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国際関係・安全保障論

2179チバQ:2009/12/20(日) 10:34:26
http://www.asahi.com/international/update/1219/TKY200912190322.html
アフガン新閣僚名簿、にじむ論功行賞色 旧軍閥から登用2009年12月19日22時22分


 【カブール=四倉幹木】アフガニスタンのカルザイ大統領は19日、2期目を支える新閣僚候補の名簿を国会に提出した。閣僚の半数以上を留任させる一方で、腐敗ぶりが批判された閣僚を退任させる案で国際社会からの汚職一掃の求めに配慮を見せた。だが8月に行われた大統領選でカルザイ氏の再選に貢献した旧軍閥指導者も登用しており、欧米などから批判も出そうだ。

 内閣には現在、26閣僚が名を連ねるが、今回提出された名簿は23人。外相、建設・都市開発相、殉教・障害者相については後日、提出されるという。新閣僚のほとんどは国会の審議をへて承認される見通しだが、一部の人事について国会側が修正を求める可能性もある。

 名簿によると、滞米経験などが長く西側諸国とつながりの深いザヒルワル財務相、ワルダク国防相、アトマル内相はいずれも留任する。

 また将来、多額の貿易収入が期待される鉱物資源開発を手がける鉱業相には、中国企業による銅鉱山開発をめぐり巨額のリベートを受けた、と報じられた現職が再任されず、現職の通商相で省内の腐敗一掃に積極的なシャラニ氏が起用された。

 一方で、旧軍閥指導者のイスマイル・カーン水エネルギー相は留任。軍閥時代に宗教警察を使って市民を抑圧したなどとして、欧米の人権団体から非難されているカーン氏は、西部に広範な支持基盤を持つ。選挙戦終盤でカルザイ氏支持を表明し、「再選を決定づけた」(カルザイ陣営)と評価されていた。

 さらに今後指名される建設・都市開発相には、自身や親族が多くの建設関連会社を経営する旧軍閥指導者のグルアガ・シャラザイ現ナンガルハル州知事が有力だ。

 名簿の顔ぶれについて国連の現地幹部は「新味がなく、カルザイ氏のお気に入りか、今回の大統領選で貢献した有力者への論功行賞的人事。政権の腐敗体質を変えられるとは考えにくい」と手厳しい。


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