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国際関係・安全保障論

1916チバQ:2009/08/30(日) 00:40:19
>>1880
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200908270005o.nwc
レバノン次期首相、組閣停滞 対野党・シリア 迫る難題
2009/8/27

レバノンのハリリ次期首相(左)と社会進歩党のジュンブラット党首。社会進歩党は与党連合からの離脱を宣言した=ベイルート(AP)
 レバノンの次期首相に指名されたサアド・ハリリ氏(イスラム教スンニ派)は21日、家族に会うためサウジアラビアに向かった。これは、組閣が再び停滞したことを意味する。

 6月の議会選挙で親欧米・反シリアの与党連合「3月14日連合」が過半数を得て勝利したが、挙国一致内閣を作るため、イスラム教シーア派組織ヒズボラ(神の党)を中心とする親シリアの野党連合「3月8日連合」と組閣交渉に入っていた。

 7月末には閣僚ポストを「3月14日連合」が14、「3月8日連合」が10、スレイマン大統領(キリスト教マロン派)が5つ指名することで合意していた。ところが、野党連合の一角を占める自由愛国運動(キリスト教マロン派)のアウン党首が、内相ポストと義理の息子、バシル通信相の留任を要求。ハリリ氏がこれを拒否し、組閣が行き詰まった。さらに、社会進歩党(イスラム教ドルーズ派)のジュンブラット党首は今月2日、与党連合から離脱を表明した。

 ハリリ次期首相の選択肢は、(1)アウン党首の要求を受け入れる(2)組閣前の訪問を要請しているシリアを訪れる(3)シリアの圧力に抵抗し続ける−ことなどが考えられる。計画されていたシリア訪問を延期し、次期首相はレバノンに対して再び覇権を及ぼそうとするシリアに抵抗する意図を発信している。次期首相は、父親のラフィク・ハリリ元首相の暗殺にシリアが関与していると信じているからだ。

 スレイマン大統領は中立を保っており、組閣危機を解決する責任はサアド・ハリリ次期首相にかかっている。自由愛国運動の要求をのめば、アウン党首とヒズボラに屈することになるが、組閣に成功し、シリアの覇権を受け入れるか拒否するかという、より重大な選択を避けられる。要求をのまなければ、膠着(こうちゃく)状態が9月末のラマダン(断食月)後まで続くだろう。


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