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民主党スレッド
1792
:
名無しさん
:2006/05/17(水) 00:38:37
5月12日 教育基本法改正問題
http://www.hiraoka-hideo.jp/0605/060512.html
今日、民主党の「教育基本法に関する検討会」(座長・西岡武夫参議院議員)の第6回会合があり、民主党の「教育基本法案」取りまとめに向けた集中討議が行われました。今日は、これまでの検討会の議論を踏まえ、西岡座長試案が提示され、その試案に基づいて協議されました。
いずれにしても、連休前に「検討会」を発足させ、連休中でも協議が行われ、連休後も連日のように開催され、まるで突貫工事のように法案を策定しなければならない事態に野党第1党を追い込んだ政府・与党の姿勢は、責められてしかるべきと思います。
本来であれば、「憲法の付属法」とも言われる教育基本法は、通常国会での審議を始めから予定して法案が用意されるべきものであり、十分な国会での審議時間が確保される状況で法案が国会提出されるべきです。残り会期が1ヶ月余りのこの時点で国会に提出されたことは、何か、政治的な企みがあるのではないかと疑われても、仕方ないことではないでしょうか。
その疑いの一つが、民主党の中に混乱を引き起こそうとしているのではないか、というものです。教育基本法に「愛国心」を規定するか否か、規定するとしてもどのように規定するのか、については、自民党内や与党内協議の中でも様々な議論があったわけですが、「民主党内でこの問題を議論させて、民主党を混乱させてやろう」という思惑が与党側にあるという指摘です。
与党では、70回以上の協議を経た上で、公明党の立場にも配慮して、結局、政府提出法案第2条の「教育の目標」の一つとして「国や郷土を愛する態度を養う」という目標を掲げることでまとまったと言われていますが、今日の民主党の「検討会」でも、多くの時間が「愛国心」の取扱いを巡っての協議に使われました。以下、その状況の概略をご紹介したいと思います。
先ず、座長試案として、「教育は、・・・日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、伝統・芸術・文化を尊び、学術の振興に務め、新たな文化の創造を希求する。」という内容を含む文章が、教育基本法の前文として規定されることが示されました。当然、「日本を愛する心を涵養し」という表現を巡って、議論が紛糾しました。
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