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鉄道総合スレッド

7632チバQ:2015/02/28(土) 22:19:25
http://www.sankei.com/region/news/150228/rgn1502280037-n1.html
015.2.28 07:03

JR九州完全民営化へ 事業多角化路線が奏功も変わらぬ鉄道赤字改善急務

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 JR九州が「悲願」の実現に、また一歩近づいた。JR会社法改正案の閣議決定により、平成28年度の完全民営化へ道筋が整った。青柳俊彦社長は「上場すればよりスピード感を持った自由な経営が可能になり、九州のために活躍できる」と意義を強調する。(大森貴弘)

 昭和62年のJR九州発足以降、歴代社長は完全民営化の実現を目指してきた。

 外食やホテル、マンション、ドラッグストアなど事業多角化を強力に推し進めた。この結果、平成25年度の売上高は3548億円と、過去最高を記録した。当時の唐池恒二社長(現会長)は「上場に向け、よいペースで進んでいる」と語った。

 政府・自民党が上場にゴーサインを出したのも、業績向上によって、地域社会への貢献もする九州の代表的企業に育ったからだ。

 一方、常に悩みの種であり続けるのが、鉄道事業の赤字だった。駅業務や車両工場での分社化などを進め収支改善を図ってきたとはいえ、その構造に変わりはない。25年度決算でも鉄道は149億円の赤字だった。

 昨年5月、社長に就任した青柳氏は、鉄道事業の収支改善に向けた取り組みを続けている。

 にちりんシーガイア(博多-宮崎空港)や、きりしま(宮崎-鹿児島中央)などの特急列車で、客室乗務員を廃止し、弁当や飲み物などの車内販売を終了した。この動きは今後、他の特急列車にも広げる。

 3月からは、香椎線で、乗客案内を遠隔からのインターホン形式に切り替えることで、無人化を進める「スマートサポートステーション」も始める。

 青柳氏は2月の定例記者会見で「安全を担保しつつ、サービスをどう維持するか。今後の挑戦として、第一弾を香椎線で実施する」と述べ、適用路線を拡大する方針を示した。

 こうした取り組みについてJR九州幹部は「何事も派手だった唐池前社長に比べると地味かもしれないが、安全を確保しながら、鉄道事業の収益を改善するには青柳カラーがぴったりだ」と語る。

 ただ、九州をはじめ地方の人口減少は深刻化する。焦点だった経営安定基金3877億円は国に返さず、全額を九州新幹線の貸付料の前払いや借入金の返済などに充てることになったとはいえ、赤字線の維持に限界があるのも事実だ。

 今回のJR会社法改正案には、路線の廃止を防ぐため、国が是正命令できる規定が盛り込まれた。

 完全民間企業として経営効率化の追求と、インフラ企業としての公益性維持。JR九州は今後、両者のバランスを取り続けなければならない。社内からは「赤字路線を、バスやジャンボタクシーなどへうまく転換することを考えていきたい」との声も上がる。

 青柳社長は閣議決定を受けて「当社の完全民営化に向け、より一層前進したと受け止めています。上場実現に、引き続き全社を挙げて全力で取り組む」などとするコメントを発表した。


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