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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

382千葉9区:2009/02/12(木) 21:44:40
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902120037.html
米下院在任53年2カ月、ディンジェル議員が記録達成

 ミシガン州出身の民主党下院議員ジョン・ディンジェル氏(82)が11日、米下院史上最長となる在任53年2カ月の記録を達成した。在院日数は1万9420日となる。


ディンジェル氏はアイゼンハワー大統領時代の1955年12月13日に議員に就任した。オバマ大統領は生まれてさえおらず、南部ではまだ黒人差別があった時代。アラバマ州モンゴメリでローザ・パークスさんがバスの後部座席に移るのを拒否し、公民権運動の発端となる事件が起きたのは、わずか2週間前のことだった。


その後時代は大きく変わったが、ディンジェル議員は一貫して地元ミシガン州の自動車労組を支持。時に環境保護派と対立し、下院エネルギー商務委員会の委員長を降板するなど役職も減ったが、ナショナルジャーナル誌のインタビューに「毎年少しずつガタが来てはいるが、これからも歩み続ける」と答えるなど意気軒昂だ。


ただし上下両院を通じた議員在任の記録では、まだウェストバージニア州選出のロバート・バード上院議員(91)に追いついていない。バード議員は1953年に下院議員に就任し、1959年に上院議員に転身。在任日数は2万493日となり、まだ引退する気配はない。

383とはずがたり:2009/02/13(金) 14:18:50

米商務長官指名また辞退 / 景気対策で意見の相違
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=5501&mode=0&classId=0&blockId=1175954&newsMode=article

 【ワシントン12日共同】オバマ米大統領が商務長官に指名した共和党のジャド・グレッグ上院議員(61)が12日、景気対策など政策上の意見の相違を理由に指名を辞退した。商務長官の指名辞退は2人目で、厚生長官に指名されたダシュル元民主党上院院内総務も3日に辞退したばかり。新政権の基盤がなかなか固まらないことに加え、閣僚人選の妥当性が問われるのは確実で、大統領には痛手となる。

 ギブズ大統領報道官は、経済の優先課題をめぐる意見の相違が明らかになり、グレッグ氏と「たもとを分かつ必要」が生じたと説明。「彼の心変わりは残念だ」と批判を込めた声明を発表した。

 グレッグ氏は、ニューメキシコ州のリチャードソン知事がスキャンダルを理由に商務長官指名を辞退した後、共和党3人目の閣僚として指名され、大統領は自らの掲げる「超党派政治」の一翼として期待をかけていた。

 グレッグ氏は声明で、景気対策などをめぐって政権側と「解決不可能なあつれき」が生じたと指摘。このままでは「重要政策で異なった意見を抱えながら働くことになる」と指名辞退の理由を説明した。

2009年02月13日 11時00分

384千葉9区:2009/02/14(土) 15:37:31
>>378の>エドワード・ケネディ上院議員(民主)が体調が思わしくなく欠席。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090214-OYT1T00504.htm?from=main2
1票確保に政府専用機!オバマ大統領、景気対策法案に執念

 【ワシントン=岡田章裕】景気対策法案の早期成立に必要な「1票」を確保するため、政府専用機をオハイオ州へ――。

 オバマ大統領は、母親の葬式で帰郷していた民主党のシェロッド・ブラウン上院議員(オハイオ州)を呼び戻すため13日午後、政府専用機をオハイオ州に派遣した。

 ブラウン議員が民間の航空機では13日中に戻れないため、16日までの法案成立に執念を燃やすオバマ大統領が異例の措置をとった。米メディアが一斉に伝えた。

 オバマ大統領は13日も演説で、「きょう採決が行われると期待する」と早期可決を強く訴えていた。

 上院で民主党が共和党の議事妨害を防いで早期成立を図るためには60票が必要だ。民主党(56人)は民主党系独立派(2人)を合わせても58票しかなく、2票足りなかった。10日の採決では共和党の穏健派3人を取り込んだが、13日の採決ではエドワード・ケネディ上院議員(民主)が体調が思わしくなく欠席。ワシントンから西におよそ500キロ・メートル離れているオハイオ州にいたブラウン議員を呼び戻した。

(2009年2月14日14時15分 読売新聞)

387千葉9区:2009/02/17(火) 21:47:05
http://mainichi.jp/select/today/news/20090218k0000m040043000c.html
皇后さま:「元大統領夫人」と懇談 皇居・御所
2009年2月17日 19時16分 更新:2月17日 19時26分

皇后さまのお迎えを受けるクリントン米国務長官(左)=皇居・御所で2009年2月17日午後3時(代表撮影) 皇后さまは17日、来日したクリントン米国務長官とお住まいの皇居・御所で約1時間、懇談した。皇后さまはこれまで、大統領夫人当時のクリントン氏に3回会っている。宮内庁によると、今回は国務長官ではなく「元大統領夫人としてお会いしたい」との願い出があったという。

 青いコートを着たクリントン氏は午後3時、車で皇居・御所に到着。皇后さまは玄関で出迎え、クリントン氏と抱擁してキスをした。【真鍋光之】

388とはずがたり:2009/02/19(木) 11:50:44
どうも色々起きますねぇ。

オバマ氏後任議員が窮地に 偽証で調査、辞職要求も
2009年2月19日 11:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78177

【ワシントン18日共同】オバマ米大統領から上院のイリノイ州選出議席を引き継いだバリス民主党議員が、汚職事件で罷免された前州知事の政治資金集めに協力を約束していたことが新たに分かり、過去の証言と食い違い偽証の疑いがあるとして上院政治倫理委員会は18日、事実関係の調査に乗り出した。

 連邦議会上院民主党のダービン副院内総務が同日、記者団に「疑惑は厳正に吟味しなければいけない」と述べた。イリノイ州議会では民主、共和両党から議員辞職を促す声が沸き上がっている。バリス氏は「調査には応じる。やましいことはない」と釈明したが、窮地に立った。

 バリス氏が州議会に提出した宣誓供述書が14日公表されたのが発覚のきっかけ。罷免されたブラゴジェビッチ前知事の親族から政治資金援助を求められ資金集めに動いたが、献金者が集まらず立ち消えになった、などと記していた。

389千葉9区:2009/02/22(日) 13:57:36
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090221-OYT1T00739.htm
クリントン家のペット「米国一有名な猫」逝く、享年18歳

1994年3月、ホワイトハウスの記者会見場に姿を見せたソックス=AP
 クリントン元米大統領一家がホワイトハウスで飼っていた猫「ソックス」が20日、死んだ。

 18歳前後だったという。

 一家が97年にラブラドール・レトリバー犬を飼い始めてからは、ペット同士の不仲がたびたび話題に上り、「米国一有名な猫」と呼ばれた。

 クリントン氏退任後は、秘書が自宅で飼っていた。一家は「我々に多大な幸せを与えてくれた」と愛猫の死を惜しんでいる。(ワシントン支局)

(2009年2月21日19時33分 読売新聞)

391千葉9区:2009/02/24(火) 22:52:33
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902240015.html
共和党ホープのインド系知事が対抗演説、大統領選も視野
ワシントン(CNN) 24日に米議会で行われるオバマ大統領の初演説に対抗して、共和党からボビー・ジンダル・ルイジアナ州知事(37)がテレビ演説することになった。2012年の大統領選も視野に、共和党のホープとして事実上のデビューを飾る。


ジンダル知事の本名はピユシュ・ジンダル氏。インド出身の両親を持ち、ルイジアナ州の州都バトンルージュで生まれた。2004年に33歳で下院議員に当選、2007年には史上最年少の州知事に選ばれた。インド系米国人の州知事就任は初めて。昨年の大統領選ではマケイン候補の副大統領候補になる可能性も取り沙汰された。


大統領に対抗する演説は、これまで院内総務ら党の指導部が行うのが通例だったが、ジンダル知事が抜擢されたことで、同氏の党内での立場は急浮上する。演説はテレビ中継され、知名度も一気に上がる見通し。


ジンダル知事は、オバマ大統領の演説の直後に共和党の対抗演説ができるのは光栄であり、大統領の演説を楽しみにしているとの談話を発表。「ルイジアナ州は、政府改革と景気刺激のための減税を経験している。全米にわが州のことを知ってもらうまたとないチャンスだ」と表明した。


ジンダル知事の存在に注目してきたルイジアナ大学のピアソン・クロス政治科学部長は「この演説は非常に重要だ。彼のデビュー演説となるだろう」と解説する。


2006年と2008年の選挙で破れた共和党は、州レベルでの巻き返しと若者の支持拡大が大きな課題。ジンダル知事にはそれが期待できると専門家は言う。本人も、州知事の仕事に専念すると言いながら、大統領選に向けた野心を隠していない。


ただしCNNとオピニオンリサーチが最近実施した調査では、2012年の大統領選に向けた共和党候補としてはマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事とサラ・ペイリン・アラスカ州知事がそれぞれ約30%の支持を獲得。ジンダル氏の支持は19%にとどまっている。今後の展開はまだ分からないが、専門家はジンダル氏の浮上を予想している。

392とはずがたり:2009/03/01(日) 01:20:27

オバマ米大統領、麻生首相よりもTVキャスター優先
2009.2.26 18:30
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090226/amr0902261833015-n1.htm

 【ワシントン=有元隆志】麻生太郎首相との昼食よりも米テレビ・キャスターを優先−。オバマ米大統領が24日の昼、麻生太郎首相との会談後、米有力テレビのキャスターと昼食をともにしていたことが25日、明らかになった。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が報じた。

 24日の日米首脳会談は、近年の首脳会談では異例の昼食会なしだった。首相よりも米メディア対策を重視した格好だ。

 昼食懇談会に参加したのはABCテレビなど3大ネットとCNN、FOXの夕方と日曜日のニュース番組のキャスター。大統領の発言として引用しないことが参加の条件だったという。

 同紙によると、昼食ではロブスターのスープ、スズキの料理が出された。ワシントンの政治文化の変革を掲げるオバマ大統領だが、議会演説前にテレビキャスターと昼食をともにするという「伝統」(ペリーノ前大統領報道官)は守ったようだ。

 麻生首相はアーミテージ元国務副長官、スコウクロフト、ブレジンスキー両元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)らと昼食をともにした。

393千葉9区:2009/03/15(日) 10:35:54
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009031590070511.html
『ママ司令官』フル回転 米新政権50日 止まらぬ注目
2009年3月15日 07時05分

 米国のオバマ新政権が誕生して50日余り。大統領だけでなく、ミシェル夫人もファーストレディーとして精力的に活動し、大胆なファッションと動向が注目を集めている。 (ワシントン・岩田仲弘)

 「ママ司令官」。ミシェルさんは自らを好んでこう呼ぶ。夫の大統領就任当初は、二人の娘の世話を最優先にしてきたが、生活が軌道に乗ると、公務の数が一気に増えた。

 最も力を入れているのが、軍人や退役軍人の家族への支援だ。

 十二日にはノースカロライナ州の陸軍基地を慰問。その後のABCテレビのインタビューで「(イラクやアフガニスタンで)究極の犠牲を払いながら帰国後、食糧切符の支給に頼らなければならない家族がいる。これは間違っており、あってはならないことだ」と強調。オバマ一家だけでなく、国民全体の「ママ司令官」としての存在感を印象づけた。

 活動的なファーストレディーとしては、クリントン政権で医療保険制度改革の全責任を負ったクリントン現国務長官も有名だ。

 ファーストレディーの歴史に詳しいエクステロウィッツ・ジェームズマディソン大教授(政治学)はミシェルさんについて「今は大統領の政策を広める役割に徹しているが、大統領から求められれば何でもこなすだろう」と、大統領の後方支援から政策立案に至るまで、活動の幅が広がる可能性を指摘する。

◆着こなし型破り “二の腕論争”も

 ママ司令官はそのファッションも注目の的だ。大統領就任式で絶賛された黄色いドレスはキューバ系米国人デザイナー、イザベル・トレド氏のデザイン。昨年八月の民主党大会で披露した鮮やかなグリーンのドレスは、ミシェルさんの地元シカゴのデザイナーだったマリア・ピントさんの製品だ。その一方、大衆向けの量産品も着こなす。

 そのほとんどが米国ブランド服で、ミシェルさんは「バイ・アメリカン」を自ら体現しているともいえる。ファッション誌「ヴォーグ」のボウルズ編集長は、ファッション業界への影響について、ニューヨーク・タイムズ紙に「すでに大きなビジネス効果が出ている」と指摘。「マリア・ピント」は全米進出を果たした。

 型破りな着こなしは物議も醸している。ミシェルさんはノースリーブを愛用するため、筋力トレーニングで鍛えた筋骨隆々の「ファーストアームズ」はいやが応でも目立つ。

 二月下旬の寒いさなか、連邦議会で大統領の施政方針演説をノースリーブのドレスで傍聴した際は「場違いだ」、「立派な二の腕は誇りだ」とメディア上で大論争が繰り広げられた。

 身長が一八〇センチ以上と高いこともあり、靴はフォーマルからカジュアルまでヒールのない「ぺたんこ靴」を愛用し、これも話題に。その一挙手一投足から目が離せない。 

(東京新聞)

394千葉9区:2009/03/29(日) 00:24:26
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090328/amr0903281801012-n1.htm
【音楽の政治学】ヒラリー・クリントン氏の歌声 視聴者100万人、売りは「音痴」 (1/2ページ)
2009.3.28 18:00

このニュースのトピックス:音楽の政治学

 ヒラリー・クリントン米国務長官ほど「音痴」を逆手にとり、“売り物”にしている政治家は珍しい。2月にインドネシアを訪れ、地元バラエティー番組に出演した際、司会者から「音楽番組でもあるので、ちょっとでも歌っていただけませんか」と頼まれると、「問題があります。ここにきているみなさんは私が歌い始めたら、出ていってしまうでしょう」と答え、爆笑に包まれた。

 ヒラリー氏は昨年の米大統領選の民主党予備選に出馬したときにも、勝利したら公の前で米国歌を歌うと「宣言」するなど、選挙運動を盛り上げるために「音痴」を利用した。

 ヒラリー氏の「音痴」が発覚したのは、2007年1月に選挙運動を開始したときだった。アイオワ州デモインでの遊説で、米国歌を歌っているヒラリー氏の声をMSNBCテレビのマイクがとらえた。「音程がはずれている」(米紙ニューヨーク・タイムズ)映像がインターネット上の動画投稿サイト・YouTube(ユーチューブ)に載ると、わずかな期間で100万人以上が視聴した。

 陣営では当初選挙戦に影響が出るのではと懸念したが、ヒラリー氏の「人間らしさ」をみせることに活用することにしたという。国務長官となってからもこの手を使ったというわけだ。

 ヒラリー氏はジャカルタでは見事に切り抜けて歌うのを逃れたが、7月にバンコクで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大外相会議では、恒例の外相による「隠し芸大会」に直面する可能性がある。就任後初の外遊先に日本などを選びアジア重視を打ち出したヒラリー氏は、会議への出席を表明した。

 過去の女性国務長官の例をみると、オルブライト元国務長官はマドンナが歌った「泣かないでアルゼンティーナ」の替え歌を歌いあげたほか、ライス前国務長官は自慢のピアノの腕前を披露するなど、音楽の素養をみせてきた。

 昨年の議長国シンガポールは「実務を優先させたい」と、夕食会のときに開かれる「隠し芸大会」を中止したが、各国外相の素顔がかいま見えるこの大会の復活を望む声は多い。大会が復活された場合、ヒラリー氏がどうするか注目される。ヒラリー氏には夫のビル・クリントン元大統領を連れてきて、得意のサックスを演奏してもらうとの「奥の手」もあるのだが。(ワシントン 有元隆志)

395千葉9区:2009/04/12(日) 10:55:18
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090411-OYT1T00663.htm
オバマ大統領、サウジ国王に“おきて破り”のお辞儀?


G20金融サミットの記念撮影前、サウジアラビアのアブドラ国王(中央)にあいさつするオバマ米大統領(中央後ろ姿)。深々とお辞儀しているようにも見える=1日、AP 【ワシントン=黒瀬悦成】今月初めロンドンで開かれた主要20か国・地域(G20)金融サミットの場で、オバマ米大統領がサウジアラビアのアブドラ国王の前で見せた、深くお辞儀するようなしぐさをめぐり、米国内の保守勢力が「米国の権威を損なう」と猛反発している。

 米大統領は外交儀典上、外国元首に一切お辞儀してはならないと定められており、波紋が広がりそうだ。

 米テレビで放映され問題になっているのは、1日にあった記念撮影に際してのシーン。オバマ大統領がアブドラ国王の右手を両手で握り、頭を90度近く下げてお辞儀しているように見える。米ワシントン・タイムズ紙(7日付)は社説で、「国王の支配下にある者が行うような振る舞いで、前代未聞だ」と痛烈に批判した。大統領は英エリザベス女王と面会した際はお辞儀をしなかった。

 ギブス米大統領報道官は、「大統領は国王より背が高いので、握手をした際にお辞儀したように見えただけだ」と説明している。

 ブッシュ前大統領も2005年、当時皇太子だったアブドラ国王をテキサス州クロフォードの私邸に招いた際、皇太子と手をつないで記念撮影に応じ、「女々しい態度だ」と批判を浴びたことがある。

(2009年4月11日18時41分 読売新聞)

396千葉9区:2009/04/16(木) 21:45:59
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090415-OYT1T00770.htm
オバマ家の飼い犬「ボー」デビュー…名付け親は2人の娘


飼い犬のボーとホワイトハウスの南庭を散歩するオバマ大統領一家=AP 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ大統領一家の飼い犬となる「ボー(Bo)」が14日、一家に正式に引き渡され、ホワイトハウスの南庭で報道陣に披露された。

 「我が家の新しい一員です」と大統領に紹介されたボーは、ミシェル夫人や長女マリアさん、次女サーシャさんと芝生の上でじゃれ合い、愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

 オバマ大統領は、かつてトルーマン元大統領がホワイトハウスで犬を飼った際に述べた、「これでやっと(ワシントンで)友達ができた」とのセリフを冗談めかして使い、報道陣を笑わせた。

 米メディアによると、「ボー」の名付け親は大統領の娘2人とされ、ミシェル夫人の父親のあだ名が大物黒人ロック歌手のボ・ディドリー(昨年6月死去)と同じ「ディドリー」だったことにあやかったという。

(2009年4月15日19時55分 読売新聞)

397千葉9区:2009/04/22(水) 22:49:25
>>379
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200904220013.html
来年の加州知事選、サンフランシスコ市長が出馬表明

 来年に予定される米カリフォルニア州の知事選で、サンフランシスコ市のギャビン・ニューソム市長(民主党)が21日、出馬を正式表明した。動画サイトのユーチューブや会員制サイトで発表した。


現職のシュワルツェネッガー知事(共和党)は現在、2期目で、規定により3選出馬は出来ない。ニューソム市長は、旧式のアイデアで運営されている現在の州行政では異なった結果を生み出すことは出来ないと主張、自らが当選した場合は変革をもたらすと約束した。オバマ大統領の選挙戦術を意識しているとみられる。


知事選の出馬には、民主党から州司法長官らが意欲を見せており、同市長が勝ち抜けるかは不明。司法長官はヒスパニック系から強い支持を得ているとされる。


一方、共和党からはネット競売大手イーベイの社長だったメグ・ホイットマン氏が今年2月、立候補を表明している。

398千葉9区:2009/05/06(水) 23:09:55
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905060014.html
オバマ、バイデン両氏、突じょバーガー店訪問 店内で賞味
(CNN) 米ホワイトハウスによると、オバマ、バイデン正副大統領は5日、ワシントンに近いバージニア州アーリントンのハンバーガー店に突じょ立ち寄り、チーズーバーガーなどを注文、店内のテーブルに座り、味を楽しんだ。


車で出掛けたもので、訪問の「動機」は不明。普通のバーガー店の味を突然、堪能したくなったのかも分かっていない。2人は店に入ると、カウンターに行き、それぞれ注文。他の客同様、自らの番号が呼ばれるまで立って待ち、受け取った後、テーブルに行ったという。


オバマ氏が注文したのは、チェダーチーズを使ったバーガーと、ペットボトルの水。フレンチフライがないことを残念がったという。追い掛けていた記者団に「誰かバーガーが欲しい人は?」とも尋ねていた。バイデン副大統領は、スイスチーズのバーガーとルートビールだった。


それぞれ、ポケットマネーから支払った。バーガーの値段は6.95ドル(約688円)だった。店側は無料を申し出たが、オバマ氏は「いや払うよ。そうでないと記者団にただで食べたと書かれるからね」と応じたという。


この間、店の駐車場や通りは2人を見物するためか、多数の住民らが集まった。

399千葉9区:2009/05/11(月) 22:28:44
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090510-OYT1T00699.htm
「クリントン長官と熱いキスした」オバマさん、危ないジョーク
 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は9日夜、ワシントン市内で開かれたホワイトハウス記者協会主催の毎年恒例の夕食会で演説し、クリントン国務長官ら政権高官、チェイニー前副大統領ら共和党の有力者などを片っ端からジョークのネタにし、出席した記者たちを爆笑させた。


 大統領はまず、「本当はここに来たくなかった。前任のブッシュ氏から継承した問題の一つだ」と述べ、記者団にジャブを繰り出した。昨年の大統領選で激烈な民主党候補の指名争いを展開したクリントン国務長官との関係については、「良好だ。(新型インフルエンザが猛威を振るう)メキシコ訪問から戻ってきたら、私に思い切り抱きついて、熱くキスしてきた」と親密度をアピールした。

 また、この日欠席したチェイニー前副大統領については、「自伝を書くのに忙しいらしい。本の題名は、『友人を撃ち、人々を尋問する方法』だ」と述べ、同氏が狩猟中に誤って友人を撃って大けがをさせたことや、テロ容疑者への「過酷な尋問」を支持したことを皮肉った。

(2009年5月10日21時55分 読売新聞)

400千葉9区:2009/05/11(月) 23:19:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090510/amr0905101646005-n1.htm
「あなたもメキシコへ行ってらっしゃい」オバマ大統領、毒舌ジョーク連発
2009.5.10 16:41
 オバマ米大統領は9日、大統領のユーモアのセンスを試す場となるホワイトハウス記者会恒例の夕食会に出席し、政権高官などをネタに“毒気”を含んだジョークを連発した。

 民主党内で昨年、大統領候補指名を争ったクリントン国務長官については、「彼女は(新型インフルエンザが流行する)メキシコから戻ったとたん、私を熱く抱きしめてこう言うんだ。『あなたも行ってらっしゃい』ってね」

 テロ容疑者への「水責め」を容認した前政権の高官で、狩猟中に銃の暴発事故を起こしたチェイニー前副大統領も取り上げ、「チェイニー氏は欠席だ。家で『友人の撃ち方と尋問のやり方』という回顧録を執筆中だから」と、際どいジョークを放った。(ワシントン 山本秀也)

401千葉9区:2009/05/17(日) 21:57:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20090428ddm002030026000c.html
検証・オバマ100日:/上 「変革」に差す影
 ◇地元利益誘導、議会に譲歩
 「欠陥のある法案に署名する」。政権発足100日の中間点を折り返した3月11日、オバマ米大統領が初めて「敗北」を認めた。ワシントンの旧行政府ビルで演説する大統領の表情は厳しかった。

 「欠陥法案」とは、未決だった今年9月までの総額4100億ドルの一括歳出法案(予算案)だ。そこから昨年の大統領選で「ワシントン政治の旧弊」と指弾した「地元利益誘導型歳出項目(イヤマーク)」を排除できなかったのだ。

 大統領は「旧弊政治はこれで最後にする」と釈明した。だが、大統領選のライバルで、イヤマーク全廃を主張する共和党のマケイン上院議員は「旧態依然の政治継続を宣言したようなものだ」と皮肉を込めて批判した。

 「未曽有の経済危機」と言われる中、着任したオバマ大統領。史上最大規模の7872億ドルの景気対策法を成立させたが、巨額の財政出動は09会計年度の財政赤字を2兆ドル近くに膨張させ、政権に重くのし掛かっている。

 大統領は13年1月の1期目末までの赤字半減を打ち出した。そのターゲットが「無駄遣いと不正の温床」(大統領)とされるイヤマークで、排除は「ワシントン政治の変革」の旗印になるはずだった。

 しかし、議会の「壁」は厚い。イヤマークは特定の公共事業などに拠出される連邦予算の事業項目。地元の要請を受けた議員が予算を獲得し、見返りに票や資金を得るという「もたれ合い」の権益構図が根っこにある。

 一括歳出法でイヤマークは総額の2%弱の77億ドルだが、うち民主党提案分は46億ドル、共和党提案分は31億ドル。党派を問わず「権力維持装置」の役割を果たしている。

 民間団体「政府の浪費を監視する市民連合」によると、イヤマークは09会計年度で約1万件、総額196億ドルに上り、増加傾向にある。オバマ氏は昨年、共和党が議会の多数派を占める前の94年レベル(78億ドル)まで削減する公約を立てた。だが、現在の半分以下ともなれば、共和党どころか身内の民主党議員も抵抗し、政権の足元を揺るがしかねない。

 4月2日夜の上院本会議。アイダホ州選出のクラポ上院議員(共和党)が提案した原発関連企業への補助金増額の修正案が可決された。同州は米国で初めて原子力施設が建設された地。補助金は「核イヤマーク」と呼ばれる利益誘導予算だ。

 「米国の安全保障を弱める」。4月7日には民主党のドッド上院議員らコネティカット州選出議員全員が、最新鋭戦闘機F22の生産中止撤回を求める書簡を大統領に送った。同州にはF22のエンジン工場があり、地元権益を死守しようとする動きだった。

 大統領は「イヤマークの不正利用を阻止する」と表明、議会との全面対決を避け、「撤廃」には触れずに「悪い」案件のみ抽出して外すシナリオを描く。だが、既に妥協を強いられた。議員への譲歩が過ぎれば、「変革」の旗は色あせてしまう。【ワシントン及川正也】

   ◇   ◇

 オバマ米大統領が1月20日に就任してから29日で100日となる。「変革」の訴えに、反動もかすかに見え始めた政権の滑り出しを振り返る。

402千葉9区:2009/05/17(日) 21:58:26
http://mainichi.jp/select/world/news/20090429ddm002030080000c.html
検証・オバマ100日:/中 対話・協調外交
 ◇前政権延長上の「新機軸」
 カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴ。今月19日まで米州首脳会議が開かれた小国の街角では今も、レゲエ音楽の神様、ボブ・マーリーの写真と一緒に張られたオバマ米大統領の選挙中のポスターを見かける。「世界を変えようとする指導者だ」。ホテル従業員の黒人男性は、心酔しきった様子で語る。

 「米国のイメージを変えた」。ギブス米大統領報道官は政権発足後の外交を総括する。

 米州首脳会議でオバマ大統領は、ブッシュ前大統領を「悪魔」と呼んだベネズエラのチャベス大統領と握手し、米国の行動を縛ってきた「古い観念」を軽やかに飛び越えたように見える。今月初め、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開かれたフランスでは「米国はごう慢だった時もあった」と市民に語りかけ、前政権からの決別を改めて伝えた。

 「軍事と単独行動」から「外交と国際協調」へ。イランや北朝鮮、キューバなど対立してきた国への対話の呼びかけは、オバマ外交の新機軸のひとつだ。

 だが、上院外交委員会上級政策スタッフの一人は「大統領選の手法を続けているだけ」と辛口だ。国民の人気を失った前政権との違いを強調することで、批判を吸収していった戦略をそのまま取り入れているためだ。

 実際には、イラク開戦に代表される前政権の単独行動主義は1期目こそ顕著だったが、2期目には対話・協調路線にシフトしていた。ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院のガットマン特別研究員は「オバマの外交政策は、ブッシュ政権の2期目とよく似ている」とみる。

 その典型が北朝鮮核問題を巡る6カ国協議だ。オバマ政権は前政権と同様、米朝協議での事態打開も探るが、北朝鮮が交渉カードを増やすため長距離弾道ミサイルを発射し、事態は早くもこう着の様相をみせる。

 オバマ政権が命運をかけるアフガニスタン戦争。大統領と民主党はイラク戦争を「誤った戦争」と切り捨て、国際テロ組織アルカイダの掃討を目的とするアフガン戦争こそ「正しい戦争」だと主張する。だが、イラクからアフガンへの筋道は前政権時代につけられていた。オバマ政権が模索するアフガンの武装勢力タリバンのうち、穏健派との対話はブッシュ政権下でも検討されていた。

 オバマ大統領は先のNATO首脳会議で、軍民両面の包括的なアフガン新戦略の承認を得た。2万1000人の米軍増派を率先して発表することで、欧州諸国から計約5000人の増派を取り付けたが、うち3000人は今夏のアフガン大統領選向けの短期派遣。兵員不足の解消にはほど遠い状況だ。

 「欧州で私の人気があるからといって、各国が軍隊を出すのが困難なことに変わりはない」。オバマ大統領も現状は認識している。

 「種はまかれた」(アクセルロッド大統領上級顧問)というオバマ外交。「脱ブッシュ」の真価が問われるのはこれからだ。【ワシントン草野和彦】

403千葉9区:2009/05/17(日) 22:01:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20090430ddm002030028000c.html
検証・オバマ100日:/下 同性婚・中絶
 ◇「リベラル化」どこまで
 キリストの復活を記念する復活祭の恒例行事「イースター・エッグハント(卵探し)」が今月13日、ホワイトハウス南庭で約3万人を招いて開かれた。この中には子供連れの同性愛「家族」100人以上が含まれていた。

 「子供たちが遊ぶ姿は、すべての家族を喜びに満たしてくれる」。バルコニーからあいさつをしたオバマ大統領にとっては、「同性愛者に寛容な大統領」という演出を狙ったものだった。同性愛者の招待は06年のブッシュ前大統領が最初だが、保守派が猛反発した。ホワイトハウスは今回、「米国の家族の重要な一員だ」と招いたという。イベントは歓迎ムードに包まれ、出席者は感謝の言葉を口にした。

 オバマ政権誕生で「米国の分裂」を象徴する社会的価値観をめぐる論争も一変した。ブッシュ前大統領は同性婚禁止の憲法改正を後押ししたが、オバマ大統領は反対だ。「変革の芽」は社会の潮流も変えつつある。

 今月7日、東部バーモント州議会が全米で初めて議会主導で同性婚を認めた。直前には保守的な中西部アイオワ州最高裁が同性婚を合法化。このほかニューヨーク州など9州で州法による合法化を目指す動きがある。

 04年以降、全米26州が次々と州憲法により同性婚禁止を規定し、同性婚容認の流れは後退。その揺り戻しからリベラルな東部を中心に、オバマ政権下で一気に噴き出した形だ。

 「オバマ変革」はこれだけではない。凍結されていた中絶を支援する国際団体への連邦資金助成を再開し、制限されていた胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究助成も解禁。これには「イデオロギーではなく科学を重視した」という点で評価が高い。

 宗教観から同性婚に反対する共和党に反撃の勢いは弱く、むしろ政策転換を迫る声すら出始めている。

 「共和党が反同性愛の党という目で見られると、選挙戦でも不利になる。共和党の価値観を見直すべきだ」

 昨年の大統領選で共和党マケイン陣営の上級顧問を務めたスティーブ・シュミット氏は17日の講演でこう語り、同性婚を認めなければ共和党は「宗教に固執した政党になる危険がある」と警告した。

 世論調査によると、同性婚反対は依然過半数を占めるが、30歳未満の若年層のほぼ半数が容認。シュミット氏は大統領選で若年層の得票で大差を付けられ敗れたことを指摘した。10年の中間選挙、12年の大統領選をにらみ、共和党は流れにあらがうか、新たな支持層へとすそ野を広げるかの岐路に立っている。

 だが、オバマ大統領も決して安泰ではない。社会的価値観の「リベラル化」は、宗教層の4分の1を占め、中絶などに厳格なカトリック層の急激な離反を招いているとの調査もあり、「変革」の反動を生んでいる。

 3月の記者会見で大統領は「ES細胞も中絶も難しい問題だ。私はこうした課題と日々格闘している」と本音をのぞかせた。「オバマ変革」が米国社会で行き着く先はまだ見えてこない。【ワシントン及川正也】

404千葉9区:2009/05/18(月) 23:15:32
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905140030.html
会見で携帯音、1個没収 2個目は記者「逃亡」 大統領報道官
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスでの定例会見で13日、出席の記者の携帯電話が何度も鳴り、ギブズ報道官がこれを取り上げて隣室に投げ込み、会見室が笑いに包まれる一幕があった。


会見での携帯利用規則に違反したとの行動で、放った携帯については「誰かが拾うから心配しないで」と付け加えていた。


携帯の呼び出し音が鳴った際、報道官は後列にいた記者に対し、手を差し伸べて「その携帯を渡して」と促し、記者は応じていた。


この後、質疑応答に再び戻ったが、今度は最前列にいた記者の携帯の呼び出し音が響いた。報道官は「同じ事をして欲しい?」と述べ、記者の方に近付き、これも手を差し出していた。しかし、この記者は携帯をしっかりと手に持ち、話しながら会見室を抜け出したという。


この日の会見では、米国防総省が予定していた収容所での虐待を撮影した画像の公表について、オバマ米大統領が中止に転じたことについて質疑が集中していた。

405千葉9区:2009/05/18(月) 23:16:05
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200905110012.html
米国議会で「ベビーブーム」、現職議員の出産が増加

息子ヘンリーちゃん(11カ月)を抱くジルブランド上院議員ワシントン(CNN) 午前8時半。キルスティン・ジルブランドさんはミニバンに子供たちを乗せて1人を保育所に、もう1人を学校に連れて行く。そしてその1時間後には、米連邦議会で法案を審議している。


ジルブランドさんはニューヨーク州出身の民主党上院議員。議会では同議員らが先頭に立つ形で、オバマ大統領が言うのとは別の「チェンジ」が起きている。


ジルブランド議員の次男ヘンリー君が生まれたのは11カ月前。「私も同僚女性議員たちも、出産によってもっといい議員になれると思う。ほかの母親やほかの家庭の大変さが本当に分かるから」と同議員は言う。


下院議員のステファニー・ハーセス・サンドリンさん(民主党)は5カ月前に第一子のザッカリーちゃんが生まれた。連邦議会議事堂の保育所は職員らの子供で満杯。順番待ちの間、子供はベビーシッターや家族に面倒を見てもらっている。時には授乳しながら法案を審議することもあるという。


米連邦議会の現職議員による出産は、ジルブランドさんが6人目、ハーセス・サンドリンさんが7人目になる。これまで女性議員はナンシー・ペロシ下院議長を筆頭に、出産した後に出馬するケースがほとんどだった。しかしここ数年で民主、共和両党とも若手女性議員の登用を促す傾向が強まり、現職議員の出産が増えている。


議員は会社員などに比べて時間が自由になりやすい面もあるが、採決が深夜に及んだり、選挙運動に追われることも多い。ジルブランド、ハーセス・サンドリン両議員とも、自分の両親や祖父母など家族が頼りだと話す。


女性議員仲間で助け合ったり、アドバイスし合うこともある。両議員は最近、リンダ・サンチェス下院議員(民主党)の妊娠祝いに出席した。サンチェス議員は今月、現職で出産する8人目の議員になる予定だ。


ペロシ議長もこうした風潮を歓迎し、「議員が新米ママになるのは夢がかなうこと。全米のワーキングマザーや若い母親たちに、同じ経験を持つ人たちの声を議会で代弁しますというメッセージを発信できる」と記者会見で語った。

406千葉9区:2009/05/21(木) 00:06:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009052000722
大使人事で主導権=選挙戦略、論功行賞の一面も−米大統領
 【ワシントン20日時事】オバマ米大統領が中国や日本など、主要国の大使人事で主導権を発揮している。その背景には、2012年の次期大統領選をにらんだ選挙戦略や選挙戦での貢献に報いる論功行賞の一面もある。さわやかなイメージの強い大統領だが、したたかさものぞかせる。
 オバマ大統領は、次期中国大使にユタ州のジョン・ハンツマン知事を指名。同知事は野党・共和党のホープで、次期大統領選への出馬も取りざたされていた。議会関係者は「ハンツマン氏が中国大使を受けたことで、12年の選挙に出馬する可能性は低くなった」と指摘する。共和党に中国大使という要職を回すことで、有力ライバルの出馬を封じ込めると同時に、超党派の協力を重視する姿勢を示すこともできるわけだ。
 一方、駐日大使に指名される見込みの弁護士ジョン・ルース氏は大統領選の際、インターネットを通じた草の根の献金活動で重要な役割を果たした。また、オバマ大統領をシリコンバレーの有力企業に紹介して多額の選挙資金獲得に協力、勝利に貢献した。
 駐日大使については、モンデール元副大統領やベーカー元上院院内総務ら日本でも知られる大物政治家が起用されることが多かったが、ルース氏は無名に近い。日本政府へのルース氏起用の通知が今週に入って急に行われたことから、大統領主導で決まったとの見方が強い。
 中国語が堪能で政治家としても有望視されるハンツマン氏の中国大使起用に比べると、ルース氏の駐日大使人事は見劣り感が否めない。しかし、シーファー前大使がブッシュ前大統領とのパイプの太さを武器に拉致問題などで大活躍したように、ルース氏もオバマ大統領との親密な関係を生かして日米関係強化に貢献できると、期待する声も上がっている。(2009/05/20-16:49)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009052000966
想定外の人選に驚き=米駐日大使、大統領側近に期待も−政府
 次期駐日米大使に弁護士のジョン・ルース氏の起用が内定したことについて、政府は同氏が日本でほとんど知られていないことから、「想定外の人選」(外務省幹部)と驚きを持って受け止めている。ただ、同氏がオバマ大統領の側近だけに、「日本の意向が伝わりやすい」(同)との期待もある。正式に指名されれば、北朝鮮の拉致問題を含め日本の立場に理解を求めていく方針だ。
 オバマ政権の駐日大使人事をめぐり、日本側は知日派として知られるハーバード大教授のジョセフ・ナイ氏らの指名を想定。ルース氏は予想リストに入っておらず、政府高官は「外務省関係者は誰も面識がない人物ではないか」と語った。
 政府内には、ルース氏がこれまで対日外交に関与した経験がなく、手腕が未知数なことを不安視する向きもある。このため、外務省は在米大使館などを通じ、同氏の対アジア外交についての基本的な考え方などについて情報収集を急ぐ方針だ。
 一方、シーファー前大使はブッシュ前大統領との太いパイプを生かし、拉致被害者家族と同大統領との面会実現などに尽力した経緯がある。「シーファー氏は、上院の大物だったベーカー元大使以上に活躍してくれた」(外務省幹部)との声もあり、ルース氏にも同様の役割を期待している。(2009/05/20-19:51)

407千葉9区:2009/05/21(木) 21:16:10
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090521/amr0905211904009-n1.htm
ペロシ米下院議長守勢に テロ容疑者水責め問題で
2009.5.21 19:03
 【ワシントン=有元隆志】米中央情報局(CIA)がブッシュ前政権時代にテロ容疑者に対し、「水責め」などの過酷の尋問を行っていた問題で、議会多数派民主党のペロシ下院議長が、当時CIAから尋問について説明を受けていたにもかかわらず、中止するよう求めなかったとして批判を浴びている。

 ペロシ氏は「水責め」問題で、前政権高官の責任追及をしていた中心人物だった。

 CIAがこのほど公表した文書によると、ペロシ氏は下院情報特別委員会民主党筆頭理事だった2002年9月4日にCIAから極秘情報に関する説明を受けた。ペロシ氏は14日の記者会見で、「尋問方法の強化は合法といわれただけで、水責めは行われていないとのことだった」と述べ、事実と異なる説明を行っていたとして逆にCIAや前政権を批判した。そのうえで、過酷な尋問が行われた経緯を調査する独立調査委員会の設置を支持する考えを強調した。

 これに対し、パネッタCIA長官は「CIAが議会を誤った方向に誘導することはない」と反論する声明を出した。

 共和党のベイナー下院院内総務は「CIAを非難するなら証拠を示すか、さもなければ謝罪すべきだ」と述べ、議長を強く牽制(けんせい)した。同党のギングリッジ元下院議長は「下院議長として失格だ」と述べ、辞任するよう求めた。

 民主党は議長を支える方針だが、調査委設置に向けた動きが鈍るとの見方も出ている。

408千葉9区:2009/05/25(月) 21:05:50
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052301000580.html
前駐日大使、テキサス州知事選に 民主党から出馬検討
 【ワシントン23日共同】ブッシュ前米政権下で駐日大使を務めたトーマス・シーファー氏(61)が、来年11月の地元テキサス州知事選に民主党からの出馬を検討していることが23日、分かった。既に正式立候補に備えた準備委員会を立ち上げ、州内各地を回るなど事実上の選挙運動を始めている。

 シーファー氏は共和党のブッシュ前大統領の親友として知られるが、1970年代には州下院議員を務めた経歴もある民主党員。駐オーストラリア大使を経て、2005年から今年1月まで駐日大使を務めた。日本政府内では「拉致問題解決の重要性を米本国に訴えてくれた」との評価が高い。

 準備委員会発足時の声明でシーファー氏は、同州が「指導力の危機」に陥っていると危機感を表明。長い大使経験を踏まえ「外国でのテキサスのイメージは、われわれが望むようなものではない」と訴え、超党派政治で州を変革する必要性を強調した。

 地元関係者によると、民主党内でシーファー氏の有力な対抗馬は見当たらず、同党候補となる可能性は十分という。

2009/05/23 16:07 【共同通信】

409とはずがたり:2009/06/02(火) 20:39:37
中絶医殺害事件の波紋 オバマ大統領、敏感に反応
2009.6.2 18:38
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090602/amr0906021838010-n1.htm

 【ニューヨーク=松尾理也】米カンザス州ウィチタで5月31日に起きた中絶医殺害事件は、中絶の是非など社会的価値観をめぐる米国の分裂の根深さを改めて浮き彫りにした。「ひとつの米国」を掲げるオバマ大統領は、事件直後に「いかなる深刻な立場の違いも、暴力によって解決することはできない」との声明を出し、敏感に反応している。

 事件は、ウィチタの中絶医、ジョージ・ティラー氏(67)が5月31日、市内の教会で礼拝中に射殺されたというもの。ティラー氏は全米で3カ所しかない妊娠後期中絶手術施設のうちの一つの責任者だった。

 逮捕されたカンザスシティーに住むスコット・ローダー容疑者(51)は、過去に中絶反対団体のウェブサイトへの書き込みなどで、中絶に対する激しい敵意を示していた。

 こうした展開に、主要な中絶反対団体は一斉にローダー容疑者を非難する声明を発表。狂信的で暴力に訴える勢力との印象が中絶反対運動全体に広がることに強い懸念を示している。

 5月の米ギャラップ社の世論調査では、自らを「中絶反対派」と見る国民が、1995年の調査開始以後初めて中絶容認を上回って過半数に達した。

 こうした形で論争が激化するのは、「ひとつの米国」をキャッチフレーズに超党派的立場を旗印とするオバマ大統領にとっては好ましくない。大統領は昨年の選挙戦中、中絶の権利を容認する立場を表明したものの、反対派を攻撃することは避けてきた。

 しかし、ここにきて中絶問題が再燃しかねない事件が発生したほか、カリフォルニア州での同性婚の是非をめぐる論争の激化など、社会的価値観をめぐる分裂が表舞台に再登場しつつあり、大統領にとっては懸念材料となっている。

410千葉9区:2009/06/04(木) 22:58:34
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090604-OYT1T00915.htm
「イスラムは米国の一部」オバマ大統領、エジプトで演説

 【カイロ=宮明敬】中東・欧州歴訪中のオバマ米大統領は4日、エジプトのカイロ大学で演説し、米国とイスラム世界との新たな関係構築を訴えた。

 オバマ氏は大統領就任以来、アラブのメディアやトルコ国会での演説を通じて、ブッシュ前政権時代に悪化したイスラム世界との関係修復を目指しており、カイロ大での演説は修復努力の総仕上げと言える。

 オバマ大統領は、イスラム教徒が米国史の中で果たした役割などを指摘し、「イスラムは米国の不可欠な一部だ」と強調した。さらに、過去の相互不信やさい疑心を捨て、「新たな始まり」を迎えようと呼びかけた。

 新関係構築の課題としては、国際テロ組織「アル・カーイダ」などイスラム過激派のテロ活動や、頓挫した中東和平プロセスなどを挙げた。このうち、中東和平プロセスの核であるイスラエル―パレスチナ関係については「2国家共存以外に解決策はない」と語り、パレスチナ国家樹立を目指す姿勢を明確にした。

 また、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの武装闘争を非難すると同時に、将来のパレスチナ領土と想定されるヨルダン川西岸へのユダヤ人入植地建設の凍結も求め、和平プロセスの「調停者」として公平な姿勢を示した。

 今回の演説には、エジプトの野党指導者らから「(ムバラク大統領の)独裁を認知するものだ」との批判も出ていたが、演説会場には、米側の配慮で批判勢力も招かれた。

(2009年6月4日21時18分 読売新聞)

411千葉9区:2009/06/06(土) 21:14:21
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090605/amr0906052332007-n1.htm
オバマ大統領「ミドルネームは”フセイン”」  (1/4ページ)
2009.6.5 23:30

 「新しい始まり」を訴えたオバマ米大統領の4日のカイロ演説は、イスラム世界に対する米政権の従来の姿勢の殻を打ち破ろうとした点で、極めて特徴的である。(カイロ 村上大介)

 大統領は演説前半で、「私はキリスト教徒だ」としながらも、「私の父親は何世代にもわたりイスラム教徒を含むケニヤの家系だ」「バラク・フセイン・オバマというアフリカ系米人が大統領に当選できた事実は多くを物語っている」などと述べ、同教徒に多い「フセイン」というミドルネームを持つことをも強調してイスラム世界の心をつかもうとした。

 「米大統領としてイスラムに対する否定的な固定観念と戦う」と誓う一方で、「同じ原則がイスラム教徒の米国に対する見方にも適用されなければならない」とイスラム側にも相応の態度変更を求めた。

 演説で最も注目されるのは、イスラエルが占領地ヨルダン川西岸で進め中東和平の障害となっている入植地建設について、「米国は(建設が)継続されているユダヤ人入植地の正当性を受け入れられない。この建設は過去の合意に背き、平和を達成する努力を損なう。今、これらの入植地を止めるときがきた」と直言したことだろう。

 交渉のたたき台となるパレスチナ新和平案「ロードマップ(行程表)」ではイスラエルの「新規入植地建設=入植地拡大」の停止を求めているため、イスラエルは「人口の自然増加」を理由に「既存入植地の拡大は合法」との立場を取る。

 1989年に、ブッシュ元米政権のベーカー国務長官が「イスラエルは大イスラエル(ヨルダン川西岸とガザ地区を含む聖書時代のイスラエルの領土)という非現実的な夢を捨てるときだ。入植活動を止めなければならない」と言明しているものの、オバマ演説は正当性にまで言及、さらに踏み込んだ観がある。

 次に、イランである。大統領は「冷戦の最中、米国は民主的に選ばれたイラン政府の転覆で役割を果たした」と、石油国有化を宣言したモサデク同国首相に対する53年のクーデターに米国が関与していたことを認めて、和解へのジェスチャーを示し、イランに改めて対話を呼びかけた。

 クリントン元米政権下の2000年、オルブライト国務長官が同クーデターへの関与を認め、「明らかにイランの発展への妨げになった」と“自己批判”したが、大統領が公式に関与を認めたのは初めてである。

 オバマ大統領はイランの核開発に対しては、核兵器保有は認められないとクギを刺しつつ、「核拡散防止条約の義務を順守すれば、イランを含むすべての国に原子力平和利用の権利がある」と諭している。

 このオバマ演説を、中東はどう受け止めたのか。

 アラブ・イスラム世界では、おおむね好意的にとらえながらも、「言葉だけでは信用できない」(エジプト独立系紙)と、行方を見守るという反応が多い。

 オバマ政権は、山積する中東の難問をどう具体的な解決に導くのか、今後は、行動を求められていくだろう。だが、今回の演説で、何かが動き出したと感じた市民は少なくなかろう。

 一方、イスラエルのネタニヤフ政権は、演説がイランに融和的過ぎる点に強い危機感を抱いていると、5日付の同国紙は伝えた。

 同政権は、イスラエル・パレスチナの「2国家共存案」に消極的な姿勢を示し入植活動継続を明言している。同国有力紙マーリブのコラムニストはこの点については、「ネタニヤフ首相は遠からず、イエスかノーかの返事を迫られることになった」と指摘している。

412千葉9区:2009/06/11(木) 23:49:31
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2009/04/post-17.php
超党派を拒む「抵抗勢力」ナンシー・ペロシ
Obama's Pelosi Problem

身内のはずなのに、議会を牛耳る民主党のペロシ下院議長が共和党よりも手ごわいオバマ大統領の敵に

2009年04月24日(金)02時11分
ホリー・ベイリー(ワシントン支局)
[2009年3月11日号掲載]

 共和党の下院議員チャーリー・デントは、バラク・オバマ大統領の景気対策法案に賛成票を投じたかった。オバマも、デントの一票を本気で欲しがっていた。しかし下院議長のナンシー・ペロシ(民主党)はそうでもなかったらしい。

 デントの選挙区はペンシルベニア州アレンタウン。民主党支持者が多く、大統領選ではオバマを支持した地区だ。そんな町で、デントは共和党のお偉方よりも自分の良心と有権者の声に耳を傾ける姿勢を貫き、議席を守ってきた。そのせいで、頭の固い共和党幹部を怒らせたことが何度もある。

 だから、オバマが1兆ドル近くの景気刺激策に賛成してくれそうな共和党議員を探したとき、デントはその候補者リストの筆頭にあがった。オバマは就任早々、デント夫妻とその子供たちをホワイトハウスに招待し、一緒にスーパーボウルを観戦した(ほかにも数人の共和党議員が招かれていた)。

 腹ごしらえにはハンバーガーとホットドッグを用意し、オバマ夫妻はデントに精いっぱいの接待攻勢をかけた。ミシェル・オバマはデントの夫人と仲良くおしゃべり。オバマ自身も、みんなにクッキーを配って回った。オバマの娘たちは、デントの子供たちと任天堂のゲーム機Wiiで遊んだ。

 デントのような一介の下院議員にとって、合衆国大統領にちやほやされるのは舞い上がるような経験だ。デントは本誌に語っている。「わかるだろう。あれは一生忘れられない出来事だ」

 それでも、最終的にデントが賛成票を投じることはなかった。1月28日に行われた採決で、下院共和党は全員そろって反対票を投じた。デント自身、この法案ではカネがかかわりすぎるし、教育や医療など民主党お得意の分野を詰め込みすぎだと考えていた。それでもまだ、彼にはオバマの説得に応じる余地があった ----そこにナンシー・ペロシがいなければ。

 オバマがデントら共和党議員にラブコールを送っている間、ぺロシは正反対の行動を取っていた。デントに言わせると、彼が民主党幹部と話そうとしても拒否された。オバマは議会に超党派の兄弟愛を生み出す夢を追っていたが、あいにくペロシは違った。議会は私のもの、下院に法案が来た以上、仕切るのは私。そう考えていた。

 ペロシはこの法案を緊急の立法プロセスに乗せ、議論を手短に切り上げ、共和党側の声を聞かなかった。当然、共和党は腹を立てる。「大統領は本心から超党派による結果を出したがっていた」とデントは言う。「だが法案がペロシの手に渡ると、ホワイトハウスはコントロールを失った」

 もちろん、ホワイトハウスと議会の関係には摩擦がつきものだ。一つの党が両方を支配しているときでもそれは変わらない。厳しい大統領選を乗り切ってきたオバマは、自分ならこの摩擦を解消できると信じているかもしれない。

野党時代の仕打ちに恨み
 だがペロシも、これまでにオバマと同じくらいの苦労をしてきた。サンフランシスコを地盤とする大金持ちとはいえ、いまだ男性上位の議会でトップにのぼり詰めるために闘ってきた女性である。当然、オバマの言いなりにはならない。

 ペロシには06年の中間選挙で民主党を勝利に導いたという自負がある。野党側への配慮など二の次だ。ある記者会見では「私たちが法案を書いた」、なぜなら「選挙に勝ったのは私たちだから」と語り、それからおもむろに「大統領は超党派政治の実現に尽力している」とつけ加えた(今回は本誌による取材に応じなかった)。

 一定の摩擦はあるにせよ、オバマとペロシは互いを尊敬し合っている。2月24日の大統領施政方針演説では、ペロシは何度も立ち上がって称賛を送った。政治的に互いを必要としているのも事実だ。

413千葉9区:2009/06/11(木) 23:50:18
 それでも、2人は互いの神経を逆なですることがある。ホワイトハウスの一部では、早くもオバマの「ペロシ問題」がささやかれている。他の情報源と同様、匿名を条件に取材に応じた政権幹部の一人は、いろいろな意味で「民主党とのつき合いは共和党とのつき合い以上にむずかしい」と言う。

 下院民主党は、野党時代に共和党から受けた仕打ちを今でも根にもっている。それはオバマも承知している。共和党は景気対策法案に一致団結して反対し、超党派志向のオバマに恥をかかせた。そんなペロシ側の言い分も、決して的外れではない。

 だが、そうした党派的争いに終止符を打つことこそ、オバマの重要な選挙公約の一つだった。共和党を鼻であしらうことによって、ペロシは公の場で大統領の意思を無視したことになる。

 一方で、ペロシの強気の姿勢がオバマを助けている面もある。彼女が頑迷なリベラル派を演じているかぎり、大統領は「ものわかりのいい中道派」に徹することができるからだ。

 ペロシは前政権による富裕層減税の即時廃止を求めたが、オバマは来年の期限切れによる自然消滅を待つことにした。イラク駐留米軍の速やかな全面撤退を主張するペロシに対し、オバマは軍部と協議のうえ、当面は非戦闘任務に従事する3万5000〜5万人の部隊を残す決断を下した。

 ペロシは「共和党の目のかたき」という役割を積極的に受け入れている。共和党としても、70%前後の支持率を維持するオバマは攻めにくい。だが支持率35%前後(ラスムッセン社調べ)のペロシなら攻めやすいだろう。ある民主党幹部の側近によれば、ペロシは「大統領のためなら、どんなパンチでも喜んで受けるつもり」だ。

 ただし、これには交換条件がある。自分は痛い思いをして悪役を引き受ける、だから大統領も、下院に口を出したくなったら必ず自分を通せ。そんな条件だ。
オバマ側にペロシが激怒
 ペロシ周辺は否定しているが、ある政権筋によると、ペロシはホワイトハウスが民主党下院議員に接触する際は必ず自分に知らせるよう求めたという。彼女は会話の内容まで知りたがり、ホワイトハウスもこれに応じたらしい。

 ペロシが仕切る下院とホワイトハウスを調整する役目を担うのは、かつてペロシの下で民主党下院議員団長を務めたラーム・エマニュエルだ。オバマがエマニュエルを首席補佐官に起用したのも、下院時代の彼がペロシに立ち向かえる数少ない議員の一人だったからだ、という説もある。

 だがある民主党スタッフによると、エマニュエルはさっそくペロシの怒りを買った。エマニュエルは景気対策法案への共和党の支持を得るため、教育関係の支出を一部削ることで総額を圧縮してはどうかと、民主党上院院内総務のハリー・リードと内々に相談していた。これをかぎつけたときのペロシの怒りは相当なもので、オバマ自身が彼女に電話し、議長(と下院)を無視するつもりはないと釈明したほどだ。

 今のところ、オバマがペロシを必要とする以上に、ペロシはオバマを必要としている。だがオバマ人気が長続きしないことは、本人が最もよく承知している。今後の予算編成や医療制度改革の闘いでは、ペロシの協力が不可欠だ。

 2月23日にホワイトハウスで開かれた超党派議員らによる「財政責任サミット」では、テキサス州選出の共和党下院議員ジョー・バートンが立ち上がって、オバマに注文をつけた。本当に超党派の支持を得たいのなら、議会をもっと「開かれた」場にするよう、ペロシに指示するべきだ、と。

 心の底では同感だと思っただろうが、オバマはあえてぺロシを擁護した。「多数派は野党に寛大でなければならないが」と彼は言った。「野党も建設的である必要がある」

 後にこのオバマ発言を聞いたペロシは大喜びしたという。民主党幹部の側近によれば、最近のペロシは景気対策法案の扱いで自分がさらし者になっていると感じはじめていた。そこへ、思いがけない大統領からの援護射撃。

 ワシントンで「友達の輪」を広げるすべを、早くもオバマは身につけたようだ。

414とはずがたり:2009/06/18(木) 19:26:50
米、「消費者金融保護庁」設立へ 規制改革の大枠発表
http://www.asahi.com/business/update/0617/TKY200906170133.html
2009年6月17日13時41分

 【ワシントン=尾形聡彦】米政府は16日、金融危機の再発を防ぐための金融規制改革の大枠を発表した。複雑な金融商品から消費者を守るため、「消費者金融保護庁」を創設するほか、米連邦準備制度理事会(FRB)に大手金融機関の監督を一元的に任せる。改革の詳細は、オバマ大統領が17日正式に発表する。

 米政府高官が16日夜、明らかにした。オバマ大統領も同日、米経済専門テレビCNBCなどのインタビューで「消費者や投資家の保護の機能を統合する」と表明した。

 米国では、住宅ローンの金利が数年後に急に跳ね上がったりする商品が横行。返済が滞るケースが増加した。保護庁が金融機関に十分な説明を行うよう促し、消費者保護を強化する。

 金融業界の監督体制も強化する。米国では銀行、証券、保険など様々な大手金融機関を統一的に監督する機関がなかったが、金融大手の監督機能をFRBにもたせる。貯蓄貸付組合(S&L)の監督を行ってきた貯蓄金融機関監督局(OTS)を廃止して、銀行の監督を行ってきた通貨監督局(OCC)に機能を統合する。監督機関の連携強化のため、財務省を議長役とする「金融サービス監督協議会」も設立する。

 これまで監督の対象外だったヘッジファンドなどにも規制の網を広げる。

 金融機関の財務の健全性を確保するため、自己資本の量や質を引き上げる。証券化商品の無秩序な発行を抑えるため、金融機関などに発行額の信用リスクのうち5%の保持を義務づける。

 アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が経営危機に陥った際、処理する仕組みがなかった反省を踏まえ、大手金融機関の破綻(はたん)処理の仕組みも整備する。米政府は一連の改善策を年内にも導入する方針だ。

415千葉9区:2009/06/19(金) 22:56:24
http://www.afpbb.com/article/politics/2612844/4271545
オバマ米軍最高司令官、「ハエたたき」で手腕見せつける
2009年06月18日 22:58 発信地:ワシントンD.C./米国
【6月18日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が16日、米テレビ局とのインタビュー中に、ホワイトハウスの厳重な警戒態勢をすり抜けて頭上に飛んできたハエをたたきつぶし、米軍最高司令官として「侵入者」を屈服させる破壊的な力を見せつけた。

 米経済専門テレビCNBCとのインタビューのさなか、オバマ大統領は自分の頭が一匹のハエの「標的」になっていることに気づくと、米国の経済システムに関する質問に対する答えを中断し「向こうに行け」と怒鳴った。

 そしてハエが大統領の左手首に着地すると、「世界最高の権力者」たる米大統領は気を鎮め、下唇をかんで精神統一してから、右手で一気にハエをはたき殺した。

 じゅうたんに落ちたハエが微動だもしなくなると、大統領はにっこりと「それで、話はどのへんだった?」とインタビューに戻った。そして、撮影スタッフに大統領の「犠牲者」をアップで映すよう勧めながら「今のはすごかっただろう?完璧にやつをしとめたよ」と冗談めかして言った。

 このインタビュー放映直後からインターネットやケーブルテレビ上には、大統領の「一撃」のパロディがあふれかえった。

 一方で、国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」は、虫を殺さずにとらえて戸外に出す「人道的」虫取り器「キャッチャ・バグ(Katcha Bug)」を、次回虫に悩まされたときのためにと、大統領に進呈したと発表した。(c)AFP

416千葉9区:2009/06/22(月) 20:51:24
http://www.asahi.com/international/update/0620/TKY200906200158.html
米で人種・民族憎悪犯罪目立つ オバマ政権や不況影響か(1/2ページ)

 【ニューヨーク=田中光】米国で、人種や出身地、民族などを理由に少数派を標的にする「ヘイトクライム」(憎悪犯罪)が今年に入って目立ちつつある。初めてのアフリカ系(黒人)大統領が誕生したことや、経済危機が影響しているとの指摘も聞かれる。

 「オバマは、ユダヤ人によってつくられた。オバマはユダヤ人の言われた通りに動いているだけだ」。米メディアによると、今月10日、首都ワシントンのホロコースト(ユダヤ人大虐殺)博物館で警備の黒人男性を射殺したとして逮捕された男(88)は、こんなメモを車に残していた。

 男は「米国がユダヤ人に支配されている」と妄信し、ホロコーストも実際は起きていないと主張するなど、典型的な白人至上主義者で、憎悪犯罪での逮捕歴もあった。

 このほかにも最近は、コネティカット州の大学で、女子学生がユダヤ人であることを理由に射殺されたり、ニューヨーク市でユダヤ教施設の爆破未遂事件があったりした。

 米連邦捜査局(FBI)によると、07年の憎悪犯罪総数7624件のうち、「対黒人」が2658件、「対ユダヤ人」は969件だった。

 アラバマ州に拠点を置く人権団体によると、極右グループは08年現在で、926団体にのぼり、最近は増加傾向にあるという。「非白人移民の増加が主な理由」というが、「黒人大統領の登場も影響している」と分析する。

 極右勢力が昔から「ユダヤ人支配だ」と主張してきた金融界が今の不況の発端となったことが、こうした勢力の動きを活発化させているとの指摘もある。ノートルダム大のマクベイ教授は、大恐慌時代も排斥主義者が増えたといい、「極右思想でもなんでもない人が『誰かのせい』にしたくなる土壌ができつつある」と分析する。

 水面下の勢力も懸念される。米国土安全保障省はこの春、「極右思想を持った一匹おおかみや、小さな秘密結社による国内テロは、我が国にとって最も危険な脅威だ」とする報告書をまとめた。

 ホロコースト博物館での事件も単独犯とみられている。ピッツバーグ大のブリー教授は「昔の極右は組織に属していたが、今は違う。思想でつながるだけで、明確な指示系統はない」と指摘する。

417千葉9区:2009/06/24(水) 23:13:02
>>364

http://www.asahi.com/international/update/0624/TKY200906240155.html
オバマ大統領、禁煙失敗 「必死の努力続けている」
2009年6月24日12時36分

 「必死の努力を続けている。ただ、時々手を出すかと聞かれれば、イエスだ」。オバマ米大統領は23日の記者会見で、自らが前日に署名した「たばこ規制法」に関連して禁煙への取り組みを聞かれ、「失敗」を認めた。

 オバマ大統領は、大統領選にあたって禁煙を表明したものの、昨年12月に完全に禁煙できていないことを告白。この日も、なかなか禁煙できないことについて「たばこの常習者かと聞かれればノーだ。家族の前では吸わない。95%は治っているが、時々失敗する」と釈明に追われた。

 大統領は、若者の喫煙防止のため甘い風味の添加を禁じたり、広告を規制したりする新法の署名の際、改めて禁煙の重要性を説いたばかり。それだけにばつが悪そうで、最後は「子供たちには初めから喫煙の道に行ってほしくない。だから、私が署名した法律はとても重要だ。この辺でいいですか」と切り上げた。(ワシントン=伊藤宏)

418千葉9区:2009/06/25(木) 21:21:24
>>408
http://www.asahi.com/international/update/0625/TKY200906250171.html
シーファー前大使、民主党に宗旨替え?州知事選出馬へ
2009年6月25日15時10分

 【ワシントン=伊藤宏】米国のシーファー前駐日大使が24日、地元テキサス州フォートワースで、2010年に行われる同州知事選に立候補する考えを表明した。共和党のブッシュ前政権下で駐豪・駐日大使を歴任したシーファー氏だが、知事選には民主党から立候補するという。

 シーファー氏は、ブッシュ前大統領とは大リーグ球団の共同出資者となって以来の親密な関係で知られていたが、民主党選出の州下院議員を務めるなど、もともとは同党との関係が深かったといい、自らのホームページでも「生涯民主党員」と強調している。

 シーファー氏は、民主党からの出馬表明にあたって、地元メディアに対し、ブッシュ氏には大統領選で2度投票したが、それ以外で共和党候補には投票したことはない、と強調。24日の立候補表明の演説の際にも「皆さんはアメリカンドリームを信じており、子供たちによりよい暮らしをさせたいと思っている。民主党は、その夢を実現する最高の機会を提供する」などと訴えた。

419千葉9区:2009/06/25(木) 22:07:46
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090625/amr0906250824000-n1.htm
ハイキング?のはずがアルゼンチンで不倫 米有力知事、大統領候補遠のく (1/2ページ)
2009.6.25 08:21

 【ワシントン=山本秀也】米共和党の次期大統領候補の一人とみられていた南部サウスカロライナ州のマーク・サンフォード知事(49)は24日、地元での記者会見で、前週末から隠密で南米アルゼンチンに渡航し、現地の知人女性と密会していたことを認めた。

 知事は「私のしたことは誤りだった」と不倫行為を認め、兼務してきた共和党知事会の会長を辞任する意向を表明した。

 サンフォード知事は今月18日、州議会の日程を終えた後、公用車で出かけたまま行方が分からなくなっていた。知事事務所は22日、「(州西部に近い)アパラチア山脈でハイキング中だ」と発表して幕引きを図ったが、24日にアトランタ(ジョージア州)の国際空港に到着したことが発覚していた。

 記者会見でサンフォード知事は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、女性と密会してきたことを公表。「多くの方々を失望させてしまった」と語った。相手の女性とは1年ほど前に不倫関係となり、これまで3回にわたり密会を重ねていたという。

 約20分の記者会見には、ジェニー夫人ら家族が同席せず、政治的ダメージの大きさをにじませた。サンフォード知事は2002年に初当選し、現在2期目。知事職の去就には言及を避けたが、12年の大統領選で共和党の候補者指名を獲得する道は険しくなった。

 米政界では、共和党のエンサイン上院議員(ネバダ州選出)と女性スタッフの不倫が発覚したばかり。民主党でも、ノースカロライナ州出身のエドワーズ元上院議員が、昨年の大統領選中に女性スキャンダルを暴露され、手厚く迎えられたオバマ陣営から排除されていた。

420千葉9区:2009/06/28(日) 15:23:12
http://www.asahi.com/international/update/0627/TKY200906260383.html
オバマ政権アジア布陣「対日重視、対北朝鮮圧力」(1/2ページ)
2009年6月27日1時57分

 【ワシントン=伊藤宏、村山祐介】オバマ米大統領が東アジア太平洋担当の国務次官補に指名したカート・キャンベル氏が25日、米上院で正式に承認され、オバマ政権のアジア外交を担う顔ぶれが出そろった。「日本重視」の布陣を敷くとともに、北朝鮮政策では、対話から圧力に軸足を移し始めたことが鮮明になった。

 「日本との強固な協力関係は、譲ることができない基盤だ」。キャンベル氏は上院外交委員会で10日に開かれた公聴会で、日本重視の姿勢を鮮明にした。中国との関係についても「日本との協力関係を最大限強化することが最善の方法だ」と、日米関係を軸にする考えを強調した。

 オバマ政権の人選には、日本重視の姿勢が表れている。中でもカギを握るのは、キャンベル氏と、国防総省で「相方」になるウォレス・グレッグソン次官補のラインだ。

 キャンベル氏は、クリントン政権で国防次官補代理を務め、96年の日米安保の「再定義」を担当するなど、民主党を代表する知日派。グレッグソン氏は、海兵隊出身の元軍人で沖縄駐留が長い。国防総省でキャンベル氏のもとで東アジア・太平洋政策に取り組んだこともある。「2人は頻繁に連絡を取りあっており、対日政策の要になる」というのが、米国の日本専門家の一致した見方だ。

 ただ「対日重視」は、ゲーツ国防長官が日本や韓国との関係について「保護者からパートナーへと転換しつつある」と指摘したように、国際的な問題に取り組むにあたって日本に応分の役割を求めるという意味もありそうだ。グレッグソン氏は4月、上院軍事委員会の公聴会に提出した書面で「日本が地域問題と地球規模の問題の双方で、貢献を増やすよう働きかけたい」としている。

 一方、政策調整の要を担うホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長には、著名な中国専門家のジェフリー・ベーダー氏を配置している。

 キャンベル氏の政権入りで北朝鮮政策も立て直しが進みそうだ。

 オバマ政権は2月、「北朝鮮政策特別代表」職を新設し、ボズワース元駐韓大使を起用。北朝鮮に対話を呼びかけてきた。だが、東アジア政策全般を担う国務次官補のポストは、6者協議首席代表を務めた前任のヒル氏が駐イラク大使に転出し、2カ月余り空席に。北朝鮮がミサイル発射、核実験と行動をエスカレートさせるなか、対応が後手に回った感は否めない。ボズワース氏が大学院学長を兼任していることから、米メディアからは「パートタイムで対応できるのか」との批判も出ていた。

 こうした中、オバマ大統領は核実験直後に「行動で応えなければならない」と表明。対話の旗を掲げつつも、制裁を含めた圧力重視に軸足を移した。国防総省、財務省といった制裁の「実動部隊」を含む代表団編成を自ら指示。アジア政策全般に詳しいスタインバーグ国務副長官に日中韓歴訪を率いさせている。

 キャンベル氏も10日の公聴会で、軍事面も含めたあらゆる政策を総動員して北朝鮮に対応する考えを強調した。

421とはずがたり:2009/07/01(水) 10:13:21
伝統的に保護主義的な民主党が議会を完全支配はあんま世界の為にも宜しくないかも。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/802-806

802 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/07/01(水) 08:33:27
まだ決まってなかったんですね…

米上院、民主党の安定多数が確定=ミネソタ州の勝利、裁判で決着
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2009070100073

 【ワシントン30日時事】昨年11月に行われた米上院選で、結果が小差のため訴訟に持ち込まれていたミネソタ州の議席について、同州最高裁は30日、民主党の新人候補を勝者と認める判決を下した。原告の共和党前議員も敗北を宣言し、約8カ月に及んだ争いが決着。この結果、上院(定数100)の民主党の勢力は安定多数の60議席(系列無所属含む)となることが確定した。(2009/07/01-06:40)

803 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 08:43:02
古い記事ですが、>802関連で

【ウィークリーワールド】米上院の行方は 民主の60議席を水際で共和が阻止
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081207/amr0812071703002-n1.htm

 大統領選挙でバラク・オバマ上院議員が勝利し、次期政権への基礎固めが進む米国で、白熱した選挙の余韻に隠れて、もう一つの“激戦”が展開されていた。異例の2回目の投票に持ち込まれた米南東部ジョージア州の上院選挙だ。2日に行われた決選投票でようやく共和党の現職、サクスビー・シャンブリス議員の勝利が確定し、民主党が制覇した米政界で共和党が一矢を報いた。

 この決選投票が注目された理由は大接戦になったことだけではない。ジョージア州はミネソタ州とともに、11月4日の大統領選と同時に行われた上院選で議席未確定の2州に残った。両方とも民主党が勝利すると、上院(定数100)での民主党の勢力は60議席に達し、議事妨害を阻止できる安定多数(定数の5分の3以上)に届くところだったからだ。それを水際で押し返したシャンブリス氏の勝利は共和党に貴重な1勝となった。

 シャンブリス氏は11月4日の投票では3候補の中で得票率は最高だったものの、過半数に届かず、州法に基づきジョージア州では1992年以来となる決選投票が行われることになった。ここで敗れると、民主党が上院での安定多数に“王手”をかけるとあって、1日に行われた州内4カ所での遊説には共和党の副大統領候補だったアラスカ州のサラ・ペイリン知事まで大統領選での奮闘ぶりを再現するかのように応援に駆けつけた。

 1回目の投票から1カ月遅れでなんとか当確を手にし、上院での共和党の勢力を41議席としたシャンブリス氏。2日にアトランタで勝利宣言し、オバマ次期政権に協力する用意があることや、税率引き上げ、銃規制見直し、健康保険といった問題で「起立してノーと言う41人目の上院議員」を声高に宣言した。ミネソタ州では11月4日の投票をめぐり再集計という事態になったが、これに民主党が勝利しても安定多数はなくなった。

 民主党にとっては、安定多数を目指してクリントン元大統領やゴア元副大統領らがジョージア州入りして民主党のジム・マーティン候補を応援した。共和党ほど大統領選さながらに援軍を送り込むことはなかったとはいえ、落胆は隠せないようだ。

422とはずがたり:2009/07/01(水) 10:13:56
>>421-422
 一方、今回の大統領選は上院議員による戦いが展開され、上院は有力議員の入れ替えが行われる。「ひとつの旅路を終え、新たな旅路を開始する。私は大統領の責任を果たす準備のため、上院議員を辞任する」と述べて上院議員を辞したオバマ次期大統領。後任は地元イリノイ州の知事が指名する。有力候補者は、黒人指導者、ジェシー・ジャクソン師の子息のジェシー・ジャクソン・ジュニア下院議員(民主党)といわれる。次期副大統領のジョゼフ・バイデン上院議員も同様で、こちらはすでに元側近が後継の上院議員として指名された。

 ところが、今回の大統領選の“後遺症”は上院を舞台に思わぬところにも波及している。オバマ氏が次期国務長官に、民主党の大統領候補指名争いで米史上まれなる大熱戦を繰り広げたライバル、ヒラリー・クリントン上院議員を任命したからだ。1日にオバマ氏とともに、国務長官就任の受諾会見に臨んだヒラリー氏も上院議員を辞することになった。問題はその後任で、候補に夫のビル・クリントン元大統領の名まで飛び出した。

 ヒラリー氏の地元、ニューヨーク州でも州知事が後任を指名する。デビッド・パターソン州知事は1日、ヒラリー氏の次期国務長官を受けて、記者会見で後任指名に触れたものの、後任をめぐる憶測を打ち消し、指名の日程も答えることを拒否した。クリントン元大統領以外にも大物、著名人の名が取りざたされ、ヒラリー氏の抜けた穴をどう埋めるかは難題だ。買春事件で辞任した前任者の後任として格上げされたパターソン州知事にはなんとも荷の重い話にみえる。

 ただ、ヒラリー氏は後ろ髪を引かれる思いも、気持ちはすっかり国務長官に向いているようだ。米国の国務長官といえば、大統領に何かあって誰かが執務を引き継ぐことになった場合、その執務継承権は、上院議長を兼ねる副大統領、下院議長ら両議会議長に次ぐ。実際には副大統領以外に大統領の執務を引き継ぐことは現実的ではないとはいえ、ヒラリー氏はバイデン次期副大統領、ナンシー・ペロシ下院議長に次いで、民主党だけでなく米政界の大物ともなる。4年後もにらんでの決断なのだろうか。(蔭山実)

804 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2009/07/01(水) 08:45:24
>802-803関連
鞍替えなんてあったんですねぇ。
民主党から無所属になったリーバーマンもいますが。

米共和党上院議員が民主党にくら替え、民主党は絶対多数まであと1議席に
http://jp.reuters.com/article/usPresidentialElections/idJPJAPAN-37763320090429

 [ワシントン 28日 ロイター] 米上院のアーレン・スペクター議員が28日、共和党から民主党にくら替えした。その結果、民主党の議席数は59(総議席は100)となり、共和党の議事妨害(フィリバスター)を阻止できる60議席まであと1議席に迫った。

 スペクター議員は79歳。共和党では穏健派で、1980年に上院議員に当選する前は民主党に所属していた。同議員は議会で共和党よりも民主党寄りの投票行動を取ることが多かったことから、5年前から民主党指導者がくら替えを働きかけていたという。

 スペクター議員は記者団に対し「とてもつらい決断だった」とした上で、「1980年に当選して以来、共和党は右に傾きすぎた。自分の政治哲学は、共和党よりも民主党に近いことが分かった」と述べた。

 上院ではまだミネソタ州の議席をめぐって法廷で争われており、同州で民主党候補の勝利が確定すれば、民主党は絶対多数の60議席を手に入れることになる。

 ミネソタ州では先の選挙で民主党のフランケン候補が共和党のコールマン候補を上回る得票を獲得したが、コールマン候補が異議を申し立てている。

423とはずがたり:2009/07/06(月) 17:52:15

米副大統領、経済「読み違え」 高失業率で
07/06 08:41
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009070601000098.htm

 【ワシントン5日共同】バイデン米副大統領は5日放映の米ABCテレビで、6月の失業率が9・5%に悪化し、8%程度とされた大型景気対策法案可決前の見通しを超えたことについて「高すぎる」と述べ、前政権から引き継いだ経済の深刻さをオバマ政権が「読み違えていた」と語った。
 一方でバイデン副大統領は、7870億ドル(約76兆円)の景気刺激策が実施段階に入ってまだ約4カ月だと強調。雇用情勢はいずれ回復に向かうとの認識を示し、追加刺激策の是非について「判断するのは時期尚早だ」と語った。
 副大統領は、インターネットのブロードバンド化事業や高速鉄道の整備など9月以降に実施される大型案件を例示し、効果が表れるのはこれからだと説明。オバマ政権の景気対策は「現状に見合った正しい計画だ」と訴えた。

424千葉9区:2009/07/06(月) 21:55:45
http://www.asahi.com/international/update/0704/TKY200907040237.html
「自由の女神」王冠展望台 9.11来の閉鎖を解除
2009年7月5日8時5分
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展望台が再公開される「自由の女神」の王冠部=AP
 【ニューヨーク=山中季広】「自由の女神」の王冠部にある展望台が米国の独立記念日の4日から、約8年ぶりに見学できるようになった。01年の同時多発テロ以降、立ち入りが禁じられてきたが、住民らの働きかけで米国立公園局が再公開を決めた。

 自由の女神は、19世紀末に仏から贈られた。移民の玄関だったニューヨーク湾にあり、米国の象徴として親しまれてきた。ユネスコの世界遺産にも指定されたが、同時多発テロ直後、爆破などを警戒して全面立ち入り禁止に。台座部分への立ち入りは04年夏に再開されたが、頂上の王冠まではのぼれなかった。

 再公開前から米市民の関心は高く、王冠部への入場券は約2カ月先まで売り切れ。国立公園局のダレン・バーク広報官は朝日新聞の取材に対し「自由の女神は自由のシンボル。王冠まで自由にのぼれることで、同時テロで失ったものをようやくすべて取り戻したと実感できる」と話した。

426とはずがたり:2009/07/14(火) 12:07:03

中国はアメリカの赤字に文句云う前に自分の元を切り上げえや。
日本はアメリカ国債を買わされ続ける現状をなんとかせえや。

米財政赤字が1兆ドル突破 史上初、前年比3・8倍 (07/14 09:38)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/177125.html

 【ワシントン13日共同】米財務省が13日発表した6月の財政収支によると、2009会計年度(08年10月〜09年9月)の財政赤字は、当初9カ月間の合計で前年同期比3・8倍の1兆862億6300万ドル(約101兆円)となり、初めて1兆ドルを突破した。景気後退による税収減に加え、経営破綻した自動車大手2社への支援などで支出が膨らんだ。

 年間の財政赤字額では08年度の4585億5500万ドルがこれまでの最大だった。米政府は最終的に1兆8千億ドルを超えると見込むが、議会内には追加の景気刺激策を求める声もあり、赤字額はさらに拡大する可能性もある。

 財政赤字拡大は米国債やドルの信用低下に直結するため、最大の米国債保有国である中国は米国に財政健全化を強く求めており、米政府は今後、厳しい財政運営を迫られそうだ。

 6月単月の財政赤字は943億1800万ドルで、6月として過去最大を記録。歳入が前年同月比17・1%減の2153億6400万ドル、歳出は36・8%増の3096億8200万ドルだった。

427とはずがたり:2009/07/18(土) 00:14:56
米国務次官補:外務省、民主幹部らと会談
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090718k0000m010116000c.html

 米国のキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は17日、外務省で総合外交政策、アジア大洋州、北米の3局長と会談した。北朝鮮の核実験を踏まえ、オバマ政権の核抑止政策や6カ国協議を有効に機能させる「新アプローチ」などについて協議したとみられる。キャンベル氏は民主党の岡田克也幹事長とも会談した。

 外務省の局長との会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発について「日米両国への安全保障上の脅威で容認できない」との認識で一致した。

 一方、岡田氏は、キャンベル氏との会談で、日米地位協定改定などを念頭に「いろいろな懸案を一度に交渉のテーブルに並べることはしない」と述べ、オバマ米大統領と鳩山由紀夫代表の信頼関係構築を優先する考えを示した。【中澤雄大、野口武則】

毎日新聞 2009年7月17日 23時07分

428千葉9区:2009/08/02(日) 19:32:33
http://www.afpbb.com/article/politics/2626263/4409886
過激な米右派、オバマ氏の出生地と大統領資格に難癖
2009年07月30日 18:34 発信地:ワシントンD.C./米国
【7月30日 AFP】米保守派の少数の非主流派が、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の大統領資格に異議を申し立てている。彼らの多くは、基本的にアフリカ系米国人が大統領になるという考えに反対する者たちだ。

■右派や人種差別主義者の巣窟「バーサーズ」

 彼らは「バーサーズ(Birthers)」と名乗るグループで、インターネット上のブログから果ては裁判所でまで、「米国生まれの合衆国市民でなければ、大統領となることはできない」と規定している合衆国憲法を引き合いに出して、オバマ大統領がホワイトハウスにいる資格はないと糾弾している。

 オバマ氏の出生に関わるうわさは、米ハワイ(Hawai)州生まれだとの事実を示す出生証明書などの証拠があるにもかかわらず、広がり続けている。煽っているのは、右派の過激派や人種差別主義者(レイシスト)、ホロコースト否定論者などが集まるグループだ。

 過激派を研究する南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center)のマーク・ポトック(Mark Potok)氏は、「彼らは基本的にレイシストか極右の集まり。ここから今回の運動全体が起こっている」と分析する。同氏によると、運動を率いている人びとの構成は「オバマ氏に大統領であってほしくないと強く考える者たち」で、その理由は「主にオバマ氏が黒人だから、また確実に彼がリベラルだから」だという。

■「オバマ氏はケニア生まれ」の証明に躍起

 独立系インターネット新聞「ワールドネットデイリー(WorldNetDaily)」は、オバマ氏の出生地に疑義を申し立てる署名に40万を超える電子「署名」を集めた。こうしたサイト上で「バーサーズ」は日々、「オバマ出生のストーリーに関する新たな疑惑」を持ち出している。

「バーサーズ」の1人はこれまでに3回、インターネットオークション大手イーベイ(eBay)にオバマ氏がケニアで生まれたとする「出生証明書」を出品しようとしたが、失敗した。また、バーサーズはすでに数か所で、オバマ氏は米国内の生まれではないと主張する裁判を起こし、却下されている。中には最高裁への提訴もあったが、最高裁は聞く耳を持たなかった。

■政府や議会は「ハワイ生まれ」を再三保証

 オバマ氏の本名はバラク・フセイン・オバマ(Barack Hussein Obama)、1961年8月4日ハワイ時間午後7時24分、ホノルル(Honolulu)のカピオラニ(Kapiolani)にある産婦人科専門病院で誕生――今週初め、ハワイ州当局はオバマ大統領がハワイ生まれだとの出生証明を余儀なくされた。大統領就任からすでに2回目だ。

 一方、米下院は27日、ハワイの州への昇格50周年の機に、「第44代アメリカ合衆国大統領はハワイで生まれた」ことを確認する法的拘束力のない決議を採択した。

■反体制勢力の闇の伝統、陰謀説も影響

「米国には陰謀説の歴史がある。反体制の伝統の一部ともいえる」と、シンクタンク「ポリティカル・リサーチ・アソシエイツ(Political Research Associates)」の米右派運動の専門家、チップ・バーレット(Chip Berlet)氏は指摘する。

 バーレット氏によれば米国には、全国民人口に比べればわずかながら、米国政府はフリーメーソンやカトリック教会、ユダヤ人銀行家などの「秘密のエリート集団」に乗っ取られてきたと信じる人びとがいる。ビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領もこの陰謀説の標的にされ、米国内のすべての武器を押収するために国連の助けを求めていると糾弾されたことがあるという。(c)AFP/Virginie Montet

429チバQ:2009/08/30(日) 00:30:51
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090829-OYT1T00720.htm
「ケネディ家の最後の大物」29日に葬儀
 【ワシントン=本間圭一】脳腫瘍(しゅよう)で25日死去したエドワード・ケネディ米上院議員の葬儀が29日、米マサチューセッツ州ボストンのカトリック教会で営まれる。


 ケネディ氏が2003年、肺がんと闘病していた娘カラさんの回復を連日祈った教会で、葬儀にはオバマ大統領も参列、追悼の言葉を送るほか、ブッシュ前大統領やクリントン元大統領ら大統領経験者も出席する。米政界の名門「ケネディ家」の最後の大物を見送るため、一般市民約3万人が28日、遺体の安置されたボストンのジョン・F・ケネディ記念図書館に弔問に訪れた。遺体は葬儀の後、兄のジョン・F・ケネディ元大統領、ロバート・ケネディ元司法長官が眠るワシントン郊外のアーリントン国立墓地に埋葬される。

(2009年8月29日20時01分 読売新聞)

430チバQ:2009/09/14(月) 23:28:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009091402000069.html
オバマ大統領に『うそつき』 共和党議員やじ波紋
2009年9月14日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】「うそつき」−。オバマ米大統領が連邦議会の上下両院合同会議で行った医療保険改革の演説中、共和党のウィルソン下院議員が大統領に放ったひと言が米議会で波紋を広げている。

 やじは、大統領が九日の演説で「不法移民に保険は適用されない」と指摘した直後に飛ばされた。米議会では、大統領に侮辱的な発言を行うことは厳しく禁じられており、身内である共和党からも「全く失礼で、即刻謝るべきだ」(マケイン上院議員)と非難が続出した。ウィルソン氏も非を認め、エマニュエル大統領首席補佐官を通じ大統領に謝罪した。

 大統領は謝罪を受け入れたが、下院民主党の怒りは収まらず本会議での正式な謝罪を要請。ウィルソン氏が拒んでいるため非難決議や懲戒決議を行う構えを示している。

 ウィルソン氏には高くついたひと言とも思われたが、そうでもなさそうだ。同氏が「政府が管理・運営する医療保険制度に反対したかった」とウェブ上で寄付を呼び掛けたところ、七十五万ドルをかき集めたという。

431とはずがたり:2009/10/23(金) 21:08:17
オバマ政権も結構焦ってる感じですな。

オバマ政権、FOXテレビを「正当な報道機関ではない」と敵視
2009.10.23 18:14
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091023/amr0910231818008-n1.htm

 【ワシントン=古森義久】オバマ米政権が視聴率を伸ばすFOXニュース・テレビの政権への批判的な論調に反発し、正面から「政敵」と位置づけ、「正当な報道機関ではない」とまで断ずるようになった。ホワイトハウスは22日、主要テレビ各局の合同取材からFOXだけを排除しようとした。政権のこうした姿勢を言論抑圧だと非難する声も広がってきた。

 ホワイトハウスでは、ケネス・ファインバーグ大統領特別顧問に主要テレビ局6社の代表がインタビューする予定となったが、ホワイトハウス側が突然、FOX記者を入れないと言明した。残る5社が一致して抗議し、ホワイトハウスは結局、FOX記者も含めて合同インタビューを行った。

 オバマ政権がこうした奇妙な態度をとった背景には、保守系の立場から同政権のリベラル政策に反対の論調を示すことの多いFOXに対し、ホワイトハウスのアニタ・ダン・メディア担当部長が「FOXはオバマ大統領とホワイトハウスに戦いを挑んでおり、正当な報道機関とはみなさない」と述べ、過激な敵視策を打ち出した経緯がある。ラム・エマニュエル大統領首席補佐官やデービッド・アクセルロッド上級顧問も「FOXはニュース報道よりも意見の表明が多く、当政権にとっては政敵に等しい」と述べるにいたった。

 FOXの親会社のルパート・マードック代表は偏向を否定し、政権に非難されてからも視聴率が急上昇したことを明らかにした。

 対立は米国議会でも反響を呼び、共和党有力メンバーのエリック・カンター下院議員は22日、「FOXはアフガニスタンでの戦争その他、ニュース報道でも実績があり、論調を理由に標的として迫害することは報道の自由の抑圧だ」とオバマ政権を非難している。

432チバQ:2009/10/26(月) 22:59:43
>>259
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102601000507.html
ブルームバーグ氏3選か NY市長選まで1週間
 【ニューヨーク共同】11月3日に投開票の米ニューヨーク市長選まで1週間。圧倒的な資金力を誇る現職マイケル・ブルームバーグ氏(67)=無所属=が、資金面、知名度で劣る市会計検査官のウィリアム・トンプソン氏(56)=民主党=をリードしており、3選はほぼ確実な勢いだ。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、今月21日時点での各種世論調査の平均は、ブルームバーグ氏支持52・3%で、トンプソン氏を14・6ポイントリード。この傾向は9月中旬から変わっていない。行政手腕の高さ、2001年の米中枢同時テロからの復興、犯罪発生率低下など実績への評価の表れとみられる。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、トンプソン氏はこれまでに約600万ドルの選挙資金を使ったが、ブルームバーグ氏はその14倍を超える約8500万ドル。1日100万ドルのペースで、主にトンプソン氏の攻撃、自分の宣伝のためのテレビ広告に支出。01、05年の選挙で使った資金と合わせて2億5千万ドル以上に達する見込みで、同紙は「米政治史で最高額の選挙資金」と指摘している。


2009/10/26 17:27 【共同通信】

433名無しさん:2009/10/28(水) 20:47:31
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091027-OYT1T01187.htm

米主要紙、日米同盟の行方憂慮の論調
 【ワシントン支局】沖縄の米海兵隊普天間飛行場移設問題に関する鳩山政権の姿勢などをめぐり、日米同盟の行方を案ずる論調が米主要紙で目立っている。


 22日付ウォール・ストリート・ジャーナルは、ブッシュ前政権で国家安全保障会議の拡散防止戦略部長を務めたカロリン・レディ氏の、「広がる日米安全保障の裂け目」と題した論文を掲載した。レディ氏は、「鳩山政権の姿勢は東アジア安全保障の礎石である日米同盟を損なう恐れがある」と憂慮。岡田外相が「核の先制不使用」を議論したいと主張していることについて、日本のこれまでの政権が米国の「核の傘」の抑止力を維持するため、先制不使用の約束に反対してきたことを指摘し、「民主党の考えは意味をなさない」と切り捨てた。

 東アジア共同体構想に関しては、「中国の増大する軍事力や北朝鮮の弾道ミサイルの脅威にどう対抗するのか」と疑問を投げかけた。日米の安保関係で、米国が財政的にも作戦的にも日本より多くを負担してきたと強調し、日米の対等な同盟関係を掲げる鳩山首相に対し、「この不平等な関係を是正したいなら、大衆迎合の政策より防衛に予算を回すことから始めるのがよい」と皮肉った。

 同紙が26日に掲載した社説は、普天間飛行場の移設問題で「鳩山政権内に意見の不一致が見られる」と、閣内の混乱を懸念した。

 ワシントン・ポストは22日掲載の記事で、「最もやっかいな国は中国でなく日本だ」とする国務省高官の発言を紹介。鳩山政権は中国の軍事力増強にしっかり対応していくことに関心が薄いと指摘した。さらに、民主党の谷岡郁子参院議員が、普天間飛行場移設問題をめぐってワシントンで国務省高官と面会した際、米側が「民主党幹部の一人が合意通り進めることに賛同した」と述べたところ、「私はその幹部より頭がいい」と反発した逸話に言及。「『合意している』と言えば『ああそうですか』と納得してもらえた時代は終わった」という米国の元外交官のコメントを取り上げ、米国側の戸惑いを示した。

(2009年10月27日22時27分 読売新聞)

434チバQ:2009/10/28(水) 22:34:22
>>432選挙中なのに余裕だな
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20091028037.html
負けたら…NY、フィラデルフィア両市長が“懸け”
 ワールドシリーズで対戦するフィリーズとヤンキースの本拠地の両市長が、シリーズの勝敗に地域奉仕活動を賭けている。27日、AP通信が伝えた。

 ヤンキースが敗れた場合はニューヨークのブルームバーグ市長がフィラデルフィアに出向き、フィリーズのユニホームを着てレクリエーション施設の壁絵を描く作業に参加する。フィリーズが敗れた場合には、フィラデルフィアのナッター市長がジーターのユニホームを着てニューヨークでの奉仕活動に加わる。

 負けた側の市長は、勝った側の市長やボランティア全員の昼食を用意するという。 (共同)

[ 2009年10月28日 11:54 ]

435チバQ:2009/10/31(土) 12:08:18
ちなみに、リンク元にある写真がひどい・・・嫌がらせだ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091030-00000518-san-int
ヒラリー氏を副大統領候補に…オバマ氏、真剣に検討していた
10月30日9時16分配信 産経新聞

 【ワシントン=有元隆志】オバマ米大統領が昨年の米大統領選で、ヒラリー・クリントン現国務長官を副大統領候補に起用しようと真剣に検討していたことが29日明らかになった。オバマ氏の選挙対策責任者を務めたデービット・プラフ氏が著書で選考過程を披露したもので、同書を出版する米誌タイムが電子版に抄録を掲載した。

  [表で見る]オバマ米大統領の支持率と主な動き

 オバマ氏とヒラリー氏は民主党大統領候補の座をめぐって激しく争った。このため「ドリームチケット」と言われたヒラリー氏の副大統領候補起用の可能性は低いとみられていた。

 しかし、候補者を絞り込む過程で、オバマ氏はヒラリー氏について「有能で、議会対策もでき、国際的に信頼性もある」として候補者に加えるよう求めた。

 プラフ氏らが候補者をさらに絞り込む際にも、オバマ氏はヒラリー氏起用に興味を示した。オバマ氏は会議の席上、「ヒラリー氏は副大統領に私が欲するものを多くもっている。知性が高く、自制心があり、信念がある」と評価した。

 プラフ氏はヒラリー氏を起用すると、ビル・クリントン元大統領が政権に深く関与するようになり、「非常にやっかいな問題を抱える」と難色を示した。

 結局、昨年8月上旬、候補者はヒラリー氏を除く3人に絞られ、最終的にジョゼフ・バイデン現副大統領が選ばれた。オバマ氏は大統領に当選すると、ヒラリー氏を国務長官に起用することを決めた

436チバQ:2009/10/31(土) 19:42:17
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091031/amr0910311929012-n1.htm
なぜモテる?ブルームバーグ氏 圧勝の勢い 11月3日にNY市長選
2009.10.31 19:27
 11月3日に投開票が行われるニューヨーク市長選で、現職のマイケル・ブルームバーグ市長(67)=無所属=の3選が確実視されている。徹底してイデオロギー臭を消し、経済、教育、公衆衛生といった実務面での取り組みを強調する一方、自らの資産を惜しみなく投入して選挙戦を展開する。その手法は、ニューヨークという街の個性とあいまって、米国政治史に独特な1ページを記しつつある。(ニューヨーク 松尾理也)

 ■保守もリベラルも

 「LGBT(同性愛者、両性愛者、性転換者)はブルームバーグを支持する!」。壇上で、同性愛者の権利運動でも知られる人気歌手のシンディ・ローパーさんが声を張り上げた。10月26日、マンハッタンで開かれた女性支持者の集いの一コマだ。

 だが聴衆はローパーさんのような「先鋭的リベラル」一色、というわけでもない。市内で教師を務めるボニー・リックさん(51)は「ブルームバーグ市長のおかげで公立学校が立ち直った。それが支持の一番の理由」という。別の60代の白人女性は、「共和党支持だけど現実に仕事をする人物を選ぶ」と話した。

 保守とリベラルの対立が先鋭化する最近の米国の政治状況からすれば、奇異にさえみえるこの光景こそ、ブルームバーグ氏の強みを端的に物語っている。

 ■世界17位の大富豪

 10月26日付世論調査によるとブルームバーグ氏への支持は53%。民主党から立候補しているウィリアム・トンプソン市会計検査官に18ポイントの大差をつけている。

 2001年、それまで民主党員だったブルームバーグ氏は突然共和党にくら替えし、市長に当選した。

 ブルームバーグ氏が勝利をつかむことができた一因は、自らの資産から自由に繰り出せる潤沢な選挙資金だった。ニューヨーク・タイムズ紙によると、今回もブルームバーグ氏は最大1億4千万ドル(約125億円)を使う見通しだ。ブルームバーグ氏の資産総額は推計160億ドル(1兆4500億円)で、痛くもかゆくもない。

 ブルームバーグ氏は証券会社ソロモン・ブラザーズの共同経営者などを経て、1981年に金融情報を扱う通信社ブルームバーグを設立した。フォーブズ誌の09年度世界長者番付では17位にランクされる。

 ■有能なビジネスマン

 ブルームバーグ氏のスタイルは徹底した実務型政治。教育改革のほか、24時間体制での苦情受付電話の設置や、レストランでの全面禁煙など大衆受けする施策を次々と実現させてきた。

 過去にブルームバーグ氏の選挙対策顧問を務めたエスター・フックス・コロンビア大教授(政治学)は、「市民は彼を政治家でも官僚でもなく、有能なビジネスマンとしてみている」と分析する。

 市長としての報酬はすべて辞退し、受け取るのは年間1ドルだけという清潔イメージも手伝い、選挙での懸念は低投票率くらいと、圧勝の形勢となっている。

437チバQ:2009/10/31(土) 19:52:14
>>397
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091031/amr0910311135007-n1.htm
加州知事選から撤退 サンフランシスコ市長 
2009.10.31 11:33
 来年11月の米カリフォルニア州知事選に民主党候補として出馬を目指していたサンフランシスコ市のギャビン・ニューソム市長が30日、撤退を表明した。元知事のブラウン州司法長官の立候補が見込まれており、党候補指名争いで苦戦が予想されることや選挙資金難が理由とみられる。

 ネット競売大手イーベイの女性社長だったメグ・ホイットマン氏が共和党からの立候補を目指している。現職のシュワルツェネッガー知事(共和党)は規定で3選出馬ができない。(共同)

438チバQ:2009/10/31(土) 20:11:17

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910290025.html
オバマ大統領が憎悪犯罪法案を承認 対象を同性愛者などに拡大

憎悪犯罪の適用対象拡大を盛り込んだ法案に署名したオバマ米大統領(中央)ワシントン(CNN) オバマ米大統領は28日、憎悪犯罪の適用対象に同性愛者や性同一障害者への攻撃を加える条項を盛り込んだ6800億ドル(約62兆4300億円)の国防権限法案に署名した。


主要連邦法に同性愛者の権利保護が盛り込まれたのは初めて。1998年に同性愛を理由に殺害された白人マシュー・シェパードさんや黒人ジェームズ・バードさんの事件が、法整備の契機となった。ブッシュ前米大統領は拒否権発動を警告していたが、オバマ大統領は前政権の方針を転換した。


ホワイトハウスで開かれた署名式には、バイデン米副大統領やホルダー米司法長官、シェパードさんの母親ジュディさんらが立ち会った。オバマ大統領は席上で、故エドワード・ケネディ上院議員らが法整備に尽力したことを指摘した。


式典に続いて開かれた記念行事では、シェパードさんやバードさんの遺族らと登場したオバマ大統領が、「人権保護の新たな1歩」を実現した遺族らの努力に言及。大統領は喜びの涙を流す遺族らと抱き合い、出席者らの拍手喝さいを浴びた。


法案をめぐっては一部の宗教団体が、妊娠中絶や同性愛に反対する保守派の言論封じ込めに利用されるのではないかとして懸念を表明したが、ホルダー長官はこれを全面否定している。


http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910310017.html
HIV感染者に対する入国制限を来年から撤廃と、オバマ氏発表
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は30日、エイズウイルス(HIV)感染者に対して過去22年間打ち出していた入国制限を来年1月1日から撤廃すると発表した。来週にも関連法規を発表する。


オバマ氏はホワイトハウスで、入国制限の撤廃を発表するに当たり、米国がエイズとの闘いで世界の先導者になりたいのなら、撤廃のような行動が必要だと強調した。また、撤廃は感染者に検査、治療を受けることを励まし、家族の連帯感を高めるものだとも述べた。


大統領は制限撤廃の発表前、低所得のエイズ患者向けに治療費補助などを実施する法案延長にも署名した。


米疾病対策センター(CDC)によると、米国内のエイズウイルス感染者は推定で約100万人。うち4分の1は感染の事実を知らない可能性があるとしている。

439チバQ:2009/11/01(日) 13:57:35
>>436
http://www.asahi.com/international/update/1031/TKY200910310412.html
超セレブ選挙戦 77億円投入、ブルームバーグNY市長(1/2ページ)2009年11月1日4時51分

 【ニューヨーク=山中季広】今月3日に投票が迫った米ニューヨーク市長選で、3選確実とみられている現職ブルームバーグ市長(67)の財力が話題を集めている。投じた自己資金は8500万ドル(約77億円)。米選挙史上、これほどの額を自費でまかなった候補者は他にいない。

 ブルームバーグ氏が選挙戦で最も資金を注いだのは広告だ。テレビ広告に3050万ドル、ダイレクトメールに1280万ドル。今年4月から早々とテレビ広告を流し始め、最終盤の今は連日、視聴率の高いCM枠に登場する。

 世論調査など各種のコンサルタントを雇うのに1100万ドル。選挙事務所の一つで取った出前のピザ代だけで8892ドル(約81万円)。近所のピザ屋は大喜びだ。

 米国の選挙制度では原則として、自費で選挙運動をする限り、使う額に制限はない。

 「過去の大統領選や連邦議員選、知事選でこれほどの自己資金を投じた候補はいない」とニューヨーク市立大学のダグラス・ムツィオ教授(政治学)は話す。「米国の政治は金なしでは動かないが、ここまで金にあかせた選挙は空前。市民の政治参加意欲をなえさせ、民主政治を傷つけてしまった」

 過去2回の市長選でのブルームバーグ氏の得票は平均75万票。今回も同水準なら、1票を113ドル(約1万300円)で買った計算になる。

 市長は3選禁止規定があったが、ブルームバーグ氏は2期目途中の昨秋、条例を改正し、3選を合法化してしまった。対立候補はその点を盛んに攻めたが、過去2期の実績は悪くなく、世論調査でも3選は揺るがない情勢だ。

 これほどの大金を投じられるのは、ブルームバーグ氏が全米屈指の資産家だからだ。もともとはウォール街の投資銀行で働く勤め人だった。金融情報配信のブルームバーグ社を81年に起こし、東京を含め世界中に130以上の拠点を置く高収益企業に育て上げた。

 持ち家が7軒あり、フォーブス誌の推定では総資産160億ドル(1兆4500億円)と言われる。全米8位、世界でも17位の富豪だ。

 一方で、月々に受け取る報酬はゼロに等しい。「市長は年間1ドルしか給与をもらっておりません。うち7セントが社会保険と税金で差し引かれるので、厳密な手取りは年額93セント(約85円)です」と市長報道官室は言う。初当選時に公約したからだ。ブルームバーグ社の広報担当も、「市長となって以降、報酬は払っていません。会社の大方針を決める時を除けば、経営にはタッチしていませんので」と話した。

440とはずがたり:2009/11/01(日) 14:58:30
ここんところの日米安保なんかの動き
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/1999-2001

忍耐から強硬へ=対日批判の論調噴出−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009102300485

 【ワシントン時事】先のゲーツ米国防長官訪日を機に、米国内で鳩山政権の外交・安全保障政策に対する批判的な論調が吹き出した。普天間飛行場移設問題などをめぐりいら立ちを強めるオバマ政権が、対日政策の基本を忍耐から強硬路線に転換しつつあるのを反映した形だ。
 「今や最も困難なのは中国(との関係)ではない。それは日本だ」。22日付の米紙ワシントン・ポストは国務省高官の発言を引用、米政府内の不満の高まりを伝えた。
 同日付のウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)も、鳩山政権の姿勢を「東アジア安保の要である日米同盟をむしばむ」と酷評した国家安全保障会議(NSC)元高官の論文を掲載した。
 オバマ政権は当初、日本の民主党の政策に不安を持ちつつも、期待する方向に転換するのを数カ月間は待つ構えだった。対日政策を統括するキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は9月上旬、それまで「忍耐が必要だ」と強調した。
 しかし、普天間問題をめぐり鳩山由紀夫首相は決着先送りを表明。与党内には県外・海外移設の主張がなお根強い。米国が継続を望んだインド洋での給油活動の代わりとなる新たなアフガニスタン支援策も不明確だ。
 これに対し、米側では「日本への甘い姿勢が混乱を招いたとの批判が広がっている」(日米関係筋)のが実情。ゲーツ長官は日本での一連の会談で、現行移設計画をほごにすれば沖縄海兵隊のグアム移転なども白紙に戻ると断言、来月の大統領訪日までの決着も迫った。こうした変化は、難航するアフガン戦略見直しなどでオバマ政権が余裕を失っているのが背景にある。ポスト紙は「アジアの最も緊密な同盟国とのもめ事が新たな困難を生んだ」と指摘した。(2009/10/23-14:59)

441チバQ:2009/11/03(火) 02:12:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20091102dde007010006000c.html
米国:NY市長とニュージャージー州知事、億万長者の選挙戦
 ◇3選へ盤石/再選に苦戦…不況で様変わり
 【ニューヨーク小倉孝保】米東部で3日投開票されるニューヨーク市長、ニュージャージー州知事の各選挙に、ウォール街で巨万の富を築いた2人の現職が立候補している。それぞれ3選と再選を目指すブルームバーグ市長(67)とコーザイン知事(62)。不況でウォール街への不満が高まる中、実業界で作った資金で選挙を戦う2人に関心が集まるが、市長が3選を確実にする一方、知事選は激戦。「億万長者の戦い」の様相は大きく異なっている。

 ブルームバーグ市長は証券大手ソロモン・ブラザーズの共同経営者から81年、経済情報を扱う通信社を設立した。資産は約160億ドル(約1兆5400億円)。過去2回の市長選は共和党から出馬したが、選挙費用(推定計1億4000万〜1億5900万ドル)は自身の資産から拠出した。今回は連続2期までとされていた市条例を改正し無所属で出馬。市会計検査員のトンプソン候補(民主)との選挙戦には、8500万ドルをつぎ込んだ。最終的な選挙費用は計1億1000万〜1億4000万ドルと見積もられ、地元紙は「独立系(無所属)候補としては米史上最大の選挙費」と報じる。

 一方、トンプソン候補の選挙費は約600万ドルと同市長の10分の1以下。知名度の高い市長が各種世論調査で20ポイント近く差を広げる。

 コーザイン知事(民主)は証券大手ゴールドマン・サックスでトレーダーから社長に上り詰めた。資産は1億5000万ドル。前回知事選では自身の資産から4300万ドルの選挙費用を使った。今回は6月以降、既にテレビCM費860万ドルを含め約1680万ドルを使い、大半を自己資産でまかなった。

 一方、相手の元検察官、クリスティ候補(共和)はこれまでに使った約540万ドルのほとんどが小口献金。選挙を監視する非政府組織(NGO)は地元紙に「経営に成功したのだから行政もやれるという思いがあったが、それだけでは不十分だと分かった」と指摘。不況が知事に重くのしかかっているようだ。

442チバQ:2009/11/04(水) 12:42:42
http://mainichi.jp/select/world/news/20091104k0000e030062000c.html
米国:3選挙で民主が大苦戦 オバマ政権に陰り?
 【ワシントン小松健一】米東部ニュージャージー州と南部バージニア州の知事選、ニューヨーク州選出の連邦下院議員補欠選挙の投票が3日行われ、即日開票が始まった。新人同士の一騎打ちとなったバージニア州では共和党の前州検事総長、ボブ・マクドネル候補(55)が民主党の州上院議員、クレイ・ディーズ候補(51)を大きく引き離し、当選を確実にした。その他の選挙でも共和党がリードしている。

 オバマ政権の景気・雇用対策や医療保険制度改革を巡り、与党・民主党と野党・共和党の対立が深まり、オバマ大統領の指導力と求心力にも陰りが見え始めている。民主党が全敗する事態になれば、10年秋の連邦議会中間選挙と37州の知事選に向けて大統領の政権運営にも影響しそうだ。

 オバマ大統領が当選して4日でちょうど1年になる。今回の選挙は、これまでのオバマ政権の政策評価や、カリスマ性を政策の推進力としてきた「オバマ効果」を占うものとして注目されている。

 08年の大統領選と連邦議会選挙では、オバマ大統領と民主党が無党派層や保守層の取り込みに成功した。米メディアの出口調査によると、今回は保守層が共和党に戻ったうえ、無党派層も共和党に流れる傾向が出ており、オバマ効果の揺り戻しが起きている。

 民主党の地盤とされるニュージャージー州ではオバマ大統領が5回、現職で再選を目指すジョン・コーザイン候補(62)の応援に駆けつけた。だが、共和党新人の前州検事、クリス・クリスティ候補(47)の勢いをそぐことができず、開票速報ではクリスティ候補が票を伸ばしている。ニューヨーク州第23選挙区の下院補選では、共和党保守派が支援する保守系のダグ・ホフマン候補(56)が直前の世論調査で民主党のビル・オーウェンズ候補(50)をリードしている。

 有権者の関心は経済や雇用、税金問題などにあり、NBCテレビなどの世論調査でオバマ政権の経済政策に関し、不支持が支持を上回っている。今回の選挙はそうした不満も反映しているといえる。

443チバQ:2009/11/04(水) 19:38:20
>ニューヨーク市は、民主党員と共和党員の比率が約5対1と、民主が圧倒的に有利な地域
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110401000381.html
ブルームバーグ氏3選 NY市長選、予想外の接戦
 【ニューヨーク共同】任期満了に伴うニューヨーク市長選(任期4年)の投開票が3日行われ、複数の米メディアによると、現職のマイケル・ブルームバーグ氏(67)=無所属=が当選し、3選を決めた。市会計検査官のウィリアム・トンプソン氏(56)=民主党=も善戦したが、圧倒的な資金力、知名度を誇るブルームバーグ氏に及ばなかった。

 地元テレビ局ニューヨーク1によると、開票率95%での得票率は、ブルームバーグ氏50%、トンプソン氏46%。

 事前の世論調査では、ブルームバーグ氏が終始、10ポイント前後リードしていた。ブルームバーグ氏が選挙戦で1億ドル(約90億円)といわれる破格の資金を使い、条例改正で任期制限を3期12年に延ばしたことへの批判票が、トンプソン氏に流れた可能性がある。

 ニューヨーク市は、民主党員と共和党員の比率が約5対1と、民主が圧倒的に有利な地域だが、ブルームバーグ氏の楽勝ムードで民主党側の支援の動きが鈍く、トンプソン氏の苦戦が伝えられていた。

2009/11/04 13:27 【共同通信】

444名無しさん:2009/11/04(水) 19:43:39
面白ネタ。画像も御覧ください。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/091104/amr0911041302006-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/world/america/091104/amr0911041302006-p1.jpg

シュワ知事 公式書簡に隠し文字で怒りの「Fuck You」
2009.11.4 12:58

このニュースのトピックス:米州

シュワルツェネッガー知事が出した文書。縦読みするとたしかに… 米カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が議会にあてた書簡が、物議をかもしている。重要案件の扱いをめぐって州議会の対応を批判する内容だが、文面自体は常識的で穏当なもの。ところが、この文章をよーく眺めてみると…。

 シュワルツェネッガー知事は今月7日、州議会に対し、水道や刑務所問題の改革、保健行政に関する重要法案が棚上げされている一方で、緊急を要しないと考える財政改革法案が議決されたことに不快感を表明。同法案に対し、拒否権を発動したことを写真のような文面で議会に通達した。

 知事がこうした文書を出すこと自体が異例というが、それ以上に関係者を仰天させるメッセージが文章中に隠されていた。公式書簡の定型文である書き出しと終わりの2行を除いた、各段落の文頭の文字をつなぎ合わせて縦読みすると、「I Fuck You」となるのだ。

 シュワルツェネッガー知事と州議会との仲の悪さは周知の事実。しかも、この書簡は知事から議会への“抗議文書”だけに、米国で最も忌み嫌われるNGワードで議会を中傷したとの憶測が広まるのも不思議ではない。

 知事報道官は「単なる偶然だ」と弁明しているが、26あるアルファベットのうち特定の8文字が一定の法則で規則正しく並ぶ可能性は天文学的確率。「I」「F」「Y」が、きちんと大文字になっている点も、できすぎの印象だ。

 地元紙の取材に、サクラメント州立大のバーバラ・オコーナ教授(政治学)は「あまりにも辛辣で市民の反感も深いが、この文章を知事自身が作ったかどうかは疑問。ひそかにほくそ笑んでいるスタッフがいるかもしれない」と話している。

445チバQ:2009/11/04(水) 20:48:11
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911040033.html
アトランタ市長選は決選投票へ 30年ぶり白人市長なるか
アトランタ(CNN) 3日に投開票が行われた米ジョージア州アトランタの市長選は、約30年ぶりとなる白人市長を目指していたメアリー・ノーウッド市議の得票が過半数に達せず、決着は12月2日の決選投票に持ち越された。


地元紙の報道によると、ノーウッド候補の得票率は45%、次点のカシム・リード元同州上院議員は37%だった。当選のためには過半数を獲得する必要がある。


アトランタはアフリカ系アメリカ人の住民が多数を占めており、もしノーウッド候補が当選すれば、1973年以来の白人市長となる。リード候補はアフリカ系アメリカ人。

446チバQ:2009/11/04(水) 20:50:39
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911040017.html
NY州下院補選、民主党候補当確 共和党内の亀裂露呈のなか
(CNN) 米ニューヨーク州下院補選(改選数一)は3日に投開票され、開票率88%の段階で49%の得票率を記録した民主党のビル・オーウェンズ候補が、共和党のダグラス・ホフマン候補(46%)を小差で抑え、当選確実となった。


補選では共和党内の亀裂が明らかになった。地元の共和党幹部らは中道派のディエドラ・スコッザファーバ氏を擁立し、無党派層や一部民主党支持者の取り込みを図った。しかし同性婚や妊娠中絶、連邦政府の景気対策に寛容なスコッザファーバ候補に党内の保守派が強く反発し、会計士のホフマン氏を擁立した。


スコッザファーバ候補は世論調査の支持率急落や、保守派の支持と献金がホフマン候補に集中している状況を受けて、先月31日に選挙運動を停止し、民主党のオーウェンズ候補の支持に回った。直近の世論調査では、オーウェンズ候補とホフマン候補の支持率が小差で競り合っていた。

447チバQ:2009/11/04(水) 20:52:27
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200911040017.html
NY州下院補選、民主党候補当確 共和党内の亀裂露呈のなか
(CNN) 米ニューヨーク州下院補選(改選数一)は3日に投開票され、開票率88%の段階で49%の得票率を記録した民主党のビル・オーウェンズ候補が、共和党のダグラス・ホフマン候補(46%)を小差で抑え、当選確実となった。


補選では共和党内の亀裂が明らかになった。地元の共和党幹部らは中道派のディエドラ・スコッザファーバ氏を擁立し、無党派層や一部民主党支持者の取り込みを図った。しかし同性婚や妊娠中絶、連邦政府の景気対策に寛容なスコッザファーバ候補に党内の保守派が強く反発し、会計士のホフマン氏を擁立した。


スコッザファーバ候補は世論調査の支持率急落や、保守派の支持と献金がホフマン候補に集中している状況を受けて、先月31日に選挙運動を停止し、民主党のオーウェンズ候補の支持に回った。直近の世論調査では、オーウェンズ候補とホフマン候補の支持率が小差で競り合っていた。

448名無しさん:2009/11/05(木) 06:29:44
>>444
産経・・・放送禁止用語を伏せ字にしないでそのまま見出しにするとは・・・( ゚д゚)ポカーン

449チバQ:2009/11/05(木) 19:07:31
>>447
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110501000175.html
米共和党、価値観めぐり内紛 下院補選で民主党勝利
 【ワシントン共同】米国で2州知事選と同時に実施されたニューヨーク州第23選挙区の下院補選は、4日までの開票で民主党のビル・オーエンズ氏が勝利した。同選挙区では共和党保守派が党公認候補を「リベラル過ぎる」と批判して出馬辞退に追い込み、党外の保守系候補ダグラス・ホフマン氏を支援する異例の展開となった。

 来年の中間選挙を控え、支持低迷に苦しむ共和党では、保守派としての「中核的な価値観」を共有する候補者を求める声が高まり、穏健派を排除する動きがさらに強まりそうだ。

 共和党が当初擁立した女性候補のディーディー・スコザフォバ氏は、同性愛者の権利や中絶の自由を支持し、オバマ政権の景気刺激策も容認。昨年の大統領選で副大統領候補だったペイリン前アラスカ州知事やポーレンティー・ミネソタ州知事ら共和党保守派の有力者が反発してホフマン氏支持を打ち出し、スコザフォバ氏は投票日直前に出馬を辞退した。

 同選挙区は伝統的に共和党の地盤で、民主党オーエンズ氏は漁夫の利を得た形。

2009/11/05 09:55 【共同通信】

450とはずがたり:2009/11/06(金) 11:38:56

おお,ふぃおりーなが出てくる様だ。

「最強の女性」HPの元CEOが米上院選へ
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20091105-563072.html

 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の最高経営責任者(CEO)をかつて務め、「最強の女性経営者」と呼ばれたカーリー・フィオリーナ氏(55)が4日、来年の米中間選挙で行われる上院選にカリフォルニア州から出馬する意向を表明した。

 共和党候補の指名獲得を目指すとみられる。フィオリーナ氏は声明で「(雇用問題などに関する)カリフォルニア州民のための解決策を軸にした選挙運動をする」と強調した。

 フィオリーナ氏は1999年、40代でHPのCEOに抜てきされた。米経済誌フォーチュンの米ビジネス界「最強の女性」番付で6年連続で首位に選ばれるなど評価を受けたが、2005年に取締役会との経営方針をめぐる対立で事実上解任された。AP通信によると、乳がんにかかり、最近治療を終えたという。(共同)

 [2009年11月5日12時40分]

451名無しさん:2009/11/16(月) 19:09:44
いいじゃない。

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111601000125.html
http://img.47news.jp/PN/200911/PN2009111601000142.-.-.CI0003.jpg

オバマ氏の天皇にお辞儀は不適切 米保守派が批判
 【ワシントン共同】初訪日したオバマ米大統領が14日に皇居で天皇、皇后両陛下と面会した際、深々とお辞儀したことが「低姿勢過ぎる」と米ニュースサイトで物議を醸している。保守系FOXテレビは15日、外国の要人に頭を下げるのは「米国の大統領として不適切」と批判した。

 同テレビは、2007年2月に天皇陛下と面会したチェイニー副大統領(当時)は、握手だけでお辞儀はしなかったと比較。「オバマ氏は(お辞儀が)日本人受けすると考えたのだろう」と皮肉った。一部サイトは、オバマ氏が「ぺこぺこと頭を下げた」と非難した。

 政治専門サイト「ポリティコ」によると、米政府高官は、お辞儀は外交儀礼だとして「政治問題化するのは的外れもいいところ」と一蹴した。

 保守系メディアは今年4月にも、オバマ氏がサウジアラビアのアブドラ国王にお辞儀したとして問題視したことがある。

2009/11/16 09:35 【共同通信】

452とはずがたり:2009/11/16(月) 19:21:31
>>451
おお,相手が天皇とは言えなかなか深々としたお辞儀ですね〜。

453チバQ:2009/11/23(月) 09:16:38
>>434
http://www.daily.co.jp/mlb/2009/11/21/0002531154.shtml
フィラデルフィア市長罰ゲーム… ワールドシリーズ制覇をかけ、ニューヨークとフィラデルフィア両市長の間で争われていた“賭け”の罰ゲームが20日、ヤンキースタジアムのあるブロンクス地区で行われた。罰ゲームは勝者の都市でのボランティア活動で、今回は中学校校舎のペンキ塗り。敗れたナッター・フィラデルフィア市長はMVPとなった松井秀のユニホームを着て作業を行う屈辱を味わわされ、「今年1年、優勝トロフィーの面倒を見てくれ。来年、引き取りに来る」と話していた。

(2009年11月21日)

454チバQ:2009/12/02(水) 00:47:43
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200912010018.html
クリントン夫妻の1人娘チェルシーさんが婚約、来夏に挙式と

婚約したクリントン元大統領夫妻の1人娘のチェルシーさんワシントン(CNN) クリントン元大統領夫妻の1人娘チェルシーさん(29)が長年付き合っているボーイフレンドと婚約したことが11月30日分かった。クリントン一家の広報担当が明らかにした。


チェルシーさんと将来の夫は感謝祭の日に友人や家族にメールを出し、婚約の事実を明かしたという。米メディアは2人は今年の夏、挙式したとも報じていたが、広報担当はこの事実を否定していた。結婚式は来年夏に予定しているという。


ボーイフレンドのマーク・メズビンスキーさん(31)の母親は、ペンシルベニア州選出の元連邦下院議員。1994年の選挙で再選を阻まれたが、当時のクリントン大統領の経済政策には批判的だったという。


メズビンスキーさんは大手投資銀行に勤務。2人はスタンフォード大学で共に学んでいる。チェルシーさんの母親はクリントン国務長官。

455名無しさん:2009/12/02(水) 02:52:49
>>454
大統領の娘時代が信じられないくらいに老けたな…。

456チバQ:2009/12/06(日) 19:39:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091206-OYT1T00354.htm
米失業率10%、大統領へ怒りの声「ペテン師だ」


金属加工工場で労働者の話を聞くオバマ大統領(4日、米ペンシルベニア州アレンタウンで)=ロイター アメリカの失業率が10%を超えた。1983年以来、26年ぶりの危機的水準だ。

 オバマ大統領は4日、雇用問題について国民の声を聞く全国行脚を始めたが、最初に訪れた米産業革命の発祥地、ペンシルベニア州のアレンタウンで待ち受けていたのは、冷ややかな「歓待」だった。

 「大統領、小さな企業が資金を借りられるよう、何をしてくれますか。みんなそれが知りたいのです」

 社会人の就職を支援する地元のコミュニティー大学。質疑の時間になると、厳しい質問が飛んだ。

 「約束する。銀行の人に年内に会う」と大統領。だが、聴衆には不信が渦巻く。

 地元の労組代表、フレッド・シェフさん(61)は「質問できたら、『本当にやれるのか』って言ってやりたかった」。5月にリストラされたジェフ・デュークさん(37)は、「仕事は簡単には見つからない。妻が働いているので一息ついているが」と浮かぬ顔だ。

 工場、大学、レストラン。駆け足で巡った先々で、オバマ批判のプラカードが待ち受けた。キャスリーン・ティーさん(48)は、「彼はペテン師。この国を間違った方向に向かわせている。雇用なんて戻って来ないわ」と吐き捨てた。

 昨秋の「リーマン・ショック」を発火点に、米東海岸のニューヨークの金融街から始まった解雇の波は、全米を覆っている。4日に発表された11月の失業率は10%ちょうど。2けたに乗った10月(10・2%)からは改善したが、就業者数は23か月連続で減っている。(米東北部アレンタウンで、岡田章裕)

(2009年12月6日11時20分 読売新聞)

457とは:2009/12/06(日) 20:07:09
取り敢えず失業率なんとかしないと命取りになりそうな。。

オバマの経済政策どうなってましたっけ?あんま体系的な感じがしないですが、アメリカの経済政策はベルナンケの役割大か?

458チバQ:2009/12/13(日) 18:13:19
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200912130012.html
同性愛者の市長が誕生、米テキサス州ヒューストン市
テキサス州ダラス(CNN) 米テキサス州ヒューストンで12日、市長選の決選投票の結果、同性愛を公言しているアニス・パーカー氏(53、民主党)が当選した。ヒューストン市で女性市長の当選は2人目、同性愛者としては初めてとなる。就任は来年1月。


米国でこれまで、同性愛者の市長が誕生しているのはロードアイランド州プロビデンスやオレゴン州ポートランドなど。米国第4の都市ヒューストンのような大都市でも同性愛者の市長が登場するのは初めて。


過去5年間、同市の会計監査役を務めたパーカー氏は、11月3日の市長選で対立候補のひとり、ジーン・ロック市顧問弁護士(民主党)と接戦となり、決選投票となった。


パーカー氏は同性パートナーと19年間、生活をともにしており、2人の養子を引き取っている。また、同性愛者であることを隠したことはなかった。


ヒューストン市は数年前、同性カップルの権利を認める法案が住民投票で否決されているほか、同性結婚が違法となっている。同性愛に対する偏見が根強い南部州のテキサスでのパーカー氏の当選は、同性愛者に対する大きな追い風となる可能性が高い。


パーカー氏が決選投票に残った際、一部の保守派や同性愛に反対する人々が反パーカー氏の活動を実施していた。しかし、53%を超える支持を得て当選したパーカー氏は、「ヒューストンには、性的指向に対する偏見が残っているが、市民は私を選んでくれた」と勝利宣言を出している。

459とはずがたり:2009/12/15(火) 23:58:21
家系図総研でもあんのかねぇ?
>オバマ大統領の家計図とバフェット氏の親族についての調査を同じチームが行っていたところ、偶然発見したという。

世界の雑記帳:オバマ大統領とバフェット氏、17世紀に共通の祖先=米サイト
http://mainichi.jp/select/world/newsinbrief/news/20091215reu00m030004000c.html

 12月15日、家系専門サイトの調査チームは、オバマ米大統領と米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が遠縁の親戚に当たると発表。写真は11月、ニューヨークでのイベントで壇上にあがるバフェット氏(2009年 ロイター/Mike Segar)
 12月15日、家系専門サイトの調査チームは、オバマ米大統領と米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が遠縁の親戚に当たると発表。写真は11月、ニューヨークでのイベントで壇上にあがるバフェット氏(2009年 ロイター/Mike Segar)

 [ワシントン 15日 ロイター] 家系専門サイト、Ancestry.comの調査チームは15日、オバマ米大統領と米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が遠縁の親戚に当たると発表した。

 同サイトが2人の共通の祖先としているのは、1650年代にフランスから米国に移民したマレン・デュバル氏。同氏はオバマ大統領にとって9代前、バフェット氏にとって6代前の祖先だという。

 この発見は、オバマ大統領の家計図とバフェット氏の親族についての調査を同じチームが行っていたところ、偶然発見したという。

 2人の祖先であるデュバル氏は当初、契約使用人として渡米したが、1659年までにメリーランド州に土地を購入。農場を経営する商人となり、資産を築いたと考えられると、調査チームは話している。

2009年12月15日 17時51分

460チバQ:2009/12/23(水) 17:41:52
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009122301000122.html
米民主党下院議員、共和党に移籍 財政支出拡大路線を批判
 【ワシントン共同】米民主党のグリフィス下院議員(アラバマ州選出)は22日、民主党の財政支出拡大路線を批判し、共和党に党籍を変更すると発表した。同議員は昨年の選挙で、共和党の強い選挙区から初当選した。

 地元での記者会見で同議員は、民主党指導部が医療保険改革法案など「大規模な支出拡大と増税」を進めていると非難し「もう一緒にはいられない」と述べた。

2009/12/23 10:04 【共同通信】

461チバQ:2009/12/26(土) 22:29:33
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20091227k0000m030027000c.html
NY市長選:マイノリティー票が白人票上回る
 【ニューヨーク小倉孝保】少数派が多数派に−−。先月3日行われたニューヨーク市長選挙で、黒人やヒスパニック系住民のマイノリティー(少数派)票が同市の選挙で初めて白人票を上回った可能性が高いことが25日、わかった。ニューヨーク・タイムズ紙が伝えた。

 今後、同市の運営にマイノリティーの意見が強く反映されるのは確実だ。

 公式には人種別投票動向は明らかになっていないが、調査会社「エジソン・メディア・リサーチ」の出口調査の結果では、市長選で自らを白人と認識する住民の投票は全体の46%。黒人(23%)、ヒスパニック(21%)、アジア系(7%)の合計でマイノリティー票が白人票を上回った。

 過去の市長選出口調査では、白人票は56%(89年)、55%(93年)、53%(97年)、52%(01年)で常に多数派だった。特にアジア系住民で増加が著しく、アジア系の01年の投票は全体の3%だった。

 マイノリティー住民の投票増加は少しずつ、結果にも表れている。01年には市会計検査員選挙で黒人のトンプソン氏が当選したほか、クイーンズ区長選でも黒人女性のマーシャルさんが当選。先月の市会計検査員選では中国系のリウ氏が当選した。

毎日新聞 2009年12月26日 19時41分

462名無しさん:2010/01/05(火) 21:11:48
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010501000217.html
今年の十大リスク5位に「日本」 米調査会社、普天間影響か
 【ワシントン共同】米ニューヨークに本部を置く調査分析会社ユーラシア・グループは4日、今年の十大リスクを公表、トップに米中関係、5番目に「日本」を挙げた。鳩山政権の財政政策や米軍普天間飛行場移設問題をめぐる迷走が影響したとみられる。

 同社のイアン・ブレマー会長らは鳩山政権について「小泉政権後に続く脆弱な政権の一つになりそうだが、今回は官僚の支援がなく、深刻な経済状況も伴う」と悲観した。今年夏の参院選に関しては「鳩山由紀夫首相はその地位にないかもしれないが、民主党が勝利するだろう」と予想した。

 米中関係に関しては、通商政策で摩擦が増幅すると指摘。「中国から見て米国との経済関係は魅力が少なくなり、米国は環境問題などでの中国の指導力に失望するだろう」と見通した。2番目のリスクはイラン問題で、欧州の財政政策不一致、米国の金融規制問題が続いた。

 ユーラシア・グループは地政学的なリスク分析を専門とするコンサルティング会社。

2010/01/05 10:57 【共同通信】

463チバQ:2010/01/07(木) 22:35:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100107-OYT1T01228.htm
米民主ベテラン上院2議員引退、党内に衝撃
 【ワシントン=黒瀬悦成】米民主党のベテラン上院議員2人が、11月の中間選挙への不出馬と政界引退を表明し、党内に衝撃が広がっている。


 中間選挙では、民主党が上院(定数100)で野党の議事妨害を阻止できる60議席を維持できるかどうかが焦点だが、2人の不出馬でこのラインを割り込みかねない事態となっている。

 不出馬を表明したのは、コネティカット州選出のクリストファー・ドッド上院銀行住宅都市委員長(65)と、ノースダコタ州選出のバイロン・ドーガン上院議員(67)。ドッド氏は現在5期目だが、健康問題に加え、金融業者との癒着が発覚し、6選が絶望視されていた。ドーガン氏も、出馬が取りざたされる共和党のジョン・ホーベン同州知事に世論調査で大きく引き離されていた。

 ドッド氏の引退で、同議員が策定にかかわってきた金融規制改革法案や医療保険制度改革法案の審議の行方にも、微妙な影響を及ぼす可能性がある。共和党のマイケル・スティール全国委員長は、「彼らは国民の審判を受けることを拒否した。オバマ大統領がリベラル的な政策を追求しているお陰で、共和党が過半数を奪回できる可能性が高まった」と強調した。

(2010年1月7日22時05分 読売新聞)

464とはずがたり:2010/01/20(水) 12:49:02
米上院補選:民主敗れ、オバマ政権に打撃 安定多数割れ
http://mainichi.jp/select/today/news/20100120k0000e030056000c.html
2010年1月20日 11時54分 更新:1月20日 12時20分

 【ワシントン小松健一】米東部マサチューセッツ州選出の連邦上院議員の補欠選挙が19日に投票、即日開票され、共和党のスコット・ブラウン州上院議員(50)が民主党のマーサ・コークリー州司法長官(56)を制して当選を確実にした。米メディアが一斉に報じた。民主党は上院(定数100)で59議席となり、共和党のフィリバスター(議事妨害)を阻止できる安定多数の60議席を失った。20日で就任1周年となるオバマ大統領が厳しい政権運営に直面するのは必至で、11月の中間選挙の行方にも影響しそうだ。

 今回の補選はオバマ政権の医療保険制度改革や経済政策の是非が争点で、オバマ政権1年間の信任投票と位置づけられていた。医療保険改革阻止を主張したブラウン氏の勝利は、オバマ大統領の求心力低下を裏付けることとなった。

 AP通信によると、開票率87%で得票率はブラウン氏52%、コークリー氏47%。

 マサチューセッツ州は民主党の牙城で、共和党が同州から上院議員(定数2)に選出されるのは67年以来。

 議会では大詰めを迎えた医療保険改革法案のみならず、金融規制改革、気候変動対策などオバマ政権の「変革」を支える重要法案が行き詰まることが予想される。共和党との対決を前提に政策を推し進めてきたホワイトハウスと民主党は戦略の練り直しを迫られる。

 補選は民主党の重鎮、エドワード・ケネディ議員の死去(昨年8月)に伴うもので、補選までの間、州知事に任命された暫定議員が民主党議席を埋めていた。

 【ことば】フィリバスター

 米上院本会議における議事妨害。徹底討論や少数意見の尊重を伝統とする上院では原則的に発言時間に制限がなく、長時間にわたり演説することで議事進行を妨害できる。演説をやめさせるには、討議終了の動議の成立が必要で、そのために全上院議員の5分の3にあたる60人の賛成が必要。近年の上院ではフィリバスターの利用が常態化している。語源はオランダ語の「略奪者」。

465チバQ:2010/01/20(水) 21:37:33
>>464
http://mainichi.jp/select/world/news/20100120dde007030004000c.html
米国:マサチューセッツ州上院補選 民主、歴史的敗北 オバマ政権に「無党派の反乱」
 ◇政策と世論、乖離
 【ワシントン小松健一】民主党の金城湯池と言われた米東部マサチューセッツ州で、有権者はオバマ政権の政策に「ノー」を突きつけた。19日に投開票された同州選出の上院補欠選挙で共和党のスコット・ブラウン候補(50)が医療保険制度改革反対を訴えて勝利した。08年の大統領選でオバマ大統領勝利に貢献した無党派層が共和党に流れたことが最大の要因だ。

 昨年11月のニュージャージー、バージニア両州知事選でも無党派層が共和党候補者を勝利に導いた。マサチューセッツ州でも同様の「無党派の反乱」が起きたことは民主党とホワイトハウスに大きな衝撃となっている。

 医療保険改革に心血を注ぎ47年間議席を維持したエドワード・ケネディ議員の死去に伴う今回の補選では、民主党のコークリー候補が有権者に敬愛されているケネディ家の支援を受け、医療保険改革実現を強調した。オバマ大統領も応援演説に駆けつけた。それでも民主党は歴史的な敗北を喫した。

 オバマ政権発足から1年間で、世論は変革への「期待」から「失望」へと大きく振り子が揺れた。

 7872億ドルの景気対策法を成立させたが、失業率は10%で高止まりしている。金融機関や自動車産業に公的資金を投入したが、銀行の貸し渋りは続き、生活の逼迫(ひっぱく)を訴える声が相次ぐ。巨額のコストを伴う医療保険改革の必要性が実感できないのが実情だ。

 米紙ワシントン・ポストとABCテレビが実施した全米の世論調査では、雇用と経済の回復が重要課題と考える人が最も多く、医療保険改革は24%にすぎない。オバマ政権で顕著となった財政赤字を拡大する「大きな政府」への拒否反応も高まる。オバマ大統領の政権運営と世論の乖離(かいり)は開くばかりだ。

 マサチューセッツ州の登録有権者は410万人。党派別では民主支持37・1%、共和支持11・4%、無党派51・2%など。同州の無党派は08年大統領選で共和党のマケイン氏に26ポイントの大差を付けたオバマ氏を勝利に導いた。

 オバマ政権下で保守回帰が進む無党派の不満への対応を誤れば、「変革」の実現は極めて難しくなる。

466とはずがたり:2010/01/21(木) 10:05:22
>>463
>共和党のマイケル・スティール全国委員長は、「オバマ大統領がリベラル的な政策を追求しているお陰で、共和党が過半数を奪回できる可能性が高まった」と強調した。
補選の結果を見ても民主党大敗するかも知れませんなぁ。。

467チバQ:2010/01/24(日) 10:21:56
http://mainichi.jp/select/world/news/20100122ddm007030180000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/上 演説戦術に陰り 「旗振りだけ」批判も
 ワシントン郊外のバージニア州アーリントンのウェイクフィールド高校。夏休みが明けた昨年9月8日、教育の重要性についてオバマ米大統領が生徒たちに語りかけた。

 「これからの未来、我々が国家として大きな難題を乗り越えていけるかどうか。いま君たちが学んでいることがそれを決定する」

 オバマ大統領が国民に直接、話しかける際には決まったスピーチの型がある。「必ずしも私は熱心な生徒ではなかった」「私の妻ミシェルは家計的に恵まれない家庭環境で育ったが努力して成功した」など個人的なドラマを紹介する。そのうえで、「We(我々)」を多用し、聞き手を共通のビジョンに引き込み、共感を得る。ユタ大学の東照二教授(社会言語学)がオバマ大統領の演説で使われた語彙(ごい)を分析したところ、「人々」「共通」「すべて」など聞き手を統合する言葉が多用されていた。東教授は「分かりやすい言葉でつながりを作るスタイルで、訴えているのは政策ではなく価値観だ」と解説する。

 強い支持基盤を持たないオバマ大統領にとって演説は、大統領選挙中の一番の武器だった。就任後も政策への支持を訴える手段として、市民との直接対話の場であるタウンホール集会などで語り続けてきた。

 だが、その開催場所を見てみると次期大統領選をにらんだ「パーマネント・キャンペーン」(終わらない選挙戦)という側面も浮かび上がる。ホワイトハウスが、大統領の発言を公表しているタウンホール集会のうち、国内出張先で開催されたのは14回。うち08年大統領選で序盤から民主党優位といわれていたのはカリフォルニア州の2回のみ。オハイオ、コロラド両州など激戦州で7回、インディアナ州など共和党優位州で5回開催され、戦略的に遊説先を選んでいると推測できる。

 最近、「しゃべっているだけで何もしていない」という厳しい評価が聞かれるようになった。政権の「チアリーダー・イン・チーフ」(チアリーダーの代表)と呼ばれることもある。応援団のリーダーに過ぎず、自ら問題を処理する「選手」ではないという批判的な意味合いで使われている。

 オバマ大統領はこの1年、雇用や景気の回復など山積する課題に、国民が満足する処方せんを示せなかった。オバマ流の演説だけでは、困難な政権運営を埋め合わせることはできていない。

  ◇  ◇

 熱狂的な歓迎を受けながら、ここのところ支持率低迷に悩むオバマ大統領。就任1年で見えてきた実像に迫った。【ワシントン古本陽荘】

==============

 ■ことば

 ◇パーマネント・キャンペーン
 1976年に当選したカーター大統領に世論調査専門家のパトリック・キャデル氏が「世論の支持を得ながら行政運営するには、ずっと選挙キャンペーンを続ける必要がある」と進言したメモが言葉の由来とされる。近年の米国政治の特徴とされ、有権者の声に耳を傾けることができる半面、長期的な視野から政治判断できなくなるとの批判がある。

468チバQ:2010/01/24(日) 10:22:22
http://mainichi.jp/select/world/news/20100123ddm007030096000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/中 意見聞けども主導せず 議会に法案「丸投げ」
 「(20世紀初頭の)セオドア・ルーズベルト大統領以来、7人の大統領が改革の重要性を訴えてきた。そこには民主党、共和党の区別はなかった」

 クリスマスイブの昨年12月24日、米上院で医療保険制度改革法案が可決されたのを受け、オバマ米大統領は超党派での改革の必要性を訴えた。

 実際の採決結果は、賛成60、反対39(欠席1)。賛成はすべて民主党会派で、共和党は全員が反対に回った。委員会採決時、共和党からただ一人賛成したスノー上院議員(メーン州)も「恣意(しい)的にクリスマスを締め切りとするやり方は、重要な法案を不当に扱うものだ」と民主党の議会運営を批判し反対した。

 法案策定は当初から議会指導部に委ねられた。クリントン政権時代に議会をないがしろにして同様の法案が廃案となった反省を踏まえた。ホワイトハウスから具体案を提示すれば、押し付けたと受け取られ法案成立が困難になると計算した。

 だが、法案審議が長引くにつれ、オバマ大統領が議会に法案策定を「丸投げ」したとの印象を与えるようになる。議員らが夏季休暇中に地元で開いた医療保険に関する住民集会。賛否の議論を超え、住民同士がつかみ合いのケンカをし、議員をののしる映像がテレビで次々と流された。60%台だった大統領の支持率が50%台前半に急降下したのはこの時期だ。国民の一定層が、混乱は大統領の指導力不足によるものと受け止めた。

 ブッシュ前大統領とは対照的に、関係者の話を聞いてじっくり着地点を模索するのがオバマ大統領の決断スタイルといわれる。アフガニスタンへの米軍3万人の追加増派も現地司令官や閣僚から意見を聴取し決断した。だがその姿勢は「優柔不断」(チェイニー前副大統領)との批判も生んだ。

 上院議員時代の大統領を知るアメリカン大のサーバー教授(米政治)は「意思決定の前にあらゆる意見に耳を傾ける指導スタイルは、コミュニティー・オーガナイザーだった経験が生んでいる」と語る。大統領はシカゴで3年間、オーガナイザーに携わった。

 だが、サーバー教授は「議会指導部に権限を与えすぎたのは失敗。もっとタフになる必要がある」と指摘する。19日のマサチューセッツ州上院補選では上院の安定多数の60議席を失った。議会に対し指導力を発揮する機会は遠のいている。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇コミュニティー・オーガナイザー
 米国で住民運動を支援する組織や個人。貧困や生活環境の改善のため、地域住民を組織化し、地方政府や企業に対し問題解決を要求する手助けをする。住民の中から指導者を探す手法を取り、オーガナイザーが運動を主導することはない。シカゴで活動を始めたソール・アリンスキー氏が40〜60年代に理論化したとされる。

469チバQ:2010/01/24(日) 10:22:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20100124ddm007030056000c.html
オバマのアメリカ:揺らぐ変革/下 保守系草の根、台頭 「国民の怒り」逆風に
 「私を当選させたのと同じものが、スコット・ブラウンを当選させた。米国民は怒っている。不満を感じている」

 就任1年を迎えた20日、オバマ米大統領は米ABCテレビのインタビューで、民主党の牙城と言われてきたマサチューセッツ州の連邦上院補選で共和党のブラウン氏が当選した原因を「米国民の怒りと不満」と分析した。

 強固な地盤を持たない若い上院議員だったオバマ氏が一昨年、「変革」を掲げて大統領に当選できたのは、閉塞(へいそく)感を打ち破る人物との期待が広がり、無党派層の風が吹いたからと言われる。だがその風は今、逆風となって自分に吹きすさぶ。

 世論調査を見る限り、共和党全体に追い風は吹いていない。先月のウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビの調査では、民主党に対する好感度が35%なのに対し、共和党は28%と低迷。一方で「大きな政府」に反対する保守系の草の根団体の運動「ティー・パーティー」への好感度は41%と出た。

 ティー・パーティーは昨年9月、首都ワシントンで数万人規模の「納税者の行進」を行い注目を集めた。厳しい経済状況を受け、やり場のない米国民の怒りや不満の受け皿となり、政治を大きく左右する存在になっている。

 ティー・パーティーに賛同する組織はマサチューセッツ州の補選にも参加し、ブラウン氏を支援。その一つ「米国自由同盟」のエリック・オダム理事長は勝利の後、「ブラウン氏がどうこういう話ではなかった。我々が大衆運動としてまとまり、議席を獲得できるかどうかが焦点だった」と総括した。減税や緊縮財政など保守的な政策目標を掲げるが、必ずしも共和党と歩調を共にしてはいない。昨年11月のニューヨーク州の連邦下院補選では、ティー・パーティー側が共和党候補を「リベラルすぎる」として、別の保守系候補を応援、共和党候補は出馬辞退に追い込まれた。

 22日にオハイオ州で開かれたタウンホール集会。オバマ大統領は「これからも戦いが続く。今はウォールストリートから納税者にささやかな金を戻す戦いを行っている」と訴えた。

 その姿は、米国民の怒りを金融界に誘導し、逆風を再び追い風に変える戦略に出たかのようにも見える。【ワシントン古本陽荘】

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 ■ことば

 ◇ティー・パーティー
 オバマ政権発足後の09年に始まった。ティーは、Taxed Enough Already(すでに十分課税されている)の頭文字で、英国からの印紙税に反対して紅茶を海に投げ捨てた植民地時代のボストン茶会事件(1773年)も念頭に置いて名付けられた。インターネットを駆使して賛同者を拡大してきた。

毎日新聞 2010年1月24日 東京朝刊

470チバQ:2010/01/24(日) 16:46:52
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100124042.html
実は昨年やるはずだった 町議選「忘れていた」
 米ジョージア州の町デソトが、昨年行われるはずだった町議会選挙を忘れていると指摘された。

 町議2議席の選挙が行われるはずだったが、町当局は「昨年の議会では誰も選挙のことを話題にせず、州から指摘されるまで気付かなかった」。女性町議の1人は「私たちは忘れていたの。ただそれだけ」。

 州側は新たに設けられた3月の期限までに選挙が行われない場合、処罰すると警告した。 (共同)

[ 2010年01月24日 14:24 ]

471とはずがたり:2010/01/28(木) 01:42:07
>>470
ちょっww
任期の算出とかややこしい決まりでもあるんすかね?

472チバQ:2010/02/08(月) 21:33:35
>>469
http://mainichi.jp/select/world/news/20100209k0000m030077000c.html
米国:「ティー・パーティー」存在感 中間選挙予備選で
 【ワシントン古本陽荘】11月の米中間選挙に向けた予備選が本格化する中、減税や財政規律重視を訴える保守系草の根団体の運動「ティー・パーティー」の動向に注目が集まっている。保守系とはいえ、既存の政党とは一線を画しており、保守政党である共和党候補を選ぶ予備選では、大きな影響力を持つとみられている。2月4〜6日には南部テネシー州ナッシュビルで初の全国大会が開かれ、存在感をアピールした。

 全国大会最終日のメーンイベントは、ティー・パーティーの象徴的存在となっているペイリン前アラスカ州知事の基調講演。ペイリン氏が「アメリカは次の革命の準備ができている。皆さんはその一部なのです」と気勢を上げると、全国から集まった約600団体の代表者が大きな歓声を上げた。

 ティー・パーティーが注目を集めたのは、民主党の牙城と言われてきたマサチューセッツ州の連邦上院補選で共和党のブラウン候補が当選した先月。昨年12月の段階では各種調査で劣勢だったブラウン氏を、州外からもメンバーが応援に駆け付けて勝利に導いたとみられているからだ。

 もともとは各地で活動する団体の緩やかな連合体だ。オバマ大統領が選挙戦で駆使したように、インターネットを利用して横の連携を広げてきた。失業率の悪化などを背景とする国民の不満の受け皿という側面も強い。

 基本的には共和党支持だが、昨年11月のニューヨーク州の連邦下院補選では、「リベラルすぎる」として共和党候補を支援せず、別の保守系候補を応援。保守分裂の結果、民主党が議席を獲得するという事態が起きた。このため、中間選挙へ向けた予備選では、ティー・パーティーに配慮して主張を修正する共和党候補も出ている。

 全国大会では、中間選挙に向けて資金援助の受け皿となる政治活動委員会(PAC)を創設し、「規律ある財政」など運動の趣旨にあった候補者だけを支援する方針を確認した。ただ、中間選挙は、人材や資金を集中投入できる補選とは違う戦略が求められるため、ティー・パーティーの影響力がどこまで広がるかは不透明だ。

 また、「大きな政府」に反対することでは意見が一致しているものの、他の政策では、参加団体間に路線の違いがある。全国大会では、ケニア人の父親を持つオバマ大統領の国籍に疑問を呈したり、キリスト教に基づく宗教的価値観についての演説もあったが、「趣旨が違う」として反発の声が上がった。

 大会への参加自体も、チケット代が549ドル(約4万9000円)と高額だったため、「平均的米国人に払える額ではない」とボイコットを表明する団体が相次いだ。ペイリン氏に支払われた演説の報酬も10万ドル(約900万円)と報じられて批判を浴びた。

毎日新聞 2010年2月8日 20時25分

473とはずがたり:2010/02/09(火) 04:23:21

ペイリン前アラスカ州知事、大統領選出馬に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100208-OYT1T00929.htm

 【ワシントン=黒瀬悦成】2008年の米大統領選で共和党副大統領候補だったサラ・ペイリン前アラスカ州知事は7日、米FOXニュースの報道番組に出演し、自身の12年大統領選への立候補に関し、「祖国のために正しい行為だと判断すれば出馬する」と述べ、出馬に意欲をにじませた。

 オバマ大統領については、「現在のような政策を続けている限り、再選はない」と批判した。
(2010年2月8日23時15分 読売新聞)

474チバQ:2010/02/11(木) 09:17:12
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100209/amr1002092116007-n1.htm
ペイリン氏、左手のひらにカンニングメモ?
2010.2.9 21:15
 【ワシントン=犬塚陽介】米共和党の前副大統領候補、サラ・ペイリン氏が6日に行われた政治集会で演説した際、左の手のひらに書きとめていた政策をチラチラ見ていたことがちょっとした騒動になっている。演説では、「テレプロンプター」(原稿表示装置)を多用するオバマ大統領を皮肉っただけに「フェアではない」との声も出ている。

 ペイリン氏の左手には黒いペンで、「エネルギー、税金、米国精神の高揚」などと書かれ、「予算削減」のような文字も見える。ネット上ではこの問題について、「自分の政策も覚えられないのか」との批判や、「子供のカンニング」と揶揄する声も出ている。

 もっとも、ペイリン氏はこんな騒動にもどこ吹く風。演説の翌日には同じ左手に、「ハイ、マム(こんにちは、おかあさん)」と書いて公の場に登場、騒動を逆手にとる“大物ぶり”も発揮している。

475チバQ:2010/02/11(木) 09:19:06
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100210/amr1002101133010-n1.htm
米大統領報道官が左手に“メモ” ペイリン氏を揶揄
2010.2.10 11:31
 ロバート・ギブズ米大統領報道官が9日、左の手のひらに「卵、ミルク、希望、チェンジ」と書いてホワイトハウスの定例記者会見に臨んだ。

 6日、テネシー州で行われた米保守系の政治集会で、左の手のひらに書き留めた“政策メモ”を見ながら演説し、「子供のカンニングのようだ」などと言われた共和党の前大統領候補、サラ・ペイリン氏を揶揄したものだ。報道官のウイットに富む“攻撃”に、ペイリン氏はどう反撃するのか−。

 ペイリン氏は6日、「エネルギー、税金、米国精神の高揚」などと書いた左手のメモを見ながら演説した。ペイリン氏はその際、「テレプロンプター」(原稿表示装置)を多様するオバマ大統領を皮肉っただけに、その後、インターネット上では「自身の政策も覚えられないのか」「カンニングのようだ」などの声が相次いだ。

 とはいっても、ペイリン氏にこうした批判はどこ吹く風といった感じで、翌日には同じ左手に、「ハイ、マム(こんにちは、おかあさん)」と書いて公の場に登場し、騒動を逆手にとる“大物”ぶりを発揮した。

 報道官の今回のいたずらに、ペイリン氏はどんな“手”を見せるのか。中間選挙を11月に控え、熱き「政治バトル」が本格化しそうだ。

476チバQ:2010/02/13(土) 01:13:15
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100208/amr1002080917003-n1.htm
同性愛容認 理想と現実に揺れる米軍 (1/3ページ)
2010.2.8 09:01
 同性愛者を米軍が公式に受け入れるか否かの議論が米国で沸騰している。一義的には同性愛者の権利をどこまで拡大するかの議論なのだが、その核心にはアフガニスタンとイラクでの戦争を前に「理想」と「現実」の優先順位をどう位置づけるかに揺れる米国の苦悩がある。


「問わず、語らず」

 2日に開かれた米上院軍事委員会の公聴会。マイク・マレン統合参謀本部議長(63)が米軍制服組のトップとして初めて、同性愛者を米軍として公式に受け入れるとの見解を示すと、会場には動揺とため息、興奮が入り乱れた。マレン統合参謀本部議長は個人的な見解としながらも、公聴会に出席した指揮官として米軍のあるべき理想を以下のように語った。

 「あくまで個人的見解だが、ゲイやレズビアンが隠し立てすることなく、軍務を果たすことが正しい道と信じている。どのようにこの問題を検討しようと、米国民を守るため、自分自身にウソをつくことを若者たちに強いる政策が存在することに私は悩まされる。個人的には、これは誠実さの問題に集約される。個人としての誠実さ、組織としての誠実さだ」


 法的には同性愛者は軍務を禁じられている。ただ、1993年以降、同性愛者であることを自ら公言しなければ、軍務に着くことが事実上、黙認されているのだ。米国では「Don’t ask,don’t tell(問わず、語らず)」の方針として問題視されてきた。

 大統領選では同性愛者団体の支持も得たバラク・オバマ大統領(48)も、1月27日の一般教書演説で「同性愛者の米国民が国に奉仕することを拒否してきた法律の撤廃に取り組む」と表明。1964年の大統領選を戦った共和党保守派の大物、バリー・ゴールドウォーター氏(1909〜98年)も「真っすぐに銃撃するために(性的に)真っすぐである必要はない」との言葉を残している。


命以外の「心配事」

 「開けっぴろげな同性愛者が艦船や部隊の閉じこめられた空間にいることは、『戦友』の意識ではなく、個人的、独占的な『情欲』の意識をその環境に解き放つ可能性がある」

 自身もベトナム戦争の帰還兵で、同性愛者を米軍として公式認定することを否定する立場のマック・オーウェンズ氏は、2日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルで、「否定派」の主張を要約した。


 米軍はいま、イラクやアフガニスタンで対テロ戦争を続けており、毎日のように戦死者は増え続けている。死線をさまよう兵士たちに命以外の“心配事”を抱えさせるのかということが否定派の主張の根幹にある。

 ベトナム戦争の英雄で、オバマ大統領と選挙を争った共和党のジョン・マケイン上院議員(73)は「米軍が計り知れない苦難にある中、『問わず、語らず』の方針を覆すことを求めてはならない」と語り、現行の政策は「不完全だが、効果的」と語っている。


受け入れが国際的潮流

 国際的には、同性愛者の軍人・軍属を認める国は増えている。最近でも英国やイスラエル、カナダなどが同性愛者の軍人・軍属受け入れを決めており、その後の調査でも“心配事”は杞憂(きゆう)に終わった例が少なくないという。

 民間団体によると、約 147万人とされる米軍兵士の約 4.4%に当たる6万5000人が同性愛者。これまで、1万3000人以上の往々にして有能な兵士が「問わず、語らず」に反して除隊しており、13億ドル(約1162億円)以上がこうした除隊者の訓練に浪費されたとの指摘もある。

 米国はどこに向かうのか。11月の中間選挙も絡んだ議会側との攻防も予想される中、国防総省はハイレベルの作業チームを設置して、規定緩和の作業を進める方針だ。(ワシントン支局 犬塚陽介)

477チバQ:2010/02/13(土) 01:13:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100204/amr1002041104004-n1.htm
米軍の同性愛者受け入れに強力な援軍 パウエル氏「時代は変わった」
2010.2.4 11:03
 【ワシントン=佐々木類】軍への採用基準を変更し、同性愛者の入隊を認める方向に大きく舵を切ったオバマ政権に、強力な“援軍”が現れた。コリン・パウエル元国務長官だ。

 パウエル氏は3日に出した声明の中で、「17年前に比べて時代は変わった。大事なことは、(同性愛者が軍隊にいるかどうかに関係なく)軍隊がきちんと訓練され十分に機能するかどうかだ」と述べ、オバマ政権の決定を支持する考えを示した。

 17年前の1993年はパウエル氏が統合参謀本部議長を務めていた年で、入隊志願にあたっては同性愛者かどうかを「問わず、語らず」という方針の採用を決めていた。しかしパウエル氏は、もともとは同性愛者の入隊に反対だった。

 下院軍事委員会のハワード・マケイオン議員(共和党)はすでに政府の方針に反対する考えを述べており、2日に方針を示したゲーツ国防長官や米軍制服組トップ、マレン統合参謀本部議長にとって、議会を説得していく上で、パウエル氏の支持表明は大きな後ろ盾になりそうだ。

478チバQ:2010/02/13(土) 01:15:17
http://mainichi.jp/select/world/news/20100203dde007030074000c.html
米国:同性愛を公言後も軍勤務可能 国防総省、組織見直し検討
 【ワシントン古本陽荘】米国のゲーツ国防長官とマレン統合参謀本部議長は2日、上院軍事委員会の公聴会で、同性愛を公言しても軍に勤務できるよう、組織見直しの検討を始めると明らかにした。国防総省内に検討委員会を設置し、年内に履行計画を作成する。だが、軍内部や退職者には反対論も根強く、政策変更には紆余(うよ)曲折が予想される。

 米軍では同性愛に関し、93年から「ドント・アスク、ドント・テル」(聞くな、言うな)を基本とする「黙認政策」がとられ、自ら同性愛者であると公言した場合は退職を余儀なくされてきた。オバマ大統領は先月27日の一般教書演説で、この政策の見直しを表明していた。

 米軍制服組トップのマレン議長は「同性愛者だと公言しても任務に就けるようにすることは正しいことだと、私個人は考えている」と証言。ゲーツ長官は「できる限り軍人たちが政治に巻き込まれないようお願いする」と要請した。

 しかし、野党・共和党のマケイン上院議員は「(黙認政策は)20年近く成功しており、政策変更は必要ない」と早くも反発。11月に中間選挙を控えるなか、米国の世論を二分する大議論になるのは避けられない情勢だ。

 政策変更に賛意を示した民主党のレビン軍事委員長によると、現在も推定で約6万6000人の同性愛者が米軍に勤務中。黙認政策が施行されてから、推定1万3000人が同性愛者であることを理由に退職を強いられてきたという。


http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201001270027.html
2010.01.27 Web posted at: 20:29 JST Updated - CNN
USA
米兵の同性愛認める政策変更に公式言及か、教書演説でオバマ氏
ワシントン(CNN) 米上院軍事委員会のレビン委員長は26日、オバマ大統領が27日に行う一般教書演説で、米軍兵士の「同性愛問題」に触れることを明らかにした。記者会見で述べたが、具体的な言及の仕方は知らないとしている。


米軍では長年、同性愛者を排除する規定があったが、クリントン政権の1993年、同性愛者であっても、そのことを公言しない限り軍務に就くことを容認する「言わない、聞かない」と呼ばれる政策方針に変更していた。


オバマ大統領は昨年1月の就任後、この政策に終止符を打つ考えを示していた。レビン委員長も同政策廃止を支持しており、軍事委は今年1月下旬か2月上旬に公聴会を開く予定。


米軍制服組トップのペース統合参謀本部議長は2007年、メディアのインタビューで「同性愛は不道徳だと思う」と発言、同性愛者の権利擁護団体が差別と反発し、釈明に追い込まれる騒ぎもあった。


ギャラップ社が昨年6月に実施した世論調査によると、米国人成人の69%が同性愛者であることを公に宣言しても軍入隊を認めるべきだとしていた。04年11月の同様調査と比べ6ポイント増えていた。反対論者は、同性愛者の入隊を認めた場合、軍部隊の結束が乱れ、士気が低下するなどと主張している。

479チバQ:2010/02/13(土) 01:39:13
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100212/amr1002122239015-n1.htm
クリントン元米大統領、入院で注目される仕事量 
2010.2.12 22:35
 【ワシントン=犬塚陽介】クリントン元米大統領(63)が11日、胸の不調を訴えてニューヨーク市内の病院に運ばれ、冠状動脈閉塞を防ぐ手術を受けた。すでに歩ける状態まで回復しており、12日にも退院するという。

 入院先の病院などによると、手術では、冠状動脈を広げる器具が2カ所に取り付けられたという。担当医は11日の記者会見で、「心臓発作を起こした形跡はない」などと述べ、週明けの15日には執務に復帰できるとの見通しを示した。

 今回の入院騒ぎで改めて注目されたのが、元大統領の驚異的な活動内容だ。

 米テレビ各局は大統領現職当時の担当記者や関係者を出演させ、精力的な元大統領の横顔を競うように紹介。元担当記者の一人は、大統領専用機エアフォース・ワンで外遊に出た際、元大統領が機内の記者席を訪れて延々と話し込み、一部の記者が寝たふりをするまで席を離れようとしなかった裏話を披露した。別の記者も、2〜3時間の睡眠で仕事をこなす元大統領の驚異的な体力を回想した。

 1993年から2期8年を全うした元大統領は、退任後に慈善団体のクリントン財団を設立。温室効果ガス削減やエイズ問題に取り組む一方で、中央アジアのカザフスタンをめぐる特定企業への口利き的な行為も取りざたされるなど、メディアをにぎわしてきた。

 昨夏には、平壌を訪問して金正日総書記とも会談し、米国の記者2人を解放。10月には、米サンフランシスコで開催された男子ゴルフ対抗戦の合同練習を見学、石川遼選手を激励した。

 妻のクリントン国務長官と新婚旅行に訪れたハイチへの支援にも力を注ぎ、昨年半ばには国連ハイチ担当特使に就任、地震発生などもあってこの1カ月間に2回もハイチを訪問した。

 その合間を縫うように、米プロバスケットボールNBAの試合や、スイスの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)などの場でハイチ支援を訴えるなど、“超人的”ともいえる活動を続けている。

480とはずがたり:2010/02/14(日) 12:26:15
最後の「ケネディ」引退へ 米政界名門の60年に幕

 【ワシントン共同】ケネディ元米大統領のおいにあたる民主党のパトリック・ケネディ下院議員(42)が今年11月の選挙に出馬せず、引退することが明らかになった。元大統領が下院議員に当選した1946年以来、60年以上も存在感を発揮し続けた名門ケネディ家の名前が、米政界から消えることになる。

 パトリック氏は薬物服用中の自動車事故や、薬物依存などで騒ぎを起こしてきたが、11月の選挙では出馬すれば当選が有力視されていた。同氏はAP通信に対し「肩の荷が下りた気分。個人的な時間や生活が楽しみだ」と名門の重圧から解放される心境を語り、父のエドワード・ケネディ上院議員が昨年8月に死亡したことが引退の決断を後押ししたと述べた。

 63年にケネディ元大統領が暗殺された後、司法長官を務めた実弟のロバート・ケネディ上院議員も68年、大統領選挙の渦中に暗殺された。末弟のエドワード氏は上院の重鎮として影響力を維持し、2008年の大統領選ではいち早くオバマ氏支持を表明、当選に一役買った。

2010/02/13 20:26 【共同通信】

481とはずがたり:2010/02/14(日) 12:26:36
>>480-481
url
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021301000130.html


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