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民主党スレッド

4816名無しさん:2009/09/02(水) 23:38:01
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090902ddlk39010742000c.html

2009衆院選:取材記者座談会 選挙戦を振り返る /高知
 ◇県民の声、与党にどう反映
 逆風を受けながらも、自民前職が3議席を死守した衆院選。自民候補の強さとは、民主候補は全国で吹く追い風を受け止められたのか−−。選挙戦を現場で取材した記者たちが語りあった。

 ◇どぶ板と組織で勝利−−自民
 ◇追い風を生かせず−−民主
 −−民主党に風は吹いたのか?

 記者A 県経済は疲弊したまま。風というより、たまっていた不満が一気に吹き出したのでは。

 記者B 自民党への不満が根強く、自民の党籍を離脱してまで民主候補を支援する議員や、林業の低迷で「山を良くするには政治を変えよう」と、民主支援に回った木材会社の会長もいた。「一度は民主党にやらせてみよう」という声も多かった。

 記者C 県内で吹いたのは自民への逆風。民主の風は吹かなかったし、全国に吹いた風を高知に吹き込ますことすらできなかった。

 −−なぜ県内は変わらなかったのか?

 記者B 民主候補が風をきちんと受け止められなかった。党の政策をただアピールするだけではなく、自分の言葉で疲弊する地方の現場を代弁し、何ができるか具体的に訴えてほしかった。結局は候補者の資質、県連や陣営の組織が風を受け止められる体制ではなかったと思う。

 記者C 全国で自民への逆風が弱かった地域は、山陰や九州南部、青森など中央から遠く、格差に苦しんでいる地域ばかり。変化への期待よりも、「公共事業予算を中央から持ってきてほしい」「地方の声を国政に反映させてほしい」という自民党型利益誘導への期待が上回っていたように感じる。

 記者A 「疲弊する県経済を立て直してくれる人は誰?」と考えた時に、自民もダメだけど、民主も頼りない。風はかえって自民候補の尻に火を付け、底力を引き出した。

 −−自民前職の強さとは?

 記者C やっぱり「どぶ板」と組織の強さが一番。2区では、自民・中谷元さんの個人演説会は満員で、いすが足りないこともあった。それに対して、民主・楠本清世さんの集会は、無党派が多い票田でも集まりが今ひとつ。演説でも、中谷さんは「東京は人の香りがしないけれど、高知は『義理、人情、浪花節』。人の温かみを感じる」と高知の良さをさらりと強調して、地元の人たちの愛郷心に訴えるなど、地域を前面に出していた。さらに、個人的な人気も抜群で、「元ちゃん」と親しみを込めて呼ぶ人が多かった。「祭りで歌を歌ってくれた」「踊ってくれた」という話も頻繁に聞き、普段からこまめに地元を回った成果が今回の圧勝につながったことは間違いない。

 記者B 自民候補はいずれも尾崎正直知事との連携を強調、公共事業の予算獲得や交付金の厚い配分を実績として訴えた。いわば中央とのパイプ。特に低迷する建設業界は「やっと公共事業が入るようになり、上向きになるのはまさにこれから」と自民議員を失うことに危機感を抱き、強力に支持した。さらにある首長も「どんな政治体制になっても地方が分かる人材を」と訴えていた。こうした地方を代表できる「即戦力」を有権者は求めたのだろう。


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