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農業総合スレ

1とはずがたり:2003/08/06(水) 19:22
農業問題一般。土地制度その他

武部農相よ、農協を解体しよう!
http://kaba.2ch.net/giin/kako/993/993748216.html

武部農水相について語る・・・
http://kaba.2ch.net/giin/kako/1009/10090/1009030603.html

265とはずがたり:2006/03/15(水) 01:52:23
お茶は強い植物でがんがん肥料つかっても大丈夫らしい。で,どうしてもつかいすぎて環境に負担を掛けてしまうのだそうな。

静岡茶 肥料減らし品質そのまま 新茶で証明します
http://www.shizushin.com/local_politics/20060314000000000062.htm

 県内茶業界が今季の新茶期から、生産現場で使用する肥料の低減に向け動きだす。県内に実証茶園を指定し、従来の使用量と品質面などで差がないことを証明する。環境に配慮した茶づくりで、他産地との差別化、「静岡茶」に対する消費者の信頼確保を目指す。
 業界では「肥料を少なくすると品質や収量に影響する」という指摘が多く、生産者、流通業者とも低減をためらう傾向があり、取り組みはごく一部に限られていた。実際、茶は品質と収量を左右する窒素を必要とし、茶園への一定量の肥料は不可欠とされてきた。
 静岡市内の製茶問屋担当者も「特徴的な香味が薄れてしまう。環境保護も大事だが、あまり減らすのもいかがなものか」と指摘する。
 しかし、県は新年度からの5カ年計画「茶業振興基本計画」で、「環境に優しい茶業への積極的な姿勢を示す」と肥料の使用を抑える方針を打ち出した。「消費者の一層の信頼、ブランド力向上には避けて通れない」と後藤昇一お茶室技術指導監は訴える。
 現在の慣行施肥量は10アール当たり54キロ。県茶業試験場(菊川市)でどこまで施肥量を落とせるかを実験した結果、10アール当たり40キロまで減らしても、品質面などで従来と変わりがなかった。
 実証茶園は沼津、静岡、牧之原、掛川、磐田各市など23カ所で、全県を網羅する。県農林事務所、JA、肥料販売会社が連携し、実証茶園での結果を各地の生産者に説明するほか、施肥量を低減する生産技術の導入を進める。
 JA静岡経済連は「環境保護が優先されるのは時代の流れ。今の施肥量で仕上げた商品と比較し、品質を確認したい」(茶業課)と強調する。
 県は2010年を目標に、環境保全型の茶生産に取り組むエコファーマーの栽培面積を1918ヘクタール(05年は915ヘクタール)に増やす。後藤技術指導監は「実験結果で実用へのめどがついた。今後は生産者と流通業者にこの結果をPRし、施肥量低減を普及させたい」としている。

266とはずがたり:2006/03/21(火) 17:41:38

百石町漁協が八戸市周辺の漁協と合併の意向(2006/03/20)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/03/20/new06032003.htm

 百石町漁協の木村民二組合長は十九日、おいらせ町一川目コミュニティーホールで開いた通常総会で、三沢市漁協との合併を断念し、今後は八戸市周辺の漁協との新たな枠組みで合併協議を進める意向を示した。
 木村組合長は席上、「三沢市漁協との合併は百石漁港の施設整備をめぐり相反する面が生じたため、不可能と判断した」と述べた。さらに「今後は(八戸市周辺など)南の方の漁協と合併を進めたい。八戸市内の漁協は、小型船の関係で百石漁港を利用したいと考えている」と組合員に理解を求めた。
 また、総会終了後の取材に対し、合併協議の相手先について具体的な言及は避けたものの、「八戸市には八戸みなと漁協など複数の漁協があり、当漁協も合併後に認定漁協となるメリットがある」と説明。その上で、近く役員会を開いて今後の合併協議の方針を決め、今月中に県漁協経営安定対策協会に対し、新たな枠組みで合併を進めるよう伝える考えを示した。

267とはずがたり:2006/03/25(土) 11:52:29
JA岩瀬町と8月合併へ
JA北つくば
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20060325/lcl_____ibg_____004.shtml

 JA北つくばとJA岩瀬町は二十五日、筑西市の三の丸ホテルで合併予備契約調印式を行う。合併期日は八月一日。四月二十二、二十三の両日に開かれる両JAの総代会で承認を受け、正式に決まる。

 両JAは昨年十一月に合併研究会を設立し、協議を続けていた。

 合併後も、JA北つくばの名称や本店を継承する。エリアは筑西市と結城市のほか、桜川市で旧岩瀬町地域が加わり同市全域へ拡大。組合員数は約二万四千三百人になる。 (中西 公一)

269とはずがたり:2006/03/29(水) 12:54:10
【鶴梅 蔵本ブログ】
http://www.tsuru-ume.com/blog/

食品産業スレよりも農業スレが適切な気がする。。

270とはずがたり:2006/04/03(月) 22:13:15

島根県内の漁協合併包括継承式
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/526911006.html

 島根県内の沿海二十漁協が合併して設立された「漁業協同組合JFしまね」が島根県漁連など三団体の権利義務を包括承継する手続きが完了し、一日、松江市内で新組合のスタートを祝う式があった。主席者は経営基盤強化や漁業者の所得向上に向け気持ちを新たにし、新組織の門出を祝った。

 式には、県選出の国会議員、県、市町村の関係者ら約百人が出席。岸宏会長は「名実ともに全国最大規模の漁協になるように組織に魂を入れ、中身のある組織にしたい。組合員、社会、海からの信頼を得るため、組織一丸となってまい進する」とあいさつ。組合員の所得向上、地域社会発展への貢献、人材育成など五項目を掲げた行動指針が発表された。

 同漁協の合併構想は、沿海二十一漁協で進められていたが、組合員へのサービス低下などに懸念を抱いた海士町漁協が離脱。同漁協を除く二十漁協が参加して一月にJFしまねが発足した。

 その後、各漁協の上部組織にあたる県漁連、県信漁連、邇安漁業協同組合連合会(旧大田市漁協など五漁協)の権利義務もJFしまねが引き継いだ。

 包括承継後の組合員数は一万三千二百八十二人(正組合員四千六百六十人、准組合員八千六百二十二人)。職員数は四百九人。販売取扱高は二百四十七億円。本所は松江市御手船場町の水産会館内に置き、浜田、益田、大田など十二カ所に支所を設けた。


('06/04/02 山陰中央新報)

271とはずがたり:2006/04/04(火) 00:45:42
引き続き水産資源関係のレス。
竹島や北方領土の問題は国の面子問題であるとともに水産資源問題でもある。そろそろ水産資源スレも独立させてあげるべきかな?

セイコガニ 34年ぶり豊漁
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000604030003
2006年04月03日

 「越前がに」のブランドで知られる県内水揚げのズワイガニのうち、「セイコガニ」と呼ばれる雌ガニの昨シーズンの漁獲量が、71年以来34年ぶりに160トンを超す豊漁になったことが、県水産課のまとめでわかった。同課の担当者は「原因はよくわからないが、長年の資源保護政策が効果をあげたのでは」と話している。

 同課によると、昨年度の雌ガニ(漁期11月6日〜1月10日)の漁獲量は約165トンで、前年度より66%増えた。

 一方、市場で一般的に「ズワイガニ」と呼ばれる甲羅の堅い雄ガニ(同11月6日〜3月20日)は前年度より9%減って約175トン。逆に、「ミズガニ」と呼ばれる脱皮直後の雄ガニ(同12月21日〜3月20日)は70%増えて約247トンだった。

 雄雌合わせた全体の漁獲量は35%増の約588トンで、平成に入ってからは3番目の実績。同課は「予測を上回る豊漁だったと言える」としている。

 ただ、最も高値の付く甲羅の堅い雄ガニの漁獲量が減ったことなどから、漁獲金額の伸びは2%にとどまり、総額約16億1125万円だった。

 各漁船の延べ操業日数は、昨年12月に荒天が続いたものの、年明け以降は天候に恵まれたため、ほぼ前年度並みになったという。

272とはずがたり:2006/04/04(火) 19:56:41
日本の牛乳は美味らしい(>>258-259)。途上国に日本の農産品の需要家になって貰えると良いかもね。

生産過剰の生乳を「海外援助に」 中川農水相
2006年04月04日19時14分
http://www.asahi.com/business/update/0404/133.html

 乳製品の需要低迷により北海道で生乳の生産が過剰になり、3月に生乳の一部が産業廃棄物として廃棄された問題で、中川農水相は4日、余った生乳を政府が買い上げ、海外の貧困や飢餓に苦しむ地域に対し緊急の食料援助を行う方針を明らかにした。農水省によると生産過剰による食料援助は例がない。今後は生産調整で、新たな廃棄は必要ない見通しという。

 同相は閣議後の記者会見で、北海道で3月中旬に生乳1000トンが廃棄された問題を挙げ、生乳を保存、輸送に耐えるよう加工し、外務省などと協議し被援助国を選定して「緊急かつ例外的」に援助する考えを示した。

 同相は「今朝、首相に『もったいない。食料不足に苦しむ人たちに援助したい』と話したら、首相も『有効利用を考えてもらいたい』と言われた」と語った。同相の指示で、農水省も実施に向けて外務、財務省と協議を始めた。

 生乳の消費は少子化の進行や飲料の多様化で近年、減っている。農業団体によると、昨年度は全国の飲用牛乳需要が前年比約4%減少する一方、北海道では夏の猛暑で牧草の収穫が上がったため、生乳の出荷も秋から急増した。道内の生乳の大半を集荷するホクレン農業協同組合連合会(札幌市)は3月18日から乳業メーカーの加工場で処理しきれなかった生乳計千トンを廃棄した。

 ホクレンによると、今月以降は学校給食への需要があるため、新たな廃棄の必要はないという。また同省の生乳担当者は「昨年度は特に減産などをしなかった結果、廃棄分が出たが、今年度は生産調整で過剰は回避できる見通しだ」と話す。

273片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/04(火) 20:57:21
>>272
自分も海外に無償・安価で渡せば市場も崩れないしいいんじゃ、でも加工場所の問題もあるし素人考えなのかな、と思ってましたが、実現しそうですねぇー。

274とはずがたり:2006/04/06(木) 15:03:27

林業公社の巨額借金 「先送り」是か非か
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000604060002
2006年04月06日

 木材不況のあおりで膨らんだ県林業公社への貸付金の利子分約53億円について、債権者の県は今年度からの公社経営改善計画(5カ年)に放棄を明記しなかった。昨年末、同公社の経営改善検討委員会が放棄を求める報告書を出したが、県は「県民に負担を押しつけることはできない」とした。当面先送りした判断は是か非か。(保田達哉)

 県林業公社は66年、「森林整備と農山村地域の経済振興」を目的に設立された。土地所有者から山を借りて木を植え、45年〜80年後に伐採、その利益を公社と土地所有者でわけるという「分収造林事業」を推進。これまでの40年間に約1千人の土地所有者と契約を結び、約6800ヘクタールを造林してきた。

 県と農林漁業金融公庫は毎年、運営費として公社に一定額を貸し付けてきた。当初の計画では、伐採期になれば木を売って利益を上げ、返済できる見通しだったが、輸入木材の増加などで需要が減り、木材価格は下落。例えばヒノキは79年度に1立方メートル当たり5万9800円だったのが04年度には2万1167円と7割近く落ち込んだ。

 県は01年度から無利子に変更したが、05年度末には公社の借金は元利合わせて約176億円に達した。森林をすべて売り払ったとしても、その最終年の2085年の赤字は180億円になると予測されている。

 林野庁によると、県林業公社のような森林整備法人は38都府県(42公社)にあり、05年度末で借金総額は約1兆800億円に達する。岩手と大分は07年度末までに公社の廃止を決め、長野も廃止方針。大分は、農林漁業金融公庫からの借入金約87億円を「肩代わり」する。

 徳島では昨年5月、大学教授や弁護士による経営改善検討委員会を設立。公社を廃止する案も検討されたが、巨額の借金を県が引き継がなければならないことなどから見送られた。「このまま木材価格の低迷が続けば多額の債務が返済不能に陥る危険性が高い」として、報告書の中で債権放棄を提案した。

 これを受けて県と公社は1月に「経営改善計画」を発表した。役員減や職員給与体系の見直しなど報告書通りの内容を盛り込んだが、53億円の放棄については盛り込まれなかった。

 県林業再生推進室の梅崎康典・技術室長補佐は「計画策定の庁内議論で『県民に負担を押しつけることはできない』『国の負債軽減策を待つべきだ』との声が出て、今回は見送った。53億円は5年後に放棄しても、負担額は増えない。国の支援策を待ってからでも遅くはない」と話す。

 一方、委員を務めた、上勝町の森林ボランティアスタッフ田中貴代さんは「債権放棄も含めた対策が必要だと結論を出したはず。県の協力は欠かせない」。同じ徳島経済研究所主任研究員牧野哲夫さんは「今後、県内経済が回復に向かうとみられる中、余裕が出てくる時期に県はできるだけ早く債権を放棄し、将来の負担を減らすべきだ」と指摘する。

 同公社の船田征二郎・専務理事は、「県は県民負担を増やしたくないのだろうが、公社の経営を考えると残念だ」と複雑な思いだ。

275片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/09(日) 00:51:17
なんでそこまで減ってるんでしょうね〜。子供も大人も飲まなくなった?
そういえば、自分が子供のころは、宅配してもらってたし、家でもイヤイヤ飲まされた。今は好きですけど。

牛乳廃棄:予期せぬ減産で苦境に立つ酪農王国・十勝
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060409k0000m040127000c.html

 「酪農家や農協、ホクレンなどみんなに問題意識がなかった」−−。北海道内の生乳生産量の3割を占める酪農王国・十勝で、ある酪農家がつぶやいた。牛乳の消費低迷を受け、道内の酪農家は3月、1万トンを減産した。ホクレンは集荷済みの約830トンを産業廃棄物として処理し、自主廃棄した酪農家もいる。4月から始まった減産計画は前年度比3%減が目標。足腰の強い酪農を目指し、多額の投資をした大規模酪農家(メガファーム)は予期せぬ減産に苦境に立っている。【仲田力行】

  左右に26頭ずつの乳牛が並ぶ搾乳室。十勝管内新得町の有限会社「友夢(ゆうむ)牧場」社長の湯浅佳春さん(56)は毎日午前4時半と午後4時の2回、社員と牛の乳首に搾乳機をつける。搾り尽くすと別のグループの牛が入れ替わる。約600頭の搾乳が2時間半で終わる。「ミルキングパーラー」と呼ばれる最新鋭のシステムだ。個々の乳牛の期待乳量とその日の乳量、体温、発情状態が一目でわかる。

 友夢牧場は01年、酪農家4軒が出資して設立。7億円でこのシステムを導入した。乳量が増える牛もいるが、湯浅さんの胸中は複雑だ。1日3回の搾乳を2回に減らし、乳の出がいい約50頭を処分した。「お前らのせいで生乳の生産が増えてるんだ」という酪農仲間の冗談交じりの言葉が胸に突き刺さる。

 昨年4月に本格稼働した同管内豊頃町の農業組合法人「Jリード」=井下英透代表(47)=にとって減産はより深刻だ。3月初旬から家畜のふん尿と一緒に生乳を廃棄。月末までの廃棄量は約200トンに達し、乳牛50頭を処分した。

 生産量の割り当ては前年度実績で決まる。Jリードは増産に取り組み、昨年度は計画2000トンを大幅に超える3300トンを生産した。だが、今年度の割り当ては2300トン。300トンしか増えなかった。

  ホクレンによると、昨年4月〜今年3中旬の道内の生乳生産量は前年度比1・8%増の約365万トン。一方で消費量は約4%減った。朝食抜きの生活習慣、学校給食の消費落ち込み、ダイエット志向などが要因とみられる。日本酪農乳業協会が全国1万5000人を対象に昨年実施した調査では、牛乳を飲む人が前年比7%減だったのに対し、豆乳は8%、茶系飲料は4%、スポーツドリンクは11%、ミネラルウオーターは6%増えた。

 消費回復は当面見込めないとみて、道内の農協組合長などで構成する道農協酪農畜産対策本部委員会は昨年12月、生乳の生産量を前年度比3%減とする06〜08年度の減産計画を立てた。生産量を1割減らした酪農家に出荷1リットルにつき4円の調整金を交付する制度を設けた。3割の酪農家が応じれば計画が達成できるはずだったが、応じたのは約1割にとどまった。

 友夢牧場の湯浅さんは「減産に応じた方が経営にはプラス」とこの制度に応じた。Jリードの井下さんは応じるつもりはない。投資した9億円のうち6億5000万円が借入金。3年間で経営は軌道に乗る計画だったが、昨年度は生産調整で5000万円の損失を出した。減産に応じる余裕は全くない。

 「一般企業なら在庫が出る前に新商品を開発したり、消費開拓の努力をする。私たちはそれをしてこなかった。現状では手の打ちようがない」。将来に不安を抱えながら今は突き進むしかない。

毎日新聞 2006年4月9日 0時43分

276とはずがたり:2006/04/09(日) 00:55:41

北海道の牛乳を本州で自由に売れないとかの規制が昔あったように記憶してますが,そういう規制は完全に撤廃されたんでしょうかねぇ?

昔は好きでごくごく飲んでたけど最近はさっぱり飲まなくなりました。。>牛乳

277とはずがたり:2006/04/19(水) 11:44:15

「木都」再興どう実現? 新・能代市長選 市政の課題
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060419t41014.htm

 旧秋田県能代市と旧二ツ井町が3月に合併して誕生した新「能代市」の市長選は23日、投開票が行われる。全国的に有名な秋田スギの供給地、加工地として栄えた両市町だが、安価な外材の攻勢や住宅需要の伸び悩みなどで、木材産業は低迷を続ける。打開には産学連携による付加価値の向上と、新市が一体となった産地形成が求められる。(秋田総局・坂井直人)

<にぎわいは昔話>
 昨年12月、旧能代市の木材業界に衝撃が走った。市内の集成材製造・建材卸の「オータカランバー」(大高幸則社長)が、約22億円の負債を抱えて、秋田地裁に民事再生法の適用を申請したからだ。従業員100人規模の同社は、業界大手の一角を占めていた。

 同社はラミネート天井板で国内トップクラスの生産量を誇っていたが、住宅様式の変化から需要が落ち込み、売り上げ減が続いていた。
 木材加工業界はピーク時の1970年代には300社以上の事業所、従業員数約5000人、450億円以上の出荷額を誇ったが、2004年には約70事業所、従業員数約970人、出荷額約221億円と激減。「木都」としてのにぎわいはもはや昔話だ。

<研究成果徐々に>
 経済状況の変化に伴う住宅需要の落ち込み、住宅構造の変化や安価な外材の台頭が要因だったが、ある業界関係者は「良質な秋田スギそのものの価値で勝負できるとして設備投資せず、時代に対応するのが遅れた」と反省する。
 資源依存型から技術立地型への転換が求められる中、産業としての再生に向けた産学連携の取り組みとして、秋田県立大の施設「木材高度加工研究所」(能代市)の活用が注目される。同研究所では教授陣らが研究開発を行い、業者が抱える技術問題の指導にも乗り出している。

 研究の成果が民間に技術移転された例も出ている。畳の下地や断熱材として活用される「樹皮ボード」や、薄いベニヤ板を重ねた「円筒LVL」は既に商品化された。同研究所は「積極的に共同開発のテーマを提案してほしい」と話す。

<行政の支援必要>
 リスクを伴う新製品開発に挑戦することは、日々の経営のやりくりを抱える中小業者にとって容易ではない。業者からは「研究を商売レベルまでにするのが難しい」「もっと地元の課題に応えてほしい」といった声も聞かれ、行政には双方の溝を埋める政策がますます求められる。
 木材の供給、加工地が合併したメリットを生かし、新しい産地を形成して、他地域に対抗する戦略づくりも欠かせない。

 首都圏に秋田スギ製品を供給する「モクネット事業協同組合」の加藤長光代表理事は「業者は旧営林署と個別に付き合えば良質の木材が安定的に手に入るため、業界全体として物事を進める気運が生まれなかった」と産地事情を解説した上で、「産地形成には行政の力強いリーダーシップが必要だ」と期待する。

2006年04月18日火曜日

278とはずがたり:2006/04/19(水) 20:04:54
僕の故郷,掛川はお茶所です。修学旅行で京都・奈良へ行った中学生の若かりし僕はおうちへの宇治茶をお土産に買って帰ったが,なんでこんなもの買って来るんだといわんばかりで,おとうさんとおかあさんからの評判はさんざんでした♪

集団茶園計画、事実上の断念 宇治市、環境変わり方針転換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000027-kyt-l26

 集団茶園計画について京都府宇治市は17日、「現状では実現は困難」として、事実上の断念を表明した。名実ともに宇治茶の産地を目指す計画だったが、宇治茶の定義が府内産に限られず、市町合併の動きによって地価の高い宇治市内で投資する機運が薄れてきたことなどから、方針を転換した。
 宇治市の茶園面積は約80ヘクタールと、ピーク時の約半分に落ち込んでいる。生産量を増やす集団茶園については、2003年3月に整備構想策定委員会が、04年10月には実施計画策定委員会がそれぞれ市に提言した。
 第1次計画として、巨椋池干拓田に約10ヘクタールの茶園整備をあげ、総事業費6億円を試算した。市と茶商、茶生産者が共同出資する農業生産法人で運営するよう方向付けし、宇治市は2005年度に関連予算300万円を計上した。しかし、茶商や生産者から具体的な動きがなかったことから減額補正で執行しなかった。
 理由として市は、04年春から宇治茶の定義が奈良、滋賀、三重各県を含めた4府県産となり、宇治市で増産を図る必要がなくなった▽ペットボトル用茶葉の需要が急増する一方、高級な宇治茶の需要が先行き不安▽城陽市や井手、宇治田原各町と合併する動きが出ており、現宇治市域だけで考える必要がなくなった−などを挙げている。
 同日の市議会市民環境委で、中谷維伸副市長は「宇治茶を取り巻く環境が変わった。茶業関係者と協議は進めるが、現状では集団茶園の実現は困難」と答弁した。
 一方、提言に盛り込まれた茶にまつわる観光交流拠点の整備について、市は「府茶業会議所の移転計画や府の『宇治茶の郷づくり構想』と連携しながら財政計画や事業効果を勘案、検討していく」とした。
(京都新聞) - 4月17日18時49分更新

279ぽんこ:2006/04/19(水) 21:11:37
>>276

北海道の牛乳といえば、よつ葉牛乳。お気に入りです。
京都ではセルフィー下鴨というスーパーで売っています。
http://www.yotsuba.co.jp/product/gyunyu.html

280とはずがたり:2006/04/27(木) 02:03:02

制度設計は難しいね。

国の漁業用燃料高騰対策融資 東北の利用実績ゼロ
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/04/20060426t71037.htm

 国の漁業用燃料高騰対策の一環として、漁協や農林中央金庫などの金融機関が昨年10月に取り扱いを始めた漁業者向け低利融資「省エネルギー推進緊急対策資金」の融資実績が国の見込み額の3%程度にとどまっていることが25日、分かった。東北の融資実績はゼロで、宮城は最大年1%を利子補給する独自「優遇」を導入したが、効果は現れていない。原油高が続く中、漁業者が見向きもしない国の価格対策に、関係者からは「利用者側に立った支援策がほしい」との声が挙がっている。

 緊急対策融資は、原油価格高騰で打撃を受けている漁業者対策として新設された制度。

 融資期間3年以内の固定金利で、対象は省エネに取り組む計画を融資機関に承認された漁業者。基準金利は25日現在で3.25%だが、全国漁業協同組合連合会(全漁連)が1.25ポイント利子補給し、実質金利は2.00%となる。

 水産庁によると、70億円の見込み額に対し、融資実績は北海道、福岡、長崎、鹿児島の4道県で計約2億円にとどまっている。

 水産庁は現状について、「市中金利との金利差が小さく、まだ浸透していない。金利上昇局面となる今後は利用が増える」(水産経営課)と説明する。

 宮城県は県独自に利子補給し、最優遇なら金利1%という低利率にしたが、利用者はゼロ。

 県経営金融課は「周知に努めても利用が伸びない。金利は最低水準なのでなんとか使ってほしい」と、5月から各漁協を回ってPRを続ける考えだ。

 ただ融資の上限に「前年度に使った燃料費の35%以内」という制限がついており、漁業関係者は「燃料費が50%以上増えていて、金額が足りない」と、制度の使い勝手の悪さを指摘。

 今後の金利上昇の懸念もあり、「原油高が長引きそうな局面で(固定金利期間)3年は中途半端だ」との声も出ている。

 宮城県漁業協同組合連合会は「漁業者は経営が苦しすぎて資金を借りる余裕もない。(借金が増える)融資制度ではなく、補助が必要だ」と訴えている。


2006年04月26日水曜日

281とはずがたり:2006/04/28(金) 13:04:02

雑記帳:ホテルが「ウエルカムミルク」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060428k0000m040184000c.html

 ◇供給過剰から廃棄処分する事態になった北海道産牛乳の消費拡大のため、札幌市中央区の札幌ロイヤルホテル(関根正志総支配人)は27日、宿泊客に「ウエルカムミルク」の提供を始めた。

 ◇チェックインの際、300CCのパックを手渡された客には、珍しいもてなしに驚く顔もあったが、事情を知って喜んで受け取った。

 ◇年間約3万人が泊まり、消費量は9トンになる。今年度も減産を強いられ土砂降りの中にいる酪農家にとって「めぐみ」の雨となるか!?。[去石信一]
毎日新聞 2006年4月28日 1時50分

283とはずがたり:2006/06/13(火) 21:15:06
黒部スイカ復活へ
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000606130001
2006年06月13日

 「黒部名産」としてかつては全国に知られたものの、約12年前から出荷が途絶えている「黒部スイカ」の復活に、黒部市が今年度から取り組み始めた。現在、生産者は1人だけだが、新たに2人が挑戦することになり、栽培技術の継承に力を入れる。贈答用としての販路を確立し、「黒部をアピールする特産品に育てたい」と期待している。


 黒部スイカの栽培は、1883(明治16)年、荻生村(現在の黒部市)の農家が、米国産の種子で試作したのが始まりとされる。その後、品種改良が進み、1909年に「黒部スイカ」と命名された。


 皮が厚く、3カ月ほど日持ちするため、冷蔵庫がない時代は重宝された。ラグビーボール型という珍しさもあり、都会では観賞用としても親しまれていたという。しかし、栽培に手間がかかるうえ、甘みが少ないため、より甘みがある丸玉種に押され、次第に敬遠され始めた。


 昭和20年代後半〜30年代初めが生産のピークで、作付けは約80ヘクタール、生産量は約2千トンだった。しかし、94年には6軒の計60アールの作付けに減り、現在は同市若栗の中瀬健二さん(77)だけで、作付面積もわずか10アール。昨年は約500個収穫し、和菓子用として納めたほか、なじみ客への販売や自家用などに利用した。農協としての出荷も94年ごろから停止したままだ。


 隣の入善町が、品種改良を重ね、甘みがあるジャンボスイカを特産品としていることから、黒部市では、あくまでも「昔ながらの皮の厚い黒部スイカ」の復活に力を入れる。


 市の呼びかけに2人が応じ、今年度、新たに栽培に挑戦する。黒部スイカは1株に1玉しかできず、それぞれ25株ほどを5月上旬に畑に移植した。中瀬さんが指導するほか、県新川農業普及センターと黒部農協の指導員が支援し、栽培記録を残す。順調にいけば8月初旬には収穫の予定だ。


 市は「さらに生産者を募り、商品価値を生み出して企業のPR用の贈答品などに扱ってもらえるよう販路を確立し、黒部ブランドとして売り出したい」と意欲を示している。

284とはずがたり:2006/06/13(火) 21:36:23

ホクレン:7月から生鮮野菜すべてを国内産に 北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060607k0000m040169000c.html

 ホクレンは、北海道内の農協系のAコープとホクレンショップの全店舗(計263店)で、7月1日以降、店内に置く生鮮野菜すべてを国内産とする。一部品目については輸入野菜に比べ割高になるが、消費者の食の安心に対する期待に応え、他店との差別化を図る狙い。例外品目を設けず、すべて国内産とするのは「全国でも初めてではないか」(ホクレン)という。

 ホクレンは02年度から道内のAコープ店で販売する生鮮野菜について(1)地元産(2)道内産(3)国内産−−と優先順位をつけて仕入れし、国産野菜をそろえる試みに取り組んできたが、ショウガやニンニクなど約3%(売上高)は輸入に頼っていた。昨年秋から十勝管内40店で、国内産限定の品ぞろえを先行実施していた。

 国内産に限定した場合、アスパラ、パプリカ、ブロッコリーなどは輸入ものに比べ2〜3倍、ニンニクは10倍程度の高値になる可能性がある。また端境期や天候の影響で品揃えができない場合も予想されるが、店内に入荷の見込み情報を掲示して顧客に理解を求めるという。[有田浩子]

毎日新聞 2006年6月7日 1時46分

285とはずがたり:2006/07/10(月) 00:13:27

マグロ価格、急騰=国際規制強化で品薄感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000015-jij-bus_all

 マグロの価格が最近急騰している。卸売価格(東京)は、過去5カ月間で軒並み2割以上上昇し、クロマグロ(冷凍)で1キロ当たり2000円に迫っている。資源枯渇を防ぐため国際的な漁獲規制強化が進み、品薄感が生まれていることが背景にあるようだ。漁業関係者は「長年の下落傾向の底打ちであってほしい」(日本かつお・まぐろ漁業協同組合)と歓迎するが、大手スーパーによると店頭価格は既に上昇。消費者の懐には痛い一撃になりそうだ。 
(時事通信) - 7月8日5時0分更新

うなぎ急騰 中国で検査強化 輸入減り品薄感 「丑の日」控え業者悲鳴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000042-nnp-kyu

 夏バテ防止のスタミナ料理、うなぎのかば焼きやうな丼を値上げする小売店や料理店が相次いでいる。国内産より安い中国産の輸入量が減り、年々仕入れ値が上がっていたところに、昨年の中国産稚魚(シラスウナギ)の不漁が追い打ちをかけたという。豊富な栄養と食欲をそそる香ばしい味で夏場に人気が上がるウナギだが、書き入れ時である「土用の丑(うし)の日」を23日に控えた店主らからは「価格のうなぎ登りは勘弁して」との声が聞こえてくる。 (社会部・布谷真基)

 福岡市博多区の鮮魚店では5月下旬、かば焼き1匹を100円値上げし、780円とした。同店でかば焼き一パックを購入していた福岡県大野城市の主婦(45)は「夫婦でウナギが好物なので以前は丸ごと1匹買っていましたが、最近は1匹を半分にカットしたものを買うことが増えました」。

 中国産などの輸入ウナギが販売量の70%を占める福岡市内のスーパーでは、仕入れ値が昨年より2割も高くなったため、うな重を100円値上げして480円にした。

 中国産の輸入量は、抗菌剤などの使用に対する検査基準が強化されたことなどから減少。財務省によると、2001年に約7万1300トンあった輸入量は、05年には約3万2400トンと半分以下になった。

 養鰻(まん)業者からウナギを買い付ける卸問屋「福岡淡水」(福岡県新宮町)によると、高騰の要因は「昨年の中国産稚魚が、ここ数年で最悪の不漁」だったこと。品薄感から国内産も高騰し、ウナギ全体の仕入れ値が昨年より3割近く上昇。同社は「需要が増える丑の日までは、さらに高騰する可能性がある」とみる。

 頭を痛めているのは、値上げすると、客にそっぽを向かれかねないうなぎ料理店だ。

 九州産のウナギだけを扱っている「鰻蔵柳川屋」(本社・同県粕屋町)では、仕入れ値が一時2倍になったときも価格を維持。同社は、福岡市などに11店舗を展開しているが、1店舗当たりの利益は月平均約30万円減っているという。

 福岡市博多区の料理店「千石」では、昨年からうな重とせいろ蒸しを50―100円値上げしたものの、仕入れ値の高騰に追いつけず、アルバイト店員の労働時間を1日1時間減らすなどしてやりくりしているという。

 朗報もある。今年の稚魚は豊漁で、福岡淡水は「この稚魚が育ち出荷される秋口以降は、価格は安くなるのではないか」と期待している。

=2006/07/08付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 7月8日17時7分更新

286とはずがたり:2006/07/22(土) 08:56:27
これはスポーツではなく農業の話題でしょうな。

オシム氏で町おこし…いび茶改めイビチャ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000027-nks-spo

 岐阜県揖斐(いび)郡の揖斐川町が、今日21日のイビチャ・オシム監督誕生を心待ちにしている。オシム人気にあやかって、同氏の名前と同じ地元名産の「いび茶」のラベルを、片仮名の「イビチャ」に変える計画を立てていることが20日、明らかになった。人口3万人に満たない小さな町が、オシム監督誕生とともに全国区に名乗りを上げる。
 行動は早かった。偶然にも6月30日からオシム氏率いるJ1千葉が、同じ岐阜県内の飛騨古川町でキャンプイン。今月5日に「いび茶」PR担当が現地に急行。イレブンにちなみ11ケース(1ケース24本)のペットボトル入りのいび茶を差し入れた。お礼にオシム氏から「いび茶振興会」のはっぴにサインをもらった。
 もともといび茶は、ほかの生産地のお茶と混ぜて、香りを引き出すという活用法が主流だったが、最近は地元名産の独自ブランドとして売り出す機運が高まっていた。その矢先にイビチャ・オシム氏の日本代表監督就任…。関係者の間では同氏の絶大な知名度にあやかり、お茶のラベルを片仮名の「イビチャ」に変える案も浮上している。
 PR担当の太田由紀子さん(37)は「日本代表を応援するのはもちろんですが、いび茶もこれをきっかけに皆さんに知っていただければとてもうれしい」と話す。オシム氏がサインしたはっぴは、現在、町長室と町内の販売店に飾ってある。町役場でも「このご縁を機にお茶と町の名前が広まれば」と大きな期待をかけている。[栗田文人]
(日刊スポーツ) - 7月21日9時42分更新

289とはずがたり:2006/08/03(木) 19:35:58
2006年8月2日更新
県内コメ卸3社、合併協議 県米穀、パールライス石川、北陸中央食糧 来年度めどに新会社
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20060802001.htm

 金沢市に本社を置くコメ卸の石川県米穀、パールライス石川、北陸中央食糧は二日まで に、来年度をめどに三社が合併して新会社を発足させる方向で最終調整に入った。合併す れば、石川県内のコメ卸は一社体制となり、年間売上高百三十億円規模の巨大卸が誕生す る。

 関係者によると、石川県米穀は四日に臨時株主総会を開き、営業権の一部譲渡について 諮るという。

 合併によるコスト削減効果で、収益基盤を強化するのが狙い。コメの卸業界はコメの価 格が低迷し、消費量も減っていることから経営環境が厳しく、二〇〇四年四月の改正食糧 法の施行で価格競争が一段と激化している。

 石川県米穀は一九五二(昭和二十七)年に設立され、二〇〇六年三月期の売上高は約五 十九億円。パールライス石川は一九九八年に全国農業協同組合連合会が全額出資して設立 され、〇六年三月期売上高は約四十五億八千万円。北陸中央食糧は一九九〇年に設立され 、〇五年三月期売上高は約二十六億円。

290とはずがたり:2006/08/03(木) 23:44:02

駄洒落っぽいなぁw>米穀データバンク

コメの収穫予想「やや不良」 03年以来の不作見通し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060803-00000512-yom-bus_all

 民間の調査機関、米穀データバンクが3日まとめた2006年産米の収穫予想(7月31日現在)によると、平年を100とする全国の作況指数は96の「やや不良」で、03年以来の不作見通しとなった。

 7月の日照不足が響いた形だが、米の消費量も減っているため過剰傾向は変わらず、「米価格は全体的に下落する」と予測している。

 予想収穫量は前年産より37万5000トン下回り869万9000トンとしている。地域別では、青森、岩手、熊本、大分など10県が「不良」で、北海道など28道府県が「やや不良」。「平年並み」は埼玉、千葉など8都県で、「やや良」は群馬県だけだった。6月に入って北海道など北日本を中心に低温、日照不足が続き、7月も全国的に日照不足が続いたことが影響しており、関東地方以外は例年より不作となりそうだ。
(読売新聞) - 8月3日20時12分更新

291とはずがたり:2006/08/08(火) 10:47:53
野菜価格:レタス64%高、キュウリが62%高 平年比
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060808k0000m020022000c.html

 農林水産省が7日発表した8月第1週(7月31日〜8月4日)の生鮮野菜小売価格は、レタスが平年比で64%高い1キロあたり585円、キュウリが62%高い609円など、平年を大幅に上回った。7月の大雨や日照不足で、生育が遅れたり葉が傷んだりして供給量が減ったため。

 全国約470店舗で6品目を対象に調査した。他の4品目は▽ナス=58%高い619円▽ニンジン=47%高い459円▽ネギ=27%高い947円▽トマト=15%高い520円。キュウリは、5日現在の卸売価格も平年の約2.6倍に値上がりした。

 同省は、全国で梅雨が明け天候が回復したため、今後は徐々に価格が落ち着くとみている。ただ、生育の遅れはまだ回復しておらず、病害虫も発生しやすいことから「入荷量、価格動向を十分注視したい」(小林芳雄事務次官)としている。[位川一郎]
毎日新聞 2006年8月7日 18時32分

294大樹町のS牧場はひどい:2006/08/14(月) 11:48:15
大樹町のS牧場は最低最悪の牧場。常識がないにも程がある。若い子からの批判が集中する牧場でお金にケチな最低牧場。常識がないS牧場を十勝のみんなで潰しちまえ。どこだか分かる?大樹町のS牧場?

295多分S倉牧場のことじゃないか?:2006/08/14(月) 11:53:26
あそこは最悪だし奥さんの評判も良くない。大樹町でも金目当てでやってる牧場で内地からの評判もすこぶる悪い。特に常識がない牧場でみんなから悪口いわれてるよ。恥ずかしい同じ牛飼いとして情けなくなってくる

296本別町のS牧場に打撃:2006/08/14(月) 12:02:17
本別町のS谷牧場は常識がない最悪な牧場だ。酪農家としてあれだけ常識がない親方も珍しい。女の子ばかり実習生を雇っているがどの女の子からも評判が悪いと烙印を押されている最悪で愚劣なダメ牧場。特に内地からの評判は最悪。

297とはずがたり:2006/08/17(木) 18:23:18

浜坂町漁協が否決 但馬の5漁協合併協議
2006/08/14
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000089622.shtml

 来年四月の「但馬漁業協同組合」設立を目指し、合併を協議している兵庫県・但馬地域の五漁協のうち、最大規模の浜坂町漁協(新温泉町)が十三日、組合員の反対多数で合併案を否決した。残る四漁協は合併する方針だが、松葉ガニの水揚げ量日本一を誇る浜坂町漁協が抜けたことは、同じく合併協議を進める県内の各漁協にも波紋を広げそうだ。

 合併については七月、津居山港、竹野浜、柴山港、香住町、浜坂町の各漁協組合長が仮契約書に調印。その後、各漁協で総会を開き、合併案を可決する予定だった。三漁協は既に可決。最小規模の竹野浜漁協も十六日の総会で可決する見通し。

 合併後は、仲買人がどの漁港でも競りに参加できるようになるなど、市場の活性化につながることが期待されているが、反対票を投じた浜坂町漁協の男性(49)は「船の修理など身近なサービスが受けにくくなると聞き、デメリットが多いと感じた」と話した。

 県漁連は二〇〇八年三月までに県内の漁協組織を一本化する方針で、但馬漁協も加わる予定だが、浜坂町漁協は「今は何ともいえない」としている。(井原尚基)

298とはずがたり:2006/08/17(木) 18:53:04
新ブランド 「奥州牛」モー追
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000608150003
2006年08月15日

 全国区の知名度がある前沢牛に続く新ブランド「奥州牛」を、奥州市胆沢区の岩手ふるさと農協が立ち上げた。脂肪交雑(霜降り)の度合いなどで決まる肉質等級(1〜5ランク)で、高級和牛の「4」以上を目指す。7月末には、50頭が東京食肉市場に初出荷され、6割強が、「4」以上に認定された。

 注目された市場での初値は、枝肉単価でキロ平均2199円。最高値では3234円と前沢牛並みだった。同農協は年間1200頭の出荷を目指している。単位農協として「4」ランクの出荷量では「おそらく日本一となるでしょう」と同農協は胸を張る。

 奥州牛は、水沢牛、金ケ崎牛、胆沢牛、衣川牛の統一ブランド。6月末には、「奥州牛協会」も設立された。過去から銘柄統一の動きはあり、市町村合併で実現にこぎ着けた。

 品種は黒毛和種で、組合員が奥州市か金ケ崎町で肥育する。同農協の肉牛生産者は今年4月現在で186人。うち「奥州牛」産地の奥州市水沢、胆沢、衣川の各区と金ケ崎町の生産者は計95人で、現在の年間出荷頭数は約2千頭。「肥育管理などを徹底し、将来は出荷頭数の8割、1600頭を『4』ランク以上で出荷したい」と、同農協の高橋康博・畜産課長は話している。

 日本食肉消費総合センター(東京都港区)によると、全国の銘柄牛は05年3月現在で229。3年ごとの調査だが、99年との比較では全国で1・6倍に増えた。同センターでは「産地間競争は激しい。全国に通じるブランドになるには、消費者にうまみ、風味がどこまで浸透できるかがカギ」と話している。

299とはずがたり:2006/08/30(水) 02:43:10
一村一品から一村一IT技術へ♪

パソコンで放牧牛管理 遠隔操作で餌も自動
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000608290004
2006年08月29日

 パソコンを操作して飼い主の声を出して放牧している牛を呼び寄せ、自動給餌機(きゅう・じ・き)で餌を与え、その様子をカメラを通して観察する装置が、豊後高田市草地黒松の旧ミカン園の放牧場に設置された。どこからでも牛の管理ができ、装置の対象を広げれば、広大な放牧場でも少人数で運営できると関係者はみている。

 開発したのは、九州大大学院農学研究院の後藤貴文・助教授とNTTグループ、「パナソニック コミュニケーションズ」(本社・福岡市)、「MSK農業機械」(本社・東京)。

 放牧場の高台に無線LAN(構内情報通信網)用のアンテナがあり、飼い主の声を出す拡声機2台、牛舎に集まった牛を映すカメラ2台、さらに給餌機へと接続されている。

 実際にパソコンを使って、「おーい、おーい」と飼い主の近藤孝好さん(57)の声を出すと、放牧牛6頭が走って集まった。給餌機から餌も自動的に流れ出した。

 近藤さんはパソコンで牛を観察していて、産気づいたことにも気づき、無事出産を見届けた。健康状態も分かるといい、毎日夕に放牧場を訪れていたのも最近はその必要がなくなった。

 2年ほど前、耕作放棄で荒れた同市の旧ミカン園に九大高原農業実験実習場(竹田市)が牛を放牧して雑草を食べさせ、元の状態に戻す実験をした。その際、同実習場の衛藤哲次・技術専門職員が「遠くからでも牛を管理できないかな」と発案したのが、装置開発のきっかけだったという。

 後藤助教授は「個々の先端技術を組み合わせたシステム」と話し、「放牧場の電気柵(さく)の管理や放牧牛の体温チェックもできるようにしたい」と意欲を燃やしている。

301とはずがたり:2006/09/02(土) 02:51:49
>麦作は九州北部4県が盛ん
へぇ〜。頑張って欲しいね。
いいちこは麦焼酎だけど県産麦100%ではないと云う事か

県内麦作:面積ベース35%が交付金の対象外−−国の「大規模限定」方針で /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000307-mailo-l44

 ◇きょうから申請受け付け
 国の07年度農業対策が、従来の護送船団方式から、支援先を大規模営農に限定した「品目横断的経営安定対策」に変わる。これを受け、前倒しで1日から申請を受け付ける「秋まき麦」について、大分は九州北部他県に後れをとり、面積ベースで65%しか条件を満たさないことが県の調査で分かった。県内麦作農家3107軒(05年)の多くが小規模なためらしい。[梅山崇]
 麦作は九州北部4県が盛ん。農水省の調査では、8月上旬の推計値で福岡91%、熊本85%、佐賀75%。同省の値は、申請時に条件を満たす見込み分も含まれているため、大分は73%だが、それでも最下位。内外価格差が大きい麦は、収入の3分の2程度が国の交付金のため、これがないと立ちゆかなくなる。
 申請できるのは、認定農業者が経営規模4ヘクタール以上、集落営農組織が20ヘクタール以上であることが条件。県内は中山間地域の多さが考慮され、旧宇佐市、旧中津市、旧荻町(現竹田市)、由布市の一部を除くほとんどの地域で認定農業者2・6ヘクタール、集落営農組織10ヘクタールに緩和されている。
 同省大分農政事務所や県は、認定農業者に耕作地を託すか、近隣農家と集落営農組織を作って、条件をクリアするよう指導。県水田農業振興室は「今回の申請では難しくとも、2、3年内に現在の県内作付面積5000ヘクタールに復活させたい」としており、同事務所も11月中に他県並みの9割に高めることを目指す。
 県産麦100%の焼酎「西の星」を製造する三和酒類(宇佐市)は「『いいちこ』が主力なので打撃はないと思うが、県産麦調達先のJAとも話を詰め、影響を見極めたい」としている。
 申請は県内6カ所で11月末まで。同事務所農政推進課097・532・6131(内線227)。

9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日20時1分更新

302とはずがたり:2006/09/05(火) 00:17:56
大分県で茶産地育成=「お〜いお茶」の茶葉を生産―伊藤園
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060904-00000102-jij-biz

*伊藤園 <2593> は4日、大分県内で茶産地を育成する事業に関する協定を大分県、県内2市(臼杵、杵築)と同県庁で締結した。2市2地区で同社のトップブランド「お〜いお茶」の原料として使用する茶葉を生産する。
 2007年春に事業主体の地元農業生産法人による茶園の造成を開始する。11年には2地区で各50ヘクタール、計100ヘクタール規模とする予定。県が同法人の栽培指導などを担い、同社が飲料用茶葉生産のための技術提供や、摘み取られた茶葉の全量買い取りを行う。 
(時事通信) - 9月4日20時1分更新

306とはずがたり:2006/10/03(火) 23:30:18

西郷村は新幹線も停まり商業施設も集積してやたら強気で白河市との合併も拒絶,この後は会津方面に甲子道路も開通して会津の玄関口の一つにも成らんとしてますが更に家畜改良センター迄有るんですねぇ。

和牛「うまみ」遺伝子を特許出願 家畜改良センターなど
2006年10月02日21時22分
http://www.asahi.com/life/update/1002/011.html

 独立行政法人・家畜改良センター(福島県西郷村)と山形県農業総合研究センターは2日、黒毛和牛の肉の「うまみ」を増す遺伝子を特定し、遺伝子特許を出願したと発表した。おいしい肉牛に育つかどうかが遺伝子で推定できるといい、肉牛の品種改良に生かしたい考えだ。

 両センターは、サシ(脂肪分)の多い黒毛和牛を外来種の肉牛と比べることで、肉のうまみや香りを引き立てるとされる脂肪酸「オレイン酸」を増やす遺伝子の配列を突き止めた。今後、農林水産省や畜産業界団体などと協力して、遺伝子特許をどう活用するかを検討する。

 農水省は、ブランド和牛の遺伝子情報などを知的財産として保護することで、外国の肉牛と交配された「海外産和牛」が日本に逆輸入されることを防ぎたい考えだ。

307とはずがたり:2006/10/14(土) 13:49:17
日本でもまともな小麦を作れるようになっとかないと。まぁ25年に一度の凶作で元が取れてもあとの24年は大赤字では意味がないけど。

25年ぶりの低水準に=豪州凶作で−世界の小麦在庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000030-jij-int

[シカゴ12日時事] 米農務省は12日発表した10月需給報告で、2006〜07年度末の世界の小麦在庫が25年ぶりの低水準に落ち込むとの予想を示した。干ばつ被害で、オーストラリアが凶作になる可能性が強まったためで、シカゴ穀物市場でもこのところ小麦相場の急騰が続いていた。 
(時事通信) - 10月13日11時1分更新

308とはずがたり:2006/10/14(土) 13:58:46
>>307
原因は旱魃かぁ。

豪州の干ばつ、経済成長率に影響=ハワード首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000004-reu-int

 10月13日、豪ハワード首相は干ばつがGDP伸び率に影響する見通しだと述べた。写真は5月、シドニーから南西に150キロ離れた町で干上がったダムの様子(2006年 ロイター/Will Burgess)
 
 [キャンベラ 13日 ロイター] オーストラリアのハワード首相は13日、現在の干ばつは同国の国内総生産(GDP)伸び率に影響する見通しだが、その程度はまだ不明と述べた。
 首相は国内ラジオに対し「干ばつは我が国のGDP伸び率に影響する。その規模がまだ不明なだけだ。それはもちろん、経済の好調な部門にどれだけ相殺されるかによるだろう」と語った。
(ロイター) - 10月13日10時11分更新

309とはずがたり:2006/10/16(月) 12:42:04
<幻のサツマイモ>埼玉・秩父市で太白収穫…間もなく初出荷 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/farming/story/photo02mainichiF20061013k0000e040026000c/

 戦後の食糧難を救ったサツマイモとして年配者に人気のある「太白(たいはく)」の収穫が埼玉県秩父市の畑で始まった。1960年代中ごろまで東北の一部を除く全国で生産されていたが、ベニアズマなどの品種に押されて激減した「幻のサツマイモ」。甘くねっとりした懐かしい味が間もなく初出荷される。

 収穫作業を始めたのは同市阿保町の農業、飯島久さん(79)。飯島さんは65年前に父親から太白の栽培技術を学び、自家用に種芋を守ってきた。太白を紹介した昨年12月の毎日新聞の記事をきっかけに全国から注文が殺到。このため今年2月、13人で「ちちぶ太白サツマイモ生産組合」を設立した。飯島さんが組合長になり、休耕地など計約24アールで栽培。全国の消費者に1キロ700円で商品として初めて届ける。

 ただ、天候不順のため出荷できない小さな芋も多かった。飯島さんは「収量は予想の半分程度。1人5キロで受けた注文を3キロに減らさなければ」と少し残念そう。それでも「甘く懐かしい味を世に出せてうれしい」と笑顔で話した。[岡崎博]
[ 2006年10月13日15時31分 ]

310とはずがたり:2006/10/18(水) 00:32:41
<農家数>10年前の6〜7割の水準に落ち込む 06年
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000131-mai-bus_all

 農林水産省が17日発表した06年の農家数(2月1日現在)は「販売農家」(耕地面積30アール以上または販売金額50万円以上)が188万5000戸。このうち農業で生計を立てる「主業農家」は39万8000戸だった。10年前の96年と比べると、販売農家は72%、主業農家は60%の水準まで落ち込んだ。
(毎日新聞) - 10月17日21時20分更新

313とはずがたり:2006/10/21(土) 12:44:42

食べちゃうなんて「もってのほか」、山形で食用菊収穫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061019-00000514-yom-soci

 山形県寒河江市などで、食用菊「もってのほか」の収穫がピークを迎えている。

 赤紫色の花びらはシャキシャキとした歯ごたえとほのかな甘みが特長で、おひたしや天ぷらなどに調理される。「皇室の紋章を食べるなんて」「思いのほかおいしい」などの諸説に由来するという変わった名もあって、最近は首都圏の料理店でも人気を集める。

 山形県は、食用菊の生産量が1260トン(2004年)で全国1位。摘み取りに忙しい同市の氏家敬士さん(71)は、「旬の味と色を楽しんでもらえれば」。収穫は、11月中旬まで続く。
(読売新聞) - 10月20日0時45分更新

314とはずがたり:2006/10/28(土) 07:29:18
<中国>セロリ価格大暴落、付加価値作物「一辺倒」が裏目に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061027-00000009-scn-cn

 陜西省ではセロリ(注)の価格が大暴落したため、一部の農民はトラクターによる処分を始めた。2005年には1キログラム当たり1−1.4元だった価格が06年10月下旬には0.12元になったため、収穫しても諸費用を捻出しにくい状態だという。華商報が伝えた。

 陜西省の中でも、西安市閻良区は全国的なセロリの大産地として知られている。主な出荷先は上海市、湖南省、湖北省、河南省、安徽省などで、06年には5万5000トン程度の生産が見込まれていた。

 閻良区における05年のセロリの作付け面積は667ヘクタール余りだった。出荷価格が1キログラム当たり1−1.4元と高かったために、今年の作付面積は1400ヘクタールと、05年の2倍以上に達した。中国では付加価値の高い作物の栽培が奨励されていることも、作付け面積の大幅増につながったと考えられる。

 しかしセロリの価格は低迷し、10月1日の国慶節前後には0.4−0.6元、その直後には0.16−0.2元に急落。更に10月下旬には日によって0.12元程度にまで落ち込んだ。このため、収穫後の諸費用が捻出しにくくなったとして、トラクターを使ってセロリを畑で処分する農民も出はじめている。セロリの場合、保存が難しいので収穫後の値動きを見て販売することができないことも、処分の動きに拍車をかけている。

 一方、閻良区の近隣にある臨潼区交口鎮では、新規プロジェクトとして06年からセロリの大規模栽培を開始した。作付け面積は400ヘクタール程度だが1割程度が売れ残っているため、鎮政府は湖北省、四川省、河南省にスタッフを派遣して、値下がりの原因を調査すると同時に、できるだけ高値で買い付けてくれる業者を探している。

 陜西省でセロリの価格が暴落した原因には、作付面積が急増したこと以外にも、気候が不順でセロリの品質が落ちた上に、収穫期が1カ月近く遅れて、他の地域の出荷ピークと重なったことが挙げられている。また、今年は全国的に野菜が豊作だったことも、値下がりの原因になった。

 また、付加価値が高くても、単一の作物に集中しすぎるリスクを考慮すべきだとの意見も出ている。

注:中国語では「芹菜(Qincai)」。日本で多く食べられているセロリとは品種が異なり、茎が細めで緑が濃い。中国では炒め物に使うことが多い。(編集担当:如月隼人)

(サーチナ・中国情報局) - 10月27日18時53分更新

315とはずがたり:2006/11/16(木) 17:21:44

こういう試み応援したいけど自民党の強い鳥取県だからなぁ。。大学時代の同期は土建屋の常務もやってる…。

規格外のナシで清涼飲料水
2006年11月16日(木)14:02
http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/politics/Tn200611160102.html?fr=rk
(中国新聞)

 鳥取中央農協(倉吉市)など鳥取県内の産学官約20団体でつくる「養生の郷食料産業クラスター協議会」(同市)は、県特産の20世紀ナシを使った清涼飲料水「鳥取の20世紀梨」=写真=を開発し、今月初めから販売を始めた。出荷時に除外され、本来は廃棄される規格外のナシを原料に使用。ナシは変色しやすいが、独自技術で補い、ナシ本来のみずみずしさを生かして青リンゴのような、さっぱりした味に仕上げた。

316今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/16(木) 20:27:53
>>315
鳥取の東伯地域は昔から補助金を巧くイノベーションに
活用できた地域として有名ですね。


まあ全国規模からみたらレアケースなんですけど。

317とはずがたり:2006/11/20(月) 01:25:00
流石にリンゴの漬け物ではないようでw
参考→http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/320-324n

「おぼこい林檎」本格売りだし
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000611190003
2006年11月19日

 「おぼこい林檎(りん・ご)」と名付けられた、青森市浪岡地区産のリンゴが、同市浪岡の道の駅なみおか「アップルヒル」で本格的に売られ始めた。従来からある品種が小ぶりに実ったもので、青森市が中心となり、昨年からブランド化を目指している贈答用のリンゴだ。佐々木誠造市長が九州でトップセールスを間もなく始める。市は「小さくてもおいしさは同じ」とPRするが、「おぼこい」という言葉のイメージに、地元には違和感を口にするリンゴ農家もある。
 「ご注意ください!!この林檎をかじると『純情』があふれ出します」。PR用のポスターのうたい文句だ。「おぼこい林檎」に使うリンゴは「サンふじ」と「王林」。11月上旬ごろから収穫が始まっている。販売を担うのは、市やアップルヒル、選果を担当する浪岡農協の関係者が参加して今年発足した「おぼこい林檎販売促進協議会」。市場では単価が落ちがちな小さなリンゴをブランド化し、農家の収入増につなげようという狙いがある。
 市農業政策課によると、同地区は、大生産地の弘前市や黒石市より北に位置し、リンゴの花の咲く時期が比較的遅く、生育期間が短くなるため、とれるリンゴは小ぶりのものが多いという。
 名前は同協議会に先立つ委員会が昨年9月から協議して決めた。津軽弁で「おぼこ」は「赤ちゃん」の意味。市農業政策課によると、「い」をつけて形容詞にし、「かわいい」や「小さい」という意味合いを込めたという。同課の担当者は「小さくてもジューシーで、日持ちもする。おいしさに変わりはない」と太鼓判を押す。
 販売は12月中旬ごろまで。価格はアップルヒルが販売する同じ重さの贈答用リンゴより、5キロあたり千円ほど安く、「サンふじ」「王林」ともに5キロ18玉で2650円、5キロ20玉で2500円。
 昨年4月に旧青森市と合併した旧浪岡町は、町の部では全国一のリンゴ生産量を誇っていた。合併して全国2位のリンゴ生産市となった青森市は、10年度の新幹線延伸を前に、リンゴを新市の顔にしたい意向だ。
 「おぼこい林檎」について、朝日新聞記者が浪岡地区の住民数人に聞いたところ「食べきれるサイズでちょうどよい」と歓迎する意見があった。アップルヒルによると、県外の客から「覚えやすい名だ」と好評だという。
 一方、リンゴ農家の中には、小さいリンゴをブランド化することに抵抗感もあるようだ。青森市議会の一般質問でも今年に入って数回、販売戦略について説明を求める質問や、なぜ九州で販売するのか疑問視する質問が出された。ある農業男性(67)は「農家は大きいリンゴをとるために朝から晩まで懸命に育てているのに、馬鹿にされているみたいだ。『おぼこい』と聞けば『未熟な』の意味。浪岡リンゴのイメージダウンになる」と怒る。リンゴ農家の中には「おぼこい林檎」の名前自体、知らない人もいた。
 試験的な販売だった昨年は約15トンにとどまったが、今年は初の本格販売で、昨年の2倍から3倍の出荷を目指すという。佐々木市長は25、26両日、鹿児島市の百貨店「山形屋」でトップセールスをする。

318とはずがたり:2006/11/20(月) 02:13:22
秋田大の鉱山学部に弘前大農学部。地域の特色を出せると良いですねぇ〜。福島大は行政社会学部(現在は学群に移行)が看板だが政争が県の特色?笑

リンゴ新品種「紅の夢」「みさき」登録へ
来年度退官の弘大塩崎教授 、普及に期待
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06111604.html

 リンゴ「こうこう」の育ての親として知られる弘前大学農学生命科学部付属生物共生教育研究センターの塩崎雄之輔教授(63)が、かねてから研究・育成を続けてきた「紅の夢(くれないのゆめ)」と「みさき」を、年内にも新品種として国に登録申請する。手塩に掛けた2つのリンゴを手に、塩崎教授は「来年度で退官予定なので、その前に申請することにした。多くの人に作ってもらえるようになれば」と、将来的な普及に期待を寄せている。

 塩崎教授は1966年に助手として現在の弘大藤崎農場(藤崎町)に配属されて以来、一貫して同農場で研究に努めてきた。80年代からは新品種の育成にも取り組み、99年には甘くて日持ちの良い「こうこう」が品種登録された。
 今回申請を決めた2種類のリンゴのうち「紅の夢」は95年、紅玉にスターキングデリシャスを交配させできた実を選抜育成した。最大の特徴は果肉が淡い薄紅色であることで、ジャムやジュレに加工すると無着色でも鮮やかに赤く発色する。
 「岩手県の知り合いに教えたら『作ってみたい』という声が上がったので登録を決めた」と塩崎教授。食味は紅玉に似た甘酸っぱさがあり、加工用にうってつけで「普通のリンゴジュースと、これで作った赤いジュースを組み合わせれば、紅白セットになって縁起がいい」と期待する。
 一方の「みさき」は、「こうこう」と同時期に始まった研究で、ゴールデンデリシャスに弘大1号を掛け合わせてできて以来、特性調査を続けてきた。ジョナゴールドなどと同じ3倍体で果実が大きいが、甘みと酸味のバランスが良く「生で食べておいしい」(塩崎教授)。黄色い果実のため、着色管理の手間も掛からない。
 塩崎教授は「数年前、その年に日本で一番多く付けられた女の子の名前が『みさき』だった」と命名の由来を明かし「弘前、藤崎、塩崎の3つのサキを含むと教え子が言ってくれ、とても気に入っている」とにこやかに話した。
 「紅の夢」「みさき」は、年内に農林水産省へ申請書類を提出予定。来秋に農地審査が行われれば、08年春にも品種登録される見込み。四半世紀にわたり、新品種育成に尽くしてきた塩崎教授は「せっかく今までいろいろリンゴについて研究してきたので、登録品種として大学に残したい」と話した。

319とはずがたり:2006/11/20(月) 02:20:04
>>316
そうなんですか。知りませんでした。
調べてみるとこんなのが引っかかった。

補助金を徹底的に利用して成功した鳥取・東伯農協のブロイラーインテグレーション(立花隆)
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1084425330/E1870936162/index.html

立花隆『農協』第3章。これもなかなか興味深いケーススタディーだ。補助金の仕組みを研究しつくし、専門のスタッフ16人を使って補助金獲得に走る農協。補助金を取ってくるための説明資料の厚さは優に1メートル。おかげで商社が主導権を持つブロイラー事業だが、この農協は勝ち残っている。でも補助金のおかげとは……。

養鶏業は日本の農業のなかで数少ない国際競争力を持つ部門である。おかげで日本の鶏肉とタマゴの値段は主要先進国の中でもむしろ低い方だろう。日本で生産者に「ぼられずに」食事をしようと思えば、唯一親子丼(ただしメシ抜き)を食べることなのである。これは日本の商社の貢献であり、国民に対して誇ってもよいことである。農業でありながら、事業への外部からの参入を認めていたことがこれだけの競争力向上につながった。

この章での抜き書きを二三:

ブロイラーは、技術七割、施設三割。難しいけど努力がちゃんと報われる。
ブロイラーには割りに脱サラ組が多くて、新宿のコンピューター会社にいた技術者とか、タクシーの運転手とか、自動車部品会社の社員とか、いろんな人がいる。
この農協のコメはいまやわずか6%を占めるに過ぎない。日本のほとんどの農民がコメ依存を続け、米価闘争にかまけている間に、此処の農民達はどんどん農業構造を変えて、コメに頼らずとも食っていける農業をつくってきた。
ブロイラーは、農業の中で唯一農外資本にヘゲモニーをとられ、そのため仮借なきコストダウン競争が行われ、徹底的な合理化が行われた結果、国内価格と国際価格の開きのない唯一の食肉である。
現在ブロイラーの七割は企業の支配下におかれ、農協系列は18%しか支配していない。
その中で東伯農協が構造改革できたのは、みごとなまでの補助金の利用である。53年度をとっても、事業細目にして30,事業費をあわせて20億円の補助事業がある。
たいていの補助事業は二分の一が補助金。しかしこの農協の場合、残りの五分の四を農業近代化資金の借り入れに頼っている。利子が安く三年据え置きの十五年払い。これで自己資金の十倍の事業展開が可能に。
一つの事業を展開するのに、さまざまな補助金をつなぎ合わせるノウハウもある。
これ専門の農地開発課というのを設置。課員は16人。膨大な書類を用意する。農水省のそれを全部積み上げたらおそらく1メートル以上になるだろう。
農水省は日本の農業の構造改善をするのだと言って湯水のように補助金を使ってきたが、この二十年、日本農業のコメ依存度は47%から39%に減っただけだ。55年度の農水省の補助金総額は2兆3000億円。実効が上がらないのは農業補助金が農水省の課単位、更に課の中の係、班の単位で所管され、ばらばらに使われているからだ。
農水省は農業という病める巨像を群盲の医者がなで、それぞれ勝手に処方箋を書いては、金に飽かせて購入した薬を薬の相互作用、副作用を考えずに押しつけ、その結果、巨像の病気をますます悪くしているようなものだ。

補助金を全廃して、農外資本の参入を認め、競争原理を導入する以外ないね。補助金をもらうのに高さ1メートルの書類作成とは、いくらなんでも紙の無駄だ。

でも、養鶏業に都会のサラリーマンたちがどんどん参入しているというのが、すごいことだ。だから養鶏業では国際水準の生産性が実現できた。しかし、コメ作りに都会人が参入しようとしても絶対に不可能だ。この辺に現在の農村の生産性の低さの根本的な原因がある。第四章では、いよいよ日本のコメ作りの問題点に立花隆はメスを入れる。請う御期待、次回のブログ。

321とはずがたり:2006/12/04(月) 02:14:45
今年は何㌧よ?農業よりも漁業の方が肉体的にも過酷でしょうからねぇ。

国内漁獲量、17年に500万トン割れへ=資源減少で60年ぶり−水産庁試算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061203-00000037-jij-pol

 水産庁の試算によると、養殖を含む魚介類の国内漁獲生産量が2017年に470万トンと、1950年代後半以来60年ぶりに500万トンを割り込む見通しであることが3日明らかになった。ピークの1984年(1206万トン)の半分以下の水準だ。イワシなど水産資源の減少に、高齢化や後継者難による漁業従事者の減少が、追い打ちを掛けているという。 
(時事通信) - 12月3日21時1分更新

323とはずがたり:2006/12/08(金) 22:53:07
水田が油田に? コメからバイオエタノール
2006年11月10日http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/589-590n

国産バイオエタノールの原料導入スケジュール
http://0bbs.jp/tohazugatali/img86_3

324とはずがたり:2006/12/10(日) 13:06:10
工夫してるねぇ〜。けど消費者のハートを掴むのはコンビニ各社が苦労してる様に難しいでぇ。

来春、コンビニをオープン JA秋田やまもと、地産地消の拠点に
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061210d

 JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)が来年3月、三種町鹿渡の国道7号沿いにある本店駐車場内に、地元産の無添加食材で調理した弁当や総菜、米粉で作るパンなどを販売するコンビニエンスストア「JA(ジャ)ンビニ(仮称)」をオープンさせる。

 同JA本店で9日に開かれた食農実践拡大会議で報告された。店舗外装のデザインや店名の考案には地元の中学生も協力。地域の伝統的な家庭料理を作る主婦たちも味の開発に加わるなど、地域力を結集したコンビニとなりそうだ。

 JAンビニは、学校給食への地場食材提供や、地域の主婦らを集めた伝統食作り名人「グランママシスターズ」を組織するなど地産地消活動で独自の取り組みを展開しているJA秋田やまもとが、新しい食の発信店として考案。安全安心にこだわった食の提供を目的としている。

 生産者と直結した食材を仕入れることができるJAの独自性を生かし、弁当や総菜はすべて無添加の食材を使用。これまでの食材宅配事業を生かし、企業や、買い物が不自由なお年寄りを対象とした弁当の宅配も行う。


(2006/12/10 10:20 更新)

325とはずがたり:2006/12/10(日) 13:18:07
2006年12月9日(土)
横浜側が森林組合の合併議案可決
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061209090452.asp

 横浜町森林組合(二木清組合長)は八日、同町の洗心閣で臨時総会を開き、東北町森林組合との合併に関する議案を賛成多数で可決した。しかし、合併条件の一つとなっている横浜町側の組合員の増資などに対し、役員を含む反対者が依然おり、合併までに解決の必要な課題を残した。

 総会には役員、来賓のほか、組合員ら十一人が出席。正組合員二百八十三人のうち、二百人以上の組合員が委任、または書面による出席だった。議案は(1)合併の承認について(2)合併基準日現在の財産目録および貸借対照表、財産の移動について(3)事業計画書の承認について−などで、投票の結果、いずれも百九十票と三分の二以上の賛成で可決した。一方、反対・棄権は三十二票だった。

 東北町、横浜町両森林組合は十一月二十四日、合併に向けた予備契約調印済み。来年四月一日の合併を目指しており、東北町森林組合は二十日、横浜町側と同様の臨時総会を開く。合併は東北町側が横浜町側を吸収する形。大幅な黒字の東北町側に比べ、横浜町側は赤字基調であるため、同町側の組合員一人五十口・五万円を増資する−などの合併条件がある。

326とはずがたり:2006/12/12(火) 12:40:56

鳥取は自分らで巧く行ってるから独自路線?と思ったが山口・鳥取は県単位でAコープ経営してないのか。

3県のエーコープ4月に合併'06/12/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200612120023.html

 スーパーのAコープを運営し、県域を越えた広域合併に向け準備を進めているエーコープ広島(広島市西区)エーコープ岡山(岡山市)エーコープしまね(松江市)は11日、合併時期を2007年4月とし、新会社「Aコープ中国」を設立すると発表した。共同仕入れによるコスト削減などで地場スーパーに対抗し、新規出店も検討。県単位での運営組織がない山口、鳥取両県内のAコープも将来的に統合を目指している。

Aコープしまねが広島、岡山両Aコープと合併
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=335348006

 島根県内に三十三店舗のスーパーを展開するJAグループのエーコープしまね(島根県斐川町)と、エーコープ広島(広島市)、エーコープ岡山(岡山市)が対等合併することで、十一日までに合意した。規模拡大による商品調達、運送の効率化や管理コスト圧縮で経営基盤の強化と競争力向上を図るの狙い。新社名を「Aコープ中国」として、来年四月の設立を目指す。

 Aコープは、国産農産物を優先して取り扱うなど、JAグループの特色を生かした店舗運営を進めているが、大型店やコンビニエンスストアの出店攻勢に遭い、各地で競争が激化。

 Aコープ事業を統括する全国農業協同組合連合会(全農)が、全国で広域会社設立を推進しており、三社は、四月から具体的に合併を協議していた。

 島根県内では、各JAが直接、生活店舗を運営していたが、共同仕入れによる店舗運営の効率化を図り、JA全農島根県本部と店舗を持つ五JAが出資し、一九九九年にエーコープしまねを設立した。

 さらに県境を超えた合併で、管理・運営コストを圧縮し、大量仕入れを、商品調達費の削減に反映できると判断。県特産の農畜産物の販路も山陽側に広がると期待している。

 現在、エーコープしまねは、三十三店舗を直営しており、昨年度の売り上げは百六億円で、従業員数はパートを含め四百二十七人。このうち、二十四店舗、約三百五十人が新会社へ移行する。

 新会社へ合流しない県内の九店舗の存続については、各JAが直営する案を軸に、来年四月までに決定する。

 Aコープ中国は、広島市に本社、斐川町と岡山市に事業所を置き、資本金は三億六千九百万円。来年度の売り上げ目標を三県で二百三十億円、島根県内で九十九億円に設定、三県で五十五店舗を展開する。

328とはずがたり:2006/12/18(月) 21:03:09
どっちにせよ日本が乱獲してたのは事実なんですな。
>オーストラリア側は一九九六年から二〇〇五年の間に計十万七千五百三十一トンのマグロが過剰に漁獲されていたとした。日本側の試算は九万千四百二十一トンとやや少なかったが、ともに長期、大幅な過剰漁獲があったとの点では一致した。

ミナミマグロ
日本 過剰漁獲10万トン
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061218/mng_____sya_____005.shtml

 日本やオーストラリアが加盟する資源管理機関「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)」の規制を超えて漁獲され、日本国内で売られたミナミマグロの量は、一九九六年から二〇〇五年までの間に十万トン前後に上る、と試算したCCSBTの独立調査委員会の内部報告書が十七日、明らかになった。報告書は日本漁船による過剰漁獲の可能性を指摘している。

 これまで水産庁が認めている日本漁船の過剰漁獲は昨年の千八百トンだけ。日本の研究者も加わった今回の検討で、これよりはるかに大規模な日本の違法漁獲の疑いが示されていたことになる。

 関係者によると、オーストラリアは十月、宮崎市でのCCSBT会合で、この結果を基に「日本が長期間、マグロを密漁してきた」と非難。これが、今後五年間にわたり日本だけが漁獲枠を約六千トンから三千トンに半減を迫られるという会議の結論の背景になった。

 調査委は「日本国内で売られるミナミマグロの量は、年間の漁獲枠よりはるかに多い」とのオーストラリアの指摘を受けて、CCSBTが今年設置。日本とオーストラリアから二人ずつの計四人の専門家が参加し、輸入データや国内の販売量などを詳しく検討した。

 オーストラリア側は一九九六年から二〇〇五年の間に計十万七千五百三十一トンのマグロが過剰に漁獲されていたとした。日本側の試算は九万千四百二十一トンとやや少なかったが、ともに長期、大幅な過剰漁獲があったとの点では一致した。

332とはずがたり:2006/12/23(土) 11:40:12
内外価格差の何割かは品質差で埋められるのであろう。
輸入自由化は付加価値の低い農家を鍛えるのだ。

中国へのコメ輸出解禁へ
農産物輸出拡大に弾み
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006120500205&amp;genre=A1&amp;area=Z10&amp;mp=

 安倍晋三首相が今月中旬、フィリピンで開かれる東アジアサミットの際に見込まれる日中首脳会談で、日本から中国へのコメ輸出解禁を要請することが5日、明らかになった。中国側も前向きに応じる見通しで、日本政府が掲げる農林水産物の輸出拡大に弾みがつきそうだ。

 中国の著しい経済成長で富裕層が増え、すしなど日本料理の人気が高まっている。コシヒカリやあきたこまちなどの銘柄米の輸出が本格的に始まる可能性がある。

 10月の日中農業担当省次官級の定期対話で、農水省の小林芳雄事務次官がコメ輸出の早期実現を要請、「事務レベル協議は(輸出に向け)最終段階」(日本の農水省幹部)に来ている。日中の外交関係改善を背景に「首脳会談で中国側は応じる姿勢を示す」(日本政府筋)との見方が強い。

 日本は2003年初めまで中国にコメを輸出していたが、年間数トンと極めて限定的な量だった。03年2月に「貯蔵米で発生する日本特有の害虫が確認された」とする検疫上の理由で中国が輸入を止めて以来、禁輸状態が続いている。

 日本のコメの小売価格は中国産に比べ10倍以上になるとみられるが、農水省は輸出されれば大きく伸びる可能性があるとしており、実務者協議を続けてきた。
 政府は、農林水産物などの輸出額を13年までに現在の3倍に当たる1兆円規模に増やす目標を掲げている。コメについては現状で全体の0・2%程度で、台湾やシンガポールなどで現地の日本人や富裕層向けに輸出実績がある。(共同通信)

333とはずがたり:2007/01/07(日) 12:45:22
素晴らしいね。合併しない街がこうして全国のお手本になるのは。合併した街も公共事業減らして矢祭のようhな自分らで街づくりをするという気概を持って欲しいねぇ。
それにしても朝日の記事に文字化けが見られるのは何だ??

工事減り農業兼業
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000701060005
2007年01月06日

 町境の矢祭町中石井の国道118号沿いに「佐川建設」の看板がかかる。佐川泉社長(46)の妻ミサ子さん(44)がせわしなくなるのは、決まって晴れた日だ。

 この日も、ミサ子さんは会社から軽自動車に乗り、すぐ裏の10棟が建つビニールハウスに車をつけ、イチゴの収穫を始めた。いつものパートの3人は休みだった。

 佐川社長がイチゴでいっぱいのトレーを車に積み込み、「今日、社員は道路工事の現場。収穫は手伝えないんです」。
    ■     ■
 イチゴの栽培も佐川建設の業務だ。新鮮課と部門名を付け、年から始めた。ミサ子さんが先頭に立ち、女性社員3人が収穫作業、男性社員人はハウスの配管の敷設や整備などを担当する。ほかの農家のハウス建設も請け負う。お手の物だ。

 作付面積は計30アール。05年に17アール分増やした。社員が農作業をするのは、雨などで現場が休みだったり、仕事がなかったりするときだ。

 「公共事業削減で建設業界は厳しい。仕事がない時にどう社員を食わすか。考えついたのが農業だった」と佐川社長。

 なぜ、イチゴなのか。同社で苗作りと土作りをするのは4〜6月だといい、ちょうど公共事業が減る時期と重なることが大きな理由だった。社員には農家出身者も多かった。

 町自立課によると、町の普通建設事業費は、ピークだった95年の28億6千万円から減り続け、05年度は3億5千万円だった。

 同社がイチゴの栽培を始めた年、まだ、町では10億円前後の公共事業の予算があったが、佐川社長は「将来は分からない」と決断した。社員全員が賛同したという。

 佐川社長の決断に、ミサ子さんも最初驚いた。「でも、やってて良かった。先見の明があったんでしょう」と夫を見やった。

 ただ、そんな佐川社長も、ミサ子さんが認定農業者の資格を取るほど農業にはまるとは思わなかったようだ。

 イチゴの売り上げは本業の1割程度だが、佐川社長は「社員の給料を払えるもうけがあればいい」と話す。
    ■     ■
 町は、かつてコンニャクの産地として知られたが、今では10戸しか栽培していないという。地元農業を引っ張るのがイチゴだ。

 町内には休耕地が目立つ中、農家から「土地を使わないか」という申し出もくる。来季は休耕地を使い、栽培面積を2倍にする。

 「建設会社が農業なんて」という同業者からの批判はなくなった。今後も公共事業の伸びは期待できないが、佐川社長は悲観していない。

 「将来は、農業が売り上げの大半を占めてもいい。だが、地域に建設業は必要。建設業の看板を掲げ続けるための農業です。役場も職員を減らして頑張っている。業界も待っているだけの時ではない」
     ■     ■
 「合併しない宣言」からの5年間で、町の道路や公共施設の整備に遅れが出ていると「感じる」は38%で、「感じない」は55%。(朝日新聞の世論調査から)

335今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/01/08(月) 20:19:53
最大のバラマキですね…
自民の農政が土建屋と農協に吸い取られたとすれば、
民主のこのやり方は税金使った農家の買収ですよ、これは。

どっちにしろ日本の農政は政治家と官僚のオモチャになっている
構造には変わらず、(小数の)篤農家はとっくにノンポリなんでしょうか。

336とはずがたり:2007/01/18(木) 19:49:40
よだきいは大分のイメージだが,そもそもよだきいからチキン南蛮を買うってのも論理的に破綻してる様にも聞こえる。

トリ”越し苦労…名物チキン南蛮、飛ぶように売れ (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/miyazaki/story/18fuji320070118015/

 養鶏場で約1万2000羽の鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染していたことが発覚した宮崎県。県の主幹産業を揺るがす大問題とあって、行政や関連業者の対応は素早く、今のところ、目立った風評被害も報告されていない。それどころか、県内では名物「チキン南蛮」の売り上げが好調で、関係者も県民の反応に驚いている。

 「事件発覚時は、うちの『チキン南蛮』も敬遠されるのではないかと不安だったが、むしろ売り上げは伸びている」と意外な展開に胸をなで下ろすのは、宮崎県のレストランチェーン「おぐら」の大瀬店店長。騒動以前、同店のメーンメニューの「チキン南蛮」は、日に120食が平均だった。ところが、騒動発覚後、オーダーが相次ぎ、12日からの3日間は1日140食近く売り上げたという。

 また、同じく「チキン南蛮」が評判の日向市の「レストラン日向灘」の店長代理も、「鹿児島産の鶏を使用しているのもあるが、騒動の影響はまったくない」と喜ぶ。

 確かに、病原体を持った鶏の肉や卵を食べた人間が感染した報告事例はなく、加熱された加工品なら安心だ。しかし、頭では理解しても、鶏肉製品は控えてしまいそうなもの。事実、平成16年、山口県などで発覚した際の風評被害は深刻だった。「食肉や鶏卵はおろか、加工品の消費量もがくんと減った。騒動発覚から1カ月で1160件もの問い合わせが殺到し、消費者は非常に敏感になっていた」(山口県畜産推進課担当者)

 もっとも、今回はそんな教訓が生かされた。宮崎県農林水産部畜産課担当者も「防疫体制は徹底していた。昨年末にもこうした事態に備える会議を行い、職員の危機意識は高かった」と話す。鶏の異変を察知した業者や事件発生後の行政の対応も迅速で、「すぐに鶏ほか、病原体を持つ恐れのある物品などの移動を制限し、15日には感染した約1万2000羽の焼却処分も始めた」という。

 その一方、「テレビやラジオの県政番組で安全性を告知している。新聞各紙にも載せる予定」(同)と風評被害の対策も万全だ。東京都中央卸売市場でも、モモ肉がキロ670円前後、ムネ肉キロ約230円前後、鶏卵もMサイズ約145円前後での取り引きが続き、事件前後で大きな乱れはない。

 これを後押しするのが、「ヨダキィ(面倒臭い、億劫だ)」という方言で象徴される宮崎の県民性だ。『県民性は7392通り!』などの著書がある県民性研究者の第一人者、矢野新一氏は、「宮崎県民は、大らかでのんびり屋が多く、人柄も温かい。『チキン南蛮』も、むしろ品薄になる前に食べておこうというぐらいのおっとりした気質がある」という。

 また、県民1人当たりパチンコ台数全国一を誇る同県のギャンブル精神を例に挙げ、「考え方がギャンブル的で、不運に見舞われてもそれはそれでしょうがないという割り切ったところがある」と分析する。

 ちなみに山口県民は、「保守的な性格の持ち主が多く、とりわけ女性は、流行に敏感で堅実かつ慎重」(同)という。

 ヨダキィ精神でぜひともこの危機を乗り切って欲しいものだ。
[ 2007年1月18日16時38分 ]

337とはずがたり:2007/01/18(木) 19:52:35
>>335
自民も民主も駄目だという批判だけでは建設的ではないですな。具体的な提案求む。

339今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/01/20(土) 13:18:52
>>337
ダメなものをダメというのは、「自民だからダメ」「野党なら自民よりよい」
という価値観(逆もまた真)よりよほどまともだと思いますが。

340とはずがたり:2007/01/20(土) 13:24:09
>>339
俺は高踏的に斜に構えて皮肉ばかり云ってるよりは愚直に「自民だからダメ」「野党なら自民よりよい」って云ってる方がマシだと思ってます。

341今亜寿@ ◆nlHjMum/8M:2007/01/20(土) 13:38:09
なるほど、すでに「心情」「情緒倫理」レベルで
政治を考えている方には私は言うべき言葉はありません。

心情倫理主義者とは同じ心情を共有しない者にとっては
独善者の謂なものにしか過ぎませんしね。
単純な情報交換に徹しましょうかね。

342とはずがたり:2007/01/20(土) 13:42:32
我が言動を心情倫理主義者と解釈されるならそれで結構。残念ですけど。

343とはずがたり:2007/01/21(日) 13:06:41
面白いですね〜。琵琶湖でもやったらどうか?琵琶湖はブラックバスの絶滅を狙ってるから駄目か?

ブラックバスを肥料に 県秋田地域振興局、今春にも野菜栽培へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070120j

 ブラックバスなど水揚げしても商品にならない八郎湖の魚を魚粉肥料として活用しようと、県秋田地域振興局は外来魚などの利用化事業を本格的にスタートさせる。既に魚粉肥料の試験加工に成功しており、今後は県内の農家や研究団体、野菜を扱う流通業者らと検討した上で、早ければ今春から大潟村の農家グループの野菜栽培に試験活用する。

 同振興局は「外来魚駆除で生態系も保全でき、地域資源の循環で有機農産物に付加価値がつけられれば地域振興になる」と期待している。

 事業は、未利用魚の体に含まれたチッ素やリンなど八郎湖の富栄養化の原因物質を間接的に回収して八郎湖の水質浄化を図る狙いもある。

 成分分析の結果、3大要素のチッ素、リン、カリの分量、安全性とも問題なかった。魚の3割はブラックバスで、他はコイやフナ、ライギョだった。新年度は魚粉肥料2トンの製造を目標に、製造経費の算出、野菜の品質効果の実証とPR販売などを行い、ビジネスモデルの構築を進める計画。同振興局は「モデルがうまくいけば、未利用魚活用を広げたい」としている。

(2007/01/20 13:04 更新)

344片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/21(日) 13:32:49
>>339-342
傍から見てると、到底分かり合えないと思えるので、それがいいでしょう。

>>343
越前くらげとブラックバスは、ビジネスモデルに取り込めればいいな、という感じですね。どこか頭の片隅に、食いたくない感がありますけど。

345とはずがたり:2007/01/21(日) 13:57:53
いつかも仰ってましたねぇ>越前くらげ
しかしブラックバスは元来は食用として入ってきたのではなかったしたっけ?食欲の湧かない越前クラゲともども肥料なら解決ですな〜。

346とはずがたり:2007/01/24(水) 00:31:03
京都に続け…「伝統野菜」に復活の芽
2007年01月20日17時25分
http://www.asahi.com/life/update/0120/009.html

 全国の自治体が、「伝統野菜」の復活に乗り出し、大都市圏に売り込みをかけようとしている。「仙台白菜」や「長崎赤かぶ」など味や形に特徴があり、地域で古くから栽培されていたが、大量生産・大量消費の時代に消えていった野菜たちだ。東京などの都市消費者に定着すれば、京野菜のようにブランド化も夢じゃない。野菜農家を活性化する商品になるか。

全国の主な伝統野菜http://0bbs.jp/tohazugatali/img13_19

 普通の春巻きと思っていたら、皮は「仙台白菜」だった。やや小ぶりで、白い芯の部分も口の中でほろりととろけるほど軟らかい。

 仙台市の農家レストラン「もろや」では、00年から、宮城県の指導で、自家栽培した仙台白菜や仙台曲がりねぎなどの伝統野菜料理を出している。雑誌にも紹介され、平日も東京や横浜からの女性客でにぎわう。

 同市のしにせ青果店「今庄青果」は05年から、仙台伝統野菜を販売している。庄子泰浩専務(45)は「伝統野菜をPRして、少しでも農家を支援したい」。

 徐々に人気が出て、昨年11月には、千葉県浦安市のホテルで、仙台雪菜(ゆきな)を使った中華料理が登場した。

 秋田、福島、新潟など全国の自治体が続々と、伝統野菜の復活に取り組み始めている。

 埼玉県は今年度から、「埼玉青なす」など5種を中心に、農家に生産してもらうための栽培マニュアル作りを始めた。栄養やおいしさを示す成分の分析もする予定だ。

 長崎市は昨年11月、「長崎赤かぶ」など6種を紹介するパンフレットを作製している。

 各自治体が意識しているのは東京など大都市市場だ。東京の野菜卸売り大手「東京青果」によると、約3年前から、伝統野菜を販売する百貨店や高級食材店が増えてきた。

 最大の成功事例は京野菜だ。日本橋高島屋(東京都中央区)は04年、京野菜専門の青果店「八百市」(京都市)を誘致。みず菜や壬生(みぶ)菜など常時10種類以上の京野菜をそろえる。聖護院(しょうごいん)大根1玉580円、九条ねぎ1袋250円などやや割高だが、売り上げは前年比15%増だ。

 同店は「京野菜は高級食材として認知されてきた。目も舌も肥えた顧客のニーズに応えた」という。伊勢丹系列の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」や千葉の「エコ・ピア」でも、京野菜はすでに定番商品だ。

 伝統野菜に力を入れる背景には野菜農家の危機感がある。後継者不足や収益の悪化による離農で、04年の野菜の作付面積は約52万ヘクタールと、ピークだった92年より20%も減少。国による品目ごとの価格補償も07年度から見直され、零細農家は苦境に陥る。

 だが、伝統野菜で利益を出すのは容易ではない。2年前から仙台雪菜を生産する大友一雄さん(62)は「葉の長さがふぞろいで困った」と嘆く。大量生産の野菜は、流通の段ボール規格にあわせて大きさが均一になるように種子が改良されている。だが、伝統野菜はサイズもばらばらだ。

 食材宅配会社「らでぃっしゅぼーや」(東京)は全国の農家と提携し、伝統野菜を約500セット販売しているが、安定供給できず、内容を変更することもあるという。

 そもそも「伝統野菜」の定義もあいまいだ。現在、日本で生産・販売されている野菜は約140種類と推定されるが、伝統野菜として何種類あるのかはわかっていない。

 地方独自の野菜は70年代以降、大量生産重視で品種改良や交雑を繰り返した。その結果、現在わずかに残っている種子は、農家が自家採取を続けてきたもののほか、種子メーカーから仕入れるケースも多い。

 そのため、京都府や大阪府などは独自の伝統野菜認定制度をつくっている。岐阜県は「少なくとも1945年以前から栽培され、県の気候風土による特性があること」などを条件に審査し、認証マークを交付している。

 全国農業協同組合連合会の元技術主管で「地方野菜大全」を監修した芦沢正和さん(76)はこう話す。「自治体が伝統野菜を奨励するのは歓迎だが、広範囲で消費されるようになると、どこでも栽培できるように改良され、固有の良さが失われる危険がある。県内消費を重視し、県外での流通は一定量に限る仕組みが必要ではないか」

347とはずがたり:2007/01/25(木) 02:25:27
ほんとに日本と韓国って似てますねぇ。
江華島事件じゃないけど日本がアメリカにされたみたいに韓国に牛肉市場の開放を迫るなんて無いかなw

Q.世界1牛肉の高い国は? A.「焼き肉の国」韓国
2007年1月24日(水)06:14
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20070124018.html

 【ソウル=久保田るり子】韓国の牛肉が国際労働機関(ILO)の調査で世界一高額とわかり、焼き肉の国を自認する国内で、ちょっとした驚きが広がっている。昨年末に発表された「職業、賃金および食料品の価格統計」(ILO)によると、2005年10月基準で韓国の牛ひれ肉平均価格は、1キロ当たり56・44ドル(約6850円)。これは経済協力開発機構(OECD)加盟国を含む主要国のうち最も高く、米国の8・94ドル、英国の11・15ドル、イタリアの10・36ドルと比較して5〜6倍。食肉が高額な日本(40・50ドル)と比べても約15ドル上回った。

 韓国で国内高級牛といえば「韓牛」と呼ばれる茶色のアジア系食用牛だが、現在は慢性的に供給が不足している。畜産農家が小規模なことに加え、流通マージンが高いことが原因で、100グラム7800ウォン(約1000円)の値をつける。ちなみに韓国の食用牛は現在、54%を輸入に依存している状態だ。

 牛肉市場をめぐっては、米国との米韓自由貿易協定(FTA)交渉も難航し、問題のひとつになっている。米国は骨付き牛肉を含む全牛肉市場開放を求めているが、昨年、韓国が禁輸を解いた直後に骨が混入した肉が見つかるなど、BSE(牛海綿状脳症)対策の折り合いはついていない。食用牛の半分以上を輸入に頼るだけに国内では「お肉の値段」は、まだ注目を集めそうだ。

348とはずがたり:2007/01/25(木) 06:36:36
こいつも肥料ですかねぇ?それとも食べちゃいます?>片言丸氏

今冬なぜか4例目、出雲の漁港でダイオウイカ水揚げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070124-00000515-yom-soci&amp;kz=soci
1月25日2時1分配信 読売新聞

 島根県出雲市の田儀港で足を含めた全長6・73メートルの「ダイオウイカ」が見つかり、24日、研究のため東京・上野公園の国立科学博物館に運ばれた。

 同博物館によると、日本海沿岸では2年に1匹程度しか揚がらないが、昨年12月から4例目となり、同博物館の担当者は「特異なことで、はっきりした理由はわからない」と首をひねっている。

 イカは胴長1・35メートル、重さ70キロ。出雲市の漁師、田中久義さん(72)が23日夕に港に戻る途中、海面に漂っているのを発見した。既に死んでいたが、比較的新しい状態だったという。

 ダイオウイカは温かい海域の水深600〜1200メートルに生息。同博物館によると、沖縄周辺のイカが対馬海流に流され、日本海の水の冷たさで弱って浮いてきた可能性があるという。


最終更新:1月25日2時1分

349片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/25(木) 10:53:25
>>348
さては、まずいことを知ってますね!

http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/kaito/daiou.htm

暴れるダイオウイカ 世界初の動画撮影 国立科学博物館
http://www.sankei.co.jp/culture/kagaku/061222/kgk061222001.htm

 マッコウクジラが集まる小笠原諸島の沖で、国立科学博物館などの研究者グループがダイオウイカを釣り上げ、海面で暴れる様子をビデオカメラで撮影。その画像を22日、同博物館の窪寺恒己室長(動物第三研究室)が発表した。世界初のダイオウイカの動画として、国際的な注目を集めることになりそうだ。

 このダイオウイカは、胴体の長さが1.4メートル。腕の先までだと3.5メートルの大きさで、重さは約50キロ。最も長い触腕が切れていたので、これがあると7メートルに達したと推定されている。この種としてはやや小振りで、成熟前の雌だった。

 今月4日の正午前、弟島に近い海域で水深640メートルの中層に下ろしていた調査用の漁具にかかった。現場にいた窪寺室長によると、生きているときの体色は、背側が明るい赤褐色で腹側が白。

 漏斗と呼ばれる推進用の噴射口から海水をいきおいよく吐いて暴れた。

 深い海にいるダイオウイカは、筋肉中に軽いアンモニア類の詰まった小胞を多数備えている。それで浮力を得て中深層を漂うように暮らしていると考えられていたが、実際にはかなり強い遊泳力を備えていることが証明された。

 窪寺室長によると、暗い海中で暮らすダイオウイカは視力も発達しているらしく、今回の個体の眼球は直径14センチの大きさだった。

 世界の中緯度海域の中深層には、ダイオウイカをはじめとする膨大な量の大型頭足類が生息しているらしい。今回の調査は、その研究の一環だった。小笠原の海には大型イカを求めてマッコウクジラが現れる。

 捕獲したダイオウイカは標本として国立科学博物館に保存され、DNAに基づく分類学の研究などに役立てられる。

 食味については、冷凍標本の残りで試したところ、最初のうちは食べられたが、解凍から時間がたつときわめて不味になったということだ。

(2006/12/22 23:25)

350片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/03(土) 10:18:46
食べたことないような気がします。どんな味なのかな?

原虫寄生の韓国産ホヤ種苗が宮城流入 感染の危機
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/02/20070203t13033.htm

 全国一のホヤ産地として知られる宮城県内の養殖場に、感染症の恐れがある韓国産ホヤの種苗が搬入されている疑いが強まった。韓国ではホヤの大量死が発生し、韓国の研究機関が感染症との因果関係を指摘している。近年、韓国向け輸出が急増し、産地では深刻な種苗不足が起きており、解消策として搬入されたとみられる。感染すると産地崩壊の危険性もあり、県内の水産関係者は「水際で食い止めるしかない」と危機感を強めている。

 関係者によると、宮城県漁連などが1月上旬に行った調査で、韓国産のホヤ種苗が県内に輸入されたことが確認されたという。

 韓国のホヤには以前から、ある程度の大きさになると殻皮が溶ける「奇病」があり、1994年に4万2000トンあった養殖生産量が10年後にわずか10分の1に激減した。

 この事態を受けて韓国の国立水産研究所は研究を続け、昨年9月に研究成果を発表した。感染は「パラミクサ類」に属する原虫(原生動物)の寄生によるものと考えられている。ホヤの血球の中で増殖し、感染したホヤは殻皮の弾力を失って破裂する。研究では死亡したホヤ30個すべてに原虫が確認されたという。

 宮城県は特産品を守ろうと2年前から韓国産種苗を使わないよう指導してきた。県産ホヤは金華山以北の沿岸部で採苗から収穫まで3、4年の歳月をかけ養成され、生産量は1万1486トンと全国の76%を占める。

 今回、搬入の背景にあるのが韓国でのホヤ人気だ。韓国向けの輸出で県産種苗が品薄となり、種苗の価格は従来の700―1000円から昨年は1400円に跳ね上がった。ある養殖業者は「いい値段なのでホヤを始めたいが、肝心の種苗がない」と打ち明ける。

 志津川町漁協(南三陸町)の佐々木憲雄組合長(59)は「海を汚せば産地を失いかねない。生産者に絶対使わないよう呼び掛けている」と言う。

 輸入ルートや購入の実態については詳しくは分かっておらず、宮城県漁連など水産関係者は6日に石巻市で緊急対策会議を開く。

 家畜や魚類の感染症の国際的監視機関である国際獣疫事務局(OIE)に認定されるには時間がかかり、輸出入を法的に規制することは現時点ではできない。

 東大大学院の良永知義助教授(魚病学)は「感染力は非常に強いとみられるので、関係者が連携し、ホヤを海外から入れないことが第一だ」と指摘している。

[韓国のホヤ]1981年に岩手県から人工採苗技術を導入し、養殖が本格化した。生産量は2004年4500トン。キムチの材料や健康志向にぴったりの生食として近年人気が高く、生産量の減少に伴って03年に日本からの輸入を始めた。

2007年02月03日土曜日

353やおよろず:2007/02/08(木) 01:13:48
 
農業 中山間地は直売に活路(くらしは:5 04参院選)
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http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130125.html

 雑草の間で、レタスが収穫期を迎えていた。

 南に祖母山系、振り返ればくじゅう連山を望む竹田市久保。畑の主、橋本輝夫さん(54)は大阪から移住して02年に就農した。田と合わせて5ヘクタールで、無農薬、非化学肥料の農業に挑んでいる。


 ●高値で完売

 標高約450メートル。「寒暖の差が大きい中山間地ならでは」の野菜ができていると思うが、市場に出すレタスは箱代100円を引くと利益は薄い。「小規模、直売こそ生き残りの道ではないか」と考えている。

 しかし、農林水産省が策定中の「食料・農業・農村基本計画」は、大規模農家の育成を主眼とする。生産の効率化を進め、安い輸入野菜に対抗するのが狙い。一律の基準で全農家に配分されてきた助成金で零細農家も農地を維持してきたことが、生産性向上の障害となっているというのだ。

 橋本さんには、こんな経験がある。切り干し大根を市場に出したら10キロで2500円だったが、直売所では「100グラム200円」と8倍の値をつけても完売した。「市場で大量に売れば売るほど赤字になってしまう」

 「道の駅」などで農産物を直売する竹田市わかば農業公社の03年度の売り上げは5億円近い。会員約650人のうち100人ほどは100万円以上を売り上げる。直売所専門で1千万円近い収入を得る人もいるという。

 公社に払うのは年会費1500円と販売額の2割の手数料だけ。橋本さんも会員の一人だ。「新規就農者には小規模で、と勧めたい」と話す。


 ●所得を補償

 県内の7割は中山間地だ。その農地は大型機械が使いにくく、大規模農業には向かないが、水源涵養(かんよう)や土石流防止、山里の景観保全といった役割を担う。

 ただ、過疎や高齢化で耕作放棄が進み、国は00年度、農家の所得補償制度(中山間地域等直接支払制度)を導入した。県内では昨年度までに52市町村で1219の協定が結ばれ、23億5600万円が支払われた。県の昨年9月のアンケートでは「制度がなければ耕作を放棄した」と答えた農家が63%を占めた。

 熊本県境に近い竹田市九重野地区は、全農家111戸が全国に先駆けて協定を結んだ。96年に集落営農に取り組む協議会を全戸でつくっており、制度は追い風になった。


 ●制度廃止も

 5年間の交付金約1億2500万円の3分の2で地区の用水路や農道を整備し、大豆の加工所も建てた。みそや豆腐をわかば農業公社の直売所などで売っている。地区の水田利用率は裏作も入れて180%。協議会の後藤生也会長(75)は農業法人化の構想を描く。

 しかし、制度は来年度予算で廃止が検討されている。後藤さんは「はしごを外されるような気持ちだ」と話している。


 <中山間地域等直接支払制度> まとまった農地を5年以上守ることなどが条件。集落単位などで市町村と協定を結ぶ。平野部との生産コストの差の8割を目安に、原則として国が2分の1、県と市町村で2分の1を負担する。半分以上は共同活動費に充てる。 (05/27)

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農作物は安全性が第一。
そのため、情報コスト対する需要弾力性は低い。
日本の農業は、大規模化でなく、小規模化・直売するのが正しい。



>>351

 日本の米飯も似た状況に追い込まれなければいいんですけどね

354荷主研究者:2007/02/13(火) 00:15:23

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070106t72009.htm
2007年01月05日金曜日 河北新報
金額東北一は八戸 石巻が数量全国3位 06年水揚げ

 青森県八戸市は5日までに、2006年の全国主要魚市場の水揚げランキング(概数値)をまとめた。東北で10位以内に入ったのは、数量で石巻が3位(05年3位)、八戸が4位(5位)。金額で八戸が7位(6位)、気仙沼8位(9位)、石巻が9位(11位)だった。

 数量は、石巻が17万8218トン(前年比7.3%増)、八戸が16万6437トン(11.0%増)。金額は、八戸が242億円(0.7%減)、気仙沼は214億円(1.6%減)、石巻が203億円(6.9%増)。1位は数量が銚子(千葉県)、金額が福岡(福岡県)だった。

 金額で東北1の八戸は、1972年(219億円)以来の低い水準。数量は4年ぶりに16万トン台に乗せた。八戸や三沢沖で取れるサバが、前年より約2万6000トン多い約5万5000トンと豊漁だった。しかし単価の高い、生のスルメイカの漁獲量が前年の3分の1に落ち込むなど不振で、金額全体を引き下げた。

 ランキングは八戸市が毎年、独自に調査している。今回は全国22市場を対象とした。石巻は12月28日までの数値。

355片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/14(水) 15:56:16
でかっダイオウイカ 香住
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news005.htm

 ダイオウイカ=写真=が13日、豊岡市竹野町田久日の但馬海岸沖0.5キロにある大型定置網にかかった。県但馬水産技術センター(香美町香住区)によると、日本海では数年に一度しかかからないとされるが、昨秋から5匹見つかっている。

 同センターの調べでイカは胴回り1.47メートル、足を含め全長2.95メートル、体重約90キロ。午前8時ごろ、竹野浜漁協所属の水産会社が設置する大型定置網に入っていた。当初は弱っていたが、逃げようとしたという。

 運ばれた香美町香住区の香住漁港で、元香住町漁協参事の小柴公二さん(65)は「漁協に40年ほど勤めたが、実物は初めて。海流の影響だろうか」と話していた。同センターは国立科学博物館(東京都新宿区)に送り、生態解明や種類を特定させる。

(2007年2月14日 読売新聞)

「海のモンスター」ダイオウイカ発見/長門
2007年02月14日
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000702140002

  海のモンスターとも呼ばれるダイオウイカが、今年に入り長門市油谷川尻で2匹発見され、萩博物館に引き取られた。いずれも長い腕が失われていたが、完全であれば全長5メートル以上、体重80キロ前後と推定されている。萩博物館では7月からの企画展で展示する予定だ。


  1匹目は1月13日、川尻漁港内の河口で死骸(しがい)で見つかった。胴長1・2メートル、全長2・7メートル。2匹目は今月9日、同漁港沖で生きて海面を漂っていたのを漁船が捕獲し、冷凍保存した。胴長1・2メートル、全長3メートル。


  萩博物館によると、ダイオウイカは無脊椎(せきつい)動物としては最大。世界の暖かい海域からやや冷たい海域の深海に生息するが、生態や分類については未知という。


  県内では過去、萩と長門市沿岸で3匹の発見例がある。国立科学博物館によると、日本海ではこの冬、石川・島根両県で計3件の発見があり、短期に集中していることが注目されるという。


  萩博物館の堀成夫研究員は「弱って上がってきたようだ。なぜ浅いところでみつかるのか研究を続けないとわからない」と首をひねっている。

357やおよろず:2007/02/20(火) 06:30:32
室田武(たぶん同志社大)教授の「エネルギー経済とエコロジー」によりますと、山林破壊の要因は「拡大造林」であると。

 すなわち50年代から60年代の広葉樹伐採と針葉樹植林が、大きく山林を変えたということです。
 この「拡大造林」は、国内産木材の需要激増を見越した、いわば国策であったと。
 木材輸入の自由化で、国内需要は伸び悩みを見せ、この国策は失敗に終わったと指摘されています。
 また、60年以降のエネルギー革命の影響が山村にも及び、エネルギー源としての木材需要の激減が拍車をかけます。
 純粋経営合理性から山林が放置されるにいたったということです。

 山林破壊というと、人間が山林を切り開いたために起こると思われがちですが、実際はそうではないと指摘しています。
 すなわち、歴史的に、広葉樹の山林いわゆる里山は、人間とのかかわりの中で、豊かさを維持してきたということです。
 枝打ち・間伐により、山林内の地面にまで日光をあてることで、下草が成長し、そこで生態系が確保され、山林は山林として成立できていたということです。

 さて、針葉樹林帯に姿を変えた里山です。
 それでもまだ、人間の手による間伐がなされていればいいのですが、先述のような山林の放棄により荒れ果てているということです。
 具体的には、定期的な間伐・枝打ちは必要不可欠であるということです。
 よって、この木材の需要を、どこに求めるのかということが重要になります。
 氏は、バンブー問題とも関連して、薪炭を上げています。


 一線の学術的な世界では別だと思いますが、私のような一般人が接するところでは、循環的視点が欠落しているように思えます。
 特殊条件でしか成立しない一意均衡を前提とした経済厚生、動学でも、戦後の経済成長の分析を基礎とする経済成長論を用いたモデルしか出てきません。

358杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/03/04(日) 01:21:42
某ブログで目にしたんですけど、「世界飢餓にまつわる12の神話」というのがあるんですよね。
  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html

単純な食糧援助や農業技術の革新・人口抑制策が必ずしも飢餓の解決に結びつかないとは意外に知られていないのでしょうね。

359やおよろず:2007/04/11(水) 20:27:24
コメ、牛肉輸出で協力要請へ 日中首脳会談で首相

http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070411/ssk070411004.htm

 安倍晋三首相は11日午前、東京・大手町で開かれた「大手町一丁目地区再開発事業」起工パーティーであいさつし、同日午後に行われる中国の温家宝首相との会談で、日本からの農産物輸出を主要テーマとして取り上げる考えをあらためて表明した。  

 首相はあいさつの中で「日本からのコメ輸出に向け、協力を要請しようと思っている。コメだけでなく、日本のおいしい牛肉を中国国民に食べてもらいたい」と述べた。


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 農業の過度の国際化は、品質管理・安全保障の両面から問題であると指摘したい。

 とりわけ、品質管理上の問題は重要。

 市場には、一般的に、消費者の錯誤が存在する。
 とりわけ、農産物に関して、巨大市場において、消費者が品質情報を獲得できる術は限定的である。
 また、農産物の消費者にとって、商品の品質に関する情報は、極めて重要なものである。
 市場取引の前提として、生産・流通過程において、国あるいは消費者団体の関与が必要である。
 国際化は、これを妨げる。
 これらの措置は、非関税障壁であるとの批判がなされるのは必定。
 不完全な情報のまま、消費者の錯誤によって、市場が成立するのであれば、経済厚生の面から問題が大きい。
  
 消費者との相対取引を増加させるよう、農業政策は運営されるべきである。
 消費者にとって情報が重要であれば、その情報コストを負担するのに躊躇はない。
 その情報コストたる対価を生産者が受取ることによって、生産者は大きな利益を得る。

 市場取引において、この情報コストたる対価は、農民ではなく、業者・消費者に帰属することになる。
 ここで、消費者は錯誤により効用を毀損しているので、結局、業者が搾取するだけのことになる。

 ゆえに、消費者にとって、生産者を管理可能な規模に抑え、品質管理を確保することが重要である。
 
 農業の国際化は、この流れに逆行するものである。

360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/12(木) 12:27:06
日本クラゲ食普及研究会には興味あると言わざるを得ない。

クラゲ飼って食べよう…下関・海響館
水産大学校教授が講座 讀賣山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news003.htm

 下関市の市立水族館「海響館」で11日、公開講座「簡単なクラゲの飼い方」が始まった。エチゼンクラゲ料理の普及を唱える水産大学校(下関市)生物生産学科の上野俊士郎(しゅんしろう)教授(57)(浮遊生物学)が講師を務め、クラゲの「食べ方」も紹介している。

 講座では、近海で取れる直径0・5〜10センチのクラゲ8種を種別にワイングラスなどに入れて展示。一般的なミズクラゲや透明感の強いカブトクラゲ、足の長いオキクラゲなどを照明で浮かび上がらせた。泳ぐ様子に、来館者から「すごく、きれい」といった声が上がっていた。

 飼育法は、バケツなどで海水ごと採集したクラゲを容器に入れ、1日1回、海水を換える。餌は熱帯魚用の小エビ「アルテミア」を与えるという。

 一方、大型のエチゼンクラゲは大量発生して漁業被害をもたらし問題化した。食べ方には、刺し身や酢の物、粉末にして菓子類に入れるなどの例があり、写真で見せている。

 上野教授によると、調理法などを研究する「日本クラゲ食普及研究会」の発足を目指しており、国の農林水産技術会議に新年度の助成金2000万円を申請したが、採択されずに保留の状態になっているという。

 上野教授は「いろんなクラゲが手軽に飼え、食卓の上に置いて楽しめる。エチゼンクラゲは水産資源にしたい」と話していた。

 公開講座は毎日午前11時45分と午後1時45分、3時45分の3回各30分間。無料。26日まで。問い合わせは海響館(0832・28・1100)へ。

(2007年4月12日 読売新聞)

361とはずがたり:2007/05/12(土) 00:27:28
水口から湖南市に掛けて田んぼに麦が植えられてる。珍しい。

362とはずがたり:2007/05/17(木) 20:27:33
真面目に農政を語って(騙ってw)来たこのスレだが私的な目的にも使うことにしよう。

茄子…2/3 一本やられた
トマト…2/2 寒さで偉く発育が悪い
ミニトマト…2/2 寒さで偉く発育が悪い 
胡瓜…0/3 全滅。寒かった
水菜…4/4
豌豆…1/2 バカでっかく育ったものの一本は茎が折れてしまった
オクラ…全滅
馬鈴薯…2/2 2種類いずれも元気
苺…1/1 実を付け始めたが無味とのこと・・
キャベツ…2/2 バカでっかく育ったものの青虫に徹底的に喰われた。
サニーレタス…2/2 虫も殆ど付かず大活躍
レタス…2/2 蛞蝓がつくもし余り大きくはなってないけど
獅子唐(第一期)…3/3
獅子唐(第二期)…3/3
ゴーヤ…2/2
菜の花…沢山
青紫蘇…沢山
赤紫蘇…数本

胡瓜・オクラは再挑戦したいし,南瓜・西瓜・玉蜀黍なんかも欲しいけどもう場所がないし我慢かねぇ。

363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/17(木) 21:11:06
ベランダ農園でしたっけ?
私もやろうかと思いましたが日陰の家なんで・・・
収穫はできませんが、ゼラニウムって強くて、日陰でも育ってます。
茗荷もやってたけど、めんどくさくなって無理でした。

364とはずがたり:2007/05/17(木) 21:35:42
ワンルームマンション時代はベランダで色々育てましたが結局最後は冬は菜の花,夏は朝顔の自生に落ち着きました。
こいつらは季節感がああるし水だけあげてればすくすく育って手も掛からないお利口さんたちでした。
色々試すと日蔭でも上手く行く奴見つかるんじゃないですかね?

今は連れ合いの亡くなったおばあちゃんの家を借りて住んでいるので庭付きです。
植物好きとしては有り難い話しなんですが単身赴任で余り庭をかまってあげられないのが残念っす。


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