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国際関係・安全保障論
3427
:
名無しさん
:2015/10/09(金) 22:48:21
>>3426
佐藤: 3つ目は、わかりやすく言えば何が起きているのか。まず、ちょっとわかりにくい説明をしなければ、わかりやすくならないんですけれど、何で今回の法律はわかりにくいのか。何で関連法案が11本も出てくるのかというと、柱が2つあるんです。
1本は、昨年7月1日の閣議決定。あれだと、集団的自衛権といっても今までの個別的自衛権しかできない。自衛隊は地球の裏側なんかへ行けないし、新しいことを何もできない。今までとまったく変わらない。だから、これだったら何も問題ないんですよ。数学の「集合」でいうところの「集団的自衛権の輪」と「個別的自衛権の輪」が重なっている部分の呼び方を変えるだけですから。
私は、そういう集団的自衛権だったら、いいと思うんですよ。どうしてかというと、イラクに自衛隊を送ったり、インド洋に給油の船を送ったりするのを個別的自衛権だと説明するのはそうとう難しいし、いろいろ議論を尽くせばできるんですが、国際社会からは「ウソつき」と思われちゃう。「これは集団的自衛権でやっているんですよ」と言ったほうがいいと思うんですよ。
ところが、フルスペックで日本がぜんぜん攻撃されていないのに、アメリカが攻撃されたから行きます、あるいは今、政府が拡大して、オーストラリアが攻撃されたら行こうかなぐらいなことになっています。そんなものはできないですよ。
ところが、今年4月、外務官僚と防衛官僚がアメリカの国防長官と国務長官、日本の外務大臣と防衛大臣にシナリオを振りつけてやらせた2+2協議のときの日米安保条約のガイドラインの見直し、それだと「アジア・太平洋地域及びこれを超えた地域」だから、自衛隊は地球の裏まで行けるんです。
矛盾する二つのことを入れて法律をつくっているから、存立自体だって定義できるわけがないんですよね。ということは、どういうことか。いざ何か起きたら、ゼロからやり直し。もう一回、全部議論し直しだから、この法律はあってもなくても一緒なんです。
・・・この続きは、佐藤優「インテリジェンスの教室」Vol.069(2015年9月24日配信)に収録しています。
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佐藤 優
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