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鉄道総合スレッド

7662チバQ:2015/03/12(木) 22:55:00
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150311-OYTNT50432.html
北しなの線 利用促進へ工夫
2015年03月12日


 14日の北陸新幹線の金沢延伸に伴い、長野以北の信越線がJR東日本から経営分離され、しなの鉄道が「北しなの線」として営業を引き継ぐ。同線では開業当初から年3〜4億円の赤字が見込まれている。国からの補助金と、今後の利用促進策で健全経営に移行できるかが注目される。

 北しなの線の運行は、長野―妙高高原間(37・3キロ)の折り返し運転が基本だ。

 しなの鉄道の試算では、開業当初から年約3〜4億円の赤字が出る見込み。当面は、非常時の貨物輸送路の維持などとして年4億円強の財政支援で黒字化できる見通しだ。ただ、利用客の落ち込みが進めば、同社の重荷になる。

 県によると、同区間の1キロ当たりの1日平均利用者数は4734人で、旧国鉄の民営化時に地方路線の廃止基準となった4000人をかろうじて上回る。利用者の半分以上を占める通勤・通学定期券利用者は減少するなどし、開業10年後の平均利用者数は3069人に落ち込むとの推計もある。

 一方、普通運賃は平均23%上がる。しなの鉄道が先にJRから引き継いだ「篠ノ井―軽井沢間」と同じ料金体系になるからだ。長野からの運賃は、三才までが200円から240円に、牟礼が320円から420円に、黒姫が500円から640円、妙高高原は670円から830円になる。

 利便性の向上に向け、北しなの線が1日乗り降り自由の「フリーきっぷ」や、65歳以上を対象にした「シルバーパス」を導入。身近な地域の足として利用しやすいよう工夫を凝らす。

 利用者の要望に応え、朝夕の通勤通学時間帯などに上下各2本を増発。ダイヤは、長野駅での新幹線への接続を考慮。フリーきっぷは、大人1000円、子ども500円で設定した。

 シルバーパスは、通院や買い物などで利用する高齢者の負担軽減と、年配の観光客の需要の掘り起こしが目的。2700円で1か月間、乗り放題とする。

 一方、自治体も利用客促進策に努める。飯綱町は、牟礼駅前に75台分の無料駐車場を確保。自家用車を駅前に置き、鉄道に乗り換える「パーク・アンド・ライド」を進めるのが狙いだ。

 ◆観光列車「ろくもん」に期待

 収支改善の柱として期待されるのが、観光列車「ろくもん」の投入だ。22日に第1弾として北しなの線に乗り入れ、各駅で誘客イベントを行う計画だ。

 ろくもんは、JR九州の豪華観光列車「ななつ星in九州」を手がけたデザイナー水戸岡鋭治さんがデザイン。長野―軽井沢間で車窓の風景を楽しみながら、1万2800円で料理も楽しめる。昨年7月に運行を始めてから話題を呼び、2月27日時点での3月の食事付きプランの予約率は8割を超える。観光シーズンが本格化する4、5月は「ほぼ満席状態」という。

 新潟県の妙高高原―直江津間を「妙高はねうまライン」として引き継ぐ「えちごトキめき鉄道」は来春からリゾート列車を走らせる予定で、北しなの線は、二つの観光列車を結ぶ路線として注目を集めそうだ。

 しなの鉄道の藤井武晴社長は「北しなの線に乗りたくなるような企画を、地域ぐるみで打ち出していく」と意気込んでいる。

2015年03月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun


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