したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際関係・安全保障論

2271チバQ:2010/03/05(金) 12:55:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010030502000066.html
厳戒態勢のバグダッド 議会選前に連続テロ
2010年3月5日 朝刊

 【バグダッド=内田康】イラク連邦議会選挙を七日に控え、首都バグダッドは、選挙妨害を予告する国際テロ組織アルカイダ系武装組織の攻撃に備えて厳戒態勢に入った。政府は数万人規模の兵士や警官を動員。幹線道路には戦車も配備され、ヘリコプターが爆音を響かせ上空を旋回する。四日もバグダッド市内で爆弾テロ三件が相次ぎ、計十二人が死亡した。

 記者が三日、郊外のバグダッド国際空港から中心部のホテルへ向かった際には、計六カ所の検問所を通過。ある検問所では、火薬類に反応して動くアンテナ付き小型検知器を持ったイラク兵が、緊張した表情で各車両を調べた。選挙を前に検査は厳格化し、空港からホテルまでは通常の二倍の一時間かかった。

 幹線道路沿いの小路は通行止めに。武装勢力が検問所を避けて移動するのを防ぐためだ。バグダッド在住の大学生アリさん(25)によると、自爆テロを恐れる市民は数日前から、外出を控えている。中心部の官庁街にも選挙ポスターが張られているが、人影はまばらだ。

 政府は投票日前日の六日夜から市民の外出を禁止する。七日もマイカーの利用は禁じられ、有権者は原則、徒歩で投票所に向かう。

 地元テレビなどの報道によると、四日に相次いだテロは、兵士らを対象にした期日前投票所が狙われた。何者かが衣服に詰め込んだ爆薬を爆発させたり、爆弾を投げ込んだりした。バグダッドの東約百キロのラマディでは、大量の爆薬を積んだトラックを運転していた男が当局に拘束されたとの報道もある。武装勢力の活動は、首都とその周辺で活発化しているもようだ。

 バグダッドでは昨年八月以降三回にわたって、一度に百人以上が死亡する大規模テロが起きた。投票日までに再び起きれば、与党マリキ首相派の得票に悪影響が出るだけでなく、駐留米軍戦闘部隊の撤退期限を八月に控えたイラク政府の統治能力そのものが問われることになる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板