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国際関係・安全保障論

3903名無しさん:2016/06/15(水) 21:26:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500737&g=pol
米、警戒監視へ演習継続=3カ国連携を強化-中国艦領海侵入

 【ワシントン時事】米軍は、中国が沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に続き、鹿児島県・口永良部島西の領海に軍艦を侵入させたことを受け、警戒監視活動などで日本との協力を強めていくとみられる。米軍はさらに、日米にインドやオーストラリアなどを加えた3カ国の枠組みで合同演習を引き続き実施して連携を深め、中国をけん制していく構えだ。
 カーター米国防長官は今月上旬にシンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、地域の秩序維持に当たり、日米韓、日米印、日米豪をはじめとする3カ国間協力の重要性を強調。いずれも日米プラスアルファという構造だ。
 長官は特に日米印の枠組みを「本物の実践的な安保協力」とたたえ、3カ国共同訓練「マラバール」をその例に挙げた。中国艦はマラバールに参加するインド艦を追尾する形で領海に侵入している。中国側も日米印の動きに神経をとがらせているのは確実だ。
 米政府は尖閣の接続水域への中国艦侵入後、事態を「懸念している」と表明。南シナ海で中国が主張する「領海」内に軍艦を送り込む「航行の自由作戦」を実施している米国としては、中国の行動を正面から批判し難いところだが、懸念という言葉を用い、日本に寄り添う姿勢を見せた。 
 今回の領海侵入をめぐっては、情報収集活動を実際に行っていれば無害通航とは言い切れない可能性もある。米軍は、南シナ海で航行の自由作戦を継続しつつ、日本との連携を堅持していく方針だ。(2016/06/15-18:17)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500632&g=pol
「航行の自由」を主張=領海侵入継続か-中国

 【北京時事】中国国防省は15日、鹿児島県口永良部島周辺の領海に中国軍の情報収集艦が侵入したことについて、「国連海洋法条約に規定された航行の自由原則に合致する」との談話を発表した。談話は「(艦艇の通過海域は)国際的な航行に使われる海峡だ」と主張しており、今後も中国軍艦艇が「航行の自由」を口実に日本領海に侵入する可能性がある。
 これに関連し、中国外務省の陸慷報道局長は記者会見で、艦艇が遠洋訓練期間中にトカラ海峡を通過したと説明。「各国の艦船には通行権があり、通知や許可は必要ない」と強調し、日本政府が過度に騒ぎ立てていると非難した。 
 中国側は自らの正当性を主張するが、軍事的な思惑があったことは間違いなさそうだ。中国の情報収集艦が侵入した領海の周辺海域では、日米印3カ国の共同訓練に参加するインド軍艦が航行しており、中国軍は共同訓練を監視していたもようだ。
 さらに、「南シナ海問題で連携を強める日米をけん制する狙い」(中国の国際政治専門家)もあったとみられる。中国が進める南シナ海の軍事拠点化には米国や日本などが反発。これを受け、中国は、東シナ海での中国軍戦闘機による米軍偵察機への危険飛行、沖縄県尖閣諸島周辺の接続海域での軍艦の航行といった対抗措置を取ってきた。
 これらの強硬姿勢は多くの国から批判を受け、中国にとってかえって厳しい状況になっている。14日に開かれた中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国による外相会合では、ASEAN側が南シナ海問題で「深刻な懸念」を表明した。南シナ海をめぐり、フィリピンが提訴し、近く発表される見通しの国際仲裁裁判の判断も、中国に不利な内容になると予想されている。
 しかし、仲裁裁判の判断を受け入れない考えを重ねて表明するなど、現時点で中国が譲歩する兆しは見られない。「南シナ海から米国の影響力を排除するまで中国は緊張を高め続ける」(外交専門家)との指摘が出ている。(2016/06/15-20:04)


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