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応用栄養学特論

931とはずがたり:2009/11/22(日) 16:18:21
>>827>>916

「格安自販機」首都圏に進出 飲料大手やPBも追随
http://www.asahi.com/business/update/1120/OSK200911200070.html
2009年11月21日19時42分

 定価販売が基本だった清涼飲料水の自動販売機にも、「安売り」の波が押し寄せている。関西が中心だった安売り自販機は首都圏にも広がり、大手飲料メーカーが追随して値下げを始めた。自販機の価格競争はどこまで進むのか。

 東京・銀座。宝飾店やレストランが並ぶ一角に「80円」「プライスダウン」などと書かれた自販機が8台並んでいる。缶入り飲料は80〜100円、500ミリリットルのペットボトルも100〜130円。キリンやサントリー、アサヒ飲料など大手メーカーの商品のほか、プライベートブランド(PB)もある。

 昼下がり、近くの駐車場に車を止めた会社員の男性(37)は通常150円で売られているペットボトル飲料を100円で買った。「給料も小遣いも減っていて、安いのは助かる」

 この自販機を管理しているのは、安売りの「元祖」を自認する大阪市大正区のウエックス。00年春、試行的に20円引きで販売してみたところ、売れ行きが3倍以上に伸びたため、同年秋から本格的に安売りを始めた。コンビニの在庫整理品や、デザインが古くなった商品、製造から日数がたった商品を安値で仕入れるなどし、缶やペットボトルで「100円」を実現。PBも開発し、缶コーヒーは「80円」で販売する。

 首都圏への進出は06年から。売り上げに応じた手数料や固定の賃料を土地の所有者や商店主らに支払う契約を結んで設置場所を増やした。現在、安売り自販機は関西に約2300台、首都圏に約700台ある。尾松伸二事業部長は「定価販売と比べれば、売り上げは2〜5倍」という。

 ウエックスのような自販機管理会社では、自販機が飲料メーカーから無償で貸与され、メーカーの希望小売価格(定価)で販売するのが通例だった。しかし、同社がメーカーから無償で借り受けた自販機で安売りを始めると、メーカー側が反発し、定価販売を求めてきたという。このため自社で自販機を購入した。

 缶入り「50円」もある自販機を展開する大阪市東成区のスーパードリンクも首都圏に進出。これまでに約500台を設置した。特に昨年の秋ごろから、設置のペースが月20〜30台と以前の倍近くになっているという。松岡祥一社長は「関西には安売りのノウハウがある上、価格に厳しい消費者が多いことが発展した理由だろう。ただ、低価格志向は全国的な傾向にある」と自信を見せる。

 安売りの流れを、飲料メーカー側も無視できなくなっている。キリンビバレッジ(東京都千代田区)は、安売り自販機の近くで「期間限定」とのシールを自社の自販機に張り、コーヒーの新商品など一部の商品を値下げして対抗している。広報担当者は「大阪の繁華街では、ほぼ半分ぐらいが安売り自販機になっている。いったん100円にすると元には戻せない」。

 西日本の2府12県をエリアとするコカ・コーラウエスト(福岡市東区)の自販機担当者も「ごくまれ」と断った上で安売りを認め、「設置先から安売りを要望する声が上がっているのは事実」と話す。

 飲料総研(東京)が発行する業界誌「飲料ビジネス」の宮下和浩編集長は「量販店やスーパーで始まった飲料デフレが拡大している。清涼飲料水の売れ行きは昨秋以降の不景気で落ちており、大手メーカー以外の安売り業者が生き残るには、かなりの資本力が必要だ」と指摘する。(丑田滋、青田貴光)


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