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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

5175チバQ:2018/10/31(水) 18:34:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103100208&g=use
トランプ氏、「出生地主義」廃止の方針=大統領令で憲法規定変更

30日、ワシントンのホワイトハウスで手を振るトランプ米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は30日に抜粋が掲載された米メディア「アクシオス」のインタビューで、米国で生まれた子へ自動的に国籍を付与する現行制度について、大統領令で廃止する意向を表明した。国籍認定で「出生地主義」を採用してきた米国の大きな方針転換となるが、憲法に基づく制度を大統領権限で廃止できるか、疑問視する声も上がっている。

トランプ支持「間違っていた」=性転換した五輪金メダリスト

 トランプ氏はインタビューで「入国して出産すれば子に国籍を与えるような国は、世界で米国だけだ」と主張。「ばかげている。終わらせなければならない」と述べた。トランプ氏と近い共和党のグラム上院議員は、大統領の主張に沿った法整備を目指す方針を表明した。
 トランプ氏の発言は、投票まで1週間に迫った中間選挙をにらみ、急増する中南米からの不法移民への強硬姿勢を支持層にアピールするのが狙いとみられる。同氏はこれまでも、永住権(グリーンカード)発給の見直しを打ち出すなど、途上国などからの移民に厳しく臨む方針を示してきた。
 米憲法修正14条は「米国およびその管轄地で生まれたか帰化した者は、すべて米市民権を有する」と規定している。市民団体「全米市民自由連合」(ACLU)はトランプ氏の主張を「反移民感情をあおるもので、あからさまな憲法違反だ」と批判。「大統領令で憲法(の条項)を消し去ることはできない」と反発した。(2018/10/31-06:26)

5176チバQ:2018/10/31(水) 18:35:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103100758&g=use
トランプ米大統領、中米移民に厳しい姿勢=中間選挙へ保守層にアピール

中米ホンジュラスなどから米国に向かう「キャラバン」と呼ばれる大規模集団=30日、メキシコ南部オアハカ州(AFP時事)

 【ワシントン時事】中米諸国からの不法移民の集団が大挙して米入国を目指す中、トランプ米大統領が移民政策で厳しい姿勢を相次いで打ち出した。メキシコ国境への壁建設など、もともと排外的傾向の強いトランプ氏だが、来週に投票が迫った中間選挙をにらみ、支持基盤の保守層にアピールする狙いがあるのは明らかだ。
 「わが国への侵略だ。軍が待ち構えている」。トランプ氏は29日のツイッターで、中米ホンジュラスなどから米国に向かう「キャラバン」と呼ばれる大規模集団に警告を発した。キャラバンに「大勢のギャング団メンバーに加え、何人もの極悪人が紛れ込んでいる」とも主張した。
 トランプ氏の指示を受け、米軍部隊の5200人超が週内にメキシコ国境へ展開する。北米を管轄する北方軍のオショーネシー司令官は30日、記者団に対し、さらなる部隊派遣もあり得ると説明した。ただ、軍による非戦闘員への実力行使が禁じられているため、派遣部隊は不法越境者の拘束には直接携わらないという。
 さらにトランプ氏は、30日に一部公表された米メディア「アクシオス」のインタビューで、米国内で生まれた子へ自動的に米国籍を付与する現行制度を「ばかげている。終わらせなければならない」と批判。大統領令で廃止する意向を表明した。国籍認定で「出生地主義」を採用してきた米国の従来方針を転換するものだ。
 ただ、出生地主義は憲法修正14条の規定に基づくもので、大統領権限で変更可能か疑問視する声も強い。ペンス副大統領は米メディアに、憲法規定を尊重するとしつつ「(米国籍付与が)不法入国者にも適用されるか、修正14条は明記していない」と述べ、「解釈改憲」は不可能でないという考えを示した。(2018/10/31-14:33)

5177チバQ:2018/11/01(木) 11:50:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000086-mai-n_ame
<米中間選挙>移民増え、接戦に 富裕層多い加州48区
10/31(水) 20:09配信 毎日新聞
 ロサンゼルスの南東の海岸沿いに広がるカリフォルニア州オレンジ郡。白人の富裕層が住む地域として知られ、共和党の地盤と考えられてきた。ここで15期にわたり下院議員を務めてきたのがレーガン元大統領のスピーチライターだった共和党のダナ・ローラバッカー氏(71)だ。

 ところが、今回の中間選挙では、民主党新人の実業家、ハーレイ・ルーダ氏(56)と互角の戦いとなっている。

 「今回は激戦だ。左派が宣戦布告し、政治の方向を変えようとしている」。電話で投票を呼びかけるボランティアの激励のため選挙区の共和党事務所を訪れたローラバッカー氏はそう語った。「以前は支持者に手紙を送れば済んだが、これほど熱心に地元で選挙運動をするのは初出馬以来だ」と言う。最も重視するのは移民問題だ。今では選挙区の人口の4分の1は外国生まれだが、不法移民に強硬な姿勢を貫いている。

 選挙ボランティアでインテリアデザイナーのレネット・クローンさん(55)は「私たちは以前にも増して燃え上がっている。移民は法的手続きを踏んで入国すべきで、対策強化は当然だ」と強調した。

 一方のルーダ氏のボランティア集合場所の公園には、接戦と聞き付けて選挙区外からも応援者が駆けつけていた。

 「皆さんどこから来ましたか?」。投票を呼びかける戸別訪問のボランティア約40人にルーダ氏が尋ねると「LA(ロサンゼルス)」「パサデナ」などと約4分の1が選挙区外から来たと答えた。

 5カ月の娘を背負ったメリッサ・ヘンリーさん(33)は環境コンサルタント。夫はアルゼンチン系移民だ。選挙区外に住むが「人種差別主義者で地球温暖化も信じないトランプ大統領には反対。自分の選挙区は民主党候補が安泰なので激戦区の応援に来た」と語った。

 ロサンゼルス・タイムズ紙の政治担当、クリスティン・マイデューク記者(32)は下院カリフォルニア州48区について「かつては強固な共和党の地盤だったが、今は中南米系やアジア系ら移民が増えてきた。激戦になった背景には人口動態の変化がある」と語る。

 カリフォルニア公共政策研究所(PPIC)によると、1980年の州の人種構成は白人66.8%、中南米系19.3%だったが、2015年には中南米系が白人を上回った。今後さらに白人の割合は減ると予測されている。マイノリティー(人種的少数派)の政治的影響力が拡大していくのは確実で、反移民政策は長期的には得策ではないとみられている。

 ところが、今回の選挙においては、移民に寛容な民主党の反発よりも、不法移民の取り締まり強化を掲げるトランプ政権を支持する共和党支持者の盛り上がりが目立っている。

 投票率の低い中間選挙では社会のどういう層が実際に投票するかが勝敗を決めると言われる。幅広い有権者の支持を求めるのではなく、不法移民への強硬姿勢で支持基盤を固め、接戦を制しようという共和党。民主党はそれに対抗する有効な戦略を打ち出せていない。【オレンジ郡(米西部カリフォルニア州)長野宏美】

 ◇下院議員候補(カリフォルニア州48区)

ダナ・ローラバッカー 71 共和 下院議員

ハーレイ・ルーダ  56 民主 実業家

5178チバQ:2018/11/01(木) 15:50:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLBH45KSLBHUHBI016.html
「トランプ離れ」ひたひた 激戦区、党名隠す候補者も
14:06朝日新聞

「トランプ離れ」ひたひた 激戦区、党名隠す候補者も

民主党候補アンディ・キム氏の応援に集まった支持者=8日、ニュージャージー州、金成隆一撮影

(朝日新聞)

 「女性と医療を軽視するトランプに危機感を覚え、初めて戸別訪問に参加した。政治には無関心だったので夫も驚いている」

 米ニュージャージー州の下院第3選挙区内に住む元大学病院の専門職ダイアン・ハーディーさん(72)は、11月6日にある中間選挙に向け、投票を呼びかけるTシャツを着て1日に80軒を訪ねる。「玄関先で『私も投票する』と言ってもらえると、変化を起こせていると実感する」と笑顔を見せた。

 2年前の大統領選で「あり得ない」と思っていたトランプ氏当選にショックを受け、自宅で寝込んだ。

 ところがトランプ政権下で、既往症のある人の保険加入や、女性が妊娠中絶を選ぶことが難しくなる恐れが出てきて「ふさぎ込んでいる場合ではない」と動き始めた。選挙運動の仲間には似た思いの女性が多い。

 同区は大都市フィラデルフィアの通勤圏。民主党のオバマ氏が2008、12年と連勝し、2年前は共和党のトランプ氏が勝った。典型的な「スイング(揺れる)選挙区」だ。

■攻勢をかける民主党

 家計所得の中央値は約8万2千ドル(約924万円)で全米の約5万5千ドルを上回る。大卒以上の割合34%も全米平均(30%)より高い。人口の8割超が白人だ。医療や年金、教育を重視する傾向が強く、トランプ氏の言動を不愉快に感じ始めている。下院で23議席を共和党から奪い返せば民主党が過半数を握るという情勢下、民主党は、この郊外選挙区を重点に定めた。

 3期目をめざす共和党の現職トム・マッカーサー氏に、オバマ前政権の国家安全保障顧問で民主党新人のアンディ・キム氏が挑む。キム氏はローズ奨学生として英オックスフォード大で学んだ韓国系米国人。

 8日、キム氏の集会が開かれたビール工房は支持者であふれ返った。キム氏が「万人に医療を手にする権利がある!」と叫ぶと歓声が沸き上がる。手厚い社会保障政策を訴え、トランプ氏から離れつつある穏健な保守層の取り込みを図る。

 会場にはゲストが送り込まれていた。2年前にクリントン氏を大統領候補に指名した民主党大会で、「トランプよ、米国憲法を読んだことがあるか?」と演説したイスラム教徒のキズル・カーン氏。04年にイラクで仲間の米兵を自爆テロから守ろうとして戦死したフマユン大尉の父だ。キズル氏も「医療を守るためアンディを議会へ」と訴えた。

 2年前の選挙で共和党候補に一票を投じたローレル・スミスさん(58)は「今回はアンディに投票する」と話す。難病の息子を育てる。車いすを福祉団体に寄付したというマッカーサー氏を支持していたが、同氏がオバマケア廃止に熱心に動いたと知り、民主党に移ることを決めた。

■防戦の共和党「トランプ隠し」

 同選挙区からデラウェア川を越えるとペンシルベニア州の下院第1選挙区だ。郊外型住宅街の代名詞、レビットタウンがある。共和党の現職ブライアン・フィッツパトリック氏が町中に掲げるプラカードには「共和党」の文字がなく、「無党派」とアピールする。

 トランプ氏が昨夏、白人至上主義者を擁護するような発言をしたため、有権者から厳しく追及された。フィッツパトリック氏は「迷うことなく悪事と呼ばなければならない」と応じるしかなかった。穏健な保守層をつなぎとめるため、「トランプ隠し」の選挙戦を強いられている。

 米調査機関ピュー・リサーチ・センターの5月公表の調査によると、選挙登録した有権者のうち、都市部では「民主党支持」「民主党寄り」と答えた人が計62%にのぼり、「共和党支持」「共和党寄り」計31%の2倍。一方、地方では「共和党支持」「共和党寄り」と答えた人が計54%で「民主党支持」「民主党寄り」の計38%を上回った。

 90年代末から都市部で民主党の、2009年ごろから地方で共和党の優位が強まり、その傾向を転換させるのは難しい。激戦区は、都市部と地方の中間にある郊外に集中する。

5180とはずがたり:2018/11/03(土) 20:51:57
「オバマ再来」民主に新星 分断あおらぬ演説、聴衆熱狂
https://www.asahi.com/articles/ASLBR3FDCLBRUHBI011.html
テキサス州ヒューストン=土佐茂生2018年11月2日11時38分


 11月6日に実施される米国の中間選挙を前に、与党・共和党が圧倒的な強さを誇る南部テキサス州の上院選で異変が起きている。与党現職の大物テッド・クルーズ氏(47)を、野党・民主党新人のベト・オルーク下院議員(46)が激しく追いかけている。広大なテキサス州を車で回り、SNSを駆使し、演説では分断をあおらず聴衆を熱狂させる。民主党支持層は「未来のオバマ」と期待し始めた。(テキサス州ヒューストン=土佐茂生)

 「ベトに期待してるわ」

 9月13日、オハイオ州クリーブランド。オバマ前大統領が民主党への応援演説をした会場で、「2020年の次の大統領選でトランプ大統領と戦う民主党の候補は誰だと思う?」と尋ね歩いたところ、20代の女性がそう強調した。

11月6日へ、世界で動き 米中間選挙の特集はこちら
 ベトって誰だ?

 「テキサスで上院選に立候補しているベト・オルークよ。すごい人気なの」

写真・図版
オバマ前大統領=ワシントン、ランハム裕子撮影

 オバマ氏はこの日、与野党の垣根を越えて共有する価値観を尊重し、話し合いで物事を決める民主主義の土台を守るように訴えた。女性はオバマ氏の演説に「希望を感じた」と高揚していた。同じような希望をベトに見いだしたのか?

 「その通りよ。ベトは未来のオバマなの」

 民主党の新星ベト・オルークとはいったいどんな人物なのか。

学生時代はパンクバンドでギターを奏で、スケボーも得意という米民主党の新星ベト・オルーク氏(46)。急速に支持を広げ、わずか3カ月で上院選史上最高となる43億円の選挙資金を集めました。「未来のオバマ」と支持者が熱狂する理由は何か。どんな人物か。選挙運動の現場を追いました。

■ネット動画で一…

5183 チバQ:2018/11/03(土) 22:22:46
トンプソン氏は企業献金を拒否し、国民皆保険やマリフアナ合法化などリベラルな政策を掲げる。7月には民主党左派の2大スター、サンダース上院議員とオカシオコルテス下院議員候補が応援に駆けつけ、約4千人を集めた。
共和党側はトンプソン氏を「過激な社会主義者」と攻撃するが、トンプソン氏は「労働者のための政策は右でも左でもないはず」と反論。「民主党は企業献金に頼るあまりに『労働者の党』の原点から離れてしまった。民主党が生き残るには、労働者の味方に回帰するしかない」と強調する。
2016年の大統領選では、主に中西部の白人労働者票がトランプ氏当選の原動力になった。労働者票の奪回は民主党にとって今回の中間選挙の大きな課題の1つだ。各地でトンプソン氏のように「ブルーカラーの代表」を名乗る民主党候補が立候補している。
中西部ウィスコンシン州では、退役軍人で鉄鋼労働者のランディ・ブライス氏(53)が引退する共和党のライアン下院議長の議席を狙う。国民皆保険などの政策を掲げ、サンダース氏の支持を受ける。南部ウェストバージニア州でも多数の勲章を受けた退役軍人のリチャード・オジェダ氏(48)が「新しい民主党の顔」を看板に善戦している。
ただ、労働者層の支持を取り戻すために、国民皆保険などのリベラルな政策を目指すのか、より中道の政策を目指すのか、民主党の軸足は定まらない。中間選挙での有権者の審判が1つの試金石となりそうだ。
(ワシントン=長沼亜紀、芦塚智子)

5184 チバQ:2018/11/03(土) 22:29:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3195718?act=all
米中間選挙、下院で民主勝利の見通し 上院は共和が死守か 世論調査

2018年11月2日 5:16 発信地:ワシントンD.C./米国 [��米国��北米��]

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【11月2日 AFP】米中間選挙が来週6日に迫り、選挙戦が最終盤を迎えている。多くの選挙区で接戦が見込まれ予測は困難だが、大半の世論調査では民主党が下院を制する一方、共和党が上院の過半数を死守すると見込まれている。
 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は上下両院で与党共和党の過半数維持を目指し、過激な言動で選挙活動を精力的に進めている。
 6日の選挙では下院全435議席が改選される。一方上院は100議席中35議席の改選となる。また36州では知事選も行われる。2010年の選挙で下院の議席数が過半数を割り込んだ民主党が中間選挙で下院を制するには、23の議席の純増が必要となる。
 下院民主党トップのナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)院内総務は今週、民主党が下院で勝利するとの見方を大胆にも明らかにした。CBSテレビのトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)」に出演し、「民主党は下院を制するだろう」と述べ、上院でも民主党が勝利するとの予想を示した。
 選挙予測サイト「ファイブサーティーエイト(538、FiveThirtyEight.com)」によると、民主党が過半数を制する確率は下院で85%だが、上院ではわずか15%となっている。(c)AFP/Chris Lefkow and Elodie Cuzin

5185 チバQ:2018/11/04(日) 14:09:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181104k0000m030072000c.html
女性候補、史上最多 差別的トランプ氏に反発

11月03日 22:47��

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黒人女性初の州知事を目指すステイシー・エイブラムズ氏(左)と、選挙集会の応援に駆けつけたオプラ・ウィンフリー氏=米南部ジョージア州アトランタ近郊で2018年11月1日、AP
(毎日新聞)

 【ロサンゼルス長野宏美】6日投開票の米中間選挙では、上下両院と州知事選にいずれも史上最多の女性候補が出馬している。この中には性的少数者(LGBTなど)や先住民らも含まれ、それぞれ「米史上初」の当選を目指す。トランプ大統領の差別的な言動に反発し、女性や少数派の権利が後退することへの懸念が多様な候補の出馬に反映されている。
 ◇イスラム教徒、先住民も出馬
 南部ジョージア州知事選ではステイシー・エイブラムズ候補(民主党)が黒人女性初の知事の座を狙い、共和党の白人男性候補と激戦を繰り広げている。2020年の次期大統領選への出馬待望論がある黒人女性の人気司会者、オプラ・ウィンフリーさんも1日、アトランタ近郊の集会に応援に駆けつけ、「歴史を作る絶好の機会だ」と訴えた。
 今回は上院(定数100)の35議席、下院(同435)の全議席、全50州のうち36州の知事選が改選される。現在の女性の割合は上院が23%、下院は19・3%、知事は12%だ。
 ラトガース大学「米国女性と政治センター」の調査では、今回の女性候補は上院選が22人、下院選が235人。このうち8割は野党・民主党が擁立した。女性候補が増えた背景には、トランプ氏の女性蔑視的な発言に加え、反セクハラ運動「#MeToo」があるとみられる。
 一方、米紙ニューヨーク・タイムズによると、上下両院選と知事選には、黒人や中南米系など白人以外の人種的少数派から215人、性的少数者も26人の候補がおり、同紙は「米史上最も多様な候補が出た中間選挙だ」と分析している。
 パレスチナ移民を親に持つ中西部ミシガン州下院選のラシダ・タリーブ候補(民主党)と、ソマリア難民だったミネソタ州下院選のイルハン・オマル候補(同)は、女性のイスラム教徒として初の連邦議会議員になる可能性が高まっている。
 また、西部ニューメキシコ州下院選のデブ・ハーランド候補(同)と中西部カンザス州下院選のシャリス・デービッツ候補(同)は、先住民女性初の連邦議会議員になるのが有力視されている。
 東部バーモント州では、男性から女性になったクリスティーン・ハルクイスト候補(同)が初のトランスジェンダー知事を目指す。
 少数派は民主党支持者が多く、多様な候補の擁立が議席増につながるか注目される。

5186チバQ:2018/11/05(月) 21:28:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000065-mai-n_ame
<米中間選挙>評価二分のトランプ政権、審判は 6日投開票
11/5(月) 19:05配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太、チャタヌーガ(米南部テネシー州)長野宏美】トランプ米大統領にとって初の全米規模の審判となる中間選挙が6日、投開票される。2017年1月の大統領就任以降、「米国第一主義」に基づきトランプ氏が推し進めた数々の政策により、国際的孤立と社会の分断が進んだ。一方で株価が史上最高値を更新するなど経済は好調が続く。評価が二分するトランプ政権に国民がどのような判断を示すか、注目される。

 中間選では米連邦議会上下両院議員や州知事、州議会議員などの選挙が一斉に実施される。トランプ氏は「共和党候補への投票は私への投票だ」と繰り返し、共和党の選挙戦をけん引した。16年大統領選で自身を支持した白人労働者中心の「岩盤支持層」にターゲットを絞り、大幅減税の効果や不法移民対策をアピールした。

 選挙戦が本格化した9月初旬のレーバーデー(労働者の日)以降、トランプ氏が4日までにこなした集会の数は27。上院選や激戦となっている知事選の候補の応援を中心に遊説した。ホワイトハウスは「歴代大統領で最多の集会数」としている。

 4日夜に訪れた南部テネシー州での演説では、雇用増や大幅減税など政権の経済政策の効果をアピールした。「繁栄を積み重ねるか、民主党に未来を壊させるのか、それが問われる選挙だ。我々は勝って、勝って、勝ちまくる」と気勢を上げた。選挙戦最終日には、上院選が激戦となっている中西部インディアナなど3州を回る過密スケジュールで票の掘り起こしを図る。

 大統領選キャンペーンをほうふつさせるトランプ氏の活動量を、米メディアは「トランプが中間選をハイジャックした」(政治メディア・ポリティコ)と報道。強硬な移民対策や通商政策に対する世論の評価が大きく割れるなかで、「トランプ色」を前面に掲げるホワイトハウスと共和党の戦術が奏功するかが焦点だと伝えている。

 【ことば】米中間選挙

 上院(定数100、任期6年)の構成は現在、共和党51、民主党49(無所属含む)。中間選挙では3分の1が改選され、今回は補選と合わせ35議席が対象。現在の内訳は共和9、民主26。民主が2議席を上積みすれば上院の過半数を占める。選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、共和は4議席、民主は18議席を確保する見通しで、残り13議席が接戦となっている。下院(定数435、欠員7、任期2年)は全議席が改選対象。現有議席は共和235、民主193。共和が197、民主が209を確保する見通しで、接戦は29選挙区とされている。

5187チバQ:2018/11/05(月) 21:29:17
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181105-00000055-ann-int
銃規制巡り対立 保守牙城のテキサスで民主党が勢い
11/5(月) 17:11配信 テレ朝 news

All Nippon NewsNetwork(ANN)

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 大統領の通信簿ともされるアメリカの中間選挙が、いよいよ6日に迫ってきた。トランプ大統領の2年間をアメリカ国民はどう評価するのか。早くも異例の事態が起きている。

 異例の過密スケジュールでラストスパートを掛けるトランプ大統領。そんななか、トランプ大統領のおひざ元、テキサス州が今、揺れているという。その理由は、銃。テキサス州では今年5月、高校で生徒10人が死亡する銃乱射事件が起き、17歳の男子生徒が逮捕された。相次ぐ乱射事件にトランプ大統領は…。
 トランプ大統領:「教師が銃を持っていれば事件はすぐに終わっていた」
 銃による自衛こそが最大の安全だとする銃規制反対派の声が根強いアメリカ。銃所有率全米トップのテキサス州ではなおさらだ。ファミリー層にも人気のこの店では事件後、教師らを対象にした乱射事件対応講座に受講希望が殺到したという。一方、銃のない社会を目指す規制派。決起集会で規制に向けた投票を呼び掛けた。中間選挙を巡ってはオバマの再来ともされる民主党候補が保守の牙城・テキサス州で攻勢を強めている。共和党候補は予想外の苦戦を強いられている状態だ。銃を規制するべきか否か。

5188チバQ:2018/11/05(月) 21:29:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000046-mai-n_ame
<米中間選挙>メディア攻撃、候補者もトランプ化
11/5(月) 17:03配信 毎日新聞
 【ロサンゼルス長野宏美】6日投開票される米中間選挙に向け、メディアを敵視するトランプ大統領の手法が候補者に使われている。社会が二極化する中、メディア不信をあおって支持拡大を狙い、候補者も「トランプ化」している。

 「極左団体と協力し、フェイク(偽)ニュースを助長している」。発言の主はカリフォルニア州下院の共和党候補デビン・ニューネス氏(45)だ。中間選挙向けのテレビCMで、地元紙フレズノ・ビーを攻撃した。

 州内は民主党が強いが、ニューネス氏の選挙区は共和党の地盤だ。2002年の初出馬から8回連続で同紙の支持を受けてきたが、批判的な記事に怒りを向けるようになったという。「フレズノ・ビー プロパガンダ・マシンの汚れた秘密」。表紙にこう書かれた約40ページの冊子も配られた。

 ニューネス氏はロシアによる米大統領選介入疑惑で、捜査の正当性を否定し、トランプ氏の称賛を得た。地元では論争的な質問を受けず、対立候補との討論会や取材を拒んでいるという。

 同紙のジョー・キエタ論説委員長(46)は「不都合なことには答えず、メディア攻撃をするトランプ氏の戦略が地方レベルでも使われている。熱狂的な支持者を投票所に向かわせることだけを狙っている」と分析する。

 「トランプ化」は地方議員にも及んでいる。州南部エルカホン市で再選を目指すベン・カラショー市議はソーシャルメディアで、都合の悪い報道を「フェイクニュース」と批判。「なぜ私がインタビューを受けないか? より多くのフォロワーがいる。偽記者は不要だ」などと投稿している。ツイッターを駆使するトランプ氏に刺激を受けたという。

 ニュースサイト「アクシオス」の調査によると、回答者の72%が主要ニュースについて「フェイクや間違い、意図的な誘導」だとして信用していない。

 選挙報道が専門のカリフォルニア大学ロサンゼルス校のティム・グロエリング教授(49)は「多くの人が報道機関は偏りがあると信じており、現状では政治家のメディア攻撃はマイナスにならない」と指摘している。

5189チバQ:2018/11/05(月) 21:30:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-35128104-cnn-int
米中間選挙 下院は民主が奪回か、上院は共和が維持の見通し
11/5(月) 16:52配信 CNN.co.jp
米中間選挙 下院は民主が奪回か、上院は共和が維持の見通し
各種世論調査では、民主党が下院を奪回する可能性が出てきた
(CNN) 6日に投開票が行われる米中間選挙で、各種世論調査の分析では、野党・民主党が下院で過半数をおさえる可能性のあることがわかった。予測される議席数は民主党が226議席、共和党が209議席。ただし、民主党の獲得議席の予測は203議席から262議席の間。

現在は上下両院とも共和党が過半数を握っている。

上院は引き続き、共和党が過半数を維持する見通し。予想される議席数は共和党が52議席、民主党が48議席。共和党の獲得議席の予測は48議席から56議席の間。

中間選挙最後の週末には、選挙結果について見通しが立つこともある。今回はそうではなさそうだが、民主党が下院で過半数を奪回する可能性が出てきている。

4日発表された2つの全体的な世論調査でもそれが示された。ABCとワシントン・ポスト紙が発表した世論調査では民主党が8ポイントリードしている。NBCニュースとウォールストリート・ジャーナル紙の調査では民主党が7ポイントのリード。

全国的にみて7〜8ポイントの差は、下院の過半数を確実にしたい民主党にとっては、必要なリードをなんとか確保した形だ。必要な差は6ポイント程度とみられている。

世論調査の歴史的な正確性を踏まえると、2〜3ポイントの変動があってもおかしくはない。このため、共和党が上下両院で過半数を維持する可能性もありそうだ。

また、民主党が共和党に対してリードしていた支持率が前回調査から縮まりつつあるという。ABCニュースとワシントン・ポスト紙の調査では、民主党のリードが前回調査から5ポイント縮まった。NBCとウォールストリート・ジャーナル紙の調査でもリードは2ポイント縮まっている。

5190チバQ:2018/11/05(月) 21:32:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-00000055-jij-n_ame
民主、下院過半数の勢い=上院は共和現有増も―6日の米中間選挙
11/5(月) 15:23配信 時事通信
民主、下院過半数の勢い=上院は共和現有増も―6日の米中間選挙
トランプ米政権の命運を左右する中間選挙は6日、投開票される。各調査機関の情勢分析では、全435議席が改選される下院は野党民主党が過半数を奪還する勢い。写真は選挙集会に参加したトランプ氏=ジョージア州
 【ワシントン時事】トランプ米政権の命運を左右する中間選挙は6日、投開票される。

 各調査機関の情勢分析では、全435議席が改選される下院は野党民主党が8年ぶりに過半数を奪還する勢い。100議席のうち35議席が争われる上院は、与党共和党が多数を維持するとの公算が大きくなっている。

【図解】米中間選挙の仕組み

 バージニア大学政治センターによると、上院では非改選議席が42と多い共和が、8選挙区で有利に戦いを進め、50議席を確保する見通し。さらに西部のアリゾナ、ネバダ、中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダの5州で民主と接戦を繰り広げ、現有51議席を上回る可能性がある。

 反対に下院では、民主が212選挙区で優位に戦いを進め、202選挙区で優勢の共和を上回る公算。同政治センターのラリー・サバト所長は、五分五分の戦いを繰り広げる残り21選挙区についても「現段階では民主が12奪う」との見方を示し、最終的に民主が過半数を6上回る224議席程度になると推計している。

5191チバQ:2018/11/06(火) 10:59:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110500922&g=int
「郊外」の怒り、共和に?=米中間選挙の情勢左右

米バージニア州下院10区の民主党候補ジェニファー・ウェクストン氏(中央)=4日、マナサス

 【マナサス(米バージニア州)時事】6日投開票の米中間選挙で、民主党の強い都市部でも共和党の地盤の農村部でもない、郊外地域の有権者の動向に米メディアの関心が集まっている。強い党派性はないが、数が多く、微妙な振れ幅が選挙情勢を左右してきた。今回は社会の分断を進めるトランプ大統領への反発から、共和党に牙をむく可能性がある。
 「トランプ大統領の意向に沿う議員から、立ち向かう議員に代える時だ」
 首都ワシントン郊外のバージニア州マナサス。下院10区に挑む民主党の新人女性候補ジェニファー・ウェクストン氏(50)は、4日の集会で反トランプを前面に出した。選挙広告では共和党現職バーバラ・カムストック氏(59)をトランプ氏と重ね合わせ、「トランプストック」と呼ぶ。
 カムストック氏は2年前、トランプ氏がクリントン元国務長官に10ポイント差をつけられた同選挙区で当選を果たし、地力がある。それが今回、初挑戦のウェクストン氏にリードを許す展開。演説会場にいた女性(59)は「南北戦争以来の分断を米国にもたらした」とトランプ氏を非難し、チェック機能を期待して民主党に投票すると語った。
 郊外での共和党への逆風は全国的に見られる。米メディア「シティラボ」によると、共和党が議席を持つ74の郊外型選挙区のうち、接戦に持ち込まれているのは4割近い28に上る。民主党議席の90の郊外型選挙区で接戦区が1しかないのと比べ、情勢の違いは明らかだ。
 郊外住民は、教養があり裕福で、差別的発言や排外的政策に嫌悪感を抱く女性が多いとされる。トランプ氏が反移民で攻勢に出れば出るほど、「しっぺ返し」を受ける恐れがある。(2018/11/05-18:45)

5192チバQ:2018/11/06(火) 13:39:43
>中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダ、西部アリゾナ、ネバダ、モンタナの6州は支持率5ポイント差以内の接戦だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000546-san-n_ame
米中間選挙情勢 接戦6州が焦点 6日投開票
11/4(日) 19:01配信 産経新聞
米中間選挙情勢 接戦6州が焦点 6日投開票
米中間選挙 接戦の行方は?
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日に投開票される。与党・共和党が上下両院で過半数を維持できるかどうかが焦点で、戦いの行方は2020年の大統領選で再選を目指すトランプ大統領の政権運営を大きく左右する。共和党は上院で優勢にある一方、下院では厳しい戦いを強いられており、トランプ氏の野党・民主党に対する攻撃は最終盤で過熱している。

 上院(定数100、任期6年)は35議席、下院(定数435、任期2年)は全議席が改選される。全米50州のうち36州では州知事選も行われる。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は2日現在、上院では非改選分も含めて共和が50議席、民主が44議席を獲得すると予測している。与党は採決で賛否同数の場合、副大統領が兼務する上院議長の決裁で法案を可決させられるため、50議席で議決権を握れる。

 中西部インディアナ、ミズーリ、南部フロリダ、西部アリゾナ、ネバダ、モンタナの6州は支持率5ポイント差以内の接戦だ。トランプ氏は共和の現有51議席からの上積みを目指し、3日にモンタナ、フロリダ両州で演説するなど最終盤のテコ入れに努めている。

 一方、同サイトは、下院選では民主が203、共和が196の選挙区で優位にあり、過半数218をめぐる攻防は接戦36選挙区にかかっているとみている。

 下院については一時、民主の圧勝も予想されたが、9月後半から共和が追い上げている。民主が保守派のカバノー連邦最高裁判事の人事承認をめぐって女性暴行疑惑を追及し、トランプ氏の支持層が反発して結束したとみられている。

 最終盤でトランプ氏は、民主党が不法移民に寛容すぎると非難。中米から米国に向かう移民集団への対処のため、最大1万5千人の米軍部隊を国境地帯に派遣すると表明した。民主党候補を応援するオバマ前大統領は2日、「勇敢な兵士を国境での政治的な人気取りに使っている」と批判した。移民問題の争点化が、有権者の投票行動にどう影響するかも注視される。

5193チバQ:2018/11/06(火) 18:16:55
https://www.asahi.com/articles/ASLB05R8XLB0UHBI02Z.html
民主新星に焦る大物議員 旧敵トランプ氏に応援求めた
ヒューストン〈テキサス州〉=土佐茂生、フォートマイヤーズ〈フロリダ州〉=香取啓介2018年11月4日16時49分
 米中間選挙で、上院選(任期6年、定数100)が激戦だ。6年前に民主が大勝した反動で、共和が過半数を維持する可能性が高い。ただ、2年前の大統領選でトランプ氏が勝った州の多くで民主が優勢なほか、共和の「牙城(がじょう)」も接戦になっている。

 「リックはフロリダ史上最高の知事の一人だ。勝てば、フロリダの好景気はどんどん続くぞ」。トランプ氏は10月31日夜、フロリダ州フォートマイヤーズで、共和のリック・スコット上院候補を持ち上げた。

 同州は2年前、トランプ氏が約1ポイント差で民主のクリントン候補を制した。共和は、現職州知事のスコット氏を上院選に、下院議員のデサンティス氏を知事選に回して必勝体制を築いた。

 しかし、選挙予測で定評のあるサイト「538(ファイブサーティーエイト)」によると、上院選で民主の現職ネルソン氏が、州知事選でも同州初の黒人知事を目指す民主のギラム氏が、わずかにリード(11月3日現在)。2年後の大統領選を見据えると、大票田フロリダで連敗すれば、トランプ氏にとって打撃だ。11月3日に再びフロリダに入り、最後の支援を訴える。

 共和の地盤でも異変が起きている。

 「テッドの敵は急進的で、国境を開く左翼だ」

 トランプ氏は10月22日、テキサス州の最大都市ヒューストンで叫んだ。共和のテッド・クルーズ上院候補の応援だ。期日前投票が同州で始まる日に合わせたもので、中間選挙で最大規模となる約1万8千人が集まった。

 同州は共和の強力な地盤だ。大統領選では1976年にカーター大統領が勝ったのを最後に民主は勝っていない。2人いる上院議員も93年以来、共和が独占中だ。大統領がテコ入れするまでもなく、共和が無風で勝つべき地だ。

 クルーズ氏は、大統領選の党候…

5194とはずがたり:2018/11/07(水) 00:59:27
2018.11.05 更新
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第19回
2018年中間選挙、トランプ大統領がすでに事実上勝利していると言える、えげつない理由
http://www.gentosha.jp/articles/-/11590
渡瀬 裕哉

追い込みは、上院と州知事選の接戦州に力を入れたトランプ

3日、米フロリダ州の空港で演説するトランプ大統領(ロイター=共同)
 2018年11月6日中間選挙投票日まで残すところ後1日となった。10月・11月頭の急激な共和党の追い上げによって、上院は共和党の過半数維持が見えている状況となっている。上下両院多数党である共和党にとっての課題は下院での過半数維持である。

 しかし、トランプ大統領は上院議員選挙・州知事選挙にこだわりを見せるものの、下院議員選挙にはそれらと比べて関心を示していない。

 実際、トランプ大統領自身が「米中間選挙、下院で負けても責任なし」と下院敗北の予防線を既に貼っており、「米中間選挙、「トランプ集会」に望み託す共和党」のように選挙区回りは上院・州知事選挙中心となっている。下院の激戦選挙区にトランプ大統領が訪問しても敵対陣営を刺激するだけで意味がないという判断は妥当だと思う。

 上院議員選挙・州知事選挙の成否は、2020年大統領選挙の再選に関わるものだ。特に2018年中間選挙の上院選挙区のうちフロリダ州などは大統領選挙時の接戦州でもあり、それらの接戦州での上院勝敗は2020年大統領選挙でのトランプの強さを測る指標になる。したがって、共和党内に潜在的な反トランプ勢力を抱えるトランプにとっては自身への謀反を防止する上で接戦州での勝利を党内反乱分子に見せつける効果がある。

 また、接戦州に大統領選挙を支援する上院議員・州知事が存在する選挙戦略上のメリットも極めて大きい。州レベルの選挙戦を実施できる体制を維持することができるため、大統領選挙を極めて有利な状態で行うことが可能になる。地方の自党の現職政治家が存在することが選挙の足腰になるのは日本も米国も同じである。



下院での敗北は、2020年の大統領選に有利に働く可能性も
 一方、下院議員選挙については、民主党側が勝利した場合には大統領の個人の資質と結び付けた選挙結果の解釈を行うことは明白であるが、当落は個別の候補者の資質が大きく左右するため、中間選挙結果に対する評価が2020年の大統領選挙の見通しに直結するかどうかは疑問である。この点については、共和党側が議席を落とすことになる現有議席の性質を見極めることで、2020年の大統領選挙に向けた政局運営への影響をある程度推し量ることができるだろう。下院での敗北によって弾劾手続き開始の可能性もあるが、それらは上院で一蹴されるためさほど問題にはならない。

 逆の見方をすると、共和党側にとっては下院での敗北は2020年大統領選挙・下院議員選挙では有利に働く可能性がある。景気がピークを迎えつつある中で、今後予測される経済の鈍化を民主党による議会での抵抗のせいにすることができるからだ。また、選挙は守る戦いよりも奪う戦いのほうが勢いを得やすいということもある。また、景気刺激策として残されている巨額のインフラ投資は、公共事業などのバラマキ政策に反対する下院共和党の保守派が障害となって実行できていないため、同政策を実行しやすい環境を整えることで経済対策に強い大統領を演じることもできる。

 トランプ大統領にとっては上院議員選挙及び州知事選挙の重要州で勝つことができれば、下院議員選挙の勝敗がギリギリのラインでどちらに転んでも良いという状況だ。この中間選挙は既にトランプ大統領の手のひらの上で踊る戦いであり、既に決着がついていると言っても過言ではないだろう。

5195チバQ:2018/11/07(水) 09:48:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000094-mai-n_ame
<米中間選挙>投票始まる 「トランプ家」総出で活動展開
11/6(火) 20:30配信 毎日新聞
<米中間選挙>投票始まる 「トランプ家」総出で活動展開
トランプ米大統領(左)とイバンカ補佐官=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる中間選挙は6日朝(日本時間同日夜)、東部各州から投票が始まった。連邦上院35議席、下院435議席、知事36州の選挙のほか、各州で議会・公職選が一斉に実施される。トランプ氏は2020年大統領選もにらみ「トランプ家」を挙げた活動を展開し、与党・共和党候補への投票を呼びかけた。

【動画】米の反移民政策 親子再会に4カ月半

 中間選の共和党勝利を今後の施策推進と20年再選の弾みとしたいトランプ氏は、選挙最終盤に自身の選挙並みの過密日程を組み支持層のテコ入れを図った。選挙戦最終日の5日はオハイオ、インディアナ、ミズーリの中西部3州を大統領専用機で飛び回り集会を開催。好調な国内経済を実績としてアピールし、知事選や上院選候補への投票を呼びかけた。ワシントン帰着が6日未明となる強行スケジュールだった。

 「彼女が会場にいる。壇上に呼んだ方がいいかい」。この日1カ所目の集会となったオハイオ州での演説途中、トランプ氏が登壇を求めたのは長女のイバンカ補佐官だった。イバンカ氏が「父は『忘れられた人々』のために戦っている」と訴えると支持者から大歓声が上がった。イバンカ氏は今月2〜3日には中西部アイオワ州で知事選候補の集会に参加するなど、中間選で父親の援護役を果たしてきた。

 トランプ家で最も精力的に動いたのは長男ジュニア氏だ。5月以降、共和党候補の応援のため60回超の演説や集会をこなし、最終日の5日は5州で6会場を回った。またトランプ氏の集会では毎回、次男エリック氏の妻で元ニュースキャスターのララ・トランプ氏が大統領の「今週の功績」をリポートする映像が放映されている。

 信頼できる家族を表舞台に立たせ、共に活動するのは、16年大統領選からのトランプ氏のスタイルだ。候補者陣営からは、候補本人から注目を奪ってしまうトランプ氏よりも、「大統領のお墨付き」を印象付けながらも候補を引き立たせ、失言の少ない家族の選挙区入りを求められることも多いという。一方で、トランプ政権内で最も国民の支持率が高いとされる妻のメラニア氏は中間選関連の行事には一切参加しなかった。

5196チバQ:2018/11/07(水) 09:50:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000092-asahi-int
トランプ陣営の選挙CM、続々放送中止 保守系番組でも
11/6(火) 20:14配信 朝日新聞デジタル
 6日に投開票される米国の中間選挙で、トランプ大統領陣営の選挙CMが、移民と犯罪者を結びつける内容だと批判されている。CNNは「人種差別的だ」と放送を拒否。トランプ氏に好意的な保守系FOXニュースも放送の中止を決めた。

 問題のCMは30秒あり、中米から米国を目指す「移民キャラバン」の集団に続き、2014年にカリフォルニア州で警官2人を殺して有罪判決を受けた不法移民の男が映し出される内容。「米国は侵入を許すことはできない」として共和党への投票を呼びかける。

 4日夜にNBCがアメリカンフットボールの試合中継の合間に流すと、ネット上で批判が噴出。NBCは5日、「広告は無神経だと認められる。直ちに放送をやめることを決めた」との声明を発表した。

 FOXも同日、「検討の結果」放送を中止したと公表。フェイスブック(FB)は同社の広告基準に反するとして、同CMを削除した。CNNはCMが持ち込まれた段階で放送しないことを決めたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000016-jij-n_ame
政権是非問う「国民投票」に=「移民政策懸念」「国境管理支持」―米中間選挙
11/7(水) 7:34配信 時事通信
 【ニューヨーク、ワシントン、シカゴ時事】6日に全米各地で投票が行われた今回の中間選挙は、トランプ政権の是非を問う「国民投票」の様相を見せ、これまでにない関心を集めた。

 
 ニューヨークの投票所では雨脚が強まる中、早朝から通勤前の有権者らがひっきりなしに訪れた。マンハッタン中心部で民主党候補に投票した40代の夫婦は「米国が再び親切な国になってほしい」「中間選挙は、トランプ大統領の終わりの始まりになってほしい」と口々に語った。

 「トランプ政権に対して、議会を民主党優勢に変えることは本当に重要だ」。ハーレム地区で投票したタニア・サンティアゴさんは民主党候補を選んだ理由を説明した。「移民問題を懸念している。移民の人々がやって来る機会を与え、この国をより良い国にすべきだ」と訴えた。

 ワシントン郊外のバージニア州。自営業のポールさん(49)は「重要な争点は、国境管理や経済だ」と共和党に一票を投じた。「トランプ氏は傲慢(ごうまん)な人物だが、米国を愛し、守っている」と擁護した。年配の女性は「投票に来た大きな理由は、トランプ氏の存在。(トランプ政権下で拡大した)国の分断は投票によって解消できる」と語った。

 シカゴ近郊在住の元会社役員ジェフリー・ウィルシーさん(70)はこれまで民主党に投票してきたが、今回は共和党に投票した。カバノー連邦最高裁判事承認をめぐり、性的暴行疑惑を追及した民主党の攻撃的なやり方が「非常にショックで、失望した」と指摘した。

5197チバQ:2018/11/07(水) 09:51:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000020-jij-n_ame
「反トランプ」で民主攻勢=かすむ好景気―米中間選挙
11/7(水) 8:33配信 時事通信
 【ワシントン時事】6日投開票された米中間選挙は、トランプ大統領の政治姿勢そのものが事実上の争点になった。

 政権の命運を決する過半数ラインの奪還に向け、民主党が攻勢を強めている。

 米CNNの出口調査によると、トランプ氏の支持率は、4年前の中間選挙で大敗したオバマ前大統領と同水準の44%。不支持率は55%だった。

 調査では、投票する際に最も重視した要素について、トランプ氏への支持、不支持を挙げた人が、それぞれ26%、39%に上り、トランプ氏以外の要素と答えたのは33%だった。「私自身への国民投票」と語るトランプ氏の狙い通りに、米国民の3分の2が「トランプ」を争点と認めた形となった。

 共和党には、好調を持続する経済を追い風に選挙を戦うことへの期待があった。だが、トランプ氏は、選挙戦終盤で中米からの移民に対する排外的な姿勢をエスカレート。支持者の関心が低くなりがちな中間選挙で、「米国第一」を訴えて勝利した2016年大統領選の再現を狙った。

 一方、CNN調査では、「米国が正しい方向に向かっている」と答えた人が41%なのに対し、「間違った道に進んでいる」とした人が56%に上った。郊外地域の女性を中心に、分断や差別を助長するトランプ氏への反発が強まっているとされ、決戦の行方に大きな影響を与える可能性がある。

5198チバQ:2018/11/07(水) 09:51:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128223-cnn-int
女性票は?、上下両院を制するのは? 米中間選挙8つのポイント
11/7(水) 9:49配信 CNN.co.jp
女性票は?、上下両院を制するのは? 米中間選挙8つのポイント
現地時間6日に米中間選挙の投開票が行われる
ワシントン(CNN) 米国時間6日に投開票が行われる中間選挙は、2年前に就任したトランプ大統領に対する最初の「審判」となるとみられている。

選挙によって全ての疑問に答えが出るわけではない。また、全ての選挙は、24時間前には考えもしなかった新しい疑問を提示する。

以下に今回の中間選挙で注目すべき8つのポイントを挙げる。



1、トランプ大統領に対する女性票の反発は

2016年の大統領選ではトランプ氏は41%の女性票を獲得した。最新のCNNの世論調査では、女性層のトランプ氏に対する支持率は31%にとどまる。全体的に見て、女性層は民主党候補を共和党候補よりも支持する傾向があり、62%対35%の比率となっている。

2、トランプ氏の戦略は奏功するのか

トランプ大統領は、人種的な敵意をわずかに加えて選挙戦を締めくくった。このやり方は16年の選挙では支持基盤の掘り起こしにつながったが、再びうまくいくだろうか。

3、民主党は下院で過半数を奪還するのか

10年に失った過半数を取り戻すのに、わずか23議席を取り戻すだけでいいというのは民主党陣営にとってはうれしいことだろう。しかし、過半数ぎりぎりでは完全な議会運営が難しくなる。下院を本当に掌握するには35〜45議席が必要だ。

4、共和党は上院の過半数を維持できるのか

共和党は現在、上院で51議席を確保しているが、議席を増やすことができれば、トランプ大統領や共和党指導層にとっては大きな勝利となるだろう。

5、投票率で勝利を収めるのはどちらの党か

14年の中間選挙では有権者のうち実際に投票を行ったのは36.4%にとどまった。この数字は06年、10年をわずかに上回っただけだ。およそ20年にわたって中間選挙で投票率が40%を超えたことはない。今年はこの流れが破られるだろうか。

6、トランプ大統領は良い影響をもたらすか

共和党関係者によれば、今春の調査でわかったのは、トランプ大統領が候補者を攻撃すると大きなダメージにつながる可能性があるが、候補者に対する支持表明が支持拡大にほとんどつながらないということだという。

7、何が主要な争点か

民主党は医療保険改革を、トランプ大統領は移民政策を、共和党は経済を、選挙戦の争点にしたいと考えているだろう。

8、トランプ大統領は次に何をするのか

中間選挙は通常、大統領側の政党に厳しいものだ。1995年のクリントン政権や2011年のオバマ政権など多くの政権が、中間選挙後に立ち位置の修正を行っている。しかし、トランプ大統領は自らの過ちを認めない人物だ。敗北した場合は、どう対処するのだろうか。

5199チバQ:2018/11/07(水) 09:57:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000015-mai-n_ame
<米中間選挙>激戦区遊説トランプ氏「私の信任投票」鮮明に
11/7(水) 9:52配信 毎日新聞
 ◇共和党候補投票の呼びかけ、精力的に 新政策の表明も

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は中間選挙の期間中、精力的に全米各地の激戦区で遊説した。与党・共和党候補への投票は「私への投票だ」と繰り返し、今回の中間選挙が自身への信任投票との位置づけを鮮明にした。1年半の経済政策の成果を強調するとともに、下院で共和党の劣勢が伝えられた終盤には、不法移民対策など自らの支持層を意識した新政策を相次ぎ表明。政権を挙げてなりふり構わぬ選挙戦を展開した。

 選挙活動が本格化した9月初旬以降、トランプ氏が投票日までに開催した支持者集会は計30回。投票前6日間では、激戦の伝えられた8州で11集会をこなした。オバマ前大統領の進めた医療保険制度改革(オバマケア)維持を主張する民主党を「ベネズエラのような社会主義国を目指している」と厳しく批判。大規模減税や雇用増の成果を生み出したトランプ政権の成長路線継続のため、共和党候補への投票を呼びかけた。

 選挙戦終盤になって政権が繰り出したのが露骨な「選挙対策」ともいえる政策の数々だ。10月22日には「10%程度の所得税減税を実施する」と表明。昨年成立した大型減税に「大企業や富裕層優遇」との批判があることを意識し「中間層向け」を強調して家計への恩恵をアピールした。しかし、具体的内容や財源は不明で、関連法案の議会審議は選挙後。議会構成が変われば実現は危うい。

 同月25日には抗がん剤など、高齢者向けの公的医療保険「メディケア」が対象としている高額医薬品の価格引き下げ策を公表。オバマケアを骨抜きにしたトランプ政権の政策が、薬価や既往症患者の保険料高騰を招いたと主張する民主党の攻撃をかわす狙いがあるが、製薬業界の抵抗は必至だ。

 さらにトランプ氏は、ホンジュラスなど中米諸国から米国に向けてメキシコを北上する移民集団(キャラバン)について、支持者集会などで頻繁に取り上げた。国境への軍隊配備や、親の国籍に関係なく米国内で生まれた子には米国籍を与える「出生地主義」の転換、難民申請受理の制限など次々と構想を打ち出した。

 トランプ氏がキャラバン問題を頻繁に取り上げたのは「移民に雇用を奪われ、治安が脅かされている」と感じる白人労働者を中心とした支持層の不安と怒りをあおり、投票所に足を運ばせる狙いからだ。

 しかし、深刻な治安悪化や貧困から逃れ米国への移住を求める人々を「侵略者」と呼び、米社会の根幹である合衆国憲法や連邦法を軽んずる言動は反発も呼び、無党派層を遠ざけたとみられている。

5200チバQ:2018/11/07(水) 14:23:50
https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/030/288000c
関連ニュースはこちら 米中間選挙
下院は民主奪還へ 上下院に「ねじれ」
毎日新聞2018年11月7日 12時36分(最終更新 11月7日 13時25分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙が6日、投開票された。CNNなど複数の米メディアによると、改選前は与党・共和党が多数派だった上下両院のうち、下院(定数・改選435)は野党・民主党が議席数を伸ばし、過半数を獲得する見通しとなった。一方、上院(定数100、改選35)は共和党が多数派を維持することが確実となった。

 上下両院の多数派政党が異なる「ねじれ」が生じるのは8年ぶり。今回の選挙を「自らへの信任投票」と位置づけ、精力的に遊説してきたトランプ氏にとっては打撃となる。米国第一主義に基づく、排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策の路線は継続するとみられるものの、一院の支配を民主党に譲ったことで政策の停滞は必至だ。下院各委員長ポストを占めることになる民主党は、議会特権を行使して政権追及を展開する構えだ。また、「ロシア疑惑」を巡るトランプ氏に対する弾劾訴追の動きが具体化する可能性もある。

 下院(欠員7)の改選前議席は共和党が235、民主党が193。民主党は現有議席の大半を固めたうえで、現職が出馬せず新人同士の戦いとなった「オープンシート」選挙区でも着実に票を重ね過半数の218議席を上回る見通しとなった。ただ、選挙戦序盤で予想された圧勝の展開にはならず、9月後半からは共和党が急追。保守派のカバノー最高裁判事の議会承認を巡る与野党対立が、共和党支持層の結束を促し、投票意欲を高めたようだ。

 選挙前の上院の構成は共和党51、民主党49(無所属2含む)。補選と合わせた改選35議席の内訳は共和党9に対し、民主党が26。米メディアによると共和党が中西部インディアナ州で議席を奪還、激戦の南部テネシー、テキサス両州を制するなど順当に戦いを進め、50議席を確保した。上院では賛否同数となった場合、議長を務める副大統領が決裁票を投じるため、ペンス副大統領が属する共和党は50議席でも法案を可決することができる。

 選挙戦で共和党は、雇用増や減税による賃金上昇など好調な経済を強調、「トランプ政治の継続」を訴えた。一方の民主党は医療保険制度を主要争点に据え、オバマ前政権の進めた制度改革(オバマケア)をトランプ政権が骨抜きにしたことで、薬価や既往症患者の保険料高騰を招いたと批判した。選挙戦終盤には中米諸国から米国に向けてメキシコを北上する移民集団(キャラバン)が話題となり、移民政策も大きな争点となった。

https://mainichi.jp/articles/20181107/k00/00e/030/286000
米中間選挙
上院は与党・共和党が多数派を維持
毎日新聞2018年11月7日 12時22分(最終更新 11月7日 13時13分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領の政権運営への審判となる米中間選挙が6日、投開票された。米メディアによると、上院(定数100、改選35)は与党・共和党が多数派を維持することが確実となった。焦点の下院(定数・改選435)は野党・民主党が過半数獲得に向け、優位な戦いをしている。
 米国第一主義に基づき、排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策を推し進める「トランプ政治」そのものの是非が問われる選挙となった今回の中間選。トランプ氏は秋以降、中間選最優先の政治日程を組み、共和党候補の応援のため精力的に遊説した。演説では野党・民主党を「犯罪の党」などと激しく攻撃。選挙戦を通じ浮き彫りになった深刻な党派対立は、2020年大統領選まで米政界を覆う可能性が高い。

5202チバQ:2018/11/07(水) 16:25:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128273-cnn-int
民主党のオカシオコルテス候補が当確、29歳 最年少女性下院議員に
11/7(水) 15:32配信 CNN.co.jp
民主党のオカシオコルテス候補が当確、29歳 最年少女性下院議員に
29歳の民主党候補アレクサンドリア・オカシオコルテス氏が当選を確実にした
(CNN) 6日に行われた米中間選挙で、CNNの予測によれば、ニューヨーク州の下院選に出馬した民主党候補のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が当選を確実にした。

オカシオコルテス氏は10月に29歳になったばかり。29歳での当選は、女性下院議員としては最年少。

これまでの記録は共和党のエリス・ステファニク議員(ニューヨーク州選出)の30歳だった。

オカシオコルテス氏は今年の民主党予備選で現職のジョー・クローリー議員を破る番狂わせを演じて注目を集めていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000060-jij-n_ame
米コロラド州知事に初の同性愛公表男性=トランスジェンダー候補は敗北
11/7(水) 14:57配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】6日投開票の米中間選挙で、コロラド州知事選に立候補した同性愛者の民主党候補ジャレド・ポリス下院議員が当選を確実にした。

 米メディアが伝えた。男性同性愛者であることを公表している候補が州知事に選出されるのは、米史上初めて。

 一方、バーモント州知事選では、民主党のクリスティーン・ハルクィスト氏が共和党候補に敗れた。同氏は男性として生まれ、2015年に「女性」となり、知事選では主要政党初の心と体の性が一致しないトランスジェンダー候補だった。オレゴン州知事選ではバイセクシュアル(両性愛者)と公表している現職ケート・ブラウン知事が再選を確実にした。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-46121018-bbc-int
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
11/7(水) 14:18配信 BBC News
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
【米中間選挙】先住民女性が下院議員に当選 史上初
6日に投開票が行われている米中間選挙で、先住民女性の下院議員が初めて誕生した。

カンザス州3区の民主党候補シャリス・デイビッズ氏(38)は、現職の共和党ケビン・ヨーダー氏を破った。ニューメキシコ州1区では、同じく米先住民のデブラ・ハーランド氏(57)が当選した。

同性愛者で元格闘技選手のデイビッズ氏は米先住民ホ=チャンク・ネーションの出身で、米軍訓練官だったシングル・マザーの母親に育てられた。

選挙キャンペーンの宣伝で、デイビッズ氏はサンドバッグを殴っている。

デイビッズ氏はキャンペーン中、インスタグラムに「シャリスのようになりたい?  今すぐ『シャリスを下院へ』Tシャツを買ってください。※力こぶは付きません」と投稿していた。

https://www.instagram.com/p/BkntYgMAC5O/? utm_source=ig_web_button_share_sheet

(英語記事 US mid-term report)

5203チバQ:2018/11/07(水) 16:26:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-46120496-bbc-int
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
11/7(水) 14:00配信 BBC News
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
【米中間選挙】初のムスリム女性下院議員が誕生 ミシガン州とミネソタ州で
6日に投開票が行われている米中間選挙で、初のムスリム(イスラム教徒)の女性下院議員が2人誕生した。

ミシガン州13区で勝利した民主党ラシダ・タリーブ氏は元州議会議員。民主党予備選でブレンダ・ジョーンズ氏を破り、同党候補となっていた。同区では、共和党などから主要な対立候補が出ず、勝利が確実とされていた。

タリーブ氏はパレスチナ系米国人としても初の連邦議員となる。

<関連記事>
・【米中間選挙】カンザス州で先住民女性が下院議員に 史上初
・米中間選挙、女性候補が過去最多に

ミネソタ州5区では、ソマリア系米国人のイルハン・オマル民主党候補が圧倒的な得票率での共和党のジェニファー・ジーリンスキー氏を下した。

オマル氏は2016年、ミネソタ州議会下院に当選し、ソマリア系として米国史上初めて公職に就いた。

ソーシャルメディアでは、2人の勝利を祝う声が相次いでいる。

「イルハン・オマル氏はソマリアの難民キャンプで生まれ、12歳の時にアメリカに移民してきた。彼女はたった今下院の議席を手に入れた。ソマリア人は現在、ドナルド・トランプの渡航禁止令で米国への入国を禁じられている」とツイートする女性もいた。

https://twitter.com/GeorginaRannard/status/1060016106298109952

ジャーナリストのハナ・アラム氏はオマル氏の勝利を称える人たちの動画を投稿し、「ミネアポリスでは、イルハン・オマル氏の勝利を祝って人々が歌と踊りを披露している。正式に決まった。オマル氏とラシダ・ダリーブ氏は、下院初のムスリム女性議員となった」と書いた。

https://twitter.com/HannahAllam/status/1060002130629664768

(英語記事 US mid-term report)

5204チバQ:2018/11/07(水) 16:27:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050094-yom-int
「オバマの再来」候補破る…共和クルーズ氏再選
11/7(水) 13:50配信 読売新聞
 【ワシントン=金子靖志】テキサス州の上院選では、2016年大統領選の共和党予備選でトランプ大統領と指名獲得を争った現職テッド・クルーズ氏(47)が、「オバマ(前大統領)の再来」との呼び声がある民主党新人ベト・オルーク氏(46)との接戦を制し、再選を果たした。

 テキサス州は1993年以来、共和党が上院の議席を独占してきた。クルーズ氏は16年大統領選の予備選でトランプ氏と批判合戦を繰り広げたしこりがあるとされたが、選挙戦終盤ではトランプ氏の応援演説を受けた。

 オルーク氏は端正な顔立ちと演説の巧みさで民主党の「新星」と期待され、上院選では過去最高を上回る7000万ドル(約80億円)以上の選挙資金を集めた。世論調査では一時、クルーズ氏に1%差まで詰め寄る場面もあった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-35128266-cnn-int
フロリダ州知事選、共和党デサンティス氏の勝利確実
11/7(水) 13:50配信 CNN.co.jp
フロリダ州知事選、共和党デサンティス氏の勝利確実
ロン・デサンティス氏がフロリダ州知事選で勝利を確実にした
(CNN) 6日の米中間選挙で注目を集めていたフロリダ州の知事選は、トランプ米大統領に近い共和党のロン・デサンティス氏が当選確実となった。

民主党候補のタラハシー市長、アンドリュー・ギラム氏は同州初の黒人知事を目指し、デサンティス氏と接戦を繰り広げていた。

同州では共和党の知事が4人続くことになる。

トランプ氏は選挙戦終盤に2回も集会に駆け付け、デサンティス氏を熱心に応援していた。

5205チバQ:2018/11/07(水) 16:27:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000553-san-n_ame
イスラム教徒の女性2人と先住民族の女性1人が当選 米中間選挙
11/7(水) 13:44配信 産経新聞
 【ワシントン支局】米中間選挙で、米CNNテレビは6日夜(日本時間7日午後)、イスラム教徒の女性として初めて、ラシーダ・タリーブ氏とイハン・オマール氏の2人が下院で当選するとの見通しを報じた。

 またAP通信は、ネーティブ・アメリカン(米先住民)の女性として初めて、シャリス・デービッズ氏が下院で当選したと報じた。

https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/181107/wor18110712360011-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
米下院ニューヨークで注目の若手女性候補が当選 米中間選挙
2018.11.7 12:36
 【ワシントン支局】6日に投開票された米中間選挙の下院選ニューヨークで、民主党から立候補し注目を集めていた新人女性アレクサンドリア・オカシオコルテス氏が議席を獲得した。米CNNテレビが報じた。

 オカシオコルテス氏は、民主党予備選で党重鎮を破る番狂わせを起こして全米で注目を集めた。

 同氏は、不法移民の強制退去を執行する移民・税関捜査局(ICE)の廃止を主張する「米民主社会主義者」(DSA)のメンバーとして活動していた。

5206チバQ:2018/11/07(水) 19:43:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000585-san-n_ame
トランプ大統領の再選阻止へ民主動く バイデン前副大統領やサンダース氏ら出馬か
11/7(水) 18:03配信 産経新聞
 【ワシントン=黒瀬悦成】米中間選挙で下院の過半数を制した民主党は、2020年大統領選でのトランプ大統領の再選阻止に向けて早くも動きつつある。出馬が取り沙汰される同党の主要候補らは、今月から来年初頭にかけて次々と態度表明を行う見通しだ。昨年1月の就任直後から各地で計53回の選挙集会を重ね、再選への布石を着々と打ってきたトランプ氏に対抗できる候補が果たして現れるのか、注目が集まる。

 米CNNテレビが10月14日に発表した世論調査によれば、次の大統領選でトランプ氏が「勝つ」とした回答は46%で、「負ける」47%とほぼ拮抗。ただ今年3月の調査では「勝つ」は40%、「負ける」は54%で、トランプ氏の再選を予想する有権者が確実に増えていることをうかがわせた。

 対する民主党に関し、ワシントンの政界関係者の間で出馬が取り沙汰されている有力候補は、バイデン前副大統領、前回大統領選の民主党候補指名争いで敗退した無所属のバーニー・サンダース上院議員、女性のカマラ・ハリス、エリザベス・ウォーレン両上院議員や黒人のコリー・ブッカー上院議員らだ。

 ロイター通信が今月7日発表した世論調査では、このうち最も人気があるのはバイデン氏(29%)で、2位のサンダース氏(22%)を引き離している。

 バイデン氏は先月10日、大統領選への出馬は「今はない」としつつ、同月31日には党の大統領候補指名争いの行方を左右する中西部アイオワ州を訪れ、集会でトランプ氏批判を展開するなど意欲をにじませた。

 ただ、バイデン氏は現在75歳で、トランプ氏より3歳年上であるため年齢が問題視される可能性もある。

 政治紙「ポリティコ」の調査では、全米の各種メディアで記事として扱われている量が圧倒的に多いのはサンダース氏で、前回の指名争いで同氏を支えた若者らによる「左派旋風」の再来を予想する声もある。

 一方、実業家で前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏も10月に民主党に党員登録し、同党からの出馬が取り沙汰されている。

5207チバQ:2018/11/07(水) 19:46:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000556-san-n_ame
セクハラへの問題意識、支持政党で差くっきり 民主党の過半数「深刻」、共和は 米中間選挙
11/7(水) 14:26配信 産経新聞
 米NBCテレビ(電子版)は、6日の中間選挙の出口調査の結果、共和党の支持者と民主党の支持者の間には、セクハラへの問題意識に大きな差があることが浮き彫りになった-と伝えた。

 それによると、民主党支持者では女性の66%、男性の59%が、セクハラを「非常に深刻な問題」だと回答。これに対し、共和党支持者で同様の認識を示したのは、女性で33%前後、男性では25%前後にとどまった。

 全体では、セクハラを「非常に深刻な問題」と受け止めているのは、女性で51%、男性で40%だった。

 米国では昨年、著名映画プロデューサーの長年にわたる性的暴力やセクハラが発覚。これを機に、性被害を受けた女性が加害者側を告発する「#MeToo」運動が広がりをみせるなど、セクハラ問題が大きな関心を集めている。(ワシントン支局)

5208チバQ:2018/11/07(水) 21:13:13
https://www.cnn.co.jp/usa/35128242.html
歌手ビヨンセさん、民主党候補を支持 地元テキサス州の上院選
2018.11.07 Wed posted at 11:13 JST
(CNN) 6日に投開票多行われる米中間選挙で、米歌手のビヨンセさんがインスタグラムへの投稿で、地元テキサス州の上院選に出馬している民主党候補のベト・オルーク氏への支持を表明した。

テキサス州上院選の共和党候補は、現職で、2016年の大統領選にも出馬したテッド・クルーズ氏で、選挙戦の行方に注目が集まっている。

ビヨンセさんは投票所が閉まる数時間前にオルーク氏を支持する画像を投稿。文章でオルーク氏を直接名指しはしていないものの、ビヨンセさんは、ベト氏を応援するキャッチフレーズの入った帽子をかぶっている。

ビヨンセさんは「わたしたち全員に声を上げる権利を与えるために激しく戦った、私の前の全ての人に感謝する」と指摘。投票がなくては間違っていることに対する不平や不満を声にすることはできないと訴えた。

5209チバQ:2018/11/08(木) 10:33:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050135-yom-int
民主躍進でも「顔」不在、次期大統領選に課題
11/7(水) 22:46配信 読売新聞
 【ワシントン=三井誠】6日投開票された米中間選挙では、民主党の急進左派やマイノリティー(人種的少数派)の候補が反トランプ票の受け皿となり、下院選での躍進に貢献した。だが、選挙戦では、党主流派と急進左派の対立に加え、党の顔が不在の現実も明らかになり、2020年の大統領選に向け、課題を残した。

 下院選ニューヨーク州14区では、民主党新人のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)が約8割の得票で当選を決め、「これは正義を実現させるための社会的な運動だ」と喜びを語った。女性下院議員として史上最年少となるオカシオコルテス氏は政治団体「アメリカ民主社会主義者(DSA)」の一員だ。選挙戦では、公的医療保険の充実などを訴え、ほかの候補の応援演説にも飛び回った。

5210チバQ:2018/11/08(木) 10:34:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000126-mai-n_ame
<米中間選>トランプ政権に打撃 下院は民主、ねじれに
11/7(水) 22:13配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権の発足後、初の全国規模の審判となった中間選挙が6日、投開票され、野党・民主党が下院(定数・改選435)で8年ぶりに多数派の座を奪還した。一方で上院(定数100、改選35)は与党・共和党が多数派を維持し、改選前の51議席から上積みする見通し。上下両院で多数派が異なる「ねじれ」状態が生じることになり、トランプ大統領が厳しい政権運営を迫られるのは必至だ。

 民主党下院トップのペロシ院内総務は6日夜、下院多数派奪還について「明日は米国にとって新たな日だ」と述べた。トランプ氏はペロシ氏に電話して祝福する一方、「とてつもない成功だ。皆に感謝する!」とツイートし、応援に力を入れた上院選での勝利を強調。米国第一主義に基づき、今後も排外的な移民政策や強硬な外交・通商政策の路線は継続するとみられる。

 下院(欠員7)の改選前議席は共和党が235、民主党が193。米CNNによると日本時間7日午後8時半現在、民主党は過半数(218)ラインを上回る222議席を確保した。トランプ氏に対する有権者の反発の受け皿として、多くの女性や社会的少数派候補を擁立。「社会主義者」を自称し、若者の支持を受けたニューヨーク州のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)も当選した。

 上院の選挙前の構成は共和党51、民主党49(無所属2含む)で、補選と合わせ改選35議席の内訳は共和党9に対し、民主党が26。共和党は中西部インディアナ、ミズーリ両州などで民主党から議席を奪還し、南部テキサス州では有力議員のテッド・クルーズ氏(47)が民主党の大統領候補として期待する声もあったベト・オルーク氏(46)を降した。

 政治メディア・ポリティコによると、上下両院で少なくとも計103人の女性候補が当選確実となっている。今回は非改選だった10人の上院議員と合わせ、女性議員数は過去最多の107人を上回る見通し。

 また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)の推計では、下院選の投票者数は約1億1400万人で前回2014年の8300万人を大きく上回った。約3分の1が改選された上院選も激戦を反映し各州で記録的な投票者数となった模様。通常は大統領選と比べ投票率が低い中間選挙だが、物議を醸すことが多いトランプ政権への審判とあって高い関心を集めたようだ。

5211チバQ:2018/11/08(木) 10:34:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000627-san-n_ame
米36州で知事選、共和党の「防衛戦」に
11/7(水) 22:09配信 産経新聞
 【ワシントン=塩原永久】6日の米中間選挙で、全米50州のうち36州で知事選が実施された。民主党が激戦州の中西部カンザス州などを制した一方、共和党も大統領選で重要州となるフロリダ州やオハイオ州などで勝利を確実にした。

 州知事は住民生活に直結する地方行政で強い権限を持つ。共和党は選挙前に33州を押さえていたが、今回の選挙では26州が改選を迎え、「防衛戦」に臨む形になった。

 カンザス州では共和党の州幹部、コバック氏が民主党の女性候補に敗れた。コバック氏はトランプ大統領が掲げる厳しい不法移民対策などを訴え、トランプ氏の支持層を取り込む戦略をとったが、州経済の立て直しを主張した対抗馬に及ばなかった。

 多くの大統領選で接戦となるフロリダ州では、最終盤まで厳しい選挙戦となったが、共和党のドサンティス氏が、同州初の黒人知事を目指したギラム氏を押し切った。2016年の大統領選で共和党の公認候補をトランプ氏と争ったウィスコンシン州の現職知事、ウォーカー氏は、苦戦が伝えられて最終盤にトランプ氏の応援演説を得たが、民主党候補に僅差で敗れた。

5212チバQ:2018/11/08(木) 10:34:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000115-mai-n_ame
<米中間選>州知事選 共和後退、民主が7州奪取
11/7(水) 21:35配信 毎日新聞
 【ワシントン鈴木一生】6日投開票された米中間選挙の州知事選(改選36州)は7日未明までの集計で、共和党が南部フロリダ州や中西部オハイオ州などで勝利し、非改選を含め全50州のうち半数の25州には達したが、選挙前の33州から後退するのが確実となった。知事は大統領選で州内の票をとりまとめる役割を担うため、知事選の結果は、2年後のトランプ大統領の再選にも影響を与えることになる。

 改選は、現職が共和党の26州、民主党の9州、無所属の1州が対象。米メディアによると、共和党は中西部アイオワ州などの激戦州を制したものの、中西部ミシガン州や西部ニューメキシコ州など7州を民主党に奪取された。民主党は激戦だった西部オレゴン州などはそのまま維持し、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などの地盤で着実に勝利。選挙前の16州から22州と勢力を拡大した。

 共和党の地盤の南部ジョージア州では、初の黒人女性知事を目指すエイブラムス候補(民主)がケンプ候補(共和)と接戦となっている。ケンプ氏は同州の州務長官で、選挙直前に同州の選挙登録システムがハッキングされようとしたとして、民主党に対する調査の開始を発表。民主党が「権力の乱用」と非難していた。南部フロリダ州ではサンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が、トランプ米大統領への忠誠を誓う共和党のデサンティス候補に敗れた。

5213チバQ:2018/11/08(木) 10:35:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000114-mai-int
<米中間選>閣僚交代続く恐れ 司法長官ら従順型へシフト
11/7(水) 21:32配信 毎日新聞
<米中間選>閣僚交代続く恐れ 司法長官ら従順型へシフト
米上院選結果
 【ワシントン高本耕太】下院で多数派を野党・民主党に奪われたものの、上院で共和党が多数派を維持したことで、トランプ政権は「大統領にとって大きな節目で勝利」(ホワイトハウスのサンダース報道官)と強気の姿勢を崩していない。トランプ氏が今後、政権中枢で現実主義的な施策を唱えてきたマティス国防長官やケリー首席補佐官を交代させ、閣僚らを自身に従順な側近タイプで固めて、政策を先鋭化する可能性もささやかれる。

 退任が確実視されるのがセッションズ司法長官だ。同氏はロシアによる米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑を巡り、選挙期間中の自身のロシア側との接触を理由に捜査から身を引いた。この判断が疑惑追及に拍車をかけたと考えるトランプ氏はセッションズ氏を「弱腰だ」などと繰り返し批判。疑惑を捜査するモラー特別検察官がまとめる報告書の提出のタイミングで、セッションズ氏が退任、あるいは更迭されることが既定路線となっている。

 一方、政権の安全保障政策を支えてきたマティス氏はトランプ氏との不仲説が伝えられる。アフガニスタンやシリアに駐留する米軍の早期撤退を求めるトランプ氏をマティス氏らが思いとどまらせるなど、国際協調や同盟関係を重視する同氏が政策決定に影響力を持っていた。しかし、最近は米韓合同軍事演習中止やイラン核合意離脱など、マティス氏が関与しないまま重要政策が決められる場面が目立つ。トランプ氏は10月、CBSテレビのインタビューで「彼は去るかもしれない」と発言。決別は近いとの観測が広がる。

 ケリー氏についても、近ごろはトランプ氏は聞く耳を持たず、孤立を深めているとの報道が相次いでいる。元部下のニールセン国土安全保障長官とともに政権を去るとの見方が多い。

 閣僚ではほかに、職権乱用の疑いで司法省の調査対象となっているジンキ内務長官、貿易交渉での手腕をトランプ氏が疑問視するロス商務長官の退任が取りざたされている。

5214チバQ:2018/11/08(木) 10:35:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000113-mai-n_ame
<米中間選>舌戦過熱、得票も拡大 激戦州、民主は倍増
11/7(水) 21:27配信 毎日新聞
<米中間選>舌戦過熱、得票も拡大 激戦州、民主は倍増
開票の途中経過を見て歓声を上げる共和党・ブラックバーン氏の支持者ら=米テネシー州ナッシュビルで2018年11月6日、AP
 上院で共和党が多数派を維持し、下院では民主党が多数派を奪還した米中間選。トランプ大統領の支持派と反対派が激しい舌戦を展開したことで選挙への関心が高まり、民主、共和両党ともに大幅に得票数を伸ばした。2016年の大統領選でトランプ氏が大勝したテネシー州はその典型例となった。【ナッシュビル(南部テネシー州)長野宏美】

 テネシー州選出の上院は共和党議員の引退に伴い、下院を8期務めた同党のマーシャ・ブラックバーン氏(66)がくら替え出馬。地元出身で若者に人気の女性歌手、テイラー・スウィフトさん(28)が「民主党候補に投票する」と表明して注目されたが、結果はブラックバーン氏が、民主党の元州知事フィル・ブレッドセン氏(74)を振り切った。

 しかし、ブレッドセン氏の得票は、直近の上院選である前回14年に敗北した民主候補の43万票に比べ、今回は開票率99%時点で98万票と倍以上、票を積み上げた。ただ、ブラックバーン氏も前回の共和党候補に比べて5割近く増えた122万票を獲得した。

 州都ナッシュビルにある民主党の選挙事務所でボランティアとして働く大学生のアマンダ・ノーランさん(18)は「テイラーの影響で初めて関心を持った人も多いと思う。若い世代の熱気を感じた」と語った。

 午後8時20分。ブラックバーン氏の「当選確実」が伝えられると、ビアホールのテレビで速報を見守っていた100人以上の民主党支持者から「ノー」という声が上がったが、ソフトウエアエンジニアのピーター・ハルバートさん(28)は「民主党支持者の方が若者が多い。未来は私たちの手にある」と、今後につながる結果だと手応えを強調していた。

5215チバQ:2018/11/08(木) 10:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00050134-yom-int
知事選は共和党18州勝利、フロリダも押さえる
11/7(水) 23:52配信 読売新聞
 【ロサンゼルス=久保庭総一郎】全米50州のうち36州で争われた州知事選では、共和党が少なくとも18州で勝利した。非改選の7州と合わせ計25州を押さえ、計22州の民主党を上回った。州内で強い権限を持つ知事のポストを握った政党は、地元で有利に支持基盤を固められる。2020年の大統領選に向け、トランプ大統領と共和党には追い風となりそうだ。

 南部フロリダ州では、トランプ氏を信奉する「ミニ・トランプ」の代表格とされる共和党候補ロン・デサンティス氏(40)が当選を確実にした。トランプ氏は、大統領選で勝敗のカギを握る選挙人数の割り振りが多いフロリダ州を重視しており、選挙戦終盤に2度もフロリダ入りし、デサンティス氏を全面支援していた。

 今回当選した州知事は、20年の国勢調査を踏まえて実施される下院議員の選挙区割りの見直しでも、強い権限を持つ。特定政党に有利な「ゲリマンダー」と呼ばれる区割りが行われる可能性もある。

5216チバQ:2018/11/08(木) 10:40:29
httpsセッションズ司法長官が辞任 トランプ氏、不満あり更迭
11/8(木) 5:38配信 朝日新聞デジタル
セッションズ司法長官が辞任 トランプ氏、不満あり更迭
10月26日、司法省で会見をするセッションズ米司法長官=ワシントン、ランハム裕子撮影
 トランプ大統領は7日、自身のツイッターで、セッションズ司法長官が辞任したことを明らかにした。大統領選に介入したロシアとトランプ氏のロシア疑惑に関する対応で、トランプ氏はセッションズ氏が指導力を発揮しなかったとして以前から不満を持っており、事実上の更迭とみられる。

【写真】米司法省で会見に臨むセッションズ米司法長官=2018年10月26日、ワシントン、ランハム裕子撮影

 トランプ氏は6日に投開票された中間選挙の前から閣僚の交代を示唆。中間選挙では、上院は自ら率いる与党・共和党が過半数を維持したが、下院は野党・民主党に過半数を奪還された。トランプ氏は下院で民主党から政権の不祥事などを厳しく追及される前に、新たな体制づくりに乗り出したとみられる。

 トランプ氏は2017年1月に政権を発足させた際、セッションズ氏を司法長官に任命するほど信頼が厚かった。しかし、ロシア側と接触していたことを理由に昨年3月、セッションズ氏がロシア疑惑の捜査に関与しないと宣言したことに、トランプ氏は強い不満を持っていた。(ワシントン=土佐茂生)

朝日新聞社://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000010-asahi-int

5217チバQ:2018/11/08(木) 10:41:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000011-jij-n_ame
民主、コネティカット知事選制す=米中間選挙
11/8(木) 6:13配信 時事通信
 【ニューヨーク時事】6日投票の米中間選挙の州知事選は7日も結果未確定の州で開票作業が続けられ、米メディアによると、東部コネティカット州で民主党新人のネッド・ラモント候補が競り勝つ一方、西部アラスカ州では共和党新人のマイク・ダンリービー候補の当選が確実になった。

 
 これにより非改選を含め、全50州のうち共和党は26州(改選前33州)を押さえ、民主党は23州(同16州)に勢力を拡大した。残る未確定州は南部ジョージアのみ。

5218チバQ:2018/11/08(木) 10:41:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000018-jij-n_ame
「貿易戦争」の解決見えず=民主も対中強硬に理解―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン、北京時事】6日の米中間選挙で共和党は下院過半数を失った。

 しかし、トランプ政権の通商分野での対中強硬姿勢には民主党も一定の理解を示しており、「貿易戦争」解決の道筋は引き続き見えない。来年から始まる日本との貿易協定交渉にも厳しい姿勢で臨むとみられる。

 「中国と公正な合意ができる」。トランプ大統領は1日、自らの要請で習近平国家主席と半年ぶりに電話会談し、11月末からの20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開く米中トップ会談への期待を表明した。ただ、貿易に端を発した米中対立は、外交や軍事にまで戦線が拡大し、「停戦」には程遠い。

 貿易戦争の行方を占うのは、好況を謳歌(おうか)してきた米経済がどこまで持ちこたえられるかだ。トランプ氏は2020年の再選をにらみ、「株価低迷や景気後退の明確な兆しが見えるまで」(米シンクタンクの戦略国際問題研究所)、あらゆる手段を総動員して中国の封じ込めを図るとみられる。

 米政権の対中強硬策は既に「モノ」だけでなく、「カネ」や「ヒト」にも広がる。中国からの年間輸入実績の半分に当たる2500億ドル(約28兆円)に制裁関税を発動済みで、残る全ての輸入品への課税をちらつかせる。中国企業の対米投資規制や中国人研究者のビザ審査も厳格化した。

 米政権の最大の狙いは、軍事転用も可能なハイテク技術の窃取阻止や補助金を使う産業戦略「中国製造2025」を見直させることだが、官民一体で成長を目指す中国はこれらの要求を拒絶。対米輸入拡大や外資規制の緩和で批判をかわす構えだ。

 中国は7〜9月期に9年半ぶりの低成長に追い込まれた。中国の習政権は、長期戦を覚悟して景気優先の経済政策にかじを切った。習氏は5日の演説で、ハイテク技術をめぐる米強硬策を念頭に「弱肉強食」「勝者の総取り」「独り占め」を非難した。中国は、輸入博覧会開催や規制緩和を通じて米企業を取り込みつつ、対米協議での出方を決める目算とみられる。

5219チバQ:2018/11/08(木) 10:42:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000016-jij-n_ame
「生命線」の好景気に逆風=政策の停滞必至―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で共和党が下院で敗北したことで、トランプ政権の経済政策が停滞するのは必至だ。

 昨年末の大型減税に続く「第2弾」が困難となり、予算をめぐる民主党との対立は政府機関閉鎖を招きかねない。政権の「生命線」ともいえる好景気が傾けば、2020年に再選を狙うトランプ大統領には逆風だ。

 「経済は米国史上で最強」。トランプ氏の決まり文句だ。減税や規制緩和、歳出増が推進力となり、今年の成長率は13年ぶりの「3%超」が視野に入る。政権と下院共和党は、選挙直前に中間層への10%の所得税減税を柱とする「減税第2弾」をぶち上げた。だが下院での敗北で「実現はほぼ不可能」(エコノミスト)な情勢だ。

 今後の波乱要因として警戒されるのは、政権と民主党が鋭く対立する不法移民対策。トランプ氏はメキシコ国境の壁建設費が19会計年度予算で確保されなければ「政府閉鎖は小さな代償だ」と明言し、予算案への署名拒否をちらつかせている。今後、暫定予算が失効し、政府機関が閉鎖される恐れがある。民主党が訴えた医療保険制度の拡充も双方の溝が深い。

 歩み寄れる可能性があるのがインフラ投資だ。政権は10年間で1兆5000億ドル(約170兆円)規模のインフラ整備を掲げており、実現すれば双方が「手柄」としてアピールできる。民主党下院トップのペロシ院内総務は6日、下院勝利を受けて「超党派に向けて努力する」と表明し、協力を呼び掛けた。

 米経済は来年以降、減税効果が薄れ、成長の鈍化が見込まれている。貿易摩擦など政策の不確実性が増し、景気に不透明感が強まれば、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対するトランプ氏の攻撃が一段とエスカレートする可能性もある。

5220チバQ:2018/11/08(木) 10:42:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000017-jij-n_ame
パレスチナ系や先住民女性=民主、「史上初」議員多数誕生―米中間選挙
11/8(木) 7:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】6日投開票の米中間選挙では、パレスチナ系や先住民の女性ら「米史上初」となる社会的少数派の民主党下院議員が多く誕生した。

 米国の選挙は当選者が1人に限られる小選挙区制のため、少数派の進出は困難だとされてきたが、移民や少数派を軽視するトランプ政権に対する強い反発が、多様な背景を持つ候補者たちを後押しした。

 中西部ミシガン州13区でパレスチナ系として初めて当選したラシダ・タリーブ氏は、「企業や富裕層を優遇するトランプ政権と戦う」と宣言し、選挙戦を展開。8歳で内戦下の祖国ソマリアから脱出し、ケニアの難民キャンプを経て渡米したミネソタ州5区のイルハン・オマル氏と共に、米史上初のイスラム教徒女性の連邦議会議員になった。

 先住民女性も2人が初めて議席を獲得した。ニューメキシコ州1区からは、環境保護に力を入れるデブ・ハーランド氏が当選。カンザス州3区では、同性愛者であることを公言しているシャリス・デービッズ氏が、共和党の現職を破った。ハーランド氏は支持者を前に「連邦議会で戦ってくる」と意気込みを語った。

 一方、4年ぶりに女性下院議員の最年少記録を更新したのは、「社会主義者」を自称するアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏(29)。現状に不満を感じる若者の心をつかみ、ニューヨーク州14区を制した。

5221チバQ:2018/11/08(木) 10:43:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000003-jij_afp-int
売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選
11/8(木) 7:36配信 AFP=時事
売春宿経営の候補、選挙前に死亡も当選果たす 米ネバダ州議会選
売春宿経営者のデニス・ホフ氏(2008年4月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】6日の米中間選挙の一環で行われた州議会選で、先月死亡した売春宿経営の候補者が当選を果たした。

【写真】売春宿を経営しリアリティー番組のスターでもあったデニス・ホフ氏

 公式集計結果によると、ネバダ州南部ナイ郡(Nye County)の選挙区で当選したのは共和党のデニス・ホフ(Dennis Hof)候補(死亡当時72)。同氏は得票率69.02%を獲得、得票率30.98%に終わった民主党候補のレシヤ・ロマノフ(Lesia Romanov)氏に勝利した。これにより共和党の代替候補が指名される見通しだ。

 売春宿を経営しリアリティー番組のスターでもあったホフ氏は先月16日、ネバダ州クリスタル(Crystal)で自身が所有する合法売春宿の一つ「Love Ranch」で、遺体で発見された。ホフ氏はポルノ俳優のロン・ジェレミー(Ron Jeremy)さんらを招待し、自身の誕生日パーティを行っていた。睡眠中に死亡したとみられている。

 ホフ氏は米ケーブルテレビ局HBOのリアリティー番組で、自身の売春宿で働く売春婦らを撮影した「キャットハウス(Cathouse)」に出演。今回の州議会選ではドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領風の共和党候補者として出馬していた。【翻訳編集】 AFPBB News

5222チバQ:2018/11/08(木) 13:55:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000008-san-n_ame
米中間選挙 議会、ねじれ状態に トランプ共和が下院敗北、上院勝利
11/8(木) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙は6日(日本時間7日)、投開票され、野党・民主党が下院で8年ぶりに過半数を奪還した。上院は共和党が過半数を維持し、1月からの新議会は4年ぶりの「ねじれ議会」としてスタート。民主党はロシアの米大統領選干渉疑惑の調査を本格化させるなどトランプ政権に攻勢をかけて大統領の弾劾訴追も視野に置く構えで、トランプ大統領の政権運営や2020年大統領選の再選戦略に影を落としそうだ。

 トランプ氏は6日深夜、上院選勝利を受け、「とてつもない成功だ」とツイッターに書いた。下院選の敗北には触れなかった。民主党のペロシ下院院内総務も同党支持者との集会で勝利宣言。トランプ氏は勝利宣言を受け、ペロシ氏に電話で祝意を伝えたという。

 CNNテレビ(電子版)によると、7日午前10時(同8日午前0時)現在の獲得議席は、下院(435議席)が民主222、共和199。

 共和党は現有235議席から減らすが、中間選挙では与党が議席を減らすことが多く、第二次大戦後、与党の下院議席増はわずか2回だけだ。

 民主党は下院の議長と全委員長ポストを握ることになり、その権限を使ってロシア疑惑やトランプ氏の大統領権限とビジネスに関する「利益相反」の問題の解明を進めるとみられる。

 一方、上院(定数100)は共和51、民主45(無所属を含む)が固まった。

 米ラトガース大の7日朝現在の集計では、今回の選挙の結果、上下両院の女性議員は117人以上となり、現在の107人を上回って過去最高を更新する見通し。

 フロリダ大は、中間選挙で初めて1億人以上が投票し、投票率は47・3%になると予測した。

 共和党は中間選挙で、トランプ氏を中心に不法移民対策の強化や好調な経済の継続を訴えた。民主党は医療保険制度改革(オバマケア)の維持を求め、トランプ氏の大統領としての資質も争点化。中間選挙の投票率は通常40%前後だが、有権者の関心が高まった。

5223チバQ:2018/11/08(木) 14:16:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000547-san-n_ame
若年層、民主党を後押し 女性の共和党離れも浮き彫り
11/8(木) 13:00配信 産経新聞
 米CNNテレビが6日投開票の中間選挙に合わせて実施した出口調査で、2000年以降に成人したミレニアル世代と呼ばれる若年層が下院選で野党・民主党を後押ししている傾向が分かった。女性の共和党離れも浮き彫りとなっており、次期大統領選で再選を目指すトランプ大統領には気がかりな結果だ。(ワシントン 加納宏幸)

 ■大学めぐりも及ばず

 女性として史上最年少の下院議員となる見通しの民主党新人アレクサンドリア・オカシオコルテス氏(29)の活躍や、女性歌手テイラー・スウィフトさん(28)の民主党候補への支持表明で、「若者」が中間選挙のキーワードとなった。

 出口調査では、すべての世代で民主党への支持が14年の前回中間選挙から上昇したが、その傾向は特に18〜29歳で著しく、前回の54%から67%へと13ポイント増えていた。他の世代に比べ、マイノリティー(人種的少数派)の比率が高いことも影響したとみられる。

 南部テキサス州で現職のクルーズ上院議員に挑んだオローク下院議員は、若者向けの選挙運動が好感され「オバマ前大統領の再来」ともてはやされた。州内の大学を飛び回り、各大学のロゴが入った帽子をかぶって支持を訴え、全体の13%に当たる18〜29歳の層で71%の支持を集めた。しかし、投票の6割以上を占める45歳以上の層でクルーズ氏の後塵を拝し、あと一歩、及ばなかった。

 ■女性が気がかり?

 中間選挙では、カバノー連邦最高裁判事の人事承認に際して飛び出した女性暴行疑惑やトランプ氏自身の女性をめぐる発言によって、前回大統領選で同氏を推した都市近郊に住む白人女性の「トランプ離れ」が話題となった。

 出口調査によると、男性の支持は共和、民主がほぼ半分ずつで大きく変わらなかったのに対し、女性では民主59%、共和40%と民主党への支持が大きく上回った。白人女性は10、14両年の中間選挙では共和党への支持が上回っていたが、今回は民主、共和両党に49%ずつに二分された。

 民主党のシューマー上院院内総務は7日、「共和党は全米で女性、マイノリティー、郊外居住者の票を失った。20年の共和党候補と(同年に大統領再選を目指す)トランプ氏には気がかりだろう」と推し量った。

 ■争点は「トランプ」

 有権者の26%がトランプ氏への「支持」、38%が「反対」の意思をそれぞれ表明するために下院選で投票したと答えた。「トランプ政治」の是非を投票の動機として答えたのは計64%で、投票要因ではないとしたのは33%だった。

 中国との貿易戦争などトランプ氏の通商政策が地域経済に与える影響を「有益」と答えた人のうち91%は共和党支持層で、「害する」と答えたうち89%は民主党支持層だった。

 また、モラー特別検察官によるロシア疑惑捜査を支持すると答えたうち79%が民主党支持層で、不支持と答えた71%が共和党支持層。政党支持によりトランプ氏の政策や政権にまつわる問題への評価がくっきりと分かれていた。

5224チバQ:2018/11/08(木) 18:03:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000063-asahi-int
女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
11/8(木) 16:00配信 朝日新聞デジタル
女性が最多、ムスリム・先住民・同性愛者も 米中間選挙
米ミネソタ州で6日、親族に抱きしめられる民主党候補のイルハン・オマール氏。初の女性イスラム教徒の下院議員となる1人になった=ロイター
 今回の米中間選挙には、民主党を中心に過去最多となる女性が立候補した。米紙ワシントン・ポストの集計によると、下院では7日朝までに、これまでの記録を上回る95人が当選を決めた。イスラム教徒の女性が初めて下院に当選するなど顔ぶれも多彩だ。

【写真】民主党からコロラド州知事に当選したジャレッド・ポリス氏(中央)。同性愛者であることを公表している初めての知事となる=6日、ロイター

 女性の政界進出について研究するラトガース大学の米国女性と政治センターのまとめでは、上院で23人、下院で237人、知事選に16人と、それぞれ過去最多の女性が立候補した。ワシントン・ポストによると、下院で女性の議員数がこれまで最も多かったのは84人。女性の下院議員がいなかったアイオワ州でも、3区のアクシーン氏(民主)ら2人が当選した。

 「初」が付く当選者も多い。民主党から立候補したミシガン選出のラシダ・トレイブ氏、ミネソタのイルハン・オマール氏は、初のイスラム教徒女性の下院議員。トレイブ氏はパレスチナ移民の娘で、オマール氏はソマリア難民だ。米メディア・バズフィードによると、オマール氏は8歳のときに国を逃れ、ケニアの難民キャンプで4年間過ごしたという。

 先住民族の女性で初の下院議員も生まれた。こちらも2人同時で、ニューメキシコ州のデブ・ハーランド氏とカンザス州のシャリス・デービッズ氏。いずれも民主党だ。デービッズ氏はカンザス州選出では初めて性的少数者であることを公表した議員でもある。

 コロラド州知事に民主党から当選した男性のジャレッド・ポリス氏は、同性愛者であることを公表している初めての知事となる。(ワシントン=鵜飼啓)

5225チバQ:2018/11/08(木) 18:11:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000117-mai-n_ame
米中間選挙>史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…
11/7(水) 21:37配信 毎日新聞
<米中間選挙>史上初続々 先住民やイスラム教徒女性…
初の女性イスラム教徒の下院議員となる民主党のイルハン・オマル氏=2018年11月6日、AP
 【ワシントン高本耕太】6日投開票された米中間選では、下院で史上初めて100人超の女性議員が誕生することが確実になったほか、多くの「史上初」当選が伝えられた。移民や同性愛者らに不寛容とされるトランプ政権への批判票の受け皿として、多様な背景を持つ少数派候補の擁立を進めた野党・民主党の戦略が一定の効果を上げた結果といえる。

 下院カンザス州3区で当選したシャリス・デービッズ候補(民主)は、同ニューメキシコ州1区のデブラ・ハーランド候補(民主)とともに、連邦議員として史上初の先住民女性となった。先住民居留地で生まれ育ったデービッズ氏は同性愛者であることも公言。LGBTなど性的少数者の権利や銃規制などを主要争点に戦った。

 下院ミシガン州13区で当選したラシダ・タリーブ候補(民主)、同ミネソタ州5区のイルハン・オマル候補(同)はイスラム教徒女性として初の連邦議会議員となった。タリーブ氏は親がパレスチナ移民。オマル氏は幼少時に内戦下のソマリアを逃れて渡米した。

 ニューヨーク州14区のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス候補(民主)、アイオワ州1区のアビー・フィンケナウワー候補(同)はともに29歳で女性下院議員当選の最年少記録を更新した。

 一方、コロラド州知事に当選したジャレド・ポリス候補(民主)は、同性愛者を公表している男性として史上初めて知事に選出された。

5226とはずがたり:2018/11/08(木) 20:04:34
州知事選 共和後退、民主が7州奪取
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181108k0000m030154000c.html
11月07日 21:35毎日新聞

 【ワシントン鈴木一生】6日投開票された米中間選挙の州知事選(改選36州)は7日未明までの集計で、共和党が南部フロリダ州や中西部オハイオ州などで勝利し、非改選を含め全50州のうち半数の25州には達したが、選挙前の33州から後退するのが確実となった。知事は大統領選で州内の票をとりまとめる役割を担うため、知事選の結果は、2年後のトランプ大統領の再選にも影響を与えることになる。

 改選は、現職が共和党の26州、民主党の9州、無所属の1州が対象。米メディアによると、共和党は中西部アイオワ州などの激戦州を制したものの、中西部ミシガン州や西部ニューメキシコ州など7州を民主党に奪取された。民主党は激戦だった西部オレゴン州などはそのまま維持し、東部ニューヨーク州や西部カリフォルニア州などの地盤で着実に勝利。選挙前の16州から22州と勢力を拡大した。

 共和党の地盤の南部ジョージア州では、初の黒人女性知事を目指すエイブラムス候補(民主)がケンプ候補(共和)と接戦となっている。ケンプ氏は同州の州務長官で、選挙直前に同州の選挙登録システムがハッキングされようとしたとして、民主党に対する調査の開始を発表。民主党が「権力の乱用」と非難していた。南部フロリダ州ではサンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が、トランプ米大統領への忠誠を誓う共和党のデサンティス候補に敗れた。

5227チバQ:2018/11/08(木) 20:39:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000147-jij-n_ame
「初のパレスチナ系」に歓喜=米下院議員当選タリーブ氏の故郷
11/8(木) 20:16配信 時事通信
 【ベイトオルアルフーカ(ヨルダン川西岸)時事】6日投開票の米中間選挙では、民主党候補のラシダ・タリーブ氏(42)が、パレスチナ系としてもイスラム教徒の女性としても史上初めて下院議員に当選した。

 タリーブ氏の故郷で、現在も親族が暮らすヨルダン川西岸の村では8日、「とてもうれしい。イスラム教徒やパレスチナの誇りだ」と歓喜の声が聞かれた。

 タリーブ氏の母親はかつて、パレスチナ自治区ラマラ郊外のベイトオルアルフーカで暮らしていたが、1970年代半ば、東エルサレム出身の夫と共に米国に移住。タリーブ氏は米中西部ミシガン州を拠点に社会的弱者の保護を主張し「富裕層を優遇するトランプ政権と戦う」と訴えてきた。当選はイスラエルの占領下で暮らす人々にとって「一筋の希望」となった。

 ベイトオルアルフーカはイスラエルとの境界沿いに位置する。住民はイスラエル軍による厳しい警備で道を自由に歩けないなど日常生活で困難に直面。米国で暮らすタリーブ氏やその家族はこれまでに何度も帰郷しており、その苦境を熟知している。

 同地で暮らすタリーブ氏のおじ、バッサムさん(52)は、トランプ米大統領がイスラエル寄りなのは「米国の人々がパレスチナに悪いイメージを持っていて、イスラエルを支持するからだ」と指摘。「ラシダには今後、下院議員としてパレスチナの困難な状況を米国の人々にしっかり伝えていってほしい。それが変化の始まりになる」と期待を語った。

5228チバQ:2018/11/08(木) 20:40:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110800820&g=int
民主の波、重要2州に届かず=トランプ氏再選に好材料?-米中間選挙

 【ワシントン時事】米大統領選の勝敗を分ける代表的なスイング州(揺れ動く州)のフロリダとオハイオ。6日投開票された中間選挙では、民主党の勢いが両州に届かず、共和党が底力を示した。2020年の再選を目指すトランプ大統領にとって好材料となる可能性がある。


 フロリダでは共和が知事選を取り、上院選も現職相手に勝利宣言。オハイオでは知事選や16ある下院選挙区の12を共和が制した。地元紙は「今や疑いなく(共和党が強い)赤い州だ」(フロリダ)、「赤い州に近づいた」(オハイオ)などと伝えた。(2018/11/08-15:00)

5229とはずがたり:2018/11/08(木) 22:12:44
米中間選挙“ねじれ状態” 中露の反応は?
11月07日 21:26日テレNEWS24
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/www.news24.jp-articles-2018-11-07-10408682-html.html

アメリカのトランプ政権への審判となる中間選挙で、反トランプを掲げた野党・民主党が躍進し、トランプ政権を支える共和党が議会の下院で敗北することが確実となった。この結果を受けた各国の反応。

貿易戦争で対立する中国外務省の華春瑩報道官は7日の会見で、「アメリカの内政にはコメントしない」として選挙結果には言及しなかった。

その一方で、「ともに努力して米中関係を正しい方向に前進させるべき」と改めて強調。今月末の国際会議にあわせた米中首脳会談を控える中、貿易戦争による対立関係の解消にむけ前向きなメッセージを送る狙いがあるとみられる。

一方、地元メディアによると、冷戦後最悪の関係ともいわれるロシアのメドベージェフ首相は、選挙結果について、「様々な評価があるだろうが、それはアメリカの内政問題だ」と具体的な論評は避けた。

また、ロシア下院で外交を担当する国際問題委員会の副委員長は、アメリカ議会がねじれ状態になったことについて、「民主党はトランプ大統領を親露的だと批判するだろう。すでに難しい両国関係はさらに困難になる」と指摘した。

5230名無しさん:2018/11/08(木) 23:23:36
https://www.foreignaffairsj.co.jp/theme/201705_ikenberry/

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トランプから国際秩序を守るには―― リベラルな国際主義と日独の役割

G・ジョン・アイケンベリー プリンストン大学教授(国際関係論)

The Plot against American foreign policy
―― Can the Liberal Order Survive?

G.John Ikenberry
アメリカの政治学者で、現在はプリンストン大学教授(政治学、国際関係論)。ジョージタウン大学、国務省、ブルッキングス研究所を経て現職。戦後秩序に関する論文を数多く発表している。フォーリン・アフェアーズには「民主国家連合の可能性――第2のX論文を求めて」(2007年1月号掲載)、「アメリカ後の世界秩序―― 中国による新秩序模索も文明の衝突も起きない」(2011年6月号掲載)などを寄稿している。

トップページ 論文データベース トランプから国際秩序を守るには―― リベラルな国際主義と日独の役割
2017年5月号掲載論文
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古代より近代まで、大国が作り上げた秩序が生まれては消えていった。秩序は外部勢力に粉砕されることでその役目を終えるものだ。自死を選ぶことはない。だが、ドナルド・トランプのあらゆる直感は、戦後の国際システムを支えてきた理念と相反するようだ。国内でもトランプはメディアを攻撃し、憲法と法の支配さえほとんど気に懸けていない。欧米の大衆も、リベラルな国際秩序のことを、豊かでパワフルな特権層のグローバルな活動の場と次第にみなすようになった。すでに権力ポストにある以上、トランプがそのアジェンダに取り組んでいくにつれて、リベラルな民主主義はさらに衰退していく。リベラルな国際秩序を存続させるには、この秩序をいまも支持する世界の指導者と有権者たちが、その試みを強化する必要があり、その多くは、日本の安倍晋三とドイツのアンゲラ・メルケルという、リベラルな戦後秩序を支持する2人の指導者の肩にかかっている。・・・

5231チバQ:2018/11/09(金) 18:06:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000565-san-n_ame
中間選挙の開票続く 上院残り3議席
11/9(金) 17:57配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)は8日も一部の接戦州で開票が続いた。米CNNテレビ(電子版)によると、上院(定数100、非改選含む)の獲得議席は共和51、民主46で残りは南部フロリダ、西部アリゾナ、補選が行われた南部ミシシッピの3州となった。

 フロリダ州では州知事からくら替えした共和党スコット氏と民主党現職ネルソン氏が僅差で、スコット氏が勝利宣言したがネルソン氏は認めず、投票結果の再集計を求めている。ミシシッピ州の補選は4人が出馬して50%以上を獲得する候補がおらず、27日に決選投票が行われる見通し。

 下院(435議席)の獲得議席は民主225、共和200で10議席がまだ確定していない。

 全米50州のうち36州で実施された知事選の残りは民主党のエイブラムス氏が史上初の黒人女性知事になるか注目されている南部ジョージア州のみとなった。

5232とはずがたり:2018/11/09(金) 19:29:02
日本も狂ってるけどアメリカも狂ってる。。

ホワイトハウス 出入り禁止記者の映像改ざんし公開か
2018年11月9日 16時08分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181109/k10011704671000.html

アメリカのトランプ大統領と口論になってホワイトハウスへの出入りを禁じられた記者をめぐり、アメリカのメディアは、記者のふるまいが悪質に見えるよう、映像が改ざんされて公開された可能性があると伝え、物議を醸しています。

これは、7日、ホワイトハウスでの記者会見で、トランプ大統領とCNNテレビの記者が口論になり、記者が、マイクを取り上げようとしたインターンの女性の腕に触れたとして、ホワイトハウスが記者の入館証を無効にしたものです。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストなどは、8日、ホワイトハウスのサンダース報道官がツイッターに公開した、記者のふるまいを映した映像は、元の映像が、一部、改ざんされた可能性があると伝えました。

それによりますと、映像の専門家は、記者が女性に伸ばした手が実際よりも速く動いたように改ざんされていると指摘し、その結果、記者が女性の腕をたたき落としたように見えると伝えています。

これについて、サンダース報道官は、「問題は記者が女性に触れたかどうかだ」と述べるにとどまっています。

トランプ政権は、日頃、CNNテレビなどを「フェイクニュース」呼ばわりして敵視しているだけに、アメリカ国内では、改ざんされた映像をホワイトハウスの報道官が公開したのは問題だとして物議を醸しています。

5233チバQ:2018/11/10(土) 09:27:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181109-00000053-mai-n_ame
<キャラバン>トランプ氏 難民申請制限へ 法廷闘争発展も
11/9(金) 17:23配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権は8日、国境を違法に越えて米国に入国した者からの難民申請を拒否する措置の導入方針を発表した。トランプ大統領が9日に非常権限の行使を表明する。国家の難民保護義務を定めた国際法や米国内法に抵触する可能性があり、法廷闘争に発展するものとみられる。

 6日に投開票された中間選挙の期間中、トランプ氏は、中米諸国から米国を目指し北上中の移民集団(キャラバン)について「犯罪者がまざっている。真の難民ではない」などと指摘。「米国への侵略だ」と訴え、入国を阻止する考えを繰り返し強調した。

 今回の措置は、こうした主張の延長線上にあり、国境管理事務所の所在地以外で国境を越えた者による難民申請の受理を国境警備当局が拒否することを可能にする。国家の安全保障を理由に大統領権限で実施する。

 だが、戦禍や迫害に見舞われた人々が他国に逃れる権利は難民条約で定められ、米連邦法の移民国籍法は「外国人が入国方法・経路に関わらず難民認定を求めることができる」と規定している。新たな措置の合法性を問う訴訟が人権団体から相次ぎ提起される可能性が高い。

 米国では近年、不法入国者が国境で拘束された後に難民認定を申請。収容施設の不足から裁判官が認定の是非を判断する審問までに、いったん釈放され、そのまま公判日に出廷せず米国内で行方をくらませるケースが増加している。公判待ちの訴訟件数は現在、約75万件に上る。

 国境での拘束者についてトランプ氏は今月1日の記者会見で「釈放はしない」と強調。ワシントン・ポスト紙によると、国防総省が国境付近に最大8000人を収容できる拘束施設の設営を進めている。

5234チバQ:2018/11/10(土) 09:30:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000028-jij-int
分断の政治に怒り=妥協か強硬か-トランプ共和、険しい道・米中間選挙〔深層探訪〕
11/10(土) 8:29配信 時事通信
分断の政治に怒り=妥協か強硬か-トランプ共和、険しい道・米中間選挙〔深層探訪〕
トランプ米大統領=5日、インディアナ州フォートウェイン(AFP時事)
 6日の米中間選挙で、与党共和党は下院の多数派を失う敗北を喫した。保守色の強い州で底力を見せつつも、それ以外の地域では現職候補が相次いで倒れた。有権者が示した怒りを受け、民主党との妥協を探るのか、強硬路線を進めるか、トランプ政権は岐路に立たされている。

 ◇郊外住民の離反
 「現職大統領が中間選挙で上院の(与党)議席を増やしたのは105年間で5回だけだ」。トランプ氏は7日未明のツイートで、他人の発言を引用する形で、成果をアピールした。

 トランプ氏は選挙戦終盤6日間でテネシー、インディアナ、ミズーリなど11の保守州で集会を開催。「もっとキャラバン(移民集団)と犯罪が欲しいなら民主党に投票しよう」などと訴え、支持者の間にある反移民感情をあおった。

 だが、トランプ氏の神通力が効いたのは、自身の「縄張り」の中にすぎない。下院選ではトランプ氏の政治姿勢に対する、穏健な有権者の強い怒りがあらわになった。

 NBCニュースの出口調査によると、無党派層の投票先は2016年選挙では、共和党が46%で民主党を4ポイント上回っていたが、今回は民主党が54%で、共和党を13ポイント上回った。

 特に共和党が40年以上守ってきた議席を失ったイリノイ州6区をはじめ、逆風が吹いた下院選挙区は裕福な郊外型の選挙区が多い。米カトリック大学のジョン・ホワイト教授は「トランプ政権の下で共和党はより農村部中心の政党になった。郊外に住む比較的高学歴の白人、特に女性はトランプ氏に反対票を投じた」と指摘する。

 ◇不透明な再選への影響
 「民主党は(疑惑の)調査に時間を費やすべきではなく、国民が何を望んでいるかを考えるべきだ」。サンダース大統領報道官は6日夜の米テレビのインタビューでけん制した。

 単独で政治を前に進める道を絶たれたトランプ政権にとって、今後は野党との「ディール(交渉)」に活路を見いだす選択肢もある。クリントン元大統領は1994年の中間選挙で敗れた後、野党との妥協を探り、その実績が評価されて大統領再選につながったと言われる。

 だが、政権を待つ道は険しい。選挙後には、表立った動きを止めていたモラー特別検察官のロシア疑惑捜査が「再開」。トランプ氏が父から継いだ不動産業をめぐって脱税行為をしていた疑いも浮上し、民主党有力支持者からは「議会の調査権を使って問題を調べ、弾劾手続きを進めるべきだ」との声も出ている。

 トランプ氏は下院で有権者の不信任を突き付けられたにもかかわらず、中間選挙の結果を「とてつもない成功」と表現。米メディアによると、側近らと結果を祝い合ったという。

 与野党がすくみ合う展開となれば、「政策が進まない口実と、おあつらえ向きの『敵』をトランプ氏に与える」という見方も米政界関係者にある。20年大統領選に向けて、トランプ氏がさらに強硬路線を強める可能性も否定できない。(ワシントン時事)

5235チバQ:2018/11/10(土) 09:34:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000093-asahi-int
ジョージア州知事選、勝敗つかず 選挙の公正さに疑念も
11/8(木) 21:49配信 朝日新聞デジタル
ジョージア州知事選、勝敗つかず 選挙の公正さに疑念も
「素晴らしい夜になった」と事実上の勝利演説をするブライアン・ケンプ氏。現役のジョージア州務長官のまま知事選に出馬した=7日未明、米ジョージア州アセンズ、江渕崇撮影
 全米初のアフリカ系(黒人)女性知事をめざす民主党候補と、トランプ大統領に忠誠を誓う白人男性の共和党候補――。南部ジョージア州知事選は、投票翌日の7日になっても勝敗が決まらず、決選投票の可能性も出てきた。影を落とすのは、選挙の公正さそのものに対する疑念だ。

【写真】米アトランタの集会で6日夜、支持者たちに決選投票への期待を語るジョージア州知事選の民主党候補ステイシー・エイブラムス氏=AP


 「集計されるべき票が残っている」。民主党候補ステイシー・エイブラムス氏(44)は7日未明、最後の一票が明らかになるまで敗北を認めないと支持者らに告げた。

 同じころ、共和党候補ブライアン・ケンプ氏(55)は「勝利は近いと確信する」と演説。7日午後になり陣営が勝利宣言した。選挙から丸一日過ぎても勝敗をめぐり対立が続く異常事態だ。

 米CNNによると、7日夜時点(開票率99%)でケンプ氏は197万票余を集め、エイブラムス氏を6万票超リード。それでも新知事が決しないのは第3党「リバタリアン党」の候補が出馬したことと関係がある。得票率50%に達する候補がいない場合、上位2人による決選投票になるが、ケンプ氏の得票率は50・3%とギリギリなのだ。

 エイブラムス陣営は、黒人や移民など民主党支持者が多い地域で、集計されていない期日前投票などが数万票に上ると主張。ケンプ氏の得票率を引き下げて決選投票に持ち込もうとしている。

 エイブラムス陣営は州政府に対し、民主党支持層の票を公平に扱っているのかと不信感を募らせる。ケンプ氏が現役の州務長官のまま知事選に出たからだ。州務長官は副知事に次ぐ公選ポストで、州の選挙事務を取り仕切る。

5236チバQ:2018/11/11(日) 19:07:08
>>5228
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000001-jij_afp-int
米中間選挙、フロリダ州当局が再集計命じる
11/11(日) 6:51配信 AFP=時事
米中間選挙、フロリダ州当局が再集計命じる
米フロリダ州の州都タラハシーにある、同州最高裁(2018年11月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)今月6日の米中間選挙での南部フロリダ州の上院選と、中間選挙の一環で行われた同州知事選について、フロリダ州当局は10日、結果が僅差だったため機械による再集計を命じた。候補者の間では違反行為をめぐり非難の応酬が続いている。

 フロリダ州では2000年の米大統領選でも再集計が行われていたが、今回の再集計により同州の選挙結果に再び注目が集まっている。

 フロリダ州内の67郡は今月10日正午(日本時間11日午前2時)までに暫定結果を明らかにする必要があった。

 同州では選挙の得票数の差が総票数の0.5パーセント以下である場合、州法に基づき機械による再集計が行われる。

 上院選の暫定結果では、現フロリダ州知事の共和党候補リック・スコット(Rick Scott)氏と、再選を目指している民主党候補のビル・ネルソン(Bill Nelson)上院議員の得票数が僅差で、総票数約820万票のうちスコット氏のリードが1万2562票と、ネルソン氏との差はわずか0.15パーセントとなっている。

 州選挙当局ウェブサイトによると、州知事選では総票数820万票超のうち、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の支持を受けた共和党候補のロン・デサンティス(Ron DeSantis)氏のリードが3万3684票と、民主党候補のアンドリュー・ギラム(Andrew Gillum)氏との差は0.41パーセントとなっている。

 同州のケン・デッツナー(Ken Detzner)州務長官は声明で、機械による再集計結果は今月15日午後3時(日本時間16日午前5時)に得られる予定だと述べた。

 トランプ大統領はこの展開に不満を隠さず、訪問中のフランスからツイッター(Twitter)に「フロリダで大きな選挙2つが盗まれようとしている! 私たちは注意深く監視している!」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

https://www.sankei.com/world/news/181111/wor1811110008-n1.html
激戦フロリダ州で再集計 トランプ氏は反発
2018.11.11 08:03

 6日投開票した米中間選挙で、南部フロリダ州当局は10日、上院選と知事選の再集計を行うことを決めた。いずれも激戦で与党共和党候補が僅差でリードしているが、野党民主党の支持者らがデモを行うなどして再集計を要求していた。15日までに結果を発表する予定。

 共和党と民主党の支持が拮抗する同州は2020年大統領選の行方を左右する重要州の一つ。トランプ大統領はすぐにツイッターで「フロリダの二つの重要選挙を盗もうとしている。われわれは注視している!」と反発し、民主党が不当に共和党のリードを覆そうとしていると主張した。

 CNNテレビによると10日現在、上院選は共和党のスコット知事が民主党現職のネルソン議員を1万2500票(0・15ポイント)だけ上回っている。知事選は共和党のデサンティス氏が民主党のギラム氏を3万4千票(0・41ポイント)リードしている。

 両党の指導者らはフロリダ州の選挙を重視し、投票日直前にトランプ氏や民主党のオバマ前大統領が現地入りして集会を開くなど激しい選挙戦を行った。(共同)

5237チバQ:2018/11/11(日) 19:53:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000053-mai-n_ame
<米中間選挙>重要州で共和党善戦 トランプ氏再選に弾み
11/10(土) 18:16配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】米中間選挙で下院の多数派を野党・民主党に譲り渡したトランプ米政権だが、南部フロリダ、中西部オハイオ両州など大統領選で勝敗のカギとなる重要州で善戦した。2020年の再選を目指すトランプ大統領にとっては大きな弾みとなる。

 「私が応援に入って良いことが起きた。フロリダに素晴らしい知事が誕生する」。トランプ氏は7日の記者会見でこう語り、激戦となったフロリダ州知事選を制したデサンティス氏を祝福した。

 デサンティス氏は、トランプ政権の強硬な移民対策やイラン核合意離脱判断を称賛し、「親トランプ」を前面に掲げた。大統領選出馬が取りざたされるサンダース上院議員の支援を受けた民主党のギラム氏との対決は、20年大統領選の「前哨戦」とも評された。フロリダでは上院選でも大接戦の展開になり、結果は未確定だが、共和党候補が勝利宣言している。

 またオハイオでも、トランプ氏が現地に入り応援した共和党のデウィン氏が知事選を制した。フロリダ、オハイオともに過去の大統領選で勝利する政党が揺れてきた「スイング・ステート」の代表格だ。各州での選挙の勝者が獲得する選挙人(計538人)の数で決まる大統領選では、フロリダ29人、オハイオは18人の選挙人を擁する。

 州知事は強大な行政権限を持つ。有権者登録の規則や手続きに影響力を保持するとともに党の資金集めにも力を発揮する。これら重要州で与党共和党が知事ポストを確保したことは、トランプ氏の再選戦略に大きなプラスとなる。トランプ氏はフロリダ、オハイオに▽選挙人の多い南部ジョージア(16人)▽候補者選びの党員集会が他州に先がけて開かれる中西部アイオワ(6人)--の両州を加えた4州での知事選勝利(ジョージアは未確定)を「20年大統領選に向けて極めて大きな勝利だ」と胸を張った。

 中間選が終わり米政界は大統領選に向けた動きが一気に加速する。トランプ氏も再選出馬の意欲を繰り返し表明している。7日の会見では副大統領候補の人選について問われると、傍聴していたペンス副大統領に突然、起立と宣誓の挙手を求め、「一緒にまた戦ってくれるか」と早くも20年に向けて留任を要請。ペンス氏も笑顔で応じていた。

5238チバQ:2018/11/11(日) 19:54:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000057-jij-n_ame
「打倒トランプ」本命探る=米民主、大統領選候補者選びへ
11/10(土) 15:27配信 時事通信
「打倒トランプ」本命探る=米民主、大統領選候補者選びへ
米民主党では2020年大統領選に向けた候補者選びの動きが近く始まる。候補者として長く名前が挙がり、中間選挙で各地を応援に回って意欲を見せているのがジョー・バイデン前副大統領だ=10月撮影、ラスベガス
 【ワシントン時事】米民主党では2020年大統領選に向けた候補者選びの動きが近く始まる。


 中間選挙ではトランプ大統領に対する若者や女性の怒りを受け、下院で過半数を奪還した。既に再選へ動き始める共和党のトランプ氏に対し、頭一つ抜き出た候補はおらず、情勢は混沌(こんとん)としている。

 候補者として長く名前が挙がり、中間選挙で各地を応援に回って意欲を見せているのがジョー・バイデン前副大統領(75)だ。中道派の党支持者には「穏やかな弁舌や高い識見はトランプ氏の対極をなす」と評価する声がある。CNNテレビの世論調査では大統領選の候補として33%が支持し、トップを走る。

 中間選挙で若手の新星として注目を集めたのがベト・オルーク氏(46)。保守王国のテキサス州上院選で現職のテッド・クルーズ氏に3ポイント差まで詰め寄った。ワイシャツ姿での演説が「クールだ」と評判になり、クルーズ陣営幹部が「あんな力量の持ち主は民主党にはいない」と舌を巻いた。本人は出馬を否定するが4%の支持がある。

 左派では、16年大統領選の党指名争いで敗れたバーニー・サンダース上院議員(77)が若者を中心に13%の支持を受ける。ただ、中間選挙では応援した左派系候補が次々と敗れた。同じ左派のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)も含め、中道派が主導する党内でどこまで支持を広げられるかが課題だ。

 このほか上院司法委員会でカバノー最高裁判事候補を追及したカマラ・ハリス(54)、コリー・ブッカー(49)両上院議員も意欲を見せる。

 現時点の支持率は「知名度競争に近い」(識者)との指摘もある。各候補はいつ出馬表明するのが最も有利かタイミングを計っている段階とされ、早ければクリスマス前後にも号砲が鳴る見通しだ。

5239チバQ:2018/11/12(月) 14:09:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181112-00010000-wedge-n_ame
トランプに対抗できるのは?次期大統領選、元副大統領、女優、ケネディ・ファミリーらの名が
11/12(月) 12:13配信 Wedge
トランプに対抗できるのは?次期大統領選、元副大統領、女優、ケネディ・ファミリーらの名が
(AP/AFLO)
 中間選挙を受けて、米国ではちょうど2年後に行われる次期大統領選への動きがにわかに活発化しそうだ。中間選挙が終わったばかりなのにと思いたくもなろうが、むしろ終わったからなのだ。次のリーダー選びに名乗りをあげている“候補者の候補者”は、中間選挙が終わるのを待って本格的な運動を始めるのが常だ。

 共和党は現職、トランプ大統領が再選を狙うとして、焦点は民主党から誰が登場してくるかだ。元副大統領、元候補、トランプ氏と罵倒し合う女性上院議員――ら。これらに加え、人気女優、大統領の不倫相手の弁護士、さらにはケネディ・ファミリーのメンバーも取りざたされ、多彩な名があがっている。

トランプ氏は再選戦略に着手
 今回の中間選挙の結果については、米国だけでなく日本も含む各国のメディアが大々的に分析しているので、そちらに任せたいが、トランプ大統領にとっては決して残念な結果ではなかった。

 下院の過半数を失ったとはいえ、上院は多数を維持することになったし、フロリダ、テキサスなど自身が終盤に遊説した激戦区では 勝利している。“低空飛行”ながら、トランプ人気が相変わらず根強いことを物語っていると言っていい。

 トランプ大統領は、選挙翌日の7日、早速以前から関係の悪化が取りざたされていたセッションズ司法長官を解任、政権の新たな陣立てに着手した。政権内部の側近の何人かが近く辞任、大統領再選のための組織に異動するという観測もなされ、再選への準備をいっそう加速するとみられる。

バイデン前副大統領が最有力
 一方、民主党にとっては、大統領とは思えない異常な言動、強引な政策遂行を繰り返すトランプ氏の再選を許すことになれば、有権者の心を再び失いかねない。なんとしてもホワイトハウスを奪還したいところだ。

 民主党の候補として取りざたされる顔ぶれを米政治専門メディア「POLOTICO」は、

1.上下両院の議員
2.州知事ら首長
3.オバマ政権での政府高官
4. 政治とは関係のない「アウトサイダー」などのカテゴリーに分類。

 現職のトランプ大統領は「アウトサイダー」だが、ケネディ政権以降の大統領をみると、ほぼ全員が(1)から(3)のカテゴリーに当てはまる。

 今回の民主党もその例外ではないらしく、もっとも有力視されているのが、オバマ政権で副大統領(2009年―17年)を務めたジョー・バイデン氏(75)だ。

 上院当選7回、36年にのぼる活動の中で、司法委員長、外交委員長などを務めた超大物だ。

 2008年の予備選に出馬したが、バラク・オバマ氏とヒラリー・クリントン元国務長官の2強による争いの様相を呈してきた段階で撤退。オバマ政権の発足に伴って副大統領職に就いた。オバマ政権の任期切れに伴う前回2016年の選挙への出馬を検討したが、結局断念した。バイデン氏が出馬していたらクリントン候補指名に影響を与えた可能性も否定できない。

5240チバQ:2018/11/12(月) 14:09:25
 民主党中道を代表する政治家、副大統領時代に日本も何度か訪問、アジア情勢にも通じている。16年6月、中国の習近平国家主席に対して、北朝鮮の核開発に関連して「日本は一晩で核武装を実現させる能力を持っている」と伝えたことを明らかにした。同年8月には、クリントン候補への応援演説の中で「日本の核武装を防ぐために、米国が日本国憲法を書いた」と発言、いずれのケースも日本で物議を醸したことがある。

 筆者はワシントン特派員時代、議会での氏の活動ぶりを取材する機会があった。2代目ブッシュ政権2期目、コンドリーザ・ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)が国務長官に指名されたとき。承認公聴会で、ライス氏が、2001年の同時多発テロを防げなかったことについて弁明を重ねたのに対し「あなたは他人のせいにばかりしている」と強い口調でたしなめ、ライス女史をシュンとさせた。多くの議員がその貫禄を圧倒されたようだった。

 今回の選挙でも各州を遊説、存在感を示したが、本人は、「来年1月1日以降、家族と相談して決める」と説明、態度を明らかにしていない。ただ、氏の弱点はやはり年齢だ。当選しても2期8年を全うできるか疑問視する向きも少なくない。

「民主社会主義者」も健在
 前回の予備選を脱落することなく戦ったバーニー・サンダース上院議員(77)も健在だ。バーモント州選出の無所属だが2016年の選挙では民主党予備選に出馬。下院議員8期16年の経験はあるが上院議員としては無名に近く、「民主社会主義者」を自認するという特異さもあって当初は“泡沫”とみられていた。しかし、多くの候補が途中で脱落する中で、クリントン候補相手に戦い抜き、旋風を巻き起こした。格差是正、教育支援制度の拡充、マイノリティの権利拡大などを掲げ、多くの若者の支持が原動力だった。

 今回出馬する場合も民主党からとみられ、中間選挙期間中も、アイオワ、ニューハンプシャーといった大統領選の早い時期に予備選が行われる州を中心に遊説を続けた。

 しかし、バイデン氏同様やはり弱点は年齢。自身も選挙戦を戦ううえで論議の的になることは認めている。「幸い私は健康だ」と自信を見せてはいるが、側近のなかには、前回の選挙でエネルギーを費やしたこともあって、本当に出馬に踏み切るか疑問視する向きもあるという。

5241チバQ:2018/11/12(月) 14:09:52
学者出身の女性議員も
 女性の有力候補の1人はマサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員(69)。学者出身で法律、とくに破産法が専門で、ハーバード大学法科大学院などで教鞭を執っていた。消費者保護運動に奔走、オバマ政権では、これに関する大統領補佐官のポストにも就いている。かつては共和党に投票していたが、途中から主張を変え、民主党進歩派の代表格といわれる。

 前回の選挙期間中からトランプ大統領を激しく批判、大統領もウォーレン議員がかつて、アメリカ先住民の血を引くことを利用して有利なポストを得たなどと報道されたことを念頭に、侮辱的な言葉を浴びせた。ウォーレン議員は、普通の白人アメリカ人に比べ、先住民のDNAは少ないとする自らの検査結果を公表する騒ぎになった。

 中間選挙でオハイオ、フロリダなどの重要州の候補応援に駆けつけたが、外交、安全保障問題での経験が皆無に近いことが弱点となろう。

人気女優オプラ・ウィンフリーの名前も
 もう1人の女性は、「アウトサイダー」のカテゴリーに属する。女優、プロデューサー、トークショー司会者などとして活躍するオプラ・ウィンフリーさん(64)だ。

 1986年から2011年まで昼の時間帯に放映された「オプラ・ウィンフリー・ショー」は主婦層を中心に圧倒的な人気を誇った。民主党支持でオバマ大統領の応援演説を買って出たこともあり、そのことが彼女自身の大統領選出馬待望論につながっている。もっとも、本人は出馬を繰り返し強く否定しているが、期待感はなお少なくない。

暗殺されたR・ケネディ氏の孫も
 ケネディ・ファミリーからは、ジョー・ケネディ3世下院議員(マサチュ-セッツ州選出)だ。1963年に暗殺された故ジョン・F・ケネディ大統領の実弟で司法長官、上院議員をつとめ、やはり1968年に兄同様に暗殺されたロバート・ケネディ氏の孫という血筋。故大統領の長女、キャサリーン・ケネディ前駐日米大使は、父親のいとこになる。父親のジョー2世も下院議員をつとめた。

 38歳の若さながら、今回ですでに当選4回。2018年1月、トランプ大統領の一般教書演説に対する民主党の反論演説を任され、にわかに注目されはじめた。本人もまんざらではないらしく、大統領選で毎回全米のトップを切って予備選が行われるニューハンプシャー州でのイベントに出席、大票田のテキサス、フロリダを遊説するなどしている。

 米国民の間ではいまだにケネディ・ファミリーに対する憧憬、その人気は根強い。出馬すれば、大きな話題をさらうことは間違いない。

ポルノ女優の弁護士は?
 ちょっと目を引く候補の1人は、マイケル・アベナッテイ弁護士だ。といっても多くの人にはなじみがないだろうが、トランプ大統領と密かに関係を持っていたポルノ女優、ストーミー・ダニエルズさんの代理人弁護士と言ったらわかるだろう。

 トランプ大統領は、ダニエルズさんに日本円で1400万円にのぼる“口止め料”を2016年の大統領選前に支払い、ダニエルズさんが公開の場で発言することを阻止する法的措置をとるよう弁護士らに指示したという。

 一連の騒ぎの過程で、大統領の顧問弁護士が選挙法違反などの罪で起訴され、法廷でトランプ氏の指示を受け、選挙への影響を避けるために口止め料を支払った事実を認めた。

 トランプ氏側を敗北に追いやる手腕を見せたアベナッテイ弁護士は、“トランプ大統領にケンカを仕掛ける才能”を誇示、出馬に前向きの姿勢を見せている。

 政治経験はないが、実際に選挙戦に参入すれば、興味本位の有権者の関心を引くとみられる。

5242チバQ:2018/11/12(月) 14:10:11
ヒラリー、3度目の挑戦?
 笑われることを覚悟で、戯れ言をひとつ。前々回、予備選で撤退、前回は本戦でトランプ氏に敗北したヒラリー・クリントン元国務長官が三たび挑戦する可能性も否定できまい。もちろん、民主、共和いずれの政党から指名される可能性は限りなく低く、無所属での出馬、泡沫並の結果にとどまるかもしれない。しかし、並外れた権力欲、前回の選挙で、一般投票では勝利したものの選挙人数で敗北したという惜しい結果だったことを考えれば、あきらめきれずに出馬に踏み切ることもあながち否定できないのではないか。

 前回の敗者が次回の選挙で再び民主、共和党の候補に指名された例があることが筆者の想像をかき立てていることは事実だ。1944年と48年の選挙でそれぞれ民主党のフランクリン・ルーズベルト、ハリー・トルーマンに敗れた共和党のトーマス・デューイ、52年、56年に共和党のドワイト・アイゼンハワーに敗れた民主党のアドレー・スティーブンソン各氏らのケースがそれだ。あくまでも筆者個人の予想であって、ヒラリー再登場を待望しているわけではないことをあらためて断っておきたい。

 米大統領選の投票は11月の第一月曜日の次の火曜日と定められているので、次回選挙は、2020年11月3日だ。来年、19年のいま頃には顔ぶれがほぼ出そろい、20年の年明け早々から予備選が始まる。この間、候補者による討論、資金集めなどを通じて淘汰が進み、候補者は20年夏の党大会で決まる。この2年間,米国の政治は常に大統領選を展望しながら展開されることになる。

樫山幸夫 (産經新聞元論説委員長)

5243チバQ:2018/11/13(火) 00:52:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181113k0000m030025000c.html
「揺れる州」フロリダ再集計に全米が注目 
11月12日 18:02毎日新聞

 【ワシントン鈴木一生】6日に投開票された米中間選挙で大激戦となった南部フロリダ州の上院選と知事選について、同州は10日、機械による再集計の実施を決めた。いずれも共和党候補がリードしていたが、得票率の差が州法で勝利を決定付ける0.5ポイントに満たなかった。同州は大統領選のたびに勝利政党が変わる「スイング・ステート(揺れる州)」。2020年の大統領選でも激戦が予想され、再集計の結果に全米が注目している。

 トランプ大統領は10日、ツイッターで「(民主党は)フロリダの二つの重要な選挙(の勝利)を盗もうとしている! 我々は注視している!」と書き込み、再集計への不満をあらわにした。

 上院選は、州知事からくら替えした共和党のスコット候補と民主党の現職上院議員のネルソン候補の戦い。暫定的な得票率の差は0.15ポイント(得票差1万2500票)で、スコット氏が勝利宣言をした。だが、ネルソン氏は敗北を認めず、支持者も再集計を求めるデモを行っていた。

 一方、知事選の得票率の差は0.41ポイント(得票差3万4000票)。トランプ氏に忠誠を誓う共和党のデサンティス候補と、サンダース上院議員ら民主社会主義者グループの支援を受けた民主党革新系のギラム候補が争った。ギラム氏は選挙直後に敗北を認めたが、再集計が決まり敗北宣言を取り下げた。

 再集計の結果は15日までに発表される予定だが、得票率の差が0.25ポイント以下だった場合は再度、手作業で集計がやり直される。

 米CNNによると、上院(定数100、改選35)の非改選を含めた獲得議席は共和党51、民主党46で、勝利者未決は3州。フロリダ以外では、南部ミシシッピ州補選で4候補者のうち50%以上を獲得する候補者がおらず、27日に上位2人による決選投票が行われる見通し。西部アリゾナ州は郵便投票の開票に時間がかかっているという。

5244チバQ:2018/11/13(火) 00:54:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811090012.html
中間選挙の開票続く 上院残り3議席
11月09日 17:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)は8日も一部の接戦州で開票が続いた。米CNNテレビ(電子版)によると、上院(定数100、非改選含む)の獲得議席は共和51、民主46で残りは南部フロリダ、西部アリゾナ、補選が行われた南部ミシシッピの3州となった。

 フロリダ州では州知事からくら替えした共和党スコット氏と民主党現職ネルソン氏が僅差で、スコット氏が勝利宣言したがネルソン氏は認めず、投票結果の再集計を求めている。ミシシッピ州の補選は4人が出馬して50%以上を獲得する候補がおらず、27日に決選投票が行われる見通し。

 下院(435議席)の獲得議席は民主225、共和200で10議席がまだ確定していない。

 全米50州のうち36州で実施された知事選の残りは民主党のエイブラムス氏が史上初の黒人女性知事になるか注目されている南部ジョージア州のみとなった。

5245チバQ:2018/11/13(火) 13:23:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000038-jij-n_ame
アリゾナ州上院、民主候補が勝利=米
11/13(火) 10:57配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で結果が未確定だったアリゾナ州の上院選で、民主党のシネマ候補が共和党のマクサリー候補を破り、当選を確実にした。

 米メディアが12日、伝えた。

 アリゾナの上院は共和党が長年議席を守ってきた。上院選はフロリダ、ミシシッピ両州の議席が依然未確定だが、シネマ氏の勝利で民主党は47議席となり、51議席の共和党との差を縮めた。

5246チバQ:2018/11/13(火) 20:24:16
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811130021.html
アリゾナ上院選で民主30年ぶり勝利
16:59産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)で大接戦となっていた西部アリゾナ州での上院選は、民主党のキルステン・シネマ下院議員が12日、共和党のマーサ・マクサリー下院議員との戦いを制した。マクサリー氏が12日、敗北を認めた。同州は共和党の地盤で、上院選で民主党が勝利するのは30年ぶり。シネマ氏は同州選出の初の女性上院議員となる。

 アリゾナ州では、トランプ大統領の強硬な不法移民対策を批判してきたフレーク上院議員(共和)が再選は困難とみて引退を表明し、同じ穏健保守でトランプ氏と対立したマケイン前上院議員(同)が8月に死去。もともと穏健派ながら、移民政策でトランプ氏に同調し、同氏が支持する中で戦ったマクサリー氏の戦いは、「トランプ政治」への審判の一つとしても注目されていた。

 シネマ氏はイラク戦争時に反戦運動を組織した活動家出身だが、下院では中道派として行動。フレーク氏の後任を選ぶ今回の上院選でも共和党支持層や無党派層の得票を重視した。

 上院(定数100)の議席配分はこれで共和51、民主47となり、未確定議席は得票の再集計が行われているフロリダ、27日に補選の決選投票があるミシシッピの南部2州だけとなった。

5247チバQ:2018/11/13(火) 20:30:49
もうすでに「両性愛者の女性が」なんてセンセーショナルに書くことが
古臭いかと思う。たぶん、特別なことじゃないでしょ、かの国では
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLCF3PL5LCFUHBI011.html
両性愛の女性、米国で初めて上院議員に 郵送投票で逆転
18:02朝日新聞

両性愛の女性、米国で初めて上院議員に 郵送投票で逆転

米アリゾナ州スコッツデールで12日、上院選での勝利宣言をする民主党の元ソーシャルワーカー、クリステン・シネマ氏=AP

(朝日新聞)

 米中間選挙で開票が続く南西部アリゾナ州の上院選で、民主党の元ソーシャルワーカー、クリステン・シネマ氏が、共和党の新人で元空軍パイロットのマーサ・マクサリー氏を破り、初当選を果たした。民主党が同州で議席を得るのは24年ぶりだ。同州初の女性上院議員で、両性愛を公表している初の上院議員となる。

 同州の上院2議席は1995年から、共和党が独占していた。今回の選挙は、トランプ氏の政治手法に批判的だったジェフ・フレーク氏の引退に伴うもので、連邦下院議員だった女性2人が立候補した。

 開票直後はマクサリー氏がリードし、トランプ大統領は「アリゾナはとてもうまく行っている。とても厳しい戦いだったが、彼女はよくやった」と勝利を確信していた。しかし、同州の投票の7割以上を占める郵送投票が遅れて開票され、シネマ氏が逆転。トランプ氏は「選挙不正だ」「民主主義を守れ!」などとツイートして批判していた。

 定数100の上院選はこれで共和51、民主47の議席が決まった。未確定のうち、フロリダ州では票差が規定に満たなかったため、15日までの期限で、機械で投票用紙の再集計をしている。補選があったミシシッピ州では、得票が過半数の候補がいなかったため、決選投票がある見通しだ。(ワシントン=香取啓介)

5248チバQ:2018/11/13(火) 20:31:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181113X702.html
クリントン氏、なお出馬意欲か=20年米大統領選で観測
15:31時事通信

 【ワシントン時事】2020年米大統領選をめぐり、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)が出馬するとの観測が浮上し、波紋を呼んでいる。クリントン氏の周辺にいた人物がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿。「再び出馬すると期待していい」と断言した。

 記事はクリントン氏の選挙アドバイザーなどを務めたマーク・ペン氏らが執筆し、11日に電子版へ掲載された。16年大統領選でのトランプ大統領への敗北後、「(クリントン氏は)2年にわたって思い悩み、解き放たれた」と指摘。有権者の目には「肝が据わり、経験豊富で、打倒トランプ氏を冷酷に狙っているように見えるはずだ」と強調した。

 クリントン氏は10月下旬の米メディアのインタビューで「大統領にはなりたいが、民主党が政権に再び就くには、なすべき仕事がたくさんある」と発言。出馬の可能性を排除しなかったことが一部で臆測を呼んでいた。

5249チバQ:2018/11/13(火) 20:33:13
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3197372.html
米上院選、アリゾナは民主が奪取 トランプ氏が「不正」非難
10:54AFPBB News

米上院選、アリゾナは民主が奪取 トランプ氏が「不正」非難

米アリゾナ州上院選の民主党候補、カーステン・シネマ氏。同州テンピで(2018年11月3日撮影)。(c)Christian Petersen/Getty Images/AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新)6日投開票の米中間選挙で大接戦となっていた西部アリゾナ州上院選は、共和党のマーサ・マクサリー候補が12日、民主党のカーステン・シネマ候補に敗北したことを認めた。

 ツイッターに投稿した動画で、シネマ氏に電話で祝意を伝えたことを明らかにした。

 シネマ氏は、アリゾナ州から選出された初の女性上院議員となる。

 FOXニュースやCNNテレビなど米放送各社もシネマ氏が勝利したと一斉に報じた。

 共和党は上院(定数100)の過半数維持を確実にしているが、民主党はアリゾナ州での勝利により重要な1議席を積み増した形だ。

 アリゾナ州上院選は、引退する共和党現職のジェフ・フレーク氏の議席を女性のマクサリー氏と下院議員のシネマ氏が争った。保守派のフレーク氏はドナルド・トランプ大統領に批判的なことでも知られる。

 トランプ氏は選挙後、アリゾナ州の上院選について、根拠を示さずに「アリゾナでは署名が整合していない。選挙不正だ」とツイート。選管が票の集計に何日もかけ、署名に不備があった場合に有権者が署名を確認できる手続きを用いていると批判していた。【翻訳編集】AFPBB News

5250チバQ:2018/11/14(水) 09:45:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000058-jij-n_ame
クリントン氏、なお出馬意欲か=20年米大統領選で観測
11/13(火) 14:54配信 時事通信
 【ワシントン時事】2020年米大統領選をめぐり、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)が出馬するとの観測が浮上し、波紋を呼んでいる。

 クリントン氏の周辺にいた人物がウォール・ストリート・ジャーナル紙に寄稿。「再び出馬すると期待していい」と断言した。

 記事はクリントン氏の選挙アドバイザーなどを務めたマーク・ペン氏らが執筆し、11日に電子版へ掲載された。16年大統領選でのトランプ大統領への敗北後、「(クリントン氏は)2年にわたって思い悩み、解き放たれた」と指摘。有権者の目には「肝が据わり、経験豊富で、打倒トランプ氏を冷酷に狙っているように見えるはずだ」と強調した。

 クリントン氏は10月下旬の米メディアのインタビューで「大統領にはなりたいが、民主党が政権に再び就くには、なすべき仕事がたくさんある」と発言。出馬の可能性を排除しなかったことが一部で臆測を呼んでいた。

5251チバQ:2018/11/14(水) 18:11:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201811/CK2018111402000275.html
トランプ政権 相次ぐ更迭情報 中間選挙後混乱

2018年11月14日 夕刊


 【ワシントン=後藤孝好】米メディアは十三日、トランプ米大統領が側近のケリー大統領首席補佐官(68)の解任を検討していると報じた。ニールセン国土安全保障長官(46)も不法移民対策の不備を問われて週内に解任される見通しと伝えられている。トランプ政権ではロシア疑惑の捜査を巡る対立からセッションズ司法長官(71)が更迭されたばかり。中間選挙後も政権内の混乱が収まる気配はなく、大幅な人事刷新につながる可能性がある。

 ケリー氏はホワイトハウスに軍隊式の規律を導入して情報管理を厳格化し、大統領との面会を規制したことで、自由奔放なトランプ氏やその家族らとの関係が悪化。人事を巡ってトランプ氏のメラニア夫人と対立するなど、進退問題が繰り返し報じられていた。

 後任にはペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官(36)が浮上している。ケリー氏は昨年七月、解任された初代の大統領首席補佐官プリーバス氏(46)の後任として国土安全保障長官から横滑りで起用された。

 ニールセン氏はメキシコ国境の閉鎖など強硬な移民抑制策には法的な制約があるとして慎重な立場で、ケリー氏もこれに賛同。トランプ氏は中米から米国を目指す移民キャラバン(集団)にも強硬策で臨むよう求め、穏健姿勢の二人に不満を募らせているという。

 また、メラニア夫人は、リカーデル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)の解任や辞任を求める異例の声明を発表。中間選挙後、政権の体制の立て直しに向けてホワイトハウス内で人事対立が激化している。

5252チバQ:2018/11/14(水) 18:30:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811140012.html
トランプ氏、ケリー首席補佐官解任を検討 ニールセン氏も
09:49産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ウオールストリート・ジャーナルは13日、トランプ大統領がケリー大統領首席補佐官の解任を検討していると報じた。実際に解任されれば、ホワイトハウスの運営を統括する首席補佐官の更迭は政権発足後2度目となる。後任にはペンス副大統領のニック・エアーズ首席補佐官が有力視されている。

 また、複数のホワイトハウス当局者が同紙に語ったところでは、トランプ氏はケリー氏に近いニールセン国土安全保障長官の解任を決め、後任が見つかり次第発表する見通しという。

 トランプ氏は、メキシコを北上する大規模移民集団への対応で、ニールセン氏が「法的制約」などを理由にメキシコとの国境閉鎖に消極的な姿勢を示したことに不満を強めていた。

 トランプ氏はさらに、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の最側近であるミラ・リカーデル副補佐官の解任も決断したとされる。トランプ氏のメラニア夫人は同日、リカーデル氏が夫人やその周辺を中傷するような噂を流したとして同氏の解任を要求する声明を発表していた。

 ボルトン氏周辺では、5月から同氏の首席補佐官兼国家安全保障会議(NSC)事務局長を務めていたフレッド・フライツ氏が先月、リカーデル氏と衝突するなどして辞任している。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASLCG2H7YLCGUHBI00J
メラニア夫人まで「おまえはクビだ」異例の職員解任要求
12:57朝日新聞

メラニア夫人まで「おまえはクビだ」異例の職員解任要求

ホワイトハウスで演説するメラニア夫人=ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 大統領夫人も「おまえはクビだ」――。トランプ米大統領のメラニア夫人のオフィスは13日、ホワイトハウスの国家安全保障担当の副補佐官について「ホワイトハウスで働く栄誉に値しない」との声明を発表した。ファーストレディーが職員の解任を求めるのは極めて異例だ。

 解任を求められたのは、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)の下で4月から副補佐官を務めるミラ・リカルデル氏。ウォールストリート・ジャーナル紙によると、先月のメラニア夫人のアフリカ訪問に同行した際、夫人付のスタッフと飛行機の席などをめぐってもめたという。また、トランプ氏やメラニア夫人に対する否定的な情報をメディアに流していたとも疑われたという。

 トランプ政権では中間選挙以降、セッションズ司法長官を更迭するなど、高官の解任や解任の観測が相次いでいる。ワシントン・ポスト紙は、トランプ氏が移民規制が不十分だと不満を持っていた国土安全保障省のニールセン長官を近く解任すると報道。ニールセン氏の前任の長官で、後ろ盾にもなっているケリー首席大統領補佐官も政権を離れるとの観測がでている。(ワシントン=香取啓介)

5254チバQ:2018/11/14(水) 20:07:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181115k0000m030087000c.html
トランプ政権 幹部人事入れ替えの動き激しく
19:42毎日新聞

 ◇「不法移民対策のニールセン氏、週内にも交代」一斉報道も

 【ワシントン高本耕太】米中間選挙が終わったことを受け、トランプ政権の幹部人事入れ替えの動きが激しくなってきた。米主要メディアは13日、不法移民対策を担っているニールセン国土安全保障長官を週内にも交代させると一斉に報じた。これに関連し、ニールセン氏の元上司のケリー大統領首席補佐官も近く政権を去るとの観測が強まっている。

 ニールセン氏はサイバーセキュリティーやインフラ政策の専門家。ケリー氏が国土安保長官を務めた際には筆頭補佐官を、大統領首席補佐官になった直後は次席補佐官として共にホワイトハウス入り。ケリー氏の側近として知られる。

 トランプ大統領は、不法移民流入阻止に向けた国境警備の対応で、ニールセン氏を「手ぬるい」と批判し、指導力を疑問視。こうしたなか、ケリー氏はニールセン氏を擁護してきた。

 ケリー氏は昨年7月、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの態勢立て直しを図るため、トランプ氏に請われ首席補佐官に就任した。政府高官やホワイトハウス職員とトランプ氏との接触を厳しく管理し、政権に一定の「秩序」をもたらしたとの評価もあったが、最近はトランプ氏と疎遠になっているとみられていた。

 ケリー氏の後任にはペンス副大統領の首席補佐官を務めるエアーズ氏が有力視されている。ほかにマルバニー行政管理予算局長、マッカーシー下院院内総務(共和党)らの名前が挙がっている。

 一方、米メディアは13日、トランプ氏がリカーデル大統領副補佐官(国家安全保障担当)を解任すると一斉に報じた。メラニア大統領夫人が報道官を通じ、リカーデル氏は「ホワイトハウスに仕えるに値しない」と非難する異例の声明を発表。解任方針には夫人の強い意向があった模様だ。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、メラニア氏が先月、アフリカを訪問した際、メラニア氏のスタッフとリカーデル氏が航空機内の座席を巡って争うなど対立があったという。

 リカーデル氏はボルトン大統領補佐官の参謀的存在。安全保障政策を巡り国防総省などと対立することが多く、ケリー氏が解任を模索していたとも報じられていた。

5255とはずがたり:2018/11/15(木) 14:12:54


2018.11.13 更新
最終回
トランプ再選のひとつの死角ーーウィスコンシン州知事選 敗北の意味
http://www.gentosha.jp/articles/-/11643
渡瀬 裕哉

トランプ再選のひとつの死角ーーウィスコンシン州知事選 敗北の意味
大統領選では、民主党優勢のラストベルトで過半数以上、勝つ必要があるが…
 中間選挙は終わったものの、重要州であるフロリダ州の上院選・知事選での票の再集計が行われている。たしかに、米国では票の集計作業がいい加減なこともあり、筆者が受講した共和党保守派の選挙学校のプログラムでも投票結果の不正を徹底的に疑えと教えられている。結果が僅差であれば投票終了後まで抵抗することは共和党・民主党のどちらにとってもセオリーということだろう。したがって、これも十分に予想の範囲内の出来事だ。

「2018年中間選挙、トランプ大統領がすでに事実上勝利していると言える、えげつない理由」「民主党を差し切れなかった共和党。民主党は経験不足の新人らと、党の“顔”がいない不安からのスタート」ということで、「アメリカ中間選挙レポート」では2回に渡って将来予測をまとめてきた。

 中間選挙後に「下院敗北は好機」「民主党は下院勝利したものの次の選挙の顔がない」など、米国メディアがこの連載レポートと同じ論調を取ったため、日本のメディアや有識者も同様の分析を繰り返し始めている。現金なものだ。

 ただし、「トランプ大統領の再選可能性は高まった」という言説は、それなりに的を得たものであり、中間選挙後に後出しで発表するには手堅い内容だろう。

 そこで、この中間選挙レポートは「主流なメディアが触れない」独自のポイントから「トランプ再選の死角」についても触れておきたい。

 それはウィンスコンシン州の知事選挙の敗北である。ウィンスコンシン州では共和党現職のスコット・ウォーカー州知事が再選を目指して知事選挙に挑んで敗北した。同知事は茶会(ティーパーティー)運動の旗手として2010年に初当選、2012年に同州労働組合との激しいバトルに伴うリコール選挙で再選を果たしてきた強者であった。ウォーカーは保守派知事のリーダー格の人物であり、2016年大統領予備選挙候補者でもあった。


もともと民主党優勢のラストベルト(製造業地域、青い枠あたり)だが、共和党が今回の中間選挙で勝てたのは、オハイオ州知事とインディアナ上院のみ。共和党にとっては最低水準ラインしか勝ててない。

5256とはずがたり:2018/11/15(木) 14:13:06
>>5255
 ウィンスコンシン州は製造業地域のラストベルト(ウィンスコンシン、オハイオ、インディアナ、ミシガン、ペンシルベニア、ウェストバージニアなどの一部)に属する州だ。共和党が2020年の大統領選挙の勝利を得るためには、これらの州のうち最低3〜4州は手中に収める必要がある。

 中間選挙のラストベルトの主要選挙で、共和党は民主党にオハイオ州知事・インディアナ上院選挙以外で全て敗北している。オハイオ州知事選挙は穏健派で手堅い知事候補者、インディアナ州上院選挙はペンス副大統領の地元であり、同州らでの勝利は共和党にとって最低ラインの水準のものだ。

 しかし、プリーバス首席補佐官は初年度半ばで強引に辞任、ライアン下院議長は引退表明し、なおかつ鉄鋼・アルミ関税は選挙対策として十分な成果をあげることができなかった。つまり、トランプ政権のウィンスコンシン州死守の目論見は政権運営の過程で崩壊したことになる。元々民主党が優勢な環境にあるラストベルトで、ウィンスコンシン州知事という選挙の要を失ったトランプ政権は大統領選挙における戦略は根本から見直しということになるだろう。

「隠れトランプ」などいなかった。2016年はヒラリーの異常な不人気にあやかっただけ
 また、トランプに現職大統領として士気を上げる効果があったとしても、2016年大統領選挙の勝負を決めたとされた「隠れトランプ」の存在も大いに疑問符がつくことになった。NHKは「米中間選挙 “ラストベルト”で民主党が躍進」という記事で、「トランプ大統領の誕生を後押しした「ラストベルト」(略)では……」という説明から始まっているが、これは「隠れトランプ」支持者がいまだいると思い続け、その影響力を事実上前提とした話だろう。

 2016年大統領選挙でラストベルトでは「本当はトランプ支持だが、世論調査にはヒラリーと答えた」とされる「隠れトランプ」支持者が勝敗に大きな影響を持ったという仮説がまことしやかに語られた。しかし、米国世論調査協会が同仮説を否定する検証レポートを発表し、今回のラストベルトの敗北を受けて、同仮説は信憑性を失っている。(実際のところ、得票数を見れば一部地域を除いてヒラリーが敗北した原因は、2012年のオバマよりも著しく投票率が低下したこと(特に有色人種票)、第三極政党(リバタリアン党・緑の党)に票が流れた影響が大きいことは明らかだ。)

 トランプ陣営は「トランプ大統領の集票効果」、民主党は「反トランプの勢い」を強調して、各々上院・下院の成果を誇っているが、それは両者のポジショントークによる側面も大きいだろう。情勢分析の基本は米国政治関係者の言動をデータとして処理して真に受けないことである。2020年大統領選挙に向けたラストベルトの戦いは既に始まっている。

5258とはずがたり:2018/11/15(木) 16:10:12

 司法委員会の委員は40人。弾劾決議案は単純過半数(21以上)で可決でき、本会議に送付されます。下院本会議も単純過半数で可決でき、上院に送付されます。

──上院で可決するには3分の2(67)の賛成が必要です。下院が弾劾決議案を可決しても、共和党が過半数を占める上院で3分の2の賛成を得るのは困難です。
("How Many congresspeople it takes to impeach a President," Joseph Milord, Elite Daily, 5/25/2017)

 逆説的な言い方をしますと、ナドラー議員は大統領弾劾について、ある意味で慎重なのです。「弾劾を発議するなら本当に弾劾しなければ意味がない」という考え。下院で弾劾決議案を発議しても、それだけでは意味がないと考えているのです。

 今年2月に『ニューヨーカー』の記者とのインタビューでこう述べています。「大統領を弾劾するというのは単純なアリスマティック(算術)だ。下院で弾劾決議案を可決しても上院で3分の2を取らなければ弾劾は成立しない。トランプ大統領を弾劾するには共和党の中から賛成派が出てこなければだめだ」

 「それにはどうするか。<大統領を弾劾し、辞めさせなければ、国家は大変なことになる。米国憲法の精神が崩壊してしまう>という確固たる証拠を見つけ出し、共和党議員に同意させる。弾劾を発議するにはそれだけの準備と覚悟が不可欠だ」
("The New York Congressman who could lead an impeachment charge against Trump," Susan B. Glasser, The New Yorker, 2/26/2018)

やはり弾劾のカギを握るモラー特別検察官
──となると、注目されるのはロバート・モラー特別検察官の捜査がどんな結果になるかですね。

高濱:それがまさにナドラー新司法委員長が狙っている点です。トランプ大統領自身とロシアゲート疑惑の関係を立証する決定的な証拠が捜査で出てくれば、共和党上院議員の中にもトランプ大統領弾劾に賛成する者が出てくるでしょう。

 ナドラー議員が弾劾にそこまで慎重になるには理由があるのです。ビル・クリントン大統領(当時)*1がホワイトハウス研修生と不倫関係にあったことが1998年発覚。下院は弾劾決議案を可決したものの、上院が辛うじて否決しました。

 その時ナドラー議員は司法委員会の委員としてクリントン大統領の弁護に当たったことがあるのです。ですから大統領を弾劾することの重みと難しさを十分にわかっているのでしょうね。国民が選挙で選んだ大統領を議会がそう簡単に斬首するものではない、という信念なのでしょう。その信念がクリントン大統領を弾劾から守ったのです。

*1:上院は1999年2月12日、クリントン大統領の①司法妨害容疑②偽証罪容疑それぞれに対する弾劾決議案を採決し、前者は50対50、後者は55対45で否決した(可決には3分の2=67の賛成票が必要)。当時の上院は共和党55、民主党45、下院は共和党227、民主党207、無所属1だった。

シフ新委員長はロシア疑惑を徹底追及へ
──民主党が下院の過半数を占めたことでほかに注目される動きは出てきますか。

高濱:ロシア疑惑解明を続けている下院情報特別委員会の委員長に就任するアダム・シフ議員(カリフォルニア州第28区選出、58歳)の動きも目が離せません。

5259とはずがたり:2018/11/15(木) 16:10:29
>>5257-5259
 同議員は、スタンフォード大学を経て、ハーバード法科大学院で法学博士号を取得。米司法省の検事になり、その後政界入りした「民主党の新星」です。これまでもトランプ大統領のロシア・コネクションを厳しく追及してきました。

 下院情報特別委員会(これまで委員長はダビン・ヌーネス共和党議員*2=カリフォルニア州第22区選出)は今年4月、「トランプ大統領とロシア政府関係者との接触及び共謀はなかった」との結論を出しました。

*2:ヌーネス氏はトランプ大統領と近い関係にある。同委員会が入手した極秘情報を外部に流したとの疑惑が取りざたされた経緯がある。このため下院倫理委員会が同議員を調査。同議員はその間、委員長を休職していた。
シフ議員はロシア疑惑究明をめぐってヌーネス議員と真っ向から対立しました。8月には保守系『ワシントン・エグザミナー』とのインタビューで、こう述べていました。「情報特別委員会の結論には賛成しかねる。16年の大統領選の際にトランプ大統領とロシアとが接触したり、共謀したりした証拠がたくさんある(plenty of evidence)ことは丸見え(in plain sight)だ。目下のところ、モラー特別検察官が鋭意調査中だ」
("Adam Schiff 'Plenty of evidence' of Trump-Russia collusion or conspiracy 'in plain sight.'" Daniel Chaitin, Washington Examiner, 8/5/2018)

 シフ新委員長がどのような形でロシア疑惑を徹底究明するか。トランプ大統領は「眠れぬ夜」が続くかもしれません。(もしトランプ大統領が本当にロシアとの共謀を命じたり、許可したりしていたら、の話ですが)

トランプ大統領は外交では既定路線を突っ走る?
──民主党が下院の過半数をとったことで外交、軍事、財政、歳出、歳入といった主要委員会の委員長にはどんな議員が就任しますか。

高濱:以下列挙してみます。

外交委員長=エリオット・エンゲル議員(ニューヨーク第16区選出)
軍事委員長=アダム・スミス議員(ワシントン州第9区選出)
財政委員長=マキシン・ウォーターズ議員(カリフォルニア州第43区選出)
歳出委員長=ニタ・ローウィ議員(ニューヨーク第17選挙区選出)
歳入委員長=リチャード・ニール議員(マサチューセッツ州第1区選出)
 エンゲル新外交委員長はウクライナ系ユダヤ人で88年から連続当選しているベテラン議員です。外交委員会では中南米、カリブ海諸国を主に担当してきました。イランとの核合意については当初から反対。このため、トランプ大統領がイラン合意を破棄したことには賛成です。

 スミス新軍事委員長は民主党中道派の議員です。北朝鮮の核・ミサイル廃棄について強硬な立場をとっており、北朝鮮の核から日本や韓国を守るべきだと強調してきました。「北朝鮮が核開発を続けるのは中国が物心両面で支援しているからだ」と厳しく中国を批判しています。「強固な抑止力」こそ国防政策の基軸だというゆるぎない信念を持っています。

──最後に、今回の選挙結果はトランプ大統領の外交にどんな影響を与えそうですか。

高濱:直ちに影響が出てくるとは思えません。北朝鮮問題では、8日に米朝高官協議が予定されていました(急遽延期された)。対中国では、9日に米中の閣僚級による外交・安保対話があります。対日ではマイク・ペンス副大統領が13日に訪日し、安倍晋三首相らと日米間の諸問題を協議します。

 イランとの核合意破棄について、民主党のユダヤ系議員の大半は反イランです。したがって、対イラン政策では、民主党からも反論する声はそれほど出てこないのではないでしょうか。

 いずれにせよ、トランプ大統領としては当面、民主党に下院を奪取されても今まで通り突き進む以外に手はないようです。トランプ氏の辞書には「妥協」という字はないのでしょうから(笑)

5260チバQ:2018/11/15(木) 19:24:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00010008-fnnprimev-int
最重要州全敗の大ショック!トランプ再選に赤信号点滅
11/15(木) 18:04配信 FNN PRIME
最重要州全敗の大ショック!トランプ再選に赤信号点滅
(画像:FNN PRIME)
「引き分け」だったのか?
アメリカ中間選挙は「引き分け」だったのだろうか? 上院は共和党が過半数を維持し議席数を積み上げる見込みで、下院は民主党が奪還したが大勝ではないから‥というのが「引き分け」の理由だそうだが、それは数字を見れば誰にでも言えること。もう一歩二歩、踏み込んで分析すると、2020年の大統領選でトランプ大統領が再選されるのかどうか見えてくる。

(画像)勝っても負けても強気の表情

2年前に大統領選で勝った10州の結果は?
共和党が勝ったとみなされている上院議員選に着目する。改選議席数(補選2を含め全35)のうち民主党が保有するのは26、共和党は9なので、民主党にとっては26勝9敗であっても現状勢力の49対51(=過半数に届かない)をようやく維持という厳しさだ。しかも、民主党が議席を保有している26の州の内、10の州ではトランプ氏が2年前の大統領選でヒラリー・クリントン氏を破っている。その10州での戦いは、民主党にとってとりわけ難しいものになると投票前から指摘されていた。

それでは、その10州での勝敗はどうなったのか?
民主党は6勝3敗1未決(フロリダ州)だ。
トランプ大統領の立場から言えば、最大で10戦4勝。負け越し確定である。

3つの激戦州で共和党全敗
それだけではない。トランプ大統領にとってもっと悪い結果があるのだ。
それは2年前にトランプ大統領誕生を決定づけたとされる3つの激戦州で共和党が全敗したことだ。
その3州はミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンで、トランプ氏はそれぞれの州で0.2ポイント、0.7ポイント、0.8ポイントの僅差でヒラリー氏を破った。その結果、3州で46人(夫々16、20、10)の大統領選挙人を獲得し、過半数の271人を超えて305人とした。あくまでも IF の話だが、この3州でヒラリー氏が勝っていれば、大統領選挙人の獲得数が273人となり、ヒラリー大統領の誕生だったのだ。3州合計の票差は79,646票でしかなかった。

もつれようもない負け
では、中間選挙(上院)でこの3州の共和党の負けっぷりはどうだったかというと、ミシガン州6ポイント差、ペンシルベニア州13ポイント差、ウィスコンシン州10ポイント差の負けだった。もつれようもない負けである。

2016年大統領選でトランプ氏は、東海岸や西海岸の民主党の牙城地域は最初から顧みず、いわゆるスイング・ステイツと言われる勝てる見込みがある州だけを選り分けた上で、それらの州の白人労働者層にターゲットを絞った「選択と集中」型選挙活動で、まさか!の勝利を収めた。その鍵となったこれら3つの州は、2020年の再選選挙では絶対に負けられない州だ。だからこそ、大統領にとって赤信号点滅のバッド・ニュースなのだ。

5261チバQ:2018/11/15(木) 19:24:24
赤信号点滅でも「一対一の戦い」なら自信あり
とは言え、大統領はポジティブ・シンキングの人。「負けたのは共和党であってトランプじゃない!」と思っていることだろう。
あるいは「2年前はトランプかヒラリーかの二者択一だった。今回はトランプはYESかNOかという相手のいない選択。2020年はまたトランプかXかの戦いだ。それなら俺は誰が相手となっても負けない!」と考えているに違いない。

選挙資金は着々と貯め込み中。民主党側にスター候補者が見当たらない事情もトランプ大統領にはプラスだ。
恐怖と不満をあおり分断を深めるトランプ流は、支持層が広がらないという決定的な欠陥がある。しかし、2016年大統領選の成功体験は、小さくても固い支持層にこぞって投票してもらえば、大きいがゆるい支持層の民主党候補を凌駕できるということ。僅差であっても勝ちは勝ちだ!

赤信号が点滅しようが、トランプ流を貫く。再選をねらう大統領のデスクにはプランAしか置かれていない。
(執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋)

5262チバQ:2018/11/16(金) 16:53:46
https://www.asahi.com/articles/ASLCJ3J38LCJUHBI00X.html?iref=com_alist_8_01
アマゾン第2本社の都市、身もふたもない選択…拍子抜け
ニューヨーク=江渕崇2018年11月16日16時20分

アマゾンが第2本社を計画するロングアイランドシティー沿岸部。古い倉庫や工場があった場所に高層マンションが建ち始めた=2018年11月14日、米ニューヨーク・クイーンズ、江渕崇撮影

 ネット通販の世界最大手、米アマゾン(本社・シアトル)の「第2本社」探しが決着した。200以上の都市を巻き込んだ大狂騒曲の末、選ばれたのはニューヨークと首都ワシントン郊外の2カ所。「拍子抜け」ともいえる結末は、米経済に横たわる断裂の深さを示している。

 「新本社はニューヨーク・クイーンズ地区と、バージニア州アーリントンの2カ所」

 アマゾンが発表した13日、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、普段はいがみ合うニューヨーク州のクオモ知事と笑顔で席を並べた。

 「市と州の歴史のなかで、際立って大きな雇用につながる取引だ」

 新本社が来る2カ所には、平均年収15万ドル(約1700万円)を超える計5万人以上の働き口と、合わせて50億ドルの投資が新たにもたらされる。

 同社が昨年9月、本社の立地を「公募」するや否や、カナダ、メキシコを含む計238都市・地域が名乗りを上げた。

 米経済の牽引(けんいん)役に…

5263チバQ:2018/11/16(金) 17:04:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018111500305&g=int
共和下院トップにマッカーシー氏=米

14日、ワシントンで、米共和党の下院院内総務に選出されたケビン・マッカーシー氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党は14日、少数派となる下院の院内総務にケビン・マッカーシー氏(53)を選出した。議員による投票で159票を獲得し、43票だった保守強硬派グループ「フリーダム・コーカス」元代表のジム・ジョーダン氏を破った。
 マッカーシー氏はトランプ大統領と近く、「私のケビン」と呼ばれることもあった。一方、下院議長には民主党からペロシ院内総務(78)の選出が有力視されているが、党内には刷新を求める動きが一部にある。(2018/11/15-08:31)

5264チバQ:2018/11/16(金) 17:22:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000103-kyodonews-int
共和党知事、次期出馬を否定せず
11/16(金) 17:09配信 共同通信
共和党知事、次期出馬を否定せず
米東部ニューハンプシャー州で記者団に話す中西部オハイオ州のケーシック知事=15日(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】2016年米大統領選で共和党候補指名をトランプ大統領と争った中西部オハイオ州のケーシック知事は15日、20年の次期選挙に出馬してトランプ氏に挑戦する可能性について「全ての選択肢がテーブルの上にある」と述べ、否定しなかった。保守系FOXニュースのインタビューに語った。

 ケーシック氏は共和党の有力政治家でトランプ氏に批判的な発言で知られる。同党では西部アリゾナ州選出のフレーク上院議員の出馬観測もくすぶる。トランプ氏に接近する政治家が目立つ党内で、トランプ氏打倒に向けた動きが本格化するか注目される。

5265チバQ:2018/11/18(日) 18:14:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1811180011.html
【米中間選挙】フロリダ州知事選は民主敗北 全州で勝敗決まる
15:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米中間選挙(6日投開票)で大接戦となり、投票結果の再集計が実施された米南部フロリダ州知事選は17日、トランプ大統領が強く推した与党・共和党のロン・デサンティス前下院議員の勝利が決まった。民主党から同州初の黒人知事を目指した州都タラハシーのアンドリュー・ギラム市長がフェイスブックに投稿したビデオで敗北を認めた。

 フロリダ州では僅差となった知事選と上院選で機械による再集計が行われた。上院選の得票率差は手作業の再集計が義務づけられる0・25ポイント以下だったが、知事選は0・41ポイントだったため再集計が終わっていた。

 これにより、全米50州のうち36州で実施された州知事選は全ての勝敗が決まり、非改選の州を含めた新たな勢力は共和27、民主23となった。中間選挙前の勢力は共和33、民主16、無所属1だった。

5266チバQ:2018/11/18(日) 18:19:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181117X308.html
トランプ氏再選、カギ握る3州=中間選挙結果に厳しい評価
11月17日 18:28時事通信

 【ワシントン時事】米中間選挙は、上下院で勝者が異なる甲乙つけがたい結果となった。だが、2020年大統領選のカギを握る東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、同ウィスコンシンの3州で共和党は敗北。米専門家からは、再選を目指すトランプ大統領には厳しい結果だったという評価が目立つ。

 ◇保守州勝利は最低条件

 トランプ氏は16日、中間選挙について「フェイク(偽)ニュース・メディアは(民主党が勝利した)下院のことしか話さない」とツイッターで不満をぶつけた。

 共和党は上院の保守州で健闘。特に中西部インディアナ、ミズーリ、ノースダコタの3州で民主党から議席を奪い、トランプ氏が「勝利」を主張する根拠になっている。

 しかし、これら3州はもともと共和党の地盤で、再選を狙うトランプ氏にとっては最初から「落とせない州」と言える。

 ◇フロリダ、オハイオも「必勝州」

 より重要なのは、共和、民主が毎回競り合う、ペンシルベニアや南部フロリダ、中西部ミシガン、オハイオ、ウィスコンシンのスイング(揺れ動く)州だ。12年大統領選で206票でオバマ氏に敗れた共和党は16年、トランプ氏が306票を獲得。積み増した100票は、ほぼこれら5州の結果がひっくり返ったことによる。

 フロリダでは上院選、知事選で共和がリードし、オハイオでも知事選や16ある下院選挙区の12を共和が制した。優勢であることに間違いないが、12年選挙で獲得した基礎票と言える206票に両州の選挙人(47票)を加えただけでは、過半数(270票)に満たない。アメリカン大学のアラン・リクトマン教授は米メディアで「共和党候補がフロリダ、オハイオの勝利抜きで大統領になることはない」と述べ、両州も「必勝州」だと指摘する。

 ◇遠のく3州の支持

 残る重要州は、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州だが、中間選挙ではいずれの上院選、知事選とも共和党が敗北した。

 トランプ氏は16年大統領選で3州を制したが、すべて票差が1ポイント未満の薄氷の勝利だった。共和党の選挙コンサルタントのマイク・マーフィー氏はUSAトゥデー紙で「誰もトランプ氏が勝つと思っていなかったこれら『奇跡の州』は、再び民主党に向かっている」と指摘する。

 NBCニュースが今年夏にミシガン、ウィスコンシン両州で行った世論調査では、政権不支持が支持を15ポイント以上上回った。「反トランプ」に流れつつある3州の支持を再び集めることができるかは、トランプ氏の再選戦略にとって重要な意味を持つ。

5267チバQ:2018/11/18(日) 18:19:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181117X282.html
共和党が「勝者」=民主候補認める―米ジョージア州知事選
11月17日 09:00時事通信

 【ニューヨーク時事】6日投票の米中間選挙で結果が未確定だったジョージア州知事選で、民主党のステイシー・エイブラムズ候補は16日、トランプ大統領が支持した共和党のブライアン・ケンプ候補が「勝者と認定されることを認める」と表明した。米メディアが報じた。エイブラムズ氏は初のアフリカ系女性知事を目指していた。

 接戦となった同州知事選では、ケンプ氏が既に勝利を宣言。ただ、開票が進み、ケンプ氏の得票率が規定に満たなければ、決選投票になる可能性があったため、エイブラムズ氏は敗北を認めていなかった。

5268チバQ:2018/11/19(月) 14:12:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000000-jij_afp-int
米フロリダ州上院議員選、票再集計で共和党候補の勝利確定
11/19(月) 6:04配信 AFP=時事
米フロリダ州上院議員選、票再集計で共和党候補の勝利確定
米フロリダ州上院議員選を制した共和党所属で現州知事のリック・スコット氏(2018年10月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米フロリダ州で行われた上院議員選挙の票の再集計で、共和党所属でこれまで8年にわたって州知事を務めてきたリック・スコット(Rick Scott)氏が、再選を目指していた民主党の現職ビル・ネルソン(Bill Nelson)氏に僅差で勝利した。18日に発表された公式結果で明らかになった。

 これによると、スコット氏の得票率が50.05%だったのに対し、ネルソン氏は49.93%で、票数ではわずか1万票余りの差だったという。

 機械と手作業による再集計でスコット氏の勝利が確定したことで、ネルソン氏は2001年から3期にわたって維持してきたその議席をスコット氏に譲ることになった。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領はスコット氏に祝意を示し、「彼は偉大な州知事だったが、これからはフロリダ州民を代表するさらに偉大な上院議員になるだろう」とツイッター(Twitter)に投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

5269チバQ:2018/11/19(月) 18:45:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00050110-yom-int
米知事選、共和6減…トランプ氏再選に影
11/18(日) 23:13配信 読売新聞
 【ワシントン=海谷道隆】6日投開票された米中間選挙で、36州で改選された知事選の結果が17日出そろった。共和党は所属知事の州を改選前の26から20に減らしており、2020年の大統領選でトランプ大統領の再選戦略にも影響を与えそうだ。

 南部フロリダ州で行われていた知事選の再集計では、共和党候補のロン・デサンティス氏の得票数が、民主党候補のアンドリュー・ギラム氏を上回った。ギラム氏は17日、敗北を宣言した。南部ジョージア州の知事選では、大量の不在者投票が集計されていないと訴えていた民主党候補が16日、共和党候補の勝利を認めた。結果判明が遅れていたフロリダ、ジョージア両州の知事選の共和党候補は、トランプ氏との近さを前面に出す「ミニ・トランプ」候補として注目され、トランプ氏がてこ入れを図っていた。

5270チバQ:2018/11/20(火) 15:05:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000073-jij-n_ame
「ペロシ議長」阻止へ16人署名=民主に反乱の芽―米下院
11/20(火) 14:16配信 時事通信
 【ワシントン時事】米民主党のモールトン下院議員ら16人は19日、次期下院議長が有力視される同党のナンシー・ペロシ院内総務(78)の選出に反対する文書に署名した。

 今後反乱の芽となる可能性がある。

 ペロシ氏は16年間民主党下院を率い、2007年から4年間、初の女性議長を務めた。議長に返り咲けば初のケースだが、16人は「(中間選挙で)われわれは刷新を訴えて勝利した」と、世代交代を強く求めている。

 議長選出は1月に行われるが、民主党メンバーが多数反対に回れば、過半数の要件を満たさなくなり選出を阻止できる。今月28日に民主党の下院メンバーが行う予備投票で、ペロシ氏の得票が予想外に少なければ「引きずり降ろす動きが出てくる」という見方がある。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000025-reut-n_ame
米下院民主党、ペロシ氏の議長就任に一部が反対 世代交代求める
11/20(火) 9:30配信 ロイター
米下院民主党、ペロシ氏の議長就任に一部が反対 世代交代求める
 11月19日、民主党の16人の下院議員は、ペロシ院内総務(中央)の次期下院議長就任に反対を表明した。ただ、ペロシ氏に対抗して議長ポストへの立候補を表明している議員はいない。ワシントンで15日撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)
[ワシントン 19日 ロイター] - 民主党の16人の下院議員は19日、ペロシ院内総務の次期下院議長就任に反対を表明した。ただ、ペロシ氏に対抗して議長ポストへの立候補を表明している議員はいない。

先の中間選挙で下院多数派を奪還した民主党は、次期議長候補の選出を進めているが、若手議員からは新たなリーダーが必要だとし、世代交代を求める声が上がっている。

一方、ペロシ氏は、78歳という年齢でも議長ポストに最も適していると主張。議長再任に意欲を示している。ペロシ氏は、2007─11年に初の女性下院議長を務めた。

現時点で有力な対抗馬は現れていない。唯一の対抗馬となる可能性があるマーシャ・ファッジ議員は先週、記者団に対して立候補するか決めかねていると明らかにした。

来年1月に開会する下院で議員となる民主党員は、28日に投票で次期指導部と下院議長候補を決定する予定。1月3日には下院全体の投票が予定されており、過半数を得た議員が議長として選出される。

今月末の党内投票でペロシ氏は圧倒的多数で候補に選出される見通し。一方、下院全体の投票では、435人の全議員が投票した場合、218の賛成票が必要となる。全共和党の反対が見込まれるため、民主党からも数名が反対すれば、選出が危うくなる。

下院議長は大統領が執務不能になった際の継承順位が副大統領に次ぐ要職。議会の議題を決める権限も持つ。

5271名無しさん:2018/11/23(金) 14:33:37
NHK 開票速報
https://www3.nhk.or.jp/news/special/us_election_2018/


開票状況 19日13時05分現在

残1
47 52

※民主 非改選23※共和 非改選42

51
49
残2
232 201

5272名無しさん:2018/11/23(金) 14:55:49
https://this.kiji.is/438535758922220641

トピック
国際
米、中国大手の機器不使用要求
日本など同盟国に
2018/11/23 12:12
©一般社団法人共同通信社


華為技術日本の新作スマートフォン「ファーウェイ ノバ3」について説明する担当者=10月2日、東京都千代田区
 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは22日、米政府が日本を含む同盟国に対し、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を使わないように求める説得工作を始めたと報じた。

 中国政府の影響下にある同社の製品が、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムなど、同盟国の重要インフラで普及した場合、不正な通信傍受や意図的な遮断など安全保障上の脅威にさらされかねないとの米側の懸念が背景にある。

 説得工作の対象には華為製品が既に広く使われている日本やドイツ、イタリアが含まれ、米政府当局者は各国の政府だけでなく通信関係企業幹部にも説明した。

5273チバQ:2018/11/26(月) 10:55:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000014-jij-n_ame
米ミシシッピ上院選、27日に決選投票=共和候補に人種差別批判
11/26(月) 7:05配信 時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で決着がつかなかった南部ミシシッピ州の連邦上院議員選挙の決選投票が27日に行われる。

 最後の1議席を懸け、トランプ大統領は最終日の26日に現地入りし2回の演説会を開催。共和党現職を全面支援する構えだ。

 6日の1回目の投票では、共和党のシンディ・ハイドスミス氏(59)が民主党のマイク・エスピー元農務長官(64)を1ポイント上回ったが、過半数には届かなかった。この結果、上位2人の決選投票に持ち込まれた。

 トランプ氏は投票に先立ち「彼女のことをよく知っているが、ミシシッピの人々を愛している」と記者団に語り、エールを送った。

 だが、ハイドスミス氏は失言で逆風を招いている。6日投票の中間選挙を前にした選挙戦終盤の2日、集会の参加者に向かって「もし彼(支持者)が絞首刑に招いてくれるなら、最前列で見てもいい」と発言した。本人は支持者との絆の強さを示した表現だと釈明したが、6日の投票後に映像がソーシャルメディアで出回ると「(ミシシッピの)黒人リンチの負の歴史を思い起こさせる」と非難する声が相次いだ。

 ミシシッピ州はトランプ氏が2016年の大統領選で18ポイント差で勝った共和党の地盤。しかし、ハイドスミス氏の失言は黒人のエスピー氏に格好の攻撃材料を与え、小売り大手「ウォルマート」がハイドスミス氏に献金返還を求める事態に発展した。

 この補選を残した上院の確定議席は共和52対民主47。米メディアも「深く分断された中間選挙の最後を飾る選挙」と注目している。

5274チバQ:2018/11/26(月) 10:58:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00000038-jij-n_ame
トランプ氏、財務長官に不満か=FRB議長人事や株安で―米紙
11/24(土) 10:08配信 時事通信
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は23日、トランプ米大統領がムニューシン財務長官へのいら立ちを募らせていると報じた。

 ムニューシン氏がトップに推した連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、景気や株高にブレーキのかかる利上げを進めているため、不満をぶつけているという。

 トランプ氏を常に擁護し「忠誠」を示すムニューシン氏への不満が表面化するのは異例。ただ同紙は「必ずしも退任の危機にさらされているわけではない」と伝えている。


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