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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

5荷主研究者:2003/12/01(月) 01:11

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03112906.html
尾道―三刀屋、有料化せず 未整備高速道を国交省が評価 '03/11/29 中国新聞

 日本道路公団など道路関係四公団の民営化に関する政府・与党協議会が二十八日、首相官邸で開かれ、国土交通省は民営化の枠組みと、道路公団が建設する高速道路の整備計画路線で未整備の七十区間、二千百四十五キロ(二〇〇二年度末)を対象に建設の必要性などを初めて評価した結果を提示した。

 三案を基本とする複数の民営化案は、七十区間の建設継続案と、道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告が示した建設に厳しい歯止めをかける案など。自民党の額賀福志郎政調会長は「料金収入の一部を充て約束された高速道路を造るのが党の意見の大勢だ」と述べ、建設が継続できる民営化案を選ぶべきだと主張。協議会では建設への歯止めを強く求める意見は出なかったという。

 評価結果で国交省は全区間の建設が必要とした上で(1)国と都道府県負担で建設する新直轄方式を、評価が最も悪い中国横断自動車道岡山米子線米子―米子北など四区間に適用(2)新直轄を適用するうちの三区間と中国横断自動車道尾道松江線尾道JCT―三次JCT、同三次JCT―三刀屋木次など四区間の計七区間は、有料道路方式の建設で得られる利益よりも建設コストが高いため有料道路としては建設しない方がいい―とした。

 ■沿線「公団施工維持を」 早期完成優先の声も

 未整備高速道路に関して国土交通省が二十八日に公表した評価結果で、尾道松江線など中国横断自動車道の計四区間は、日本道路公団・新会社ではなく新直轄方式での施工の可能性が出てきた。沿線の関係者には、従来通りの公団による施工を求める声が相次いだ。一方で、施工主体にはこだわらない「早期開通」の道を探るべきだとの主張もある。国の評価結果は、沿線に複雑な波紋を広げた。

 中国横断道は、尾道松江線の尾道JCT―三次JCTと三次JCT―三刀屋木次の計百十一キロのほか、姫路鳥取線の智頭―鳥取の二十四キロ、岡山米子線の米子―米子北の五キロの計四区間が、有料道路方式で整備しても「建設費以上の利益が得られない」とされた。事実上、公団施工より新直轄の可能性が強いことをうかがわせる評価である。

 「中国地方の連帯感を高め、地域が発展するために不可欠だ。これまで通り自動車専用道として迅速に建設を」。中国横断道尾道松江線建設促進期成同盟会会長を務める尾道市の亀田良一市長は力を込める。その上で「四車線から二車線にするなど建設費の削減策はある」と提起した。二、三日で、国交省や地元選出の国会議員に要望活動を展開する構えだ。

 着工区間である町内で、橋脚の建設工事が進む広島県甲山町。山口寛昭町長は「今回の発表は最終決定ではない」と今後の政府・与党協議などに望みを託し、「観光客は増えており、地元の活性化の努力を踏まえて建設促進を」と求める。

 尾道松江線三次・三刀屋木次間建設促進期成会理事で、島根県吉田村の堀江真村長。「公団施工で早期に進められると信じて疑わない。とにかく工事を早く」としながらも、「早くできるのなら新直轄方式でもいいが」と続けた。

 「驚いてはいない。一つの見解かなと思うくらいだ」。評価結果をいなすのは「今こそ鳥取県の高速道路を必ず実現させる会」の福本登事務局長。「今後も次世代につなぐ道づくり運動に取り組む」と意気込みを保つ。鳥取市の竹内功市長は「施工主体にこだわらず、姫路鳥取線の二〇〇七年開通に向け、早い方法で事業の進ちょくを図ってほしい」と早期完成を最優先に据えた。

 国交省道路局は「あくまで評価結果」とした上で、「厳しい数字が出た路線については県の意見を聞き、国土開発幹線自動車道建設会議に諮る原案をまとめたい」と説明する。関係県に対し、新直轄方式での建設などに関する意見を、十二月九日まで回答するよう求めている。

 広島県の藤田雄山知事は「公表内容を踏まえ、今後、十分な吟味を行うとともに慎重に検討する」とコメント。島根県の澄田信義知事は「評価をよく分析し、速やかに県としての考えをまとめたい」としている。


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