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国際関係・安全保障論

714杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/12/12(日) 16:37
>>695
>>710
この一件ですけど、単純に「政府与党=悪」「野党=善」の図式で捉えきれないんですよね。

http://www.tanakanews.com/e1130ukraine.htm から抜粋:

 11月21日に行われたウクライナ大統領選挙の決選投票は、現職のクチマ大統領の路線を継承する与党のヤヌコビッチ候補(現首相)の陣営に有利になるように不正が行われた結果、いったんはヤヌコビッチの勝利になりかけたものの、野党ユーシェンコ候補の支持者が首都キエフで大集会を行って不正を糾弾した結果、政府側が窮して不正を認めざるを得ない状況になった・・・というのが一般に報じられている展開だ。
 しかし、私が見るところ、この「政府が選挙不正をしたが、市民と野党の努力で暴かれた」という筋書きは、英米やEUの政府と大手マスコミの多くによって演出されたものである可能性が高い。実際には、政府側はそれほどの選挙不正をやっておらず、むしろ野党側が与党支持の有権者を威圧するなどの不正を行ったことが明らかになっている。

 実際のところ、ウクライナで選挙不正を行ったのは政府側ではなく野党側だった可能性がある。少なくとも、政府側と同様に野党側も不正を行っていた。前出の独立系人権団体BHHRGの報告書によると、ユーシェンコ支持の野党機関紙「トーチカ・ゾラ」の記者と称する人々が各投票所に派遣され、記者の肩書きを使って投票所内部に入り込み、投票箱の近くに陣取って投票に来た人々を威圧した。

 ユーシェンコを診察したウィーンの医師は、いったん「毒を盛られた形跡はない」と発表した後、ユーシェンコの側近からカルテを書き直すよう脅され、身の危険を感じて警察に保護を求めるとともに「毒を盛られたかどうかは、生物化学兵器の専門家の調査に委ねたい」と言い方を変えたという経緯がある。


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