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鉄道総合スレッド

7588とはずがたり:2015/02/05(木) 19:16:56
>大井町駅は、国交省の『ホームドアの整備促進等に関する検討会』が定めたホームドア導入予定駅に指定されていた。国および東京都、品川区の協力を得られることになり、導入する方針を固めた」

JR京浜東北線大井町駅にホームドア導入へ−山手線以外では初
2014年12月04日
http://shinagawa.keizai.biz/headline/2232/

 JR京浜東北線の大井町駅(品川区大井1)に11月、可動式ホーム柵(ホームドア)が設置される見通しとなった。

平日10時の京浜東北線大井町の様子

 JR東日本が取り組む「グループ経営構想V(ファイブ)〜限りなき前進〜」の重点取り組み事項「ホームドア第2期整備計画の策定」の一環。

 ホームドアとは、駅のホームと線路に仕切りを設け、列車到着時に連動してドアを開閉する仕組みのこと。利用客の転落事故防止や、安全確保のための駅員や車掌の人員削減などが目的。現在、同社の在来線で導入されているのは山手線のみで、同駅への設置が実現すれば京浜東北線では初となる。

 同社広報担当者は、「山手線以外の導入については、乗降人員や目の不自由な乗客が多い駅を優先して進めている。大井町駅は、国交省の『ホームドアの整備促進等に関する検討会』が定めたホームドア導入予定駅に指定されていた。国および東京都、品川区の協力を得られることになり、導入する方針を固めた」と話す。導入時期については、「まだ見通しが立っていない。設計や予算などの詳細が決まってから、あらためて発表する」とも。

 通勤で同駅を毎日利用している30代の男性は、「通勤ラッシュ時は、横浜方面、東京方面に向かう客であふれかえる。たまに転落しそうになり、ヒヤっとする場面もあったので、ホームドアの導入は喜ばしいこと」と話す。

7589とはずがたり:2015/02/05(木) 19:18:44
>東急電鉄は2020年をめどに、東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置することを決定した
流石東急だ。TXに新幹線にとホーム柵に慣れた俺は柵の無いホームが恐くてしゃーない。他社も頑張って欲しいところ。

東急電鉄、東横線・田園都市線・大井町線全駅にホームドア設置へ−2020年めど
http://news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-shibukei10597.html
みんなの経済新聞ネットワーク2015年1月15日(木)12:57

 東急電鉄は2020年をめどに、東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置することを決定した。(シブヤ経済新聞)

 高齢化などからバリアフリー整備が進む社会情勢の変化に合わせ、ホームの安全対策を「重要な課題」と位置付け、内方線付点字ブロックや非常停止ボタン、ホーム安全冊の設置などを進めてきた同社。

 ホームドアの設置はさまざまな課題から一部の駅にとどまっていたが、従来の計画から10年以上短縮し、東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年を目指し設置を進める。ホームドアを設置することで、ホームからの転落事故を「大幅に」減少するほか、東急線で発生した輸送障害の8割ほどを占める(2013年度)列車との接触事故が減少し、電車が長時間停止することが少なくなると見込む。

 2013年の東京メトロ副都心線との相互直通運転に伴い、日比谷線との直通運転を廃止した東横線は、列車の規格が統一されたことからホームドアの設置を進められるようになり、昨年末の時点で渋谷・中目黒・学芸大学の3駅が設置済みとなっている。そのほか、大井町線は大井町1駅、目黒線全13駅と池上線・多摩川線全22駅が設置済みで、2014年度は代官山・武蔵小杉・横浜の東横線3駅、2015年度は菊名や大井町線溝の口など10駅に設置を予定する。

 ドアの位置が異なる車両が混在しているため、全27駅でホームドアを設置できていない田園都市線。6ドア車45両を4ドア車に置き換えることで車両のドア位置の課題を解消し、ホームドアの設置に着手する。

 いずれもセンサー付固定式ホーム冊を予定するが、一部の駅では昇降式ホームドアも検討するという。横浜高速鉄道が保有し、東急電鉄が運行を受託するこどもの国線と、最高速度が約40キロで路上に敷設したレール上を走る軌道線である世田谷線には設置しない。

7590とはずがたり:2015/02/05(木) 19:19:55

業平橋と野田線に戻さない限り何やっても評価しない(`Д´)つ)Д´)ノ
>東武鉄道としては船橋駅に続いて2駅目の導入

東武アーバンパークライン柏駅に設置される可動式ホーム柵、2/7使用開始へ
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_1120906.html
マイナビニュース2015年1月29日(木)11:41

東武鉄道はこのほど、東武アーバンパークライン(野田線)柏駅で設置工事を進めていた可動式ホーム柵に関して、2月7日初列車から1・2番ホームにて使用を開始すると発表した。

可動式ホーム柵はホームでの安全性とバリアフリー化の向上を目的に設置するもので、東武鉄道としては船橋駅に続いて2駅目の導入となる。ホーム1面につき24カ所の開口部があり、片側4扉車両6両編成に対応する構造に。すでにホーム柵本体の設置を済ませ、現在は各種機能試験など使用開始に向けた準備を実施中。3・4番ホームについても3月14日初列車の使用開始をめざし、整備を進めているという。

7591とはずがたり:2015/02/05(木) 19:22:11

せめて御堂筋線主要駅には完備して欲しいね。。

大阪市交通局、地下鉄御堂筋線の天王寺駅・心斎橋駅に可動式ホーム柵を設置
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_1107812.html
マイナビニュース2015年1月8日(木)19:56

大阪市交通局はこのほど、市営地下鉄御堂筋線天王寺駅・心斎橋駅の2駅に可動式ホーム柵を設置すると発表した。

可動式ホーム柵は、列車のドア開閉に合わせて扉部分が開閉する方式のホーム柵。設置工事は1月16日の終電後に天王寺駅から着手し、2月には同駅で供用開始に。引き続き心斎橋駅の工事にも着手し、3月末までには工事を完了する予定だ。

7592とはずがたり:2015/02/05(木) 19:33:36
>>4328
■首都圏の可動式ホーム柵・ホームドア設置状況(10年3月末現在、国土交通省調べ)

◆新設駅に設置 埼玉高速鉄道(7駅)▽つくばエクスプレス(20駅)▽多摩都市モノレール(19駅)▽舞浜リゾートライン(4駅)▽日暮里・舎人ライナー(13駅)▽ゆりかもめ(16駅)▽横浜新都市交通(14駅)
◆既設駅に設置(一部既設含む) 東京モノレール(10駅)▽東急目黒線(13駅)▽東海道新幹線(2駅)
◆地下鉄駅に設置 都営三田線(24駅)▽東京メトロ千代田線(2駅)▽同南北線(18駅)▽同丸ノ内線(28駅)▽同副都心線(11駅)▽横浜市営ブルーライン(32駅)▽同グリーンライン(10駅)

>>4467
JR西は歓楽街に近い北新地駅(大阪市北区)で、夜間多発する酔客の転落事故を防ぐため、可動式のホーム柵を3月までに設置する。

>>4568
京王線と小田急線の新宿駅に設置されることになった

>>4925
乗降10万人以上の駅にホームドア…国交省方針

>>5097
通勤鉄道の「あおなみ線」(名古屋―金城ふ頭)…駅には同線の電車のドア位置に合わせてホームドアが設けられており、

>>5669
調布、布田、国領の三駅を地下化し、京王線で初めてのホームドアも設置する

>>6234
山手線ホームドア、設置前倒し 15年度までに23駅で

>>6552
ホームドアを導入している路線は、北海道の札幌市営地下鉄から九州新幹線まで都市部を中心に全国に及んでいる。12年度は札幌市営地下鉄の南北線全15駅、JR山手線の大崎と池袋駅、JR東海道新幹線の東京と新大阪駅のほか、東京メトロ、東京都営地下鉄も追加整備を実施する。

>>6618
「どこでも」ホームドア 西武鉄道が新所沢駅で実証実験開始

>>6831
JR東海、新幹線「のぞみ」停車駅を対象にホームドア

>>6864
可動式ホームドアを船橋駅(2014年春)と柏駅(2015年春)に設置する

>>7588
JR京浜東北線大井町駅にホームドア導入へ

>>7589
東急電鉄、東横線・田園都市線・大井町線全駅にホームドア設置へ−2020年めど

7593チバQ:2015/02/06(金) 19:43:49
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/02/06/kiji/K20150206009757900.html
金沢駅の発車曲作曲 中田ヤスタカ氏「定着してほしい」

北陸新幹線の金沢駅発車メロディーを作曲し、山野之義市長(左)と握手を交わす中田ヤスタカ氏
Photo By 共同 
 金沢駅発車メロディーを作曲したミュージシャン中田ヤスタカさんが曲作りを依頼した金沢市を訪れ、山野之義市長に「メロディーが時間をかけて定着してほしい」と報告した。

 中田さんは金沢市出身。「金沢を訪れた人が帰るとき、最後に耳にする曲。お土産として持ち帰り、思い出にしてほしい」と語った。中田さんは音楽ユニットCAPSULE(カプセル)で活躍。女性アイドルグループPerfume(パフューム)のプロデューサーとしても知られる。
[ 2015年2月6日 05:30

7594名無しさん:2015/02/07(土) 23:10:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150205-00000026-kyt-l26
リニア延伸遅れに焦り 関西財界セミナー、京都誘致も影響
京都新聞 2月5日(木)22時0分配信

 京都市左京区の国立京都国際会館で5日開幕した関西財界セミナーで、リニア中央新幹線の大阪−名古屋間と東京・品川−名古屋間の同時開業実現に向けた動きの遅れに、関西経済界のいら立ちが最高潮に達した。国やJR東海の反応が鈍いうえ、京都府や京都市、京都経済界によるルート誘致も影を落とす。(11面に関連記事)
 「東京一極集中を是正するためにも同時開業が必要だ。実現できなければ大阪は18年間にわたって名古屋圏の地方都市になる」
 京都大大学院の藤井聡教授が強調すると、居並ぶ企業トップは表情をこわばらせた。
 JR東海は財源不足などを理由に2027年に品川−名古屋間で先行開業し、45年に大阪まで延伸する方針を変えていない。
 関西経済界は、大阪−名古屋間の整備を国に求めるため、関西の国会議員らに働きかけているが、レンゴーの大坪清会長兼社長は「東京に行くと声が小さくなってしまう」と嘆く。
 財源の支援策の検討も水面下で始めている。東海道新幹線新大阪−名古屋間の利用客から1人100円ずつ支援金を徴収する案も飛び出したが、大阪−名古屋間の整備費は3兆6千億円に上る。事業費の利子を一部補給するのが精いっぱいだ。
 内部ではルート問題が尾を引く。関経連など大阪に拠点を置く経済団体は「法律で奈良市付近を通るルートに決定しているという認識で統一されている」(鴻池運輸の辻卓史会長)とするが、京都は誘致をあきらめていない。京都商工会議所の立石義雄会頭は最近、京都市が強く求める京都駅ルートだけにこだわらない考えを示しているが「最悪でも府内に」と望みをつなぐ。
 この日の議論で、京都経済同友会代表幹事の増田寿幸京都信用金庫理事長は「大阪は開業が遅れるかどうかだが、京都は通るか通らないか。最後の最後まで京都ルートを求める」とした。その上で、同時開業の要望とともに、大阪と関西各地のアクセス向上についても早急に議論を始めるよう求めた。

7595荷主研究者:2015/02/08(日) 12:03:41

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/585087.html
2015年01/10 06:30、01/10 08:08 北海道新聞
北海道新幹線 青函トンネル内の高速走行、技術開発に6億円

 2014年度補正予算案で国土交通省は、青函トンネル内で貨物列車と共用走行する北海道新幹線の高速走行の安全性確保に向けた技術開発推進費として6億円を盛り込んだ。

 道新幹線は当初、貨物列車とすれ違う際の風圧の影響を抑えるために青函トンネル内では140キロに減速する。これにより新函館北斗―東京間は最短で4時間10分ほどかかる。ただ18年春から貨物列車が走らない時間帯を確保し、1日1往復だけ共用区間で260キロで走ることで所要時間を短縮することにしている。今回の補正では、より安全性を確保するため、新幹線が通過している時に貨物列車が誤進入するのを防止するシステムの本格的な開発に乗り出す。<どうしん電子版に全文掲載>

7596荷主研究者:2015/02/08(日) 12:25:44

http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20150125-OYTNT50104.html
2015年01月26日 読売新聞
JR西条駅 南北結ぶ

 ◇通路と橋上駅舎完成祝う

 東広島市のJR西条駅で橋上駅舎と、駅の南北を結ぶ自由通路が完成し、25日、記念式典が開かれた。

 同駅は酒所・西条の玄関口として1日約2万人が乗り降りする。駅の北側への出口がなく、酒蔵や役所がある駅の南側との格差が課題となっており、2011年10月から約31億円をかけて工事を進めていた。新駅舎は1894年の開業以来3代目となる。

 式典では同市の蔵田義雄市長が「駅の魅力が一段と増し、地域の成長が期待できる」とあいさつ、JR西日本広島支社の杉岡篤支社長も「グループ会社としても街の発展に尽力していきたい」と話した。地元・県立賀茂高校の吹奏楽部の演奏に合わせてくす玉が割られた後、約120人の来賓や、訪れた市民らが自由通路の渡り初めを行った。

 新駅舎の完成とともに、駅内に飲食店など5店舗も開業し、近くの無職、堀一明さん(81)は「観光客にとっても落ち着く場所ができ、よかったのでは」と話していた。

2015年01月26日 Copyright c The Yomiuri Shimbun

7597チバQ:2015/02/09(月) 20:32:57
http://www.nnn.co.jp/news/150205/20150205004.html
2015年2月5日
若桜鉄道SL、4.11試験走行が決定 支援団体も設立
 鳥取県の八頭、若桜両町を走る第三セクター・若桜鉄道(山田和昭社長)が計画していたSL(蒸気機関車)の試験走行が4日、正式に決まった。沿線の行政や観光関係者らで構成する支援団体も設立され、45年ぶりのSL走行を地域活性化に生かそうと、官民一丸となって準備に取り組む。

45年ぶりのSL走行が決まり、喜ぶ関係者=4日、若桜町の若桜鉄道若桜駅
 試験走行は、定期運行の可能性や地域活性化の効果を確かめる社会実験として4月11日に実施。線路を一時閉鎖し、若桜-八東駅間(9・4キロ)をSL「C12」と12系客車3両、ディーゼル機関車を活用して時速約10キロで1往復させる。

 社会実験に伴うイベント準備や広報は、同鉄道や行政、沿線の商工会や各駅で活動するまちづくりグループなど28団体で結成した「若桜鉄道SL走行社会実験沿線サポート委員会」が担当。有料の写真撮影用スポットや駐車場の整備、各駅での記念イベント、沿線周辺の警備、記念商品の開発などを行う。

 “撮り鉄”と呼ばれる写真撮影が目的の鉄道ファンを呼び込むため、鉄道カメラマンの清水薫さんが撮影スポット選定のアドバイスなど全面協力する。当日夜には、鉄道会社で山田社長を含め全国5人しかいない公募社長によるトークイベントを開催。両町の宿泊施設で特別な宿泊プランを用意する。

 集客の目標人数は1万人。車両の整備や運休便の代行バスなどで必要となる約200万円の経費は県と両町、鳥取・因幡観光ネットワーク協議会が負担する。

 山田社長は社会実験を「地域と一緒に鉄道の在り方を議論していくベースにしたい」と位置付け、「鉄道ファンの満足度を高めながら地域が潤う仕掛けをどれだけ作れるかが肝心」と意気込んでいる。

7598チバQ:2015/02/11(水) 21:27:00
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015021090232630.html
名駅、2つの東西新通路 名古屋市構想、リニア開業に向け
 2027年のリニア中央新幹線開業に向け、名古屋市は、名古屋駅の東西を結ぶ歩行者通路を計2カ所に新設する検討を始めた。国やJR東海などが参加し、名古屋駅の将来像を考える調整会議の初会合が10日、市内で開かれ、市側の方針が示された。

 東西を結ぶ通路としては現在、桜通口と太閤通口をつなぐJRの中央コンコースがある。長さは約200メートル、幅は約30メートル。新幹線の改札、切符売り場、JR在来線の改札のほか、百貨店「ジェイアール名古屋高島屋」の入り口もあり、今も混雑が激しい。

 市は、東西を結ぶ新たな通路を、中央コンコースの南北にそれぞれつくりたい考え。北側の通路は、地下のリニア新駅予定地の真上付近、南側の通路は、JRの広小路口とあおなみ線の駅付近をつなぐ場所が有力とされている。この日の会合は非公開で行われた。

 調整会議では、リニアから各私鉄や地下鉄などへの乗り換えを便利にする広場「ターミナルスクエア(仮称)」も議題とする。2〜3年度後までに、駅全体の整備計画をまとめる。

(中日新聞)

7599チバQ:2015/02/12(木) 21:38:40
http://www.sankei.com/west/news/150212/wst1502120008-n1.html
【西論】
関西財界「バラバラ」いつまで…ラストチャンス、1つでも実績つくれ!





(1/4ページ)【西論】

関西財界セミナーの基調講演で、「一極集中の是正策を東京に決めてもらうことほどの悲劇はない」と訴えた山田啓二・京都府知事=5日、京都市左京区の国立京都国際会館(村本聡撮影)
 北陸新幹線の長野-金沢間開業が、約1カ月後の3月14日に迫った。「新幹線が 春を連れて、やってくる」「新しい金沢、はじまる」。金沢駅では大懸垂幕がはためき、沿線各都市で待望ムードが一層高まっている。

 JR東日本によると、東京-金沢間は現行より約1時間20分早い最速2時間28分、東京-富山間は2時間8分で結ばれる。現行の特急サンダーバードで大阪-金沢間は最速2時間31分、大阪-富山間は3時間12分かかる。

 北陸両都市の人々は、これまで以上に東京へ目を向け、足を運び、メリットを体感する。経済的には首都圏からいかに人を呼び込むかに心を砕くだろう。必然的に、大阪・関西との結びつきが薄らぐことは容易に想像できる。

要求型、総論型の限界

 関西の名だたる企業経営者らが一堂に会し、関西経済の重要課題などについて議論する「第53回関西財界セミナー」が過日、京都市で開かれた。官学界も含め過去最多の623人が参加。3年連続で「成長」をテーマに据え、森詳介・関西経済連合会会長(関西電力会長)は「ホップ、ステップに続くジャンプの機会に」と力説した。

 参加者は、東京一極集中への強い危機感を共有していた。基調講演した山田啓二京都府知事は「一極集中の是正策を東京に決めてもらうことほどの悲劇、喜劇はない」と訴え、関西経済同友会の加藤貞男代表幹事(日本生命副会長)も「具体的な行動を起こすことが求められている」と決意を語った。

 だが、まとめられた宣言文には、政治的インパクトに欠ける関西の悲哀もにじんだ。北陸新幹線の大阪延伸に関しては、リニア中央新幹線の全線同時開業とともに、政府に「力強い後押しを求める」ことから先には踏み込めなかった。資金面の地元負担など身を切る課題を前に、「要求型」から脱し切れない実情が浮かび上がる。

 関西財界に横たわる大きな懸案は、諸課題への主体性と一致団結性をいかに醸成するかだ。古くて新しい問題だが、比較的突破口になりやすい観光戦略でも、打開策はなかなか見えない。

 セミナーの分科会では、関西を訪れる外国人観光客数を、平成25年の345万人から32(2020)年には800万人に引き上げるという目標が掲げられた。豊かな観光資源に恵まれながら各地域でばらばらになりがちな情報発信、戦略を一元化するため、数ある観光組織を官民結集体の「関西観光局」に集約し、関西ブランドを強くアピールしていくとの提案もなされた。

 「関西は一つ」という総論にはおおむね賛同が得られる。だが、誰が音頭を取るのか、実行のための資金・人材はどうするのかという具体策は見えてこない。カジノを中核に国際会議場、展示場など集客力のある施設を配置する統合型リゾート(IR)を大阪に誘致し、資金を捻出するというアイデアも出されたが、法整備さえ途上の中で深い議論には至らなかった。

 地域間、特に大阪と京都の温度差も浮き彫りになった。「京都にカジノはそぐわない」。関経連副会長の柏原康夫・京都銀行会長はそう言い切り、IRへの会議誘致も、国立京都国際会館と競合するとし「経済的にうまくやっていけるのか」と疑問を投げかけた。

7600チバQ:2015/02/12(木) 21:38:56
「利害の不一致」乗り越え

 かつて、関西財界では松下幸之助ら並み居るビッグネームが財界セミナーなどで国家的課題を含めて意見をぶつけ合い、万博や関西国際空港建設などの巨大事業にも果敢に挑んできた。当時を懐かしむ声はあるが、関西経済の地盤沈下、大企業本社の実質的な東京流出が進んだ中で、懐古調に現在と比較するのはいささか酷に思える。

 今回の参加者にも厳しい意見はある。「セミナーがサロン化しており、身になるブレーンストーミングの場という観点からはほど遠い」。過去に財界担当を務めたある企業人は苦言を呈し、「関西財界にはいつまでも『かつての華やかな大阪・関西に戻る』という気分がある。現状を見たくないということではないか」とさえ指摘した。

 この言葉は、関西財界の発展的な変化を期待するがゆえの逆説的なエールなのだととらえたい。必要なのは、要求型や総論型から一歩踏み出し、着実に実を結ぶ成功体験なのではないか。

 観光戦略に関し、京都では魅力づくりや情報発信で官民一体で連動、推進する仕組みがすでにできているという意見があった。ならば、京都方式をベースとし、大阪を含む他地域が積極的に学び、ネットワークを築くことも一つの策だろう。財源や実行部隊は、一義的には各企業で分担するしかない。

 政府が地方創生を推進する今、関西が存在感を示す絶好機を逃すわけにはいかない。各企業、業種、地域間による事情、利害の不一致はあるだろうが、尻込みしていては東京一極集中の是正など、とてもおぼつかない。

 「歴代政権の地方活性化策が思うように進まなかった原因は、政府の政策を待つ姿勢に終始した地方にもある」(森会長)。「国の施策、判断に頼りきることなく、地域のことは自治体、企業が主体的、積極的に仕掛けることが地方創生につながる」(神戸商工会議所会頭の大橋忠晴・川崎重工業相談役)-。反省を教訓とし、決意を現実のものとできるのか。関西財界の「真の覚悟」が問われる。   (経済部長・内田透)

7601とはずがたり:2015/02/14(土) 12:23:55
東海の管制指令システムを60/50Hz両用の東日本車輌に載っければいけるんだな。

65 名前:R774[] 投稿日:2015/02/12(木) 21:14:50.35 ID:4gibsAqZ
成田〜羽田って新たな道路作るほど需要あるのかね。日本の場合、
成田〜東京都心、羽田〜東京都心が高速鉄道で繋げられればそれで十分な気もするが

68 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/12(木) 21:44:09.46 ID:KFWS8Y2O
道路はいらないと思う
成田新幹線は有っても良かったと思うけれどね。京成が新幹線の信号方式に対応させて東京まで乗り入れてくれれば便利になるんだけど
同じ標準軌なんだから頑張ってよ

69 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/12(木) 22:04:18.02 ID:rw2Pr24A
羽田へは東海道新幹線で乗り入れろみたいな案も出てるな
成田はもう無理だろ

70 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/12(木) 22:07:41.60 ID:bkcljetB
>69
>羽田へは東海道新幹線で乗り入れろみたいな案も出てるな
?? 東北上越北陸新幹線が、50-60Hz対応して、東海道新幹線を
走るわけ?

71 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/12(木) 22:16:26.15 ID:0EmKXE3g
北陸新幹線車両は50-60Hz対応だな

72 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/12(木) 22:18:08.71 ID:rw2Pr24A
>70
例えば北陸新幹線は両規格に対応してる車両だから、いけるって書いてある
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42076

74 名前:R774[] 投稿日:2015/02/12(木) 23:37:40.51 ID:vJIyaHJ+
鉄道板で何度も書いているが東北新幹線系統が東海道新幹線になんか乗り入れするなって。
迷惑千万なだけ。東京駅から南下したいならJR東が独自に新線作れば良いだろう。

>72
電気の周波数なんて半導体制御の今簡単にできるんじゃよ。
問題はコントロールする信号制御などの情報系統とコントロールセンター
JR東の終点列車が東海の発車駅にずけずけ入ってこられたら制御が困るんだよ。
東海道が何分間隔で発車していると思うんだ。
東海道の車両が東北系統に入るならまだしも。
「船頭多くして船山に登る」じゃないが、どっちの会社が管制指令出すんだよ。
目視運転している時代じゃないんだぞ!

7603名無しさん:2015/02/16(月) 12:32:14
国鉄民営化の際、新幹線だけは別会社にすべきだった。JR東海は大儲け。

7604とはずがたり:2015/02/16(月) 12:54:30
俺が静岡県人ってのが大きいとは思うのですが中央リニアを自社資金で造るということであの分割も有りだったのかなとは思います。

7605とはずがたり:2015/02/18(水) 08:43:58
おお,事業認可受けとる。(2015.1.27付)
連立事業だと現状の設備が補助対象で現在梅田〜福島(〜西九条)間は単線だけど,この場合は新駅から先は単線トンネル?
新駅設置のスキームはなんだ?請願駅扱い?
2022年開業予定とのこと。JR東日本(東北縦貫)やJR東海(中央新幹線)だったらこれを機会に派手に投資できそうだけどJR西はカネ無いからなぁ・・。

JR東海道線支線地下化事業
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000298160.html

 JR東海道線支線地下化事業は、うめきた2期区域のまちづくりの基盤となるもので、うめきた地区の西端地上を南北に走行している現在線を地区の中央部に移設・地下化することにより、踏切の除却や、現在、高さ制限のある鉄道と道路との交差部分の解消を図り、踏切事故や渋滞が解消され、道路を安全に通行できるようになるとともに、鉄道で分断されたまちが一体的に利用できるようになります。

 また、西日本旅客鉄道株式会社が実施する新駅設置事業により、関西国際空港や和歌山方面からのアクセスの向上を図り、国際競争力を有する地域の形成をめざします。

 平成34年度末の地下化切換・新駅開業をめざして取り組んでまいります。

7606とはずがたり:2015/02/18(水) 10:55:27

>>7642
>五日市線の編成両数は何連だろ?10連とかで運転して10〜30%とか云ってるならJR東が怠慢かも。
6連か〜。あんま何種類も編成両数があるとコストかかるんだろうけどJR東海並みの3連とかそろそろ用意する時期では?4連もあるみたいだけど少なくとも日中4連にすれば乗車率15〜45%になるのでは?

五日市線
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%97%A5%E5%B8%82%E7%B7%9A
使用車両

すべて豊田車両センター所属のE233系の6両編成(土曜・休日の一部は4両編成)で運行される。中央本線と共通のオレンジバーミリオン(■)の帯が巻かれた電車が用いられる。E233系は2007年3月18日のダイヤ改正から運用を開始し、平日朝の武蔵五日市発中央線直通の東京行に女性専用車が導入された。2008年3月15日のダイヤ改正より、ドアの通年半自動扱いを開始した。

7607チバQ:2015/02/18(水) 22:13:05
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150216_75001.html
<仙山線の底力>高速化 東北発展の礎/(上)見直される価値


復元された作並駅の転車台について解説する脇坂さん(中央)=2014年11月
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 仙台、山形両市を結ぶJR仙山線(58キロ)の転車台やトンネル、鉄橋など鉄道施設群が土木学会の2014年度選奨土木遺産に認定された。交流電化発祥の地である仙山線の再評価を通じ、宮城、山形両県の草の根交流が活気づいている。沿線の住民たちは魅力を次世代に語り継ごうと知恵を絞る。地域の宝を掘り起こし、磨きをかける営みを追った。(夕刊編集部・菊地弘志)

<初の交流電化>
 14年11月、仙台市青葉区熊ケ根の脇坂義之さん(86)は仙山線作並駅構内で、鉄道ファンを前に転車台(地図(1))の説明に臨んだ。14年春に復元された転車台の初披露だった。
 「転車台だけでなく、土木遺産に認定された鉄道施設群の役割を互いにつなげて捉えてこそ価値が鮮明になる」と語る。
 脇坂さんは横浜市出身。1945年、熊ケ根に戦時疎開し、仙山線奥新川直流変電所((2))の技術職に就いた。
 その8年前の37年、仙山線は面白山トンネル((3))を挟む作並-山寺間の開通で全線がつながった。新区間は勾配が急で、トンネルは5361メートルと長い。蒸気機関士が被る煙害にも配慮して、直流の電気機関車が導入された。奥新川直流変電所もこの時設けられた。
 仙台-作並、山寺-山形間は従来通り、蒸気機関車が走り、作並、山寺両駅の転車台で向きを変えた。
 54年、国内初となる交流電化試験が仙山線で始まった((4))。勾配が走行試験に適していたこと、電気機関車を点検、修理できる作並機関区((5))があったことなどが選ばれた理由だった。57年9月には、仙台-作並間で国内で初めて交流電化の営業運転が実現した。
 当時、日本の鉄道は直流が主流だったが、交流は変電所の数を減らせるなど経済性が高い。試験の成果を受け、東北線の交流電化が急速に進むことになる。59年の黒磯-白河間に始まり、60年福島、61年仙台、65年に盛岡まで整備された。

<地域の誇りに>
 仙山線の歴史に詳しい東北福祉大教授の星山幸男さん(61)が意義を解説する。「試験で得られた技術が鉄道高速化への道を開き、東海道新幹線開業(64年)の基礎になっただけではない。東北の交流電化は人やモノの交流にスピードを与え、高度経済成長期、東北の発展を後押しした」
 選奨土木遺産は2000年度にスタート。優れた技術やデザインの近代土木遺産を、毎年20件ほど選んでいる。仙山線の3カ所のトレッスル橋((6))のうち、第2広瀬川橋りょうはトレッスル(架台)の高さが約40メートルで、全国一を誇る。
 土木遺産の選考に携わる東北大大学院准教授の後藤光亀さん(63)は「仙山線は公募によって選定された地域密着型だ。地域の人が共に学びながら誇りを共有するモデルになれる」とみる。
 現在、奥新川駅名誉駅長を務める脇坂さんは週1回、無人の駅で掃除を続ける。転車台の説明役も可能な限り引き受けるつもりだ。

 ◆土木遺産認定を受けた鉄道施設群
(1)作並、山寺両駅の転車台(仙台市青葉区、山形市)
(2)奧新川直流変電所(青葉区)
(3)仙山隧道(面白山トンネル)と同信号所(仙台市太白区、山形市)
(4)交流電化発祥地記念碑(青葉区)
(5)作並機関区(青葉区)
(6)トレッスル橋=第2広瀬川、新川川、荒沢川の3橋りょう(青葉区)


2015年02月16日月曜日
関連ページ:広域社会

7608チバQ:2015/02/18(水) 22:13:46
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150217_15001.html
<仙山線の底力>土木遺産認定へ一丸/(中)手を携える沿線


宮城、山形両県の末永い交流を願って鏡開きに臨む加藤さん(右から2人目)と鑓水さん(左端)=2014年12月、山形市
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<両県で語る会>
 「仙山交流の次なる一歩を踏み出そう」。2014年12月、JR仙山線高瀬駅に近い山形市高瀬地区の公共施設で、宮城、山形両県の沿線関係者が、仙山線の鉄道施設群が土木学会14年度選奨土木遺産に認定された喜びを分かち合った。
 仙台市青葉区西部の住民グループなど19団体でつくる「関山街道フォーラム協議会」の鉄の道部会長加藤栄一さん(79)や、高瀬地区の地域活性化団体「たかせ元気会」会長の鑓水(やりみず)豊さん(59)らが、祝いの鏡開きをした。
 関山街道フォーラム協議会は11年末に誕生した。翌12年、仙山線の魅力に光を当てる「鉄の道部会」が発足。仙山線の交流電化試験開始からちょうど60周年に当たる14年度の遺産認定を目標に据えた。踏切47カ所を全て踏査し、仙山線を語る会を両県で催してきた。
 14年1月には、鉄の道部会を中心に「仙山線・鉄道遺産プロジェクト」実行委員会を旗揚げ。遺産認定に向けて協賛金などの支援を広く募るキックオフイベントを仙台市中心部で開いた。
 当時、最後の関門が立ちはだかっていた。作並駅の転車台が土砂に埋もれ、わずかに上部の鉄骨だけが地上に出ている状態だった。このままでは、選奨土木遺産の対象にならない。

<協賛金相次ぐ>
 キックオフイベントでパネリストを務めた山寺地区文化観光推進協議会事務局長の新関孝夫さん(76)は、山寺駅の転車台が住民有志の清掃活動でよみがえったことを紹介し、作並にエールを送った。鑓水さんも客席から「協議会の思いに刺激を受けた。私も仙山線への熱い気持ちを持たなければ」と応援した。
 各地から200人以上が参加し、協賛金の申し込みも相次いだ。加藤さんは「山形側の励ましや予想以上の反響に力をもらい、必ず認定を勝ち取ろうと決意を新たにした」と振り返る。
 協賛金に加えて協議会メンバーの作並温泉旅館組合も費用を負担し、3月下旬、転車台が掘り出された。選奨土木遺産への認定を土木学会に申請した協議会に、朗報が飛び込んだのは9月末だった。
 山形の人々との連帯が実を結んだと、加藤さんらは感謝する。対して、「こちらこそ、愛着を持って清掃している転車台の価値に気付かせてくれたお礼を言いたい」と新関さん。鑓水さんは「次代を担う子どもたちも一緒に、互いの魅力を伝え合うような交流を続けたい」と先を見詰める。


2015年02月17日火曜日

7609チバQ:2015/02/18(水) 22:14:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150218_15005.html
<仙山線の底力>広域観光深まる連携/(下)語り継ぐ魅力


ほぼ仕上がった資料集の内容を確かめる沢村さん(中央)ら編集スタッフ
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<旅行を追体験>
 JR仙山線沿線の詳しい解説やカラー写真、年表を盛り込んだ冊子が完成する。仙山線の鉄道施設群の土木学会2014年度選奨土木遺産認定を記念した資料集「仙山線の魅力再発見 この土地と人との息吹(いぶ)き」だ。
 仙台市青葉区西部の住民らでつくる「関山街道フォーラム協議会」の鉄の道部会が中心となり編集した。仙台駅から仙山線に乗って山形方面へ向かう旅を追体験できる構成で、ゆかりの人の寄稿も載せた。3月末に発行する。
 協議会広報・編集部会事務長の沢村範子さん(53)は「仙山線沿線を歩いて集めた生きのいい情報がたっぷり。次代に託せる本ができた」と話す。
 沿線の仙台市広瀬小では13年度、3年の1学級が総合学習で「仙山線カルタ」を作った。「ぼくたちは せんざんせんを おうえん中」などの読み札に子どもたちの思いがこもっている。「かるたを生かしながら、今後子ども向けの読み物もまとめたい」と沢村さん。
 作並駅が玄関口となる作並温泉(青葉区)の作並温泉旅館組合も、遺産認定を誘客の弾みにしようと知恵を絞る。温泉の宿泊客は、東日本大震災前と比べて2割減という厳しい状況が続く。
 関山街道フォーラム協議会のメンバーでもある同組合は14年11、12月、温泉の交流施設で遺産認定を記念するパネル展を開いた。作並駅転車台などの鉄道施設と景観を組み合わせ、お薦めの周遊ルートをつくる構想も描く。
 組合長の岩松広行さん(65)は「仙山線沿線には多くの物語があり、歴史を語り継ぐことが観光資源になる。秋保温泉や定義如来といった仙台市西部が連携し、広域観光に一層力を注ぎたい」と意気込む。

<3県周遊提案>
 仙山線から奥羽線、東北線と乗り継ぎ、途中下車しながら宮城、山形、福島3県を一周する旅を提案する動きもある。
 1月、協議会のメンバーを含む3県の住民有志約20人が山形市で意見交換会を開催。柿や桃、紅花などの農作業と食事を体験するツアーや、思い出を再現する「おとなの修学旅行」などの企画案を話し合った。
 観光客の滞在が延びたり、リピーターが増えたりすれば、経済波及効果は大きい。生産者と消費者が顔の見える親交を深めることもできる。
 世話人の東北大大学院准教授後藤光亀さん(63)が意図を語る。「土木遺産や食、鉄道、温泉などが広域で連携すれば、各地が抱える課題を解決するヒントにもなる」


2015年02月18日水曜日
関連ページ:宮城文化・暮らし

7610チバQ:2015/02/19(木) 21:45:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000065-mai-bus_all
<豪華寝台列車>名称は「瑞風」に トワイライトの伝統継承
毎日新聞 2月19日(木)19時40分配信

 JR西日本は19日、2017年春に投入する新たな豪華寝台列車の名称を「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」に決めたと発表した。3月12日発で運転を終える寝台特急「トワイライトエクスプレス」の伝統を継承し、美しく稲穂が実る「瑞穂の国」を走って列車の風が幸せを運ぶというイメージを込めた。

 瑞風は山陰、山陽地方を運行する予定。ロゴのデザインは、瑞風のアルファベットの頭文字「M」を沿線の山並みに見立てた。吹き抜ける風は、トワイライトエクスプレスのロゴに使われてきた天使で表現した。

 車内で提供する料理については、京都市の料亭「菊乃井」を営む村田吉弘氏、大阪市のレストラン「HAJIME」でオーナーシェフを務める米田肇氏が監修する。

 19日からは、瑞風の情報を掲載する専用サイト(http://twilightexpress-mizukaze.jp)を開設した。【木村健二】

7611荷主研究者:2015/02/21(土) 18:14:29

http://www.sankeibiz.jp/business/news/150214/bsd1502140500003-n1.htm
2015.2.14 06:54 Fuji Sankei Business i.
三セク鉄道に厳しい現実 北陸新幹線延伸で4社受け皿

熊本、鹿児島両県をつなぐ肥薩おれんじ鉄道が停車する出水駅のホーム=2014年9月、鹿児島県出水市

 3月に北陸新幹線が延伸する長野-金沢でJR東日本、西日本が運行する信越線と北陸線は、新幹線開業と同時に4つの第三セクター鉄道会社に受け継がれる。先行する第三セクター鉄道は地方の人口減少に直面し、苦しい経営を余儀なくされた。4社の行く手にも厳しい現実が待ち受ける。

 新たに開業するのは新潟県のえちごトキめき鉄道、富山県のあいの風とやま鉄道、石川県のIRいしかわ鉄道の3社。長野県内は、既に軽井沢-篠ノ井を運行するしなの鉄道が引き受ける。

 各社の経営見通しは厳しい。いしかわ鉄道は運行区間が18キロと短く、沿線人口は多いが、開業10年で11億円の累積赤字を見込む。石川県は市町とつくる基金約30億円をつぎ込み収支均衡を図るが、新幹線の福井延伸で区間が延びれば赤字幅は増しそうだ。

 富山県も市町村、民間と約65億円の基金を積み、とやま鉄道の経営を支援する。運賃値上げを抑えて10年後の黒字化を目指すが、基金は10年間でほぼ使い切る予定。その先の計画は未定だ。えちご、とやま両鉄道は沿線で過疎化や高齢化が進み、開業10年で利用者が約2割減ると予測した。とやま鉄道は30年後に半減するとも試算し「地元ニーズを捉えないと経営は厳しい」と話す。

 先行して並行在来線を経営する第三セクターはどうか。

 九州新幹線に並行し、熊本、鹿児島両県をつなぐ肥薩おれんじ鉄道の沿線人口は2004年の開業から10年間で約3万人減った。高速道路の整備で自動車とも競合。年間利用者数は04年度約188万人から13年度約139万人に落ち込んだ。

 13年度末の累積赤字は約12億5000万円に上り、5億円あった鹿児島県の基金残高は約9000万円に。両県は昨年、今後の資金不足のうち施設の維持管理費として計27億円の追加支援を決めたが「運賃値上げも考えざるを得ない」(同社)という。

 沿線外からの利用者呼び込みで打開も図る。

 肥薩おれんじ鉄道は13年、観光列車「おれんじ食堂」の運行を始めた。鹿児島産黒豚や沿岸で取れた魚介類など地元食材を使った料理と車窓からの海沿いの風景を楽しめると人気を博す。デザインしたのは、後に豪華寝台列車「ななつ星in九州」も手掛けた工業デザイナー水戸岡鋭治さんだ。

 おれんじ食堂は13年度、約1万4000人が乗車し1億5700万円を売り上げた。最終利益は1400万円。同社は「収支改善までは難しい」というが、PR効果もみられ、同鉄道の利用者数は6年ぶりの増加に転じた。

 しなの鉄道も水戸岡氏デザインの観光列車「ろくもん」を導入。割引プランや車両基地見学といった特典が付くファンクラブも立ち上げ、遠方からの利用者獲得も図る。

7612チバQ:2015/02/22(日) 14:03:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150221_33018.html
<山田線>全線復旧は18年度・JR東

 東日本大震災で被災し、第三セクター三陸鉄道(宮古市)へ移管されるJR山田線(宮古-釜石間、55.4キロ)の全線復旧について、JR東日本が2018年度内を目標としていることが20日、分かった。JR側が岩手県など地元自治体に伝えた。JRは3月7日、復旧工事に着手する。全線運行は3〜4年後に実現する見通しとなった。
 関係者によると、JRは比較的被害が少なかった宮古-豊間根駅間(15.4キロ)と鵜住居-釜石駅間(8.3キロ)を16年秋までに復旧させる。
 同年10月の岩手国体は一部競技が沿線自治体で実施されるため、県が優先復旧を求めている。続いて17年度内に豊間根-吉里吉里駅間(24.3キロ)、残る吉里吉里-鵜住居駅間(7.4キロ)を18年度内に復旧させる見通し。
 県関係者は「沿線市町で進む他の復旧工事との調整が必要になるが、現時点で不可能な案ではない」と話した。復旧後は、山田線を挟み三鉄南北リアス線が直結される。
 JR東は2月6日、岩手県、沿線4市町、三陸鉄道との間で、復旧後に三鉄に移管することで基本合意した。

7613チバQ:2015/02/22(日) 18:57:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150213-00000004-jct-bus_all
JR東日本のシニア向け新幹線乗り放題「1万5000円」切符 あまりのお得ぶりに、ネットで若者から「ずるい!」
J-CASTニュース 2月13日(金)19時3分配信

JR東日本のシニア向け新幹線乗り放題「1万5000円」切符 あまりのお得ぶりに、ネットで若者から「ずるい!」
「大人の休日倶楽部」10周年記念の割引きっぷに、若者は...(画像は、JR東日本「大人の休日倶楽部」のホームページ)
 東日本旅客鉄道(JR東日本)の「大人の休日倶楽部」に、若者がインターネットで「ずるい!」「おれら、無視かよ」と、目を吊り上げている。

 発端は、現在JR東日本が売り出している「大人の休日倶楽部10周年」を記念した「おトクな割引きっぷ」。なんと、東北・関東エリアであれば4日間、新幹線を含め乗り放題で1万5000円という破格のお値段なのだ。

■北陸をカバーして4日間乗り放題「1万7000円」も

 JR東日本が売り出した「大人の休日倶楽部10周年」記念の割引きっぷは、2015年1月26日に発売された(3月6日まで、ただし利用当日の発売はしない)。JR東日本の営業エリアのJR全線と、青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道、北越急行、富士急行、伊豆急行の6つの鉄道会社の、新幹線や特急、急行、普通列車の自由席とBRT(バス高速輸送システム)が、4日間乗り放題になる。

 利用には、50歳以上の人を対象とした「大人の休日倶楽部」の会員本人であること、2月26日から3月10日に利用期間が限られていることなどの制約はあるが、「1万5000円」は破格。なにしろ、東北新幹線の東京‐盛岡間(1万4740円)の片道料金とほとんど変わらない金額で、東日本一帯を周遊できるのだから、「おトク」であることは間違いない。

 インターネットでは、

  「すごいなぁ... 破壊的な安さだ」
  「これはずるいわ〜 『大人』の休日なんだから、格安チケット売るよりラグジュアリー満載の高額チケット売れよって思うわ」
  「うお〜〜〜、おれらは無視かよ。高齢者特権許すまじwww」
  「大人の休日倶楽部ってお金を持ってて使わない世代ターゲットにしてる。若い人はお金がないからターゲットにしたってしょうがない気がする」

などの声が寄せられている。

 どうやら、大人の休日倶楽部に入会したくてもできない若者らが、にがにがしく思っているようだ。

 若者からは、

  「会員の年齢制限下げようよ」
  「若い人向けのそういう仕組みをつくってほしいな」

といった、JR東日本に期待する声もある。

7614チバQ:2015/02/22(日) 18:57:41
「青春18きっぷ」は50歳過ぎの人でも使える
 そもそも、「大人の休日倶楽部」は会員制の旅行倶楽部だ。50歳以上の年齢で、年会費2575円(ミドル会員の場合、初年度無料)を納め、「大人の休日カード」に加入すれば、誰でも会員になれる(カード年会費515円が別途必要)。

 会員になると、乗車券が片道・往復・連続で201キロ以上の利用で、「大人の休日カード」で支払う場合であれば、JR東日本とJR北海道のきっぷが何回でも5%割引になる特典や、「JR東日本全線とJR西日本北陸エリア4日間乗り放題1万7000円」や「JR東日本全線とJR北海道全線エリア5日間乗り放題2万5000円」といった「おトクなパス」の利用、びゅう国内旅行商品の5%割引などの特典が付いている。

 もちろん、カードは電子マネーの「Suica」としても使えるし、ビューサンクスポイントが貯まる。

 一方、若者向けの割引きっぷには「青春18きっぷ」があって、JR東日本を含めたJRグループで使える。学生などの春休みや夏休み、冬休みを利用期間として発売され、新幹線や特急、急行を除く普通列車や快速列車など、日本中のJR線が乗り放題になる。

 販売価格は、5回(人)分で1万1850円(税込)。1回(人)あたり2370円で、好きなだけ乗れるというわけだ。故郷への帰省のついで周辺の観光地に足を延ばしたり、友だちとのグループ旅行に利用したりする場面を想定している。

 ちなみに、「青春18きっぷ」には年齢制限がないので、50歳過ぎの人も利用できる。

7615とはずがたり:2015/02/23(月) 03:12:45

(>>5256の287系の導入の時に?)スピードダウンかよ。。(;´Д`)

<特急くろしお>381系 来年秋引退 JR西日本
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141231/Mainichi_20141231k0000e040148000c.html
毎日新聞社 2014年12月31日 09時37分 (2014年12月31日 10時54分 更新)

 JR西日本和歌山支社は特急くろしおに使っている旧国鉄時代の車両「381系」について、老朽化のため来年秋をめどに廃止する方針を決めた。和歌山県内では紀勢線が電化された1978年に白いボディーに赤と黄色のラインが入った姿で走り始め、89年に窓の大きなパノラマ車両(旧スーパーくろしお)としてリニューアルしていた。【稲生陽】

 ◇ワゴン販売も終了

 同支社によると、381系は72年、急カーブも車両を傾けて速度を落とさずに走れる「振り子式」車両として開発された。くろしおは現在、振り子式の381系と「283系」(旧オーシャンアロー)、振り子式ではない最新の「287系」が走っている。

 381系の後継には、北陸線などを走る特急しらさぎで使われている「683系」が候補に挙がっている。683系は振り子式ではなく、和歌山─新宮間の所要時間を比べると10分程度長くなる見込み。同支社は「我々も愛着のある車両。シートを広げるなどしてリニューアルで使い続けてきたが、35年以上もたったため廃止を決めた」と話している。

 またくろしおは3月13日限りで、新大阪─白浜間で続けていた車内でのワゴン販売も終了する。JR西は既に、くろしお以外の全特急でワゴン販売を終了している。

 ◇関空行きとの接続向上

 同支社は来年3月14日からのダイヤ改正の内容を発表した。阪和線では、毎日夕以降に関西空港駅行き下り線の特急「はるか」と日根野駅での快速電車との接続を向上させ、新大阪─和歌山間を最大21分短縮する。紀勢線では和歌山─海南間の普通列車を上下線とも平日朝に1本増便する。

7616とはずがたり:2015/02/24(火) 17:41:33

超快速とか上越魚沼快速道路(略してみたけど略称は上沼道だそうな。)とか変な名前がすきやね。そもそもほくほく線(北越北線だからなんだけど北越南線はこのルートhttp://tarouroom.blog89.fc2.com/blog-entry-1146.htmlだそうな。北陸新幹線は長野新幹線の延伸ではなく北越南線付近を通せば良かったのにと思っている。)って名前もなんだかなぁ。。
で,ときめき鉄道と直通運転。直流電車だから難しいのは解るけど,交直流の分界点を移して糸魚川・青梅への直通も視野に入れて欲しい所♪

北陸新幹線に対抗する「超快速」が戦闘力増強 えちごトキめき鉄道と直通運転
http://trafficnews.jp/post/38087/

7617チバQ:2015/02/27(金) 00:06:39
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150225/CK2015022502000048.html
名駅-豊田40分以内に リニア、周辺鉄道整備で最終案
 二〇二七年のリニア中央新幹線の開業に向け、県内の鉄道網充実を考える検討会議が二十四日、名古屋市中区の県庁であった。名古屋駅と豊田市を中心とする西三河地域を、名鉄三河線などを改良して四十分以内で結ぶ必要性などを盛り込んだ最終意見を取りまとめた。県はこれを受け、一五年度から具体的な方策の調査を開始する。

 検討会議は、県とJR東海、名鉄、近鉄などと有識者らで構成。これまでに名駅と西三河地域、中部国際空港への鉄道利便性などを議論してきた。

 西三河地域はものづくりの中心である一方、他の名駅三十キロ圏地域と比べ、豊田市駅でも四十分以上かかることが課題とされ、最終意見は「時間短縮を図り、四十分圏域を拡大することが重要」と指摘。現在の名鉄本線と三河線、名古屋市営地下鉄と名鉄豊田線、JR中央線と愛知環状鉄道を使った三路線のうち、名鉄本線と三河線ルートを「施設増強による速達化可能性でもっとも現実的」と位置付けた。

 具体的には名鉄本線と三河線を直通する特急列車の導入や単線の三河線を複線化することなどが想定されている。県は、一五年度から名鉄や豊田市などと協議しながら、具体的な改良手段や公費投入の是非などを検討する。

 (杉藤貴浩)

7618チバQ:2015/02/27(金) 00:07:35
http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m040111000c.html
名古屋市:名古屋駅に高速直結計画 リニアとの接続利便で
毎日新聞 2015年02月26日 22時05分

 名古屋市は26日、2027年のリニア中央新幹線開業を見据えた名古屋駅の利便性向上策として、高速道路を延伸させて同駅に直結させる構想を明らかにした。市によると、駅東側からの2ルートを中心に可否を検討する。市議会2月定例会で中里高之市議(自民)がただしたのに対し、市が答えた。

 駅東側の、名鉄百貨店が現在ある用地やその周辺に、名古屋鉄道が他企業と共同で大型ビル開発を計画している。市はこのビルまで、駅南東約1キロの名古屋高速・新洲崎ジャンクションから高速を延伸し、ビル内に出入り口を新設する案などを検討している。

 現在は、名古屋駅東約400〜600メートルの名駅入口と錦橋出口が、駅に最も近い高速出入り口。しかし、交通量が多く、駅まで約10分かかることもある。開発予定のビル内に高速出入り口や駐車場が備われば、リニアとの接続時間の大幅短縮が期待できるという。

 名駅入口や錦橋出口付近から西に延伸して名鉄ビルに結ぶ案も市は検討しているが、地下鉄東山線が地下を走り、高架橋建設の障害となる恐れがある。

 市は今後、ルート選定や事業の可否自体を含め検討し、国や県、関連企業などと協議する方針。【岡大介】

7619チバQ:2015/02/27(金) 00:13:22
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO013311/20150130-OYTAT50001.html
迎える 3・14新幹線開業
(1)宿泊施設
2015年01月29日 05時00分
予約増への対応課題

 「新幹線開業で客室の稼働率は上がるだろう。ただ、大型会議が多い秋は行楽シーズンと重なって足りなくなる恐れがある」

 JR金沢駅前にある「金沢都ホテル」の担当者は、期待と懸念交じりで話した。金沢市では北陸新幹線開業後の2015年度に大型のイベントや会議が目白押しで、開業直後や行楽期の秋はホテルの予約が取りにくくなると予想されている。

 同市内のホテル収容総数は約1万4000人。県によると、同市内で1万人規模の学会やスポーツ大会は今年度は2件だったが、来年度は5件予定されている。

 地元の参加者もおり、全てが宿泊する訳ではないが、主催者から宿泊の手配を受けた旅行会社は「行楽客を合わせれば客室不足も起こり得る」と話し、県南の温泉街や富山県のホテルを含めたプランも練っている。

 一方、同市内の大手8社でつくる「金沢ホテル懇話会」は、連携して年間の空き室情報を発信する計画を進めてきたが、「混み合うのはごく一時期に過ぎない」と判断し、実施を見送った。中小の旅館約30社でつくる「金沢市旅館ホテル協同組合」の石田憲二理事長は、「昔から大手は組合と別行動。今こそ一緒に連携して宿泊対策をやれればと思うのだが」と話した。



 富山県にも宿泊施設の問題はある。富山市で20日に開かれた「新幹線戦略とやま県民会議」では、新幹線開業後、富山―台北便を運航する中華航空が市内のホテル不足のために減便を検討している問題が取り上げられ、石井隆一知事は「泊まる場所がなければ話にならない」と懸念を示した。

 差し迫って立山黒部アルペンルートの観光がピークとなる4〜5月が最初のヤマ場で、隣県のホテルを巻き込んだ客室の争奪戦となる可能性も指摘されている。

 11年3月の九州新幹線開業後、鹿児島県の指宿いぶすき温泉の入り込み客は、10月には前年同月比で7割増に達した。受け入れが追いつかず、「当たり前のように宿泊を断られた」といったクレームが急増。評判を取り戻すのは容易でなく、駅のホームでの送迎に力を入れるなど、「おもてなしの原点を確認することからやり直した」(指宿市観光協会)という。


観光案内をする石川県金沢観光情報センターの職員(右)(28日、JR金沢駅で)

 観光地のイメージをどう守るか。石川県と金沢市などで設置する「観光情報センター」は昨年12月、サービス向上のため、国に旅行業の登録を行い、新幹線開業後は新たにホテルやバスの予約も行う予定だ。担当者は指宿温泉の例に触れ、「出来る限りきめ細かく要望に応え、石川のファンを増やしたい」と話す。

 日本総合研究所の高坂晶子主任研究員は、「宿泊を含めさまざまな要望に応えるサービスを行政と民間が連携して広げていくことが大切」と指摘している。

2015年01月29日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7620チバQ:2015/02/27(金) 00:13:47
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO013311/20150130-OYTAT50004.html
迎える 3・14新幹線開業
(2)外国人客
2015年01月30日 05時00分
バス運転手 端末で翻訳


乗務開始前の運転手(右)を前に行われるタブレット端末の動作確認(22日、富山県高岡市江尻の加越能バス本社で)

 「翻訳機能を使う時は、このアイコンをクリック。外国の方と話す時は、このマイク部分に向かって声を出して下さい」

 「加越能バス」(本社・富山県高岡市)は昨年10月から、同社が運行する「世界遺産バス」に、自動翻訳や地図機能などのアプリが入ったタブレット端末を配備した。運転手が乗務開始前に、端末の操作方法を確認している。

 世界遺産バスはJR高岡駅と、富山県南砺市の五箇山や岐阜県の白川郷にある合掌造り集落などを結ぶ。新幹線開業で外国人客が確実に増えると見込んだ同社は、「一から語学を習熟するよりも早く、外国人客との意思疎通がスムーズにできる」(担当者)と端末を活用することにした。新幹線開業後の「本番」に備え、運転手が休憩時間を利用するなどして操作方法の習熟に努めている。

 ◇

 2013年の外国人宿泊客数は、石川県が24万2292人、富山県が12万9255人。新幹線開業後は、両県とも大幅に増えることが予想される。

 富山県と富山市が共同で運営する「とやま観光案内所」は昨年12月、日本政府観光局による「外国人観光案内所カテゴリー2」認定を受けた。英語で対応可能なスタッフが常駐し、多言語のパンフレットを備えたことが評価され、県の担当者は「玄関口の対応能力が向上した」と話す。

 富山県は、母国語と日本語が並んだ例文を指差ししてもらうことで、外国人との意思疎通を図る「指差しシート」も、土産店や飲食店、タクシーなど業種別に作成。昨年4月に1000枚を配布後、県ホームページにも掲載し、ダウンロードできるようにした。こうした取り組みを通じ、観光地の現場レベルまで、対応能力の底上げを図る。



 観光庁が2011年に行った調査によると、外国人旅行者が日本を旅行中に困ったことの最多が、無料の公衆無線LANが整備されていないことだった。

 公衆無線LANが整備されると、観光客がスマートフォンやタブレット端末で観光情報を手軽に検索できるようになる。訪れた観光地の魅力や感想をその場から発信してもらい、口コミを世界に広げてもらう効果も期待できる。

 こうしたことから、石川県と金沢市は、同県内で宿泊する外国人の8割近くが訪れる兼六園やその隣の金沢城公園、JR金沢駅などに公衆無線LANを整備。英仏中韓の4言語による接続案内画面や、接続方法を説明するパンフレットを作成した。

 JR北陸線の経営を引き継ぐ富山県の第3セクター「あいの風とやま鉄道」も、県内13駅で公衆無線LANの整備を進めている。

 北陸経済研究所(富山市)の藤沢和弘主任研究員は「開業後もアンケート調査を行うなど、外国人観光客からの評価をチェックし、改善していかなければ誘客競争に勝てない。地道な積み重ねが必要になる」と話している。

2015年01月30日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7621チバQ:2015/02/27(金) 00:14:08
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO013311/20150131-OYTAT50000.html
迎える 3・14新幹線開業
(3)広域観光
2015年01月31日 05時00分
北陸と近県連携目指す


「北陸飛騨3つ星街道」を巡る香港のメディアや旅行関係者(18日、金沢市の兼六園で)

 今月中旬、石川、岐阜両県と中部運輸局などが香港のメディアと旅行関係者に北陸を含む広域観光ルートを紹介するツアーを開いた。新幹線開業を前に、仏ミシュラン社のガイド本で高く評価される白川郷や兼六園、飛弾高山などを結ぶ「北陸飛騨3つ星街道」を紹介するのが狙いだ。

 香港最大手の旅行会社「EGLツアーズ」のウォン・ヒルソンさん(26)は、兼六園の雪吊りを眺めながら、「日本の伝統文化や暮らしに触れられる金沢や岐阜などを巡るルートが今後、選択肢に入ってくるだろう」と実感を込めた。

 新幹線開業効果を最大限享受するため、沿線自治体や旅行会社は、県境を超えた広域観光ルート作りを急ピッチで進めている。

 阪急交通社(本社・大阪市)は、「北陸大周遊」と銘打ち、金沢や白川郷、福井県の東尋坊、永平寺を訪ねる周遊ツアーを用意。クラブツーリズム(本社・東京都新宿区)は、茶屋街や五箇山、白川郷、善光寺など、石川、富山、岐阜、長野の4県を3日間で巡る商品の売り込みに力を入れる。

 JRも広域観光圏を割安に移動できるチケットを設定。JR西日本は、第3セクター各社と連携し、週末と祝日に長浜(滋賀県)から谷浜(新潟県)までの区間で普通列車に自由に乗降できる「北陸おでかけパス」(2500円)を販売する。上越妙高(新潟県)から関西エリア(和歌山、兵庫、岡山)までの広範囲で新幹線や特急の自由席が7日間乗り放題となる外国人向けの「エリアパス」も格安で売り出す予定で、北陸新幹線を活用して周遊する範囲は一気に拡大する様相だ。



 北陸経済連合会は、15年度の活動について「北陸3県が一体となって広域観光を推進する」との方針を盛り込んだ。各県単位での観光振興と並行して、北陸全体、さらに北信越といった広範囲の観光圏の確立を目指すことで、誘客面で相乗効果が得られ、経済効果が高まるとみている。

 こうした視点で注目されるのが、北陸と長野との連携だ。立山黒部アルペンルートでつながる富山県と長野県は、従来から、外国人観光客の誘致を共同で行ってきた。阪急交通社も長野を含めた北信越観光圏に注目しており、4月5日から7年に1度のご開帳が行われる長野市の善光寺や金沢、飛騨高山を巡る商品の売れ行きが好調という。

 新幹線開業で金沢―軽井沢、富山―軽井沢間はそれぞれ最短で100分、80分程度で結ばれ、リゾート地・軽井沢からの交通の便が格段に良くなる。軽井沢プリンスホテル(長野県軽井沢町)が1月下旬から開いている「北陸フェア」では、石川、富山両県が伝統芸能を実演したり、観光情報ブースを設置したりして、軽井沢からの誘客を狙う。

 ただ、石川、富山両県の協力が進んでいないとの指摘もある。11年3月の九州新幹線開業では、九州7県が観光推進機構を設立。修学旅行の誘致や広域観光ルートのPRで協調し、成果を上げた。富山国際大現代社会学部の高橋光幸学部長(地域観光)は「広域観光圏に魅力があれば滞在時間が長くなり、経済効果も大きくなる。行政は、なわばり意識を捨てて連携を強めるべき」と提言する。

2015年01月31日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7622チバQ:2015/02/27(金) 00:14:29
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/feature/CO013311/20150201-OYTAT50017.html
迎える 3・14新幹線開業
(4)2次交通
2015年02月01日 05時00分
予約制タクシー導入も


新幹線に先立ち、2月26日に開業する富山地方鉄道・新黒部駅。後方の黒部宇奈月温泉駅との乗り継ぎ駅として新設される(1月25日、富山県黒部市若栗で)

 富山県は昨年5〜11月、JR富山駅の改札口近くに「とやま交通インフォメーションブース」を試験的に設置し、利用者からの問い合わせ内容を分析した。2万9832件のうち、富山駅から次の観光地に向かう「2次交通」に関するものが約4割を占めた。

 中には「立山黒部アルペンルートに行きたい」という観光客が、富山駅から富山地方鉄道に乗り換えて立山駅に向かうべきなのに、30キロ以上離れたJR黒部駅を行き先と勘違いしていたケースもあり、2次交通をどう周知していくかという課題が浮き彫りとなった。



 富山県黒部市に新設される新幹線・黒部宇奈月温泉駅。市は開業後、1日2700人以上の乗降客を見込む。富山地方鉄道は乗換駅として「新黒部駅」を新設。運行本数を増やして新幹線「はくたか」15往復の全定期列車に接続するが、周辺自治体は旅客の利便性を高めるため、他の2次交通確保にも力を入れている。

 魚津市は、魚津タクシー協会と連携し、黒部宇奈月温泉駅から約9キロ離れた市中心部の間を結ぶ予約制の相乗りタクシー「おもてなし魚津直行便」の運行を始める。料金は片道1人1000円。通常利用時の約4000円から大幅に割安にし、市が一部を助成する。

 同市の担当者は「市内はもちろん、首都圏から来る観光客にいかに知ってもらうか」に知恵を絞る。1月31日と2月1日の2日間、東京・有楽町で開催する「魚津うまいもんフェア」で予約制タクシーのPRチラシ1000部を配布。市内の旅館・ホテルにはタクシー利用とセットの宿泊プランを提案し、企業にも出張利用を呼びかける予定だ。



 南北に細長い石川県では、延伸開業時の新幹線駅が金沢駅だけだ。観光客が金沢一極集中とならないよう、各市町が観光客を引き込む2次交通に知恵を絞る。

 石川県と金沢、加賀両市などで作る「加賀地域2次交通対策実行委員会」は、金沢駅と加賀地域5温泉の間で特急バスを土日に1日2往復させる実証運行を行っている。平均利用者は1便あたり6人程度だが、新幹線開業後の利用増に期待をかける。

 鉄道がなく、バス路線も不便な石川県志賀町では、町内36施設の宿泊者を対象に、レンタカー料金の一部を助成している。普通車で1泊3000円、最長3泊分まで町が負担。今年1月からは、富山県内でレンタカーを借りた場合にも助成対象を広げた。

 富山大の大西宏治准教授(地理学)は、「自治体や企業による2次交通への投資は、開業効果が見込める今のタイミングで行うことが重要だが、その土地の魅力の発信とセットで進める必要がある。観光客が『利用したい』と思えるよう、周知方法を工夫すべきだ」と話している。(おわり)

 ◆

 この連載は、金沢支局・奥中一彦、野口賢志、三歩一真希、富山支局・八角一紀、岡田遼介、山口真史が担当しました。

2015年02月01日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7623チバQ:2015/02/27(金) 00:17:48
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150226-OYO1T50025.html
サンダーバード利便性アップ…北陸新幹線に対抗
2015年02月26日
 3月14日開業の北陸新幹線で、北陸と首都圏の利便性が高まることを受け、JR西日本の特急「サンダーバード」が利便性アップを図っている。金沢―東京間が直結で1時間以上時間が短縮され、「近さ」が売りだった北陸―大阪間の強みが薄らぐためで、JR西は、ダイヤの工夫や設備の充実などで、北陸の客を関西につなぎとめるのに懸命だ。


 同新幹線は、既存の東京―長野間を金沢まで延伸して開業。金沢―東京間は、特急などを使っていた従来より1時間19分も短くなり、最速2時間28分になる。

 一方、金沢―大阪間の特急「サンダーバード」は最速でも2時間31分。金沢―東京間の新幹線より、3分遅くなってしまう。

 富山―東京間は最速2時間8分に。これに対し、サンダーバードは直通する富山―大阪間のうち富山―金沢間が廃止されるため、金沢で乗り換えが生じる。所要時間も、直通で行く現行の最速3時間12分とほぼ同じで、8分の短縮にとどまる。

 そのため、JR西は何とか新幹線に対抗しようと、金沢でのサンダーバードと新幹線との乗り継ぎダイヤを工夫。20分以内で乗り換え可能な組み合わせを上下37本設け、従来の大阪―富山間の直通サンダーバード30本より、数を増やす。

 新幹線(自由)とサンダーバード(指定)を乗り継ぐ富山―大阪間の料金も従来の直通サンダーバード(指定)より、180円高いだけで乗れるよう割り引く。設備では、JR西の特急で初めてグリーン車のトイレに温水洗浄機を置くなどする。

7624チバQ:2015/02/27(金) 00:20:00
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150225-OYTNT50241.html
内陸線 赤字再び2億超…今年度見通し
2015年02月26日
◆県「経営改善続ける」


 県などが出資する第3セクター・秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)の2014年度決算で、経常損失が11年度以来3年ぶりに2億円を超える見通しになった。内陸線と県などは、12年度までに赤字を2億円以内に抑えられなかった場合、経営を抜本的に見直すとの覚書を交わしているが、県は「団体客は増加傾向にあり、引き続き経営改善を進めたい」として当面は見守る方針だ。

 決算の見通しは、25日の県議会産業観光委員会で県が明らかにした。県交通政策課によると、14年度の見通しは約2億1400万円の赤字で、前年度より約1700万円悪化した。

 利用客の減少に伴う鉄道収入の減少が主な原因。昨年4〜12月の内陸線利用客は、少子化などで定期券購入者が減ったこともあり、前年同期比5・6%(1万4993人)減の25万1530人。鉄道収入も同4%(471万円)減の1億1394万円だった。

 決算見通しでは、人件費を1000万円、原油価格の低下で燃料代も500万円削減できるなどとした。しかし、車内販売やレストラン収入の減少、13年度にあった原発事故風評被害の賠償金1280万円がなくなり、赤字が膨らんだ。

 内陸線を巡っては、県と内陸線、地元の北秋田市、仙北市が10年2月に「4者合意」を締結。12年度までに赤字を2億円以内に収める目標を立て、達成できなかった場合は経営を抜本的に見直すとの内容だった。12年度に辛うじて達成したものの、13年度もぎりぎりで、同社は一層の改善を目指し、昨年6月にJTB東北出身の佐々木琢郎社長を迎えたばかりだった。

 再び赤字が2億円を上回る見通しについて、県交通政策課は、昨年4〜12月の団体利用客が前年度同期より3264人増えた状況などから、「明るい兆しは出ている。今後も利用促進に取り組んでいく」として、経営の抜本改革までには踏み込まない考えだ。県は15年度当初予算案で、内陸線に対し、運営助成金や施設改修費など3億5695万円を計上している。

 一方、県はこの日の委員会で由利高原鉄道(由利鉄)の経営状況も説明。由利鉄も鉄道収入が減り、14年度の決算は約8640万円の赤字の見通しで、前年度より約500万円悪化した。目標の赤字約7850万円の達成は難しいという。

2015年02月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7625チバQ:2015/02/27(金) 00:20:45
http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20150218-OYTNT50064.html?from=ysns_ycont
SL試走 準備進行
2015年02月19日

SLの試験走行に向けて機運を高める関係者たち(若桜町の若桜駅で)

枕木の交換を進める作業員(2日、若桜町で)

 県東部を走る第3セクター若桜鉄道(本社・若桜町)が、4月11日に実施する蒸気機関車(SL)の試験走行に向けて、レールの枕木の交換や特設ページ開設などの準備を進めている。同社はSLを利用客増の切り札にしたい考えで、地元では将来的な定期運行に期待がかかるが、車両や線路の整備に多額の費用が必要になるなどハードルは高い。(北瀬太一)

 試験走行は、2007年にJR西日本から町が譲り受けたSL「C12」に客車3両とディーゼル機関車をつなぎ、若桜駅―八東駅間(9・4キロ)を1往復。SLは自走せず、ディーゼル機関車の動力で時速約10キロで進む。午前9時30分に若桜駅を出発、2駅で停車し、同10時35分、八東駅に到着。20分停車して折り返し正午に若桜駅に戻る。

 SLは普段運行しているディーゼル気動車より約10トン重く、走行すると線路の幅が広がってしまう可能性があるため、同社は1月6日から2月2日にかけて両駅間の計300本の枕木を交換した。

 特設ページは、県東部の観光名所を紹介する「鳥取・因幡観光ネットワーク協議会」のホームページ上に開設。1960年代、前身の「国鉄若桜線」で、SL「C11」の走る姿をとらえた貴重な動画を公開している。そのほか、鉄道カメラマンによる、当日のおすすめの写真撮影スポットを紹介するなどしている。

 試験走行では、「八頭ふるさとかかし親の会」が作製した「かかし」を120体以上乗せるが、自走による定期運行には課題も多い。

 SLは若桜駅構内に展示され、体験運転などのイベント時には、圧縮空気を動力源としている。

 しかし、蒸気で定期運行するためには、鉄道事業法に基づく国土交通省の許可が必要。C12は38年製造と古く、ボイラーの交換や点検も必須となる。

 そのほか、全線を走らせるためには枕木の交換がさらに必要になるなど、「定期運行にこぎつけるには少なくとも2億円ほどかかる」(同社)としている。さらに煙を吐き出しながら走るため、「洗濯物が汚れる」などの苦情も予想され、沿線住民の理解も不可欠となる。

 山田和昭社長は定期運行について、「昭和初期の木造駅舎、ジビエ(野生鳥獣の肉)など、地元の人でも気づきにくい魅力を全国にPRして、多くの人を地域に呼び込み、夢に一歩でも近づくことができれば」と話していた。

 試験走行に関する問い合わせは若桜町観光協会(0858・82・2237)。


試験走行のある4月11日、若桜町の道の駅「若桜 桜ん坊」が地元産の米やシカ肉を使った弁当を販売(今月末から予約を受け付け)。若桜、丹比、徳丸、八東の各駅で地域おこしグループが軽食の提供や歓迎イベントを開催。

 同日午後4時からは、八頭町富枝の八東体育文化センターで若桜鉄道の山田社長のほか、由利高原鉄道(秋田県)、山形鉄道(山形県)などローカル鉄道の公募社長によるトークショーを予定している。

2015年02月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7626チバQ:2015/02/27(金) 00:21:09
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20150226-OYO1T50029.html
明治のSLも到着…来春開業の京都鉄道博物館
2015年02月26日
来春開業する京都鉄道博物館に到着した230形蒸気機関車(26日未明、京都市下京区で)=原田拓未撮影
来春開業する京都鉄道博物館に到着した230形蒸気機関車(26日未明、京都市下京区で)=原田拓未撮影
 来春開業の京都鉄道博物館(京都市下京区)に収蔵される明治時代の「230形蒸気機関車」が26日未明、建設中の同館に陸送され、本館で展示される蒸気機関車(SL)や新幹線など全12両が勢ぞろいした。

 230形蒸気機関車は、英国のSLを参考にして1900年代に製造され、国内のSL量産化に貢献した。この日は午前0時過ぎ、これまで収蔵されていた旧交通科学博物館(大阪市港区、昨年4月閉館)をトレーラーで出発。同3時過ぎ、本館前に到着した。

 本館には、JR西日本が開発して97年に最高時速300キロの営業運転に成功した新幹線500系や、北陸で活躍した特急「雷鳥」など11両が全国各地から搬入済み。JR西は今後、本館周辺の展示施設に置く車両も運び入れ、国内最大規模の約50両を収蔵する予定だ。

2015年02月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7627チバQ:2015/02/27(金) 00:21:49
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150223-OYTNT50272.html
京葉、りんかい線直通「検討」 JR東社長
2015年02月24日
 県や千葉市などが求めているJR京葉線と東京臨海高速鉄道りんかい線の相互乗り入れ・直通運転を巡り、森田知事は23日、県議会の答弁で、JR東日本の冨田哲郎社長と会談した際、「実現可能性について、社内で様々な観点から検討している」と伝えられたことを明らかにした。知事は直通運転が実現した場合、京葉線の輸送力向上に向け複々線化に協力する用意があることも表明した。


 県議会一般質問で、内田悦嗣議員の質問に答えた。

 県交通政策課によると、会談は1月下旬、東京都内で行われた。席上、知事が直通運転の実現を強く要請したのに対し、冨田社長は料金徴収などの課題を挙げつつ、社内での検討状況を説明したという。

 京葉線は朝の通勤時間を中心に過密ダイヤとなっており、りんかい線との直通運転が行われた場合でも増発の余地は小さいとされる。知事はこうした問題を指摘し、「(過密ダイヤ)緩和のためには、複々線化も有力な手段の一つで、関係者で検討の際には協力していきたい」と答弁した。

 複々線化を巡っては、京葉線開業前に県企業庁が臨海部を埋め立てた際、将来的に旅客線と貨物線を並行して営業するため、JR側の求めで用地を県有地として確保していた経緯がある。

 その後、JR側に複々線化の意向がないとして、県は2006年から売却を始めたが、多くは所有したままになっている。県は、JR東が複々線化を目指す場合、こうした県有地をJR側に売却する方針だ。

7628チバQ:2015/02/27(金) 00:43:07
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/entame/railway/20150226-OYS1T50037.html
「或る列車」でスイーツ満喫、JR九州が今夏運行
2015年02月26日
 JR九州は25日、スイーツのコースが楽しめ、今夏に運行を始める観光列車の名前を「或ある列車」にすると発表した。今夏は大分―日田駅間、今秋には佐世保―長崎駅間を走る計画で、週末を中心に1日1往復する。今秋以降は両区間を交互に運行する。

 列車名は、モチーフにした明治期の幻の豪華列車の模型「或る列車」にちなんだ。2両編成で、2人用と4人用のテーブル席を配置し、定員は38人。豪華観光寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が設計。車内は木材を多用し、外観は金色の塗装に唐草模様をあしらった。

 運行時間は、2時間から2時間半。料理は、東京・南青山の有名レストランの成澤由浩シェフが監修し、サンドイッチやサラダ、スープなどの軽食、スイーツ3品、焼き菓子を提供する。料金は、片道運賃、料理、飲み物代を含んで1人2万円(2席2人利用)から。個室利用の場合は別途料金が必要。発売開始時期は今後発表する。

2015年02月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbu

7629チバQ:2015/02/28(土) 22:16:20
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015022890143427.html?ref=rank
指定席満席、自由席ガラガラ こだま混雑差、なぜ?
 東海道新幹線の「こだま」で、指定席は満席なのに、自由席はガラガラという現象が起きている。JR東海は、こうした混雑差を是正しようと、3月から一部列車で自由席の1両を指定席に切り替えることにしたが、それにしても、なぜ? 

 2月下旬の平日朝、東京発新大阪行きのこだまが名古屋駅に入ってきた。自由席は窓側の席にも空きがある一方、指定席はほぼ埋まっていた。

 JR東海の営業部門の担当者が、2013年4月〜昨年7月までのこだまの全列車のデータをひっくり返すと、自由席の乗車率が平均5割に対し、指定席では8割に上った。中でも、出張や観光の利用が集中する午前の東京発の下りで差が際立っていた。

 JR東海は、景気回復による新幹線の利用増を要因に挙げる。新幹線の運輸収入は4年連続増で、昨年3月期決算は過去最高に。のぞみほどではないが、こだまも需要を伸ばした。

 そんな中、指定席の車両はのぞみが10両なのに対し、こだまは3両しかなく、JR東海は「指定席の受け皿が少ないため、満席になりやすい」とする。特に、01年に登場したインターネットで座席を予約できる「エクスプレス予約」の普及が大きく影響しているとみられる。一部の例外を除き、指定席も自由席も同じ料金設定。エクスプレス会員の増加に伴い、「こだまなら座れるから」と自由席志向の強かった利用客が、「料金が同じなら」と指定席にうつっている。

 鉄道に詳しいフォトライター栗原景(かげり)さんも、2年前にエクスプレス会員になって指定席を使ってみた。「昔はガラガラだったのに…」と「こだま」の変化に驚いた。混雑を避け、逆に今は自由席を選んでいる。

 こだまにだけ、「ぷらっとこだま」という指定席・グリーン車の格安切符があるのも需要を押し上げる。正規料金の2〜3割も安く乗れるとあって、人気が拡大。13年度の利用客は約110万人と、1990年の発売当初の10倍に膨らんだ。販売するJR東海ツアーズによると「最近では、土曜の朝や日曜の夕方の便は1カ月前に完売することもある」という。

 栗原さんは「こだまの旅を楽しむ層も増えている」とも指摘。停車時間の長さを逆手にとり、途中駅のホームで駅弁を買う昔ながらの汽車旅の楽しみ方が残っているからだという。中には、駅ごとの駅弁の食べ比べをするファンもいる。

 こだまの指定席増は旅行会社も歓迎する。JR東海ツアーズは「指定席が増えれば、こだまを使ったツアーを設定しやすくなるのでありがたい」と話す。

 <東海道新幹線「こだま」> 16両編成のうち自由席10両、指定席3両、グリーン車3両。1日の運行本数は、「のぞみ」の半分ほどの85本。このうち東京駅を午前中に出発する下りの11本(3本は土休日だけ)について、3月から13号車を自由席から指定席に変更する。

 (社会部・中沢誠)

7630チバQ:2015/02/28(土) 22:18:21
http://www.sankei.com/life/news/150224/lif1502240032-n1.html
2015.2.28 13:00
【北海道検索中】
1日に2本だけ…秘境駅中の秘境駅「上白滝」は鉄道ファンなら誰もが知る聖地





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上白滝駅に灯りがともる
 秘境駅がブームだという。ファンは、たどり着くのさえ大変な思いをして出掛ける。人は何を求めて秘境駅に行くのだろうか。

 北海道の駅はどこもかしこも秘境駅のようなもの。なかでも1日に2本しか列車が停車しない、秘境駅中の秘境駅が石北本線(新旭川-網走駅)の「上白滝駅」だ。鉄道ファンなら誰もが知っているのだという。

 この駅では、下りは午前7時4分に1本、上りは午後5時半に1本の計2本の列車が止まるだけ。日本一本数の少ない駅だ。

 朝の列車も不便だから、ここを訪れる人たちの多くは車で来る。しかし、秘境駅を訪れるファンは、自分の足で歩くか、列車を利用しないといけないのだという。隣の白滝駅には一部の特急列車も止まるので、これを利用して、そこから雪の中を約3・3キロ歩くことができる。

 その白滝駅で降りたのは私一人だけ。ここも秘境駅のようなものだ。列車を降りてから駅舎まで跨線(こせん)橋がないので、線路を歩いて渡る。

 旭川方面から上白滝駅-白滝駅-旧白滝駅-下白滝駅と4つの駅に「白滝」が付く。全国的にも同じ地名の駅名が続くのは珍しいことから「白滝シリーズ」と呼ばれ、鉄道ファンからは聖地といわれているとか。

 今回、雪の中を歩くために、長靴を用意してきた。長靴で雪まつりの取材をすることはあるが、長距離を歩くのは初めてだ。

 途中、合気道のゆかりの碑と上白滝神社があるが、そのどちらも深い雪のなかで、近付くことさえできない。雪解けまで仕方がないのだろう。

 よく見ると雪の上にうっすらと靴の跡がある。かなり前に歩いた跡だ。朝の列車で着いた人が歩いて、白滝駅まで行ったのだろう。

7631チバQ:2015/02/28(土) 22:18:47
 約1時間かけて歩き、上白滝駅に着いた。ここは道内でも一番古い現役の木造駅舎だという。周辺に家がないわけではない。だから「秘境駅」と呼ぶには違和感もある。

 駅のなかにはノートが置かれて、全国各地からここを訪れる人がいて、元旦にも訪れた人がいたことが分かる。

 片隅には漫画本や梶井基次郎の『檸檬(れもん)』や太宰治の『人間失格』の文庫本が置かれているが、誰も手にしないのか、すっかりほこりをかぶっている。

 この日、上白滝駅で出会ったのは古い駅舎を撮影するのが趣味だという1人だけだった。午後4時すぎになると、近所の委託を受けた人が駅の前やホームの除雪を行う。いくら乗降客が少なくても、本数が少なくても、こうした除雪が行われる。

 午後5時半の列車を待つ。待合室はあるが、雪が吹き込んで積もっていた。温度計はマイナス5度をさしていた。しかも暗い。午後5時すぎになってやっとあかりがともった。それだけで温かさを感じるから不思議だ。

 午後5時半すぎに、真っ暗な雪の中から、列車の明かりが見えてきた。2両編成の列車は定刻より少し遅れてきたが、ほっとする。足の指先まで冷えていたが、乗り込んだ列車の車内は温かく、やっと生き返った気がした。(松垣透)

7632チバQ:2015/02/28(土) 22:19:25
http://www.sankei.com/region/news/150228/rgn1502280037-n1.html
015.2.28 07:03

JR九州完全民営化へ 事業多角化路線が奏功も変わらぬ鉄道赤字改善急務

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 JR九州が「悲願」の実現に、また一歩近づいた。JR会社法改正案の閣議決定により、平成28年度の完全民営化へ道筋が整った。青柳俊彦社長は「上場すればよりスピード感を持った自由な経営が可能になり、九州のために活躍できる」と意義を強調する。(大森貴弘)

 昭和62年のJR九州発足以降、歴代社長は完全民営化の実現を目指してきた。

 外食やホテル、マンション、ドラッグストアなど事業多角化を強力に推し進めた。この結果、平成25年度の売上高は3548億円と、過去最高を記録した。当時の唐池恒二社長(現会長)は「上場に向け、よいペースで進んでいる」と語った。

 政府・自民党が上場にゴーサインを出したのも、業績向上によって、地域社会への貢献もする九州の代表的企業に育ったからだ。

 一方、常に悩みの種であり続けるのが、鉄道事業の赤字だった。駅業務や車両工場での分社化などを進め収支改善を図ってきたとはいえ、その構造に変わりはない。25年度決算でも鉄道は149億円の赤字だった。

 昨年5月、社長に就任した青柳氏は、鉄道事業の収支改善に向けた取り組みを続けている。

 にちりんシーガイア(博多-宮崎空港)や、きりしま(宮崎-鹿児島中央)などの特急列車で、客室乗務員を廃止し、弁当や飲み物などの車内販売を終了した。この動きは今後、他の特急列車にも広げる。

 3月からは、香椎線で、乗客案内を遠隔からのインターホン形式に切り替えることで、無人化を進める「スマートサポートステーション」も始める。

 青柳氏は2月の定例記者会見で「安全を担保しつつ、サービスをどう維持するか。今後の挑戦として、第一弾を香椎線で実施する」と述べ、適用路線を拡大する方針を示した。

 こうした取り組みについてJR九州幹部は「何事も派手だった唐池前社長に比べると地味かもしれないが、安全を確保しながら、鉄道事業の収益を改善するには青柳カラーがぴったりだ」と語る。

 ただ、九州をはじめ地方の人口減少は深刻化する。焦点だった経営安定基金3877億円は国に返さず、全額を九州新幹線の貸付料の前払いや借入金の返済などに充てることになったとはいえ、赤字線の維持に限界があるのも事実だ。

 今回のJR会社法改正案には、路線の廃止を防ぐため、国が是正命令できる規定が盛り込まれた。

 完全民間企業として経営効率化の追求と、インフラ企業としての公益性維持。JR九州は今後、両者のバランスを取り続けなければならない。社内からは「赤字路線を、バスやジャンボタクシーなどへうまく転換することを考えていきたい」との声も上がる。

 青柳社長は閣議決定を受けて「当社の完全民営化に向け、より一層前進したと受け止めています。上場実現に、引き続き全社を挙げて全力で取り組む」などとするコメントを発表した。

7633とはずがたり:2015/03/01(日) 09:31:43

行政がカネ掛けて復旧するんかい。腹立たしいなぁ。。
JR東海も余裕があるせいか,東日本の岩泉線みたいに真剣に廃線を考えなかったのか?

2014年07月06日 18時00分44秒
台風被害で5年近く不通のJR名松線の現状はどうなっているのか見てきた
http://gigazine.net/news/20140706-jr-central-meisho-line/

松阪駅と伊勢奥津駅の間を結ぶJR名松線は、2009年10月の台風18号で大きな被害を受けました。当初は全線が運休し、バスの代行運転が行われましたが、1週間後に松阪から途中の家城までは運行が再開されました。しかし、現在に至るまで、家城から伊勢奥津までは運休が続いています。

JR東海は当初、運休区間は今後も自然災害による影響が考えられるためバスに切り替える意向でしたが、自治体や沿線住民からの強い要望を受け、治山・治水とその維持管理を三重県・津市が行うことで鉄道復旧を行うこととして、2013年5月30日から復旧工事に着手しています。

名松線全線の復旧および運行再開は2015年度内(2016年3月まで)ということになっています。

7634とはずがたり:2015/03/01(日) 11:22:51
きたぐには一番好きな急行の一つだったし(国鉄塗色の)581系・583系は最も好きな車輌の一つだったけど知らん間になくなっちゃったか,無くなったその時は嘆いてても直ぐに忘れてただけど残ってる583系はまだあるのかねぇ?

2012年03月11日 19時52分23秒
半世紀以上も北陸を走り続けた「急行きたぐに」の定期運行が終了するので乗車してきた
http://gigazine.net/news/20120311-kitaguni-express/

7635荷主研究者:2015/03/01(日) 13:56:22

新在直通のミニ新幹線が中途半端な規格で開業してしまった結果、フル規格新幹線の要望が出てきてしまった感がある。フル規格は望めなくても、もう少し新在直通区間のスピードアップのための投資はしても良さそうな気がする。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201502/20150227_51038.html
2015年02月27日金曜日 河北新報
山形にもフル規格新幹線を 知事、実現に意欲

 「山形県はこれ以上、フル規格新幹線の整備で遅れてはならない」。吉村美栄子知事は26日の県議会2月定例会で、2期目の公約に掲げた奥羽、羽越両新幹線の実現に強い意欲をにじませた。

 吉村知事は「専門家のワーキングチームを設置し、課題の洗い出しを始めた」と努力を強調。沿線県との連携も「トップ同士のコミュニケーションを深め、取り組みを強化する」と力を込めた。

 ともに県内を経由するフル規格の奥羽新幹線(福島-秋田間)、羽越新幹線(富山-青森間)は1973年、政府が基本計画を決定したものの40年以上、進展がない。

 公約に「取り組みを推進」と明記した吉村知事の2期目の任期は13日で残り2年を切った。一般質問で自民党議員は「任期中にどこまで進展させるつもりか」と迫った。

 羽越新幹線に関連し、本間正巳酒田市長が強く推進する山形新幹線の庄内延長について、吉村知事は「羽越本線の高速化の方が比較優位という結論は出ている」と述べ、否定的な見解を示した。

7637チバQ:2015/03/03(火) 00:05:40
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20150301-OYTNT50184.html
JR武豊線 電化でGO!
2015年03月02日

 全線の電化が終わったJR武豊線(大府〜武豊駅19・3キロ・メートル)の大府駅(大府市)で1日、電化開業出発式が行われた。

 武豊線は、東海道本線建設用に武豊港に陸揚げされた建設資材を運搬するため敷設され、1886年(明治19年)に県内初の鉄道として開業。県内で唯一の非電化路線で、これまでディーゼル車を使っていた。地元からの長年の要望を受け、2010年から電化工事が始まった。ディーゼル車から電車に変わることで、東海道本線と同じ電車を使うことができ、車両を効率的に運用できる。二酸化炭素の排出量や騒音も少なくなる。

 午前7時前から大府駅のホームで行われた出発式では、JR東海の勝治秀行・東海鉄道事業本部長が「電車の運行を通して地域の活性化に貢献していきたい」とあいさつ。沿線の地域を代表して半田市の榊原純夫市長が「武豊線を利用して知多地域に多くの人に来てもらえるよう沿線地域が協力していく」と述べた。

 この後、来賓らのテープカットとともに初の電車が武豊駅に向かって出発した。大府駅には鉄道ファンら約150人が集まり、走り出した電車を写真に撮ったり拍手を送ったりして電化を祝った。

7638チバQ:2015/03/03(火) 00:06:10
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20150301-OYTNT50035.html
ユニーク列車で能登へも集客
2015年03月02日

 北陸新幹線開業後、能登路を走る列車が多彩になる。これまでは在来線の普通列車と特急だけだったが、JRや3セクは新たに個性的な観光列車や車両を投入し、能登地区への新幹線効果の波及を狙う。

■花嫁のれん

 JR西日本が、金沢―和倉温泉駅間で運行する豪華観光列車。乗客に車内でイベントを楽しんでもらうことを重視し、10月以降の土日、休日に年間約150日間運行する。

 2両編成の車両は赤と黒を基調に、輪島塗や加賀友禅をイメージ。1号車には大型モニターを備えたイベントスペースがある。2号車には伝統工芸品などの展示スペースが設けられるほか、車内で県内の特産品を販売する「楽市楽座」の実施も検討されている。全国の「みどりの窓口」で1か月前から予約できる。

■のと里山里海号

 のと鉄道が七尾―穴水駅間で運行し、車窓から能登の穏やかな内海の風景が楽しめる観光列車。北陸新幹線開業後、大型連休の4月29日から運行する。

 曜日によって運行形態が異なり、土日祝日と夏休みシーズン(7月下旬〜8月末)の計約150日間は、2両編成で運行。観光列車のため、通常は約40分で走る同駅区間を、一時停止などしながら約70分かけてゆっくり走る。専任アテンダントが客と共に乗車し、風景についての解説などが聞ける。平日以外は、電話かインターネット、もしくは穴水駅窓口で予約が必要。

 平日は、観光列車1両を普通列車に連結させて運行し、所要時間は通常通りとなる。

■特急・能登かがり火

 JR西日本が運行。金沢駅で北陸新幹線や特急「サンダーバード」「しらさぎ」と接続し、金沢―和倉温泉間を1日5往復する。サンダーバードとしらさぎの車両を使用する。

 これまで和倉温泉までは、サンダーバードが1日4往復、しらさぎと3月13日廃止の「はくたか」がそれぞれ同1往復していた。新幹線開業後は、大阪―和倉温泉直通のサンダーバード1往復が残り、和倉温泉に乗り入れる特急は6往復が維持される。

■IRいしかわ鉄道

 能登路は走らないが、金沢―倶利伽羅駅の5駅間を管轄する第3セクター「IRいしかわ鉄道」(金沢市)は、新しいデザインの列車を導入する。車体の側面は、青を基調に、加賀友禅に使われる伝統色「加賀五彩」(えんじ、黄土、草、古代紫、藍)を使用。同鉄道は、近隣住民の足として従来の列車の本数をほぼ維持しつつ、北陸新幹線の始発や最終との接続に配慮しダイヤを編成した。

2015年03月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7639チバQ:2015/03/03(火) 20:13:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00000134-san-soci

「トワイライト」客車存続へ JR西、団体臨時列車に活用
産経新聞 3月3日(火)14時59分配信

「トワイライト」客車存続へ JR西、団体臨時列車に活用
豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」(写真:産経新聞)
 12日に大阪駅と札幌駅をそれぞれ出発する列車を最後に姿を消す豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪-札幌)の専用客車について、JR西日本が列車廃止後も団体専用臨時列車(団臨)として活用する方向で検討していることが3日、関係者への取材で分かった。スイートルームやサロンカー、食堂車などを備えた専用客車の去就が注目されていた。大阪と札幌を結ぶ寝台列車は四半世紀の歴史に幕を閉じるが、深緑に黄色の帯が入った専用客車は今後、活躍の舞台をJR西管内の路線に移す。

 関係者によると、トワイライトエクスプレスの廃止後も、専用客車は、食堂車でフランス料理などが楽しめる「ランチクルーズトレイン」など団臨として活用する方向で検討しているという。

 専用の客車は一部が製造から40年以上が経過し老朽化が進んでいるものの、自動車の車検に相当する「全般検査」の期限までには余裕があり、しばらくはJR西管内の路線で走行することが可能と判断された。

 トワイライトエクスプレスの寝台客車は昨年10月、太平洋を望む南紀のJR紀勢線を「ランチクルーズトレイン」として走行しているほか、これまでも出雲地方に向かう団臨などで活用された実績がある。

 トワイライトエクスプレスの名と伝統は、平成29年春に京阪神や山陰・山陽エリアで運行を始める豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」に受け継がれることになっている。

7640チバQ:2015/03/03(火) 20:52:14
http://www.jomo-news.co.jp/ns/2015030301002165/news_zenkoku.html
上越新幹線に観光列車、JR東 車内はまるで現代美術館
更新日時:2015年3月3日(火) PM 07:15
 JR東日本は3日、車内で現代美術を鑑賞しながら旅を楽しめる観光列車「GENBI SHINKANSEN」を上越新幹線に投入し、2016年春から越後湯沢―新潟間を中心に運行すると発表した。
 外観は写真家の蜷川実花さんが担当し、全国的に知られる新潟県長岡市の花火大会を大胆にデザインする予定。車内では芸術家が制作した絵画や写真、映像などを展示し、うち1両にはカフェとキッズスペースを設ける。
 秋田新幹線で使われていたE3系を約5億円かけて改造。6両編成で定員は105人。土休日を中心に年120日程度の運行を予定している。

7641チバQ:2015/03/05(木) 00:05:33
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007787386.shtml
2015/3/3 22:03

「天空の城」観光列車 座席窓向き、竹田城跡を一望
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一新された観光列車の内装(景色は合成。JR西日本提供)
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一新された観光列車の内装(景色は合成。JR西日本提供)
一新された観光列車の内装(景色は合成。JR西日本提供)
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一新された観光列車の内装(景色は合成。JR西日本提供)
 国史跡・竹田城跡(兵庫県朝来市和田山町)の登城再開に合わせて、JR西日本は20日から、窓向きの座席を配した観光列車を走らせる。毎日1往復で、車内では但馬の観光地を紹介する映像も流す。

 和田山-寺前間で昨春、運行を始めた1両編成の臨時普通列車「天空の城 竹田城跡号」で、内装を一新する。雲海に浮かぶ石垣の写真を施した外装はそのままで、床を木目調にし、テーブルの付いた3人掛けの座席5脚や、4人掛けのソファ1脚を配置。窓から城跡をゆったりと眺められるようにした。

 大阪市内からの特急「こうのとり1号」に接続し、午前10時26分に和田山駅を発車、7分後に最寄りの竹田駅に到着する。下りは午後2時48分に同駅を出る。

 運行は12月10日までの予定。特急「はまかぜ」の一部も毎日、竹田駅に停車させるという。

 3月8日午前11時〜正午、JR豊岡駅構内で観光列車を公開する。観覧無料。(竹本拓也)

7642チバQ:2015/03/05(木) 00:14:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150304/CK2015030402000129.html?ref=rank
都心〜臨海部 バス高速輸送システム  当初から燃料電池車導入

2015年3月4日


 五年後の五輪・パラリンピックを見据え、都は三日、都心と臨海部の間で二〇一九年度の運行開始を目指すバス高速輸送システム(BRT)の運行ルート、使用車両などに関する考え方をまとめた。都道の環状2号を中心に、東京駅八重洲口や港区虎ノ門などの都心と中央区晴海など臨海部を結ぶルートとし、開業当初から燃料電池バスを導入する。
 発表では、五輪後の選手村再開発を節目とする前後のルート、輸送力の案を提示。一九年度の運行開始から再開発までは、BRTを三分に一本の間隔で運行し、一時間に二千六百人程度の輸送を想定している。再開発後は二分に一本の間隔に拡充し、一時間当たり四千四百人程度を運べるようにする。
 虎ノ門から環状2号を通って勝どきや晴海、豊洲を経由し、臨海部の国際展示場駅に至るルートが中心になる。五輪後は選手村跡地に開発される民間マンションに乗り入れるという。運行ルートには優先レーンを設置するほか、バス停留所で運賃を支払う仕組みにするなど乗降時間を短縮し、定時運行を目指す。
 都は、BRTを「水素社会の一つのショーケース」としてアピールする考えで、燃料電池バスを積極的に導入。二〇年代後半には、五十台の運行車両すべてを燃料電池バスにし、一部に二台を連ねた百三十人乗りの連節バスも取り入れる。新たに整備する営業所や車庫には、水素供給ステーションを設ける。

7643チバQ:2015/03/07(土) 08:43:58
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150305-OYT1T50122.html
「秘境駅」13日で廃止…乗降客数1日1人未満
2015年03月07日 08時19分

 JR只見線の柿ノ木駅(新潟県魚沼市)が13日で廃止される。

 鉄道で全国を旅するマンガで10年ほど前に取り上げられるなど「秘境駅」として知られていたが、乗降客数が1日1人未満に落ち込んでいた。地域住民らは7日、乗降客とともに感謝の集いを開く。

 柿ノ木駅は1951年、臨時に乗り降りできる仮乗降場として開設された。87年に駅に「昇格」し、ダイヤ上も列車が止まるようになった。だが、近隣集落の住民が減り、通学での利用もなくなったことから、2013年3月にイベント時のみ停車する臨時駅となった。14年までの2年間は1年のうちで紅葉シーズンの1日だけ、上下2本が停車するにとどまった。

 2月にJR東日本新潟支社が3月のダイヤ改正で同駅を廃止すると発表。これを受けて、只見線沿線の魅力を発信している地域団体「だんだんど〜も只見線沿線元気会議」などが、7日に近くで行われるイベント「雪明かり雪中行群」に合わせて、同駅で感謝の集いを開くことにした。

 雪中行群は、道路沿いに雪灯籠を並べ、その眺めを楽しみながら夜道を歩く催し。柿ノ木駅の隣の入広瀬駅周辺で行われるが、当日は午後5時10分に小出駅を出発する列車を入広瀬駅の一つ先にある柿ノ木駅にも臨時停車してもらい、雪中行群の参加者に同駅での降車を呼びかけて、集いに参加してもらう。

 雪中行群実行委員会の浅井利彦さん(52)は「柿ノ木駅を利用して、ぜひ雪中行群にも参加してほしい」と話している。

 雪中行群の参加費は大人500円、高校生以下無料。柿ノ木駅で集いに参加した人たち向けに、入広瀬駅行きの臨時バスも運行する。

 問い合わせは魚沼市地域づくり振興公社(025・797・3514)へ。

7644チバQ:2015/03/07(土) 08:45:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015030702000120.html
有楽町線 延伸など  優先整備5路線

2015年3月7日 朝刊


写真
 東京都内で優先して整備すべき鉄道路線として、都は六日、東京メトロ有楽町線(東京8号線)を豊洲駅(江東区)から延伸して半蔵門線住吉駅(同)までつなぐ新規路線など五路線を国に示すと発表した。国土交通省の交通政策審議会が二〇一五年度中に新たな整備路線を答申するのを前に今夏にも提示する。
 JR蒲田駅(大田区)と京急線京急蒲田駅(同)をつなぐ新空港線(蒲蒲線)は含まれなかった。整備主体が未定であることや、財源確保が難しいことがネックになったとみられる。
 都が発表したのは有楽町線の延伸のほか、多摩都市モノレールの上北台駅(東大和市)からJR八高線の箱根ケ崎駅(瑞穂町)まで延ばす路線▽同モノレールを多摩センター駅(多摩市)からJR横浜線町田駅(町田市)まで延長する路線▽都営大江戸線(東京12号線)を光が丘駅(練馬区)から練馬区大泉学園町まで延ばす路線▽JR田町駅(港区)などから羽田空港(大田区)をつなぐJR東日本羽田アクセス線。
 都は昨年五月から開く有識者らによる検討委員会で路線を選定。中間まとめを出し、五路線を含む十路線を「整備効果が見込まれる」とした。十路線は羽田アクセス線を除き、二〇〇〇年の審議会で新規整備路線に取り上げられながら着手されていなかった。
 都の検討委員会は、財源確保や採算性など詳細を詰め、夏ごろまでに考えをまとめる。交通政策審議会の答申に路線が盛り込まれても、確実に整備されるわけではないが、一六年度以降の新規整備路線の候補になる。

7645チバQ:2015/03/07(土) 08:46:41
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150307/CK2015030702000095.html
森町に新駅開業 14日、天浜線
写真
 天竜浜名湖鉄道は十四日、森町草ケ谷に天浜線の新駅「森町病院前駅」を開業する。

 三十九番目の駅で、遠州森駅と円田駅の間に新設。無人駅で、長さ四十メートルのホームと待合室があり、駅前には二十四台分の駐車場も設けた。公立森町病院や森町文化会館の最寄り駅となり、一日当たり百人ほどの利用を見込む。

 森町は住民らの利便性を高めようと二〇一一年度から新駅の検討を始め、今月上旬に完成。駅の設置費用一億二千万円は森町が負担した。十四日午前十一時から開業式がある。

 天浜鉄道は同日、ダイヤ改正を実施。平日は午前六時二十五分天竜二俣駅発宮口駅行きの一便を増やし、一日の運行本数は上下線合わせて八十一本となる。

 天浜鉄道は静岡県や沿線市町などが出資する第三セクター。天浜線は、掛川駅(掛川市)から浜松市天竜区などを通って新所原駅(湖西市)を結んでおり、一三年度の延べ利用客は約百五十万人だった。

7646チバQ:2015/03/07(土) 08:48:28
http://www.sankei.com/region/news/150307/rgn1503070028-n1.html
2015.3.7 07:05

JR九州、在来線の半数を無人駅に





 JR九州は6日、3月14日のダイヤ改正に合わせ、在来線32駅を無人化すると発表した。平成28年度の株式上場を前に、赤字が続く鉄道事業の収支改善に向けた措置。今回の無人化で新幹線を含む管内の全566駅のうち、ほぼ半数の281駅が無人駅になる。新たに無人化するのは、香椎線の12駅、鹿児島線の3駅など。

7647チバQ:2015/03/07(土) 08:49:09
http://mainichi.jp/select/news/20150307k0000m040178000c.html
北陸新幹線:乗り換え、料金アップ…大阪は遠くなる?
毎日新聞 2015年03月07日 06時30分(最終更新 03月07日 07時33分)
 14日の北陸新幹線長野−金沢間開業が1週間後に迫る中、富山県民の間で関西との「分断」を懸念する声が上がっている。富山−大阪間を結ぶ特急「サンダーバード」が金沢発着となり乗り換えが必要な上、富山−金沢間で新幹線を使えば料金はアップ。新幹線の始発が遅く、大阪着は現行より1時間以上遅くなるからだ。サラリーマンは「大阪出張が不便になる」と嘆き、仕入れが難しくなるとして閉店する店も現れた。新幹線で東京が近くなる一方、大阪はちょっぴり遠くなる?【大東祐紀】

 新幹線開業で東京−富山間は最速2時間8分で結ばれ、現行より約1時間短縮される。一方で富山−大阪間は、1日30本程度運行しているサンダーバードのほとんどが金沢発着となる。

 このため、富山から大阪方面へ行くには金沢行き新幹線とサンダーバードを乗り継ぐ必要が生じる。所要時間は乗り継ぎ時間を含めても現行の3時間半程度より平均で5分短くなるが、料金は片道8730円から180円上がる。

 また、現行では富山発午前4時56分のサンダーバードの始発に乗れば大阪には同8時22分に着く。ところが、富山発の新幹線の始発は午前6時12分のため、金沢発の始発どころかその次のサンダーバードにも乗れず、大阪着は同9時25分となる。

 富山−大阪間の移動が現状より不便になることについて、JR西日本金沢支社は「新幹線がこれまでの特急の役割を担う。開業後のダイヤや乗り継ぎについても配慮した」と説明。JRはサンダーバードの乗客数を非公表としているが、よく利用する乗客によると、始発の乗車率は1〜2割という。

 朝の会議に出席するため頻繁に大阪へ出張する富山市の会社員(29)は「大阪で朝にある会議に間に合わなくなる。時間も費用もかさむ」と嘆く。富山市内で大阪名物の串カツ店を営む男性(23)は「よく利用してくれる大阪からの出張客から『不便になる』とよく聞く」。自身も味の研究を兼ねて度々大阪を訪れるが「関西志向の人には遠くなるデメリットの方が大きい」とみる。

 観光情報などを提供する富山県大阪事務所の奥井研一所長は「直通の列車がなくなるのは不便」としながらも「関西の人は『新しもの好き』が多い。新幹線で富山まで足を延ばしてもらえるよう誘客したい」と話している。

          ◇

 「常連さんでにぎわっていた。何とか続けたかったのですが……」。富山市元町の婦人服店「スギモリ」のオーナー、杉森喜美子さん(83)は、がらんとした店内を見渡してつぶやいた。60年以上、地元で親しまれてきた老舗だが、大阪行き特急サンダーバードの富山乗り入れ廃止で商品の仕入れが難しくなり、1月に閉店した。

 店は、喜美子さんと長女美子さん(63)が2人で切り盛りしてきた。仕入れ先は当初、東京だったが、乗り換えの不便さから大阪や神戸に切り替えた。

 美子さんは1人で月4〜5回、午前4時56分発のサンダーバード2号(9両編成)で関西に向かう。1車両の乗客数は座席数の1〜2割、10〜15人程度だ。大阪では、地下鉄を乗り継いで展示会を回り、帰宅するのはいつも深夜。帰りの車内では熟睡する。

 だが、新幹線開業後は大阪への到着が1時間ほど遅れ、朝早くから始まる展示会に間に合わなくなる。「旅行なら我慢できるが、月に何度もでは……。乗り換えは大きな負担になる」。仕入れ先を東京に戻すことも考えたが、何十年も関西でやってきたため、これから首都圏のブランドを開拓するのは困難と断念した。「新幹線開業で恩恵を受ける人ばかりじゃない」。2人は口をそろえた。

7648チバQ:2015/03/07(土) 08:50:41
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=tetsudou&v=867156358002
北海道新幹線 開業は2016年3月12日が最有力 (2015/03/06)
およそ1年後に迫った北海道新幹線の新函館北斗―新青森間の開業日は、2016年3月12日が最有力となったことが3月5日、関係者への取材で分かった。JR各社が例年3月中旬に行う春の全国ダイヤ改正に合わせて開業する見通しで、JR各社の調整を経て今夏にも正式決定する。

7649チバQ:2015/03/07(土) 08:51:41
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150306/mca1503060500003-n1.htm
北陸新幹線、「敦賀-大阪」どうなる? 3ルート案、議論は足踏み (1/2ページ)
2015.3.6 06:22
 14日に金沢延伸する北陸新幹線は、2023年春ごろ開業予定の金沢-敦賀(福井県敦賀市)より西の未着工区間ルートが決まりそうにない。政府は1973年の整備計画で路線を東京-大阪としたが、敦賀-大阪は小浜、湖西、米原の3ルート案があり、議論は足踏み。国の財政状況は厳しく、着工は見通せない。

 小浜ルートは若狭湾沿いから京都府亀岡市を経て大阪に至る。「若狭ルート」とも呼ばれる。関西広域連合が試算したところ、在来線の特急で現在1時間20分近くかかる敦賀-新大阪の所要時間が33分となり、建設費は概算で約9500億円。「日本海国土軸形成に寄与」と特長を挙げる。

 現行の特急と同じ琵琶湖西岸から大津市を抜け、京都市辺りで東海道新幹線に合流するのが湖西ルートだ。所要時間35分、建設費を約7700億円と算出。近畿圏などへの経済波及効果は小浜ルートより1割大きく、3案の中で最大だという。

 米原ルートは琵琶湖東岸を通り、米原駅で東海道新幹線に合流。所要時間は45分だが、建設費は約5100億円で最も少なく済むとした。


 福井県などは小浜ルートを「国の整備計画で定めた唯一の公式ルート」として早期確定を求める。一方、関西広域連合は13年、費用対効果や開業までにかかる期間から「米原ルートが最も優位」と政府に提案した。湖西ルートは沿線自治体に、並行するJR湖西線が経営分離されるとの懸念がくすぶる。

 湖西、米原両ルートは、路線の一部共用を見込む東海道新幹線のダイヤが超過密。北陸新幹線が入り込む余地はないのが現状だ。JR西日本の真鍋精志社長は2月の記者会見で「ダイヤの制約がある。運行システムの違いをクリアできるか」と課題を指摘した。

 政府は北陸新幹線と大阪をフリーゲージトレイン(軌間可変電車)でつなぎ、利便性向上を図る方針だ。国の財政状況は厳しく、31年春ごろ札幌延伸を目指す北海道新幹線の整備費も必要で、敦賀-大阪着工の環境は整っていない。

7650チバQ:2015/03/08(日) 10:03:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150308-00000053-san-bus_all
旅客争奪「北陸の陣」 航空機・バス、安さで対抗 北陸新幹線14日開業
産経新聞 3月8日(日)7時55分配信

旅客争奪「北陸の陣」 航空機・バス、安さで対抗 北陸新幹線14日開業
激化する東京-北陸間の運賃競争(写真:産経新聞)
 14日の北陸新幹線開業まで1週間を切った。東京-金沢間を現在より1時間半程度短い最速2時間28分で結び、人の流れは一変しそうだ。一方で競合する航空会社は利用者の流出を食い止めるため、大幅な値下げに打って出た。これに高速バスも加わり、早くも三つどもえによる“旅客争奪戦”が展開されている。

 北陸新幹線はJR東日本とJR西日本が共同運行。列車は途中停車駅が3〜4駅のみの「かがやき」(1日10往復)、多くの駅に止まる「はくたか」(14往復)、金沢-富山間をシャトル運行する「つるぎ」(18往復)などがある。

 料金は東京-金沢間が普通車指定席で1万4120円(乗車券と特急券の合計)、東京-富山間が1万2730円。JR東、JR西ともネットで事前予約すれば10%程度の割引がある。駅が街に直結し、座席が広いなどの点では新幹線に分があるため、JR東は現行で「航空機6-鉄道4」となっている東京-金沢間の輸送シェアが「新幹線8-航空機2」に逆転するとそろばんをはじく。

 一方の航空は北陸へ向かう路線の大幅割引で対抗。全日本空輸、日本航空とも羽田-小松(石川県)間で搭乗前日までに予約した場合の最安運賃を現行の2割引きの1万2900円にする。空港から金沢市内へのバス料金を入れても、新幹線の正規料金をわずかに下回る料金設定だ。また、75日前までに予約すれば最安9100〜9200円と破格で、早めの予約が可能なら航空機のお得感は強い。

 新幹線開業のあおりを受ける高速バスも価格面では侮れない。高速バス最大手のウィラー・アライアンス(東京)は東京方面から金沢・富山へ向かう夜行バスを5100〜8100円で運行。ゆったりとくつろげる座席も売り物だ。しかも、キャンペーン料金が適用されれば3千円程度になることもある。

 3者による激しい価格競争は当面続きそうだが、JR東の冨田哲郎社長は「飛行機や高速道路も含め、年500万人といわれる北陸と首都圏の人の流れを倍にしたい」と交流人口そのものの増加に期待をかける。

7651荷主研究者:2015/03/08(日) 12:13:23

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201502/0007765927.shtml
2015/2/24 08:03 神戸新聞
イコカ利用区間拡大へ 播但線など29駅 JR西

 JR西日本は23日、IC乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用可能区間を拡大すると発表した。兵庫県内では、加古川線と播但線、姫新線の計29駅で来年3月からサービスを始める予定。

 対象となるのは、加古川線(日岡-西脇市、12駅)▽播但線(京口-寺前、11駅)▽姫新線(播磨高岡-播磨新宮、6駅)。

 県内のICOCA利用可能区間はこれまで、山陽本線(尼崎-相生)▽赤穂線(相生-播州赤穂)▽宝塚線(尼崎-篠山口)▽和田岬線(兵庫-和田岬)。新たに追加される3線は、ICOCAの利用ができない区間の中でも乗降客数が多く、駅の混雑緩和と利便性向上を図る。

 他に拡充されるのは和歌山県の紀勢本線(宮前-海南、4駅)で、今秋に開かれるわかやま国体に合わせ今年8月から利用可能となる予定。(金 旻革)

7652荷主研究者:2015/03/08(日) 12:30:22
>>7627
http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/243201
2015年02月28日 09:00 千葉日報
運賃など「課題を検討」 京葉・りんかい線直通 JR千葉支社長
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 JR千葉支社の石川明彦支社長は27日の定例会見で、京葉線とりんかい線の相互乗り入れについて「(運賃や輸送量などの)課題に関してさまざまな検討をしている。特に運賃は全社に関わる問題。関係各所で検討している」と話した。

 また、東京五輪にかかわる関係者や観客の輸送を考える上でも相互乗り入れの実現は「一つの課題」との認識を示した。

 相互乗り入れをめぐっては、JR東日本の冨田哲郎社長が1月下旬、森田健作知事と意見交換し、「実施可能性を社内で検討している」と述べたという。

 千葉県は実現に向け、京葉線の複々線化を含めた輸送力の増強を検討。複々線化について石川支社長は「非常に大きな設備投資を伴う。会社全体としてどうすべきかを検討する課題」とした。

7653チバQ:2015/03/08(日) 18:50:03
http://mainichi.jp/feature/news/20150308mog00m040014000c.html
経済・産業:鉄道・道路の復旧 採算性、重い課題
2015年03月08日
 東日本大震災で不通となっていた岩手県のJR山田線(宮古−釜石間)で7日、復旧工事が始まり、ようやく復興への一歩を踏み出した。沿線自治体は駅中心の新たな街づくりに期待するが、地元負担への懸念や、利用客をどう呼び込むかといった課題も抱える。宮城、福島両県の鉄道や道路も似た状況で、沿岸被災地の「足」の回復は順調とは言い切れない。

 ◇「つながる」の先見えず


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 宮古市のJR宮古駅。着工式のくわ入れで達増(たっそ)拓也知事は「復旧に向けて響き渡るつち音は被災地に希望をもたらす」と語った。

 運休しているのは、山田線全線(盛岡−釜石)のうち沿岸の宮古−釜石間(55・4キロ)で、北から宮古市、山田町、大槌町、釜石市を通る。震災前(2010年度)の山田線全線の利用者は1987年のJR発足時の3分の1近くに減り、全国で有数の赤字路線とされる。再開後も採算が見込めず見切りをつけたいJR東と、鉄路存続は望むが、負担は引き受けたくない地元自治体との綱引きが続いた。JR東は12年6月、レールをはがしてバスを走らせるバス高速輸送システム(BRT)による復旧を地元に提案。拒否されると14年1月には、JRが施設を復旧させたうえで鉄道施設や事業用地を自治体に無償譲渡し、運行を県の第三セクター「三陸鉄道(三鉄)」に引き継ぐ考えを提示。今年2月に基本合意した。

 復旧費用は総額210億円と試算され、線路や駅舎など鉄道施設にかかる140億円はJR東が負担。線路のかさ上げなど、復興まちづくりに関わる70億円は、地元自治体が復興交付金など国の財源で全額まかなうとの条件で折り合った。さらに、復旧後の赤字補填(ほてん)や運賃アップを抑えるための「移管協力金」について、JR東は当初10年分で5億円を提示していたが、最終的には30億円に引き上げて決着した。

 この間、沿岸の被災者たちは開通を待ちわびた。大槌町の黒沢幸江さん(18)は、県立宮古高まで2時間かかるバス通学を3年間続けた。「部活動で遅くなると途中まで親に迎えに来てもらった。移動が多くて落ち着いて受験勉強できず、常に時間に追われていた」と話す。山田線津軽石(つがるいし)駅前から毎週、宮古駅前の病院に通う中嶋節子さん(75)は「列車だと10分だが、バスだと30分かかる」。しかもバスは到着時間が遅れることもしばしば。「吹きさらしのバス停で冬場に待つのはつらい」とため息をつき、早期再開を心待ちにする。

 今月2日には、ラグビーのワールドカップ19年日本大会の開催地の一つに釜石市が選ばれた。三鉄の望月正彦社長(63)は「外国人の旅行先として浸透させたい。単なる移動手段でなく、アテンダント(接客担当の乗務員)らとの会話、駅弁販売など乗ること自体を目的化するのが重要。東北の観光名所を橋渡しできれば」とアイデアを披露する。「JR山田線を早期に復旧する山田町民の会」の松本龍児代表(63)は「鉄路が廃線して栄えた町はない。車社会と共存できる方策を住民も真剣に考える時期に来ている」と力を込める。
 しかし、4市町には温度差も。これまで三鉄が通っていなかった山田、大槌両町は、JR東との協議で最後まで「三セク移管」に慎重だった。JR東からの年600万〜千数百万円の固定資産税収入がなくなるうえ、三鉄への負担金として1000万円程度の支出が予想されるからだ。山田町の担当者は「本来はJRが面倒を見るのが筋だが、廃線という最悪の事態も避けたい」とし、三セク移管は利用者にとって「ベター」な選択肢だったと言う。

 一方、山田線の北につながり、昨年4月に全線復旧した三鉄北リアス線はNHKの人気ドラマ「あまちゃん」(13年)の舞台となった久慈市を走る。山田線がつながることで観光客増に期待する望月社長は「利用客は昨年11、12月に激減した。これからが正念場だ」と、リピーターの確保を目指し「あと4、5年は食いつないでいきたい」と願う。さらに、仮設住宅などが高台に移っている大槌町の担当者は「(新駅と高台などをつなぐ)2次交通網もセットで考えなければならなくなる」と、町内循環バスの新設などを検討課題に挙げた。【森健太郎】

7654チバQ:2015/03/08(日) 18:50:26
 ◇新たな「交通弱者」も

 被災3県全体でも、鉄道や道路の復旧は道半ば。宮城県の鉄道は、運休区間のうちJR気仙沼線、大船渡線がBRTで仮復旧しており、石巻線は今月21日に鉄道として全線再開する。仙石線は5月30日に開通し、福島県内を含む常磐(じょうばん)線は17年春の予定だ。東京電力福島第1原発事故の影響が続く福島県では、常磐自動車道が3月1日に全線開通した。沿線自治体の期待は高まるが、岩手県同様、課題も抱える。

 仙石線では、再開後は一部区間の新駅が造成工事中の高台に移るが、旧路線近くを走るJR東の代行バスは廃止され、旧駅周辺の被災者が「交通弱者」になる恐れがある。陸前大塚−陸前小野間(6・4キロ)が通る宮城県東松島市は12年4月にJR東と、同区間を内陸に移設することで合意した。この区間にある東名(とうな)、野蒜(のびる)駅は高台に移り、近くには約450戸の新しい街ができる予定だが、入居開始は来年後半の見通しだ。

2駅周辺には約300戸が残るが、野蒜駅では周辺から新駅に直結する道路の整備が間に合わず、住民は約1キロの迂回(うかい)路を使う。旧駅近くに自宅を再建した主婦(63)は「車を持っていない高齢者もおり、坂道を上るのは大変」と心配する。市は代行バス廃止後、高齢者らを対象にした新駅へのコミュニティーバス運行などを検討している。


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 福島県では今月1日、常磐自動車道が全線開通し、関東圏と仙台市(約320キロ)が高速道で結ばれた。原発から3キロ圏内に家があり、双葉町から茨城県つくば市に避難している渡辺寛治さん(65)は「家の様子を見に行ったり、南相馬市小高区にある墓参りに行ったりするにも便利。疎遠になっている東北の親戚にも会いやすくなる」と喜ぶ。

 だが、放射線量の高い避難区域内を通ることによる風評を運送業者などが嫌い利用を避けることも予想される。南相馬市の運送会社の担当者は「主にもやしや冷凍食品を扱っているが、放射線に対する不安が拭えない」と、常磐道を利用する予定はない。観光面でも、宮城県に近い相馬市の担当者は「常磐道は開通したが、観光面の仕組みを作っておかないと、相馬を素通りして仙台に向かう人が多くなるのではないか」と不安を口にする。【伊藤直孝、宮崎稔樹】

7655とはずがたり:2015/03/08(日) 19:06:23
これ,上砂川線が函館本線として残っちゃったり,江差線末端部が残っちゃったりと納得行かないもの感じてたけど,だいぶ整理されたとは云える。
筑肥線の唐津〜伊万里が地方特定運賃にも指定されずに残っちゃってるのはちょっと納得行かない。原田線も大火事ちゃうか。
それとは別にトータルとして鹿児島本線が赤字ってのはJR九州としてはまだまだやばそうな気はする。八代〜川内はもう鹿児島本線からはずされてんだし。

JR九州に黒字路線はひとつだけ 「分け方」で変わる路線の命運
http://trafficnews.jp/post/38109/2/
2015.02.22
恵 知仁

 西日本新聞は2015年2月19日、加算運賃が設定され状況が特殊な宮崎空港線を除いたJR九州の在来線20線区のうち、黒字なのは篠栗線だけであると伝えました。篠栗線は筑豊地域と福岡市を結ぶ、桂川〜吉塚間25.1kmの路線です。
 福岡市や北九州市といった大都市を沿線に抱え、乗客数も多い鹿児島本線は、黒字路線に挙げられていません。旅客営業している区間が門司港駅(北九州市門司区)〜八代駅(熊本県八代市)、川内駅(鹿児島県薩摩川内市)〜鹿児島駅(鹿児島市)の合計281.6kmにもなり、需要の多くない区間も抱えていることなどが理由に考えられています。

7656とはずがたり:2015/03/08(日) 19:14:08
>>7653
>山田線全線の利用者は1987年のJR発足時の3分の1近くに減り、全国で有数の赤字路線とされる
朝日新聞にも似たような記事載ってたけど山田線のこの区間がこんなに酷い状況だったのはちょっと吃驚であった。
この区間がこんなにやばいんじゃ三鉄区間はもっと酷そうだけど三鉄区間の方が状況ましなのか?
ましならその理由は線型が良くてスピードが速いからなのか,平行道路が酷いから相対的に有利なのか,JR東ではないので地元密着可能だからなのかどれだ?
三鉄も山田線と同じくらい悲惨な状況なら真剣に今後のこと考えないと。。

7657チバQ:2015/03/10(火) 20:17:56
>>7625
http://www.sankei.com/west/news/150310/wst1503100056-n1.html
2015.3.10 16:47

45年ぶりSL運行、集客1万人目指す 若桜鉄道の計画にファンら注目





 鳥取県東部を走る第3セクターの若桜鉄道などが4月11日、45年ぶりに本線を走る蒸気機関車(SL)C12を運行することになり、鉄道ファンらの注目を集めている。主催者側によると、当日は駅周辺でイベントなどを展開し、1万人の集客を目指すという。

 C12は、12系客車とディーゼル機関車DD16との5両編成で、若桜(若桜町)-八東駅(八頭町)間の9・4キロを1往復。午前9時半、若桜駅発と10時55分、八東駅発。時速10キロで片道1時間5分で運行する。

 両駅でそれぞれ出発式典を行い、途中の橋梁(きょうりょう)上で5分停車。“撮り鉄”の鉄道ファンらが多く訪れると期待し、予約制の撮影場・駐車場を提供するという。

 同社や沿線の自治体、観光協会などでサポート委員会を設立。運行に合わせ、若桜-八東駅間の4駅周辺でイベントを行うほか、地元食材のオリジナル弁当、宿泊プランなどを提供予定。また、運行日の午後4時から、八東体育文化センター(八頭町)で全国の鉄道会社公募社長5人らのトークイベントも催す。

7658チバQ:2015/03/10(火) 20:18:27
http://www.sankei.com/west/news/150310/wst1503100004-n1.html
2015.3.10 15:00
【鉄道ファン必見】
乗客は案山子!?「C12」復活劇 “違法”を“合法”に変える知恵とは…自治体消滅救う“実験”始まる





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「C12ー167」。よく手入れされ黒光りする車体が、若桜駅でクラシックな存在感を示す=鳥取県若桜町
 鳥取県東部の第3セクター鉄道「若桜(わかさ)鉄道」(19・2キロ)が4月11日、蒸気機関車(SL)「C12」を活用した全国初の壮大な社会実験を行う。かつては山陰路を走り、現在は若桜駅(若桜町)に置かれているSLだが、すでに引退しており、乗客を乗せて運行することができない。そんななか、SL復活を切望する地元関係者らがアイデアを結集して、国鉄若桜線時代の昭和45年以来45年ぶりに本線を走らせることになった。官民が一体となった試みに、鉄道ファンからも熱視線が注がれている。(坂下芳樹)

撮影スポットで停車する“サービス”

 45年ぶりに“本線復帰”するSL「C12-167号機」は、もともと国鉄の鳥取機関区でも使われ、若桜線など山陰を疾駆していた。退役後は、兵庫県多可町の公園で三十数年間にわたって静態保存され、平成19年に若桜駅に“里帰り”。現在は同駅のシンボルとして、鉄道ファンや観光客の人気を集めている。

 当日は、C12と客車3両、ディーゼル機関車DD16型の5両編成が、若桜駅-八東(はっとう)駅(八頭町)間9・4キロを1往復する。C12は客車を引っ張って走行する力がないことから、DD16の動力で時速10キロでゆっくりと動かす。

 午前9時半に、先頭車両のDD16が最後尾のC12や客車を引っ張る形で若桜駅を出発。1時間5分かけて八東駅に到着する。帰りは、同10時55分に最後尾のDD16が押す形で八東駅を出発し、正午に若桜駅に戻ってくる。

 途中の丹比、徳丸の両駅(いずれも八頭町)で5分間ずつ停車。さらに、絶好の撮影スポットの一つとされる第二八東川橋梁(きょうりょう)上でも上り下りともに5分間の停車をするという“サービス”ぶりだ。

SLを走らせるため…異例の定期列車止める

 だが、実際にSLを走らせるには、大きな問題があった。

 このSLは、自動車の「車検」にあたる「車籍」がないことから、本来なら本線を走ることができない。そこで、営業時間中に保線工事などを行う際に行われる「線路閉鎖」を応用した。つまり、営業運転ではないから、車籍のないSLを走らせても問題ないというわけ。

 午前中の3時間は“営業時間外”となるため、若桜鉄道は上下線計2本の定期列車は運行を止める(代行バスを運行)ことを決めた。同鉄道の山田和昭社長は「普通は事故でも工事でもないのに、営業列車を止めることはないのですが…」と苦笑しながらも地元のための決断だったことを打ち明ける。

 もちろん営業運行ではないから、乗客を乗せることもできない。その代わりに若桜、八頭の両町民らが手作りするかかしを乗せることになっている。

7659チバQ:2015/03/10(火) 20:18:49
 さらに、沿線自治体や観光協会、商工会などが集まって「サポート委員会」を組織。若桜-八東間の4駅周辺でイベントを開催するほか、撮影スポット周辺に予約制の撮影場や有料駐車場(いずれも利用料数百円程度)を設置。地元食材を使ったオリジナル弁当を販売するなどして、鉄道ファンや観光客らに45年ぶりに本線を走るSLの雄姿を堪能してもらうことを計画している。

「町がなくなる」と町民らが決起

 今回は社会実験という形だが、“SLを走らせる”ことは地元関係者にとって長年の悲願だった。

 若桜鉄道沿線は鳥取県でも雪深い地として知られ、交通インフラで鉄道が果たす役割は大きい。しかし、沿線地域の少子高齢化や過疎化が進む中、利用者減で同社の経営も苦しく、常に廃線の危機と背中合わせの状態に立たされていた。

 そんななか、「若桜鉄道がなくなれば、町がなくなる」と危機感を抱いた若桜町民らが立ち上がり、SL誘致に乗り出した。同町民を中心とした募金活動で600万円を集め、多可町からC12を譲り受けることに成功した。

 通常、SLのメンテナンスは工場で分解・修理されるが、若桜鉄道では社員自らが休み時間などを利用して約3カ月かけて修繕した。現在は、コンプレッサーを車体内に積み、若桜駅構内で圧縮空気を動力に体験運転や体験乗車などに使われており、鉄道ファンや観光客らの人気を博しているという。

 しかし、SLを観光列車として本格運行するには、まだまだ高いハードルがある。

 C12のボイラーを直し、蒸気機関で走れるようにする車両整備には1億〜2億円がかかるとされる。それに保線や列車の行き違いのための線路整備などを含めると合計5億円もの資金が必要とみられ、とても寄付だけではまかなえない。沿線の町も財政面から簡単には事業実施へ踏み出せず、SLの本格運行はずっと実現できないままだった。

昭和レトロにSL…鳥取砂丘よりインパクト大

 社会実験では、SLの本格運行を議論する前に、まず実際にSLが走ればどれぐらいの人が集まるのか、また沿線一帯にどれだけの経済効果があるのかを確かめることを主な目的にしている。こうした鉄道会社や地元自治体など官民一体となった取り組みは全国初の試みで、当日は1万人の集客を目指しているという。

 また、SLが走った後の4月11日午後2時からは、八東体育文化センター(八頭町)で、山田社長ら全国の鉄道会社の公募社長5人と松岡俊宏・JR西日本米子支社長らによるトークイベントも予定されている。

 若桜鉄道には、昭和5年に若桜線として開通した当初からの木造駅舎などが残り、23の鉄道施設が国の有形文化財に登録されている。そんな“昭和レトロ”を色濃く残す景観をSLが走れば、「鳥取砂丘よりインパクトがあるかもしれない」(地元観光関係者)と指摘する声もある。もしSLの観光列車化が実現すれば、年数十万人もの集客を見込む関係者もいる。

 それだけに、今回の社会実験は重要な試金石になりそうだ。

7660チバQ:2015/03/11(水) 22:31:41
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150311/CK2015031102000050.html
SL運行は前途多難 名古屋市議会、予算案可決し閉会
 名古屋市議会二月定例会は十日、本会議を再開し、二〇一五年度一般会計当初予算案など計七十一議案を可決し、閉会した。焦点だった蒸気機関車(SL)運行構想の関連予算は、大井川鉄道(静岡県)と車両貸借が合意するまで「予算執行を凍結する」と条件付きで認めた。

 当初予算に計上されたSL予算は、レール改修と車両への自動列車停止装置(ATS)設置の設計費、沿線へのばい煙飛散の調査費など計二千万円。市が大井川鉄道と夏までに合意できれば、一六年度にあおなみ線でSLを年二日程度運行する構想は前進することになる。

 しかし、市が修理の必要がない「C56」のレンタルを要請しているのに対し、大井川鉄道は展示用の「C12」を市の負担で復元するよう求めており、条件の隔たりは大きい。

 市は、赤字経営の大井川鉄道のPRなどに協力する検討も始めたが、市議会からは「特定の民間企業に肩入れすることになる」とけん制する声が上がっている。

 さらに自民、公明、民主などは予算案を条件付きで可決したものの、「SL運行を認めたわけではない」と強調。実際の運行には、レール改修やATS設置で三億〜四億円が必要とされ、再度、市議会の判断を仰ぐことになる。市議会は今後、費用対効果や沿線住民への影響などを踏まえ、賛否を決める。

 予算が通過したことに、河村たかし市長は報道陣に「大井川鉄道と大至急、交渉を始める」と説明した上で「年二日だけで終わるはずがない。定期運行も同時にやる」と述べ、年三百日や週末ごとの運行にあらためて意欲を示した。

 (丸田稔之)

7661チバQ:2015/03/11(水) 22:32:59
http://mainichi.jp/select/news/20150311k0000e020165000c.html
上野東京ライン開業:人口減悩む千葉の自治体も熱い視線
毎日新聞 2015年03月11日 10時26分(最終更新 03月11日 12時21分)
 JR常磐線などが東海道線に乗り入れる「上野東京ライン」。同線や同線と接続する成田線の沿線にある千葉県の自治体も今月14日の開業に熱い視線を送っている。都心への通勤が便利になるほか、「都心からの観光や定住先と注目される」との期待があるためだ。特に、人口減に悩む我孫子市や栄町は、街の活性化の好機ととらえ、シティーセールスに躍起だ。

 上野東京ラインが開業すると、主に上野まで走る宇都宮、高崎線が東海道線と相互に乗り入れ。常磐線は単独乗り入れし品川駅まで直通運転する。常磐線からは上野か日暮里で乗り換えが必要だった東京駅や品川駅と松戸、柏方面の行き来が乗り換えなしでできるようになり、利便性が向上。例えば、柏−東京間の所要時間が7分短縮の39分、柏−品川間が8分短縮の49分になる。

 朝の通勤時は、快速電車5本(成田発2本、取手発3本)が品川駅まで直通運転。午後5時以降では、品川駅から、成田や取手・土浦方面の特急・快速電車25本が直通運転する。開業日の14日は、柏、我孫子駅などで一番電車の出発に合わせた式典が行われる予定だ。

 人口減少が続く我孫子市は、開業を絶好のアピールのチャンスととらえ、都内での市のPRに積極的に取り組む。まず、18日に、東京駅近くのFMラジオ局「中央FM」の情報番組に15分間2人の職員が生出演。「都心から一番近い天然沼」としての手賀沼をはじめとする観光スポットをPRする。4月以降も1年間、151万円の予算でほぼ東京23区をカバーできる中央FMを含めた三つのFM局の番組で市を紹介してもらい、CMも流す。また、9月までに、東京メトロ全線でも車内の液晶ビジョンで15秒間のCMを245万円かけて1週間放映。関連事業を盛り込んだ予算案を3月議会に提案している。

 市は「都心へのアクセスに乗り換えが必要だと、定住先としての検討対象から外れてしまう。しかし、乗り換えなしで都心に通勤できるようになると定住先の候補と見られ、市のステータスがぐっと上がる」と分析。「観光地として都心の人に注目してもらうだけでなく、都心から移住先として選ばれるようにして人口増のきっかけ作りにしたい」と意気込む。

 一方、栄町も「開通で都心通勤の利便性が高まり、住む町としての魅力も高まる」(町企画政策課)と期待を寄せる。
 同町は、民間有識者で作る日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)が昨年発表した「2040年に子供を産む世代の女性の減少率」で、県内でワースト1の77・3%と試算されるなど、人口減の歯止め対策が急務。12年度以降、住宅取得者に10万円と米1俵を支給するなどの支援事業を実施したり、町職員が近隣不動産業者を回って町のPRをしたりするなど必死で対策を進めている。

 同町からの都心への通勤者は1000人台とみられ、多くが安食駅(成田線)を利用する。今回、我孫子市同様、常磐線経由で乗り換えをせずに品川駅まで行けるため、利便性が大幅にアップ。14日に品川駅でPR活動を実施し、開通に合わせて来年度から町の公式ホームページの広報などを充実させるなどして、都心を勤務地とするサラリーマン世帯などを呼び込みたい考えだ。同課は「元々、空港や都心のベッドタウンとして発展した町。支援制度も一層拡充し、少しでも人口減を食い止めたい」と話している。【橋本利昭、渡辺暢】

7662チバQ:2015/03/12(木) 22:55:00
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150311-OYTNT50432.html
北しなの線 利用促進へ工夫
2015年03月12日


 14日の北陸新幹線の金沢延伸に伴い、長野以北の信越線がJR東日本から経営分離され、しなの鉄道が「北しなの線」として営業を引き継ぐ。同線では開業当初から年3〜4億円の赤字が見込まれている。国からの補助金と、今後の利用促進策で健全経営に移行できるかが注目される。

 北しなの線の運行は、長野―妙高高原間(37・3キロ)の折り返し運転が基本だ。

 しなの鉄道の試算では、開業当初から年約3〜4億円の赤字が出る見込み。当面は、非常時の貨物輸送路の維持などとして年4億円強の財政支援で黒字化できる見通しだ。ただ、利用客の落ち込みが進めば、同社の重荷になる。

 県によると、同区間の1キロ当たりの1日平均利用者数は4734人で、旧国鉄の民営化時に地方路線の廃止基準となった4000人をかろうじて上回る。利用者の半分以上を占める通勤・通学定期券利用者は減少するなどし、開業10年後の平均利用者数は3069人に落ち込むとの推計もある。

 一方、普通運賃は平均23%上がる。しなの鉄道が先にJRから引き継いだ「篠ノ井―軽井沢間」と同じ料金体系になるからだ。長野からの運賃は、三才までが200円から240円に、牟礼が320円から420円に、黒姫が500円から640円、妙高高原は670円から830円になる。

 利便性の向上に向け、北しなの線が1日乗り降り自由の「フリーきっぷ」や、65歳以上を対象にした「シルバーパス」を導入。身近な地域の足として利用しやすいよう工夫を凝らす。

 利用者の要望に応え、朝夕の通勤通学時間帯などに上下各2本を増発。ダイヤは、長野駅での新幹線への接続を考慮。フリーきっぷは、大人1000円、子ども500円で設定した。

 シルバーパスは、通院や買い物などで利用する高齢者の負担軽減と、年配の観光客の需要の掘り起こしが目的。2700円で1か月間、乗り放題とする。

 一方、自治体も利用客促進策に努める。飯綱町は、牟礼駅前に75台分の無料駐車場を確保。自家用車を駅前に置き、鉄道に乗り換える「パーク・アンド・ライド」を進めるのが狙いだ。

 ◆観光列車「ろくもん」に期待

 収支改善の柱として期待されるのが、観光列車「ろくもん」の投入だ。22日に第1弾として北しなの線に乗り入れ、各駅で誘客イベントを行う計画だ。

 ろくもんは、JR九州の豪華観光列車「ななつ星in九州」を手がけたデザイナー水戸岡鋭治さんがデザイン。長野―軽井沢間で車窓の風景を楽しみながら、1万2800円で料理も楽しめる。昨年7月に運行を始めてから話題を呼び、2月27日時点での3月の食事付きプランの予約率は8割を超える。観光シーズンが本格化する4、5月は「ほぼ満席状態」という。

 新潟県の妙高高原―直江津間を「妙高はねうまライン」として引き継ぐ「えちごトキめき鉄道」は来春からリゾート列車を走らせる予定で、北しなの線は、二つの観光列車を結ぶ路線として注目を集めそうだ。

 しなの鉄道の藤井武晴社長は「北しなの線に乗りたくなるような企画を、地域ぐるみで打ち出していく」と意気込んでいる。

2015年03月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7663チバQ:2015/03/13(金) 07:45:51
http://www.sankei.com/region/news/150313/rgn1503130056-n1.html
2015.3.13 07:06

九州新幹線、LCCと共栄






全線開業から4年を迎えた九州新幹線。今日も大勢の客を乗せて走る=12日午後、福岡市博多区のJR博多駅
 九州新幹線鹿児島ルート(博多-鹿児島中央)は12日、平成23年3月の全線開業から丸4年を迎えた。10日に開業40周年を迎えた山陽新幹線とともに西日本を貫く重要な交通インフラだが、今後の人口減少社会を見据えれば、旅行客取り込みが乗客維持の鍵を握る。JR九州は、かつてライバル視された格安航空会社(LCC)との連携で、海外をはじめ旅行客の取り込みを目指す。

 JR九州によると、九州新幹線のうち、博多-熊本間の平成26年4月〜27年1月の1日平均乗車人数は、2万6200人に達している。開業景気に沸いた23年度(2万4700人)を6%上回っており、ビジネスや観光など生活の足として、新幹線が定着したことがみてとれる。

 山陽新幹線もJR西日本が発足した昭和62年度当時の乗車人数を100とした場合、平成25年度は124に増えた。

 ただ、東京-名古屋-大阪という3大都市圏を結び、ビジネス客が主体の東海道新幹線に比べ、山陽新幹線や九州新幹線は、旅行客の比率が高いといわれる。「固定客」といえるビジネス客と比較すれば、旅行客は、行き先のブームなどがあり、移り気だ。

 この旅行客層をターゲットに平成24年、新幹線のライバルが参入した。

 「最安数千円」などとうたったLCCが、関西国際空港を中心に、各地に就航し、この年は「LCC元年」と呼ばれた。LCCは、既存の航空会社に比べて観光客の利用者が多く、「新幹線の乗客を奪われる」と心配する声も上がった。

 実際、24年にピーチ・アビエーションとジェットスタージャパンが相次いで就航した関空-福岡空港線は、25年度の輸送人数が前年度比8割増を記録した。

 ただ、JR西幹部は「LCCが使う機体は180人前後しか乗れず、新幹線の旅客を奪われるほどのボリュームはなかった」と分析する。

 むしろJR側は、LCCの乗客を、新幹線に取り込もうと図る。

 LCC普及に伴い、国内の各空港に、アジアを中心に大勢の観光客が来るようになった。JR九州は今年から、この観光客を新幹線に誘導しようと、LCC「香港エクスプレス」の日本に向かう機内で、フリー切符「JR九州レールパス」の販売を始めた。

 新幹線を含め九州内のJR線が乗り放題となる切符で、平成26年度の販売枚数は、前年度比6割増の16万枚以上に達する見込みだ。LCC機内で販売し、九州内の空港だけでなく、関空などに到着した外国人観光客も九州に呼び込む。

 JR九州はレールパスの販売を、他のLCCにも拡大する方針だ。JR九州の青柳俊彦社長は「外国人旅客は日本人と旅行のピークが異なり、閑散期に乗ってもらえる大切なお客さま。これを増やすためにLCCは欠かせない」と語る。

 「LCC+新幹線」は海外からの旅行客だけでなく、国内の旅行客向けにもある。

 大阪方面からピーチに乗って福岡を訪れ、その後、九州新幹線で鹿児島に移動し、再びピーチの鹿児島-関空便で帰る-。旅行雑誌にはこんな回遊コースも紹介される。

 かつて新幹線の競争相手とみられたLCCだが、共存・共栄する道が見え始めた。

7664チバQ:2015/03/13(金) 07:47:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015031202000252.html
常磐特急 消える自由席 主要区間値上げ 割安回数券廃止

2015年3月12日 夕刊


ダイヤ改正とともに自由席がなくなる常磐線特急=水戸市で
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 14日のJRダイヤ改正に伴い、東京と茨城、福島を結ぶ常磐線の特急から自由席が消える。JR東日本は「座席確保のために並ぶ必要がなくなる。指定席料金は下げる」と利点を強調、他路線にも導入する考えだが、主な区間の値段は自由席より高くなるケースが多く、割安な回数券もなくなる。自由席廃止は、理解を得られるか。 (妹尾聡太)
 十四日の「上野東京ライン」開通により、上野駅止まりだった特急は東京、品川両駅に直通。これと同時に十両編成中、三〜四両の自由席車両がなくなる。特急券は「指定券」と、他の客が指定するまで空席に座れる「未指定券」の二タイプ。両方とも同額で、未指定券は乗車前に無料で指定券に変更できる。未指定のまま乗車した場合はランプで表示される空席に座る。
 JR東日本水戸支社は「課題だった不公平感や、乗車待ちの列を解消できる」と説明する。朝夕に上野や水戸など主要駅のホームで自由席待ちの列ができ、中間駅の乗客から「満席で座れない」との苦情が絶えないためだ。自由席を増やしても解決できそうだが、水戸支社は「並ぶ人がゼロにならず根本的な解決にならない」と訴える。
 「利用動向を見て、同様の課題が生じている特急列車などに導入を検討したい」とJR東日本の広報部。高崎線特急の一部でも昨年から自由席をやめて反応を探っており、常磐線で定着すれば、他の特急や新幹線でも採用されそうだ。
 ダイヤ改正に合わせて特急料金も刷新する。駅で切符を買う場合、水戸-上野間(通常期)は千五百五十円。従来の指定席より三百十円安く、自由席より二百十円高い。指定席に安く座ると思えば「求めやすい価格」(同社)。
 しかし、常磐線特急券には半数以上の列車を対象として、自由席に一回あたり七百二十円(水戸-上野駅間など)で乗れる四枚つづりの回数券があり、利用者に定着している。回数券の販売もダイヤ改正で終了するため、新たな料金は八百円以上の急激な値上げとほぼ同じだ。
 回数券を扱う水戸市内の金券ショップは「値上げに加え、割安切符もなくなり、利用者は本当に困っている。割引の再開を待つしかない」と困惑。近隣の茨城県ひたちなか市から二週間に一度、都内に通う会社員女性(30)は「今後は特急より安い高速バスを選ぶかもしれない」と交通手段の切り替えを考えている。
 座席と料金の関係はどうあるべきか。交通コンサルティング会社ライトレールの阿部等社長(53)は「本来は席に座る人と立って乗る人の値段に差をつけるべきだ。不公平感を解消でき、高速バスに対抗する格安商品も作れる」と提案する。その上で、自由席廃止を「席を有効活用できる。自由席が混んでいるのに、指定席はがら空きといった状況がなくなり、座れる可能性が高まる」と評価。ただ、回数券終了に対しては「実質的な値上げが大きすぎる。新たな回数券を作るべきでは」と指摘する。

7665名無しさん:2015/03/13(金) 07:48:38
あと1時間で、洞爺湖駅、北海道で、最初にドアが開く所。
サロンカーなら、札幌まで、もぐって乗れるのかな〜?入場券で入って、札幌で運賃精算とかできたらいいのに、無理ですか?

ロビーカーが連結された寝台特急なら、こんなやつ、いくらでもいたよ。
新津⇒大阪とか広島⇒熊本とかやりたい放題。
着駅で運賃精算するとか言ってるだけまだまし。
無賃で帰っていくものもいる。
ブログとかに自慢げに書いてるヤツまでいる。

7666とはずがたり:2015/03/13(金) 08:11:59
>>7664
東京発のぞみの最終とか指定席を先にとっといて,もっと早いやつに乗れると乗って帰ってしまうので自由席満席なのに指定席に空席目立つ(けど発券状況的には満席)ってのが結構あって座席の有効活用という視点からみると非常に勿体ないけど,そのケースだとこれをやっても指定とっちゃってるので解決しないなー。

この場合は実際には値上げだからなんだかなーって感じだけど,自由席残してはダメなんか?

7667とはずがたり:2015/03/13(金) 08:38:53
>>7657-7659
蒸気機関車だけならそんなに珍しくもないし,こんなの(DD16に牽かれた甲種回送もどき)で鉄道ファンの心掴めるんですかねぇ??
お祭り好きの撮り鉄だからちゃんと踊ってくれるのかな?

>>7660
リニア・鉄道館はのあるあおなみ線もいいけど,名古屋港水族館や遊園地のある名古屋港の臨港線でやればいいのに。距離短いし旅客としては使ってないから安あがりでは?河村としては市営のあおなみ線でやりたいのか?

>>7657-7660
どっちもC12を使おうとしてるけど,若桜鉄道と名古屋市と大井川鐵道で協力すりゃーええがね♪

7668チバQ:2015/03/15(日) 09:51:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150314-00000050-mai-soci
<北陸新幹線>重たい湿った…技術者、雪との闘い
毎日新聞 3月14日(土)12時39分配信
◇JR西日本 車両設計と保線の両面で工夫や努力重ね

 北陸新幹線は日本有数の豪雪地帯を通るだけに、北陸特有の重たい湿った雪への対策が最大の課題だ。冬季も安定した走行をするため、JR西日本は車両設計と保線の両面で工夫や努力をしている。その中心的な役割を担う技術者たちも万全の態勢を整えて開業を迎えた。

 豪雪の際、正確なダイヤを守るために欠かせないのが入念な除雪だ。金沢新幹線保線区長の岡戸(おかど)直樹さん(42)は除雪車出動の判断を下す司令塔役を担う。1997年に入社し、保線一筋で新幹線を支えてきた。昨年末、金沢支社に配属され、初代保線区長に抜てきされた。

 除雪車を出す基準は「レール面から11センチの積雪」が想定される時だ。線路脇にある県内3カ所のセンサーから10分間隔で事務所に送信される積雪データを基に、前日午後2時までに判断する。新幹線の始発が出発する3時間前の午前3時ごろに保守作業用の車両を走らせる時もあり、除雪には迅速さも不可欠だ。

 「新幹線の定時運行への期待は大きい。除雪は出動の判断も作業も時間との闘い。毎日の一番列車を遅らせてはならないという責任を感じる」と気を引き締める。

 車両設計室の福井広道さん(54)は、北陸新幹線の新型車両の台車を開発した。青と白を基調とした流線型の外観はスマートに見えるが、その足元は歴代の新幹線車両の中で最も頑丈に作られた。レール上の雪を克服するためだ。

 新型車両はJR西では「W7系」、JR東日本では「E7系」と呼ばれる。北陸新幹線は沿線で雪を解かすスプリンクラーの水源の確保が難しく、大半の区間は除雪で対応する。先頭車両に取り付けられた(1)前面下部の排雪板(2)側面下部の排障装置(3)車輪前の台車補助排障装置--が雪をかき出す。

 昨年1〜2月、JR東日本から長野新幹線の車両を借りて新装置を取り付け、北陸新幹線のレールで有効性を確認した。W7系の試験走行でもトラブルはなく、福井さんは「雪に負けずに走ってほしい」と期待する。【中津川甫、木村健二】

7669チバQ:2015/03/15(日) 09:58:52
http://www.sankei.com/region/news/150315/rgn1503150052-n1.html
2015.3.15 07:03

上野東京ライン開業 品川まで直通、利便性向上 誘客に期待感 千葉





 JR上野駅と東京駅を結ぶ「上野東京ライン」が14日に開業し、県内では常磐線と成田線(我孫子支線)で品川駅までの直通運転が始まった。乗り換えなしで品川方面に行けるようになり、柏-東京間が7分短縮されて39分になるなど利便性が向上。我孫子市や栄町など人口減少に悩む沿線自治体は、乗り入れを住宅開発や観光客呼び込みの好機ととらえる。

 常磐線通勤電車の東京方面乗り入れは約60年ぶり。成田からの直通は初めてとなり、朝の通勤時間帯には品川行きが5本(取手発3本、成田発2本)運行される。夕方以降は品川から成田・常磐線へ25本が直通運転される。日暮里か上野駅で必要だった乗り換えがなくなり、通勤時間も短縮されるなど、利便性が向上する。

 同日朝、各駅でセレモニーが開催され、地域活性化の期待を胸にした沿線住民が東京方面に出発する電車を見送った。午前7時14分、成田線と常磐線が接続のする我孫子駅の4番線に、成田を午前6時31分に出発した直通の一番列車が滑り込んだ。ホームでの式典で我孫子市の星野順一郎市長は「直通運転を我孫子の発展に生かす」とあいさつ。市立我孫子第四小学校鉄道クラブの6年、山本翔太君(12)ら子供駅長9人の合図で午前7時19分、品川駅に向け出発した。

 式典に参加した男性は「乗り換えと直通ではイメージが違う」と話した。市内では成田線沿線の人口減少が目立つ。「東京方面へは乗り換えが必要なことも発展が遅れている原因」と考え、今回の直通運転を契機に人口増を期待する市民は多い。

 市も積極的なPRに取り組む。18日には都心部が放送エリアのラジオ局「中央FM」の情報番組に市職員2人が生出演。「都心に近い天然の沼・手賀沼」を紹介し、「観光スポットを兼ね備えた定住先」をアピールするという。

 同じく成田線沿線の栄町も、深刻化する人口減少に歯止めをかけるため、都内通勤の定住者を増やすチャンスにしたい考えだ。この日、同町は品川駅で特産品などを紹介しながら、「東京へ乗り換えなし」と町の魅力をアピールした。

7670チバQ:2015/03/15(日) 09:59:19
http://www.sankei.com/region/news/150315/rgn1503150026-n1.html
2015.3.15 07:04

上野東京ライン開業 観光、都市間交流に期待感 栃木

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 上野が終点だったJR東北線が東海道線に直接乗り入れる「上野東京ライン」が14日開業し、宇都宮駅では開業記念セレモニーが開かれた。宇都宮など県内各地と東京、品川などが乗り換えせずに行き来できるようになり、利便性向上とともに都心方面からの誘客、都市間交流活性化に期待する関係者も多い。

                   ◇

 同ラインは、上野-東京に新設した3・8キロの「東北縦貫線」を利用して運行する。東北線は70%前後が東海道線との相互直通運転となる。最長列車は、東海道線から東北線に直通する熱海発黒磯行きで、全線で4時間48分の長旅だ。

 同日朝、宇都宮駅構内で開かれたセレモニーで福田富一知事は「待ちに待った開業。利便性向上とともに観光や地域活性化に期待したい」と歓迎。JR東日本の浅見郁樹(いくじゅ)大宮支社長は「直接つながることで、まちとまちの魅力が溶け合い、新しいものが生み出される」とした。

 自治体関係者には、2020年東京五輪・パラリンピックを前に、都心方面からの誘客に弾みがつくと期待する声もある。県担当者は「利便性が向上し、交流人口が増えるだろう」とし、県内市町と東京や神奈川県との都市間交流も見据える。宇都宮市には、2地域を生活拠点として都心と地方を行き来するライフスタイル「ダブルプレイス」推進へ動き出している。

 同ライン開業で常磐線、高崎線も東海道線に乗り入れた。都心からの観光誘客を茨城県や群馬県と競うことになり、沿線市町の発信力も問われることになる。

7671チバQ:2015/03/15(日) 10:04:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015031402000243.html?ref=rank
上野東京ライン始動  混雑緩和へ挑んだ難工事

2015年3月14日 夕刊


新幹線高架橋の上に新たな高架橋を建設するため、架線の間を通したクレーンを使い、橋脚の部材を組む工事=2011年7月、JR神田駅付近で(JR東日本提供)
写真
 都心での混雑緩和につながると期待されるJR東日本の「上野東京ライン」は、営業中の新幹線の高架橋の上にさらに高架橋を通すという前例のない工事が行われた。橋脚などの建設ができるのは夜明け前の数時間。一日に一つの部材しか組めないことも多く、作業は約六年続いた。JRの担当者は「便利になったと感じてくれれば冥利(みょうり)に尽きる」と苦労を振り返る。 (皆川剛)
 真新しい高架の線路の両側に、ビルの屋上が迫る。「これまでと違う景色。迫力がありました」。建設工事部課長の長嶋秀幸さん(44)は、上野駅以南への延伸のため整備された「東北縦貫線」(約三・八キロ)の検査を終え、目を細めた。
 上野東京ラインが通過するこの縦貫線は、古い住宅や商店がひしめく神田駅周辺では特に勾配がきつく、最高地点は地上から約二十メートル。ビルの六階ほどに相当する。
 営業中の高架線路の上に並行して線路を造るのは「世界でも例がない」(長嶋さん)挑戦だった。新たな用地が取得できず、約一キロの短区間で東北新幹線の上と総武線の下を同時に通す難工事となった。
 重機を設置するのは新幹線の軌道上。作業の遅れは新幹線の遅れにつながる。新幹線の架線の間を縫うようにクレーンを伸ばすため、万が一に備え、ダイヤの見直しや乗客誘導のシミュレーションをした。
 上野東京ラインの開業で、常磐線や東北・高崎線の利用者は上野駅での乗り換えが減り、通勤時間帯の山手線などの混雑緩和が期待される。
 「都心の混雑緩和は国鉄時代からのJRの課題だ」。鉄道博物館(さいたま市)学芸部の香月(かつき)良太さんが語る。
 実は常磐線は過去にも一時期、上野を越えて有楽町駅まで直通運転していた。人々の往来が活発になり、長距離通勤と混雑が問題になった高度経済成長期。そのただ中の一九五四〜五六年に、分離工事が終わった山手線と京浜東北線の供用が始まるまでの間、朝夕の一部だけ片方の線路を利用して少しでも混雑を和らげようとしたのだ。
 長らく「始発駅」「終着駅」の代名詞だった上野駅を貫通する上野東京ラインは、六十年越しで実現したJRの宿願ともいえる。
 長嶋さんは「制約が多い中、東日本大震災もあったが、事故を起こさず工事をやり遂げることができた」と感慨深そうだった。

7672とはずがたり:2015/03/15(日) 10:12:24
>>7671
>実は常磐線は過去にも一時期、上野を越えて有楽町駅まで直通運転していた。人々の往来が活発になり、長距離通勤と混雑が問題になった高度経済成長期。そのただ中の一九五四〜五六年に、分離工事が終わった山手線と京浜東北線の供用が始まるまでの間、朝夕の一部だけ片方の線路を利用して少しでも混雑を和らげようとしたのだ。
そういう理由でやってたんですね〜。

7673名無しさん:2015/03/15(日) 11:50:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150312-00000000-mai-pol
<北陸新幹線>「福井先行」議論が加速…与党
毎日新聞 3月12日(木)0時42分配信

 自民、公明両党は11日、2022年度に開業予定の北陸新幹線・金沢-敦賀間のうち、金沢-福井間の先行開業に向けた議論を本格化させた。政府が「復興五輪」と位置付ける20年の東京五輪までの開業を目指す。責任者には自民党の稲田朋美政調会長(衆院福井1区)が就任。地元では「我田引『鉄』」への期待が高まるが、20年度は政府の財政再建の目標年にも当たるため、稲田氏は財政健全化との両立に頭を悩ませそうだ。【宮島寛】

 ◇財政再建と両立課題

 「北陸新幹線の金沢開業を14日に控え富山県や石川県は活況だ。福井にも一日も早く導き入れたい」。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の下部組織として11日に初会合を開いた先行開業の検討委員会で、委員長に就いた自民党の岡田直樹参院議員(石川選挙区)が声を張り上げた。

 会合では、1998年の長野五輪に合わせ北陸新幹線・軽井沢-長野間の工事を10年間から6年間へ短縮させた手法を国土交通省などから聴取し、用地買収や工事加速を模索することを確認した。

 整備新幹線は「政治銘柄」と呼ばれる。1月の政府・与党申し合わせで開業の5年前倒しが決まった北海道新幹線・新函館北斗-札幌間は、町村信孝衆院議長(北海道5区)が熱心に働きかけたもので、「町村新幹線」との異名を持つ。

 町村氏は昨年12月の議長就任を機に、整備新幹線PT座長を稲田氏に禅譲。石川県が地盤の森喜朗元首相も後押ししており、先行開業に向け「外堀はほぼ埋まった」(政府筋)状態だ。一方、党内ではリニア中央新幹線をめぐり、二階俊博総務会長(衆院和歌山3区)らが名古屋-大阪間の早期開業に向けて動きを活発化させている。

 ただ、稲田氏は党の財政再建に関する特命委員長も兼務している。20年度の基礎的財政収支の黒字化達成に向け、6月には社会保障費抑制策などをまとめる当事者だ。検討委は前倒しに必要な財源を最小限に抑える考えだが、「新幹線優遇」との見方が出れば、厚労族を中心に反発が高まることも予想される。

7674チバQ:2015/03/15(日) 17:55:00
http://www.sankei.com/region/news/150314/rgn1503140016-n1.html
2015.3.14 07:01
【北陸新幹線きょう延伸開業】
進まぬ上越妙高駅前開発 傍観の市、見えぬ方向性 新潟





 上越妙高駅開業で東京と最短1時間46分で直結し、関西・北陸方面への移動時間も大幅に短縮される上越市。新幹線は経済効果を呼び込む千載一遇のチャンスだが、地域開発や企業誘致の方向性が見えてこない。関係者らは、自治体がグランドデザインを描き、リーダーシップを取るべきだと指摘する。

 「新幹線駅ができると、規模も体力も異なる金沢や富山などと常に比べられるようになる」

 上越市北陸新幹線建設促進まちづくり協議会副会長を務める石平春彦市議は、激しい都市間競争を見据え、早くから新幹線を生かしたまちづくりの必要性を唱えてきた。

 市は平成23年に「新幹線まちづくり行動計画」を策定するなどしてきたが、いまだに具体的な戦略は進んでいない。

 駅周辺では、約9万6千平方メートルが商業・業務用地として整備され、地権者が企業や店舗の誘致を進めている。だが、用地の約9割で開発事業者が決まっておらず、わずかに穴吹工務店(高松市)が10月完成に向け売り出す12階建てマンションやレンタカー店などの建物にとどまる。

 昨年4月に浮上した駅前西口の開発構想も縮小の方向にある。

 構想は、アジアの富裕層などを狙った40階建て高層分譲マンション2棟と商業施設を建設する。総事業費は約500億円。地権者有志が大手総合商社の三井物産を通じ、東京の商業コンサルタント「やまき」に構想作成を依頼した。

 関係者によると、その後の市場調査で当初の構想に見合う需要が見込めないことが判明し、やまき側が2月、マンションの階数を「低層」にする修正案を地権者に説明した。

 市は「地権者が民間」との理由で傍観の構えだ。

 石平市議は「市長が先頭に立ってトップセールスを仕掛けなければ、進出機会を探る企業家の心に響かない」と指摘。市のブランド価値を高める文化施設やコンベンション施設など“シンボル”の整備策を練るよう提案する。県内企業からも「教育・研究機関を誘致するなどソフト面で知恵を絞っては」との声がある。

 中心市街地の高田地区も不安を募らせる。

 本町3、4、5丁目商店街振興組合連合会の大嶋喜久雄代表幹事は「観光のPRだけでは、眼も口も肥えた乗降客が周遊して商店街まで立ち寄らない。上越ならではの特色を出す工夫が必要だ」と話す。

 22年開業の東北新幹線新青森駅(青森市)は中心市街地の青森駅から約4キロ。高田駅と上越妙高駅とほぼ同じ距離だ。田園に囲まれた新青森駅は中心市街地と競合しないよう急激な開発を抑制したため、集客施設誘致に苦戦している。

 日本総合研究所(東京)地域経営戦略グループの日吉淳ディレクターは「新青森駅のまちづくりは反面教師になる」と指摘する。

 その上で「まず自治体が地域の強みを見つけて市全体のグランドデザインを描き、高田・直江津地区と上越妙高駅周辺などの役割分担を明確にしハードとソフトの資源を重点配分すべきだ」と提言している。

7675名無しさん:2015/03/16(月) 21:22:08
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015031690135750.html?ref=rank
上野駅、行列消えた 上野東京ライン、混雑緩和効果?
2015年3月16日 13時57分
 上野駅止まりだった東北(宇都宮)線と高崎線を東海道線に直通させ、常磐線を品川駅まで延伸させるJR東日本の「上野東京ライン」の開業後初めての平日となった16日朝、上野駅では乗車待ちの列が大幅に短くなり、「日本一混む」とされた山手線車内にも余裕がみられた。JRが想定した混雑緩和には一定の効果があるようだが、路線全体の影響が分かるには時間がかかりそうだ。 (皆川剛)
 この日の午前八時、上野駅大連絡橋通路。東北線などから乗り換える人が、山手線外回りが発着する三番線ホームへつながる階段へ流れていく。
 十二日の同じ時刻には、数分おきに発着する山手、京浜東北線に乗り切れない人がホーム上にあふれ、三十段の階段に五列になった人たちが立ち止まり、さらに通路に数十人が並んでいた。上野東京ライン開通前にあった、そんな光景はなくなっていた。
 スムーズな人の流れを眺めながら、八時十二分に大連絡橋通路からホームへ。浦和駅から乗車し上野駅で乗り換え神田駅へ通勤して一年になる会社員の矢島孝信さん(37)=さいたま市浦和区=は「劇的に空(す)きました」と驚いた様子。駅員の顔にも余裕がうかがえる。
 山手線外回り最後尾の車両に乗り込み、御徒町駅へ向けて発車。上野-御徒町間は、混雑率202%(二〇一三年度、国土交通省調べ)で、これまで日本で最も混むとされていた区間。十二日には両腕を折り畳んでやっと乗車できるほどだった。「車内の空気が心なしか軽い」。矢島さんがそう笑うように、車内は隣の人と体がわずかに触れるが圧迫感はない。腕を伸ばしてタブレット端末を操作している乗客もいた。
 矢島さんは、これまで、車両の奥から下車するのに一苦労で、一駅前の秋葉原駅でいったん降りてドアの近くをキープしていた。
 「秋葉原で下車しなかったのは初めて。そうしなくても楽に降りられました」と神田駅で涼しい表情を見せた。記者の体感としては「広げて新聞が読める」混雑率150%と「折り畳めば新聞が読める」180%の中間くらいか。混雑率ワーストは返上できそうだ。
 乗客が効果的に分散したのか、他の路線が顕著に混むなどのあおりを受けているのかは、まだ不透明だ。JR東日本は「お客さまの動向を注視し、さらに利便性を向上させたい」としている。
(東京新聞)

7676チバQ:2015/03/16(月) 21:47:27
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150316-00000000-sasahi-life
名古屋人もびっくり! 上野東京ラインで「名鉄現象」が発生!?〈dot.〉
dot. 3月16日(月)7時9分配信

 上野と東京を結ぶ「上野東京ライン」が3月14日に開通した。高崎線・宇都宮線・常磐線と東海道線が乗り換えなしで行き来ができるようになり、乗客の利便性がますます高まった。

 その恩恵をもっとも得られるのは、新橋駅だろう。これまで、東海道線ホームは、乗客の大半が下り横浜方面に利用していた。なぜなら、上り方面が隣の東京駅で終点のため、わざわざ東海道線を使う必要がなかったからだ。

 これが一変、上野東京ラインが開通すると、多くの利用客が東京駅方面のホームにも並んでいた。もちろん開通初日だからかもしれないが、それでも乗り換えなしに上野駅より北に行ける利便性は計り知れない。

 そんな「上野東京ライン」だが、注意しなければならないこともある。それは、行き先をしっかり確認する必要が生じてきたのだ。特に品川駅から北に行く時に重要だ。これまで東京駅行きだけだったが、14日から“カオス”になっている。こんな感じだ。

●高崎線=前橋、新前橋、高崎、深谷、籠原
●宇都宮線=黒磯・宇都宮・小金井・古河
●常磐線・成田線=高萩・勝田・水戸・土浦・成田・取手
●上野東京ライン=上野・東京

 …実に行き先が17種類になってしまった。常磐線方面であれば、電車のカラーリングが違うためすぐに見分けがつく。だが、高崎線や宇都宮線・東海道線は同じカラーリングであるため、ちゃんと行き先を見ないと、行きたい駅とまったく違う方向の電車に乗ってしまう恐れがある。

 「上野東京ライン」の開通で複雑化した行き先を利用客にどう明確に伝えていくか。JRにとって今後の課題だ。だが、もっともこればかりは乗客が慣れるしかない。

 実は、もっと行き先が複雑な路線もあるのだ。名古屋鉄道の名鉄名古屋駅では、北に行く岐阜・犬山方面で「11種類」、南に行く豊橋・常滑方面で「19種類」も行き先がある。しかも、名鉄の場合、それぞれの行き先に「普通」・「準急」・「急行」・「特急」に分かれ、それぞれ停車駅が異なる。これらの電車が上り下りの区別なく、ひとつのホームで行き来するので、実に紛らわしい。

 さらに、列車編成も2両から8両までと多岐にわたり、それに応じてホームで並ぶ位置を変えなければならない。それでも、名古屋の人々は、自分の行きたい駅にあわせてそれぞれ柔軟に対応できているようだ。

 ただ、名古屋に比べると、乗客が多い東京。JR東日本の“名鉄現象”に東京人がすんなり対応するのは難しいかもしれない。

(ライター・河嶌太郎)

7677チバQ:2015/03/16(月) 22:10:21
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/66438.html
北陸新幹線、中池見湿地回避へ 環境の影響少ないルートを検討
(2015年3月16日午後5時10分)
 北陸新幹線金沢―敦賀間の認可ルートがラムサール条約に登録された中池見湿地(福井県敦賀市樫曲)を横切る問題で、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は15日、湿地を横切らないよう計画を変更する考えを明らかにした。専門家による検討委員会の提言を踏まえた対応で、より環境への影響が少ないルートを今後検討する。政府・与党で合意した当初計画から3年早めた2023年春ごろ開業の予定は変えないとした。

 北陸新幹線ルートを巡っては、2002年の環境影響評価(アセスメント)実施時に想定された「アセスルート」が、集落を分断することになることから、約100メートル湿地寄りに認可ルートが設定され、湿地の一部「後谷」を横切る形となっていた。

 機構は専門家による検討委を設け、これまでに3回の会合を開催。動植物への影響などを検討してきた。この日は敦賀市の敦賀商工会館で第4回会合を開き、特に水環境への影響を非公開で検討。「動植物、水環境のいずれにも影響の少ない『アセスルート』が望ましい」とする結論をまとめた。

 機構大阪支社の齊木功・工事第三部長は取材陣に対し「速やかにルートを検討する。認可ルートで工事を進めることはありえない」と提言を尊重する考えを示し「今後、県や敦賀市と協議し国へルート変更の許可申請を目指す」と説明。新北陸トンネルの工事が既に着工している点についても「提言を踏まえても工程への影響はない」とした。

 会合後に会見した検討委員長の松井正文・京都大大学院教授はアセスルートを基本に「例えばトンネルをより高い位置に設け地下水への影響を減らしたり、トンネルのカーブを変え出口の位置を変更するなど可能な限り環境影響を減らしてほしい」と要望。「工事後も一定期間、水環境や猛禽(もうきん)類などへの影響をモニタリングする必要がある」とした。

 また、ラムサール条約登録区域を通過しない複数のルートについても機構から説明を受けたといい、より直線的なルートを確保できるなどの観点からアセスルートに理解を示した。

 敦賀市の河瀬一治市長は「湿地の保全と新幹線の高速走行性、現駅併設などの要件を、しっかりと検討し、周辺の集落にも配慮した最適な解を見いだしていただけるものと考えている」とコメントした。

7678チバQ:2015/03/16(月) 22:10:50
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/super_expless/66329.html
福井発福井行き、新幹線で一周 各駅でフィーバー、景色満喫
(2015年3月15日午前7時20分)
 新幹線かがやきに乗って東京へ行き、帰りは東海道新幹線を使って福井に戻ってこい―。指令を受け、北陸新幹線金沢開業の14日、東京経由の鉄道“一周”の旅を初体験した。東京までの新幹線各駅ではピカピカのW7系を撮影する人垣ができ、開業フィーバーを実感。一周約7時間にわたる車窓からの眺めも日本海側、太平洋側の景色の変化を楽しめた。

 福井発金沢行き特急「ダイナスター」の一番列車は午前6時発。1番ホームに到着した列車は、なじみのあるサンダーバードと同じ車両だったが、側面の電光掲示には「ダイナスター」の文字が輝く。

 隣に座った福井市内の男性(63)は「いつも東京に行く時は(特急しらさぎの)5番ホームだから間違えそうになって慌てたよ」と苦笑い。確かに足が向きかけた。

 金沢駅までは50分。降りて新幹線ホームに向かうと、乗り換え改札付近は大勢の乗客でごった返していた。二番列車のかがやき502号が待っていた12番ホームでは、カメラを構える人たちと一緒に撮影に夢中になったが、乗り換え時間は10分と余裕がある。

 午前7時に発車し、しばらく外を眺めていると、立山連峰の壮大な景色が目に飛び込んできた。「きれい」の声とカメラのシャッター音が続いた。ただ金沢―長野はトンネルが4割以上。車窓の眺めが途切れ、携帯電話の電波も不通になってしまうのはやや残念なところだ。

 長野駅で隣の席に座った都内の大学に通勤する准教授(56)=長野市=は「これまで終着駅だった長野駅の風景が変わって新鮮」と笑顔。雪景色の浅間山など車窓ポイントを教えてくれた。

 期待していた車内販売は開業日だけにアテンダント2人がフル回転。結局やって来たのは東京駅に着く10分前だった。開業記念の期間限定コーヒーを飲んでいる途中で、9時32分に東京に着いた。

 東京駅でも北陸新幹線開業のお祭りムード。かがやきのW7系やE7系を撮影する人垣ができ、駅構内の記念物産展がにぎわっていた。開業ブームはしばらく続きそう。

 帰りの東海道新幹線では、冠雪した富士山が現れ、美しかった。米原駅の乗り換え改札を通ってみると、通路は金沢駅の方が広い印象だった。列車の振動は北陸新幹線の方が小さかったように思う。

 ちなみに、今回の旅は「福井→福井」という片道乗車券を購入し、東京駅で途中下車した形だ。乗車券の割引率が高く、在来線特急と新幹線を普通車指定席にした場合は2万6500円。北陸新幹線を使った福井―東京往復よりも安く、東海道新幹線を使った場合の往復割引(2万5590円)との差もあまりない。ただ、途中下車する際は駅員のいる改札口を通る必要があるのが注意点だ。

7679チバQ:2015/03/16(月) 22:13:04
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20150316/CK2015031602000024.html?ref=rank
中池見湿地ルート検討、慎重さ求む声 北陸新幹線
写真
 敦賀市で十五日に行われた専門家による検討委員会で、北陸新幹線の中池見湿地(敦賀市樫曲(かしまがり))周辺での建設路線が二〇〇二年の環境影響評価(アセスメント)ルートに再び戻す方向が示された。地元の自然保護団体からは「工法やルートの検討を慎重に進めて」との要望や、アセスルートがまだ湿地に近いことから「国際的な信用を失ってしまう」と懸念の声が交錯した。

 「北陸新幹線・中池見湿地付近環境事後調査検討委」は、事業主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が設置。中池見湿地は、三千種超の動植物が生息し、世界的にも珍しい泥炭層が認められてラムサール条約に登録されている貴重な地域。NPO法人「中池見ねっと」の上野山雅子事務局長は「三年前倒しが決まったからといって焦らず、工法やルートの検討を慎重に進め、環境への影響が少なくなるようにしてほしい」と要望。「地元への説明もきちんとしてほしい」と語った。

 一方でNPO法人「ウエットランド中池見」の笹木進さん(72)は「条約登録範囲内に新幹線を建設することは、日本の国際的な信用を失墜させてしまう」と懸念。「できれば別のルートにしてほしい」と話した。

 検討委の松井正文委員長は、国の認可ルートや〇二年アセスルートに加え「湿地から遠ざかる新たな三つのルートも検討した」と報告。ただ集落の分断や直線を求める新幹線の特性を考慮した結果、アセスルートに戻すのが妥当と判断した。

 中池見湿地が立地する敦賀市の河瀬一治市長は「委員会の意見を踏まえ、機構には中池見湿地の保全、北陸新幹線の整備、周辺の集落にも配慮した最適解を見つけてほしい」とコメントした。

7680チバQ:2015/03/16(月) 22:13:20
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2015/03/16092621016809.shtml
駅間の短さ日本一・佐世保
佐世保中央駅を出発して約40秒後、中佐世保駅に到着する列車=佐世保市島瀬町
佐世保中央駅を出発して約40秒後、中佐世保駅に到着する列車=佐世保市島瀬町

 アーケードの長さ、ハウステンボスの「光の王国」、九十九島トラフグ-。いずれも佐世保市が誇る"日本一"だ。そんな中、「佐世保のとある駅と駅の距離は日本一短い」という情報を耳にした。どこにあるのか、どれくらい短いのか、そもそもなぜ短いのか。現場を訪ねた。

 多くの人が行き交う市中心部に、うわさの場所はあった。四ケ町アーケードに隣接する松浦鉄道(MR)佐世保中央駅から、鉄橋を渡って国道35号を横切る中佐世保駅までの区間。その距離わずか200メートル。確かに短い。

 実際に体験してみた。ストップウオッチを片手に佐世保中央駅から乗車。すると、直後に「間もなくなかさせぼ-なかさせぼ-」とのアナウンスが。所要時間約40秒、運賃150円。あっけない"旅"だった。

 短い理由を知ろうと、MR本社(同市白南風町)を訪ねた。

 「電車と徒歩、どちらが速いか競争する人までいますよ」。笑顔で迎えてくれたのは井上弘秀常務。もともとは中佐世保だけだったが、買い物客の利便性を考慮し、1990年に佐世保中央を開業したという。「開業時は、市民も商売人も、誰もが喜んでくれました」と自慢げだ。

 では、中佐世保はいらなくなったのでは...。少しシビアな意見を突きつけてみると「それが、意外に利用客は多いんです」と井上常務。「MRは"速達性"より"利便性"重視。中佐世保は無人駅で駅員もいらないし、駅があるに越したことはないんです」

 そんなに需要があるものなのか。中佐世保駅に引き返してみると、駅前で駐車場を営む森田弘穂さん(70)がその理由を教えてくれた。「ここら辺は住宅街。朝など寝る時間が一分でも惜しい社会人や学生にとって、あるのとないのでは全然違う。ありがたい存在なんだよ」

 "短すぎる区間距離"は、短いなりの事情の上に成り立っていた。

7681チバQ:2015/03/16(月) 22:14:14
http://toyokeizai.net/articles/-/63203
JR山田線、「震災4年で復旧工事」の舞台裏
JR東日本は、「山田線方式」を広げていくのか
大坂 直樹 :東洋経済 編集局記者 2015年03月14日
岩手県の県都である盛岡駅から宮古駅までは東西を結び、宮古駅から釜石駅までは南北を結ぶJR山田線。このうち、宮古-釜石間は、まだ復旧していない。

全国屈指の閑散路線として知られるが、3月7日11時7分に盛岡駅を出発した2両編成の宮古行き「快速リアス」は、立ちどおしの乗客も多数出るほどの混雑ぶりだった。

ちょうど青春18きっぷのシーズンということもあり、乗客のほとんどが観光客。宮古駅で乗り換えて、三陸鉄道北リアス線に乗ることを楽しみにしているようだった。

ところが、車掌が「この列車に接続する三陸鉄道は1両編成という連絡がありました」と乗客に伝えると、車内は騒然となった。2両編成のリアスの乗客全員が1両の三陸鉄道に乗るとなると、大混雑は必至。宮古駅に到着すると、乗客はわれ先に三陸鉄道のホームへ急いだ。

そのころ、宮古駅の周辺には多くの鉄道、建設、行政関係者が集まっていた。東日本大震災の影響で4年にわたり運休を余儀なくされていた山田線の宮古―釜石間において、この日、復旧に向けた工事がようやく始まったのだ。

地元とJR東日本の調整は難航

被災した三陸沿岸を走る路線のうち、大船渡線と気仙沼線はJR東日本によってBRT(高速バス輸送システム)を活用した仮復旧が行われた。山田線についてもJR東日本からBRT導入が提案されたが、「宮古―釜石間は路線バスが1日11往復走っていることから、BRTを導入する意義は乏しい」(宮古市)として、地元はあくまで鉄路による復旧にこだわった。

BRTの導入が困難と判断したJR東日本は2014年1月、線路や施設を回復したうえで三陸鉄道に運営を移管する案を提示した。復旧費用210億円のうち、原状回復費用140億円はJR東日本が負担し、まちづくりや地盤のカサ上げなどに要する70億円は公的資金を活用して自治体が負担する。また、運行後の赤字を負担する意味合いで、5億円程度をJR東日本が一時金として支払うという内容だった。

鉄路による復旧という点では地元の希望どおりだが、決して満額回答ではない。前述のとおり、山田線は全国屈指の閑散路線。ただでさえ経営の厳しい三陸鉄道が宮古―釜石間を引き継いだら、赤字額はさらに膨らむ。

とはいえ、JR東日本の提案が議論の足掛かりになったのは間違いない。ここから、鉄路による復旧を前提とした議論が始まった。昨年末には、JR東日本の支払う一時金が5億円から30億円に引き上げられ、さらに車両の無償譲渡、軌道の強化、人的支援を行うなど、JR東日本が大幅に譲歩する形でようやく決着を見た。地元の粘り勝ちである。

三陸鉄道にとっては、現在南北に分断されている路線に山田線が加わることで一本につながり、一体運営が可能になるというメリットがある。2カ所に分かれている運行指令所などの施設を一体化できれば、コスト削減にもつながる。

一方、山田線の運行に伴う赤字負担は、三陸鉄道の株主である岩手県や地元自治体に跳ね返る。利用者の拡大を少しでも支援するため、「三陸鉄道に接続する八戸線、釜石線、山田線(盛岡―宮古間)と連携して、観光客誘致に全力を挙げていく」と、JR東日本の冨田哲郎社長は意気込みを示す。

7682チバQ:2015/03/16(月) 22:14:32
岩手県知事「山田線は特殊事例」

山田線の動向が決着した今、次なる課題は大船渡線と気仙沼線をどうするか、である。BRTはあくまでも仮復旧という位置づけだ。いずれ鉄路で復旧されるのであれば、山田線と同様、JR東日本が鉄路を復旧したうえで三陸鉄道に移管する可能性はあるのか。

冨田社長は「安全面の配慮やまちづくり計画との整合性、将来の利用者数などの問題がある。地元と幅広く議論を続けていきたい」と語るにとどめた。

同じ質問を向けられた達増拓也・岩手県知事は「じぇじぇじぇ、です」(NHKの朝ドラ「あまちゃん」で有名になった、驚きを表す方言)と前置きした後、「山田線はユニークなケースだと思う」と、大船渡線や気仙沼線への展開には否定的な見方を示した。

営業エリアの広いJR東日本は、赤字路線を数多く抱える。山田線を上回る赤字路線だった岩泉線(岩手県)は、2010年の土砂崩れの後も復旧されないまま、2014年3月に廃止された。只見線(福島県、新潟県)は2011年7月の集中豪雨により、会津川口―只見間が現在も不通となっている。

ほかにも、大湊線(青森県)、北上線(岩手県、秋田県)なども客数の減少に苦しむ。中央線・岡谷―塩尻間(長野県)のように、路線全体では利用者が多くても特定区間の利用が少ないというケースもある。

移管できる運営母体の有無が大きな条件


JR山田線の宮古-釜石区間では3月7日から復旧工事が始まった
ところで、山田線を前例として、JR東日本が他エリアの赤字ローカル線を切り離す可能性はあるのだろうか。

この疑問に対して、冨田社長は「移管できる運営母体があるかどうかも大きな条件となる。ほかの路線では、移管先がなかなかない」と答える。つまり、山田線は三陸鉄道の存在があったからこそ移管が可能だったということである。

昨年1月、JR東日本が山田線の三陸鉄道への移管を初めて地元に提案した際、移管する理由について担当者は「三陸鉄道さんのように地域密着型の“マイレール意識”がある会社に、なかなかなりきれなかった」と語っていた。

三陸鉄道は震災直後に無料で「復興支援列車」を運行し、その後もさまざまな施策を矢継ぎ早に繰り出し、被災した住民を勇気づけた。あまちゃん効果も寄与して、「三陸復興のシンボルになる」(望月正彦社長)ことに成功した。だからこそ、JR東日本も安心して山田線を託すことができたわけだ。

冨田社長の発言は、他エリアの赤字路線はその地に三陸鉄道のような運営母体がないと引き継げないことを意味する。その点では、ほかの赤字路線は当分の間、JRが運行し続けるわけで、安泰ともいえる。地元にとっては、赤字路線を押しつけられずに済むという点で朗報だろう。

ただ、山田線がそうだったように、JRの路線が地元住民にマイレール意識を持ってもらえない状態は正常とはいえない。赤字路線といえども、地元から愛されるための不断の努力が必要だ。

東日本旅客鉄道の会社概要 は「四季報オンライン」で

7683チバQ:2015/03/16(月) 22:31:16
稲田先生を買いかぶりすぎだと思う

http://dmm-news.com/article/926655/
【北陸新幹線】地元への利益誘導!? 福井県延伸に自民党大物議員の影
DMMニュース 2015.03.16 07:50
 北陸新幹線の金沢―長野間が3月14日、延伸開業した。東京―金沢間が最速2時間28分で結ばれ、経済波及効果は約200億円と見積もられている。

「金沢開業は悲願だった。100年に一度の節目となる」

 と、谷本正憲・石川県知事は期待を込めて語り、実際、観光客の急増が見込まれるのはもちろん、移動時間の大幅な圧縮で企業進出も相次ぎ、金沢駅周辺は急ピッチで開発が進んでいる。

優先される「政治家の事情」

 整備新幹線は、「地元の事情」もさることながら「政治家の事情」も優先され、費用対効果の面で、「本当に必要なのか」と指摘されるような路線が少なくない。

 だが、北陸新幹線は、地元の期待も経済波及効果も「地方創生」という政治家の思惑も、それなりに満足させるものだった。

 ところが、“その先”には疑問符がつく。

 2022年度までに開業される金沢―敦賀間である。本来、2025年度だった開業を、金沢人気に煽られるように3年前倒しにした。

 それだけでも、相当、無理な予算編成だったのに、政府・与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームのなかには、敦賀までの間にある福井県の県庁所在地の福井市までを先行開業させようという動きがある。

 中心となっているのが、同プロジェクトチームの座長で福井県選出国会議員の稲田朋美・自民党政調会長だ。

「東京オリンピックが開業する20年までに福井延伸を!」

 安倍晋三首相と波長が合うタカ派議員で、その覚えもめでたく閣僚を歴任、昨年9月には当選3回で党3役の政調会長に就いた。

「将来は日本のサッチャー(英元首相)」と、期待する向きもある。

 弁護士出身の改革派で利権誘導的なことはしない政治家と目されていたのだが、新幹線となると話は別らしい。

「東京オリンピックが開業する20年までに福井延伸を!」と声を上げ、決まってはいないものの検討課題となった。

 だが、そもそも福井―東京間に、北陸新幹線が必要だろうか。

「東京から長野経由で大回りするより、在来線で米原まで出て、東海道新幹線を使った方が安くて早い」

 こんな現実的な声があがるなか、折り返しの施設整備をしなければならない福井先行延伸に、どれだけの効果があるかを、理論派の稲田政調会長は再考した方がいい。

7684チバQ:2015/03/17(火) 22:57:30
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150316-OYTNT50435.html
開業後初の平日 「あいの風」混雑激しく
2015年03月17日
開業最初の平日、帰宅する学生や会社員らで混雑する「あいの風とやま鉄道」の車両(16日午後6時23分、富山駅で)
開業最初の平日、帰宅する学生や会社員らで混雑する「あいの風とやま鉄道」の車両(16日午後6時23分、富山駅で)

 ◆朝方、車両数減乗り遅れも

 北陸新幹線開業後、初の平日を迎えた16日、JR北陸線の経営を引き継いだ「あいの風とやま鉄道」では、通勤ラッシュの時間帯、列車に客が乗れないほど混雑した。その一方、富山空港では、全日空の富山―羽田便の搭乗率が大きく落ち込み、新幹線開業による影響が表れ始めた。

 ■鉄道

 あいの風鉄道によると、この日午前7時45分高岡発、午前8時5分富山着の列車(2両編成)の混雑が激しく、小杉駅で10人程度、呉羽駅で5人程度がホームで乗車できずに取り残され、13分後の後続列車(4両編成)に乗車した。

 JR北陸線の時は、ほぼ同時刻に運行していた列車は4両編成だったが、あいの風鉄道では2両編成で運行したことも、オーバーフローの原因だったようだ。 午後6時20分頃にも、富山駅で乗客が4両編成の停車位置で並んでいたところ、2両編成の列車が到着し、慌てて移動する場面がみられた。

 各駅ホームでは、あいの風鉄道の社員が誘導役を務めていたが、担当者は「利用実態が想定と違った」と話す。同社は今後、利用実績を調べ、編成の車両数を増やすことも含めて対応を検討する方針。

 一方、北陸新幹線の利用客は、満席の列車が相次いだ14、15日に比べ、やや落ちついた。JR西日本金沢支社によると、15日午後1時の時点で、16日の列車は「かがやき」「はくたか」「つるぎ」のいずれも、指定席が満席となった列車はなかったという。

 ◆羽田便は搭乗率15ポイント減

 ■飛行機

 空の便は、新幹線開業で早速、乗客数が大きく減り始めた。

 全日空富山支店によると、16日の羽田便の搭乗率(予約数)は約55%で、新幹線開業前と比べて約15ポイント落ち込んだ。全日空は16日、利用客の減少を想定し、羽田便6往復のうち3往復を座席数が少ない小型機で運航したが、それでも搭乗率が50%台に低下し、早くも厳しい現実が浮き彫りとなった格好だ。

 西尾敏・富山支店長は、「機体は小型化し、運賃も下げられるところまで下げた。県の支援などをもっと周知して、利用をお願いしていくしかない」と話した。

 ■駅商業施設

 富山駅高架下の商業施設「とやマルシェ」では16日、お土産を買い求めるビジネス出張客の姿も多く見られた。担当者によると、午後3時過ぎ頃からビジネス鞄かばんを持った出張客が増え始め、買い物を終えると1階エスカレーターを上って新幹線改札口に向かう姿が多くみられたという。

 2日間で約9万人の来店者数を記録した14、15の両日は、駅を見に訪れたとみられる地元客らで身動きしづらいほど混雑したが、16日はさほど混雑はみられなかった。

 日帰り出張を終えて東京方面に戻る横浜市泉区、会社員田代和也さん(47)は「出発まで時間があったので立ち寄った。改札に近いので、出発時刻ギリギリまで品定めして職場と家族用にお土産を買って帰りたい」と話していた。

7685チバQ:2015/03/17(火) 22:59:05
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150316-OYTNT50379.html
常磐線 全線復旧へ着々
2015年03月17日


 東日本大震災の津波と東京電力福島第一原発事故の影響で不通になっているJR常磐線の県内区間が、全線復旧されることになった。国土交通省は不通区間約68キロのうち約7割を2018年春までに復旧させる方針で、沿線自治体は「復興につながる」と歓迎している。ただ、福島第一原発に近い浪江―富岡駅間は放射線量が高く、除染などが必要になるため、復旧時期は見通せない状況だ。

 内堀知事は16日の記者会見で、「常磐線は浜通りの住民の生活、産業、観光を支える重要な交通基盤だ。全線復旧は浜通り全体の復興再生に力強い追い風になる」と国の方針を歓迎した。

 国は、南相馬市内の原ノ町―小高駅間は最も早い16年春までの復旧を目指し、小高―浪江駅間は「遅くとも2年後(17年春)」、富岡―竜田(楢葉町)駅間は3年以内(18年春)を目途とした復旧を目標にしている。

 帰還困難区域を通る浪江―富岡駅間は、除染や利用者の安全性を確保した後になるとして、復旧時期は明示しなかった。浜吉田(宮城県亘理町)―相馬駅間は17年春頃に復旧する見通しだ。

 原ノ町―竜田駅間では、代行バスが国道6号を1日2往復、途中停車せずに直通運行しているが、鉄道復旧に対する期待は大きい。沿線の富岡町の宮本皓一町長は「国道6号と常磐自動車道に続く動脈の一つであり、全線復旧で人とモノの交流が盛んになれば町の復興の後押しになる」と期待を寄せた。

 読売新聞が実施した首長アンケートで、南相馬市は避難指示の解除目標を16年4月、浪江町は17年3月としており、常磐線の復旧が住民帰還の後押しになるとみられる。

 課題となるのは、帰還困難区域を通る区間だ。国交省は「帰還困難区域のままでは人の乗り降りをさせられないため、一部の駅は停車しないようにして開通させることも選択肢に入る」(鉄道局)としており、放射線量や避難指示の状況によって停車駅などが設定される可能性がある。

 常磐線では、昨年12月の国の調査で空間放射線量が最大で毎時30マイクロ・シーベルトになる地点があり、復旧に向けて除染や放射線の遮蔽措置などが必要になる。今後、関係省庁などでつくる協議会で、不通区間の除染計画や、線量が高い地域で緊急停車した場合の乗客の避難方法などが検討される。

2015年03月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7686チバQ:2015/03/18(水) 07:44:17
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150317-OYTNT50371.html
京葉線複々線化急浮上…県、事業費など調査方針
2015年03月18日


 県は新年度、JR京葉線の複々線化に向け、事業費算定や採算の分析などの調査を行う方針を固めた。新年度中にまとまる政府の交通政策審議会の答申で、優先的に整備する路線に位置付けられることを目指す。約10年前に白紙化された構想だが、東京臨海高速鉄道りんかい線との相互乗り入れ・直通運転が現実味を増す中、急浮上してきた。(田島大志)

 京葉線は1960〜70年代に県企業庁が埋め立てた土地を利用し、当初は貨物線として計画された。県交通計画課によると、当時、旅客線と貨物線を並行させる構想があり、線路4本分の用地が確保された。88年には新木場―蘇我間が旅客線として開業し、残る2本分の約13ヘクタールは企業庁が保有を続けた。だが、県は2006年に「JR側に複々線化の計画がない」と判断し、処分を進める方針を決定。その後、約3ヘクタールが売却された。

 転機は、今年1月に行われた森田知事とJR東日本の冨田哲郎社長との会談だ。関係者によると、席上、JR側はりんかい線との直通運転実現の課題として、京葉線の輸送力の限界を指摘。新木場以西が東京方面と大崎方面に分かれることに伴い、行き先によって本数が二分される問題の解決策として、複々線化が話題になったという。

 京葉線は朝のラッシュ時を中心に過密状態にあり、増便の余地はほとんどないとされる。沿線住民からは直通運転への期待が高まる一方、「東京方面への本数が減らされると困る」との声も上がっていた。

 こうした経緯から知事は2月23日、県議会で複々線化について「(過密ダイヤ)緩和のためには有力手段で、関係者で検討の際は協力していきたい」と答弁。JR東の石川明彦千葉支社長も同27日の記者会見で「非常に大きな設備投資を伴う」と指摘しつつ、「会社全体で検討される課題」と述べるなど環境づくりは進みつつある。

 新年度には交通政策審議会が15年ぶりの答申をまとめ、16年以降の首都圏の鉄道整備の優先度などを示す。答申で優先度が高く位置付けられると、整備促進が進むのがこれまでの通例だ。

 県は外部に委託して調査を行うことにし、特にダイヤの過密度が高い武蔵野線との合流点(市川市高谷)と新木場の間を重点区間と設定。〈1〉概算事業費の算定〈2〉採算性分析〈3〉効果や実現に向けた課題整理――などをテーマに8月上旬頃、中間とりまとめを行う方針だ。調査では、りんかい線がJRの「羽田空港アクセス新線」と結ばれる可能性を踏まえ、羽田空港などと県内の各都市、観光地がつながる効果も検討する。

 事業化の最大の課題は事業費で、県交通計画課は「JRが負担するのが原則」とのスタンスだ。一部の用地買い戻しも必要となり、実現の場合でも開通は2020年の東京五輪後になるとみられている。

2015年03月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

7687チバQ:2015/03/19(木) 21:39:00
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150318-OYTNT50108.html
観光列車 相乗り計画 しなの鉄道とJR
2015年03月19日
4月から本格運行が始まる観光列車「おいこっと」(昨年12月、JR東日本提供)
4月から本格運行が始まる観光列車「おいこっと」(昨年12月、JR東日本提供)

 北陸新幹線の金沢延伸に合わせ、北しなの線(長野―妙高高原間)の営業を始めた「しなの鉄道」は、利用促進に向けてJR東日本との連携強化を打ち出している。しなの鉄道の「ろくもん」とJRの「おいこっと」を生かした誘客作戦が柱で、二つの観光列車の相互乗り入れ計画も進む。

 ろくもんは昨年7月、誘客の柱として長野―軽井沢間で運行を始めた。JR九州の豪華観光列車「ななつ星in九州」のデザイナー水戸岡鋭治さんがデザインを手掛けたことで話題を集めた。食事付き1万2800円のプランは4〜5月、ほぼ満席の人気ぶりだ。

 ◇22日に記念運行

 しなの鉄道は22日、ろくもんを北しなの線で記念運行し、「営業運転も検討している」としている。

 JRは新幹線新駅の飯山に注目。沿線の観光地に足を延ばしてもらおうと、飯山線(長野―十日町間)で4月4日から「おいこっと」の運行を始める。

 運賃は、長野―十日町間の片道で2260円。古民家をイメージした純和風の内装が特徴で、もんぺ姿のアテンダントが車内販売や記念撮影を手伝い、野沢菜の漬物をふるまう。

 ◇ツーデーパス

 連携の第一弾が、北しなの線や飯山線が2日間乗り放題の「北信州ツーデーパス」(大人3510円)の発売。特急券を買えば長野―上越妙高間の新幹線利用も可能で、行きは新幹線、帰りはローカル線での旅を楽しめる。おいこっとも指定席券(520円)を追加購入すれば乗車できる。

 ◇横断ルート誕生

 一方、両観光列車の相互乗り入れが実現すれば、軽井沢から新潟方面を結び、浅間山や北信五岳など沿線の名所を楽しめる県内横断ルートが誕生する。

 JR東日本の内田浩二・長野支社長は「相互にイベント列車を乗り入れ、沿線を活性化させたい」とし、しなの鉄道の藤井武晴社長は「ぜひ実現したい」と話している。

2015年03月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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