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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

4801とはずがたり:2009/09/02(水) 20:06:08
>>4798
はやっ!
>、月内にも入党するとみられる。

社民の怒りは無視かよ!?
来夏の参院選や協力受けた京野の立場とか色々大丈夫かね?

>>4799
あの場面で立候補を取り止めるのは難しかったと思うんですけど,せめてみんなの比例下位に供託金払って立候補してればねぇと思います。。

4802チバQ:2009/09/02(水) 20:16:10
秋田・川口
いつ入っても秋田社民は怒りますから、逆に今の方が良いのでは?
参院選が近い時期や、民主党が下り坂になっている時より、政権交代の勢いに任せて入党→早く忘れてもらいましょう

4803名無しさん:2009/09/02(水) 20:48:18
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090902043.html

東海ブロック最下位から当選!引きこもりの星に…
 衆院選の民主党比例東海ブロック最下位の41位で出馬、初当選を果たした無職磯谷香代子さん(43)。半月前まで「夢にも思っていなかった」国会議員となることが決まり、戸惑いつつも「ゼロから勉強」と意気込んでいる。これまでアルバイトやパートを転々とした自称「脱力系」だが、周囲は「負け組の代表、引きこもりの希望になれ」とエールを送る。

 「腰が抜けそうだった。青天のへきれき」。知人の参院議員から出馬要請を受けたのは公示3日前の朝。「選挙運動を手伝ってくれと言われるかと思っていた」と振り返る。

 愛知県立大文学部を1988年卒業。感銘を受けた本は河合隼雄の「こころの処方箋」、趣味は「性格占い」という。アパートでの一人暮らしが長く、今は友人のデータ整理を手伝っているが、自宅で看病していた母が昨年亡くなり、仕事が手に付かない時期もあった。「将来にリアルな不安を感じている私が、当事者として声を上げていきたい」と抱負を語る。

 30日夜からの開票は、事務所でわずか10人余りのスタッフらとテレビで見守った。定数21のうち民主党候補が12議席を獲得した東海ブロック。自分より上位の候補者が次々当選を決め、徐々に最下位の自分の番が近づいてきた。「心臓に悪い」とつぶやき「落ち着け落ち着け」と言い聞かせた。

 「まさか自分まで議席が回るとは…」。31日午前2時、当選の知らせが入った。周囲の大歓声に包まれる中、急きょ用意された小さなダルマの両目に、震える手で墨を入れた。

 「一般人を国会へ!」をキャッチフレーズにした2週間弱の選挙戦で、街頭演説に立ったのは2回。スタッフから「代議士」と呼ばれると照れ笑いを浮かべ、「両親が天国でひっくり返っとるわ」と三河弁でおどけた。

 あいさつ回りにと、当選直後にジャケットを購入。憲法や国会法の勉強も始めた。「1着も持っていない」スーツは新調するつもりだ。「この人が議員になってよかったと言ってもらいたい」と口元を引き締めた。

[ 2009年09月02日 11:39 ]

4804名無しさん:2009/09/02(水) 20:56:37
そろそろマスコミが元夫に接触して記事を起こしている頃でしょうか。
姫井の不倫相手みたいな下らない男でないことを祈る……。


“政界の井上和香”田中美絵子氏、「姫のサメ退治」だ!…石川2区
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2982

>あまり表には出してないが、実はバツイチでもある。秘書時代に「一瞬だった」結婚生活を経験している。
>「河村さんからは『演説で言った方がいいぞ』と言われてます。秘書時代も集会で『彼女、バツイチなんよ』
>って紹介されると笑いが起きるんですよね。それで(有権者との)距離が縮まるというか…」。
>今後は、ホロ苦い経験を有権者に語っていくことも考えている。

4805秋田2区の名無し:2009/09/02(水) 21:01:15
>>4801-4802
社民山本は「3回、小選挙区で負けているのでもう選挙にはでることはない・・・(略)」などと地元民放ニュースで言ってました。でも、薄笑いがちょっと気になったところですが。

4806名無しさん:2009/09/02(水) 21:08:19
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090902ddlk43010609000c.html

「選択」の余波:’09衆院選を終えて 民主、地方の党勢拡大狙う /熊本
 ◇“野党”自民は危機感募る
 「民主党のマニフェストをもらいたい」

 衆院選公示後、3区の民主新人・後藤英友氏の事務所に農家の男性が現れた。「小国町から来た」という。さらに「もう自民党じゃあ、いかん」。事務所スタッフが「知人にも配ってください」と頼むと「周りの目があるから」と男性は断った。

 スタッフの記憶では、小国町だけでなく西原村や旧蘇陽町(現山都町)などからも農家がマニフェストを取りに来た。いずれも保守系が強い地域。ただ、どこまで浸透しているかは見えないまま。選挙戦中盤の報道各社の世論調査で、後藤氏が自民前職に対して優勢との結果が出た。スタッフは「これが『風』なのか」といぶかしげにつぶやいていた。

 民主党は国会議員中心の「都市型政党」と言われ、地方議員が少ない。連合熊本という堅い組織はあるものの、無党派層に左右される「風」頼み。だから「票読みができない」と常に言われた。

 民主党は07年の参院選前から、地方での支持層拡大に重きを置いた。選挙を仕切る小沢一郎代表代行(07年時は代表)の戦略だった。県内でも参院選後、松野信夫県連代表(参院議員)が5区の八代市に事務所を作り、活動拠点を増やした。しかし党所属の地方議員は県議が2人、市議や町議が8人しかいない。松野代表は「これでは手が足りないのは明らか」と話す。

 後藤氏は衆院選で07年の3区補選時の倍近い票を取ったが、選挙区では自民前職の坂本哲志氏に届かず、比例復活で初当選を決めた。後藤氏は当選後「しっかりした後援会を作って、民主党の地盤作りにつなげたい。農家に対しても個別に訴えてきたが、農業団体とも話し合う機会を作りたい」と述べた。

 地方議員を増やし党勢を拡大することは政権を奪取した今、喫緊の課題となってきた。約1年半後の統一地方選や各地方選挙に向け、松野代表は「『民主党で頑張りたい』という人が出てくるのでは」と“与党効果”に期待を寄せる。

 一方、国政で野党転落の自民党側は危機感を募らせる。後藤氏に選挙区で勝った坂本氏は「国政での地殻変動は徐々に地方にも及んでくると覚悟しておかないといけない」と話した。【結城かほる、和田大典】

4807とはずがたり:2009/09/02(水) 21:14:04
>>4802>>4805
300超の1議席よりも一応参院選の方が大事なんで社民党に怒られるのは参院選後にするために貢献みてってゆーのを理由に先送りってな俺の発想は自民党的なんすかねー。

まあうすうす社民の連中も解ってて仕方がないと思ってる節もありますよねー。
山本氏が断念とは云え,未だ秋田のオールド社会党の名残みたいな人材が2区内に居そうな気もしますが。
山本氏の薄笑いがホントは爽やかなさばさばした笑みがちょっと敗戦で引きつっただけだと良いんですけど。

4808名無しさん:2009/09/02(水) 21:46:08
社民党、国民新党、新党日本、新党大地
上手くやれるといいな…
ただ社民党は厄介な存在だね…
まあ一番やりやすいのは新党日本かな

4809名無しさん:2009/09/02(水) 23:01:05
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090902b

秋田2区の川口氏、民主党入りへ 寺田県連代表に申し入れ
※写真クリックで拡大表示します

民主党県連を訪れ、寺田代表(右)と会談する川口氏
 衆院選秋田2区に無所属で立候補して当選した川口博氏(62)は1日、秋田市保戸野の民主党県連事務所を訪れ、寺田学・同党県連代表に入党を申し入れた。川口氏が入党すれば、本県3選挙区の議席を同党が独占するほか、参院を含めた本県国会議員7人のうち5人を同党の議員が占めることになる。

 川口氏は寺田代表と松浦大悟・同党県連幹事長と約1時間にわたり会談。終了後、「志を同じにする仲間と一緒にやりたい。国を変えていくには1人では限界があり、良い仕事につながらない」として、入党を申し入れたことを明らかにした。小坂町長時代に自民党や公明党の支持層を基盤としてきたことに関しては、「私自身、保守系の人間できたが、知事選で自民党と公明党が相手候補についたことで、枠組みは変わったと思っている」と話した。

 寺田代表は川口氏の申し入れについて、「今週末に開く県連の常任幹事会で話し合ってから党本部と相談したい。(今月中旬の)特別国会前には結論を出したい。(入党の)障害と意識しているものはない」と話した。

(2009/09/02 08:45 更新)

4810とはずがたり:2009/09/02(水) 23:04:19
>>4809
すげぇ強気だw
>(入党の)障害と意識しているものはない

4811名無しさん:2009/09/02(水) 23:04:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090901/CK2009090102000087.html

【千葉】
検証 民主“完勝”<上> 総選挙延び有利に
2009年9月1日

当選者のポスターに花をつけて喜ぶ民主県連の長浜代表(左)ら=千葉市中央区で


 「全員、衆院議員になったなぁ…」。民主党県連の長浜博行代表(参院議員)は三十日深夜、テレビの開票速報を見続けた県連事務所で思わずつぶやいた。目の前の壁に並ぶのは当選した十五人のポスターと顔写真。目標の「(小選挙区の候補者)十三人全員当選」を上回る大勝に驚きを隠しきれなかった。

 県内十三選挙区で過去最多となる十一勝。喫した二敗も、当選回数を重ねた現職大臣に対し、ほぼ無名に近い新人候補が初挑戦で比例復活を果たす大善戦だった。

 長浜代表は勝因を「民主党が評価されたというより、与党に対してノーが突き付けられた」と冷静に分析。もちろん、「次の政権の準備をし、全小選挙区に候補者を立ててガチンコの勝負をした」からこそ与党批判の受け皿たり得たとの自負はある。

   ◇  ◇

 衆院解散・総選挙が昨秋から一年近く引き延ばされたことは、特に民主党の新人候補に有利に働いた。駅頭演説や自転車遊説などで知名度が少しずつ向上。三月の知事選や六月の千葉市長選で党推薦候補を立てて戦ううちに、衆院選に臨むための組織整備も徐々に進んだ。

 政権交代が現実味を帯びるにつれ、これまで自民党を支えてきた全国郵便局長会や医師会、農協、漁協など各種業界団体からの支援も受けられるようになった。推薦状を出さないまでも、自主投票を決めたり、幹部が口頭で支援を約束したりする組織が増えた。

 投開票日の約一週間前に報道各社で民主党の大幅な優勢が伝えられると、ある候補者の選挙事務所には「依頼していない組織から推薦状が来た」という。「揺り戻し」はみられず、自民・民主の「両にらみ」から「勝ち馬に乗る」段階に一気に進んだ。

   ◇  ◇

 四年前に自民党側に振れた針は今回、真逆に振れた。歴史的な圧勝だが、民主党に浮かれる余裕はない。次回もう一度、自民党側に振れない保証はないからだ。

 長浜代表は「ゴールではなく、政権担当のチャンスをもらっただけ。任期内でしっかりした成果が出せるか。重大な責任、プレッシャーを感じる」と話す。今度は民主党が初めて政権与党として、県民の厳しい目にさらされる番だ。

   ◆  ◆

 三十日に投開票された衆院選は、民主党が全国で三百超の議席を獲得する圧勝に終わった。日本初の本格的な政権交代が実現した今回、県内の二大政党の勝敗の分かれ目を検証した。  

  (小林孝一郎)

4812名無しさん:2009/09/02(水) 23:05:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090902/CK2009090202000116.html

【千葉】
検証 民主“完勝”<下> 保守牙城でも苦戦 自民、参院選へ再興急務
2009年9月2日

自民候補の相次ぐ落選にあきらめの表情を浮かべる自民党県連役員ら=8月30日夜、千葉市中央区で


 相手の姿は見えないのに…。選挙終盤、保守の牙城とされてきた県北東部の10区で、国家公安委員長を務める自民林幹雄氏の陣営幹部は焦りの表情をのぞかせた。運動量には自信がある。地盤の銚子市内では、対立候補の運動員と鉢合わせになることはほとんどなかった。それでも報じられる劣勢。「これが『風』? こんな選挙初めてだ」

 「風」だけではない素地はあった。銚子市では三月末、市立総合病院休止問題をめぐり市長のリコール(解職請求)が成立した。ある市議は「余韻が続いている。何かを『変えたい』という感じだ」と表現した。

 市内の商工関係者は「市町村合併は実現せず、病院休止問題で混乱。『何とかしてほしい』という不満は政権与党に向かった。今回は自民には入れないという人も多かった」と明かした。

 林氏は民主新人に銚子市で接戦に持ち込まれ、10区で落選。辛くも比例で復活当選した。

   ◇  ◇

 都市部の選挙区でも自民の陣営に不安が広がっていた。県北西部の選対幹部は「『民主に一度やらせてみよう』という空気ができている。マスコミが『政権交代』ばかり言うからだ」と不満を漏らした。別の自民関係者は「安倍、福田両首相が投げ出すように辞任してしまったことで国民から見放された。これまでの選挙運動では手の届かない無党派や、選挙とは無縁だった人が動きそうで、やりようがない」と危機感を募らせていた。

   ◇  ◇

 「逆風」ばかりではない。各陣営が万全の体制で戦いに臨んだとは言い難い面もある。三月末の知事選での自民県連内の分裂や、候補推薦をめぐり公明との間に生じた距離感は、各陣営の運動にも影響した。「あの議員は動いていない」などの批判も飛び交った。

 県連幹部は「国会議員が地元の首長選で支持を明確にしないこともあった。選挙は貸し借り。これをやらず(総選挙で)支援体制が崩れたところもある」と指摘する。

 田久保尚俊県連幹事長は投票から一夜明けた三十一日の記者会見で、「自民県議全員が今回の敗因をしっかり総括して共通認識を得ることが必要」とした。さらに、「首長選や参院選など選挙はめじろ押しで、この負けを引きずるわけにはいかない」と立て直しを急ぐ構えだ。

 十一月には柏市長選を控える。来年夏の参院選は複数の候補を擁立するかが焦点となる。再起をかける戦いはそう遠くにあるわけではない。 (小川直人)

4813名無しさん:2009/09/02(水) 23:13:10
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090902/news20090902860.html

愛媛のニュース2009年09月02日(水)
地域戦略会議設立へ 民主県連常幹
 衆院選での政権交代を受け民主党県連は1日、松山市宮田町の勤労会館で常任幹事会を開き、新政権の目玉となる「国家戦略局」の愛媛版・地域戦略会議を立ち上げ、経済界と合同で政策立案に取り組む方針を示した。
 地域戦略会議は国会議員と県連役員を核に業界団体に参加を呼び掛ける。衆院2小選挙区で自民党前職に敗れており、組織拡大の狙いがある。市町長との意見交換の席も近く設置し、国会議員団会議を通して地域事情を吸い上げ、政策に反映させるとしている。
 幹事会には衆院選で当選した3人も出席。「国会で仕事する場をもらい地域の声に耳を傾ける」(永江孝子氏、比例)「つじ立ちしてきた姿勢を貫き、友愛の精神で地域に尽くす」(白石洋一氏、3区)「今の政治にない情を持って活動したい」(高橋英行氏、比例)と決意を新たにした。
 代表代行の加藤敏幸参院議員は公認候補が小選挙区で1勝2敗、比例で2人復活の結果を「(小選挙区で完勝する)大きな期待に応えられず残念だが、県内はゼロ(議席)からのスタートで、結果的に素晴らしい成果を得られたと評価したい」と総括。社民、国民新両党との選挙協力も有効に機能したとした。全国で308議席を得た大勝に「重い責任、大きな役割を背負った」と述べ「郷土の発展へ、自民議員とも大いに協力すべきだ」との姿勢を打ち出した。

4814名無しさん:2009/09/02(水) 23:32:08
>いずれも候補者としては高齢だが、実はそれも計算に入っていた。ある民主党関係者は「若いと、次の選挙
>で処遇を巡りもめるかもしれない。でもあの年なら、仮に当選が1回限りでも文句は出ない」。菊池氏は当選
>後、「最後のご奉公と思ってがんばりたい」とあいさつした。


http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909020005

民主 巧妙な戦略で圧倒
2009年09月02日


投開票の翌日、会見で喜びを語る工藤堅太郎代表(左)=31日、盛岡市大通の民主党県連




 総選挙の翌日、盛岡市の民主党県連で選挙を総括する記者会見に臨んだ工藤堅太郎・県連代表が上機嫌で切り出した。


 「県内を制覇させていただいたことで、小沢代表代行にも顔向けできる。政権交代につながったと思えば大変よかった」


 民主党県連が進めてきた「全県制覇」戦略が成功し、民主党が初めて県内の全選挙区で議席を独占した。


 「制覇」のために必要なのは、自民党の鈴木俊一氏が父・善幸氏の代からの地盤を守る岩手2区の奪取だった。小沢一郎氏も「2区で勝つことは、政権交代に等しい」と語り、「最重点区」として「人、モノ、金のすべてを投入」する作戦を採った。


 2区で二度目の挑戦となった畑浩治氏には支持者回りと街頭活動に専念させ、4人の県内選出の参院議員に担当地区を割りあてて、秘書、後援会などを総動員した。一方で自民党の鈴木俊一氏陣営は、ほぼ独力での選挙活動。「多勢に無勢」(同氏秘書)の状況は明らかだった。


 だめ押しとなったのは、公示直前に擁立を決めた2人の比例単独候補だ。


 民主党が比例区でも得票を伸ばすのが予想されたため、「比例候補をリストアップせよ」との党本部からの要請を受け県連が決めたのは、岩手2区内でともに首長と県議を経験した2人――元宮古市長の菊池長右エ門氏(75)と、元雫石町長の川口民一氏(78)だった。


 2人はすでに首長と県議の職からは引退したが、それぞれの地域で今も影響力を持つ。単なる「支援者」ではなく候補者としてフル回転することで、票の上積みが期待できた。


 いずれも候補者としては高齢だが、実はそれも計算に入っていた。ある民主党関係者は「若いと、次の選挙で処遇を巡りもめるかもしれない。でもあの年なら、仮に当選が1回限りでも文句は出ない」。菊池氏は当選後、「最後のご奉公と思ってがんばりたい」とあいさつした。


 「政権交代の風」が吹く中で、民主党は政策でも有権者の支持を集めていた=グラフ。そこに鈴木陣営関係者も「天才的だ」と舌を巻いた2人の擁立で、宮古市と雫石町で畑氏の得票が鈴木氏を逆転。勝利に結びつけた。


 県内の衆参両院議員9人はすべて民主党となり、岩手は名実ともに「民主王国」となった。国政でも政権交代の実現で「国政と県政のねじれ」も解消される形だ。工藤代表は「こんなに楽しい選挙はなかった」と満面の笑みを見せた。


 「民主一色」に懸念の声もある。元自民党県連幹事長の谷藤裕明・盛岡市長は1日の定例記者会見で、自民党の国会議員がいなくなったことに「幅広く理解を求めていく上ではバランスを欠く」と警戒感を示した。


 沿岸部の自治体幹部は「今まで省庁への陳情は鈴木さんにお願いしていたのだが、今後どうすればいいか。様子を見るしかない」。


 ある民主党県連幹部は言う。「鈴木さんを応援した人たちは、これから警戒しなければいけないでしょうね」

4815名無しさん:2009/09/02(水) 23:34:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090902/elc0909021524004-n1.htm

民主独占で「野球チーム」? 岩手で当選議員が達増知事と喜び分かち合う
2009.9.2 15:19

このニュースのトピックス:政権交代

衆院選当選の報告で達増拓也知事(左)を表敬した民主党の黄川田徹氏(岩手3区)、畑浩治氏(同2区)、菊池長右エ門氏(比例東北ブロック)、階猛氏(岩手1区)と県連会長の工藤堅太郎参院議員=盛岡市内丸の岩手県庁知事室 衆院選で当選を果たした岩手県の民主党の4氏が2日、党籍を持つ達増拓也知事を県庁に表敬訪問し、政権交代と県内4選挙区で勝利した喜びを分かち合った。

 県庁を訪れたのは、1区で再選した階猛氏、2区で初当選した畑浩治氏、3区で再選した黄川田徹氏と、比例東北ブロックの名簿24位に初めて掲載されて当選した元岩手県宮古市長の菊池長右エ門氏。

 4区で再選した小沢一郎代表代行はおらず、県連会長の工藤堅太郎参院議員が同席した。

 民主党は岩手で4選挙区を独占した。比例当選の菊池氏、参院選挙区の2人、同比例の2人を合わせると岩手県連所属の国会議員は9人となった。県議会も第一党で知事も民主党。名実ともに“小沢王国”が完成した格好だ。

 一方、自民は唯一の牙城だった2区を失い、国会議員ゼロに陥った。

 冒頭、報道陣にも公開された会談は、和やかな雰囲気に包まれ、「野球チームができますね」(階氏)という発言も飛び出した。

 演説会などでマイクを握ってバックアップした達増知事も、民主圧勝を振り返り「岩手にはいい山が多いけど、政治的にもいい山脈ができた」とご機嫌。当選者らに「みなさんにお渡ししたいものがある」と先月の全国知事会で有識者が講演した地方分権に関する資料を手渡すなど、さっそく新たな与党との“太いパイプ”をアピールしていた。

4816名無しさん:2009/09/02(水) 23:38:01
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090902ddlk39010742000c.html

2009衆院選:取材記者座談会 選挙戦を振り返る /高知
 ◇県民の声、与党にどう反映
 逆風を受けながらも、自民前職が3議席を死守した衆院選。自民候補の強さとは、民主候補は全国で吹く追い風を受け止められたのか−−。選挙戦を現場で取材した記者たちが語りあった。

 ◇どぶ板と組織で勝利−−自民
 ◇追い風を生かせず−−民主
 −−民主党に風は吹いたのか?

 記者A 県経済は疲弊したまま。風というより、たまっていた不満が一気に吹き出したのでは。

 記者B 自民党への不満が根強く、自民の党籍を離脱してまで民主候補を支援する議員や、林業の低迷で「山を良くするには政治を変えよう」と、民主支援に回った木材会社の会長もいた。「一度は民主党にやらせてみよう」という声も多かった。

 記者C 県内で吹いたのは自民への逆風。民主の風は吹かなかったし、全国に吹いた風を高知に吹き込ますことすらできなかった。

 −−なぜ県内は変わらなかったのか?

 記者B 民主候補が風をきちんと受け止められなかった。党の政策をただアピールするだけではなく、自分の言葉で疲弊する地方の現場を代弁し、何ができるか具体的に訴えてほしかった。結局は候補者の資質、県連や陣営の組織が風を受け止められる体制ではなかったと思う。

 記者C 全国で自民への逆風が弱かった地域は、山陰や九州南部、青森など中央から遠く、格差に苦しんでいる地域ばかり。変化への期待よりも、「公共事業予算を中央から持ってきてほしい」「地方の声を国政に反映させてほしい」という自民党型利益誘導への期待が上回っていたように感じる。

 記者A 「疲弊する県経済を立て直してくれる人は誰?」と考えた時に、自民もダメだけど、民主も頼りない。風はかえって自民候補の尻に火を付け、底力を引き出した。

 −−自民前職の強さとは?

 記者C やっぱり「どぶ板」と組織の強さが一番。2区では、自民・中谷元さんの個人演説会は満員で、いすが足りないこともあった。それに対して、民主・楠本清世さんの集会は、無党派が多い票田でも集まりが今ひとつ。演説でも、中谷さんは「東京は人の香りがしないけれど、高知は『義理、人情、浪花節』。人の温かみを感じる」と高知の良さをさらりと強調して、地元の人たちの愛郷心に訴えるなど、地域を前面に出していた。さらに、個人的な人気も抜群で、「元ちゃん」と親しみを込めて呼ぶ人が多かった。「祭りで歌を歌ってくれた」「踊ってくれた」という話も頻繁に聞き、普段からこまめに地元を回った成果が今回の圧勝につながったことは間違いない。

 記者B 自民候補はいずれも尾崎正直知事との連携を強調、公共事業の予算獲得や交付金の厚い配分を実績として訴えた。いわば中央とのパイプ。特に低迷する建設業界は「やっと公共事業が入るようになり、上向きになるのはまさにこれから」と自民議員を失うことに危機感を抱き、強力に支持した。さらにある首長も「どんな政治体制になっても地方が分かる人材を」と訴えていた。こうした地方を代表できる「即戦力」を有権者は求めたのだろう。

4817名無しさん:2009/09/02(水) 23:38:15
>>4816

 −−民主が勝ちきれない原因は?

 記者A 3区の民主・中山知意さんを支援したある市議は「各市町村で点を作るところまではいったが、線でつなげているかといったらどうか」と話していた。また、自民・山本有二さんが終盤で巻き返してきた時、中山さんの陣営スタッフは「向こうがさらに攻撃をしかけてきたら耐えられる態勢になってない」とこぼしていた。組織力がぜい弱では、どんなに強い追い風も生かせない。

 記者C ある民主党関係者は「風を起こすためにやるべきことは?」という質問に「風は風だから」と語った。どうやってムードを醸成すべきかの戦略が甘かったということではないか。

 記者B 07年参院選で勝利したが、結局は「風頼み」。風に頼るだけではなく、自治体議員からの人材育成や、後援会のネットワーク化などの地力をつけないと、自民の厚い壁を乗り越えることはできない。準備に時間があったはずの1、3区では果たしてそれができていたのか疑問だ。いまだに民主への支持というよりも、自民への不満を受け止めているだけにすぎないような気がする。

 −−選挙取材中に印象に残ったエピソードを。

 記者B 自民党の集会でお年寄りが気分が悪くなり、司会が「お医者さんはいませんか」と声をかけたが、約600人が集まった参加者のうち、誰一人手をあげなかった。医師会は推薦しているはずなのに……。

 記者C 自民党の個人演説会に行くと、会場となった神社内の集会所に創価学会を支持母体とする公明党のポスターが張られていた。あいさつに立った公明県議が「神社に公明党のポスターを張って頂けるとは思わなかった」とあいさつしていた。自公協力の徹底ぶりを感じた。

 日教組批判や、鹿児島であった民主党集会で「日の丸が切り刻まれた」とあおりにあおった中央公園での麻生太郎首相の街頭演説。終了後、会場に踏みつけられぼろぼろになった日の丸の小旗があったのが印象的だった。国旗が政争の具にしかなっていないことを実感した。

 元陸上自衛官でレンジャー資格も持つ中谷さんは今回の選挙戦を振り返って「まさにレンジャー。人間以上の力を出した」と総括。生死をかけた戦いをどんなことをしてでも生き抜くという強い意志を感じた。それは民主に足りないものかもしれない。

 記者A ある民主候補は集会中、「目が痛い」という理由から質疑応答を省き、30分そこそこで集会を切り上げた。仕方ない面もあるが、聴衆の中にはがっかりした人もいただろう。そういう詰めの甘さが結果につながっているような気がする。

 −−全敗した県内民主党の今後は?

 記者C 組織の立て直しが急務。1区、3区には小沢一郎代表代行が応援に入ったのに敗北を喫したという現実は大きい。

 記者B 再来年の統一地方選までに何ができるか鍵になる。候補の支持を広げ、伝えるためには足場を固める地方議員の育成が急務だ。県内に民主議員が一定生まれないと、支持基盤は固まらない。

 −−与党衆院議員のいなくなった県内は?

 記者C 自民候補は「地方への利益誘導」をひたすら訴えたが、「果たして野党になる議員にどこまで利益誘導が可能なのか」という疑問を有権者は持たなかったのか不思議に思った。政府与党へのパイプは切れたも同然。尾崎知事は民主政権でもこれまでのように予算を獲得できるのか。地方の声を与党内にどうやって反映させるのだろうか。ただ、民主政権が国民の大きい期待に応えられなければ、小泉郵政選挙時と同様、自民への揺り戻しが起こらないとも限らない。政治の世界、一寸先は闇と達観するほかない。

4818名無しさん:2009/09/02(水) 23:46:26
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090902ddlk18010674000c.html

2009衆院選:選挙戦を振り返り記者座談会 「保守王国」牙城崩れず /福井
 ◇全国的民主へ追い風の中
 ◇戦後最多、7人の議員が誕生
 先月30日の衆院選で、県内の小選挙区は自民が3議席を独占した。敗れた民主の3人も比例代表で復活当選し、さらに民主は比例単独でも1人を当選させた。全国的に民主への強烈な追い風が吹いた中、「保守王国」の牙城は崩れず、一方で戦後最多の7人の議員が誕生した。激しかった選挙戦を記者たちが振り返った。

 −−自民3議席独占の結果をどう見るか。

 A まったく意外だった。結果を見て、連合福井の幹部が「負ける要素が見当たらなかった。民主中心政権になるのに、福井はどうなっているんだ」とぼうぜんとたたずんでいたのが印象的だった。

 B 3区の場合、高木さんは前回衆院選で民主党候補に3万3000票差をつけたが、今回は6500票差に迫られた。しかし松宮さんの地盤である越前市を除く全市町で競り勝ち、高木さんの地力を見た。

 C 結果を見る限り、選挙区の隅々まで民主は浸透しておらず、保守地盤は相当に強固だと感じた。民主中心の政権が実績を上げることで有権者の意識がどう変わるか、次回選挙で注目したい。

 −−選挙戦を取材して特に印象に残ったことは。

 D 1区の稲田さんは人通りが多いJR福井駅東口のアオッサ前で「アオッサで、あおっさ(会おうよ)」と題した演説会を連日開いた。有権者にとっては、候補者を「定点観測」できる場になったし、無党派層の取り込みにも一役買ったと思う。

 アオッサ前で稲田さんと国民新党の街頭演説の時間が重なったことがあった。稲田さんを支援する自民県議が、国民新党の支持者を脇目に「前回選では一緒に戦った方々も多いわけですが」とあいさつしたのが印象的だった。前回選では、1区の自民県議の大半は郵政民営化に反対した松宮さんを支援。県内の「政界変遷」を見せつけられたようだった。

 E 2区の山本さんは「どぶ板選挙」が功を奏した。選挙カーからこまめに降りて握手を求め、支援者の前で土下座するなど、なりふり構わぬ必死の姿だった。対する糸川さんの自転車から呼びかけるスタイルは若さを鮮やかに印象付けた。2人の有権者へのアピール度は高かっただろう。

 B 3区の高木さんは「唯一の嶺南出身」を前面に出し、1区から国替えしてきた松宮さんとの差別化を図ったのが印象的だった。嶺南で開いた集会では「嶺南の国会議員がゼロになれば、嶺南の声が国政に届かない」と繰り返し訴えた。一方で、嶺北の越前市では「新幹線を望むなら自民党」、越前町や旧越廼村などの郡部では「農業、漁業振興」と、地域性を考えて訴えていたのも特徴だ。

 A 笹木陣営は投票率を最も気にしていた。73%を超えれば勝てると考え、投票を呼びかける電話作戦もこれまで以上に力を入れていた。実際は72%弱で、前回よりは上がったが。

 C 3区の首長は全員が程度の差はあれ高木さん寄りの姿勢を示していた。今後与党議員として活動する松宮さんは、それを踏まえた対応を明言している。首長と議員に距離があるのは双方にとって利益にならず、今後の雪解けに期待したい。

 −−各党がマニフェストを打ち出したが、有権者の意識はどうだったか。

 B 自民支持者からは、マニフェストの中身の是非よりも、「農業個別所得補償」や「子ども手当」といった民主の看板政策に対して「ばらまきだ」とする批判の方が強かったと感じる。また「民主党政権になれば日教組支配が進む」など、ネガティブキャンペーンとも取れる批判も多かった。

 D 自民県議の中には「総選挙には大きな争点の柱が4、5個あればいい。100項目もあるマニフェストには反対だ」と演説で公言した人もいた。また、稲田陣営の幹部の話では、街頭演説会場でマニフェストを配っていても、有権者に受け取りを拒否されることが少なからずあったという。こんなことは過去にはほとんどなかったそうで、自民への逆風を実感したようだ。

 −−今回の結果は、今後の県内政界にどう影響するだろうか。

 D 来夏の参院選には、自民県連会長の山崎正昭さんが出馬することになるが、関係者からは先行きを不安視する声が多く聞かれる。

 E これまで「固い保守地盤」と言われたが、自民党離れは確実に進んだと言っていい。各地区で自民、民主の票は接近した。自民党への批判を各地で耳にした。民主党政権が期待に応えられるのか、自民の巻き返しがあるのか。次の参院選が試金石となるだろう。

4819名無しさん:2009/09/02(水) 23:52:12
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090902/elc0909022253006-n1.htm

「政権交代(4)」直面する政治とカネ 爆弾抱いて政権始動 (1/3ページ)
2009.9.2 22:51

このニュースのトピックス:自民党
 民主党の岡田克也幹事長と直嶋正行政調会長は2日昼、これまでは“敵地”だった首相官邸のガラス張りのエントランスホールに足を踏み入れ、硬い表情のまま辺り全体を見回した。「城」を明け渡す側の河村建夫官房長官と会談し、予算に関する説明を求めるのが目的だった。

 「とにかく、来年度予算の現状、今年度補正予算の執行状況をまず把握しなければならない」

 民主党は衆院選のマニフェスト(政権公約)で掲げた「子ども手当」など目玉政策の財源の一部を、行政の無駄遣いをなくすことで捻出(ねんしゅつ)するとしている。10月召集予定の臨時国会では、自公政権が成立させた平成21年度補正予算から不要不急の事業費を削るため、2次補正予算案を提出する構えだ。

 それには、政府が抱える「無駄」の実態に関する情報が何より必要なのだ。

 臨時国会で自公政権下での「無駄」を暴き、来年の通常国会で目玉政策を実現、夏の参院選でも圧勝する−。これが民主党が思い描く黄金シナリオだが、その作業は緒についたばかりだ。

 「(国会は)知らないやつらばかりになるから、名刺交換から始めないと」

 「(当選した所属衆院議員)全員の写真を撮って冊子を作らせています」

 1日昼、山岡賢次国対委員長ら民主党国対幹部は打ち合わせの席で、そう語り合った。「無駄」の発掘も大量の新人議員の扱いも、何から何まで初体験。暗闇で手探りするような政権づくりが始まった。

  ×  ×  ×

 民主党にとって最初の見せ場になる臨時国会は、厳しい試練の場ともなりそうだ。新政権は、「政治とカネ」の問題という爆弾を抱いてスタートすることになるからだ。

 野党に転落し、政府・与党に質問する側に回った自民党は、鳩山由紀夫代表の「故人・借名」献金問題や、小沢一郎代表代行の違法献金事件を追及し、新政権の足をすくおうと手ぐすね引いて待ち構えている。

 「兄は表にできない裏献金ばかりいっぱい受けている。それでは恥ずかしいから勝手に名前を借りた。だから死んだ人の名前も借りた。しかも、あっという間にもみ消し工作をやった。脱税もやっている」

 鳩山氏の弟の鳩山邦夫前総務相は8月7日、福岡県大川市での講演でこう明かし、兄弟共通の知人が問題発覚後、鳩山事務所から偽証を要請されたエピソードなどを暴露している。

 また、鳩山由紀夫氏は6月の記者会見で、自身の資金管理団体の平成17年以降の虚偽記載については公表したが、それ以前のものは明らかにしていない。

 鳩山氏の資金管理団体の寄付収入に占める個人献金の割合は、他の議員と比較して、以前から突出していた。例えば8年9月13日付の日経新聞は、個人献金が50・6%に上ることを指摘し、「企業依存型の有力政治家が多い中では異色の存在と言える」としており、16年以前の政治資金についても同様の問題を抱えている可能性がある。

 「あくまで秘書がやったこと」と強調してきた鳩山氏だが、過去には「秘書の罪は国会議員の罪である。ことに金庫番秘書ならなおさらである」(14年3月14日付夕刊フジ)とも発言しており、予算委員会などで集中砲火を浴びそうだ。

  ×  ×  ×

 「高い支持率で発足しながら、『政治とカネ』の問題(佐川急便からの借入金未返済疑惑)でつまずいた細川護煕政権の二の舞だ。もって3カ月だろう」
 自民党幹部は鳩山政権の行方をこう占った。別の幹部も「あれは立派な刑事事件で、秘書だけの問題では済まない。鳩山氏本人にまでいく話だ」と予測する。衆院選で一時休止したが、いずれ捜査の手が伸びるとの見方は根強い。

 また、政治資金では、小沢一郎代表代行の問題もある。小沢氏の公設第1秘書が逮捕、起訴された西松建設による違法献金事件では、秘書の初公判が11月にも開かれる見込みだ。

 公判で、検察側が新事実や疑惑を裏付ける証拠を提示してきた場合、民主党に対する国民の視線は一層厳しくなる。鳩山政権の閣僚や与党幹部のスキャンダル報道も、野党時代と比べ大きな扱いとなるのは間違いない。

 「臨時国会は、10月25日投開票の参院神奈川、静岡両選挙区の補欠選挙後に召集して、かつ会期幅をできるだけ短くしたらどうか」

 民主党幹部はこう言う。国会でスキャンダルが追及され、その影響が補選に及ぶことを警戒しているのだ。

 衆院308議席の巨大政党は安定した長期政権への礎を築けるのか。国民注視の中で、今秋、その真価がまず試される。


=おわり(阿比留瑠比、加納宏幸)

4820名無しさん:2009/09/03(木) 03:08:10
【保守王国崩壊 群馬政界の行方】 民主群馬県連、正常化も課題
2009.9.3 02:35
 「(約束が)果たされなかったことがあった。そのことについては非常に失望を感じております。2区の問題ですけどね」。比例代表北関東ブロックで当選を果たした民主党県連の中島政希会長代行は8月31日、高崎市内で開いた会見で語った。衆院選で、県内でも圧勝した民主党だが、同党県連内にある“しこり”が垣間見えた瞬間だった。

 保守系と労組系が分裂状態だった同党県連が正常化で合意したのは7月下旬。同党の小沢一郎代表代行の裁定で、中島氏が出馬の意向を示していた4区に、新人の三宅雪子氏を擁立。その一方で、県連会長に労組系の富岡由紀夫参院議員、会長代行に保守系の中島氏が就任。正常化を図った。

 だが、確執の根は深い。平成16年分の政治資金収支報告書などをめぐる「不正経理問題」で、「ミス」と釈明する労組系議員らと「説明責任」を求める保守系議員らが長年にわたり対立。

 今回の選挙でも保守系の石関貴史氏が立候補した2区から、県連内の一部労組系議員らが推す無所属の矢島笑鯉子氏が立候補し、約1万3千票を獲得。公認候補を一致団結して応援するとの約束は守られなかった。

 ある県議は「政権を取り、一つの目標に向け動き出すことで、この対立の構図が変化するのでは」と期待する。だが、富岡氏が7月27日に行われた三宅氏の出馬会見後、「小沢代行との話で、(不正経理問題は)政治決着したものと受け止めている」と述べたのに対し、中島氏は選挙後も「関係者を処分すべき。党員、県民ともに納得する形で決着をつけることができて本当の意味でスタートが切れる」と主張。両者の認識は大きく食い違う。

 「政権交代」の風に乗った同党だが、産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した衆院選の世論調査(8月20〜23日)によると、県内選挙区での普段の支持政党率は全区で自民党の方が高く、2区を除き自民党の半分にも満たなかった。党関係者は「今後は支持基盤の拡大が課題になる」と話す。

 そのためには、一刻も早い“真の”正常化が不可欠。同党県連は、16日に召集される見通しの特別国会前にも、新体制について協議する予定だが、先行きは不透明だ。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090903/gnm0909030235002-n1.htm

4821名無しさん:2009/09/03(木) 18:33:50
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090301000660.html

田中康夫氏に民主党会派入り要請 鳩山代表
 民主党の鳩山由紀夫代表は3日、新党日本の田中康夫代表と党本部で会談し、衆院の民主党会派入りを求めた。田中氏は「国民新党からも要請を受けており、熟慮したい」と回答を保留した。

 田中氏は八ツ場ダムなど公共事業のゼロベースからの見直しや自衛隊を改組した国際救助隊の創設などの政策を提示。9月半ばに発足する民主党中心の連立政権での実現を求めた。鳩山氏は国際救助隊構想について「こういう視点が大切だ。国連総会で演説するので参考にしたい」と述べた。

2009/09/03 18:01 【共同通信】

4822名無しさん:2009/09/03(木) 19:21:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090903t51008.htm

山形1区大接戦の背景 民主・鹿野氏辛勝 自民・遠藤氏復活

比例代表で復活当選し、支持者らと喜びを爆発させる遠藤氏(前列左から3人目)=8月31日午前0時45分、山形市の事務所


 政権交代をもたらした今回の衆院選で、山形1区は民主党元議員の鹿野道彦氏(67)が、自民党前議員の遠藤利明氏(59)を1291票差でかわす大激戦にもつれこんだ。遠藤氏の惜敗率は98.8%。比例東北で復活当選を果たす。全国47の「花の1区」で最大の激戦を演じた「山形1区現象」の背景を探った。
(山形総局・今里直樹、林直樹、山形聡子)

<悲壮感薄く>
 「厳しく苦しい選挙だったが、大逆風の中、最小限度の姿はつくれた」
 2日、県議会の自民党控室で開かれた議員総会。総括した今井栄喜県連幹事長をはじめ、県議31人の表情に政権を失う悲壮感は薄かった。

 「選挙には負けたが、勝負には勝った」
 今井幹事長は1区の選挙結果をこう表現する。敗因は荒れ狂う自民党批判の風だった。「勝因」について関係者の多くは「入念な戦略と戦術の奏功」を挙げる。

 遠藤氏は4年前の郵政選挙で大勝後、「どんな逆風でも10万票を取る体制をつくる」と公言し、草の根を張り巡らす戦略的な組織整備を進めた。

 そして臨んだ選挙戦。逆風の中、遠藤氏は自転車行脚で話題づくりに腐心した。世襲政治家の鹿野氏と差別化を図る「たたき上げ」のフレーズも準備。「小さな子がまねをする」(遠藤氏)まで定着させた。

 投票日の8月30日夜。午後8時すぎに早々と出た「鹿野氏当確」に、遠藤氏は「組織は完成体に近づいていたはずだが…」と首をかしげた。だが、開票が終わってみると、得票は10万票を超えていた。

 公明党の存在も大きかった。同党県本部の寒河江政好代表は「競ったのは選挙協力の結果だ」と胸を張る。ただ「自民から公明に来る票は民主に流れた。1区の協力はギブ(与える)だけだった」と表情を曇らせた。

<「風感じず」>
 一方、4年ぶりの議席回復を果たした勝者の鹿野氏。11選を決めた翌31日朝、街頭に立つ鹿野氏の表情には、喜びより厳しさがあった。

 30日夜の開票速報は、「遠藤氏優位」の情勢が深夜まで続いた。「当確」から約3時間。陣営には「まさか負けるのか…」という空気すら漂った。

 民主党は2007年の参院選、今年1月の知事選と連勝し、今回は「民主旋風」のまたとない風が吹いていた。

 選挙期間中、各種世論調査は鹿野氏の好調を伝えた。しかし、選対本部長を務めた舟山康江参院議員は「参院選のような風を感じない」と、数字と肌感覚の落差に不安を感じたという。圧勝に導けなかった「敗因」について、推薦した社民党県連幹部は「前回の落選後、4年間の空白があり、(鹿野氏は)『過去の人』になっていた」と言う。

 別の選対幹部は「風を受ける帆はあったが、こぎ手が足りなかった」と語る。陣営には民主、社民両党、連合山形、個人後援会が加わった。共闘の形は確立したが「後援会は高齢化し、社民党の動きも見えなかった」(陣営関係者)と明かす。

 民主党県連幹部は「4年前は約4万票差で負けた。差を埋めたのは風に恵まれたから」と遠藤氏との地力の差を認める。さらに「次の揺り戻しは、今回以上に大きいだろう」と表情を引き締めた。



2009年09月03日木曜日

4823名無しさん:2009/09/03(木) 19:28:42
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903ddm002010071000c.html

民主党:幹部にきょうからSP 一足早く与党並み、「気詰まり」の声も
 民主党の菅直人代表代行、岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長(党代表代行)に、新たに3日から警護の警察官(SP)が護衛につくことになった。鳩山由紀夫代表と小沢一郎代表代行には既についている。鳩山政権の正式発足より一足早く、政権与党並みの警護態勢となった。

 鳩山代表の警護も衆院選前より格上げされ、常時2人が同行する。車で移動の際も身辺警護担当の数人が乗る「SP車」が追走する、準首相級の扱いだ。党役員室によると警視庁から「SPをつけたい」との要請があった。ただ新たに対象となる幹部たちは「車の中が狭くなる」「気詰まりだ」など浮かない表情だ。

 現在、SPがついているのは首相、最高裁長官、衆参両院議長、政党幹部、経団連会長など。現在の自民党では首相経験者や幹事長、政調会長、総務会長、参院議員会長らについている。【田中成之】

4824名無しさん:2009/09/03(木) 19:34:29
>>4821

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090300630
新党日本・田中氏と会談=鳩山氏
 民主党の鳩山由紀夫代表は3日午後、党本部で新党日本の田中康夫代表と会談し、新政権で取り組む課題について意見交換した。田中氏は、自衛隊を改組し、救助活動や医療支援を行う「サンダーバード隊」の創設など、先の衆院選で掲げた政策を説明。鳩山氏は「いいアイデアが浮かんだ。サンダーバード隊のようなものを国連演説に入れたい」と答えた。
 田中氏はこの後、記者団に「鳩山さんとは深い信頼で結ばれている。鳩山さんがひるむことなく、リーダーとして全うできるよう支えていくつもりだ」と述べた。 (2009/09/03-16:31)

4826名無しさん:2009/09/03(木) 21:33:56
>>4820

http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090903ddlk10010236000c.html
選ぶ:’09ぐんま衆院選・地殻変動/下 民主党県連、労組系と保守系の対立 /群馬
 ◇「小沢裁定」不満封じ込めたが… 過去の負債、どう向き合う
 「政治決着済みと聞いている」

 「その話は私は知らない」

 民主党は7月27日、高崎市内のホテルで、新人、三宅雪子氏の立候補と同時に、同党県連再建と新体制の役員を発表した。会見終了後、県連会長に就いた富岡由紀夫参院議員が、06年に発覚した県連の不正経理問題の扱いについて「解決済み」との認識を示すと、同席した中島政希会長代行は即座に否定してみせた。

 富岡氏は労組勢力に支えられ、中島氏は保守系の旗振り役。両者の対立の根深さを示す場面だった。

 不正経理問題は06年1月、同党県連と衆院群馬5区総支部を皮切りに、政治資金収支報告書の記載漏れ問題が相次ぎ発覚。問題に関与したのは労組系とされ、幕引きを図ろうとした労組系に対し、保守系は徹底究明を求めた。

 同年12月に党本部も介入し双方で解決に向けた合意書を交わしたものの、07年1月、労組系の重鎮、角田義一参院副議長(当時)自身の政治資金収支報告書の記載漏れ疑惑が明るみとなり、両者の対立はエスカレート。県連は事実上分裂し、機能停止状態が続いていた。

 三宅氏の立候補も、4区で立候補準備を進めていた中島氏の動きに反発した労組系勢力が党本部に働きかけ、小沢一郎代表代行が仲介した結果だった。

 両者の不満を剛腕で封じ込め、県連再建も含め一括決着を図った「小沢裁定」のもと、県連は表面上、体裁を整え再スタートした。しかし、「挙党体制」の演出が求められた衆院選が終わった今、先行きは不透明だ。

 2区で再選された保守系の石関貴史氏は「不正経理問題をなかったことにするのはあり得ない」と語る。一方、比例代表北関東ブロックで当選した労組系の桑原功氏は「不正経理は既に決着している」と話しており、主張は折り合わない。

 県関係の同党国会議員は、衆参両院合わせて解散前の2人から、一気に7人に膨れあがった。県政における存在感と責任も大きくなる。同党関係者は「大局的な判断ができなれば、県民の信頼は得られない」と懸念する。一方で、06年12月の合意書は「責任の所在の明確化」をうたっており、別の関係者は「何事もなかったようにするわけにはいかない」と語る。

 今後、過去の負債とどう折り合いをつけていくのか。衆院選では圧勝したが、県連にとって重い課題を抱えての航海が始まる。(この連載は庄司哲也、杉山順平が担当しました)

4827名無しさん:2009/09/03(木) 21:38:51
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090903ddlk20010002000c.html

’09夏・衆院選ながの:政権交代へ/下 大勝民主「次」に危機感も /長野
 ◇実績と組織強化へ
 8月30日夜、長野市内の民主党県連。壁に張り出された小選挙区候補5人全員の名前の横に「当選」を示す赤い花が並んだ。5選挙区を独占し、自民候補の比例復活すら許さない完勝だった。

 「昨秋に選挙をやっていたら、こうはなっていなかったかも」と連合長野幹部は言う。麻生太郎首相が就任した昨年9月は、ここまでの追い風は吹いていなかった。4区は候補者がおらず、むしろ出遅れていた。「謙虚に受け止めなければ」。熱狂から一夜明け、北沢俊美・県連代表は表情を引き締めた。

 ◇
 1区で自民・小坂憲次氏を破った民主の篠原孝氏は、選挙戦最終日の8月29日、自らの名前ののぼりを後ろに掲げた自転車で長野市内を遊説した。荷台の箱いっぱいに積んだマニフェストは次々とさばけ、途中で空っぽに。かつてない反響に、篠原氏は有権者の変化を感じ取った。

 民主・矢崎公二氏が議席を獲得した4区。解散から投票まで40日間という長期戦に「追い風がやんでしまうのでは」と陣営は気をもんだが、矢崎氏は10万を上回る票を稼ぎ出し、自民の後藤茂之氏を大差で降した。風だけでなく、自民の組織離れも目に付いた。

 組織力で自民に劣る民主は、世論を味方につけるしかない。今回はマニフェストを前面に押し出し、政権担当能力をアピールすることに成功した。「単なるムードではなく、政策が理解された」と北沢代表は強調する。

 一方、民主党の大勝は、近年の国政選挙が「風向き次第」の傾向を強めていることを改めて示した。05年の郵政選挙で大量当選した「小泉チルドレン」は、今回の逆風でほぼ壊滅した。「4年前の小泉旋風を忘れてはいけない。これからの4年間が大切だ」(連合長野幹部)。

 長期不況などで不満・不安を抱えた有権者からは、自公批判の裏返しとして「民主に一度やらせてみよう」という声が目立った。新たな与党として実績を残せなければ、来年の参院選でそうそうに見放される。「責任を果たさないといけない。マニフェストを実行する」。参院議員である北沢代表には危機感もにじむ。

 また「地に足のついた組織を作らなければ次は勝てない」(民主関係者)と、組織の脆弱(ぜいじゃく)さを指摘する声も相変わらずだ。10月の長野市長選、来夏の知事選と参院選、11年には県議選と今後も選挙は目白押し。民主には地元県議や市議がほとんどいない。民主県連は「政権与党の義務として県政でもマジョリティーをつくる。(首長選は)党の政策に理解ある人を擁立する」と基盤作りを進める方針だ。

 ◇
 またも小選挙区、比例代表の議席に届かなかった共産と社民。特に社民県連は、民主との連立政権を視野に入れているだけに、民主大勝に思いも複雑だ。山口わか子・県連代表は「小政党の存在が薄くなってしまったが、連立政権で社民が果たすべき役割がある。政策できちんと意見を述べていきたい」と、独自性発揮を模索する。

 共産党も、党員増などで伸長が期待されながら、全国で現有議席を維持するにとどまった。「建設的野党としての真価が問われている。出番が必ず来る」。今井誠県委員長の視線は既に来年の参院選に向かった。【福田智沙】

4828名無しさん:2009/09/03(木) 21:49:33
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909030046.html

本部が狭い!民主党に思わぬ悩み「引っ越しが重要課題」2009年9月3日13時29分
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役員室前で記者に囲まれる民主党の直嶋正行政調会長。投開票日以後、狭い通路は連日報道陣でごった返す=2日午後、東京・永田町の党本部、細川卓撮影

民主党本部=3日午前、東京・永田町、岩下毅撮影
 総選挙で大勝し、衆参両院で417人の議員を擁する大所帯となった民主党が、思わぬ悩みにぶつかっている。手狭な本部の移転問題だ。自民党や共産党などは自前のビルを構えるが、民主は雑居ビルに間借り状態。与党になれば訪問客の殺到も予想される。党関係者からは「政権交代が実現し、次は本部の引っ越しが重要課題」との声もあがる。

 民主党本部は東京・永田町の雑居ビル(地上10階)の6フロアを賃借している。2日、上階にある役員室。鳩山代表を待つ記者が狭い通路にあふれ、部屋から幹部が出てくるたびに身動きが取れない状態になった。

 今の場所に移った97年当初は2フロアだけだったが、自由党との合併などで党の規模が徐々に大きくなったため、テナントが退去するごとに新たに借りてフロアを広げてきた。

 しかし、今でもビル1階入り口には目立った看板はなく、他の階には民間企業が入る。ここが本当に党本部かと、戸惑う訪問者もいる。エレベーターは2基で狭く、鳩山代表ですら順番待ちすることも。受付では3人の女性が代表電話の対応を兼ね、ひっきりなしに鳴る電話と来客の応対に追われている。

 同党内には本部移転を求める声はあるが、具体的な計画は進んでいない。現在のビルの賃料は年間1億5千万円。国会から歩ける範囲で何度か探したが、賃料が高い上に候補も限られ、実現できないままという。選挙後も組閣準備などで多忙を極めており、「とりあえず今はあるものを利用するしかない」(広報)としている。

 差し迫った課題は、特別国会召集時にも想定される両院議員総会だ。当選議員が一堂に会する晴れ舞台だが、最も広い5階ホールでも収容できるのは200人程度。全員が集まるのは不可能で「近くに別の会場を確保するしかない」(広報)という。

 議員からも不満の声が漏れる。川上義博参院議員は「政権を取ったらここでは手狭になると前々から党幹部に言っていたのに。各組織が各階に分散し、政権交代してより重要になった意思疎通にも影響する」と気をもむ。加藤公一衆院議員も「移れるのだったら移りたい」。

 与党となれば党職員を増やすことも必要になるが、党内には急な増員に慎重な声が多い。党事務局は「選挙による波があり、すぐに増やしたり減らしたりするわけにはいかない。なるべく現状維持で対応したい」と話す。

 一方、同じく永田町にある自民党本部は地上9階、地下3階建ての自前のビル。入り口には大勢の警備員が物々しく待ち受けている。

 エレベーターは4基。1階には関連グッズの売店や喫茶店もある。8階ホールは約500人を収容できる広さ。政権交代で議員が減り、党職員の削減や配置換えなども取りざたされるが、党関係者は「月末の総裁選まではまったくの未定」としている。(湯地正裕、島康彦、別宮潤一)

4829名無しさん:2009/09/03(木) 21:58:55
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090903ddlk46010735000c.html

選択の波紋:09年衆院選かごしま/上 与野党逆転 /鹿児島
 ◇自民「風」に抵抗むなしく 風穴開け勢いに乗る民主
 「財源を示さない無責任な公約だ」

 12選を目指した自民前職、保岡興治氏(70)は各地で民主のマニフェスト批判に熱弁をふるった。選挙戦終盤の8月24日夜、鹿児島市西田であった演説会。耳を傾けた男性(52)は「民主批判ばかり。自民が何をしたいのか分からん」。会場には空席が目立ち、熱弁は空回り気味だった。

 毎日新聞など各マスコミは、民主が300議席を超す「圧勝」の情勢を伝えていた。自民への「逆風」が吹き荒れた衆院選。過去4回、民主との激戦を制した鹿児島1区でも有権者の「自民離れ」は顕著だった。

 自民の選挙のお家芸は、“動員”だ。県議、市議らの後援会などをフル回転させ、参加を呼びかける。演説会の聴衆の数は、運動のバロメーターとされるが「前回の半分ぐらい」と陣営幹部はこぼす。ある自民市議は「自分の後援会でも『今回は民主党』という人が増えた」と明かす。

 最終日の29日、親交がある俳優、杉良太郎さんと街頭演説。「どうか助けてください」。保岡氏が必死に叫んだが、携帯電話で撮影した杉さんの写真に見入るだけの女性も。

 「何をしても猛烈な『風』には抗しきれなかった」。陣営幹部は、ため息をついた。

  ◇   ◇

 「皆さんに支えられ、何とか乗り切れた」

 30日夜、小里泰弘氏(50)は、選挙事務所に集まった後援者に頭を下げた。民主新人猛追をわずか「2711票」差でかわしての再選。4万票差で初当選した前回05年とは全く様相を異にした。

 選挙戦中、演説会などでは作業服姿の建設会社員らの姿も目立った。父貞利氏が築いた強固な地盤。「小里」ブランドの力で、議席を死守した形だ。

 96年の小選挙区以降、自民が連続4選を果たしたのは1、3、4区。1区は民主前職に、3区は国民新元職に奪われた。自民県連幹部は「4区を守ったことが大きい」と胸をなで下ろす。自民にとって「1勝2敗」。小選挙区での「与野党逆転」だけは食い止めた。

 3選挙区の中で4区の小里氏だけが当選したのは、支持基盤の「厚さ」などわずかな差にすぎない。そこですら、「一度(いっど)どま変えもんそ」と変革を訴えた民主新人に、比例復活当選を許した。すでに自民の“牙城”ではない。

  ◇   ◇

 民主県連代表の川内博史氏(47)。「『風』ではなく『地殻変動』が起きた」と表現する。

 民主は、小選挙区では、1区、川内氏の「1勝」にとどまったが、2、4、5区とも過去最多得票。その甲斐(かい)あって3新人も比例復活で当選。推薦した国民新は3区で当選した。5人には、「自民王国」に風穴を開けた自信があふれる。

  ◇   ◇

 与野党逆転となった衆院選は、県政界にも激震をもたらした。民主を中心とした連立政権誕生を目前に控え、鹿児島でも新たな動きが出始めている。来夏の参院選への備えも。「選択」の波紋を追った。【衆院選取材班】

4830名無しさん:2009/09/03(木) 22:00:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090300663
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20090903ax03b.jpg

国会控室でも攻防激化=民主、議事堂正面側を要求
 鳩山新政権の発足を控え、国会内の議員控室の位置をめぐり、民主、自民両党の攻防が激しくなっている。衆院選で圧勝した民主党は自民党に、議事堂正面側の控室を明け渡すよう要求。自民党は「結党以来の伝統がある」(国対幹部)と死守する構えで、調整は長引きそうだ。
 衆院の議員控室は議事堂2、3階に31室(計2456平方メートル)あり、原則として所属議員数に応じて各会派に割り当てられる。自民党が大勝した2005年の衆院選後は、同党が15室(1429平方メートル)、民主党が7室(610平方メートル)を使用していた。
 今回の与野党逆転で、自民党は3階にある控室の大半を民主党に奪われることになる。この中には自民党の大島理森国対委員長の部屋も含まれ、引っ越し準備が既に進んでいる。
 問題は2階の控室。中庭を挟んで正面側が自民党、裏側が民主党と対峙(たいじ)しており、民主党の山岡賢次国対委員長は1日、大島氏に総入れ替えを求めた。大島氏は即答を避けたが、自民党は「移動に時間とお金も掛かる」(国対筋)として抵抗する考えだ。
 民主党には、政権交代を受けて議事堂内でも与野党が逆転した事実を印象付ける狙いがある。同党は、本会議場内の議席配置でも自民党に代わって議事堂正面側(議長に向かって左側)に移るため、今のままでは控室と議席の位置が遠くなるという事情もある。
 両党は8日の各派協議会で調整に入る。民主党は参院でも自民党に控室の交換を要求しており、「陣取り合戦は長期化する」(衆院関係者)と、16日召集の特別国会後に決着はずれ込むとの見方が強まっている。(2009/09/03-17:15)

4831名無しさん:2009/09/03(木) 22:06:02
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009090301000861.html

新調スーツで国会に半歩前進 比例東海の民主・磯谷さん
2009年9月3日 21時40分

 「スーツを持つと、国会まで半歩前進したよう」。衆院選の民主党比例東海ブロック最下位で初当選した磯谷香代子さん(43)。これまでパートやアルバイトを転々としてきたため正装用の服がなく、国会初登院に備えて名古屋市のデパートで3日、スーツを新調し、試着で鏡に映った姿に照れ笑いを浮かべた。

 磯谷さんはこの日、知人の参院議員と名古屋駅近くのデパート婦人服売り場を約1時間回り「落ち着いた印象を与える」(磯谷さん)と、ベージュのスーツやワンピースなど5点を購入した。

 「値段を見ずに(思い切って)買わないと。普段と一けた違うから」と財布を気にしていたが、スーツ上下約4万6千円で「予算内に収まった」とほっとした様子。買い物が終わると「気は引き締まったが、まずは勉強」と自らに言い聞かせていた。

(共同)

4832名無しさん:2009/09/03(木) 22:09:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090903/plc0909032025017-n1.htm

国会部屋割りで攻める民主 自民「総裁室」を無血開城か 
2009.9.3 20:19

このニュースのトピックス:政権交代
 衆院選を終えた民主、自民両党が今度は、国会議事堂内の議員控室の部屋割りをめぐって激しいバトルを繰り広げている。衆院選で圧勝した民主党は控室を総入れ替えし、自民党が長く使ってきた議事堂の正面玄関側を明け渡すよう衆参両院で迫っている。自民党は明け渡しには、「数千万円から1億円近い税金がかかる」と反発する。だが、正面側を国会活動の拠点にするのが悲願の民主党は政権交代の勢いに乗り、一歩も譲る気配はない。8日からの衆院各派協議会は部屋割りの決戦場となりそうだ。

 「長い伝統があるのは分かるが、控室は取り換えてもらいたい。立ち退かないのはいい印象じゃないですよ」

 民主党の山岡賢次国対委員長は1日、自民党の大島理森国対委員長と会談し、自民党の控室を民主党が使用してきた「裏側」の控室と総入れ替えするよう求めた。民主党308議席、自民党119議席。数がモノを言う国会だけに、大島氏は、「公式な返事はできない」と即答を避けるしかなかった。

 議事堂の南半分を占める衆院には、委員会室や事務局の部屋を除き約30の控室がある。選挙ごとに議員1人約5・1平方メートル換算で各党の専有面積を決め、控室を割り当ててきた。

 この結果、長く衆院第1党だった自民党が、日当たりがよく、皇居に面する正面玄関側の控室に陣取ってきた。

 衆院本会議場の議席配置は、議長席から向かって右側(正面側)が与党席のため、控室も与党が正面側を使うという理屈だった。山岡氏はこれを逆手にとって「民主党が与党席を占めるから、控室も入れ替えが当然だ」と主張。「裏側」の控室を使っている民主党国対委員長室の掃除が始まるなど、自民党に無言の圧力をかけている。

 また、自民党は、議事堂3階の同党総裁室(第18控室)の確保にもこだわっている。総裁室の隣は、皇族室と天皇陛下が休まれる御休所(ごきゆうしよ)があり、自民党にとって権力の象徴となっているからだ。

 幹部は、「総裁室だけは手放したくない」と漏らすが、民主党の出方次第では“無血開城”を余儀なくされる可能性もある。

 一方、参院でも2日、民主党の簗瀬進参院国対委員長が自民党の鈴木政二参院国対委員長に控室を総入れ替えするよう迫った。鈴木氏は、「来年の参院選の結果を見て考えればいい」と突っぱね、話し合いは平行線をたどっている。

 衆参両院で攻め込まれて窮地の自民党だが、議席を減らした党がどの控室を手放すか決める慣例の「掃き出し方式」の適用で済ませて、重要な控室は維持したい考えだ。(大谷次郎)

4833チバQ:2009/09/03(木) 22:09:32
>>4831
うまい売り込み方だな
負け組代表を上手に演出してますね。

4834名無しさん:2009/09/03(木) 22:13:02
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20090903/plt0909031551008-n2.htm

民主“女タイゾー”事務所、取材殺到に逆ギレ!?
予想外「腰が抜けそうだった」

2009.09.03
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当選時には笑顔で万歳した磯谷さん=中央=だが…【拡大】
 民主党比例東海ブロックから衆院選に出馬し、最下位で当選した磯谷香代子さん(43)が話題を集めている。無職の独身で、頭数を集めるために急きょ比例名簿に登録された経緯が、あの杉村太蔵前衆院議員にソックリとあって、ネット上では「第2のタイゾウ」などと呼ばれているのだ。ここにきて取材合戦も沸騰し、事務所は取材制限を設けるほどの混乱ぶりだ。

 4年前の“タイゾウ・フィーバー”の記憶が強烈なためか、当選直後から磯谷さんの事務所にはマスコミ各社からの取材依頼が殺到。当初はいくつかの新聞の取材を受けたものの、ネット系のメディアまでもが“参戦”したため、「通常の業務ができない。取材のために議員になったわけではない」と事務所が悲鳴を上げる事態に。そのあおりで、OKの返事をもらっていた夕刊フジの取材もドタキャンされてしまった。事務所は3日にまとめて報道各社の取材を受け、記者会見も行う予定という。

 磯谷さんは愛知県在住。大学卒業後、金融関係の会社に1年間勤務したが、両親の看病・介護のために退職。アルバイトやパートで生計を立ててきた。

 民主の比例名簿に記載されることになったのは、谷岡郁子参院議員(民主、愛知選挙区)の手伝いをしたことがきっかけ。谷岡事務所の関係者は、「公示3日前になって、小沢一郎代表から『比例候補が足りない。誰かいないか』と言われて急きょ人選した。『仕事を辞める必要がなく、立候補に必要な住民票などをその日のうちに出せる人』という条件に合ったのが磯谷さんだった」と明かす。

 想定外の出馬打診に、磯谷さんは「選挙運動を手伝ってくれと言われるのかと思っていた」「杉村太蔵クンのほうがまだマシ」などと漏らしたものの、結局、名簿の最下位に名前を連ねることに。

 複雑な思いで名簿記載を受け入れたが、民主党は事前の予想通りの歴史的大勝で、磯谷さんにも議員の椅子が転がり込んできた。磯谷さんはその際の心情を「腰が抜けそうだった。青天の霹靂」と振り返っている。

 あのタイゾウ氏でさえ、自民党本部の面接を受けて出馬したが、磯谷さんの場合は面接さえも受けていない。「泥縄」から「棚ぼた」の当選に対し、ネット上では厳しい声も出ているが、磯谷さん周辺は「彼女は“負け組”の代表。引きこもりの希望になれ」などと盛り上がっている。そうした声援を受け、本人も「将来にリアルな不安を感じている私が、当事者として声を上げていきたい」と意欲を示し始めているという。

4835名無しさん:2009/09/03(木) 22:19:29
岡田の主張は間違ってないと思うが。

>岡田幹事長と直嶋正行政調会長に連立協議を委ねたが、社民党が求める与党間の
>政策調整協議機関設置に岡田氏が難色を示していた。小沢氏は両党からの信頼も厚く、
>連立政権の運営を円滑に進めるため、小沢氏を幹事長に起用する方針を固めたとみられる。


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090904k0000m010073000c.html
民主党:幹事長に小沢氏…鳩山代表が方針
 民主党の鳩山由紀夫代表は3日夜、党本部で記者団に対し、小沢一郎代表代行を幹事長に就任させる方針を明らかにした。小沢氏は5月の代表辞任後、選挙担当の代表代行に就任し、衆院選を民主党大勝に導いた功労者。鳩山氏は小沢代表代行と岡田克也幹事長が党運営を担う現体制を民主党政権発足後も継続させる方針とみられていたが、小沢氏の幹事長起用を決めたことで、岡田氏は入閣する可能性が強まった。

 鳩山氏は衆院選後、社民、国民新両党との連立政権発足へ向け、岡田幹事長と直嶋正行政調会長に連立協議を委ねたが、社民党が求める与党間の政策調整協議機関設置に岡田氏が難色を示していた。小沢氏は両党からの信頼も厚く、連立政権の運営を円滑に進めるため、小沢氏を幹事長に起用する方針を固めたとみられる。

 小沢氏は06年、「偽メール」問題の責任を取って代表を辞任した前原誠司氏の後任に就き、07年の参院選で民主党に勝利をもたらした。しかし、09年、西松建設の違法献金事件に絡み公設秘書が政治資金規正法違反で逮捕・起訴され、5月に代表を辞任。選挙担当の代表代行として衆院選の指揮を執った。

 小沢氏は89年8月に発足した海部政権で自民党幹事長に就任。同党旧竹下派の「数の力」を背景に政府・与党を動かし「二重権力」体制が批判を浴びたことがある。93年に自民党を離党し、細川連立政権に参画した。【上野央絵】

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090903/stt0909032048026-n1.htm
鳩山氏が小沢氏に民主幹事長就任を要請へ
2009.9.3 20:47

このニュースのトピックス:政権交代

民主党は小沢幹事長体制でどうなる? 民主党の鳩山由紀夫代表は3日夜、党本部で記者団に対し、新政権が発足した場合、小沢一郎代表代行を幹事長に起用する考えを表明した。来夏の参院選の陣頭指揮に当たらせるとともに、連立政権下の国会運営の手腕を期待したものとみられる。

 鳩山氏は党本部で記者団から、「小沢氏に幹事長を要請するのか」と聞かれたのに対し、「そうです」と答えた。党内には、小沢氏の去就について、代表代行のまま選挙を担当させるべきとの意見が出ていた。

 鳩山氏はこれまで、新政権の閣僚・党役員の陣容に関し、「三役や執行部の方々にはこれからも中心的に頑張ってもらいたい」と述べ、小沢氏をはじめ、菅直人代表代行、岡田克也幹事長らを要職に起用する意向を示していた。

 鳩山氏は8月31日、人事について、「一気にやりたい。(特別国会での)首相指名の前に外に漏れるようなことはない」との考えを示していた。

 小沢氏を幹事長で起用するのは、来年の参院選について、党内でも「小沢氏のほかに陣頭指揮できる国会議員はいない」(幹部)との声が強いためだ。鳩山氏としても、民主党政権の基盤を盤石にするためには、小沢氏に選挙を仕切ってもらうのが得策と判断した。

 小沢氏は平成元年8月、自民党幹事長に就任。5年6月に自民党を離党し、新生党を結成。その後新進党、自由党を結成した。15年9月には民主党に合流した。

4836名無しさん:2009/09/03(木) 22:20:36
>>4835

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090903-OYT1T00998.htm?from=navr
「小沢幹事長」鳩山代表が就任要請へ
政権交代
 民主党の鳩山代表は小沢代表代行を幹事長に起用する意向を固め、小沢氏に就任を要請する。


 鳩山氏は3日夜、党本部で記者団に「幹事長を要請するために、これから小沢氏を(党本部に)呼ぶ」と語った。

 選挙担当の代表代行として衆院選を大勝に導いた小沢氏に党運営を委ねることで、来年夏の参院選に向けて体制を強化する狙いがある。

 小沢氏は代表を務めていた当時に、選挙戦略や国会運営などを巡って社民、国民新両党との調整にあたってきた経緯があり、連立政権の安定を図る意図もあるとみられる。

 鳩山氏は16日に首相指名を受け、16日か17日に新内閣を発足させる。これに先立って「小沢幹事長」を決めることにより、社民、国民新両党との連立協議や組閣・党役員人事について小沢氏と協議する態勢をとりたい考えだ。小沢氏が幹事長に就任した場合、岡田幹事長は主要閣僚として処遇するとみられる。

 ただ、「鳩山首相・小沢幹事長」体制になった後、政策決定や政権運営のあり方を巡って両氏が対立する事態が起これば、党内外で懸念されている「権力の二重構造」が生じ、政権の不安定要因となる可能性もある。小沢氏が幹事長として権力を強めることに対し、小沢氏と距離を置く中堅・若手議員らは警戒感を強めそうだ。

 小沢氏は自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件に絡み、5月に代表を辞任し、代表代行に就いた。

(2009年9月3日21時25分 読売新聞)

http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909030317.html
小沢氏に民主幹事長就任要請へ 鳩山代表2009年9月3日21時36分
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小沢一郎氏
 民主党の鳩山代表は3日、小沢一郎代表代行に党幹事長就任を要請する考えを明らかにした。党本部で記者団に語った。同日夜に小沢氏と会談して、正式に要請する。党内では小沢氏の幹事長起用に反発が強かったが、総選挙の大勝で巨大になった党をまとめるためには、小沢氏の統率力が不可欠と判断した。

 鳩山氏は3日夜、党本部で記者団に「小沢代表代行に幹事長を要請するため、ここに来てもらう」と語った。鳩山氏は来年の参院選での勝利に向け、選挙担当として総選挙を大勝に導いた小沢氏に引き続き指揮を求めるとともに、党の要職で起用する考えを示していた。

 今回の総選挙では308議席を獲得し、140人を超す新顔が当選。巨大な与党となった党の運営が重要な課題となっており、組織を統治する経験が豊富な小沢氏の手腕を期待する声があった。

 一方で、小沢氏と距離を置く中堅らは「閣内に入らず党運営の全権を握る幹事長に実力者の小沢氏が就任すれば、権力の二重構造となり、小沢支配が強まる」と警戒。岡田克也幹事長に続投を求めるなど、「小沢幹事長」に反対する動きが出ていた。

 こうした党内情勢を受け、鳩山氏は総選挙投開票の翌日に固めるはずだった幹事長や官房長官などの骨格人事を先送りし、首相指名後にすべての人事を一気に進める方針に転換した。しかし、幹事長人事に対する党内の疑念はおさまらなかったため、結局は早期決着で党内の混乱の芽を断つ方針に再び転換することにしたとみられる。

 人事をめぐり、鳩山氏は7月31日のインタビューで「幹事長は国会運営、選挙対策ということも十分考えなければならない」と言及。8月17日の党首討論会では「小沢代行の力で民主党が団結力を高めてきたことも間違いない。この団結力を維持するために、これからも枢要なポジションで頑張ってもらいたい」と語り、小沢氏の党要職への起用を示唆していた。

 小沢氏は西松建設による違法献金事件で公設秘書が逮捕・起訴され、5月に代表を辞任。後任の鳩山代表によって、選挙担当の代表代行に起用された。党運営の要となる幹事長に就任すれば「完全復権」との批判も出そうだ。

4837 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/03(木) 22:24:15
>>4833
何百人もいるであろう、谷岡の万博や大学のコネの中から、選ばれただけのことはありますね。

4838とはずがたり:2009/09/03(木) 22:39:44
小沢幹事長ってのは自民党も新進党もあんま巧く行ったという印象はないんですけどねー。
適役ではあるんですけど。
代表代行ではダメなんかな?

4839名無しさん:2009/09/03(木) 22:44:58
>>4838
代表代行のままだと論功行賞にならないから幹事長か、と。

4840とはずがたり:2009/09/03(木) 22:52:58
ふうむ。。羽田先生みたいに特別代表とかでは罰ゲームかw

4841チバQ:2009/09/03(木) 22:55:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090903/stt0909030143001-n1.htm
政権移行の窓口「外務」岡田 「財務」は直嶋
2009.9.3 01:42

 民主党は2日、現政権から民主党政権への円滑な移行を進めるための交渉窓口について、岡田克也幹事長を「外務」、直嶋正行政調会長を「財務」の案件の担当とすることを政府側に伝えた。16日に鳩山由紀夫政権が発足するが、この役割分担が、鳩山内閣の外相、財務相人事にどう関係するかが注目される。

 岡田、直嶋の両氏は2日昼、首相官邸で河村建夫官房長官と会談し、政権移行に向けた引き継ぎ協議を要請した。その際、民主党が求める「外交日程と外交情報の開示」や「危機管理」に関しては岡田氏を、「予算編成に向けての協力、予算執行状況の情報開示」に関しては直嶋氏をそれぞれ窓口に指定して、政府は内閣危機管理監、外務、財務両事務次官を両氏への説明役に充てることにした。

 岡田氏は会談で、鳩山氏から麻生太郎首相にあてた、円滑な政権移行への協力を求める要請文を河村氏に手渡すとともに、外交日程、新型インフルエンザ対応、平成21年度補正予算の執行状況などについて情報提供を要求した。

 これに対し、河村氏は「スムーズな政権移行のため基本的に協力する」と応じ、政権移行協議に入ることで合意した。麻生首相も2日、河村氏に民主党への協力を指示した。

 岡田氏は会談後、「スムーズに政権が移行できるよう現時点から準備を進めていかなければならない。インフルエンザ、災害の危機管理の問題や予算についての状況の把握が必要だ」と述べた。

 鳩山氏は組閣にあたり、官房長官、外相、財務相、予算や外交の骨格を決める国家戦略局(新設)担当相の4ポストを政権運営の中枢とする考え。政権移行協議での役割分担が「岡田外相」「直嶋財務相」就任を前提としているかどうかは不透明だ。

4842名無しさん:2009/09/03(木) 22:56:10
自民党に若き幹事長(小沢)が誕生したとき『プレジデント』で小沢一郎を特集していたので、当時20代だった私は『プレジデント』を買いました。
あれから何年経ったのだろう???
小沢さんも私も歳を取った^^;

4843とはずがたり:2009/09/03(木) 23:07:21
>>4842
もう20年程前になりますかねぇ。。
私も確かに歳をとりました(´・ω・`)

4845名無しさん:2009/09/03(木) 23:26:46
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090903ddlk17010718000c.html

09衆院選石川:地盤崩壊/下 3区 能登の心つかんだ誠実さ /石川
 ◇しがらみ政治に愛想
 民主の新人、近藤和也さん(35)は七尾市の事務所で、初当選の万歳を繰り返した。保守王国の分厚い壁についに風穴を開けた「8・30」の夜。「このままじゃいけない、何とかしなければ。その思いが一つになった」。歓呼で応える支援者。「能登の新しい歴史を作りたい」。熱狂は最高潮に達した。

 12市町にまたがる3区は中選挙区時代、自民候補同士がしのぎを削っていた。小選挙区になった96年以降も、地元首長や県議が選対本部に入り、圧倒的な組織力で6〜7割の得票率を占めた。

 そこに登場した近藤さんは新鮮だった。演説の内容がマニュアル通りだと指摘されれば、自分の言葉に直すまじめさ。その場の雰囲気を察知する柔軟性と強い信念がある。

 「40年ほどこの世界にいるけど、これほどの逸材を見たことがない」。こう評す県議の桜井広明さんは、近藤さんの応援のために県議会会派「新進石川」に入り、3区の選対本部長代行として汗を流した。

 国民新、社民、連合石川、個人後援会−−。立場を異にする4組織がこぞって協力し、無党派層が多い七尾市で票の取り込みに成功した。

  ◇  ◇

 激戦に敗れ、比例で復活当選した北村茂男さん(63)。前回05年の衆院選で瓦力さんとの間で党の公認調整が難航した経緯がある。その瓦さんは今年7月、引退表明し、近藤さんに近づいた。組織の出足も鈍かった。

 北村さんは、なじみの薄い能登南部まで頻繁に足を運んだが、焦りは顔色にも出て、周囲を心配させた。「今、心から動転いたしております」。選挙戦中盤の先月22日、顔をそろえた首長や県議の前で力なく言った。

 理由はさまざまだろうが、能登の有権者から見れば、しがらみだらけの政治に愛想が尽きたのだろう。この夏、近藤さんは鬼籍に入った能登出身の自民国会議員を墓参している。北村さんを支持する先輩の自民県議に、あいさつにも訪れた。こうした誠実さを能登の人は待ち望んでいたのではないだろうか。【澤本麻里子】

4846チバQ:2009/09/03(木) 23:36:23
小沢が幹事長となると山岡は閣内に入るのが自然かな?国家公安あたりか?

4847けん:2009/09/03(木) 23:50:48
>>4838
小沢代行の留任賛成ですね。

中野幹事長の時のように党内からの反発が心配ですね。


幹事長に適任がいないこともあるかもしれませんね。

4848名無しさん:2009/09/04(金) 00:26:38
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090903/20090903-00000275-fnn-pol.html

民主・小沢代表代行、幹事長就任を受諾 党内からは警戒や懸念の声も
9月3日23時52分配信 フジテレビ

民主党の鳩山代表は、選挙担当として衆議院選挙を圧勝に導いた小沢代表代行を幹事長に起用することを決め、小沢氏はこれを了承した。
民主党内からは、小沢氏が幹事長に就任することで、さらに影響力を拡大することに対しての警戒の声が上がっている。
鳩山代表は3日午後8時半すぎに突然、記者団の前で、「幹事長への就任を要請するため、小沢氏を党本部に呼んだ」ことを明らかにした。
その2時間後に小沢氏が党本部に入り、鳩山代表が正式に幹事長への就任を要請し、小沢氏もこれを受け入れた。
党内には「来年の参議院選挙を勝利に導くには妥当な人事だ」と歓迎する声がある一方で、「西松事件を抱えているのに、表に出て大丈夫か」、「小沢傀儡(かいらい)政権と呼ばれないか」など懸念の声も上がっている。 最終更新:9月3日23時52分

4849けん:2009/09/04(金) 00:26:49
>>4846
山岡氏は何かとスキャンダルが噂されており、入閣はないでしょうね。
無役か幹事長代理か予算委員長クラスが天井でしょうね。

4850名無しさん:2009/09/04(金) 00:30:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090903/20090903-00000057-jnn-pol.html

民主・小沢氏、幹事長就任を受諾
9月3日23時23分配信 TBS


 小沢氏は3日夜、鳩山代表と会談し、党本部をあとにしました。その際、記者団に対し、「代表の要請をお受けするという返事をした」と述べ、幹事長就任を受諾したことを明言しました。

 鳩山代表は今夜9時前に突然、記者団に対して、「小沢さんに党本部にきてもらい、幹事長の就任を要請する」と語り、小沢代表の幹事長に起用する考えを明らかにしていました。

 「人事は総理指名の前後に一気に決める」としていた鳩山代表が突然、小沢氏の幹事長起用を決断したことに民主党内には驚きが広がっています。

(Q.鳩山代表が小沢氏に幹事長就任を要請した理由・狙いは?)
 小沢氏は選挙担当の代表代行として衆院選を取り仕切り、308議席獲得という圧勝をもたらしました。小沢氏について、鳩山代表はすでに来年夏の参院戦の対策を任せる考えを示していましたが、所属議員が衆参合わせて一気に400人を超え、安定的な党運営のためにも小沢氏の力が欠かせないとみて、要職の幹事長への起用を決断したとみられます。

 党内では小沢氏を支持する議員から幹事長への就任を期待する声があった一方で、小沢氏が秘書の違法献金事件の裁判を抱えていることから、代表代行に留まるとの見方も出ていました。

 小沢氏と距離をおく議員からは「政権を取った高揚感が4日で終わった」などと、影響力の拡大を懸念する声も出始めています。(03日23:00)

4851名無しさん:2009/09/04(金) 00:38:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009090300991

盤石政権へ「剛腕」起用=「二重権力」再来懸念も
 民主党の鳩山由紀夫代表が党の要の幹事長に起用したのは、衆院選対策を一手に担い、政権奪取の原動力となった小沢一郎代表代行だった。「巨大民主」を束ねて政権を安定軌道に乗せ、来年夏の参院選でも勝利するには、小沢氏の「剛腕」が不可欠と判断したとみられるが、強引な政治手法が指摘される小沢氏の起用が不協和音をもたらす懸念は否定できない。
 308議席を獲得した衆院選で小沢氏は、多くの新人候補らを積極的にてこ入れし、当選圏に引き上げた。党内には「100人以上が『小沢派』だ」との見方があるほど、小沢氏の存在感は一段と強まっている。安全保障政策などが異なる社民、国民新両党との連立を安定化させるためにも、選挙協力で両党との関係を深めてきた小沢氏の果たす役割は大きい。
 加えて、候補者発掘や情報収集、友好団体とのパイプづくりなど、小沢氏は政界でも突出した選挙ノウハウを持つとされる。参院選でも単独過半数を確保し、政権を盤石にするには、小沢氏に陣頭指揮を任せる選択は、理にかなう。
 一方、小沢氏は1993年に発足した非自民の細川政権で、新生党代表幹事として閣外から「国民福祉税」構想を主導して混乱を招き、「権力の二重構造」と厳しい批判を受けた経緯がある。
 水面下での行動が多く、説明不足が目立つ小沢氏の幹事長起用には、党内に抵抗感が強いことも事実だ。鳩山氏が政策決定の内閣への一元化を掲げながら、政策面で小沢氏の影響を排除できないようなら、国民の期待は失望に変わる。鳩山氏には「劇薬」を使いこなすリーダーシップが問われる。(2009/09/03-23:40)

4852名無しさん:2009/09/04(金) 00:54:50
ワン・ワン・ライス再びって感じで、あまりいい気はしないんですけどね〜
政策決定は、党内の若手に任せたいところ

>与党間の政策調整協議機関
細川政権下の与党代表者会議を髣髴とさせます

4853小説吉田学校読者:2009/09/04(金) 07:13:40
来夏の参院選、再来年の地方選、連立協議、新人議員大量発生に伴う党内統治・・諸々の事情を考えると、選挙巧者、連立経験、自民党大派閥の事務総長経験の小沢が幹事長に適任なのかもしれません。
意外に思われるけど、実は順当、こんな感じがしますね。

4854名無しさん:2009/09/04(金) 08:12:00
>それでも、鳩山氏が選んだのは、強力な政治力を持つ小沢氏ならば、党内をうまくまとめることができるし、正念場となる来年夏の参院選を再び、民主党勝利に導くことも期待できるとの思いがあった。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009090402000046.html
【今日の読み物(スコープなど)】
<スコープ>巨大民主『剛腕』頼み 幹事長に小沢氏 『二重権力』の恐れ
2009年9月4日 紙面から

 民主党の鳩山由紀夫代表が小沢一郎代表代行を幹事長に起用したのは、衆院選圧勝で大所帯になった同党を取り仕切るには小沢氏の手腕に期待せざるを得ないとの判断があった。ただ、小沢氏が幹事長になることで、発言力が今まで以上に増すことになる。「鳩山・一郎」体制は同党に対しささやかれる「二重権力構造」批判をさらに強める懸念もある。

 鳩山氏は三日夜、記者団の前に突然姿を現し「小沢さんを今から党本部に呼ぶ。これから幹事長になってもらうよう要請する」と語気を強めた。異例の深夜の呼び出し。それほど、鳩山氏にとって今回の人事は苦悩の果ての決断だったのだろう。

 鳩山氏には迷いがあった。小沢氏が幹事長になれば「二重権力」と言われかねない場面が今後、生まれる可能性がある。同党は一連の政策決定を首相直属の国家戦略局で行うことにしているが、小沢氏が気に入らなければ、国家戦略局での判断をひっくり返すような局面が出てくるとの見方もある。国民の小沢氏に対するイメージは必ずしも、良くない部分がある。

 それでも、鳩山氏が選んだのは、強力な政治力を持つ小沢氏ならば、党内をうまくまとめることができるし、正念場となる来年夏の参院選を再び、民主党勝利に導くことも期待できるとの思いがあった。

 鳩山氏は小沢氏と会談後の三日深夜、「党務は極めて重要だ」と強調。鳩山氏の周辺も「二重権力といわれるかもしれないが、しっかり支えてもらえると判断した」と、鳩山氏が苦悩の末に小沢氏を幹事長に選んだ背景を説明した。

 一方、小沢氏の心境はどうか。小沢氏については代表代行を続投するのではないかとの見方が有力だった。

 小沢氏は表舞台に立つことを嫌う性格。自民党時代に幹事長を経験しているが、公的な仕事に何かと駆り出される与党幹事長ポストに気乗りだったかどうかは分からない。

 加えて、幹事長は政権発足後、連立パートナーの社民、国民新党との調整役も引き受けなければならない。政界の裏側から物事を動かすことが得意といってもいい小沢氏にとっては、不向きなポストなのかもしれない。

 とはいえ、鳩山氏が決断した上での就任要請を拒否するようなことになれば、せっかく実現した政権交代に水を差すどころか、民主党内に致命的な影響を与えることも考えられた。小沢氏もその危険性が分かっており、幹事長ポストを比較的すんなり引き受けたとみられる。

 鳩山氏の要請に対し、小沢氏が党本部に姿を現したのは三日午後十時三十六分。二時間近くも党本部で鳩山氏を待たせるなど「大物ぶり」を示した。

 会談の中で、鳩山氏は二重権力批判を意識してか、小沢氏に対し党務への専念と、政府の政策決定にはかかわらないよう求めたが、政権交代を実現させた立役者の小沢氏がおとなしく黙っていられるかどうかは分からない。

4855名無しさん:2009/09/04(金) 08:16:48
http://www.hokkaido-365.com/feature/2009/09/post-332.html
政権交代で注目、衆院議長人事 軸は渡部恒三、横路孝弘
09年09月04日(金) 07時45分

16日召集の特別国会で選出。





写真・副議長経験者の渡部恒三(左)、横路孝弘氏



 8月30日の衆院選で308議席を獲得、悲願の政権交代を果たした民主党。

 「鳩山首相」を選出する特別国会は16日の召集。最大の関心事は、鳩山内閣の顔ぶれと同日、選出される衆院議長の人選だ。

 衆参の両議長は、内閣総理大臣、最高裁判所長官と並ぶ三権の長だけに、数ある名誉職の中でも最高位。戦後歴代の衆院議長は、土井たか子元社民党党首などを除き、多くの場合は自民党議員が就任、当選10回以上のベテランが務めてきた。

 民主党の"有資格者"は、当選14回が羽田孜元首相、渡部恒三元衆院副議長、小沢一郎代表代行。11回は中野寛成元衆議院副議長、中井洽元法相、鹿野道彦元農相。10回が横路孝弘前衆院副議長と菅直人代表代行。

 このうち、首相経験者の羽田氏、引き続き選挙対策を担う小沢氏、党の要職や閣僚での起用が予想される菅氏の可能性は低く、渡部、横路の両氏が有力視されている。

 ただ、渡部、横路の両氏は、すでに衆院副議長を経験しているだけに、ほかの人物が推される可能性も否定できない。

 先の衆院選で道内最多の10選を果たした横路氏の政治経験は、道知事を含めて40年。「横路衆院議長」が誕生した場合、鳩山氏を含め、2人の道内選出国会議員が三権の長に就く。(文・東)

4856名無しさん:2009/09/04(金) 08:30:10
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2009/09/04/03.html

民主のマドンナ青木愛”歌手時代のシングル復刻検討

 衆院選で公明党の太田昭宏代表(63)を倒す“大金星”を挙げた民主党の青木愛氏(44)が、元歌手としても注目を集めている。携帯電話の着うたフルで配信中の「さよならを越えて」など5曲のダウンロード数が総選挙後に約8倍に増加。発売元のEMIミュージックはパッケージ作品での復刻を検討している。

 青木氏は89年にシングル「愛は蜃気楼の中」で、東芝EMI(現EMIミュージック)からメジャーデビュー。坂本冬美(42)を手掛けた敏腕プロデューサーの下、歌唱力に磨きをかけた。その後も4枚のシングルとアルバム1枚を発売。「さよならを越えて」は自身がリポーターを務めたテレビ朝日の情報番組「トゥナイト2」のテーマ曲に起用され、代表曲になった。

 EMIミュージックはこれらシングル5曲の表題曲を8月27日に着うたフルで配信開始。「本人の選挙戦に迷惑がかからないように」(担当者)と告知をせずに配信していたため、初日のダウンロード数はわずか。それが日に日に数字を伸ばし、選挙後には約8倍のダウンロード数を記録した。

 ◆青木 愛(あおき・あい)1965年(昭40)8月18日、東京都生まれ。千葉県立安房高校ではYOSHIKIと同級生。千葉大教育学部を卒業、同大学院教育学研究科博士前期課程修了後にタレント活動をスタート。00年、実家が経営していた保育園で主任保育士に。小沢一郎代表代行の秘書も務めた小沢氏の秘蔵っ子で、7月24日に東京12区への出馬を発表。11万8753票を得て、太田代表とは1万74票差の接戦を演じた。

[ 2009年09月04日 ]

4857名無しさん:2009/09/04(金) 08:52:56
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090904010.html

評価高い青木愛氏「光るものがありました」

 元歌手の民主党・青木愛氏(44)が、携帯電話の着うたフルで配信中の「さよならを越えて」など5曲のダウンロード数が総選挙後に約8倍に増加した。

 着うたは携帯電話の操作だけで手軽に購入できるとはいえ、数万曲ある曲の中から配信の告知がない曲が口コミだけで広がっていくのは異例のケース。政権交代で沸く列島で、青木氏がいかにスポットライトを浴びていたかを証明している。

 EMIミュージックでは「議員としての話題で盛り上がっていますが、歌手としても注目してほしかった。活動期間は短かったが、歌を聞かせる力は光るものがありました」と説明。今後の売り上げ次第ではCDでの復刻を検討するという。

 ◆青木 愛(あおき・あい)1965年(昭40)8月18日、東京都生まれ。千葉県立安房高校ではYOSHIKIと同級生。千葉大教育学部を卒業、同大学院教育学研究科博士前期課程修了後にタレント活動をスタート。00年、実家が経営していた保育園で主任保育士に。小沢一郎代表代行の秘書も務めた小沢氏の秘蔵っ子で、7月24日に東京12区への出馬を発表。11万8753票を得て、太田代表とは1万74票差の接戦を演じた。 【“民主のマドンナ青木愛”歌手時代のシングル復刻検討】

[ 2009年09月04日 08:05 ]

4858名無しさん:2009/09/04(金) 10:28:54
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/186656.html
奔放発言警戒「TVダメ」 民主、新人に出演自粛令 (09/04 08:47)

 民主党は3日、衆院選で当選した新人・元職議員に対して、今月中旬の初登院前はテレビなどへの出演を自粛するよう求める文書を送った。308議席を得て歴史的圧勝を果たした同党だが、140人以上が新人議員。思わぬ発言で有権者の反発を招かないよう予防措置をとったものだ。

 党幹部は「あくまで念のため」と話すが、4年前の郵政選挙で自民党が大勝した際、「料亭に行きたい」などの奔放な発言がひんしゅくを買った杉村太蔵前衆院議員のような事態を懸念する。

 文書は野田佳彦幹事長代理名で、「報道機関の取材・出演等は、各位および党全体が思わぬダメージを受けることがないよう、慎重なご対応を」と、要請している。

4859名無しさん:2009/09/04(金) 11:58:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090904-00000048-jij-pol
平山氏が民主会派入り=参院
9月4日11時43分配信 時事通信

 参院会派「民主党・新緑風会・国民新・日本」は4日、田中康夫新党日本代表の衆院選出馬、自動失職に伴い、繰り上げ当選した平山誠氏の入会を参院事務局に届け出た。参院の新たな勢力分野は次の通り。
 民主・新緑風会・国民新・日本118▽自民81▽公明21▽共産7▽社民・護憲連合5▽改革クラブ4▽無所属4▽欠員2。

4860名無しさん:2009/09/04(金) 15:49:10
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090401000532.html

官房長官に平野氏 鳩山代表、側近起用を内定
 衆院選で圧勝し次期首相就任が確実になっている民主党の鳩山由紀夫代表は4日、内閣の要の官房長官に平野博文代表室長(60)を充てる人事を内定した。

 平野氏は党国対委員長代理、幹事長代理などを歴任。今年5月から、鳩山氏を身近で支える代表室長に就任した。衆院選後は、鳩山氏が出席する重要な会合にはすべて同席していた。

 鳩山氏は新内閣では、民主党政調会長が兼務する国家戦略局担当相を政策調整の要とし、官房長官は国会対策の司令塔としての役割を強化する方針で、国対経験が豊富な平野氏の起用となった。

2009/09/04 15:13 【共同通信】

4861名無しさん:2009/09/04(金) 15:52:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090904/stt0909041528010-n1.htm

官房長官に平野博文氏起用 鳩山代表
2009.9.4 15:25

平野博文氏 民主党の鳩山由紀夫代表は4日、16日にも発足する鳩山新内閣の要となる官房長官に、平野博文党役員室長を起用する意向を固め、党幹部に伝えた。平野氏は、幹事長時代の鳩山氏を幹事長代理として支えるなど同氏の側近。幹事長就任が決まった小沢一郎代表代行にも近く、政府・与党の調整役に適任と判断した。

 平野氏は衆院大阪11区選出で、当選5回。平成8年の衆院選で無所属で出馬し初当選した。10年に民主党に入党し、党国対委員長代理、党幹事長代理などを歴任。今年5月の代表選で鳩山氏が代表に就任したことを受け、党役員室長となった。

4862名無しさん:2009/09/04(金) 15:59:24
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00695.htm?from=top
次期官房長官には平野博文・民主党役員室担当

 民主党の鳩山代表は4日午後、16日にも発足する新政権の官房長官に平野博文役員室担当を起用する方針を固めた。鳩山氏が同党幹部に伝えた。

 平野氏は今年5月、鳩山氏が代表に就任した際、役員室担当に就くなど、鳩山氏の側近として知られる。衆院大阪11区選出で、当選5回。松下電器労組などを経て、96年に衆院に初当選した。

(2009年9月4日14時50分 読売新聞)

4864名無しさん:2009/09/04(金) 16:13:30
>中堅・ベテラン組に「小沢抜き民主党政権」を望む勢力があり、内紛の始まりかと言われた。

>経緯はともかく、小沢幹事長起用は、巨大与党の党内統治、連立交渉と政権発足後の連立与党の連携、来夏の参院選対策を考えれば、順当な選択である。

http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/62d3cb271c80bab575e3336c50aefcf8/

塩田潮の政治Live!
「宇宙人」総理が「猛獣」小沢幹事長を吸い込めるかどうか - 09/09/04 | 14:27

鳩山新体制が動き出した。第一弾は「小沢幹事長起用」である。
 新政権の人事については、発足前に党幹部による政権移行チームで骨格を決めるか、鳩山主導で進めるか、党内に対立があった。移行チームでの人事決定で小沢氏のパワーを封印したいと人たちと、小沢氏の党運営を容認する人たちが綱引きを演じた。政権移行チーム構想は岡田現幹事長の持論のようで、今回も前向きだった。
 岡田氏自身には小沢氏封じ込めの意図はなかったようだが、中堅・ベテラン組に「小沢抜き民主党政権」を望む勢力があり、内紛の始まりかと言われた。「宇宙人」の鳩山代表は、もともと欲望や嫉妬が渦巻く人間模様に鈍感な面があり、初めは理屈で考えて移行チーム構想に乗りかけたが、途中で思い直した。

 経緯はともかく、小沢幹事長起用は、巨大与党の党内統治、連立交渉と政権発足後の連立与党の連携、来夏の参院選対策を考えれば、順当な選択である。「細川政権の二重構造の二の舞い」を懸念する声も多いが、当時とは政権の基本的な構造が異なっている。
 「小沢支配」となるかどうかは、小沢新幹事長の動き方よりも、やはり鳩山代表に「猛獣使い」の手腕と力量があるかどうかがポイントになる。

 その点についてはさまざまな見方があるが、鳩山氏の隠れたキャラクターも無視できない。剛腕型とは対極で、信念や主張にこだわるタイプでもなく、強力なリーダーシップとも縁遠いイメージだが、実はなんでも吸い込む「吸引力」が持ち味である。吸引力といえば、「軽量・凡庸・無力」と悪評だらけでスタートして途中から絶好調となった小渕元首相を思い出す。自ら「真空総理」と称して、なんでも吸い込む吸引力を自慢した。
 鳩山氏については、「『宇宙人』だそうだが、宇宙は真空。同じようになんで吸い込んで、それを自分のパワーに変えていく稀な政治家」と解説した人がいたが、「猛獣」も吸い込み、自在に使いこなせるかどうか。
(写真:尾形文繁)

4865チバQ:2009/09/04(金) 22:08:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090904/stt0909042054016-n1.htm
平野新官房長官 危機管理のエキスパート「トラブルシューター」
2009.9.4 20:51
 官房長官への起用が固まった平野博文役員室長(60)は、長く国対委員長代理や幹事長代理などの裏方として歩んできた。難題の処理にたけ、「トラブルシューター」の異名も。5月の鳩山由紀夫代表体制の発足とともに代表を足下で支える役員室長に就任。ここでも裏方に徹することで信頼を得て、「鳩山首相」の女房役の座を手中にした。

 「みんなに(鳩山氏の)亡霊って言われています」

 平野氏3日夕、党本部で鳩山氏におどけてみせた。社民党の福島瑞穂党首とのトップ会談、各国要人との会談、記者団のぶら下がり取材−。次期首相に常に付き添い、失言や発言のブレに目を光らせた。

 小沢一郎代表時代の3年余り、鳩山幹事長を幹事長代理として支え、小沢鋭仁国民運動委員長、松野頼久国対副委員長とともに「鳩山側近3人衆」に数えられる。役員室長就任後は、党首討論のアドバイザー役を務めたほか、議員で唯一、鳩山氏の政治資金虚偽記載問題で鳩山事務所の「内側」に入ってマスコミ対策に奔走し、「身内議員」の地位を確固たるものにした。

 幅広い交友があり、党内で数少ない「鼻が利く議員」として知られる。平成18年、前原誠司代表(当時)の辞任に発展した「永田メール問題」では故永田寿康元衆院議員に議員辞職を促す役回りに。昨年発覚したマルチ商法業界からの資金提供問題では前田雄吉前衆院議員から聴取するなど「党の危機管理」でも手腕を振るった。

4866とは:2009/09/04(金) 22:08:16
テレビで松木を初めてみたがめっさ怪しい風体っすねぇ、こいつ。武部が復活当選出来るのはこのせいかw

4867名無しさん:2009/09/04(金) 23:25:59
http://www.sanspo.com/shakai/news/090904/sha0909040506005-n1.htm
民主・田中美絵子氏、風俗ライターだった (1/2ページ)
2009.9.4 05:04
操作メニューをスキップして本文へ 印刷するブックマーク :「美人コスプレライター」として活躍していた経歴が明らかになった民主党の田中絵美子氏。小沢チルドレンに衝撃過去!?【フォト】 8月30日投開票の衆院選で、自民党の森喜朗元首相(72)を“伐採”寸前まで追いつめた民主党の田中美絵子氏(33)に3日、“意外な過去”が明らかになった。2003年を中心に「風俗ライター」として活動していたというもので、4日発売の写真週刊誌「フライデー」(9月18日号)が報じている。比例区で復活当選し民主党爆勝の象徴的存在だけに、思わず…エッ!?
 元首相に勝負を挑み4469票差まで追いつめた小沢チルドレンの田中氏。この“突撃精神”の根源は異色の経歴で培われたのだろうか。

 「フライデー」によると、田中氏のペンネームは「渋谷有栖」(しぶや・ありす)。「美人コスプレライターありすの風俗嬢対談〜美女Vs.美女の本音バトル〜」とのタイトルで、雑誌「BUBKA」の増刊号「別冊ブブカ・エキサイティング」に、2002年12月号から04年2月号まで連載していた。

 デビューのきっかけは、02年秋に自ら売り込んだとのこと。公式プロフィルなどによれば、この時期はツアーコンダクターをしており、民主党の平田健二参院議員(65)の秘書になる直前だ。連載では自らコスプレをすることになったが、本人が乗り気だったという。

 こうして田中氏がインタビューしたのは、SMクラブの女王様、放尿&素股クイーンの人気フードル、セクキャバ嬢など多種多様。体験人数や初体験、3Pや青姦の経験まで突っ込んだ質問をしているが、仕事ぶりはマジメのひと言。原稿のほうも、ほとんど手直しの必要がないしっかりしたものだったようだ。

 当時の田中氏を知る、ある風俗ライターは「BUBKAで執筆したライターは、その後、有名になったケースが多い。それでも、代議士にまでなるとは驚きです」と話している。

 この“フィールドワーク”について民主党は3日、サンケイスポーツの取材に「記事になっていることは承知していないので、確認する」としている。

4868名無しさん:2009/09/04(金) 23:26:12
>>4867

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090904-OHT1T00052.htm
田中美絵子氏はコスプレ姿でSM女王取材の風俗ライターだった


8月30日の総選挙で比例復活当選した田中氏。写真誌の報道に「困惑している」という 先の衆院選で比例復活当選し、民主党大勝の象徴となった「小沢ガールズ」の代表格、田中美絵子氏(33)について、4日発売の写真週刊誌「フライデー」が過去にコスプレ風俗ライターとして活動していた前歴を報じている。今選挙ナンバーワンと称された美ぼうをもち、石川2区で自民党・森喜朗元首相(72)に善戦した田中氏の意外といえる過去だけに、話題を呼びそうだ。

 「政界の井上和香」とも称される美ぼうを誇り、小選挙区では森元首相を4469票差まで追い詰める健闘(11万9021票を獲得)を見せた田中氏の知られざる過去が明らかになった。

 「田中美絵子の『コスプレ風俗ライター』時代」と題し、4ページにわたって記事を展開している「フライデー」によると、田中氏はスキャンダル誌「ブブカ」の兄弟誌「別冊ブブカ・エキサイティング」の02年12月号から04年2月号まで「渋谷有栖(ありす)」のペンネームで風俗ライターとして活動。自らコスプレをして、SMクラブの女王様やソープ嬢らにインタビューをする企画として人気を集めたという。計4枚掲載されている当時の写真の中には、チアリーダー姿のパンチラショットもある。

 田中氏の事務所は、報道について「その件に関しまして、本人は困惑しております」とした上で「まだ記事の内容も分かりませんし、詳細が分かった時点で対応させて頂きます」とコメント。選挙中の選対関係者は「アルバイトのような仕事まで、事前に身辺調査はしていない」とし「週刊誌に出るということは本人も周りも聞いていますが、気にもしていません」と語った。当選後の田中氏は選挙区内であいさつ回りを行っているという。

 田中氏が07年から08年まで秘書を務め、出馬するにあたっての後見人にもなった河村たかし・名古屋市長(当時は衆院議員)の事務所では「(風俗ライターの経歴は)関知していない」とした。

 選挙直後に新人議員の過去やスキャンダルが報じられるのは今や通例で、07年の参院選後には民主党・横峯良郎参院議員(49)が週刊新潮に不倫と賭けゴルフ疑惑を報じられ、党から10日間の自宅謹慎処分に。さらに民主党・姫井由美子参院議員(50)は、元高校教師が週刊文春に不倫関係を暴露。性癖から「ぶってぶって姫」と称されたケースもあった。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20090904/plt0909041231001-n1.htm
あの小沢ガールズは風俗ライターだった!知られざる過去
2009.09.04
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井上和香似の田中氏は風俗ライターだった!?【拡大】

 総選挙で当選した「小沢ガールズ」たちが早くも話題を集めている。石川2区で森喜朗元首相に肉薄した田中美絵子氏(33)は、コスプレ姿で風俗突撃ライターをしていた過去が発覚。東京12区で公明党の太田昭宏代表を破った青木愛氏(44)も過去に出したCD復刻の動きが出ている。

 4日発売の写真誌「フライデー」によると、田中氏は2002−04年に、「渋谷有栖」(しぶや・ありす)のペンネームで風俗ライターとして活躍。チアガール姿などさまざまなコスプレ衣装で風俗店を訪問し、SM女王や人気フードル、セクキャバ嬢相手に、体験人数や初体験の詳細、3Pや青姦経験などを聞き出していた。仕事ぶりは真面目で、原稿もしっかりしていたという。

 公式プロフィルによると、田中氏は帝京女子短大卒後、OLを経て大手旅行会社系の添乗員派遣会社に登録。その後、民主・平田健二参院議員(65)の秘書に転じ、続いて明大政経学部(2部)に再入学した。風俗ライターはツアコンから秘書に転じる間の時期だったとみられる。秘書時代には離婚も経験している。

 一方、青木氏は元歌手としての過去が脚光を浴びている。携帯電話の着うたサイトで、過去にリリースした5曲のダウンロード数が総選挙後に約8倍に増加したのだ。関係者によると、発売元のEMIミュージックは青木氏が出演していた情報番組「トゥナイト2」のテーマ曲「さよならを越えて」などの復刻を検討しているという。

4869名無しさん:2009/09/05(土) 00:00:09
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/04/02.html
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/04/images/KFullNormal20090904108_m.jpg

しぶしぶ民主名簿登録…当選しちゃったバイト女性

衆院選で当選、初登院用の服を試着し笑顔を見せる民主党の磯谷香代子さん
Photo By 共同
 衆院選の民主党比例東海ブロックで初当選した磯谷(いそがい)香代子氏(43)が注目を集めている。同党の比例候補者が足りなくなるため、公示3日前に打診を受けしぶしぶ名簿に登録。国会議員になるつもりはなかったが、同ブロック最下位の41位でまさかの当選。16日召集予定の特別国会での初登院に向けて3日にはスーツを購入。「スーツを持つと、国会まで半歩前進したよう」と気を引き締めた。

 磯谷氏は名古屋駅近くのデパート婦人服売り場を約1時間回り「落ち着いた印象を与える」と、ベージュのスーツやワンピースなど5点を購入。「値段を見ずに(思い切って)買わないと。普段と1ケタ違うから」と財布を気にしていたが、スーツ上下約4万6000円で「予算内に収まった」とホッとした様子だった。

 出馬の打診を受けたのは公示3日前の朝。比例代表の候補が不足するとみた同党の小沢一郎代表代行が「誰かいないか」と谷岡郁子参院議員に連絡。谷岡氏の知人の中で「仕事を辞める必要がなく、立候補に必要な住民票などをすぐに出せる人」という条件に合ったのが磯谷氏だった。

 断り切れずに名簿に記載され、選挙戦のキャッチフレーズは「一般人を国会へ!」。街頭に立ったのはわずか2回だ。

 先月31日午前2時、当選の知らせを受けると「まさか自分まで議席が回るとは…」と苦笑い。スタッフから「代議士」と呼ばれると「両親が天国でひっくり返っとるわ」と三河弁でおどけた。

 この議席はみんなの党が獲得したものだったが、同党の重複立候補者が小選挙区の得票で比例復活要件を満たさず、議席が民主党へ割り当てられ“棚ぼた”で当選した。

 正社員として働いたのは過去に1年間だけ。病気がちの両親の看病をしたりと、定職にはつかずパートやアルバイトを転々とし、現在は友人のデータ処理の仕事を1日2時間ほど手伝う日々。昨年母が亡くなり、仕事が手に付かない時期もあったという。打診に対し「腰が抜けそうだった」「(05年衆院選で自民党の公募を経て候補者となった)杉村太蔵君のほうがまだマシ」と周囲に漏らしたという。

 当選後は取材依頼が殺到し、スーツを買うだけでも10社以上のマスコミが密着取材。買い終えて「気は引き締まったが、まずは勉強」と自らに言い聞かせた磯谷氏。「将来にリアルな不安を感じている私が、当事者として声を上げていきたい」と抱負を語った。

 ◆磯谷 香代子(いそがい・かよこ)1965年(昭40)10月15日、愛知県生まれの43歳。88年愛知県立大文学部卒。01〜02年ごろ、愛知万博に向けた市民プロジェクトに参加した際、谷岡氏と知り合う。03年、金融系の企業に就職、1年後に退職。趣味は性格占い。独身。

[ 2009年09月04日 ]

4870名無しさん:2009/09/05(土) 00:12:55
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090904k0000e040057000c.html
使途不明金:07年の知事選で稲富陣営 民主福岡2区当選
 衆院選の福岡2区で当選した民主党の稲富修二氏(39)の事務所は4日、07年4月の福岡県知事選に出馬した際に選挙費用で残った余剰金約1900万円の使途が不明になっていることを明らかにした。県選管に提出した収支報告書でも余剰金の使途は明示されていないが、県選管は「公選法上は全く問題ない」としている。稲富氏の事務所は「当時の選対本部長に確認して、きちんと説明したい」としている。

 収支報告書によると、稲富氏は選挙活動費として民主党県連から4000万円を得ており、ポスターの印刷代や広告、通信費などに使用。選挙後の残金として約1900万円が記載されている。

 稲富氏は07年4月の同知事選に民主党などの推薦を受け無所属で出馬、落選している。【川名壮志】

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090904-OYS1T00662.htm
民主・稲富氏の知事選残金1900万円「現金で保管」
 衆院選福岡2区で初当選した民主党の稲富修二氏(39)が2007年4月の福岡県知事選に立候補した際、選挙運動費用の残金約1900万円が適切に処理されていなかったことがわかった。当時の選対本部長だった会社役員男性は「残金は稲富個人名義で、現金に近い形で保管している」と釈明した。

 稲富氏の知事選の選挙運動費用収支報告書によると、収入は4011万円で、うち4000万円は、民主党本部が福岡県連に配分した政党交付金に由来する推薦料。稲富氏個人の口座に振り込まれた。支出は約2260万円で、公費負担となるポスター作製費用約160万円を除くと約1900万円が残ったまま。

 公職選挙法では選挙運動資金の余剰金の使い道について規定はなく、県選管は「公選法には抵触しない」としているが、一般的には政治家の資金管理団体や政党支部に寄付の形で処理されている。

 会社役員は「残金は資金管理団体への個人献金の上限(年間150万円)もあり、寄付できなかった」と述べた。

 稲富氏は4日午後、福岡市で記者会見し、「公金が含まれるので、法律にのっとって政治活動に限定して活用したい」と説明した。

(2009年9月4日 読売新聞)

http://www.tvq.co.jp/news/news.php?did=4891
県知事選出馬時の費用収支 稲富氏「余剰金は保管」

(2009年9月4日 17:16)
衆院選で初当選した稲富修二氏が福岡県知事選に出馬した際の選挙費用収支で、使途不明の余剰金があると報道された件で本人が4日、会見を開きました。

稲富修二氏は、当時の選対本部長とともに会見を開き、余剰金は元本部長が友人を介して保管しているとして、使途不明ではないと反論しました。

稲富氏はおととし4月福岡県知事選に出馬した際、選挙費用収支でおよそ1900万円の余剰金が発生していましたが、一部報道でその余剰金が行方不明になっているとされ、説明を求められていました。

稲富氏は会見で、余剰金は政治資金規正法に基づいて、使い方を考えたいとしています。

4871名無しさん:2009/09/05(土) 00:13:09
>>4870

http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6821/
選挙費用
 公選法で各種選挙の有権者数などに基づいて支出の上限額が定められる。候補者は全支出について領収書を添付するなどして選管に報告する義務がある。2007年福岡県知事選での支出上限額は約5281万円。収入に関しては上限がなく原則非課税。余剰金の処理方法に関しては規定がなく、告示・公示前の活動費用は選挙費用に含まれないなど不明朗な部分もある。

民主・稲富氏 1900万円使途不明 07年知事選余剰資金「説明責任」問う声も
(2009年9月4日掲載)

 衆院選福岡2区で初当選した稲富修二氏(39)=民主=が2007年4月の福岡県知事選出馬の際、選挙費用収支の余剰金として生じた約1900万円の使途が不明のままになっていることが3日、分かった。稲富氏の選挙費用の大部分は、国からの政党交付金の配分を受けた民主党県連が負担。事実上、公費で賄われた色彩が強く、「国民への説明責任を果たすべきだ」との指摘が出ている。
 
 県選管によると、稲富氏は落選した同知事選で収入4011万円、支出2261万円とする選挙運動費用収支報告書を提出。収入のうち4000万円は党県連からの推薦料だった。他方、支出のうちポスター作製費用160万円は公費負担で、これを除いた収支でみると、約1900万円の余剰金が生じていた。
 
 選挙運動を目的とした収入は原則非課税。法定の範囲内での支出金を除いた余剰金は自身の資金管理団体への寄付金に回すなどして政治活動に使った場合は、政治資金として収支を報告する必要がある。稲富氏の場合は報告がなく、余剰金の使途は明らかにされていない。
 
 本紙の調べでは、稲富氏は07年3月6日に党県連から4000万円の推薦料を受領。県連はその前日に党本部から5000万円の資金配分を受けていた。民主党は政治献金を受けているが、収入の8割以上は政党交付金に依存している。
 
 県選管によると、同知事選で4選を果たした麻生渡知事は、収入2196万円の全額を使い切った報告書を提出、余剰金は生じていなかった。
 
 ●「分からない」 後援会事務所
 
 西日本新聞社は今回の問題について、稲富修二氏に再三説明を求めてきたが、3日までに回答がなかった。稲富氏の後援会事務所は同日夜「今の事務所では詳しいことが分からない。知事選当時の選対本部長に確認した上で説明したい」と答えた。
 
 ●処理方法の法整備を
 
 ▼岩井奉信・日本大法学部教授(政治学)の話 余剰金の処理に関する法的定めがないため、うやむやになった事例が多い。国は法整備を検討すべきだ。
 
 選挙収入は選挙運動や政治活動に使われるのが原則。余剰金の行方があいまいで、個人所得のような状態になると、本来の目的に使われたのか確認ができない。使途については説明責任があると考える。余剰金は資金管理団体に寄付するなどして使途が見える形にするのが望ましい。

http://www.data-max.co.jp/2009/09/1900.html
民主・稲富修二氏に重大疑惑 1900万円使途不明に
[社会]
2009年09月04日 08:35 更新

 先月30日の総選挙で、自民党の山崎拓氏に約50,000票の差をつけて大勝、政権交代の象徴とも見られていた民主党新人・稲富修二氏に重大な疑惑が浮上した。稲富氏個人に渡った政党交付金を原資とする約1,900万円余りの金が使途不明となっているのである。税金のムダ使いをなくすと訴えてきた民主党の主張を根底から揺さぶりかねない問題に、関係者から批判の声が上がっている。

 稲富氏は2007年、福岡県知事選挙に民主党推薦で立候補、麻生渡知事に敗れたが、選挙に際して、民主党側から推薦料として4,000万円を受け取っていた。

 稲富氏の「選挙運動費用収支報告書」を確認すると、収入総額が40,110,000円であるのに対し、支出は22,611,126円。支出の内から、公費助成がなされたポスター作成費を引くと21,018,406円が実質支出となる。収入と支出の差19,091,594円が余剰金となる勘定だ。

 稲富氏の知事選選挙費用の大半は民主党福岡県連からの推薦料4,000万円であり、金の流れをたどると「税金が原資」だったことが分かっている。

 選挙に関する収入は非課税で、余剰金の問題はこれまでもしばしば問題にされてきたが、千万単位の余剰金は極めてまれ。データマックスは昨年11月から稲富氏に対し、余剰金の使途について確認を求めてきたが、まともな回答はなかった。

 その後の取材で、約1900万円の余剰金は、稲富氏側の政治団体や政党支部への寄付が行われていないことが確認されていた。

 この問題についての詳細を明日から連載していく。

4872名無しさん:2009/09/05(土) 00:15:50
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00197.htm?from=navr

民主、謎の自称・政権移行チーム…戸惑う霞が関
政権交代


オバマ大統領との電話会談について答える鳩山代表(3日未明)=菅野靖撮影 「鳩山政権」に向けた民主党と中央省庁との準備作業は、3日から官僚による党幹部への説明が“解禁”されたものの、手探り状態が続いている。

 ◆岡田幹事長、引き継ぎに不満にじます◆

 鳩山氏は2日に政権移行協議の「窓口」に岡田幹事長と直嶋政調会長を任命した。民主党が官僚からの説明を本格的に受け始めたのは、予算、外交、危機管理など、政権発足後に直面する課題の整理をしておく必要があるからだ。麻生内閣側では漆間巌官房副長官が3日の次官会議終了後の懇談会で、各省次官に「政権移行協議では民主党に協力するように」と指示した。



3日午後、民主党本部を出る藪中外務次官 早速、藪中三十二外務次官と河相周夫官房長が3日、民主党本部に岡田、直嶋両氏を訪ね、9月下旬から目白押しの外交日程などを説明した。

 ただ、岡田氏はこうした引き継ぎ作業に不満をにじませている。周辺に「新しい大臣が説明を受ければいい。協議は今日で終わりだ」と、これ以上、詳細な説明を受けることに消極姿勢を見せたという。岡田氏周辺は「自ら提唱した政権移行チーム構想が消え、へそを曲げてしまったのではないか」と心配顔だ。

 岡田氏の構想とは、代表当時の2005年8月に策定した「岡田政権500日プラン」に基づくものだ。円滑な政権の移行に向け、「『政権移行委員会』を発足させ、首相予定者、幹事長、副総理格、官房長官・副長官予定者等を招集」と明記している。鳩山氏も当初はこの手法に前向きと見られる発言をしていたが、衆院選の民主党圧勝が決まると、「閣僚予定者」によるチーム作りを明確に否定した。

 ◆「鳩山命令、誰が…」霞が関の戸惑い◆

 ただ、その後、中堅議員を中心に、政権移行作業に関与しようとする「政権移行チーム」を自称するグループが複数現れ、霞が関の官僚たちを戸惑わせている。

 いずれのグループも4〜5人規模で、あるグループは3日、財務省を通じ、全省庁に09年度補正予算の執行状況を報告するよう求めた。別のグループは同じ日、都内でひそかに会合を開き、09年度補正予算の執行を全面停止することを決めたが、それがあたかも党の“方針”のように霞が関に伝わった。

 官僚たちは「誰が鳩山代表の命令を受けてやっているのか分からない」「小沢代表代行が認めなければ、決まらないのではないか」などと、各グループの動きに神経をとがらせ、党内の力関係の把握に力を注いでいる。

 ◆経産省出身者はずし?の動き◆

 衆院選での圧勝予測が強まったころから、政権公約(マニフェスト)に盛り込まれた「国家戦略局」などの制度設計を描く中心人物だとして注目されてきたのは、松井孝治、鈴木寛両参院議員だ。両氏は経済産業省出身で省庁の内情に詳しいうえ、5月の民主党代表選などを通じ、鳩山氏の厚い信頼を得ていると見られているからだ。松井氏らが「政権移行チーム」に入るとの見方もあったが、政権移行チームが立ち消えとなり、“自称・政権移行チーム”には、経産省出身者を意識的に外そうとする動きさえ見られる。民主党には官僚出身の議員も多いことから、出身省庁別の議員の動きに、霞が関が一喜一憂する場面も見られる。

 ある総務官僚は「もう少し民主党内の力関係を見定めないと、どの議員を信頼していいか分からない。今あるチームは、猟官運動かもしれないし」と、戸惑いを隠せないでいる。(政治部 栗林喜高、松永宏朗)

(2009年9月4日08時39分 読売新聞)

4873名無しさん:2009/09/05(土) 00:37:11
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090904-539409.html

棚ぼた当選磯谷氏スーツ新調し特訓開始記事を印刷する

 小沢氏が擁立した新人議員の特訓が3日、本格スタートした。比例東海ブロック最下位で棚ぼた当選した磯谷(いそがい)香代子さん(43)はスーツを2着新調し、国会のイロハから勉強を始めた。

 磯谷氏は3日、国会議員になる特訓開始を前に、名古屋市でスーツを新調した。大学卒業時のものは「デザインが古くて」。上下4万5000円のものを、ベージュとグレーの2着。報道陣に囲まれると、照れ笑いをみせた。「戦闘服」の準備は完了した。

 その数時間後、市内のホテルに現れた磯谷さんから、笑顔は消えていた。出馬要請を受けた谷岡郁子参院議員を先生役に、特訓が始まった。机には専門書や国会資料が山積み。「まずは資料を読み込むトレーニングが必要。今日から頑張ります」。緊張した表情で、谷岡氏の指摘にうなずくばかりだった。

 比例名簿は41位。「当選の確信はなかった」が、比例復活の要件を満たさなかった「みんなの党」の議席の1つが、最後の最後で磯谷さんの議席に回った。大学卒業後10年間はアルバイトで会社員。その後は親の看病で定職につけず、アルバイト6カ所を転々とした。04年10月に父親、08年5月に母親を亡くした。

 愛知万博の市民活動を通じて知り合った谷岡氏から出馬を打診されたのは、公示3日前の先月15日。谷岡氏は「声をかけた人で決断してくれたのは、磯谷さんだけ」と話す。小沢氏に伝えると「おもしろいな」と漏らしたという。「仕事を転々とし、次の仕事も見つからない経験をリアルに理解できるという意味だったのでは」(谷岡氏)。

 名簿への搭載は公示日、新聞で知った磯谷さん。わずか半月で、無職から国会議員に。棚ぼたは本人も認める。05年衆院選で、同じように自民党の杉村太蔵氏ら多くのチルドレンが棚ぼた当選したが、比較されることには多くを語らない。ただ、友人から「あなたならできる」と激励された。「まだ勉強が足りませんが、困った立場にいる人のためにしっかり頑張りたい」と、意地と闘志は静かに燃やしている。

 親の看病を経て、表舞台で注目を浴びるのは、英オーディション番組で美声を見いだされたスーザン・ボイルさんを思わせる。新人教育の一環で、16日の特別国会召集までは地元で特訓を重ねる磯谷さん。次のステージに登場する時は、どう変わっているだろうか。

 [2009年9月4日8時6分 紙面から]

4874チバQ:2009/09/05(土) 00:53:57
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4226975.html
鳩山代表、外相に岡田幹事長起用で調整
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  鳩山新政権発足に向け、人事の動きが本格化しています。鳩山代表は、外務大臣に岡田幹事長を起用する方向で調整に入りました。

 岡田幹事長について鳩山代表は、「枢要な内閣のポストに就いて頂きたい」と重要閣僚とする考えを示していて、外務大臣に起用する方向で調整に入りました。

 また、鳩山代表は菅代表代行と藤井最高顧問についても重要閣僚として処遇する考えで、財務大臣や新たに設ける国家戦略局の担当大臣などのポストが有力になっています。

 一方、内閣の要の官房長官には、鳩山代表の側近で鳩山氏を幹事長時代から補佐する平野役員室長を起用することを既に決めています。(04日22:03)

4875チバQ:2009/09/05(土) 01:12:09
>代表代行の小沢に対しても、「軽妙な関西弁で臆せずにズケズケものをしゃべれるのは平野ぐらい」(鳩山周辺)とされる。

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20090803-00001500-jbpress-column
「鳩山政権」カギ握る2人
「側用人」と「駆け込み寺」

8月3日(月)12時00分配信 JBpress

「鳩山政権」カギ握る2人 (1/2)

 民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)を発表した。2009年8月30日の衆院選で政権交代が実現すれば、政権与党の公約となるだけに注目度は極めて高い。果たして鳩山政権は、官僚支配の政治を政治家主導に転換できるのか。「言うは易く、行うは難し」といったところだろう。公約実現に向け、政権のキーパーソンは誰になるのか。今、最も注目されているのは、鳩山由紀夫代表側近の平野博文役員室長と、首相官邸入りが取り沙汰される藤井裕久最高顧問である。(敬称略)

 平野博文は衆院大阪11区選出、当選4回。松下電器産業(現パナソニック)労組、議員秘書出身の中堅議員で、「鳩山側近3人衆」の1人として知られる。他の2人は小沢鋭仁(山梨1区、当選5回)、松野頼久(熊本1区、当選3回)だが、今や平野は鳩山の最も信頼する側近ナンバーワンの座を勝ち取り、政権誕生後は政務の官房副長官に就任する公算が大きい。

*** 抜群の危機管理能力、不祥事に飛んで来る平野 ***

 小沢一郎代表―鳩山幹事長時代、平野は幹事長代理として鳩山を支えた。

 役回りはもっぱら、コンプライアンス(法令順守)。民主党をいかにスキャンダルや不祥事から守るか。発覚した場合には、いかにダメージを最小限に抑えるか。情報開示はじめ迅速な対応や処理を迫られるから、常に平野は党内に睨みを利かす。不祥事が起これば、いつ如何なる時でも飛んで来る。党のいわゆる危機管理担当が、平野の仕事である。

 「裏方」役に徹し、平野は「鳩山と党を守るためなら、何でもする」と仕えてきた。そして、党内情報は表も裏も知り尽くすようになった。

 何かとテレビに出たがり、自己アピールに余念がない一部の政治家とは違う。出たがりではなく、むしろ目立つことが嫌いな方だ。裏方や縁の下の力持ちに徹することができる、最近では珍しい政治家なのだ。学生時代は空手に打ち込み、自他共に認める「武闘派」でもある。普段は穏やかな表情をしているが、いざ喧嘩になれば滅法強いタイプだ。

*** 自称「鳩山の側用人」、小沢にも関西弁でズケズケ ***

 2009年5月の民主党代表選。鳩山当選に向け、秘かに多数派工作などに動いていたのが平野だった。鳩山124票に対して岡田克也(現幹事長)は95票にとどまり、鳩山が勝利した。実は、平野は事前に120票は固いと読み切っていた。

 新体制の人事では、鳩山から「側にいてくれ」と頼まれ、党役員室長に就任。自らを「鳩山の側用人や」と称している。コンプライアンスと危機管理の担当もそのまま。党内の不祥事に目を光らせ、代表側近として党内では一目置かれる存在となった。

 もちろん、鳩山の発言にもチェックは厳しい。「余計なことは言わんでいいのに」。不用意な発言を鳩山に注意する。代表代行の小沢に対しても、「軽妙な関西弁で臆せずにズケズケものをしゃべれるのは平野ぐらい」(鳩山周辺)とされる。

 鳩山政権構想について、鳩山とともに練りに錬ったのも平野だった。辣腕を振るえる首相側近として、政権交代後の官邸入りは間違いないだろう。既に平野の元には、財務省をはじめ各省庁の幹部が続々と訪れ、メディアの取材依頼も相次いでいる。

4876チバQ:2009/09/05(土) 01:13:09
*** 「霞が関の駆け込み寺」、藤井は事務副長官に就任? ***

 「国の総予算207兆円を全面組み替え。税金のムダづかいと天下りを根絶します」。民主党のマニフェストにはこう書かれている。


「鳩山政権」カギ握る2人 (2/2)


 また、鳩山政権構想5原則は第1に、「官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ」を掲げた。「脱官僚政治」は、民主党政権最大のテーマになる。

 しかし、民主党のある幹部は「官僚と全面対決するのではなく、官僚をいかに使うか。どうマネジメントするかが重要になる」と指摘する。

 「官僚を使いこなす」と豪語していた首相の麻生太郎のフレーズと似ていなくもない。民主党が官僚との関係をその理想通りに構築できるかどうか、実際のところは不透明だ。民主党政権誕生後、一夜にして官僚支配の政治が変わるわけでもない。

 今や、「霞が関の駆け込み寺」と呼ばれているのが、民主党最高顧問の藤井裕久である。なぜ、かくも多くの官僚が藤井のところに殺到しているのか。鳩山政権誕生時の藤井の官邸入りを霞が関が予測するからにほかならない。その場合、事務の官房副長官への就任説が強まっている。

 藤井は旧大蔵省主計官出身で、細川護熙、羽田孜両内閣では蔵相も歴任した。民主党内では、財務省はじめ霞が関を最もよく知る貴重な人材である。自民党離党後、小沢と政治活動を共にし、2005年衆院選で落選して一時は政界を引退。その後、民主党議員の辞職に伴い比例代表で繰り上げ当選し、国政に復帰した。だが、次期衆院選には出馬せず、政治家としては政界を引退する。

 もっとも、藤井は「(民主党政権誕生後)自由人としていろんな形で支えるのは責務だ。生涯、民主党のために尽くす」とテレビ番組で発言するなど、官邸入りに意欲的だと受け止められている。

*** 「国家戦略局」の役割は? 予算編成権は財務省に残す? ***

 ただ、藤井が官邸入りしてどこまで「脱官僚」の政治が実現するか、疑問視する声が民主党内にないわけではない。

 鳩山政権構想の「5策」は、まず第1に「政府に大臣、副大臣、政務官(以上、政務三役)、大臣補佐官など国会議員約100人を配置し、政務三役を中心に政治主導で政策を立案、調整、決定する」と掲げた。

 第2に事務次官会議は廃止。第3に官邸機能強化のため、首相直属の「国家戦略局」を設置することを打ち出した。

 第4に「事務次官・局長などの幹部人事は、政治主導の下で業績の評価に基づく新たな幹部人事制度を確立する」と明記。第5に「天下り、渡りの斡旋を全面的に禁止する」と公約し、「行政刷新会議」を設置して全ての予算や制度の精査を行い、無駄や不正を排除するとしている。

 これらが実現すれば、まさに革命的なことだが、一朝一夕にいく話ではない。霞が関の抵抗や反発は必至だろうし、藤井が官邸入りすれば、霞が関は藤井を取り込もうと全力を挙げるのではないか。鳩山側近の平野も、財務省最大のターゲットなのである。

 鳩山政権誕生後の現実問題として、霞が関とある程度の妥協と調整が必要になるかもしれない。政治主導でいわゆる「脱官僚」の英断を下せるかどうか、まだ先を見ないと分からない。

 例えば政権構想の「国家戦略局」の役割については、次のような記述がある。「官民の優秀な人材を結集して、新時代の国家ビジョンを創り、政治主導で予算の骨格を策定する」

 キーワードは「予算の骨格」である。民主党幹部は「骨格」を付けた意味を次のように明かす。「国家戦略局ではあくまで予算の骨格をつくる。予算編成権は財務省に残してやったんだ」

 既に水面下では、「民主党政権移行チーム」と霞が関が腹の探り合いを始めた。衆院選も人事もまだ先の話だが、平野と藤井がタッグを組んで鳩山を支えながら、霞が関の抵抗を跳ね返すことができるのか。注視していきたい。
筆者:永田 三郎

4877チバQ:2009/09/05(土) 01:17:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090903/plc0909032025017-n1.htm
国会部屋割りで攻める民主 自民「総裁室」を無血開城か 
2009.9.3 20:19


 衆院選を終えた民主、自民両党が今度は、国会議事堂内の議員控室の部屋割りをめぐって激しいバトルを繰り広げている。衆院選で圧勝した民主党は控室を総入れ替えし、自民党が長く使ってきた議事堂の正面玄関側を明け渡すよう衆参両院で迫っている。自民党は明け渡しには、「数千万円から1億円近い税金がかかる」と反発する。だが、正面側を国会活動の拠点にするのが悲願の民主党は政権交代の勢いに乗り、一歩も譲る気配はない。8日からの衆院各派協議会は部屋割りの決戦場となりそうだ。

 「長い伝統があるのは分かるが、控室は取り換えてもらいたい。立ち退かないのはいい印象じゃないですよ」

 民主党の山岡賢次国対委員長は1日、自民党の大島理森国対委員長と会談し、自民党の控室を民主党が使用してきた「裏側」の控室と総入れ替えするよう求めた。民主党308議席、自民党119議席。数がモノを言う国会だけに、大島氏は、「公式な返事はできない」と即答を避けるしかなかった。

 議事堂の南半分を占める衆院には、委員会室や事務局の部屋を除き約30の控室がある。選挙ごとに議員1人約5・1平方メートル換算で各党の専有面積を決め、控室を割り当ててきた。

 この結果、長く衆院第1党だった自民党が、日当たりがよく、皇居に面する正面玄関側の控室に陣取ってきた。

 衆院本会議場の議席配置は、議長席から向かって右側(正面側)が与党席のため、控室も与党が正面側を使うという理屈だった。山岡氏はこれを逆手にとって「民主党が与党席を占めるから、控室も入れ替えが当然だ」と主張。「裏側」の控室を使っている民主党国対委員長室の掃除が始まるなど、自民党に無言の圧力をかけている。

 また、自民党は、議事堂3階の同党総裁室(第18控室)の確保にもこだわっている。総裁室の隣は、皇族室と天皇陛下が休まれる御休所(ごきゆうしよ)があり、自民党にとって権力の象徴となっているからだ。

 幹部は、「総裁室だけは手放したくない」と漏らすが、民主党の出方次第では“無血開城”を余儀なくされる可能性もある。

 一方、参院でも2日、民主党の簗瀬進参院国対委員長が自民党の鈴木政二参院国対委員長に控室を総入れ替えするよう迫った。鈴木氏は、「来年の参院選の結果を見て考えればいい」と突っぱね、話し合いは平行線をたどっている。

 衆参両院で攻め込まれて窮地の自民党だが、議席を減らした党がどの控室を手放すか決める慣例の「掃き出し方式」の適用で済ませて、重要な控室は維持したい考えだ。(大谷次郎)

4878名無しさん:2009/09/05(土) 01:22:15
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090904ddlk07010155000c.html

’09衆院選ふくしま:連合福島、新政権協力申し合わせ 来夏の参院選準備も /福島
 衆院選で民主党を支援した連合福島は3日、選挙後初めての執行委員会を開き、新政権への協力と来夏の参院選に向けた取り組みをスタートさせることを申し合わせた。民主党県連の中村秀樹幹事長や、1区で初当選した石原洋三郎氏も出席して謝辞を述べた。

 羽田則男会長は「政権交代の一翼を担えた。政党と労働組合の考えがすべて一致するとは思えないが、よく話し合い、国民目線での政策を期待したい」とあいさつ。来夏の参院選について、「政策実現のためには政権の安定が必要」と支援の継続を確認した。

 県連の中村幹事長は「国の予算を組み替えるため、来年2月の議会は地方でも混乱が起きるかもしれない。気を引き締めて取り組みたい」と述べた。【関雄輔】

4879名無しさん:2009/09/05(土) 01:57:46
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00619.htm

権力の二重構造?「剛腕・小沢」に期待と警戒
政権交代


幹事長就任を要請された小沢代表代行(3日夜)=吉岡毅撮影 民主党の鳩山代表は、16日の首相指名を前に、小沢代表代行の幹事長起用を決め、鳩山政権の組閣・党役員人事を本格化させた。

 「剛腕」と称され、1990年代の政界再編の主役でもあった小沢氏の幹事長起用に対し、与野党に波紋が広がっている。

 鳩山氏は4日朝、東京・田園調布の私邸を出る際、記者団に「小沢氏にはどんな幹事長になってほしいか」と問われ、「通常のまま」と笑みを浮かべた。

 小沢氏の起用について、鳩山氏に近い党幹部は4日午前、「来夏の参院選は、単独過半数を確保し、安定政権を築けるかどうか最大の山場だ。政権交代を実現させた小沢氏の力が必要だ」と強調した。

 ただ、小沢氏に距離を置く議員には警戒感もある。「政策は内閣で決めると言っても、法案の成否は国会が握る。社民党などとの関係や野党の切り崩しをどう進めるかなど、鳩山政権の生命線を握られかねない」(中堅)というわけだ。5月の代表選で岡田幹事長を支持した安住淳国会対策委員長代理は4日午前のCS放送朝日ニュースターの番組で「党は政策にはいっさい関与しない。幹事長の仕事は今までとは違う」と述べ、「権力の二重構造」批判は当たらないと強調した。

 一方、自民党は警戒感を募らせている。

 大島理森国会対策委員長は4日午前、国会内で記者団に、鳩山氏と小沢氏の政治資金問題について「まだ終わっていない。国会が始まればしっかり追及していく」と強調した。

 河村官房長官も4日午前の記者会見で、「まだ解決されていないという認識だ。説明責任をどう果たすのか。国会の場で議論される問題だ」とけん制した。

 甘利行政改革相は小沢氏の起用について、閣議後の記者会見で「民主党は与党・政府の一体化が一番大事だと言っていた。(幹事長が)閣内に入らないと当然二元体制になる」と述べ、権力の二重構造になりかねないと指摘。さらに、「閣内に入らないとしたら、頻繁に定例会見をして情報開示することが、院政と言われないためにやらなくちゃいけないことだ」とも述べた。

 公明党の次期代表に就任する山口政調会長は、「国会対応で硬軟取り混ぜてやってくるだろう。我々は、警戒心は怠りなく、是々非々で臨む」と語った。

(2009年9月4日14時21分 読売新聞)

4881名無しさん:2009/09/05(土) 02:06:07
>>4866
ここでも松木の映像見れます。

http://www.rkb.ne.jp/jnn_news/media/DT20090904_150002/4226500.html
民主党内には小沢氏への期待と懸念 09/04 14:06

 「政策の決定はすべて政府の中で行う」。小沢氏の幹事長起用を決め、3日深夜会見に臨んだ鳩山代表は、「権力の二重構造にはならない」と強調しました。

(小沢さんにはどんな幹事長に?)
 「どんな幹事長?普通のまま」(民主党 鳩山由紀夫代表)

 一方、小沢代表代行ですが、鳩山代表からの要請に対しては「党人なのでお応えする」と答え、政府を率いるのは次期総理の鳩山代表、308議席を有する政党を束ねるのは小沢新幹事長という体制で政権が運営されることになります。

 鳩山代表が「何としても勝利を収めなければならない」と述べた来年夏の参議院選挙が小沢幹事長人事の決断の背景にあると思われます。

 また鳩山代表は、「小沢氏は組閣には関わらない」としているほか、岡田幹事長については「枢要な内閣のポストに就いていただきたい」と、重要閣僚に起用する考えを表明しています。

 「今のうちの党の枢要な立場にいる方々を配置したときに、小沢さんを幹事長というのが最もふさわしいということだったと思います」(民主党 馬淵澄夫衆院議員)

 「選挙を仕切ってもらうということであれば、幹事長っていうのが適任のポストじゃないですか」(民主党 松木謙公衆院議員)

 ただ、小沢氏と距離をおく議員の間からは影響力の拡大を懸念する声も出ています。また今後、閣僚人事でいかに国民の求心力を持たせられるかが焦点となるという見方も出ています。

 一方、連立政権の発足を目指す民主、社民、国民新党の3党の幹事長、代表による協議は4日午前11時ごろから始まっています。

 政策面での意思決定に関する協議機関の設置などをめぐって意見交換が行われていると見られますが、民主党では、この協議については引き続き現在の岡田幹事長が担当するということです。(04日11:32)

4882名無しさん:2009/09/05(土) 02:16:22
>一方、小沢氏の幹事長就任は、「小沢氏が岡田氏との権力闘争に勝った結果」(中堅)と見る向きが強い。
>もともと、鳩山、岡田両氏らは選挙直後に主要閣僚を先行内定して閣僚人事を進める方針だったが、
>小沢氏周辺が巻き返し、白紙となった経緯がある。この間、小沢氏は周辺に「人事で何も相談がない」
>と不満を漏らしていたとされ、別の周辺は「幹事長を取りに行く」と宣言。鳩山氏はこうした声に配慮した
>というのだ。

>ある幹部は「“中野寛成ショック”をはるかに上回る衝撃で、放心状態だ」と言い放った。


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20090904/plt0909041603004-n2.htm
小沢全権掌握、鳩山「カネ、人事、選挙」委譲の賭け
野党の「二重構造」批判必死

2009.09.04
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民主党内の主なグループ【拡大】
 民主党の鳩山由紀夫代表が小沢一郎代表代行に幹事長就任を要請し、小沢氏も受諾した。総選挙で308議席と大勝した巨大与党をまとめ、来年夏の参院選で同党が単独過半数を確保するためには、小沢氏の「剛腕」が不可欠と判断したためだ。ただ、小沢氏が西松建設事件で5月に代表を辞任してから、わずか4カ月足らずで再び党の全権を掌握する形となるだけに、早くも「権力の二重構造」批判が飛び出している。

 「代表から幹事長就任の要請をいただいた。私としては党人でございますので、代表の要請をお受けすると返事をしてまいりました」

 小沢氏は3日夜、鳩山氏との会談後、表情を変えずに記者団にこう語った。

 小沢氏起用の理由について鳩山氏は「今回の選挙で代表代行として頑張っていただき、300を超える議席を得ることができた。参院選でも勝利を収めなければならない」と説明。実績を評価したうえで、次期参院選対策であるとした。巨大政党をおさえる小沢氏の求心力や、連立を想定している社民、国民新両党と良好な関係を築いている点も、幹事長起用の要因とみられる。

 小沢幹事長が決定したことで、閣僚人事にも小沢氏の意向が大きく反映されるのは間違いない。鳩山氏は4日、新政権の閣僚や党役員、衆院議長らの人事調整を本格化させた。

 注目の官房長官には鳩山グループの平野博文役員室長の起用が内定した。岡田克也幹事長を外相や財務相、菅直人代表代行を国家戦略局担当相などに充てる案も有力視されている。閣僚候補の身体検査も今後1週間程度行う見通しだ。

 一方、小沢氏の幹事長就任は、「小沢氏が岡田氏との権力闘争に勝った結果」(中堅)と見る向きが強い。もともと、鳩山、岡田両氏らは選挙直後に主要閣僚を先行内定して閣僚人事を進める方針だったが、小沢氏周辺が巻き返し、白紙となった経緯がある。この間、小沢氏は周辺に「人事で何も相談がない」と不満を漏らしていたとされ、別の周辺は「幹事長を取りに行く」と宣言。鳩山氏はこうした声に配慮したというのだ。

 実際、選挙担当に限られていた代表代行ポストに比べ、幹事長の権限は絶大だ。国会対策や党資金の調達・配分、選挙の公認決定、党役員人事を一手に取り仕切ることになる。鳩山氏は16日、首相指名を受けて直ちに新内閣を発足させる方針。今回の選挙で初当選した「小沢チルドレン」を含め約120人のグループが小沢氏の脇を固めているため、今後も小沢氏の意向は無視できない。

 こうしたことから4日、下野する自民党閣僚からさっそく「二重権力」批判が飛び出した。

 甘利明行革担当相は閣議後の記者会見で「民主党は政府与党の一体化が大事だと言っていた。小沢氏が閣内に入らなければ当然、二元体制になる」とチクリ。河村建夫官房長官は「西松建設事件はまだ解決されていない。説明責任をどう果たすかだ」と述べた。

 もともと、小沢氏は20年前に47歳の若さで自民党幹事長に就き、当時の竹下派の「数の力」を背景に権勢を振るった。「みこしは軽くてパーがいい」と言い放ったともいわれている。1993−94年の非自民連立政権では、新生党代表幹事として与党代表者会議を取り仕切り、「二重権力」と批判された。

 こうした「二重権力」批判について、鳩山氏は「(小沢氏は)政策には基本的にかかわらない」と否定する。

 ただ、党内でも小沢氏と距離を置く議員を中心に異論も出ている。

 ある幹部は「“中野寛成ショック”をはるかに上回る衝撃で、放心状態だ」と言い放った。鳩山氏が2006年、代表選で3選を決めた日、論功行賞として旧民社系を率いていた中野氏を幹事長に指名、その3カ月後に代表辞任に追い込まれたことを指したものだ。

 果たして鳩山氏の決断は新政権の行く末にどう影響を及ぼすか。

4883名無しさん:2009/09/05(土) 02:23:27
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4226681.html

小沢「新幹事長」、歓迎と不安の声
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  衆議院と参議院を合わせ、400人を超える国会議員を束ねることになる、民主党の新幹事長。鳩山代表が選んだのは、選挙戦を取り仕切り、大勝に導いた小沢代表代行でした。

 (Q.小沢さんにはどんな幹事長に?)
 「どんな幹事長?普通のまま」(民主党 鳩山由紀夫代表)

 「党人でございますので、(幹事長を)お受けしますと返事して参りました」(小沢一郎代表代行)

 「適材適所として判断されたんだと思います」(民主党 馬淵澄夫衆院議員)

 「選挙を仕切ってもらうということであれば、幹事長っていうのが適任のポストじゃないですか」(民主党 松木謙公衆院議員)

 党内では表向き、小沢幹事長の誕生に否定的な声は出ていません。しかし3日夜の突然の決定を聞いて、とまどいを隠さない民主党議員もいました。

 「最悪だ。小沢支配ということだ」(民主党中堅議員)

 「どうしてこういう人事をするのか。空気が読めてないのではないか」(民主党中堅議員)

 「幹事長は基本的にはもうすべて党務でありますから、確認しましたけど、政策の決定はすべて政府の中でやると」(民主党 鳩山由紀夫代表)

 小沢氏には党務だけを任せ、政策の決定には触れさせないため、懸念されるような「権力の二重構造」は起こらないと鳩山代表は力説しています。

 そして、4日。鳩山氏は新政権を支えるもう一つの要、内閣官房長官に、平野博文・役員室長を充てることを決めました。平野氏は大阪11区選出の当選5回。鳩山氏が幹事長の時代には、幹事長代理として支えるなど信頼が厚い。

 鳩山政権を支える新たな人事が一つずつ決まる中、4日午前、民主、社民、国民新の3党の幹事長らが東京都内のホテルに集まりました。

 2日から始まった3党の政策責任者による協議では、調整がつかなかった与党間の「政策調整機関」について話し合うためです。

 「具体的にどういう形があるのかということを、もう少しお互いに具体案で話をしないと、話は前に進まないなという感じですね」(民主党 岡田克也幹事長)

 4日も結論は出ませんでしたが、連立政権樹立への大きな障害にまではならない見通しです。

 民主党本部には4日も、中国の崔天凱大使、韓国のクォン・チョルヒョン大使と各国の大使が相次いで訪れ、鳩山代表と会談しました。

 鳩山総理大臣の誕生が、日に日に近づいています。(04日17:33)

4884名無しさん:2009/09/05(土) 02:24:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090400601

官房長官に平野博文氏=菅、直嶋氏の入閣有力に−鳩山代表、人事を本格化
 民主党の鳩山由紀夫代表は4日、新政権の閣僚・党執行部人事の調整を本格化させ、内閣の要となる官房長官に同党の平野博文役員室長(60)を起用する意向を固めた。また、菅直人代表代行、直嶋正行政調会長の入閣、輿石東参院議員会長の留任が新たに有力となった。菅氏は、予算編成の基本方針や国家ビジョンを定める「国家戦略局」担当相に起用されるとの見方が出ている。
 これにより、次期幹事長として党運営の実権を握る小沢一郎代表代行と平野氏が鳩山氏を支える、新政権の骨格が固まった。鳩山氏は16日召集の特別国会で首相に指名された後、同日中に新内閣を発足させる方針。閣僚らの人選は小沢、平野両氏と協議しながら進める考えだ。
 鳩山氏はこれまで閣僚人事について、16日の首相指名後に一括して実施する意向を示していたが、政権移行準備を急ぎ、主要閣僚人事については内定を前倒しする方針に転換。財務相らの人事は週明けにも行う可能性がある。
 平野氏は衆院大阪11区選出で当選5回。鳩山氏が幹事長当時に幹事長代理を務め、今年5月の鳩山氏の代表就任に伴い、「右腕」である役員室長に起用されるなど、側近として知られる。新政権の人事では、鳩山氏は岡田克也幹事長を重要閣僚で処遇することを明言している。菅氏が国家戦略局担当相に就任する場合は、岡田、直嶋両氏はそれぞれ外相、財務相などへの起用が検討されるとみられる。 鳩山氏は4日夕、党本部で記者団に、主要閣僚の内定前倒しもあるとの見解を表明。首相指名後の組閣については「16日にすべて終えるようなスピード感が必要」と述べた。また、官房長官の主な役割は「国会との間のスムーズな運営」と指摘。菅氏については「基本的にはど真ん中で頑張っていただきたい」と重要ポストで処遇する考えを重ねて示した。(2009/09/05-00:44)

4885名無しさん:2009/09/05(土) 02:25:39
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090905k0000m040031000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/images/20090905k0000m010037000p_size5.jpg

民主・磯谷香代子氏:「スーツ買うの初めて」先輩と品定め

慣れないスーツにそでを通し、照れ笑いする磯谷氏=名古屋市のデパートで2009年9月3日、岡崎大輔撮影 衆院選公示直前に「議員にならないか」と誘われ、比例東海ブロックで棚ぼた当選した磯谷香代子氏(43)=民主=が3日、名古屋市内のデパートで初登院用のスーツを購入した。「スーツを買うのは初めて」といい、出馬話を持ちかけた同党の谷岡郁子参院議員と一緒に品定めした。

 フリーター歴が長い磯谷氏。谷岡議員から「議員は堅い仕事。本気で仕事をする意思表示をすることが大事」と助言されながら、ベージュのスーツやワンピースを購入した。

 「スーツを持っていなかった時と比べると、(議員として)半歩前進したという感じ」という磯谷氏、谷岡議員に「気持ちは1センチずつしか締まっていかない。まずは勉強」と言われていた。【岡崎大輔】

4886名無しさん:2009/09/05(土) 02:27:22
>「政策に口を出さないと言った以上、小沢さんは守る人間だ」と述べ、「小沢支配」の懸念を否定した。



http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivsep090964/
「適任」か「やりたい放題」か、小沢幹事長就任で県内議員/神奈川
政治・行政 2009/09/04  民主党の小沢一郎代表代行が幹事長に就任することになった。党内に大きな影響力を持つ小沢幹事長誕生は、党内外から内閣と与党の「権力の二重構造」を生み出すとの見方もあるが、県内の民主党議員からは「適任だ」と評価する声が聞かれた。一方、野党になった自民党議員は「小沢さんのやりたい放題になる」と指摘した。

 今回の衆院選では、小沢氏が支援する新人議員らが大量当選し、圧勝。こうした選挙での高い手腕と、新人への影響力を持つことで小沢氏の党内基盤はさらに強まった。加えて、選挙とカネなど党運営を一手に握る幹事長就任に、政権運営の力学が官邸から与党に移る「権力の二重構造」が取りざたされている。

 これまで小沢氏と行動を共にしてきた藤井裕久最高顧問(衆院比例南関東)は「よかった。国民新党、社民党との連立協議に適任だし、新人議員の教育も適切にやってくれるだろう」と評価。「政策に口を出さないと言った以上、小沢さんは守る人間だ」と述べ、「小沢支配」の懸念を否定した。

 笠浩史県連代表(9区)も「党の柱は来年の参院選に勝利すること。鳩山代表はもともと選挙について小沢さんに任せてある」と話し、小沢氏の参院選での仕切りに期待する。「二重構造」との指摘には「小沢さんはどのポジションにいても言われてしまうことだ」と淡々と話した。

 ある議員は「岡田克也さんのポストなど周辺人事をみてみないと判断できない」しながらも、「現実に二重構造があるのだから、それをいかに生かすかということだ」との見方を示した。これから小沢氏の指導を受ける立場になるある新人議員は「小沢さんは表のポジションが似合っているのか。イメージと違う」と幹事長就任に若干疑問を投げ掛けた。

 対する自民党は、この「二重構造」をことさら強調した。「党運営、選挙など小沢さんのやりたい放題になる」と言うのは、菅義偉選対副委員長(2区)。甘利明行革担当相(比例南関東)も「小沢さんが閣内に入らないなら、一元管理体制はかなりあやしくなる」と批判した上で、「『院政』と言われないため、小沢さんは相当頻繁に幹事長会見もやらなくてはいけない」とけん制した。

4887名無しさん:2009/09/05(土) 02:31:29
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090401000532.html

官房長官に平野氏 菅、藤井氏も重要閣僚 
 衆院選で圧勝し次期首相就任が確実になっている民主党の鳩山由紀夫代表は4日、官房長官に平野博文役員室長(60)を充てる人事を決めた。岡田克也幹事長、菅直人代表代行に加え、藤井裕久最高顧問も重要閣僚で処遇する意向で、外相、党政調会長と兼務の国家戦略局担当相、財務相のポストが有力になっている。党人事では、輿石東参院議員会長の留任が固まった。

 鳩山氏はこれまで、16日の首相就任後に一気に閣僚人事を行う考えを示していたが、政権移行作業を本格化させるため、内閣の要となる閣僚については前倒しした形だ。

 鳩山氏は7日に幹部会を開き、既に表明した小沢一郎代表代行の幹事長起用を含む主要人事を伝える方向。内定者を事実上の「政権移行チーム」として残る閣僚、党役員人事など政権移行準備に当たらせるとみられる。

 閣僚には、直嶋正行政調会長も有力視されている。改革姿勢をアピールするため年金記録問題追及で活躍した長妻昭衆院議員の入閣も検討されているもようだ。鳩山氏は16日召集の特別国会で新首相に指名されれば直後に新内閣を立ち上げる意向だ。

 官房長官に内定した平野氏は党国対委員長代理、幹事長代理などを歴任。コンプライアンス(法令順守)担当も務め、今年5月に鳩山氏を身近で支える役員室長に就任した。衆院選後、鳩山氏が出席する重要な会合にはすべて同席していた。

 鳩山氏は、新内閣では国家戦略局担当相を政策調整の要とし、官房長官は国会対策の司令塔としての役割を強化する考えで、側近的存在で国対経験が豊富な平野氏の官房長官起用を決めた。

2009/09/04 22:22 【共同通信】

4888名無しさん:2009/09/05(土) 02:33:53
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090904-539692.html

民主岡田幹事長が党本部引っ越しに消極的記事を印刷する

 民主党の岡田克也幹事長は4日の記者会見で、衆院選圧勝と政権獲得に伴い、手狭になると予想される党本部の移転について「引っ越しにはお金がかかる。来年の参院選もあり、それだけの余裕はない。中長期的に考える問題だ」と述べ、当面は現在の場所にとどまる考えを示した。

 民主党本部は、国会近くの民間ビルの6フロアを年間約1億3000万円で賃借。延べ床面積は計約1000平方メートルで、自民党本部の10分の1以下しかない。(共同)

 [2009年9月4日20時34分]

4889名無しさん:2009/09/05(土) 02:39:09
残りは、菅・藤井・直嶋・仙谷が有力視されているらしい。



http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905k0000m010146000c.html
鳩山政権:岡田外相固まる 官房長官は平野氏

定例記者会見で笑顔を見せる民主党の岡田克也幹事長=民主党本部で2009年9月4日午後3時19分、小林努撮影 民主党の鳩山由紀夫代表は4日、主要閣僚人事の調整を本格化させた。鳩山氏に近い党幹部らによると、内閣の要となる官房長官には平野博文役員室長の起用を内定。外相には岡田克也幹事長を充てる方針を固めた。菅直人代表代行は副総理格で処遇し、予算の骨格などを決める国家戦略局担当相を軸に、国の事業を抜本的に見直す行政刷新会議の議長も含め検討している。政権交代が確定した衆院選から5日。「鳩山政権」は「官僚政治打破」「対等な日米関係」などに挑む布陣を次第に整えつつある。

 平野氏は松下電器産業(現・パナソニック)社員から衆院議員秘書を経て、96年に電機連合の組織内候補として初当選した。鳩山氏の側近で、国対委員長代理などを務めており、国会とのパイプ役を期待しての起用となった。

 鳩山氏は4日、党本部で記者団に対し「(新内閣では)国家戦略局に政策の中心が置かれる。官房長官の役割は、国会との間のスムーズな運営を心がけることが極めて大きい」と述べ、現政権とは官房長官の性格が異なるとの考えを示した。

 一方、岡田氏に関しては、米国と独自の人脈を持つことなどを考慮した。民主党はアジア外交重視を掲げる一方で、日米関係を重要視しており、「対等な関係」の具体化を担うことになる。

 鳩山氏は16日召集の特別国会で首相に指名された後、閣僚人事を一括して行う意向も示していたが、人事を長引かせることで、党内が混乱するのを避けたとみられる。民主党は週明けの7日に幹部会を予定しており、閣僚や党役員人事の最終調整を急ぐ。

 党役員人事ではまた、輿石東参院議員会長の留任を内定。3日夜に次期幹事長として小沢一郎代表代行の起用を決めたのに続き、参院トップの人事を決め、衆参の体制を整えた。鳩山氏は長期政権をにらみ、来年夏の参院選を重視しており、選挙態勢の構築を急ぐ狙いがある。

 このほか、旧大蔵省出身の藤井裕久最高顧問は国家戦略局担当相の候補で、財務相への起用案もある。直嶋正行政調会長や仙谷由人元政調会長らの入閣も有力視されている。

 このほか、旧大蔵省出身の藤井裕久最高顧問は財務相の候補で、菅氏の動向と絡むが国家戦略局担当相への起用案もある。直嶋正行政調会長や仙谷由人元政調会長らの入閣も有力視されている。【山田夢留】

4890チバQ:2009/09/05(土) 09:11:39
>>4860-4862>>4865>>4875
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009090590070609.html
鳩山流人事 『平野長官』内定 調整役忠実さ重視 
2009年9月5日 07時06分

 民主党の鳩山由紀夫代表が側近議員の平野博文党役員室長の官房長官起用を内定したのは、新政権の中枢となる首相官邸を自分の判断通りに動かす陣容を敷くための一石だ。三日の小沢一郎代表代行の幹事長起用に続く、「女房役」の人選によって、鳩山氏は政権づくりを急加速させている。(西川裕二)

 鳩山氏は四日夜、平野氏の起用は「まだ決まっていない」と言葉を濁したものの、周辺は「平野氏の官房長官就任は極めて有力だ」と指摘した。

 平野氏は鳩山氏の「側用人」を自称。鳩山幹事長時代の幹事長代理で、現在も鳩山氏の事実上の「秘書役」的存在だ。

 自民党政権では、官房長官には党内実力者や将来の首相候補が就任するケースがほとんどで、これに比べれば、平野氏にはやや地味な印象があるが、平野氏起用からは鳩山氏が描く新政権の首相官邸像がうかがえる。

 鳩山政権では首相直属の国家戦略局が国家ビジョンや予算、外交の骨格づくりを担当し、政権の中枢となる。

 官房長官の政策決定上の役割は自民党政権時代ほど大きくなく、首相官邸内や国会との連絡役、スポークスマンなどが主な仕事になることが予想される。政策手腕以上に鳩山氏が使いやすい忠実な人物が適任となる。国家戦略局担当相より「やや格下」の方がバランスも取りやすいだろう。

 鳩山氏は同日夜、官房長官のイメージについては「政策は国家戦略局だ。官房長官は国会のスムーズな運営を心がけてほしい」と述べた。

 「小沢幹事長」「平野官房長官」の内定によって、焦点は政権中枢の国家戦略局担当相に誰を起用するかに移る。政権の目玉中の目玉には政策能力や、官僚に強く対応できる政治手腕を持ち、鳩山氏とも気心が知れた人物が望ましく、菅直人代表代行の名前も取りざたされる。

 鳩山氏にとっては、やや煙たい存在ともいえる小沢氏を幹事長起用によって党運営に封じ込め、鳩山氏、国家戦略局担当相、鳩山氏の秘書役の「平野官房長官」のトライアングルで政権運営、政策決定を一手に引き受ける。こんな構造が着々と築かれている。

◆官房長官 平野博文氏 政権準備支える側近

 民主党の国対委員長代理や幹事長代理を長く務め、黒子役として党運営を支えてきた。

 鳩山代表にとって欠かせない側近で、衆院選の最中も選挙区へあまり戻らず都内の党本部にこもって新政権立ち上げの準備をひそかに進めたほど。「おれは縁の下の力持ち」と調整力を自負する。

 中央大理工学部を卒業。党の科学技術政策を取りまとめた経験もある。関西人らしい軽妙な話術が持ち味。松下労組の出身で、中村正男衆院議員の秘書を十三年間務めた後、一九九六年に無所属で衆院議員に初当選した。

 五月の党代表選では早くから鳩山氏支持で精力的に動き、当選後は役員室長に就いた。三月に六十歳の還暦を迎えたうし年の年男。年初には「自民党政権は“モー”結構」と政権交代を目指す抱負を述べていた。和歌山県出身。

(東京新聞)

4891チバQ:2009/09/05(土) 09:15:52
>>4844>>4848>>4850-4851>>4854>>4864>>4879>>4882-4883
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905ddm002010068000c.html
ドキュメント・政権交代:幹事長選びめぐり募る不満 「凍結」解除、対立激化直前回避
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 「人事凍結」を宣言していた民主党の鳩山由紀夫代表が4日、このしばりを解いた。この急旋回の「引き金」を引いたのが、前夜の電撃的な「小沢幹事長」人事だった。

 「幹事長は早く決めた方がいいですよ」。鳩山氏が小沢一郎代表代行に「幹事長就任」を要請し、小沢氏が受諾する数時間前の3日午後。小沢氏と気脈を通じる社民党出身の輿石東参院議員会長が鳩山氏に電話で迫った。

 輿石氏はその後、小沢氏と旧知のベテラン議員から「小沢さんは『週末は釣りにでも行こうか』としらけているぞ」と聞かされたが、「大丈夫。『小沢幹事長』になりますよ」と請け合い、強い自信を見せた。

 「分かりました。発表します」。鳩山氏は間もなく折り返しの電話で伝え、輿石氏は「よろしいんじゃないですか」とうなずいた。「小沢幹事長」の伏線には、輿石氏ら小沢氏支持グループの水面下での後押しがあった。

 「いずれかの時点で幹事長を引き受けていただきたいと申し上げるつもりだった」。3日深夜、鳩山氏は早くから「小沢幹事長」を想定していたことを強調した。しかし、鳩山氏の人事スケジュールの方針は揺れた。

 鳩山氏は当初、衆院選直後に幹事長や官房長官を内定し、政権移行チームを発足させる筋書きを描いていたが、圧勝判明後「一気に首相指名後に決める」と表明。小沢氏周辺は「(衆院選の)8月30日の三役懇で岡田克也幹事長留任をにおわせ、小沢氏が反発した」と証言。党内の亀裂をひとまず封印する狙いがあったとみられる。

 しかし、「人事凍結」方針は「小沢氏の貢献を評価すれば幹事長起用は当然」という衆参の小沢氏支持グループの不満をあおり、幹事長ポストをめぐる小沢氏支持派と岡田氏支持派の党内抗争に拍車をかける結果になった。

 岡田氏に近い議員は「ポスト鳩山を狙うには、閣内に入るより、まず党内基盤を固めてから」(中堅)と考えており、鳩山氏周辺にも「岡田氏は幹事長留任を望んでいる」とのメッセージを送っていた。岡田、小沢両氏サイドからの「主要人事を早急に決めるべきだ」との圧力は、煮え切らない態度の鳩山氏に向かった。

 一方、政権移行チーム発足で政治主導への「変革」をアピールしようとあてこんでいた中堅議員らの間には「政権発足までの貴重な2週間を無為に過ごすことになる」と焦りが広がり、鳩山氏への不満も募っていた。

 鳩山氏もこれ以上事態を放置すれば、党内対立が激化し、指導力不足を指摘されかねないと判断。主要閣僚人事の内定前倒しに再び姿勢を転じざるを得なかったのが実情だ。参院若手は「『小沢派対岡田派』の対立激化を防ぐギリギリのタイミングだった」と語った。

4892名無しさん:2009/09/05(土) 09:16:17
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090905t11036.htm

東北・民主議員 ”剛腕“幹事長を歓迎
 衆院選で民主党を圧勝に導いた小沢一郎代表代行の幹事長就任が決まった。党内外では小沢氏の発言力が強まり「二重権力構造」になるとの指摘もくすぶるが、東北選出の党国会議員からは“剛腕”発揮に期待する声が聞かれる。

 「小沢氏の頭の中は選挙でいっぱい。幹事長はまさに適任だ」と受け止めるのは安住淳氏(衆院宮城5区)。「産声を上げたばかりの民主党が長期政権になるためには小沢氏の下支えが欠かせない」と強調する。

 小沢氏は公設秘書が逮捕された西松建設巨額献金事件を受けて今年5月に代表を辞任。選挙担当の代表代行として衆院選の陣頭指揮をした。2007年の参院選も代表として民主党の勝利を実現。幹事長就任には、来年夏の参院選を見据えて引き続きかじさばきを望む参院側の意向も働いた。

 岡崎トミ子氏(参院宮城選挙区)は「小沢氏なくして衆院選の勝利は考えられなかった。特に新人議員は小沢氏に心酔している」と大所帯化した党の引き締め役としての役割を指摘する。

 幹事長になれば記者会見など表舞台に立つ場面も増えるため、今後も代表代行を続けるとの見方も強かったが「“裏支配”などと言われるよりは表に出た方がいい」(安住氏)とイメージ一新を求める声もある。

 平野達男氏(参院岩手選挙区)は「内閣がしっかりしてもらいたい。閣内不一致などがなければ二重権力の批判も起きないはずだ」と強調する。
 自民党の加藤紘一氏(衆院山形3区)は「小沢氏でないと308人をまとめ切れないのが民主党の実情だろう」と分析。「小沢氏は政策にも口を出す。二重権力構造というより、小沢氏中心の“権力集中構造”になった」と皮肉った。

2009年09月05日土曜日

4893チバQ:2009/09/05(土) 09:16:39
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090905-OYT1T00103.htm
鳩山新政権の両輪…「剛腕」と「側近」

 16日にも発足する「鳩山新政権」は、党務を「小沢幹事長」が、内閣を鳩山代表側近の平野博文役員室担当が官房長官となって仕切るという「両輪」が見えてきた。

 鳩山氏は4日、党本部で記者団の質問に、社民、国民新両党との連立協議が進行中であることを理由に平野氏の官房長官起用を認めなかったが、平野氏の能力は高く評価した。

 「鳩山氏に何があっても支え続ける」と語る平野氏は、松下電器産業労組出身。旧社会党の中村正男元衆院議員の秘書を務めた後、1996年の衆院選で無所属で初当選した。電機連合の支援を受けている。

 2006年の前原誠司代表(現副代表)当時、「鳩山幹事長―平野総務局長」のコンビで偽メール問題への対応に奔走した。小沢代表(現代表代行)の下では「鳩山幹事長―平野幹事長代理」となり、二人三脚で党内を切り盛りした。党内では「平野氏は官房長官になる」との見方は少なくなかった。

 その一方、小沢氏周辺からは「平野氏は出しゃばりすぎだ」との声も漏れていた。「平野氏が鳩山氏を囲い込んでいて、鳩山氏と小沢氏の連携がうまくいかない」という不満で、これが「平野官房長官」の実現を妨げているとも言われた。

 しかし、鳩山氏の幹事長就任要請を小沢氏が快諾、閣僚人事を鳩山氏に任せるとの考えを伝えたことで、鳩山氏側は「平野氏の官房長官起用の障害はなくなった」と判断したようだ。実際、小沢氏に近い党幹部は4日、鳩山氏から電話で平野氏の官房長官起用を伝えられると、「それでいいですよ」と太鼓判を押した。

 衆院選の圧勝で勢いに乗る鳩山氏だが、足元は万全とは言い難い。公設秘書による架空の個人献金の虚偽記載問題は、報道各社の世論調査などで「説明責任を果たしていない」などと批判されている。自民党は国会審議で追及する構えを見せている。平野氏の起用には「今後のピンチに備え、世間的には無名でも、信頼できる人物を使った」との見方がある。また、官房長官は官房機密費を扱う立場であることから、「党のカネは小沢氏に委ね、鳩山氏側が自由に使える資金を残すすみ分けをした」との受け止めもある。

 ただ、民主党は「政府・与党の一体化」を掲げており、党と政府のすみ分けが進み過ぎれば目標と逆行する。小沢氏側と平野氏側の連携は、新政権の重要な課題となりそうだ。

 平野氏自身の「表舞台」の経験不足も懸念材料だ。

 官房長官は内閣のスポークスマンの役割のほか、国会対策や閣内の政策調整なども行う。首相の側近だが実力は未知数という「中量級官房長官」(ベテラン)が、どれだけ重責をこなせるのか。鳩山氏は4日、記者団に、首相の下に設ける国家戦略局(室)の担当閣僚に政策調整を任せ、「官房長官には国会との間のスムーズな運営を心がけるのが大きな役割」と語った。

          ◇

 小沢氏は4日午前、理髪店に出向いた。夜には全国各地で衆院選支援を終えて上京した秘書十数人を都内のレストランで慰労した。

 民主党内では今のところ「小沢幹事長」に表だった不満の声は出ていない。

 小沢氏と距離を置くグループも「衆院選を圧勝に導いた小沢氏の手腕は評価せざるを得ない」(中堅)と考えているようだ。

 ただ、不安はある。

 小沢氏は代表当時、「野党共闘」を重視してきた経緯から、社民党の福島党首や国民新党の亀井代表との親交が厚い。連立の在り方を巡っては3党間に違いもあるが、小沢氏の対応次第では与党協議の比重が政府の意思決定過程より重くなる可能性もあり、「政府・与党の一体化」に影響が出るとの懸念があるからだ。

 また、小沢氏は代表当時の07年に自民党との「大連立」を模索した。来夏の参院選に向け、自民党との対決路線を貫く構えで、自民党側も、かつて自民党幹事長を務めた小沢氏による基盤切り崩しへの警戒が強いが、「いつ豹変(ひょうへん)するか――」という小沢氏への不信感は、民主党内で完全には消えていない。(政治部 村尾卓志、田島大志)

(2009年9月5日03時03分 読売新聞)

4894チバQ:2009/09/05(土) 09:17:20
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090905-OYT1T00111.htm
小沢氏の歩み、「破壊と創造」繰り返す

 小沢一郎氏の政界での歩みは「破壊と創造」の繰り返しだ。

 史上最年少の47歳で自民党幹事長まで上り詰めた後、93年に自民党を離党。新生党を結成し、8党・会派による細川連立政権を樹立して自民党を下野に追い込んだ。その後も94年に新進党を結党、97年に解党。98年に自由党を結党し、自民党との連立、離脱を経て03年に民主党と合併した。

 民主党内には「小沢氏は将来、民主党もつぶすつもりではないか」と不安視する声もある。

 小沢氏周辺からは「自民党がバラバラになって、政権交代可能な2大政党がなくなりそうになったら、小沢氏は民主党を割って出て、自民党と一緒になることも考えているようだ」との声も出ている。

 また、小沢氏は新生党代表幹事時代、閣外から細川政権に影響力を行使し、「二重権力構造」と批判された。

 鳩山氏周辺は「細川政権と同じ轍(てつ)は絶対に踏まない」としているが、鳩山氏は小沢氏との力関係の維持に気を使いそうだ。

(2009年9月5日03時03分 読売新聞)

4895チバQ:2009/09/05(土) 09:22:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090502000093.html?ref=rank
懸案 小沢氏処遇も解決 閣僚人事前倒しへ
2009年9月5日 朝刊

 民主党の鳩山代表は次期幹事長人事で「二律背反」の決断をした。小沢一郎代表代行に党運営を委ねる一方、政策決定ではその影響力を排除する−。相反する狙いを同時に実現できるかどうかが鳩山氏の政権運営のカギになる。なぜ、矛盾をはらんだ判断をしたのか。 (竹内洋一)

 「何かあったら遠慮せずに直接小沢さんと話をした方がいい」。鳩山氏は二日、小沢氏に近い松木謙公衆院議員から進言を受けた。

 党内には、衆院選直後の政権移行チーム発足が見送られたのは、鳩山氏と小沢氏の意思疎通ができていないからではないかと懸念する声がある。松木氏が鳩山氏を訪ねたのも、そんな心配からだった。鳩山氏はこの進言の裏に、小沢氏のいら立ちを感じ取ったに違いない。小沢氏の幹事長起用は翌三日に決まった。

 鳩山氏は選挙後、新政権人事について、十六日に首相指名を受けた後、一気に行う考えを示していた。突然、三日に着手した背景には、最も悩ましい小沢氏の処遇を先に決めなければ、閣僚人事などに手を付けにくいという事情もあった。懸案を片付けた鳩山氏は、主要閣僚を前倒しして内定する方向で動き始めた。

 鳩山氏は、小沢氏起用の理由を来年夏の参院選に勝利するためだと説明している。衆院選を大勝に導いた小沢氏の力量を高く評価し「信奉している」(周辺)ほどだ。民主党が参院でも単独過半数を確保すれば、長期政権も視野に入る。

 ただ、参院選の指揮を任せるだけなら、選挙担当の代表代行を続投させても支障はない。決め手は、巨大与党をまとめる力だ。

 小沢氏の影響力は、本当に党運営だけにとどまるのだろうか。

 鳩山氏は、政策決定はすべて政府内で行うことを小沢氏と確認したとして「権力の二重構造にはならない」と力説する。組閣にも小沢氏はかかわらないとしている。

 党内では、小沢氏の処遇に表立って異を唱える議員はいないものの、二重権力への警戒感は強い。実際、小沢氏周辺からは「政策をやっても構わない。表の幹事長になるんだから二重権力になんてならない」という声が早くも漏れている。

 鳩山氏は五月の代表就任時、小沢氏の処遇をめぐり、自身を「猛獣使い」になぞらえた。その腕前はまず、鳩山内閣の顔触れに如実に表れることになる。

4897チバQ:2009/09/05(土) 10:24:18
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20090904/plt0909041231001-n1.htm
あの小沢ガールズは風俗ライターだった!知られざる過去
2009.09.04

 総選挙で当選した「小沢ガールズ」たちが早くも話題を集めている。石川2区で森喜朗元首相に肉薄した田中美絵子氏(33)は、コスプレ姿で風俗突撃ライターをしていた過去が発覚。東京12区で公明党の太田昭宏代表を破った青木愛氏(44)も過去に出したCD復刻の動きが出ている。

 4日発売の写真誌「フライデー」によると、田中氏は2002−04年に、「渋谷有栖」(しぶや・ありす)のペンネームで風俗ライターとして活躍。チアガール姿などさまざまなコスプレ衣装で風俗店を訪問し、SM女王や人気フードル、セクキャバ嬢相手に、体験人数や初体験の詳細、3Pや青姦経験などを聞き出していた。仕事ぶりは真面目で、原稿もしっかりしていたという。

 公式プロフィルによると、田中氏は帝京女子短大卒後、OLを経て大手旅行会社系の添乗員派遣会社に登録。その後、民主・平田健二参院議員(65)の秘書に転じ、続いて明大政経学部(2部)に再入学した。風俗ライターはツアコンから秘書に転じる間の時期だったとみられる。秘書時代には離婚も経験している。

 一方、青木氏は元歌手としての過去が脚光を浴びている。携帯電話の着うたサイトで、過去にリリースした5曲のダウンロード数が総選挙後に約8倍に増加したのだ。関係者によると、発売元のEMIミュージックは青木氏が出演していた情報番組「トゥナイト2」のテーマ曲「さよならを越えて」などの復刻を検討しているという。

4898名無しさん:2009/09/05(土) 10:26:43
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090905-OYT1T00157.htm

「小沢幹事長」起用の舞台裏…輿石氏が決断迫る

 民主党の「小沢幹事長」起用が固まるまでの舞台裏を検証した。


          ◇

 「人事は鳩山代表がやってるようだが、何の打診もないんだ」

 3日午前、東京・赤坂の個人事務所で、民主党の小沢代表代行は、親しい衆院議員の訪問にも不機嫌さを隠さなかった。

 衆院選308議席大勝の功労は小沢氏の手腕によるところが大きい。しかし、党内では小沢氏を要職に就けた場合、「小沢支配」が強まる懸念も出ていた。鳩山代表は周囲に「小沢さんの処遇をどうしたらいいか」と漏らしていた。

 しびれを切らしたのが小沢支持派だ。輿石東参院議員会長は3日夕、鳩山氏に電話で迫った。

 「首相指名を受けてから人事を決めたのでは、議長人事も委員長人事も間に合わない。小沢幹事長でなければ、参院としては、衆院にいっさい協力しない」

 小沢氏は3日午後10時半過ぎ、鳩山氏と会うため党本部に現れた。表情は険しく、記者団に目も向けず代表室に消えた。10分後、小沢氏の表情は一変していた。幹事長就任を告げられたからだ。小沢氏は「食事をしていたものですから、遅くなって悪かったね」と鳩山氏に声をかけ、部屋を出た。

 人事構想はようやくスタートした。しかし、鳩山、小沢両氏の関係を不安視する声は消えていない。

 ◆政権移行チームの撤回、岡田氏の不満募る◆

 「党職員を通じて小沢さんと会おうとしたんだけど、うまくいかなくて、会えないままなんです。直接、話をした方がいいかなと反省しています」

 民主党の鳩山代表は2日、小沢代表代行の側近にこう相談した。側近は「その通りです。小沢さんとは、直接やった方がいいですよ」と助言した。

 鳩山氏は翌3日、ようやく小沢氏と2人で向かい合い、「小沢幹事長」を軸とする人事の歯車が回り始めた。

 鳩山氏は衆院選期間中から、小沢氏を選挙を担う党の要職に起用する考えを示していた。しかし、選挙担当の代表代行を続投させるのか、幹事長に充てるのか、鳩山氏は一貫してポストを明言しなかった。

 小沢氏を幹事長に起用すれば、ただちに岡田幹事長の処遇を迫られる。その判断を誤れば、党内に深刻な亀裂をもたらしかねない、と心配したからだ。

 鳩山氏と小沢氏、そして岡田氏の関係は複雑だ。小沢氏の後任を選ぶ5月の代表選で、小沢氏が鳩山氏を支持したのに対し、「反小沢」や「非小沢」とされる議員は岡田氏に付いた。鳩山氏は代表選後、岡田氏を幹事長に起用することで、自らを支持した小沢グループと、岡田氏を支持した議員のバランスをうまく保ちながら党運営を進めてきた。

 鳩山氏は衆院選開票直後の8月31日の記者会見で「人事は一気に首相指名後に決める」と語った。しかし、鳩山氏が人事構想を明確にしなかったことで、党内では疑心暗鬼が広がった。

 ベテラン議員は衆院選の終盤、鳩山氏に「小沢氏は幹事長ポストを望んでいない」と伝えた。ところが、この情報が小沢氏側に伝わると、「鳩山氏周辺は『小沢外し』をもくろんでいる」と強い反発を招いた。

4899名無しさん:2009/09/05(土) 10:27:23
 一方で、岡田氏の不満も募っていった。

 鳩山氏が一度は政権移行チームの構想に理解を示しながら、撤回したためだ。主要な党幹部や閣僚を先行して決める政権移行チームは、岡田代表時代にまとめた「岡田政権500日プラン」に基づいている。

 鳩山氏が主要人事を首相指名前に決めることに難色を示した背景に、社民、国民新党との連立協議への配慮があった。民主党が主要ポストを先に決めれば、軽量閣僚を両党に割り振ることを意味してしまう。

 岡田氏は8月31日、政権移行チームの見送りに不満を隠さず、記者団に「代表がそうおっしゃるのであれば、そういう方針に従って、当然やっていくことになる」と語った。

 しかし、首相指名後まで人事を先送りすることは現実的には難しかった。政権移行準備が滞ることに加え、入閣候補らに不祥事がないかを確認する「身体検査」の必要があったのだ。

 鳩山氏周辺は「政府の情報が入る自民党と違って、うちは身体検査に1週間はかかる。首相指名後に全部人事を決めていてはとても間に合わない」と語る。閣僚はもちろん、副大臣や政務官ら政府入りする議員に不祥事が発覚すれば、新政権には打撃となる。

 ただ、社民、国民新党との連立合意の前に主要閣僚を内定することもできない。連立協議の進展の度合いと、首相指名の16日までの日数をカレンダーで見比べながら、鳩山氏は悩み抜いた。

 鳩山氏は4日、平野博文役員室担当を官房長官に充てる人事を内定した後も、記者団に、「社民、国民新党が連立に加わることが決定しないと、閣僚の人事を決めるわけにはいかない」と語った。

 連立と党内バランスをいかにうまくとるのか。鳩山氏の“政権作り”は緒に就いたばかりだ。

(2009年9月5日09時45分 読売新聞)

4900チバQ:2009/09/05(土) 10:47:34
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090904/amr0909040914001-n1.htm
妻の方が「宇宙人」? 各国メディアが「かっとび」鳩山夫人紹介
2009.9.4 09:08


若き日の鳩山夫妻(鳩山事務所提供=AP) 日本の次期首相は演説がつまらないことで知られているが、彼の妻はまったく違う−。AP通信は3日、魂がUFOに乗って金星に行ったと著書で述べるなど、民主党の鳩山由紀夫代表の妻、幸さんがさまざまな超常現象について発言してきたと報道した。

 ロイター通信は同日までに「次期首相のニックネームは“宇宙人”だが、別の世界と遭遇したと言っているのは妻の方だ」と紹介。イタリアの通信社ADNクロノスも3日、幸さんの“金星”発言を引用し「日本社会にとって型破りの人物」と伝えた。

 APは幸さんがテレビのインタビューで、米俳優のトム・クルーズさんと前世で会ったことがあり「前世で彼は日本人」などと述べたことに言及。米ニュース専門局MSNBCのキャスターは笑いをこらえ切れない様子で一連の発言を引用した。(共同)


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