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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

4701名無しさん:2009/01/08(木) 23:18:34
自民党党行革本部が「天下り政令」で政府側に抗議へ
2009.1.8 23:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090108/stt0901082307009-n1.htm

 自民党行政改革推進本部の公務員制度改革委員会(委員長・石原伸晃幹事長代理)は8日、党本部で会合を開き、政府が昨年12月、首相の権限で国家公務員の天下り斡旋(あつせん)の承認を可能とする政令を党内手続きを経ずに決めたことに対し厳重抗議することを決めた。中馬弘毅・党行革本部長らが河村建夫官房長官らに申し入れる。石原氏は会合で「さっぱり意図が分からない政令だ」と批判。他の出席者からも「行政上必要かもしれないが、衆院選で自民党議員の心臓を止めてしまう」(衛藤晟一参院議員)と不満が噴出した。

4702とはずがたり:2009/01/08(木) 23:18:34
なんか喜美の言葉も麻生じゃないけどあっち云ったりこっち行ったりぶれ気味ですね。
まぁ一番良い舞台で離党を突きつけたいんでしょうけど。。

4703千葉9区:2009/01/08(木) 23:21:06
だらだらと離党までに時間をかけると飽きられるだけだと思います。
ちゃっちゃっと離党しちゃえば良いのに。

いまさらへたれたら爆笑ですが。

4704 ◆ESPAyRnbN2:2009/01/08(木) 23:41:50
>>4701
> 「衆院選で自民党議員の心臓を止めてしまう」(衛藤晟一参院議員)

なんと正直な。
派遣失業者を本当に働こうとしてるのかとか、給付金は連立経費とか、日教組は癌とか、
消費者をやかましいとか、原爆はしょうがないとか、集団レイプは元気が良いとか、
なんとか還元水とか、テトリスとか、スカトロとか、
九州の自民党議員は正直者が多いですね。

・・・って、総理も九州か。

4705千葉9区:2009/01/09(金) 00:42:28
http://www.asahi.com/politics/update/0107/TKY200901070270.html
自民232支部、資金報告怠り解散 6千万円余使途不明(1/2ページ)
2009年1月8日3時10分

 政治資金の収支報告書の提出を2年連続で怠り、事実上の「解散」に追い込まれた自民党の政党支部の数が過去5年間で232に上っていることが朝日新聞の調べで分かった。これにより、一時的にでも収支報告が途絶えた資金の総額は約1億1600万円。このうち、現在も使途がわからないままになっている資金も約6500万円に達している。

 自民党幹事長室は朝日新聞の取材に対し、「指摘の事実があるとすれば直ちに事実関係を精査し、党本部として適切な対応をとりたい」としているが、政治資金の扱いのずさんさと同時に、同党支部の当事者能力の衰えを指摘する声が識者や同党関係者から上がっている。

 政治資金規正法には、「国民の不断の監視」の下に政治資金を置くことで透明性を確保する狙いがある。収支報告書の提出はその前提とされ、総務省や都道府県選挙管理委員会への報告を2年連続で怠ると政治団体としての届け出がないものとみなされ、政治資金の出し入れができなくなる。この時点で事実上、強制的な解散扱いとされ、場合によっては刑事罰や公民権停止の対象にもなる。

 解散扱いとなり、官報や都道府県公報で告示された団体について過去5年分を調べたところ、自民は232支部が該当し、自由連合6▽社民4▽旧保守3▽民主2▽旧自由2、と続く。報告を怠る前の支部の残金は自民が計約1億1600万円。社民約370万円、旧保守45万円、自由連合約12万円。民主と旧自由は残金ゼロだった。総務省によると、自民支部は昨秋の段階で7710あった。

 いずれも報告書を提出しなかった2年間は、外部から収支が全く確認できない状態だった。収支報告を怠っていた支部には自民の市町村支部や地方議員が代表者の支部が目立っている。

 また、自民党支部での使途不明の残金約6500万円のうち約5千万円は、石井道子・元環境庁長官(参院議員を引退)が代表をしていた「自民党埼玉県道友会支部」(埼玉県飯能市)の分だった。報告を怠って05年に支部が解散扱いとされた後の5千万円について、石井氏は「自分で保管している」と言っている。

 こうした実態について、総務省政治資金課は「未提出の状況について全国的に把握していない。総務省所管の団体については個別に注意喚起もしているが、強制的に提出させる権限はない」としている。(西川圭介、香川直樹)

4706名無しさん:2009/01/09(金) 15:58:22
山岡氏インタビュー 解散は予算成立後100%ある 渡辺氏との連携探る
(1月9日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090109/96568

 五日開幕した通常国会は冒頭から、定額給付金の在り方などをめぐって与野党が激突。二〇〇八年度第二次補正予算案などの採決では、自民党議員の造反もあり得る情勢で、波乱含みの政局が続きそうだ。民主党の国会運営の司令塔である山岡賢次国対委員長に今国会の見通しや戦略、さらに離党に言及している渡辺喜美氏との連携のあり方などを聞いた。

 −補正予算案などの採決にどう臨むのか。

 「筋の悪い定額給付金は切り離せ。そうすれば補正予算の残りは賛成すると言っている。しかし、与党は分けない。賛成できるものまで人質にして攻めてくる。いいものまで民主は反対しているという構図に従っている。ただ、いたずらに参院送付から六十日後のみなし否決まで採決を引き延ばすことは考えていない。国民にとって一番何がメリットか考えてやる」

 −自民党の造反をあぶり出すという戦略は。

 「自民党の中にも良心的な人はいる。ただ選挙区に帰るとわれわれと同じようなことを言うが、最終的に党の枠にはめられて国会では正反対のことで手を挙げる。それにだまされているから、国民のためにも顕在化させる。手始めが十三日の補正予算案の衆院採決だ。渡辺さん以外にも反対する人は出るかも知れず、三分の二による衆院再可決ができなくなる十七人の造反につながる可能性はある」

 −解散・総選挙の時期は。

 「自民の立場からすれば予算が上がったときに解散に打って出るしか方法はない。ただ、麻生首相には延命したいという気持ちが残る可能性はある。しかし、自民党執行部は絶対にそれを許さない。予算成立後の解散は100%、任期満了は120%ない」

 −離党に言及している渡辺さんをどう評価しているか。

 「渡辺氏は官僚政治をなくすということで大臣をやっていた。渡辺さんにとって一番の敵は当時、閣内にいた。公務員制度改革ではわれわれは全面的にバックアップした。考え方が同じところはたくさんある。離党に向けた行動を起こしたことは高く評価する」

 −渡辺氏との連携は。

 「今回の件は民主から仕掛けているわけじゃない。離党してもすぐ民主入りということはない。ただ選挙後は形はどうあれ一体で進むのではないか。栃木3区には民主候補は立てない」

4707名無しさん:2009/01/09(金) 16:37:44
定額給付金:対応、閣内不一致 受け取り11人、留保5人、辞退1人
毎日新聞 2009年1月9日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090109dde001010069000c.html

9日の閣議後の記者会見で、定額給付金の受け取りに関する発言が相次いだ。閣僚17人のうち「受け取る」と明言したのは11人。5人は態度を留保し、甘利明行政改革担当相が辞退する考えを表明するなど、対応は分かれた。

 河村建夫官房長官は「寄付する代わりに、地元で障害者施設が作った物を買いたい」と表明。斉藤鉄夫環境相も「地元で省エネ製品や電球型の蛍光灯を買ったりして消費したい」と述べるなど、給付金を受け取って地元で消費したいとの意見が多く出された。

 一方で甘利行政改革担当相は「私は申請しない方がいいのではないかと思う」と受け取らない考えを示し、「ポケットマネーから家族に『定額給付』して、地元の商店街で使えと要請したい」と語った。

 中川昭一財務・金融担当相は、給付金を受け取るかどうかは「個人としては答えられない」。与謝野馨経済財政担当相も「予断を持ってどちらにするか言う段階ではない」と語り、態度を留保した。

 同日午前の閣僚懇談会で、河村氏は「性格上、政府が縛るというものではないが、定額給付金の趣旨にのっとり政治家として適切な判断をお願いしたい」と呼びかけた。給付金をめぐっては6日の政府・与党連絡会議で、自民党の細田博之幹事長が消費拡大のため「国会議員も、もらって使うべきだ」と主張して政府にこの趣旨の統一見解を出すよう求めた。だが麻生太郎首相が難色を示し、閣僚の自由意思を尊重する方針にとどめた。

4708名無しさん:2009/01/09(金) 18:57:14
定額給付金、閣僚11人「受け取る」
(09日17:12)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4034837.html

 定額給付金をめぐり、閣僚の対応はさまざまです。野党などからバラ撒きとの批判が出ている定額給付金を麻生内閣の閣僚17人のうち、甘利行革担当大臣だけが受け取らないとした他は、11人が受け取る考えを示しました。

 「(定額給付金を)ぱぁーっと使っていただきたいという、政策目的でこの政策をやるなら、当然総理も受け取りますね?論理的にこういう答えになりますよ」(民主党 枝野幸男 衆院議員)

 「個人の判断であって、まだ予算も通ってない段階から、もらったらどうだとかこうだとかいう“たられば”の話というのでは、お答えのしようがない」(麻生首相)

 麻生総理は、高額所得者も受け取ったら盛大に消費して消費の刺激になるのが一番良いと述べながらも、自らの受け取りについては「その段階で判断させて頂く」として、9日も明らかにしませんでした。

 そうした中、麻生内閣の閣僚17人のうち11人は受け取る考えを明らかにしました。

 「“ニコニコ給付金”で皆が喜んで受け取ってもらいたい。私はニコニコして受け取る」(鳩山邦夫 総務相)

 「省エネ製品を買ったり、エコポイント制度を利用して電球型の蛍光灯を買ったり、私のお金をプラスして地元で消費したい」(斉藤鉄夫 環境相)

 「飛騨牛を食べるとか、じっくりそれは考えたい」(野田聖子 消費者行政相)

 この他、受け取る考えを示したのは、中曽根外務大臣、小渕少子化担当大臣、石破農水大臣、金子国土交通大臣、浜田防衛大臣、佐藤国家公安委員長の6人。

 今の時点で受け取らない考えを示したのは、甘利行革担当大臣ただ一人でした。

 「家計支援という趣旨で言えば、私は申請しない。消費刺激の責務があるから、家族には私のポケットマネーから定額給付し、地元の商店街で使うよう要請したい」(甘利 明 行革相)

 ただ、麻生総理と歩調を合わせ態度を明確にしていない閣僚もいます。

 「個人の内面性に土足で踏み込んで、もらうのかもらわないのか迫るのは、個人の内面性の自由とぶつかるのではないか」(与謝野馨 経財相)

 「決まってから考えます」(舛添要一 厚労相)

 この他、中川財務大臣ら、合わせて5人が態度を明らかにしていません。ただ、定額給付金の給付に関しては、実施する各市区町村の判断で年収1800万円を下限とする所得制限を設けることが出来るようになったままです。

 今のところ制限実施を明確にしたところはありませんが、国会議員は全員が年収1800万円を超えており、受け取るつもりでも受け取れない可能性はゼロではありません。

 こうした中、自民党は定額給付金の意義などを説明した文書を所属する議員に配布しました。

 10日からの連休中、それぞれの地元で制度の正当性をしっかり説明せよ、というわけです。

 「(給付金の受け取りを)辞退するなんて、格好つけるような事を言う人があるが、そうじゃない。ここで少しでも景気の傾向に歯止めをかけ、頑張っていこうではないか」(自民党 細田博之 幹事長)

与党は、来週火曜日の予算委員会で第2次補正予算案の採決を行うことを、野党の反対を押し切って、委員長の職権という形で決めました。関連法案と合わせて、火曜日のうちに本会議でも可決して、参議院へ送る方針です。

 「間違った補助金が中に入っているような、2次補正予算。もうすでに採決を決めようなどという話はとんでもないことだ」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)

 これに対し、野党・民主党は与党が強行採決する場合には採決には応じない方針を決め、参議院に送られた場合にはすぐに審議には入らず、定額給付金を分離するよう改めて政府・与党側に求めることにしています。(09日17:12)

4709名無しさん:2009/01/09(金) 19:06:29
読売ニュースランキング2008

「さもしく1万2千円欲しい人も…」定額給付金で首相発言

 麻生首相は6日夜、長崎県諫早市で自民党長崎県連が主催した首相の演説会で演説し、追加景気対策の柱である定額給付金について、「貧しい人には全世帯に渡すが、『私はそんな金をもらいたくない』という人はもらわなきゃいい。(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない。それは哲学、矜恃(きょうじ)の問題で、それを調べて細かく(所得制限を)したら手間が大変だ」と語った。
 政府は所得制限を設けるかどうかで混乱した末、「年間所得1800万円が下限」という目安を示したが、受給辞退を呼びかけるかどうかは市区町村の判断に委ね、実質的に制限がない状態が見込まれている。それだけに、今回の首相の発言は波紋を広げそうだ。

(2008年12月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/2008ranking/article_monthly_top1205.htm

4710名無しさん:2009/01/09(金) 19:37:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010900819

「天下り」政令、焦点に=野党は撤廃要求、首相防戦

 国家公務員OBが公益法人などへの再就職を繰り返す「渡り」への政府の対応が、国会論戦の新たな焦点に浮上した。麻生太郎首相は「原則認めない」とするものの、政府が昨年12月に閣議決定した政令に例外規定が盛り込まれており、民主党など野党側は「官僚寄りだ」と姿勢を厳しく追及する。首相は、定額給付金に加え、天下りの問題でも、防戦を強いられる展開だ。
 「(改正国家公務員法の)立法の趣旨に反している」。9日の衆院予算委員会で、民主党の枝野幸男元政調会長は政令を厳しく批判した。
 改正国家公務員法は2011年までに、再就職あっせんを官民人材交流センターに一元化し、渡りあっせんも全面禁止することを定めているが、政令は経過措置として、「必要不可欠と認められる場合」に行えるとした。民主党は「必要不可欠」に当たるケースが今後続出すると見ており、仙谷由人元政調会長は「霞が関のクーデターだ」と断じた。
 民主党の追及を避ける狙いから、官邸サイドは当初、首相が渡りの全面禁止を明言することを検討したものの、最終的には「閣議決定した政令と矛盾する答弁はできない」(政府筋)と判断。9日の衆院予算委で枝野氏から、政令の撤廃を求められた首相は「(渡りに)厳格に対応する」と答弁するのが精いっぱいだった。
 もっとも、首相は公務員改革に後ろ向きとのイメージが有権者に広まれば、今秋までには行われる衆院選を控え、与党に一層の逆風となりかねない。このため、政府内では「政令を撤廃しないと持ちこたえられないかもしれない」(高官)との声が漏れるなど動揺が出始めている。(了)
(2009/01/09-19:29)

4711名無しさん:2009/01/09(金) 20:25:05
1月8日付 編集手帳
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20090108-OYT1T00110.htm

 十全、十分と用いるように、「十」には「すべてまとまっているさま」の意味がある。漢字でも十の字は大切で、実り多き果実の「果」も十を欠けば「呆」に変わる◆「口」から出る言葉も十人が十人、心をひとつにして「叶(かな)」う。首相の口から出た言葉が叶わなくて、何としよう。定額給付金をめぐる麻生首相以下、政府・与党のまとまりのなさを見ていると、景気浮揚の果実を想像する前に呆(あき)れる心が先に立つ◆高額所得者に自発的な受給辞退を促す意向を、首相が撤回した。「さもしい」と語って、ひと月もたたない。いまは「ぜひ皆さんに使ってほしいな…」という心境だそうである◆政府・与党の中が受給派と辞退派に割れていた。野党から足並みの乱れを突かれるとみて首相が譲ったようだが、どこが頭やら、尾っぽやら分からない政権というのも困ったものである◆首相が年頭記者会見で披露した書き初めに、「平成廿(にじゅう)十一年新春」とあったことが話題になっている。辞書によれば「廿」は1文字で二十を意味し、下の「十」は余計という。「果」から抜け落ちた十の字はこんな所で遊んでいたらしい。

(2009年1月8日01時48分 読売新聞)

4712名無しさん:2009/01/09(金) 20:31:47
首相「さもしい」発言で金縛り 閣僚対応も“不一致”

2009年1月9日 20:20 カテゴリー:政治
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/70045

 麻生太郎首相が高額所得者の定額給付金受け取りを「さもしい」とした自らの発言で、身動きの取れない“金縛り状態”に追い込まれている。「経済状況が大きく変わった」と給付金の積極活用を呼び掛けながら、自身が受領するかどうかは態度表明を拒否したまま。わずか1カ月足らずの転換に、首相の「ぶれ」は覆い隠せない。

 9日には閣僚間で受け取るかについての対応の「閣内不一致」を露呈。自民党の細田博之幹事長が辞退を表明した甘利明行政改革担当相を念頭に「格好を付ける人もいる」と批判するなど、給付金をめぐる政府与党の迷走には拍車が掛かるばかりだ。

 「(2008年度第2次補正)予算案も通っていない段階で『たられば』の話に答えようがない。予算案が決まり地方に配分される段階で判断する」。首相は9日の衆院予算委員会でも、民主党の枝野幸男氏に給付金を受け取るかの態度表明を迫られ、苦しい答弁を繰り返した。

4713とはずがたり:2009/01/09(金) 20:45:27
>>4711
ずっと自民党支持できた癖に読売も可成り辛辣ですなぁ。首相を阿呆よばわりしとるw

4714名無しさん:2009/01/09(金) 21:37:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009010900921

自民、造反封じに躍起=渡辺氏への同調警戒−2次補正採決
 定額給付金が盛られた2008年度第2次補正予算案と関連法案の衆院本会議での採決で、自民党執行部が「造反」封じに躍起となっている。定額給付金の撤回を求める渡辺喜美元行政改革担当相は採決で反対する見通しだが、執行部は同調者を一人でも出さない方針で、締め付けを図っている。
 「小泉純一郎元首相は小選挙区制に反対だったけど、いろいろあって賛成した。いろいろあるんだよ」。細田博之幹事長は9日午後、党本部の幹事長室を訪れた柴山昌彦氏に対し、1994年の政治改革関連法案を引き合いに出し、こう言い聞かせた。
 柴山氏は「政策も人脈も渡辺氏に近い」(関係者)と指摘されるが、2次補正には反対しないと確約。細田氏も胸をなで下ろした。細田氏は8日には、副幹事長を通じて各派に、造反防止を徹底するよう指示した。
 また、党執行部は定額給付金の仕組みなどを分かりやすく解説した冊子を作成し、所属国会議員と各都道府県連に配布した。冊子には、生活対策や景気対策としての定額給付金の意義を明記。民主党が提唱する「給付金付き税額控除」も「定額給付金と趣旨を同じくするもの」と指摘するなど、有権者への説明や、野党に反論するマニュアルとして役立てるよう求めている。
 ただ、自民党の江崎洋一郎氏が衆院財務金融委員会の与党理事懇談会で「給付金の一部を雇用対策に使えないか」と発言するなど、党内に給付金に根強い不満を持つ議員がいるのも事実。党幹部は「造反者は渡辺氏以外にいない」と見ているが、複数出てくれば「民主党に勢いを与える」と警戒している。(了)
(2009/01/09-21:24)

4715名無しさん:2009/01/09(金) 21:45:31
雇用対策:麻生首相と与謝野経財担当相 微妙な距離感

 9日の衆院予算委員会で、雇用問題をめぐり、麻生太郎首相と与謝野馨経済財政担当相の微妙な距離感をうかがわせる場面があった。

 首相が「(雇用確保は)経営者が踏ん張る気概を持たねば難しい」と財界の自発性に期待を示したのに対し、与謝野氏は「同一労働、同一現場の正規社員と非正規に容認できない格差が生じている」とし、「正義の問題」として政府の積極的関与が必要と語った。野党議員のような語句の連発で、答弁後、野党席から拍手が起きた。

 与謝野氏は一方、定額給付金の受け取りについて「個人の自由な意志の領域の問題だ。土足で踏み込めば内面の自由とぶつかる」と明言を避け、首相と足並みをそろえたが、「今後、判断する」と繰り返すだけの首相との違いが逆に際立った。【野口武則】

毎日新聞 2009年1月9日 21時36分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090110k0000m010075000c.html

4716千葉9区:2009/01/09(金) 23:03:26
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090104/20090104_0001.shtml
「AYライン」共に打算 首相と与謝野経財相 消費税で協調
2009年01月04日 14:10
 衆院選の年を迎えて支持率回復が迫られる麻生太郎政権。鍵を握る存在が与謝野馨経済財政相だ。定額給付金制度の問題では所得制限が必要と異を唱えたが、消費税率引き上げ時期の明示をめぐっては援護射撃に回り、与党側の異論を封じ込めた。与謝野氏への依存度を高めているように映る首相には、「ポスト麻生」候補を取り込む狙いも透ける。双方に思惑あっての打算的「AYライン」といえそうだ。

 ●連携が奏功

 昨年12月12日夜、官邸で開かれた首相記者会見。「中期の財政責任を示すことが責任政党の矜持(きょうじ)だ」。社会保障と税制の中期プログラムをめぐり、3年後の消費税率引き上げ明示に強い意欲を示した首相は、演壇から降りると与謝野氏に語りかけた。「これでいいんだろ?」

 時期の明示は首相の「公約」だが、公明党が反発し、与党は税制改正大綱で明記を見送った。

 即座に反応したのが与謝野氏。記者会見で「問われているのは総理の指導力ではない。自民党が責任政党として踏ん張れなかった」と批判、1歩も引かぬ姿勢を見せた。

 最終的に難解な表現ながら時期の明記で決着。官邸会見場でのやり取りは、2人の連携が奏功したことを示唆した。

 ●どこ吹く風

 昨年の総裁選で争った末、首相に仕えることになった与謝野氏だが、無条件に恭順の意を示したわけではない。閣僚就任会見では「自分の良心に従って率直に意見を申し上げる」と明言。首相が公言する財政拡大路線への転換をけん制した。

 定額給付金制度をめぐる問題提起は、政府・与党内の混乱を招いたが、どこ吹く風だった。のどにがんが見つかり、大手術をしたのが2006年秋。翌年8月、安倍晋三改造内閣の官房長官として本格的に復帰した。周囲は「迫力が増した。吹っ切れている」とみる。

 職人気質を自認し、パフォーマンスが得意な首相とは肌合いが異なる。民主党との対立軸鮮明化や与党に踏み絵を課すことでの求心力回復といった動機はともかく、消費税にこだわる首相の姿勢は、財政再建の道筋をつけたい与謝野氏にとっても好都合だったわけだ。

 ●蜜月の行方

 「一緒に経済対策もつくったし、与謝野先生とそれほど違っているという感じはない」。総裁選当時、首相はそう評した。ただ、側近は「首相は財政再建原理主義者が嫌い。与謝野氏を頼りにはしておらず、気を使っているだけ」と強調する。

 与謝野氏は、秘書として仕えた中曽根康弘元首相を師と仰ぎ、囲碁対決が話題を呼んだ小沢一郎民主党代表ともパイプを持つ。麻生派議員に「自分は終わった人間。心配しないでいい」と伝えているが、首相にとって政界再編を想起させる要警戒人物に変わりはない。難航必至の国会対応や衆院解散を探る政局で「蜜月」は続くのか。その行方は政権の存亡にもかかわる。 (東京報道部・相本康一、植田祐一)

=2009/01/04付 西日本新聞朝刊=

4717名無しさん:2009/01/10(土) 06:19:18
渡辺議員13日にも離党「重大な局面に来た」
[ 2009年01月10日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/01/10/06.html

 自民党離党に言及している渡辺喜美元行政改革担当相が9日午前、国家公務員の天下り規制に関し麻生太郎首相の見解をただす公開質問状を提出するため官邸を訪れた。しかし、首相側は受け取りを拒否。渡辺氏は記者団に「しゃくし定規な対応で残念だ。(離党に関し)重大な局面に来た」と述べた。

 早ければ連休明け後の13日にも離党する見通し。衆院本会議で同日行われる第2次補正予算案の採決に反対するとみられる。反対すれば、自民党執行部は離党届を受理せず、除名処分とする方針だ。

 首相は衆院予算委員会出席のため官邸には不在で、対応した村松一郎首相秘書官は渡辺氏に「質問は国会ですべきだ」と述べた。質問状は、官僚OBが2回以上再就職する「渡り」の斡旋の全面禁止と、首相が天下りの斡旋を承認する政令の撤回を要求し、同日中の回答を求める内容。渡辺氏は回答を離党に踏み切る際の判断材料にする意向を示していた。

4718名無しさん:2009/01/10(土) 07:31:16
麻生内閣 給付金で不一致!甘利行革相が「申請しない」

 麻生太郎首相(68)が方針を二転三転させた末に受け取るかどうかの明言を避けている定額給付金を巡り、9日、閣内でも足並みの乱れが露呈した。閣僚17人のうち11人が受け取る意向を表明したが、甘利明行政改革担当相(59)は辞退の意思を見せ、5人は態度を明らかにしなかった。思わぬ“閣内不一致”に自民党の細田博之幹事長(64)は甘利氏を批判。定額給付金を含む第2次補正予算案の採決(13日)を控え、「麻生丸」の迷走は続く。

 ただでさえがけっぷちの麻生政権が、空中分解の様相だ。この日の閣議後の会見で、定額給付金の対応を聞かれた17閣僚中、「受け取る」と答えたのは11人。

 一方で、受け取り辞退を明言したのが甘利氏だ。07年の自民党総裁選で福田康夫氏支持だった山崎派の方針に反してまで劣勢の麻生氏を支持した盟友だが、今回は「家計支援という趣旨で言えば、私は申請しない」とキッパリ。「消費刺激の責務があるから、家族には私のポケットマネーから“定額給付”し、地元の商店街で使うよう要請したい」と話した。

 首相同様、受け取るかどうかを明言しなかったのは、与謝野馨経済財政担当相(70)や中川昭一財務相(55)、舛添要一厚労相(60)ら。二階俊博経済産業相(69)は「家族みんなで相談して決める」とかわした。

 細田幹事長は都内で開かれた公明党会合で、甘利氏を念頭に批判。「『辞退する』と格好つけるようなことを言う人もいる。閣僚ももらって地元で景気振興に使おうという公明党側の提案に一も二もなく賛成だ」と強調した。

 定額給付金を含む第2次補正予算案成立に向け全力を挙げるべきタイミングでの、閣僚間の不一致。受け取る意向をすでに表明している河村建夫官房長官(66)は、受け取るかどうか「個人の判断」としたものの、迷走を続ける首相の求心力低下を裏付ける形になった。

 麻生首相は昨年12月6日、長崎県での演説会で高額所得者の受給を「さもしい」とし、同15日の参院決算委でも「1億円も収入がある人はもらわないのが普通。人間の矜持(きょうじ)の問題」と答弁していた。しかし年明け早々、政府・与党内から自発的辞退を否定する声が上がり、メンツは丸つぶれ。今月6日に突然「その時になって判断する」とトーンダウンしていた。

 9日の衆院予算委でも、民主党の枝野幸男氏から給付金を受け取るかを迫られ「(第2次補正)予算案も通っていない段階で『たられば』の話に答えようがない」と苦しい答弁に終始。首相周辺は「『さもしい』とまで言ったのはやはりまずかった。あれがなければ『景気対策のために受け取る』と軌道修正できたのに」と悔やんでいる。

 衆院予算委はこの日の理事会で第2次補正予算案の審議日程を協議。衛藤征士郎委員長は13日に締めくくり総括質疑を行った上で採決することを職権で決めた。与党は13日中に本会議に緊急上程して可決、参院に送付する構え。民主党は午後の幹部会で、採決には応じない方針を決定。国会は最初の山場を迎える。

(2009年1月10日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090110-OHT1T00068.htm

4719名無しさん:2009/01/10(土) 14:19:04
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090110ddlk09010064000c.html

渡辺元行革相:12日に離党表明へ 地元後援会の役員会で /栃木

 反麻生内閣の姿勢を鮮明にしている衆院3区選出の自民党の渡辺喜美元行革担当相は、12日に地元後援会の臨時役員会を開き、離党を表明する見通しであることが9日分かった。渡辺氏が撤回を求める定額給付金が盛り込まれた08年度第2次補正予算案は13日の衆院本会議で採決される見通しだが、渡辺氏は反対する考え。党に所属したまま採決に反対して「造反」となる前に、自ら離党する道を選ぶことにしたとみられる。

 渡辺氏は9日、官僚OBが天下りを繰り返す「渡り」の全面禁止などを求める麻生太郎首相あての公開質問状を持って首相官邸を訪れたが、受け取りを拒否されていた。

 自民党県連幹部は「後援会に離党を説明するのだろう。早くすっきりした方がいい」と述べた。同党県議の中では10人が渡辺氏を支援する会を組織している。離党しても、県議らは渡辺氏を支援する方向だが、自民幹部は、離党した場合の対立候補擁立を明言しており、対立候補が出馬した場合、地元議員の足並みの乱れも予想される。【葛西大博】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版

4720名無しさん:2009/01/10(土) 15:38:19
渡辺元行革相離党に冷ややかな視線
[政治]
2009年01月10日 14:52 更新

定額給付金を含む第2次補正予算案の衆院通過が13日で固まった。公務員の天下り問題や給付金の取扱いについて、麻生首相に方針転換を求めていた渡辺喜美元行政改革担当相。公務員の天下りについて質問書を提出しようとしたが、首相官邸で門前払いとなっていた。離党は必至となったが、自民党内の渡辺元行革相に対する視線は冷たい。

 九州選出のある衆院議員は「党内からは誰もついて行かないよ。友達が少ない人だから・・・。自分の言い分が通らなければ離党すると騒いでいるが、何で早く出て行かないのか。13日といわず、(首相への)要求が拒否された時点で結論が出てる。ヒーローにでもなったつもりなんだろう」
と吐き捨てるように語った。

 別の国会議員秘書は「親子2代で小沢さんにコントロールされるんですかね」とにべもない。
渡辺元行革相の党内での人気はほとんど無いというが、選挙だけは強いといわれる現実が強気の背景にあるとされる。渡辺元行革相の行動が大きく国会の流れを変えることはなさそうな状況である。

http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4128.html

4721名無しさん:2009/01/10(土) 17:13:57
首相「衆院選は一番いい時期に」 都議選絡み公明へ配慮
2009年1月10日 17時02分

 麻生太郎首相は10日午後、内閣記者会のインタビューに応じ、衆院解散・総選挙の時期について、公明党の要望にも一定の配慮をする考えを示した。公明党は7月に任期満了を迎える東京都議選との同時期の実施は避けたいとの意向。首相は「7月だけ絶対外すということはないが、(自民、公明)双方にとって一番いい時期を選ぶ」と明言した。

 同時に「経済対策に目安を付けないと無責任だ」と述べ、2009年度予算成立までは解散しない意向を重ねて示した。

 08年度第2次補正予算関連法案の処理をめぐっては「(野党が)どうしても反対と言うなら『3分の2条項』を使わざるを得なくなる可能性がある」と述べ、衆院再可決で成立させることも辞さない考えを示した。

 第2次補正予算案などの採決時に自民党議員が造反する可能性に関しては「あまり想定していない」と表明した。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009011001000436.html

4722名無しさん:2009/01/10(土) 18:48:18
>「参院でドラマが起きると思う。本当に今の形でいいか、自民、公明両党の執行部は、もう一度考え直した方がいいのではないか」

http://www.kobe-np.co.jp/knews/0001649271.shtml

参院で2次補正修正も 加藤元自民幹事長

 自民党の加藤紘一元幹事長は10日、山形県新庄市などでの会合であいさつし、定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案について「参院でドラマが起きると思う。本当に今の形でいいか、自民、公明両党の執行部は、もう一度考え直した方がいいのではないか」と述べ、参院段階での修正の可能性に言及した。

 加藤氏は、定額給付金について「自民党は強い賛成ではない。公明党との関係を考えて賛成するが、あまり出来が良くないというのが7、8割の自民党議員の心だ」と指摘。ただ第2次補正予算案の衆院採決に関しては「自分も含め、自民党から造反する議員はほとんどいないと思う」との見方を示した。

4723名無しさん:2009/01/10(土) 21:04:58
自民:政界再編論者に手詰まり感 遠のく衆院選、造反なく
毎日新聞 2009年1月10日 20時45分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090111k0000m010060000c.html

 麻生太郎首相に批判的な自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓前副総裁、中川秀直元幹事長ら「政界再編論者」に手詰まり感が漂っている。首相は年頭に、春ごろの09年度予算成立までは衆院解散・総選挙をしないことを明言。定額給付金が焦点になった08年度第2次補正予算案の衆院採決で自民党に造反の動きはなく、離党が確実視される渡辺喜美元行革担当相への同調者も出ない見通しで、「攻め手」を欠いているためだ。

 加藤氏は10日、山形県鶴岡市での後援会会合で、定額給付金について「自民党議員は強い賛成ではなく、公明党に近々選挙でお世話になるから賛成する」と指摘しながらも、「自分も含めて自民党からそんなに造反する人は出ないだろう」と語った。「選挙区が不安定な人の行動は限界が出てくる」と政界再編の難しさも暗に認めた。

 定額給付金の撤回を主張していた山崎氏は今年になって容認に転じた。6日夜には、首相が出席して開かれた九州選出国会議員の会合で、「新年になったので心機一転、首相を先頭に頑張っていきたい」とあいさつし、2次補正への協力を約束した。

 加藤、山崎両氏は党内で学者を交えて再編に向けた構想をまとめる考えだが、「反麻生」の機運が盛り上がらない中、突出しないよう水面下での活動にとどめる方向だ。

 次期衆院選直後の政界再編を視野に入れていた中川氏は4日の新年会で「一昨年の参院選敗北に伴う謹慎期間も、昨年の大みそかで終了させていただく」と語り、改めて意欲を示した。だが、麻生内閣の支持率急落で民主党の結束は強まっており、自民党の「独り負け」の可能性も浮上している。中川氏に近い議員は「決断の時期を先送りせざるを得ないのではないか」と漏らす。

 再編論者の方向性には違いもある。加藤、中川両氏は一時、協力を模索したが、山崎氏は「財政再建か経済優先かという議論で新党を作っては、あまりにもお粗末だ」と述べ、中川氏とは一線を画している。【田所柳子、近藤大介】

4724名無しさん:2009/01/10(土) 22:20:54
麻生政権が「最大のマイナス」=総選挙への期待も−野村の株投資調査

 今年の株式市場で最大のマイナス要因は麻生政権−。野村証券が6日まとめた個人投資家動向調査で、迷走を続ける麻生政権が株価に悪影響を与えるとの回答が全体の53%に達した。2位は「国内景気」の26%で、現政権が断トツの足かせと受け止められている実態が浮き彫りになった。(2009/01/06-18:19)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200901/2009010600713

4725名無しさん:2009/01/10(土) 23:04:27
「給付金」大阪府だけ年収400万円の制限?

 大阪府の橋下徹知事は7日、府条例で定額給付金の受給資格を年収400万円未満などとする所得制限を設け、余剰金を学校の耐震化事業に回すことを提案した。高額所得者を念頭に置いた所得制限について、政府が前日に事実上撤回したばかり。総務省によると、余剰金が出た場合は給付金の財源である国庫に戻ることになっており、事実上不可能な提案。橋下流パフォーマンスとの指摘も出そうだ。

 橋下知事が定額給付金について新たな提案をぶちまけたのは、府内の市町村長と経済対策についての意見交換を行う場。

 「例えば、大阪府だけ“(年収)400万円以上の人には出さん”という所得制限を設けるとか、条例でできないものか」と述べ、制限により各市町村で余った給付金を小中学校の耐震化事業の地元負担分に回すアイデアを披露。また雇用対策として、各自治体の給付金事務作業に離職者を雇う考えも提案した。「麻生総理は“地方分権の訓練だ”とも言っている」として、府独自の緊急経済対策として検討していく構えを見せた。

 ただ、橋下知事の提案は現実性が極めて低い。昨年11月に自民・公明両党が決定した定額給付金についての大枠には「各市町村が所得制限を設ける場合の下限は、所得1800万円とする」と記載。総務省自治行政局定額給付金室によると、条例をつくるにしても、所得制限は「年収1800万円未満」が限界。さらに、所得制限により府民に給付しなかった分については「使われなかった予算」とみなされて国庫に戻ることになるという。したがって、余剰金は自由に使うことはできない。

 大阪府市長会長の倉田薫池田市長は「面白い発想だが、給付金は個人を対象としているので実現は厳しい」と渋い表情。

 給付金の受給資格をめぐっては当初、政府が所得制限を設けようとしたが手間や法律の問題などで断念。その後は高所得者へ「受給辞退」を促してきた。だがここへ来て定額給付金の支給目的が「家計の緊急支援」から、「消費刺激による景気対策」へと転換。6日には自民党の細田博之幹事長が「景気対策なので国会議員ももらって使うべきだ」と述べ、年収1800万円を超える国会議員にも受け取りを促していた。

 河村建夫官房長官は記者会見で「給付金の狙いは家計を助け消費拡大につなげることだ。その趣旨に合った対応をお願いしている」と述べ、橋下知事を批判した。

[ 2009年01月08日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/01/08/01.html

4726名無しさん:2009/01/11(日) 02:27:27
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090110/20090110-00000041-jnn-pol.html

首相インタビュー、給付金めぐる発言は

 定額給付金を「もらう」か「もらわないか」をめぐって、発言がぶれていると指摘されている麻生総理。10日午後、記者団のインタビューに答えました。

 総理官邸では10日も、麻生総理にあの質問がぶつけられました。

 「定額給付金の話ですが、率直に言って、(首相が)受け取ると言えば、話は終わると思うが」(記者)

 去年12月の段階で、高額所得者が受け取るかどうかは、「人間の矜持の問題」などと発言。自らは受け取らないと明言していた麻生総理でしたが、景気対策としては受け取って使うのが筋という論調を受け、ここのところ言葉を濁してきました。

 「総理はどうするのか」(民主党 菅 直人 代表代行)
 「まだ予算が通っていないので、通っていない段階から、もらう前提で話すのはいかがかなと」(麻生首相)

 「当然、麻生総理も受け取りますね」(民主党 枝野幸男 議員)
 「もらったらどうだとか、こうだとかいう、たらればの話では答えのしようがない」(麻生首相)

 受け取るのかどうかは、閣僚の間でも意見が割れています。

 「私はニコニコして受け取る」(鳩山邦夫 総務相)
 「受け取るか受け取らないかは、全く自由意思に基づいて行われるもの」(与謝野 馨 経財相)

 受け取る考えを明らかにしたのは、閣僚17人のうち11人。考えを明らかにしなかったのは5人。受け取らないとしたのは、甘利行革担当大臣ただ1人でした。

 結局、受け取るのか、受け取らないのか・・・。麻生総理は10日、改めてこう話しました。

 「僕は全然変わってない。政府で決めるとか、総理の命令でやると思ったことは一度もない。標準家庭(大人2人子供2人)で6万4000円入ってきたら、あと5万と思ったものを買ってもらう。そういった形での消費刺激が望ましい。盛大に使っていただきたい」(麻生首相)

 この迷走ぶりに、街の反応は、いささか冷ややかです。

 「議論自体が無意味だと思います。制度自体も無意味だと思う」
 「好きにしたらいいんじゃないんですかね」(街の人は)
 「私は必要ではないと思う」(秋葉原のメイドさんは)

 また10日は、舛添大臣との温度差も指摘された製造業の派遣規制の問題についても、質問が及びました。

 「基本的に常用雇用が一番望ましいですが、常用雇用だと急激な景気の変動になかなか対応しにくい。(景気が)良くなったときに、企業は人が足りなくなってくる。その時は常用(雇用)やりますか」(麻生首相)

 これまで同様、麻生総理は「常用雇用が望ましい」と、舛添大臣と同じ認識を示したものの、製造業派遣の規制については慎重な姿勢を強調しました。

 記者団の質問に、時折、笑顔を交えて答える麻生総理でしたが、週が明ければ、定額給付金を盛り込んだ第二次補正予算案と関連法案をめぐっての激しい与野党攻防が待っています。(10日17:56)

[10日21時9分更新]

4727名無しさん:2009/01/11(日) 18:19:45
渡辺喜美元行革相 13日離党へ
[政治]
2009年01月11日 15:31 更新

 渡辺喜美元行政改革担当相が13日に自民党を離党、第2次補正予算案の採決で反対にまわることを明言した。衆院予算委員会での補正予算案採決が13日、同日に本会議での採決まで行なうことが固まったため、同元行革相の動向に注目が集まっていた。
 渡辺元行革相の補正予算案反対に、自民党内からの同調する動きがないまま、離党に踏み切る渡辺氏。元行革相の父である故・渡辺美智雄自民党副総裁は、首相の座と引きかえに離党することで揺れたことがある。美智雄氏の離党を促すべく先行して離党した太田誠一元農水相や新井将敬氏(98年に自殺)などは、その後大変な苦労を強いられたといわれる。
 渡辺元行革相の語り口は、栃木弁で歯に衣着せせぬ発言を繰り返した父君によく似てはいる。しかし、故・美智雄氏には「ミッチー」と呼ばれ親しまれる「愛嬌」があったと古くからの国会関係者は語る。永田町生活が長い、ある自民党衆院議員の秘書は、「孤立無援とも言われる元行革相には、子分も同志も少ない」と言い切る。
 離党できずに、志半ばでこの世を去った亡父を、秘書として支え続けたはずの喜美元行革相。親父を越えることができるかどうか、これからの動きにも注目が集まる。いずれにしろ、連携相手は亡父の時と同じく小沢一郎氏である。

http://www.data-max.co.jp/2009/01/13_13.html

4728名無しさん:2009/01/11(日) 20:15:55
トーンダウン…加藤元幹事長の「政界再編論」足踏み  (1/2ページ)
2009.1.11 19:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090111/plc0901111950008-n1.htm

 自民党の加藤紘一元幹事長の政界再編の動きがこのところトーンダウンしている。麻生内閣の支持率が急激に下がったことが逆に、自民党や民主党の「結束」を高め、加藤氏が志向してきた衆院選前に自民、民主両党の枠を崩す第3極の結集が難しくなっているのだ。加藤氏や盟友の山崎拓元副総裁は最近、政界再編の完遂には複数回の衆院選が必要−とまで唱えるようになっており、“仕掛けのタイミング”を見つけられない状態だ。(水内茂幸)

 加藤氏は10日、山形県酒田市で開いた後援会の新年会で、久々に民主党批判を解禁した。

 「民主党は昔の社会党、自民党から出て行った人や自民党に入れなかった新人候補者の合成体だ。何かやる政党というよりも、自民党の(政策に反対する)『鏡の反射体』のような党にすぎない」

 さらに、「来年は衆参同日選があるかもしれない。今後の2、3年の間に、2、3回衆院選をやって、ようやく政界が整理される」と語った。

 新年会会場に自民党や麻生太郎首相のポスターは見当たらない。安倍晋三元首相と福田康夫前首相が2代続けて政権を放り出して以来、自民党の「統治能力」喪失が明らかとなり、支持者の目が厳しくなったと加藤氏が見てきたからだ。

 そうした中での民主党批判に、新年会出席者の一人は「風向きが変わったのか」と首をひねった。

トーンダウン…加藤元幹事長の「政界再編論」足踏み  (2/2ページ)
2009.1.11 19:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090111/plc0901111950008-n2.htm


 加藤氏は昨年9月の自民党総裁選で、与謝野馨経済財政担当相の支援要請を断り、“党の延命”に固執しない姿勢をにじませていた。さらに、与野党のリベラル系議員と接触する回数を増やし、自民、民主双方が割れる形での第3極作りを模索した。

 昨年12月半ばには、折に触れて集まっていた加藤氏、山崎氏、民主党の菅直人代表代行、国民新党の亀井静香代表代行の「YKKK」が民放テレビの報道番組でそろい踏みし、政界再編に動き出すのかとみられたこともあった。

 自民党のリベラル系議員は「昨秋、加藤氏の意をくんだ亀井静香氏から新党に誘われた」と語る。

 だが、麻生内閣の支持率低迷が顕著になると、加藤氏の動きは慎重になった。

 民主党は強気一辺倒となり、小沢一郎代表は自民党の「反麻生」議員について「まず離党が先決だ」と、民主陣営への吸収しか認めない姿勢だ。

 また自民党は、渡辺喜美元行政改革担当相の離党の動きはあるものの、大勢は衆院選を前に党を飛び出すことに慎重だ。「平成12年の『加藤の乱』で離党しきれなかった加藤、山崎両氏についていく者はいない」(自民党閣僚経験者)との指摘もある。

 山崎氏も6日夜、九州選出国会議員の会の新年会で「心機一転、中央突破で麻生首相を先頭に頑張りたい」と語っている。

 加藤氏は衆院選前の行動は自重し、山崎氏と連携しながら、「衆院選後の政界再編」の政策軸の勉強を当面重ねる構えだ。

4729名無しさん:2009/01/11(日) 22:47:00
>秋までには必ず衆院選が行われるため、大統領とのゴルフの約束を果たせるかどうか。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011100194
「2人でやれば文句出ない」=大統領とゴルフ約束−麻生首相

 「総理になってから、一回もゴルフをやっていない。(李明博大統領と)2人でやれば誰も文句がないだろうという話があったが、まったく同意見だ」。麻生太郎首相は11日夜の大統領主催の晩さん会でユーモアを交えてあいさつし、会場の笑いを誘った。
 これに先立つ日韓財界人との懇談で、李大統領が年内訪日に意欲を示し、「ここにいる財界人も一緒に(ゴルフを)プレーしたら」と提案したことを受けたもので、首相は晩さん会で「改めてご案内します」と応じた。
 首相は昨年9月の就任以来、ゴルフは打ちっ放しに1回行っただけ。秋までには必ず衆院選が行われるため、大統領とのゴルフの約束を果たせるかどうか。(ソウル時事)(了)
李明博(イ・ミョンバク)
(2009/01/11-22:14)

4730小説吉田学校読者:2009/01/12(月) 08:13:24
言葉は悪いが、ヒモのヒステリーですよ。

渡辺氏に痛烈批判「考える前に出て行け」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090111-449166.html

 自民党の古賀誠選対委員長は11日、福岡県内で講演し、2008年度第2次補正予算案と関連法案に関し「どういう抵抗があっても、たとえ与党だけででもきっちりと13日に採決することが大事だ」と述べ、野党が審議拒否しても与党単独採決で13日中に衆院を通過させるべきだとの考えを強調した。
 また、同党の渡辺喜美元行政改革担当相が定額給付金撤回などを政府側に求めていることに対し「『要求項目が受け入れられなければ(離党を)考える』と言っているが、考える前に出て行け」と強く批判した。

4731名無しさん:2009/01/12(月) 14:17:09
麻生政権瀕死…支持率ついに10%台

 危機的水準―。麻生内閣の支持率が昨年9月の発足から4か月もたたないうちに20%を割り込んだ。共同通信が10、11両日に実施した電話世論調査によると、内閣支持率は12月の前回調査から6・3ポイント減の19・2%に下落。逆に不支持率は8・9ポイント増の70・2%と森内閣以来約8年ぶりに70%を超えた。麻生太郎首相(68)は「どちらが首相にふさわしいか」という質問項目でも民主党の小沢一郎代表(66)にダブルスコアの完敗。また定額給付金については「評価しない」が70・5%と反対の声が圧倒的だった。

 ついにあの歴史的不人気内閣と肩を並べてしまった。麻生内閣の支持率は10%台に突入。逆に不支持の声は森内閣以来となる7割台をたたき出した。

 定額給付金問題で迷走する首相だが、不支持の理由では「経済政策に期待が持てない」が28・8%でトップ。続いて「指導力がない」(22・6%)「信頼できない」(18・2%)と首相個人の資質を疑問視する回答が挙げられた。

 不支持が70%を超えたのは約8年ぶりのこと。2000年4月、病に倒れた故・小渕恵三氏の後継として森喜朗氏(71)が総理のいすに座った。「密室で談合」と批判された就任のいきさつに加え、内閣発足1か月後に「神の国発言」で波紋を広げ、さらに同6月の衆院選中には「無党派層は寝ていてくれればいい」と演説。森内閣は舌禍で急速に支持を落としていった。

 調査方式が異なるため単純比較はできないが、当時の世論調査(共同通信)では、同年11月に不支持率67%を記録(支持率18%)。この時は中川秀直官房長官(当時)が女性スキャンダルで辞任した直後だった。そして同12月に不支持率が7割を突破(75%)し、以後01年4月の退任まで「低支持率・高不支持率」で推移。退任前の同2月調査で、ついに「支持率7%、不支持率82%」という数字が記録された。

 失言癖の共通点を持つ2人の宰相。しかし森内閣でさえ、不支持率が7割を超えるまで8か月を要したのに、麻生内閣は発足4か月足らずで到達している。

 今回の低迷の原因とみられるのは定額給付金をめぐる迷走ぶりだ。給付金については「評価しない」が70・5%と、こちらも7割超え。「2兆円の財源を優先的に使うべき政策」への回答では「年金・医療など社会保障」が42%と最多で「定額給付金」はわずか3・3%で最少だった。

 「国民からは『給付を待っている』という声もある」と答弁している麻生首相だが、その声も少数派であることが浮き彫りになった形だ。

 失速寸前の超低空飛行を続ける首相に「V字回復」の妙手は残されているのか。「北朝鮮の拉致被害者の電撃帰国など強烈な材料があれば別なんですが…」とは政治評論家の有馬晴海氏。「むしろ『偽メール』のような民主党の自爆やスキャンダルに期待する方がまだ現実的です」。麻生内閣に奇跡は起こるのか…。

(2009年1月12日06時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090112-OHT1T00108.htm

4732名無しさん:2009/01/12(月) 15:24:55
石破農相「減反政策見直し」、総選挙前に自民離れ加速も
(2009年1月12日09時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090112-OYT1T00058.htm?from=navr

4733名無しさん:2009/01/12(月) 15:28:19
石破農相「減反政策見直し」、総選挙前に自民離れ加速も

 石破農相が昨年末に打ち出した、コメの生産調整(減反政策)の制度廃止を含めた見直し発言が波紋を呼んでいる。

 約40年間にわたって国内のコメの価格を維持するために続けられてきた減反政策は、制度内容が頻繁に変わり、農家の生産性向上といった構造的な問題の解決に役立っていないとの指摘が多い。総選挙を前に農家を支持基盤に抱える自民党が、減反の抜本見直しに踏み切れるのか注目される。

 ◆石破発言

 石破農相は昨年12月28日に今後の農政について記者団に「いろいろな角度から減反政策について見直す。タブーを設けず、あらゆることが可能性として排除されない」と述べ、廃止も検討対象になることを示唆した。農水省は今月末から農政の基本計画の改定作業に着手し、今夏にも結論をまとめる意向だ。

 減反は国民がコメを食べる量が減り、コメが余ってきたため、農家の収入が減ることに歯止めをかけるため、1971年度から始まった。作付面積を減らしてコメの価格を維持しようとした。現在、約270万ヘクタールの水田のうち、減反政策によって、コメの代わりに約4割で麦や野菜などが作られたり、休耕田となったりしている。

 しかし、減反政策の中身は様変わりしてきた。最近でも、06年度から政府は、翌年のコメの目標生産量を提示し、都道府県に配分したが、実際にコメ農家がどれだけ生産するかは、農協や農家が独自に決める仕組みに変えた。この結果、コメの過剰作付けで、コメの生産量が増え、価格が最大10%程度も下落してしまった。

 07年度は、割り当てた目標を達成するために、地方自治体や農協への締め付けを厳しくしたが、効果が上がらず、生産量が増え、価格低迷が続き、農家の不満は募るばかりだ。

 ◆廃止?

 減反政策の問題点について、石破農相は、「『正直者がばかを見る』といった形が払拭(ふっしょく)できない」と語っている。減反でコメの作付面積を減らした結果、価格が維持されたとしても、協力せずに、自由に作る農家が価格維持の恩恵を受けるからだ。石破発言の背景には、選挙をにらんで、問題を放置すれば農家票の自民離れを助長しかねないとの懸念があるが、同時に減反政策の制度疲労を浮き彫りにする狙いがある。

 専門家も、コメ価格維持の効果について、東京大学の生源寺真一教授は「コメは多様な銘柄と産地によって価格が異なる。コメの生産量の総量(を制限する)目標を達成しても価格を維持できる保証はない」と指摘する。九州大学の伊東正一教授も「減反で(コメの生産量が減るため)農家が生産性を高めることが難しい」と指摘する。

 経済産業研究所の山下一仁上席研究員は、廃止した場合、1万4000円(60キロ・グラム当たり)が9500円に低下すると試算する。価格下落で、国内の需要が増え、さらに価格低下分の8割を農家に補填(ほてん)するとしても、現在の転作補助金と同程度の1600億円で済むと主張している。

 世界貿易機関(WTO)の新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)が再開し、仮に大枠合意すれば、コメの輸入枠が拡大し、安い輸入米が国内に多く入ってくる。株式会社が参入しやすくするなど農業の担い手を増やす抜本策が必要だ。

 ただ、農家には減反を支持する声も根強く、自民党農林族議員なども減反の抜本見直しに反発する可能性が高く、見直しを巡る議論は難航しそうだ。(幸内康)

(2009年1月12日09時27分 読売新聞)

4734名無しさん:2009/01/12(月) 15:32:33
「景気の麻生」にそっぽ 内閣不支持70%超 「今は選挙戦えぬ」 頼みの給付金…与党に衝撃
2009年01月12日 15:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090112/20090112_0002.shtml

 共同通信の世論調査で11日、「景気の麻生」を自任する麻生太郎首相が経済政策の目玉として打ち出した定額給付金に、国民がそっぽを向いている構図が鮮明になった。「評価しない」70%超という世論を追い風に、2008年度第2次補正予算案からの切り離しを求める野党が攻勢を強めるのは必至。ショックを隠せない与党内では「麻生首相で衆院解散は困難」の声が高まりそうだ。 

 ▽野党「政権末期」

 「不況対策が軌道に乗れば回復する。今が一番底で、必ず上がる」。01年の森内閣以来となった不支持70%超の厳しい調査結果を受け、自民党の細田博之幹事長は自らに言い聞かせるように語った。大島理森国対委員長も「2次補正と09年度予算の成立が厳しい数字に応えることになる。やり抜かなければならない」と強調した。

 野党側では、民主党の鳩山由紀夫幹事長が「麻生内閣にとってかなりの危険水域だ。民主党の冷静な主張がようやく国民に浸透してきた」と指摘し、次期衆院選での政権交代に「手応え」を感じた様子を隠さない。共産党の市田忠義書記局長も「無為無策で迷走しきっている。政権末期状態だ」と断じた。

 とりわけ政府、与党にとって手痛いのは、選挙にも有利な材料としたかった定額給付金を「評価しない」が70.5%に上り、「評価する」23.7%を大幅に上回ったことだ。「厳しい評価だ」(公明党幹部)と苦渋の声が相次いだ。

 昨年11月の同様の調査結果と比べると、約70%が評価していた公明支持層でさえ57.6%と急落し、「評価しない」が17.6%から40.3%へ急増。「評価する」「評価しない」が約44%で拮抗(きっこう)していた自民支持層も、今回は「評価しない」52.0%で「評価する」を10ポイント以上上回った。

 ▽公明支持層離反

 おひざ元の自民党麻生派ベテラン議員は「定額給付金の評判がこんなに悪いとは予想外だ。今は耐えるしかない」と表情を曇らせる。党執行部の1人も「今さらやめることはできない。やめれば逆にまた反発が出るし、政治力、指導力がないと言われるのがおちだ」と述べ、手詰まり状況だ。

 首相は「党首力対決」でも、小沢一郎民主党代表にダブルスコアで引き離され、求心力低下が深刻だ。「どちらが首相にふさわしいか」の調査では、特に公明支持層の「麻生離れ」が顕著となった。昨年12月の前回調査では、74.9%が麻生氏を選んだが、今回は46.6%に激減。逆に小沢氏支持が前回の8.2%から19.6%と伸びた。

 政策をめぐる首相発言や政府、与党間の意思疎通不足が目立っていることもあり、「麻生内閣のぶれに対する拒否反応だ」(参院自民幹部)と与党内にも不満が高まっている。9月の衆院議員任期満了までに必ずある衆院選に向け「このままでは選挙は戦えない。何らかの起死回生策を真剣に考える必要がある」(山崎拓自民党前副総裁)と悲鳴が上がる。

 ▽余裕見せる民主

 一方で小沢氏は11日のNHK番組で、衆院解散を条件に09年度予算と関連法案の成立を受け入れる「話し合い解散」に応じる考えを表明。鳩山氏は首相が解散に応じない場合の対応について「それならそれでいい。政権交代や政権構想の準備に時間を充てるだけだ」と余裕を見せつけた。
=2009/01/12付 西日本新聞朝刊=

4735名無しさん:2009/01/12(月) 15:42:04
「次の首相」小沢氏圧勝 政権「民主中心」51%
2009年01月12日 15:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090112/20090112_0006.shtml

 【解説】共同通信社の世論調査で麻生内閣支持率が10%台に落ち込み、不支持率が70%を超えたことは、自民党を含む与党支持層という「政権基盤」の動揺の深刻化を示した。麻生太郎首相は2008年度第2次補正予算、09年度予算を着実に成立させることで反転攻勢を狙うが、成果が上がらなければ一気に窮地に追い込まれかねない。

 麻生首相と小沢一郎民主党代表の「どちらが首相にふさわしいか」の調査では、小沢氏が首相にダブルスコアをつけた。

 首相は積極的財政出動を盛り込んだ2次補正と09年度予算案で「安心と活力」を打ち出す構えだ。しかし派遣契約打ち切りなどで仕事や住居を失った人たちが集まった「年越し派遣村」に象徴される雇用不安の広がりで、逆に「有効な対策を打ち出せない政権」との印象を与えてしまった。

 公明党が主導した定額給付金に関しても、首相は高額所得者の受け取りを「さもしい」と言いながら、最近は積極活用要請の姿勢に転換。ただし自らの受領は明言しないという、一連の対応の迷走で支持層の不信感を招いたとみていいだろう。

 今回調査で公明支持層は内閣支持46.6%と不支持46.3%が拮抗(きっこう)。自民支持層でも内閣支持47.5%に、不支持が39.4%と迫った。

 首相は09年度予算成立後、追加経済対策も視野に「景気の麻生」を訴え衆院解散・総選挙に有利な状況をつくる戦略を描く。ただ通常国会の予算審議は野党の攻勢が一層強まる予想で、支持率回復の道は描けていない。

=2009/01/12付 西日本新聞朝刊=

4736名無しさん:2009/01/12(月) 17:30:24
読む政治:官邸動かした派遣村(その1) 与野党超え、電話リレー
2009年1月12日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090112mog00m010005000c.html

読む政治:官邸動かした派遣村(その2)人があふれている−−異例の講堂開放
2009年1月12日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090112mog00m010004000c.html

読む政治:官邸動かした派遣村(その3) 「すぐやれ!」叫ぶ村民 世論を意識、議員奔走
2009年1月12日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090112mog00m010003000c.html

読む政治:官邸動かした派遣村(その4止) 国会では党略に縛られ
2009年1月12日
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090112mog00m010002000c.html

4737名無しさん:2009/01/12(月) 18:29:54
暴力団“親密”企業が献金 中山泰秀議員の自民支部

 中山泰秀衆院議員が支部長を務める自民党大阪府第4選挙区支部が2005年から3年間、暴力団と親密な関係があるとして大阪府や大阪市から入札参加を除外された2社から計144万円の政治献金を受けていたことが12日、分かった。

 中山議員は「昨年末に報道機関に取材を受けるまで暴力団との関係は知らなかった」と説明している。

 ほかに府内の自民党の2支部が、同じ会社と別のもう1社から計48万円の献金を受けていたことも分かった。

 政治資金収支報告書によると、2社は警備会社「三友セキュリティサービス」(大阪市)と関連会社「アビエスコーポレーション」(堺市)。05−07年、府第4選挙区支部にそれぞれ毎年24万円を献金していた。

 もう1社の阪本工営(堺市)は大阪市住之江区第2支部に3年間で36万円、三友は07年、堺市第12支部に12万円を献金していた。

 中山議員は「問題のある企業なら返金するのではなく、法的な問題を整理した上で犯罪被害者支援などに寄付したい」と話している。

2009/01/12 18:03 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011201000364.html

4738名無しさん:2009/01/12(月) 19:38:46
渡辺喜美氏、離党への動きを追う

 13日に自民党に離党届を提出することを決めた渡辺喜美元行政改革担当相は、昨年末から「反麻生」の行動を強めてきた。ここまでの流れを追った。

 ◆08年12月8日 都内でセミナーを開催し「必ずこの政治の閉塞(へいそく)を打破してみせる」と決意表明。「新党の作り方」にも踏み込んだ。中川秀直元幹事長や小池百合子元防衛相のほか、民主党の枝野幸男衆院議員らが集まった。

 ◆08年12月9日 民放ラジオに出演し「年末に解散してはどうか」と述べ、早期の解散・総選挙を先送りした麻生首相を批判した。

 ◆08年12月24日 民主党提出の衆院解散・総選挙を求める決議案に賛成し造反した。「処分は甘んじて受ける」としたが下された党の処分は8段階中下から2番目の「戒告」だった。

 ◆09年1月4日 初めて離党の可能性に言及した。栃木県内の会合で、首相に早期の衆院解散・総選挙や、定額給付金の撤回を求める考えを示し「この思いが伝わらないなら、私にも覚悟がある。自民党の垣根を越え、離党してでも国民運動を起こしてまいります」と表明。

 ◆09年1月5日 早期の衆院解散・総選挙などを求める文書を石原伸晃幹事長代理に出し「速やかに真摯(しんし)に検討されなければ離党する」と述べた。

 ◆09年1月6日 新人議員の会合に出席し「自民党員でないとこの会に入れないなら分かりませんが、出席できるなら末永くよろしく」と、微妙なあいさつ。

 ◆09年1月7日 党行革推進本部の中馬弘毅本部長を党本部に訪ね、国家公務員の人件費の2割削減や、官僚OBが2回以上再就職する「渡り」のあっせんを容認する政令の撤回などを申し入れ。それに対する回答は、離党するかどうかの「重要な判断(材料)になる」と話した。

 ◆09年1月9日 国家公務員の天下り規制に対する首相の見解をただそうと、公開質問状を官邸に持参。対応した村松一郎秘書官から「質問は国会でしてほしい」と、受け取りを拒否された。これに対して「私としては、そういう(最後通告という)覚悟でやっている。(離党について)重大な局面にきた」と述べた。

 ◆09年1月11日 栃木県内で成人式に出席し、新成人を前に「私は間違ったことはしていない」と宣言した。

 ◆09年1月12日 栃木県大田原市で開いた自らの後援会の会合で、13日に自民党に離党届を提出すると報告、了承された。

 [2009年1月12日19時26分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090112-449405.html

4739名無しさん:2009/01/12(月) 20:27:23
【政論探求】「4・26総選挙」の虚実 (1/2ページ)
2009.1.12 20:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090112/plc0901122016011-n1.htm
【政論探求】「4・26総選挙」の虚実 (2/2ページ)
2009.1.12 20:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090112/plc0901122016011-n2.htm

 20%前後の低支持率にあえぐ麻生太郎首相だが、自民党内の「反麻生」の動きは急速にトーンダウンし、逆に「結束力」が生まれている。このあたり、政治の力学として面白いといってはなんだが、きっちりと見据えていく必要がある。

 13日がまず勝負どころだ。第2次補正予算案と関連法案が衆院で採決される。自公与党の単独可決となる見通しだが、造反は渡辺喜美氏だけにとどまりそうだ。

 これで補正予算は30日後に自然成立し、関連法案も60日後に衆院再可決が可能になる。年度内成立が確定し、給付金が3月中旬から支給されることになる。

 これと同様の展開が、来年度予算案、関連法案でも実現できるかどうか。それが第2のヤマ場として、2月末から3月初めにかけてやってくる。

 これができれば、本予算の年度内成立(4月第1週なら事実上の年度内成立と見なされる)が確定し、関連法案も遅くも5月連休明けには成立することになる。

 渡辺氏の離党を前提とすれば、16人以上の造反議員が出ない限り、このシナリオで進むだろう。麻生首相があまりの低支持率に気力を喪失して政権を放棄すれば別だが、この首相にそうした兆候は見られない。

 民主党の小沢一郎代表は早期解散・総選挙を確約すれば予算成立に協力してもいい、といった発言をした。いわゆる「話し合い解散」だ。


 これは小沢氏の「あせり」と見ることも可能だ。来年度予算案・関連法案の衆院強行可決がそうした日程で進めば、民主党は打つ手がない。自公与党としては、衆院通過さえやってしまえば、参院でいかに審議が混乱してもじっと耐え忍び、時間を待てばいい。

 「4月6日解散、26日総選挙」説が一部で出ているのは、話し合い解散のケースを想定してのことだ。来年度予算の衆院通過がずれ込んだ場合、3月中旬から下旬にかけて話し合いが行われる、という読みによる。

 「4・26総選挙」の可能性に含みを持たせておくことは、麻生首相にとって悪い展開ではない。与野党問わず、議員を選挙区に張り付けさせ、「国会どころではない」というムードをあおることができる。

 麻生首相にとって低支持率は確かに痛手だが、政権が倒れるのは自民党内に「麻生ではやっていけない」という機運が盛り上がることが前提だ。「早期解散なら自民惨敗」という観測が出回っている以上、先送りを選択しない手はない。景気が多少でも上向いて、なんとかいけるというタイミングを周到にねらうはずだ。

 以上は、「民意を問え」という「べき論」の是非とは別次元のリアリズムで見た政局観である。(客員編集委員 花岡信昭)

4740 ◆ESPAyRnbN2:2009/01/12(月) 21:38:36
先に (客員編集委員 花岡信昭) を書いてほしかったです。

4741名無しさん:2009/01/12(月) 21:47:11
自民執行部が党内結束図る、支持率低迷で動揺を懸念

 麻生内閣が支持率低迷から脱却できないことに、麻生首相や自民党執行部からは12日、政権立て直しへの決意や、党内の引き締めを図る発言が続いた。

 読売新聞社の9〜11日の世論調査では、内閣支持率は0・5ポイント減の20・4%、不支持率は5・6ポイント増の72・3%だった。朝日新聞社の10、11日の調査では、支持が3ポイント下落し19%、不支持は3ポイント増えて67%。共同通信社の調査は、支持が6・3ポイント減の19・2%、不支持は8・9ポイント増の70・2%だった。

 こうした結果を受け、古賀選挙対策委員長は12日の福岡県柳川市での講演で、「党内がまとまっていないよう国民に映り、政治不信を招くような行動は決してあってはならない。今、支持率は悪いが、麻生首相だけの責任ではない」と、党の結束を訴えた。

 首相は韓国から帰国してすぐ、フジテレビの報道番組に出演。「数字は真摯(しんし)に受けとめなければいけない。世の中の最大の関心は景気とか不況だ。その対策が政治に与えられた課題だ」と語り、経済対策を着実に進めることで挽回(ばんかい)したいとの考えを強調した。

 政府・与党は13日に、2008年度第2次補正予算と関連法案の衆院通過を図る。自民党執行部は採決で造反者が出たり、渡辺喜美・元行政改革相に続く離党の動きを警戒している。

(2009年1月12日21時35分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090112-OYT1T00459.htm

4742名無しさん:2009/01/12(月) 21:52:21
>>4737関連

暴力団関連企業から献金228万円、大阪の自民3支部

 自民党大阪府第4選挙区支部(支部長・中山泰秀衆院議員)など府内の同党3支部が、「暴力団との間で、非難される関係にある」として府の入札から排除された企業3社から、総額228万円の政治献金を受けていたことがわかった。

 3支部は「献金時点では、暴力団との関係は知らなかった」と説明。中山衆院議員は献金の返還などを検討しており、ほかの大阪市住之江区第2支部(同・東徹府議)と堺市第12支部(同・馬場伸幸堺市議)は献金計84万円を返金した。

 府警からの通報で、府は2008年7月に、土木建設会社「阪本工営」(堺市)、11月に警備会社「アビエスコーポレーション」(同)、同「三友セキュリティサービス」(大阪市)を入札から排除した。

 政治資金収支報告書などによると、第4選挙区支部は05〜07年にア社と三友社から計144万円、住之江区第2支部は03〜07年に阪本工営から計60万円、堺市第12支部は07〜08年に三友社から計24万円の献金を受けていた。

 中山衆院議員は「どういう経緯で献金してもらったのかよくわからない」としている。

(2009年1月12日21時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090112-OYT1T00468.htm?from=navr

4743名無しさん:2009/01/12(月) 22:16:51
民意に目をつむる自民党
2009年1月8日 The Commons
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090108-01-1301.html

4744名無しさん:2009/01/12(月) 23:19:00
離党する渡辺氏に党内冷ややか=「麻生離れ」は進行−自民

 自民党内では、離党する渡辺喜美元行政改革担当相に「同調する議員はいない」(中堅)との見方が大勢だ。党執行部は、2008年度第2次補正予算案の衆院本会議採決でも、渡辺氏以外の「造反は無い」(細田博之幹事長)との認識だ。ただ、新年を迎えても支持率の低下に歯止めが掛からない麻生内閣の現状に、党内の「麻生離れ」は着実に進んでいるようだ。
 大島理森国対委員長は12日、取材に「今までの行動から見て予測されたことだ」と淡々と語った。党四役の1人も「独り相撲には誰も付いていかない」と突き放した。昨年末から繰り返し離党を口にしてきた渡辺氏に対し、党内では「目立ちたいだけ」といった批判がつきまとっていた。
 離党して新党結成も取りざたされるベテランも「孤立しないか心配している。離党したらメディアの関心も下がる」との見方を示した。
 一方で、渡辺氏に近い若手は「離党はしないが、公務員改革など主張の6、7割は賛同できる」と漏らす。執行部は渡辺氏の離党届を受理する方針。除名など厳しい処分を科せば「逆に世間の注目が渡辺氏に集まる」(幹部)との判断からだ。
 また、政権への逆風が弱まる気配はなく、多くの自民党議員は、次期衆院選に向け一層不安を募らせている。渡辺氏の行動も、こうした党内の空気を踏まえたものだ。09年度予算案と関連法案を成立させた後、経済状況を考慮して解散時期を判断する考えの麻生太郎首相に対し、ある閣僚経験者は「麻生さんでは駄目なことはみんな分かっている。予算成立と引き換えに退陣するか、夏に党総裁選を前倒しして首相を代えるしかない」と危機感をあらわにした。(了)
(2009/01/12-23:02)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011200445

>ある閣僚経験者は「麻生さんでは駄目なことはみんな分かっている。予算成立と引き換えに退陣するか、夏に党総裁選を前倒しして首相を代えるしかない」と危機感をあらわにした。

4745とはずがたり:2009/01/12(月) 23:42:14
>>4737
こう云うのニュースになるといっつも政治家はやくざにわざわざおカネを返してる訳になるんですかどうなんでしょうかねぇ?
同額を返還せずにユニセフとか国境なき医師団とかに寄付する方が世界人類の為になると思うのですけどなんかの法律に違反するんですかね?(勿論破産した企業から献金とかだったら債権者に返す方がいいから返金すべきだけど。)

4746名無しさん:2009/01/13(火) 00:42:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011200364

消費税上げ実現は別の首相?=「3年後」聞かれ−麻生氏

 「後にどなたが(首相に)なられるか知らないが…」。麻生太郎首相は12日、民放番組に出演した際、自身が掲げる「3年後の消費増税」について質問され、別の首相の手で行われるとも取れる発言をした。
 番組で首相は「3年後には首相でないかもしれないのに、消費増税を言うのは無責任では」と聞かれ、「(その時の首相が)責任を持って経済状況を良くした上で、消費税(引き上げ)はきちんとやらないと…」と答えた。 
 内閣支持率が2割を下回るなど、今年行われる衆院選では、与党の苦戦や政権交代の可能性も取りざたされている。先に政府が決めた税制改革の中期プログラムでは「3年後の消費増税」明記に執念を見せた首相だが、自身で実行する確信までは持てない…?(了)(2009/01/12-20:01)

4747名無しさん:2009/01/13(火) 05:19:03
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090112/97633

渡辺氏きょう離党 支持者に正式表明
(1月13日 05:00)

 反麻生政権を鮮明にする渡辺喜美元行政改革担当相(56)は十二日、大田原市内で後援会総連合会の最高幹部会と地区代表者会議を相次いで開き、離党の意思を正式に表明した。渡辺氏は会合後、記者団に対し、十三日に予定されている二〇〇八年度第二次補正予算案の衆院本会議採決前に離党届を出すとし、採決では「抗議の意思表示はしたい」と反対に回る考えを示唆した。

 本県で自民党国会議員が離党するのは、一九九三年の簗瀬進参院議員(現民主党)、船田元衆院議員(現自民党)、山岡賢次衆院議員(現民主党)以来、十六年ぶり。

 渡辺氏は離党する理由について「衆院の早期解散や命懸けで取り組んだ公務員制度改革について天下り規制の緩和を撤回するよう(麻生太郎首相に)提言したが、残念ながら黙殺、否定された」と説明。麻生首相に対し「政権維持を最優先にした政治はやめるべきだ」と批判した。

 離党後の活動に関しては、全国の地方議員や首長を巻き込んだ国民会議の立ち上げに着手すると明言し、同会議の基本理念を「官僚内閣制から真の議院内閣制、官僚主導から政治主導、中央集権から地域主権」と掲げた。

 十三日には渡辺氏が撤回を要求している定額給付金などを盛り込んだ二〇〇八年度第二次補正予算案が衆院本会議で採決される見通しで、渡辺氏は「(定額給付金は)国民がすとんと腹に落ちる使い道になっていない」とあらためて撤回を主張。「国会で前向きの妥協案をつくるべきだと申し上げてきたが、まとまらないなら抗議の意思表示はする」と述べた。

 渡辺氏の離党について、麻生首相は十二日の民放番組で「個人の問題だ」と強調、ほかに離党者は出ないとの見通しを示した。

 渡辺氏は麻生首相に対し、国家公務員の再就職あっせんを当面の間は首相が承認するとした閣議決定や、官僚OBが再就職を繰り返す「渡り」のあっせんを容認する政令の撤回を強く要求。九日に公開質問状を提出しようとしたが、首相側は受け取りを拒否した。

4748名無しさん:2009/01/13(火) 05:20:10
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090112/97632

離党判断、「父のDNA」 墓前に報告
(1月13日 05:00)

 「私にそうさせているのは父のDNAかもしれない」。自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は十二日、後援会会合で離党届の提出を表明した後、記者団にこう語った。父親で元副総理兼外相の故美智雄氏が、離党という決断を評価しているはず、と強調したものだ。渡辺氏は次期衆院選で自民党が対立候補を立てた場合について「私の大義か、はたまた政権維持という麻生自民党か、地域の皆さまに判断していただきたい」などと決意を述べた。

 渡辺氏は後援会会合に出席する直前、大田原市内の故美智雄氏の墓前で手を合わせた。

 渡辺氏は記者団に「『派閥の前に党があり、党の前に国家国民がある』との教えに沿った行動をします。党利党略のため、自民党のために仕事をすることが国会議員の任務ではない。従って離党させていただきます、と報告した」と説明した。

 渡辺氏は今回の離党を「単独行動」とした上で「十二年間、活動の機会を与えていただいた自民党を去るわけで、大変さびしい思いがある」と話した。

 しかし「(後悔は)ありません」と口元を引き締め、離党後に始める「国民運動」について「官僚主導から政治主導に、中央集権から地域主権に。この流れを先取りした非常時対応、突破を図っていくということに尽きる」と訴えた。

 渡辺氏は系列県議らに関して「県議会は県政の課題があるだろうから、私の方から同調は求めない」と、自民離党を要求しないことを明言した。

 復党の可能性については「大事なことは何をなすべきかという点で一致できるかということ。自民党の中にいる人たちとも協力関係は深めていきたい」と明言しなかった。

4749名無しさん:2009/01/13(火) 05:27:42
http://www.shimotsuke.co.jp/special/yoshimi-revolt/20090112/97631

「渡辺王国」揺るがない 渡辺氏の後援会 万雷の拍手で支持表明
(1月13日 05:00)

 「先生個人を応援する。堂々とやってほしい」−。大田原市で十二日に開かれた渡辺喜美元行政改革担当相の後援会会合で、約三百五十人の支持者は、万雷の拍手で渡辺氏支持を鮮明にした。声を詰まらせ何度も頭を下げる喜美氏。関係者からは「『渡辺王国』は揺るがない」と自信を見せる声も。ただ一方で一部からは「先生はどこへ向かうのか」との懸念も聞かれた。

 関係者によると、渡辺氏は会合で「ミッチーの教えにあった原点に立ち返り精いっぱいやる」と決意表明。会場からは団結を求める声が相次ぎ、中には涙を流しながらうなずく支持者もいたという。

 会合終了後、同氏後援会総連合会の臼井亮平会長は「政治的なセンスを持った人が決断した。今までと変わらず支援する」と強調。会合に出席した大田原市の千保一夫市長も「代議士が政治生命を掛け信念を貫くことを、(有権者が)誇りに思わないはずがない」と力を込めた。

 故渡辺美智雄氏の代から選挙を支援しているという男性支持者(70)は「自民を離れるのは正直寂しいが、今の自民を考えれば仕方ない」と理解を示し、「刺客が来ても問題ない」と自信を見せた。

 「喜美氏と行動を共にする」との檄文を決議した大田原市議会最大会派・真政クラブ(二十人)の柳田崇夫会長は「会派はみな離党する覚悟はできているはずだ」と述べ、十四日にも会合を開き協議する考えを明らかにした。

 一方、一部支持者からは渡辺氏が今後どういう政治活動を行うのかを不安視する声も。会合に出席したある男性支持者は「正直言って、喜美さんがどこに向かおうとしているのか分からない」と疑問を投げ掛け、別の男性は「この会合出席者の一割程度は(離党)に複雑な思いを抱いていると思う」と話した。

4750名無しさん:2009/01/13(火) 06:11:55
渡辺元行革相:きょう離党

 自民党の渡辺喜美元行革担当相は12日、栃木県大田原市での後援会の会合で、13日に離党する考えを伝え了承された。その後記者団に「私がまず(党の)外側に出て国民運動を起こす」と離党を正式表明した。定額給付金が焦点の08年度第2次補正予算案が採決される13日の衆院本会議前に、離党届を提出する予定だ。2次補正に「何らかの抗議の意思表示はしたい」と述べ、反対する考えを示唆した。

 渡辺氏は5日、公務員制度改革の徹底や定額給付金の撤回など7項目の提言を麻生太郎首相に出したが、回答を得られなかった。渡辺氏は「自民党を去るのは寂しいが、私と同じ危機認識を持った人が党内に少なからずいるので、党派を超えた協力関係を作っていきたい」と語った。

 渡辺氏は今後、複数の知事や有識者らとともに、(1)官僚内閣制から真の議院内閣制へ(2)地域主権の確立−−などを掲げる国民会議を設置する構え。

 渡辺氏の離党について麻生首相は12日、フジテレビの報道番組で「(党内への波及は)ないと思う」としたうえで、「離党するしないは本人の話。するなともしろとも言える話ではない」と述べるにとどめた。【三沢耕平】

毎日新聞 2009年1月13日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090113ddm002010058000c.html

4751名無しさん:2009/01/13(火) 08:01:33
麻生政権100日の評価は1・8点、福田・安倍政権下回る
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090113-OYT1T00020.htm

 国の政策評価などを行う非営利組織(NPO)法人「言論NPO」(工藤泰志代表)は麻生政権100日間の評価に関するアンケート調査結果をまとめた。

 首相の資質に関する8項目の評価(いずれも5点満点)は平均1・8点で、福田政権100日の2・3点、安倍政権100日の2・2点を下回った。

 昨年12月、マスコミ関係者や公務員ら363人の回答をまとめたもの。首相の資質では「リーダーシップや政治手腕」(1・6点)、「国民に対するアピール度、説明能力」(1・7点)など7項目が1点台。唯一、2点台の「人柄」(2・5点)も、福田(3・4点)、安倍(3・3点)両政権を下回った。

 長期政権も予想された安倍元首相、衆院議員の任期満了まで約2年を残して就任した福田前首相はいずれも、在任約1年で政権を放り出した。

 就任直後の衆院解散・総選挙を模索した麻生首相にとっては、「100日」の評価自体、想定外だったかもしれない。だが、政権への視線は日を追うごとに厳しくなるばかりだ。

(2009年1月13日07時47分 読売新聞)

4752名無しさん:2009/01/13(火) 09:50:51
渡辺元行革相離党表明「国家、国民のため仕事」
後援会了承、激励相次ぐ
(2009年1月13日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090113-OYT8T00113.htm

 栃木3区選出の渡辺喜美元行革相が12日、自民党離党を正式に表明した。地元で開いた後援会の地区代表者会議で、「私に国家と国民のために仕事をさせてください」と決意を訴えた渡辺氏に対し、後援会は離党することを了承し、出席者から激励の言葉が相次いだ。

 大田原市内で開いた地区代表者会議には約350人が出席した。臼井亮平・後援会総連合会長が「渡辺代議士の重大な決意がある」とあいさつ。渡辺氏は、麻生首相に定額給付金の撤回などを求めた7項目の提言を出したが、満足いく返答が得られなかったことなどを報告し、13日の第2次補正予算案の採決を前に離党届を提出する考えを表明した。

 臼井会長は「これからは難しいイバラの道だが一致結束して戦いの駒を進めていきたい」と話し、支援者からは拍手や「頑張れ!」と声援が沸き起こった。千保一夫・大田原市長は会議終了後、「政治生命をかけて国家、国民のために信念を貫こうとする決断を高く評価している」とやや高揚して話していた。

 渡辺氏は、報道陣に対し、「12年間、私に活動の機会を与えてくれた党を去るわけだから、大変さみしい思いもある」と心境を語った。一方、「同じような認識を持った人が少なからず党内にいるので、協力関係を作っていきたい」とも述べ、党派を超えた連携に期待を示した。

 また、離党は「私の単独行動」とし、渡辺氏を支持する県議に対しては「県政の課題があるだろうから、同調は求めない」と語った。渡辺氏支持の県議10人で作る「自民温知会」の阿久津憲二会長は報道陣に対し、「離党を確認した上で会合を持ち、今後の対応を考える」と話した。

 渡辺氏は、後援会の会合に先立ち、亡父の故渡辺美智雄・元副総理の墓前に、離党の決意を報告した。「派閥の前に党があり、党の前に国家国民がある」という美智雄氏の教えに沿った行動をすると伝えたという。報道陣には、今回の行動について「私にそうさせているのは父のDNAかもしれない」と話した。

4753名無しさん:2009/01/13(火) 10:02:08
http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20090113az

社説:内閣支持率低迷 早めに信を問うのが筋
(2009/01/13 09:28 更新)

 麻生内閣の支持率が、また低下した。共同通信社の世論調査では19・2%となってついに20%を割り込み、先月の前回調査より6・3ポイント下落した。

 昨年9月24日の政権発足以降、まるで下り坂を転げ落ちるような状態である。内閣支持率は30%を割り込めば「危険水域」といわれるが、もはやその段階を大きく通り越した。危機的状況と言ってもいい。

 とりわけ目を引くのが不支持率の高さである。前回より8・9ポイント増の70・2%に達したことは、麻生太郎首相自身もショックに違いない。何しろ70%を超えたのは、低支持率に泣いた森内閣以来約8年ぶりの出来事なのである。

 なぜ、こうも国民の「麻生離れ」が進むのか。世論調査結果にある通り、「経済政策に期待が持てない」「首相に指導力がない」「信用できない」に尽きるだろう。

 象徴的なのは総額2兆円の定額給付金への対応だ。当初から軸がぶれたが、最近は一連の迷走にダメを押すような「一貫性のなさ」を露呈した。「さもしい」とまで言った高額所得者の受け取りを、今度は受給するよう方針転換したことは、首相の浅慮が招いた結果でもある。

 雇用対策にしても動きが鈍い。第一、派遣切りなどで苦しむ人たちへの思いやりが伝わってこないことが、麻生政権の最大の欠点かもしれない。

 景気後退に苦しむ国民が麻生政権を冷めた目で見ていることは、「経済の麻生」をアピールしてきた首相にとっては致命的ともいえる。不況下で国民が求めている政策と大きなズレがあることは、政権運営の根幹にかかわる深刻な問題なのだ。

 定額給付金を含む本年度第2次補正予算案はきょう13日、与党が衆院採決を強行する構えだ。しかし、国民の7割までが「評価しない」という政策をごり押しすれば、どうなるか。

 民主党など野党3党は定額給付金を補正予算案から削除する修正案を提出している。与党には、野党と協議するような懐の深さを見せてほしい。

 内閣支持率が低下すれば解散・総選挙の時期は遠のく、とされる。最初から「負け戦」と分かっていながら勝負などできない、ということだろう。“党首力”でも、麻生首相は民主党の小沢一郎代表に大きくリードされ、「選挙の顔」としての存在感は薄れる一方だ。

 しかし、政治は何のためにあるのか、と言いたい。政党のためではないだろう。国民生活を守り、向上させるという本来の目的をかみしめるべきである。

 そうすれば、おのずと結論が出てくるはずだ。まして国民の審判を受けないまま、それぞれ1年で政権を投げ出した2人の首相の後を受けて発足した麻生政権である。話し合いであれ何であれ、なるべく早めに堂々と国民の信を問う。これが筋というものではないか。

4754とはずがたり:2009/01/13(火) 15:02:19
金子は一度加藤の乱で離党しかてヘタレただけにボルテージあげとかないと自分の実行力の無さを論(あげつら)われるからな。>>4650でも発言してたけどこの件で盛んに発言しているのか,記者が偶々聞いてるだけなのかどっちなんでしょ?

渡辺元行革相が離党届を提出、新党も視野に結集めざす
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090113-OYT1T00443.htm?from=navr

 自民党離党を表明していた渡辺喜美・元行政改革相は13日午後、麻生総裁(首相)あての離党届を秘書を通じて、国会内の党幹事長室職員に提出した。


 党執行部は党紀委員会(鈴木俊一委員長)を開き、対応を協議するが、党内には厳しい処分が必要との声もある。

 自民党の細田幹事長は13日午前の記者会見で、離党届への対応について、「党紀委員会に諮る。前例に従い、バランスの取れた判断をする」と述べた。同党幹部は13日、離党届提出後に渡辺氏の地盤である衆院栃木3区の公認候補擁立作業に着手する考えを示した。

 渡辺氏は13日午前、TBSの番組で、今後の活動について「政党というのは有力な手段だ」と述べ、新党を視野に政治勢力の結集を目指す考えを示した。大阪府の橋下徹知事は13日午前、大阪市内で記者団に、渡辺氏が発足に意欲を見せる「国民会議」への参加を呼び掛けられたが、「直ちに今、渡辺さんの運動に乗っかることはできない」と回答したことを明らかにした。

 渡辺氏の動きに対し、13日午前、閣議後の記者会見で、閣僚から批判が相次いだ。金子国土交通相は、「選挙で自民党が負けると思ったからやめるんでしょう。本当にけしからん男だ。ものすごく怒りを感じる」と語った。
(2009年1月13日14時03分 読売新聞)

4756名無しさん:2009/01/13(火) 23:15:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009011301035

「松浪ショック」に動揺=今後も関門、読めぬ展開−自民

 与党にとって今国会最初の関門となった2008年度第2次補正予算案の衆院採決で、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相のほか、松浪健太氏も棄権した。党執行部は、渡辺氏に追随する動きは「皆無」(細田博之幹事長)と高をくくっていただけに、ショックを隠せないでいる。
 「1人も例外ないと思っていたが、大変残念だ」。細田氏は13日の本会議後、記者団から松浪氏造反について聞かれると、消え入るような声で語った。河村建夫官房長官から報告を受けた麻生太郎首相は「やむを得ない。よく(事情を)聴いておいてくれ」と指示した。
 執行部が同日午後2時前に提出された渡辺氏の離党届の受理の手続きをわずか2時間で終えたのは、本会議採決前に党籍をなくすことで、「一糸乱れず可決」(細田氏)した形にするためだ。一方で、執行部は、各派を通じてチェックするなど、党内の引き締めを図った。
 それだけに、松浪氏の棄権は寝耳に水。しかも、経済財政などを担当する内閣府政務官だけに、衝撃は大きい。党幹部は「政府の人間だけに罪は重い」と怒りをあらわにした。首相に批判的な中堅議員は「まったく知らなかった」と驚きを隠さなかった。
 その松浪氏は、直ちに政務官の辞表を提出。棄権の理由として、定額給付金に反対であることを挙げ、渡辺氏に追随したとの見方には「心外だ」と強く否定した。
 いずれ、与党は2次補正の関連法案の衆院での再議決を迫られる。その先には、09年度予算案の審議、採決。同関連法案の採決、再議決という関門が次々と待ち受ける。
 党内では、道路特定財源の一般財源化の内容に不満を持つ中堅・若手が少なくなく、中川秀直元幹事長は11年度の消費税増税を税制関連法案の付則に明記する政府方針に反対の考えを示している。「造反が出るとすれば、2次補正でなく、本予算の関連法案採決での方が多くなる」(閣僚経験者)との見方がもっぱらだ。松浪ショックで、今後の展開が不透明感を増したのは間違いない。(了)

(2009/01/13-21:59)

4757名無しさん:2009/01/14(水) 00:23:24
社説:「給付金」通過 国民を甘く見たごり押しだ

 暗たんたる状況である。定額給付金を盛り込んだ08年度第2次補正予算案と関連法案について与党は民主党などが退席する中で衆院本会議の採決に踏み切り、通過した。野党は強く反発、民主党は参院での審議に当面は応じない構えだ。

 給付金の効果や性格づけに疑問がふくらむ中の採決に国民の理解が得られるとは到底、思えない。撤回を主張した渡辺喜美・元行政改革担当相が自民党を離党、同党の松浪健太氏も採決で棄権したことがそれを物語っている。

 与党はこれ以上、国会運営のごり押しを進めてはならない。野党も参院で堂々と給付金の削除を求めるのが筋だ。雇用・生活不安が増す中、国会の混乱は早期に収拾すべきである。

 与党は給付金への国民の批判を甘くみていると言わざるを得ない。毎日新聞の世論調査(先月)でも7割の人が「評価しない」と答えている。麻生太郎首相が給付金を受け取るかすら態度を表明しない一方で、11閣僚が受け取りを、1閣僚が辞退を表明した。2兆円を投じる政策としてあまりにぶざまな不統一ぶりだ。首相が13日、給付金は経済対策の一部分だと強調したことも、逆に自信の無さを印象づけた。

 首相が補正予算案や09年度本予算案の早期成立を強調しながら、いっこうに野党へ歩み寄りを見せない態度も理解できない。給付金を断念すれば確かにメンツはつぶれようが、与野党の当面の最大の対決材料も消えるはずだ。

 民主党の小沢一郎代表が衆院解散を条件に本予算案などの成立に協力する「話し合い解散」に応じる姿勢を示しても、首相は「考えられない」と冷淡だ。「予算が成立し解散したら景気が良くなる話ではない」と語り追加経済対策にも含みを持たせる。だが、早期成立を最優先するなら、話し合いに応じるのが一番だ。結局、政権維持と衆院選の先送りしか眼中にないのではないか。そんな疑念すら浮かんでしまう。

 補正予算案の参院審議が難航した場合、与党は本予算案審議を見切り発車する可能性もあるという。給付金の関連法案が参院で否決された場合の衆院再可決も含め、強気一辺倒で乗り切れる状況には遠いはずだ。一方で、民主党も審議拒否戦術には慎重であるべきだ。「2兆円」を今、何に使うべきか。野党多数の参院で十分に審議し、与党に修正を迫るのが正攻法だ。

 そんな中で渡辺氏が離党したことは軽視できない。同調する動きが広がるかは未知数だが、松浪氏の造反も含め、与党にも政権運営への不満がたまっている現実は重い。

 渡辺氏はかねて麻生政権の政策を批判していただけに、衆院選の前に新たな旗を掲げることはむしろ、当然だ。政治の閉塞(へいそく)状況に活路を見いだそうとする試みは歓迎である。

毎日新聞 2009年1月14日 0時17分
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090114k0000m070140000c.html

4758いなばやま:2009/01/14(水) 01:01:05
>>4756

松浪もこのままじゃ勝てないからね〜、辻元に
公明票捨てても、民主党へのスリ寄りで活路を見いだすかって感じです

そんな松浪君に金子国交相が一言
「選挙で自民党が負けると思って『退席した』のだろう。本当にけしからん男だ」

4759名無しさん:2009/01/14(水) 01:18:31

首相が漢字読み違い 「焦眉」を「しゅうび」

 麻生太郎首相は13日夜、官邸での記者団とのやりとりで、景気対策に取り組む政府の姿勢に関連して「焦眉(しょうび)の急」と言うべきところを「しゅうびの急」と発言した。

 首相周辺も「首相が明らかに間違えた」と指摘した。

 「愁眉(しゅうび)」と間違えたものとみられるが、この場合の使い方は「愁眉を開く」で「安心する」という意味だ。

2009/01/14 00:28 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011301000959.html

4760名無しさん:2009/01/14(水) 01:30:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011301032

景気対策が「しゅうびの急」=また言い間違い−麻生首相

 麻生太郎首相は13日夜、報道各社の世論調査で内閣支持率が続落していることについて、首相官邸で記者団の質問に答える中で、また言葉を言い間違えた。
 首相は「真摯(しんし)に受け止めなければいけない」とした上で、「今、世の中は景気対策、経済対策が最大もしくは唯一の関心事だ」と強調。この後、景気対策の実行が「焦眉(しょうび)の急」と言うべきところを、「しゅうびの急」と発音した。 (了)
(2009/01/13-21:52)

4761名無しさん:2009/01/14(水) 03:19:49
2次補正案で松浪健太氏棄権…自民想定外、党内引き締めへ
(2009年1月14日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090113-OYT1T00972.htm

 2008年度第2次補正予算案と関連法案の衆院本会議での採決で、自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革相のほかに、同党の松浪健太内閣府政務官が棄権したことは、党幹部には想定外で、党内引き締めを図る方針だ。

 松浪氏は本会議後、記者団に「定額給付金は民意から離れている。(給付金の)2兆円は与野党で話し合って国民が喜ぶ形で作る(べきだ)」と述べ、2次補正予算案に盛り込まれた定額給付金への反対が、棄権の理由であることを明らかにした。

 離党の意思については「全くない」と否定し、09年度予算案の採決では賛成する考えも示した。

 その後、首相官邸で記者団に対し、渡辺氏との関係について、「歩調を同じにしたと思われるのは心外」とも語った。

 これに対し、自民党の細田幹事長は「一人の例外もないと思っていたので、残念だ。党紀委員会で処分を考える」と述べた。細田氏が直ちに処分に言及したのは、党内には、2次補正への不満がなおくすぶっているからだ。

 加藤紘一・元幹事長は「定額給付金には、心にわだかまりをもちながらも、公明党との選挙協力の関係があるからやむを得ず賛成した自民党議員も多い。執行部は修正なりの措置を考えるべきだ」と述べた。

 渡辺氏の離党についても塩崎恭久・元官房長官が「大変残念。国を思う志は同じだと思うので、引き続き友人として連携したい」と国会内で記者団に語るなど、今後も連携していくことを公言する向きもいる。

 こうした状況に対し、山崎拓・前副総裁は「渡辺氏は解散要求決議案に賛成した経緯もあり、離党受理は寛大な措置だ。悪(あ)しき前例にならなければいいが」と懸念を示した。

4762名無しさん:2009/01/14(水) 03:22:36
離党の波紋 渡辺元行改相、親子2代のDNA
2009.1.14 02:55
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090114/tcg0901140256000-n1.htm

 昨年12月8日、東京都千代田区のホテルで開かれた渡辺喜美元行政改革相の政治資金パーティー。渡辺氏は終了後、系列県議らとお茶を飲みながら歓談し、「県議会とはデカップリングだな」と穏やかな表情でこう切り出した。

 この日、地元から集まったのは、栃木県議会最大会派「自民党議員会」所属の渡辺派県議で組織する「自民温知会」のメンバー9人。麻生政権に対する批判を強め離党をほのめかす渡辺氏に対し、会ではあくまで党内にとどまり行動するように求めた。しかし、連日メディアをにぎわしボルテージが上がる一方の渡辺氏が受け入れるはずもなかった。

 「デカップリング」とは経済界でよく使われる言葉で「切り離す」という意味だ。渡辺氏は、自身が離党しても系列県議には離党を強制しないことを暗に伝えたかったのだろう。パーティーの約2週間後、後援会関係者にも文書を送付していた。

 「政治生命を賭けて混迷する政治に一石を投じたい。『慎重に行動して』とはもうおっしゃらないでください。国を変える国民運動を起こしたい」

 この文書を見た関係者は「もう代議士の離党は避けられない」と肩を落とした。

 「私にそうさせているのは父のDNAかもしれない」。12日、大田原市で開かれた後援会会合で離党表明をした後、記者団に囲まれた渡辺氏はこうつぶやいた。美智雄氏の墓前に「『派閥の前に党があり、党の前に国民国家がある』との教えに沿った行動をします」と報告したという。

 美智雄氏が平成6年、細川護煕首相(当時)の後継をめぐり、新生党に誘われて離党を試み、断念したことが渡辺氏の念頭にあるとみられる。

 温知会所属県議の一人は「代議士は国を変えたいとの思いだろうが、党内にとどまり行動してほしかった。正直『困ったな』というのが本音だ」と苦しい胸の内を明かした。また別の県議も「もしオヤジ(美智雄氏)だったら、離党に踏み切ったかな」と切り出したものの、「行動を見守っていくしかない」と息子の渡辺氏への忠誠を口にした。

 「われわれや3区の首長や党員たちは、今後どこを向いて物事を発信すればいいのか。相当な混乱はあると覚悟している」(温知会所属県議)。親子2代の「DNA」がもたらした“反乱劇”の第一幕が切って落とされた。(伊沢利幸)

                  ◇

【用語解説】自民温知会

 故渡辺美智雄氏が、ことわざの「温故知新」から名付けた。自民党議員会(35人)のうち、栃木3区内の県議を中心に10人で組織される。メンバーの多くは自民党県連などの要職にあり、渡辺氏の後援会幹事長を務める阿久津県議は自民党議員会会長で党県連の副会長でもある。

4763とはずがたり:2009/01/14(水) 04:04:48
>>4761
いつでも戻ってこれるように除名にはしなかった(出来なかった)と云うことですね。麻生執行部は睨みを効かせられなくなってる訳ですがそれでも造反は最小限に抑えられた感じではありますが。
>山崎拓・前副総裁は「渡辺氏は解散要求決議案に賛成した経緯もあり、離党受理は寛大な措置だ。悪(あ)しき前例にならなければいいが」と懸念を示した。

4764名無しさん:2009/01/14(水) 04:54:34
【参考資料】

自民党の処分
 党則、党規約は、規律を乱す、党員たる品位を汚す、党議に背く行為について処分対象にすると規定。党紀委員会は「政治不信を招く政治的、道義的な責任がある」と認めれば、重い順に(1)除名(2)離党勧告(3)党員資格停止(4)選挙における非公認(5)国会および政府の役職の辞任勧告(6)党の役職停止(7)戒告(8)党則の順守勧告―の処分を行う。役職辞任勧告以下の比較的軽い処分については党紀委でなく幹事長権限でも行うことができる。

(2005年10月22日掲載)
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/3267/

4765名無しさん:2009/01/14(水) 05:50:26
【大気圏外】連立10年で腐敗・堕落した自公両党
田中良太2009/01/13
http://www.news.janjan.jp/column/0901/0901115159/1.php

4766名無しさん:2009/01/14(水) 12:18:44
内閣の一員 思わぬ造反 衆院採決松浪氏退席 「給付金から民意離れている」 自民幹部表情沈痛 うごめく予備軍
2009年01月14日 11:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090114/20090114_0001.shtml

 思わぬ造反に動揺が走った。与党は13日、2008年度第2次補正予算案を衆院通過させたが、本会議で、離党した渡辺喜美元行革担当相に加え、自民党の松浪健太内閣府政務官も退席。締め付けに自信を見せていた党執行部は「1人も例外はないと思っていた。大変残念」(細田博之幹事長)とショックを隠せない。内閣支持率が2割を切る中、党内で予算成立後の政変をにおわす声もくすぶる。 

 「今から出ます」。2次補正の採決を控えた本会議場。松浪氏は突然、松本純官房副長官にこう告げ、野党議員と同様に議場を後にした。

 麻生太郎内閣の一員でもある政務官の造反劇。多くの議員が松浪氏の退席に気づかなかったほど、政府・与党にとって想定外の出来事だった。

 松浪氏は記者団に「定額給付金に民意がこれだけ離れている以上、政府の信頼回復には消費者意識を盛り上げるように予算を使うことが大事だ」と語り、定額給付金への不信が退席理由と強調。渡辺氏との同調や離党は否定したが、2次補正絡みの衆院再議決に関し再度の造反もにおわせた。

 背景に選挙区事情を指摘する声は多い。松浪氏の地元、大阪10区は社民党の辻元清美氏らとぶつかる。03年衆院選で落選したこともあり危機感は強い。同郷の若手は「大阪では(造反は)受ける。次の当選を優先したんだろう」と推測した。

 いずれにせよ政権の一角にほころびが生じたのは事実。松浪氏から政務官職の辞表を受理した河村建夫官房長官は「ざんきに堪えない。われわれの監督不行き届き」と沈痛な表情を浮かべた。

 火種は「給付金」だけではない。政府は国会提出を予定する09年度税制改正関連法案の付則に、消費税の増税方針を盛り込む意向だが、消費税増税に否定的な自民党の中川秀直元幹事長らは反発する構えを見せる。

 こうした「反麻生」の動きはまだ一部で、党内各派は現在、首相を支える姿勢を示すが、09年度予算成立後も支持率低迷が続けば政権の足元は揺らぎかねない。

 自民党内でささやかれる「麻生降ろし」のシナリオの1つが小泉チルドレン造反説だ。選挙区情勢調査で野党候補に水をあけられている若手に関し、自民党関係者は「イチかバチか、予算案に反対し“改革派”を旗印に戦おうとするかもしれない」と指摘。松浪氏造反もその一環とみる。

 福田康夫政権と同様、公明党が「降ろし」の引き金との見方もある。7月の任期満了に伴う東京都議選までに支持率が回復しなければ「麻生氏では都議選を戦えない、と公明党が揺さぶりをかける」という見立てだ。山崎派関係者は言う。「首相が辞めなくても都議選で負ければ責任を取ってもらう」。強気の勝負に出た首相の政権運営は、波乱の種を内包したままだ。
(東京報道部・川原田健雄、前田徹)

=2009/01/14付 西日本新聞朝刊=

4767名無しさん:2009/01/15(木) 06:54:35
決戦国会:松浪氏罷免 首相、造反封じ狙う 予算衆院再議決に備え

 定額給付金を盛り込んだ08年度第2次補正予算案などの衆院本会議採決を退席した松浪健太内閣府政務官に対し、麻生太郎首相は14日、提出されていた辞表を受け取らず、罷免した。予算関連法案の衆院再議決が濃厚となる中、厳格な処分で自民党内を引き締めるのが狙いだ。自民党も細田博之幹事長が14日、松浪氏の戒告処分を決め、早期の幕引きを図った。しかし、官邸のおひざ元である内閣府政務官の造反は、定額給付金を巡る政府・与党内の混乱をさらに印象づける失点となった。

 「極めて簡単。政府の一員だから、(政府方針が)決まった以上は従ってもらう。だから罷免だ」。麻生首相は14日、首相官邸で記者団に説明した。

 松浪氏の処分を巡っては、河村建夫官房長官が13日夜に松浪氏と首相官邸で会い、いったんは辞表を受理。そのうえで松浪氏が所属する伊吹派の前事務総長でもある河村氏は同日夜、細田氏に「政務官の辞表には『麻生政権に仇(あだ)するものではない』とあり、情状酌量してほしい」と電話で要請した。

 しかし14日、事態は一転した。首相が辞任を認めず、罷免にすることを決めたからだ。首相周辺は「こんなことを許したら、みんな好き勝手なことをし始める」と、厳しい姿勢で臨む必要があったことを強調する。

 一方、自民党が決めた戒告処分は8段階のうち厳重注意に次いで2番目に軽い処分。前例に従ったもので、松浪氏が13日中に政務官の辞表を提出した点なども考慮された。

 細田氏は14日、自民党本部で松浪氏と会談し、「予算案は政治家にとって非常に重いものだ。今後は十分自覚してほしい」と注意。松浪氏は2次補正の関連法案が衆院で再議決される際の対応について「党議に従っていきたい」と記者団に述べ、賛成する考えを示した。

 ただ党内には河村氏が穏便な処分を求めたことに対し「造反者を増長させるだけ」などと批判する声が出ている。処分を巡って、政府・自民党間でしこりを残す結果にもなった。【坂口裕彦、近藤大介】

毎日新聞 2009年1月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090115ddm005010068000c.html

4769名無しさん:2009/01/15(木) 08:51:23
自民党、消費税で紛糾、党内混乱
2009年01月15日 08:17更新

 政府は14日、自民党の政調全体会議に対して、11年度以降、段階的に消費税税率を1年ごとに1%引き上げ5年後には5%に引き上げる財政試算を前提とした「経済財政の中長期方針」の原案を提示したが、党内で批判が相次いだ。消費税増税反対派の急先鋒(せんぽう)である中川秀直元幹事長が「景気が上向いたところで増税するというが、それでは2番底、3番底に落ちる」と語り「増税で景気が落ち込まない、保証があるのか」と執行部に詰め寄った。会議は紛糾し反対一色となり了承は見送られた。

 次期衆院選で増税批判を浴びるのを嫌う自民党議員が反発する構図が鮮明となった。定額給付金問題と消費税問題が党内を分裂に招く火種となりそうだ。

 政府は麻生太郎首相の強い要望を踏まえ、3年後の消費税引き上げを21年度予算案の関連法案である税制改正法案の付則にも盛り込む方針だ。遅くとも、1月末までには閣議決定で決着を図るつもりだ。

http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090115/27027.html

4770名無しさん:2009/01/15(木) 09:09:47
消費税引き上げ 焦点に
[政治]
2009年01月15日 08:58 更新
http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4169.html

 すったもんだの末に衆院を通過した定額給付金を含む2次補正予算案。論戦の場は参院に移ったが、与野党逆転の参院は「寝た」まま、空転が続く。衆院では2009年度予算の審議が始まるが、民主党は参院での麻生首相の施政方針演説をはじめ、財政演説、外交演説、経済演説の4演説全てを拒否する構え。衆院だけでの4演説は異例の事態となる。

 一方、自民党内では、消費税の引き上げ時期をめぐり、早くも異論が噴出しはじめた。11年度から消費税を引き上げることを、税制改正法案の付則に盛り込む方針の政府に対し、中川秀直元幹事長は「党内で(消費税引き上げを)議論したことがあったのか」と挑戦状をたたきつけた。同改正案は09年度予算案の関連法案として今国会で審議される。

 定額給付金以上に世論の反発が予想される消費税引き上げ時期の明記は、今年の総選挙だけでなく、来年の参院選にも影響を及ぼす。中川氏以外にも、反発を強める議員は少なくない。2次補正での造反は渡辺喜美氏と松浪健太氏の2人にとどまったが、消費税に関しては雲行きが違う。
定額給付金に反対すれば公明党からひんしゅくを買うが、消費税引き上げ反対なら大丈夫という現実もある。また、定額給付金は有権者の懐を潤す一面があるが、消費税引き上げは逆に財布の金を減らすということ。自分の財布には敏感な日本人だけに、定額給付金とは桁違いの反発が予想される。経済状況が好転する見込みもないまま、消費増税にこだわる麻生首相に共感する人は少ないだろう。確かに、目先の対策さえ満足に打ち出せず、支持率10%台の低空飛行を続ける政権に、消費税を云々する資格はないだろう。

 消費税引き上げ時期に関する与党内の造反は、数十人にのぼるとの見方も広がりつつある。与野党対決だけでなく、与党内の対立からも目が離せなくなった。

4771名無しさん:2009/01/15(木) 10:02:20
>党の処分は軽く、新たな造反を誘発する可能性が出てきた。


松浪議員処分「甘い」戒告、造反誘発懸念

 13日の衆院本会議で、定額給付金に反対して08年度第2次補正予算案などの採決を棄権した自民党の松浪健太衆院議員(37)に対する内閣と党の処分が14日、決まった。党の処分は軽く、新たな造反を誘発する可能性が出てきた。

 内閣政務官の辞表は、麻生太郎首相の意向で受理されず、罷免された。しかし、細田博之幹事長が伝えた党の処分は、8段階のうち下から2番目に軽い「戒告」。昨年末、民主党提出の法案に賛成した渡辺喜美氏(56=自民党離党)も同じ処分で、直後に開かれた全国幹事長・政調会長会議では「甘い」と批判された。

 2月下旬に採決予定の09年度予算案関連法案で、政府が11年度からの消費税率引き上げを付則に書き込もうとしていることに反発する勢力が、松浪氏に触発されたとの声も。消費税率アップへの反対は定額給付金より強く、参院幹部は「戒告は軽すぎる。除名でもいいくらい。造反予備軍に『処分は軽い』と足元を見られる」と懸念を示した。

 [2009年1月15日8時50分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090115-450219.html

4773名無しさん:2009/01/15(木) 15:16:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011400977

消費増税に高まる批判=付則明記、政局の焦点に−自民

 麻生太郎首相が掲げる3年後の消費税引き上げ方針に、自民党内の批判が高まってきた。政府は、2009年度予算案の関連法案である税制改正法案の付則に「11年度の消費増税」を明記する方針。しかし、反対の声は執行部の予想を超えて広がりを見せており、対応を誤れば政権基盤を揺るがす事態に発展しかねない状況だ。
 「今年の衆院選と来年の参院選は消費税選挙になってしまう。議員にとっては死活問題だ」。14日午前の党政調全体会議では、3年後の増税を前提とした政府の財政運営に関する「中長期方針と10年展望」に批判が噴出。発言を求めた約20人全員が増税方針の付則明記に反対し、中長期方針の了承も見送られた。
 反対派急先鋒(せんぽう)の中川秀直元幹事長はこの席で、「(3年後の消費増税は)党内で一度も議論されていない」と調整不足を厳しく糾弾。会議に出席した幹事長経験者の一人も「政局の焦点は消費税に移ってきたな」と意味ありげにつぶやいた。
 中堅・若手の間でも不満がくすぶる。塩崎恭久元官房長官らがつくる「速やかな政策実現を求める有志議員の会」は15日、増税反対の政策提言をまとめる予定だ。
 しかし、消費増税の明示を「責任与党の矜持(きょうじ)」とする首相は、民主党との違いをアピールするため次期衆院選のマニフェスト(政権公約)に3年後の消費増税を盛り込みたい考え。細田博之幹事長と保利耕輔政調会長も14日午後、党本部で協議し、増税の根拠となる税財政抜本改革の「中期プログラム」が既に閣議決定されていることを踏まえ、付則明記の方針は変えないことを確認した。
 税制改正法案は今月下旬にも国会提出が予定され、15日からは党内手続きが始まる。執行部が強引に議論を進めれば、党内の反発がさらに高まるのは必至で、法案の採決で「大量の造反が出かねない」(閣僚経験者)。一方で「一度決めた政府の大方針を変えたら麻生政権は持たない」(政調幹部)という事情もあり、執行部は難しい判断を迫られている。(了)(2009/01/14-21:01)

4774とはずがたり:2009/01/15(木) 15:29:02
>>4772
鴻池さん,人妻と浮気っすか。羨ましいっすなぁ〜(;´Д`)
民主(労組系ではなく改革派系)ともパイプがあって,地元自民党県連と上手く云ってない鴻池だが。。

鴻池官房副長官に女性スキャンダル?民主が辞任要求へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090114-OYT1T01065.htm

 民主党の鳩山幹事長は14日の「次の内閣」の会合で、鴻池祥肇官房副長官をめぐるスキャンダルが明らかになったとして、辞任を求める考えを示した。

 15日発売の「週刊新潮」に、鴻池氏が議員宿舎で知人の既婚女性と過ごしたなどと報じる記事と写真が掲載されることを踏まえたものだ。

 記事は、鴻池氏が1月6日に女性と都内で食事した後、鴻池氏の宿舎に別々に入り、女性が翌日まで宿泊していたと指摘。女性は、宿舎のカードキーで出入りしていたといい、昨年12月にも複数回、宿泊していたとも報じた。

 鳩山氏は、「大きなスキャンダルが発生して、多分、このままではいられない。今のうちに早くお辞めになった方がいい」と述べた。今後、国会などで追及する構えだ。これに対し、鴻池氏は14日、国会内で記者団に対し、週刊誌報道が自らの進退問題に発展する可能性について「それはないでしょう」と述べた。

 麻生首相は14日夕、首相官邸で記者団に「詳しく知らない。ただ、議員宿舎に人が入ることは何らおかしいわけではないと思っている」と述べた。
(2009年1月15日03時09分 読売新聞)

4775とはずがたり:2009/01/15(木) 15:31:28
>>4773
ばらまき定額給付は良くて真剣に日本の財政を考えた上での消費税増税はあかんとはどんだけ無責任政党やねん。
自民党の厨堅・バカ手どもはダメだね( ゜д゜)、 Peッ

4776名無しさん:2009/01/15(木) 17:24:29

麻生vs増税反対派、バトル激化…大量造反の可能性も
ZAKZAK 2009/01/15
http://www.zakzak.co.jp/top/200901/t2009011537_all.html

4777名無しさん:2009/01/15(木) 19:02:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011500823

自民各派、「11年度」付則明記に賛否=消費増税、首相は「考え曲げない」

 2011年度からの消費税引き上げを09年度税制改正関連法案の付則に明記する政府方針をめぐり、15日の自民党各派の総会などで賛否両論が相次いだ。麻生太郎首相は同日、麻生派の中馬弘毅党行政改革推進本部長に「考えは曲げない」と各派への説得を指示。中馬氏は各派領袖を訪ね、付則明記に理解を求めたが、今後、消費増税の反対派をどこまで抑えられるかは不透明だ。
 町村派では、付則明記に反発する中川秀直元幹事長が「この経済状況で(消費増税が)適切か、しっかり議論したい」と強調。記者団には「麻生太郎首相に国民のための英断を期待したい」と、付則明記を撤回するよう求めた。また、谷川秀善参院議員も「選挙にマイナス」と同調した。
 これに対し、町村信孝前官房長官は「(いったん決めた方針を)変えるとまた『ぶれた』と言われる政治的なマイナスも考えてほしい」と中川氏らをけん制した。
 津島派会長の津島雄二党税制調査会長は「(税財政改革の)中期プログラムには、いつから(消費増税)とは明言していない。税制は国民が決めることだ」と付則明記に慎重姿勢を示した。
 一方、高村派会長の高村正彦前外相は「消費税隠しをすれば、消費にいい影響を与えるというのは国民をなめた考え方だ」と明記反対派を批判。伊吹派会長の伊吹文明前財務相は「首相が揺るがずに言っているから、支持している」と述べた。 (了)(2009/01/15-18:46)

4778名無しさん:2009/01/15(木) 19:57:25
官房長官、鴻池氏を厳重注意 問題ないと首相、辞任否定

 河村建夫官房長官は15日、週刊誌に女性問題を報道された鴻池祥肇官房副長官から首相官邸で事情を聴き「政府の中枢にある人が誤解されるのは不適切だ」と厳重注意した。一方、麻生太郎首相は同日夜、記者団に「議員宿舎に第三者が入るのは制度上問題ない。(交際は)個人の話なので関知するところではない」と強調した。

 鴻池氏は15日夜、記者団に「(報道された女性と)男女の関係はない」と釈明。宿舎の鍵を女性に常時貸与していたとの報道を否定した上で「辞任は考えていない」と述べた。

 野党各党は「コメントの必要はない」(民主党の輿石東参院議員会長)「コメントを控える」(共産党の志位和夫委員長)と静観する構えだ。

 首相は「その人に対して情報が(漏れた)という話もない」と述べ、鴻池氏が職務上知り得る情報を女性に伝えた事実はないと強調。河村氏は、鴻池氏が「女性は何回か宿舎を訪れたが不倫交際というのは事実に反する。家族同士の付き合いだ」と反論したと述べた。

 一方、民主党の菅直人代表代行は「事実関係が分からない」と言及を避けた。社民党の重野安正幹事長は「あってはならないこと。(責任問題は)自身で判断することだ」と指摘。自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相は「おやじ(故渡辺美智雄元副総理)も宿舎にずっと住んでいたが、そんなことは一度もなかった。論外だ」と切り捨てた。

2009/01/15 19:39 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011501000773.html

4779名無しさん:2009/01/15(木) 20:40:02
民主・菅氏「消費税で与党混乱」 自民の造反期待
2009年1月15日20時9分
http://www.asahi.com/politics/update/0115/TKY200901150252.html

 民主党の菅直人代表代行は15日の記者会見で、税制改正関連法案付則に消費増税を明記するという麻生政権の方針について「関連法案を審議・採決するときにどうなっていくのか、注目していきたい」と述べ、自民党内の造反に期待感を示した。菅氏は「与党内は混乱している。税金の無駄遣い改革をやらないで増税だけを先に予定することがおかしいという点で共通する部分もある」として、明記反対派と民主党の主張が重なるとの認識も示した。

 共産党の志位委員長も同日の会見で「総選挙前に増税のレールを敷くことは、民主主義を覆すやり方で認められない」と指摘。定額給付金については「筋の通らない給付は私は拒否する」と語った。

4780名無しさん:2009/01/15(木) 21:24:03
消費税増税:「反麻生」再び勢い 先送り論が噴出

 11年度からの消費税増税を巡り、自民党の中川秀直元幹事長ら政権と距離を置くグループが再び勢いを増している。麻生太郎首相は09年度税制改正関連法案の付則に増税方針を明記する方針だが、15日本格化した自民党内の協議は先送り論が噴出し紛糾。内閣支持率の低迷で首相の求心力が低下するなか、消費税問題を舞台にした「反麻生」の流れが強まっている。

 「税財政改革の道筋を示す中期プログラムを、税制改正法案の付則に盛り込むことは閣議決定している。協力をお願いしたい」

 麻生派の中馬弘毅座長は15日昼、各派閥事務所を駆け足で回り、増税方針明記への理解を求めた。各派総会が予定される木曜日を迎え、首相は中馬氏に対し各派回りを指示。中馬氏に「『(増税方針明記の)考えは決して曲げない』と伝えてくれ」と伝言した。

 しかし、景気後退もあり、自民党内の増税先送り論は勢いを強めている。15日の財務金融合同部会や政調全体会議では「行革をやらずに増税するのは、国民の理解が得られない」(塩崎恭久元官房長官)、「国民も党も私も許さない」(田村耕太郎参院議員)などの意見が続き、結論を週明けに持ち越した。

 自民党の園田博之政調会長代理は政調全体会議で「財源論があいまいな民主党をやっつけようと首相は言っている」と述べ、首相の真意を代弁した。「責任政党」をアピールするはずの増税方針を修正すれば、政権の迷走ぶりが再び露呈しかねない。中期プログラムを巡る昨年末の与党内調整が難航した経緯もあり、自民党幹部は「付則に書かなかったら、内閣が吹っ飛ぶ」と言い切った。

 政権批判を強める中川氏は15日、「首相には国民のための英断を期待したい」と述べ、増税方針の撤回を求めた。反対派には税制改正法案の衆院採決時、造反を示唆する声もくすぶる。公明党幹部は「政策というより政局。何かいうと巻き込まれるので静観する」と語った。【三沢耕平、近藤大介】

毎日新聞 2009年1月15日 21時13分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090116k0000m010112000c.html

4781名無しさん:2009/01/15(木) 22:20:34
伊吹元幹事長「私は自民支持率は落とさなかった」
2009年1月15日22時13分

 「私が幹事長をやっていた時は、福田さんの支持率は落ちても、自民党の支持率は落とさなかった。これだけは私の責任と思っていた。ところが今は自民党の支持率が(民主党に)逆転されている」

 自民党の伊吹文明元幹事長が15日の派閥総会で、細田博之幹事長に嫌みをまぶして苦言を呈した。

 伊吹氏は衆院採決で造反した自派の松浪健太氏を「僕の隣の選挙区だからよく分かる。一生懸命選挙活動している」と褒め、党の支持率低下に言及。「松浪先生の心情をくんであげていただきたい。当選1、2回の先生の心は落ち着かないんですよ」とかばった。さらに定額給付金の受け取りについて「閣僚の意見がバラバラなのは困ったことだね。これで支持率を落とし、若い先生を苦しめ、いろいろな行動に走らせている」と、閣僚にも批判の矛先を向けた。

 自派から河村官房長官、中川財務相、中曽根外相を閣内に送り込む伊吹氏。もたつく指導者たちの対応を見かね、「伊吹節」を抑えられなかったようだ。(餌取稔也)

http://www.asahi.com/politics/update/0115/TKY200901150278.html

4783千葉9区:2009/01/15(木) 23:40:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090114-OYT8T00929.htm
首相補佐官「地方重視」アピールするも…
「不十分」注文続々医師充実や格差解消求める
 政府関係者と自治体関係者らが対話する政府主催の「地方の元気回復対話交流会」初会合が14日、甲府市内で開かれた。出席した山口俊一首相補佐官(地方再生担当)は「麻生内閣の一番の柱は地方政策だ」と述べ、地方重視の姿勢をアピールした。だが、県内市町村長や業界関係者からは、「自治体の財政は依然として厳しい」「受注が激減しており、中小企業のつなぎ資金がもっと必要だ」など、政府への厳しい意見が相次いだ。

 交流会では、県市長会長の横内公明韮崎市長が「政府の地方交付税の増額方針はありがたいが、依然として財政事情が厳しい」などと指摘した。

 山口氏は「麻生首相は、三位一体改革で削減された地方交付税など約5兆円分を、なんとか地方に返したいと思っている」と語り、小泉改革路線からの転換を進める考えを強調した。

 出席者からは、〈1〉医師不足対策のさらなる充実〈2〉森林育成のため、国として森林環境税の創設〈3〉都道府県間の財政力格差の解消や過疎地帯策――などを求める声が相次いだ。山口氏は「麻生内閣の一員として、皆さんの意見を反映したような地域活性化策を進めたい」と述べた。

 一方、最後にあいさつした横内知事は「政府の2008年度第2次補正予算案や新年度当初予算案は、過去の予算で最も地方重視の内容ではないか」と、内閣の姿勢を評価した。

 政府は、交流会を全国8か所で開催する予定だ。県内の有効求人倍率(昨年11月)が0・70倍と関東で最下位クラスだったことから、最初の開催地に選ばれた。

(2009年1月15日 読売新聞)

4784名無しさん:2009/01/16(金) 00:17:46
財政審「給付金再考を」 西室会長 異例の意見表明
2009年1月16日 00:05

 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は15日の会合で、2008年度第2次補正予算案に盛り込まれている定額給付金を撤回し、約2兆円の使途を再考すべきだとする見解で一致した。西室泰三会長が会合後の記者会見で明らかにした。政府の審議会が事実上の予算案撤回を求める異例の事態で、参院での審議に影響を与えそうだ。

 会合では西室会長の続投を委員の互選で決めた後、補正予算案などについて討議した。西室会長によると、定額給付金について、委員から「ほとんど(景気対策の)効果はない」「与野党で使途をあらためて議論すべきだ」などと、批判的な意見が相次いだという。

 西室会長は会見で「大部分の委員の意見は、使途を考え直してもらいたいということ」と説明。2兆円の財源が、本来は国債償還に充てる「埋蔵金」のため「(使わずに)国債償還の財源に戻してもいい」などの意見も出たという。

 さらに、野党が2次補正予算案から定額給付金を切り離すことを求めていることを受け「予算審議が空転し、経済対策の実施が遅れると影響が大きい。しっかりした議論を与野党でもう一度やっていただくことが必要ではないか」と述べた。

 財政審は学識経験者らが財政運営のあり方について提言する組織で、既に政府内で決定した施策の再考を求めるのは極めて異例。

 補正予算案は衆院を通過したが、野党側はあくまでも定額給付金の撤回を求める姿勢を崩していないだけに、防戦が続く麻生太郎政権には痛手となりそうだ。

■定額給付金

 世界的な金融危機などを受け、政府が10月末に発表した追加経済対策の一つ。制度の詳細を検討している総務省の「定額給付金実施本部」は11月に自治体向けの説明会を開き、基本的に所得制限を設けないなど制度の概要を示した。2008年度の第2次補正予算案に盛り込まれたが、「選挙目当てのばらまきだ」との批判もある。

=2009/01/16付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/71249

4785名無しさん:2009/01/16(金) 00:22:26
余録:筋の通らない金?

 300文で買った仏像を磨いていると、台座の下の紙が破れて中から現れたのが50両だ。落語「井戸の茶碗(ちゃわん)」である。「仏像は買ったが金は違う」と50両を元の持ち主の貧乏浪人に返そうとするが、こちらも「一度売った以上、自分のものでない」と拒む▲落語には「お前のだ、受け取れ」という金を「筋の通らない金は受け取れない」と突き返す騒ぎがよくある。拾った金をめぐっての大岡裁き「三方一両損」、強情張り同士の間で大金が宙に浮く「意地比べ」を思い浮かべる方もおいでだろう▲「井戸の茶碗」ではいったんは大家の仲介で50両を分け合う。だがただでは金をもらえないと浪人が渡した汚い茶碗がその後300両の名品と分かり、また騒ぎに……。最後までさもしい振る舞いなど一つも出てこないさわやかな人情話だ▲さて昨今目を引くのは報道各社の世論調査で定額給付金を支持しない層が6割から8割近くもいたことだ。誤解ないようにいえば、何も「受け取らない」というのではない。だがその金が雇用対策や社会保障に使われるならば、給付金など要らないという人々がそれだけいるのだ▲「矜持(きょうじ)」などと口にしないが、たとえ貧しくとも金より心意気という落語を愛してきた日本の庶民だ。職を失った人の嘆きを聞き、景気の急落を目の当たりにすれば、より有効で将来の希望につながる金の使い方はないかと思って当然だ▲給付目的もいつしか生活支援から景気対策に変わり、富裕層の受け取りを「さもしい」と断じた首相発言も一転撤回された。どうにも「筋の通らない金」になった2兆円だが、この際その使途を含め一から筋を入れ直せないか。

毎日新聞 2009年1月15日 0時04分
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20090115k0000m070146000c.html

4786名無しさん:2009/01/16(金) 00:25:42
http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4164.html
給付金 「愚策だが貰う」の国民性
[政治]
2009年01月14日 16:02 更新

 定額給付金を含む2008年度第2次補正予算案が13日、衆院を通過した。各種の世論調査では定額給付金に対する評価は低い。調査によっては80%前後の人たちが支持しないという結果が出ている。
 しかし、筆者の周囲を含めて、「支給されたら貰う」という人たちばかりである。「定額給付金は愚策だ」と口では言うが、くれるというものは貰っておくのだという。さもしいと言われようが政策に反対であろうが、現金は欲しい、それが本音である。給付金についての本音の部分と政策評価はまったく別の話らしい。

 高額所得者が貰うか貰わないかについては、まさに麻生首相の言う「矜持」の問題。貰うけど、ついでにその何倍も使えばいいだろうとの意見もある。「うちはもらわない」と断言する人もいる。問題は高額所得者という自覚のない大多数の国民だ。
 「政策としては愚策だけれど、支給されれば貰う」こうした大多数の姿勢が、実は自民・公明の拠り所となっている。「支給されて、現金を手にすれば『ああ、良かった』となるのが人情。内閣支持率も多少は上がる」ある自民党関係者の、これも本音。定額給付金はダメだと騒いでいるが、支給が始まれば、何事もなかったかのように「何に使おうか」となるのが日本人なんだという。批判はするが、行動がともなわないということだろう。

 確かに、定額給付金に反対という人たちが、そろって支給を辞退するという結果だったら、麻生首相も考え直したのかもしれない。もっとも、首相本人が貰うのか貰わないのかはっきり言わないところにも、ことをややこしくした原因がある。
 参議院での審議を通じて、麻生首相自身、給付金を貰うのかどうかはっきりと明言するべきである。

4787名無しさん:2009/01/16(金) 00:30:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011600010

消費増税時期、再検討を=自民有志

 自民党の塩崎恭久元官房長官らが中心の「速やかな政策実現を求める有志議員の会」は15日夜、都内で会合を開き、2011年度からの消費税引き上げ方針の見直しと、新たな雇用創出に向けた来年度予算での10兆円規模の予算枠設定を求める提言をまとめた。近く党執行部に提出する。 
 政府は、09年度税制改正法案の付則に11年度からの消費増税を明記する方針。これに対し塩崎氏は、記者団に「経済状況を考えれば生活を守って(から増税の)話は出てくる。今、引き上げ時期を明記することはあり得ない」と語った。
 提言はこのほか、(1)国会議員定数の約4割削減(2)民主党の優れた政策の採用(3)次期衆院選のマニフェスト(政権公約)の早期作成−などを盛り込んだ。(了)
(2009/01/16-00:20)

4788名無しさん:2009/01/16(金) 00:35:49
民主議員は定額給付金受け取らず記事を印刷する

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は14日、名古屋市で開かれた党県連パーティーであいさつし、定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案などが成立した場合について「(一般国民は)もらって有効にお使いになって結構だが、現職議員は反対している以上、簡単にもらえるものではない」と述べ、民主党の国会議員は受け取りを辞退すると表明した。

 同時に「天下の愚策であり、切り離しを求めたが、麻生内閣は聞く耳を持たなかった。協力しないなら、内閣を力ずくで打倒するしかない」と述べ、あくまで給付金に反対し、麻生政権打倒を目指す姿勢を強調した。(共同)

 [2009年1月14日19時50分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090114-450129.html

4789とはずがたり:2009/01/16(金) 00:50:40
>>4786
愚策だが貰うし貰うけどこんな下らん方法にしか使い道を見つけられなかった自公に鉄槌を下すのが正しい国民だろーと思うんですけど・・
貰う理由は下らん使い方しかできない政府に預けるのはバカバカしいからで感謝なんかしないのでは。
まぁああ良かったと成ったところで解散しようとしてるんでしょうけど,少しは支持率上がるんでしょうかねぇ。。。アホな公明支持層ぐらいなものでは?

4790名無しさん:2009/01/16(金) 01:17:31
柴山衆院議員:渡辺元行革担当相の離党を批判

自民党の柴山昌彦衆院議員は15日夜、BS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、渡辺喜美元行革担当相の離党について「はっきり言って残念。党を離れて理念や思いが実現の方向に向かうのか」と批判した。柴山氏自身も麻生太郎首相と距離を置いているが、「まずは党の刷新や改革に全精力を傾けたい」と述べ、当面の離党を否定した。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090116k0000m010159000c.html

4791名無しさん:2009/01/16(金) 01:20:34
>>4789
記事を読んだ人たちが、ますます「反自公」に、という意図で貼ったんですw すみませんでしたm(_ _)m

4792とはずがたり:2009/01/16(金) 01:23:18
>>4791
いえいえ4789氏にではなく記者にいったんで,気にしないでくださいねー。

4793名無しさん:2009/01/16(金) 01:31:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011600015

給付金撤回へ攻勢強める=野党

 民主党国対幹部は15日夜、財政制度等審議会が2008年度第2次補正予算案に盛り込まれている定額給付金の再考を求めたことについて「財政審の対応は極めて常識的だ。すんなりと(2次補正を)採決するわけにいかなくなる」と述べ、給付金撤回に向け参院予算委員会で政府・与党に対する攻勢を強めていく考えを強調した。 
 共産党の穀田恵二国対委員長も「経済財政政策を審議する機関でさえ反対せざるを得ないのは、愚策であることの証明だ」と指摘した。(了)
(2009/01/16-00:29)

4794千葉9区:2009/01/16(金) 07:05:02
>>4786
酷い記事ですね。どこの記事かと思えばデータマックスか...

4795名無しさん:2009/01/16(金) 20:28:34
”12000円”は誰を救う?不思議だらけの定額給付金。
2009年1月16日 15:30
定額給付金を盛り込んだ平成20年度2次補正予算案が、14日衆院で可決された。「バラマキ」非難や本当に経済効果があるのか?と疑問視される定額給付金だが、不鮮明な部分が多い。定額給付金は一体何のために支給されるのか、改めて検証してみよう。

定額給付金は定額減税だった。それがなぜ、給付という形になったのかは、税金を払っていない低所得者にも恩恵を受けれるように、との配慮らしい。支給制にすれば年収や納税額に関係なく定額で減税することになるわけであり、低所得者や納税未納者にとっては減税効果は大きい。
そして、減税方法から、支給制になったもう一つの理由は所得税と住民税の減税時期が異なるため。と言うものが挙げられる。
この定額給付金の目的は、メディアで言われているように、「市場の活性化」「景気対策」そして、「生活支援」。
定額給付金の正式名称は「生活支援定額給付金」。以上のことから、景気対策と生活支援が目的とわかるが、お金は天下の回りもの。と言われるように、消費しなければ効果は出ないと思うし、大企業が資金圧縮しているぐらいのご時世に、消費よりも貯蓄にまわす国民の方が多いと思われる。

また、生活に困る低所得者なら、国民保険料の支払いや、住民税等の支払いにまわす人もいるだろう。これでは、支給されたお金を国に還すわけだから、市場が活性するとは思えない。支給される金額も一人12000円と中途半端。さらに、派遣切りにより、住むところが無くなった人、ホームレスの人等にこの金は、支給されないのだ。支給される方法が今のところ、現住所に知らせが届くことになっているため、住む場所を失った人々には、支給されないことになる。

定額給付金の規模は2兆円と言われている。莫大な借金を抱えている日本のどこにそんな金があるのか疑問におもうが、財源は数兆円規模に及ぶ特別会計の積立金、余剰金を使う方法や道路特定の一般財源化、税金の無駄をゼロにすることで捻出する方法が取られるらしい。そもそも、特別会計は本来なら国債を減らすために使われるのであって、そこから捻出するのであれば、赤字国債を発行しているのと変わりないように思う。支給時期は年度末を目標に「努力する」という姿勢。
一体与党はこの定額給付金で何がしたいのか?これが一番不鮮明だ。

(編集部:吉岡 輪)

http://japan.techinsight.jp/2009/01/teigakukyuufukin-0901151050.html

4796名無しさん:2009/01/16(金) 20:41:46
[2009.01.09] 定額給付金は公明党の選挙対策費だ! _ Blog(ブログ) _ [公式] 天木直人のブログ
http://www.amakiblog.com/archives/2009/01/09/#001323

定額給付金は公明党の選挙対策費だ!

  これは私の言葉ではない。国会審議の中で民主党菅直人議員が発した言葉だ。民主党は本気で公明党と対決する腹を決めたようだ。

  多くのまともな国民なら、いま目の前で繰り広げられている定額給付金に関する与野党の国会討論を、苦々しく思って眺めているに違いない。こんな事を連日真っ先に報道するメディアは何をやっているんだ、と思っているに違いない。

  定額給付金などという話が国会討論の最大の問題であるというのはどう考えても馬鹿げている。もっと重要な論点は外交、内政に山積しているはずだ。

  ここまで定額給付金問題が大騒ぎになっているのは、麻生首相の支持率を下げて解散・総選挙に追い込みたい野党と、何があっても解散しないぞという開き直り麻生首相の、生き残りをかけた利権争いに過ぎない。国民そっちのけだ。

 たしかに麻生首相はダメだ。迷走しっぱなしだ。しかし定額給付金そのものが悪いのではない。金額が少ない。支給が遅い。支給方法がいつまでたっても決まらない。なによりも趣旨が一貫しない。それが悪いのだ。

 景気浮揚策なのか、貧困救済なのか。貧困救済ならば、橋下大阪府知事が言っているように、いっそのこと低所得者に的を絞ったらどうか。しかもけちな事を言わずに一人百万円ずつ配るぐらいの政策を打ち出さないと効果はない。それが政治だ。

 と、まあ、脱線してしまったが、このブログで読者に伝えたかったのはそんな事ではない。なぜ公明党がこれほどまでに定額給付金にこだわるのか、という事である。

 昨日(8日)の予算委員会の質疑を報じる1月9日の朝日新聞に、こんなくだりがあった。

 菅直人氏 (定額給付金は)公明党の選挙対策費だ。
 麻生首相 公明党に対し、無礼な話。私はまったく見解が違う。

  国民の中にはもちろん創価学会信者が多数いる。その国民に定額給付されたお金の一部は創価学会に上納される。それが今度の総選挙で公明党の選挙資金に使われる。

  真偽の程は知らないが政治通の間では皆が口にしていることだ。

  しかし不思議な事にこの事をメディアが報じる事はない。一つのタブーの如くだ。

  それをいきなり国会の場で民主党の代表代行が口にしたのだ。この国会答弁を聞いた国民の何人が果たしてその意味を理解しただろう。

  やはり定額給付金問題は政局がらみの話だ。国民にとってはいい加減にしてくれという事だ。

4797名無しさん:2009/01/16(金) 21:50:49
政府Vs自民、あつれき再燃=「渡り容認」政令めぐり

 国家公務員OBが天下りを繰り返す「渡り」を容認する政令をめぐり、政府と自民党のあつれきが16日、再び表面化した。党行政改革推進本部の公務員制度改革委員会(石原伸晃委員長)が同日、政令の見直しを政府に要求することを決めたためだ。党側には「『官僚寄り』と見られれば、次期衆院選を戦えない」との危機感があり、渡り全廃に指導力を発揮しない麻生太郎首相へのいら立ちを募らせている。
 「天下りあっせんはおかしい。法律を逸脱する越権行為だ」。同委員会メンバーの塩崎恭久元官房長官はこの日の会合終了後、記者団にこう語り、政府の姿勢を厳しく批判した。
 政府は昨年12月、改正国家公務員法で定められた渡りあっせん全面禁止までの経過措置として、「必要不可欠と認められる場合」には行えるとする「職員の退職管理に関する政令」を閣議決定した。
 天下りあっせん自体の廃止を求める民主党は、この政令を「抜け穴」と見て政府を追及。渡りの全面禁止は、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相も首相に決断を迫った経緯がある。自民党行革本部の中馬弘毅本部長や石原氏らは15日の幹部会で、「政令を放置すれば、民主党の攻勢を受けて大変なことになる」との認識で一致。政府に見直しを求める方針を決めていた。
 しかし、首相は9日の衆院予算委員会で「国際機関での勤務経験が豊富、外国当局との交渉に十分な知識、経験を有する者などの場合は認められる」と例外規定の必要性にわざわざ言及。河村建夫官房長官は16日の記者会見で、「(例外規定が必要だとの)方針に変化はない」と明言した。
 首相官邸サイドとすれば、いったん閣議決定した政令を撤回すれば、首相の責任問題に発展しかねないとの判断がある。ただ、こうした姿勢が「官僚内閣制」(渡辺氏)との批判を招いていることは否めず、自民党側は「官邸は官僚にだまされている」と不信感をあらわにする。首相は定額給付金や消費増税問題に続き、さらなる火種を抱え込んだ形だ。(了)(2009/01/16-19:36)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011600934

4798名無しさん:2009/01/16(金) 22:46:14
自民行革本部:「渡り容認」に批判続出
毎日新聞 2009年1月16日 21時16分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m010097000c.html

 国家公務員OBが省庁のあっせんで天下りを繰り返す「渡り」を、首相の承認で可能とした政令に対し、与野党から「改正すべきだ」との批判が強まっている。自民党の行政改革推進本部(本部長・中馬弘毅元行革担当相)は16日、政令を「容認できない」との方針をまとめた。野党も「政令は官僚寄り」として19日からの参院予算委員会で追及する方針で、政府は厳しい対応を迫られそうだ。【塙和也】

 16日の自民党行革推進本部では、石原伸晃幹事長代理が「議員立法をする覚悟でも対処すべきだ」と、政令の改正を主張。塩崎恭久元官房長官も「大事なのは国民がどう見るかだ。政治的に判断すべきだ」と同調した。同本部は今後、政令の改正要求も視野に、渡り問題を協議する方針だ。

 渡りを巡っては、07年成立の改正国家公務員法が「官民人材交流センター」に公務員の再就職業務を一元化させ、11年までに渡りのあっせんも全面禁止することを定めていた。しかし昨年12月に閣議決定された政令が、3年間の移行期間は「必要不可欠な場合」に限り、渡りのあっせんを可能としたため、議論を呼んだ。

 政令で渡りを可能としたのは、定年前の早期退職が慣行となっている官僚にとって、渡りを認めなければ再就職先に空きが生じず、ポスト確保が困難になるとの事情があるためだ。本来は「再就職等監視委員会」が渡りの是非を判断することになっているが、委員会人事が野党4党の反対で否決され、政府は昨年12月、首相が承認を代行することにした。

 政府の姿勢に変化は見られない。河村建夫官房長官は16日の記者会見で「党の行革本部のご意見はご意見として承りたい」と述べるにとどめ、「首相から見直しの指示はない」と政令改正に消極的な姿勢。麻生太郎首相も9日の衆院予算委で「国際機関での勤務経験が極めて豊富などの場合はありうる」と答え、例外的に渡りを容認するケースがあることを認めている。

 民主党は19日からの参院予算委で天下り問題の集中審議を求めており、渡り容認を厳しく批判してきた渡辺喜美元行革担当相の参考人招致も視野に追及する構えだ。政府の対応次第では、与野党から批判が強まり、麻生政権にさらにダメージを与える可能性もある。

4799名無しさん:2009/01/17(土) 03:40:49
消費税:自民、妥協を模索 茂木氏が付則独自案

 09年度税制改正関連法案の付則に消費税問題をどう書き込むかを巡り、自民党内で妥協を模索する動きが出てきた。先に閣議決定した税財政改革の「中期プログラム」にこだわる麻生太郎首相と、増税方針の撤回を求める中川秀直元幹事長らの対立が深刻化すれば、法案自体の成立が危うくなるためだ。

 首相と距離を置く茂木敏充前行革担当相は15日、紛糾した政調全体会議の後、町村信孝前官房長官らにひそかに付則の独自案を示した。「消費税を含む税制抜本改革を11年度より実施できるよう、必要な法制上の措置をあらかじめ講じる」という中期プログラムの核心部分を、「10年代半ばまでに消費税を含む税制抜本改革を行うことができるよう、11年度までに準備のための必要な法制上の措置を講じる」と修正する内容だった。ただ茂木案では首相が後退した印象が強くなるため、さらに党内で検討することになった。付則に消費税増税を明記する政府方針に対しては、16日の党総務会でも慎重論が相次いだ。

 一方、与謝野馨経済財政担当相と園田博之政調会長代理は16日、中期プログラムの趣旨を付則で修正しない方針を確認。消費税問題で与謝野氏に近い首相が、党の修正案を受け入れるかは不透明だ。党内では「首相が突っ張るのはいいが、部会は通らない」と懸念する声も出ている。【三沢耕平、山田夢留】

毎日新聞 2009年1月17日 2時30分

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m010153000c.html

>首相と距離を置く茂木敏充前行革担当相

栃木3区の渡辺喜美(現在無所属)といい、同じ栃木の5区の茂木敏充(離党の可能性はさすがになし)といい、栃木で選挙区が鉄板の代議士が麻生太朗から距離を置いているのが興味深い。

4800名無しさん:2009/01/18(日) 02:10:26

消費増税 自民税調会長も首相方針に反対明言
2009年1月17日23時58分
 自民党の津島雄二税調会長は17日、麻生首相が税制改正関連法案の付則に11年度からの消費増税の明記を指示したことについて「(与党の)税制改正大綱では時期は明示していない。付則でも明示する必要はない」と語った。党税調の責任者が首相の方針に反対する姿勢を鮮明にした形で、週明けからの党内論議に影響を与えそうだ。青森市内の会合での発言。

http://www.asahi.com/politics/update/0117/TKY200901170219.html

首相批判に「愛党精神ない」…自民の都道府県連幹事長が気炎

 自民党各都道府県連の幹事長は17日、都内のホテルに集まり、麻生首相に批判的な一部国会議員について、「理解に苦しむし、目に余る。愛党精神のかけらもみられない国会議員に、党本部が処分を含めて対応することを強く要望する」との決議を採択した。

 下川俊樹・和歌山県連幹事長が同日の全国幹事長会議で決議文を紹介し、一致結束して首相を支える必要性を説いた。
 細田幹事長は「目立ちたい者も多少見られる。きっちり締めるし、地元でも締め上げてほしい」と応じた。

(2009年1月17日22時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090117-OYT1T00768.htm


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