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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=
203
:
荷主研究者
:2004/09/03(金) 00:38
【新日石精製仙台:脱硫実証プラント稼動へ】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/08/20040804t12012.htm
2004年08月03日火曜日 河北新報
レギュラーガソリン脱硫 実証プラント稼働へ 仙台
新日本石油精製(東京)は今月中旬から、仙台市宮城野区の仙台製油所で、硫黄分を低減した脱硫ガソリンの実証プラントを稼働させる。レギュラーガソリンを脱硫化する同社初のプラント。温暖化防止策として、業界が進めている脱硫対応の中核施設になる。
実証プラントは、7月に完成。ガソリンに水素を加え、硫黄化合物を10ppm以下に減らす。1日当たり最大3万1000バレルのガソリンを脱硫化できる。
従来の手法では、ガソリンの燃焼エネルギーまで低下させてしまう難点があった。新日本石油精製は特殊な触媒技術を開発し、エネルギーの低下を防ぐことに成功した。
年内にも脱硫レギュラーガソリンを本格精製し、05年1月には、東北6県の系列ガソリンスタンドなどに出荷する。同時に脱硫効果を高める実験なども実施する。
ガソリンの硫黄分は二酸化炭素などになって排気され、温暖化の一因とされている。経済産業省は品質確保法の規制を強化し、08年からは硫黄分を10ppm以下に抑えるよう義務付ける方針だ。
ハイオクガソリンは規制を満たすが、ガソリンの販売量の8割前後を占めるレギュラーガソリンは脱硫化が進んでいない。このため、石油製品製造各社は、レギュラーガソリンの脱硫対応に迫られている。
新日本石油は仙台に続き、11月には根岸(横浜市)、水島(岡山県倉敷市)の両製油所でも脱硫プラントの稼働を開始し、対応を本格化させる。
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