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国際関係・安全保障論

2504チバQ:2010/09/15(水) 22:08:03
>>2498
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20100916k0000m030082000c.html
アフガン:下院選挙実施へ カルザイ政権の行方に注目
 【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンで18日に下院選挙が実施される。来夏に始まる駐留米軍撤退など治安権限の移譲が本格化するのを前に、カルザイ大統領がぜい弱な政権基盤をいかに強化できるかが注目される。しかし、昨年の大統領選で激突したアブドラ元首相の支持議員らとの関係は悪化したままだ。カルザイ氏の閣僚割り当てに不満を抱く勢力も反カルザイ色を鮮明にしており、内政の混乱は選挙でさらに深まる恐れがある。

 「カルザイ(大統領)には失望した。約束を守れない男をいつまでも支持するわけにはいかない」

 カブール西部。国内で3番目に人口が多いハザラ人の指導者を名乗るアジ・モハケク議員(55)は6月、自宅で毎日新聞の取材にそう語り、選挙後はカルザイ政権を支持しないと強調した。「(人口4位のウズベク人軍閥指導者)ドスタム氏と共闘することで一致した」とも述べた。

 不満の背景には、多数派民族パシュトゥン人のカルザイ氏が、大統領選で支持を取り付けるために各民族ごとに約束した「閣僚配分」がある。カルザイ氏は再選後、約束通りに閣僚指名をしたが、人口2位のタジク人であるアブドラ氏支持派議員らは大半の指名閣僚の承認を拒否した。大統領選前より閣僚数を減らした勢力が、パシュトゥン人を基盤にするカルザイ氏やタジク人に次ぐ「第3勢力」を結集しようとしているのだ。

 カルザイ氏は下院選を前に、承認拒否された指名閣僚を「臨時大臣」として扱うことで反発を乗り切ろうとしたが、亀裂の修復には成功していない。

 一方、選挙管理委員会によると、全国6835投票センターのうち14%に当たる983センターが「治安面などから投票できない」状態だ。パシュトゥン人主体の旧支配勢力タリバンの影響力が強い南部や東部のパシュトゥン居住地域ばかりだ。パシュトゥン人のカルザイ氏を支える議員には不利な状況と言われ、選挙での「不正」への関与が指摘されている。

 一方、米ホワイトハウス報道官は10日、アフガンの「腐敗撲滅」に向けたオバマ政権の支援を改めて表明。カルザイ氏に近いアフガン検事総長が「(腐敗問題に)外国の干渉は不必要」と反発するなど、昨年のアフガン大統領選の時と同様、米政権との確執が再燃している。

 ◇アフガニスタン下院選
 01年のタリバン政権崩壊後2回目。立候補者は前回を下回る2556人で、うち女性も同406人。全国34州ごとに議席数が割り当てられており、激戦区は644人が33議席を争うカブール州。1億5000万ドル(約127億6000万円)の国際支援を得て実施され、投開票には日本などの国際監視団が都市部の投票所に配置される予定。


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