したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

選挙制度

1自由党支持者〜石原シンパ〜:2003/01/05(日) 21:50
衆議院、参議院の選挙制度に関して話し合いましょう。

167とはずがたり:2005/01/10(月) 13:08
>>166
1人5票は面白いかも。
バランス機構として有権者がバランスを取れた投票が出来るし。
会派の解消はともかく,会派の拘束を緩めたりは必要かも。

衆院の権限を強めないと徒に衆院の決定を覆すだけになってしまいかねないからその辺の兼ね合いも必要でしょうね。

168とはずがたり:2005/01/11(火) 19:25
どうして自民党はこう自分の欲でしかものを考えれないのかねぇ
>全国知事会が中心にまとめた地方6団体の国庫補助負担金削減案への反発が強く、
>多選禁止案を検討することで地方自治体側をけん制したい思惑もあるとみられる。

知事の3選禁止を検討 多選批判受け自民党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041105-00000007-kyodo-pol

 自民党は4日、都道府県知事の多選批判を踏まえ、3選禁止の法制化について検討に入った。与謝野馨政調会長が同党の鳩山邦夫選挙制度調査会長に具体化策を党内で協議するよう指示した。
 自民党幹部は同日夜、3選禁止の必要性を指摘しながら「知事だけでなく市町村長(の3選禁止)も(検討対象に)入るかもしれない。民主党も賛成するだろう」と言明。同時に「知事の権限が強くなりすぎている。長くやると、議会が知事にすり寄っていく」と強調した。民主党は党の内規として4選以上を目指す首長の推薦をしないことを掲げている。
 自民党としては、国と地方財政の三位一体改革をめぐり、全国知事会が中心にまとめた地方6団体の国庫補助負担金削減案への反発が強く、多選禁止案を検討することで地方自治体側をけん制したい思惑もあるとみられる。
(共同通信) - 11月5日1時24分更新

<自民幹事長>「知事の4選支持しない」 ジャカルタで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050111-00000002-mai-pol

 インドネシアを訪問中の自民党の武部勤幹事長は10日、ジャカルタ市内のホテルで同行記者団に、都道府県知事選で4選以上を目指す現職については党として公認、推薦しない考えを明らかにした。また、税財政の三位一体の改革に伴う知事の権限強化を踏まえ、「今時、社長が16年もやる民間会社はない」と指摘した。
(毎日新聞) - 1月11日0時25分更新

169片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/11(火) 21:34
>>168
もうすぐ投開票の山形知事選へ少なからず影響することを知っててやってるように思えるのだが。。

170とはずがたり:2005/01/11(火) 21:44
>>169
なるほど〜。さもありなん。

171とはずがたり:2005/01/12(水) 19:38
軽い。この軽さは小泉に通じるものがある。聞いてて不愉快ですな
山形へのリップサービスとの声も出てるとのこと。
真面目に選挙制度スレなんかに>>168を投稿した俺が莫迦だった。自公保スレで十分じゃあないか。

知事多選禁止:武部発言、早くも尻すぼみの気配
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050113k0000m010027000c.html

 自民党内で「知事の多選禁止」を目指す動きが再浮上している。武部勤幹事長が外遊先のインドネシアで10日、党の公認・推薦を3選までに限る考えを示し、小泉純一郎首相も11日に武部発言に理解を示したためだ。背景には地方分権で知事の権限が強まり、国会議員の影響力が低下することへの危機感があるが、党内には「推薦をやめれば自民党が弱くなるだけ」(幹部)との異論も出ており、早くも尻すぼみ感が漂っている。

 同党は昨年11月にも、与謝野馨政調会長の主導で「多選禁止」を検討した経緯がある。この時は、三位一体改革で族議員らを批判する全国知事会をけん制するのが狙いだった。関連法の改正も視野にあったが、被選挙権制限は憲法に抵触する恐れがあり、議論は立ち消えになった。

 今回浮上したのは法改正でなく、党の内規で推薦基準を見直し、多選にブレーキをかける手法。武部氏は「私が幹事長である間は4選以上には(推薦を)出さない」と強調している。

 ただ、最近の知事は特定政党の推薦を受けず無党派を名乗る傾向が強い。昨年11月に5選を果たした橋本大二郎・高知県知事ら「改革派知事」が、その代表だ。逆に、今年の知事選に出馬予定の現職知事は自民党とかかわりが深いケースが多く、自民党選対からは「武部案は自民党に近い知事を傷つけるだけで、現実感がない」とのぼやきも聞こえてくる。

 今年、3期以上の現職知事が出馬するとみられるのは5県(梶原拓知事が引退する岐阜を除く)。このうち、宮城県の浅野史郎知事を除く4知事は、前回選挙で自民党の推薦を受けて当選している。このため、党内では「自民党が国会議員と県連で分裂している山形県知事選で、国会議員の推す新人候補をテコ入れするため、深い考えもなくリップサービスしたのでは」(幹部)との冷ややかな見方も出ている。【尾中香尚里】

 ◆3期以上の現職が出馬とみられる今年の知事選◆

県名 知事名  期数
宮城 浅野史郎 3
山形 高橋和雄 3※
茨城 橋本 昌 3※
静岡 石川嘉延 3※
広島 藤田雄山 3※

※は前回選挙で自民が推薦 山形は告示済み。自民は自主投票
毎日新聞 2005年1月12日 18時34分

172とはずがたり:2005/01/13(木) 10:31
福島県知事、多選制限発言の自民幹部に反論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000002-khk-toh

 自民党の武部勤幹事長や小泉純一郎首相が、知事の多選制限とも受け取れる発言を行ったことに対し、現在5期目の佐藤栄佐久福島県知事は12日、河北新報社の取材に答え、「知事が何期までやるのかは本人が決めるか、選挙を通じて地域住民が決めることだ。中央が(任期を)決めつけるのは地方自治に反する」と反論した。

 佐藤知事は「米国は38州で多選制限があるが、州知事の権限は日本に比べ、極めて大きい。日本は官僚社会だから、1期務めたくらいでは何もできない」と指摘。在任16年で、現役知事では2番目に長いが、「原子力政策や地方分権など、長年の経緯を見てきたから分かることもある。理念をしっかり持って職務を行えば、弊害は出ない」と強調した。

 自民党は昨年9月の福島県知事選で佐藤氏を推薦したが、党選挙制度調査会は11月下旬、多選禁止の法制化が必要との認識でほぼ一致。武部幹事長も、要望で訪れた同党の福島県議らに「佐藤知事が次も出れば落ちる」と批判的な発言を行うなど、多選制限に向けた動きが目立っていた。

(河北新報) - 1月13日7時2分更新

173とはずがたり:2005/02/11(金) 01:06:46
鳥取と島根の合区と云う話が出てきただけで俺は感激である。是非取り敢えずこの線で云って貰いたい。
四国合区とか北陸合区とかの突破口になる筈だ。
比例区を悪戯に減らされて参院橋本派=青木派に打撃を喰らうよりも自らの選挙区を率先して減らす努力を見せた方が良いんではないかい,青木さん。

「一票格差」是正へ専門委 参院 年内の意見集約難航も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050210-00000005-san-pol

 参院の与野党幹部でつくる「参院改革協議会」(座長・片山虎之助自民党参院幹事長)は九日、国会内で会合を開き、最大五・〇六倍になった「一票の格差」の是正問題を協議する専門委員会を正式に発足させた。自民党の阿部正俊氏が委員長に就き、年内の意見集約を目指して各党間の本格的な議論を開始するが、意見集約は一筋縄でいきそうにない。
 今後の協議で格差を単純に見直すなら、有権者の最も多い東京都(百二十七万三千三百六十五人)の定数を増やすか、最も少ない鳥取県(二十四万六千九百四十九人)を隣接県と合区することなどが考えられる。ただ「参院の選挙区選挙は(三年ごとの)半数改選、都道府県単位が特色」(片山氏)との主張も多く、合区はなかなか具体化しそうにない。
 また、参院憲法調査会の「二院制と参院のあり方に関する小委員会」の議論では、格差是正に関して「比例代表制が最も優れているのではないか」などの意見が出た。「参院の独自性」の観点から参院のあり方そのものを考える抜本的な改革案だが、逆に「政党主導型の比例代表より個人を選ぶことを重視すべきだ」などと、都道府県単位の選挙区選挙に一本化する案も出ている。
 片山氏は九日、「平成十九年の選挙を考えるなら、早いペースでないといけない」と協議を急ぐ考えを示したが、「当落に直結する制度改正は党利党略というより、“個利個略”の意見が目立つ」(参院関係者)のも実情だ。
     ◇
 ■一票の格差是正の主な改革案
<抜本的な改革案>
  (1)全国区の比例代表選挙のみにする
  (2)都道府県単位の選挙区選挙のみにする
<部分的な改革案>
  (1)鳥取選挙区と島根選挙区を合区する
  (2)鳥取選挙区を定数1(現在2)に減らす
  (3)東京選挙区を定数10(同8)に増やす
(産経新聞) - 2月10日3時0分更新

175水泡 まつ太朗:2005/04/04(月) 19:18:38
特定の都道府県合区は単なる都市部のエゴ。強者の既得権益保護にはもう
うんざり。

176杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/04/04(月) 19:47:02
>>174-175
つか、現行の衆院区割りにしてさえ、予め各都道府県に1議席ずつ割り当てると言う、既に「一票の平等」に反している訳ですから。その点に何ら触れず参院の格差云々て言ってみたところで白々しいのではないかと。

いっそのこと、参院を「各都道府県の代表」と位置づけて、ある程度は「一票の平等」が歪められるのを黙認しておくしか他ないのかも知れないけれど、これはさすがに憲法改正が要るのですかねぇ・・・・・

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

177とはずがたり:2005/04/04(月) 19:47:58
自民党とひっついて利権がちがちで中央からカネを引き出してくる田舎の人たちにたいして,自民党の弱い都市部の連中は必要なインフラ整備も叶わず虐げられてると云う個人的認識です。

合区が嫌なら定数是正は比例定数減らして,でいいんですかな?

178とはずがたり:2005/04/04(月) 19:51:48
>>177>>175へのレスです。

>>176
都道府県の基礎配分も廃止しろやって思いますけどね。
少なくとも鳥取県なんかよりもよっぽど人口の多い政令指定都市にも1議席づつ基礎配分したらどうかとも思います。

日本の都道府県にはアメリカとは違って1議席与える事の本源的な正当性が少ないような気がします。

179水泡 まつ太朗:2005/04/04(月) 22:29:58
 定数増加がベストですが(そもそも議員定数削減は多様な民意反映に反する)、
100歩譲って衆院比例ブロックのようなブロック制にすればよろしいかと。
 因みに自分は生まれも育ちも山間部ですが、都市部にあるような”選択の
自由”は一切なく、規制緩和によって地域潰しが進み相当ダメージをくらって
ます。オイラにも言える事かもしれませんが、>>177は局所的・分子的な部分
しか見てない意見ですな。

180水泡 まつ太朗:2005/04/04(月) 22:54:25
 補足ですが、自分も島根の竹下・青木や桜内・細田・亀井にウンザリしたり、
中選挙区制時代に島根より人口の多い福井などが定数が少ない事に不合理を感じ
是正を求めてきた物の1人です。そこは管理人氏と共通致します。
 また、上記の地域潰しについてですが、自分の住んでいる地域は大型店舗の
出店・撤退の繰り返しで商店が軒並み潰れ、今や引越すか車を買うかしないと
食糧調達すらままならない状況です。そのような状況を「改革の為に死ねばよい」
と放置する事や、それを有利に進めるために一時の権力者のエゴによって特定
地域のみの代表権を認めないようにするというのはどこかの国の将軍様や戦前
の天皇専制政治、封建時代の暴君等と何ら変わらない主張ではないかと。
 ま、どっかのエリート企業の幹部にでもならない限り、実際に働いて賃金を
得る身分になれば世の中の事が少しは分かってくると思われます。以上、ド田舎
に巣食う日雇い労働者の”食糧を得たい”というエゴの1例でした。m(__)m

181片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/04(月) 22:59:10
報告書が上がってたので貼っておきます。
参議院憲法調査会 二院制と参議院の在り方に関する小委員会調査報告書
http://www.sangiin.go.jp/japanese/kenpou/shohokoku.htm

>>179
ブロック制と合区は、個人名投票であれば、延長線上にありそうな気がします。道州制的な大きさの選挙区だと考えれば。そういう意味では合区は当面の策であって、それで満足して永続しちゃ困るなという感じです。
比例ならだいぶ感覚的に異なってきますけど(水泡さんは比例のことをおっしゃってるんでしょうか)。
衆参の関係が現在のままであれば、当然の如く一票の格差に気を払われるべきです。格差黙認ってのは、コンセンサスも取れないし。
道州に権限分担していくなら、一院制もありうる方向だとは思いますが、そう簡単にはいきませんね・・・。

182水泡 まつ太朗:2005/04/05(火) 00:37:14
>>181
 あ、選挙区はブロック別中選挙区制、比例区は現状通り全国1区という意味
です。個人的に1選挙区で当選者1名という制度は多様性を重んじる日本文化
を破壊する発想だと考えているので。
 それと制度として「参院は地域代表制」と考えている訳ではありません。自分
が問題としているのは「エゴに基づく特定地域に対する差別」のみなので。

183とはずがたり:2005/04/05(火) 02:55:38
分子的の意味がちょっと不明瞭ですが,ご理解頂けてるようで。
>オイラにも言える事かもしれませんが、>>177は局所的・分子的な部分しか見てない意見ですな。

定数是正にも賛同して頂けて定数1が良くないとするならば,島根は広島と合区で定数2,鳥取は岡山と合区で定数2ですかね。別に島根県民と鳥取県民が選べる参院議員をなくすと云ってるわけではないのですが,この辺は認識の違いでしょうか。
ブロック毎の中選挙区制度は俺なんかも参院の選挙制度改革として良いと思ってますが,衆院との政治勢力の捻れが酷くなると衆院の足を引っ張る存在になるだけとの指摘を以前受けました。

俺が考えてるのは,改革の為に弱者は死ねばよいではなくて,弱者への補助金や所得保障なりをみんなの生活を犠牲にすることなく実行するためには改革するしかないって事です。パレート最適,改革をして所得の増えた層から増えた範囲内で税金沢山取って,改革で困窮した層へ沢山環流させると,あら不思議,前よりも全員幸せになっちゃった,って奴です。

自民党がやってるのは,利権死守ですから経済が上向いて上向いた分を弱者に振り向ける余裕が発生せず,利権を持ってる人を含めて痛みだけが発生する政策で,共産党の政策は,有効な資源には制約があるという経済のイロハを判ってないので,ただただ経済を混乱させるだけでこれまた全員が困る政策で,民主党が俺の思ってる経済政策を実行してくれる保証は確かに何処にもありませんが利権と無知が無い分まぁ期待してるって所です。

中心商店街の不振は全国的な大問題だとは思います。しかし実際品揃えも悪いしサービスも悪いとなると郊外型店舗に対して太刀打ちできないのが現状かと。
郊外型店舗は実際消費者に選択されてる訳で,其れを前提とした上でどうすりゃいいのでしょうか。中心商店街は困ってるので,不便さや高い値段に消費者は我慢すべきですなんですかね?

184水泡 まつ太朗:2005/04/05(火) 03:39:52
 どうも「自民が強い北陸・中国地方を意図的に削減」と見て取れたので。認識
の違いでしょう。関東地方1区、中部地方1区、中国地方1区など大き目の枠組
にすればコンセンサスを得やすいのではないかと。むしろそれを忌避する理由が
分かりません。
 自分はそんじょそこらの老人と同じく公共交通機関以外に移動手段がなく、更
に路線バスは廃止傾向にあるので移動範囲はごくごく限られています。郊外型店
舗での買い物などそもそも移動する金が無いため不可能であり、近くのコンビニ
(これがまた個人商店などより値段が高い)くらいしか利用出来ない環境なので
す。そういう人間もいる事、そしてそういう人間は放置されると餓死するしかな
いという事だけはせめて御理解頂きたく存知ます。選挙論とかなり外れた事陳謝。

185とはずがたり:2005/04/05(火) 12:20:59
確かに山陰・北陸・四国は自民党が強い上に定数が偏重して手厚く配分されているし,俺の増員希望区が野党の強いところなので(↓参照)意図的に削減と思われても仕方がないところではありましょうけど。。
民意の多様な都市部に人口比に応じて配分しないと多様な民意を汲み上げられないってのもあるとは思いますが。

A案
山陰:定数1,北陸:定数2,四国:定数2,千葉:定数3,北海道:定数3,兵庫:定数3,福岡:定数3
or
B案
山陰:定数1,北陸:定数2,四国:定数3,千葉:定数3,北海道:定数3,兵庫:定数3,福岡・佐賀:定数3

あと地方の生活の窮状及び地方の経済の惨状の説明感謝です。どうすりゃいいんでしょうかねぇ。

186片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/07(木) 00:43:13
◎市町村合併に絡んで衆院選の区割りがどうなるかについて興味が湧きましたので記事を渉猟して調べてみました。
 ○さしあたり次回の選挙ではどうか、そして将来はどうか、両面について考えてみました。

http://www.morioka-times.com/news/0501/09/05010902.htm
 総務省選挙課は市町村合併と小選挙区割のかかわりについて「合併によっても衆院の小選挙区は変わらない。合併によってひとつの市が2つの選挙区に分けられることはあるだろうが、法によって小選挙区は従前通り」と話している。

http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2005/0124_2.html
 衆院選挙区は公選法で「行政区域に変更があっても従前の区域」と規定。変更するには、衆院選挙区画定審議会が改定案をまとめ総理大臣に勧告した後に、国会で公選法改正案を議決する必要がある。同審議会の勧告は(1)国勢調査(十年ごとの大規模調査)の結果が出てから一年以内(2)特別な事情があると認められる場合−に行う。

 今年十月の国勢調査は簡易調査で、勧告の対象時期ではないが、全国的に合併が進んでおり、区割り変更の可能性はある。総務省選挙課では「勧告時期は(審議会の)議論の進ちょく状況をみて決める」としている。

 今年衆院選があった場合、法改正が間に合わず旧浪岡町は4区のままの公算が大きい、との見方が多い。総務省は、越県合併で岐阜県中津川市に編入される長野県山口村について「特例的な措置」として、衆院選挙区を同市側に移す公選法改正案を通常国会に提出する。

http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/scramble/scramble2005/20050223.html
 区割りの見直しは衆院議員選挙区画定審議会設置法に基づき二〇一〇年に行われることになっており、次期衆院選(〇七年十一月に任期満了)は現行の選挙区で行われる予定。だが同審議会が「特別な事情がある」と判断した場合、見直しを勧告できることになっており、今年末には五年に一度の国勢調査の速報値が出るため、区割り見直し論が浮上する可能性がある。選挙区変更に議員はヤキモキしそうだ。
 「合併で選挙区が別の選挙区に変更されたら大変な問題だ」。十七日に開かれた自民党の選挙制度調査会(鳩山邦夫会長)では議員から危機感を募らせる声が相次いだ。
 手厚い財政支援措置が盛り込まれた合併特例法により全国で合併が進み、総務省によると市町村数は今年四月に二千三百九十九まで減る見通し。〇六年三月末には二千三百を切るとみている。共同通信社の調べでは水面下の動きまで含めると二千以下に再編されるのが確実な情勢だ。
 衆院小選挙区の区割りを変更する改正公選法が〇二年七月に成立した際、十五の市区が分割され「国会議員が首長より小さな地域の代表になる」とあらためて論議を呼んだ。総務省は市町村数が二千三百台となった場合、「六十前後が分割される」(幹部)と見ている。
 〇三年四月に旧清水市と合併した静岡市は静岡1、4選挙区に、〇四年十一月に近隣五町と合併した鹿児島市は鹿児島1、2、3選挙区に分かれた。政令市を目指し広域合併を進めている新潟市は新潟1―4の小選挙区にまたがる。
 こうした合併が区割り変更につながれば、政党や議員は選挙戦術の見直しを迫られる。衆院新潟1区選出の西村智奈美氏(民主党)は「合併で新しい地域事情が生まれれば、それにあった区割りが必要になってくる」と指摘する。
 〇一年に小選挙区の「五増五減」を勧告した衆院議員選挙区画定審議会関係者は「勧告は今のような市町村合併を予想したものではない」と語る。衆院政治倫理・公選法改正特別委員会は「五増五減」の際に同審議会が〇五年にも見直しの勧告を「考慮」することを求める付帯決議をしており、審議会の判断が今後の焦点になる。
 鳩山氏は「小選挙区制度は基本的に政党対政党の選挙。区割り変更が比較的頻繁にあることは覚悟すべきなのかもしれない」と見直し論議が加速するとの見方を示している。

187片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/07(木) 00:46:46
http://jiyuto.exblog.jp/1676428/
 選挙区割りは、衆院選挙区画定審議会が国勢調査に基づいて区割り案を作成して首相に勧告。政府が公職選挙法改正案を提出する。二〇〇二年七月に成立した改正公選法による区割り見直しでは、市区町村を分割しないことを原則にした。
 ところが、今年三月末に合併特例法適用の申請期限切れを迎えるのをにらみ、二〇〇四年から合併が相次ぎ、“例外”が急増している。自民党の調査では、前回の区割り見直し以降、来年三月までに誕生する「分割自治体」は計六十前後に上ると見込まれている。
 十七日の自民党選挙制度調査会では、総務省が「区割りについては、人口と同時に行政区画も勘案するのが当然だ」と説明すると、出席議員が「今まで選挙区は変わらないと言ってきたのに、どう選挙民に説明したらいいのか」「議員にとって区割り変更は大問題だ。大論争になる」などと、かみつく場面もあった。
 現行の公選法は、合併による混乱を避けるため、衆院選挙区は合併後も変更しないと定めているからだ。
 通常、区割り見直しは十年に一度の大規模な国勢調査結果を踏まえて実施される。ただ、前回見直しの際、衆院で「合併進展で区割りが地域の実情にそぐわなくなった場合、国勢調査結果を待たずに審議会が改定を勧告する」との付帯決議があるため、区割り見直しに関する議員らの心配は消えそうにない。

http://www.pref.kagawa.jp/gikai/jyoho/ketsugi/1702_t01.htm
 しかしながら、衆議院議員の選挙区画については、公職選挙法により、行政区画に変更があっても衆議院(小選挙区選出)議員の選挙区は、なお従前の区域によるとされ、異なる選挙区同士の市町村が合併した場合は、有権者は従前の選挙区で投票することになるため、合併で新たに誕生した市町村の住民が選挙区によって二分される事例も生じることとなる。
 よって、国におかれては、地域住民の一体感の醸成による市町村の健全な発展と地域実情に即した選挙の実施のため、衆議院議員選挙区について早急に見直しを実施されるよう強く要望する。

http://takahiro.025.ne.jp/katudou/backnumber/2004/0301-10.html
 夕方東京を発ち長岡市へ。朝日新聞の取材を受けます。内容は市町村合併に伴う衆院選挙区の区割り変更について。
 昨秋衆院選が終わったばかりですが、新潟県内は市町村合併ラッシュ。次期総選挙では区割り変更は余儀なくされるはずです。そこで新潟県内全域が選挙区である参議員の私にそのシュミレーションをして欲しいと言う依頼です。

188片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/07(木) 00:47:17
http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?c=12&amp;kiji=40
 最大の焦点は、政令指定市を目指す新・新潟市の扱い。
 合併後の有権者数は新津市を含めると約67万人となり、ひとつの選挙区としては東京6区の約46万人を大きく上回り、全国最多となる。逆に現4区は新潟市などに人口を奪われ、最少のケースだと約14万人。徳島1区の約21万人を下回り、全国最小の選挙区となってしまう。「一票の格差」は、5倍近くになる。
 一昨年7月、衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会は「市町村合併の進展により区域が地域の実情にそぐわなくなった場合、小選挙区の改定を行うよう求める」と決議した。新しい行政区画に基づいた見直しは、近い将来必ず行わなければならないのだ。
 新しい区割りはどうなるだろう。「自称選挙通」の某国会議員に大胆予測してもらった=別表。
 某議員「現6区以外で選挙区をまたぐ合併が行われ、区割り変更の可能性を含んでいる。現4区のうち、残った三条、栄、下田は現2区とくっつくしかない。加茂まで入れると人口が多すぎるので、現3区になるかもしれない。見附と栃尾は旧3区でもあり、現5区に編入される可能性がある」
 「特に4区の菊田真紀子氏は大変だ。現4区は4つの区に分裂してしまう可能性がある。出身地の加茂か、活動拠点の三条か、あるいは無党派に強いので新・新潟市に参戦か……。難しい選択を迫られることになる」
 「菊田氏の選択によって、対戦カードが変わってくる。場合によっては、新・新潟市で西村智奈美氏対近藤基彦氏、新3区で菊田真紀子氏対稲葉大和氏、菊田氏と栗原博久氏の再戦もあり得る」
 再起に執念を燃やす栗原氏、自民党県連代表の稲葉氏と菊田氏の対戦。あるいは中選挙区時代は新潟市と佐渡を地盤に戦った故・元次氏を父に持つ近藤氏と無党派に強い西村氏の対決。見どころの多いカードと言えそうだ。
■イフ版・衆院選新潟県内の新区割り案■
 【新・新潟(1)区】 現新潟市の東半分、新津市、白根市、中蒲原郡、豊栄市
 【新・新潟(2)区】 現新潟市の西半分、岩室村、巻町、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村
 【新・新潟3区】 豊栄市が新・新潟市へ。後は現行通り
 【新・新潟4区】 柏崎市、燕市、佐渡市、弥彦村、分水町、吉田町、三条市、加茂市、南蒲原郡(中之島町以外)
 【新・新潟5区】 現5区に見附市、栃尾市、中之島町、三島郡、小国町を加える
 【新・新潟6区】 現行通り
 注目の菊田氏は、どう考えているのだろうか。今夏の参院選の準備で忙しい中、三条市の事務所でインタビューした。
 「まだ気を揉(も)んでません。市町村合併は、かなり時間がかかると思いますから」
 こう切り出した菊田氏。昨秋の総選挙で初当選したばかりで、今は現4区で足元を固めるのに精いっぱいだという。
 初出馬した00年6月。栃尾市で街頭演説をしたことがある。「真紀子」の名前に田中真紀子氏と勘違いしてやって来た男性が、「田中じゃないのか」と吐き捨て、そそくさと帰っていった。「あの時はせつなかった」
 00年の敗北は、栃尾市での得票差1299票が明暗を分けたと言われる。3年を経た昨秋、逆に栃尾で1733票差を付け、雪辱した。
 「正直、自分の選挙区は手放したくない。有権者は宝です。やっと、信頼を得たばかりですから」。こう言って困惑した表情を浮かべた。
 栗原氏は落選したものの、今も新津市と都内に事務所を構える。引き続き自民党第4選挙区支部長の任にある。「今の形で、次も出るつもりで活動している」と強調した。

◆片言丸の解釈
 公選法の規定により、合併をしても、従前の選挙区のままである。
 たとえば合併前に新津市であった部分は新潟市になっても以前の選挙区のまま。
 黒岩議員と朝日新聞新潟版の解説はそこのところを早とちりした感じ。次回の衆院選までに全国的な手直しが入らない可能性は高い。今年速報版の国勢調査結果が出るといっても、それに対応してえいやと直すのには各方面で抵抗があるだろうから。
 次々回になると、新市町村になじみが出てきて、行政区域にできるだけ対応した区割りを推進する動きも出てくるだろう。ただ、10年ごとの区割り見直しが原則であり、現在の与党が一票の格差縮減に消極的なため公選法いじりをいやがると考えると、2010年の国勢調査が出てからの抜本見直しになるかもしれない。そうなると次々々回選挙か。
 その区割り見直しは、格差縮減と合併反映の両方の意味合いを持つため、各地で大変更が見られると思われる。とくに、政権が変わっていれば、格差解消の方向に動く可能性が高い。
 また、最近の国の激変度を見てると、そのころには道州制だなんだという話になってて、現在の県境を越えた小選挙区を平気で作ることになるかもしれない。。とよく思う。

189とはずがたり:2005/04/07(木) 13:41:48
>>186-188
調査ご苦労様ですヽ(´ー`)/

<現行案>
[現・新潟1区:新潟市]新潟市
[現・新潟2区:柏崎と沿岸地域]柏崎市・燕市・佐渡市・西蒲原郡岩室村(→新潟市へ),弥彦村,分水町など・三島郡越路町,三島町,与板町など(→長岡市へ)・刈羽郡高柳町,小国町,刈羽村,西山町→長岡や柏崎へ)
[現・新潟3区:県東北部]新発田市・村上市・五泉市・豊栄市・阿賀野・東蒲原郡阿賀町・岩船郡など
[現・新潟4区:県中部]三条市・新津市(新潟市へ)・加茂市・見附市・栃尾市(長岡市へ)・白根市(新潟市へ)・中蒲原郡小須戸町,横越町,亀田町・南蒲原郡田上町,下田村,栄町,中之島町)
[現・新潟5区:長岡市と魚沼地方](長岡市・小千谷市・魚沼市・南魚沼市・北魚沼郡川口町・南魚沼郡湯沢町)
[現・新潟6区:頸城地方と十日町地方]上越市・十日町市・糸魚川市・妙高市・中魚沼郡津南町)

新潟市と長岡市にまたがる選挙区続出ではねぇ。新潟市を東西に分けるのが基本でしょうねぇ。で,長岡も市の一体性を重視するとなると余った地域で新・新潟4区を作ると云う感じでしょうなぁ

<想定案>
[新・新潟(1)区:新潟東] 現新潟市の東半分、新津市、白根市、中蒲原郡、豊栄市
[新・新潟(2)区:新潟西]現新潟市の西半分、岩室村、巻町、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村
[新・新潟3区:県東北部] 豊栄市が新・新潟市へ。後は現行通り
[新・新潟4区:県中部(新潟と長岡に挟まれた地域と佐渡)] 柏崎市、燕市、佐渡市、弥彦村、分水町、吉田町、三条市、加茂市、南蒲原郡(中之島町以外)
[新・新潟5区:新長岡市と魚沼地方] 現5区に見附市、栃尾市、中之島町、三島郡、小国町を加える
[新・新潟6区:頸城・十日町地方] 現行通り

190片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/07(木) 18:00:16
>>189
ちょうど似たテーマで、自分のブログにコメントしておいたものがあるので、手前味噌ですが貼り付けておきますね。
誤りがあったらご指摘ください。

>【新潟市民の選挙区割り】
> 1区・・・旧新潟市
> 2区・・・旧西蒲原郡西川町、旧西蒲原郡岩室村、旧西蒲原郡味方村、旧西蒲原郡潟東村、旧西蒲原郡月潟村、旧西蒲原郡中之口村
> 3区・・・旧豊栄市
> 4区・・・旧新津市、旧白根市、旧中蒲原郡小須戸町、旧中蒲原郡横越町、旧中蒲原郡亀田町

> 森裕子さんは元横越町議。しかし、このあたりは区割りの境目みたいなものなので、3区出馬もありうるのかなと思います。稲葉議員は村上市の人のようですし。比例転出の可能性のほうが大きいのかもしれませんが。
> ただ、そういった論理で流れていくかは不明なところですね。

191名無しさん:2005/05/11(水) 00:37:49
黒岩氏の独断と偏見の分析、
知事選の県連のしこりが垣間見れますねw

知事派・・・菊田

反知事派・・・黒岩

192とはずがたり:2005/05/11(水) 09:05:40
記者の目:英総選挙・候補者に同行 山科武司(欧州総局)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050510k0000m070137000c.html

 議席差を大きく縮められながらもブレア労働党政権の続投となった英国の総選挙。この1カ月間、選挙取材で訪れた各地で目にしたのは、選挙は「対話こそ命」と実践する人々の姿だった。とにかく候補者も住民も、よく語り合っていた。

 ロンドン北東部の選挙区で自由民主党から出馬したブリジット・フォックスさん(40)の選挙運動に同行した。彼女は貧しい移民が住む高層アパートを訪れた。「ブリジットです。投票先は決めましたか?」。まだなの、と答える女性にフォックスさんは「なら私に一票を。ご不満は何ですか?」と続けた。

 ここらはバイク盗が多くて、とこぼす女性にフォックスさんは治安対策案を披露した。でも税金は上げてほしくないと女性が顔をしかめるとすかさず「政府には余剰人員が多い。無駄を削れば大丈夫。例えば……」と反論した。

 女性が「投票するとしたら自民党」と答えて対話が終わったのは10分後。隣家に移動しながらフォックスさんは「まだまだ。次回の訪問で投票を念押しします」。選挙中は1軒を2、3回は訪れる。「私を知ってもらうにはそれぐらいは当然です」とほほ笑んだ。

 日本で禁止されている戸別訪問が、英国では最大かつ最高の選挙運動だ。

 玄関をノックし、顔を出した住民に支持を訴える。住民は不意の訪問を嫌がらず、不満や問題点をぶつける。移民が多すぎる。水道料金が高い。近くの郵便局が閉鎖されそう……。不満や疑問はさまざまで国政より身近な問題が多い。候補者はじっと耳を傾け、一つ一つに自分の意見を述べて反論を待つ。こうした対話が、あちこちの玄関先で繰り返されていた。

 地域の実情と候補者や住民の個性がにじんだ対話は、聞き耳を立てる私にも面白いものだった。しかしテーマがあまりにも多岐にわたり、一軒終わると相当ぐったりした。

 英国人も疲れるようだ。ボランティアでフォックスさんと一緒に戸別訪問をしていたドキュメンタリー監督のラッセル・バーンズさん(36)は「本業よりハード。候補者ならもう死んでるよ」と冗談めかした。

 戸別訪問は票に直結するわけではない。世論調査によると選挙期間中に投票先を決めるのは有権者の4人に1人。5割以上は2年以上前に既に決めている。

 なのになぜ戸別訪問を続けるのか。英南西端のコーンワル州を訪れた時だ。「自民党は党首が若くて嫌いだ、と妻が言っている」。同党候補のジュリア・ゴールドワーシーさん(26)の戸別訪問に菓子屋のフィリップ・ボディーさんが水を差した。「私も若い。信頼できないか、ご自身の目で確かめて」とゴールドワーシーさんが食い下がる。ボディーさんは「労働党の地方議員は良い人物だ」と言い返した。ゴールドワーシーさんは「国政では労働党は問題が多い」と実例を挙げて引かない。

 投票する気がない候補者となぜ15分近くも話し続けたのか。尋ねると「人柄と考え方を自分で確かめるのは選挙の基本だ。話すことでそれはよく分かる。彼女は若いが、賢く粘り強い。次回は投票するつもり」との答えが返ってきた。

 逆に日本の選挙運動を尋ねられた。もっぱら街頭演説に街宣車でのアピール。あとは握手。私の答えにボディーさんは首をひねった。「人柄をどうやって知るの? 疑問をどうやってぶつけるの」。メディアが有権者の代わりにアンケートすることもあると答えたが納得したかどうか。

 主要3政党党首は連日、早朝に記者会見をこなした後に、地方で地元候補者と戸別訪問や街頭での討議を重ねる。しゃべり続けているはずだが、ブレア首相もハワード保守党党首も最後までガラガラ声にならなかった。

 英国の選挙運動の基本は対話だ。自説を唱えるだけでなく一人一人の不満や意見を聞く“キャッチボール”を積み重ねる。それは党首でも変わらず彼らが絶叫して対話を断ち切るはずもない。有権者も自らの目と耳で確かめ投票先を決める。英国流に成熟した選挙システムがそこには存在する。

 街頭演説で不特定多数に自説を訴える日本のスタイルで有権者は、拍手や「がんばって」と掛け声をかけるだけ。もっぱら候補者からの“一方通行”だから、有権者の関心も高まらないし、選挙戦終盤で党首らの声がかれきるのだろう。

 1選挙区の有権者数が最少でも20万人以上の日本で7、8万人しかいない英国スタイルをそのまま導入するのは難しいだろうが、「対話こそ命」の精神は導入できないものか。きっと選挙が楽しくなるはずだ。
毎日新聞 2005年5月10日 0時27分

193とはずがたり:2005/05/11(水) 09:07:17
>>192
興味深い記事です。
> 日本で禁止されている戸別訪問が、英国では最大かつ最高の選挙運動だ。
> 逆に日本の選挙運動を尋ねられた。もっぱら街頭演説に街宣車でのアピール。あとは握手。私の答えにボディーさんは首をひねった。「人柄をどうやって知るの? 疑問をどうやってぶつけるの」。

母の選挙を聞いて地方議会選挙ではどれだけ実際に顔を合わせたかが決め手になるらしい。わざわざ知り合いの家に尋ねていく。不在だったら後援会報かなんかを入れとき,訪問を受けた方は,こんな何度も訪問してくれたのかと感激し投票してくれると云う寸法である。イギリスの方法は確かに有効かもしれないが,日本でやると政策論争ではなく身内の知り合い回りに時間をとられてしまってどうしようもないと言う事になりはしないかな?まぁネットでの選挙運動と同様に解禁してもいいかもしれないけど。。

194とはずがたり:2005/05/18(水) 22:21:54
鳥取と島根を合区してほかに回せば,平等を図ることは限界があるかもしれんが5倍なんてのは簡単にクリアーできるんではないかい?

2005年05月18日(水)
格差5倍「合憲」 高裁「極めて憂慮すべき」
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050518/20050518a4450.html

 人口比で5倍近くの格差が生じた昨年7月の参院選の定数配分は「法の下の平等」を定めた憲法に違反しているなどとして、東京、千葉、神奈川各都県の弁護士が選挙区の選挙無効などを各選挙管理委員会に求めた訴訟の判決で、東京高裁は18日、請求をいずれも棄却した。

判決理由で雛形要松裁判長は選挙区の票格差について「異常な投票価値の不平等が存在し、その格差が拡大しているのは極めて憂慮すべき状態」と指摘したが、「平等を図ることは限界があり、見過ごすことができないほどとは認められない」とした。

195水泡 まつ太朗:2005/05/19(木) 05:50:18
 ズバリ定数増員。日本の国会議員は欧米に比べて少ないっす(イギリス・
ドイツは下院だけでも600人前後)。その代わり1人頭の歳費はある程度
縮小するっつー事で・・・。ま、議員関係の費用は現在の財政でも0.1%
程度なんすけどねぇ・・・。

196片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/20(金) 02:42:18
私も、議員増員はいいのではないかと思うが、参院議員を増やしてもなぁという気もします。

197とはずがたり:2005/06/03(金) 20:16:30
怒れよ,群馬・栃木県民。鳥取・島根のせいで貴重な民意表明の場を奪われるんだぞ!

2増2減案軸に協議へ 「一票の格差」で参院 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=03kyodo2005060301002779&amp;cat=38

 参院の「一票の格差」是正問題を協議する「選挙制度専門委員会」は3日、国会内で会合を開き、選挙区間の格差を5倍以内に抑える複数の見直し案を事務局が提示した。今後は定数4の選挙区で最も人口が少ない栃木を2減し、定数8の東京を2増する案を中心に各党の議論が活発化する見通しだ。

 事務局が示した見直し案は「2増2減」案のほか(1)栃木と群馬を2減して東京、千葉を2増する「4増4減」や、定数4の選挙区を大幅削減する「10増10減」案(2)有権者数の少ない鳥取、島根両選挙区の合区(3)比例代表定数を削減し、選挙区定数を増やす(4)単純に選挙区定数を増やす−−など。

[ 2005年6月3日18時57分 ]

198水泡まつ太朗:2005/06/03(金) 21:43:24
田舎同志バトルさせるのは自公民に巣食う選挙制度改悪論者の思うツボ。
て事で(4)案で手を打ちましょう。まさか反対する物はおるまい。

199とはずがたり:2005/06/04(土) 02:38:37
だしょ〜。
>鳥取、島根選挙区を合区すれば、最大格差は福井、東京選挙区間の3.88倍(昨年9月現在で5.16倍)に改善される。
浮いた議席を東京に振り分けるともっと改善するんでは?
更に千葉などにも配分したいところだが議席を増やすにしても鳥取・島根の偏重を改善した上でないと国民の了解は得られないのでは?

参院選一票の格差、「合区で改善も」 改革協専門委
2005年06月03日08時27分
http://www.asahi.com/politics/update/0603/003.html

 参院議長の諮問機関「参院改革協議会」(座長・片山虎之助参院自民党幹事長)の選挙制度専門委員会が「一票の格差」の改善などを目的に進める定数是正の論点整理が2日、明らかになった。有権者の少ない県を合わせてひとつの選挙区とする合区や、衆院比例区のようなブロック単位での選挙の導入などが柱だ。

 改革協は秋には公選法改正の具体案を盛り込んだ最終報告書を作る。ただ、定数是正は各会派の利害に直結するため、成案づくりは難航が予想される。

 参院で最大の一票の格差は鳥取、東京選挙区間の5.16倍(昨年9月現在)。これを改善する定数是正を07年の次期参院選に間に合わせるため、来年の通常国会での公選法改正を目指している。

 論点整理の柱は(1)有権者の少ない鳥取、島根などを念頭にした「合区の必要性とそのルールの明確化」(2)今は同数となっている3年ごとの改選数を、例えば2議席、1議席とする「奇数配分の選挙区の設定」(3)衆院比例区のような「都道府県を単位としない選挙区の設定」。

 選挙区、比例区を合わせた総定数を変えないことを前提に、有権者の多い東京選挙区などの定数を増やし、代わりに比例代表定数を減員することも検討課題に挙げた。

 鳥取、島根選挙区を合区すれば、最大格差は福井、東京選挙区間の3.88倍(昨年9月現在で5.16倍)に改善される。ただ、「選挙区の議員は都道府県の代表だ」との反論がある。また、奇数配分で3年ごとの改選数を0議席、1議席にした場合は6年に1回しか選挙がなくなり、「国民の機会均等に反する」との指摘がある。

200名無しさん:2005/06/04(土) 22:13:41
鳥取・島根を合区するなら、現状の参議院の選挙制度のタテマエであるところの、
都道府県選出(地域代表)+比例代表選出(全国代表・職能代表)が崩れるわけで、
鳥取・島根だけ合区は実際には難しいでしょうな。
私は生まれてこのかた大都市圏の都県に以外住んだことないですが、
鳥取・島根だけ合区というのは不公平というかバランスが悪いというか、
そのようなどうも腑に落ちないものを感じます。
いっそ非拘束名簿比例代表だけでも、反対に8ないし12ぐらいの地域ブロック選挙区だけでも、
都道府県のみに統一してもいいですが、鳥取・島根だけ合区というのはいかがなものかと思い。
不公平を是正するために、逆方向からの不公平をもって解決をはかるような策の気がしてなりません。
本当は議員増やすのがいいのでしょうが、実現可能性ゼロですし、
抜本的な選挙制度の変更が無いなら、2増2減か4増4減で仕方ないかと思います。

201名無しさん:2005/06/05(日) 01:52:47
東京・千葉・群馬・栃木の2増2減にすれば、

東京は民主の2議席が固定化し、自民も2議席を狙うようになる
東京の議席増では共産が最も得をしそう。

千葉の議席増で定数3になれば、公明が狙いにくるのではないかと思う。
定数3以上の埼玉・東京・愛知・大阪などで公明は議席を得ている。
しかし自民も民主も100万レベルだから、複数擁立しても公明の基礎票は上回る
千葉でとくに強いわけでもないので、擁立確実ではないだろう。

栃木群馬の定数1減は民主には痛い。
栃木では五分五分の争いになるが、群馬では厳しいだろう。群馬・栃木ですべて自民がとったら、現在の民主の議席が4減ることになる。

202名無しさん:2005/06/05(日) 01:55:51
愛知・神奈川のように、連合との選挙協力で、
連合が、ある年は民社系候補を擁立し(公明消極的支援)、
ある年は公明候補を支援という形もある

203とはずがたり:2005/06/05(日) 02:29:31
【まず鳥取・島根合区に就いて】>>200
鳥取や島根の優遇は都道府県の代表という原則を枉げることになってでも廃止すべきだと思っています。
そもそもアメリカの州(State)やドイツのラントと異なり日本の都道府県に地域区画としての正統性の様なものがそれ程強く存在するとは思えません。都道府県はそもそも明治政府の官選知事が行政をするための区画であって,国権を構成する自治単位として成立したわけでは必ずしもありませんし。
わずか60万程度の人口で参院議員を一人選出出来るというのであれば,人口100万以上が目途の政令指定都市にも選挙区を別に裂いて議員を割り振るべきではないでしょうかね?
(これは衆院の基礎配分にも云えることだと思われる。自民党の身勝手で不平等の源泉である基礎配分が廃止できないなら政令指定都市にも基礎配分して過疎地偏重をなくすべきである)
実験的には「8ないし12ぐらいの地域ブロック選挙区だけ」ってのが興味深いと自分も思ってるんですが・・。

【実際の選挙区増減後に就いて】>>201-202
栃木に関しては簗瀬が岡山の江田みたいに定数1ながら個人票で保守王国の中で議席を獲得できるやもしれませんね。
群馬は表裏で福田系と中曽根系が占めるようになりましょうし一生無理でしょうねぇ。。
東京は5議席になると民民自公共となりましょうが,無所属候補にも可能性が出てきますしおもしろい選挙区になりそうですね。東京ばっかり面白い選挙区でずるい様な気がしますが・・。

定数3に関しては民主は次回以降愛知と神奈川でも二人擁立に踏み切るんじゃないでしょうかね?
少なくとも愛知では擁立を強行し,勝ち目が薄いと見た公明が擁立回避するんじゃないでしょうか?
神奈川に関しては友愛系と公明系の協力関係の名残がなかなか強いので二人擁立は難しいかもしれませんが,前回友愛系候補に学会票が殆ど流れなかったと云うこともありもう以後協力は無しだと云う声も漏れた(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/1113)ようですし民主が二人擁立に踏み切る(そして二人当選を果たす)可能性は強いと睨んでます。

205とはずがたり:2005/06/06(月) 22:39:16
衆院区割り:境界と「区割り」乖離 各党、見直しには慎重
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050604k0000m010153000c.html

 複数の衆院小選挙区にまたがる市町が来年3月末までに新たに60出現することは、合併によって市町村の境界と「選挙区割り」のかい離が進んでいる実態を浮き彫りにした。与野党は02年7月、今の区割りを定める公職選挙法改正案を衆院委員会で可決した際、合併で選挙区に著しい不均衡が生じた場合、区割り見直しの考慮を衆院選挙区画定審議会に求める付帯決議を採択している。しかし、与野党とも議員の選挙区事情から見直しには慎重で、次期衆院選で見直しが実現する可能性は乏しい。

 茨城1区では水戸市など4市村がそれぞれ、来年3月までに小選挙区の区割りを超えて隣接自治体と合併する。1区選出の赤城徳彦氏(自民)の事務所は「支持者から問い合わせがあるが、選挙区は従来と変わらないと答えている」と言う。

 兵庫県では06年3月、12区の夢前町など4町が11区の姫路市に編入合併される。12区選出の河本三郎氏(自民)の事務所は「議員がこうした町での集会で選挙区は変わらないと訴えているが、後援会幹部でさえ『11区に変わる』と誤解している。政府がきちんと広報していないからだ」と不満を漏らした。

 02年の区割り見直し時の付帯決議について、政府関係者は「決議は区割り見直しに反対の議員を納得させるためのもので、当時はだれも合併がこれだけ進むとは考えていなかった」と打ち明ける。現在、自民党は「区割りを見直すと、数十人の議員が影響を受ける」と消極的。民主党も「見直しの検討は総務省の動きなどを見守ってから」(幹部)との空気が大勢だ。(堀井恵里子)

 ◇合併によって新たに複数の衆院小選挙区にまたがる市町は次の通り(カッコ内の数字は、その県の小選挙区名。合併は06年3月末までが対象)。

 【青森県】青森市(1、4区)【岩手県】盛岡市(1、2区)【宮城県】大崎市(4、5、6区)【茨城県】水戸市(1、2区)笠間市(1、2区)常陸大宮市(1、4区)下妻市(1、7区)小美玉市(2、6区)【栃木県】下野市(1、4区)【群馬県】桐生市(1、2区)みどり市(1、2区)太田市(2、3区)渋川市(1、5区)高崎市(4、5区)【埼玉県】鴻巣市(6、12区)ふじみ野市(7、8区)春日部市(13、14区)【千葉県】柏市(8、13区)横芝光町(10、11区)【新潟県】新潟市(1、2、3、4区)長岡市(2、4、5区)【富山県】富山市(1、2区)【福井県】越前市(2、3区)福井市(1、3区)【山梨県】甲府市(1、2区)笛吹市(1、2区)身延町(2、3区)中央市(2、3区)【長野県】長野市(1、2区)【岐阜県】岐阜市(1、3区)【静岡県】御前崎市(2、3区)伊豆の国市(5、6区)【愛知県】一宮市(9、10区)豊田市(11、14区)【三重県】津市(1、4区)【滋賀県】東近江市(2、4区)【兵庫県】姫路市(11、12区)【奈良県】奈良市(1、2区)【岡山県】吉備中央町(1、5区)真庭市(3、5区)倉敷市(4、5区)【広島県】江田島市(2、5区)東広島市(4、5区)尾道市(5、6区)三原市(4、5、6区)【島根県】出雲市、雲南市(ともに1、2区)【山口県】周南市(1、2区)【徳島県】美馬市(2、3区)【香川県】高松市(1、2区)丸亀市(2、3区)【愛媛県】松山市(1、2区)内子町(2、4区)【高知県】いの町(2、3区)【佐賀県】佐賀市(1、2区)武雄市(2、3区)神埼市(1、2区)【長崎県】長崎市(1、2区)【熊本県】山都町(3、4区)【大分県】大分市(1、2区)

*従来から2小選挙区に分かれ、合併で3小選挙区に分かれる静岡県浜松、大阪府堺、鹿児島の3市は除く
毎日新聞 2005年6月4日 3時00分

206名無しさん:2005/06/12(日) 14:54:06
是正案を基に各党が本格的な検討に入るが、「多くの選挙区が増減員の対象になる案は現実的でない」(自民党参院幹部)との声が強い。このため、東京を二増、栃木を二減する「二増二減」案か、東京と千葉をそれぞれ二増、栃木と群馬をともに二減する「四増四減」案を軸に調整が進むとみられる。

 十六増十六減案は、東京を四増した上で、一票の格差が大きい順に千葉、神奈川、大阪、北海道、兵庫、福岡の六道府県を二増。逆に定数四の選挙区で選挙人登録者が少ない順に栃木、群馬、福島、岐阜、長野、宮城、新潟、京都の八府県で二減する案。新潟、京都の定数は減らさず、比例代表を四減する形の十六増十六減案も示している。

 このほか、福岡を定数増の対象から外し、東京も二増にとどめた上で、削減対象から新潟、京都を外した「十二増十二減」案もある。また、鳥取、島根両県を合区して定数を計二とし、東京を二増する案、両県の合区だけを行い、東京は増やさない案なども検討対象に挙げた。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00011308sg200507121200.shtml

16増16減とか12増12減とかは、与党に有利なように工作している風にも見えるw
特に酷いのは、「新潟、京都の定数は減らさず、比例代表を四減する形の十六増十六減案も示している。」
野党に独占される可能性のある京都と新潟で減らさず、さらに比例を4減とするとは自民が喜びそう
これもひどい 「福岡を定数増の対象から外し、東京も二増にとどめた上で、削減対象から新潟、京都を外した「十二増十二減」案もある。」

207とはずがたり:2005/06/12(日) 15:26:50
「千葉、神奈川、大阪、北海道、兵庫、福岡の六道府県を二増」←この辺は賛成ですが得するのは公明党臭いなぁ。。まぁ定数3で惨敗した共産党にも朗報か。都市部では無党派議員が乱立しそうな気もするが。

この12議席と東京の4議席計16議席のひねり出し方ですが島根・鳥取の合区で2議席,栃木、群馬、福島、岐阜、長野の2減で10議席,比例4減の16議席で賄うとかどうかな。。
比例を減らさないなら東京は2増にとどめ福岡も増やさない12増12減かな。

鳥取・島根の合区を突破口に四国定数6とか北陸定数4とかにも踏み込んで欲しいところだが・・。

東京+4,千葉+2,神奈川+2,大阪+2で,鳥取・島根−2,栃木−2,群馬−2,福島−2,比例−2だと
無2共2公2民1共2プラス,自−2民−6とあと比例でどっかが2マイナスという感じか。
いずれにせよ定数2の削減は民主連合系に痛手か。

208片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/12(日) 20:56:00
私、>>196のように書きましたが、そもそもの制度設計として、各県で定数2を維持するなら、今の定数じゃ厳しいですよね。
それをあとから補正する手段として、比例を減らしたりするのって、当初の制度の意味を変質・骨抜きにしてしまうんじゃないかなとも思いますね。あくまで従来の制度を維持するという方向を貫く場合ですが(しかし、成り行きで制度改変していつの間にかいびつなものになっていたというよりは、当初の趣旨に沿ったほうが・・・)。
ということで、比例の議席を減少させてつじつま合わせというのはどうかと思うんですね。

私も気持ち的に抵抗は少しありますが、これを過渡的な選挙制度改変だと考えると、定数16増でもいい気が。間をとって、16増10減とか(ちょっと恣意的になってしまうかな)。

209とはずがたり:2005/06/13(月) 02:04:33
全国区の比例を前回減らした時点でもう中途半端な定数にするよりも定数40ぐらいに減らしても良いんじゃないかと思わなくも無かったんですが,比例の定数の制度上の意味ってどのくらいの定数だとどの様な意味を持つんですかねぇ。

しかし「成り行きで制度改変していつの間にかいびつなものになっていた」ってゆうのは衆院の中選挙区制度がまさにそうでしたから,やはり安易な改変には慎重でなければ行けないでしょうかねぇ。
比例は全国代表者で50議席,選挙区は各都道府県ごとに比例配分という原則とするとやはり選挙区の定数を増やさねばならないんでしょうかねぇ・・。
くどいですが島根の鳥取の合区の一票の格差是正力は原則の例外に値するような気が個人的にはするんですけど,基準が鳥取でも高知でもそれ程変わりがないのかな。となると次は四国4県の合区,更に北陸とやってくとなし崩し的に制度が歪になってしまうのか。。_| ̄|○

210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/13(月) 03:09:00
それを例外と考えると、歪ですよね。
原則を貫くと、どうしても不平等が大きくなりすぎるから、例外的に合区する、という意味で、島根鳥取の合区は容認されてもいいんじゃないかなぁとは思うんですが、そのまま、成り行きで都合よく合区を進めていくのはどうなんでしょうね。一人区が多いところだけ合体させていって本当によいのかですね。
そこで現行制度の延長線上にない(という名目の)抜本的新制度という発想もありえますが。全国的にもう少し広い範囲の選挙区を設定して大選挙区でやるとか。
しかし、そこまでは簡単に話が進まないし、言い出しっぺがいない。

211名無しさん:2005/06/13(月) 13:45:49
合区したら憲法違反かも

212とはずがたり:2005/06/13(月) 23:32:25

次の参院選は東京5,栃木1は確定で,群馬を2→1に千葉を2→3にするかどうかの選択なんだな。鳥取と島根(と高知と福井とect)のせいで定数がバンバンへらさせてく鹿児島・熊本・岡山・栃木・群馬県民よ,怒ってもええんちゃう?

東京は5になって自民党複数擁立決断で共倒れだと美味しいんだけど二人も擁立できないかな?
となると自公民民共かなぁ?自公民民無(青島の善戦もあったし誰か無党派候補が出てきそう)かな?
千葉は自民公かなぁ。田舎部で強い自民と都市部の小選挙区で大勝利の民主がともに二人擁立で組織を挙げたガチンコ勝負が見られるかな?

参院「一票の格差」是正、選挙区定数の増減で調整へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050613-00000113-yom-pol

 扇参院議長の諮問機関「参院改革協議会」は13日、「一票の格差」是正問題に関する専門委員会(阿部正俊委員長)を開き、選挙区定数の増減によって是正を図ることで大筋合意した。

 会合では<1>参院の総定数242を変更させない<2>選挙区(146)と比例代表(96)の定数比率は崩さない――ことで一致した。最も有権者の少ない鳥取と島根を一つの選挙区に合区する案については、「都道府県代表という参院の選挙制度の根幹にかかわる」(阿部委員長)として、反対する意見が相次いだ。

 同委員会では今後、栃木選挙区の定数を2削減して東京選挙区を2増やす「2増2減」案や、さらに群馬選挙区の定数を2削減し、千葉選挙区を2増やす「4増4減」案などを軸に、調整を進める見通しだ。
(読売新聞) - 6月13日21時25分更新

213名無しさん:2005/06/14(火) 00:59:55
千葉は神奈川方式があるかもしれません。

公明と連合のバーター。ことしは公明を推すが、3年後は連合候補を推すという風に。

公明と連合は、千葉県知事選や千葉市長選などで共闘関係にありますし。

214とはずがたり:2005/06/14(火) 01:06:21
次回以降,民主は3人区でも2名擁立の大原則で来るんじゃないと思うんですけど如何でしょうか。
前回の参院選で民主(民社)候補に公明票は殆ど流れなかったようですし,民主王国愛知でも公明無しでも十分2議席確保できそうな勢いですし,更に千葉は神奈川の様な公民協力の伝統がそれ程強くもなさそうですしねぇ。

215名無しさん:2005/06/15(水) 00:24:05
参院合区案浮上で山陰関係者不快感
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/103012006.html

 参院の選挙制度専門委員会に十三日、選挙区の見直しの一案として示された島根、鳥取両選挙区の合区案は、見送られる公算が大きくなった。ただ、案として表面化したことに、山陰両県の関係者は都道府県代表を出す原則を揺るがすとして、不快感を隠さなかった。

 一票の格差を是正するためのたたき台は十案。東京二増、栃木二減案の四・九六倍に対して、山陰両県を合区して東京を二増する案で三・七二倍。数字上の効果が大きいため、「荒技」にみえる都道府県の合区も選択肢に上がったとみられる。

 これに対して、一票の格差の対象の選挙区となる参院鳥取選挙区選出の常田享詳農水副大臣は「都道府県代表を位置付ける制度の根幹にかかわるので合区は承服できない」と強く反対を掲げた。

 澄田信義島根県知事は「合区するなら参院の選挙制度の根本からの見直しが必要」と指摘。片山善博鳥取県知事は、衆院は一票の格差を考慮した小選挙区であることを踏まえ「選ばれ方が同じでは二院制の意義が薄れる」と述べた。

 十三日の会合では、自民党参院の関係者は「合区の実現性は極めて低いと考える議員が大半」と明言したように、委員から合区案に対する消極的な意見が大勢を占め、議論の対象から外れることが確実な情勢になった。

216とはずがたり:2005/06/15(水) 00:46:49
>>215
片山よ,良く言った。
「選ばれ方が同じでは二院制の意義が薄れる」
人口の少ない県への汚い議席偏重を衆院と参院の両方で続けるのは二院制の意味をなくす。
鳥取・島根の合区が嫌なら衆院の都道府県への基礎配分を無くして鳥取県は1選挙区,島根県は2議席にすべきやね。

217名無しさん:2005/06/15(水) 12:06:40
党政治改革本部の参院選挙制度検討小委員会(委員長=白浜一良幹事長代理)での議論を紹介し、都道府県単位の選挙区と比例代表による現行の選挙制度を廃止して、全国を広域的な10程度の大選挙区とするなどの公明党案を提示した。

 その上で、「公明党案を参院選挙制度の抜本改革案と考えるが、『1票の格差』は早急に解消しなければならず、現行制度の枠組みの中で可能なかぎり是正していく必要がある」と強調。「定数格差は4倍台前半まで縮めていくべきであり、そのためには14増14減程度(の定数見直しが)必要だ」と意見を述べた。

 また、魚住氏は比例定数を削減する案について、「選挙区の定数格差は、あくまで選挙区(定数の見直し)で行うべきであって、選挙区と比例代表の定数配分は変えるべきではない」と反対の考えを表明。同専門委は、(1)参院の総定数(242人)は増減しない(2)選挙区(146人)と比例代表(96人)の比率は変えない――ことで大筋合意した。
(コンペイトウ新聞より)

218とはずがたり:2005/06/15(水) 14:20:32
>>217
ソースは公明新聞でしょうか?まぁ共産・社民には現行より有利な選挙制度でしょうし賛同得られそうですけど。

しっかし鳥取・島根を放置すると14増14減しても4倍を切ること出来ないんですねぇ。

219とはずがたり(1/2):2005/06/22(水) 03:29:36
中島政希氏のHPより

市議選
http://homepage2.nifty.com/seiyu/monthly124.html

 3月13日は五十嵐文彦代議士の地元入間市の市議選挙の開票日だった。民主党は公認2人、推薦2人の候補を立てて臨み、私も立場上些かお手伝いをした。

 五十嵐氏の地元秘書で弱冠32歳の山本秀和さんが、地縁も血縁もなく半年前に入間市民になったばかりなのに、見事に上位当選を果たしたのには驚いた。直前まで自民党員だったもう1人の公認候補も当選したが、その一方で民主党推薦候補のうち、事前には当確を伝えられていた現職(唯一の連合推薦候補)が次点に泣き、劣勢が伝えられていたもう1人の推薦候補(前回は共産党公認で当選しその後離党し民主党入党)が当選した。やはり「投票箱には魔物が棲んでいる」のだ。

 入間市ではそれまで民主党籍のある議員はゼロだった。だから確かに3人の民主党員が議席を得たことは画期的なことだ。しかし、それは全議席数(24)の8分の1に過ぎない。共産党の4議席、公明党の3議席と比較すると、国政での二大政党のひとつである民主党としては、いかにも見劣りがする。

 しかしこれは入間市だけの現象ではない。先日の前橋での市議選でも民主党の公認、推薦はわずか1名づつに過ぎなかった。ほとんどの都市で民主党は極少数の会派でしかない。何故か。

 歴史的経緯や権力構造からの説明は省略し、最も単純明快な理由を一つ挙げるとすれば、それは日本の市町村議会選挙が大選挙区単記制度で行われているからである。地方議会議員の多くが保守系無所属であり、労働組合に基盤を置く議員でさえ、政党を名乗るのを忌避する傾向にあるのもそれが原因である。

 大選挙区で当選に必要な票を得ようとすれば、共産党や公明党のような特殊な組織政党(それ故に恒久的な少数派)を別とすれば、地域代表的色彩を強調せざるを得ない。様々な政治的立場を持つ地元、親戚、同級生をまとめるには、「政党色を出さず、無所属でいるほうが良い」という判断が働くのは当然のことである。

 民主党は党大会の活動方針で地方議員の拡大を掲げているが、大選挙区制の制度的特質を考えると容易な話ではないのだ。

 無所属・地域代表を主体とする地方議会の一番の問題は、行政への対抗力が形成されにくいということである。地域代表は何よりも役所と地元の良きパイプ役であることが期待されるから、現職首長や行政と大きく対立することができない。必然的に、首長の在任期間が長引けば長引くほど、議会はオール与党化し、行政への監視機能を低下させるという悪循環に陥る。

220とはずがたり(2/2):2005/06/22(水) 03:30:03
>>219-220

 民主政治は、中央であろうと地方であろうと、現在の政権(行政)に対しての有力な対抗勢力があって初めて健全に機能する。そうした現行行政に対して総合的な対案を体系化するのが野党の役割なのである。大選挙区制による市町村議会選挙を前提にする限り、そうした有力野党は育たない。

 市町村議会選挙を大選挙区制のままにしておくことは、さらに別の問題もある。近年地方議員の供給源は極めて限定されてきている。建設業、不動産業、病院や福祉施設の経営者、大きな労働組合の出身者が大半を占め、かつては見られた学者、弁護士、医師などの学識経験者は激減している。これと並行する形で地方議員の世襲も年々拡大している。

 去年片山鳥取県知事にお会いしたときに「地方政治の問題は、議会が社会の実勢を反映していないことだ。サラリーマン層がほとんど代表されていない」と慨嘆された。実際、選挙のリスクとコストのあまりの大きさが、「普通の人」を地方議会から排除しているのだ。

 では、他の先進諸国ではどうか。欧州の多くの基礎自治体(日本の市町村)の議会議員はボランティア活動の色彩が濃い。比例代表で選ばれた議員たちが、仕事が終わってから自転車で議会にやってきて熱心に議論する、そんな光景を目にすることができる。

 独仏などの大陸諸国、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーなど福祉国家では、ほとんどが比例代表制を取っている。英国では小選挙区か大選挙区連記制、米では、概ね小選挙区制である。政党政治を前提とする先進国で、地方議会に日本のような大選挙区単記制度を採用している国はほとんど見当たらない。

 「日本の地方選挙に比例代表制を導入すべし」というのは、私の年来の主張だ。地方政治のオール与党化を防ぎ、行政への対抗権力つまり代謝機能をもった野党を育てるには、それ以外に有効な方法はない。有能な人材を地方議会に供給する方法も他にはない。

 因みに、もし入間市議選が比例代表制で行われた場合にはどうなるだろうか。昨年の参議院選挙比例区での各党派得票に基づいて試算すれば、定数24のうち、民主党10人、自民党7人、公明党4人 共産党2人、社民1人。民主党は堂々たる第一党となる。

 民主党が本当に次の時代を担う責任政党になるためには、その日常活動を支える地方議員拡大が不可欠だ。しかし掛け声だけでは、その実現は不可能なのであり、それは「地方選挙制度改革」の大きなうねりを創り出すなかでしか実現できない。

 民主党は地方選挙制度改革をマニフェストに掲げるべきだろう。

   (平成17年3月15日 記)

221とはずがたり:2005/06/27(月) 02:15:55
青木よ,貴方が国士なら日本の為に是非島鳥合区を認めてくれ。

東京,千葉、神奈川→各二増
鳥取・島根,栃木,群馬→各二減
合計6増6減の抜本改正で!

参院定数是正:抜本改革先送り「4増4減」など微修正軸に
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20050625k0000m010066000c.html

 参院選挙区の「1票の格差」是正に向けた論議が早くも難航している。扇千景参院議長の諮問機関「参院改革協議会」の専門小委員会で議論は始まり、約10種類の定数是正案が示されたが、各政党の利害や議員個人の当落にかかわるだけに、議論は進まない。協議会は来年の通常国会で制度改正を行う考えだが、総定数(242人)の変更などの抜本改革に踏み込まず、「4増4減」などの微修正にとどまる可能性もある。【松尾良】

 参院選挙区の「1票の格差」は昨年9月現在、選挙区有権者が最も少ない鳥取(定数2)と最も多い東京(同8)の間で5.16倍。昨年1月の最高裁判決は、格差5.06倍だった01年参院選を合憲としたが、裁判官15人中10人が「放置したら次は違憲」と指摘。事実上「格差5倍」が違憲判断の目安となっている。

 各党は13日の専門小委で(1)参院議員の総定数(2)選挙区と比例代表の比率(現在3対2)−−を変えずに制度改正することでほぼ一致した。小幅修正で「とりあえず格差を5倍以内に」というのが与野党の本音。議論は選挙区の議席の増減を軸に進みそうだ。

 専門小委では「東京2増、栃木2減の2増2減」「東京と千葉を2増、栃木と群馬を2減する4増4減」や、6増6減、8増8減、10増10減、12増12減、16増16減などの案が示された。「利害関係者が多いほどまとまらない」ため、対象選挙区が少ない「2増2減」や「4増4減」で落ち着くとの見方が出ている。

 これに対し、4増4減案が該当する群馬選出の山本一太議員(自民)は9日の党参院政審全体会議で「やるなら抜本的に変えてほしい。比例代表改革や『合区』も検討すべきだ」と訴えた。

 「合区」とは、有権者数の少ない鳥取と島根を一つの選挙区にする案。ただ、島根は参院自民党の実力者である青木幹雄参院議員会長の選挙区でもある。合区案は「参院の選挙区議員は都道府県代表」という制度の抜本改正に踏み込むことにもなり実現性は乏しい。

 比例代表の改革案は定数の一部を人口の多い選挙区に回し格差を埋めるものだが、比例議員の多い公明、共産、社民各党が強く反対している。
毎日新聞 2005年6月24日 20時37分

222名無しさん:2005/06/27(月) 02:32:28
>>221
その6増6減案では、
比例代表+都道府県選挙区という従来の概念が崩れるわけで、
鳥取島根県民だけでなく、受け入れられないと考える人も少なくないのでは?
例えば、鳥取島根だけでなく、徳島高知、佐賀長崎など、他の人口の少ない地域も合区し、
東京など定数が多くなりすぎるところは分割するなどして、
都道府県選出という概念を崩す、
あるいは道州制まで睨んで衆院のような地方ブロック制に変える
などの「抜本改革」なら賛成ですが、
鳥取島根だけ例外的に合区するというのは、筋が通らないし、
到底「抜本改革」などとは言えない小手先の改革ではありますまいか。
5倍が違憲判断の目安になるのもおかしなもの。
2倍以内を目指してこそ「抜本改革」でしょう。

223222:2005/06/27(月) 02:40:58
あるいは全く逆に、1票の格差とは関係なく、
アメリカ上院のように各都道府県2人づつの選挙区にするということも考えられます。
任命制にするという案も出てくるでしょう。
いずれにせよ、衆参両院の性格づけまで考えて、
きちんとした原理原則に基づき、抜本的に選挙制度を見直すべきでしょう。
一人が投票できるのは1票である以上は、
2倍未満(上で以内と書いたのは誤りです)でなければ、何倍であろうと不平等であることは同じ。
あえて、衆参両院で2倍未満になる制度に見直すのか、
それとも参院は衆院とは違い、1票の格差を無視してでも、
全く違う概念で議員を選出するか、どちらかにすべきと愚考いたします。

224とはずがたり:2005/06/27(月) 02:41:34
中選挙区制時代の衆院奄美群島区(定数1)のような位置づけです。
日本の都道府県の選挙区としての根源的正統性と1票の格差が5倍強という異常事態のバランスの中では極めて合理的な方途である筈です。なんだか都道府県の区分けを神聖視するマスコミ・政治家の論調の偏りっぷりは薄気味悪いです。
これを突破口に四国選挙区とか北陸選挙区とか実現してけば1票の格差も減らせるでしょう。また逆にこれを契機に鳥取県と島根県の合併とかまで行っても宜しいかと。
東京などもこれ以上定数増えると歪になりますし23区と多摩とに分けても良いかもしれません。

225とはずがたり:2005/06/27(月) 02:49:37
>>223
>アメリカ上院のように各都道府県2人づつの選挙区にするということも考えられます。
>>224で述べた様に都道府県の根源的正統性に疑問を抱いているのでこれには非常に批判的です。
比例と選挙区というのは衆院の制度に似てしまってるので,ブロック制の中選挙区制度,これは都道府県よりも大まかな地域代表として意味がある様に思える上に定数の調整も容易,が良いかと個人的には思いますが,現実問題収拾がつきそうにないですしね。

鳥取と島根を合区するだけの方が遙かに低コストだし実現可能性が高い。如何にこの2県への配分が国全体の議席配分を歪めているかというマスコミの報道がなく,都道府県の原則論ばかり垂れ流すのは非常に偏向報道であり遺憾である。

226とはずがたり:2005/06/27(月) 19:27:18
千代田と島部を合区(日本で一番の都会と一番の田舎を含む選挙区になりそうw)したら一気に格差2倍強に改善されるやん。で,逆転区現象もとっとと解消すべし!

選挙区改正案(定数増減)<予想党派→増減>

千代田区・島部 2→1(−1)<自→自:−1>
大田区 8→7(−1)<自自民公公共共→自−1>
練馬  6→7(+1)<自自民民ネ公共→民+1>
西多摩 2→3(+1)<自自民>
新宿  4→3(−1)<自民公>
町田  3→4(+1)<自民公共>
江戸川 5→6(+1)<自自公共民無→宇田川系無+1?>
杉並  6→5(−1)<自民公共ネ→無−1?>
4増4減

1票の格差 最大4.6倍
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050624/eve_____sei_____001.shtml

 二十四日告示された東京都議選は四十二の選挙区で選挙戦が繰り広げられるが、二十三日現在の有権者数(選挙人名簿登録者数)で計算してみると、選挙区間の「一票の格差」は最大で約四・六倍にのぼっていることが分かった。

 都選管によると、23日現在の都内の有権者数は過去最高の1026万7003人。各選挙区のうち、議員1人当たりの有権者数が最も少ない選挙区は島部で2万4765人。これに千代田区の3万7023人、新宿区の6万0600人と続いた。

 一方、議員1人当たりの有権者数が最も多いのは武蔵野市の11万3958人。2位は青梅市の11万2270人、3位は町田市の10万9836人。最多の武蔵野市の人数を最少の島部の人数で割って1票の格差をみると、約4.602倍だった。

 これとは別に、有権者人口の少ない選挙区が有権者人口の多い選挙区よりも定数が多い「逆転区」現象をみると、全部で8通りあった。

 「大田区(55万7732人)」は8人区なのに、有権者がわずかに多い「練馬区(55万7868人)」は6人区となっている。

 1人区と2人区の関係ではなかったが、2人区と3人区では「西多摩(20万5998人)」が2人なのに対して「墨田区(19万2580人)」は3人。

 3人区と4人区では、3人の「町田市(32万9507人)」に対し、4人の「新宿区(24万2400人)」「中野区(26万3164人)」「北区(27万5087人)」「品川区(28万9929人)」という4通りの組み合わせがあった。

 5人区と6人区では、5人の「江戸川区(51万8394人)」に対し、6人の「杉並区(44万8885人)」「足立区(51万6351人)」の2通りあった。

227片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/28(火) 03:34:30
逆転現象ってなんで解消できないんですかね。とっかえっこしてもいいくらいなのに。
言い訳として何があるのかな? 議員が少ない(人口が少なかった)歴史性を反映してるとか言うんだろうか。

228名無しさん:2005/06/30(木) 22:22:41
<民主党>参院選挙区の「1票の格差」是正で基本方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000001-mai-pol

 民主党は28日の役員会で、参院選挙区の「1票の格差」是正に向け、(1)現行定数を増やさない(2)格差を4倍未満にする(3)鳥取、島根など人口の少ない選挙区の合区を含めた措置を講ずる――との基本方針を確認した。今後、この方針に沿って他党との協議に臨むが、実現は困難視されている。
(毎日新聞) - 6月29日0時36分更新

229とはずがたり:2005/06/30(木) 22:37:25
>>228
おお,ほんと民主党は俺の気持ち良く解ってるなぁ。。
まぁ都道府県原理原則論が此処迄幅を利かせている以上暫くは無理でしょうけどねぇ。。

230杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/07/04(月) 00:36:15
昨日茨城新聞を読んでいたら、参議院選挙に都道府県単位での大選挙区制を提案していました。これだと一票の平等が保障される上に都市部では少数政党にも参入の余地があり、反面農村部では二大政党による対決になるだろうと言うのだとか。

ま、共同通信配信の論説記事を基にしているのでしょうけど・・・・・

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

231とはずがたり:2005/07/04(月) 19:27:50
>>230
なるほど。。
参院の総定数変えずに各都道府県どれくらいの定数になるんでしょうかねぇ?

232名無しさん:2005/07/05(火) 23:39:33
都議選の自民敗北・2大政党化で永住外国人地方参政権の成立は厳しくなったな。

6万票が反自民に流れると考えられるし、自民にとって一層厳しくなる。
大阪では15万も。

233名無しさん:2005/07/05(火) 23:42:05
在日にとっては、何かと反抗してくる自民が政権を維持し続けるより、
要望を多く聞き入れる野党のほうが扱いやすいし、支持できる
在日が自民に投票する意思がないのは丸わかり
だから自民がこの法案を通す意思はない

234とはずがたり:2005/07/06(水) 00:10:26
【石川県議会選挙区再編】
どちらも定数1としてしまうと定数が減ってしまう訳ね。取り敢えず過渡的に輪島市・鳳珠郡として定数3とでもするのが落とし所か?珠洲郡・珠洲市定数1及び鳳至郡定数2を能登町の成立とともに再編して珠洲市定数1,鳳珠郡定数2としたのだな。
それにしても人口四万ばかりで県議を二名も出せるなんて,人口の少ない田舎の県はとても恵まれてることに気付いて欲しいねぇ。掛川など人口8万で1名だ。

市町村合併:県議選の区割り検討会に3案−−新輪島市誕生で /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050705-00000222-mailo-l17

 来年2月の石川県輪島市と鳳珠郡門前町の合併による新輪島市の誕生に伴い、県議選の輪島市選挙区と鳳珠郡選挙区の区割りを決める選挙区検討懇談会がこのほど、同県庁で開かれた。公職選挙法の原則に基づくパターンと、合併特例法による二つの選挙区パターンの計3案が提示された。
 現在の選挙区割りは、輪島市選挙区(人口2万6381人)が定数1、鳳珠郡選挙区(同4万3090人)が同2。
 来年2月の合併で、新輪島市の人口は、門前町を加え3万4531人になる。門前、穴水、能登3町の鳳珠郡は、門前が抜けて3万4940人となり、両市郡の人口は、ほぼ同数に。公選法では、新輪島市と新鳳珠郡をそれぞれ一つの選挙区にするのが原則。
 一方、特例法では、合併前の旧輪島市選挙区と旧鳳珠郡選挙区のままにするパターンと、輪島市と鳳珠郡をすべて合わせて一つの選挙区にするパターンがある。
 同懇談会は、7月中に両選挙区の3県議や関係市町の首長、議長から意見聴取をし、どの選挙区割りにするのかを決める。その後、9月の定例県議会に条例改正案を提出する。[山中尚登]
7月5日朝刊
(毎日新聞) - 7月5日16時40分更新

◇輪島市(定数1)→?
当 10036 北村茂男(自現、57歳、七選)
   9640 宮地 治(無新、50歳)
◇珠洲市・珠洲郡(定数1)→珠洲市(定数1)
当 10878 上田幸雄(自現、68歳、五選)
   9132 北野 進(無現、43歳) 
◇鳳至郡(定数2)→鳳珠郡(定数2)→?
当 10284 宮下正博(自新、53歳、初当選)
当  8069 宮下源一郎(自現、55歳、再選) 
   6272 桜井廣明(無元、59歳)

235とはずがたり:2005/07/06(水) 16:31:30
自分の再選のことしか考えてない自民党県議どもイッテヨシ(゚Д゚;)!

次期県議選の選挙区 見直し論が再浮上
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=7589

 07年4月に予定される次の県議選を、合併前の旧区割りで行うか、新市町村でするか、の議論が再燃している。昨年の9月議会でいったん旧区割りと決まったが、合併が順調に進み、2年後に実施されると、かなりの違和感が予想されるためだ。新潟市や上越市などの議会は先月、相次いで新区割りを求める決議を可決。県議会でも再検討を図る動きが出ている。

     ◇

 新津市、白根市、豊栄市……。県議の選挙区には、なくなった自治体の名前が並ぶ。

 「このまま県議選をすれば、旧市郡の6選挙区がばらばらになり、政令指定都市の街づくりに一体で取り組めない」

 新潟市議会は先月、区割り見直しを求める決議を全会一致で可決した。

 3月に13市町村が合併。政令指定都市に向け、住民の一体感が何より重要なのに、「県議選が旧区割りのままでは一体感を損なう」というのが理由だ。

 次回県議選を旧区割りですることになったのは、合併特例法が、合併後1回に限り、以前の区割りで選挙をすることを認めているからだ。昨年9月、自民と社民、公明が賛成して可決した。

 しかし、合併が順調に進んだことで、旧区割りの違和感が改めて表面化。上越市や栃尾市、中条町などの各議会も、「合併後の市町村を基本単位とする」などの決議を相次いで可決した。

 こうした地元の声を受け、当時は旧区割りを支持した社民や公明も再検討を始めた。

 社民の小山芳元・県議団長は「当時は合併が順調かどうかや、新潟市の区がどうなるか、未知数だった。そもそも新区割りにはやぶさかでなく、今年12月に出る国勢調査の速報をふまえて再検討したい」と話す。

 公明の志田邦男・県本部代表も「合併が予想以上に順調で、混乱の懸念は減った」と、見直しへ方向を転換する方針だ。

 民主系の「みらい」は今議会、旧区割りとした条例の廃止議案を提案する方針。無所属の会と共産も賛同する構えで、共産は独自に議長への申し入れを予定している。

 ただ、最大会派の自民は旧区割りの姿勢を崩していない。同党選挙区等検討委員会の三富佳一委員長は「旧区割りも1年半議論した末の結論。国勢調査の結果を見て再検討はするが、議論だけで半年から1年はかかる。周知徹底の時間があるとは思えない」と語った。
(7/6)

236とはずがたり:2005/07/07(木) 01:50:55
>>228-232
あんな苦労して(例えば10増10減>>197など)多くの選挙区に迷惑をかけてもなかなか改善しないのに鳥取と島根をほんのちょっと合区するだけでこの劇的な改善効果を直視せよ。
これで浮いた議席を東京に回し,更に栃木を減らして千葉に回したりすると何処まで改善されるのかな?

参院選挙区で「合区」提案へ 民主、鳥取・島根で試算
http://www.asahi.com/politics/update/0706/007.html
2005年07月06日23時36分

 参議院の定数是正について、民主党は有権者の少ない複数の県を一つの選挙区にする「合区」を検討するよう、近く参院改革協議会(座長・片山虎之助参院自民幹事長)の選挙制度専門委員会に提案する。自民党はすでに合区は見送る方針を固めているが、07年参院選に向けて、合区の是非をめぐる議論が高まる可能性がある。

 民主党は6日、検討委員会を開き、07年の参院選までに、01年に5.06倍だった選挙区の「1票の格差」を「定数を増やさずに4倍未満にする」との基本方針を確認した。

 最も有権者の少ない鳥取と2番目に少ない島根(いずれも定数2)を合区し、定数を2にした場合、格差は3.86倍に縮まる。

 これに対し、自民党は合区を行わず、栃木(定数4)を2減らして、東京に回す「2増2減」や、さらに群馬を2減らして千葉を2増やす「4増4減」とすることなどで、格差を5倍以内に抑える案を柱に検討している。

 参院選の「1票の格差」をめぐっては、01年の選挙について、最高裁大法廷が昨年1月、「合憲」の判決を言い渡したが、裁判官15人中6人が「違憲」の意見だった。

 昨年7月の選挙では、格差は5.13倍に拡大。この選挙について今年5月、東京高裁は「無効」とする請求を棄却したものの、「極めて憂慮すべき状態」と指摘している。

237とはずがたり:2005/07/14(木) 03:03:01
定数是正を考えるスレより
ちょっと政治囓れば気づきそうなもんなのに今頃になってやっと政治学者どもめきづきよったのか!?>定数の格差
となると,これが法曹関係者に届くようになるのはいつの事やら。
しかし1票の格差だけじゃなく定数も併せにゃいかんとなると定数1以外の中選挙区制度にすると定数をいくつにするかを決めることでどの政党にどれだけ議席を与えるのかをほぼ決めてしまうことにもなりかねないので難しいねぇ。。

391 無党派さん sage New! 2005/07/13(水) 22:32:37 ID:9v9m9mt0
最近の選挙制度研究の成果によれば、選挙区毎の「定数のばらつき」は
定数/有権者数の格差と同様の不平等効果があるそうだ。

定数の多い選挙区だけ多党化が進行し、定数の少ない選挙区を特定党が独占する事態が
世界各国で見られ、結果的に多党化の進む都市部選挙区の利害が議会の決定に反映され
なくなる。

392 無党派さん New! 2005/07/14(木) 00:22:32 ID:gqZyLWoI
>391
参院の地方区なんか最悪だよ。
一人区は有力2党からしか選べない。
二人区は有力2党で無風化。
三人区は3議席目を有力2党と第3極で選ぶ。
4人区以上は少数政党を含めて混戦。

票の集約もできないし、多様な意見の尊重というわけでもない。
特に二人区は悲惨だと思うわ。意見を反映してないに等しい。

393 無党派さん New! 2005/07/14(木) 00:38:57 ID:yQJreRME
>392
たしかに参議院地方区は国政では最悪。ただ、地方に視点を移せば都道府県議会議員選挙が最悪。
疑似大統領制でもとも議会が個別利害化しているだけでなく、選挙区によって政党システム
が違いすぎて、とてもとても公共政策を論ずる場にはなっていない。。。
ほぼ毎回無投票当選の定数1から、定数が20近い選挙区までバラバラすぎ。。。
しかも、中選挙区制をとるため定数格差というおまけまで付いてくる。。。

一人一票を実質的に実現するためには、定数格差が極めて小さい小選挙区制か、
併用性、もしくはブロックの大きい比例代表制が望ましいのかも。

394 391 sage New! 2005/07/14(木) 00:42:09 ID:yQJreRME
ちなみに、一票の格差、つまり「定数÷人口」格差による不平等は一次モーメント効果、
定数のばらつき、つまり定数の分散の大きさによる不平等は二次モーメント効果と言うそうだ。

396 無党派さん New! 2005/07/14(木) 00:49:19 ID:gqZyLWoI
定数のバラツキの最悪な点は、まるで選挙システムそのものが
地域によって違うかのように作用することだと思う。
「何を選ぶのか」が、地域ごとに違ってしまう。

397 391 sage New! 2005/07/14(木) 00:56:56 ID:yQJreRME
かつては国政選挙もその傾向が強かった(=中選挙区制のため)
いまでも、小選挙区議員後援会の根幹は都道府県議。
だから、日本の政治は個別利害でしか語られない。

238名無しさん:2005/07/21(木) 23:17:57
中選挙区制議連設立へ 「ポスト小泉」の思惑も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000090-kyodo-pol

 自民党の若手議員有志が衆院の小選挙区比例代表並立制を見直し、中選挙区制復活を図る超党派の議員連盟を今月中にも立ち上げることが16日、分かった。公明、社民両党にも参加を呼び掛け、近く運営幹事会を開く。
 自民党側は亀井派の武田良太衆院議員ら郵政民営化に反対する亀井静香元政調会長に近い議員が中心。他派の若手に加え、中選挙区志向が強い公明党を巻き込み、小泉純一郎首相の後継レースで主導権を握りたいとの思惑を指摘する向きもある。
 導入を目指す新選挙制度は定数3を基本とする中選挙区制が柱。現在の衆院議員定数480人を450人程度に削減し、重複立候補での復活当選に批判の強い比例代表制の廃止を検討していく。議連関係者は「『ポスト小泉』政権で政策課題の柱になる」と強調する。
(共同通信) - 7月16日16時52分更新

239名無しさん:2005/07/21(木) 23:18:13
中選挙区制復活へ初会合 若手が超党派議連結成
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050721-00000184-kyodo-pol

 自民、民主、公明、社民各党の衆院当選1回議員が21日、衆院の小選挙区比例代表並立制を見直し、中選挙区制の復活を目指す超党派の議員連盟結成に向け、初の運営幹事会を国会内で開いた。
 自民党から武田良太、寺田稔両氏ら5人、民主党から長安豊氏ら3人、公明党から白保台一氏、社民党から山本喜代宏氏が参加した。
 会合では、現行の小選挙区比例代表並立制は「死に票」が多く出る上、小選挙区で落選した候補者が比例代表で復活当選するのは分かりにくいなど「国民のために良い制度とは言えない」との認識で一致。中選挙区制復活に向け8月に議連を立ち上げ、有識者や総務省からのヒアリングのほか、諸外国の選挙制度や政党の在り方についての検討も進めることになった。
(共同通信) - 7月21日19時30分更新

240とはずがたり:2005/10/08(土) 23:16:17
栃木・群馬2減、東京・千葉2増 参院定数で格差是正案
http://www.asahi.com/politics/update/1008/003.html
2005年10月08日09時23分

 参院の「1票の格差」の是正について参院改革協議会(座長・片山虎之助自民党参院幹事長)の選挙制度専門委員会が7日まとめた報告書案が明らかになった。選挙区の定数を栃木(定数4)、群馬(同4)で2ずつ減らす一方、東京(同8)、千葉(同4)を2ずつ増やす「4増4減」を「有力な意見」と打ち出した。鳥取(同2)、島根(同2)を一つの選挙区にする「合区」の検討を求める民主党に配慮し、「(合区)案により4倍以内の格差解消を図るべきとの意見も根強く出されている」との表現を新たに盛った。

 専門委は21日の会合で報告書を正式決定する予定。改革協はこれを踏まえて最終的な結論を出し、07年夏の次期参院選に間に合うよう来年の通常国会での公選法改正を目指している。

 4増4減案によって最大格差は現在の5.16倍から4.76倍になる。4倍台後半の格差が残ることから、報告書案は「投票価値の平等要請に十分には応えていないとの批判が生ずる可能性がある」との意見も加えた。

 このほか、同案では「6増6減」「8増8減」「10増10減」「14増14減」案にも言及はしたが、「いずれかにより是正を図るべきとの意見もあった」とするにとどめた。

241とはずがたり:2006/04/27(木) 00:31:17

一票の格差はまだ東京が一番軽いのか??
北海道,兵庫,福岡ぐらい迄定数3にしたい所なんだけど。
四国や北陸を合区,比例を廃止とかしないとなかなか選挙区だけで定数調整するのは難しいね。

鳥取・島根を1選挙区に…参院1票の格差で民主対案
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060425/20060425ia22-yol.html
2006年 4月25日 (火) 18:43

 民主党は25日の参院常任役員会で、参院選での1票の格差の是正策について、<1>議員1人あたりの有権者数が最も少ない鳥取、島根両選挙区(ともに定数2)を合わせて一つの選挙区(定数2)とする<2>余った2議席を東京選挙区に割り振る――との独自案を今国会に提出することを決めた。

 与党が今国会に提出した「4増4減」案の対案となる。

242片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 01:08:19
>>241
今最も軽いのは東京で、自公案が通る前の現在が基準だと思います。
自公案をもとに改正したあと、さらに合区で浮いた1議席を他へやるとすれば北海道になるんじゃないのかなと思います。

243名無しさん:2006/04/27(木) 01:23:23
東京、千葉、神奈川、大阪、北海道、兵庫、福岡と来て、
その次がまた東京ですね。逆に減員区は、
栃木、群馬、福島、岐阜、長野、宮城、新潟の順。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/gianjoho/old_gaiyo/163/16371.htm

244とはずがたり:2006/04/27(木) 02:06:16
おお,有り難うございます。
(俺の持論の)ブロック別ってのが実際議論に挙がってるんですねぇ

245片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 10:51:19
神奈川の4人区化が先でしたか。目算間違えました。>>243ありがとうございました。
ブロック別は、道州制をやる自民の政策にも沿うものと思いますけどね。
偏差を考えたら、各県の定員を都市に移していって鳥取との倍率を埋めるやりかたは苦し紛れに過ぎますね。

246とはずがたり:2006/04/27(木) 12:47:42
>偏差を考えたら、各県の定員を都市に移していって鳥取との倍率を埋めるやりかたは苦し紛れに過ぎますね
全くその通り。一票の格差を最高値と最低値の差のみで見ている現在の定数是正のやり方は全体の一票の格差を平均的には増加させているのではないか?
一票の格差の思い1,2位の鳥取と島根の両県はその事を自覚し,少なくとも合区に合意せよ!!

247とはずがたり:2006/04/27(木) 13:13:05
実際,合区しても表と裏で自民党公認候補が島根と鳥取で交代で当選することになると思いますし,県出身の参院議員が居なくなるっていう批判は当たらないと思います。
党派的な立場からいうと岡山と鳥取,広島と島根を合区して岡山・鳥取選挙区を定数2にすると,毎回民主も当選できていいかもね。

248しょむ研:2006/04/27(木) 15:59:03
 しかし感情としては「なぜうちらだけ2分の1・・・。」という間は否めない
ので、やはり全議員の給与を引き下げて選挙区定数を増やすのが1番現実的かと。
 無論オイラの考えるベストは比例区のみにすることですが。

249片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/27(木) 20:03:49
>>248
小手先の増減をして歪みを作るよりは、スッパリと増加だけするってのも一案ですよね。
そうすれば、無理に減らす近年の改正のようなことがなくなりますし。
議員の数を増やしてはならない、と反論があるかも。なら、国民がもっと選挙制度・議会制度を考えろと。

衆議院でも参議院でも比例代表のみにするのならば、いっそ一院制ですかね。

250小説吉田学校読者:2006/04/27(木) 21:35:29
>>248
わが意を得たりであります。一票の格差を是正するためには、定数増加をタブー視してはいけません。私もそう思っております。
14増14減案だと、青森から長野くんだりまで、もの凄く広い1人区ベルトが出来てしまうことになるが、西高東低の地域格差を生むような感じがしますねえ。
あと、民主党は「島根・鳥取の合県」くらいを提案せい。民主党が若者にいまひとつ受けないのは、すぐにテクニカル、玄人好みに走るからだぞ。

251名無しさん:2006/04/27(木) 23:54:21
参院選挙区は、もう県単位は諦めてブロック単位の大選挙区制にするのを推したいですね。
その代わりに比例を廃止して、総定数も100人x2ぐらいに削減して…
'00人口で試算するとこうなりました。これで格差は1.29倍。
さすがに近畿は分割が必要かも?

近畿16
南関東12
東海12
九州11
北関東11
東京9
東北8
北陸信越6
中国6
北海道5
四国4

252とはずがたり:2006/04/28(金) 08:58:23
おお,ブロック別定数計算有り難うございます。
一票の格差同様に選挙制度の格差(つまり定数1での選挙と定数2の選挙は全く別物の制度)もありますので成るべく定数は揃えたい所です。
とすると中国・四国で定数10,東北・北海道で定数13でしょうか?また北陸信越は近畿,北関東,東海に分割とかでしょうか。
こう地域割りがごちゃごちゃしてくると全国1区で比例代表の方がすっきりしてくるのかもしれません。。

253片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/28(金) 08:59:03
道州別選挙区(大選挙区)というのは将来的に有力ですね。
その場合、
・参議院の権限を弱めず、格差を縮小するか、
・参議院の権限を弱めて、格差縮小にこだわらないか、
・参議院の権限を弱めながら、格差も縮小するか、

という選択肢があるでしょうね。

今の議員は、両院関係の検討に後ろ向きな人が多いようで、なかなか話が進みませんけど。

254しょむ研:2006/04/28(金) 16:46:20
あと、財源確保のためにもやはり政党交付金は全廃を・・・。

255とはずがたり:2006/10/11(水) 16:59:56
どう抜本是正するか見せて貰いまひょ。片山や青木の議席が危うくなる形での是正でないと嘘である。

「抜本是正を検討」 参院定数判決で自民党の片山氏
2006年10月04日18時40分
http://72.14.235.104/search?q=cache:DMKnGyybclsJ:www.asahi.com/politics/update/1004/011.html

 参院の定数を合憲とした最高裁判決について、自民党の片山虎之助参院幹事長は4日、党本部で記者団に「想定された判決だ。当面の定数是正をしたが、抜本的な是正にむけた議論を今国会中に参院改革協議会で始める」と語った。

 参院定数をめぐっては、同協議会の議論をもとに先の通常国会で「4増4減」の是正を行う公職選挙法改正案が成立し、来夏の参院選から適用される。今後進める抜本的な定数是正は、早くても10年の参院選から適用されることになる。

256とはずがたり:2006/10/11(水) 17:07:28
蒲島氏の論文

全体的な不平等さは1票の格差の是正だけでは全然解決されていない。
今の誤魔化しの定数是正では中規模の県の間で定数1の選挙区の増加し,それに依って寧ろ拡大する恐れもある。

【2004年参議院選挙分析 補論:定数不均衡の深化】
http://politics.j.u-tokyo.ac.jp/lab/sangi04/04.html
 定数不均衡は、一般的には「1票の格差」と呼ばれる指標で計測される。議員一人当たり有権者数(または人口)を選挙区ごとに求め、その最大値を最小値で割ったものである。だがこの指標は、定数不均衡全体を見るのには適さない。「1票の格差」では、定数不均衡のもっとも酷い部分しか見ないために、定数不均衡状態の全体の深さを見ることはできない。まずこれを確認してみよう。

図A…略

 図Aは、各通常選挙において、各選挙区の議員1人当たり人口の偏差を散布図として描いたものである。0より下が議員定数の上で有権者人口に比して「得」をしている都道府県であるが、時代とともにこの0ラインを下回る県の数が増えているだけでなく、その程度も深くなっている。これは、一部の都府県に人口が集中し、議員数における損が集中していることを意味している。94年の定数是正で、もっとも「損」をしていた神奈川県などの定数が増えたが、もっとも酷かった一部の県だけが救済されただけで、定数不均衡状態の根本が解決されたわけではないことがわかる。
 もっとも得をしている選挙区と損をしている選挙区だけでなく、全体の定数不均衡の「深さ」を確認するにはいくつかの方法がある。定数の不均衡とは,ある人々は多めに代表を得ているのに対し,別の人々が有する代表はこれに比べて少なめであるという点で,貧富の格差に似ている.そこでここでは、経済学で各国の貧富の格差の深さを測る際に用いられる「ジニ係数」を、議員定数を富に見立てることで利用する。(「LH指標」を用い、衆議院選挙の定数について同様の観察を行っているものとして、堀内勇作・斉藤淳「選挙制度改革に伴う議員定数配分格差の是正と補助金配分格差の是正」(『レヴァイアサン』第32号、木鐸社、2003年)を参照。)

図B…略

 図Bは,(以下係数の求め方省略)

図C…略

 このようにしてもとめたジニ係数を「1票の格差」とともにプロットしたのが図Cである。「1票の格差」は95年選挙の際に大きく「改善」が見られる。これは、最も議員一人当たり有権者数の大きかった神奈川県で定数が一つ増えたためである。しかしジニ係数で示される定数不均衡の深さはほとんど変わっていない。一部の有権者数の大きい都道府県の定数をたった一つだけ増やし、最大の格差を6倍から5倍にしたところで、3倍4倍の選挙区がまだまだたくさん残っているのである。結局のところ、参議院選挙区における定数不均衡は現在に至るまでまったく抜本的に改善されていないのである。

259今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/12/26(火) 22:06:05
自民サイドがブロック単位の(高速名簿職)比例代表制を言い出すとは
時代も変わったものですな。
都市部でもそれなりの票が取れると踏んでるのか、あるいは
一票の格差批判に対するおためごかし(本気ではやらないお題目)なんでしょうか。

260今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/12/26(火) 22:11:27
拘束名簿式だった ちょっと酷い間違いだなわれながら

261名無しさん:2007/02/25(日) 10:34:36
各国の選挙制度がよくまとまってます。

諸外国の下院の選挙制度 (国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200612_671/067106.pdf

262やおよろず:2007/04/20(金) 07:13:42
政府・与党、補充立候補制見直しで公選法改正へ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070420ia01.htm

 政府・与党は19日、選挙期間中に候補者が死亡した場合の補充立候補制度を見直すため、公職選挙法を改正する方針を固めた。

 長崎市の伊藤一長市長の射殺事件をめぐり、市長選などで、候補者の死亡が投票日の前日などの場合、補充立候補が認められないケースがあるといった不備が浮かび上がったためだ。補充立候補を認める期限の延長、投票日の延期などを検討する。早ければ、今秋に予定される臨時国会に改正案を提出する方向で調整する。

 松田隆利総務次官は19日の記者会見で「(補充立候補ができなくなる)期間の短縮の問題、選挙期日繰り延べの問題など、どういう問題点があって、どう考えていく必要があるのか、よく検討したい」と述べた。自民党の鳩山邦夫選挙制度調査会長も同日、国会内で記者団に「今国会中に党の調査会を開き、すぐにでも(公選法改正に向けた)議論を始めたい」と語った。野党各党もおおむね見直し検討に前向きだ。

 現行法では、補充立候補できるのは、衆参の選挙区選、知事選、都道府県議選、市長・市議選は投票日の3日前まで、町村長・町村議選は2日前までなどと定めている。

(2007年4月20日3時10分 読売新聞)

263今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2007/04/27(金) 22:44:13
どのスレか迷いましたが、公選法ということで
★<ネット中傷>民主党“標的”10万件 都知事選と参院補選

・統一地方選で今月実施された東京都知事選と参院沖縄選挙区補欠選挙を巡り、それぞれ
 8日と22日の投票日数日前から民主党や同党が支援した候補について誹謗(ひぼう)する
 書き込みがインターネットの掲示板に集中的に張り付けられたことが分かった。
 書き込みは現在、検索サイトで計延べ約10万件がヒットし、ネットを舞台とした“中傷”としては、
 過去に例がない規模。短期間に張り付けが繰り返されていることから、組織的に行われた
 可能性があるとみて、捜査当局も情報収集に乗り出した。

 都知事選については、今月7日の巨大ネット掲示板「2ちゃんねる」の「料理」に関して
 話し合う掲示板などに掲載。「東京都の人は、ぜひ読んでみてください」としたうえで、民主党が
 支援した候補者名を挙げ、「反日団体が総がかりで応援しています」などと書き込んでいた。
 同じ内容の文書は、「2ちゃんねる」内の多数の掲示板や一般のブログにも「コピー、ペースト
 (張り付け)」されて、転載、引用されていた。
 参院沖縄選挙区補選についても、「2ちゃんねる」の今月21日の医学掲示板などに掲載。
 「どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります」などとしていた。
 いずれも投稿者は不明だが、根拠もなく中傷していた。ネット利用者からは「世論誘導を
 たくらんだ工作では」と不審がる声も出ている。

 これら二つの書き込みを検索サイトで調べると26日午後7時現在で、都知事選では
 約2万件、参院沖縄補選では約8万件が表示された。重複を除いたとしても転載、引用件数は
 膨大になる。こうしたネット上での「怪文書」は瞬時に大量に頒布可能で、今後問題化する
 のは必至だ。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000014-mai-soci

 悪質な与党への誹謗中傷も相当にあると思うのですが、それはさておき
 総務省はネットについての誹謗中傷や名誉毀損の抵触ガイドラインという
 べき者を早急に作って欲しいですね。
 公職選挙法はもちろん、刑法についても早く整備をと。

264やおよろず:2007/04/27(金) 22:54:32
>>263

 誹謗中傷と批判の境界線が難しいですね。
 また、ぞろグレーゾーンの恣意的運用につながりそうな気がします。
 まあ、ほっとけば良いんじゃないでしょうかね?
 

 結局、こういうのは、日ごろの行いがモノをいう感じかな?
 「さもありなん」になるのか?「はいはい、ワロス、ワロス」になるのか?
 後者ならば、デマを流した方が逆効果になる可能性もある。

 ちなみに、毎日新聞は親浅野記事が多かったので、こんなことを取り上げたのかな?
 これも日ごろの行いによるものです。

266片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/27(金) 23:53:40
>>264
毎日はネット関係の記事に熱心だけど、「捜査当局も情報収集に乗り出した」というのは通常業務の一環としてだろうな。
警視庁だかに聞いて一般論として返ってきた答えを箔付けのために書いたんだろうな。
そのくらいなんとなくわかるんだよね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板