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製紙産業スレッド

958荷主研究者:2019/08/18(日) 16:35:01

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00524620?isReadConfirmed=true
2019/7/19 05:00 日刊工業新聞
ニュース拡大鏡/双日、バイオマス専焼発電に挑む 日本製紙と協業

バイオマス専焼発電設備が建設される日本製紙北海道工場勇払事業所

 双日の発電事業で再生可能エネルギーの比率が高まっている。これまで国内の太陽光発電を中心に実績を重ねてきたが、今春、同社として初めてバイオマス専焼発電ビジネスへの参画を決め、さらなる上積みを狙う。取り組みは国内最大級のバイオマス発電プラントとなり、ベトナムなどで木質チップの生産・販売をしてきたノウハウも生かし、新たな市場を切り開く考えだ。(浅海宏規)

 現在、双日の太陽光や風力など再生エネルギーによる総発電量(同社持ち分)は約530メガワット(メガは100万)で、エネルギー総発電量に占める再生エネルギーの比率は約3割を占める。

 今回のバイオマス専焼発電設備は、双日と日本製紙が設立した「勇払エネルギーセンター」(北海道苫小牧市)が実施するもので日本製紙北海道工場勇払事業所内に設ける。来春、プラント建設に着手し、23年1月に稼働する予定。発電容量は74・95メガワットで、約16万世帯分の電力消費量に相当する。

 燃料は輸入した木質チップやパームヤシ殻のほか、国内未利用材などを活用。このため「製紙原料として使用できないチップを燃料として利用することで、林産資源の有効活用になる」(桐山孝次リテール・生活産業本部林産資源部長)と見る。バイオマス発電は太陽光や風力と比べて天候に左右されず、「安定した電源」(田口浩之再生可能エネルギー第三課長)としても期待できる。

 双日はこれまで太陽光発電を国内12件、海外で3件実施。陸上風力は海外2件が操業中で、台湾洋上風力にも進出を決めた。今回、「電源の多様化を考える中、燃料供給リスクを伴うバイオマス発電は経験豊かなパートナーとの協業がカギになる」(埴原正和エネルギー・社会インフラ本部環境インフラ事業部長)とし、日本製紙と取り組むことにした。

 双日にとって、エネルギービジネスの構想段階から林産資源部と環境インフラ事業部が連携して取り組むのは勇払でのプロジェクトが初めてだ。

 双日では、これまでベトナム国営林業会社・ヴィナフォーと組み、木質チップの生産や販売に取り組んできた。双日として年間約200万トンの製紙用チップ取引実績がある。社内での連携もしっかりと図りながら事業拡大を目指す。

(2019/7/19 05:00)


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