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鉄道総合スレッド

1■とはずがたり:2003/03/10(月) 18:49
貨物輸送,都市高速鉄道スレはありましたが鉄道談義一般が無かったのでたてます。。

6841チバQ:2013/12/19(木) 20:43:48
http://mainichi.jp/select/news/20131217k0000m020075000c.html
JR東海:山田新会長はリニア専念 役割分担で体制強化
毎日新聞 2013年12月16日 22時00分(最終更新 12月16日 22時12分)


山田佳臣氏=東京都港区で、根岸基弘撮影
拡大写真 JR東海が16日発表したトップ人事は、巨大事業であるリニア中央新幹線の2014年度着工を控え、首脳陣の役割分担を明確にして、推進体制を強化する狙いだ。今後は柘植(つげ)康英新社長、山田佳臣(よしおみ)新会長、葛西敬之(よしゆき)新名誉会長のトロイカ体制で「社運をかけたプロジェクト」(JR東海幹部)に臨む。

 27年開業を目指すリニアは、東京・品川−名古屋間を最高時速500キロで走り、最短40分で結ぶ。「夢の高速鉄道」が実現すると、巨大経済圏を構築する可能性がある。一方、9兆円の巨額建設費を工面する必要があり、ルートも86%が地下を通るなど難工事が予想されている。

 これまでは社長の山田氏にリニア以外の業務も集中していた。だが、リニアの詳細ルートが決まり、着工を目前に控えた時点で、リニアを着実に推進するには、いずれも代表権を持つ3トップの分業体制とするのが得策と判断したとみられる。

 山田氏は副社長時代からリニアを担当しており、今後はリニア事業に専念する。葛西氏は社長、会長時代を通じて、高速鉄道の海外展開に力を注ぎ、政府が成長戦略の柱と位置付けるリニアの海外展開を受け持つ。

 一方、柘植氏は、14年に開業50周年を迎える東海道新幹線の収益力強化や、16年完成予定の名古屋駅新ビル事業など鉄道以外の事業拡大に取り組み、財務基盤の充実を図る。柘植氏は人事部長や総務部長などを歴任して歴代トップを支え、早くから社長候補と目されていた。現在は中部経済同友会の代表幹事も務めている。

 柘植氏は今回の人事について、「葛西氏は英語が堪能で、山田氏はリニアを担当してきた。会社全体として大きな力になる」と語った。【米川直己、和田憲二】

6842とはずがたり:2013/12/21(土) 21:11:10
東海道新幹線の自販機全廃…無線LAN機器設置
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20131221-567-OYT1T00291.html
読売新聞2013年12月21日(土)10:28

 来年3月15日に実施されるJR6社のダイヤ改正が20日発表され、JR東海は、東海道新幹線の車内にある清涼飲料水の自動販売機を全廃することを明らかにした。

 自販機のあった場所には、無線LANの機器を設ける方針だ。

 新幹線の自販機導入は1999年。700系は1編成あたり6台、N700系は2台だが、コンビニの普及などで東京―新大阪での売り上げは1編成あたり平均10本と低迷していた。「のぞみ」「ひかり」の車内販売サービスは続ける。

 ダイヤ改正では、「のぞみ」の輸送能力が増強され、ほぼすべての時間帯で上下とも1時間に10本の運行が可能になる。これまで上りが9本、下りは朝夕のみ10本だった。新大阪駅の改良工事完了で折り返し時間が短縮されるのに加え、高性能のN700Aの導入が進んだためで繁忙期の混雑緩和が期待される。

JR西日本、来春ダイヤ改正 一部「みずほ」が姫路に停車
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131221534.html
産経新聞2013年12月21日(土)14:25

 JR西日本は20日、来年3月15日にダイヤ改正を実施すると発表した。山陽・九州新幹線直通の速達列車「みずほ」を1往復増便し、新大阪−鹿児島中央(鹿児島市)間で1日6往復となるほか、「みずほ」の2往復が新たに姫路(兵庫県姫路市)に停車する。

 東海道・山陽新幹線直通の速達列車「のぞみ」は、東京−広島間で一部列車の所要時間が3分短縮。各駅停車タイプの「こだま」も、広島−博多(福岡市)間の一部列車で最大26分短縮し、速達化を進める。

 在来線では、平日の帰宅時間帯に大阪から東海道線京都・草津(滋賀県草津市)方面へ向かう「びわこエクスプレス」を1本増発。電化区間での運転だが、新型のディーゼル特急車両「キハ189系」を充てる。また、大阪からJR桜島線に直通する列車を増便し、米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市)へのアクセスを向上させる。

6843チバQ:2013/12/21(土) 23:02:25
26分短縮ってどんだけ現状追い抜かれに時間かかってたんだ!?

6844荷主研究者:2013/12/22(日) 12:56:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131128t23008.htm
2013年11月28日木曜日 河北新報
大湊線、風の規制緩和 運休や遅れ大幅減へ JR東日本

 JR東日本は27日、強風の影響で運休することが多い青森県下北半島の大湊線について、風の規制値を見直すことを明らかにした。速度を制限したり運転を中止したりする基準が緩和され、運休や遅れが大幅に減少するという。

 同社青森支店によると、運転を中止する風速を現行の25メートル以上から30メートル以上に、速度規制が発生する風速を20メートルから25メートルに、それぞれ見直す。新しい規制値は30日から導入する予定。

 同社の試算では、2012年度に延べ50日あった速度規制は23日に、延べ23日あった運転中止は4日に減る見通し。線路の傾斜を緩和し、カーブ進入時に減速することなどにより、運行の安全が確保できると判断した。

 列車の風対策は、1986年の山陰線余部鉄橋事故や、05年の羽越線の特急脱線事故などを受けて強化されてきた。規制値見直しは、JR東日本盛岡支社管内では初めてという。

 大湊線は、下北半島の陸奥湾沿いを走り、同県野辺地町とむつ市を結ぶ。強風の影響を受けやすく、沿線自治体などが運休や列車の遅れの解消を同社に働き掛けてきた。

 青森支店の担当者は「バス代行輸送などで大湊線の利用者には不便をかけてきた。さらに利便性の向上に努めていきたい」と話した。

6845荷主研究者:2013/12/22(日) 13:39:18
>>6741 >>6781
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201311280017.html
'13/11/28 中国新聞
JR可部線延伸を許可申請

 JR西日本は27日、いったん廃止した広島市安佐北区のJR可部線可部―河戸間を電化して復活させる計画について、国土交通省に事業許可の申請をした。JR各社の発足後に廃止区間が復活するのは全国初。当初予定より1年遅れの2016年春開業を目指す。

 JR西日本や市によると、延伸区間は約1・6キロ。広島県営住宅跡地がある旧河戸駅の西方面に終点、安佐北区役所に近い中間点にそれぞれ新駅を設け、横川(西区)―可部間で運行する1日99本の列車を延伸区間まで走らせる。線路や駅舎などの整備費27億円は市と国が負担する。

 JR西日本の担当者が27日、中国運輸局をに事業許可申請書を提出した。一連の許認可手続きが終わり次第、JRは線路を敷き直す工事に入る。運輸局によると鉄道事業の許認可手続きは通常、申請から工事開始まで6〜10カ月かかるという。

 JR西日本は「事前調整に時間を要してしまったが、今後は市や国と連携し、16年春の開業を目指したい」とコメントした。

6846荷主研究者:2013/12/22(日) 13:42:34

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201311280045.html
'13/11/28 中国新聞
井原鉄道8年ぶり黒字見通し

 井原線を運営する第三セクター井原鉄道(井原市)が27日に発表した2013年度通期(4月〜14年3月)の運行管理収支は、8年ぶりに黒字転換の見通しとなった。実質的な経営状況を示す同収支の黒字化は、景気回復基調の中、今後も買い物目的などで都市部に出かける乗客が増え、運賃収入の増加が見込まれる。

 通期見通しでは、運賃収入にグッズなど関連収入を加えた事業収入が3億5100万円と前年度比6・7%増。土日祝日の1日乗り放題切符などで倉敷市や福山市などに向かう乗客が増える見込みである。

 一方、沿線自治体が負担する施設管理費を除いた支出は、3億4700万円で前年度比2・6%アップ。運転士の定年退職を見据えた積極的な新規採用で人件費は増えるが、燃料代の価格が安定し、微増にとどまる見通しだ。

 このため、事業収入から支出を引いた運行管理収支は400万円の黒字を予想。乗客数の低迷や燃料価格の高騰で2006年度から7年間、赤字が続いており、「悲願」の黒字化となりそうだ。

 宮原茂専務は「沿線の人口が減っており、経営を取り巻く環境は厳しい。それでも利用促進活動を進めてきた効果が徐々に出てきた」と話している。

6847荷主研究者:2013/12/22(日) 13:47:57
>これらの駅でスイカを販売する予定はない
不便…

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20131130/CK2013113002000025.html
2013年11月30日 中日新聞
県内8駅で「スイカ」利用可能に JR東日本、来春から

来年4月から県内の一部駅で利用が可能になるスイカ。自動改札機の水色の部分にかざして出入りする=JR東日本提供

 JR東日本は、来年四月から松本駅など県内の八つの駅で、IC乗車券の「Suica(スイカ)」を利用できるサービスを始めると発表した。JR東によると、県内の在来線の駅がIC乗車券に対応するのは初めてという。

 スイカは、自動改札機に軽く触れるだけで通過できるプリペイド式のカード。改札機がカードの情報を読み取り、自動で料金を精算する。残金が少なくなったら、千円単位で繰り返しチャージ(入金)する。バスに乗車したり、キオスクで商品を購入したりできる。

 利用可能になる県内の駅は松本のほか、中央線の塩尻(塩尻市)、岡谷(岡谷市)、下諏訪(下諏訪町)、上諏訪(諏訪市)、茅野(茅野市)、富士見(富士見町)、小海線の野辺山(南牧村)。

 ただ、これらの駅でスイカを販売する予定はないため、スイカ機能付きのクレジットカードを申し込むか、現在、スイカを利用できる首都圏エリアのJR駅に出向いて購入する必要がある。八駅以外の県内の駅で運賃の精算ができないため、注意が必要だ。

 スイカは電車通勤が主流の首都圏で広く普及している。今年三月からは、全国のJRや大手私鉄が発行する計十種類のIC乗車券を相互利用できるサービスが始まっている。

 エリアをまたいでの利用は原則できないが、スイカ一枚があれば全国の鉄道四千二百七十五駅(二〇一二年十二月時点)で、切符を購入する手間を省くことができる。

(市川泰之)

6848とはずがたり:2013/12/22(日) 17:03:57
なんで燕??

まさか「坐ろう」!?(;´Д`)Σハッ
>平日通勤時間帯のさらなる着席サービス向上を図るべく

JR東日本、特急「スワローあかぎ」新登場! 651系が高崎線経由の特急列車に
マイナビニュース2013年12月20日(金)19:39
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_897965.html

JR東日本は2014年3月15日に実施するダイヤ改正で、平日の通勤時間帯に特急「スワローあかぎ」を運転するとともに、高崎線などを経由する特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」に651系を導入する。

特急「スワローあかぎ」は、平日通勤時間帯のさらなる着席サービス向上を図るべく、朝の時間帯に上り2本、18時以降に下り9本を運転。新宿〜前橋間の「スワローあかぎ2・13号」のみ185系(10両編成)で、他の列車はすべて上野駅発着で651系を使用する。

同列車では、これまでの指定席・自由席とは異なるサービスとして、「スワローサービス」がスタート。新たに発売される「スワローあかぎ料金券」を利用することで、指定席特急料金よりお得に座席指定を受けられる(50kmまでの指定席特急料金1,010円に対し、「スワローあかぎ料金券」は750円)だけでなく、座席の指定を受けずに乗車した場合も、車内の空席を利用できるという。グリーン車は「スワローサービス」の対象外となる。

651系は2013年3月まで、常磐線の特急「スーパーひたち」などで活躍した交直流特急形電車。来年3月のダイヤ改正後は、特急「スワローあかぎ」のほか、特急「草津」「あかぎ」でも使用される(新宿駅発着の「あかぎ」は引き続き185系で運転)。高崎線では車両置換えによる走行性能の向上に加え、停車駅を列車別にパターン化することで、特急列車の速達性を高め、利便性を考慮した輸送体系に改善されるとのこと。

6849とはずがたり:2013/12/23(月) 09:14:47
>>6843
こだまって駅毎に10分ぐらいとまっていきますよ。。
東京〜新大阪のぞみで2時間半の時代に掛川〜東京がこだまで2時間かかります。

6850とはずがたり:2013/12/23(月) 12:29:46

すげえ♪

【近鉄】名古屋線標準軌化工事記録 【ニコ動コメント付】
http://www.youtube.com/watch?v=8zH0UVVZzX4

6851チバQ:2013/12/23(月) 19:44:35
>>6849
ぷらっとこだま使って旅行しようか考えたことあるんすけど、
所用時間考えたら馬鹿馬鹿しくなって、ひかりだったかのぞみにした記憶がありますね

6852チバQ:2013/12/23(月) 20:54:59
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/131223/wec13122316230005-n1.htm
近鉄、観光特急の強化に「次世代特急プロジェクトチーム」
2013.12.23 16:22

近畿日本鉄道の観光特急「しまかぜ」
 近畿日本鉄道が、観光に力を入れるなどして特急の利用客を増やす「次世代特急プロジェクトチーム」を発足させたことが23日、分かった。少子高齢化が進む中、沿線住民の通勤などの特急利用は頭打ちのため、沿線以外の地域から観光客の呼び込みを重視。観光特急の車両は豪華にし、3月に運行を始めた「しまかぜ」に続く新たな路線の開設を目指す。

 年中一律の特急料金体系を見直し、季節により需要に応じて料金を変動させることも検討。変動料金を実施できるシステムを既に導入した。鉄道会社が「特急」の在り方について考える専門部署を設けるのは全国でも珍しいという。

 チームは運輸部出身の社員で構成し、12月21日に発足した。JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が注目を集めるなど、観光列車の人気は全国的に高まっている。

6853チバQ:2013/12/24(火) 21:46:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20131223-OYT8T00677.htm
JR観光3駅 改築



羽前小松駅 新駅舎のイメージ(JR東日本提供)



西米沢駅 新駅舎のイメージ(JR東日本提供) 老朽化が進んだ県内JR線の3駅で、JR東日本仙台支社(仙台市)が改築工事を進めている。いずれも観光地に近い駅舎で、来年6月に始まる「山形デスティネーションキャンペーン(DC)」に向けて、「利用客を迎えるのにふさわしい駅にする」(同社営業部)のが目的。観光や地域振興の新たな拠点として、地元からも期待の声が上がっている。

 工事が進められているのは、米坂線の羽前小松駅(川西町)、西米沢駅(米沢市)と陸羽西線の古口駅(戸沢村)。いずれも戦前に建てられた木造平屋の駅舎で、築年数は羽前小松86年、西米沢74年、古口99年と老朽化が進む。すきま風や雨漏りなどが生じ、利用者の評判は芳しくなかったが、新駅舎は平屋の鉄筋コンクリート造りとなり、待合室が広くなるなど快適性が向上する。



古口駅 新駅舎のイメージ(JR東日本提供) 改築に合わせ、駅舎は土地柄を反映したデザインに一新される。羽前小松は、周辺が江戸時代に宿場町として栄えたことから、旅籠(はたご)風に。米沢藩主・上杉家ゆかりの町にある西米沢は、歴史的な雰囲気にマッチした明治初期の和風建築へ、かつて林業が盛んだった古口は山小屋をイメージした外観に、それぞれ変更する。

 各駅とも観光名所の玄関口となっており、羽前小松はダリヤ園、西米沢は上杉家の御廟所などの史跡、古口は最上川舟下りを目当てにした観光客が訪れる。完成は来年3月の予定で、6〜9月のDC期間中には、真新しい駅舎で大勢の利用客を出迎える。

 JR東によると、県内で3駅を同時に改築するのは異例という。川西町まちづくり課の鈴木清隆課長は「街並みに調和した駅舎の完成は町のイメージアップにつながる。駅を起点とした観光コースも充実させていきたい」と話している。

(2013年12月24日 読売新聞)

6854とは:2013/12/25(水) 15:23:36
>>6850
早速近鉄経由で名古屋迄出てみた♪
とはいえ、名張〜中川で特急(870円)使っちゃったから安くならない所かひょっとしたら高くついたかも…。
まあこれは当時の近鉄の投資に対する補助金だな。

6855チバQ:2013/12/26(木) 22:18:07
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131226/shg13122602040001-n1.htm
生活路線存続、住民ら安堵 信楽高原鉄道再開にめど 滋賀
2013.12.26 02:04
 来年12月までに運行を再開させる−との見通しが25日示された甲賀市の第三セクター鉄道「信楽高原鉄道(SKR)」。台風18号被害による全面運休が続き、廃線の可能性も示唆された中、生活路線の早期復旧を待ち望んでいた沿線住民らから安堵(あんど)の声が上がった。

                   ◇

 鉄道施設の維持管理を受け持つ同市は、復旧費用の調査結果などをもとに、市の負担額が2千万〜1億円に抑えられると試算。「来年12月までに運行を再開させる」との方針を示した。1月に臨時議会を開き、復旧費用を盛り込んだ補正予算案を提出する。

 中嶋武嗣市長はこの日の記者会見で、「地元からの熱い思いもあり、廃線の事態は避けたいと全力を尽くした」と述べた。

 SKRは今年6月、JR西日本や旅行会社などと「信楽高原鉄道経営改善委員会」を発足させ、観光客誘致策などを検討。台風被害で協議は中断していたが、正木仙治郎社長は、年明けに協議を再開させる考えを示した。正木社長は「沿線の観光資源を生かし、利用が甲賀市全域から県全域へ広がるよう努力したい」と述べた。

 SKRの早期復旧を求めて今年10月以降、署名や募金の活動を続けてきた信楽地域区長会の植西礼之輔会長(66)は「待ち望んでいた答えが示された。地域全体で鉄道の利用を増やせるよう取り組んでいきたい」と喜びをかみしめていた。

6856チバQ:2013/12/27(金) 23:00:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20131226-OYT8T01366.htm
北総線補助打ち切りへ

 北総線の運賃値下げのため県と沿線6市が支出している補助金について、印西、白井両市は26日、「事業者の自助努力により運賃の現状維持は可能」とし、2014年度で交付を打ち切る方針を明らかにした。北総鉄道は県と6市による最終的な結論を来年3月までに求めており、沿線市間などの協議は継続される。一方、県は「事業者と両市の意見は対立しており、協議できる環境にない」として、県と6市、同社の協議の場を設けるよう求めた6市長連名の要請書を受け取らなかった。

 県と沿線6市、北総鉄道は、10年度から5年間、自治体側と同社が年3億円ずつを支出し、普通、定期運賃を平均で約4・6%値下げすることで合意。6市分の1億5000万円のうち約77%を両市で負担(印西市8100万円、白井市3450万円)してきた。

 補助金打ち切りの方針はこの日、両市長が北総鉄道と県を訪れて意向を伝えた。この後、白井市役所で記者会見した印西市の板倉正直市長は、理由として「北総鉄道は13期連続の黒字で、債務超過も解消しており、同社負担の3億円で通学定期の25%値下げ維持は可能」と指摘。白井市の伊沢史夫市長は「補助金以外の支援策を提案するなど、今後も交渉を続けていきたい」と話した。両市の態度表明に対し、同社の金子賢太郎社長は「補助金が継続されないのであれば、運賃を値下げ前の水準に戻さざるを得ない」と回答したという。

 両市の方針について、同社は「運賃値下げは、県と沿線6自治体の要請に基づき協議のうえで枠組みを構築したものであり、両市が破棄する回答は大変残念であり、遺憾」とのコメントを発表。同社は今後も協議を続ける方針という。

 また、沿線の船橋、松戸、鎌ヶ谷、市川市の担当者からは「県と6市の協議の場を早急に設けてもらいたい」「元の運賃に戻ることがないように対応していきたい」などの声が出た。

 一方、森田知事は26日の記者会見で、「県を主体とした協議を求める前に、印西市と白井市が中心となって北総鉄道と協議を行うべきだ」と強調した。現行の枠組みは県の主導でまとめた経緯があり、県は枠組みを根底から覆すことにいらだちを募らせており、当面は静観の構えだ。

 この日午前、県庁を訪れた両市長には、県の関口龍海交通計画課長が対応したが、県が中心となって北総鉄道と関係市の協議の場を設けるよう求めた要請書の受け取りは拒否した。

 これについて、両市長は会見で「理解できない」と不満の意を示した。

(2013年12月27日 読売新聞)

6857チバQ:2013/12/27(金) 23:05:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20131226-OYT8T01441.htm
「リニア駅大和郡山に」33市町村など会発足

 JR東海が県内に計画し、奈良、大和郡山、生駒3市が誘致を巡ってしのぎを削るリニア中央新幹線(東京―大阪)の駅について、橿原市や御所市など33市町村と県議15人が26日、大和郡山市への候補地一本化を目指す「『奈良県にリニアを!』の会」を発足させ、荒井知事に提言書を提出した。

 世話人代表には森下豊・橿原市長が就いた。県内39市町村のうち奈良、生駒両市と田原本、斑鳩両町、曽爾、十津川両村は参加していない。

 提言書では、京都へのルート変更を求める要望を活発化させている京都府や京都市を警戒。リニア中央新幹線がもたらす経済効果を県内や紀伊半島全体に波及させるため、鉄道網や道路網が充実した大和郡山市に設置するよう求めている。

 記者会見した同市の上田清市長は「賛同に感謝したい。心を一つにすることが大事」と述べた。一方、生駒市の山下真市長は「駅の位置を決めるのはJR東海」、奈良市の仲川元庸市長は「計画にある『奈良市付近』で議論すべきだ」と反論している。

(2013年12月27日 読売新聞)

6858荷主研究者:2013/12/29(日) 00:16:09

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20131206301.htm
2013年12月6日03時30分 北國新聞
石川3セクに2編成 JR西日本、普通列車の最新車両

 JR西日本は今年度中に、ホームからの転落防止機能などを備えた普通列車の最新車両を北陸線金沢−敦賀に19編成投入する。来年度には2編成を追加する。このうち2編成については、北陸新幹線金沢開業時に石川県内の並行在来線を引き継ぐ第三セクター「IRいしかわ鉄道」に譲渡される。

 投入されるのは「521系」の新型車両。車両の異常を自動検知して緊急停止したり、車両間の隙間にホームの客が転落するのを防ぐ仕組みなどが特徴となる。今年度末時点では、金沢−小松を走る車両はすべて「521系」に切り替わり、金沢−富山でも6割が「521系」となる。

 JR西から第三セクターへの車両譲渡は、「IRいしかわ鉄道」が5編成、富山県内の「あいの風とやま鉄道」が16編成となり、いずれも521系となる。「あいの風とやま鉄道」には最新車両は譲渡されない。

 JR西日本金沢支社は、北陸新幹線金沢開業に向けた誘客促進に向け、1日付で営業担当者1人を東京営業部の常駐とした。野中雅志執行役員金沢支社長は5日、旅行プランの作成などを進める姿勢を示した。

 5日発表した10〜11月の輸送状況では、10月に台風が続いたことなどで前年同月比0・3%減だった。11月はJR東日本の会員組織「大人の休日倶楽部パス」の利用が伸び、2・7%増だった。取り扱い収入は両月ともに前年実績を上回った。

6859荷主研究者:2013/12/29(日) 00:18:52

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20131206203.htm
2013年12月6日01時52分 北國新聞
新幹線利用で当面1日無料 新高岡駅の平面駐車場

 北陸新幹線新高岡駅の平面のパーク&ライド用駐車場が当面、24時間まで実質無料で利用できることになった。近隣の富山、金沢駅との差別化を図り、低廉な料金設定で新高岡駅の利用促進を図る。5日に再開した高岡市議会12月定例会の本会議で、高橋正樹市長が畠起也氏(自民同志会)の代表質問に答えた。

 新高岡駅では立体で約450台、平面で約350台の駐車場を確保する予定。駐車料金はパーク&ライド用駐車場のうち、平面駐車場(250台超)は12時間100円、24時間200円、立体駐車場は12時間500円、24時間600円とするなど、低廉な料金を設定した。

 さらに、開業から当分は新幹線利用者に一律200円の割引制度を導入することで、平面駐車場は24時間まで実質、無料となる。

 市によると、富山、金沢駅周辺の駐車場の料金は24時間で1千〜2千円程度という。

 また、駐車場に利用状況を示す電光表示板を設置して円滑な誘導を図るほか、歩行動線にシェルター、平面駐車場に消雪装置を設置するなど、利用者の利便性を高める。

 高橋市長は「新高岡駅の利便性をPRし、飛越能の玄関口として周辺地域の方々に利用される駅を実現したい」と述べた。

6860荷主研究者:2013/12/29(日) 00:34:07

http://www.at-s.com/news/detail/861929357.html
2013/12/4 14:33 静岡新聞
静岡空港新幹線新駅 県の構想再燃、溝は埋まらず

静岡空港新駅で県が関係者に配布している資料を基に作成した構想イメージ。防災拠点と新幹線の連携をアピールしている

 長年の曲折を経て休眠状態だった東海道新幹線の静岡空港新駅構想の議論が再び、熱を帯び始めた。川勝平太知事は「首都圏空港としての活用」を太田昭宏国土交通相に直訴。地元では政財界による署名収集の準備委員会が発足し、機運が高まりつつある。ただ、事業者のJR東海は一貫して「設置は困難」との姿勢で、県との溝は埋まっていない。

「防災、五輪で役割」
 県が候補地に挙げるのは空港直下を貫くトンネルの西側坑口付近の地上部。熱海駅のような本線両脇にホームを設ける構造を提案する。コスト面などから、トンネルを新たに掘る必要のある地下駅構想は事実上断念した。

■転機はリニア
 議論が再燃する転機となったのは2010年に国交省交通政策審議会小委員会が出した見解だ。リニア中央新幹線整備の意義に「新幹線新駅」の可能性が初めて盛り込まれた。

 さらに、国土強靱(きょうじん)化に基づくオフサイトセンターを併設した空港の基幹的広域防災拠点化や東京五輪の開催決定が追い風となる。川勝知事は、災害時の人員・物資輸送や五輪で訪れる外国人客の輸送に「新駅が果たす役割は大きい」との主張を展開。富士山噴火への備えでも首都圏空港の代替施設として優位性があるとし、27年のリニア開業までは、必要な時のみ新幹線を止める臨時駅的な扱いも視野に入れる。

■国の動きに期待
 新駅設置構想は空港が計画された1980年代にさかのぼる。2000年には県や地元市町の期成同盟会が今回とほぼ同じ位置への半地下型駅の構想案を打ち出したものの、JRは「地元に誤解を与えないようにしてもらいたい」と県に文書で通知し、結局誘致活動は下火になった。

 再び浮上した構想の現在の旗振り役は知事自身。これに引っ張られる形で地元では新駅誘致を目指す署名計画が動き出した。県議会も県の次期総合計画へ新駅推進の明確な位置付けを求めている。

 ただ、議会は「JRの歩み寄りは見えない」との認識。県幹部も「構想を膨らませても、JRの協力がなければ話は前に進まない」と認める。

 川勝知事は「JRに迷惑をかけることはしない」と強調し、国の動きに期待感を示す。

 「国の防災、国の威信をかけた五輪という観点で考えることが必要だ。太田大臣の方からも(JRに)そういう働き掛けがあるのではないか」

JR、一貫し否定的
 静岡空港への東海道新幹線の新駅構想に否定的な見解を崩さないJR東海は、現在の過密ダイヤや西側の掛川駅との距離が近すぎる点などを理由に挙げる。広報担当者は「高速性の維持が難しくなる。設置が不可能ということはずっと県に伝えていて、今後も考えは変わらない」と強調する。

 リニア開業後についても県内の既存駅への「ひかりやこだまの停車本数が増える可能性はある」とするが、新駅設置は視野に入っていない。JRの関係者からは「県との協力は大切だが、空港新駅に関しては話が別。事業者の立場をなぜ理解してくれないのか」との不満も漏れる。

6861荷主研究者:2013/12/29(日) 00:41:32
菅野地下道付近(泉菅野〜外旭川)。ちょうど秋田貨物駅付近。この周辺は何度か訪れたことがあるが、確かに住宅密集地で駅ができれば利用者は多そうだ。
http://yahoo.jp/QDtgnS

http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20131130j
2013/11/30 16:07 秋田魁新報
泉・外旭川新駅、地元住民の45%「ぜひ必要」

 秋田市が今年7月にJR奥羽線「泉・外旭川新駅(仮称)」に関する市民アンケートを実施した結果、「新駅はぜひ必要」と答えた住民は泉・外旭川地区が45・7%、その他の地区(市内全域)は17・4%だったことが29日分かった。地区による温度差が浮き彫りとなった格好だ。

 市によると、「効果が費用を上回るなら新駅は必要」との条件付きを含めれば、泉・外旭川地区の76・4%、その他地区の62・4%が必要と回答。新駅設置を公約に掲げる穂積志市長は同日の市議会本会議でこの数字を挙げ、「JR東日本と新駅設置の可能性について交渉していきたい」とあらためて意欲を強調した。

 設置場所については「菅野地下道付近(泉菅野〜外旭川)が適しているとの結果が出ている」と述べた。帝石踏切付近(外旭川)と比較したところ、より需要があると見込まれるのは菅野地下道付近だったという。

6862荷主研究者:2013/12/29(日) 00:47:54

http://www.chibanippo.co.jp/news/politics/169417
2013年12月06日 10:29 千葉日報
新駅「準備会」再開へ JR京葉線、イオンモール開業で 千葉県議会
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 12月千葉県議会は5日、自民党の臼井正一(千葉市美浜区)、坂下茂樹(市川市)、民主党の河野俊紀(千葉市美浜区)、中田学(柏市)、千葉県民の声のプリティ長嶋(市川市)の5議員が一般質問を行った。県企業庁は、千葉市美浜区に20日、大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール幕張新都心」がオープンするのに伴い、1998年から休止状態となっていたJR京葉線の「新駅設置促進期成同盟準備会」の再開に向け調整する方針を明らかにした。今後、オープン後の交通動向や他の立地企業の意向を踏まえ検討する。臼井議員の質問に答えた。

 同線海浜幕張−新習志野駅間の新駅構想をめぐっては、1991年に企業庁がJR東日本に設置を要請。同社は了承の条件として、駅舎などの用地確保と設置費用の全額負担を前提とした新駅設置促進期成同盟の設立を挙げた。

 94年には周辺への進出企業を構成員とした準備会が設立されたが、98年に休止。2010年12月にイオングループが進出を決めたが15年間にわたり休眠状態が続いている。

 新駅はSC付近に計画。企業庁はすでに駅舎などの用地を同社に譲渡しているほか、駅前広場用地として約1万5千平方メートルを確保している。ただ、地元が設置を求める「請願駅」であるため、実現には地元企業や住民の意向が鍵を握る。

6863荷主研究者:2013/12/29(日) 00:48:15

http://www.chibanippo.co.jp/news/local/169599
2013年12月07日 10:23 千葉日報
16年度をめどに試行運行目指す 京葉、りんかい線直通運転
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 熊谷俊人千葉市長は代表質問で、JR京葉線と東京臨海高速鉄道(りんかい線)の相互直通運転の効果を検証するために、2016年度をめどに試行運行の実施を目指す意向を示した。

 市では来年度中にも京葉線沿線の自治体と協力して、新木場駅や東京駅での乗り換え利用客を対象にした実態調査やアンケート実施を検討している。

 熊谷市長は直通運転が実現すれば、蘇我から新木場を経由して渋谷や新宿、埼玉方面への「アクセスが格段に向上する」と説明。鉄道事業者と協力し、ホームライナー号による試行運行を目指す考えを明らかにした。ICカードでの運賃徴収が課題となっており、両線の直通運転は実現していない。

6864チバQ:2013/12/29(日) 16:42:03
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131228-00027490-toyo-bus_all

アーバン+パークで東武野田線はこう変わる

東洋経済オンライン 12月28日(土)6時0分配信






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アーバン+パークで東武野田線はこう変わる
野田線に導入された新車両60000系は、東武でも最先端の車両だ

イメージアップ戦略は成功するか――。東武鉄道 <9001> は2014年4月1日から、東武野田線(路線長62.7キロメートル、駅数35)の路線愛称を「東武アーバンパークライン」に改める。同社による愛称の設定は、2012年の3月に東武伊勢崎線の浅草・押上―東武動物公園間を「東武スカイツリーライン」としたのに続き、2例目となる。 アーバンパークラインは、アーバン(都市)とパーク(公園)を組み合わせた造語だ。野田線は大宮から春日部―柏―船橋と、首都圏郊外の都市間を走行する路線。と同時に、沿線には大規模な公園が多いことから、今回の愛称が決められた。

【詳細画像または表】

 沿線の公園で最もよく知られているのは、埼玉県営の大宮公園。約70万平方メートルの広大な敷地には、サッカー場(NACK5スタジアム、大宮アルディージャの本拠地)や野球場(埼玉西武ライオンズが公式戦を数試合開催)、大宮競輪場、博物館などがある。正月三が日だけで200万人の参拝客が訪れるという、大宮氷川神社も隣接している。

 ほかにも、野田市の清水公園や岩槻城址公園、柏の葉公園、船橋市運動公園などがある。柏レイソルが試合を開催する日立柏サッカー場や、北海道日本ハムファイターズの2軍の本拠地である鎌ヶ谷スタジアム(ファイターズスタジアム)など、プロスポーツの競技場も複数ある。

 こうした沿線のイメージに合った愛称を付けることで、東武グループ一丸となって事業展開を図り、沿線価値を高めていく構えだ。「住宅を中心に沿線開発が進み、今後も利用増が見込める路線」と、東武鉄道の根津嘉澄社長は野田線活性化の重要性を説く。
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■ 東武で最先端の車両を導入

 具体的なハード面の改善策も進められている。その1つが、新型車両の導入だ。これまでは伊勢崎線などで走っていた“お下がり”の車両が多かったが、新たに野田線のための新車両60000系を導入。鉄道ファンや沿線住民から驚きの声が上がった。

 この車両は「人と環境にやさしい車両」をコンセプトに設計された。発進と停止が多い各駅停車路線に合った車両にしたという。電気使用量は従前の8000系車両に比べて40%削減。東武では初となる公衆無線LANサービスや車内案内ディスプレー、LED照明を採用しており、同社の中でも最先端の車両といえるだろう。2013年6月から2編成12両が運行を開始しており、2013年度内にさらに計6編成36両が導入される予定だ。

 さらに、駅舎の改修や高架化も進められている。2013年7月に運河駅を橋上駅舎化、2014年度中には岩槻駅でも橋上駅舎化・リニューアルを予定している。

 また、可動式ホームドアを船橋駅(2014年春)と柏駅(2015年春)に設置する。東武にとってホームドアの設置は野田線が初となる。これに合わせ、船橋駅ではコンコースのリニューアルを行う予定だ。清水公園―愛宕間では2017年度の完成を目指して、高架化も進められている。

■ 速達列車の未導入が課題

 着々と進む改善策の一方で、物足りなさを挙げるとすれば、急行などの速達列車が導入されていない点だろう。たとえば、船橋から大宮までの所要時間は標準で1時間35分。JRを乗り継いで行けば、乗り換え回数や運賃はかかるが、1時間強で着いてしまう。柏―大宮間も同様で、野田線だと標準所要時間は1時間04分だが、JRを使えば、時間帯にもよるが1時間で到着するケースが多い。

6865チバQ:2013/12/29(日) 16:42:19
 そもそも野田線には、臨時特急列車の扱いだが、大宮発・浅草行きの「スカイツリートレイン」が毎週土曜日に1便だけ走っている。また、昭和40年代には、大宮から日光・鬼怒川方面への不定期の優等列車(急行)も走っていたという。

 現在の野田線は、大宮や春日部、柏といった拠点駅から1〜5駅ほどを利用する乗客が多く、大宮―柏といった都市間を移動する乗客はあまりいない。速達列車を導入すれば、利便性が向上し、利用客も増える可能性がある。

 また、千葉方面から東武沿線の観光地域である日光・鬼怒川や佐野、館林方面への直通列車も、今のところない。たとえば、船橋発・日光行きのスペーシアが走れば、観光への効果も絶大だ。

■ JRでも周回路線強化の流れ

 愛称導入でイメージアップを図ると同時に、そうした大胆な施策によって、東武アーバンパークラインが大きく変貌することを願いたい。そのためには、単線区間がまだ残っている(春日部―運河間など)点や、通過のための待避線が少ない点などが、今後の課題となりそうだ。

JR東日本 <9020> も「メガループ構想」と称し、武蔵野線や南武線、横浜線といった路線で、快速列車の設定や乗り換え駅での接続調整、増発などによる強化を進めている。野田線は、関東の私鉄で唯一といってもいい、首都圏の外縁部を周回する路線。それをどう発展させるのか、東武の手腕が試されている。

6866チバQ:2013/12/30(月) 10:51:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20131229-OYT8T00818.htm
青い森鉄道 収入ピンチ

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 2015年度末の北海道新幹線開業に伴い、JRが寝台特急「北斗星」(上野―札幌)の廃止を検討していることを受け、県の第3セクター「青い森鉄道」が頭を悩ませている。寝台特急が青い森鉄道の線路を使用することに伴うJRからの収入が、旅客運輸収入全体の2割強を占めているからだ。JRが廃止に踏み切れば収入源の柱を失うことになるだけに、経営にも大きな影響を及ぼすことになりそうだ。

 JR東日本とJR北海道が運行する寝台特急の「北斗星」(1日1往復)と「カシオペア」(週3往復)。JRは青い森鉄道の線路(青森―目時)を利用するため、乗客数に応じて区間の運賃と特急料金を支払っている。

 青い森鉄道の2013年度上半期(4〜9月)の旅客運輸収入は約9億5590万円。このうち、寝台特急関連の収入は約2億970万円で全体の22%を占めた。12年度は旅客運輸収入が約18億7760万円で、寝台特急関連の収入は約4億890万円だった。

 青い森鉄道は、県が駅舎や線路を保有する「上下分離方式」を採用。青い森鉄道は線路を保有・管理する県に毎年、線路使用料を払うことになっている。

 12年度は全事業の当期純利益は354万円だが、県が厳しい経営状況を考慮し、使用料を減免することで黒字となった。12年度の線路使用料は約7億5960万円で、減免した額は全体の9割弱を占める約6億6810万円だった。

 寝台特急が廃止となれば青い森鉄道の経営は苦境に立たされるだけに、「収入構造に大きな影響を与える」(金沢研二総務企画部担当部長)と懸念する声が広がっている。県や青い森鉄道は今後、JR側に対し、寝台特急の存続を求める働きかけを強めていく考えだ。

(2013年12月30日 読売新聞)

6868チバQ:2014/01/04(土) 16:55:56
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140104-OYT1T00308.htm
新幹線ダイヤの乱れ、長引いた理由…有楽町火災

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 JR有楽町駅(東京都千代田区)近くの建物火災で、東海道新幹線のダイヤの乱れが長引いたのは、品川駅発着の「折り返し運転」の本数が少なかったことと、火災現場の鎮火に長時間を要したためだ。




 JR東海は火災発生から3時間半が経過した午前10時過ぎ、品川駅など、本来の発着駅以外を発着する臨時便の運行を決めた。だが運転できたのは上下線合わせて計27本で、30分に1本しか運行できなかった。

 品川駅では、運転士や車掌らを急に確保するのが難しかったうえ、東京駅で折り返しに使うホームが三つなのに、品川駅には二つしかなかった。

 同社は「安全の観点で整備や点検の時間を考慮すると、30分に1本を増発させるのがやっとだった」と説明する。

 また、火災現場では消防車を止められる場所が限られ、線路側からの放水にも手間取り、完全鎮火に12時間もかかった。

(2014年1月4日15時19分 読売新聞)

6869チバQ:2014/01/04(土) 16:59:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014010402000114.html

新幹線設備の防火優先 品川折り返し「本数限界」














2014年1月4日 朝刊





 なぜ鎮火に九時間もかかり、新幹線の乱れも終日続いたのか。


 東京消防庁は、炎が建物の屋根を突き抜けたことから、隣接する新幹線のケーブルが燃えるのを防ごうと、上からの放水を優先したと説明。その影響で「建物の内部に消防隊員がなかなか入れなかった」といい、下からの火元の消火に手間取ったことを挙げた。火元が木造で密集していたことも理由という。


 JR東海によると、運行再開は沿線火災の場合、「鉄道設備に影響さえなければ、すぐに再開できるので消火作業を待つのが基本」という。今回も運行を見合わせたが、鎮火に時間がかかったため、通常想定していない品川駅での折り返し運行を決断。火災発生から三時間半後の午前十時、臨時運行を始めた。


 品川−新大阪間で一時間に二本の折り返し運転を行うなど計二十七本を臨時運行したが、普段の本数にはとても及ばず、影響は夜まで続いた。東京広報室は「品川−新大阪間の折り返し運転は車内点検や運転整備の時間を考慮すると毎時二本が限度」と説明した。


 沿線火災による大規模な遅延は近年、例がなかったといい、今後、対応の検証が必要となりそうだ。

6870荷主研究者:2014/01/05(日) 13:09:08

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/508091.html
2013年12/04 10:58 北海道新聞
JR北海道・釧路駅の乗車数減深刻 特急運休影響が顕著 最近10年で最少の可能性

年間乗車人数が10年間で最少となる可能性が出てきた釧路駅=9月4日

 観光客がピークとなる7〜9月のJR釧路駅の乗車人数が3カ月とも前年同月を割り込んだ。特に9月は1割減と大きな落ち込みとなり、2004年以降の10年間で最少の4万8千人にとどまった。相次ぐトラブルに伴う特急「スーパーおおぞら」(釧路―札幌)の一部運休の影響が如実に出た形で、年間乗車人数も10年間で最少となる可能性が出てきた。

 今年の釧路駅の乗車人数は6月から集計が出ている10月までは毎月前年割れ。特に一部運休が始まった7月以降は毎月千人単位の落ち込みで、9月は前年同月比5695人減となった。

 この結果、今年1〜10月の合計乗車人数はこれまで最低だった10年同期よりも3834人少ない47万1817人と、10年間で最少となっている。11月からは正式に「スーパーおおぞら」の減便減速が始まっており、今後、乗車人員の回復は困難とみられる。

 釧路駅の乗車人数は人口減少や道東道の延伸を背景に減少傾向が続き、12年度の1日当たりの乗車人数は10年前より2割超少ない1571人。全道のJR有人113駅中の順位も6番下げて44位となった。JR北海道釧路支社は7〜9月の乗車人数の減少に「特急の運休が全てではない」とし、道東道の延伸など他の要因も挙げる。

6871荷主研究者:2014/01/05(日) 13:11:30

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/508269.html
2013年12/05 07:15、12/05 22:09 北海道新聞
車体傾斜装置、取りやめ検討 JR北海道、15年度以降導入の28両 将来の高速化に足かせも

特急スーパー宗谷として運転中の261系気動車。15年度以降の導入車は車体傾斜装置が搭載されない見通しだ

 JR北海道が2015年度以降に導入する特急用気動車「261系」28両について、同系の特徴である車体傾斜装置の搭載を取りやめる方向で検討していることが4日、同社関係者への取材で分かった。同装置は速度を落とさずに安全にカーブを走るための機器で、車両から取り外せば将来再び特急のスピードアップを図る時の制約にもなりそうだ。

 同装置の搭載取りやめは、コスト面や車両・線路への負担軽減などが理由とみられるが、同社広報部は「仕様を検討している段階で、詳しく話せない」としている。

 261系気動車は00年3月から営業運転を開始。現在は41両あり、札幌―稚内間の「スーパー宗谷」と札幌―帯広間の「スーパーとかち」に充てている。同装置の搭載で半径600メートルのカーブ(90キロ制限)を115キロで走行可能とし、所要時間を大幅に短縮。札幌―稚内間では、同装置無しの車両による特急サロベツ(運休中)より、スーパー宗谷が42分早い。

 同社は1987年の発足以来、道内の都市間輸送の利便性向上を掲げ、所要時間短縮の決め手としてカーブを安全に速く走れる車両開発を続けてきた。92年以降に導入した特急気動車は、すべて高速走行可能な振り子式か、同装置搭載車となっていた。<北海道新聞12月5日朝刊掲載>

6873荷主研究者:2014/01/05(日) 14:46:24

http://kumanichi.com/news/local/main/20131217006.shtml
2013年12月17日 熊本日日新聞
マイカー依存さらに進む 熊本都市圏の移動手段

 熊本都市圏に住む人々の移動手段は、マイカーなどの自動車の利用だけが増え、公共交通や自転車は減少−。こんな実態が17日、国、県、熊本市などが実施した「パーソントリップ調査」の結果概要で分かった。調査は1997年以来15年ぶりで、自動車依存がさらに進んでいることが、あらためて浮き彫りになった。

 調査は学識者などを交えた「熊本都市圏総合交通計画協議会」が2012年から実施。対象は同市のほか、合志市や菊陽町など5市6町1村。無作為に抽出した約12万4千世帯に調査票を送り、約4万8千世帯(回収率38・9%)が回答した。調査費用は12〜13年度で2億7千万円(国、県、熊本市が負担)。

 前回調査と比べ、1日当たりの外出率は5・3ポイント増の88・5%。特に、60代以上は21・7ポイント増の73・5%と大幅に伸びた。

 外出の際の交通手段では、自動車利用が5ポイント増の64・3%だった一方、公共交通は0・2ポイント減の5・7%。徒歩や自転車、バイクも2・4〜1ポイントそれぞれ下がった。自動車利用は、65歳以上の男性と30歳以上の女性で増加が顕著となっている。特に、80代前半の男性では前回から約30ポイント増の64・4%に上る。

 自動車の利用がさらに増え、公共交通が減少していることについて、熊本市都市政策課は「車の免許を持つ高齢者が増えたことが一因。市では公共交通の利用を促進しており、今後さらに分析したい」と話している。(内田裕之)

6874荷主研究者:2014/01/05(日) 15:18:49

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/510978.html
2013年12/19 07:25、12/19 08:05 北海道新聞
JR北海道 特急の減速減便3月以降も継続 スーパー宗谷も減速へ

 JR北海道が、相次ぐ列車事故などを受けて11月から実施した特急の減速・減便を、来年3月改正の新ダイヤでも継続することが18日、JRへの取材で分かった。新たに3月から札幌―稚内間の特急スーパー宗谷を減速することも決定、同区間の所要時間が長くなる見込みだ。

 JRによると、減速・減便は車両整備の時間を確保したり、線路などへの負担を軽減したりして安全性を確保するのが狙い。同社は7月の特急北斗の出火事故に伴い、事故車両と同型のエンジンを搭載した36両の運行を中止。その運行再開の見通しが立たないこともあり、3月以降も減速・減便を継続することにした。

 スーパー宗谷については、現行の4本は維持するものの、これまで130キロだった最高速度を3月以降、10キロ減速し120キロにする。このほか、既に減速・減便を実施した函館―札幌は4〜8本減、釧路―札幌と旭川―札幌はそれぞれ2本減の運行態勢を続ける。<北海道新聞12月19日朝刊掲載>

6878荷主研究者:2014/01/05(日) 15:45:09

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20131221c
2013/12/21 09:52 秋田魁新報
秋田新幹線、時速320キロ運行へ 秋田〜東京間、8分短縮

 JR秋田支社は20日、来年3月15日からのダイヤ改正で秋田新幹線を国内最速の時速320キロで運行すると発表した。秋田〜東京間は、最短で現行より8分短い3時間37分で結ばれる。本県を通り上野〜青森間を結ぶ寝台特急「あけぼの」については、3月14日の運行を最後に廃止すると正式発表した。

 JR秋田支社によると、時速320キロで走行するのは盛岡?宇都宮間。現在国内最速で、東京〜新青森間を最短2時間59分で結ぶ東北新幹線「はやぶさ」の速度に並ぶ。

 田沢湖線と奥羽線では従来通り、最高速度は130キロ。ダイヤ改正後の東京〜秋田間の平均所要時間は上り3時間53分(現在4時間2分)、下り3時間47分(3時間59分)。

6879名無しさん:2014/01/06(月) 00:29:34
2012年の大阪府の駅の1日の利用者数ベスト100
ベスト1〜10

1 大阪 (JR東海道線) 406,576 人
2 梅田 (阪急京都線・神戸線・宝塚線) 258,957 人
3 梅田 (御堂筋線) 206,588 人
4 難波 (御堂筋線・四つ橋線・千日前線) 163,480 人
5 天王寺 (JR関西線・大阪環状線・阪和線) 134,728 人
6 京橋 (JR大阪環状線・学研都市線・東西線) 130,355 人
7 天王寺 (御堂筋線・谷町線) 125,328 人
8 難波 (南海本線) 124,939 人
9 淀屋橋 (御堂筋線) 103,198 人
10 本町 (御堂筋線・四つ橋線・中央線) 100,941 人

11 鶴橋 (JR大阪環状線) 94,613 人
12 京橋 (京阪本線) 88,447 人
13 梅田 (阪神本線) 84,151 人
14 心斎橋・四ツ橋 (御堂筋線・四つ橋線・長堀鶴見緑地線) 82,209 人
15 大阪阿部野橋 (近鉄南大阪線) 81,676 人
16 鶴橋 (近鉄大阪線) 76,357 人
17 東梅田 (谷町線) 75,515 人
18 大阪難波 (近鉄難波線) 71,481 人
19 新今宮 (JR大阪環状線・関西線) 61,878 人
20 高槻 (JR東海道線) 61,771 人

21 新大阪 (御堂筋線) 60,640 人
22 中百舌鳥 (泉北線) 59,550 人
23 淀屋橋 (京阪本線) 54,799 人
24 西梅田 (四つ橋線) 54,487 人
25 堺筋本町 (中央線・堺筋線) 49,456 人
26 新大阪 (JR東海道線) 48,407 人
27 中百舌鳥 (南海高野線) 48,011 人
28 北新地 (JR東西線) 47,713 人
29 枚方市 (京阪本線) 45,155 人
30 千里中央 (北大阪線) 44,104 人

31 茨木 (JR東海道線) 44,091 人
32 天満橋 (谷町線) 42,934 人
33 中百舌鳥 (御堂筋線) 41,345 人
34 谷町四丁目 (谷町線・中央線) 40,987 人
35 江坂 (御堂筋線) 40,794 人
36 新今宮 (南海本線) 40,757 人
37 大阪上本町 (近鉄大阪線) 40,573 人
38 南森町 (谷町線・堺筋線) 36,950 人
39 十三 (阪急京都線・神戸線・宝塚線) 35,874 人
40 天下茶屋 (堺筋線) 35,779 人

41 谷町九丁目 (谷町線・千日前線) 34,434 人
42 寝屋川市 (京阪本線) 34,281 人
43 住道 (JR学研都市線) 32,650 人
44 弁天町 (JR大阪環状線) 32,464 人
45 日本橋 (千日前線・堺筋線) 32,376 人
46 茨木市 (阪急京都線) 31,693 人
47 天下茶屋 (南海本線) 31,268 人
48 高槻市 (阪急京都線) 30,887 人
49 香里園 (京阪本線) 30,255 人
50 北浜 (堺筋線) 30,172 人

51 樟葉 (京阪本線) 29,858 人
52 西中島南方 (御堂筋線) 29,291 人
53 堺東 (南海高野線) 28,852 人
54 天満橋 (京阪本線) 28,720 人
55 肥後橋 (四つ橋線) 27,716 人
56 JR難波 (JR関西線) 26,426 人
57 豊中 (阪急宝塚線) 26,053 人
58 池田 (阪急宝塚線) 25,453 人
59 上新庄 (阪急京都線) 24,503 人
60 石橋 (阪急宝塚線・箕面線) 24,068 人

61 近鉄日本橋 (近鉄難波線) 23,503 人
62 西九条 (JR大阪環状線) 23,491 人
63 森ノ宮 (JR大阪環状線) 23,299 人
64 福島 (JR大阪環状線) 23,248 人
65 大阪天満宮 (JR東西線) 23,131 人
66 天満 (JR大阪環状線) 22,890 人
67 守口市 (京阪本線) 22,106 人
68 三国ヶ丘 (JR阪和線) 21,685 人
69 泉ケ丘 (泉北線) 21,620 人
70 大阪難波 (阪神なんば線) 21,422 人

71 吹田 (JR東海道線) 21,405 人
72 大正 (JR大阪環状線) 21,242 人
73 阿波座 (中央線・千日前線) 20,843 人
74 摂津富田 (JR東海道線) 19,985 人
75 長堀橋 (堺筋線・長堀鶴見緑地線) 19,908 人
76 中津 (御堂筋線) 19,845 人
77 桃山台 (北大阪線) 19,836 人
78 南方 (阪急京都線) 19,633 人
79 布施 (近鉄大阪線) 19,538 人
80 南茨木 (阪急京都線) 19,272 人

81 藤井寺 (近鉄南大阪線) 19,187 人
82 三国ケ丘 (南海高野線) 18,919 人
83 四条畷 (JR学研都市線) 18,680 人
84 蛍池 (阪急宝塚線) 18,390 人
85 千里丘 (JR東海道線) 18,095 人
86 金剛 (南海高野線) 18,004 人
87 ユニバーサルシティ (JR桜島線) 17,951 人
88 関大前 (阪急千里線) 17,831 人
89 弁天町 (中央線) 17,540 人
90 北野田 (南海高野線) 17,333 人

91 我孫子 (御堂筋線) 17,199 人
92 桃谷 (JR大阪環状線) 16,981 人
93 堺 (南海本線) 16,981 人
94 淡路 (阪急京都線・千里線) 16,867 人
95 住之江公園 (四つ橋線・南港ポートタウン線) 16,854 人
96 東三国 (御堂筋線) 16,842 人
97 門真市 (京阪本線) 16,666 人
98 塚本 (JR東海道線) 16,532 人
99 緑地公園 (北大阪線) 16,478 人
100 北浜 (京阪本線) 16,460 人

6880名無しさん:2014/01/06(月) 00:41:43
ワースト200〜191

200 森小路 (京阪本線) 5,506 人
199 上牧 (阪急京都線) 5,471 人
198 中崎町 (谷町線) 5,438 人
197 桜井 (阪急箕面線) 5,406 人
196 交野市 (京阪交野線) 5,374 人
195 芦原橋 (JR大阪環状線) 5,356 人
194 長居 (JR阪和線) 5,353 人
193 河内森 (京阪交野線) 5,349 人
192 弥刀 (近鉄大阪線) 5,348 人
191 JR河内永和 (JRおおさか東線) 5,347 人

190 トレードセンター前 (南港ポートタウン線) 5,347 人
189 水無瀬 (阪急京都線) 5,338 人
188 南巽 (千日前線) 5,325 人
187 鶴見緑地 (長堀鶴見緑地線) 5,121 人
186 今里 (近鉄大阪線) 5,100 人
185 福島 (阪神本線) 5,062 人
184 河内永和 (近鉄奈良線) 5,048 人
183 鶴ケ丘 (JR阪和線) 5,020 人
182 高石 (南海本線) 4,951 人
181 針中野 (近鉄南大阪線) 4,844 人

180 美章園 (JR阪和線) 4,824 人
179 東寝屋川 (JR学研都市線) 4,808 人
178 文の里 (谷町線) 4,777 人
177 矢田 (近鉄南大阪線) 4,713 人
176 東羽衣 (JR阪和線) 4,702 人
175 少路 (大阪高速鉄道本線) 4,661 人
174 忠岡 (南海本線) 4,648 人
173 高井田 (JR関西線) 4,639 人
172 石切 (近鉄奈良線) 4,636 人
171 大阪狭山市 (南海高野線) 4,622 人

170 ポートタウン西 (南港ポートタウン線) 4,612 人
169 南田辺 (JR阪和線) 4,600 人
168 門真南 (長堀鶴見緑地線) 4,591 人
167 野江内代 (谷町線) 4,583 人
166 和泉砂川 (JR阪和線) 4,577 人
165 中津 (阪急神戸線・宝塚線) 4,526 人
164 玉川 (千日前線) 4,508 人
163 千林 (京阪本線) 4,503 人
162 白鷺 (南海高野線) 4,470 人
161 下新庄 (阪急千里線) 4,352 人

160 柴原 (大阪高速鉄道本線) 4,350 人
159 福 (阪神なんば線) 4,349 人
158 牧落 (阪急箕面線) 4,323 人
157 住吉大社 (南海本線) 4,315 人
156 今宮 (JR関西線) 4,309 人
155 出来島 (阪神なんば線) 4,301 人
154 我孫子前 (南海高野線) 4,207 人
153 大阪城北詰 (JR東西線) 4,200 人
152 渡 辺 橋 (京阪中之島線) 4,162 人
151 松屋町 (長堀鶴見緑地線) 4,102 人

150 田辺 (谷町線) 4,079 人
149 鴫野 (今里筋線) 4,057 人
148 りんくうタウン (南海空港線) 4,018 人
147 摂津市 (阪急京都線) 4,014 人
146 だいどう豊里 (今里筋線) 3,966 人
145 沢ノ町 (南海高野線) 3,958 人
144 滝井 (京阪本線) 3,956 人
143 南摂津 (大阪高速鉄道本線) 3,944 人
142 小路 (千日前線) 3,943 人
141 信太山 (JR阪和線) 3,899 人

140 瑞光四丁目 (今里筋線) 3,894 人
139 浅香山 (南海高野線) 3,866 人
138 高井田中央 (JRおおさか東線) 3,856 人
137 富木 (JR阪和線) 3,846 人
136 百舌鳥 (JR阪和線) 3,830 人
135 諏訪ノ森 (南海本線) 3,810 人
134 九条 (阪神なんば線) 3,788 人
133 萩原天神 (南海高野線) 3,779 人
132 七道 (南海本線) 3,697 人
131 樽井 (南海本線) 3,669 人

130 道明寺 (近鉄南大阪線) 3,643 人
129 滝谷不動 (近鉄長野線) 3,622 人
128 下松 (JR阪和線) 3,598 人
127 土師ノ里 (近鉄南大阪線) 3,522 人
126 ドーム前千代崎 (長堀鶴見緑地線) 3,472 人
125 帝塚山 (南海高野線) 3,463 人
124 伝法 (阪神なんば線) 3,389 人
123 大江橋 (京阪中之島線) 3,343 人
122 住吉東 (南海高野線) 3,303 人
121 郡津 (京阪交野線) 3,294 人

120 高鷲 (近鉄南大阪線) 3,273 人
119 宇野辺 (大阪高速鉄道本線) 3,258 人
118 湊 (南海本線) 3,247 人
117 JR俊徳道 (JRおおさか東線) 3,236 人
116 万博記念公園 (大阪高速鉄道本線) 3,235 人
115 俊徳道 (近鉄大阪線) 3,225 人
114 藤阪 (JR学研都市線) 3,171 人
113 富田林西口 (近鉄長野線) 3,165 人
112 和泉橋本 (JR阪和線) 3,067 人
111 新森古市 (今里筋線) 3,064 人

110 千鳥橋 (阪神なんば線) 3,027 人
109 羽倉崎 (南海本線) 3,021 人
108 阪大病院前 (大阪高速鉄道彩都線) 3,008 人
107 みさき公園 (南海本線・多奈川線) 3,003 人
106 久宝寺口 (近鉄大阪線) 2,989 人
105 柏原 (近鉄道明寺線) 2,970 人
104 大阪教育大前 (近鉄大阪線) 2,949 人
103 村野 (京阪交野線) 2,910 人
102 高見ノ里 (近鉄南大阪線) 2,904 人
101 土居 (京阪本線) 2,847 人

6881名無しさん:2014/01/06(月) 00:51:35
ワースト10〜1

10 名越 (水間線) 193 人
9 千早口 (南海高野線) 158 人
8 西天下茶屋 (南海高野線) 133 人
7 近義の里 (水間線) 102 人
6 三ケ山口 (水間線) 100 人
5 芦原町 (南海高野線) 87 人
4 孝子 (南海本線) 86 人
3 貝塚市役所前 (水間線) 80 人
2 木津川 (南海高野線) 39 人
1 高安山 (近鉄西信貴鋼索線) 32 人

20 多奈川 (南海多奈川線) 345 人
19 深日港 (南海多奈川線) 325 人
18 森 (水間線) 305 人
17 津守 (南海高野線) 289 人
16 深日町 (南海多奈川線) 284 人
15 汐見橋 (南海高野線) 259 人
14 天見 (南海高野線) 219 人
13 石才 (水間線) 216 人
12 三ツ松 (水間線) 216 人
11 山中渓 (JR阪和線) 198 人

30 駒ヶ谷 (近鉄南大阪線) 777 人
29 信貴山口 (近鉄信貴線) 749 人
28 妙見口 (能勢線) 728 人
27 水間 (水間線) 700 人
26 萩ノ茶屋 (南海本線) 697 人
25 清児 (水間線) 676 人
24 岸里玉出 (南海高野線) 610 人
23 今宮戎 (南海本線) 586 人
22 河内堅上 (JR関西線) 456 人
21 柏原南口 (近鉄道明寺線) 360 人

6882チバQ:2014/01/06(月) 20:54:20
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140106/waf14010610290006-n1.htm
関西にも影響した有楽町駅前火災…品川駅「副拠点機能」期待はずれのわけは?
2014.1.6 10:27 (1/2ページ)[westセレクト]

JR有楽町駅前の火災現場。品川駅の「サブターミナル拠点」機能は期待はずれの結果になった=3日、東京都千代田区(松本健吾撮影)
 JR有楽町駅(東京都千代田区)付近で3日早朝に発生した沿線火災で、東京−品川間で5時間余りにわたり運転を見合わせ、約32万人に影響が出た東海道新幹線。平成15年に開業した新幹線の品川駅は災害時に、東京駅を代替する「サブターミナル拠点」としての機能を果たすと期待されていたが、今回は“期待はずれ”の結果に。なぜ品川駅は機能しなかったのか。


Uターンラッシュ


 品川駅は、上下2つのホームに4本の線路と、3本の引き上げ線を備え、大井車両基地につながる回送線とも直結。今回のような輸送混乱時には、新大阪方面からの列車を品川駅で「折り返し運転」ができる構造だった。

 JR東海によると、今回の火災で東海道新幹線は、午前6時35分ごろから運転を見合わせた。午前10時ごろから品川駅での折り返し運転が始まったが、運行本数は1時間に2本程度。平常時(1時間に最大15本)と比べ圧倒的に少なく、Uターンラッシュも重なり、駅は人であふれかえった。


「最大限対応した」


 本数を絞ったのは、運転士や車掌、車内清掃ら交代要員が、普段は東京駅に配置されていたため、急遽(きゅうきょ)品川駅に配置できなかったからだ。JR東海は「東京駅で折り返し運転ができるまでお待ちいただくのが最適と判断した。7本の臨時列車を増発し、最大限対応した」と説明する。

 しかし「消防による消火活動が難航し、思いのほか時間がかかった」(JR東海)との“誤算”もあり、午前11時55分に東京−品川間で運転が再開された後もダイヤは回復せず、遅延は終日続く結果となった。

 公共交通に詳しい関西大の安部誠治教授(公益事業論)は「JR東海は品川駅の拠点機能を重視し、災害に備えた想定をしておくべきだった」と指摘している。

6883チバQ:2014/01/06(月) 21:22:32
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20140106-OYS1T00286.htm
沖縄に鉄道 本格検討、普天間跡地に駅も

基地問題

 沖縄県は2014年度、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴う跡地利用を見据え、沖縄本島を縦貫する鉄道(全長約70キロ)の導入に向けて本格検討を始める。那覇市から名護市までを約1時間で結び、同飛行場跡には駅を造る構想だ。有識者らでつくる「整備計画策定委員会」(仮称)を設置し、15年度に整備計画をまとめる予定で、今後、沖縄振興策の重要テーマに浮上しそうだ。

 沖縄では戦前、那覇と嘉手納などを結ぶ県営の軽便鉄道(同約48キロ)があったが、1945年の沖縄戦で破壊された。南北間の鉄道実現は「県民の悲願」で、政府も14年度予算案に調査費を2億円計上している。

 県は那覇、宜野湾、沖縄、名護の4市を結ぶルートを想定。通勤や観光客などの利便性向上、道路渋滞の緩和、経済波及効果といった利点を挙げる。那覇市などの市街地では国道58号などの地下を通す案を軸に検討。同飛行場を含む返還跡地では再開発と一体的に進めることで利用者増を見込む。

(2014年1月5日 読売新聞)

6884チバQ:2014/01/10(金) 00:26:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140101/CK2014010102000117.html
ちば鉄物語(1) 中房総の元気印 いすみ鉄道
2014年1月1日

ゆっくりと線路を進む車両


 鉄道は今も、地域の生活とは切っても切り離せない。県内には旅情を誘うローカル鉄道も多い。二〇一四年は総武鉄道(当時)の市川−佐倉間(三九・九キロ)が県内初の路線として開業してから百二十年。運行に携わる人たちや鉄道をめぐる地域の物語を紹介する。

 「弁当、弁当はいかがですか〜。地元特産のたこめし弁当で〜す」。観光客が多く訪れる休日のいすみ鉄道国吉駅(いすみ市)に、威勢のいい声が響き渡った。売り子は駅員でもない。地元を中心にしたボランティアだ。

 窓の一つが開き「一つください」。弁当を受け取った若い男性客は「やっぱり電車といえばこれ。駅弁売りだよね」と笑みがこぼれた。駅弁は次々と売れた。

 沿線のいすみ市、大多喜町の人口は合わせても五万人ほどだが、連休の多いときで沿線は一万人の人出でにぎわう。廃線の危機もあったいすみ鉄道は、今はまちおこしの核になりつつある。

 赤字ローカル線が生まれ変わるきっかけは、公募社長の就任だった。二〇〇九年に航空会社出身の鳥塚亮さん(53)が就任したのに呼応し、鉄道や駅周辺の活性化を狙う「いすみ鉄道応援団」が、地元住民らで発足した。

 「当初は廃線の危機と言われてもピンとこなかった。僕らが何か言っても変わるわけがないって冷めていた」と、団長の掛須(かけす)保之さん(51)は振り返る。「でも社長の公募など、新しい取り組みに可能性を感じた。地元で積極的に動くために団ができたんです」

 団員が最初に取り組んだのは国吉駅の掃除だ。当時は玄関の窓ガラスが石で割られ、壁は落書きだらけ。夜は暴走族のたまり場だったのを壁を塗り直し、周辺に花を植えたプランターを置いた。

 「駅の周りに飲食店がない」という要望に応え、始めたのが駅弁販売だった。温かいお茶を無料で置き、田んぼを広場に整備もした。放置自転車を活用したレンタルサイクルも駅前に備え付けた。

 当初三十人ほどだった団員は、現在は約百四十人に上る。地元住民だけでなく、鉄道の魅力にひかれて県外から通う人も多い。

 その一人の横浜市の会社員石田岳士さん(49)は、東京湾アクアラインを通り一時間半かけて国吉駅まで来る。「新しい取り組みをすればすぐに反応が返ってくる。昨年のゴールデンウイークは駅ができて以来の人出と、地元の人が喜んでくれた」と達成感に浸る。

 十分間の停車時間が過ぎ、国吉駅を列車が出発した。駅弁を売り終わった団員ら数人は、駅を離れていく列車に手を振り続ける。

 列車が見えなくなると「この季節、土瓶のお茶もほしいんじゃないか」「やってみようよ」と早くも、新しいアイデアをささやきあった。

 「できるときに、できることを、できるだけやる」が応援団の合言葉。掛須さんは「派手なアミューズメント的な活動はできない。でも、お茶一杯だって立派なおもてなしじゃないですか。まだ目に見えるほどではないけど、地域は良くなってきている」と話す。

 応援団の活動は、新年度から県内の小学三年生が使う道徳の教科書で紹介されるという。父親が応援団の仕事が忙しく、遊びに行けない子どもがすねてしまう。しかし、親子で会話し、地元に貢献する活動の重要性を知っていく、という内容だ。 (白名正和)

<いすみ鉄道> 本社は大多喜町。太平洋沿岸の大原駅(いすみ市)と、中房総の丘陵地帯に位置する上総中野駅(大多喜町)を結ぶ。総延長26.8キロ、14駅。上総中野駅までは小湊鉄道が走り、合わせて房総半島を横断する。

6885チバQ:2014/01/10(金) 00:26:23
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140103/CK2014010302000125.html
ちば鉄物語(2) のどかな通勤アワー 町民鉄道流山線
2014年1月3日

運輸統計や広報などの仕事を担う北原さん=流山市で


 平日ダイヤは流山発の始発が午前四時五十五分、最終は午後十一時五十五分発。この間の運行本数は、七十二往復、百四十四本。流鉄流山線は、午前七時台は十三分置きに五本が運行され、通勤アワーのあるローカル鉄道だ。

 都心のベッドタウンを走るローカル鉄道だけに、ほとんどの時間帯で一時間に四本ずつ運転される。馬橋駅を降りる人たちは、地下鉄千代田線に乗り入れるJR常磐線に乗り換え、都内に通勤・通学している人が多い。

 松戸市北部と流山市南西部の住宅街を走り、車両には赤や緑などの側面に「N」のライン。立ち並ぶ高層マンションが見える車窓からの風景も、ローカル鉄道の趣とは違う。とはいえ、二両編成の電車が「ガタン、ゴトン」と住宅の軒先をかすめるように走る光景はのどかだ。観光鉄道化して生き残りを図るいすみ鉄道と異なり、およそ百年前の開業から今も沿線住民の足として親しまれている。

 冬が近づくと流山駅近くの高齢者グループなどが、「暖かいように」と駅待合室やプラットホームの椅子に座布団をしつらえてくれる。こんな光景にも沿線住民の流鉄への思いが伝わる。

 流鉄鉄道部次長の北原幸治さん(44)も、そんな流鉄に愛着を持つ一人だ。「馬橋駅の近くで生まれ、流山線の電車を見ながら育った。だから鉄道が好きというより、流山線が好きでした」と思い入れを語る。

 通勤・通学の足として利用される流鉄だが、「お客さんと近い関係が何よりも魅力で、顔見知りの客が多いです。通学していた少女が、やがて子どもを抱いていたりして」と言う。無表情に時間に追われる大勢の人が乗り降りする都会の満員電車と違い、ローカル鉄道ならではのよさが息づいている。

 北原さんは一九九二年に入社した。車掌と駅員を三年ずつ務め念願の運転士になった。「ところが、わずか一年で本社勤務になって−」と残念そうに語る。「今も運転士になりたいという思いは変わりません」と話し、「わっはっは」と豪快に笑う。

 ただ、ここ数年の乗客数は年間二百八十八万人、一日平均七千九百人ほど。ピークの九三年と比べ半減している。その理由を、取締役総務部長の浅田健嗣さん(63)は「つくばエクスプレス開業(二〇〇五年)の影響が大きい」と説明する。「鉄道部門は赤字だが、松戸市と柏市に所有するビルからの収入で、かろうじて黒字を維持。鉄道の赤字を何とか解消したい」と話す。

 流鉄の開業は、JR常磐線ルートから外れて不便なため、地元有力者らが同線馬橋駅と流山を結ぶ鉄道整備を計画したのに始まる。開業当初の流山軽便鉄道は、地元民による出資で設立されたことから「町民鉄道」と呼ばれた。

 地元の強い思い入れに浅田さんは「私たちには流山線を維持する責任があります」と力を込める。北原さんは「江ノ島電鉄(神奈川県)が江ノ電ブランドになっているように、沿線の観光スポットなどを生かし、流鉄をブランド化できるようにしたい」という。 (川田栄)

 <流鉄流山線> 流山−馬橋(松戸市)の6駅5.7キロを結ぶ。本社は流山市流山1。1916年に流山軽便鉄道として営業を開始した。流山電気鉄道などの改称を経て、2008年に社名を総武流山電鉄から流鉄に、線名を総武流山線から流山線に変更した。馬橋駅ではJR常磐線馬橋駅に接続でき、流山駅は流山市役所に隣接する。10年からは終日ワンマン運転を導入している。

6886チバQ:2014/01/10(金) 00:26:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140104/CK2014010402000122.html
ちば鉄物語(3) 人が乗らない列車 京葉臨海鉄道
2014年1月4日

京葉臨海鉄道の千葉貨物駅(手前)。湾岸沿いにコンビナート工場の煙突が立ち並ぶ=千葉市中央区で(本社ヘリ「おおづる」から)


 数ある千葉の鉄道の中で、話題に上ることが少ないのが京葉臨海鉄道だ。旅客が乗る前提になっている他線と違い、人が乗らない鉄道だからだ。

 東京湾岸沿いに連なる京葉臨海コンビナート。白い煙を吐く高い煙突や配管、タンク群が重厚に立ち並ぶ横を、マリンブルーの機関車に引かれた貨物列車が、ゆっくり通り過ぎていく。

 一九六二年に京葉臨海工業地帯の造成に伴い、当時の国鉄と県、進出企業が出資して設立されたのが京葉臨海鉄道だ。従業員も約百八十人いる。翌六三年の営業開始以来、京葉臨海工業地帯で生産される石油類や化学工業品などを全国に運んできた。同工業地帯の大動脈として日本の高度成長を支えてきた貨物専用の地方鉄道だ。

 貨物の四分の三を占める石油類は今も、長野県や栃木県など関東内陸部にある石油基地へ運ばれる。市民の足である車やトラックの燃料輸送には、欠かせない存在でもある。

 「一両一両を安全に目的地に運ぶことで、自分が日本の経済発展を支えている。そう自負してやってきた」。長く運転士を務めてきた鈴木良文運輸部長(56)はこう自負する。

 鈴木さんが入社して三年後の七八年には、開港当初の成田空港へ航空ジェット燃料の暫定輸送が開始され、一番列車に見習運転士として乗り込んだ。「テレビや新聞の報道でヘリコプターが飛び、沿線の警備も厳重だった」と当時を振り返る。航空燃料の輸送は、成田空港のパイプラインが完成するまでの五年五カ月間、ピンチヒッターの大役を務めた。

 二〇一二年には会社創立から五十周年を迎え、昨年四月には総輸送量が一億トンに達した。

 ただ近年、輸送量ががくんと落ち込んだ年がある。東日本大震災のあった一一年だ。線路や機関車に大きな被害はなかったが、コスモ石油千葉製油所(市原市)で大規模な火災事故が発生したのに伴い、石油類の輸送量が激減した。

 千葉貨物駅(千葉市中央区)構内で操車を担当する藤谷透(とおる)さん(24)は「貨車の数が半分ほどになって心配した。歯がゆかった」と当時の状況を語る。震災から半年後の十月、コスモ石油からの貨車出荷が再開。「その時はうれしかった」と思い出す。

 貨車輸送は近年、工業製品にとどまらず、県産の米や野菜、果物など生活物資のコンテナ輸送も展開している。「ここから北海道や東北、九州へと向かっていく。安全輸送を第一に、操車の技術や経験を後輩たちにも伝えていきたい」と藤谷さん。責任感をにじませ、引き締まった表情で機関車の先頭に立った。 (村上一樹)

<京葉臨海鉄道> JR蘇我駅(千葉市中央区)と京葉久保田駅(袖ケ浦市北袖)を結ぶ本線と、2本の支線の計23.8キロで営業。駅は9つあるがホームはなく、車両交換のための線路や、レール分岐のポイントがある。工場や企業に自動車が出入りするため、踏切も沿線に50カ所以上。機関車数は7両で、輸送量は168万トン(2012年度実績)。

6887チバQ:2014/01/10(金) 00:26:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140105/CK2014010502000118.html
ちば鉄物語(4) なくさない 銚子電鉄
2014年1月5日

「鉄道が好き」と話す鈴木一成さん(右)と奥英昭さん=銚子市新生町の仲ノ町駅で


 昨年十二月の週末、銚子駅から銚子電鉄に乗り込むと、観光客や地元の人で車内はほぼ満員だった。収穫前の青々としたキャベツ畑の間を抜け終着の外川(とかわ)駅に着いた。時間はわずか二十分ほどだ。

 関東最東端の街中を走る銚子電鉄には、三十人ほどいる社員の中に山形県寒河江(さがえ)市出身の鈴木一成さん(34)がいる。電車好きで、東京都内にある東京交通短大生だった時、写真を撮りに訪れた銚子電鉄の古い電車や木造の駅舎に心を奪われた。これをきっかけに銚子電鉄の本社に四カ月間通い続け、熱意が通じて社員の仲間入りをした。

 銚子電鉄の一日乗車券「弧廻(こまわり)手形」(六百二十円)に印刷された電車の写真は、総務部勤務の鈴木さんが撮影している。弧廻手形は以前はいつも同じ写真を使っていたが、写真が趣味の鈴木さんが銚子電鉄のアピールになればと撮り始めた写真を、周期的に使うようになって十年になる。

 緑のキャベツ畑を背景に走る真っ赤な電車など、写真には銚子電鉄らしさを求める。切符を収集するコレクターもいる。鈴木さんは「『次はどんな写真だろう、また来たい』と思ってもらえるとうれしい」と話し、「一人でも多くの人に銚子電鉄に乗ってほしい」という思いは人一倍強い。

 ただ、このところ経営は再び危機を迎えている。東日本大震災後、観光客減などで乗客数は大きく減少した。震災前の二〇一〇年度から一一年度の乗客数は十四万人(22%)も落ち込んだ。一二年度は微増したが、落ち込みを回復するには至っていない。

 一二年度も四千万円の赤字となり、赤字決算は二年連続に。老朽化した車両の更新に今後数億円が必要で、昨年二月に県や銚子市に支援を要請した。昨年末に公表した経営改善計画では、具体的な支援額として、今後十年間で県と銚子市にそれぞれ約一億一千万円ずつを要請し、県・市の対応待ちになっている。

 こうした窮状に鈴木さんや、同僚で鉄道部の奥英昭さん(41)はイベント企画を通じた集客に力を入れる。昨年九月には県内で初めて、鉄道を利用した男女の出会いを演出する「鉄コン」も開催し、カップル二組が誕生するなど話題を集めた。奥さんは我孫子市出身だが、「鉄道がなくなったら銚子は活気を失う」と地元への危機感も募らせる。

 外川駅には、弧廻手形を購入して乗車した男性(23)がいた。横浜市から来たという。「初めて乗った。レトロな電車の雰囲気がいい」と木造の外川駅舎にカメラを向ける。訪れれば、レトロな電車とのどかな沿線の風情が心を和ませる。

 「赤字だからといってあきらめたら終わり」。鈴木さんらはこう語り、鉄道の存続を図るために働く。 (砂上麻子)

<銚子電鉄> 銚子駅から犬吠埼を経て銚子半島の南端にある外川駅まで6.4キロを結ぶ。1923年に銚子鉄道として営業開始した。48年に銚子電鉄と社名改称。97年に国や県の補助金が打ち切られて存続が危ぶまれたが、この2年前から製造販売を始めていた「ぬれ煎餅」に支えられる形で経営が続いてきた。

6888チバQ:2014/01/10(金) 00:27:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140106/CK2014010602000144.html
ちば鉄物語(5) 線路のない 九十九里鉄道
2014年1月6日

かつての九十九里鉄道路線跡を生かした遊歩道を歩く小川さん(右)=九十九里町で


 県内には線路のない鉄道会社がある。九十九里鉄道だ。

 今はバス会社として、東金、大網白里両市、九十九里町などで十五系統の路線バスを運行する。バス会社に残る「鉄道」の名称は、ローカル鉄道だった九十九里鉄道の名残だ。

 廃線となったのは、一九六一年。九十九里浜の潮風に包まれ、田園地帯をのらりくらりと進む姿は「キドー」(軌道)の愛称で親しまれた。九十九里町片貝の九十九里病院と町立片貝小学校の間には、赤茶色のアスファルトとタイルで舗装された遊歩道が真っすぐ延びる。「きどうみち」と呼ばれる当時の線路跡は、半世紀を経た今も市民の憩いの場として、サイクリングや散歩場所に生かされている。

 「昔は蒸気機関車(SL)も走っていたんですよ」。当時をこう懐かしむのは、同社の嘱託職員小川祐一さん(77)だ。五七年に入社し、廃線を見届けた一人だ。

 小川さんの父親も会社関係者だった。父親からは、戦時中に茂原市内で産出された天然ガスを燃料に活用したと聞いたことがある。当時の記録は残っていないが、地域にあった代替燃料を使い、燃料不足を何とか乗り越えたという。

 最高時速は三十キロ。夏場は海水浴客でにぎわい、冬場は貨物列車が魚加工品で埋まった。小川さんは「運転席の脇には小荷物として預かった郵便物や、映画のフィルムなんかが置かれていましたね」と振り返る。

 鉄道からバスへの転換の歴史は、移り変わる時代を反映している。鉄道路線と並行する形で、東金−片貝線の路線バス運行が始まったのは終戦後の四八年。その後、田中角栄元首相らが道路整備の財源を確保する目的で、議員立法による道路特定財源制度を新設(五三年)するなど、「モータリゼーション」と呼ばれる車の大衆化が進んだ。九十九里鉄道でも、道路網の整備に歩調を合わせるように、バス部門の充実が図られたという。

 逆に、鉄道の利用客は減る一方で、線路の枕木など設備や車両の老朽化も目立つようになった。鉄道が廃線となった六一年は、六四年の東京五輪開催に向け、日本中が高度経済成長期の真っただ中にあった。同社ホームページでも「停留所も多く、スピードも速いバスと競合は難しかった」と鉄道からバスへの転換に触れている。

 地域になじんだかつての鉄道駅の名称は、バス停留所に今も残っている。地域の足として役割を果たし続けるが、利用客の大半は自分で運転できないお年寄りで、路線バス事業を取り巻く環境は厳しい。

 六十五歳以上の人口が三割を超える九十九里町など、交通弱者と呼ばれる人たちを抱える県内の各地域は、路線バスに代わる新たな公共交通機関の受け皿づくりを迫られている。九十九里鉄道も再び時代の転換期にさらされているといえそうだ。 (佐々木香理)

<九十九里鉄道> 1923年に九十九里軌道会社として設立され、26年に東金−上総片貝間の8.6キロを結ぶ鉄道として開業した。停車駅は始発、終着の両駅を含めた計7駅まで徐々に増設された。32年に地方鉄道法に基づき、九十九里鉄道会社に変更。35年ごろには1日19往復が運行されていたという。設備の老朽化などを受け、61年に鉄道路線の営業を廃止し、現在は東金市を拠点とするバス事業者。

6889チバQ:2014/01/10(金) 00:27:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140107/CK2014010702000153.html
ちば鉄物語(6) 走るレストラン 小湊鉄道 
2014年1月7日

懐石料理のプレートを付けて走る列車と池田次長=市原市で


 市原市のほぼ中央を走る小湊鉄道は、電化で姿を消しつつある気動車(ディーゼルカー)が活躍している。クリームとオレンジのツートンカラーのレトロな車両は、鉄道ファンの間では「昭和の雰囲気」と人気がある。

 単線のためゆっくりと走る車窓からは、市街地を抜けると田園風景や小高い山並みが広がる。房総丘陵にさしかかると自然豊かな里山が迫り、数十年前にタイムスリップしたような感覚になる。

 この眺望と食事を楽しみながら、小さな旅を演出しているのが懐石料理列車だ。月に三回程度、普通の列車と連結、五井駅から養老渓谷駅までを運行、所要時間は片道約一時間。

 沿線の菜の花や紅葉など、季節に合わせ料理列車には「菜の花」「紅葉」の冠をつける。料理列車はマイカーの普及や少子高齢化の影響で、乗客が減少していた二〇〇四年一月に始まり、今年で満十年を迎えた。

 料理列車を担当する鉄道部の池田利彦次長は「鉄道の魅力をアピールするのが目的。沿線だけでなく、他地域からも利用客を呼び込むのが狙いです。料理と往復運賃込みで四千円。三十人以上集まれば団体貸し切りも行います」と話す。

 小湊鉄道の利用客は、一九七三年の四百三十三万人をピークに年々減少。二〇〇二年に利用者が二百万人の大台を割り込んだことから、翌〇三年に鉄道の魅力をアピールする料理列車が企画された。

 五井駅の通路で、駅弁などを販売している店「やり田」(石渡チエ子代表)が料理を提供することでスタートした。列車はロングシートの前に配置した長いテーブルに、魚の焼きもの、野菜の炊き合わせ、揚げ物、太巻きずしなどがそれぞれ並ぶ。

 「季節ごとに中身を変え、地元の食材をできる限り使っています。お客さんの中には店に立ち寄って、列車でお出しした料理を買い求める方もいます」と石渡代表。

 新緑や紅葉の季節などは、募集を開始するとすぐに満席になるほどの人気。女性客が大半で、団体は鉄道研究会や結婚を祝う食事会、退職記念などで貸し切るケースもあるという。

 「利用者は年間約千人程度ですが、県外から乗りに来る人やリピーターも多い。初めて利用した人の『よかった』という感謝の言葉を聞くとやりがいがあります」と池田次長。

 三月二十一日から五月十一日までは、市原市で開催される「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」に車両や木造の古い駅舎を提供する。訪れる人にノスタルジックな旅情が味わえる鉄道を売り込むという。 (福原康哲)

 <小湊鉄道> 京葉臨海工業地帯のある市原市の五井駅から房総丘陵にある大多喜町の上総中野駅(39.1キロ)を結ぶ。1917年に会社が設立され、鴨川市小湊の誕生寺(たんじょうじ)への参拝客輸送を目的に着工した。しかし、資金不足や上総中野駅にいすみ鉄道(旧国鉄木原線)が接続したことから、その先の工事は行われなかった。社名はその名残。本社は市原市五井。料理列車のほか、2010年からは、自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインサービスも実施している。

6890チバQ:2014/01/10(金) 00:28:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20140108/CK2014010802000159.html
ちば鉄物語(7) 幻の駅 成田の土屋駅
2014年1月8日

土屋駅予定地前に整備された交通広場ロータリー=成田市ウイング土屋で


 県内にも、新幹線計画があった。成田空港と東京都心を三十分で結ぶとうたった成田新幹線だ。

 計画は頓挫し、新幹線が走るはずだった成田市内の高架橋は今、成田空港に向かう京成スカイライナーや、JR成田エクスプレスが風切り音を残して駆け抜けていく。

 この高架橋の途中に、地元で「幻の駅」とも呼ばれる駅がある。正確には「土屋駅」の予定地で、周辺の土地区画整理事業では、駅前ロータリー用地も確保されたまま、現在に至っている。

 予定地は、成田山新勝寺から北に約一キロほど。周辺の国道408号沿いは、大型ショッピングセンター「イオンモール成田」を核に複合型映画館や家電量販店、衣料品店、遊技場、飲食店が並ぶ商業施設の集積地だ。駅ロータリーになるはずだった高架橋脇の小さな周回道路は、中央部に雑草が生い茂り、道路脇に数台のトラックが休憩していた。

 「いつの間にか計画そのものがなくなってしまった。もうダメみたいだ。悔しいけれど仕方ない」。市土屋土地区画整理組合で役員を務めた男性(78)は、こう嘆いた。

 土屋駅計画は、成田空港建設に翻弄(ほんろう)されたともいえる。

 一帯は一九六八年から十七年間にわたり、空港建設のための資材置き場や、航空燃料を輸送するトラック基地として使われた。新東京国際空港公団(現・成田国際空港会社)が地域住民から田んぼを借り上げていた。

 返還されても、埋め立てた田んぼは元に戻らない。そこで、周辺の農地を加えた三十七ヘクタールで、土地区画整理事業が九二年から始まった。すでに新幹線計画はストップしていたが、残った高架線路を活用し、成田新高速鉄道(成田スカイアクセス)計画の推進が決まっていた。空港建設への住民の協力に報いる地域振興策として、成田市は鉄道開通の際には土屋駅を設置するよう国や県に要望し、区画整理事業に予定地が盛り込まれた。

 しかし、二〇〇二年度に設置が決まったのは、成田市が市内にもうひとつ設置を求めた成田湯川駅だった。住宅地の入り口に位置し、通勤通学客が見込めるのが決め手だった。同駅から東に約四キロ離れた土屋駅は計画から外された。

 この決定当時に市長だった小川国彦さん(81)は「市は土屋駅設置を条件の一つに(事業の)カネも出したのに、県から何も知らされず決まってしまった。成田の発展を考えれば土屋が優先されるべきだった」と悔やむ。

 成田市は土屋駅の設置要望を今も毎年続けているが、京成電鉄は「スカイライナーの速度を維持するため、新駅設置は難しい」と否定的な見解だ。 (小沢伸介)


 <成田新幹線> 成田空港と東京都心を30分で結ぶ新幹線として計画された。途中駅は千葉ニュータウンのみの計画だったため、千葉県や都内の沿線予定地で反対運動が起こり、用地買収は難航。成田空港はターミナルビルに直接乗れ入れる鉄道がないまま1978年に開港した。成田市の土屋地区では高架橋工事が着工されたが、他地域の工事は進まず、計画は87年の国鉄民営化とともに消滅した。土屋地区の高架橋は現在、京成スカイライナーやJR成田エクスプレスが走行している。

  =終わり

6891チバQ:2014/01/10(金) 00:31:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20140108-OYT8T01500.htm
とやま鉄道、植出社長死去 開業控え惜しむ声



取材に応じる植出社長(2013年8月、富山市で)  前県副知事で並行在来線会社「あいの風とやま鉄道」社長、県信用保証協会会長の植出耕一(うえで・こういち)さんが8日午前11時40分、心不全のため富山市内の病院で死去した。66歳だった。通夜は10日午後7時、植出家と同協会、同社の合同葬は11日午前10時、いずれも富山市西番のセレモニーホール富山で行われる。喪主は長女の夫、大村忠司さん。

 富山市(旧八尾町)生まれで、1969年に県職員となり、経営管理部長、公営企業管理者などを歴任。2009年4月から4年間、副知事を務めた。12年7月には、15年春の北陸新幹線開業に伴いJRから経営分離される並行在来線の準備会社(昨年7月「あいの風とやま鉄道」に社名変更)の初代社長に就任。昨年4月からは、県信用保証協会の会長も務めていた。

 同協会によると、植出さんは8日朝に同協会に出勤したが、帰宅後に自宅で倒れ、病院に搬送されたという。

 北陸新幹線開業を1年2か月後に控えた時期の突然の訃報に、関係者からは驚きと悲しみの声が相次いだ。

 東京出張中の石井知事は、「県政発展に向けてかけがえのない同志ともいうべき植出氏を失ったことは、誠に残念で痛惜の念に堪えません」との談話を発表。県の要職を歴任して市町村合併の推進や富山空港の活性化などに取り組んだ「持ち前の素早い決断力や果敢な行動力」に敬意を表した。

 あいの風とやま鉄道のトップに就任した植出さんは昨年8月、本紙の取材に「県民の足として少しでも便利で愛される鉄道にしなければ」と力強く決意を語った。同社によると、6日の仕事始めでは「開業まであと1年2か月。頑張っていこう」と元気に社員を激励していた。市井正之副社長は「頼りがいのある社長だった。ショックは大きいが、遺志を継いで、我々がしっかり開業に向け準備を進めていかなければならない」と言葉を詰まらせた。

(2014年1月9日 読売新聞)

6892神奈川一区民:2014/01/10(金) 00:47:54
>>6840
中央本線(東線)の普門寺信号場と岡谷駅を複線化すれば、新宿駅と松本駅の間は全線複線になるから(みどり湖駅経由)、自ずとスピードアップになると思うんだけどね。

今でも最速2時間半だから、それよりは速くなると思う。

6893チバQ:2014/01/10(金) 07:57:22
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140110-00000500-biz_san-nb
リニア計画で出遅れた関西財界 悔やむ戦略ミス…JR東海は独自路線貫く
SankeiBiz 2014/1/10 06:00

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0件) リニア中央新幹線の大阪同時開業を求めて関西財界などが開いた決起大会=平成25年12月、大阪市内

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 2027(平成39)年に東京〜名古屋で先行開業し、2045(57)年に大阪まで延伸するJR東海のリニア中央新幹線計画。関西財界などは昨年12月、大阪までの同時開業を求める決起大会を開き、活動を本格化させた。ただ、資金支援のめどはなく、当のJR東海はつれない。そもそも、関西が大々的な活動を始めたのは東京〜名古屋のルートが確定した今秋以降。まるで“いちゃもん言い”のような対応に、周辺からは「出遅れている。これまで動いてこなかったツケが出ている」と批判の声もあがっている。

. 「情報戦で負けた。その後の巻き返しもできなかった」。関西の財界関係者は嘆く。今をさかのぼること6年前の平成19年12月。JR東海によるリニア計画の電撃発表は、世間を驚かせた。世界初の超電導リニア投入、東京〜大阪67分…。実はこのとき、全額自己資金で建設することや、東京〜名古屋と名古屋〜大阪の2段階で進めるという方針の原形も示されていた。関係者は「構想段階で情報をつかめていたら、関西の意向もある程度反映できたかも」と悔やむ。

. 大阪までの同時開業でネックとなっているのが、全額9兆円にも及ぶ建設資金。全額自己負担の方針を示すJR東海は、名古屋まで建設後に資金を回収して経営体力を蓄えてから、大阪までの建設に取りかかる計画だ。関西財界は「リニア建設は国家プロジェクト。一企業だけでやるものではない」と、国費投入や国による建設資金の債務保証など、国の関与を主張する。安倍晋三政権が打ち出す「国土強靭(きょうじん)化計画」に位置付けてもらい、国費投入を目指す方針だ。

. だが、この作戦効果を疑問視する向きも多い。JR東海が自己負担を打ち出したのも、「そもそも国に関与されることを極度に嫌う企業体質だから」(同社関係者)。同社は赤字路線の維持、不必要な駅や路線の整備…と、政治に振り回された国鉄時代を最大の反面教師としているのだ。JR東海は、「国鉄時代の非効率さなどの弊害と、民間企業として目指すことについて社員教育で徹底されている」(同)企業だ。「国鉄改革三人衆」の葛西敬之会長をいだき、経営の自主性を重んじる企業風土がある。

. リニアは東北新幹線や九州新幹線など、国や自治体などが資金支援する整備新幹線と同様に「全国新幹線鉄道整備法」に基づいて建設される。最大の違いは、国や自治体などからの資金を受け入れないことだ。JR東海は今も公的文書で、「同法の適用で、設備投資の自主性や経営の自由など民間企業としての原則が阻害されることがないことを国土交通省に確認している」とうたう。山田佳臣社長は昨年12月の会見で、「リニアの特性を生かせるルートでやる。絶対に譲れない」と強調。政府などの関与を改めて警戒した。大阪同時開業には「時間的に無理」とつれない態度だ。

. リニア計画では当初、南アルプスの通過をめぐり、山岳を貫く「直線ルート」と山岳周辺の自治体を通過する「迂回(うかい)ルート」が示され、最終的には直線ルートに決定された。東名間の中間駅設置でも自治体間での激しい綱引きなど、利害関係者の調整は難関だ。現在の東海道新幹線についても、自治体からの新駅設置の要望は絶えない。地元の要望で滋賀県内に計画されたものの、嘉田由紀子知事の誕生で一転、白紙撤回された新駅設置計画は記憶に新しい。当時、副社長として担当した山田社長は「約束をほごにされた」と不快感を隠さない。

. 関西経済連合会などは「経営の自主性を重んじつつも、国の支援を」とするが、関西の金融関係者は「金は出しても口は出さない、なんて虫のいい話があるだろうか。国の金が入ったら、駅やルートに反映せざるをえない」と苦笑する。おひざ元の中部財界関係者は「JR東海の考え方を十分捉えていないのでは」と冷ややかだ。

. JR東海は昭和62年の発足後、関経連や大阪商工会議所、関西経済同友会、京都商工会議所など関西の経済団体に相次いで加入、関西財界に足がかりをつくった。昭和63年、大阪商工会議所は副会頭がトップの「建設促進懇談会」を設置。当時、リニア計画はまだ夢物語で「JR東海は意気に感じ、大商の活動に積極的に取り組んでくれた」(大商関係者)という。

.

6894チバQ:2014/01/10(金) 07:57:41
 ただその後、次第に活動は低迷。現在は関経連や関西経済同友会では委員会に所属せず、実質的な活動はほとんどない。関西財界側も、JR東海への接触は少なかった。評論家で徳島文理大教授の八幡和郎氏は「関西財界はリニアにどう取り組むか、JR東海や国と対話をしてこなかった。反省が必要だ」と手厳しい。

. JR東海の計画発表から6年間、財界でまとまった活動がなかったことも痛手だ。関西財界関係者は、「現実味がなかった。民間企業の事業に、要望活動をするのは変という感覚もあったのでは」と話す。関西側は巻き返しを図る構えだが、先行きは不透明だ。

. 一方、名古屋では駅前再開発など、リニア開通を契機とした都市計画構想が打ち出され、準備が進む。中部地区のシンクタンク、共立総合研究所の江口忍副社長によると最近、リニア関係の講演会で中部の自治体や財界関係者から「大阪までの開通は遅くなるほどいい。その間に大阪を抜く」との声があがるという。

. 江口氏は「本来は大阪までつながらなければ、リニア開業のインパクトは小さい」と指摘。「大阪開通で東京〜大阪間の航空需要がリニアに移管して羽田空港の国際化が進む−など、さまざまなアピールポイントで早期開業を働きかけては」と話している。

.

6895チバQ:2014/01/10(金) 22:13:25
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140110/biz14011008040002-n1.htm
JR東が北関東と羽田空港を直結 冨田社長、新線乗り入れ構想表明
2014.1.10 08:02

 JR東日本は9日、現在、検討を進めている東京都心と羽田空港を結ぶ新路線が実現した場合、平成26年度末に開業する東北縦貫線(愛称・上野東京ライン)と接続して、北関東の主要都市から羽田空港に直接乗り入れを可能にする方針を明らかにした。冨田哲郎社長が産経新聞のインタビューに応じ、表明した。

 冨田社長は上野東京ラインの開業により、今は上野止まりの宇都宮線や高崎線、常磐線が、東海道線と直通運転できるようになると説明。その上で「(上野東京ラインを)羽田空港と結べば、(北関東の)宇都宮や高崎、水戸から直通で羽田空港に入れる。輸送ルートの大きな変革になる」と強調した。

 都心と羽田空港を結ぶ新路線は、現在は一部休止中の東海道貨物線を活用し、JR田町駅付近から東京湾岸を通る貨物線の区間を旅客線に切り替え、羽田空港に乗り入れるルートが浮上している。冨田社長は「これからの日本経済、東京という都市にとって、重要なルートになる」と述べ、国や東京都、地元自治体の協力を得る考えを示した。

 ただ新路線は、羽田空港の地下に新たな路線を敷設する必要があり「工事の難易度は相当高い」という。技術的な建設の可否や工事費用、需要予測などを踏まえ、「あまり時間をかけずに結論を出したい」と述べた。

 また冨田社長はJR東日本の子会社が浜松町−羽田空港間で運行する東京モノレールは、新路線の開業後も存続する考えも示した。

6896荷主研究者:2014/01/12(日) 12:18:06

http://kumanichi.com/news/local/main/20131221002.shtml
2013年12月21日 熊本日日新聞
熊本−博多間の「さくら」廃止 来年3月改正

 JR九州は20日、2014年3月15日から実施するダイヤ改正を発表した。九州新幹線では、「さくら」のうち、熊本−博多間を往復する10本を全廃、全体の運行本数を現行の1日137本から125本に減らす。一方で新大阪直通の「みずほ」は、現行の10本から1往復増やし、12本に増便する。

 九州新幹線は来年3月で全線開業3年を迎え、JR九州は「旅客需要が見定められことでダイヤにめりはりを付けた」としている。

 九州内の「さくら」28本のうち、熊本−博多往復の10本は乗車率が低いことから全廃。鹿児島中央−博多限定の18本は17本に減らす。増便の「みずほ」は、熊本では現行にない午前9時台発、午後8時台着が加わる。

 「さくら」は新鳥栖、久留米の停車がまちまちだったが、全て両駅に止まる。筑後船小屋、新大牟田、新玉名に止まる各3本の「さくら」のうち昼間発、夕方着の2本を朝方発と夜間着に変える。

 熊本での停車本数は、山陽直通(新大阪・広島)の48本は変わらないが、全体では133本から121本に減便。新玉名も全体で57本から56本に、新八代と新水俣は山陽直通が1本減り、全体で46本が45本になる。需要が多い金・土・日曜と祝日には「さくら」「つばめ」を増発する。

 在来線では、朝と夜に運行している鹿児島線の熊本・長洲−博多・吉塚の特急「有明」を長洲発着とし、熊本、玉名停車は廃止。現行の7本から5本に減便する。一方、熊本−大牟田の快速「くまもとライナー」を全て西里に停車させる。(井村知章)

6897荷主研究者:2014/01/12(日) 12:47:20

http://www.minyu-net.com/news/news/1222/news4.html
2013年12月22日 福島民友ニュース
JR常磐線・駒ヶ嶺−県境間、1月下旬から準備工事

 東日本大震災による津波で線路が流失したJR常磐線の駒ケ嶺―新地―県境間(新地町)の復旧工事について、JR東日本東北工事事務所は21日、同町で説明会を開き、工事区間を2工区に分け、1月下旬から準備工事に入る方針を示した。本体工事の着工は来春ごろの予定。2017(平成29)年春の運転再開を目指す。

 同線は相馬(相馬市)―浜吉田(宮城県亘理町)間で現在運休している。このうち県内の相馬―駒ケ嶺間は現在地で復旧し、駒ケ嶺―新地―県境間のうち約2.5キロの区間は内陸部に移設する。新地駅は現在地より南西に約200メートル移設する。

 工事は、高倉踏切から砂子田川北側堤防までの約1.8キロ(新地南工区)と、新地駅を含む同堤防から県境までの約1.9キロ(新地工区)に分けて実施する。

6898荷主研究者:2014/01/12(日) 12:50:53
>>6864-6865
「スカイツリーライン」もそうだけど、東武のセンスは何かダサいな。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/12/19/03.html
2013年12月19日(木)埼玉新聞
東武野田線、愛称は「アーバンパークライン」 14年4月から導入

 県内と千葉県を結ぶ東武野田線(大宮〜船橋間、62・7キロ)は、来年4月1日から愛称名「東武アーバンパークライン」を導入する。17日、東武鉄道が発表した。愛称名の導入は「東武スカイツリーライン」(浅草・押上〜東武動物公園間)に次ぎ2例目。

 東武鉄道は、同線を東京近郊のベッドタウンを走行する重要路線と位置付けており、「アーバンパークライン」(アーバン=都市、パーク=公園を組み合わせた造語)の採用で、「沿線価値の向上」を目指す。

 野田線は今年6月に新型車両「60000系」(6両編成)が登場。今後も新型車両を投入するほか、各駅・車両の案内表示などに路線愛称名を使用する。また、2014年度中の完成を目指す岩槻駅の橋上駅舎化工事をはじめ、さまざまな整備を行っていくという。

 千葉県内では、清水公園〜梅郷駅間の連続立体化工事が17年度中の完成を予定し、可動式ホーム柵を船橋駅(14年春完成予定)と柏駅(15年春完成予定)に設置する。

6899荷主研究者:2014/01/12(日) 12:51:19

http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/12/21/02.html
2013年12月21日(土)埼玉新聞
JRダイヤ改正 宇都宮線が増発

 JR東日本などが20日発表した来年3月15日に実施するダイヤ改正の概要によると、宇都宮線の午後9時台に、普通列車が1本増発される。

 増発されるのは上野駅発古河駅行き。それに伴い、「ホームライナー古河」は運転を取りやめる。

 高崎線は平日に運転している「あかぎ」を「スワローあかぎ」として運転。普通車の全座席で指定が可能になる。

 埼京線は土日、休日の午後0時台に上下線1本ずつを増発。八王子、府中本町―大宮駅間を結ぶ「むさしの号」は、平日の帰宅時間帯に本数が増えるように運転時刻を変更。国立、日野、豊田各駅に停車するようになる。

 東北・秋田新幹線「はやぶさ・こまち」は最高速度320キロで運転、大宮―秋田間が最速3時間13分になる。

6902荷主研究者:2014/01/12(日) 14:25:53

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20131227/CK2013122702000035.html
2013年12月27日 中日新聞
新相ノ木駅が誕生 地鉄本線 上市に新拠点

(上)開業した新相ノ木駅 (下)新相ノ木駅の開業を祝い、くす玉を割る園児ら=いずれも上市町上経田で

 上市町上経田の富山地方鉄道本線に新設された「新相ノ木駅」が二十六日開業し、駅前で記念式典があった。開業を長年要望していた住民らは、新たなにぎわいを生む交通拠点の誕生を喜んだ。

 新相ノ木駅は、相ノ木−上市(二キロ)のほぼ中間の住宅地にあり、普通列車のみが止まる無人駅。プラットホームは長さ六十五メートル、幅二メートルで、近くにはトイレ付き待合室、七十台分のパークアンドライド駐車場、コミュニティバス停留場を設けた。来年三月には駐輪場も整備される。

 十年ほど前から「相ノ木や上市まで遠い」「近くに駅が欲しい」などとの地元住民からの要望を受け実現。総事業費は一億五千万円で、四割が国の補助という。

 式典には、伊東尚志上市町長、桑名博勝富山地鉄会長ら関係者約二十人が出席。伊東町長は「新しいにぎわいの場所になった。今後の町づくりの出発点にしたい」とあいさつ。相ノ木保育所の年長児十四人が開業を祝うくす玉を割った。

 式典を見守った近くの主婦小沢博江さん(77)は「富山まで買い物に行くのが楽しみ」と話した。 (広田和也)

6903荷主研究者:2014/01/12(日) 14:30:21
>>6307 >>6420
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20131223/CK2013122302000158.html
2013年12月23日 東京新聞
県内初の定住促進計画 行田市 秩父鉄道新駅など検討

 行田市は、市内の人口減少に歯止めをかける対策の骨格となる「市定住促進基本計画」をまとめた。市によると、同様の基本計画は県内の自治体で初めてという。

 同市は二〇一〇年の国勢調査で、五年前の調査と比べて市内人口が三千二十九人、率にして3・4%減少した。減少数、率ともに県内四十市でワースト二位だった。

 二十〜四十代の市外への転出が目立っていると分析しており、計画では市外からの転入促進策と併せて市の魅力アップに関する施策を挙げ、現状の八万五千人規模を維持することを目標にした。

 具体策としては、秩父鉄道の「持田駅」と「熊谷駅」の中間地点に新駅の設置を検討することや、市街化調整区域の指定を見直して宅地開発の制約を緩和すること、今春からスタートした市外からの転入で住宅を取得した世帯に対して、最大で六十万円を補助する事業、など約四十項目を挙げている。

 秩父鉄道の新駅は行田市持田と熊谷市佐谷田の市境付近を想定している。現在、両市が駅舎建設に向けて協議中だ。 (花井勝規)

6904チバQ:2014/01/12(日) 18:08:12
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140112/wec14011212010004-n1.htm

ビジネスの裏側】
“列車の高価格化”は近鉄に逆転もたらすか…「しまかぜ」「つどい」成功、乗ること自体が目的「観光列車」で乗客増狙う
2014.1.12 12:00 (1/5ページ)[ビジネスの裏側]

賢島駅を出発する観光列車「つどい」(上)=三重県志摩市と、「つどい」車内からの眺望(下)
賢島駅を出発する観光列車「つどい」(上)=三重県志摩市と、「つどい」車内からの眺望(下)


 近畿日本鉄道が、利用者が減少傾向にある吉野線に2年後にも観光列車を導入する。昨年10月に伊勢市(三重県伊勢市)−賢島(同県志摩市)間で運行を始めた「つどい」が好評なためで、今後は観光特急を積極展開する構えだ。少子化などの影響で鉄道利用が頭打ちとなる中、各社は移動より乗ることが主目的となるような観光列車を相次ぎ導入。いずれも人気を集めており、観光列車は全国的な広がりを見せている。


「吉野線でGO!」


 「一目千本」と表現され、見頃には一日2〜3万人もの観光客でにぎわう吉野山の桜、約50万平方メートルという広大な神域に立つ橿原神宮、世界文化遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」…。近鉄吉野線は、魅力的な観光資源を数多く抱える路線の一つだ。

 にもかかわらず、吉野山最寄りの近鉄吉野駅の一日の利用客は700人余り。少子高齢化の影響もあって、「吉野線の利用者は年々減少傾向にある」(近鉄の担当者)という。観光資源だけでは、電車の利用客はもはや頭打ちという状況だ。

 この状況下で、近鉄の小林哲也社長は「すでに吉野線で、観光列車を投入するよう指示を出した。2年後くらい(の運行開始)になるだろう」と、観光列車による需要の取り込みに意欲を見せている。

 近鉄が吉野線に観光列車を投入するのは、伊勢志摩で運行を始めた「つどい」が人気なためだ。単なる移動手段としての電車ではなく、乗ること自体が目的になる車両の投入で、利用客の拡大を目指している。

 「つどい」では、座席はすべて窓向きで景色が楽しめるようにし、子供が運転士気分を体験できる「こども運転台」も設置。イセエビやカキなどの特産品販売コーナーも好評だ。

 ただ、吉野線に投入する観光列車ではシニア層などの利用が多いことが見込まれるため、「車両の中身は、(家族連れも楽しめるようにした)『つどい』とは変わってくる」(小林社長)という。同社は周辺地の観光資源や観光客の動向調査から、今後こうした車両の内装や料金などの詳細を詰める方針だ。

6905チバQ:2014/01/12(日) 18:08:41
観光特急も拡充へ


 近鉄は、観光特急にも力を入れる方針だ。3月に大阪・名古屋と伊勢志摩を結ぶ路線で運行を始めた「しまかぜ」は、シートの前後幅が私鉄最大の125センチとゆったりした仕様。展望車両では、大きな窓から景色が楽しめる。ほかの車両にはない「ぜいたく感」が受け、運行開始からほぼ満席の状況が続いている。

 この「成功体験」を受けて、今秋には「しまかぜ」を京都と伊勢志摩を結ぶ路線でも運行する。小林社長は「『しまかぜ』は電車(に乗ること)を楽しんでもらうための実験車両。想像以上に喜んでもらっている」と好調ぶりを強調。今後も観光特急を積極展開していく構えだ。

 昨年12月には、特急の利用客を増やす「次世代特急プロジェクトチーム」を社内に発足させた。現在の特急を通勤用と観光用に分類。それぞれで客層を絞り、中長期的には利用客拡大につながる車両の設備や路線展開などの戦略を立て、利用客増に向けた改革を進める。

観光列車、全国で浸透


 近鉄が「しまかぜ」と「つどい」を投入したのはもともと、昨年の伊勢神宮(同県伊勢市)の式年遷宮に合わせ、観光客が減少していた伊勢志摩地域への送客を強化するためだった。狙いは当たり、ある業界関係者は「遷宮後も沿線を訪れてくれるリピーターが増える」と期待を込める。

 観光列車導入を進めるのは、近鉄だけではない。少子化などの影響で沿線人口が減少する中、鉄道を単なる移動手段に終わらせてはもはや増収増益は果たせない。そこで、鉄道そのものの付加価値を高め、観光資源として活用しようと各社が動き出している。

 JR九州は昨年10月、客室7両と機関車1両の7両編成に新幹線並みの30億円をかけた日本初の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の運行を開始。3泊4日で2人1室76万〜110万円と高額だが、60代前後を中心に人気で、申し込み受け付けが終了した今年6月出発分までの抽選の平均倍率は10倍近くあった。

 好調を受け、同社は今年8〜11月出発分から料金を1〜2割引き上げる。最高級客室「DXスイートA」のある車両に専属客室乗務員を置くなど、サービス拡充が目的で、同社の唐池恒二社長は「値上げしても期待に応えられる内容だ」と強気だ。

 同様の豪華列車はJR東日本や西日本も平成28〜29年度の運行を目指している。JR東日本では「ななつ星」と同時期から、三陸海岸沿いの八戸線で「移動レストラン」をイメージした全席レストラン空間の「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」の運行を開始。車窓の景色を楽しみながら有名シェフによる本格料理を味わえるという新しいスタイルで、インターネットでの予約受付が中止に追い込まれるほどの人気ぶりだ。

 まさに「新時代」を迎えた鉄道の旅。こうした観光列車は「時間と資金に余裕のあるシニア層を中心に浸透し始めている」(業界関係者)といい、今後も投入の動きが広がりそうだ。

(中村智隆)

6906チバQ:2014/01/16(木) 23:14:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140116t51010.htm
山形新幹線庄内延長 酒田市長、機運醸成狙う あす講演会
 山形新幹線の延長に向けて機運を盛り上げようと、山形県酒田市は17日、鉄道高速化講演会を開く。延長を公約に掲げる本間正巳酒田市長は年頭の記者会見で「新幹線延伸を頑張る」と意気込みを示した。一方、榎本政規鶴岡市長は年頭会見で「羽越線高速化を優先すべきだ」と発言し、酒田側の動きをけん制。庄内地方の鉄道高速化に向けた両市の温度差が、あらためて浮き彫りになった。

 本間市長は7日の記者会見で講演会の概要を説明し、「JRや県全体で庄内延伸に取り組むきっかけにしたい」と強調した。市独自の調査として、人口減少率が新幹線沿線の内陸8市に比べ、酒田市など沿線外の5市が大きいことも指摘した。
 榎本市長は2日後の9日、県全体の人口減少を食い止めるには交流人口を増やす方策が必要との認識を示し、「秋田、新潟両県とつなぐ羽越線高速化を急がなければならない」と述べた。新幹線延長に関しては「(酒田市の方針を)否定はしないが、鶴岡市が関わることはない」と明言した。
 庄内地方の鉄道高速化をめぐっては、山形新幹線延長を目指す「陸羽西線高速化沿線市町村連絡協議会」と、羽越線を軸に秋田、新潟両県と連携する「羽越本線新幹線直通促進庄内地区期成同盟会」がそれぞれ活動を進めている。
 鶴岡市は羽越線の期成同盟だけに加わり、酒田市は双方に名を連ねる。酒田市政策推進課は「高速化の選択肢を増やすとの立場だ」と説明する。
 山形県は2006年、東京−酒田間の鉄道高速化について「費用対効果で、山形新幹線庄内延伸より羽越線高速化が優位だ」などとする検討結果を発表した。酒田市の講演会に関して県交通政策課は「地域の取り組みとして受け止めるが、県のスタンスが変わることはない」と静観の姿勢だ。
 講演会は酒田市希望ホールで17日午前10時から。鉄道高速化に詳しい京都大大学院工学研究科の中川大教授が講演する。無料。連絡先は酒田市政策推進課0234(26)5704。


2014年01月16日木曜日

6907チバQ:2014/01/16(木) 23:15:42
http://www.nnn.co.jp/news/140116/20140116005.html
高速鉄道網整備を 構想実現へ県が検討会
 鳥取県は新年度、山陰新幹線など高速鉄道に関する検討会を立ち上げる方向で検討している。九州や北陸、北海道で整備新幹線の建設が進む中、山陰地方は高速鉄道の整備網から取り残されている。県は構想実現に向け、情報収集や課題の整理に着手する。

 国は本年度、全国の幹線鉄道の高速化の在り方を検討する調査を開始したものの、山陰新幹線構想などの具体的な議論は進んでいない。こうした中、県として独自に高速鉄道の研究を進め、国に働き掛けを強めることが必要と判断した。

 まずは事業者との連携を重視し、昨年5月に立ち上げたJR西日本米子支社との連携会議で高速鉄道について議論。課題を整理した上で学識経験者や経済団体、行政関係者を含めた検討会で情報収集などを行い、検討結果は国要望に生かす。

 山陰の高速鉄道整備をめぐっては、大阪市から日本海側を通り山口県に至る山陰新幹線構想▽伯備線にフリーゲージトレイン(軌間可変電車)を通す構想▽智頭急行線のさらなる高速化−など複数の構想がある。各案の利点や課題などを比較検討し、将来的に意見の統一を図りたい考え。

 県交通政策課の寺口嘉昭課長は「県民の機運も高め、高速鉄道の整備を願う地域の姿を国にアピールできれば」と話している。

6908チバQ:2014/01/16(木) 23:17:27
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140116/bsd1401160503001-n1.htm
西武HD、東証に上場申請 数千億円規模、14年度早期目指す (1/2ページ)
2014.1.16 05:47

42才女が、ある「無添加」を飲んだら…凄い体型に?[PR]


西武鉄道の電車。西武ホールディングスは東証に株式上場を申請した(ブルームバーグ)【拡大】
 西武鉄道やプリンスホテルを傘下に持つ西武ホールディングス(HD)が15日、東京証券取引所に株式上場を申請した。経営方針をめぐり対立していた筆頭株主の米投資会社サーベラスと和解、株式市況も好転したことで2014年度早期の上場実現を目指す。西武鉄道の上場廃止から約10年ぶりの再上場となり、時価総額は「数千億円規模」(外資系証券)ともいわれる大型上場となる。

 サーベラスは西武HDに対し、鉄道の不採算路線の廃止や埼玉西武ライオンズ売却などの経営改善策を提案した。

 企業価値を上げ、最終的に株式売却で多くの利益を得ようとしたからだ。

 だが、発言力を高めようと昨年5月までに行った株式公開買い付け(TOB)では株主の理解を十分得られず、同6月の株主総会でも提案した役員人事は否決。米国流のリストラ策には、埼玉県などの地元自治体をはじめ世論の反発も招いた。

 そのため昨年夏以降は、両者間で「落としどころ」を探る協議が続いた。関係者によると一気に具体化したのは昨年末から。株式市況の好転でサーベラスが姿勢を軟化。これまで約1200億円を投資しており、資金を回収した上で最大限の利益を得るには、市況が好調なうちに株式を売り抜ける必要があった。西武HDは一刻も早い再上場が悲願で、球団も鉄道路線も維持したまま再上場することで両者の思惑が一致した。

 西武鉄道を中核とする西武HDの13年9月中間連結決算の売上高は約2300億円で、首都圏では小田急や京王などの私鉄グループとほぼ同じ規模。再上場時の時価総額は「推計で数千億円規模」(外資系証券)ともいう。サーベラスなど大株主が段階的に保有株を売却する計画で、株式の新規発行はない見通し。

 西武HDは東京・赤坂で進む旧グランドプリンスホテルの再開発など、都内に優良物件を多く保有しており、2020年の東京五輪は業績の追い風となる。再上場は投資家にとって新たな投資機会となり、既存株主にとっては換金の機会が得られるなど、市場の流動性が高まる可能性もある。

 ただ約10年もの間、非上場となっていたことや、西武鉄道の有価証券報告書の虚偽記載問題が後を引き、「情報開示に不安が残る」(大手証券)といった指摘もある。今後は経営に、より一層の透明性確保も課題となる。(藤沢志穂子)

6909チバQ:2014/01/16(木) 23:28:33
>>5102>>5105
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20140116-OYT8T00027.htm
JR北・坂本相談役自殺か 余市港で遺体発見



北海道観光振興機構の会長として、東北観光推進機構の高橋宏明会長と連携協定を結び、握手する坂本氏(右)。北海道新幹線の開業を見据えて坂本氏は中心的な役割を果たしてきた(2013年3月、札幌市内で) 15日午前8時20分頃、北海道余市町の余市港で、男性の遺体が海に浮いているのが見つかり、道警が調べたところ、JR北海道の坂本真一相談役(73)と確認された。道警は、目立った外傷がないとして、自殺の可能性が高いとみている。港で坂本相談役の車が見つかり、身元の確認を進めていた。水死とみられ、16日に司法解剖する。

 道警幹部によると、遺体が見つかったのは、余市港北側の防波堤から約100メートル沖で、うつぶせの状態で浮いているのを、航行していた海上自衛艦の隊員が発見した。

 余市港南側の岸壁には、坂本相談役の自家用車が止まっており、道警の調べで遺体と坂本相談役の指紋が一致した。死後1日程度とみられ、水色のワイシャツに紺色のベスト、黒色のズボン、黒色の革靴姿で、所持品は一切なかった。

 JR北海道によると、坂本相談役は14日午後5時頃、社有車で札幌市の自宅に戻った。翌15日午前9時半頃、秘書が自宅に迎えに行ったところ、姿が見えなかった。遺書は見つかっていないという。

 坂本相談役は北海道大を卒業後、1964年に当時の国鉄に入った。96年からJR北海道社長、2003年から会長を務め、07年6月に相談役に就いた。

 JR北海道では11年5月、北海道占冠村で石勝線の特急が脱線炎上する事故が発生。11年6月に国土交通省から事業改善命令を受けた。11年9月、中島尚俊社長(当時)が遺書とみられる書き置きを残して死亡した。13年9月には函館線で貨物列車の脱線事故が起き、その後レール幅の異常放置や社員のレール計測データ改ざんが発覚するなど、不祥事が相次いでいる。

(2014年1月16日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140115-OYT1T01282.htm?from=popin
JR北、3年前にも当時の社長が遺体で海に

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坂本相談役の車が発見された余市港の現場周辺(15日午後5時16分、北海道余市町で)=栗原怜里撮影


 15日に遺体で発見されたJR北海道の坂本真一相談役(73)は、第2代社長として札幌駅南口の大型複合商業施設「JRタワー」を2003年に開業させるなど多くの功績を残した。

 相談役になってからも社内で発言力を持ち続けたが、レール計測データの改ざんなど一連の問題の発覚後、現経営陣への影響力を批判され、最近は取締役会への出席を取りやめるなど距離を置いていた。同社では3年前に当時の社長が小樽市沖で遺体で発見されていただけに、同社関係者は衝撃を隠せぬ様子を見せた。

 坂本相談役は1964年に北大工学部を卒業し、国鉄に入社。営業部長や総合企画本部長など、主に営業畑を歩き、96年に社長に就任した。経営の多角化を進め、2003年には社運をかけたJRタワーが完成。札幌の商業地図を塗り替える成功を収めた。

 07年に相談役となり、08年には取締役から退いたが、取締役会には出席し続けるなど、社内での発言力を持ち続けた。取締役会では、経営全般や安全管理の在り方について、様々な意見を述べていたという。

 同社関係者は「坂本さんはJR北海道の発足当時から会社を引っ張り、JRタワーなど鉄道事業以外にも力を尽くした。相談役になった後も会社では大きな影響力を持っていた」と説明する。

 11年5月に79人が軽傷を負った石勝線・特急脱線炎上事故の時には、すでに相談役となっていた。だが、当時の中島尚俊社長が同年9月に小樽市沖で遺体で見つかったことから、再び社長となった小池明夫・現会長とともに同社の立て直しにあたった。

(2014年1月16日08時31分 読売新聞)

6911チバQ:2014/01/17(金) 23:18:40
 今回の火災では、新幹線だけでなく東海道本線や山手線など並行して走る在来線も一時運休した。確かにそういった状況で、新幹線の乗客を東京駅から品川駅までどうやって運ぶのか。東海道新幹線東京駅の利用者は1日平均16万人超。下り利用者は単純に半分と考えても8万人だ。これだけの利用者が品川駅まで一気に移動するのは無理がある。

 乗務員の手配も難題だ。新幹線の乗務員や清掃作業員は通常、東京駅や大井車両基地(東京・品川)に配置されている。梅原さんは「彼らを品川駅に移すこと自体は難しくありませんが、人数には限界があります。いつ東京駅からの運転が再開するか分からない状況では、待機する人員も必要です」と解説する。こうした乗務員の配分も、折り返し本数に影響したようだ。

■品川駅と車両基地は直結していない


 東京駅と品川駅の間には、新幹線の車両基地がある。基地に向かう分岐線は今回の火災現場よりも品川寄りだ。この車両基地を活用して折り返し本数を増やすことはできなかったのか。

 「品川駅からは車両基地に向かえない構造になっているんです」

 JR東海によると、大井車両基地から出た新幹線車両はいったん東京駅に向かい、東京駅で折り返す構造になっているという。品川駅とは直結していないのだ。この構造が、品川駅での折り返しを制限する大きな要因となっている。

 ではせめて、新大阪方面からの列車を新横浜駅や名古屋駅まで走らせることはできないのか。

 「新横浜駅は折り返しができる構造にはなっていません。名古屋駅では東京方面からの列車は大量に折り返すことができますが、新大阪方面からの折り返し能力が低い構造になっています」(梅原さん)

 JR東海は今回、名古屋駅から新大阪方面への折り返しを実施したものの、わずか1本にとどまった。折り返し能力の低さに加えて、「東京方面に向かう乗客が多いので、新大阪から名古屋まで走ってもあまり意味がない」(同社)側面もあるようだ。



■輸送力アップが品川駅設置の目的 問題多発で規模縮小して開業

 制約が多い品川駅。どうしてこんな構造になったのか。そこにはそもそもの開業目的が関係していた。

 東海道新幹線品川駅の建設構想が浮上したのは1990年のこと。その目的は輸送力のアップだった。

 当時、東海道新幹線は東京〜新大阪間で1時間に最大11本走っていた。しかし「ひかり」自由席は朝夕のピーク時、乗車率が110%を超えるなど既にパンク状態。1時間当たりの本数を増やすことが急務だった。

 東京駅の能力には余裕があった。そのころ既に1時間15本の折り返しが可能だったのだ。ではなぜ実際には11本しか運転できなかったのか。そこには車両基地の制約があった。

 東京駅と大井車両基地を結ぶ線路は、東海道新幹線の営業運転に使う線路と共用している。基地を出た車両は営業用の線路を通って東京駅構内に入る仕組みだ。つまり回送列車が走っている間は、東海道新幹線はその区間を走ることができないのだ。


 だったら営業用の線路と、基地との往復に使う線路を完全に切り離せばいい。しかしそれには土地がなかった。そこで品川に新駅を造り、品川発着の列車を増やすプランが持ち上がった。これが品川新駅構想だ。

 JR東海は当初、現在よりも大規模な駅を考えていた。駅に車両基地も併設し、留置線を7線設置するという案だ。これが実現していたら、品川駅は東京駅に並ぶ一大ターミナルになっていただろう。

6912チバQ:2014/01/17(金) 23:19:23
■JR東海とJR東日本、品川駅開業巡り対立

 しかしこの新駅構想には問題があった。そもそも地主であるJR東日本に打診せず、港区にも伝えていなかったのだ。最初にJR東海が発表した候補地はJR東日本が在来線の車両基地として使っている土地だったこともあり、JR東日本は激しく反発。両社の対立は「兄弟げんか」「骨肉の争い」などと当時の新聞紙面をにぎわせた。港区が既に進めていた品川駅周辺の再開発計画との調整も必要となった。

 結局、当時の運輸相が仲介する事態となり、計画は何とかまとまった。敷地面積は4割程度に縮小し、留置線も7線から3線に減らした。こうして2003年10月、新幹線品川駅が誕生した。


■開業目的でもあった品川での折り返し運転、いまだ実現せず

 当時の新聞を読むと、品川駅開業に際してJR東海は「災害時に東京駅の代替ターミナルになる」との見解を示していた。しかし「駅構内の配線や車両基地との関係を見る限り、過密ダイヤの補完機能しか持たされていない」と梅原さんは指摘する。

 品川発着の列車も増えていない。現在、品川始発の下り列車は1日1本。午前6時発があるだけだ。この列車は始発列車で、車両は早朝までに東京駅から運ばれてくる。品川での折り返し運転は1本も行われていないのが現状だ。バブル崩壊によって右肩上がりの需要予測が崩れ、品川駅開業の主目的だった輸送力アップの必要性が薄れたためだ。

 ただ、品川駅開業が無意味だったわけではない。乗客の利便性は増し、品川駅周辺も飛躍的に発展した。2027年開通を目指すリニア中央新幹線も品川が発着駅となる。東京駅と並ぶ首都圏の玄関口としての地位は、着実に高まりつつある。

 今回は有楽町で発生した火災だったが、これが別の場所だったら違う展開になっていたかもしれない。どこまで備えるべきかは難しい問題だ。


■「たこ」によるトラブルは正月の風物詩だった

 約32万人が影響を受けた今回のトラブルは、最近では珍しい事例だ。ただ、歴史を振り返ると、正月は遅れや運休が多い季節でもあった。

 「新幹線、6日連続ダウン」「正月の新幹線メタメタ」――。1978年、79年の新聞を読むと、こんな見出しが躍っていた。正月に多いのには理由がある。大雪による影響と、たこ揚げだ。

 例えば1979年1月3日の日本経済新聞は「架線に洋ダコが引っかかり、新幹線を停車させて除去作業を行った」と伝えている。その2日後の5日にも同様の記事があった。梅原さんは「当時はたこによる遅れが頻発していました」と振り返る。洋ダコ「ゲイラカイト」ブームも影響していた。

 梅原さんによると、たこによるトラブルは各地で対策が進んだ。ポスターなどで新幹線の近くでたこ揚げをしないよう訴えたり、ダミーの電線を設置したり。国鉄からJRに変わったことで、保守管理も向上した。風物詩のようだった新幹線の遅れは、大幅に改善した。

 今回のトラブルは久々の大規模障害となったが、翌日以降の運行に影響はしなかった。新幹線は車両運行管理の面でも格段に進歩している。

 知っているようで知らない新幹線。次回は過去の計画や新幹線の謎を探る。(河尻定)

6913チバQ:2014/01/18(土) 00:42:27
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140117/wlf14011719430019-n1.htm
「日本の未来のためリニアは日本文化の中心・京都へ」 京都府などが中間駅誘致で決起会
2014.1.17 19:41
 リニア中央新幹線の名古屋−大阪間のルートをめぐり、JR京都駅への中間駅誘致を目指そうと、京都府や京都市、京都商工会議所などは17日、市内で初めての決起会を開いた。

 リニア中央新幹線はJR東海が平成39年に東京・品川−名古屋間で先行開業させ、57年に大阪まで延伸する計画。名古屋−大阪間の中間駅はまだ決まっていないが、昭和48年の基本計画では「奈良市付近」を通ると明記されている。

 京都市内のホテルで行われた決起会には、山田啓二知事や京都市の門川大作市長、京都商工会議所の関係者や地元選出の国会議員らが出席。山田知事は「奈良市付近と決めた時代から情勢は変わっている。今の世代に責任を持つ人間として京都駅ルートという議論を提起しないといけない」と意気込みを述べた。

 決起会では「日本の未来のために、日本文化の中心・京都へリニアを」とする共同宣言を採択した。

6914チバQ:2014/01/18(土) 00:44:05
>>6587
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/131227/wlf13122709350003-n1.htm
リニア駅誘致、何で仲間割れ? 奈良の33市町村、生駒などに打診せず会結成
2013.12.27 09:33 (1/2ページ)[リニア・北陸新幹線]

「『奈良県にリニアを!』の会」を結成した上田清・大和郡山市長(左)ら
 リニア中央新幹線の中間駅の県内誘致先を奈良県大和郡山市に一本化するよう求め、同市を含む県内33市町村長が26日、新たな団体「『奈良県にリニアを!』の会」を結成し、一本化を求める要望書を荒井正吾知事に提出した。一方で会の結成は、独自に誘致を進めている奈良、生駒両市に対する事前の打診がなく、仲川げん・奈良市長が反発しており、一本化の目標とは裏腹に、誘致をめぐる対立は今後さらに激化しそうだ。

 会は、奈良、生駒両市と斑鳩町、田原本町、曽爾村、十津川村を除く33市町村の首長や代理のほか、県議15人が参加して結成された。

 世話人代表には森下豊・橿原市長、世話人には東川裕・御所市長、植村家忠・高取町長、今中富夫・上牧町長が名を連ねた。

 上田清・大和郡山市長も含めた5人が会見し、森下市長は会の結成について「国への陳情をする中で、『奈良県は何をしている』という声もあり、早くひとつにまとまらないと、という危機感で結成された」と説明。植村町長も「いつまでも県内で綱引きをしていると、京都が経済力にものをいわせて反転攻勢してきたら大変。意見をまとめ、知事が決断しやすい環境をつくろうと考えた」と話した。

 しかし、奈良、生駒両市に事前に打診しないまま会を結成したことも判明した。これについて会見では、「すでに誘致を表明しているので、声をかけなかった。対立するつもりはなく、あくまで気持ちをひとつにしていきたいという思いだ」(東川市長)、「できれば年明けにも奈良市や生駒市と議論をしていきたい」(高取町長)などと釈明する場面もあった。

 一方、こうした動きに仲川市長は報道陣に対し、「(奈良市は)県内への中間駅設置を求めているので、一本化を図っていくことは必要」としながらも、「候補地の一本化を掲げるなら、県全体の議論をするのが本来の形だ。内輪で密室に集まって、実際には特定の自治体に肩入れするという形で議論するのはフェアではない」と批判した。

 また、生駒市の山下真市長は産経新聞の取材に対し、「駅の場所はJR東海が決めることで、県内で一本化した所に決まるわけではない」と冷ややかな反応をみせ、「市町村長の頭数の多さが県民世論の動向を反映しているとは限らず、(生駒市が)誘致活動を進めていくことに何の変わりもない」と述べた。

6915チバQ:2014/01/18(土) 08:24:51
>>6906
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20140117-OYT8T01324.htm
酒田市VS鶴岡市 新幹線延伸か羽越線高速

. 山形新幹線の庄内延伸実現に向けて機運を盛り上げようと、酒田市は17日、「鉄道機能強化と地域振興」と題した講演会を市内で開いた。2012年10月の市長選で庄内延伸を公約に掲げた本間正巳市長の肝いりで実現した催しだが、隣の鶴岡市は羽越線(新潟―秋田)の高速化を目指しており、地元経済界からは両市の“路線の違い”を心配する声も上がっている。

 「冬は雪の影響で、庄内と内陸を結ぶ国道112号も47号も使いづらくなる。酒田のために、陸羽西線に新幹線を通し、内陸に安定して接続できる交通を整備する必要がある」

 講演会の冒頭、集まった約200人を前に、本間市長はこう訴えた。「庄内延伸」を起爆剤に、酒田を活性化させたいという強い意欲を示したものだ。

 この後、鉄道と都市開発の関係について詳しい中川大・京都大大学院教授(57)が、国内と世界各国の鉄道整備の現状などについて講演したが、質疑応答では、「酒田市と鶴岡市の方向性が一緒になっていないが、どう思うか」との質問が飛び出した。

 中川氏は「近隣の自治体と連携することで、鉄道を高速化させる可能性が出てくる」と述べ、地域一体となった取り組みの重要性を強調した。質問した酒田青年会議所の櫛引柳一理事長(37)は「個人的には山形新幹線の延伸が必要だと思うが、いずれを取るにしても庄内が一丸となる必要がある。しかし、現状はそうなっていない」と嘆く。

 実際、鶴岡市の榎本政規市長は今年最初の9日の記者会見で、「羽越線の新幹線化、あるいは高速化が、庄内にとって一番の活性化につながる」と明言。庄内地方の交通網整備に取り組む庄内開発協議会の会長を務めるが、「会長として山形新幹線の延伸の必要性を否定しないが、鶴岡市が関わることはない」と対抗心を隠さない。

 同市のおひざ元でも、酒田市との方向性の違いを憂慮する声が出ている。出羽商工会の小野木覚会長(70)は「鶴岡と東京の移動時間短縮を考えると、羽越線高速化の方が望ましいが、自分の所のことだけを考えるのはどうか。庄内地方、県全体のことを考慮し、庄内の自治体が一丸となって方針を決めるべきではないか」と説く。

 県は06年3月、有識者を交えた第三者委員会の検討結果を踏まえ、「羽越線を高速化した方が、短縮時間、事業費、費用対効果のいずれも、山形新幹線の庄内延伸より優位にある」と結論付けている。

(2014年1月18日 読売新聞)

6916チバQ:2014/01/18(土) 13:45:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1388845442846_02/news/20140104-OYT8T01052.htm

発進 リニア社会

<1>最速505キロ広がる未来 東京までわずか25分


中間駅近く 分譲も好調/203X年 とある一家の生活は…
甲府盆地を走るリニア車両を見守る住民。13年後には南アルプスを抜け、東京と名古屋を40分で結ぶ(昨年12月14日、笛吹市で)

 「今から13年後、どんな街になっているんだろうね」

 県内のリニア中間駅(甲府市大津町付近)の建設予定地から車で5分ほどの甲府市上今井町。東京ドームより一回り広い約5万2000平方メートルの分譲地「あさひリニアタウン」で2013年12月、甲府市の会社員植杉学さん(34)、真理さん(37)夫妻は、完成した新居と、建築が進む周囲を見渡しながら語り合った。

 分譲地は、壁紙工場の跡地。県内の不動産会社でつくる県不動産業協同組合が12年、県内の住宅メーカーなど20社余りに声を掛け、共同分譲に乗り出した。街の名前は、リニア時代の幕開けを願って付けられた。171区画は13年7月から売り出され、現在、更地で分譲できるのは残り25区間(13年12月19日現在)で、順調に売れているという。

 学さんは東京出身で、2年ほど前に転職で山梨へ。結婚を機に新居を探していた。「将来、1時間かからず東京と行き来できる点が魅力。友達も呼びやすくなる」とリニアに期待を寄せる。自然が近くにある山梨で子育てしながら、気軽に東京にも出掛けられる。子どもには音楽ライブなど都会の文化にも触れさせたいと思っている。真理さんも将来の夢に胸を膨らませる。

 「全国各地や海外にも行きやすい。家族で旅行するのが楽しみ」




BRTを生かした荒川セントラルパーク構想のイメージ図=2040プロジェクト実行委員会提供

 リニア中間駅と甲府市中心街の間に一般道とは分離した専用道路を設け、バスを走らせる「バス高速輸送システム」(BRT)を新しい甲府の都市軸に――。

 こんな構想を提言しているのは、県内の建築設計4団体の有志「2040プロジェクト実行委員会」だ。

 同会は13年4月、甲府市でシンポジウムを開き、BRTのルート周辺に公園などを整備する「荒川セントラルパーク構想」を発表。市内を流れる荒川の緑化を進め、カフェやイベントスペースを用意し、にぎわいの創出を図るとしている。

 リーダーの進藤哲雄さん(65)らは同年11月、スペイン・マドリードを視察し、先月、北杜市で成果を報告した。マドリードでは3年前、河川沿いの約10キロにわたり遊歩道などを整備する再開発事業が完了し、市民の憩いの場としてにぎわっていたという。進藤さんは「甲府でもやる価値はある。中心街と中間駅の交流を促し、街を活性化させたい」と話す。




あさひリニアタウンに新居が完成した植杉さん夫妻。「リニアが開通したら、東京から友達を呼んだり、子どもと都心にでかけたりしたい」(2013年12月21日、甲府市で)

 「東京と25分で結ばれる山梨に21世紀の田園都市を作りたい」。笛吹市のソフトウエア会社社長、広瀬光男さん(61)は13年10月、リニア中間駅南側の曽根丘陵に東京からオフィスや通勤者を集めた新たな街を作ろうと、「百年まちづくりの会」を設立した。

 広瀬さんは元県職員。バブル期に現在の甲斐市に情報通信系専門学校を開設し、その周辺に関連企業を誘致した実績がある。「当時は、コンピューター社会の到来を全面に打ち出した。今、誇るべきはスローライフと自然の豊かさだ」と広瀬さん。まず水資源と景観を守る里山作りのため、14年の春から地元の有志とモミジの植林に乗り出す。

 県内人口は2040年までに20万人減ると見込まれており、リニアを使って県外から20万人呼び込むことが目標だ。「過密な東京と田園の山梨がリニアで結ばれることで、両者にとってウインウインの関係を作り出したい」

6917チバQ:2014/01/18(土) 13:45:14
◇   ◆   ◇   ◆   ◇   

 203X年、私、甲斐直行(55)を乗せたリニア中央新幹線は東京に向け、山梨を出発した。滑らかに加速し、3分ほどで車内モニターの表示は時速505キロに。毎日乗っていても、このスムーズな加速には感心する。1列4席のシートに座ってうとうとしていると、数年前の妻怜子(54)の言葉を思い出した。

 お義母さんが倒れた――。当時は東京で会社勤め。妻から、山梨で一人暮らしをしていた母が病院に搬送されたとの一報が入った。幸い大事に至らなかったが、会社を辞めて故郷に帰るしかないか……。そんな私に妻が「一緒に山梨に住んで、リニアで通ったら」。そうか、その手があったか!


イラスト 望月まろん

 リニア開業後、「山梨都民」が増えたと聞いていた。一緒に山梨に来てくれた妻と娘の梨奈(21)に感謝しながら、きょうも都内までの110キロを往復する。



 「今日はどの国の人に出会えるかしら」。私、怜子は新生活が一段落すると、得意の語学を生かした外国人観光客のボランティアガイドを始めた。

 羽田空港から甲府まで、リニアを使って品川経由で1時間。だから甲府が富士山の玄関口になりつつあるの。リニアに乗るために来る外国人も珍しくないわ。

 この前は義母が東京で精密検査を受けるため、初めてリニアを利用した。東京が本当に近くなったと感じるし、色々な使い方ができるなって思う。



 「梨奈は東京と山梨のどっちで就職するの」。私、梨奈は一緒に“リニツー”(リニア通学)している親友にこう聞かれた。山梨出身の彼女は地元で就職したいみたい。


イラスト 望月まろん

 引っ越してきた時は東京に帰りたいと思っていたんだ。だから「東京のいい大学に入ってやる」と思って猛勉強。本当は下宿に憧れてたけど、お父さんもリニツーしてるしなあ。

 山梨って、都心まで1時間ぐらいだから、今では横浜や埼玉と、あんまり変わらないよね。よく友達と県内でキャンプや登山してるから、今では結構、山梨のこと好きかも。

 だから親友には、こう答えたの。「山梨と東京の両方で就活できてラッキーだよね。都会も田舎も両方、楽しむじゃんね」



 県が2013年3月に策定した「リニア活用基本構想」などを基に、リニア開業後のある家族の生活をシミュレーションした。

◇   ◆   ◇   ◆   ◇

 東京と名古屋を40分で結ぶリニア中央新幹線。仕組みや課題などをQ・A方式で説明する。

 Qリニアとは。

 A電車でいう車輪とレールではなく、車両は磁力で浮上、推進する。世界初の超電導磁気浮上方式を採用することで時速505キロの高速走行が可能になった。東京・名古屋間は2027年、名古屋―大阪間は45年に開業予定。

 Q山梨県のルートや料金は。



 A現在、走行試験が行われている山梨リニア実験線(上野原市―笛吹市)がそのまま本線となり、実験線以西は甲府盆地を通り、早川町からトンネルで南アルプスを貫通する。県内の中間駅は1か所で、甲府市大津町付近に建設予定。

 県は、東京・品川〜甲府は25分で結ばれ、料金は4500円程度と想定。中間駅は35年時点で1日1万2300人が利用、開業に伴い1万4600人が移住すると予測している。

 Q懸念材料は。

 A騒音や磁界について、住民から不安の声が上がっている。騒音は現行の新幹線と同じ騒音基準が適用され、住宅地などでは70デシベル以下となるよう、ルートにはコンクリート製の防音フードなどが設置される。ただし、景観を阻害するほか、外から走行シーンを、中からは車窓を見ることは難しくなると不満の声もある。

 磁界は世界保健機関の見解が適用され、JR東海は問題はないとする。測定結果は公表されているが、沿線住民の間には長期的な健康への影響を心配する声が根強い。また、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の「エコパーク」(生物圏保存地域)の登録を目指す南アルプスでは、貴重な自然との両立や、トンネル掘削で出る大量の残土の処理が課題となっている。

(2014年1月1日 読売新聞)

6918チバQ:2014/01/18(土) 13:45:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1388845442846_02/news/20140104-OYT8T01100.htm
<2>駅周辺開発 官民でズレ

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 東海道新幹線・岐阜羽島駅(岐阜県羽島市)近くの一等地。新幹線で名古屋まで10分程度の好立地にもかかわらず、「1日駐車400円」との駐車場の看板や更地が目立つ。

 「駅ができた、というだけでは地域は発展しない」

 リニア中央新幹線の中間駅建設が予定されている、甲府市大津町の住民でつくる「開発対策協議会」の志村宙二会長(74)は昨年11月、駅周辺開発の先行事例として現地を視察し、街づくりの難しさを痛感した。


駅前に格安駐車場が目立つ岐阜羽島駅(岐阜県羽島市で)

 岐阜羽島駅は1964年、新幹線開業に合わせ、農地だった場所に建設された。当時、羽島市の人口は現在より2万人少ない5万人弱。市は長期的な街づくりの計画を持たずに周辺開発を始め、財政的余裕もないまま断続的に進めた区画整理は、開業から半世紀たつ2014年度、ようやく完了する見込みだ。地権者が多いため細切れの土地が多く、商業施設進出も進まない。

 その結果、マイカーや高速バスで駅に来る利用者が大半だ。市の担当者は「飲食店も少なく、ただ乗り換えるだけの場所になってしまった」と頭を抱える。



 対照的に大型商業施設の進出が進んだのが、長野新幹線・佐久平駅(長野県佐久市)だ。同駅周辺も1997年の開業前は農地だったが、現在はスーパーや家電量販店などの大型店が進出し、マンション建設も進んだ。駅のある市町村合併前の旧佐久市の区域の人口は、開業から16年で約5000人増えて約7万人になった。東京に新幹線通勤している住民もいる。駅近くでは「長野県内では最後になるかも」(市担当者)という小学校の新設工事も進んでいる。


大型店が立ち並ぶ佐久平駅周辺(長野県佐久市で)

 市は当初、自然環境を生かした戸建て中心の住宅地を目指していた。しかし、地元の農協が大型商業施設の進出で賃料を得ようと、地権者を束ねて広い土地を確保したという。市の担当者は「駅周辺で国道のバイパスなどの整備を進めたことも、進出を後押しした。人が集まる街になった」と胸を張る。



 「リニア中間駅に人を集め、地域に活気を生み出したい。そのためには、大型商業施設といった人が集う場が必要だ」

 開発対策協議会の志村会長は岐阜羽島駅の視察を終え、改めて甲府市にリニア中間駅周辺の商業開発を要望していく必要性を強く思うようになったという。

 しかし、山梨県は昨年3月に策定した「リニア活用基本構想」で、「既存の都市機能に影響を与える」として、中間駅付近での大型商業施設の立地を抑制する方針を明記。代わりに研究所などを誘致するとしており、有識者らを交えた駅周辺整備検討委員会で議論が進む。

 計画的な街づくりの必要性では一致する行政と地元住民。だが、具体的な街づくりの方向性は現在のところ、食い違っている。

(2014年1月5日 読売新聞)

6919チバQ:2014/01/18(土) 13:47:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1388845442846_02/news/20140106-OYT8T01570.htm
<3>中間駅と中心街どう共存

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 官民で意見が食い違うリニア中央新幹線・中間駅(甲府市大津町)の周辺開発。地域のにぎわい創出のため、大型商業施設を求める地元住民に対し、県は昨年3月にまとめた県リニア活用基本構想で、自然エネルギーなど最先端の研究施設の誘致を進め、商業施設の立地は抑制する方針を示した。その理由について、県の担当者はこう説明する。

 「リニアは東京まで25分と大幅に移動時間が短縮されるが、物を運ぶには不向き。そこで中間駅周辺は知識集約型で山梨を先導するような地域として整備したい。甲府市中心市街地と同じものは作らず、機能分担させる」



 リニア開業を見据え、民間の立場から県の活性化を考える県内の建築設計4団体の有志「2040プロジェクト実行委員会」も、県と同様、現行の甲府市中心市街地と中間駅の機能を分担することで、県の発展につなげたいと考えている。


山梨リニア実験線越しに望む甲府市の中心市街地(昨年12月21日、笛吹市で)

 昨年12月、メンバー約10人が北杜市の清泉寮に集まり、甲府市中心街に人を集める方策について討論した。昨年11月にスペインを視察したメンバーが、建物の壁に植物を敷き詰めたり、はわせたりする「壁面緑化」の事例を報告。現地では中心街の建物の一部が壁面緑化され、独特の景観が観光地になっており、「甲府でも取り入れれば商店街に人を回遊させることができるのでは」などと賛同する意見が相次いだ。

 リーダーで建築設計会社代表の進藤哲雄さん(65)は「甲府の中心市街地とリニア中間駅周辺をともに活性化できれば、人口増加や経済の活性化が県全体に波及する」と強調。「中心街の魅力を今よりも高める一方、中間駅周辺は自然環境と東京への『近さ』を売りに企業の本社機能を誘致するなどすれば、互いに共存できるのでは」と語る。



 2005年に旧山口市と小郡(おごおり)町などが合併して誕生した山口市は、旧市町でそれぞれ都市機能の住み分けができている。

 旧山口市の中心部はかつて長州藩の拠点として栄え、百貨店や商店街、県庁など官庁が立ち並ぶ。一方、小郡町があった場所には、東京行きの新幹線が1時間に1本以上止まる山陽新幹線・新山口駅があり、周辺には全国企業の支社や支店が集まるビジネス街となっている。市は現在、旧山口市側に市営住宅の整備を行い、居住人口を増やす一方、新山口駅周辺は企業誘致に向けた再開発を進めているという。

 国土交通省の交通政策審議会で鉄道部会長を務めた政策研究大学院大の森地茂・特別教授(国土政策)は「地元の個性を生かした玄関を作るチャンスと捉え、県全体が発展するため、官民が協力して街作りを進めてほしい」と話している。

(2014年1月7日 読売新聞)

6920チバQ:2014/01/18(土) 13:47:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1388845442846_02/news/20140107-OYT8T01141.htm
<4>残土と自然保護対策を

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山梨、長野、静岡3県の10市町村でつくる協議会の有識者会議では、リニアの準備書の不備を指摘する意見が相次いだ(昨年10月、南アルプス市で)

 「(リニア中央新幹線のルートが発表された)この段階で、残土をどうするのか分からないのは、県民にとって不安だ」

 昨年12月、JR東海が公表したリニアの環境影響評価準備書を審査する県技術審議会小委員会で、委員の専門家が厳しく指摘した。

 計画されたルートでは、早川町からトンネルを掘り、南アルプスの山々を約25キロにわたって貫通させ、長野県大鹿村に抜ける。その結果、同町分だけでも東京ドーム2・6杯分の約330万立方メートルの残土が発生する。だが同町内で現在、残土の仮置き場として決まっているのは1か所のみ。小委員会で委員の指摘に対し、同社の担当者は「他の置き場は、早川町や県と協議して決める」と説明するにとどまった。

 「残土の処理を誤れば、土砂災害の発生が増える恐れがある」と指摘するのは、県立大の輿水(こしみず)達司特任教授(地質学)だ。輿水教授によると、同町の地層内部は、大昔に南アルプスが形成された際の地殻変動で細かい傷が残り、水がしみこみやすく、大雨による土砂崩落が起こりやすい。

 輿水教授は「残土を急峻(きゅうしゅん)な谷に置いておくのは危険で、人命にかかわる。最終的な残土置き場が決まらないまま着工する事態は避けなければならない」と警鐘を鳴らす。



 リニア計画には、貴重な自然が保たれる南アルプス地域への影響を懸念する声も根強い。

 同地域では、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域(エコパーク)や世界自然遺産の登録を目指す動きが進み、山梨、長野、静岡3県の10市町村でつくる協議会の有識者会議は昨年10月に準備書に対する意見を集約し、同11月、同社に意見書を提出した。意見書では、工事用道路を舗装することにより、昆虫の水飲み場がなくなり、絶滅が危惧されるホンドノレンコウモリやイヌワシにも影響する可能性があるなど懸念材料を挙げ、対策の必要性を訴えている。

 県の技術審議会では、富士川町に生息する希少な鳥のミゾゴイへの影響が指摘され、同社が「具体的な保全措置をお示ししたい」と回答する場面もあった。同地域のエコパーク構想については、文部科学省が昨年10月、ユネスコに推薦し、今年6月に可否が決まる見込みだ。

 南アルプスの環境保全などに取り組むNPO「芦安ファンクラブ」会長の花岡利幸・山梨大名誉教授は「リニアができれば、南アルプスへの心理的な距離が近くなり、多くの人が訪れることは歓迎すべきこと。自然の保全に細心の配慮を払うことも忘れてはならず、保全と利用のバランスを取ることが大事だ」と話している。

(2014年1月8日 読売新聞)

6921チバQ:2014/01/18(土) 13:47:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/feature/kofu1388845442846_02/news/20140110-OYT8T00077.htm
<5>騒音、磁界・・・影響は

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騒音や振動が問題になった薩摩田上トンネルに入る九州新幹線の車両(昨年12月24日、鹿児島市で)



九州新幹線の騒音や振動についての資料や新聞記事を見る石田政則さん(左)とサチ子さん(昨年12月25日、鹿児島市で)

 鹿児島市の高台にある閑静な住宅街。石田政則さん(78)、サチ子さん(74)夫婦は、九州新幹線が開業した2004年以来、自宅にいても気が休まらないという。

 家は築40年、木造2階。約50メートル直下に九州新幹線・薩摩田上トンネル(約3・3キロ)が通り、1日上下計92本の電車が最高速度時速200キロで走る。

 ゴゴゴゴゴゴ――。

 「ほらっ、きた。毎朝6時過ぎ、こんな音が目覚まし代わり。布団に入った後の夜12時前まで続くんだよ」。政則さんは頭を抱える。

 音と振動は開業前の試験走行で気付いた。対策を求め、近隣住民とともに建設主体の鉄道・運輸機構(横浜市)や営業主体のJR九州に訴え、同機構は開業後に改修工事を施したが、音や振動は続いている。

 同機構九州新幹線建設局は「音や振動は国の環境基準や指針値を下回っている。これ以上、追加の対策はできない」と説明。鹿児島県は騒音や振動を毎年測定し、適切な対策を同機構とJR九州に要請、鹿児島市は「苦情は機構側に伝え、そちらで対応してもらう」との立場だ。

 政則さんは悔しがる。「新幹線で鹿児島は確かに随分便利になったが、開業前、音や振動がするなんて全く説明を受けなかった。『負の面』をきちんと明かしてほしかった」



 山陽新幹線・博多―小倉駅間の路線が通る北九州市八幡西区では、沿線住民の要望を受け、1975年の開業に合わせて大規模な騒音対策が施された。同市によると、沿線には長さ約1・6キロ、総面積約3万4000平方メートルの緑地帯があり、騒音の緩衝に役立っている。新幹線公害に詳しい法政大の舩橋晴俊教授(環境社会学)によると、騒音を懸念した住民が何度も国鉄と協議し、緑地帯が設置された。舩橋教授は「住民は新幹線の環境影響を独自に学んでいた。学習がなければ、国鉄と対等に話し合うことはできなかった」と指摘する。



 「電磁波や騒音が心配だ。予測で国の基準を下回ったというが、実際に走行し、上回ったらどう対応するのか」

 リニア中央新幹線の環境影響評価準備書について、JR東海が昨年10月、甲府市で開いた住民説明会で高齢男性が質問に立った。同社の担当者は「基準を超えるとは考えていないが、監視を続け、対処する」と回答。別の住民の懸念には「基準を下回れば良いとは思わない。住民の声を聞き、保全措置で少しでも影響を低減したい」と答えた。

 環境影響評価準備書に対し、県は今月26日に公聴会を開催するほか、沿線市町長からの意見を集約し、3月までに知事としての意見を同社に提出する。

 着工に向けた準備が着々と進む中、沿線市町の議員らは今月19日、住民参加型のシンポジウムを開催する。磁界の健康影響に詳しい専門家が講演し、リニアのプラス面、マイナス面を議員らが議論。老若男女問わずにリニアを学び、未来について考えてもらうという。

 「地域にとってリニアとは何なのか。住民一人一人が判断できる機会にしたい」。主催者の一人、中央市議の名執義高さん(58)は話している。

(おわり。この連載は斉藤保、水野翔太、佐々木想、山口優夢が担当しました)

(2014年1月10日 読売新聞)

6922荷主研究者:2014/01/19(日) 13:02:06
>>6906 >>6915
http://yamagata-np.jp/news/201401/08/kj_2014010800133.php
2014年01月08日10:24 山形新聞
山形新幹線の庄内延伸へ17日に講演会 酒田・市長公約、初の具体的な動き

 酒田市は、JR山形新幹線の庄内延伸について理解を深める「鉄道高速化講演会」を17日に市民会館希望ホールで開く。本間正巳酒田市長が公約に掲げて2012年10月に当選して以降、初めての具体的な動きとなる。市民らの勉強会との位置付けで、地元の機運を醸成するのが狙い。本間市長は7日の記者会見で「県やJRの意向に対応しなければならないが、さらに延伸を推進したい」とあらためて実現に意欲を示した。

 本間市長は会見で、県内13市のうち、新幹線が通る8市と通らない5市の人口推移の比較を紹介。1990年から2010年までの20年間で、8市の平均は1.5%減にとどまったが、5市の平均は9.3%と大幅に減少したと強調し、「地方に新幹線を整備することが重要。ミニ新幹線とまちづくりをセットで考えたい。講演会がJRを含めた県全体の庄内延伸に向けた機運醸成の一助になればいい」と語った。

 市政策推進課によると、山形新幹線庄内延伸の動きは新庄駅まで開業した後、間もなく始まった。酒田、鶴岡両商工会議所が中心となり2002年に期成同盟会を設立、03年には沿線市町村の首長と議長による陸羽西線高速化促進市町村連絡協議会を発足させ、要望活動を行ってきた。

 市や庄内開発協議会(会長・榎本政規鶴岡市長)は、庄内延伸による県土の一体化や交流人口拡大などが庄内地域発展に不可欠だと主張。高速鉄道で全地域を結び付けることにより、県全体の経済活性化も期待されるとしている。

 06年の県などの試算では概算事業費は350億円で、トンネルの改修や新庄―余目の電化などが必要となる。

 講演会のテーマは鉄道機能強化と地域振興。都市地域計画や鉄道計画が専門の中川大京都大大学院教授が講師を務める。午前10時に開演。入場無料で、定員120人。市政策推進課で10日まで聴講を受け付ける。問い合わせは同課0234(26)5704。

6924とはずがたり:2014/01/19(日) 16:07:05

個人的には精華町(祝園駅)辺りってのは妥当な判断だとは思う。生駒市内は京都方面へのアクセスが悪すぎで却下である。

リニア誘致 京都で決起会 京都駅ルート 課題は山積み
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140118079.html
産経新聞2014年1月18日(土)08:06

 オール京都で、リニア中央新幹線の京都駅ルート誘致を目指すために17日に開かれた決起会。山田啓二知事は「どういう中央新幹線をつくれば一番幸せになれるかを訴える必要がある」とアピールした。京都の各界から約320人が集まり盛況だったが、多くの課題も浮き彫りになっている。

 現行計画では名古屋−大阪間の開業は平成57年と東京−名古屋間から18年遅れる。京都商工会議所連合会の立石義雄会長があいさつで「首都圏の一極集中が進む」と危惧したように、全線同時開業は悲願だ。

 一方で京都への誘致と同時開業を両立させようとすると、残された時間は少ない。講演した大阪産大の波床(はとこ)正敏教授(交通計画)は、「全線同時開業なら突貫工事で工期は約6年。京都駅ルートを実現するには、現時点で時間的にはかなりタイト」と述べる。

 府内でも京都駅ルートで一本化されているわけではない。関西文化学術研究都市(学研都市)に近い精華町議会は昨年12月、「京都市と奈良市との中間で、交通アクセスがよく、関西の発展につながる」として、学研都市中心部への設置を求める決議案を賛成多数で可決した。

 山田知事自身は、「そういう動きも含めて議論が進めばいい」と話すが、奈良市に近い自治体の首長らからは「どこに置こうが変わらない」「リニアが通っても税金が増えるわけもない」との声も漏れる。(池田進一、飯塚隆志)

6925チバQ:2014/01/20(月) 22:07:26
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140120/bsd1401201549004-n1.htm
ひっそり消える「幻の貨物新幹線」の残骸 半世紀残った“謎の高架橋” (1/3ページ)2014.1.20 15:44
 大阪府摂津市の東海道新幹線をまたぐ“謎の高架橋”をご存じだろうか。巨大なコンクリート製の構造物は、半世紀前に建設された「幻の貨物新幹線」の残骸だ。かつて東海道新幹線に高速貨物列車を走らせる計画があったことを示す貴重な「遺構」だが、JR東海は高架橋をすべて撤去する方針を固めた。実現していれば、物流の歴史が変わっていたかもしれない壮大な計画。その名残をとどめる遺構は、列車が通ることのないままひっそりと姿を消す。(大竹直樹)

 「言われるまで気づかなかった。建設途中にも見えるが、長年あのまま放置されているよ。無駄だね」

 新幹線の鳥飼車両基地(摂津市)に近い住宅街。近所の久保強志さん(74)が遺構を見上げた。貨物新幹線の遺構であることを示す記念碑などはなく、地元住民は誰も気にも留めてこなかったという。

 JR東海によると、遺構は高さ約15メートルに位置するコンクリート製の高架橋。東海道新幹線の線路をまたぐ形で、もともと長さ約90メートルあったが、既に撤去工事が進み、今では長さ約40メートルに。近い将来、すべて撤去する方針だ。

 昭和34年の国鉄資料によると、貨物新幹線は東京−大阪間を5時間半で結ぶ計画だった。夜間に最新鋭の高速コンテナ列車が走行。38年の国鉄パンフレットには、コンテナ車のイメージ模型も紹介されている。

 しかし、39年10月の新幹線開業時に高速コンテナ列車が華々しくデビューすることはなく計画は幻に終わった。

 一説には、貨物新幹線は、新幹線建設のため世界銀行から融資を受ける目的で立案されたもので、もとより実現の見込みはなかったともいわれる。

 だが、摂津市に残る遺構の存在がそうした見方に異を唱える。貨物新幹線の高架橋は、東海道新幹線から分岐し、付近に計画されていた新幹線貨物駅に向かう計画だったとみられる。新幹線貨物駅の建設用地は現在、JR貨物の大阪貨物ターミナル駅となっている。

 遺構は「無用の長物」と化していたが、JR東海は62年の国鉄民営化以降、耐震補強工事を施し、日々の点検も欠かさず行ってきた。ただ、同社の担当者は「これまで残してきたのは、『遺構』だからというわけではない」という。

 遺構の真下には、最短3分間隔で1日に336本の新幹線が通過。高架橋の撤去工事のために新幹線を止めることができなかったのが主な理由だ。JR東海は「安全に撤去できる工法が確立できたため、撤去することにした」としている。 部活帰りの女子中学生の集団が近くを自転車で通りかかった。「トンネルか駅かなんかだと思った」「取り壊されてもどうでもいい」と反応はさまざまだが、半世紀前の貴重な遺構と知ると「せっかくの記念だから、残しておいてもいいのでは」と惜しむ声も。

 昭和の鉄道史に詳しい作家の小牟田哲彦さんは「新幹線の建設当初は貨物輸送の可能性を構想していたことが分かる遺構。半世紀を経て撤去されるのは感慨深い」と話している。

6926チバQ:2014/01/20(月) 22:08:58
http://gendai.net/articles/view/newsx/147342
京都vs奈良 リニア誘致をめぐる古都のメンツ対決
2014年1月18日 掲載
「日本の未来のためにリニアを京都へ!」

 リニア中央新幹線の京都ルート誘致に向けた決起大会が17日に開かれた。京都府や市、商工会議所などでつくる団体の会員ら約300人が結集。門川大作・京都市長も「全国的な世論を盛り上げていきたい」とボルテージを上げていた。

 東京―名古屋間の開業後、2045年に大阪まで延伸する予定のルートは現在、所要時間の短縮のため、直線ルートが想定されている。そのため、名古屋以西は三重、奈良両県を通過して大阪を目指す計画で、京都ルートは構想外だ。

■こっちに寄こせと意地の張り合い

 リニアのルート計画が最初に提示されたのは、1973年。当時の田中角栄内閣が決定した。以来40年以上もルート計画は変わっていない。京都が外れた理由について、鉄道マニアの間でも「当時の京都は府知事も市長も革新系で、自民党の嫌がらせ」「奈良選出で角栄と近かった当時の奥野誠亮・文相が“我田引鉄”した」などと諸説が乱れ飛ぶが、これがプライドの高い京都府民には我慢ならないようだ。

 京都商工会議所は、京都経由の経済波及効果を年間約690億円と試算。奈良ルートより約40億円上回ると猛アピール。「年間観光客は奈良市の1400万人に対し、京都市は5000万人。外国人観光客の6人に1人は京都を訪れ、奈良は30人に1人」(決起大会のメンバー)と、リニア誘致に必死である。

 京都の動きに奈良サイドは「すでに奈良で決着している。ひっくり返そうとするのはおかしい」(荒井正吾・奈良県知事)と不快感をあらわにしている。奈良には新幹線も空港もない。奈良県民は自虐的に「東京までの時間が最もかかる県」と話す。京都に向かって「今更なんだ!」と叫びたいところだろう。

 リニアをめぐる古都同士のバトル。京都・奈良に出かける際にはリニアの話題には要注意だ。地元の人の話が絶対に長くなる。

6927名無しさん:2014/01/21(火) 20:13:35
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140121/crm14012115380014-n1.htm
解任命令に「申し訳ない」 JR北海道本社、重苦しく
2014.1.21 15:37

レールの検査数値を改ざんしたとして、2人の懲戒解雇が出たJR北海道の大沼保線管理室=21日午後、北海道七飯町
 レールの異常放置や検査数値改ざんをめぐり、安全統括管理者の解任命令まで受けることになったJR北海道の本社(札幌市)は21日、社員に重苦しい雰囲気が広がった。

 21日午後に改ざんの社内調査結果を公表するため本社で準備に追われていた社員の一人は、解任命令と聞き「利用者に迷惑を掛けており、申し訳ない気持ち」と話した。

 現在の安全統括管理者で鉄道事業本部長でもある豊田誠常務は出勤前、取材を求めた記者に対して無言を貫いた。野島誠社長も自宅を出る際、報道陣の質問には答えず、迎えの車に乗り込んだ。

6928名無しさん:2014/01/21(火) 20:14:28
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140121/cpb1401211529003-n1.htm
JR北、解雇5人含む75人大量処分 数値改ざん33部署に拡大2014.1.21 15:27
 JR北海道は21日、レール検査数値改ざんにからみ5人の解雇や、野島誠社長ら経営陣の役員報酬減額を含めた計75人の大量処分を発表した。同時に公表した社内調査結果によると、44ある現場の保線部署のうち改ざんが確認されたのは33部署で、判明済みの9部署から大幅に増えた。

 保線担当者約800人のうち約16%に当たる社員が「改ざんした経験がある」と認め、約20年前から改ざんがあったと話す担当者もいた。記者会見した野島氏は「安全な鉄道をつくり上げることが使命だ」と述べ、辞任を否定した。

 改ざんは昨年9月に函館線大沼駅で起きた貨物列車脱線事故後に発覚。JR北海道は現場を管轄する大沼保線管理室(七飯町)で改ざんに関与した2人を懲戒解雇とし、上部組織に当たる函館保線所の所長ら3人を諭旨解雇とした。役員報酬減額は3カ月で、減額幅は小池明夫会長と野島氏が50%、保線業務を統括する取締役の笠島雅之工務部長と常務3人が30%、その他の取締役が20%。

6929チバQ:2014/01/22(水) 21:37:11
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/22/2014012200544.html
KTXで仁川国際空港へ直行可能に
京義線新線と空港鉄道の短絡線など5路線が今年中に開業
ソウル地下鉄4路線の延伸も着工へ


 今年上半期中に、韓国の地方都市からKTX(韓国高速鉄道)で仁川国際空港に直行できるようになる。国土交通部(省に相当)は21日、京義線新線とKORAIL空港鉄道の短絡線を含む五つの鉄道路線(計73.9キロ)が今年中に開通する、と発表した。これにより、KTXが仁川空港に乗り入れられることになり、釜山から仁川空港まで3時間30分ほどで結ばれる見通しだ。このほか、東海南部線新慶州−浦項間の複線電化(41.3キロ)、京義線新線竜山−孔徳間(1.9キロ)、ソウル市地下鉄9号線新ノンヒョン−総合運動場間(4.5キロ)、大邱都市鉄道3号線(モノレール)東湖洞−凡勿洞間(24キロ)が今年中に開業する。


 東海南部線は蔚山−浦項間で複線電化工事が進められているが、このうち新慶州−浦項間が先行開業することになる。これにより、浦項にもKTXの列車が乗り入れられるようになる。また、京義線竜山−孔徳間が開通すると、ソウル市の竜山駅と京畿道坡州市のムンサン駅が1時間以内で結ばれるようになる。


 一方、今年着工が予定されている鉄道路線は11路線で、総距離は420.6キロに達する。ソウルの地下鉄4号線のタンコゲ−榛接間(4.8キロ)、7号線富平区庁−石南間(4.2キロ)、5号線の京畿道河南市方面への延伸(7.7キロ)、仁川地下鉄1号線国際業務地区−松島ランドマークシティー間(0.8キロ)、釜山地下鉄新線の沙上−下端間(6.9キロ)、中央線嶋潭駅(忠清北道)−永川(慶尚北道)間の複線電化、京元線東豆川−漣川間の複線電化、東海中部線盈徳−三陟間、中部内陸線利川−忠州間などが含まれる。


崔鍾錫(チェ・ジョンソク)記者

6930チバQ:2014/01/22(水) 21:39:24
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014012290133632.html
北陸新幹線談合で業者を一斉聴取 東京地検
2014年1月22日 13時36分


 国土交通省所管の独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市)が発注した北陸新幹線(長野―金沢間)の消雪・融雪設備工事をめぐる談合疑惑で、東京地検特捜部は22日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、入札参加業者の担当者から一斉に事情聴取を始めた。特捜部は、各地から応援の検事を集めて捜査態勢を整えており、公正取引委員会と連携しながら資料分析などを進めていた。

 談合疑惑が持たれているのは、日本有数の豪雪地帯を通る北陸新幹線の線路に温水をまく消雪設備や、熱で雪を溶かす融雪パネルを設置する工事。機構によると、2011、12年度は12件の工事があり、落札総額は約240億円。うち5つの工事で予定価格に対する落札率が99%を超えていた。

 公取委は昨年9月、高砂熱学工業(東京都)や朝日工業社(同)など入札に参加した十数社と、発注元の支援機構東京支社を同法違反容疑で強制調査し、刑事告発に向けて特捜部と協議している。機構職員が入札に関する情報を業者側に漏えいした疑いもあり、官製談合防止法違反に当たる可能性もある。

 北陸新幹線は1997年に東京―長野間で長野新幹線として先行開業し、2015年春に新潟、富山両県を通って金沢まで延伸、開業する。26年春ごろ、敦賀(福井県)に延伸する計画。敦賀以西のルートや開業時期は決まっていない。

(中日新聞)

6931チバQ:2014/01/23(木) 21:33:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140123/CK2014012302000151.html?ref=rank
なるか 大江戸線の県内延伸 新座市長「開業へ全力」
2014年1月23日


 新座市が、都営地下鉄大江戸線の県内延伸に向けた誘致活動に力を入れている。おおむね十五年に一度、鉄道整備計画の指針を示す国の交通政策審議会の答申が来年にも出るためだ。市は新駅の建設費の積み立てを進めており、二十六日には予定地周辺の地権者に説明会も行う。だが、実現には安定的な乗客確保策や東京都側との全面的な協力体制構築などハードルは高い。 (上田融)

 「みんなの力で大江戸線を新座市へ」。市が「新座中央駅」(仮称)の設置を目指す同市馬場には、そんな横断幕が掛かる。最寄り駅まで車やバスが必要な鉄道空白地域。市によると、延伸が実現すれば新宿まで約三十五分で行けるという。

 大江戸線の延伸をめぐっては、国の審議会が二〇〇〇年、東京都練馬区の光が丘−大泉学園町駅(仮称)間を「二〇一五年までに整備着手することが適当」と答申した。だが、県内への延伸は「今後整備について検討すべき路線」とするにとどまり、ルートも「JR武蔵野線方向」とあいまいだった。

 一方で、新座、所沢両市と練馬区、東京都清瀬市でつくる「延伸促進協議会」は、光が丘駅から新座、清瀬両市内を経て武蔵野線の東所沢駅に至るルートを描く。ただ、現状では光が丘−大泉学園町駅間の整備が着手する見通しも立っていないため、協議会会長の須田健治新座市長は「次回審議会で一括開業の答申が出るよう全力を尽くす」と力を込める。

    ■  ■

 協議会の試算によると、このルートの総事業費は約千九百億円に上り、国が三割、都と県、四区市が三割を負担する。新座市は同市の負担額を五十億円前後と試算し、建設費の積み立てを二〇〇〇年度に開始。既に六億二千万円に達した。

 巨額の税金を投入して建設するために不可欠なのが、乗客数の確保だ。前回の審議会答申では、県内に延伸したとしても需要不足だと指摘された。

 市はこれまでに、新座中央駅予定地周辺の約九十ヘクタールに大学や医療機関、商業施設、住宅を集める街づくり構想を策定。新駅近くの関越自動車道にスマートインターチェンジを新設し、都心に向かうドライバーが大江戸線に乗り換える「パークアンドライド」による集客ももくろむ。市内に車両基地を設ける計画案も示し、大規模な車両基地用地確保が難しい東京側のニーズに応えようとしている。

 しかし、東京側とは温度差もある。都都市整備部の担当者は「街づくりが進み採算が合う路線になるのか、まだ何とも言えない状態だ」。練馬区も「新座市側との一体的整備」を掲げつつ、一五年までの区内の整備着手を確実に実現させよう、という立場だ。

 少子高齢化や人口減少で、首都圏でも鉄道利用者は減少傾向にある。住宅や大学の都心回帰も進み、郊外への鉄道誘致環境は良好とは言い難い。国も地方も財政は厳しく、道路や橋など老朽化したインフラの更新や維持管理が課題だ。こうした中で、新しいインフラ整備にゴーサインが出るのか。審議会の答申が注目される。

6932チバQ:2014/01/23(木) 21:56:06
http://www.yomiuri.co.jp/otona/railwaynews/13/etc/20140122-OYT8T00470.htm
ななつ星人気、さらに上昇…予約倍率18倍に

 JR九州は21日、豪華観光寝台列車「ななつ星in九州」について、第4期(8〜11月分)の予約応募状況の中間発表を行った。

 昨年10月に運行を始めてから最初の募集で、平均倍率は18・2倍。これまでの最高だった第2期(1〜3月分)の最終倍率9・63倍を大きく上回った。

 募集は2月28日までで、「多くの新聞、テレビに取り上げられ、全国的に認知度が高まった。倍率は最終的には30〜40倍に達するのでは」(唐池恒二社長)としている。

 第4期は、JR九州が主催する14本の計196部屋分を募集。1月4日から20日までの申し込み件数は3570件だった。第3期(4〜6月分)に比べ、最大で13万4000円の値上げが行われたにもかかわらず、人気はさらに高まった。

 28部屋分設定している海外枠についても、アメリカや香港、欧州などから計22件の応募があったという。

(2014年1月22日 読売新聞)

6933チバQ:2014/01/25(土) 00:47:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20140123-OYT8T01479.htm
赤字補填基金、見通し不安 肥薩おれんじ鉄道

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 第3セクター「肥薩おれんじ鉄道」の赤字を補填(ほてん)してきた県の経営安定基金が枯渇しそうだ。県と沿線3市は、宝くじの収益金を財源とし、県内の全市町村が関係する県市町村振興協会の基金の活用を模索しているが、沿線以外の自治体の理解が得られるのか、見通しは立っていない。(西田忠裕)

 「九州新幹線は、大隅にも奄美にも、一定の効果がある」。伊藤知事は6日の年頭記者会見で、おれんじ鉄道を切り離すことで実現した新幹線の開業効果は県全域に及んでいるとし、全市町村におれんじ鉄道支援への理解を求めた。

 おれんじ鉄道は開業2年目の2005年度に赤字に転落。運賃収入が落ち込む一方、レールなどの設備更新費の負担が年々、増加している。昨年3月に運行を始めた観光列車「おれんじ食堂」は堅調だが、収支の改善にはほど遠い。

 県と薩摩川内、出水、阿久根の沿線3市は開業時、出資金など計32億4700万円を拠出し、鉄道事業を支援した。これに加え、県は開業に合わせ、経営安定基金を創設。鹿児島市など非沿線の6市町と民間が計約5億円を拠出した。

 しかし、08年度以降、設備維持費などで取り崩し、昨年9月時点の残高は9700万円にまで減った。補助額は毎年6月の同社の決算内容によって決まるが、14年度には基金がゼロになる可能性がある。

 県はこうした状況を踏まえ、非沿線自治体も含めた支援が必要と判断した。おれんじ鉄道の線路をJR貨物が走り、離島を含む各地の特産品を輸送していることも、一致して支援すべきとする理由に挙げる。

 県が活用を提示した県市町村振興協会は、市町村の事業への貸し付けなどを行っている。12年度末の基金残高は約95億円。役員には市長会や町村長会、議長会の会長らが名を連ねる。伊藤知事は「(市町村の)共通の財源を使うという意味で、何とか道を開いてほしい」と求めている。

 熊本県では、県と沿線の2市2町が毎年度、補助金を拠出しているのみ。このため、鹿児島県内の非沿線自治体からは、疑問の声も上がっている。

 鹿児島市の森博幸市長は昨年12月の記者会見で、「市独自では大変難しい。全く異なる地域に求めるのも理解に苦しむ」と語り、支援に難色を示した。ただ、森市長は振興協会の理事長も務めており、県などの要請を聞いたうえで判断する構えも見せている。

 県と沿線3市は2月、県市長会などを通して協力を求める方針だ。県はその前提として、おれんじ鉄道として初となる運賃の値上げを同社に要請する。

 開業10年を迎える3月を前に、県全体で改めて、支援の枠組みについて考える時期に来ている。

(2014年1月24日 読売新聞)

6934荷主研究者:2014/01/26(日) 18:38:11

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401060020/
2014年1月7日 神奈川新聞
東戸塚駅の混雑緩和へJRと市が協定 改良検討案を作成へ/横浜

JR東戸塚駅夕方のエスカレーター待ちの行列=2012年6月撮影(横浜市提供)

 通勤通学時間帯の混雑対策などが課題となっているJR東戸塚駅について、横浜市とJR東日本が具体的な駅改良案を検討する協定を結んでいたことが6日までに分かった。両者は本年度中に、複数の改良検討案を作成するとしている。

 市都市整備局によると、東戸塚駅は1980年に区画整理事業による町づくりと合わせて請願駅として開設された。開設当時の1日の平均乗降客数は約1万5千人だったが、その後大型商業施設や大型マンションの建設などが進み、2011年には約7・5倍の約11万5千人に増加している。

 近年は朝夕のラッシュ時にホーム上が大混雑。エスカレーターを待つ行列が課題となっており、市は01年から東海道線や湘南新宿ライン全列車の停車に加え、混雑対策などをJR側に要望。地元住民も署名活動を行うなどしてきた。

 市とJRが13年10月に締結した「横須賀線東戸塚駅改良に関する調査設計協定書」(13年10月〜14年3月末)では、駅の利便性向上や混雑緩和に資する検討を行うとしており、10月上旬には駅利用者の動き方を確認する流動調査を実施済み。調査結果を踏まえ、駅改良検討案をいくつか作成する方針で、来年度以降に案の絞り込みに入る見通し。協定に関わる概算費用は約1千万円で市とJRとで半分ずつ負担する。

 同局の松井恵太鉄道事業推進担当課長は「引き続きJRと協力し、早期改善に取り組んでいきたい」と話している。

6935荷主研究者:2014/01/26(日) 18:38:40

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401080026/
2014年1月9日 神奈川新聞
相鉄海老名駅に「北口」 20年度供用目指す、広場と周辺道路整備も/神奈川

北側駅舎が新設されることとなった海老名駅ホーム北端=海老名市上郷

 海老名市は8日、相鉄線海老名駅の北側に駅舎と改札を新設する計画を明らかにした。現在の駅舎も建て替え、保育施設などを入居させる。相模鉄道と国との共同事業で、2020年度の供用開始を目指すといい、市は併せて北口広場の整備も行う。

 現在の相鉄線海老名駅は1日平均約11万2千人が利用するが、改札口はホーム南側に1カ所しかなく、ラッシュ時の混雑や利用しにくさが課題だった。

 海老名市によると、計画は相鉄線ホーム北端部分に2階建ての北側駅舎を新設、小田急線と接続している2階建ての駅舎を3階建てに建て替え南側駅舎とする。ホーム上部に南北の駅舎をつなぎ小田急線方面などへ続く連絡通路を設ける。南側駅舎には保育施設や診療施設なども併設する。

 市は1987年から相鉄に北口改札の開設を要望しており、市によると相鉄は昨年12月に駅舎改修を申し入れたという。14年度に市や相鉄、関係機関などで法定協議会をつくり、16年度に着工。20年度の供用開始を目指す。国土交通省の補助金を活用、総事業費約50億円は国と市、相鉄で3分の1ずつ負担する。

 北口改札の新設に併せ、市は単独で北口広場と周辺道路も整備する方向で検討している。内野優市長は8日の年頭会見で、「北口の活性化はもとより、(駅東口の商業施設)ビナウォークとの連携、その南側も含めた回遊性など駅周辺全体の見直しをしたい」と話した。

 相鉄線海老名駅は1941年に開業。73年に南西方向へ約300メートル移動した。

6936名無しさん:2014/01/26(日) 23:02:41
http://www.nnn.co.jp/news/140125/20140125005.html
実現の兆し見えぬ「山陰新幹線」 現実路線へ
 北陸新幹線長野−金沢間の2015年春開業が近づき“新幹線の空白地帯”の解消が進む一方で、同じ日本海側の「山陰新幹線」は40年前から構想はあるが実現の兆しはない。現状を踏まえ、鳥取県議会では「フル規格」にこだわらず、伯備線か智頭急行・因美線の既存路線にフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)導入の議論が始まり、鉄道の高速化へ“現実路線”を走りだした。

2015年春開業予定の北陸新幹線を走る「E7系」。同じ日本海側の山陰地方は新幹線構想実現のめどが立たない
■高いハードル
 北陸、北海道、九州新幹線長崎ルートなど整備新幹線の建設が着々と進む一方、1973年に国の基本計画に決定した山陰新幹線(大阪市−山口県下関市)は棚上げ状態。県内首長は要望を繰り返してきたが進展はない。

 課題は建設費と採算性。九州や北陸と同じフル規格で整備する場合、経費は全線で総額4兆円と試算される。3分の1の地元負担もあり、JR西労組出身の福間裕隆県議は「採算が合うのか。経営が切り離される並行在来線の問題もある」と実現性を疑問視する。

 2012年の近畿ブロック知事会議で平井伸治知事が議論再開を提案したことを受けて沿線自治体の機運が高まり、山陰新幹線実現の要望活動に火が付いた。だが、最高速度300キロ前後のフル規格の新幹線を山陰に走らせることは「40〜50年待っても無理」(県議)との見方が強く、平井知事も「高速化に向けた実現可能な路線整備を目指す」とする。

6937名無しさん:2014/01/26(日) 23:03:18
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20140120010500001.html
北海道新幹線 「4時間の壁」やきもき

■北海道新幹線 減速走行区間に関係者ら

■18分の差「客足に影響」 高速化求める声も


 2015年度末に開業する北海道新幹線には、在来特急並みの速度でしか走れない場所がある。青函トンネルを含む約82キロの区間だ。この区間を高速走行できるか否かが東京から函館までの所要時間を左右する。函館の関係者は「4時間の壁」を意識し、国に高速化を働きかけている。


 北海道新幹線は15年度末にまず新函館(仮称)―新青森約149キロが開業する。青函トンネルを含む約82キロで速度を落とすのは、この区間が日本で初めて新幹線と貨物列車が同じ線路を走る共用区間のためだ。青函トンネルで高速の新幹線と貨物列車がすれ違うと、風圧で貨物列車のコンテナがへこむなどの問題が起きる恐れがある。そこで国は、最高時速260キロの新幹線を共用区間では在来線特急並みの時速140キロに減速して走らせる方針だ。


 国の試算によると、共用区間を最高速度の時速260キロで走った場合、新函館―新青森間は最短で39分。新函館―東京間は新青森での停車時間を含め最短3時間39分になる。だが共用区間を時速140キロに制限すると18分延びて、新函館―新青森間は57分、新函館―東京間が3時間57分となる。


 実際には東京―新青森間の上下線34本のうち、最短の2時間59分で結んでいるのは3本だけで、最長は下りが3時間36分、上りが3時間38分だ。現行ダイヤに当てはめれば、新函館―東京はほとんどが4時間を超える。新函館から函館までは、快速列車でさらに17分かかる。


 4時間を切るか超えるか。北海道に初上陸する新幹線に経済効果を期待する函館市や経済界には大きな問題だ。同市は新函館開業で、観光客が50万人純増すると想定している。同市や商工会議所などでつくる「北海道新幹線新函館開業対策推進機構」の事務局長、永沢大樹さんは「開業へ向けて北関東や東北へプロモーションを続けてきている。だが最大マーケットの東京を見据えたときには『4時間』がネックになる心配がある」と話す。


 交通業界には「4時間の壁」という言葉がある。新幹線の所要時間が4時間以上になると、利用客が飛行機に流れるというものだ。国土交通省の統計を使って計算してみると、新幹線で3時間47分で結ぶ東京―広島間の場合、JRと飛行機の利用者数は56対44でJRが優勢だが、新幹線で4時間50分かかかる東京―福岡間の場合、JRと飛行機の利用者数は8対92で飛行機が圧倒的に多くなる。


 函館市と同市議会は昨年7月、国に共用走行問題の早期解決を求めた。同市は「大半が4時間を超えてしまうようだと、新幹線の『早さ』が発揮されない。所要時間が短くなれば利便性が高まり、函館市を訪れる人も増えるのではないか」と話している。


 高速化を求めているのは函館だけではない。青森県と県議会も16日、全ダイヤの高速走行の実現などを求めて国に要望書を提出した。


 国は、開業3年目の2018年度からは新幹線と貨物列車の時間帯を分けることで、1日1往復に限り新幹線の時速200キロ以上走行を目指す方針だが、まだ具体的な検討には着手していない。


 (磯崎こず恵)

6938チバQ:2014/01/27(月) 22:58:00
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140127/biz14012720520027-n1.htm
三陸鉄道 4月6日全線復旧 新車両を5両投入
2014.1.27 20:46 [鉄道]

記者会見する三陸鉄道の望月正彦社長(中央)=27日午後、盛岡市
 岩手県の第三セクター、三陸鉄道は27日、東日本大震災で被災し、一部区間が不通だった南リアス線(36・6キロ)と北リアス線(71キロ)の全線運転再開日を発表した。南リアス線の吉浜−釜石間(15キロ)は4月5日で、北リアス線の田野畑−小本間(10・5キロ)が同6日。再開日には南リアス線の釜石駅前、北リアス線の宮古駅前でそれぞれ記念式典を開く。

 三陸鉄道はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場する鉄道のモデルにもなり、評判を呼んでいた。再開を機に、クウェート政府の支援を活用して新車両5両を投入。うち1両はあまちゃんの撮影で使われた「お座敷列車北三陸号」の後継とし、岩手の古民家をイメージした外観や内装で北リアス線を走る。現在の北三陸号も当面運行する。

 三陸鉄道は震災で、南北リアス線合わせて317カ所が被災。復旧に要した費用は約92億円となる見通し。同社によると、沿線市町村や自衛隊の協力で、がれき撤去の費用がほとんどかからなかった。資材費や人件費が高騰する前に復旧工事が進んだため、当初予定の約108億円を下回ったという。

 全線運転再開後の運行本数は、南リアス線の盛(さかり)−釜石間が上下各9本、北リアス線の宮古−久慈間は同11本。震災前は、JR山田線をはさんで両線直通の列車も運行されていたが、現在は山田線が不通の状態で、同社の望月正彦社長は「鉄路はネットワーク。つながってほしい。(JRには)理解と協力を求めていく」と話していた。

6939チバQ:2014/01/28(火) 07:58:56
http://www.asahi.com/articles/ASG1W5SRGG1WPTIL019.html
「東京に負けるな」大阪、鉄道4路線戦略 財源は…
2014年1月28日07時25分
 大阪府は27日、関西空港や大阪(伊丹)空港、大阪都心にアクセスしやすくする府内の鉄道4路線の整備を進める方針を正式に決めた。大阪の経済成長につなげる狙いで、沿線からは歓迎の声が上がる。ただ、費用の負担をめぐり曲折する可能性もある。

 ■北大阪急行、箕面延伸を正式決定

 府は今回、大阪市営地下鉄御堂筋線と相互に乗り入れている北大阪急行(北急)の北伸(地図①)に2020年度開業への道筋をつけた。ショッピングセンターがある箕面市の住宅地にも新駅ができる計画で、新大阪駅や梅田と直結。倉田哲郎市長は27日、「大阪の南北を結ぶ大動脈である御堂筋に直結する意味は大きい。通勤など住宅都市としての利便性は飛躍的に向上する」と評価した。

 伊丹空港を起点とする大阪モノレールを門真市より南に伸ばす計画(②)も動き出す。03年には東大阪市民や商工会議所が中心になり約26万人分の署名を集めて要望。府は財政難を理由に先送りしてきたが、今回は14年度中に事業化の意思決定を行うことを決めた。

 東大阪商工会議所の平本善憲専務理事は「ものづくりの企業にとっても、営業マンが伊丹空港との行き来がしやすくなるというメリットがある」と歓迎した。近鉄奈良線やJR学研都市線など四つの路線と新たにつながり、奈良方面からも空港に行きやすくなると期待されている。

 新大阪駅から梅田を経て関西空港方面を結ぶなにわ筋線(③)は、新幹線と空のつながりを強め、京都方面と関空を結ぶ特急の時間短縮にもなる。府と大阪市は新年度予算案に共同で調査費を計上する。新大阪と西梅田をつなぐ西梅田十三新大阪連絡線(④)も進めていく方針を確認。大阪駅周辺の整備状況を見て判断することとした。

 府が4路線整備の旗を振るのは、大阪と東京の二極化を図る狙いからだ。大阪駅北側の再開発地域「うめきた」と関空を直結させて「アジアのゲートウエーの拠点」(橋下徹大阪市長)とし、外国人観光客などを呼び込もうともくろむ。

 松井一郎府知事は「東京が五輪に向けてどんどん新たなインフラ整備に着手する中で、大阪も負けない都市の成長をつくり上げていく」と、路線整備の必要性を強調している。

6940チバQ:2014/01/28(火) 07:59:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20140127-OYT8T01546.htm
鉄道で観光誘客



懐かしい外観のレトロ電車(27日、南富山駅前で)  来年春に迫った北陸新幹線開業を見据え、鉄道を活用した観光誘客の動きが盛んになっている。27日には、富山地方鉄道の市内電車で、大正や昭和を思わせる外観の「レトロ電車」が運行を開始。路面電車が多く残る県内には、ドラえもんや立山連峰を描いた車両も走っており、鉄道ファンを呼び込む観光資源として関係者は期待を寄せている。

 南富山駅前で開かれたレトロ電車の出発式。桑名博勝社長は「新たな観光客誘致のため、2次交通の観光資源化を図りたい」と意気込んだ。

 レトロ電車は、クリーム色と濃い緑の外観と、椅子やテーブルに木材を使った温かい内装が特徴。デザインを手がけたのは、九州新幹線や豪華観光列車「ななつ星in九州」のデザイナー水戸岡鋭治さんで、「お年寄りには懐かしく、子どもには新しい、オンリーワンの車両ができた」と語る。南富山駅前と富山駅前や大学前を結ぶ路線で平日は6往復、休日は12往復する。

 同社は路面電車以外でも、景色が見やすいよう座席を外に向けた観光列車「アルプスエキスプレス」、2階建て車両「ダブルデッカーエキスプレス」を導入。2011年には、映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の舞台となり、話題を呼んだ。

 高岡、射水両市を走る万葉線では、作者の藤子・F・不二雄さんが高岡市出身であることにちなんだ「ドラえもん電車」が人気だ。12年に運行を始め、1年5か月間で乗客数は20万人を突破。ほかの車両より、3割多い計算になるという。

 富山ライトレールは06年4月の開業以来、32パターンのラッピングを施してきた。季節に合わせたものが人気で、現在は雪をかぶった立山連峰が描かれている。

 県観光課の砂原賢司課長は「鉄道は実際に乗って、見て、撮って、楽しむものなので、来県につながりやすい貴重な資源。鉄道ファンは当然、北陸新幹線にも乗りたいはず。多くの乗客が富山へやって来るようPRしたい」と話している。

(2014年1月28日 読売新聞)


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