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国際関係・安全保障論

607とはずがたり:2004/10/16(土) 11:08
>>421 >>585 続報

スーダン紛争「監視団5千人規模」とAU委員長
http://www.asahi.com/international/update/1016/001.html

 来日中のアフリカ連合(AU、53カ国加盟)のコナレ委員長(前マリ大統領)は15日、東京都内で朝日新聞との単独インタビューに応じ、多くの死傷者や難民が出ているスーダン西部ダルフール紛争の解決に向け、AUが停戦監視団として5千人規模の部隊を新たに派遣することを決めたと明らかにした。

 AUはすでに、約300人の部隊を現地に送り込んでいる。これに加えて今回、さらに大幅な増強を決めた背景には、ダルフール問題への積極関与の姿勢を鮮明にする狙いがあると見られる。アフリカ統一機構(OAU)の後継組織として02年に発足したAUが、加盟国の紛争解決のため、大規模な部隊を派遣するのは、これが初めてとなる。部隊増派は国連も要請していたもので、スーダン政府もすでに受け入れに合意したという。

 派遣部隊の構成について、委員長はナイジェリアやルワンダ、タンザニアなどの兵士からなることを明らかにしたうえで、現地では「停戦協定の順守や民兵の武装解除の監視、人道支援物資輸送の補助、一般市民の保護などに従事する」と説明した。アラブ連盟加盟国でもあるアルジェリアやエジプト、リビアの3カ国は、オブザーバーとして参加するという。アラブ連盟はこれまで、加盟国の紛争への介入は、「内政干渉」に当たるとして消極姿勢をとってきた。ダルフール問題が世界的な関心を集める中、方針転換に踏み切ったものとみられる。

 監視団増強の具体的時期に関しては「速やかに実施したい」と語り、雨期を迎える来春までには事態打開を図るための枠組みを築きたいとの考えを強調した。

 さらにAUがダルフール問題に取り組むためには、「国際的な支援が欠かせない」として、日本に対し財政面などで一層の協力を求めた。

 03年2月に始まったダルフール紛争では、武装蜂起した黒人勢力に対し、スーダン政府がアラブ系民兵を使って鎮圧。一般住民を含めて犠牲者は5万人に上るとされる。 (10/16 00:31)


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