業だが、今年は目いっぱい企画を打ち出しても勝算はある」と意気込む。

 ホテルで過ごすクリスマスが人気を集めたのは、バブル時代がピークという。呉服弘晶総支配人は「イブは高い部屋から売れていき、半年以上前から予約に駆け回る男性が多かった」と振り返る。

 ANAクラウンプラザホテル金沢(同)も、今年は夏過ぎから予約が入り始めた。担当者は「まるでバブル期の勢い」と話す。23、24日が満室で、ツインやダブルなど2人以上の部屋に希望が集中した。カップルはもちろん、「冬休みでもあり、県外からの家族旅行客も目立つ」(担当者)。

 同ホテルでは3連休に限定し、最上階の宴会場を、カップル限定の特設ディナー会場としたところ、24日は、時間を決めて客を入れ替える「2部制」でも完売した。

 温泉ホテルの「リバーリトリート雅樂倶(がらく)」(富山市)も既に24日は満室となった。担当者によると、「今年は3連休ということもあって、カップルだけでなく家族連れも多い」という。ホテルニューオータニ高岡(高岡市)も23、24日の客室の稼働率は現時点では例年並みの7割程度と見込まれるが、担当者は「まだ期待はしている」と話す。

 金沢エクセルホテル東急(金沢市)も、ディナーの予約は24日満席。西四辻公教総支配人は「こんなに反響があるとは正直驚いた。2部制にして席の回転を上げれば良かった」と悔やむほどだ。

 一方、根強い「イエナカ志向」で、ホテルの料理やケーキの宅配も好調に動いている。

 金沢ニューグランドホテル(金沢市)では、クリスマス向けの宅配オードブルの予約件数が前年比3割増の約800セットに伸びている。別料金の自家製ローストチキンを一緒に申し込む客も多く、同ホテルでは「今年は絆の意識も高まり、集まりやすい3連休に家族や親戚で囲むのでは」とみる。

 今年は東日本大震災で宿泊客が低迷した各ホテルだが、秋以降は徐々に盛り返す兆しが出ている。「曜日配列の良さ」という「贈り物」をつかみ、来年へ弾みをつけられるか。「3連休」まで、あと1週間。各ホテルの誘客合戦が続いている。

1382チバQ:2011/12/18(日) 18:33:22
>>1166
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111218-00000021-mai-soci
<バリアフリー観光>全盲男性が起業 一人旅の経験生かし
毎日新聞 12月18日(日)15時25分配信

愛用のカメラを手に笑顔を見せる大平啓朗さん=北海道函館市中島町の「中島れんばいふれあいセンター」で2011年12月17日、近藤卓資撮影

 北海道函館市の全盲の写真家、大平啓朗(ひろあき)さん(32)が17日、障害者向けのツアーの企画やガイドをする会社を開業した。「目が見えなくても体が不自由でも旅は楽しい」と話し、全国一人旅の体験を生かし障害者にやさしい「バリアフリー観光」の普及を目指す。

 大平さんは山形大大学院生だった03年に薬品の誤飲で光を失った。その後も趣味の写真撮影を続け、音やにおいなど体に感じるタイミングでシャッターを押し続けてきた。

 「目が見えなくても訓練でいろんなことができる」。09年に白杖(はくじょう)を頼りに47都道府県を1人で回り、健常者が障害者へのサポートの仕方で戸惑っていることを実感した。その後の旅行で宿泊予約を断られたこともあり、起業を決意した。

 会社名は「ふらっとほ〜む」とし、「ふらっと入れるフラット(平ら)な場所」という願いを込めた。スタッフは大平さんを含め3人で、来月には札幌市の旅行代理店と共同で車椅子用のリフト付き観光バスを使った函館観光ツアーを実施する。乗馬やワカサギ釣り、大平さんがガイドになるツアーも計画している。NPO法人化を目指し、「障害者と健常者の橋渡し役になりたい」と張り切っている。事務所は函館市中島町の「中島れんばいふれあいセンター」内(電話0138・87・0817)。【近藤卓資】

1383チバQ:2011/12/18(日) 18:36:14
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121701001720.html

熊本県人吉に鉄道博物館 産業遺産、JR肥薩線


 JR肥薩線で、開業当初から使用されている石造りの機関庫=10月、熊本県人吉市
 熊本県人吉市は17日までに、SLの運行などで観光客に人気があり、近代化産業遺産にも選ばれているJR肥薩線について、資料の展示や調査研究などを行う「鉄道ミュージアム」を2013年度に開設する検討を始めた。肥薩線の世界文化遺産登録に向け弾みをつけたい考え。

 肥薩線は八代(熊本県)―隼人(鹿児島県)間約124キロのローカル線。1909年の開業当初の駅舎や橋など多数の建造物が残り、現役の施設として使用されている。

 ミュージアムはJR人吉駅近くの市有地に建設を予定。2階建ての建物に展示スペースのほか、カフェや展望デッキの設置を想定している。

2011/12/17 17:49 【共同通信】

1384チバQ:2011/12/18(日) 18:39:00
>>1305>>1314
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_132407887686.html
ワンコインバスが好評 豊の国千年ロマン号
[2011年12月17日 08:39]

今月からは旅行会社が別府市内での宿泊と同バスの利用を組み合わせたツアーをスタート
 県北部地域観光圏協議会が1人500円の運賃で北九州市小倉と別府市をつないでいるワンコイン観光周遊バス「豊の国千年ロマン号」が、利用者数を伸ばしている。
 神代、古代から昭和までの歴史を楽しめる観光庁認定の「豊の国千年ロマン観光圏」をPRする同協議会が、11月3日から週末を中心に運行を始めた。宣伝の遅れなどから同月は苦戦したが、ホームページや北九州地区での情報誌、フリーペーパーなどを活用したPRを展開し、12月の便はすでに平均20人以上の予約を受け付けている。9〜11日の週末は、40人以上の観光客が乗った便もあった。
 富貴寺(豊後高田市)や中津城下町、両子寺(国東市)など歴史を感じさせるスポットに立ち寄る周遊コースは好評で、利用者へのアンケートでは90%以上が「満足」と回答。「ワンコインバスに乗ってなければ素通りしていたと思う。楽しかった」などの声が寄せられた。各スポットで地元ボランティアガイドが案内するスタイルも「知らなかったことを詳しく楽しく説明してくれた」「もっとゆっくり話を聞きたかった」と喜ばれているという。
 12月からは旅行会社が別府市内での宿泊と同バスの利用を組み合わせたツアーをスタート。1月からは、新幹線とも組み合わせた関西からのツアーも用意されている。
 同バスの運行は3月18日まで計100便を予定。同協議会事務局は「お客さんの満足度が高く、よく知ってもらえればさらに多くの観光客を呼べる魅力あるエリアだという手応えを感じている」と話している。

1385チバQ:2011/12/18(日) 18:40:59
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111215-OYT1T00252.htm
天竜川下り、後継探し難航…いったん廃業も
 浜松市の天竜川で今年8月、5人の犠牲者を出した川下り船事故を受け、川下り事業の今後について検討する「天竜舟下り検討委員会」の初会合が14日、同市天竜区で開かれ、後継企業探しが難航している現状が報告された。


 事業主体の天竜観光協会は来年2月までに、継続か廃業かの方針を決める必要があるため、将来再開するにしても、いったん廃業となる可能性が高いという。

 この日、委員長に選出された神谷征男・天竜観光協会副会長は「後継会社探しに努力しているが、短期間で探すのは困難。2月までの事業再開は断念せざるを得ない」と語った。

 川下り事業は、同協会が第3セクター「天竜浜名湖鉄道」に委託して運営してきたが、8月の事故を受け、同社が11月に撤退を決定した。しかし、地元では事業継続の要望が強いため、同協会が新たな引き受け手探しを続けている。

 同社は国土交通省に事業の休止届けを出しているが、天竜観光協会の方針決定を踏まえ、来年2月までに継続か廃業の届けを国交省に提出する必要がある。

 委員会には関係者17人が出席。「後継会社を探すのにも時間と経費がかかる。事業の営業はあきらめ、保存会などを設立してイベントを開催しては」「安全確保の経費を考えるとイベント開催は現実的ではない」などの意見が出た。

(2011年12月16日15時14分 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板