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国際関係・安全保障論

2498チバQ:2010/09/06(月) 22:10:53
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100906/asi1009062123005-n1.htm
アフガン下院選 反カルザイ勢力の伸長どこまで (1/2ページ)
2010.9.6 21:19

アフガン下院選の投票まで2週間を切った5日、カブール市街の電柱には候補者の選挙ポスターが所狭しと張られていた(AP) 【ニューデリー=田北真樹子】アフガニスタンで18日、2001年の旧タリバン政権崩壊後、2度目となる下院選挙(定数249)の投票が行われる。下院は昨年の大統領選以降、カルザイ大統領との対立色を強めており、今回の選挙で反カルザイ勢力が伸長すれば、今後の政権運営はいっそう困難になりそうだ。また、イスラム原理主義勢力タリバンによるとみられる候補者などの殺害や誘拐が相次いでおり、選挙戦もタリバンに脅かされている。

 前回の下院選は、アフガン史上初の大統領選挙でカルザイ氏が当選した翌年の05年に実施され、カルザイ支持派が過半数を占めた。しかし、昨年8月投票の大統領選でカルザイ氏が、広範な不正行為が確認されながらも再選されたことに対し、多くの下院議員が疑問を抱くようになった。

 カルザイ氏と下院との距離の広がりは、カルザイ氏が昨年11月に2期目をスタートさせて以降、再三にわたり提案している閣僚候補の多くを、下院が否決し続けているという事態に端的に表れている。政権の25閣僚のうち、7ポストはなおも承認が得られないまま決まっておらず、その職務を前閣僚が代行しているのが実情だ。

 アフガンでは民族や軍閥などが入り乱れ、反カルザイ勢力を明確に数字で示すことは難しいとされる。そうした中で、反カルザイ勢力として注目されるのが、政党の「国民戦線」だ。

 昨年の大統領選で、カルザイ氏の対抗馬としてアブドラ元外相を擁立した国民戦線は今回、大統領選の雪辱を晴らそうと、北部を中心に多数の候補者を擁立し、反カルザイ勢力の伸長に躍起になっている。

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 治安情勢も深刻だ。

 7月から始まった選挙戦で、これまでに少なくとも3人の候補者と、候補者の支持者13人が殺害されている。誘拐も相次いでおり、女性候補者の運動員が誘拐され、殺害されたケースもある。

 その多くは、選挙に反対するタリバンによる犯行だとみられている。また、タリバン報道官は一部メディアに「選挙は無意味だ。今回の選挙は史上最悪の結果になるだろう」と、さらなる犯行をにおわせ、有権者に投票を棄権するよう促している。

 地元ジャーナリストによると、タリバンの影響力が強い選挙区では、ほとんどの候補者が身の安全を確保するため、タリバンを批判する、あるいは米軍などの駐留外国部隊を支持する発言はしないと、タリバンに“誓約”しているという。

 タリバンの“脅威”を強く意識してか、前回の下院選挙で活発に開かれた集会などは手控えられ、候補者の多くは戸別訪問やポスターだけの選挙戦を展開している。「ポスターの印刷が追いつかない。パキスタン南西部クエッタの店に発注し印刷してもらっている」(南部カンダハル州の印刷会社)というほどだ。


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