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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

1730杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/26(日) 01:29:00
このスレから一寸外れるかも知れないが、一応。でも結構あれこれ手を出していたんですね。自分も副業やろうかな・・・・・

偽メール記者怪しい副業、有名女優も人肌脱がされた
総合広告代理店も実態は「着エロDVD」発売
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_03/t2006032501.html

 ついに化けの皮がはげた民主党「堀江メール問題」の情報源、元フリー記者の西澤孝氏(32)。数々の“飛ばし記事”で雑誌業界から事実上追放された経歴もさることながら、海洋深層水を売ったり、広告代理店を名乗りつつエロDVDを出すなど、何やら怪しい事業にもいっぱい手を出していた。実は有名女優も一肌脱いでいた西澤氏のスゴい副業とは−。

 出版社「デュモンマーケティング」を立ち上げ、富裕層向けの雑誌「デュモン」発刊の準備を進めていた西澤氏。同誌のテスト版では永田寿康衆院議員が表紙となり、インタビュー記事が掲載されていた。

 デュモンのホームページによると、西澤氏はオレゴン大ジャーナリズム部卒となっているが、卒業はおろか通学していたかも不明だ。ただ、「故笹川良一の孫」「元長野県知事の孫」とうそを羅列していたことから、学歴も極めて怪しい。

 一方で、西澤氏を知る関係者は「デュモン社以外にも会社があり、さまざまな副業に手を出していた」と証言する。その言葉どおり、西澤氏は平成13年5月、雑誌編集プロダクション「オリーブエンターテインメント」を設立した。

 従業員数人と、所帯は小さいが、閉鎖状態となっている当時の登記簿によると、業務内容は編集プロ業務のほか、モデルの管理・派遣業務、キャラクターグッズの企画・販売、海洋深層水の販売まで手がける“総合商社”だったようだ。

 不思議なことに16年8月にはいきなり業種を放送番組制作会社にガラリと変更。放送番組の企画・制作、広告代理業務を開始した。昨年1月にはネット上の大手求人サイトに「総合広告代理店」「新しいムーブメントを巻き起こす企画集団」と銘打って「オリーブ」の求人広告を掲載。「少数精鋭の企業」「年内に店頭公開を予定している」「3年連続業績増加」などと大風呂敷を広げていた。

 だが、「『オリーブ』社の実態はエロ映像の企画制作会社だった」(前出の関係者)といい、実際、同年夏にはグラビアアイドルの着エロ(着衣のままでもエロい)DVDを複数、発売していた。中にはドラマやCM、舞台で活躍し、映画にも主演した女優も一肌脱ぐタイトルもあった。

 末期には「かなり過激な内容のエロ作品も制作していた」(関係者)という「オリーブ」は昨年9月に消滅し、東京都中央区の会社“跡地”に「デュモン」が設立されたが、今回の騒動で「デュモン」も休眠状態となり、西澤氏は雲隠れ。西澤氏の携帯に電話すると「現在使われておりません」というアナウンスが流れるのみだった。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1731小説吉田学校読者:2006/03/31(金) 21:52:16
いやしかし、ガセメール質問そのものだけでは、ここまで至らなかったでしょう。
この記事では何もないが、結局、永田も辞職でありますが、民主は対応が悪すぎる。
1つ、永田氏が辞意を固めるか固めないかのうちにマスコミにリークしたこと。
2つ、マスコミにリークしたなら辞職させるべきなのに、させなかったこと
3つ、党内調査が不十分なのに、永田氏からの「報告」を鵜呑みにして、釈明会見までの間にどっちつかずの対応をしていたこと
4つ、メール問題で本来追及すべき金融問題、耐震偽装、牛肉輸入問題がどこかへ消えてしまったこと
5つ、そもそも党内で質問能力が欠けているのに教育していなかったこと
6つ、渡部国対委員長起用で、「アドバルーン」「比喩」「結局ナアナア」という経世会チックな時代に戻してしまったこと。
と私が考えるだけで、辞任に至る経緯が稚拙すぎ。この総退陣も「道連れ」「心中」でしかない。心中で党首が辞める幼さ、これを「若害」という。

民主党 前原代表が辞任へ 偽メール混乱で引責
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000018-maip-pol

民主党の前原誠司代表は31日、偽メール問題で党運営が混乱した責任を取り、代表を辞任する考えを固めた。複数の党関係者が明らかにした。鳩山由紀夫幹事長も進退を検討している。メール問題を取り上げた永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)が同日午前、鳩山氏に改めて議員辞職に応じない考えを伝えたことから、前原氏は自らが混乱の責任を取る考えを固めたという。
(毎日新聞) - 3月31日17時15分

1732片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/01(土) 03:12:13
この事件が起こっていつ総括書き込みをしようかと考えていたのだが、そろそろしていいのだろうか。とりあえず少し書いてみる。

まず、私はかつて、前原代表が、国政調査権の線で踏みとどまればそれでいける可能性があると書きました。
ですがこれは、国内外の口座情報とそれにまつわる疑惑なんかが一応でも調っているという前提があるわけで、単なる勢いだけの攻めだったのかと嘆息せざるをえません。
「楽しみにしていてください」のときにはメールのあやしさはもう十分認識されていたところ、あとは口座の方で一点突破しようと前原代表は考えたんでしょう。
前原代表なりの”前向きな”策ではあったでしょう。しかしそこに最大の失着があったと考えます。戦う姿勢に固執しすぎて、事実をおろそかにしすぎました。退路を断ってヒーローぶればよいというわけではない。
この点につき、代表選の際、ある掲示板で、前原が菅の喋り方等をパクっている(参考にしている)という指摘をしている方がおられましたが、私はそれに加え小泉首相のことも真似ているんじゃないかと就任からずっと見ていました。最近調子がいいのは小泉首相だから、小泉首相を参考にする割合が増していったのではないか。
確かに、小泉首相は苦境からの逃げ方がかなりうまい人ではありますが、それは口先での話の持っていき方だけではなく、周囲に有するリソースが大きく貢献していると思います(たとえば、菅直人未納騒動の発覚直前の訳知り顔は私の脳裏をいまだに離れません。今回で言えば、当然事件の事情をつかんでいたでしょう)。もちろん、口先術でも小泉首相に未だ及ばないのは当然です。
前原代表は、その意図するところ(態度やスタンスの作り方)は誤っていないと思うのだけれど、不徹底なところがあり、その不徹底についての認識が甘かった。重要局面で精神論的に進んでしまって自滅してしまった。

1733小説吉田学校読者:2006/04/01(土) 08:14:33
「民主党も西澤氏の被害者」と言いたげだな、これは。あと、野田は、これで二度と国対に口を出すことはできないでしょう。
ていうか、自民の追及で、国対費というのが、与野党ともに普段どういう風に使われるか分かりました。

<偽メール>民主党が調査報告書公表 情報料の条件提示も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000143-mai-pol

 民主党は31日、偽メール問題についての調査報告書を公表した。偽メールを国会で質問した永田寿康衆院議員(同党員資格停止中)は質問から3日後の2月19日、情報仲介者とされる元記者の西澤孝氏から「情報提供者が情報を売ってもいいと言っている」と申し出を受けたのに対し、野田佳彦国対委員長(当時)の「党で用意できる」という承認を得て1000万円という条件を提示していたことを明らかにした。また同時に「西澤氏と情報提供者を(民主党)職員として雇用することも考える」という条件も提示していた。
 報告書によると、この提示に対して西澤氏は「受けるわけにはいかない」と断り、実際に金銭などは提供されなかった。野田氏は金銭の提示を許可した理由について「情報提供者の存在を確認するための『瀬踏み』だった」としている。検証チーム座長の玄葉光一郎幹事長代理は会見で「間違いなく党からお金は出されていない」と強調した。
 メールの作成者と作成目的に関しては「現時点では情報提供者の存在も含め、メールの作成者は不明で調査は不可能」と結論付けた。
 またメールの真偽の判断については、永田氏の質問から2月19日に党の顧問弁護士が「メールの誤りを認めるべきだ」と指摘。同20日には党側の依頼で専門家の「本物ではない」とするリポートが作成され、21日には送信者と受信者が同一のメールのコピーを入手していたことを明らかにした。
 一方で、22日の党首討論で前原氏がメール問題を取り上げた理由については「前原氏はメールと(振り込みに使われた)口座の情報提供者は別人と認識していたため、メールに触れず、口座について追及した」とした。その原因として永田氏が野田氏らに「『情報提供者から直接情報を得た』など事実に反する情報を伝えて誤信させた」とした。
 また、報告書は西澤氏について「作り話や針小棒大な説明で永田氏をだました」と断定。永田氏に関しては「当然行うべき客観的調査を全く行わず、情報提供者と接触する努力すら行わなかった」と非難した。
(毎日新聞) - 3月31日23時28分更新

1734名無しさん:2006/04/01(土) 21:57:12
> 枝野幸男憲法調査会長も「事前に永田氏のメールを見ていた」ことがネック  (ノ∀`)アチャー

民主党:執行部総退陣 「若さ」が裏目、誤算重なり
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060401k0000m010177000c.html

 民主党の前原誠司代表ら執行部は31日、発足からわずか6カ月半で総退陣し、偽メール問題は、国会での追及失敗をめぐって野党党首が失脚する前代未聞の事態に発展した。同党は、衆院選惨敗で傷ついた党の再生を43歳の代表にかけたが、「若さ」が裏目に出る誤算が重なり、最後は永田寿康衆院議員をかろうじて辞職に追い込む力しか残っていなかった。後任調整はベテランを軸に進むとみられ、地に落ちた国民の信頼を取り戻す道は険しい。【尾中香尚里、須藤孝】

 ◇永田氏のクビ重く

◆29日に伝える

 「報告書が提出されるこの機会に、責任を取って辞めたい」

 退陣劇2日前の29日午前11時過ぎ。前原氏は鳩山由紀夫幹事長を電話で党本部に呼び、開口一番こう伝えた。

 鳩山氏はその直前、国会近くの個人事務所で鳩山氏を支持するグループの中堅議員2人から「執行部一新が必要だ」と突き上げられていた。もともとメール問題の調査報告書が公表された時点での辞任を考えていた鳩山氏は「よく決断された」とねぎらった。

 メールの信ぴょう性だけでなく、永田氏の扱いを誤ったことが、前原執行部の傷口を広げた。

 前原氏は記者会見で、2月20日の時点ですでに辞任を検討し始めたと説明している。しかし、国会会期中でもあり、当初は事態を収拾し、続投する考えが強かった。

 永田氏も同月22日の時点でいったん進退を執行部に預けたが、その後父との電話で翻意を促され、翌日に辞職を否定した。執行部は28日、永田氏に6カ月の党員資格停止処分を課し、永田氏の議員留任を前提とする幕引きを図った。

 だが、4月23日投票の衆院千葉補選を視野に与党は懲罰委の決着を引き延ばし、元週刊誌記者に対する証人喚問が4月4日にセットされた。党内にはメール問題がいつまでも決着しないいらだちが強まった。渡部恒三国対委員長らが永田氏の自発的辞職を公然と求め、永田氏は逆に態度を硬化させる悪循環に陥った。

 証人喚問が予定通りに実施されれば元記者への1000万円提示の経緯などがただされるのは必至で、民主党の一層のイメージダウンは確実。永田氏の「クビ」は、もはや前原代表の「クビ」以上に重い存在となっていた。仮に永田氏が辞職しても「幕引き」にほど遠く、近い時期の代表辞任をほのめかす声が側近からも上がり始めた。

1735名無しさん:2006/04/01(土) 21:57:29
◆直前まで拒絶

 「議員辞職してほしい。さもないと党の処分を積み増す可能性がある」。辞意を固めた前原氏は3月30日午後2時ごろ、永田氏に電話で30分にわたり議員辞職を求めた。「理屈に合わない」と拒絶する永田氏。これを聞いた鳩山氏は翌31日午前、国立国会図書館で再度永田氏を説得したが、永田氏は逆に「代表発言は幹事長も認識していたのか」と激高した。

 鳩山氏はついに切り札として「前原代表辞任」の方針を伝える。永田氏が平野博文国対委員長代理に電話で辞意を伝えたのは、執行部総退陣の報道が流れた直後の午後1時前だった。

 「すべての責任は私にある」。前原氏は辞任会見で、頭を下げた。

 一方、永田氏は同日夕の記者会見で、前原氏の辞任が「(辞職の)判断に多少なりとも影響を与えた」と振り返った。さらに、辞職の遅れが混乱を助長したのではと問われると、「判断が甘かったと言われればその通り」と語った。

 ◇後任「逆世代交代か」

 「辞める人間が次の方について注文するのはせんえつだ」。記者会見で後継代表について問われた前原氏は、具体的な言及を避けた。「若さ」でつまずいた執行部の後継だけに、63歳の小沢一郎前副代表、59歳の菅直人元代表ら、ベテランを中心とする「逆世代交代」がキーワードになりそうだ。中堅・若手が沈黙するなか、ベテランの「話し合い一本化」の成否が焦点になる。

 現時点で代表への距離が最も近いと言えるのが小沢氏だ。鳩山氏は31日の記者会見で、小沢氏について「識見、経歴を考えれば、国民に『民主党が変わった』という姿を示せる一人の候補だ」と期待感を示した。小沢氏支持の若手グループ「一新会」のほか、同日夜の旧社会党系議員グループの会合でも、小沢氏の代表就任を求める声が大勢を占めた。

 一方、同日夜の菅氏を支持するグループの会合では「とにかく一番まとまりやすい人で」という声も上がり、菅氏は黙って聞いていたという。グループ内には「今回は小沢氏で仕方ない」との声もある。

 一方、中堅・若手の間には「今回は我々(の世代)からは無理」との声が強い。前原氏、野田佳彦前国対委員長、玄葉光一郎幹事長代理がいずれも今回執行部の一員として傷ついており、枝野幸男憲法調査会長も「事前に永田氏のメールを見ていた」ことがネックと「中堅に適格者が誰もいなくなった」(若手)とのため息が漏れる。

 ただ、秋の政権交代を見据え、50代の「安倍首相」が誕生した場合、ベテランの党首で来夏の参院選を戦うことへの不安も根強く残っている。

1736名無しさん:2006/04/01(土) 21:57:51
 ◇「小泉政治検証」に戻せ

 野党第1党の機能不全が、日本の政治をどれだけ貶(おとし)めるか。偽メール問題で迷走した1カ月半、我々は実に得がたい体験をした、と思う。

 いくつかの発見があった。その一つは、昨年9月の衆院選挙で小泉自民党を圧勝させた劇場型政治が依然として続いている、ということだ。

 東大卒、大蔵省出身という若手ブランド議員のあまりに単純な思い込み質問。松下政経塾出身の有能と思われていた党幹部の危機管理能力の欠如。刺客騒動ではないが、この配役の意外性が、劇場型政治の格好の餌食になった。ワイドショーが連日追っかけ、攻めの民主が一転世論の袋だたきになる、という劇場型政治にありがちな攻守大転換を演出した。

 政治の世界においては、世代交代、若さが必ずしも、すべてにまさるメリットではない、ということも判明した。1996年に小選挙区比例代表並立制が導入されてからというもの、1選挙区から1人の候補を選ぶ際、若さを唯一の基準にするような安直な選び方をしていなかっただろうか。

 今回の失態をすべて若さや未熟さに負わせるつもりはないが、多分、この反動はベテラン政治への回帰となるだろう。

 国会運営において野党第1党が重要な役割を果たしていることもよくわかった。この間永田町は緊張を失い、質疑は惰性に流れた。耐震偽造など、いわゆる4点セットや5年間にわたる小泉政治の検証といった重要テーマは、メール問題の陰に隠れ、雲散霧消した。

 それにしても、負けると思っていながらなぜ途中で撤退できなかったのか。民主党が31日発表した報告書は、あたかも対中国戦線の泥沼にはまっていった日本軍のような「敗戦」への経緯を生々しく描いている。

 それによると、最初の国会質問の直後にすでに同党内ではメールの信ぴょう性に対する疑問が生じており、前原誠司代表が「確証」を強調し引っ込みがつかなくなる党首討論の直前には、「本物でない可能性」が報告されていた。その時点で方針転換していれば、まだ傷が浅かった。質問者である永田寿康議員の辞職だけですんだかもしれない。

 にもかかわらず「本土決戦」とでもいうべき事態に追い込まれたのはなぜなのか。報告書は、「疑惑があるはずだという空気」の存在を指摘、新たな疑惑に関する調査に全力を挙げる方針を確認したことも明らかにしている。事実の厳密な検証より「空気」に頼り、本件が駄目なら「新たな調査」に期待をつなぎ、結論を先送りする。この体質こそ失敗の本質ではなかったのか。

 失敗を認める勇気とリスク管理能力。そして、野党第1党としての責任感。民主党は、この間の国民のコストに見合う再生が求められている。【政治部長・倉重篤郎】

毎日新聞 2006年4月1日 2時02分

1737名無しさん:2006/04/04(火) 00:10:33
菅不発…久々晴れ舞台も小泉に軽くあしらわれ
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_04/t2006040320.html

 民主党次期代表候補の1人である菅直人元代表は3日午後、衆院行政改革特別委員会の質問に立ち、久しぶりに小泉純一郎首相に質問攻勢を浴びせた。晴れ舞台を披露することで、民主党内の「菅待望論」に弾みをつけることを狙ったようだが、小泉首相に軽くあしらわれる場面も見られるなど、やや思惑がはずれた格好となった。

 「昨日は皇居の周りを一周し、桜の下を歩きながら今日の質問を考えた」

 質問の冒頭、菅氏はこう述べ、質問への意気込みをにじませた。

 「あなたの5年間の(任期)中でも官製談合が行われ、無駄な税金を高く払うことによって天下り先が作られてきた。それ(無駄遣い)が1円でもなくなったところがあるのか教えてほしい」などと迫った。

 だが、首相は「民主党の中にも第2名神を作ってくださいと私のところに要請してきているではないか」とチクリと反撃。さらに、「これから(民主党の)代表になる人にがんばっていただきたい」と、民主党のお家騒動を揶揄するようなエールを送る場面も。

 代表選を意識してか、いつも以上に落ち着いた様子で質問をしていた菅氏。だが、この首相の挑発発言には「他党の代表のことをいってごまかそうとするのが小泉さんだ」と逆ギレし、「イラ菅」ぶりが健在であることも示した。

 結局、質問がイマイチ不発に終わったためか、菅氏は質問終了後に国会内で記者団に対し、「今度こそ、老壮青がしっかりした体制をつくらないと、この党は本当に終わりだと思っている」と述べるだけで、自身の出馬については言葉を濁した。

 菅氏は同日夜にも、支持する議員と代表選出馬について協議する予定で、今日の質問に関する党内反応も参考要素にするもようだ。

ZAKZAK 2006/04/03

1738とはずがたり:2006/04/07(金) 13:04:40
後輩研究者のちゃんとした統計的手法を使った分析によると
①女性(しかも高学歴で年齢が高い)程民主党が嫌い(他の政党でじゃあ好きという結果が出るかというとそうでもない)
②インターネットで(選挙)情報を収集している層ほど民主党を不支持
という結果が統計的に優位に出るのだそうな。

女性へのアピールととネット右翼層の粉砕wが必要と思われ。

1739小説吉田学校読者:2006/04/08(土) 10:14:51
ということで、民主党のメール問題最終報告書。ここに名前が出た人は「再教育」の対象人物である。原口は責任の一端を感じた方がいいと思う。
あと、赤松弁護士、久しぶりの表舞台といいますか、佐川事件の傷は癒えたんでしょう。
何と言っても「金丸5億円対応会議出席者」である。いつの間にかの旧経世会人脈であります。

民主党 「メール」問題検証チーム報告書
http://www.dpj.or.jp/news/200603/20060331_07mail.html

1740小説吉田学校読者:2006/04/08(土) 11:47:09
で、この報告書を読みますと、「デュモン」誌を民主党のシンパの雑誌として育てたかった人が黒幕にいるんじゃないのかなあと思うんですねえ。
それが、民主党議員なのか秘書なのか民主党関係者なのかそこが分からない。

で、私の結論は、キーマンは西澤氏ではなく編集長S氏なのではないかなと思うんですねえ。推量だけど。西澤氏は目立ちたがり屋のピエロ。興行主はS氏。さしずめメール問題は道化師たちのサーカス。
そういえばS氏と民主党人脈は微妙にというかかなり重なると思うんですね。

1741小説吉田学校読者(元フクスマ県民):2006/04/08(土) 21:24:50
「自分が変わる」。記者会見では「菅さんにはー、代表代行としてー、私をー、支えていただく」と文節で区切る「小沢節」は変わっていませんでした。党首討論が楽しみです。
同じVTRの森前首相は角栄のモノマネでもしてるような口調。なお、JNNによれば、「連絡がつかない党役員が1人いる」ということですが、こういうのはクビ切ってしまえ。

民主・小沢一郎新代表、菅元代表を新たに代表代行に起用するなど執行部人事を発表
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00088022.html

 民主党の小沢一郎新代表は8日午後、前の執行部を基本的には全員再任させ、代表選で争った菅 直人元代表を新たに代表代行に起用する執行部人事を発表した。
 8日午後、小沢代表は、鳩山幹事長、菅元代表と3人そろって記者会見を行い、菅元代表を代表代行にしたうえで、鳩山幹事長を再任させる新体制を発表した。
 小沢代表は「前の執行部の方々すべてを再任して。菅さんには、代表代行として私を支えていただく」と述べた。
 菅元代表は「私に『代表代行を』と言っていただきました」、「喜んで引き受けさせていただくことを申し上げました」と述べた。
 鳩山幹事長は「会期中であると。だからここはでできるだけ継続を致したいという判断をされました。私は大変な正しい判断をされたと存じておりまして」と述べた。
 小沢代表は、執行部を基本的に全員させた理由として、現在、国会が開会中との理由を挙げている。
 こうした中、自民党の森前首相は小沢新体制を厳しく批判した。
 森前首相は「まあ言いにくいことだけども、民主党は『金太郎あめ』としか言いようがないなと思う。どっから切っても菅と鳩山と小沢しか出てこない政党。ずっとこの歴史。この5年間に5人替わっていますからね、党首は」と述べた。
 小沢代表は、週明けから新体制を発足させる方針。
 小沢代表は「党内融和」、「挙党態勢」との言葉を繰り返し、党内への配慮を見せたが、メール問題で一度総退陣した執行部だけに、その批判をかわせるのか、また、渡部国対委員長など、各メンバーから再任の了承を取り付けられるかが焦点となっている。

1742片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/08(土) 23:33:07
>>1740
私もだいたい読みましたが、西澤ってひとはどうしようもない虚言癖で、虚言モーターが回転することによって生きているってカンジの人ですね。
程度にもよりますが、こういう人、稀にいます。嘘に嘘を重ねてよくぞ平気でいられるなぁと思ってしまいますが、特質なんでしょうか。推測ですが、政界とかお役所仕事まわりにはこういうふうな人物、一般社会より多いんじゃないんでしょうか。虚業系が多いIT業界や出版界にも多そう。虚言を回転させておまんまが入ってくる、その可能性が高いところに吸い寄せられていくんでしょう。

で、デュモンを民主党のシンパ雑誌に育てたかった人が黒幕にいるのでは、ってことですけど、特にこの報告書からは思いませんでした。S氏の名前が最後あたりで黒幕のように出てくるのも、西澤氏の最終的な責任押し付けのように見えたんですが。
デュモンの問題(あるとして)とメール問題は重なりが少ないようにおもうんですけど。
S氏と民主党人脈は、よく知らないです。

それにしても、永田さんは、この食いつかれ方はひどすぎるんじゃないでしょうか。騙されたって言うけど、国会で発言するまでに加速度的に自己暗示がひどくなっていってて、西澤氏に操られて周囲を騙すようになっとる。
それから、検問役の野田国対委員長が頼りなさすぎる。野田が認めたネタだということでpassした面も大きいだろうから、責任はかなり大きい。
前原代表は、ハッタリに戦略性がなさすぎる。既述した印象と変わらない。
原口議員は、私としてはそこまででもないように思います。が、よくテレビ出てますね、この人。

1743小説吉田学校読者:2006/04/09(日) 08:53:16
>>1742
ちょっと野田はひどすぎでした。野田については、しばらく遠心力が働くでしょう。
原口は「西澤氏と会っていない」「西澤氏と2月に会った」(TV発言)となっていたのが、この報告書だと「1月26日」。間違いなく、偽メールのことは知っていたと思う。でも、TVでは「質問内容は直前まで知らなかった」。責任の「一端」は感じた方がいい。

私は報告書を読んで、「メール」以前からデュモン誌スタッフと永田を含めた民主6人衆がなんで交流があるのかというのが分からないんで、そういう推論を立てました。
(この報告書、だいぶ以前から「疑惑を耳打ち」とありますが、ライブドアの何の疑惑だったのでしょうか?ライブドア以外でしょうか?)
こういう情報誌の世界、「編集長はまじめだが発行人はブラック」というのはよくあります。「発行人がトリに走ってしまう」というのもよくあることです。やっぱり西澤氏は金銭面についてブラック志向があったのかなとも思いました。
でも、西澤氏の過去の執筆歴からみても、どう考えても軟派系の人で、事件系の記事とか書く意思も能力もないと思うんですが。
能力があるのは、やはり人脈のあるS氏ではないかと・・・・S氏のネタを西澤氏が補助する形で、西澤氏が虚名を広めようと考えたのではないかと・・・S氏こそ虎視眈々と自民中枢のスキャンダルを暴きたいと思っていたのではないかと・・・あくまで推論です。

1744名無しさん:2006/04/09(日) 20:58:25
A級戦犯分祀が靖国の姿 小沢氏、首相参拝を批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000032-kyodo-pol

 民主党の小沢一郎代表は9日、NHKなどのテレビ番組で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を「小泉さんの(参拝)は駄目だ」と批判した上で、「戦争を主導した大きな責任がある人たちは、靖国神社に本来祭られるべきではない」と述べ、A級戦犯の分祀(ぶんし)を求める考えを表明した。
 さらに「たまたま神社の形を取っているが、戦没者の慰霊のためのものだ。戦争で亡くなった人のみ霊を祭る本来の姿に戻して、天皇も首相も堂々と行ける靖国神社にすればいい」と強調した。
(共同通信) - 4月9日14時10分更新

小沢民主代表の発言評価=靖国神社参拝問題で新華社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000033-jij-int

 【北京9日時事】中国国営新華社通信は9日、民主党の小沢一郎代表が、同日のNHKテレビの番組で、靖国神社参拝問題でA級戦犯合祀(ごうし)の現状を改める必要性を主張したことを東京発で伝えた。
 新華社電は「小泉純一郎首相は靖国神社を5度にわたり参拝し、中国、韓国などアジア各国の怒りと抗議を巻き起こした」と指摘した上で、小沢代表の発言を評価する姿勢を示した。
(時事通信) - 4月9日17時0分更新

1745片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/09(日) 21:23:59
>>1743
報告書の中には、民主党議員秘書が紹介したというふうに書かれているように思いますが。で、その秘書も西澤氏やS氏と直前に知り合っていると、そう読めますけれども。
確かに、S氏は民主党用の雑誌を作ろうとしていた可能性はあると思いますけど、実際どうなんでしょう。

西澤氏の言ってる疑惑ってのはライブドア堀江と政界とのつながりについての疑惑なんじゃないかとは想像がつくんですが、もうそれを持ち出してる時点で西澤氏が自分なりの釣り糸をたらしてる状態だと思うんですけど。で、簡単にアタリが来たから、それらしくメールをでっち上げたり周辺事情をでっち上げたりしたと。そう考えるのが妥当だと私は思うんですが。
事件系の記事を書く意思と能力がないとのことですが、能力はともかく、虚偽でもいいからやってしまって自分にハクをつけようという意思は感じられると思います。
メール疑惑に関して西澤氏より奥にまだ具体的なつながりがあるのかはわかりませんが、共犯者がいたとしてそれをS氏と推測してしまっていいものなんですかね。
西澤氏が政界の疑惑記事には携わってきてなくて向かない人物だとして、だからといってS氏がどうだというのもわかりませんし。
自民党のスキャンダルを暴きたいのは自由ですが、そんなまったく嘘みたいなことをして意味あると思えないんですが。誰にとって意味があるかというと、自分を政界・雑誌界に売り込みたい虚言の人にとってだと、むしろ私は思うんですが。

1746片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/09(日) 22:09:50
あんまりよくわかってないのに説をぶつけたみたいになってしまい、よくなかったなーと思い始めました。

感じ方の違いをたどっていくと・・・
デュモンって何の雑誌を目指してたんですかね。欧米によくある富裕層向けの雑誌を導入する試み(口だけでも)なのかな、と思っていました。
選択とか財界展望とかその類のだったのであれば、自分のイメージとは大きく違うんですが。
議員を載せたのは、GQの美男美女秘書特集みたいなものに毛が生えたものなのかなあとはじめは思っていました。

1747名無しさん:2006/04/11(火) 01:50:53
岡田元代表は「中国がダメというからいってはいけないの?」で轟沈してしまいましたが小沢の場合はどうかな?

A級戦犯合祀に介入できず=靖国参拝批判に反論−小泉首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000056-jij-pol

 小泉純一郎首相は10日昼、小沢一郎民主党代表が首相の靖国神社参拝を批判したことについて「中国がいけないと言うからいけないのか、戦没者に哀悼の念を表するのがいけないのか、よく分かりませんね」と反論した。また、小沢氏がA級戦犯合祀(ごうし)を改めるべきだと主張したことに関しても「政府が言うべきことではない」と指摘した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 
(時事通信) - 4月10日15時0分更新

162 - 衆 - 予算委員会 - 22号 平成17年06月02日
http://kokkai.ndl.go.jp/

○小泉内閣総理大臣 (前略)この靖国参拝を殊さら取り上げておられますが、岡田代表は、靖国参拝がいけないというんですか、いいんだけれども、中国が言うからいけないというんですか、どっちなんですか。(発言する者あり)

(中略)

○岡田委員 (前略)だから、どういう解決の仕方があるか、私は二つ申し上げましたけれども、私はあなたに、靖国に行くのをやめるべきだと一回も言っていませんよ。(後略)

○小泉内閣総理大臣 今、岡田さんは私に対して、靖国神社参拝をやめろとなんか言っていないと言われた。(後略)

1748片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 15:15:57
小沢代表:A級戦犯合祀に批判 自民との対立軸にも
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060411k0000m010145000c.html

 民主党の小沢一郎代表が、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を批判するなかで、極東国際軍事裁判(東京裁判)でのA級戦犯の合祀(ごうし)を間違いとした発言が波紋を広げた。小泉首相はこれまで、靖国参拝を「心の問題」と位置付け、参拝批判をかわしてきたが、小沢氏の発言は改めて大きな一石を投じることになるからだ。9月の自民、民主両党の党首選や、来年の参院選を見据え、この問題が対立軸になる可能性もあり、「ポスト小泉」選びにも微妙な影響を与えそうだ。【尾中香尚里、鬼木浩文】

 ◇A級戦犯、14人を合祀…戦死と同じ扱いに

 A級戦犯は、極東国際軍事裁判(東京裁判)で、侵略戦争を計画・遂行したとして「平和に対する罪」などで起訴された28人。免訴された3人を除く25人全員が48年に有罪判決を受け、東条英機元首相ら7人が処刑された。靖国神社は処刑された7人に、公判や服役中に死亡した7人を加えた14人を合祀している。

 「合祀」とは祭る対象に加えること。戦死者の死亡時期、名前などを記した「霊璽簿(れいじぼ)」に魂を呼び寄せる招魂式をまず行い、本殿の最奥の内陣に霊璽簿から魂を納める儀式を行う。

 A級戦犯合祀は78年秋、当時の松平永芳宮司が踏み切った。「戦没者以外」を祭るのは例外的だが、靖国神社側は戦犯死亡者は国家に殉じ命を落とした「昭和殉難者」であり、戦没者と同じ扱いと説明している。

 「分祀」は、神社が祭る対象からA級戦犯を外し、近隣諸国、特に中国の首相参拝への理解を得ようという議論。靖国神社は「一度神様として招いたものを簡単に人間の考えで左右するわけにいかない。永久にあり得ない」(湯沢貞・前宮司)と主張する。

 なお、小沢氏が言及した「天皇参拝」は、昭和天皇が戦後8回靖国神社に参拝したが、75年以後は途絶えている。A級戦犯合祀に配慮したとの見方もある。現在の天皇は即位後参拝していない。

 ◇小沢氏、具体的方策は示さず

 「(A級戦犯は)本来(靖国神社に)祭られるべきではない」

 小沢氏は9日、相次いで出演したテレビ番組で、小泉首相の靖国参拝を「A級戦犯合祀」の観点から強く批判した。靖国神社の役割は「戦没者の慰霊」との原則論を前面に出して、靖国参拝を「心の問題」にとどめ、合祀問題への評価を避ける首相のあいまいさを突くものとなった。

 小沢氏が強調したのは、戦争を遂行した日本政府の政治責任。「中国の批判を受け参拝に反対している」との反論を見越し、小沢氏は9日のNHK番組で「中国や韓国に言われるまでもなく、日本国民に対して戦争を主導した責任がある」と主張。10日の毎日新聞のインタビューではA級戦犯に対し「国民に死を求めておいて、自分たちは捕虜になった。靖国神社に祭られる資格はない」と言い切った。

 ただ、合祀問題解決への具体的な道筋は、必ずしも明確ではない。

 10日のインタビューからうかがえる解決策は、A級戦犯の合祀が間違いだったと判断した上で、靖国神社に安置されている「霊璽簿(れいじぼ)」からA級戦犯の氏名を削除すること。しかし、霊璽簿は同神社の「ご神体」であり、神社の自主性や信教の自由の点からも実現は困難との指摘もある。小沢氏に近い同党議員も「政治的にはやることはできないことだ」と語る。

 とはいえ、「対立軸」を強調する小沢氏がこの段階で、靖国問題で明確に首相との違いを打ち出した今回の「一手」の影響は、安倍晋三官房長官や福田康夫元官房長官らの「ポスト小泉」争いや、その「ポスト小泉」と戦うことになる来年の参院選を見据え、小さくはなさそうだ。

1749片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 15:16:26
 ◇小泉首相は一蹴、官邸サイドは警戒感

 小沢氏の靖国発言に、首相官邸は10日、敏感に反応した。

 小泉首相は「中国がいけないと言っているからいけないのか、戦没者に哀悼の念を表するのがいけないのかよく分からない」と一蹴(いっしゅう)。安倍晋三官房長官も合祀批判を、憲法の「信教の自由」と「政教分離」原則に反するとし、「小沢さんらしい強引な考え方だ」と強く反発してみせた。

 官邸サイドが警戒感を示すのは、「反小泉・安倍包囲網」づくりを狙う参拝反対派が勢いづく呼び水となりかねないとの懸念からだ。首相はかねて、この問題を9月の自民党総裁選の「争点にしない方がいい」との考えを示している。

 だが、靖国問題はアジア外交とも絡む。小沢氏が自民党時代に所属したのは「保守本流」と呼ばれ、中国との太いパイプを誇示した旧田中派(現津島派)。同党内にはアジア外交をめぐり、保守本流の旧田中派と旧宮沢派系の派閥が連携を模索する動きもある。展開次第で党内力学に変化が及ぶ可能性もあり、だからこそ、小沢氏の発言は「くせ球」と映る。

 小沢氏はまた、合祀を「靖国神社の趣旨に反する」と指摘した。こうした本質論的発言が靖国問題を一層鮮明な形でクローズアップさせかねないとの警戒も、官邸サイドにはあるとみられる。

 ◇中国は評価か

 中国の新華社通信は9日、民主党の小沢一郎代表が同日のテレビ番組で、靖国神社参拝を続ける小泉純一郎首相を批判し「戦死者の霊を祭る本来の靖国神社に戻すべきだ」と語ったと報じた。

 新華社は、小沢代表が理由に挙げた「A級戦犯は戦地で死んでいない。戦争を主導した大きな責任がある」との発言部分も紹介した。中国当局が小泉首相の靖国参拝を非難する際、必ず同神社を「A級戦犯を祭る」と形容しており、中国は小沢代表の見解を評価しているとみられる。

 小沢氏は新進党党首時代などに中国首脳らと会見した。安保問題で立場の相違はあったものの、中国は現在、対日関係改善のネックである靖国問題の打開を目指す。小沢氏の最大野党党首就任に一定の期待を抱いているようだ。

 一方、韓国ではメディアなどで目立った反応は出ていない。【北京・飯田和郎】

 ◇靖国神社への参拝問題でのインタビュー要旨

 −−前日のテレビ番組で首相の靖国神社参拝を批判する一方、「分祀(ぶんし)という形ではない」とも発言しました。

 ◆分祀とは、合祀を認める前提に立っている言葉だ。そもそも祭るべきではなかった。

 −−とはいえ、合祀は歴史的事実との見方もあります。

 ◆直せばいい。そもそもあそこに祭られる筋合いはなかった。あれ(合祀)が間違いだった。

 −−首相になったら「合祀は間違いだった」と表明するのですか。

 ◆いや、事実上直せばいい。僕は(合祀の仕組みが)どうなっているかよく知らないが、「名札」みたいなものがあるんだろう。それがなくなればいい。それで天皇陛下に(参拝に)来てもらえばいい。

 (A級戦犯には)戦争指導者としての責任がある。戦争を指導した人たちは日本国民に「生きて虜囚の辱めを受けず」と(言った)。国民に死を求めておいて、自分たちはおめおめと捕虜になる。そんな筋道の通らないやり方はない。しかも(彼らは)戦死者ではない。靖国神社に祭られる資格がない。

毎日新聞 2006年4月11日 3時00分

1750片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/11(火) 15:34:56
>>1747
憲法上の問題を回避できればあとは政治的宗教的な信念の話になり、なかなか他党選出の首相を揺るがすことができないのは確実。宗教的行動は一応は個人的信念が尊重されるべきで、そこがひとつのバリアーになる。(必ずしも憲法上の問題が回避できているとは思わないが。)
憲法を離れて政治的事情から行くなと言う場合、その理由を国民的議論の対象にする努力をしなければならない。中国が批判して・・・以外のしっかりした理由が提示できているのかがポイント。その際に、東京裁判とA級戦犯を素直に持ち出すのはうまくない。一応受諾している、以上に話が進まない答弁方法が確立している。
なお、分祀しても憲法的問題は必ずしもすっきりしないとは思われる。

さて、どう出るか。

1751小説吉田学校読者:2006/04/11(火) 22:21:29
>>1746
西澤氏が、あのメールを用意周到に作り上げるとは思えないんです、私は。「どこからか入手して、ガセとは気づいていた、でも、売りつければ金になると思った」というような感じじゃないんでしょうか?
で、結局は西澤氏に聞かないと分からないね。聞いても分からないと思うけど。

>>1750
そのとおりでありまして、靖国問題そのものが対立軸になるとは思えないんですねえ。
政局的見方をしますと、これは小沢の「対立軸明確化路線」の序曲であり、これから行革や安保の面でどんどん対立していくんじゃないかと・・・
対立軸が明確じゃないのに対案を出すと、「ただ乗り」とかされちゃうしね。

1752名無しさん:2006/04/15(土) 19:57:34
前田衆院議員宅、ほぼ全焼…愛知・江南
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000311-yom-soci

 15日午後4時半ごろ、愛知県江南市宮田町藤ノ森、民主党衆院議員前田雄吉さん(46)方から出火、木造3階建て住宅をほぼ全焼した。

 出火当時、自宅には長女ら数人がいたが、逃げ出してけがはなかった。前田さんも同県春日井市であいさつ回りをしていたため、無事だった。

 同県警江南署は、居間付近が火元ではないかと見て出火原因を調べている。

 前田さんは比例東海ブロック選出で、3期目。
(読売新聞) - 4月15日18時31分更新

1753とはずがたり:2006/04/17(月) 16:39:30

小沢民主“安倍つぶし”画策
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/04/14/03.html

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日夜、小沢一郎代表の政局対応について、9月の自民党総裁選で有力候補の安倍晋三官房長官が選出された場合に、その後の首相指名選挙で自民非主流派と連携し、保守中道政権を目指すこともあり得るとの認識を示した。CS放送で明かしたもの。政界の「壊し屋」といわれる小沢氏が、自民党壊しに乗り出す可能性が出てきた。
 鳩山氏は「ポスト小泉」の中でもリードしているといわれる安倍氏の自民党総裁選出を念頭に「これからも対外政策で右寄りの政権が続くとなれば」と前置きし、「(自民、民主両党の)保守中道が固まって大きなうねりになることは十分ある」と述べた。CS放送朝日ニュースターの番組で語った。

 首相指名選挙では「(安倍氏に敗れた側は)自民党を飛び出し、小沢氏に投票すべきだ」と指摘。その一方で、民主党が「自民党政権を倒す」名目で、敗れた総裁候補に投票する可能性もあるとした。

 保守中道勢力の結集軸としては、アジア外交重視や格差社会の是正を列挙。9月の代表選を総裁選と並行実施すべきだとの考えを重ねて表明し「総裁選に、靖国、中韓問題をどう考えるのかという球を投げたい。小沢氏は続投の方向だが、代表選をあえて仕掛けて同じ日に投票させることで、総裁選に十分に影響を与えたい」とも述べた。

 小泉純一郎首相は11日に小沢氏について「政界再編を仕掛けてくるだろう」と発言。さらに、12日にも「(小沢氏が)政権を取ろうと考えれば、ドイツでもあるように大連立もあり得る。(政権獲得の手段は)選挙だけではない」と警戒感をあらわにした。鳩山氏の発言には、こうした見方を追認することで民主党の存在感をより強めたい思惑があるとみられる。
[ 2006年04月14日付 紙面記事 ]

1754片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/24(月) 13:14:24
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/355 の周辺のちょっとした事件。

http://www.melma.com/backnumber_116100_3161546/
http://homepage2.nifty.com/ishidatoshitaka/diary.html 4月21日付

笑ってしまいました。

1755とはずがたり:2006/04/24(月) 13:32:22
おお,面白いですね〜。

1756名無しさん:2006/04/24(月) 22:07:08
小沢代表、菅代表代行はいいとして、

補選で極端に女性と若者に支持されてないので、
鳩山幹事長から女性受けしそうな議員に交代してほしい。

若くてイケメン幹事長を9月の執行部改造で。

細野豪志あたりがいいのでは。

1757とはずがたり:2006/04/26(水) 21:04:46
おいおい,民社系はダメだなぁ・・。と思ってたら>>1649で既出か。
>>1649は「ライブドア事件、耐震データ偽造問題などによる「追い風ムード」」となってるな。。

女性店員けった木俣参院議員、起訴猶予処分に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000011-yom-soci&kz=soci

 飲食店の女性店員をけってけがを負わせたとして、傷害容疑で今年2月に書類送検された木俣佳丈参院議員(41)(愛知選挙区、民主党を離党)について、名古屋地検豊橋支部は26日、被害者のけがは比較的軽く、示談も成立しているなどとして起訴猶予処分にした。

 木俣議員は昨年12月29日夜、愛知県豊橋市内の飲食店で知人らと酒を飲んだ際、30歳代の女性店員とトラブルになり、店員をけって指に2週間のけがを負わせた。店員は被害届を出したが、その後、示談が成立し、取り下げていた。
(読売新聞) - 4月26日20時0分更新

1758あかかもめ:2006/04/26(水) 22:08:35
>>1756

>補選で極端に女性と若者に支持されてないので、
>鳩山幹事長から女性受けしそうな議員に交代してほしい。

>若くてイケメン幹事長を9月の執行部改造で。

菅が人気絶頂期の時でさえ、女性における民主党の支持率は男性に比べてかなり落ちたのであまり関係ないと思う。
データを持ってないのではっきりした事はいえないが98年の参院選直後のアエラで全体的な支持率は自民党を上回っているが女性の支持率は自民党をかなり下回っていたというデータが載っていてショックを受けた記憶がある。
民主党が政権を持っても大丈夫という安心感を与えない限りは男高女低という流れは変わらないだろうな。

1759とはずがたり:2006/04/26(水) 23:01:03
世の中の半分は女な訳で,女性からの支持率が明確に低い党ってのは,それなりに危機であると思います。
まぁ男尊女卑のオヤジ政党の自民党支持して抑圧されてりゃ世話ないわな,おバカなオンナどもめ。。
ほんと民主党の何処が駄目か教えて欲しいものです。理詰めの民主党は感性に訴えるものがないのですかね
俺の仮説は潜在的な民主支持層は社民党に喰われてしまてるとか?

1760あかかもめ:2006/04/26(水) 23:32:08
>まぁ男尊女卑のオヤジ政党の自民党支持して抑圧されてりゃ世話ないわな,おバカなオンナどもめ。

そうなんですよね。本音では女性の社会進出なんて望んでないのかなと勘ぐりたくなりますよ。朝日の女性、若者は親自民という記事読んで絶望的になりませんでした?
おいおい。小泉路線がお前らの首を絞めてるって事にどうして気づかないのかしら?単純に新聞読んでないのかもしれないがそれにしても二の句が告げないよね。

1761とはずがたり:2006/04/26(水) 23:44:20

渡部氏活き活きしてるなぁ。
同じように若手にも活躍の場を与えてやって欲しいですなぁ。細野でもいいし玄葉とかどうかな?
適材適所での活躍をマスコミに取り上げて貰って認知度あげていくのが王道でしょうか。

渡部恒三氏:小泉首相発言を「頭がどうかしている」と批判
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060427k0000m010029000c.html

 民主党の渡部恒三国対委員長は26日、東京都内で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対する中国、韓国の批判に対し、首相が「あとで後悔する時が来る」と述べたことについて、「アジアに最も大きな影響力を持つ日本の首相として言ってはならないことだ。衆院千葉7区補選で負け、頭がどうかしている」と厳しく批判した。

1762あかかもめ:2006/04/27(木) 00:03:07
>>1760
女性が改革の恩恵を受けて社会進出しやすくなったとか言うなら別ですがそんな話聞いた事もないしね。

1763とはずがたり:2006/04/27(木) 00:34:44
今度の参院選で民主党は首都圏での定数増を受け,首都圏の3人以上定数の選挙区で男女一人ずつ計2名の擁立を目指すらしい。既に自民党に二人擁立の地力はない(千葉はあるかも)ので,ここで自民党には出来ない男女共同参画のアピールをして女性に支持を滲透させて欲しい所。
民主党の女性候補が女性に人気無かったりするのでこれがまた難しいけど。。

都府県名_男____女__
埼_玉_山根隆治_未_定_
千_葉_未_定__未_定_
東_京_鈴木寛__未_定_
神奈川_未_定__牧山弘恵
愛_知_大塚耕平_未_定_
大_阪_山本孝史(大阪で二人目擁立は自殺行為であろう)

1764片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 00:47:18
>>1760
若者については、対外硬派の気分が広がってる影響があるんじゃないですかね。変化の要因って言うとそのくらいなのではないか。
経済に関しては、正社員採用増加してるし、派遣やパートでもまだ大丈夫な年代ですしね。

1765名無しさん:2006/04/27(木) 02:13:25
岡崎トミ子と同じ事例

民主党副代表の赤松議員、違法献金…在日系企業か
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_04/t2006042601.html

 民主党の赤松広隆副代表(比例代表東海ブロック)=写真=が代表を務める同党愛知県第5区総支部が平成14年から3年間、計6社の外国企業から255万円にのぼる寄付を受け取っていたことが26日、分かった。政治資金規正法に違反していた疑いがある。赤松氏は、先の代表選で小沢氏支持を鮮明にし、「小沢代表」の流れを作っており、小沢執行部に冷や水を浴びせる事態になりそうだ。

 献金の事実は、赤松氏が25日、会見し、公表した。赤松氏によると、3月中旬、外部から党本部を通じて外国企業からの献金疑惑を指摘され、調査したところ、同市内の株式会社や有限会社から献金を受けてきたことがわかったという。受領額は1社あたり年10−20万円で、政治資金収支報告書に記載していた。

 同支部は受け取った寄付金を今月18日までに返却し、会計責任者を3月31日付で解雇した。

 赤松氏は「自分がすべてを把握すべきだった。当時の会計責任者を解任し、疑わしいところからの寄付はすべて返した」と述べた。だが、外国企業名や国名については明らかにしていない。

 赤松氏は以前から、一部で北朝鮮系の金融機関と取引のある企業との関係を指摘されていた。

 赤松氏は旧社民グループで、先の代表選では、小沢氏が出馬表明する前に小沢氏支持を表明し、他のグループも巻き込んだ小沢支持の流れを作った。「仮に北系企業からの献金だった場合、勢いに乗る小沢執行部に冷や水を浴びせかねない」(関係者)。地元の赤松事務所は26日、「会計責任者と連絡が取れない。詳しいことは分からない」と話している。

1766片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 11:13:18
>>1765
1:これって、詳細に調査しないとわからないようなものなんですかね?(献金の際に要件をパスしてるか調べられないの?)
2:献金をくれる相手に失礼だと言うかもしれないけど、あとで騒ぎになるほうが問題だと思うし、上記証明が簡単ならばそれをやるべきでは。法律に堂々と書いてあることなんだし。

1767あかかもめ:2006/04/27(木) 18:43:46
>>1764
なるほどね。それはあるのかもしれない。でも怒りの矛先がアメリカに向かないのがなんだかぁと思う。
アメリカ無しではやってけないというリアリズムがあるのならアジア外交にもその視点をむけてもらいたいものだ。

>>1763
大阪はやらんでしょ。下手したら当選すらおぼつかないんだから。定数是正は来年から実施なんですかね?。

1768小説吉田学校読者:2006/04/27(木) 22:03:27
>>1767
大阪は公・自・民・共・吉の5者競合でしょうなあ。辻元至言「社・菅距離」も問題でしょう。

1769名無しさん:2006/04/28(金) 00:15:04
>>1766
パチンコ企業など在日系企業は旧社会党系議員の貴重な資金源ですからね。
一応、政治資金規正法に引っかからないようにトンネル団体や
日本人を利用したりしますが、失敗しても収支報告書を訂正すれば
終わりだからこの辺りは結構いいかげん。

民主党赤松広隆衆院議員 在日から献金
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1606/1606023money.html
民主党愛知 在日から献金
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1604/1604036zainichi.html
民主党赤松広隆衆院議員 疑惑深まる
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1603/1603071deep.html
民主党赤松広隆衆院議員 次々と発覚するパチンコ屋との癒着
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1601/1601073dirty.html
民主党の赤松広隆、近藤昭一衆院議員 パチンコ業界から高額献金
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H15/1512/1512051akamatsu.html
民主党の赤松広隆、近藤昭一
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H15/1511/1511026akamatsu.html
民主党 北系パチンコ業界から献金
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H15/1510/1510029contribute.html

1770名無しさん:2006/04/29(土) 01:07:34
偽メールで民主が外部調査報告書、目的など解明できず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000412-yom-pol

平野総合調整局長、「メール」問題の外部調査報告書を発表
http://www.dpj.or.jp/news/200604/20060428_09houkoku.html

 民主党は28日、「偽メール」問題で弁護士などに依頼していた外部調査の報告書を公表した。

 ベテランと若手の距離などを原因に挙げているが、党の独自調査同様、メールの作成者や目的は解明できていない。

 報告書は、同問題の原因について、「ベテランと若手の間に空白のようなものがある」とし、問題を取り上げた永田寿康・前衆院議員について、「先輩から指導を受ける際、謙虚さなどに欠けるところがあった」と指摘した。また、「(永田氏の)質問後、党内の混乱を防げたと予想され、深く心すべきだ」と鳩山幹事長らの対応に反省を促した。

 一方、永田氏に偽メールを提供した元記者の西沢孝氏への法的措置は「困難」とした。党内で法的措置を求める声が出たことについては、「軽々に議論の対象となり、党外に伝えられたとすれば、組織として相当に問題だ」と批判した。
(読売新聞) - 4月29日0時42分更新

1771片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/29(土) 01:43:58
>>1770
むしろ提訴をすぐ口にするのが問題なんだよな。

↓「メール問題は吹き飛んだ」。確かに。小沢にしてみれば、いいネタになったわ。

事実経過は非公表 民主メール問題の外部調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000197-kyodo-pol

 民主党は28日、「送金指示」メール問題をめぐり元特捜検事の弁護士チームに依頼していた外部調査の報告書の一部を公表した。
 外部調査は、3月31日に公表された内部調査報告書の客観性を担保し「お手盛り」との批判を避けるのが目的だったが、メールを提供した出版社役員西沢孝氏ら関係者からの聞き取りに基づく肝心の事実経過部分は「個人のプライバシー侵害の問題や名誉棄損の議論の余地がある」として公表を見送った。
 民主党は小沢一郎代表の選出と衆院千葉7区補選の勝利で「メール問題は吹き飛んだ」(幹部)としており、詳細な事実関係の公表で「いまさら問題を蒸し返したくない」との心理も働いたとみられる。
(共同通信) - 4月28日20時21分更新

1773名無しさん:2006/04/30(日) 19:13:20
自民党への牽制という意味と、
小泉派と反小泉派のクサビを打ったんだろう。
恒三の政局観はさえている。

1774名無しさん:2006/05/06(土) 18:05:59
希望人事

小沢代表⇒続投
菅代行⇒続投

鳩山幹事長⇒交代・・・細野豪志、玄葉光一郎、れんほうあたりに。
*鳩山は党内的にはいいが。参院選に向けて若手サプライズを

1775とはずがたり:2006/05/07(日) 00:10:17
>>1774
全員野球を標榜しているから鳩山は外せないんじゃないでしょうかねぇ。
れんほうはちょっとやりすぎにしても細野や玄葉を幹事長でも十分良さそうですけどその時は鳩山を相当思い役に処遇しないと・・。
ただ幹事長は選挙の要ですし,小沢は前原系の若手に渡すよりは自分に忠誠心の高い鳩山が据わりがいいのだと思います。で,無かったら小沢系若手の抜擢で小泉にとっての武部的な幹事長にするとか。

1777名無しさん:2006/05/13(土) 00:36:38
<教育基本法>民主が対案決める 「国」の表現避ける
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000090-mai-pol

 民主党は12日の「教育基本法に関する検討会」(座長・西岡武夫元文相)で、政府の教育基本法改正案に対する対案を決めた。対案は前文と21条で構成。焦点の愛国心表記については「日本を愛する心を涵養(かんよう)する」という表現を盛り込み、「国」という表現は避けた。15日に上部機関「教育基本問題調査会」(会長・鳩山由紀夫幹事長)で正式決定する。
 愛国心をめぐっては、政府案は「教育の目標」を定める第2条に「我が国と郷土を愛する態度を養う」と表記。民主党案は前文に「日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想(おも)いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求する」と記述した。前文に盛り込んだのは「条項に入れれば教育現場での愛国心の強要に波及する」との判断。さらに「涵養」という言葉で強制イメージの緩和を図った。
 愛する対象を「国」ではなく「日本」とした理由について、鳩山氏は記者会見で「『国』というと政治機構が予想される恐れが消えないが、(日本という)名前を書き入れることで、その恐れも消える」と説明した。
 検討会では「愛国心が本文に入らないと法的効果が働かない」「前文でも法律に書き込めば、教育現場での強制につながる」など賛否両論が出たが、最後は西岡座長に取りまとめを一任した。【衛藤達生、山田夢留】
 ◇民主党が12日にまとめた教育基本法改正の対案の前文要旨は次の通り。
 我々が直面する課題は、自由と責任についての正しい認識と、人と人、国と国、宗教と宗教、人類と自然との間に共生の精神を醸成することである。
 我々が目指す教育は、人間の尊厳と平和を重んじ、生命の尊さを知り、真理と正義を愛し、美しいものを美しいと感ずる心をはぐくみ、創造性に富んだ、人格の向上発展を目指す人間の育成である。
 さらに、自立し、自律の精神を持ち、個人や社会に起こる不条理な出来事に対して、連帯で取り組む豊かな人間性と、公共の精神を大切にする人間の育成である。
 日本を愛する心を涵養(かんよう)し、祖先を敬い、子孫に想(おも)いをいたし、伝統、文化、芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求する。
(毎日新聞) - 5月12日20時28分更新

1778片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/13(土) 00:55:55
>>1777
携帯電話でこの朝日のニュースを読んで吹いた。
自民党の案よりも抜本的に変わってる!

「国」が入ってない、「愛国心」じゃない、ってそういう問題なのか?という気がするし。
「愛国心」って言葉にこだわってない私から見れば、どっちも変わらない気がする。
ただ、条項に入れれば、それを根拠に・・・というのは確かにありそうではあり、ここに民主党なりの配慮があるのか。

自民党案でやらなかった、「不当な支配の排除」削除(別規定が入るけど)もある。「宗教的感性の涵養の尊重」の新設もある。
いずれにしても民主党がこれを出してくると思わなかった。
なかなか面白い事件でした。

「愛国心」は前文に 民主党が教育基本法対案
2006年05月12日21時53分
http://www.asahi.com/politics/update/0512/012.html

 民主党は12日、政府が国会に提出した教育基本法改正案の対案をまとめた。いわゆる「愛国心」については、「日本を愛する心を涵養(かんよう)」するとの表現を前文に入れる。政府案に盛り込まれなかった「宗教的感性の涵養」を明記し、対立軸を鮮明にした。政府案が残した、教育における「不当な支配」の排除に関する現行法の記述は削除している。近く条文化して、今国会に提出する。

 対案は総じて、民主党内の労組系議員より保守系議員の要求を色濃く反映した内容となった。

 政府案は「愛国心」について、第2条で「我が国と郷土を愛する態度」と記したが、保守色の強い自民党議員からは「『心』を入れるべきだ」との不満が出ていた。また、自民党が求めていた「宗教的情操の涵養」は、公明党の反対で盛り込まれなかった。

 これに対し、民主党案は「日本を愛する心」と「心」を入れる一方で、記述を条文ではなく前文に置くことで「理念」にとどめ、強制力を弱めることをめざした。宗教教育については「宗教の意義の理解の重視」や「宗教的感性の涵養の尊重」を明記した。

 また、教職員が教育への国の介入に抵抗する論拠となる教育への「不当な支配」の排除に関する記述は盛り込まず、「学校の自主性及び自律性が十分に発揮されなければならない」とした。

1779小説吉田学校読者:2006/05/13(土) 11:53:24
>>1776
職場でヘビースモーカー呼ばわりされている私ですら一日20本である。そりゃ体おかしくなるって。

この会見、「ウォーキングをやっている」「食事も節制している」ということでしょう。これはこれで健康に気を使う政治家として評価できる。とはいうものの、何もしないで健康というのが総理を狙う政治家として一番ということは変わりない。

1780とはずがたり:2006/05/13(土) 12:38:46
>>1777-1778
共同通信(京都新聞)は小沢一郎の指導力と激賞してましたね。自民党に愛国心と云われると糞喰らえって気分になりますが,民主党に云われてもまぁいいかなって気持ちになってしまう。
「不当な支配の排除」削除,「宗教的感性の涵養の尊重」の新設等で,自民党が公明党に飲まされた部分を取り上げて自公の離叛を誘う戦略もいつも通りですな。

>>1779
最近じゃあ一日一箱でヘビースモーカーなんですなぁ〜。
俺が小学校の時家族旅行で平泉や花巻など岩手旅行に行ったんですけど,岩手県南は葉たばこ生産が盛んな様でした。親父がこの植物なんだか解るか?といってたばこだと教えてくれた思い出がある。穀田が和服着るようなもので,一日60本も煙草吸ってたのはこの辺の影響もあるかも・・。

1781小説吉田学校読者:2006/05/14(日) 09:50:13
>>1776
口撃開始。ここがウイークポイントになるな。党首討論とかでチクチクやる可能性あり。

武部幹事長が“小沢批判”「本会議10分出て散髪に行った」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060514-OHT1T00008.htm

 自民党の武部勤幹事長は13日、大分市で講演し、民主党の小沢一郎代表について「(昔と)変わっていない。今国会で衆院本会議に1回、わずか10分しか出ないで、散髪に行った」として、本会議を欠席するケースが多いことを厳しく批判した。
 小沢氏が本会議欠席の理由を病気を契機とした体調管理と説明していることに対しては「食事の後に休むように医師から注意されているのなら、散髪に行く暇はない」と強調した。
 また憲法改正手続きを定める国民投票法案の取り扱いに関連し「自民、公明、民主3党で一緒にやっていたのに、代表が(小沢氏に)代わったら民主党の態度が変わった。代表のひと言であれこれ変わったら困るという雰囲気が民主党内にも出てきた」と指摘した。
(2006年05月14日06時00分 スポーツ報知)

1782小説吉田学校読者:2006/05/14(日) 12:02:31
>>1781
おまけ 散髪する小沢一郎  俺にも理髪店の椅子が好きという上司がいましたね。散髪じゃなくて理髪店好き。何となく気持ちは分かります。でも本会議を抜けちゃダメだよ。

http://www.ozawa-ichiro.jp/profile/pictorial07/86.htm
http://www.ozawa-ichiro.jp/profile/pictorial07/87.htm

1783片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/14(日) 12:12:15
フランスでは、どうしても出席しなければならないという観念がなくて、欠席が多いらしいですね。
出席して寝てるくらいなら、手分けして出て、あとは自分の勉強と準備をすればいいかも、というのはある。
ただ、日本の国民感情には反するというところかな。

武部の突っつき方はどうなんだろうかな〜。
資金疑惑とかなら突っついてももっともだという感じはするが。
選挙中から、過剰に意識してる感じがして。

1784小説吉田学校読者:2006/05/14(日) 12:18:22
>>1783
フランスも日本と同じようなもので、会期末?みたいなものには必ず内閣不信任案がセレモニー的に提案されますね。プリントとかペーパーが乱れ飛ぶのであります。

私なら「不真面目な党代表」「健康に不安のある党代表」ということでネガティブキャンペーンをやりますね。
欠席を批判されるなら自民も同じだよね。

1785とはずがたり:2006/05/14(日) 13:02:32
俺も散髪屋の雰囲気は好きであります。
なんかすーっとする櫛みたいなので頭ごりごりして貰うのが至福の時。

本会議なんか形式だからわざわざ皆出席するこたぁないのにって思いますけどね。しかも下っ端なら兎も角。
これも日本的な真面目さなんでしょうか。小沢的な合理主義には共感を覚えますが,やたら苛立ってる日本国民ですから税金返せ,とかなるのかもしれませんけど。

1786とはずがたり:2006/05/15(月) 09:46:12
矢張り女性からの人気のなさは如何ともしがたいね・・。

<政党支持率>民主党20%、8ポイント上昇 全国世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000012-mai-pol

 毎日新聞の全国世論調査で民主党の政党支持率が20%となり、小沢一郎代表就任前の4月の前回調査から8ポイント上昇、偽メール問題が発覚する前の2月調査と同水準に戻った。「小沢民主党」への評価は「期待する」が53%で、「期待しない」の41%を12ポイント上回っており、小沢体制発足が党の信頼回復につながったことをうかがわせた。
 他党は、自民31%(前回比2ポイント減)▽公明6%(同3ポイント増)▽共産2%(同1ポイント減)など。「支持政党なし」は8ポイント減の35%で、2月調査の36%とほぼ同じだった。民主支持から無党派に流れた人が、再び民主支持に戻ったとみられる。
 男女別に見ると、男性は自民、民主の支持がそれぞれ29%、27%できっ抗。40、50代では民主支持が上回った。女性は自民33%、民主14%と差が開いた。
 小沢民主党への評価は民主支持層の87%が「期待する」と答え、自民支持層でも43%。男女別では、男性は「期待する」が60%で「期待しない」の37%を大きく上回ったが、女性は「期待する」と「期待しない」がそれぞれ47%、45%だった。[小山由宇]
(毎日新聞) - 5月15日3時7分更新

1787名無しさん:2006/05/15(月) 21:32:48
(ノ∀`)アチャー

民主党:小沢発言は「旧社会党へのサービス」!?
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060516k0000m010026000c.html

 民主党の渡部恒三国対委員長は15日東京都内で講演し、小沢一郎代表が国民投票法案の与党との共同提案を否定したことについて「憲法の問題は共同で出せば一番いい。(小沢発言は)旧社会党に対するサービスの発言だ。一生懸命小沢氏にこびへつらったが(役員に)まだなれないので、それに対して(の見返り)だ」と述べた。憲法改正に慎重な旧社会党系議員が代表選で小沢氏を支持したことに配慮した結果、との見方を示したものだ。

毎日新聞 2006年5月15日 18時30分

1788とはずがたり:2006/05/15(月) 21:37:08
これで耄碌爺さんの国対委員長の秋の続投はなくなったんちゃうの?
旧社党系の鉢路あたりに差し替えちゃうかなぁ??
ただ,野田とかが国対委員長の時よりも渡部の方がマスコミが発言を追っかけてくれるのも事実。大物を配置した方が良いのかもしれぬ。

1790片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/05/16(火) 01:27:16
渡部については既に述べましたが、下手に野に放つと余計な真似をするに違いないというところで留任だったと、やはり思いますね。
マスコミに注目されてるから、てきとーに触っておいてやらないと、好きなことを言いつづけて反執行部の埠頭になりかねないのですね。

1791名無しさん:2006/05/16(火) 08:56:06
●NHK世論調査
自民 35.1%(-3.8)
民主 20.4%(+4.0) *一昨年2004年10月以来の20%超え
●共同通信世論調査
自民 39.0%(-4.4)
民主 24.2%(+4.3) *1年2ヶ月前時点まで回復
●毎日新聞世論調査
自民 31%(-2)
民主 20%(+8)  
●JNN世論調査
自民 37.7%(-1.3)
民主 26%(+6.2) *一昨年2004年11月以来の25%超え
●日経新聞世論調査
自民44%(±0)
民主24%(+5)
●日本テレビ世論調査
自民41.1%(-0.3)
民主19.3%(+3.6)
◆共同通信世論調査
現時点で来年夏の参院選でどこの政党の候補者に投票しようと思うか、という質問には、自民党37・1%、民主党28・9%だった。
◆JNN世論調査
参院選では与野党どちらに勝ってほしい? 4月8日調査との比較
自民党を中心とする与党 43% -1pt
民主党を中心とする野党 50% +2pt

1792名無しさん:2006/05/17(水) 00:38:37
5月12日 教育基本法改正問題
http://www.hiraoka-hideo.jp/0605/060512.html

 今日、民主党の「教育基本法に関する検討会」(座長・西岡武夫参議院議員)の第6回会合があり、民主党の「教育基本法案」取りまとめに向けた集中討議が行われました。今日は、これまでの検討会の議論を踏まえ、西岡座長試案が提示され、その試案に基づいて協議されました。

 いずれにしても、連休前に「検討会」を発足させ、連休中でも協議が行われ、連休後も連日のように開催され、まるで突貫工事のように法案を策定しなければならない事態に野党第1党を追い込んだ政府・与党の姿勢は、責められてしかるべきと思います。

 本来であれば、「憲法の付属法」とも言われる教育基本法は、通常国会での審議を始めから予定して法案が用意されるべきものであり、十分な国会での審議時間が確保される状況で法案が国会提出されるべきです。残り会期が1ヶ月余りのこの時点で国会に提出されたことは、何か、政治的な企みがあるのではないかと疑われても、仕方ないことではないでしょうか。

 その疑いの一つが、民主党の中に混乱を引き起こそうとしているのではないか、というものです。教育基本法に「愛国心」を規定するか否か、規定するとしてもどのように規定するのか、については、自民党内や与党内協議の中でも様々な議論があったわけですが、「民主党内でこの問題を議論させて、民主党を混乱させてやろう」という思惑が与党側にあるという指摘です。

 与党では、70回以上の協議を経た上で、公明党の立場にも配慮して、結局、政府提出法案第2条の「教育の目標」の一つとして「国や郷土を愛する態度を養う」という目標を掲げることでまとまったと言われていますが、今日の民主党の「検討会」でも、多くの時間が「愛国心」の取扱いを巡っての協議に使われました。以下、その状況の概略をご紹介したいと思います。

 先ず、座長試案として、「教育は、・・・日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、伝統・芸術・文化を尊び、学術の振興に務め、新たな文化の創造を希求する。」という内容を含む文章が、教育基本法の前文として規定されることが示されました。当然、「日本を愛する心を涵養し」という表現を巡って、議論が紛糾しました。

1793名無しさん:2006/05/17(水) 00:38:59
(続き)
 Y議員は、「『日本を愛する心を涵養し』とあるのは、『日本社会の形成者であることに誇りと自覚を持ち』とすべきではないか」との意見を述べました。Y議員が提案したこの修正の文言は、これまでの民主党・教育基本問題調査会での教育基本法改正論議の中でも示され、昨年の同調査会の中間報告でも示されていたものです。

 これに対しては、N議員から、「『日本を愛する心』は、国民の祝日法でも使われており、教育基本法でも使ってよいと思う」という意見が出されるとともに、事務局から、議論の前提として、「涵養」とは、「じわじわと育っていくように養っていくこと」であるとして広辞苑の表現が紹介され、あくまでも「育成」のようなものではないことが説明されました。

 私は、「涵養」という言葉を使っても、教育の現場では、「『日本を愛する心』が育っていない人」に対する評価が行われ、結局は、教育の指針になるのではないか」との意見を述べましたが、この点については、西岡座長は、「政府提出法案では、『国を愛する態度を育てる』ことを教育の目標として法律の本文に規定して評価の対象としようとしているが、試案では、評価の対象とならないよう、あえて前文に規定した」との説明がありました。

 この点については、K議員も、「前文に『日本を愛する心を涵養し』という表現で規定することとしたのは、『日本を愛する心』を教育の評価の対象としない、対象としてはいけないことを示していると解してよいか」と確認のための質問が行われ、西岡座長は、「そう解してもらってよい」と明言していました。

 座長試案で、愛する対象を「日本」としている点についても、議論がありました。,I議員から、「『日本』は、法令では『我が国』とか『国』で使われている。法制局審査では、『国』になるものと考えている。」とか、H議員から、「『日本』は、『自らの国』にしたほうが良いと思う」という意見が述べられ、私も、次のような意見を述べています。

 「『日本』という言葉が何を指すのか、あるいは何を意味したいのか、を突き詰めていけば、『郷土』ということではないか。愛すべき対象を考えた場合、『国』という存在自体ではなく、自分の生まれ育った故郷の町、都道府県、国ということではないか。それならば、それらを統合する概念として、『郷土』という言葉を使うのが適当ではないか」。しかし、I議員からは、「『郷土』という言葉は、漠然とした概念で適当ではない」との意見も出されました。

1794名無しさん:2006/05/17(水) 00:39:17
(続き)
 そのほかにも色々な意見が出て、最終的には、協議の冒頭に出された座長試案のこの部分の取扱いは座長一任となり、協議数時間後に公表された案文では、「子孫に想いをいたし」や「他国や他文化を理解し」と言った言葉が付け加えられましたが、基本的な考え方は変わっていません。
 今日の「検討会」は、西岡座長が昨日の検討会で「夜を徹しても取りまとめたい」と言っていたので、もっと議論が白熱し、夜遅くなることも覚悟していましたが、思いの外静かだったように思います。本来ならもっと発言してもおかしくないような方々の発言が少ないので不思議に思っていたら、後から知ったことですが、西岡座長は、昨晩、特定の系統の議員と協議し、大筋で合意していたのだそうです。

 政府・与党の政治的思惑に基づく教育基本法案の提出が、民主党を追い詰め、国民的視点に立って本来もっと時間をかけて議論すべき問題が十分な検討時間が確保なされないままに意見集約がされることに何か無念な気がしているのは、私だけではないと思います。

1795名無しさん:2006/05/17(水) 00:39:45
[108] 民主党案まとまる 2006/05/12
http://www.ryu-h.net/soliloquy/

 ようやく教育基本法の民主党案がまとまった。きょうの午後1時からの最後の検討部会。未明までかかることも覚悟していたが4時間半の議論で一任を取り付けることが出来た。やはり、最後の最後まで、前文の「日本を愛する心」を巡り賛否両論が出た。
 この間、多くの議員に積極的に検討会に参加してもらって、非常にいい議論が出来たのではないかと思う。民主党案は政府の全文改正案とは違って、現行法を廃止しての新法。法案名は「日本国教育基本法」。自民党と公明党の対立で、愛国心や宗教教育などについて、中途半端な内容になった政府案に対して、自信をもって我々の方が中身が濃いものになったと思う。
 今だから明らかにできるが、今週は、西岡座長の下、私も含めて5人の役員で、連日のようにホテルで深夜・未明まで法案づくりを行った。途中段階でマスコミに法案の骨子が漏れると、党内議論が混乱する。特に愛国心については、どんなに議論しても賛否の溝は埋まらない。ただ、どういう表現にするかは別として、この問題から絶対に逃げないというのが、我々の当初からの方針だった。特に、西岡座長には党内の要所要所の根回しも含めて、一番ご苦労頂いた。文部大臣経験者の重みはさすがだ。西岡座長の存在がなかったら、もっと党内調整は難航していたと思う。
 さて、肝心の法案の中身だが、マスコミ的には、愛国心や宗教教育にしか関心がないようだが、実は他にも多くの重要な問題が含まれていることに注目して欲しい。
 民主党案では、学ぶ権利が「何人」にもあり、その機会が尊重されることを明記した。政府案や現行法の「すべて国民」ではなく「何人」としたのは、日本に居住する外国人も含めるためだ。私は、外国人参政権については慎重だが、「教育」については、どこの国でも、どこに住んでいても、生まれがどうであれ、子どもたちにしっかりと機会が保障されるべきと考えている。
 宗教教育については、これまで同様に特定の宗教のための教育は避けるべきだが、宗教心の涵養や主な宗教についての基礎的な知識などについてはもっと積極的に教えていくべきだということではほとんど異論が出なかった。
 この他、幼児期(就学前)教育の漸進的な無償化、ニート問題を踏まえた職業教育なども盛り込んだ。特に、私がこだわったのは、インターネット社会の進展が子どもの成長に大きな影を落としていることを踏まえて、「情報文化社会」に関する教育の充実も明記した。基本法に盛り込むことに反対論もあったが、昨今の様々な犯罪や事件を考えると、やはりインターネットによる仮想空間に生きる子どもを守ることや、情報との付き合い方をしっかりと教えていかねばならない。
 また、民主党案は、教育行政についても「不当な支配」の文言も削除して、教育において最終的な責任は国がもつが、その権限は地方に、特に自治体の首長と学校現場の権限を強化していく方針を打ち出した。同時に、もっと教育にはお金をつかうことを明記した。
 来週15日に教育基本問題調査会で正式決定して、要綱を法案化していく。私も特別委員会で法案提出者として答弁することになるが、政府案と比較して、どちらが本気で子どもたちや学校現場の抱える様々な課題の解決に向けて、本気なのかを国民の皆様に判断していただけるような議論をしていきたい。

1796名無しさん:2006/05/23(火) 23:36:01
>>1787

<民主党>渡部国対委員長が発言陳謝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000128-mai-pol

 民主党の渡部国対委員長が「旧社会党は小沢代表にこびへつらった」と発言したことをめぐり、23日の常任幹事会で旧社会党系の赤松副代表が「いつまでも旧社会党と言わないでほしい」と苦言を呈した。渡部氏は「旧自民党とか旧社会党とか関係なく仲良くしようという趣旨だった。言葉が過ぎたとしたら謝りたい」と陳謝。
(毎日新聞) - 5月23日20時5分更新

1797小説吉田学校読者:2006/05/25(木) 07:06:13
2人合わせて138本のろうそく。
>>2人がバースデーケーキのロウソクを仲良く吹き消した。
想像したくない光景です。

民主党:小沢、渡部氏が合同誕生会 関係修復をアピール
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060525k0000m010036000c.html

 民主党の小沢一郎代表と渡部恒三国対委員長が24日、64歳と74歳の誕生日を迎え、東京都内の日本料理店で党幹部による「合同誕生会」が開かれた。合同誕生会は新進党時代の96年以来10年ぶり。不仲がささやかれてきた両氏だが、誕生会を機に関係修復をアピールする狙いのようだ。
 両氏は1969年の初当選以来、自民党田中、竹下派、新生党、新進党と政治行動をともにした。誕生会は田中派時代からの「伝統行事」だったが、96年の渡部氏の衆院副議長就任のころから関係が冷え、自然消滅。4月の党代表選で、候補者の話し合い一本化を模索した小沢氏側を渡部氏がけん制、「確執が深まった」(関係者)との懸念も出た。
 誕生会復活を企画したのは鳩山由紀夫幹事長。会では鳩山氏からネクタイを贈られた2人がバースデーケーキのロウソクを仲良く吹き消した。「国会対応は任せるよ」(小沢氏)「あんたに言われなくても頑張るよ」(渡部氏)。和やかな(?)会話に鳩山氏は「結束が高まった」と上機嫌だった。【衛藤達生】

1798小説吉田学校読者:2006/05/27(土) 11:23:20
この「小沢ちゃん」がキャラクター化される日も近いでしょう。小沢ちゃんの着ぐるみが参院選で活躍(95年参院選、京都で登場済)するものと思う。

民主党が「小沢ちゃん」キャラ
http://www.asahi.com/politics/update/0527/004.html

 民主党が、子育て世代を意識した取り組みを始めている。
 25日に市民団体関係者らを招いた「育(そだ)ち育(はぐく)む応援プラン」シンポジウムを開き、党が掲げる子育て支援策などを紹介するパンフレット「未来世代応援政策」を発表した。
 パンフレットでは、小沢代表をモデルにした漫画キャラクター「小沢ちゃん」が、12編の4コマ漫画で「児童手当の充実」「子ども家庭省の創設」など、母親に関心が高い政策を説明している。1万部作製し、都道府県連などに置く。
 27、28両日には三日月大造衆院議員(35)、寺田学衆院議員(29)ら若手を中心に十数人が、千葉県柏市の生涯学習施設で合宿研修する。題して「家事場の父力」。タレントの清水国明さんらを招き、料理や子どもとの遊び方を学ぶ。
 同世代の主婦らの苦労を実感することが支持獲得の一歩と、党男女共同参画推進本部が企画。「たまには妻に一息つかせてあげよう」と、自らの子どもを連れて参加する議員も多いという。

1799小説吉田学校読者:2006/05/27(土) 20:55:19
足腰強めるのはいいですけど、何かどこかで見た光景であります。参院選とで一石二鳥というつもりでしょうか?

民主党の党員・サポーター集め、各議員は四苦八苦
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060527i212.htm

 民主党の今年の党員・サポーターの定時登録が、5月末に締め切りを迎える。ここまでの登録者が秋の代表選の投票権を持つことになり、執行部は選挙を盛り上げようと、所属議員にノルマを課して人数の上積みを図っている。
 しかし、代表選が“無風”になるとの見通しや偽メール問題の影響などで、各議員は四苦八苦しているのが現状だ。
 民主党の党員・サポーター登録は随時、受け付けているが、代表選で投票できるのは、その年の「定時登録」に間に合った人だけだ。毎年、この時期に締め切りを迎えるが、今年は代表選を控え、執行部は昨年比8万人増の25万人とする目標を掲げ、国会議員には「最低500人、目標1000人の新規登録」のノルマを与えた。各議員の獲得人数を初めて公表する方針で、未達成の場合は何らかの罰も検討する構えだ。
 「ノルマが達成できずに困っている。助けてくれないか」
 昨年の衆院選で初当選したある議員は5月に入り、地元の支援者や知人に直接電話して新規登録を頼み込んだが、約350人しか集められていないという。
 党内では、「25万人の目標達成は厳しい」という見方が広がっている。
 最大の原因は、昨年の衆院選での大敗だ。議員数自体が減少し、公認候補の入れ替えで各選挙区への食い込みも弱まっている。
 また、党内からは「偽メール問題で、2、3月はサポーター集めどころではなかった」(参院議員秘書)とぼやきも出ている。
 さらに、小沢代表の就任後は、代表選での小沢氏再選が有力視されているため、無投票となることを予想して登録を渋る人も目立つという。実際、過去に党員・サポーターが投票したのは、鳩山由紀夫氏が当選した2002年9月の代表選だけだ。任期中の代表辞任が相次ぎ、国会議員の投票だけで選出される例が多かったからだ。
 党内では「党の支持基盤拡大のため、次こそ党員・サポーターを参加させるべきだ。信任投票でもいい」(若手議員)という声が少なくない。秋には自民党総裁選もあるため、「無投票で終われば、小沢人気もかすんでしまう」という危機感も強まっている。

1800名無しさん:2006/05/30(火) 18:55:12
対象を絞ったりすると違った数字が出てきますね

FNN世論調査

 【問】「ポスト小泉」で有力といわれる安倍、福田両氏と民主党の小沢一郎代表では誰が首相に最もふさわしいか
 ▽安倍氏 40.8%(48.7%)
 ▽小沢氏 21.7%(14.1%)
 ▽福田氏 20.8%(19.4%)
 ▽わからない、ふさわしくない 16.8%(18.0%)

【問】民主党の小沢代表は変わったか
 ▽変わった 34.8%
 ▽変わったとは思わない 43.8%
 ▽わからない、どちらとも言えない 21.5%

http://www.sankei.co.jp/news/060530/sei007.htm

1801杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/06/02(金) 22:45:13
>>1799
やはり小沢の威光が隅々までいきわたっていて、オコボレを貰えそうなところで増えているってことなのか?

民主の党員・サポーター、1年で倍増し24万5千人
http://www.asahi.com/politics/update/0602/005.html
2006年06月02日20時32分

 民主党が5月末で定時登録を締め切った党員・サポーターが約24万5000人に達し、前年比でほぼ倍増した。一時は「偽メール問題」の影響で苦戦したが、小沢代表の誕生で急増。都道府県連単位では小沢氏の地元の岩手がトップクラスで、「小沢効果」が表れた形だ。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1802名無しさん:2006/06/03(土) 11:38:04
参院岩手選挙区の当選ラインは30万票。
そう考えると、岩手の党員・サポーター2〜3万票はすごい。
約10%が層化並みかそれ以上の選挙実働部隊だし

1803名無しさん:2006/06/06(火) 00:45:31
内閣不信任案を検討=小泉政権は「改革偽装内閣」−民主・菅代表代行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060604-00000061-jij-pol

 民主党の菅直人代表代行は4日午後、札幌市内で記者会見し、会期末を迎える国会対応について「小泉政権は改革偽装内閣だ。9月に終わるが、温かく見送る気持ちにはならない。民主党として何らかの姿勢を表す必要がある」と述べ、内閣不信任決議案の提出を検討する考えを表明した。
(時事通信) - 6月4日22時1分更新

内閣不信任案提出に慎重=「年中行事意味ない」−小沢民主党代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060605-00000129-jij-pol

 民主党の小沢一郎代表は5日、佐賀市内で記者会見し、小泉内閣に対する不信任決議案提出の是非について「(選択肢の)1つだろうが、(与党が衆院の3分の2を占める)今の状況では不信任案が通るわけではない。年中行事みたいに出しても意味がない」と述べ、慎重な姿勢を示した。
 ただ、小沢氏は「今後、国会の終盤でどういうことを政府・与党がやってくるのかにもよる」と指摘し、最終的な判断は鳩山由紀夫幹事長に委ねる意向を示した。
(時事通信) - 6月5日21時0分更新

1804名無しさん:2006/06/06(火) 23:05:03
村上世彰氏は民主党議員の勉強会にもよく招かれる民主党支持者ですけど、
法にのっとった政治献金を不透明な関係というなら民主党議員にも該当者が結構いるわけで。
たとえば個人寄付(5万円超)なら官報に個人名が堂々とでてますよ。

平成16年分政治資金収支報告書の要旨
(平成17年9月30日付け官報)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kanpo/shikin/h16_yoshi_050930.html

小沢さきひとを育てる会(小沢鋭仁資金管理団体)

5 寄付の内訳
(個人分)
村上世彰   360,000 渋谷区

1805とはずがたり:2006/06/06(火) 23:10:33
>>1804
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/2306の部分へのレスですな?
もちろん村上氏にやや同情的な俺が本気で不透明だヽ(`Д´)ノと怒ってる訳ではないっすよ。為念。

1806片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/07(水) 11:29:27
それだけで別に不透明というわけではないと思いますよ。
こういう政治献金がどこから悪いのかの線引きはよくわかりませんが、

村上に対しては、ファンドに金を入れていてさらに献金も受けていたとなれば、
ちょっと密接すぎませんか、という話になりますけど、
それにしたってそれだけで法に触れるわけでもないし、
献金してくれた人の取引の一部が違法行為ってだけで、議員側をどこまで責められるのか、と思います。

1807小説吉田学校読者:2006/06/09(金) 07:17:26
口承芸能でもありますが、記事には出ていないけど、司会は渡部国対委員長。質問の心構えを話したそうでありますが、十何年ぶりの質問とか言っていた人、どちらかというと答弁のほうが多かった人に話を聞いて何を学べるのか。こういうときは旧社党を使うべし。

メール問題を教訓 民主が質疑の勉強会
http://www.asahi.com/politics/update/0608/010.html

 国会質問に端を発した「送金メール問題」の反省から、民主党は8日、若手議員を対象に質疑の勉強会を開いた。この日の講師は、舌鋒(ぜっぽう)鋭い「追及型」で知られる菅直人代表代行。自らの経験をもとに「スキャンダルの追及には、事実関係を直接的関係者から聞いたり、資料を手に入れたりしないといけない」と忠告した。
 小泉首相から公約違反について「たいしたことない」との答弁を引き出したこともある菅氏は、「首相や官房長官や幹事長の政治生命にかかわる問題を取りあげる時は、当然相手も最大限の反撃をしてくることが予想される」と指摘。そのうえで「軽くジャブで流す場合と、本当にこの問題はこうじゃないのかと詰める場合と、緩急自在な質問の仕方がありうる」と力説した。

1808名無しさん:2006/06/10(土) 00:41:41
教育基本法 対案、一転廃案へ 民主、政策ないがしろ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000003-san-pol

 民主党は8日、今国会に提出していた新法「日本国教育基本法案」の継続審査を求めず廃案とすることを決めた。同日の野党幹事長・書記局長会談で、鳩山由紀夫幹事長が表明した。政府の教育基本法改正案に比べ、より「愛国心」の重要性を指摘し、与党内からも賛同の声が上がっていたが、「1年あるいは1年半、慎重に議論を進めることが必要だ」(鳩山氏)と慎重姿勢に転じた。
 鳩山氏は会談で「(政府、民主党の両案を審議している)特別委員会で法案の継続審議というのはおかしい」と両案の廃案を提案。社民、共産両党も賛同した。衆参両院の特別委員会は、国会会期ごとに設置されるため、法案もいったん廃案のうえ再提出するのがスジとの主張だ。
 民主党が閉会中の審議を望まないのは、政府案の早期成立を図りたい公明党がすでに、国会閉会中の公聴会開催を打診してきており、「政府案のまま賛成多数で押し切られる」(幹部)との危機感があるためだ。
 鳩山氏はさらに、「新たに(国会内に)調査会を設置し、時間をかけ審議を進めるべきだ」と主張。ただ、平成12年に衆参両院に設置された憲法調査会のように法案の審議権をもたないものをイメージしているという。
 これに対し、法案作成にかかわった議員は「国会法上、調査会でも議案の審査はできるはずだ。場合によっては、衆参合同の国家基本政策委員会で法案の審議をしてもいいはずだ」と異論を唱える。
 「日本を愛する心を涵養(かんよう)し…」「宗教的感性の涵養」などの表現を盛り込んだ民主党案については、小泉純一郎首相も、衆院の特別委員会での答弁で「なかなかよくできていると思う」と高く評価。日教組からも支援を受ける同党案の思わぬ出来栄えをいぶかしがる自民党内からは、「民主党は日教組に対し『どうせ今国会では日の目を見ないので、目をつぶってほしい』と説得した」との声さえ聞かれた。
 民主党の今回の廃案方針は、こうした“口撃”を自ら認めることにもなりかねない。
 小沢一郎代表が就任して以降、終盤国会で政府・与党との対決姿勢を鮮明にし、重要法案を次々と先送りさせるという“戦果”を挙げる一方で、自らの政策をないがしろにする姿勢も見え隠れする。
(産経新聞) - 6月9日3時8分更新

1809名無しさん:2006/06/16(金) 18:04:18
民主党:参院の幹事長に今泉氏、国対委員長に郡司氏

 参院民主党は16日の議員総会で、輿石東参院議員会長の就任に伴い、幹事長に今泉昭氏、国対委員長に郡司彰氏を起用する人事を決めた。任期は1年。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060617k0000m010020000c.html

会長と国対に横路グループ、幹事長に民社グループ。
菅グループの江田体制と比べて強硬路線になるかも。

1810名無しさん:2006/06/19(月) 13:24:04
毎日新聞世論調査

 ◇世論調査の質問と回答◇ 左から今回の6月調査数字、( )は先月5月の調査数字、そして男性、女性

 ◆どの政党を支持していますか。

自民党                28 (31) 29 28
民主党                21 (20) 24 19
公明党                 5  (6)  3  6
共産党                 3  (2)  2  3
社民党                 1  (2)  1  2
国民新党                0  (0)  1  0
新党日本                −  (0)  −  −
その他の政党              2  (1)  2  2
支持政党はない            38 (35) 38 38

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060619ddm002010014000c.html

女性の支持が伸びてきてる

1811名無しさん:2006/06/19(月) 23:00:29
献金と計上していない→政治資金規正法(虚偽記載)→逮捕

村上ファンド関連会社、民主議員の秘書給与肩代わり
2006年06月19日16時41分
http://www.asahi.com/politics/update/0619/005.html

 民主党の前原誠司・前代表は18日、京都市東山区で開いた国政報告会で、証券取引法違反容疑で逮捕された村上世彰容疑者が代表を務めていた村上ファンドの関連会社が、同党の松井孝治参院議員(京都選挙区)の秘書給与を肩代わりしていたことを明らかにした。党本部の調査で分かったという。

 前原前代表は「松井さんは、村上ファンドの関連の会社から秘書が給与をもらっていた。献金として計上しなければならないが、恐らくしていなかったのではないか」と述べた。期間は01年の初当選時から数カ月間という。また、同ファンドに出資もしており、「(議員になる前の)通産官僚の時に引き揚げ、もうかったお金は120万円だったと聞いている」と話した。

 政治資金収支報告書によると、松井議員は資金管理団体などに02年12月、村上容疑者から計500万円を受け取っている。

 松井議員は村上容疑者と東大時代の同級生で、通産省(現経済産業省)にも同期入省。01年の参院選で初当選した。

 松井議員の京都事務所は「事実を確認しないとコメントのしようがない」としている。

1812片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/20(火) 02:27:08
>>1811
公訴時効が3年? ならば、時効になるから、この件で逮捕・起訴はないんじゃないかと読む。

1813小説吉田学校読者:2006/06/20(火) 07:05:03
>>1812
参院選にはややダメージがあるかもしれませんね。
民放各局の今朝の報道だと、このほかにも「秘書の数が多いので、どうやってるんだろと思っていた」などの報道が出てきております。これがきっかけになって、色々あるかもしれません。
福井総裁の件といい、松井議員の件といい、外伝・異聞の類で村上Fの件が語られますが、これは金銭亡者の顔見世芝居の序幕に過ぎないのかな。もっと大物の名前も取りざたされていますけれども・・

1814名無しさん:2006/06/30(金) 22:44:53
産経抄   平成18(2006)年6月30日[金]
http://www.sankei.co.jp/news/060630/morning/column.htm

今年の初め、九州の地方紙に奇妙な投書が載った。90歳の老人が書いたというその内容の面妖さは、小紙の読者ならすぐ気がつかれるだろうが、ちょっとご紹介しよう。

 ▼昭和20年秋、ところは中国・南京郊外。敗残の日本兵が引き揚げのため歩いていた姿をみた軍の幹部たちは「今こそ恨みをはらすべきだ」とのちの首相、周恩来に機銃掃射の許可を求めた。

 ▼しかし、彼は「日本兵も一握りの軍国主義者の哀れな犠牲者だ」とさとし、コメを一升ずつ配ったという。老人は、「戦争の惨苦を体験していたならば、A級戦犯をまつる靖国神社に参拝しないであろう」と締めくくっている。

 ▼よくできた美談ではある。だが、この年の秋、周恩来は国民党との和平協定交渉のため南京から遠く離れた重慶で過ごした。しかも当時、中国中南部の多くの地域は国民党の勢力下にあった。南京郊外で司令官でもない周恩来と将軍たちがそんな会話をかわせるはずがないのである。

 ▼ご老人の思い過ごしを責めるつもりはないが、ちょっとした常識があれば、おかしいと気がつく代物を先月、国会でとりあげた御仁がいる。社民党を見限って民主党入りした横光克彦代議士だ。彼は首相の靖国参拝に反対する道具に使ったのだが、歴史認識どころか基礎的な歴史知識すら怪しい。

 ▼問題は、こうした無知な発言が議事録に残り、「非道な日本・寛大な中国共産党」という歴史認識の刷り込みに一役買っていることだ。現に靖国神社への参拝自体が軍国主義を賛美する行為だと、勘違いしている人が少なくない。折しも民主党の小沢一郎代表が訪中し、胡錦濤国家主席と会談するという。「小泉憎し」のあまり、政局より大事な歴史認識を過たぬようお願いしたい。

1815名無しさん:2006/06/30(金) 22:45:12
民主・石関衆院議員:富岡参院議員を“告発” 「選対幹部に謝礼の疑い」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060630-00000134-mailo-l10

 ◇前回の参院選後に
 民主党の石関貴史衆院議員は29日、記者会見し、同党県連会長の富岡由起夫参院議員が04年7月の参院選後、票のとりまとめの見返りとして、選対幹部だった県議の黒沢孝行幹事長に200万円の謝礼を渡した疑いがあると指摘した。県連内で国会議員が国会議員を“告発”するのは異例。[藤田祐子、杉本修作、木下訓明]
 県連では、会長人事をめぐり、石関衆院議員を推す衆院選挙区各総支部長と富岡参院議員の留任を求めるグループとの間で調整がつかず、29日、急きょ常任幹事会を開いた。富岡参院議員らが県連定期大会(7月1日開催予定)の無期限延期を求めたことに、総支部長らが反発し、幹事会を退席。その後、富岡参院議員らは総支部長の高橋仁、中島政希、田島国彦の3氏を常任幹事から解任し、さらに石関衆院議員と柿沼正明総支部長の解任手続きを党本部に求めることで合意した。
 一方、石関衆院議員ら5総支部長と会計担当者の女性は退席後に会見。富岡参院議員が初当選した04年7月の参院選後に返還された供託金300万円のうち200万円が黒沢幹事長の個人口座に入金されたと説明し、入金を示す口座のコピーを示した。
 さらに、同じ参院選の前に、県連から衆院5区総支部に渡った200万円が政治資金収支報告書に記載されなかった問題について説明。「200万円」の収支が記載されている県選管提出前の報告書原本のコピーを示した上で、会計担当者の女性が「故意に削除した」と述べた。この問題を巡っては、発覚直後に会計責任者の県連事務局長が自殺している。女性は「自殺した事務局長は、黒沢幹事長などから嫌がらせを受けていた。裏金づくりに加担させられた」と涙を流した。石関衆院議員は「疑義がある問題を隠ぺいしてはならない。今後も厳しく追及したい」と語った。
 常任幹事会後に記者会見した富岡参院議員は「犯罪者と決めつけて『告発する』と脅迫するのは許さない」と反論。また、黒沢幹事長は「この問題は県連の倫理委員会に委ねたこと」と話した。

6月30日朝刊
(毎日新聞) - 6月30日12時0分更新

1816とはずがたり:2006/06/30(金) 23:20:49
な〜にやってんだ,群馬民主・・。

1817小説吉田学校読者:2006/07/01(土) 11:05:53
>>1815
通常、これは群馬県連が内紛状態であることを指します。労組系の内紛は本当にくどいししつこい。
群馬民主のこれまでの紛争を復習したいですねえ。

これで山本一太は、楽勝決定。あとはスコアの問題になったね。

1818名無しさん:2006/07/01(土) 21:31:53
>>1817
原点は旧民主党結党の原点を貫くのか、社会党時代のなれ合いに戻るのかから始まっているんですよ。
今までパワーバランスが偏っていたからいろいろ表に出なかっただけで、群馬県連内は常に戦争状態ですよ。
友人が関係していたのでいろいろ聞いておりますが、なかなか奥深いですよ。

今回はぼやが大火事になりそうな状況ですね。富岡議員の首が飛ぶ可能性も高くなりました。

気が乗れば内紛について知っている範囲でまとめてみますよ。

18191818:2006/07/01(土) 22:15:26
そもそも民主党群馬の生い立ちは、さきがけ群馬が基盤となり、それにやや遅れる形で社会党系の人たちが合流しました。
これは、中央でさきがけ脱党組と横路氏などの社会党改革派が中心となって新党を作り、後から駆け込んできた人たちがいるという流れと同じです。

このときの結党の原点はさきがけ群馬代表だった中島氏の文を借りれば、

 群馬でも、旧民主党立ち上げの時には、社会党系議員にも組合幹部にも、社会党が労組だけに依存していたために時代の流れに取り残され衰退の一途をたどったことを反省し、来るべき小選挙区選挙に対応するには、保守系や市民活動など幅広い基盤をもった政党を創らなくてはならないという問題意識があった。だから民主党群馬設立時には、それなりに多彩な顔ぶれが参加したものだ。
http://homepage2.nifty.com/seiyu/monthly76.html

というものでした。
しかし時がたつにつれて、その意識は失われていったようです。

 ところが、最近民主党群馬の会議に出ると、私以外は労組OBの役員だけになっている。かつては見られた保守系の方や市民運動系の人たちの顔はない。県連大会の運動方針では、市民運動やNPO法人との連携を謳っているのだが、彼らが民主党を見る眼は冷たい。それに保守系の有力者や市民運動のリーダーたちと積極的に付き合っていこうという気持ちを持っている役員は、私くらいのものだ。
 しかし本当に深刻なのは、この深刻さを県連幹部のほとんどが深刻に受け止めていないということだ。私にとって民主党とは改革政策実現の手段だが、労組OB会以上でも以下でもない民主党で満足だ、という人がほとんどなのだ。

これが対立の原点でしょう。

18201818:2006/07/01(土) 23:07:16
では、対立が強まってきたのはいつからでしょう。中島氏はこのころ決意を固めているようです。

 民主党群馬8年の失敗の原因は、新党という新しい家を建てるときに、隣に壊れた家があったので、急場の間に合わせに古材を集めて家を立ててしまったことにある。当時の政治状況の故もあるが、創立者としての私の責任も大きい。
 新しい家を建てるには新しい材料を集めるところから始めなければならない。それが「民主党群馬県連顧問」としての私の、これからの最大の仕事だと思っている。
http://homepage2.nifty.com/seiyu/monthly108.html

そうして集められたのが前回衆院選で公認された5人ということでしょう。この五人は今回富岡議員を告発しています。

話を戻しまして、今回の内紛のはじまりについて語りましょう。
そもそも今回の内紛は5区における収支記載漏れの件から始まっています。この件で人が死に、5区について県連が統制していたにもかかわらずその責任を県連幹部は誰もとろうとしませんでした。
辞任という自浄作用が発揮されないのであれば、争ってでも引きづり降ろさねば先はないという思いがあったのでしょう。そこで、いったんは富岡氏が辞任し会長代行に就任し、石関氏を会長とする人事案で決まっていたのだが、社会党系が反故しました。
そこで、保守系は強硬手段出でることになりました。それが今回新たに出てきた返還された供託金を不正に黒沢氏に支払った問題です。
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/gunma/060630/kiji02.html


細かい対立は書きませんでしたが、個別に指摘していただければ知っている範囲でお答えします。
書いてみると保守系対社会党系になってしまいますが、実は社会党系の中でも角田系、地方議員系、組合系で多少足並みが違うので注意が必要ですね。
主に対立しているのは地方議員系で、角田系は調整役みたいな感じです。角田氏引退も対立激化の遠因かもしれませんね。

1821とはずがたり:2006/07/01(土) 23:19:41
>>1818-1820
解説有り難うございます。
群馬は前回の衆院選でも角倉氏の公認で揉めたりしてましたよね。
旧社会党系に「角田系、地方議員系、組合系」と3つの系列があると指摘されてますけどフォーラム群馬を中心とする地方議員は労組系という訳ではないんでしょうか?
富岡氏は労組上がりではないという風に理解してましたが前回の参院選の公認に選ばれたと言う時点で(中島氏とは対極に)連合と良好な関係を築いたという事だったんですな。

18221818:2006/07/01(土) 23:37:02
当事者の一人である柿沼氏が詳細に書いていますのでご一読ください。これはすごい!

http://blog.goo.ne.jp/masaakikakinuma/e/4b617261bea46c03f7376ce3b9aaf817

1823片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/01(土) 23:47:12
富岡氏の議員の座もあやういところまで行ってるんでしょうか?
補選にするのは、党本部が避けそうだけど。
膿を出そうとする意気は良い。

次の参院選は民主で出さないというのもアリじゃないの?
怪我の功名ということもありえますよ、と。

1824とはずがたり:2006/07/01(土) 23:48:22
>>1822
生の現場の声ですねぇ。
これを読むと角田氏はかなり富岡氏よりな感じも致しますが。。

18251818:2006/07/01(土) 23:52:39
>>1821
良好な関係を御輿に乗るという意味ならそうかもしれませんが、実際は地方議員の傀儡状態ですね。今回の会長代行就任案を蹴らなければいけなかったのは彼らのごり押しがあった所以でしょう。
元来富岡氏は小沢氏を尊敬して政治の道を志したと聞いておりますが、現状は悲惨なものです。

角倉氏の件は彼が出馬を希望しているのを保守系をつぶしたい地方議員系が担ぎ上げようとしてもめたと聞いております。

組合系はいらんですね。非議員の組合関係の方が県連にいるので書いてしまったようです。

保守系と社会党系の対立の歴史は組合とはあまり関係ないので除外して考えた方がすっきりしますよ。
組合幹部と仲が悪いのは中島氏ですが、今回の紛争にはあまり関係ありません

1826片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/01(土) 23:53:20
衆院の議席のほうも比例の一つしかないから、いまいち発言力に欠けるのだろうなあ。
小沢さんと話し合ったほうがいいんじゃないの? 群馬の連中。

1827片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/01(土) 23:57:59
わりと能書きをするタイプの中島氏が突出して対立しているという感じかとおもったら、そうでもなかったんですねぇ。

あるいは、自民党の色を持っている石関議員の誕生でそれが各所に伝播し、先鋭化したのかもしれないけど。
石関議員が当選してなければ、富岡続投以外の選択肢は考えにくかったのだろうし。

ご説明によれば、中島氏とは関係なく、旧社会党系とそうじゃないグループの対立があったようではありますが。。。

1828小説吉田学校読者:2006/07/02(日) 00:09:28
富岡氏は角田氏の元秘書ですね。富岡氏のHPを見てみましたが、組合系の会合で挨拶ばかりしていますねえ。

群馬民主の場合、旧社会党vs保守系の対立のほかに、お家芸の旧社会党系内部の対立もあります。
それに、自民党県議出身の石関氏に対する反発もあるんじゃないんでしょうかねえ。

供託金問題は不明朗。組合独特のなあなあ体質が露呈した感じがします。

18291818:2006/07/02(日) 00:13:09
紛争激化の細かな要因に、最も先鋭的な柿沼氏の加入が大きくあると思いますよ。
民間企業出身だから不合理なことが大嫌いなようです。


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