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鉄道総合スレッド

4759チバQ:2011/06/08(水) 20:55:56
http://mytown.asahi.com/areanews/yamanashi/TKY201106070588.html
山梨県内のリニア中間駅、峡中地域に内定で決着
2011年6月8日


峡中地域に中間駅を設置する方針を正式発表したJR東海の担当者ら=山梨県庁


 誘致合戦は峡中地域に軍配――。山梨県内4地域が求めていたリニア中央新幹線の中間駅の候補地について、JR東海は7日、甲府、中央、昭和3市町にまたがる半径2.5キロ圏内が最適とする判断を初めて示した。2013年に具体的な地点を絞り込み、14年に工事に入る。「結論は大きく変わらない」(担当者)といい、誘致合戦は事実上、決着した。

 JR東海は東京―名古屋間で2027年の開業を想定。同社は年内に着手する環境影響評価に必要な書類に東京・品川と名古屋に設けるターミナル駅のほか、沿線4県に設ける中間駅の大まかな位置を示した。

 県内の中間駅をめぐっては、リニア実験線の先行区間を抱える富士北麓・東部地域のほか、峡東、峡中、峡南の残り3地域が相次いで名乗りを上げ、国や県、JRに陳情を続けてきた。

 だが、JR側が当初から「沿線1県に1駅」と強調していた中間駅について、同社だけでなく専門家からも技術的制約が大きいことが指摘され、「県内は峡中地域が最有力」という見方が大勢を占めていた。

 JR東海の水野孝則・東海道新幹線21世紀対策本部副本部長らは7日、県庁に小池一男リニア交通局長を訪ね、中間駅が峡中地域に内定した経緯を説明した。

 水野氏は記者会見で、(1)技術面の設置可能性(2)利便性(3)環境負荷(4)用地確保の可能性から最終判断したと説明。「中央道や新山梨環状道路に近く、駐車場も確保できる。広域から集客が見込める」と需要面のメリットを強調した。ほかの3地域は地形など技術的制約から、いずれも建設が困難としたうえで、「ベストの位置を考えることができた。地元説明会で理解を得たい」と述べた。

 JRが「事業実施区域」として示した設置候補地は笛吹川と釜無川に挟まれ、JR身延線の3駅を含む。水野氏は「今回は概略の位置でピンポイントの位置は決定していない。県を始め、関係機関と調整していきたい」と強調。2013年に「ルートを線で、駅を点で示すだろう」とした。

 350億円とされる駅の設置費用の負担については協議を先送りした。JRは「全額地元負担」という立場を崩しておらず、協議は難航が予想される。

 中間駅の候補地から漏れた自治体の首長は悔しさを談話で発表する一方で、リニア建設が県全体の活性化につながるよう注文をつけた。

 都留市はリニア実験線の拠点地域として、建設工事や騒音問題などの課題に全面的に協力してきた。小林義光市長は「22年間のこれまでの努力が報われず非常に残念」。峡東地域への建設が最適と訴えていた笛吹市の荻野正直市長も「残念」とするコメントを出した。ただ、「県を中心に各自治体が協力し、大きな経済効果をもたらす周辺開発を実現していかなければならない」と注文をつけた。

 甲府市の宮島雅展市長も候補地が甲府圏域にあるため、「非常に喜ばしいことであるとともに、重大な責任を感じている」とコメントした。

 横内正明知事は報道陣に対し、県内の230団体によるリニア中央新幹線建設促進県期成同盟会を13日に開き、JR東海から中間駅に関する詳細な報告を受けるとしたうえで、「関係市町村と協議しながら合意形成を進める」と語った。(床並浩一、永持裕紀、板垣麻衣子、田村隆)


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