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鉄鋼・非鉄金属スレッド

2015とはずがたり:2018/12/25(火) 00:46:56

211 名前:荷主研究者[] 投稿日:2018/05/20(日) 18:08:30
>210-211(>>2014-2015) 続き

■EV・IoTが追い風
【銅需要9倍に】
 電気自動車(EV)やIoT、ロボット―。こうした産業の新たな潮流は非鉄金属産業にとって追い風となる。例えば車の場合、1台当たりに使う銅の量はガソリン車の20キログラム程度に対し、EVは80キログラム程度と大幅に増える。国際銅協会(本部=米ニューヨーク)はEVの急速な普及により、27年のEV用銅需要は17年比9倍に増えると試算する。

 車載用二次電池に使用するリチウムやニッケル、コバルトなどのレアメタル(希少金属)需要も増える見通し。さらにEVは電池重量との兼ね合いで車体軽量化が求められ、アルミニウム部材の採用拡大も見込まれる。

 「非鉄金属産業は今後も成長が期待される」。このような業界内の認識に対し、特に若い世代では「成熟産業」「最先端ではない」との印象が依然あるようだ。19年3月卒業予定の大学生を対象とした調査では、全40業界から志望業界を選ぶ回答で「鉄鋼・非鉄・金属製品」は文系、理系男子ともに中位にとどまった。非鉄金属産業に若者の視線を引きつけるには、こうした認識の「ズレ」の解消も必要になる。

 日本鉱業協会は経団連の下部組織である経済広報センターが主催する「企業人派遣講座」に18年度から参加を予定している。会員企業の経営幹部や技術者らを大学の講座に講師として派遣。EVやIoT化で資源や素材への関心が高まりつつある状況を好機ととらえ、非鉄金属産業に対する学生の理解と認知度の向上を目指す。また日本アルミニウム協会は大学生や大学院生を対象にアルミ産業の最新動向を紹介するセミナーを毎年夏に実施しており、18年も開講を決めた。

【取り組み強化】
 業界の魅力を訴求する対象は大学生だけにとどまらない。JX金属の大井滋社長は「小・中・高校生やその保護者、先生方の層にも、非鉄金属産業の重要性を訴えていく必要がある」と強調する。同社は東大生研との連携による寄付講座の第2期活動の中で、科学教室など若年層や一般層向けの取り組みを強化している。

 アルミ協会は小・中学生を対象に「アルミと未来」を題材とした絵画コンクールを毎年開催している。7回目を迎えた17年度は応募数が前回比1・5倍の1840作品となり、過去最高を記録した。「学校や絵画教室などにコンクールの周知を拡大してきた成果が表れた」と同協会の岡田満会長(UACJ社長)は手応えを示す。一般層や若年層の関心を高める地道な努力を今後も積み重ね、将来の人材確保につなげたい考えだ。

(2018/5/4 05:00)

212 名前:荷主研究者[] 投稿日:2018/07/07(土) 22:51:10

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00478265?isReadConfirmed=true
2018/6/21 05:00 日刊工業新聞
NEDOなど、“都市鉱山”活用の研究施設 小型家電の金属をリサイクル

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と産業技術総合研究所は、小型家電に含まれる金属を資源としてリサイクルする“都市鉱山”の活用に向けて研究施設「分離技術開発センター」を設置した。廃製品の解体と選別の自動化技術を開発し、処理速度を手作業の10倍に向上させることを目指す。

 新拠点は産総研のつくばセンター(茨城県つくば市)に設置した。DOWAエコシステム(東京都千代田区)や三徳(神戸市東灘区)、京都大学など10社・機関と進めるリサイクル技術の開発プロジェクトの中核拠点として運営する。

 人工知能(AI)技術を用いて廃家電の筐(きょう)体だけ壊す技術や、電子基板から素子を分離選別する技術を開発する。その後の精錬工程を効率化するため、選別プロセスの運転条件を最適化する技術を開発。リサイクルの高度化と省人化を目指す。

(2018/6/21 05:00)


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