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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

5593チバQ:2020/02/06(木) 13:43:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000010-jij-n_ame

ブティジェッジ氏、小差でリード 96%集計、アイオワ民主党員集会 米大統領選


2/6(木) 6:53配信

時事通信







ブティジェッジ氏、小差でリード 96%集計、アイオワ民主党員集会 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争うブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(左)とサンダース上院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米民主党は5日、大統領選の党候補指名争いの初戦アイオワ州党員集会の最新の集計結果を発表した。

 CNNテレビによると、96%の集計時点で、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が各地区の代議員獲得率26.4%で首位を維持。2番手のサンダース上院議員(78)は25.7%で2人の差は0.7ポイントに縮まった。

 3位以下は、ウォーレン上院議員(70)が18.3%、バイデン前副大統領(77)が15.8%、クロブシャー上院議員(59)が12.2%で順位に変動はなかった。

5594チバQ:2020/02/06(木) 18:58:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000561-san-n_ame

米大統領選の民主党指名争い初戦 ブティジェッジ、サンダース両氏が大接戦


2/6(木) 17:31配信

産経新聞



 【ワシントン=平田雄介】11月3日の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いの初戦、アイオワ州党員集会の集計作業は5日も続いた。集計率97%の時点で、中西部インディアナ州のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が26・2パーセント、サンダース上院議員(78)が26・1パーセントと0・1ポイントの僅差で首位を争う展開となった。11日の第2戦ニューハンプシャー州予備選へ向け両氏が勢いづいている。

 党員集会は3日夜に開かれた。システムトラブルで手作業での集計が続き、結果判明が遅れている。

 アイオワ州民主党の中間発表では、3位にウォーレン上院議員(70)、4位にバイデン前副大統領(77)、5位にクロブシャー上院議員(59)。6位以下は大差がついた。

 全国世論調査で支持率トップのバイデン氏は5日、市政経験しかないブティジェッジ氏を選ぶのは「危うい」と主張。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏では本選を勝てないと示唆し、巻き返しに出た。

 上院のトランプ大統領弾劾裁判が終了し、陪審員役を務めた上院議員の3候補もニューハンプシャーへ向かう。予備選を控えた7日の党討論会に向け、各陣営の活動が熱を帯びる。

5595チバQ:2020/02/07(金) 10:19:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200206-00000117-jij-n_ame

米共和、造反1人にとどまる トランプ氏が忠誠求め圧力 弾劾裁判


2/6(木) 20:33配信

時事通信







米共和、造反1人にとどまる トランプ氏が忠誠求め圧力 弾劾裁判


米共和党のロムニー上院議員=4日、ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判で、上院共和党は5日、ロムニー議員を除く52人が無罪に投票した。

 トランプ氏が党内に忠誠を求め圧力を加える中、造反は1人にとどまり、「結束」の強さを見せつけた。

 ロムニー氏は5日、議会での演説で、トランプ氏の行為を「痛ましいほどの誤り」と非難。「国家から課された義務を果たすため、最大限のことをしたと子や孫に伝えたい」と語った。

 ただ、ロムニー氏は党内で異色の存在だ。有名な資産家で大統領選の出馬経験があり、トランプ氏とは対立関係にある。1月末に上院で採決されたボルトン前大統領補佐官らの証人尋問でも賛成に回った。

 一方、トランプ氏は共和党への支配を強め、同党支持者の9割から支持されていると言われる。もし議員が有罪に投票すれば「次の選挙で選挙区の大半の有権者から見捨てられるか、予備選の対抗馬をぶつけられる」(専門家)と指摘され、デメリットは大きい。昨年12月の下院の弾劾訴追決議には、共和党議員全員が反対した。

 さらにトランプ氏の場合、忠誠を強く求め、逆らう議員にはツイッター攻撃を容赦しない問題が加わる。トランプ氏は、ロムニー氏の造反を受けた6日未明、「聖人ぶって私を攻撃するのと同じエネルギーを選挙で使っていたら大統領選に勝てたのではないか」と、早速攻撃を始めた。

5596チバQ:2020/02/12(水) 10:27:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000036-jij-n_ame

民主指名争い第2戦、開票始まる 米ニューハンプシャー州 大統領選


2/12(水) 9:26配信

時事通信







民主指名争い第2戦、開票始まる 米ニューハンプシャー州 大統領選


11日、米ニューハンプシャー州チチェスターで、民主党予備選の票を投じる住民ら(EPA時事)


 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選の民主党候補指名争い第2戦のニューハンプシャー州予備選の開票が11日夜(日本時間12日午前)、始まった。

 直前の世論調査では急進左派のサンダース上院議員(78)がリードし、初戦で躍進した最若手の穏健派、ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が追っている。

 大勢は11日深夜(日本時間12日昼)にも判明する見通し。3日の初戦アイオワ州党員集会は集計トラブルから結果が確定しておらず、第2戦に勝利した候補者は、今後の指名争いで大きな勢いを得ることになりそうだ。

5597チバQ:2020/02/12(水) 15:36:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00050113-yom-int

[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す


2/12(水) 13:44配信

読売新聞オンライン




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[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す


11日、米ニューハンプシャー州で、予備選に投票する人々(ロイター)





[米大統領選2020]サンダース氏、ニューハンプシャー州の予備選制す





 【コンコード(米ニューハンプシャー州)=橋本潤也】米大統領選の民主党指名候補争いで第2戦となるニューハンプシャー州の予備選は11日夜(日本時間12日午前)、投票が締め切られ、開票が始まった。米CNNテレビなど主要米メディアは左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が、中道派のピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を僅差で破ったと報じた。初戦のアイオワ州に続き、両氏が幅広い有権者の支持を得た形だ。

 米CNNテレビの11日午後11時15分(日本時間12日午後1時15分)現在の集計(開票率88%)によると、サンダース氏が得票率26・0%で首位に立っている。ブティジェッジ氏が24・3%と僅差で2位。エーミー・クロブシャー上院議員(59)が19・8%で3位につけた。エリザベス・ウォーレン上院議員(70)は9・4%、ジョー・バイデン前副大統領(77)は8・4%と、いずれも苦しい戦いとなった。

 サンダース氏にとっては、自らの地盤であるバーモント州に隣接するニューハンプシャー州は、長年の支持者も多い準地元州といえる。2016年大統領選の予備選でもヒラリー・クリントン氏を大差で破った。学生ローンの負債免除などの急進的な改革に対し、若者中心に熱狂的な支持が集まった。

 ブティジェッジ氏は富裕層からの寄付や経験不足が批判されたが、アイオワ州に続き、ニューハンプシャー州でも躍進し、今後の選挙戦に勢いがつきそうだ。

 苦戦が予想されたバイデン氏は投票終了に先立ち、ニューハンプシャー州を離れ、29日に予備選が行われる南部サウスカロライナ州に向かった。自らの支持基盤である黒人の人口が多いサウスカロライナ州で挽回を図る狙いとみられる。

 ニューハンプシャー州は、米北東部のニューイングランド地方にあり、北はカナダと接する。白人が9割以上と圧倒的多数を占める。無党派層の有権者が民主、共和いずれかの党の予備選に投票することができる仕組みのため、無党派層の動向が選挙戦のカギを握る。

5598チバQ:2020/02/12(水) 15:37:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名争い第2戦 ニューハンプシャー州予備選はサンダース氏勝利


2/12(水) 13:35配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】11日実施された米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員(78)が小差で勝利した。米主要メディアが伝えた。初戦の中西部アイオワ州党員集会でサンダース氏とほぼ互角の戦いを展開した中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は2位につけた。

 また、同州予備選の直前に支持が急伸したクロブシャー上院議員(59)は3位に食い込み、今後の選挙戦への展望を開いた。

 サンダース氏は11日深夜、同州マンチェスターで勝利演説を行い、「今回の勝利はドナルド・トランプの終わりの始まりを意味する」と述べ、トランプ大統領の再選阻止を誓った。

 指名争い初戦のアイオワ州党員集会(3日)は集計トラブルで結果が確定していない。サンダース氏とブティジェッジ氏が前回に引き続き互角に近い戦いを展開したことで、指名争いは序盤から混戦模様が色濃くなってきた。

 一方、初戦で大きくつまずいたバイデン前副大統領(77)は5位に終わり、今後への不安が強まった。左派のウォーレン上院議員(70)も4位にとどまり、サンダース氏との「左派対決」で劣勢に陥った。

 この日の結果を受け、支持率が低迷していたベネット上院議員(55)と実業家のアンドリュー・ヤン氏(45)が指名争いから撤退。残る候補は9人となった。

 ニューハンプシャー州の代議員数は24人。

 一方、共和党の予備選も同時に行われ、現職のトランプ大統領が圧勝した。

5599チバQ:2020/02/12(水) 15:37:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000040-jij-n_ame

台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に 米大統領選


2/12(水) 10:53配信

時事通信







台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争っていたアンドルー・ヤン氏=1月28日、アイオワ州(AFP時事)


 【ワシントン時事】米各メディアは11日、大統領選に向けた民主党の候補指名争いに名乗りを上げていた台湾系実業家アンドルー・ヤン氏(45)が、撤退を決めたと報じた。

 また、マイケル・ベネット上院議員(55)も撤退の意向を示した。

 両氏とも世論調査の支持率が5%に届かず、3日に行われた初戦のアイオワ州党員集会でも代議員を獲得できなかったとされる。2人の撤退により、指名レースに残る候補は9人となる。

 ヤン氏は最低所得保障制度の創設などを掲げ、米国初のアジア系大統領を目指していた。ロイター通信によると、支持者に「(撤退は)スタートラインだ。われわれの選挙運動は米国に根源的な何かを呼び覚ました」と語った。

 党内穏健派のベネット氏は、人工知能(AI)を活用した経済活性化などを提唱。昨年4月に前立腺がんを公表し手術を受けていた。

5600チバQ:2020/02/12(水) 16:16:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000535-san-n_ame

米大統領選 民主穏健派、サンダース氏に危機感 「左派ではトランプに勝てない」


2/12(水) 14:18配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=黒瀬悦成】米大統領選の民主党指名争いの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選は、急進左派のサンダース上院議員が小差で勝利したものの、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長が肉薄した。序盤の指名争いは両候補に加え、3位につけた穏健派のクロブシャー上院議員を加えた3人を軸に展開される公算が大きくなってきた。

 サンダース氏のニューハンプシャー州での勝利を後押ししたのは、格差解消や医療保険制度改革などの大幅な「変革」を求める若者や低所得者層らだ。

 米メディアが実施した合同出口調査によると、18〜29歳の民主党支持者の53%がサンダース氏に投票した。また、同氏に投票した31%が「医療保険」を、35%が「収入格差」を候補者選びの際に最重要視する政策上の懸案に挙げた。

 また、自身を「非常にリベラル」と位置付ける同党支持者の48%、「どちらかといえばリベラル」の26%がサンダース氏に投票。「民主社会主義者」を自称するサンダース氏は同じ左派のウォーレン上院議員を退け、党内左派の広範な支持を確保しつつある。

 しかし、調査会社ギャラップが11日発表した全国世論調査では「社会主義者の大統領候補に投票しない」との回答が53%に上った。「投票する」は45%。また、当選に向け支持獲得に不可欠な無党派層の45%が「投票しない」としており、サンダース氏が本選に進んだとしても苦戦を強いられるのは避けられない。

 実際、民主党の中道穏健派は、サンダース氏が本選候補に指名されればトランプ大統領に敗れる恐れが強い上、大統領選と同時に行われる上下両院選にも悪影響が出かねないとして危機感を募らせつつある。

 下院民主党の中道派議連の代表を務めるブリンディシ議員はニューヨーク州の地元紙に10日、「サンダース氏が本選候補になっても支持しない」と明言した。

 党の中道穏健派は今後、第3戦の西部ネバダ州党員集会(2月22日)以降の指名争いでブティジェッジ氏またはクロブシャー氏の躍進に期待をかける。

 ただ、3月からは穏健派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)が予備選と党員集会に本格参戦してくる。このため、穏健派支持者の票が分散し、結果としてサンダース氏に有利な展開となる可能性も排除できない。

5601チバQ:2020/02/13(木) 08:47:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000602-san-n_ame

米大統領選 民主党支持層に亀裂 急進左派と穏健派


2/12(水) 19:31配信

産経新聞



 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=平田雄介】米大統領選の民主党候補指名争いの第2戦、東部ニューハンプシャー州予備選で支持者に話を聞くと、急進左派と穏健派の間だけでなく、穏健派内の亀裂も深まっていた。

 勝利宣言した急進左派のサンダース上院議員(78)がマンチェスターで開いた集会の会場では、11日午後5時ごろからニット帽をかぶり、コートを着込んだ人が列を作った。

 先頭で並んでいたクレイさん(42)はサンダース氏なら11月の本選でトランプ米大統領を破ることができると信じ、ボランティアで戸別訪問など草の根の選挙活動を行っている。

 「誰も私のことを気にかけてくれない。国民皆保険の導入を訴える彼だけが気にかけてくれるの」

 クレイさんは、涙ぐみながらサンダース氏と一緒に撮った写真を周囲に見せる。マッサージ師や清掃など複数の仕事を掛け持ちし、生活は苦しい。医療保険にも入れていない。

 サンダース氏のライバルで、躍進する中道穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)について聞かれると、「民間の医療保険を活用する考えだから大企業の味方。富裕層の献金も受けている」と語気を強めた。

 若者はサンダース氏が唱える国民皆保険、富裕層増税、大学無償化といった格差対策を熱狂的に支持するが、その矛先は富裕層に生ぬるいという理由で党内の穏健派にも向けられる。

 ブティジェッジ氏は「民主党員だけでなく、無党派層や共和党支持者も取り込んで米社会に一体感をもたらす」と語る。トランプ氏に勝利するには国民の糾合が必要と考えるからだ。

 しかし、本命視されながら緒戦2州で苦戦した穏健派、バイデン前副大統領(77)の支持者は、若々しく精力的に活動するブティジェッジ氏の登場に危機感を抱く。州北部の過疎の村に住むカールさん(73)はブティジェッジ氏を「いくら優秀でも市政経験だけでは不十分。バイデン氏の副大統領として外交を学ぶべきだ」と批判した。

 ニューハンプシャー州で3位に付けた穏健派のクロブシャー上院議員(59)は米社会に横たわる「分断」の解消を期待される。作家のクーマンさん(38)はバイデン氏からクロブシャー氏に支持を変えた。「超党派で100本を超える議案を成立させた彼女なら溝を埋められるかも」と期待したからだ。

5602チバQ:2020/02/13(木) 09:27:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000007-jij-n_ame

米大統領選、パトリック氏が撤退表明 民主指名争い、候補8人に


2/13(木) 6:56配信

時事通信



 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、デバル・パトリック前マサチューセッツ州知事(63)が12日、撤退を表明した。

 前日のニューハンプシャー州予備選で代議員を獲得できなかったことを受け、声明で「次のラウンドへ進む風を起こせなかった」として選挙運動の中止を宣言した。

 サンダース上院議員が勝利を収めた11日の予備選後、台湾系起業家のアンドルー・ヤン氏(45)とマイケル・ベネット上院議員(55)が相次いで選挙運動の中止を表明。パトリック氏の撤退で、指名レースに残る候補は8人となった。

5603チバQ:2020/02/13(木) 09:51:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000016-jij-n_ame

急進派サンダース氏に警戒感 大増税と規制強化 米大統領選


2/13(木) 7:11配信

時事通信



 【ワシントン時事】秋の米大統領選に向けた野党民主党の候補者指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選挙で、急進左派のサンダース上院議員(78)が接戦の末、中道派の最若手ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)を下して勝利した。

 サンダース氏は格差是正を掲げて富裕層や大企業への増税を提唱。「反ビジネス」色が最も強く、民間の自由な経済活動が損なわれるとの懸念が台頭している。

 米投資調査会社の推計によると、国民皆保険制度の導入を目指すサンダース氏の政策実現に必要な増税額は10年間で約28兆ドル(約3075兆円)。「トランプ減税」を撤廃して連邦法人税率を35%へ戻すほか、富裕層に対して新たな課税を導入する。一方、政府の財政負担は他候補を圧倒。北欧諸国に匹敵する世界有数の「大きな政府」となる。

 銀行と証券業務を分離する「グラス・スティーガル法」復活、金融街の投機取引税、環境汚染につながるシェールガス採掘法や石炭輸出入の禁止―。訴える政策構想には規制強化がずらりと並び、議会を経ずに「大統領令」で強行するリスクもくすぶる。中国に対する制裁関税を支持しており、幅広い業種の株価に下落圧力がかかりそうだ。

 「未検証の大規模な実験は絶対にするべきではない」。民主党のオバマ前大統領の首席経済顧問を務めたサマーズ元財務長官は、サンダース氏の提案を「空想」と切り捨てた。経済界は「誰よりも踏み込んだ『革命家』」(ドイツ銀行のストラテジスト)と警戒する。アイオワ州の初戦に続いて第2戦も左派と中道派が接戦を繰り広げたため、先行き不透明な状況が続きそうだ。

5604チバQ:2020/02/13(木) 09:52:27
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200213-00330132-toyo-bus_all

アメリカ大統領選、大荒れニューハンプシャー


2/13(木) 8:01配信

東洋経済オンライン







アメリカ大統領選、大荒れニューハンプシャー


ニューハンプシャー州の民主党予備選では左派的な主張をしているサンダース候補が勝利(写真:REUTERS/Rick Wilking)


 「アイオワ州はトウモロコシをピック(収穫)する。ニューハンプシャー州は大統領をピック(選定)する」、ジョン・スヌヌ元ニューハンプシャー州知事はこのように大統領選における同州の重要性をアピールしている。

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 2月11日、民主党予備選でニューハンプシャー州民が最も多くピックしたのはバーニー・サンダース候補(78歳)で得票率26%、2位にはピート・ブティジェッジ候補(38歳)が同24%で入った。サプライズで、3位と先頭集団に入ったのが、穏健派のエイミー・クロブシャー候補(59歳)で20%の得票率だった。本命とされてきたジョー・バイデン候補(77歳)は5位で得票率8%と失速した(いずれも開票率96%時点)。
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 ニューハンプシャー州はプロのスポーツチームがなく、大統領選がそれに替わる州民の一大イベントともいわれる。ニューハンプシャー州で生まれ育った筆者の友人は、幼い頃から地域や学校の活動を通じて予備選を手伝い、同州に頻繁に足を運ぶ大統領候補を身近に感じていたという。政治意識の高い州民からなるニューハンプシャー州の予備選をメディアも大きく取り上げ、その後、全国で繰り広げられる選挙戦を方向づけてきた歴史がある。
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■「序盤戦の歴史」は繰り返すのか、今回は違うのか

 1972年にアイオワ州が民主党員集会を全国で最初に開催するようになって以降、アイオワ州とニューハンプシャー州の2つの州が、大統領候補をふるいにかけ、上位に入らなかった候補者を撤退に追い込む役割を担ってきた。歴代の民主党あるいは共和党の公認候補は、いずれも2つの州の予備選で1位または2位にランクインしている。1976年以降に実施されたニューハンプシャー州民主党予備選計9回のうち5回は同州勝者が、残り4回では2位の候補が、その後の党大会で民主党公認候補に指名されている。
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 民主党予備選の誓約代議員数は2州合計しても全国の2%も満たないが、その重要性を軽視した選挙戦略を組んだ候補は失敗してきた。

 2008年共和党予備選でルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長は序盤戦4州での選挙活動をないがしろにし、代議員数がより大きいフロリダ州に焦点をあててキャンペーンを展開した。だが、序盤戦から数週間後のフロリダ州予備選で、ジュリアーニ氏は序盤での苦戦から立ち直れず撤退に追い込まれた。2020年民主党予備選では、長期にわたり全米支持率でトップを維持していたバイデン候補もアイオワで4位、ニューハンプシャーで5位と苦戦している。


 序盤戦2州の結果が重要であった歴史が2020年大統領選でも繰り返されれば、7月指名の民主党公認候補はサンダース候補とブティジェッジ候補のいずれかに絞られることになる。クロブシャー候補、バイデン候補、エリザベス・ウォーレン候補(70歳)、そしてまだ予備選に参戦さえしていないマイケル・ブルームバーグ候補(77歳)はいずれも撤退の運命にあるのだろうか。

 しかし、今回はこの歴史が繰り返されない可能性も大いにあるとみられている。サンダース候補とブティジェッジ候補は、いずれも本選では不安が残るというのがその理由で、今後、マイノリティが多い州での戦いでほかの候補が挽回する余地もある。また、序盤戦の順位以上に重視されるのが事前予想との比較で、サプライズで3位に入ったクロブシャー候補は今後の予備選でも注目を集めそうだ。
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 予備選は多種競技にたとえられることもある。2月初旬〜3月初旬にかけて行われる序盤4州での戦いとスーパーチューズデーは、陸上競技の5種競技(ペンタスロン)に似ているといわれる。

 初戦アイオワ州党員集会(2月3日実施)は熱意のある支持者が党員集会に集まるため、候補がどれだけ組織力を保持しているかを競う。次ぐニューハンプシャー州予備選(2月11日実施)は開放型予備選であることから、共和党および民主党の支持層を上回る数の無党派層の支持確保を競う。そして3つめのネバダ州党員集会(2月22日)は組織力に加えてヒスパニック系の支持確保を競う。4つめのサウスカロライナ州予備選(2月29日)では黒人の支持確保を競う。そして14州で同日実施のスーパーチューズデーでは、広範囲の民主党支持者にどれだけリーチできるかを競う。

5605チバQ:2020/02/13(木) 09:52:49
■「絶望的」の烙印が押されたバイデン氏

 バイデン候補は序盤戦の2州で勝てず、支持率ではトップを維持する月末のサウスカロライナ州予備選勝利で、挽回を狙っている。2月11日、ニューハンプシャー州予備選の集計が終わる前に、サウスカロライナ州に向けて飛び立った異例の行為も、それを象徴したものだ。サウスカロライナ州は窮地に陥っているバイデン候補にとり、命綱だ。

 だが、今や予備選でのバイデン氏の勝利は絶望的といえる。首都ワシントンで選挙分析で知られる政治アナリストのチャーリー・クック氏は、バイデン氏をすでに「ゾンビ候補」と称し、もはや勝ち目がないとの烙印を押している。


 苦戦したニューハンプシャー州予備選からサウスカロライナ州予備選までは、18日もあり、その間、ネバダ州党員集会そしてテレビ討論会が2回開催される。「勝てる候補」を売りにしてきたバイデン候補は序盤の2戦で信頼を失ったため、南部黒人票といった「ファイアウォール(防火壁)」も今や崩壊寸前だ。バイデン候補はネバダ州党員集会で上位につけ、翌週のサウスカロライナ州予備選で圧勝しなければ復活できないと思われるが、その可能性は遠のいている。ただ、選挙資金が続く限りは、予備選に残る可能性がある。
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 民主党予備選は今後、左派レーンと穏健派レーンの2つで争われる見通しだ。左派レーンはサンダース候補でほぼ固まった。主張の近いウォーレン候補はニューハンプシャー州で4位と、先頭集団に大差を付けられたからだ。今後、リベラル派のウォーレン支持者はサンダース支持にシフトすることが想定される。

 一方、穏健派レーンにはバイデンの急失速で新たな空間が生まれた。そこにはブティジェッジ候補とクロブシャー候補が食い込んだ。だが、ブティジェッジ候補はいまだに黒人からの支持がほとんど得られておらず、このままでは月末のサウスカロライナ州予備選で大敗し、その直後のスーパーチューズデーで失速するリスクもある。ブティジェッジ候補は地元サウスベンド市で黒人警察官トップの解雇や白人警察官が黒人男性を射殺した事件への対応などをめぐって、黒人からは批判を受けている。
.

 しかし、ワシントンポスト紙の最新世論調査によると、クロブシャー候補への黒人からの支持もゼロ。ブティジェッジ候補の2%すら下回る。彼女も黒人問題ではスキャンダルを抱える。地元ミネソタ州の検察官であったころに無実の黒人青年に終身刑を科したと非難されており、地元黒人指導者らが現在、選挙活動の中止を求めている。また、知名度が低く、今後、予備選が行われる州での選挙キャンペーンも手薄であると懸念されている。

5606チバQ:2020/02/13(木) 09:53:01

■ワイルドカードはブルームバーグ氏

 こうした状況の中、3月3日のスーパーチューズデーから参戦予定のブルームバーグ氏が資金力そして大量の選挙スタッフを投じて、台頭する可能性が注目されている。つまり、5種目目から参加して追い上げを図り、スーパーチューズデー以降の選挙戦で大逆転する離れ業を狙っているのだが、民主党予備選で誰も大幅にリードしない状況が続けば、その戦略は功を奏するかもしれない。

 ブルームバーグ氏は穏健派レーンですでにバイデン支持の切り崩しを始めている。ブルームバーグ氏の黒人からの支持率は全国平均で上昇傾向にある。しかし、ニューヨーク市長時代の2015年に、黒人やヒスパニック系を標的にした警察官による取り締まりを擁護している講演の音声を、2月11日にサンダース陣営が公開。拡大してきた黒人による支持が止まり、今後、批判が広がるリスクがある。また民主党内で反富裕層の感情が高まっていることも、ブルームバーグ氏にはマイナスだ。
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 ブティジェッジ、クロブシャー、バイデン、そしてブルームバーグと候補の混み合う穏健派レーンは誰もが支持拡大で問題を抱えている。穏健派レーンで選ばれた候補で民主党支持者が団結しなければ、左派レーンを率いるサンダース氏が恩恵を享受することになる。

 アメリカ政治では大統領を国民が選ぶ際に「民主党支持者は(候補者に)恋に落ち、共和党支持者は共に並ぶ(Democrats fall in love, Republicans fall in line)」と言われている。これまで大統領選の本選を制してきた民主党候補は、ジミー・カーター大統領(1976年大統領選)、ビル・クリントン大統領(1992年)、バラック・オバマ大統領(2008年)など、いずれも、ワシントンを破壊しようとするアウトサイダーで民主党支持者が恋に落ちた結果であった。初当選時には、いずれも対抗馬よりワシントンでの経験は浅かったか、あるいはまったくなかった。

5607チバQ:2020/02/13(木) 11:08:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200212-00000137-kyodonews-int

米民主指名、非主流2候補好発進 重鎮バイデン氏は瀬戸際


2/12(水) 19:30配信

共同通信







米民主指名、非主流2候補好発進 重鎮バイデン氏は瀬戸際


11日、米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで、集会に出席する民主党サンダース上院議員。予備選に勝利した(ゲッティ=共同)


 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選でトランプ大統領(73)と対決する民主党の候補指名争いは11日、序盤2戦を終え、左派サンダース上院議員(78)と中道若手の前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)の非主流派2候補が好スタートを切った。第3戦となる22日の西部ネバダ州党員集会が試金石となる。本命視された主流派の党重鎮バイデン前副大統領(77)は序盤で振るわず、瀬戸際に立たされた。

 第4戦の29日の南部サウスカロライナ州予備選を含め、非白人層に支持を広げられるかどうかが鍵を握る。

5608チバQ:2020/02/16(日) 22:15:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2002140025.html
【米大統領選】民主序盤優位の2氏 非白人票の獲得が至上課題
2020/02/14 16:09産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争い序盤で健闘しているブティジェッジ前サウスベンド市長とクロブシャー上院議員が、中南米系や黒人といった人種的少数派の支持獲得という課題に直面している。第3戦の西部ネバダ州党員集会(22日)は中南米系票、続く南部サウスカロライナ州予備選(29日)は黒人票の行方が勝敗を分けるとされる。非白人有権者の間での知名度が非常に低い両候補にとって、両州で結果を残せなければ、急失速する事態にも陥りかねない。

 ブティジェッジとクロブシャー氏は13日夜、ラスベガス市内で開かれた有力中南米市民団体「統一ラテンアメリカ系市民連盟」(LULAC)の会合に出席し、出席者らに支持を訴えた。スペイン語を話せるブティジェッジ氏は、英語とスペイン語で司会者の質問に答えるなどして聴衆へのアピールを図った。

 ともに中西部出身の中道穏健派である両氏は、指名争いの初戦、アイオワ州党員集会と続くニューハンプシャー州予備選の突破を至上課題としてきたため、非白人有権者向けの選挙活動まで手が回っていない。

 また、ブティジェッジ氏とクロブシャー氏のそれぞれの出身州であるインディアナとミネソタは白人が人口の8割以上を占め、両氏は中南米系や黒人の地位向上に向けた政策にほとんど取り組んでこなかった。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめたネバダ州での平均支持率では、首位のバイデン前副大統領が21%、サンダース上院議員が17・5%なのに対し、ブティジェッジ氏は7%、クロブシャー氏は3%にとどまる。

 また、キニピアック大が10日発表した世論調査によると、黒人有権者の間でのブティジェッジ氏の支持率は4%、クロブシャー氏に至っては0%だった。

 3月3日に全米14州などで一斉に予備選・党員集会が実施される「スーパーチューズデー」では、国内でも最大規模の中南米系人口を抱えるカリフォルニア州とテキサス州でも予備選が行われる。他州でも、広範な層の有権者から支持を得られなければ勝利はおぼつかない。

 ネバダとサウスカロライナでの結果は、ブティジェッジ氏とクロブシャー氏がスーパーチューズデー以降の指名争いで躍進できるかどうかを占う重要な試金石となりそうだ。

5609チバQ:2020/02/16(日) 22:20:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200215X049.html
第3戦、サンダース氏勢い=ブティジェッジ氏は浸透遅れ―米大統領選・世論調査
2020/02/15 09:38時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦となる西部ネバダ州党員集会が22日、開かれる。地元紙ラスベガス・レビュージャーナルが14日発表した世論調査によると、第2戦を僅差で制した急進左派のサンダース上院議員に勢いがある。

 同紙は第2戦のニューハンプシャー州予備選があった11日から13日にかけて調査を実施。サンダース氏は支持率トップの25%で、ネバダ州でこれまで首位だったバイデン前副大統領(18%)を上回った。

 初戦、第2戦で躍進したブティジェッジ前サウスベンド市長は浸透が遅れ、クロブシャー上院議員とともに5位タイの10%。3位はウォーレン上院議員(13%)、4位は慈善活動家ステイヤー氏(11%)だった。

5610チバQ:2020/02/16(日) 22:35:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000015-asahi-int
「ゲイが大統領になる国でない」民主新星への発言に波紋
2/16(日) 12:00配信朝日新聞デジタル
「ゲイが大統領になる国でない」民主新星への発言に波紋
4日にあった一般教書演説の途中で、トランプ大統領の妻のメラニアさんから「大統領自由勲章」を贈られるラッシュ・リンボー氏=AP
 米大統領選に向けた民主党の候補者争いで、同性愛を公表しているピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)の支持が伸びるなか、トランプ大統領に近いラジオ司会者が、「米国はまだ、ゲイが大統領に当選できる国ではない」と発言し、波紋を広げている。発言に対しては民主、共和の両党から批判が出ているが、トランプ氏の周辺が今後もこうした攻撃をする可能性はある。

 発言をしたのは、トランプ氏の熱心な支持者として知られるラッシュ・リンボー氏(69)。12日、自らの番組でブティジェッジ氏の名を挙げ、「討論会のステージで、男の中の男、トランプ氏の隣で夫にキスをする男はどう見える?」などと語り、民主党の支持者が敬遠するのではないか、と推測。「米国はまだ、ゲイが大統領に当選できる国ではない」と述べた。

 リンボー氏の発言を受けて、ブティジェッジ氏と候補者指名を争うジョー・バイデン前副大統領は「(トランプ)政権の堕落の一端だ」と批判。共和党の重鎮、リンゼー・グラム上院議員もAP通信に、「米国の現状を見誤っている。この国は、性的指向を理由に、資格がないとみなすようなことはしない」と否定的な意見を語った。

 2年前に同性婚をしたブティジェッジ氏は、コメントを公表していない。ただ、13日の集会では、「私は、結婚にも夫にも誇りを持っている」と話した。

朝日新聞社

5611チバQ:2020/02/17(月) 08:54:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200216-00034137-bunshun-int

「出会い系で同性婚」「マッキンゼー出身」「アフガン従軍」民主党の新星ブティジェッジはトランプと戦えるか?


2/16(日) 6:00配信

文春オンライン







「出会い系で同性婚」「マッキンゼー出身」「アフガン従軍」民主党の新星ブティジェッジはトランプと戦えるか?


ブティジェッジはどこまで支持を広げられるか ©AFLO


 民主党出身のアメリカ大統領には共通する3要素がある。それは、若いこと、エリート中のエリートの学歴と経歴を持ち合わせていること、そして演説がうまいことだ。オバマ大統領も、クリントン大統領も、ケネディ大統領もこの3つを持ち合わせている。

【画像】同性婚した夫のチャスティン氏と壇上で見つめ合うブティジェッジ氏

 今回の大統領選挙でも、この条件にぴったり合う候補者が1人いる。それが、38歳のピーター・ブティジェッジである。

 アイオワ州の民主党予備選挙では、下馬評1位だったバーニー・サンダース(78)を押さえて1位。ニューハンプシャー州でも、サンダースに僅差で負けはしたものの2位につけ、一時は支持率でトップを走ったエリザベス・ウォーレン(70)を獲得率で3倍近く引き離した。
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「目を瞑って聞くとオバマのようだ」

 38歳という若さに加え、スマートな経歴とよどみない爽やかな演説で指名争いのトップグループに駆け上ってきたブティジェッジ。彼はどんな人物なのか。

 ブティジェッジは、ハーバード大を優秀な成績で卒業後、アメリカでもっとも優秀な学生が手にすると言われるローズ奨学金に選ばれ、英オックスフォード大学に留学する。ローズ奨学金はクリントン大統領も手にしているが、全米で選ばれるのは約30人。在学生が選ばれた大学は、その学生のために大学主催で盛大なパーティをするほど栄誉のある賞である。

 その後、ブティジェッジは、エリート集団のコンサルティング大手マッキンゼーで働く。趣味のピアノの腕前はプロ並みで、複数の語学も堪能だ。父親の母国語であるマルタ語をはじめ、ヨーロッパの言葉はほとんど話せると言われている。

 よどみない演説は、ハーバード大の先輩であるオバマ大統領を彷彿させる。「目を瞑って聞くとオバマ大統領のようだ」とインタビューで語る支持者もいるほどだ。ちなみに、クリントン大統領もオバマ大統領も、ブティジェッジと同じように、とても勝てるとは思えない位置から予備選の演説で支持者の心を掴んできた。

 今回の大統領選で名乗りを上げるまで、ブティジェッジは、インディアナ州の人口10万人ほどのサウスベンド市の市長をつとめる無名の政治家であった。

 そのため立候補当時、各メディアは共通して困ったことがあった。名字の発音の仕方がわからなかったのである。

 若者に一番人気のあるテレビ番組「デイリー・ショー」では、大統領選を伝えるキャスターやコメンテーターが、ブティジェッジの発音に困る動画を集めて特集を組んでいたほどだ。この番組は大学生の政治知識になっていると言われるほどの人気番組だ。

 徐々に注目を集めると、この番組で「ブティジェッジって誰?」という特集ビデオが作られた。そして、最後に司会者のトレーバー・ノアはこう語った。

「いくら探しても悪いところがないんだ! 完璧なんだ」

5612チバQ:2020/02/17(月) 08:55:06
ネットでパートナーと出会う

 彼の経歴を見ると、エリート街道を苦労なく歩いてきたようにみえるが、そうとも言い切れない部分がある。

 ブティジェッジは、ゲイであることを公表している。2019年4月に立候補宣言した時も、テレビ討論会に出た時も、同性婚をしたチャスティンが一緒にいた。会場ではハグし、キスもしあう。

 しかし、同性愛者であることを公表したのは2015年。ここに来るまでの道は容易ではなかったことが窺える。

「ニューヨークタイムズ」に掲載されたハーバード時代の同級生のインタビューによれば、当時はハーバードといえども、まだゲイ反対の空気が強かったという。そんな中、ブティジェッジは「男らしさ」に対して努力していた。例えば、低い声で演説する練習をしていたという。ガールフレンドがいたこともある。ブティジェッジによると、自分がゲイだと確信した20代の時から、ゲイであることがわかると自分が夢見る将来がなくなる、という恐怖を感じながら、もがいていたという。

 大統領選の中でも、難しい立場に置かれることもある。今年2月3日、アイオワ州の民主党予備選挙の際には、「ピート市長がゲイだとは知らなかった。私の票を返して欲しい」と語気を強める女性の姿が報じられて話題になった。対応した民主党のスタッフが「あなたは彼の政策が気に入って投票したんでしょ。ゲイかどうかなんか関係ないんじゃないの」と諌めた言葉も全米のニュースを駆け巡った。アメリカでは、宗教的な背景もあって同性愛は敏感な話題なのだ。

 最近では、映画だけではなくテレビドラマにも、同性婚の設定が出てくるようになった。それでも、アメリカの大統領が同性婚を認めたのはオバマ大統領の再選の大統領選時(2012年)で、ほんの8年前。その際もオバマ大統領は悩みに悩み、自分で演説原稿を書いたエピソードが知られている。

 1982年生まれのブティジェッジにとっても、カミングアウトは容易なものではなかったのだろう。政治的野心を持つ彼は、カミングアウトした上で有権者から「パーフェクト」と言われるために、それ以外の経歴を追求してきたかのようにも見える。

 その一つが、軍の経験だ。ブティジェッジは2009年に予備役に登録。2010年インディアナ州の財務長官に立候補して共和党候補に破れて落選するが、翌年にサウスベンド市長に29歳の若さで当選、1期目の任期中の2014年に7カ月の休みを取ってアフガニスタンに従軍する。ここでの経験から覚悟を決め、2015年に満を持してカミングアウトし、2018年に同性婚することになる。

 夫となるチャスティンと出会ったのは、出会い系アプリ「Hinge」だ。ブティジェッジがプロポーズをし、チャスティンはブティジェッジの名字を名乗るようになる。2019年5月には、2人は夫婦として「タイム」誌の表紙を飾っている。いま、ブティジェッジが演説をし、そして夫と抱き合いキスする姿や一緒にインタビューを受ける姿を見ると、今が一番彼にとって安らかな時間なのだろうな、と思えてしまう。彼の人生は、今始まったばかりとも言えるのだ。

5613チバQ:2020/02/17(月) 08:55:21
若者からの支持は低迷

 ブティジェッジは今後、支持を広げられるのだろうか。

 白人男性の有権者には、基本的に共和党が強い。民主党内では、若者、女性、人種・宗教といったマイノリティ票の獲得が重要になる。

 民主党の大統領候補のトップ4の候補者は、ブティジェッジ以外は、サンダースも、バイデン(77)も、ウォーレンも70歳代。コメディ・ショーでは、この3人の討論会でのやり取りは、物忘れする年寄りの茶飲み話として茶化されている。

 だが、21世紀になってから成人した「ミレニアル世代」の人気は、自らを「社会主義者」と言うサンダースが一番だ。この世代の旗手として知られる、史上最年少の女性下院議員、アレクサンドリア・オカシオ゠コルテスは、サンダースへの支持を公言し選挙イベントに帯同する。

 特に、若者には「大学授業料フリー」と声高に叫ぶ演説が圧倒的に支持されている。アメリカでは、大学生1人に年1000万円の教育費がかかると言われており、大学を卒業するときにはほとんどの学生が教育ローンを背負っている。中学校の卒業式で「この学校のシナモンパイは美味しい、フリーにすべき!」とサンダースを真似する演説動画が全米で話題になるほど、サンダースの演説は子供にまで理解されている。

 一方のブティジェッジは、ミレニアル世代からの支持は低く、どちらかというと、有権者の年齢を上がるほど支持が高くなる傾向がある。ミレニアル世代から見ると、エリートすぎて友達になりにくい「先生のお気に入り」のような存在と認識されてしまっているようだ。

 今回のニューハンプシャーの予備選挙で、ブティジェッジのライバルとして頭角を表したのは女性候補の1人、59歳のエイミー・クロブシャーだ。3期目の上院議員だが、ニューハンプシャー州の予備選挙の直前のテレビ討論会でディベート力を見せつけ、注目が集まっている。政策は、ブティジェッジと同じ現実的な中道派である。

5614チバQ:2020/02/17(月) 08:55:32

LGBTQグループはブティジェッジをどう見るのか

 最後に、ゲイをカミングアウトしているブティジェッジに対する、LGBTQグループの思いを紹介しよう。

 LGBTQグループの胸中は複雑だ。彼らにインタビューすると、カミングアウトした人が大統領候補の一角に入っていることに驚き、そして喜んでいる。だが、それを表現してはいけないのではないか、と思っている人も少なくない。カミングアウトしていない人にとっては、彼を支持していると自分自身のこともバレてしまうのではないか、という不安もあるという。

 ブティジェッジの政策は、社会主義者を自認するサンダースやウォーレンに比べると、マイノリティにそれほど優しいものではない。だが、ブティジェッジが政策について語らなくても、ゲイという背景から「マイノリティにとっては気持ちをわかってくれる人」という思いに繋がっている部分もあるだろう。

 ブティジェッジが序盤から順調なのは、12月までの世論調査では表に出なかった「隠れブティジェッジ票」があったのではないか。それが、アイオワ州、ニューハンプシャー州で、票として出現したのかもしれない。

 今後、予備選はマイノリティの多い州に移っていく。これからのブティジェッジへの支持の広がりに注目したい。
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横江 公美/週刊文春デジタル

5615チバQ:2020/02/18(火) 15:01:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00000008-jij-n_ame

ブルームバーグ氏を警戒 支持率3位に、主要候補ら批判強める 米大統領選


2/18(火) 7:17配信

時事通信







ブルームバーグ氏を警戒 支持率3位に、主要候補ら批判強める 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を争うブルームバーグ前ニューヨーク市長=4日、中西部ミシガン州デトロイト(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争う主要候補はこの週末、支持率を急上昇させているブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)に対し、相次いで攻撃を仕掛けた。

 ブルームバーグ氏が参戦するのは3月からだが、その並外れた資金力に警戒感が強まっている。

 ブルームバーグ氏は1981年に米大手情報サービス「ブルームバーグ」を創業し、金融情報端末の販売などで富を築き、世界9位の資産家とされる。既にテレビCMに約400億円の私財を投入、序盤戦で戦力の多くを使い果たす他候補を尻目に、全国的な知名度を上げてきた。

 キニピアック大の今月の世論調査によると、支持率は前月比7ポイント増の15%となり、サンダース上院議員(25%)、バイデン前副大統領(17%)に次ぐ3位につけている。

 サンダース氏は15日の演説で、ブルームバーグ氏が過去に最低賃金引き上げや富裕層増税に反対してきたと紹介し、「トランプ大統領を倒すには高投票率が必要だが、そのための興奮や熱狂を生み出すことは彼にはできない」と批判した。

 バイデン氏は16日、ブルームバーグ氏がオバマ前大統領との近さを誇示するCMを流していることについて、「突然大親友にでもなったかのようだが、オバマ氏は彼を支持しないだろう」と指摘。ブティジェッジ前サウスベンド市長も、過去の女性差別的な言動をめぐる報道について「彼は答えなければいけない」と求めた。

 出馬表明の遅かったブルームバーグ氏は、14州の予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーから参戦する。バイデン氏がこのまま失速し、ブティジェッジ氏が勢いを全国に広げられなければ、サンダース氏に対抗する穏健派の軸として期待が集まる可能性もある。

5616チバQ:2020/02/18(火) 15:02:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000550-san-n_ame

米大統領選 民主ネバダ州、アイオワ混乱の「二の舞」懸念 電子集計の訓練なし


2/17(月) 17:48配信

産経新聞



 【ワシントン=平田雄介】米大統領選の民主党候補指名争いの第3戦となる22日の西部ネバダ州党員集会で、初戦のアイオワ州党員集会に続き集計トラブルが再発することへの懸念が出ている。ネバダ州民主党は、アイオワ州で混乱の原因となった集計アプリの使用を予定していたが、とりやめると説明。しかし、代替システムがどこまで整ったかは明らかでなく、関係者の間では不安が募る。

 3日のアイオワ州党員集会では、各会場の集計結果を送信するアプリの不調から開票結果の確定が遅れている。12日にはアイオワ州民主党のプライス委員長が責任をとって辞任すると表明した。

 アイオワ州での混乱を受け、ネバダ州民主党のマカディー委員長は4日、ツイッターで「アイオワのアプリは使わない」と発言。複数の米メディアは、ネバダ州では州民主党が購入したアップルの携帯型端末「iPad(アイパッド)」を各会場の責任者に配布し、集計結果を取りまとめるもようだと伝えた。

 ただ、iPadをどう使うのかについて州民主党の発表はない。事前搭載されたグーグルのアンケートフォームを使うとの見方もあるが、専門家は米紙ワシントン・ポストに「党員集会に合わせた仕様に作り替えるには向いていない」と指摘。党員集会運営ボランティアのモリソンさんは「集計作業の実地訓練もなされていない」と訴えた。

 ネバダ州では今回、期日前投票(15〜18日)を導入。22日の本番では、各会場の支持表明と期日前投票の結果を合わせて集計する。作業が複雑になるため、州民主党は電子集計で効率化したい考えだ。

 党員集会での支持表明は2度行う。1度目で全参加者の15%の支持を得られなかった候補は脱落する。脱落候補を支持した人は、2度目の支持表明で他候補の支持に回ることができる仕組みだ。

 米メディアによると、州民主党は集計トラブルに備え、集計した支持表明者の数を手元に記録し、電話で州全体の集計会場に伝える従来の方式も準備する。

5617チバQ:2020/02/18(火) 15:03:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00000006-jij-n_ame

米民主新星、同性愛批判に反論 「家族観の説教受けない」 大統領選


2/17(月) 6:30配信

時事通信







米民主新星、同性愛批判に反論 「家族観の説教受けない」 大統領選


ブティジェッジ前米サウスベンド市長(左)と夫のチャスティンさん=3日、アイオワ州デモイン(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を争う新星ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)に対し、トランプ大統領に近いラジオ司会者が「米国人はまだ同性愛者を大統領として受け入れられない」と発言し、波紋を呼んでいる。

 ブティジェッジ氏は16日、CNNテレビで「私は夫をとても愛している。家族観について説教を受けるつもりはない」と反論した。

 ブティジェッジ氏をめぐっては、保守系ラジオ司会者ラッシュ・リンボー氏が12日、「正真正銘の男であるトランプ氏の横で、ブティジェッジ氏が彼の夫と抱き合うのを見たら人々にどう映るか」などと述べた。これに対し、民主党の他候補からも「差別的な人格攻撃」などと非難が相次いでいた。

5618とはずがたり:2020/02/19(水) 18:49:21

2020年1月22日 / 11:47 / 1ヶ月前
ヒラリー氏、サンダース議員を批判 「誰からも好かれず」
https://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-idJPKBN1ZL085

5619チバQ:2020/02/20(木) 21:41:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00050141-yom-int
討論会に初参加、前NY市長「トランプ氏倒すのは私だ」…米民主指名争い
2/20(木) 11:47配信読売新聞オンライン
討論会に初参加、前NY市長「トランプ氏倒すのは私だ」…米民主指名争い
19日、米ラスベガスで、テレビ討論会に参加するブルームバーグ前ニューヨーク市長(左)。右はウォーレン上院議員=AP
 【ワシントン=横堀裕也】米大統領選(11月3日投開票)の民主党指名候補争いで、第9回テレビ討論会が19日、主要候補6人が参加してネバダ州ラスベガスで開かれた。支持率が急上昇中のマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参加し、「トランプ大統領を倒し、ホワイトハウスで最も良い仕事が出来るのは私だ」と聴衆にアピールした。

 大富豪として知られるブルームバーグ氏は、広告費に巨額の私財を投じて認知度を拡大させており、直近の世論調査で支持率は2位まで上昇している。討論会で、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は、「この党をカネで買おうとする候補者が選ばれるべきではない」と述べ、ブルームバーグ氏を強く批判した。

 ネバダ州では党指名候補争いの3戦目となる党員集会が22日に予定されている。世論調査で首位に立つバーニー・サンダース上院議員(78)は「国民皆保険を基本的人権として認めるべきだ」と持論を展開し、支持を訴えた。

 初戦のアイオワ州党員集会と2戦目のニューハンプシャー州予備選で振るわなかったジョー・バイデン前副大統領(77)は「私こそがトランプ氏を倒せる。世論調査もそれを証明している」と強調し、挽回に意欲を示した。

5620チバQ:2020/02/20(木) 22:18:41
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN20D2JW.html
米国防総省ナンバー3のルード次官が辞表、「大統領が要請と理解」
2020年2月20日04時02分
 [ワシントン 19日 ロイター] - 米国防総省は19日、同省のナンバー3であるジョン・ルード次官(政策担当)が月末に辞任すると発表した。同省は理由を説明していない。

 ロイターが入手した辞表によると、ルード次官は国防総省による「増大する中国の脅威」への注力を含め、主要な政策に関与できたことついてトランプ大統領に謝意を表明。「大統領が私の辞任を要請したと理解している」とした。

 米政府内では、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に対する輸出制限などを巡り見解が対立。中国への輸出の一段の制限を求める声が一部で上がる中、トランプ大統領は前日、国家安全保障を口実として米製品の国外での販売が制限されることはあってはならないとの考えを示した。 

 ルード氏は米ロッキード・マーチン<LMT.N>出身。国防総省政策担当国防次官に2018年1月に就任した。同省の声明によると、後任が決まるまで、政策担当副次官の任務を務めているジェームズ・アンダーソン氏が暫定次官を務める。

5621チバQ:2020/02/21(金) 11:20:55
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200216-00034034-bunshun-int

8カ国語、海軍従軍、同性愛告白……米民主党 有力候補ブティジェッジの華麗な経歴と急所


2/16(日) 18:30配信

文春オンライン







8カ国語、海軍従軍、同性愛告白……米民主党 有力候補ブティジェッジの華麗な経歴と急所


巧みな演説にも定評がある &copy;共同通信社


 アメリカ人ですら発音しづらい名前の持ち主が、米大統領選、民主党候補指名争いを席巻している。

【写真】この記事の写真を見る

 2月3日、初戦となったアイオワ州の党員集会で、ピート・ブティジェッジ氏(28)は世論調査3位の前評判を覆し、バーニー・サンダース上院議員(78)を0.1ポイントの僅差で抑え、暫定首位に立った(2月11日現在)。

「予想外の不人気に見舞われたバイデン前副大統領の票が、ブティジェッジ氏に流れた」(外信部デスク)という。

 70代がひしめく候補者レースで、その若さが際立つブティジェッジ氏は、インディアナ州の中都市サウスベンド市の出身。ハーバード大学と英オックスフォードで学び、大手コンサル「マッキンゼー」で勤務。8カ国語を操り、輝かしい経歴を引っ提げ、地元サウスベンド市の市長に当選したのは29歳の時だった。

 8年間の市政では、いわゆる「ラストベルト」の一角をなす町において、中心部の再開発と新興企業の呼び込みなどで半世紀ぶりに人口増加を達成。しかも、市長時代、海軍予備役の将校としてアフガニスタンで従軍した異色の経歴をもつ。また同性愛を公表。18年にデートアプリで知り合った男性と結婚し、選挙集会で「夫」と壇上でキスを交わす場面も珍しくない。
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最大の弱点は、マイノリティと若者の支持が集まらないこと

 そんな話題性には事欠かない経歴だが、政策についての評は聞こえてこない。

「その経歴から急進的なリベラルとみられがちだが、中道左派です。サンダースやウォーレン上院議員など、民主党の急進左派のお題目ともいえる国民皆保険はバラマキだと批判。その一方で、トランプ氏が実績としてアピールする連邦法人税の減税も批判し、時給15ドルへの最低賃金の引き上げを掲げるものの、目玉といえる政策がないのが実情です」(現地特派員)

 最大の弱点は、マイノリティと若者の支持が集まらないことだという。

「第3戦のネバダでは中南米系のヒスパニック、第4戦のサウスカロライナでは黒人の支持率が伸びていない。市長時代にマイノリティ対策を取らなかったと指摘されていますが、同性愛に不寛容な黒人が多いとも分析されている。またフォーブス誌の調査で18〜29歳の間での支持率はわずか3%。同性愛の公表もアピール材料に組み込む姿に鼻白むミレニアル世代が意外に多い」(前出・デスク)

「第3の男」の思わぬ躍進に混乱する民主党。皮肉にもトランプ再選に、また一歩近づいたのかもしれない。
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「週刊文春」編集部/週刊文春

5622チバQ:2020/02/21(金) 15:23:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200221-00000539-san-n_ame

米大統領選 ネバダ州で22日に民主党の党員集会 非白人の支持が焦点


2/21(金) 14:22配信

産経新聞



 【ラスベガス=黒瀬悦成】11月の米大統領選での民主党候補指名に向けた西部ネバダ州党員集会が22日に実施される。指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で1位となり、全国支持率でもトップを走るサンダース上院議員(78)が優位を確保できるかなど、選挙序盤の行方を決する重要な一戦として注目が高まっている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめたネバダ州での世論調査では、20日時点の平均支持率トップはサンダース氏の30%で、2位のバイデン前副大統領(77)=16%=に14ポイント差をつけた。

 複数の選挙専門家は、現時点ではサンダース氏に勝算があるとしつつ、同氏の急進左派的な公約が州内の民主党支持者から警戒されていると指摘する。

 ネバダ州で最も影響力が強い組織の一つとされ、最大都市ラスベガスなどのサービス業従事者が加盟する「料飲業者組合」(組合員数約6万人)は20日の集会で「どの候補も支持しない」と表明し、先頭走者のサンダース氏を拒絶する立場を打ち出した。同氏が唱える「国民皆保険の実現」が、組合が長年かけて雇用主から勝ち取った保険システムの撤廃につながると懸念を強めているためだ。

 こうした動きは他州の組合にも波及する可能性があり、サンダース氏には逆風となりかねない。

 バイデン氏は、同州で一時は32・5%の支持率を誇ったが、最近は同じ中道穏健派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)やクロブシャー上院議員(59)らに食われる形で支持率を減らしている。

 ネバダ大のロバート・ラング教授(公共政策)は「バイデン氏がネバダ州で2位に滑り込むことができれば、29日のサウスカロライナ州予備選以降の展望が開ける。返り咲きも可能だ」と指摘する。

 一方、中西部出身で支持層が白人に偏っているブティジェッジ氏とクロブシャー氏は、党員集会でヒスパニック(中南米系)と黒人にどれだけアピールできたかが今後、非白人の比率が高い南部や西部で勝ち抜けるかの指標となる。

 2016年の前回大統領選でのネバダ州民主党党員集会では、参加者の19%が中南米系、13%が黒人だった。同州での平均支持率は、ブティジェッジ氏14%、クロブシャー氏10%となっている。

 ネバダ州党員集会の注目度が初戦のアイオワ州党員集会や第2戦のニューハンプシャー州予備選にも増して高まってきたのを受け、15〜19日に行われた党員集会の不在者投票には、16年の党員集会の総参加者約8万4700人に迫る、約7万7千人が参加した。

5623チバQ:2020/02/21(金) 17:22:05
■2月03日 アイオワ州 党員集会 >>5593
26.4%  ブティジェッジ
25.7%  サンダース
18.3%  ウォーレン
15.8%  バイデン
12.2%  クロブシャー

■2月11日 ニューハンプシャー州 予備選 >>5604 州人口の92%は白人>>5589
26% サンダース
24% ブティジェッジ
20% クロブシャー
 8% バイデン

■2月22日 ネバダ州 党員集会 白人は51%、ヒスパニックが17%>>5589 
>>5609支持率
25% サンダース
18% バイデン
13% ウォーレン
11% ステイヤー
10% ブティジェッジ
10% クロブシャー

■2月29日 サウスカロライナ州 予備選 アフリカ系が州人口の27% >>5589

■3月3日 全米14州「スーパーチューズデー」



現在残っている候補
ジョー・バイデン
マイケル・ブルームバーグ
ピート・ブティジェッジ
トゥルシー・ギャバード
エイミー・クロブシャー
バーニー・サンダース
エリザベス・ウォーレン
トム・ステイヤー

5624チバQ:2020/02/25(火) 16:18:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00000057-mai-n_ame

急進左派サンダース氏連勝か 米民主党ネバダ党員集会 中南米系に浸透


2/22(土) 18:54配信

毎日新聞







急進左派サンダース氏連勝か 米民主党ネバダ党員集会 中南米系に浸透


米・ネバダ州


 11月の米大統領選の野党・民主党の指名候補争いの第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が22日(日本時間23日)に行われる。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が中南米系にも浸透し、支持を広げており、東部ニューハンプシャー州予備選に続き連勝する見通しが強まっている。

【動画】トランプ大統領の演説原稿を破り捨てた下院議長の挑戦状

 初戦の中西部アイオワ州党員集会と2戦目のニューハンプシャーはともに州民の大多数が白人だったが、ネバダは約3割が中南米系で、約1割が黒人。民主党は多様性を売り物にしており、候補にとってはネバダでの勝利は全米での支持拡大に向けた弾みとなる。

 エマーソン大などが19、20両日に実施した世論調査では、サンダース氏が30%で首位。ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が17%、ジョー・バイデン前副大統領(77)が16%と穏健派の両氏がほぼ横並びで続いている。

 エリザベス・ウォーレン上院議員(70)も12%、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も11%と2桁の支持率で、2位以下は混戦状態となっている模様だ。

 2016年にも指名獲得を目指したサンダース氏は、ラスベガス周辺などに選挙活動の拠点となる事務所を早々に構え、草の根運動で、米国の好景気を実感できない中南米系も含めた中間層や貧困層への浸透を図ってきた。

 当初はネバダで優勢とみられていたのはバイデン氏だった。だが、ラスベガスなどの観光産業で働く約6万人の「ホテル従業員労働組合」が13日に特定の候補を推薦しない方針を決定。労組の支援を当て込んでいたバイデン氏には痛手となった。労組票はバイデン氏に集中せず、他候補にも分散しているとみられている。

 ネバダでの勝利に自信を持つサンダース氏は、21日は3月3日に予備選がある西部カリフォルニア州でも集会を開催。ネバダではサンダース氏を応援する他州の州議会議員らがラスベガス郊外の事務所でボランティアらと集会を開き、「最後まで手を抜かずに戸別訪問を続けよう」などと気勢を上げた。

 バイデン氏はラスベガスでの集会で、サンダース氏について「銃規制の法案に後ろ向きだった」と批判した。ブティジェッジ氏もラスベガスで「個人の選択を維持していこう」と訴え、サンダース氏提案の政府主導の国民皆保険導入に反対する考えを強調した。

 立候補表明が遅れたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はネバダ党員集会と29日の南部サウスカロナイナ州の予備選には正式には参加していない。【ラスベガス(西部ネバダ州)古本陽荘、福永方人】

5625チバQ:2020/02/25(火) 20:49:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3269972.html
サンダース氏がキューバ擁護、民主党内ライバルから批判殺到
2020/02/25 12:01AFPBB News

サンダース氏がキューバ擁護、民主党内ライバルから批判殺到

米ネバダ州ラスベガスで行われた民主党候補者討論会の様子。左から、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長、エリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員、ジョー・バイデン前副大統領(2020年2月19日撮影)。(c)MARIO TAMA / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】11月に行われる米大統領選へ向けた民主党の指名候補争いで現在トップを走るバーニー・サンダース上院議員が、23日放送のテレビインタビューでキューバの故フィデル・カストロ元国家評議会議長の政策を一部擁護したためにライバル候補らの批判にさらされている。

 社会民主主義者を自称するサンダース氏は米CBSの報道番組「60ミニッツ」のインタビューで、1959年のキューバ革命後にカストロ議長が率いた識字率向上事業はおおむね成功したと述べ、「フィデル・カストロがやったことだとしても、それは悪いことなのか?」と問いかけた。さらに、「キューバ政権の独裁的な性格」には反対すると強調しつつ、その政権が長年にわたり行ってきたこと全てを誤りだとするのは不当だと述べた。

 サンダース氏はキューバについて、反体制派を弾圧していると非難もしたが、ライバルらは、サンダース氏の社会民主主義路線を阻む批判の機会を逃しはしなかった。

 ジョー・バイデン前副大統領の選挙顧問クリストバル・アレックス氏は、サンダース氏には昔から独裁的な指導者たちの理念を信奉する傾向があると批判。「バーニー(サンダース氏)の発言は、フィデル・カストロ、ニコラス・マドゥロ(ベネズエラ大統領)、ダニエル・オルテガ(ニカラグア大統領)らが、今ここに米国人として住む人々を含む大勢に与えた痛みや苦しみを理解していないことを示している。さらに悪いことに、サンダース氏は自身のイデオロギーのために、そうした国々での生活の現実が見えなくなっている」と述べた。

 またマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長はツイッターへの投稿で、「フィデル・カストロは強制労働収容所や宗教弾圧、貧困のまん延、銃殺隊、大勢の自国民の殺害といった負の遺産をもたらした。だがそうだな、バーニー、彼の識字率向上事業についてならば話そう」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News

5626チバQ:2020/02/25(火) 20:51:03
https://www.sankei.com/world/news/200225/wor2002250009-n1.html
【米大統領選】ネバダ党員集会、サンダース氏が圧勝 集計終了
2020.2.25 09:14
 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向け22日に実施された民主党候補指名争いの第3戦、西部ネバダ党員集会は24日、全ての集計が終了し、急進左派のサンダース上院議員(78)が得票率46・8%で圧勝した。サンダース氏は第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選(11日)に続く連勝。3月3日に全米14州などで実施される指名争いの最大の山場、「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた。

 一方、バイデン前副大統領(77)は得票率20・2%で2位につけ、今月29日の南部サウスカロライナ州予備選に望みをつないだ。バイデン氏は党員集会で黒人票を最も多く獲得しており、黒人が人口の27%を占める同州で再起を期したい考えだ。

 ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は14・3%で3位、左派のウォーレン上院議員(70)が9・7%で4位となった。ニューハンプシャー州予備選で健闘が目立ったクロブシャー上院議員(59)は4・2%で6位に終わった。

 ブティジェッジ氏とクロブシャー氏は多様な人種を抱えるネバダ州で不振に終わり、民主党の重要な支持基盤である中南米系や黒人などの民族的少数派の間で支持が広がっていない現状を露呈した。ウォーレン氏は、サンダース氏との「左派対決」で劣勢が一層鮮明になってきた。

5627チバQ:2020/02/25(火) 20:52:38
https://mainichi.jp/articles/20200224/ddn/001/030/001000c
米大統領選 サンダース氏連勝 民主第3戦、バイデン氏に大差
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月24日 大阪朝刊
 11月の米大統領選に向けた野党・民主党候補の指名争いの第3戦・西部ネバダ州党員集会が22日、行われた。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が2位に大差をつけ勝利を確実にした。11日の東部ニューハンプシャー州予備選に続く連勝となった。(2面に「米国の選択」)

 従来の支持層の若年層だけでなく、中南米系の支持も得たサンダース氏は南部テキサス州で「ネバダで世代や人種を超えた支持を集めることができた。全米での勝利につながる」と勝利宣言。初戦の中西部アイオワ州党員集会は暫定結果で僅差の2位で、現段階で「フロントランナー」であることを印象付けた。

 ネバダ州の人口の約3割を占める中南米系は民主党の有力な支持層で、米メディアの入り口調査によると、サンダース氏がその過半数の支持を得た模様。中南米系の割合が比較的高く大票田の西部カリフォルニア州やテキサス州などの予備選がある3月3日のスーパーチューズデーに向け、弾みがついたことになる。

5628チバQ:2020/02/25(火) 20:54:21
https://www.cnn.co.jp/usa/35149827.html
次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード
2020.02.25 Tue posted at 15:35 JST

(CNN) 11月に行われる米大統領選で野党・民主党からの指名争いが行われるなか、4戦目となるサウスカロライナ州で、バイデン前副大統領とサンダース上院議員がリードしていることがわかった。NBCとマリスト大学が24日、調査結果を発表した。

投票する可能性の高い有権者の中でバイデン氏の支持率は27%、サンダース氏の支持率は23%だった。3位には支持率15%で実業家のスタイヤー氏が入った。2けたの支持率を得たのはこの3人だけだった。

以下、ブティジェッジ前サウスベンド市長が9%、ウォーレン上院議員が8%、クロブシャー上院議員が5%、ギャバード下院議員が3%となった。

今回の世論調査はサンダース氏が勝利した3戦目のネバダ州党員集会の前に行われた。

黒人層はまだバイデン氏を支持しているようだ。黒人層のうちバイデン氏支持は約35%。サンダース氏支持は20%、スタイヤー氏支持は19%だった。

今回の世論調査は、サウスカロライナ州でバイデン氏とサンダース氏が誤差の範囲内の接戦となっていることを示唆する3つ目の調査結果となった。これまでは、同州ではバイデン氏がリードを保っていた。

FOXニュースの1月の世論調査では投票する可能性の高い有権者のうち36%がバイデン氏を支持していた。しかし、その一部はサンダース氏支持に回っている。

NBCとマリスト大の世論調査は2月18日から21日の間にサウスカロライナ州の成人2661人に対して行われた。誤差の範囲はプラスマイナス2.4ポイント。

5629チバQ:2020/02/25(火) 20:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200224-00000070-kyodonews-int
サンダース氏、非白人票狙う 中道候補ら独走阻止へ懸命
2/24(月) 16:17配信共同通信
サンダース氏、非白人票狙う 中道候補ら独走阻止へ懸命
23日、米テキサス州オースティンの選挙集会で演説するサンダース上院議員(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤戦を優位に進める左派サンダース上院議員は23日、南部テキサス州ヒューストンでの集会で「黒人、白人、ヒスパニック(中南米系)、先住民、アジア系の労働者や若者が投票すれば、(共和党が強い)テキサスでも勝てる」と訴え、幅広い人種層に打倒トランプ大統領に向けた支持を求めた。

 29日の南部サウスカロライナ州予備選と、多くの予備選が集中する3月3日のスーパーチューズデーを控え、中道候補らはサンダース氏の独走を阻止しようと懸命だ。

5630チバQ:2020/02/25(火) 20:58:01
https://www.fnn.jp/posts/00050442HDK/202002251800_tarokimura_HDK
米民主党は48年前の記録的大敗を繰り返すのか トランプ大統領はサンダース氏との対戦を望む?

木村太郎
カテゴリ:ワールド
2020年2月25日 火曜 午後6:00

サンダース氏はジョージ・マクガバン氏の再来か

米民主党の大統領選候補者選びで躍進する左派のバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)は、48年前に歴史的大敗を喫した民主党左派のジョージ・マクガバン候補の再来なのだろうか?

マクガバン氏も上院議員(サウス・ダコタ州選出)で、1972年の大統領選で共和党のリチャード・ニクソン氏と戦ったが、全米51の州と地区の内、マサチューセッツ州とワシントンDCで勝利しただけで出身地のサウス・ダコタ州でも敗れ、選挙人の数で520対17という大差で敗れた。

当時はベトナム戦争末期で、マクガバン氏は「ベトナムからの米軍の即時撤退」や「軍事費の削減」を約束し、国内的にも「差別の廃止」や「大麻の合法化」さらには「全国民に1000ドル(当時の為替換算で約30万円)を給付する」ことなど米民主党としては極めて進歩的な政策を打ち出したが米国民には受け入れられなかった。

一方のサンダース上院議員は自ら社会主義者と自認しており、その政策も「国民皆保険」や「公立大学無料化」「大麻の合法化」など米民主党主流派からはかなり左側に寄ったもので、同上院議員が大統領候補になってもマクガバン氏同様に多くの国民の支持を得られないのではないかと危惧する声が民主党主流派から持ち上がっている。

二人の酷似点
そうした懸念を裏付けるように「バーニー・サンダースはジョージ・マクガバンである」と題した記事が、米国の有力な総合誌「ジ・アトランティック」電子版に掲載された。

筆者は同誌のスタッフライターのデレク・トンプソン氏で、実は「サンダース上院議員はマクガバン氏ではない」というテーマで執筆をしていった末、やはり二人は酷似しているとの結論に達したのだとか。

その理由としてトンプソン氏は、当初民主党の候補者選びで有力だったエドマンド・マスキー上院議員が夫人の問題で感情的になり涙を流して失脚したのでマクガバン氏が台頭したように、サンダース上院議員もジョー・バイデン前副大統領が息子の問題で勢いが失速した間隙を縫って躍進してきた経緯が共通しており、その支持母体も草の根の活動家であることも同じだとする。

また、政策的にも二人の主張はよく似ているだけでなく、マクガバン氏が「労働者たちは1932年(のルーズベルト大統領の)大改革の恩恵を被ってきた」と言えば、サンダース上院議員も「80年前、フランクリン・ルーズベルトは進歩的な改革をもたらした」とよく口にして二人ともルーズベルトの継承者であることを訴えている。

5631チバQ:2020/02/25(火) 20:58:19
トランプ大統領はサンダース氏との対戦を望んでいる?
違う点があるとすれば、マクガバン氏が戦ったニクソン大統領は当時60%もの支持率があったのに対し、トランプ大統領の人気はそこまで高くないので8年前のような大敗を喫する心配はないだろうとトンプソン氏は考える。

そのトランプ大統領は、22日(現地時間)のネバダ州の民主党党員集会でサンダース上院議員が勝利すると、次のようにツィートしている。
「クレイジーなバーニー(サンダース)が偉大な州ネバダでよくやっているらしい。バイデン や他の連中は弱いようだし、チビのマイク(ブルームバーグ元ニューヨーク市長)も大統領選討論史上最悪の出来から立ち直ることができなかったようだ。バーニーおめでとう。でも連中が邪魔しないように気をつけたほうがいいよ」

トランプ大統領は、サンダース上院議員との対戦を望んでいるように見えるのだが・・・

5632チバQ:2020/02/26(水) 13:24:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200225-35149827-cnn-int

次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード


2/25(火) 15:35配信

CNN.co.jp







次戦のサウスカロライナ州、バイデン氏とサンダース氏がリード


サウスカロライナ州での支持率で首位を争うバイデン氏(右)とサンダース氏


(CNN) 11月に行われる米大統領選で野党・民主党からの指名争いが行われるなか、4戦目となるサウスカロライナ州で、バイデン前副大統領とサンダース上院議員がリードしていることがわかった。NBCとマリスト大学が24日、調査結果を発表した。

投票する可能性の高い有権者の中でバイデン氏の支持率は27%、サンダース氏の支持率は23%だった。3位には支持率15%で実業家のスタイヤー氏が入った。2けたの支持率を得たのはこの3人だけだった。

以下、ブティジェッジ前サウスベンド市長が9%、ウォーレン上院議員が8%、クロブシャー上院議員が5%、ギャバード下院議員が3%となった。

今回の世論調査はサンダース氏が勝利した3戦目のネバダ州党員集会の前に行われた。

黒人層はまだバイデン氏を支持しているようだ。黒人層のうちバイデン氏支持は約35%。サンダース氏支持は20%、スタイヤー氏支持は19%だった。

今回の世論調査は、サウスカロライナ州でバイデン氏とサンダース氏が誤差の範囲内の接戦となっていることを示唆する3つ目の調査結果となった。これまでは、同州ではバイデン氏がリードを保っていた。

FOXニュースの1月の世論調査では投票する可能性の高い有権者のうち36%がバイデン氏を支持していた。しかし、その一部はサンダース氏支持に回っている。

NBCとマリスト大の世論調査は2月18日から21日の間にサウスカロライナ州の成人2661人に対して行われた。誤差の範囲はプラスマイナス2.4ポイント。

5633チバQ:2020/02/28(金) 17:52:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000593-san-n_ame

米大統領選 トランプ陣営、黒人票取り込みに本腰 激戦州で


2/28(金) 16:49配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領が11月の大統領選での再選の可能性を広げるため、黒人有権者の支持拡大に本腰を入れ始めた。民主党の伝統的な支持基盤である黒人層が大挙してトランプ氏に乗り換える公算は小さいものの、激戦州ではわずかな票の動きが選挙結果を左右するだけに、民主党から少しでも多くの黒人票を切り崩したい考えだ。

 トランプ氏は27日、米国での黒人の偉人の業績を振り返る恒例の「黒人歴史月間」(2月1日〜29日)の祝賀会をホワイトハウスで開催。同氏は「米国の歴史を通じ、黒人は平等と正義、自由のために戦ってきた」と称賛した上で「黒人の失業率は過去最低になった。黒人の給与も年間で2400ドルも上昇した」と政権の実績を強調した。

 トランプ氏は黒人向けの高等教育機関「歴史的黒人大学」に補助金を支給する法律に署名したほか、軽微な麻薬犯罪の服役囚を減刑・釈放する刑事司法制度改革に取り組むなど、黒人層を意識した政策を相次ぎ進めてきた。

 2016年の前回大統領選でトランプ氏の黒人の得票率は8%にとどまった。しかし、左派系の黒人政治団体「黒人の政治行動委員会(PAC)」が今月発表した世論調査では、黒人の12%が「トランプ氏に投票する」と回答した。トランプ陣営のパースケール選対本部長も26日、記者団に「黒人の支持率は前回選挙に比べ倍増した」と述べるなど、黒人層取り込みへの自信を強調した。

 陣営はトランプ氏の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問の指揮の下で「黒人戦略」を展開。26日には全米の激戦州の少なくとも15都市で黒人有権者向け広報センターを3月から開設すると発表した。

 センターが設置されるのは、トランプ氏の再選に向け勝利が義務づけられている南部フロリダ、ジョージア、ノースカロライナ、中西部ミシガン、オハイオ、ウィスコンシン、東部ペンシルベニアの各州。

 センターでは広報資料の配布や「ブラック・ボイセズ・フォー・トランプ(トランプ支持の黒人の声)」のロゴが入ったグッズの販売、有名人を呼んだイベントなどが行われる。また、トランプ氏は28日、民主党の予備選を翌日に控える南部サウスカロライナ州で支持者集会を開き、同州人口の3割近くを占める黒人へのアピールを図る予定だ。

5634とはずがたり:2020/03/02(月) 09:11:45

トランプに勝つにはなんらかのマイノリティの若手がいいんじゃないかなと思ってたけど残念だ。

米大統領選で民主党ブティジェッジ氏撤退へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000017-kyodonews-int
3/2(月) 8:31配信共同通信

 【ワシントン共同】米主要メディアは1日、大統領選の民主党候補指名争いで中道若手の前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)が撤退すると報じた。

5635チバQ:2020/03/02(月) 09:39:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000003-jij_afp-int

ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア


3/2(月) 8:47配信

AFP=時事







ブティジェッジ氏、米大統領選から撤退 米メディア


米サウスカロライナ州コロンビアで開いた選挙集会で演説するピート・ブティジェッジ氏(2020年2月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)米メディアは1日、民主党の大統領選候補指名を争っていたインディアナ州サウスベンド(South Bend)の前市長、ピート・ブティジェッジ(Pete Buttigieg)氏(38)が、2月29日に行われたサウスカロライナ州予備選で低迷したことを受けて、大統領選からの撤退を決めたと伝えた。

【写真】演説するブティジェッジ氏

 米メディアによると、ブティジェッジ氏は3月1日中に選挙運動を正式に中止すると同氏の側近が語ったという。ほぼ無名だったブティジェッジ氏は急速に注目を集め、全国的な政治家になっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

5636チバQ:2020/03/02(月) 09:45:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000005-jij-n_ame

バイデン氏、続くハードル サンダース氏なお有利 米民主指名争い


3/2(月) 7:05配信

時事通信







バイデン氏、続くハードル サンダース氏なお有利 米民主指名争い


2月29日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、バイデン前副大統領に声援を送る支持者(EPA時事)


 【コロンビア時事】米大統領選の民主党候補指名争いの第4戦はバイデン前副大統領が圧勝し、今後に望みをつないだ。

 ただ、全国的には急進左派のサンダース上院議員がなお有利な状況。3日のスーパーチューズデーからは、バイデン氏と同じ中道派の大富豪ブルームバーグ前ニューヨーク市長が参戦、「反サンダース」票を集約できるかも予断を許さない。

 「ほとんどの国民は『革命の約束』を望んでいない。欲しいのは約束でなく結果だ」。バイデン氏は29日の勝利宣言で、サンダース氏への対抗意識をむき出しにした。支持者からの「ジョー(バイデン氏)よ、行け」の連呼に、満面の笑みで応えた。

 バイデン氏にとって第4戦は「最後のとりで」だった。第2戦のニューハンプシャー州予備選で初戦に続く惨敗が濃厚になると、開票を待たずにサウスカロライナに飛び、この勝負に賭けてきた。

 サウスカロライナは黒人が多く、オバマ政権の副大統領だったバイデン氏への好感度は高い。州都コロンビアで投票を終えた黒人の男性(57)は「トランプ大統領を倒して全ての人を束ねてくれるのは彼しかいない」と期待を示した。

 だが、バイデン氏は14州の予備選が集中するスーパーチューズデーでは、大票田カリフォルニア州をはじめサンダース氏に後れを取っている。組織や資金力で上回るサンダース氏は29日夜、「たくさんの州がある。全てでは勝てない」と支持者に語り、最有力候補の余裕を見せた。

 突出した資金力でバイデン氏と中道派の票を争うブルームバーグ氏も、全国支持率で2位のバイデン氏に約2ポイント差に迫る。ブルームバーグ氏の陣営は29日、声明で「ブルームバーグは14州で活動してきた唯一の候補だ。火曜日を楽しみにしている」と述べ、これらの州の活動が限定的なバイデン氏との違いを強調した。

5637チバQ:2020/03/02(月) 09:50:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00000044-jij-n_ame

ステイヤー氏が撤退表明 米大統領選


3/1(日) 12:38配信

時事通信







ステイヤー氏が撤退表明 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名レースから撤退したトム・ステイヤー氏=2月25日、サウスカロライナ州チャールストン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、慈善活動家のトム・ステイヤー氏(62)は2月29日、撤退を表明した。

 大量の資金をつぎ込んだ29日のサウスカロライナ州予備選で伸び悩み、同州で支持者を前に「大統領選で勝利する道が見えない」と語った。

5638チバQ:2020/03/02(月) 17:15:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010006-fnnprimev-in

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化


3/2(月) 13:58配信

FNN.jpプライムオンライン







「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化


(画像)FNN PRIME online


スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

【画像】ブティジェッジ氏の撤退で中道派3候補の絞りこみが進む 果たして誰が次なる脱落者となるか・・・

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。
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選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

5639チバQ:2020/03/02(月) 17:15:37
大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)
サンダース 33.7
バイデン 15.3
ウォーレン 14.7
ブルームバーグ 13.3
ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率
サンダース 29.7
バイデン 20.8
ブルームバーグ 18.0
ウォーレン 12.7
ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

5640チバQ:2020/03/02(月) 17:19:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000074-jij-n_ame

選挙広告が過去最高額 半分は民主富豪候補から 米大統領選


2/29(土) 16:08配信

時事通信



 【ワシントン時事】米大統領選の予備選・党員集会に向け、各候補が広告に投じた費用が過去最高の10億ドル(約1080億円)に上ることが、広告調査団体アドバタイジング・アナリティクスの調査で明らかになった。

 米テレビFOXビジネスなどが28日報じた。

 広告費のうち9億6900万ドル(約1050億円)が民主党候補の陣営によるもので、トランプ大統領の再選出馬が確実な共和党は6800万ドル(約73億円)程度。FOXビジネスは「民主党では8候補が指名を争っており、(広告費が共和党を大きく上回るのは)驚きではない」と解説している。

 民主党候補では、ブルームバーグ前ニューヨーク市長が、全体の半分に当たる5億ドル(約540億円)以上をテレビやインターネットの広告に投入。全米有数の富豪として知られるブルームバーグ氏は、出馬表明が他の候補より遅れたものの、広告を主体とした運動を繰り広げ、世論調査の支持率で上位をうかがう位置に付けている。

 広告支出が2番目に多かったのは、投資家で富豪でもあるステイヤー候補で1億8600万ドル(約200億円)。それ以外の候補はいずれも5000万ドル以下で、指名レース序盤で優位に立つサンダース上院議員は4900万ドル(約53億円)だった。

5641チバQ:2020/03/02(月) 18:19:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000017-jij-n_ame

好調サンダース氏に民主党内動揺 トランプ氏との戦い悲観 米大統領選


2/29(土) 7:31配信

時事通信







好調サンダース氏に民主党内動揺 トランプ氏との戦い悲観 米大統領選


米大統領選の民主党候補指名を目指すサンダース上院議員=27日、バージニア州リッチモンド(EPA時事)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争いで連勝して勢いに乗るサンダース上院議員(78)に対し、民主党内に動揺が走っている。

 急進的な政策が無党派層などに嫌われ、共和党のトランプ大統領に「勝てない」との観測が広がっているためだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、民主党の穏健派議員のグループは27日、ペロシ下院議長を囲んで、指名獲得が現実味を帯び始めたサンダース氏への懸念を伝えた。

 特に動揺しているのが、無党派の有権者が選挙区に多く、2018年の中間選挙で激戦を制した議員だ。下院は今年の選挙で全議席が争われるため、大統領選との「共倒れ」リスクがある。ブティジェッジ前サウスベンド市長ら中道派候補は、サンダース氏を選べば「トランプ政権があと4年続くばかりか、下院の多数派を失う」と党内の危機感をあおる。

 選挙区ごとの情勢を調査するバージニア大政治センターは27日、サンダース氏を候補に選んだ場合、「高学歴で裕福な住民の多い郊外の選挙区では、民主党がある程度支持を失う」と分析した。

 サンダース氏は「トランプ対サンダース」を想定した世論調査のほとんどで勝っているとして、こうした見方を否定。指名争い第4戦の予備選が29日に行われるサウスカロライナ州で支持者を前に「あなた方は党の体制派を大いに神経質にさせている。サンダースに投票させない理由として彼らが編み出したのが『トランプに勝てない』という理屈だ」と応酬した。

5642チバQ:2020/03/02(月) 18:20:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000531-san-n_ame

米大統領選 サウスカロライナ州予備選 バイデン氏の巻き返し焦点、サンダース氏優勢


2/29(土) 14:39配信

産経新聞







米大統領選 サウスカロライナ州予備選 バイデン氏の巻き返し焦点、サンダース氏優勢


28日、サウスカロライナ州サムターの支持者集会で実績をアピールするバイデン氏(大内清撮影)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)=大内清】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いの第4戦となる南部サウスカロライナ州予備選の投票が29日行われる。14州などの予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を3月3日に控え、緒戦で劣勢に立たされた中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が、強みとされる南部の黒人票を固めて勢いを取り戻せるかが焦点だ。

 選挙戦は、第2戦の東部ニューハンプシャー州、第3戦の西部ネバダ州を制した急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢を保っている。

 挽回を期すバイデン氏は投票5日前からサウスカロライナ州入り。2月28日の集会では、学生ローン全額免除などを訴えるサンダース氏の政策を「(非現実的で)約束などできない」と批判し、共和党のトランプ大統領に勝てるのは「経験がある自分だ」とアピールした。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた同州での民主党各候補の平均支持率(28日現在)はバイデン氏は36・8%でトップ。サンダース氏が24・3%で2位につけている。

 このほかの候補では、初戦のアイオワ州でサンダース氏とほぼ同率の首位だった中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)は11・3%、左派のウォーレン上院議員(70)は7・5%などとなり、伸び悩んでいる。

5643チバQ:2020/03/02(月) 18:21:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200301-00000013-jij-n_ame

土俵際バイデン氏、反転誓う 静かな「情熱」アピール 米民主


3/1(日) 7:19配信

時事通信







土俵際バイデン氏、反転誓う 静かな「情熱」アピール 米民主


米南部サウスカロライナ州で選挙運動をするバイデン前副大統領=26日(EPA時事)


 【コロンビア(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の民主党候補指名争い第4戦を控えた南部サウスカロライナ州。

 序盤戦の失速で土俵際に立たされたバイデン前副大統領は28日、反転攻勢を誓った。

 「あなたがオバマ(前大統領)の業績について話すのはよく知っている。だが、あなたを心の底から突き動かすものは何なのか」。サウスカロライナ州での28日の集会で、中年女性から鋭い質問が飛んだ。富裕層や政治エリートに戦いを挑むサンダース上院議員やウォーレン上院議員と対比し、バイデン氏の「政治的情熱」の有無に迫った。

 「この国の良識と名誉、魂の回復だ」。バイデン氏が間髪入れずにこう答えると、多くの聴衆が立ち上がって拍手を送った。「サンダース氏らのように絶叫しないからといって、情熱がないことを意味しない」とまくし立てた。

 本命視されて指名争い開幕を迎えたバイデン氏は、序盤2戦で4位、5位といきなり失速。各地で開く集会でも、「政治革命」を訴えて若者の熱烈な支持を受けるサンダース氏と比べ、熱気のなさは否めなかった。

 だが、サウスカロライナの世論調査ではサンダース氏をリード。オバマ政権の副大統領という利点を生かし、同州に多い黒人から強い支持を受ける。

 3月3日のスーパーチューズデーでは大統領候補を選ぶ代議員の3分の1が決まり、サンダース氏に圧勝を許せば「取り返しのつかない差がつく」と言われる。黒人のアルバート・デービッドさん(74)は「ジョー(バイデン氏)は米国が偉大な国であることを知っている。トランプ(大統領)が破壊したものを取り戻してくれる」と再起に期待を示した。

5644チバQ:2020/03/02(月) 18:44:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000008-asahi-int

「新星」ブティジェッジ氏、山場目前に撤退 米大統領選


3/2(月) 9:21配信

朝日新聞デジタル







「新星」ブティジェッジ氏、山場目前に撤退 米大統領選


集会で演説するブティジェッジ氏=2月11日、ニューハンプシャー州ナシュア、ランハム裕子撮影


 米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、同性愛を公表し、「新星」ともいわれたピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が1日、記者会見を開き、選挙戦から撤退することを表明した。山場とされる3日の「スーパーチューズデー」を目前に、若手で穏健派の有力候補が撤退することは、選挙戦に大きな影響を与えそうだ。

 ブティジェッジ氏は地元サウスベンドでの記者会見で「我々の目標と理想を守っていく最善の方法は、候補者選びから退き、民主党と米国を団結させることを助けることだ」と述べ、選挙戦をやめることを明らかにした。同氏は「この戦いを続けることの影響を自覚する責任がある。我々の目標はトランプ大統領を倒し、米国を団結させることだ」とも訴えた。

 ブティジェッジ氏は米ハーバード大、英オックスフォード大の双方で学び、29歳の若さで地元・サウスベンド市の市長に当選。人口10万人の市を再興させながら、在任中には海軍予備役としてアフガニスタンに従軍もした。当選すれば史上最年少の大統領となる清新さや演説の巧みさなどから「新星」と期待されていた。
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朝日新聞社

5645チバQ:2020/03/02(月) 18:45:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000018-mai-n_ame

米民主ブティジェッジ氏 穏健派支持分散で「スーパーチューズデー」前に撤退決断


3/2(月) 10:53配信

毎日新聞







米民主ブティジェッジ氏 穏健派支持分散で「スーパーチューズデー」前に撤退決断


米民主党のネバダ州党員集会を前に、支持者に向けて演説するピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長=米西部ネバダ州ラスベガスで2020年2月21日、福永方人撮影


 米中西部インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ前市長(38)は1日夜(日本時間2日午前)、大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いから撤退する意向を表明した。2月29日の南部サウスカロライナ州予備選で4位に低迷。同州で民主党支持者の約6割を占める黒人有権者に浸透できず、指名獲得は困難と判断した。

 穏健派では、サウスカロライナで大勝したジョー・バイデン前副大統領(77)に支持が集まりつつある。同じ穏健派のブティジェッジ氏が選挙戦を継続すれば、穏健派の支持が分散し、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)を利するという判断もあり、予備選・党員集会が集中する3日の「スーパーチューズデー」を前に撤退を決断した模様だ。

 ブティジェッジ氏は、最年少候補であるうえ、同性愛者であることを公言している候補として注目を集めた。初戦の2月3日の中西部アイオワ州党員集会では、サンダース氏に競り勝っていた。【ワシントン古本陽荘】

5646チバQ:2020/03/02(月) 18:46:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000529-san-n_ame

米大統領選 ブティジェッジ氏撤退はサンダース氏指名への党主流派の危機感反映 急がれる中道候補の一本化


3/2(月) 13:45配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選の民主党候補指名争いで、序盤の予備選・党員集会で健闘した中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)が撤退を表明したのは、中道系候補が乱立している現状では急進左派のサンダース上院議員(78)が指名される可能性が一層高まりかねないとする、議会民主党指導部など党主流派の危機感を反映したものだ。

 民主党では、14州などの予備選・党員集会が集中する3日の「スーパーチューズデー」を前に、サンダース氏が本選候補に指名された場合は穏健派や無党派の有権者の離反を招き、トランプ大統領に大敗するのは必至とみて、中道系候補を一本化させる必要があるとの声が相次いでいる。

 実際、ブティジェッジ氏は1日、サウスベンドでの支持者集会で撤退の理由について「展望が開けないまま指名争いに加わり続ける影響を考えた」と説明し、民主党の利益を考慮して身を引くのだと強調した。

 しかし、ブティジェッジ氏自身が指名争い序盤で頭角を現し、「新世代の期待の星」として注目されたことが指名争いの波乱要因となった側面も否めない。

 ブティジェッジ氏は、若さや討論会での明快な受け答えが白人の若者や高学歴層から注目され、初戦の中西部アイオワ州党員集会(2月3日)でサンダース氏と首位を争ったほか、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選(11日)でも1位の同氏に肉薄した。

 しかし、両州の有権者の大半が白人だったのに対し、民主党の有力支持基盤である中南米系が多い西部ネバダ州党員集会(22日)、黒人が人口の約3割を占める南部サウスカロライナ州予備選(29日)で振るわず、支持に広がりを欠くことが鮮明となった。

 また、同性愛者を公言していることや知名度不足が理由でスーパーチューズデーでも大敗する可能性が濃厚となっていた。

 当初本命視されながらバイデン前副大統領(77)の支持が急降下したのは、ブティジェッジ氏に加え、同じ中道系として善戦が目立つクロブシャー上院議員(59)の存在が大きい。しかも、スーパーチューズデーからはブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が本格参戦するため、中道派の同党支持者の票が分散し、サンダース氏に有利となる状況は直ちに解消されそうにない。

 選挙専門家のチャーリー・クック氏は3日の見通しについて「現状ではサンダース氏が各州の代議員の40〜45%を独占する公算が大きい」と指摘し、「(中道系候補が)1人を除き今すぐ全員撤退しなければ、サンダース氏が指名されることになる」と警告した。

5647チバQ:2020/03/02(月) 18:47:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00010009-fnnprimev-int

ぬぐえぬ「同性愛者批判」と「経験不足」 ブティジェッジ氏撤退のワケと夫の“内助の功”


3/2(月) 17:54配信

FNN.jpプライムオンライン







ぬぐえぬ「同性愛者批判」と「経験不足」 ブティジェッジ氏撤退のワケと夫の“内助の功”


(画像)FNN PRIME online


アメリカ大統領選・民主党の候補者指名争いの序盤戦で善戦し、その名を世界にとどろかせた、ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長。最大のヤマ場である「スーパーチューズデー」を目前に撤退を表明。同性婚を公表しているブティジェッジ氏が夫と一緒に臨んだ記者会見では、支援者たちから「2024年!」(24年の大統領の意)との歓声も上がった。早期の撤退は4年後を見据えたものなのか。ブディジェッジ氏の素顔からそのヒントを探った。

【画像】】ブティジェッジ氏の大好物「スコッチ・エッグ」表面はカリカリのソーセージ肉、中には丸ごと半熟卵が!

ブティジェッジ氏といえば、「38歳の若手」、そして「同性愛者」という異色のバックグラウンドもあって、注目度がグンと上がった。南部の州に住む民主党支持者の女性はこう表現した。「彼は未来のジョン・F・ケネディよ!」
華やかな経歴と力強いスピーチ、そして若さがそう見せるのだろう。

ブティジェッジ氏の地元を取材してみると、市民が口をそろえて言うのは「彼はシャイだ」ということ。意外な性格と、「夫」の内助の功が見えてきた。
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「スコットランド料理」大好物なのに”静かに食べる”

ブティジェッジ氏が2012年から8年市長をつとめたインディアナ州サウスベンド市。人口10万人ほどの小さな町で、目抜き通りもこぢんまりとした印象だ。そこに建つひときわ目立つ白い壁に、「South Bend for Pete 2020」(サウスベンド市は2020年の大統領選、ピートを応援します)と巨大な文字で書かれていた。街を挙げて応援している印象だ。

市民に印象を聞くと、みんな口をそろえて言うのは「頭がいい!」ということ。名門ハーバード大を卒業し、スペイン語やノルウェー語など8か国語を操る。アフガニスタンで従軍経験も持つ、スーパーエリートだ。

取材を進めるうちにブティジェッジ氏は、自信に満ち溢れ、社交的な性格だろう、と思ったが、意外とそうでもないらしい。ブティジェッジ氏が市長時代に、週に一度は通っていたというパブ・レストランの経営者、キャロル・ミーアンさんはこう語る。

「とても謙虚で静か。絶対に人におごらせないし、店では市長としてではなく客として静かにふるまっているわ」

ちなみにブティジェッジ氏の好物は、スコットランドの伝統的な料理「スコッチ・エッグ」。ソーセージ肉の表面をカリカリに揚げ、中には丸ごと半熟卵が入っている。イギリスの名門・オックスフォード大に留学した経験を懐かしんで食べているのかもしれない。

同性愛カミングアウトと”葛藤”

「物静か」な振舞いは、レストランだけではない。ブティジェッジ氏が10年来通っているという教会のブライアン・グランツ司祭が取材に応じた。

「教会の日曜ミサに来るときは毎回、後ろのほうの席に座って、静かに祈っているよ」
政治家なら教会でも、輪の中心で有権者にあいさつをしそうなものだが、やはりここでも控えめだったという。

この聖ジェームズ大聖堂は、ブティジェッジ氏が2018年、夫・チャスティン氏と結婚式を挙げた場所だ。結婚までのプロセスを、グランツ司祭はこう振り返る。

「同性愛者であることをカミングアウトしたのは2期目の市長選挙の直前で、とてもリスキーな時期だったはず。カミングアウトの直後は、安心した部分もあったと思うが、どこかで、まだ気持ちを整理する途中段階にあったようにも見えた」
カミングアウト直後の2期目の市長選では圧勝。その後、ブティジェッジ氏は、出会い系サイトで、未来の夫・チャスティン氏と知り合う。

グランツ司祭「この教会で、同性婚が認められるようになった時期に、ちょうどピートはチャスティンと付き合い始めた。だから僕は、『もし真剣に考えているなら、うちの教会なら結婚式ができるよ』と言ってみたんだ。その時は「ありがとう」と言っていた程度だったが、半年後、結婚の決意を聞いたよ」

多くのキリスト教の教会が同性婚を認めない中、司祭の一言がブティジェッジ氏の背中を押したのかもしれない。

5648チバQ:2020/03/02(月) 18:48:02
社交的な夫の”内助の功”

グランツ司祭は、2人についてこう分析する。
「ピートの性格は一言でいうと、内省的。自分の中で深く考えるタイプ。そして自分に正直な人。夫チャスティン氏はもっと明るくて社交的。二人は補い合っている」

たしかに、演劇の教師をしているチャスティン氏の明るい性格は選挙戦にも大きく貢献している。Twitterはフォロワー数40万、2人の飼い犬の動画を多数投稿し、SNS上での話題作りにも貢献している。初の「ファースト・ジェントルマン候補」として、選挙活動も二人三脚だった。

4年後には本命?ブティジェッジ氏の「2つの壁」

選挙戦において、同性愛者であることは差別や偏見を生まなかったのだろうか。グランツ司祭によると、まだまだ批判の声も多いという。

「ピートが結婚式を挙げた後、毎週のように教会の前で抗議活動が行われている。匿名の電話や手紙も来る」
実際に、アイオワ州の党員集会では、ブティジェッジ氏に投票した女性が、のちに同性愛者であることを知り、投票撤回を求める出来事も起きた。

サウスベンドLGBTQセンターの、H.R.ジャング氏も「同性愛者が大統領になるには高い壁がある」と指摘する。
「私たちは同性愛者が大統領になる準備はできているけれど、そうじゃない人がいるのも確か。でも、黒人の大統領が誕生する前だって同じ議論だったし、女性大統領が候補になるたびに反対する人はいる。私たちは深呼吸をして、新しい時代に飛び込むときが来ている」

サウスベンド市民は、同性愛者である市長の「仕事ぶり」を評価し、再選させた。しかし、今回、市民が大統領になることを“熱望”していたかというと、冷静な意見も聞こえてきた。

「大統領になる素質はあると思う。ただ、今はまだ経験不足だと思う」
「とてもいい市長だった。今回、でも民主党の候補者指名は得られないと思う…2024年に期待している!」
ブティジェッジ氏が直面した壁。「同性愛者である」という理由は、おそらく“見えない壁”として存在している。

そして、“見えていた壁“は、他の候補者に比べて若く、「経験不足」ということだ。これらの壁を克服し「2020年の新星」から「2024年の本命」になれるのか。「シャイな38歳」の4年後に注目したい。

(取材:中川真理子、平田デニス/撮影:森田アンドリュー)

5649チバQ:2020/03/02(月) 18:49:03
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00000041-sasahi-int

ブティジェッジ撤退 「中道派」は1つになれるか 米大統領選民主党候補者選び〈AERA〉


3/2(月) 17:41配信

AERA dot.



有力候補とみられていたピート・ブティジェッジ氏は、スーパーチュースデーを前に撤退を表明した (c)朝日新聞社


 米大統領選における民主党の候補者争いが激化するなか、若手有力候補として見られていたブティジェッジ氏が撤退を表明した。候補者選びに揺れる米国を取材した。

*  *  *
 毎朝メールを開くと、民主党候補者からの「寄付お願い」メールが数十通もずらりと並ぶ。

「バッドニュース。昨日は目標額に達しませんでした」「今日のテレビ討論会を乗り切るために5ドルの寄付を」「土曜日までにあなたの寄付で変化を起こして!」

 3月1日、米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が選挙戦からの撤退を表明した。3月3日にテキサス、カリフォルニアなど代議員数が多い州を含む14州で一斉に予備選が行われる「スーパーチューズデー」を目前にした有力候補の撤退に、衝撃が走った。

直前の2月29日、南部サウスカロライナ州の予備選でブティジェッジ氏は4番手と伸び悩んだ。大勝したのは、ジョー・バイデン前副大統領(77)。ブティジェッジ氏の撤退には、「中道派」が一つにまとまらなくては、本選でトランプ大統領に勝てない、という民主党内の焦りがある。

 バイデン氏はホースレースである予備選挙の第1弾、アイオワ州党員集会で4位でスタートしたが、尻上がりに勢いをつけている。サウスカロライナ州での支持率は、32.8%と、2位のサンダース氏(21.0%)を大きく引き離し、黒人有権者からの引きが強い(政治ニュースサイト、リアルクリアポリティクス調べ)。元上院議員、そしてオバマ政権の副大統領としての経験、実績だけでなく、柔軟性、人間性に定評がある。

 中西部ミネソタ州在住の支持者はこう話す。

「主要候補者の集会にすべて行ったが、トランプを破り、大統領になれる可能性が最も高いという意味で、バイデンを支持せざるを得ない。とにかくトランプを倒すことが重要だ。ただ、集会で原稿を読むなど、高齢による衰えは心配だ」

 予備選や党員集会で連勝を重ねてきたバーニー・サンダース上院議員(78)は若者に人気で、特に大学生の支持率は42.3%にも上る。トランプ大統領も学生に人気で19.9%だが、その2倍以上もある(調査機関カレッジ・リアクション調べ)。2016年大統領選挙で、ヒラリー・クリントン候補(当時)が若者層の獲得に苦戦したのは、同年の予備選挙でサンダース氏に投票した若者が、クリントン氏を嫌ったためでもある。

 だがサンダース氏はもともと無所属で、「民主社会主義者」を自任する。民主党にとってはつまり「部外者」で「急進過ぎ」という懸念がつきまとっている。若者層の支持は重要ではあるが、社会主義国から逃れてきた移民や中道派の市民は「若者はなぜ社会主義を支持するのか」と首をひねっている。サンダース氏は党内の深刻な分断を生んでおり、「これで本選挙でトランプ氏に打ち勝つことができるのか」という疑念が生まれている。

 もう一人、注目の候補者はハーバード大ロースクールの元教授、離婚歴1回、キレのよい発言で知られるエリザベス・ウォーレン上院議員(70)だ。

 若者や女性の支持者が多い。トランプ大統領と同世代の70歳ながら、スリムで健康な印象がある。テレビ討論会での言論もシャープで、どこか学校の先生のような印象もある。本選挙でトランプ氏と一騎打ちになった際にも、十分わたり合えるだろう可能性が感じられた。

 しかし、彼女の政策はサンダース氏に近い「急進派」。特に彼女の主要政策であるメディケア・フォー・オール(国民皆保険制度)は、日本の国民皆保険のようなものを目指すが、そのために20兆ドル超の歳出を予測している。その上、数千万人の健康保険保持者が、現在の保険を返上し、彼女のメディケア・フォー・オールに切り替えることになるといい、果たして実現可能なのかという声があがっている。

「もう少し中道なら支持が増えるのに」(元ホワイトハウス上級職モー・ヴェラ氏)という周囲の声をウォーレン氏自身も理解しつつ、それでも急進的な政策を捨てずに突き進んでいるという状況だ。

 民主党候補者の顔ぶれを見ていると「帯に短し襷に長し」──という言葉が、頭に浮かぶ。支持者はみな、自分が支持する候補者は「大統領になれる」と信じている。しかし、共和党候補となるトランプ大統領に本当に勝利することができるのか。

 有権者の気持ちと共に、米国の目指す民主主義の姿そのものが、揺れている。

(ジャーナリスト・津山恵子=ニューヨーク)

※AERA 2020年3月9日号より加筆・修正

5650チバQ:2020/03/02(月) 23:43:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN326WNTN2XUHBI020.html
票と金、握る巨大2州 米大統領選へ「決戦の火曜日」
2020/03/02 22:07朝日新聞

票と金、握る巨大2州 米大統領選へ「決戦の火曜日」

カリフォルニア州サンタアナで、星条旗とカリフォルニア州旗をバックに、聴衆に訴えるバーニー・サンダース上院議員=2020年2月21日、尾形聡彦撮影

(朝日新聞)

 米大統領選に向けた民主党候補者の指名争いは3日、全米14州で同時に予備選が行われる「スーパーチューズデー」で天王山を迎える。中でも注目は、全米で人口最多のカリフォルニア州と2番目のテキサス州だ。それぞれ民主党、共和党の牙城(がじょう)だが、変化も見える。

■民主の牙城カリフォルニア、各候補注力

 「カリフォルニアの予備選で起きることは大変に重要だ。なぜならあなた方は国内で最大の州だからだ」

 バーニー・サンダース上院議員(78)は2月21日、カリフォルニア州南部のサンタアナの集会で声を張り上げた。

 民間の推計によると、サンタアナは33万人の人口のうち、半数近くが外国生まれ。それだけに、トランプ政権の移民政策への反発は強い。サンダース氏が「大統領になったら、その初日に、人種差別的な移民政策を無効にする」と訴えると、大きな歓声が上がった。サンダース氏は3月1日にも同州サンノゼ市での集会で「包括的な移民制度改革を実現する」とぶち上げ、喝采を浴びた。

 同州は全体でみても移民の割合が28%と、全米平均の14%の約2倍だ。地元警察による、入管当局への協力を制限する「サンクチュアリ(聖域)法」を定めている都市が各地にあり、トランプ政権が成立した2017年には、同様の州法も全米で初めて成立した。

 気候変動対策などでもトランプ政権との対決色を強める同州は、民主党の牙城(がじょう)。大統領選は1992年以来、必ず民主党の候補が勝利をしており、4年前は民主党のクリントン氏がトランプ氏に約30ポイントの差をつけた。勝敗が最初から決まっているとして、本選ではどちらの候補もほとんど遊説をしない。

 しかし、候補者指名では事情が異なる。民主党の候補となるためには、各州などに割り当てられた3979人の代議員の過半数を得なければならないが、約4千万人と全米最大の人口を誇る同州は415人と、全体の1割以上を占める。

5651チバQ:2020/03/03(火) 14:47:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000552-san-n_ame

米大統領選 サンダース氏、大票田カリフォルニアで中南米系に浸透


3/3(火) 13:59配信

産経新聞



 【ロサンゼルス=上塚真由】米大統領選に向けた民主党候補指名争いの序盤戦最大のヤマ場となる3日の「スーパーチューズデー」で、注目される州の一つが全米人口最多の大票田、西部カリフォルニア州だ。同州の人口の約4割を占めるヒスパニック(中南米系)から高い支持を得る急進左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、対抗する穏健派候補らがサンダース氏の独走を阻止できるかが焦点となっている。

 民主党の指名獲得には3979人の代議員の過半数を得なければならないが、同州は415人と約1割を占める。2016年の前回同州予備選は終盤の6月に実施。当時はクリントン元国務長官の指名獲得が確実視されており、候補者が資金集めパーティーのためだけに訪れ、「現金自動預払機(ATM)」とも揶揄(やゆ)された。だが、今回は指名獲得の流れをつくる重要州に位置付けられる。

 同州で際立つのは、サンダース陣営の徹底した組織戦術だ。州内20カ所以上に選挙事務所を設置。多様な人種に対応できるよう英語、スペイン語のほか中国語、韓国語など計6カ国語の選挙マニュアルを用意し、これまでに延べ650万人が電話作戦や戸別訪問に参加したという。

 中でも活発なのは中南米系の支持者だ。中南米系の人口が8割を占めるロサンゼルス東部地区にある選挙事務所には2日、大勢のボランティアが訪れ、スマートフォンの専用アプリを活用し、投票先を決めていない有権者のもとに最後のお願いに回った。

 サンダース氏は前回の同州予備選でクリントン氏に7ポイント差で敗北した。その直後から、中南米系の支持者は自主的にサンダース氏の支援組織をつくり、国民皆保険など政策の浸透など草の根運動を続けてきたという。メキシコ移民で陣営の地域責任者のスカーレット・ペラルタさん(27)は「他の候補と違うのは、サンダース氏の運動は4年前から始まっていることだ。前回の予備選は中南米系の関心が低かったが、今回は違う。不法移民にも公的保険を提供する政策はこの地域の住民にとって重要だ」と語った。

 一方、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)や、ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はテレビやラジオの選挙広告を増やし、「トランプ大統領に勝てる候補」とアピール。カリフォルニア州では得票率が15%に満たない場合は代議員を獲得できないため、票の掘り起こしに躍起だ。

 資金、人員不足に悩まされたバイデン陣営は州内に1つしか事務所がない。ただ、陣営幹部のベダント・パテルさんは「地元議員や市長などから非常に多くの支持を受けている」と強調し、2月29日のサウスカロライナ州予備選の勝利で「勢いづいている」と手応えを語った。ブルームバーグ陣営は豊富な資金力を生かし、州内25カ所に事務所を持つ。広報担当のリズ・メンデスさんは「大統領選の候補者がこれまで訪れたことのない田舎にも事務所を構え、幅広い支持を得ている」と話した。

5652チバQ:2020/03/03(火) 19:31:24
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-00050545HDK.html
「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化
2020/03/02 13:55FNN PRIME

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

「新星」撤退でバイデン氏に追い風か 「最大の山場」スーパーチューズデーの勢力図に変化

(FNN PRIME)

スーパーチューズデー目前に「新星」が突然の撤退表明

撤退を表明したブティジェッジ氏

米大統領選に向けた民主党候補者指名争いで、「最大の山場」となるスーパーチューズデーが2日後に迫る中、ブティジェッジ前サウスベンド市長が1日、撤退する方針を発表した。同性婚を公表しているブティジェッジ氏は涙を流す夫とともに登壇し「打倒トランプに向けて、国民を一致団結させる」と呼びかけた。突然の撤退宣言に、会場からは2024年の大統領選出馬を求める声が上がった。

ブティジェッジ氏は初戦のアイオワ州で勝利し、大統領選候補最年少の「新星」として大きな注目を集めた。しかし、2戦目のニューハンプシャー州ではサンダース氏に敗北。ネバダ州やサウスカロライナ州では、黒人や中南米系などの「非白人」の有権者の間で支持が広がらず、今後を戦う上での課題が浮き彫りとなった。また、事前調査では、3月3日に行われるスーパーチューズデーの大票田・カリフォルニア州やテキサス州で上位に食い込めず、苦戦が予想されていた。

【関連記事:ブティジェッジ氏が大統領選から撤退! サウルカロライナ州ではバイデン氏が初勝利 最新情報】

選挙戦への影響は?バイデン氏に追い風の展開

最大の関心事は、ブティジェッジ氏の撤退が、今後の選挙戦にどのような影響を与えるのかということだ。

当初、サウスカロライナ州でバイデン前副大統領が勝利したことで、候補者の乱立状態が続き、さらに混戦となることが見込まれていた。しかし、ブティジェッジ氏の撤退により、「中道派候補」の絞り込みが進むことになる。これまで、この乱立状態はサンダース氏にとって有利とみられていたが、中道派内の絞り込みが進めば「サンダース一強」の勢力図が動くことが見込まれるのだ。特に、2日後の3日に迫るスーパーチューズデーの情勢は大きく変わる可能性がある。

中道派候補は現在、バイデン氏を筆頭に、ブルームバーグ前ニューヨーク市長、クロブシャー上院議員だ。

中道派候補 バイデン氏(左)ブルームバーグ氏(中)クロブシャー(右)

トランプ大統領は1日、早速ツイッターで「スーパーチューズデーではブティジェッジ氏の票がすべて“眠たげなジョー(バイデン氏)”に流れるだろう。すごいタイミングだ。これはサンダース外しの始まりだ」と揶揄した。バイデン氏は事前の調査で「トランプ大統領に勝てる候補」の筆頭格と目されていることから、ライバルへの攻撃を強め、けん制したものとみられる。

また、アメリカのメディアもブティジェッジ氏の撤退は「特に、バイデン氏にとって大きな追い風になる」との見通しを伝えた。

大票田ではサンダース氏が優勢も新たな局面に突入

序盤戦で苦戦が続き、一時は「撤退」の観測まで流れたバイデン氏だが、サウスカロライナで圧勝したことを機に潮目が大きく変わった形だ。再起を遂げた同氏の選挙戦は「まるでローラーコースターだ」とも揶揄される一方、「カムバック・キッド」と称され、今、大きな注目が集まる。「カムバック・キッド」とは、1992年の選挙戦の際、初戦で出遅れたが二戦目で持ち直し、その後の指名獲得につなげたビル・クリントン氏につけられたニックネームだ。

5653チバQ:2020/03/03(火) 19:31:42
最新の世論調査では、大票田・カリフォルニア州ではサンダース氏が大きくリードする。しかし、カリフォルニア州に次ぐ代議員数を擁するテキサス州では、バイデン氏がサンダース氏を猛追。ノースカロライナ州などでは、バイデン氏が優勢の展開となっている。民主党の大統領候補者指名争いは、「バイデン氏の4戦目の圧勝」と「ブティジェッジ氏の撤退」で新たな局面を迎えたことになる。

■カリフォルニア州の最新支持率(リアルクリアポリティクス ※ブティジェッジ氏撤退発表前に行われた調査の平均値)

サンダース 33.7

バイデン 15.3

ウォーレン 14.7

ブルームバーグ 13.3

ブティジェッジ 7.7

■テキサス州の最新支持率

サンダース 29.7

バイデン 20.8

ブルームバーグ 18.0

ウォーレン 12.7

ブティジェッジ 7.5

【執筆:FNNワシントン支局 瀬島隆太郎】

【関連記事:「アイオワを制するものは大統領選を制す」のはなぜ? アメリカ大統領選挙の仕組みを9カ月かけて学ぶ】

アメリカ大統領選挙
ドナルド・トランプ

5654名無しさん:2020/03/04(水) 11:40:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-35150246-cnn-int

バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


3/4(水) 10:22配信

CNN.co.jp







バイデン氏3勝、サンダース氏1勝が確実に CNN予想


CNN予想でバイデン氏が3つの州で勝利が確実に


(CNN) 米大統領選に向けた民主党候補選びは3日、最大のヤマ場とされる「スーパーチューズデー」を迎えた。CNNの予想では、予備選が実施された14州のうち、バージニア、ノースカロライナ、アラバマでバイデン前副大統領、バーモントでサンダース上院議員が勝利する見通しとなった。

バーモント州には代議員16人が割り当てられている。2016年の前回大統領選では、民主党の予備選でサンダース氏、共和党予備選でトランプ氏が勝利を収めていた。

代議員99人が割り当てられるバージニア州ではバイデン氏が勢いを見せつけ、CNNは午後7時の投票締め切りと同時に勝利確実の速報を流した。

バイデン氏は同州で、黒人層と65歳以上の高齢層、「本選でトランプ氏に勝てる候補」を望む層を確実に押さえた。

早い段階の出口調査によると、黒人のうちバイデン氏に投票したと答えた人は3分の2近くを占め、後を追うサンダース氏の2割を大きく引き離した。65歳以上では7割がバイデン氏を選んだ。

本選に勝てる候補を望むとした人の中では、6割近くがバイデン氏、2割がサンダース氏に投票していた。

ノースカロライナ州、アラバマ州の代議員数はそれぞれ110人、52人。いずれの州も前回大統領選では民主党予備選でヒラリー・クリントン元国務長官、共和党予備選でトランプ氏が勝っていた。

5655名無しさん:2020/03/04(水) 11:43:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000506-san-n_ame

米大統領選 民主、14州で予備選など投開票 スーパーチューズデー サンダース氏優勢か


3/4(水) 7:58配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州の予備選などが集中する「スーパーチューズデー」を迎えた。米東部時間3日午後7時(日本時間4日午前9時)以降、各州で順次、投票が締め切られ、開票される。事前の世論調査では、左派のサンダース上院議員(78)が優勢で、中道派のバイデン前副大統領(77)が追いかけている。

 出馬表明が遅れた中道派のブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)が初参戦。テレビCMや選挙運動員の展開に巨費を投じて認知度を高めており、得票を伸ばすかが注目される。

 世論調査によると、サンダース氏は西部カリフォルニア(代議員数415人)や南部テキサス(同228人)の大票田でリード。バイデン氏やブルームバーグ氏が追う展開だ。

 中道派で撤退表明した前インディアナ州サウスベンド市長ブティジェッジ氏(38)やクロブシャー上院議員(59)がバイデン氏支持を表明し、同氏は追い風としたい構えだ。

 国民皆保険をはじめ、抜本的な制度改革を訴えるサンダース氏に対しては、穏健な民主党員や無党派層の支持を得られないとの意見がある。また、バイデン氏とブルームバーグ氏の中道候補が票を奪い合うことへの懸念も根強い。

 左派のウォーレン上院議員(70)は伸び悩んでいる。

 スーパーチューズデーでは、全米各州に割り当てられた一般代議員の計3979人のうち、約3分の1の1357人が対象となる。指名獲得には一般代議員の過半数を得る必要がある。3日深夜から4日未明(日本時間4日午後)にかけて大勢が判明する見通し。

5656名無しさん:2020/03/04(水) 11:44:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000533-san-n_ame

米大統領選 黒人票どう動く? バイデン氏はなぜ人気?


2/29(土) 14:46配信

産経新聞



 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)=上塚真由】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いの第4戦が行われるサウスカロライナ州は、民主党の支持層の約6割が黒人で、黒人票の行方が勝敗のカギを握る。同州ではバイデン前副大統領(77)が黒人からの支持を幅広く集めて優勢な一方、サンダース上院議員(78)も若者層を中心に浸透している。

 同州で支持率トップのバイデン氏にとって大きな助けとなっているのは、初の黒人大統領のオバマ氏を副大統領として支えた実績だ。コロンビアでビル管理の仕事をするベッキー・ブリムフィールドさん(40)は「オバマ氏と近い存在で他の候補よりも信頼できる。バイデン氏が当選すれば、オバマ時代の続きのようなものだ」と語った。

 バイデン氏は同州選出の議員らと長年、懇意にしており、予備選直前の26日には民主党で黒人の大物下院議員、ジム・クライバーン氏が支持を表明。黒人社会で影響力が大きい同氏の登場で、黒人支持者らの引き締めにかかった。高齢有権者の中には「バイデン氏以外の候補はよく知らない」と語る人も少なくない。

 さらに南部は保守的な土地柄で、民主党支持者も左派ではなく穏健派の主張を好む傾向があり、黒人のメアリー・フィリップスさん(60)は「(国民皆保険で)政府が大きくなるよりも、さまざまな選択肢があったほうがよい」と語り「他の候補はアイデアはあるが、実践する手段が見えない。経験豊富なバイデン氏が一番だ」と話した。

 一方、バイデン氏の懸念材料は黒人の若者層で、格差解消を訴えるサンダース氏が取り込みを狙う。同氏は2016年の民主党候補指名争いで白人票以外の獲得に苦戦したが、今回はバイデン氏に次いで黒人党員からの人気を得る。サンダース氏の28日の集会に参加した黒人の大学生、ダミオン・ドラガンさん(24)は「両親はバイデン氏を支持しているが、サンダース氏に投票する。知名度ではなく、自分の生活のために力を尽くしてくれる人を選ぶ」と語った。

 黒人層は民主党の伝統的な支持基盤で、サウスカロライナ州で黒人に強い候補としてアピールすることは指名争いの行方も左右する。同州のファーマン大学のダニエル・ビンソン教授は「知名度と実績で黒人に人気のバイデン氏がどれだけサンダース氏を引き離すかが焦点だ。10ポイント以上の差であればバイデン氏の真の勝利といえるが、5ポイント以下に肉薄されれば、今後の指名レースに響くだろう」と指摘した。

5657チバQ:2020/03/04(水) 16:51:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000037-mai-n_ame

バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


3/4(水) 13:41配信

毎日新聞







バイデン氏8勝、予想超えた伸び サンダース氏は加州制し4勝 スーパーチューズデー


集会会場で支持者の声援に応えるサンダース候補=バーモント州で3月3日、AP


 米大統領選(11月投開票)に向けた野党・民主党の予備選が集中する「スーパーチューズデー」は3日、バイデン前副大統領が、南部諸州に加え中西部ミネソタ州や東部マサチューセッツ州でも勝利を確実にし、ロサンゼルスでの集会で「状況はとても良くなっている。いい夜だ」などと手応えを語った。

 米メディアはバイデン氏が事前の世論調査では苦戦が伝えられていた大票田の南部テキサス州でも勝利する可能性が出てきたと伝えている。一方、サンダース上院議員は大票田の西部カリフォルニア州での勝利が確実となった。この日は14州で予備選があり、バイデン氏は8州、サンダース上院議員は4州で勝利が確実と報じられている。【ロサンゼルス福永方人】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000541-san-n_ame

サンダース氏、代議員数積み上げも大票田で大差つかず スーパーチューズデー


3/4(水) 13:06配信

産経新聞



 【バーリントン(米バーモント州)=大内清】11月の米大統領選に向けた予備選などが集中する3日の「スーパーチューズデー」で、民主党の急進左派、サンダース上院議員(78)は各州で着実に代議員数を積み増している。ただ、中道穏健派のバイデン前副大統領(77)に大票田の南部テキサス州などで期待されたほどの大差はつけられておらず、バイデン氏を推す党主流派からの反攻にさらされている。

 サンダース氏は3日夜(日本時間4日午後)、地元の東部バーモント州バーリントン郊外にあるイベント会場で演説。現職のトランプ大統領を「もっとも危険な大統領」と呼び、「これに勝つためにすべての世代や人種にまたがる運動が必要だ」と呼び掛けた。

 会場には支持者数百人が詰めかけ、サンダース氏の愛称「バーニー」を連呼。支持者の男性(27)は、「金持ち優遇の政治を変えられるのはサンダース氏しかいない」と興奮気味に話した。

 米主要メディアによると、バイデン氏は7州で勝利を確実にし、サンダース氏は地元の東部バーモント州と西部のコロラド州、ユタ州を制した。

5658チバQ:2020/03/05(木) 13:06:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000019-asahi-int

バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


3/5(木) 10:12配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、メーン州も制し10勝目 劣勢はね返し躍進


米ロサンゼルスで4日、選挙集会で話すバイデン氏(中央)=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、14州が一斉に予備選を行った「スーパーチューズデー」で、CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が北東部メーン州でも勝利を確実にした。バイデン氏は14州のうち10州で勝利し、事前の劣勢をはね返し、大きく躍進した。

 巨額の自己資金をテレビ広告などに投入し、スーパーチューズデーから参戦したマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は伸び悩み、4日に選挙戦からの撤退を表明した。ニューヨークでの演説で「トランプを倒すには、最高の候補者のもとに団結する必要がある。それは友人であり、偉大なジョー・バイデン氏であることは明らかだ」と述べ、バイデン氏を支持することを明らかにした。これで、乱立していた中道・穏健派の候補者は完全にバイデン氏に一本化された。

 一方、これまでトップを走ってきた革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)はコロラド州を含む3州で勝利したほか、人口が最大のカリフォルニア州でリードを守っている。

 サンダース氏は4日、地元バーモント州バーリントンで記者会見を開き、同じ革新系で伸び悩むエリザベス・ウォーレン上院議員(70)と電話で話し、支持を要請したことを明かした。

 サンダース氏は「ウォーレン氏は今後の選挙戦について見直していると言った。今の時点でまだ何も決断していないようだ。彼女が必要な決断をするための時間を尊重したい」と述べ、革新系の候補者としてウォーレン氏の撤退を促した上で、自身に一本化させたい意向をにじませた。(ワシントン=土佐茂生)
.
朝日新聞社

5659チバQ:2020/03/05(木) 13:07:29
撤退はやっ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-35150316-cnn-int

ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


3/5(木) 10:09配信

CNN.co.jp







ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持


ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退し、バイデン氏を支持すると表明した


(CNN) 米大統領選の民主党候補指名を目指していたブルームバーグ前ニューヨーク市長は4日、選挙戦から撤退し、同じ穏健派のバイデン前副大統領を支持すると表明した。

【映像】ブルームバーグ氏が民主党指名争いから撤退 バイデン氏支持

ブルームバーグ氏は巨額の私財を投じて選挙運動を展開したものの、初参戦となった3日の「スーパーチューズデー」では米領サモアで1勝を挙げたのみにとどまっていた。

ブルームバーグ氏は、選挙戦参加の目的を「ドナルド・トランプ(大統領)を倒す」ためだったと説明。「同じ理由から撤退する」と述べた。

声明ではさらに「打倒トランプの試みは最有力候補のもとに結集することから始まるとかねてから考えてきた。昨日の投票の結果、その候補とは私の友人で偉大な米国民、ジョー・バイデンであることが明らかになった」としている。

ブルームバーグ氏の側近によると、同氏とバイデン氏はこの日午前、電話でやり取りしたという。支持表明を受け、バイデン氏はブルームバーグ氏に謝意を示し、「銃規制改革から気候変動に至るあらゆる問題への尽力」に感謝すると述べた。

ブルームバーグ氏は民主党候補の中で群を抜く資金力を生かし、テレビやデジタルメディアの広告に巨額を投入するとともに、短期間のうちに2400人以上のスタッフを擁する陣営を築いた。

側近によると、陣営は投じた資金や支持動向を基に、オクラホマ、アーカンソー、ノースカロライナ、テネシーの各州とテキサス州の一部での躍進を見込んでいた。しかし、3日夜の時点で、想定していたほど支持が得られないことが明白になった。

バイデン氏はブルームバーグ氏と同様の穏健派層に訴える戦略を展開しており、同氏の撤退は追い風となる。

5660チバQ:2020/03/05(木) 13:09:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000505-san-n_ame

バイデン氏が10州で勝利 サンダース氏にリード広げる 米大統領選


3/5(木) 9:20配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名を争う予備選・党員集会が全米14州などで一斉に実施された3日の「スーパーチューズデー」で、集計が遅れていた東部メーン州で4日、バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。AP通信が伝えた。

 これにより、バイデン氏が勝利した州は南部テキサス州やノースカロライナ州など計10州となり、獲得代議員数でサンダース上院議員(78)とのリードを広げた。サンダース氏は西部カリフォルニア州など4州で勝利した。

 ロイター通信によると、バイデン氏は4日夜までの42時間にインターネットを通じて総額約710万ドル(約7億3630万円)の政治献金を集めた。一方、サンダース氏は3日までの2日間で22万人から計550万ドルを集めたとされ、政治資金の獲得競争でもバイデン氏が息を吹き返しつつあることが鮮明になった。

 一方、スーパーチューズデーから本格参戦したものの惨敗したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は4日、地元のニューヨーク市で支持者らを前に選挙戦からの撤退を正式に表明した。

 ブルームバーグ氏はスーパーチューズデーの結果について「私が候補指名を受ける展望はなくなった」とした上で、「トランプ大統領の打倒に向けた戦いはやめない。バイデン氏を次の大統領にするため共に頑張ろう」と述べ、バイデン氏への支持を呼びかけた。

 一方、トランプ氏は4日、ツイッターに「ミニ・マイク(トランプ氏が背の低いブルームバーグ氏につけたあだ名)が選挙戦をやめた。もっと前に私が『大統領の器ではないよ』と言ってあげれば大金を無駄にしなかったのに」と書き込み、巨額の選挙資金を使いながら敗退した同氏をからかった。

5661チバQ:2020/03/05(木) 13:09:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000503-san-n_ame

ブルームバーグ氏が撤退、バイデン氏支持を表明 民主候補者選び


3/5(木) 7:06配信

産経新聞



 【ワシントン=塩原永久】米大統領選の民主党候補指名争いは3日、14州などの予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーで、穏健中道派のバイデン前副大統領(77)が南部テキサス州など9州を制して復活した。緒戦で首位を走った急進左派のサンダース上院議員(78)は最大票田の西部カリフォルニア州でリード。同日に参戦したブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は振るわず、選挙戦からの撤退とバイデン氏支持を表明した。バイデン、サンダース両氏の対決構図が固まった。

 全米50州などに割り振られた代議員を奪い合う民主党の予備選・党員集会のうち、代議員数トップのカリフォルニア州(415人)、3位のテキサス州(228人)がスーパーチューズデーの舞台となった。

 米メディアによるとバイデン氏はテキサス、バージニア、ノースカロライナを含む南部7州などで勝利。サンダース氏は地元の東部バーモント州や西部のコロラド、ユタ両州で勝利し、カリフォルニア州で着実に代議員数を重ねている。

 出馬が遅れた穏健中道派のブルームバーグ氏は米領サモアを制したが伸び悩み、4日に撤退。左派のウォーレン上院議員(70)は地元の東部マサチューセッツ州でも勝利できず、勢いを欠いた。

 穏健中道派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)とクロブシャー上院議員(59)が撤退し、バイデン氏への支持を表明したことで、11月の本選でトランプ大統領に勝てる候補としてバイデン氏に中道系有権者の支持が集まったとみられる。米紙ワシントン・ポストの出口調査によると、「トランプ氏を打倒できる指名候補」を望んだ有権者の43%がバイデン氏を支持し、サンダース氏は23%だった。

5662チバQ:2020/03/05(木) 13:12:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00050226-yom-int

私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3/4(水) 17:39配信

読売新聞オンライン







私財400億円投入も惨敗、前NY市長に米メディア「カネで大統領の座は買えない」


3日、米フロリダ州で演説を終えてステージを後にするブルームバーグ氏(ロイター)


 【ウエストパームビーチ(米フロリダ州)=村山誠】スーパーチューズデーに照準を合わせ、巨額の私財を広告費に投入する戦略が注目されたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)は、自身の初戦を惨敗で終えた。ブルームバーグ氏は4日、声明を発表し、指名候補争いから撤退する意向を表明した。

 ブルームバーグ氏は3日夜、フロリダ州ウエストパームビーチの集会で演説し、「フロリダなど(選挙のたびに勝利政党が変わる)スイング・ステートでトランプ(大統領)を倒せるのは私だ」と訴えた。しかし、各州の情勢が次第に明らかになる中、支持者からは「支持が伸びていない」と失望の声が上がった。

 昨年11月に出馬表明したブルームバーグ氏は、2月の党員集会・予備選には参加せず、広告で認知度を高める作戦を展開した。米非営利団体「責任ある政治センター」によると、陣営が投じた選挙資金は4億901万ドル(約437億円)で、うち99・92%を大富豪で知られるブルームバーグ氏自身が支出した。

 ブルームバーグ氏の資金力にものを言わせた選挙活動は、2月中旬の一部世論調査で支持率がバイデン氏を上回って2位に躍り出るなど一時効果を見せた。しかし、今回の惨敗に、各メディアは「失望の結果」「カネで大統領の座を買うのは難しいことが証明された」などと一様に厳しい評価を下した。

5663チバQ:2020/03/06(金) 13:42:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000001-mai-n_ame

ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


3/6(金) 1:20配信

毎日新聞







ウォーレン氏が米大統領選から撤退へ どの候補支持するかに注目 複数メディア報道


ウォーレン上院議員=AP


 米大統領選の野党・民主党の候補指名を目指していた急進左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が、選挙戦から撤退する意向を固めた。5日中に正式表明する。複数の米メディアが伝えた。

 候補指名争いは、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との事実上の一騎打ちとなっており、ウォーレン氏がどちらの候補を支持するか注目される。

 ウォーレン氏は、破産法などを専門とする大学教授などを経て、上院議員に就任。大統領選に向けて数多くの政策を発表し、集会の後、聴衆との写真撮影に長時間応じることでも話題となった。支持率でトップに立った時期もあったが、予備選が集中した3日の「スーパーチューズデー」では、地元の東部マサチューセッツ州でも3位と低迷した。【ワシントン古本陽荘】

5664チバQ:2020/03/09(月) 14:55:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-35150506-cnn-int

撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


3/9(月) 13:29配信

CNN.co.jp







撤退のハリス上院議員、バイデン前副大統領を支持 民主党指名争い


ハリス上院議員。民主党指名争いでバイデン前副大統領への支持を表明した


(CNN) 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の指名争いで、撤退を表明していたハリス上院議員は8日、バイデン前副大統領を支持すると表明した。バイデン氏に対しては、クロブシャー上院議員やブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長、オルーク前下院議員らが支持を表明している。

ハリス氏は「私が大統領選に出馬した時、私は米国が、米国民の品格と良識を反映した大統領、真実を語る大統領、見過ごされたり無視されたりすることがあまりにも多い声の人たちのために戦う大統領を必要としていると述べた。今日までそれを信じている」と述べ、バイデン氏を支持すると明らかにした。

ハリス氏は民主党の指名争いに出たものの、昨年12月に撤退していた。

バイデン氏はハリス氏の支持表明に対して謝意を明らかにした。

情報筋によれば、ハリス氏がバイデン氏支持を最終的に決めたのは7日だが、バイデン氏支持に傾いたのはウォーレン上院議員が撤退を表明した5日だという。ハリス氏は、ウォーレン氏やクロブシャー氏に悪影響を及ぼしたくないとして支持表明を遅らせていたという。

5665チバQ:2020/03/09(月) 19:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200307-35150453-cnn-int

トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


3/7(土) 14:04配信

CNN.co.jp







トランプ氏、首席補佐官を交代 3年あまりで4人目


CNNのインタビューに応じるマーク・メドウズ下院議員(左)=2019年12月


(CNN) トランプ米大統領は6日夜、マルバニー大統領首席補佐官代行が退任し、後任にマーク・メドウズ下院議員を起用すると発表した。

メドウズ氏は、トランプ政権発足から3年あまりで4人目の首席補佐官となる。マルバニー氏の場合、1年2カ月にわたる首席補佐官在任中に「代行」の肩書が取れることはなかったが、トランプ氏のツイートではメドウズ氏に関して「代行」の言葉は使っていない。

トランプ氏はフロリダ州の別荘に到着後、ツイッターでメドウズ氏の起用を発表。「マイクのことは長年知っており、一緒に仕事をしてきた。関係は非常に良好だ」と述べた。

マルバニー氏については、政権への貢献に謝意を示したうえで、北アイルランド問題担当の特別代表に起用する考えを示した。現時点では交代の理由を明かしていない。

突然の発表となったが、交代の観測自体は数週間前から出ていた。1カ月前に弾劾(だんがい)裁判で無罪を言い渡されて以降、トランプ氏は次々とスタッフの入れ替えを進めている。

マルバニー氏は過去3年にわたりトランプ政権の要職を歴任してきた。ただ、性格の不一致に弾劾裁判の対応への不満も重なり、トランプ氏は数カ月前にマルバニー氏への信頼をほぼ失っていた。

最近は米国西部への遊説やインドへの国賓訪問にも帯同せず、これまで解任されてきた前任者と同じパターンをたどっていた。

トランプ氏は幾度もマルバニー氏の解任を検討したものの、弾劾裁判中に指導部の入れ替えを行えば不必要な混乱を招きかねないと側近から説得され、思いとどまっていた。

メドウズ氏は6日夜の声明で、首席補佐官への起用は「名誉」だと述べた。同氏は2016年大統領選を前に他の共和党議員がトランプ氏と距離を取るなか、いち早くトランプ陣営と連携しており、その後は最側近の1人となっている。

同氏は昨年末、次期下院議員選挙には出馬しないと公表していた。

5666チバQ:2020/03/09(月) 19:27:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00000015-jij-n_ame

サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


3/8(日) 7:42配信

時事通信







サンダース氏、巻き返し狙う 10日に6州で対決、ミシガン試金石 米民主指名争い


演説するサンダース米上院議員=3日、バーモント州(EPA時事)


 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名争いで、10日に6州の予備選が行われる。

 3日のスーパーチューズデーでバイデン前副大統領(77)に後れを取ったサンダース上院議員(78)は、形勢逆転の試金石となる中西部ミシガン州(代議員数125)に照準を合わせ、巻き返しを狙う。

 サンダース氏は6日、予定していた南部訪問を取りやめ、ミシガン州で集会を開いた。大歓声で迎えた若者の支持者に「われわれはこの重要な選挙で最も危険な大統領を倒すためにここに集結した」と支援を求めた。

 サンダース氏は4年前のミシガン州予備選で、クリントン元国務長官を僅差で破った。ラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置し、大学のキャンパスが多い同州は、労働者と若者を支持基盤とするサンダース氏には強みがある。

 ミシガン州の戦いは、トランプ大統領との本選をにらんでも重要な意味を持つ。4年前、ラストベルトの労働者の支持を得たトランプ氏は同州を制し、クリントン氏への逆転勝利につなげた。サンダース氏陣営幹部は「トランプ氏に『勝てる候補』であることを実証する」と意気込む。

 ただ、バイデン氏の勢いはミシガン州にも及んでいる。同州の地元紙デトロイト・ニュースが2月28日〜3月3日に行った世論調査によると、バイデン氏は支持率29%でサンダース氏を6ポイントリードする。

 10日は他にも西部ワシントン州などで、17日には中西部イリノイ、オハイオなど4州で予備選がある。バイデン氏は南部に強く、サンダース氏は西部に強い。勝負を分けるのは中西部とみられ、選挙情勢を分析するバージニア大政治センターは「サンダース氏にとってはミシガン、イリノイ、オハイオの勝利が必要になる」と指摘する。

5667チバQ:2020/03/10(火) 18:40:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00050261-yom-int

米民主指名争い、撤退のハリス氏・ブッカー氏がバイデン氏支持表明


3/9(月) 19:03配信

読売新聞オンライン



 【デトロイト(米ミシガン州)=海谷道隆】米大統領選の民主党指名候補争いで、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)は8日、中道派のジョー・バイデン前副大統領(77)を支持すると表明した。

 黒人女性初の大統領を目指したハリス氏はテレビ討論会で脚光を浴び、一時は有力候補と目された。9日に、予備選を10日に控えた中西部ミシガン州でバイデン氏の集会に参加する予定だ。

 黒人の中道派候補だったコーリー・ブッカー上院議員(50)も9日のツイッターで、バイデン氏を支持すると明らかにした。

 バイデン氏を追う展開となっている急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)は8日、公民権運動の代表的な黒人指導者で、1980年代に大統領選の党指名争いに挑んだジェシー・ジャクソン師(78)の支持を取りつけた。

 これまでは、バイデン氏が黒人有権者の圧倒的支持を得ている。サンダース氏は、ジャクソン師からの支持を黒人層浸透への足がかりにしたい考えだ。ジャクソン師は声明で「(経済面などで)大きく後れを取る人々は最も穏健な道筋を選んでいては追いつけない」と訴えた。

 民主党指名争いは10日、ミシガン州(代議員125人)など6州で予備選・党員集会が行われる。

5668チバQ:2020/03/11(水) 15:42:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000518-san-n_ame

バイデン氏、ミシガンでも勝利 3州制し大きく前進 米民主予備選


3/11(水) 11:00配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで10日、中西部ミシガン州や西部ワシントン州など6州で予備選・党員集会が実施された。米主要メディアによると、バイデン前副大統領(77)はミシガン州に加え、中西部ミズーリ州と南部ミシシッピ州で勝利を確実にした。

 バイデン氏は、票田の一般代議員125人を抱えるミシガン州で勝利を確実にしたことで、本選候補指名に大きく前進した。一方、同州での勝利で形勢逆転を狙っていた左派のサンダース上院議員(78)にとっては痛い敗北となった。

 主要メディアの出口調査によると、バイデン氏はミズーリ(一般代議員数68)、ミシシッピ(同36)両州で黒人の圧倒的な支持を得たほか、白人の支持でもサンダース氏を上回った。

 「ミニ・スーパーチューズデー」の第1弾となる10日の予備選・党員集会での一般代議員の総数は352人。本選候補に指名されるには、各州などに割り当てられた一般代議員3979人の過半数(1991人)を獲得する必要がある。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると両候補の獲得一般代議員数(10日午後10時現在)は、バイデン氏777人、サンダース氏623人となっている。

5669チバQ:2020/03/11(水) 16:35:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000034-mai-n_ame

バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


3/11(水) 12:24配信

毎日新聞







バイデン氏、ミシガンなど3州で勝利確実 サンダース氏と差広げる 米民主党候補争い


支持者を前に演説するジョー・バイデン前副大統領=米南部サウスカロライナ州コンウェイで2020年2月27日、古本陽荘撮影


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは10日、6州で予備選・党員集会が実施された。穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との一騎打ちの構図になってから初の対決。米メディアによると、バイデン氏が中西部のミシガンとミズーリ、南部ミシシッピの3州での勝利を確実とした。

 ミシガンは、現職のドナルド・トランプ大統領(73)との本選でも勝敗の行方を左右する激戦州となることが予想されている。2016年の前回予備選ではサンダース氏が制していただけに、代議員獲得数で先行するバイデン氏にとっては、指名獲得へ弾みとなる勝利といえる。

 ミシガンでの選挙戦でバイデン氏は、州の主要産業である自動車関連など製造業に従事する組合員ら白人労働者層に浸透。高所得の郊外有権者からも一定の支持を得たものとみられる。サンダース氏は学生ら若年層から強い支持を得たものの、労働者や高齢者層の共感が広がらなかった。

 指名争いは7月の党大会で候補に投票する代議員の数を競う。代議員は各州の人口に応じて割り当てられていて、選挙の得票率などに応じ各候補に配分される。10日の6州で配分される代議員数は計352人で、このうちミシガンが最多の125人。【クリーブランド(米中西部オハイオ州)高本耕太】

5670チバQ:2020/03/11(水) 19:06:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110032.html
【米大統領選】バイデン氏、民主支持層の「大連合」着々 「危機に強い候補」でも好感
2020/03/11 17:44産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、全米6州で予備選・党員集会が行われた「ミニ・スーパーチューズデー」は、バイデン前副大統領(77)が本選の激戦州であるミシガン州を含む少なくとも4州で勝利し、「本格候補」としての立場を一層強固にした。14州などの予備選・党員集会が集中した3日のスーパーチューズデーに続く敗北を喫したサンダース上院議員(78)に対しては、民主党指導部などからの撤退圧力が一層激しくなるのは確実だ。

 今回の選挙で明らかとなったのは、黒人などの人種的少数派や女性、45歳以上の男性、労組加入者といった、急進左派層を除く民主党支持者の大多数がバイデン氏の下で「大連合」を形成し始めたことだ。

 調査会社「エディソン・リサーチ」が6州で実施した出口調査によると、バイデン氏は黒人に関し、南部ミシシッピ州で86%、中西部ミズーリ州で69%、ミシガン州で66%の支持を得た。ミズーリ州では、サンダース氏の支持層とされる年収5万ドル(約522万円)以下の低所得者層の49%がバイデン氏を支持し、サンダース氏の42%を上回った。それ以上の所得層ではバイデン氏が圧倒的な強さをみせた。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、どちらの候補が危機への対処で信頼できるかとの質問には、ミズーリ州では約6割がバイデン氏と回答。ミシガン州でも約5割が同氏と答え、サンダース氏(約3割)を大きく上回った。

 サンダース氏は9日、FOXニュースの番組で外国から新型コロナウイルスの感染者が多数入国する恐れが強い場合でも「国境を閉鎖しない」と明言し、多くの専門家から危機管理能力を疑問視されていた。

 一方、バイデン氏と候補指名を争って敗退したブティジェッジ前サウスベンド市長、クロブシャー上院議員、ブルームバーグ前ニューヨーク市長ら7人は今月に入り、バイデン氏支持を相次いで表明した。

 バイデン氏は10日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの選対本部で演説し、敗退した7人の名前を挙げて「一緒に民主党をまとめ上げよう」と訴えた。また、サンダース氏や同氏支持者の熱意を称賛した上で「私たちにはトランプ大統領打倒という共通の目標がある」と語り、自陣営への合流を暗に呼びかけた。

5671チバQ:2020/03/11(水) 19:07:40
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003110033.html
【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う
2020/03/11 17:44産経新聞

【米大統領選】民主「ラストベルト」奪還が鍵 バイデン氏、支持基盤の再建誓う

10日、米ミシガン州デトロイトの自動車関連工場で従業員に支持を訴えるバイデン前副大統領(中央)(ロイター)

(産経新聞)

 米民主党のバイデン前副大統領は11月の大統領選に向けた10日の指名争いで、共和党のトランプ大統領との本選を制する上で重要な州で勝利した。その一つが自動車産業の集積地、中西部ミシガン州。前回選で同州を含む「ラストベルト(衰退した工業地帯)」でトランプ氏に熱狂した層を取り戻すことが民主党にとり政権奪還への第一歩だ。

 バイデン氏は10日夜の勝利演説で「民主党の支持基盤を再建する」と誓った。その代表に挙げた「高卒の人々」「労働者」らは2016年の大統領選で民主党がトランプ氏に奪われた支持基盤だ。工場労働者が多いミシガン州は民主党の牙城だったが、前回選ではトランプ氏が勝利した。

 「トランプ氏にミシガン州で勝たせてしまったのは、有権者が民主党にウンザリしたからだった」。地域ラジオのDJ、ティム・ブラウンさん(62)は3年半前を振り返る。

 当時、ミシガン州の民主党予備選ではサンダース上院議員が勝利したが、党主流派が後押しするクリントン元国務長官が指名を獲得。ブラウンさんのリスナーには、これに失望し、本選でトランプ氏への投票や棄権を選んだ人が少なくなかった。白人労働者層の一部がトランプ氏になびいたことで、民主党は1988年以来で初めてミシガン州で敗北した。

 この層をつなぎとめたいトランプ氏は「米製造業の復活」を訴え、ミシガン州予備選があった10日にはツイッターで、自らが同州で新たな自動車工場を建設させたとの実績を強調した。

 全米50州と首都ワシントンに割り振られた538人の選挙人を奪い合う本選の激戦州は10州に満たないとみられ、多くが中西部に集中する。ミシガン州の選挙人数は全米8位タイの16人で、民主党にとり「ミシガン奪還」がトランプ氏の再選阻止のカギとなる。

 そのためバイデン氏は2008年の「リーマン・ショック」による世界同時不況の際、副大統領として手掛けた自動車産業救済の実績を強調。ミシガン州での出口調査では中間所得層の多い労組世帯の55%がバイデン氏を支持した。

 ただ、同州での各種世論調査ではバイデン氏とサンダース氏のどちらが指名を受けた場合でも、トランプ氏との支持率はほぼ拮抗(きっこう)している。民主党は十分に信頼を回復できていないのが実情だ。(米ミシガン州デトロイト 大内清)

5672チバQ:2020/03/16(月) 14:17:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200315-35150829-cnn-int

ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


3/15(日) 11:15配信

CNN.co.jp







ルイジアナ州とジョージア州が予備選延期、新型コロナ懸念


ルイジアナ州とジョージア州で大統領選候補指名に向けた予備選が延期される


(CNN) 米南部ルイジアナ、ジョージア両州で、米共和、民主両党の大統領選候補指名に向けた予備選が延期されることになった。新型コロナウイルス感染拡大への懸念が強まっているためだ。

ルイジアナ州は13日、これから予備選が実施される州の中で初めて延期を発表。来月3日の予定を6月20日に延期した。

これに続いてジョージア州のラフェンスパーガー州務長官も14日に声明を出し、今月24日の予備選を5月19日に延期すると発表した。

同氏は声明で、ケンプ知事が14日朝に出した公衆衛生上の緊急事態宣言とトランプ米大統領の国家非常事態宣言を受け、投票所係員やその家族、地域社会全体の健康を第一に考えて延期を決めたと述べた。

ジョージア州当局者がCNNに語ったところによると、投票所に配置される高齢の係員から感染を懸念する声が数多く寄せられていた。「だからといって業務を新人に任せれば混乱が起きる恐れがある」と、同当局者は語る。

ジョージア州民主党本部の責任者によると、すでに郵便投票や期日前投票を済ませた有権者は5月に再び投票することもできるが、再投票しない場合は元の票が算入されるという。

5673チバQ:2020/03/16(月) 16:31:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000020-jij-n_ame

トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


3/14(土) 7:14配信

時事通信







トランプ氏、再選戦略の前提狂う 株暴落、民主の中道派優勢


トランプ米大統領=12日、ワシントン(EPA時事)


 【ワシントン時事】好調な株価に支えられてきたトランプ米大統領の再選戦略に狂いが生じている。

【図解】米大統領選・トランプ政権の支持率と株価(2019年11月)

 新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退の懸念から12日の米株式市場は暴落。民主党候補指名争いでは、中道派バイデン前副大統領が優勢となり、「社会主義との戦い」としてきた選挙戦も前提が違ってきた。

 「タフな決断だった。市場がどう動こうと、人の生死ほど重要でない」。トランプ氏は12日、前日表明した欧州からの30日間の入国禁止が株暴落の一因になったとされることについてこう強がった。

 約1カ月前の時点で大統領当選時と比べ約61%上昇したダウ平均株価は12日、18%まで「貯金」を減らした。市場を落ち着かせようと臨んだ11日のテレビ演説は「真実を語らず、専門家を重用しない大統領」への不信を増幅させたという指摘が米メディアで出ている。

 トランプ氏はまた、大統領選を「自由を取るか社会主義を取るかの選択だ」と語り、無党派層を味方に付けようとしてきた。しかし、民主党候補指名争いで、民主社会主義者を自称するサンダース上院議員への支持は広がらず、バイデン氏への穏健・保守層の支持の厚さが目立つ。

 バイデン氏は12日の記者会見で、トランプ氏の入国禁止措置が偏見に基づいており逆効果だと指摘。「私は専門家の意見を聴き、それに従う。米国の指導力を再構築し、各国と脅威に立ち向かう」と違いを強調した。

 今週発表のキニピアック大世論調査では、トランプ氏のコロナウイルス対応を「支持しない」と答えた人は無党派層で50%に上った。この問題でのつまずきが接戦州などで致命傷になるという見方も出ている。

5674チバQ:2020/03/17(火) 19:06:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000024-jij_afp-int

米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


3/17(火) 13:25配信

AFP=時事







米オハイオ州、予備選の投票所閉鎖を命令 知事が緊急事態宣言


米国で投票を終えた有権者に配布されるステッカー(2020年3月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米中西部オハイオ州の保健当局は17日に予定している大統領選の予備選投票について、州内の投票所を閉鎖するよう命じた。

【写真】米民主党テレビ討論会、バイデン氏とサンダース氏も肘であいさつ

 これに先立ちオハイオ州では投票の延期を求める訴訟が起こされていたが、地元メディアによると裁判所はこの訴えを退けた。マイク・デワイン(Mike DeWine)州知事はこれに公然と反発し、新型コロナウイルスの感染拡大に関する衛生上の緊急事態を宣言した。

 デワイン知事は16日夜、ツイッター(Twitter)に「明日の投票所は閉鎖されるが、投票を望むすべての有権者に(後日)機会が与えられるよう、フランク・ラローズ(Frank LaRose)州務長官が裁判所を通して投票方法を増やす救済方法を検討する」と投稿。

 また、現在の状況下で選挙を実施することは「投票所の係員と有権者を、新型コロナウイルスと接触するという受け入れ難い健康リスクにさらすことになる」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

5675チバQ:2020/03/18(水) 15:11:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000032-mai-n_ame

バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


3/18(水) 12:26配信

毎日新聞







バイデン氏、アリゾナも勝利確実 フロリダ、イリノイ含め17日実施3州全勝


米大統領選に向けた民主党の候補者テレビ討論会で、新型コロナウイルス感染予防のため握手の代わりに肘をぶつけてあいさつするバイデン前副大統領(左)とサンダース上院議員=ワシントンで15日、AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、大票田の南部フロリダ州など3州で予備選が行われた。米CNNによると、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)がフロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナのいずれの州でも勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でリードするバイデン氏が、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を大きく広げたことになり、指名獲得にさらに近づいた。

 一方、17日に予定されていた中西部オハイオ州の予備選は新型コロナウイルスの感染拡大を受け前日に延期が決まった。6月にずれ込む見通し。また、米メディアによると、フロリダでは複数の投票所で職員が現れず、投票ができなかった。イリノイでも、予定していた投票所の施設が直前に使用禁止になって混乱するなど、各地で新型ウイルスの影響が出た。【ワシントン古本陽荘】

5676チバQ:2020/03/18(水) 15:32:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000530-san-n_ame

米大統領選 民主党指名へ前進 バイデン氏に「左傾化」の懸念


3/18(水) 14:17配信

産経新聞



 【ワシントン=黒瀬悦成】11月の米大統領選に向けた民主党候補指名争いは17日、南部フロリダ州など3州で行われた予備選で勝利した中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が指名獲得に大きく前進し、今後は対抗馬である急進左派のサンダース上院議員(78)がいつ撤退を決めるかが注目点になってきた。一方、バイデン氏がサンダース氏の撤退を見越し、同氏の支持層を吸収したい思惑から政治的立場を急速に左傾化させており、今回の選挙を「資本主義対社会主義」の戦いと位置付けるトランプ大統領(73)の術中に自らはまり込む恐れも出てきた。

 バイデン氏は同日夜の結果を受けた「勝利声明」で、「サンダース氏は私とビジョン(将来への展望)を共有している」と述べた上で「私の目標は党を結束させ、米国をまとめ上げることだ」と強調し、同氏の支持勢力である若者層に合流を呼びかけた。

 ロイター通信と調査会社イプソスが12日発表した全米合同世論調査によると、民主党支持者の間で同党の大統領候補に求める要件として49%が「トランプ氏に勝てること」と回答。具体的に誰が勝てるかについては56%がバイデン氏、25%がサンダース氏と答えており、同党支持者の間でバイデン氏待望論が高まっているのは事実だ。

 一方、サンダース氏の支持者のうち、バイデン氏が本選候補に選ばれた場合は同氏に投票すると答えたのは51%にとどまり、党内の中道穏健派対急進左派の亀裂が深刻であることも改めて浮き彫りとなった。

 バイデン氏はこの日の予備選に先立つ15日の候補者討論会で、トランプ政権が進める厳格な移民政策に関連し、「大統領に就任後100日は(不法移民を)一人も国外退去処分にしない」との公約を発表。本国で罪を犯してから米国に不法入国した場合でも米国での犯罪歴がない場合は退去の対象にしないとの立場も示し、トランプ陣営から「米国を危険に陥れる政策だ」と非難された。

 バイデン氏はまた、エネルギー政策に関してもサンダース氏の支持勢力を意識して「化石燃料の廃止」を訴え、「石油・石炭・天然ガス業界への補助金を廃止し、国有地や沖合での掘削を禁止する」と言明。環境破壊が指摘される水圧破砕式のシェールガス開発では、当初は規制強化を唱えるだけだったのが、サンダース氏と同様に「全面廃止」を唱え始めた。

 バイデン氏としては、出身地ペンシルベニア州の石炭業界の票をトランプ氏から奪い返すことは、当選への重要なカギになるとみられている。党内の急進左派に引きずられて過激な環境政策を唱えれば、トランプ陣営からの絶好の攻撃材料になるのは確実だ。

5677チバQ:2020/03/18(水) 15:46:57
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200318/mcb2003181442048-n1.htm
海外情勢
米大統領選 民主党の「女性」副大統領候補は誰に 

2020.3.18 14:42

 【ワシントン=大内清】米大統領選に向けた民主党の候補指名争いでトップを走るバイデン前副大統領(77)が「ランニング・メート」(副大統領候補)に女性を起用すると明言したことで、誰がその座を射止めるのかに注目が集まっている。当選すれば、米史上初の女性副大統領が誕生する。支持の裾野を広げるためバイデン氏が重視するのは、人種か、政策か、それとも本選で激戦が予想される州への影響力か-。

 取り沙汰される女性らの中には、今回の指名レースでバイデン氏と争った「元ライバル」たちも多い。その一人が、昨年12月に撤退したカマラ・ハリス上院議員(55)。ジャマイカ系の父親とインド系の母親を持ち、女性のみならず非白人層への支持拡大も期待されるとみられる。

 指名争いから今月撤退したばかりのエリザベス・ウォーレン上院議員(70)や、エイミー・クロブシャー上院議員(59)も候補だ。

 学生ローンの一部免除などを主張する左派のウォーレン氏が指名されれば、バイデン氏の穏健路線に不満を抱く党内左派へのアピールとなる。

 予備選序盤で存在感をみせたクロブシャー氏は、バイデン氏と同じ中道派だ。バイデン氏には、自身が仕えたオバマ前大統領と“二人三脚”で政権運営にあたったとの自負があり、自分のランニング・メートとは政策理念を共有できることが望ましいとの考えを示したこともあることから、政治姿勢が近いクロブシャー氏を有力視する声もある。本選で激戦が予想される中西部ミネソタ州を地元とし、同州への影響力を持つことも有利な材料だ。

 このほか、本選での重要州である中西部ミシガン州の知事で、今年の一般教書演説で反論演説を任されたグレッチェン・ウィットマー氏(48)▽昨年の反論演説を行った南部ジョージア州の黒人指導者、ステイシー・エイブラムス氏(46)▽アジア系のタミー・ダックワース上院議員(52)▽黒人のバル・デミングス下院議員(63)らの名が挙がっている。

 過去の女性副大統領候補には、1984年に民主党のモンデール前副大統領(当時、以下同)から指名されたジェラルディン・フェラーロ下院議員や、2008年に共和党のマケイン上院議員から指名されたアラスカ州のサラ・ペイリン知事らがいるが、いずれも落選している。

5678チバQ:2020/03/18(水) 18:48:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000073-asahi-int

バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


3/18(水) 18:40配信

朝日新聞デジタル







バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に


ジョー・バイデン前副大統領=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、トップを走る穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が17日、フロリダなど3州の予備選で大勝した。革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)に対し、獲得代議員数で圧倒的な差をつけており、指名獲得が濃厚となった。


 候補者指名争いは、各州などに割り当てられた計3979人の代議員の獲得数を競う。ニューヨーク・タイムズによると、バイデン氏は17日にフロリダ、イリノイ、アリゾナの3州で勝利したことで、獲得代議員が少なくとも計1147人となり、サンダース氏の861人に300人近い差をつけた。

 民主党の代議員は予備選などの得票率に応じて配分されるため、サンダース氏が今後の予備選を通じてよほどの大差で勝たない限り、逆転することはできない。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、選挙運動は実質休止状態にあり、民主党内からはサンダース氏の撤退を求める声も高くなっている。

5679チバQ:2020/03/18(水) 18:48:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-00000051-mai-n_ame

バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


3/18(水) 17:56配信

毎日新聞







バイデン氏指名獲得の流れ固まる 民主党候補指名争い サンダース氏巻き返しは困難


バイデン氏=AP


 11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いは17日、予備選があった南部フロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナの3州すべてで穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。党大会で候補に投票する代議員の獲得数でバイデン氏は、急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)との差を拡大。残る州の情勢を考慮するとサンダース氏の巻き返しは困難で、バイデン氏が指名を獲得する流れが固まった。

 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東部デラウェア州の自宅からインターネットを通じてメッセージを発信。「公衆衛生と民主主義を守りながら、この危機を乗り切ることが重要だ」と指摘し、「党指名獲得により近づいた。よい夜になった」と語った。

 州ごとに人口比で割り当てられ、予備選の結果に応じて配分される代議員の総数は3979人で、党候補指名には過半数(1991人)の獲得が必要。ニューヨーク・タイムズ紙の推計(18日未明現在)では、バイデン氏が1147人で、サンダース氏の861人を上回る。既に半数以上の代議員が配分されており、選挙結果予測サイト「ファイブ・サーティー・エイト」によると、今後、東部ニューヨーク州やペンシルベニア州などの大票田でもバイデン氏が大差で勝利する見通しだ。【ワシントン古本陽荘、鈴木一生】

5680とはずがたり:2020/03/19(木) 23:58:35

素晴らしいなあ,議会とはかくあるべし。

しかしこれはクソみたいな総理がトップにいると何も出来なくなる本邦と違ってアメリカではCDC局長に可成りの裁量と権限が法律で与えられてクソみたいな国のトップが居る時でも粛々と政治決断出来る所が違う様だ。

https://twitter.com/brutjapan/status/1240548562909495297
Brut Japan
@brutjapan
アメリカ国内で蔓延しつつある新型コロナウイルス。健康保険を持たない国民が多いアメリカでは、高額な医療費を負担できずに病院へ行くことを躊躇う人々が多い。民主党下院議員ケイティ・ポーターは、アメリカ疾病管理予防センター局長への議会質疑応答で全国民へのウイルス検査無料化を勝ち取った。


call pay 出頭費用?>負担金と訳している
out of pocket typical cost 自腹で払う通常の費用
cannot even ** for にゃんのっといーぶんのふぉーと聴こえるけど**が何かわからん 英辞郎には can't even pay for an office in ならあったけど。。〜に耐えられないと字幕では訳されている。
isolation 隔離 受験時代には孤立って覚えた気がする。

5681チバQ:2020/03/22(日) 16:01:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5682チバQ:2020/03/22(日) 16:01:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000109.html

<新型コロナ>米、外出禁止広がる NY州など 経済さらに打撃も






Tweet











2020年3月22日 朝刊






20日、新型コロナウイルスの感染拡大で、人がまばらなニューヨークのタイムズスクエア=AP・共同


写真


 【ニューヨーク=赤川肇】新型コロナウイルスの感染が広がっている米国の大都市圏で、出勤中止や屋内退避を義務づける州政府が相次いでいる。十九日に発効した西部カリフォルニア州に続き、二十日には東部ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット、シカゴを擁する中西部イリノイの四州も不要不急の外出や出勤を全面禁止する方針を表明した。


 この五州で国内総生産(GDP)の約31%を占めており、米経済への打撃は必至だ。米投資銀行ゴールドマン・サックスは二十日、米経済が四〜六月期に24%のマイナス成長(前期比、年率換算)に陥るとの予想を公表した。


 二十日までに全米最多の七千百人の感染が確認されたニューヨーク州は同日、二十二日午後八時以降、一部の例外を除いて事業活動を禁じると発表した。


 クオモ知事は記者会見で、人工呼吸器が不足している現状を挙げ、急激な感染拡大による医療崩壊を避けるため、人が密集する状態を減らして感染を抑える必要性を指摘。「全員の安全が必要だ。さもなくば誰ひとり安全ではない」とし、州民らに「屋内にとどまり、ひとりで外に出て運動して」と呼び掛けた。


 州政府が挙げる事業活動停止の例外は、医療福祉のほか電力・ガスや空港などの社会基盤関係、食料品店や薬局などの小売業、金融機関、報道機関など。ただ、例外に当てはまるかどうか特定されていない業種もあり、州酒類組合は「酒店は必須の商売で、営業を続ける」と声明を発表。例外の定義を巡って混乱を招く可能性もありそうだ。

5683チバQ:2020/03/22(日) 16:02:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020032202000108.html

<米大統領選>民主党バイデン氏 大統領なら… 初の女性副大統領 誰に?

2020年3月22日 朝刊


(左上から時計回りに)カマラ・ハリス上院議員=ロイター・共同、ステイシー・エイブラムス氏=ゲッティ・共同、エリザベス・ウォーレン上院議員=ゲッティ・共同、エイミー・クロブシャー上院議員=AP・共同


写真


 【ワシントン=金杉貴雄】米大統領選に向けた民主党候補者選びで指名獲得が濃厚な中道派バイデン前副大統領(77)は、副大統領候補に女性を指名すると確約している。十一月の大統領選で勝利すれば「初の女性副大統領」が誕生するだけでなく、将来の大統領候補とも見なされることになる。現在は十人以上の名前が挙がっている。


 大統領が死亡や辞職などで欠けた場合、副大統領が大統領に昇格する。実際にトルーマン(三十三代)、ジョンソン(三十六代)、フォード(三十八代)の各氏らが副大統領から大統領に昇格。バイデン氏は大統領選で勝利しても任期途中で八十歳を超える。激務が健康に悪影響を及ぼす可能性もあり、副大統領候補選びは重要性を増している。


 真っ先に取り沙汰されるのは党候補者選びでライバルだった上院議員三人だ。


 ハリス上院議員(55)は父がアフリカ系、母がインド系の移民で人種的にも民主党が重視する「多様性」を象徴する。昨年の討論会では人種問題でバイデン氏を激しく攻撃して注目されたが、今月支持を表明した。


 クロブシャー上院議員(59)は三日のスーパーチューズデー前日、候補者選びからの撤退とバイデン氏支持に回ることを明らかにした。低迷していたバイデン氏の劇的な復活を導いた立役者で、地元ミネソタは大統領選のかぎを握る中西部の州でもある。


 左派ウォーレン上院議員(70)は政策面で隔たりがあるものの、バイデン氏は今月電話で協議してウォーレン氏の一部政策を受け入れた。左派票の取り込みのため協力を求める可能性も指摘されている。


 共和党が強い南部ジョージア州の二〇一八年知事選で激戦を演じ脚光を浴びた黒人指導者のエイブラムス氏(46)や、大統領選の重要州の一つ中西部ミシガン州のウィットマー知事(48)、中南米系でネバダ州選出のマスト上院議員(55)、フロリダ州選出でウクライナ疑惑の弾劾裁判で検事役を務めたデミングス下院議員(63)も有力視されている。


 オバマ政権時代のスーザン・ライス元大統領補佐官(55)やイエーツ元司法長官代理(59)など、ほかにも複数の候補が挙がっている。


 民主・共和の米二大政党で女性が副大統領候補になったのは過去二度しかなくいずれも本選で敗退。歴代の副大統領は大統領同様、全員男性が占めてきた。

5684チバQ:2020/03/23(月) 20:27:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2003230001.html
【国際情勢分析】現地報告/サンダース氏を失速させた米国の価値観とは 大統領選民主党候補指名争い
2020/03/23 08:04産経新聞

 米大統領選に向けた民主党の候補指名争いは、2月の序盤戦で勢いをみせた急進左派のサンダース上院議員(78)と低迷していたバイデン前副大統領(77)の形勢が逆転した。3月に入り、分散していた中道穏健派の票がバイデン氏の下に集結したためだが、当初から有権者の間で「国民を一律に扱うサンダース氏の政策は社会主義的で、自己決定を尊ぶ米国の価値観を否定する」という警戒心がくすぶっていた。現地取材で聞いた話を基に逆転劇の背景を報告する。(外信部 平田雄介)

 「民主社会主義者」を自称するサンダース氏の公約のうち、代表的な政策が「国民皆保険の導入」だ。

 米国の公的医療保険には65歳以上の高齢者と65歳未満の障害者を対象とした「メディケア」と、低所得者向け「メディケイド」の2種類あるが、これらの対象とならない人は民間の医療保険への加入を検討することになる。ただ、民間の保険は掛け金が高いことも多い。国勢調査局の統計によると2018年の保険未加入者は2750万人、国民の8・5%に上る。

 サンダース氏は「先進国で国民皆保険を導入していないのは米国だけ」と問題視。集会では「破産の理由の第1位は高額な医療費」と指摘した上で、国民皆保険の導入を含む公約の実現に向け「富裕層や大企業への増税を行う」と主張し、喝采を浴びる。ただ、一歩陣営の外に出ると違和感を口にする人の方が多い。

 ニューハンプシャー州予備選(2月11日)の際、中道穏健派のブティジェッジ前サウスベンド市長(38)=撤退し、現在はバイデン氏を支持=の集会で話を聞いた作家のアダム・クーマンさん(38)は「サンダース氏の唱える政府が一元管理する公的医療保険制度の下で民間の保険は廃止されるかもしれない。それはサービスの手厚い民間の保険に入りたいと望む人の選択肢を奪うことを意味する」と話し、自らが加入する医療保険の質が低下することを心配していた。

 また、バイデン氏を支持する元エンジニアのカール・アズモンドさん(73)は、サンダース氏の目指す医療保険改革が実現すれば、「既に加入しているメディケアの内容も変更されるかもしれない。個々の事情を無視した改革には問題がある」と話していた。

 トランプ大統領の支持者になると、批判はさらに厳しい。西部ネバダ州のキリスト教福音派教会の幹部、サンディ・ホールさん(73)は「頑張っても、努力をしなくても、受けられる医療サービスの質が同じになってしまったら、国民は懸命に働くことを止め、堕落する」と切り捨てた。

 米国では、伝統的に、個人の自由と責任を重視し、政府の国民生活への関与は小さくあるべきという考え方が支配的だ。中西部アイオワ州で4代続く農家を営むブライアン・ビアードさん(44)は「移民として米国に来て、独力で農地を切り開いた曾祖父を尊敬している」として、「福祉を重視する民主党より雇用を増やすトランプ氏の考え方が好きだ」と話していた。

 一方、失速したとはいえ、2月の序盤戦でサンダース氏が優勢に立ったことは、移民国家の歴史を背景とした米社会の変容を示す。陣営ボランティアのジュネラ・クレイさん(42)は「マッサージ、高齢者の介護、清掃とパートタイムの仕事を3つ掛け持ちしても生活するのがやっと。医療保険にも入れない。英国から移民した祖母は『米国ではより良い明日を信じて生きられる』と話していたが、私はそんなふうに思えない」と記者に訴えてきた。

 肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が拡大する米国において、医療格差の問題が深刻化すれば、米社会の変容は一層進むかもしれない。

5685名無しさん:2020/03/23(月) 20:53:06
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35151092.html
共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明
2020/03/19 12:55CNN.co.jp

共和党唯一の対抗馬、ウェルド氏が撤退を表明

ビル・ウェルド氏が米大統領選の候補者指名争いからの撤退を表明した/CNN

(CNN.co.jp)

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選で与党・共和党の候補者指名争いに出馬していたビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事は18日、指名争いからの撤退を表明した。これより前、トランプ大統領は共和党からの指名に必要な代議員を獲得していた。

ウェルド氏は支持者への電子メールで、指名争いからの撤退を決断し、即座に実行すると述べた。

ウェルド氏は昨年4月のCNNのインタビューで、トランプ氏が再選されれば、共和党のことが心配になるなどと述べていた。

ウェルド氏の指名争いについては、ニューハンプシャー州で、共和党の穏健派から支持を得られるかどうかに注目が集まっていた。2月に行われたニューハンプシャー州予備選で、トランプ氏は85.7%の支持を得た。ウェルド氏の得票率は9.2%だった。

5686チバQ:2020/03/24(火) 11:37:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00000028-kyodonews-int

在外票はサンダース氏が勝利 米大統領選の民主党候補者選び


3/24(火) 9:01配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党が23日に発表した大統領選の候補指名争いの在外投票結果によると、サンダース上院議員(78)が57.9%を得票して勝利した。バイデン前副大統領(77)は22.7%だった。投票率は前回2016年よりも15ポイント上昇したという。

 民主党候補選びは全体でバイデン氏が大きくリードし、サンダース氏が逆転できる確率は極めて低く、撤退時期が焦点になっている。ただ、サンダース氏は選挙戦継続の意思を示している。

 候補指名を得るには各州などに割り当てられた一般代議員のうち1991人を獲得する必要がある。

5687チバQ:2020/03/24(火) 16:18:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00050147-yom-int

「世界中のアジア系米国人保護が重要」…トランプ氏「彼らの過失ではない」


3/24(火) 11:17配信

読売新聞オンライン



 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は23日、新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、「米国や世界中で、アジア系米国人のコミュニティーを完全に守ることはとても重要だ。ウイルスの拡散は、彼らの過失ではない」とツイッターで呼びかけた。各地でアジア系住民らへの差別的な言動や暴力犯罪が相次いでいることに警鐘を鳴らしたものだ。

 トランプ氏は、新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼び、人種差別を助長するとして批判を浴びていた。そうした批判を意識し、差別の意図を否定する狙いがありそうだ。

 トランプ氏は「アジア系米国人は素晴らしい人々だ。ウイルスを一掃するために我々と緊密に連携している」とも強調した。

5688チバQ:2020/03/24(火) 16:32:03
https://mainichi.jp/articles/20200320/k00/00m/030/195000c?inb=ys

NY、解雇の嵐 営業禁止、消えた観光客… 「生き延びられるか分からない」
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会員限定有料記事 毎日新聞2020年3月21日 09時00分(最終更新 3月21日 20時32分)
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 新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えた米国で解雇の嵐が吹いている。800万人以上の人口を抱え、年間約6500万人が訪れる全米最大の都市ニューヨークは、レストランや劇場、美術館などが軒並み閉鎖。観光客の姿はほとんどない。レストランなどの営業中止で職を失う人が相次ぎ、経済の負の連鎖が広がっている。

 「9・11(米同時多発テロ)より悪い。あの時は世界中がこの街に思いを寄せてくれた。今はどの国でも自分のことを考えるので精いっぱいだ」。市内でメキシコ料理店を共同経営するルイス・アルセモタさん(51)は、店のカウンターでため息をついた。ニューヨーク州では16日夜から持ち帰りや宅配を除いて飲食店の営業が禁止になり、客足は途絶えた。

 約50人のウエーターやコックらには、持ち帰り用の料理を作る1人を除いて解雇を告げた。「あんなにつらいことはなかった。明日の朝はもう来ないのだとぼうぜんとしていた」。従業員の8割は同郷のメキシコやグアテマラなどからの移民。週給制で、母国の家族に送金している。だが、売り上げ減で運転資金が枯渇し、最後の給料だった総額1万6000ドル(約170万円)さえ渡せていない。

 全米レストラン協会は、閉鎖が3カ月続けば、レストラン業界で少なくとも500…

5689チバQ:2020/03/29(日) 04:10:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000140-kyodonews-int

米民主党の指名争い「休戦」 13州・地域で予備選延期


3/28(土) 19:31配信

共同通信



 【ワシントン共同】米民主党の大統領候補指名争いで、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため計13州・自治領が28日までに相次いで予備選の延期を決めた。重要州の予備選は当面予定がなく「休戦」状態が続く。米国の感染者数が世界最多となる中、候補を正式決定する7月の党大会や11月の本選への影響を危惧する声も出始めている。

 今月3日のスーパーチューズデーを境にバイデン前副大統領が一気に躍進し、指名獲得が濃厚となった。サンダース上院議員は劣勢を認めつつ「前例なき時代に国民は現状を変える考え方を欲している」と語り、国民皆保険といった自らの主張こそが求められていると訴えた。

5690チバQ:2020/03/29(日) 04:12:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000054-asahi-int

残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


3/20(金) 21:32配信

朝日新聞デジタル







残る民主の女性候補撤退、「アロハ精神」バイデン氏支持


大統領選の候補者争いから撤退を表明したトゥルシ・ギャバード下院議員=ロイター


 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで19日、トゥルシ・ギャバード下院議員(38)が撤退を表明し、獲得代議員数でトップに立つジョー・バイデン前副大統領(77)を支持する考えを表明した。20人以上が名乗りを上げた指名争いで残るのは、バイデン氏とバーニー・サンダース上院議員(78)のみとなった。

 ギャバード氏は、ハワイ州選出のヒンドゥー教徒。非介入主義を唱え、中東やアフガニスタンからの米軍撤退などを主張していたが、これまでの党員集会・予備選での獲得代議員数は2人にとどまっていた。19日はツイッターに投稿した動画で撤退を表明し、「バイデン氏はアロハの精神、尊敬、共感を元にこの国をリードし、分断を癒やすと確信している」と述べた。

 AP通信によると、これまでの獲得代議員数はバイデン氏が1181人で、サンダース氏の885人を約300人リードしている。17日に3州であった予備選でもバイデン氏が大差で勝利しており、サンダース氏の陣営は18日、「支持者の意見を聞き、この先の選挙について判断する」という声明を出した。(ワシントン=香取啓介)
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朝日新聞社

5691チバQ:2020/03/29(日) 04:19:56
https://www.asahi.com/articles/ASN3X2JXTN3XUHBI001.html?iref=com_inttop_namerica_list_n
2兆ドル米経済対策法が成立 雇用危機と景気減速に対処


有料記事 新型肺炎・コロナウイルス

ワシントン=青山直篤
2020年3月28日 8時26分

 米下院は27日、新型コロナウイルスの打撃緩和を図る経済対策の法案を可決し、トランプ大統領が署名して成立した。米国の国内総生産(GDP)の1割に当たる2兆ドル(約220兆円)超に上る史上最大の財政出動で、移動制限や休業で著しく停滞した民間経済を補う。それでも、足元で起きている深刻な雇用危機と景気減速をどれだけ和らげられるかは見通せない。

 下院で野党民主党が多数派を占め、党派対立が激しい米議会だが、約10日で異例のスピード合意に至った。ムニューシン米財務長官は27日朝、米FOXビジネスで「これは戦争だ」と強調した。大規模な経済活動の停止が起こり、感染もさらに広がっている。金融市場の緊張も高まり、政府や中央銀行が家計や企業の資金繰りを一刻も早く支える必要性があった。

 夫婦2人、子ども2人の平均的世帯当たり計3400ドルの直接給付や、雇用支援のための中小企業向け融資(予算規模約3500億ドル)、失業給付の拡充(2500億ドル)、航空産業などの産業支援(5千億ドル)などが柱。雇用を維持する企業には8週間分の給与を返済不要で融資したり、フリーランスも含む労働者に、数カ月間は従来の給与に準じた失業給付を受けられるようにしたりする。

 ただ、21日までの1週間で3…

5692チバQ:2020/03/29(日) 04:25:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00050269-yom-int

米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


3/28(土) 23:54配信

読売新聞オンライン







米感染者は10万人超、NY州が4・4万と突出…米紙集計


(写真:読売新聞)


 【ワシントン=船越翔】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米国のコロナウイルスの感染者数は27日、10万人を超えた。26日に中国を上回って世界最多となり、その後も感染拡大に歯止めがかかっていない。

 タイムズ紙の28日朝(日本時間28日夜)時点の集計では、米国内の感染者数は10万2636人、死者数は1646人にのぼっている。東部ニューヨーク州が4万4635人で突出して多く、隣接するニュージャージー州が8825人、西海岸のカリフォルニア州が4914人と続いている。

 患者の急増に伴い、ニューヨーク州の医療機関を中心に、治療に必要な機材の不足が深刻化している。

 トランプ大統領は27日、民間企業に重要物資の優先的な生産を要求できる「国防生産法」に基づき、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、重症患者に必要な人工呼吸器の製造を命じた。

 トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「米政府のすべての力を結集し、ウイルスを打ち破るまで戦い続ける」と語った。規制の緩和などで企業を支援し、今後100日以内に人工呼吸器10万台を準備する意向も明らかにした。

 トランプ氏は記者会見に先立ち、GMとの協議で時間を浪費したとしてツイッターでいら立ちをあらわにし、「工場を直ちに開き、今すぐ人工呼吸器を作れ!」などと書き込んでいた。

 米国内の州知事たちからは、トランプ政権のウイルス対策の不手際を指摘する声が上がっており、そうした批判をかわす狙いがあるとみられる。

 GMは27日、政府の要求に応じ、医療機器メーカーと協力して人工呼吸器の生産に乗り出すと発表した。


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